アラフォーに片足を突っ込み始めたババアさんのマンガを紹介します。乳がんの検診を長らく受けていなかったババアさん。思い立っておこなったセルフチェックでしこりのようなものを見つけ、近所の乳腺センターを受診することにして……。★関連記事:「しこり…?」胸に触れると固いしこりのようなものが… #ババアは健康になりたい 18セルフチェックでしこりのような固いものを見つけ、不安になった私は近所にある乳腺センターを受診することにしました。完全予約制ということもあり、センターはかなり空いていました。検診では超音波検査だけでしたが、今回はマンモグラフィーと超音波検査の両方でしっかりと検査してくれるとのこと。まずはマンモグラフィーを受けたのですが、乳房を上下から板で挟むのでとにかく痛い。しかも片方の胸だけを写すために反対側の胸を引っ張って避ける必要があるんですよね。もっと動け! と念じながら右胸を外側に引っ張っていました(笑)。その後超音波検査を受け、しこりを感じた部分について先生に説明しました。ただ、セルフチェックをしたときに気になっていたしこりは、検査の日にはなぜか消えてしまっていました。最後に先生が触診してくれることになり、初めての体験にドキドキ……!ー--------------マンモグラフィーの検査をした際、たい焼きのような気分になったとういババアさん。皆さんはマンモグラフィーを受けたときどんな気持ちでしたか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/ババア5歳児を育てている主婦。管理栄養士として働きながら、健康、育児、料理、ファッションなどなどについて漫画とブログを更新中。
2022年10月12日乳がんを経験した人や治療に取り組む人などに10月24日(月)から10月28日(金)の間、株式会社ルネサンスは「乳がんサバイバーのためのヨガWEEK/オンラインフィットネスフェス」を開催する。10月はピンクリボン運動強化月間であり、乳がんを経験した人や乳がんの治療に取り組む人を、フィットネスを通じて応援するイベントである。参加費は無料、予約開始日は各日程の15日前からとなっている。講師は川瀬ひとみ氏と上野かおる氏で、両氏はルネサンス運動支援センターの大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士である。心とカラダが軽くなるヨガ・リンパケアヨガ日本で生涯にがんを経験する人は2人に1人だとされる。女性の部位別の罹患数では乳房が最も多く、その割合は10.6%、9人に1人だという。多くの人ががんの治療を行っていることになるが、がんの治療中でも生活の質(QOL)の維持と改善に努めたい。ルネサンス運動支援センターの大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士は、専門的な知識と技術を身につけ、ホスピタリティを最大限に活用、がん経験者それぞれに「寄り添い、ともに歩む」運動のスペシャリストである。「心とカラダが軽くなる乳がんヨガ」(上野かおる氏)、「乳がんリンパケアヨガ」(川瀬ひとみ氏)を予定。時間は各回30分である。なお、乳がんの罹患経験のない人でも参加可能としている。【スケジュール】10月24日(月) 21:30~22:00「心とカラダが軽くなる乳がんヨガ」10月26日(水) 19:30~20:00「乳がんリンパケアヨガ」10月27日(木) 19:30~20:00「心とカラダが軽くなる乳がんヨガ」20:00~20:30「乳がんリンパケアヨガ」10月28日(金) 20:00~20:30「乳がんリンパケアヨガ」20:30~21:00「心とカラダが軽くなる乳がんヨガ」定員: 定員:980名/1クラス(ルネサンスオンラインライブストリームのサイトより引用)(画像はプレスリリースより)【参考】※ルネサンスオンラインライブストリーム
2022年10月11日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。こほこさんは右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、右胸の全摘と同時再建手術を受けました。退院が近付いたある日、こほこさんがお母さんに電話するとまさかの発言が飛び出て……!?★関連記事:「右腕を上げていいのは90度まで」退院に備えて看護師さんから習ったこと #乳がん絵日記 19入院してから約2週間、大きなトラブルもなく私はのんびりとした入院生活を送っていました。仕事もせず、今まで見たかったドラマを見たり、好きな絵を描いたりして毎日過ごしていました。術後は毎日同じようなスケジュールで過ごしていました。術後すぐは抗生剤の点滴をしていたのですが、術後3日目で終了したのでそれ以降は点滴はしていませんでした。看護師さんが朝と夜に検温をしてくれたり、体液量の測定や洗髪と体拭きを1日交代でしてくれました。退院が近付くと、自分で洗髪する練習にも付き添ってくれてました。回診は朝に乳腺外科と形成外科の先生がそれぞれ来てくれて、午後も手術の執刀医たちが来てくれたりしてました。右胸の再建した皮膚の一部が壊死してたので、その様子をこまめに見てくれていた感じでした。普段と違ってたっぷりと時間があったので、映画やドラマを見たりお絵描きをしたり、本やマンガを読んだり外の景色を眺めたりとゆっくりした時間を過ごしました。左脚の管が抜けたら退院できると聞いていました。体液の量も少なくなり、そろそろ退院かも? と思い母へ報告しました。コロナ禍だったので、がんになったことを報告したときから会っていませんでした。お見舞いはもちろん禁止。なので、私の様子がよく分からずとても心配していました。母は退院後、実家で療養することを提案してくれたのですが、実家は遠方なので体調がどうなるかわからないので病院から離れるのは少し怖いと思っていました。私の家に来てお世話してくれることも考えてくれたみたいなのですが、ちょうど新型コロナウィルスの感染者数が盛り返してるころで、母も無理はできない状態でした。すると、母が「もっと入院させてもらったら?」とひと言。ホテルとは違うし延泊は難しいよ……と苦笑いしつつも、母が心配してくれていることはうれしかったです。私はたまたま空いていた個室に入院することができ、存分に病室をマイホーム化していました(笑)。必要最低限の物をちょうどよい距離に配置して快適な生活を送っていました。普段の生活もこれだけあれば暮らせちゃうような気がして、プチミニマリスト気分を味わっていました!コロナ禍だったのでレンタルパジャマ、レンタルタオル、使い捨て紙パンツを活用して荷物はなるべく少なくしていました。病室の備品の中に鍵付きの衣装棚があり、それがとても便利でした。セキュリティボックスもあったのですが、スマホや財布しか入らず、iPadなどの大きめの貴重品は衣装棚のほうにしまっていました。入院前は相部屋を想定して準備してたので、盗難防止用に鍵付きのスーツケースと、それをベッドの柵などにり付けられるチェーンの鍵も用意していましたが今回は不要でした。病院は誰でも出入りできるし、私もぼんやりしていろいろ紛失するかもしれないから貴重品管理には気を付けようと思っていました。なのでまずは現金を極力持たないようにしました。病棟の自販機は現金専用だったので小銭を用意するけれど、売店での買い物は感染予防のためにも電子マネーを活用!2週間も入院するので快適に過ごすためにiPadは絶対に持って行きたい物でした。幸いにも個室に入院できましたが、入院前はどの病室に入院するかわからなかったのであれこれ対策を考えていました。でも、大部屋なら鍵のかかるロッカー、個室なら鍵のかかる衣装棚がありました。個室を利用しましたが、寝るときはiPadを棚の奥に入れ込んで鍵をかけるようにしていました。というのも、自分が在室しているときは看護師さんや先生が入って来れるように部屋の施錠はしないようにしていました。そしてトイレや給湯室行くときなど、ちょっとした外出でも部屋のドアを必ず施錠! コロナ禍で面会禁止だったので、知らない人が入って来にくい点は少し安心でした。ー--------------入院中の防犯はどう対応するか難しいですよね。入院経験のある皆さんはどのように防犯対策をしていましたか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年10月05日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんが見つかり、右胸の全摘と同時再建手術をおこなったこほこさん。経過は順調で、退院に備えていろいろなことを看護師さんから教えてもらったそう。★関連記事:「スッキリ!」全摘手術した右胸の管を抜いたら体が軽い! #乳がん絵日記 18手術から10日。術後すぐはあまりなかった食欲も回復し、病院食を完食できるようになっていました。傷口については一部が壊死しているものの、おおむね良好で順調に回復していました。術後は右胸と左太ももを体液パックにつなぐ管が出ていて、シャワー浴びられませんでした。なので、看護師さんが洗髪と体拭きを1日ずつ交互にしてくれていました。術後8日目に右胸の管が抜けて、術後10日目になるとそろそろ左太ももの管も抜けそうな感じ。近々退院という雰囲気になっていました!そこで、自分で髪を洗う練習を始めました。左手でシャワーヘッドを持ち上げて、右腕はあまり上げないよう届く範囲で頭を洗う。右腕を上げていいのは90度まで出そうで、頭を動かしながらなんとか洗髪! ドライヤーも左手で持ちあげて髪を乾かしました。久しぶりに自分で思う存分頭をガリガリできてとてもスッキリしました!!洗髪の後は胸の傷口に薬を塗る方法を教えてもらいました。前日に形成外科の先生からも傷口の処置について教わっていましたが、改めて看護師さんから右胸の薬の塗り方や左太ももの包帯の巻き方を教わりました。自分の指先はバイ菌ついてるから薬は直接指で取らず、ガーゼに塗ってそのガーゼを傷に被せてテープで止める。テープは予め必要な長さに切っておくとすぐ貼れて良いのだそう。テープやガーゼは病院の売店に売っているそうなので、退院の日に売店で買って帰ることにしました。近所のドラッグストアではテープがあったりなかったりするので、病院の売店で買いだめしました(笑)。術後11日目のこの日は退院の前日でした。いつものように夜明け前に起床して、コーヒーを飲んだりしてゆっくりとした朝を過ごしていました。そしてこれもまたいつものように近くの部屋からナースコールの音が聞こえてくる。ここの病院のナースコールは「ミードーミードー」という感じの落ち着いた音色でした。入院初日は就寝後に聞こえてくるのが気になっていましたが、毎日聞いてたら小鳥のさえずりか虫の音かというくらい耳になじんでいました(笑)。右胸の再建は左太ももの組織を使っておこなったので、左太ももにも傷があり生活に少しだけ支障がありました。しかし術後11日目になると、傷の引きつれもマシになりしゃがめるようになっていました。私は毎週日曜日に体重測定をしており、この日は体重測定の日。1週間前の手術直後の測定では、急に3kgくらい増えていたのですが、元の体重に戻っていました。やっぱりむくみがひどかったのかな? と思いました。ー--------------自分の手で頭を洗ってスッキリしたというこほこさん。けがなどで思うように洗髪ができないとなんだかもどかしいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年09月30日ゼニスはスーザン G. コーメン®乳がん財団へのサポートとして、スペシャル エディションのクロノマスター オリジナル ピンクを発表。乳がん啓発月間である10月限定販売で、その売上の一部が財団に寄付されます。財団の価値観はゼニスと深く共鳴しています。女性のエンパワーメントは、数多くのブランドのコミットメントおよび行動を推進する、ゼニス HORIZ-ON イニシアチブの主要な柱の1つです。長年に渡って、ゼニスは女性の8人に1人が罹患し、世界中で無数の命を無差別に脅かす疾患である乳がんに対する意識向上に取り組んできました。ゼニスは、乳がんに対する啓蒙活動やスクリーニング実施の促進、治療法の継続的な模索を行っている組織へのサポートなどによって、スーザン G. コーメン®乳がん財団を支援しており、これによってより多くの女性が乳がんに対する知識、希望、支援を手に入れられるようにするだけでなく、世界的にこの疾患に対する意識を向上させるためのコミットメントをさらに強固なものにしています。乳がんにより亡くなったスーザン G.コーメンの妹、ナンシー G. ブリンカーが姉の命を奪った病気を撲滅することを約束し設立されたコーメン財団は、明日の治療法を根気強く探しながらも、今日の乳がんに冒された人々を支援することに尽力しています。乳がんと闘う世界最大のNPO団体と考えられているスーザン G. コーメン乳がん財団の使命は、世界からこの病気を撲滅することです。包括的なアプローチによって、コーメン財団は乳がんとの闘いの最前線に立ち、米国および世界中の何百万人もの人々をサポートしています。当財団は、患者の声に寄り添い、研究におけるブレイクスルーを推進、質の高いケアへのアクセスを向上させ、患者に直接的なサポートを提供し、信頼できる情報で人々に生きるための力を与えます。ゼニスは今後数年間、スーザン G. コーメン乳がん財団を支援することを確約しており、希望の名の元に構築されたこのパートナーシップの進展を共有できることを楽しみにしています。財団に対するゼニスのサポートについて、CEOのジュリアン・トルナーレは次のように述べています:「信頼関係と信じられないほどの影響力を持つスーザン G. コーメン乳がん財団を支援することは、ゼニスにとって非常に重要なパートナーシップとなります。クロノマスター オリジナル ピンクは、影響力のある研究および治療中の患者をサポートするための資金を提供する助けとなることでしょう。そのことを我々は誇りに思いますし、今後、パートナーとして活動していきたいと思います。」続いてコーメン財団の会長兼CEOであるポーラ・シュナイダーは次のようにコメントしています。「ゼニスは長年に渡って乳がんコミュニティの素晴らしい支持者でありサポーターであり続けてきました。2つの組織が共通の使命によって団結することは、何よりも強力な力となることでしょう。ゼニスとのパートナーシップによって、乳がんのない世界を作ることは、日に日に実現可能な現実となりつつあります。このようなゼニスのサポートに深く感謝しています。」スーザン G. コーメン乳がん財団をサポートするゼニスは、昨年発売されたレトロな雰囲気の代表的なクロノグラフコレクションをベースにしたスペシャルエディション、クロノマスター オリジナル ピンクを発表することを喜ばしく思っています。ユニセックスの38mmスチール製ケースに、最新の1/10秒計測の高振動エル・プリメロ自動巻クロノグラフキャリバーを搭載したこのクロノマスター オリジナル ピンク エディションは、印象的なメタリックピンクの文字盤が際立った存在感を放っており、世界各国で乳がん撲滅のシンボルとなっているこのカラーに敬意を表しています。スペシャル エディションのクロノマスター オリジナル ピンクは、従来のシリアルナンバー入りの限定エディションではなく、期間限定エディションとなっています。乳がんへの意識を向上させるというその崇高な目的に寄与するため、国際的な乳がん啓発月間である10月1~31日にのみ、世界各地のゼニスブティックおよびオンラインブティックにて販売いたします。クロノマスター オリジナル ピンクの売上の20%がスーザン G. コーメン乳がん財団に寄付され、世界各地の患者がより良い生活をより長く送れるようにすることで、地域社会に良い影響を与える取り組みをサポートしていきます。日本国内ではゼニス ブティック銀座およびオンラインブティックにて販売いたします。スペシャル エディションのクロノマスター オリジナル ピンクだけでなく、ゼニスは今後数年間、資金調達イベント、チャリティー オークション、その他の取り組みに積極的に参加することでスーザン G. コーメン乳がん財団をサポートしてきます。10月2日(日)、ゼニスは「2022 Komen Greater NYC Race for the Cure」に参加します。ここでゼニスはタイムキーパーの役割を果たすだけでなく、チームメンバー、クライアント、広報関係者にレースに参加していただきます。また、ゼニスは、世界各地で行われるDREAMHERSイベントに、スーザン G. コーメン乳がん財団からの代表者をお迎えします。これは、先見の明があり、自立した、刺激的な女性に、それぞれの声と情熱を共有するスペースを提供する、ブランド独自のプラットフォームであり、乳がんに対する意識を高め、重要な情報を共有し、優れた実践を促進するのに役立ちます。次回のDREAMHERSイベントは、10月にシンガポールで開催されます。スーザン G. コーメン®乳がん財団についてスーザン G. コーメン®乳がん財団は、乳がん撲滅に取り組む世界最大の非営利財団であり、乳がんの撲滅を目標に女性の命を救うための活動をしています。コーメン財団では、あらゆる局面からこの病気と闘うため、ほかに類を見ない包括的な全方位アプローチを採用しており、米国および世界各地の何百万もの人々をサポートしています。財団は患者の声に寄り添い、研究におけるブレイクスルーを推進、質の高いケアへのアクセスを向上させ、患者に直接的なサポートを提供し、信頼できる情報で人々に生きるための力を与えます。乳がんにより亡くなったスーザン G. コーメンの妹、ナンシー G. ブリンカーが姉の命を奪った病気を撲滅する事を約束し、設立されたコーメン財団は、明日の治療法を根気強く探しながらも、今日の乳がんに冒された人々を支援することに尽力しています。komen.orgをご覧いただくか、1-877 GO KOMENまでお電話ください。ww5.komen.org/socialで当財団とのつながりをスタートさせてください。クロノマスター オリジナル ピンクリファレンス:03.3202.3600/33.M3200特長:10月限定販売。1/10秒の計測と表示が可能な自動巻コラムホイール エル・プリメロ クロノグラフ。60時間のパワーリザーブを実現。4時半位置に日付表示。秒針停止機構ムーブメント:エル・プリメロ 3600パワーリザーブ: 60 時間以上機能:中央に時針と分針。9時位置にスモールセコンド。1/10秒計測のクロノグラフ。中央に10秒で1回転するクロノグラフ針。6時位置に60分カウンター。 3時位置に60秒カウンター仕上げ:サテン仕上げを施した新しい星形ローター税込価格:116万6,000円素材:ステンレススチール防水機能:5気圧文字盤:サンレイ装飾を施したピンクカラーケース:38 mmアワーマーカー:ロジウムプレート加工、ファセットカット、スーパールミノーバ SLN C1を塗布針:ロジウムプレート加工、ファセットカット、スーパールミノーバ SLN C1を塗布ブレスレット&バックル:ステンレススチール製ブレスレット&ダブルフォールディングバックル
2022年09月21日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、全摘手術を受けたこほこさん。自家組織による同時再建手術もおこないました。手術から8日が経過して、こほこさんの様子は……。★関連記事:「サバイバーです!」退院後の説明中、聞き慣れない言葉を耳にして #乳がん絵日記 179時間にも及ぶ乳がんの手術から早8日。体は順調に回復しており、退院後の生活についての説明を受けたりしました。私の右胸と左太ももには管が入っていたのですが、今日は右胸の管を抜くことになりました!術後、あまり食欲がなくご飯を残し気味だったのですが、体が回復してきて久々におなかが減る感覚がありました。おかげで朝食は完食、昼食の天ぷらもおいしく食べることができました!15時ごろ、形成外科の先生と一緒に病棟の処置室へ行きました。そこで右胸に刺さっている管を抜くことに。管が刺さっている辺りに黒い糸のようなものがあって、それを切るとき若干痛みを感じました。でも、管自体はスッと抜けて痛くはありませんでした。ずっと管が刺さっていたので、最早体の一部みたいになっていたので何だか物足りないような気もする……。ですが、やっぱりスッキリして軽いという気持ちが強かったです!左脚の管はまだ抜けませんが、管同士が絡まるのを気にしなくなってよくなりました。微熱が出たりしているものの、退院が近付いた気がしてうれしかったです。入院生活の中で一番充実していたのは朝の時間でした。というのも、夜は10時ごろに寝るので、朝5時くらいに自然と目が覚めるようになっていました。当然、出勤の支度も家事もしなくていいのでゆっくり優雅に過ごせました。音楽を聴きながら、パックをして美顔器をかけていました。私が入院していたのは4月だったので、5時半くらいになると外がうっすらと明るくなり6時くらいには日の出を見ることができました。コーヒーを飲みながら窓の外を眺めていると、山の端から陽が昇って色がどんどん変わっていくのが見えていました。入院中の私の楽しみで、ぜいたくな時間でした。術後9日目も朝から乳腺外科の先生や形成外科の先生が傷の様子を見に来てくれました。午後は形成外科の先生に右胸の薬の塗り方や左太もものバンドの巻き方を教えてもらいました。その後、前日に撮影した顎のCT検査の結果を聞きに歯科外来へと行きました。外来や売店など病棟の外へ出るときは長めの羽織を着ていました。これがあれば左太ももの管も隠せていたので、入院している感じが薄れていました。歩いているとき、左太ももの管を挿入している部分から体液が漏れていたのですが、気にせず歯科へと向かいました。顎は今は様子見で良いとのことでしたが、念のため6カ月後にまたCT検査の予約をしてもらいました。以前なら放置していたけれど、ちょっとのことでも検査することが大切だなって思うようになりました。ー--------------入院中は朝の時間が楽しみだったというこほこさん。入院経験のある方は何を楽しみにして過ごしていましたか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連記事:「大切にしているものは」今までになかった質問に私は… #看護師でシングルマザーな私の話 39★関連記事:「ラッキー!」健康のために買ったエアフライヤー、妻よりも夫がハマり… #ときめけBBA塾 120★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年09月16日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。こほこさんは乳がんによる右胸の全摘と再建手術を受けました。手術から1週間、退院後の生活について説明を受けていると「こほこさんもサバイバーです!」と看護師さんから言われ……。★関連記事:「どんどん回復する!」乳がんの全摘手術から6日、できることが増えてきて… #乳がん絵日記 16私は乳がんの手術のために2週間入院していました。手術から5日目、形成外科の先生に傷口を確認してもらうとその一部が壊死していることがわかりました。乳腺外科の先生から皮膚を貼るなどの処置があることを聞き、心配しつつも入院生活を送っていました。術後7日目になると、組織を取った左太ももの裏にあったピリピリとした感じも少し緩和されていました。前屈みができるようになりましたし、両足のむくみが解消されて靴もちゃんと履けるようになりました!でも、まだ右腕はまだ上げられなかったので、何かするときは左手を使うようにしていました。お箸とペンだけは右手で持っていました。この日は朝食後、歯科で術後の歯の様子を見てもらいました。念のため、と顎のCTを撮影することに。その後、売店で2リットルの水を買ったりして疲れを感じながら病室へ戻りました。それから薬剤師さんが来て、下痢や発疹がないか確認してもらいました。抗生剤を飲むのはこの日が最後でした。形成外科の先生も来てくれて、左太もものテープの貼り直しや右胸の傷を見てくれました。体液の排出は前日より減って、右胸から25ml、左太ももから60mlでした。同じく術後7日目、薬剤師さんが来る前に看護師さんから退院後の生活について説明がありました。「退院のしおり」というものをいただき、わかりやすく教えてもらっていると看護師さんから「こほこさんもサバイバーです!」と言われました。がんサバイバーというのは、がん治療を終えた人だけではなく、診断を受けたりばかりの人や、治療中、経過観察中の人もがんサバイバーというそうです。私も乳がんサバイバー! 何だか戦隊ヒーローのイメージがして強そうだと思いました(笑)。退院後は、動く習慣をつけるために毎日歩いたり、手術した右側の腕をなるべく上げたりしないように指導を受けました。仕事でパソコンを触りっぱなしになってしまうので、1時間ごとに休憩を取ることを心がけようと思いました。退院後の説明をしてくれた看護師さんは、いろいろなことによく気付いてくれる方でした。私は術後、左太ももに管が入っていてシャワーができませんでした。なので、1日おきに温かいタオルで体を拭いてもらっていました。術後5日目くらいにこの看護師さんが体を拭いてくれたのですが、私の足の様子を見て、タライにお湯を入れて足も洗ってくれました! すごくありがたかったです。それから、術後は食欲が落ちていてご飯を残していたのですが、それにも気付いてくれてご飯を少なめにしてくれました。朝食のパンも薄切りにしてくれたりしたお陰で、完食できるようになりました。他の看護師さんや看護助手さんも話かけてくれたり、見守っていてくれたりと、とても良くしてくれました。また入院することがあればあの病棟がいいな〜と思うくらいです!ー--------------こほこさんは入院中、看護師さんたちにとても良くしてもらったそう。心細い入院生活では、やさしくしてもらえるとうれしいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年09月12日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸の全摘手術と同時再建の手術を受けたこほこさん。手術を無事に終え、順調に回復している一方で傷口の壊死などの問題もあって……。★関連記事:「一部が壊死している」術後の傷を見た形成外科の先生から衝撃のひと言が… #乳がん絵日記 15浸潤性小葉がんというがんが右胸に見つかった私は、約9時間の大手術を受けました。術後すぐは観察室にいましたが、翌日には病室へ戻ることができました。毎日乳腺外科や形成外科の先生方に様子を見てもらっていましたが、右胸の傷の一部が壊死していたそうでした。病棟には洋式トイレが2つしかなかったので、いつも早起きしてトイレに行っていました。しかし、朝5時の時点で満室。みんな早起きしてトイレに行こうという考えは一緒なんだな……という気持ちになりました(笑)。術後6日目の午前10時ごろ、執刀してくれた乳腺外科の先生が右胸に傷を見に来てくれました。前日に形成外科の先生が傷を見てくれたのですが、そのときに傷の一部が壊死していると言われました。乳腺外科の先生は壊死してしまったら皮膚を貼るなどの処置もできることを教えてくれました。左脚のぷよぷよとした膨らみについても「治るから大丈夫!」と心配する私を励ましてくれました。そういったトラブルがありつつも、体調はどんどん回復していました! 左膝を曲げると、太ももの裏が引きつるような感覚があったのですが、それもマシになってあぐらをかいて座れるようになりました。それ以外にも歩くときは左脚を引きずりながら歩いていたのですが、持ち上げて前に踏み出して歩けるようにもなりました。手術のときに気管挿入したせいで生じた喉への違和感も落ち着き、裏返りやすかった声も普通の声で話せるようになってきていました。体液の排出も右胸から30ml、左太ももから80mlとかなり減っていました。入院期間は2週間だったので、時間はたっぷりありました。なので、長期の休みがあったらやってみたかったことを存分にやって過ごしていました(笑)。映画やドラマを見まくったり、電子書籍で本や雑誌を読みまくったり、ゲームしたり。個室に入院できたので、動画を見ていないときはBGMを流したりしていました。カフェミュージックを流しながら持参したコーヒーや紅茶を飲めば、もうそこはカフェでした!体もかなり回復していましたし、病室での生活にも慣れてまるでわが家のように過ごしていました。コロナ禍での入院だったので、家族ですら面会禁止。その分、趣味に没頭していました。ー--------------すっかり入院生活に慣れたこほこさん。期間に関わらず、入院生活はできるだけ快適に過ごしたいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、ア著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年09月10日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸に浸潤性小葉がんが見つかったこほこさんは、右胸の全摘と同時再建の手術をおこないました。手術から5日目、形成外科の先生から「手術した右胸の傷が一部、壊死している」と言われ……。★関連記事:「胸のバランスも良いですね」再建した乳房を見るタイミングっていつなの? #乳がん絵日記 14私は乳がんを摘出するために、右の乳房を全摘しました。それと同時に左太ももから取った組織で、乳房を再建しました。術後4日目、初めて正面から手術した右胸を見たのですが何だか自分のものだけどそうじゃないような不思議な感覚になりました。術後5日目の朝、乳腺外科の先生たち3人が術後の容態を見に来てくれました。外来受診していたときにはわからなかったのですが、病院にはたくさんの人がいるんだな〜と思いました。組織を取った左太ももにはバンドが巻かれていたのですが、それを取って状態を確認しました。太ももの裏が引きつっている感覚はだんだんマシになりましたが、管が刺さっている辺りが前より膨らんだ気がしました。触ったらぷよぷよとしていました!今まで左の太もも裏は触らないようにしていたのですが、初めて触ってみると皮膚が固くなって感覚がない所やピリピリと痺れているような所がありました。トイレに行って便座に座るたびにピリピリとする感覚があったので、傷に響いているのかと思っていました。ですが、それは傷の近くの皮膚だったことが判明。手術をするとその周辺の感覚がなくなったりすると形成外科の先生から聞き、納得しました。ぷよぷよとしている部分はどうなっているのか不明だったのですが、ひとまずバンドを巻いて押さえておくことにしました。それから右胸を見てもらったのですが、傷の一部が壊死していたそう。自分で確認することはできなかったのですが、皮膚がよみがえることを期待することにしました。ただ、執刀してくれた形成外科の先生や看護師さんたちには残念なニュースのような感じになってしまいました。退院後は右胸の傷に毎日軟膏を塗ることになったので、その説明も聞きました。軟膏は手ではなく、滅菌ガーゼに塗ってそのガーゼを胸に置いてテープで止めるそう。退院したらガーゼやテープを買わないといけないなと思いました。このころになると、寝る体勢もラクになってきました。術後すぐのころは、ベッドをフラットにしていると右胸と左太ももの傷が引きつる感じやピリピリと痺れているような感じがしていました。なので、ベッドの背もたれと脚の部分は上げっぱなしにして過ごしていました。傷とその周りに響くので術後4日目までは電動ベットの力を使って起き上がっていました。しかし、5日目からは自力で起き上がれるように!左脚はそんなに上げなくてもピリピリする感じがなくなったので、ほぼフラットにして枕を下に入れていました。毎日どんどん回復していて、人間の生命力に感動していました。ー--------------手術した傷の一部が壊死してしまったこほこさん。この先傷がどうなってしまうのか不安になってしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年09月05日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。乳がんの手術から2日目。右胸と左太ももから体液を出す管がついているこほこさんは入浴できず。そんなとき、看護師さんがしてくれた洗髪が……!★関連記事:「パンツはいて」どうやって着替えるの!? 戸惑う私に看護師さんが… #乳がん絵日記 12右胸の全摘と同時再建の手術から2日がたちました。9時間という大手術を無事に終えたものの、観察室にいる間は心のどこかで不安になっていました。病室に戻ってから安心したのか、少し余裕が生まれてきました。手術前から着圧ソックスをはいていたものの、脚は少しむくんでいて靴がキツくてかかとを踏んで歩いていました。右手もむくんでいることに気付き、左手と比べてみると……両手の甲にたくさんのシミらしきものが! 5日くらいで消えましたが、一体なんだったのだろうか……。目も普段は一重なのにぱっちりした二重になっていました。これも3日くらいで元に戻りました。昼食をたっぷりと食べるとおなかが動き出して、術後初めてのお通じがありました!まだ右胸と左太ももに管を通しているのでシャワーはNGでした。代わりにボディシートで体を拭くことにしました。そして、看護師さんが洗髪台で頭を洗ってくれたのですが……スッキリして気持ち良い〜! とってもうれしかったです。夜に体液測定をすると、右胸から60ml、左太ももから100mlの体液が出ていました。寝る前に抗生剤の点滴をすることに。ベッドをフラットにすると傷口が引きつる感じがするので、寝るときも背もたれと足を上げていました。いつも横向きに寝る私はなかなか寝付けませんでした。手術から3日目。この日は朝食後すぐに乳腺外科と形成外科の先生が一緒に病室へ来てくれました。手術のときに貼ったガーゼやテープを剥がして、傷口とご対面……! でも、ぼやけて見えてしまいよくわかりませんでした。再建して繋いだ胸の血管は問題ないとのことでした。それから、病棟の外まで散歩しようと思い、上着を着てワクワクのお出かけ! まだ左脚を引きずっているので、階段は無理ですが平地ならどんどん歩けました。全然歩けると思いきや、途中からしんどくなってヘトヘトに……。散歩で疲れたからか、午後から胃のムカつきを感じたり胃酸が逆流してきたりしました。空せきも出ていたので、のど飴をなめてやり過ごしました。寝る前に最後の抗生剤の点滴をして、左手に刺さっていた針も抜きました。ー--------------看護師さんに洗髪してもらい、スッキリとしたこほこさん。何日も頭や体を洗っていないと気持ち悪くなってしまうので、洗ってもらえるのはうれしいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年08月29日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右乳の全摘と同時再建の手術の日がやってきたこほこさん。手術が終わり、看護師さんから声をかけられていることに気付いたこほこさんは何だか変な感じがして……!?★関連記事:「準備万端!」 明日の乳がん全摘手術に備えて今日は… #乳がん絵日記 10「浸潤性小葉がん」というがんになった私は、右乳の全摘手術をすることになりました。同時再建もおこなうことになり、手術時間は約9時間の予定でした。手術当日、私はというと……。朝6時までにアルジネードという経口補水液を飲んでおきます。このアルジネード、「ヤクルト」のような「ポカリスエット」のような味でゴクゴクと飲めました!私は髪が長いので、ふたつくくりにしておいたのですが、子どものころ以来だったので何だか違和感。手術衣は肩から腕がマジックテープでくっついているのですが、適当に貼り付けたらコントみたいにはだけてしまいそうでした。T字帯というおむつのような紙パンツと、サージカルストッキングという着圧ソックスをはいたら準備完了です。いざ、手術室へ出発!朝8時半前に病棟から手術室へと向かいました。病棟の入り口で夫が待っていてくれて、看護師さんと3人で手術室へと歩いて行きました。夫とは手術室の大きな扉の前でお別れ。私の手術中、夫は待機室で読書したり庭を散歩して過ごしていたそうです。手術室の内扉の前で看護師さんが話しかけてくれて、いろいろ確認などをしました。その後、手術室のスタッフさんなどたくさんの人と一緒に手術台へ。台に上って寝っ転がると、乳腺外科の先生が腕をさすりながら声をかけてくれて、ちょっと安心。あとはお任せしました! と心の中でつぶやく。麻酔科の先生が左手の甲に注射したり針を刺したりして、口から何か出てくるマスクを当てられました。眠くなるのか〜と思っていたら「まだ眠くなりません」とまさかのひと言。次に「きつめのお薬が入ります」と言われたら、あっという間にスヤァ……と眠っていました。手術が終わり、「こほこさん、終わりましたよ〜」「ご主人ですよ、こほこさん!」と私を呼ぶ声がぼんやりと聞こえました。このときは何かガタガタと移動しているような感じでした。その声に反応して、目を開けてみるも平衡感覚がわからず……斜めのほうに夫が笑っている姿が見えました。しかし私は麻酔の余力に抗えず、再び目を閉じてしまいました。後から聞いたのですがコロナ禍で夫とはこの一瞬しか会えないとのことで、スタッフさんが総出で私を必死に起こしてくださったそうです(笑)。観察室らしき場所に到着し、再度起こしてもらって何とか目が覚めました。形成外科の先生が「どこが痛いですか?」と聞いてくれるものの……声が出ない! 気管挿管をしていたから声が出なかったらしいです。聞いていたと思うのですが、忘れてしまっていた私。背中の右側にクッションを挟んでもらい、手術したほうの肩が上がってちょっとラクな感じがしました。左の太ももから組織を取って再建したので、左脚は股関節から開脚している状態でした。動いていいのかな? と思っていると、右脚は動かしていいみたいだったので足首を回したりしていました。左脚は太ももの裏にピリピリと張っているような感覚があったので、おとなしくしておくことに。夜9時ごろになって水が飲めるようになったので、ベッドの背もたれを上げて水を飲みました。背もたれを上げたせいでずり落ちてしまったので、元の位置に戻りたかったのですが傷に響いてしまいそうで踏ん張れませんでした。小刻みにズリズリと上がっていると手術衣のマジックテープが剥がれてしまいました!水が飲めるようになった時点で、酸素マスクは口を覆うものから鼻に付けるタイプに変更していました。休んでくださいと言われたものの、麻酔で爆睡していたので眠くなく……。スマホも見る気になれなかったので、カーテンの隙間から見える時計をぼんやりと眺めていました。ー--------------無事に手術を終えたこほこさん。コロナ禍の入院や手術は制限が多くて大変ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年08月15日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。いよいよ明日に迫った右乳の全摘と同時再建の手術。手術に向けて朝からバタバタ。そんなこほこさんの1日とは……。★関連記事:「セレブやん」いよいよ乳がん摘出手術! オペ2日前に入院をして… #乳がん絵日記 9私は乳がんを患い、右胸を全摘することになりました。入院初日は医師や看護師などいろいろな人から手術や入院生活の説明などを受けました。ごはんもおいしく、病室もホテルを思い出すような快適さで私は何だか旅行気分になっていました。翌日は朝食の途中に歯科に行き、口腔ケアをおこないました。歯科から戻って残っていた朝食を食べると、すぐに昼食がやってきました(笑)。午後は形成外科で脚のエコーをしてもらいました。以前検査で使ったものよりも良い装置らしく、画質がとてもよかったです! 右乳の再建時に移植する神経もお取り寄せしてもらっているとのことでした。RI検査という放射性医薬品を使った体内の様子を調べる検査もおこないました。この検査は事前の注射と検査時間が分刻みで決まっていて、うっかり昼寝してしまわないよう気を付けていました。台の上にあお向けに寝転がっていると、頭の上を機械が通っていきました。検査が割とすぐに終わったので、ついでに術後すぐに飲む用の水を買い足しに行きました。庭に桜が咲いていたので、ちょっとお花見をして病室へ。乳腺外科の主治医が様子を見にきてくれて、窓から他の病棟を一緒に眺めながら少し話をしました。その後、麻酔科の先生とアレルギーについて話をしたり、看護師さんから手術室の説明を受けました。そして、病棟の看護師さんと術後に使うパジャマや水などのセットを再確認して準備完了!あっという間に夜になっていました。この日の夕食も完食! 手術当日は絶食になるため、しっかりと味わって食べました。空っぽのお皿を見て、看護師さんがにっこりとしていました。必ず洗髪をしてとのことだったので、シャワー室で念入りに頭を洗いました。家に山ほどあったホテルのアメニティーを持ってきていたので、それをバンバン使っていく!日中、看護師さんから「手術中に同じ体勢が続くと背中が痛くなったりするから、なるべくラクな体勢にしておくね」と言われたことを思い出し、何となく背中をチェック……。そういえば、入退院の説明時にも肩凝りがあるかどうかを気にされたりしていたなあ。まあ大丈夫だろう。術後はこの病室ではなく、観察室のようなところに行くので、持ち物に不備がないかシミュレーションしてアイテムを追加したりしました。寝る前に冷やしておいたアルジネードという経口補水液を飲んで就寝。看護師さんが寝られるか気にしてくれましたが、気付いたら寝ていました。手術前とは思えないくらい穏やかな夜でした。ー--------------手術を明日に控え、朝からバタバタとしていたこほこさん。手術前日ってゆっくりと体を休める印象がありましたが、検査などで慌ただしいんですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年08月08日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右乳の全摘と同時再建の手術を受けるために入院するこほこさん。コロナ禍で面会禁止の中、入院生活を快適に過ごすためにこほこさんが準備したものとは……。★関連記事:「断面を見て思わず感動!」 私が乳房再建用のCT撮影で見たかったものとは #乳がん絵日記 8「浸潤性小葉がん」という病気にかかった私。がんは右胸にあり、全摘手術をおこなうことになりました。摘出と同時に、太ももの組織から乳房を再建することにもなっており、手術時間は合計9時間を予定していました。PCR検査も済ませ、オペの2日前に入院。入院期間は2週間と言われていました。入院前日、2週間のお泊まりなんて普通ならバカンスだよな……と思いながらせっせと荷造りをしました。コロナ禍ということもあり、面会は禁止で差し入れも難しい状況だったのでティーバッグなど、入院生活を快適に過ごすためのアイテムは多めに準備しました。私は運良く個室に入院することができたので、あれやこれやと持ち込みたいものは全部持っていくようにしました。個室ということもあり、香りがある癒しアイテムを持ち込めたのはうれしかったです。美顔器なんかも持って行って、スキンケアは怠らないようにしていました(笑)。寒さ対策でカーディガンやモコモコの靴下を用意していたのですが、暑くて出番はありませんでした。マスキングテープが意外とお役立ちアイテムになっていました!パジャマとタオルはレンタルで済ませたものの、日用品なんかも入れると機内持ち込み用のスーツケースだけでは足りず……折りたたみできる大型トートバッグもパンパンになるくらいの大荷物になりました。入院日と退院日は同じ格好にしようと思い、前開きのワンピースを着て行きました。病院には朝8時半に到着。入退院の案内が混み合う前に手続きを始めました。最初に体重測定をし、病棟へと向かいました。未知の空間にビクビク……。付き添ってくれていた夫はナースステーション近くの談話室で待機していました。部屋に荷物を運び込んだら、夫と合流して麻酔科の外来で説明を受け、同意書を提出しました。夫とはここでグッバイ。次に会えるのは手術の日の朝でした。夫は元気に仕事へと向かいました。それからは病室に戻って看護師さんから部屋についての説明を受け、入院患者用のバンドを左腕につけてもらいました。こういうバンドって何かアミューズメント感があって、特別な気分になるんですよね。そして採血をおこなったり、手術までのスケジュールを聞いたりしました。荷解きをしているとき、初めて会う乳腺外来の先生がRI検査の説明をしに来ました。RI検査は放射性医薬品を注射したり服用したりして、臓器などの働きや形を観察する検査らしいです。この後もいろいろな先生が登場して、たくさんの人がいるな……と感心。お昼には人生初の病院食を食べ、おいしく完食! 薬剤師さんが薬の説明をしに来たり、看護師さんが体温測定をしに来たりと初日からいろいろな人に会えて楽しかったです。ベッドの上で夕飯を食べているとき、ふと「ベッドルームで食事するのって海外のセレブみたいやん……!」と思いました(笑)。ベッドの上が生活のメインスペースになることに対し、既視感がありました。そこで思い出したのが、出張でたまに泊まっていたホテルの広めの部屋のこと。トイレやシャワーが共同なところも合致して、何だか旅行気分になっていました。シャワー室は30分ごとの予約制でした。名前ではなく、私だけがわかる暗号のような絵を描いてシャワー室の予約をしていました。私は髪が長く、乾かすのに時間がかかっていたので、備え付けのドライヤーではなく持ち込んだドライヤーで髪を乾かしていました。手術までの間、夜はレンタルのパジャマを着て、昼はジャージを着て過ごしていました。昼も夜もレンタルのパジャマを着ていれば荷物を減らせたのですが、いかんせん初めての入院で何もわからず……。どっちでもいいとは思うんですけどね(笑)。ー--------------ついに入院の日を迎えたこほこさん。入院経験のある方はどんなアイテムが役立ちましたか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年08月01日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。【前回のあらすじ】脇の生検(細胞を採取して顕微鏡で調べる検査)をおこなった結果、脇のリンパ節にもがん細胞が転移していると判明。これを受けて、まずは抗がん剤投与による治療を数カ月おこなったのち、次に手術をすることが決まりました。医師の説明を聞きながらも、抗がん剤治療による副作用が不安で仕方ないあり子さんは、内心、「怖い……もう現実から逃げてしまいたい……」と暗い気持ちでいっぱいで……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 もう逃げ出したい。でも、先生に勇気づけられて… 抗がん剤への不安でいっぱいで、頭の中がパニック状態だったあり子さん。もう逃げ出してしまいたいと考えるほど、気分も沈んでいました。でも、先生が「今、治療すれば治ります。頑張りましょう!」とやさしい言葉をかけてくれたおかげで、「頑張ろう!」と思えたのだとか。 そうして、今後の治療方針が正式に決まりました。治療方針が決まってから実際に治療が始まるまではとてもスピーディーで、約1週間後には抗がん剤投与が始まったそうです。 ちなみに、抗がん剤治療が始まるまでの間に、またもや胸の生検(細胞を採取して顕微鏡で調べる検査)を受けることに……。あり子さんは、生検の際に皮膚に針を刺される感覚がとても苦手。転院前の病院で胸の生検は一度受けたのですが、転院先の病院でも受けることになるとは……と、だいぶショックだったそうです。 ここまでが、乳がんの治療方針を決めるまでのお話になります。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年07月19日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。【前回のあらすじ】先週受けた検査の結果は、まさかの「転移あり」。思わぬ宣告に動揺を隠しきれないあり子さんですが、医師はそれでも淡々と治療方針の説明を続けます。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 治療方針が決まるも、不安だらけで… ※術前化学療法…手術の前に化学療法をおこない、次に手術をおこなう方法。 ※HER2(ハーツー)陽性乳がん…HER2細胞(がんの増殖に関わるタンパク質)が、多く見られるタイプの乳がん。治療には、通常の抗がん剤のほか、HER2のみを標的として攻撃する「抗HER2薬」が用いられる。※分子標的薬(ぶんしひょうてきやく)…がん細胞など、特定のタンパク質や遺伝子だけを攻撃する薬。抗HER2薬もこれに含まれる。 最初に乳がんが見つかってからここまでかなり長い道のりでしたが、ようやく本格的な治療が開始されることになりました。今後の流れとしては、 1.術前化学療法(抗がん剤)2.手術(腫瘍を切除)3.術後の治療(内容は未定) となることが決定。 この日、抗がん剤の具体的な説明を受けたあり子さんですが、どうしても「抗がん剤が怖い」というイメージが拭えず、医師の説明を聞いているときに不安がピークになってしまったそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年07月18日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。【前回のあらすじ】医師に「脇の下もちょっと気になるので、念のため検査をしてから治療方針を決めましょう」と言われ、生検(その部位の細胞を採取し、顕微鏡で観察する検査)を受けたあり子さん。もし、がん細胞が脇の下にまで転移している場合は、抗がん剤で治療してから手術をおこない、転移がない場合は、手術をしてから抗がん剤治療、の流れになるとのこと。気になる検査の結果は……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 どうか、転移していないと言ってほしい 乳がんの告知を受けてから手術を受ける心構えはできていた、と語るあり子さん。でも、抗がん剤に関しては副作用が強いイメージがあってどうしても不安だったので、抗がん剤治療を受ける覚悟はまだできていなかったのだとか。 そのため、検査結果を待っている間はずっと不安で毎日考えてしまい、医師に結果を告げられる夢を見ることもあったそうです。 しかし……結果はまさかの「転移あり」でした。 確かに、以前に医師が「脇の下が気になります」と触診の際にポロッと言ったこともあったのですが、本当に転移していたとは……。 ここから、抗がん剤投与による本格的な治療がスタートしたのです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年07月15日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。【前回のあらすじ】乳がんの具体的な治療方針を決める段階に入ったあり子さん。医師からは、「脇の下のリンパ節で生検(細胞組織を採取して顕微鏡で見る検査)をしてみて、そこにがんが転移しているか、いないかで今後の治療方針を決めましょう」と言われました。もし、左胸のがん細胞が脇にまで転移している場合は、先に抗がん剤治療をおこない、転移していなければ手術を先におこなうことになったのです。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 脇の生検もやはり怖かった…! 脇のリンパ節の生検は、注射針ほどの細い針でおこなうため、特に局所麻酔はなかったそう。針を刺されると想像しただけでも痛そうですが、麻酔なしで耐えなければならないケースもあるのですね。 ちなみに、あり子さんは普段からかなり脇汗をかくほうで、この日も緊張と不安で脇汗がダラダラ。生検が終わったあと、針で刺したところに脇汗がしみてちょっぴり痛かったそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年07月11日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は乳がんの告知を受け、手術をすることになったこほこさんが家族や職場の人にカミングアウトをするお話です。夫以外の人に初めて病気になった話をすることに少し緊張していたこほこさん。周りの人の反応は一体……。★関連記事:「全摘になります」手術の説明を聞いた夫がとった行動とは #乳がん絵日記 4「浸潤性小葉がん」の告知を受けた私。右乳を全摘する手術をすることになりました。同時再建もおこなうことにし、手術日も無事決定しました。手術日が決まった翌日、職場への報告をしました。普通に話すつもりだったのですが、自分の病気について他の人へ話をしたことがなかったのですこぶる緊張しました!がんも手術もどこかひとごとに思っていたのですが、口に出してようやく実感しました。コロナ禍ということもあり、オフィスはテレワーク中で人がまばらな状態でした。その日、上司の1人が出社していたため、まずその上司を確保しました。続けてテレワークをしているもう1人の上司にZoomをつなぎ、がんと手術について話をしました。少し情緒が不安定になってしまい、説明がグダグダになってしまいました。しかし、2人の上司はそれをやさしく受け止めてくれました。私が休職している間の引き継ぎや情報共有に関しては上司の判断に任せることにしました。人事の方に休暇取得の方法を聞きに行くと、「病気が見つかってよかったね。人間ドックへ行ってよかったね」と言ってくれました。私は本当にそうだな、ちゃんと見つかってよかったなと心から思いました。そしてその週末、急遽実家へと帰省しました。母は先約があり、家を空けていたので帰るまで待ちました。その間に父と姉にがんと手術の話をしました。どんな反応をされるのか様子見しすぎてしまい、胃がキリキリと痛みました。でも、しっかりと話ができてホッとひと安心しました。登山から母が戻ってきたので、父と姉に話をしたのと同じことを言いました。心配をかけてしまうかもと思っていたのですが、「そんなこともあるわよ!」とひと言。それから「こんな小さい胸のどこにがんができるんかね〜」と笑ってくれました。本当に! 小さいのにね(笑)! 私のひいおばあちゃんも乳がんを患ったことがあるらしく、それでもずっと元気だったと母は教えてくれました。母の言葉に不安が紛れ、あとは治すだけだ! と気持ちが前に向きました。ー--------------自分の病気について他の人に話をするとき、何を言われるのか、どんな反応をされるのか、いろいろなことを考えてしまいますよね。そんなときに前向きな言葉をかけてもらえるとうれしいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年07月04日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。前回、乳がんの治療費が想像以上に高額になるとわかり、「がん保険に入っておけばよかった」と後悔したあり子さん。いよいよ乳がんの治療方針を決める段階になり、先日受けた検査の結果を聞きに行くことに。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 検査の結果は… この時点ではまだ治療方針が定まらず、一度、脇の下のリンパ節の生検(組織の一部を切り取って顕微鏡で詳しく見る検査)をおこなうことに。 その結果次第で、・脇のリンパ節への転移ありの場合は、抗がん剤→手術・脇のリンパ節への転移なしの場合は、手術→抗がん剤の順番で治療をおこなうことになりました。 このころはまだ、あり子さんには抗がん剤の知識がほとんどなく、「抗がん剤は副作用が強いと聞くから怖い」と、抗がん剤治療への漠然とした恐怖を抱いていたそう。 しかし、実際の抗がん剤治療を経て、「抗がん剤での治療は確かに大変。でも、つらいことは医師に相談して副作用を抑える対処をして、いかにうまく副作用と付き合えるかが大切」という考えに今は変わったのだそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年06月27日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回は乳がんの診断が確定したこほこさんの今後についてのお話です。浸潤性小葉がんの診断を受けたこほこさん。一体どのように治療するのでしょうか。★関連記事:「乳がんにも種類があるんだ…」告知された病名は聞いたこともないもので… #乳がん絵日記 3人間ドックでマンモグラフィー検査を受けたことをきっかけにエコー、造形MRI、針生検の検査をした私に下されたのは「浸潤性小葉がん」。ショックを受けながらも、転移がないか確認するためにCT検査をおこなうことになりました。告知の際に手術をすると言われましたが、まだ考えがまとまらない私にはどこか他人事のように思えました。右乳がんであると告知を受けた後、看護師さんと少しお話をしました。メンタル面のフォローをしてもらっているうちにCT検査をする時間になりました。頭は回っておらず、言われるがままCTの台に寝転び脇を見せました。この検査では全身に転移が回っていないかを確認するそうでしたが、気の抜けた返事しかできませんでした。左手に造影剤を注射し、手が冷えておしりが温かくなるのは造影MRI検査と同じでした。頭の上に輪っかのようなものがあるのがどうにも気になり……目を閉じて検査を受けました。でも造影MRI検査よりも静かなのはよかったです! 検査結果は2日後に出るとのこと。手術は系列の別病院で受けることになっていました。なので検査結果を受け取り、紹介状と一緒に紹介先の病院へ行くことになりました。告知を受けてから3日後。夫とともに紹介先の病院へ。この病院で手術すると思った決め手は、告知してくれた先生がいるからでした。診察室に入ると少し違う白衣を着た先生が! この日は今後の手術について話をしました。前の病院で撮影した造影MRI検査では、どこに腫瘍があるかはっきりしていませんでした。ですがマンモグラフィーの石灰化の広がり方や小葉がんであることなど、いろいろなことを踏まえて全摘になるとのことでした。同時再建ができる日を手術日に設定しましたが、私にはあるモヤモヤが……。それは、部分切除にできないかということでした。私が諦めきれないでいると、夫が「もう一度MRI検査をお願いします!」と言ってくれました。夫よ、なんてやさしさなんだ!それ以外にもセカンドオピニオンについても聞いてくれました。その後、エコー検査をしたのですが「やさしい旦那さんですね〜」とひと言。良い夫を持ったな、と惚れ直してしまいました。ー--------------乳がんの摘出手術をすることになったこほこさん。やはり全摘となると思うことはたくさんありますよね。それを察して発言してくれた夫さんはすてきな方ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年06月21日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。前回、病院の相談員さんのアドバイスを受け、子どもたちに乳がんのことをカミングアウトすると決めたあり子さん。しかし、いざ子どもたちを目の前にすると、「泣かせてしまったらどうしよう」「お母さんは大丈夫だよってうまく笑える自信がない……」と急に不安になってしまい、結局、話すことができませんでした。今回は、検査や治療にかかる費用についてのお話です。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 乳がんの検査や治療にかかるお金の話 これから乳がんの治療が本格的に始まるあり子さん。手術はもちろんのこと、投薬や通院にかかる費用も合わせると、医療費はどうしても高額になってしまいます。高額医療費控除も適用されますが、毎月の治療費は限度額の上限にまで達していたとのこと(ヒエッ!)。そして、後々になって「がん保険に入っておけばよかった」と後悔したそうです。 医療保険には入っていたので、最初に訪れた病院で受けた生検の費用は、無事に申請できたのだとか。ちなみに、医療保険にもいろいろあって、あり子さんが加入していたのは「入院や手術」「病気と診断された場合の生検」は保険がおりるもの。 「生検で乳がんと診断されました」と担当者に説明すると、保険がおりることに。でも、「検査で乳がんと診断されて……」と話すとき、改めて「私は乳がんなんだ」と現実を実感し、少しショックだったそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年06月19日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。前回、病院の相談員さんに「お子さんにがんのことを話すときは、3つのポイントを心がけましょう」「病気になったのは誰のせいでもないと伝えること、乳がんという病名を隠さず話すこと、うつらないと教えることです」と、アドバイスをもらったあり子さん。病院から帰宅し、相談員さんの話を忘れないうちに話そう!と、勇気を出して子どもたちに話しかけたあり子さんですが……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 いよいよ子どもたちに伝える時が! でも… 乳がん治療開始に向けて検査が進んでいくなか、あり子さんは「自分ががんだなんて……」と、告知を受けたときのショックに捉われたままで、実はまだ気持ちの整理がついていませんでした。 そのため、子どもたちにがんのことを伝えようとしたものの、「もしがんだと伝えたら、子どもたちは不安で泣いてしまうかもしれない」「泣いてしまった子どもたちに対して、ママ頑張るから!と明るく言える自信はまだない……」と思ったあり子さんは、このときはまだ子どもたちに言い出せなかったそうです。 相手が大人ならまだしも、まだうまく理解できない子どもが相手だからこそ、余計にがんのことを伝えるのが難しいのかもしれませんね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年06月17日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。前回、子どもたちにがんのことを話すべきか悩んでいたあり子さん。そんなとき、病院の相談員さんに「大人が隠し事をしていても、子どもは敏感に察知しますからね」と言われ「その通りだ…!」とハッとしたあり子さんは、子どもたちにちゃんと話そう、と決意したのでした。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 「3つのC」とは? 相談員さんの話によると、子どもに話すときは「3つのC」が重要とのこと。 ・誰のせいでもないと伝える(not caused)・「がん」という言葉を使う(cancer)・伝染しない病気であると教える(not catchy) 誰のせいでもない、と伝えないと、子どもが「もしかして自分のせい?」と自分を責めてしまうことがあるのだそうです。 それに子どもは想像力が豊かなので、ただ病気と伝えるだけでは不十分で、「病気って何? 治らないの?」などと悪い方向に想像を働かせて、余計不安になってしまうケースも。 また、抗がん剤治療が始まったら体調不良が出始めるだけでなく、脱毛したり爪が変色したりします。その際、子どもが「自分も病気になってしまうの?」と不安にならないよう、最初にしっかりと「うつらないから安心してね」と話しておく必要があるのだそうです。 「3つのC」はとても重要だとわかりました。初めて聞く話で、へ〜と思った方も多いのではないでしょうか。実際にあり子さんも、この話を聞いていなければ子どもたちにうまく伝えられなかったかもしれない、と後日談で語っています。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年06月15日2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はこほこさんの検査結果が告げられるお話です。マンモグラフィーに始まり、エコー、造形MRI、針生検とたくさんの検査をしたこほこさん。その結果は一体……。★関連記事:「異常なしなんじゃないの〜?」乖離する検査結果に期待を抱く私 #乳がん絵日記 22020年12月、人間ドックを受けた病院から「すぐに受診してください!」という電話を受けた私。約1カ月以上かけて検査をしてきた私でしたが、なかなか核心をついた診断結果は得られず……。ですが、ついに結果が出ます。マンモグラフィーとエコー検査の結果と造形MRI検査の結果が乖離(かいり)していたことから、針生検検査を受けました。その結果が出るまで2週間あるとのことでドキドキの毎日。まだ何もわかりませんでしたが、もし入院することになればしばらく温泉やスーパー銭湯には行けないと思ったので週末は大好きな風呂三昧! 身も心もリラックスしました。ですが万が一悪性だった場合に備えて、病院を夫に調べてもらったりもしました。今度こそ告知なり何なりがあると思い、また夫と病院へ行きました。今までの検査結果がはっきりしていなかったこともあり、大丈夫かも?と軽い心持ちでした。しかし、診察室へ入ると、先生はキリッとした雰囲気で……。私に下された診断結果は「浸潤性小葉がん」。乳がんとは何が違うの……? と疑問が浮かびましたが、先生の説明は続きます。浸潤性小葉がんは乳がんの一種で、私は右乳にがんがあるとのこと。がんはグレード2のルミナールAタイプ。乳がんにもいろいろなタイプがあるなんてまったく知らず……。初めて聞く横文字が多すぎて頭に入りませんでしたが、とにかく手術をすることだけはわかりました。グレードというのは病理学的悪性度のことで、「がんの顔つき」とも言われているみたいです。ルミナールは、女性ホルモンと結合する受容体が乳がん細胞に発現するタイプのこと。その中でもAタイプとBタイプがあり、Bタイプのほうががんの繁殖力や再発リスクが高いそうです。手術は先生が所属している系列病院にしました。2カ月くらい待つことになりましたが、この先生がよかったので他の病院は選びませんでした。告知直後、全身のCT検査をすることになりました。付き添ってくれた夫は仕事があったので、1人で待合室に居ました。すると、看護師さんが寄って来ました。CT検査の説明かと思ってました。看護師さんは「ちょっとお話しましょうか。ここじゃちょっとアレなんで ……」と人けのない廊下の端っこへ。何だろうと疑問に思っていると、「大丈夫ですか?」「聞きたいことはありませんか?」とすごくやさしく寄り添ってくれました。え……やさしすぎないか……。コロナ禍で看護師さんも大変なときに、こんなにも労ってもらえるなんて思っていませんでした。とりあえず、ちんぷんかんぷんなサブタイプのことなどを聞きました。リンパ節への転移がまだわからないので、手術をするまではステージについてもわからないということも教えてもらいました。他にも、セカンドオピニオンを受けるなら違う大学の系列病院が良いなど教えてくれました。そうか、がんといえばセカンドオピニオンか……。それに気付きながらCT検査へと向かいました。ー--------------乳がんの告知を受けたこほこさんは、頭の中がぼんやりとしてしまったそうです。そんなときに寄り添って支えてくれる看護師さんの存在ってとてもありがたいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年06月14日アメリカのカリフォルニア州で、高校のカウンセラーをしているジェレマイア・ジョーンズさんは、校舎の天井から物音が聞こえることに気付きました。多くの人がいる学校内では、いろいろな音が聞こえるのは珍しくないでしょう。しかし、ジェレマイアさんはすぐに、施設の管理を担当するジェイクさんに連絡。天井裏を確認してもらうことにします。学校の天井裏で発見されたのは?ジェイクさんは音が出ている場所を特定し、天井の板を外します。すると、通気口から音が聞こえたのです。そして次の瞬間、通気口の中から見つかったのは…こちらをご覧ください。@bringyogreenhatWhat is happening here? Worth the watch.♬ Sunroof - Nicky Youre & dazy3匹の子猫たち!ウェブメディア『The Dodo』によると、この動画が撮影される数日前に、学校関係者が屋上で子猫の姿を見ていたのだとか。そこで職員がワナを仕掛けて、子猫たちを保護しようと試みたものの、捕まったのは母猫だけでした。職員は子猫を探すために、母猫を逃がします。その翌日、天井裏から子猫の鳴き声が聞こえてきて、動画の3匹の子猫が見つかりました。ところが3匹を保護した翌日、ジェレマイアさんは、また天井裏から子猫の鳴き声が聞こえるのに気付きました。そしてジェイクさんが再び、天井裏を確認すると、子猫がもう2匹見つかったのです!5匹の子猫たちは健康で、それぞれ里親に引き取られたということです。この動画には、子猫たちが無事に保護されたことへの喜びの声が寄せられています。・ジェイクさん、よくやった!子猫たちが無事でよかったね。・天国から子猫が降ってきた!・一体どうやってこんなところに入ったの?子猫は屋上の空調設備のそばで目撃されていたので、そこから通気口に入ったと思われます。その後、母猫は見つかっていませんが、ジェレマイアさんは「きっと学校の周りで元気にしていると思う」と語っています。もし、ジェレマイアさんが天井からの物音を無視していたら、ジェイクさんが通気口の中まで確認しなかったら…子猫はどうなっていたことでしょう。子猫の保護に協力したすべての人たちに拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月13日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。前回、病院の遺伝カウンセラーから、遺伝子検査をするメリットとデメリットを教えてもらったあり子さん。遺伝子検査をすると、検査結果を踏まえて乳がんの再発を考慮した治療に取り組める一方で、保険適用されても検査代が6万円になると知り、一度自宅に帰ってゆっくり考えることに。その際、カウンセラーに「ちなみに、お子さんには病気についてお話しされました?」と聞かれ……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 がんだと子どもには伝えるべき? 早速、相談員の方に「子どもにはどう伝えたらいいのでしょう? そもそも、子どもに病気だと伝えるべきかもわからなくて……」と相談したあり子さん。 あり子さんとしては、「子どもに病気のことを伝えてむやみに不安にさせるのはどうなんだろう」と懸念があったそうです。でも、相談員さんに「子どもは敏感に察知しますからね」と言われて、思わずハッとしたのだとか。 確かに、大人が何か隠し事をしていても、子どもがその空気を敏感に察知するときってありますよね。加えて、これから治療が始まって体調不良が続いたら病気を隠すのは難しいだろうな、とも思ったあり子さんは、「隠して不安にさせるより、子どもたちには正直に話そう」と決意したそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年06月13日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。前回、医師に「遺伝子検査をしてみませんか?」と言われたあり子さん。その後、遺伝カウンセラーの方からまずは遺伝子検査のメリットについて説明を受け、次にデメリットを話してもらうことに。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 保険適用で6万!!?? ※もたら→もたらす 遺伝カウンセラーさんの話をまとめると、遺伝子検査を受けるメリットは「検査結果を考慮して手術方法を決められる」「再発の予防につなげられる」の2点。そして、デメリットも2点あり、「検査結果にショックを受ける可能性がある」「検査費用が高額」とわかりました。 なんと、遺伝子検査は保険適用されても6万ほどかかるそうです。これにはあり子さんもビックリ! さすがに遺伝子検査を受けるかどうかこの場では即決できず、あり子さんは自宅に帰ってからゆっくり考えることにしたそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年06月09日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。前回、最初に検査を受けた病院で「ここでは治療を受けられないので別の病院へ移ってください」と医師に言われ、転院先の病院を選んだあり子さん。転院先の病院へと足を運ぶと、医師に「まずはいろいろと検査をしてみましょう。遺伝子検査をするのもいいかもしれません」と言われ……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 遺伝子検査のメリットとは? まずは、遺伝子検査のメリットについて説明を受けたあり子さん。カウンセラーの方曰く、遺伝子検査をして遺伝子変異が見つかった場合、それを踏まえて今後の予防策を打つことができるのが、大きなメリットだそうです。 ちなみに、遺伝子カウンセラーは各病院に必ずいるわけではなく、専門の資格を有する医師や認定看護師が遺伝子検査の説明をするケースもあるのだとか。あり子さんが通っていた病院は規模が大きく、がん治療にも力を入れていたので、カウンセラーがいたのかもしれませんね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年06月06日2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。今回はこほこさんが2020年12月に病院から電話がかかってくるお話です。「すぐに受診してください!」と言われたこほこさんは病院に向かいました。★関連記事:<大腸がんマンガ>「おなかが破れるのが先じゃないの…?」待てど暮らせど手術の連絡が来なくて…その電話がかかってきたのは2020年の12月でした。同月の上旬に人間ドックを受けた病院から、すぐに乳腺外科を受診してくださいとのこと。忙しいので土曜日に受診できるかを聞いたところ、月曜日のみの対応でした。結局予約を取れたのは年が明けてからで、お正月はどこがどんなふうに悪いのかドキドキしながら過ごすことになってしまいました……。年が明け、2021年。ようやく予約していた日になったので病院へ。まずはエコー検査室へ向かいました。検査室といってもそんな大層なものではなく、オルゴールっぽい音楽や患者さんが電話で話をしているのが聞こえるくらいゆったりとした空間でした。エコー検査が始まり、臨床検査技師さんから「しこりはこれですか?」と聞かれました。しかし、乳頭から脇に向かって乳腺がかたくなっているだけのような感じで、それがしこりかどうかはわからず。確認しにくい箇所だから、と他の技師さんにも交代をして脇を数回確認されました。今思うと、転移があるかないか確認していたのかもしれません。冬真っ盛りの時期に上半身裸になりジェルを塗られたので、やや寒いと思いながら待合室へと戻りました。技師さんの表情から自分の病状は察せられず、この後初めての乳腺外来診察を受けることになりました。ー--------------人間ドックで異常が見つかって検査を受けることになったこほこさん。しこりなんて言われても素人の私たちではわからないことも多いので、定期的に検診を受けることは大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年06月01日ライブドア公式ブロガーであり、2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー・宝あり子さんが描く、実体験をもとにした漫画です。本作は、「乳がんが見つかった話」「乳がんが告知された日」の続編となります。 前回、検査をおこなった病院で「ここでは乳がんの治療ができないので、転院先の病院を決めてください」と言われ、自宅や実家から通いやすい距離にあるA病院を選んだあり子さん。後日、紹介状を持ってA病院を訪れ……。 ※作品内ではマスクを省略して描いています。 遺伝子検査って? リンパ節にも不安要素が 転院先の病院では、すぐに治療が始まったわけではなく、まずはいくつかの検査を受けることになりました。当時、「早く治したい」という気持ちが強かったあり子さんは、実際に治療が開始されるまでの期間がとても長く感じたそうです。 ちなみに、遺伝子検査については、過去に海外の大物女優が遺伝子検査をした結果、乳がんになる可能性が極めて高いことがわかり、発症リスクを軽減するために両方の乳線を切除したとして、一躍、遺伝子検査が有名になりました。 遺伝子性乳がんの場合は一般の人より若い年齢で発症することが多いとされているため、先生は遺伝子性乳がんを疑って「遺伝子検査をしてみたほうがいいかも」と言ったのかもしれませんね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 宝あり子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 宝あり子2歳差姉妹を育児中のワーキングマザー。2020年に乳がんが判明。抗がん剤投与、手術後、現在ホルモン療法中。ブログやインスタグラムで育児や乳がん治療のことをイラストで綴っています。
2022年05月24日