映画『ディナー・イン・アメリカ』が、2021年9月24日(金)より公開。ベン・スティラーがプロデュースを務めている。ベン・スティラーがプロデュース“パンクな”恋愛映画映画『ディナー・イン・アメリカ』は、2020年サンダンス映画祭オフィシャルセレクションでの上映を始め、ダブリン国際映画祭(ダブリン批評家スペシャル審査員賞・受賞)、ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭(観客賞・受賞)、オデッサ国際映画祭(グランプリ受賞)など、多数のアワードに輝いている作品。孤独な少女が覆面バンドの“推しメン”を家に匿うというラブストーリーをベースに、若者がマジョリティーに立ち向かう姿を、ユーモアとパンク精神たっぷりに描く。プロデュースを務めるのは、俳優としてはもちろん、『ズーランダー』『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『LIFE!』などでプロデューサーとしても活躍するベン・スティラー。シュールなキャラクター描写や、“普通”や“世間”に抗う若者たちの輝きに注目だ。映画『ディナー・イン・アメリカ』あらすじパティは孤独で臆病な少女。過保護に育てられ、したいこともできず、単調な毎日を送っている。唯一、平凡な人生から逃避できる瞬間、それはパンクロックを聴くこと。そんな彼女が、ひょんなことから警察に追われる不信な男・サイモンを家に匿ったものの、実はその男こそが彼女の愛するパンクバンド“サイオプス”の心の恋人、覆面リーダーのジョン Q だった…。家族や周囲から変人扱い、社会不適合者、厄介者と蔑まれる、出逢うはずのない二人が、心惹かれ合い社会の偏見をぶっ飛ばしてゆく究極のアナーキック・ラブストーリーが誕生!エミリー・スケッグス&カイル・ガルナーがW主演キャストは、エミリー・スケッグスとカイル・ガルナーがダブル主演。さらに、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのリー・トンプソン、「24 -TWENTYFOUR-」シリーズのメアリー・リン・ライスカブなどが脇を固める。主な登場人物(キャスト)パティ(エミリー・スケッグス)孤独で臆病な少女。パンクバンド“サイオプス”のファン。特に、覆面リーダーのジョン Q を愛している。演じるのは、舞台俳優としてキャリアをスタートし、ミュージカル「ファン・ホーム」で、2015年トニー賞ミュージカル助演女優賞と最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞にノミネート、同作でシアターワールド賞を受賞したエミリー・スケッグス。『ミスエデュケーション』などの映画にも出演しているが、長編映画で主演を務めるのは初めてのことだ。サイモン/ジョン Q (カイル・ガルナー)ひょんなことから警察に追われる不信な男。実は、パンクバンド“サイオプス”の覆面リーダー。演じるのは、『CSI:ニューヨーク』『インテロゲーション:尋問~殺意の真相~』などのドラマで知られるカイル・ガルナー。映画は『エルム街の悪夢』『アメリカン・スナイパー』『ザ・ブリザード』『ビューティフル・ボーイ』などを代表作に持つ。監督は、40以上の映画祭で上映され、その過激な内容で物議を醸した『バニーゲーム』のアダム・レーマイヤー。アダム・レーマイヤー自身もバンドマンであり、映画『ディナー・イン・アメリカ』については「今の自分を形作った背景である90年代のパンクシーンに捧げるラブレター」だとコメントしている。撮影は、日本でもヒットを飛ばした映画『サマー・オブ・84』を手掛けたジャン=フィリップ・ベルニエ。音楽は『ナポレオン・ダイナマイト』のジョン・スウィハートが担当している。【詳細】映画『ディナー・イン・アメリカ』公開日:2021年9月24日(金)監督・脚本・編集:アダム・レーマイヤープロデューサー:ベン・スティラー、ニッキー・ウェインストック、ロス・プットマンエグゼクティブプロデューサー:ステファン・ブラウム、ショーン・オグレー音楽:ジョン・スウィハート撮影:ジャン・ピエール・ベルニエ出演:カイル・ガルナー、エミリー・スケッグス、グリフィン・グラック、パット・ヒーリー、メアリー・リン・ライスカブ、リー・トンプソン配給:ハーク配給協力:EACH TIME2020年/アメリカ/英語/106分/カラー/5.1ch/シネマスコープ/原題:Dinner in America/字幕翻訳:本庄由香里
2021年08月01日親友同士のマット・デイモンとベン・アフレックが、リドリー・スコット監督作『The Last Duel』(原題)で『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来24年ぶりの共演を果たした。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』では脚本を共同執筆し、アカデミー脚本賞を受賞した2人。今作では2人とともに『おとなの恋には嘘がある』のニコール・ホロフセナーが脚本を手掛けた。エリック・ジェイガー著のノンフィクション「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」が基になっている。舞台は14世紀のフランス。騎士のジャン・ド・カルージュ(マット)は、戦地から帰ってくると妻マルグリット(ジョディ・カマー)が自身の親友の騎士ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に強姦されたと知る。火曜日に公開された予告編では、ジャックがこの件を否定し、マルグリットが「私は事実を話している」と訴え、ジャンがシャルル6世にジャックとの決闘を直訴する姿が描かれている。キャスティングについては、当初ベンがジャック役を演じることが報じられており、“リアル親友同士の決闘”が期待されたが、ベンはスケジュールの都合で出番が少なめの伯爵役を演じることになり、アダムが引き継いだ。ファンの予告編への感想は「やっぱりリドリー・スコットの歴史モノは最高!」「ジョディ・カマーのアカデミー賞間違いなし」「キャストが素晴らしい。楽しみ!」など。『The Last Duel』は10月15日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2021年07月21日フランフラン(Francfranc)の保冷&保温タンブラー「ルースト サーモタンブラー」シリーズから、2021年夏の新作デザインが登場。フランフランの保冷&保温タンブラーに夏の新デザインフランフランの人気シリーズ「ルースト サーモタンブラー」は、テイクアウトドリンクやコンビニコーヒーなど、カップに入ったドリンクをそのまま入れることが出来る、真空二重構造のステンレスタンブラー。オフィスや車内、自宅に出先で、テイクアウトしたドリンクの温度を長時間に渡ってキープしてくれる便利アイテムだ。持ち運びにも便利なペットボトルホルダー持ち運びにも便利なペットボトルホルダータイプは、日常生活はもちろん、アウトドアでも活躍するアイテム。ペットボトルをしっかり固定する蓋と滑り止めが付いており、ホルダーにセットしたままスムーズにキャップの開け閉めが出来るのもポイント。専用のハンドル付きスリーブ&フタ付きセットドリンクを持ち歩く際に両手があくよう、腕にかけて持ち歩けるハンドルつきのスリーブとフタが付属するセットも今年の新作。デザインはピンク、フラワー、グレーの3色展開で、それぞれカップに合わせたくすみカラーのスリーブとフタがセットになっている。待望のLサイズラージサイズやメガサイズのドリンクに対応する、Lサイズが新登場。大きいサイズのドリンクも氷を溶かさずに温度を保ったまま楽しめる、夏に嬉しい待望の新サイズだ。商品情報フランフラン「ルースト サーモタンブラー」2021年夏の新作デザイン発売時期:発売中販売店舗:全国のフランフラン店舗、フランフラン公式オンラインストア※フランフラン バザール(アウトレット店舗)は除く。価格:・「ルースト サーモタンブラー M」1,200円・「ルースト サーモタンブラーセット」2,000円・「ルースト サーモタンブラー L」1,400円・「ルースト サーモペットボトルホルダー」1,600円
2021年06月18日スナイデル(SNIDEL)2021年夏の新作ウェアが順次発売される。人気のシースルーブラウスが半袖に過去に発売され注目を集めた「オーガンジーシースルーブラウス」が、半袖にアップデートされて2021年夏再登場。肌を透かしてみせるシースルーブラウスは、涼しげな印象で暑くなるこれからの季節にぴったりだ。品のよいスタンドカラーでありながら、後ろを向くとバックスタイルにはキュートなリボンをプラス。ふわっと膨らんだボリュームスリーブや、Aラインに広がるフレアなシルエットで女性らしさを演出する。リボン付きプリーツワンピースまた、同じくバックスタイルにリボンをあしらったロングワンピース「バックデザインプリーツワンピース」も登場。大胆に開けたバックシャンデザインで、色気のある雰囲気に。襟や袖、ウエスト下には贅沢なプリーツをあしらい、立体感のあるデザインに仕上げた。女性らしいパフスリーブやメリハリを効かせたウエストなど、スタイルアップさせてくれる細かなディテールも、纏うものにはうれしいポイントだ。プリントスカートに新デザインスナイデル夏の定番プリントスカートは、2021年夏も新デザインで発売。発色良くトーンアップしたラベンダー、ピンク、グリーンに加え、シックな花柄のブラックの全4色で展開される。裾にかけてなだらかに広がるナローなシルエットが女性らしさを引き立てる。今季はリボンベルトを添えたことで、より華やかなスタイリングを可能にする。スナイデルは、新作ウェアの発売にあわせて、ファッション×ビューティーのトータルコーディネートを提案。2021年春デビューのスナイデル ビューティのコスメと新作ウェアをミックスしたスタイリングを披露する。鮮やかなアイパレットやツヤのあるハイライト&チークと、スナイデルの新作は好相性。メイクアップとファッションを一緒に自分らしく楽しむ、プレイフルなスタイリングにこの夏挑戦してみてはいかが?【詳細】スナイデル2021年夏の新作ウェア発売時期:2021年4月下旬より順次発売予定<アイテム例>・ハーフスリーブオーガンジーブラウス 12,100円(税込)・バックデザインプリーツワンピース 16,940円(税込)・プリントナロースカート 11,880円(税込)※「ファッション×ビューティー」のトータルコーディネートは、2021年5月21日(金)より公式オンラインストアにて公開。【問い合わせ先】スナイデル ルミネ新宿2店TEL:03-3345-5357
2021年05月24日モテる女子は、日々の生活にちょっとした努力をプラスしている人が多いものです。そこで今回は、モテる女子が生活に取り入れている毎日のルーティーンをご紹介します。魅力をアップさせるためのカギを握る、日々のちょっとした努力をマネすれば、あなたもきっと素敵に変身できるはず♡■ 自分の時間を作る「自分の時間を作ってる女性は魅力的です。気になっている子がそうなんですけど、見てて心の余裕を感じます。それに、自分のことを大切にしていて、俺も彼女のこと大事にしなきゃって思う」(27歳/IT企業)自分の時間をしっかり確保している女性は、心に余裕がある雰囲気を演出できます。いつもおおらかな気持ちでいるためにも、自分の時間を持つことは大切なようです。常にあたふたしている女性よりも、何事にも動じずに余裕がある対応を見せる女性のほうがモテます。毎日の生活の中に30分程度でいいので、自分と向き合う時間を作ってみましょう。本を読んだりメイクの勉強をしたり、自分磨きをしたりしてみるのもいいですね。自分の時間を作らずに男性の都合に合わせてばかりいると、都合のいい女として見られがちなのでご注意ください。■ 早起き「LINEでいつも早朝にレスをする子がいて、理由を聞いたところ早起きするのがルーティーンだと。早起きな子は、生活が整っているいいイメージがある。だらだら寝ている人よりも、断然早起きしてる女子のほうが素敵です」(25歳/出版社)毎朝の早起きをルーティーンにしている女性は、どんなときも身だしなみが整っている傾向があるので、男性ウケバツグン!時間に余裕があるため、丁寧にメイクやヘアセットをしている女性も多いので、やはり美人に見えるものです。また、早起きして時間に余裕をもつことは、生活を丁寧に送っている印象も受けるのだとか。いつも夜遅くまで起きていて、起きるのはお昼……という人は、モテる女性のルーティン「早起き」を取り入れてみて。周りからの印象が変わるかもしれませんよ。■ トレーニング「彼女は毎日20分だけのトレーニングがルーティーンで、そのおかげでボディラインが引き締まってて魅力的なんです。毎日の努力を怠らない姿にベタぼれ。毎日頑張ってるってる姿もかわいいんだよな」(24歳/美容師)モテる女子の中には、毎日のルーティーンにトレーニングを取り入れている人も多いようです。何時間もトレーニングしなくても1日20~30分だけで十分!毎日少しずつ努力を積み重ねるだけで、気づいたときには大きな成果が表れるはず。トレーニングをルーティーンにすることは、魅力的なボディラインを目指せるだけでなく、毎日頑張っている姿も男性にアピールできますよ。■ モテる女子のルーティーンを実践しようモテる女子が実践している毎日のルーティーンは、決して難しいものではありません。どれも、誰にでもできる簡単なことばかりなので、今日からさっそく実践してみてください。毎日のちょっとした積み重ねが、きっとあなたをモテる女性に変身させてくれるはずです。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年05月11日ハリウッドの大物プロデューサー、スコット・ルーディンが、現在製作中の映画から降板すると発表した。ジェニファー・ローレンス主演の『Red, White and Water』や、ジョエル・コーエン監督、デンゼル・ワシントン主演の『The Tragedy of Macbeth』などが含まれる。この決断は、今月、『The Hollywood Reporter』に掲載された、ルーディンのパワハラ暴露記事を受けてのもの。この報道の後、ルーディンはブロードウェイの製作から離れることを発表したが、映画はどうするのかが注目されていた。ルーディンが製作した映画には、『レディ・バード』『キャプテン・フィリップス』『ノーカントリー』『ソーシャル・ネットワーク』などがある。文=猿渡由紀
2021年04月21日世界各国の映画祭で注目された新時代のドイツ映画『ベルリン・アレクサンダープラッツ』と、ベン・スティラーと「プランB」が組んだ『47歳 人生のステータス』がオンラインにて公開されることが決定。オンライン上映に先駆け、2作品のティザー予告と日本版キーアートが解禁された。『ベルリン・アレクサンダープラッツ』現代ドイツ文学の傑作を新進気鋭の若き才能が大胆な解釈とスタイリッシュな映像表現で映画化。第70回ベルリン国際映画祭に正式出品、ドイツ映画賞で作品賞など5部門受賞ほか、国内外の映画祭を席巻した183分の衝撃作。『47歳 人生のステータス』また、『47歳 人生のステータス』は、『ムーンライト』『それでも夜は明ける』など数々のアカデミー賞受賞作を生み出し、本年度は『ミナリ』がノミネートされているブラッド・ピット率いる製作会社「プランBエンターテインメント」と、『スクール・オブ・ロック』脚本のマイク・ホワイト監督がタッグ、ベン・スティラー主演で贈る人生賛歌。申し分ないキャリアと幸せな家庭を手に入れている47歳の中年男性ブラッドは、大学進学を目指す息子と2人でボストンへ向かう。その旅で経済的にも社会的にも成功した旧友たちと再会したブラッドは、次第に自分が築いた家族や仕事が果たして最高のものなのかと疑問を抱き始め、自分の人生を見つめ直していく。『ベルリン・アレクサンダープラッツ』は5月20日(木)より、『47歳 人生のステータス』は6月11日(金)よりMIRAIL(ミレール)、Amazon Prime Video、U-NEXTにてオンライン上映始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベルリン・アレクサンダープラッツ 2021年5月20日よりユーロライブ渋谷「ドイツ映画祭 HORIZONTE 2021」にて公開
2021年04月15日Upload By 発達ナビ編集部自閉症者の独特な世界観を表現した作品編集部(以下、――) 映画の原作となったエッセイ『自閉症の僕が跳びはねる理由』は、自閉症者の内面の感情や思考を分かりやすい言葉で伝えたことで注目され、34か国以上で出版され、117万部を超える世界的ベストセラーになりました。書著を書こうと思われたきっかけを教えてください。話せなかった僕が気持ちを伝えられるようになってから、母は僕の行動について「なぜ、そんなことをするの?」と、ことあるごとに聞くようになり、僕の説明を聞いては驚いていました。僕の行動の理由が分かるようになり、僕に接する母の態度に余裕が出てきたと思います。僕は母に尋ねられなければ、自分の行動を言葉にすることはなかったのではないでしょうか。なぜなら、それが僕にとっての日常だったからです。僕の世界が母の世界と違うと知ってから、僕が見たり感じたりしている世界を母に伝え、母からは“普通”と呼ばれている人たちが見たり感じたりしている世界について教えてもらうようになりました。当時の母は僕の行動の理由を知り、親子関係がよりよくなったと感じていたようです。自閉症者である僕の気持ちを知ってもらうことで、自閉症者に関わる人たちの気持ちが少しでも楽になればと思い、この本を出版しました。――映画は「自閉症と呼ばれる彼らの世界が“普通”と言われる人たちと、どのように異なって映っているのか?」を世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して追い、明らかにしていく内容でした。著書がこのような形で映画化されたことについて、どのように思っているか教えてください。すばらしい映画にしてくださり、制作者のみなさまに感謝しています。僕は、自閉症者の生きづらさや独特な世界観について文章で表現しましたが、ジェリー・ロスウェル監督は映像で表現してくださいました。多くの方にこの映画をご覧いただき、自閉症とは何かということについて考えていただければうれしいです。――本作では、自閉症のある人が世界をどのように感じているのか、視覚や聴覚で伝えている描写がありました。東田さんが完成した映画の映像を見て、感じたことを教えてください。とても芸術的な映像だと思いました。自閉症者が見ている風景のように描かれている場面がありましたが、僕が日常のすべてにおいてこのような風景を目にしているわけではありません。僕は著書の中で世界の見え方について「最初に部分が目にとびこんできます。その後、徐々に全体が分かるのです。」と書いていますが、僕の視界にそう映っているというよりは、意識の向け方がそういう感じだということです。意識というのは本人にしか分からないものだと思っていました。意識下で起きていることを映像で表現し、それを見ている人に自分の視界で起きているかのような錯覚を起こさせる映画の技術に感動しました。Upload By 発達ナビ編集部「繰り返し行動」「動きを制御できない不安」、言葉にするなら――「不安に感じるとき、繰り返し行動を行うと安心する。不確かさから自分を守ってくれる」という言葉がありました。映画のなかでも、ある女の子がキラキラしたひもをいつも持っていて、集中している時は平穏、目を離すとさまざまな刺激が飛び込んでくる描写があります。東田さんも、繰り返し行動をしていないとさまざまな刺激が飛び込んでくるのでしょうか。また、どのようなことをすると気持ちが落ち着きますか?繰り返し行動をしていないとさまざまな刺激が飛び込んでくるのではなく、さまざまな刺激が飛び込んでくるために繰り返し行動をしてしまうのです。どちらが先でも同じではないかと思われるかもしれませんが、繰り返し行動は、したくてしているのではないという意味では、自分を守るために繰り返し行動をしてしまうという表現の方が、自閉症の人の心境をよく表しているのではないでしょうか。僕も刺激には弱いです。気になる音や風景が目に入ると、自分を落ち着かせるために、いつも見ている絵本や昔の写真を見たり、手で耳をふさいだりしていました。今は、周りの刺激にもだいぶ慣れました。――発達ナビを読んでいる人たちのなかには、お子さんが突然家を飛び出してしまったりすることにどうしたらいいか悩んでいる人もいます。東田さんもよく家を出て外にいらっしゃったと言います。外に飛び出すことで得たかったものはなんですか?外に出ることで自分が何かを得たかったわけではなく、脳が僕にそう指令を出すのです。外に出てしまったら、あとは歩き続けるだけです。赤い靴を履いた女の子のように、僕はただ目的地に向かって足を動かします。目的地といってもどこを目指しているのか、自分でもよく分からないのです。自分がどうなるのかなんて考えませんでした。自分の行動を自分でうまくコントロールできないというのは、なぜこんなことをしているのか、自分でも説明できない状況なのだと思います。僕の場合は、警察に保護されたり、車にひかれそうになったりしたことで、勝手に外に出て行かなくなりました。――東田さんは、記憶は線でつながっておらず点としてばらばらに存在し、突然思い出されるといいます。そのような時間の感覚を持っていることで大変だと思う点、逆に良いと思っている点等があれば教えてください。大変だと思っているのは「前にやったでしょ」「もう忘れたの?」などと注意されることです。普通の人たちは、これくらい覚えているのは当たり前という前提のもと、僕たちが記憶していないことに対して、叱ったり怒ったりします。けれど記憶というのは本来、意思の力だけでどうにかできるものではなく、脳の機能も関係しているものではないのでしょうか。僕がこんな文章を書けることを不思議に思われる方もいますが、僕が言う「点のような記憶」というのは、記憶が線のようにつながらないだけで、場面ごとの記憶はあるということです。場面としての記憶があれば、言葉や知識そのものは増えていきます。僕の記憶で良かったと思っているのは、過去から現在、どの地点においても、自分という人間の存在感が変わらないことではないでしょうか。小さい頃の自分も今の自分もそれほど変わらないのです。過去に思いをはせ遠い昔を振り返るというよりは、自分がたくさんいるようなイメージです。自分という人間がこの世に無数にいるような感覚は、時間を超越しているとも言えるでしょう。フラッシュバックに怯えることもありますが、もしかしたらこれは、四次元を体感している状態なのかもしれません。――自分の体や行動を制御できない不安はありますか?そのような不安から守るためにしていることがあれば教えてください。僕は、体の機能に問題がないにもかかわらずみんなのように動けない自分のことを、「壊れたロボットのようだ」と表現してきました。大人になった今も、あまり違いはありません。指示に従うことも、集団行動も上手くできないのです。じっとしていることさえ苦痛です。そんな自分を不安に思う気持ちはずっと続いています。特別な対策はしていませんが、失敗してもそれほど落ち込まなくなりました。なんとかなると、自分で自分を励ませるようになったからだと思います。――「人間にどれだけ否定されても、自然は僕を抱きしめてくれる」という表現がありました。東田さんはどのように自然とふれあい、感じてきたのでしょうか。光を浴びれば僕の体は分解し、分子となって周りに飛び散るような感覚になります。風が吹けば風よりも速く走りたくなり、水中に潜れば自分に手足がついているのを忘れてしまいます。僕は自分が人であることが、いまだに信じられません。人の中にいる自分より、自然の中にいる自分の方が安心できるからです。嫌なことがあったら空を眺めます。流れる雲やまたたく星を見ているだけで、気持ちが癒されるのです。自閉症者として、人として、自分に向き合うUpload By 発達ナビ編集部――思ったことを会話で伝えられないことで、人とのコミュニケーションに苦労されてきたと思います。そんななか、人との関わりで癒されたり救われたりした経験はありますか?僕が心から信頼しているのは家族です。僕がここまで元気に生きてこられたのも、家族の支えがあったから。自分が信じた道を歩くことの大切さを身をもって教えてくれた母には、感謝しています。父からは、世の中にはさまざまな価値観が存在するということを教わりました。学校の先生も、僕に優しかったです。僕が友達に笑われることはあっても、いじめられることはありませんでした。先生は僕をいつも気にかけてくれていました。僕が人を嫌いにならなかったのはこのような経験も影響していると思います。僕はコミュニケーションでずっと苦労していますが、人との関わりを拒絶しているわけではありません。むしろ、人にとても興味を抱いています。――人の、どのようなところに興味があるのですか?人はいつも正反対の性質を持って生きています。「善と悪」「やさしさと厳しさ」「期待する気持ちと失望する気持ち」…どんな人もさまざまな一面を持っています。誰でも自分の気持ちに正直に生きたいと願う気持ちと、人として正しくありたいという気持ちの間で揺れ動いているし、それは僕も同じです。だから、そんな思いは自分だけではないと知ることで、僕は未来に希望を感じるのです。僕の悩みも自閉症だからではなく、人として生まれたからだと思えるからです。――映画に出てきたある自閉症の方は、文字盤で意思を伝えられるようになる前の学校教育について、苦い思いを語っていました。東田さんは、受けてきた教育についてどのように感じていますか?僕は小学校時代、5年生まで地域の学校(通常学級)で学びました。ただし、授業中も母がずっと付き添ってくれていました。小学校6年生から中学3年生までは特別支援学校に通い、高校は障害のある生徒も受け入れてくれる通信制の学校に在籍しました。普通の学校も特別支援学校も、一長一短があったと思います。子どもには教育を受ける権利があります。どんな人生を歩みたいのか、学校の選択も含め本人が決められれば理想だと思っています。――東田さんは、どのようにご自身の学校を選択してきたのでしょうか。学校は、基本的に自分で選択してきました。小学校では、とにかくみんなと一緒に勉強したかったです。けれどもだんだん周りが見えるようになり、他の人との違いに気づき始めたのです。自分はいったい何者なんだろうと、思春期の入り口で深く考えるようになりました。みんなとの違いは努力だけではうめられないことも知りました。当時は、みんなのことがまぶしかったです。そこで小学6年生から特別支援学校に転校することを決めました。小学校の卒業まであと1年、せっかくだから頑張ったら?と言われたこともありましたが、将来のためにも、自分で自閉症という障害を受け止めるべきだと思いました。特別支援学校では、自閉症である自分と向き合うことができたと思います。世界中の自閉症者が、自分らしく生きられるように――発達ナビの読者は、主に保護者や支援者です。自閉症など、特性がある人の保護者、支援者に対して伝えたいことがあれば教えてください。当事者にとっては、自分のことを心配し、気にかけてくださる方々の存在が生きる希望につながっています。人が生きるうえで最も大切なものは、希望ではないでしょうか。どうすればできるようになるのかを考えることは大切ですが、そのためにも次も頑張ろうと思えるよう応援をしてあげてください。――映画に出てくる自閉症の人たちを見て、何を感じましたか?僕が気になったのは、やはり自閉症であるために差別されている人たちがいるということです。人は生れながらに平等で誰もが幸せに生きる権利を持っているはずです。そして、幸せかどうかを決めるのは、周りの人ではなく本人だと思います。世界中の自閉症者が自分らしく生きられることを祈っています。そして、これからもどうして差別が起きてしまうのか考えていきたいです。――自閉症のある人とまわりの人たちには、どの様な対話が必要だと思っていますか。また、どの様な人に対話へ加わってほしいですか。特別な対話はいらないと思います。ただ普通の人たちとは少し違う人たちも、社会の中にいることを知ってほしいのです。「どの様な人に対話に加わってほしいですか」というご質問には、「どなたでも」と僕は答えます。――今日はありがとうございました!インタビューを終え、東田さんの繊細かつ独特な感受性と、人に対する温かいまなざしの伝わってくる言葉の数々が印象に残っています。著書では自閉症者の見ている世界観が言葉で的確に表現されていますが、映画では映像と音声で、その世界観を体感することができます。ぜひ鑑賞してみてください。※インタビューは、東田さんにお送りした質問事項に文章で回答していただく形と、オンライン対面で質問してその場で文字盤を使いながら回答していただく形の2つをとりました。この記事は、その両方の回答をあわせて執筆しています。Upload By 発達ナビ編集部東田直樹さんの著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』が原作となった映画、『僕が跳びはねる理由』 が、4月2日(金)より、角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、アップリンク吉祥寺 ほか全国順次公開。東田さんが文字でつづった自閉症のある人の感じている世界を、東田さんの言葉と美しい映像とともに描いた作品。アメリカをはじめ、さまざまな国で暮らす自閉症当事者の暮らしや夢、友情などを丁寧に取材している。原作:東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)翻訳原作:『The Reason I Jump』(翻訳:デイヴィッド・ミッチェル、ケイコ・ヨシダ)監督:ジェリー・ロスウェルプロデューサー:ジェレミー・ディア、スティーヴィー・リー、アル・モロー撮影: ルーベン・ウッディン・デカンプス/編集: デイヴィッド・シャラップ/音楽: ナニータ・デサイー原題:The Reason I Jump2020年/イギリス/82分/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:高内朝子/字幕監修:山登敬之/配給:KADOKAWA
2021年03月26日何かと忙しい生活を送っていると、つい忘れがちなのは自分の夢について考える時間。みなさんは、子どもの頃に持っていた夢を覚えていますか?その夢を実現した人もいれば、諦めた人もいるかもしれませんが、一度立ち止まって、自分の夢について改めて振り返るのは大事なこと。そこで、そんなときにオススメの話題作をご紹介します。『MISS ミス・フランスになりたい!』【映画、ときどき私】 vol. 363パリの場末にあるボクシングジムで手伝いをしていた青年アレックスは、事故で両親を亡くして以来、自信を失っていた。ところがある日、ボクサーとして夢を叶えた幼なじみと再会したことで、もう一度自分の夢へと向かう決意をする。その夢とは、少年時代に抱いていた「ミス・フランスになる」というものだった。そこでアレックスは、下宿先の家主や同居している個性豊かな仲間たちの力を借りて、無謀とも思える夢に挑戦することに。男性であることを隠してコンテストを受けたアレックスが迎える結末とは……。ミスコンテストというきらびやかな世界を舞台に、真の美しさとは何かを教えてくれる本作。今回は、こちらの方に見どころをおうかがいしてきました。ルーベン・アウヴェス監督監督・原案・共同脚本を務めているアウヴェス監督。俳優としてもさまざまな作品に出演しており、幅広い才能を発揮している注目の存在です。そこで、作品誕生の裏側や外見を重視する社会のなかで訴えたい思いなどについて、語っていただきました。―何年も前から、トランスジェンダーをテーマにした作品を考えていたそうですが、きっかけはどのようなことだったのでしょうか?監督実は、私の友人で性転換した人がいたことがこの作品の出発点となりました。ただ、僕が語りたかったのは性転換についてではなく、自分探しにおける精神と身体との調和にいたる際の感情的な道のりについて。それが興味深いと思いましたし、重要でもあると感じました。そんななかで出会ったのが、主人公のアレックスを演じてくれた“ユニセックスモデル”として活躍しているアレクサンドル・ヴェテール。彼は女性になろうとするのではなく、自分自身がどちらの性にもとらわれず、ファッションにおけるパフォーマンスにおいて、自分のなかにある女性性を前に打ち出している人です。彼は自分でいることを幸せに思いながら女性らしい自分を生きているので、その姿をすばらしいと感じて今回の脚本を書き始めました。ミスコンテストの裏側で発見もたくさんあった―そんなアレクサンドルさんの存在がストーリーにも大きな影響を与えていると思いますが、実際に彼の体験したことをエピソードとして反映しているところもありますか?監督具体的なエピソードとしては特に投影されていませんが、この映画のいたるところにアレクサンドルの息吹があると言っても過言ではないですね。なぜなら、作品の感情面においてもインスピレーションとしても、最初から最後まですべてを彼が背負っているからです。とはいえ、本作は完全なフィクションなので、主人公のアレックスとアレクサンドルのキャラクターはまったく違いますけどね。実際、アレックスは少し暗くて、自分がどうしたらいいのかわからない人物ですが、アレクサンドルはほかとは少し違うことを受け入れ、愛してくれる両親がいて、明るくポジティブな性格ですから。ただ、「女性でいるときのほうが、自分が強くいられるのを感じられる」というセリフひと言だけは、アレクサンドルがパフォーマンスをしていたときに話していた言葉からもらっています。―ミスコンテストについての描写も非常に興味深かったですが、実際にリサーチするなかでその実情に驚かされたことはありましたか?監督今回、ミス・フランスの実行委員会が門戸を開いてくれたおかげで、コンテストの様子を観察しながら脚本を書くことができました。そのなかで私が発見したのは、ミス・フランスの裏側で働いている人たちが、ひとつの世界を構成していること。ものすごい数のボランティアがいたり、異なる世代の人たちに統一感をもたらしていたりと、みんながミス・フランスという夢の世界で生きるために情熱を込めているんです。その姿を見るのは、とても気持ちのいいものでもありました。それから、私が魅了されたのは、コンテストに参加している若い女性たち。ミス・フランスの候補になったことで自分の生きる道を見つけることができて助かったと話している子がいれば、自分が何をしているのかわかっていない子がいるといった具合に、さまざまな女性がいたので、本当にいろいろな発見がありました。今回はミスコンテストを批判する映画ではありませんが、やはりコンテストは戦いですし、女性同士の関係は優しいものばかりではないので、この作品は「ハイヒールを履いたロッキーの映画」という側面もあると感じています(笑)。体と精神の調和がとれている人は美しい―では、映画でも描かれていたように、女同士ならではの“戦い”を目にしたこともあったのでしょうか?監督というよりも、コンテストの現実は、人生の現実と同じだと感じました。人はいつもグループに属したいと思うんだけど、そのなかに入るのはなかなか難しいこともありますよね。そういったリアルさをこの映画でも描いています。実際、コンテストの裏側でも、おとなしい女の子が派手な女の子たちのグループに入りたがっていたけれど入れてもらえないとか、強い人が弱い人を押しつぶそうとしていたというような現実を目の当たりにすることもありました。でも、それは狩りをするライオンの間を知性やずる賢さを使って切り抜けていくサバンナの法則のように、現実世界でも同じことが起きているだけではないでしょうか。それは、明らかなことだと思いました。―なるほど。コンテストでは厳しい美の規範がいくつもありますが、監督が思う“真の美しさ”とは?監督とてもいい質問ですね。僕にとって美しさの基準とは、精神的にも外見的にも自分が誰なのかを知り、受け入れ、そして自分自身に対して責任を持っていることだと思います。すなわち、自分の体と精神の調和が完全にとれているとき、人は美しくなれるのです。人生と自分自身に対して、微笑みかけられるのは美しいこと。だからこそ、アレクサンドルと出会ったときに、彼のことを本当に美しい人だと感じたんだと思います。彼はすべてにおいてプラスの見方をしていて、完全に自分を受け入れ、光の部分だけを持っているような存在ですから。外見だけを重視する社会は危険だと感じる―そう感じた具体的な出来事などもあったのでしょうか?監督あるとき、彼と街を歩いていると、彼のことを変な目で見る人たちと遭遇することがありました。でも、彼はすれ違う人たちにどんな目で見られても、相手に対して偏見を持つことなく、大きな微笑みを返していたのです。その姿は本当に美しかったですし、そういうところから学ぶことは多かったと思います。だからこそ、自分自身を受け入れているとき、人は美しくなれるのだと気づかされました。―監督は俳優としても活躍されているので、普通の人よりも、外見で判断されたりする経験が多いかと思います。いまは外見を重視する社会だと思いますが、そのなかで監督が意識されていることがあれば、教えてください。監督確かに、いまの時代はどんどん難しくなっているなと感じています。だからこそ、僕の映画は外見だけを重視する社会に対する皮肉にもなっているんですよ。なぜなら、SNSが発達したことでつねに外見が重視され、いつでも最高の状態でいなければならないと思い込むのは、危険なことだからです。僕は表現ができる自由な世界にいますが、どんなにイマジネーションの世界を楽しんでいたとしても、片方の足は必ず現実にしっかり置いた状態にしなければならないと考えています。気をつけなければならないのは、イメージのなかだけの世界に囚われてバランスを失ってしまうこと。新しい世代の人たちは、外見の美しさばかりを重視しているところがありますが、それは本当に危険なことなんです。劇中でも、ミス・フランス委員会のディレクターであるアマンダが、「形式だけを重視しすぎてはいけない」といったことを言いますが、それこそがまさに私がこの映画で言いたいことでもありました。僕自身は幸運なことに、そうしたバランスを崩したことは一度もないので、意識しているとすればそのあたりだと思います。夢を実現させる秘訣は、違いを力にすること―それでは最後に、自分の夢をつかもうとがんばっている人や悩んでいる人に向けてアドバイスがあればお願いします。監督今回、夢について描くためにこの映画を作りましたが、実は僕自身は人生を生きることに一生懸命であまり夢を見たことがない人間なんです(笑)。でも、「自分の信じている夢を実現すべきだ」というのは、この作品で訴えたいと思って作りました。たとえそれがどんなにクレイジーなものであっても、自分を信じていれば、夢はきっと叶えられるということを伝えたかったのです。主人公のアレックスも、男の子なのにミス・フランスになりたいというのは、クレイジーな夢ですからね。これから夢を叶えたい人にアドバイスをするとすれば、平凡な言葉になってしまうかもしれませんが、まずは自分を信じること。そして、自分が持っている“違い”を力にしてください、ということです。ときには、その違いから人に指をさされることもあるかもしれませんが、その違いこそが力となり、自分が思っているところよりも遠くへと進むことができ、夢を実現できるはずですから。まとめると「差異を力にせよ!」というのがアドバイスですね。あと、ひとつ付け加えるとすれば、自分の周りを善意と愛で固めるのも大事なこと。他人が下す判断で立ち止まることなく、自分を愛し、良いことを願ってくれる人たちと一緒に前進してほしいと思います。夢は人生を輝かせるスポットライト!誰の人生においても、夢を持つこと、そして叶えることがいかに大切なものかを思い出させてくれる本作。心震えるラストシーンで見せるアレックスの勇気と美しさには、思わず息を飲み、そして拍手を贈らずにはいられないはずです。胸に秘めている夢があるのなら、まずは一歩を踏み出してみては?取材、文・志村昌美美しい予告編はこちら!作品情報『MISS ミス・フランスになりたい!』2月26日(金)シネスイッチ銀座ほか全国公開配給:彩プロ©2020 ZAZI FILMS – CHAPKA FILMS – FRANCE 2 CINEMA – MARVELOUS PRODUCTIONS
2021年02月25日米国では、自宅やホテルの部屋に子どもだけ残して外出することを禁じている州が多い。米オハイオ州で、仕事のためにやむなく子どもを置いて出た母親が逮捕、起訴され波紋を拡げている。NBC系列のWFMJが報じた。リバティ・タウンシップに住むシングルマザーのシャイナ・ベルさん(24)は、10歳と2歳の娘をモーテルの部屋に残し、職場のピザ店に出勤した。部屋に子どもしかいないことに気が付いた第三者が警察に通報。駆けつけた警官により子どもたちは保護され、ピザ店で働いていたベルさんは児童虐待容疑で逮捕された。子どもたちは父親に引き渡されたという。この当局の対応があまりに無慈悲だと、Twitterではベルさんに同情が集まっている。アリゾナ州議会議員のルーベン・ガレゴ氏はTwitterで「女性はやれば邪魔され、やらなければやはり邪魔される。子どもと一緒に家にいて、政府の補助を受ければ寄生虫と呼ばれ、わずかな賃金のために働きに出れば、シッター代を払い続けられず刑務所に行く」と、怒りをあらわにした。新型コロナウイルスの影響で職を失う人が激増している今、ベルさんは子どもを育てていくためにも解雇されることは絶対に避けたかったはずだ。この日も1時間ごとに娘に電話して様子をうかがい、22時頃までには帰ると話していたという。ベルさんは逮捕され、子どもとも引き離され、今は住む家もない。そんな彼女の窮状を救うべく、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」でキャンペーンが立ち上がった。ベルさんと子どもたちに安全な住居を提供するための資金として、17日午後の時点でおよそ8万ドル(約850万円)の善意が寄せられている。今回のケースをきっかけに、Twitter上では普遍的なチャイルドケアを整備すべきだとの声が多く挙がっている。また、最低賃金を15ドルに引き上げ、新型コロナウイルスの救済措置は女性を優先するべきだと主張する団体にとっても、議会に働きかける際の大きな材料にもなっているようだ。
2021年02月17日BAO BAO ISSEY MIYAKE(バオ バオ イッセイ ミヤケ)の人気トートバッグ「ルーセント(LUCENT)」シリーズが、4分の1サイズになったミニサイズのバッグから新色が登場。イッセイ ミヤケ シブヤやイッセイ ミヤケ マルノウチなどで2021年1月22日(金)より発売される。「ルーセント」シリーズのミニバッグに新色物を入れずに平らに置くと平面に、物を入れて立てると彫刻的でアーティスティックな見た目に変身するBAO BAO ISSEY MIYAKEの人気トートバッグ「ルーセント」シリーズ。そんな「ルーセント」シリーズを構成する"三角ピース"を小さくし、バッグそのものも通常の大きさから4分の1サイズになるようデザインしたミニバッグから、新色がラインナップする。新色にレッドやブルー新色は、シンプルなライトグレーに加え、レッドやブルー、イエロー、グリーンなど鮮やかなカラーが揃う。財布やスマートフォンなど必需品だけを入れてちょっとした外出のために使うのはもちろん、通常サイズの「ルーセント」のハンドルに取り付けて、チャームとして使用するのもおすすめだ。【詳細】BAO BAO ISSEY MIYAKE「ルーセント」シリーズ発売日:2021年1月22日(金)取扱店舗:イッセイ ミヤケ シブヤ、イッセイ ミヤケ マルノウチ、イッセイ ミヤケ ギンザ、イッセイ ミヤケ センバ、BAO BAO ISSEY MIYAKE / コウベ、イッセイ ミヤケ キョウト価格:18,000円+税サイズ:本体 H170 x W170(mm)カラー:ライトグレー、レッド、イエロー、グリーン、ブルー※実施内容に変更が発生する場合がある
2021年01月25日ベン・アフレックとアナ・デ・アルマスが交際から1年経たずして破局したという。2人は共演作『Deep Water』(原題)で出会い、交際をスタート。昨年3月にアナの故郷で目撃され、その後は堂々とイチャついている姿が毎日のようにSNSをにぎわせ、「いい加減うんざり」という声も上がるほどだった。コロナ禍における自主隔離生活ももちろん一緒。アナは、ベンと元妻ジェニファー・ガーナーの子ども3人とも良好な関係を築いていたため、破局には驚きだ。「Daily Mail」紙によると、別れを告げたのはアナの方。破局が決定的になるやいなや、ベンの自宅の外のごみ箱に、アナの等身大のパネルが捨てられてしまった。このパネルは昨夏アナがベンの子どもたちと一緒に遊んだときに使われていたものだった。関係者は「彼らの関係は複雑でした。アナはロサンゼルスを拠点にしたくなかったのに対し、ベンは子どもたちが住んでいることからロサンゼルスに住む必要がありました」と語っている。昨年11月、『Deep Water』の一部シーンの撮り直しを行った際、アナはダイアモンドの指輪を身につけていたため、2人の関係がさらに進展したのかと思われた。しかし同作で2人は夫婦を演じており、役を演じるための単なる小道具だったようだ。(Hiromi Kaku)
2021年01月19日自分自身の長所は、自分ではなかなか気づけないポイントですよね。あなたの毎朝のルーティーンを答えるだけで、「あなたの長所」が分かります。Q.あなたの毎朝のルーティーンは、次のうちどれに最も近いですか?A:スキンケアにこだわるB:真っ先に朝食をとるC:ストレッチなどの運動をするD:スマホの通知を確認する『診断できること』毎朝のルーティーンは、あなたが普段意識的に気をつけていることを表します。この心理テストでは、そんな意識的に気をつけていることから「あなたの長所」を診断します。A:スキンケアにこだわるAの毎朝時間をかけてスキンケアにこだわるを選んだあなたの長所は、美意識の高さです。また、誰かを不愉快にさせないために高いマナー意識も併せ持っており、気遣い上手でもあるでしょう。多くの異性同性から好まれる人ですから、長所も多く発揮できていることでしょう。B:真っ先に朝食をとるBの起きたら真っ先に朝食をとるを選んだあなたは、素直なところが長所です。着飾らない素直さはもちろん、愛嬌のあるところも魅力の一つで、愛され上手なタイプでもあるようです。人が遠慮してしまうようなことにも果敢に取り組むことで、さらに支持を得ることができそうですよ。C:ストレッチなどの運動をするCのストレッチなどの運動に取り組むを選んだあなたは、ストイックさが長所のようです。ストイックなだけでなく、何事にも真っ直ぐに向き合おうとする真面目さも多くの人から信頼を受ける理由の一つです。今後さらに運動に時間をかけることで、心にも体にも磨きをかけることができそうです。D:スマホの通知を確認するDの毎朝スマホの通知を確認するを選んだあなたの長所は、コミュニケーション能力の高さです。話し上手なうえにマメなところもありますから、多くの人から相談を受けることがあるのではないでしょうか?相手の話を真剣に聞いてあげるだけで、多くの人からの支持を受けることができそうです。いかがでしたか?自分では気がついていなくても、あなたの長所は確かに存在します。この心理テストで自分の長所に気がつくことで、自分の魅力をより開花させてくださいね。(恋愛jp編集部)
2021年01月17日明けましておめでとうございます。早速ですが、2021年の「アート初め」は、何を見ますか? 都内を中心に三が日からオープンしている美術館、展覧会をピックアップして一挙にご紹介します!※新型コロナウィルスの影響により、記事内の情報が変更になる可能性があります。事前に公式HP等で確認してからお出かけ下さい。六本木ヒルズ森タワー内の3施設は元旦もオープン。53階の森美術館では草間彌生、村上 隆、奈良美智ら日本を代表するアーティスト6名を紹介する『STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ』を開催中。こちらは1月3日(日)で閉幕なので、まだ見ていないという方は急いで。52階の森アーツセンターギャラリーでは『ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND』、同じく52階の六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー では『連載完結記念 約束のネバーランド展』を開催中。どちらも1月11日(月・祝)までの会期だ。同じく六本木にあるサントリー美術館は、1月2日(土)から開館。展覧会『美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語』では、古伊万里や鍋島の焼物、19世紀琉球の紅型、薩摩切子のような和ガラス、さらに江戸・明治の浮世絵を鑑賞できる。上野エリアで、元日から開いているのが、上野の森美術館だ。開催中の『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展』では、テューダー朝から現在のウィンザー朝まで、5つの王朝の貴重な肖像画・肖像写真など約90点が紹介されている。上野の森美術館『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展』展示風景国立科学博物館は、1月2日(土)からオープン。3つの会場(東京国立博物館、国立科学博物館、国立近現代建築資料館)で開催している企画展『日本のたてもの -自然素材を活かす伝統の技と知恵』の1会場として、近代以降の日本の建築物や様式に関する、12点の建築模型、図面や建築素材などの関連資料を展示している。同じく1月2日(土)から開館する東京国立博物館は、恒例の正月企画「博物館に初もうで」を開催。本館特別1室・特別2室では、特集「博物館に初もうでウシにひかれてトーハクまいり」と題し、国宝や重要文化財を含めた、さまざまな表情の牛にまつわる作品を見ることができる。また、表慶館では『日本のたてもの -自然素材を活かす伝統の技と知恵』が開催されている。東京国立博物館「博物館に初もうで」袱紗 淡紅繻子地騎牛笛吹童子図 江戸時代・18~19世紀 アンリー夫人寄贈1月2日(土)~31日(日) 本館特別2室六本木、上野エリア以外の美術館も1月2日(土)からは続々オープン。丸の内にある三菱一号館美術館では『1894Visions ルドン、ロートレック展』を開催中。三菱一号館が竣工した1894年軸にした展覧会では、ルドン、ロートレックを中心に同時代に活躍した国内外の画家たちの絵画や版画などを楽しむことができる。菱一号館美術館『1894Visions ルドン、ロートレック展』展示風景「えどはくでお正月!」と題し、1月2日(土)よりお正月の特別開館を行っているのは両国の東京都江戸東京博物館。1月5日(火)、6日(水)には「獅子舞」が寄席芸の形式で行われるのでこちらもチェックしてみよう。同館では特別展『国立ベルリン・エジプト博物館所蔵古代エジプト展天地創造の神話』、企画展『和宮 江戸へ ―ふれた品物 みた世界―』も開催されている。東京都江戸東京博物館獅子舞(三遊亭金八、古今亭志ん丸)画像提供:東京都江戸東京博物館恵比寿にある東京都写真美術館も1月2日(土)から。2階展示室の『瀬戸正人記憶の地図』では、半世紀以上アジアに目を向けてきた写真家の作品群を紹介。さらに3階展示室の『日本初期写真史関東編幕末明治を撮る』は、幕末明治期の写真を三部で構成する。どちらも貴重な内容の展覧会なので、この機会に足を運んでみよう。ほか、1月2日(土)から開館している都内の美術館には、『石岡瑛子血が、汗が、涙がデザインできるか』などを開催中の東京都現代美術館(清澄白河)、『眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで』などを開催中の東京国立近代美術館(竹橋)、『ベルナール・ビュフェ回顧展私が生きた時代』を開催中のBunkamuraザ・ミュージアム(渋谷)などがある。東京都現代美術館『石岡瑛子血が、汗が、涙がデザインできるか』展示風景また、箱根エリアの美術館もお正月から楽しめる施設がたくさんある。仙石原のポーラ美術館は年中無休で開館。開催中の展覧会『Connections―海を越える憧れ、日本とフランスの150年』では、ジャポニスムと関係が深いモネやゴッホ、フランスで学んだ黒田清輝、ゴッホに扮した森村泰昌など近代美術から現代アートまで、幅広い作品が紹介されている。同じく年中無休でオープンしているのが彫刻の森美術館。広大な敷地内では、ロダンやムーアら巨匠たちの野外彫刻が楽しめるほか、ピカソのコレクションを順次公開しているピカソ館や、美しいステンドグラスでつくられた「幸せをよぶシンフォニー彫刻」、子供たちがネットの中に入ってアートを体験できる「ネットの森」などもある。岡田美術館は、1月2日(土)からオープン。『没後220年画遊人・若冲 ―光琳・応挙・蕭白とともに―』では、岡田美術館に収蔵された伊藤若冲の作品全7件と、若冲が学んだ狩野派や同時代の画家・円山応挙らが一堂に会している。ここで紹介した以外にも、首都圏では多くの美術館がお正月からオープンしているが、新型コロナウィルス感染防止のため事前予約が必要な展覧会も多い。必ず事前にHPなどで確認し、マスクの着用など感染予防対策をして出かけよう。
2021年01月01日雑誌などでモデルや美容家が紹介している美肌に効くモーニングルーティーン。毎日のスキンケアにプラスすれば、相乗効果が表れて美肌効果は高まります。とくにモデルや美容家は美に精通しているため、彼女たちが紹介している習慣を毎日行えれば、効果を実感しやすいといえます。しかし、朝は大半の人が時間に追われて慌ただしく、モーニングルーティーンに取り組みたくてもできないことが多いのではないでしょうか。そこで本記事では、忙しい人でも簡単に取り組めるモーニングルーティーンについて紹介します。美肌に効く簡単なモーニングルーティーンとして、「白湯を飲む」「野菜スープを飲む」「肌の洗浄・保湿」「体の内側と外側からUVケア」の4つが挙げられます。朝の肌について出典:byBirth美肌づくりに必要なモーニングルーティーンを知る前に、朝の肌の状態を知っておきましょう。朝の肌の状態が分かれば、美肌をつくるために必要な習慣が理解しやすくなります。ここでは、朝の肌の「特徴」と「必要なこと」について説明します。朝の肌の特徴朝の肌は、夜の肌よりも比較的状態がよいことが多い特徴があります。肌は、就寝中に成長ホルモンを分泌して、細胞の修復をします。また、血液やリンパの循環もよくなるため、代謝が上がって肌の生まれ変わりが促進されます。そのため、朝の肌は、1日に受けた紫外線などのダメージから回復して、状態がよくなっていることが多いのです。しかし、肌の回復には、体内の酸素や水分、ブドウ糖やタンパク質などの栄養素が大量に使われるため、体のエネルギーが失われている状態です。また、就寝中も皮脂や汗の分泌も盛んに行われるため、肌表面に汚れが付着している状態となっています。朝の肌に必要なこと朝は、体内の栄養が失われているため、食事による栄養補給と水分補給が必要です。栄養が体内に入ると、身体が温まりイキイキと活動できることはもちろん、血流がよくなり代謝が上がって、肌に新しい細胞が多く生まれて美肌づくりにも役立ちます。また、夜中に溜まった皮脂、汗、ほこりなどの汚れを落とすために、洗顔を行い肌を清潔に保ち、肌荒れなどを起こさないようにすることも大切です。洗顔後は、肌のうるおいまで落ちていることも多いため、乾燥しないように保湿することも美しい肌を保つためには必要です。さらに、日中は太陽の光を浴びるため、紫外線対策をしておくと、肌にダメージが蓄積しにくく、調子のよい肌を1日中継続できます。美肌づくりに必要なモーニングルーティーン出典:byBirth朝の肌に必要なことを踏まえたうえで、ここでは、簡単に取り組める美肌づくりにおすすめモーニングルーティーンについて紹介します。具体的なモーニングルーティーンとして、「白湯を飲む」「野菜スープを飲む」「肌の洗浄・保湿」「体の内側と外側からUVケア」の4つをおすすめします。白湯を飲む朝は、体内の水分が不足しているため、白湯を飲んでうるおい補給をしましょう。体内に水分が入ると、溜まった老廃物が流れやすくなり、便秘が解消されて肌荒れの予防になります。また、むくみも取れて顔回りをスッキリさせてくれます。また、白湯は温かいため、体内に入ると体温が上がって代謝がよくなり、肌が生まれ変わって美しい肌になります。古い角質やシミなどもはがれやすくなるため、透明感のある若々しい肌になっていきます。野菜スープを飲む出典:byBirth野菜スープは、温かくて野菜のビタミンとミネラルが豊富なため、体を温めて栄養補給ができて朝に最適です。野菜に含まれる食物繊維は、腸内環境を整え便秘改善に役立つため、肌荒れ予防に効果が期待できます。朝は食欲がないという人でも、スープであればのどを通りやすく、野菜は消化がよくて胃にも負担をかけにくいので、取り入れやすい習慣といえるでしょう。肌の洗浄・保湿朝の肌は、夜中に分泌された皮脂や汗、空気中に舞うほこりが蓄積されているため、顔を洗って清潔にすることが大切です。皮脂汚れは顔に付着すると落ちにくいため、洗顔料を使って落としましょう。洗顔料はしっかりと泡立てて使うと、汚れの吸着力が増し、毛穴の奥の汚れまで取り除いてくれます。こうすることで、肌に雑菌が繁殖せず、ニキビや肌荒れが起こりにくい肌になります。また、汚れによる肌のくすみも取れて明るくなります。ただし、洗顔してそのままでは、肌内部の水分が蒸発して乾燥するため、化粧水、乳液、クリームを重ねて保湿し、うるおいを逃さないようにすることが必要です。体の内側と外側からUVケア出典:byBirth朝は、紫外線対策をすることも大切です。日中は、太陽の光を浴びるため、紫外線のダメージを受けやすく、しっかりと対処しないとシミやそばかすの原因となります。メイクアップをする前に日焼け止めをつける、化粧下地にUVカット効果のあるものを使う、日傘、帽子、サングラスをするなどを心がけましょう。また最近では、飲むタイプのUVケアアイテムも販売されています。体の外側と内側の両方から対策をすれば、より効果的に紫外線を予防でき、ダメージも蓄積されにくいため、肌の回復も早まって、常に朝の肌の調子がよい状態を続けられます。朝は、紫外線対策までをスキンケアと考え、毎日の習慣にすることをおすすめします。まとめ出典:byBirth朝の肌は、夜中に細胞の修復がされているため状態がよいことが多い反面、水分やエネルギーが不足し、夜中に分泌された汗、皮脂などの汚れが溜まっています。朝の調子のよい肌を保つには、「食事による栄養補給と水分補給」「肌を清潔に保ち、乾燥しないように保湿すること」「紫外線対策」が大切です。簡単にできるモーニングルーティーンとして、「白湯を飲む」「野菜スープを飲む」「肌の洗浄・保湿」「体の内側と外側からUVケア」の4つが挙げられます。生活スタイルに合わせて、できることからモーニングルーティーンを取り入れていきましょう。
2020年12月20日今年10月、本国フランスで公開されてすぐに再ロックダウンになり1週間しか劇場公開されなかったにも関わらず好成績を残し、「フランス映画祭2020 横浜」でも上映された『MISS』(原題)が『MISS ミス・フランスになりたい!』として2021年2月下旬に日本公開されることが決定した。9歳のアレックス(アレクサンドル・ヴェテール)の将来の夢は「ミス・フランスになること」。しかし、自分を愛してくれていた両親を事故で失って以降、自分を取り戻せないまま24歳になった。そんな中、大好きだった幼なじみのエリアス(クエンティン・フォーレ)と偶然再会、彼が努力の末に小さな頃からの夢を叶えたことを知り、自分も忘れかけていた“夢”ミス・フランスコンテストにもう一度向き合うことを決意する。その後、下宿先で全てを明かしたアレックスは、母のような存在である家主のヨランダ(イザベル・ナンティ)をはじめ、ドラァグ・クイーンのローラ(ティボール・ド・モンタレンベール)など、多国籍でボーターレスな下宿の個性的な面々に助けられながら、過酷な“ミスコン”競争の審査を一歩ずつ突破、夢が少しずつ現実に近づいていくが…。主演を務めるのは、“ジェンダーにとらわれないモデル”として活躍中のアレクサンドル・ヴェテール。近年では話題のNetflixオリジナルドラマ「エミリー、パリへ行く」やAmazonプライムオリジナルドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」などにゲスト出演。映画では本作が初主演となり、端正な瞳の奥にチャーミングな光を宿すと同時に、劇中では悩める若者の感情の機微をフレッシュに表現した。原案・監督はTVドラマを中心に多くの作品を手掛けるルーベン・アウヴェス。前作のコメディ『The Gilded Cage』(13/仏題:La cage doree)は「Rotten Tomatoes」でも88%Freshの高評価を獲得、本作が劇場公開長編2作目。俳優としても『イヴ・サンローラン』や『あしたは最高のはじまり』に出演、今後も活躍が大いに期待されている。コンテストの厳しい戦いの中、夢だった美しく華やいだ衣装を纏いながら“真の美しさ”や“本当の自分”と向き合い、自分だけの生き方をもがきながらも見つけようとするアレックスのまっすぐな姿は共感を呼ぶことになるだろう。『MISS ミス・フランスになりたい!』は2021年2月下旬、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MISS ミス・フランスになりたい! 2021年2月下旬、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2020 ZAZI FILMS ‒ CHAPKA FILMS ‒ FRANCE 2 CINEMA ‒ MARVELOUS PRODUCTIONS
2020年12月17日メインとしても、+αとしても心強いシースルーアイテムは、春夏だけでなく、冬場のワードローブにももちろん活躍。ちょっとしたパーティから普段使いまで、取り入れてみては?合わせ方は無限大!?ヘビロテマストな一着。ダブルポケットが可愛い、ポリナイロンのブラウンシャツ。シンプルなディテールで、さらっと一枚で着るもよし。デザインのあるボトムスやインナーと合わせて、バランスで遊ぶもよし!程よいシアー感とツヤ感で、カジュアルにもエレガンスにも振れる、一枚は持っていたい万能さ。シャツ¥45,000タートルニット¥32,000(共にサヤカ デイヴィス/ショールーム セッション)プリーツスカート¥12,273(コス/コス銀座店 TEL:03・3538・3360)ブーツ¥42,000(G.V.G.V./k3オフィス TEL:03・3464・5357)タイツはスタイリスト私物プリーツに広がる、鮮やかなネオンワールド。カラフルなインクをちりばめたような、ミディ丈のプリントスカート。裾のアシンメトリーなカッティングやスリットなど、随所にブランドの遊び心が光る。¥43,000(ディーゼル/ディーゼル ジャパン TEL:0120・55・1978)華やかなチュール生地でドレスアップ!デコラティブな刺繍の総花柄。インナーキャミワンピース付き。ドレス¥58,000(アデリー/オフィス サプライズ TEL:03・6228・6477)スニーカー¥9,990(リーボック/リーボック アディダスお客様窓口 TEL:0570・033・033)スタンダードの次に欲しいデザインアイテム。煌めくビジューがあしらわれた、細身シルエットのニットキャップ。チュールの浮かせ具合によって雰囲気がガラッと変わるので、好みのポイントを探してみて。¥9,350(カシラ/カシラ プレスルーム TEL:03・5773・3161)シンプルコーデにふわっと重ね着。艶やかで気品あるサテン素材。衿のフリルは紐で調節可能。ブラウス¥21,000(イウエン マトフ/イウエン マトフ 横浜店 TEL:045・412・0520)タートルニット¥23,000(サヤカ デイヴィス/ショールーム セッション TEL:03・5464・9975)ピアス¥13,000(ケイト・スペード ニューヨーク/ケイト・スペード カスタマーサービス TEL:050・5578・9152)※『anan』2020年12月23日号より。写真・多田 寛スタイリスト・中根美和子ヘア&メイク・高城裕子モデル・SONYA(LIGHT management)(by anan編集部)
2020年12月17日ブライトリングがベントレーモーターズとのパートナーシップを祝して特別な時計を発表します。ブライトリング プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションは、同じく今日発表されたベントレーのコンチネンタルGTマリナー コンバーチブルのデザインインスピレーションを共有しています。このブライトリングの新作は、17年にわたる時計ブランドと自動車メーカーの史上最長のパートナーシップをも記念するものです。また1959年以来、高級自動車メーカーとして最もユニークなテーラーメイドモデルを製造してきたベントレーマリナーのワークショップに焦点を当てています。ブライトリングとベントレー モーターズのパートナーシップの始まりは、このアイコニックな自動車ブランドが伝説的なコンチネンタルGT を設計した2002年にさかのぼります。2003 年にベントレーが発表した新しいグランドツアラーは、未曽有の贅沢さ、無比の品質、そして並外れたパフォーマンスを誇っていました。ベントレーは、これらの要素を反映したオンボードクロックの製作をブライトリングに依頼しました。それぞれの世界をリードする2 大ブランドのパートナーシップの基盤になった価値観が、プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションで再び体現されています。そのネーミングが示すように、ブライトリングのこの新モデルは、ベントレーのコンチネンタルGTマリナー コンバーチブルと深いつながりがあります。ブライトリングCEO ジョージ・カーンは、ブランドの最も重要なパートナーシップが新しいクロノグラフによって裏付けられている、と述べています。「昨年発表したプレミエ ベントレー センテナリー リミテッド エディションは、ベントレーとブライトリング両方のお客様に暖かく受け入れられています。プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションはベントレーとブライトリングのDNAがリンクしており、両社が次のステップを共に歩むのは自然な成り行きです。また、ヘリテージ、クラフツマンシップそして卓越したパフォーマンスの同義であるベントリー マリナーの名をつけられるのもその証しです」エイドリアン・ホールマーク・ベントレー会長兼CEOは次のように語っています。「ベントレーとブライトリングの長年にわたる関係は、私たちが共有する価値観、世界をリードするパフォーマンス、ラグジュアリー、革新、洗練を追求した証しです。新しいプレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションとベントレーのコンチネンタルGTマリナー コンバーチブルのつながりは、時計に施されたエングレーブの精巧なディテールやGTのダッシュボードに搭載されたブライトリングの時計の特徴的なデザインによく表れており、マリナーのクラフトマンシップを完璧にディスプレーしています」ベントレー マリナー ワークショップベントレーのマリナー ワークショップは、荷台と馬具製造を営んでいた同族会社のマリナーの末裔で、エリザベス1世が王位についた1年後の1559年までさかのぼります。しかし1760年にフランシス・マリナーがロイヤルメールの馬車の製造と整備を委託されたのを機に、この会社の名が知られるようになりました。フランシスの息子ロバート・ブヴェリー・マリナーは1870年、車体生産のマリナー ロンドン リミテッドを設立しました。150年間マリナーは顧客の要望を細部まで満たす最高のスタンダードを築き上げ、精巧な職人技術による車体製造でその名を馳せてきました。マリナーは1959年にベントレーと提携する以前1923年にまず、同自動車ブランドのコーチビルディングをはじめました。このワークショップは60年以上、ベントレーの創造性と顧客の夢を体現してきました。ベントレー・マリナーのモデルは、いずれも細部に至るまでとても精巧に作られています。ブライトリング プレミエ ベントレー マリナー リミテッドエディションベントレーとマリナーの名を冠するブライトリングの時計は、それにふさわしい特別な製品でなければなりません。新しいクロノグラフは、これまでに設計された中で最も豪華なGTであるベントレー コンチネンタルGT マリナー コンバーチブルの内装、特に高級車のダッシュボードにあるブライトリングの時計と密接な関係があります。プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションは、1000個限定です。ステンレススチール製42ミリケースには、車のインペリアルブルーレザーの内装を彷彿とさせるブルーアリゲーターレザーストラップを組み合わせました。エレガントなシルバーの文字盤は、ベントレー コンチネンタルGT マリナー コンバーチブルのダッシュボード時計を思い起こさせます。ブルーのサブダイヤルが特徴の時計は、3時位置に30分のカウンターと9時位置にスモールセコンドのサブダイヤルがついています。ブライトリング自社開発製造キャリバー01と約70時間のパワーリザーブがその存在感を発揮しています。ダイヤルを取り囲むブルーのインナーベゼルには、白いタキメータースケールと赤い文字で「TACHYMETER」表示が施されています。腕時計とダッシュボードクロックとの関連性は、それぞれの文字盤に配されたアラビア数字により明らかです。ダッシュボードクロックには12、3、6、9の数字が、腕時計には1、2、4、5、7、8、10、11の数字が表記されています。この数字の組み合わせを分かち合うことで、両社がデザインDNAを共有していることがうなずけます。秒針と60分メーターの赤は、ベントレー コンチネンタルGTマリナー コンバーチブルのキャビン全体に施されている赤いステッチにも継続しています。ケースの左側には「Bentley」の刻印プレートがはめ込まれています。これはベントレー歴代モデルのダッシュボードを基にしたデザインです。サファイアクリスタルを採用したケースバックの周囲には、「MULLINER EDITION – BREITLING – ONE OF 1000」の刻印が施されます。ブライトリング プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションは、クロノメーターの精度を保証する独立機関、COSCの認証を受けたクロノメーターです。ベントレー コンチネンタルGT マリナ-コンバーチブルラグジュアリー・グランドツーリングカーの代表的な存在であるコンチネンタルGT マリナー コンバーチブルは、100周年記念ベントレー ファースト エディションの2モデル、限定版GT ナンバー9およびGT コンバーチブル ナンバー1の成功を受け継いでいます。マリナーの職人技の完璧に体現したマリナー コンバーチブルは、車内にブライトリングの時計を備えた唯一のコンチネンタルGTです。シルバーの文字盤には、プレミエ ベントレー マリナー リミテッド エディションの文字盤が再現されています。青、赤、白のアクセントが英国デザインの価値を強調しています。ブライトリングとベントレーブライトリングとベントレーモーターズとのパートナーシップは2002年までさかのぼりますが、実は両社にはさらなる歴史的なつながりがあります。創業者レオン・ブライトリングの孫であり、先見の明があった時計職人ウィリー・ブライトリングは、熱烈なベントレーファンでした。1940年代末ごろから彼がスイスの道をベントレーで走る姿がよく見られました。優れたデザイン感覚とスタイリッシュな個性を持つウィリーは、ベントレー以外の車を運転することなど想像できませんでした。ル・マンにおけるベントレーベントレーは最高級ロードカーのメーカーとして知られていますが、実はサーキットでも優れた歴史を残しています。1924年から1930年にかけて、有名なベントレーボーイズはル・マン24時間レースで5回の優勝を飾っています。しかし、これが単なるブランドの過去の栄光で終わることはありませんでした。2003年にル・マンに復帰したベントレーは、1位と2位を独占しました。この世界で最も有名な耐久レースにおいて、ブライトリングはチーム・ベントレーの栄えあるメインスポンサーとなり、リミテッドエディションのクロノグラフ、ベントレー ル・マンを製作してその業績を讃えました。ブライトリング プレミエ:スタイルや目的意識を持つ、活動的な男女に捧げる2018年のブライトリング プレミエ コレクションの発売で、名門時計ブランドにとって特別な意味を持つ名を再び世に発表しました。1940年代、ブライトリングはファッション性が際立つ真にエレガントな時計コレクションを初めて発表しました。新たに発表されたブライトリング プレミエは、目的とスタイルが融合したコレクション。ブランドの誇り高き伝統にふさわしい品質とパフォーマンス、そして時代を超越したデザインを提供しています。オリジナルのブライトリング プレミエはファッションステートメントを発信しながら、1940年代に世界各地で起きた激動の変化に常に寄り添っていました。新生プレミエ・コレクションは、ブランドの伝統と古き良きデザインを受け継ぎ発展させながら、都会的なセンスや最高のパフォーマンスに対する情熱も持ち続けていきます。誇り高き歴史を忘れず、でも時代遅れにはなりません。ブライトリングに期待されることはエレガンスとパフォーマンス、品質です。それが今、スタイルや目的意識を持って活動的な人々に捧げる由緒あるブライトリングのブランドです。ベントレーとのパートナーシップから生まれたブライトリング プレミエのモデルは、コレクションの中でも最高の位置を占めています。エレガンスとセンス、性能、そして時代を超越したデザインにおいて、プレミエ ファミリーの本質を体現している高級車ブランドは他にありません。ブライトリングについて1884年以降、ブライトリングは高精度のタイムピース、腕時計クロノグラフの開発をリードする役割、その卓越したデザインへの妥協のない姿勢において、世界的に高い評価を得たブランドとしての地位を確立してきました。航空界との密接な関係を古くから保ちながら、ブライトリングは人類が大空を自在に行き交うようになるその中で、素晴らしい時間を分かち合ってきました。革新の精神で知られるブライトリングはまた、科学、スポーツ、テクノロジー等の分野においても特別な地位を獲得しています。ムーブメントは自社製造。 そして、どの時計においても「スイス製、COSC 認定クロノメーター」というステータスを通じて、その品質が保証されています。ベントレー モーターズについてベントレー モーターズは、世界最高峰と目される超高級車ブランドです。本社はイギリス・クルーにあり、コンチネンタル、フライングスパー、ベンテイガ、ミュルザンヌという4つのラインアップの設計からR&D、エンジニアリング、製造までを一貫して本社で管理しています。何世代も受け継がれてきた技を駆使するクラフトマンシップ、エンジニアリングの専門知識、そして最先端のテクノロジーを融合させることは、ベントレーのような英国高級自動車メーカーだからこそなせる技です。また、付加価値の高い英国製造業の代表例とも言えます。ベントレーのクルーでは約4,000人の従業員が勤務しています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年12月16日11月25日(水)より東京国立近代美術館で開催中の『眠り展:アートと生きること』は、その名のとおり、眠りをテーマにした展覧会だ。生物にとって生きていくために欠かせない「眠り」を芸術家たちはどのように表現してきたのだろうか。2021年2月23日(火・祝)まで開催されている。展示風景より人類は、人生の約3分の1の時間という膨大な時間を「眠り」に費やしている。それだけ時間をかけているのにもかかわらず「眠り」の時間に何が起こっているのか、未だに解明されていない部分も多い。そんなミステリアスな「眠り」の世界は、芸術家にも多くのヒントやサポートを与えてきた。この展覧会は、そんな「眠り」についてゴヤやルーベンス、塩田千春や河原温など33名、約120点の作品を通して迫っていこうとするものだ。ちなみにこの展覧会は6つの国立美術館(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館、国立映画アーカイブ)の収蔵品を使った合同企画展でもある。これまで、合同企画展は2010年の『陰翳礼讃』、2015年の『No Museum, No Life? ―これからの美術館事典』と5年の1回のペースで開催されおり、今回が3回目の展覧会となっている。それぞれの館の収蔵品を活用することで、ジャンルも年代などの枠を飛び越えた幅広い展示が可能となった。フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス「ロス・カプリーチョス」より《睡魔が彼女たちを圧倒する》1799年一口に「眠り」といっても、様々な側面や要素を持っている。目を閉じるという動作、夢を見ること、夢から生まれた想像力や不安、死のメタファーとしての眠り、目覚めの前段階……。芸術家たちにより、それらのどこに重きを置くかは大きく変わってくるのだ。本展は、その眠りを7つの章に分け、さまざまな「眠り」を紹介していく。展示風景よりたとえば序章の「目を閉じて」の章は、瞳を閉じた状態の人物画ばかりが制作年代を問わず並んでいる。目を閉じるということの無防備さや、無邪気さ、見る人と見られる人との関係性など、いろいろなことを考えさせられる。展示風景より河口龍夫《関係—種子、土、水、空気》1986〜89年第4章の「目覚めを待つ」は、覚醒の前段階として「眠り」を扱っている。河口龍夫のインスタレーション《関係—種子、土、水、空気》は、麦やたまねぎなど30種類の植物の種子が30枚の鉛の板に閉じ込められ、壁にかけられた作品だ。床に置かれた金属管のなかに入っているのは、種子を発芽させるための土や水、空気だ。つまり、この作品は現在進行形で眠り続け、そして目覚めを待っているのだ。展示風景よりそして、第5章「河原温 存在の証しとしての眠り」は、その日の日付をキャンバスに書き込む作品で知られる河原温に焦点を当てている。彼は、“I GOT UP AT ◯◯”と、自分の希少時刻を絵葉書に印字し、友人たちに送り続ける作品でも知られたアーティストだ。自分の存在を証明するときに「起きる」という動作を採用した彼の作品は、ミニマムながら現在も強く私達に訴えかけてくる。さまざまな切り口で「眠り」にまつわる本展は、いままで私達が気づかなかった「眠り」の効用にも気づかせてくれそうだ。なお、カーテンやベッドを想起される展示室の設計デザインはトラフ建築設計事務所によるものだ。本展はサスティナビリティもテーマとして盛り込まれており、先日まで開催されていた「ピーター・ドイグ展」で制作した壁面の多くを再利用しているのも特徴のひとつだ。作品だけでなく、展示空間全体をしっかりと鑑賞しておこう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『眠り展:アートと生きること』11月25日(水) ~2021年2月23日(火・祝)、東京国立近代美術館にて開催
2020年12月11日東京・竹橋の東京国立近代美術館で『眠り展:アートと生きることゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで』がはじまりました。芸術家たちの創造を刺激した「眠り」にスポットをあてたユニークな展覧会のプレス内見会を取材。さらに、同時開催中の美しき『男性彫刻』もご紹介!『眠り展』とは?【女子的アートナビ】vol. 189『眠り展:アートと生きることゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで』では、「眠り」をテーマにした古今東西33作家による絵画や写真、映像、インスタレーション作品など119点を展示。17世紀のバロック絵画から現代アートまで多彩な作品を見ることができます。そもそもこの展覧会は、全国各地にある国立美術館6館による合同展。幅広いコレクションのなかから作品を厳選し、紹介しています。なせ「眠り」?なぜ美術の展覧会で「眠り」をテーマにしたのでしょうか。企画者の東京国立近代美術館研究員 古舘遼さんによると、「眠りというのは、夢とうつつ(現実)をつなぐ創造の源泉である」とのこと。また、本展の象徴として使われているゴヤの作品《理性の眠りは怪物を生む》について、古舘さんは次のように解説しました。古舘さんこの絵は、眠る芸術家の周りにさまざまな動物が集まり、そのなかのフクロウが、銅版画制作に必要な針を芸術家に手渡すことにより芸術が生まれる、という趣旨の作品。眠りが芸術を生み出す原点、ということを表しています。「眠り」がいっぱい!会場は序章・終章を含む7章で構成されています。まず、シンプルにかわいいのが、幼い甥っ子たちの寝顔を描いたルーベンスの作品《眠る二人の子供》。無防備な表情やぷくぷくした赤い頬が愛らしく、見ていると自然に頬が緩みます。ルーベンスとは対照的にドキッとするのが、塩田千春の映像作品《落ちる砂》。砂ぼこりが立つ息苦しそうな部屋で、女性がベッドに横たわるシーンなどが流れています。窓からの光が不穏な室内を照らし出し、なんともいえない不安な気持ちにさせられます。河口龍夫の《関係―種子、土、水、空気》は、一見すると眠りとは関係なさそうに思えます。黒い鉛の板に埋め込まれたタマネギや麦などの種子が壁一面に掛かり、床に置いてある管には、植物に必要な土や水などが閉じ込められています。これらは「植物の種子を保護する」というメッセージが込められた作品。『目覚めを待つ』と題された第4章で見ることができます。『眠り展:アートと生きること』の会期は2021年2月23日まで。男の裸がいっぱい?!『眠り展』のチケットで入館当日に限り見られる同時開催中の展覧会が2つあります。本記事では、2階のギャラリー4で開催中の『コレクションによる小企画男性彫刻』をご紹介。小さな一室で開かれている企画展ですが、凝ったパンフレットを見るだけで並々ならぬ気合いが感じられます。この小企画では、20世紀はじめから1940年代にかけて日本で制作された男性の彫刻を展示。展示室内は「強い男」「賢い男」「弱い男」の3コーナーに分けられ、荻原守衛、朝倉文夫、平櫛田中など有名彫刻家の作品が並んでいます。「強い男」たちの彫刻は、ほぼ裸体。筋骨隆々の肉体をさらけ出しています。上の画像は、長崎にある「平和祈念像」の制作者として知られる北村西望の《怒涛》。モチーフは、荒波に立ち向かう漁師です。胸板のたくましさに見惚れますが、体と対照的に表情がゆるい感じ。これは口笛を吹いている顔とのこと。近くで見ると、妙にリアリティがあります。聖書や神話の人物をモデルにしている西洋彫刻なら全裸でも違和感ないのですが、一般東洋人のリアルな全裸彫刻は、なにか生々しくて気恥ずかしさも感じます。なぜ裸にするのでしょう?解説によると、明治時代の彫刻家は西洋彫刻を規範に全裸彫刻の日本定着をもくろんだとのこと。ただ、風紀を乱すという理由で検閲にひっかかった時代もあり、男性器を切断させられ、そもそも目立たないようにつくったりしたこともあったそうです。男性彫刻をまとめて見られる機会はめったにありません。ぜひ『眠り展』と合わせて、こちらもご覧ください。Information『眠り展:アートと生きることゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで』会期: ~2021年2月23日(火・祝)休館日:月曜[2021年1月11日(月)は開館]、12月28日(月)~2021年1月1日(金・祝)、2021年1月12日(火)開館時間:10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)*入館は閉館30分前まで会場:東京国立近代美術館1F企画展ギャラリー観覧料:一般¥ 1,200、大学生:¥600※高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等を提示。※本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)、「コレクションによる小企画男性彫刻」(2F ギャラリー4)も観覧可能。※本記事の写真は、プレス内見会で主催者の許可を得て撮影しています。
2020年12月10日発達障害のある息子と一度は家族を捨てた父の共同生活を描いた映画「靴ひも」Upload By 発達ナビニュース母の突然の死により同じ屋根の下で暮らすことになった父と発達障害の息子の生活が描かれた映画が、10月17日より公開されています。明るく誰に対してもフレンドリーな一方で、発達障害があり、生活習慣へのこだわりが強く、苦手なことも多いガディ。そんなガディに対して、どう接したらいいかわからず、戸惑う父のルーベン。そんな約30年ぶりの共同生活は、せつなくも愉快な発見の連続。タイトルにもなっており、重要な場面で登場する「靴ひも」にも注目です。本作の監督を務めたのは、イスラエルの映画・テレビドラマ界で長年活躍するヤコブ・ゴールドヴァッサー。イスラエルで報道された実在の父子の臓器移植にまつわるエピソードをもとに、これまでにありそうでなかったユニークな親子ドラマをつくり上げました。ゴールドワッサー監督自身も、障害を持つ息子の父親であり、テーマが身近であるだけに困難な挑戦だったが、映画を通して人々の障害に対する意識を変えたいという情熱が制作の原動力になったと語っています。【公開予定】10月17日(土)より、シアター・イメージフォーラム ほか全国順次ロードショー中知りたい!聴きたい!障がい児者のきょうだい座談会Upload By 発達ナビニュースぜんち共済株式会社が主催する、障がいや慢性疾患、難病などのある人の兄弟姉妹”きょうだい”に関するセミナーが開催されます。セミナーでは、“きょうだい”の立場であり、きょうだいのグループを運営する4名が登壇して、それぞれの体験談や思い、家族との関係から、結婚や「親なきあと」まで、これまでのこと、今のこと、そして、これからのことを語ります。障がいのある方のご家族(親・祖父母、きょうだい他)、支援者の方、関心のある方は、どなたでもご参加ください。セミナー後のアンケート回答者には、「当日の資料」、「当日皆様よりいただいた質問への回答集」が送られる予定です。(※当日、ご都合により、視聴できない方にもお送りします。)【日時】2020年11月14日(土)10:00-11:45【申し込み期間】2020年10月10日(土)~11月13日(金)【参加費用】無料ココ・ファーム・ワイナリーが「第37回どこでも収穫祭」を開催!Upload By 発達ナビニュース栃木県足利市に位置する、ココ・ファーム・ワイナリーは、知的障がいのある人たちが、いきいきと作業する醸造所です。人と自然に寄り添い続けることで、上質なワインを造り出します。そのワインは、2000年、2008年の主要7ヶ国首脳会議でも使用されました。そんなココ・ファーム・ワイナリーが「第37回どこでも収穫祭」を開催します。ココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭は、1984年からはじまり今年37回目。例年と違い、葡萄畑に集まらず、密集・密閉・密接を避け、9月1日から12月31日で開催中です。古澤巖や坂田明COCODAなどスペシャルゲストによる演奏を中心とした“オンライン収穫祭”はパソコンやスマートフォンからご覧いただけます。参加するには、ワインやグラスがセットになった「収穫祭セット」を事前に購入することが必要です。収穫祭セットを購入すると抽選でワインなどが当たるチャンスも!お家で職場で山で浜辺で・・・おひとりでも、ご家族や仲間と一緒にも・・・どこでもいつでもだれでも楽しむことができる「第37回どこでも収穫祭」です。【日時】オンライン収穫祭2020年11月14日(土)12:00~14:00YouTube配信※アーカイブ配信:2020年12月31日(木)まで【参加方法】オンラインサイトで販売されている、A~Eのどこでも収穫祭セットいずれかの購入が必要です。収穫祭セットに含まれる、収穫祭カードからオンライン収穫祭を視聴できます。11月14日(土)の配信日に視聴ご希望の方は、11月3日(火)までにどこでも収穫祭セットをご購入いただく必要があります。「LITALICO発達ナビPLUS」が無料オンライン体験会開催中!Upload By 発達ナビニュースLITALICO発達ナビPLUSでは現在、ご自宅でカンタンにサービスを体験できる、無料オンライン体験会を開催中です。進級・進路の悩み、癇癪(かんしゃく)、他害、コミュニケーションの難しさなど、さまざまな 困りごと に対して「発達ナビPLUSでどうサポートできるのか」を質疑応答が可能なオンラインのサービス体験会で説明しています。体験会はビデオチャットで開催され、参加者の顔出しはありません。スタッフの画面を共有する形でのご紹介となるため、画面操作はスタッフが行います。オンライン体験会参加者さま限定で、オンライン体験会の参加後にお申し込みをされた場合、初期コンテンツ利用料が50%OFFという特典もあります。【所要時間】1時間程度【参加方法】お申し込み後、担当スタッフよりビデオチャットでの参加方法をご案内します【開催日時】▼未就学児・11/1(日) 10:30-11:30・11/3(火・祝) 13:00-14:00・11/4(水) 11:00-12:00・11/8(日) 15:00-16:00・11/10(火) 11:00-12:00・11/14(土) 10:30-11:30・11/19(木) 11:00-12:00▼小学生・11/1(日) 13:00-14:00・11/3(火・祝) 10:30-11:30・11/5(木) 11:00-12:00・11/8(日) 13:00-14:00・11/11(水) 11:00-12:00・11/14(土) 13:00-14:00・11/20(金) 11:00-12:00▼中高生・11/14(土) 15:00-16:00
2020年10月30日BAO BAO ISSEY MIYAKE(バオ バオ イッセイ ミヤケ)の人気トートバッグ「ルーセント(LUCENT)」シリーズがミニサイズで登場。2020年10月26日(月)より順次、東京・代官山のグッド グッズ イッセイ ミヤケ(GOOD GOODS ISSEY MIYAKE)のみで発売される。通常の1/4のサイズ感、特別サイズの「ルーセント」バッグが登場「ルーセント」は、“物を入れず平に置いたときは平面。物を入れて立てると彫刻的でアーティスティックな形に変身”する、ブランドの原点とも言えるアイコンバッグシリーズ。グッド グッズ イッセイ ミヤケのみで展開される今回の「ルーセント」は、通常の1/4のサイズ感で、三角ピースを小さくすると同時に、バッグそのものの大きさも1/4のサイズになるようデザインされている。財布やスマートフォンなど、最小限のアイテムだけを入れるのにもってこいなサイズは、ちょっとしたお出かけにも、パーティー用のミニバッグにもぴったり。バッグのハンドルに取り付ければ、チャーム感覚で持ち運ぶこともできる。全22種の豊富なカラーバリエーション全22種の豊富なカラーバリエーションは、4回に分けて順次発売となる。第1弾では、アイスグリーン、アイスブルー、アイスピンク、ピンク、ディープグリーンの5色が登場する。グッド グッズ イッセイ ミヤケのロゴ入りトート&ポシェット10月23日(金)には、グッド グッズ イッセイ ミヤケのロゴ入りトートバッグとポシェットも発売する。トートバッグは、プリーツ加工が施されたA4サイズで、エコバッグとしても使用でき、ポシェットは、ミニマムな荷物を運ぶのに適している。いずれもプレイフルなカラーパレットが魅力だ。【詳細】■バオ バオ イッセイ ミヤケの限定「ルーセント」シリーズ取り扱い:グッド グッズ イッセイ ミヤケ価格:18,000円+税サイズ:W17 X H17cm<カラー別発売スケジュール>・10月26日(月)発売:アイスグリーン、アイスブルー、アイスピンク、ピンク、ディープグリーン・11月1日(日)発売:オレンジ、ゴールド、ダークブルー、ベージュ、ダークイエロー・11月15日(日)発売:カーキ、ダークオレンジ、エメラルド、ブルー、レッド、コーラルピンク・12月1日(火)発売:チャコールグレー、ダークブラウン、パールホワイト、グリーン、ライトブルー、パープル■グッド トート・ポシェット発売日:2020年10月23日(金)取り扱い:グッド グッズ イッセイ ミヤケ価格:トートバッグ(W31.5×H40cm) 11,000円+税、ポシェット(W19.5 X H13.5cm) 7,500円+税限定カラー:ライトピンクミックス、マゼンタミックス、ブラウンミックス、イエローミックス【店舗情報】グッド グッズ イッセイ ミヤケ / 代官山住所:東京都渋谷区猿楽町19-8 T2ビルTEL:03-5457-3017営業時間:11:00~20:00
2020年10月24日一度は家族を捨てた父と発達障がいのある息子が、約30年ぶりに一緒に暮らすことになり、悪戦苦闘しながら本当の親子関係を築くまでを描いた映画『靴ひも』。来月の公開に先駆けこの度、一足早く本作を鑑賞した各界著名人から絶賛と共感のコメントが到着した。「映画を通して人々の障害に対する意識を変えたい」母の突然の死により、一緒に暮らすことになった父ルーベンとその息子ガディ。ガディは明るく誰に対してもフレンドリーだが、皿の上の食べ物の配置から、寝る前のルーティンにまで、生活習慣への独自のこだわりが強く、苦手なことも多い。父はどう接したらよいか手探りで戸惑ってばかりだったが、ようやく打ち解けた頃、ルーベンは末期の腎不全と診断されてしまう。そして、ソーシャルワーカーの勧めで特別給付金を申請することに。ガディは、その面接の場で特別な支援が必要であるとアピールするため、“靴ひも”が結べないふりをする…。本国イスラエル・アカデミー賞では8部門ノミネート、父親役のドヴ・グリックマンが助演男優賞に輝き、アメリカ各地の映画祭で観客賞を多数受賞した本作。監督のヤコブ・ゴールドヴァッサー自身が発達障がいのある息子を持ち、テーマが身近であるだけに困難な挑戦だったというが、「映画を通して人々の障害に対する意識を変えたい」と本作製作に至った。各界著名人から絶賛と共感のコメントが到着タイトルの“靴ひも”は、息子の苦手な動作の一つである「靴ひもを結ぶこと」からきている。お仕事とお昼ごはん、どっちも大事な息子と、長年にわたり家族と疎遠だった父親との関係の変化と成長の象徴として、劇中に3度登場。女優・東ちづるは「『結ばなかった』靴ひも。『結べなかった』靴ひも。そして・・・。あのシーン、いいなあ。大好きだなあ」とコメントしている。また、昭和大学医学部精神医学講座教授・岩波明は「『レインマン』以来の傑作であり、多くの人に見て頂きたい」と勧め、「発達障害を一緒に語る会」主宰・山本純一郎は「僕はガディそのもの」と自身のエピソードと重ねている。なお、本作は日本劇場公開に際して、「東京都推奨映画」「文部科学省選定(青年/成人)」に認定されている。著名人コメント(順不同)東ちづる(女優・一般社団法人Get in touch代表)「サポートしなければならない」から、「サポートしあえる」「頼りにしあえる」家族になると、あんなに柔らかい笑顔に。成長に年齢は関係ない。「結ばなかった」靴ひも。「結べなかった」靴ひも。そして・・・。あのシーン、いいなあ。大好きだなあ。柳家花緑(落語家)主人公ガディの成長と父親の心の変化に後半は涙が止まらなかった。学習障害のある私も成長することを諦めずに生きて行きたいと、この映画を観て強く背中を押されました。ガディは優しくて魅力的だったなぁ。誰の人生にも困難は付き物。サポートを受けながら生きて行くのもとても大事なことだと思いました。健常者だって完璧な人間はいないのだから障害有り無し関係なく、我々はもっともっと愛と感謝を表現して生きて行こうよ!って観ていて思いました。岩波明(昭和大学医学部精神医学講座教授)ここには、自閉症スペクトラム障害(ASD)の「生きざま」が見事に描写されている。ASDは従来の自閉症やアスペルガー症候群を含む発達障害であるが、誤解されている面も多い。「空気が読めない」「どこか変わったところがある」ことがASDの特徴とみなされる傾向があるが、実際はこの映画にあるように、ASDの人は独自の生活に関する「こだわり」を持ち、そのために世の中のルールからはずれてしまうのだ。発達障害をテーマにした作品は数多いが、この映画は「レインマン」以来の傑作であり、多くの人に見て頂きたい作品である。山本純一郎(「発達障害を一緒に語る会」主宰/「マイノリティ先生」講師)◆初めて靴ひもつきの上履きを履かされた小4の始業式。結べなくて泣きべそを掻いた日のことを思い出す。僕を叱責するばかりの先生と、隣で不思議そうに僕を見つめていた転校生の女の子。初めて好きになったのも、その子でした。そんな僕はガディそのものだった。◆なかなか友達ができなかった学生時代。初めて仲良くなってくれたのは、クラスメイトではなく、バイト先の仲間だった。なぜか接客をさせてもらえず、「君に皿洗いをさせたら世界一だ」と店長におだてられ、皿ばかり洗っていた。かなわぬ恋をしては周りを笑わせる、そんな僕はガディそのものだった。小栗謙一(映画監督/ドキュメンタリー映画『Challenged チャレンジド』)小さい頃、誰かに結んでもらっていた「靴ひも」私たちはいつ結べるようになったのだろう。知的発達障がいのある人が、自分の手で「靴ひも」を結べた日それは、自立できた証の記念日なのだ。『靴ひも』は10月17日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年09月28日タレントの壇蜜(だんみつ)さんが、2020年9月8日にブログを更新。幼少期から変わらないという就寝時の習慣を明かしています。壇蜜のルーティーンに「かわいい」の声幼少期の頃は、たくさんのぬいぐるみとともに眠っていたという壇蜜さん。夏場でも、モフモフするぬいぐるみを抱いて眠るというこだわりを捨てられなかったことを明かしました。昔はぬいぐるみと一緒に寝ていました。ぬいぐるみは猫やウサギ、テディベアなど様々でした。小さい頃は祖母おリュウの知人が作ってくれた10匹くらいの猫のぬいぐるみと遊び、そのまま眠ることもありました。ぬいぐるみというのはやはりモフモフしている作りのものが多いですから、夏場はそれなりに暑さを感じていました。しかし、ぬいぐるみと一緒に寝るという意思の方が強かったせいか、暑くてもぬいぐるみをしっかり抱きしめ寝汗をかきながら寝ていたようです。壇蜜オフィシャルブログーより引用そんな壇蜜さんは、ぬいぐるみ以外にも欠かせない就寝グッズが!それは触っていないと落ち着かないというボロボロの毛布で、当時はそれらをかたわらに眠る姿を、母に不思議がられていたといいます。何が娘をそうさせるのか…母は見ていて不思議だったと言います。しかも触っていないと落ち着かないというボロボロの毛布も傍らに置き、なかなかアレな睡眠スタイルだったとのこと。壇蜜オフィシャルブログーより引用そして、現在も就寝時の時は「ボロボロ毛布2代目を置いている」と告白。「たいして変わりませんね」とお茶目につづり、ブログを締めくくっています。投稿を見たファンは「ぬいぐるみと寝ていたなんて意外!」とかなりびっくりした様子。「想像しただけでかわいい」「寝ているところを見てみたい」といったコメントも寄せています。・めちゃくちゃかわいいじゃないですか!・寝汗をかきながら、ぬいぐるみを抱っこしているところを見たい…。・ギャップ萌えした…。貴重なルーティーンを知ることができて嬉しい!このほかにも、「毛布と寝ると落ち着きますよね」「私もやめられません」と壇蜜さんに共感するファンも。幼少期の習慣は、大人になってもなかなか変えることが難しいのかもしれませんね。壇蜜のブログに「面白い!」の声が殺到中!脱ぎグセや本名が明らかに[文・構成/grape編集部]
2020年09月10日イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、アイコンバッグ「ピーカブー(Peekaboo)」をフィーチャーした、これまでにない全く新しいキャンペーンを、全世界でローンチいたします。「ピーカブー」と共に主役を演じるのは、女優でプロデューサーのゾーイ・ドゥイッチ(Zoey Deutch)です。本キャンペーンのハイライトは、「ピーカブー」とゾーイとの感情のつながり。その中で、ゾーイの最も深い所に秘められた、本物で真実の内面性を讃えるのです。動画は、セットで「ピーカブー」を手にした主人公ゾーイが、その中身をチラッと見せる場面から始まります。ゾーイの内なる魂と同時に「ピーカブー」バッグの内側も現れ、彼女の個性も輝きを放つのです。ストーリーはゾーイを追って、時系列に短いビデオにカットされていきます。視聴者は、ゾーイがスタジオで腰かけるまでを追っていき、そこで「ピーカブー」と一緒の姿が撮影されるのです。サウンドトラックは、ザ・ホラーズ(The Horrors)のナンバー「アイ・シー・ユー(I See You)」。ゾーイの大胆、かつエクセントリックでありながらエネルギーあふれる個性を見せつけるのですが、ここでもゾーイと「ピーカブー」との間に生まれる魔法のつながりが、強烈に映し出されます。今年2月に2020-21年秋冬コレクションで発表された新作の「ピーカブー」は、アコーディオンフレームの形状とディープなスマイル風にオープンするデザイン、さらに、スムースレザーやプレシャススキンに自由に付け替えることができる内ポケットが特徴。取り外し可能な内ポケットには、ご自分のイニシャルを飾ってパーソナライズすることもできます。「ピーカブー」は、2009年春夏コレクションのランウェイで発表されました。クリエイティブディレクター シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によってデザインされた「ピーカブー」は、フェンディのサヴォアフェールと際限のないクリエイティビティ、ラグジュアリーな素材とディテールへのこだわりがすべて融合し、「ピーカブー」の限りないバリエーションを可能にしています。作品の一つひとつが人を惹きつけ、個性にあふれているのです。非の打ちどころのない(変幻自在)でタイムレスなこのバッグは、これまでもずっと、またこれからもずっと、シーズンからシーズンへ、コレクションからコレクションへと変遷を遂げながら、常に高められ、再解釈され、そして進化し続けていきます。新キャンペーン#FendiPeekabooは、8月末に動画が公開され、新作の「ピーカブー」は8月中旬より直営店、および公式オンラインストアfendi.comにて販売予定です。ピーカブー アイシーユー ミディアム 48万8,000円(税抜)ピーカブー アイシーユー ミディアム 48万8,000円(税抜)ピーカブー アイシーユー ミディアム 48万8,000円(税抜)内ポケット 3万7,000円(税抜)内ポケット 2万9,000円(税抜)ゾーイ・ドゥイッチ(ZOEY DEUTCH)活力と多岐にわたる実力のあふれる女優、ゾーイ・ドゥイッチ(Zoey Deutch)は、有名な俳優との共演や、フィルムメーカー各社とのダイナミックな制作を通して、着実に実績を伸ばしている。つい先ごろ、ゴールデングローブ賞にノミネートされたライアン・マーフィー(Ryan Murphy)監督のNetflix(ネットフリックス)シリーズ、「ザ・ポリティシャン(The Politician)」のシーズン2の撮影が終了し、6月19日よりリリースされる予定である。最新の出演作は、マグノリア・ピクチャーズ用にBuffalo化された自主映画で見ることができる。この作品では、プロデュースも手がけている。その次は、ネットフリックス・シリーズでグレン・パウエル(Glenn Powell)と共演の「モスト・デンジャラス・ゲーム(Most Dangerous Game)」に、出演かつイグゼキュティブ・プロデュースが予定されている。このロマンティックコメディーは、同ペアによる大人気のネットフリックス映画、「セットアップ ウソつきは恋のはじまり(Set It Up)」の精神的な続編と言える。去年の秋、ゾーイはジェシー・アイゼンバーグ(Jesse Eisenberg)、ウッディ・ハレルソン(Woody Harrelson)、エマ・ストーン(Emma Stone)らと共演して、ソニー制作のルーベン・フライシャー(Ruben Fleischer)監督率いる「ゾンビランド:ダブルタップ(Zombieland-Double Tap)」に出演した。その前には、マックス・ウィンクラー(Max Winkler)のインディ作品、「フラワー(Flower)」に出演。同作品は、2017年トライベッカ映画祭でプレミア上映され、ゾーイの演技力が絶賛された。その他の映画クレジットに含まれるのは、ライ・ルッソ=ヤング(Ry Russo-Young)の「ビフォア・アイ・フォール(Before I Fall)」、リチャード・リンクレイター(Richard Linklater)監督の「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に(Everybody Wants Some!!)」、ダニー・ストロング(Danny Strong)監督の「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(Rebel in the Rye)」と、ドゥイッチがプロデュースにも関わった「ザ・イヤー・オブ・スペクタキュラー・メン(The Year of Spectacular Men)」などだったが、その他にも数多い作品がある。現在、ゾーイは、Audible(オーディブル)でメインのヴォイス発信をしながら、原稿(スクリプト)もプロデュース中。またいくつかのチャリティー事業や団体にも傾注している。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月28日人気急上昇中のお笑い芸人アインシュタインが、モーニングルーティーン動画をアップしています。コンビ2人が比較される形で作成されていますが、それが本当に面白い!2人のルーティンを見比べていきましょう。最近流行のルーティン動画。コンビで比較しているのが、とても面白かったです。みんなのプライベートを見ることができ、参考にもなり楽しくなりますね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年08月28日俳優ジョナ・ヒルの初監督作『mid90s ミッドナインティーズ』から、鮮やかな青空の下、少年たちが恐怖を乗り越えてスケートボードで駆け抜けるシーンの本編映像が公開された。90年代のロサンゼルスを舞台に、シングルマザー家庭に育った13歳の少年スティーヴィー(サニー・スリッチ)が、スケートボードを通してかけがえのない仲間たちと出会い、大人への扉を開いていく姿を描いた本作。いつものスケートパークに集まったスティーヴィーと仲間たちは、それぞれの進学、家庭の事情、将来の仕事や夢などについて語り合っていたが、漠然とした未来への不安、自分の夢を語る恥ずかしさから、なかなか本当に素直な気持ちは明かせないでいた。そんな中、将来はプロのボーターになる、という確固たる意思を持ったレイ(ナケル・スミス)は「穴を飛び越える」「必死にくだらないことをやる」と、いろんな迷いをふっきるかのようにファックシット(オーラン・プレナット)らボーダー仲間と共に、屋上の“大きな穴”をスケートボードで飛び越える危険な“遊び”にチャレンジする。次々と成功するレイたちだったが、まだ滑りが得意ではない少年ルーベンは怖くなって断念。もちろんスティーヴィーもかと思いきや、少しだけ躊躇した末に何かを決意したかのように滑り出し…。スティヴィーが勇気を出して自分の恐怖を乗り超えた瞬間を切り取った本シーン。「アディダス(adidas)」ではシューズデザインを手掛けるなど大人気・プロスケートボーダー、ナケル・スミスが演じるレイや、同じくプロスケートボーダーで「グッチ(GUCCI)」「ヴェルサーチ(VERSACE)」などのモデルとしても活躍するオーラン・プレナットの華麗なボードテクニックも必見のシーンとなっている。『mid90s ミッドナインティーズ』は9月4日(金)より新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:mid90s ミッドナインティーズ 2020年9月4日より新宿ピカデリー、渋谷ホワイト シネクイントほか全国にて公開© 2018 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2020年08月22日『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』でバットマンを演じたベン・アフレックが、エズラ・ミラー主演映画『The Flash』(原題)で同役を再演するという。ベンは先週末に脚本を受け取り、出演を決めたとのこと。「Vanity Fair」誌が報じた。関係者によると、この数か月、製作陣がベンに『The Flash』に興味を持ってもらえるように誘いかけ、脚本を手にしたベンがついに再びバットマンスーツを身につける決意をしたのだという。監督を務めるアンディ・ムスキエティは、『The Flash』にベン演じるバットマンが出演することについて、「彼は映画の感情に訴える部分で重要な役割を果たします。バリー(フラッシュ)とアフレック演じるウェイン(バットマン)の交流や結びつきは、かつて見たことのない感情レベルをもたらすことでしょう」とコメントしている。バットマンとしてカムバックするのは、ベンだけではない。『バットマン』『バットマン リターンズ』で主演したマイケル・キートンも、バットマン役で『The Flash』に出演することを「The Wrap」が6月に伝えている。本来、ベンはバットマン単独映画で主演・監督・脚本を務める予定だったが降板し、新たなバットマンにロバート・パティンソンが就任。現在は新型コロナの影響で撮影を中断しているが、9月に再開の見込み。バットマン役からは卒業したものと見られていたベンが再演を決めたことは驚きだ。(Hiromi Kaku)
2020年08月21日『マネーボール』、『21ジャンプストリート』などの人気俳優ジョナ・ヒルが初監督を務めた『mid90s ミッドナインティーズ』が、9月4日(金)に公開される。この度、本作の本編映像の一部が公開された。本作は、90年代のロサンゼルスを舞台にシングルマザー家庭に育った13歳の少年スティーヴィー(サニー・スリッチ)が、スケートボードを通してかけがえのない仲間たちと出会い、子供から大人への扉を開いていく、ジョナ・ヒル自身の半自伝的な10代の想い出をもとに作り上げられた青春映画。タッグを組んだのは、日本での『ミッドサマー』の大ヒットも記憶に新しく、『レディ・バード』、『ムーンライト』などアカデミー賞の候補作を続々と送り出す、気鋭の映画スタジオA24。懐かしくて新しい90年代への愛情と夢をたっぷりに描いた10代の少年たちの成長物語は、幅広い世代の共感を呼び、ナショナル・ボード・オブ・レビューのトップ10インディペンデント映画にも選出。全米4館からスタートしたにもかかわらず、1200スクリーン超まで拡大するスマッシュヒットを記録した。公開された本編映像は、少年たちが恐怖を乗り越えて鮮やかな青空の下、屋上をスケートボードで駆け抜けるシーンを切り取ったもの。いつものスケートパークに集まったスティーヴィーたちは、それぞれの進学、家庭の事情、将来の仕事や夢などについて語り合っていたが、漠然とした未来への不安、自分の夢を語る恥ずかしさから、なかなか素直な気持ちは明かせない。そんな中、将来はプロのボーターになる、という確固たる意思を持ったレイ(ナケル・スミス)は、いろんな迷いをふっきるかのようにファックシット(オーラン・プレナット)らボーダー仲間と共に、屋上の“大きな穴”をスケートボードで飛び越える危険な“遊び”にチャレンジ。次々と成功するレイたちだったが、まだ滑りが得意ではない少年ルーベンは怖くなって、断念。もちろんスティーヴィーも断念すると周囲が考えたのも束の間、少しだけ躊躇した末に何かを決意したかのように滑り出す……。予想通り穴に墜落するスティーヴィーをみて唖然とする仲間たち、そしてスティヴィーが勇気を出して自分の恐怖を乗り超えた瞬間を切り取ったシーン映像となっている。『mid90s ミッドナインティーズ』9月4日(金)新宿ピカデリー、渋谷ホワイトシネクイント、グランドシネマサンシャインほか全国ロードショー
2020年08月20日英国出身の俳優ベン・クロスさんが18日、オーストリアのウィーンで亡くなったとDeadlineが報じている。72歳だった。’47年にロンドンの労働者階級の家庭に生まれ、学校に通いながら俳優を志して演技を学んだ。しかし、生活費を稼ぐために学校を中退。窓拭き、ウェイター、大工など様々な仕事を転々とし、22歳のときに念願叶って王立演劇学校に入学した。みるみる頭角を現し、その年の演技部門のヴァンブラ賞を受賞。数々の舞台を踏み、’77年に『遠すぎた橋』で銀幕デビューを飾る。映画出演二作目『炎のランナー』では主役のハロルド・エイブラハムスを演じ、高い評価を得た。アカデミー作品賞も受賞した本作は、ダイアナ元妃と共に自動車事故で亡くなったドディ・アルファイド氏がプロデュースしたことでも知られる。『スター・トレック』(’09年)では、スポックの父サレク役を務め、近年ではテレビドラマやテレビ映画に数多く出演していた。
2020年08月19日