●映画『OVER DRIVE』ではライバル役に世界最高峰の自動車競技・ラリー。男たちの熱い戦いをダイナミックに描いた映画『OVER DRIVE』が6月1日より公開される。メカニックの兄・篤洋(東出昌大)と、天才ドライバーの弟・直純(新田真剣佑)の確執と絆、そしてド迫力のレースシーンが観ている方も熱くさせること間違いなしの作品だ。今回、作中でライバルとして対峙する直純役の新田と、敵チームのドライバー・新海役の北村匠海は、実はプライベートでは友人関係だという。完成披露試写会でも”2人の世界”を繰り広げ、互いに役者としてリスペクトしあう2人に、話を聞いた。○家に帰って匠海がいてくれたら…――まず、完成した映画を観た時の感想はいかがでしたか?新田:まるで、すごい映画になったと思いました。観終わったあとに匠海も、(森川)葵も、兄貴(東出昌大)もLINEで連絡をくれましたし、迫力のある素晴らしい映画ができました。北村:観終わったあとに、「真剣佑の全てが詰まった映画だった」という内容の連絡をしました。今回僕は、東出さんと真剣佑の作り出す世界の一員になれればと思いました。同じ世代の真剣佑がここまでやってくれると思うと、結構しびれましたね。そして主演の東出さんのお芝居の熱量もすごくて、とても勉強になりました。羽住(英一郎)監督しかこの映画は撮れないと思ったし、関われたことがすごく嬉しかったです。――久しぶりの共演で、役者としてのお互いの印象を教えてください。新田:僕はもともと匠海の芝居が大好きなんです。芝居の面でも尊敬していて、一緒にいたいと思います。友達は少ないのですが、同世代で匠海が一番好きですし、今回はあまり一緒のシーンはないですけど、見ていて「怖いなあ」と思う役者だと思いました。北村:2人とも、友達が少ないんですよ(笑)。以前共演した『仰げば尊し』というドラマで、目の前で見た真剣佑の芝居に惚れてから、お互いに芝居で繋がっていた感覚があります。『OVER DRIVE』に行き着くまでに、それぞれジャンルの違う映画に出て大きくなって、また一緒に作品をやれたことは嬉しかったですね。一緒にやるシーンは多くはなかったけど、逆に印象的でしたし、真剣佑の芝居を目の前で見て「こいつは、でけえなあ」と思いました。すごく堂々と、地に足のついている芝居をしていたので、人間としての大きさを見せてもらいました。ライバル役としても、意識させてくれたと思いました。新田:匠海は、数秒しかない顔のアップのシーンでも物語るから。自分にはまだできないと思う芝居もやってくれるので、羨ましいです。でも、そう思わせてくれる役者に出会いたいので、匠海の芝居を間近で見れるのは幸せです。――自分たちが「仲良いな」と思う時のエピソードがあればぜひ。新田:いつもです。北村:(笑)。電話をいつもマメにくれます。しかもテレビ電話で、互いの相談のような時間が多いですね。この職業って、自分と違う人格になる大変さがあるので、「頑張ってるよ!」と言い合う、慰め合いみたいな時間が(笑)。――新田さんはどういうときに北村さんに電話したくなるんですか?新田:心細い時(笑)。家に帰って「ただいま」と言う人がいない時に、匠海がいてくれたらな、と思います。……なんだこの気持ち悪い時間は。北村:いつか僕が、真剣佑のマネージャーになるわ(笑)。●2人のカラオケに、先着1名ご招待?○通じ合うものがある――役者としては尊敬し合っているということでしたが、人間性としては、どういうところが合うのだと思いますか?新田:稀に見る似たタイプなんです。相性が良いのか、思考が一緒なのか、通じ合うものがあると思います。北村:蠍座のB型、という共通点もある。なかなかいないよ。新田:特殊なんだよね。北村:いろいろ話をしていても、やっぱり通ずるものがあると思います。『仰げば尊し』の時からそんな感じでした。ドラマが放送される度に、その回について話していました。新田:そうやって知っていくにつれて、「あ、似てるのかも知れないな」と。何か通じ合うと思いました。○根本的に誰にも似ていない2人――北村さんはDISH//のボーカルとして活躍されていますし、新田さんは舞台でも歌声を披露されていて、2人とも歌がすごくお上手ですよね。北村:そう真剣佑、歌が上手いんですよ。――2人でカラオケに行ったりすることもあるんですか?新田:行きます。もうずーっと歌ってるね。北村:ストイックに、ずっと歌を歌ってます。自分たちの好きな曲を歌ってるだけなんですけど、意外とレベル高めだよね(笑)。新田:本当に、歌ってるだけ。北村:カラオケの本来のあり方としては正解だと思いますね。真剣佑は洋楽が多くて、僕は邦楽系。ハナレグミとか……。新田:DISH//系でしょ?北村:DISH//は、たまに真剣佑が歌ってます(笑)。――贅沢なカラオケですね。北村:じゃあ、先着1名招待しますよ(笑)。新田:抽選で(笑)。――それは応募が大変なことに(笑)。プライベートでも仲の良いお二人ですが、今回の『OVER DRIVE』で相手を見て、役と似ていると思ったのはどのようなところでしょうか?北村:現場で見る真剣佑の姿は、直純でしたね。似てると言うよりも、真剣佑がずっと直純でいた感じ。もともと似ているからなのか、作り込んでいるからなのかというのはわからないですけど、いつも現場で見る真剣佑は、いい意味で真剣佑じゃないと思いますし、車の道を目指したら本当にこんなドライバーになるんじゃないかと思いました。周りに当たる感じではないですけど、熱さが似ています。直純のラリーにかける思いと、真剣佑の芝居にかける思いが重なっていました。真剣佑って、お芝居中に全然まばたきをしないんですよ。その目の強さも、やっぱりラリーの選手の強さに重なる気がしました。新田:基本的に、この2人はどの人間にも似てないと思っています。特殊だね、2人とも。――新海は冷静な面もありましたが、新田さんから見て北村さんに似てるな、と思うことはありましたか?新田:印象としては、ああいうドライバーになるのかもしれないとは思いました。でも匠海が本当にドライバーになったら、もっと熱くなるのかなとも思います。北村:彼自身も幼い頃からきっとレースのことしか見てないだろうし、視野はあんまり広くないだろうなとは思いました。新田:匠海の演じた新海に深みを感じて。「すごい人生を歩んできたんだろうな」というお芝居をしていたので、嬉しかったです。――作品の中では、ライバル役としてお互いのことをどう考えていましたか?新田:僕は、安心感しかなかったです。北村:ライバル役、バチバチする役だからこそ、相手への安心感や友情関係みたいなものがなければ、あそこまで感情をぶつけ合うことは出来なかったと思います。新海にとって、直純は唯一立ちはだかってきった人間だと思いますし、どこかリスペクトもあるんだと思いながら演じていました。マイナスな感情はあまりなく、ドライバーとして意識しあっていたのかな、と。新田:僕自身、役者・北村匠海を尊敬しているので、多分直純にも反映されていたのではないか、とは思います。言葉にはできないですけど、観た方にも感じていただけていたらいいですね。●仕事に全てを捧げてしまった○俳優の仕事を続ける上で、2人の違いは――今回役を演じる上で、気をつけたこと、勉強したことはありましたか?北村:ラリーの勉強をしました。あとは、実際に助手席に乗せてもらって、コーナーに切り込む時のGなどを体験させていただきました。ドライバーさんはすごいです。何もかも車に賭けているようでしたし、平面のジェットコースターに乗ってる感覚で、演じる上ではすごく勉強になりました。見てるのとは、全然違いますね。車の中ではすごく忙しく動かれている。新田:僕も助手席で、忙しいドライバーさんの動きを見ていました。中でどんなことが起きているのかって、想像つかないじゃないですか。マシンも腕も全部使っていて、すごい迫力でした。――今度は仕事全般で、いつも気をつけていることはありますか?北村:出会いは大切にしています。毎回出会う人も違う中で、良い作品を一丸となって作り上げるというのは、特殊な職業でもあるのかもしれません。なかなか、話すのが下手くそなんですけど、一人の力では何もかもが成り立たないので、コミュケーションは大事にしています。今回は真剣佑と2人で色々話していたので、とても助けられました。新田:僕は仕事がすべてなので、仕事のために生きてます。生活が仕事で、芝居に人生を捧げてしまったので、それで生きていくしかないという気持ちを常に持っています。人に夢を与えたくてこの仕事を始めたので、誰かに勇気を与えられた、感動を与えられた、夢を与えられたというのを聞けたら嬉しいです。一人でも多くの人に、そう感じてもらえれば嬉しいなと思いながら、役者の、新田真剣佑をやっています。北村:僕は役者だけの道ではないので、真剣佑が一つの道を突き進んでいるのを見ると、すごいなと思います。役者も表現活動としてやっていますが、この先もマルチな表現方法をフルに活用して仕事をしていきたいので、逆にいつか、真剣佑のような人を輝かせる側にもつきたいですね。■新田真剣佑1996年生まれ、米ロサンゼルス出身。2014年より日本を拠点に活動をスタート。『ちはやふる –上の句–/–下の句–』(16)で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。主な作品に『にがくてあまい』(16)、『少女』(16)、『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17)、『ピーチガール』(17)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17)、『不能犯』(18)、『ちはやふる –結び–』(18)、『パシフィック・リム:アップライジング』(18)など。「劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命‐」が7月27日公開予定。ヘアメイク:粕谷ゆーすけ(ADDICT CASE)、スタイリスト:櫻井賢之■北村匠海1997年生まれ、東京都出身。2008年、『DIVE!!』で映画初出演。2013年にはダンスロックバンド・DISH//のメンバー(Vo.&G)としてメジャーデビュー。音楽・映像それぞれのフィールドで活躍する。初主演作『君の膵臓をたべたい』(17)では、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な作品に『セーラー服と機関銃 –卒業–』(16)、『あやしい彼女』(16)、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『恋と嘘』(17)、『勝手にふるえてろ』(17)など。TVドラマ作品に、『ゆとりですがなにか』(16)、『仰げば尊し』(16)、『隣の家族は青く見える』(18)など。ヘアメイク:佐鳥麻子、スタイリスト:鴇田晋哉
2018年05月29日5月28日(月)今夜放送される日本テレビ系「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」の「しゃべくり007」パートに、女優の安達祐実と俳優の北村匠海がゲスト出演。安達さんが色々なコスプレ姿を披露、年齢を超越した美しさをみせてくれる。安達さんは、子役として出演したCMなどで話題を集め、12歳の時に主演したドラマ「家なき子」が大ブームとなり、一躍、国民的子役に。最近では大人の女優として『花宵道中』に主演したほか、ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」や「女囚セブン」など多彩な作品に出演。今年1月クールの月9ドラマ「海月姫」で演じたドールマニアのノムさんも好評を博した。一方、北村さんはアーティスト集団「EBiDAN」の一員で、さらに音楽ユニット「DISH//」のリーダーも務める。俳優として2016年放送のドラマ「仰げば尊し」では村上虹郎、新田真剣佑ら演じる不良グループの一員として出演し注目を浴びたほか、1月から放送された「隣の家族は青く見える」では同性愛者の青年役を演じ大きな反響を呼んだのも記憶に新しい。そんな2人が今夜「しゃべくり007」に登場。現在36歳の安達さんは“奇跡の童顔女優”として出演、幼稚園児からランドセル姿まで年齢を感じさせない驚異のキュートさをみせ、MC陣とスタジオを驚きの渦に巻き込む。また、北村さんもMC陣とのトークのなかで“かわいすぎる弱点”を告白してくれる。今回「しゃべくり007」にゲスト出演する安達さんの映画最新作となる『ゼニガタ』は全国公開中。表向きは居酒屋経営者だが、裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ、苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を大谷亮平が演じ映画初主演。安達さんのほか、升毅、渋川清彦、小林且弥、佐津川愛美、田中俊介らも出演し、金と欲望に翻弄される人々の転落を描いていく。そして、北村さんの映画最新作となる『OVER DRIVE-オーバードライブ-』は6月1日(金)より全国東宝系にて公開。東出昌大と新田真剣佑がチーフメカニックと天才ドライバーの兄弟を演じ、ラリーの世界を舞台にした若者たちの熱い絆と愛を描くヒューマンエンターテインメントとなっており、北村さんは新田さんのライバルのレーサーを演じている。「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP」は5月28日(月)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:OVER DRIVE-オーバードライブ- 2018年6月1日より全国東宝系にて公開© 映画「OVER DRIVE」製作委員会
2018年05月28日まもなく公開の映画『OVER DRIVE』では自動車競技・ラリーのドライバー役を演じている北村匠海さん。劇中でも印象的なのは、ヘルメットのシールドから覗く、吸い込まれそうなほどに大きな瞳。注目俳優・北村匠海さんとカメラマン・草野庸子さんの出会いが生んだときめきの瞬間。草野:写真を撮っている時も、本当に瞳がきれいだなって。北村:本当ですか?昔はコンプレックスに感じる時もあって…。写真を撮られてる時は演技はしません。やりたいようにやるというか、あくまで自然体です。そのカメラの機種だったら、こんなふうに写るかなって想像してみたり。草野:北村さんも写真を撮ってるんですよね。だからだと思うんですけど、“今いいな”と思うポイントでちゃんとカメラを見てくれるので、すごくやりやすくて。北村:写真を始めてから、撮られる側に立った時、“今こういうの求めてるのかな”ってことがわかるようになりました(笑)。草野:木陰で撮った写真なんか、まさにそう。北村:あれは、あそこだけに木漏れ日がパーンと差していて、すごくきれいでしたよね。草野:何も言わなくてもこちらの意図を汲んで、自ら座ってくれて。北村:しゃがんだら葉っぱがいい感じに顔にかかるかなと。僕がカメラマンだったら、その画を撮りたいかもって思ったんです。草野:私は被写体の視線の動きについていって無言で撮るタイプなので、「どうしましょう?」ってなる方もいるんですが、北村さんは喋らずとも疎通がスムーズ!北村:僕も撮る側の時は、被写体に「やりたいようにやってください」って言うことが多いんです。草野:撮る側と撮られる側、そのタイミングがカチッてハマると、やっぱり写真って面白い!ってなりませんか?(笑)北村:わかります(笑)。しかも今日、草野さんが使っていたフィルムカメラ、僕も持っていて。草野:これ、いいですよね。北村:僕もフィルムのほうが好きなので仕上がりが余計楽しみです。きたむら・たくみ1997年11月3日生まれ。東京都出身。俳優、音楽ユニット「DISH//」リーダー。出演映画『OVER DRIVE』は6月1日、『春待つ僕ら』は今冬公開予定。ジャケット¥42,000パンツ¥29,000(共にコノロジカ/HEMT PRTEL:03・6721・0882)その他はスタイリスト私物くさの・ようこ1993年生まれ。桑沢デザイン研究所卒。「第37回写真新世紀」で佐内正史氏選出による優秀賞を受賞。写真集『EVERYTHING IS TEMPORARY』が発売中。※『anan』2018年5月30日号より。スタイリスト・鴇田晋哉ヘア&メイク・佐鳥麻子取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年05月25日東出昌大、新田真剣佑らが出演する映画『OVER DRIVE』の完成披露試写会が4月17日(火)に開催され、東出さん、新田さんをはじめ、森川葵、北村匠海、町田啓太、要潤、羽住英一郎監督がそろって舞台挨拶に登壇した。『海猿』シリーズの羽住監督のオリジナル脚本で、公道をアクセル全開で駆け抜ける過酷な自動車競技・ラリーを題材にした本作。メカニックという立場でチームを支える兄とドライバーとして命を懸ける弟の絆を中心に、ラリーに人生を燃やす若者たちの姿を描く。■新田真剣佑が森川葵をエスコートし歓声!キャスト陣が姿を見せると会場は拍手に包まれたが、新田さんが“兄”東出さんに促され、階段を上る森川さんの手を取り優しくエスコートすると歓声がわき起こる。晴れ晴れとした表情でマイクを握った東出さんは「これまで出させていただいた作品で、200%、本当にこんなに自信を持って、映画館を出るときに絶対にみんないい気持ちになって帰れるという映画はない!」と本作への自信を口にする。■真剣佑&羽住監督、みんなで行った食事の場で感極まって号泣!?愛する“弟”新田さんとの現場での関係づくりについて尋ねられると「大人になると…特に僕は、壁を作ってしまいがちなんですけど、太陽のようなマッケンが、いきなりハグして『兄貴、よろしくな』と言ってくれた」と笑顔で明かす。新田さんはこの初対面でのハグについて「台本読んだ瞬間、これは兄貴に抱きつくしかないと思った」と告白。さらに現場の熱気についても「北九州での撮影でみんなとご飯に行ったとき、監督と2人で号泣したんです。『俺はこういう思いで演じたい!』という話をしたら、監督も『俺はこういう思いで撮りたい!』と言って、2人で号泣して、それを兄貴は冷たい目で見てて…(笑)」と熱すぎるエピソードを明かし、会場は笑いに包まれた。■真剣佑VS北村匠海ライバル役ができるのは「仲が良いからこそ!」北村さんは新田さんのライバルのレーサーを演じたが、クールなイケメンドライバーという役どころに「カッコいい役をもらって、すいません(笑)」とニヤリ。さらに、新田さんに対して「ひとつ言わせて!俺の方が東出くんに顔が似てるから(笑)!」と自身の方が東出さんの弟役にふさわしいとアピール!これまで何度も共演しており、仲の良い2人だが、新田さんは「ライバル役、敵対する役ができるのは仲が良いからこそ」と語り、北村さんを真正面から凝視。これには北村さんも「真っすぐな目だなぁ…」と感嘆していた。舞台挨拶終了後の降壇の際は、今度は東出さんが森川さんの手を取りエスコートし、会場は最後まで黄色い歓声に包まれていた。『OVER DRIVE』は6月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:OVER DRIVE-オーバードライブ- 2018年6月1日より全国東宝系にて公開© 映画「OVER DRIVE」製作委員会
2018年04月17日俳優としても活躍するダンスロックバンド・DISH//のリーダー・北村匠海(20)が3月14日、公式ブログを更新。ベースを担当していたメンバーの小林龍二(21)が13日付けで脱退、所属事務所との契約を終了したことについて「悲しいし、虚しいです」と心境をつづった。 DISH//の公式サイトでは3月13日付けで小林のグループ脱退、そして所属事務所との契約終了が発表された。「本人より脱退の申し出を受け、弊社内部でも熟考を重ねた結果、このような結論に至りました」としている。 発表から一夜明けた14日、北村は「この度は僕らDISH//のメンバーである龍二の急な脱退報告により多大なるご迷惑をお掛けしました事をお詫びいたします」とブログで謝罪。「正直僕ら4人はまだ整理がついていない状況です。ぐちゃぐちゃな感情です。なんて言ったらいいか、全くもってわからんです」と混乱する心境を吐露した。 つづけて「12年間、形や名前が変わっても同じグループとして生きてきた小林龍二を失うことは、DISH//としても北村匠海としても、痛さと辛さで溢れてしまいます」とつづり、「悔しいです。悲しいし、虚しいです。今すぐ前を向けと言われても、少し難しいです」と苦しい胸中を明かした。 「それでもDISH//は4人でやっていきます。やっていかなきゃ」と自分自身を鼓舞した北村。「まずは4人での春ツアーに向けて。来てくださる方を魅了できるように、観てよかったと期待に応えられるように、活動して行きたいと思います」と意気込み、「今後も精一杯頑張ります。DISH//をよろしくお願い致します」と呼びかけた。 ファンからは「ブログ更新してくれてありがとう」「無理しないでね」「ずっと応援します」と応援のコメントが寄せられている。
2018年03月14日第41回日本アカデミー賞の授賞式が2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、俳優の菅田将暉が俳優部門、映画『君の膵臓をたべたい』が作品部門を受賞した。同賞は日本アカデミー賞で唯一、一般投票によって選ばれる賞となる。プレゼンターは、昨年俳優部門を受賞した岩田剛典が務めた。一言求められた菅田は「菅田将暉です」とはじめ、西田が「知ってます」とツッコミ。菅田は改めて、「『帝一の國』という映画は、同世代のみんなが集まりました」と、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大らについて語る。「本当に高校生とかから知ってるみんなで集まって、僕ら世代の話題になるものを作ろうとしていたので、すごく嬉しいです。みんなで飲みたいと思います」と撮影時の野心を明かし喜びを表した。また、『君の膵臓をたべたい』企画・プロデュースを行った臼井央は、「このインパクトのあるタイトルの原作に出会ったのは、東宝の入社1年目の若いプロデューサーでして、絶対に映画にすべきだと言ったのが始まりでした」と明かす。興行収入30億円を超える大ヒットとなったが、新人賞を受賞した浜辺美波&北村匠海、新鋭の月川翔監督の名前を挙げ「若い力が原動力となってこの話題を作ったんじゃないかと思います」と語った。
2018年03月02日第41回日本アカデミー賞の授賞式が2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、音楽ユニット・DISH//のボーカルで俳優の北村匠海が、新人賞を受賞した。映画『君の膵臓をたべたい』が興行収入30億を超える大ヒットを記録し、一躍注目を受けることとなった北村。「小学校3年生の頃に芸能界というものに所属してお芝居を始めて、ずっと親から『小さい役かもしれないけど10年後、20年後につながる』と言われて12年が経ちました」と振り返る。「ここに立たせていただけるのが夢のようです。ありがとうございます」と真摯に語った。今回演じたのは「一人、殻に閉じこもってる少年」だったが、北村自身も「中学時代そんな少年だったので昔の自分を思い出す感覚で自然に演じることができました」という。オーディションでも中学時代の話をしたと明かし、「今では笑い話みたいなものなんですけど、『合うな』と思っていただいたみたいで」と笑顔を見せ、「感謝申し上げたいなと思います」と美しい敬語で謝意を示した。共演した浜辺は「現場ではあんまりお話しすることができなかったので、今この作品を振り返ってお話ししたいですね」と意外な一言。北村が「本当に話してなくてですね……。楽しかったですね」と語りかけると、浜辺は「はい、はい!」と頷いていた。
2018年03月02日いよいよ本日、2日に行われる第41回日本アカデミー賞授賞式。2016年12月16日〜2017年12月15日に公開され、選考基準を満たした作品を対象に、映画界に3年以上関わっていることを条件とした日本アカデミー賞協会の投票によって決定する。現在各部門の優秀賞が発表されているが、授賞式では最優秀賞の栄光を手にする作品が明らかになる。優秀作品賞には、『君の膵臓をたべたい』『三度目の殺人』『関ヶ原』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『花戦さ』といった作品がそろった。『三度目の殺人』以外の4作品が小説原作の映画となるが、一般観客の予想を知るべく、マイナビニュース会員2,390名にアンケートをとった。Q.第41回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をとると思う作品は?1位 『関ヶ原』 36.3%2位 『君の膵臓をたべたい』 30.3%3位 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 14.7%4位 『三度目の殺人』 14.0%5位 『花戦さ』 4.7%○■『関ヶ原』・「ありそうでなかった関ヶ原の戦いを描いた作品なので」(49歳男性/ビル管理・メンテナンス/技能工・運輸・設備関連)・「岡田君の演技が素晴らしく内容も深いものだったから」(38歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)・「歴史上の人物の人間像がおもしろかったので」(54歳男性/その他/その他)・「関ヶ原の合戦が壮大なスケールで表現されてたから」(41歳女性/その他/その他)・「今までにないスケールで、近年稀に見る本格的な合戦シーンを描いているから」(29歳女性/銀行/専門職関連)○■『君の膵臓をたべたい』・「単純に感動して泣ける映画だと思うので」(44歳女性/信託銀行/事務・企画・経営関連)・「原作の良さをきちんと映像化している」(50歳男性/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)・「題名が衝撃的だが、内容は青春モノで、人間のあり方を考えさせられるよい作品になっている」(57歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)・「複雑な青春の心理描写が素敵です」(50歳男性/フードビジネス/事務・企画・経営関連)・「自分の周りで評価が高い」(41歳男性/その他/その他)○■『ナミヤ雑貨店の奇蹟』・「廃屋のような(旧)ナミヤ雑貨店を舞台に時間と空間が異なる人々が、悩み事相談の手紙の行き来を通じてつながる奇跡。この東野ミステリーが深い感動を残していきました。最も印象に残る作品です」(65歳男性/その他/その他)・「今も昔も人の悩みはあり、悩みは人とのつながりによって癒されてゆく心温まるストーリーだと思う」(37歳女性/その他/その他)・「ノスタルジックな感じもあって良いと思うので」(58歳女性/その他/その他)・「さっそく海外(中国)でリメイクされたりと話題性も高かったので」(55歳男性/その他/その他)○■『三度目の殺人』・「役所広司さんの演技力にグイグイ引き込まれていく所があり本当にこの人物は殺人を犯しているのかという弁護士役の福山雅治さんとの演技が見どころで面白いと思ったので」(59歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)・「ストーリー展開のなかでの心理描写と,それにマッチしたキャスティング」(38歳男性/コンピューター機器/メカトロ関連技術職(電気・電子・半導体・機械他)・「部門賞最多受賞。国際映画祭での評価も高いので」(61歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)・「監督の演出やカットの取り方が細かい」(32歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)○■『花戦さ』・「実際に映画館で観た作品で、映像から花の匂いや空気感が感じられて良い作品だと思った」(45歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)・「実力派俳優が揃っていて、惹き込まれる」(36歳女性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)・「生け花の巨大なセットが圧巻だった。野村萬斎の演技がよかった」(31歳女性/医療・福祉・介護サービス/販売・サービス関連)・「迫力もあり優雅で華やかでよかったので」(38歳女性/その他メーカー/事務・企画・経営関連)○■総評読者予想を二分したのは、原田眞人監督&岡田准一主演の重厚な時代劇『関ヶ原』と、月川翔監督&浜辺美波&北村匠海による泣ける青春物語『君の膵臓をたべたい』。対照的な2作品となったが、それぞれヒットし「周りの評判が良い」という意見も多く寄せられた。東野圭吾原作のベストセラーを映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、複雑な構成ながら「心温まる」と評判に。優秀作品賞の中で唯一のオリジナル作となる『三度目の殺人』は、部門賞最多受賞という点にも注目が集まった。現在ダークホースとなっているのが野村萬斎主演の『花戦さ』。実は前回の日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた『シン・ゴジラ』のモーションキャプチャを担当したのが野村だが、主演作(?)の連続受賞となるか。実際の結果は、日本テレビ系列『第41回日本アカデミー賞』(2日 21:00〜)にて放送される。調査時期:2017年2月21日〜2017年2月25日調査対象:マイナビニュース会員調査数:2,390名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2018年03月02日2月11日(日)に放送されるゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」に、俳優の斎藤工と北村匠海をはじめ、箱根駅伝4連覇を達成した青山学院大学の原晋監督ら豪華ゲストが出演する。今夜は「あの時自分を嫌いになりましたSP」と題して放送。今夜のゲストの斎藤さんといえば“サンシャイン池崎”のネタを完コピしてバラエティで披露、池崎さんブレイクのきっかけを作った人物として知られるが、今回は話題の芸人・ひょっこりはんをまさかの完コピ。さらにセクシーな魅力で多くの女性ファンの支持をうける斎藤さんが人妻と温泉(秘)旅行したという映像まで紹介されるらしく、斎藤さんファンは見逃せないオンエアになりそう。またドラマや映画で話題の北村さんは苦手だったという“イケメン俳優M”と大好きな芸人・和牛とのコラボ漫才に挑戦する。箱根4冠を達成した名将・原監督は箱根駅伝の涙の裏側を告白、“因縁の元教え子”と対面するほか、先日妊娠したことを発表したタレントのぺこも夫・りゅうちぇると共にゲスト出演。現在の妊娠生活をTV初告白、また安産祈願ロケでは涙を見せる場面も。アナウンサーの新井恵理那は“大物司会者H”と“G”に大クレームを入れる。HとGとか一体誰か!? 放送をお楽しみに。俳優として「臨床犯罪学者 火村英生の推理」シリーズや『昼顔』など多彩な作品に出演してきた斎藤さんだが、映画監督としてメガホンをとった初の長編作『blank13』が現在公開中。高橋一生、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗ら豪華かつ個性的なキャストを迎え、もちろん自身も出演。13年ぶりに再会するも余命3か月だった父。その父の葬儀当日、参列者が語る父親のエピソードで家族の誰も知らなかった父親の真実と、もう取り戻せない思っていた13年間の空白が埋まっていく…というストーリー。「行列のできる法律相談所」は2月11日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月11日昨年大ブレークした竹内涼真に続き、今年も私たちの胸を熱くしてくれそうなイケメンたちが続々メディアで活躍中です。そのなかでも本誌の“目利き”スタッフ陣がガチで「絶対来る!」と推す大注目イケメンに愛を伝えるべく、2月14日はバレンタインデーということで、チョコを渡しに行ってきました! 「バレンタインの思い出を僕に聞くとは……」 そう、おちゃめに笑いながら意外すぎる回答をしてくれたのは、北村匠海くん(20)。モテモテだと思いきや、「ソワソワしてたくらいで、呼び出しとかされたことないです。されてみたかったな〜(笑)」とちょっぴり残念そうな表情もステキ! 北村くんは大の写真好きで、昨年20歳の誕生日に個展を開いたほど。撮影した写真をプレゼントにすることもあるという。 「写真をやっていてよかったと思うことのひとつとして、相手を撮ってプリントして渡せるところ(笑)。仲のいい男友達を撮影して、その友達が写った写真をTシャツにプリントしてあげたら、『着づらいわ〜』って言われちゃいましたけど(笑)」(北村・以下同) そんな北村くんが現在挑戦しているのが、ドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系・木曜22時〜)での同性愛者役。 「今まで演じてきた中でもチャレンジングな役柄です。でもとても新鮮で、相手役の眞島(秀和)さんとは演じる朔の甘えん坊感は共感できるんです。僕も人と会っていたい性格だから」 もし、北村くんが同性愛者から告白されたら? 「純粋にうれしいですね。自分を好きになってくれる感情自体がうれしいものなので」 そんなことを言われたら、みんな北村くんにメロメロになっちゃいます!
2018年02月08日深田恭子と松山ケンイチが妊活に励む夫婦役を、北村匠海と眞島秀和が“同性カップル”を演じる「隣の家族は青く見える」が1月18日から放送開始。北村さんと眞島さんのキスシーンにSNSが騒然とするなか、社会問題に向き合う姿勢への評価の声も上がっている。本作は「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「ラスト・シンデレラ」「ディア・シスター」などを手がけてきた脚本家・中谷まゆみ氏によるオリジナルストーリー。さまざまな家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅“コーポラティブハウス”に暮らす各家族の葛藤と成長をハートフルに描くヒューマンドラマとなっている。“子どもが欲しいカップル”を深田さんと松山さんが、“子どもが欲しくない女性とバツイチ男性のカップル”を平山浩行と高橋メアリージュンが、“虚栄心の強い専業主婦と失業夫カップル”を真飛聖と野間口徹が、そして“同性カップル”を北村さんと眞島さんがそれぞれ演じる。1話では北村さん演じる青木朔と眞島さん演じる広瀬渉の“ラブストーリー”と、深田さんと松山さん演じる五十嵐夫婦の“妊活”に視聴者の視線が注目した模様。北村さんと眞島さんのカップルには「最高に可愛い」「キャスティングしてくれた方、ありがとうございます」「スピンオフで見てみたい」などの声が殺到。特に北村さんには「若くして新境地ですごい」「こんなかわいい匠海くんが毎週見れるなんてしあわせー」といったツイートも数多く寄せられているほか、「表情がゲイとして描かれやすい「女の模倣」ではなく完全に純粋な「恋する人間」の香りしてる」とその演技を賞賛する投稿も。今作で北村さんを知ったという視聴者からの「めっちゃ可愛い!思って調べたら、北村匠海ってゆう人やった」というツイートもあり、今作で一気に北村さんの俳優としての認知度が上がったのは間違いなさそうだ。また深田さんと松山さん演じる五十嵐夫婦に対しても「不妊治療ってこんなに大変なんだね」というツイートが多数寄せられており、「現代の身近な問題が盛りだくさんで良い内容だった」「現代の日本の社会的問題を全部総括した感じ」などといった声も数多く見られた。次回の2話では朔(北村さん)が奈々(深田さん)と親しくなったことで、自分達の関係に気付かれるのを恐れた渉(眞島さん)と朔の仲に溝が生まれるほか、亮司(平山さん)の息子も登場するなど各家族の事情がさらに描かれていくようだ。現代社会が向き合っている“多様性”にまつわる様々な問題と正面切って向き合った感のある本作。「様々な問題を抱えた登場人物たちがどのような形で幸せを体現していくのか見届けたくなった」というツイートが象徴するように、多くの視聴者が自らを取り巻く環境と重ね合わせながら、物語の行く末を見守っているようだ。「隣の家族は青く見える」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(笠緒)
2018年01月19日北村匠海の主演映画『君の膵臓をたべたい』が大ヒット。今期のドラマ『隣の家族は青く見える』でも難易度の高い同性愛者役に初挑戦するなど、若手トップ俳優に大躍進中の今、思うこととは?実際の僕は、控えめ中の控えめです(笑)。俳優としてだけでなく、ダンスロックバンドDISH//のボーカル兼ギターとしての顔も持つ北村匠海さん。演技も音楽もできて、超イケメン。とくれば、まさに向かうところ敵なしのモテ男。でもその素顔は意外にも、「人見知りで、女の子と話すのも苦手」…。そんなギャップが、同世代の女子はもちろん、アンアン世代の心までキュンキュンさせまくり、今、理想の年下男子として人気沸騰中なのです!――北村さん、ついに20歳になったんですね。北村:そうなんです。10代の頃と何も変わらないですけどね。――記念すべき20歳の誕生日は何をして過ごされたんですか?北村:佐野岳くんと佐藤寛太くんとごはんを食べました。普段から仲いいんですよ。20歳の誕生日に寛太くんから、「まさかとは思うけど、今日予定ないわけないよね?」って連絡がきたので、「とくにないんだよね」って(笑)。そしたら「え、マジかよ!」って急遽集まってくれたのがこの二人です。――誕生日の予定、本当に何もなかったんですか?北村:まじでなかったんです。周りの友達も忙しそうだったので、一人で過ごそうかなって思っていたくらいで。二人とも驚いてましたけどね。「お前、まじで一緒に過ごす人いねぇんだな」って(笑)。――心境の変化もとくになく?北村:ないですね。変に意気込もうとも思ってないですし、全然変わらないです。小学校3年生からこのお仕事をしているので、昔から変に達観してしまっている部分があるんですよね。いい意味でも悪い意味でも。同世代より、大人と話しているときのほうが妙にしっくりくるってことも少なくないです。――昨年は主演映画『君の膵臓をたべたい』も大ヒットして、知名度も人気も俳優としての評価もぐっと高まったような気がします。北村:自分自身のスタンスはまったく変わってないんですけど、わかりやすいところで言うと、インスタグラムのフォロワー数が増えるとか、そういう変化はありました。7万人くらい増えたんですよ。もともと10万人くらいだったのが、ある日気づけば17万人くらいになっていて。なんだこれは…!って、さすがにびっくりしました。あと、街中で家族連れのお父さんやお母さんから声をかけていただく機会も増えたんです。今までは学生の方が多かったんですけど。幅広い層の方に知っていただけていると思うと素直に嬉しいです。――新ドラマ『隣の家族は青く見える』では、同性愛者の青木朔役を演じられていますよね。オファーがきたとき、ワクワクしたんじゃないですか?北村:ワクワクしましたね。これまでは自分の幅の中で演じられる役がわりと多かったんですけど、今回はすごく新しい挑戦というか、楽しみがいのある役で。朔の気持ちもよくわかるんです。僕も気のおけない年上の男友達には子犬のように可愛がってもらっているので。――でも朔は、眞島秀和さん演じる恋人の広瀬渉に自分からグイグイいきますよね?そこは北村さんご自身と真逆なのではないかと。北村:そうですね。そこは180度違います。実際の僕は控えめ中の控えめなので(笑)。朔は言ってしまえば、面倒くさい相手。「一緒に暮らさないっていうなら今すぐ別れる」みたいなセリフだったり、自分でもこいつ面倒くさいなって思います(笑)。でも面倒くさいことがネガティブなわけじゃなくて、そこが渉にだけ見せられる朔の弱い部分のような気がしていて。――北村さん自身は、“面倒くさい彼女”を受け入れられますか?北村:大丈夫です。というか僕はきっと、女性の尻に敷かれるタイプだと思うので。「一緒に暮らさないなら今すぐ別れる」って言われたら、たぶんどうにもできなくて「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと一回待とう」みたいな感じになっちゃう気がする(笑)。そこで男らしく強いことは言えないですね。もしかしたら僕は人間的に、渉に近いのかもしれません。――以前もインタビューで、グイグイきてくれる女の子のほうがいいっておっしゃってましたもんね。北村:そうですね。自分からはいけないぶん、喋り続けてくれるくらいのほうがちょうどよくて。それに僕が相づち打ってるくらいのほうが収まりいいと思います(笑)。きたむら・たくみ1997年11月3日生まれ。東京都出身。俳優、ダンスロックバンドDISH//のボーカル兼ギター。小学校3年生のときにスカウトされ、芸能界入り。2008年公開の『DIVE!!』で映画初出演を飾る。現在公開中の映画『勝手にふるえてろ』に出演しているほか、今年は映画『OVER DRIVE』の公開も控えている。シャツ¥27,000パンツ¥25,000(共にヨータトキ/アドナストTEL:03・5456・5821)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年1月24日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・鴇田晋哉ヘア&メイク・佐鳥麻子インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年01月17日綾瀬はるかと坂口健太郎が初共演する映画『今夜、ロマンス劇場で』。この度、本作で“大スター役”で登場する北村一輝の衝撃的な場面写真が到着した。北村さんが演じるのは、映画監督を夢見る健司(坂口さん)が勤務する京映撮影所の看板スターで、大人気映画『ハンサムガイ』シリーズの主演を務める超ナルシストなイケメン俳優・俊藤龍之介。彼はどんなトラブルにも動揺しない、超ポジティブな性格の大スターで、劇中では大物オーラをこれでもかと周囲にふりまいているのだが、その様子が覗ける場面写真が今回公開。■中世ヨーロッパの貴族を彷彿とさせる衣装も違和感なし!映画『テルマエ・ロマエ』では、次期ローマ皇帝候補・ケイオニウス役を好演し、日本人という枠を超越していた北村さん。本作でも日本人には似合わないだろうと思われる、真っ白なフリルが目を引く中世ヨーロッパの貴族を彷彿とさせる衣装、見事にイケメンに着こなしている。■大物スターらしく白いスーツで京映撮影所の大人気映画『ハンサムガイ』シリーズの主演を務める看板スターである俊藤。この場面写真は、大物スターらしく白いスーツをピシッと着こなし、自身が看板スターであることをモノクロお姫様・美雪(綾瀬さん)にアピールしているシーン。周囲の取り巻きも一緒に『ハンサムガイ』を全力でアピール!■いかなるときも美しく!続いての写真は、撮影中にケガをしたのか頭に氷袋を乗せる姿、車いすで包帯ぐるぐる巻きになりながらもTV番組に出演を果たしている姿、さらにピンクのスーツをさらりと着こなすも、なぜかペンキまみれな姿…。ケガをしようと、ペンキまみれになろうと、大スターは凛とした佇まいを見せ、美しさを損なわない!しかし、撮影中にケガとは…『ハンサムガイ』シリーズはアクションシーン満載の作品なのだろうか?■一見誰かわからない、連獅子姿でもハンサム!クランクアップなのか、花束を抱え連獅子姿の場面写真。顔を白く塗り、一瞬誰だかわからぬ風貌だが、凛とした表情にどこか美しさを感じる。俊藤が命を懸ける『ハンサムガイ』シリーズの過去タイトルは、『帰って来たハンサムガイ!』『レッツゴー! ハンサムガイ』といった、俊藤の格好良さが際立つものばかり。本作では彼の天才的なアイディアにより、前衛的かつ独創的だと語る“妖怪ミュージカル”の撮影風景が覗けるという。彼の活躍も見逃せない。『今夜、ロマンス劇場で』は2018年2月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月26日いよいよクリスマス本番!とはいえ、気がつけば一緒に過ごす相手がいないと嘆いている女子がいるなら、オススメしたい映画は話題作『勝手にふるえてろ』。こじらせ系女子のヨシカが理想の男子と現実の男子との間で揺れ動くさまを描いたラブコメディです。そこで今回は、主人公にとって重要な2人の男性を演じたこちらの方々に本作の見どころを語ってもらいました。それは……。渡辺大知さん&北村匠海さん!【映画、ときどき私】 vol. 132中学校の同級生で、ヨシカが10年間片想いしている妄想彼氏の「イチ」を演じたのは北村さん(写真・右)。そして、渡辺さん(写真・左)は現実世界でヨシカのことを愛する会社の同期である「ニ」を演じています。今回は、そんなおふたりにお互いの印象や好きな女性のタイプなどについて教えてもらいました。まずは出来上がった作品を観て、お互いの感想は?渡辺さん僕は北村くんのしゃべらずとも語る感じが素晴らしくて、いるだけで絵になる人だと思いました。特に、ヨシカの回想シーンでは体操服ですらかっこよくて、ジェラシーを覚えましたね(笑)。北村さんいや、体操服はけっこう恥ずかしかったですよ(笑)。僕は純粋に大知くんとお芝居を一緒にやるのも見るのも楽しみでした。というのも、2人ともバンドのボーカルもやっていますし、クリエイターとしてもすごく興味があったんです。映画を観ると、脚本になかったこともやっていたり、アイデア満載で、役者だけど作り手としての目線も持っている人だなという印象を受けました。渡辺さんありがたいですね。北村くんはまだ19歳だけど、芸歴でいうと全然先輩なので(笑)。渡辺さんは黒猫チェルシー、そして北村さんはDISH//というそれぞれバンドのボーカルとしても大活躍中。おふたりは役者とミュージシャンをどのように両立していますか?北村さん僕は役者って例えると真っ白なシーツで監督とかに色を付けてもらうお仕事なので、自分はつねに真っ白でいたいなと思っているんです。だから、北村匠海なんだけどそれをいかに何もない真っ白な状態にするかみたいなところが役者なんですけど、音楽は北村匠海というブランド的なもので磨いていかないといけないもの。同じようで同じじゃないみたいな感覚でお仕事してるので、大知くんはどうなんだろうなというのは聞いてみたいですね。渡辺さん僕の場合は、顔とか表面に見えてるものではなくて、目に見えない体のなかにある “匂い” みたいなのを出したいと思っていて、それが音楽や映画だったら、できるかもしれないと思ってやってるところはありますね。そういう点では同じような要素があるんですけど、細かく見ていくと、さっき北村くんが言ったように、相反する部分もあって、そこでバランスを取っているような感じです。北村さんまったく同じです!渡辺さんおもしろいのは、役者のときは自分をいかに消せるかを考えるときもあるんですけど、映画を観たらそう思っているときのほうが自分が出ちゃってる。逆に音楽を作っていて、「俺を見ろ!」みたいな気持ちで作れば作るほど、うそっぽくて僕じゃなくなっていくような感覚もあるので、つねに紙ひと重という感じですね。それをどういうふうにバランスを取るかは人それぞれだと思うんですけど、僕は音楽と映像と2つやることで自分というものを探して、バランスが取れているんだと思います。北村さん僕も音楽と俳優の2つをやることでバランスが取れています。周りからすれば、「両方やっていて大変だね」って言われるんですけど、どちらかが欠けたら多分バランスが崩れる。役者と音楽では別人格だともよく言われるんですけど、自分でもそう思うくらいまったく別のものが自分のなかに生まれてしまっているから、やめられないんだろうなと思います。渡辺さんそれわかる!僕もどちらかに絞ったほうがいいのかなとすごい悩んで、音楽だけにして役者の仕事を断ってた時期が実は2年くらいあったんですけど、やっぱりバランスが崩れて、何も書けなくなったんですよ。そのときに思ったのは、2つと思うからダメなんだなと。いま僕がやっていることは、ひとつなんですよね。だから、自分のやり方を自分らしくやれている人がかっこいい人なんじゃないかなと思うようになりました。今回の作品で得た経験が音楽活動に影響することはありますか?北村さん役を演じてすぐ音楽に反映するような即効性のあるものではないんですけど、大知くんと同じ映画に出て、音楽と芝居の仕事をしているということは今後に活きてくると思います。それは、いつか詩を書いたときにこの作品で演じたイチという役だったり、この映画の色や匂いだったり、そういうものがきっと出てくる気はしていますね。渡辺さん僕は今回初めて出演した映画の主題歌を作ったんですけど、現場の雰囲気を知っている人が作れるというのはすごくぜいたくなことですよね。そんなふうに映画と地続きの曲が作れた感覚は初めてだったので、ワクワクしましたし、それを今後どう自分に活かせるかはここからかなと思っています。では、それぞれ自分が演じた役についてみどころを教えてください。北村さん監督と最初に話したとき、「オファーして申し訳ないけど、イチは嫌な奴だと私は思っています」と言われて、「僕もそう思っています」と答えました(笑)。ヨシカからすればイチは王子様なんですけど、でもそれは妄想の世界でしかないので、基本的に他人に対して嫌悪感を抱いているようにしようという気持ちでずっと演じてました。でも、意外とイチのそういう気持ちって、リアルな日常生活で出ちゃってる部分ってすごく多いと思うんですよね。渡辺さん僕が最初に監督にお会いしたときに言ったのは、「僕はどちらかというとヨシカ側の人間なので、ニは僕じゃないんじゃないですか?」ということでした。そしたら、監督から「実はニもヨシカと同じで純粋なんだけど、不器用で、自分が思っていることと裏腹な態度を取ったり、かぶるところがたくさんあるから渡辺さんのままでやってもらえたらいい」と言ってもらえて、吹っ切れたんです。それからは、暑苦しいし、面倒くさい奴なんだけど、憎めない愛されるキャラクターにしていこうと思ってやりました。ヨシカみたいにひねくれてるけど夢見がちで、独特な世界観を持つタイプの女性はどう思いますか?北村さん男子の僕からすれば、理解するのはそこそこ時間かかったんです。でも、松岡さんがヨシカを生き生きと演じられているので、松岡さんにしかできなかったなとすごく思いました。あと、きっと女性のほうがひっかかるというか、ヨシカという人物につかまれる部分が大きいと感じましたね。だから、男子から見たら、すごい不思議な世界かもしれないんですけど、僕はそこがおもしろくて、この映画が本当に大好きなんです。たくさんの女性に観ていただきつつ、男子にもこの世界観を楽しんでもらえたらなとは思っています。渡辺さん僕が理解できているのかどうかはわからないですけど、意外と普通の女の子じゃないかなと。それに、誰しもがちょっとずつあるような気持ちを誇張して代弁してくれてるような感じで、すごくたくましく思えたんですよ。ちょっとした妄想って誰でもすると思うんですけど、それを自分なりのやり方で膨らませてる人で、ヨシカみたいな気持ちってみんなあるんじゃないかなと思わせてくれる存在ですよね。自分のなかで妄想が膨らんじゃう女の子でも怖いほうにいってないので、妄想女子からしたら目指すべき人かなと思います(笑)。おふたりが女性に惹かれるときのポイントはありますか?北村さん音楽とか趣味についてとか、同じ観点で物事を見られる女の子がいいですね。あと大事なのは、僕は写真を撮るので、一緒に撮影を楽しめる子が現れたらいいなとは思います。渡辺さん僕は自分の興味があるものを探求している人が好きですね。だから、なんでもいいやみたいな人には惹かれないと思います。話を聞くのがけっこう好きなので、僕の知らないことを教えてくれる女の子がいいです。ヨシカの絶滅した動物への異常な愛情が描かれていますが、おふたりも人には理解されない趣味はありますか?北村さん僕はサメの動画を見たり、爬虫類や両生類の皮膚の感じがすごい好きなんですけど、誰も理解してくれないですね……。なので、もし好きな女の子がヨシカみたいにアンモナイトの化石について語ってきたら、めちゃくちゃおもしろいので、より好きになっちゃうと思います(笑)。渡辺さん僕は小さいときから恐竜とか妖怪が大好きなんですけど、共通しているのは、いま見られなくて正解がないところ。あとは、そういうものを研究して追いかけている人たちが好きというのもありますね(笑)。最後に、ananweb読者に向けてひと言ずつメッセージをお願いします!北村さんこの映画は本当に多くの人に観て頂きたいですが、特に女性の方に観て欲しい映画だなとすごく思います。誰しもが少しは持っている気持ちが映画のなかに散りばめられているので、少しでもたくさんの人に共感して、すっきりしてもらえたらいいなと思います。渡辺さん日々、いろいろな楽しいことも悲しいこともあるかもしれないですけど、がんばっている女の子の姿に勇気をもらえる映画になっているんじゃないかなと思います。あとは、クリスマス直前に公開なので、今回は彼氏ができなくて寂しい女の子には、「うちら今年もひとりだよ」って言いながら同じような女友だちとこの映画を観て欲しいですね(笑)。インタビューを終えてみて……。役者や音楽について熱く語るいっぽうで、お茶目な一面も見せて笑わせてくださったりと、とにかくステキで癒し系な渡辺さんと北村さん。ヨシカが2人の間で揺れてしまうのも、思わず納得してしまいました。劇中でもおふたりそれぞれの魅力を堪能することができるので、女子は迷わず必見です!暴走ヒロインとともに立ち上がれ!誰もが一度は経験したことのある理想と現実の間で生まれる葛藤。でも、悩んだぶんだけ本当の自分が見えてくるというもの。「夢見がち・妄想しがち・ひねくれがち」のどれかひとつでも当てはまるなら、ヨシカに共感すること間違いなし!今年のクリスマスは、この作品にふるえてみては?ストーリー中学の同級生である「イチ」に10年間片想いしている24歳のOLヨシカ。唯一の趣味は、絶滅した動物をネットで調べ、購入したアンモナイトの化石を愛でることだった。ところがある日、暑苦しい会社の同僚「ニ」に突然告白され、テンションが上がる。とはいえ、正直タイプではないだけにヨシカはいまいち乗り切れないままだった。そんなとき、ある出来事がきっかけとなり、イチとの再会を思い立つヨシカだったが、はたして脳内彼氏と現実の彼氏、どちらを選ぶことになるのか……。妄想が止まらない予告編はこちら!作品情報『勝手にふるえてろ』12月23日(土・祝)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー配給:ファントム・フィルム©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会写真・加藤淳(渡辺大知、北村匠海)
2017年12月22日ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーで、近年俳優としても注目を集める北村匠海が、山下達郎さんの名曲「希望という名の光」と共に受験生を応援する「カロリーメイト」の新CM「一歩を信じる」篇に出演していることが分かった。「一歩を信じる」篇 注目のポイントは?受験期の風物詩として毎年話題となっている、「カロリーメイト」の受験生応援CM。今年の受験生役には、「DISH//」のリーダーとして活躍、また『君の膵臓をたべたい』『恋と嘘』などに出演し、俳優としても大注目の北村さんを起用。今回のCMは、「受験」と「登山」。“一歩一歩自分の力で自分を高めていく以外に道はないこと”、“自分の力でつかみ取ったその景色は生涯忘れられないものになるということ”、この2点が似ていることから、受験生が自らの力で受験に挑む様子や心情を、険しい山に登る様子と重ね合わせることで表現。北村さんがそびえ立つ本棚の中から、1冊を手に取るシーンからスタートする本CM。だが、希望校への合格は、果てしなく高い山のように思える…。すると景色は山に移り、高く険しい山が。受験生の心象風景としてクライマーの姿が描かれ、受験生が抱える様々な心の葛藤が登山のシーンと交互に映し出されていく。また映像でも分かるように、CMでは受験生のほかに“クライマー”と2役演じている北村さん。登山シーンの撮影では、中央アルプスにそびえる3,000m級の山「宝剣岳」にて4日間、受験シーンのために3日間、合計7日間に渡っての撮影が行われた。撮影エピソード公開!「頑張った先には絶対に良い景色が広がっている」山での撮影では、標高が高く、雪が積もっているという過酷な環境の中行われ、また撮影日によっては日中の最高気温が17度と温かい日もあり、寒暖差が激しい中での撮影に。そんな中北村さんは、幼少の頃からプライベートで山に登ることが多かったそうで、撮影スタッフの誰よりも着実な足取りで登っていたそう。しかし、3,000m級の山に登るのは北村さんも初めて。「いままで登った山よりも景色が格別で本当に綺麗でした。撮影の合間には、周りにいくつもの頂上があったので、それらに全て登り、この絶景を楽しみました。夜はヘッドライトをつけて、飲み込まれそうなほど綺麗な星空を眺めに行ったりと、終始この環境を楽しみながら撮影することが出来ました」と感想を語っており、撮影の合間には自前のフィルムカメラで撮影する場面もあったとか。また北村さんは、受験生に向けて「これから、試験や面接が待っているかと思いますが、頑張った先には絶対に良い景色が広がっていると思いますので、自分の叶えたい夢をつかんでもらいたいと思っています。応援しています!」と応援メッセージを寄せている。カロリーメイトの受験CMでは、CMの世界観を盛り上げる重要な役割として、毎年様々な有名アーティストの名曲を起用。今年は、日本の音楽シーンを長年リードしてきた山下達郎の名曲「希望という名の光」を採用。「運命に負けないでたった一度だけの人生を何度でも起き上がって立ち向かえる力を送ろう」――受験生をはじめ、一歩一歩、踏ん張りながら前に進もうと頑張る人たちに寄り添う歌詞が、CMの世界観を盛り上げている。カロリーメイト CM「一歩を信じる」篇は12月2日(土)よりオンエア。(cinemacafe.net)
2017年12月01日音楽ユニット・DISH//の北村匠海が、カロリーメイトの新CMキャラクターに起用されたことが1日、わかった。新CM「一歩を信じる」編は2日より全国でOAされる。北村が出演するのは、受験期の風物詩として毎年話題を呼ぶ「カロリーメイト受験生応援 CM」。CM楽曲には、山下達郎の名曲「希望という名の光」が採用された。CMでは、大学受験に挑む北村の姿に、高く険しい山を越えるクライマーの姿がオーバーラップ。途中、模擬試験の結果に打ちのめされて雪道で転ぶ心象風景を見せながらも、最後は合格発表を見つめる北村の姿に山頂から見える朝日が重なる。「受験に意味があるかどうかは分からない。ただ、一歩一歩自分の力でつかみとった景色は、生涯、忘れないだろう」というメッセージが込められた。北村は登山シーンのために宝剣岳にて4日間、受験シーンのために 3日間と計7日間の撮影を行った。標高が高く雪も積もって足がとられる過酷な環境の一方、日によっては最高気温が17°Cと寒暖差が激しい中での撮影だったが、幼少期からプライベートで山を登ってたという北村は、撮影スタッフの誰よりも着実な足取りで臨んだ。また、自身の個展を開くほど写真に関して造詣が深い北村は、撮影の合間 に自前のフィルムカメラで雪山の風景や夜の星空などの大自然を撮影。夕食後に少し時間が空いた時には、スタッフに交じってトランプをしたり、談笑して過ごすなど、気さくな姿を見せた。「今回のような3,000m 級の山に登ることは初めて」という北村だが、「合格発表シーンと重なる朝日が昇ってくるシーンでは、景色が本当に綺麗で自然と自分の中で込み上げてくるものがあり、演じる上での後押しになりました」と撮影を振り返る。「撮影の合間には、周りにいくつもの頂上があったので、それらに全て登り、この絶景を楽しみました」と明かし、「夜はヘッドライトをつけて、飲み込まれそうなほど綺麗な星空を眺めに行ったりと、終始この環境を楽しみながら撮影する事が出来ました」と自然を満喫した様子だった。撮影を楽しみにしていたという北村は、「山登りが好きだったのでワクワクしていたという事もありますが、CMの企画内容を聞いて受験生の葛藤や苦しさを山登りにたとえて、映像の中で同時進行していくという内容が、本当に素敵だと思いました」と喜びを表す。さらに、実際に試験に挑む受験生に「これから、試験や面接が待っているかと思いますが、頑張った先には絶対に良い景色が広がっていると思いますので、自分の叶えたい夢をつかんでもらいたいと思っています。応援しています!」とメッセージを送った。
2017年12月01日11月29日(水)、第42回「報知映画賞」全9部門が発表。中でも注目の「新人賞」には今年7月より公開された『君の膵臓をたべたい』北村匠海&浜辺美波がW受賞した。まず「作品賞」(邦画)に選ばれたのは寺山修司の原作を基に、岸善幸監督が前篇/後篇と二部作で手掛けた、菅田将暉&ヤン・イクチュンW主演の『あゝ、荒野』。「監督賞」に選ばれたのは、浅野忠信や田中麗奈らをキャストに迎え、直木賞作家・重松清の傑作原作を映画化した『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子。「主演男優賞」および「主演女優賞」は菅田さんと蒼井優。菅田さんは1月に公開された『キセキ -あの日のソビト-』、4月に公開された『帝一の國』『あゝ、荒野』『火花』など、2017年公開の話題作に立て続けに出演。蒼井さんも10月に公開された『彼女がその名を知らない鳥たち』で主演を務め、10月に開催された「第30回東京国際映画祭」では安藤サクラ、満島ひかり、宮崎あおいとともにオープニングセレモニーに登場した。そして注目の「新人賞」には今年7月より公開された『君の膵臓をたべたい』の北村さん&浜辺さんがW受賞。「第22回釜山国際映画祭」にもオープンシネマ部門への正式招待された同作で、北村さんと浜辺さんは膵臓の病に侵されたクラスの人気者の少女と、彼女の病気を家族以外で唯一知る地味なクラスメイトを演じた。(text:cinemacafe.net)
2017年11月29日日本唯一の金銀箔専門カフェ&土産店「箔匠 きんとぎん」が銀閣寺参道にオープンする。「箔匠 きんとぎん」は、京都に縁の深い本物の金箔・銀箔を、手軽価格で観て・触れて・食せる店。古くから金銀箔に縁が深い街・京都だから成せる「本物の金銀箔にふれる贅沢な体験」が堪能できる。金と銀をお手頃に食す贅沢「金閣・銀閣そふと」「箔匠 きんとぎん」の名物は、金箔・銀箔をそのまま一枚のせた贅沢なソフトクリーム「金閣・銀閣そふと」。一般的なサイズに比べて直径で1.5倍もある大きなコーンを使用して提供する小豆と白玉をのせたソフトクリームは、まるでパフェのような食べ応えだ。カフェでは、そんなこだわりがつまったソフトクリームに目の前で金箔をのせる。なお、スリーブには日本独自の工芸品である和紙を使用。深い色合いを出すために特別生産した高級和紙「玄竜」に金銀箔をあしらい、ロゴを箔押。職人技が感じられるスリーブで、さらに高級感をまとわせる。“ぜんざい”や“かすてら”にも金箔を名物ソフトクリーム以外にも金箔・銀箔を使用した贅沢なメニューが揃う。金閣・銀閣ぜんざい、金箔かすてら、金箔抹茶ケーキに加えてドリンクまで。エスプレッソや抹茶ラテなどには金箔を浮かばせて提供する。金と銀をお土産に数ある京都土産の中でもひと際、高級感を感じられるのが「箔匠 きんとぎん」のアイテム。食品から化粧品・工芸品まで多数揃えており、ほかにはないインパクトと贅沢を大切な人に贈ることができる。【詳細】箔匠 きんとぎんオープン日:2017年11月17日(金)住所:京都府京都市左京区銀閣寺前町15-6(銀閣寺参道)営業時間:10:00~17:00(冬期12月~2月は16:30)姉妹店舗:金閣そふと(金閣寺徒歩1分)■カフェメニュー金閣そふと(金箔) 950円銀閣そふと(銀箔) 800円金閣ぜんざい(金箔) 950円銀閣ぜんざい(銀箔) 800円珈琲和金箔 350円エスプレッソ 和金箔 350円抹茶ラテ 和金箔 350円焙じ茶ラテ 和金箔 350円
2017年11月27日明石家さんまの青春時代の実話を芥川賞作家・又吉直樹の脚本でドラマ化。北村匠海がさんま役、飯豊まりえがさんまが想いを寄せる同級生役を演じることになった。11月26日(日)19時より日本テレビ系「誰も知らない明石家さんま ロングインタビューで解禁!」内にて放送される。■明石家さんまの青春時代を北村匠海が熱演!さんまさんは語る。「高校のとき、俺がいままで経験したことのない大爆笑の連発。あの“笑い”を忘れられない。高校時代の俺が、未だに最高で、男としての頂点」。本作は、そんなさんまさんの笑いの原点、人を笑わせることに全てを注いだ青春時代の物語。ただただ人を笑わせることに夢中だった、杉本高文、17歳。彼にとっては、学校は学びの場ではなく、人を笑わせる最高の舞台だった…。凡人の想像を超える、壮大ないたずらや、片想いの女のコとの甘酸っぱい思い出、絶対に笑わない“鬼”として恐れられていた体育教師との知られざる感動秘話が蘇る。ドラマタイトルは「ずっと笑ってた」。高校時代のさんまさんを演じるのは、映画『君の膵臓をたべたい』が話題を呼び、『恋と嘘』『勝手にふるえてろ』などで人気急上昇中の若手俳優・北村匠海。そして、映画『きょうのキラ君』などのヒロインで注目され、WOWOW「連続ドラマW石つぶて」など活躍著しい若手女優・飯豊まりえが、さんまさんが片想いする同級生を演じる。また、絶対笑わない体育教師役には実力派・神保悟志が決定。そんな豪華出演陣に交じって、東野幸治、渡部建もあくの強い同級生役で出演する。■キャストのコメント到着北村さんは、「お笑い界のレジェンドであるさんまさんの高校時代を演じるなんて、『僕で大丈夫なのかな?』という気持ちも、正直ありました」と吐露。「人を笑顔にするということは、簡単ではないと思います。だから、さんまさんの高校時代のエピソードは、凄すぎて、演じていて難しい部分も沢山ありましたが、本当に楽しかったです」とふり返りつつ、「高校時代から“神がかっていた” 明石家さんまさんの人生を、少しでも体感して頂けたら嬉しい」とコメント。一方、「さんまさんって、やっぱりモテるんだな」という飯豊さん。「自分のことは置いておいて、『人が笑ってくれたら、一番いい、それが幸せ』って思っているさんまさんを、本当に素敵だなと思いました。私が同級生だったら、さんまさんのことを絶対に好きになっていると思います」と告白してくれた。なお番組は、司会をさんまさん自身が務め、菅田将暉や「乃木坂46」生田絵梨花、木村多江、後藤輝基、佐藤二郎、ブルゾンちえみwith B、東野さん、渡部さんがゲスト出演する。「誰も知らない明石家さんま ロングインタビューで解禁!」は11月26日(日)19時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月18日映画『恋と嘘』(10月14日公開)の公開記念舞台挨拶が24日に行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太が登場した。同作はムサヲによる同名コミックを、キャラクターを変えたアナザーストーリーとして実写化。超少子化対策のために政府が遺伝子マッチングを行い運命の相手を通知するという未来の日本で、幼馴染の司馬(北村)と政府通知の相手である高千穂(佐藤)の間で揺れる女子高生・葵(森川)の恋模様を描く。周囲からの感想は? という問いに、北村が「映画の冒頭にも出てたうち(DISH//)の矢部昌暉という……」と名前を出すと会場も反応。北村は「さらっと出てさらっとキスしてるという、嵐のような。彼が見たらしくて『ただのラブストーリーじゃないね~』と言ってた」と明かし、「お前出てるわ! 他人事じゃないわ! 台本見てるだろ!」とその場にいない矢部にツッコミを入れていた。また森川が「マッケンが観にきてくれたらしくて」と新田真剣佑の名前を出すと、北村も「マッケンが電話をくれました。『匠海、観たよ~。みんな、最高だったね~。寛太、いいね~」とモノマネを交えながらエピソードを披露。佐藤が「3人で焼肉食べたんです」と話すと、北村も「たまたま2人から同時に連絡が来たんで、会っちゃえばいいじゃんって」と、意外な交流について語り、会場のファンからは驚きの声が上がった。舞台挨拶には、観客がその場でTwitterにハッシュタグで感想を投稿し、キャスト陣がそれを検索しながらトークするという新たな試みも取り入れられた。端末を渡された北村は「エゴサーチしてもいいですか?」とジョークを飛ばし、佐藤は投稿に夢中になるなど自由な空気に。映画の感想だけでなく、「葵ちゃん、マリオ」と森川の服装や、「匠海くんの頭、鳥の巣?」といった髪型へのツッコミも飛んでいたため、出演者陣は「謝って!」(佐藤)、「言っていいことと悪いこと知ってる~!?」(佐藤)と先生のように注意していた。
2017年10月24日映画『恋と嘘』(10月14日公開)の公開初日舞台挨拶が14日に行われ、森川葵、北村匠海、佐藤寛太、浅川梨奈、田辺桃子、阪本奨悟、古澤健監督が登場した。同作はムサヲによる同名コミックを、キャラクターを変えたアナザーストーリーとして実写化。超少子化対策のために政府が遺伝子マッチングを行い運命の相手を通知するという未来の日本で、幼馴染の司馬(北村)と政府通知の相手である高千穂(佐藤)の間で揺れる女子高生・葵(森川)の恋模様を描く。人見知りの出演者が多い中、現場を盛り上げていたという佐藤。森川は「寛太くんが『水族館のシーンが好きだ』って言うんですよ。で、『今日そのシーン撮影だよね』って言ったら、『え、今日なの?』って、自分の好きなシーンの撮影日忘れてるんですよ!」と天然エピソードを披露した。北村が「寛太、それはな、いかん」と諭すと、佐藤は「言い訳すると、イン前に台本覚えてるので、シーンの確認の紙をあんま確認しないんだよね。悪い癖なんだけどさ」と弁解。北村は「これは悪い記事でるな」とつっこんでいた。また「政府通知」という設定はありかなしかを出演者陣で投票することに。森川、北村、佐藤、浅川は”あり”、田辺、阪本、古澤監督は”なし”に手を挙げた。森川は「生きていて、運命の相手に出会えてる可能性はかなり低いから、どういう人が合ってるのか確かめられるからいいな」と語る。浅川は「政府通知ないと結婚できる気がしないので。人性安パイやなと思って」とインパクトのある言葉を残した。北村は「素敵な制度だと思うし、平等に幸せを分け与えるなら素敵」、佐藤は「提示してくれるなら、会ってみたい」と好奇心を見せた。一方、古澤監督は「正解を提示してもらえたら楽だけど、振り返ると、間違えるチャンスがあってよかったなと思うんですよね」と諭す。また、田辺も「教えてもらうのは楽だと思うんですよ。でも私は結構自分で、後悔しない道を歩きたいなと思っちゃうので」、阪本は「人に決められてうまくいかなかった場合って、決めた人のせいにしちゃうんじゃないかな。自分で決めたから責任を取れるという気もする」と意見を示した。
2017年10月14日●佐藤寛太、熱烈なラブコール少子化が進んだ未来の日本を舞台に、政府が国民の遺伝子情報を分析し最良の結婚相手を通知する、という設定で人気のコミック『恋と嘘』。原作とは違うキャラクターのアナザーストーリーとして実写映画化され、10月14日より公開される。森川葵演じるヒロインの女子高生・仁坂葵と、"最高"の幼なじみである司馬優翔、葵の政府通知の相手で"最良"の結婚相手である高千穂蒼佑の3人が、恋に悩みながら成長していく姿を描く同作。今回は、司馬役の北村匠海(DISH//)、高千穂役の佐藤寛太(劇団EXILE)に、作品について話を聞いた。○ゲームがきっかけで打ち解けた――写真撮影の時もお二人、仲が良さそうでしたね。北村:仲良いですね。佐藤:……本当ですか?北村:あのね、そのボケ、僕もしようかと思ってた(笑)。――初共演ですが、すぐに打ち解けたんですか?北村:寛太くんが、僕の心をこじ開けてくれたから。佐藤:ゲームが僕らの心をつないでくれました(笑)。すごく難しいゲームがあって「クリア止まってるんだよね」と話したら「僕、もう全クリアした」と言われて。北村:「4回くらいクリアしたよ」って。佐藤:ゲーマーの中でも"死にゲー"と言われている、なかなかクリアできないゲームなんですよ。北村:ゲームオーバーになる回数が尋常じゃないから、くじけない心、折れない心が大事なんです。佐藤:僕の家で交代交代でやりました(笑)。――ゲームきっかけで、家に行くくらいの仲になったんですね。北村:ゲームってすごいんですよ! 葵ちゃんもゲームが好きで。佐藤:ゲームがきっかけで、3人の会話が生まれました。○声のトーンが似てる2人――お互いの俳優としての印象はいかがでしたか?北村:まず、声のトーンが似てる! と思いました。本読みで互いの様子を見て、次の段階からは2人とも変化をつけていました。同世代の俳優として、同じ感覚を持っていると思いました。佐藤:私服もオシャレだし、趣味のカメラとか、ものづくりが好きな姿勢がすごい。僕も匠海くんの影響でカメラを始めましたし、先日も小技を教えてもらって。演者だけど、撮る側の目線も考えていて、2人が激突するシーンでは全体の画を考えた時に「立ち位置が逆のほうが見栄えがいい」と提案もしてくれました。――刺激を受けましたか?佐藤:そうですね! 映画を観るのが好きなので、匠海くんの作品も観ていて、スクリーンの中の人と一緒にできるのはすごく楽しみだったし、ワクワクしていました。――それは熱列な……佐藤:ラブコールでしょ?(笑)北村:(笑) 現場の空気感ってすごく大事だと思うんですけど、寛太くんが空気を作ってくれてたんだと思います。監督も寛太くんがいないときに「いや~あいつ小学生だよな~」って寛太くんの話ばっかりするし(笑)。佐藤:言ってたね(笑)。ずっと言われてる!北村:2人での芝居がなかなかなかったから、寛太くんのいない現場で寛太くんの話を聞くことが多かったんですけど、現場の明るい空気を作ってくれてたなと思いました。佐藤:前半は本当に一緒のシーンがなかったよね。作品を観て、葵ちゃんが匠海くんと一緒の時に、僕の時と全然違う顔をするんだな、女優さんとしてすごいと思いました。北村:葵ちゃんはすごいよね。――ちょっと作中の2人の感じに似てますね。佐藤:嫉妬ってやつですね。北村:嫉妬したね、ちょっと。でも僕は今、現場(『OVER DRIVE』)一緒だから!佐藤:うちの先輩と一緒だもんね。北村:そうそうそう、町田(啓太)さん。仲良くなった。佐藤:優しいんだよ、これがまた。●医者を目指しがち、色々抱え込みがち○役柄は絶対逆――幼馴染で優しい司馬、お金持ちで頭のいいツンデレの高千穂、女子からしたら迷ってしまう理想的な男子を演じられましたが、いかがでしたか?北村:司馬は「最高の幼馴染」という設定だから、観ている方にもそう思ってもらわなきゃいけないじゃないですか。僕ら2人で迷ってしまうくらい素敵だなと思われなきゃいけないので、難しいなと思いました。佐藤:高千穂は医者を目指してて金持ちで、という設定がわかりやすかった。それでいて、性格に難ありみたいな。北村:でも女の子って好きなんじゃないかなぁと思います。素直じゃない男。佐藤:そうそう。少女漫画にいるタイプ!北村:高千穂のキャラクターに対し、司馬優翔はどう印象を作っていこうかと難しかったけど、監督には「とにかく優しさで包み込む部分を担ってもらう」と言われて。初日に、監督から「司馬くん、完成してたね」と言われて、これでよかったんだなと思えました。佐藤:僕、クランクインの時に監督から「司馬くんはできてるよ」って言われて(笑)。周囲からも匠海くんのことをすごく聞いた。――佐藤さん、『イタズラなKiss』などクールなイメージが続いていますよね。佐藤:結構、医者目指しがちですよね(笑)北村:僕はね、だいたい色々抱え込みがち、陰の感じ(笑)佐藤:わかる(笑)――おふたりはどちらが自分に近いですか?佐藤:絶対逆だよね! もしこの2人で表すとしたら逆だと思う。北村:僕は映画を見てて、高千穂目線になる部分が多くて、切ない気持ちになりました。佐藤:でも司馬が最初、キスしちゃうじゃん。自分の気持ちを抑えきれない、突き抜けちゃう感じに、匠海くんの持つ10代特有のエネルギーが出ていたと思って。――すごい、大人の発言ですね。北村:たまに出る大人な発言ですね(笑)。冗談です。佐藤:たまに出る? 言葉選んでるからね(笑)○ものづくりに貪欲――北村さんは普段グループとして音楽活動もされていますが、役者との違いはいかがですか?北村:音楽とはまた別物ですね。自分の中で動く感情みたいなものはお芝居と音楽で還元しあえればいいと思ってますけど、別物として捉えています。佐藤:本当、すごいよね。北村:自分でもたまに、今日は頑張れたなと思って1人で焼肉食べに行くもんね(笑)。佐藤:この撮影中もライブやってたもんね。北村:今も、ライブ控えてるからさ。でも僕はすごくものづくりが好きなタイプだから、音楽も芝居も好きだし、もしかしたら10年後、20年後とかに、カメラ担いでるかもしれない(笑)。佐藤:ありそうありそう!北村:それくらい、何かを作ることについて貪欲に生きているので、「どっちが楽しいの?」と言われることもあるけど、両方楽しいです。――それでは、最後に作品が気になっている方にメッセージをいただければ。北村:"最良"の相手を決める政府通知があるという設定なので、現代とは違うファンタジーな部分もありますが、自分にとっての幸せは何だろうとか、そういうことを考えてくれたらいいなと思います。それぞれが自分の幸せを捨てても相手を応援したいと思っていて、そこから自分にとっての幸せみたいなものを感じていただければ、僕ら演者にとっては嬉しいです。佐藤:今回は高校生という年代を演じさせてもらって。自分の心を自分ですら把握できなかったり、周りの意見に左右されやすかったり、普通に生きいてる人たちにも当てはまると思うんです。そんな中で、1人の少女が恋をして、どんどん自分の気持ちに素直になっていく。わかりやすく心に刺さるメッセージもあるし、恋愛映画としてのキラキラしたシーンも随所にあるし、毎回意味の違うキスシーンもあります。女子高生も楽しめるし、大人の人も楽しめると思うので、気軽に来て欲しいですね。北村:さすがです。回収するね~!佐藤:もう俺、地方キャンペーンでたくさんしゃべってるから!北村:寛太くんは1人でキャンペーンで地方を回ってたんですよ。全部きれいにまとめて言ってくれました(笑)。●【プレゼント】北村匠海&佐藤寛太サイン入りチェキ<応募〆:10月18日>北村匠海&佐藤寛太 サイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2017年10月13日から2017年10月18日23:59まで■内容:北村匠海&佐藤寛太 サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様■応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート。当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後24時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 <個人情報取扱いについてのご注意> 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ 管理本部長 personal_data@mynavi.jp
2017年10月13日有村架純、坂口健太郎、森川葵という同世代の人気若手俳優3人が10月8日(日)朝に放送される「ボクらの時代」に出演。月9ドラマ共演から親交を深めた3人が、仕事、家族やプライベート、そして恋愛・結婚観までここだけの貴重なトークを展開する。有村さん、坂口さん、森川さんの3人は2016年にフジテレビで放送された月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で共演したことがきっかけに親交を深め、今年3月にも共演者6人で集まり「いつ恋」会を開催するなどプライベートでも仲良しだという。トークでは有村さんが結婚について「30歳がベストかな」と発言すると、坂口さんは「40歳とかになっているかも。でも、親には孫の顔を見せたいな」と話し、それに対して有村さんが「私も思う!孫の顔見せたいなって」と返すなど、お互いの結婚に対する考えから現在進行中の“親孝行話”まで話が展開。理想の恋愛の話題では「100%自分が恋をするとしたら相手のことを好きでいたいけど、ちょっとずれた部分とか、自分とマッチしてない部分も好きになれるところがいい」と理想の人、相性について持論を展開する坂口さんに「人間って自分にないところを好きになったりするから」と森川さんも納得。3人は「一目惚れするタイプか否か?」で盛り上がる。また「心が小2か中2で止まっている」と言われたという坂口さんに有村さんも「私も言われた!13歳で止まってるって」と両者が“精神年齢の低さ”というまさかの共通点を発見。幼少期に関するトークでは坂口さんがやんちゃだった子ども時代をふり返るほか、芸能界を目指したきっかけに関する話題では15歳でデビューした森川さんが“肉まんを食べたかったからモデルになった”という驚きのエピソードを披露。そこから坂口さんが「最近は役でいるときのほうが楽。坂口健太郎でいることの方が大変だなって思う」などと“演じないことの難しさ”についても語るなど、ドラマ共演から1年半以上を経てさらに人気者になり注目されるようになった3人が、仲良し同世代ならではの様々なトークを展開する。有村さんと坂口さんは全国公開中の映画『ナラタージュ』でも共演中。同作で有村さんは「嵐」松本潤扮する高校教師・葉山に“禁断の恋”をする元生徒のヒロイン・泉を演じ、坂口さんは泉と一度は恋人になるも、葉山を忘れられない泉に恋心と嫉妬を抱き揺れる大学生・小野怜二を演じている。一方の森川さんは、10月14日(土)より全国にて公開される『恋と嘘』で、自由恋愛が許されない世界に生きるヒロイン・仁坂葵を演じている。同作はマンガアプリ「マンガボックス」で人気のマンガを、アナザーストーリーとして待望の実写映画化。政府が最良の結婚相手を通知してくれる“恋愛禁止”の世界を舞台に、森川さん演じる仁坂葵が北村匠海演じる幼なじみと佐藤寛太演じる政府通知の相手の間で揺れる様を描く。「ボクらの時代」は10月8日(日)7:00~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年10月07日7月28日より公開中の浜辺美波と北村匠海のW主演で贈る映画『君の膵臓をたべたい』。膵臓の病に侵されたクラスの人気者の少女と、彼女の病気を家族以外で唯一知る地味なクラスメイトとの交流を描いた本作が、この度公開45日間で興行収入30億円を突破。さらに、「第22回釜山国際映画祭」へ正式招待が決定した。本作は、ティーンに限らず、OLやサラリーマン、カップル、夫婦など幅広い年代が観賞しており、SNSでは「人生で一番泣いた」「泣きすぎて頭が痛い」「何度観ても泣ける」など、様々な感動コメントが飛び交い、リピーターの姿も見られる。Twitterでは、タイトルにちなんだ「君の○○を○○たい」というワードがトレンド入りし、ついに7月28日(金)の公開初日から9月10日(日)まで45日間で、興行収入3,052,806,400円、観客動員数は2,414,957人を記録!2017年の東宝実写作品での1位の興行収入として、現在も記録を更新中だ。そんな本作が、この度「第22回釜山国際映画祭」のオープンシネマ部門への正式招待が決定。アジア最大の国際映画祭となる本映画祭は、昨年は『君の名は。』や『怒り』などが出品され注目を集めた。本作の上映は、10月15日(現地時間)に上映を予定しており、当日は主演の浜辺さんと月川翔監督の参加も予定。すでに韓国での配給も10月25日より決定しており、さらに韓国以外にも、アジアを中心とする10以上の国と地域で配給も決定している。本作において、いままでにないくらい身近でも反響を感じていると言う浜辺さんは、「今回、釜山国際映画祭というアジア最大の映画祭に、数々の作品のなかから、『君の膵臓をたべたい』を上映いただけるということもとても光栄に思っています。国際映画祭は初めてなので、海外の人がどんな風に観てくださるか、いまからどきどきしますが、とても楽しみです」とコメントしている。『君の膵臓をたべたい』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:君の膵臓をたべたい 2017年7月28日より全国東宝系にて公開(C) 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
2017年09月11日映画『恋と嘘』(10月14日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が6日、都内で行われ、森川葵、北村匠海(DISH//)、佐藤寛太(劇団EXILE)、古澤健監督が登場した。同作はムサヲによる同名コミックを、キャラクターを変えたアナザーストーリーとして実写化。超少子化対策のために政府が遺伝子マッチングを行い運命の相手を通知するという未来の日本で、幼馴染の司馬(北村)と政府通知の相手である高千穂(佐藤)の間で揺れる女子高生・葵(森川)の恋模様を描く。北村が、「朝7時からマシンガントーク」と佐藤の元気さを明かすと、古澤監督も便乗。古澤監督は「感激屋なので『いや~葵ちゃんの芝居すげーよかった! 匠海くんの芝居すげー勉強になった! うわ~俺はもう感動しちゃった~!』って」と、佐藤が森川&北村のシーンで感動していたエピソードを披露した。佐藤も「自分以外のシーンを結構見てた」と、勉強家な面をのぞかせた。古澤監督から「小学生。イケメンなのに、中身がコロコロコミック」と評された佐藤について、北村はさらに「寛太くんが感動しすぎて1時間号泣してたって」と重ね、森川も「本当は私が泣かなきゃいけないシーンだったんですけど、なかなか泣けなくて。そしたらその時の私の芝居を感じ取って逆に寛太くんが泣いちゃうという」と撮影を振り返った。北村が「感受性がすごく豊かなんですよ。転んで痛くて大号泣しちゃう小学生みたいな」と表すと、佐藤は「そこ(小学生)に戻るんかい!」と照れながらツッコミを入れていた。またこの日は、ゲストとしてゲッターズ飯田が登場し、事前アンケートの回答をもとに会場の観客からキャスト陣の”最良”の相手を選んだ。選ばれた全員が女性だったために森川が戸惑いを見せていたが、それぞれが相手と握手をすると、会場からも拍手が起こっていた。
2017年09月06日窪田正孝演じる高校生のトビオたちが、ある事件がきっかけで初めて生きることに必死になり、右往左往しながらも成長していく様を、ハラハラドキドキの展開で描く“青春逃亡サスペンス”「僕たちがやりました」。この度、9月12日(火)放送の第9話に主題歌を担当する「DISH//」が出演することが分かった。今回の“「DISH//」がドラマ「僕たちがやりました」に出演”という企画は、8月14日に行われたイベント「僕たちがやりましたpresents真夏の僕やりNIGHT~“そこそこ”じゃ終わらない、夏~」の中で、窪田さんからドラマ出演のオファーを受けた「DISH//」が快諾したことで実現。出演シーンは、「DISH//」のライブにトビオらが乱入するという場面で、演奏あり、トビオらとの掛け合いありというファン垂涎のシーンとなっているようだ。撮影は2日間に渡り日比谷の野外音楽堂で敢行。約700人がエキストラとして参加し、本物のライブ会場さながらの雰囲気が作られた。初日の撮影では、「DISH//」メンバーがステージ上に姿を現すと、会場から大きな拍手が!短い出演シーンながら、撮影は朝から日が落ちる夕方いっぱいまでかかるため、ボーカル・ギターの北村匠海が「長い撮影ですが、よろしくお願いします!」とエキストラを気遣いながらライブシーンを撮影。その後、窪田さんら「僕やり」キャスト4人が登場すると、彼らの収録参加を知らされていなかったエキストラは、突然の出来事に大興奮!窪田さんも「暑いから具合が悪くなったりしたらすぐに手をあげてスタッフを呼んでね!」と懸命に呼びかけを行っていた。撮影を無事に終えた北村さんは「前回のイベントは音楽ライブで、どちらかというと僕らがホームのステージにキャストの皆さんと出させていただくという感じだったのですが、今回は、窪田くんたちのホームに僕らがお邪魔するということで、多少なりとも前回の恩返しができればという気持ちで出させていただきました」とふり返り、「現場はすごくいい雰囲気で、みんなが楽しんでドラマを作っているというのが肌で感じられました。そんな中で、すごく大事なシーンに携われたことが嬉しかったです」と感想を語った。また、キャスト陣とのお芝居の掛け合いについて「本人役ということで不思議な気持ちだったんですけど、窪田さんや間宮さん、葉山さん、今野さんとお芝居というかたちで絡むことができて、僕個人としても嬉しかったです」とにっこり。さらに、協力してくれたファンについて「みんなすごく協力的にお芝居というものに取り組んでくれて、すごく嬉しかったです。近々、同じ会場でライブを行うのですが、そのときは今日の恩返しができればと思っています!」とコメントをした。「DISH//」は来週9月12日(火)放送の第9話で登場。レアなお芝居の掛け合いにも期待が高まる。「僕たちがやりました」第9話は9月12日(火)21時よりカンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月05日自分が出演している映画を客観的に観ることは難しいと、多くの俳優は口をそろえる。『君の膵臓をたべたい』でW主演を務めた浜辺美波と北村匠海(DISH//)も例に漏れずであったが、初号試写を観たとき、ふたりは自分たちの演技で「泣いてしまった」と打ち明けた。それほどまでに尊い作品が誕生した。膵臓の病を患い余命いくばくもない高校生の少女と、彼女の秘密を知ってしまった同級生の少年。想像に難くない悲恋が涙を誘うのではなく、「寄り添い、惹かれ合う」というシンプルな感情が胸に去来し、自然と涙があふれ出てしまう。劇中同様、穏やかな笑みを浮かべるふたりが、互いを結びつけた切実な絆について語った。『キミスイ』の愛称で知られる『君の膵臓をたべたい』は、住野よるの同名原作を基に映画化された。クラスの中心的存在の山内桜良(浜辺さん)は、親友・恭子(大友花恋)にも秘密で病院に通う毎日。桜良が書く闘病日記=「共病文庫」を偶然手に取ったことで、重度の膵臓の病に侵されていることを知ってしまったクラスメイトの【僕】(北村さん)は、「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」を叶えてほしいというお願いを断りきれず、ふたりで過ごす時間を重ねる。そして、桜良との日々が、事なかれ主義だった【僕】を少しずつ変えてゆく。「新星」と冠をつけたくなる、フレッシュな取り合わせの浜辺さんと北村さん。浜辺さんが纏う儚く柔らかい雰囲気は、まるで桜良そのもので、浜辺さん本人を重ね合わせてしまいそうになるほど。だが、浜辺さんは「桜良ちゃんは私とは真逆で、本当にまぶしい子だなって思いました。だからこそ難しくて…。たくさんリハーサルを重ねて演じました」と、難しい役どころへの挑戦を口にする。一方、北村さんは地味でおとなしい少年【僕】役。「中学校のときは、【僕】みたいな人間だったので、自分は結構【僕】に近かったりするんです。自分の枠に落ち着く役ができたな、という感じはありました」と、意外にも素に近い役柄であったと話す。北村さんといえば、2016年は『ディストラクション・ベイビーズ』、『あやしい彼女』、ドラマ「仰げば尊し」、「ゆとりですがなにか」と立て続けに出演し、すべての作品においてエッジの効いた役の印象が強い。聞けば、「そうですよね(笑)。普段は声のトーンもこんなんで(静かに)しゃべるんですけど。自分としては、去年がすごく振り切った1年だったんです」と、役ごとに変える印象を楽しむかのように、手ごたえを語った。図書委員だった【僕】に合わせて、桜良も図書委員になり、徐々に距離が縮まるふたり。桜良の提案で、ふたりでカフェに行ったり、小旅行に出かけたりと、いかにも青春といった毎日が過ぎてゆく。常々明るく振る舞う桜良を見兼ねて、思わず【僕】が尋ねる。「君はさ、本当に死ぬの?」と。すると、桜良は笑顔で「死ぬよ」と答える。「死ぬ」と発する絶望的な言葉とは裏腹の、美しい笑顔に【僕】も、我々も、胸を締めつけられる。「桜良は笑顔が印象的なイメージだったので、心から笑う姿に私自身がすごく魅力を感じたんです。天真爛漫なだけではない気持ちや、哀しいときがあることを忘れずに、1シーン、1シーン、想いを込めて笑うことに気をつけました」と、浜辺さんは印象的な笑顔のエピソードを呼び起こした。その笑顔を正面から受ける北村さんも、「弱さと同時に前向きさが垣間見えるような笑顔があって、いろいろな表情で芝居の中で【僕】に笑いかけてくれた。役としても、僕自身も、やっぱり心にくるものがありました。忘れられません」と、心を鷲掴みにされたと話す。そして、無常にも病は体を蝕み続け、ついに桜良は入院。これまで気丈にふるまっていた桜良が、「死」への不安な思いを吐き出す。そんな彼女のもとへ、いてもたってもいられずに【僕】が駆けつける。静かにふたりが佇む病室。交わすべき言葉、伝えたい言葉はあるのに、声にならない。もどかしい距離と包み込むようなやさしい時間は、言葉にしなくても通じ合っている、沈黙こそが雄弁に心の内を語るという、恍惚とした気持ちさえ与えてくれる。「病室でのシーンは、桜良が弱いところを見せたり、本音をちょっと出すところがあるので、私はこれまでのシーンと違って、やりやすいと思うことが多かったです。ベッドの上で、ひとり三角座りをして泣いちゃうような桜良の気持ちは、私とも似ている部分があると思うくらい、演じていてすごくしっくりきていました。共鳴したとでも言うんでしょうか。気持ちが、よりわかるところでした」(浜辺さん)。「そのシーンは撮影の終盤でした。ふたりの距離感もできあがっていたので、僕も、難しさはあまりなかったです。本音が出るシーンというか、ふたりの距離が一番近く感じるシーンなので、意識はしていました。【僕】という人間の感情もあやふやなんですけど、とにかく桜良をしっかりと見ているようにしました」(北村さん)。原作と異なる点で、映画では高校時代からの12年後、「その先」が描かれており、【僕】を小栗旬、桜良の親友・恭子を北川景子が演じている。同じシーンこそないが、小栗さんと同じ人物を演じることになった北村さんは、完成作を観て「びっくりしました」と漏らした。「小栗さんとは事前に話し合うことがなかったので、『映像はどのようにリンクしているのかな?』と思っていたんです。だけど、撮影の途中で月川(翔)監督から『役のイメージがお互いにすごく合っているから、自信を持ってこのまま演じきって』と言われました。完成作を観たら、小栗さんの演じた【僕】と、自分が演じた【僕】がリンクしていて、すごくうれしかった。小栗さんが僕に寄り添ってくれたから、あそこまでひとつになれたと思っているんです」と、時を超えてひとつの役を完成させたことの一体感を表現してくれた。ありったけの気持ちがこもった作品だからこそ、できあがった映画を観たときは、感慨もひとしおだ。浜辺さんは、「感動するシーンが本当にたくさんあって、全編を通して泣いて観てしまいました。特に、12年後に、大人になった【僕】や恭子が桜良の思いを受け止めてくださっているところは、現場で拝見していなかったので、映像でつながって流れとして観られて、本当に好きなシーンになりました。北川さんの演技が美しかったです」と、瞳をうるませる。北村さんも、静かな口調で誠実に言葉を並べる。「普段は自分の芝居が気になって、自分のシーンを待ち構える感じになって、全然客観的に観られないんです。だから今回、自分の芝居で泣くなんて、まさか思ってもいませんでした。月川監督にも、『素敵な映画に出演させて頂きました。ありがとうございました!』という話をしました。それがいまの自信につながるというか。『本当にいい映画なので観てください』という、うそのない感情につながっています」。ふたりが紡いだ思い、人と人の巡り合いの奇跡を信じたくなる1作に、心が洗われる。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:君の膵臓をたべたい 2017年7月28日より全国東宝系にて公開(C) 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
2017年07月27日“恋愛禁止の世界”を舞台に、森川葵が北村匠海と佐藤寛太との間で揺れる映画『恋と嘘』。このほど、森川さんが2人のイケメン男子からハグされ、キスされる予告編とともに本ポスタービジュアルが解禁。主題歌を、俳優でシンガーソングライターの阪本奨悟が、福山雅治の名曲「HELLO」をカヴァーすることになった。大人気同名漫画のアナザーストーリーとして、自由恋愛が許されない世界に生きるヒロイン・仁坂葵を森川さん。葵に密かな恋心を抱く幼なじみ・司馬優翔を『君の膵臓をたべたい』の北村さん、司馬のライバルとなる高千穂蒼佑を、「劇団EXILE」のメンバーで『HiGH&LOW』にも出演する佐藤さんが演じる本作。待望の予告編は、不器用で真っすぐな女子高生・葵(森川さん)と、いつもそばにいる “最高”の幼なじみ・優翔(北村さん)との仲良さげな姿が映し出され、「幼なじみの2人が結ばれるのは、よくある話」…という冒頭から始まるも、一転、これまでの恋愛映画とは一線を画す物語を予感させる展開に。劇的な出生率の低下により「超・少子化対策法」が制定され、16歳になると政府から未来の結婚相手が知らされる世界が舞台であることが説明され、その結婚相手は国民の遺伝子を分析した上での最良のパートナーであることから、“科学の赤い糸”と呼ばれること、その「政府通知」の相手以外との恋愛は禁止されていることが示されていく。葵の前に、政府通知の“最良”の結婚相手・蒼佑(佐藤さん)が登場するが、そっけない態度を取られながらも寄り添おうとする葵は、突然のハグとキスを受けることに…。一方、優翔からの「好きだ」という突然の告白とハグに戸惑っていると、「不必要な異性との交遊は慎むように」との政府からの警告が…。“科学の赤い糸”を信じる葵が、ずっと好きでいてくれた人と幸せを約束された人との間で揺れ動く姿が垣間見え、恋愛禁止の世界に生きる3人の恋がどのような展開を見せるのか、期待高まる映像に仕上がった。合わせて完成した本ビジュアルでは、未来を彷彿とさせる高校をバックに優翔と蒼佑が葵を挟むようにベンチに腰掛け、本当の未来でも起こりうる(!?)三角関係を予見させるものとなっている。さらに、本作の主題歌を担当するのは、ミュージカル「テニスの王子様」やNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に出演し、役者としての将来を期待されるも音楽への強い思いから転身、先日メジャーデビューを果たしたシンガーソングライターの阪本さん。福山さんの1995年発表の大ヒット曲「HELLO」をカヴァーし、揺れ動く3人の恋模様を爽やかな歌声で包み込む。また、阪本さんは挿入歌「恋と嘘~ぎゅっと君の手を~」を書き下ろしており、物語をいっそう盛り上げるくれるはずだ。「脚本制作をしているときから、映画の世界観が『HELLO』の歌詞や曲調がシンクロしているように感じていた」と明かすのは、本作のプロデューサー陣。原作のムサヲ氏も「実は母が福山さんの大ファンで、よく台所や居間で流れていた親しみのある曲なので主題歌が『HELLO』に決まったときは驚きました」とコメント、「少し恐縮する気持ちもありましたが、あの名曲がどのような形で寄り添ってくれるんだろうという期待のほうが勝っていました…!」と語る。本作の古澤健監督は、阪本さんの歌声を「いままさに青春を生きつつ歌っている」と評価、「まさに映画版『恋と嘘』が求める世界観にぴったりと合う」と太鼓判を押す。「そんな阪本さんが歌う『HELLO』はきっとオリジナルとはまた違う恋のワクワクする焦燥感、ヒリヒリと痛む多幸感を表現してくれるのではないか」との期待のほどをコメントする。また、オリジナルとなる挿入歌「恋と嘘~ぎゅっと君の手を~」については、「恋の一瞬の輝きを際立たせてくれるような、ポップソングの儚い美しさを表現して欲しいと無茶振りをしたのをおぼえています。曲の制作と映画の撮影は同時進行だったので、それが果たしてぴったりとハマるのか不安はありましたが、仕上げのときに僕らスタッフが驚くほどのハマり具合でした。まさかあの芝居とこんなにリンクするなんて…と。阪本奨悟さんの歌はこの映画のもうひとりの登場人物として、主人公たちに並走してくれたと思います」と、その仕上がりに絶賛を贈っている。“最高”と“最良”、“恋愛”と“結婚”。揺れ動く3人の“恋”と相手を思いやる“嘘”。走り出した3人の運命の恋を、しっかりと見届けて。『恋と嘘』は10月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月24日発行部数180万部を突破した住野よる著のベストセラー小説を原作に映画化する『君の膵臓をたべたい』。この度、本作でW主演を務める浜辺美波と北村匠海が、映画ロケ地である福岡へ凱旋。映画の重要なシーンとなる“結婚式”にちなみ、“未来の花嫁”20人とチャペルイベントを実施した。本作は、膵臓の難病に侵されたクラスの人気者の女子高生・桜良と、家族以外で彼女の秘密を唯一知る、地味なクラスメート【僕】の交流を描く物語。そんな本作で福岡は、桜良と【僕】が、両親にも秘密でふたりきりの旅行に行く場所として登場。実際に「太宰府天満宮」「ヒルトン福岡シーホーク」「福博であい橋」「清流公園」など多くの名所で撮影が行われている。そして今回の凱旋では、映画&原作共に重要なシーンとなっている桜良と【僕】の宿泊シーンが撮影されたホテル「ヒルトン福岡シーホーク」にてトークイベントを実施。ホテルの35階にあるチャペルで、<現在パート>で桜良の親友・恭子(北川景子)の人生の岐路として描かれる “結婚式”のシーンにちなみ、ウエディングドレスの女性20人が集結した。「ヒルトン福岡シーホーク」での撮影について浜辺さんは、「何を触ってもふかふかで、楽しくて癒されて。撮影も順調に進んで、思い出深い場所です。何を食べても美味しくて、撮影のときに初めてたべた豚骨ラーメンには、本当に感激しました」とふり返り、北村さんもすごく素敵な場所だと話し、続けて「布団がふかふかしていて…」と言うと、浜辺さんからに「本当に寝てました」とつっこまれ、「そうなんです、気持ちよくてすっかり寝てしまいました」と笑っていた。イベントでは、“未来の花嫁”であり、2人の人生の先輩である女性たちから、“プロポーズ”についてトークが繰り広げられた。そして、参加者たちが提示した思い思いの理想のプロポーズの中から、2人が気になるプロポーズを選択。浜辺さんは、「『月がキレイですね。結婚してください』が気になりますね」と言い、北村さんは、「ナチュラルに『結婚しよっか』と言ってほしい」という提案を選択。「ラフな感じがすごくいいですよね。テレビを見ながらとか、すごくラフな雰囲気で言えたらいいな」とコメントしていた。さらに、MCから予行練習と称して北村さんへプロポーズの言葉を求めると、少し悩んだ末に「僕はやっぱり…『君の朝食をたべたい』」と言い、少し照れながら「毎朝、朝食を作ってくれるような奥さんがいいなと。ま、映画の宣伝ですね(笑)」。タイトルにかけられたプロポーズの言葉に、未来の花嫁たちも一同納得の様子だった。また“結婚”については全く想像できないと言う2人。憧れはあるんですが…と話す浜辺さんは、「小学生のときは『したい!』って思っていたと思うんですが。今回のイベントでは、お話を聞けたこともそうですが、キレイな方々を前にイベントができて楽しかったです」とコメント。北村さんは「両親のようになりたいな、とよく思います。影響も受けてますし、尊敬しているので、そんな風になりたいですね。今日は、すごく素敵なイベントに参加できて楽しかったです」と挨拶した。『君の膵臓をたべたい』は7月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君の膵臓をたべたい 2017年7月28日より全国東宝系にて公開(C) 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
2017年07月19日旅とグルメをテーマにした出演者たちが様々な場所でロケするバラエティ「火曜サプライズ」。7月18日(火)今夜は人気の「アポなし旅」を2本オンエア。俳優の小栗旬が下町・町屋へ。高畑充希と竹内涼真の北千住ロケは後半戦をお届けする。「アポなし旅」はメインMCのウエンツ瑛士とゲストが様々な街へロケに繰り出し、ゲストが直接ロケの交渉を行っていく本番組の人気企画。今回小栗さんは東京の下町、町屋で「アポなし旅」を敢行。夕方の町屋駅前からスタートしたロケ、まずは一日4千個売れるという餃子店へ向かうもすでに売り切れ、果たしてロケはどうなる!?またはしご酒では夫婦の秘話や盟友・藤原竜也と10代で初めて会ったときの爆笑エピソードなど“暴露連発”。さらに小栗さんと少年時代から共演している「DISH//」の北村匠海も合流する。一方、高畑さんと竹内さんによる北千住アポなし旅は後編。看板もない“隠れ家カフェ”を発見、明かされる2人の意外な関係、そして竹内さんの苦手な女性のタイプとは!?今回のゲストである小栗さんと「町屋アポなし旅」に登場した北村さんが出演する映画『君の膵臓をたべたい』は7月28日(金)より全国にて公開。高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった“僕”。彼は、教え子・栗山と話すうちに、彼女と過ごした数か月を思い出していく。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、“僕”と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年――。結婚を目前に控えた桜良の親友・恭子もまた、“僕”と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、あることをきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る――。2016年本屋大賞第2位に輝いた住野よるの話題の小説を実写映画化。映画では原作にはない12年後の「現在」も描き「過去」と「現在」の2つの時間が交差する物語が展開。高校時代の桜良を浜辺美波が、“僕”を北村さんが、「現在」の教師となった“僕”を小栗さんが、桜良の親友・恭子を北川景子がそれぞれ演じている。高畑さんと竹内さんが共演する「過保護のカホコ」も毎週水曜日22時~日本テレビ系で好評放送中。「火曜サプライズ」は7月18日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:君の膵臓をたべたい 2017年7月28日より全国東宝系にて公開(C) 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
2017年07月18日