今さら聞けない素朴な疑問からディープな疑問に至るまで、パワースポットに関するQ&Aに江原啓之さんが答えてくれました。Q. たくさんの場所に行ってもよいのでしょうか。A. 何か所行ってもよいですが、一回一回きちんと感謝しましょう。あちこちの神社にお参りして、エナジーがケンカしないかが気になるのかもしれませんね。基本的に、真摯にお参りするのであれば、いくつ行ってもかまいません。ただし、「ご利益が欲しいから」と、その“効能”にだけ目を向け、スタンプラリーのようにご利益あつめをするのはダメ。その神社の由緒を見て、叡智をあなたの中に取り入れ、役立たせることが大事。あやかった叡智ひとつひとつに感謝し、調和させましょう。Q. 行くだけで何もしなくてもよいのでしょうか。A. 学んだこと、受けたことを毎日に活かしましょう。「行くだけで何もしなくてよいか」を尋ねること自体、受け身の姿勢であると気づく必要がありそうです。スピリチュアルスポットであれパワースポットであれ、そこからエナジーをいただいたなら、感謝の気持ちが湧き、毎日の生活に活かそうと思うはずです。たとえば、利他愛の御神威(みいづ)を宿している神社にお参りしたなら、そのエナジーに少しでも近づけるよう、実践していきましょう。身近な人にやさしくするなど、行動を起こして。Q. 海外のパワースポットに行ってもいいのでしょうか。A. 畏敬の念をもってうかがいましょう。今はコロナ禍ですから海外に行くこと自体が難しいときですが、いつか行ける日が来たら、行くこと自体は問題ありません。ただ、ミーハーな気分で出かけないように気をつけて。聖地と呼ばれるところにお邪魔するのですから、失礼がないようにふるまうことを忘れてはいけません。海外では文化風習の違いもありますから、「郷に入れば郷に従え」の言葉の通り、その地のマナーは守ること。畏敬の念をもってうかがいましょう。Q. 相性ってあるのでしょうか。A. 相性よりも自分が今何を必要としているのかを見極めて。相性より気にしてほしいことがあります。それは、あなたが必要としているパワーに合ったところかどうか。たとえばもし、パワーに満ちた状態のときなら、“体力不足を補える御神威”を宿した神社を選ばなくてもいい、ということです。まずはそこに祀られているご祭神がどんなエナジーを宿しているかを由緒などでチェックし、それが自分のあやかりたいエナジーかどうか見極めて。そこが一致すれば、“ご縁のある聖地”といえます。Q. こういうときには行かないほうがよいなどありますか?A. 日が暮れたら、行くのはやめましょう。スピリチュアルスポットにお参りするときは、特に注意が必要です。基本的に、「日が暮れてから」は行かないほうがいいでしょう。私たちが神社にお参りするのと同じように、実は亡くなった人たちにとってもスピリチュアルスポットは心の支え。夜の時間帯は、亡くなった方たちが行く時間なのだと認識し、避けるほうがいいのです。ただし、例外として、夜にお祭りがある場合は、御神威が働き続けているので、お参りしても問題ありません。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。ロングセラーの『江原啓之神紀行』シリーズや『今、いくべき聖地』(共に小社刊)などで、長くパワースポットやスピリチュアル・スポットについて説いてきた。※『anan』2021年9月22日号より。写真・小川朋央文・湯川久未(by anan編集部)
2021年09月19日コロナ禍で思うように旅に行けない。リフレッシュしたいけれど、遠出できない。でも、こんなときだからこそ、あなたの近くにあるパワースポットを訪れるチャンス。パワースポットは、日本全国にあるもの。あなた自身で見つける秘訣、お教えします!まずはパワーを得たいと願うなら、本当のパワースポットとは何かを知ることが大事。実は定義があいまいな人が多いのです。ここでは江原啓之さんがパワースポットの条件を教えてくれました。自分だけのパーソナル・パワースポットを探すためにも、パワースポットの定義を知りましょう。よく混同されるのが、「パワースポット」と「スピリチュアルスポット」。「パワースポット」は、その土地自体にエナジーがある場所。そこにプラス、“信仰や祈り”がある場所を「スピリチュアルスポット」と、私は定義しています。巷には、エナジーがまったくないのに「パワースポット」ともてはやされているところも…。正しく見極めて訪れるためにも、まず条件に照らし合わせて、判断を。すべて当てはまらずとも、ひとつでも当てはまったらあなたのパーソナル・パワースポットです。パワースポットの条件1、立派な木やきれいな花が咲いている。パワースポットは、その土地自体に力がみなぎっています。そのエナジーを受けて、その土地に生(な)るものまでみな大きく育つのです。立派な木が生い茂っていたり、花がみずみずしく咲いていたりする場所は、まさにパワースポットです。そのよい例が、ハワイ。ハワイは観光地としても人気ですが、生き物すべてが大きくて元気!「食べ終えた果物の種を落としただけで、そこから実が生る」なんて言われるほど、土地そのものに強いエナジーがあります。もちろん、日本にもそうした場所はたくさんあるので、パワーを感じる場所を見つけて。2、とれる作物がおいしい。パワースポットは、エナジーの宝庫。たとえば海なら、そこでとれる魚も豊富で“漁場”として栄えています。生き物が元気に育つうえ、パワーがある場所でとれるものはどれもおいしい。もちろん、野菜や果物も同じ。実がぎゅっと詰まって大きく、濃い味がするのは、それだけ土地のパワーが強く、太陽や土、水、風など、自然のエナジーをいっぱいに受けて育っている証拠です。山の幸や海の幸など、あなたの地元でとれる作物にも、その土地のエナジーが詰まっているはず!見た目が整っていなくても、パワーはふんだんに。3、自然豊かな場所。私はよく、「海は浄化」「山は癒し」と伝えています。海の浄化力はすさまじい。太古の昔から、海には浄化のパワーが宿っていました。そして、山にはおおらかな癒しの力があります。大自然に身を包まれると元気が出るのは、それだけパワーが豊富な場所だから。渓流など水の流れがあるところも、海ほどではないものの、流すエナジーがあります。いま私が住んでいる熱海は、海、山に加え、温泉もありますが、三種の神器さながら、パワースポットが勢ぞろい。こうした豊かな自然が感じられる場所にはエナジーが満ち、観光地としても人気。4、明るく元気な気持ちになれる。パワースポットと聞くと、誰しも場所を連想するでしょう。でも、実はそれだけには限りません。「そばに行くと、不思議とすごく元気になれる!」と感じる人。そういう「人」もまた、広義のパワースポット。充電スポットのように、会うだけで力を分けてもらえる家族、友達、恋人など、あなたにとってのパワースポットを見つけてください。加えて、あなたの話にやさしく耳を傾け、癒してくれる存在なら、その人は“生きたスピリチュアルスポット”でもあります。あなたを想う「祈り」の気持ちがそこに込められているからです。5、御神威(みいづ)が働いている。ここからは、「スピリチュアルスポット」の条件について、伝授しましょう。パワースポットに加え、そこに「信仰や祈り」があるのがスピリチュアルスポットと伝えましたが、見分けるポイントは、その場所の「由緒」を知ること。神社であればどんな神様が祀られているのか、どんな神話が残されているのかをチェックしてみましょう。そこに語り継がれる歴史があったり、人知を超えた“奇跡”が起きた聖地には、必ず神様の叡智・御神威が宿っています。御神威が働いている場所こそが、スピリチュアルスポット。真摯な気持ちでお参りを。6、集まる人が穏やか。スピリチュアルスポットで「どこかいいところはありませんか?」とおすすめを尋ねられたとき、私はいつも「そこに集まる人を見ればわかりますよ」と答えています。たとえば神社ならば、まず宮司さんを見れば、一目瞭然なのです。スピリチュアルにいうと、類は友を呼ぶという「波長の法則」が働くので、穏やかで素朴なお人柄であれば、そのお社も同じエナジーを宿しているといえるからです。宮司さんの心の姿勢が、そのままお社のエナジーを映し出していますから、よく見極めて。もちろん、参拝客、氏子さんたちも同じ波長で引き寄せます。7、長く愛されてきた。誤解を恐れずに言いますが、人気がある神社が必ずしも「エナジーがある」「御神威を感じられる」とは限りません。立派な本殿を構えていても、話題になった場所でも、「だから素晴らしい」と断言はできないのです。むしろ、その逆で、まったく華美ではなく、ひっそりとしているけれど、すさまじいほどのエナジーに満ちたお社は、各地に存在しています。規模や見た目にとらわれず、地元の人から崇敬されているか、長く愛されているかを見て。当番できれいに掃除するなど、そこに集う人がどんな実践をしているかを見れば、本物かどうかわかります。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。ロングセラーの『江原啓之神紀行』シリーズや『今、いくべき聖地』(共に小社刊)などで、長くパワースポットやスピリチュアル・スポットについて説いてきた。※『anan』2021年9月22日号より。写真・小川朋央文・湯川久未(by anan編集部)
2021年09月19日江原啓之さんがご縁に導かれた土地、沼津。そこには土地のエナジーに満ちた聖地がたくさんありました。今回、江原さんが出合った“特別な場所”をご紹介。祈りの聖地・スピリチュアルスポットへ、いざ!諸口神社(もろくちじんじゃ)導かれるようにして出合ったのは、今こそ必要な“御神威”を宿す神社。利他愛にあふれ、力強く輝くエナジー。去年の夏、初めて戸田(へだ)を訪れたとき、引き寄せられるようにお参りしたのが、諸口神社でした。“諸々の幸せの入り口”という名を持つお社の佇まいは、実に素朴。けれども、地元の皆さんの信仰も厚く、私は計り知れないエナジーを感じました。その後、ご祭神の橘姫命(たちばなひめのみこと)が、日本武尊(やまとたけるのみこと)の妻である弟橘姫命(おとたちばなひめのみこと)と同一と知り、すべては導きと悟ったのです。実は私は熱海にて日本武尊と弟橘姫命を夫婦でお祀りしています。“利他愛”にあふれた女神は、女性が力強く生きるためのヒントをくださるでしょう。よく晴れ渡った日には海の向こうに富士山が。「日本の中心、日本の心である富士山。自然遺産ではなく、世界“文化”遺産なのは、信仰のお山だから」と江原さん。冒険気分で登る山ではなく、本来、禊潔斎(みそぎけっさい)をして詣でるべき聖地だと警鐘を鳴らす。「この国を育む祈りと御神威がある」とも…。透明度が高い戸田の海に朱色の鳥居が美しく映えて。漁師さんたちが航海の安全を祈り、大切にしている諸口神社。鳥居の向こうに美しい海が広がる。海の恵みによって栄えた土地柄だけに、「港の入り口が幸せを運ぶ」と考えられていたそう。「海には浄化のエナジーがあり、これぞパワースポット」(江原さん)“夫婦和合”や“縁結び”に加え海上の安全を守る神様。『今、いくべき聖地』(小社刊)で訪れた走水神社のご祭神も弟橘姫命。夫である日本武尊を救うため、荒れ狂う海に身を投じた神話がある。夫婦愛にあやかるだけでなく、海神(わたつみ)の怒りを鎮めたことから、「航海の安全を守る神様」としても崇敬を集めている。宮司さんがひとつひとつ心を込めたご朱印。霊峰富士のお姿を手元に置き、いつでも富士山に想いを馳せることができる。諸口神社静岡県沼津市戸田2710沼津駅からは、東海バスおよび予約制乗合タクシー(戸田・江梨線)などで、「御浜口」下車約120分。伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス50分。車では、東名沼津ICから国道414号経由43km80分。新東名長泉沼津ICからも同程度。TEL:0558・94・3115(戸田観光協会)部田神社(へだじんじゃ)大国主命(おおくにぬしのみこと)をお祀りし、こぶ付き大楠が有名。子孫繁栄への祈りとエナジーがこもった神社。地域の人たちに崇敬されている部田神社。諸口神社の宮司さんの“本務社”です。規模は決して大きくないものの、清潔に整えられた様子に、地元の人々がこのお社をいかに大切にしているかが伝わってきます。そして、見どころは何といっても、こぶ付きの大楠。大きなこぶに宿る生命力は、子孫繁栄を願う人にパワーを授けてくれるでしょう。また、女性特有の病気に悩む人もこの生命力にあやかり、写真からエナジーを受け取って。どんなご神木にも居住まいを正して向き合うことを忘れてはいけません。地元の皆できれいに整えて大切にしていく。戸田港から少し離れ、周りには緑も多い部田神社。住民の皆さんが氏子ということもあり、地域でお世話をしているそう。宮司さんは常にはいらっしゃらないけれど、いつも美しく整えられているのも、住民の皆さんの努力のたまもの。地元に愛されていることがひしと伝わってくる。さりげない彫り物にも意味が隠されている。参拝させていただいた本殿で見つけた「大根とねずみの彫り物」。子だくさんなねずみにあやかりたい、子孫繁栄を願う人々の心がそこにこもっているよう。神社に出かけたときは、あなたもぜひ細部にいたるまで目をこらしてみて。こんなふうに、特別な意味合いを持つ意匠を見つけることも。ご神木に向き合う敬いの心を忘れずに。「こぶ付き大楠のエナジーは本当に見事」と、生命力のすさまじさに驚く江原さん。パワーを分けてほしいと願う人に伝えたいことがあるそう。「以前紹介したとある神社のご神木に抱きつく人が続出した結果、ご神木を守るための柵ができたと知り、心を痛めました。敬う心は絶対に忘れずに」こぶ付き大楠で有名な部田神社のご朱印。宮司さんがいないときは、自ら初穂料を所定の場所にお納めして、ご朱印をいただいて。部田神社静岡県沼津市戸田1585伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス「宮の前」下車45分。車では、東名沼津ICから国道414号経由38km75分。新東名長泉沼津ICからも同程度。TEL:0558・94・3115(戸田観光協会)えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。ロングセラーの『江原啓之神紀行』シリーズや『今、いくべき聖地』(共に小社刊)などで、長くパワースポットやスピリチュアル・スポットについて説いてきた。※『anan』2021年9月22日号より。写真・小川朋央文・湯川久未(by anan編集部)
2021年09月18日今年の夏は地元にも帰省できなければ、彼や友だちとも会いづらくストレスを感じている人もいるでしょう。さらに、自宅にこもって普段通りの生活をしているはずなのに、思いもよらないトラブルに巻き込まれた人もいるのでは……?実はそれ、あなたの日常生活に現れる不吉な予兆を見逃したことが原因かもしれません!そこでananwebの人気シリーズ、「月風うさぎさんが暗示する不吉な予兆」の記事をまとめてご紹介します。こんな予兆が起きていたら、今すぐ対処法を実践して!文・月風うさぎ/イラスト・犬養ヒロ /編・anan編集部左肩が突然重くなったら…仕事柄パソコン作業が多い、重たいバッグを持ち歩く習慣があるなどの理由で、肩こりに悩まされる人は結構いるはず。とはいえ、単なる肩こりだと思って片づけてしまうと、危険な目にあう懸念も……。とりわけ心配なのは、左肩だけが突然重たくなる症状。古代インドでは、食事のときは右手、トイレの後には左手を使う習慣がありました。そのため、左側は不浄なゾーンとされ、霊や悪魔が近づきやすいと考えられています。つまり、左肩が突然重たくなるのは、霊があなたの肩に乗っているからかもしれないのです。そんな状態で、仮に後ろから誰かに呼びかけられたとしても、決して左側から振り向いてはいけません。もしそんなことをすれば、肩にいる霊に乗り移られてしまう危険も……。偶然花火を見たら…夏の風物詩と言えば、花火大会。今年は日本各地の花火大会が延期や中止となっていますが、テーマパークへの入場規制も緩和され、レジャー施設で花火を見る予定の人もいるでしょう。夜空を彩る美しい花火はロマンティックですが、油断は禁物。実は彼氏と花火を見た2~3カ月後に、突然別れを告げられたという女性の話もあるのです。彼氏が居酒屋で出会った女性とワンナイトを繰り返したり、信頼していた女友達と密かにデキていたり……と、男がスリルを求め恋の火遊びを楽しんでいたことが主な別れの原因でした。彼氏といるときに偶然花火を見かけたら、すぐに胸の中央あたりを2~3回優しくさすりましょう。ここはハートチャクラのあるあたり。マッサージすることで、不思議とドロドロした恋愛沙汰を防ぐ効果があるのです。胸をさすって落ち着いた状態で花火を見れば、あなたの彼の火遊びを回避できるはず。ピアスをなくしたら…ショップやネットで見かける可愛いピアス。お気に入りのピアスを毎日つけている人も多いでしょう。そのピアスが外した記憶もないのになくなったら、あなたが周りから嫌われ始めているというサインかも。海外では、ピアスをつけている赤ちゃんを見かけることがありますが、それは悪いものが入り込まないようにするための魔除け。逆に言えば、ピアスをしていない状態というのは、魔除けがなく、悪霊や悪魔が体に入り込んだ危険な状態であることを示しているのです。悪いもの達に操られたあなたは、無意識のうちに自己チューな振舞いをして、周囲から嫌われたり、上司を怒らせるようなことをしたりして、リストラ勧告を受ける危険さえ。なくしたことに気づいたら、できるだけ早く別のピアスをして、穴を防いでください。それと同時に、体に入り込んだ悪魔や悪霊を払うため、白湯を飲みましょう。少なくとも3日間朝晩と飲み続ければ浄化され、また元通りのあなたに戻れるはずですよ。知らない間に新しいホクロができていたら…朝、顔を洗ったり、お風呂に入ったとき、洗面所でマジマジと自分の顔を見たら、見慣れないホクロができていた……なんてことはありませんか?セクシーさを表す口元のホクロや強運を示す目の間のホクロなど、幸運のしるしとされることも多いホクロ。しかしながら、知らない間に、顔の左側にできたホクロには不吉な意味が。顔は、社会と関りの深いパーツ。左側は影のゾーンとされ、そこにできたホクロはネガティブな気を発し、仕事絡みのトラブルを引き寄せやすいのです。特にオフィスでは、低俗な霊と同調した上司やお局タイプの人から、キツくあたられたり、残業を押し付けられたり、いきなり給料を下げられたり……なんて、理不尽な仕打ちを受ける恐れも。今はホクロを取り除く手術もありますが、手軽にできるのは、コンシーラーで目立たなくして浄化する方法。休日でフルメイクをしないときでも、ホクロだけはコンシーラーで消しておくと安心です。古く汚れたお金を拾ったら…生きて行くためにはお金が必要不可欠! 今の生活を維持するために、少しぐらい嫌な仕事でも続けているという人も多いでしょう。お金と仕事はあなたの人生を大きく左右するものですよね?そんななか偶然お金を拾ったら、警戒が必要です。特に明らかに古くて汚れたお金には、危険が……!そもそもお金は、いろいろな人の手を渡り歩いてくるものですから、全く汚れていないものはありません。とはいえ、普通に使っているレベルでは考えられないほどの汚れやサビがついていて、見るからに古いお金には、これまでの持ち主たちの仕事に対するネガティブな感情や情念が染みついている恐れがとても多いのです。お金を拾ったことで、理不尽ないじめ、理由なき突然の減給、パワハラなどが、突然あなたの身に降りかかってくる心配も……。お金を拾ったら自分の財布に入れるのではなく、すぐに交番に届けてください。その足で近くの神社に行ってお参りを。もし夕方や夜だったり、忙しくて神社に行けなかったりするときは、その場でご先祖様に「守ってください」と伝えるだけでもOKです。できるだけ早く浄化することで、災いから身を守ることができるはずです。日々の生活で、思い当たる予兆はありませんでしたか? 対処法を間違えるとさらなる不幸があなたを襲うかも……。不吉なサインをスルーせず、正しい対処をしてくださいね。月風うさぎ占術&神秘研究家。月在住の3羽のうさぎが心の友犬養ヒロ/漫画家・イラストレーター
2020年08月15日新型コロナウイルスの流行も、いまだ終息のめどが立っていません。このウイルスと共存しつつ、日々を豊かに生きるために何ができるのか?何をすべきなのか?スピリチュアリストの江原啓之さんにうかがいました。3回シリーズの最終回です。写真・小川朋央(江原さん)【江原啓之からの緊急メッセージ「今を生きる、みなさんへ」】vol. 3緊急メッセージ 第3回お悩み先が見えない今、私たちが大切にすべきことって何ですか?新型コロナウイルスの流行を止めるべく、みなでステイホームをしていた期間、あなたはどう過ごしていましたか?私自身は、熱海に構えた庵で、「規則正しい生活」を送っていました。みなさんにはよく、「睡眠はスピリチュアルな世界への里帰り。ですからなるべく0時前には眠るようにして」とアドバイスしてきましたが、忙しすぎて、これまでは私自身がなかなかそれを実践できずにいました。しかし、今回のことがあっていくつかの公演が延期や中止になり、仕事があってもリモートで行うことができて、ライフスタイルに大きな変化が生まれたのです。朝は6時に起き、食事の支度をして、7時には犬の散歩。戻ってきてからは掃除をし、日中に仕事をして、23時には床に就くというリズムができました。とても人間らしい生活を送ってみると、これまでいかに自分の体を酷使していたかを思い知らされました。食事も三食すべて自炊ですし、犬の散歩でかなりの距離を歩くので運動にもなり、気づいたら以前よりずっと健康になったと実感もしています。必要なのは4つのこと。衣・食・住と医療です。そういう暮らしを実践して、これから大切なのは、衣・食・住、そして、医療の4つだとしみじみ感じました。これらに気を配ることで、コロナと共存しながら生きていけると確信しています。「衣」…量について考え直すこれに関しては、みなさん、すでに持て余してしまうくらいの数を持っているのではないでしょうか。仕事で人前に立つ機会が多いなど、数が必要な場合を除けば、手持ちで十分やりくりできるはず。むしろ、あるものをどうコーディネイトするか、そのスキルが問われます。「マスク」もそうです。医療用として用いるわけではないのなら、他のもので代用してもいいのでは? と思います。一時期のマスク不足のとき、みな必死になってマスクを探し求め、ドラッグストアなどには行列ができていたそうですね。でも、「それしかダメ」と思い込むのも、工夫が足りないのです。これからの季節であれば、冷房や日焼け対策で持ち歩くストールを、口もとに当ててマスク代わりにしてもいい。衛生面には気を配りつつ、手持ちのものでアレンジして乗り切ることもできるでしょう。「食」…「食べることは生きること、生きることは食べること」自粛期間中は外食を避けていたので、採れたてのタケノコで“たき込みごはん”を作ったりして、自炊生活を楽しんでいました。畑で無農薬野菜を収穫したり、近所の方から山菜をいただいたりもして、口にするのは健康的なものばかり。東京では、スーパーマーケットで食材を買うことや外食が“日常”でしたから、これも大きな変化でした。日本の伝統的な考え方に“ハレ”と“ケ”というものがあるのを知っていますか? 祝い事など特別なときを“ハレ”、日常を“ケ”と言っていました。昔はそれこそレストランに行くためにわざわざ「よそ行きの服」に着がえて出かけていました。そのくらい外食は“ハレ”の食事だったのに、いつからか“ケ”に変わっていたのです。しかし、今回のことがあって、家で食事を作ったという人も多かったのではないでしょうか? 素朴ながらも、安心できる食材でごはんを作る。そんな暮らしが“ケ”(日常)になっていけば、健康にもなり、体だけではなく、心も満たされると思います。また、食料自給率が低いこの国では、これからは「自分が食べるものは自分で育てる」くらいの心意気と実践が必要。小さなことからでもいいのです。プランターでミニトマトを育てるのでもいいし、買ってきた豆苗を何度も再収穫するくらいから始めてもOK。自分や家族が口にするものについて、もっと関心を向けることが急務です。このままでは、いずれそう遠くないうちに“食糧難”がやってきても不思議ではありません。日本の食事情に無関心にならないためにも、「種苗法」などについても自分で調べ、深く考えてほしいと思っています。「住」…どこで生きていくべきか。私は、「狭くてもいいからマンション購入を考えて」と以前から言ってきました。それは年をとると賃貸物件が借りづらくなるといった“先”を見据えてのアドバイスでした。また、たとえば「離婚したいのに経済事情からできない」といったことにならないよう、自立の助けにもなるから…と勧めてきたのです。ただ、今は「そんな余裕はない」と感じる人が多いかもしれませんね。これから、経済は悪化の一途をたどる可能性があります。リストラや企業の倒産などによって苦しい状況に陥ると、「家賃が払えない」と困る人も当然増えるでしょう。そういうときのために提案したいのは、築年数が経った団地に住むこと。高度成長期に建った“ニュータウン”は全国各地にあるはずです。そういった場所には、今は多くのお年寄りが暮らしていますが、これからはそこに若い人たちも住めばよいと思うのです。“あるもの”を有効活用するという工夫が活きてくる時代です。職を失って住むところもないなら、思いきって地方での「就農」を選択肢に入れてもいいかもしれません。フランスでは失業者に、人手が足りなくなった農家で働くよう呼びかけたところ、20万人を超える応募があったそう。「自然とともに暮らす生き方」を選ぶことは、日本の未来にとっても、意義あることだと感じます。「医療」…守るべきこと。これは今まさに最前線で闘っておられる方のためにも、守らないといけない領域です。ただ、コロナ流行の余波で、受け入れ態勢も限られ、「持病での通院ができない」といった声もよく耳にします。オンライン診療を取り入れるなど、診療形式を選べるところもありますが、それでも健康不安を抱えている人からすると、心配は尽きないでしょう。今後、第2波、第3波の流行に備え、専門病院を設置する計画などもあるそうですが、まずは、医療の現場を守らなければなりません。言うまでもなく、医療従事者やその家族への「差別」など、あってはならないこと。もってのほかです。“自粛警察”なども同様ですが、人を批判したり、差別したりする人は、その人自身が幸せではありません。幸せな人は、そんな意地悪を絶対にしないからです。やっている本人は軽いストレス発散のつもりかもしれませんが、「悪しき種を蒔いたら、必ず自分に返ってくる」ということだけは、忘れないでいただけたらと思います。医療崩壊させないためにも、私たちはまだまだ気を緩めてはいけませんし、「自分さえ良ければいい」というような“愛のない人”になってはいけません。どう運命と向き合っていくのか。これからは、価値観も暮らし方も真っ二つに分かれるでしょう。物質的な豊かさを求め続ける人と、たましい(心)の幸せを重視して生きる人。ライフスタイルを変えず現代社会にしがみついて生きる人と、自らを“自然”のほうに寄せて暮らす人。この2つに分かれるのです。そのどちらを選びたいか。今、まさに問われているところです。ステイホーム期間中に感じたこと、違和感なども含めてまずはしっかりと自分の「本当の気持ち」と向き合ってみてください。何に一番重きを置いて過ごしたいかを考えることは、これからの人生を生き抜くうえでも欠かせません。治療法が確立しない限り、共存していくしかないのです。仮にワクチンができても、今度はそれが本当に安全なのか…など、先々で考えなければならない問題は、次々と出てくるでしょう。まだまだ、気は抜けません。でも、どうか忘れないで。雨露をしのげる家があり、素朴でも安心できるごはんを口にできていたら、何も怖くはありません。みなが笑顔で暮らせたら、それで十分幸せではないでしょうか。私たちの「運命」は決まってはいません。今日という一日をどう生き、何を選択するのか。その積み重ねと創意工夫・努力次第で、「運命」を、「未来」を自分たちの手で創っていくのです。江原さんからのメッセージあなたの選択と行動が「未来」を左右することを忘れずに。江原啓之スピリチュアリスト、オペラ歌手。6月25日に最新刊『スピリチュアルお祓いごはん 成就ごはん』(マガジンハウス)が発売に。不安なときこそ、食べてお祓い! 食べて開運!©Omar Shamsuddin/Gettyimages© eleonora galli/Gettyimages©John P Kelly/Gettyimages©Westend61/Gettyimages
2020年06月18日新型コロナウイルスの流行後、これまで経験したことがない事態に直面し、将来が見えなくて不安という人も多いのでは?今回もスピリチュアリストの江原啓之さんが「学びの機会」や「仕事」について答えてくださいました。3回シリーズの2回目です。写真・小川朋央(江原さん)【江原啓之からの緊急メッセージ「今を生きる、みなさんへ」】vol. 2緊急メッセージ 第2回お悩み学校の授業開始がずれ込み、勉強が遅れてしまいました。将来に影響しないか心配です。小さな子どもから大学生にいたるまで、自粛期間中は学校もお休み。オンラインでの授業を開くところもあったようですが、開始がずれ込み、「学習の遅れ」を気にする人は多いと聞きます。勉強は学校じゃないとできないのでしょうか?私は、「人生を充実させるための勉強」という意味で言うなら、なにも学校だけでしか受けられないものではないと思っています。「学ぶ機会」はいくらでも見つけることができるのではないでしょうか。勉強の遅れを気にして、親に塾通いを勧められる人もいるかもしれません。でも、自主性が何より大事。いくら周りが「勉強しなさい」と環境を整えても、本人にやる気がなければ、身になりません。それこそ、自主的に学び、研究に励んでノーベル賞を取った人だっています。結局のところ、学ぶ意欲がどれだけあるかが重要なのです。今回はコロナの影響で学校に行けない状況になりましたが、人生は、いつ何が起こるかわかりません。もしかしたらこの先、病気にかかって治療のために入院し、1学年下に編入するとか、受験に失敗して浪人することもありえます。そのたびに将来を悲観していたら、とてもやっていけないでしょう。数か月、いえ、もっと遅れたとしても、本人に意欲さえあれば、いくらでも巻き返せます。それに今回は横並びでみな遅れている状態。だから、周りと比べて焦ることもありません。焦るその気持ち自体が、苦しみのモトになってしまいます。休校中も、たくさん本を読むなど、家でできることはあったはず。自分を見つめ直し、将来どんな方向に進みたいのかを考える時間にあてることもできたと思います。遊んでばかりいたわけではないのなら、今から動き出せば大丈夫です。江原さんからのメッセージ焦る心は苦しみのモト。意欲次第で巻き返せます。お悩みアルバイトができず、学費を払えません。やめるしかないのでしょうか?「アルバイトに入れなくて、休学を考えている」とか「親が失業して、学費を支払えない。退学も視野に入れている」といった声も聞こえてきます。この場合も、いったん休学し、その間に働いてお金を貯め、復学するという選択肢もあるでしょう。また、公的な経済支援を受けられないかなども、詳しく調べてみて。知恵を絞って、情報を収集しましょう。「勉強がしたい!」という強い気持ちがあるならば、即あきらめるのではなく、続けるための方法を模索してください。長い人生において、1年や2年のブランクは大きな問題ではありません。確かに人生は有限ですから、無駄に時間をロスするのはもったいないこと。でも、やむをえず休むなら、そこで経験したことはすべて、たましいを向上させる糧になるでしょう。江原さんからのメッセージお金を貯めてから復学という選択肢も…。知恵を絞ってお悩み正直、満員電車で通勤する日常に戻りたくありません。地方移住も視野に?この気持ち、実はよくわかります(笑)。今、私は熱海で暮らしているのですが、ステイホーム期間中はレギュラーのラジオ番組などもすべてリモート収録で参加し、その便利さを実感したところでした。確かに今後は、地方都市への移住を視野に入れて、働き方を見直す人も増えるでしょう。今の日本は、都会に一極集中していて、地方は過疎、高齢化し、若い人がどんどん外に出ていきます。そういった流れが、もうずっと続いていたと思います。ですが、今回の出来事を通して「都会でなくても仕事ができる」と感じた人も多かったはず。在宅勤務をする環境さえ整っていれば、都市部にいる同僚とリモート会議をすることもできるでしょうから、不便はさほど感じないでしょう。混雑する電車に揺られて通勤することがなくなるぶん、体も疲れないかもしれません。「都会で頑張らなきゃ」と自分を追い込んでいたけれど、実はそこまで都会志向じゃなかったと気づく人もいるでしょう。反対に、地方移住に憧れはあっても「向かない人」もいます。この機会に自分の適性を考え、本心にも向き合ってみて。くれぐれも、自分のたましいには、嘘をつかないでください。田舎暮らしを理想化しすぎていないか。立ち止まって考えることも必要です。ただ、田舎暮らしには“ならでは”の苦労も…。人口密度が低く「3密」は避けやすいかもしれませんが、人づき合いの濃さは都会よりも“密”。ですから、人とコミュニケーションをとることが好きでないと、移住後に人間関係に悩む可能性も出てきます。いずれにしても、今は自分の気持ちを確かめ、未来について考える内観のとき。いわば、たましいの“作戦タイム中”です。「これからどうしたいか」をしっかり考えて。“作戦”を立てているときは、なぜだか無性に眠くなることも…。「夢を見る回数が増えた」と感じたら、実はそれも大切なメッセージ。睡眠中は誰でもスピリチュアルな世界に一時里帰りして、そこでいろんなヒントを得て帰ってきています。気になった夢があれば記録して、“内観”の参考にしましょう。江原さんからのメッセージ今は作戦タイム中。自分のたましいに嘘をつかないで。江原啓之スピリチュアリスト、オペラ歌手。6月25日に最新刊『スピリチュアルお祓いごはん 成就ごはん』(マガジンハウス)が発売に。不安なときこそ、食べてお祓い! 食べて開運!©Image Source/Gettyimages©Jan-Stefan Knick / EyeEm/Gettyimages
2020年06月17日緊急事態宣言も解除され、少しずつ日常を取り戻しつつある今。この先、私たちの暮らしはどうなるのか?スピリチュアリストの江原啓之さんからのメッセージを3回にわたってお届けします。写真・小川朋央(江原さん)【江原啓之からの緊急メッセージ「今を生きる、みなさんへ」】vol. 1緊急メッセージ 第1回2020年について、私は「破綻と崩壊」というメッセージを受け取っていました。年末に発売されたananでもお話ししましたから覚えておられる方も多いでしょう。そして今、新型コロナウイルスの流行を受けて、「医療崩壊」や「経営破綻」といった単語が飛びかっています。「江原さんの予言が当たった!」と話題になっているそうですが、そんなことは二の次。それよりも、私たちにはもっと考えなければならないことがあります。自粛期間中は緊張感を持って過ごしていた人も、今はどこか肩の力が抜けているのではないでしょうか。それどころか、緊急事態宣言が全国で解除された途端、まるで終息したかのようなムードも漂っています。正直に言ってこのままでは今後が心配…。気持ちが緩み、元通りの生活をしてしまうと、第二波、第三波がやってくる可能性が高まります。もちろん、経済活動をしないわけにも、外出しないわけにもいかないのでしょうが、それでももう少し気をつけなければ、またすぐ、同じことの繰り返しになりかねません。まだ特効薬もなければワクチンもないウイルス。ですから、長期戦の覚悟で、「共存する道」を模索することが必要です。ウィズコロナ、そして、アフターコロナの日常をどう生きれば安心して暮らせるのか。みなさんが悩んだことについて、3回に分けてお話しします。お悩み自粛期間中も平気で外出していた家族。どう注意したらよかったのでしょうか?自粛期間中にもかかわらず、とりたてて急ぎではない外出をする。そんな家族に悩まされたという声をたくさん聞きました。彼が友達と遊びほうけている、自分は消毒などに気を配っているのに、家族はまったく気にせず出かけて困ったといった声です。「長引く自粛でストレスがたまっていたんだろう」と擁護する人もなかにはいるかもしれませんが、自粛を求められているのにできないのは、“愛がない人”ということ。「自分さえかからなければいい」と思っているのは、自己愛(小我)以外の何ものでもありません。自分が感染源になって家族や周りの人たちにうつすかもしれないということには、まったく想像が及ばないのですから…。ただ、この手のタイプは、“元から”そういう人です。コロナの問題が起こる以前から、愛のない人だったということ。「見ないふりをしていた本質」が今回、あぶり出されただけなのです。自粛生活は誰にとっても辛抱の期間だったと思います。でも、周りと協力し合って乗り切ることができた人が大半。他者に対する愛があれば、たいへんなときだからこそ、協力することはできるものなのです。それができなかったのだとしたら、この場合の選択肢は2つ。「本質」に気づけたことを幸いと思い、距離を置くか。あるいは、また目をつむって日常に戻るかです。ちまたでは“コロナ離婚”も増えたそうですが、相手の本質が見えた結果、別々の道を歩む決断に至った人がそれだけ多かったのでは?もちろん、いきなり別れを選ばずとも、いったん相手との距離を置いてクールダウンすることも可能です。ただその場合も、「コロナが終息したら、改心する」とは思わないこと。人の中身はそう簡単には変わりません。ですから、あぶり出された本質をどう受け止めるかをしっかり考えましょう。「目をつむって見なかったことにする」という選択をした場合、結局その因果は自らに返ってきます。厳しいことを言うようですが、そういう人と結びついたのも、似た者同士だから。「類は友を呼ぶ」なのです。ですから、相手だけを一方的に責めず、自分自身に対しても厳しい目を向けることが大切です。自粛期間中にあぶり出された問題は、元からあった気質。そう考えれば、他のトラブルも読み解けます。たとえば、「共働きで双方がテレワークになり、家事の負担が増えた。それなのに、まったく手伝ってくれなくてイライラする」という悩み。これも、解決の糸口は同じ。元から非協力的なところがあったはずです。ある意味“リトマス試験紙”のように、さまざまな問題点が浮かび上がってきただけです。言うまでもなく、DV(家庭内暴力)などの深刻なトラブルが起きている人は、我慢しないでSOSを発してください。新型コロナウイルスによって亡くなられた方もいますし、経済的に多くの苦労を背負っている人も大勢います。ですから、伝え方がとても難しいのですが、誤解を恐れずに申し上げます。今回のことを通して、人の本質や人間性があぶり出されること自体は悪いことではないと私は考えています。何事も、「正があれば負がある」のです。問題が浮かび上がった人は、それを不幸だと思わないで。マイナスをプラスに変えるチャンスととらえ、惰性でつき合ってきた人間関係を整理していきましょう。そう、今はまさに“さら地”にかえすタイミングなのです。江原さんからのメッセージ惰性のつき合いを見直し、整理するチャンスととらえて。江原啓之スピリチュアリスト、オペラ歌手。6月25日に最新刊『スピリチュアルお祓いごはん 成就ごはん』(マガジンハウス)が発売に。不安なときこそ、食べてお祓い! 食べて開運!© Marco Bottigelli/Gettyimages©d3sign/Gettyimages
2020年06月16日スピリチュアル特集や開運特集、連載と、いつもanan読者に、厳しくも温かい激励を送ってくださっている江原啓之さん。2002年から連載陣に加わり、13シリーズを担当されています。最近は“ブラック江原”も登場し、本音で語る“ananの父”!?18年間のラインナップを眺めるだけでも壮観ですね。連載を複数抱え、テレビ出演や講演会などで飛び回っていた時期なんて、まさに全自動洗濯機に放りこまれたような忙しさで…。特にananは毎週のことですから本当に大変で、今思うと、どうやって乗り切っていたんでしょう(笑)。でも、こうして振り返ると、連載テーマも“時代の先”を読んだ内容にこだわってきた気がします。たとえば、2009年の春に始まった「江原啓之の脱・不運期宣言!」。同じ年に政権が交代し、先行きが見えない不安な空気が漂いました。そういう時流もあって「不運期の乗り越え方」という切り口が、みなさんの心に響いたのだと思います。連載だけでも18年も続けさせていただいていることを考えれば「私の青春はずっと“スピリチュアル”と共にあった」という読者もいるのでは?と思います。あるときは、“夢診断”や“オーラ”に興味を持ったり、あるときは不幸な女にならない方法を読んで実践したり…と、連載とともに年を重ねてこられたかもしれませんね。本当に長く続けさせていただいていますから、もう古株!?と思わなくもないのです。でも、インスタ映えする今どきのご馳走より“きゅうりの漬物”のほうがホッと落ち着くように、私もそういう存在なのかも(笑)。「実の親に言われたらムカつくけど、江原さんの言うことは素直に聞ける」と言われることもよくあります。確かにどこか“ananのお父さん”的立ち位置なのかもしれませんね。でも、スピリチュアルなことを、“心霊”といったジメジメしたイメージではなく、より身近で明るい印象に塗り替えられたのは、間違いなくananのおかげだと私は思っています。そうそう、この18年の変化といえば、近年は“ブラック江原”がよく顔を出すようになりました。若い頃は、スピリチュアルがまだ世の中に浸透していなかったこともあり、生真面目なイメージを持たれたことも…。でも、本来の私は、下町生まれの明るいオヤジ(笑)。爆弾発言だって珍しくありません。講演会などに来られたことがある方は、生・江原をご存じだと思うのですが、その片鱗を最近は連載でも出せている気がします。そういう意味でも、第12弾の連載「江原啓之が弱い心を撃退!仏の目、鬼の目」は印象に残っています。ひとつのテーマを、仏と鬼の両方の側から分析した連載で、本音をビシバシ言う「鬼の江原」をいかんなく出せたので、爽快でした。毒舌に驚かれたかもしれませんが、あれは“通常営業”(笑)。厳しいことも言ったぶん、少しずつみなさんの目が覚め、地に足がついたのでは?私はどんなときも、読者のみなさんが“今”何を知りたいのか、求めているのか感じ取ることを最も大事にしています。ですから、ひらめいたことは忘れないよう、メモに残すことも。実は先日も、ある“とっておきのアイデア”が思い浮かんだのですが、それはまたいずれ…。“とき”が満ちるまで、じっくり温めておきたいと思います。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。新時代の必需品『極・お祓い箱』(マガジンハウス)が好評発売中。近著に『江原啓之が行く!ペットとスピリチュアルに暮らす』(中央公論新社)など。※『anan』2020年3月11日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク、着付け・渡辺和代(HairMake W’s)取材、文・湯川久未(by anan編集部)
2020年03月10日anan50年の歴史で半分以上を見守ってきた江原啓之さん。2002年から連載陣に加わり、13シリーズを担当されています。時の空気を感じ、読者を勇気づけ励まし続けてくださっている江原さんが、歩みを振り返りつつ、今を生きる私たちに大切なことをお話しくださいました。江原啓之さんからのスペシャルメッセージ。ananと読者が歩んできた心の旅路。スピリチュアル特集や開運特集、連載と、いつもanan読者に、厳しくも温かい激励を送ってくださっている江原啓之さん。“巷で噂の霊能者”として注目されていた江原さんが林真理子さんと初顔合わせをしたのが1994年。懐かしい思い出話とともに、これからを生きる女性たちへ熱いメッセージを届けてくださいました。***創刊50周年、おめでとうございます。ananとのお付き合いは長いですが、林真理子さんとの対談は思い出深いですね。かれこれ26年も前のこと。実は、今日の着物と袴は、その日と同じものにしました。ananには“おしゃれな女性誌”のイメージがあったので、少しハードルが高く感じたのをよく覚えています。現場には当時の編集長や編集者さんたちが顔を揃え、その迫力も圧巻でしたね(笑)。ananに出させていただいた後は、(当時行っていた)個人カウンセリングの予約の電話が鳴りやまず…、影響力の大きさをひしひしと感じました。でも、今改めて対談のタイトルを見ると、不思議な感覚に。「女性たちはなぜ、霊能者のもとへ通うのか。」――ちょっと堅い印象です。このとき、私の肩書はスピリチュアル・カウンセラーでしたから、そう名乗ったのですが、編集サイドから「“霊能者”にしましょう」と(笑)。今でこそ“スピリチュアル”という言葉も浸透していますが、当時はまだ「霊能者」のほうがしっくりきたのでしょう。口幅ったいことを言うようですが、私のほうが“時代の先”を読んでいたのかもしれません。スピリチュアルな世界への関心が高まったと私が感じたのは、2000年。ひとつの境目で、その頃、占い師の中森じゅあんさんとも対談させていただきました。当時の記事を読むと、「暗い世の中」といったフレーズが出てきます。バブル崩壊後、出口の見えない不況が長く続き、まさに希望が見えない時代でした。でも、だからこそ、この頃からようやく、“生き方の価値観”が変化していったように思います。好景気に沸いていた頃は、物への執着、私がよく言うところの「物質的価値観」が強かった。「寄らば大樹の陰」という風潮もありました。しかし、そうした神話も見事に崩れ、「物」ではもはや幸せになれないと誰もが気づき始めたのです。そんな流れのなかで、人々の関心が心やたましい、つまり「霊的価値観」へと向かっていったのだと思います。後になって林さんが私のことを“時代の寵児”と評してくださいましたが、ちょうどそういう変化の狭間にあって、“時代”に求められたのかもしれません。ananとのご縁がこれほど長く続いているのは、お二人の存在あってこそ。そして、これほど私が世に出ることになったのは、ananのおかげだと思っています。私がananに出させていただくようになってまだ日も浅い頃、女優さんたちと誌上で話す機会がありました。そのときのことも強く印象に残っています。その場では一番控えめだったひとりの女優さんに私は、「あなただけが長く続けられますよ」と励ましたのです。実際、その言葉通りになり、今も彼女は、いろんなドラマなどに出て活躍されています。こういうふうにひとつの仕事を“地道に続けること”は、決して簡単なことではありません。ananの50年の道のりもまたしかりでしょう。ananは、ずっと“女性の生き方”に光を当ててきた雑誌だと思います。女だから…という束縛に向き合い、一生懸命頑張る姿を見守り続けてきたのではないでしょうか。そんなananだからこそ、これからは「女性の自立」を応援してほしいですね。医学部入試の合格格差問題ひとつとってみても、女性がまだどこか軽んじられているのが現状です。景気が上向いて豊かになったと言う人もいますが、それだって“嘘”。共働きの家庭が増えたから、一見豊かに思えるだけ。言い換えれば、二人で働いてどうにか食べていける状態なのです。少子高齢化だから、「もっと子どもを産んで」なんて平気で言うわりに、保育園はどこも満員。こういった“社会の矛盾”にもきちんと目を向けていますか?無関心ではいけません。今こそ女性たちが立ち上がらないといけないときに来ているんです。ミレニアムがそうであったように、今もひとつの過渡期。女性が「本当の意味で自立する時代」を迎える前の“狭間”なのだと思います。だからこそ私はさまざまな機会を通して、騙されないで!目を覚まして!現実を見て!と伝え続けてきました。ananは“本当の自立”を目指す女性たちの心に響く雑誌だと思います。たとえばセックス特集なども、男性視点ではなく、女性側から主張することの大切さを伝えていて、一歩も二歩も“先”を見据えています。ただ、残念ながら、まだ時代がそこに追いついていない。だからこそ、ananの役目はまだまだこれから!です。おしゃれが好き、楽しいことも好き。仕事だって頑張りたい。そう願う女性にとって、林さんはまさに象徴的存在。“the anan”として、みんなの目標なのだと思います。でも、その憧れに近づこうと頑張っていても、時には疲れてしまうことだってあるはず。そんなときに、“スピリチュアルな視点”が生きるヒントとなり、立ち上がれていたら嬉しく思います。人生に失敗はありません。どんなに傷ついたと感じることがあっても、その傷は、たましいが磨かれた証。原石を研磨して宝石になるように、人も喜怒哀楽を経験しながら磨かれて、輝くのです。これまでも言ってきたように、自己憐憫・責任転嫁・依存心は不幸のモト。「私ってかわいそう」と悲劇のヒロインになったり、誰かに責任転嫁したり、依存心を捨てきれないままでいると、幸せは遠ざかる一方です。厳しい言い方かもしれませんが、その段階にとどまっていてはダメなのです。自立しましょう!もういい加減オトコに泣かされないで!振り回されてはいけません。また、今、「お金」をテーマに連載中ですが、“経済の破綻”も心配な時代。これからを生き抜くためにも、お金にも泣かされず、振り回されない女性を目指していきましょう。私がananで伝えてきたのは、自立するためのスピリチュアル。魔法のように依存するためのものではありません。この先50年、もっと幸せになるために、自分のなかに軸を持って歩んでください。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。新時代の必需品『極・お祓い箱』(マガジンハウス)が好評発売中。近著に『江原啓之が行く!ペットとスピリチュアルに暮らす』(中央公論新社)など。※『anan』2020年3月11日号より。写真・小川朋央ヘア&メイク、着付け・渡辺和代(HairMake W’s)取材、文・湯川久未(by anan編集部)
2020年03月09日神秘のパワーが宿るご当地コスメ(前編)へ 海と山に抱かれる海で浄化し、山で癒される。自然のなかに飛び込んだつもりでゆっくりと目を閉じれば、さざ波や鳥のさえずりが聴こえてきそう。大いなる恵みに畏敬の念を。左から/フィル エプソムソルト kiyora 3袋入り ¥2,800(フィル)、yuica 黒文字 アイクリーム 20g ¥9,000(正プラス)、月桃バランスローション 120ml ¥3,666 (沖縄オーガニックコスメ 琉白)、リュウミネシルクソルト 125g ¥2,000(ぬちまーす)、海藻と花と果実の美容液マスク in 琉球美肌 3枚入り ¥1,200(アイメイカーズ) 1. フィル エプソムソルト kiyora(熊本)さわやかななかにも甘さを感じる小国杉の香り阿蘇の豊かな水と土と、寒暖差が激しい環境で育った丈夫な小国杉。伐採時に不要となる枝葉を活用し、エッセンシャルオイルを抽出。さらさらとした雪のような手触りが心地よく、高い温浴効果で発汗を促す。 2. yuica 黒文字 アイクリーム(岐阜)飛騨高山の森の力でストレスから解放飛騨高山に生育するクロモジの木の香りで安らぎを。国産コメヌカオイル、佐渡産ツバキ種子オイルを配合したアイクリームで、乾燥した目元がふっくら。スマートフォンやコンピューターなどによる目疲れも癒す。 3. 月桃バランスローション(沖縄)沖縄の自然のみずみずしい生命力が肌に届く沖縄の植物や海のエネルギーは、心や身体を元気にする「ぬちぐすい(命の薬)」。パワースポット浜比嘉島で採れた月桃のハーブ水と、肌に浸透しやすい沖縄海洋深層水でゆらぎ肌が安定。 4. リュウミネシルクソルト(沖縄)宮城島の海のミネラルをまるごと凝縮沖縄県中部の小さな離島、宮城島の海水をそのまま結晶化したマッサージソルト。高濃度の海洋ミネラルが肌に直接浸透し、透明感のある肌に導く。フェイスパックや、毛穴の黒ずみが気になる部分、オーラルケアにも。 5. 海藻と花と果実の美容液マスク with 琉球美肌(沖縄)美の恵み、オキナワモズクで肌トラブルを回避神の島と呼ばれる浜比嘉島近く、石垣島海域でしか育たないオキナワモズクから抽出したフコイダンを贅沢に配合。1枚に約1本分の美容液をたっぷり染み込ませたシートでぷるぷる肌に。 風土のもとに育つ植物その土地の気候や地質だからこそ育つ、植物の力をたっぷりと。人々の暮らしを彩り景観をつくる草木のパワーを借りて、さらにしなやかに美しくなる。左から/umaji yuzu クレンジングオイル 200ml ¥1,723(馬路村農業)、フレッシュハーバルマッサージオイル 100g ¥3,680(ネイチャープランツスキンケア)、カレンデュラ手づみローション 153ml ¥2,700(ナチュラルアイランド)、TUBAKI SAVON 75g ¥3,800(バーズ・プランニング) 1. umaji yuzu クレンジングオイル(高知)寒暖差の厳しい山間地で授かるゆずの恵み高知県馬路村の女性たちの手肌を守る、ゆずの種をしぼった「ユズ種子油」。ゆずの果実の香り、村の清らかな水、豊かな大地、馬路村の自然の恵みから生まれたスキンケアで肌に元気を。メイクをしていない日の洗顔や、乾燥する朝の洗顔にも。 2. フレッシュハーバルマッサージオイル(沖縄)沖縄のエネルギッシュな植物に寄り添う自然のエネルギーに満ちた満月の朝、太陽の日差しをたっぷり浴びた月桃と長草命の生葉を手摘み。これに新鮮なゴマ油を配合した、大地の豊かさを思わせるブレンドオイルは全身の保湿ケアからヘアスタイリングにも。 3. カレンデュラ手づみローション(北海道)カレンデュラの花びらがもたらす肌への癒し美肌効果が高く、「皮膚のガードマン」とも呼ばれるカレンデュラを農家や授産施設とともに北海道で有機栽培。花びらは手作業で1枚1枚丁寧に摘み取ることで、不純物が入らないピュアなエキスに。シワやたるみの予防や改善にも役立つ。 4. TUBAKI SAVON(佐賀)加唐島の自然の力にまかせて育ったヤブツバキ2月になると赤い花が島全体に咲き乱れ、秋には実をつける加唐島の天然ヤブツバキ。収穫量が天候に左右されるため、希少価値が高いこの椿を島民が丁寧に採取。搾油、ろ過まですべて手作業で行い、生搾り製法、コールドプレスで搾油。 癒しの聖地、ハワイ神秘の島ハワイでは、「マナ」と呼ばれる神のような力が万物に宿ると信じられている。大自然と広大な海から発せられる、マナの癒しのエナジーを体感。左から/オラ ポノ ロミキッド 118ml ¥7,900(アイシス)、アロハアイナ ソープ 141g ¥1,500(ベネレ)、右下段左/アバサタヌマオイル 60ml ¥1,500(ベネレ)、右下段右/ティアレアーラ フレグランス シャイニーノート 14.5ml ¥2,600(コスメキッチン)、右上/ハワイアン レインフォレスト ナチュラルズ フラワーエッセンス ワイルドアザレア 30ml ¥4,300(ホクラニ・インターナショナル) 1. オラ ポノ ロミキッド(ハワイ)古代ハワイアンの癒しの技術をセルフでハワイの癒しのマッサージ法、ロミスティックを使用するロミロミマッサージを手軽に取り入れられるキット。皮膚と親和性が高いククイナッツオイル、マカデミアナッツオイルをベースに植物のアロマテラピーを注入。 2. アロハアイナ ソープ(ハワイ)トロピカルな香りでリッチなバスタイムをトロピカルオイルとエッセンシャルオイルでつくられた純粋なハンドメイドのハワイアンアロマセラピー石けん。 3. アバサタヌマオイル(ハワイ)活力ある肌に整うハワイアンヒーリングオイル太平洋諸島の島々で「神の木」と呼ばれるタヌマから搾油されたオイル。これひとつで全身のうるおいを補給でき、日焼け後ケア、エイジングケアとしても。スッと浸透しベタつかず、季節問わずに使いやすいテクスチャー。 4. ティアレアーラ フレグランス シャイニーノート(ハワイ)大地・風・空気の癒しの力と花の香りをそばに4つの香り各々にハワイの満月の光を浴びた天然石をチョイス。ローズ&サンダルウッドの香りに天然石のカーネリアンは、幸運と仕事のお守り。重ねづけして自分だけの香りを楽しんで。 5. ハワイアン レインフォレスト ナチュラルズ フラワーエッセンス ワイルドアザレア(ハワイ)地球の純粋なエネルギーを宿したハワイの花ハワイ島の火山活動が活発な大地の上の、人が足を踏み入れない熱帯雨林に咲く花からつくられたエッセンス。自分にご褒美をあげたいときに。 世界の泥と塩とハーブ世界屈指のパワースポットから届けられた塩と泥で再生。不足しているエネルギーを、香りでチャージする森のハーブの力で身体のすみずみまでリラックス。左から/ラグジュアリーソープ 死海の泥&ホホバ 175g ¥2,982(トリネティ)、ヒマラヤンルビー ソルト 150g ¥1,296(SHOP ROSEBAY 表参道店)、ナリン ハーブオイル 33+7 15ml ¥2,900(スターティス)、フランシラ ピートトリートメント 500ml ¥9,800(フランシラ&フランツ)1. ラグジュアリーソープ 死海の泥&ホホバ(ヨルダン)死海の湖底からすくい上げた泥を配合ヨルダンの自然資源、死海の泥を配合。一般的な海水よりも30倍も多く含まれる塩化マグネシウムのミネラルは肌の水分バランスを整え、肌本来の力を引き出す。死海沿岸リゾートの5つ星ホテルのアメニティとしてもおなじみ。 2. ヒマラヤンルビー ソルト(ネパール)ヒマラヤ4000m付近で結晶化した岩塩水道水に含まれる多量の残留塩もやさしいお湯に変化させ、老化現象の一因ともいわれる素肌の酸化を酸化還元力で癒す。たった15分の入浴でも血行促進し、身体を芯から温め湯冷めもしにくく、冷え性やダイエットにも効果的。 3. ナリン ハーブオイル 33+7(スイス)スイスの修道院の伝統レシピがベース中世の時代、修道院には薬草学の研究施設という一面があった。ヨーロッパ最古の歴史を持つザンクトガレン修道院の植物レシピを軸に、ハーブの異なる個性を生かしながらブレンド。絶妙な香りは“奇跡のしずく”と称され、スイスで長年愛されている。 4. フランシラ ピートトリートメント(フィンランド)太古のエネルギーが凝縮した泥「ピート」百夜の太陽と神秘的なオーロラに守られるフランシラの森。ここに時勢するハーブやコケ、ミネラル等の栄養素が詰まった天然泥が古い角質を除去し、ハリを与える。古来の泥が持つマイナスイオン効果で、心身ともに新しく。 SHOP LISTフィルinfo@fillingllife.co正プラスtel : 03-3423-7156沖縄オーガニックコスメ琉白tel : 0120-936-892ぬちまーすtel : 0120-70-1275アイメイカーズtel : 03-6862-9850馬路村農業協同組合tel : 0120-559-659ネイチャープランツスキンケアnatureplantsskincare@gmail.comナチュラルアイランドtel : 0120-9292-81バーズ・プランニングtel : 0955-82-1600アイシスtel : 045-594-7233ベネレtel : 03-5797-8730コスメキッチンtel : 03-5774-5565ホクラニ・インターナショナルtel : 03-3379-2098トリネティtel : 092-231-8875SHOP ROSEBAY 表参道店tel : 03-6455-5414スターティスtel : 03-6721-1604フランシラ&フランツtel : 03-5843-0960 kiitos. vol.13「神秘のパワーが宿るご当地コスメ」よりphotograph : Yumiko Yokota [STUDIO BANBAN]edit&text : Ai Watanabere-edit : Midori Seki
2020年03月05日2020年を表すキーワードは“破綻”だという江原啓之さん。仕事や恋愛、人間関係において、“破綻”に負けないためにはどうすれば良いのか教えてくれました。仕事も恋愛も衝動的にならないで。先々を想像して行動できるかが鍵。2020年、仕事とどう向き合うかについて申し上げましょう。働き方が多様化し、離職や転職も気軽にできる時代ですが、目先のことで判断するのではなくやはり慎重に行動したほうがいいでしょう。景気が傾けば倒産やリストラが起きることは容易に想像できますね。今、上り調子の会社だから、あるいは景気の良い業界だからといっても、先のことはわかりません。また、「あれがイヤだ、これがイヤだ」と文句ばかり言っているうちに、突然リストラ対象になるといったケースもありがち。職場や上司への不満は誰もが持ちますが、だからといって衝動的に辞めてしまうのも考えもの。例えばお局社員が口うるさい、古くさい考え方の頑固上司が昔のやり方を押しつけるなど、イラつくこともあるでしょう。そんなときは「人の振り見て我が振り直せ」と、冷静に分析を。「臨機応変とか柔軟さって、年を取ると持てなくなるのね。自分はそうならないように気をつけよう」などと先輩社員を反面教師にすれば、今の職場でまだ学べることはあるのでは?そもそも今、給料をもらって働く場があるということすら、感謝すべきことなのですから。恋愛や友人などの人間関係も一度こじれるとなかなか修復が難しいもの。昨今の恋愛について、恋愛ゲーム止まりの人が増えていると感じます。恋愛ゲームで重要視されるのはドラマティックな出会いや、カップルが成立するかという恋愛成就の部分だけ。そこからお互いの関係を深めて結婚へとつなげることや共に生きることまでは考えていないのです。そんな気持ちで付き合いだしたら、すぐ関心が薄れたり、我が強く出るのも当然。ですから恋愛の終わり方も理不尽で、突然です。カップルになれば恋愛ゲームはクリア。そしてすぐに次の恋愛ゲームに目が移りがちです。三角関係で揉めてトラブルになったり、面倒くさいことから逃れるように急に連絡をとらなくなって、別れの言葉もなく終わったり、いわば突然の破綻が起こる。上手な別れ方ができないのは、恋愛をする以前に人としての大事な感性が失われているからでは?友人関係では、そんな人としての感性の欠如があれば、いっそう露呈します。例えば、自分の都合のいいときだけ友だちに甘えていたら、「あなたってズルいよね」「いつもそういうときだけ私に頼ってくるのね」とハッキリ言われてしまうというように。自分は、上手に立ち回っているつもりでも相手にはバレバレ。友人関係は破綻へ……。もちろん友だちに定義はありませんし、いざというときに助けてくれるのが友だちでもありません。そういう意味では友だちという関係そのものがまぼろしのようなもので、信頼があって成り立つもの。「友だちだからしてもらって当たり前」という甘えは捨てて、ギブアンドテイクの部分はあると気を引き締めましょう。そうでないと、人間関係が破綻するうえに、「最低の人」というレッテルまで貼られてしまうことになりかねません。未来図を描き堅実に生きる。あなたならきっとできます!ぜひ女性たちにしてほしいことは「自分の未来図を描く」こと。結婚したい、子どもが欲しい、年齢を重ねたらこんなふうになりたいなど、具体的に思い描いて。女性はホルモンバランスによって体調や感情が大きく変化します。「将来、更年期をなるべく穏やかに乗り切りたい」と思うなら、健やかな体を保つために食事だって今から気をつけなければなりません。「今が楽しければいい」という気持ちでいると、無理なダイエットに走ったり、農薬や添加物に気をつけるよりも、時短できて安い加工食品ばかり食べるような生活になったりしてしまいます。「アリとキリギリス」という童話があります。食料がなくなる冬に備えて夏から準備をしていたアリと、準備をせずにいたキリギリスを描いたおなじみのお話。先々のことを考えて地道に準備をすることの大切さは、2020年にこそふさわしい教訓といえそうです。そして文明の利器や便利さに溺れることなく、アナログの安心感を忘れないこと。「お金を持って歩くなんてもう時代遅れ」とキャッシュレス生活を送っていたら、システムダウンや停電で買い物ひとつもできないなんてことも起こり得ます。たしかに現金を持たない生活は便利でしょう。ふだんならうっかりお財布を忘れても、カード1枚あればなんとかなります。でもそれが当たり前になれば、忘れ物に無頓着になるなど油断も生まれます。また、今はスマートフォンひとつで通信も支払いも、電車に乗ることもできますが、通信障害やシステム異常で使えなくなれば、身動きがとれなくなってしまうでしょう。いざというときの備えとして、逆に文明の利器に頼りすぎないことは重要だといえます。もちろん破綻を回避できればいいですが、もし巻き込まれたとしても希望を失わないで。再起のチャンスは必ずあります。いちばんいけないのは「どうして自分がこんな目にあうの」という自己憐憫、「あの人のせい。社会が悪い」という責任転嫁、「誰か助けてくれるはず」という依存心の3大不幸要素にハマること。それさえなくせば希望の道は広がりますし、努力を忘れなければ前進できます。その経験が自分をもっと強くしてくれるはずです。どんなときも自分を救えるのは自分です。「破綻」に負けないキーワードは「堅実」。「自分にはできっこない」などと思わないで。あなたにもちゃんとできます。その力があるからこの世に生まれてきたのです。「国破れて山河あり」という言葉があります。国が失われても自然の山河はそのまま残っているという意味ですが、失うものもあれば、残るもの、得るものもある。2020年は華やかなパーティにのまれず、幸せの種を自分で地道にまきましょう。パーティの後、その種から新たな希望がきっと芽吹きます。あなたの人生にも幸せの花は必ず咲きます。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。常に時代を見据え、時に厳しくも愛に満ちた言葉でメッセージを伝える。『極・お祓い箱』(小社刊)が好評発売中。※『anan』2020年1月1日‐8日合併号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・渡辺和代(HairMake W ’s)イラスト・いわがみ綾子文・やしまみき(by anan編集部)
2020年01月02日オリンピックという大きなイベントを控える2020年。江原啓之さんがそんな2020年を迎えるにあたっての、経済面での心構えを教えてくれました。キーワードは“破綻”。0からの再出発。今こそ始まりの年へ。2020年を表すキーワードは、ずばり“破綻”です。修復しようのない状況になることを指す言葉ですから、何か恐ろしいことが起こるのではないかと不安になるかもしれませんが、最初に2つのことを申し上げましょう。まず1つ目。これは予言ではありません。こうなると決まっている未来などないからです。私はいつも「運命は決まっていません。運命を切り拓くのは自分。そしてどんな未来にするかも自分次第です」と言っています。破綻というキーワードを聞いて怖いと思うなら、破綻しないようにすればいいだけなのです。大事なのは謙虚に、聞く耳を持つこと。人は聞き心地のいいことだけに耳を傾け、それ以外は右から左へと聞き流してしまいがち。とくに「自分だけは大丈夫」と根拠もなく言い聞かせたり、「何かあっても誰かがなんとかしてくれる」と依存したりして、不安な気持ちから逃れようとします。それこそがまさしく破綻の始まりと戒めましょう。そして2つ目。何事も備えをしなければ、足をすくわれます。逆を言えば、現実を受け止め、冷静に足元を固めれば怖くはありません。破綻を防ぐことだってできますし、周囲の破綻に巻き込まれることもないのです。時代を少し振り返れば、日本や世界には大きな転換期がいくつもありました。荒波を乗り越え、新しく時代を築いてきた先人たちが持っていたのは柔軟な想像力や対応力。そしてたとえ痛い目にあっても、失敗を失敗で終わらせず肥やしにする姿勢です。私たちには歴史に学ぶ知恵があります。破綻を招く原因を分析し、防ぐ準備を淡々と進めるだけです。これからひとつずつ、あなたに必要な備えについてお話ししていきます。幸せな未来へと変える始まりの年にしていきましょう。パーティのさなかに冷静になれるかどうかが分かれ目。破綻というキーワードを聞いて、真っ先に思い浮かべるのは過去のバブル崩壊やリーマンショックなど経済的なことでしょう。過去の事例に学び「右肩上がりの時代でもあるまいし、浮かれてなんかいない」と気を引き締めている人もいるかもしれません。でも、どこかでオリンピック景気や外国人観光客増加のニュースを聞いて「まだ大丈夫でしょ?」「パーティ中は楽しめばいい。気分が盛り下がるようなことを言わないで」と思っている人もいるのでは?まるでハロウィンで仮装し、街に繰り出し楽しむ気分で……。たしかに景気がいい業界もあるでしょう。でも景気が良くて金銭感覚がいつのまにか狂ってしまうことで、破綻する例もあります。それは企業も個人も同じ。また、昨今は仮想通貨(暗号資産)の登場や、さらに政府によるキャッシュレスの推奨で、お金というものが何か、その実体さえわからなくなっています。「自分は景気の良い業界で働いているわけじゃないし、金銭感覚は狂っていないから大丈夫」と言う人も、カードで買い物をしているうちに、いくら使ったかわからなくなった経験はありませんか?景気の良しあしにかかわらず、現実が見えなくなり、歯止めがきかなくなるようなことは誰にでも起こりうるのです。ブームに乗って、お祭り騒ぎをしているときは楽しいでしょう。でもハロウィンが終わった後は、街に散らかったゴミを片付けなければなりません。その後のことも考えなければならないのです。「パーティ イズ オーバー(パーティは終わった)」というときは必ずきます。大きなイベントがあるなど華やかさが目立つときほど、冷静に、理性的になることがとても重要です。「ちょっと待てよ」「こんなに流行っているけど乗っちゃっていいのかな?」と、ほんの少しでも違和感を抱いたなら、その感覚を大事にして。それができる人は自分を見失いません。ブームのさなかにあっても、割り切って楽しむことができるでしょう。例えば絶対に手の届かない存在だとわかっていて、疑似恋愛を楽しむようにアイドルを応援する。テーマパークに行っている間だけ、夢の国を楽しむ。そうしたことはひとつの割り切りであり、日常と非日常のメリハリをつけるための一種のコントロール術です。冷静な自分を保っていれば、周りに流されることなく、自分にとっての本当の幸せを見つけられます。自分が本当に望むことが何かも。きっと賢明なあなたは、地道に生きている人にとっては恐れることのない年だということに、もう気づいているのでは?えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。常に時代を見据え、時に厳しくも愛に満ちた言葉でメッセージを伝える。『極・お祓い箱』(小社刊)が好評発売中。※『anan』2020年1月1日‐8日合併号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・渡辺和代(HairMake W ’s)イラスト・いわがみ綾子文・やしまみき(by anan編集部)
2020年01月01日平成から令和へと時代が移った2019年。そんな2019年を“だまし”というキーワードのもと、江原啓之さんが総括してくださいました。“だまし”の年を実感し、身の引き締まる思いをしませんでしたか?華やかに見えて“だまし”がいっぱい。まずは自分の一年を振り返って。2019年、日本は平成から令和へと元号が変わりました。御代替わりに伴うさまざまな行事があるなど、一見すると華やかな年に思えたかもしれません。しかし、事件や事故、そして地震や水害といった天災も多く、けっして手放しで喜べるような年ではなかったはずです。それまで当たり前だと思っていた日常が、ガラリと変わってしまう現実を目の当たりにし、身の引き締まる思いをした年だったのではないでしょうか。私は2019年を表す言葉として“だまし”を挙げました。そして「ぼんやり何も考えずに生きていると、世の中の浮かれ気分に迂闊に乗ってしまいがち」「表と裏のギャップに気づかず簡単にだまされる」と注意を促しました。さらに生き抜くために大切な資本となる自分の体を健やかに整えることや、食に対する意識を高める重要性についてもお話ししました。さて、あなたは地に足をつけて堅実に暮らしていましたか?目の前の出来事を冷静に分析し、その本質について考えていたでしょうか?うわべだけの情報にとらわれていませんでしたか?まずは自分が2019年をどう過ごしたのかを振り返ってみてください。そして謙虚に反省し、これからの糧にしましょう。オリンピックの開催地変更や環境問題も、実は自分事です。2019年が“だまし”の年だったことは一目瞭然です。印象深いのは2020年開催の東京オリンピックにおける、マラソン・競歩の開催地が札幌に変更されたことでしょう。このことを聞いて、“だまし”の気配を感じ取った人も多かったのではないでしょうか?事の良しあしはさておき、“だまされた”という感情が世に充満しました。また、消費税が8%から10%に上げられ、それに伴ってキャッシュレス決済によるポイント還元制度が導入されました。しかし想定よりも利用額が増えて財源不足となり追加予算が組まれるというドタバタぶり。しかもポイント還元は2020年6月までの期間限定。結局、ポイント還元って何?増税はなんのために行われたの?そうした疑問はぼんやり残ったままともいえます。とはいえ、そこで国民が“だまされた”と思うのは自己憐憫。また、オリンピックや増税をただのニュースとしてスルーするのはもったいないこと。スピリチュアルな視点では、見聞きすることすべては、自分にとって意味のあるメッセージ。公になって知ることができたこれらの問題も、自分に関わることとして考えるきっかけにしましょう。“だまし”の年に学んだことを2020年に活かしていこう。多くの人はテレビや新聞などでの報道が減ったり、別のニュースが話題になると、問題が解決する前にその話題を忘れてしまいます。これもひとつの“だまし”といえるかもしれません。残念ながら2019年は、何度も災害に見舞われた地域もありました。日本は地震の多い国ですし、温暖化の影響によって大雨や台風の被害が増えている昨今の状況を考えると、大事なのは常に備えること以外にありません。「まさか自分が」と思うのは、厳しいようですが傲慢さの表れです。これまでに起こった災害を見ても「うちには災害はこない」と言い切れる人などいないでしょう。ノートルダム大聖堂や首里城の火災は、防火対策の重要性を教えてくれました。誰もがいざというときのことを考える必要があるのだと。自宅や職場の防災や安全管理は大丈夫だろうか。避難訓練を怠ってはいないだろうか。そうやって自分事としてつなげれば、日常に潜む気の緩みをなくせます。2019年が終わっても、“だまし”の年が急に切り替わるわけではありません。グラデーションのようになだらかに続く“だまし”は、まだ私たちのまわりにあります。でも、もうだまされないよう備える心を育んでいけるはずです。えはら・ひろゆきスピリチュアリスト、オペラ歌手。常に時代を見据え、時に厳しくも愛に満ちた言葉でメッセージを伝える。『極・お祓い箱』(小社刊)が好評発売中。※『anan』2020年1月1日‐8日合併号より。写真・小川朋央ヘア&メイク・渡辺和代(HairMake W ’s)イラスト・いわがみ綾子文・やしまみき(by anan編集部)
2019年12月31日ブランド小物と最新ファッションで武装していたアンアン編集者時代のキラキラ人生から一転。瞑想の奥深さに魅了されて魂の先生探しの旅へと繰り出し、会社を辞めて渡米した筆者・土居彩。アメリカ禅センターでの典座生活、認知症の恩人や先住民との暮らしに始まり、2年間ホームレスの経験もしたとか。そして4年半を経て帰国した彼女が、瞑想、スピリチュアリティ、心理学、新しい生き方をする人々から学ぶ本連載をスタートしました。第1話では、現在NYで人気のネイルサロン瞑想サービスを紐解きながら、試行錯誤しながら歩む彼女の等身大の瞑想の先生探しの旅についてお話します。取材、文・土居彩 看板写真・Yumiko Sushitani【マック・マインドフルネス時代の瞑想探し。「魂ナビ」が欲しい!】vol. 1NYのロハスなサロンでは、ネイルで瞑想。ニューヨークに3店舗あるヒップなネイルサロン サンデーズ。そのサックス・フィフス・アヴェニュー・ミッドタウン店では、各ネイルサービスに5ドルを追加すると、ヘッドフォンで誘導瞑想を聞くことが出来ます。6種類の瞑想は、サンデーズの創設者エイミー・リンと、NYにある瞑想スタジオの先駆けMNDFL(マインドフル)の瞑想教師ヴァレリー・オウラ(クンダリーニ・ヨガ瞑想教師)が特別デザインしたもの。6タイプのセッションは10-16分で、サロンがモットーとする、明晰さ、集中、感謝、グラウンディング(地に足つけて現実を生きる)、手放し、リラックスを目的としたもの。例えばグラウンディング瞑想では、「右の足の親指の先、かかと…。あなたは常に大地とつながり、サポートされています。ただ行うべきは、両足の下にしっかりとした基盤があることを思い出し、そこにつながることです」といった言葉が流れます。アメリカで物議を醸す、マック・マインドフルネスって?こうした手の届きやすく資本主義化された瞑想サービスのことを、McMindfulness(マック・マインドフルネス)と言って、サンフランシスコ州立大学のロナルド・パーサー教授が本を書きましたが、スピリチュアリティの商品化だと批判されることも少なくありません。私はアメリカの禅センターで典座と料理をしながら暮らしていましたが、そこでも間口が広くなるのは良いことだとか、倫理実践無しに瞑想だけを行うのはプラクティスの形骸化だ、とか。はたまた良い瞑想、悪い瞑想という区別性を超えた先に真の実践があるのでは、とか。賛否両論、あるいは賛否を超えた意見が活発に交わされていました。瞑想を毎日行うには、強い意志が必要です。忙しい生活のなかで、一見なんの生産性も無いような、ただ坐るということを何十分もやっていると、途方もない時間の無駄遣いをしているのではないかとバカらしくなるからです。私自身も禅センターを出た後は1日三度の坐禅が二度になりました。代わりに料理中に野菜を切る指の感覚に集中してみたり、レジ待ちに呼吸に意識を向けて見たりと、日常生活の細部をできるだけ大切にすることで瞑想的に過ごせないかと試行錯誤しています。そこで個人的には瞑想を行える場が広がることは良いことだと思っています。サンデーズの瞑想サービスも、顧客たちから「ネイル中だけが自分の時間なの」と繰り返し打ち明けられ、「では瞑想も同時に出来て、より平穏な気持ちになってもらえたら」とスタートしたのだそうです。私が瞑想を始めた理由は、眠れなかったから。さて、こちら連載第1話ではまず、私が瞑想を始めたきっかけからお話したいと思います。初めて瞑想と出合った当時の私は、出版社で女性誌の編集者をしていました。入稿明けで体はぐったりしているのに頭が興奮状態で眠れず、週末は逆にこんこんと眠り続けて寝溜め状態。慢性的な偏頭痛も抱えていました。食周りのページを担当していたこともあって、入社前に比べて体重が12キロも増えてしまいました。そこで「これではダメだ。運動でもしよう」とヨガを始め、ポーズと瞑想を就寝前の日課にしたことが始まりでした。その後、ヨガの教本『ヨーガ・スートラ』に出合い、インド哲学の奥深さにはまってインドを旅し、週末にはヨガのインストラクター養成講座にまで通い出したものだから、同僚にも「土居さんは一体どこへ向かっているの?」と訝しがられたっけ。さて私のように疲労回復のためだったり、またはストレス軽減やレジリエンスの向上、コンパッション(思いやりの心)を育んだり、無我の境地やワンネスの体験、世界平和など、瞑想を始める理由は人それぞれだと思います。けれどもその先に求めることは共通していて、それは「なぜ瞑想するのか」という点が一致する魂の先生との出会いだと思います。それは実際に会える人でもいいし、本や経典、インターネット動画などでも構わないと思います。私の場合は欧米にマインドフルネス瞑想を広めた、平和活動家で詩人でもあるお坊さんのティク・ナット・ハン師(愛称:タイ)でした。“DSC_1221a4r” by ghknsg548 is licensed under CC BY-NC-SA 2.0その出会いを辿る糸の先端は、一見関係ないような場所にありました。台湾茶藝館取材から、ティクナットハン師との出会い。それはanan編集者としての台湾出張で、茶藝館を取材したときのこと。オーナーの寡黙で品の良い老紳士にお茶の親しみ方を習うことになりました。記事を書くために聞きたいことが山ほどあるのに、「シーッ」と人差し指を唇の上にかざして沈黙を求められ、彼は優雅にお湯をあっちこっちの器に移し替えています。やっとこさお茶がはいったと手にしても、湯飲みの蓋の香りを嗅ぐことに始まり、なかなか飲ませてはもらえません。そんな様子で細部にわたって意識を目の前のお茶との体験に向けることになった結果、5分程度の時間が拡張したように感じたのです。「意識の向け方で、時間の観念は変わるんだ」、「言葉を重ねるよりも、体験することでわかる世界があるのか」と大変驚きました。当時離婚したばかりだった私にとって、それは革命的で強い癒しの発見でした。そして帰国後に次の特集のリサーチをしていたとき、彼の教えを参考図書の中で偶然目にします。それは「お茶を飲みながら過去の出来事を思い煩ったり未来のことを心配して意識が今ここに存在しないと、一杯のお茶を楽しむ機会を失いますよ」というタイの言葉の引用でした。そしてその翌年に彼が韓国で瞑想合宿をすることを知り、いてもたってもいられず、参加するに至ったのです。瞑想中に涙が止まらない。不眠を解消するためだったはずの瞑想が、タイとの初めてのマインドフルネス合宿で、なぜだか涙が止まらない。「いま、この瞬間」に集中するために坐禅したり、歩いたり、食事をしたりしながら自分の深部と根気よく対話し続けた結果、思考の流れがスローダウンし始めました。そして、ワークホリックやショッピング中毒という形をとって本音と向き合うことを避けてきたこと。隠れた悲しみや怒りが自分の中に在ることに気付かされました。あるときタイは「マインドフルネス瞑想を企業や軍人にも教えるべきですか?」とマック・マインドフルネスに疑問を感じる人に尋ねられました。それに対してタイは「マインドフルネスは道具ではありません。それは道です」と答えました。マインドフルネスは手段ではなく在り方。例えばナイフは野菜や果物を切って調理するために使うことも出来るし、殺人を犯すために利用することも出来ます。道具が持つアイデンティティは一見同じ結果を導くように見えても、用途によって変化します。つまり瞑想体験もその効果も、意図次第で異なるということ。そこで瞑想の道が深まるにつれて、それは『なぜ坐るのか』という冒険になっていきます。私は15年ほど瞑想を中心とした内省の旅を続けていますが、特にアメリカで生活していた4年半は、スピリチュアル・ショッピングだと揶揄されてしまいそうなほど、心惹かれた場所や先生のもとに手当たり次第に飛び込んでいきました。スピリチュアル・フリーランスでも、まぁいいじゃないか。それは、5箇所の曹洞宗の禅センター、テラヴァーダ仏教のタイ・フォレスト仏教寺院、心理学者で仏教実践者が設立した瞑想センター スピリット・ロック、ゴエンカ式のヴィパッサナー瞑想合宿センター、クンダリーニ・ヨガセンター、パラマハンサ・ヨガナンダのSPF、利他主義と幸福の関係を研究するバークレー大心理学部の研究室、人間性回復の震源地 エサレン研究所、フランスのプラム・ヴィレッジ、洞窟にも行きました。コミュニティとの相性も確かめたかったので、ボランティアをしたり働いたりしながら住み込みで学ぶことも多かったです。その結果、どこでもいつでも寝られるようになった今の私が瞑想する理由は、頭の中の小姑が「良い、ダメ」「好き、嫌い」とすぐに騒ぎ出すところがあるので、それと自分を同一視することから少し自由になり、なるべく愛、尊敬、関心を原動力にして、自分にも他の人にも優しくありたいからです。とても難しくて毎日が勉強ですが。現在の私の瞑想における先生は、先のティク・ナット・ハン師、レジデントとして暮らしたウパヤ禅センターのハリファックス老師、ヴィパッサナー瞑想のS.N.ゴエンカ師を始めとする、社会に関わる仏教(Engaged Buddhism)を提唱する人々を中心としています。でも「先生は彼らだけだ」とか「絶対に彼らは永遠に私の先生だ」と決めつけず、常にオープンでありたいと思っています。瞑想は、自分との出会いの旅。このように瞑想から始まる旅路やそれに紐づいた出会いには目を見張るものがあります。その最たるものは、自分の色々な側面との出会いだと思います。例えば東京の女性誌編集者時代はブランド品で武装していた私ですが、渡米して2年ほどホームレス状態になったこともあります。自分の本音に耳を傾けるプロセスは良いばかりではなく、思わず自分の醜さに触れるときもあります。瞑想で内観が深まると平穏な気持ちになるばかりではなく、落ち込んだり、がっかりするような経験もします。でもその冒険を通じて、一見矛盾するようですが少し自由に、自然な笑顔になれます。そこでこの連載では、「魂ナビ」が欲しい!と題して、私が実践していたり興味を持った瞑想法や、私の魂の先生たち、内観のためのエクササイズ、スピリチュアル実践の場、新しい生き方をする人たちなどについてお届けします。等身大の私が辿る道しるべに過ぎませんが、あなたのスピリチュアリティ探究のためのささやかなガイドの一つになれば幸いです。土居彩編集者。株式会社マガジンハウスに14年間勤め、anan編集部、Hanako編集部にて編集者として、広告部ではファッション誌Ginzaのマーケティング&広告営業を勤める。’15年8月〜’17年5月、カリフォルニア大学バークレー校心理学部にて、畏怖の念について研究するダチャー・ケトナー博士の研究室で学ぶ。’18年9月〜’19年1月、7月、ニュー・メキシコ州サンタフェにあるウパヤ禅センターに暮らしながら、ジョアン・ハリファックス師に師事。現在は、書道家・平和活動家、13世紀の道元禅師を初めて英訳し欧米に伝えた禅研究家の棚橋一晃氏の著書『Painting Peace(平和を描く)』(シャンバラ社)を翻訳中。
2019年09月23日そうだ京都、行こう…。そうふと思ったのは、もはや昨年10月のこと。以前、裏ホロスコープの流光七奈先生に運勢を見ていただいた際、当時元カレへの想いを断ち切れずに未練タラタラだった私。「相性はいいけど復縁はやめておきなさい」と、七奈先生にもお参りに行った弁財天様にも釘を刺されたにも関わらず、なんだかんだでズルズルと連絡を取り続けておりました…(先生、神様、ごめんなさい…)◎当時の記事はこちらから(裏ホロスコープ体験記事vol.1裏ホロスコープ体験記事vol.2 )時折思い出したように「そういえば、元カレとはその後どうなったの?」と方々から聞かれることもあったのですが、その素朴な質問に対していつも煮え切らない返事しかできない関係に、結局私もモヤモヤはしていました。元カレも元カレで、別れてなお曖昧な態度をとり続けるという魚座男の「優柔不断は優しさ故」の性格が遺憾なく発揮されていて、このままだと「本当にどうしようもない!」と私もさすがに気が付きました。そこで、この際ならと彼を誘って復縁旅にでも行ってみようか、と思い立ったというワケです。(じゃあどこに行こうかな…。そうだ、京都行こう…。)これまで、旅先で立ち寄った神様に新しい出会いを望んでみたり、「もうすぐアラフォー」という年齢的な不安から来る将来のことを尋ねてみたりと、毎度毎度八百万の神様にどうしようもない相談を重ねて来ましたが、この核心にだけはあえて触れずにやり過ごしてきました。そしてとうとう、やりたくない宿題をやらないといけない時がやってきてしまったのです…。ああ。今回は京都、清水寺。旅の始まりです。定番寺院・清水寺は世界遺産&パワースポット京都観光の代名詞とも言える清水寺は、世界遺産にもなっている名寺。そしてたくさんの寺社が目と鼻の先に点在する京都のパワースポットでもあります。山号を「音羽山」とし、現在は北法相宗の大本山である清水寺は、奈良時代に延鎮上人(えんちんしょうにん)という僧侶によって開かれました。その後、延鎮上人と音羽山で出会った坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が滝の近くにお堂を建てたことが発端となり、清水寺は現代に至るまで、幾度も再建される歴史の長い寺院となったのです。清水寺の魅力|風情溢れる景観と歴史的建造物清水寺の広大な敷地にはいくつもの見所があります。まずは、別名「赤門」とも呼ばれる清水寺の正門「仁王門」。標高約14mの桜門は、訪れる人を圧倒し、そして鮮やかな朱色で目を楽しませてくれます。絢爛な建築美が特徴的な「三重塔」は、清水寺のシンボルとしても有名。日本にある三重塔の中では最大級の高さを誇り、京都らしさを存分に味わえる景観をつくりあげています。「清水の舞台」と称される広い舞台で知られる「本堂」を抜けると、「音羽の滝」が見えてきます。この滝は清水寺「奥の院」の崖下に位置し、湧き出る水の清らかさから清水寺の名前がついたと言われています。3つの細い滝が流れていて、それぞれ学問成就・恋愛成就・延命長寿とご利益が異なるそう。清水寺一番のパワースポットと言っても良いかもしれません。この他にも、仏堂である「経堂」や重要文化財の「西門」、季節ごとの特別拝観などもあり、清水寺は何度足を運んでもその度に魅力が異なる日本を誇る世界遺産です。随求堂の胎内めぐりで「生まれ変わり」体験これだけ見所の多い清水寺ですが、私がこの場所を旅行先に選んだ理由には「随求堂(ずいぐどう)」と「地主神社」に来たかったからです。随求堂は「慈心院」の本堂で1718年に再建されたお堂。こちらのご本尊である大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)は、「人々の求願を叶え」そして「あらゆる罪を滅罪させて」くれるというすごいご利益をもっています。また、大随求菩薩は秘仏で通常は一般公開していないのですが、この年は222年ぶりに坐像を公開している有難い年!随求堂ではお堂の下を大随求菩薩の胎内に見立てて「胎内めぐり」を体験することができます。胎内めぐりは心の生まれ変わりを体感できるものなので、今回の旅行にぴったりではありませんか!真っ暗なお腹の中で一つだけする願いごと仁王門から入ると、清水寺より先に随求堂が見えてきます。公開中の有難い秘仏・大随求菩薩様をお参りして、胎内めぐりをするためにお堂の脇にある階段をおりていきます。この胎内めぐり、行かれたことがある方はご存知かと思いますが、道中驚くほど真っ暗です。暗闇の中で頼りになるのは左手側にある手すりのみですが、この手すりは大きな数珠が繋がっているかのようにつくられているので、しっかりと掴むことが難しい…!しかも数珠を触っているのは利き手ではない左手…。目の前は闇…。人の気配は感じるものの、今進んでいるのが前なのか後ろなのか、方向感覚がなくなりそうで少し怖かったです。灯りの下で石を回して願い事をするしばらく進んでいくと、ぼんやりと光が灯された場所に出ます。そこに置かれた大きな石をぐるっと回して願い事を一つだけすると、その願いが叶うとされています。中にはちゃんと「ここで願い事をしてください」という内容の張り紙がありますが、後ろから人がどんどんやってくるのであまりじっくり考えている時間はありません。流れるように石を回して、素早くお願いします。「このまま復縁してもいいでしょうか?一緒に居てもいいのでしょうか?」******胎内めぐりをしていたのは実質10分程度の出来事でしたが、まるで圧縮された時間の中で、道なき道をさまよっていたような気分です。神様の言葉を代弁するためのお便り「おみくじ」随求堂を出た後は、道なりに清水寺へ向かいます。本堂の中におみくじを引く場所があるので、そこで先ほどの願い事に対する神様の回答をうかがいましょう!おお、緊張しますね…!はい…出ました!凶です。ここに来て、凶。京都まで来て、凶。”このみくじにある人は、諸事不幸福にしてまた災難あり。”つまり…どういうことでしょうか…?縁結びの地主神社から重要な忠告実はワタクシ、過去3回清水寺を訪れて毎回凶を引いているので、もう清水寺で引くおみくじは凶を引くのがデフォルトなんです。ということで、地主神社でも尋ねてみることにしました。清水寺では「京都地主神社」も縁結びで有名ですね!復縁旅で縁結び神社を参らない理由はないので、修学旅行生や女子大生の可愛いらしい姿の間に混ざっていそいそとお参りします。神様、縁結びの神様!「縁結びの神様、先ほど元カレとの復縁についてお尋ねしましたがその結果、凶がでました。これはやめておけということでしょうか?復縁すべきなのか、私はこれからどうしたらいいでしょうか?」向こうの石からこっちの石までを、目をつぶって真っ直ぐ来ることができれば恋愛が成就するという「恋占いの石」。修学旅行生や大学生の女の子がチャレンジしているのを見かけると、陰ながら応援したくなりますね。さすがに往生際が悪いかな、と思いながらもおみくじを引いて地主神社の縁結びの神様にもおうかがいします。さて、神様のお返事は…。出ました!末吉!ですが…恋愛”仲は悪くないが、口げんかが多い。口論の原因は、相手への交友関係への不信感であることが多い。お互いにもっと信頼を深めることが大切。”なにこれ、怖い。完全に見透かされていますね。まさに元カレへの不満と不安は「相手への交友関係への不信感」です。これが解決できなかったので、結局は別れることになったので。つまり、彼に対して信頼感が持てたら良いということですね!(これまでの行いを考えるとすごくハードルが高い課題です。)残念ながら、口ゲンカ勃発結果的には「相手を信頼できないなら復縁すべきでない」というニュアンス。これでもか!とダメ押しされて、なんとも複雑な気持ちで清水寺を後にした私たち。(元カレは私が復縁を占っていることはもちろん知りません。)実はこの日、風邪気味だった私の体調が清水寺を出る頃にだんだんと悪化し、とうとう「発熱したな」とわかりました。関節が熱で痛み出し意識が朦朧としてきて、歩くのもしんどい状況。とりあえず人混みを離れたいと申し出た後のこと…。「体調が悪いからリードしてほしい」と思う私と、「知らない場所では人任せ」という元カレの良くないところが炸裂して話が全く噛み合わなくなり、些細なことから口ゲンカに。思い返すと虚しくなるので詳しい内容は割愛しますが、場所を移動しながらかなり長い時間ケンカしておりました。「ああそうだ、彼こういう人だったわ…」と、いつもの良くないケンカに若干ウンザリしつつ、体調の悪さも相まって優しい言い方をする余裕はなく、「しんどい、無理…帰りたい。」とぼそっと呟くと、「そうだね。本当はやり直したかったし、また一緒に住もうって言おうと思ってたけど、無理だね。」えっ?おい!今言うことかーーーーーーー!!!!!!わかりました、神様。もう本当にわかりました。元カレよ、さよならだ!!!!!結論、神様のアドバイスは素直に聞くこと。時系列で言うと、昨年末詣った東京タワー神社で手相を見てもらった時には、すでに元カレとの関係を終わらせた後のことでした。(◎東京タワー神社の記事はこちらから) 手相を見てもらった際、「今年、大きな変化が来ています」と言われたのは、実はタイミングとしては「ズバリ!」だったのです。 結婚線が出ていたのも、恐らく元カレとの復縁の流れのことでしょう。ああ〜!!!終わらせてしまった〜!!!と思わず叫び出したい気持ちもなくはないですが、一緒にいても「幸せじゃない」と気がついてしまったのに、年齢を理由にしてまで一緒にいる気もなかったので、まぁ仕方ありません。以前、七奈先生には「結婚しますし子供の姿もみえます」と言ってもらえて、だけど「元カレはやめておきない」というサインが出ていたのであれば、それは「彼は相手ではなかった」ということ。それなのに、私が未練がましくいつまでも気持ちを切り替えられなかったから、良い流れをキャッチできなかったのでしょう。曖昧な態度を取っていたのは、彼よりもむしろ私の方だったのかもしれません。結果的に彼にも嫌な思いをさせてしまったかと思うと、今もまだ苦い気持ちになります。復縁は「もうない」と気が付いて、ようやく前を向けました。同じ時間を過ごした約7年の年月を思うと腰が重かったのですが、やっぱり書くことで終わらせたいと私の復縁にまつわるエピソードを紹介させていただきました。弁天様に「やめておきなさい」と言われたにも関わらず、性懲りもなくズルズルと曖昧な関係を続けた結果、ケンカ別れとなった京都。 神様のサインにはちゃんと意味があることを身を持って体感!さて気を取り直して、今年は変化の年ということ。いいこと(いい出会い)があるように行動していきたいと思います!想定していた内容とは違いますが、最終的に胎内めぐりをして生まれ変わったってことになりますね。そう。要は”気は持ちよう”です!京都清水寺京都地主神社
2019年09月07日スピリチュアルにハマる女性は多いですが、ハマりすぎには注意して! 単に現実逃避するだけなら、痛い人になってしまいます。「そろそろ恋人ができてもいいはず」と思い込む31歳スピ系女子に、占い師兼恋愛メンタルアドバイザーがお答えします。文・沙木貴咲お悩み9:スピリチュアルにハマリ中。恋人ができるはずなのに、なぜか出会えません。数年前からスピリチュアルな生き方を目指しています。瞑想や粗塩・お香での浄化は欠かせない日課になっていますし、日々の気づきと学びを書き綴った日記も書いています。新月と満月には、月光浴をしてお願いワークもしており、結婚を前提の恋人が欲しいことは何度も書きました。日々のいろいろな気づきから、そろそろ恋人ができるはずだと直感しているのですが、なかなかお相手が現れません。私はすでに恋をする準備が整っているので、お相手のタイミングが整っていないのでしょうか?三十路を越えてしまったので、早くめぐり会いたいと思っています。いつ出会えるのでしょうか?(あつ子/31歳)スピリチュアルは目的ではなく手がかりスピリチュアルは今、すっかり市民権を得た文化として、女性を中心に浸透しています。信じる信じないは別にして、私も「人生を生きやすくする知恵」のひとつだと感じることが多々あります。ただ、スピリチュアルは人生をよりよく生きるための手がかりであって、目的ではないと思うんですね。ほとんどの人にとって、人生の目的は「幸せになる」でしょうから、それを実現するためにスピリチュアルを活用する、というスタンスが適当ではないでしょうか。あつ子さんも例外ではないと思います。というのも、あつ子さんはプロのスピリチュアリストになるお考えはないとお見受けするためです。普通に結婚の幸せを望んでいるはずなのに、日常生活がスピリチュアルに偏りすぎているでしょう。スピリチュアルに凝りすぎると、現実的な思考や行動が欠落しがちになるのは、決して珍しい話ではありません。あつ子さんにもその傾向があらわれていて、「新月のお願いワークをしたから出会いがあるはず」と思い込み、自分の念に縛られているように感じます。「お願い」と「直感」だけで願いは叶わない新月のお願いを紙に書くという行為は、自分の望みが明確になるので、とても良いと思います。ただ、それだけで男性との出会いを叶えるのは難しいでしょう。同様に、直感だけで結婚相手を見つけるというのは、さすがに現実逃避しているはず。いつ出会えるかわからない偶然を待つより、確実に男性と出会える場に足を運んだほうが、新しい恋を早く手に入れられます。合コンや婚活パーティ、友達の紹介、結婚相談所など、方法はたくさんありますから、それらを試すことで出会いの数をまずは増やしてみては?「もうそろそろ出会ってもいいのに」と感じるなら、なおさら効率良く、スピーディに恋のきっかけを探すのが良いと思います。スピリチュアルは棚ボタじゃないスピリチュアルは精神性を高めるために効果的で、恋や結婚を求めるうえでプラスになることも多いでしょう。独特の神秘的なムードを味わうだけで気持ちが和む、スッキリするという方もいらっしゃるかもしれません。けれど、精神性や神秘性ばかりを重視すれば、『現実逃避した痛い人』と見られかねないことも覚えておいてください。そもそもスピリチュアルは、神頼みや棚ボタを狙うようなものではないはずです。日常をより良く過ごすためのスパイスとして、スピリチュアルを活用しながら、地に足をつけた婚活をすることが大事です。そうすれば、未来の結婚相手とも出会えるのではないでしょうか?結論・婚活パーティや合コンなど、確実に男性と出会える場に行く・スピリチュアルに頼りすぎない最近は、スピリチュアルを好む男性も少なくありません。そうしたセミナーや講演会で知り合う男性、すでに顔見知りの男友達が、恋のお相手になる可能性もあるのでは?ご相談お待ちしています!恋愛や結婚のご相談を募集しています!沙木貴咲のツイッターにダイレクトメールを送るか、あるいは、以下アドレスまでメールで送ってください。アドレス:oka.saki.oka@gmail.com生年月日やお名前を教えてくださる場合、占い鑑定もいたします。お気軽にご相談ください!©eldinhoid/Gettyimages©Favor_of_God/Gettyimages©alexey_ds/Gettyimages©Capuski/Gettyimages
2018年12月04日スピリチュアル界のレジェンド山川紘矢さん、山川亜希子さん。その山川夫妻、心の旅30年。そこからお二人が見出した、幸せになるためにやるべきこととは?自分を大切に。人のためになることをする。そして人生を楽しむ!極意ともいえるメッセージに耳を傾けよう。夫妻が考える幸せになるためのアクション7つのうち、今回は4つをご紹介します。笑う「誰でも笑うと楽しくなります。健康にもなります」(紘矢さん)近年、笑いがもたらす健康効果への期待は高まるばかり。血糖値の上昇を抑える、免疫力を高めるなどの身体的な効果だけでなく、心の傷が癒される、ストレス耐性ができるなど精神面での効果もわかってきた。「エレベーターに乗り合わせた人と目が合って、にこっと笑顔を交わすだけでも、幸せな気分になりませんか?笑いヨガのように体を使うのもより効果があります。『やったーやったー、イエー!!』と腕も振り上げ、にっこり笑ってみましょう」(亜希子さん)信頼できるパートナーや仲間など、誰かと一緒に笑い合うことも、お二人は推奨する。人生を楽しむことを基点にすると、明るくて笑顔の多い人とつき合う方が自分もハッピーなはず。瞑想する世界的にも注目が集まっている、瞑想の幸福パワー。なぜ瞑想をするといい変化が表れるのか。「現代社会では、まったく音のない空間や時間帯というのは意外にないものです。瞑想の目的は、いわば脳内にそういう空の状態を作り出すこと。最初はいろいろな雑念などに惑わされますが、訓練すれば、頭の中が空白になる瞬間が生まれるはず。いつも忙しく切り替わっていた脳内がクリアになると、心の揺れ、ブレがなくなり、自分に自信が生まれてきます」(亜希子さん)世界には、さまざまな瞑想法があるが、自分に合ったものを取り入れてもいいし、自己流でもOKだ。「5分間目を閉じて、心静かに深い呼吸をするだけでもいい。これなら電車の中ででもできますね」(紘矢さん)集う「スピリチュアル的にいえば、ひとりでいる時間は心を磨くときで、寂しくないという考え方もあります。それでも人は、本当の孤独の中では幸せになれないものです。LINEやメール、SNSなどを使って繋がることもできる時代ですが、やはり直接集まる場を作って、お互いの笑顔を見ることが、心を満たしてくれると思います。私たち夫婦も、ヨガの会やダンスの会など仲間が集う場を定期的に作っていますが、その都度、いい仲間に囲まれている幸福を実感します」(紘矢さん)一緒に歌う。踊る。心を許せる友との繋がりは、助け合いや学び合い、情報交換の場にもなる。「若い人たちに広がるシェアという考え方は、すばらしいですね。いいものを共有し合う体験は、きっと心に刻まれると思います」(亜希子さん)極める好きなことにひたすら取り組めること以上に、幸せなことはない。「自分が本当に心惹かれるものを探し、それをどんどん深めていきましょう。料理でも写真でもスポーツでも、一生懸命にやっていれば楽しいし、仲間も集まってきます。得意なものができてくると、それは必ず世の中の役に立ちます。好きを極めることは、生きるすべてに繋がります」(紘矢さん)好奇心が長続きせず、次から次へと興味の対象が移ってしまうのであれば、それもよし。直感に従って進むうちに“これ”というものに出合える。「仕事を極めてみるのもいいでしょう。『事務職だし…』などと卑下せず、何を聞かれても答えられるくらいのプロフェッショナルになれば、自分がこの世で与えられた役割を果たしていると思えるはず」(亜希子さん)山川紘矢さん・山川亜希子さんこれまで多くの心の本を翻訳、日本に紹介してきたスピリチュアル界のレジェンド。セミナー、ダンスの会、読書会などイベントも精力的に行う。※『anan』2018年10月17日号より。イラスト・Margraph取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年10月16日『アウト・オン・ア・リム』『聖なる予言』など精神世界のベストセラーを翻訳し日本に紹介するかたわら、『引き寄せの極意』『受け入れの極意』などを執筆。30年以上にわたり、幸せになるためのメッセージを発信してきた山川紘矢さん、亜希子さんご夫妻。その集大成として見出した幸せになるための行動とは。「幸せになるには、何でも好きなことをすればいいんです。なかでも、歌って、踊って、笑って…。自分を楽しませ、自分のエネルギーを活性化してくれるこれらの行動を私たち夫婦は習慣にしていますが、それだけで心はいつも平和。体は健康。幸せな人生だと感じることができます」(紘矢さん)とはいえ、お二人も、自分の本当の気持ちを大切にし、好きなように生きていいのだと気づくまでには、時間がかかったそう。「そもそも日本人はマジメすぎて、最近まで、楽しむよりも“ねばならぬ”で生きている人が多かったように思います。そう考えると、いまの若者たちは義務と“快”とのバランスのとり方が上手だなと感心しますね。ボランティアなどを率先してやるのも、『人のためと言いつつ、実は自分が幸せになれる』と、無意識にわかっているからでしょうね」(亜希子さん)人のために何かをすると自尊心が満たされ、自信や落ち着きに繋がる。人との壁が取り払われ、これまで以上に、人とうまくつき合えるようになる。だが、自分をおろそかにしてまで、世のため人のために尽くすのは本末転倒。自分を大切にすることが、周囲を巻き込んで幸せになるための大前提だ。「幸せじゃない人は大抵、『自分が嫌い、自分を許せない』と、自分に対してとても厳しいですね。そういうタイプは他人にもきつく当たる。自分をもう少し褒めてあげれば、意識が変わって、人にも優しくなれますよ」(紘矢さん)亜希子さんも「誰かのために」を、難しく考えなくていいと語る。「例えば、いつも自分用に作っていたお弁当を、ついでに誰かのために作ってあげる。思わず相手が喜ぶ顔を想像しませんか?お裾分けしてあげたり、手紙を書いて送ったり小さなことでいい。人のためにしていることが、結局は自分の喜びでもあるとわかるはず」夫妻が考える幸せになるためのアクション7つのうち、今回は3つをご紹介。楽しむ幸せになるためのルールはとてもシンプルだと、紘矢さんは言う。「そのとき、その瞬間に、自分自身のたましいが『楽しい』『うれしい』と思うことをするだけです。その瞬間が続けば、自分は幸せで、周囲にも幸せな人ばかりが集まってきます」意識すべきなのは、“いまここ”に集中する、プレゼンスな生き方だ。「過去に囚われて生きたり、未来を憂えて生きたりしないこと。いまに生きる気持ちを大切にすれば、楽しむことが上手になります」(亜希子さん)例えば、食事をするときは五感をフルに使って味わい、仕事をしているときや誰かとおしゃべりしているときなどは、楽しいその時間に没頭する。「他人の評価に踊らされることも、自分を犠牲にしてまで何かをすることも、禁物です」(紘矢さん)歌う紘矢さん曰く、日本語は音の一つ一つに“言霊”が宿っているので、好きな歌を歌うだけで元気が出てくる。「それ以上におすすめしたいのが、『あわの歌』です。歌詞に自分流の節や曲をつけて、思うままに歌ってみてください。パワーのある歌詞を音読するだけでも神様が喜ぶので、開運に繋がります」「あわの歌」の言葉の並びなど歌詞を分解すると、日本語の成り立ちに関わっているという研究者もいるらしい。「歌は、祝詞や、マントラのような祈りの言葉に通じます。神社など聖なる場所で歌うのもいいですね。“ありがとう”という言葉は強いエネルギーを持っているのですが、紹介する2つの歌はそれ以上の高い波動を発しています。唱えるだけでその場のエネルギーが整っていくのです」(亜希子さん)踊る人前で踊るのは恥ずかしいと思っている人もいるかもしれないが、踊ることそのものが多幸感をもたらすことは、科学的にも証明されている。「どんな文明においても神と祭り事は結びついています。特に踊りは神様への奉納の意味もあるので、古代から人々は踊っていました」(亜希子さん)踊りというと、バレエや日舞など型があるものをイメージしがちだが、自由に体を動かして、リズムを取るだけでいい“自由ダンス”でも、十分に踊る楽しさは得られる。「踊っているうちに頭でっかちな状態から解放され、無心になります。すると、自分が囚われていた思い込みが何だったのかなど、多くの気づきが生まれます。モヤモヤが取れれば心が開き、自由になれる。踊ることは、幸せになるための端的な方法です」(紘矢さん)山川紘矢さん・山川亜希子さんこれまで多くの心の本を翻訳、日本に紹介してきたスピリチュアル界のレジェンド。セミナー、ダンスの会、読書会などイベントも精力的に行う。※『anan』2018年10月17日号より。イラスト・Margraph取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年10月14日皆さんは、パワーストーンを持っていますか?ブレスレットなどで気軽に身につけられ、天然石効果で持ち主の運気を高めてくれるありがたいアイテムです。でも、そこには思わぬ落とし穴があることも……。そこで今回は、占い師の脇田尚揮さんに“もらいもののパワーストーンを身につけた女性の話”をご紹介いただきます。文・脇田尚揮■お姉さんからパワーストーンをもらい…R美はスピリチュアルなものが大好きな31歳の主婦。いつもパワーストーンのブレスレットを好んで2、3セット身につけていました。そんなR美が夫の実家に行った時のこと。夫のお姉さんからとてもレアな石が入ったブレスレットをもらいました。その石の名前は“スーパーセブン”。品質が高いものはかなり高価とされているため、R美は喜んで毎日身につけていました。■体調に異変が……R美がスーパーセブンのブレスレットをつけるようになってから1週間後、これまで全く問題がなかった、胃が痛み始めるように。初めは気にしていなかったR美ですが、なかなか治らないので病院に行くことに。しかし、診断結果はいたって健康。特に悪い部分はありませんでした。でも、R美の胃は毎日のようにズキズキと痛むのです。R美は、この胃痛はスーパーセブンが原因かもしれないと疑い始めていました。しかし、せっかく高価なパワーストーンを捨ててしまうのはもったいないと考え、そのまま使い続けていたのです。■ある日突然、ブレスレットがバチンと弾けるそんなある日、R美が掃除をしていると、スーパーセブンが入ったブレスレットが、突然バチンと音を立てて弾け飛んでしまいました。そして、石にはまるで焼け焦げたような跡がくっきりついていたのです。不安になったR美は、全部のストーンを拾い集めようとしましたが、いくら探してもスーパーセブンだけは見つかりませんでした。その後、彼女はすぐにお姉さんに電話したそうです。■お姉さんから伝えられた衝撃の事実R美は電話で、恐ろしい事実を知りました。なんと、お姉さんは数年前に胃ガンになって胃の半分を切り取っていたのだそう。R美がブレスレットを身につけてから、胃が痛くなったことを伝えると「ごめんね……。R美ちゃんに渡した後に、人が使ったストーンを身につけちゃダメって知ったの」と謝られたそうです。その後、R美はもらった石を丁寧に土に埋め、それからは他人のストーンは身につけないようにしたそうです。近年はパワーストーンブームの影響もあり、ブレスレットにしてパワーストーンを手首につけている人も少なくありません。長く使っていればその人の思念や厄が蓄積し、その人だけの固有のアイテムになっていきます。そんなパワーストーンをもらって、軽い気持ちで身につけると……。元の持ち主の厄が伝染してしまうかもしれません。パワーストーンは、新しいものを買うようにしましょう。(C) LaineN / shutterstock(C) Roman Samborskyi / shutterstock(C) Larikova Liudmila / shutterstock(C) kitzcorner / shutterstock
2018年09月01日手相、四柱推命、人相学、動物占い、宗教、スピリチュアルなどなど、世の中には「人智を超えた何か」の力を信じている人たちがたくさんいます。日本では、占いぐらいのライトなものならハマってもいいけれど、宗教やスピリチュアルに傾倒しすぎると「完全にやばいやつ」のレッテルを貼られる傾向にあります。一方で、インドなんかに行くと、インド人のほとんどは占いを信じていますし、占いで結婚相手を決める人もいるほどかなり浸透しています。その国の文化や環境いよって、「目に見えないものの力」の信仰度は全く異なるので、何がいいとか悪いとかいう判断はできないと思います。大事なのはそれを手段として、自分の人生を好転させるために上手に使えているかということです。■心を扱うことを「ビジネス」にしている人たちには要注意世間には、占いやスピリチュアルをビジネスに利用しようとする人たちが少なからず存在します。メンタルの弱っている「カモ」を見つけると、「全て手放してしまいなさい」とか「自分の心にしたがっていいのよ」などといったそれらしい言葉で安心させて、「その人が持っている責任を放棄させるように」仕向けます。そうするとそれまでのストレスに耐えきれなかった人たちが、放棄してはいけない責任までも放棄し、「ここは本当の自分の受け入れてくれる唯一の場所だ」と勘違いするようになってしまうのです。■「ありのままでいいんだよ」という言葉の真実2013年、『アナと雪の女王』というディズニー映画が世界的に大ヒットしたことは記憶に新しいですが、日本においても『Let It Go』という曲が「ありの~ままの~姿見せる~のよ~」と訳され、たくさんの人の共感を呼びました。しかし「ありのままでいい」という言葉は時に、そのメッセージの本質から外れて、全く異なった受け取られ方をすることがあります。「ありのままで生きる」ということは、「人生における全ての責任を自分に負わせる」ということだと僕は思っています。誰のせいにも環境のせいにもせず、自分がした意思決定に100%責任を持ち、誰かと比較することなく、その道でやり抜く誓いを立てる、それが「ありのままに生きる」ということです。決して全ての社会的責任を放棄して勝手気ままに生きる、ということではないのです。■占いやスピリチュアルを恋愛に活かせる人、活かせない人占いやスピリチュアルを恋愛にうまく活かしている人たちは、「自分の意思決定や行動」に対して、その責任を100%自分に課す為に「目に見えないものの力」を利用するのです。一方で、占いやスピリチュアルを恋愛にうまく活かせない人たちは、ビジネスに利用されてしまう「カモ」のように、責任を持たないようにする言い訳として占いやスピリチュアルを信仰してしまう傾向にあります。彼氏との相性を占って、「やっぱり別れよう」ないしは「やっぱり向き合おう」と何かしらの行動に向かう意思決定する人は活かせている人です。彼氏との相性を占って、「占いではこう言ってたし~、でも彼は愛してるっていうし~、どうなんだろう~」と行動しない言い訳に使う人は活かせていない人です。引き寄せの法則を信じて、「私は運命の人に出会うべき人間だ」と信じて、いろんな人に会いまくる行動を起こせる人が活かせている人です。引き寄せの法則を信じて、「私は運命の人に出会うべき人間だ」と勘違いして、何もせず出会いが起こることをただ待っているだけの人は活かせていない人です。占いやスピリチュアルに頼ってしまう人は、それらを自分の恋愛に活かすことはできません。占いやスピリチュアルを自分の恋愛に上手に活かしたいなら、そのアドバイスを勇気にしてアクションに繋げることです。いつだって神様は見ていますから。(※ただし、行動している人に限る)(川口美樹/ライター)(前田怜里/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年06月01日精神世界の著作の翻訳や執筆で知られる、山川紘矢さん・亜希子さんご夫妻。そんな山川ご夫妻に、運命の相手との関係を深める学びになる本を厳選してもらいました!今回はその一部をご紹介。愛に満ちた人生を得るための知恵を持つ『受け入れの法則』山川紘矢・山川亜希子・あーす・じぷしー naho&maho世に言う「引き寄せの法則」を一歩進めた「受け入れの法則」。起こることはすべて、宇宙が差し出したプレゼント。自分にはその贈り物にふさわしい価値があると認めよう。双子のユニットとの共著で、コラムと座談会を合わせた形式が読みやすい。リンダパブリッシャーズ1300円霊的思想家たちが確信、ハートのパワーとは『ザ・パワー・オブ・ザ・ハート人生の本当の目的を探して』バプティスト・デ・パペ山川紘矢・山川亜希子 訳著者は、世界中を旅する中でハートが持つ可能性に目覚めていく。『アルケミスト』の著者パウロ・コエーリョをはじめ、世界的な思想家や作家たちが教える“ハートのパワー”の秘密が一冊に。たくさんのメッセージの中に求めている答えがあるはず。KADOKAWA1900円著者と似た経験をした、傷ついた心をいたわる『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』山川亜希子子どものころから、周囲の評価ばかりを気にして、自分を押し殺していたという著者。そんな傷に気づいて、自分という存在のかけがえのなさに目覚めていくさまを率直に綴った自伝的エッセイ。自分自身を好きになるためのヒントがいっぱい。角川文庫640円潜在意識の中の不幸な記憶を浄化する方法『みんなが幸せになるホ・オポノポノ』イハレアカラ・ヒューレンインタビュー/櫻庭雅文ハワイに伝わる癒しの秘法「ホ・オポノポノ」の知恵においては、過去の記憶が思い通りに生きるのを妨げていると考える。それを4つの言葉やいくつかのツールで浄化すれば、本当の幸せを取り戻せる。わかりやすく語りかけるように教えてくれる。徳間書店1500円出会うという運命の、意味やしくみを知る『出会った人が運命の人』山川紘矢・山川亜希子運命の人を探すのに、あれこれ条件をつけたり、難しく考えたりする必要はない。なぜなら、運命は、その人のそのときの学びに必要な誰かを用意してくれるから。ありのままの自分でいれば、運命の流れに沿って、然るべきときにパートナーも現れる。マイナビ文庫640円やまかわ・こうやあきこ精神世界の著作を多く翻訳、自らも精力的に執筆。最新刊は『神さまに愛される最高の生き方!』(興陽館)。※『anan』2018年4月4日号より。写真・小笠原真紀取材、文・三浦天紗子
2018年04月03日精神世界の案内人・山川紘矢さん・亜希子さんご夫妻によると、運命の人との絆を深めるためには、まず自分を好きになることや、自分に起こることをそのまま受け入れることが大事なのだといいます。でも、そうはいっても何から始めたらいいの?例外的な状況にはどう対処すればいい?という疑問も。山川さんご夫妻の助言に解決のヒントがあります。Q.自分のことを好きになるには、どうしたらいいですか?A.ミラーワークを試してみましょう。ミラーワークは、自分を愛するための簡単なヒーリング法。鏡に自分を映して、目を見つめながら「愛しています」と言うだけ。子ども時代の自分を思い出して褒めたり、自分に「ありがとう」と言ってみるのも効果的です。Q.人と自分を比較してしまいます…。対処法を教えてください。A.比較する自分を許すことから始めて。比較してしまう自分を責めないこと。みなそれぞれに性格も、クセもあると認めて。「また比べちゃった。まあいいや」と思うくらいでいいのです。人と比べてしまう自分に気づいただけで、変わる糸口はつかめています。Q.別れた人は、運命の人ではないということですか?A.どんな人も、意味があって出会っています。ひどい相手なら逃げて正解。けれど「つき合って損をした」のではなく、それも学びです。別れることがあっても、そのときのあなたを成長させるために現れたのです。何年も経って、出会った意味がわかることもあります。Q.直感やひらめきは、どこまで信じていいのでしょう?A.100%信じてください。人生に間違いはありません。心の声には耳を傾け、心の赴くままに選んだことは、突拍子もないように見えても、のちのち必ずうまくいきます。相手のことをよく知らないのに「この人とはウマが合いそう」と感じたら、それは正しいのです。Q.両親、きょうだいなど、離れようのない人といい関係を築くには?A.血縁であっても、自分の行くべき道はそれぞれです。一緒に生活している家族にも、それぞれにふさわしい道があります。同じ方向を向いているとは限らないのです。合わなければ「産んでくれてありがとう。けれど、私は私の道を行きます」と、自分の人生を生きてください。やまかわ・こうやあきこ精神世界の著作を多く翻訳、自らも精力的に執筆。最新刊は『神さまに愛される最高の生き方!』(興陽館)。※『anan』2018年4月4日号より。イラスト・利光春華取材、文・三浦天紗子
2018年04月03日自分にとって大切な人ともっと強くつながりたい…。そんなとき相手とのつき合い方で心がけることとは?精神世界の案内人・山川夫妻が30年の心の旅で見つけた、“愛と絆”を深める極意を教えてもらいました。精神世界の数々の名著を邦訳。同時に、幸せになるための多くのメッセージを発信してきた山川紘矢さん、亜希子さんご夫妻。そんなおふたりが確信しているのが、「出会った人はみな運命の相手である」ということだ。運命の相手なら、なんの障害もいさかいもなく関係が続きそうなのに、なぜうまくいかないのかと不思議に思うかもしれない。「どんな人も、互いの成長のために用意された宇宙からのプレゼント。出会ったのは、学びを得るためです。成長のために必要だから、シビアな問題が起きることもあるのです。『なぜこんなひどい人を好きになってしまったんだろう』と切り捨てるのではなく、『彼は私に何かを気づかせるためにこんな行動を取ってくれたのだ』と考えてみましょう」(亜希子さん)そんな大切な存在と豊かな関係を築くためには、何を心がけたらいいのだろう。「逆説的ですが、ふたりの関係をよくするには、何よりも自分自身が幸せになることなのです。過去の傷を手放して、自分が幸せになると、自分の外側もうまく回り始めます。人生に問題など何も起きなくなります」(紘矢さん)自分を好きになることが他者との関係もよくする早道だとは、精神世界では当たり前に言われていること。でも、人に気を遣った方が端的に関係がよくなりそうなのに、なぜ“まずは自分を愛すること”が大切なのか。「私も長いこと“自分を愛する”ことができなくて、苦しんでいました。他人の評価で生きていたころは、がんばらなければ認めてもらえないと思っていましたし、自分を認めてあげることもできなかった。そんな中で作られてしまった抑圧された感情や傷が、自分が幸せになることに制限をかけるのです。あなた自身を縛ってきた、そうしたネガティブな感情に気づくだけで負のエネルギーは自然と消えていきます。それがはっきりわからないときは『私は私を好きになる』と決めるだけでもいいのです」(亜希子さん)自分を大切にすれば、自分の波動は高くなり、同じ高い波動を持つ無二のパートナーが引き寄せられ、すばらしい関係を育める。「自分に対して寛大に、優しくなれれば、人に対しても同じことができます。身体を動かす、きちんと休養するなど、身体が欲していることにも応えてあげる。すると心身がリラックスでき、あとは自分の思うままに生きるだけ。自分が置かれた状況への感謝を忘れず、人生を肯定的に見ましょう。幸せのカギはすべてあなたの中にあるのです」(紘矢さん)山川夫妻が教える絆を深めるコツの一部をご紹介します。自分を好きになる。自分を丸ごと受け入れる。人は誰もが、唯一のかけがえのない存在。「自分なんて大したことない」と自己評価の低い自分に気づいたら、そんな自分を許して、自分を愛そう。あなたはあなたのままで100点満点。ありのままの自分を受け入れれば、愛の波動が高くなり、周囲をもいい波動で癒すことができる。プラスのスパイラルができあがる。他者をジャッジしない。「彼はどうせこういう人」「期待したってムダ」…そんなふうに相手を決めつけていたら、そのクセはやめよう。自分と意見が対立しても「こんなふうに考える人もいるんだ」と受け入れ、拒絶しないこと。イライラしていたら、絆を深めることはできない。他者に優しくする近道は、自分にも優しく寛大になること。なるべくたくさんハグする。ふたりの距離を縮めるには、ボディランゲージの「ハグ」がいちばん。物理的にも互いのハート(心臓)を近づけることになり、エネルギーが混じり合って互いがわかり合えるようになる。マッサージし合うのもおすすめ。恥ずかしければ、手を握り合う、肩に触れるなど、軽いスキンシップから始めてもOK。やまかわ・こうやあきこ精神世界の著作を多く翻訳、自らも精力的に執筆。最新刊は『神さまに愛される最高の生き方!』(興陽館)。※『anan』2018年4月4日号より。写真・小笠原真紀取材、文・三浦天紗子
2018年04月03日清原和博、酒井法子、押切もえ、澤穂希、林真理子。スピリチュアリスト・江原啓之が錚々たるゲストを迎えて、生きるヒントを授ける番組『スピリチュアルハウス』が、Netflixで独占配信中!江原がしばらくの間封印してきたスピリチュアル・カウンセリングがついに復活。元プロ野球選手・清原和博を迎えた初回から“衝撃の問題作”と各所で話題に。波瀾万丈な人生を顧みるなかで、今まで語られることのなかった胸中が吐露される。「裏切ってしまった息子とどう向き合うべきなのか」「罪を償うには一体どうすればいいのか」。生涯年俸50億円超、通算本塁打525本。球界に燦然と輝く記録を持つ伝説の男とは思えない、弱々しい言葉たち。注目すべきは江原が清原の心の奥底にある感情を読み取るシーン。「あなた、死にたいと思ってますね?」と鋭く問い詰める。すると「生きていて苦しい…本当に死にたいです」と、男泣きをする清原。真っ向から悩みに向き合い、守護霊と対話することで道標を示していく。魂と心を交わす不思議な力を持つ江原にしかできないカウンセリングは、見る者を圧倒。厳しくも優しい江原の前で清原の表情はぐちゃぐちゃになり、誰にも見せなかった本当の姿が浮き彫りになっていく。いとも簡単に清原に胸中を語らせているように見えるが、江原のカウンセリングがあってこそ。他の相手では絶対に引き出されることのないエピソードの数々は、テレビでは踏み込めない深い領域。制約の少ないネットメディアの強みも活かしている。この番組を見れば、過去の失敗や後悔にとらわれることなく、今後の人生を楽しく生きていくための指針が得られるかもしれない。スピリチュアリスト・江原啓之氏が話題の人物と向き合い、指針を示す、Netflixで配信中の番組『スピリチュアルハウス』。霊視を使って心に抱えた問題の解決策から成功へのヒントまで、どんな悩みも解決していく。※『anan』2018年2月14日号より。文・しらたけときお(by anan編集部)
2018年02月13日「スピリチュアル詐欺(以下・スピ詐欺)とは、精神世界を利用して、効果の不明なものを売りつける詐欺商法のこと。従来の開運商法詐欺は、不安を煽ることで、物品を買わせる手法が主流でした。しかし、最近のスピ詐欺は、SNSやブログで注目を集め、『幸せになるため』などと希望を見せるのが特徴。被害者の9割以上は女性です」 こう話すのは、5年前から詐欺被害の無料相談を受けつけている「不動法律事務所」の若井亮弁護士。過去5年間で国民生活センターに寄せられた開運詐欺の相談は、4811件に上る。しかも1人当たりの被害額(契約購入額)でみると、’12年の65万円から’16年には130万円へと、5年間で倍増しているのだ。 「だましやすい人からとことんとるという傾向の表れで、非常に危惧しています。SNSを利用した勧誘が現れたことで、これまで高齢者が多かった相談者の年齢が30〜40代にまで広がっているようです」(国民生活センター) 若井さんのもとに届いている「スピ詐欺」の被害例を紹介。 ■カリスマブロガーの巧みな話術で100万円のローン地獄! 1年前、AさんのSNSに“ママ友のSさんが写真を更新しました”というお知らせが。タップしてみると、あざやかな虹が写った写真とともに、それを見た女性たちの「元気になった!」というコメントが載っていた。 「その写真はSさんがSNSを通して知った、ヒーラー(癒しの力を持つ人)の女性・Mさんが撮ったものでした。素敵だなと思い、私もMさんのブログを読むようになったんです」(Aさん) ブログには海外各地で彼女が撮ったという、竜のように見える雷の写真や、雲が七色に変化していく様子の写真が掲載され、いかにも不思議な力が宿っているように思えた。 このころ、Aさんは小学生の息子の不登校に悩んでいた。苦しい日々のなか、ブログに寄せられた読者からの「救われた」というコメントを読み、Mさんに話を聞いてほしいと思うようになっていった。 そんなとき、Mさんのブログにスピリチュアルセミナーの告知が掲載された。場所は都内の有名ホテルの会議室なのに、参加費は1,000円。Aさんは思わず参加を決めた。 「初対面のMさんは笑顔で『いい縁が持ててあなたは幸せよ』と。とにかくポジティブで圧倒されました」(Aさん) 憧れの人に会えて喜ぶAさんに、Mさんがささやいた。「来週、特別なセミナーがあるの。あなたも来てみない?」。ごく少数に向けたセミナーで、参加費は100万円だった。 「豊かさを手に入れるためには、最初に出費することで豊かさが入る隙を作らないとだめなのよ」 まるで催眠術にかかったかのように、Aさんはローンでセミナーを契約。気がつくと、毎月ローンに追われる地獄に落ちていたのだ……。 ■波動が上がるグッズ購入で100万円以上のリボ払い! 20代前半のBさんは、ネットサーフィン中に見つけたスピリチュアルブログの愛読者になった。ある日、そのブログは「天使が見える」ヒーラーが運営していることが判明する。ブログには、「波動を高めれば、誰でも天使とつながれる」と書かれていた。 仕事のことで悩んでいたBさんは、「波動が上がる」パワーストーンやオイルを次々購入。総額はリボ払いで100万円を超え、毎月利子だけで3万円以上を返済する羽目になった……。 こうした被害に遭わないために、若井さんは次のように警鐘を鳴らしている。 「自分のお小遣い程度で済むものであれば、気にする必要はないでしょう。何を信じるかは個人の自由だし、癒されるのが目的であれば、それが実現する限り問題はありません。ただ、借金をしてまで続けることかどうかが、1つの判断基準。つぎ込む前に一度、家族や友人に相談し、客観的な意見を聞くのが一番です」 被害額の高額化が進むスピ詐欺。スマホの普及により、そのわなはより身近になった。一度支払ったお金は戻ってこない。スピリチュアルな商品やセミナーにお金を使いたくなったときは、一度冷静に考えてみる必要がありそうだ。
2017年11月03日もし新しい人生を創りたいと思っているなら、精神世界の案内人こと山川紘矢・亜希子夫妻直伝の、自分の感性を豊かにしてくれる“今を感じる”6つのワークを試してみて。五感を使って、目の前のことに集中するたとえば、毎回の食事も五感をフル稼働していただけば、自分の体を駆使したワークになる。美しい彩りや香り、食感などで、季節の移ろいや自分の体調、味覚の変化など、できるだけ多くのことを感じ取ろう。自分が“今この瞬間”を生きていることへの感謝の気持ちも忘れないで。「目の前のことに五感で集中すると、生きている実感が味わえます。大事なのは、習慣だからといって無意識に流してしまわないこと。自分の五感それぞれで、今何を感じ、それをどう思っているか。自分の反応を敏感に感じ取ることは、自分を知ることにもつながります」(亜希子さん)美しいと思ったものを集めてシェアする何かを“美しい”と感じる瞬間の自分は、きっとありのままの自分に戻っている。頭ではなく、自分の心が動いているのだから。このドキドキする感じをしっかり覚えておこう。そして画像として残しておけば、見るたびにその感覚が蘇るはず。みんなとシェアすれば幸せのお裾分けにもなる。「美しさを毎日の暮らしでどれだけ発見できるか。なるべく多く探してみてください。虹のように“呼ばれた人”だけが味わえる美しさもあります。感動できるのは、とても幸せなこと。僕は花の写真をシェアしていますが、あるがままの美しさに神の手を感じます。それは人も同じです」(紘矢さん)自然に触れる疲れたときに、いちばん心と体に効くのは、自然を直接体で感じること。芝生の上を裸足で歩く、公園の木を抱く、海に足を浸すなど、近所にお気に入りの場所を見つけておこう。そして一日に一度は空を見上げて、変幻自在な雲や美しい夕焼けから、自分の住むこの世界の美しさに感謝しよう。「個人的にお勧めなのが、土いじりです。僕は野菜を育てていますが、日々成長する姿は生命力そのもので、とても癒されます。緊張状態が続くと、自分の波動が下がってしまうので、自然と触れ合ってリラックスすることはとても大事。空を眺めるのもぜひ習慣にしてください」(紘矢さん)今の自分が、一番フィットするものを選ぶどの洋服を買うか、どのケーキを選ぶのか。小さな選択でも必ず“今の気分”にぴったりくるものを選ぼう。迷ったら自分の心の“ワクワク”を指針にして。人生は選択の積み重ね。大きな決断が必要なときに、この日々のワークがきっと役に立つ。心が喜ぶことを選ぶのが幸せへの近道だから。「私はいちばん残りそうなケーキを自ら選ぶ子どもでした。でも今は違います。自分の心の声を聞き、ワクワクに従って生きるのがいちばん幸せだからです。人の目を気にしてワクワクを封じ込めると、自分が脇役の人生になってしまいます。もっと自分を信頼してあげましょう」(亜希子さん)親への自立を宣言するもし、親との関係に苦しんでいるのなら、これからの自分は違う道を行く、と宣言すると効果的。写真や花瓶など、親に見立てた何かに向けて、口に出すだけでいい。「今までありがとうございます」と感謝の言葉も忘れずに。自分が宣言することで精神的に自立すれば親も自然と変わるはず。「自分を好きになれない原因を探ると、親の言葉や態度がいつのまにか心の傷になっているケースがよくあります。それに気づいただけでも浄化されますが、『アファメーション』で現実の関係性まで好転することも。宣言を済ませたら、もう過去にこだわらず、今を生きましょう」(亜希子さん)ピンときたところへ出かけてみるピンと直感がひらめいたら、とりあえず素直に従って行動してみよう。すると、思わぬ出会いや貴重な体験ができるかもしれない。また直感に従うと、不思議なほどスムーズに物事は進むはず。そんな体験を重ねることで、自分への信頼感も深まっていく。直感は心からのゴーサインだと考えて。「頭で考えるよりも自分の心のサインを信頼した方が、間違いなくおもしろい人生になるでしょう。“こうすべき”より“こうしたい”に従った方がいいことも次第にわかってきます。直感を無視しないでください。想像もしなかった世界がきっと広がります。僕もそうでした」(紘矢さん)山川紘矢・亜希子さん翻訳家。スピリチュアルな名著・ベストセラーを日本に紹介し続けて31年。その累計部数は1000万部にも。「引き寄せの法則」の名付け親でもある。夫妻共著の最新刊は『受け入れの極意』(興陽館)。※『anan』2017年10月4日号より。イラスト・夏目麻衣文・岡崎弥生(by anan編集部)
2017年10月03日幸せになりたい。努力もしているのにどうもうまくいかない。そう感じるなら、本当の自分を知って心を開くワークを実践しませんか。精神世界の案内人である山川紘矢・亜希子夫妻に“自分を解き放ち、好きになる”ための6つのワークを教えてもらいました。朝、思いついたことを書き記すまだ知らない自分と出会いたかったら、朝起きたときに何も考えずに浮かんできた言葉をどんどん書いてみよう。ちゃんとした文章じゃなくても大丈夫。あとで読み返すと本当に自分の言葉?と驚くようなことが書かれているかも。自分には未知の可能性が秘められていると信じられるワーク。「これはチャネリング(霊的交信)用に考えられた『モーニングページ』というワーク。しばらく続けると自分の中のもやもやがすべて出てきて、頭の中がクリアになり、クリエイティブな力が湧いてきます。人生を変えたいと思うならぜひ。私も実践しましたが、おもしろいですよ」(亜希子さん)1日に1回、思いのままに踊る好きな音楽に合わせて、思いっきり自由に踊ってみよう。自分一人の部屋でなら、恥ずかしいとか、人にどう思われるかなんて関係ないし、どんなふうに踊っても“正解”“不正解”もない。思いのままに体を動かす楽しさに目覚めれば、きっと何かが変わる。がんじがらめの自分を解き放って。「僕たちも『スピリットダンス』のワークショップを開いていますが、参加後はみなさん確実に雰囲気が変わります。何かを教わることに慣れすぎていると、自由にしていいと言われても、逆にとまどってしまう。無心になって踊ることで、思い通りに生きる感覚を取り戻してください」(紘矢さん)鏡の前で自分をほめる自分のことが好き?100%好きだと思えれば何も問題はない。でもそうじゃないなら、鏡を見ながら笑顔で自分をほめてみて。就寝前なら、「今日は一日、お疲れさま。よく頑張ったね」でもいいし、「いつもありがとう」と感謝するだけでもいい。たった一人の自分だから大切にしてあげて。「これは『アファメーション(自分への宣言)』というワークの一例で、潜在意識に対してポジティブな思い、感謝の気持ちを伝えます。自分が大好きという宣言は鏡の前だとより効果的。必ず口に出して言ってくださいね。欠点は個性。あなたはそのままで完璧だと信じてください」(亜希子さん)思いっきり叫んだり、泣いてみる泣きたいときに泣き、怒りたいときに怒れればいいけれど、大人になるとなかなか難しい。怒りや悲しみのようなネガティブな感情に気づいたら、誰もいない場所で叫んだり泣いたりしてみよう。感情はエネルギーなので、出し切ったら必ずすっきりする。心のデトックスも習慣にしてみて。「自分の感情は素直に出す方がいい。でもネガティブな感情はつい溜め込んでしまいがち。一人のときにしっかり吐き出しましょう。叫ぶのが難しければ書き出してもいい。ストレスという形で無自覚に発散するのではなく、自分をつねに注意深く観察してケアしてあげてください」(紘矢さん)自分の過去を書き連ねてみる少しずつでいい。自分の過去を振り返ってみよう。どんなときが幸せだったのか。何を言われて傷ついたのか。ささいなことでも思い出して正直に書いてみて。文章にすると客観的に自分を見ることができて、自分を愛おしむ気持ちが湧いてくるはず。ありのままの自分を発見し、認めてあげよう。「私は何者か。スピリチュアルな世界への探求はすべてここから始まっています。その『セルフ・アウェアネス(自己認知)』でもっともシンプルで一人でもできるのが、自問自答しながら過去の出来事やそのときの心の動きを書き出してみる方法です。必ず思わぬ発見があるでしょう」(亜希子さん)一日の終わりに感謝して祈る夜寝る前に、今日の出来事から何か一つでもいいから思い出して「ありがとう」と言ってみよう。ひどい一日だったら、天気やご先祖様にだっていい。目に見えない世界に感謝することは祈りそのもの。大事なのは自分が多くの存在に守られていると信じること。心を平穏にしてから眠りたい。「できれば般若心経やマントラなど、浄化作用がある祈りの言葉を覚えておくといいのですが、“ありがとう”もとても波動が高い言葉です。どんなことにも“ありがとう”。高い波動を伝えることで同じ波動が返ってくるでしょう。一日一日を感謝と祈りの気持ちで終わらせてください」(紘矢さん)山川紘矢・亜希子さん翻訳家。スピリチュアルな名著・ベストセラーを日本に紹介し続けて31年。その累計部数は1000万部にも。「引き寄せの法則」の名付け親でもある。夫妻共著の最新刊は『受け入れの極意』(興陽館)。※『anan』2017年10月4日号より。イラスト・夏目麻衣文・岡崎弥生(by anan編集部)
2017年10月03日自分を慈しみ、今を感じるために。精神世界の案内人、山川紘矢・亜希子夫妻が語る“自分が主役”になる人生を創るための心構えとは?どうしても、この本を日本に紹介したい。そんな思いにかられて、山川紘矢・亜希子夫妻が初めて翻訳したのがハリウッド女優、シャーリー・マクレーンの自伝『アウト・オン・ア・リム』。前世や輪廻転生など、スピリチュアルな考え方を世界中に広めた’80年代当時の大ベストセラーだ。“自分を知れば自由になる”というシャーリーのメッセージに共感した山川夫妻は、安定した生活を捨てて40代で翻訳家に転身。精神世界の水先案内人として活躍する一方、31年間の経験から到達した、本当に幸せになる生き方のコツを「受け入れの法則」として披露した。おふたりこそ、まさに新しい人生をクリエイトした大先輩。70代でもアクティブな日々を過ごし、若い世代への理解も深い。どうすればそんな生き方ができるのか。「やはり自分を大切にすることでしょうね。スピリチュアルな勉強をすると、自分に起こることはすべて自分が引き寄せているとわかるので、パワーの源である自分を粗末には扱えなくなります。健やかな心と体のためにセルフケアを怠らず、何がやりたいのか、本当の望みは何なのか、心の声によく耳をすませてちゃんと応えてあげる。すると、人生は自然とうまく回り始めます」(紘矢さん)「自分が嫌いで心を閉ざしている人は、その原因を探ってネガティブな思い込みを手放しましょう。まずは自分を知る。そして、ありのままの自分を好きになれば、心が開かれて幸せが次々に訪れます。そのためには、体と心を使ったワークがお勧め。頭の中でどんなに考えても行き詰まるだけですから」(亜希子さん)実は、山川夫妻も多くの葛藤を乗り越えてきた。そのときに助けてくれたのが、自己を深く知ることから始まるスピリチュアルな考え方とワーク。今でも、毎朝のヨガと瞑想、呼吸法は欠かさないそうだ。「昔の僕は、好きなことより必要なことを選び、人生を楽しむという発想もありませんでした。彼女(亜希子さん)は、優秀で頑張り屋なのに、なぜか自分に自信が持てない。常識的で型通りの生き方が当たり前の時代でもあり、“思い通りに生きてもいい”という真実に気づくまでに、ずいぶん時間がかかりました」(紘矢さん)「今はその点、恵まれていますよね。個性が尊重され、生きるうえでの選択肢や参考になる本や情報も、30年前と比べると驚くほど増えました。ただ、やはり一人で自分と向き合う時間は毎日5分でいいのでつくってほしい。生活に確かな軸ができるからです」(亜希子さん)その5分間に実践したいのが、“自分を好きになる”6つのワーク。また、日々の暮らしで習慣にしたいのが、自分の感性を豊かにする“今を感じる”6つのワークだ。「たとえ短くても、自分のための時間を意識してつくることに意味がある。簡単なヨガのポーズや瞑想、ワークはもちろん、深呼吸するだけでもいいんです」(紘矢さん)「自分を再発見するプロセスを、ぜひ楽しみましょう。そして“自分が主役”で生きることでしか味わえない、本当の幸せを実感してください」(亜希子さん)山川紘矢・亜希子さん翻訳家。スピリチュアルな名著・ベストセラーを日本に紹介し続けて31年。その累計部数は1000万部にも。「引き寄せの法則」の名付け親でもある。夫妻共著の最新刊は『受け入れの極意』(興陽館)。※『anan』2017年10月4日号より。イラスト・夏目麻衣文・岡崎弥生(by anan編集部)
2017年10月01日女子たちを不思議な魔力で魅了する、スピリチュアルなパワー。自由にお金が増えるアラサーは、スピリチュアルにお金をかける女性が増えてきます。しかし、「スピリチュアルのおかげで結婚できました」や「占いに行った私は幸せの絶頂!」なんて話、あまり聞きませんよね?それどころか「痛い人」というレッテルを貼られてしまうのが、悲しきスピリチュアル女子、略してスピ女。そんな彼女たちの本音や周囲の反応について分析します。占いに何万円もつぎこむスピ女……!?スピリチュアルにはまる女子たちに、少し話を聞いてみました。まずは28歳で占いにはまり、今はお気に入りのサロンに2か月に1回は行くというAさん(30歳)。1回のセッションは1時間1.5万円だそう。「今の先生には、過去の恋愛をズバリと当てられたので、この人しかいないと思っています!」と興奮気味に語るAさん。ちなみに、2年ほど通っていますがまだ彼氏はいないようです。続いて、趣味はパワースポット巡りだというBさん。恋愛結婚に効くパワースポットがあると聞けば友人と足をのばし、Facebookにその活動を記録。都内の神社はすべて制覇したようです。「50か所近くは行ったかな。収集癖があってグッズも必ず買うんだけど、それを部屋に飾っていたら友達に怖いと言われました(笑)」と、明るく自虐的な雰囲気で笑いを誘うBさん。まだ結婚相手には巡り合えていないようです。男性にはなかなか理解されない「スピリチュアル」女性ならば、なんとなくわかるスピリチュアルにはまる気持ち。それに対する男性の反応はどうでしょうか。そういえば、占いサロンに男性が行列を作っていることはあまり見ませんよね。数人に聞くと「根拠がないのになぜ信じられるの?」「地震予知もできないのに、人間の人生を予言できるわけない」と懐疑的な意見が多いのが特徴。男性は現実的な理系脳。「根拠」がないものは信じられないということなのでしょう。スピ女に対する意見は、「遊び程度に軽くやるならいいけど、浪費する人はちょっと」「信じ込んでしまう人は、ちょっと頭が弱い女性なのかな、と思う」などの厳しいものが聞かれました。スピ女の隠されたデリケートな本音そもそも、なぜ女たちはスピリチュアルにはまるのか?調査を進めていくと、自分に自信を持てない人ほど、見えない力に頼るデリケートな傾向があるとわかりました。先のBさんは「アラサーになっても、なかなか結婚できる気配がない。だから、少しでも縁起を担いで、焦る気持ちを落ち着かせたいんです。こんなに参拝しているのに、なかなか出会えません。なにが足りないのかな。友達の友達は、鈴虫寺に参拝してすぐに彼氏ができたらしいんだけど」と愚痴ります。Aさんは、自分のことを男運がない恋愛下手であると評価。「ぶっちゃけ、予言に当たる当たらないは求めていないかも。話をすると前向きになれるので、つい行ってしまう。先生は、今の私が欲しい言葉を言ってくれるんです」と言います。たしかに、近しい友人から現実的なアドバイスをもらうと、傷つくこともありますよね。占いは、そんなデリケートな自分を慰めてくれる存在。ある意味、カウンセリングのようなものなのかもしれません。スピリチュアルにはまりすぎるのを防ぐには?スピリチュアルにお遊びで興じるのはいいとして、高額なお金をかけるのはいかがなものか。つい心配になってしまうものです。繊細な女子たちが、スピリチュアルに頼らないで生きる方法は、あるのでしょうか。まずは自分の意志を養うことが大切でしょう。誰が言ったから、占いが言ったからではなく、「自分はこうしたい」という意志を徹底的に探ること。まずは1週間、そうやって生活を。そのうち、自信を取り戻します。日記やノートをつけて、自分の状態や気持ちを振り返ることも大切ですね。注意したいのは、「占い師が言っていたから大丈夫。パワースポットでお願いしたから大丈夫」と安心してしまうこと。これは、あまりにも安直な考えかた。参拝で結婚できるなら、こんなに楽なことはありません。スピリチュアルは、人生の指針ではなく、単なるエンタテインメントです。妄信してお金がとんでいかないように注意しましょうね!
2016年09月04日今年はどんな一年でしたか? 今年を振り返り、一年の無事を感謝して、神社仏閣に足を運んでみてはいかがでしょう。でも、人気のあの神社、お寺は遠くてなかなか行けない… という人は、まずはガイドブックで行った “つもり” のエア詣出を楽しんでみては。写真やイラスト、音、映像を通して神聖な気分にひたれる神社仏閣のガイド本をご紹介。師走の忙しい時期だからこそ、心からリフレッシュしたい、という女性にもおススメです。“おうちで高野山気分” にひたる「お経ブック」今年話題となった、高野山開創1200年。記念すべき一年だけあって、高野山では様々なイベントも行われました。私も秋に参拝しましたが、秘仏のご開帳をはじめ、アート、音楽、さまざまな催しが開かれていて、歴史を刻んできた聖地は、エキサイティングな気配に包まれていましたよ。そんな高野山を、イロハのイから知ることができる本がこちら。『心を整える高野山のお経 CDブック』です。高野山の歴史から、お経って何? という基本的なことまで、初心者向けにわかりやすく解説しています。とくに面白いのは、お経は聞くだけで心を落ち着けてくれるので、毎日の暮らしの中で「ちょっと元気がない、やる気を出したい、悩みがある」という時にも活用しましょう、というお経のサプリ的な解説。この本には、高野山の人気寺院、一乗院の朝のお経が聞けるCDが付録で付いていて、自宅にいながら高野山の朝勤行に参加した“つもり”になれます。お香を焚きながら、心静かに聞けば、すっと清々しい気持になれそう。「バガボンド」の作者、井上雄彦さんとエア詣出?!また平成25年に平成遷宮を行った、伊勢神宮、出雲大社。これらの神聖な空気を、漫画『バガボンド』の作者、井上雄彦さんがスケッチとともに紹介する『承』も、初心者の私たちにはおススメ。とくに気持いいと感じるのは、神宮を散策する井上さんの観察眼を通して、森の気配、命ある樹々の存在感が伝わってくること。「長い時間を生きる樹々に包まれる静かな時間は、私たちに命の一部を生きていることを思い出させる」という言葉には共感しました。美しい写真や躍動感あふれるスケッチから、自然に生かされている私たちに気づくことができます。漫画とはまた違った、井上さんの優しい言葉の数々は、女性にも読みやすくさらりと読めます。 付録のDVDには、伊勢神宮、出雲大社、諏訪大社とその周辺を散策する井上さんを追いかけた動画を収録。神社の森の中の鳥のさえずり、虫の声を聞いていると、本当にそこを歩いているような不思議な気分に。「人間の心を鎮め、自分の内側へと向かわせる空気に満ちている場所」と井上さんが言うように、神社というスピリチュアル空間には、私たちの心から余計なものを洗い流し、自分の奥にある意識を高めてくれるような気持よさがあるのかもしれません。そして、「いざ、神社へ出かけよう」という時には、こんなガイドブックもあります。神社だけじゃなく、周辺のグルメ情報も満載。師走の忙しい時期だからこそ、スピリチュアルな本でほっと一息、心の安らぎを味わってみては。
2015年12月27日