小1になってから、近場の公園には親の付き添いなしで遊びに行くようになった長女。しかしそんな矢先、公園遊びの最中に天気が急変する事態に……。外に出られないほどの悪天候で慌てふためく私を救ってくれた、ママ友の神対応をお伝えします。 公園遊び中に天気が一変その日娘は、下校後に友だちと2人で自宅マンションの目と鼻の先にある公園へ遊びに行っていました。 自宅で仕事をしていた私が、夕方、保育園に通う弟のお迎えに行こうと階下に降りると、先ほどまで晴れていた空が曇天になり、もの凄い嵐に。そしてなんとひょうまで降りはじめたのです。 連絡がつかない娘に不安が募る外に出るのは危険と思われ、外出しようと降りてきた他の住人たちもロビーで皆待機しているような状態。すぐそこにありながら広い公園なので、この天候では子どもたちと落ち合うのは容易いことではないと感じました。 このときほど子どもに携帯を持たせていないことに不安を感じたことはありません。今どこにいるのか、ちゃんと避難できているのか、心配でたまりませんでした。 ママ友からのLINE通知不安で頭が真っ白になっていた私のところへ、LINEの通知が来ました。通知には何年も連絡をとっていなかったママ友の名前。同じマンションに住んでいて、娘が2歳のころときどき遊んでもらっていたのですが、幼稚園が別々になってからは偶然会ったときに挨拶をする程度の関係でした。 公園にいるときに近くで遊んでいたところ天気が急変したので、自宅で娘を保護しているという内容でした。 私は安堵して涙が出そうになりました。そして娘たちは無事に帰宅。早めの行動で濡れることもなかったようです。何年も疎遠だった私の娘と、見ず知らずの娘の友だちを自宅で保護してくれたママ友の懐の大きさ。そして天気の急変にもすばやく対応する臨機応変さに感動し、私自身もこうありたいと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:澤崎 凪
2023年08月30日1歳の次男と平日によく出かけるのが、市の子育て支援センターです。近所に知り合いが少ない私にとって、同世代のママたちと気軽におしゃべりができる場所は本当にありがたい存在なのですが……。1人のママの言動にモヤモヤが止まらなかった出来事がありました。ママ友ではないママとの距離感子育て支援センターで出会った、ママ友ではないけれど顔見知りのママと、1歳の息子Aくん。人懐っこい子だったので、いつもすぐお友だちの近くに寄っていき、ちょっかいをかけていました。私の息子と仲良く遊べたらよかったのですが、自分が使っているおもちゃを人に貸してあげたり、ひとつのおもちゃを一緒に使ったりすることが年齢的にもなかなか難しい息子。 Aくんにちょっかいをかけられた息子が泣いて終わる、というのが定番になっていました。Aくんのママはあまり他のママたちと話し込んでいる様子もなく、いつもAくんの後を付いて回っている印象でした。私とそのAくんのママとは、会ったらあいさつをする程度の仲。笑顔もあまり見せない方なので、ちょっと避けてしまっている自分がおり、仲が深まることはありませんでした。 ショック! 息子の髪の毛を……Aくんはどうやら同じ1歳後半の息子の髪の毛が気になる様子。息子の髪の毛を触りだしたと思ったら、次の瞬間ものすごい勢いで髪の毛を5、6本一気に引っこ抜いたのです。当然息子は痛くてギャン泣き。髪の毛を引っ張るというのは子ども同士ではよくあることだと思うのですが、そのママはAくんに「引っ張らないよ」と言うだけ。 子どもがしたことだから仕方ないと思ったのか、息子に対しての謝罪がまったくなかったのです。Aくんはその後も何もなかったかのように、泣いている息子をよそにおもちゃで遊んでいました。私はこの状況にモヤモヤが止まりませんでした。 先生がいなかったら謝罪なしだった!?運よく、離れたところからその様子を先生が見てくれていました。Aくんもママも謝る様子がなかったからか、しばらくすると先生が近づいてきて「大丈夫? 痛かったね」と息子に声をかけてくれました。「Aくん、お友だちの髪の毛は引っ張らないよ。一緒にごめんねって言おうか」とAくんをやさしく諭す先生。 それを聞いたAくんママは「Aくん、ごめんねは? 」と発言。やっと、泣きじゃくる息子に謝罪の言葉をかけてくれました。先生が来てくれなかったら、ずっと謝罪はされないままだったのか……と悪い想像もしてしまい、また私はモヤモヤしてしまいました。 私がAくんのママの立場だったら、言葉が話せないわが子の代わりに、相手の子どもとその親御さんにすぐさま謝罪をしていたと思います。考え方は人それぞれですが、人に痛い思いをさせてしまったとき、わが子には自ら「ごめんなさい」を言える子になってほしい、と心から思った出来事でした。 著者:鬼頭いちか5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
2023年08月15日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「高層階マウントをとるママ友の勘違い」を紹介します。パニ子は大きな公園や図書館がすぐ近くにある新居での生活をスタートさせたばかり。大好きな料理の仕事も順調で、これから先楽しいことしか起こらない素敵な予感がしていたのですが……。 え、バカにされてる!?娘のパニ美と夫の健の3人で公園に遊びにきたパニ子。そこで同じマンションに住むパニ美の同級生・真美とその母親の由紀に出会います。ママ友を作るチャンス! と思ったパニ子は、由紀と話をしようとするのですが、いまいち噛み合わず……。 「旦那さん、平日の昼間から家にいるなんて暇なの?」「パニ子さんもそんなジャージみたいな安っぽい服じゃ恥ずかしいわよ」と、パニ子一家をバカにするようなことばかり言うのです。 健は暇なわけではなく引っ越しのための休暇中。パニ子のジャージも、子どもと遊ぶために動きやすい服を選んだだけ……。モヤっとしますが、ここでギクシャクすると今後に影響すると思い、パニ子はグッと堪えました。 「低層階にしか住めないなんてみじめね」数日後、エレベーターを待っていたパニ子は由紀に遭遇します。挨拶をしても返事はなし……。無言でエレベーターに乗り込み、行き先ボタンを押しました。 すると「あなた、3階に住んでるのねw」と鼻で笑う由紀。「うちは30階よ。思った通り低層階民だったのね!」と高層階マウントをとってきたのです。 パニ子はスルーしましたが、高層階マウントはこれだけにとどまらず、パニ美にまで及びます。 「真美ちゃんが『パパがニートだから低層階にしか住めないんだね』って言ってきたの… …」と悲しそうなパニ美。 由紀が吹き込んだに違いありません。子どもを通じてまで嫌味を言うなんて……とパニ子は腹を立てました。 恥をかかせようとしたけれど……ある日、真美の誕生日パーティーに呼ばれたパニ子とパニ美。できれば遠慮したいところでしたが、真美のお祝いをしたいと言うパニ美のために、2人は誕生日パーティーに出席することにしました。 由紀の家のインターホンを鳴らすと、由紀の夫・真人がドアを開け、申し訳なさそうに立っています。「なんのご用でしょうか? うちの妻は招待してない人が勝手に来たって言っていて……」 なんと由紀は、パニ子に恥をかかせようと企み、パーティーに呼んだのです。 しかし次の瞬間、真人がパニ子を見て言いました。「あれ、パニ子さん!? どうしてここに??」 高階層マウントをとるママ友の大きな勘違いそこで部屋の奥から由紀が出てきて言いました。「パニ子さんは招待してないので、帰ってくれますぅ? あ、これうちの夫です。大手出版社で編集長をしてるんですよ~つまり、あなたとは住む世界が違うってこと♡」 しかし真人は由紀を制します。「おい!失礼だぞ! 住む世界が違うのはこっちだ!」由紀は「はぁ? 何言ってるの? この人たちは低層階の3階でうちは30階……」と納得がいかない様子。 「何言ってるんだ! パニ子さんは大人気の料理ブロガーだぞ! うちの雑誌でも頼み込んでやっと連載をしてくれているんだ! お前が今日作った料理もパニ子さんのレシピだろ」真相を真人に聞かされ、由紀は気まずそうにしています。 「低層階住まいの私のレシピなんかを高層階の人が参考にしてくれてるなんて光栄だな~~」パニ子は満面の笑みで皮肉を言ったのでした。 ちなみにパーティーではパニ子の料理は大好評! パニ美の同級生の子どもたちからもおいしいと言ってもらえ、大満足のパニ子でした。 住んでいる階だけで人に優劣をつけるのはとても愚かなこと。そんな表面上のことで人を判断するのは賢明とはいえません。人と人との付き合いは、もっと本質を見るようにしたいですね。著者:ライター パニコレ
2023年08月05日私はもうすぐ4歳と2歳になる男の子2人を育てています。私は、5歳の女の子のいるママ友一家を自宅に呼んで食事会をしました。長い食事の時間に飽きた子どもたちは、おもちゃで一緒に遊んでいたのですが、ある事件からその場の空気が一変! 私たち夫婦は必死で場を和ませようとしました。しかし……。 長男の失敗5歳の女の子は食事会にとてもかわいい風船を持参していました。長男と女の子はその風船で遊び、長男は女の子から風船を取って風船で遊び始めたのです。 私はその様子を見て「やめなさい! 返しなさい!」と長男を叱っていたのですが、大人同士の話に夢中になってしまっていました。そして、「パンッ!」。風船は割れてしまい、女の子は泣き始めてしまったのです。 ママ友夫婦の反応は…私は「謝りなさい!」と長男を叱り、長男と私たち夫婦は女の子に謝りました。ママ友夫婦は女の子に「新しい風船をまた買ってあげるから」となだめているものの、風船が割れたショックで女の子は全然泣き止みません。 そして謝ったあともママ友夫婦から私たちに声がけはなく、私たちは戸惑い、気まずい雰囲気になっていました。 私は慌てて「お誕生日のときの風船が確か家にあったよね!」と夫に言い、夫と必死になって風船を探しました。家にあった風船を女の子に渡すと、女の子は泣き止んでくれて、私はホッとしました。 こちらが悪いのは承知なのですが、両親から私たちに何も言ってもらえなかったので戸惑ってしまったのは正直なところです。けれど、女の子にとってはとても大切な風船。ママ友夫婦は一生懸命女の子の気持ちに寄り添っているようでした。女の子が泣き止んだのは、新しい風船を手にしたからだけではなく、ママ友夫婦の寄り添いがあったからなのかもしれません。 長男が風船を割ったことで一変した空気。長男をしっかり見ていなかったことを反省すると同時に、ママ友夫婦の対応を見て、わが子の気持ちに寄り添うことの大切さを学んだ出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:岩見 エリ
2023年07月27日長男が小学校1年生の3学期にお友だちからされた危険ないたずら。絶対にしてはいけない行為だと思い、私は担任の先生に連絡帳を通じて相談することにしました。すると……。 いたずらに対する先生の対応ある日、学校から帰宅した長男がこんなことを言いました。「最近友だちがズボンをいきなり下ろしてくる。今日は椅子に座ろうとしたときに椅子を引かれて、後ろにひっくり返った」と。私はそれを聞き、怒りと不安を覚えました。 以前テレビで、椅子引きをされた側が尻もちをついた場合、打ち所が悪ければ尾てい骨を骨折したり、最悪の場合脊椎を損傷して寝たきりになったりする恐れがあるという情報を目にしていたからです。そしてズボン下げに関しても、された側は心が傷つく可能性があると私は考えていました。 そこで私はまず、長男にもお友だちに同じことをしていないか確認し、絶対にしてはいけない行為だということを理由とともに言い聞かせました。そしてこの2つの出来事と椅子引きの危険性について触れたうえで、生徒に注意喚起してもらうよう連絡帳を通じて担任の先生にお願いすることに。 翌日、担任の先生がお休みだったため、ほかのクラスの先生から連絡帳に返信がありました。先生は該当のお子さんに事実確認をしたうえで、とても危険な行為であるため今後は絶対に行わないよう指導し、全体に対しても注意喚起してくださったとのこと。そのお子さんも反省し、もうしないと長男に謝ってくれたようです。先生の迅速かつ丁寧な対応に、私は安心しました。 私は「子どものちょっとしたいたずらなのに大袈裟な」と先生に思われたら嫌だなとも思っていました。しかし結果として、先生はすぐに指導をしてくれました。わが子やほかのお子さんにとって大きな事故につながる前に注意喚起していただけたので、先生に伝えてよかったと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:今岡めい
2023年07月19日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「嫌がらせしようとしたママ友にバチが当たる」を紹介します。新しい街に引っ越してきたばかりのパニ子。ママ友もたくさんできて、子どもを交えて遊びに出かけたり、ママだけでランチに行ったり、楽しく過ごしています。でも、ママ友の中には要注意人物もいて……。 厄介なママ友にご注意!その要注意人物とは、同じ幼稚園に子どもを通わせているアゲハとシズカのこと。今日も幼稚園で顔を合わせたのですが、「パニ美の髪型が変だ」「パニ子にセンスがないから娘もダサい」と、言いたい放題です。 顔を合わせるだけの間柄であれば聞き流すのみ。そうやってパニ子はアゲハとシズカをやり過ごしていました。 「ちょっと庭借りてるね~」それからしばらくして、楽しみにしていた夏休み。パニ子一家は新幹線に乗って、実家に帰省する予定でした。 しっかりリフレッシュをしたパニ子でしたが、帰宅して早々、アゲハからの着信にゲンナリ。幼稚園絡みの連絡なら無視できないと、嫌々電話をとりました。 「今私たち、どこにいると思う〜? カーテン開けてみて〜」アゲハに言われるがままカーテンを開けてみるも、何もなし。電話口からは楽しそうなアゲハとシズカの声が聞こえてきました。 「私たち、パニ子さんの家の庭でBBQやってるのよ〜♡ よかったら混ざらない?」 アゲハとシズカは大きな勘違いをしているようです。 「うちに庭はないけど……」「じゃあここはどこなの!?」「うち、マンションの10階だけど……ベランダはあるけど庭はないのよ」パニ子は口を開きます。 「嘘よ! だって家に入っていくのみたもの」「じゃあ、ここは誰の家?!」 そうこうしているうちに、家の外とスマホの中からパトカーのサイレンが聞こえてきました。 「え! ちょっとこっちに来てよ!!」とうろたえるアゲハ。 「どこにいるのかわからないのに行けるわけないじゃない!」そう言ってパニ子は電話を切ります。 これはおもしろいことになりそうだと確信したパニ子。サイレンの聞こえるほうに向かいました。 嫉妬にまみれたママ友が迎えた末路アゲハたちが間違えたであろう家は、マンションの裏手にある一軒家。こっそり近づくと、そこには数台のパトカーと野次馬が集まっていました。 実はこの一軒家はパニ子の友人の家。何度か出入りしているところを見て、アゲハたちはここがパニ子の家だと勘違いしたようです。 庭を見ると、そこは呆然とするようなひどい有様! ゴミが散乱しているだけでなく、花壇や家庭菜園はメチャクチャ、物置から勝手にBBQセットを取り出したようでカギが壊されています。 不法侵入に器物損壊。これはか庇いようもありません。 アゲハは警察に連行される前に「引っ越してきたばかりのくせに、すぐにみんなの人気者になったパニ子にギャフンと言わせたかったのよ〜」と叫んでいたのでした。 本当はみんなと仲良くしたかったアゲハ。しかし、嫉妬して嫌がらせをするような人とは、誰も仲良くしたいとは思いません。たくさんの友だちを楽しく過ごしたいのであれば、常識と人を思いやる気持ちを持つ必要がありそうですね。著者:ライター パニコレ
2023年07月18日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「勘違いママ友が痴漢をされたと慰謝料を請求してきて」を紹介します。36歳のパニ子は夫と保育園に通う娘と3人暮らし。ある日、ママ友とお茶をしていると、最近近所に引っ越してきたユウカがやってきました。 このユウカ、同じ保育園に子どもを通わせているのですが、家事や義母の介護を全て夫に任せているとのこと。それにとても困る癖があるのです。 借金癖のあるママ友に困惑「私、今日お財布忘れちゃって! 誰かお金貸して?」と。みんな断ったのですが、何かにつけていつも誰かに「お金貸して~」という癖に周囲はいつも困惑しています。 とある週末、パニ子は近所のバザーへ出かけました。そこでとてもかわいいあみぐるみを発見。その製作者は車椅子のおばあさん・ミヨ。パニ子は入院中の義姉へのプレゼントとして、あみぐるみをオーダーすることに。それがきっかけでミヨとやり取りが始まりました。 夫が痴漢!? 慰謝料を請求されて…そんなある日、インターホンが鳴り、パニ子がドアを開けるとユウカが立っていました。急な来訪に驚くと、「お前の旦那に電車で痴漢された! 慰謝料500万円払え!」と怒鳴ってきたのです。しかし、そんなはずはありません。だってパニ子の夫は車通勤なのですから。ユウカの嘘にすぐ気付いたパニ子は、わざと驚いたふりをして、とある人に電話を掛けました。 その電話相手はミヨ。なんとパニ子の夫は、ミヨが通っているデイサービスの職員だったのです。そしてユウカが同居している義母はミヨなのです! ミヨはパニ子の夫が朝7時に車で出勤してきたことを知っており、ユウカの嘘が発覚。実は、トラブルを起こして仕事をクビになったユウカはパチンコに通い、パチンコでできた借金を返すために闇金にも手をだしてしまったそう。返済に困ったユウカは、パニ子を騙そうとしたのでした。 借金まみれのママ友の末路嫁のユウカが嘘をついてお金を巻き上げようとしているのを知ったミヨは大激怒! ユウカの夫に伝えると言って電話を切りました。 結局ユウカは最終的に離婚を言い渡され、子どもの親権も父親に。今は借金返済のため、地方で朝から晩まで働き苦しい生活をしているそうです。家のことをすべて夫に押し付け、育児もろくにせずパチンコ三昧……借金癖が祟った身から出た錆ですね。 パニ子とミヨはその後も交流を続けています。ミヨのあみぐるみはパニ子の周囲でも大好評で、プレゼントとしても喜ばれているそうですよ。ユウカのようにその場限りの嘘をついて逃れようとしても、結局はバレてしまうもの。困ったことがあれば嘘をついて周囲に迷惑をかけるのではなく、周囲に頼れるような正直な人でありたいですね。著者:ライター パニコレ
2023年07月10日家の近所の公園に1歳半の息子とよく遊びに行きます。公園のすぐ隣には池があり、そこまで深くはありませんが、足を滑らせると溺れる危険性があります。雨が降った次の日には水かさも増すため、子どもをひとりで遊ばせるのは危険だなと思っていました。他のママたちも同じ考えのようで、自分の子どもは自分で見るのが暗黙のルールのような公園でした。しかしある日、子どもだけで遊ばせるママ友が現れたのです……。え!?子どもだけで公園にある日、小学校低学年らしき女の子と未就学児の男の子の2人だけで公園で遊ぶ姿を発見。周りを見渡しても、ママらしき人は見当たりません。6月の蒸し暑い日で、小学生のお姉ちゃんが弟に「お茶飲む?」と聞くなどママの代わりにお世話をしているような状態でした。 私は自分の子どもを見ることで精一杯でしたが、他のママ友たちは自分の3~5歳のお子さんを見ながら、その子たちが池に近付かないよう一緒に遊んであげていました。しかし、よその子の面倒を見ている隙に自分の子どもが池に近づいてしまい、他のママ友がフォロー。さらにフォローしたママ友の子どもが危険な遊びをしてしまい他のママ友がフォロー……と、いつも平和な公園が負のループに陥ったのです。 私はよその子どものお世話係?次の日、いつものように息子と公園に行くと、ママ友Aさんと会いました。公園のお友だちで唯一同い年の子を持つ同士ということもあり、特に仲良しのママ友です。Aさんと話しているとき、前日子どもたちだけで遊んでいた子2人を連れて、とてもおしゃれなキラキラママがAさんのところへ。どうやらキラキラママのBさんは、最近引っ越してきた方で、Aさんと友人になったそう。Bさんの子どもは、小学校2年生と年中さんでした。 軽く話したあとみんなで遊んでいると、突然AさんとBさんはトイレに行きたいと、子どもを置いて2人で行ってしまったのです。私は自分の子どものことで精一杯で困っていると、見兼ねた他のママ友が助けにきてくれました。AさんとBさんはすぐ戻って来ましたが、開口一番「この子たちはママが居なくても大丈夫な子だから」と言われ、「そんなことなかったけど」と伝えても、まったくピンときていないような反応でした。 関わらないことを決心!帰宅後、夫にその出来事を話すと「相手の子どもが万が一けがをしたときに責任とれないから、関わらないほうがいい。何より息子が一番の被害者になり兼ねない」と言われ、AさんとBさんとは関わらないようにしようと決心。 次の日、2人にあいさつはするものの、一緒に遊ぶことは極力避けました。しかし、自意識過剰かもしれませんが、2人は自然と私のところに寄ってくるのです。このままだと、またよその子の面倒を見ることになってしまうかもしれないと思い、持参していたボールを遠くへ転がし息子に追いかけさせ、自然とその場からフェードアウト。 また次の日は、息子が乗った手押し車を押して一周してくると言い、その場から離れました。そんなことを何日も続けていると、ママ友2人との交流は自然と減っていったのです。 その後、息子と同い年の子を持つママ友Aさんが、Bさんの子どもたちの面倒も見ているのを見かけて驚きました。もちろんBさんは公園に居ません。しかし、私も他のママ友たちもBさんの子どもたちの面倒を見ないようになったからなのか、最近はBさんも親子で公園へ来るようになりホッとしています。 著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2023年07月04日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「母が作るお弁当がもたらした奇跡」を紹介します。23歳のパニ子は、トドロキ商事勤務の会社員。毎日家から持参しているお弁当が仕事の活力になっています。 このお弁当、母であるパニ母の自信作。実はパニ子の両親は「パニー亭」という弁当屋さんを営んでいるんです。このお弁当には特別な思い入れがあり…… お弁当のちから ~パニ子の想い出~パニ子が8歳のころの話。給食の時間になると隣の席のシンタロウがどこかへ行ってしまうのです。図書室にいたシンタロウを見つけ出し理由を聞いてみると、家庭が貧しくて給食費を払えていないとのこと。仲良くしているシンタロウが困っている話を聞いたパニ子は、母に相談してお店のお弁当をシンタロウに差し入れすることに。 シンタロウは何度も何度もお礼を言いながら、本当にお弁当を美味しそうに食べてくれました。そんなことが数日続いたある日、急にシンタロウが母親とともに、遠く離れた親戚のもとに引っ越すことになったそうで、さよならも言えないまま転校してしまいました。 美味しそうに食べる彼の姿は、パニ子の胸の奥に刻まれ、ほのかな思い出として残っています。あれから15年、母のお弁当の味は変わらぬおいしさを保ち続けています。 パニ子に仕事のミスをなすりつける先輩ある日、パニ子が働いていると、ヤスダ先輩が「とんでもないことをしてくれたな!」とパニ子に詰め寄ってきました。聞けば、発注数を大幅に間違えているとのこと。しかし、パニ子はヤスダ先輩から依頼された注文数を発注しただけ。 ヤスダ先輩は自身のミスをパニ子になすりつけ、パニ子に全ての責任を押し付けてきたのです。反論しても、ヤスダ先輩は聞き入れてくれません。パニ子は一人で取引先に謝罪へ行くことに。 取引先に出向いたパニ子は、初めて会う若い男性の担当者に謝罪。するとその担当者は「わざわざ謝りに来てくださって、ありがとうございます。ミスは誰にでも起こりうることですし、これからは十分にお気をつけくださいね」と許してくれたのです。そして……! 予期せぬ再会と奇跡の弁当その男性が「パニ子ちゃん、だよね…?」と言ってくるではありませんか! なんとその男性は、小学校のときにお弁当を渡していたシンタロウだったのです! あれからシンタロウの母が会社の社長と再婚し、現在はその会社で働いているそう。パニ子のお弁当を見て、「うわぁ…懐かしい。あの時、このお弁当のおかげで、どれだけ僕は気持ちが救われたか。いつか必ず、恩返しをさせてもらうから!」と感動を隠せません。 後日、シンタロウは「パニー亭」を訪れ、パニ子の両親に15年前の感謝の言葉を伝えます。そしてお店の常連客になってくれました。 力を合わせて「パニー亭弁当」の発売へそれから1カ月が経ったある日、取引先であるシンタロウからの通告により、ヤスダ先輩が他の社員にもミスを押し付けていたことや数々の不正が発覚し、左遷されることに。シンタロウのおかげでヤバイ先輩から離れることができました。 結局会社に居づらくなった先輩は退職に追い込まれ、酒とギャンブルで荒れ果てて失業のまま極貧生活を送っているとのこと。先輩がいなくなったことで、会社の雰囲気は格段に良くなりました。 そしてシンタロウは、お弁当を商品化する提案をパニ子の両親に持ちかけてきたのです! 売り出された「パニー亭弁当」は大好評! その後、シンタロウとのパニ子は交際が始まり、結婚へ。パニ子は、大切な「パニー亭弁当」をこれからも両親・夫婦で力を合わせて世の中に広めていきます!著者:ライター パニコレ
2023年07月04日娘が幼稚園の年長さんのときの話です。ある日、めずらしく幼稚園の担任の先生から電話がかかってきました。話を聞くと、クラスの友だちと揉めて娘が泣いてしまったとのこと。相手は先生から注意を受けることの多いやんちゃな男の子。「いつもすみません」という感じの電話でした。しかし電話のあとで娘に喧嘩の詳細を聞いてみると、予想もしない答えが返ってきたのです……! 「帰宅後大丈夫でしたか?」先生からの電話は、娘がお友だちと揉めたときに泣いてしまったので「帰宅後大丈夫でしたか」という娘のことを心配してくれている内容でした。 電話が終わり、私が娘に今日のことについて尋ねると、娘が自信満々に「Aくんに、ぜったいにゆるさない!っていったんだ」と言ったのです。想像していた内容とはずいぶん違う返答に驚きながら、そこで私ははっとしました……。 私は娘に「喧嘩して相手がごめんねと言ってくれたあとに、どうしても許せないことがあったら、『嫌だったよ』とか、『もうしないでね』とか自分の気持ちを伝えたっていいんだよ」と教えたことがありました。私は、娘が「ぜったいにゆるさない」という言葉を選んだのはこの話をしたからだと思ったのです。 さらに娘に話を聞くと、相手の男の子が何度も何度も「ごめんね」と謝ってくれて、最後は男の子が泣きそうだったと話してくれました。 そこで私は娘に、「ごめんね」って言ってくれたら嫌だったことは伝えて許してあげようねと言い聞かせました。 そしてそのあとすぐに担任の先生に電話をして、相手の男の子が何度も謝ってくれていたことを伝えました。幼稚園の参観日などでその子が騒いでしょっちゅう先生に注意されている様子を思い出し、あんなふうにまた先生に怒られてしまったのかな、と申し訳ない気持ちになったからです。泣きそうな顔で何度も謝ってくれた男の子の姿を想像して、私が娘の代わりに「こちらもごめんね」と伝えたい気持ちでいっぱいになった出来事でした。また、娘の成長を見守りつつ、お友だちに言っていいこととよくないことを少しずつ伝えていきたいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:河原りさ4歳と6歳の女の子ママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
2023年06月29日息子さんと公園に行ったときに出会った、女の子のエピソードをご紹介します! 女の子の行動に…息子(1歳3カ月)を少し大きめの公園へ連れて行ったときの話です。いつもそこは3歳児〜小学生ほどの年齢の子が遊んでいる公園。大きいお友だちが多かったので息子は砂場でひっそり遊んでいました。 そのとき、4歳の女の子が一緒に遊ぼうと声をかけてくれました。しかし、息子は4歳の女の子のスピードについていけず、女の子が息子を押してしまい、息子はこけて泣いてしまったのです。 私が息子を抱っこしてなだめていると、女の子はお母さんのところにいってちゃんと押してしまったことを伝えていました。大人でも失敗したとき伝えられないことも多いなか、素敵な育児をされているお母さんとお会いできました。(30代 女性 会社員) まとめこの女の子は押してしまったことを悪いことだったと認識し、お母さんに報告をしました。誰しも失敗はつきもの。大人でも失敗をすることはありますよね。しかし、大切なのは失敗した後にどう行動するのかではないでしょうか。投稿者さんは、そんな女の子のお母さんに対して「素敵な育児されている」と感じていましたが、みなさんも育児をするなかで「ぜひ参考にしたい!」と思った人と出会ったことはありますか? 作画/市田スナオ
2023年06月28日娘が幼稚園の年長クラスだった年の7月、娘が落ち込んで泣いたり怒ったりするようになりました。あるときは怒って私をたたいたり、おもちゃを投げつけて物にあたったり……。原因がわかっていたので私はとても申し訳ない気持ちになりました。仲良しのお友だち娘が年長クラスだったころ、年中クラスのときから大の仲良しだったお友だちがいました。幼稚園では何をするにもそのお友だちと一緒で、帰宅後や休みの日はお互いの家で遊ぶことも。 娘とそのお友だちは学区が違ったため、小学校は別々になることがわかっていましたが、卒園までは毎日一緒に遊べるはずでした。ところが、あと半年で卒園というときに、夫の転勤辞令が! 引っ越しと転園をすることになってしまったのです。 娘の反応は…娘に引っ越すことを伝えると、最初は新しい街や新しい家へ行けることに喜んでいました。しかし、お友だちとお別れしなければならないとわかると、「お引っ越ししたくない」「○○ちゃんとお別れしたくない」と言うように。 その後も、新居や転園先を探すときは楽しそうにしているものの、急にお別れが寂しくなって落ち込み泣いてしまうなど、娘は情緒不安定気味になっていきました。泣きながら怒って私をたたいたり、おもちゃなどを投げつけて物にあたったりする日もありました。 引っ越しまでにしたこと私は娘の様子を見て、転勤族でごめんねと申し訳ない気持ちになり、なるべく娘がスムーズにお友だちとお別れできるようにサポートをしようと思いました。まず、楽しみにしていた幼稚園の行事に参加できるよう、当初の予定より引っ越しの日を延期。そして、お友だちのお母さんにも早めに引っ越すことを伝え、その日までたくさん一緒に遊ばせてあげようと協力してもらうことに。 お友だちの家や、普段はあまり利用しない延長保育で、たっぷり遊んでもらいました。娘はとてもうれしそうにしていて、私は引っ越し作業がはかどるし一石二鳥。家で遊ばせてくれたり、一緒に延長保育を利用してくれたり、協力してくれたお友だちのお母さんには、感謝の気持ちでいっぱいでした。 その後、幼稚園でのお別れ会や、プレゼントや手紙の交換をしたことで、娘は少しずつお別れすることを受け入れていったようでした。新しい街では、幸いすぐにお友だちもできて元気に暮らしていますが、たまに「○○ちゃん元気かなぁ」と少し寂しそうに話すことも。これからも同じように誰かとお別れをすることがあるかもしれませんが、一緒に乗り越えて娘の成長を見守りたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:斉藤 ひかり6歳女児、3歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2023年06月25日幼稚園時代はバスで降園し、帰宅後は弟妹と遊ぶことが多かった長女。小学校に通い始めたら、お友だちと約束して遊びに行く機会も出てくるだろうと予想はしていました。しかし、まさか登校初日に約束してくるとは思いもしませんでした……。 さっそく遊ぶ約束をしてきたけれど…入学式の翌日、はじめて登校した日のことです。帰ってくるなり「今日、友だちの家に遊びに行く!」と興奮した様子の長女。「さっそくお友だちができたんだな~」と喜ばしく思い、誰と遊ぶのか聞いてみました。すると、誘ってくれた友だちの名前もまだ覚えておらず、家もわからないとのこと! 「家に行くのはもっと仲良くなってからにしたら?」「明日学校で聞いてみなよ」と言ったのですが、真面目な性格の長女は「今日約束したから行かないとダメ!」と号泣し始めてしまったのです。 名前もわからない友だちの家探し私としては、「知り合ったばかりのお友だちの家に遊びに行くのは、まだ早いかな」という想いもありました。しかし説得しても長女は納得しません。ただでさえ新生活で不安いっぱいの長女にあまり強く言うこともできず、納得してもらうために近所を歩いて家を探すことにしました。 集団下校の途中で家の場所を教えてもらったらしく、長女の記憶を頼りに家探しをしましたが、苗字もわからないので簡単に見つかるはずもなく……。「ここだと思うからピンポンしてみて!」という長女の無理なお願いをかわしながら、しばらく歩き回ると、やっと長女も諦めてくれました。 翌日学校に行くと、お友だちは約束のことを覚えていなかったようです。そのお友だちとは徐々に仲良くなり、10月ごろには放課後に公園で待ち合わせして遊ぶようになりました。現在、長女は小学校3年生になりましたが、未だにお友だちとの約束は曖昧で、場所を決めていなかったり、相手が来なかったりしているようです。これから約束の仕方も学んでいくのかなと思って見守っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:青倉みゆ小2長女、年中長男、3歳次女の3児の母。趣味の文房具集めと宅トレで自分を癒やしつつ、実家から離れた土地で子育て中。450gで生まれた長女は、現在元気な小学生。
2023年06月24日1人目の子である娘が幼稚園に入園したときに出会ったママ友は、とてもサバサバした性格で明るい方でした。しかし自分の子どものことになると抑えられない部分があり、いつでもどこでもお説教が始まってしまうママ友で困っていました。今回はそのときのことについてお話しします。 なぜ? 解決するまで遊べない!幼稚園に入園し、年少クラスのうちはできないこともたくさんありますが、娘も毎日楽しく登園していました。ママ同士も仲良くなる中で、幼稚園のお友だちと休日に遊びに行くことも増えていきました。子どもたちの年齢が低いこともあり、小さなことでぶつかってしまうことが多々あります。 そのようなときの親の対応はみんなそれぞれ違いますが、ママ友のAちゃんへの接し方に私自身は疑問を抱くようになりました。そのママ友はAちゃんに揉めてしまった原因を聞き、なぜそうなったのか考えさせ、解決するまで遊びには戻らせないのです。 強い言葉で子どもに話しかけるママ友Aちゃんがしてしまったことは、すべり台の順番を抜かしてしまったというとてもささいな出来事でした。Aちゃん本人は気づかずにうっかり抜かしてしまったようなのですが、その場面を遠くから見ていたAちゃんママはAちゃんを呼び寄せると、みんなの前であるにも関わらず「ダメでしょ! なんでそんなことしたのか早く答えなさい」とAちゃんに向けていきなり大声で叫んだのです。 周りで子どもたちが遊ぶのを見守っていた私たちは、「よくあることだし気にしないよ〜」と揃って声をかけたのですが、「今Aに聞いてるから!」と聞き入れてもらえませんでした。Aちゃんも驚いたのか答えられず、そのうちに泣きだしてしまいました。 周囲の助言で徐々に変化がその後もAちゃんママからは、「Aちゃんはあれもこれもまだできないんだ」と、頻繁に聞かされていました。Aちゃんが遊んでいたおもちゃを取られ、取り返した瞬間しか見ていなかったAちゃんママはAちゃんのそばへ行き、またもいきなり大声で怒り始たのです。私は悲しそうな顔をするAちゃんを見て心配になってしまいました。その後もママがいるときのAちゃんは、お友だちと遊んでいるときも笑顔で遊ぶことが少なくなっていたような気がします。 しかし、その後しばらくすると、笑顔でお友だちと遊ぶAちゃんの姿をたくさん見られるようになったのです。あとでAちゃんママに聞いてみると、幼稚園の先生から「子どもへの接し方を変えてみてはどうか。今の年齢ではできないことのほうが多く経験を増やしている段階なので、一緒に見守っていきましょう」とアドバイスをもらったと言っていました。 子どもが間違ってしまったときに叱ることは悪いことではないと思いますが、今回の一件から、タイミングや声のかけ方などは年齢や発達を考慮してあげることが大切だと感じました。私も子どもの叱り方に悩むこともありますが、時には幼稚園など専門の方に相談するなどして、うまく伝えていきたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:高山ななみ
2023年06月17日現在7歳の娘が当時こども園に入園して3カ月経ったある日の出来事でした。入園当初は泣いて私から離れなかった娘が、こども園での生活にも慣れ始めて、帰ってくるとその日の出来事を話してくれるようになりました。そんな毎日楽しそうに通っていたのですが、ある出来事から、娘は自分から友だちの輪に入れなくなりました……。 「いーれーてーって言ったら…」こども園から帰ってきた娘に私はいつものように「今日は何して遊んだの?」と、聞きました。いつもなら「今日はね〜、誰々ちゃんとお砂遊びしたよ!」など、すぐに返事が返ってきたのに、その日は「う〜ん……」と下を向いて何も言いません。 私は何かあったのかなと思いつつ、本人が言いたくないなら様子をみようと、それ以上聞くことをしませんでした。 それからしばらくして晩ごはんの支度をしているときでした。娘が「あのね今日Aくんに、いーれーてーって言ったら、ダメー!って言われた……」と言ってきたのです。私が「なんでそんなこと言うんだろうね」と言うと、娘は「なんで? って聞いたけど、ダメ! しか言わなかった」と答えました。 悲しそうな様子の娘に私は「悲しかったね。だからあなたはお友だちに絶対にそんなこと言っちゃいけないよ」と伝えることしかできませんでした。Aくん側には理由があったのかもしれないと思いつつ、ダメと言われた娘の気持ちを考えるとなんとも言えない気持ちになりました。 遊びの輪に入れなくなった?その日を境に娘は、しばらく自分から遊びの輪に入ることができなくなってしまったようで、「今日は何をしたの?」と聞いても、詳しく教えてくれることが減ってしまいました。それから1カ月経ったころ、それまであまり元気のなかった娘が珍しく笑顔で帰ってきたのです。 すると娘から「今日Bちゃんに遊ぼうって言ったら、一緒に遊べたー!」と言うのです。あれ以来なかなか自分からお友だちを誘うことができなかった娘が勇気を出して行動したことで成長したように感じました。 あのとき勇気を出して声をかけたお友だちとは小学生になった今でもずっと仲良しで、娘にとっては親友のような存在に。当時の体験は、娘は幼いながらに悲しい気持ちと同時に人間関係の大変さを知って、一皮剥ける成長につながったのかもしれません。これからも娘の成長を見守っていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:松村まや
2023年06月13日幼稚園に通う4歳の娘はある日から手紙をもらってくるようになりました。最初は絵がメインだったのに、だんだんと増えるひらがな。お友だちがひらがなを書けるようになっているというのに、娘はまだ読むこともできません。焦って教えてみても、本人にやる気はなく……。疲れ果てた私は個人面談で相談してみることにしました。すると思いもよらぬ言葉が返ってきたのです。お友だちからのお手紙夏休み明けから、娘は毎日のようにお友だちからたくさんの手紙をもらって来るように。手紙の内容は絵がメインで、「Aちゃんにもらったよ!」 とうれしそうに私に見せて来ました。 最初はなんてかわいくて素敵なやりとりなんだろうと思い、「お返事を書こうね」と娘に伝え、その日から娘もお手紙を書くのを楽しく感じたのか、帰宅してから画用紙や折り紙に絵を描き、翌日お友だちに渡すということが続きました。 知らない間に上達するお友だち11月ごろになると、もらう手紙に変化がありました。ひらがなで自分の名前が書いてあったのです。そしてだんだんと簡単なメッセージも添えられるようになりました。 最初はすごいと関心していた私でしたが、だんだんと焦りが出てきました。当時、娘はひらがなを読むこともできませんでした。そこでその日から私は、100円圴一で購入した練習帳や、私がノートにひらがなを書いてなぞらせるなどして、娘にひらがなを教えるように。私は必死になり、時には怒りながら教えていました。 幼稚園の先生に相談すると…ひらがなを教えるのに疲れていたとき、幼稚園で個人面談があったので、私は先生に相談してみることに。親は焦っているが、本人はやる気がないことを伝えると、先生はこう言いました。 「今、無理やりひらがなの勉強はやらなくていいです。今はひらがなではなく遊びに興味があるんだと思います。また、読んだり書いたりできる子の多くは上にきょうだいがいたりと、ひらがなに触れる機会が多いように感じます。お母さんが焦る気持ちはわかりますが、今はやりたいことをやらせてあげてください」 私は先生の言葉を聞いてハッとしました。何かをするときは、子ども自身が興味や関心を持っていることが大切なのだと気付いたのです。その日から、私は無理やりひらがなを教えるのをやめました。 あれから4カ月ほど経ちましたが、娘は簡単なひらがなが読めるようになり、今では少しずつですが自分の名前を書こうと自ら練習しています。子育てをしていると他の子ができているのにと焦る場面がたくさんありますが、親は子どもが興味を持てるようなお手伝いができればいいのだなと感じました。どんなときでも、主人公は子どもであることを心にとめておこうと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:やまぐち さき
2023年06月11日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「大切な花壇を近道にして踏み荒らす隣人」を紹介します。パニ子は29歳の専業主婦。娘のパニ美はお花が大好きで、庭の一角に花壇を作り大切に育てています。しかし…… 花壇を荒らした犯人は?突然、何者かに花壇が荒らされていたのです。花壇の足跡からはヒールの足跡が。 最近引っ越してきたリカの家から真っ直ぐ来ると、この位置に足跡がつくと考え、次の日に待ち伏せをしてみると、リカが庭を横断して花壇に入ってくるではありませんか! 気づいたパニ子が慌てて制止しようとしても、「これくらい許してよ!」と忙しい朝の時間短縮のためだと言い、全く聞いてくれません。それどころか他の日には車で庭を横切り、花壇を踏みつけてしまったのです。 何度も繰り返されるトラブルに悲しむパニ美の顔を見ることがつらくなり、我慢の限界を迎えたパニ子。パニ子はとある計画を考えました。 新たに作ったものとは「ねぇパニ美、別の場所に花壇を移さない?」とパニ子が提案すると、「そうね……。私、お庭にお池がほしいなぁ!」とパニ美が言いました。そして試行錯誤の末、花壇があった場所に3畳ほどの大きな池が完成。 パニ美が選んだ魚を放ち、庭で見守っていると、再びリカの車が! しかし直前で池に気づき、「花壇だったら通れたのに、なんて事してくれたのよ! 遠回りしなきゃならないじゃない!」と自己中心的すぎる主張を繰り広げます。 「これまで近道してらっしゃっただけで、そちらが本来のルートですから、勘違いしないでください」パニ子は冷静に反論。言い返せなくなったリカは、無言でその場を去りました。 新たな花壇で花が咲き誇り、池の魚が大きくなった頃、また事件が起こったのです。 夜中に女性の叫び声が!なんと夜中に庭から叫び声が聞こえたので行ってみると、リカが酔っ払って池に落ちていたのです! リカが着ていた高級スーツもドロドロに……! 翌日、リカは旦那さんに連れられ、頭を下げて謝罪。旦那さんによると、リカは新たに引っ越してきた孤独感から、パニ子と話がしたくてわざと庭を通っていたとのこと。リカは涙ながらに謝罪し、その後パニ子の庭を横切ることはありませんでした。 隣人が迷惑行為をしていた衝撃の理由その後、庭の池では奇妙な現象が起こりました。なんと珍しい魚や水草が増えていくのです! 実は、リカがこっそりお詫びの意味でやっていたこと。パニ子はその行動に感謝し、親子で一緒に遊ぶことを提案しました。リカは涙ながらに感謝し、家族ぐるみで遊ぶほどの仲になりました。 「話しかけて欲しい・仲良くなりたい」という気持ちがこじれて生じた今回のトラブル。友達になりたいという想いがあるなら、笑顔で挨拶をするというところから始めてみればいいのかもしれませんね。初対面の人に話しかけるのは勇気がいるかもしれませんが、自分から一歩踏み出してみましょう。著者:ライター パニコレ
2023年06月08日私は6歳と2歳の息子を持つ父親です。長男は家ではとてもおしゃべりで活発なのですが、人見知りで外に出ると、家にいるときとは別人のようになり、感情を出さずしゃべりません。そんな長男は保育園でどうしているのだろうと心配して、私は先生に聞いてみることにしました。すると、驚く返答があったのです……。典型的な内弁慶で保育園生活が心配家ではとてもおしゃべりで常に何か話している長男。しかし、外ではびっくりするほどおとなしく、ほとんど話しません。家族以外の人と話すのが恥ずかしいようです。 保育園での生活はどうしているのか心配になって先生に聞いたところ、家にいるときのように感情を出して自分から話すことは少ないようでした。誰でも家と外での違いはありますが、長男の場合、差が大きいので私と妻は心配していました。 何も話さない長男に保育園での生活を見る機会があり、長男には内緒で行きました。長男からバレないように教室をのぞくと、友だちの輪からはずれてひとりで遊んでいる姿が見えました。 やっぱり輪に入れずにいるのか……とショックを受けつつそのまま見ていると、やがてひとりの子どもが何も話さない長男に話しかけてくれていました。しばらく見ていましたが、その後も友だちに声をかけられたりしていてどうやら信頼関係はある様子。しゃべらないのになぜだろうと思い先生に聞くと、思いがけない答えが返ってきて驚きました。 思わず涙が…先生のお話では、長男はとても気が利いてやさしい面を持っているとのことでした。保育園でプール遊びをしたある日、具合が悪くてプールに入れず先生と過ごす子がいたそうです。そのとき、長男もプールへ入らずにその子と遊んで一緒に過ごしたと先生は言っていました。 また、給食の時間にひとりでテーブルに座って食べている子がいたときも、その子がひとりにならないように自分もそのテーブルに移動して一緒に食べたそうです。人見知りでおしゃべりできない長男が、なぜ友だちから信頼を得ているのかがわかり、涙が出ました。 私は外で話せないことを叱ったときもありましたが、長男なりにコミュニケーションを図っていたことがわかり、叱ったことを反省しました。思い返してみると私も幼いころは人見知りで内弁慶だったため、長男も似たのだなと感じています。家にいるときと保育園にいるときのギャップはいまだに大きいですが、人見知りなのは長い目で見守ろうと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:佐藤 稜6歳と2歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。
2023年06月06日小学校に入学し、「お友だちができた!」と喜んでいた娘。娘が仲良くしているお友だちなので家に来るのを歓迎してあげたいのですが、お友だちの行動には気になることが……。お友だちがわが家に来たとき、他人の子どもを注意していいのかわからず葛藤していました。 娘にとって、小学校での初めてのお友だち現在中学校2年生の娘が小学生だったときに、初めて仲のいいお友だちができました。わが家に、その子が遊びに来ることが多かったのですが、いくつか気になる行動が。それは、勝手にわが家の冷蔵庫を開けて物を取ろうとしたり、寝室に勝手に入ろうとしたりすることでした。 娘の初めてのお友だちだし、家に来るのを歓迎してあげたいけれど、私はいつもモヤモヤ……。他人の子に注意するのも気が引けるし、私が注意したことで娘とお友だちの関係性が悪くなるのでは? と思うと、やんわりと断るくらいで、しっかりと注意できずにいました。 娘のお友だちのママからのひと言学校の参観日で、例のお友だちのママと初対面。お互いにあいさつしたあと、ママさんから「うちの子、遊びに行ったときに変なことしてないですか? 何かあったら、どんどん叱ってくださいね」と言われ、「私が注意してもいいんだ」と思うようになりました。 それから、お友だちがわが家に遊びにきたときには、お友だちに冷蔵庫を勝手に開けられたら「欲しい物があったら、おばさんに言ってね。勝手に開けちゃだめだよ」と伝え、お友だちが寝室に入ろうとしたら「この部屋は入ってほしくないから、入らないでね」と注意することができるようになりました。 お友だちは私が注意したときには素直に「はーい」と聞いてくれて、娘との関係性がくずれることもありませんでした。この件があったことで、娘のお友だちを迎えることに対して気がラクになったように思います。そして、娘がお友だちの家に遊びに行く際には、「人の家の冷蔵庫は勝手に開けをする」等のルールを、私と娘で再確認するきっかけとなりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:吉川 みきな
2023年05月29日ある日、男女数名の友だちと話していた私は、みんなの前で生理中であることを明かしました。そのときはみんな「そうなんだ〜」という反応だったのですが、あとで女友だちから注意されてしまい……!? 男女で話していたときある日、男女数名の友人と話していたとき、私は会話の中で何気なく「今日生理でさ~」と口にしました。 そのときはみんな「そうなんだね〜」という反応で、それ以上は生理の話をすることなく終わりました。 しかし、そのあと1人の女友だちに「生理中だということを人前で言わないほうがいい」と注意されてしまったのです。 生理は恥ずかしいもの?友だちの言葉に、私は「え……なんで?」という疑問しかありませんでした。 私にとって、生理は恥ずかしいものでも隠すものでもないと思っていたからです。 そのまま「そうだね。気をつけるね」と流せばよかったのかもしれません。しかし、生理中でイライラしやすい時期だったこともあり「生理って隠さなきゃいけないものなの?」「隠すほうが変だよ」と言い返してしまって……。 友人の考えは「生理中であることを人前で言うなんて恥ずかしい。いくら友だちでも、男の人の前で生理中だと言うのはどうかと思う」というものでした。 私だって、誰かれかまわず生理中だと伝えているわけではなく、親しい友だちの前だったから言ったのです。それに「男友だちに生理中と知られないように……」という友人の考えを理解することができませんでした。 あとで考えると…結局、そのときは言い合いの状態で終わってしまいましたが、あとになって「生理に対して人それぞれ考え方があるんだなぁ」と思いました。 今回注意をしてくれた女友だちのように、生理中だという話題にいい気持ちがしない人もいるかもしれません。女性同士でもそう感じるのですから、異性であればなおさらです。 友だちの気持ちを理解することはできましたが、それでも「生理は恥ずかしいものでも隠すものでもない」という私の気持ちは変わりませんでした。 これから生理の話題を出すときには注意しなければなと思いつつ、男性の中でも生理に対する理解が深まり、男女関係なく生理の話題をオープンにできるようになったらいいな……と願っています。 女友だちと私、どちらの意見が正しいということはないと思いますが「なんでもオープンにすればいいわけではないんだな」と考えるきっかけになりました。相手の気持ちに配慮しながら、「生理は恥ずかしいものじゃない」という自分の考えも大切にしていきたいです。 著者/うみのるなイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年05月22日29歳のパニママは家族3人でタワマンに暮らしています。最上階に夫婦が引っ越してきたのですが、その女の人が嫌味ばかり言ってきて……。スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「金持ち自慢のマウント女と、思わぬ展開で親友に」を紹介します。29歳のパニママは専業主婦。元気な2歳の男の子・ハルトの母です。2カ月後には2人目の出産を控えていて、現在30階建てのタワマンの3階に住んでいます。 タワマンの最上階に引っ越してきたタチバナさんは不愛想最近、タワマンの最上階に夫婦が引っ越してきたという噂。ある日エレベーターで40歳くらいの女性に出会い、話しかけてみたところ彼女がその最上階に住むタチバナさんだと分かりました。しかし、タチバナさんは無愛想であまり話してくれません。 エレベーターで会うとマウントばかり翌日、パニママはハルトと一緒に買い物に行くことに。エレベーターでタチバナさんに出会ったのですが、「30階からここに来るまでの道のりがとーっても長いの」と嫌味を言ってきます。また別の日には、「低層階の住民のせいで各駅停車!」と低層階の住民がエレベーターを使うのが面倒だと言い、パニママには階段を使えと言う始末。 パニママはタチバナさんと会わないタイミングでエレベーターを使いたいのですが、なぜか偶然よく会うのです。タチバナさんは、その後も会うたびにマウントや嫌味を言ってきます。 タチバナさんが交通事故で車椅子生活にパニママはしばらくタチバナさんと距離を置いていたのですが、ご近所さんの噂によるとタチバナさん夫婦は交通事故に遭ったそう。旦那さんは亡くなり、タチバナさんは車椅子生活になったとのこと。 そんなある日、エレベーターを待っているとタチバナさんが車椅子で現れ、エレベーターに乗ろうとしています。しかし、まだ車椅子に慣れていないからか、エレベーターの壁にぶつかってうまく乗れない様子。皆でタチバナさんを手助けしようとすると「不愉快だわ!そこどいて! 私を見下ろさないでくれる?」と拒絶。 結局見かねたパニママが手助けをしてエレベーターに乗せて家まで送り届けましたが、感謝の言葉もなくタチバナさんは何も言わずに去っていきました。 エレベーターでよく遭遇していた理由が明らかに数日後、またタチバナさんとエレベーターで遭遇。すると、小さな声で「この間は、あ、あ、あ…あり…がとう…」とお礼を言ってパニママが降りる3階のボタンを押してくれました。パニママはタチバナさんと話をするうちに、じつは素直な人だとわかりました。そして、タチバナさんは家に招いてくれたのです。 タチバナさんは引っ越してきたばかりで友達がいなく、誰かと話し相手が欲しかったと本音を打ち明けてくれました。どうやら、パニママと会うためにエレベーターで遭遇するフリをして待ち伏せをしていたんだとか。 でも何を話せばいいのか分からず嫌味やマウントになってしまっていたとのこと。本心を聞けて、すっかり打ち解けたパニママはタチバナさんと友達になることに。 すれ違いを乗り越えて親友にパニママは、隣の部屋が空いていることを教え、引っ越すことを提案してみました。タチバナさんは泣きながら大喜び! 今ではタチバナさんがパニママの子どもたちの面倒も見てくれたりと、すっかり親友になっています。 出会いは最悪でしたが、素直な気持ちを打ち明けることで相手を理解できるのですね。その後、タチバナさんはマンションの住人とも打ち解け、第2の人生を歩み始めています。著者:ライター パニコレ
2023年05月19日■前回のあらすじ弟を見つけたあと間もなく、母が迎えに来ました。弟の涙の跡を見るなり事情を問いただし、怒りをしろみに向ける母。さらにユリアちゃんママに二度としろみたちに関わらないようにと言ったため、卒園までしろみが友だちに誘われることはありませんでした。同じクラスの友だちができて…その日あったこと感じたことを事細かに説明しなければならないという決まりがこの頃から追加されました。(幼稚園の頃は遊んだりお遊戯したり、やったことは大抵連絡帳に書いてあったのでそこまで聞かれなかったです)母の復讐!?そう言いながらめちゃくちゃ笑う母。体の小さな子どもの足を大の大人が踏むってどんな神経…!?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月14日■前回のあらすじ親子3人で暮らし始めると、母は何をするにも必ず許可を求めてくるようになりました。また弟をひいきするところもあり、しろみはますます自分の意見を言えなくなっていきます。母の束縛方法友だちにもらった物をあんな風に捨てられて悲しいやら悔しいやらでしたが、この頃の私はぐっと言葉を飲み込むしかできませんでた。この時言われた『貴方はママの言うことを聞いていればいい』という言葉にこの先も苦しめられることになろうとは…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月09日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。担任の鈴木先生が、奥さんの出産のため不在だったときに起きたトラブル。先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、そのことについてソウのお母さんに電話で報告をしました。生徒たちにソウとレクトのトラブルについて質問した先生。生徒たちは次々に、「レクトが一方的にソウに攻撃していた」と証言しました。すると突然、叫びながら暴れだしたレクト。先生はレクトを教室から連れ出し、落ち着きを取り戻してからふたりで話をすることに。その結果として、「レクトは嘘を認めたが、ソウに対して嫉妬心や独占欲、執着があるように感じた」と、ソウのお母さんに自身の見解を伝えました。レクトについて事前に情報を集めていたソウのお母さん。その際、「娘がレクトの姉にカツアゲされそうになった」という保護者の高木さんから話を聞いていました。高木さんの話では、「レクトの姉は娘に執着していて、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という事件があったそう。 鈴木先生の“執着”という言葉を聞き、レクトの姉のトラブルを思い出したソウのお母さん。「レクトが謝り、ソウも許してくれたので、子どもたちの間では解決した」という先生の話に、釈然としない気持ちでいると……。 先生から驚きの提案が…! 「あのっ……」 「解決した」という鈴木先生の話に不安があったソウのお母さんが、話をしようとすると……。 「ただ、レクトの“執着”は、僕としてはとても気になっています。そこでひとつ提案なのですが、もしよかったら、レクトからソウを引き離そうと思います」 「ふたりを引き離す……!?」 鈴木先生の話に驚くソウのお母さん。しかし、頭の中でレクトの姉のトラブルが頭をよぎります。 「高木さんの話を聞かなかったら、『そこまでしなくても大丈夫です』と断っていたかもしれない。でも今は、トラブルになってはいけない家庭だとわかっているから、レクトくんには申し訳ないけど……」 ソウのお母さんは、「ソウのことを一番に考えたい」と心を決めます。 「先生、それでよろしくお願いします」 ソウのお母さんは、鈴木先生の提案を承諾するのでした。 トラブルになった友だちとはいえ、“大人が子どもたちを引き離す”という判断は、悩ましいですよね。レクトの家庭に複雑な事情がありそうなことや、レクトの姉が起こした事件を踏まえ、ソウのお母さんは、「ふたりを引き離す」と決めました。根底にある、「息子のことを一番に考えたい」という気持ちは、共感できる場合もあるかもしれません。皆さんがもし、ソウのお母さんの立場になったら、どのような選択をしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月04日パニ子の娘・パニ美が通う幼稚園のボスママは他のママに嫌味を言ったり、ママ友の店で支払いをしなかったり、やりたい放題!スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「自称ベテランボスママに反撃!」を紹介します。パニ子は30歳の主婦。5歳の娘のパニ美と、夫のカズヤと3人家族です。 幼稚園のボスママは嫌味ばかりパニ美の通う幼稚園は、ママ友の関係も結構複雑でいろいろと面倒。特に4人の子持ちのママ・ユカリはボスママ気どりでやりたい放題。パニ子のパートが押してお迎えがギリギリになると「あらパニ子さん、今お迎え? 遅いのねぇ~。昼寝でもしてたのかしらぁ?」と嫌味を言ってくることも。 パニ子は最近、実家が経営している高級焼き肉店でパートを始めましたが、噂が広まるとややこしそうなので秘密にしています。 ママ友の夫が経営するレストランでタダ飯!?ある日のお迎えの時間、「明日ランチにうかがうから予約お願いね」と大人しいミオにユカリが声をかけます。ミオの夫が経営しているイタリアンレストランをママ友会に利用するそう。ミオが予約で埋まっていると伝えても、強引に押し通します。 困惑していたミオにパニ子が話しかけてみると、ユカリは1番高いコースを注文し、昼間からワインもガブ呑み。いつも「お店を紹介したんだから、私の分はサービスよね」と支払いもせず帰ってしまうとのこと。 パニ子は復讐を計画することに! パニ子の勤務先をユカリに伝えると……それから数日後、パート終わりのパニ子に「今日もお昼寝し過ぎたのかしら? 髪の毛ボサボサよ」と嫌味を言うユカリ。パニ子は「実家の『パニパニ』という店でお手伝いをしているから忙しくて」と話します。 高級焼き肉店に勤めていると知るや否や、ユカリが「焼き肉パーティーしましょうよ! パニ子さんのところで」と何度も誘ってきます。「じゃあ、うちでランチ会の計画たてますね」とパニ子が受諾。「その代わり、ちゃんとお代は払ってくださいよ」と念を押しました。 ランチ会は「うちの店」ではなくてランチ会当日、ユカリはママ友が来ないうちからお店で高級焼き肉を食べ始めます。そして1時間後、パニ子から「うちの庭でBBQ始めてますよ! まだ来ないんですか?」と電話が! まさか庭でBBQだったなんて知らないと言い張るユカリ。もちろん支払いをするつもりもなく、「お代は娘さんに請求してください」とパニ子の母に伝えて出ていこうとしました。 すると、パニ子の母が激怒!「自分の食べた分の支払いもしないで、この店を出られると思うんじゃないよ! 飲み食いした分、6万8千円払えないなら通報するよ!」と迫ります。 怯えたユカリは夫に電子マネーを送ってもらい、なんとかその場は免れました。 これまでの悪行が夫にバレて…このことがきっかけで、お店に迷惑をかけてランチに約7万円も使ったこと、子育ては親に押し付けていること、ミオのお店でもタダ飯を食べていたことなどが夫にバレ、愛想を尽かされて離婚することに。これまで未払いだったミオへの支払いは、ユカリの夫がきちんと済ませたとのことです。4人の子どもの親権も夫に取られたユカリは、何もなくなってしまったそうですよ。 一方、ユカリがいなくなった幼稚園はとても平和に! 幼稚園の保護者という限られた世界でいばり散らすなんて器の小さな話。他人を見下し、自分勝手にしていたこれまでの行いを反省してほしいものですね。 著者:ライター パニコレ
2023年05月02日4歳の長男は、お店で行列に並んだり病院の待合室で診察を待ったりしていると、すぐに「まだ?」と尋ねてきます。長く待つ必要があるときにはどうやって長男を退屈させないようにするか、いつも私は苦心していました。ある日、お弁当屋さんでテイクアウトすることにした私。しかしお店は混雑しており、なかなか商品を受け取れません。そんなとき、退屈してきた長男に、小学生の男の子が声をかけてきました。 行列に飽きてしまった長男に男の子が…ある日、私は子どもたちを連れてお弁当屋さんに行きました。お弁当をテイクアウトしてラクにごはんを済ませたかったのですが、お店は大混雑。お会計が終わっても、なかなか商品を受け取れません。待つことが苦手な長男は、「まだ? 早く帰りたい」と言い始めました。私がどう長男の気を引こうかと悩んでいると、そばにいた小学校高学年くらいの男の子が突然、「その靴かっこいいね!」と長男に話しかけてきたのです。 男の子とのお話で長男はご機嫌に少し驚きながらも、「うん」と答えた長男。長男が履いていたのは新幹線の絵が付いた靴だったのですが、男の子は「新幹線が好きなの? 他にも赤とかいろいろな色があるよね」と会話をどんどん広げてくれました。長男は退屈を忘れて、男の子と楽しげに話していました。そして男の子は帰る前にも、「きっともう少しでお弁当出てくるよ。頑張って!」と長男を励ましてくれたのです。そのすぐ後に私もお弁当を受け取り、長男は機嫌よく家に帰ることができました。 長男はお気に入りの靴を褒められ、好きな新幹線の話ができたことがうれしかったようです。長男の相手をしてもらい、私もとても助かりました。お願いしたわけでもないのに、長男をスムーズな会話で楽しませて退屈を紛らわせてくれたあの男の子のふるまいは、神対応としか言えません。長男もあの男の子のように、小さな子にやさしくできるお兄さんに成長してくれたらいいなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:香川えりか4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。
2023年04月29日パニ子は、夫と小1になったばかりの娘・パニ美と3人暮らし。パニ美の友達の母親は、パニ子の同級生・アケミ。金持ち自慢ばかりで、周りを見下します。しかし事件が……!スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「金持ち自慢が止まらない社長夫人女が感涙」を紹介します。パニ子は34歳のワーキングマザー。在宅で広告デザイナーの仕事をしています。夫のケイタとは8年前に結婚し、小学1年生になったばかりの娘・パニ美と3人暮らしです。 娘の親友の母親が同級生だった!入学して間もないパニ美に、サヤカという仲良しの友達ができたそう。公園に様子を見に行くと、2人で追いかけっこをして遊んでいます。パニ子は微笑ましく眺めていると、「サヤカ!いつまで遊んでいるのよ!」とサヤカの母が現れました。 よく見ると、サヤカの母はパニ子の高校時代の同級生・アケミ。「私、社長と結婚したばかりで、あの子は旦那の連れ子なの」と。聞けばサヤカの母は数年前に病死したのだとか。さっきまで満面の笑みでパニ美と遊んでいたサヤカは、うつむいたままアケミに手を引かれていきました。 信じられない発言に一同ドン引き!小学校の参観日のあと、パニ子がママ友たちと立ち話をしているとアケミが入ってきました。パニ子がアケミの自慢話を聞きながら適当に相槌を打っていると、「子育ての合間を縫って、チマチマ在宅ワークしているんだってね?」と話しかけてきました。「正直私としては、貧乏人の娘と関わらせたくないのよね~」と信じられない発言をしてきます。 パニ子があっけに取られていると、「そうだ! 貧乏人が絶対に行けないようなレストランに、あたしの奢りで連れていってあげる」と皆をランチに誘ってきました。半ば強引に、アケミとパニ子親子の他に数組の親子が高級レストランに行くことになりました。 カードが使えない!?レストランでもアケミの自慢話は止まりません。子どもたちは楽しそうに遊んでいたものの、大人たちは罰ゲーム状態。ようやくお会計の時間になり、アケミがカードで一括支払いをしようとすると「現在、利用停止になっているようで……」と店員さん。アケミが持っていたカードは、夫のシュウイチが利用停止の手続きをとったとのことでした。 慌てるアケミの隣で「今日のところは、私が支払うことにするわ」と会計するパニ子。そのときパニ子が使ったのは、年収2,000万円以上の人しか持てないプラチナカード! 実は、パニ子は業界では高い評価を受けている売れっ子広告デザイナーだったのです。 アケミはカードが使えなかったうえに、パニ子を貧乏人呼ばわりしたことを恥じて、顔を真っ赤にしています。 娘の言葉に泣き崩れて…サヤカがキッズスマホで連絡し、すぐにシュウイチが登場! 食事代を払ったパニ子に謝罪をし、現金で返金してくれました。サヤカの教育費に使うようにカードを渡していたものの、アケミが自分のためだけに使っていることが発覚し、カードを使えないようにしていたそう。 怒ったシュウイチが離婚を切り出そうとした途端、サヤカが「確かにママはマウントばっかり。お金をいっぱい使ったり、お友達を変な方法でお食事に誘ったり。でもね、ママになろうとして頑張ってるんだよ」とシュウイチを説得。アケミは感動して泣き崩れます。サヤカのおかげで、離婚は免れた様子です。 子どもは大人の様子をよく見ているものですね。子どもが大切だからといって、以前のアケミのように自分の価値観を押し付けて、子どもたちの世界にまで口を挟むようなことは慎みたいものです。これからもパニ美とサヤカの友情がずっと続きますように。著者:ライター パニコレ
2023年04月27日保育士の中田馨さんが、公園やお外で遊ぶ時に気をつけておきたいことについて教えてくれました。暖かい季節となり、子どもを連れて公園などの外遊びをする機会も増えてきましたよね。しかし、子どもが多く集まる公園では子ども同士やママ友との間でトラブルが起きてしまうことも…。よくあるエピソードなどもご紹介しているので、ぜひ確認しておきましょう!こんにちは!保育士の中田馨です。4月に入り、日中は外でも過ごしやすい季節になりました。寒い時期はなかなか外遊びができなかったご家庭も、お散歩や公園へ出かける機会が増えることでしょう。今回は、公園で遊ぶ時にママが気をつけておきたいことについてお話しします。 遊具の使い方は周りのお子さんの様子を見ながら公園は、当然のことながらみんなが遊ぶ場所です。例えば、公園に自分とお子さんの2人だけであれば、遊具を自由に使って遊んでもよいと思います。しかし、他のお子さんがいたら話は別です。遊具は定番の使い方をする方がよいでしょう。例えばすべり台。定番の使い方は、「階段から登って滑る」ですよね。しかし子どもは滑る方から登りたくなるものです。これが、自分とお子さんの2人だったらしてもよいでしょう。しかし、他のお友だちが滑り台を使っているときはやめた方がよいでしょう。滑り台の坂を登ろうとしたときに上からお友だちが滑ってきたら?とても危険ですね。遊具を定番の使い方をすることは、公園にいる子どもたちが安全に遊べる方法でもあるのです。 子どもが乱暴したときは注意をする公園で遊んでいると、どうしてもお子さん同士のおもちゃの取り合いをしたり、お友だちを押したり、叩いたり…などのトラブルが起こりがちです。1~3歳ごろのお子さんであれば、子ども成長するうえでの過程でもあるので誰にでも起こりうることなのですが、自分の子どもが少し乱暴なことをしても、何も言わない親御さんもいらっしゃるようです。「誰にでも起こりうること」とはいえ、「何も言わない」のは違いますよね。例えば、子どもがお友だちを押したら?「お友だちを押したらダメ!」と子どもに伝える必要がありますし、押されたお子さんにも「ごめんね。びっくりしたよね」など声をかけた方がよいでしょう。この一言があるのとないのとでは、全く違います。お互いにこの一言があるからこそ、「お互い様だから、大丈夫だよ」という気持ちが生まれるものです。 お子さんは「かして どうぞ ありがとう」を!公園で遊ぶことは、子どもにとって家族以外の人との人間関係を学ぶことでもあります。子どもたちがお友だちと関わる時に、言えると素敵な言葉があります。それは「かしてどうぞありがとう」の3つの言葉です。お友だちのおもちゃが気になったら「かして」と言います。逆にお友だちが「かして」と来たら、「どうぞ」と言えるとよいでしょう。さらにそれぞれ貸してもらったら「ありがとう」と言います。この3つの言葉は聞いているだけで気持ちがよい言葉です。この3つの言葉があるとないとでは、受けた側も言った側も気持ちが全く違います。是非ともお子さんにも言えるようになって欲しいものですね。しかし、この3つの言葉、お友だちの前で急に言えるようになるものではありません。普段の家族との生活の中で使うからこそ、身に付くものです。子どもだけに「“かして”って言うのよ」と言うのではなく、子どもは大人の姿も見ていますので、大人同士も「かしてどうぞありがとう」と言っている姿を見せてくださいね。 ママは勇気を出して挨拶を!皆さんに向けて、ママ友とのお付き合いの方法なんて書いている私ですが、実は人見知りのためママ友づきあいはとっても苦手です。初めてお会いするママさんに挨拶しようかどうしようか悩んで、勇気を出せずに挨拶しなかった。なんて経験もあります。もちろん、公園へ遊びに行くからといって、無理に誰かと仲良くなる必要はありません。ですが、同じ「公園」という空間にいるのに、何も言葉を交わさないことは何だかむず痒い感覚になることもあるでしょう。私の経験上、最初に挨拶をしなかったら次からの挨拶はもっとしづらくなります。ですので、知らないママさんであっても「おはようございます!」と勇気を出して挨拶することをおすすめします。もしできるのであれば、挨拶のときはニッコリ笑顔で!それだけで、何だかお互い気持ちのよい気分になれるものです。 公園にいる親同士がほんの少し心がけることが、子どもにとって楽しく安全な環境になります。春の気持ちよい気候の中で、目一杯公園で遊んでくださいね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年04月26日パニ子は夫と小学3年生の娘・パニ美と3人家族。オシャレが大好きなパニ美は授業参観にお気に入りの服を着て行ったものの、友達のママに非難されていた!スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「見下してくる金持ち自慢のママが涙の謝罪をした理由」を紹介します。パニ子は34歳の専業主婦。夫と小学3年生の娘・パニ美と3人で仲良く暮らしています。 授業参観で、娘が友達のママに……明日は授業参観日。パニ美はどの服を着ていくか悩むほど、オシャレが大好き!翌日パニ子が早めに教室に着くと、パニ美が派手なメイクにブランド服を着た、エリカのママ・スズキさんに話しかけられています。 「パニ美ちゃん、その服地味ね。どこで買ったの?w」とスズキさん。「おばあちゃんが作ってくれたの!」とパニ美が答えると、「今どき手作りの服!? 貧乏丸出し!」と悪口を言っているではありませんか! パニ子は慌てて「ちょっと、今のはどういう意味ですか!?」と口を挟みました。 パニ美の服を作ってくれている義母の正体に衝撃!「パニ美ちゃんの服、ひどくないです? 私は子どもには着たいものを着せてあげたいって思っているの」と、お姫様のようなワンピースを着ているエリカの服を見せびらかしてきます。 パニ子が言い返そうとすると、「大丈夫よママ。エリカちゃんは優秀な子だし、この服のことを分かっているママもいるわ」とスズキさん。 すると、「これ高級ブランドの服ですよね!大好きだけど、高くて手が出せなくて……。こんなシックなデザインの子ども服もあるの?」と他のママが話しかけてきてくれました。実は、パニ子の義母はこのブランドの社長兼デザイナー。パニ美の服は、義母が愛するパニ美のためにわざわざ作ってくれているのです。自分から言ったことはありませんが、パニ子はとてもお金持ち。衝撃の事実を知ったスズキさんが「何よ! 私のだって高級ブランドなんだから!」と怒鳴り始めました。 エリカが母親を説得その途端、エリカが「ねぇお母さん、もうやめよう」とスズキさんをたしなめます。「誰かを悲しませたり困らせたりしたら、謝らないいけないんだよ?」と落ち着いた声で伝えます。 黙ってうつむいていたスズキさんは、「ごめんなさい、パニ子さん、パニ美ちゃん」と謝罪。母親失格だと落ち込むスズキさんに「エリカちゃんはいつもお母さんのことを私に自慢しているの。見栄っ張りだけど本当は頑張り屋で、家では優しくて料理上手なお母さんだって」とパニ美が伝えます。 その言葉に、スズキさんは大泣きです。 義母に子どもたちの服を作ってもらうことに実は、スズキさんは貧しい家で育ったため、お金持ちに嫁いでから見栄を張って頑張っていたそうです。きちんと謝罪して反省したスズキさんを許すことにしたパニ子とパニ美。スズキさん親子を家に招いて、義母に服を作ってもらうことにしました。 見栄を張ることもなくなって、好きだったシックな装いでナチュラルメイクになったスズキさん。パニ子はとても仲良くなって、親子で温泉旅行に行く仲になったそうです。 人は見た目ではありません。周りの目ばかり気にしすぎて、背伸びをしていると疲れてしまいますよね。子どもたちのおかげで、大切なことに気づけたスズキさん。友情がこれからもずっと続きますように。 著者:ライター パニコレ
2023年04月11日友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をついていました。学校に出向いたソウのお母さんは、奥さんの出産のため不在にしていた担任の鈴木先生に会い、レクトとのトラブルについて相談。その話を耳にした、小学6年生のミミちゃんのお母さんに声をかけられ、ミミちゃんと同級生であるレクトの姉・メコちゃんとの間に起きたトラブルについて、話を聞くことができました。ミミちゃんはメコちゃんからカツアゲされそうになり、親に謝罪を求めたところ、高校生くらいのメコちゃんのお姉さんが訪れたそう。「この家庭に常識は通用しない」と判断したミミちゃんのお母さんは、娘の安全を守ることを優先し、先生の協力のもと、娘とメコちゃんとの関わりを一切なくすことで、トラブルを決着させました。 ミミちゃんと引き離され、荒れた生活を送っていたメコちゃん。「それが原因で、末っ子のレクトくんにも、何らかの被害が及んでいたのでは」と、ミミちゃんのお母さんは推測していました。トラブルを経験したミミちゃんのお母さんの話には説得力があり、この話を参考にしつつ、レクトとのトラブルを解決したいと考えていたお母さんは……。 トラブルが解決しないまま、学校に通う息子は… ミミちゃんのお母さんから、トラブルの経験談を聞けたお母さん。 「どうしたらいいかわからなかった自分にとって、いろいろな視点から冷静になって考えるキッカケになった」 レクトの姉を謝罪に行かせた母親のことや、「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」と、情報通のママ友から聞いたこと……。 「とても受け止められない家庭はある。私もまた、ソウのことを一番に考えよう」 ミミちゃんのお母さんから聞いた、「ミミの安全を優先して、トラブルを決着させた」という話に、考えさせられるお母さん。 その後、帰宅したソウに、お母さんは学校での様子を聞きます。 「レクトに睨まれたりはしたけど、オレは避けていたからあまり関わらなかった」 ソウの話に安心するお母さん。 「実は今日、たまたま鈴木先生に会えたから、レクトくんとのことをちゃんと話しておいたよ。鈴木先生ね、明日すべてを明確にするって」 ソウは、「明日か……。うん、わかった!」と、覚悟を決めたような表情をするのでした。 息子が見舞われたトラブルに、親としてどう対応すればいいかわからなかったお母さんにとって、経験者の話はとても参考になりました。「いろいろな視点から冷静になって考えるキッカケになった」と話すように、何事も多角的に、視野を広げて考えることは大切ですよね。そのためにも、事実確認をすることはもちろんこと、周りの人の話を聞き、さまざまな意見を取り入れながら、情報を自分で精査することが、トラブルを解決する道しるべになるのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年04月08日