夫の会社の社宅に引っ越すことになった妻。義実家とも近く、突然の義母の訪問に悩まされていたのですが、ある日決定的な出来事が……。 強引な義母に…妊娠し、産休に入ったタイミングで、夫の会社の社宅に引っ越しました。社宅はたまたま義実家の近くにあり、義母がよく家に出入りするようになりました。 夫が仕事でいない日には「ちょっといい?」と何の断りもなく勝手に家にあがり、義母は私がちゃんと洗濯物をしてるかなどをチェック。他にも義母の強引な態度に違和感を覚えることもありましたが、義実家とぎくしゃくするのも……。と、大目に見ていた矢先のことでした。 もう限界!無事に子どもが産まれ、里帰りから社宅に戻って生活するようになると、義母は孫に会いたいがために、アポ無しで訪問するように。挙げ句の果てに「起きている姿が見たい」と、寝ているわが子を平気で起こしたのです。今までの私に対する態度は我慢してきましたが、子どもにも被害が及び、ついに私の堪忍袋が切れました。 夫に相談した結果、義母はアポ無しの訪問はもちろん、私の許可なしで家に上がることはできなくなりました。この経験から「義実家だから……」と我慢せず、違和感があれば早めにパートナーに相談し、対処したほうがいいこともあると実感しました。(20代女性パート) 作画/市田スナオ
2023年07月28日私はもうすぐ4歳と2歳になる男の子2人を育てています。私は、5歳の女の子のいるママ友一家を自宅に呼んで食事会をしました。長い食事の時間に飽きた子どもたちは、おもちゃで一緒に遊んでいたのですが、ある事件からその場の空気が一変! 私たち夫婦は必死で場を和ませようとしました。しかし……。 長男の失敗5歳の女の子は食事会にとてもかわいい風船を持参していました。長男と女の子はその風船で遊び、長男は女の子から風船を取って風船で遊び始めたのです。 私はその様子を見て「やめなさい! 返しなさい!」と長男を叱っていたのですが、大人同士の話に夢中になってしまっていました。そして、「パンッ!」。風船は割れてしまい、女の子は泣き始めてしまったのです。 ママ友夫婦の反応は…私は「謝りなさい!」と長男を叱り、長男と私たち夫婦は女の子に謝りました。ママ友夫婦は女の子に「新しい風船をまた買ってあげるから」となだめているものの、風船が割れたショックで女の子は全然泣き止みません。 そして謝ったあともママ友夫婦から私たちに声がけはなく、私たちは戸惑い、気まずい雰囲気になっていました。 私は慌てて「お誕生日のときの風船が確か家にあったよね!」と夫に言い、夫と必死になって風船を探しました。家にあった風船を女の子に渡すと、女の子は泣き止んでくれて、私はホッとしました。 こちらが悪いのは承知なのですが、両親から私たちに何も言ってもらえなかったので戸惑ってしまったのは正直なところです。けれど、女の子にとってはとても大切な風船。ママ友夫婦は一生懸命女の子の気持ちに寄り添っているようでした。女の子が泣き止んだのは、新しい風船を手にしたからだけではなく、ママ友夫婦の寄り添いがあったからなのかもしれません。 長男が風船を割ったことで一変した空気。長男をしっかり見ていなかったことを反省すると同時に、ママ友夫婦の対応を見て、わが子の気持ちに寄り添うことの大切さを学んだ出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:岩見 エリ
2023年07月27日急な予定変更で周りに影響がある時は、早めに知らせるのが吉。スケジュールを組みなおせば、スムースに動き出せることも増えるでしょう。「夜ご飯どうする?」妻の問いかけに夫の答えはある日、ハル(@nameko__Q)さんは、残業のため帰りが遅くなってしまうことが分かりました。そこで、夫に「夜ご飯どうする?」とLINEで聞いてみたところ、わずか15分で予想外の展開につながったのです。当時のLINEのやり取りをご覧ください。「了解!何食べたい?北海道行かない?」夜ご飯の話が、いつの間にか北海道旅行にすり替わってしまいました…!ちなみに、飲食店や回転寿司に『北海道』というチェーンがありますが、ハルさんも、夫も、その存在を知らなかったそう。つまり、ハルさんの夫は、どこかに外食に行くのではなく、北海道への旅行を提案していたのです。食事の話から旅行の計画へ、すさまじいスピードで展開する夫のLINEに「突然すぎん?」と、心の声を漏らす、ハルさんなのでした。【ネットの声】・この勢い、嫌いじゃない!最近暑すぎるから、北海道に行きたい夫の気持ちは分からんでもないなぁ。・「コンビニ行かない?」みたいな感覚で、ぶっ込んでくるやん!笑った!・うちの夫は旅行が好きじゃないから、このノリが本当にうらやましい。・こういう流れで決まる旅行は意外と楽しいから、行ったほうがいいと思います。夫の提案に「一瞬頭が追いつかなかった」という、ハルさん。その後どうなったのかというと、北海道旅行はスルー。代わりに、前日に買ったラーメンを家で食べたいと逆提案し、2人で家で食べたそうです。『思い立ったが吉日』とよくいいますが、もし本当に北海道に行っていたら、驚異的な行動力ですね![文・構成/grape編集部]
2023年07月27日さる7月22日、神奈川県相模原市でFC今治高校×伊勢原FCフォレストによるトークセッションが開催されました。「これからの時代を創造的に生きるための教育・学びとは?」をテーマにしたこのイベントには、FC今治の会長を務める岡田武史さん、日本にイビチャ・オシム監督を招聘したことでも知られ、現在は伊勢原FCフォレストのGMでもある祖母井秀隆さん、伊勢原FCフォレストの指導者である一場哲宏さん、来春開校のFC今治高校の校長に就任予定の辻正太さん、神戸市のSDGs担当を務める長井伸晃さんが登壇。そこで語られた、これからの時代に求められる「教科書には載ってない」スキルについてなどのお話を紹介します。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■自分が何が得意で不得意か、知ってもらうことで仲間に助けてもらいやすくなる人と人、人と地域、地域と地域を結び、自分の意志で楽しむ仲間をつくるためのサッカーとまちづくり、教育から考える私たちの明るい未来について、集まった周辺地域の中学生と保護者の方に語りました。第一部では、伊勢原FCフォレストの一場さんによる「公開チームビルディング」として、集まった中学生が参加するワークショップが行われました。周りと打ち解けるための「氷おに」では、選手に指名された岡田さんと祖母井さんが鬼を務めました。鬼にタッチされた子は「助けて」と声をあげるルールで行われたこのゲーム。終了後に一場さんが、仲間や周囲に「助けて」を言えること、人を助けようとすること、お互い助け合うことはサッカーでも社会を生きる上でも大事な事だと伝えると、中学生たちは納得の表情でうなづいていました。ほかにも、自分のチーム以外の子と3人組を作って自己紹介をするコーナーでは、はじめましての人に自分を理解してもらうために、好きな事や共通点を見つける作業、自分の得意な事・不得意なことをシェアする時間も。これらも、サッカーでも社会でも、自分を知ってもらうことで人に助けてもらいやすくなるために重要な事だと一場さんは語りました。■いろんな人が社会・まちづくりに関わるのが良い休憩を挟んだ第二部は、登壇者たちによるパネルトークを開催。これからの社会を生きるために大事な要素とは何か、というテーマで話が進みました。祖母井さんは「スポーツには勝ちや負けがある。その延長が今の社会を作っているのが課題なのかなと思います。勝ったとか負けたとか......。だけど、弱くてもスポーツしていいわけで、いろんな人が関わる今治のまちづくりは良いと思います」と今治市における活動を賞賛。そのうえで「社会は勝ち負けだけじゃない。中間のポジションの人たちが社会づくりに関わっていくのは大事だと思います」と語りました。■想定外の出来事への対応は教科書には載っていない現在のサッカー監督業に加え、24年開校のFC今治高校の学園長という新しいチャレンジを始める岡田武史さんは、教育に関わることになった経緯をはじめ、FC今治高校が目指すもの、そしてこれからの社会を生きるために必要なスキルについて話しました。「今まで想定してたものがそのまま行かない時代が来ます。自然災害も増えるでしょう。心身ともにタフでないといけない。想定外のことしか起こらないです。対応策は教科書に載っていないので適応する能力や主体性が必要になります」そしてこう続け、共助が大切な時代になることを伝えました。「自分で考えて生きていかなきゃいけない時代が来ます。だから主体性を持たなきゃいけない。そして、人は1人じゃ生きていけないので多様な力が必要です。想定外の事象が起きたとき、みんな同じ考えだと対応ができなくて困窮してしまいます。周囲にいる人間をお互い受け入れて、認め合って、力を合わせることが大事です。考え方も価値観も違う、いろんな人がいるんだって認めないといけない。大人がその環境を作っていくのです」■生徒が失敗しないように先回りすることで、やる気や意欲を削いでいたことを後悔FC今治高校の校長就任予定の辻さんは、これまで教員として生徒に関わるなかでやってしまっていたこととして、「生徒が失敗しないように、先回りしていろんな道を作っていたこと」と振り返りました。子どもが失敗して、へこんで立ち直れなくなってしまわないようにと生徒のためを思って先回りしていたはずが、結果として子どもの意欲など「牙」を抜いてしまっていた経験から、FC今治高校では生徒がやりたいことをとことんやれる環境を作りたいと意気込みを語りました。大人の先回りに関しては、岡田武史さんも言及。「子どもたちはもっと自由にやっていいんです。逆に我々大人が余計な口出しばっかりして夢を壊したりするのが良くないんです。子どもを1人の人間として尊重してやっていかないとダメ。ものの豊かさより心の豊かさを大切にする社会をつくらないと。心の豊かさは数字で表せない信頼や共感。それは共助のコミュニティです。そういう場を一緒に作っていきたい」と、改めて助け合って生きることの重要性を説くと、保護者の皆さんも真剣に耳を傾けていました。また、神戸市のSDGs推進担当の長井さんは、まちづくりは人づくりであることや、人と人とのつながりが地域を作ることなどを説明。AIなどテクノロジー化が進む社会でこれから社会で求められることとして「相手の表情とか、対話でしか読み取れない部分は機会にはできない。だから、人間の強みとして対話や創造的な発想、機械には導き出せない答えが大事になると思います」と語ると、デジタルを使いこなす中学生たちも納得の表情で話を聞いていました。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!
2023年07月26日子供は親の姿を見て育つといいますが、同時に『親の操り方』も身につけているのでは…と思う瞬間があるでしょう。どんな時に、どのように話しかけたらいいのか、意識的に使い分けているとすれば、コミュニケーションが身についている証拠といえます。主婦でイラストレーターの、ぷにまあむ(punimaamu)さんが、『子供との会話』を題材にした漫画を公開しています。『あの目は嘘をついていない目だったと信じたい…』ある日、ぷにまあむさんが、息子である、ぷに太くんと家で過ごしていた時のこと。漫画を読んでいたぷに太くんから「ママ、ホットミルク」と、飲み物をお願いされて…。どうしても、ぷにまあむさんが作ったホットミルクが飲みたい様子の、ぷに太くん。どうにも立ち上がる気力がわかないぷにまあむさんは、「誰が作っても同じ味でしょ?」と返答しました。すると、ぷに太くんは「本当にママが作るやつが最高においしく感じるんだよ!」と、これ以上ないキメ顔で口説き落としにかかります。初めは疑っていたものの、我が子のキラキラ輝く瞳に負けて、「仕方ないな~」と立ち上がる、ぷにまあむさんなのでした。【ネットの声】・ぷに太くんの気持ち、分かります!母の絶妙な塩加減のおにぎりと、絶妙な砂糖加減の紅茶が好きで、私もよくこんな感じでおねだりしていました。・女心(ママ心)をつかむ方法をちゃんと心得ているあたり、ぷに太くん、さすがですね!・ぷに太さん、やるなぁ。そして今回、味を占めたと思われていそう…。・完全に負けていますね。ひょっとして、策士かも?ひょっとしたら、ぷに太くんは単に自分で作るのが面倒だった可能性もありますが、それでも子供に甘えられたら、どうにも弱くなってしまうのが親というもの。ぷに太くんが、必殺技の『キラキラした瞳』を次に見せるのは、どんな状況なのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年07月25日ゆったりとした性格の夫。そんな夫があることをすると豹変し……。 夫の豹変ぶりに…私の夫は普段はおっとり、ゆっくりマイペースな人間です。例えば、食事、朝の支度、トイレ、入浴など生活動作がゆっくり。せっかちな私はいつもイライラしています。そんな夫が豹変するのはスマホゲームをしているとき。 課金はしてない様子ですが、ゲームがクリアできないときや、タイムパフォーマンスが悪いときはスマホを壁に投げては、「あああ!!」と時間関係なく叫び、スマホを何度も破損し買い換えています。 産後里帰りしたときも、夫は私の実家でスマホゲーム。内心「義理宅でスマホゲーム我慢できないのかな?」と思った矢先、いつものようにゲームが上手くいかなかったのか、夫は私の親の前で叫んでスマホを投げました。 私の父母呆気にとられながらも「君は何しにここにきた?」「あなたは子どもの父親になったよね?」と夫を詰めていました。その後、夫はバツが悪ったようで、実家を後に。以後夫が何かしらやらかしたときは、あの時の一件を話し、詰めています。 何かに熱中することには賛成です。しかし、大人なら自身の感情をコントロールすることが最低限必要。ゲームはいけないものではありませんが、視野を狭める、人格が豹変することもあるのだなと思った出来事でした。 作画/miyuka 著者:匿名 希子40代専業主婦。小学生男児と夫に振り回される日々を送っている。
2023年07月25日わが家には小学3年生の長男、年長の次男、2歳の長女がいます。長男は鼻血が出やすいので、ポケットティッシュはわが家の必需品。必ず2つは持つようにしています。子ども3人と私が公園で遊んでいたある日。長男が鼻血を出しました。なかなか止まらず、手持ちのティッシュがなくなり焦る私。車に行けば予備のティッシュがありますが、「まだ遊びたい」と言う次男と私に抱っこをせがむ長女。どうにもならない状況に途方に暮れていると……。 救世主は先輩3児ママ鼻を押さえながら血まみれになったティッシュを長男は足元に山積みにしていました。すると見知らぬ女性が、やってきました。 「どうしたの? 鼻血?」 その女性はティッシュを差し出しながら声をかけてくれたのです。 「助かります。なかなか止まらなくて……」 そう言うと長男にティッシュを手渡してくれました。何事かと寄って来た女性の子どもらしき女の子が長男を見ると、「学年違うけど同じ学校の子だよ」と私と女性に説明してくれました。 長男の鼻血も止まり、一緒に遊びだした子どもたち。その女性と、「3人いると、こういうとき、どうにもならないよね。うちも3人いるからわかるよ。誰かがトイレ行きたいって言っただけで大移動だもんね」と、3人育児の話で盛り上がりました。 どうにもならない状況を助けていただいてありがたく感じました。さらに、「私もそうだった」と言うママさんに「大変なのは私だけじゃない」と、なんだかとても救われた私。その後も、そのママさんとは時々連絡を取り、学校のことなどを聞ける先輩ママとして頼りにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:安藤 はるか
2023年07月24日私は7歳と3歳の息子の父親です。次男が2歳のころ動物の名前を覚えるのが早く、私はとても感心していました。今回は、次男のかわいさから、ある動物の名前をわざと間違って教えたことで起こった、赤っ恥体験を紹介します。ひょうきんな次男と動物図鑑次男はとても明るく、人見知りもせずひょうきんな性格をしています。保育園でもそのひょうきんっぷりは爆発しているようで、連絡ノートや先生方から聞くお話を、私と妻は毎日楽しみにしていました。そんな次男は、2歳の誕生日プレゼントでおばあちゃんから動物図鑑をもらい、とても気にいって「これは鳥さん!」など動物の名前を覚えながらよく一緒に見ていました。 ある日、次男と動物図鑑を見ているときのことでした。霊長類のページに載っている「ゴリラ」を指さし、「パパ」と言ってきたのです。私は「確かにモノマネはしたことはあるなぁ」と戸惑いつつも、あまりのおもしろさとかわいさで、つい「そうだよ、パパが図鑑に載っているんだよ」と次男に言ってしまいました。 すると次男は動物図鑑を一緒に見るときは必ず、ゴリラを「パパ」と呼ぶようになってしまったのです。私は、「家でしか見ないから大丈夫だろう」とあえて訂正せず、次男にはそのまま呼ばせていました。 自宅以外でも披露しだして…!?数日後、妻は笑いながら私に保育園の連絡ノートを見せてきました。私は連絡ノートを読み、とても恥ずかしくなりました。連絡ノートには、「今日、動物図鑑を読んで名前当てゲームをしてたのですが、どうしてもゴリラだけ『パパ』って言うんです(笑)。ゴリラのモノマネがじょうずなんですね」と書いてあったのです。それだけでなく、後日ショッピングモールのおもちゃ売り場に行ったときはゴリラのぬいぐるみやおもちゃを見て、「見てー! パパがいるよー! パパー!」と叫びながら指を差していました。いたずらでゴリラを「パパだよ」と言っただけで、これほど恥ずかしい思いをするとは……3歳児の純粋さは恐ろしいです。 今回のことは完全に私が悪いと反省しました。純粋な心に対してつい、いたずら心が働いてしまいました。現在はゴリラの名前について訂正し、私の行動についても、マネされても恥をかくことがないように心がけています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:佐藤 稜7歳と3歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。
2023年07月22日産後、久しぶりに家族全員でお風呂に入ったママ。娘と夫はおもちゃの片付けをすることになったのですが……? 夫の勘違い2人目出産後の話です。産後数カ月経ったころ、久しぶりに家族4人でお風呂に入りました。長女がお風呂に魚のおもちゃを浮かべて遊んでいたんですが、あがるときにパパと長女がお片付けで競うことに。 すっかり片付ききれいになったはずなんですが、パパが「あ!まだウニが残ってた!」と言い、手を湯船の中へ。 なんとそれは私の乳首だったのです……!つまんだあとも、本人は気付かず「なんか取れない」と言って引っ張ってました。産後だったこともあり、乳首が真っ黒だったためウニと間違えられてしまいました。 ショックやら恥ずかしいやら。知人には爆笑されたので、くすりと笑ってもらえたらうれしいです(笑) (女性 30代 パート) まとめまさかの旦那さんの勘違い。面白いと同時に、ママにとっては少しショックだったかも知れませんね。このママと同じように、出産後、体の変化を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか? みなさんは、どんな変化がありましたか? 作画/miyuka
2023年07月21日現在年中の娘は、以前通っていた保育園で「行きたくない」と言うようになりました。その当時私は二人目を妊娠していて、私の娘への対応も指摘を受け、とてもつらい思いをしました。その後息子を出産し、転園。不安な気持ちでいっぱいだった私は、園長先生に相談しました。すると……!? 保育園の対応に疑問娘は1歳から小規模保育園に通っていました。担任の先生が大好きで楽しく通っていたのですが、2歳児クラスになったときに大好きな先生が退職され、登園を渋りだしたのです。 当時私は2人目を妊娠していたので、保育園の先生からは「仕事を辞めて娘と一緒にいたほうがいい」と言われました。保育園からそんなことを言われ、私が悪いのかなと悩みましたが、仕事をしないと生活できなかったので利用していました。 小規模保育園は、2歳児までなので転園をしなければいけません。保育園に転園するのがいいのかな? 幼稚園のほうがいいのかな? などといろいろ考えていました。そして将来的に息子も保育園に預けないといけないので保育園を選択。この辺りでは一番人気の保育園に内定しました。でも、私としてはうれしいというよりは不安が勝っていました。そして、思いきって娘の登園渋りなどについて転園後に園長先生に相談。 すると園長先生は何も言わずに私の話を聞いてくれて「お母さん、よくがんばったね。ここではそんな不安な思いは絶対にさせないから安心して。楽しい思い出をたくさん作りましょう」と言ってくれたのです。 現在、娘は毎日楽しく登園しています。年中になり、お友だちも先生も大好きで楽しく保育園に通うことができて本当にうれしいです。あのとき、園長先生に話していなかったら、ずっと不安やモヤモヤした気持ちを引きずっていたかもしれません。これから何か疑問に思ったときは、そのときに解決していこうと思います。園長先生にはとても感謝しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ふくふく著者:よこやなお保育園年中の娘、1歳の息子、夫との4人暮らし。教育関係で働いていた経験を生かして、子育てのジャンルを中心にライターとして活動中。
2023年07月20日「やっぱりコミュニケーションが、知らないもの同士の壁を壊してくれるんだなぁ」そう実感した出来事をTwitterに投稿したのは、車いすユーザーの中嶋涼子(@NakashimaMinion)さん。東京都千代田区にある東京駅で、新幹線から在来線に乗り換えるため、駅員にホームまで案内してもらった際のエピソードを明かしました。もやっとした思い素直に駅員に伝えてみたら?駅構内を移動中、「車いすの方、通りまぁ〜す!」と叫びつつ、手を叩いていた駅員。あまりにも目立ち、恥ずかしくなった中嶋さんは、少し笑いながら「そんな大きな声でいわないでください。恥ずかしいです」と正直に伝えました。すると、ハッとした駅員は中嶋さんに謝罪して、自分の行動の背景についてこう述べたのです。昔ツアーガイドをやっていたから、クセになっちゃって。恥ずかしいよね、ごめんね〜。いつもはもっと混んでいるから、これくらいいわないとぶつかっちゃう人もいるんだけど、今日はそんなに混んでいないもんね。ごめんごめん。※写真はイメージ人が押し合うほど混雑することも珍しくない東京駅。そんな場所を車いすで横切るのは大変で、イヤホンを装着していたり、スマホ画面を注視していたりする人たちにも気付いてもらう必要があります。駅構内に人が少なかったこの日も、一生懸命であったからこそ、駅員はつい前職で鍛えた声量で周囲に呼びかけてしまったのでしょう。背景を理解した中嶋さんは、気さくに返答してくれた駅員のことを一瞬で好きになったといいます。このエピソードを振り返り、中嶋さんは次のようにコメントをしました。あのまま恥ずかしい思いを我慢していたら、嫌な気分のまま終わっていたけど、勇気を出して自分の気持ちを正直に伝えたら、その人に対する嫌悪感もストレスも一瞬にして吹き飛んだ!胸のもやもやにフタをすると、相手の言動の本意が分からないまま「自分に悪意があるのでは」など、ネガティブな思考に陥ってしまうことも。しかし、実際に対話をしてみると、むしろ善意からの行動であることが分かる場合もあるのです。コミュニケーションの大切さが感じられる出来事に、多くの人が考えさせられた様子。投稿には、共感する声が寄せられています。・同感。溜め込まないで対話するのは、やっぱり大切だなぁ!・Twitterに愚痴を書き込む人が多いけど、本人に直接思いを伝えていたら、解決したことも多いだろう。・駅員さんの普段の気遣いも、気さくな返答も素敵!いつも仕事に全力な人なんだろうな~!・家族がツアーガイドをしていました。確かに声がめっちゃ大きいので、光景が目に浮かぶようです。互いに誤解したままでいるのは不幸なこと。疑問に思ったことなど、何かあったら勇気を出して直接尋ねてみると、思ったよりすんなりと問題が解決するかもしれません。悩んだ時の参考にしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月20日気の合う友人とは、時として、言葉にしなくても通じ合える瞬間があるものです。ゆまちゃん(@bkg_at)さんがTwitterに投稿したのは、メッセージアプリの『LINE』でおこなった友人とのやり取り。2人は外で会う約束をしていたものの、何やら雲行きが怪しくなったようで…。「ねえ、待って」と投稿者さんがメッセージを送ると、「同じことをいおうとしている気がする」と、予言めいた返事がきました。その後、投稿者さんが「会うのやめる?」と提案。間髪入れず、友人からも「やめよう、帰ろう」と返ってきたのです。このやり取りが行われた2023年7月は、全国的に猛烈な暑さが襲っていたため、投稿者さんは「家を出て数歩で心が折れた」のだとか。友人も同じことを思っていたようで、わずか3分で会う約束が中止となってしまいました…!【ネットの反応】・息ピッタリでほほ笑ましい。2人のやり取り、めっちゃ好きすぎる!・途中から「せーのでいおう」みたいになっていて、笑った!・こういうところで波長の合う友達って、一生大事にしたくなる。うだるような暑さから、取りやめになってしまった約束。やり取りは、友人の「冬になったら遊ぼう」という提案で締めくくられていますが、半年後の気候は一体どうなっているのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年07月18日幼稚園のママ友Aさんとのお話です。幼稚園が午前降園のときには、だいたいママ友Aと遊んでいました。ある日、軽く口約束だけしたがためにトラブルが起きてしまいました……。 口約束ママ友Aと遊んだときに、「次の午前降園の日は遊べるかな?」 という話になり、「うん! その日の予定、見とくわ!」 という口約束をしていました。そして、午前降園の日が近づいてきたときに、私はその日が娘の習いごとのある日だと気づきました。 ママ友Aに連絡しなければならないなとは思っていたのですが、バタバタしてなかなか連絡せず。ママ友Aからも連絡がなかったこともあり、確定はしていない気もしてそのまましてしまいました。すると前日の夜に「◯◯ちゃん(私)の家にお邪魔していいのかな?」 とLINEがきました。 目を合わせてくれないママ友…その日は娘の習いごと以外にも、午前中に長男の保育園説明会も重なっていて、娘の幼稚園のお迎えに行くことが難しかったので、もう1人のママ友Bに娘のお迎えを頼んでいました。さらに「お迎えついでに習いごとまで遊んでいく?」 と誘ってくれたので、お言葉に甘えて娘だけママ友Bの家で遊ぶことになっていました。そのことをママ友AからLINEが来たときに伝えて、同時に連絡が遅くなったこと、遊べると言っていたのに遊べなくなったことを謝罪。いつもだったら3日前に遊ぶ詳細を決めるのに連絡がこなかったこと、口約束だったことから、遊ぶのは延期なのかなと軽く考えていた私が完全に悪いのですが……。次の日幼稚園で朝会ったときにママ友Aは目も合わせてくれず。挨拶も無視。さすがに私はしばらくショックでした。 連絡しなかった私が悪いのですが目も合わせてくれないなんて……。口約束だとお互い曖昧になるし、きちんと文面に残したほうがいいなと痛感。その後、ママ友Aとの関係はありがたいことに時間が解決してくれたのか、今でも仲良くしています。これからは何ごとも早めに連絡し、きちんと連絡を取り合おうと反省した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:松谷 えりな3歳の息子と、年長・年少・1歳の娘たちの4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
2023年07月18日私には2歳年上の姉がいて、3人のママです。先に結婚・出産した姉は、私にとって子育ての大先輩! ママ友や実母とは違う距離感でなんでも話せる姉は、私にとってとても心強い存在です。なんでも気軽に子育て相談姉とは昔から仲が良く、大学時代は実家を出て2人で暮らしていた時期もありました。そんな関係の姉に、育児で困ったことがあればすぐに相談! 特に息子が生まれて間もないころに「舌小帯短縮症(※)」と診断されたとき、甥っ子も同じ症状だったことを姉が言っていたのを思い出し、すぐに連絡。適切なアドバイスをくれたのは、とてもありがたかったです。 時には私の話を親身に聞いてくれ、実母やママ友に話しづらいことも相談できて、助かっています。 (※)舌小帯短縮症:舌の裏側にある膜状の組織(舌小帯)が、舌の先から歯茎に伸びているために舌の動きが制限される先天性の異常 定期的に届くAnezon便!男の子2人、女の子1人のママである姉は、Amazon便ならぬ、「Anezon便」(姉いわく、“アネゾン便”と言うらしい)を定期的に送ってくれます。中身は甥っ子、姪っ子たちがサイズアウトした服や、卒業したおもちゃ、絵本などです。 姉の良いところは「趣味に合わなかったり、子どもがいらないって言ったりしたものは、ぜーんぜん気にせず捨ててね~! いくつかでも使ってくれたらうれしい!」と言ってくれるところ。 よく会うママ友にお下がりの服をもらうと、うれしい反面、「着せなきゃ」というプレッシャーも……。姉の言葉は大変ありがたく、服の趣味も合うので、もらったものはたくさん使っています。 子どもが小さいと悩みも多く、受け止めてくれる姉は私にとって、本当に神的存在です。今は姉に頼りっぱなしですが、子どもがもう少し大きくなったら、子ども抜きで姉と会ってゆっくり話がしたいなと思っています。 イラスト/ななぎ著者:林 ゆり
2023年07月17日みなさんは、スマホのメッセージアプリである『LINE』で、誰とどのようなやり取りをしていますか。家族と友人、あるいは仕事関係の知人とでは、言葉遣いがカジュアルになったり、フォーマルになったりしていることでしょう。『なぜか読める偽中国語』おもち(omochi_australia)さんは、夫とのLINEが、ちょっと変わっていた時期があるといいます。「ちょっと変わっていたLINE」とは、漢字だけで文章を構成し、中国語っぽくした文章のことでした。「貴様本日何時帰宅?(今日は何時に帰ってくるの?)」という、見た目が強烈な1文からやり取りがスタート。「息子を風呂に入れてあげてほしい」「分かった、ところで夕飯の予定は?」といった具合で会話が進みますが、夕飯の麻婆豆腐を作るのに、豆腐を切らしてしまうという、大事件が発生。夫から「仕事終わりは買い物に行けそう」というメッセージの後、まさかの残業で買い物に行けなかったという報告が入りました。ただ、時すでに遅し。おもちさんはすでに調理を終えていて、豆腐なしの麻婆豆腐が完成していました…。ここまでの会話は、すべて『偽中国語』で行われましたが、コメント欄にも同様の『偽中国語』が届いています。・投稿読爆笑後、意見欄読再爆笑(投稿を見て笑った後、コメント欄を見てまた笑ってしまった)・我真似夫偽中国語LINE送信通常返信有(私もマネして、夫に偽中国語を送ってみたけど、普通に返信が来てしまった)・豆腐無麻婆豆腐味感想求(豆腐なしの麻婆豆腐の感想を聞かせてほしいです)また、中国語が分かるユーザーからは「中国語で読みそうになってしまった」というコメントも。漢字だけを使って、それっぽく書いているだけなのに、なぜか理解できてしまうのは不思議ですね…![文・構成/grape編集部]
2023年07月16日自分が母親になってから、毎年4月は気合いが入ります。進学や進級で緊張するのは子どもだけではなく親も同じ。その年、長女が新1年生、次女が幼稚園2年保育の新年中としてそれぞれ入学、入園することになりました。3月は長女の卒園式、4月に長女と次女の入学、入園式を無事終えて、気が抜けた私は体調を崩してしまったのです……。すると思いもよらぬメッセージが届いて――!? 行事に参加できない4月姉妹の入園、入学が重なっていたため、その年の3月、4月はイベント続きで慌ただしい日々を過ごしていました。2人の入園、入学式を終えた私は、ちょっと気が抜けたのかそこから大きく体調を崩してしまったのです。 幸い熱はなかったのですが腹痛で動けない日が続き、4月に開催された幼稚園と小学校の親への説明会や親睦会を欠席する日が続きました。 幼稚園、小学校ともに、新たな場所での説明会や懇談会。新しいクラスのママやパパの顔もまったくわからず、説明内容も知らないことが多かったらどうしようかと不安に思っていました。そんな私に1通のメッセージが届きました。 それは、長女と一緒に3月に幼稚園を卒園した友だちのママ友からでした。「私が説明会や懇談会を体調不良で欠席したと知った次女の新しいクラスのママが、私に連絡したいと言っているからラインの連絡先を教えても良いか」という内容が記載されていました。 その後、その新しいママと連絡を取ると、彼女には私の長女と同じ小学校に通う新1年生のお兄ちゃんがいることが判明。どちらも欠席だった私を気づかって、わざわざ連絡を取ろうとしてくれたとのことでした。4月が終わるころには私の体調も無事回復。ママ友のネットワークのおかげで、スムーズに新学期をスタートすることができて感謝でいっぱいになった出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:河原りさ
2023年07月16日事前に練習内容を共有しないのでアシスタントコーチの準備が無駄になったり、練習でしてないことを試合で求める年上コーチ。練習も単調で子どもたちの成長が見えづらい。いくつか改善したら子どもたちの楽しさも増幅すると思うのでお願いしたいが、年上コーチと上手く付き合い方が難しい......。と悩むスクール代表からのご相談をいただきました。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、コーチ間のコミュニケーションについてアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<絶えず口ゲンカ、相手の気持ちを考えない、準備・片付けをしない子どもたちの意識改善をどうすればいいか教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。私はサッカースクールを運営している者です。コーチスタッフは10代から50歳代の幅広い年齢層です。私はスクール運営・代表として、各年代(U-6からU-13以上)で自分のチームの選手に合う練習方針を考えております。しかしながら50代のコーチの指導方法(U-12以上担当)に疑問を持つ事が増えてきています。気になることがあれば対話をしていきましたが、あまり改善がみられません。やはり年下の私(40代)から指示されることが気持ちよくないのでしょうか?これまでにあったことです。・事前に練習内容を共有しないので、アシストコーチの準備が無駄になった・声かけが曖昧で「一生懸命やる」を紐解いて伝えてほしいが、具体的な説明をしない・練習でしてないことを試合で選手に要求するので、選手はコーチの指示でしか動けなくなる・練習が単調で工夫が見られないため、選手たちの成長が見えづらい今までたくさんの選手を見てきてくれたことに対する感謝や、送迎などたくさんやってきてくれているため、こちらもしっかりと言い出せない部分もあります。そして何より教わっている子どもたちは「楽しい」と発します。運営者としては、「もっとこうしたら子どもたちの楽しいは増幅するだろうし、成長速度も変わり卒業してからでも色々な所でサッカーを楽しめる」と思っているため、改善をお願いしたく悩んでいます。年上50代のコーチスタッフとの正しい付き合い方のアドバイスを頂けたらうれしく思います。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。選手と指導者との間に円滑なコミュニケーションが必要であるように、コーチ間の共通理解は重要です。その点からすると、ご相談者様のお悩みは、やはりコミュニケーションの問題だと感じます。■修正を求めるときは、こちらがどれだけ心を開くかがカギ相手にいわゆる修正を求めたり、新しいものを提案する場合は、こちらがどれだけ心を開くかがカギになります。例えば、50代のコーチスタッフを攻撃するような言い方ではなく「みんなでより良くなりたいから、こんな考え方はどうでしょう?」といった表現で話をしてはいかがでしょうか。逆に、「どうして変わらないのか?」「時代が違います」というような否定的な言い方では、コミュニケーションができません。基本的な構えとして、この50代のコーチが言うことを聞いてくれないという感情をもって話してしまうと、なかなか伝わらないでしょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■正論であっても言い方によってはすんなり納得してもらいづらいご相談文に書いてあるように、チームの子どもたちは楽しいと言っています。であれば「子どもたちは楽しいと言ってくれているのでいいチームだと思う。ただ、もっとよりよくするためにこうしませんか?」「ここを話し合いませんか?」「僕らももっと学び合いたい」と提案することをお勧めします。あるいは「子どもがうまくなる」「こんなふうにしたほうがもっと楽しくなるかもしれません」という言い方です。私自身、「子どもに対する言い方がやさしいですね」とよく言われます。それは、相手のことを正しくリスペクトしているからだと思います。さらにいえば、その姿勢は大人に対しても同じです。私はこう思いますけどいかがですか?という言い方をします。それ間違っていますよとか、そうじゃなくてこっちがいいですよみたいな言い方はしません。もしそれが正論だとしても、言い方によっては、すんなり納得してもらいづらいからです。■本人が言わないのなら、こちらから尋ねるなど歩み寄りをまた、ご相談文に「練習内容を共有しない」「一生懸命やれと言う言葉を紐解いてほしい」といったことが書かれていますが、まさにコミュニケーションの問題です。例えば、その50代のコーチが何も言わないのであれば、周りのコーチたちも何も準備しなければいいのです。あるいは準備が必要だと思えば、「何が必要ですか?」と尋ねればいいと思います。「準備が無駄になる」と書かれているということは、そのベテランコーチに何も聞かずに準備しているようです。他のコーチはアシスタントなのですから、核になるメインのコーチにいったん聞く必要があります。もしかしたらメインコーチは「何も聞いてくれない」と思い、アシスタントの方々は「何も言ってくれない」と考えているのかもしれません。ひと言「今日、どうしますか?」と聞けば住む話です。「一生懸命の意味」についても、尋ねればいいことです。子どもがさぼっているのか、やっているけれどいまひとつ夢中になっていないのか。例えば「考えながらやれ」の一言でも、「何を見て、伝えたのですか?」とやんわり尋ねてみてはどうでしょうか。こちらから歩み寄る必要があります。■コーチ同士のミーティングで提案するという手も「練習でしてないことを試合で選手に要求するので、選手はコーチの指示でしか動けなくなる」についても、そのことをかみ砕いて実例を挙げて話してみましょう。「こないだこんなことがありましたが、子どもたちが指示でしか動けなくなるかもしれないと少し思ったのですがどうでしょう?」コーチのミーティングやコーチ会議など、皆さん行っているはずです。その場で提案してもいいかと思います。「すべてを教え込むのではなく、子どもたちが自分で考えて学んでいくことに軸足を置いた指導ってどうでしょうかね?」■指導者間のコミュニケーションが取れている方が、子どもも楽しくサッカーができる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)つまり、「すべてを教え込むのではなく、子どもたちが自分で考えて学んでいくことに軸足を置いた指導ができていない」とか「そこに転換すべきだ」といった主張ではなく、あくまで提案です。そのような視点で「練習が単調で工夫が見られないため、選手たちの成長が見えづらい」ことについても「もっと楽しくなる練習ってないですかね?」と提案してみましょう。コーチ同士のコミュニケーションがとれているほうが、子どもも気を遣わず楽しくサッカーができるはずです。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年07月14日手軽にやり取りできるメッセージアプリとして、今や定番となったLINE。友人をはじめ、家族や職場との連絡に使っているという人もいるのではないでしょうか。そんな中、白滝BOX(@shiratakiBOX)さんがTwitterで公開した、祖母のLINEのやり取りが話題になっています。「授業が終わりました」に対する、祖母のLINEが…?ある日、学校の授業が終わった後、「授業が終わりました」と祖母にLINEを送った、投稿者さん。送ってから1分後、祖母からの返事は、このようなものでした。「くるならこいサイゼ」「ファミリーレストランチェーンの『サイゼリヤ』にいるから、来るなら教えてほしい」という意味なのでしょう。しかし、簡潔すぎる文面に、投稿者さんは「ばあちゃんから挑戦状を叩きつけられたのかと思った」といいます。そこで、急いで向かう旨を伝えるべく、「ダッシュ!」と返信したところ…。「りょ」返ってきたのは、「了解しました」という意味のネットスラング。フランクすぎる予想外な返信に、「本当におばあさん?」と思わず疑ってしまう、投稿者さんなのでした。【ネットの声】・ロックな勢いがあって好き。最短のやり取りで伝えるのがうまい。・めちゃくちゃ笑った!歳をとっても、こういう風にファンキーでありたい。・ちょっと違うけど、祖母からのLINEが「分かった楽しみに待っている…」と途中で省略されて、「!?」となったことがある。・私も、おばあちゃんからのLINEが「おやつを買いたければ…」で途切れてしまって、『おばあちゃんを倒さないとおやつが買えない』みたいになったことがあります。コミュニケーションは互いの関係性のもとに成立するもの。ですが、たとえ親しい間柄でも、こうしたメッセージが届くと、一瞬ドキッとしてしまいますね…![文・構成/grape編集部]
2023年07月13日小さい子供は、覚えたての言葉や身振り手振りを交えて、人間以外ともコミュニケーションを取ろうとします。茶トラのすずくんと、キジトラのつむぎくんと一緒に暮らす飼い主(@kagisuzu0531)さんのお子さんも、そんな子供の1人。ある日、飼い主さんは、すずくんとつむぎくん、そして1歳の子供が、何やら集まっているところを目撃しました。「猫と1歳児が会議していました」2匹と1人による、とてもカジュアルな会議が行われていたようです…!それぞれ、廊下の角に座り込み、程よい距離感で何やら話し込んでいる様子。飼い主さんには、会議のネタがどんなものだったのかと想像した、大喜利のようなコメントが多数寄せられました。・かわいい会議!『おやつの分け前会議』でしょうか。・議題が『暑さの乗り越え方』で、結論は『涼しいところでゴロゴロ』とか?・すずくんと、つむぎくんが、お子さんと共同で行う『エサ倍増作戦』の会議だったかも。会議の結論がどのようなものだったか、知りたくなりますね…!ちなみに、飼い主さんはYouTubeでも、すずくんとつむぎくんの様子を公開しています。気になる人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月13日産後に襲ってくるガルガル期(産後のママが攻撃的になったり感情の起伏が激しくなったりすること)という存在を、子どもが2歳くらいになったときに知ったママ。産後すぐの時期に、とてもピリピリしており、ささいなことに傷ついたりもしたそう。今回は、そんなガルガル期のママが体験したエピソードをご紹介します。 産後のお手伝いは助かるはずだったのに妊娠中、安静の指示が出ていた私は、出産後すっかり体力を失っていました。そして、回復する間もなくスタートした育児。すべてを赤ちゃんに合わせなくてはならないので、夜も昼も自分のタイミングで眠れませんでした。結婚前は、仕事で徹夜することもしばしばあったため、睡眠時間が短くなることに対しては「仕事のときでも大丈夫だったし、今回も余裕だろう」と思っていましたが、仕事と育児はやはりまったく異なりました。 怒涛の日々を重ねる中で、私はどんどん疲弊。産後1カ月経ったころ、義母が助っ人として来てくれました。ただ、義実家が遠方だったこともあり、数週間泊まり込みで手伝ってくれることに。 食事の準備や掃除、洗濯など本当に助かりました。しかし当時の私はその分「赤ちゃんの育児は私が頑張らなきゃ」と気負ってしまったのかもしれません。夫も、義母が来てくれた安心感で、仕事から帰る時間も遅くなっていきました。 次第に私は育児がエンドレスのように感じ、気がおかしくなりそうになっていました。 義母が私に手渡したものそれから私は、義母のちょっとした言動にイライラするように。しかし、義母と嫁という関係性上、正直に口にすることはできず、自分の中で溜め込み、ただただ時間が過ぎて義母が帰る日を待っていました。 そんな日が続いたあるとき、私は義母から1冊の本を渡されました。正確な本のタイトルは覚えていませんが、「もっと手を抜いて、気楽に育児に取り組もう」という感じの本だったと思います。当時の私には、必要なことだったのでしょう。でも、ガルガル期だった私は「(義母は)私のことを認めてくれていない」「私のやり方が間違っているっていうこと?」と不満を感じてしまいました。私は義母の好意を素直に受け取れず、引きつった笑顔で、本を受け取ることしかできませんでした。 その後数年経ち、下の子も生まれ、育児で手を抜くことの大切さがわかるようになりました。でも、当時の私はきっと何を言われても、何をされても受け入れることができなかったと思います。しかし当時のことを思い出し、義母には「本当に申し訳ないことをしたな」と感じた出来事でした。 作画/マキノ著者:桃山さくら小学校低学年と年少の子どものママ。ワンオペで踏ん張りながら、WEBライターとして活動中。
2023年07月11日万が一のために義母に預けていた鍵。その鍵を使って義母がとった衝撃の行動をご紹介します! 義母に預けた鍵の使い道…夫は万が一のために、義母(夫から見て実母)にわが家の合鍵を渡しています。もちろん、万が一というのは私たち夫婦が鍵を紛失したり、病気などで看病に来てもらうなどのほぼ出番がないときのための合鍵です。 あるとき、私たち夫婦が2泊3日の旅行に出かけたときのことです。花には水もやり、栄養剤も与えていたので数日のお出かけには何の問題もありませんでした。しかし、旅行から帰ってくると義母が合鍵で入った形跡があるのです。 花に水をやり、リビングを片付けられ、手作りのドリンクを冷蔵庫に入れられていました。どれもこれもまったく頼んだ覚えがありません。義母の親切だとは思うのですが問題はここからでした。 義母から衝撃の電話に…旅行から帰るやいなや義母から電話がかかってきて、その第一声に呆れてしまいました。「出かけると分かっていて、どうしてリビングを片付けていかないのか」と。 こちらの言い分としてはまず義母が勝手に入ることは想定していないし、旅行前なんて片付ける時間はありません。それに義母にも迷惑は掛けていないし、何なら息子である私の夫に言うべきでは?と思いました。 この義母との経験から自身の行動を常に振り返るようにしています。義母との関係を清算するため、引っ越しをして、合鍵は渡さないことで円満解決しました。 作画/きょこ著者:40代女性夫婦2人暮らし。義母とはスープの冷めない距離で生活。教師業のからわら、ライター業も行う。
2023年07月10日ある日公園で出会った親子連れ。初対面ながら、子ども同士が仲良く遊びだしたこともあり、私たち母親同士もしばらくおしゃべりしました。お互い子どもの言葉の遅れに悩んでいるという共通点もあり、初対面とは思えないくらい話が盛り上がったのですが……。 療育かと思ったら…子どもの発達が気になっているという話でしばらく盛り上がっていたのですが、「今通っているセミナーに一緒に行ってみない?」という相手の方のひと言で、雲行きが怪しくなってきました。 最初は療育のようなものかな、と思ったのですが、話を聞くに従って専門的なものではなく、どちらかというと宗教的なものだと感じ取れたからです。私は宗教的なものには一切興味がなかったので、「そろそろお昼ごはんだから」と逃げるように公園を去りました。 翌日、郵便受けに手紙が!「勧誘がしつこいかもしれないから、連絡先を交換しないでよかったな」と思ったのもつかの間。翌日ポストに相手の方からの手紙が入っていました。中には「連絡先を交換し忘れたので書いておきます」というメッセージと一緒に、相手のLINEのIDが書かれています。 どうして家がわかったのかと最初は疑問だったのですが、そういえば最初に会ったときに「ご近所なんですか?」と聞かれ、「あの通りの赤い屋根の家なんですよ」という会話が……。なんてことのないやり取りの中で、私は家が特定できるような情報を教えてしまっていたのです。 思い切って連絡手紙を無視しようかとも思いましたが、家も知られていて、これから公園で会う可能性も十分にあります。きちんと断っておかないと逆にトラブルになる気がしたので、勇気を出して相手に連絡し、誘われたセミナーの類には一切興味がない旨をしっかりと伝えました。 ただ、相手の方も同じ悩みを持つ私を助けたい気持ちが強すぎただけで悪意はないように思えたので、「また公園で会ったら、一緒に遊んでくださいね」と締めくくりました。 その後は一度返信がありましたが、幸いしつこい勧誘などはなく、それっきり相手の方と公園で会うこともありませんでした。ただこのときは、たまたま相手が悪い人ではなかったというだけで、十分トラブルになりえる状況だったと思います。それ以降会って間もない人に家の場所がわかるような話はしないようにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:近藤美弥子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年07月09日第2子出産を機に、夫婦の夜の時間がなくなった妻。夫を誘うために、いろいろ試してみた妻のエピソードをご紹介します。 第2子が生まれたことをきっかけに…第1子を出産後、夫との夜の回数は減っていきました。その内2カ月に1回あるかないかになり、一度2人で話し合いをし「どうしてももう1人子どもが欲しい」とお互いの意見が重なりました。そこから子どもを作るだけの月に1回することが決定。 その後、無事第2子を授かり、出産後夫との夜の時間ははほぼ無しの状態に。私はやはり夫婦である以上夫婦生活は必要だと思い、下着を新調したりお誘いをしたりしましたがすべて断られました。 夫からの衝撃の言葉そのときに夫から言われた一言が「もう女として見れない。無防備で寝ている姿に色気すら感じられない。」と言われました。それ以来未だにできていません。今でもどうやったら夫婦生活ができるのか悩み中です。 無理矢理に夫を誘うと、引かれることが多かったです。だからといってまったく無しは寂しいし、自分が女性として見てもらえるように自分磨きをもっと頑張らないといけないのかなと感じています。 作画/きょこ著者:平田ゆうこ2児の母。会社員を寿退社し現在は専業主婦で子育てと犬の世話に奮闘中。
2023年07月09日子どもが大きくなり、夫婦生活を再開しようと夫を誘った妻のエピソードをご紹介します。 子どもが生まれてからの夫は…私は25歳のときに妊娠、出産をしました。主人は子どもを待ち望んでいたので、生まれてからはかなりの溺愛っぷりでした。 ですが1カ月ほど経つと、毎日あげてくれていた育児用ミルクも「疲れてるから」とやらなくなり、オムツも「気づかなかった」とノータッチ。離乳食が始まっても一度も関わってくれたことはありませんでした。 また子どものことを何か頼むと「俺は疲れてる、お前たちのために一人で働いている。家のことは女がやるべき」と言われてしまいました。私も当時は専業主婦だったので「それもそうなのかな」と思い、家事育児は一人で頑張りました。 夫婦生活を再開すべく、声をかけると…そして子どもも大きくなり、そろそろ夫婦生活を再開したいなと思い、私から声をかけたのですが、なんと夫からは「バケモノみたいな女は抱けない」と衝撃の言葉を言われました。この日から私は一切誘うことをやめました。 確かに体型は崩れてしまいましたが、ここまで言われる筋合いもありません。この出来事の後、義実家から2人目の話を度々されるのですが「夫君はもういらないみたいですよ」と答えるようにしています。夫は「俺を立てろ」と怒りますが、事実しか言っていません。こんなにも亭主関白に変わってしまうなんて驚きです。今は子どもがある程度大きくなったら離婚を視野に貯金を頑張っています。 作画/きょこ著者:盛山 まあこ一児の母。週末は夫に子どもを見てもらい、飲食店でアルバイトをしている。
2023年07月08日妊娠中から実家に里帰りしていたお嫁さん。出産後、義母の突拍子もない言動に悩まされたエピソードをご紹介します。 義母のまさかの行動に…妊娠中から私自身の体調が良くなく、産後もしばらく実家にお世話になっていました。退院初日に義母も呼んでお祝いをしたのですが、その2日後、いきなり義母から「今から行く」と電話が。 義母は免許を持っておらず、なんと義母は義母の友だちと実家に押しかけてきたのです。義母の友だちは私は会ったことはなく、私の両親ももちろん知らない人。 また産後3日目で体調不良中、感染症が流行していた状況下での訪問でした。そして、義母は帰り際に「毎週来る」と言う始末。 義母の図々しさと気遣いの無さに、それからというもの義母を受け入れられなくなりました。(女性 30代 主婦) まとめ義母の友人を連れた突然の訪問。お嫁さんは義母だけではなく、義母の友人の相手もしなくてはならなくなりますよね。そんな状況下では、出産を終えたばかりのお嫁さんにはかなりのストレスだったのではないでしょうか。きっと義母もうれしくてお嫁さんの実家を訪れたと思うのですが、仮に会いたいと思っていても、相手方の返事を待ってから行動に移すなど、相手に対して思いやりを思って接していきたいですよね。 作画/マキノ
2023年07月08日みなさんは、LINEなどでメッセージをやり取りする時に、伝えたかったことがうまく伝わらなかった経験はありませんか。文字のやり取りだけでは、微妙なニュアンスがなかなか表現できないこともあるでしょう。そんな中、殿(@tonosummer__)さんは、父親からのLINEが「大好き」なのだとか。その理由は、スマホの通知欄にあって…。「わかった(わかった)(わかりました)」まさかの『わかった』3連発…!LINEでは、LINEが提供している絵文字(以下、LINE絵文字)を入れてメッセージを送信すると、どのようなLINE絵文字が含まれているか、相手の通知欄にテキストで表示されるようになっています。つまり、殿さんの父親は『わかった』という文字列の後に、『わかった』というLINE絵文字と、『わかりました』というLINE絵文字の2つを付け加えている…ということ。通知欄ではまるで合唱をしているかのような表示になってしまうのですが、殿さんは、むしろそれが大好きなのだそう。ネット上では、数々のコメントが寄せられました。・めちゃくちゃ笑った!・親からのLINEって、だいたいこういう感じ。・献血ルームで吹き出してしまった!隣のお兄さん、ごめんなさい…。これだけ『わかった』といわれれば、さすがに「伝わっているな」ということが分かりますね…![文・構成/grape編集部]
2023年07月07日子どもが生まれながらに持つ3つの素質タイプによって、響く言葉ややる気を上げる働きかけ、失敗や敗戦後の言葉かけの違いを、統計心理分析の理論をもとに、子どもと親の関係性の改善をアドバイスしてきたJr.アスリート分析アドバイザーの河野真杞さんに聞いてきました。今回は、タイプによって「アウトプットの仕方が違う」ことを紹介します。サッカーノートや野球ノートも、親として理想の書き方があったり、「うちの子これしか書けない。もっと詳しく長文で書いてほしい」という方は少なくないですが、それにはアウトプットの特性という理由がありました。子どものタイプを知ることで、他の子と比較せず我が子の成長を喜べるようになるのです。(構成・文:小林博子)<<前回の記事:子どものタイプを知って親のストレス軽減!3つの素質タイプ別コミュニケーション術サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■3つのタイプの見分け方<共感タイプ>共感タイプは家族や友達のために頑張りたいタイプ。心許せる仲間と一緒に行動するが好きで、自己主張はあまり得意ではありません。辛いとき悲しいときは「どうしたの?」と自分の気持ちを聞いてほしかったり、スキンシップで気持ちを安定させたりするのも共感タイプの特徴です。チーム全体を引っ張る役割より、影ながら皆を支える役割が向いています。<独立タイプ>自分で決めた目標を自分のやり方で達成する力に長けた独立タイプ。ただし目標は具体的かつ現実的、自身が納得いくものである必要があり、そうでないととことんダラける一面も。周りがピーディーに頑張っていても「自分は自分」と、マイペースすぎる面が裏目に出ることもあるでしょう。日常生活では自己主張が強く頑固、ストレートな発言で周りをびっくりさせてしまうこともあります。<直感タイプ>「直感」タイプはその名の通り、直感力に優れています。試合の流れや波を俯瞰して的確につかみ、最後のここぞという場面でスイッチが入るタイプです。状況を感性でキャッチして動いているため、日頃からコツコツと努力したり、終わった後に反省することが苦手。過去の振り返りより大活躍する未来をイメージして頑張るタイプです。これらの特徴は、日々の行動全てに表れます。家庭では、宿題のやり方などで判断するとわかりやすいかもしれません。<<前々回の記事:子どもの素質別3タイプの詳細サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■タイプによって、アウトプットの方法や考え方のクセも違うこれらのタイプ別の特徴は、サッカーや野球のノートを書く際にもとても役立ちます。というのも、「ノートを書く」という行為は、気持ちや考えなど心の中にある事象を言語化しアウトプットすること。それらのやりやすさや得意不得意には、タイプの違いが顕著に現れるのです。書くことに100%の正解がないノートだからこそ、何を書くか、そして書いたことをどう活かすかはそれぞれ。わが子のアウトプットのタイプを知ることで、他の誰かと比較してジャッジするのではなく、本人比での成長具合が分かり、どこを褒めれば良いか分かりやすくなるのです。■タイプ別・アウトプット法の特徴&おすすめなノート活用法<共感タイプ>3つのタイプの中では最も文章を書くことが得意ですが、書く内容が「自分のこと」となると筆が止まってしまうのが共感タイプさん。なにごとにおいても「伴走」が頑張るための栄養源となる共感タイプ。アウトプットも1人きりで考えず、周りの人との会話や質問により、自分の状況を表現したり言語化することがよりよくできるようになります。ノートの「よかったこと」などの項目は、グループワークにして同席している子どもたちに聞いてみるのがおすすめ。友達から認めて受け入れてもらえるのはとにかく嬉しいと感じるタイプですし、それにより、自分のよいところを遠慮せずスムーズに書けるようにもなります。また、練習中に指導者からその都度「今のプレーは良かったよ!終わったらノートに書いておくといいよ」といったアドバイスをするのも効果的。きっと素直に書いてくれます。<独立タイプ>自らこうだと決めたことは、軸をブラさずやりぬく精神を持つ独立タイプ。ノートの書き方も「自己流」を貫き、周りからのアドバイスを必要としていない場合もあります。独立タイプさんの長所は「目標達成力に優れている」こと。目標を定めたら、そこに辿り着くまでの布石を置き、着実に達成して上へ上へ行く能力に長けています。そのため、「ノートが自分の目標達成への近道だ」と納得すれば、ノートを使いこなして自分の成長に繋げられる子が多いでしょう。そんな独立タイプさんには、その能力を存分に発揮できるサポートが効果的。理想を思い描ける材料を与える、目標を自分で決めさせる後押しになる質問をする、「できるようになったらどんな自分になる?」と目標達成時の自分をイメージさせる、そんな導きがおすすめです。前述のことからわかるように、独立タイプはサカイクサッカーノートでいうと「なりたい自分にちかづこう」のページが大好き。このページを書く時はイキイキとしますし、努力の糧にしてくれます。<直感タイプ>本番に強く、振り返りが苦手な直感タイプ。感情や考えを言語化せずに自分の頭の中に置いておくので「ノートに言葉を書く」ことは大の苦手です。どうにか書いたとしても、あとから読むことすらしたがらないケースも......。そもそも文章を読むことが得意ではなく、説明書や資料の文章を読むよりも図解を見たりオーディブルなどのように耳から情報を得るほうが理解しやすいタイプでもあります。直感タイプは、ノートにキーワードだけを記すだけでも合格点。短い一言だとしても、彼らの頭の中にはイメージや気持ちがしっかりあることを理解してあげましょう。とはいえ、サッカー/野球ノートは指導者とのコミュニケーションツールでもあります。「短すぎる!」と注意するのではなく、「自分はわかっていると思うけど、それだけだとやっぱり監督やコーチはわかりにくいから補足説明してくれる?」など、彼らの特徴を否定せずに働きかけてみてください。■3タイプ共通なのは「他人のノートと比較しない」ということノートは親から見て、子どもの考えや成長がわかりやすい存在です。そのため、「あの子はあんなにぎっしり書けているのに、あなたはどうしてちゃんと書けないの」など、つい苦言を呈してしまいがちに。ですが、3つのタイプからわかるように、たとえ単文ばかりでも考えはしっかりある直感タイプや、自分の良いところを自ら発信するのが苦手な共感タイプなどもいて、「ノートをしっかり書けているかどうか」はあまり重視しなくてもいいことがわかります。他人との比較ではなく、「過去の子どもと今の子どもの比較で、成長しているところを褒めてあげること」がノートを最大限に活用するための最も有効な方法です。■子どもはあなたの所有物ではなく「一人の個性ある人」。特徴を捉えれば関係性が良好にここまで3回にわたり、人が生まれながらに持つ特徴を3タイプに分け、それぞれの考え方や言葉の受け取り方、アウトプットのしかたの違いを詳しく解説してきました。「我が子であっても自分とは違うとはよく言われますが、具体的にどこがどう違うかと言われるとわからない人は多いはず。3つのタイプは3か国の言葉くらい違うのだと捉え、『自分とわが子のタイプの違い』をつねに念頭に置き、わが子が理解できる言葉を使ったコミュニケーションに活かしてみてください」と、河野さんは話します。親と子どものタイプが違えば捉え方が全く違いますし、その組み合わせにより、関係性の特徴もバラバラ。それがわかるだけでイライラせずに済むシーンもきっと増えるはず。ぜひ実践してみてください。河野 真杞(こうの まこ)親子関係/チームスポーツ専門 心理タイプ分析アドバイザー自身の子育ての悩みから、3000万件以上のデータを活用して日本で開発された統計心理分析ツールに出会う。子ども達のやる気・自信・自己肯定感をまっすぐに伸ばしたいという思いから、子どもと接する大人を対象に、子どものタイプに適した関わり方を伝えたいと考え、心理タイプ分析アドバイザーの活動を開始。子育てに悩む親やスポーツをしている子どもの親、スポーツチームの指導者に対してセミナーや個別相談等を行い、これまでに延べ300名以上をサポート。現在は、大学・高校の運動部のメンタル・チームワーク構築をサポートする"High Performance Analysis"という事業を立ち上げ、担当チームの全国大会初進出、選手権優勝などの結果にも繋げながら、学生達の自己肯定感・協調性・他者理解力の向上に取り組んでいる。著書に『子どものやる気を引きだす親 うばう親』(キノブックス)。High Performance Analysisのページはこちらサッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年07月06日同じ親から生まれた子でも、本来持つタイプによって声かけが響く子と響かない子がいたり、同じように接しても反応が違ってイライラしたり......という事があると思います。それは、親と子の持つ特性のタイプが違うから。自分と子どものタイプを理解することで、わが子が受入れやすい言葉を選んで伝えられるようになるため、子どもに響きやすくなったり、親自身のイライラが軽減されることを前回の記事で紹介しました。今回は指導現場でのタイプ別コミュニケーション術をご紹介します。子どものタイプを理解してアプローチすることで、選手は自分の特性に気づき自信を持って伸びていくのです。(構成・文:小林博子)<<前回の記事:子どものタイプを知って親のストレス軽減!3つの素質タイプ別コミュニケーション術サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■3つの素質タイプとは?まずは前回の記事で解説した3つのタイプについておさらいします。教えてくれたのは、統計心理分析学ツールの理論をもとに、子どもの素質や特性を3つのタイプに分けて多くの子どもと親の関係性の改善アドバイスをしてきたJr.アスリート分析アドバイザーの河野真杞さんです。特性別3タイプとは、「共感」「独立」「直感」の3タイプ子どもの特徴「共感」タイプ・仲間への気遣いや優しさを人一倍持っている・信頼できる仲間と一緒なら頑張れる・注目される場面で緊張しやすい・自分より周りの意見や気持ちを尊重する・新しい環境や集団に1人で入るのが苦手「独立」タイプ・個人プレーが得意・自分のペースを崩さない・思ったことをストレートに言葉にしがち・具体的な目標があると頑張れる・他人への関心度が低め「直感」タイプ・本番に強くここぞというところで力を発揮できる・理想が高く、大きな夢や展望がある・俯瞰でものごとを捉えることが得意・上下関係を大切にする・努力や反省は大の苦手<<前回の記事:子どもの素質別3タイプの詳細サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■指導現場で役立つ、タイプ別子どものやる気を引き出す言葉それぞれのタイプで大きく変わるのが響く言葉。特に褒める際に使う言葉や褒めポイントが全く異なり、やる気スイッチをオンにしてあげられるかどうかが変わります。サッカーや野球でも、指導者が使う言葉次第で子どもの目の色はガラリと変わるはず。具体的にご紹介します。共感タイプとは、まず良好な信頼関係を築くこと!河野さんによると、人の特性は「共感」「独立」「直感」の3つのタイプに分かれるそうです。これは子どもだけに限らず、親や指導者も同じです。それぞれの特徴をご紹介します。なお、さらに詳しくご覧になりたい場合は前回の記事をご覧ください。慕っている指導者や、応援してくれる親、大好きなチームメイトを喜ばせたい気持ちが人一倍強いのが特徴です。そのため、共感タイプのやる気スイッチは、まずは信頼関係をしっかり築いておくことが大前提。信頼している指導者からの優しい励ましの声かけがあれば「監督に喜んでもらうために頑張ろう!」というやる気スイッチが入ります。なお、緊張しがちで、自分一人で責任を背負うのが苦手でもあります。大事な場面で不安そうにしていたら「みんながいるから大丈夫」「昨日願掛けの勝ち飯を食べたからきっとうまくいくよ」など、周りの環境や条件が整っていることを伝えて背中を押してあげてください。独立タイプには具体的な場面を褒める言葉が必要対して独立タイプは、抽象的な褒め言葉が嫌い。漠然と「凄いな!いいぞ!」などの言葉だけで繰り返し褒めると「コーチはどこをどうみてそう言っているの?」とドライな反応をされてしまう可能性大です。そんな独立タイプさんは、「あのシーンでああしたのは良い判断だったね」など、良い動きをした場面を具体的に伝えると自己肯定感が上がり、イキイキとします。また、おすすめなのは「次はどうしたい?」といった"ネクスト"を考えさせてあげること。それが自分の意思で次の行動を定めることが好きな独立タイプさんには最も効果的なやる気を引き出す言葉です。直感タイプに響く言葉は「君ならやってくれるはず!」「君ならやってくれるはず!」「ここはお前しかいない!」という本番強さに期待する言葉によってさらに奮起します。試合後は「大事な場面で活躍できるのはさすがだね」など直感タイプさんの得意分野を褒めてあげるのもいいでしょう。さらに、直感タイプは賞賛されることが大好き。「天才的なプレーだった!」など、ともするとこそばゆくなってしまうような褒め言葉を素直に喜ぶかわいらしいところもあります。また、「いつか世界で活躍したい!」という大きな夢を持っている直感タイプさんには、自分達の試合動画より、動画配信サイトにある海外のスーパープレイ集などを見せると、気分が盛り上がりやる気スイッチが入りやすいでしょう。■タイプ別、試合に負けた時、ミスした時の接し方続いて失敗したときや、試合で負けてしまった際にしてしまいがちなNG行動についてもタイプ別にご紹介します。これも3つのタイプそれぞれ、全く違うのが驚くところ。失敗を糧に次に繋げるためにも、より効果的な行動をしてあげたいところです。なお、3つのタイプすべてに共通して「だからお前はダメなんだ」といった人格そのものを否定する言葉は最もよくありませんのでご注意ください。共感タイプは隣にいてあげる負けや失敗を誰よりも気にするのが共感タイプ。「大切な仲間のために」「信頼してくれているコーチのために」「活躍を喜んでくれる親のために」と、周りの人を喜ばせることがモチベーションの彼らにとって、失敗は大きなダメージとなり心を重くしてしまいます。そんな共感タイプには、失敗にはあえて触れずにドリンクを手渡したり、「お疲れさま」と笑顔で頭をぽんぽんとたたいて軽いスキンシップをしたりするのが良いでしょう。ベンチでしょげていたら横に座って優しく声かけしてあげるのもいいでしょう。こんなフレーズが心に響きます「サッカーはミスをして当たり前のスポーツだよ」「次頑張れば大丈夫!そんなに気にするな」独立タイプは注意やアドバイスが苦手、本人なりの「納得解」へ導く失敗も成功も、自分で考えて消化したい独立タイプ。悪かったところはコーチから指摘されるよりも、自分の言葉で考えて反省し、次につなげたがります。そこでおすすめなのは、試合のビデオを見ながら自分の動きをふり返らせ、「あのシーンではどうすればよかったと思う?」など、考えのヒントを与えて次の目標をみつけさせること。自分なりの納得できる解に辿り着けば、頑張る糧が手に入り、あとは自分1人で努力してくれます。なお、独立タイプに効果的なスキンシップは逆効果。「そんなことをしても結果は変わらない」とイライラされてしまうかもしれません。こんなフレーズが心に響きます「今日のミスは次の試合で必ず取り返すぞ!」「今日と同じミスをしないためには、次までに何を練習しておけばいいと思う?」直感タイプは振り返りが嫌い、早くも「次」の話をする負けや失敗など自分にとってマイナスな過去は、試合が終われば忘れる(忘れたい)直感タイプ。感性でその場限りの行動をするので、あとから反省するという行動を嫌がります。そのため、振り返りや反省は面倒なだけ。チームの反省会でも上の空かもしれません。そんな直感タイプに効果的なのは、「次の試合では活躍できる」と思える景色をイメージさせること。憧れの選手が同じシーンでは失敗せずむしろスーパープレーになったという動画があれば最適です。こんなフレーズが心に響きます「あの場面、メッシはこうやって切り抜けたらしいよ」「君なら次はきっとできる!メッシのプレーを見てイメトレしよう!」■特性に合わせた接し方は、良好な関係性構築のきっかけに3つのタイプごとに、褒め方や失敗への声かけのコツに大きな違いがあります。同じことをしても素直に聞いてくれる子とそうでない子、成長に繋げられる子とふてくされてしまう子など、全く違う反応をする理由は、受け手である子どものタイプの違いかもしれません。また、その違いがわかると接し方がぐんとラクになるのも事実。選手と良好な関係性を築き、サッカーでも伸ばしていくためにぜひ実践してみてください。次回の記事では、選手のタイプ別サッカーノートの書き方の特徴やアドバイス方法を具体的にお伝えします。河野 真杞(こうの まこ)親子関係/チームスポーツ専門 心理タイプ分析アドバイザー自身の子育ての悩みから、3000万件以上のデータを活用して日本で開発された統計心理分析ツールに出会う。子ども達のやる気・自信・自己肯定感をまっすぐに伸ばしたいという思いから、子どもと接する大人を対象に、子どものタイプに適した関わり方を伝えたいと考え、心理タイプ分析アドバイザーの活動を開始。子育てに悩む親やスポーツをしている子どもの親、スポーツチームの指導者に対してセミナーや個別相談等を行い、これまでに延べ300名以上をサポート。現在は、大学・高校の運動部のメンタル・チームワーク構築をサポートする"High Performance Analysis"という事業を立ち上げ、担当チームの全国大会初進出、選手権優勝などの結果にも繋げながら、学生達の自己肯定感・協調性・他者理解力の向上に取り組んでいる。著書に『子どものやる気を引きだす親 うばう親』(キノブックス)。High Performance Analysisのページはこちらサッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年07月05日平日、2児のワンオペ育児で疲労しきった私の癒やし。それは、仕事から帰ってきた夫にその日あった話を聞いてもらい、「お疲れさま」とねぎらってもらうことでした。ところが夫の態度がある日を境に変化して、夜の時間も雰囲気が悪くなり……。話を聞いてもらえない私は、だんだんと不満がたまっていきました。ワンオペ育児、私は頑張っている!私は現在専業主婦として、7歳と生後8カ月の年の差兄弟を育てています。平日は会社員をしている夫が不在のなかで、ほとんどのすべての育児を私がこなす状況。とはいっても、主婦の仕事は子育てだけではありません。 小学生の長男の宿題を見たり配布物の確認をしたり、それに加えて0歳の次男はまだまだずっと手がかかる状況。日々を大量の家事と子育てに費やし、ようやく週末を迎える……そんな毎日。とにかく、身も心も疲れていました。 話を聞いてほしいのに…夫の態度が変化?私の平日の楽しみといえば、夫が帰宅して子どもたちが寝てからの大人の時間。話し相手がいない私は、夜にまとめてその日にあった子どもの話などを聞いてもらって、疲れを発散していました。ところがあるときを境に、夫は少しずつ変わっていきました。顔が暗く、ため息が多い様子で、私もそんな夫に話をしづらくなってしまい……。 「どうして疲れた私に、そんな態度を見せるの?」「仕事だけをしているあなたと、私は違うのに……」と、私の心のなかでは夫を心配する気持ちよりも、そんな不満が膨らんでいきました。 ある日、長男と夫から…そしていつの間にか迎えた私の誕生日。自分でもすっかりそんなことは忘れていました。ところが、当日にそわそわしている長男と夫。突然、長男から「はい、これあげる」と1枚の絵を渡されました。そこには私の似顔絵とともに『おかあさんいつもありがとう』と長男からのメッセージが! 驚いている私に夫が「これも」と、おいしそうなケーキをプレゼントしてくれました。どうやら長男と夫は数日前から密かにこの計画を立てていたようで、サプライズの成功に2人は顔を見合わせて笑っていました。 驚きのサプライズに涙2人からのプレゼントに、私はうれし涙が止まりませんでした。すると夫が、「いつも子育てに家のことまで、ありがとう。お疲れさま」とひと言。この言葉に私は、頑張りを聞いて褒めてほしかっただけの自分が恥ずかしくなりました。 夫だって仕事でつらいこともあるはずです。そんななかいつも頑張ってくれていたのに、私は自分のことでいっぱいになって気にかけることができなかった……自分を恥ずかしく感じました。 夫が一時期元気がなかったのは仕事でのミスが原因で、疲れた顔をした私にそんな話もできずに黙って抱えていたことを聞かされました。お互いにどんな小さな思いでも伝えあっていたら、もっとお互いを労ることができたと思います。自分のことだけでなく、日ごろから「ありがとう」の気持ちを忘れずに過ごしたいと感じた出来事でした。 著者:岡田 ちえこ離婚→再婚を経てステップファミリーとなったポジティブママ。「ゆるく・楽しく」をモットーに7歳、0歳の息子と共に過ごす日々のなかで感じたことをお伝えしていきます。
2023年07月05日夫の仕事やわが子の習い事にも、よく意見してくる過干渉な義父の存在に悩んでいた私。ついに限界がきてしまい、ある日思い切って、自分の思っていることを伝えることに。すると、思いのほか事態が好転することになって……!?訪問がいつも急!週末の予定は1カ月ほど前に聞かれます。1カ月先の予定なんて決まっていないことが多いほか、子どもが小さいと急に予定が決まることもあります。それでも「予定がまだ決まっていない」と答えると、すごい勢いでうちの週末の予定を勝手に決めてきます。 また、帰る予定がない週末や平日の夕方でも、わが家に遊びにくると決めたら、絶対にやってきます。「今から30分後に行きます」といきなり連絡がくるので、こちらが「用事で出ています」と言うと、居場所を聞いて私たちの出先までやってくることもあるほどです。 夫の仕事や子どもの教育にも口出しをする義父は娘の習い事や、夫の仕事のことにも口出しをしてきます。娘をベビースイミングに習わせたときは「義実家の近くのスイミングスクールにしたほうがいい」とだいぶおすすめされました。最近では、2人目問題にもズカズカと口を出してきます。私は2人目不妊で不妊治療をしています。それでも「今はコロナ禍で出生率が低いので受験の倍率が低いから、早くつくったほうがいい」と会うたびに言われて、こちらもげんなりしています。 はっきり言うことで過干渉を緩和娘が1歳くらいのころに、こちらの都合を無視しての過干渉に嫌気がさし、夫に相談して本人に言うことにしました。話し合いのときは緊張しましたが、義父もこちらの話を真剣に聞いてくれて、理解してくれました。 話し合いをしてからも、過干渉が直っていない部分もありますが、今では「またお義父さん、干渉癖が出ているよ」と笑いながらつっこめるような仲になっているので、正直に話してよかったなと思っています。 たしかに過干渉で面倒なことも多いのですが、過干渉とは言い方を替えれば「夫や孫が心配」ということだと、最近では割り切って考えるようにしています。干渉されて嫌な気分になることもありますが、こちらが育児で大変なときには肉体的にも金銭的にも援助をしてもらっているので、こちらも感謝の気持ちを持って接するように心掛けています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:河井あやの1児の母。営業職をしていたが出産を機に離職。現在は家事・育児の合間に英語教室を開催。自身の体験をもとに、主に家事、育児、教育に関する記事を執筆している。
2023年07月05日