ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第63回は、ライターとして活躍する五月女菜穂さんが、NPO法人〈HANDS〉の横田雅史さんと、〈国際母子手帳委員会〉事務局長の板東あけみさんに話を伺いました。母親のお腹にいるときの様子や、子どもがいつどこで生まれて、どのように成長したのかが記録される、母子健康手帳(母子手帳)。実は、世界で最初の母子手帳は日本で生まれたことをご存知ですか。日本では“当たり前”に感じていた母子手帳ですが、今や50以上の国と地域に広がって、世界中の母と子の命を守っているーー。小児科医の中村安秀さんが書いた『海をわたった母子手帳かけがえのない命をまもるパスポート』(旬報社)の本などを読み、まさにSDGsの「すべての人に健康と福祉を」にも合致する活動に興味を持ちました。今回は、途上国で母子手帳の導入や普及をサポートしているNPO法人〈HANDS〉の横田雅史さんと、〈国際母子手帳委員会〉事務局長の板東あけみさんにお話を伺いました。〈母子健康手帳〉が50以上の国と地域に広がって、母と子の健康を守るーーNPO法人〈HANDS〉がどのような活動をされているのか教えて下さい。横田さん:〈HANDS〉は「Health and Development Service」の略称で、2000年に設立された団体です。我々が目指すのは、保健医療の仕組みづくりと人づくりを通じて、世界の人々が自らの健康を守ることができる社会を実現すること。例えば、目の前に病気の人がいれば、当然その病気を治す必要がありますが、病気を未然に防ぐことも大切だと思います。また、医療器具や医療施設も必要ではありますが、それらをつくったり、マネジメントしたりできる人を育てることも同じくらい大切だと思っています。HANDSは地域の人々に健康や予防の大切さを伝えたり、病院や診療所スタッフのための研修をしたり、そのような活動に力を注いでいます。その中でも、特に弱い立場にある女性や子どもを対象として、アフリカのケニアやシエラレオネ、そして南太平洋のパプアニューギニアの3つの国で活動しています。それらの活動では、あくまでも主役は現地の人たちで、日本人は黒子というスタンスです。〈HANDS〉が母子手帳に関わるきっかけは、〈HANDS〉の前代表理事で小児科医の中村安秀先生の存在でした。中村先生が1986年からJICAの母子保健専門家としてインドネシアに赴任したときに、子どもを診察しようにも、生まれたときの体重の記録や予防接種の正確な記録がない現実を目の当たりにされた。母子手帳の素晴らしさに気づいて、途上国へと広げる活動を始めたんです。取材に同席してくださっている板東さんが事務局長をされている〈国際母子手帳委員会〉も、そうした母子手帳の広がりの中で生まれた組織です。ーー板東さんはどういう経緯で〈国際母子手帳委員会〉に?板東さん:私は51歳まで京都の小学校教師をしていました。一方で、並行して39歳から始めたベトナムの障がいのある子どもたちへの総合的な支援に関するNGOの活動も興味深くなってきたので、51歳で教師を辞めて、大阪大学大学院に入って、7年間勉強したのですが、そのときの恩師が中村安秀先生なんです。中村先生が〈国際母子手帳委員会〉を立ち上げられたときに、中村先生が代表で、私が事務局長になりました。〈国際母子手帳委員会〉の存在を説明するのはなかなか難しいのですが...NPOでもないし、会員制度があるわけでもないし、どこかに事務局があるわけでもない。母子手帳に関心がある政府もしくは大学の研究者らが集まっている組織といったらいいかな。1998年に日本で「第1回母子手帳国際会議」を開催して、だいたい2〜3年に1回ずつ世界各地を回るシンポジウムを開いています。徐々に参加国や参加人数は増えていき、今年の8月には第13回母子手帳国際会議がカナダで開かれる予定になっています。現地とオンラインで開催されます。〈HANDS〉と〈国際母子手帳委員会〉との関係もまた説明するのが難しいのですが…別組織でありながら、気持ちと実務がつながっていると言えばいいでしょうか。例えば、国際会議をする際に寄付を集めますが、その寄付をどこが預かるという話になったときに〈HANDS〉に口座を開設していただいたり、今回の取材のお問い合わせの窓口になっていただいたりね。一方で〈国際母子手帳委員会〉としてもアドバイザーという立場で、いろいろと情報を共有したりしています。小さく生まれた子どもとママに届ける「リトルベビーハンドブック」ーー日本の赤ちゃんの出生時の平均体重は約3キロで、平均身長は約50センチ。しかし2019年の統計では、全体の9.4%の赤ちゃんが2.5キロ未満、内1.5キロ未満の赤ちゃんが0.7%います。そうした小さく生まれたお子さんの育児支援として、母子手帳と一緒に使う「リトルベビーハンドブック」の活動にも力を入れていると伺いました。板東さん:母子手帳そのものを否定するわけではないのですけどね、「リトルベビーハンドブック」は既存の母子手帳が使いにくいというところからスタートしています。例えば、一般に配布される母子手帳の発育曲線グラフは、体重が1キロから、身長は40センチからなんです。それより小さく生まれたリトルベビーちゃんのママさんたちは記録をしたくても記録ができない。それがどれだけつらいことか。あるお母さんは「日本政府が自分の子どもの存在を否定しているように感じる」と言っていましたよ。例えば、保護者の記録として「寝返りをしますか?」といった「はい」と「いいえ」で答える欄もあるでしょう。発育がゆっくりなベビーちゃんのママたちにとっては「いいえ」が続くと、やっぱりつらいんです。妊娠が分かって、母子手帳をもらって、ウキウキしていたのに、もう見るのも嫌、開けるのも嫌。そんなママさんが現実にいるんです。SDGsにも「誰一人取り残さない」と掲げられているけれど、リトルベビーちゃんとそのママたちのことも考えて、「リトルベビーハンドブック」は母子手帳のサブブックとして生まれたわけです。サブブックを作らなくても、母子手帳の発育曲線の数字を変えればいいじゃないかと考えられるかもしれませんが、それは大きな間違い。なぜかというと「リトルベビーハンドブック」には、リトルベビーちゃんの先輩ママたちのコメントや新生児集中治療室での医療記録、諸注意やサークルの連絡先を含むいろいろな相談先が書いてあるんです。ママは母子手帳をもらうときに、自分の子どもを抱っこしている図を思い浮かべるでしょう。救命措置がされるギリギリの22週で生まれた300グラム、400グラムの赤ちゃんのことは思い浮かべないはず。だからこそ、とても抱っこできるサイズではないし、チューブがたくさんついていて、肌の色もイメージとはちがう色の我が子をみたときーー。リトルベビーのママさんは、保育器の前で涙を流しながら、ご自分を責められるのです。同じ病院で、もし相部屋なら、元気な赤ちゃんの泣き声を聞くでしょう。おっぱいを飲ませているのも見るでしょう。一番つらいときに「リトルベビーハンドブック」があったら。先輩ママのコメントを読んで励まされるんです。“普通”のママさんには要らない情報でしょうけど、リトルベビーちゃんのママに届いて欲しいんです。「しずおかリトルベビーハンドブック」よりーー「リトルベビーハンドブック」は2011年に静岡県のサークルが作り、2018年には静岡県で行政版が生まれました。福岡県や岐阜県、山梨県などと徐々に広がっているのですね。板東さん:厚生労働省が「リトルベビーハンドブック」を作って、全国に配布した方がいいのではないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。私も最初はそう思っていました。だけど、関わっている中で、都道府県が作成するのが一番いいと気づきました。市町村だと人数も少ないし、NICUで渡せなかったり隣の市や町の人にも渡せないですね。県はNICUのスタッフなどの医療関係者、それから地域保険の保健師さんや開業助産師さんなどの専門家、そしてお母さんを交えて、「リトルベビーハンドブック」を作ります。大体半年前後かけて作ります。その間にみんな何回も話し合いする、そして改訂する事項が出てきたらまた話し合いをするーー。そんな活動を繰り返す中で「リトルベビーハンドブック」そのものと、関係者の相互理解によるネットワークができるんですよ。杓子定規な「リトルベビーハンドブック」があれば全部解決するわけではない。このネットワークこそ大切なんです。リトルベビーの家族サークル。ーーちなみに「リトルベビーハンドブック」も海外に展開されているのですか。板東さん:2018年にタイで行われた「第11回母子手帳国際会議」で私が発表した際、英語版が欲しいという声を聞きました。2020年に静岡県が県内にお住まいの外国人の方向けに、7つの外国語(スペイン語、中国語、ポルトガル語、英語など)版の「リトルベビーハンドブック」を作られたんです。それらを参考に、台湾とインドネシアが作成されました。オランダにはもともと〈リトルベビーハンドブック〉があると聞いています。ただね、「リトルベビーハンドブック」は、その国の医療がある程度進んでいないと難しいんですよ。300グラム〜400グラムの赤ちゃんを救命できる国は本当に少ないんです。ーー最後に、これからの展望をお聞かせください。板東さん:医療的ケア児支援法ができたように、低出生体重のお子さんとご家族のための法案成立が夢です。小さな赤ちゃんを産んで育てるということの困難はまだたくさんあるし、「リトルベビーハンドブック」が1冊できたからと言って、その苦労が完全になくなるわけじゃないですね。法律ができれば、もっと助けられると思うんです。横田さん:リトルベビーに関してもそうですが、政府や自治体などのサポートを受けにくい人たちが、国内外にいます。我々〈HANDS〉が実際に活動している地域も、普通に日本にいたらまず名前も聞いたことないような場所、あるいは、その国でも知らない人がいるような地域がほとんど。そういうところでも、我々の経験やネットワークを生かすことで、少しでも子どもたちの栄養状況が改善したり、お母さんが安心して子どもを産んだりできたらと思っています。今のウクライナ紛争もそうですが、世界全体のことを考えると、自分の無力さに絶望しそうになることもありますが、それでもやはり目の前にあるできることを少しずつやっていくこと。そうすることで、少しずつ世界は良くなる。その希望は捨てないようにしたいと思います。NPO法人〈HANDS〉クラウドファンディング「小さく生まれた赤ちゃんのご家族へ、自分を責めずに育児を楽しめる環境を」(7月1日~8月10日):〈HANDS〉および板東さんご提供過去の連載はこちらSDGsを正しく学べる!ハナコラボSDGsレポート一覧
2022年07月01日ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第62回は、エディター、ライターとして活躍する大場桃果さんが、環境保全先進国として知られるニュージーランドを訪れました。現地で見つけたサステナブルな取り組みを紹介します。いざ、ニュージーランドへ!徹底したコロナ対策を経て、今年5月におよそ2年半ぶりとなる外国人観光客の受け入れを再開したニュージーランド。雄大な自然に囲まれたこの国は、厳しい環境保護規制を行っていることでも知られています。SDGsの達成に深く関わる環境・文化の守り方について探るべく、現地を訪れました。入国前にまず学びとなったのが、ニュージーランドが発信する、美しい自然を守るための行動指針「ティアキ・プロミス」。“ティアキ”とは先住民マオリの言葉で“人と場所を守る”という意味で、大地を守る者としての責任を担うマオリの理念が込められているそう。ニュージーランド航空の機内安全ビデオでも「ティアキ・プロミス」を紹介する映像が放映されるため、到着前から「自然を壊さない行動をしよう」と心の準備をすることができます。レストランにも注目!エコフレンドリーホテル〈シャーウッド〉まずは、ニュージーランドの南島にあるクイーンズタウンへ。立派な山々や湖に囲まれた、観光地として人気を集めるエリアです。中でも私が注目したのは、8年前にオープンした〈シャーウッド〉。レストランやバーを備えた“コミュニティホテル”として地元の方々にも人気の場所で、敷地内のフリースペースで地域のイベントが行われることも多いそう。まず足を踏み入れると、建物のほとんどにソーラーパネルが取り付けられているのが印象的。もともとモーテルだった場所を活用しているそうで、いくつもの部屋が並ぶ宿泊棟にはその頃の名残りも感じられます。カーペットには釣り網やタイヤ、壁にはワインのコルク…というように、室内の至るところにアップサイクルの素材が使われているのも特徴。何より、おしゃれな内装にテンションが上がります!部屋にはミニバーの代わりにマイボトルが設置されていて、空のボトルをレストランへ持って行き、そこへ地元産のワインやビールを入れてもらうというシステムになっています。これなら毎日新しいドリンクを用意する必要がないし、宿泊者側としても自由に色々選べて楽しいですね。シャンプーやハンドソープはできる限り詰め替えで対応し、トイレットペーパーもなくならない限りは交換しないそう。エコ先進国というイメージの強いニュージーランドですが人口が多くないため、実はリサイクル施設はそれほど豊富ではないのだとか。だからこそ、リユースやリデュースに力を入れているのだと実感しました。敷地の奥へ進むと、オーガニックの畑が見えてきます。なんと、レストランで使用する野菜やハーブの約8割をこの畑で育てているのだとか。「お客さんに“今”を食べてもらうことが重要」というモットーのもと、旬の野菜や地元クイーンズタウンで採れた食材にこだわって料理を提供しています。私はマッシュルームやほうれん草をサンドしたハンバーガーをいただきましたが、ビーツを練り込んだ自家製パンがとても美味しかった…!また、畑の脇にはコンポストが設置されており、余った食材や生ごみを堆肥として循環させています。目の前には美しい湖と山々があり、“世界一景色の良いコンポスト”と言っても過言じゃないかも?!もちろん、ごみの分別も抜かりありません。こうやってイラストや色でわかりやすく説明されていれば、自然と分別できちゃいますね。クイーンズタウンの次に訪れたオークランドは、2つの港を中心に発展する都市。最新の商業施設や旬のレストランが立ち並び、ニュージーランドで今人気の食やカルチャーをたっぷり楽しむことができます。心地よい香りや使い勝手の良さが日本でも人気の「エコストア」まずは、日本でも多くの人が愛用している「エコストア」のフラッグシップショップへ。オークランドの自社工場で生産された環境に優しい生活用品が揃っていて、日本のショップと同様、洗剤や柔軟剤のリフィル(詰め替え)販売がメインとなっています。フレッシュな香りの石鹸はお土産にもおすすめ!食材から生活用品まで、すべて量り売りの〈グッドフォー〉エコストアから歩いて15分ほどの場所にある〈グッドフォー〉は、“プラスチックを100%使わない”をコンセプトに、すべてを量り売りで販売する店。小麦粉やナッツ、ドライフルーツ、シャンプーや洗剤など、食品から日用品まで幅広く取り扱っています。欲しい商品を見つけたら、持参した瓶や缶、あるいはショップにある紙製の袋に入れ、商品コードをメモしてレジへ持っていくだけ。もし容器を忘れてしまっても、店内にさまざまなサイズの瓶が販売されているので安心です。コーヒーは「オールプレス・エスプレッソ」や「コーヒースプリーム」など、地元ロースターの豆を中心にラインナップ。さらには、蛇口から出てくるオーガニックのメープルシロップまで!調味料やシロップなどの瓶詰め品はつい余らせてしまいがちですが、これなら必要な分だけ買えるので、フードロス対策としても魅力的ですね。私はここでおやつのドライデーツを購入したのですが、素材そのものの美味しさと想像以上の安さにびっくり!日本でも少しずつ量り売りのショップが増えてきていますが、「グッドフォー」のようにバラエティ豊かな食材が揃う店が早くできてほしいと願うばかりです。他にも、些細なところにこんな取り組みがこれまでに紹介した場所以外にも、ニュージーランドで5日間過ごす中で「さすが!」と感じたり、「これならすぐに取り入れられそう」と思うことがたくさんありました。例えば、ニュージーランド航空の機内で提供されたドリンクカップ。“このカップはプラスチックではなく植物から作られました”と書かれています。植物由来の素材を使用するだけでなく、こうやって目に見える形でデザインされることで、「なぜプラスチックを使わない方がいい?」などと考えを巡らせるきっかけにもなると感じました。ニュージーランド土産として大人気な「クッキータイム」では、ヴィーガンのクッキーを発見!味は普通のチョコレートクッキーとほとんど変わらず、しっかり甘くて食べごたえばっちり。パッケージには土へ還るバイオプラスチックを使用しているそうです。プラスチックや紙を使わないための取り組みとして、デポジット制のカップを置いているカフェも多く見かけました。3ドルでカップを購入後、お店へ返却すれば3ドル戻ってくるというもの。「自由に使って、今度返してね」とマグカップを並べる“マグライブラリー”を設置する店も増えているようです。急な外出でマイカップを持っていない時など、こういう選択肢があるとうれしいですね!以上、『ハナコラボSDGsレポート』初となる海外編、ニュージーランド旅をお届けしました!環境に配慮した取り組みをいくつか体験しましたが、“サステナブル”や“エシカル”といった言葉を前面的にアピールすることなく、どれも当たり前のように行われていたのが印象的。日本に帰ってからも“ティアキ”の心を忘れずに、今回得た学びを早速生活に取り入れたいと思います!ニュージーランド政府観光局HPはこちらTwitterはこちら
2022年06月30日ハナコラボ パートナーのためのイベント「ハナコラボミーティング」。今回は、〈ペルノ・リカール・ジャパン〉のスコッチウイスキー「アベラワー」を題材に、ウイスキーについて学ぶ勉強会を開催。お酒好きはもちろん、普段お酒を飲まないという人も興味津々だった当日の模様をお届けします。シングルモルトスコッチウイスキー「アベラワー」とは?「アベラワー12年 ダブル・カスク マチュアード」700ml 6,050円(参考小売価格)スコットランド スペイサイド地方発祥のアベラワーは、ウイスキーの原酒を貯蔵・熟成させる樽の一種、シェリー樽とバーボン樽を使って熟成する“ダブルカスクマチュレーション”が特徴。それぞれの樽で熟成したウイスキーを組み合わせることで、複雑で豊かな風味を醸し出す完璧なバランスを生み出します。なんと美食の国・フランスではシングルモルトスコッチウイスキーの中で人気NO.1!熟練の職人たちの技術によって製造された、世界中の人に愛されるウイスキーです。サイモン・ダーヴェニーザさん。今回、講師を務めるのは〈シーバス・ブラザーズ社〉のスコッチウイスキーブランドアンバサダー、サイモン・ダーヴェニーザさん。オーストラリア出身のサイモンさんは、国内外のバーに勤務し、カクテルコンペの入賞経験もある元バーテンダー。2021年8月よりアンバサダーに就任し、消費者やバーテンダー向けのセミナーやイベントで活躍。シーバス・ブラザーズ社のトレーニングで得た知識と自身の経験を活かし、スコッチウイスキーの伝統や魅力を伝えています。会場は、アベラワーとゆかりのあるバーで女性一人でも入りやすい、シックで落ち着く店内。アベラワーをここまで揃えたバーはほかにないとか。森田英介さん。自由が丘駅近くにある〈Annual Rings(アニュアルリングス)〉は、バーテンダーの森田英介さんがオーナーを務める隠れ家バー。お店では、森田さんが大好きなアベラワーを使った様々なカクテルを楽しむことができます。今回はサイモンさんと一緒に、森田さんにもウイスキーの魅力を教えてもらいます。〈Annual Rings〉東京都目黒区自由が丘1-12-6-2F03-6421-324718:00〜翌1:00不定休※詳細はインスタグラムよりご確認ください。まずは、グラス片手に乾杯!かんぱ〜い!「スペイサイドサマー」。すっきりとした味は、いまの季節にぴったり。ウェルカムドリンクは、サイモンさん考案のカクテル「スペイサイドサマー」。アベラワーをベースに、辛口のシェリー酒、いちごシロップ、レモン、砂糖、水を足し、ソーダで割ったさわやかな一杯です。「ウイスキーがこんなに飲みやすいなんてびっくり」「見た目もほんのりピンクでかわいい」と感動する人が続々!サイモンさんによるウイスキーのミニセミナー「熟成する時間によって味わいが変わってきます」(サイモンさん)。資料を確認しながらセミナーを受けます。全員、真剣な表情!そもそも「シングルモルトスコッチウイスキー」とは何なのか。「世の中には様々な種類のウイスキーがありますが、スコットランドでは『ブレンデッドウイスキー』と『シングルモルトウイスキー』の2つが主流。ブレンデッドウイスキーは異なる蒸留所のウイスキーをブレンドしたもの、シングルモルトウイスキーは大麦麦芽のみを原料に一つの蒸留所で造られています。そして約110〜120あるウイスキー生産国の中で、スコットランドでしか造ることができないのがスコッチウイスキーです。中身は水、大麦麦芽、酵母とシンプルで、3年以上熟成させないといけません。アベラワーが造られているスコットランド スペイサイドはフルーティでフローラル、軽やかで華やかな甘味が特徴。大麦麦芽は蒸留所から24km以内の農場で、水はベンリンネス山脈のものしか使わないなど、一つ一つの材料にこだわり、シェリー樽とバーボン樽で10年以上熟成します」(サイモンさん)。一つ一つの材料にこだわり、長い年月をかけて造られたアベラワー。今回は12年熟成した「アベラワー12年 ダブル・カスク マチュアード」を主役に、テイスティングしていきます。様々な飲み方でアベラワーを楽しみます12年のストレート、16年の水割り、12年ソーダ割りを飲み比べ。「多種多様に遊べるのがアベラワーの魅力」(森田さん)。ハナコラボ パートナーの1番人気は16年の水割り。次は森田さんにバトンタッチし、アベラワーのテイスティング。1杯目は12年のストレートから。「アルコール度数が高いので、区切りのいいところでアベラワーと同量の水を足してみると、甘みが変化しておもしろいですよ」(森田さん)。2杯目は16年の水割り。「白ワインみたいにフルーティーでするっと入ってくる」とハナコラボ パートナー。森田さん曰く、12年より熟成している16年のほうがシェリー樽特有の甘さやまろやかさが出て女性向きだとか。3杯目は12年のソーダ割り。「飲んだことのない、しっかりとしたソーダの味わい。濃いなと思いつつ、飲んでいるうちにもう一杯飲みたくなるはず」(森田さん)。割り方以外にも、温度やグラスで風味が変わることもあるそう。「色々な楽しみ方ができてはまりそう」とウイスキー初心者のハナコラボ パートナーも喜んでいました。アベラワーはスイーツとの相性もばっちりいちごムース、アベラワーを使ったカヌレ、チョコレートとみかんとキャラメルのクマ型最中など、全6品。スイーツが登場した瞬間、「かわいい!」と黄色い声が。「エスプレッソマティーニ」。スチームミルクはお好みで調節。Annual Ringsでは、アベラワーに合うスイーツも人気。普段は3〜4品の提供ですが、今回は6品の特別プレートを用意してもらいました。パティシエの井出藍子さんが手がけたスイーツは、グルテンフリーで白砂糖をなるべく使わないのがポイント。体にやさしいスイーツは、アベラワーとの相性も抜群です。ベリー系のスイーツとアベラワーのストレートのペアリングを楽しんだあと、チョコレート系のスイーツに合わせたいのが、森田さん考案のカクテル「エスプレッソマティーニ」。ウォッカと合わせることが多いエスプレッソマティーニを、アベラワーで試してみたいと思い考えついたそう。「上にのったふわふわのスチームミルクが甘くて、意外と飲みやすい」というハナコラボ パートナーの声があるように、スチームミルクの量はお好みで調節するのがおすすめ。ほろ酔い気分で記念撮影!話はまだまだ尽きない様子ですが、そろそろお開きの時間。「元々よく飲んでいたウイスキーのことを深く知ることができて、さらに好きになりました」「16年の水割りやエスプレッソマティーニなど、アルコールが少し苦手な私でも飲めるウイスキーがあってうれしい」と、ハナコラボ パートナー。将来、ハナコラボでウイスキー部が発足するかも!?気になる人はぜひ、アベラワーをチェックしてみて。「アベラワー」公式サイトはこちら
2022年06月28日東海光学株式会社(本社:愛知県岡崎市、代表取締役社長:古澤 宏和)は、ライフスタイルに合わせて快適にする「MIRUUSラボシーングラス」、「MIRUUSラボシーンスイッチグラス」を2022年6月23日(木)より新発売します。【MIRUUSラボシーングラス「ホーム」「ドライブ」「ゴルフ」「アウトドア」】ラボシーングラス ロゴ■特徴(1)1本で2種類のレンズを楽しめる簡単脱着できるボタン式で、1日のシーンに合わせてレンズを付け替え視界を快適、便利にお使いいただけます。ラボシーングラス 脱着(2)ライフスタイルに合わせて4つのシーンから選べるホームセット:「ブルーライトカットレンズ」「リモートワークレンズ」ホームセット(レンズ)ドライブセット:「ナイトドライブレンズ」「ドライブグレーレンズ」ドライブセット(レンズ)ゴルフセット:「ライトゴルフレンズ」「ダークブラウンレンズ」ゴルフセット(レンズ)アウトドアセット:「偏光スモークレンズ」「ブロンズブラウンレンズ」アウトドアセット(レンズ)■商品概要商品名 :MIRUUS ラボシーングラスフレームカラー:BK(ブラック)、DB(ダークブラウン)セット内容 :1つのシーンにつき、フレーム1本、レンズ2種、専用ケース、交換用レンズケース、ソフトポーチ(メガネ拭きとして使用可)一般発売価格 :15,400円(税込)ラボシーングラス フレームセット内容【MIRUUS ラボシーンスイッチグラス】■特徴マグネット式で簡単着脱できる2WAYアイウェア。スイッチを着用すればサングラスに早変わり!2つのマグネットで、簡単にワンタッチ着脱可能です。脱着イメージ■商品概要商品名 :MIRUUS ラボシーンスイッチグラス組み合わせ :(1)フレーム コンビGLD(ゴールド)スイッチ LBR(ライトブラウン)(2)フレーム コンビSIL(シルバー)スイッチ LBL(ライトブルー)(3)フレーム メタルGLD(ゴールド)スイッチ LBR(ライトブラウン)(4)フレーム メタルSIL(シルバー)スイッチ LBL(ライトブルー)セット内容 :1つのアイテムにつき、フレーム1本、交換式レンズ1本、専用ケース、交換用レンズケース、ソフトポーチ(メガネ拭きとして使用可)一般発売価格:9,900円(税込)発売日 :2022年6月23日(木)フレーム1フレーム2フレーム3フレーム4【購入方法】東海光学 直営オンラインショップ「MIRU US(ミルアス)」よりご購入いただけます。MIRU US URL: 【問い合わせ先】東海光学株式会社 お客様相談室〒444-2192 愛知県岡崎市恵田町下田5-26電話:0564-27-3050 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月23日ハナコラボ パートナー同士の交流をさらに深めるべく、2022年からスタートした定期オンラインイベント「ハナコラボオンラインオフ会」。第4回は、ヴァイオリニスト&デザイナーとして活躍するハナコラボ パートナーの花井悠希さんがクロストークに参加!当日の模様をレポートします。まずは恒例の、グラス片手に乾杯!今回もたくさんのハナコラボ パートナーが集結。ハナコラボ パートナーは自宅やオフィスからオンラインで参加し、ハナコラボ プロデューサー兼ディレクター・土屋志織はHanako編集部からお届けしました。花井悠希さんのクロストーク花井悠希さん。『花井悠希の朝パン日誌』は、Hanako.tokyoにて月1回連載中!ソロのヴァイオリニスト、ビートルズをはじめUKロックをアレンジして演奏する「1966カルテット」のメンバーとして活動する花井さん。ファッションブランド〈PANORMO〉のデザイナー、Hanako.tokyoでは連載『花井悠希の朝パン日誌』を担当するなど、活躍の幅を広げていますが、そもそもなぜヴァイオリニストとして「1966カルテット」のメンバーになったのか。キャリアについてたっぷりお話しを伺いました。そして最後は、ビートルズの『In My Life』をサプライズで生演奏!ハナコラボ パートナーのお子さんも画面の前に集まり、みんなでしっとり聴きました。「職種の違うみなさんとたくさんお話ができて楽しかったです。今後の展望は、ずばり連載『朝パン日誌』の書籍化!いつもパンへの一方的な愛を綴っているのですが、連載100回記念にした、お店の方へのインタビューがおもしろかったので、パン職人の方にフォーカスした内容にも興味があります。あとは、〈PANORMO〉の服を着て気軽に行けるコンサートの場をもっとつくっていきたいですね」(花井さん)。今回は、お土産が盛りだくさん!アマレットリキュール「ディサローノ」200ml オープン価格オリジナルグラスもプレゼント。〈フィーバーツリー〉の左から「プレミアム ジンジャーエール」「プレミアム ソーダウォーター」各200ml オープン価格まずは、お酒好きのハナコラボにはたまらないこちら。」世界中で愛されるイタリアのアマレットリキュール「ディサローノ」。特別にオリジナルのグラスもプレゼントしていただきました。ディサローノ フィズを作るときにも使える〈フィーバーツリー〉は、厳選した3種のショウガのフレッシュな辛みが特徴の「プレミアム ジンジャーエール」と、英国の天然水(軟水)にソーダを加えた、すっきりとした後味の「プレミアム ソーダウォーター」。様々なお店で使われている本格ミキサーがあれば、お家飲みも華やかに!〈神楽坂からあげ 斉唐〉の「から揚げのおもたせ」2,000円〈AWESOME STORE〉の左から「ジェノべるおかき」129円、「プレッツェル スイートマスタード」140円お酒がすすみそうな食べ物も充実。今年5月にオープンしたから揚げのテイクアウト専門店〈神楽坂からあげ 斉唐〉からは、ボリューミーな唐揚げが9個入った「から揚げのおもたせ」のプレゼント。ピリ辛、醤油、ゴルゴンゾーラなど種類豊富だから選ぶのも楽しい、手土産や差し入れにもぴったりな新感覚のおもたせ唐揚げです。〈AWESOME STORE〉からは、ジェノベーゼ風味にガーリックとチーズ、バジルの香りが豊かな一口サイズの焼きおかき「ジェノべるおかき」と、ハニーマスタードのピリッとした辛さと後からくる甘みがたまらない「プレッツェル スイートマスタード」。一度食べたら止まらなくなるかも!?〈大塚食品〉の左から「スゴイオーツミルク」「スゴイひよこミルク」各125ml 138円+税〈COCOROOT〉の「CALMING」31日分(93粒) 6,200円カラダの内側からサポートするアイテムもプレゼント。〈大塚食品〉からは「スゴイダイズ」でおなじみの人気シリーズから誕生した「スゴイオーツミルク」「スゴイひよこミルク」を。おいしさと栄養を両立させた“マイクロクリーミー製法”で、飲み物とは思えない満足感を実現。オーツ麦とひよこ豆をまるごと使っているから捨てる部分が減り、サステナブルなのもうれしいポイントです。女性のカラダと心に寄り添うフェムケアブランドとして今年誕生した〈COCOROOT(ココルート)〉からは、第一弾商品「CALMING(カーミング)」をプレゼント。世界有数の希少ハーブ・サフランとチェストツリー、そして毎日の食事で不足しがちな4つの栄養素を配合した、女性のためのバランスサポートサプリメントです。商品開発は産婦人科医監修のもと行われ、錠剤は続みやすい直径8mmの小さめサイズなため、安心して続けられます。PMSや生理痛に悩んでいる人はもちろん、女性のゆらぎと上手に付き合っていきたいと思っている人はぜひ取り入れてほしい一品です。第4回「ハナコラボオンラインオフ会」も、無事終了ハナコラボポーズ!グループ分けできるZoomの機能「ブレイクアウトルーム」でトークする時間も盛り上がり、あっという間の1時間半。締めはお決まりの、指をL字にしたハナコラボポーズで記念撮影!続きはまた次回…。オンラインオフ会は今後も月1で開催予定ですので、お楽しみに。
2022年06月08日ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第61回は、ライターとして活躍する五月女菜穂さんが、オーダースーツブランド〈keuzes(クーゼス)〉代表の田中史緒里さんに話を伺いました。オランダ語で「選択肢」を意味する〈keuzes〉というオーダースーツブランドがあります。立ち上げたのは、特定の性別だとは自認していない「Female to X(Xジェンダー)」である田中史緒里さん(27)。自身が心から着たいと思うスーツがなかったことをきっかけに起業。いまはお客様のオーダースーツを作成するため、全国を飛び回るほか、生理用ナプキンがつけられるボクサーパンツの販売や、さまざまなジェンダーを対象にしたオリジナルウェディングの事業も手掛けています。田中さんに想いを聞きました。「成人式でも、結婚式でも、着たい服が着れなかった」〈keuzes〉代表・田中史緒里さん。ーー2019年12月に〈keuzes〉を立ち上げて、現在3年目ですね。「はい。ずっと一人でやっていたのですが、仲間も増えて、じわじわと認知が広がっていってるという実感があります」。ーー改めて、どういう経緯で〈keuzes〉を立ち上げたのか教えてください。「自分が一番最初にスーツに困ったのは、高校生のときでした。成人式で振袖は着たくないし、スーツはあるのかなと思って探してみたんですけど、まず探し方が分からなかった。なんとか見つけたネット質問板に『LGBTQも着るメンズスーツはありますか?』という質問があって、そこには『大手スーツ量販店で買えるよ』と書いてあったんですね。家の近くにも大手スーツ量販店はあったんですけど、店舗で『メンズスーツがほしい』と言ったときの店員さんの反応や、知り合いが店舗にいるかもしれないということを考えたら、店舗に行く勇気はなくて。成人式自体を諦めました。次に困ったのは、結婚式。18歳の時に上京して、20歳ぐらいのときに友達の結婚式に呼ばれたんです。その当時もスーツを探したんですが、やはり情報は変わってなくて。LGBTQという言葉もそのときに知ったので、『LGBTQ』『スーツ』とネットで調べてみたけど、やっぱりなかった。そのときは、〈H&M〉でセットアップっぽい感じの服を買って、結婚式に出ました。初めての結婚式だったので、すごく幸せな気持ちになった一方、服を探すのが大変だったので、今後もこういう大変な思いをしていかないといけないのか…服装についてずっと悩んでいくのか…と思い始めて、複雑な気持ちになりました。いまどきネットでも、東京でも買えないものがあるんだなと思いました。もう自分で行動した方が早いかなと思って。何人かの友達に、自分と同じような悩みを持ってる人がいたことも後押しになりましたが、大前提は自分のために始めましたね」。ーーとはいえ、一からブランドを立ち上げるのは大変だったのでは?「アパレル業界で働いた経験も、スーツの知識も何もなかったので、まず工場に電話をかけることから始めました。その中で判明したんですけど、普通のカジュアルな服とスーツは工場が別なんですね。特殊技術が必要で、スーツ工場はスーツしか作らないのですが、その中でもさらにメンズとレディースで分かれているんです。メンズスーツを作っている工場に『小さいサイズを作ってくれ』と言っても、型紙がないから作れない。解決の糸口が見えない中、1社だけ『どうしてメンズスーツを作りたいのか』理由を聞いてくれる工場がありました。実際にお会いして、自分自身のジェンダーの話をした上で、いまネットでいろいろ買える世の中で、唯一スーツだけはないんだ、高校生のときからずっと情報が更新がされないんだと熱く語ったんです。そうしたら、興味を持ってくださって『じゃあうちでつくってみるか』と了承してくださった。型紙がないことには始まらないので、パタンナーさんを探して、いちからメンズスーツをつくることになりました。いまでもその工場とはお付き合いさせていただいています」。ーー田中さんはXジェンダーということを公言されていますが、ご自身の一番の悩みはやはり服装に関することだったんですか。「そうですね。むしろ服装にしか悩んでいなかったです。当事者だから辛いこともたくさん経験してきているのだろうとよく思われるんですが、正直、人生の中であまり辛いと感じたことがないんですよね。本当に唯一、どうしようもないなと思ったのがスーツだったんです。普通の服装はちょっと大きいサイズを着ていたら、それはそれでおしゃれで成立していたんですけど、スーツはちゃんとした場所で着るもの。サイズ感も正直ごまかせなくて、自分の中で唯一『壁』だなと思っていたんです」。ーー〈keuzes〉のスーツを着ているみなさん、本当に生き生きしてますよね。「そうですね。スーツが届いたあとに、お礼の手紙をよくいただきます。みんな長文で。『スーツを通して、人生が変わった』というような内容を見ると、もともと自分のために始めた〈keuzes〉が広がっていくのが嬉しいし、そういう声がやりがいにつながっています」。ーー印象的だったお客様は?「いままで自分のジェンダーについて、友達にも親にも話したことがなかったお客様です。成人式のタイミングで、振袖ではなく〈keuzes〉のスーツを着たいと打ち明けたら『いいじゃない』と両親からも友達からも褒められたそうなんです。『自分自身の話ができることって、こんなに楽なんだと知る機会になった』と仰っていました。もちろんいい商品を届けるということは大前提なんですが、そういうお話を聞くと、本当にうれしいですね」。ーー実際にはどうやってスーツを仕立てていくのですか。「ご連絡をいただいたら、基本的にこちらからそのお客様のもとに出向きます。これまで北海道から沖縄まで全国を回ってきました。実際にお会いしてじっくり要望を聞きながら、採寸をして、デザインや仕様を決めて、仕立てていきます。繁忙期によって納期は異なるのですが、大体1ヶ月半ぐらいでお渡しできると思います」。ーー〈keuzes〉は、オーダースーツのほか、生理用ナプキンがつけられるボクサーパンツを販売したり、さまざまなジェンダーを対象にしたオリジナルウェディングの事業を展開したりもしていますよね。これも田中さんの課題意識から生まれたのですか。「いえ、〈keuzes〉のお客さんと話している中で生まれてきた事業です。本当はボクサーパンツを履きたいけれど、生理が来たらナプキンがつけられないから、女性用の下着を履かざるを得なくて、しんどい。そんな声があって、確かにそうだろうなと思って、〈keuzes〉としても何かできないかなと考えたことがきっかけですね。ウェディングの事業に関しては、自分としては、自分が当事者という意識を持ち始めたときから、結婚なんて考えたこともなかったし、〈keuzes〉でウェディングの事業をするなんて思ってもいなかった。でも、〈HAKU〉のブランドマネージャーの柴田奈々子さんが『結婚式は結婚した人だけができるものではなく、プロポーズする場所でもいいし、大切な人に想いを伝える場所でもいいし、大切な人を大切な人たちに見てもらって、一緒にお祝いする場でもいい。結婚式にいろいろな意味を持たすことができるんだよ』と言っていて。その言葉で自分の中でも結婚式のイメージが変わって、一緒にサービスを始めることにしました」。ーー事業を通して感じる課題はありますか。「新しい職場で働くため、〈keuzes〉でスーツをつくったのに、いざ着ていったら『なんでメンズスーツなんて着ているの?』と上司に言われたというお客様がいました。LGBTQへの理解が進んでいるとはいえ、まだまだ偏見が残っているところはあるんだと思います。一方で、当事者ではない人たちは、目の前の人に『当事者なんだよね』と打ち明けられても否定する気持ちなんてなくて、逆にどうしたら傷つかないだろうかとすごく考えてくれてる人たちが多い気もしていて。よくLGBTQという部分が大きく取り上げられることが多いですが、〈keuzes〉は別にLGBTQのためだけのブランドではないんです。自分と同じように服装に対して困ってる人に多く届いたらいいなと思ってはいますが、スーツに性別は要らない、LGBTQとそうでない人たちとの壁を取りたい。そう伝えたいだけなんです。その伝え方や言葉の使い方は難しいですね」。ーー今後の展望を教えてください!「やはり全国を回っていて、〈keuzes〉を始めなかったら、きっと出会えていなかった人たちに出会えたと思っています。お客さんとお店の人という関係性では終わらせたくないので、みなさんの力を借りながら〈keuzes〉を一緒に成長させていきたいですね。それに、地域によっては、初めて当事者の人と話しましたといってくれるお客様もいるんです。初めて悩みを打ち明けられたという人もいるんです。〈keuzes〉という一つの共通点があるわけだから、そういう意味ではみんなが繋がれる場所やイベントはいつかやってみたいなと思います」。〈keuzes〉過去の連載はこちらSDGsを正しく学べる!ハナコラボSDGsレポート一覧
2022年06月07日仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!今回、紹介するハナコラボ パートナーは…名前:山口祐加(やまぐち・ゆか)年齢:29歳職業:自炊料理家自炊する人を増やすため、料理初心者や苦手な人に向けて活動する「自炊料理家」として活躍する山口祐加さん。「料理はおいしければいいのに、“先生”って呼ばれて正解を求められるのがイヤで…。だけど、なかなかその想いは伝わらない。それで、3年前から自炊料理家と名乗るようになりました。レシピの考案もしますが、それ以上に料理教室やYouTube、Voicy、企業さんとのタイアップなどを通じて、料理の外側にいる人たちを内側に取り込む活動をしています」。受講者には必ず伝えているメッセージがあるとか。「『料理に対するイメージをもう3段階落として考えてください』と伝えています。切ったり焼いたり、調味料を混ぜることが料理だと思っているかもしれませんが、炊飯やきゅうりに味噌をつけて食べるだけでも立派な料理。料理はし過ぎなくていいと思えば、気軽に楽しめます」。今年は新型コロナウイルスでお休みしていた対面の料理教室を2年ぶりに再開。今後やってみたいことは?「家庭科の教科書を作ってみたいです。『この切り方は〜という理由がある』みたいな“こうじゃなきゃいけない”印象が強いので、教え方を変えたいですね」。【山口さんをつくる3つのこと】1.近所の魚屋には頻繁に足を運ぶ朝にとれたばかりの鮮魚が並ぶ。普通はボイルするはずの桜えびが生のまま売っているなど、スーパーでは出会えないめずらしい商品が手に入る。めずらしいホウボウを発見!魚はお店の方に下処理してもらいます。環境のことを考えて、新聞紙に包んでもらうのがお約束。店長の小松さんとは仲良し。「行く予定がなくてもつい立ち寄ってしまいます」(山口さん)。「気がついたら魚ばかり食べている」というほど、無類の魚好き。新鮮な魚を求めて、週2〜3回は魚屋へ行く。取材で伺った〈魚卯之商店〉は、山口さんのお気に入りの店。「個人経営のお店は朝どれの鮮魚が並んでますし、スーパーにはない、めずらしい魚があるからおもしろい。〈魚卯之商店〉は近所に引っ越す前からチェックしていて、行きつけのイタリアンレストランの店長もすすめていたから絶対いい!と思って以来、常連になりました」。【山口さんをつくる3つのこと】2.味噌汁は1日1杯欠かさず飲む本日の味噌汁の具材はあさりと三つ葉、ねぎ。「野菜をたくさんとりたいから、三つ葉とねぎに」(山口さん)最近お気に入りの味噌は〈ひかり味噌〉の「マル有無添加有機味噌」。〈魚卯之商店〉で購入した真鯛、ホウボウ、ぶり、相模湾のとれたてほたるいかの刺身をおかずにいただきます。1日3食、味噌汁を飲むときも。「味噌汁は大好物なのも理由の一つですが、何より飲むと体調がいい!好きな具材を入れればいいから楽ちんですし、無理に献立を考えなくていいから無理せず続けられます。食に関する様々な書籍を読んでいますが、味噌のことを馬鹿にしている人は見たことないですしね」。味噌汁はとにかく簡単。「かつお昆布出汁をとったり、出汁パックを使うなど色々トライしていましたが、最近は鍋に食材や調味料を全部入れて煮たあとに、鰹節を手で揉んで細かくして入れる方法が手軽でお気に入り。味噌は手作りしたこともありましたが、結局は買ってきたもののほうがおいしいなと。具材はそのときの気分と冷蔵庫にあるもので、わざわざ買ってきません。料理を教えていると『副菜を考えるのがむずかしい』という質問をいただくのですが、具材をたくさん入れて豚汁にしてしまえば立派な料理になりますよ」。【山口さんをつくる3つのこと】3.数ヶ月に一度は旅行へ島根・広島旅にて。旅先でも自炊はマスト!キッチンのある宿を選びます。家族旅行で沖縄へ。コロナ前は海外へ、最近は日本各地を旅する。「先日は好きな作家さんの展示を見に島根へ行き、広島の尾道にあるワイナリーを見学してきました。行き先は展覧会やおいしいごはん、友人に会いに行くなど様々です」。旅行の魅力はずばり、新しい出会い。「海外、国内同様に、自分が住む土地にはない食材に出会えるとテンションが上がります。なので、宿泊場所も自炊ができる宿を選ぶことが多い。現地のスーパーや道の駅には必ず行きますね。新しい食材を手に入れたら、店の方に聞いたり、インターネットで調べながら調理します」。今回の取材場所はココ!〈魚卯之商店〉神奈川県茅ヶ崎市新栄町2-30 茅ヶ崎ショッピングセンター 1F0467-82-333310:00~19:00火、第2水休
2022年05月28日女優の石田ゆり子とテレビディレクター・作家の山田あかね氏が参加する、飼い主のいない犬・猫の医療費を支援する団体「ハナコプロジェクト」が20日、活動を開始した。石田が理事、山田氏が代表理事を務めるこのプロジェクトでは、年間2万匹以上(2020年度)犬と猫が殺処分される現状に、動物好きの石田と山田氏が「自分たちでもできることはないだろうか?」と知恵をしぼり、飼い主のいない犬と猫が、負担なく医療を受けられる仕組みを構築。「ハナコプロジェクト」として寄付を集め、それを使って協力してくれる動物病院(=ハナコプロジェクト協力病院)で、保護犬・猫が医療を受けられる(利用には条件あり)。無料で受けられる医療は、保護犬猫、野良猫の不妊去勢手術と、飼い主のいない子犬と子猫の基本のケアの2つ。現在、「ハナコプロジェクト協力病院」は全国に10病院あるが、今後も増やしていくことを目指す。「ハナコ」の名前の由来は、東京・杉並のハナ動物病院の院長で、積極的に保護活動を行っている獣医師・太田快作さんの愛犬・花子。フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で、山田氏が太田さんの活動と花子の闘病を描き、ナレーションを石田が担当した。2人と太田さんで話し合う機会があり、保護犬・保護猫の暮らすシェルターを運営することなどはハードルが高いが、「医療費の支援ならできるかもしれない」というアイデアが生まれたという。この活動を周知するために、クラウドファンディングを実施。石田は、著書『ハニオ日記』(扶桑社)の印税すべてをハナコプロジェクトに寄付している。
2022年05月20日今回、ご紹介するのは、『しろめし修行僧』。人気芸人トリオ・ハナコの岡部大さんが修行僧・たくあん役でドラマ初主演を果たした、グルメドラマです。岡部大さんと、たくあんの弟・つぶあんを演じた中山翔貴さんにお話をうかがいました。「食べっぷりと惚れっぷりを楽しんでいただきたいです」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 109『しろめし修行僧』は、“白飯に合う最高のおかずとは何か”という究極の問いに迫る新たなグルメドラマです。主人公は、ラッパーを目指しているものの、ほぼニートのような生活を送っている寺の息子・米田たくあん(岡部大さん)。見かねた寺の住職である父・こしあん(松平健さん)から命じられたのは、“托鉢”の全国行脚修行!行く先々で登場するしろめしに合うおかずやその土地で出会うマドンナとの恋模様。同じく修行中の親友・ぶりあん(犬飼貴丈さん)との友情など、心がほっとあたたまる見どころが大盛りのドラマです。ーーオファーをいただいたときのお気持ちを教えてください。岡部さん最初は嬉しさよりも驚きのほうが大きかったです。まさか自分がドラマで主演をさせていただくなんて思ってもみませんでしたから。実は、『考えすぎちゃん ON TV 〜ワンクールだけの大冒険』(2021年/テレビ東京)という番組で、祖父江さん(『しろめし修行僧』のチーフプロデューサー)、濱谷さん(『しろめし修行僧』とファーストサマーウイカさん主演ドラマ『私(あたい)のエレガンス』のプロデューサー)とご一緒させていただいたことがあって。そのとき、ファーストサマーウイカさんと僕が、「ぜひお願いします」と売り込みをしたんです。まさか、4月クールのドラマに、ウイカさんと僕をそれぞれ主演に起用していただけるとは。ーープロデューサーの方々、その場の社交辞令ではなく、有言実行なところがかっこいいですね!岡部さん本当にそう思います。『考えすぎちゃん』さまさまです(笑)。いただいた台本を読ませていただき、“僕が演じるしかない”と、さらに、やる気満々になりました。中山さん僕はバイトの休憩中に、マネージャーさんから出演のお電話をいただいて。その瞬間、嬉しさと緊張する気持ちでいっぱいになりました。ーー中山翔貴さんのお父さまは、岡部さんの事務所の大先輩でもある、人気タレントの中山秀征さんです。超がつくセレブリティなのに、バイトをされているんですね。岡部さんお坊ちゃまお坊ちゃまされている方かなと思ったら、すごく自立した良い子なんです。僕は秀さんに大変お世話になっていて。秀さん、翔ちゃん、次男さんと3人で、僕の単独ライブを見に来てくださったこともあるんです。中山さん岡部さんの単独ライブ、本当に面白かったです!岡部さん今回、共演が決まったときに、秀さんからLINEをいただき、“しごいてやってくれ”と言われ、“一緒に頑張ります”とお伝えしました(笑)。翔ちゃんとご一緒できて良かったです。秀さんという共通のお話ができますから、撮影の合間に、“お父さんはおうちではどんな感じなの?”と聞いたこともありました。ーー中山さん、中山秀征さんは、おうちではどのような方ですか?(笑)。中山さんテレビで観る印象と同じだと思いますが、家の中のことはぜんぶ母が主導で決めています。ーー岡部さんは新婚さんですから、参考になりますね。岡部さん僕も妻に決めていただくのが、夫婦円満の秘訣なのかなと思っています(笑)。ーー出演が決まって、中山秀征さんはどのようなアドバイスを?中山さん「素晴らしいキャストの方々が揃っているので、その方々から吸収しながら、全力で頑張るしかない」とアドバイスいただきました。岡部さんはリアクションが素晴らしくて、表情だけでも面白いんです。笑いをこらえるのに必死でした。松平健さんは、ドラマの小道具のお茶碗を指して「これくらい食べれるの?」や、「このドラマのために坊主にしたの?」など、やわらかい声で話しかけてくださいました。ーー今回、中山さんを坊主頭にしたのは、中山秀征さんだとお聞きしました。中山さん撮影の前日に、必ず剃ってもらっていました。岡部さん野球部時代はどうだったの?中山さん高校時代から、ずっと家で剃ってもらっていました。ーー頭を剃るのが、とてもお上手ですね。中山さん慣れているからだと思います。ーー岡部さんの食べ方は、豪快なのにとても美しいです。意識して演技されているのでしょうか?岡部さんもともと食事のマナーには、厳しい家庭に育ちました。それと、食レポや大食いのお仕事で、ギャル曽根さんとご一緒する機会が多くて。ギャル曽根さんはどうしてこんなにおいしそうに、そしてキレイに食べることができるんだろうと、いろんなところを見て学ばせていただきました。ギャル曽根さんは、大きいけれどギリギリ口の中からはみ出さない、絶妙な一口の取り方がとても上手なんです。まだほかの方がコメントをしていて、自分が食べる順番が来る前に、キレイな一口を作って準備をされているんです。ーー美しく食べるには、テクニックが必要だったんですね。この後、中山さんが食べるシーンはありますか?中山さんぶりあんとつぶあんのスピンオフで、食べるシーンがあるのでぜひそちらも観てもらいたいです。ーーイケメンなおふたりのスピンオフが放送されたら、さらに『しろめし修行僧』のファンが増えそうですね。岡部さん僕は撮影現場に行くことができなかったのですが、本編とはガラリと違った雰囲気で、良い意味でぶっ飛んでいて面白いらしいですよ。ーー役作りで工夫されたことはありますか?中山さん僕は長男で、弟が3人いるんです。そのなかに、生意気だけど憎めない弟がいて。つぶあんの絶妙な弟感は、自分の弟をお手本にしました。ーー印象に残ったハプニングがあれば、教えてください。岡部さん修行僧の衣装を着てスタンバイしていたら、通りすがりのお年寄りの方に、手を合わせられました(笑)。ーーまるで第1話の冒頭シーンのようですね(笑)。中山さんは本作が俳優デビュー作となります。思い出のシーンはありますか?中山さん初めて撮影を行う日に、段ボールを置くシーンがあったのですが、なかなか決められた位置に置けなくて。NGを出してしまい、汗だくになったことを覚えています。岡部さんに「イケる、イケる」と励ましていただき、乗り切ることができました。ーーちなみに、ご家族の方々は、本作をご覧になりましたか?中山さん家族全員で第1話を鑑賞しました。みんな、面白かったと言ってくれました。ーーそれは何よりも嬉しい言葉ですね!最後に、ドラマの見どころをお願いいたします。中山さんなんと言ってもおいしそうに食べる岡部さん。そして、松平健さん演じるこしあんと僕が呪詛をかけるシーンです。毎回のお約束で、酸っぱかったり辛かったりといろんな呪詛で岡部さんを苦しめるので、楽しみにしていただきたいです。岡部さん食べっぷりと、マドンナへの惚れっぷりを楽しんでいただきたいです。惚れて食べて振られて帰るという流れとともに、エピソードごとに描かれるマドンナとの人情話を観ていただきたいです。それと、話が進むにつれて、たくあんとぶりあんの過去が明らかになるんです。次第にふたりの絆が強くなる様も楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話おふたりにとって、思い出のご飯は?「僕のせいで野球の試合に負けたとき、先輩が“飯食うぞ”と言ってラーメン屋に連れて行ってくれたんです。そのとき、先輩にごちそうしていただいたラーメンが心に残っています」(中山さん)。「僕はキングオブコントで優勝するまで、築地のお寿司屋さんでバイトをしていて。お店の大将や職人さんたちがみんな良い方で、入荷したばかりのマグロの貴重な部位をたくさん食べさせてくれました。そのときのまかないのご飯が思い出のご飯です」(岡部さん)。Information『しろめし修行僧』テレビ東京系にて毎週金曜深夜0時12分より放送中動画配信サービス、ひかりTV、Paraviにて配信中出演:岡部大(ハナコ)、犬飼貴丈、中山翔貴、松平健ほか©「しろめし修行僧」製作委員会『ひかりTV』にて6/1(水)より、スピンオフ『食パン修行僧』を配信予定。中山翔貴さん衣装協力:ジャケット ¥51,700(CULLNI/Sian PR03-6662-5525)パンツ ¥30,800(CULLNI/Sian PR03-6662-5525)シャツ ¥22,000(LIBERE/Sian PR03-6662-5525)、そのほかのアイテムは、スタイリスト私物写真・山本嵩文・田嶋真理 スタイリスト・あべひろみ (岡部大さん)小林洋治郎(Yolken/中山翔貴さん)ヘアメイク・染川知美(岡部大さん&中山翔貴さん)写真・山本嵩 文・田嶋真理 スタイリスト・あべひろみ (岡部大さん) 小林洋治郎(Yolken/中山翔貴さん) ヘアメイク・染川知美(岡部大さん&中山翔貴さん)
2022年05月19日チームラボの展覧会「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」が、島根県立美術館にて、2022年7月1日(土)から8月28日(日)まで開催されます。「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」が島根でデジタル技術を駆使した"デジタルアート"の先がけとして知られるアート集団、チームラボ。世界中で1,000万人以上を動員している本展は、「他者と共に世界を自由に創造する」ことをコンセプトとした、子どもから大人まで楽しめる展覧会です。会場では、色とりどりの花びらが動物の形を作り上げる《花と共に生きる動物たちII》や、ボールを転がすと、色や音が変化する《光のボールでオーケストラ》、すべり台を滑ることによってフルーツを育てる《すべって育てる!フルーツ畑》などを展開。自分自身もアートの一部になったような感覚を味わうことができます。また、紙に描いた海の生き物が泳ぎ出す《世界とつながったお絵かき水族館》や、みんなが描いた様々な生き物が、高低差のある斜面を走り回る《グラフィティネイチャー - 山と谷、レッドリスト》など、自分の作品を参加させることができる展示も登場します。また、《世界とつながったお絵かき水族館》や《グラフィティネイチャー - 山と谷、 レッドリスト》で描いた絵を、オリジナルの缶バッジにして持ち帰ることができる「お絵かきファクトリー」も開催。展覧会の思い出やお土産にもおすすめです。【詳細】「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」開催期間:2022年7月1日(土)~8月28日(日)場所:島根県立美術館住所:島根県松江市袖師町1-5開館時間:10:00〜日没後30分※展示室への入場は日没時刻まで休館日:2022年7月5日(火)、7月12日(火)、7月19日(火)観覧料:<日時指定優先制>■前売券(コレクション展とのセット販売のみ)・企画展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」+コレクション展セット一般 1,650円、大学生 1,400円、小中高生 800円(内訳/企画展 一般 1,500円、大学生 1,300円、小中高生 800円/コレクション展 一般 150円、大学生 100円、小中高生無料)■当日券(現金払いのみ)・企画展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」一般 1,700円、大学生 1,500円、小中高生 900円・企画展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」+コレクション展セット一般 1,850円、大学生 1,600円、小中高生 900円※パスポート会員の方に限り日時指定は不要。※未就学児無料。
2022年05月18日ハナコラボ パートナー同士の交流をさらに深めるべく、2022年からスタートした定期オンラインイベント「ハナコラボオンラインオフ会」。第3回は、初の書籍を発売したハナコラボ パートナーの児島麻理子さんがクロストークに参加!当日の模様をレポートします。まずは、グラス片手に乾杯!お決まりの自己紹介からスタート。土屋は会議室からお届け!今回も大勢のハナコラボ パートナーが集結。ハナコラボ パートナーは自宅やオフィスからオンラインで参加し、ハナコラボ プロデューサー兼ディレクター・土屋志織は、マガジンハウスの会議室からお届けしました。児島麻理子さんのクロストーク!児島麻理子さん。書籍『おうちでつくれる かんたんスパイスカクテル』1,500円+税。Hanako.tokyoにて連載『児島麻理子のTOKYO、会いに行きたいバーテンダー』を担当する、ライター、PRコンサルタントの児島さん。今年4月に自身初となる書籍『おうちでつくれる かんたんスパイスカクテル』(パイインターナショナル)を出版しました。「昨今のスパイスカレーブームで、スパイスを手に入れたはいいけど、カレー以外の使い道がわからない…そんな方にぜひ読んでいただきたいのがこちら。いつもの家飲みを楽しくできるアレンジレシピを紹介しています。お酒も家にあるものばかりなので、1冊あると便利ですし、プレゼントにしてもおすすめ。これをきっかけに、洋酒やレシピ開発を担当してくれたバーテンダーさんに興味をもってもらえたらうれしいです」(児島さん)。今回は、特別に書籍でも紹介しているラムチャイのレシピを教えてもらいました。ラムチャイ。お酒にしたい人は最後にラムを注ぐだけ。「ラムチャイ」作り方1.鍋にセイロンティーの茶葉(アールグレイでも可)と浸るくらいの水、カルダモン1粒、クローブ2粒、シナモン1本を割って入れる。ジンジャーパウダー少々を振り、中火で沸騰させたら火を止め、フタをして2分ほど蒸らす。2.牛乳適量とはちみつ(メープルシロップでも可)少々を注ぎ、中火で沸騰直前まで温めたら火を止める。3.濾しながら耐熱グラスに注ぎ、ラム30mlを加える。仕上げにシナモンスティックを飾って。「カルダモンは香りがさやに包まれているので、包丁で切り込みを入れるのがポイント。茶葉を用意するのが面倒な人は、『午後の紅茶』のミルクティーでも代用できますよ」(児島さん)。児島さんの説明を聞きながら、早速実践するハナコラボ パートナーも。「本格的なチャイが家で飲めるなんて驚き!」(ハナコラボ パートナー)。ラムチャイで使った材料はプレゼント〈バカルディ ジャパン〉の「バカルディ ゴールド」200ml オープン価格。〈ヤスマ〉のスパイス・ハーブ「マスコット」。左から「セイロンシナモン(スティック)」648円、「カルダモン(ホール)」540円、「ジンジャー」356円、「クローブ(ホール)」410円。今回は、ラムチャイで使えるラム酒とスパイスのプレゼント。児島さんと縁深い〈バカルディ〉からは、「バカルディ ゴールド」を。2~3年、オーク樽で熟成したバカルディ・ラム原酒をブレンドしたゴールドラム。コーラ割りやホットカクテル、ストレート、オンザロックのほか、製菓材としてもおすすめです。厳選したスパイス・ハーブを取り揃える「マスコット」は、児島さんも大小判のブランド。ビリヤニやコンポート、紅茶の香り付けにいい「セイロンシナモン」、清涼感のある上品な香りが特徴的な「カルダモン」、あらゆる料理の隠し味はもちろん、臭み消しにも使える「ジンジャー」、エキゾチックで刺激的な香味のスパイス「クローブ」の4種類をチョイス。さらに、〈STEAM BREAD〉の人気食パンも!「スチームブレッド」1.5斤 900円。スチーム生食パン専門店として話題沸騰の〈STEAM BREAD〉からは、1番人気の「スチームブレッド」をプレゼント。日本初のスチーム製法で蒸し上げることで、いままでにないしっとりとした、もちもちの食感を提案。国産小麦、北海道産生クリーム、国産練乳、純粋はちみつなど素材にもこだわっているため、お子さんのいるハナコラボ パートナーも「うれしい!」と大喜び。そのままはもちろん、電子レンジで20〜30秒ほど温めるとよりもっちりするとか。第3回「ハナコラボオンラインオフ会」も、無事終了ハナコラボポーズ!グループ分けできるZoomの機能「ブレイクアウトルーム」でトークする時間も盛り上がり、あっという間の1時間半。締めは指をL字にしたハナコラボポーズで記念撮影!続きはまた次回…。オンラインオフ会は今後も月1で開催予定ですので、お楽しみに。
2022年05月17日ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第60回は、ライターとして活躍する五月女菜穂さんが、長野県にある〈サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場〉を見学してきました。きっと誰もが一度は飲んだことがあるであろう「サントリー天然水」。この「サントリー天然水」ができるまでを楽しく学び、その魅力を五感で感じられる初のブランド体験型施設が2022年5月14日、長野県大町市にオープンしました。先日、施設をひと足先に見学する機会をいただきました。どんな施設なのか、そしてどんなSDGsへの取り組みがなされているのか。体験してきたことをレポートします。生産拠点だけでなく、五感でブランドを体感できる花崗岩由来のミネラル成分が豊富な乳川。JR長野駅から1時間半弱ほど車を走らせたところに〈サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場〉はあります。ここでは、昨年5月に生産を開始し、同年6月末より「サントリー天然水」を出荷。山梨県の南アルプス、熊本県の阿蘇、鳥取県の奥大山に続く第4の水源で、北アルプスの自然に囲まれた場所にあります。この工場がおもしろいのは、生産拠点という役割に加え、「サントリー天然水」のブランドや水の大切さについて五感で体感できる役割も担っているということ。まず駐車場から施設に向かうと、北アルプスに源流を持つ乳川(ちがわ)を眺めることができる〈乳川テラス〉や、まるで深い地下にいるような気分に浸れる〈青のトンネル〉といったスポットがあります。〈青のトンネル〉。〈青のトンネル〉の外観。特に〈青のトンネル〉はとても贅沢な空間。打ちっぱなしのコンクリートの建物の長い廊下があって、青くライトが光っているだけ…と思いきや、地上に降り注いだ雨や雪が地面に染み込んで、地下水となるまでの約20年という長い時間を思わせてくれる空間でした(暗闇から光が見えてきたときのうれしさと言ったら!)。〈緑の散歩道〉にあるベンチ。木漏れ日が美しい〈緑の散歩道〉を歩いた先には、木のぬくもりを感じる〈天然水ハウス〉があります。ここではレセプションルームのほか、水にまつわる展示がされていたり、オリジナルグッズの販売がされていたりします。〈天然水ハウス〉。水に関する展示がされています。展示によると、〈サントリー〉はグローバルで使用するすべてのペットボトルの素材を、2030年までにリサイクル素材と植物由来素材に100%切り替え、化石由来原料の新規使用ゼロを目指しているそうです。〈ものづくり棟〉。そして、いよいよ生産拠点が間近で見られる〈ものづくり棟〉へ。ツアーの始まりは縦8メートル、高さ6メートルの「ウォーターシアター」。どのようにおいしい天然水が生まれるのか、長い長い水の旅のストーリーが簡潔に紹介されました。続いては、北アルプスの自然と天然水のつながりを説明するコーナーや、汲みあげた天然水を製品にしていく過程を追うコーナー。医薬品工場と同レベルの無菌環境で天然水をボトルに入れていることや、「サントリー天然水」のボトルラベルは国内最薄で、材料の80%に再生PET樹脂が使われていること、化学検査などのほか、五感を使って水に異常がないか調べる官能検査が行われていることなど、知らないことだらけでした。特に官能検査は、25mプール分の水の中に、目薬1滴分の違う液体が入っても違いに気づくぐらいの鋭さだそう!試験をクリアした一部の検査員しかできないそうです。コックピット。リアルタイムで製造工程が見られる。〈ものづくり棟〉の一番奥にあるのは、実際の製造現場を見学できる「コックピット」。エアーシャワーが擬似体験できるほか、リアルタイムで製造工程を見られました。〈サントリー天然水 北アルプス 信濃の森工場〉は、環境配慮型の工場としても注目されています。工場を稼働させるためのエネルギーは、太陽光発電やバイオマスボイラーなどを使っているといいます。ちなみに、バイオマスボイラーに使用するウッドチップは地元の森林組合などから供給を受けていて、地域での循環もポイント。こうしたCO2排出実質ゼロ工場は、〈サントリー〉の国内工場では初めてです。工場内で使用する水についても工夫がなされています。これまで常時同じ割合で汲み上げていた地下水ですが、細かく揚水量を調整することでロスを最小限にしているそう。そして、水資源の持続可能性を維持・向上するため、森林保全に取り組んだり、次世代の子どもたちに「水育」を実施したり。水のサステナビリティに本気で取り組んでいることが伺えました。次世代型ファクトリーとして、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進していた点も興味深かったです。例えば、商品1本ごとに製造・検査履歴情報と品質情報を紐づけて統合管理したことで、万が一、エラーが起きた場合に迅速にトレースできるようにしたそう。これまでもデジタルの技術は応用していたものの、情報が統合されていなかったので、エラー原因究明に時間がかかってしまっていました。しかし、この新しいトレース手法では、従来の10分の1の時間で原因究明が可能に。生産性の向上に寄与しています。また、工場内に小型無人搬送ロボットを導入。廃棄品や副資材の搬送を自動化させることで、さらなる効率化をしているということでした。眺めのいい授乳室。眺めのいい場所で飲む「サントリー天然水」はまた格別!一通り製造過程を見学した後は〈アルプス テラス〉へ。「サントリー天然水」のラベルにも描かれている餓鬼岳(がきだけ)を眺められるスポットです。ちなみに、珍しいと思ったのは「授乳室」。多くの授乳室は人目を避けて、閉鎖的な空間であることが多いのですが、ここでは北アルプスの眺望が楽しめる授乳室となっています。授乳中のママたちもリラックスできそうですよね。工場見学ツアー参加者限定で、ネーム入りのオリジナルボトルもプレゼント。ひらがな・カタカナ5文字以内もしくはアルファベット8文字以内でネームを入れることができるので、いい記念になりそうです。〈みずのわ広場〉。北アルプスの天然水のかき氷も夏限定で販売予定だそうです。施設内には、のんびりと開放感のある〈みずのわ広場〉や、地元の食材・天然水をつかったメニューが自慢の〈みずのわカフェ〉も併設されています。大人も子どもも楽しめる施設になっているので、ぜひ訪れてみてください。〈サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場〉長野県大町市常盤8071-1050-3182-79119:30~16:30(最終入場15:30)月火休、工場休業日休(冬季休業・臨時休業あり)※冬季休業:1~3月、12月※時期によって変更になる可能性あり。最新情報や予約方法はホームページを参照のこと。公式サイトはこちら過去の連載はこちらSDGsを正しく学べる!ハナコラボSDGsレポート一覧
2022年05月17日仕事に趣味に積極的な女子たちが集まる本誌Hanakoの読者組織『ハナコラボ』。そんなハナコラボパートナーのパーソナルにスポットライトを当てたコーナー。普段は見えない素顔に迫ります。今回ご紹介するのは、神社検定1級を持つモデルのMARIKOさん。学びを通して知ったこと、今後やってみたいことを聞きました。神社の建築的な美しさに惹かれて、宮大工さんの本を読みました。そこに挟まれていた「神社検定」の案内が気になり、受験してみようと決意。もともと神社好きだったとはいえ、いざ勉強を始めると、神道の成り立ちや神話の奥深さなど、知らないことがたくさんあって。頭がパンクしそうになりながら勉強した結果(笑)、無事壱級に合格しました。それをきっかけに始まったHanako.tokyoの連載では、訪れた神社を紹介しながら、そこにどんな神様がいるのか、どんなご利益があるのかを意識して書くようにしています。神社に行くきっかけにしてもらえたらうれしいし、なんとなく行くよりも意味も知った上でお参りするほうが、ご利益をしっかりいただけるような気がするんです。神社は自然への畏敬の念が込められている場所。恵みをもたらし、時には猛威を振るう自然を崇拝し、ともに生きてきた日本人の豊かな考えに触れることは、今を生きる私たちにとっても大事なことだと思います。気持ちを鎮めてくれたり、励まされたり。その時々で自分に寄り添ってくれる存在でもあります。壱級を取得したとはいえ、学びに終わりはありません。今後は各地の神社で行われるお祭りも巡ってみたい。地域を守る神社のエネルギーと人々のつながりを感じられる機会。神社の魅力がさらに深まりそうな気がします。MARIKOさんをつくる3つのこと1.地元・秋田の神社で買った特大お守り。秋田市内にある太平山三吉神社は商売繁盛にご利益がある神社。初詣でゲットしたお守りはなんとB5サイズもある。「お守りを見ると、自分の背中を押してくれる感じがします」2.かわいい多肉植物に癒される毎日です。盆栽や大きい観葉植物を育てるなど、生活にグリーンが欠かせないというMARIKOさん。「最近ハマっている多肉植物。日々、小さな変化を感じながらお世話するのが楽しいです」3.家ではピラティスと筋トレが習慣に。コロナ禍でジム通いから宅トレに変更。「YouTubeでレッスン動画を見たり、オンラインレッスンを受けたり。ピラティスは呼吸に集中できて、自分の体と心に向き合えます」Profile…MARIKO(まりこ)モデル。ファッションや美容など幅広いジャンルで活躍する。神社検定1級を持つ神社好き。インスタグラム(@marikozaemon)で発信も。Hanako.tokyoでは「MARIKOの、神社deデトックス!」を不定期連載中。(Hanako1207号掲載/photo : Masanori Kaneshita text : Mariko Uramoto)
2022年05月04日仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!今回、紹介するハナコラボ パートナーは…名前:瀬古あゆみ(せこ・あゆみ)年齢:31歳職業:〈株式会社PAON〉取締役〈株式会社PAON〉の取締役として活躍する瀬古さん。インフルエンサーやアーティスト、YouTuberなど、様々な人たちのサポートをするエージェント企業だ。「所属される方には、まず会社に何をしてほしいか伺い、一人一人にあった契約状態やギャランティの取り分などを決めます。個人で活動していると、クライアントと仕事をした場合、連絡は自身でしなければいけません。でも正直、それに時間をとられてしまうのはもったいないですし、クライアント側としても、マネージメントが間にいたほうがいいはず。〈PAON〉ではそういったクライアントのやりとりはもちろん、プロモーションの代行やスケジュール管理など、実務的なサポートをします」。会社の設立は今年2月。日に日に成長していく子どもの姿を見て、自身も何かに挑戦し、1年前より成長したいと思い立ち、2ヶ月程度で準備したそう。「芸能界にいた頃は、自分が売れることに一生懸命でしたが、出産を機に、不思議と自分に対して欲がなくなってしまって。子どもを想うように、才能がある人たちに何かできないかという考えが大きくなったのも、起業したきっかけです」。「多様性のある企業」を目指し、ギャル系、美容系など、所属メンバーのカテゴライズはしない。「“SNSを始め、何かしらのプラットフォームで自分たちの能力を活かして発信している”という共通点を元に、接点のない、色々なジャンルの方たちが出会えば、おもしろいシナジーがあるかもしれない。一つのコミュニティに入る感覚で〈PAON〉に所属して、より活躍の場を広げてくれたらなと思います」。将来の目標は?「〈PAON〉のテーマの一つは、所属メンバー個人が活躍し、結果的に一つのチームになることで、社会にどれだけ還元できるか。そして、所属メンバーで福祉などの活動をしていきたいです。募金や街の清掃、施設訪問など、何でも構いません。インフルエンサーになるようなパワーのある方たちが行動すれば、きっと大きなムーブメントになると思います。フォロワーがたくさんいて、世の中で注目されているなら、その力をもっと社会がよくなる方向にもっていきたい。可能性のある限りチャレンジをして、社会から求められる存在になりたいです」。【瀬古さんをつくる3つのこと】1.お気に入りのインテリア雑貨でおうち時間を楽しむ基本的に在宅ワークだという瀬古さんにとって、お家を彩る食器や花器は欠かせない存在。「仕事や育児をする中で、好きな作家さんのティーカップで紅茶を飲んだり、旅先で出会った花器にお花をいけるのは心が落ち着く大切な時間。デザインは質感違いの白系が好きで、仕事用と自宅用で同じものを2つ購入するのがお決まり。手作りは一つ一つ微妙に違うところが魅力で、使っていると愛着が湧きます」。今回、撮影で訪れたのは、瀬古さんの旦那様が経営されているインテリアショップ〈セカイクラス RELOAD SHIMOKITA〉。「ここはヨーロッパアンティークの食器がかわいくて、たまに遊びに来ては購入しています。ほかにも行きつけのショップや、夫に百貨店の催事で連れて行ってもらったり、旅先で見つけるのも好き。先日、京都ではうつわ巡りをしました。その土地で購入すると、見るたびに旅の思い出がよみがえるからいいですよね」。【瀬古さんをつくる3つのこと】2.読書で知見を広げる左から『だれにでもわかる NFTの解説書』(足立明穂・著)、『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』(廣田周作・著)、『言うこと聞かない!落ち着きない! 男の子のしつけに悩んだら読む本』(原坂一郎・著)「現実逃避できるような小説も好きだけど、限られた時間の中では、ビジネスや育児に関する書籍を選ぶことが多いです。特にビジネス書は夫と共有しているため、定期的に〈代官山 蔦屋書店〉へ行き、子どもの面倒を交代で見ながら、気になる書籍がないかリサーチ。軽く立ち読みをして、気になる言葉が書いてあったら購入します」。『だれにでもわかる NFTの解説書』は、その名の通り、いま注目を集める株式投資・NFTについての解説書。「投資は将来スタンダードになりそうですし、子どもに教えられないのはイヤだなと思い、昨年1年かけて資産形成や株式投資の勉強をしました。この書籍を選んだ理由はAmazonの口コミがよかったから(笑)。所属メンバーでNFTに関わる方もいそうなので、いつか役に立ったらいいなと思います」。『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』は、起業の際に購入。「共感する内容ばかりで、私のやってきたことは間違ってなかった!と、うれしくなりました」。『言うこと聞かない!落ち着きない! 男の子のしつけに悩んだら読む本』は、妊娠中の読書タイムに。「私も夫も男兄弟がいないため、勝手に女の子とばかり思っていて。男の子だと聞いて驚き、まずは本を読んで勉強しよう!と購入しました。男の子の一般的な特徴や、どのような声がけが有効的かなど、男の子を育てる上でお母さんが心掛けるべきことや、逆に気にしなくていいことなどが掲載されています。実際に育児をしていると『分かる、分かる!』と思うことばかり。これを読むと、先輩ママにアドバイスをもらっているような気分になります」。【瀬古さんをつくる3つのこと】3.おうちヨガで心身ともにリラックスどんなに忙しくても、毎日15分のヨガは欠かせない。「以前は整体に通っていましたが、家族と過ごす時間を優先するため、セルフケアに切り替えました。仕事でパソコン作業をしたり、育児をして縮こまった体をヨガで意識的に伸ばします。15分するだけで全然違うからおすすめです!以前は体型改善のためでしたが、いまはリラックスが目的。しっかり眠れて自律神経がととのいますし、1日の生活の質も変わります」。今回の取材場所はココ!〈セカイクラス RELOAD SHIMOKITA〉東京都世田谷区北沢3-19-20 reload 1-1203-6407-070711:00〜19:00無休
2022年04月30日ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第59回は、エディター、ライターとして活躍する大場桃果さんが、コミュニティ支援型農業「CSA LOOP」を主宰する〈株式会社4Nature〉の平間亮太さんと、その取り組みに参加する〈冨澤ファーム〉の冨澤 剛さんに取材しました。CSAとは、Community Supported Agricultureの略。“地域支援型農業”や“コミュニティ支援型農業”と呼ばれ、アメリカやヨーロッパを中心に拡大している取り組みです。消費者が特定の生産者に対して一定期間分の代金を事前に支払うことで、農家が安定した資金を手元に蓄えられるようになり、悪天候などによる不作のリスクに対応しやすくすることを目指しています。消費者側は年間を通して連携する農家とコミュニケーションを取り、新鮮でおいしい野菜を手に入れることができるほか、他のメンバーとの繋がりが生まれていくというメリットも。「CSA LOOP」は日本の都市部のライフスタイルに合わせて受け取りの拠点を地域の飲食店などの場所に設定し、さらにLOOP(食循環)を掛け合わせた、新たな取り組み。家庭の生ごみから作った堆肥を農家に預け、その堆肥を使って作られた野菜を受け取るという循環を目指し、都市部で問題視されている生ごみ削減の課題にもアプローチしています。ーーまずは、「CSA LOOP」という取り組みを始めた経緯について教えてください。平間:僕が代表を務める〈4Nature〉はもともとマーケットの主宰や運営支援を行なっていたのですが、そこで農家さんたちと話す中で、みんなこだわりを持って野菜を育てているけれど、販路が充実していないということを知ったんです。そこで、既存の流通を介さずに適正な価格で直接販売することで農家さんたちを応援したいと思い、「CSA LOOP」を始めました。消費者においしい野菜を提供し、生ごみの循環も実現できたらいいなって。ーーパートナーとなる農家さんはどのように探していったのでしょうか。平間:ファーマーズマーケットに出店してもらっていた方々もいますし、今回新たにお声がけした人もいます。若手の方や、新規就農者が多いですね。今回の取り組みについて相談すると、みなさん「CSAって聞いたことあるけど、難しいよね」って。ーーたしかに、自分でCSAを始めようと思うとかなり大変ですよね。冨澤さんは最初に「CSA LOOP」の説明を受けた時どのように感じましたか?冨澤:資源や経済の循環に興味があったので、とても良い取り組みだなと思いました。こういうビジネスモデルがあることは知っていたのですが、自分一人でやるのは無理だと感じていたので、一緒に始められてよかったです。左から平間亮太さん、冨澤 剛さん。ーー普段はどのような販路で販売しているんですか?冨澤:農園の近くに無人販売機を置いているのと、地元の直売所がメインです。あとは、学校給食や飲食店にも卸しています。ーー野菜を育てる際のこだわりを教えてください。冨澤:みなさんに安心して食べてもらいたいので、GAPという第三者認証を取っています。ただ、安全であることは本当に最低限の当たり前だと思っていて。そこにプラスする取り組みとして、地域と連携して作った堆肥を活用したり、環境に負荷をかけない野菜づくりを心がけています。家庭で作った堆肥の使い道に困っていた人も多いようで、引き取るだけで喜んでもらえたりするんですよ。平間:自分の生ごみが堆肥になることによって、普段の食生活やごみ分別への姿勢も変わっていくんですよね。自分が食べるものに直接繋がると思えば、ごみについてちゃんと考えるようになるし、スーパーで手に取る食材も自ずと変わるような気がします。ーー「CSA LOOP」では、利用者が生産者の元を訪れる“援農”も行っていますね。冨澤:つい先日もメンバーさんが畑へ来てくれました。雑草を抜いたり切り株を片付けたり、地味な作業ばかりですけど、みなさんに手伝ってもらえるととても助かります。僕の畑は毎月第4土曜日にオープンデーを設けていて、誰でも気軽に農業に参加してもらえるようにしているんです。いつも10〜20人くらい来てくれて、何度も訪れている方は参加者をまとめるリーダー的存在になってくれています。ーー「CSA LOOP」のユーザーとの繋がりが深まれば、ゆくゆくはそうやって組織的に農業をやっていくこともできそうですね。冨澤:そうですね。そうやって、より深く、楽しく付き合っていけたら嬉しいです。平間:都内の貸し農園がどこも混み合っている中、農との新しい関わり方としても「CSA LOOP」を受け入れてもらえるのかなと期待しています。ーーやはり、経営面でも変化を感じていますか?冨澤:1年分の代金を先払いしてもらえるので、それを元手に安定した生産をできるようになりそうだと感じています。その分、責任も大きくなりますけどね。絶対に失敗できないなと、背筋が伸びる思いです。ーー野菜の受け渡しの拠点となる飲食店はどのように見つけて行ったのでしょう。平間:僕らの会社は「CSA LOOP」のほかにサトウキビを精糖化する際の搾りカスをアップサイクルしたストローを展開しているので、そのお取引先であるお店から声をかけさせてもらいました。コロナ禍をきっかけに、飲食店の方々もこれまで以上にローカルに寄り添うビジネスを目指しているような感覚があるので、「CSA LOOP」を通じて近隣の常連さんを増やしてもらえたら嬉しいですね。ーー最後に、「CSA LOOP」としての今後の目標を教えてください。平間:会社のミッションとして“ビジネスの力でバランスの取れた優しい世の中へ”を掲げているのですが、それは一言で言うと、自律分散型社会の実現です。社会問題は地域ごとに違うし、農業に限らず、それぞれのコミュニティが抱える課題について話し合うことができたらいいなと。僕らは野菜の受け渡しの調整や、農家さんとユーザーさんのコミュニケーションのサポートをしているのですが、本来はそこに僕らが介在しないことがゴールなのかなと思っていて。僕らが何かアプローチするよりは、農家さんと飲食店さんがタッグを組んで新しい取り組みを始めたりだとか、自律して課題を解決することができたら素晴らしいなと思います。こうでなくちゃいけない、という決まりもないので、「CSA LOOP」の各拠点が自由に発展していったらいいなと期待しています。「CSA LOOP」「CSA LOOP」の詳細・資料請求はこちら公式Instagram:株式会社4Nature:
2022年04月28日ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第58回は、編集者として活躍する藤田華子さんが、ブランディングディレクターの行方ひさこさんに話を伺いました。ブランディングディレクター。あまり聞き慣れない言葉かもしれません。行方さんの言葉では、”ニュートラルなマインドで、ブランドの本質を明確にし、伝えるべきメッセージを創りターゲットに届けるコミュニケーションの仕組みをつくる”プロのこと。時にはブランドの中の人すら気づいていない「価値」を見つけ、大切に編集し、届けていくーーその軸にあるのは、「良い行いが注目を浴びてほしい」という行方さんの想い。ナチュラルにサステナブルを追求する原体験からスタートしたキャリアと、目下進行中の、オリジナル調味料の開発について伺いました。0.2歩を、5回に分けて1歩に〈伊勢丹 新宿店〉で不定期に開催している企画展「時」では企画からキュレーションまで。次の開催は9月末の予定。丹波篠山のガイドブックに寄稿させていただくため、陶芸家・柴田雅章さんの取材へ。老舗器メーカーでのイベントの企画とディレクション。サステナブルに特化したテイクアウト用パッケー「TAKEPACK」。ブランディングサポートから生まれた「nuco」は、売上の一部が保護猫犬に寄付される。ーー行方さんは、いつからブランディングというものにご興味を持たれたのですか?「私が子どもの頃は“サステナブル”という言葉こそありませんでしたが、合成洗剤を使わず、着色料が入った食べ物は控える、そんな考えを持った母のもとで育ちました。マイバッグを持参してスーパーに行くのも、古い服をバザーに出すのも当たり前。そういった活動を素晴らしいと思ってはいたんですけど、子どもながらに、だんだんデザインの面に目がいくようになったんです。『良いことしてるんだったら、もっとたくさんの人も参加したくなるくらいかっこいいアウトプットにしない?』って」。ーー小学生のときにすでにその視点をお持ちだったとは!「それが、“ブランディング”という、私のお手伝いの仕方に繋がっているんだと思います。小さいころに感じた『世の中の良い行いが、きちんと注目を浴びてほしいな』という気持ちです」。ーーなるほど、原体験がいまに繋がっているんですね。とはいえ、現在に至るまでのご経歴は紆余曲折あったようで…。「そうなんです(笑)。もともと、学生時代にお付き合いしていた彼と卒業と同時に結婚したのですが、彼に『働いて欲しくない』と言われていたので、就職活動もしたことがなくて。あるタイミングで夫とその友人とのアパレルブランドの立ち上げに参加する運びになりました。私、銀行のATMを触ったこともなければ、ビジネスメールを打ったこともないくらい世間知らずで…。経験がない分、とにかく、見よう見まねでがむしゃらに取り組みました。友人との食事は10年間で片手で数えられるくらいしかないかもしれません」。ーーハードな働き方ですね。そこでビジネスのベースを、体当たりで身に付けていかれたんですか?「はい。忙しくはありましたが、どうしたらもっと良くなるかを考えて、ただただ楽しんでやる、その積み重ねだったように思います。そうしているうちに、だんだんと仕事の幅が広がっていきました。そして30歳を迎える年に独立に向けて勉強しようと思い、いくつかのビジネススクールに通い始め、そこでSWOT分析などのフレームワークなどビジネスの基礎を学びました」。ーーグルテンフリー・ヴィーガン対応の身体にも環境にも優しいプラントベースのアイスクリーム「et TERRAM(エ・テラム)」のプロデュースもされていますね。「サステナブルに特化したECサイトをお手伝いするお話をいただき、オリジナル商品を作る提案をしました。ヴィーガンの文脈で何かを作るんだったらと、米ちゃん(サステナブルグリルをコンセプトとしたレストラン『The Burn』料理長・米澤文雄シェフ)にお願いしました。私も20代のときヴィーガンで、ここ数年は米ちゃんがヴィーガンにも力を入れているので」。ーー行方さんも、もともとはヴィーガンだったんですね。「幼稚園生の頃から、好物は春菊の胡麻和えや、うどの酢味噌和えとかが好きで(笑)。中学時代にはオーガニックに興味を持って、自分でお弁当を作っていました。あと20代中盤に離婚を経験して、それからスピリチュアルというか、自然と自分の関係や、広くいうと環境問題や地球温暖化にも興味を持つようになったんですよね」。ーーそういう経緯があったんですね。「et TERRAM」は、米澤シェフが「味に妥協せず作りました」とおっしゃっていたとおりすごく美味しくて。あと、食べた後にヴィーガンについて考えるきっかけにもなりました。美味しさと、メッセージを届けてくれるアイスだなと。「うれしいです。美容や健康面でココナッツミルクと、カシューナッツをベースに、すべて植物由来。素材の味と香りを活かしています。グルテンフリー、乳製品不使用、白砂糖不使用なので、アレルギーの方にも、ヴィーガンの方にも、年齢も問わずにお召し上がりいただけます」。ーー“プラントベース(植物由来の食べ物を中心とした食事)”は最近、美容や健康面だけでなく、地球環境にやさしい食べ物としても注目されています。「そうですね。畜産動物の飼育には、メタンガスや水資源、エネルギー消費問題もあります。いっぽう植物は、そういった環境への害が少ないと言われています。これまで豆乳を使ったヴィーガンアイスはあったのですが、大豆アレルギーの人は食べられなくて。『豆乳じゃないから、食べられる!』というお声をいただきましたね」。ーーうれしいお声ですね!ちょっと聞きにくいのですが、身体や環境に良いものは、原材料コストがかかるイメージがあるのですが…?「そうですね。どうしても、流通しているアイスと比べると割高にはなります。なので、選んでいただくためにはおいしさやデザイン、そういった要素で妥協はしたくないなと思ってこだわり抜きました。あっさりしているので、お食事後のお口直しにもぴったりなんですよ」。食品の商品開発のため、原料となる野菜の畑へ。ーー行方さんの次の一手は、オリジナルの調味料づくりなんだとか。「豆板醤を作っています。兵庫県・丹波篠山市のイベントで『何かやってみよう』というお話が出たんです。丹波といえば黒豆。それで、自作したこともある豆板醬がいいのではと思いました。意外とシンプルな作りなんですよ。麹と味噌を基本に、ちょっと白味噌を入れてアレンジしたり。日常的に、お肉やお魚にかけても美味しくて、全ての食材を把握して、無添加で作ることで、食生活を豊かにしてくれる可能性を感じています」。ーーオリジナルアイテムの開発、とっても楽しそうです…!「実は以前から、無添加の調味料はほとんどないから、調味料を作りたい気持ちはあったんです。大阪のレストランの方と一緒に作っているんですけど、酵母は生きているので、発酵の具合で味はどんどん変わりますしとても面白いです。丹波篠山で豆を収穫して、車で大阪まで運んで、どの配合にするかを相談して進めて…。夏ごろには販売できると思うので、そしたらECや、想いで共鳴できるような店舗さんでも販売できればと考えています」。0.2歩を、5回に分けて1歩にーーお仕事をするうえでのマイルールを教えてください。「感情を、あまり出さないようにしていますね。常に安定していられるようにと心がけています。もともと10年間くらい男性ばかりの職場で働いていて、女性である私が感情的に何かを話しても、伝わらないことが多いなと実感として学んだんです。逆に、感情表現が豊かな方とご一緒するときは、ぶつからないように引くことも。バランスを大事にしています」。ーーご本も読まれるとか?「独立するときに広い世界を知りたくて、7〜8年は年間300冊くらい読んでいました。ラッキーなことに『この本いいよ』って勧めてくれる人がいたんです。でもビジネス本や自己啓発本ばかりだと、美しい言葉が出てきにくくなってしまうから、感受性を磨く本を読んだ方がいいんじゃないかと思うようになって。いまは幅広く読んでいますね。今日は手塚治虫さんの本です」。ーーパワーの源を教えてください。「『世の中のためになるかな』というのが、お仕事をご一緒するときに考えること。なので、そもそもスタートがパワーの源かもしれません。そして私、仕事とプライベートが分かれてないので、調味料を作るのもプライベートの延長ですし、『ぴったりだな』『ご一緒したいな』と思ったら、仲良くしている友人に声をかけることもあります。それは楽しみですし、パワーの源かもしれません」。ーー軽やかなスタンスが素敵です。「私自身もアパレル業界に身を置いていましたが、まさか洋服屋さんでお皿が売られる時代になるとは思ってなかったです。だからあまり決めつけずに、『こうしたらおもしろいんじゃない?』っていう方向に進めたらいいですよね」。ーーHanako読者にも、キャリアに迷う方が大勢います。メッセージをお願いします。「私は、何かに向けて一歩を踏み出したんじゃなく、0.2歩を5回くらい続けて前進しているんだと思います。まず、好きな器屋さんに行って、個展に行って、いいと思って発信したら誰かの目に触れて…今は共感の時代なので、勇気を持って発信するって大事だと思いますね。伊勢丹さんで催事をさせいていただいたときも、バイヤーさんがずっと私のSNSを見てくださっていて、急にお話をいただいたんです。すぐに何か実るようなやりかたではないかもしれませんが、まずは0.2歩を5回くらい。これなら、始められるような気がしませんか」。行方ひさこさん行方ひさこ(なめかた・ひさこ)パレル業界でのブランド経営、ディレクター、デザイナーの経験をもとに、一貫したストーリーを紡ぐコンセプトワークを推進。作り手の想いを伝え、地域からメーカーまでブランドの向かうべき方向を示す。食と工芸、地域創生などローカルをテーマに活動中。
2022年04月26日ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第57回は、ライターとして活躍する五月女菜穂さんが、エシカル企業と学生をつなぐ就活プラットフォーム「エシカル就活」の勝見仁泰さんに話を伺いました。2023年卒の就活が始まり、22年3月から採用情報の解禁、6月から選考が解禁されます。そんななかで「エシカル就活」という気になるものを見つけました。「エシカル就活」とは、気候変動やジェンダー不平等など社会課題に取り組むエシカル企業と若者をつなげる、就活プラットフォームサービスです。どんな思いでサービスを始めたのか。「エシカル就活」を展開する〈株式会社Allesgood〉代表取締役CEOで、高千穂大学経営学部4年の勝見仁泰さん(23)に話を聞きました。海外を旅して、気候変動や貧困問題を目の当たりにしたーーまずは勝見さんご自身のことを教えてください。なぜ起業しようと思ったのですか。「元々、僕の実家は、東京の西荻窪にある八百屋なんです。男4人兄弟の末っ子で、幼い頃から家業を手伝っていました。八百屋という『商い』、そしてお客さんと話す機会も多かったので『人の幸せにコミットすること』には昔から関心があったし、ある種のアイデンティティなんだと思います。一方、僕は幼い頃からずっと野球を続けてきたのですが、怪我をしてしまったり、自分の才能に限界を感じてしまったりして、モヤモヤしていた時期がありました。今の日本の社会は、何かを挫折したときに、次のチャレンジがしにくいじゃないですか。それで17歳の時に2ヶ月間、東南アジアを放浪したんです。『行動力があるね』と言われますが、僕としては海外に『逃げた』という感覚の方が近いかもしれない。初めての海外ですし、当時は英語も全く喋れません。でも、旅の中で、貧困問題や気候変動を目の当たりにしました。この状況を是正していかなくてはいけないと強く思いました。社会課題の解決やSDGsに関心を持ち、自分の人生を懸けてやりたいことはこれかもしれないなと思ったんです。『商い』×『SDGs』で何か事業を生み出して、社会的なインパクトを与えられないか。その辺りが起業を考えたきっかけですね」。ーー野球の道からビジネスの道を進もうと決めたわけですね。「はい。大学での専攻は経営学ですが、開発学を中心にひたすら勉強しました。ビジネスをどういう風に持続可能にするかというところに関心があったので。大学1年生のときは、フィリピンで見た『ウェスト・ピッカー』(廃棄物処理場で拾った缶やビンなどの有価物を収集する人たちのこと)に対しての教育事業を展開しました。でも、もっと大きなチャレンジをしたいと思って、文部科学省の『トビタテ!留学JAPAN』に採択してもらい、ドイツに留学をしました。ドイツでは、ドイツ人と一緒に、バナナやココナッツなど地域の特産品を活用した『カスタマイズシャンプー』という事業をしました。髪の毛をAIで分析して、その人にあった効能を持つシャンプーを提供するというものです。コスタリカまで原材料を調達しに行ったこともあります。ただ、結局、共同創業者が事業から撤退したので、事業を手放すことになってしまうのですが…。いろいろな経験をして、大学3年生のときに帰国しました。ビジネスのスキルをもっと磨きたいと思ったので、新しく起業するのか、就活をするかは決めずに〈パタゴニア〉日本支社、〈ソフトバンク〉、〈ビズリーチ〉などでインターンをしました。そこでもいろいろな経験をさせてもらいましたが、一つ課題が見えてきました。僕自身は本来、気候変動や貧困問題というところにコミットしたいのに、就活においては業種や業界でしか企業を選ぶことができない、ということです。周りの友人たちを見ていても、同じような課題感を感じていました。これから社会人として新しいスタートをきる節目に、みんな全くワクワク感がなく、ネガティブに就活を話す人が大半なんです」。より引用ーー気候変動や貧困問題にコミットしている企業を体系的に知りたい。そんなユーザー側の目線から「エシカル就活」のサービスが生まれた。「はい。一方、企業側もSDGsの取り組みに対して、ラジオやテレビでCMをしたり、バッジをつけたりしていますが、一元的なデータベースがないですよね。レポートを読んだとしても、どこの企業がしっかりやっているかはよく分からない。そうしたときに、サステナビリティの取り組みを可視化して、情報を届ける必要があるんじゃないかなとも思って。留学や起業をしている友人が社会課題に関心を持っていて、そんな優秀な人たちが社会課題を軸に企業選びができない。自分と同じ課題を感じていることがわかりました。もし彼らがA社とB社で悩んだときに、最後の判断で、サステナビリティへの思いが強いA社を選んだとすると、B社は『本気を出さなくては』とサステナビリティの動きを加速させるでしょう。ああ、これは産業界を大きく変えることができるのではないかと思ったんです。プロダクトがまだできる前の2020年8月、自然電力さんやユーグレナさんなどに登壇いただいて、就活イベントをやりました。口コミだけで150人ほどの学生が集まって、実際に企業と学生がマッチして、これは需要があるなということで、事業をスタートさせました」。ーーサービスのマネタイズとしてはどのような仕組みなのですか?「企業側は、2022年3月現在2,500名ほどの登録者がいる学生のデータベースを閲覧でき、ダイレクトスカウトができます。そのデータベース使用料と、プラスして広告掲載でマネタイズしています」。ーーなるほど。「エシカル就活」に登録している学生と企業の特徴は?「現在40社ほどにご登録いただいていますが、企業規模はベンチャーから大企業までさまざまですね。学生は、ユーザーの50%以上が旧帝大以上か海外の大学で、起業・留学・長期インターンのいずれかを経験している人が7割。今後の社会のイニシアチブをとっていく層が集まっていると思います。僕らはコミュニティをすごく大事にしています。元〈パタゴニア〉日本支社長の辻井隆行さんや、〈一般社団法人エシカル協会〉代表理事の末吉里花さんらをアドバイザーに迎え、スクールやセミナーなども実施しています。例えば、大学1年生であっても、エシカル就活に登録ができるので、ここからメインユーザーになっていく人材をつくっていく。そんな事業も横展開してます」。ーー勝見さんが感じる、昨今の就活のトレンドは?「エシカルな取り組みを軸に起業選びをする学生が増えていることもありますが、圧倒的に学生側が企業を選ぶ時代が来たと思っています。能動的に活動できる学生は、大学1年生から動き出しています。マジョリティはコロナ禍の影響もあって、『学チカ』(学生時代に力を入れて取り組んだこと)の内容が薄くなっている一方で、優秀層は自分でYouTubeを始めてマネタイズしたり、マーケティングをしたり、『STORES』や『BASE』でショップサイトを作ったり、ノーコードでプログラミングをしたり、『デジタル人材』としての素質を磨いていますね」。ーー今後の展望を教えてください。「今は切り口として『就活』市場に集中して取り組んでいますが、将来的にはもっと広い分野でのプラットフォームの構築を目指しています。5年後10年後、間違いなくこのZ世代の考え方や価値観がメインストリームになります。今は『就活』や『キャリア』という価値観のデータを集めていますが、例えば『気候変動』『ジェンダー』『地方創生』というセクションでは若い世代がどういうことを考え、どのような行動をとったのか。Z世代の志向性が集まるデータベースを作りたいと思っています。同時に『エシカル』や『サステナビリティ』、『社会課題解決』に積極的に取り組む企業の先進事例やデータも蓄積してきているので、業界の枠を超えた横のつながりが生み出せたらいいなと思っています。『就職しました、はい、終わり』ではなく、その先も共創できる環境をつくっていきたいですね」。「エシカル就活」:Natsumi Kakuto過去の連載はこちらSDGsを正しく学べる!ハナコラボSDGsレポート一覧
2022年04月21日Hanako本誌連載「ハナコラボ JOURNAL」をお届け。ハナコラボのメンバーは、「新しくてたのしいこと」に敏感です。最新スポットの体験レポートやメンバーのインスタピックアップなど、毎日の活動をご紹介しています。今回は、春を駆け抜ける美脚パンツを探しに〈PLST〉へ。新生活の始まる春にはファッションも見直したくなる。自分に似合うパンツを探しに行った。「初めてスティックパンツをはいたときは感動しました」「きちっとしすぎてないのがいい!」仕事着を新調したり、お出かけ服を探したりと、春はファッションの気分が高まる季節。その中で「〈PLST〉の美脚パンツが豊作!」と教えてくれたのは、ハナコラボパートナーの前田紀至子さんだ。営業職に異動が決まり服装に悩んでいるという新関麻文さんを誘って、プレスルームに行ってきた。最上質な日常着を提案する〈PLST〉には、さまざまなシルエットのパンツがそろう。今回はそれぞれ3アイテムずつ試着し、お気に入りを探した。涼しげなトリアセブレンドダブルクロスストレートパンツ。PLUS STYLEスティックパンツ(リネンブレンド)のグリーン。前田さんが「魔法の一本!」と絶賛するのは、定番のスティックパンツシリーズ。程よく足首が見え、すらりとしたスタイルに。カジュアルなコーディネートにも合うから、「プライベートにも使える仕事着がいい!」という新関さんの願望もかなえてくれそうだ。ダブルクロスハイウエストテーパードパンツにはベルトループがなく腰回りスッキリ。プレミアムオックステーパードパンツ(すべて8,990円)、プレミアムオックステーラードジャケット17,000円。二人でトリアセブレンドオックステーパードパンツ。この春はリネン素材のビビッドカラーも登場。「定番の形の中から似合うものを知っていれば、素材違いの季節物も悩まず買えていいですね」と新関さん。「シーズンごとに新たな発見があって楽しいですよ」(前田さん)体験したハナコラボメンバー新関麻文(左) にいぜき・まあや/商社勤務。これまで事務職として内勤していたが、春から営業職に。新たな仕事に緊張中。前田紀至子(右)まえだ・きしこ/モデルを経て、現在は、旅や美容を中心にライフスタイルにまつわる記事を書くライターに。〈PLST〉今季はセットアップのアイテムが豊富で、リラックスしたスーツをプレゼンテーション。ハイウエストのデザインはパンツだけでなくスカートでもおすすめしている。XXSからXXLまでの幅広いサイズ展開が多数そろうのも魅力。現在、店舗は全国に93。店頭で気に入った型を見つけたら、オンラインでも買いやすい。(Hanako1207号掲載/photo : Kaori Ouchi text : Kahoko Nishimura)
2022年04月11日ハナコラボ パートナー同士の交流をさらに深めるべく、2022年からスタートした定期オンラインイベント「ハナコラボオンラインオフ会」。第2回は「北京パラリンピック」の仕事から帰国したばかりのハナコラボ パートナー・深井瑛子さんがクロストークに参加!当日の模様をレポートします。今回も大勢のハナコラボ パートナーが集結!ハナコラボ パートナーは自宅やオフィスからオンラインで参加し、ハナコラボ プロデューサー兼ディレクター・土屋志織は、マガジンハウスの会議室からお届け。前回に引き続き、たくさんの方が参加しました。まずはお酒片手に乾杯!参加者には豪華プレゼントつき赤いベリーやオレンジ、グレープフルーツの皮の繊細ながらも濃密な味わい。ピンクカラーは春にぴったり。〈バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド〉の「ムートン・カデ・クラシック・ロゼ」750ml 1,815円苺を練り込んだベリーショコラにクリームをのせ、クッキーでサンド。〈ベリールビーカット〉の「苺ショコラサンド ルビーカラーズ」3個入 648円米国のヴィーガンミールキットブランド〈Purple Carrot〉発。〈Oisix〉の「[ヴィーガン]ベジオーバーライス」2人前 円ニューヨークの「チキンオーバーライス」をイメージ。豆腐そぼろや5種類の野菜をはじめ、白ワインビネガードレッシング、チリオイルなど味の決め手となる調味料もセットに。今回も、Hanakoと縁のある企業からロゼワインやお菓子、ミールキットのプレゼント。「〈バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド〉のロゼワインや、〈ベリールビーカット〉のクッキーは味はもちろん、見た目もかわいいから贈り物によさそう」「〈Oisix〉のミールキットは、簡単にできてびっくり!おいしくて満足感があるのに、カロリー低いからうれしい」と、喜びの声が続出でした。ハナコラボ パートナー・深井瑛子さんのクロストーク深井瑛子さん。ポーズを決めて記念撮影。なんと開会式にも参加!日本チームとして会場を歩いたそう。アルペンスキーの試合会場にて。日本チームは100名ほどのスタッフが参加。先日まで開催されていた北京パラリンピックに、日本チームとして参加した深井さん。過去に勤めていた企業での仕事や、昨年の東京オリンピック・パラリンピックでの外部スタッフの経験から、『自分も日本チームの一員になりたい!』と独立。今年1月には、マーケティングや広報を主軸に、国内外のスポーツやフィットネス、旅関連の企業・団体をサポートする〈Krossing株式会社〉を設立。最初の大きなプロジェクトが、北京パラリンピックだったそう。「アルペンスキーの日本チームに帯同し、選手のサポートや広報、通訳など総務全般を担当しました。業務期間は、長野での合宿を含め1〜3月。初めてのことばかりで大変でしたが、とても楽しかったです!そして、個人的な醍醐味は、たくさんの海外選手と交流できたこと。国際大会でしか感じられない、臨場感と興奮がたまらなかったです」。「これからも、国際大会でチームの一員として参加したい」と言う深井さん。今回の体験を通じて、スポーツに特化した能力がなくても、やる気と語学力があれば実現可能なことがわかったそう。「みなさんもやりたいと思うことがあれば、どこかしらで糸口を掴んで叶えてほしい。やりたい方法で、人生楽しみましょう!」グループごとに話して、さらに親睦を深めますハナコラボ パートナーの盛り上がる様子に、うれしそうな土屋。グループ分けできるZoomの機能「ブレイクアウトルーム」を駆使し、2つのお題についてトーク。最後は全員で集まり、意見交換します。1つ目は「まん延防止等重点措置が解除されたら行きたいスポット(気になっているお店など)」。日本酒会がしたい、コロナがきっかけではまったウイスキーの蒸留所巡りがしたいなど、さすがお酒好きのハナコラボ!な意見が続出。2つ目は「最近はまっていること」。ピラティスや筋トレなどの健康志向な意見がある一方、仕事に追われているという多忙な人も。次回のお題は「ストレス発散方法」になるかも…!?第2回「ハナコラボオンラインオフ会」も、無事終了!ハナコラボポーズ!大盛況のうちに幕を閉じた第2回。お酒もすすみ、まだまだ話し足りない様子でしたが、続きはまた次回…。オンラインオフ会は今後も月1で開催予定ですので、お楽しみに!
2022年04月01日仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!今回、紹介するハナコラボ パートナーは…名前:佐久間 蘭(さくま・らん)年齢:30歳職業:イラストレーター、「SHEbeauty」イベント企画「サクマラン」名義でイラストレーターとして活躍する佐久間さん。専属の美容メディアをはじめ、多くの媒体で挿絵イラストを担当する。「フリーだと単発の案件が多く、継続できる仕事がほしいなと思い、先月から美容メディアの専属イラストレーターに。毎月、担当する企画が決まり、打ち合わせを重ねてイラストを仕上げていきます。描くネタは、大体は髪の巻き方やストレッチなどのHOW TO。おしゃれな雰囲気系イラストしか描いてこなかったので、指ひとつひとつの動きなど細かい動作に苦戦していますが、とても勉強になるので、ステップアップだと思って頑張ってます!」そして、佐久間さんのもう一つの顔が、トータル美容プロデュースサービス「SHEbeauty」のイベント企画。「元々、キャリアスクール『SHElikes』の会員で、『SHEbeauty』が立ち上がるタイミングでスタッフの方に誘われ、SNS運用で採用されたのがきっかけ。現在はファッション系のイベントには骨格診断やパーソナルカラー診断が合うなど、講師の方々と会員向けのイベントを企画を担当しています。トレンドをいちはやく知ることができますし、会員の方々とコミュニケーションがとれるのは楽しいですね。基本的に在宅ワークなのもうれしいです」。今後の目標は?「大好きなイラストと美容の2軸で働きたいという夢が叶ったので、今後も両立は続けたいです。あとは、イラストレーターの仕事をもっと増やしたい。どんどん人脈を広げて、様々な媒体で活躍していけたらうれしいです」。【佐久間さんをつくる3つのこと】1.気分転換に自宅まわりを散歩休日は、旦那さまと散歩がお決まり。「コロナで行きたいお店など目的がなくなってしまったのをきっかけに、家のまわりを散歩するように。時間はいつも昼食後。途中カフェでお茶しつつ、合計3時間程度はあてもなく歩いてます。私は感情に波があり、思考整理が苦手なタイプ。本当はずっと家にいられるタイプだけど、あえて外出して外の空気を吸うことで心もカラダもすっきりするので、いい習慣だなと思います」。【佐久間さんをつくる3つのこと】2.おうち飲みは、ハイボールのソーダ割り現在は結婚式に向けて禁酒中ですが、以前は毎週末欠かさず晩酌をしていたそう。「昔はレモンサワーや梅酒が好きでしたが、半年前から健康を考えてハイボールを選ぶように。飲み続けていたら好きになりました(笑)。本格的にはまったのは、結婚祝いで知人に〈ソーダストリーム〉をもらってから。以来、土曜の夕飯に夫とハイボールのソーダ割りを飲むのが楽しみになりました。お家にはウイスキーを何種類も常備していますが、最近おいしいと思ったのは、夫が買ってきた〈サントリー〉の『知多』。甘くて飲みやすかったので、またリピートしたいです」。【佐久間さんをつくる3つのこと】3.健康ブーム到来!毎日のケアは欠かせませんここ1年、佐久間さんの中では健康ブームがきている。「以前はいくら食べても太らなかったのに、最近はお腹やウエスト、お尻にしっかりお肉がつくのでやばいなと。『SHEbeauty』の美容スクールで教わったことや、YouTuberの竹脇まりなさんの動画などを参考にしながら、自宅トレーニングと筋膜リリースを毎日続けています。宅トレは入浴前にスクワットやプランクなどを30分程度。生理前は辛いのでストレッチのみで調整しています。筋膜リリースはお風呂上がりに。前傾姿勢で太ももや腰の辺りをごりごりほぐします。本当にすっきりするのでおすすめです」。
2022年03月26日お笑いトリオ、ハナコのボケ担当、菊田竜大さん(34)はかねてよりお付き合いしていたお笑いコンビ、ハルカラの和泉杏さん(37)と2019年に結婚。2人の馴れ初めは、知人の紹介で知り合ったそうで6年もの交際を経て交際記念日のクリスマスにプロポーズしたとか。今は娘さんも誕生し、家族愛に溢れていることでも有名です。先日は、なんと!裁縫デビューしたことを自身のインスタグラムで報告していたようです。早速チェックしてみましょう!娘さんのスカートを手作りした菊田さん この投稿をInstagramで見る ハナコ菊田(@hanaco_kikuta)がシェアした投稿 「娘のスカートを自作しました。正直めっちゃ可愛くできたと思います。」と娘さんのスカートをハンドメイドしたことを報告した菊田さん。洋服が大好きで自身のインスタグラムには主に私服ショットを投稿しています。そんな菊田さんが娘さんのスカートを作ってみたいと裁縫デビュー!パステルカラーの生地がメルヘンチックで可愛く、ウエストのギャザーがボリュームたっぷりなスカートで、素敵な仕上がりに。初めてとは思えない仕上がりに、コメント欄には「めっちゃ可愛い」「YouTube見ました!パパの愛がつまった世界にひとつのスカートですね!」と称賛のコメントが寄せられ「奥様も美しい」「理想の家族」と娘さんを思う夫婦お2人にも羨望のまなざしが向けられておりました。完成までの様子は菊田さんのYouTubeチャンネル『菊田ちゃんちゃんちゃんねる』で公開しているので気になった方はぜひチェックしてみて。あわせて読みたい🌈斎藤工さんが16歳頃のロン毛写真を投稿「すでに完成」「ぷくぷくの唇可愛い」と反響
2022年03月22日Hanako本誌連載「ハナコラボ JOURNAL」をお届け。ハナコラボのメンバーは、「新しくてたのしいこと」に敏感です。最新スポットの体験レポートやメンバーのインスタピックアップなど、毎日の活動をご紹介しています。今年、創業150周年を迎える〈資生堂〉。〈SHISEIDO THE STORE〉で開催中のイベントでは、美を探求してきた歴史を体感できる。美しさに磨きをかける歴史を紐解く小さな旅。1872(明治 5)年の創業以来、美を追求するすべての人を支えてきた〈資生堂〉。今年150周年を迎え、銀座本店の〈SHISEIDO THE STORE〉では記念のイベントを開催している。美容好きのハナコラボ パートナー能美黎子さん、大木南さんが体験してきた。テーマは「A BEAUTIFUL JOURNEY」。店内のあちこちに配置されたスタンプをスマホで集めると、ギフトがもらえる。贈答に重宝された石鹸はパッケージの缶が素敵。1階のエントランスを入ると、往年の製品や広告が展示された「ヘリテージゾーン」が。〈資生堂〉が発行する『花椿』の前身である『資生堂グラフ』や、これまでのノベルティも飾られている。「大正・昭和のモダンなデザインは、今見ても新鮮!」と大木さん。昔のものにも発見がいっぱい。季刊誌『花椿』は、直近のバックナンバーを持ち帰れる。4階〈SHISEIDO THE TABLES〉へ移動すると、『花椿』のアーカイブがずらり。表紙を飾ってきた往年のスターモデルやグラフィックを堪能できる。「銀座のはちみつのチーズケーキ洋梨のハニーマリネ添え」1,500円は3月15日まで。記念イベント中は季節ごとに特別なメニューが展開される。カフェでは、「銀座のはちみつ」を使った特別なスイーツも登場。一口食べた能美さんは「フワッと軽いのに濃厚で不思議なおいしさ!」と、この日一番の笑顔に。美を楽しむ旅を締めくくった。スイーツのモチーフにもなっている、150周年記念商品のオイル状美容液「万物資生LIFEDEW」4,950円。体験したハナコラボメンバー左:大木南(おおき・みなみ)/2021Mrs SDGs JAPANのファイナリスト、一児の母。インスタグラムは@373_5220。右:能美黎子(のうみ・れいこ)/秘書。インスタグラム( @reikonohmi)では、“美しさ”をフックに、コスメ、服、食、旅などを発信。〈SHISEIDO THE STORE〉記念イベントは季節ごとに内容を変えて催され、ショーウィンドウのアートにも注目を。そのほか、3階のヘアメイクアップサロン&フォトスタジオが人気。特別な日のヘアメイクはもちろん、眉メイクや前髪カットなどクイックメニューもあり使い勝手がいい。東京都中央区銀座7-8-1003-3571-773511:00~20:00不定休(Hanako1206号掲載/photo : Miyu Yasuda text : Kahoko Nishimura)
2022年03月19日仕事に趣味に積極的な女子たちが集まる本誌Hanakoの読者組織『ハナコラボ』。そんなハナコラボパートナーのパーソナルにスポットライトを当てたコーナー。普段は見えない素顔に迫ります。今回ご紹介するのは、飲食にまつわるブランドや企業の魅力を伝える、フリーランスPRの今井未央さん。仕事で大事にしていることを聞きました。PR・ブランディングの仕事は、新卒で入社した会社で広報部に配属されたのが出会いでした。多大な責任やプレッシャーを感じることも多かったですが、日々さまざまな人や情報に触れ、世の中にインパクトを与える仕事はとてもやりがいがありました。この仕事を極めたいと思い、PRエージェンシーへ転職。その後、独立しました。PR・ブランディングの仕事は正解があるものではありません。その分、悩みは尽きないですが、中長期的な視点でブランドが愛されるためにどうしたらいいか、日々最善を尽くしています。ビジュアル面を磨くことも大事ですが、見た目だけでは伝わらないもっと本質的なことを伝えたい。そのためには、会社やブランドをどう育てたいのか、今の課題点は何なのかといったことを代表の方や関係者にしっかりヒアリングする。この時間が欠かせません。対話を重ねると背景にあるストーリーや魅力的な情報がたくさん出てくるんです。本人たちが気づいていない“眠っていた価値”を掘り起こして、人に響くよう言語化し、伝えていく。それがすごく楽しいですね。独立して2年が経ちましたが、フリーランスは今の仕事がずっと続くという保証はありません。だから、いい仕事をすること。これに尽きる。そうすればまた次に繋がるし、縁も巡ってくると思っています。今井未央さんをつくる3つのこと1.アート鑑賞が心の栄養に。有名無名問わず、心ときめく展覧会があれば観に行くという今井さん。昨年見た中で印象的だったのはマーク・マンダースの個展だったそう。「存在感に圧倒されました」2.ワーケーションでリフレッシュしています。金沢や沖縄、都内の温泉宿など時間ができたらワーケーションへ。「大分・別府の〈GALLERIA御堂原〉の美しいアートに囲まれて過ごす時間は贅沢そのものでした」3.休日は昼からお酒をいただきます。「友達とワインを飲みながらランチするのが最高の休日の過ごし方です」。お気に入りは東京・代々木八幡にあるビストロ〈ル・キャバレ〉。自然派ワインのセレクトに定評がある。Profile…今井未央(いまい・みお)大学卒業後、企業広報、PRエージェンシーを経て独立。フリーランスPRとして飲食・ライフスタイルを中心に企業やブランドのPR・ブランディングを多数担当。話題の新店を紹介する『Hanako』の連載では「Now Opening」を担当中。(Hanako1206号掲載/photo : Masanori Kaneshita text : Mariko Uramoto)
2022年03月15日ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第56回は、ライターとして活躍する五月女菜穂さんが乾燥野菜ブランド〈OYAOYA〉に話を伺いました。ちょっと形が歪だったり、傷がついてしまったりした規格外野菜。それらの多くが破棄されてしまう現状を変えようと、規格外野菜を乾燥野菜として売り出す〈OYAOYA〉という京都発のブランドがあります。3月7日から14日まで、東京〈有楽町マルイ〉にも出店するそう。どんな想いでブランドを立ち上げたのか、〈OYAOYA〉代表の小島怜さん(23)にお話を伺いました。きっかけは、京都北部の農家との出会いがあったからーー〈OYAOYA〉を立ち上げられたきっかけを教えてください。「僕は大学時代に農業の研究をしていました。愛媛県の有機みかん農家に出向いて、農業が地域にどう影響を与えるかを研究していたんです。『僕が生まれ育った京都ではどうだろう』と色々な農家さんを巡っていくと、担い手が高齢化していたり、そもそも農業の存続が危うかったり。課題がたくさん見えました。話を聞いていくと、規格外野菜が全収穫量の3割程度あり、多くが廃棄されていることが分かりました。規格外野菜の課題を解決しようとしても、生の状態だと輸送費がかかってしまったり、途中で腐ってしまったりする。そこでたまたま出会ったのが、〈エチエ農産〉でした」。「京丹後市で農業を営む〈エチエ農産〉は、規格外野菜を乾燥野菜やパウダーに加工する事業を手掛けていた。ただ、飲食店への卸しや道の駅での販売など、販売ルートが限られていて、あまり広がっていなかったんですね。実際、食べてみると、カップ焼きそばに入れるだけでも、本当に野菜がたくさん食べられるし、便利でおいしかったんです。その出会いから〈OYAOYA〉がスタートしました。ざっくりいうと、製造を〈エチエ農産〉などが担い、〈OYAOYA〉が販売やブランディングをしているというイメージです。ちなみに、〈OYAOYA〉という名前は、『八百屋』に京都らしく『お』をつけたことが由来です」。ーー廃棄されてしまう規格外野菜を乾燥野菜にするというのは、本当にいいアイディア!「規格外野菜の廃棄を減らすということでもフードロスにつながるのですが、特に一人暮らしをしていると、野菜を余らせて、腐らせて、廃棄する経験があると思うんです。でも乾燥野菜ならば、常温で半年くらい日持ちしますから、家庭内でのフードロスにも貢献できるんですよ」。ーー小島さんは京都ご出身ということで、京都北部の農家さんとのつながりはもともとあったのですか?「正直、この事業を始めるまで、北部に行ったことがありませんでした。僕自身はずっと京都市内に住んでいて、コロナ禍が始まったタイミングはまだ大学生で、本当に暇でして…。京都市内と北部の間にある福知山という地域で、友人がシェアハウスをしていたので、そこに行ったときに農家さんとの接点が増えたんです」。ーー大学でも農業を研究されていました。食や農業に関する関心はどの辺りから?「僕は小さい頃から『農業をしたい』と言っていたらしいです。個人的に野菜が好きだったということもあるのでしょう。それから、大学時代に祖母が糖尿病になりまして。自分自身もいつか病気になったら、おいしいものとか食べられなくなってしまうのではないか。旅先でのおいしいご飯やお酒を我慢しなくてはいけないのか。それは嫌だなと思って、食や添加物に興味を持ったんです」。ーーなるほど。〈OYAOYA〉の乾燥野菜はどう製造するのですか?「加工方法としては、今十数軒の農家さんと連携していて、基本的に京都の北部の規格外野菜を集めてます。集めた野菜は、農家さん自らカットしてくださることもありますし、福祉施設に協力いただいてカットすることもあります。そして、エチエ農産の乾燥機で、40度で40時間ほど低温でじっくり乾燥しています。〈エチエ農産〉主体ではありますが、定期的に僕も手伝いに行っています」。ーー私のイメージだと、乾燥野菜はカップ麺に入っている小さなネギみたいなイメージなんですが、やはりそれとは違いますか?「そうですね、カップ麺に入ってるかやくは乾燥野菜の端くれ。かやくに比べると、しっかりと大きいです。また、大規模なメーカーがつくった乾燥野菜は70度で2時間だけ乾燥させているだけだそうですが、低温でじっくり乾燥することで、そのまま噛んでもおいしいし、出汁が出るのが特徴です」。ーー今はどれぐらいの種類があるのですか?乾燥が難しかった野菜はありますか?「パッケージがあるもので15種類ほどあります。万願寺とうがらしや聖護院大根、京くれないなど、京都らしい野菜もたくさんあります。ジャガイモとサツマイモは、乾燥させてもおいしくなかったですね。乾燥が難しくて苦労した野菜は、正直、今までありません。農家さんが『こんなの乾燥させてみたよ』と新しい野菜を持ってきてくださるのですが、どれもおいしいです」。ーークラウドファンディング「Makuake」では目標を大きく上回る500%を達成しました。「はい。そもそもの目標額を低めに設定していたのもありますが、京都以外の人にも関心を持ってもらって。ここまでの反響には驚きました」。ーー今後はどちらで購入できますか?展望も合わせて教えてください!「基本的に自社のECサイトで販売していますが、直近では3月7日から14日まで〈有楽町マルイ〉に出店します。初めての京都以外での販売となりますので、ぜひ遊びに来てください。今後は、ドライフルーツの販売を考えています。最近だと、長野県の若手りんご農家さんと出会いました。そこでいただいたドライリンゴは、サクサクで美味しく思わず笑みがこぼれるほどでした。そちらの展開も楽しみにしていてください」。〈OYAOYA〉公式ホームページはこちら公式Instagramはこちら過去の連載はこちらSDGsを正しく学べる!ハナコラボSDGsレポート一覧
2022年03月05日ハナコラボ パートナー同士の交流をさらに深めるべく、2022年から定期オンラインイベント「ハナコラボオンラインオフ会」を開催。記念すべき第1回は、自己紹介から始まり、新編集長の挨拶、スペシャリスト パートナーのクロストークなど、盛りだくさん!当日の模様をレポートします。総勢45名のハナコラボ パートナーが集結!乾杯ポーズで記念撮影!ハナコラボ パートナーは自宅やオフィスからオンラインで参加し、ハナコラボ プロデューサー兼ディレクター・土屋志織と編集長・杉江宣洋は、マガジンハウスの会議室からお届け。海外からの参加者もいることから、ハナコラボのコミュニティの広さを改めて実感します。参加者には、お酒&おつまみのプレゼントつきスイート&ビターオレンジの果皮(ピール)をいいバランスでブレンドした、100%ナチュラルなオレンジリキュール「コアントロー」のお試しサイズ。(左から)乳酸菌の力を最大限に引き出した、伝統的な醸造方法の山廃仕込みによる純米大吟醸酒「久保田 碧寿」720ml 2,453円。高知県産の香り高い本柚子を使った、果汁感と日本酒感のバランスがいい「同 ゆずリキュール」720ml 1,430円(共に朝日酒造)厳選された紅さつま芋を使用することで、フローラルな香りと爽やかな甘味、淡麗でキレのいい味わいを実現。本格芋焼酎「紅小牧」720ml(小牧醸造)昔から台湾の人々に愛されるケーキ。発酵バターを練りこんだクッキー生地が風味豊かな味わい。「パイナップルケーキ」1個 300円(ゴンチャ)さくさくとした食感と、キャメルの香りが口いっぱいに広がる人気商品の限定フレーバー。(左から)「キャラメルコーン ピスタチオ味」「同 ミックスベリー味」共にオープン価格(東ハト)(左から)美ら海育ちの塩で、じゃがいもの味わいを引き立てた「ポテコ・うましお味」。たまねぎなどの野菜の甘味がクセになる「同・コンソメ味」共にオープン価格(東ハト)開催を祝して、「鹿児島県酒造組合」の方々からは、〈小牧醸造〉の本格芋焼酎「紅小牧」をはじめ、約20本の鹿児島本格焼酎をプレゼント。そのほか、Hanakoと縁のある企業からリキュールや日本酒、スナック菓子が届きました。商品は事前にハナコラボ パートナーの自宅に送付。おいしいお酒とおつまみで、イベント開始前から大盛り上がり!「ハナコラボオンラインオフ会」スタート!土屋、杉江も序盤からお酒がすすみます。土屋がてきぱきと進行!自己紹介は指名制。自分の順番はいつくるのかどきどきです。新編集長・杉江の挨拶も。土屋進行のもと、まずは自己紹介から。事務、デザイナー、ライター、弁護士、料理家など多種多様な肩書きのハナコラボ パートナーは、プロフィールの個性もきらり。みなさん、1人1人の話を真剣に聞いていました。新編集長・杉江の挨拶で締めくくったあとは、土屋から改めてハナコラボの活動内容について紹介。新たに始まるFacebookも発表され、早速、登録してくれる方が続出!今後の活動が楽しみです。仕事について深掘り!スペシャリスト パートナーのクロストーク前田紀至子さん。細川芙美さん。Hanako.tokyoにて、連載「前田紀至子のBEAUTYトラベル」を担当するライターの前田紀至子さんと、連載「細川芙美の『SIDE-Bクッキング』」を担当するフードデザイナーの細川芙美さん。第一線で活躍する2人に、仕事についてさまざまな角度から質問。さらに、ビューティが専門の前田さんにはコロナ禍で変化したメイクについて、細川さんには自炊のお悩みについてアドバイスをもらいました。「前田さんが教えてくれたマスクにつかないファンデーション、早速買いに行きます!」「食材ではなく、調味料で自炊に変化をつけるなんて思いつかなかったので新鮮」など、新しい発見に喜んでいる人が続出。グループごとに話して、さらに親睦を深めます土屋は各グループにランダムで入室。やりたいことを話しているときのみなさん、目がきらきらしています!グループ分けできるZoomの機能「ブレイクアウトルーム」を駆使し、2つのお題についてトーク。最後は全員で集まり、意見交換します。1つ目は「今年から始めたこと」。人間ドッグ、カリグラフィ、ゴルフ、タフティングなど、さすが好奇心旺盛なハナコラボ パートナー。2022年が始まってまだ2ヶ月なのにたくさん出てきます(笑)。そして、2つ目は「ハナコラボでやりたいこと」。ニューヨーク在住の羽村 萌さんの連載や、陶芸など趣味が見つかるきっかけになるイベント、ハナコラボ パートナーが先生になって教えてももらえる教室、コラボのお酒を作るなど、色々な案が。Hanakoの姉妹誌を海外で作るという壮大な夢も!2022年、どれが実現できるか乞うご期待です。初回「ハナコラボオンラインオフ会」、無事終了!最後に、全員でハナコラボポーズ!興奮冷めやらぬまま、ついにフィナーレ。コロナ禍でなかなかイベントができない昨今、オンラインですが久しぶりに大勢で集まることができて、ハナコラボ パートナーはとてもうれしそうでした。オンラインオフ会は今後も月1で開催予定。試行錯誤して内容を変えていく予定ですので、お楽しみに!
2022年03月02日仕事に趣味に、日々自分らしく輝いているハナコラボ パートナー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?リアルなライフスタイルから、彼女たちの素顔に迫ります!今回、紹介するハナコラボ パートナーは…名前:谷奥由起(たにおく・ゆき)年齢:28歳職業:カフェ店員アニメやアーティストなど、様々なコンテンツと期間限定でコラボレーションするコンセプトカフェで、キッチンスタッフとして活躍する谷奥さん。「私が勤務するお店は韓国アイドルのコラボが多く、好きなアニメを目当てに他店へお客さんとして行くことも。コンテンツの切り替え時には内装や食器まですべてが変わる徹底っぷりで、いつも新鮮な気持ちで働いています」。昔からカフェ巡りが趣味で、いくつかの店舗で経験を積んできた。「オーガニックが好きなので、ヴィーガンやグルテンフリーのメニューを提供するお店で働いていました。このままでも楽しかったのですが、せっかく上京したし、少し変わったカフェで働いてみたいなと思い、デコスイーツ作りのアイデアがもらえるコンセプトカフェに転職しました」。現在のお店で働き始めてから3年目。「キャラものが印刷された可食フィルムを料理に貼り付けるなど、普通の飲食店では使わない材料に触れられるのは楽しいですね。たくさんアイデアをもらって、趣味のスイーツ作りに活用しています!」今後の目標は?「以前はカフェを経営するのが夢でしたが、いまは商品開発などプロデュースに興味があります。今後、父が地元でカフェをオープンする予定なので、早速関わらせてもらう予定。いまからわくわくしています」。【谷奥さんをつくる3つのこと】1.休日はデコスイーツ作りに熱中!オブラートアートを貼り付けたレアチーズケーキ。「背景は絵が映える白であればOK」(谷奥さん)。プラモデル用の筆をサイズ違いで使用。「元々、絵を描くなど細かいことに熱中する時間が好きです」(谷奥さん)。はみ出ている箇所をはさみでカットしながら丁寧に貼り付けたら完成。おうち時間は専らデコスイーツ作り。中でもオブラートアートは、初心者でも簡単にできるとか。「インスタグラムで作品を見かけて、昔からトレースして絵を描くことが好きだし、私でもできるかも!と思い始めました。印刷した絵の上にオブラートをのせ、食紅でなぞって乾かしたら食パンやケーキに貼り付けるだけ。食紅を混ぜて理想の色を作るのは大変ですが、すぐに出来るのでおすすめです」。絵の題材は記念日に合わせてチョイス。スケジュールを確認し、早めに仕上げたらオブラートはファイルにストック。当日は写真を撮影し、インスタグラムにアップするそう。「今回は猫の日(2022年2月22日)が近かったので、映画『耳をすませば』のバロンを2時間弱で仕上げました」。最近は、韓国の誕生日ケーキ「センイルケーキ」がマイブーム。大好きなBTSのメンバーの誕生日には、ケーキを作って写真をアップしているそう。完成した作品はインスタグラムのハッシュタグ「#yuki_mogmog」をチェック!【谷奥さんをつくる3つのこと】2.ワイルドフラワーエッセンスの力を借りる左から〈ジャナーク〉の「アクティブクリーム」、「スキンラスタークリーム」、「スムーサークリーム」、「リリースバスA」〈シンシア・ガーデン〉から教えてもらった塗り方を実践。2年前にパニック障害になって以来、日頃のセルフケアは欠かさない。「普段から少しでもいい気分でいられるよう、アロマの力を借りるように。〈シンシア・ガーデン〉のスパで使われていた〈ジャナーク〉のボディクリームとオイルは、とてもよかったので自宅でも愛用しています」。〈ジャナーク〉はオーストラリアの先住民による世界最古の伝承療法をベースに作られたブランドで、お花のエネルギー・ワイルドフラワーエッセンスが配合されている。「昔の人たちは薬として活用していたくらい、フラワーエッセンスの力は絶大。このボディクリームやオイルを使うと力んでいたカラダがふわっとほどけて、心もカラダもすっきりします」。各アイテムはその日の体調や気分で使用。「『アクティブクリーム』は気分を上げたい朝、『スキンラスタークリーム』はリラックスしたい夜に。『スムーサークリーム』はふくらはぎがむくんでいたり疲れがたまっているときにマッサージしながら塗っています。『リリースバスA』はバスエッセンス。入浴剤として使用したり、頭皮に垂らしてヘッドマッサージすると気持ちがいいです」。【谷奥さんをつくる3つのこと】3.韓国ドラマやBTSの動画を観るドラマ鑑賞は仕事終わりや休日に。「BTSの動画はデコスイーツを作っているときに流すとはかどります」(谷奥さん)カモミールティー片手に、真剣!コロナ禍でおうち時間が増えたのをきっかけに、韓国ドラマとBTSにどハマり。「初めて観た韓国ドラマは『スタートアップ:夢の扉』。家族にすすめながら一緒に観たりして、かれこれ3回はリピート(笑)。私も頑張ろう!って前向きになれる作品です。内容よりキャスト重視で選んでいて、いまはチャ・ウヌが好きなので『私のIDはカンナム美人』『女神降臨』を観ています」。BTSは知人にすすめられてYouTubeを観たことがきっかけ。「ファンクラブにも入会するほど、熱心に応援しています」。
2022年02月19日ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。第55回は、ライターとして活躍する五月女菜穂さんがコーヒー豆の取引プラットフォーム〈TYPICA(ティピカ)〉に話を伺いました。世界で毎日30億杯以上も飲まれているというコーヒー。実はコーヒーの原材料であるコーヒー生豆には“旬”があり、生産地の気候風土などによって多種多様なコーヒーが存在していること、ご存知でしたか。私自身コーヒーが好きで毎日何杯も飲むので、味の違いは分かっているつもりなのですが、コーヒー豆の個性や生産者まで思いを至らせたことはなく。今回は、生産者とロースターがコーヒー生豆を直接売買できるオンラインプラットフォーム〈TYPICA〉の代表を務める後藤将さん、そして〈東京ミズマチ〉にあるカフェ〈LATTEST SPORTS(ラテスト スポーツ)〉の宗広裕美さんへの取材を通じて、コーヒー業界が取り組むSDGsを見つめます。コーヒー豆の取引の新しいムーブメントに!ーー最初に〈TYPICA〉とは何か教えてください。どういった課題から生まれたサービスなのでしょうか。後藤さん:〈TYPICA〉はコーヒー生産者と自家焙煎コーヒー事業者(ロースター)が麻袋一袋単位から直接取引できるオンラインプラットフォームです。コーヒーロースターがクオリティの高いコーヒーを提供するためには、もちろんクオリティの高い原材料を調達する必要があります。でも、これまで原材料の調達方法はすごく限られていて、商社が大量に買い付けたストックから購入するほかなかった。ミシュランのトップシェフは、生産者と直接つながって、最高の食材を仕入れようとしますよね。コーヒーに関しては、これまでそういった選択肢がなかったんです。だいたい決まった商社から、同じような生豆を仕入れるしかなかった。同業者とコーヒーのラインナップが被ってしまうこともザラにありました。シェフがスーパーマーケットで食材を買うしかない、というような状況です。でも〈TYPICA〉を使えば、世界中の生産者からコーヒー生豆を直接買い付けることができる。これまでコンテナ単位(18トン)での取引が基本とされていたダイレクトトレードを麻袋一袋単位(60キロ)から行えるようになったんです。ーー現在、どれぐらいのシェアがあるのですか。後藤さん:サービス開始より1年で、世界12カ国2,000軒以上の生産者とロースターのネットワークを有するプラットフォームへと成長しました。世界に先駆けてローンチした日本では1,000軒以上のロースターが登録・利用しています。世界には現在2,000万軒のコーヒー生産者がいるのですが、そのうちの67%が中小規模の生産者なんですね。彼らが今までコーヒーをどうやって販売していたかというと、生産量が10袋や20袋しかないので、商社との直接取引はできず、地元のマーケットや農協に販売していたんです。農協は、小規模生産者が作ったコーヒー豆のそれぞれのクオリティを評価せず、その生産地のコーヒーとして混ぜて大量に流通させる。つまり、今まで小規模生産者は、自分で生産したコーヒーを自分の名前で販売するなんてできなかったし、値段を決めることもできなかった。〈TYPICA〉は小規模生産者が自分で育てたコーヒーを自分で値段を決めて世界で流通できるチャンスを提供したんです。そこが一番ユニークなポイントだと思います。ーー〈TYPICA〉は、SDGsの根本である「誰一人取り残さない」を体現している気がします。後藤さん:はい。私自身、2016年に世界経済フォーラムと国連が共催したある会議に日本代表として参加した経験があり、もともとSDGsをいかにライフスタイルの基本とできるのかを議論し、ビジネスモデルを探してきました。SDGsは17つの項目になっていますが、ブレイクダウンしていくと、本質は3つーー貧困の問題と人権の問題と環境の問題なんです。このコーヒーのビジネスは、その3つを一気に解決できると思うんです。ーー具体的にはどういうことですか?後藤さん:まず貧困に関しては、中小規模の生産者のうちの44%が貧困状態なんです。国際相場に左右され、彼らのコーヒーの価格は安定せず、さらに貧困状態を作り出す。かといって彼らの仕事は、コーヒー生産しかない。悪循環になるんです。人権の問題に関しては、例えばケニア。世界でトップクラスのコーヒーを作ってるんですけど、ケニアの人は普段コーヒーを飲まないんです。僕がケニアの生産者にインタビューをして「あなたにとってコーヒーとは?」と尋ねたら、ほとんどの人が「お金のための作物」と答えた。つまり、ずっとヨーロッパの植民地として支配されてきた歴史があるので、いまだ業界として根深い構造が残っているんです。環境に関して。大量生産を目指すと、まず森を伐採してプランテーションを作って、化学肥料や農薬を使って生産していくことになるので、環境負荷がかかるんです。ですが、クオリティの高いコーヒーを作るために何が必要かって、結局、森が必要なんですよ。日陰で完熟させた状態のコーヒーが最もクオリティが高いから。もともとある森を守りながらコーヒーの木を植えるアグロフォレストリーを採用すると、環境負荷をかけず、美味しいコーヒーを生産することができるのです。この3つの問題を解決できるのが〈TYPICA〉だと思います。ーー今後はどのようなビジネス展開を描いていらっしゃるのですか。後藤さん:僕らは2030年までに、世界で最もクオリティの高いコーヒーが流通するマーケットを作ることを目標にしています。個性があって、鮮度が高いコーヒー生豆を、透明性がある流通方法で届けたい。〈TYPICA〉の目標が達成されれば、みなさんが“旬”なコーヒーを楽しんでいただける環境が整うということ。ぜひTYPICAのマップをご覧になって、ご近所のロースターさんに行ってもらえたら。本当にユニークなコーヒーがたくさん楽しめますよ!〈TYPICA〉で仕入れたコーヒーを〈LATTEST SPORTS〉で飲んでみた!〈東京ミズマチ〉にあるカフェ〈LATTEST SPORTS〉では、〈TYPICA〉を通じてエチオピアやケニアなどの生豆をローテーションしながら仕入れているそう。〈TYPICA〉を採用した理由を、同店の宗広裕美さんは「生豆のトレースができることが魅力的ですよね。産地のストーリーが分かった方がよりコーヒーを楽しめると思うし、それだけ価値のあるものなんだと伝わるとうれしいですから」と話します。実際に〈TYPICA〉を通じて仕入れた、エチオピアの豆のコーヒーをいただきました。ベリーのような甘さを感じ、とてもおいしいコーヒーです。「コーヒーならなんでもいいよという方もいらっしゃるんですが、まずは一口飲んでいただけたら。きっと見方が変わると思うんです」(宗広さん)。取材に伺ったときに麻袋を見せてもらいました。ロットナンバーや産地など、コーヒー生豆の細かい情報が記載されています。冬場だと、60キロの生豆はだいたい1ヶ月ぐらいで使い切るそう。熟成させて、飲み頃のスケジュールを組んでいるのだそうです。コーヒー生豆の生産者やロースターそれぞれのストーリーを知ると、さらに一杯のコーヒーが美味しく感じられます。ぜひ〈TYPICA〉のコーヒー豆を取り扱っている近所のロースターを探してみてください。〈LATTEST SPORTS〉東京都墨田区向島1-23-1503-6240-4300カフェ10:00〜L.O.21:30、ボルダリング(平日)12:00〜23:00(土日祝)10:00〜21:00不定休過去の連載はこちらSDGsを正しく学べる!ハナコラボSDGsレポート一覧
2022年02月15日仕事に趣味に積極的な女子たちが集まる本誌Hanakoの読者組織『ハナコラボ』。そんなハナコラボパートナーのパーソナルにスポットライトを当てたコーナー。普段は見えない素顔に迫ります。今回ご紹介するのは、インスタグラムがきっかけで写真家になった加藤光さん。大事にしていること、“自分らしさ”の見つけ方を聞きました。友達が持っていたハッセルブラッドのファインダーを覗いた時、「こんなに美しい世界があるんだ」と感動して、趣味で写真を撮るように。中判カメラで撮った写真をインスタグラムにアップしていたら、企業の方から撮影の仕事をいただくようになりました。当時、アパレル企業に勤めていたのですが、そこでは副業ができなかったため、フォトグラファーとして独立しようと決意。写真で食べていけるかという不安よりも、“せっかく声をかけてくれたから、できる限り応えたい”という気持ちが強くなったからです。独立してからは「光さんの世界観で撮ってください」とリクエストをいただくことが増え、“自分の世界観って何だろう”と考えるように。撮影を重ねるうちに、陰影のある写真が好きだとわかってきて、光や影のバランスを意識するようになりました。また、活動初期から旅先や国内外のホテルの撮影をすることが多かったため、スタジオ撮影よりも短時間で撮影ポイントを見極める瞬発力が養われたことも自分の強みになりました。無機質でかっこいい写真を撮るよりも、旅をする“一人の人”として見つけた美しい瞬間をカメラに収めたい。そして、それを観た人が“旅に出たい”と思える写真を撮れたら。自由に行き来できる日々が戻って、また、いろんな場所を旅して撮影できたらうれしいですね。加藤光さんをつくる3つのこと1.世界最小、最軽量のカメラが大活躍!デジタル一眼カメラSONYα7Cを愛用中。「撮影では身軽さを重視しているので小さくて軽いカメラを。お気に入りのレンズをつけてフィルムライクな写真も撮れます」2.娘が生まれてから、日常が変わりました。昨年出産し、一児の母に。「以前は休日に遠出して撮影することも多かったのですが、娘が生まれてからは家の中の風景や日常の身近な四季を楽しむようになりました」3.保護猫と暮らして毎日癒されています。昔から猫を飼いたいと思っていて、数年前、保護猫の団体と縁があり、迎え入れることに。「初めて会った時、優しい雨が降っていたので“小雨”と命名。娘のお姉さん的存在です」Profile…加藤光(かとう・ひかる)アパレル企業に約10年間勤めた後、フォトグラファーとして独立。光と影を生かした作風に定評があり、人や景色、物撮など幅広く撮影。国内外を旅する『Hanako』の連載「#HanakoTravel」を3人の写真家とともに担当中。(Hanako1205号掲載/photo : Takashi Yamamoto text : Mariko Uramoto)
2022年02月08日Hanako本誌連載「ハナコラボ JOURNAL」をお届け。ハナコラボのメンバーは、「新しくてたのしいこと」に敏感です。最新スポットの体験レポートやメンバーのインスタピックアップなど、毎日の活動をご紹介しています。楽しい外出も増えてきたこの頃、首まわりにボリュームが出がちな冬服に合う髪型をハナコラボパートナーのスタイリストが伝授。高度な技・アイテムは不要!オンもオフも使える髪型。ヘアアイロン、ゴム、シュシュを使用。高度な技・アイテムは不要!オンもオフも使える髪型。ステイホームが長引いて、ヘアアレンジの技術が鈍ってしまった人も多いのでは。ハナコラボパートナーで表参道〈Regilo〉ヘアスタイリストのHARUKAさんが、同じくパートナーの佐久間蘭さんに指南。「冬の服装に合わせやすく、誰でも簡単にできるアレンジを!」というワガママに応えてもらった。外ハネと内ハネを繰り返し、手が届くところまで巻く。全体にバームワックスをつける。ハーフアップに。3の毛束を二つに分け、毛先を長めに残して捻っていく。その後ラフにほぐす。4を1回転させお団子に。根元をゴムで留める。今回教えてもらったのは、ハーフアップとローポニーの2パターン。ヘアアイロンとゴムだけを使い、セミロングからロングヘアまで幅広い長さの人が作れるヘアスタイルだ。スタイリッシュに見せるコツは、髪の巻き方や毛束の取り方。たとえば、ハーフアップにする際は分け目をザクザクと波打つようにするのがポイントだそう。ハーフアップ完成!「あとは、毛先さえきちんと巻かれていれば、素敵に見えます。冬は顔まわりをすっきりとさせるのも大事ですね」(HARUKAさん)。ハチあたりでハーフアップにし、残った顔まわりの髪をその上に重ねて緩く結ぶ。上側の束を、下から上に入れ込んで“くるりんぱ”。8をほぐす。シュシュでローポニーに。4月に挙式を控える佐久間さんは、当日のヘアスタイルも思案中。「簡単だから普段の髪型にもピッタリだけど、ヘアアクセサリーを替えるだけで、ドレスにも合いそう!」体験したハナコラボメンバー佐久間 蘭(さくま・らん)/イラストレーター。挙式に向けて髪を伸ばし中。普段は「シンプルなヘアスタイルが多いので、今っぽいアレンジをしてみたい!」Instagram@ran.illustrations〈Regilo〉表参道の閑静なエリアにある、ナチュラルな雰囲気が素敵なヘアサロン。予約は電話、ホットペッパービューティー、Instagram(@regilo_omotesando)にて。人気スタイリストHARUKAさんの指名も可能。東京都港区南青山3-10-7 青山ホワイトテラス2F-B03-6804-647911:00(土日10:00)~20:00(日~19:00)火休(Hanako1205号掲載/photo : Kaori Ouchi text : Kahoko Nishimura)
2022年02月07日ル ラボ(LE LABO)はラボ併設直営店「ル ラボ 青山」を東京・青山にオープン。2022年2月1日(火)より営業を開始する。ル ラボ“ラボ併設”の新店が東京・青山にル ラボは、2006年にアメリカ・ニューヨークで誕生したフレグランスブランド。2007年にアメリカ国外初出店となる旗艦店「ル ラボ 代官山」をオープンし、日本にはGINZA SIX、阪急うめだ本店、日本橋三越本店、髙島屋大阪店、京都店に店舗を構える。そんなル ラボが、「ル ラボ 代官山」に続き都内2店舗目となる“ラボ併設”直営店を青山にオープン。「ル ラボ 青山」では、ブランドの真髄ともいえる「メイド・トゥ・オーダー方式」のフレグランスを手に入れることができる。“オーダーを受けてから”手作業で調合「メイド・トゥ・オーダー方式」とは、オーダーを受けてから調合やボトリングを行うというもの。フレグランスの最終調合を手作業で行うフレッシュブレンディングは、“ラボ併設”店のみで体験できる特別なサービスとなっており、調合したばかりの“フレッシュ”な香りを楽しむことができる。フレッシュブレンディングサービスは、4月下旬より開始予定だ。また、ボトルに貼るラベルも、日付・名前・メッセージなどをその場で入れてパーソナライズすることができる。【詳細】ル ラボ 青山 オープンオープン日:2022年2月1日(火)住所:東京都港区南青山5-5-24営業時間:11:00~20:00定休日:なし※フレッシュブレンディングサービスは4月下旬より開始。【問い合わせ先】ル ラボお客様相談室TEL:0570-003-770
2022年01月29日