現代の東京を舞台に描かれるAmazon Originalのオムニバスドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」。この度、総勢14名の日本を代表する超豪華キャストと監督陣が集結した完成披露イベントが開催。さまざまな愛が語られた。本イベントには、エピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」より水川あさみと前田敦子、そして本作のショーランナー兼エピソード1と6の監督を務めた平柳敦子監督、エピソード2「私が既婚者と寝て学んだ事」より榮倉奈々と廣木隆一監督、エピソード3「最悪のデートが最高になったわけ」より伊藤蘭と石橋凌と山下敦弘監督、エピソード4「冬眠中のボクの妻」より成田凌と夏帆と荻上直子監督、エピソード5「彼を信じていた十三日間」よりユースケ・サンタマリアと黒沢清監督、エピソード6「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」より池松壮亮の総勢14名が登壇した。「アニメ回があることがとてもエキサイティング」と平柳監督まず、「Awesome City Club」による本作の主題歌「Setting Sail ~ モダンラブ・東京 ~」の生パフォーマンスで幕を開けた本イベント。物語を彩る優しく温かい楽曲の演奏が会場を盛り上げると、エピソードごとにキャスト・監督陣が人力車に乗って登場。女性キャストは、あでやかな着物で登場した。本作のショーランナーを務めている平柳監督は、240以上の国と地域で世界同時配信開始を目前に控える本作について「今日という日を迎えるのを心待ちにしていました。『モダンラブ・東京』に関わっていただいたキャストの皆さん、クリエイターの皆さん、そして会場に集まってくださった皆さんに感謝を伝えたいです」とコメント。さらに日本ならではのアニメ回(エピソード7)について「日本らしいオリジナリティを発信できるという点で『モダンラブ・東京』にアニメ回があることがとてもエキサイティングですし、世界中で多くの人に見てもらえるのではないかと期待しています」と、自信を見せた。各エピソードの撮影裏や俳優陣の役作りも明らかにエピソード1で子育てと仕事の両立に悩む主人公・真莉を演じた水川さんは、「私が演じた真莉は完璧主義なところがあり、仕事にも子育てにも一生懸命だからこそ大切なことを見失ってしまう女性ですが、一生懸命に生きているからこそ自分を苦しめてしまう彼女の真っすぐな一面が可愛らしくもあり、とても共感できます」と語る。真莉の同性パートナー・彩を演じた前田さんも「私も子育てを経験したので、真莉の気持ちが痛いくらい分かるし、懐かしいなと思いました」と共感。エピソード1の監督を務めた平柳監督は、「赤ちゃんや子どものいる現場だったけど、ふたりとも馴れていて助けられました」と撮影をふり返った。エピソード2で夫婦のすれ違いの原因を追及する加奈を演じた榮倉さんは、「とても繊細なテーマを扱っている物語だけど、人生の旅に出ている主人公の心の成長が素敵でかわいらしい物語なので、タイトルで躊躇せずぜひご覧いただきたいです」と語り、難しいテーマに向き合った想いを明す。そんな榮倉さんの演技について廣木監督は「榮倉さんがとても大人になったと思いました。難しい題材ではあったけれど主人公の内面をうまく演じてくれて、東京の街並みに溶け込んだ作品ができたと思います」と語り、4回目のタッグとなる榮倉さんの演技に絶賛を贈った。エピソード3でマッチングアプリを使って新たな恋に一歩踏み出す奈津子を演じたのは伊藤さん。「年齢とともに忘れてしまいがちなときめく心や人を想うキラキラした気持ちを呼び戻すように臨みました」と、撮影をふり返る。マッチングアプリで奈津子と出会う耕介を演じた石橋さんも「伊藤さんとのデートシーンの撮影はとても楽しかったです。伊藤さんがときめく様子を面と向かって見られるのは、演技だとわかっていながらも嬉しかったです」と明かした。そんな可愛らしい大人の恋愛を描いた山下監督は、「映画監督になる前から見ていたお二人だったので、緊張が伝わらないように頑張っていました。迫力のあるお二人でしたので、いかに可愛らしく描くかというのを考えながら撮影を進めました」と撮影時の心境を告白した。エピソード4でうつと向き合う夫婦を演じた成田さんは「世界中の人が『こんな夫が欲しい』と思うような男性を演じてほしいと監督から言われたので、とにかく優しく包み込んでくれる可愛らしい人を演じられるよう意識しました。不器用ながらも一生懸命寄り添い守ろうとしてくれる素敵な男性だなと思います」と、うつ状態と向き合う妻を支える健吾というキャラクターへの想いを語る。妻役の夏帆さんは「私が演じたのは心が疲れてしまった女性ですが、切実でありながら暗くなりすぎないように、気持ちは沈んでいてもエネルギーを持って演じることを意識しました」と、役作りをふり返っていた。荻上監督は「この作品を作るにあたっていろいろ調べていたときに、うつ状態の人がよく『身体に鉛が乗っているみたいで起き上がれない』と表現しているのを見て、日本で一番重いもの…ということでお相撲さんに登場してもらいました」と語り、ユニークな演出へ込めた想いを明かす。エピソード5で不思議な恋に落ちる洋二を演じたユースケさんは、「黒沢監督とは二十年くらい前にご一緒して以来だったのですが、監督の時代を追い越しているような感じが当時と全く変わっていなかったので、今回もゾーンに入ったような感覚で心地よく撮影できました」とコメント。そんな黒沢監督は「今回50代の男女の淡い恋というテーマをいただいて、すこし枯れた人生下り坂という二人の人生の物語を書いたのですが、永作博美さんもユースケさんも昔から全く変わらずエネルギーに満ちていたので、枯れた設定なのにエネルギーの溢れる、不思議な青春映画のようなものが出来上がりました」と、永作さんとユースケさんの魅力が詰まった作品に仕上がったことに自信を込める。エピソード6で国境を越えて運命の恋に落ちる大学生マモルを演じたのが池松さん。今回、ハリウッド女優のナオミ・スコットと共に、ロサンゼルスで全編英語の撮影に挑戦。池松さんは慣れない環境での撮影中ナオミさんに助けられたそうで、「ナオミさんは本当に驚くほど愛情深い人でした。全編英語の撮影だったのですが、ナオミさんはearth(地球)という単語の発音に苦戦していた僕に何度も何度も発音を教えてくれました」と、ナオミさんとの思い出を明かす。そんな池松さんについて平柳監督は「池松さんには今回“ジャパニーズ・ブラッド・ピット”になってもらいたいと思っていました。色気を隠すことなく、ストレートな愛情表現もしてもらえるように演出したのですが、英語での演技というだけでも大変なのにとても自然で素晴らしい演技をしてくれたのでいつもモニターを見ながら感心していました」と、池松さんの演技を絶賛した。また、日本版独自の試みであるアニメ作品のエピソード7について、脚本を務めた荻上さんは「高校生のときに大好きだった男の子と大人になって再会するお話」と説明。「私の脚本を山田(尚子)監督がどう表現するのだろうと楽しみにしていたのですが、本当にチャーミングで素敵に仕上がっていて、山田監督の魔法にかかるとこんなに素敵になるんだと感動しました」と語り、数々の人気アニメ作品を手掛ける山田監督の表現に心を打たれたことを語っている。水川あさみと榮倉奈々が“糠(ぬか)愛”で意気投合!さらに、日常に溢れる身近な愛を描く本作にちなみ、話題はキャスト陣が最近感じた身近な“愛”の話に。榮倉さんは「私は“糠愛”です。酵素風呂とか、糠漬けにハマっています」と語ると、水川さんも「私も糠を漬けていて、榮倉さんと同じことをしていると知って嬉しいです」と共感。さらに、夏帆さんは「私は二匹猫を飼っているので愛を注いでいます。私が出演するエピソード4では、エリザベスという可愛い犬が出てくるので是非注目して観ていただきたいです」と語り、池松さんは「この作品で出会ったロスのクルーです。短い時間でしたが撮影がすごく楽しく、温かいチームに出会えてよかったです」と、作品を創り上げる上で愛が生まれたことを明かす。最後にショーランナーの平柳監督が「一つ一つのエピソードにたくさんの愛が詰まっていますので、世界の皆様に楽しんでいただきたいです」と手応えを語っていた。Amazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は10月21日(金)より世界同時配信(全7話/6話実写、1話アニメーション)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月19日女優の水川あさみと前田敦子が18日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』(10月21日配信開始)の完成披露イベントに着物姿で登場した。イベントでは、本作に出演する水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、ユースケ・サンタマリア、池松壮亮らが人力車に乗って登場。水川と前田は2人で乗り、艶やかな着物姿で魅了した。2019年にアメリカで製作され世界中で話題となった『モダンラブ』は、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる様々な物語を描いた作品。東京を舞台にした『モダンラブ・東京~』は全7話で構成され、現代ならではの多様な愛と人々の絆を描く。水川と前田が出演したのは、エピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」(監督・脚本:平栁敦子)。水川演じるキャリアウーマンの高田真莉は、前田演じるパートナーの河野彩とともに子供を育てており、子育てを通して変化する真莉の心の模様が描かれる。水川は「真莉は完璧主義者というか、仕事も子育ても家族も一生懸命愛情を注ぐがゆえに、ちょっとしたことを見失ってしまう女性。一生懸命に生きているからこそ、何かしらの大切なことを見失ってしまうことは共感できる部分でした」とコメント。1児の母である前田も「真莉の気持ちが、私も経験したので痛いほどわかって、懐かしいなと思いました」と共感し、「真莉の周りの家族愛はすごく素敵で、私が演じた役も当たり前に隣にいて支え合って一つの家族になっていて、素敵な愛の形が当たり前に描かれているのがすごく好きでした」と語った。イベントでは、本作の主題歌を担当するAwesome City Clubが主題歌「Setting Sail~ モダンラブ・東京 ~」を生パフォーマンス。また、平栁敦子監督、廣木隆一監督、山下敦弘監督、荻上直子監督、黒沢清監督も出席した。
2022年10月19日●感謝を伝えるなど人として大切なことを再確認コミカルな作品からシリアスな作品まで幅広い演技力で活躍を続けている女優・水川あさみ。さまざまな“愛の形“をオムニバスで紡ぐAmazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』(10月21日配信開始)では、仕事と子育ての両立に奮闘する母親を熱演した。本作に参加して人として大切なことに改めて気づくことができたという水川にインタビュー。その気づきや、仕事とプライベートをはっきり区別しないという生き方など話を聞いた。2019年にアメリカで製作され世界中で話題となった『モダンラブ』は、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる様々な物語を描いた作品。東京を舞台にした『モダンラブ・東京~』は全7話で構成され、現代ならではの多様な愛と人々の絆を描く。水川が出演するのは、エピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」(監督・脚本:平栁敦子)。水川演じるキャリアウーマンの高田真莉は、前田敦子演じるパートナーの河野彩とともに子供を育てており、子育てを通して変化する真莉の心の模様が描かれる。水川はもともとアメリカ版の『モダンラブ』を見ていたそうで、日本版の制作にとても興味を抱いたという。「これを日本でやるんだという驚きがありましたが、世界共通の誰にでも存在する愛がテーマなので、すごく素敵な取り組みだなと思いました」真莉を演じる際には、一生懸命さを意識。「真莉は仕事も子育ても、やらなくちゃいけない、こうしなければいけないという想いがすごく強い人で、良くも悪くも完璧主義。一生懸命になりすぎているがゆえに気づけないことや、周りの愛情をちょっとないがしろにしている部分がある女性で、とにかく彼女の一生懸命な振る舞いを意識しながら演じました」真莉は、前田演じるパートナーや梶芽衣子演じる母親のおかげで大事なことに気づいていく。水川は、この作品で描かれる“愛の形”は「気づき」だと言い、大切なことに気づかせてくれる人たちに囲まれた真莉の状況について「すごく素敵な環境ですよね」と話した。そして、「母親や子供、仕事仲間など、とても日常に寄り添った話なので、そういう気づきを与えられる作品になったらいいなと。真莉にとっての気づきが見てくださった方たちの気づきに通ずるものになればいいなと思います」と語った。水川自身も、人として大切なことを再確認できたという。「素直になることの大切さなど、人として当たり前のことに気づかせてもらえた気がします」水川は素直に感謝の言葉を言えるタイプだと言うが、「そういうことって当たり前のことだから当たり前に見過ごしたりするときもあるので、ちゃんと忘れないようにしようと改めて感じました」と話した。また、「あっちゃんすごく素敵な方でした」とパートナー役の前田敦子を絶賛。「どちらかというと彼女の役の方がどっしりと構えているので、彼女の肝の据わった感じというか、彼女の良さが役に反映されているなと思いました。現場での佇まいも覚悟が決まっていてすごくかっこいいし、素敵な方でした」●年齢とともに「心地よい距離感がわかるように」多くのドラマや映画に出演し、2020年公開の映画『滑走路』と『喜劇 愛妻物語』で数々の主演女優賞を受賞するなど、さらに存在感が増している水川だが、自身の女優業に対する思いは変わってきているのだろうか。「年齢とともに役との距離感や、作品との距離感の心地よさを見つけられるようになってきたかなという感じがします。演じるときもそうですし、プライベートと仕事との距離感もそうですし、自分の心地のいい距離感がちゃんとわかるようになってきましたね」そして、「役にとってはそれが日常ですから、自分にとっての日常を大切にできないと役の日常は演じられないと思うので」と自身の日常を大切にしている。仕事とプライベートのバランスにおいて心がけていることを尋ねると、「私は仕事もプライベートもはっきり区別をするタイプではないです」と言い、「プライベートも仕事もどちらも私という人間にとっては全部一つのことでつながっているので、はっきりオンオフをしなきゃいけないとは思っていないんです」と語った。現在39歳。今後については「とりわけこうなりたいというのは今のところ感じてないですが、新しいことができれば」と述べ、「40代がどういう風に始まっていくのか楽しみです」と期待。「みんな先輩方が『40代とても楽しい』とおっしゃるので。(本作の)プロデューサーは誕生日にメールをくれて『早く40代に来な』って(笑)。それくらい女性にとっても輝かしい楽しい時期が来るのかなと思うと楽しみです」30代は焦りを感じるという声を聞くこともあるが、水川は「焦るというのは、つい何かの基準で物事を考えたり、比べたりしてしまうからかもしれません。でも自分はこの世に1人しかいないと思ったら焦ることなんて何もないと私は思っています」ときっぱり。他人と比べることなく自分の人生を生きている。最後に、本作について「愛がテーマの作品。愛ってすごく難しいですし、人によってもさまざまで、愛の示し方も愛の持ち方も違うので、自分と似ている愛の形やテーマ性を探してもらうのもこの作品の楽しみ方だと思います。私が携わった作品に関しては、ちょっと見落としてしまっているような愛に気づくきっかけになればいいなと思います」と改めて魅力を伝えた。■水川あさみ1983年7月24日生まれ、大阪府出身。『喜劇 愛妻物語』(20)と『滑走路』(20)での演技が高く評価され、「毎日映画コンクール 女優主演賞」「キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞」など数々の主演女優賞を受賞。短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season4』(22) にて「おとこのことを」で初監督を務めた。また公開待機作に映画「霧の淵」がある。ヘアメイク:星野加奈子スタイリスト:番場直美
2022年10月18日ニューヨーク・タイムズ紙のコラム「Modern Love」に投稿されたエッセーに基づき、1話完結ドラマとしてスタートした「モダンラブ」。ニューヨークを舞台に、様々な愛にまつわる物語を展開してきた同作は、シーズン1、2を経て舞台を日本・東京に移した。全7話のエピソードからなる「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は、東京という世界の中でも有数の大都市のリアルを映し出すような、華やかな街に住まう人々の裸の心をそっと覗ける物語だ。各話には、マッチングサイトでの出会い、シニアラブ、セックスレス、リモートで芽生えた恋など、バラエティ豊かなテーマを持ち、2022年・今の東京の空気を感じられる仕上がりとなっている。このアンソロジー・シリーズのはじまりであるエピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」では、仕事と子育てを両立し完璧を追求する高田真莉と、彼女のパートナーである河野彩の日常、その変化が描かれる。演じた水川あさみ&前田敦子は、ドラマ初共演にして心地よい協和を生み出した。インタビューでは、作品への意気込みから「もうできない!」と思った演技の苦労まで、和気あいあいと語ってもらった。――最初に、「息子の授乳、そしていくつかの不満」の脚本を読んだ感想から教えていただけますか?水川:何か大きな事件が起きるとかいうようなお話ではないのですが、私が演じる真莉とあっちゃん演じるパートナーの彩という女性のことに関しても、とりわけ説明をすることもなく、当たり前にストーリーの中に組み込まれていたんです。そうしたナチュラルな展開の仕方も、すごく素敵だなと惹かれたポイントでした。あとは、言葉で説明するようなことも少なかったので、すごく余白のある脚本だなと思いました。説明が少ないからこそ、空気感や相手との温度が作品に反映されるんだろうなと感じました。前田:私も、家族愛がとても素敵だなと思いました。女性同士の恋愛も受け入れている(真莉の)母親がいて、みんなで協力し合って生活をしていて。その中で、ちょっとした感情のやりとりがあり、ぶつかり合ったりするんですよね。それってすごい愛だなとも思うんです。家族の愛は深いなと、脚本を読んでいてすごく感じました。――水川さんは真莉を、前田さんは彩を演じるにあたって、大事にしていたことなどは何でしょうか?水川:真莉は子育ても仕事もどちらも大切にしたい、とにかく自分の理想に近づけることに必死で…。だから、一番そばで支えてくれる彩や、お母さんという身近な愛に気づけていないというか、少し見失っている状態でした。仕事も家庭も一生懸命やっている誰しもに当てはまるような出来事かもしれない、と考えながら演じていましたね。前田:私の役は、どちらかと言うと俯瞰で家族を見守る立場だったので、言葉も少なくて。いる雰囲気や空気感みたいなものはちょっと意識したほうがいいな、と思いながら淡々とやっていました。役柄と普段の私は全然違うとは思っています。でも彩は誰に対しても平等な感じがありましたし、こうやっていられたらいいなという憧れを持ちながら演じていました。水川:彩、裏表がないよね。前田:そう。淡々と、飄々としている感じで。彩が家にいると安心しますよね。水川:そうだよね。――水川さんはお料理も上手で完璧なイメージもあるので、こだわりがあるという面で、ご自身と真莉に共通点があるようには思わなかったですか?水川:私は好きなものが多いというだけで、別にこだわりではないんですよね。料理も難しいことそんなにやらないですし(笑)。だから好きなことをやっているだけで、完璧にやらなくちゃいけないという考えではないから、真莉とはわりと真逆かなと思っていました。前田:向き合い方がちょっと違うかもしれないですよね。水川:そうね、ことがらの向き合い方が違うかもしれないかな。――好きでやっているから完璧主義とは違うということですね。水川:全然完璧じゃないですし、できなきゃできないでいいと思っているんです。自分ができる範囲の中で自分が楽しめて面白くできないと続かないから。監督に「芝居するな」と言われて――水川さん&前田さんの芝居の変化とは――演じていて、特に心に残った場面やセリフはありましたか?水川:お話の中で真莉が今まで我慢していた気持ちや自分がとらわれていたもの、感情がわーっとあふれ出してしまう場面があって。そういうことって何気ないきっかけであったりしますよね。ポンってコルクが抜けてあふれ出すみたいな、そういう感情になるときがあるなと思いました。一見ちょっとしたできごとなんだけど、真莉にとってはすごく大きな変化で。そういうのは、すごく愛にあふれた生活だからこそありえることなので、素敵な場面だなと感じました。前田:私も水川さんのお話したシーンが、すごく素敵だなと思いました。「あ、安心できる場所がある!」と思ったので、すごくいいなあと。あと、私は真莉たち親子のやりとりをそばで見させてもらっていたんですけれど、すごいリアルだなあと思いました。こういう母娘の感じ、あるよなーって。感情論のぶつけ合いは、自分にも思うところはありましたね(笑)。水川:そっか(笑)!前田:母親には甘えたい気持ちもあるからこそ「わかって!」となっちゃうんですよね。「わかって!」が出過ぎてすごい感情論になっちゃうので、真莉ちゃんの気持ちは痛いぐらいわかりました。――監督ならびに脚本を務めた平柳敦子さんは、ロスなど海外で活動されていますが、普段のお芝居や演出とやり方が違うなどと感じたところはありましたか?水川:全然違いました。私はもうとにかく「芝居するな、芝居するな」と言われていたので大変でした(笑)。監督は“そこに存在する"ということを言いたかったんだと思うんですけど、表現するとなると、どうしてもプラスの要素が働いてしまうんです。つけ加えてしまうというか。それをなくしてほしいという演出方法は、私にとっては新しくて。悩んだけれど、とてもいい経験でした。前田:私は、ただただ水川さんを「さすがだな」と見守っているだけでした。監督が本当に空気感から作るのを大事にしてくれている方だったんですよね。水川:うん、うん。前田:私たちの家の中がそういう感じで。…なんか撮影という感じじゃなかったですね。水川:本当にそうだよね。――監督のいう「芝居するな」を体現するため、水川さんはどう工夫していったんですか?非常に自然な演技だと思い観ていました。水川:うーん、そうですね…。現場の雰囲気に助けてもらうことももちろんありました。あと監督に言われたのは「もう顔を動かさないで」って。前田:あー!言われましたね。水川:「もう能面だと思って芝居しろ」と言われたんです。最初は何のこっちゃわからなかったんですけど、私は自分が思っているよりも表情が豊かだから、ひとつひとつのセリフに気持ちを込めすぎている、ということを言われたんです。そんなことを言われたのが初めてだったから、それを0にする作業はすごく大変でしたね。くたくたになって家に帰ってくるという玄関先でのシーンは、何回も何回も撮り直したんです。「もうできない!」と言うと、「がんばれ!!」と助監督や監督に励まされて(笑)。前田:確かに、監督はあきらめないですもんね!「よし、もう1回」「もう1回」って。「何がなんだろうー?」みたいな。水川:わかんないよー!と思いながらやっていました(笑)。“凛とした人代表”の水川さん&“肝の据わった人”の前田さん――おふたりは過去にCMで共演されていますが、ドラマでは初共演となります。印象の変化はありましたか?水川:私はとても印象が変わりました。共演してみて、本当に肝の据わった人だなと思って、彼女の格好良さというものを知りました。その感じは、あっちゃんの役にもすごく反映されているんです。彩のどーんと構えてくれる感じは、あっちゃんの内から出てくるものもすごくあったと思ったから。すごく安心できて、ご一緒できてよかったなと本当に思っています。…横にいるから、こういう話はなんか照れくさいよね(笑)。前田:はい、褒めていただいてすみませんって思います(笑)。――CMで共演していたとき、前田さんは今回のような印象ではなかったんですか?水川:CMでは現場で少しご一緒したぐらいだったんです。だから印象というよりも、どういう人なのかをあまりわかっていなくて。あのときはかわいい印象が強かったけど、すごく覚悟の決まっているというか、肝の据わった人という印象になりました。何でも自分でやるし、ひとりでどこにでも行くし。そういう姿をそばで見ていて、めちゃくちゃ格好いいなと思いました。前田:嬉しいです、やったー!…いや、でも女性からしてみると、水川さんは本当に凛としている方代表だなと、私はずっと思っているんです。みんなに分け隔てないですし、現場でも本当にずっとそういう風にいてくれたので。そんな水川さんにそうやって言ってもらえて、すごい嬉しいです。Amazon Original「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は10月21日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始。【水川あさみ】ヘアメイク:星野加奈子/スタイリスト:番場直美【前田敦子】ヘアメイク:高橋里帆(HappyStar)/スタイリスト:有本祐輔(7回の裏)(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)
2022年10月17日バカリズム、日村勇紀(バナナマン)、若林正恭(オードリー)、水川あさみというお馴染みメンバーに加え、近藤春菜(ハリセンボン)が初登場する「住住」最新シリーズがこの秋、「Hulu」にて配信されることが決定した。バカリズムさんが原案・脚本を務め2017年にスタート、キャストが全員実名で出演し、なんとも不思議な感覚&クセになるゆるさで、視聴者を瞬く間にとりこにした異色ドラマ「住住」。待望の最新シリーズとなる今回の第4弾には、水川さんの実際の友達である近藤さんが初出演し、リアルな世界と同じく、“水川の友達”という設定で登場するだけでなく、意外な素顔(!?)も忍ばせながら、新風を吹き込む。また第2シリーズ以降、定点観測的に「バカリズムの作業場」で繰り広げられるエピソードとなっていたが、最新作ではシリーズ史上初となるロケも敢行。バカリズム、日村、水川が、小型バスでゆる~いドライブを楽しむことに。また、最終話の配信がスタートする10月22日(土)18時には「HuluライブTVチャット」の開催も決定。キャスト陣と一緒に名場面をふり返りながら、裏話が次々と飛び出す小粋なトークが楽しめる。なお、10月8日(土)より、前作から厳選したエピソードを地上波放送することも決定。「TVer」でも9月24(土)正午から、過去作を順次配信する。<コメント>・バカリズム「住住」は勝手に毎年やるもんだと思っちゃってたから、うれしいというか…「今年もやれてよかったな」と、ホッとした感じです。実は僕、劇中とほぼ同じ雰囲気の作業場を実際に持っているんですよ。ドラマ上はみんなが遊びに来て楽しくやっているんですけど、実際は誰もいないその部屋で、1人で脚本を書いてるから、たまにすごく虚しくなるんですよね。「みんながこの部屋に遊びに来てくれたらなぁ」という妄想をドラマにしているような感じなので、書きながら「本当は誰も来ねぇのに…」と思っています(笑)。今回は近藤春菜さんも初登場します。春菜さんと実際に友達の水川さんにアンケートを渡して記入してもらったり、監督と春菜さんの打ち合わせで出た話を教えてもらったりして、脚本を書きました。また、今回はいつもの作業場とは違う場所を舞台にしたエピソードが1つあるんですけど、ワンシチュエーションというのは同じ。“ずっと同じところに座って、ただしゃべってるだけ”という「住住」の良さはそんなに変わっていません。この“変わらない感じ”が「住住」の良さだと思っていますので、楽しんでいただけたらなと思います。・日村勇紀我々はただ、ヒデ(バカリズム)が書いてくれた台本通りにやるだけ(笑)。毎回、面白い台本を書いてくれるから、ありがたいという気持ちしかないです。ご褒美みたいなものですね。ちなみに、「住住」の僕は20代の頃をモデルにして、ヒデが書いてくれているので、すごくまくし立てる場面が多いんですよ(笑)。僕も今ではもう50歳になってそんなことないのに、なんか劇中ではヒデや水川さんに対して攻撃的というか…。今回もその様子を撮っていたカメラマンさんに「日村さんが『住住』に戻ってきた感じがしますよ~」と言われて、「オレって、そんなイメージなの?」と思いました(笑)。・水川あさみ「住住」はご褒美みたいなお仕事で、実家に帰ったみたいな感覚になります。こたつに入ってグダグダしゃべって、いつも楽しいです。そんな中、今回は初めてロケもあるのですごく新鮮です。あと、私の友達の(近藤)春菜が出ます。過去に何回か一緒にお芝居をする機会があり、初めて知り合ったのもドラマの現場だったんですけど、今回バカリさんが描く春菜には“私が苦手な、ちょっとうじうじした春菜”がちゃんと出ていて(笑)、最高に面白いです!「住住」は10月1日(土)より毎週土曜日新エピソードをHuluにて独占配信(全4話)。(cinemacafe.net)
2022年09月24日注目のクリエイター陣による短編映画プロジェクト第4弾『MIRRORLIAR FILMS Season 4』よりメイキング動画が解禁された。本作は、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越えて選出された人気&注目の監督陣による個性豊かな作品が上映される短編映画企画。“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開する壮大なプロジェクトだ。この度解禁となったのは、池田エライザ、齊藤工、福永壮志、藤井道人、水川あさみ、ムロツヨシら6名の監督陣の撮影現場での様子を捉えたメイキング動画。『おとこのことを』(水川あさみ監督)、『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』(齊藤工監督)、『シルマシ』(福永壮志監督)からは、主演の窪田正孝、伊藤沙莉、伊東蒼それぞれに監督らが演出しているシーンが収められている。さらに俳優・ムロツヨシが監督を務めた『バイバイ』のメイキングでは、真剣に映像をチェックするムロツヨシ監督をはじめ、スタッフらの普段なかなか見ることができない貴重な様子が捉えられている。また藤井道人監督作品『名もなき一篇・東京モラトリアム』、池田エライザ監督の『Good night PHOENIX』のメイキングでは、撮影現場のアットホームな空気を感じられる。様々なバックグラウンドを持った監督陣が集まって映画を製作する『MIRRORLIAR FILMS』らしい、楽しみながら映画製作を進める監督、キャスト、スタッフを映し出したメイキング動画となっている。『MIRRORLIAR FILMS Season4』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season4 2022年9月2日より全国にて公開
2022年09月12日池田エライザ、齊藤工、藤井道人、水川あさみ、ムロツヨシらが監督を務める短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season4』より、各作品のビジュアルと予告編が到着した。繰り返す日々の中、些細なきっかけで変わっていく男の姿を描く、水川監督デビュー作『おとこのことを』のビジュアルは、無精ひげを生やした主演・窪田正孝がモノクロで切り取られた。また予告編では、部屋に引きこもっている男が映し出され、想像力を掻き立てる。『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』齊藤監督のセルフリメイク作品『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』は、風刺的かつ奇抜なビジュアルを制作。伊藤沙莉出演・語りで構成された謎の映画の予告編「間違えのない、間違い」が公開され、本編のコメディ展開が楽しみになる内容となっている。『バイバイ』また、自身が書いた昔の脚本を映像化したムロ監督作『バイバイ』からは、ランドセルを背負った小学生の男の子と女の子が描かれた、可愛らしい絵のビジュアルとアニメーション予告が到着した。そのほか、池田監督の『Good night PHOENIX』では、アーティスティックな予告編が公開。福永壮志監督『シルマシ』、佐原杏奈の笑顔が光る村上リ子監督の『THE NOTES』、選定クリエイター枠のGAZEBO監督の『BEFORE/AFTER』、真壁勇樹監督の『星ニ願イヲ』、映画を撮る若者たちの物語を描いた藤井道人監督の『名もなき一篇・東京モラトリアム』など、個性豊かな作品が揃っている。予告編『Good night PHOENIX』監督:池田エライザ/出演:フリッツ リオ、アイビー愛美『BEFORE/AFTER』監督:GAZEBO/出演:川久保晴『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』監督:齊藤工/出演:伊藤沙莉、戸塚純貴、斎藤工、平子祐希(アルコ&ピース)、大水洋介(ラバーガール)『シルマシ』監督:福永壮志/出演:伊東蒼、黒田大輔、山田真歩『名もなき一篇・東京モラトリアム』監督:藤井道人/出演:若林拓也、三浦健人、前田旺志郎、園田あいか、中島侑香、廣岡聖『星ニ願イヲ』監督:真壁勇樹/出演:西田薫子、宮川智司、紫藤楽歩、真壁勇樹『おとこのことを』監督:水川あさみ/出演:窪田正孝、池谷のぶえ、キムラ緑子『THE NOTES』監督:村上リ子/出演:Dirk Rebel、佐原杏奈、Sophie Mathieu、Wim.Sakura『バイバイ』監督:ムロツヨシ/出演:ムロツヨシ、大西礼芳『MIRRORLIAR FILMS Season4』は9月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season4 2022年9月2日より全国にて公開
2022年08月26日年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越えて選出された監督陣による個性豊かな作品が上映される短編映画企画 『MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)』。池田エライザ、齊藤工、水川あさみ、 ムロツヨシら俳優陣が監督として参加するそのSeason4から本予告が解禁された。女優、歌手、モデルとして多方面で活躍する池田エライザは、空想の世界で遊ぶこ とが大好きな少年が食卓に上がった親友のニワトリ「フェニックス」を見て“命を食べている”ことを自覚する『Good night PHOENIX』で監督を務める。齊藤工は、主演に伊藤沙莉を迎え、自身の監督作品を新たな脚本とキャストで飾るセルフリメイク作 品『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』で参加。水川あさみは、監督デビュー作品として窪田正孝を主演に、繰り返す日々の中、些細なきっかけで変わっていく男の姿を描く『おとこのことを』で参加。ムロツヨシはムロさんが出演を熱望した大西礼芳を迎え、自身が書いた昔の脚本を映像化した『バイバイ』で監督と主演を務める。今回解禁する本予告では、暗い部屋で生きる気力を失いぼんやりとする、無精ひげを生やした男を窪田さんが演じる『おとこのことを』、伊藤さんがインタビュー中、プロデューサーの平子祐希(アルコ&ピース)、ディレクターの斎藤さんに過剰なコンプライアンスを強いられる『女優の憂鬱/COMPLY+-ANCE』、ランドセルを背負った男女のアニメーションが個性を放つムロさん監督作『バイバイ』など、それぞれバラエティに富んだ作品群が次々にお披露目。ほかにもアーティスティックな雰囲気が印象的な池田さんの監督作『Good night PHOENIX』、白黒の映像がどこか懐かしさと切なさを感じさせる藤井道人監督作『名もなき一篇・東京モラトリアム』など、9本の作品を彩る豪華俳優陣と共に様々なシーンが映し出され、豪華監督陣の個性が詰まった作品であることが伺える。『MIRRORLIAR FILMS Season4』は9月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season4 2022年9月2日より全国にて公開
2022年08月22日水川あさみ、榮倉奈々、前田敦子、ナオミスコットら出演のAmazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」より特報が解禁された。本作は、2019年にアメリカで制作され、様々な愛をテーマに描き世界中で大きな話題を呼んだオムニバスドラマ「モダンラブ」を舞台を現代の東京に移して描かれる新たな物語。6つの実写作品と1つのアニメーション作品で構成される本作では、マッチングアプリでの出会いやセックスレス、シニアラブや国境を越えた愛など、現代ならではの“愛の形”を、廣木隆一、山下敦弘、荻上直子ら映画界の第一線で活躍する監督たちが描く。この度、アニメーション作品含む全7エピソードの本編映像が初公開となった特報では、「Awesome City Club」が歌う主題歌「Setting Sail ~モダンラブ・東京~」が流れ、感動的な物語を予感させる映像となっている。7つの物語に共通しているテーマは、多様な価値観が渦巻く現代だからこそ見えてくる“愛”。結婚せず子どもを持たない選択をした人の幸せや、働く女性の子育てと仕事の両立の難しさ、セックスレスですれ違ってしまう夫婦関係など、現代を生きる私たちがリアルに直面する出来事を通して日常の中に溢れる愛を描いていく。本作のショーランナー兼監督の平柳敦子は、本作について「『愛』は、普段自分がやらないようなことをさせてしまう、止めることのできない『力』だということが、各エピソードを繋ぐメッセージだと思います。『愛』というテーマは万国共通ですし、そのテーマを通して、世界中の視聴者の皆さんが現在の日本を垣間見ることができ、言語や文化を超えて、繋がることができれば良いなと思いました。それぞれの監督のスタイルや表現の仕方は個性的で様々ですが、主人公達の生の感情の部分はとてもリアルです。やはり、実話がベースになっていますので、そのストーリーのコアの部分を忠実に伝えることが大切だと思いました」と語り、本作ならではの魅力を明かしている。「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」は10月21日(金)よりPrime Videoにて配信開始(全7話/6話実写、1話アニメーション)。(text:cinemacafe.net)
2022年08月19日「いちばん気を使わずに演出できるかなと思って、彼にお願いしたところ、快く引き受けてくれました」こう語ったのは水川あさみ(38)。6月20日、都内で行われたアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2022」に登壇した際の発言だ。山田孝之(38)らがプロデューサーを務める短編映画の制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」で、監督デビューした水川。記念すべき第一弾の作品『おとこのことを』に、夫の窪田正孝(33)を起用したのだ。最近、こうした俳優夫婦が仕事でも“タッグ”を組むケースが増えている。「例えば、賀来賢人さん(32)と榮倉奈々さん(34)や、松田翔太さん(36)と秋本梢さん(34)も夫婦でファッション誌の表紙を飾りました。夫婦でひとつの作品に携わることは何より話題性を高めますし、勝手知ったる仲だけに他の仕事にはない安心感もあるようです。夫婦円満のイメージも高まるといった効果も期待できるでしょう」(芸能関係者)夫婦として“初タッグ”を組んだ水川と窪田。2人は結婚当時の’19年9月、「これまで以上に謙虚に高みを目指し役者業に専念すると共ににぎやかで面白い家庭を築いていきたいと思っています」とコメントを発表していた。今年で結婚3年目を迎えたいまも、公私ともに支え合っているようだ。窪田は今年1月にインスタグラムのアカウントを開設。その際、水川がインスタグラムのストーリーズで、「窪田が公式インスタを始めたみたいですのでよろしくお願いします」と紹介していた。本誌は、窪田が家庭を最優先にする姿を目撃している。窪田がNHK連続テレビ小説『エール』で主演を務めていた’20年7月下旬。夕方6時30分を過ぎた頃、あるマンションの前に止まった1台の車から黒いキャップにマスク姿の窪田が出てきた。実は、この日は水川の37回目の誕生日だった。窪田は仕事現場からまっすぐ帰ってきたようで、収録を終えて約30分後には到着。一刻も早く妻の誕生日を祝いたかったのか、車を降りるやいなや自宅マンションに猛ダッシュ。多忙なスケジュールの合間をぬって、妻の誕生日を自宅で過ごしたようだ。続いては、昨年5月に結婚を発表した星野源(41)と新垣結衣(33)。7月22日公開予定の映画『ゴーストブックおばけずかん』で、2人は初の“夫婦共演”を果たす。「新垣さんが出演し、星野さんが主題歌を担当します。星野さんへオファーがあったのは、結婚発表の半年前の’20年冬ごろだったようです」(映画関係者)そんな星野と新垣の初共演は、結婚前の’16年10月放送の連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。その後、’21年1月2日放送の『逃げ恥新春SP』で再び夫婦役を演じた。本誌は’20年10月に、『逃げ恥新春SP』での“婚前”撮影現場を目撃。2人は横浜にある大手ベビー用品店で撮影をしていた。新型コロナウイルス対策のためか、現場では互いに距離を取り、監督の指示を聞いているようだった。だが撮影が始まると、途端にラブラブな雰囲気に。その後も新垣が優しくほほ笑みかけると、星野が恥ずかしそうに笑みを浮かべる一幕もあった。最後は、今年で結婚10年目となる柄本佑(35)と安藤サクラ(36)。今年1月に公開された『殺すな』(時代劇専門チャンネル、一部劇場上映)が、夫婦にとって初の時代劇共演として注目を集めた。互いに実力派俳優として活躍する2人。結婚以前からも共演経験はあり、いまでは夫婦の垣根を超えた信頼関係を築いているという。「映画では’09年の『僕らは歩く、ただそれだけ』が初共演作です。結婚後は’13年に声優として『きいろいゾウ』、’17年の『追憶』でも共演しました。お互いに俳優として尊敬し合っていて、いまでは何も話さなくても分かり合える関係性だといいます。安藤さんは撮影本番前に、柄本さんの顔を思い浮かべて気合いを入れることもあるとか。『殺すな』では柄本さんと安藤さんのラブシーンもありましたが、夫婦だからこそ肩の力を抜いて臨めたようです」(映画関係者)そんな2人が多忙な合間をぬってデートを楽しむ姿を、本誌は目撃している。’15年12月の上旬、白い息を吐きながら自転車で疾走してきたのは安藤。自転車を降りると、飛び込むように古着なども取り揃えているセレクトショップに入っていった。実は、この店で柄本が彼女を待っていたのだった。セレクトショップのほかにも、ブティック、ベーカリー、メガネショップなどの店で買い物を楽しんだ2人。デートを終えると、安藤はそのまま仕事に向かう夫の背中を見送り、再び自転車にまたがって家路へとついた。注目を集める有名人夫婦たちのタッグ。その陰には、互いに信頼し合う強い絆があるのだ。
2022年06月25日女優の水川あさみと俳優の田中圭が出演する、Wolt Japan・Woltの新CM「オススメを選んでおきました!」編が10日、「お買い物もあっという間!」編、「フレンドリーなチャットサポート!」編が、19日より放送される。新CMは、「おもてなしに、アイデアを。」というテーマのもと、水川の身に降りかかる様々なピンチを、Woltの人に扮した田中が次々と解決していくストーリー。「オススメを選んでおきました!」編では、リビングでスマホ片手にデリバリーアプリのメニューを真剣に見つめながら何を注文するか悩む水川。心の叫びを聞いた田中が、弾け飛び出る絵文字のアイコンを背景にオススメのメニューを提案する。「お買い物もあっという間!」編は、自宅の冷蔵庫には何もないが、買い出しに行く時間もないピンチに思わず叫んでしまう水川のもとに、その声を聞きつけた田中が必要な食料品や日用品をあっという間に届ける。「フレンドリーなチャットサポート!」編の水川は、ソファに寝そべりながら、注文していた品がもうすぐ届くかアプリで確認中。ところが、届け先の住所が元カレのものになっていることに気づき絶叫し、それに気がついた田中が余裕の表情を見せながら、瞬時に解決する。水川と田中のコミカルな表情が見どころでもある新CM。撮影では、さまざまなピンチに頭を悩ませる水川の演技に、田中がつい笑いをこらえられなくなる場面も。また、スチール撮影時には、田中が頬杖をつくポーズで思わず水川が吹き出してしまうなど、終始仲の良い姿を見せていた。■水川あさみ&田中圭インタビュー――お二人は2018年のドラマ以来、約3年ぶりの共演となりました。水川:3年ぶりだとは思えないくらいの距離感でした。ですが圭くんが私より年上だと思っていたら、年下っていうことがさっき発覚して、すごくショックを受けているっていう現状です(笑)。田中:相変わらずこう明るいですよね、久しぶりに会ってもあさみちゃんぽいという、ただなんで僕のことを年上だと思っていたのかはちょっとよくわからないですけど(笑)。――普段デリバリーはどんなものを注文されますか?田中:使用頻度としてはどうしてもすごく高いほうだと思います、本当に朝昼晩飲み物デザート関係なく結構使いますね。水川:私はカレーが好きで、いろんな種類のカレーを頼んだりとか、それこそデザートとかも種類がいっぱいあるから頼んじゃいますね。コーヒーとか飲み物とかもそうですし、私もかなり使用しています。――どんなシーンでデリバリーを使われますか?田中:極端な話、毎日といっていいくらい使っているので、おうちでも、撮影現場だと難しいときもありますが、特定のシーンに限らず日常的に使いますね。水川:私はおうちに一人でいるときとか、ずっと同じ現場で撮影しているときはその周辺の何かを探してみて自分の食べたいものをお昼に頼んでみたりとかしますね。――今回のCMは「おもてなしに、アイデアを。」がテーマとなっていますが、最近周りの方にされた神対応のおもてなしはありますか?水川:私がいつもメイクしていただいているメイクさんなのですが、その方が毎回撮影のある朝におにぎりを握ってきてくれるんです。それはいつもありがたいおもてなしだなとおもっています。田中:僕は先日、とても寒い日に屋外で映画の撮影をしていたのですが、その際に靴の中にカイロを入れてくださってて、言葉通り温かいおもてなしを感じました。――反対に、今誰に、どのようなおもてなしをしてあげたいと思われますか?田中:やはり今のご時世デリバリーを頼む機会が多いかと思いますが、ドラマや映画の撮影などのスタッフの皆さんのお腹がいっぱいになるように、たくさんのデリバリーを頼んであげたいですね。水川:相手が別にやってほしいと思ってなくても、やってくれたらうれしいなっていうことをできる人ではありたいなと思います。なのでさっきの話ではないですが、カイロを靴に入れることとかですかね(笑)。――Woltでは最近食事だけではなく食料品や日用品も届けることができるようになりましたが、こんなものが30分で届いたら最高だな、と思うものはありますか?田中:ふとしたときに使いたいけど、常備しているか怪しいものとかが頼めたら嬉しいですよね、例えば電池とか、ティッシュとか気づいたら切れてますし。水川:毎日は使わないけど、今必要なのにないと困るようなものが30分で届くとありがたいですよね、先程圭くんがあげてくれたものもそうだし文房具とかもすぐ届いたら嬉しいです。――お二人は注文を待っている30分を活用するとしたら、どんなことをしたいですか?水川:30分もあったら何でもできますよね! 私だったら掃除や、セリフを覚えることに使うかもしれないですね。田中:僕は実践してることがあるのですが、商品が届く30分の間にお風呂を済ませます。そうすると夕食後も時間ができリラックスできるので、幸せな気持ちになります(笑)。
2022年03月09日菅田将暉月9初主演作「ミステリと言う勿れ」の8話が2月28日放送。橘高役の佐々木蔵之介に「イメージ通り」といった反応が集まるとともに、水川あさみ演じる喜和の事件の“真相”についての推理ツイートも多数投稿されている。人気同名原作をドラマ化した本作は、天然パーマで友だちも彼女もおらずカレーをこよなく愛する大学生・久能整が、淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく新感覚ミステリー。整のほか、大隣署の刑事・青砥成昭に筒井道隆。池本優人に尾上松也。風呂光聖子に伊藤沙莉。整が入院先で出会った“存在”ライカに門脇麦。整が幼いころから世話になった美吉喜和に水川あさみ。喜和のパートナーで大学で心理学を教える准教授・天達春生に鈴木浩介。今回のエピソードより橘高勝役で佐々木蔵之介、蔦薫平役で池内万作、デラ役で田口浩正、パン役で渋谷謙人が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。8話は整が喜和の墓参りに行くと天達がいて、喜和の命日を忘れないでいてくれたことに礼を言う。そんな天達から高校時代の同級生とゲストを呼んで、別荘でミステリー会を開くので来て欲しいと頼まれる整。さらに天達は自分の講演会に風呂光が来たことを明かし、整が警察に協力していることを聞き、ミステリー会で謎解きの腕前を披露して欲しいと話す。話を聞いた整が答えに困っていると、天達は荷物運びや食事の片付けの手伝いのアルバイトだと安心させたうえで、「会の中に1人だけ嘘をつく人がいるから見ててくれないか」と伝える。約束の朝、整が待ち合わせ場所に行くと迎えの車には天達とともに風呂光の姿が。天達は「ミステリー会だから…」と彼女が刑事なのを隠しておこうと話す。車は蔦に覆われた山荘“アイビーハウス”に到着。そこには橘や主人の蔦、デラ、パンらが待っていた。夜になりミステリー会が始まると、蔦は別荘の以前のオーナー夫人がバルコニーから転落して亡くなったことを話し始める…事件の真相を解き明かして欲しいと話す蔦。整と風呂光は事件の謎を解くが、それは蔦たちが作り上げた“架空の事件”だった。ほっとする整だが橘高は憤った顔で「良くないだろ」と言い出し、この山荘で5年前、本当に女性が亡くなったことを明かす。亡くなったのは喜和で、ストーカーから匿っていたにも関わらず、ここにいることがバレて暖炉の前で殺され、犯人もその場で死んでいたというのだ…というストーリー。視聴者からは橘高役の佐々木さんに「佐々木蔵之介大先生をキャスティングしたのは百点満点」「橘高が佐々木蔵之介なのはめちゃ解釈合ってると思った」「佐々木蔵之介さんが喋るたびに、心の中で「橘高さん……っ!!」って崩れ落ちてた」など絶賛の声が殺到。「いつもなら渋谷謙人氏が犯人なのに今回はみんな怪しい、ミステリと言う勿れのキャスト本当に絶妙すぎる」「天達先生と喜和さん、アイビーも雰囲気バッチリで佐々木蔵之介さんもイメージ通り」とミステリー会の面々や喜和役の水川さんにも高い評価が送られる。また「水川あさみさんの役は先生の恋人??嫁だったのか……」と天達と喜和の関係に驚く声や、「水川あさみが大人しく殺されるとは思えない」「まだ何がなんだかよく分かりませんが、みんな怪しいぞ」「恐らく死んだストーカーはダミーで、本当に水川あさみをストーカーしてた奴は生きてるんだろう。そして多分、ミステリー会に集まった中にいる」等々、自分なりの推理を投稿するツイートも多数タイムラインに上がっている。(笠緒)
2022年02月28日昨年に放送されたドラマ『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』での好演が記憶に新しい俳優の窪田正孝さん。プライベートでは、女優の水川あさみさんと約2年の交際を経て2019年9月に結婚。公私ともに充実する中、先日インスタを開設し、夫婦のやりとりが話題になっています!オフ感全開のショットを公開 この投稿をInstagramで見る 窪田正孝(@masatakakubota_)がシェアした投稿 窪田さんは、床屋さんのサインポールの絵文字とパーマ中の自身の写真で、美容室にいる様子を投稿。パーマ中でもカッコいい窪田さんに、ファンが「男ですが窪田君まじ好きです」、「可愛いー」、「オフ感溢れてて可愛すぎる 目の保養です ありがとうございます」、「尊いです。泣いてます」とよろこぶ中、水川さんが「パーマネント窪田」とユーモアたっぷりにコメント。この夫婦のやりとりに、「夫婦仲良くてキュンってなりました♡」、「なにその会話…可愛い過ぎでしょ」、「 まじでこの会話尊すぎ可愛すぎて」とファンがうっとりしています。また、水川さんととても仲がいいことで知られているハリセンボン・近藤春菜さんも「パンチ窪田」と書き込み、窪田さんが「じゃねーよ!」とツッコむなどコメント欄が大盛り上がり!表情にも指輪にもドキッとする1枚 この投稿をInstagramで見る 窪田正孝(@masatakakubota_)がシェアした投稿 こちらの投稿では、「目下、カメラ学び中。」と右手でカメラを持ってレンズをのぞきこむ瞬間を公開。オフ感のあるファッションや男らしい大きな手にもキュンとする1枚で、「やばい、、、好きすぎる。かっこよすぎます!!!!!」、「はあ好きだ世界一かっこいいよ、、」、「元気出ます」とファンは完全にノックアウト状態に。そしてこの写真の左手の薬指をよーく見ると、指輪がチラリ☆「結婚指輪」と指摘するファンもいました。今後のインスタが楽しみ! この投稿をInstagramで見る 窪田正孝(@masatakakubota_)がシェアした投稿 じつは窪田さんのインスタは、2週間前に開設されたばかり。初投稿は、「窪田正孝です。よろしくお願いします」というシンプルな自己紹介と正面を見つめる窪田さんのモノクロ写真でした。この投稿に、ファンから「窪田くんーーー♡永遠に推します」、「待ってました…嬉しいです。これから、楽しみにしています」、「SNS活動ありがとうございます大発狂しました。めちゃくちゃ嬉しいです;_;投稿楽しみにしてます大好きです」、「デスノートの月を見てからずっと大好きでした!公式Instagram開設めっちゃ嬉しいです!たくさんの投稿楽しみにしてます!」と熱いコメントが続々と到着!また、「奥様とのインスタライブ待ってます!!」と水川さんとの共演を待ち望むファンも。窪田さんがこれからどんなシーンを届けてくれるのか、とても楽しみです!
2022年02月16日お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐら、水川かたまりが8日、都内で行われたブルーレイ+DVD『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(12月15日発売 ブルーレイ+DVD:4,980円税込 4K Ultra HD+ブルーレイ:6,980円税込 発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント)の発売直前イベントに出席した。超メガヒットカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のブルーレイ&DVDが12月15日にリリース。発売を間近に控えたこの日は発売直前イベントが行われ、「キングオブコント2021」で14代目キングを獲得し、ジェットブレイクのごとくノリに乗っている空気階段の2人が主演のドミニク(ヴィン・ディーゼル)をイメージした衣装で登壇した。映画のPRイベントが初めてだという鈴木と水川。鈴木が「ここを目指していました。こういうPRの仕事は優勝しないと入ってきませんから」と満足そうで、相方の水川も「借金があるのにこんなPRの仕事いただけてうれしいです」と笑顔。本作について鈴木が「僕はギャンブルをやるんですが、最終的にお金を遣いたいと思う時があるんです。この映画も同じじゃないかなと。ものすごくお金がかかっていると思いますね」と自身のギャンブル好きを交えて感想を述べ、水川も「本当にみんなで夜中に考えたんじゃないかというぐらいのテンションで、ヤッちゃっているという感じですよ。その中でも兄弟などの組み合わせで色んなストーリーが展開して、めちゃくちゃ面白かったです」と絶賛した。本作のタイトルでもある『ワイルド・スピード』にちなみ、「今年起きたワイルド・スピードな出来事や強運な出来事は」とMCから投げ掛けられると、水川は「僕は今年に入ってハゲまして、病院に行きました。そこから3カ月ほどで髪が復旧しまして、まさに"ワイルド・スピード"という感じです」と回答。続けて「去年結婚して離婚したので"ワイルド・スピード"です。大学も3カ月で中退しているので、結構"スピーダー"ではありますね(笑)」と苦笑した。イベントの最後にはワイスピファミリー入りをかけてギリギリチキンレースに挑戦。レール上にある即席の車を鈴木が乗り、それを水川が押して指定された所に止まれば成功、車の先端にある針で風船を割ってしまえば失敗というルールで行われ、2人は3回とも失敗に終わった。だが、2人の頑張りに副賞の超高級すき焼きセットをゲットして笑みをこぼした鈴木。「もらったモノは返しませんよ」と借りたお金は返さないと言わんばかりのコメントで笑いを誘っていた。
2021年12月08日コントの日本一を決める大会『キングオブコント2021』で優勝し、全国にその名をとどろかせた、鈴木もぐらさんと水川かたまりさんの2人からなるお笑いコンビ『空気階段』。優勝前から数々のバラエティ番組やCMにも出演していた2人ですが、『キングオブコント2021』での活躍により、一層知名度が増しました。そんな中、雑誌『an・an』のメイク企画で撮影された水川さんのイケメンショットが披露され、さらに注目を集めています…!空気階段・水川かたまりのイケメンショットに「吉沢亮?」の声メガネとマッシュルームヘアが印象的な水川さんですが、メイク企画では大きくスタイルチェンジ。髪型を変え、メイクを施した水川さんの姿がこちらです! この投稿をInstagramで見る anan_Beauty+(@anan_beautyplus)がシェアした投稿 また、別の投稿では普段の水川さんの写真も掲載されており、比べてみるとそのイメチェンぶりがよく分かるはずです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る anan_Beauty+(@anan_beautyplus)がシェアした投稿 『空気階段』の優勝を記念して公開された、こちらのショット。物憂げな視線にドキッとしてしまう人が続出し、中には『国宝級イケメン』とも呼ばれる俳優の吉沢亮さんに似ているとするコメントも寄せられています。・イケメンすぎて、誰かと思いました。・空気階段のかたまりが、吉沢亮になってる…マジで。・美が爆発している。お笑いコンビとしてさらなる活躍が期待される『空気階段』。また、水川さんのイケメンぶりが知れ渡ったことで、別の分野での活躍も期待できそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年12月05日俳優の水川あさみさんが、一部週刊誌の報道内容についてSNSを通じて非難の声明を出し、話題を呼んでいます。戸田恵梨香さんとの不仲説が報じられたばかり2021年10月27日、「芸能人が嘘をつくと怒られるのに週刊誌が嘘をつくと怒られないのはなぜですか?」という書き出しで、長文を投稿した水川さん。一部週刊誌が、戸田恵梨香さんと水川さんの不仲説を報じたばかりでした。 この投稿をInstagramで見る 水川あさみ(@mizukawa_asami)がシェアした投稿 芸能人が嘘をつくと怒られるのに週刊誌が嘘をつくと怒られないのはなぜですか?憶測を元に面識のある女優さん、タレントさんに絡めた数々の悪意ある記事。事実無根だと言っても強行突破で発売され、その後の追い記事にもかなり目に余るものがあります。どうしてこんな信憑性のない、嘘にまみれた言葉で傷つけられなくてはならないんだろう。だれかがわたしを攻撃して、何かが足を引っ張ろうとしているんではないかとさえ思えてしまう。わたしは役者という仕事をしています。私がこの世界にたずさわっているのは良い作品に出会い素晴らしい監督や面白いスタッフ尊敬する役者さんと一緒に作品に参加してお芝居したい、ただそれだけです。ただそれだけの人間なもんで…だからわたしのsnsや私生活のほんの一部にも満たない何かをトリミングして面白おかしく悪意ある記事にして、あくまで噂ですから〜で通すのやめてくださいね。どうかその労力を、素晴らしい愛あるクリエイティブなものに活かせますように。mizukawa_asamiーより引用同日には、戸田さんもまた、Instagramを更新し、「私から発信される以外、そこに事実はありません」と長文のコメントを投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 戸田恵梨香(@toda_erika.official)がシェアした投稿 どれだけの人を巻き込んだら気が済むのだろうどれだけの人を傷つけたら気が済むのだろうどれだけ物語りを広げるのだろうどんな写真を撮ったら満足するのだろう嘘をつき続けて苦しくはありませんか?あなたの心が心配です私を追いかけて、どうか車の事故を起こさぬようお気をつけくださいどうか、私の周りから離れてくださいますようにどうか穏やかで今の私には報告する事が何もありませんというご報告ですこれから先、プライベートの事で何かをご報告する事があるのか分かりませんが私に関する事は私から発信されるもの以外そこに事実はありませんtoda_erika.officialーより引用水川さんも戸田さんも、投稿の中で一部週刊誌の報道との関係を明言していないものの、抗議文ともとれる今回の投稿内容。ロックバンド『RADWIMPS』の野田洋次郎さんが「respect」とコメントしたほか、過去に俳優の長澤まさみさんとの不仲説が一部週刊誌で報じられた俳優の上野樹里さんもSNSを通じて「同業者として心強いよ」とコメントするなど、多くの賛同の声が寄せられています。【ネット上の声】・しっかり真実を見極めたいと思いました。・言葉にして発信できることを尊敬します。・戸田恵梨香と同時に投稿してるところが、かっこいい。ひと昔前とは違い、芸能人が自身のプライベートな言葉や思いを発信する方法はSNSをはじめ、多数あります。今回の水川さんや戸田さんの声明は、マスメディアと芸能人との関係性に一石を投じるものとなったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年10月27日あの人がメイクで変身するanan連載の「Makeup」。本連載初の男性モデルとして登場いただいたのは、芸人の水川かたまりさん。舞台での女装姿の美しさに定評があるけれど、メンズメイクは不慣れだそう。まるで別人みたいな自分の姿を見てちょっと緊張しています(笑)。「僕は基本的にまばたきが多いので、メイク中は目を開け続けているのが大変だなって思いました(笑)。でも、仕上がった顔を見たら違う人みたいでビックリ。目元のキラキラしたやつとか、スゴイなって」メイクによってさらに際立っているその端正な顔立ちについて聞いてみたところ、意外な答えが。「自慢のパーツ?ないですよ(苦笑)。でも“まつ毛長いね”っていうのは今までに5000回くらい言われました。中学生の頃は長いまつ毛が嫌で、自分で切ったことも。そのせいで余計伸びましたけど」普段のお手入れは化粧水&乳液のみとごくシンプルながら、荒れた時はすぐに皮膚科に通うマメさも。そのおかげで、メイクのノリは上々。またメンズメイク企画に出てほしいとお願いしてみると…?「死ぬ時に“こんな写真撮ったんだ”って見返すものがあると楽しいから、機会があれば…ぜひ(笑)」(A)多色パールが輝く。ヴィセ リシェ オーロラグリッター アイズ BR-1¥1,100*編集部調べ 11/16限定発売(コーセー TEL:0120・526・311)(B)ネイルホリック リミテッド カラー(右からPU176、GD085)各¥396*編集部調べ 10/16限定発売(コーセーコスメニエンス TEL:0120・763・328)(C)アディクション プレスド デュオ アイブロウ004¥2,750(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)(D)カネボウ クリアアイブロウフィクサー¥3,300(カネボウインターナショナルDiv. TEL:0120・518・520)クッキリとした目元を活かすため、シャドウはあえて引き算を。Aを上下の目頭にのせて、輝きだけをプラスして。Bの2色を爪の上でミックスするように塗り、目元のラメとリンクさせている点もポイント。眉はCの濃い方で隙間を埋めたら、2色をブレンドさせて全体を軽くなぞっていく。仕上げにDで眉頭を立ち上げながら、毛流れを整えれば完成。Katamari’s Beauty Rules1. 入浴習慣で睡眠の質をUP!「10~15分でも湯船に浸かると、眠りの深さが全然違うんです。気温に合わせてお湯の温度を変えたり、出る時に冷水を浴びたりも」2. 髪型よりも毛根ケアを重視。「最近髪が薄くなってきて治療を開始。“サイクル調整で一度ハゲます”と宣言された通りハゲてきたけど、ここからどうなるのか…」3. カラダづくりは目下封印中。「以前本気で筋トレに励んだ時期があって。巨大マッチョ人間を目指したかったけど、女装の時ゴツく見えるので一時やめてます」みずかわ・かたまり1990年7月22日生まれ、岡山県出身。2012年に鈴木もぐらとお笑いコンビ「空気階段」を結成。独特な世界観のコントが評判。渋谷「ヨシモト∞ホール」を中心に幅広く活躍。ラジオ『空気階段の踊り場』も人気。タートルニット¥42,900(ユハ TEL:03・6659・9915)パールイヤカフ¥27,500ラウンドイヤカフ¥19,800(共にルフェール/UTS PR TEL:03・6427・1030)※『anan』2021年10月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・福田麻衣ヘア&メイク・北原 果(KiKi inc.)取材、文・風真島絵麻里(by anan編集部)
2021年10月03日女優の水川あさみが、12日より放送されるWolt Japan・デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」の新CM「ウォルトって誰? お家編」「ウォルトって誰? 美容室編」に出演する。新CMでは、「ウォルトって誰?」という素朴な疑問からストーリーが展開。日常のさまざまなシチュエーション、友人や美容師との会話の中に幾度となく現れ、周囲の生活に当たり前のように溶け込んでいる「ウォルト」の存在に水川が翻弄され、思わず「ウォルト?」とつぶやいてしまう……という内容だ。また、8月9日からはシリーズ続編「ウォルトって誰? お家編その2」と「ウォルトって誰? タクシー編」も放送される。デリバリーサービスは「帰りが遅くなってしまってこれからご飯を作るのが大変だなぁと思った時に甘えたり、友人とご飯を食べる時だったり、お休みの日のランチにおいしいものを食べたいなと思った時とか色々なシチュエーションで頼みます」と水川。スパイスの効いたカレーや揚げ物など、自宅で作るのが大変なメニューを頼みたいと言い、これまで利用したカレーの店はリストアップしていると話す。また、「苦手な食材を伝えて注文した時に、代わりに別の食材を入れてくれていた事があって、そういうお店からのサプライズが嬉しかったですね」と、ほっこりとするエピソードも明かした。
2021年07月08日お笑いタレントの小籔千豊が5日、公式YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。動画「【楽屋トーク】ジュニアと小籔【2人きり】」内で、芸能界で「“人間力”がスゴい」と思う人物のTOP3を明かした。千原ジュニアから「小籔の顔の広さはなかなかやろ?」と話題を振られた小籔。「歳いってきたら、他事務所の女の人が一番誘いやすい」と言い、食事に行く女性芸能人として、中村アン、秋元梢、きゃりーぱみゅぱみゅ、トリンドル玲奈、葵わかな、ちゃんみななど錚々たる名前を挙げる。そして、芸人仲間よりもそうしたメンバーと食事に行くことが多い理由として、「誘った時に断られてもダメージが少ない」「吉本くさい話じゃない事で見聞が広がる」「僕自身ギスギス感がないからマイナスイオンをもらってる感じ」と説明した。また、高橋真麻とも食事に行く機会が多かったという小籔は、「真麻さんってすごい視野が広い。ほんで気使うから、みんなが盛り上がってる時は相槌打ってるだけ。みんながちょっと話なくなった時に、自分がちょっと話題(を出す)。これがめっちゃ絶妙かつ所作振る舞い完璧なんですよ」と絶賛。その流れで「みんな気使えるけど、TOP3。戦争してる国の相手の人が来て、上手いこと話して平和条約結びたい時のテーブルの角に座らせたい人」として、高橋、YOU、水川あさみの名前を挙げる。そして「この3人が角におったら盛り上がるの間違いない」としながら、「どんな無口なやつが集まっても、ケンカならずに穏やかに楽しく帰れる」と予想。「水川あさみ、“人間力” ヤバいです。顔面あんなにキレイじゃなくてもめちゃくちゃモテてたと思いますね。中身めっちゃかわいいです。男も女もみんな好きになっちゃう」と称賛した。
2021年06月09日女優の水川あさみが22日、都内で行われた日本製紙クレシア「スコッティフラワーパック長持ちトイレットロール」新CM発表会に出席した。このたび「スコッティフラワーパック 長持ちトイレットロール」シリーズのパッケージをリニューアル。それに合わせ、水川を起用した新CMが26日より放映される。「え!!!」という大きな文字がインパクトある新パッケージは、コンパクトなサイズでも今までと同じ12ロール分の長さである長持ちロールの特徴に驚く声を表現。新CMでは、そんな新パッケージを見て驚きを隠せない主婦を水川が演じ、驚きのあまりUFOに運ばれることにも気づかず、UFOの中に運ばれてしまった水川が、宇宙人に対して宇宙人ボイスで長持ちロールをアピールする。水川は「とてもユニークで楽しんで撮影していたので、どんな風になるのか楽しみだったんですけど、映画のワンシーンみたいで驚きました」と完成したCMの感想を述べ、UFOに連れ去られるシーンについて「ワイアーで吊られて宙吊り状態です。UFOに連れ去られるというシチュエーションでワイヤーに吊られたのは光栄でした」と振り返り、宇宙人との対話シーンも「とても楽しかったです。初めての体験でした」と笑った。パッケージリニューアルに合わせて実施した「交換家事」についての意識調査の結果も発表された。「交換家事」とは、トイレットペーパーやシャンプー、電球などの消耗品の交換や補充をする家事のこと。意識調査の結果、5組に1組の夫婦がこれが原因で喧嘩したことがあるという。その原因は、トイレットロールが1位で、「ちょい残しで交換を回避しようとするのはちっちゃい」「わざと少しだけ残して次の人が使ったときに変えさせようという企みが見える」といった声が紹介された。このコメントに水川は爆笑。「ちょっとの思いやりで回避できそうなものですけど、暮らしの中にこういうことがあるとこうなっちゃうのかな」と言い、「毎日の生活の中で見失ってしまうような些細なことかもしれないですけど、次の人が使うことを思って交換するって、忘れちゃいけない思いやりだなと思います」と語った。
2021年04月22日バカリズムが原案・脚本を務め、キャストが全員実名で出演し、不思議な感覚&クセになるゆるさで視聴者をとりこにした異色ドラマ「住住」が、この春第3弾を配信することが決定した。2017年にスタートした「住住」第1弾には、バカリズムさんと二階堂ふみ、若林正恭(オードリー)が出演し、マンションの一室にてドキュメンタリーのような、フィクションのような…スレスレのラインで日常的ドラマを展開。そして昨年4月には、舞台を「バカリズムの作業場」に移した第2弾を配信。既婚者になったバカリズムさんと若林さんに、日村勇紀(バナナマン)と水川あさみが加わった。そして今回配信が決定した第3弾には、バカリズムさんをはじめ、二階堂さん、日村さん、若林さん、水川さんと歴代キャストが全員集合。バカリズムさんの作業場を舞台に、特に何も起こらないけど妙にジワる会話劇を繰り広げていく。また今回、一足先に歴代メンバー同士の掛け合いをチェックできる本作の特報映像も到着。こたつやテントを張った室内でキャスト陣がゆるい会話を繰り広げる様子が収められている。なお、この新シリーズの配信を記念して、日本テレビでは4月4日(日)から毎週日曜のお昼に「日曜バカリズム祭り」と題し、バカリズムさん脚本&出演作品の傑作選を放送していく。キャストコメントバカリズム今回の第3弾の話を聞いたときは、ずっと定期的にやっていきたい作品ですし、いつでも始められるように(前回の最後も)最終回っぽい書き方をしていないので、ぜひ、やりましょう!という感じでした。「住住」は”実名で出演する”というドラマですが、既にご一緒している二階堂さんと水川さんなので、脚本も安心して書くことができました。また今回は二階堂さん、水川さんの女性2人と、僕の3人でのお芝居が結構多くとても新鮮でした。今までになかった会話の進み方とか新しい役割分担になっているので、不思議な関係性になっているのもみどころだと思います。二階堂ふみ前回呼ばれなかったので、「升野さん(バカリズムの本名=升野英知)に飽きられちゃったかな…」って寂しい気持ちがあったのですが(笑)今回はお声がけいただいたので、しっかりお務めを果たそうと思いました(笑)また、水川さんとはプライベートでお会いすることはあってもお仕事でご一緒することはあまりなかったので、今回ご一緒できてとても嬉しかったです。台本を読んだときに升野さんにお見せしたことのない、水川さんとの普段のやりとりが反映されていて驚きました。その日常に近いやりとりにもぜひ注目してください。水川あさみ続編、待ってました!でもまた呼んでもらえるかどうか不安だったので、今回もお声がけいただいて安心しました(笑)「住住」はノンフィクションだけどフィクションの狭間のような感じがやっぱり面白いですね。演じていて、私らしい部分もあればそうじゃない部分もあるので、それをドラマの中でどれだけ日常っぽくできるか、そこが「住住」の醍醐味かなと思います。そして、今回は第1弾に出演していた二階堂さんも帰ってきて、歴代メンバーの全員が集まったので、とても嬉しかったです!「住住」は4月25日よりHuluにて毎週日曜日1話ずつ独占配信(全10話)。(cinemacafe.net)
2021年03月29日「佐藤さんは3年前から独立を考えていたそうです。ドラマや映画には引っ張りだこでしたが、国内だけの俳優活動に疑問も感じていたといいます」(芸能関係者)3月いっぱいで所属事務所からの独立を発表した佐藤健(32)。同事務所の親友である神木隆之介(27)もともに退社し、4月からは新会社「Co-LaVo」に活動の場を移すこととなった。『恋つづ』や『るろうに剣心』など数々の当たり役を持つ佐藤。ファンには青天の霹靂ともいえる今回の独立劇だが、彼は着実に“布石”を打っていた。「昨年3月に公式YouTubeチャンネルを開設し、3日間で登録者数は100万人に。昨年末にはアパレルブランド『A』も立ち上げ、商品は即完売。すべて佐藤さんが自ら提案したそうです」(テレビ局関係者)とはいえ、15年間連れ添った事務所からの独立には迷いもあったことだろう。そんな佐藤の背中を押したのが、“新天地”へ踏み出した友人たちだ。「昨年、親友の城田優さん(35)や同じ事務所の歌手・高橋優さん(37)がともに独立を発表。同じ30代の友人が、苦労しながらも自ら仕事を選ぶ姿に刺激を受けたといいます」(佐藤の知人)そして、佐藤の決断に影響を与えた“グループ”があるという。その中心人物が’19年にジャニーズを退所した錦戸亮(36)だ。■水川あさみ、オリラジ藤森…錦戸主催ゲームに集う“独立芸能人”「昨年6月、佐藤さんは錦戸さんと元KAT-TUNの赤西仁さん(36)が主催する人狼と呼ばれる心理ゲームに参加し、その様子をYouTubeで公開していました。ゲームをきっかけに錦戸さんと親しくなり、今では“たけちゃん”“亮ちゃん”と呼び合う仲。人狼ゲームは定期的に行われ、メンバーの一人であるオリエンタルラジオの藤森慎吾さん(38)は昨年末に吉本興業からの独立を発表しています。ほかに水川あさみさん(37)や藤原史織さん(元ブルゾンちえみ・30)など独立した芸能人が顔を連ねる“一匹狼の会”的な集団になっています」(前出・芸能関係者)錦戸と佐藤の絆をつないだのが、同じタイミングで独立を発表したONE OK ROCKのボーカル・Taka(32)のようだ。「佐藤さんとTakaさんはよく2人で『もっと海外に進出したい!』と語り合っていたそうです。Takaさんと錦戸さんはかつてともにNEWSで活動した仲。佐藤さんを錦戸さんに紹介したのもTakaさんなのでしょう。独立した“先輩”との親交を深めたことで、佐藤さんも決断したのだと思います」(前出・芸能関係者)NEWSな仲間たちとともに佐藤の世界への“流浪”は始まったばかりだ――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月24日「発表直前のドタキャンなので、驚きを隠せませんでした。所属事務所のスタッフも関係各所に謝罪して回っていました」(舞台関係者)3月17日、黒澤明監督(享年88)の映画『酔いどれ天使』が舞台化されると発表された。’48年に公開され、黒澤作品の1つとして高い評価を受けているこの映画。主演の三船敏郎さん(享年77)をスターに押し上げるきっかけにもなった傑作だ。舞台化のメガホンをとるのは三池崇史監督(60)。三船さんも演じたやくざの松永を桐谷健太(41)、もう一人の主演である医師の真田を高橋克典(56)が務める。共演陣には、佐々木希(33)や高嶋政宏(55)などが名を連ねている。公演は、9月に明治座から始まるという。だがこの発表の裏側では、“ある事件”が起きていた。「実は、もともと窪田正孝さん(32)が主演を務めるはずだったんです。1月の時点では、ポスター撮影のスケジュール調整もしていました。なのに発表2週間ほど前に突然、降板が伝えられました。理由を聞いたところ、『窪田さんが新型コロナウイルスへの感染リスクを考えた末に降板したいと申し出た』とのことでした。周囲は必死に説得したようですが、彼は最後まで意思を曲げなかったそうです」(前出・舞台関係者)ただ、この決断に関係者からは疑問の声が上がっている。「まだ発表されていませんが、窪田さんは10月期のドラマ『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)に出演しています。すでにクランクインしているのですが、彼はその撮影には参加しているのです。観客のいる舞台のほうが、ドラマより危険という判断なのかもしれません。ただあれほどの作品をドタキャンするほど、リスクに差があるのでしょうか。劇場側も対策はとるでしょうし。それに、そもそも舞台での感染リスクの話なんて最初からわかっていたと思うのですが……」(芸能関係者)’19年には水川あさみ(37)との結婚を発表し、昨年は朝ドラ『エール』の主演にも抜擢された窪田。今回の降板が与える影響は、決して少なくなさそうだ。「『酔いどれ天使』が9月から始まるため、『ラジエーションハウス』の撮影はわざわざ前倒ししてもらっていたんです。また明治座も朝ドラ俳優である窪田さんの出演を売りにしていました。それだけに失望の声が上がっています。『以前の窪田さんはどんな仕事も断らなかったけど、結婚して人間が変わってしまった』なんて言う人もいました」(前出・芸能関係者)せっかく高まった人気に、水を差さなければいいが――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月23日女優の水川あさみ、お笑い芸人のひょっこりはん、AKB48の峯岸みなみが、湖池屋「湖池屋STRONG」の新CMに出演する。「NEWひょっこりはん」編、「がっつりはん」編、「峯岸みなみ」編は、13日より全国(一部地域除く)で放送される。新CMの舞台は、水川演じる“あさみママ”のスナック。お馴染みの芸にキレがなくなったとしょんぼりしたひょっこりはんや、ネットの書き込みが気になって仕方ない峯岸が訪れる。そんな悩みを、あさみママは「人生ひょっこりじゃなく、がっつりいきな!」「周りの評判なんてバッサリ切っちゃいな!」と愛のある毒舌で一喝。刺激的な言葉に叱咤激励された2人が明日への活力をチャージして帰っていくという物語だ。情熱的な赤のカラードレスを身にまとい、普段よりも濃いめのメイクをした水川だが、初対面の峯岸から「おキレイですね」と声を掛けられると、「嬉しい! 俄然がんばれる!」と喜びをあらわに。峯岸は「女優さんは骨から違う……」と重ねて呟いた。そんな“あさみママ”の役作りを「なんかズッシリと構えたというか、すごく器の大きい、何でもかかってきなさい、みたいなイメージでやりました(笑)」と明かした水川。ママとして客をスッキリさせる役だったが、自身については「私は体を動かすことが好きで、ここ最近はハンモックヨガにハマっています。天井から吊るしたハンモックを使って、ヨガをするんですけど、それがすごく気持ちいいので、いいストレス発散になっていますね」と語った。
2021年03月10日池田エライザさん、水川あさみさん、トラウデン直美さんが、日焼け止めブランド『アネッサ』の新ミューズに就任。2021年2月18日(木)にオンラインで開催された『アネッサ新ミューズ就任発表会』に登場しました。発表会では、3人が出演する新CMがお披露目されたほか、3人が一日の過ごし方など、プライべートについても語られました。おそろいの“アネッサコーデ”が爽やか&可愛い!この日、3人はブルーとホワイトをベースにした“アネッサカラー”の爽やかなコーディネートで登場。コーディネートのポイントについて聞かれた池田さんは「素材的にもすごく軽やかで、お買い物やお散歩するときなどに着るファッションです」とプライベートのようなリラックス感がポイントと説明。また、水川さんは「ちょっとみなさんよりお姉さんなのでメインの白色にブルー」に、トラウデンさんは「襟もついてバストアップがきちんとしているのがポイントです」と、それぞれのこだわりを明かしました。池田さん「朝は早起き派」イベントでは、女優やモデルとして日々忙しい3人のスケジュールも公開されました。池田さんは“早起き派”とのことで、仕事がある日のスケジュールを公開。そんな池田さんの朝は、「朝起きてお風呂に入ってから、日光浴するのが好き」とのこと。また、「お風呂の後にアネッサを絶対塗ってます。その後、撮影に行って、ご飯の時に塗り直します」と日焼け対策を欠かさないことを告白。何かと塗り忘れがちな日焼け止めですが、「目につきやすい玄関などに置いておく」ことで、出かける前に欠かさずUVケアしているとそのルーティンについても明かしました。水川さんが“油断してしまう瞬間”とは?続いて水川さんは、仕事でのスキンケアルーティーンを紹介。水川さんも現場でメイクをする時にアネッサを塗り、さらにランチのメイク直しの時や、夕食のタイミングなどこまめに塗ることを明かしました。また、スキンケアルーティンとしてすぐ濡れるように「スキンケア用品の横や移動する車に置いたり、バッグのポーチに必ずアネッサを入れたりしています」と常にUVケアを欠かさないそう。しかし、そんな水川さんでも、油断してしまう瞬間があったのだとか……!それは「ペットとくつろぐ時など家の窓際」で過ごす時のこと。意外と日焼けしやすいことに気付き、家の中でも塗るようにしていると話しました。トラウデンさんは“アクティブな休日の失敗談”を告白トラウデンさんが紹介したのは休日の一日。休日にはランニングや散歩で外出することが多いというトラウデンさんは、「一度、ちょっと面倒だなあと日焼け止めを塗らずに外出してしまったことがあります」と失敗を告白。しかし、「日焼け止めを塗ることをルーティーン化することによって、そういった失敗もなくなりました」と明かしました。さらに「大学のリモート授業中は、アネッサを下地代わりに使っています」と、学業に励みつつ、UVケアも忘れず行っていることを明かしました。アネッサの新アイテムをチェック!『アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク a』2021年の新CMで使われているのは、ミルク、ジェル、オールインワンUVの4タイプ。『アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク a』は、汗や水にふれるとUVブロック膜が強くなるという優れもの。汗をかきやすいこれからの季節にもぴったりです。また、UVケア・下地・ファンデの3つの機能が1つになっている『アネッサ オールインワン ビューティーパクト』はマスクメイクで重宝するはず。厚塗り感がなく、しっかりとUVケアできますよ。【商品情報】『アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク a』SPF50+・PA++++『アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル a』SPF50+・PA++++『アネッサ パーフェクトUV マイルドミルク N』SPF50+・PA++++『アネッサ オールインワン ビューティーパクト』SPF50+・PA+++仕事の日も休日も、徹底したUVケアをしている池田さん、水川さん、トラウデンさん。3人のルーティンを参考に、1年中美肌を目指しませんか?【参考】新ミューズの池田エライザさん、水川あさみさん、トラウデン直美さんがアネッサカラーのおそろい日常コーデで登場!「アネッサ新ミューズ就任発表会」- PR TIMES株式会社資生堂文/mihoko
2021年02月24日コロナ禍において変化する日やけ止めニーズ2021年「アネッサ(ANESSA)」、365日快適に紫外線ケアができるように進化昨年から続くコロナ禍の影響により、私たちの生活スタイルは劇的に変化。レジャーやスポーツの減少、マスクをつけての外出やテレワークの増加など、太陽を集中的に浴びる機会が減り、「それほど真剣に日焼けどめを塗布しなくても良い」と考えてはいませんか?しかしながらなんと、一日にうっかり浴びてしまう紫外線の量は、屋外でのテニス約2時間分に相当するのだそう。シミ・シワ原因の約8割は紫外線であることから、未来の肌のためには、365日どんな日でも、UVケアをする必要があります。撮影:byBirth2021年、人気日焼け止めブランド「アネッサ(ANESSA)」は、このようなライフスタイルの変化に合わせ進化。新ミューズに池田エライザさん、水川あさみさん、トラウデン直美さんを起用すると共に、製品へは防御効果の高さはもちろんのこと、毎日のケアとして使いやすいように、マスク荒れ等を踏まえて肌に負担感のない使用感の良さを追加。さらにマスクメイクやテレワーク時に便利なオールインワンパクトを発売することで、どんな毎日でも安心・快適に使える日焼け止めを発売します。「アネッサ 新ミューズ就任発表会」開催新ミューズ・池田エライザさん、水川あさみさん、トラウデン直美さん登場提供:資生堂2021年のミューズ発表及び、新CM放映を記念し行われたオンライン形式の発表会には、新ミューズへと就任した3名がアネッサカラーの衣装で登場。アネッサを使用した感想について問われると、池田エライザさん「1日に色んなシーンに合わせて日焼け止めを塗り直すことがあるのですが、ジェル(アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル a)は塗ってる感がなく、軽くて塗り直すことが苦になりません。暑い季節でも付け心地が良くて日常に馴染む感じがし、心が軽かったです」トラウデン直美さん「肌に赤みが出たり敏感肌になることがあるのですが、マイルド(アネッサ パーフェクトUV マイルドミルク N)はクリームみたいなつけ心地で肌に負担感がなく、なのにベタッとしなくて、本当に色んな希望を叶えてくれる日焼け止めだと思います。今も毎日使っています」と、それぞれの出演CM商品をアピール。提供:資生堂今回新発売となる、UVケア・化粧下地・ファンデーションの3つの機能がひとつで叶うオールインワンUV『アネッサ オールインワン ビューティーパクト』へは、その手軽さと軽やかな付け心地に「昨今のリモート会議・授業でも便利」と、3名共に絶賛の言葉を寄せていました。新CM登場商品アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク aSPF50+・PA++++撮影:byBirth世界初の成分アプローチ(※2)、 汗・水・熱でUVブロック膜が強くなる日焼け止め。汗・水にふれるとUVブロック膜が強くなり、さらにこすれにも強い「アクアブースターEX技術」に加え、太陽などの熱でUVブロック膜が強くなる「サーモブースター技術」搭載。また力強いUVカット効果に加えてスキンケア成分50%配合。美容成分をダブル配合し、うるおいを与えながら紫外線による乾燥ダメージをケアします。なめらかになじみベタつかないさらさらな感触で、日常使いにもおすすめです。※2:「汗や水、熱でUVカット成分が基剤内で広がるためのキー成分PEG/PPG-147 ジメチルエーテル、ステアリン酸、およびPEG/PPG-9/2ジメチルエーテル選択」 が世界初である(2019年10月資生堂調べ)アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル aSPF50+・PA++++撮影:byBirthみずみずしくなじんで心地いい、強力UVジェル日焼け止め。アネッサ パーフェクトUV マイルドミルク N(2021年2月21日新発売)SPF50+・PA++++撮影:byBirth世界初(※3)の分散テクノロジー「スムースプロテクト テクノロジー」を搭載し、敏感肌の方がより快適に使えるよう進化した日焼け止め。※3:オリジナル分散成分×特殊な製法を用いて、UV防御粉末の凝縮体を細かく分散・維持する技術《資生堂調べ:技術俯瞰解析ソフトウエア DocRadar(VALUENEX株式会社)による先行市場調査(2000年1月-2020年9月対象)》アネッサ オールインワン ビューティーパクト(2021年2月21日新発売)SPF50+・PA+++撮影:byBirthUVケア・化粧下地・ファンデーションの3つの機能がひとつで叶うオールインワンUV。伸びの良いエマルジョンタイプのクリームが、毛穴、クマなど気になる部分をカバーしながら、美容液のように肌になじんで、ナチュラルな均一肌に仕上げてくれるため、日中のメイク直しにも活躍。アネッサ2021年春新作製品アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク a(日焼け止め用乳液) 20mL・60mL(2種)アネッサ パーフェクトUV スキンケアジェル a(日焼け止め用ジェル) 32g・90g(2種)アネッサ パーフェクトUV マイルドミルク N(日焼け止め用乳液) 60mL(1種)アネッサ オールインワン ビューティーパクト(UVカット・化粧下地・ファンデーション) 10g(2種)
2021年02月23日「もし映像化するなら絶対に参加したい。以前、原作を読んだ時からそう思っていました」主演ドラマ『ナイルパーチの女子会』の同名原作をすでに読んでいたという水川あさみさん。著者の柚木麻子さんのファンでもあるという。「柚木さんの作品を読んでいると、女性が自分の中に持ちながらも触れたくない部分、青春時代に置き去りにしてきたような忘れていた感情をむりやり引っ張り出される感じがして、そうそうこんな感覚があったな、と不思議な気分になります。この作品にも、ドロドロした女性の闇が生々しく描かれています」水川さんが演じるのは、育ちがよく、商社に勤めるエリート会社員の栄利子。大ファンであるSNS日記の作者のズボラ主婦・翔子(山田真歩)と出会い、やっと女友達ができたことに高揚しながら、やがて栄利子の行動は常軌を逸し始める。「物語は心情の変化がスピード感をもって描かれています。栄利子の奥底にあるねじれた感情や、誰か一人に共依存していくという性質は私にはあまり想像できないし、いままでに演じたことがない人物像。でもわからない役の方がやりがいは感じます。初共演の真歩さんとは、お芝居の相性はとてもいいと思ったし、演じていてピタッとハマる感じがした。監督やスタッフのみなさんも含め、すごくいい空気感でモチベーションを保てたこともあって、明日も一緒にお芝居をするのが楽しみになるような現場でした。作品をみんなで作り上げることや共有し合う素晴らしさに気づけた作品でもあります」役作りのほか作中には、さりげない仕掛けや演出がちりばめてある。「原作にもあるんですが、栄利子は極端にストレスがかかった時に自分の髪を数本まとめて一本にして抜くという癖があります。実は昔、新幹線に乗っている時に、前の座席に座っていた女性が、新大阪から東京までの間中ずっと髪の毛を抜いてるのに気づいて、じっと観察してしまったんですが、まさかこの役で活かせるとは。それから時どきに登場する水槽の中を泳ぎ回るナイルパーチという魚のように、栄利子が住む部屋にも大きな窓ガラスがあり、壁に反射した照明がまるで水槽の中みたい。映像がすごくきれいなところも見どころの一つです。さらに今日の衣装も赤なんですが、各シーンのどこかに必ず赤が入っているんです。それが、赤い目のナイルパーチにちなんで仕掛けられた演出だと聞いた時は、しびれました。決して明るい話ではないし、見ていて苦しくなることもあるかもしれないけれど、普段向き合うことのない自分の心の奥底にある心情に、向き合ってみようと思えるきっかけになればうれしいです」『ナイルパーチの女子会』順風満帆な人生を送っているように見える栄利子には実は女友達が一人もおらず、SNS日記「おひょうのダメ奥さん日記」を毎日楽しみにしている。ある日、日記の作者の翔子と出会った栄利子は、心が通じ合う感覚に喜びを覚えて距離を縮めていくが、その行動は思わぬ方向へ進んでいく。毎週土曜21時~、BSテレ東にて放送中。©「ナイルパーチの女子会」製作委員会2021みずかわ・あさみ1983年7月24日生まれ、大阪府出身。昨年は主演作『滑走路』、『アンダードッグ』『喜劇 愛妻物語』など5本の映画に出演。『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』が2月26日公開。※『anan』2021年2月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年02月16日安藤サクラ主演『百円の恋』の監督・武正晴、脚本・足立紳をはじめとしたスタッフが再集結し、森山未來、北村匠海、勝地涼がそれぞれ闘う理由も、バックグラウンドも異なるボクサーを熱演した『アンダードッグ』。「ABEMAプレミアム」にて配信版(全8話)が配信されている本作で、この度、ずば抜けた身体能力と表現力で主人公の崖っぷちのボクサー・末永晃を演じた森山さんと、「週刊少年マガジン」にて1989年から連載され、アニメ化もされた人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の原作者・森川ジョージとの貴重な対談が実現。開口一番「面白かった」と語る森川さんから観た『アンダードッグ』についてや、実際にプロテストにも挑戦し、“かませ犬=アンダードッグ”のボクサーとして役を生きた森山さんのプロフェッショナルな姿勢などが語られた。「やめられない。未練がある」そういうボクサーは多い森川:本当に僕、褒めるの下手で語彙力なくて申し訳ないんですけど、主人公が心配で心配で…。うまくいかないんだろうなっていうことの連続で。また持ち直してがんばる、がんばるの連続なんですけど。これはうまくいかないんだろうな、と思いながら。でも、本当に面白かった。大人のドラマだなと思って僕は観ました。森山:ボクシング指導の松浦(慎一郎)さんからお話を伺ってはいたんですけど、ああいう(末永晃のような)タイプというか、ああいうふうに生きざるを得なくなってしまったボクサーとの出会いって、いままでありましたか。森川:僕も会長としてジムを経営しているんですけど、僕が知る限り、ああいうボクサーは間違いなくいます。やめられない、まだ未練がある、もう一発やれるんじゃないか、そういうのがあるでしょうね。KO負けしても、またお願いしますって来たりとか。こっちではもうこれで終わりだろうなって思ってるわけです。なのに、まだやりたいですって来るわけです。そういうボクサーは多いと思いますね。森山:末永晃は夜にしかジムに行けないので。午前中とか昼間とかは現役の若い選手もいるから、行くのも憚られて、夜しか行くことができない。でも、夜に行ってもトレーナーも会長もいないから、自分を追い込む相手とか、稽古する相手がいないからどんどん変なクセもついていくし、結局身にならないトレーニングになってしまう。そういうボクサーもいるとは聞いていました。森川:いるんです。森山:そうなんですね。今回『アンダードッグ』っていうタイトルですけど、かませ犬っていう、外から見てかませ犬的に扱われているっていう見方はあると思うんですけど、やってる本人としてはかませ犬だと思ってやっているボクサーは基本的にいないっていう話も聞いたんですけど。森川:それが難しい。どこの会長も恐らく、選手をやめさせるのが一番の仕事なんですよ、もう駄目だよって。映画の中でもありましたけど、それが役割だと思うんですけど。やっぱり事故も起こります、ボクシングですから。あのパンチもらったらお前無理だよっていうのがあるんですけど。選手にとっては職業のひとつじゃないですか。俺の職業、何でお前が決めるんだってことになっちゃうんで。引き際は自分で決めたいんだよ、っていうのはやっぱりすごくある問題で。移籍してもやるっていう人は多いです。森山:それは会長も気持ち汲んじゃいますもんね。森川:そうですね。僕も劇中では、会長の気持ちになって「やめよう、やめろよ」って思ってました。森山:そうですよねえ。人間ドラマをきっちり描かないと「試合で応援してもらえない」森川:『アンダードッグ』を見る限り、僕が一番気をつけていることをやっているなっていうのはありました。「少年マガジン」の読者には、ボクシングファンは多分1割もいないんですよ。だからボクシングを描いても受けないんです。それでどうやるかっていうと、主人公を好きになってもらう、主人公の環境を好きになってもらう、主人公の周り人たちを好きになってもらう。人間ドラマですよね。まずはそこを描かないと、試合が始まっても応援してくれないんですよね。ですから『アンダードッグ』も、試合に行くまでをじっくり描いているじゃないですか。そうそう、そういう描き方しないと、きっと試合では応援してもらえないよなと思って観ていて。それで試合で応援している自分がいるので、「ああ、勉強になったな」って思いながら僕は観ました。――『アンダードッグ』の前半戦では末永の日常を観ていくうちに、共感したという観客が多いようなんですが、ボクサーの日常について先生はどう思われますか。共感というか、そのキャラクターが好きになっていくというか。森川:僕ね、(主人公が)不安で不安で。ダメなやつだな、こいつと思いながら、でもいいとこあるじゃないですか。女性のこと「待ってるから」とか。あれも多分、適当に言ってるんですよ。本気でちゃんと思ってたら…。森山:そこ「最低だね」って言われますからね。そんなに見え透いてるのかなっていう(笑)。森川:不安でしょうがないんですよ。だから、どうなんだろう、こいつ。本当にがんばってチャンピオン目指すのかな。もしかしたら途中で投げ出してもおかしくないですよね。何か不安で。自分にもダメな部分があるから共感はしますけど、「がんばれよ」しかない。森山:「少年マガジン」では性的描写って描けないじゃないですか。今回、逆に言うとすごく盛り込んでるじゃないですか、主要な3人のボクサー全員に。末永は明確なパートナーっていないけれど、ほかのボクサーにはちゃんと彼女や奥さんがいて、性的描写がしっかり出てくるじゃないですか。それってどう思われますか。というのは、末永に関していうと、ボクサーとそれを支える女性っていうことになるんですけど、その描かれ方っていうのが、ともすれば杓子定規に見えることもなくはないかなとおもうんですが。末永の場合は妻(演:水川あさみ)にも逃げられてるし、生活もうだつが上がらない中で何とかやりくりして。デリヘルの女性(演:瀧内公美)と関わって。彼は言葉をしゃべらない、無口なので、セックスをするっていう描写そのものも彼自身の何かメンタルの表れみたいにならないかな、と思いながらやってるところはあったんです。森川:末永は夜の街に流れていったボクサーなので、『アンダードッグ』で性描写はあって当然だと思うんですけれど。息子さんがいるじゃないですか。息子さんと夜の街とのコントラストが素晴らしくて。だから、息子の力強さだとか、清らかさみたいな、唯一の希望のように際立ったところかなと。「お前、息子のためでいいからがんばれよ」って思って観てました。森山:誰にも愚痴も吐けないけど、最終的に(息子の)太郎にだけ愚痴を吐くって言う…。息子に愚痴吐くの、みたいな(笑)。「俺どうしたらいいか、分かんないんだよ」みたいなことを子どもにしか言われへんのかい、っていう(笑)。――晃は知るよしもないんですが、母親がテレビ中継を何度消しても、息子はまたテレビを付けるっていうシーンがありましたね。森川:あのシーン、カッコいいんだよね、息子さんの決意みたいなのがうかがえて。僕はかなりグッと来ましたよ。「続けていったら世界チャンピオンですよ」と森川さんからお墨付きをいただいた森山さんが「撮影に向けて取り組んだこと」などはABEMAビデオで公開中。劇場版『アンダードッグ』前後編は全国にて公開中。配信版は「ABEMAプレミアム」にて独占配信中(全8話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンダードッグ(2020) 2020年11月27日よりホワイトシネクイントほか全国にて【前編】【後編】同日公開ⓒ2020「アンダードッグ」製作委員会
2021年01月30日俳優の水川あさみさんが、2021年1月23日にInstagramを更新。水川さんが主演した映画『喜劇 愛妻物語』で、『第75回毎日映画コンクール』の女優主演賞を受賞したことを報告しました。『喜劇 愛妻物語』で水川さんは、チカという1児の母親を演じ、役作りのため体重を53増量していたといいます。水川さんは投稿で、撮影当時の自身の体型を振り返りました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 水川あさみ(@mizukawa_asami)がシェアした投稿 昨日、毎日映画コンクールの女優主演賞をいただきました。ありがとうございます。嬉しい。賞をいただくと、作品と長く関わる事が出来るからこれまた喜びです。3枚目からの写真は撮影時のチカちゃんと愛しき贅肉達をお届けします笑mizukawa_asamiーより引用二重アゴや、ふっくらした背中、たくましい二の腕などを披露した水川さん。役作りのために増量していた姿に、ファンからはさまざまな声が上がりました。・受賞おめでとうございます!リアルな母親の体型で驚きです!・気取らないところが本当に素敵。・水川さんの撮影当時の姿、自分の今の体型だ…!いつもきれいなのは、努力のたまものなのだなと感じました。役作りのために、体重を増やしたり減らしたり…プロフェッショナルな仕事ぶりに驚かされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月24日第75回毎日映画コンクール各賞の受賞作品と受賞者が22日、明らかになった。同賞は毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。日本映画大賞に輝いたのは、大森立嗣監督の『MOTHER マザー』。日本映画優秀賞は『アンダードッグ』(武正晴監督)が受賞し、男優主演賞の森山未來、撮影賞の西村博光、録音賞の藤丸和徳、瀬川徹夫と合わせて最多4冠を獲得した。女優主演賞には『喜劇 愛妻物語』の水川あさみが輝き、男優助演賞は『罪の声』の宇野祥平、女優助演賞は『朝が来る』の蒔田彩珠が受賞し、監督賞の河瀬直美と合わせて『朝が来る』は2冠を獲得した。また『許された子どもたち』の上村侑、『37セカンズ』の佳山明にはスポニチグランプリ新人賞が贈られる。田中絹代賞は梶芽衣子が受賞となった。脚本賞は『一度も撃ってません』の丸山昇一、美術賞は『ばるぼら』の磯見俊裕、露木恵美子、音楽賞は『ミッドナイトスワン』の渋谷慶一郎が受賞。アニメーション映画賞は『魔女見習いをさがして』(佐藤順一、鎌谷悠監督)、大藤信郎賞は『音楽』(岩井澤健治監督)、ドキュメンタリー映画賞は『れいわ一揆』(原一男監督)がそれぞれ受賞した。外国映画ベストワン賞は『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)が選ばれ、さらに特別賞は昨年亡くなった大林宣彦監督の妻であり、映画プロデューサーの大林恭子に決まった。映画ファンが選ぶTSUTAYAプレミアム映画ファン賞・日本映画部門は『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)、外国映画部門は『TENETテネット』(クリストファー・ノーラン監督)が受賞した。なお、表彰式は、めぐろパーシモンホールで2月17日の開催が予定されている。○第75回毎日映画コンクール 受賞結果日本映画大賞:『MOTHER マザー』(大森立嗣監督)日本映画優秀賞:『アンダードッグ』(武正晴監督)外国映画ベストワン賞:『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)男優主演賞:森山未來『アンダードッグ』女優主演賞:水川あさみ『喜劇 愛妻物語』男優助演賞:宇野祥平『罪の声』女優助演:蒔田彩珠『朝が来る』スポニチグランプリ新人賞(男性):上村侑『許された子どもたち』スポニチグランプリ新人賞(女性):佳山明『37セカンズ』監督賞:河瀬直美『朝が来る』脚本賞:丸山昇一『一度も撃ってません』撮影賞:西村博光『アンダードッグ』美術賞:磯見俊裕、露木恵美子『ばるぼら』音楽賞:渋谷慶一郎『ミッドナイトスワン』録音賞:藤丸和徳、瀬川徹夫『アンダードッグ』アニメーション映画賞:『魔女見習いをさがして』(佐藤順一、鎌谷悠監督)大藤信郎賞:『音楽』(岩井澤健治監督)ドキュメンタリー映画賞:『れいわ一揆』(原一男監督)TSUTAYAプレミアム映画ファン賞・日本映画部門:『ミッドナイトスワン』TSUTAYAプレミアム映画ファン賞・外国映画部門:『TENETテネット』田中絹代賞:梶芽衣子特別賞:大林恭子(映画プロデューサー)
2021年01月22日