みなさんは、お子さまといつまで手をつないで買い物に行きたいと思っていますか?小学校高学年以降、どんな親子関係を望んでいますか?文部科学省が公開している「子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集」(2009)によると、「どういう親でありたいか」という質問に対し、約8割の母親が「なんでも話し合える友だちのような母親」と答え、約6割の父親が「なんでも話し合える友だちのような父親」と答えています。どうやら、「できるだけ子どもの自由を尊重する親でありたい」と考える保護者が増えているようです。もちろん、家族の仲がよいのは決して悪いことではありません。しかし、親と子の距離感を間違えてしまうと、のちのち深刻な問題が生じることも……。今回は「友だち親子」の危険性と、親子の適切な距離感について考えていきます。「友だちのような仲良し親子」がじつは危険!「中学生、高校生になっても親と一緒にお風呂に入る」「毎日の洋服も進路も結婚も、迷ったときは親のアドバイスに従う」など、精神的距離が近すぎる親と子が増えていると、教育評論家の尾木直樹氏は述べています。尾木氏は著書『親子共依存』のなかで、ここ数年「うちの子、反抗期がありません」という保護者の声が増えたことに言及し、次のように指摘します。最初のうちは、このことを不審に思い、心配する親御さんも少なくありませんでしたが、いまや「うちの子は手のかからない、本当にいい子!」「とっても仲良し親子なんです」と誇らしげに言う人のほうが多数派になったようにも思います。(引用元:尾木直樹(2015),『親子共依存』, ポプラ社.)なかには、中学生の息子といつも一緒に買い物に行くことを嬉しそうに話す母親や、思春期の子どもと手をつないで歩く母親もいるそう。こうした現状を、「親子仲がよくてうらやましい」「ほほえましい」と肯定的に評価する風潮に対して、尾木氏は「非常に深刻な問題をはらんでいる」と苦言を呈します。名門校である鷗友学園女子中学高等学校の名誉校長・吉野明氏も、同様の問題を指摘しています。吉野氏によると、多くの女子学生とその母親に接するなかで、近年特に気になるのが「擬似姉妹」のような母娘の関係だそう。娘の側は、「友だちといるよりも母親と遊ぶほうが楽しい」と感じており、母親は「私は娘を一人前と認めている」と思い込んでいる――。一見、いい親子関係のようですが、実際はお互いに依存し合う「共依存関係」にあるのだと言います。そして一度、「友だち親子」のような共依存の関係に陥ってしまうと、子どもが成長するにつれてさまざまな問題が表面化するようになるようです。「友だち親子」の恐ろしい弊害3つ異常なまでに精神的距離が近い「友だち親子」は、子どもにとっても親にとっても、さまざまな弊害をもたらします。なかでも顕著なのは次の3つです。弊害1:「親子共依存」になるわが子にべったり依存してしまう親が増加している背景には、不安定な社会情勢や地域のつながりが希薄になっていることなど、複合的な要因が考えられますが、「子どもにとって “ものわかりのいい親” に見られたい」という親側の願望も見え隠れします。そして “ものわかりのいい親” になるために、親は子どもとの距離を必要以上に縮めようとするのです。すると、子どもは「自分のことを一番理解してくれる親」に対して、安心してすべてを委ねてしまいます。その結果、いざ自立すべき年齢になっても判断力や決断力がないため、親への依存度がさらに増してしまう――。これではいつまでたっても親離れ・子離れができません。「『友だち親子』になると、親子が同質化する傾向が深まる」と、共依存状態にある親子関係を別の角度から分析しているのは、目白大学教授の黒沢幸子氏です。同質化した親子は「境界線がない=ボーダレス」の状態になり、子どもの感情の揺れに対して親も共鳴してしまう「親子共振状態」を招くのだそう。つまり、子どもの感情に寄り添いすぎて、本来ならば大人としての適切な指導やアドバイスをすべき場面でも、子どもと一緒になって教師や友だちを攻撃するモンスターペアレントになりかねないと、黒沢氏は指摘します。また北海道にある篠路光真幼稚園のウェブサイトでは、共依存状態の親について、「子どもの自我を受け止めきれなかったり、ほかの子どもとわが子を比較したりと、親自身が子育てを楽しむことができなくなる」と書かれています。親子共依存は、子どもにとっても親にとっても、まわりが見えなくなる危険な状態と言えるでしょう。弊害2:「反抗期」がないまま成長してしまう「反抗期がない」と聞くと、「いい子に育ってうらやましい!」と思う方もいるかもしれませんが、子どもが大人へと成長する過程において、親に反抗心を抱くことは大事なステップです。ちなみに、親子問題が専門の心理カウンセラー・平岡亜紀氏によると、個人差はあれど「 男の子なら10歳、女の子なら11歳が反抗期スタートの目安」とのこと。また脳科学者の中野信子氏は、「反抗期は脳の発達段階のサイン」だとし、「子どもが外の世界を求め、親の価値観に逆らってみせる反抗期は脳の発達において重要」だと述べています。そして「仲良し親子のように、単調な刺激しかない状態、自分が知っているのと違う世界に触れる機会が少ない環境にいると、知能の発達に必要な知的刺激を十分に受けることができない」と警鐘を鳴らしています。そして、「いい子のまま大人になる若者が増えた背景には、親子の密着がある」と述べるのは、精神科医の大下隆司氏。就職しても実家で暮らしたがる子や、子どもを手元に置いて抱え込んでしまうというパターンが少なくないようです。ですが、あまりにも居心地のいい家庭は、子どもの自立の妨げになることもあるので要注意。大下氏は、「そもそも反抗期は、親の考えや価値観が自分とは違うと気づくことから始まる」と述べます。もちろん親はショックを受けますが、それはわが子が自分の力で人生を切りひらくための第一歩。物理的にも精神的にも離れることができて初めて、子どもは自立するのです。弊害3:「生きづらさ」を抱えるようになる適切な時期に反抗期を迎えなかった子どもは、自立すべき年齢になっても親との共依存から抜け出せず、「生きづらさ」を抱えてしまうことも。たとえば、引きこもりになってしまったり、仕事が長続きせずに転職を繰り返したり、友人関係でトラブルを起こしたりと、さまざまな面で苦労するケースが考えられます。日本メンタルアップ支援機構代表理事を務める大野萌子氏によると、「成長過程で、なんでも親に話すことを良しとされてきた子どもは、(大きくなっても)親に報告しないという選択肢はない」のだそう。その理由として、「親の強い圧力をはねのけることにエネルギーを費やすよりも、迎合して丸く収めることで家庭内での生きやすさを獲得してきた」ことを指摘しています。つまり、自分で考えることを放棄しているのです。親もまた、子どもが大きくなってからも、長年の癖でつい口出ししてしまうと言います。小さい頃から親の意見に従ってばかりいた子どもは、大きくなっても自分で決断することができず、不安を抱えたまま社会生活を送るようになります。その結果、うまく社会に適応できなくなり、「生きづらさ」を強く感じるようになるのです。「友だち親子」にならないための親の心得とはいえ、わが子を愛するがゆえに、つい口を出したり手助けしたりしたくなるのが親心です。「友だち親子」になるのを回避して、つかず離れずの関係を構築するためにはどんなことを心がければいいのか――。3つの「親の心得」をご紹介します。親の心得1:子どもと親は一心同体ではない。自分の人生を楽しもう!前出の吉野氏によると、「擬似姉妹」状態に陥っている親は、娘の友だちを悪く言ったり、娘が買ってきた洋服に「ちょっと派手じゃない?」と言ったりと、自律的に動き出した子を無意識のうちに引き止めようとする傾向があるそうです。それは、子どもと自分を一心同体だと思い込んでいるから。もしくは、子どもを自分の「分身」だと勘違いしているのです。子どもの手が離れていくのは寂しいものですが、子どもと自分の人生は別のもの。親自身もまた自分の人生を楽しむことで、お互いにとって充実した人生を送ることができます。新しい趣味を見つけたり、習い事を始めたりするなど、視野を広げることで自分の新しい可能性に気づくこともありますよ。子どもだけに向けていた目と心を、自分自身に向けてみましょう。親の心得2:悪ノリの友だちトークはNG。親は指導する立場である心理学者の植木理恵氏は、カウンセリングに来る親子の会話が「友だちトーク」になっているケースが多いことに言及しています。たとえば、子どもが「○○ちゃんが一緒のクラスにいるから嫌なんだ」と言ったら、親はまるで友だちのようなノリで「ああ、わかる……。○○ちゃんとは気が合わなそうよね」などと同調する様子をよく目にするそう。植木氏は、「子どもの話に悪ノリするのは、ただの育児放棄」と厳しく指摘しています。親であれば、「そう。だけど○○ちゃんにだっていいところがあるんじゃない?誰とでも仲良くできることも大事だよ」と、あくまでも大人として常識的な対応をするべき。“わが子に嫌われたくない” という気持ちを優先するのではなく、子どもの意見に共感を示しながらも、親は指導する立場であるということを忘れないようにしましょう。親の心得3:友だちではなく「子どもという選手のコーチ」になる友だち親子にならないほうがいい理由として、「相手のよくない点を指摘できなかったり、信頼関係が育めなかったりと、正面から向き合えない関係性になってしまう」ことを挙げているのは、子育てコーチングの専門家でNPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事の菅原裕子氏。友だちでいるためには、相手に好かれるような振る舞いをしてしまいがちです。しかし、親が子どもに対して遠慮して、正しい指摘ができなくなると、子どもは親への尊敬や信頼を失ってしまうでしょう。そこで菅原氏は、「子どもという選手のコーチになる」ことを提案しています。「コーチは選手の自由意思や自発性を大事にしながら、どうすれば、より早く走れるか、より高く飛べるかを考えて伝えます。選手に自発的な選択をさせながら能力を引き出すような枠組みを作ります。提案されたことを実行するのは選手自身です。親は、必要なときにさっとコーチの帽子にかぶり変える意識で子どもと向き合うのがお勧めです」(引用元:日経xwoman|反動子育てで友達親子に「誤った自由さ」のリスクとは)スポーツ選手が大きな大会やオリンピックを目指すように、子どもが自分自身で自分の「心」や「行動」をコントロールできるようになることを、子育ての最終目標として設定するといいそうです。わが子の「生きる力」を育むためにも、選手の能力を最大限に伸ばすコーチとしての役割を全うしましょう。***「自分の親が厳しかったから、わが子とは友だちのような関係でいたい」と望む保護者も多いかもしれません。ですが、友だちには友だちの、親には親の役割があります。子どもの精神的な成長のためにも、親自身が共依存に陥らないようにするためにも、そのことを忘れずに子育てをしていきたいですね。(参考)文部科学省|子どもの育ちに関する現状等に関するデータ集尾木直樹(2015),『親子共依存』, ポプラ社.東洋経済オンライン|「姉妹みたいな母娘」が危険である深いワケベネッセ教育総合研究所|2「友だち親子」の光と陰ー危うい「よい子」と「乙Men現象ー集英社 学芸編集部|思春期の頭の中はどうなってる?〈その2〉明治安田生活福祉研究所|親子の関係についての意識と実態ーー親1万人・子ども6千人調査ーー東洋経済オンライン|「子どもを潰してしまう親」には共通点があるあなたは「不幸アピール」をしていませんか?ダイヤモンドオンライン|「友だち親子」になってはいけない日経xwoman|反動子育てで友達親子に「誤った自由さ」のリスクとはお金のキャンパス|脳科学者中野信子が語る!第3回子どもの可能性を育てる脳育を考える(後編)ベネッセ教育情報サイト|反抗期はいつから始まるの?具体的な年齢と親の心構えについて篠路光真幼稚園|入園の時期で迷っている方へ
2022年03月31日「日本にベビーシッター文化を」という思いを掲げ、オンラインでのベビーシッターマッチングサービスを提供する「キッズライン」。今回、代表の経沢香保子さんがmamagirl WEBに登場!実業家として働く中で3回の出産と離婚を経て、シングルマザーとして生きる経沢さん。前編では経沢さんのこれまでのご経歴から、子育てのポリシー、キッズラインに込めた思いをお聞きしました。 日本中の誰もがベビーシッターサービスを使えるようにしたい―まずは、キッズラインを立ち上げるまでの経沢さんのご経歴について教えてください。経沢:大学卒業後、新卒でリクルートに入社し、営業職をしていました。その後、一度ベンチャー企業を挟み、当時まだ社員十数人程度だった楽天に入社。26歳のときに、自宅で女性のマーケティングに特化したトレンダーズを起業。その後、41歳でキッズラインを創業しました。プライベートでは、30歳で第一子、31歳で第二子、35歳で第三子の出産を経験しています。現在はシングルマザーでもあります。 ―育児と社長の両立をしながら走り続けている経沢さん。なぜそこまで頑張れるのでしょうか?経沢:両親の教えは大きいと思います。幼い頃から「経済的に自立した女性になりなさい」と言われ、また、門限が厳しく、高校生まで家族そろっての夕飯がルールでしたし、大学生でも外泊は禁止。私自身、はやく自由になりたいと思っていました。だからこそ、就職をして自分の力で自由に稼げることを目標にしようと考えました。特に新卒時は、一つの区切りとして「30歳までに形に残る仕事をしよう」と考えていたので、頑張れば頑張っただけ成果が出る営業職を選びました。当時のリクルートは男女の区別はあっても差別はない会社。がむしゃらに働いていましたね。―幼い頃からお母様の働く姿も見られていたのでしょうか?経沢:いえ、本当に一般的な家庭で、専業主婦の母でした。母は細かいことに気が付き、子どものためなら先回りしてなんでもしてくれるタイプ。中学受験の時も、私がつまずいた問題を先に勉強して、教えてくれていたほど。本当に尊敬しています。私は完璧な母親の姿を見てきたからこそ、家事と育児を両方できるのだろうか、と不安に思っていました。でも、女性として働きながら自分らしく生きていくというのを人生のテーマとしていたからこそ、全てを自分でやろうとするのではなく、保育園や場合によってはベビーシッターさん、家事サポーターさんにも頼ろうという発想に至ったのだと思います。障がい児の24時間介護と社長業、救ってくれたのはベビーシッター―経沢さんご自身もベビーシッターサービスを受けられていたのですね。経沢:はい、本当は保育園に預けて復帰するものだと思っていましたが、妊娠中にお腹の子どもに障がいがあると聞いて、絶望的に感じました。保育園がワーキングマザーにとって救いだと思っていたからです。当時は会社を辞めようかと思いましたが、社員に対しても責任がある。私は24時間介護が必要な子どもを持って、どのように生きていくべきなのか、本当に悩みました。そこで、ベビーシッターという存在を知り、救いを求めたのです。―キッズラインでは、「日本にベビーシッター文化を」をミッションに掲げていますが、この思いに至った背景を教えてください。経沢:先ほどもお伝えしましたが、30歳のときに出産した長女は重い障がいを持っていました。妊娠5カ月の時点で障がいが判明し、周囲は「産むことは諦めなさい」と反対。でも、私は最後まで責任を持って子どもに向き合うと決めていました。全力を尽くしたいと。その後、奇跡的に無事に出産でき、長女は4歳まで生きることができました。しかし、当然保育園には預けられません。当時社長だった私は、「出産後は保育園に預けて復職」という考えが砕かれ、どうしたらいいのかわからない状況。そこで必死で方法を調べてベビーシッターサービスに行き着いたんです。出産時の経沢さん(提供/キッズライン)しかし、当時のベビーシッターサービスでは、一般的には富裕層向けのサービスをが中心でした。まず入会金を払い、月額利用料金も必要で、依頼ごとに1時間3000円以上でした。私のようにさらに病児保育となると時給も5000円以上で対応してくださる方も見つかりづらい。仕方がないことだとは思いますが、自分の給料以上にベビーシッター代を払っている状況でした。でもあるとき、ベビーシッターさんに報酬を聞いたら、皆さん献身的に仕事をしてくださっているのに、あまりに対価に合っていないという感じの印象を持ちました。保育とは人が提供するサービスなので、いいサービスを提供するには良い人が良い条件で働けるようにしたらいいのでは。保育人材の不足も解決できる一つの方法になるのではないか?と考えるようになりました。インターネットで直接自分で探して、相手も選べることから、利用する側の金銭的にも心理的にも負担を減らせる仕組みにしようというのが、キッズラインの発想です。―たしかに、ベビーシッターサービスは富裕層が使うイメージでした。経沢:ベビーシッターサービスはどこも素晴らしいサービスを提供されていると思っていますが、キッズラインの仕組みの変わっているポイントは、利用者さんは自分に合ったベビーシッターを顔写真や経験、お住まいの地域、そして他の人たちの利用者レビューから自分で選び、直接依頼をかける。また、ベビーシッターさんは自分のプロフィールやスケジュールを表示し、自分の好きな時給を設定し、自分らしく働ける仕組みになっています。こうすることで日本中の誰でもベビーシッターを使えるようにしたいというのが私のビジョンです。育児も多様性が認められるべき―経沢さんが、お子様と接するときに気をつけていることを教えてください。経沢:子どもの自己肯定感を大切にしています。叱ることは今も昔もしないです。また、人生はなんでも本人が決めることが大切だと思っています。親がやってほしいことを押し付けるのではなく、本人が人生を選び取っていくイメージです。私はできるだけ選択肢を提示したり増やしたりするのが自分の役割だと思っています。例えば学校選びに関しても、いくつか一緒に見学に行っても本人が「ここがいい」と言ったら本人の意思を尊重してきました。自分の人生は自分で決められる大人になってほしいと考えています。息子さん・娘さんと経沢さん(提供/キッズライン)―お子さんの反抗期などはどう乗り越えましたか?経沢:あまり反抗期はなかったと思います…。特に、娘はいま10代で、思春期まっただ中。海外に留学しているのですが、私がシングルマザーで大黒柱だということがわかっているのか、反抗したりぶつかったりすることはありません。逆に「ママは社会のために頑張ってね」と応援してくれて、私の方が励まされることが多いです。―すごくいい親子関係ですね!経沢:当然、私の育児が正解ということではありません。それぞれの親子に健全な距離感が存在しているはずだと思っています。だからこそ、まずは「育児の多様性」が認められるべきだと思います。―たしかに親子とはいえ個人対個人なのだから、「こうあるべき」に縛られる必要はないですよね。経沢:私は、自分のことを育児に向いていない人間だとさえ思っています。ママ友を作るとか、子どものために学校行事に頑張って参加するとか、あまり得意ではありません。そういった過去もあるので、良い意味で「私は向いていない」と割り切って、楽観的に親子関係を楽しんでいます。その結果、娘が留学することになって、それは彼女にとっても私にとってもハッピーな関係になりました。向いていないことを認めずに全力で頑張り続けてしまうと、精神的な依存に繋がりますし、親子関係も破綻してしまうのではないかと思います。結局、母親がいつもイライラしていると子どもにとってもマイナスなのかなあと思っています。いつもニコニコしていることが親子にとって大切なんじゃないかと私は思うようにしています。 育児を軽やかに楽しむ経沢さんの言葉は、忙しいママたちのエールとなったのではないでしょうか。ママ業は、誰かの型にはまる必要はありません。みんながオリジナルな育児を楽しめるようになれば、ママも子ももっと幸せになれますよね。 後編では、mamagirl世代が直面しがちな育児のお悩みに、経沢さんがお答えします。乞うご期待!【経沢香保子さんプロフィール】 株式会社キッズライン代表取締役。1973年生まれ。リクルート、楽天を経て、2000年にトレンダーズを設立。2012年、当時女性最年少で東証マザーズ上場。2014年にキッズライン(旧カラーズ)創業。著書『すべての女は、自由である。』(ダイヤモンド社)他【お問い合わせ】キッズラインあわせて読みたい🌈【先輩ママ特別インタビュー後編】育児がもっとハッピーになることを目標に!
2022年03月29日「うるさい」「落ち着きがない」「言うことを聞かない」「集中力がない」「朝起きられない」など、つい、子どもの悪い面ばかり気になって、イライラしてしまう親御さんは少なくないでしょう。でも、お子さまにはいいところもたくさんあるはずです。それに、親御さんから見たら短所に見える個性も、別の誰かから見たら “長所” になるかもしれませんし、10年後にその長所が、お子さまの “強み” になっているかもしれません。今回は、「子どもの長所の見つけ方」をご紹介します。子どもの長所を見つけて本人に伝えることで、数え切れないほどのメリットがあるようです。いまある長所だけでなく、隠れた長所も見つけてあげましょう。短所にばかり目がいくのは、わが子とほかの子を比較しているから子どもの短所ばかりが目についてしまって、毎日叱ってばかり……と悩んでいる方は少なくないはず。赤ちゃんの頃は、ハイハイする姿、よちよちと歩く姿、転んだ姿でさえもかわいいと感じていたのに、いつの間にか子どもの短所ばかりが気になってしまうのはなぜなのでしょう。教育専門家の石田勝紀氏は、その理由を、「幼稚園や保育園など集団で過ごす時期に入ると、保護者がだんだんと自分の子どもとまわりの子どもを比較するようになるから」と分析。そして、短所ばかりを気にする親について、子どもに悪影響が出ると警鐘を鳴らしています。子どもの「らしさ」や「個性」のうち、短所は1/10で、長所が9/10だったとしても、保護者は9の長所には触れず、1の短所に触れてしまいがち。そうなると、子どもは1の短所が自分のすべてだと錯覚してしまって、短所ばかりが気になるようになってしまうんです。(引用元:ゼットスクエア|子どもの長所の見つけ方、伸ばし方(1))※太字は編集部が施したどきっとした方も多いかもしれません。けれど、子どもの短所が気になってしまうのは、それだけ子どもの未来を真剣に考えているからですよね。「子どもが将来困らないように、なるべく短所をなくしてあげたい!」と思う親心でしょう。とはいえ、短所ばかりを指摘するのは、やはりデメリットのほうが多いようです。石田氏は著書『子どもの長所を伸ばす5つの習慣』のなかで、親が子どもの短所ばかりを見つけて叱ることを「短所いじり」と呼び、「短所いじり」を続けていると、子どもの自己肯定感がどんどん下がってしまうと指摘しています。子どもの自己肯定感を高めたいのであれば、子どもへの「短所いじり」はぐっと我慢したほうがよさそうです。その代わり、子どもの長所をたくさん見つけて、本人に伝えてみませんか?親が「長所」を伝えると、子どもは伸びる!石田氏は、親が子どもに長所を伝えることで「子どもはぐんぐん伸びる」と話しています。具体的には以下のようなメリットがあるそうですよ。自分に自信がもてる自分のことを好きになる学力が上がる才能がぐんぐん伸びる将来「やりたいこと」を見つけやすくなる失敗しても気持ちが折れにくくなる 子どもは、意外に自分の長所を理解していません。そこで親が、子どもの長所を言語化し、「それってすごいことなんだよ」と肯定的に伝えてあげるのです。すると、子どもは「普通だと思っていたけど、〇〇できるってすごいのか!」と自分の長所に気づくことができます。また、教育コンサルタントの上野緑子氏によると、「自らの長所を知っている子は、長所も短所も含めて、自分を好きになることができる」とのこと。そしてそのような子どもは、「自分のことが好きだから、物事をポジティブにとらえられる」ので、「何事にも前向きな態度で取り組める」ようになるそうです。もし、困難な出来事があったとしても、たとえ大失敗してしまっても、持ち前のポジティブ思考で乗り越えていけると、上野氏は断言しています。逆に、自らの長所を知らないまま成長した子どもは、自分に自信がもてないため、うまくいかないことが起こったときに、人のせいにしたり、努力するのをやめてしまったりするのです。子どもの長所を「100個」見つけると、親の考え方も変わる長所を本人に伝えることで、たくさんのメリットを得られるのなら、どんどん子どもに長所を伝えたいところ。そこで今回は、教育評論家・親野智可等氏とビジネスコーチ・石川尚子氏がすすめている、「子どもの長所を100個書き出して本人に伝える」という方法を紹介します。そしてこの方法、なんと親御さん自身にも嬉しい効果があるそうです。親野氏が開催するセミナーで、参加者に子どもの長所を100個書き出してもらったところ、以下のような感想があったとのこと。・「短所は今親にそう見えるだけ。長い人生ではその子にとって長所かも」というお話が、目から鱗でした。・できて当たり前と思っていたことのありがたさを感じました。子どもの寝顔を見ながら涙が出ました。これからは、もっともっと子どもをほめます。ついでに、旦那もほめます。・昨日書いたものを忘れないように、これからもときどき読み返します。これからもいいところを見つけて、100個目指して書き足していきたいです。(引用元:親力講座|子どものいいところを100個書き出してみよう)そう、親にとっての嬉しい効果とは、「子どもを見る目が変わる」というもの。短所だと思っていたところも、見方によっては長所になるのです。長所を100個書き出して本人に伝える【やり方&アドバイス】それでは、やり方とアドバイスを紹介していきましょう。書いている途中で手が止まってしまったときは、親野氏・石川氏・石田氏のアドバイスを参考にしてみてください。やり方1:子どもの長所を100個書き出すノートに子どもの長所を100個書き出します。丁寧に書く必要はありません。テンポよく書いていきましょう。また、もし100個書けなかったとしても大丈夫。子どもの長所に気がついたとき、随時、ノートに書き足していけばOKです。アドバイス1:親にとって嬉しいことは、もちろん長所「計算が得意」「字が上手」「運動が好き」「ピアノを頑張っている」「弟に優しい」「お手伝いをしてくれる」「おもちゃを片づけられる」など、親にとって嬉しいことを書いてみましょう。ほかにも、子どもが好きなことも長所になります。「絵を描くことが好き」「漢字で書かれた駅名が全部読めるほど、〇〇線が好き」「サッカーが好き」などです。アドバイス2:親にとって都合が悪いことも長所になる「(ママの苦手な)ダンゴムシを見つけるのが上手」「意志が強い。絶対に意見を曲げない」「高いところに登ることが好き(危ない!)」「都合が悪くなると、お笑い芸人のマネをするところ」のように、親にとって都合が悪いことであっても長所になります。視点を変えてみると、 “生きていくうえで必要な能力になりそう” だと思いませんか?アドバイス3:短所を長所に「変換」してみる「飽きっぽい→好奇心旺盛」「神経質→細かいことによく気がつく」など、短所を長所に変換してみてください。すると、短所だと思っていた欠点が、「寝る直前に宿題をやるときの集中力がすごい」「叱られてもすぐに忘れて復活する回復力」「やりたくないことをやらずにすませる技をもっている」といった、 “すばらしい個性” に変わります。アドバイス4:一歩下がり法で長所を見つける「遊んでばかりで勉強しない」「もっと字を丁寧に書いてほしい」とイライラしているとしたら、それを「友だちと遊べる」「字が書ける」と一歩下がって考えてみませんか?「できて当たり前」という価値観は、親が勝手に描いた「こうあってほしい」という価値観です。ありのままの子どもを受け入れ、いまある長所を認めてあげましょう。アドバイス5:子どものおかげで親が得たものに感謝する“究極のほめ言葉” である「ありがとう」を書いてみてください。「あなたがいるだけで嬉しい。生まれてきてくれてありがとう」ーーお子さまが存在しているということ自体が長所なのです。また、「ママとパパを親にしてくれた」「日々、愛情を感じさせてくれる」なども長所になります。やり方2:子どもの長所を伝える子どもに長所を伝えます。ノートを見せてもいいですし、親が読み上げてもいいでしょう。そして、「あなたには長所がこんなにあるよ。すばらしいことだよ!」と、お子さまに伝えてください。子どもに長所を100個伝えると、親子関係が劇的に変化する!では、100個の長所を子どもに伝えることによって、親子関係にどんな変化が起こるのでしょう。石川氏によると、まず、子どもの長所を100個書き出し終わったとき、「わが子にはこんなに多くの長所があるのか!」という気づきを得られるのだそう。そして、「こんなにすばらしい子なんだから、何があってもこの子は大丈夫だ!」と子どもを信じることができるようになるとのこと。また、子どもを信じることによって「子どもに対する見方が自然と肯定的なもの」に変わっていくため、「子どもに対する接し方もおのずと肯定的なもの」になります。すると自然に、子どもも何事にも意欲的になり、やる気にあふれてくるのです。石川氏は、「親子関係がガラリと変わり、子どものやる気も高まります。一生のうちに一度でいいので、ぜひ挑戦してほしい」と、この方法を強くすすめています。【実際にやってみた!】子どもの長所を100個書き出す石川氏の「親子関係がガラリと変わる」という言葉を信じ、筆者も子どもの長所を100個書き出してみました。小学校4年生(女子)の現状反抗期に突入したらしく、「わかってる」「いまやろうと思ってた」などの言葉が増えてきた。友だちとの時間を大切にするようになり、帰宅時間などの約束事を破ることが増えた。父親との会話がかなり減った。 上記のとおり、反抗期に入った娘にどう接していいものかと悩む毎日です。「子どもの長所を100個書き出す」直前も、帰宅時間をめぐって口げんかをしてしまい、いざノートを前にしても10分ほど何も書けませんでした。そこで、アドバイス1~5を参考に、各アドバイスにつき10~15個ずつ書き出し、書いているあいだに思いついた内容もどんどん書き足していく、という方法をとりました。書き出した長所を改めて見てみると、とても優秀な子どものように錯覚してしまいますが、残念ながらそんなことはありません。ですが、アドバイス4の一歩下がり法を使えば、「去年に比べたら、ほんの少しだけ字がきれいになった(できれば、もっと丁寧に書いてほしい)」→「字がきれい」、「『片づけて』と20回くらい声かけすれば、すっきりと片づけてくれる」→「片づけ上手」と変換できてしまうのですから不思議です。以下、子どもの長所を100個書き出してみて、筆者が感じたことをまとめました。子どもの見方、こう変わった!最近怒ってばかりだったけれど、「この子にはこんなにいいところがあったのか」と考えられるようになった。短所だと思っていた「怒られてもケロリとしているところ」は、「切り替え力がある」と思えるようになった。言うことはまったく聞かないけれど、「よく寝てよく食べてくれるだけでありがたい」と考え直した。「生きていてくれるだけでいい!」と心から思えた。 親子関係の変化子どもの長所を見るようになって1週間、「わかってる」「いまやろうと思ってた」といった娘の言葉が減りました。同じく、筆者自身もイライラすることが減りました。また、ここ数か月、親子げんかのもとになっていた「帰宅時間」についても、「友だちが多いことは娘の長所である」と考えるようになったからか、うるさく言うことがなくなったのです。石川氏が言うように、長所を意識したことで「子どもを信じることができる」ようになったのでしょう。 長所をノートに書いてから3日後、娘にノートを見せました。「読んでみてどう思う?」と聞いてみたところ、「お母さん、よくこんなに書いたね。ありがとう。書いてくれて嬉しい」という感想でした。子どもの長所を100個書き出して本人に見せることで、子どもが急に勉強好きになったり、親の言うことを何でも素直に聞くようになったりということはありませんでしたが、親も子もお互いに少しだけ優しくなったように感じます。石田氏は50,000人以上の子どもたちを指導してきた経験から、「長所を伸ばして自信がつくと、子どもはもともと自覚している短所をあとから是正しようとする」と断言しています。親がガミガミ指摘しなくても「子どもは自分の短所を知っている」のです。ですから、まずは子どもの長所を見つけて本人に伝え、たっぷりと自信をつけてもらいましょう!***子どもの長所を100個書き出し終わって、筆者が強く感じたのは「娘が生まれてきてくれてよかった」ということでした。妊娠がわかった日のこと、初めてお腹のなかで娘が動いた日のこと、生まれたばかりの娘の顔などを思い出し、「ああ、生まれてきてくれて本当によかった」と思ったのです。親野氏が言うように、集中力がなくても、落ち着きがなくても、「生まれてきてくれたこと」それだけで、 “すばらしい長所” なのだと気がつきました。子どもの短所ばかりが気になって毎日イライラしてしまう……というときこそ、ぜひ、子どもの長所を探してみてください。お子さまの長所がたくさん見つかりますように。(参考)石田勝紀(2021),『子どもの長所を伸ばす5つの習慣』, 集英社.古荘純一(2020),『自己肯定感で子どもが伸びる』, ダイヤモンド社.ゼットスクエア|子どもの長所の見つけ方、伸ばし方(1)All About|子供のいい所を10個言えますか?子育ての秘訣とはベネッセ教育情報サイト|子どもの「長所を100個書き出す」効果 [やる気を引き出すコーチング]親力講座|子どものいいところを100個書き出してみよう
2022年03月25日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか?大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「反抗期の子どもへの対応」「子育てに口出しする義母」をご紹介します!「反抗期の子どもへの対応」遠方の義実家には年に数回、近況報告を兼ねて電話しています。子供が小さい頃には電話を途中で変わって、元気な声を聞かせていました。子供の反抗期が始まった頃に「最近反抗期に入ったのか、なかなか言うことを聞かなくて…」と何気なく義母に話したら「それは力の見せ所だわ。口答えなんかしたら、2、3発力いっぱいはたいてやったらいい。最初が肝心だからね」と…。いやいや、それは虐待ですよお義母さん…!反抗期は誰にでもあるのに、それはないんじゃないかと思いました。(50歳/専業主婦)「子育てに口出しする義母」義実家に遊びに行ったときのお話です。義母は色々と子育てに口出しをしてきます。新生児の娘に「お風呂上がりはジュースを飲ませた方がいい」と言って許可なく勝手に飲ませようとして娘はギャン泣き…。また、「抱っこをしすぎ。抱っこ癖がついてしまう」などと色々と口出しをしてきます。口癖は「私たちのときはこうだった」と、いつも自分の意見を押し付けてきます。(29歳/専業主婦)こんな義母と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月22日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか?大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「細身のわが子に」と「反抗期の娘を見て」をご紹介します!「細身のわが子に」子どもたちが、幼稚園から低学年くらいまで続いた義母とのエピソードです。会う度に義母が子どもたちに「細いねー。ちゃんとご飯食べさせてもらってる?」と聞いてきます。子どもたちが「いっぱい食べてるよ」言っているのに、会うたびに聞いてきて…。すかさず私が「いっぱい食べるんですよ。この子たち代謝がいいから太らないんですよね〜」っていう、このやりとり「いつまで続くんよ〜」と思っていましたが、子どもたちが高学年になり体も大きくなり自然に言うことは無くなり…。たくさん食べてもなかなか大きくならない子どもを持つ親としては、微妙に傷つく一言でモヤモヤしました。(46歳/専業主婦)「反抗期の娘を見て」二世帯住宅で同居している義母についてです。私の12歳の長女は口が達者で、反抗期も重なって気が強く生意気な時期です。その話を義母としていたら、「誰に似たのかしらねえ、うちの子(旦那)は穏やかで素直だったけど」と…。まるで私のせいだ、とでも言いたそうな口ぶりに腹が立ちました。ですが、旦那は高校を停学になったこともある少しヤンチャだった子。穏やかで素直な子どもが停学になんかならないと思います…!(40歳/主婦)こんな義母と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月22日「ママをやめた日」第4話。7歳差兄弟を子育て中のyokaさんの体験漫画「ママをやめた日」。仕事、家事、子育てをしながら順調だと思っていた私でしたが……。長男トモたんは中間反抗期、パパは講座にハマる日々。自分もつい共感できるマンガの世界に逃げていったyokaさんですが、更に追い討ちをかけるように事態は悪化していき……。 「ママをやめた日」第4話 小学校3年生になった長男トモたんは、中間反抗期を継続中。さらに次男のナオたんもイヤイヤ期に突入!ワンオペ・イヤイヤ期はまさに苦行! 実は待機児童のナオたん。保活に疲れ果てて、子ども達からは全否定されてどこにも逃げ場がない!!! 以前、住んでいた場所は休職中でも保育所に入れられたのに、まさか自分の出身県で子育てに悩むなんて思ってもみなかった。 子育ては手伝わないくせに、SNSのフォロワーが増えたと言っているパパにイラッ!!! この程度のことで泣き言を言うのは、私が世間知らずで自分に甘いからだと思っていた…。 次回は、わずか4時間で自宅を購入!そこで起こったまさかの変化とは? ※この話は、現在の話ではなく過去の体験談です。著者:マンガ家・イラストレーター yoka2010年、2017年生まれの7歳差兄弟を育てるワーママです。子育て漫画や日常で思った事など色々描いてます♪
2022年03月18日「ママをやめた日」第3話。7歳差兄弟を子育て中のyokaさんの体験漫画「ママをやめた日」。仕事、家事、子育てをしながら順調だと思っていた私でしたが……。パパが会社を退職し、長男、ママが次男をお世話するというフォーメーションは成功したと思われたのは一瞬だけで……。 「ママをやめた日」第3話 長男トモたんは、小学校2年生になると中間反抗期を迎えました。 とにかくママの言うこと全てに反抗!口が悪い、挨拶返事をしない、機嫌の良い時以外は常に文句を言う。毎日つづく、言い争い。 それなのに自分が反抗する時以外は甘えてくる。 中間反抗期についてネットで調べても、トモたんに合うアドバイスは見つからず、悶々としていました。 パパに相談したいのに、急にマナー講座や心理学講座を受け始め我関せず。 長男の時もワンオペだったけど…でもやっぱり今度こそは二人で向き合って子育てしたかったな… この頃から育児マンガにハマり、そこで大変なのは自分だけじゃないことにを共感できる世界にハマっていきました。 次回は、トモたんの中間反抗期に加え、次男ナオたんもイヤイヤ期に突入して... ※この話は、現在の話ではなく過去の体験談です。 著者:マンガ家・イラストレーター yoka2010年、2017年生まれの7歳差兄弟を育てるワーママです。子育て漫画や日常で思った事など色々描いてます♪
2022年03月17日こんにちは。助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。人にはほとんどと言っていいほど「反抗期」というものがあります。それは、どの子にも大なり小なり、長かったり短かったり、波のように時期を変え何度も訪れます。今日は子どもの反抗期についてお話しします。 反抗期、実は気を引くため?反抗期は、親も子どもも大変なエネルギーが必要です。子どもはママがしてほしくないことばかりを繰り返してくれるので、ママはイライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。 時には感情のコントロールがきかなくなって「何度言ったらわかるの!」と、怒ってしまうことも。でも多くの場合、子どもは大好きなパパやママの「気を引くための行動」をとっているだけなのです。 ほめるのは一瞬、でも叱るのはダラダラしてほしくないことを子どもがしたときは、ママはちゃんと注意したり叱ったりしますが、ビシっと叱っても子どもはパっと切り替えができません。しつこく感情をぶつけてしまいがちです。 なのに、大人から見てできて当たり前のこと……たとえば、遊んだあときちんと後片付けができたときや、全部残さずきれいに食べたときは、ほめたとしてもそれはほんの一瞬だけだったりします。 子どもなりに頑張ったことに対してママの反応が薄いと、大好きなママにかまってもらいたい子どもは、「そうか、いけないことをするとママはこっちを向いてくれるんだ!」と思ってしまうことも。大好きな人がこっちを向いてくれるなら、その相手が嫌がることであっても手段は選びません。それが子どもなのです。 飽きるくらいいっぱいの褒め言葉を子どもは、ただママに褒められたいのです。認められたいのです。愛されたいのです。 それは私たち大人だって同じですよね。 この子どもの健気な行動を止めるには「よかったね」「すごいね」「助かったわ」「頑張ったね」「ありがとう」「大好き」とたくさん伝えてあげましょう。 大人にとって当たり前のことも、子どもにとっては一生懸命だから。しつこいぐらいにたくさんの褒め言葉を投げかけてあげましょう。 そして、いつも信じていること、認めていること、愛していることを態度でいっぱいいっぱい知らせてあげましょう。 何度か訪れる反抗期に、落ち着いてゆとりをもって付き合えることを目指して、ぼちぼちいきましょうね。 イラスト/ごぼふく 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2020年に12人目を出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2022年03月07日2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1,320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!【Q】「16歳になる娘は今、反抗期真っ盛り。スマホでYouTubeばかり見ているから注意すると父親の私にむかって『うるさい!』と。あれだけ愛情と心血を注いで頑張って子育てしたのにと思うと残念です……。反抗期は治りますか?」(サージさん・51歳・東京都・会社員)【A】「愛情を注げば報われると思ったら大間違い」(蛭子能収)オレにも、たしか娘がいると思いますが、反抗期ってあったんやろか?(マネージャー「蛭子さんは運動会も授業参観も行ったことがないほど、子育ては奥さんに任せていたからわかりませんよね」)でも、この人は、言うことを聞かない娘が、変な状態だと思い込んでいるようですが、どうなるかわかりませんよね。反抗期のままずっといったりして……ウフフ。(マネージャー「愛情を注いだのに報われないのはかわいそうですよね」)だからって、子どもに愛されて当然と思うものなんですかね……面倒くさい人ですね。なんか不機嫌な人が、家にいると思っていればいいと思いますよ。オレの女房も、出会ったころは、デート中や旅先でもすごく不機嫌になっていたから放っていました。(マネージャー「それはデートでも旅行でも競艇ばっかりしていたからですよ」)そっか、あれだけ愛情と心血を注いで計画を練って競艇場に行っているのに、プリプリするなんておかしいと思っていました、てへっ!
2022年02月28日多くの母親が経験するであろう息子の反抗期。今では成人してすっかりやさしくなった長男も、思春期は毎日が戦闘モードでした。対する私も、よせばいいのにまさかの臨戦態勢! 更年期VS思春期の親子バトルを繰り広げてしまったのです。仲が良さそうな周りの親子を見るたび、うらやましいやら情けないやら…… 。ホルモンバランスの波にさらされた親子の泥仕合は、約2年間続きました。更年期VS思春期の親子バトルイライラする長男とオロオロする私陽気で愛されキャラだった長男が、ささいなことでイライラするようになったのは、中学2年生のころでした。野球バッグのファスナーを無理やりこじ開けて壊したり、ポロシャツのボタンを外さずに脱いで引きちぎったり。そうかと思えば上機嫌で話しかけてくる日もあります。これがうわさに聞く思春期男子の反抗期なのか!? と、私は実感し始めました。このとき私は46歳。長男が14歳、次男が11歳とまだまだ子育てに忙しく、更年期の不調もそれほど強く感じてはいませんでした。思春期男子の反抗期に漠然とした不安はあったものの、理由もなくイライラするような精神状態ではなかったのです。そんななかで始まった長男の反抗期。最初のころは、何が気に入らないのかまったくわかりませんでした。うっかり地雷を踏んでは怒らせてしまい、オロオロする私。長男のご機嫌を損ねたくなくて、次第に話すのが怖くなっていきました。中学校には休まずに登校するし、野球も頑張っている。そこに悩みがあるのはわかるけれど……。ひたすらイラついている長男に戸惑うばかりでした。更年期のイライラが発動しバトル開戦!ささいなことで怒りを爆発させる長男の様子にショックを受けながらも、引きずられるように私も長男に対してイライラを募らせるようになりました。怒らないで話し合いたいのに、話せば喧嘩になるという悪循環。一度衝突したら、売り言葉に買い言葉の泥仕合が始まります。何がきっかけでこんな大喧嘩になったのだっけ? と、原因すらわからなくなる始末。強い疲労感やめまいなどの更年期症状もイライラに拍車をかけ、コントロール不能な迷走が続きました。その後も長男の荒れっぷりはエスカレート。私と言い争いになった腹いせに、照明のスイッチを力まかせに叩いて壊すわ、部屋にバリケードを築いて立てこもり食事を拒否するわ、まるでドラマのような展開を見せ始めたのです。それでも私に手を上げることは決してありませんでした。物に当たったり、暴言を吐いたりするけれど、必死に自分を抑えてもがいている。部屋の前に置いておいた食事をきれいに平らげ、キッチンに下げてきた長男のばつが悪そうな顔を見て、私はようやく自分の愚かさに気付きました。心配だから、歯がゆいからと、つい口うるさくしてしまったけれど、そんなことは本人が一番よくわかっていたはず。多感なお年ごろの長男にとって、私はさぞかしウザい母親だったことでしょう。夫や次男の協力で事態は好転へ私は深く反省し、ひたすら母としてやるべきことだけをやりました。食事を用意し、弁当を作り、野球のユニフォームを洗濯する。長男の生活に必要なことだけをおこない、必要でないことに口を挟むのをやめたのです。長男の態度はそう簡単には変わりませんでしたが、言い争いは劇的に減っていきました。また高校受験など、これから先に控える長男にまつわるほぼすべてのことを夫に任せ、私はフォローに徹することにしました。私と長男がバトルを繰り広げていたとき、夫は中立の立場を取っていました。私のことを責めないけれど、長男のことも怒らない。そんな態度に不満を感じていましたが、結果的にはそれが正解だったようです。長男は素直に夫の話を聞いて勉強や野球に打ち込むようになり、高校生になるころには反抗期を卒業していきました。わが家のもう一人の男子である次男はどうなったのかというと、彼は大変クールな男性に成長しました。暴れることなく思春期を過ごしたのは、紛れもなく母と兄のバトルを見ていたからでしょう。冷静沈着で母にはとてもやさしいけれど、あっという間に親離れしてしまいそう。なんだか物足りない? いやいや平和で何よりと安心しています。まとめあれから7年。成人した長男とは今、あの嵐のような2年間を笑って振り返ることができます。でも当時の私は、荒れる彼を鎮めるどころか、さらにあおるような言動をしていたのです。更年期のイライラだったのかもしれませんが、親としての器が小さかったと反省しています。親子バトルは長男が高校生になるころには終結。中学時代と同じように悩みはあったはずですが、周囲に当たるようなことはめっきり減りました。私が更年期を自覚し、夫に任せたことで事態は好転していったように思います。次男の反抗期がなかったことも大きな要因。そういえば夫も次男だったな……。私の更年期卒業まであと数年。このまま平和な日々が続きますように!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/しおみなおこ著者/みやび(53歳)大学生と高校生の男子2人の母。夫の自営業を手伝いながらマイペースにライター活動中。息子の野球に全集中した12年間が終わり、燃え尽きたあとにやってきたのは更年期と介護だった……。趣味のヨガで体を整え、すべてを乗り切る所存!
2022年02月27日なんでこんなにイライラしているのか、自分でもわからない。「誰か、この気持ちわかってよ!」と思うけれど、この家に私の味方は1人もいない。こんな家族をつくるんじゃなかった……。40歳を前に起こった私の体の異変と長男の反抗期についてお話しします。★ウーマンカレンダー更年期のお悩み記事をもっと読む40歳を前にした体の異変と長男の反抗期38歳のころでしょうか、上の子が小6、下の子が小2のときです。ついこの間まで甘えていた上の子が無口になり、早めの反抗期に突入してしまいました。口を開けば「は?」とか「うぜぇ」とか……。上の子の反抗期はいわゆる暴言がメインでした。「そんなの気にしちゃいけない、親はドンと構えて見守ってあげて!」と先輩ママにも言われていましたが、頭ではわかっていても上の子の暴言を聞くたびにイライラして、受け流すことができない。「親に向かってなんてこと言うの!」とか、時には「出て行きなさい!」と正面からぶつかってしまうこともありました。そしてぶつかり合った夜には、「昔はこんなに怒りっぽい人間じゃなかったのに、私どうしちゃったんだろう……」と泣いていました。同じころ、私の体にも異変がありました。毎月のように突然頭痛に見舞われるようになったのです。その頭痛と一緒に胸の張りも出て、症状が治まると生理になったので、これはPMS(月経前症候群)なんだろうと考えていました。そして生理にも異変があり、1週間続かずに2、3日で終了してしまうことが何度かありました。そのころ夫はというと、会社がとにかく忙しくて毎日のように夜遅くまで働く日々が続いていました。誰も助けてくれない……この家には味方が1人もいない。私はそう考えるようになったのです。耐え切れない頭痛…そして泣き叫ぶ次男ある日、パートの最中に頭が痛いなと感じました。いつもなら頭痛薬を飲むのですが、その日はちょうど手持ちを切らしていたのでなんとか我慢してパートをやり切り、家に帰りました。家に着いてすぐに薬を飲みましたが、痛みは治るどころかどんどんひどくなるので、早く帰ってきた次男に看病してもらいながら横になっていました。しかし、静寂はつかの間……反抗期の長男が帰宅するとランドセルを玄関にバンッとぶつけ、階段をドスドス上がり、自室の扉を大げさにバタンッと閉めました。大きな音が出るたび私の頭はズキンと痛み、「お兄ちゃんに静かにしてって言ってきて」と次男にお願いしました。次男が上に行ってしばらくは静かになりましたが、数分後、叫びに近い次男の泣き声と「ぶん殴るぞ!」という暴言が聞こえてきます。私は止めに入ろうと立ち上がりましたが、その瞬間グラッと地面が揺れたのです。強烈な目まいでした。それと同時に頭痛も激しくなり、ものすごい吐き気に襲われました。耐え切れず急いでトイレに駆け込み、何度もゲーゲー吐き、それでも吐き気が止まらず胃液までも吐き出してトイレに突っ伏してしまいました。「ママ死なないで!」。異変を察した次男が駆け寄り、さらに大泣きします。長男は自室に閉じこもりきりで助けてくれません。わが家はカオスでした。夜間救急、泣きながら夫に訴えた夜たまたま早く帰ってきた夫がトイレで突っ伏している私を抱え、夜間救急に連れて行ってくれました。診断は片頭痛で、「原因はストレスによるものじゃないか。頭痛が続くようなら頭痛外来の受診をしてください。ただ、脳神経系の異常も考えられるので、今後脳外科の受診をおすすめします」と言われました。その日の夜、私は泣きながら夫に自分の思いを伝えました。長男のこと、私の体のこと。長男のことはわかってもらいましたが、私の体のことは男性の夫には理解できない様子でした。「病院で診てもらったほうが良い」。それが夫の言える精いっぱいの言葉でした。「なんでもっとわかってくれないの……」とモヤモヤして寝ましたが、次の日に生理が来て気持ちがスッとラクになったのを覚えています。しばらくして婦人科へ行き、今回の症状を医師に伝えると「PMSでしょう」と言われました。その日はPMS改善のためにプラセンタ注射と漢方薬を処方されて帰宅しました。それから、夫から長男にこのことを話してもらいました。まとめこのことで私の症状と長男の反抗期が改善したということはありません。翌月も受診して2カ月同じ治療をしましたが、まだあまり効果は感じていません。ですが、医師に相談したことで気持ちがスッキリし、それにより私なりの考えである解決策を見出しました。それはイライラしても生理が来ればスッキリすると思うこと、長男は私の症状がひどいときはあまり近づかないこと、ひどいときをなんとかやり過ごす、相手の状況の正しい理解と少しの思いやりを持つ。このことを頭に入れると、ちょっとだけ長男との関係が改善し、私たちは家庭崩壊という最悪なシナリオを免れました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)【粒来先生からのアドバイス】月経があるどのライフステージでもPMSはみられますが、特に40代前後は多い印象があります。この時期は仕事や家事、育児といった日々の働きに対して、体の無理が効かなくなる時期と考えられます。若いころに比べて、月経周期による女性ホルモンの波がシンプルに体にこたえる世代と思います。漢方療法などでPMSの症状を緩和できる可能性はあります。一方、頻回に嘔吐する頭痛、めまいなど症状が強い場合は、脳血管障害も鑑別にあがりますので、脳外科への受診も検討してください。イラスト/あさり著者/Rin(42歳)高1と小6の男子に包囲されてる女子力低下気味ママ。
2022年02月05日子どものためを思って、ついつい言いすぎてしまう…。子育て渦中のママさんが陥りやすい問題を描いた連載「息子の家出」に、読者から厳しいリアルコメントが届きました。■最近急に息子が反抗的になってしまい…「お母さんはあなたのためを思って…」そんなことを言い続けるうちに、息子が言うことを聞かなくなってしまい…。■反抗的な息子と喧嘩になり…お互いがヒートアップして、つい売り言葉に買い言葉…。ついには…。息子が家出してしまったのです…!こんな親子関係に、読者から厳しい声が届きました。■「自分のため」では息子が家出するのも当然・子どものこと全然信用してないんですね…。それじゃ、家出して帰ってこないと思います。子どものためじゃなくて「子どもをきちんとさせることで安心する自分のため」に思えてしまいます。・自分の正しいと思うことを息子に押しつけているだけで、彼のためではないです。・こういうお母さんがよく間違えているのは、自分のイライラをぶつけたい、子どもを“自分の望むようにしたい”からモラハラパワハラしてるのに、自分は子どものためを思ってるのに反抗されると被害者意識でいっぱいになることです。 自分が反対の立場だったらそんな人がいる家に帰りたくないでしょう?・「自分はどうすれば」「自分のせいなのか」「勉強はどうすれば」で、自分のメンツのことしか考えてなくて、子どものことなんか思ってもいないように見えてしまいます。■子どもにも子どもの意思や意見があるはず・子どもには子どもなりの考えがある。 我が子と云えど一個人。 「あなたのため」と言いつつ、本心は「自分のため」「頑張っている自分を認めて貰いたいため」・・・。子どもってそういうの敏感だと思いますよ。 ただ、何でもかんでも子どものいう通りにするべきとは思っていません。 頭ごなしにいうんじゃ無くて、子どもと顔を向き合わせ目を見て落ち着いて話せば子どもにも伝わりますよ? こんな、家事の片手間で顔も見ずにごちゃごちゃ言われたら誰だって嫌じゃないですか? 私がこの人の子どもだとしても反抗するだろうし、家出もしちゃうかも…、ですね。・親御さんはなんでも子どもを自分の思う通りに動かそうとしがちですが、子どもも一人の人間で、自分の意思や意見が有ります。 親御さんだって、両親の言う通りにばかりその通りに生きて来た訳ではない筈です。・言わなきゃやらないと言うけど、言えばやるの? やらないから怒ってるんだよね? 自分は言われなくてもできたの? できたならなぜ? できなかったらなぜ? イライラするくらいなら、どうしてやらないのか、どうすれば快くできるのかを考えなきゃいけないですよね…。■母親だって休むべきです・母親としては、当たり前の事をしていると思います。ただ、何にも言わないで、子どものしたいようにさせてあげてもいいように思います。こういう事態になってしまったら、まず、お母さんが2~3日どこかに旅行にいって、ゆっくりしたほうがいいと思いますよ。つい口うるさく子どもを叱ってしまう母親に、読者から厳しい意見が届きました。ですが、親としては子どもに“しっかりと自分の人生を歩む力をつけて欲しい”から「あ〜した方がいい」「これはダメかも」という思いが出てきてしまうんですよね…どの家庭にも起こり得る問題に奈美さんファミリーはどう立ち向かったのか…!? 連載「息子の家出」の気になる結末は、ウーマンエキサイトに掲載されています!▼連載「息子の家出」
2022年02月03日米アニメーション『アダムス・ファミリー2アメリカ横断旅行!』の公開記念舞台挨拶が1月29日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、前作に引き続き日本版声優を務める杏、生瀬勝久、秋山竜次が登壇した。前作に登場したマーゴ・ニードラー役で吹替を担当したLiLiCoも駆けつけ、「今回は出番なし。スケジュール空けていたのに」と恨み節。舞台挨拶の司会を務めあげ、本領を発揮していた。LiLiCoお化け一家のアダムス家が騒動を巻き起こす長編アニメーションの第2弾。一家の大黒柱であるゴメズは、思春期を迎えた長女ウェンディーとの絆を深めようと、家族全員でキャンピングカーでのアメリカ横断旅行に繰り出すが、行く先々でトラブルに巻き込まれる。アダムス家のママ・モーティシア役を演じる杏は「前作は町での出来事でしたが、今回はアメリカ全土を巻き込んで、スケールも大きくなっている」とアピール。個性あふれるキャラクターが多数登場する内容にちなんで「自分の個性は?」と問われると、「どうやら背が高いらしいです。自覚はしていないんですけど、そこが個性になっている」と返答し、司会のLiLiCoを驚かせていた。杏パパ・ゴメズを演じる生瀬は「ロードムービーと言えば、ロードムービーだし、ただのコメディではない、文字通りファミリーの深いお話になっている」と見どころを紹介。フェスターおじさん役の秋山は「今回、僕は目立っていますよね」と声を弾ませ、「体型を近づけるため、体重も5~6キロいきました(増えました)し、ずっとフェスターの顔つきで過ごしたので、周りから『お前、ふざけているのか』と言われたことも」と笑いを誘った。生瀬勝久長女の反抗期もテーマになっており、杏は「ちょうど15歳でお仕事を始めたので、当時はそれほど。今が反抗期というか、遅れてきた青春で(笑)、髪の毛を染めたことがないので、染めてみたい気持ちになっている」。生瀬は中学時代、生徒会長を務めていたといい「とにかくいい子。何に反抗すればいいのかも分からなかった」と回想した。一方、秋山は「とにかく、かあちゃんがうるさくて、実家のトイレの壁に穴をあけたことも。(穴を隠すため)きれいな花のポスターが貼ってあって、心が痛んだ」と学生時代のエピソードを披露した。秋山竜次取材・文=内田涼<作品情報>『アダムス・ファミリー2アメリカ横断旅行!』ポスター『アダムス・ファミリー2アメリカ横断旅行!』公開中監督:グレッグ・ティアナン / コンラッド・ヴァーノン脚本:ダン・ヘルナンデス / ベンジー・サミット / ベン・クイーン / スザンナ・フォーゲル吹替キャスト:杏 / 生瀬勝久 / 二階堂ふみ / 堀江瞬 / 秋山竜次 / 京田尚子 / 大塚明夫(C) 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2022年01月29日■前回のあらすじ中間反抗期の長男が求めているものが少しずつわかってきた私。それを踏まえて、反抗期の対応を考えてみるのでした。■これが理想的な構図!■この反抗もいつか必ず終わる正直、まだまだにぃくんの反抗的態度を前に怒り狂って怒鳴ること日常茶飯事レベルですが、前の30から今は10くらいには減ったかな~という感じです。最後に、同じ年頃のお子さんを育てている親御さんへ…。お子様の態度の変化に悩まれてその原因を探る時、「中間反抗期」という理由にたどり着くことが大多数と思いますが、稀にほかの因子がある場合もあります。たとえば、いじめや体調不良など、必ずしも「中間反抗期」と決め込まず、ほかの可能性も念頭に置いていただけると幸いです。きっとあっという間に今の時間は過ぎて、すぐに今度は思春期反抗期で悩むのだろうなと思いつつ…。このお話はここまでとさせていただきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2022年01月03日■前回のあらすじ学校と家での態度の違い、その理由を想像してみたら、親には「どんな自分でも嫌われないんだ」という安心を求めているのだと思うのでした。■調べてみたことを実践!■失敗のリカバリーは一緒に考える!今回は、中間反抗期の対応について私なりに調べたり考えたことを描いています。まずは本人に任せる。先回りして口を出さない。失敗もさせてみる。突き放さず、否定より共感。大人の価値観は伝えるだけで強要しない。言葉は「うれしい」「助かる」などのポジティブワードを。失敗のリカバリーは一緒に考える、など。これは私としての「理想」であって、「現実」いつもそうできるかというと、なかなか難しい時もありますけれど…。次回に続く「中間反抗期という名の成長証明書」(全9話)は21時更新!
2022年01月02日■前回のあらすじ2年生になり学校生活で大きな成長を見せた長男。しかし家での態度は悪化…。相反する態度から長男の気持ちを想像すると、寄り添えた気持ちになったのでした。■親がどれだけ自分を許容してくれるか■外でがんばる分、家で安心を求めてるのかも外の世界で必死に張りつめている気持ちを、家では、家族の前では、緩めたい。がんばれない自分も、わがまま言う自分も、どんなにダメな自分も、嫌わず受け入れてくれる場所であってほしい。そういう願いが、にぃくんの反抗にはあるのかもしれないと、少し思えるようになりました。次回に続く「中間反抗期という名の成長証明書」(全9話)は21時更新!
2022年01月01日■前回のあらすじ次男のイヤイヤ期は長男の時の経験があるから気持ちが楽だと感じる一方、第1子の子育てはいつも不安だらけ。“まっとうな人間に育てる責任”が時々重すぎてしまいます。■なんで反抗期ってあるんだろう?※私が自分で調べた、あくまで一般的情報にすぎないということをご理解ください。■反抗期を迎えた息子に親は何をすべき?今回は、一般的な中間反抗期がどうして起こるのか、その原因から理解して、受け入れることに努めようとしました。もともと人見知りの激しいにぃくんが小学校に入ったことで、どれだけのストレスを抱えているのか、私はもっと想像しなければいけなかったと思いました。毎日楽しく過ごしているように見えても、子どもなりの“努力”が必ずそこにあって、“努力”とセットの“ストレス”も必ず抱え込んで家に帰ってくる我が子を、親はもっと“許容”して、甘えさせてあげるべきなのかもしれない…。そんなふうに思ったのでした。次回に続く「中間反抗期という名の成長証明書」(全9話)は21時更新!
2021年12月29日■前回のあらすじ長男の反抗的な態度を前に感情が抑えきれず、日に何度も怒鳴りつけるようになってしまい…。そんな親の言葉や態度に、長男は何を感じていたのでしょうか。■第2子のイヤイヤ期、余裕がある理由は■育児に正解はないとわかっていても…おとくん(第二子)のイヤイヤ期は、にぃくんの時の経験があるから少し余裕を持てるけれど、第一子の子育てはいつも不安だらけで気が張る…。まっとうな人間に育てる責任、重すぎてつぶれそう…。多分どれだけ私がひとりでアタフタしてもカラ回ってるだけなんやろうなーと思うのですが…。次回に続く「中間反抗期という名の成長証明書」(全9話)は21時更新!
2021年12月28日低学年の頃は素直だったのに、学年が上がるにつれて親に反抗して生意気な態度をとるようになった――。これって反抗期!?思春期に「親がうざい」と感じるようになるのは、親御さん自身も経験があるはず。でも実際にわが子の反抗的な態度を目の当たりにすると不安になりますよね。今回は「子どもが反抗期に突入したときに親が心がけておきたいこと」について、とことん考えます。反抗期はいつから?「親がうざい!」のメカニズム反抗期なんてまだまだ先のこと――。そう思っていたのに、いつのまにかわが子がそっけない態度をとるようになって困惑していませんか?反抗期と聞くと中学2年生前後の思春期をイメージしますが、じつは小学校中学年くらいから「前思春期」が始まっているのです。学校心理士スーパーバイザーとして子どもの心のケアに従事している医学博士の芳川玲子氏は、「これまでと違う姿に保護者は不安になるかもしれませんが、子どもは、生理的な発達にともなう変調、対人関係の難しさ、自我の形成にともなうしんどさなど、大変さを同時に抱えています」と話します。第二次性徴が始まる10歳前後は、ホルモンの分泌が盛んになり、成長に体力がとられて疲れやだるさから体内バランスが崩れやすくなります。さらに心理面でも、自我が芽生えて不安定に。ですから、親の干渉がうっとうしくなるのも、この時期の子どもにとっては当たり前のことなのです。■10歳の壁俗に言う「10歳の壁」とは、小学3、4年生になった子どもたちがぶつかる学習面での壁を指します。勉強がぐんと難しくなる時期であり、抽象的なことが理解できないとそこでつまずいてしまうのです。さらに学習面以外でも、10歳を境にして心身ともにさまざまな変化が訪れます。幼さゆえの万能感が次第に薄れて、現実が見えてくることも内面的変化のひとつ。それにより、自分と他人を比較してコンプレックスや自我が芽生え、感情が複雑化していきます。親御さん自身も、その時期は意識が自分ばかりに向いていませんでしたか?その感情は子どもが大人に向かって成長している証なのです。法政大学文学部心理学科教授の渡辺弥生氏が述べるように、「10歳の壁」ではなく「10歳の飛躍」ととらえてみると、この時期の子どもを温かい目で見守ってあげられるかもしれません。■「親がうざい!」のメカニズム脳科学者の中野信子氏は、著書『中野信子のこども脳科学 「イヤな気持ち」をエネルギーに変える!』のなかで反抗期のメカニズムを詳しく解説しています。子どもの「親がうざい!」という感情には、神経細胞が関わっているようです。一般的に、脳のなかでは、神経細胞(ニューロンといいます)が枝のような突起を伸ばし、情報を伝えるためのネットワークをつくって成長します。このとき、逆にネットワークから、いらない部分を刈り込むことも成長には必要なのです。(引用元:中野信子(2021),『中野信子のこども脳科学 「イヤな気持ち」をエネルギーに変える!』, フレーベル館.)親から「○○してはダメ!」「こうしなさい」と行動を修正される(= いらない部分を刈り込まれる)ことで、子どもの脳のなかではどんどん情報が整理されていきます。つまり、親のアドバイスは子どもの成長に欠かせないということ。しかし、小言を言われた側の子どもは、せっかく成長したネットワークが、親に勝手に “刈り込まれる” と感じてしまうので、「親がうざい!」という気持ちになるのです。わが子に「うざい!」と言われて、「そんなつもりはないのに……」と必要以上に落ち込んで傷つかなくても大丈夫。中野氏が指摘するように、「うざい」のは「脳が引き起こしている感情のひとつ」なのです。反抗期にありがちな子どもの言動妙にイライラしたり、すぐ不機嫌になったりと、これまでとは明らかに違う「複雑さ」を抱えるようになるのが反抗期です。前出の芳川氏、渡辺氏、産婦人科医の高橋幸子氏などの専門家の意見を参考に、反抗期にありがちな子どもの言動をいくつか挙げてみます。反抗期にありがちな子どもの言動「おはよう」「ただいま」「おやすみ」などの日常のあいさつを自分からしなくなった。学校での出来事を話さなくなった。親が聞いても「別に」とそっけない態度……。「うるさいな!」「いまやろうと思ってたのに!」など強い言葉で言い返してくる。自分の部屋にこもるように。一緒にテレビを観るなど親子で同じ空間にいる頻度が減った。父親とあまり話さなくなり、避けるようになった。片づけや整理整頓がおろそかに。「片づけなさい!」と注意するとムッとされる。親のちょっとしたミスに対して揚げ足をとるようになった。ドアを思いきり閉めたり、物を投げたり、荒っぽい動作が目立つようになった。 「ちょっと前まではあんなに素直でかわいかったのに……」「お母さん、お母さん、とまとわりついてきてくれた頃が懐かしい……」親としては少し切なくなりますが、この変化こそが子どもがまっすぐに成長している証でもあるのです。次項では、反抗期の子どもへの対処法や親の心構えについて考えていきます。子どもの反抗期。親の心構えと対処法3つ反抗期は成長の証だとわかってはいても、子どもに生意気な態度をとられると、ついカッとなってしまったり落ち込んだりしてしまいますよね。こんなとき、親はどのように気持ちを切り替え、どのように対処したらいいのでしょうか。「反抗期に親が対応を誤ると、子どもがうまく自立できず、あとあと大きな問題に発展することもある」と話すのは、子どもの心理に詳しい東京成徳大学教授の田村節子氏です。田村氏によると、反抗期とは、「蚕でいえば、いままで幼虫だったのが自分のまわりに “まゆ” をつくっているような状態」なのだそう。“まゆ” という壁で親と距離をとって、自分なりに決断をする機会を少しずつ増やすなどして、じっくり自分をつくっていくのがちょうどこの時期。そして自分をつくり終えて、殻を破って出てくるのです。ただし、その途中で親が間違った行動をとると、子どもがうまく自立できなくなるので注意しなければなりません。反抗期への対処法1:子どもが望む距離感を心がける先に述べたように、子どもの反抗を「自立への第一歩を踏み出した!」と考えるようにしましょう。実際に、反抗期は子どもから大人へ成長するための通過点です。わが子がちゃんと育っていることが実感できるなんて、「反抗期ってありがたい!」と考えてみませんか。無理に子どもに干渉せずに、どんと構えて適度な距離を保ちましょう。先ほどの “まゆ” の例えに照らし合わせて、蚕がまゆのなかでじっくり自分をつくろうとしているのに、外から無理矢理糸を切ったり、中身を出したりしてしまったら成長しません。強引に対応すると、子どもはますます親を拒絶するようになり、反抗期を終えても親との心の距離は広がったままになってしまいます。反抗期への対処法2:干渉はしない。でも「関心」は向ける年頃の子どもに過剰な干渉はNGだということは理解できても、どの程度放っておくべきかわかりませんよね。前出の渡辺氏によると、「関心を向けてくる相手を追っ払ってひとりになることと、関心がまったく向けられず、ほったらかしにされてひとりでいることは全然違う」のだそう。親は子どもが心配なときにだけ「大丈夫なの?」「ちゃんとやってるの?」としつこく声をかけてしまいがちですが、それは子どもの心をますます閉ざすことにつながります。できれば子どもが頑張っているときや、楽しそうに過ごしているときこそ、「集中して勉強してるね」「そのマンガ、おもしろそうだね」と声をかけてあげましょう。子どもに関心を寄せていることを伝えるのが大切です。反抗期への対処法3:「あまのじゃく」を逆手にとる教育評論家の石田勝紀氏もまた、「反抗期ではなく “自立の一歩” ととらえるべき」と指摘しています。いままで反抗したくてもできない状況だったけど、自我が芽生えてようやく親の指示や命令に反抗できるようになったのは、まぎれもない成長です。それでもつい「反抗期」と呼んでしまうのは、「子どもは親の言うことを聞くべき」という思考にとらわれているから。まずはその考えを改めて、「親が言うことと逆のことをしたがる=あまのじゃく」な子どもの性質を利用して対処しましょう。「勉強しなさい!」「ゲームはやめなさい!」と注意してさらに状況が悪化した経験がある人も多いはず。このように親の理想と逆方向に向かう原理を応用して、試しに「勉強なんかしないで遊びに行こう」と誘ってみるなど、あえて「やってほしくないこと」を言ってみてください。きっと思わぬ反応が返ってくるでしょう。***子どもの反抗期は、私たちが考えるほど深刻な問題ではありません。それどころか、わが子の成長を目の当たりにできる「嬉しい出来事」でもあるのです。親がしっかりと子どもに向き合い、関心を寄せ続けてあげることで、子どもの心はまっすぐ育ちます。反抗的なわが子がどんなに心配でも、「干渉せずに見守る」ことだけは忘れずに。(参考)『AERA with Kids特別編集自己肯定感を高める本』,2020年2月,朝日新聞出版.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「10歳の壁」ではなくて「10歳の飛躍」!親が我が子の10歳をもっと面白がるべき理由STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「親がうざい!」と感じるのは成長の証?脳科学者・中野信子先生がひもとく、子どもの「イヤな気持ち」の仕組みmsn|「クソババア」暴言を吐く反抗期の子を枯らす親の間違った行動ベネッセ教育情報サイト|反抗期の子どもには、どう声をかけたらいいの?実は聴いているからこその「伝え方」東洋経済オンライン|今日もわが子が「思い通りに動かない」理由3つ「観察」を超えて「監視」することの悪影響
2021年12月28日■前回のあらすじ小2の長男の態度が今までと違ってきて、親としてどう対応すればいいのか悩み…。そんなとき、「中間反抗期」という言葉を知るのでした。■口答え、友達優先、外面良しのフルコンボ■感情のコントロールができなくなった私は…にぃくんの場合は、話を聞かない、ウソをつく、友達優先で約束を破ったり、だけど外面は良いという、なかなかの手ごわさで、私は自分の感情を抑えられず日に何度もにぃくんを怒鳴りつけるようになってしまいました。しかし、その時にぃくんは、どう感じていたのだろうか…。次回に続く「中間反抗期という名の成長証明書」(全9話)は21時更新!
2021年12月27日女優の鈴木京香、中条あやみ、古川琴音、俳優の細田佳央太、お笑いトリオ・東京03の飯塚悟志が出演する、三井住友カード「家族ポイント」の新CM「家族ポイント はじまる」編、「家族ポイント だって家族だから」編が、2022年1月1日より放送される。CMで描かれるのは、職人気質の“旦那くん”(飯塚)と再婚したばかりの妻“南波(なんば)さん”(鈴木)を中心とした“どこにでもありそうな家族”の日常。長女を中条、次女を古川、長男を細田が演じる。○■出演者インタビュー――三井住友カードのCMキャラクターに起用された感想をお聞かせください。鈴木:こんなすてきな家族の一員になれると聞きまして本当にうれしかったです。細田:母が実際に三井住友カードを使っていて、(CM出演を母に)報告したら「頑張ってきて」って言ってもらえたので、すてきな家族の中の一員になれて幸せです。――CMの役柄についてお話をお聞かせください。飯塚:鈴木京香さんの旦那さんって……ちょっと現実味がなさすぎてピンときてないんですけど(笑)。ちょっと浮いてる存在なんです。“なじめてない”っていう意味では“そのままできる”というか(撮影現場でも)全 然なじめてない(笑)。これからどんどん仲良くなっていけたらいいなと思います。中条:私は実生活では末っ子で、長女の役が初めてなので……すごい楽しいですね、大家族って(笑)。古川:なんか不思議な家族だなと思って。最初は家族っていう感じがするのか不安だったんですけど、だんだん家族の空気とか、「飯塚さんって何者なんだろう?(笑)」みたいな雰囲気になって楽しくできました。――CMの設定である“南波家”について紹介をお願いします。鈴木:まだ私もつかめてないところがあって……。父は外国の方ですけど、私はこんな和顔ですし、長女(中条)はとてもハイブリッドな美人で、キュートな次女に、ちょっと九州男児のようなしっかりした息子、と。 どういう感じなんだろう(笑)。あとは、どういうきっかけで私と飯塚さんは知り合ったのか、とにかくまだいろいろ分からなくて(笑)。飯塚:そこがね、全く見えないんですよ(笑)。どこで出会ってなぜ結婚するに至ったのか……それが今後どうなっていくのか、そこをさかのぼるのか、なれ初めとか分かるのか……すごく楽しみですね。――“旦那くん”がディズニーランドでプロポーズするシーンがあるかもしれませんね(笑)。飯塚:ディズニーランドで……って、ボクの実話じゃないですか!(笑)。恥ずかしいからやめてくださいよ。花火を見ながらネックレスを渡して「結婚してください」って……恥ずかしいじゃないですか(笑)。――皆さんの(本当の)ご家族や思い出深いエピソードを教えてください。中条:姉とペットのワンコがいます……って、どういう発表なんだろう(笑)。母に「ちゃんと犬の散歩に行きなさい」って言われて、絶対するって言ったんですけど……結局、お母さんが散歩してます(笑)。古川:私は兄が1人と両親と、猫が2匹いて、猫も実のきょうだいです。家族のエピソードは今、思い浮かばないけど……猫は相当かわいいです。1匹がキジトラで、もう1匹が真っ黒な猫で、血がつながってるのに見かけが全く違うんですよ。飯塚:南波家みたいだね(笑)。古川:はい、南波家みたいな猫を飼ってます(笑)。細田:ボクは母と妹と3人で暮らしてます。ボクも妹も反抗期がなくて……家族仲はいいですね。飯塚:どうするの? 数年後、急に反抗期が来たら(笑)。細田:数年後……ボクの反抗期が来たら、それは自立のタイミングですね(笑)。――今日の撮影で楽しかったことや印象的なエピソードを教えてください。鈴木:楽しいし、すごく順調に進むんですよね。演出の方もすてきだし、スタッフの方も親切だし。“失敗談” 的なことはないですね、あまりに順調すぎて。飯塚:朝から全力疾走で……飲み物を持って70〜80メートル、5本くらいダッシュしたんです。クタクタです!(笑)。でも楽しいです。本当に(キャストの皆さんが)気さくで、これから仲良くやっていけそうです!
2021年12月22日■前回のあらすじ勉強に集中しない娘にイライラしてばかりだった楓は、“ただ勉強させること”だけに囚われるのはやめようと、気持ちをリセット。さらに、娘がテレビで興味を持った“工業地帯”を自ら調べて苦手を克服していく姿に、楓の意識も変わっていって…。 >>1話目を見る 反抗期真っ只中の娘とは衝突することもあるけれど、それでも以前と比べてきちんと“会話”ができるようになっていました。これまでも塾のお迎えはしていましたが、話すのは「漢字テストはできたのか?」とか、「わからないところはなかったか?」とか。けっして、楽しいとは言えないような話ばかり。このため塾の帰りは、「勉強の話はしない」と自分に戒めを立てていたのですが…。勉強は、机に向かうだけじゃない。そして、私の知らない世界も娘はいっぱい学んでる! 私は娘のイキイキとした表情に、救われたような気持ちになりました。夏休み最終日を迎えても、あいかわらずバタバタ、イライラの娘。これから受験勉強がますます本格的になっていくことを考えると恐ろしくもなりますが、娘には“できること”が着実に増えているし、必ず前進している!そう信じて、これからも一緒に頑張ろうと思っています。※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月17日株式会社スタジオアリス(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:牧野 俊介)は、小学生の子どもを持つ男女400名と、中学生の子どもを育てた経験のある男女100名を対象に、「小学校の卒業と家族時間に関する調査」を実施しましたので、結果をご報告します。本調査では、小学校高学年以降、約2人に1人が家族で過ごす時間が減少していることが判明。家族の時間を確保するための工夫や、子どもと過ごす時間に対する不安なども明らかになりました。また、親と一緒にお出かけしたいと考えている小学生が6割以上いることも分かりました。さらに、小学生最後のイベントである「卒業式」に出席したい、写真を残したいと考える親がそれぞれ9割以上に上ることが明らかになりました。スタジオアリスでは、成長の一つの区切りとなる「卒業式」を記念に残す撮影プランをご用意しています。今回、小学6年生の子どもを持つインフルエンサーのAyanaさんが、実際にスタジオアリスで小学校卒業記念に写真撮影を体験した様子とインタビューについてご紹介します。調査結果 トピックス1.小学校高学年以降、約2人に1人が家族で過ごす時間減少。塾・習い事や友人関係が原因家族時間を増やす工夫「毎日ご飯を一緒に食べる(69.8%)」親離れを感じた瞬間エピソード5選2.小学生に調査!親としたいこと1位「お出かけ」2位「ゲーム」 8割以上が家族時間に満足1位「お出かけ(63.0%)」2位「ゲーム(44.5%)」、3位「一緒にご飯(42.8%)」3.成長に伴い、8割以上が家族で写真を撮る機会減少。「一緒に出かける回数が減った(58.8%)」先輩ママパパの後悔「結婚式で使える子どもの頃の写真がない」「入学式、卒業式の写真がない」4.9割以上が小学校の卒業式に出席したい。卒業式の写真を残したい親も9割以上理由「大切な節目だから(89.5%)」「思い出になるから(74.0%)」5.先輩ママパパが伝授!小学校卒業後に準備しておくべきこと「スマホやゲームなどの時間や使い方のルール」「親離れの覚悟」■ 1.小学校高学年以降、約2人に1人が家族で過ごす時間減少。塾・習い事や友人関係が原因まず、家族の時間について調査を行いました。子どもが小学校高学年になって以降、中学に入学するまでに、家族で過ごす時間が減っているかについて聞いたところ、約2人に1人が「感じる(18.8%)」「どちらかといえば感じる(29.2%)」と回答しました。家族で過ごす時間が減っている理由については、「塾や習い事に通い始めた(59.6%)」「子どもが友だちと遊びに行く機会が増えた(50.8%)」が挙げられました。家族以外のコミュニティができたことで、自宅にいる時間が減少しているようです。また、「子どもが一人でスマホを見る時間が増えた(33.3%)」といった、現代ならではの回答も一定数ありました。続いて、家族と過ごす時間を増やすためにどのような工夫をしているかについて質問すると、「毎日ご飯を一緒に食べる(69.8%)」「毎日の出来事について子どもの話を聞く(56.4%)」を意識している人が多いことが判明。暮らしの一部の時間を使って、毎日子どもと向き合う時間を設けていることが見てとれます。家族の時間を確保できるように様々な工夫をしている人が多い一方で、子どもと過ごす時間に対する不安や悩みについて聞いてみると、反抗期真っ只中な子どもとの接し方や子どもの思考が読み取れないことへの不安などが寄せられました。また、子どもが成長したことで「距離を置かれた」とショックに思ったエピソードを募ってみると、子どもの素っ気ない態度や、一緒の行動を嫌がるといった子どもの反抗的なシーンが寄せられました。<子どもと一緒に過ごす時間の不安・悩み5選>「反抗期ということもあり、甘えたい時とそうじゃない時の判断がつかず、対応に困ることがある」(東京都・45歳・女性)「宿題したか、歯磨きしたか、片付けて、などの小言ばかりになってしまう」(富山県・39歳・女性)「受験生のため、話題が勉強や受験のことになると反抗的になることがある」(東京都・39歳・女性)「最近誰と仲が良くて、どこで何をして遊んでいるか把握しきれないこと」(山形県・42歳・男性)「踏み込んだ話をしても、子どもにとって適切な回答ができるかわからなくて怖い」(兵庫県・51歳・男性)<子どもに距離を置かれた瞬間5選>「小学4年生になって、昨日まで一緒にお風呂に入っていたが、突然、お風呂の内鍵が掛かっていた」(兵庫県・66歳・男性)「どこかに行こうと言った時に、一人で行ったら、と言われたとき」(兵庫県・64歳・男性)「家族と出かけるより、友だちとの遊びを選ぶようになってきた」(大阪府・54歳・男性)「話しかけても上の空で、全く興味を持っていないと感じた瞬間」(兵庫県・61歳・女性)「学校の授業参観に来るなと言われたり、登下校時にわざと無視されたりします」(東京都・45歳・女性)■ 2.小学生に調査!親としたいこと1位「お出かけ」2位「ゲーム」8割以上が家族時間に満足親視点で家族で過ごす時間について調査してきましたが、子ども視点ではどのように感じているのでしょうか。小学生に、家族と一緒に過ごす時間に満足しているか尋ねたところ、8割以上が「満足している(25.0%)」「どちらかといえばそう思う(59.3%)」と回答しました。続いて、親とどのようなことをして家族の時間を過ごしたいかを調査したところ、「一緒にお出かけしたい(63.0%)」に最も票が集まり、「一緒にゲームがしたい(44.5%)」「ご飯を一緒に食べたい(42.8%)」が続きました。コロナ禍による外出自粛の影響もあるかもしれませんが、自分が楽しいと感じることを共有したい気持ちや、親と過ごす日常を大切にしたいという子ども心がうかがえました。■ 3.成長に伴い、8割以上が家族で写真を撮る機会減少。「一緒に出かける回数が減った(58.8%)」子どもが成長するにつれて家族で写真を撮る機会が減っているかについて聞いてみると、8割以上が「感じる(43.0%)」「どちらかといえば感じる(38.6%)」と回答しました。家族で写真を撮る機会が減っていると感じる理由には、「一緒に出かける回数が減った(58.8%)」「家族が揃う時間が減った(48.8%)」が多く挙げられました。家族で過ごす時間の減少が、写真を撮る機会の減少にも繋がっているのかもしれません。また、「子どものイベント事が減った(42.4%)」や「子どもが恥ずかしがるようになった(41.9%)」にも4割以上が回答しました。七五三や誕生日会など、親が子どもに関与できるイベントの減少や子どもの内面的な成長も、写真を撮る機会の減少に影響を与えているようです。子どもが成長するにつれて、写真を撮る機会が減少傾向にあることがわかりましたが、中学生の子どもを育てたことのある先輩ママパパたちからは、「結婚式など行事で使える子どもの頃の写真がない」「データが消えてしまって当時の写真が残っていない」など、もっと写真を撮っておけばよかった、という後悔の声も寄せられています。<「写真を撮っておけば良かった…」先輩ママパパの後悔5選>「上の子ばかりが写真に残っていて、下の子の写真が少ない。下の子をもう少し撮っておけばと思う」(鹿児島県・60歳・男性)「入学式、卒業式の写真がない。もっと子どもに寄り添う努力をすべきだった」(東京都・69歳・男性)「結婚式の時に、幼少期の写真を探しても見つからなかった時に後悔した」(千葉県・59歳・男性)「片方のデジカメのデータを間違って消してしまった時。色々な媒体で残しておかないと、と思いました」(和歌山県・50歳・女性)「学校で小さかった頃の写真の提出を言われた時、当時の写真が残っておらず子どもに寂しい思いをさせてしまった」(福岡県・51歳・女性)■ 4.9割以上が小学校の卒業式に出席したい。卒業式の写真を残したい親も9割以上これまでの調査で、家族で一緒に過ごす時間が減少していることや、子どものイベント事や子どもの内面的な成長によって、写真を撮る機会が減少していることが分かりました。普段写真を撮るきっかけが少ない家族にとっては、小学校最後の大きな区切りとなる行事「卒業式」は、子どもの写真を残せる絶好の機会だと言えます。そこで、現在小学生の子どもがいる親を対象に、小学校の卒業式について調査しました。まず、小学校の卒業式に出席したいと思うか質問したところ、9割以上が「思う(71.8%)」「どちらかといえば思う(21.8%)」と回答。また、卒業式の写真については、「思う(73.5%)」「どちらかといえば思う(21.8%)」を合わせた約95%もの人が写真を残したいと回答しました。理由については、「大切な節目だから(89.5%)」が最も多く、続いて「思い出になるから(74.0%)」「成長を感じられるから(67.2%)」に票が集まりました。卒業式を大切な節目と捉えて、写真に残しておきたいと考える親が多いようです。また、子どもの卒業式の写真を今後も撮りたいかについて聞いてみると、こちらも9割以上が「思う(71.8%)」「どちらかといえば思う(23.3%)」と回答しました。子どもが成長して写真を撮る機会が減っているからこそ、小学校、中学校、大学と訪れる大きな節目の「卒業」の写真を残して、子どもの成長を実感したいと考える親が多いのかもしれません。■スタジオアリスの「小学校卒業記念」撮影についてスタジオアリスでは、お子さまの“旅立ちの日”を思い出に残す「小学校卒業記念」撮影をご用意しています。入学時から見た目も内面も大きく成長し、中学生へと一歩大人に近づく節目の時期。ワクワク感いっぱいの表情や、輝き溢れる笑顔を写真に残しませんか。<小学校 卒業袴 ラインアップ>※店舗によって品揃えが異なります。※他にもデザインを豊富にご用意しています。■ 5.先輩ママパパが伝授!小学校卒業後に準備しておくべきこと最後に、先輩ママパパに、小学校卒業から中学校入学までに準備しておくべきことについて質問しました。必要な物から、心構えまで様々な意見が寄せられました。<先輩ママパパが伝授!中学校入学までに準備しておくべきこと5選>「いじめなど学校に行けなかった場合の対処法、親の決意」(新潟県・56歳・女性)「お金。制服に体操服、鞄などの購入に沢山飛んでいきます」(和歌山県・50歳・女性)「スマホやゲームなどの時間や使い方のルール」(神奈川県・52歳・男性)「急に親離れしていくので覚悟しておいた方がいい」(東京都・66歳・男性)「中学校進学準備のための塾通いとスポーツの両立」(東京都・68歳・男性)■調査概要・調査テーマ:小学校の卒業と家族時間に関する調査・調査方法:WEBアンケート調査・調査対象者:全国の小学生の子どもを持つ男女400名全国の中学生の子どもを育てた経験のある男女100名 計500名・調査実施日:2021年11月2日~4日・調査主体:株式会社スタジオアリス<インフルエンサー体験レポート>■ インフルエンサー・ayanaさんがスタジオアリスの「小学校卒業記念撮影(袴)」と「パパママ着物フォトプラン」を体験!今回は、インフルエンサーのayanaさんと小学校6年生の息子さんに、スタジオアリスの「小学校卒業記念袴撮影」と「パパママ着物フォトプラン」を体験していただきました。息子さんを連れてスタジオアリスにやってきたayanaさん。早速、親子で衣装選びを始めます。本撮影のメインとなる袴などの和装はもちろんのこと、タキシードなど洋装も豊富に用意しているスタジオアリス。シックな大人っぽいデザインから華やかな柄物まで、その種類は様々です。タキシードを息子さんにあてて「ネイビーが似合いそう」と、真剣な眼差しを見せる場面も。衣装を実際に手に取って選べるのも、スタジオアリスの魅力です。また、ayanaさんご自身の着物選びには、スタジオアリスのお姉さんからもアドバイスが。お子さまの衣装との兼ね合いも考えながら、プロの視点でより良い衣装選びをお手伝いします。この日の息子さんの衣装は、白とグレーを基調とした袴に、ネイビーのフォーマルなタキシード、ayanaさんの衣装は、紫をベースに上品な花柄があしらわれた着物に決定。それぞれ期待に胸を膨らませながら、着付け室に入ります。■ 息子さんの凛々しい袴姿に、思わずニッコリ。演出、ポージング、表情もすべてプロにお任せヘアセットと着付けを済ませ、撮影が始まります。袴を着た凛々しい息子さんの姿を見て、穏やかな笑みがこぼれるayanaさん。一方の息子さんは、少し緊張した表情を見せながら撮影スタジオに入ります。まずは、親子での和装撮影からスタート。スタジオアリスのお姉さんが軽快なトークで和ませつつ、ポージングの指導も行います。最も美しく見える角度を細かく伝えながら、扇子や花などの小物や、背景もシーンに合わせてアレンジ。最高の一枚を撮影するための演出に抜かりはありません。撮影中も、スタジオアリスのお姉さんから表情やポージングについての声かけが入ります。撮影が進んでいくにつれて、だんだんと自然な笑顔になっていく息子さん。お子さまの一番良い表情を引き出すことも、スタジオアリスが持つ強みの1つです。親子での撮影が終わると、いよいよ息子さん1人での撮影に入ります。最初とはうってかわって堂々とカメラの前に立つ息子さんの姿に、ayanaさんも安心した表情で撮影を見守ります。■ 「こんなに近くで写真を撮ることがあまりない」出来上がった写真に感動。最高の一枚をセレクト撮影が無事終了し、ホッとした様子のayanaさんと息子さん。私服に着替えたあとは、親子で仲良く写真選びを行います。どれも素敵な写真なので、セレクトに悩まれるお2人。スタジオアリスのお姉さんの意見も聞きながら、じっくりと写真を選んでいきます。全身だけではなく、顔をアップにして見比べることができる機能について「ズームにできるのが良いですね」と深く頷きながら話すayanaさん。息子さんがクールなポージングを決めたタキシード姿の写真には、思わず「すごいね、かっこいいね」と喜びをあらわにしました。また、親子で寄り添い笑い合う一枚を見て「こんなに近くで写真を撮ることがあまりないよね」と、嬉しそうに息子さんに語りかける場面も。終始、楽しみながら撮影体験に臨むことができたようです。■ 記念撮影体験の感想撮影後、ayanaさんにインタビューを実施しました。【インタビュー内容】ーー今回、スタジオアリスでお子さまの小学校卒業記念に袴姿の撮影を体験してみていかがでしたか?ちょっと、ジーンときちゃいましたね。もともと卒業袴を撮影する予定がなかったので。息子が赤ちゃんの頃は、お宮参り、ハーフバースデーでスタジオアリスに撮影に来ていたのですが、12歳になったいまの姿を撮影をして、やっぱり大人になったんだなと実感しました。「成長してる…」と感動でしたね(笑)。スタジオアリスの「My History(マイヒストリー) フォト」について過去にスタジオアリスで撮影された方限定で、今回撮影のお写真と、幼い頃にスタジオアリスで撮影されたお写真を一つのフレームに収めてプレゼントしております。※金額条件等がございます。■My History(マイヒストリー) フォトーー衣装選びや撮影などで意識されたことはありましたか?息子は中性的な顔立ちなので、小さい頃はわりと可愛い系のものや柔らかい色味のものを着せることが多かったのですが、やはり顔つきが大人になり、背格好も成長したので、今回はちょっとキリッとした、大人なデザインや色味のものをチョイスしました。ーー以前と比べて、学校行事などでお子さまを撮影する機会は減ったと感じますか?減ったと思います。息子の「1/2成人式」が、ちょうどコロナが流行していたタイミングとかぶってしまって、撮影を断念したんです。普段の自然な姿は私のスマホでよく隠し撮りするんですけど(笑)、節目ごとの改まった姿は、こうしてあえて機会を作らないと撮れないですよね。ーー普段、家族で一緒に写真を撮る機会はありますか?なかなかないですね。スマホで息子をパシャっと撮ることはあるのですが、家族で並んで写真を撮ることはほぼないと思います。ーー来年3月の卒業式当日にも、また写真を撮りたいと感じましたか?今日の成長を見て、卒業式当日にもちゃんと写真を撮っておきたいなと思いました。よく考えたら、6年前の入学式に撮ったきりで、それ以外に撮る機会もなかったので。子ども時代の成長って本当に早いので、少しでも記念になるものを親が残してあげられたらなと思いました。ーー中学校への進学にあたって、楽しみなことや不安はありますか?楽しみなことは、部活ですね。「何部に入るんだろう?」と気になります。息子はあらかじめ何部に入ると決めているわけではなく、「見てから決める」と言っていて、どんな部活があるのか今から楽しみにしているみたいです。不安なことは、中学生になった息子の心の成長を、親がどのように支えていけばいいのかというところです。子どもの成長は、楽しさ半分、不安半分という感じですね。【Ayanaさんプロフィール】神奈川県在住の、約4.5万人のフォロワーを抱える33歳インフルエンサー。自身のファッション、美容、ライフスタイルなどをメインに投稿している。大人のような鋭いツッコミをする、しっかり者の長男12歳(小6)と、家族のムードメーカーでいつでも赤ちゃんのような存在の次男9歳(小4)の2人の子どもを育てている。Instagramアカウント名:arsk729フォロワー数:45,819人 ※12月13日現在URL: ■ ■株式会社スタジオアリスについて【株式会社スタジオアリス 会社概要】会社名:株式会社 スタジオアリス本社所在地:〒530-0001 大阪市北区梅田1丁目8番17号 大阪第一生命ビル7FTEL:06-6343-2600FAX:06-6343-5600設立年月日:昭和49年5月10日代表者:代表取締役社長 牧野 俊介資本金:18億8595万300円主力銀行:三菱UFJ銀行 梅田中央支店事業内容:こども専門の写真スタジオスタジオアリス公式サイト URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月16日■前回のあらすじ久しぶりに出かけたカフェで、娘の成長を感じて嬉しくなる楓。その夜、夫からは親たちの役目は“勉強をさせること”ではないのかもしれないと提案される。さらに、夫から「自分を褒めていいと思う」と言われた楓の気持ちは、少しずつ晴れていって…。 >>1話目を見る 今まで勉強に集中しない娘にイライラばかりしていたけれど、良治が提案してくれた「今の勉強量が優にあっているかの確認」「日々のゴール設定」という2つを目標に、私は気持ちをリセットして娘と向き合ってみることにしました。今日やるべき勉強の“量”と“ゴール”がハッキリしたことで、娘はいつもよりも落ち着いて勉強に励んでいるようでした。そして…。娘の地理ノートは、まだまだバツが目立ちました。それでも、この間のテストで散々だった工業地域の問題はすべて正解。娘は、テレビで見た『工業地域の夜景』をきっかけに、自分で調べて覚えたというのです。今まで社会は“暗記するもの”という意識しかなかったけど、「丸暗記しろ!」と言われるのと、自分から「知りたい!」と思って調べるのとでは全然違うんだと実感しました。もしかしたら、覚えやすい単元が他にもあるかもしれない…。私は、娘が“できたこと”を目一杯褒めながら、そんなことを考えていました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月16日■前回のあらすじどうすれば反抗期の娘と本音で話せるのかと悩んでいた楓に、息子は「放っておけ」と声をかける。楓は「そう簡単にはいかないよ」と思いながらも、少しでも気分転換になればと思い、娘をカフェに誘うことにした。 >>1話目を見る 久しぶりの娘とのお出かけに、私自身も気分があがっていました。だから勉強のことはパーッと忘れて、娘との時間を楽しもう! そんなふうに考えていたのですが…。この日、私は“勉強の話はしない”と心に決めていました。でも、意外なことに娘のほうから塾で習ったという理科の話を始めたのです。その姿を見て、娘は勉強していないように見えるけど、確実に知識を身に付けているし、成長もしてる。そう思い直すことができました。夫の意外すぎる言葉が、なぜだかすごく心に響きました。私は優の反抗する態度でイライラしてしまう自分自身に嫌気が指していたのかもしれません。そして夫の話を聞いて、私は宿題の分量がわからずパニックになっていた娘を思い出しました。そして、これまで頭ごなしに「勉強しなさい!」「宿題はやったの?」と声をかけてきたけれど、親としてするべきことは、これではなかったのかもしれないと反省しました。そういえば、塾の室長も「“できたこと”を認めてあげて」と言っていて…。日々のゴールが決まっていれば、「できたね」と認めてあげられることも増えるかもしれない。この日を境に、なんとなく娘が抱えている不安がわかったような気がしました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月15日■前回のあらすじ反抗期の娘との関係に悩んだ楓は、塾の室長に相談することに。「受験期の反抗期にもいいことはある」とアドバイスをもらったものの、自分の中にあるイライラをどう処理すればいいのか、そして、娘のためには何をすべきなのかかわからなくて…。 >>1話目を見る 塾の室長からのアドバイスを参考に、私は娘の“できないこと”ではなく“できたこと”に目を向けるように意識しようと心がけていました。でも、そううまくはいかなくて…。私はもちろん娘のことを思っているし、娘だってきっと受験のことをちゃんと考えているはず。それなのに、どうしても面と向かうとトゲのある会話になってしまうのです。どうすればお互いの本音が話せるのか、どうすれば前向きに話ができるのか。私は、そればかりを考えていました。そんなとき息子の毅が話しかけてきて…。気づくとため息ばかりついていた私は、息子に心配をかけてしまったうえに、「優とどう話せばいいのか」と、悩みまで相談してしまったのです。優と毅は性格も違い、優は私が声をかけなければ自ら勉強するとも思えず…。そう簡単にはいかないよ…と思いながらも、息子の意見には納得できるところもあったのも、また事実。そこで私は、少しでも気分転換になればと思い、優をカフェに誘ってみることにしました。しばらくふたりでお出かけなんてしていなかったので、「行かない」と言われるかも?とドキドキでしたが、思いがけず娘は大喜び。その無邪気な姿を見て、たしかにこの年齢の時に「勉強しなさい」と言われたら、私も「今やろうと思ってた!」と言っていただろうな…と思うようになりました。うまくいかないことだらけで私もカリカリしていたけれど、娘はまだ小学5年生。たったそれだけのことで、なんとなく娘との距離が近づいたような気がしました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月14日■前回のあらすじ塾の夏休みの宿題が思うように進まず、パニックになってしまった娘。楓のアドバイスで落ち着いたとはいえ、相変わらず娘の地雷はどこにあるのかわからない。「反抗期なんだから」と自分に言い聞かせても、楓自身イライラが募り、自分を抑えることが難しくなって…。 >>1話目を見る 夏休みに入る前に行われた塾のテスト。まったく勉強に集中していないように見えた娘だけにやはり結果は…その前に行ったテストに比べて下がってしまいました。これまでの最低点を取った娘に、ついつい怒鳴ってしまいました。すると娘は、目にうっすら涙を浮かべてネガティブ発言を繰り返していて…。その時、私は娘のノートの裏表紙を思い出しました。娘が苦しんでいるのは、私の声掛けのせいなのかもしれない。しかし、私にはどうすればいいのかがわからなくなっていました。何とかしなければ…そう思った私は、翌日、塾の室長に相談してみることに…。まさか中学受験期に反抗期が来るなんて思いもしていませんでした。そして自分自身がこれほどまでに怒りっぽいことにもショックを受けていました。塾の室長からは、「受験期の反抗期にもいいことはある」とアドバイスをもらいました。言われてみれば、たしかに苦手だった国語の成績が以前と比べて伸びてはきているのですが…。自分の中にあるイライラした気持ちの処理の仕方、そして娘のために“できないこと”ではなく、“できたこと”に目を向けるようにする方法。でも、そのために何をすればいいのかわからなくなっていました…。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月13日■前回のあらすじ反抗期の娘にどう接していいかがわからず悩んでいたある日、「私の苦しみがわかってない」「うざい」などと書かれた娘のノートを発見してショックを受ける楓。反抗期と受験が同時期にやってきたことを痛感し、楓の悩みはますます深まって…。 >>1話目を見る 成長の過程において、“反抗期は大切だ”ということはわかっているつもりです。それでも私は、気に入らないことがあるとすぐに感情を爆発させる娘の態度について、なかなか仕方ないと割り切ることはできませんでした。でも、そう思っているのは私だけのようで…。夫は「成長した」となんだか嬉しそうだし、私だってそんなことはわかっています。それでも、私が何か言うたびに衝突するような態度の娘には、手を焼くばかりでした。しばらくすると、いよいよ夏休みに突入。勉強の話に関しては、少し声をかけるだけでイライラが爆発してしまうので、思うように受験勉強が進まないまま、夏休みを迎えることになってしまいました。5年生になり、受験勉強も本格化。ところが、我が家はというと…。塾から夏休みの宿題が渡された時点で、娘と一緒にスケジュールは立てていたのですが、初日の宿題をやらなかったために予定がズレてしまい、宿題はどんどん溜まっていく一方…。この状況に、娘はどうしていいかわからず手を付けられなかったようです。「娘のため」と言いながら、実際には自分の怒りを優にぶつけただけ。それをわかっていながらも、優にイライラをぶつけられると、ゆったりと受け止めることができず、つい私自身も怒鳴り返していました。こんな自分自身も情けないとは感じていて…。落ち着けば少しは話ができるけれど、一度イライラが始まってしまうと、何も聞く耳を持たなくなってしまう優。そして「反抗期なんだから」と自分に言い聞かせていますが、私も自分を抑えることが難しくなってきました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月12日■前回のあらすじ思春期を迎え、ことあるごとに反抗的な態度を取る娘。とくに勉強の話になると、ピリピリしてばかり…。何を言っても口答えする上、まったく勉強に集中しない娘の態度に、楓はストレスが溜まっていく。 >>1話目を見る 勉強の話になると、すぐにカッとなってしまう娘。私は私で、娘とどう接していいのかわからず、お互いに距離を感じながら悶々とした日々を過ごしていました。そんなある日…。「私の苦しみがわかってない」「うざい」などと書かれたノートの裏表紙には、吐き出せずにいる娘の本音が詰まっているような気がして、ショックで胸が張り裂けそうでした。受験のストレスなの? それとも、私がそんなにうるさく言っていた…?反抗期と、受験のストレス。きっとそれらを同時に迎えているであろう娘に、どう声をかければいいのかわからず、私はますます悩んでしまいました。高校生の兄・毅は勉強が得意なタイプで、わかりやすい反抗期もなかったため、ここまで苦労することがありませんでした。そんな中やってきた、娘のどストレートな反抗期。ちょっとのことでスイッチが入ったように怒るので、一体どこに地雷があるかがわからず…。何か言えば反抗的な態度を取るけれど、受験のためには勉強をしないで済ませるというわけにもいかず…。そもそも、親が娘の態度にビクビクしながら過ごすってどうなの?と、私の中で堂々巡りをしていました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月11日■有馬家のこれまでの話発達に偏りがある娘・優は、公立中学校に進学した場合の内申が気がかりだったことをきっかけに、私立中学の受験を決めたのですが…。個別指導塾に通うようになると、伸び悩む成績や塾との関係に悩まされることもありながら、少しずつ娘のやる気もアップ。それに伴い、成績も徐々に伸びてきました。でも、小5の娘は思春期を迎えていて…。計算問題を解いたら、丸付けをして、間違えたところはすぐにやり直すこと。これは、前々から娘に言い続けてきたことでした。これまでは、ぶつぶつ言いながらもその約束を守っていた娘ですが、この日は私に強い言葉を投げかけたまま自分の部屋にこもってしまい…。気にはなりましたが、この時は「学校や個別教室で嫌なことがあったのかな」くらいにしか考えていませんでした。しかし、その日から娘の態度が少しずつ変わり始めていったのです。塾のテスト直前だというのに、まったくやる気のない娘にこちらもストレスが溜まるばかり。それにしても、ついこの前まで「ママ大好き」と言ってくれていたのに、この変わりようって…?次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月10日