「サザンオールスターズ」の名付け親としても知られる、洋楽ポップスの一流プロモーター・宮治淳一の若きころを神木隆之介、同じく桑田佳祐を野村周平が演じる『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』。先日の限定公開の好評を受け、ついに9月16日(土)より全国公開が決定し、初予告編がお披露目された。ドキュメントとファンタジーを融合させた「ドキュファ」という、いままでにない形式で綴られた本作。数多くの才能を輩出し続ける“芸能の地、茅ヶ崎”の謎に迫るべく、茅ヶ崎の芸能史を編纂する“日本一のレコードコレクター”であり、洋楽ポップスの一流プロモーターでもある宮治さんと、アースダイブという手法で茅ヶ崎の秘密を数万年規模で遡る人類学者・中沢新一への密着、今年御年80を迎えたいまも、現役で新しい音楽に挑み続ける加山雄三へのインタビューなどのドキュメンタリーパートと、宮治さんと桑田さんにとっての運命的な出来事を回想劇として描くファンタジーパートが融合し、展開されていく。6月25日(日)に開催された「第6回茅ヶ崎映画祭」でのプレミア上映に続き、7月21日(金)~7月23日(日)の3日間、全国15館にて実施された【夏祭り】特別上映では、チケットは即日完売。限定上映だったため、鑑賞後に多くの観た人がSNSに書き込み拡散され、それにより見ることができなかった映画ファン、音楽ファンから各地での劇場公開を求める声が多数寄せられたため、その要望に応える形で全国公開が実現した。今回発表された全国公開は、9月16日(土)より東名阪主要都市をはじめとする5か所の映画館での一般公開を皮切りに、なんと10月から始まる「桑田佳祐 LIVE TOUR 2017 がらくた」に帯同する形で、各都市の公演に合わせて全国的に公開していく、というもの。本作の中でも、ひときわ重要なポジションを担う桑田さん。桑田ファンにとっては、そんな映画が本人のライブと一緒にやってくるという、垂涎の展開となっている。全国公開決定と同時に解禁となった初の映像となる予告編では、映画本編同様、小倉久寛による“烏帽子岩”の「わたし、知ってるんです」というナレーションによって構成されている。ファンタジーパートでは、青年期の宮治さんを演じる学ラン姿の神木さんが安定感のある演技で熱演。また、男子校で天才的な感性が開花し始める桑田さんの学生時代を演じる野村さんは、本人さながら(?)のテンションの高さで怪演を見せている。茅ヶ崎名物・烏帽子岩が見守って来た、スターが生まれる地・茅ヶ崎の秘密とは…。そして予告編のラストに登場する、あの後ろ姿の男といえば…。チャレンジングな表現に挑んだ、茅ヶ崎愛、音楽愛にあふれた本作。なお、今週末8月5日(土)より前売券の発売も決定している。『茅ヶ崎物語 ~MY LITTLE HOMETOWN~』は9月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月01日サザンオールスターズの桑田佳祐(61)が、ソロでは2度目の5大ドーム公演を行うことを6月24日に発表。さらに、8月23日には6年半ぶりのソロアルバム「がらくた」をリリースすることも明らかにされた。 この発表翌日の6月25日は、39年前に「勝手にシンドバッド」がリリースされたサザンのデビュー記念日。来年はデビュー40周年となり再始動も期待されるサザンだが、今回はあえて桑田以外のメンバーについてスポットを当ててみたい。 まずは桑田の妻でもある、キーボードの原由子(60)。桑田に次いで多数のソロ作品があり、’97年には当時SMAPのメンバーだった香取慎吾とのデュエット曲「みんないい子」をリリースした。実家は横浜・関内駅前の天ぷら屋「天吉(てんきち)」で、サザンファンが集まる名店として知られる。 桑田の信頼がとくに厚いのは、ドラムの松田弘(61)。松田が体調不良のときも代役は立てず、ライブ自体が順延になったことも。それほどサザンには欠かせない存在だ。ドラムだけでなく、ハイトーンボイスも魅力。自身がボーカルを務める曲「松田の子守唄」では、桑田とは正反対の透明感ある歌声を披露している。 ベースの関口和之(61)は帽子と口ひげがトレードマーク。ウクレレプレイヤーとしても活動しており、毎年「ウクレレピクニックインハワイ」というイベントを主宰しており、日本とハワイのウクレレ界を盛り上げている。また、テレビゲーム「桃太郎伝説」「桃太郎電鉄」シリーズの音楽を担当。ベース以外でも幅広く活躍している。 最後は、「毛ガニ」の愛称で呼ばれるパーカッション・野沢秀行(62)。メンバー最年長でパーカッションの実力は折り紙付きだが、31歳で発症した椎間板ヘルニアに長年悩まされてきた。腰痛との闘いをまとめた著書『毛ガニの腰伝説』(KADOKAWA)も’16年に出版。腰痛のため演奏はできないときも、仮装やダンスでサザンの“お笑い担当”としてライブを盛り上げてきた。 多彩な魅力を持つサザンオールスターズの5人。来年はメンバー全員が集結し、サザンとしての活動を見せてくれるのか。桑田のソロ活動だけでなく、5人全員の動向に注目したい。
2017年06月27日有村架純を主演に迎え4月から放送される連続テレビ小説「ひよっこ」。この度、本作の主題歌を桑田佳祐が担当することに決定。NHKドラマに楽曲提供をするのは今回が初めてだという桑田さんの新曲「若い広場」が物語を彩る。連続テレビ小説「ひよっこ」は、東京オリンピックが開催された1964年から始まる、高度成長期の真っただ中で、地方から集団就職で上京した“金の卵”ヒロイン・谷田部みね子(有村さん)が、懸命に働き自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記。ヒロインの有村さんをはじめ、沢村一樹、木村佳乃、佐々木蔵之介など豪華な俳優陣の出演にも注目が集まっている。そんな本作の主題歌が、桑田さんの2017年活動一発目となる新曲「若い広場」に決定。待望のNHKとの初タッグとなる。現段階では、タイトル以外楽曲の詳細は発表されていないだけに、一体どんな曲が、日本の朝を彩ることになるのか、大いに期待が高まる。桑田さんは今回の主題歌起用について「身に余る光栄でございます」と話し、「『ひよっこ』は1964年を舞台に始まる物語ということで、自然と自分自身の人生をいま一度辿っていくような感覚とともに、夢と希望に溢れた日本の未来に思いを馳せながら、歌詞を綴りました。古き良き日本の情感のようなものも、合わせて感じていただけますと幸いです」と楽曲への思いを明かした。またヒロインを演じる有村さんは、本楽曲の感想について「ゆったりとした曲調が、1960年代から始まるこの物語をフワーッと想像させてくれて、暖色系の明かりが自分を包み込んでくれているような、そんな感覚になりました。どこかしら懐かしく感じるメロディーと桑田さんの歌声は、温かくてとても心地よく、聴き入ってしまいます。放送を楽しみにしていて下さい」と、期待高まるコメントを寄せた。平成29年度前期連続テレビ小説「ひよっこ」は4月3日(月)~9月30日(土)まで8時15分~ほかにて、全156回で放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月03日歌手の桑田佳祐が、25日放送のテレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜20:00~20:54)に出演し、新曲の歌詞に、タモリ・ビートたけし・明石家さんまの"お笑いBIG3"の名前を入れたことを明かした。この歌詞が入っているのは、最新曲「君への手紙」のカップリングとして収録されている「メンチカツ・ブルース」。桑田はギターで弾き語りを披露し、「♪俺が"さんま"焼いたのは 一度"たけし"かねえ(コマネチドゥーワップ) 魚釣れたら添える 網は"タモリ"じゃねえ」と歌い上げた(※「タモ」は網の一種)。この歌詞を書いた理由について、桑田は「さんまを食べたいという歌にしようと思って書いてたんですけど、そしたらたけしさんが出てきて、これじゃあタモリさんが絶対欲しいということで、名前を拝借しました」と説明。番組MCのタモリは、笑顔で「ありがたいですね、これは」とご満悦の表情だった。
2016年11月25日歌手の桑田佳祐が、12月1日に放送されるNHKの音楽番組『SONGS』(毎週木曜22:50~23:15)で、落語に初挑戦する。今回、桑田は落語家になりきり、「波乗亭米祐(なみのりていべいすけ)」という高座名で登場。紋付袴姿で、「あなたへの手紙」と題した創作落語で、曲にまつわる小噺を披露する。ファンの間からは落語好きとして知られる桑田は、以前から「いつか落語をやってみたい」とスタッフに相談していたことから実現。随所にアドリブも散りばめて、初挑戦とは思えないさすがのパフォーマンスを終えると、スタッフからは大きな拍手が巻き起こった。この日の放送では新曲も披露し、言葉遊び満載の曲から、哀愁のある曲まで、全く違う世界観の4曲をフルサイズで演奏。このうち2曲は、初披露となる。
2016年11月23日明日11月23日(水・祝)に、待望のニューシングル「君への手紙」をリリースする桑田佳祐。この度、桑田さんが12月1日(木)放送の「SONGS」に出演することが分かった。先日、女優の広末涼子が出演するニューシングル「君への手紙」のカップリングとしても収録されている「悪戯されて」のMVも話題となった桑田さん。今回番組内では、新曲の演奏とともに、なんと落語に初挑戦!曲の演奏の合間ごとに、紋付袴で決めすっかり落語家になりきった桑田さんが、その名も「波乗亭米祐(なみのりていべいすけ)」として登場。ニューシングル「君への手紙」にひっかけ、手紙にまつわる小噺を披露する。ファンの間では、落語好きで知られている桑田さんは、以前から「いつか落語をやってみたい」とスタッフにも漏らしており、この度ついに実現。収録に立ち会った番組スタッフによると、初挑戦とは思えないほど流暢な高座だったそうで、随所にちりばめられたアドリブでもスタッフは大うけ。身のこなしや表情も含めて、まるで真打ちかのような堂に入ったものだったようで、初挑戦とは思えないさすがのパフォーマンスに最後に噺が落ちると、スタッフ一同からは大きな拍手が沸き起こったそう。最後には、少しホロっとくるような場面もあるとのことで、ぜひ楽しみにしていて欲しい。そして、もちろん番組では新曲も披露!演奏楽曲は、「君への手紙」に収録される4曲をすべて。特に「あなたの夢を見ています」「メンチカツ・ブルース」の2曲に関しては、本邦初披露となる貴重な演奏となる。新曲4曲はそれぞれがまったく違う世界観を持つ秀曲がそろっているが、そのそれぞれの世界が丁寧に作り上げられ、4曲それぞれの魅力を存分に堪能することができる。ぜひ落語と共に、濃密な時間をお楽しみあれ。「SONGS」は12月1日(木)22時50分~NHK・総合テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年11月22日桑田佳祐の新曲「悪戯されて」のミュージックビデオ(以下MV)がこのほど解禁。本MVに女優の広末涼子が出演していることが分かった。「悪戯されて」は、桑田さんが自身のルーツである日本の歌謡曲の中から“東京”をテーマにした唄ばかりを集めてカバーした映像作品「THE ROOTS ~偉大なる歌謡曲に感謝~」(11月30日(水)よりリリース)に収録されている唯一の新曲。タイトル通り「偉大なる歌謡曲に感謝」の気持ちを込めて作られた、歌謡曲テイスト満載の佳曲である。ファンの間ではすでに好評を博しているこの曲は、その後、桑田さんのニューシングル「君への手紙」のカップリングとしても収録されることが発表されている。今回到着したのは、「悪戯されて」のMV。70年代風のドラマ仕立てに作られているのも目を引くところだが、注目すべきは広末さんがドラマの主演を務めているという点だ。曲自体が昭和を感じさせる歌謡曲テイストになっていることから、桑田さんから「(当時を感じさせる)松本清張原作のドラマや映画の予告編のようなビデオにしてみたい」という思いにより企画がスタート。そして、「せっかくやるならば、日本を代表するような女優の方に出ていただこう」ということで、『ゼロの焦点』で主演を務めた広末さんに白羽の矢が立ったという。広末さんは「オファーをいただいて、わくわくしました。桑田さんの世界観は、昔から大ファンで大好きなので」と喜びを露に。今回の楽曲については「“THE 歌謡曲”という感じの曲で、桑田さんの歌っている映像も70年代の世界観を出されていて、歌詞の世界観もなんとも言えない切ない感じでいて、でも客観的にとらえているストーリー性のある歌ということで、とても沁みました」とコメントを寄せた。MVは、「悪戯されて」の歌詞を土台にして新たに創作された架空のストーリーとなっており、予告編どころかひとつのドラマとして成り立っているが、そのテイストは70年代のサスペンスドラマさながら。広末さんが演じるのは、クラブホステスの秀子。男女の愛憎が渦巻く中、自分に課せられた運命を背負っていくという役どころ。そのドラマをタキシードを着て歌謡ショーの如く歌い上げる桑田さんの姿が、より一層盛り上げていくというこの作品は、桑田さんの音楽世界が作り上げた、まさに前代未聞の「歌謡サスペンスビデオ」となっている。桑田佳祐ニューシングル「君への手紙」は11月23日(水・祝)よりリリース。「THE ROOTS ~偉大なる歌謡曲に感謝~」Blu-ray&DVDは11月30日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2016年11月18日女優の広末涼子が、歌手・桑田佳祐の新曲「悪戯されて」のミュージックビデオ(MV)に出演していることが17日、明らかになった。「悪戯されて」は、桑田が自身のルーツである日本の歌謡曲の中から"東京"をテーマにした唄ばかりを集めてカバーした映像作品『THE ROOTS ~偉大なる歌謡曲に感謝~』(11月30日発売)に収録される唯一の新曲。タイトル通り「偉大なる歌謡曲に感謝」の気持ちを込めて作られた歌謡曲テイスト満載の佳曲だ。桑田のニューシングル「君への手紙」(11月23日発売)のカップリングとしても収録される。そんな「悪戯されて」のMVは、70年代風のドラマ仕立てに作られ、その主演に広末を抜てき。曲自体が昭和を感じさせる歌謡曲テイストになっていることから、桑田が「(当時を感じさせる)松本清張原作のドラマや映画の予告編のようなビデオにしてみたい」というアイデアが出したところから企画がスタートし、「せっかくやるならば日本を代表するような女優の方に出ていただこう」ということで、『ゼロの焦点』の主演でも知られる広末に白羽の矢が立った。実際に完成したMVは、「悪戯されて」の歌詞を土台にして新たに創作された架空のストーリーで、そのテイストは70年代のサスペンスドラマさながら。広末演ずるクラブホステスの秀子が男女の愛憎が渦巻く中、自分に課せられた運命を背負っていく。そして、タキシードを着て歌謡ショーのように歌う桑田の姿が、ドラマをより一層盛り上げていくという斬新な"歌謡サスペンスビデオ"となっている。広末は「オファーをいただいて、わくわくしました。桑田さんの世界観は、昔から大ファンで大好きなので」と感激。「悪戯されて」について、「"THE 歌謡曲"という感じの曲で、桑田さんの歌っている映像も70年代の世界観を出されていて、歌詞の世界観もなんとも言えない切ない感じでいて、でも客観的にとらえているストーリー性のある歌ということで、とても沁みました」と話している。
2016年11月18日歌手の桑田佳祐の音楽特番『桑田佳祐 偉大なる歌謡曲に感謝 ~東京の唄~』が、フジテレビ系で26日(23:00~23:58)に放送されることになった。この番組は、WOWOW開局25周年を記念して制作されたもの。桑田が日本の名曲の中から、"東京"を題材にした曲ばかりを集めて歌い上げるという内容で、各方面からの好評を受け、地上波での放送が決定した。桑田自身が敬愛するミュージシャンたちとともに、ほとんどの曲は原曲にほぼ忠実に、丁寧にアレンジ。さらに、桑田の未発表の新曲「悪戯されて」が地上波初放送される。
2016年08月13日内村光良が原作・脚本・監督を務め、Hey!Say!JUMPの知念侑李とW主演する映画『金メダル男』の主題歌が、桑田佳祐の新曲『君への手紙』に決定した。かねてから内村監督と親交のあった桑田は「最後は不覚にも泣けました。その根底には、御家族や共演者を見守る、とても温かく誠実なウッチャンの目線が感じられ、御自身の自己戯画的な描き方は、まさに久しぶりの『社長漫遊記』や『無責任』シリーズと居並ぶ、喜劇の傑作だと思いました」とエールを送った。その他の写真本作は、2011年に上演された内村のひとり舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一が、「すべての一等賞をとる。それがボクの夢なのですっ!」と、絵画コンクール、火起こし大会と数々の大会で金メダルを獲得し、世の中のあらゆる“一等賞”を目指して奮闘するコメディ映画。内村と知念は二人一役で主人公の秋田泉一を演じる。桑田と公私に渡って長年親交を深めてきたという内村監督は「映画の主人公・秋田泉一の生き様を歌い上げてもらうには桑田さんしかいない、そう勝手に思いこんでダメもとでお願いしました。映画の元になった舞台のDVDや未完成の映画のDVDと共に手紙を添えてお願いしました」と制作中に直筆の手紙を送ったという。そして1週間後、桑田から届いた返事は描き下ろし楽曲『君への手紙』だった。「それが『君への手紙』というタイトルで贈られてきた時、男泣きしました。自分にとって一生の曲となりました。多くの方にこの曲を聴いて頂きたい心の底からそう願っています」と明かした。桑田がソロ名義で映画に主題歌を提供するのは『闇の子供たち』(2008年公開)の『現代東京奇譚』以来8年ぶり。主題歌はバラードで、内村と知念が演じる主人公と同じく全力で夢を追う者を応援する人生賛歌になっているという。『金メダル男』10月22日(土)全国ロードショー
2016年07月27日内村光良が初めて原作・脚本・監督を務め、「Hey! Say! JUMP」の知念侑李と共にW主演を務めた映画『金メダル男』。この度、本作の主題歌に桑田佳祐の最新曲「君への手紙」が決定した。オリンピックイヤーとなる2016年、日本中に笑いを届ける抱腹絶倒<全力>エンタテインメントが誕生。 日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍<塩尻の神童>と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる1等賞を獲ることを目指す「金メダル男」への始まりに過ぎなかった――。桑田さんがソロ名義で映画に主題歌を提供するのは、『闇の子供たち』の「現代東京奇譚」以来、実に8年ぶり。「勝手にシンドバッド」で衝撃を受けて以来ファンになったという内村監督。初めて桑田さんと会ったのは「夢で逢えたら」の初代オープニング曲である「サザンオールターズ」の「女神たちへの情歌(報道されないY型の彼方へ)」の番組オープニング映像の収録のとき。その後もソロの「白い恋人達」のPVや、「桑田佳祐の音楽寅さん ~MUSIC TIGER~」内でのコントに内村監督が出演するなど、2人は公私に渡って長年親交を深めてきた仲だ。今回の決定は、「中学2年のときから現在までサザンオールスターズ、桑田さんはずっとずっと特別な存在」と語る内村監督が、「この映画の主題歌は桑田さんしかいない」という熱い想いを作品のDVDと共に直筆の手紙で送ったことにより実現。そのDVDを観てから1週間後、桑田さんからの返事が描き下ろし楽曲「君への手紙」として届いたのだ。楽曲を聴いた内村監督は男泣き。「自分にとって一生の曲となりました。多くの方にこの曲を聴いて頂きたい心の底からそう願っています」と喜びを語った。また、桑田さんからは 「最後は不覚にも泣けました。その根底には、御家族や共演者を見守る、とても温かく誠実なウッチャンの目線が感じられ、御自身の自己戯画的な描き方は、まさに久しぶりの<社長漫遊記>や<無責任シリーズ>と居並ぶ、喜劇の傑作だと思いました」という温かい感想をもらい、内村監督は映画の完成まで走り続けた。そんな主題歌「君への手紙」は、美しいバラードのメロディに乗せ、歌詞の中では本作で内村さんと知念さんが二人一役で演じた、とことん1等賞を目指す主人公“愛すべき全力バカ”秋田泉一や、夢追う者への応援、挫折した悔しい思いを包む優しさに満ちた、人生賛歌ともいうべき曲となっている。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月27日歌手・桑田佳祐が、原作・主演・監督を内村光良が務める映画『金メダル男』(10月22日公開)の主題歌として、最新曲「君への手紙」を提供することが27日、発表された。桑田がソロ名義で映画の主題歌を担当するのは、『闇の子供たち』(08)の「現代東京奇譚」以来、8年ぶりとなる。本作の主題歌には「桑田さんしかいない」という明確なイメージを抱いていた内村監督。作品のDVDと共にその熱い思いを直筆で手紙にしたためたところ、DVDを観てから1週間後、桑田からの返事が「君への手紙」として届く。曲を聴いた内村監督は、感動のあまり男泣きしたという。一方の桑田は「最後は不覚にも泣けました」と回顧。本作を「その根底には、御家族や共演者を見守る、とても温かく誠実なウッチャンの目線が感じられ、御自身の自己戯画的な描き方は、まさに久しぶりの『社長漫遊記』や『無責任シリーズ』と居並ぶ、喜劇の傑作だと思いました」と絶賛している。中学生時代、テレビで見た「勝手にシンドバッド」(78)がきっかけでファンになった内村監督にとって、桑田は憧れの存在。フジテレビ系『夢で逢えたら』(88~91)の初代オープニング曲に、サザンオールスターズ「女神たちへの情歌(報道されないY型の彼方へ)」が採用された縁で、番組オープニング映像の現場で初めて対面。内村監督は、あまりの緊張でほとんど話せなかったという。その後もTBS系『ウンナンのホントコ!』(98~02)内の「未来日記III・3人のクリスマス」にてサザンの「TSUNAMI」(00)がテーマソングとなったほか、ソロの「白い恋人達」(01)のPVや、09年の「桑田佳祐の音楽寅さん ~MUSIC TIGER~」内でのコントに内村監督が出演。また桑田が療養中の2010年にはラジオ番組『やさしい夜遊び』にゲスト出演するなど、公私にわたって長年親交を深めてきた。このようなつながりから生まれた同曲。バラードのメロディに乗せ、歌詞には、本作で内村とHey!Say!JUMP・知念侑李が二人一役で演じた"愛すべき全力バカ"の主人公・秋田泉一や夢を追う人々への応援、挫折した悔しい思いを包む優しさが込められている。■内村光良監督のコメント中学2年の時から現在までサザンオールスターズ、桑田さんはずっとずっと特別な存在です。自分の人生の節目には いつもサザンの、桑田さんの歌声がありました。そしてこれからも――。映画の主人公・秋田泉一の生き様を歌い上げてもらうには桑田さんしかいない、そう勝手に思いこんでダメもとでお願いしました。映画の元になった舞台のDVDや未完成の映画のDVDと共に手紙を添えてお願いしました。それが『君への手紙』というタイトルで贈られてきた時、男泣きしました。自分にとって一生の曲となりました。多くの方にこの曲を聴いて頂きたい心の底からそう願っています。
2016年07月27日歌手の桑田佳祐のが、7月16日に放送されるTBS系音楽番組『音楽の日』(14:00~29:00)に出演することが14日、明らかになった。計12時間を生放送で送る今年の『音楽の日』は、「ツナグ」というテーマで放送。すでに87組のアーティストの出演が決定しているが、このたび、桑田佳祐の出演が決定した。数々の名曲を世に送り出してきた桑田。先月末にもソロとして約3年ぶりのシングル「ヨシ子さん」をリリースし、60歳を迎えた今なお衰えることない音楽への情熱を日本中に"ツナグ"。番組では、スペシャルユニットやテレビ名曲メドレー、さらに、5元同時生中継による300人の大合唱などを予定。司会は、6年連続のコンビとなるSMAPの中居正広と安住紳一郎アナウンサーが務める。(C)TBS
2016年07月15日トッズ(TOD'S)が、セラミックアーティスト・桑田卓郎とコラボレーションした限定バッグや新作レザーグッズを伊勢丹新宿店で発売する。期間は2016年7月13日(水)から19日(火)まで。桑田卓郎は世界で注目を集める若手工芸作家であり、店内では彼がトッズのコレクションから着想を得て制作した作品を発売する。また、彼の作品から型を起こしたバックルが配された特別なアイテムも、すべて一点ものとして限定で取り扱われる。また、会場では、プレシャスレザーの際立つ伊勢丹新宿店限定アイテムや、華やかなグラフィカルパターンを用いた2016-17年秋冬新作レザーグッズをいち早くチェックできる。その中でも「トッズ ダブルティー」はブランドの頭文字「T」を重ねたバックルが特徴のバッグ。伊勢丹新宿店限定モデルでは、艶のあるヘアカーフ素材にゼブラとレオパードをミックスしたアニマル柄をプリント。また、ゴージャスに輝くオールゴールドのパイソンも提案する。いずれもシックで、存在感を放つアイテム。新サイズ、シェイプで収納力が高まっており、様々なシチュエーションに連れて行きたいバッグに仕上がっている。【概要】期間:2016年7月13日(水)〜19日(火)場所:伊勢丹新宿店本館1F=ザ・ステージ住所:東京都新宿区新宿3-14-1アイテム例:・トッズ ダブルティー 伊勢丹新宿店限定モデルアニマル柄(W27×H21×D12.5cm) 285,000円+税パイソン(W22×H14×D6.5cm) 346,000円+税【問い合わせ先】トッズ・ジャパンTEL:0120‐102‐578(フリーコール)
2016年07月07日歌手の桑田佳祐が、7月18日(11:45~23:24 ※途中中断あり)に放送されるフジテレビ系大型音楽特番『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』に出演することが30日深夜、発表された。今回桑田は、話題の楽曲「ヨシ子さん」のほか、同局系ニュース番組『ユアタイム~あなたの時間~』のテーマソング「百万本の赤い薔薇」、「大河の一滴」などの新曲を披露。サプライズを含んだ派手な演出が予定されているという。さらに、A.B.C-Z、関ジャニ∞、Kis-My-Ft2、ジャニーズWEST、Sexy Zone、NEWS、Hey! Say! JUMPという、ジャニーズグループ7組をはじめ、相川七瀬、石井竜也、倖田來未、小室哲哉、TRF、RADIO FISHといったアーティストの出演も発表。夏うたコラボメドレー、最強の夏うた100選、アイドルプールサイドパーティー、夏うたカバーメドレー、小室哲哉スーパーコラボメドレーに加え、サプライズプレゼントなどの企画が予定されている。○『FNSうたの夏まつり』出演アーティスト(7月1日現在)相川七瀬(★)、絢香、アンジュルム、and ROSEs(★)、E-girls、家入レオ、いきものがかり、石井竜也(★)、ウエンツ瑛士(★)、HKT48、AKB48、A.B.C-Z(★)、EXILE THE SECOND、SKE48、NMB48、大原櫻子、加藤ミリヤ、華原朋美、関ジャニ∞(★)、氣志團、Kis-My-Ft2(★)、きただにひろし(JAM Project)、きゃりーぱみゅぱみゅ、℃-ute、Kiroro、Crystal Kay(★)、クリス・ハート(★)、GLIM SPANKY、桑田佳祐(★)、K(★)、欅坂46、倖田來未(★)、コブクロ、小室哲哉(★)、小柳ゆき(★)、さかいゆう(★)、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE、THEALFEE、GENERATIONS from EXILE TRIBE、柴咲コウ、島谷ひとみ(★)、島袋寛子(★)、ジャニーズWEST(★)、JUJU、私立恵比寿中学、スキマスイッチ、杉山清貴(★)、鈴木亜美(★)、鈴木雅之、SEKAI NO OWARI、Sexy Zone(★)、DAIGO、高橋真梨子、高橋優、谷村新司、chay、土屋アンナ(★)、TRF(★)、ナオト・インティライミ、中川翔子(★)、夏木マリ(★)、新妻聖子(★)、新山詩織、西内まりや、西島隆弘(★)、西野カナ、NEWS(★)、乃木坂46、NOKKO(★)、秦基博、PUFFY、Perfume、平井堅、平原綾香(★)、藤原さくら、Flower、ふわふわ(★)、Hey! Say! JUMP(★)、星野源、ポルノグラフィティ、マーク・パンサー(★)、MACO(★)、Ms.OOJA(★)、水樹奈々、miwa、モーニング娘。’16、ももいろクローバーZ、森山直太朗、RADIO FISH(★)、Little Glee Monster(★)、和田アキ子※五十音順、(★)は今回の追加発表○『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』タイムテーブル11:45~16:50『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』第1部(一部地域を除く)16:50~17:20『みんなのニュース』17:20~19:00『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』第2部19:00~21:00『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』第3部21:00~21:54 月9ドラマ『好きな人がいること』第2話21:54~22:00『くいしん坊!万才』22:00~23:24『FNSうたの夏まつり ~海の日スペシャル~』-夜FES-
2016年07月01日サザンオールスターズの桑田佳祐が、フジテレビ系ニュース番組『ユアタイム~あなたの時間~』(毎週月~木曜23:30~24:25、金曜23:58~24:55)のテーマ曲を書き下ろしたことが1日、明らかになった。あす2日から放送される。同番組は、モデルの市川紗椰がメーンキャスターを務め、4月4日にスタート。以来1カ月間、特定のテーマ曲ではなく、オープニングとエンディングには、日替わりで選曲された洋楽が流れていたが、今回桑田にオファーし、新曲「百万本の赤い薔薇」が数日の間に書き上げられた。悲しく、暗いニュースが多い世の中だが、曲調は明るく軽快なポップソング。曲中には、市川を意識しているような箇所もあるという。あす2日には、特別にフルコーラスで放送される。夜のニュース番組では、日本テレビ系『NEWS ZERO』のテーマ曲として、宇多田ヒカルが「真夏の通り雨」を書き下ろすなど、大物アーティストが起用されるケースが続いている。
2016年05月01日スポーツ選手は、誰もが背番号を持っています。もともとはポジションやメンバーを区別するためだけのものでしたが、いまでは意味のある背番号も数多く存在しています。この背番号に関して、実はいろいろとドラマがあるのです。そこで今回は、野球の背番号に隠された秘密に迫ります。■1:プロ野球のエースピッチャーは背番号18番が多い高校野球のエースナンバーは、そのポジションに準じて1番です。しかし、プロ野球になると、古くは桑田真澄、最近では田中将大や前田健太など、名ピッチャーと言われる人の背番号は18番であることが多いのです。これは偶然でしょうか?そして、なぜ18番なのでしょうか?これには諸説ありますが、野球・MLBの総合コラムサイト『Full-Count』によると、以下の3つの説が有力なようです。(1)歌舞伎の「十八番」から来ている説(2)若林忠志、中尾碩志、野口二郎など、プロ野球ができたころのエースたちが使用していたという説(3)巨人の歴代のエースが使用していたことから他の球団に広まったという説このように、18番を背負うということは、選手にとっては大きなモチベーションとプレッシャー、そして尊敬と評価を意味するようです。■2:メジャーリーグでは42番が永久欠番になっているエースピッチャーの背番号が18番であるのは日本のプロ野球に限ってのことで、メジャーリーグではこのような背番号は見当たりません。しかしメジャーリーグには、逆に誰も使用できない背番号が存在します。全球団共通して42番が永久欠番となっているのです。42番というのは、初の黒人選手だったジャッキー・ロビンソンの背番号。当時はまだ、黒人への人種差別が当たり前だった時代で、ジャッキーが契約する以前は、黒人の先週はニグロ・リーグという黒人専用のリーグのみでしかプレーすることを許されていませんでした。当然、ジャッキーは壮絶な差別に遭うことになりました。観客はもちろんのこと、チームメイトからもあからさまな嫌がらせを受け、怪我をするような暴力的な出来事もしばしば。そんななかでもジャッキーは決して報復することはなく、紳士的にふるまい、素晴らしいプレーを続けました。その理由は、彼をブルックリン・ドジャースに誘った、球団会長ブランチ・リッキーとの約束があったからです。それまでメジャーリーグに黒人がいなかったことで、ジャッキーが攻撃に対して怒りを表してしまうと、「それ見たことか、やっぱり黒人は紳士のスポーツはできない」という評価を受けてしまう。しかし、ブランチは、ジャッキーがそのような状況にも耐えられることを確信していたといいます。事実、次第にジャッキーの人柄と実力が認められ始め、黒人への偏見を変えるきっかけにすらなりました。この偉大な伝説の黒人プレーヤーに尊敬の意を込め、いまでは42番は永久欠番ということになっているのです。この感動のストーリーは、『42~世界を変えた男~』という映画にもなっています。■3:イチローは背番号51番を大切にしているいまや日本だけでなく、世界の名ベースボールプレーヤーとして名高いイチロー選手。彼の背番号が51番だということは、誰もが知っていますよね。しかし、この51番にも意味があるのです。イチロー選手は、プロ入りしたときドラフト4位だったことから、1ケタの番号は与えられませんでした。しかし、51番が空き番号だったので、一朗という名前にちなんで選んだことがきっかけだったそう。その後の活躍により、若い番号に変更する機会もありましたが、イチロー選手は51番を大切にしてきました。たった一度、ヤンキース時代に31番となったのは、51番がイチロー選手が憧れていたバーニー・ウィリアムスがかつてつけていた番号だったから遠慮した、と『スポニチアネックス』でコメントしています。そのときイチロー選手は、51番ではなく31番を選び、「新しい番号を自分のものにしていきたい」とも語りました。*ひとことで背番号といっても、それぞれの番号には選手やファンの思いが込められているようです。スポーツにはさまざまなドラマがありますが、背番号がそれをしっかり歴史に刻んでいるのですね。(文/hazuki) 【参考】※なぜ背番号18は日本プロ野球のエースナンバーとなったのか-Full-Count※THE DAY JACKIE ROBINSON CHANGED BASEBALL FOR GOOD-Newsweek※Jersey Number Meanings-citelighter※イチロー背番号は「31」51は「とてもつけることはできない」-スポニチアネックス
2016年03月20日桑田真澄が日本ラグビーの可能性に迫る。スポーツをビジネスの視点で多角的に切り込み、好評を博している『桑田式スポーツK営学』第4弾が3月20日(日・祝)にBSジャパンで放送される。今回のテーマは「日本ラグビービジネスの未来像」だ。ブーム再燃に沸く日本ラグビーの現状や2019年へ向けての光明と課題、世界最高峰・フランス『トップ14』の成功例など、MC桑田、ゲスト清宮克幸らが熱く語り合う。じつは桑田と清宮は、同学年。共演は初めてながら、お互いを「くん付け」で呼ぶ意気投合ぶりを見せた。1月24日、トップリーグ『LIXIL CUP 2016』決勝に足を運び、超満員に膨れ上がった秩父宮ラグビー場の熱気に触れた桑田は、トップリーグが社会人野球と似た環境にあることに驚きを見せた。多数の社員選手と一部のプロ契約選手が混在した現状に興味を覚えていた。果たして、トップリーグはプロ化へ進むべきか否か、桑田が問いかける。清宮は自身の経験を踏まえて、「両方あり」だと答える。「僕自身フルタイムで仕事をやりながらラグビーをした。午後7時30分まで働き、それから練習。家に帰るのは夜12時。寝るのは午前2時。起きるのは6時。その両立があったからこそ、今がある。ただ、今後、選手が世界を目指すならプロでしょう」と語る。サントリー時代の経験談を聞いた桑田は、「清宮くんのように働きながらラグビーをするというのは、いいシステムに思えてきた」と感想を述べた。プロ契約か、社員契約かはセカンドキャリアの問題ともリンクすると桑田は見る。元巨人のエースも、1995年に右ひじの手術を受けた際には、セカンドキャリアについて考えたと振り返る。「野球をやめたら、農業をするか、勉強して起業するか、どちらかだなと考えた」と言う。また、桑田はスター選手の補強やアパレルブランドの設立、スポンサーの獲得で世界最強の地位を築いたRCトゥーロンや、花火やコンサートなど試合前後のイベントや花柄やピンクを大胆にあしらったユニフォーム、選手のヌードカレンダーまで出版し、注目を集めるとともに昨季の『トップ14』優勝を果たしたスタッド・フランセ・パリの成功例に、日本ラグビーの今後のヒントも見出した。桑田は「昨年のW杯で競技力は世界で戦えると証明した。でも、ビジネス面では世界と歴然とした差がある。これから収益面を伸ばして、日本ラグビーを発展させてほしい」と願った。また、ラグビーの魅力と可能性に触れた桑田は「バスケ、バドミントン、バレー……、(桑田式は)やめられないですね」と、ファンにうれしいコメントも。■『桑田式スポーツK営学 ~日本ラグビービジネスの未来像~』3月20日(日・祝)午後1時30分~3時BSジャパン【MC】桑田真澄、大橋未歩(テレビ東京アナウンサー)【ゲスト】清宮克幸(ヤマハ発動機ジュビロ監督)【コメンテーター】水越豊(ボストン コンサルティング グループ)、谷口誠(日本経済新聞運動部)
2016年03月17日人間関係で悩み、落ち込んでいる人にお薦めなのが、『「心を軽くする超戦略的“人間関係”論」万年補欠の僕が17年間生き残れたワケ』(小田幸平著、KKベストセラーズ)です。著者は元プロ野球選手の小田幸平氏。2014年までの17年間にわたって読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズの選手でありながら、現役時代は一度もレギュラーになれず補欠。しかし、首脳陣から守備と巧みなリードを高く評価され、ムードメーカーとしてチームを盛り上げる存在に。そして、落合博満、山本昌、桑田真澄ら一流監督や選手から信頼され続けてきた人物です。なぜ彼は、平均寿命8~9年と言われるプロ野球の厳しい世界で、17年間も生き残ることができたのでしょうか?その秘訣は、超戦略的「人間関係」論にあったといいます。本書では、「人間関係」力を磨き、他の選手にはない、強さを身に着けた著者の人間関係論を紹介。人生をハッピーに生きるために必要なトレーニング、心得、テクニックを伝授しています。小田流「人間関係」論のなかから、彼が定めている4つの心得と3つのルールをご紹介しましょう。■人間関係を築く4つの心得[心得1]「人間関係」は全員と築かなくてもいい人間関係を大事にしなさいといわれると、「気の合わない人と話さなきゃいけない」と思いがち。しかし、そうではないと著者はいいます。例に挙げているのは、引退直前、独立球団からのオファーのエピソード。自身は「プレーイングマネージャーとして、強いチームを作りたい」と思うと同時に、17年間の経験と実績を生かすことを考えていたそうなのです。しかし交渉を重ねるうち、手の平を返した相手の態度に「裏切られた気持ちになった」と愕然とし、オファーを断ったといいます。そしてそんな経験に基づき、こういう態度の人と我慢してつきあう必要はないといい切ります。人間関係を大事にすることは、無理して誰とでもつきあうことではないということ。[心得2]常に一番を目指せプロ一年目のとき、周囲の選手たちのレベルの高さに打ちのめされ、自己嫌悪に陥りながらも入ったからには一番を目指そうと考えたそうです。一番になるためには、どんな人とどんな人間関係を築いていくべきなのかを考え抜き、一流と呼ばれる人たちと話をし、相手を知り、自分を知ってもらう必要があるといいます。「一番を目指す意識」は、自分がどういう人と人間関係を築くべきか、それをどう磨いていくべきか、ということを考えるきっかけとなるもの。常に一番を目指そうとする姿勢が大事だというのです。[心得3]3つの「ない」を心がける(1)第三者は関係「ない」プロ野球界では「マスコミは信用するな」といわれているそうですが、そうした周囲の意見を鵜呑みにせず、記者たちに丁寧に対応し、よい関係を築くようにしたそうです。第三者の意見や常識は自分で判断して、結論を出すことが必要だということです。(2)見た目は関係「ない」見た目が怖い、理屈っぽい、暗そうなど、組織には周りから敬遠されがちな人間がいるものですが、見た目は関係「ない」と著者は断言します。「見た目の評価というのは、人から伝え聞くものや、周囲が醸し出す空気が生んだものだったり、その人自身のことを知らない段階で決めつけてしまっているもの」。だからこそ、まずはその人の懐に飛び込むべきだという考え方。(3)年齢は関係「ない」プロ野球は年功序列の縦社会で、年齢が年上のほうが先輩。だからこそ年齢によって関係が決まってしまう上下関係の厳しい社会だということですが、著者は、先輩風をふかさないようにやってきたとか。年下の阿部慎之助との関係を例にとり、「リスペクトの関係があれば、年齢など関係なくつきあっていける。年齢を気にして、人間関係に縛られていてはお互いを認め合うことはできません」といいます。[心得4]一言を大事にするプロ1年目、ジャイアンツ春季キャンプで、当時のエース、桑田真澄氏からいわれた一言が野球選手としての17年間を支えたそうです。「ボールを受けてくれてありがとう。君、キャッチングうまいね」という言葉が、大きなモチベーションになったというのです。この経験を踏まえて、自分の一言で後輩たちが自信をつけてくれるかもしれないと、新人選手が入ってきたら、自分から声をかけるようにしたとのこと。■人間関係づくりの3つの戦略的ルール著者はチームメイトと仲よくなる、苦手な人と行動を共にするなど、人間関係づくりのために3つのルールを決めて行動したといいます。[ルール1]3回ルール人間関係を構築できる人と会う回数を3回と決め、3回会う間にテーマを設定するというもの。つまり、3回会うことができれば、その人が自分とどう付き合おうとしているのか、良好な関係を築けるのがある程度判断できるというのです。テーマを設けるとは、1回目は「聞く」。初対面ですから相手の話を聞き、印象付けます。2回目は「話す」。1回会った人と、次の2回目に会った時に、1回目の話を踏まえて話すのです。著者は1回目に会った後、趣味や出身地、利き腕、クセなど、その人がどんな人だったかをメモし、パーソナルデータをつくるそうです。3回目はノープラン。ただし、1回、2回目にどんな話をしてきたのか、パーソナルデータを見て復習しておくことが大事。[ルール2]50:50ルールたとえば100人のうち、50人が自分のことを好き、もう半分の50人は嫌いだとすると、多くの人は嫌われている50人を意識し不安になってしまうものです。しかし著者は、自分を好きだいってくれた50人とよりよい関係をつくるといいます。つまり、自分の意見に賛成50、反対50で分かれたとすると、まず賛成してくれている50人との関係をよりよいものにして、その後反対している人を1人、2人と減らすよう努力するべきだということ。50:50ルールとは、好んでくれる人との関係を当たり前だという考えを戒め、嫌いな人を味方に取り組んでいくための方法だというのです。[ルール3]人間関係は「観察」と「暗記」「観察」と「暗記」は、人間関係を築くためのトレーニング方法。選手時代には欠かさず試合前に相手チームの練習を観察し、試合に臨んでいたようで、観察によって感性が養われたとか。観察することで他の人が知らない情報を得られ、それを暗記して現場で生かすことで深い人間関係が築けるということです。さらに「観察」の質を上げるためのトレーニングをしていたそうです。人の往来を観察する「雑踏トレーニング」です。自家用車やタクシーで移動するプロ野球選手が多いなか、著者は電車に乗って人を観察したとか。「目の前にサラリーマンが座っていたときはこんなことを想像します。高そうなスーツで身を固め、膝に抱えているカバンもおそらくブランド品だ。ところが目線を靴に向けると、値段はそこそこする品だろうに汚れが目立っていて手入れもしていなさそう。靴は人間性を表すといわれているから、この人はお金を持っている。日々の仕事はしっかりとするだろうけれど、詰めが甘いんだろうな、と勝手に想像する」という具合です。雑踏で人を観察することは、人間関係で重要な技術を養ってくれるのです。*本書では、プロ野球選手時代の経験やエピソードを交え、具体例を挙げながら人間関係を築くための方法論が紹介されています。読んでみれば、厳しいプロ野球の世界で17年間も現役を続けてこられた理由が納得できるはず。また、「人生は9割が人間関係」というその重みが伝わってきます。人間関係で悩んでいる人はもちろん、そうでない人も、手に取ってみてはいかがでしょうか。(文/森美奈)【参考】※小田幸平(2015)『「心を軽くする超戦略的“人間関係”論」万年補欠の僕が17年間生き残れたワケ』KKベストセラーズ
2016年02月13日いよいよ本日3月27日(金)、セ・パ同時にプロ野球が開幕する。ファンたちはこれから7か月間、応援する球団の結果に一喜一憂する幸福な日々を過ごすことになるだろう。さてプロ野球観戦と言えばいつ、どのカードを、誰と球場で観戦するかは重要だが、どの席で観るかも大事である。そこで、首都圏5球団のオススメシートを紹介。プロ野球 開催情報まずはロッテ、QVCマリンフィールドではワイドシートに注目したい。内野指定エリアの最前列に位置するこの席はその名の通り、広々としたスペースが売りである。ひとり当たり幅55cmのワイドシートは真ん中にひじ掛けがないベンチシートタイプ。ペアでゆったりとしたプロ野球観戦を約束する。西武の本拠地・西武プリンスドームではネット裏スペシャルシートが好評である。こちらも最上級のシートに身を預け、優雅な観戦ができる。また、家族やグループなどにピッタリな定員5名のセブン-イレブン ダグアウトテラスや出番へ向けて投球練習に熱を入れる救援陣を間近で見られるブルペンサイドシートなどもある。巨人のホームグラウンド・東京ドームでは企画チケットが人気だ。巨人OB解説付き「直生」練習見学ツアーは63試合が対象となる。篠塚和典、槙原寛己、桑田真澄らそうそうたるメンバーが試合前にバックネット裏のスタンド席でピンポイント解説をしてくれる。東京ドーム見学も付いて、指定席Bの通常料金と変わらない限定100席のプレミアシートだ。また、平日の13試合限定で、1ドリンク付きチケットも実施される。こちらも指定席Cと同価格ながら、生ビールまたはソフトドリンクの無料券が1枚付いてくるすぐれもの。さまざまな席を用意するのはDeNAの横浜スタジアムだ。グループでの観戦に最適なベースボールモニターBOXシートやプレミアムテラス、リビングBOXシート、スカイバーカウンター、パーティースカイデッキ、横浜銀行BOXシートとバラエティ豊富に揃う。家族で同僚で友人でカップルで、どんなメンバーでも満足できること間違いなし。ヤクルトが熱戦を繰り広げる神宮球場では、20セット80席のマイナビシートが人気を博す(チケットぴあ店舗、セブン-イレブン、球団公式チケット販売サイトで販売)。1・3塁側の内野指定エリアに位置する4人掛けのテーブルシートは観戦を満喫するとともにゆったり飲食も可能だ。ロッテ、西武、巨人、DeNA、ヤクルトの首都圏5球団は今年、『野球女子“倍増”プロジェクト』もスタートさせた。各球団とも多種多様な企画チケットやイベントも揃えている。桜前線とともに球春雲到来した! さあ、いつ、誰と、どのカードをどの席で観る?
2015年03月27日ものまねメイクで話題のタレント・ざわちんが2日、自身のブログで、サザンオールスターズ・桑田佳祐のものまねメイクを披露した。ざわちんは「スペシャルなご報告です」という書き出しから、WOWOWからのオファーで桑田佳祐のものまねメイクに挑戦したことを報告。この企画は、12月6日21時からWOWOWで無料放送される番組『サザンオールスターズ 年越しライブ2014 「ひつじだよ!全員集合!」直前スペシャル!』の一環として行われたという。また、「今まで130人を超えるものまねメイクをやって来ましたが、正直一番難しかったです」と明かし、「最初は桑田さんは私にとって日本を代表するアーティストさんなので悩んだんですけど、私のブログでもリクエストを多くもらっていましたし、WOWOWさんからオファーをもらったので、これはやらなきゃいけないと思い挑戦させていただきました」と経緯を説明した。通常は2~3時間で完成するメイクが、今回は4時間を要したことから「大変苦戦したのであまり期待しないでご覧下さい」と控えめにアピール。完成メイクの写真を掲載し、「あまり似せれなくてごめんなさい。ファンの方がたくさんご覧になると思うので、反応がこわい(笑) 広~い心でお許しを」と呼びかけている。
2014年12月02日お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二、Wコロンのねづっち、木曽さんちゅう、大森寿美男監督らが24日、都内で行われた映画『アゲイン28年目の甲子園』のトークイベントに出席した。野球好きの田中は、自身と同じく野球好きの若手芸人や業界人、一般人を集めた"田中裕二の野球部"のメンバーであるWコロンやツインタワー、放送作家の高橋洋二氏らを引き連れて登場。イベントでは、部員たちの結束を確認すべく、甲子園に関する問題に対して全員一致の回答を目指す企画が行われた。しかし、おのおの真の野球好きとあって、「大投手と言えば?」という問題では松坂大輔と桑田真澄に分かれ、「最強スラッガーと言えば?」では、清原和博と松井秀喜で分かれるなど1度も揃わず、田中は大いに悔しがっていた。また、ゲストで登壇した大森監督は、本作で主演を務めた俳優・中井貴一が、野球未経験だったために半年ほど練習を重ねたことを明かし、「打ったり、投げたりは何とかなるけど、バッターボックスまで歩く姿やベンチにいる姿は、バレるから撮らないで欲しいって言うくらい怖がってましたね」とエピソードを披露すると、田中は、「野球選手って独特の体つきだけど、中井さんはユニフォームがすごく似合う。ふくらはぎが原辰徳に近い」と大絶賛。続けて、甲子園で行われた本作の試合シーンについて、「真剣勝負でやってもらった。ガチでやってるので、みんな素のリアクションです」と話した大森監督は、最後に、「この映画で感じた幸せを誰かの胸に投げてくれれば」とアピールした。重松清の同名小説を実写化した本作は、元高校球児たちが再び甲子園を目指す実在の大会"マスターズ甲子園"を舞台に、夢を追う不器用な父親たちを描いた作品。元高校球児の坂町晴彦(中井貴一)は、"マスターズ甲子園"のスタッフとして働く元チームメイトの娘・美枝(波瑠)に参加を勧められる。父親の思い出を追い求める美枝と接するうち、坂町は甲子園への参加を決める――というストーリーで、映画は来年1月17日に全国公開予定。
2014年11月25日「プロ野球志望届」をご存じだろうか。約3週間後の10月23日に迫ったプロ野球ドラフト会議。高校生と大学生は、この書類を提出しなければ、ドラフトで指名されないのだ。今回は選手たちの志が詰まった「プロ野球志望届」について説明しよう。「プロ野球志望届」とは、プロに進みたいと志望する高校生、大学生選手が、その志を表明するために提出するものである。高校生は2004年から、大学生は2007年から、この届けを受理された選手でないとドラフト会議で指名してはならない、と取り決められている。○発端はドラフト指名トラブルからもともとは「退部届」を提出することで、アマチュア選手側はプロに行く意思があることを示し、プロ側もドラフト指名するかどうかの判断材料にしていた。その背景には、「プロアマ規定」とよばれる、プロ球団関係者とアマチュア選手は接触できない決まりがあり、この規定から解放されるために退部届を提出するという手続きが必要だった。ところが、これらは形式的で明確化されていた訳ではなく、退部届を出していなくてもドラフト会議で指名されるケースが発生。プロ側が強行指名して、大学進学を表明していた高校球児が一転、プロ入りするなどのトラブルが起きた。例えば、1985年のドラフトでは、大学進学を明言していたPL学園の桑田真澄を巨人が強行指名。事前に1位指名を確約されていたともいわれる清原和博が、涙した姿を覚えているファンも多いだろう。○高野連に属していれば女子部員も提出が必要そこで学生野球の統括組織「日本高等学校野球連盟」(高野連)と「全日本大学野球連盟」は、プロ志望届を提出した選手だけがドラフト対象選手となることをルール化。高校生の場合、プロ志望届を提出しない選手は大学進学、もしくは一般企業就職希望者とみなされ、プロ野球のドラフト指名を受けることができない規則になった。このプロ志望届は男子部員だけでなく、女子プロ野球チームのトライアウト(テスト)を受けたり、入団を希望したりする女子選手も提出の義務がある。先日17日には、横浜創学館の軟式野球部に所属する寺島彩未さんが提出したことも話題になった。このプロ志望届によって、事前に指名される選手が公に知られることとなった。これにより、ドラフト会議で無名選手が突然指名されたり、進学や就職と言われていた選手を指名したりする、いわゆる「隠し玉」や「サプライズ」が減ってしまった。「何球団が競合して指名するのか」「当たりクジはどの球団が引くのか」などドラフト会議のエンターテインメント性を楽しみにしているファンにとっては、ドラフト当日の驚きがやや減ってしまう感も否めないため、少々、残念な制度かもしれない。○プロ志望届を提出し、ドラフトで注目される選手は?現在リーグ戦の真っ最中の大学生の提出はまだ10名強だが、今夏の甲子園を沸かせた高校生たちは続々と提出中だ。高校通算73本塁打の岡本和真(智辯学園)や「機動破壊」を旗印に甲子園ベスト8入りを果たした脇本直人(健大高崎)、昨夏の優勝投手・高橋光成(前橋育英)ら、既に約60名が提出済みだ。例年ならば、高校生、大学生合わせて200名前後の選手が最終的に提出することになり、指名されることを待ちわびて、ドラフト会議の当日を迎える。これらのドラフト候補選手をチェックするには、約1000人もの選手が現在登録されている「高校野球&ドラフト候補選手名鑑 for auスマートパス」が便利だ。『野球太郎』独自の選手評価基準をもとに、将来性診断、能力チャート、持ち球クオリティ、プロスカウトの評価など多彩なデータ項目で、高校野球、大学野球、社会人野球、独立リーグの選手たちをバッチリ紹介している。今年のプロ志望届の提出期限は10月9日、そしてドラフト会議は10月23日。今年は、どんなドラマが待っているのだろうか?週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』の9月特集はプロ野球2014【終盤戦】観戦ガイド! 毎週のCS&個人タイトル争奪戦の動向はもちろん、優勝争いの行方を左右する「ベテラン選手の味のある特徴」や「外国人選手の仕事ぶり」を紹介。目玉企画は赤星憲広(元阪神)インタビュー。また、甲子園だけでなく、地方大会も振り返る雑誌『野球太郎No.011~2014高校野球夏の思い出号』が9月12日に発売となります。
2014年10月03日海沿いの街・神奈川県茅ヶ崎市は、サザンオールスターズ・桑田佳祐さんの生まれ故郷として知られている。「勝手にシンドバッド」や「HOTEL PACIFIC」をはじめ、彼の作る楽曲には茅ヶ崎の海や風景を歌ったものが多い。海水浴場や商店街にも「サザン」の名がつけられているこの街には、やはりサザンオールスターズを愛する人が多いのだろうか。それを調査すべく、砂まじりの茅ヶ崎へ向かった。まずは、茅ヶ崎の街にどのくらい”サザン”にまつわるものがあるのかを調べるため、バンド名の一部が名づけられた「サザン通り商店街」へ。海へと続くこの通りは、昔ながらの商店街といった佇(たたず)まいだ。道の両側には、サザンオールスターズの曲名が書かれたCDの盤面風の看板がズラリ。「希望の轍(わだち)」からはじまり、「いとしのエリー」や「涙のキッス」、「愛の言霊」など、数々のヒット曲が記された看板が並ぶ。看板をひとつずつ眺めていくと、「茅ヶ崎に背を向けて」や「ラチエン通りのシスター」など、茅ヶ崎にゆかりのある曲も登場する。しかし、「マンピーのG★SPOT」のように茅ヶ崎とは関係なさそうな曲も、たびたび出現することに気付く。いったい、何を基準に掲載する曲名を選んでいるのだろうか。考えを巡らせながら歩いていたところ、「勝手にシンドバッド」の看板を撮影している二人組を発見。きっと、彼女たちはサザンファンに違いない。この謎にも答えてくれるだろうと期待し、尋ねてみることにした。「この看板に書かれた曲は、茅ヶ崎ライブで演奏されたんですよ。その時のセットリスト順にナンバーがつけられているんですって」と教えてくれたTさん。9月からスタートした桑田さんのライブツアーにもすでに参加した、筋金入りのサザンファンである。「茅ヶ崎ライブ」とは2000年8月、サザンオールスターズが茅ヶ崎公園野球場で行ったライブのこと。桑田さんの凱旋(がいせん)公演ともいえるこのライブをきっかけに、茅ヶ崎へ足を運ぶようになったファンは多いという。Tさんと一緒にいたMさんは、なんと大阪から来たとのこと。しかし、これは珍しいことではないそう。サザンゆかりのスポットを巡りに、全国からファンが訪れるという。「やっぱり、サザンファンにとって茅ヶ崎は特別な場所ですからね」とMさん。桑田さんの故郷であり、歌詞にも登場するこの街を訪れることは、いわば「聖地巡礼」のようなものらしい。サザン通り商店街には、桑田さんをよく知る人たちが営む店も多く、買い物しながら当時のエピソードを語ってくれる店主も多い。「茶商 小林園」の小林さんもそのひとり。弟さんが桑田さんの同級生であるためで、今でも交流があるという。「桑田さんは大物になった今でも、地元・茅ヶ崎を愛してくれているんですよ。茅ヶ崎の人は仲間意識が強いから、そういうのはうれしいし、応援したくなりますよね」と小林さん。同店ここでは、その名も「茶山(さざん)」というお茶を販売している。茅ヶ崎ライブの記念になるものを作りたいと思いから、この名前をつけたのだそうだ。「茶山には、抹茶入り粉茶、抹茶入り深蒸し茶、金箔(きんぱく)入りの抹茶入り深蒸し茶の3種類があります。茅ヶ崎海岸の砂山を粉茶にみたて、松の緑は抹茶で表現しました。茅ヶ崎には他にも、”サザン”の名がつくお菓子やグッズを販売している店がたくさんあります。皆さんにもっともっと楽しんでもらいたいと、新しいアイデアや企画も出していますので、ぜひ遊びにいらしてください」(小林さん)。小林さんによれば、サザン通り商店街では街ぐるみでサザンオールスターズを応援しているそうで、「茅ヶ崎サザン神社」なるものまで開設。また、同商店街では毎年、サザンオールスターズのデビュー記念日(6月25日)に合わせてイベントを開催している。このイベントは2008年の活動休止以降も行われている。海岸沿いにもサザンオールスターズゆかりのスポットがあると聞き、「サザンビーチちがさき」まで足を伸ばすことに。海水浴シーズンはとうに過ぎていたが、バーベキューを楽しむグループでにぎわっていた。海の向こうには、「姥島(うばしま)」が見える。これは、桑田さんの生み出す歌詞にもたびたび登場する「烏帽子(えぼし)岩」のことだ。烏帽子岩は茅ヶ崎市のシンボルでもあり、マンホールや車止めのモチーフにもなっている。浜辺で撮影をしていると、「あのCから撮った方がいいよ」と地元の漁師さんが教えてくれた。Cとは、「茅ヶ崎サザンC」といわれるモニュメントで、サザンオールスターズが活動休止前に発表したシングル「I AM YOUR SINGER」のジャケットにも使用されている。「あのCの真ん中に烏帽子岩が見えるんだよ。また、切れ目に立つと円になることから、縁結びのスポットとも言われているよ」と漁師さん。茅ヶ崎の新スポットとして注目されているという。烏帽子岩をはじめ、歌詞に登場する風景を眺めていると、潮風とともに桑田さんの歌声が聴こえてきそうだ。帰りに茅ヶ崎駅ビルに立ち寄ると、CDショップでは桑田佳祐さんのニューアルバムが大々的に紹介されていた。本屋の店頭にも、彼の新著が一番目立つスペースに鎮座。地元のスターを全面的に応援している様子がうかがえる。また、茅ヶ崎駅や市内で、「サザンオールスターズについて、どう思いますか?」という漠然とした質問を茅ヶ崎市の方々に投げかけたところ、皆さん口々に「好きです」と答えてくれた。中には、「サザンの『真夏の果実』はいいですよね」と曲名を挙げる方や、「茅ヶ崎の人はみんなサザンオールスターズが好きだと思う」という意見も。様々な声をまとめると、楽曲が好きなのはもちろん、桑田さんと同じ出身地ということに誇りを持つという意見が多い。桑田さんの地元・茅ヶ崎でも、サザンオールスターズは愛されているようだ。調査の結論としては、サザンオールスターズは桑田さんの地元・茅ヶ崎市民に愛されている!といっても過言ではないのではないだろうか。サザンオールスターズといえば夏のバンドというイメージが強いが、実は夏の終わりを憂う曲も多く発表している。おだやかな秋の海を眺めながら、サザンオールスターズの曲を聴くというのも趣深い。茅ヶ崎を訪ねる時には、ぜひ携帯音楽プレーヤーにサザンオールスターズの曲を入れていくことをオススメする。楽曲と風景がリンクして、どちらもより深く楽しめるだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月30日国内・海外の酒類事業を営むサントリー酒類は、六本木ヒルズの特別協力のもと、「WHISKY HILLS 2012」を11月12日から12月25日まで東京都・六本木にて開催する。”ウイスキーと過ごす、とっておきの時間。”をテーマに、ウイスキーをイメージした琥珀(こはく)色のイルミネーションを期間中に点灯する。六本木ヒルズのキャンペーン参加飲食店(約20店)では、「最初の1杯100円キャンペーン」を実施。六本木ヒルズエリアで配布されるイベント紹介冊子「Navigator(ナビゲーター)」を店舗に持参すると、1杯目のウイスキーが100円となる。また、「WHISKY HILLS BAR」や「WHISKY & ILLUMINATION」などの特設スペースでは、「山崎」、「白州」、「響12年」をはじめとするウイスキーが1杯200円から楽しめるほか、ウイスキーやオリジナルグラス、たる材コースターなどのグッズを販売。さらに、六本木ヒルズ内の一部インテリアショップなどではウイスキーを展示し、”ウイスキーのあるライフスタイル”を提案する。各イベントの日程は、「ウイスキーヒルズ」ホームページで公開中。なお、11月12日には、「ウイスキーヒルズアワード2012」の授賞式を「グランド ハイアット 東京」にて開催する。「ある特定のジャンルにおいて、長く第一線で活躍し、たゆまぬチャレンジを続けた結果、その実績が幅広く認められている著名人」に贈る「Whisky Master」(2011年受賞者:松本幸四郎さん)、「自身の世界観を創るために、日々努力を惜しまない姿勢が、『時間』、『熟成』といったウイスキー独自の価値観と合い通じる著名人」に贈る「Best Whisky Lover」(2011年受賞者:桑田真澄さん・JUJUさん)を決定するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日僕が大の阪神タイガースファンであることは、僕の熱心な読者の方々(少ないけど)には広く知れ渡っていることだ。だからこそ、山田家のテレビには当然のように阪神戦の中継(CS放送)が映っていることが多く、それについて妻のチーの顔色をうかがうこともしばしばだ。何を隠そう、チーは子供のころから巨人ファンだからである。阪神ファンの男と巨人ファンの女。球界でもっともライバル視されている双方の伝統球団のファンに分かれた、一見相容れそうもない2人が、ひょんなことから出会い、結婚までしてしまった。傍から見たら、一触即発の緊迫状態をイメージするのではないか。しかし、これが意外にそうでもないから、男と女はおもしろい。僕は父親と姉が巨人ファンという家庭の中で、なぜか自分だけ阪神ファンになった男であるため、身近に巨人ファンがいる状態にすっかり慣れており、おまけに極度のアンチ巨人というわけでもない。阪神ファンである前に、プロ野球ファンなのだ。そういう意味では、父親と姉が巨人ファンという家庭の中で育ったチーのほうが、盲信的な巨人ファンになりそうだ。実際、子供のころは桑田真澄のファンで、その後も高橋由伸や二岡智宏など、巨人の歴代のスタープレーヤーを順当に応援してきたらしいが、そこは何事も年長者に従順な生粋の次女体質(犬体質とも呼ぶ)である。7歳上の僕と結婚して以降、テレビに阪神戦が映る環境に徐々に染まってきたのか、最近では阪神が勝利した瞬間、僕と一緒に喜ぶことも増えてきた。阪神ファン化が進んでいるのかもしれない。だから、僕らはいわゆる阪神・巨人論争で揉めることがない。2人で阪神・巨人戦を球場観戦するときは、僕の希望で阪神側に陣取るのが通例なのだが、チーは特に抵抗することなく、平気な顔で席に座っている。いやはや、そのへんは本当に楽な女性だ。とはいえ、チーの体には幼少期から育まれた巨人ファンの血液が根強く流れているのだろう。以前、東京ドームの阪神・巨人戦を観に行ったとき、特にそう思ったのである。その日の試合は、序盤から巨人が阪神を圧倒的にリードする展開だったため、東京ドームの阪神側スタンドに陣取る数万人の阪神ファンは一様に意気消沈しており、暗いムードが漂っていた。中には口汚い罵声を飛ばすガラの悪いファン(こういう阪神ファンは嫌いです)もおり、実際いくつかのメガホンがグラウンドに投げ込まれていた。そんな中、僕の隣のチーだけが、あろうことか無邪気に喜びを爆発させたのだ。「わー、やったー! さすが由伸ー! 」。当然、周囲の阪神ファンの視線が一斉に集まった。しかし、チーはそれに気づいていないのか、どこまでもヘラヘラした顔で「巨人、強いねー! 」と僕に話しかけてくる。あわわわ、あわわわ。僕は一気に狼狽した。チーさん、それはさすがにやばいって。いくらなんでも場違いすぎる。こんなガラの悪い阪神ファンがたくさんいる中で、彼らの神経をむやみ逆撫でするような巨人ファン発言は、ほとんど自殺行為だ。おそるおそる周りに視線を配った。すると、数人の阪神ファンが怪訝そうな表情で、僕を睨んでいた。きっと彼らは僕のことも巨人ファンだと思ったのだろう。チーが「巨人、強いねー」などと嬉しそうに同意を求めてくるからだ。普段、僕は球場で野球観戦をするとき、阪神の帽子をかぶったり、レプリカユニフォームなどを纏ったりしない主義だ。メガホンすら一度も買ったことがなく、いつも普段着のまま席に座ることにしている(立って応援するのも嫌い)。といっても、そこに何か深いポリシーがあるわけではなく、単純にグッズ類には興味がない淡白な性格なのだ。したがって、傍から見たら阪神ファンだと思われにくいのだろう。僕のことを睨みつけた阪神ファンの方々も、外見で自分たちの仲間だと判断できなかったため、チーの巨人応援発言に過剰反応を示したのではないか。それを証拠に、周囲の観客はみんな阪神のレプリカユニフォームを纏っており、僕1人だけが完全に浮いた状態だ。そうなのだ。僕1人だけが浮いている、すなわちチーは意外に浮いていないということだ。それもそのはず、チーは本来は巨人ファンのくせに、場の空気に染まったのか、球場の売店で阪神グッズ(虎耳が付いたカチューシャ)を購入しており、試合開始から迷わずそれを装着。だから周囲の観客は、チーを阪神ファンだと信じて疑わないわけだ。そう考えると、みるみる恐ろしくなった。ということは、きっとあれだ。さっきの巨人応援発言は、阪神ファンの女(虎耳カチューシャのチー)から巨人ファンの男(普段着の僕)に向けられたものだと解釈されたのだろう。つまり、発言を意訳すると「やったー! さすが由伸ー! 」は「やったね、あなたの好きな由伸が打ったよ」、「巨人、強いねー! 」は「巨人が強くて良かったね」という意味になる。うーん、ありえますね。果たして僕は身の危険を感じ、試合終了を待たないうちに、チーの手を引いて観客席から退散した。背中に冷ややかな視線が容赦なく突き刺さり、心臓が早鐘を打つ。今度、野球を観に行くときは阪神・巨人戦以外にしようと思った、恐怖体験である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日桑田佳祐の2012年の活動が発表された。桑田佳祐名義作品の粋を集めたスペシャルアルバム『I LOVE YOU -now & forever-』を7月18日(水)に発表、そして5年ぶりの全国ツアーを開催する。桑田佳祐のその他の情報アルバムには、新曲『幸せのラストダンス』『100万年の幸せ!!』はもちろん、新曲の準備もしているとのこと。それに加えて『波乗りジョニー』『ROCK AND ROLL HERO』などの名曲も網羅している。そして、桑田佳祐として久々の全国ツアー開催。9月15日(土)から12月31日(月)まで、全国10か所22公演にわたるツアーとなり、桑田が全国をツアーで廻るのは5年ぶりのこととなる。今回の全国ツアー、それに先駆けてのアルバムについては、桑田自身の“今だからこそ、伝えたい歌がある”という思いがその根底にある。昨年は病から復帰した2月に大作『MUSICMAN』を発売したが、その後、世の中は大震災に見舞われた。その直後に桑田はチャリティシングル発売の中心人物としての役割を果たし、9月には自身の復活ライブを東北の地で行うことで、復興に向けてのメッセージを力強く放ち、多くの人に感動を与えたのだった。しかし、震災から1年以上経った今も、困難な状態は変わらず続いている。震災の影響だけでなく、社会全体にも閉塞感が漂い、ひとりひとりが希望を保ちづらい状況にある。そんな今だからこそ今年は全国に歌を届けに行こう、そしてそのために新作旧作問わず、今だからこそ伝えたい歌を聴いてもらおう、との思いから、アルバムの発売、全国ツアーの開催が決定した。アルバムの内容詳細は後日発表されるが、前述の通り、新曲や名曲の数々を網羅し、20年前に発売された『フロム イエスタデイ』、10年前に発売された『TOP OF THE POPS』を凌駕する、桑田佳祐のソロワークスの粋を集めたアルバムとなる。久々の全国ツアーとともに、今年も大いに活躍が期待される桑田佳祐に注目したい。■スペシャルアルバム『I LOVE YOU -now & forever-』7月18日(水)発売■ツアー日程9月15日(土)・16日(日)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ9月29日(土)・30日(日)北海道立総合体育センター 北海きたえーる10月6日(土)・7日(日)サンドーム福井10月24日(水)・25日(木)愛媛県武道館11月7日(水)・8日(木)広島グリーンアリーナ11月14日(水)・15日(木)さいたまスーパーアリーナ11月28日(水)・29日(木)マリンメッセ福岡12月5日(水)・6日(木)日本ガイシホール12月12日(水)・13日(木)大阪城ホール12月27日(木)・28日(金)・30日(日)・31日(月)横浜アリーナ
2012年04月02日4月からフジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマを担当する桑田佳祐が、同エンディングにもアニメーションキャラクターとして登場する。「sas-fan.net」をジャック中のちびまる子ちゃんアニメキャラの桑田佳祐は、赤いTシャツ姿にエレキギターを肩にかけるという出で立ち。エンディングの世界の中では、ギターを弾きつつ歌をくちずさみながら、まる子をはじめとする登場キャラクターたちを見守っているような役割を果たしている。この新エンディングは、本日早朝の「めざましテレビ」でエンディングアニメーションの一部が初公開されたが、4月1日(日)放送の「ちびまる子ちゃん」より毎週オンエアされる。また、本日より、ちびまる子ちゃんが、サザンオールスターズ公式ホームページ「sas-fan.net」をジャック。「sas-fan.net」にアクセスすると、ちびまる子ちゃんと桑田キャラの掛け合いが展開されている。その中で、新エンディングテーマ曲の『100万年の幸せ!!』が、3月31日(土)のJFN系ラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」で初オンエアされること、さらには4月2日(月)に桑田佳祐に関する何らかの新たな発表が行われることが匂わされている。掛け合いの最後には「4月2日(月)早朝、乞うご期待!!」という意味深なメッセージが画面に映し出される。これから一気に桑田佳祐周辺が賑やかになってきそうだ。
2012年03月28日2月12日(日)に放送1000回を迎える国民的人気アニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマを、4月より桑田佳祐が担当することが決定した。桑田佳祐、ちびまる子ちゃんという国民的人気者どうしのコラボレーションが実現。放送1000回という記念すべきタイミングで発表される形となった。桑田佳祐の情報を見るこれまでも、桑田ファンであるというさくらももこから、テーマ曲のオファーはあったが、なかなかお互いのタイミングが合わずこれまで実現には至らずじまいだった。今回、さくら本人から、すでにできあがった歌詞とともに改めてエンディングテーマの依頼があり、世界中の幸せを願うその内容に桑田が共感したことに加え、アニメ放送1000回を迎えるという記念の時期であるということも手伝い、ついにコラボが実現する運びとなった。曲のタイトルは『100万年の幸せ!!』。現在、絶賛レコーディング中だが、春っぽい軽快なテンポで、ちびまる子ちゃんのイメージや歌詞のテーマにピッタリの、聴く者の気持ちを温かくしてくれるような曲に仕上がりそうだとのこと。桑田は以前、日本文学の名作10作品の詩や文章の抜粋に曲を書き下ろして歌うという『声に出して歌いたい日本文学』という一大組曲を作ったことがあるが、それ以外で人が書いた詞が先にあってそれに対して曲を書いたことは今までにない。そんな極めて珍しい試みであるということも含め、一体どんな曲の仕上がりになるのか、楽しみなところである。また、放送では、曲に合わせた新たなアニメーションも制作される。ここにも、桑田がキャラクターとして登場するとのこと。ちびまる子ちゃんの世界に入り込んだ桑田佳祐が、どんな表情を見せてくれるのか注目だ。■さくらももこコメント「ちびまる子ちゃんのアニメ1000回記念という節目の年に、大好きな桑田さんにテーマソングを歌っていただけるという喜びは言葉にできません。すべての流れが奇跡だと感じています。世界中が幸せになりますようにと祈りを込めて詞を書かせていただきました。桑田さんの手で素晴らしい曲に仕上がり、多くの皆様の心に届く日を楽しみにしております」
2012年02月10日2011年、完全復活を果たした桑田佳祐。およそ9年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『MUSICMAN』を2月にリリース。そして、9月には歴史的ともいえる「宮城ライブ ~明日へのマーチ!!~」で“音楽の力”を感じさせる圧倒的なパフォーマンスで感動のライブを届け、その余韻も醒めないまま12月に神戸・横浜で年越しライブを行った。桑田佳祐の情報を見る「いろいろあった」1年、桑田佳祐はエンタテインメントの力で、日本中を光で照らした。そんな桑田佳祐がアルバム『MUSICMAN』収録楽曲の中から11曲を熱唱したスペシャルパフォーマンス「桑田佳祐『MUSICMAN』スペシャル」、感動の「宮城ライブ ~明日へのマーチ!!~」(総集編)、横浜アリーナで行われた4年ぶりの年越しライブの模様が、3月9日(金)~11日(日)WOWOWにて3夜連続でオンエアされる。特に「宮城ライブ ~明日へのマーチ!!~」は、東日本大震災からちょうど1年の節目の日である3月11日(日)の放送となる。桑田佳祐のエンタテインメントを通じて表現する真摯な想いは、観る者に2012年を強く生きていく力を与えてくれるに違いない。■放送ラインナップ3月9日(金)22時~「桑田佳祐『MUSICMAN』スペシャル」3月10日(土)18時~「桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011~年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会~」3月11日(日)21時~「桑田佳祐スペシャル総集編『宮城ライブ ~明日へのマーチ!!~』」
2012年01月31日