アメリカ・ニュージャージー州にある動物保護施設に6歳のジャーマンシェパードが預けられました。セイディという名前のメス犬は大切に飼われていましたが、引っ越しを理由に飼い続けることができなくなったのです。突然知らない場所に連れて来られたセイディは緊張し、なかなか周りの人に心を開けずにいました。そのため里親探しは簡単ではなかったのだそう。そんな時に現れたのがブライアン・マイヤーズさん。セイディは特に男性を怖がる傾向がありましたが、ブライアンさんはそんなセイディの知性や、すぐに相手を信頼しないところ、そしていったん信頼した後の忠誠心を評価して彼女を家族に迎えることにしたのです。Meet Sadie!Sadie is a gorgeous big Shepherd girl surrendered because her owner was moving where she unfortunately...Posted by Ramapo-Bergen Animal Refuge on Saturday, September 5, 2020Meet Sadie!Sadie is a gorgeous big Shepherd girl surrendered because her owner was moving where she unfortunately...Posted by Ramapo-Bergen Animal Refuge on Saturday, September 5, 2020飼い主のピンチを救った愛犬海外メディア『CBS NewYork』によると、ブライアンさんがセイディと暮らし始めてから約3か月後の夜、寝ていた彼がトイレに行こうとして立ち上がったとたん、そのまま床に倒れてしまったのだそう。ブライアンさんは寝ている間に脳卒中を起こしていたのです。すぐに異変に気付いたセイディが彼のそばにやってきます。起き上がれないブライアンさんは必死でセイディの首輪をつかみました。するとセイディはブライアンさんを向かいの部屋まで引っ張って行き、彼はそこにあった携帯電話で助けを呼ぶことができたのです。A Very Special RBARI Story! RBARI Alumni Sadie saved owner’s life, as she drags him to help after suffering a...Posted by Ramapo-Bergen Animal Refuge on Tuesday, February 2, 2021A Very Special RBARI Story! RBARI Alumni Sadie saved owner’s life, as she drags him to help after suffering a...Posted by Ramapo-Bergen Animal Refuge on Tuesday, February 2, 2021命を取り留めたブライアンさんは症状が落ち着いてから数日間、リハビリ施設でリハビリに励んでいました。そしてついに自宅に帰れることになった日、リハビリ施設の前でセイディが彼を出迎えました。感動の再開の瞬間がこちらです。Sadie & Brian are Reunited! Warning: A little happy crying is possible!Watch Sadie as she is brought back together...Posted by Ramapo-Bergen Animal Refuge on Tuesday, February 9, 2021Sadie & Brian are Reunited! Warning: A little happy crying is possible!Watch Sadie as she is brought back together...Posted by Ramapo-Bergen Animal Refuge on Tuesday, February 9, 2021このストーリーを紹介した動物保護施設の投稿にはたくさんのコメントが寄せられています。・泣いた。この子は特別な犬であって、真のヒーローだ。・ジャーマンシェパードが大好きだよ。彼らは本当に賢いよね。・感動した。この男性とセイディが出会えてよかった。An emotional reunion for Sadie and Brian, as they headed home yesterday, together.Sadie and Brian have quickly become...Posted by Ramapo-Bergen Animal Refuge on Wednesday, February 10, 2021An emotional reunion for Sadie and Brian, as they headed home yesterday, together.Sadie and Brian have quickly become...Posted by Ramapo-Bergen Animal Refuge on Wednesday, February 10, 2021ブライアンさんは投稿で「セイディの里親になったことは私が今までにした最良の決断でした。彼女は驚くほど愛情深い親友です」と語っています。彼はセイディを引き取る時、「この犬に家と、この子が受けるに値する愛情を与えると誓った」のだとか。また男性に懐かないといわれていたセイディはブライアンさんに出会った日、ためらうことなく彼の車に乗り込んだのだそう。セイディもブライアンさんに対して「この人に忠誠を誓おう」と心に決めていたのかもしれませんね。再び家族に愛される機会をもらった犬が、その飼い主の命を救って恩返しをしたこの出来事は、多くの人を感動させました。[文・構成/grape編集部]
2021年02月14日「難ありパイがふかふかパイになるまで」吸引器・保護器編。難ありパイの授乳には吸引器や保護器を使用していたHYPかなこさん。どのようなアイテムがあるのでしょうか……?「難ありパイがふかふかパイになるまで」吸引器・保護器編 傷のケア 保護器・吸引器編です! 吸引器はさておき、保護器はそこそこ良いアイテムかと思います。傷の痛みがゼロになることはないですが、3割程度は軽くなったイメージが残っています。だけど、本当に使い方がへたくそで……。もういいや、と直飲みで耐えていました。生後1カ月のころなので、新生児期にコツを知っていれば使い続けていたかもしれないです。 長く使い続けていても、生後5カ月ごろには直母にできたという経験も産院で聞きました。私と同じような裂け傷で、泣きながら授乳していたようです……。なので、しばらく手放せなくて不安だったそうな。けど、じょうずに使えていたのできっとパイができあがっていったんでしょうね! ※乳頭保護器の使用については産院の方針によって異なります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。HYPかなこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター HYPかなこ2018.5生まれのチビコーと夫のこうじ氏、セキセイインコのうなぎの3人+1羽の家族です。WEB制作(私は画像と写真担当)などを夫婦でしてます。婦人科通いの干物→婚活→結婚→不妊治療→ギリギリ35歳で出産→2人目不妊治療中なコミュ障新米母です。
2021年02月13日アメリカ・テネシー州ナッシュビルに暮らすミッキー・マッケイさんが妻と一緒に車で移動していた時のことです。交差点で左折しようとして停止していた彼らの車に、後ろから走って来たミニバンが追突したのです。その時ミニバンは時速803以上でぶつかってきたため、ミッキーさんの車は押し出されて交差点を突っ切り、衝撃によって後ろの窓が割れてしまいました。そして後部座席に乗っていた愛犬のファーガスが窓から車外に投げ出されてしまったのです。さらに動揺したファーガスはそのまま逃走し、行方が分からなくなってしまいました。WE HAVE FERGUS!NASHVILLE: Please, please, please be on the lookout for a lost Irish Wolfhound named Fergus! My parents...Posted by Meredith Luckett on Saturday, January 30, 2021WE HAVE FERGUS!NASHVILLE: Please, please, please be on the lookout for a lost Irish Wolfhound named Fergus! My parents...Posted by Meredith Luckett on Saturday, January 30, 2021「愛犬を見つけて!」飼い主の願いに数百人が協力ミッキーさんと妻は事故によってケガをしましたが、何よりファーガスのことが心配でたまらなかったのだそう。アイリッシュ・ウルフハウンドのファーガスは体重が約903もある大型犬。そんなに大きな犬がいたら目立ちそうですが、ファーガスは事故当日には見つかりませんでした。そこで娘のメレディスさんはFacebookでファーガスを捜索するためのアカウントを作り、情報提供を呼びかけることにします。すると地元の人たちが続々と捜索に協力し始め、目撃情報も寄せられましたが、事故の翌日も、その翌日も、ファーガスは見つかりません。しかし事故の4日後、事態が急展開。事故現場から約800mほどにある家に住む女性から「ファーガスを見つけました!」と連絡が入ります。この女性は家の前にファーガスがいるのを見つけ、名前を呼ぶとファーガスが寄ってきたのだそう。メレディスさんはすぐにその女性の家に向かいます。するとそこにいたのは間違いなくファーガス!感動の再開の瞬間がこちらです。Posted by Meredith Luckett on Wednesday, February 3, 2021Posted by Meredith Luckett on Wednesday, February 3, 2021喜びと安堵で涙が止まらないメレディスさん。するとファーガスも同じように鳴き始めます。何日も一人ぼっちで迷子になっていたファーガスも不安で怖かったのでしょう。その場にいたボランティアの人が撮影していたこの動画には、たくさんの祝福のコメントが寄せられています。・一緒に大泣きしてしまった。本当によかった。・この犬も彼女に「会いたかったよ」っていっているね。・こんなに感動的な再会シーンを初めて見たよ。Posted by Meredith Luckett on Wednesday, February 3, 2021Posted by Meredith Luckett on Wednesday, February 3, 2021メレディスさんはこの後すぐにファーガスを動物病院に連れて行きました。彼はたくさんの切り傷や打撲をしていましたが、幸いどれも軽いケガだったということです。ファーガスの捜索には数百人のボランティアが協力してくれたのだそう。彼女はその人たちに向けて「この感謝は一生忘れません」とつづっています。交通事故の現場で驚いたペットが逃げ出してしまうことは珍しくありません。最悪の場合、そのまま行方不明になるケースもあるでしょう。ファーガスが無事に飼い主と再会できて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月10日シェリダン・オリバー・マーティンさんと夫のシンクレアさんはマーリンという大型犬と暮らしています。ウェブメディア『The Dodo』によると、シェリダンさんは子供の頃にチワワを飼っていたため、次に家族に迎えるなら絶対にチワワがいいと熱望していたのだそう。しかしそのことをシンクレアさんにいうと、彼は「俺は小さい犬は好きじゃない。小型犬はキャンキャン吠えてうるさいし、意地悪だから」と大反対。彼はマーリンの遊び相手としても、タフな大型犬のほうがいいと思い込んでいたといいます。『小型犬が好きじゃない夫』がチワワを飼い始めると?どうしても諦めたくないシェリダンさんはそれから3年間も「チワワを飼いたい」とシンクレアさんに懇願し続けました。すると彼はついに根負けして、「じゃあきみの次の誕生日にチワワを迎えていいよ。でも俺は一切世話はしないから」といったのだとか。こうしてやってきた運命の日。里親を探していたメスのチワワであるピクルスが、シェリダンさんたちの家族に仲間入り。するとシンクレアさんは初めてピクルスに出会った瞬間から、彼女の愛らしさにノックアウトされてしまったのです。 この投稿をInstagramで見る Pickles The Chihuahua (@pickles_the_chihuahua_)がシェアした投稿 シンクレアさんは、ピクルスにデレッデレ!「俺は世話はしない」といっていた彼は、ピクルスが家にやってきた日からすぐに彼女の足を拭いたり、セーターを着せたりと娘を溺愛するパパに変身。毎晩欠かさずピクルスと添い寝をするほどベッタリなのだそう。 この投稿をInstagramで見る Pickles The Chihuahua (@pickles_the_chihuahua_)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Pickles The Chihuahua (@pickles_the_chihuahua_)がシェアした投稿 シンクレアさんとピクルスのストーリーは『The Dodo』のFacebookでも紹介され、たくさんのコメントが寄せられています。・小型犬は私たちを従わせるシークレットパワーを持ってるよね。・夫もこうなった。グレートデーンを欲しがっていたけど、今ではチワワ好き。・チワワは最高。小さな身体と大きなハートの持ち主。 この投稿をInstagramで見る Pickles The Chihuahua (@pickles_the_chihuahua_)がシェアした投稿 シンクレアさんの腕に抱かれながら不敵な笑みを浮かべるピクルス。この写真にはピクルス目線で「私のパパは『小さい犬はいらない』っていってたの。彼は私の魅力に抵抗できなかったのね」とつづられています。ちなみにピクルスは、シンクレアさん同様に小型犬が好きじゃなかったシェリダンさんの父親のハートもあっさりと奪ったそうです。小さい犬が好きじゃない人をいとも簡単に自分のファンにしてしまうピクルス。こんなにかわいい顔で見つめられたら、拒絶できる人はなかなかいないでしょうね![文・構成/grape編集部]
2021年01月29日アメリカ・ニューヨークで歌手として活動しているミカエラ・ベネットさん。彼女はある日、1匹の犬の動画を見て大きく心を動かされました。その犬はクラリネットの演奏に合わせて歌っていたのです。ミカエラさんがウェブメディア『The Dodo』に語ったところによると、犬は韓国・釜山(ぷさん)で野良犬だったところを優しい女性に保護されたのだそう。彼女が見た動画は、一時的にその犬の世話をしていた人が撮影したものでした。ミカエラさんのパートナーもミュージシャンなので、彼女はその犬に音楽を通じたつながりを感じたのだとか。私がこの犬の里親になれるかもしれない。こうしてミカエラさんが動いた結果、動物保護団体を通じてその犬は釜山からニューヨークへ来ることになり、晴れて彼女の家族の一員になりました。 この投稿をInstagramで見る Birks(@birksofbrooklyn)がシェアした投稿 歌うのが大好きな犬が歌手の愛犬に!ミカエラさんは犬を、ジャズミュージシャンのジョン・バークス・ガレスピーからとって『バークス』と命名。そんなバークスは音楽を聴くと、犬らしからぬ反応を示すのだそう。首をかしげたりうなずいたりしながら鑑賞し、その音楽が気に入ると歌い始めるのです。またバークスはミカエラさんが歌の練習をしていると決まって一緒に歌い出すのだとか。しかも彼女に対抗するかのように、大きな声で歌うのです。 この投稿をInstagramで見る Birks(@birksofbrooklyn)がシェアした投稿 ミカエラさんとバークスが一緒に歌う動画にはたくさんのコメントが寄せられています。・この犬はパーフェクトな家族を見つけたね!・美しい声、美しい人、美しい犬、素敵だわ。・最高のデュエットだ!Most meant-to-be dog adoption ever — watch him try to sing louder than his mom ♥️ pic.twitter.com/Vf9gGQTHOZ — The Dodo (@dodo) December 15, 2020 常に家に音楽のある暮らしを一緒に楽しんでいるミカエラさんとバークス。韓国にいたバークスが海を渡ってミカエラさんの家族になったのは、きっと運命だったのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2021年01月20日クリスマスが近付く2020年12月18日、アメリカ・ジョージア州の動物保護シェルター『W-Underdogs』で火災が発生しました。火災が起きたのは午後で、『W-Underdogs』の創設者であるグレイシー・ハムリンさんはちょうど外出していて不在だったのです。シェルターには16匹の犬と猫が収容されていて、彼らは自力で逃げ出すことができません。しかしある人物のおかげで動物たちは助かりました。その人物とは、路上生活をしているキース・ウォーカーさん。海外メディア『CNN』によると、キースさんはグレイシーさんと知り合いで、愛犬の『ブラボー』を毎晩『W-Underdogs』のシェルターに預かってもらっているのだそう。この日、キースさんはブラボーを散歩に連れて行くためにシェルターへ向かっていたところ、建物が燃えているのに気付きます。キースさんが着いた時には建物はすでに煙に包まれていましたが、彼は意を決して中に入り、ブラボーだけでなく収容されている動物たちも救出。その素早い行動のおかげで、6匹の犬と10匹の猫全員が無事でした。Posted by W-Underdogs on Saturday, December 19, 2020Posted by W-Underdogs on Saturday, December 19, 2020Posted by W-Underdogs on Saturday, December 19, 2020Posted by W-Underdogs on Saturday, December 19, 2020キースさんは『CNN』の取材でその時のことを振り返っています。ものすごく緊張したよ。嘘じゃない。あの煙だらけの中に入っていくのは本当に怖かった。でも神様が、動物たちを助けるために俺をあそこに行かせたんだ。もしあなたが犬が好きなら、この世界の誰でも愛せるさ。俺の犬は親友なんだ、そして彼がいなかったら俺はここにはいなかっただろう。だからほかのすべての犬たちを助けなくちゃって思ったんだ。CNNーより引用(和訳)現場に到着した消防隊員は、動物たちを避難させるため動物管理局に助けを要請しました。しかしその時にはすでにキースさんが建物に入り、すべての動物たちを救出していたということです。グレイシーさんは「私の動物たちを救ってくれたキースさんには感謝してもしきれません。彼はヒーローです」と感謝を述べています。Posted by W-Underdogs on Saturday, December 19, 2020Posted by W-Underdogs on Saturday, December 19, 2020出火原因は電気機器によるもので、火は建物が全焼する前に消し止められたものの、住める状態ではなくなりました。しかし幸いなことに『W-Underdogs』のシェルターは火災が起きた日から1週間後に引っ越しする予定だったのです。新しい施設が引っ越し可能な状態になるまでは、ボランティアの協力によって動物たちは安全な場所で過ごせることになりました。またこの出来事によってキースさんへの称賛の声が上がり、彼のために寄付金サイトが立ち上げられました。開設から約10日間で目標金額の5千ドルを大幅に上回る8万2千ドル(約836万円)以上が集まっています。Update: We have received a flood of requests on how people can help Mr. Keith Walker, the hero who saved our animals...Posted by W-Underdogs on Monday, December 28, 2020Update: We have received a flood of requests on how people can help Mr. Keith Walker, the hero who saved our animals...Posted by W-Underdogs on Monday, December 28, 2020現在53歳のキースさんは13歳の頃から路上生活をしているのだそう。自らの危険を顧みずに動物たちを助けた心優しいキースさんこの寄付金によって彼とブラボーは安心して暮らせる家に移り住み、よりよい生活を送れることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年01月06日■前回のあらすじ音楽会に参加するためのオーディションに落ちた2人は当日教室待機に…。そんな異常とも思える先生のやり方に気づきはじめた保護者がいました。保護者からの疑問を上手くかわす先生。しかし水面下では少しずつ、何かが動き始めていました。次回へ続く※あくまで個人の体験談です。先生にまつわるお話になりますが、「すべての教師がそうだ」と誤解のないようお願いします。※実話をベースとしたフィクションです。登場人物はゆっぺさん含めすべてフェイクです。コミックライター: ゆっぺ 【同じテーマの連載はこちら】 4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 この連載の全話を見る >>
2021年01月02日2020年11月、寒さの厳しいアメリカ・ニュージャージー州で1匹の犬が保護されました。その犬はオスのハスキー。民家の庭のフェンスに鎖でつながれているところを発見されました。首に深い傷があり血だらけで、その傷の上から包帯を巻かれた状態だったのです。犬は必死に首輪を外して逃げようとしていたのかもしれません。Posted by Popcorn Park Animal Refuge on Friday, December 18, 2020Posted by Popcorn Park Animal Refuge on Friday, December 18, 2020保護された時、犬の首の傷は重度の感染症を起こしていました。その後、継続的な治療のために別の動物保護施設『ポップコーン・パーク・アニマル・レフュージ』に預けられることになりました。ハスキーは『カーター』と名付けられます。カーターはある若いカップルに飼われていました。飼い主はある日、隣人に「引っ越しますが、後で犬のために戻ってきます」と告げていました。しかし「いつ」戻ってくるかということは告げておらず、その5日後に首にひどいケガをした状態でカーターは保護されたのです。幸いカーターは治療の甲斐あって順調に回復しているとのこと。『ポップコーン・パーク・アニマル・レフュージ』のFacebookには元気そうな彼の写真がシェアされています。Posted by Popcorn Park Animal Refuge on Friday, December 18, 2020Posted by Popcorn Park Animal Refuge on Friday, December 18, 2020Posted by Popcorn Park Animal Refuge on Friday, December 18, 2020Posted by Popcorn Park Animal Refuge on Friday, December 18, 2020州外に引っ越したというカーターの飼い主が意図的に彼を置き去りにしたのかどうかは分かりません。しかし何日間も犬を寒空の下で鎖につないだまま放置するというのは、たとえ水や食べ物を置いていったとしても決して適切な世話の仕方とはいえないでしょう。何日も戻って来られないならば、犬の世話を誰かに頼むか、ペットホテルなどに預けることができたはずです。警察はこのケースについて深刻にとらえ、飼い主の男女を動物の飼育放棄などの罪で起訴したということです。またカーターの飼い主への厳しい処罰を求める署名運動も行われており、12月末までに1万5千人以上が賛同しています。カーターは人懐っこくてとても明るい性格なのだそう。12月半ばの時点ではまだ里親の募集は行われていませんが、正式に募集が始まったらきっとすぐに新しい家族が決まるでしょう。カーターに1日も早く優しい家族が出来て、一生愛情を受けながら幸せに過ごしていけることを願ってやみません。[文・構成/grape編集部]
2020年12月31日2020年4月、ブラジルに住むラディスラウ・アルカンターラさんとホズィレーネ・ジャンセンさんはサイクリングを楽しんでいました。ウェブメディア『The Dodo』によると、彼らは道路の真ん中に何かがいるのを見つけたのだそう。近くに行ってみると、そこにいたのは1匹のダックスフント。あばら骨が浮き出るほどやせ細っていて、ラディスラウさんたちに駆け寄って来ることもなく、まるで助けを求めるような顔で彼らをじっと見つめていたといいます。 この投稿をInstagramで見る Pelanka(@pelanka_dachsund)がシェアした投稿 その日はとても暑かったため、彼らは早めに引き返そうと思っていたところだったのだとか。しかしその犬を放っておくことはできず、持っていたパンを持って近付くと、犬はあっという間にたいらげたのです。よほどお腹が空いていたのでしょう。ラディスラウさんは犬を抱きかかえて、飼い主を知っている人がいないか近所の人たちに声をかけてみることにしました。すると、そこで悲しい事実を知ります。この犬がいた場所は地元ではよく動物が捨てられる場所として有名なところだったのです。犬をここに置いていくなんてできない!ラディスラウさんは犬が意図的にここに置き去りにされたことを確信し、絶望します。この犬をここに置いて行きたくない。でも自宅まではまだ403以上あるしな…そこで彼はバックパックの中に犬を入れて背負い、家路を目指すことにしたのです。 この投稿をInstagramで見る Pelanka(@pelanka_dachsund)がシェアした投稿 犬を背負って自転車をこぐのは簡単ではなかったといいます。犬が落ちないように常に後ろを見張りながらこぎ進むのは「13ごとに永遠に続くように感じた」そうです。こうしてへとへとになって帰宅後、2人は犬の体を洗い、おいしい食事を与えました。その時点ですでにラディスラウさんとホズィレーネさんの心は「この犬を飼おう」と決まっていたということです。 この投稿をInstagramで見る Pelanka(@pelanka_dachsund)がシェアした投稿 2人は犬を『ペランカ』と名付けました。見つけた時は健康状態が危ぶまれるほどガリガリに痩せていたペランカですが、その後は順調に体重も増えてすっかり元気になりました。ペランカのInstagramには、この心温まるストーリーを知った人たちから多くのコメントが寄せられています。・この犬は天使だ。里親になってくれてありがとう。・この犬が元気になって、美しい姿に変わっていくのを見てワクワクした。・ペランカ、こんなに素敵な両親ができてあなたは幸運だね。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Pelanka(@pelanka_dachsund)がシェアした投稿 ペランカがどのくらいの期間あの場所にいたのかは分かりませんが、体の痩せ具合から推測するとかなり長い間と思われます。ひとりぼっちでお腹を空かせていたペランカはさびしくてつらかったことでしょう。ペランカが優しい2人に出会えて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月30日小さな命を育てることは、誰にとっても不安がつきもの。それはペットでも同じことです。ペットの気持ちがよく分からず、悩むことも多いですよね。犬を飼うということ漫画家の日夏たね(@hinatsutane)さんは、保護犬の『おもち』ちゃんと暮らしています。おもちちゃんは、前に幼い頃とのギャップが話題になりました。保護犬を引き取った1年半後…驚きの『変化』に15万人が吹き出す!初めて犬を飼うことになった日夏さんは、やんちゃなおもちちゃんに戸惑いを隠せなかったようで…。【不定期更新】漫画家夫婦が保護犬をお迎えした話①書いてみました! #おもち #おもち漫画 #雑種犬 pic.twitter.com/77KcfwYDeN — 日夏たね@通販始めました (@hinatsutane) January 13, 2020 日夏さんは犬を飼うことが初めてだったため、失敗が続き飼い主として自信を失いかけていました。ある日、おもちちゃんはお気に入りのぬいぐるみを日夏さんに持ってきます。犬にとって「好きな人と、お気に入りのものを共有したい」という意味もあるこの行動。日夏さんは、初めておもちちゃんと通じ合えたような気持ちになり、胸が熱くなったといいます。ネット上では、こちらの投稿に対し「なんて素敵」「初めてで不安な気持ち、とても分かる」などの声が寄せられました。最初は何ごとも失敗がつきものです。しかし、ペットとの日々を重ねていくことで、いつかそれも懐かしく思える日がきっとくることでしょう。日夏さんが描く『漫画家夫婦が犬を飼った話』は、こちらからも読むことができます。気になる人はチェックしてみてくださいね!『漫画家夫婦が犬を飼った話』[文・構成/grape編集部]
2020年12月25日さまざま事情から、保健所へたどり着いた保護犬たち。中には、人間から十分な愛情を受けられず、やせ細り怯える様子を見せる犬も多くいます。施設から引き取られた1年半後…?漫画家のかざあな(@kazaana)さんがTwitterに投稿した画像が、「本当によかった」「かっこいい」と反響を呼んでいます。保護犬の『おもち』ちゃんを引き取り、夫婦で大切に育ててきた飼い主さん。おもちちゃんが家に来たばかりの時と、1年半後の姿を比べた2枚がコチラです!保健所で殺処分待ちだった生後2ヶ月半の犬はドッグラン付きのマンションで毎日走って暴れて一歳半で怪物みたいになった。 pic.twitter.com/vDc5Gs01Ds — かざあな@Wonderful World ! Ⅱ展 台場 (@kazaana) December 23, 2020 ギャップがすごい…ッ!か弱く見える子犬の頃と比べ、見違えるほど凛々しく育ったおもちちゃん!飼い主さんによると引き取った後、家にある『ドッグラン』で毎日元気に走りまわり、すくすく育った結果とのことです。ネット上では、おもちちゃんの変化にこのようなコメントが寄せられました!・ギャップに思わず吹き出してしまいました。素敵な怪物さんになりましたね!・かっこよすぎ!筋肉モリモリで、毎日元気に過ごしていることがよく分かります。・表情も柔らかくなっていて、よかった…。おもちちゃんが、これからはずっと幸せでありますように!本来なら経験しなくていい思いを、おもちちゃんは味わってきたのかもしれません。しかし、これからはそんな記憶を思い出すことがないほどに、幸せな時間を過ごしていくことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2020年12月25日2011年3月11日、東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災。警察庁によると2020年12月10日時点で、死者数は約1万5千人、行方不明者数は約2500人を超えるといいます。また、大きな被害を受けたのは人間だけではなく、ペットたちも同じです。つながった小さな命の物語震災の被害を受け、営業休止中だった福島県のJR双葉駅。2020年3月14日、9年ぶりにJR常磐線全線の運転が再開されました。そんな双葉駅で見つけられた1冊のノートが、Twitterで反響を呼んでいます。はこざき(@hakopu)さんが「どうか元の飼い主さんへ届いてほしい」という思いでのせた内容がこちらです。震災後、双葉駅前で保護されたワンちゃん(ローズ)を引き取って…3年前に亡くなりました。生きてる間に連れてきてやりたいと願っていましたが、残念です。今日、お骨にはなりましたが、やっとふるさとに連れてくることができました。喜んでいてくれたら嬉しいのですが…。どこかにいる、ローズの本当の飼い主さん!ローズを大切にしていましたよ。双葉駅に備え付けられてた駅ノートに、こんな書き込みがあった。届くといいなぁ。 pic.twitter.com/0yn55MKWSN — はこざき (@hakopu) December 13, 2020 そこには、震災で行き場を失った犬『ローズ』を引き取った人から、元の飼い主へのメッセージがつづられていました。震災後に発生した福島第一原子力発電所事故の影響で、警戒区域に指定されていた双葉駅周辺。そのため、引き取った人はローズが生きている間に双葉町へ行くことが叶わなかったのでしょう。ローズが亡くなった後も、双葉町に入れるまでローズの遺骨を大切に保管し、「ローズが生きていたことを伝えたい」という思いからこのメッセージを双葉駅に残したのです。ローズは、きっと元の飼い主へ会いたかったと思いますが、引き取った人の愛情に包まれ残りの犬生を全うしたはずです。ネット上では投稿に対し、このようなコメントが寄せられました。・もしかしたら、元の飼い主さんは会いたくても、もう会えない場所にいるのかもしれないですね。もしもそうだったら、今やっとローズと再会することができたかな…。・素敵な人に引き取ってもらって本当によかった。つらい記憶もあったことでしょう。ローズが来世でずっと幸せであることを祈ります。・涙がとまりません。どうか元の飼い主さんへ、ローズは幸せに暮らしていたことが伝わってほしいですね。多くの尊い命が失われた中で、心優しい人の手によってつながれた命の物語。この小さな奇跡が、どこかでローズを想っている元の飼い主さんへ届くことを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年12月16日アメリカ・アラバマ州のスーパーマーケット『ウォルマート』で働いているダニエル・ロビネットさんはある日、1匹の黒い犬が店に入ってきたのを目にしました。犬は店内を走りながら周りにいるすべての人の顔を見ていて、「まるで誰かを探しているようだった」といいます。そして彼女の推測は的中。犬はある人物を見つけると、一直線に駆け寄って行ったのです。その人はレジ担当のジューン・ラウンツリーさんで、犬は3週間前から行方不明になっていた彼女の愛犬『アビー』だったのです。驚いたジューンさんは思わずアビーを抱きしめて泣き出してしまいました。Posted by Danielle Robinette on Saturday, November 28, 2020Posted by Danielle Robinette on Saturday, November 28, 2020海外メディア『NEW YORK POST』によると、アビーは自宅の庭にいたところ、首輪とリードをはずしてどこかへ行ってしまったのだそう。それからジューンさんと彼女の家族は必死で探しましたが、アビーは見つからなかったのです。ジューンさんの自宅から職場の『ウォルマート』までは約2.43の距離で、彼女はこれまでにアビーを連れて店の駐車場に来たことはありましたが、店内に連れて入ったことは一度もなかったといいます。Posted by Danielle Robinette on Saturday, November 28, 2020Posted by Danielle Robinette on Saturday, November 28, 2020しかしアビーの行動はまるでジューンさんがそこにいるのを知っていたかのようでした。もしかするとにおいをたどって来たのかもしれません。この出来事によって有名になったアビーは『ウォルマート』の名誉店員になり、お店のFacebookでも紹介されました。Help us celebrate June and her dog Abby’s amazing reunion after being missing for 3 weeks. Abby walked into our...Posted by Walmart Dothan - S Oates St on Saturday, December 5, 2020Help us celebrate June and her dog Abby’s amazing reunion after being missing for 3 weeks. Abby walked into our...Posted by Walmart Dothan - S Oates St on Saturday, December 5, 2020この感動の再会は『クリスマスの奇跡』といわれ、多くの人たちから喜びの声が上がっています。・ママがどこで働いているか知っていたのね。なんて賢い犬なの。・再会できて本当によかった!・素晴らしい話で感動したよ。Meet Danielle. She is the one that caught Mrs. June and Abby being reunited at the checkout and sharing the amazing story of these two coming back togetehr! #makingussmile #thisisthatplacePosted by Walmart Dothan - S Oates St on Sunday, December 6, 2020Meet Danielle. She is the one that caught Mrs. June and Abby being reunited at the checkout and sharing the amazing story of these two coming back togetehr! #makingussmile #thisisthatplacePosted by Walmart Dothan - S Oates St on Sunday, December 6, 20203週間も行方不明だったにもかかわらず、アビーはほとんど痩せていなかったのだそう。きっと親切な人が食べ物をあげていたのでしょう。ジューンさんはコメント欄に「アビーがウォルマートに現れて、私に駆け寄ってきた時の気持ちは言葉では表現できません。また彼女に食べ物を与えてくれていた人に感謝します」とつづっています。3週間も見つからなかった犬が、飼い主を探しに職場にやってくるなんて誰が想像できたでしょうか。アビーが無事に家族のもとに帰れて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月14日世界中の犬好きの人たちの間で『#hiddendogchallenge(隠れた犬を探せ)』というハッシュタグが話題になっています。写真の中に隠れている犬を探すチャレンジなのですが、ひと目で分かる犬もいればなかなか見つからない犬もいるのです。ではその中でも特に見つけるのが難しい犬の写真をご覧ください。この写真の中にブライソン・レギットさんの愛犬『アビー』が写っています。どこにいるか、すぐに見つけられますか。This challenge is way too fun My dog Abby is in here somewhere, how long did it take you to spot her? #hiddendogchallengePosted by Bryson Leggitt on Monday, December 7, 2020This challenge is way too fun My dog Abby is in here somewhere, how long did it take you to spot her? #hiddendogchallengePosted by Bryson Leggitt on Monday, December 7, 2020まだ見つからない人にヒントです。アビーはこんな犬です。Posted by Bryson Leggitt on Monday, December 7, 2020Posted by Bryson Leggitt on Monday, December 7, 2020犬はここにいます!それでは正解を発表します。写真のちょうど中心のあたりから、ほんの少し左のほうに視線をずらしてください。すると…アビーが顔を出しています!この写真にはたくさんのコメントが寄せられています。・さんざん探したけど見つからない。・いたー!かわいい子の顔がある!・10秒で見つけたわ!・探しすぎて頭痛がしてきちゃった。アビーの毛の色が周りに置いてある丸太の切り口の色と見事にブレンドしています。この写真を見ても、「犬がいる」といわれなければ誰も気付かないのではないでしょうか。かなり難しいと思いますが、意外にも簡単に見つけられた人も多くいたみたいです。「どうしても見つからない」という人は写真を拡大してみてくださいね。かわいい犬がこちらを向いていますよ![文・構成/grape編集部]
2020年12月11日2020年11月3日に実施されたアメリカ大統領選挙で、次期大統領に選出された民主党のジョー・バイデン前副大統領。今、アメリカではそのバイデン氏の2匹の愛犬に注目が集まっています。バイデン氏は『チャンプ』と『メイジャー』というジャーマンシェパードを飼っていて、2021年1月に大統領に就任すれば愛犬たちもホワイトハウスに引っ越すことになります。トランプ大統領はペットを飼っていませんので、ホワイトハウスに4年ぶりにペットが戻ってくることになるのです。 この投稿をInstagramで見る Dr. Jill Biden(@drbiden)がシェアした投稿 早くも『次期ファーストドッグ』たちが大人気にチャンプとメイジャーはこれまでも妻のジルさんのInstagramなどに時々登場していましたが、今では2匹の公式Twitterアカウントもできました。まだ投稿は多くありませんが、フォロワーも着実に増えているようです。チャンプは2008年、バイデン氏が副大統領に就任後まもなく、家族に迎えられました。一方、メイジャーがバイデン氏の家族の一員になったのは割と最近で、2018年にデラウェア州の動物保護施設から引き取った犬なのです。 , pictures from the day Major Biden was adopted from Delaware Humane Association. pic.twitter.com/3o1UEwSRl2 — FIRST DOGS CHAMP & MAJOR BIDEN (@firstdogsusa) November 13, 2020 バイデン氏が次期大統領に選ばれたことで、チャンプとメイジャーの人気も急上昇。ジルさんのInstagramには新しい『ファーストドッグ』たちの誕生を祝う声が続々と寄せられています。・なんてハンサムなファーストドッグたち!・こんなにかわいいファーストドッグがホワイトハウス入りする日が待ちきれない!・初めての元保護犬のファーストドッグだなんてワクワクするよ。 この投稿をInstagramで見る Dr. Jill Biden(@drbiden)がシェアした投稿 2匹の公式Twitterによると、メイジャーは動物保護施設から引き取られた最初の『ファーストドッグ』になるのだそう。バイデン氏はそんな愛犬たちとの楽しい生活を見てもらうことで、人々に「保護動物たちの里親になってほしい」というメッセージも発信しています。CHAMP and MAJOR will be the 1st shelter dog to live at 1600 Pennsylvania Ave. We hope that his journey will inspire others to rescue pups in their own lives! #AdoptDontShop pic.twitter.com/yh2Xda5wCU — FIRST DOGS CHAMP & MAJOR BIDEN (@firstdogsusa) November 15, 2020 家族がいなかった保護犬のメジャーが、3年後にはアメリカ大統領の愛犬としてホワイトハウスで暮らすことになるなんて、まさに犬版シンデレラストーリーのようですね。もうすぐ『ファーストドッグ』となるチャンプとメイジャー。彼らはきっとアメリカの新リーダーとなるバイデン氏にとって大きな癒しを与えてくれる存在となることでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年11月30日2020年11月、メキシコ南部はハリケーン『イータ』の影響で大規模な洪水被害に見舞われました。海外メディア『Bored Panda』によると11月半ばの時点で30万人以上が被害を受け、数百人が行方不明となり、数十人が犠牲になったということです。現場ではメキシコの海兵隊員が人々の救助活動を行っていました。そんな中、ある隊員が体の半分が水に浸かった状態の1匹の犬を発見します。犬は怯えて建物にしがみついていました。よほど怖かったのでしょう。隊員の男性は犬を優しくなでて落ち着かせてから、ボートに引っ張り上げて救出しました。#PorSiTeLoPerdiste Personal Naval rescató a un perrito atrapado en medio de las inundaciones en Tabasco, el cual,...Posted by Secretaría de Marina on Saturday, November 14, 2020#PorSiTeLoPerdiste Personal Naval rescató a un perrito atrapado en medio de las inundaciones en Tabasco, el cual,...Posted by Secretaría de Marina on Saturday, November 14, 2020溺れそうになっていたところを救われた犬は…犬は安全な場所まで連れて行かれた後、病院で健康状態のチェックを受けました。ひどく怯えて、やせ衰えていましたが、ケガなどはなかったようです。そのまま犬は海兵隊で世話をされていましたが、飼い主が見つからなかったらしく、後日になんと犬が正式に海兵隊のメンバーになることが発表されました!海兵隊ではこの犬の名前を一般から募集。その結果、『ネロ』という名前に決定しました。Le damos la bienvenida al nuevo integrante de #CuatroPatas a la gran #FamiliaNaval, que fue rescatado por personal naval...Posted by Secretaría de Marina on Monday, November 16, 2020Le damos la bienvenida al nuevo integrante de #CuatroPatas a la gran #FamiliaNaval, que fue rescatado por personal naval...Posted by Secretaría de Marina on Monday, November 16, 2020Gracias por enviarnos tu propuesta de nombre para el nuevo integrante de la #GranFamiliaNaval. Hoy concluye la convocatoria a las 16 hrs.#Próximamente espera el sorteo #EnVivo y descubre más sorpresas.Posted by Secretaría de Marina on Wednesday, November 18, 2020Gracias por enviarnos tu propuesta de nombre para el nuevo integrante de la #GranFamiliaNaval. Hoy concluye la convocatoria a las 16 hrs.#Próximamente espera el sorteo #EnVivo y descubre más sorpresas.Posted by Secretaría de Marina on Wednesday, November 18, 2020海兵隊のユニフォームを着たネロはなんだか勇ましく見えます。隊員たちにもすっかり懐いている様子を見ると、かわいがられているのが分かりますね。海兵隊では「災害救助犬としての素晴らしい可能性と才能を見せている」として、ネロを災害救助犬として育てたいと考えているのだそう。自らが救助された経験から、立派な救助犬になるのではないかと期待されています。ひとりぼっちでおぼれかけていたところを救われて、今では大勢の海兵隊員の家族ができたネロが、災害救助犬としてデビューする日が楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月27日アルゼンチンの動物保護グループ『Los Hermanos Paticorti』のInstagramに投稿された動画が感動を呼んでいます。2020年10月、親切な女性が1匹の迷い犬を見つけました。女性はその犬を保護して『Los Hermanos Paticorti』に連絡します。飼い主の手がかりになるものがなかったため、『Los Hermanos Paticorti』では保護した犬の情報を公開し、犬が飼い主のもとに帰れるように祈っていました。すると投稿を見たある家族から連絡が入ります。その家族の愛犬『オスカー』は2か月前に行方不明になり、保護された犬の特徴が彼にとてもよく似ていたのです。そこで『Los Hermanos Paticorti』のスタッフは保護した犬を家族の家に届けることにしました。その時の様子をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Los Hermanos Paticorti(@loshermanospaticorti)がシェアした投稿 その犬は間違いなく、オスカーだったのです。動画を見た人たちからは喜びのコメントが寄せられました。・おかえりオスカー!本当によかった。・もらい泣きしちゃったわ。・この犬を見つけて保護してくれた女性にありがとうといいたい。喜びで号泣する女の子たちを見れば、オスカーとの再会がどれほど嬉しかったのかが分かります。愛犬が2か月間も行方不明だったことで、家族はとても心配していたのでしょう。オスカーがこれまでどこにいたのかは分かりませんが、元気そうに見えます。誰か親切な人から食事をもらっていたのかもしれません。彼を見つけた女性が素通りせずに保護し、『Los Hermanos Paticorti』が飼い主を探してくれたおかげで家族と再会できたオスカー。多くの人の優しさによって、オスカーが無事に家族のもとに帰ることができてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月13日2020年11月9日、タレントのダレノガレ明美さんがTwitterで1匹の子猫を保護したことを報告。投稿によると、子猫は片目が見えていないとのこと。猫の状態から里親探しは難しいと判断したダレノガレさんは、親に相談をすることにしました。急遽保護。病院いきましょうね!たぶん片目は諦めた方がいいかな…頑張って治そうね!片目がない猫ちゃんの里親さん探しは難しいので母に相談する為連絡したら、家に連れてきな!と…優しい…病院である程度体力つけたら実家に連れて行きます。私の家はペットの人数決まっていてでした… pic.twitter.com/6jwQVD1kX7 — ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) November 9, 2020 子猫は風邪をひいているとみられ、ダレノガレさんはシャワーを避け、ピンセットやブラシを使って自らの手でノミを取ることに。その後ダレノガレさんは子猫を動物病院に連れて行き、生後1か月ほどのメスと判断された子猫を『メイ』と名付けました。みなさん初めましてメイです。今日、保護されました!片目は痛々しいけど、頑張って治します!過保護に育っていきますのでみなさんよろしくお願いします❤️たくさんの応援コメントありがとうございますby メイ pic.twitter.com/ygPmAP4nq3 — ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) November 9, 2020 ダレノガレさんの実家には、車にひかれて下半身がマヒになった猫や、里親として引き取った猫が4匹。加えて、保健所に連れて行かれそうになったところを保護した2匹の犬と、同じく保護をしたフェレットが1匹いるといいます。自らも猫を飼っており、これまでも野良猫を保護したり、動物虐待の事件に怒りをあらわにしたりと、動物愛護活動に熱心なダレノガレさん。きっと、ダレノガレさんの動物愛護の心は、優しさあふれる母親から学んだものなのでしょう。母親からいつ猫ちゃん連れてくるの?っと連絡がすごい早く抱きしめたいみたいめいちゃん幸せ者すぎる本当は今日連れて行く予定でしたが、体調がまだ完璧じゃないのと、もう少し面倒見てあげたいから連れて行くのは少し延期に!めいちゃんはダレノガレ家のアイドルになりました❤️ pic.twitter.com/nKQUTuhXyX — ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) November 10, 2020 投稿に対し、多くの人から「保護してくれてありがとうございます!」「この子は幸せを手に入れましたね」といった感謝する声が寄せられています。メイちゃんの体調が安定した後、実家に連れて行く予定とのこと。ダレノガレさんはメイちゃんの世話をしているうちに愛着が湧いてしまったようで、実家に預けることにさびしさを感じているのでしょう。メイちゃんには、ダレノガレさんの新しい家族の一員として素敵な日々が待っているはずです![文・構成/grape編集部]
2020年11月11日『新部活動』などの作品を描く、漫画家の西田理英(@itikogi)さん。コーギーを飼っている西田さんは、『犬あるある』といえるエピソードを漫画で描き、Twitterに公開しています。「お手」を覚えたての頃愛犬がまだ幼かった頃のこと。『お手』を覚えさせた飼い主は…。「お手」を覚えたての頃 #犬の日 pic.twitter.com/XK91irVFVU — 西田理英 (@itikogi) October 31, 2020 「それはいいから、早くご飯をちょうだいよッ!」そんな声が聞こえてきそうな愛犬の姿に、クスッとさせられますね。ご飯が大好きな愛犬にとって、食欲に勝るものはないのでした…。『癒しと忍耐を与えてくる犬』寒い季節になると、温もりが欲しくなるものです。それは犬も同じなようで…。癒しと忍耐を与えてくる犬 pic.twitter.com/4CL0lLwmDe — 西田理英 (@itikogi) October 14, 2020 最初はそばで寝ていた愛犬が、いつの間にか布団の上に移動した結果、飼い主は寒さに震える羽目に!ペットとは癒しだけでなく、時には忍耐が必要な試練をも与えるもののようです…。漫画に対し、読者からは「めっちゃ分かる」「うちの犬かと思った!」「かわいくて笑える」といったコメントが寄せられています。飼い主の中には、身に覚えのある人もいるのではないでしょうか。愛犬のちょっとした仕草に注目してみると、面白い発見があるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月03日ペットを家族に迎えると、これから一緒にしてみたいことをあれこれと思い描く人が多いのではないでしょうか。保護犬の『デュードソン』の里親になったウェストン・マッキーさんもまさにその1人。彼は愛犬との新しい暮らしをとても楽しみにしています。ウェブメディア『The Dodo』によると、アウトドアで過ごすのが好きなウェストンさんはデュードソンを連れていろいろなところへ行こうと思っているのだそう。ところが1つ問題がありました。それは『デュードソンがウェストンさんの車に乗りたがらないこと』。車に乗れないと遠くに出かけることができません。しかしデュードソンは、車のそばに行くと嫌そうな顔をして乗ってくれないのだとか。どうやら彼は乗り方が分からないか、車に乗ることに不安を感じている様子。そこでウェストンさんは、自らが乗り方の手本を見せることにしたのです。その時の動画がこちら! この投稿をInstagramで見る weston.mackey(@weston.mackey)がシェアした投稿 - 2020年10月月16日午後4時59分PDTデュードソン、大成功!!この動画にはたくさんのコメントが寄せられています。・15回見ちゃった。デュードソン、上手にできたね!・あなたは優しくて根気強い『パパ』だわ。・この動画、1日中見ていられる。ウェストンさんいわく、デュードソンは『目で見て学ぶ』タイプなのだそう。車の乗り方のほかに階段の降り方も分からなかったため、ウェストンさんが四つん這いになって降りて見せたら、すぐにマネしてできるようになったといいます。 この投稿をInstagramで見る weston.mackey(@weston.mackey)がシェアした投稿 - 2020年10月月29日午後2時00分PDTウェストンさんは次はデュードソンにボールなどを投げて『取ってこい』を教えるつもりなのだとか。もちろんその時も手本を見せてあげるそうです。言葉が通じないペットに何かを教えるのは根気が必要でしょう。ウェストンさんのような素晴らしい飼い主なら、デュードソンはきっとあっという間にいろいろなことができるようになるでしょうね![文・構成/grape編集部]
2020年10月30日漫画家の百万(@hyakumanga)さんが描いた、保護犬の小夏ちゃんにまつわるエピソードをご紹介します。2020年8月に、市の保健施設で譲渡犬として紹介されていた小夏ちゃんを引き取り、家族として暮らし始めた百万さん。小夏ちゃんと実際に生活する中で、ちょっぴり不思議な子だということに気付きました。『紹介編』穏やかでクールビューティーな性格の小夏ちゃんに、百万さん夫婦はメロメロ!愛情をたっぷりとかけながら、ゆっくりと信頼関係を築き、ともに生きていくことを誓うのでした。『喜びバイブレーション』【犬の漫画】喜びバイブレーション pic.twitter.com/yzLcsuByLd — 百万@百漫画 (@hyakumanga) October 4, 2020 クールさが魅力の小夏ちゃんは、百万さんの夫が帰宅しても、顔色ひとつ変えない…と、思いきや!なんと、無表情のまま静かに震え出したのです。数日間、小夏ちゃんが震える原因を検証した結果、喜びゆえの表現だったことが分かりました。漫画はネット上で拡散され、「笑った」「かわいすぎる」「うちの柴犬も控えめな性格です」といった声が集まっています。分かりづらくも愛らしい小夏ちゃんの振る舞いに、クスッとさせられますね。犬が震える背景はさまざまで、病気や寒さによるもの、不安などといった原因も考えられます。愛犬が震えていた時は、原因を探ってみてください。[文・構成/grape編集部]
2020年10月10日犬や猫などが感染する皮膚病のひとつに『疥癬(かいせん)』があります。ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生することで脱毛や激しいかゆみを引き起こすものです。疥癬は内服薬で治癒する病気ですが、放っておくと重症化するため、野良犬などはかなりひどくなってしまうケースもあるといいます。アメリカ・テキサス州で保護された『ガーデニア』という名前のメス犬も、ひどい疥癬にかかっていました。保護犬の一時的な世話をしているケイティ・エヴァースさんは、ガーデニアのことを知り、すぐに引き取ることにします。ガーデニアは疥癬のせいで顔やお腹、背中、脚などの毛が抜けてしまい、見るからに痛々しい姿でした。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Caitie + Fosters(@caitiesfosterfam)がシェアした投稿 - 2020年 4月月12日午後4時16分PDTひどい皮膚病からみるみるうちに回復していく犬疥癬の治療は服薬とともに、薬用シャンプーで体を洗ってあげて、ココナッツオイルなどで保護してあげること、また犬が栄養をとってゆっくりと体を休めることが大事なのだそう。ケイティさんが疥癬の犬を預かるのは初めてではありませんでした。この皮膚病が薬によって治ることを知っている彼女は、焦らずゆっくりとガーデニアの看護をすることにします。またガーデニアは疥癬だけでなく別の感染症も患っていたため、彼女はより慎重に世話をしていました。するとガーデニアはケイティさんの予想を裏切り、驚くべき速さで体調がよくなっていったのです。治療を初めてからたった1週間でここまでよくなりました。 この投稿をInstagramで見る Caitie + Fosters(@caitiesfosterfam)がシェアした投稿 - 2020年 4月月19日午前9時43分PDTケイティさんいわく、皮膚の状態が改善されると同時にガーデニアの性格もどんどん明るくなっていったのだそう。皮膚のかゆみがなくなってきて、ストレスが軽減されたからなのでしょう。またケイティさんや彼女の家族から受ける愛情も、ガーデニアの回復を助ける薬になっていたのでしょうね。 この投稿をInstagramで見る Caitie + Fosters(@caitiesfosterfam)がシェアした投稿 - 2020年 4月月25日午前10時33分PDTそしてケイティさんがガーデニアに出会ってからわずか1か月後、ついに正式な里親のもとに引き取られることになりました。真っ白い毛を取り戻してすっかり元気になったガーデニアは、『デライラ』という新しい名前をもらって、優しい里親カップルとの生活をスタートさせています。 この投稿をInstagramで見る @hey_there_delilah2020がシェアした投稿 - 2020年 8月月28日午後2時43分PDT里親はケイティさんの友人なのだそう。そのため彼女はこれからもいつでもデライラに会いに行けることを喜んでいます。ケイティさんはInstagramで疥癬について、「見た目の痛々しさから思わず目をそむけたくなる人が多いと思いますが、疥癬はほとんどのケースが治療によって簡単に治ります。どうか疥癬の動物を見つけたら手を差し伸べてあげてほしい」と呼びかけています。人間は体調が悪くなったら病院に行ったり薬を買ったりすることができますが、動物はそれができません。誰かが助けてあげなければ、治療によって治る病気で命を落としてしまう場合もあるのです。もし飼い主のいない犬や猫を見かけたら、見てみぬふりをせずに地域の動物保護施設に連絡をしてください。その1本の電話によって保護された動物が、デライラのようにほんの1か月後には元気になって優しい家族と出会えるかもしれないのですから。[文・構成/grape編集部]
2020年10月05日ブラジルでカフェを経営しているドゥルシ・バルボサさんは犬が大好き。そんなドゥルシさんのカフェには毎日彼女に会いに来る『常連客』がいます。お客さんの名前は『デネレス』。デネレスはもう長くドゥルシさんのカフェに通い続けている野良犬なのです。優しいドゥルシさんのことをデネレスは信頼し、すっかり親友同士のような関係になっているといいます。 この投稿をInstagramで見る Dulci Barbosa(@dulci.barbosa.391)がシェアした投稿 - 2020年 9月月2日午前5時01分PDTところが新型コロナウイルス感染症のまん延によって、ドゥルシさんのカフェは一時的に営業ができなくなります。ウェブメディア『The Dodo』によると、彼女の家にはすでに3匹の犬がいるため、デネレスを飼うことはできないのだそう。そのためドゥルシさんはカフェを閉めている期間も毎日デネレスのために店に行き、ごはんを置いてあげていました。ロックダウン中にママになっていた野良犬2020年9月、ついにドゥルシさんはカフェの営業を再開しました。久しぶりにオープンした店にさっそく来店したデネレスを見て、ドゥルシさんは彼女が授乳中だということに気が付きます。デネレスはロックダウン中に出産して母親になっていたのです。ある朝、ドゥルシさんはカフェにやってきたデネレスについて行くことにします。するとデネレスも「ついてきて。こっちよ」というように、ドゥルシさんを誘導してくれたのだとか。そして辿り着いた場所で彼女を出迎えてくれたのは…! この投稿をInstagramで見る Dulci Barbosa(@dulci.barbosa.391)がシェアした投稿 - 2020年 9月月9日午前9時32分PDT次から次へと出てくる元気いっぱいの子犬たち。ドゥルシさんがママの友達だと分かっているようですね。ドゥルシさんは子犬たちが安全な場所で育っていけるように、里親を募集することにしました。すでに何匹かの子犬は里親に引き取られましたがまだ数匹残っているため、全員に家族が決まるまでは彼女が世話を続けるということです。 この投稿をInstagramで見る Dulci Barbosa(@dulci.barbosa.391)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午前6時17分PDT この投稿をInstagramで見る Dulci Barbosa(@dulci.barbosa.391)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午後12時10分PDTデネレスの表情を見ると、彼女がどんなにドゥルシさんが好きかが伝わってきますね。ドゥルシさんは子犬たち全員に里親が決まったら、デネレスの生活環境を解決するつもりだといいます。ドゥルシさんが暮らす地域では野良犬はとても多いのだそう。彼女1人ですべての犬を救うことはできなくても、せめてデネレスと子犬たちには『家』と呼べる場所を見つけてあげたいと願っているそうです。子犬たちはもちろん、デネレスにも優しい家族ができるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日ブラジルに暮らすアレッサンドロ・デスコさんは犬が大好き。中でもピットブルが特に好きだという彼は、非営利で動物保護活動をしています。2020年4月、アレッサンドロさんのもとに「森の中にケガをしたピットブルがいる」という電話がありました。現場へ駆けつけると、そこにいたのは目を覆いたくなるほどひどい健康状態のメス犬。なんと犬の額に穴が開いて、腐った傷口に大量の虫が湧いていたのです。顔は腫れあがって目が開けられない状態でした。アレッサンドロさんはその犬を『アテナ』と名付けます。そしてすぐに動物病院へ運び、傷の治療が行われました。海外メディア『Bored Panda』によると、医師たちはアテナを見た時にとても心配になったのだそう。額の傷のひどさだけでなく、彼女の内臓にまで感染症が広がっている恐れがあったからです。もしそうだった場合、アテナが生き延びられる可能性はほぼなかったといいます。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Pits Ales(@pitsales99)がシェアした投稿 - 2020年 4月月27日午後3時26分PDTレントゲン検査や超音波検査などを行った結果、幸いなことにアテナの体内に大きなダメージは見つかりませんでした。それはつまり、彼女の回復の希望が見えたということ。しかしアテナが体に負った深い傷と同じくらい、彼女には心の傷を癒すための長い時間が必要と思われました。そんなアテナをいつもそばでサポートしたのは、もちろんアレッサンドロさんです。しばらくは予断を許さない状態が続いたアテナを、彼は毎日明るく励まし続けました。 この投稿をInstagramで見る Pits Ales(@pitsales99)がシェアした投稿 - 2020年 5月月4日午前11時28分PDT医師たちはアテナを懸命に看護し、アレッサンドロさんは彼女に愛情を注ぎ続けました。そんな周りの人たちの思いにこたえるように、彼女は少しずつ、確実に回復していきます。そして保護されてから約4か月後のアテナの姿がこちらです! この投稿をInstagramで見る Pits Ales(@pitsales99)がシェアした投稿 - 2020年 8月月14日午後8時18分PDT この投稿をInstagramで見る Pits Ales(@pitsales99)がシェアした投稿 - 2020年 9月月10日午前12時21分PDT全力でアレッサンドロさんに甘えるアテナの表情は、4か月前と同じ犬と思えないほど幸せそう。心身ともにすっかり元気になったのが分かりますね。アレッサンドロさんは今後はアテナのために里親を募集するつもりだったのだそう。ところが…その予定は変更になったようです。彼はInstagramで「アテナには6匹の兄弟姉妹犬と、2人の兄姉、そして教育熱心な父親と優しい母親ができた」と報告。実はアテナはアレッサンドロさんの家族の一員になったのです。 この投稿をInstagramで見る Luna E Athena Desco(@luna_athena99)がシェアした投稿 - 2020年 9月月24日午後1時55分PDT森の中に捨てられ、一時は生死をさまようほどの大ケガをしていたアテナ。今までつらい思いをした分、これからはアレッサンドロさんたちと幸せいっぱいの日々を過ごしていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日コロナ禍において、相次ぐ譲渡会の中止や来場者数の激減により、保護猫・犬活動がピンチになっています。「保護猫を飼ってみたい」「保護活動を支援したい」という思いがあるなら、今回紹介する3つのチャンスをチェックしておいて損はなしです!文・椎原茜保護猫・犬支援に貢献できる! 魅力的なチャンス3選猫や犬好きなら、日頃から保護猫や保護犬を支援する活動が気になっているはず。今回は、そんなあなたにぜひ知っておいてほしいトピックスを3つご紹介します。1.「フェリシモ猫部」猫グッズ 購入価格の一部が動物保護活動などに活用「漫画家 山野りんりんさんとつくった 添い寝気分にゃ ふんわりまくらカバーの会」¥2,413(税込)通信販売のフェリシモのうち、猫好きに愛されている「フェリシモ猫部」シリーズでは、購入するだけで保護猫・犬活動などに貢献できちゃうチャンスがあります。例えば、今年8月に発売された漫画家・山野りんりんさんによる猫のイラストが愛らしいまくらカバーやバスタオルを購入すると、その購入価格の一部が「フェリシモの猫基金」として運用されるそう。具体的には、飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動、災害時の動物保護活動などに活用されます。「漫画家 山野りんりんさんとつくった 遊びにきたにゃ ふんわりバスタオルの会」¥2,523(税込)まくらカバーには、大胆に寝そべる猫など、夢の中でも猫と一緒に過ごせそうなかわいいイラストが。バスタオルには、くつろぎはじめる猫などのしぐさがリアルなイラストが大きく描かれており、見ているだけで楽しめます。猫好きや猫を飼う家庭では思わず〝くすっと”してしまうようなアイテムで、保護活動に貢献できるのは嬉しいですね。2. 洗練されたデザインのお散歩グッズ購入で里親探し団体に寄附!すでに猫や犬を飼っているなら、ペット用品をゲットして貢献するという方法もあります。2020年9月1日にオープンした、北欧デザインに特化したペット用品セレクトショップ『mof -mof (モフモフ)』では、インテリアの主役になるペット用品を世界中から厳選して販売中。ペット大国の北欧、ドイツ、イギリス、アメリカの飼い主に人気のブランドのオシャレなアイテムのほか、日本の住宅やペット事情に合った優れたアイテムを独自にセレクトしているそう。「Yoyogi Waste Bag Holder」¥2,300(税込)多数のアイテムの中でも、『PARKBARKERS』というブランドの散歩用ゴミ袋ホルダー「Yoyogi Waste Bag Holder」を購入すると、購入価格のうち1,000円が、主に保護された犬猫の里親探しをする『特定非営利活動法人ランコントレ・ミグノン』に寄付されます。オシャレなお散歩グッズを購入するだけで、貢献できるのはありがたいですね。3. ドッグカメラ「Furbo」がもらえる!保護犬猫支援プロジェクト「#save101dogs」おやつがぽ~んと飛び出してくるのが印象的なドッグカメラ「Furbo(ファ―ボ)」では、保護犬猫マッチングサイト『OMUSUBI』に登録している日本全国の保護犬101匹(猫含む)を救うためのプロジェクト「#save101dogs(セーブ・101・ドッグス)」をスタートさせました。OMUSUBIから保護犬・猫を迎え入れたすべての里親の家族101組に、Furboを無償提供するというもの。保護犬や猫を迎え入れたいと考えている人にとってはFurboをもらえる大チャンスです。OMUSUBIには、例えばこんなワンちゃんたちがいます。左から仁くん、はっさくちゃん、フワちゃん。プロジェクト開催は10月中旬までの予定。さっそくサイトをチェックしてみて。保護猫や犬を迎え入れたり、活動を支援したりして、何らかのかたちで貢献したいというその思いをぜひ大切に。これらの3つのチャンスで、実現させてみてはいかがでしょうか。Information©cristinairanzo/Gettyimages
2020年09月21日前回の記事でもお伝えしたように、我々は、保護者として子どものためにベストな選択をしようと考えています。その裏返しに、子どもの将来に対し、保護者としてよりよい選択をしているのか、と不安になったり、焦ったりします。競技面では、幼児期からスポーツクラブに入ったり、習い事としてスポーツを始めるスタイルも親の悩みの種になります。かつてはデイリースポーツ紙で日本のプロ野球を担当し、現在は米国在住で米国のプロから子どものスポーツまでカバーしている谷口輝世子さんがお伝えする、スポーツをする子の保護者としてのあり方。後編では親のストレスを軽減するアドバイスを送ります。子どものスポーツで目に見えないストレスを抱えている保護者の皆さんはぜひこれを読んで気持ちを軽くしてください。(構成・文:谷口輝世子)子どものスポーツでの成功は親の育児の成果、という考えが保護者に重圧を与える<<前編:なんとなく感じる不安、焦り......。子どものスポーツで保護者にかかる重圧とストレスの原因とは■もし、幼い子どもがスポーツを始めたいと言ったら、どうしたらよいのか北米では年齢に応じたスポーツの育成の目安としてLTAD(Long Term Athlete development)というガイドラインがあります。6歳ごろまでは第一段階のActive Startという言葉で説明されており、毎日の生活のなかで体を動かすことを推奨しています。子どもたちが体を動かして遊ぶことを楽しめる環境で、チャレンジしたいと思えるもの、しかし、競技的ではないゲームのようなものがよいとされています。子どもが怖さや不安を感じるような環境は避けたほうがよいようです。9歳ごろまでは、楽しみながらいろいろな動きを身につけられるようにするのがよいとされています。保護者はこういったガイドラインを参考にして、子どもが楽しめるスポーツ環境を探すことはできます。ただし、そういった環境づくりはクラブの運営者、経営者にも担ってもらわなければならず、保護者の自己責任だけではどうにもなりません。たとえ、保育園や幼稚園の友達がスポーツクラブに入ったからと焦って入会する必要はないでしょう。子どもが、それぞれに身体を動かすことを楽しく感じられることが生活のなかにあればよいのではないでしょうか。また、子どもがスポーツを始めると、どうしても他の子どもと比べてしまい、遅れているのではと焦ったり、ものすごく才能があると期待することもあります。しかし、12歳ごろまでは子どもが将来、どんな選手かを予測するのは困難だと言われています。それに体の成長スピードもひとりひとり違います。保護者は、子どもがスポーツ活動に何を望んでいるか、親として何を望んでいるかを言語化したりして、できるだけ広く、長期的にとらえる工夫を。試合や競技結果に過度に一喜一憂しないように、親である自分の視線を変えることは自分でやってみることができます。一方で、チームやスクールの運営者、指導者は、参加しているどの子どもにも成長するチャンスを与えてほしいと強く願います。これらは保護者だけでなく、指導者講習やスポーツ界全体のテーマとして取り組んでもらいたいものです。■子どものスポーツでの成功は、親の子育ての成果なのか前編の記事で紹介した英国の研究者カミラ・ナイトは、スポーツする親をどのようにサポートするかというテーマで講演をしたときに、次のようなスライドを見せました。「子どもの成功、成功できないことは、あなたがどのような親かを示すものではない」この文言のポスターをスポーツ会場に掲示することで、親のストレス軽減に役立ててもらおうというものです。私も実際にスポーツ会場で目にしたことがあります。これは子どもが競技や試合で成功すること、もしくは、うまくいかないことは、親がどのような子育てをしているかを示すものではない、というメッセージです。子どものスポーツの成功は、親の子育てと無関係でしょうか?いやいや、多かれ少なかれ親の子育てとは関係があるのでは、と皆さんが感じるのは当然です。保護者が食事を用意し、スポーツの費用を負担し......。親がそういったことを全くしなければ、子どもはスポーツでの成功どころか、スポーツ活動にさえ参加できないからです。しかし、「子どもの競技成績がふるわないのは、親の子育てが悪いからだ」ということは科学的に証明できていません。親が適切に子育てをしても、ただ、子どもの体の成長が遅いタイプなのかもしれませんし、「他の子どもに比べると」運動が苦手なだけかもしれません。子どものスポーツでの成功は、親の子育ての成果を示すものだ、という考え方は、保護者に親としてもっと頑張らなければいけない、という重圧になり得ます。そして、悪魔のささやきをしてくるかもしれません。「子どもがスポーツで成功することは、よい親であることを周囲に示すことができる」と。でも、それは親である自分に恥をかかせないように、子どもを頑張らせることにつながり、親のエゴのために子に成功してほしいと願うことにつながります。子どもが試合でミスをした後にベンチに下げられて悔しい気持ちになる方もいるかと思います。私もそういう経験があります。また、わが子が良いパフォーマンスをすればチームメイトの保護者に対して鼻が高い気分になったり。親の中に人より優位に立ちたいという気持ちがあり、子どものスポーツを通じて達成しようとしているのです。あるいは親である自分の満たされない何かを子どものスポーツを通じて得ようとする、仕事や家族関係のストレスを抱えていて子どものスポーツに依存していることも。子どもにイライラしているのではなく、自分自身にイライラしているのです。親として得意な気分になりたい、承認されたい感情は消えることはないかもしれませんが、わが子にスポーツを楽しんでもらいたいなら、時には親である自分自身の心の中を覗いてみることも必要かもしれません。子どもが安心して毎日を生きるには、親やそれに代わる大人の関わりが不可欠です。しかし、「親が頑張らないと良い選手に育たない」と頑なになると、その弊害もあります。だからこそのポスターの文言なのです。■レギュラー・補欠。出場時間の問題これは日本だけでなく、子どものスポーツの盛んな国では、同じような問題を抱えていると思います。米国でも同じです。日本の保護者は内に抱え込んで悩む人が多いかもしれませんが、米国人は自己主張する人も多いです。米国の学校運動部では、保護者と指導者の話し合いのルールを定めています。これは、日本でも、応用できるのではないか、と私は考えています。米国の中学や高校の運動部でよく使われている話し合いのルールは、・話し合いに適切な時間を決めておく。・保護者は、出場時間、ポジション、戦術、他の子どもについての質問はできない。・出場時間をもっと得たいと思うときは子ども本人がコーチに質問をする。・保護者はどのようにしたら子どものパフォーマンスが向上するのか、コーチに聞くことはできる。などです。コーチはシーズンや年度はじめに活動理念と方針を示し、保護者、子どもである選手と話し合いのルールを決めておきます。事前に決めてあることによって、保護者の側は「こんなことを聞いてもよいのか、でも、言っておきたい」という悩みやストレスを少しは軽減できます。コーチ側もそれは同じでしょう。これも保護者だけでどうにかできることではなく、指導者、子ども、保護者がいっしょになって対話ルールを作る必要があると思います。さらに具体的な内容、そのほかのストレスを抱え込まないヒントなどは、拙著の『なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか』(谷口輝世子著、生活書院)をご参考にしていただけると幸いです。<<前編:なんとなく感じる不安、焦り......。子どものスポーツで保護者にかかる重圧とストレスの原因とは
2020年09月18日アメリカ・ロサンゼルスを拠点に動物の保護活動をしている団体『ホープ・フォー・ポーズ(Hope For Paws)』に若い男性から、「病気の野良犬を見つけたので助けてほしい」という電話がありました。人通りの少ない橋の上にいたその犬は見るからに健康状態が悪く、立ち上がることもできないほど弱っていたといいます。『ホープ・フォー・ポーズ』のエルダッドさんとリサさんが急いで現場に向かうと、そこにいたのはガリガリに痩せ細り、体中がダニにまみれたオスのピットブルでした。2人はすぐに犬を車に乗せて動物病院へ直行。その途中で犬に『デニス』という名前をつけてあげます。病院に到着後、医師と看護師たちはデニスの体からダニを取り除き、体をきれいに洗ってあげます。デニスはひどい貧血状態で、緊急な輸血が必要でした。そこでリサさんの愛犬『ローラ』の血を採り、デニスに輸血することにしました。それから5日間、神経内科医、循環器専門医、内科医のスペシャリストたちがデニスの診察をして、あらゆる手を尽くしました。しかしデニスにはもうそれらの治療に耐える体力は残っていませんでした。そしてデニスは保護されてからわずか5日後に、『ホープ・フォー・ポーズ』のスタッフや医師たちに見守られながら静かに息を引き取ったのです。※血が流れるシーンがあります。この動画には2万件以上のコメントが寄せられています。・デニスが最後に愛情を受けながら旅立ててよかった。・彼のために最後まで力を尽くしてくれた人たちにありがとうといいたい。・デニスが元気に回復していく姿が見たかった。涙が止まらない。エルダッドさんは動画の説明でこうつづっています。すべての保護動物が幸せな結末を迎えるわけではありません!そして時に、別れはあまりにも早く訪れます。デニスはどこかで長い間放置され、誰も彼のために声をあげる人はいなかったのです。もし助けを必要としている動物を見たら、どうか声をあげてください。行動してください。デニス、安らかに眠っておくれ。人間がきみをこんな目に遭わせてごめんよ。Hope For Paws - Official Rescue Channelーより引用(和訳)デニスがなぜ野良犬になったのかは分かりませんが、彼の健康状態からするとかなり長い間路上で生活していたと思われます。もし、もっと早く誰かが動物保護施設に連絡していれば、デニスはきっと助かったはずです。たった5日間でも優しくなでられ、愛情を注がれながら過ごすことができたデニスが、最後は幸せだったことを願わずにいられません。世界にはデニスと同じように家族のいない動物がたくさんいて、最後まで誰からも愛されることなく一生を終える子たちもいます。もし飼育放棄されたり、虐待されている犬や猫を見かけたら、どうか素通りせずに地元の動物保護施設に連絡をしてください。その1本の電話によって尊い命が救われるかもしれないのです。[文・構成/grape編集部]
2020年08月31日さまざまな事情から、保健所にたどり着く犬や猫。突然の環境の変化や、見知らぬ人間相手におびえる子も少なくありません。倉敷市保健所のボランティアチーム、TeamKAR(@lharmonie2424)は、元野犬の子犬『ふうかちゃん』の動画をTwitterに投稿しました。保健所で、不安でいっぱいな顔をしていたふうかちゃん。温かな家庭に引き取られ、愛情をたっぷり浴びると…2週間の変化をご覧ください! #倉敷市保健所 から野犬仔犬ふうかちゃんを迎えてくださったご家族の二週間の物語をパパさんが素敵なムービーにしてくださいました帰るお家のない野犬から家族に迎えられ可愛い家庭犬に変わっていく様子に胸が熱くなります。 #teamKAR pic.twitter.com/Sa3irRC3FV — 倉敷市保健所ボランティアTeamKAR (@lharmonie2424) August 24, 2020 こちらの動画は、ふうかちゃんを家族に迎えた一家の父親が撮影したもの。最初、恐るおそる遊んでいたふうかちゃんが、ラストで弾むように駆けている姿が印象的です。緊張のほどけた表情からは、家族への信頼が感じられますね。【ネットの声】・表情がどんどん柔らかく、素直になっていき、胸がいっぱいになりました。・保健所、ボランティア、ご家族のみなさん、ありがとうございます!・動画から、ふうかちゃんへの愛が伝わってくる。涙が出ました。今も保健所にいる多くの犬や猫が、新たな家族を必要としていることでしょう。どの子も素敵な家族と出会い、幸せな一生を送ることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年08月28日例年に比べ、暑さの厳しい2020年の夏。体験したことのないような暑さに、熱中症にかかってしまう人が増えています。また、あまりの暑さに体調を崩してしまうのは人間だけではありません。帰宅途中、倒れている犬を見かけて…?やっしー(@yassy1919)さんは、車で帰宅途中、道端で倒れている犬と不安そうな飼い主を見かけました。やっしーさんは心配になり、車を停め「大丈夫ですか?」と声をかけたそうです。犬は息が荒く、目を閉じたまま。犬の様子を見てすぐに「熱中症だ!」と思った、やっしーさんは、すぐに近くの理髪店でバケツいっぱいの水をもらってきました。そして、水を犬の全身にかけてあげると、5分後に犬が歩き出したのです!帰り途中に道端で倒れてる犬がいて、車停めて飼い主に大丈夫ですか?って聞いたら、散歩中に動かなくなったって。車降りて見たら、息は荒くて、目は閉じたまま。すぐ熱中症て思ったから、近くの床屋からバケツ水もらってぶっかけてあげたら、5分で歩き出した✨犬だって熱中症なるんやで飼い主さん!— やっしー (@yassy1919) August 24, 2020 やっしーさんの行動には、多くの人から称賛の声が寄せられました。・素晴らしい行動力です!やっしーさんがその場に居合わせてくれて本当によかった!・わざわざ車から降りて、さらに近くのお店に水をもらいにいってあげて…本当に尊敬すべき行動力です。・夏の犬の散歩は本当に気を付けないと。熱いアスファルトで肉球を火傷してしまうこともあるらしい。その後、飼い主さん家族が迎えに来て、犬を車に乗せて帰っていったそうです。ペットが熱中症にかかってしまったら…?症状と応急処置日本気象協会によると、犬や猫が熱中症にかかるとこのような症状が現れるそうです。【初期症状】・パンティングしている(ハアハアと激しく呼吸をする様子)・よだれが大量に出ている・歯肉や舌、結膜などが充血、うっ血している・頻脈を起こしている(心拍数が増加している状態)【重篤化した場合】・虚脱状態になる(ぐったりとしていて意識がない)・下痢・嘔吐、ふるえを起こす・意識が消失する・けいれん発作が起こる・ARDSになる(肺が炎症を起こし呼吸が困難になる病気)日本気象協会ーより引用もし、犬や猫が熱中症にかかってしまった場合の対処法については…。【すぐにやること】1.常温の水をかける2.水で濡らしたタオルなどで包む3.涼しい場所で風を送る熱中症に対する治療の遅延は死に至る危険性が高まるため、熱中症が疑われたら早急に治療をすることが大切です(症状の出現から90分以内)。上記の応急処置を施し、直ちに動物病院を受診してください。【冷やす場所】・脇の下(前足の付け根の内側)・頭部喉側から首(頸動脈)・そけい部(後ろ足の付け根の内側)日本気象協会ーより引用また、応急処置の際、早く体温を下げようとして冷水や氷、アイスバッグを用いて急激に冷却すると、逆効果となるため注意が必要なのだそうです。犬や猫が熱中症にかからないようにするために…そもそも、犬や猫が熱中症にかからないように、飼い主は気を付けなければなりません。犬や猫の熱中症対策として、日本気象協会は下記のことに気を付けるよう呼びかけています。(1)屋内・風通しを良くしておく。・ペットが自由に居場所を選択できるようにしておく。・暑い時期の室内温度は26℃以下にする。・直接日光が当たらないようにする。※冷房機器を使用する際は、直接冷風が当たらないようにも気をつける。(2)屋外・こまめな給水を心がける。・時には体表に水道水をかけ流す。・風を送り気化熱を利用して、簡易的な体幹冷却法を取り入れる。・直接日光が当たらないようにする。※体幹冷却法…頚部(喉から首にかけて)から体幹(胸そして内腿を含めたお腹全域)に水道水をかけたり、水分を多く含んだタオルをかけて団扇であおぐなど。(3)車内・外気温が25℃を超えるような環境下では閉め切った車の中に残すことは避ける。・活動的な犬や興奮しやすい犬の場合には、さらに低い気温の場合でも熱中症のリスクに注意する。日本気象協会ーより引用また、犬は散歩中に熱中症にかかった事例が多いのだそうです。夏の暑い期間、犬の散歩は、日中を避け早朝や日没後にいくようにしましょう。まだまだ暑さが続く夏。ペットの体調にも十分気を付けてあげたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月26日2018年10月、アメリカ・オクラホマ州で動物保護活動家が虐待されている1匹の犬を見つけました。犬は約2年間も屋外で鎖につながれた状態で、水や食事をまともに与えられていなかったのです。そのため骨が浮き出るほど痩せ細り、皮膚病で毛は抜け落ち、いくつもの健康問題を抱えていたといいます。そのオス犬はハスキーの雑種でしたが、発見された時は犬種が分からないほど変わり果てた外見でした。Posted by Pet Angels Rescue on Monday, January 14, 2019Posted by Pet Angels Rescue on Monday, January 14, 2019Posted by Pet Angels Rescue on Monday, January 14, 2019Posted by Pet Angels Rescue on Monday, January 14, 2019飼い主がいるにもかかわらず、なぜこのような状態になっていたのか…それはあまりにも残酷な理由でした。海外メディア『Bored Panda』によると、飼い主の男性はこの犬が子犬の時に、妻へのプレゼントとして手に入れたのだそうです。しかしその少し後に妻から離婚をいい渡されてしまいます。元妻に対していい感情を持っていない男性は、彼女への仕返しのつもりで、この犬を虐待していたのです。愛される喜びを知った犬が、驚異的な回復をみせる犬は動物保護団体『ペット・エンジェルズ・レスキュー』によって保護され、『フィン』と名付けられました。まるで骨と皮だけのような体だったフィンですが、保護された直後からスタッフが驚くほどの心身の強さを見せたのだそう。こんなひどい仕打ちを受けても、彼にはまだまだ生きようとする力が残っていたのです。それからはフィンの皮膚病の治療や寄生虫の駆除、極度の栄養不足を改善するため、施設のスタッフが懸命に世話をしました。すると予想以上の速さでフィンの体調はよくなっていったのです。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Pet Angels Rescue(@petangelsrescue)がシェアした投稿 - 2018年12月月4日午前10時05分PSTその後もフィンは順調に体重を増やし、元気な体を取り戻していきました。また体だけでなく心に受けたトラウマも、優しいスタッフたちから愛情を注がれているうちに徐々に癒されていったそうです。そしてわずか3か月後には、フィンは生まれ変わったような美しいハスキーになっていました。 この投稿をInstagramで見る Pet Angels Rescue(@petangelsrescue)がシェアした投稿 - 2019年 1月月14日午後4時19分PST保護された時は183しかなかった体重はその倍の363まで増えて、すっかり健康な体型に。フィンの体と心が十分に回復したと判断したスタッフは、里親の募集をスタートします。 この投稿をInstagramで見る Pet Angels Rescue(@petangelsrescue)がシェアした投稿 - 2019年 2月月5日午後7時27分PSTそして保護されてから4か月後、フィンの里親が決定!新しい家族はフィンがまだ回復中で里親の募集をしていない時期から、彼に会いに来ていたのだそうです。よほどフィンのことが気に入ったのでしょう。2年間近く虐待されても、決して生きることと愛されることをあきらめなかったフィン。これからは今までつらい思いをした分も、優しい家族と一緒に幸せな毎日を過ごしていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月17日