アルゼンチン犯罪史上最も有名な連続殺人犯の少年を取り上げ、本国でメガヒットを記録したペドロ・アルモドバル製作『EL ANGEL』(原題)が、邦題『永遠に僕のもの』として8月16日(金)より日本公開が決定。さらに主演のロレンソ・フェロの初来日も決定した。本作の主人公・カルリートスのモデルとなったのは、17歳から相棒と手を組み、自分が望む全てのものを手に入れようと、窃盗、嘘を重ね、さらにはわずか数年で12名以上の殺人を犯し、当時の社会に衝撃を与えた実在の人物、カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。その美しいルックスから「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称され、犯罪とは程遠いようにも思える美貌でも大きな話題を集めた。カルリートスを演じたのは、本作が“銀幕デビュー”となるアルゼンチンの新星ロレンソ・フェロ。キュートなルックスとは裏腹に、時に妖しくも脆く危うい存在感を放ち、スクリーンに強烈な印象を残した。また、本作は第71回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」に正式出品、さらには第91回アカデミー賞外国語映画賞アルゼンチン代表作品に選出。海外のメディアからは「傑作!強い衝動に満ちた、真の犯罪ドラマ」(Screen international)、「アルモドバルの官能的なセンスに溢れていて最高」(NPR)、「匂い立つようなフェロモンに溢れた、強烈にクールな映画」(Cinemalogue)と評されており、世界中に衝撃を与えている。今回公開された日本版ポスターは、煙草をくわえ浴槽に横たわる少年・カルリートスが物憂げな表情で1点を見つめる艶っぽい姿を捉えたビジュアル。まだあどけなさが残る美貌が印象的な一方、すぐ傍にある拳銃や、ポスターの「堕ちる」という意味深な言葉からは、若い衝動のほとばしりと危うい成熟を想起させる。出会う人々の心を魅了し、時に狂わせる、カルリートスの不思議な魅力が凝縮されたポスタービジュアルに仕上がっている。ポスト“ティモシー・シャラメ”!初主演映画で世界を魅了さらに日本公開を記念して、ポスト“ティモシー・シャラメ”ともされる映画界の新星、ロレンソ・フェロの初来日が決定!彼は1998年11月9日生まれの20歳。本作でスクリーンデビューを果たし、初の主演を務めた。来日に合わせて6月下旬にジャパンプレミアの開催も予定しており、劇中の主人公・カルリートス同様、今年の夏はロレンソが日本中の女性を魅了することになりそう。ちなみに彼のインスタグラムは、アイコンがポケモンのミュウツー、スーパーマリオのTシャツを着用した写真をアップするなど、日本カルチャーへの興味も伺える。また、海外のメディアからは「このベビーフェイス、鳥肌が立つほど、危険で可愛い」(Shockya.com)、「可愛さとぞっとする表情の繰り返し。ロレンソにやられた!」(Captivatingly nasty)、「ロレンソ・フェロは、強烈なカリスマ性を放っている」(El Mundo)などと評され、まさに世界中から注目を集めている。『永遠に僕のもの』は8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年06月07日アカデミー賞受賞『別離』『セールスマン』のアスガー・ファルハディ監督が、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデムの“夫婦”を起用した『誰もがそれを知っている』。この度、ペネロペがファルハディ監督との初タッグや夫ハビエルとの共演について語るインタビュー映像が、いち早くシネマカフェに到着した。現在開催中の第72回カンヌ国際映画祭では、コンペティション部門に出品されているペドロ・アルモドバル監督最新作『Dolor y Gloria』(原題/英題:Pain and Glory )で主人公の母親役を演じて話題となり、その後もオリヴィエ・アサイヤス監督のスパイ映画『Wasp Network』(原題)や、ジェシカ・チャステイン、マリオン・コティヤールらと共演する女性スパイ映画『355』(原題)などが控え、さらに第67回サンセバスチャン国際映画祭では生涯功労賞にあたるドノスティア賞を受賞することが発表されるなど、その活躍に注目が集まっているペネロペ。映像では、本作の出演のきっかけについて「5年前に監督から電話がかかってきて、作品の構想について話があり、“もちろん任せて”と即答したわ。映画界の巨匠ですもの。彼が脚本を書き始め、映画の完成までこぎつけた」と念願のオファーであったと語る。そのファルハディ監督は今回、初のスペインロケを行っている。「彼は構想を共有してくれて、あらゆる面で明確なビジョンを打ち出してた。一方でクルーや私たちにためらわず質問してくれたわ。その姿勢は、とても謙虚で大切よ。異国の地で異なる言語を使って撮影するんですもの」と、監督とのコラボレーションについてふり返った。続けてスペイン出身である彼女は「スペイン特有のことについて聞かれた時には、いろいろ話し合った。一緒にスペイン映画を撮れてうれしかったわ。本当に光栄なことよ」と明かし、同時に監督もサポートしていた様子。今回演じたラウラ役については「複雑な役柄だったわ。彼女は大きな秘密を抱えていて、それが性格に影響してる。周りの人とのつき合い方にもね。重荷となって肩にのしかかる」と、“ある秘密”を抱えていることに触れ、それが彼女の複雑な人格を形成していると、冷静に自身のキャラクター像を分析した。また、2010年にハビエルと結婚してから、『悪の法則』(’13)や『Loving Pablo』(原題/17・未)に続き、夫婦共演3作目となる本作。前作で演じた役と本作について「2つの作品に出てくる役はまったく異なる人物で、それぞれ個性があるから演じやすかった」とふり返りながら、ハビエルとの共演については「共演が続いたのは偶然だったの。またいつか一緒に仕事する日が来るでしょうけど、頻繁に共演はしたくないわ(笑)」と最愛の夫との共演をはにかみながらコメント。最後に観客に伝えたいことについて、「登場する家族は、メタファーみたいなものなの。私たちみんなを表しているわ」と彼女は言う。「人との関わり合い方を見てるうちに、自問自答したくなるの。“なぜお互いに物事を複雑にしてしまうの?”“その必要はある?”“いつか変われる?”ってね」と映画に込められた普遍性について語り、インタビューを締めくくっている。いま熱い視線が送られているペネロペの情熱的な演技を、ぜひ劇場で見届けて。『誰もがそれを知っている』は6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:誰もがそれを知っている 2019年6月1日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開Ⓒ 2018 MEMENTO FILMS PRODUCTION - MORENA FILMS SL - LUCKY RED - FRANCE 3 CINÉMA - UNTITLED FILMS A.I.E.
2019年05月27日マノロ ブラニク(Manolo Blahnik)2019年夏の新作シューズが登場。今シーズンも、建築、自然界、アート、そしてファッションアイコン、様々なジャンルからインスピレーションを受けて仕上げた、華やかなシューズがラインナップしている。フラワーレザーが花咲くメッシュパンプス今季のインスピレーションの一つとなった、スペインの映画監督ペドロ・アルモドバルの作品。特に、映画『私の秘密の花』『ボルベール<帰郷』は、マノロ・ブラニクに大きな影響を与えた。作品の中で登場する、愛と情熱の象徴バラ。その花の美しさをレザーワークに落とし込みパンプス「DOMARA」を完成させた。メッシュ素材の上で、レザーのフラワーが花を咲かせている。モノクロドット×エナメルレッドのレトロ風ミュールキッチュなモノクロドットのグラフィックは、今季のアイコニックなデザイン。着想源となったのは、イタリアの建築家ジュゼッペ・ロベルト・マルチネンギだ。彼の代表作の一つであるミラノ風回廊設計にフォーカスを当て、モノクロドット模様を作り出した。シックなカラーリングの中で、エナメルレッドが大胆な存在感を与える。植物の葉をイメージした華奢なサンダル建築物や芸術作品だけでなく、自然界からもインスピレーションをゲット。波線的な葉の形が特徴のアガヴェをモチーフにした「AGAVRIA」は、流線的なストラップがポイントだ。鮮やかなカラーの華奢なパンプスは、ドレスシーンでも活躍してくれそうだ。これらの新作シューズを含む、2019年春夏コレクションが、2019年3月20日(水)から3月26日(火)までは、より豊富なバリエーションで東京・伊勢丹新宿店で発売される。また、3月13日(水)にリニューアルオープンしたマノロ ブラニク阪急うめだ店でも、新作コレクションが多数揃っている。また、3月13日(水)からはマノロ ブラニク全店でノベルティフェアを開催。期間中、シューズを購入するとオリジナルスカーフを数量限定でプレゼント。グレーまたはイエローからカラーもセレクトできるので、気になる人は早めにチェックを。【詳細】マノロ ブラニク(Manolo Blahnik)2019年夏コレクション取扱い店舗:マノロ ブラニク ギンザ シックス、伊勢丹新宿 、松屋銀座、阪急うめだ本店、大丸心斎橋、名古屋三越栄※取り扱いは店舗によって異なる。■伊勢丹新宿店イベント開催期間:2019年3月20日(水)~3月26日(火)場所:伊勢丹新宿店本館2階=婦人靴/特設テーブル■ノベルティフェア開始日:2019年3月13日(水)※なくなり次第終了。対象店舗:マノロ ブラニク全店【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン ファッション事業本部TEL:03-5413-1050
2019年03月17日前からその存在は知っていたスマホ対応オモチャ「Pechat(ペチャット)」わが家に迎えることになり、手元に届いて、いざ開始...第一印象「えっ、こんなに多機能だったの?!」と、母さん強烈な敗北感ですッ。それでは、息子(4才)とペチャットとの出会い。はじまり、はじまり〜。★突然、ぬいぐるみが喋りだす。開始数分後。まるで子供向けTVのキャラクターが家にやって来たかのような、愛嬌タップリの声、子供想いの言い回し、芸のレパートリーの多さ。息子の瞳はキラキラと輝き、声は上ずり、明らかに興奮状態です。子「ええっっ、しゃべれるようになったの?」母「そうだよ、ずっと仲良くしていたから、おしゃべりできるようになったんだって。」わが家では、息子が赤ちゃんの頃から一緒にネンネしている「SILKE(ジルケ)」というクマのポケットに忍ばせました。◆届いてスグ、お友達になれます。・お手持ちのぬいぐるみを用意、・ペチャットをつけて、・スマホのBluetoothをオン、アプリ起動。アプリを起動すれば、なんとな〜く操作しながら操作方法を覚えられる簡単さ。★ママの育児アシスタントとして。子供にかまう時間が、ある時も・ない時も、どちらもお任せあれ。<【1】向き合う時間がある時は>セリフを自由に入力したり、相槌を選択してペチャットとの会話をエンジョイ♪園での様子を聞いてみたり、週末の楽しい予定を計画したり。ネタ切れしたら、「ままごと」「お店屋さんごっこ」などの搭載セリフを活用すればOK。うちの息子は今「しりとり」ブームなので、ペチャットの自由入力でしりとりも楽しんでいます。ママと2人きりでのしりとりに飽きがきていた息子は大喜び!楽しく言葉遊びや語彙習得をしつつ、、、たまに「お尻」「ウンコ」を入力すると園児笑い転げます(笑)<【2】母さんお疲れ、手抜きモードの時は>・「おまかせ」メニュー。おしゃべり/まねっこ。ペチャットが上手に問いかけ&相槌で、おしゃべりが進みます。歌あり、教養ネタありで、教育番組のお姉さんのようです!・「歌」「おはなし」メニュー。定番の童謡・昔ばなしは、寝かしつけや気分転換にグッド。会話(テキスト入力)の手間がないので、しばし母は解放されます。ふぅ、お茶でも飲もう。★ペチャットは芸達者で働きモノ。実際に、息子が「すごい!!」と好リアクションだった2例をご紹介。<【例1】おはなし「寿限無」>子供番組で馴染みのある「じゅげむ」のお話をアプリのストアで無料追加しました。ペチャットがスラスラと読み上げます。しかも、途中からスピードUPするという芸の細かさ。息子は何度も「すごい、すごいー!」と叫んで自らもパイポパイポ言っていました。<【例2】スマホ音楽をペチャットで>Bluetooth通信だから、スマホからスピーカー感覚で使うこともできます♪試しに、いつも私のスマホで聴かせている寝かしつけ音楽をペチャットから流してみました。すると、「ジルケもこのお歌知ってるの?ママ〜!いつもママの電話で聴いているお歌、ジルケも知ってるよ!」と予想外の驚きっぷり。まだまだ子供だな、と感じる微笑ましいリアクションでした。★ワンオペ育児の相棒として!パパが仕事柄レアキャラ化しており、、、週6日ワンオペ育児状態の現在。ペチャットは子供だけでなく母親の友達代わりになってくれるとも感じました。「困っているのは自分だけじゃないんだ」・・・全国のお母さんを味方につけたような、種類豊富な促しセリフの数々。イヤイヤ期の専門家による700種類の言葉を搭載しています。「ママが少し休みたい時に、子守お任せ」・・・(ダメだ〜、子供より先に寝ちゃいそう。)そんな夜は、寝かしつけをペチャットにお願いして、先に寝落ちするのもアリです。「時には、ママも愚痴ってね」・・・子供達が寝た後、一日の疲れを吐きだした後に「おつかれさま」と言わせることも。ゆる〜く可愛い声がママを癒します。★子供達へのクリスマスギフトに。クリスマスプレゼント選び。オモチャ箱はもういっぱい、収納スペースに限りもあるから、「かさばらないオモチャ」は親ウケが良かったりしますよね。このペチャットは、わずか4.5センチのボタンで、これでもかーッ!と実力発揮する感涙モノ。親子で満足度高めを狙えます。新色ピンク/ブルーも登場して、全3色。贈るお子さんの喜ぶ顔を想像しながら、選んでみてくださいね。★感想ペチャットと暮らして1週間。悔しいけれど、、、芸達者すぎる!”子供が言うこと聞く度”は完全に、母<ペチャットとなりつつあります。母親としては複雑ですが。。。ペチャットを使っている先輩ママによると、5歳になってもまだ愛着があるそうなので、来年もまだまだ活躍に期待しています。(私もペチャット操作スキルを上げるぞー)▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ 「ペチャットボタン型スピーカー/Pechat」 ★最後に、タップミスの小話を。ペチャットの操作中、ママは真剣です。正直、慣れるまでは余裕がありませんッ。なので、畳みかけるように話しかけられると、うっかり操作ミスも〜。。。「どういたしまして」と返したいのに、「歯磨きの時間だよ!」とKYな選択ミスをした時はヒヤヒヤしましたが、逆に大ウケでした。ホッ。 ■こどもと暮らす 文・T.Kitahara作って食べて、会話が弾む。家族との大切な日常に、ほんのひと手間、幸せの仕掛けを。
2018年11月26日パリを舞台にした大人のロマンティックコメディ『マダムのおかしな晩餐会』が、11月30日(金)より日本公開。この度、本作の見どころの1つでもある、“パリ観光案内”ともいえるシーンを切り取った場面写真が一挙にシネマカフェに到着。いずれも、知る人ぞ知るひと味違うパリの姿となっている。■トニ・コレットがセレブマダムに!パリを舞台に描く大人のロマコメマダムが開く豪華ディナーに正体を隠したメイドが出席、客の紳士が彼女にひと目惚れしたことからセレブ界は大騒動に。アン役には今年最恐ホラー『へレディタリー/継承』とは180度異なるマダムに大変身したトニ・コレット。ボブ役は『グランド・ブダペスト・ホテル』などで知られるハーヴェイ・カイテル、混乱を呼び込むメイドのマリア役にはペドロ・アルモドバルの作品で知られるロッシ・デ・パルマと、個性派俳優たちが揃った。作家、演出家として活躍する新進気鋭のアマンダ・ステールが監督を務め、上流階級たちの豪華な暮らしとスキャンダラスなゴシップを覗きながら、階級社会や夫婦の問題にさらりと直面させる大人のロマンティック・コメディとなった本作。撮影が行われたのは、パリ屈指の高級エリアで、おしゃれなホテルやカフェが立ち並ぶ“16区”。アメリカからパリに引っ越してきた一行がパリの街を満喫するのに合わせて、一般的な観光スポットではなく、パリジャンたちがデートに使うような、ひと味違う上級者向けのパリの姿を楽しむことができる。パレ・ロワイヤル“ビュランの円柱”まずは、かつてルイ13世の宰相リシュリュー枢機卿が住み、現在は国務院があるパレ・ロワイヤルにある“ビュランの円柱”に佇むアン(トニ・コレット)。高さの異なる260本もの白黒ストライプの円柱がまるで地面に生えているかのように見え、老若男女問わず、地元のパリジャンに人気のスポットとなっている。贋造博物館アンとボブ(ハーヴェイ・カイテル)夫婦が暮らす豪華な大邸宅として、16区の住宅エリアに佇む、偽物ブランドばかりを展示する一風変わった“贋造博物館”も登場。その外観が使用されている。ホテル・プロヴィダンス・パリヤシの木モチーフの壁紙など、部屋ごとに変わるレトロでロマンチックなディテールが話題のデザイナーズホテル「ホテル・プロヴィダンス・パリ」では、マリア(ロッシ・デ・パルマ)が英国紳士と…!?パリっ子の“足”、ヴェリブいまやパリジャンの文化ともいえる、ヴェリブ(パリ市内中に設置されている自由な乗り捨てシステムに採用されているレンタル自転車)に乗るアンの姿も。このほか、地元っ子のみならずヨーロッパ中の旅行者が訪れる人気のフレンチ・ビストロ「ビストロ・オートゥイユ」や、パリ最強のロマンティックエリアと言われるセーヌ川岸で女性を口説くボブ(ハーヴェイ)の姿など、貴重なシーンが盛りだくさん。パリ出身の若手女性監督ならではの充実した現地ロケが、観ているあなたをロマンティックなパリに連れていってくれそう!『マダムのおかしな晩餐会』は11月30日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マダムのおかしな晩餐会 2018年11月30日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© 2016 / LGM CINEMA – STUDIOCANAL – PM - Tous Droits Réservés
2018年11月23日10月13日、連続ドラマ『ドロ刑 ―警視庁捜査三課―』(日本テレビ系)の第1話が放送され、平均視聴率11.8%の好スタートを切った。原作は『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中の人気漫画。脚本を天海祐希主演『BOSS』(フジテレビ系)などコミカルな刑事モノに定評のある林宏司が務め、遠藤憲一(57)、稲森いずみ(46)、板尾創路(55)、中村倫也(31)といった演技派が脇を固めている。そんななかでひときわ注目を集めるのが、主役をつとめるSexy Zoneの中島健人(24)。残業を嫌がり、プライベートの充実を第一に考えるザ・さとり世代な主人公・班目を中島が好演した。だが、このキャラクターは原作と大きく異なっているのだ。原作では正義感に溢れ、遠藤演じる伝説の大泥棒・煙鴉(けむりがらす)逮捕を生きがいにするキャラクター。しかしドラマ版では煙鴉を目の前にしても逮捕するそぶりも見せないどころか、むしろ仲良くなってしまう“今どきの若者”に大きく変更されている。実は、この改変は中島に合わせたものだという。「当初は原作通りの設定で進んでいました。しかし監督からの『もっと可愛く』という指示を受けて、中島さんが一から役を作り直したそうです。結果、中島さんが持つユーモラス側面を引き立たせることに成功しました。中島さんは12月にも主演映画が公開されるなど、役者としての評価が高まっています。今回の当たり役を受けて今後、さらにオファーも増えていくことでしょう」(テレビ局関係者)中島の演技には原作ファンもネット上で《原作とは全く違うけど、中島健人くんの演技がおもしろくて楽しめた》《原作と違いすぎて最初は不安だったけど、中島くんの演技がとても上手でどんどんひきこまれました》と太鼓判を押している。新たなる代表作とともに、中島の快進撃が今始まろうとしている――。
2018年10月16日「Sexy Zone」中島健人が初刑事役に挑戦、遠藤憲一演じる大泥棒とバディを組んで事件を解決していく「ドロ刑-警視庁捜査三課-」が10月13日(土)放送開始され、多くの視聴者からの感想がSNS上にアップされている。「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で今年1月より連載がスタートした原作をドラマ化する本作。最も身近な犯罪である窃盗犯を捜査する“警視庁捜査三課”を舞台に、中島さん演じる新米刑事・斑目勉(まだらめつとむ)が、遠藤さん演じる伝説の大泥棒・煙鴉(けむりがらす)と禁断のコンビを組み、様々な難事件に挑みながら成長していく新感覚刑事ドラマになっている。2人を取り巻く登場人物として捜査三課13係の係長・鯨岡千里に稲森いずみ、捜査一課出身の元エリート・皇子山隆俊に中村倫也、警視庁音楽隊から三課に抜擢された小平美希に石橋杏奈、ギャンブル好きの女性刑事・宝塚瑤子に江口のりこ、ザ・体育会系の刑事・勝手田利治に丸山智己といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。勉は捜査三課の刑事に抜擢されたが、警察の仕事に対してはやる気をなくしていた。そんな勉だがたまたま立ち寄ったバーで目撃者も痕跡も残さずタバコの香りだけを残して去っていく幻の大泥棒・煙鴉と出会い、その正体を見抜く。勉が10年に一度の大物空き巣“キツツキのマサ”こと瀬戸正次郎(高橋克実)の尾行に失敗、上司から大目玉を食らい、落ち込んでいることを知った煙鴉は「お前に捕まえさせてやる」と言うと“キツツキのマサ”の犯行現場に連れて行く。煙鴉の協力で“キツツキのマサ”の身柄の確保に成功するも犯行前だったため証拠がなく、このままでは釈放せざるを得ず、千里は勉に責任を取らせようとする。煙鴉は自らが独自に調査した“キツツキのマサ”の情報を勉に提供、勉は煙鴉と協力して“キツツキのマサ”のプライドを揺さぶり、犯行を自白させる…というストーリー展開。1話放送後には中島さんファンの視聴者からの「けんてぃーのスタイルの良さがスーツ着てるからよくわかる」「お顔がいい!お顔がよすぎる!!」「どんな表情でも、あぁ美しい…って見とれてしまう」などの声が多数投稿されている。また中島さん属する「Sexy Zone」が歌う主題歌「カラクリだらけのテンダネス」についても「めちゃくちゃいい。ドラマで聴くとさらにいい。」「めちゃめちゃドラマに合ってて素敵」などの反応が数多く寄せられている。(笠緒)
2018年10月14日これまでも様々な変わり種を販売してきた、人気カップ麺「ペヤング」シリーズ。特に、「ペヤング激辛やきそば」や「ペヤングもっともっと激辛MAXやきそば」といった“激辛”は強いインパクトを残しました。そんなペヤングの激辛シリーズから、新商品が登場したんです!「ペヤング激辛やきそばEND」8月27日に発売されたのが、「ペヤング激辛やきそばEND」(税込195円)。なんと「ペヤング激辛やきそば」の約4倍、「ペヤングもっともっと激辛MAXやきそば」の約2倍の辛さとの情報も…。ちなみに、「END」には、“これ以上はない究極の辛さ”という意味が込められているのだとか。激辛シリーズをはじめ、様々なペヤングを食べてきた筆者。実際に購入し、食べてみました。“辛さ”よりも“痛さ”パッケージからしていかにもヤバそうな雰囲気を感じますが、フタを開けてみると、麺やかやくは通常のペヤングと同じ。なんだか肩透かしを食らったような気持ちでお湯を注ぎ、待つこと3分。お湯を捨てて、ソースを入れ、よく混ぜたら完成です。ソースの色は、ちょっと色が濃いくらいでキツいニオイなどもなく、完成品を見ても特に違和感はありません。「もしかして、意外といける…?」なんて余裕もありながらひと口食べてみると、おいしい!と、思ったのもつかの間…舌が痛い!味に関しては、いつものペヤングとは違いソースの香りはあまり感じないのですが、味に深みがありおいしいです。ただ、 “辛さ”よりも“痛さ”のほうが断然強く、「舌がピリピリする」なんて言葉では表現できないほどでした。しばらく食べ進めると、だんだんその痛みにも慣れていきますが、涙や鼻水が止まりません。ようやく完食した後、水1リットルをがぶ飲みしても、舌の痛みはなかなか引かず、筆者の舌は、まさに「THE・END」状態に…。ちなみに、パッケージには、「辛みが非常に強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください」との注意書きが記載されているのですが、これには筆者も大賛成。本当に辛いものが好きな人にだけ、おすすめしたい一品です!(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年09月01日ハリウッド×ヨーロッパの個性派俳優が豪華共演する『MADAME』(原題)が、『マダムのおかしな晩餐会』の邦題で11月に公開されることが決定。この度、ポスタービジュアルと華やかな場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。■ストーリーエレガントなパリの都に越してきた、裕福なアメリカ人夫婦のアン(トニ・コレット)とボブ(ハーヴェイ・カイテル)。セレブな友人たちを招いてとびきり豪華なディナーを開こうとするが、手違いで出席者が不吉な13人に!大慌てでスペイン人メイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を“ミステリアスなレディ”に仕立て上げ、晩餐会の席に座らせるが、緊張のあまりワインを飲みすぎたマリアはお下品な“ジョーク”を連発!しかし、逆にこれが大ウケしてダンディーな英国紳士から求愛されてしまう。いまさら正体を明かせないアンとマリアたちのから騒ぎの行方は…?■ハリウッドとヨーロッパの豪華キャストが夢の共演!本作は上流階級たちの豪華な暮らしとスキャンダラスなゴシップを覗きながら、階級社会や夫婦の問題に直面させる刺激と毒気がたっぷりと仕込まれた、パリを舞台に繰り広げられる、大人のロマンティック・コメディ。裕福なアメリカ人夫婦を務めるのは、知的演技派の女優トニ・コレットと、伝説的なキャリアを持つハーヴェイ・カイテル。晩餐会をハチャメチャにしてしまうメイドは、『ジュリエッタ』などペドロ・アルモドバル監督作品の常連で、世界一美しい鷲鼻を持つ超個性派ロッシ・デ・パルマが演じる。3人はオファーを受けた理由を揃って「脚本がすばらしかったから」とコメントしており、脚本も担当した新進気鋭のフランス人女流監督アマンダ・ステールの手腕を絶賛。ステール監督は「人生は白黒つけられることばかりではありません。笑っている最中に涙が溢れたり、泣いている時に笑いがこみ上げたり。この映画もコメディにもドラマにもなるでしょう」と語っている。■華やかな場面写真とポスターも大公開併せて公開されたポスター画像では、トニやハーヴェイをはじめとした豪華キャストが、複雑な表情を浮かべて席についており、本作の特徴でもある一筋縄にはいかない人間ドラマを華やかに捉えている。さらに劇中では、ハイブランドのドレスやジュエリーに絵画、ビュランの円柱をはじめ通好みのパリの名所など、目にも美味しい演出が光る。まさに人生を楽しみたい全ての人に贈る、最高のごちそう映画となっている。『マダムのおかしな晩餐会』は11月30日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月29日デビュー作『レバノン』で第66回ヴェネチア国際映画祭グランプリ(金獅子賞)に輝いた、イスラエルの鬼才サミュエル・マオズ。その長編2作目となる最新作『運命は踊る』が、9月29日(土)より公開される。前作に続いて、ヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞する快挙を成し遂げた本作は、夫婦に告げられる息子の“死の誤報”をきっかけに、思いもよらない方向に掛け違っていく3人の“運命”が描かれ、抗えない“運命”の皮肉さを描く、先の読めないミステリアスな展開が見もの。そこで、これまでに公開された傑作をふり返りながら、本作の魅力について迫った。■『人生スイッチ』不運の連鎖で想像を超える運命をたどる6人の男女ダミアン・ジフロン監督/‘14始まりは、些細なきっかけ。不運の連鎖によって思いも寄らぬ運命をたどる6人の男女の物語をオムニバス形式で構成。不運に見舞われていく、ごく平凡な人々の姿を、ブラックユーモアを交えて描き出す。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルがプロデュース。『運命は踊る』でも“誤報”がきっかけに、登場人物たちの運命がどのように転がっていくかが見どころとなる。■『セールスマン』想像を超えるラストに驚愕!日常が激変する心理サスペンスアスガー・ファルハディ監督/‘17『別離』などの名匠アスガー・ファルハディ監督のサスペンスドラマ。夫の留守中、妻が何者かに暴行されたことをきっかけに、平穏な日々を送っていた夫婦の人生が少しずつ狂い始めていく様を映し出す。第89回アカデミー賞外国語映画賞を受賞。『運命は踊る』でも物語が進むに連れて、登場人物それぞれの隠された感情が錯綜。予想のつかないラストへと突き進む。■『マジカル・ガール』愛が運命を狂わせる!少女の願いが導く予測不可能な悲劇カルロス・ベルムト監督/‘17余命わずかの娘の願いを叶えるために奔走する失業中の父親が、思わぬ事態を引き起こす…。出会うはずのなかった人を巻き込みながら、ラストへ加速する展開は目が離せない。白血病の娘は日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファンという設定。『運命は踊る』でも、日常では関わることのないはずの人物が、その後の運命を大きく左右していく…。■『スリー・ビルボード』運命に抗おうとする選択…果たしてそれは“善”か“悪”かマーティン・マクドナー監督/’17娘を暴行されて殺害された母親が、犯人を逮捕できない警察を批判する看板を設置。そこから、さらに予期せぬ事件が起こっていく…。母親が下す選択は果たして“善”か“悪”か。登場人物たちが運命の大きな力に飲み込まれつつも、それぞれが自ら下す“決断”に胸を打たれる傑作。第90回アカデミー賞授賞式にて主演女優賞、助演男優賞受賞。『運命は踊る』でも、運命に翻弄されながらも自ら下す“決断”が映し出されたとき、ささやかな希望の光が差し込んで見えてくる。■『運命は踊る』抗えない運命の皮肉さ描く、新たな傑作サミュエル・マオズ監督/17‘監督自身が実際に経験した出来事をベースに、運命の不条理さ、人生のやるせなさを緻密に描きだす。残酷な誤報から浮かび上がるのは、それぞれの愛、傷、罪、過去、記憶ーー。まるでギリシャ悲劇を思わせるストーリーが、流れるようなカメラワークと相まって、ミステリアスに展開する。本作の原題は「FOXTROT」。離れては戻る社交ダンスのステップ、“フォックストロット”のように、人々の運命はどのように踊り、どこへ向かうのか…。これまでにない展開と、美しい映像は観る者を虜にする。“運命”を描いた傑作たちに、新たに名を連ねる本作。一体どんなラストが待ち構えているのか、ぜひ劇場でチェックしてほしい。『運命は踊る』は9月29日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人生スイッチ 2015年7月25日より全国にて公開© 2014 Kramer & Sigman Films / El Deseoセールスマン 2017年6月10日よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開© MEMENTOFILMS PRODUCTION-ASGHAR FARHADI PRODUCTION-ARTE FRANCE CINEMA 2016スリー・ビルボード 2018年2月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox
2018年08月13日福田秀の漫画「ドロ刑」が、「ドロ刑-警視庁捜査三課-」のタイトルで10月に連続ドラマ化されることが決定。主人公を刑事役初挑戦の中島健人(Sexy Zone)が演じるほか、その相棒で泥棒役を遠藤憲一が演じる。■人気漫画を異例の速さで実写ドラマ化原作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で今年1月より連載スタートさせたばかりの漫画。本作は、最も身近な犯罪である窃盗犯を捜査する“警視庁捜査三課”を舞台に、新米刑事・斑目勉(まだらめつとむ)が、伝説の大泥棒・煙鴉(けむりがらす)と禁断のコンビを組んで様々な難事件に挑み、成長していく新感覚刑事ドラマだ。■「捜査三課」…通称“ドロ刑”とは?空き巣や万引き、ひったくりなど、窃盗事件を専門に捜査する「捜査三課」。殺人や誘拐を扱う「捜査一課」に比べて、テレビドラマではあまり扱われないが、窃盗は刑事事件の7割以上を占め、最も発生件数が多く、我々にとって最も身近な犯罪。三課の刑事は通称「泥棒刑事」、略して「ドロ刑」と呼ばれ、「泥棒を捕まえる刑事」であり、「ドロドロになりながら捜査する刑事」の意味もある。タイトル「ドロ刑」は、この盗犯捜査をする刑事を示す警察内の隠語と、子供の遊び「ドロケイ」をかけたもの。■刑事×泥棒の禁断のコンビから目が離せない!正義の味方である刑事と悪党の泥棒が、禁断の相棒捜査で事件を解決していくという本作。そんな刑事・斑目勉を演じるのは、刑事役初挑戦、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマは初主演となる中島健人。「皆様の心、毎週捕まえます!!」とまず力強い意気込みを語った中島さんは、「小さい頃から遊びのドロケイが好きで、逃げることより追うことに徹していた自分は、大人になったらいつか犯人を追う刑事ドラマに出るのが夢になっていました。だから、今回、刑事を演じるチャンスを頂き、とてもとても嬉しいです」と念願の刑事役だったとコメント。「斑目を通し、今を生きる現代人の悩みや葛藤を伝えていきたいですし、毎週皆様の心に寄り添い、気持ちを奮起させ、笑顔で明日も頑張ろうと思えるドラマになればいいなと思っております」と語っている。また、相棒となる伝説の大泥棒・煙鴉を演じるのは、名バイプレイヤーの遠藤憲一。“大泥棒”という役柄を聞いただけでやりたいと思ったと言う遠藤さんは、「ただの泥棒ではなく刑事と組んで事件を解決していく泥棒なんて長い役者生活でも初めての役です」と語り、「視聴者のみなさんには今まで見たこともないバディものをお届けします!ぜひ応援して下さい!」とコメント。コンビを組む2人はお互いについて、「今回は遠藤さん演じる希代の大泥棒・煙鴉とバディを組みながらも、その煙鴉を捕まえようとする役ですが、現場ではたくさんのことを遠藤さんから盗みたいと思います!」(中島さん)、「中島健人くんとは9年前に共演し、まだ少年ながら難しい役を見事に演じていました。その時は医師と患者という間がらでしたが、今度は刑事と泥棒、しかもバディ。大人になった中島くんと再び共演できることが楽しみでなりません」(遠藤さん)とお互い共演が待ち遠しいようだ。「ドロ刑-警視庁捜査三課-」は10月より毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年07月31日社内不倫……。人の道から外れた関係を続ければ続けるほど、どんどんドロ沼にハマっていきます。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、“社内不倫カップルのドロ沼LINE”というテーマで、当事者や関係者に話を聞きました。文・並木まき「別れ際が、それはもう大変でした…」「もう1年以上前に別れましたが、当時の部下と軽い気持ちで不倫をしてしまいました。うまくいっているときは良かったんですが、家族にバレてしまって、僕から別れを告げた後が大変でした。浮気相手から昼夜問わず、『私を捨てるなら、会社に暴露する』『家に乗り込んで奥さんと話すから覚悟しろ』など、脅しのようなメッセージが次から次へと届いて。まったく収まる様子がないので、結局僕が転職して、浮気相手と物理的距離を置いたらしばらくして止まりました。自分が悪いんですけど、もう二度とあんな思いはしたくありません」サトル(仮名)・42歳/IT「同期の不倫相手から『私は××さんに遊ばれました』と…」「仲のいい同期が、社内の女の子と不倫関係にあったんです。その同期は奥さんが妊娠している間、エッチができず、軽い気持ちで不倫に走ってしまったみたい。で、奥さんが無事に出産し、その子と距離を置き始めた頃に、その子から『私は××さんに遊ばれました』と、私にいきなりLINEが届いたんです。もともと同期の彼とその子が不倫関係にあるのは、同期本人から聞いていたので、私は驚きはしませんでしたが……。なんとその子、会社でLINEを交換している人全員に同じ文面を送っていたのです。当時、社内はその噂でもちきりでしたね。ほどなくして、ふたりとも左遷されました」ユウカ(仮名)・37歳/メーカー「『妊娠した』と告げられ、パニックに」「数年前の話ですが、不倫関係にあった同僚と別れて1ヶ月経ったときに、突然『妊娠してた』って、LINEで知らされました。一時は、離婚まで考えて一緒になろうと思った子だったので、正直どうしたらいいか分からなくなって、パニックになりましたね……。散々悩んだ挙句、男としてケジメをつけようと思い、離婚を決意しました。そして、その子に『分かった。離婚するから、産んでくれ』って返したんです。そうしたら、実は嘘だと返事がきて……。僕の気持ちがどのくらい本気だったのか、最後に試したかったんだそうです。実は彼女に返信したのは、家族に話した後だったので……とんでもないことをしてしまったと思いました。不倫した僕が悪いとは言え、浮気相手の女性に激しい憤りを感じました」ヨウヘイ(仮名)・32歳/不動産不倫は言うまでもなく、してはならないこと。つかの間の快楽のために、人の道を外れてしまったが最後、人生が狂うほどのドロ沼にハマってしまう男女も多いのです。みなさんも注意してください。(C) FOTOKITA / Shutterstock(C) George Rudy / Shutterstock(C) Roman Pyshchyk / Shutterstock
2018年06月28日いつもpelulu.jpをご覧いただき、ありがとうございます。こだわり女子のモノコトwebマガジンとして、ペルルは、お洒落に敏感な大人の女性に向けて、「ナチュラル系ライフスタイル」と「ハイカジュアルファッション」情報をピックアップして紹介しています。 2017年4月にオープンしてから、 おしゃれを愛する人々、ストーリーのあるモノ好きな方々から支持を得て、じわりじわりとですが、その認知をあげてきました。この夏さらなるコンテンツ充実のため、新たなライティングスタッフを募集いたします。FUDGEやONKUL、kiitos.といったカジュアル系の雑誌が好き、おしゃれや可愛い雑貨、ビューティが好き、海外旅行が好きな方。ウェブや雑誌等でのライティング、編集経験のある方、大歓迎です。ご興味のある方は、下記までご連絡ください!皆様のご応募をお待ちしております! <募集内容>職務内容pelulu.jpにてファッション・ライフスタイル系再編集記事作成、オリジナル記事作成、管理応募資格ウェブ、雑誌などのメディアで編集やライター経験のある方勤務方法三栄書房またはご自宅にて(ご自宅の場合は隔週もしくは週1回の打ち合わせがあり) <応募方法>①職務経歴書(体裁は自由。過去にご自身で作られた記事や作品など。SNSアカウントやURLのリンクなどでも可能です)②顔写真 上記2点を下記アドレスにメールにてお送りください。平成30年6月30日必着です。一緒にペルルを作っていきましょう! info@pelulu.jp
2018年06月25日カジュアルながらも高級感あふれる空間大阪・梅田にある「UMEDA FOOD HALL(ウメダフードホール)」に登場したイタリアンダイニング「PESCA(ペスカ)」は、大阪にいくつも店舗を構える人気イタリアン料理店。フードコートというカジュアルな場にありながらも、その概念に囚われない開放的なオープンキッチンと高級感のあるシルバーで統一された店内で、しっかりしたサービスとクオリティの高いメニューを堪能することができます。商標登録済! 名物「パイッツァ」「PESCA」のピザは普通のピザとは違います。それは生地。北海道産の小麦と特選バターで練り上げたサクサクのパイ生地を使ったピザ「パイッツァ」はお店の名物メニューです。中でもおすすめしたいのが「ベーコンとトロトロ半熟卵のパイッツァ」。創業以来愛され続けているオリジナルのパイ生地と相性抜群の組み合わせがたまりません。「トリュフ風味のカルボナーラ」イタリア産のグアンチャーレを使用した本格的なカルボナーラ。仕上げにかけられた黒トリュフの香りが贅沢な一品です。駅チカで立ち寄りやすい。贅沢メニューを堪能してイタリアンダイニング「PESCA」は、阪急本線「梅田駅」から徒歩1分、阪急三番街のB2Fにある「UMEDA FOOD HALL」内にあります。フードコートという気軽に立ち寄れる場所で、本格イタリアンメニューを贅沢に味わってみませんか。スポット情報スポット名:Italian Dining PESCA住所:大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街 北館B2FUMEDA FOOD HALL内電話番号:06-6450-8151
2018年05月16日カップ焼きそばの定番・ペヤングソースやきそば。あの独特なソースの香りが食欲をそそりますよね。ペヤングといえばこれまで、チョコレート味の「ペヤング チョコレートやきそばギリ」や超激辛の「ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば」、背脂がたっぷり入ったコッテリ系「ペヤング 背脂MAXやきそば」、鉄分たっぷり「ペヤング 鉄分MAXやきそば」などの一風変わった商品を発売してきましたが、3月に入ってから怒涛の新商品ラッシュが続いているとか。3月はペヤングの新商品が3つも!?3月の新商品ラッシュの口火を切ったのは、3月5日発売の「ペヤングたこやき風やきそば」(希望小売価格税別175円)。たこやき風の天かすがポイントで、まるで本物のたこやきを食べているような一品。続いては、3月12日に発売された「ペヤング 豚骨醤油やきそば」(希望小売価格税別185円)。こちらは超特選こいくちしょうゆとたまりしょうゆをベースにした、濃厚だけど飽きの来ない一品です。そして筆者が購入したのは、3月19日に発売されたばかりの「ペヤング ピリ辛野菜炒め風やきそば」(希望小売価格税別175円)。まるか食品のホームページを見てみると、「香辛料を効かせたピリ辛の野菜炒め風のやきそば」とのことですが、いったいどんな味なのでしょうか?あっさりとした塩やきそば風?まず、通常の「ペヤング ソースやきそば」と違うのは、具材。「ペヤング ピリ辛野菜炒め風やきそば」の「かやく」には、キャベツ、ニンジン、もやし、きくらげが入っていて具沢山。熱湯を注ぎ、待つこと3分。湯切りをしてフタを開け、ソースをかけると、ソースの色は薄めのよう。実際に食べてみて率直に感じたことは、「あっさりしている」ということです。どちらかと言うと、「塩やきそば」に近いイメージかもしれません。あのソースの味もいいけれど、こっちのあっさり系もグッド!きくらげの歯ごたえやもやし、キャベツのシャキシャキ感も相まって、とてもおいしい!「ピリ辛野菜炒め風」となっていますが、正直“ピリ辛”はあまり感じませんでした。でも「野菜炒め風」のところは納得。というか、自分が作る野菜炒めの味よりもおいしい…。ペロッと完食しました。ひとりランチやごはんの準備が面倒な時、ぜひ食べてみてください。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年03月22日第70回カンヌ国際映画祭で審査員長のペドロ・アルモドバル監督に「素晴らしかった!! 最初から最後まで心を打たれた」と絶賛された『BPM ビート・パー・ミニット』。このたび、エイズ患者やHIV感染者たちのへの差別や不当な扱いに抗議し、闘った主人公ショーンの姿を熱くエモーショナルに切り取った、躍動感あふれる本ビジュアルが完成。新たな場面写真とともに、いち早くシネマカフェに到着した。■あらすじ1990年代初めのパリ。エイズの治療はまだ発展途上で、誤った知識や偏見をもたれていた。「ACT UP Paris」のメンバーたちは、新薬の研究成果を出し渋る製薬会社への襲撃や、高校の教室に侵入してコンドームの使用を訴え、ゲイ・プライド・パレードへ参加するなどの活動を通し、エイズ患者やHIV感染者への差別や不当な扱いに対して抗議活動を行っていた。行動派のメンバーであるショーンはHIV陰性だったが、活動に参加し始めたナタンと恋に落ちる。しかし、徐々にショーンはエイズの症状が顕在化、次第に「ACT UP」のリーダー・チボーやメンバーたちに対して批判的な態度を取り始めていく。そんなショーンをナタンは献身的に介護するが…。2017年の第70回カンヌ国際映画祭においてグランプリと国際映画批評家連盟賞を受賞した本作。第90回アカデミー賞外国語映画賞の最終ノミネートには至らなかったもののフランス代表作品に選出され、ヨーロッパ映画賞作品賞をはじめ、インディペンデント・スピリット賞の外国語映画賞ノミネートなど世界中の映画賞で旋風を巻き起こしている。先日も、“フランスのゴールデン・グローブ賞”と称されるリュミエール賞に作品賞、監督賞(ロバン・カンピヨ)、男優賞(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)、脚本賞(ロバン・カンピヨ、フィリップ・マンジョ)、新人男優賞(アルノー・ヴァロワ)、音楽賞(アルノー・レボティーニ)と計5部門最多ノミネートの快挙を達成したばかり。まもなく受賞結果が発表される。このたび到着した本ビジュアルや新場面写真では、90年代のパリで愛と叫びを武器に世界を変えようとしたショーンたちの姿、その鼓動“ビート”を鮮やかに映し出す。さらに、ナタンが恋人ショーンと初めてキスをするシーンや、ACT UPメンバーがホイッスルを吹きながらデモを行う迫力のシーン、病魔と戦うショーンの鬼気迫る表情など、生と死の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たちの姿を象徴的に切り取った場面写真が到着している。『BPM ビート・パー・ミニット』は3月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月31日エル カフェ(ELLE café)とフラグメント(fragment design)のコラボレーションチョコレート第ニ弾「チョコレート ペブル」が登場。2018年1月27日(土)に発売される。2017年1月に発売された「チョコレート ペブル」第一弾は、即完売し“幻のチョコレート”と呼ばれるほど話題になった。その名の通り、「石」をテーマにしており、まるで本物の小石のような見た目のチョコレートとなっている。第二弾となる今回も同様のテーマで、オーガニックカカオを使用したチョコレートを展開する。真空パックに入り、シックな缶に収められて発売される。缶のカラーは、グレーに加えブラックも登場。フラグメントによる限定バッグに入れて販売される。【詳細】チョコレート ペブル発売日/取り扱い:・2018年1月27日(土)〜 エル カフェ全店・1月29日(月)〜 エル カフェ オンラインショップ価格:各3,800円+税カラー:グレー、ブラック内容量:200g※販売数量無くなり次第終了
2018年01月28日クランベリーズのリードボーカル、ドロレス・オリオーダンが亡くなった。46歳だった。ロンドンにて短期のレコーディングをしていたドロレスだが、15日(月)に帰らぬ人となったこと以外、詳細については現在のところ明らかにはなっていない。ドロレスの広報は声明を通して「アイルランド、そして世界のシンガー、ドロレス・オリオーダンが今日突然の死を迎えました。46歳でした。ロンドンで短期のレコーディング中でした。現時点でこれ以上の詳細は控えさせていただきます」と発表している。また、家族ぐるみの友人で1994年、ティペラリー州でのドロレスの結婚式で神父を務めたキャノン・リアム・マクナマラ氏は、彼女の出身地でもあるアイルランド、リムリックの地元紙に「家族にお悔やみ申し上げます。ドロレスは彼らの誇り、そして喜びでありました。私たちは彼女を心底愛していたのです。ドロレスは順調に人生を送っていました。なのに今日あまりに早く旅立ってしまったことが残念でなりません。家族のみなさんはドロレスのために献身し、あらゆるサポートをしていました」と話している。同バンドは、1994年のセカンドアルバム『ノー・ニード・トゥ・アーギュ』が世界規模でヒット、収録の自国への反戦歌『ゾンビ』も話題となった。その後5枚のアルバムを発表、昨年に7作目となる『サムシング・エルス』をリリースしたものの、ドロレスの健康上の理由でツアーをキャンセルしていた。同バンドの他にD.A.R.K.でもフロントを務めていたドロシーだが、2014年には20年付き添ったデュラン・デュランの元ツアーマネージャーで夫のドン・バートンと別れていた。ドンとの間には3人の子供もいる。また、ドロレスは生前ヨハネ・パウロ2世や現ローマ教皇に謁見、ヴァチカンでパフォーマンスを行うなど、カトリック教徒として育ち、その信仰を生涯持ち続けていたことでも知られていた。僕がクランベリーズを初めて聞いたのは、「ノー・ニード・トゥ・アーギュ」だった。アコースティックなサウンドや曲調は少し前のドリーム・アカデミーを彷彿とさせたが、ドロレスのヴォーカルの個性が際立っていた。形容しがたい居心地の良さがスピーカーの前に現れた。また、カーペンターズの(They Long To Be) Close To Youをカバーしたトリビュートに参加して、その世界観を聞かせてくれた。アイルランド、最高のヴォーカリストのご冥福をお祈りします。
2018年01月17日1月5日(金)より公開中の映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』。土日2日間では、動員224,480人、興収330,168,400円と、前作の公開3日間の2倍以上の興収を記録し、また1月8日の時点の累計動員は426,411人、興収611,634,700円と大ヒットスタートを切った本作から、この度アメリカが誇るスパイ機関:ステイツマンのエース・ウイスキーが、その本領を遺憾なく発揮する本編映像が到着した。今回公開されたのは、世界を救う鍵となる解毒剤を手に、雪中の山小屋で息をひそめるタロン・エガートン演じるエグジーと、ペドロ・パスカル演じるウイスキーの元に、別行動をとっていたコリン・ファース演じるハリーが合流するシーン。しかし、銃を構えた追手に慌て解毒剤が決壊…。そして銃弾の雨が降り注がれる絶体絶命のピンチが彼らを襲う中、背後のフォローを託し、ウイスキーが敵陣に突っこんでいく!往年のマカロニ・ウェスタンを思い起こさせる二丁拳銃の見事な手さばきや、電磁式投げ縄で一瞬で敵のボディを真っ二つに切り裂いてしまう様子など、大量の敵をなぎ倒しまくる活躍が伺える。そんなウイスキーを演じたのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ナルコス」に出演するペドロ・パスカル。マシュー・ヴォーン監督と役作りに付いて念入りに話し合ったというペドロは、「ウイスキーというキャラに堅苦しくない粋な傲慢さ、そしてクールでしかも危険な香りを漂わすこと」が監督との会話の中でとりわけ自身にとって大事だったと話し、「ウイスキーとエグジーは、世界を救うためのミッションを達成するために否応が無しにも共に行動することを強いられるんだけど、2人の間にはちょっとした競争意識があって、ウイスキーはハリーとエグジーのダイナミックで硬い絆にヒビを入れることだって、やろうと思えばできるんだ」とコメント。ウイスキーを筆頭にステイツマンというスパイエージェントたちを生み出した背景についてヴォーン監督は、「僕が子どもの頃、ファッション、テレビ、音楽といった分野でアメリカは世界中を席巻していたのが印象的で、カウボーイ映画が大好きだった。愛すべき、称えるべき側面がたくさんあるわけで、アメリカらしいもので大いに楽しみたくて、とんでもなくクールな鞭と十二連発に改造した銃を持たせたんだよ」と明かしている。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2018年01月11日2018年5月8日~19日(現地時間)に開催される第71回カンヌ国際映画祭でケイト・ブランシェットが審査員長を務めることになった。昨年の審査員長はペドロ・アルモドバル監督だった。同映画祭公式HPでは審査員長に決定したケイトのコメントを掲載。「カンヌ映画祭には長年に渡って女優、プロデューサーとしてマーケットやガラ、コンペティション部門に参加してきました。しかし、この偉大な映画祭が包括する素晴らしい映画の宝庫を純粋に見て、至福の喜びを感じることができるのは初めてです」とケイトは感動しきり。「今年の審査員長を務める栄誉と責任に身が引き締まる思いです」と自身に喝も入れた。同映画祭の会長ピエール・ルスキュールらは、「類まれな才能と強い信念で映画も舞台も美しく彩るユニークなアーティストを(審査員長に)迎えることができて、大変うれしく思っています。秋にみんなで話し合った結果、情熱的な女性であり温かい心で見守ってくれるケイトなら、審査員長として熱心に取り組んでくれるだろうということになったんです」とケイトを称賛している。(Hiromi Kaku)
2018年01月05日大好きなぬいぐるみが喋ってくれる!そんな子どもの夢を叶えてくれるのが、スマートトイ「ペチャット」。前回は3歳の娘と、ペチャットをつけた大切なお友だち「マカロン」のお話をお届けしました。→ 【はじめてのスマートトイ体験記〜前編】喋るぬいぐるみ「ペチャット」がやってきた! → 【はじめてのスマートトイ体験記〜後編】喋るぬいぐるみ「ペチャット」と仲良くなろう! ペチャットが普通のおもちゃと違うところは、アプリがアップデートする度に新しい機能が追加されるので、年齢にあわせて新鮮な遊び方ができること。発売からすでのいくつかのアップデートが行われ、ベビーからキッズまで楽しめる機能がモリモリと追加されました。ペチャットユーザーの視点から、おすすめ機能をご紹介します。※4歳になっても娘の特別なお友だちです。あかちゃんモード搭載で、小さなベビーにも安心ベビー用オルゴールなどでよくある「胎内音」「波の音」といった音もペチャットアプリに搭載。オルゴール内臓のベビー用ぬいぐるみを用意しなくても、お気に入りのぬいぐるみにペチャットをつければ、ベビーのお昼寝や寝かしつけをサポートしてくるんです。おやすみ音楽は、大人が一緒に聞いていても、ウトウトしていまうような癒されるもの。親子そろって気持ちよくお昼寝するのもよさそうです。また「泣き声検知」モードも搭載。ちょっと離れた場所にいても、ベビーが泣けばペチャットが自分のスマホにお知らせしてくれます。お昼寝中、家事のために慌ただしくキッチンへ。「泣いてないか?」と常に耳をそばだてながら慌ただしくする家事は大変なもの。ペチャットがベビー時代あればよかったなぁ、とつくづく感じます。また戸建ての実家に帰省中、お昼寝の寝室がちょっと離れてる。そんな時にも、ママを力強くサポートしてくれますね。生活習慣のうながしに「タイマー」機能を使おうペチャットには「お片付け」や「お風呂」「お着替え」など生活習慣を促してくれるためのセリフが多数用意されています。自分でお着替えや片付けができるようになる年頃は、イヤイヤもあり、なかなかスムーズにママの言うことを聞いてくれません。「いつまでも遊んで片付けをしない」「朝の登園の準備がすすまない」そんな時、便利なのがタイマー機能。我が家での使用方法をひとつご紹介。娘は朝ごはんが終わってお着替えをした後、朝の幼児番組を見るのが定番。家を出るまでの時間を選び(最大2時間59分先まで設定可能)、【おしゃべりの設定】→【お出かけ】でセリフを選びます。時間になると、ペチャットが「あ!もうこんな時間だよ!そろそろおうちをでないとね」と話してくれます。「マカロンが教えてくれたよ。もうテレビは終わりね」とママが口うるさく言うよりはスムーズな朝に。他、遊んでいる時に時間がきたらお片付けをうながしたり、お風呂やご飯の声がけを大切なお友だちからしてもらうのも効果的です。大好きなぬいぐるみとネイティブ英会話!?そんなペチャットの最新トピックスは、英語版アプリが登場したこと!今までの機能がそのまま英語で使えるように。セリフはアメリカ人声優のネイティブなもの、ということで、リアルな英語に接することが大きなメリットです。こうなると親が操作して会話、というのは難しくもあるのですが、登録されている単語や簡単な会話でも充分楽しめます。その中でもおすすめは「英語のおうた」。ABCの歌や、キラキラ星など子どもも大好きで英語でも接しやすいものは、聞いているだけでも楽しくなります。※マカロンと一緒に英単語の勉強中、突然英語を喋るようになったマカロンにびっくりしつつも興味津々です英語版アプリは日本語版と全く同じ機能があるので、上記でご紹介した「あかちゃんモード」「タイマー」にも対応しています。1〜2歳のお子さんにタイマーを使う場合は積極的に英語版を試してみるのも良さそうです。※「Give me a hug!」と言われれば、ちゃんとギュッとしてあげれるようになりました。前回も書きましたが、本当に0歳でペチャットに出会いたかったと思います!赤ちゃん時代、胎内音などがでるベビーオルゴールを使っていましたが、2歳過ぎには卒業!?してしまい。ペチャットの素晴らしいところは、おもちゃを新しく買い直さなくても、どんどん新しい機能が搭載されてくるところ。今後もどんな驚きを子どもに与えてくれるのか、常にワクワクの夢のおもちゃです。キッズへのお年賀ギフトにはもちろん、出産祝いにも喜ばれるペチャット。ぬいぐるみとセットで贈れば、ベビーの大切なお友だちになってくれそうです。→ 【セット】Pechat(ペチャット)ボタン型スピーカー&Jellycatぬいぐるみ = 文・写真:大西佳葉 = こどもと暮らす 4歳娘とママ日記 【ご紹介したアイテム】 スマートフォンのアプリと使って操作できるボタン型スピーカー「Pechat」。お子様の名前を呼んだり歌を歌ったりと、ぬいぐるみに心があるみたいに様々なおしゃべりが可能になります。⇒ Pechat(ペチャット)ボタン型スピーカー 4,990円(税込)
2017年12月21日ロペ(ROPÉ)、アダム エ ロペ(ADAM ET ROPÉ)、ロペピクニック(ROPÉ PICNIC)の3姉妹ブランドより、3種類のフレグランス「パルファム ロペ」が登場。2017年11月15日(水)より発売される。それぞれ、ロペのルーツである南仏・サントロペにインスピレーションを得た。監修したのは、海外メゾンのフレグランスを多く手がけるフランス南東部グラースの調香師、セリーヌ・エレナだ。ロペの「ビューティフル アティチュード オードトワレ」は、繊細で透明感あふれる香り。ホワイト・ブーケに似た針葉樹をベースに、ミネラルやシトラス、そしてサンダルウッドやアンバーを混ぜ合わせており、柔らかに爽やかに漂う。続いてアダム エ ロペの「モーニング ビュー オードトワレ」は、バンブー・サンダルウッド・ソフトアンバーといったスパイシーなノートと、スズラン・ローズ・ライラックといった透明感あるフローラルノートをミックスした。エレガントさとフレッシュさを感じさせる。そしてロペピクニックの「フレッシュ イエロー ローズ オードトワレ」はナチュラルでフレッシュ、生命力に溢れた香り。“ローズの瑞々しい蕾”をイメージし、フリージア・ペア・ローズ・ジャスミンなどを合わせた。いずれもパッケージには、写真家「小浪次郎」の美しい風景写真をデザイン。さらに、お揃いのディフューザーとキャンドルも同時に発売される。なお、表参道ヒルズのメインエントランスにて11月17日(金)から19日(日)までの3日間限定で、ローンチを記念した限定イベントを開催。3つの香りの世界を体験した人には、香り付きリボンブレスレットがプレゼントされる。【詳細】パルファム ロペ発売日:2017年11月15日(水)価格:・オードトワレ 50mL 各7,000円+税・ディフューザー 100mL 各5,000円+税・キャンドル 210g 各5,000円+税 ※燃焼時間は約40~45時間取り扱い:ロペ、アダム エ ロペ、ロペピクニックの店舗、J’aDoRe JUN ONLINE■ローンチイベント日時:11月17日(金)~19日(日)場所:表参道ヒルズ メインエントランス住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
2017年11月10日第30回東京国際映画祭において、音楽家の坂本龍一が時代を切り拓いていた映画人に贈られる「SAMURAI賞」を受賞。11月1日(水)に授賞式が行われ、坂本さんは映画『戦場のメリークリスマス』撮影時の思い出などを語った。今年で4回目を迎えるSAMURAI賞。大島渚監督作で、音楽のみならず、俳優としてビートたけし、デヴィッド・ボウイらと共演を果たした『戦場のメリークリスマス』、アカデミー賞受賞の『ラストエンペラー』、また近年では山田洋次監督作品『母と暮せば』、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督『レヴェナント:蘇えりし者』、李相日監督作品『怒り』など、そのキャリアにおいて数々の映画音楽に携わってきた坂本さんに贈られた。■坂本龍一、『戦場のメリークリスマス』撮影時をふり返り「当時はそんな意識も高くなくて…」侍の刀をイメージしたトロフィー受け取った坂本さんは、自らに突き刺すようなしぐさを見せるなど、壇上でも茶目っ気たっぷり。「思い起こすと『戦場のメリークリスマス』では、役者として居合いをするシーンがあり、撮影前に道場に通って、文字通りの付け焼刃で刀を振り回すのを習いました。現場でも、みんな軍人の役で刀を持ってるんですが、振り回して曲がっちゃったり…(笑)。こういうのを持つと、振り回したくなっちゃうんですよ。危ないですね、人間って(笑)。いまでこそ森林保全の運動とかやってますけど、当時はそんな意識も高くなくて、撮影が行われた南太平洋の島の木をバッサバッサと切ってました(笑)」と明かし、会場は爆笑に包まれた。坂本龍一/第30回東京国際映画祭■5年にわたるドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』について言及この日は授賞式に加えて、坂本さんに密着し、その活動を5年にわたって追いかけたドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』の上映も行われた。坂本さんは「僕は、自分の素顔をさらけ出すとか、そういう趣味はないんです。ではなぜ撮影を承諾したのか?ひとえに監督の人柄、人間性に惹かれて、任せてもいいかなと思ったから」と同席した本作のスティーブン・ノムラ・シブル監督を称賛する。坂本龍一&スティーブン・ノムラ・シブル監督/第30回東京国際映画祭5年におよんだ撮影について「当初、監督も何か『こういうものに…』という計画があったと思うけど、だんだん収拾がつかなくなっていきました(笑)。そのうち僕が病気(※2014年7月に中咽頭癌の罹患を発表。その後、1年にわたって治療、療養を行なった)になって『やった!』と思ったでしょ(笑)。『これでドラマチックになる!』と。思ったに違いないです(笑)。計画通りじゃなく、起こることを追ってるうちにこうなって、気がついたら5年経っていました」とふり返った。坂本龍一にとって“映画音楽”とは?大島渚、ベルトルッチ、ペドロ・アルモドバル、イニャリトゥなど、これまで錚々たる名匠たちと仕事をしてきた坂本さん。改めて「坂本さんにとっての映画音楽とは?」と問われると「難しい質問だな…(苦笑)」と思案しつつ「映画にはルールはない。自分の仕事を否定するみたいですが、必ずしも映画に音楽は必要なくて、あってもなくてもいいと思っています。映画が(音楽を)必要とするかどうか?映画が主人公であり、作っているうちに、必要とされる場所、いい場所に必要とされる“音”があれば、映画音楽の役割として、最高に幸せなケースだと思います」と語った。『Ryuichi Sakamoto: CODA』は11月4日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月01日韓流ブームの真っただ中、2004年に日本公開され、当時9億円の興行収入を記録したペ・ヨンジュン初主演映画『スキャンダル』のデジタルリマスター版の公開日が、2018年1月20日(土)に決定。あわせて、ポスタービジュアルがシネマカフェにて解禁となった。本作は、フランスの古典恋愛小説「危険な関係」を、18世紀の朝鮮王朝時代を舞台に映画化した華麗な恋愛ドラマ。朝鮮王朝を舞台に、優雅に繰り広げられるドロドロ恋愛ゲームを描き、絢爛豪華な衣装や装飾品も評価を集めた。恋愛ゲームを生きがいにしているチョ婦人(イ・ミスク)は、親密な関係にある従兄弟チョ・ウォン(ペ・ヨンジュン)に、16歳の夫の側室ソオク(イ・ソヨン)を犯してほしいと頼む。だが、彼の標的は、9年間貞節を守ってきたスク婦人(チョン・ドヨン)。そこで、ウォンはチョ婦人と、スク婦人を落とす賭けに出る。ウォンの熱心な求愛を受け、スク婦人はウォンの手に落ちるが、ウォンは彼女に別れを告げてしまう。ショックでやつれ果てたスク婦人を話の種にするチョ婦人。それを聞いていたウォンは、ゲームの標的だったスク婦人のことを愛していると初めて気づくのだが…。主演を務めるのは、これまでの誠実なイメージではなく、プレイボーイを熱演しファンを驚かせた韓流の先駆者ペ・ヨンジュン。数多くの映画オファーの中から本作を選び、映画初主演を果たした。日本での公開当時は、「冬のソナタ」がNHK総合チャンネルで話題となっていたまさにそのときで、本作の公開直前に来日した“ヨン様”を一目見ようと、羽田空港に7,000人を超えるファンが集まるなど、まさに韓流ブーム全盛期。その立役者のペ・ヨンジュンによる映画初主演作ということもあり、公開するや否や劇場には人が連日押し寄せ、社会現象ともなった。韓国では当時、「韓国映画最多週末観客数記録」など数々の記録を塗り替え、韓国最大の映画の祭典「青龍映画賞」では最優秀作品賞にも輝いている。また、2007年に『シークレット・サンシャイン』により第60回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞するなど、いまや世界的な実力派人気女優チョン・ドヨンとの濃厚ベッドシーンも話題に。『うつせみ』『造られた殺人』のイ・ミスク、「トンイ」「Dr.Jin」などのイ・ソヨンが出演。監督は、『世界で一番いとしい君へ』『フライ・ダディ』のイ・ジェヨンが務めた。このたび到着したポスタービジュアルは、華やかな朝鮮王朝時代にふさわしい、豪華絢爛な衣装に身を包んだペ・ヨンジュン、チョン・ドヨン、イ・ミスクの高貴とエロスの香り漂う仕上がり。脚色・演出・演技・衣装・美術、いづれも第1級品であることを証明する本作を改めて堪能してみて。『スキャンダルデジタルリマスター版』は2018年1月20日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月27日スペインで記録的大ヒットとなった『永遠のこどもたち』製作陣が再結集し、新たに仕掛けるスペイン発の衝撃サスペンス『ボーイ・ミッシング』。本作でカギを握る少年の姿をとらえたポスタービジュアルとともに、予告編映像が解禁となった。その日、高名な弁護士であるパトリシア(ブランカ・ポルティージョ)の息子ビクトル(マルク・ドメネク)が負傷した状態で警察に保護される。ビクトルは通学途中で何者かに拉致され、自力で逃げ出したという。証言を元にモンタージュが作成され、前科者のチャーリー(アンドレス・エレーラ)が容疑者として逮捕される。しかし、チャーリーは事件当日のアリバイを主張。パトリシアは安全のためにもチャーリーを勾留するよう警察に強く求めるが、ほどなくして彼は証拠不十分で釈放される。その夜から、パトリシアとビクトルの身の回りでは不審な出来事が次々と起こりはじめた。それらがチャーリーの仕業だと確信したパトリシアは、再び警察に彼の逮捕を要求するも断られ、かつて裏稼業に手を染めていた友人ラウル(ホセ・コロナド)の元を訪ねる。ラウルのコネクションを通じてチャーリーへ“警告”を与えるよう依頼するパトリシア。しかし、そのことが思いもよらぬ惨劇を招くこととなり…。本作は、トム・ホランドが注目を集めた『インポッシブル』や今年日本公開された『怪物はささやく』で知られ、『ジュラシック・ワールド』続編の監督にも抜擢されたJ・A・バヨナ監督の衝撃デビュー作『永遠のこどもたち』(’07)を生み出したスタッフが再結集したスパニッシュ・スリラー。メガホンをとるのは、『永遠のこどもたち』『ロスト・アイズ』などをプロデュースしてきたマル・タルガローナ。数々の傑作に関わってきた制作手腕を遺憾なく発揮し、信頼するスタッフたちとともに新たな傑作を、監督として作り上げた。主演を務めたのは、巨匠ペドロ・アルモドバルの『ボルベール<帰郷>』でペネロペ・クルスらと共にカンヌ国際映画祭の女優賞を獲得したブランカ・ポルティージョ。ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞)で3度のノミネートを誇るラテン映画界の名女優が、息子を思うあまり犯罪に手を染め、惨劇に巻き込まれてゆく女性弁護士を濃密な演技で披露する。また、裏社会に精通する男ラウルを、実際のテロ事件をモチーフにした傑作スリラー『悪人に平穏なし』でゴヤ賞主演男優賞を受賞したホセ・コロナドが演じるほか、スペイン映画界からも錚々たる名優たちが集結。少年の行方不明事件からはじまり、次々に惨劇が加速するスリラーを、まずはここから確かめてみて。『ボーイ・ミッシング』は8月3日(木)より新宿シネマカリテ「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月12日スペインのアカデミー賞である第30回ゴヤ賞で、作品賞や監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚本賞と最多5冠に輝いた『しあわせな人生の選択』が、7月1日(土)より日本公開される。本作で主人公を演じるのは、米アカデミー賞最優秀外国語映画賞『瞳の奥の秘密』やアルゼンチンの大ヒット作『人生スイッチ』などで知られるリカルド・ダリン。このほど、彼が演じる余命わずかな主人公が、愛犬を心配するあまり、かかりつけの獣医を困らせてしまう(?)本編映像がシネマカフェに到着した。フリアン(リカルド・ダリン)はスペインで俳優として活躍し、愛犬トルーマンと暮らしていた。一方、トマス(ハビエル・カマラ)はカナダの大学で教鞭をとりながら家族と暮らし、2人はそれぞれの人生を送っていた。年月は流れ、ある日突然トマスがフリアンの前に姿を現す。それは、フリアンのいとこパウラ(ドロレス・フォンシ)から彼の具合がよくないと聞かされたからだった。フリアンはすでに治療をやめ、身辺整理を始めていた。説教されることを嫌がり、最初は親友トマスを追い出そうとするが、トマスはそんなことはおかまいなしに4日間滞在するという。やがて2人は、昔の遠慮のない関係に戻り、フリアンの残り少ない時間を愛犬トルーマンの里親探しや、留学中の息子に会いに行くことなどに費やす。それは2人が一緒に過ごせる最後の日々でもあった――。ペドロ・アルモドバル監督『オール・アバウト・マイ・マザー』やイザベル・コイシェ監督『あなたになら言える秘密のこと』など、数々の名作を世に送り出してきたスペイン映画界から新たに誕生した傑作といえる本作。余命わずかな日々を愛犬トルーマンと共に過ごす男フリアンをきめ細やかに演じるのは、アルゼンチンで最も有名な演技派俳優の1人、リカルド・ダリン。フリアンに振り回されながらも一緒に行動し寄り添う親友トマスを、『トーク・トゥ・ハー』のハビエル・カマラが演じ、フリアンの忠犬トルーマンの演技と存在感も必見となっている。今回解禁された本編映像では、余命わずかな主人公フリアンが親友トマスと共に行きつけの動物病院を訪れるところから始まる。フリアンには長年共に暮らしている愛犬のトルーマンがいる。この先、自分がいなくなった後にひとり残されてしまう愛犬の身を案じ、フリアンは新しい里親を探していたのだ。獣医に「いままでの飼い主がいなくなると犬も喪失感を感じるか?」「新しい里親は自分と同じ独り暮らしの男がいいのか?」と、質問攻めにするフリアン。揚げ句、「あいつ、ほかの犬と暮らせるかな」と心配そうにつぶやく。そんなフリアンの愛犬トルーマンに対する過保護ぶりに、友人のトマスは若干あきれ気味。果たして、フリアンは納得のいく新しい里親を見つけることができるのだろうか…。また、フリアンとトマスが共に過ごす4日間はどのようなものになるのだろうか。2人の名優が織りなす、男たちの友情の行方も気になるばかりだ。『しあわせな人生の選択』は7月1日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:しあわせな人生の選択 2017年7月1日よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開(C) IMPOSIBLE FILMS, S.L. /TRUMANFILM A.I.E./BD CINE S.R.L. 2015
2017年06月25日第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞と次点にあたるグランプリをW受賞し話題となっている、ロバン・カンピヨ監督『BPM (Beats Per Minute)』。このほど、本作の日本公開が決定し、審査員長のペドロ・アルモドバル監督とロバン・カンピヨ監督の授賞式後の記者会見のコメントが到着した。舞台は1990年代初めのパリ。エイズの感染による差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社などへ変革に挑んだ実在の団体「ACT UP」の活動を通して、若者たちの恋と人生の輝きを描く。「ACT UP」のメンバーだったというカンピヨ監督自身の経験が物語のベースとなり、当時のゲイコミュニティを描きだしていく。明日も知れぬ命を抱える主人公の葛藤、感染者を1人でも減らしたい、友人の命を助けたいという情熱、恋人との限りある愛…。生と死、理想と現実の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たち。彼らの生き生きとした表情や行動が、力強くエモーショナルな映像と共に綴られる。カンヌの下馬評では、各誌軒並み高評価を獲得。パルム・ドールやグランプリと予想している媒体も多数目立ち、今回のカンヌで最も注目を浴びた作品といえる本作。熱心なLGBT人権活動家でもあるアルモドバル監督は、記者会見で『BPM (Beats Per Minute)』がパルム・ドールを受賞しなくて悔しかったか?と聞かれ、「映画は素晴らしかった。最初から最後まで心を打たれたよ。でも審査は民主的な方法で行われた。いま言えるのはこれだけだ」と答え、涙を流して次のように言葉を続けた。「ロバン・カンピヨ監督の作品は、我々(審査員)の大多数が気に入っていた。きっとどの国でも成功を収めるだろう。ストーリーは何年も前に起こったことであり、これはLGBTの人々によって伝えられるべきである。不公平な世の中について語っていて、何人もの命を救った本物のヒーローたちをカンピヨ監督は描いてくれた。それには私たちも共感している」。一方、カンピヨ監督は授賞式のスピーチで、「この作品は、エイズで亡くなられた方へのオマージュであるとともに、頑張って生きている方々を勇気づけるものでもあります。勇気を持って闘い続けている人、当時、命を懸けて(ACT UP)の活動を行った人を想い、この作品を作りました」と、企画の意図について明かす。さらに授賞式後の記者会見では、「とてもパーソナルな内容である本作を作るにあたり、感情的にならないように必死だった」と撮影当時を振り返る場面も。ACT UPのメンバーだった監督は、当時、エイズ治療薬を提供しないフランスの製薬会社を巡って、ミッテラン政権と闘った経験がある。「この時代を生きるヒーローを描きたかったんだ。10年間もこの感染症に耐えなければいけならず、世間に被害者として見られ、急に“病んでいるホモセクシュアル”として見なされながらも、何人もの命を救う行動を起こしたことは、英雄的だったと思う」と語っている。審査員長のアルモドバルも涙で絶賛を贈る、若者たちの愛と人生を描いた本作。日本上陸を楽しみにしていて。『BPM (Beats Per Minute)』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月31日開催中の第70回カンヌ国際映画祭。今年、カンヌを席巻しているのが、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」の作品だ。コンペティション部門に、ポン・ジュノ監督の『オクジャ』と、ノア・バームバック監督の『The Meyerowitz Stories(New and Selected)』(原題)の2本が入っている。いずれも作品の評価は高いものの、オンラインでしか観られないものを映画と認めるべきか、否か、という大論争が巻き起こっているのだ。特にスーパーピッグをめぐる『オクジャ』は星取り表でも上位3本に入るほど好評で、主演のティルダ・スウィントンの女優賞の声も聞かれる一方、ブーイングも出るなど、まさに問題の矢面に立たされている格好。『The Meyerowitz Stories』(原題)も、気難しい父親(ダスティン・ホフマン)にふり回される息子たち(アダム・サンドラー、ベン・スティラー)の反目と和解を笑いの中に描いた、愛すべき映画となっている。「Netflix」問題は映画祭開幕前から白熱しており、カンヌ側は今年は特例としてコンペ入りを認めたものの、来年以降はコンペ入りの条件にフランス国内での劇場公開を義務づけると発表した。というのも、フランスでは映画のストリーミング配信はフランス国内公開から3年後という規正があるからだ。同時に、劇場の興行収益から映画支援団体CNC(国立映画センター)に一定額を支払う規定があるが、劇場公開をしない「Netflix」はこの支払いを回避してもいる。映画祭初日17日の審査員団会見では、審査委員長ペドロ・アルモドバルが「劇場で観られない映画に、賞をあげたくない」と爆弾発言をした。これに対し、同じく審査員のウィル・スミスは「Netflix」を擁護。アルモドバルはその後、この発言は撤回して、公正な審査を行うと宣言、ポン・ジュノ監督に会った際には謝罪もしたという。果たして審査員団は、この2本に対してどのような結果を下すのか。審査結果は28日(現地時間)夜、発表される。(photo / text:Ayako Ishizu)(text:Ayako Ishizu)
2017年05月26日第70回カンヌ国際映画祭が、南仏・カンヌで5月17日(現地時間)に開幕した。開幕式前には審査員団の記者会見が行われ、審査委員長のペドロ・アルモドバル(スペイン)をはじめ、ウィル・スミス(米)、ジェシカ・チャスティン(米)、パク・チャヌク(韓)、ガブリエル・ヤレド(仏)、マーレン・アデ(独)ら9人が出席。今年の特色は、ポン・ジュノ監督の『オクジャ』(原題)、ノア・バームバックの『ザ・マイヤーウィッツ・ストーリー』(原題)という、Netflixの非劇場公開作が最高賞パルムドールを競うコンペティション入りをしていること。これについて質問が飛ぶと、アルモドバルは「技術革新はよいことだが、個人的には劇場公開予定がない作品に賞はあげたくはない。映画は少なくとも自分の椅子よりは大きなスクリーンで観てほしいし、劇場を守りたい」と爆弾発言。一方、ウィル・スミスは「あくまで僕の家の場合だけど、子ども3人は毎週2回は映画館に行くし、Netflixでいままで観たことのない種類の映画も観るようになった。Netflixは映画館とは敵対しないと思うし、若い作り手が出てくるためのいいプラットフォームになっていると思う」とNetflixを擁護したが、この論争はますます高まりそうだ。なお映画祭側は、来年以降は劇場公開されない映画のコンペ出品は認めないことを決めている。記念すべき70回大会の開幕作品は、フランスのアルノー・デプレシャン監督の『イスマイルの亡霊たち』(英題:Ismail’s Ghosts)。主演のマチュー・アマルリック、マリオン・コティヤール、シャルロット・ゲーンズブールらがレッドカーペットを飾った。現在、ギョーム・カネとの間の第二子を妊娠中のマリオンは、体を覆うような黒のドレスで、シャルロットのマイクロミニのドレスと好対照だった。ほかにも、リリー・ローズ・デップ、エル・ファニング、ジュリアン・ムーアや「ある視点」部門の審査委員長であるウマ・サーマン、開幕式の司会を務めたモニカ・ベルッチなど華やかな面々が登場。18日夜には、木村拓哉が三池崇史監督、杉崎花らと共に『無限の住人』でカンヌのレッドカーペットに久しぶりに登場する。カンヌ映画祭は28日まで。(photo / text:Ayako Ishizu)(text:Ayako Ishizu)
2017年05月18日巨匠ペドロ・アルモドバルが、数奇な運命に翻弄された“母”と“娘”の愛の物語を紡いだヒューマン・ドラマの『ジュリエッタ』。そのBlu-rayとDVDが、メイキング映像や主演女優インタビューなど、情報満載の特典映像を収録して、6月2日(金)に発売が決まった。同作は、1999年『オール・アバウト・マイ・マザー』でアカデミー賞外国語映画賞を、2002年『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー脚本賞を獲得した現代映画界屈指の名監督、ペドロ・アルモドバルの最新作だ。スペインのマドリードを舞台に、12年前に出て行った一人娘を見かけたという知らせを受けた55歳のジュリエッタが、愛する娘に向けていままで言えなかった“真実”を語るストーリー。色鮮やかな映像美も話題を集めた人間ドラマだ。BD&DVDの共通特典として、主演女優インタビューをはじめ、メイキング映像や予告編集などの充実の特典映像を収録予定。また、初回限定特典として特製スリーブケースが付く。2013年にノーベル文学賞を受賞したカナダ人作家アリス・モンローの小説「ジュリエット」を原作に、当代随一のストーリーテラーによる老練な語り口と普遍的なテーマは巨匠アルモドバルが辿り着いた新境地。円熟の極みまで到達した傑作を特典とともに堪能して。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュリエッタ 2016年11月5日より全国にて公開(C) El Deseo
2017年03月06日