働く女性が増え、産前産後休業や育児休業をとる女性も多くいます。私もその1人でしたが、育児と仕事の両立には家事や育児を手伝ってくれる存在が必要なのだと心底思いました。そんな私の体験談を紹介します。 復職して大変だった時期1人目の妊娠・出産を経て育児休業をとっていた私は、子どもが1歳3カ月のときに保育所へ預けて職場復帰しました。子どもの体調不良で急に休むことを想定して、専任の事務から引き継ぎのいらない現場作業へ部署を替えてもらい、働く時間も短縮しての復帰。当然ながら給料も半人前です。一番大変だったのは、家事をこなすことでした。仕事で疲れていても大急ぎで子どもをお迎えに行き、家につけば息つく間もなく夕食づくりです。 家事も育児も全部ひとり保育所に行けば、砂場遊びやお絵かきで汚れた洗濯物が毎日何着も出ます。帰り時間や天気を考えて室内に洗濯を干す作業も、乾いた洗濯物をたたむ作業も夜遅くになりました。 私の要領が悪いせいもありますが、お皿洗いや保育園の持ち物準備、連絡帳の記入なども子どもを寝かしつけたあとにやらなければならず、毎日が寝不足で目がまわるような状態。ようやく家事が終わったころにはホッとして、自然と涙が出てくることがよくありました。 私は離職の道を選んだ家の近くに住む両親に頼ることができる、パパの帰りが早くて家事や育児の分担ができるなど、無理なく働けるならよかったのですが、わが家はそうでなかったうえに、2人目ができたときを想像すると「こんな生活では無理がありすぎる……」と感じました。そして、復職から2年で離職し、保育園をやめて幼稚園に変更しました。ただ、保育園での集団生活は子どもの成長にもつながり、何より本人が楽しそうだったので保育園に通わせたこと自体は今も後悔していません。 復職する前は、周りの友人たちがやっていることだから自分にもできるものだと漠然と思っていました。家庭の状況によっては働くことが難しい場合もある、それぞれの家庭にあった選択をすることが大切だと感じました。著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2019年08月29日こんにちは、保育士の中田馨です。これから仕事復帰するママにとって、考えなければいけないのが保育園を選び。「待機児童」「認可」「認可外」など、子どもが生まれるまで気にかけなかった言葉が耳に飛び込んで来ると思います。 今回は、保育士の立場から話す「後悔しない保育所の選び方」について考えます。 保育園の基礎知識保育園と言っても、そのスタイルはそれぞれ違います。後で詳しくお話しますが、大きく分けて「認可」と「認可外」の2種類があります。また、施設設備、園庭設備、延長保育の有無、保育料の違い、保育士の配置の違いなどがあります。 気になる保育園は早めに情報収取し、見学に行くことをおすすめします。保育園を希望している保護者の多くは、認可保育園を探しています。定員を超える場合は、保護者の勤務状況が長いなどの条件の人が優先されます。また、年度途中での入所が難しい地域も多く、入るためには新年度の4月が最大のチャンスです。 私の保育所には、夏から秋にかけて妊婦さんがよく来られます。その理由は、生後43日目から受け入れているからです。私の自治体は、多くの保育所が早くて生後3カ月から、多くが生後6カ月からの受け入れなので、1・2月生まれの赤ちゃんは、4月に入所しようと思うと保育所の数がありません。受け入れる最低月齢も保育園によって違いますので調べておきましょう。 保育園の種類国の基準を満たして認可を受けているのが「認可保育園」。それ以外が東京都の認証保育園などの「認可外保育園」です。認可保育園の中には、これまであった一般的な保育園に加え、2015年からは認定こども園、地域型保育園が増え、大きく分けて3種類あります。 認可保育園対象年齢0~5歳就労などで、家庭で保育できない保護者に代わって保育する施設。 認定こども園対象年齢0~5歳幼稚園と保育園の機能や特徴を持ち合わせている。0~2歳は、就労などで、家庭で保育できない保護者が対象。3~5歳の対象の制限はない。 地域型保育園対象年齢0~2歳保育園(定員20人以上)よりも少人数で子どもを保育する施設。就労などで、家庭で保育できない保護者が対象。家庭的保育、小規模保育、事業所内保育、居宅訪問型保育がある。 保育園探しをするときのチェック項目数ある保育園の中から「ここにする!」と決めるのは、大きな決断でもあります。また、親が決めても、必ずそこに入れるわけではないので、保育園を選ぶときは、自分が大切にしたいポイントを決めておきましょう。 上の保育園の基礎知識でもお話した項目も含め、例えば以下のような視点で見ることもいいのではないかと思います。・受け入れの年齢(月齢)・通園可能な立地条件(家からの距離、職場からの距離など)・保育園の立地条件・保育園の施設内容(園庭はあるか?近くに公園はあるかなど)・保育園の保育への思い、内容・保育園の行事内容・給食内容・定員に対しての受け入れ人数・開所時間、閉所時間・保育料とそれ以外にかかる費用・通っている保護者の感想・保育園の雰囲気(保育士・子どもの表情) このように、いろいろと考えることはありますが、最後の「保育園の雰囲気」が大切ではないかと私は思います。雰囲気を知るには、見学に行って実際に先生方とお話したほうが分かりやすいです。大切なお子さんを預けるのですから、ママが「この雰囲気が良い」と思う保育園が良いですね。 前にも書きましたが、保育園選びで後悔しないためには「雰囲気が良い」保育園を見つけることです。子どもがすくすくと育っていくためには、保育士の笑顔と包容力が大切です。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年08月24日パピマミでは、パパ・ママが抱える子育てについてのお悩みや疑問の解決に役立てて頂きたいという思いから、保育園・幼稚園の先生など、子育てのプロの方へのインタビュー記事の連載企画をスタートします!第1回目は「幼稚園や保育園に行きたがらない子どもとの接し方 」について 保育歴35年の宮本先生 にお話を伺ってきました。多くのママを困らせる子どもの「保育園に行きたくない!」という行動にはどんな原因があるのでしょうか。また、そのような子どもにどうに接すればいいのでしようか。 保育のプロにお聞きした対応策をお教えします!目次 1 今回、インタビューした先生はこの方!2 宮本先生へのインタビュー3 まとめ今回、インタビューした先生はこの方!先生の似顔絵を幼稚園のお子さんが書いてくれました!宮本先生 幼稚園の5歳児クラスの担当 保育歴は35年 保育士になったきっかけは自分が幼稚園の時の先生が大好きで憧れていたから宮本先生へのインタビューそれでは、早速インタビューしていきましょう!「保育園に行きたくない!」とだだをこねる子どもは何歳に多いの?多くのママが子どもの「保育園に行きたくない!」という言動に悩むようです。特に、働いているママ達の中には子どもが「保育園行きたくない!」と言うようになるとお仕事に遅刻したり、朝もっと早く起きなければいけなくなったりするのではないかと不安に思う方も多いです。幼稚園や保育園に行きたがらない子どもは何歳の子が多いのですか?A基本的に年齢に関わらず「幼稚園や保育園に行きたくない!」とだだをこねる子どもはたくさんいますが、2〜 4歳 のお子さんが特に多いです。「保育園に行きたくない!」とだだをこねる時期がなく、卒園まで楽しそうに幼稚園や保育園に通っていた子ども達もたくさんいらっしゃるので不安に思うことはないですよ 。子どもによって、「保育園に行きたくない!」とだだをこねる時期、期間も様々なようです。それでは、なぜ子どもは「保育園に行きたくない!」とだだをこねてしまうのでしょうか。保育園に行きたがらない原因はなに?ついこの前までは毎日笑顔で登園 していたのに急に保育園に行きたがらなくなるということもあるのだとか…。子どもが幼稚園や保育園に行きたがらなくなってしまうのはなぜでしょうか?A幼稚園や保育園に行きたがらない理由は子どもによってさまざま なのですが、考えられる理由としては、親と離れるのが寂しい、嫌だ お家で遊んでいたい お友達と気が合わない、自分のやりたいことができない 保育園や幼稚園で何か嫌なことがあったなどが挙げられます。子どもが登園を嫌がる理由も様々なようです。なぜ嫌なのか子どもの気持ちをよく理解してあげられるといいですね。無理にでも連れて行った方がいいの?子どもが幼稚園や保育園に行きたがらない場合、無理に連れて行くのは可哀想だなと思う反面、無理にでも連れて行かないと、いつまでも幼稚園や保育園に行かなくなってしまうのではないかと心配するママもいらっしゃいます。「行きたくない!」と泣いてる子どもを引っ張って無理にでも登園 させた方が良いのでしょうか?Aママのご都合によって対応は変わりますね。お仕事されているママの場合など、行かせなければならない時は無理にでも登園させるしかないですよね。幼稚園や保育園でママとお別れする時には泣き叫んでいた子でも、ママとバイバイしてみると嫌がっていたことがまるで嘘だったかのようにケロッとして遊ぶ子もいます。ですので、ママとお別れした後の子どもの様子はどうなのか 園の先生に聞いてみてください。ご家庭で子どもと一緒に過ごせる場合には、無理に連れてくる必要はないと思います。ただし、幼稚園や保育園を休ませる場合はご家庭での過ごし方が重要です。ダラダラして過ごすのではなく、一緒に公園で遊ぶ、家事を手伝ってもらうなど子どもにとって有意義な時間を過ごせるように 工夫してあげてください。ママの仕事などでどうしても登園させなければならない時もあるかもしれませんので、ママの都合に合わせて大丈夫なようです。登園 してみたら意外と楽しそうに遊んでいるということもあるんですね。園の先生にお子さんの様子をよく聞いてみましょう。「保育園に行きたくない!」と言う子どもと接する時のポイントは?「幼稚園や保育園に行きたくない!」と言う子どもに接するときのポイントは何かありますか?また、逆効果な接し方があれば教えてください。A「保育園に行きたくない!」とだだをこねる子どもに接する上で1番大切なことは、通っている幼稚園や保育園が子どもにとって本当に合っているか、納得して通える園かを見極めてあげる ことです。そう簡単なことではないですが、通っている幼稚園や保育園の雰囲気、環境などが子どもに合ってない場合、保育園を選び直すこともひとつの方法かもしれません。逆効果な接し方としては、「保育園に行きたくない!」と泣き叫んでいるからといって「泣くんじゃない!」「行きなさい!」「いい加減にしなさい!」などと叱ることです。叱っても効果はありません ので、なぜ行きたくないのかしっかり聞いてあげること が大切です。そして、子どもを登園させた場合には、保育園から帰って来たらしっかりと抱きしめて1日頑張ってきたお子さんの気持ちを受け止めてあげてください。また、 本当は働きたい気持ちを我慢して育児や家事をしているとママにとっては辛いでしょうし、ストレスも溜まってしまいますよね。そのような場合には幼稚園や保育園を頼ってください。子どもを預けて働く分、子どもとの時間を大切に、子どものことを目一杯可愛がってあげましょう。「保育園に行きたくない!」とだだをこねる子どもに叱っても、効果はないようです。むしろ、「行きたくない!!」という気持ちが大きくなってしまうかもしれませんので、子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切なのですね。まとめ今回は、幼稚園や保育園に行きたがらない子どもへの対応について幼稚園教諭の宮本先生にインタビューしました。大切なのは、子どもが保育園に行きたがらない理由が何なのか、寄り添いながら理解してあげることです。ご自身だけで解消できないときは、幼稚園や保育園での様子、出来事を先生に聞いてみてもいいでしょう。焦らず、無理のないように子どもと接していきましょう。 第2回目のインタビュー企画もお楽しみに! ●ライター/パピマミ編集部
2019年08月22日仕事で土日祝に急な用事が入った時やパパもママも外出する予定になった時、幼稚園に子供を預けることができれば便利です。万が一の用事に備え土日に幼稚園子供を幼稚園に預けることができない場合の対処法も知っておきたいものです。この記事では、土日祝に子供を預ける方法や預けられない場合の対処法について解説していきます。共働きの家庭で土日祝日は家を空けてしまう方、急な用事が入って土日祝日に子供を預けたい時はどうすれば良いでしょうか?土日祝日に子供を預ける方法と預けられない場合の対処法を解説していきます。目次 1 土日や祝日に子供を幼稚園に預けることはできる?2 日曜や祝日の幼稚園の利用に関して2.1 各自治体や幼稚園の方針によって異なる2.2 料金が別途発生する場合も2.3 前もって連絡が必要3 土日に幼稚園に預けられない場合は?3.1 両親や親戚を頼る3.2 ベビーシッターを利用する3.3 ファミリーサポートを利用する4 土日の幼稚園まとめ土日や祝日に子供を幼稚園に預けることはできる?幼稚園の休園日は、それぞれ幼稚園の規定により異なります。土曜保育はあって、そのかわり日曜日と祝日は基本的にお休みだというところがほとんどです。サービス業で土日祝日は出勤という家庭の場合、土曜保育が可能な幼稚園を選ぶと良いでしょう。保育園に申し込みをする際に、前もって土曜保育を希望しておけば、土曜日でも子供を預かってもらえます。土曜保育がある幼稚園の場合は、急に土曜日に予定が入っても特別料金なく預けることができるので便利です。日曜や祝日の幼稚園の利用に関して日曜日や祝日はほとんどの幼稚園が休園となるので、他に対策が必要です。認可外保育園では一時預かりを行っているところもあり、日曜日でも預かりを受け付けている場合もあります。ただし、持ち回りの場合が多く、いつでも対応しているわけではありません。自治体のホームページなどで、日曜日や祝日も保育を行っている園があるかどうか確認しておきましょう。●各自治体や幼稚園の方針によって異なる日曜日や祝日も保育をする園があるかどうかは、各自治体や幼稚園の方針によって異なります。自治体よって利用条件や対象年齢、開設日時なども変わり、事前に利用申込書を提出するケースもあります。緊急な用事ができてすぐに預けたいときは事前申請ができませんので、休日保育を実施している保育園を探すことをおすすめします。●料金が別途発生する場合も土曜保育は別料金がかからない場合が多いですが、一方で日曜日や休日は別料金が発生することがあります。休日の一時預かりの料金は、通常の保育料とは別に、1日10時間の利用で3,000円くらいが相場です。子供の年齡や時間によって料金は変わるので、詳しい預かり料金は自治体に確認しましょう。●前もって連絡が必要手続きなしで土日の一時預かりをお願いできるか、子供が通園している保育園に前もって相談しておきましょう。また、事前に自治体に相談して、土日祝に利用できる保育園を探しておくのも推奨です。土日に幼稚園に預けられない場合は?保育園の土日の一時預かりに「空きがない」と言われたら、その他の選択肢を考えなければなりません。●両親や親戚を頼る自宅近くに祖父母や親戚が住んでいれば、預かってもらうと良いでしょう。子供もおじいちゃんとおばあちゃんと一緒ならば安心しますし、ご両親も安心して任せられます。急な用事が入った時だけでなく、体調不良などにも両親や親戚を頼りましょう。●ベビーシッターを利用するベビーシッターは、事前に登録しておけば必要な時にすぐに利用できるのがメリットです。土日に保育園が利用できず、臨時で利用することを見越して登録しておくと便利です。入会費や年会費が無料なベビーシッター派遣会社もあるので、お近くの業者をチェックしましょう。ベビーシッターには保育士・幼稚園教諭がいるので、安心して任せることができます。●ファミリーサポートを利用する自治体が運営するファミリーサポートも急な預かりをお願いしたい時に便利です。ファミリーサポートに登録すると、ママとサポーターさんが顔あわせをする機会があります。いつも同じサポーターさんに任せることができるのでママも子供も安心です。サポーターさんとは、預かり日時や時間などの条件のすりあわせを行ってください。土日の幼稚園まとめ土曜保育を行っている幼稚園は多いですが、日曜日と祝日は対応してないことほとんどなのが現状です。日曜日と祝日緊急の用事が入った時はベビーシッター、ファミリーサポートといった制度を利用すると良いでしょう。各種サービスに前もって登録しておけば、いざという時にすぐに利用できるのでおすすめです。●ライター/高須 亮
2019年08月22日最近は、子供を幼稚園に通わせない選択をするご両親が増えているのをご存知ですか?子供をあえて幼稚園に通わせない理由は、家庭によって様々ありますが、経済的な理由で諦めたり、独自の保育をさせるために幼稚園に通わないと決める親も増えてきているようです。実際に、幼稚園に通わせないことにどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?この記事では、子供を幼稚園に通わせないことによるメリットやデメリット、通わせない場合に家でしておくべきことを解説していきます。近年、あえて子供を幼稚園へ通わせない選択肢を選ぶご両親が増えています。幼稚園へ通わないメリット・デメリット、家でやっておくべきことも併せてご紹介します。目次 1 子どもが幼稚園に通わないことによるメリットやデメリットはある?1.1 幼稚園に通わないメリット1.2 幼稚園に通わないデメリット2 子どもを幼稚園に通わせない場合に家でしておくべきこと2.1 一時保育・幼稚園を利用する2.2 好きな習い事をさせる3 まとめ子どもが幼稚園に通わないことによるメリットやデメリットはある?「幼稚園」は文部科学省の管轄で、幼稚園教諭の資格を持って働いている先生が在籍する小学校入学前の教育施設です。資格を持った先生が在籍している施設ではあるものの、義務ではないため幼稚園に通わせない選択をする親も一定数いるのも事実です。義務教育ではない幼稚園へあえて子どもを通わせないとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?●幼稚園に通わないメリット通常、子供が成長したら幼稚園または保育園へ入れる家庭がほとんどですが、通うことは義務ではありません。義務教育は小学校からなので、小学校に上がるまでの幼稚園や保育園は親の判断に委ねられ、親が保育園や幼稚園には預けずに、自宅で教育・保育をしたい場合はそういった選択肢もあるのです。実際に、幼稚園や保育園へ行かずに小学校に入学する子供が増えています。幼稚園に通うのが一般的である中で、通わせない事によるメリットも存在します。●費用がかからない幼稚園へ行かなければ、もちろん費用がかからないのは大きなメリットです。教育料や保育料が必要ないのでお金がかかず、家計が厳しい家庭はやむを得ずに諦めることもあります。●親の愛情をより注げる家にいる時間が多いことで、親が理想とする教育方針で育てることができるのもメリットです。愛情をたっぷりかけて一緒に色々な所へお出かけもできるので思い出にもなります。●感染症にかかりにくい幼稚園は集団生活なのでインフルエンザや胃腸炎のリスクがありますが、通わせずに人の多い場所を避けることで感染症にかかりにくくなります。●幼稚園に通わないデメリットメリットがある一方で、幼稚園へ通わないデメリットももちろん存在します。デメリットには以下の項目が挙げられます。●集団行動・協調性を学べないずっと自宅にいるので集団生活が経験できず、友達ができにくい性格になってしまう可能性があります。自立心や協調性が育ちにくく、小学校で孤立してしまうことも考えられ、外の世界を怖がったり、視野が狭くなる可能性があることもデメリットと言えます。●変わり者と思われる幼稚園へ通うことが一般的な時代ですので、幼稚園へ行かせないと周囲の人が聞いたら変わり者扱いされることもあるかもしれません。子どもだけではなく親に関しても、小学校へ上がったときにママ友がいなくて困ったときに誰にも聞けず、周囲と溶け込めなくなる可能性があります。●馴染めず、友達ができにくい場合がある人と行動することに慣れていないため、友達ができずに適応性に欠けるのがデメリットです。協調性も学べず、わがままで自己中心的な性格になることもあります。子どもを幼稚園に通わせない場合に家でしておくべきこと何らかの理由で子供を幼稚園へ通わないと決めたら、家でどんなことに気をつければ良いでしょうか?なるべく集団行動に慣れさせたり、親離れさせるための対策をとっておくことが大切です。●一時保育・幼稚園を利用する幼稚園へ通わず、家庭で子育てを行っている場合も、急な用事で家庭で子どもを見ることが困難になるときがあります。保護者が子どもを見ることが一時的に困難になった時には、「一時保育」を利用すると便利です。極度なストレスや育児疲れにより、子どもを見ることが難しい家庭の状況に対応するため、自治体が主体となり行っています。一時的に預ける制度ではありますが、一定の人数の中で時間を過ごすことになりますので、集団行動や協調性を磨くいい機会になるでしょう。●好きな習い事をさせる幼稚園へ行かない選択肢をしても、子供が好きな習い事をさせると協調性が高まり、集団行動にも慣れていきます。興味を持っていることや得意なことから実際に体験させてみると良いでしょう。運動神経やバランス感覚が養われるスイミングスクールは、宿題や自宅での練習がなく長く続けやすいのがポイントです。音楽に合わせて体を動かしたりリズムをとるリトミックは、3歳ころからから始めるコースが一般液です。また、小さなうちから英語スクールに通うと、正しい発音が自然とできるようになったりコミュニケーション能力を養うことができます。まとめ幼稚園へ行かない選択肢は、メリットよりもデメリットが多いのが気になるところですが、育て方によっては問題なく小学生を迎えることが可能です。経済的な理由で諦めているご家庭であれば、「1年保育」や「2年保育」を検討すると、費用をある程度抑えることができ、デメリットを解消することができますので、一度、検討してみてはいかがでしょうか?●ライター/高須 亮
2019年08月20日今春から3歳の娘は保育園から幼稚園(年少組)に通い出しました。3歳からは、幼稚園という選択肢が増えるため、2歳児クラスの春から保育園で継続するか、幼稚園へ転園するかを検討できます。最近は保育園から幼稚園への転園を決めたという方も増えているようですね。ここでは、わが家の娘が保育園から幼稚園に転園した理由と、幼稚園に通うことのメリットと保育園にはなかった驚きの方針をお伝えします。■ 保育園から幼稚園に転園した理由娘が1歳〜2歳の時は私が正社員だったので、認可保育園に通っていました。そして3歳からは、幼稚園という選択肢が増えます。(2歳から通える幼稚園もありますが)我が家も2歳児クラスの春から保育園を継続するか、幼稚園へ転園するかを検討しはじめました。保育園と幼稚園の違いまずはそれぞれの違いについて。保育園は「保育を必要とする子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設」*幼稚園は「義務教育及びその後の教育の基礎を培うもの」*我が家が保育園を転園した理由では、我が家が保育園の転園を考えた理由です。①教育カリキュラムの差最近の保育園では、英会話や体操などの教育カリキュラムを組んでいるところも多く、幼稚園教育と変わらない園もあるそうですね。当時通っていた保育園でも英会話が始まり、多少教育にも力を入れて始めているようでしたが、もう少し教育的な事をやってほしいなと感じていました。また通っていた園は昨今の保育園問題で園庭が狭く、公園も遠い立地のため散歩は午前中だけだったり、外遊び、砂遊びが少ないことも懸念でした。2歳児まではまだ良いけれど、これから大きくなっていくと体力を持て余してしまいそうな予感。②保育園が家から遠かった実は我が家、ある認可保育園の真横に住んでいます。妊娠中はその園に入れるものだと思っていました。ですが、ご存知の通り認可保育園は希望したからといって希望の園に入れるわけではなく、ポイントの順で決まります。結果、娘が通うことになったのは少し家から離れた新規設立の保育園でした。通える範囲内の距離ではあったものの、やはり雨や雪の日の送迎は辛かったです。③安定しない保育士問題最近の社会問題でもある保育士不足や保育士の退職問題。娘の保育園は新設園ということもあり、そのことを目の当たりにしました。そして、2年通いながら安定した保育を求めるようになり、通っていた保育園よりも家から近くて広い園庭のある幼稚園も視野に入れ始めました。(家の隣の保育園も含めて他の認可保育園への転園は申請していましたが、なかなか叶わず半ば諦めモード)そして同じ頃、私自身もフリーランスに転向することを決めました。フリーランスのフレキシブルな働き方になれば、幼稚園に通わせて教育を受けさせることができるのではないか、と考えるようにもなりました。■ 迷ったらまず幼稚園説明会へ行ってみよう幼稚園の説明会には4園ほど行きました。どこの幼稚園も延長保育が充実していて保育園並みに預けられることが分かり、働きながら通うこともできそう!と確信。また各園ごとに教育や保育方針は様々でした。何園か比べてみることをオススメします。その中で選んだ園の決め手は、「広い園庭を生かして体を動かす」、「工作をたくさんする」、「菜園で野菜を作る」、「劇なども自分たちで考えて行う」など。のびのびした環境で生活ができそう!通っている姿が想像できました。そして晴れて保育園から幼稚園へ転園を決めたのでした。保育園で仲の良いお友達も同じ幼稚園に転園するのことが最後の決め手になりました。日々ワーママ同士、常に支え合っております。■ 幼稚園のメリットと保育園にはない驚きのシステムそんな経緯で、今春から幼稚園に通い始めたワケですが、実際通い始めて分かったメリットと保育園にはない驚きの方針をご紹介します。(あくまで私の感想です)幼稚園に通い始めて分かったメリット礼儀や身だしなみが身に付く1クラス20人超の集団生活が身に付き、自立を促してくれる子供達が幼稚園って楽しいと思うような雰囲気作りをしてくれている(例:おたまじゃくし、蝶のサナギが園庭で観察できるなど)保育カリキュラムが計画的に組まれていて安心歴史が長い幼稚園なので、行事全てが安定している参観など普段の生活を見に行ける機会が多い質問に対する返答や対応が早い課外活動があり、幼稚園で習い事ができる習い事が平日にできるようになったので土日が空いた集まりが多いので、お母さん同士が仲良くなりやすい制服なので朝の用意が楽制服姿にキュンとする(笑)お弁当は大変だけど、完食してくれた時の喜びったらもう!保育園にはなかった幼稚園の方針にびっくり!お手紙が多い!(これには本当にびっくり)提出するお手紙も多い!(2日後に提出してください。など何かと焦る)行事が多い!(逆を返せば様子を見られて嬉しいのですが)行事が多いので、仕事のスケジュールと常ににらめっっこ休日が多い!(振替休日、創立記念日、入園面接日もお休み)長期休みがある(その間は民間の学童保育を利用することにしました)PTA活動がある(仕事をしているので軽めの役にしてもらえています)延長保育を利用しているので、他のお母さんたちと顔を合わせる日が少ない(でもたまに会うと気さくに声を掛けてくれる)持ち物が多いので手紙を確認しないとうっかり忘れる日も週2回の給食が仕出し弁当なのが少し残念(温かいものが食べられない)保育園よりも保育料が上がったこれらのことから、お弁当の日を把握するためや、プールカードを書き忘れないために、今まで何も貼っていなかった冷蔵庫扉には色々なものが貼られるようになりました(笑)。さらばシンプルライフ!(笑)■ まとめ保育園でも幼稚園並みに教育カリキュラムを組まれていたり、こども園が増加しているので、この限りでは無いとは思いますが、少なくとも娘が通っていた保育園ではこのようなメリットは受けられなかっただろうと思います。IYO / PIXTA(ピクスタ)金銭的なところでいうと、やはり「幼稚園+延長保育+民間学童」を利用すると保育園時代よりも金額はかなり上がりました。10月からの幼児教育無償化で少し負担は楽になる予定です(希望)。この金銭的な負担は子供への投資だと捉え、もっと仕事を頑張ろう!と夫婦で励みにもなっています。幼稚園へ通い始めて4か月経ち、転園してよかったことの方が多いと感じています。娘も幼稚園が大好きで、家でもよく先生の真似をしてピアノを弾いたり、「さあ○○遊びをしますよー」とごっこ遊びをしています。心配していた延長保育や学童にも楽しく通っていて、むしろ「14時に迎えに来ないで。」と言われるほど。延長保育は小規模保育園のようなアットホームさで娘ものびのび遊んでいるようです。この働きながらの幼稚園生活は私がフリーランスだからできるのかと思いきや、一緒に保育園から転園した友人はフルタイムのワーママです。仕事で出られなかった説明会があれば、情報共有し合ったりしています。お迎えに少し間に合わない!という時は一緒に待ってもらったりすることも。同じ保育園だったワーママで幼稚園を検討したけれども、やっぱり行事の多さや長期休み問題、金銭負担問題で保育園を選んだ人が多いのも事実。家族の協力があるかないか、生活スタイルに合うかを想像しながら考えてみてもいいでしょう。保育園か幼稚園かを迷われているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。*参考厚生労働省文部科学省
2019年07月29日幼稚園に入園するまでの間、わが家の上の子は自宅や公園、子育て支援センターなどで過ごし、一時保育を利用することがほとんどありませんでした。一方、下の子の場合、上の子の園行事の関係などで預けたい機会が時々あり、上の子よりは頻繁に一時保育を利用するようになりました。今回は、わが家で一時保育をどのように利用していたのかをご紹介します。 最初はやむを得ない事情があるときのみわが家では、下の子が騒いだら困るような上の子の発表会の日など、最初はやむを得ない事情があるときだけ一時保育を利用していました。そのため、一時保育を週に何度も利用することもあれば、1カ月以上利用しないということも。 わが家で利用していた一時保育のある園は、保育士やスタッフの方も親切な方ばかりで私自身はとても気に入っていましたが、費用面から利用は最小限にしていました。 一時保育を嫌がるようになった下の子ところが、下の子の人見知りが激しくなるにつれ、一時保育を嫌がるようになってしまいました。園のある方向に自転車が向かうだけでも大泣きするようになり、預けるときは「ママ、ママー!」と叫ぶのを無理やり引き剥がすようにして保育室に連れて行ってもらう状態でした。 園の方からは、「できれば定期的に利用したほうが、お子さんも慣れやすいですよ」とすすめられました。 笑顔で過ごせるようになった!それからは「毎週○曜日の午前中は一時保育」と決め、それ以外の日に預けたい用事があるときは利用日をずらす形で調整しました。 定期的に一時保育を利用するようになってからは、わが子もすぐに慣れ、預けるときも泣かずに笑顔で過ごせるようになったようです。また、毎月の一時保育費用の見通しも立てやすくなったので家計管理という点ではむしろラクになりました。 園で聞いた通り、定期的に預けるほうが子どもは園に慣れやすいようです。また、週に一度は自分の時間が持てるということで、思っていた以上に精神的に余裕が持てたことが私としてもよかったと感じています。 イラスト:sawawa著者:奥田美紀二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月19日歳の離れた3人目の子どもが、この春から保育園へ通い出しました。0歳で入園させることに最初は罪悪感でいっぱいでしたが、いざ通い出すと積極的に園生活を楽しむ姿が! 実際に通わせることで、保育園の良さを知ることができ、「かわいそう」から「よかった」へ気持ちが変わっていったエピソードを紹介します。 3人目にして初めての保育園生活歳の離れた3人目の次女が、保育園の0歳児クラスに入園。上の子たちは3年保育の幼稚園だったため、保育園生活も0歳での入園も初めての経験でした。 保育園という場所をよく知らなかったことと、0歳で入園させるということが重なり、入園前は「小さいうちから保育園に入れるなんて、かわいそうな選択をしてしまった」と罪悪感でいっぱいでした。 保育園で見せた次女の新たな一面そんな罪悪感を持ったままスタートした保育園生活でしたが、親の心配をよそに次女本人はのびのびと集団生活を楽しんでいました。家ではとても甘えん坊な次女ですが、集団生活では泣いているお友だちををグイグイ引っ張るお姉さんタイプで、控えめな上の子たちとの性格の違いに大変驚きました。 保育園に入園させなければ見ることがなかっただろう、そんな次女の新たな一面に感動するのと同時に「保育園ってすごい!」という感情が芽生えました。 「かわいそう」から「よかった」へこれまで幼稚園しか知らなかったため、漠然と「小さいうちから保育園に通わせることはかわいそうなことだ」と思っていました。でも、全力で集団生活を楽しむ次女の姿を見て、「保育園に入園させてよかった」と心から思えるようになりました。 さみしくて泣いてしまうこともありますが、いい先生やお友だちに囲まれて、これから素敵な保育園生活を送れるのではないかと思っています。 初めて保育園に入園させるときは、罪悪感や不安でいっぱいの方も多いかと思います。でも、「入園したら想像していたものと全然違った!」なんてことも、大いにあるのではないかと感じています。 イラスト:sawawa著者:戸塚麻心発達障害のある長男、長女、年の離れた次女の三児の母。保育園・アパレルなど幅広い業種を経験し、結婚・出産。子育て中に2級FP技能士を取得し、コンサル会社に勤務。現在は不定期でアシスタント業務をしながら記事を執筆中。
2019年07月13日保育園1年目のママと子どもを待ち受けているのが、保育園でもらってくるたくさんの病気、通称「病気の洗礼」です。「はじめのうちは病気してばかりだよ」と聞いてはいたものの、「え、こんなに!?」と驚いているママも多いのではないでしょうか。この「病気の洗礼」は一体いつまで続くのか……。1歳から保育園通いを始めた、わが家の体験談をお伝えします。 入園後すぐ二度の発熱息子が保育園に通い始めたのは1歳8カ月から。0歳児から3歳児までの子どもたちが対象の小さな保育園でした。それまでは息子が熱を出したのは一度だけ。特に、風邪をひきやすいわけではありませんでした。 最初のお迎えコールが来たのは、入園して10日ほどしたときでした。「ついに来たか!」という気持ちでお迎えに行って、熱が下がるまで3日ほどお休みしました。元気になって登園したら1週間ほどですぐにまた発熱。熱以外には症状は特になかったので、軽い風邪だったのだと思いますが、こんな立て続けに熱を出すものなのかとびっくりしました。 かかりつけのお医者さんからは「最初の1年はたくさん病気をもらってくる。でも、それで免疫がついて強くなっていくから心配しなくて大丈夫」と言われましたが、熱を出すたびに心配でたまりませんでした。 最初の試練は夏の感染症それからも月一度から二度のペースで熱を出しながら、保育園に入って最初の夏がやってきました。プールが始まると、まもなく保育園では手足口病が大流行。息子ももれなく感染しました。 1週間ほどかかってやっと登園できたら、また別の風邪をもらってきて……と、夏は病気のループで、休日もなかなかお出かけできませんでした。 家族総倒れになった冬そして、相変わらず月一ペースで熱を出しながらあっという間に冬になり、インフルエンザの流行シーズンに。この年、初めて家族でインフルエンザワクチンを打ちました。そのおかげなのかどうかはわかりませんが、保育園内でインフルエンザが発生しても息子はかからず。 その代わりといってはなんですが、11月にRSウイルス、12月には感染性胃腸炎と大きな病気続きに。感染性胃腸炎は私と夫にもうつり、初めて家族総倒れとなりました。 2年目からはどんどんラクになる!こんな調子でとにかく病気ばかりだった1年目。もちろん預ける子どもの年齢や体質などで個人差はあるので、こんなに病気はしなかったという人もいれば、もっと大変だったという人もいると思います。2歳児クラスになってからは、アデノウイルスや胃腸炎などの流行りの病気はもらってきましたが、熱を出すことは半分くらいに減りました。 そして、3歳児クラスになるとさらに少なくなり、4歳児クラスになってからは病気でのお休みは年2〜3回ほどに。目に見えて病気に強くなっていくのがわかりました。 1年目の「病気の洗礼」は、誰もが必ず通る道です。集団生活をしていれば、どんなに手洗いやうがいを徹底していても、100%防ぐのは難しいのではないかと思います。病気の子どもを見るのは本当に胸が痛くなりますが、ママも体調を万全にしてうつらないように注意してください。2年目以降はどんどん病気をしにくくなっていくので、親子ともに1年目の今が頑張り時です! 著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月09日わが家の長女はヨコミネ式の保育園を卒園し、その後引っ越しに伴い次女と長男はおむつなし育児を実践する自然派保育園に通っています。わたしが個人的に感じる双方のメリット・デメリットをお伝えします。 ヨコミネ式保育園のメリット・デメリットヨコミネ式保育園のメリットは、運動も学習も自然と身に付き、その能力が高くなるということ。長女は卒園時に逆立ち歩きや三転倒立、片手側転などができたうえ、小学校低学年で習う漢字が書けたり、九九を暗記していたり、そろばんができたりしていました。しかも、すべて楽しそうにしていました。 みんながライバルでありながらも互いを励まし合い、切磋琢磨していくので落ちこぼれる子がいませんでした。 また、毎日の練習を楽しくみんなで続けられているのは、モチベーションを維持させる先生方の声かけなどがすごくじょうずなのだろうと思います。そのへんも含め、きちんとヨコミネ式教育の研修を受けている先生方に安心感もありました。 デメリットは、とにかく自由に遊ぶ時間が少なかったことです。園児でありながら勉強や運動、音楽の時間と決められたカリキュラムをこなすことが多く、自由に過ごす時間はほとんどなかったように思います。0~1歳児では遊んだりお散歩したりする時間はありましたが、泥んこになった服を持ち帰ってくるようなことはほとんどありませんでした。 自然派保育園のメリット・デメリット自然派保育園のメリットは、とにかく子どもたちが楽しそうなこと。毎日外遊びをし、お散歩に行き、暖かい日は水遊びをし、生き物を捕まえて飼ってみたり、野菜をとってきて食べたりと、その季節ならではの体験をたくさんして帰ってきます。大まかな予定は立てられているものの、そこで何をするかは園児たちに委ねられているのも大きな特徴。自主的にしたいことを見つけて遊んでいるので、楽しくて仕方ない様子です。 また、給食やおやつの食材・調味料1つにもこだわりが感じられ、できるだけ地元のもので、安心・安全なものを、という配慮がされています。「園でしっかり食べているから、おうちでママが頑張れない日があっても大丈夫よ」と保育士さんが言ってくれるのも心強いです。 デメリットは、着替えがたくさん必要なことと、洗濯物が毎日大量なこと。さらにおむつなし育児を実践している園なので、衛生面も決していいとは思えません。また、ひらがなや数字をまったく教わりません。 他にはこんなことも!ヨコミネ式のほうは、やはり小学校に入ってからの授業や勉強にすんなり入っていくことができたのは安心でした。子どもも“できる”という自信から「楽しい」「もっとしたい」という気持ちが湧くようで、長女は勉強も運動も積極的に頑張っています。また、「周りの子を応援する」というのも自然に身に付いており、お友だちとも仲良くできています。 自然派のほうは、感性や発想力が磨かれていると感じます。絵本の絵を見てお話をつくったり、花を見て急に歌をつくって歌い出したりと、わからないからこそできる創作力が身に付いているように見えます。 一番いいと感じていることは、どちらの園も特徴や方針がはっきりしているため、働いている保育士さんたちがその方針をしっかり意識し、ポリシーを持って保育をしてくれていると感じる点です。どんな園であれ、保育士さんたちの人柄やプロ意識こそが1番大切なポイントという気がしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての自然派保育園とヨコミネ式保育園にあてはまるとは限りません。必要に応じて通園を希望する園に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月14日私は仕事復帰のために、子どもを0歳で保育園に預けることになりました。保育園では季節ごとにいろいろな行事があると入園のしおりに書いてありましたが、0歳児はどのように参加するのか疑問に思っていました。そこで、私の子どもが通った保育園の行事を紹介したいと思います。 夏はプールの代わりに沐浴7月に入ると保育園の0歳児クラスでは沐浴がありました。保育士さんがぬるま湯を入れた大型のタブに、子どもを1人ずつ入れてくれます。沐浴は子どもの汗を流してあせもを防ぐ効果もある、と保育士さんが教えてくれました。 私の子どもは汗をたくさんかく子だったので、保育園で沐浴の時間があってありがたかったです。子どもも沐浴を嫌がらず、保育ノートにはお湯を手でかきわまして遊んでいたと書かれていました。 毎日沐浴の時間があったので、持ち物のバスタオルを洗濯して乾かすのが少し大変でした。 全員参加の運動会運動会では0歳児の参加は1種目だけで、かけっこがありました。歩ける子は歩行器を使って、歩けない子は親に抱っこされて10m先のゴールを目指します。 プログラムは1番目に組んであるので、出番が終われば参加賞のおもちゃをもらってお帰りです。そのあとは他の園児の種目やお遊戯を見たりと自由参加になっていました。 全員参加の行事では、お迎えの時間が違ったりして普段会わないママさんたちと話をすることができる、いい機会になりました。 冬の発表会・クリスマス会 0歳児クラスは歌や踊りの出演はなく、他の園児の発表時にステージに一緒に並ぶという形での出演でした。頭に星やサンタの帽子などのクリスマス飾りをつけて、ソリに見立てたバギーに乗ってステージに華を添えます。歌が始まると手をたたいたり、体を揺らしてかわいい様子を見せてくれる子もいました。 発表のあとはサンタに変装した保育士さんからプレゼントを受け取ります。そしてクリスマスツリーの前で記念撮影をして、会は終了です。お遊戯はまだできなくても、クリスマス飾りをつけた子どもたちが並ぶ様子を見られたのはうれしいものでした。 0歳児は参加できる行事が少ないです。しかし私の子どもの通った保育園では行事のときに記念撮影があり、他の園児が作った飾りや工作のプレゼントがありました。子どもが行事に直接は参加できなくても、思い出を残せる取り組みをしてくれている保育園に感謝しています。著者:大崎かよ2017年に長男を出産。仕事復帰のため子どもが4カ月の時に保育園に預ける。育児と仕事の両立、家事をこなす方法を日々考えて生活している。
2019年06月07日現在、1歳8カ月の娘の子育て中です。義母はとても穏やかな性格で、嫁である私にもやさしく接してくれていました。しかし娘が1歳になったタイミングで職場復帰をしたとき、義母の心ない言葉を耳にすることが多くなり悩んでしまいました。今回は「働くママ」へ批判的な義母とのやりとりや、私なりの対処法をお伝えします。 娘の人見知りに対する義母の一言現在1歳8カ月になる娘は、生後半年ごろから激しい人見知りがあります。なるべく外の空気を吸ったり、人が集まる支援センターに出かけたりして少しでも人見知りを克服できるよう過ごしていました。 ある日、娘を連れて遠方に住む義母宅に行ったのですが、3カ月に1回程度しか会う機会がないため人見知りをして泣き出してしまったのです。義母は、泣き出してしまった娘を見て微笑みながら「お母さんが働きながらおなかの中で育てちゃったからだね。ごめんね」と言ったのです。 たまにしか会えないので、人見知りをしてしまい申し訳ないとは思っていたものの、まさかそんな言葉を投げかけられるとは思わず、驚いてしまいました。 義母は働くママ=私が嫌い?!その後、少しずつ義母に慣れて人見知りしなくなっていく娘を見て安心しました。しかし、育休を経て娘が1歳になった時点で保育園に通わせている私に「女の人が仕事をして子どもを保育園に預けるなんて、育児放棄だ」「妊娠がわかった時点で仕事をやめないから、子どもが病気がちで人見知りもする」など、義母は子どものことで気になることはすべて「働くことが原因」と結び付けてしまうのです。 口調はやさしいのですが、私が働きながら育児をしていることを快く思っていないようで、かなり悩んでしまいました。 義母に同調しつつも私の考え方は曲げない義母の心ない発言にはショックを受けました。きっと義母自身が家事・育児に専念してきた方だったため、専業主婦が正しいという自負があるのだと思います。実際に4人の子どもを育て上げた義母に対して尊敬の念もあります。とはいえ、働く必要があって育児と家事の両立に四苦八苦しているのに……と悲しくなってしまいました。 それでも、働きながら育児をする選択は私自身にも家族にとっても正しい、という考えは曲げないようにしています。義母からの言葉はつらいですが、「お義母さんはすごいですね」と角が立たないように返しています。 義母の言葉はグサグサと刺さるものがありますが、受け流しながらなるべく穏やかに過ごすことにしています。ただ、その言葉が子どもに直接向けられたときには、夫を介して義母に「やめてほしい」と伝えるつもりです。そして、いつか義母が働くママの気持ちを少しでもわかってくれるときがきたらいいなと願っています。著者:河相 さくら国内外問わず旅行が大好きな1歳女の子のママ。育休中に小学校英語指導者資格を取得。主に子育て・英語育児を中心に執筆中。
2019年06月06日私の3人の子どもは、生後5カ月から保育園に通い始めました。ある程度の保育園からの呼び出しは覚悟していましたが、その頻度は想像以上でした。近くに頼れる人もおらず、体調もなかなか回復せず、職場には何度となく急な休みをお願いしました。そのときの体験についてお話しします。 長女の保育園デビューは寒い日でした長女の保育園デビューは11月でした。「保育園に通い始めたら、病気をもらうことも増えるよ」と聞いていましたが、その頻度は想像以上でした。 初めての発熱は通い始めて2週間目のことで、熱が下がって登園できるまでに3日かかりました。その間は夫と交代で仕事を休むことに。それからも2週間続けて登園できたら良いほうで、よく発熱して休みました。双子が誕生し、3人ともが保育園に通うようになってからは、さらに休みをもらう頻度が増えてしまいました。 理解のある職場だが、申し訳ない気持ちに転居のため出産を機に仕事を辞めた私は、長女の保育園デビューと同時に、新しい職場での仕事を開始しました。慣れない職場で、人間関係もまだできていないなか、休みをもらうのはとても気が引けました。 幸いにもとても理解のある職場でしたが、申し訳ない気持ちでいっぱいで、発熱のたびにどちらが休みをとるか夫と喧嘩になっていました。夫との話し合いで、子どもが小さいうちは今のままでは難しいとの結論に至り、私は正社員から準社員になって勤務時間を減らしました。 職場の先輩ママからの言葉それでも月に何回も早退したり、休みをもらったりする日々が続き、勤務中も申し訳ない気持ちになりました。働きながらの育児はやはり難しいのだろうかと、くじけそうになりました。 そんなとき、スタッフの先輩ママから「私も子どもが小さいうちは何度休んだことか。子どもが大きくなってからは今度は親の介護で休みをもらうこともあるし、お互い様よ」と声をかけてもらったのです。 その言葉を聞いてからは、うじうじ考えるのではなく、出勤できる日には精一杯仕事を頑張ろうと気持ちを切り替えました。 働くうえで心がけたこと元々雰囲気の良い職場でしたが、他のスタッフとさらにきちんとコミュニケーションをとるようにしました。 子どものことや家庭のことを周りの人にある程度知ってもらうことで、より理解してもらえるようになりました。相変わらず急な休みも多い現在ですが、出勤できる日は今まで以上に力を入れて仕事をする方針に切り替えたせいか、仕事ぶりも認めてもらえて、良い環境で働かせてもらっています。 今はまだ長女が3歳6カ月で双子が1歳1カ月と小さいので、あと数年は職場の方に迷惑をかけることも多いかと思います。ですが、私に少し余裕が出てきたときには、私が助けてもらったように今度は誰かをサポートできればいいなと思っています。著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。
2019年06月04日待機児童が多いなかでせっかく保育園に入れたのに、クラスの保育士さんと子どもが、あるいは保育士さんと保護者が合わない……。そんな悩みはありませんか? 実際に「保育士さんと合わない」と感じたママたちの体験談を聞きました。 保育士さんと子どもが合わない入園してから何カ月も経ち、そろそろ慣れてもいいころなのにずっと子どもが泣いていて、園からの連絡帳には「今日も1日、涙が止まりませんでした」のコメントばかりだったという声がありました。 また、子どもが「先生が怖い」と言ってきたり、お迎え時に教室をのぞくと、わが子とほかの園児さんに対する保育士さんの態度が明らかに違うのを見たりしたときに、「もしかして保育士さんと子どもが合っていないのではないか」と勘付いたというママもいるようです。 保育士さんと自分が合わない保育士さんと保護者が合わないというケースもあるようです。具体的には、毎日の送迎、保護者会、クラス懇談会などで担任の保育士さんに会ったときの態度が、明らかにほかのママのときと違うとき、「合わないな」と感じてしまうそう。自分にだけ良い顔をする、反対につれない対応をされるなど、保育士さんの対応が人によって違うことを知ったときに、モヤモヤを感じてしまうようです。 また、保育士さんの言葉の選び方や態度が気に障るという、どちらかというと生理的な理由で保育士さんと合わないと感じる保護者もいるようでした。 保育園と合わない場合の対処法自分の子どもや自分自身が保育園や保育士さんと合わないということで、他の保育園への転園を検討するママもいるかもしれません。ただし、スムーズに転園が叶うかどうかというのは、住んでいる地域によっても変わってくるでしょう。その前に、自身ができる対処の仕方を考えてみてはいかがでしょうか。 担任の保育士さんに思いを伝えてみる例えば、直接担任の保育士さんと話し合ってみるのも1つの方法です。連絡帳や手紙を利用して気持ちを伝えてみてもいいかもしれません。直接話したり、手紙に気持ちを託したりするなかでお互いのことが理解でき、解決への糸口が見つけられることもあるかもしれません。 担任以外の職員に相談してみる担当保育士さん以外で話しやすい保育士さんや職員さんがいたら、相談してみてもいいでしょう。なかには「合わないというのは誤解だった」ということもあるかもしれません。自ら保育園や保育士さんに歩み寄ってみてはいかがでしょうか。 1日の大半を過ごす保育園で、わが子ができる限りストレスなく楽しく過ごしてほしい、また保護者としても保育士さんとの信頼関係を築きたいという気持ちがあることでしょう。もし「合わない」と感じたら、早めに対処してモヤモヤを解決しておけるといいですね。著者:森下ひろこ4歳の娘の母。結婚・出産後は得意の英語を活かしながら子ども英語講師、フリーの翻訳などをおこなう。現在は、人の心に寄り添うことを心がけ様々なジャンルを執筆。
2019年05月30日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんからメッセージです。 4月から登園が始まり、そろそろ、お子さんも保育園に慣れてきたころではないでしょうか。 お子さんが慣れてきた一方で、ママと保育園の先生とのコミュニケーションがうまくいかず、先生への不満がちらほら出てくるころでもあるかもしれません。 保育園の先生もママたちとのコミュニケーションに悩んでいる!実は、保育園の先生たちもママとのコミュニケーションで悩んでいる人がたくさんいます。大切なお子さんをお預かりしている中で、伝え方をちょっとでも間違えてしまうと、ママたちが先生へ不信感を抱くきっかけとなってしまったり、不安を感じさせる一因となってしまう可能性があるからです。 また、子どもの話をしたいのにママ自身の話をされてしまい、どうしていいかわからなくなってしまう先生も多いようです。 前のめりなコミュニケーションになっていないか注意!大切なわが子を預けているという理由で、ついつい前のめりなコミュニケーションになってしまっていませんか。たとえば、自分が気になることを一方的に話していたり、子どもではなくママ自身の話をしてしまったり。 「うちの子に対してちゃんとやってくれていますよね?」という威圧的な態度を知らずのうちにしてしまっているかもしれません。これだと、保育園の先生も伝えたいことを言えなくなってしまいます。 保育園の先生の話を受け止める保育園の先生とのコミュニケーションがうまくいっていないないと感じたら、まずは、自分の言いたいことはおいておいて、先生の話しを聞いてみてください。その際、プラスのストロークと言われる対応をするのが大切です。 プラスのストロークとは、・うなずく・ほほえむ・はげます・ほめるなどです。 逆に、マイナスのストロークとは・見下す・にらむ・軽蔑する・悪口をいう・けなすというようなことがそれにあたります。 コミュニケーションはお互いに取りやすい状況を作ってこそ、豊かなコミュニケーションが成り立ちます。 子どもを侮辱するような発言をしたり、自分の非を認めないような先生は論外ではありますが、保育園の先生に不満をもったら、不満を増長させる前に、プラスのストロークをしてみてください。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2019年05月28日Twitterで47万人超のフォロワーをもつ大人気の現役の男性保育士「てぃ先生」をご存知でしょうか? 現役保育士11年目、その専門性から他園でも顧問保育士をしているというてぃ先生のツイートは、子育て中のママ、パパの役に立つ目からウロコな育児ハック情報がたくさん!いくつかピックアップしてご紹介します。 つい「落とさないで!」って言いがちだけど子どもの望ましくない行動は否定でなく、望ましい行動を伝えると改善が早い。お部屋を走っていたら「走らないで!」→「歩こうね」、何か持ちながらよそ見していたら「落とさないでね!」→「しっかり持ってね」など。大声を出した時は「静かに!」→「これくらいね」と具体的な声量を伝えると最高。— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 25, 2019「こぼさないでね」「散らかさないで」など、てぃ先生の言う「望ましくない」行動をつい言ってしまいがちですが、たしかに具体的な望ましい方法を教えてあげるほうが、子どももわかりやすそうです。 ルーティンは、とっても大切子どもは3歳くらいまでは特に、周りの変化によって気持ちが乱されやすい。抱っこやトントンのされ方、お着替えの順序やお散歩のコースなどで、いつもと違うことをされると言葉にはできない不快感を覚えて泣く。理由も分からず泣き始めた時は「いつもと同じか」確認すると解決しやすいので要チェック!— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 30, 2019「いつもと同じか」が子どもにとっては重要なんですね。ママじゃないと泣き止まない、ママが良い!って泣いちゃうのも、このせいかも。 子どもが喜んでくれる方法子どもが描いた絵を褒める時、ただ「上手だね!」と言うよりもさらに喜んでくれて、やる気が上がる簡単な方法。それは「ここ綺麗だねー!」「ここの形が好きだな〜」「色が混ざってるところ素敵」なんて具合に、自分が感じた“その絵の好きなところ”を伝えるだけ。褒める大人側も楽しく、嬉しくなる!— てぃ先生 (@_HappyBoy) February 23, 2019ママやパパ、周りの大人がどこをどういう風に感じてくれたか、わかるとうれしいんですよね、きっと。参考になります! 子どもが自分で動いてくれる必殺技!保育園でもよく使う手なんだけど、自分が何か別のことをしながら子どもにお支度やお片づけをしてほしい時、「さぁ!先生は今、散歩の準備をしています!リュックにタオルを入れているところです!みんなはどうでしょうか!」と自分の実況をしながら子どもの確認をすると面白いほどテキパキ進む。ぜひ。— てぃ先生 (@_HappyBoy) October 2, 2018保育園登園準備に毎朝苦戦するわが家でも、子どもたちに試してみました。3歳女児は「いま くつしたはきまちた!ちゅぎは うわぎ きるとこ!」と自分から次の行動を教えてくれました。これは良い方法! 遊びのなかで、学びましょう小さな子どもが歩くようになったら、成長を喜ぶと共に「止まる」ことを教えてあげよう。お部屋の中を一緒にグルグル歩きながら、時々「スト〜ップ!」と言って止まる。これを繰り返す。楽しい遊びにもなるのでオススメ。靴を履いて外へ出るようになると危険もいっぱい。いざという時、止まれるように。— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 23, 2019子どもが事故に合わないために、遊びのなかで、危険から身を守る方法を教えてあげられます。「止まる」遊び、おうち遊びに取り入れたいところです。 水たまりで足止めされたときに早く帰る方法子どもが水たまりで遊び始めるとなかなか帰らなかったり、「その靴ではやめて…」だったり。そんな時は「ん?その水たまり、お魚いない?」と言うと踏んじゃいかんと出てくれて、どこだ?と探したあとスマホで水たまりを撮影し「お家で写真見て探してみよ!」と言うと結構帰る。保護者から好評の裏技。— てぃ先生 (@_HappyBoy) November 19, 2018長靴じゃないのに水たまりに突入しそう…!なんてあるあるな状況も、これで解決できそう! にんじん嫌いはこれで克服!4歳児クラス担任の時、半分ほどの子が「人参嫌い」で、保護者からも克服のご要望。栄養士と「伝説の人参が手に入った!」と、ハイテンションで土のついた普通のニンジンを子どもたちと観察。その後の給食中は「これ伝説の人参!?」「僕のは!?」と大盛り上がりで全員完食だった。観察と伝説は強い。— てぃ先生 (@_HappyBoy) December 8, 2018クラスの半分の子どもたちが苦手だったにんじんを、見事完食させたという方法。「伝説」の言葉ががわかる年齢ごろから、試してみたいテクですね。 片づけてほしいときの魔法の言葉がけ子どもに何かしてほしい時は「あなた」ではなく「わたし」を使った方が行動してくれる。例えば「いつまで遊んでるの?早く片付けて」は相手を対象にしたものだけど、「ご飯をテーブルに出したいから、おもちゃ片付いてると嬉しいな」は自分が対象。これを意識してから、かなりスムーズなのでぜひー!— てぃ先生 (@_HappyBoy) February 13, 2019「早く片付けて!」って言ってしまいがちだけど、子どもは「ママが困ってる」「ママがこうすると喜んでくれる」とわかるほうが、指示や命令されて動くよりもずっと気持ちよく動けそうですね♪ 言葉づかいをどうにかしたいなら「なにぬねの」「子どもに話す感じがわからない」という人に簡単でオススメの話し方がある。それは語尾を「なにぬねの」にすること。「〜したい?」→「〜したいのかな?」、「〜に行って」→「〜に行こうね」なんて具合。こうすると子ども自身の話し方も優しいものになっていくので、言葉遣いが気になる場合もぜひ!— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 13, 2019言葉は語尾の「なにぬねの」でこんなに印象が変わるんですね! なるほど、保育園では先生たちが「~しようね」「~したかったのかな?」と園児たちに話しかけているのをよく目にします。親も取り入れたい言葉技です。 これでみんな寝る!寝かしつけテクトントンしても子どもが寝ない時、僕がよくやるのは、眉間を指で上から下に優しく撫でること、コメカミから耳にそって頭を撫でること、前髪を後ろにかきあげながら頭を撫でることで、この3つを使っても寝なかった子は経験上あまりいない。子どもは「寝かせよう」とすると絶対に寝ないので自然体で!— てぃ先生 (@_HappyBoy) August 26, 2018早く寝てほしいときほど、子どもって寝ないんですよね……。やさしくなでなでされると、落ち着くのかもしれませんね。寝かしつけでお困りのママさん、ぜひ試してみて! 目からウロコがこぼれ落ちまくりの育児ハックがいっぱい! てぃ先生の実践するアイディアや育児のテクニックをご紹介しました。どれもすぐにできる、参考になるものばかり。参考にしてみてはいかがでしょうか。著者:協力/てぃ先生(Twitter:@_HappyBoy)関東の保育園に勤める保育歴11年目の現役男性保育士。現在は保育士の専門性を生かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演活動も年間50本以上。他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。
2019年05月28日長男が保育園に入園する前のことです。それまで週に2回ほど園開放へ行っていたものの、実際に園で過ごす様子がどんなものなのか、なかなかイメージがわきませんでした。そして正直なところ、3歳までは家で自分で見たい…… という想いもあり、迷いながら過ごしていたころの話です。 同月齢の子と遊ぶ様子が見られる体験教室長男が1歳5カ月ごろのことです。入園する6カ月ほど前に入園希望の保育園で、「ママと子の保育体験教室」の参加者が募集されていたのです。 午前中×全4回の実施で、前もって日取りを決めて参加できました。同月齢帯のクラスの子どもたちはまだまだ気持ちを言葉にできず、おもちゃの取り合いをするという様子でした。 入園の前月に慣らし保育長男は4月から入園予定だったので、3月の後半に慣らし保育をしてみました。初日は泣いている長男を先生に引き渡し、しばらく泣いたら窓際に立って外を見て過ごしていたそうです。ただお昼ごはんはきちんと食べており、「ごはんを食べられる子は慣れるのが早いですよ」と言ってもらいました。 少し日が開いて2日目、預けられるとわかっているので長男は号泣です。泣き止みは早くなりましたが、やはり窓際で外を眺めるのが基本で、後はおもちゃでひとり遊びをしていたそうです。 さらに数日後の3日目は、遊びに入るまでの時間が早くなったようでした。先生から「お子さんはしっかり周りを観察していますね。ほかの子がどうやって遊んでいるかを学んでいるんです」と教わりました。 入園してからは連日の慣らし保育に当時は次男を妊娠中で、かつ専業主婦だったので、入園したら短時間の慣らし保育からスタートしました。初日と2日目は昼食を食べ終えたあと、12時ごろにお迎えです。3日目から7日目までは、預ける時間を延ばして13時のお迎えでした。 預ける時間が短いことにどんな意味があるのかなと思い聞くと、「子どものペースに合わせてあげると、だいたいあとで尾を引きにくいからです」ということでした。帰り道のお散歩タイム、長男はいつもとてもうれしそうにしています。入園の1週間後には、8時~16時まで預けられるようになりました。 次男の出産予定日2週間ほど前には、実母が助っ人に来る予定でした。普段会わない実母に長男を預けることに不安を感じていましたが、保育園に預けることができるようになったことで、安心して長男を託すことができました。そして、何よりよかったのは、時間に余裕ができるとともに心が軽くなり、長男に接する時間を大切にできるようになったことでした。 1人目の子どもなのに自分の都合で早くに保育園に入れてしまった……と悩んでいましたが、今では丁寧に向き合って子どものペースで進めてあげることができてよかったなと感じています。著者:海老原しずく二男の母。結婚を機に退職、地元の広島県を離れ石川県に移住。下の子を家で見ながら妊娠・出産・子育てに関する記事執筆やイラスト、web制作を中心に活動している。
2019年05月28日Twitterで47万人超のフォロワーがいる現役の男性保育士てぃ先生をご存知でしょうか? ちょっぴり笑えて、ほっこり癒される、保育園児たちの言葉に胸キュン♡しちゃう人続出なんです。てぃ先生がシェアしてくれた、保育園児たちのオモシロ、激かわ発言をまとめてご紹介します。 先生、保育園児に心配される男の子(4歳)が「せんせいたち かわいそう」と言うので「どうして?」と聞いたら、「いつ しょうがくせいに なれるの?ずっと ほいくえん じゃん」と言うから笑いをこらえて聞き続けていると、僕の頭を撫でながら「もう こんなに おおきく なっちゃったのに…」って。すごい笑った。心配ありがとう。— てぃ先生 (@_HappyBoy) January 18, 2019男の子からすると、先生はずっと保育園に留年しつづけている感覚なのかもしれませんね(笑)。かわいい。 赤ちゃんがみんな通る道だもの。園庭で、保育士に抱っこされている0歳児クラスの赤ちゃんが泣いているのを見た女の子(5歳)が「せんせい、あかちゃん なんで ないてるの?」と聞くから「お腹すいたり眠かったりかな?」と答えたら、「は〜…そんなので ないてたら じんせい たいへんだよ」って。笑った。君も5年前泣いてましたけどね。— てぃ先生 (@_HappyBoy) January 15, 2019赤ちゃんはみんな「じんせい たいへん」ですね~。 惚れてまうやろー!!!お外で遊んでいる時、肌寒くなってきたので「寒くなってきたね〜」と言ったら、男の子(5歳)が「せんせい さむいの?ちょっと まってて!」と言って園庭を走りはじめ3周ほどすると、息を切らしながら「ぼく いま あったかいから ギュー していいよ!」って。惚れるわ。— てぃ先生 (@_HappyBoy) October 15, 2018優しすぎてめまいがしますね……! このまま心優しく成長してほしいです。 え、先生、ほんとに?女の子(4歳)に「せんせい なにいろの タマゴから うまれたの〜?」と聞かれたので、なんて可愛い勘違いなんだろうと思いつつ「先生は青い卵だよ!○○ちゃんは何色だった?」と聞いたら、真顔で「え?わたしは ママの おなかから うまれたよ?」って。笑った。何で先生だけ仲間外れにしようとしたの。— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 24, 2019うっかり乗っかっちゃったら、真顔で返されるやつですね。なぜこの質問を聞いてきたのか、謎が深まるばかり……(笑)。 ちょっと、かわいすぎかよ!男の子(3歳)が「せんせい、こっち きて…!」とお部屋の隅っこからヒソヒソ声で呼ぶのでそばに寄ったら、モジモジしながら「みんなに ないしょで ぎゅー してほしくなっちゃったの…」と言うから、可愛すぎかよと思いつつ「いいよ」と言うと「ママみたいな ぎゅー してね」って。かわいい。かわいい。— てぃ先生 (@_HappyBoy) March 27, 2019保育園でも、ぎゅーしてほしくなること、あるんですよね、きっと。それをちゃんと伝えられた男の子、すてき! エンドレス戦いごっこ今日、男の子(5歳)のママから聞いた「家で戦いごっこに付き合っている時、疲れたから『やられた〜』と終わらせようとしたら、『と、おもったら!?』と言われて、延々と立ち上がる強敵を演じさせられる』という話にすごい笑った。お家でもパワフルなんだなー。お疲れ様です。— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 4, 2019終わらない、終われない戦いごっこ……。「と、おもったら!?」は、ママとずっと一緒に遊べる、魔法の呪文だと思っているかもしれませんね! 将来の夢お散歩中、花壇に咲いているお花を見ていた女の子(3歳)が「せんせい、おはな だれが いろ ぬったの?」と聞くので「誰が色塗った??」と不思議に思っていたら、「おっきくなったら、おはなに いろ ぬるひとに なりたいなぁ」って。何その発想、可愛すぎるんですけど。— てぃ先生 (@_HappyBoy) March 19, 2019その発想はなかった……! ちがうの、そこじゃない朝、珍しく髪を三つ編みに結って登園してきた女の子(5歳)が「せんせい みてー!ママにやってもらったの!どう?」と聞いてきたので「三つ編み可愛いねー!よかったねー!」と褒めたら、「みつあみが かわいいんじゃない!みつあみにした わたしが かわいいって いって!」って。5歳に女心を学ぶ31歳。— てぃ先生 (@_HappyBoy) September 3, 2018女の子あるあるでしょうか。きっとママだって同じ。髪型じゃなくて、ネイルじゃなくて、そのおしゃれをしたママがかわいいよって言って!(笑) 先生の結婚男の子(6歳)に「せんせい、そろそろ けっこん した?」と聞かれたので、そろそろって何?と笑いつつ「まだだよ」と答えたら、「もう〜!ぼくが しょうがくせいに なるまでに けっこん してよね!」と言うから「先生が結婚するの見たいの?」と聞いたら、「あんしん したいの!」って。実家の母親かよ。— てぃ先生 (@_HappyBoy) February 27, 2019実家の母親と同じように、先生の今後の将来を気にかけてくれるやさしい男の子に脱帽です! 子どもの遊びも進化してる「カメラを作ろう!」と制作を始めるとスマホを描き始めるし、電車ごっこで「切符買ってね!」と言うと「こうやって、ピッ!ってやるんだよ」と言って改札を通過するし、おままごとで「ティッシュ買ってきてね!」と頼むと「それは アマゾンで かうでしょ!」と言うし、子どもの遊びが最高に2019年。— てぃ先生 (@_HappyBoy) February 20, 2019便利なサービスやアイテムが普及するにつれて、子どもの日常も普段の遊びも進化しているんですね。 「ふふっ」と笑えて、癒される保育園児たちの日常の一コマをご紹介しました。てぃ先生のTwitterでは、日々癒しの会話が更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。協力/てぃ先生(Twitter:@_HappyBoy)関東の保育園に勤める保育歴11年目の現役男性保育士。現在は保育士の専門性を生かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演活動も年間50本以上。他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。
2019年05月20日この春から保育園デビューをした人は多いと思いますが、筆者も1歳から子どもを預けて働いていました。でも、最初の数カ月間は毎朝登園するたびに子どもが大泣きをして、「ずっと一緒にいられなくてごめんね」と落ち込むことも度々ありました。そんな私の心がすっとラクになった言葉を紹介したいと思います。 「三歳児神話」に振り回されないで「子どもは3歳まで母親の手もとで育てるのがいい」。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。筆者も、そのような言葉をかけられて落ち込んだことがあります。 そんな悩みを知人に打ち明けたら、このように言われました。「でも、昔だってお母さんはひとりで育児をしていたわけじゃないよね」と。 まだ保育園などなかった昔も、一緒に暮らす祖父母やきょうだいがいたり、子守をしてくれるご近所さんがいたりと、たくさんの人の手によって赤ちゃんは育てられてきました。現代では、それが保育士さんの手に変わるだけのこと。 3歳までという年齢にかかわらず、子どもに愛情を注いで育てるのはとても大事なこと。でも、それは母親1人に限ったことじゃなく、父親でも、祖父母でも、もちろん保育士さんでも、小さいうちからたくさんの人に愛情を注いでもらえるのは幸せなことだと思うようになりました。 子どもには「ごめんね」より「ありがとう」保育園に預け始めたころは、よく泣いていたわが子。お迎えに行って泣き顔を見るたびに心が痛んで、「ごめんね」と言っては抱きしめていました。 でも、あるとき保育士さんに言われたのです。「そういうときは“ありがとう”と言ってあげてください」と。 ママに悲しい顔で「ごめんね」と言われると、意味がわからないにしても子どもは悲しい気持ちになります。でも、笑顔で「頑張ってくれてありがとう」と言ってもらえると、子ども自身も前向きな気持ちになれるというのです。 それを聞いてからは「ごめんね」は封印。子どもだって保育園で頑張ってくれているのだから、「いつもありがとう」と声かけをするようになりました。そして、それは子どもにも伝わっていたような気がします。 子どもにさみしい思いをさせているんじゃないか、という罪悪感は働くママなら一度は持つかもしれません。でも、「いつも保育園で頑張ってくれてありがという」という前向きな気持ちで保育園に送り出してあげたいですね。著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2019年05月11日この春から保育園生活がスタートした方は「連絡帳」を活用していますか? ママ・パパと保育園にとって大切な連絡帳ですが、毎日何を書けばいいのか悩むこともあるかもしれません。今回は、保育園の連絡帳の書き方について紹介します。 保育園の「連絡帳」の目的とは?連絡帳は、子どものことに関してママ・パパと保育園の間でやりとりをする、いわば“交換日記”のようなもの。「体温」「睡眠時間」「朝食の内容」などとともにコメントを書き込み、毎朝登園のときに先生に提出します。 連絡帳の目的の1つは、子どもの体調について把握すること。気がかりなことを保育園と共有しておけば、いざ子どもの体調に変化があったときに園側も対応しやすいのです。 体調の変化はできるだけくわしく書く子どもの体調がいつもと違うと感じたら、できるだけ具体的に書くことをおすすめします。 <例>* 昨夜から咳が出ているのが気になります。夜はあまりよく眠れなかったようです。* テーブルに頭をぶつけました。こぶになりましたが、今朝は痛がっている様子はありません。* いつもより朝食を食べませんでした。熱はありませんが、うんちが少しゆるいです。* インフルエンザの予防接種を受けました。少し赤く腫れていますが体調には問題ありません。 こうした記述があれば、保育中にも気を付けて子どもを観察できますし、園での子どもの様子をお迎えのときに細かく伝えることもできます。もちろん体調に変わりがない場合には「いつも通り元気です」「特になし」などのひとことでもかまいません。 保育士さんへの質問でもOK体調のこと以外に、先輩ママたちがよく書くことといえば家庭でのこと。「初めて○○という言葉をしゃべりました」「苦手なピーマンを完食できました」「週末は家族で動物園に行ってきました」などです。 保育士さんがそれを読んだら「動物園に行ったのね。ゾウさんは見た?」など、子どもとの会話も弾むはず。また、「この時期は何枚くらい洋服を着せたらいいですか?」「お友だちとはなかよく遊んでいますか?」など、園に対しての質問でもOK。 何も話題がないときは無理に書く必要はありません。毎日必ず書かなければと思うとしんどくなるので、あまり気負わずに思ったままを書くのがいいと思います。 先生からの返事が楽しみに!連絡帳の楽しみの1つは、保育士さんからのコメント。質問への答えはもちろん、「お友だちとじょうずにおもちゃの貸し借りをして遊んでいましたよ」「今日は苦手なピーマンを頑張って食べました」など、その日にあったことを教えてくれるので、子どもが保育園でどんなふうに過ごしているか知ることができます。「保育士さんのコメントから子どもの成長が感じられて毎日読むのが楽しみ」というママも多いようです。 連絡帳は、子どもの家庭での様子を知ってもらい、保育園での様子を知るための大事なツール。子どもが大きくなってから見返したときに「この時期にこんなことがあったのね」と思い出すこともできて、育児日記代わりにもなるので、ぜひ楽しく活用したいですね。 著者:ライター 妹尾香雪女性誌・書籍・WEBなどで、女性のライフスタイルについて執筆。プライベートでは一児の母として子育ての真っ只中。ワーキングマザーとして自身の育児体験に基づいた記事を提供している。
2019年05月06日こんにちは、保育士の中田馨です。4月に親子ともにドキドキの保育園生活がスタートしたというご家庭も多いのではないでしょうか。慣らし保育が終了するとママも仕事復帰が本格的になり、本当の意味での「新生活」が始まったのではないかと思います。 最初は、気が張っていて目まぐるしく過ごしていたけれど、約1カ月が経って「なんだか最近疲れが取れない」なんて思うことはありませんか。そんな新生活のバタバタに少し疲れているかもと感じているママへメッセージを送ります! 頑張りすぎないことがポイントGWなどの連休中に生活を立て直したいと思っているママも多いと思います。新しい生活のリズムがまだつかみきれていなくて、日々の生活の中でやり残しているがことたくさんありますよね。 私の場合、以前は「帰宅したらこの時間にごはん作って、洗濯して、お風呂に入って……」と、頭の中でいろいろな計算をして慌ただしく家の中で動いていました。少しでもイレギュラーがあると、計算がくるってしまってイライラし、ものすごく歯を食いしばって生活していたので、TVを見ることもなく必死になっていました。こんな経験をしてきた私だからこそ言えることがあります。 「必ずしなければ」をやめてみる「見て見ないふりする家事があってもいい」と思います。もちろん「赤ちゃんとママの命を守ること」は第一条件ですが、日々の少しのことなら「見ないふり」するものがあってもいいと思います。 私の場合は「掃除」と「洗濯」です。「掃除は毎日しなくてもOK」「少し洗濯物がたまっても、明日できそうだから今日はしなくてOK」といった感じですね。「必ずしなければいけない」と思っていた「必ず」を少し取り除いてみると、グンと気持ちがラクになります。 一人の時間をつくる赤ちゃんが生まれるとなかなか自分の時間をとることができません。私の離乳食講座に来てくれるママも「今日、初めてパパに預けてきました。不安だったけど、一人で出かけるのは久しぶりだからリフレッシュできました!」という声が多いです。 自分の時間は自分でしかつくることができません。なので、「よし、自分の時間をつくるぞ!」といった決心が必要になります。赤ちゃんをパパやおばあちゃんに預けて友だちとお茶に行ってリフレッシュするのも良いですし、睡眠をしっかりとるのも良いですね。好きな食べ物を食べたりすればと心も体も満たされます。 赤ちゃんの心が安定するには?新生活で疲れているのはママだけではありません。新しい環境、先生やお友だちとの人間関係で疲れているのは赤ちゃんも一緒です。お休みの日は、赤ちゃんとのふれあいの時間も持つようにしましょう。ふれあいと言っても特別なことをするのではなく、赤ちゃんをしっかり抱きしめて「大好きよ」という気持ちをたくさん伝えるだけ。ママやパパに抱きしめられて「大好き」って気持ちをもらうと、赤ちゃんは安心して心が安定します。 赤ちゃんを抱きしめて、赤ちゃんの体温やにおいを感じるとママたちも安心しますよね。赤ちゃんとママの心が安定すると、それが生活にも反映されます。土日に限らず、平日の起きたときや寝る前など、いつでも親子でムギューッとふれあう時間をつくってみるのも良いですね。 保育園の先生とコミュニケーションを取ろう保育園に行くということは、保育園の先生と毎日会うということです。保育園にはたくさんのお子さんがいますし、「先生の時間を取ってしまったら」と思うかもしれませんが、保育士の立場から言いますと「遠慮せず、保育所の先生に育児相談をしてほしい」と思います。 今感じでいる育児の悩みを誰かと共有することで、ママも気持ちがラクになったと思えるはずです。保育園の先生と話をすることで、保育園でのお子さんの様子も聞くことができますし、先生の遊びテクニックを聞いて「家でチャレンジしてみよう!」と思うこともあります。先生も相談されると「頼りにしてもらえている」と思って嬉しいものなんですよ! ママが疲れてしまったら、予定していた生活リズムが思うようにいかなくなることもあります。適度に力を抜いて、自分の時間には好きなこともしながら、赤ちゃんと毎日の生活を送ってくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年05月01日長女は卵と乳製品にアレルギーがあり、今は除去食の給食を食べることができていますが、1歳までは弁当を持参していました。他にもミルクやおやつなど、保育園で口にするものすべてを持参しなければならず、日々の着替えやおむつの準備に加え、働きながらの毎日の弁当作りはとても大変でした。 医師からの弁当持参の指示生後4カ月ごろ、顔と体の湿疹がひどかったことから受けたアレルギー検査で、卵と乳製品にアレルギーがあることがわかりました。その後保育園への入園が決まり、保育園での食事について医師に相談に行きました。すると、「卵のアレルギーがひどいので保育園には弁当を持って行ってください。その他、ミルクやお茶も含め口にするものはすべて持って行ってください」と言われました。 保育園に通い始めたのが生後5カ月で、それから2歳の誕生日直前まで、約1年半の弁当持参の日々が始まりました。 大変だった弁当作り大人の弁当は作ったことがありましたが、子どもの弁当は作ったことがありません。しかも離乳食期の弁当なんて、何をどうしたら良いのか手探り状態で始めました。 保育園での給食のように栄養バランスも考えなければという気持ちと、わが子だけ周りの友だちと違うごはんはかわいそうかなという思いから、その日の給食のメニューと似たものを作ろうと頑張ったこともありました。しかしそれはとても大変で、働きながらとなると私には無理だったので、それからは自分なりに栄養バランスを考えた弁当を作りました。 保育士からのうれしい言葉2歳になる直前、医師から保育園で作った給食を食べてもいいと許可が出たことで、約1年半の弁当作りは終了しました。 給食を食べるようになって半年ほどたったある日、ある保育士さんと話をしました。その保育士さんは長女が生後5カ月で入園したときからずっと担任をしてくれている方でした。 「お弁当作りお疲れ様でした。給食もおいしそうに食べていますが、お母さんのお弁当のほうがうれしそうに食べていましたよ。お母さんが作ってくれたんだと友だちに自慢していましたよ」と。その言葉を聞いて涙が溢れました。 毎日の弁当作りはとても大変でした。しかし1番の気がかりは、長女の気持ちや様子でした。 そのときの保育士さんからの言葉でわかった長女の様子をうれしく思ったのと同時に、弁当作りを頑張ってよかったという気持ちでいっぱいになりました。著者:松裏幸恵二男(二卵性の双子)一女の母。薬剤師として働きながら子育てをしている。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月28日出産前は、夫が経営している整骨院で施術スタッフとして働いていた私。出産後に保育園を検討しましたが、息子がかわいすぎて離れたくない! と思ったので、子連れ出勤をしてみることにしました。実際に子連れ出勤をしてみて大変だったこと、よかったこと、同僚の反応などをお話ししたいと思います。 生後4カ月、初めて息子を連れて出勤まだ動きがスローな息子は、寝返りもせず静かに待合のベビーベッドに寝ていました。いつも人がいて、私たち両親の声も聞こえてくる整骨院は、息子にとって安心できる環境だったようです。ご機嫌に過ごして、ぐずることもほぼありませんでした。 成長するにつれ、ベッドからフロアにベビーサークルを置いたり、プレイマットを敷いたりと変えていきましたが、息子は自分の落ち着く場所を見つけて遊んでいました。息子に人見知りがなく、初めての場所にもすぐなじむのは、職場に連れて行き、常に人がいる環境に慣れていたからかなと感じています。 子連れ出勤できたのは周りの協力のおかげ子連れ出勤を始めたときに、もし息子の負担になっていると感じたら保育園通園を考えようと思っていました。赤ちゃんの生活リズムは大人とは違いますし、子連れ出勤を始めてみると、息子に合わせて仕事を中断しなければならないことも多々あります。 しかし、授乳、寝つけないとき、お母さんが恋しいときなど息子が欲求を示していたらなるべく待たせず、我慢させなくていいように対応していました。そのためには同僚やお客さんの協力が不可欠。周囲の協力と温かく見守ってもらえたことで息子は快適に過ごすことができ、何より私の助けにもなりました。 子連れ出勤は大きな家族で育てている感覚時には息子もぐずったり、遊んでほしそうなときがありますが、私もどうしても手が離せないときがあります。そういうときにはお客さんが絵本を読んでくれたり、手のあいている同僚が気分転換に外に連れ出たしてくれたりしました。迷惑じゃないかと心配したこともありましたが、息子がみんなの元気の源・癒しの存在になっていると言われてうれしく思いました。 実家に息子を預けてひとりで出勤したときに、みんなから「今日はいないの?」と、とてもがっかりされてしまうくらい、現在ではなくてはならない看板息子になっています。たくさんの人に愛され育ててもらっているおかげで、息子は心伸びやかに育ってくれています。 子連れ出勤は赤ちゃんの調子やリズムに合わせることが大変ですが、周囲の協力があればさほど困ることはありません。息子がたまに泣いたりぐずったりしても気にならないくらい、赤ちゃんが1人いるだけでその場の雰囲気がなごむようです。そばで成長を見守ることもできますし、子連れ出勤にして本当によかったと思います。そしてそれを可能にしてくれた周囲の方々に感謝しかありません。著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2019年04月28日偶然が重なり、当初の自分の中での計画より早く、生後4カ月半で保育園に入所できることが決まって喜んだのもつかの間、完母で育ててきたので哺乳瓶&ミルクをまったく受け付けないわが娘! 保育園に入所したら1カ月以内に復職しなければいけないため、職場復帰の期日が迫り焦るなか、慣らし保育の1カ月間、哺乳瓶&ミルクと格闘した体験記です。 根拠のない自信で大失敗生後6カ月ごろに保育園に入れようと予定していた次女。長女も完母で育てたものの、哺乳瓶に対してさほど抵抗感を示さなかったため、次女もきっと大丈夫だろうと完全に油断していました。保育園が決まったら2週間前くらいから練習を始めようと考え、生後3カ月まで一切哺乳瓶を使用せずにきたのです。 ところが! 想定していたより2カ月早く保育園入所が決まった娘。急いで哺乳瓶の練習を始めるも、哺乳瓶の乳首をおもちゃのように舐めるだけで、吸うものとして認識してくれないのです。 哺乳瓶経験ゼロからのスタート次女を産んだ病院は母乳育児を推奨しており、哺乳瓶もできるだけ使わないようにという指導をされていました。ケイツーシロップなども哺乳瓶で作りはしますが、乳首からではなく、哺乳瓶のキャップをコップにして飲ませるように教えられ、そのようにしていました。ですので、過去に一度も哺乳瓶の乳首をくわえたことのない状態だったのです。その結果が哺乳瓶の完全拒否……。哺乳瓶の乳首を口に入れることさえできないときもありました。 試行錯誤の日々ありがたいことに、わが家にはおさがりでもらった哺乳瓶や乳首が大量にあったので、娘に少しでも合いそうなものを探し、ありとあらゆるものを試してみました。哺乳瓶ではどうしようもなくなったときのために、マグタイプのものも同時に試す始末。 また、最悪はスプーンでミルクを飲ませてもらおうと、ミルクそのものに慣れる練習も繰り返しました。必死に格闘すること3週間、ようやく哺乳瓶で20cc程飲めるようになり、そこからは量との戦いでした。 パパや家族も参戦しての猛練習保育園からは、1回に100cc飲めるようにならないと午後以降も預かることができないと言われたものの、なかなか量が増えず、焦るばかりの私。見かねた夫が試しにやってみると、私がやるよりも飲みが良いのです。私からは母乳が出るのをわかっているので、抵抗しているかのようでした。 時には祖母の手も借り、いろいろな人からミルクを与えられるようになると、徐々にですが量が増えていき、職場復帰のわずか2日前に、ようやく100cc飲むことに成功したのでした。 ミルクをあげないにしても、搾乳した母乳を哺乳瓶であげるなど、少しでも哺乳瓶に慣れさせておけばと後悔ばかりです。それに、あの状況下でもしも急に私が倒れ、母乳があげられなくなっていたらと思うとゾッとします。3人目ができたときには迷わず早期から練習をしようと心に決めました。著者:笹谷みずき二女の母。地方の住宅街から離れた山の中在住。現在は外勤めですが、いつかは自宅周辺の自然を活かした事業を起こしたいと目論見中。地方での出産・子育ての楽しさを伝えるべく、自身の体験談を中心に執筆中。
2019年04月28日子どもをいつごろから保育園に入れようかと迷うパパ・ママは多いと思います。私たち夫婦の実家は遠方なので頼ることができず、ママが仕事復帰する際、2人の子どもをどちらも1歳から保育園に入れることにしました。そこで実際に入園させてみて、パパが感じた3つの良いことをお伝えします。 さまざまな年齢のお友だちができる1つ目の良いことは、お友だちができることです。親と2人きりだと公園に行ったりしてもなかなかお友だちは増えませんでした。でも保育園には同い年はもちろん、お兄ちゃんお姉ちゃんのような異年齢の子どもがたくさんいます。 子どもは休日に親と遊んでいるときよりも、保育園で子ども同士で遊んだほうが明らかに楽しそうにしていて、そのときのお話をたくさんしてくれるようになりました。親には思い付かないような、子ども同士でしか発見できないことも多いようで、良い経験になっていると感じます。 年上のお友だちがお手本に2つ目の良いことは、お手本となるお友だちが近くにいることです。同じ1歳といっても、子どもにとっての数カ月は成長の度合いに大きな差があるように感じます。保育園で数カ月お兄ちゃんの子どもと過ごすことで、じっと座ってごはんを食べるようになったり、急に歩きだしたりと、それまでできなかったことができるようになりました。 月齢が上の子どもが身近にいることで、良いお手本となり子どもの成長を助けてくれているように感じます。 先生が見てくれるので安心3つ目の良いことは、先生が見ていてくれることです。保育園の先生たちは、当たり前ですが保育のプロ。子どもについて勉強し、これまで何人もの子どもを見てきています。 保育園の見学に行ったときに、ただ子どもに「片付けなさい」と指示をするのではなく、楽しく遊ばせながら片付けをしている様子に感動しました。また、子どもみんなで歌ったり遊んだりすることで協調性や感性を育んでいるのだと感じました。保育園の先生方が指導し、いつもやさしく見ていてくれるおかげで、子どもの成長の大きな助けとなっているのだと思います。 私の親は「小さいころから保育園に預けるのはかわいそうだからやめなさい」という考え方。私も子どもを預けた当初は、泣いている姿を見るとやっぱり預けたのは間違っていたのかな……と何度も思いました。でも、現在は子どもが慣れて毎日楽しそうに帰ってくる姿を見ると、保育園に入れて本当に良かったなと感じています。著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年04月25日魔のイヤイヤ期に差しかかってきた2歳直前から、娘が「服着たくない」「靴下履きたくない」「靴履きたくない」など、外出前の準備をとにかく嫌がるようになりました。どうしたものかと考えた末に、試してみた私なりの2つの作戦をご紹介します。 お気に入りのキャラクターアイテムに頼るまずは娘の好きなアンパンマンのキャラクターを使って気を引いてみました。アンパンマンの靴はキャラクターということもあり値段が高くなってしまうので、試しに1足300円くらいのアンパンマンシリーズの靴下を購入してみました。 アンパンマン以外にも、ドキンちゃんやバイキンマンなどの何種類かのキャラクターを揃え、「今日はドキンちゃんを履いて保育園に行こう!」と娘に声をかけると、喜んで自ら靴下を履こうとしてくれて、キャラクターアイテム作戦は成功しました。 子どもに質問して自分で選ばせる靴下以外の洋服や靴などをすべてキャラクターものにしてしまうと値段も高くなり、コーディネートもしにくいと思い、今度は娘に質問をしてみる作戦を実行しました。どういう質問かというと、例えば靴を履くのを嫌がる娘に「こっちの白色の靴と黄色の靴、どっちが履きたい?」など、選ばせる方法です。 早速質問してみると、靴を履くのを嫌がっていた娘が「こっち」と靴を指さしてくれたので「じゃあ○○(娘の名前)が選んだ白色の靴を履いてお出かけしようね」と言うと素直に履いてくれたのです! 他にも朝のお着替えや寝かしつけ前の絵本選びなどで効果があり、質問作戦も大成功でした。自分で選ぶ感覚が娘にとって、とても新鮮で楽しかったのだと思います。 保育園のお迎えのときもやってみた!イヤイヤ期のせいか、保育園のお迎え時にも靴や靴下を履いてくれず、すんなり帰れないことで悩みました。質問作戦は2つの中から娘の好きなものを選ぶ方法だったので、今度は「右の靴と左の靴、どっちから先に履く?」という質問をしてみました。 とても強引な質問になってしまったと思いましたが、意外にも娘が「こっち」と言って選んだ靴をすんなりと履いてくれたのです! 靴や靴下など同じ種類でも、2つあれば選ぶことには変わらないようで、私としては驚きでした。 保育士さんからは、洋服、靴下、靴を自分で履けるようになっていると聞いており、自宅でも嫌がらず自分で靴下を履く姿を見ていました。ですが、忙しさのあまり「これ着るよ!」「これ履くよ!」と私が一方的に娘に履かせてしまい、娘の「できる」を伸ばせていなかったのではないかと反省しました。「私がやったほうが早い」という気持ちをぐっと堪え、娘にさせてみることの大切さを学びました。そしてできたときは、例え左右が逆であっても、否定せずにたくさん褒めるようにしています。著者:高杉 沙雪現在2歳の娘を育てている、東京都在住のパート事務兼フリーライター。芸能メディアや生活家電・美容家電の記事を執筆中。ジュエリーコーディネーター、秘書検定の資格有。
2019年04月21日息子が生後6カ月から通っている保育園は、おむつなし育児を推奨する保育園。寝返りができるようになったら、パンツ生活のスタートです。入園してから1年が経ち、こんな変化が見られるようになりました。 相変わらず洗濯物は多いけど…生後6カ月から保育園に通い始め、もうすぐ1年。息子が通っている保育園は、おむつなし育児を推奨しています。「寝返りができるようになったらパンツになります」と説明されたときには「え、ウソでしょ!?」と思いましたが、本当に息子のパンツ生活はすぐにスタートしたのでした。 わかっていはいたものの、大量の洗濯物に最初は言葉を失うこともありました。 でも最近では私も慣れてきて、「あれ、今日はおしっこの回数少なめだな~」と洗濯物の量を見て判断できるようになってきました。 たくさん外遊びをする園なので洗濯物の量は相変わらず多いのですが、入園当初よりはおしっこの回数自体が減ってきて、パンツの洗濯は2~3枚程度の日も多くなりました。 度々おまるに座って…おしっこの回数自体が減ったのだと思っていましたが、どうやらタイミングを見ておまるに座らせてくれることも多くなったようです。おまるでおしっこが成功することも増えてきたよう。 また、1歳過ぎからおしっこやうんちのときに「でたー」「ちっち」と言いながらお尻を押さえて教えてくれることも多くなりました。自宅ではおむつをしてるので教えてくれたあとにおむつを替えるのですが、保育園の先生方は出る前のサインをなんとなく察知し、おまるに座らせてくれているようです。個人差はありますが、同じ0歳児クラスで月齢が早い子は、日中ほとんどおまるで用を足せる子もいるようです。 2歳児のお姉ちゃんは…息子の上にいるお姉ちゃんも2歳から同じ保育園に入園し、1年になります。入園当時はまだまったくトイレトレーニングはしておらず、おむつで生活していたのですが、入園して2~3カ月後にはすっかりトイレでおしっこができるようになり、今では夜寝るとき以外おむつが必要なくなりました。 早生まれで体も小さく、「大丈夫かな……?」と最初は心配しましたが、親が考えている以上に子どもの適応能力は高く、成長が早かったです。 わたしは元々おむつなし育児をするつもりもありませんでしたし、おすすめしようとも思っていません。メリットもデメリットもいろいろとあるのは確かです。ただこれから来る暑い夏の時期は特に、紙おむつよりも綿のパンツのほうが通気性が良く、蒸れた紙おむつをずっとしていることはないので、子どもたちは快適そうです。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月21日保活シーズン真っただ中ですね。4月からお子さんが幼稚園、保育園に通う方も多いのではないでしょうか?ずっと一緒にいたわが子と初めて離れるのって不安や寂しさ、期待などいろいろなことを思いますよね!■保育園に入りたい! わが家の兄弟保活うちは長男が1歳半、次男が4ヶ月のときに保育園に通うことになりました。長男のときは第一希望の保育園は内定がもらえず、定員割れしていた少し遠い保育園の二次募集でなんとか入ることができました。やはり1歳児クラスは育休明けの方が多くもっと計画的に行動すればよかったと思いました。そういう経験を踏まえ、次男のときは生まれてすぐに保育園に申し込みました。そして2月下旬頃、内定の通知が! でもそのときちょっと心の葛藤がありました。親からも「1歳くらいまでは見てあげたほうがいいんじゃないか」と言われモヤモヤしていました。そんなとき、友だちに相談したらこんなことを言われたんです。■モヤモヤを晴らしてくれたひと言そのときハッとしました。ちゃんと考えて申し込んだんだ!今回内定を見送って来年希望の園に内定がもらえるとは限らない。それに保育園に入れない人もたくさんいるのに、自分で決めたことに悩んでるなんて、入れなくて困っている人たちにも申し訳ない…そう思いました。■気にならなくなった「かわいそう」の声小さいうちから保育園に入れることになり、「かわいそう」と言われたことは何度かありましたが全然気になりませんでした。たくさんの人と触れ合っていたこともあってか人見知りもほぼなく、誰にでも抱っこを任せられました。長男のときは人見知りがあって、私以外が抱っこするとギャン泣きで結構苦労してました(笑)一方次男は、私が迎えに行くとキャッキャと喜んでいて、小さいながらちゃんと親と先生の違いがわかっていました。月齢が低かったので最初の1年は兄弟別々の園で苦労することも多かったけれど、結果的には保育園に預けて良かったと思いました。もし小さいうちから預ける事で不安や自分を責めてしまう人がいたら、自信を持ってほしいです!「かわいそう」と思いながら通わせる方がかわいそうです。たくさんいろいろな事経験して、成長してねという気持ちを持って送り出しましょう!
2019年01月31日ウーマンエキサイトで人気連載中のimo-nakさんの記事 「園でのお友達トラブル…親はどう対応するべきか悩んで私がとった行動とは」 で、保育園、幼稚園でのお友だちトラブルに関するアンケートを実施しました。子ども同士のトラブルは、まだ自分たちでの解決が難しいため、保護者の介入が必要となることもあります。アンケートには、トラブルの経験談やそのときのモヤモヤした気持ち、家庭でどのように対応しているかなどの回答が寄せられました。■保育園、幼稚園トラブルの経験者は7割以上!まず、保育園、幼稚園トラブルを実際に経験したことのある保護者はどれくらいいるのでしょうか? もっとも回答が多かったのが「たまにある」で51%。約半数の人が、なんらかの形で保育園トラブルを経験していることに。これに「よくある」の回答23%と合わせると、74%という数字になり、大多数の人がトラブルの当事者になっている現実が見えてきました。Q1.園でのお友達トラブルを経験したことはありますか?よくある 23%たまにある 51%ほとんどない 15%全くない 8%その他 3%保育園での子ども同士のトラブルは他人ごとではなく、いつか自分たちにも降りかかると思っておいたほうが良いのかもしれません。では、いったいどんなトラブル例があるのでしょうか? 保育園、幼稚園トラブルの実例を知っておくことで、どう対応すればいいのかヒントが見つかるかもしれません。寄せられたコメントを見てみましょう。■小さい年齢で多発する「かみつき」トラブル保育園、幼稚園トラブルとひと口にいっても、年齢や状況によってその内容はいろいろです。年齢が低く、発達にも差があるといわれる2歳ごろは、まだまだ言葉より手が先に出てしまうことも…。保育園に入りたてで集団行動に慣れていない時期の場合はなおさら、トラブルが発生しても不思議ではありません。突然お友だちがかんだという報告を受けました。うちの息子が何かしたわけでも、そのかんだ子の機嫌が悪かったわけでもなく、ガブッとかまれたそうですおもちゃで遊んでいる子の近くを通っただけらしいが、その子はおもちゃを取られてしまうと勘違いしたみたいでうちの子の顔をガブリとかんでしまい…。ようやく傷が薄くなり、いやな気持ちも薄まりました。が、当時は顔の傷がいたいたしくて、何とも言えない気持ちになりました。お友だちの女の子にかむクセがあり、よくかまれます。かさぶたができるほどのこともあり…。子ども同士のことだからとか先生も見てくれてるから…と思うと言いにくいですが、やはり傷口から菌が入ってきたらどうしようとか心配になります。保育園や幼稚園で、トラブルがあった際に、ケガをさせた相手を教えるかどうかは各施設の判断によって異なることだと思います。ただ最近の保育園や幼稚園などの施設では、かみつきなど、軽いケガの場合については、保護者に相手の名前を伝えないことが多い気がします。これは、「園や学校であったことは、施設側の責任」という考え方があるのかもしれません。ただ、もしかしたら保護者同士のトラブルを避けるためという考えもあるのかも。けがも「お互いさま」と思えるレベルならいいですが、傷がしばらく残るような場合は、やっぱり気になってしまいますよね。「園で話し合いの場を設けてほしい」というコメントもありました。■わが子がトラブルを起こす側になってしまった筆者の子どもが通っている施設でも「けがをしたこと」の報告はありますが、相手の名前は教えてもらえません。そして、こちらが「手を出した側」だった場合、トラブルがあった事実すら知らされないので少しだけモヤモヤする気持ちもあります。「けがをしたこと」があったとしても、おそらく、わが子も「やってしまったこと」があるのではないかと思うのですが…。コメントの中にも「相手の子を引っかいてしまった」「お友だちにしつこくしてしまった」などの報告がありました。お片付けをしないお友だちを注意したけど聞いてくれなくて、お友だちを引っかいてしまった。年中の娘です。とても遊びたいお友だちがいますが、毎回「遊ぼう」と誘っても「遊ばない」と言われ、とても悲しいそうです。私が「ほかに遊べるお友だちと遊んだら?」と言っても「明日もう一回がんばって言う」と、意地になっているようで困っています。相手の子もしつこくてイヤなのではと心配です。これらのコメントから、やはり子どものトラブルの原因の多くは「口でうまく伝えられない」「友だちとの距離感がまだつかめていない」というようなことではないかと感じます。成長とともにできるようになる部分が多くあると思いますが、見守るしかできない親としては、どうしたってハラハラしますよね。■仲間はずれやいじわるが始まると問題が複雑に…?imo-nakさんの記事では「男の子にいやなことを言われた」というトラブルが描かれていました。年齢があがり、子どもも自由に言葉が出るようになると、こういうケースが増えるイメージがあります。こうなってくると人間関係も本番というか…ただ「かみつかれた、たたかれた」という段階よりも、物ごとが複雑になり、親の対応も難しくなってくる印象です。年少の娘が、年長のお姉ちゃんたちが集まっているところに行こうとしたら「こっちはダメだよー」と集団で言われたようです。悪気はなかったと思うのですが、娘は悲しくて泣いてしまったみたい…。同じ年齢のグループで遊んでいるときに、下の年齢の子が来たら邪魔にしちゃうという構造って、子ども同士のトラブルの「あるある」ではないでしょうか。年長ぐらいでは、また自分のやったことで相手が傷つくという想像力がとぼしくても仕方ない気もします。でも、それをわかっていたとしても、実際にわが子が悲しんでいる姿を見るのは親にとってつらいこと。なかなか有効なアドバイスも難しいので、気持ちに寄り添うことくらいしかできず、歯がゆいパターンだと思います。また、上記のような悪気のない出来事とは違い、ひとりの相手からターゲットにされているというコメントも…。保育園年中の娘がいます。同い年の女の子が、うちの娘にことあるごとにちょっかいをかけてくるそうです。たとえば、娘が使おうとしていたおもちゃを横から先に奪い取る、使っていたものを少し置いた瞬間にサッと取る、横入りをするなど…。話を聞くと、どうやら娘をターゲットにしてやっているようです。私は、話を聞いて娘の感情に同調してから、当たり障りのないアドバイスをします。できれば、わが子には、トラブルでいやな思いをしてほしくない。でも集団生活をしていく上では、そういった人間関係も避けては通れません。またトラブルが起こったときに、わが子には対処する方法、気持ちを前向きにする方法も学んでほしい力のひとつです。そのためにも、親としてどういうアドバイスができるのかを家庭で考えておくといいのかもしれません。子どもの気持ちに寄り添いながら、子どもが対応する方法を見守っていかれればと思います。■どこまで大人が介入していいのか子どもの言うことをうのみにして介入してしまったら、過保護なのかも…。でも、わが子が泣いたと聞けば心配になるのが親心。そんなとき、どのように対応すればいいのでしょうか?頼りになるのは、やっぱり日中の子どもの様子を見てくれている先生たち。子どものお友だちのことで悩んでいたことも「相談」という形で話してみると、解決の糸口が見えたというコメントが。下の兄弟が生まれたばかりの女の子に、娘がいじわるをされました。赤ちゃん返りが理由かなと思い、娘の気持ちにも同調しつつ話を聞いていましたが、1年過ぎてもあまり変わらず。「娘も態度が悪かったのかもしれない、でも過保護と思われてもいい」と、保育所の先生にたずねると、その子はみんなにそのような態度だということを教えてくれました。ちょっと胸のつかえが取れた気がしました。その後、娘には受け流すように教えました。「●●ちゃんとケンカした」、「嫌いって言われた」、「もう遊ばないって言われたから、今日はずっと1人で遊んでたの…」、と悲しそうな顔で報告されたことがあります。娘、年中5歳です。「ついに女の子の人間関係がゴタゴタし始めたか?」と思いましたが、先生に話を聞いてみたらそんなに深刻なことではなく、「毎日ささいなことでケンカして、その後は抱き合って仲直り」というのを毎日繰り返していると。モヤモヤするなら先生に相談という形で聞いてみるといいと思います。子どもの話がすべてではありません。毎日ケンカして、でもすぐに仲直り! 子どもらしくて、ほっとするエピソードです。子どもの言うことをそのままうのみにせず、冷静に先生に聞いたからこそ、普段の様子がわかってよかったという例だと思います。寄せられたコメントにも「子どものことに、大人同士のような対応を求めない。お互いさまと考える」というものがありました。大人ですら人間関係に悩むことがあるというのに、まだ家庭以外での活動の場が広がったばかりの子どもでは、うまくいかないことの方があたり前なのかもしれませんね。これから小学校、中学と大きくなれば、人間関係はさらに複雑化し、悩みも深刻になっていく場合もあるかもしれません。そういったときに親は何がしてあげられるのか? いつまでも親がトラブルを未然に防ぐことはできないでしょう。保育園や幼稚園は、親の手元から離れて、子どもが社会とつながる第一歩となります。必要に応じて、先生に相談することも必要となるかもしれません。また子どもの話をよく聞いたり、普段の行動からどういった個性を持っているのかを観察することも大事でしょう。保育園、幼稚園のトラブル解決は、もしかしたら親子にとっても人間関係をどうわたり当たっていくのかの試練の一歩なのかもしれませんね。Q1.園でのお友達トラブルを経験したことはありますか?回答数:118Q2.園でのお友達トラブルについてのエピソードやご意見を教えてください。回答数:30アンケート集計期間:2018/11/29~12/27
2019年01月25日2歳になったばかりの子どもや、学年が2歳になる子どものいるママたちのこの時期の話題はきっと、「プレ幼稚園は入る?入らない?」「どの幼稚園が良いの?」ということですよね。筆者の上の娘は今年3歳。昨年の今ごろがちょうどそうでした。その時感じたのは「集団生活の準備は意外と早くから進めるべき」ということ。そこで、筆者の体験を元にポイントを伝授したいと思います。まずは近所の幼稚園を調べよう!最初に大切なのは、自分の住んでいる地域にどんな幼稚園があるのかとその場所を把握することです。幼稚園を調べる時に抑えておきたい項目は・幼稚園?こども園?・給食はある?週何日お弁当?・バス通園は可能?自宅近くにバスが来るルートがある?・制服はある?体操着はある?・プレ幼稚園を行っている?プレ幼稚園に通えると集団生活の練習ができるし、その幼稚園に慣れることができるのでとてもオススメです。在園児や卒園児ママから話を聞こう!近所の幼稚園の場所や特徴が把握できると、だいたい希望の園が見えてくると思います。2.3カ所くらいに絞られてくると、次に気になるのは実際の雰囲気です。筆者は、児童館や近所で行っている子どもサークルのようなイベントなどに積極的に参加をして、同じくらいの子どもがいるママや、少し年上の子どもがいるママに聞いてみるのが一番参考になりました。とはいっても、人見知りで自分から話かけられない方も多いと思います。筆者もそうです。それでも、何回か顔を合わせて挨拶をするくらいの仲になってくると、自然と幼稚園どうするの?という話になります。そこで幼稚園を決める時に聞いておきたい情報はきちんと聞いておきましょう。一度に長く話せないときは、数回に分けて聞いてみるといいですよ。プレ幼稚園選びを重要視する理由は?プレ幼稚園はその幼稚園を決める前段階だから、「ちらっと体験」くらいの気持ちで決めてしまいがち。でもそれは危険なんです。なぜかというと、多くのプレ幼稚園は週1かそれ以上通うことが多く、期間も半年から1年です。そうなると、子どももその園に慣れてだんだんこの幼稚園に来年から通うんだ!という気持ちが芽生えて自然に仲の良いお友達ができてきます。ママ同士も挨拶だけをする仲から、だんだん幼稚園のこと、行事のこと、近所の話題など世間話をするようになり、そこから仲の良いママができるでしょう。子どももママも仲の良いお友達ができると、他の園に移りにくくなることが多く、自然とプレ幼稚園に通ったところに入園することが多いようです。またプレ幼稚園に通っていると、入園願書の時も優先的に入園枠に入れるというところが多いのです。プレ幼稚園募集までに、実際に雰囲気を確かめましょうプレ幼稚園を決める前に、園庭開放に行ってみたり、未就園児が参加できる行事などに参加して、実際に幼稚園の雰囲気を確認するのがオススメです。筆者も引っ越したばかりで知り合いのママがいなかったので、未就園児参加の運動会や見学などに参加をして、実際の幼稚園の雰囲気や先生の対応などで決めました。行事などに参加すると、同じ未就園児のママ、つまり未来の幼稚園ママはどんな方がいるのかを確認できます。幼稚園はママ同士も密な付き合いがあるので、気が合いそうな方がいるかどうかはかなり重要です。同じ幼稚園が良いなと思うママ同士なので、まったく気が合わないということは少ないと思いますが、年齢や服装、雰囲気などを知っておくと安心ですよ。プレ幼稚園の募集はだいたい1月から2月ころが多いと思いますので、参考にしてくださいね。<文・写真:フリーランスライターyuikitiiii>
2018年12月24日