狂言師・野村萬斎主演の映画『スキャナー 記憶のカケラを読む男』(4月29日公開)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、萬斎、共演の宮迫博之、関ジャニ∞の安田章大、杉咲花、木村文乃、ちすん、高畑淳子、脚本の古沢良太、金子修介監督が出席した。同作は『リーガル・ハイ』『ALWAYS 三丁目の夕日』などの脚本で知られるヒットメーカー・古沢のオリジナル作品。人の持ち物から残留思念をを読み取ることができる超能力者・仙石和彦を萬斎が演じ、仙石の漫才師時代の相方・丸山竜司を宮迫、2人にある事件の解決を依頼する女子高生を杉咲、エリート刑事を安田、行方不明になった女性を木村が演じる。舞台あいさつではまず、宮迫が両ほほを叩いて前を指差す、おなじみの自己紹介ネタ「宮迫です」を披露する。安田が「安田です」とネタを続け大歓声を受けると、宮迫から「本家よりキャー言われるな」とクレームに。さらに杉咲が「杉咲花です」と真似をすると会場から「かわいい!」と声が上がった。作品について、脚本の古沢は「もともと野村萬斎さんで何か作りませんかという話がありまして、大ファンだったものですから飛びつきました」と経緯を説明。「お会いしたら想像以上に変な人だったなあと。いかに変な人か知ってもらわなきゃいけないという一念で頑張って書きました」と執筆時の心境を語った。また、萬斎の相方役を務めた宮迫も「やっぱり変な方ですね」と肯定した。「お固い方かと思ったら、『漫才師役やるんだ、ちなみに僕萬斎』とかびっくりするようなこと言い出すから、こんな人なんだと思って」と意外な一面を明かす。安田も「初めてお会いした時はメイク中で、あんまり反応できなかったんでしょうね。あいさつしたら『おはよ』くらいで、ほんまに怖いんかなと思って」と初対面時のエピソードを披露。「めっちゃ優しいんやって気づいてからずっとおしゃべりさせていただいてましたね」とギャップについて話した。「狂言師の方ってどんな性格かわからないから」(安田)、「こうやって(狂言風に)入ってきたらどうしようかと」(宮迫)と畳み掛けるように自身の印象について語られた萬斎は「両サイドからものすごい関西風はさみ打ちで、たじたじでございます」と苦笑しつつ返した。作品にちなんで、どんな特殊能力が欲しいか? という質問に対して、安田は「だいたいみんなが同じこと考えると思うんですけど、エラ呼吸ができるようになりたいと」と答え、キャスト陣からは「みんな思わない」とブーイングを受けるが、「趣味もダイビングということで、魚に憧れて31年生きてきました」と理由も語った。実は『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』の大ファンだという木村は、「過去に遡って撮影に参加したいです。赤貝を見るとイリスに似てると思うくらい」と、思わぬ角度からの発言。『ガメラ』に関わっていた金子監督も驚く様子を見せた。萬斎は「伝書や作品を、本当に作った人はどういうつもりなんだろうなとか、わかったら面白いなと思いますね」と狂言師らしく締めた。
2016年03月28日大泉洋、戸次重幸、安田顕らが所属する「TEAM NACS」の3年ぶりの舞台、「TEAM NACS」第15回公演 「悪童」を収録したBlu-ray&DVDが5月25日(水)に発売することが明らかになった。市役所勤務の西崎直樹(音尾琢真)は取り壊しが決まった廃墟にいた。かつては「レジャーセンター竜宮」として町一番の遊興施設だったが、いまや見る影もない。外にはパトカーが続々集結してくる。この建物には、友人で中学時代に卓球部で一緒だった吉村雄太郎(戸次重幸)が立てこもっており、西崎は吉村を退去するよう説得するためやって来たのだった。吉村は退去の条件として、元卓球部のメンバー全員を集めるよう要求していた。かくして、サラリーマンになった元部長の紺野治(森崎博之)、投資会社を営む元副部長の巻光博(安田顕)、画家になった江口幸一(大泉洋)が廃墟を訪ねてくる。だが、吉村は一向に立てこもった理由を明かそうとしない。当時のあだ名で呼び合う彼らはやがて昔話に花を咲かせるが、それぞれが持つ記憶の断片をつなぎ合わせていったとき、ある過去が顔をのぞかせる――。「TEAM NACS」は、森崎さんをリーダーに、公開中の映画『俳優 亀岡拓次』に出演する安田さん、「下町ロケット」の出演が話題となった戸次さん、先日ブルーリボン賞の主演男優賞を受賞した大泉さん、最近では「臨床犯罪学者 火村英生の推理」にゲスト出演した音尾さんといった全国区で大活躍中の俳優から成る演劇ユニット。チケットは即完売、いま最もチケットが取れないと言われる「TEAM NACS」の最新舞台がBlu-ray&DVDとなって発売されることが決定。全国8か所53ステージ、さらに全国の劇場67館でライブ・ビューイング上映され、トータル過去最大の9万人を動員した本舞台。約3年ぶりとなった本作は、脚本は『ALWAYS 三丁目の夕日』や、「リーガル・ハイ」などを手掛けた古沢良太、演出は元「ジョビジョバ」のリーダーで俳優・脚本家・演出家としても活躍するマギーを迎えている。今回発売されるBlu-ray&DVDでは、「TEAM NACS」による本編副音声も収録され、メンバー5人と一緒に公演を楽しむことができるという。また、豪華撮り下ろし特典映像DISCも収録。メイキングパートは、舞台の裏側を克明に記録したドキュメンタリーとなっており、稽古風景はもちろん、初日開幕、公演各所、オフショット、千秋楽、打ち上げなど、彼らが挑み歩んだ“軌跡”を存分に堪能できるファン必見の内容だ。また、バラエティパートとして、本舞台を始めとした2015年重大ニュースや、結成20周年の抱負、野望を赤裸々に語った撮り下ろし“TEAM NACS爆笑新年会”が収録されている。さらに数量限定の初回オリジナル特典として、超貴重な“「悪童」オリジナルサウンドトラックCD”(4曲/非売品)もついてくるようだ。ある廃墟で繰り広げられる“悪童”たちの予測不可能な大騒動密室エンターテインメント。結成20周年を迎えた彼らと一緒にぜひ堪能してみて。「TEAM NACS」第15回公演「悪童」Blu-ray&DVDは5月25日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2016年02月08日狂言師・野村萬斎が現代劇に初挑戦し、雨上がり決死隊の宮迫博之と共演する映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(4月29日公開)のポスタービジュアル(Web版)と予告映像が29日、公式サイトで公開された。残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読める元お笑い芸人で人間嫌いのネガティブ男・仙石和彦を萬斎が、その元相方の丸山竜治を宮迫が演じる本作。『探偵はBARにいる』シリーズ、『リーガル・ハイ』シリーズなどを手がけた古沢良太氏が脚本を担当し、『デスノート』シリーズの金子修介監督がメガホンを取る。関ジャニ∞の安田章大、女優の杉咲花、木村文乃らが脇を固める。ポスタービジュアルは、仙石がこちらに向かって手をかざしており、それを丸山が訝(いぶか)しげに見つめる表情が印象的なデザイン。「あなたの全て読み取ります」という言葉の通り、仙石の手には残留思念を読み取る"スキャニング"の力が宿っており、人探しの依頼から、連続殺人事件を捜査する大舞台へと突入していく。それを表しているように、下部には「その探偵は自らの"手"で謎を解く」という言葉も躍っている。同時公開の予告映像は、そんな仙石が能力を使って思念を読み取る姿が捉えられている。続くシーンでは、「あなたの力で見つけてほしいんです」と依頼人の少女の一言で、丸山と共にピアノ教師失踪事件を捜査することに。しかし、仙石の思念の読み取る姿は壁や自転車のサドルをなで回すなど、はたから見れば異様な光景で、これには丸山からも「やっていることはただの変態にしか見えない」とのツッコミが。しかし記憶が交錯する中、「犯人の記憶が拾えるかもしれない」との仙石の一言でシーンは一転。激怒する丸山のカットなどシリアスな描写が続き、実は犯人は"もう1人の女"である可能性が示唆される。さらに、「解いてはいけない謎」というテロップや「これは誰の思念だ…!?」と困惑する仙石らが映しだされていく。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2016年01月29日狂言師・野村萬斎が初挑戦となる“平成の男”、かつ特殊能力で謎を解く主人公を演じる『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。相棒役の宮迫博之や安田章大、杉咲花、木村文乃ら強力な共演陣を迎えた本作の公開が、4月29日(金・祝)に決定、ビジュアルと共に公式サイトにて予告編が解禁された。残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読み取ることができる特殊能力を持った男・仙石和彦(野村萬斎)。かつて、相方・丸山竜司(宮迫博之)とともにマイティーズというお笑いコンビを組み、その能力を使って日本中を湧かせたが、代償に精神をすり減らし、やがてコンビは解散。以来、人間嫌いの超ネガティブ男となって毎日を過ごしていた。一方、ピン芸人として再スタートを切った丸山も、鳴かず飛ばずでクビ寸前の状態に。そんなふたりの元に、秋山亜美(杉咲花)という1人の女子高生により「行方不明となったピアノ教師・沢村雪絵(木村文乃)を探して欲しい」という依頼を持ち込まれる。10年ぶりの再会を果たした仙石と丸山だったが、仙石は久しぶりに使う能力のコントロールに悪戦苦闘する。若手刑事の佐々部悟(安田章大)をも巻き込んで、雪絵の痕跡を追う彼らが出会った、誰も予想だにしていなかった事件の入り口とは…?本作は『探偵はBARにいる』シリーズ、「リーガル・ハイ」シリーズなど、数々の大ヒット作品を生み出し続ける人気脚本家・古沢良太が書き下ろした、予測不能な異色の謎解きミステリー。メガホンを取るのは、『平成ガメラ』シリーズ、映画『デスノート』シリーズで知られ、エンターテインメントの前線で抜群の演出力を発揮する金子修介監督だ。今回解禁された予告映像で、印象的なのは、萬斎さん演じる主人公・仙石が特殊能力=“スキャニング”で思念を読み取る姿。宮迫さん演じる丸山が悪態まじりに「やっていることはただの変態にしか見えない」と評するその姿から、身を削るようにして真相に迫っていく様は、さすがこれまで唯一無二のキャラクターを鮮烈に演じてきた萬斎さんといったところ。「犯人の記憶を拾えるかもしれない」と仙石が自らの“手”で、誰も予測できない衝撃の結末へと近づいていくが…。併せて解禁となったポスタービジュアルにも、「あなたの全て読み取ります」とこちらに向けて手をかざす仙石と、渋い顔の丸山という、なんともキャラの濃い凸凹コンビの姿が。“記憶”に秘められた“想い”を読み取り、事件捜査に挑む異色の謎解きミステリー。まずはこちらの予告映像から、監督も太鼓判を押す円熟コンビのような絶妙な掛け合いと、スピーディーかつスリリングな展開を楽しんでみて。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日2015年11月22日(日)、横浜ブルク13にて劇場版『Fw:ハマトラ』の舞台挨拶が行なわれ、主人公・ナイス役の逢坂良太とその相棒・ムラサキ役の羽多野渉が登壇。作中の舞台にもなっている横浜にて本作の魅力はもちろん、同時上映されたSDアニメーション『ミニはま』について語った。TVアニメ『ハマトラ』は、2014年1月から『ハマトラ THE ANIMATION』、同年7月より『Re:ハマトラ』として2クールにわたいテレビ東京ほかにて放送。横浜を舞台とした特殊能力保持者が巻き起こす新感覚クライムサスペンスで、ノンストップで繰り広げられるアクションと、個性豊かなキャラクターで人気を博した。また、主人公のナイスを逢坂良太、その相棒ムラサキを羽多野渉、さらに、加藤英美里、神谷浩史、福山潤、中村悠一などの豪華キャストが集結したことでも注目を集めた。司会からの呼びこみでステージに登壇した逢坂と羽多野。登壇早々に羽多野は満席の客席に向けて「ハマトラが帰ってきたぞーーー!」と、聖地・横浜で大きく宣言する。新宿での舞台挨拶を終えてからの来場となったが、横浜までの移動時間はノンストップで話し続けていたとのことで、まさに作中のコンビはキャストでも健在であることが証明された。早速、総集編となる本作が公開されたことについて逢坂が「アート目線で語られているなと思いました……(笑)」と話すと、羽多野さんも「僕もなんとなく気づいていたんですけど……」と同じ意見だったことを告白。しかし逢坂さん曰く、アート目線だと別の物語にも見えるから新たな発見があるとも語り、ファンを大きくうなずかせた。また、作中の登場人物がSDキャラになって学園で好き放題する『ミニはま』の話題では、アフレコの際に逢坂が、「Re:ハマトラ」のナイスを引きずっていたため「もう少しコミカルにお願いします」と言われた収録秘話を明かし、羽多野は、登場するキャラクターにムラサキ以外のツッコミキャラクターが居ないため大変だと笑いながら話した。ここで2人に「はまとら学園のこんな先生はイヤだ!」という質問が投げかけられると、羽多野は"モモカ"とのことで、言っていることが難しくて直接的に教えてくれなさそうと回答。一方で逢坂は"はじめちゃんがいない"と、斜め上の回答で会場内の全員を驚かせる。そして「なんで『はまとら学園』には、はじめちゃんが生徒としていないのか! 猫の姿も可愛いけど!」と、ナイスにも負けないはじめへの愛を熱弁した。そして、今回上映された『Fw:ハマトラ』と『ミニはま』のパッケージ化が早くも決定し、2016年2月26日(金)に同時発売されるというファンには嬉しい発表もありつつ、2人による白熱した『ハマトラ』トークも、いよいよエンディングの時間へ。最後にファンへ向けて感謝のメッセージが送られ、横浜での舞台挨拶は締めくくられた。■逢坂良太ここまで『ハマトラ』という作品が長く続けてこられたのも皆さんのおかげですし、これから先もずっと続いてほしいと思うコンテンツだなと思います。ぜひこれから応援よろしくおねがいします。■羽多野渉多くの個性的なキャラクターが数多く登場する本作ですけど、僕はまだまだ続いてほしいなと思います。また聖地・横浜で舞台挨拶ができたことも非常に嬉しく思いました。ぜひこれからも応援よろしくお願いします。『Fw:ハマトラ』は、『ハマトラ THE ANIMATION』『Re:ハマトラ』からなる総集編と、完全オリジナルSDアニメ『劇場版 ミニはま』2本立てで、11月14日(土)より、新宿バルト9ほかにて2週間限定公開中。上映館などの詳細は『Fw:ハマトラ』公式サイトをチェックしてほしい。(C)カフェノーウェア/ハマトラ製作委員会
2015年11月22日秋の夜長にお家でゆっくり映画鑑賞なんていかがですか?「2014年は邦画の当たり年で、『永遠の0』『るろうに剣心』『テルマエ・ロマエII』など、大ヒット作品が目立ちました。しかし、今年はガラリと変わり、派手さはないけれど、ひと昔前の日本映画のような、心が揺さぶられる感動作が注目を浴び、邦画ファンを魅了した一年だったと思います」というのは、TSUTAYAのMD・販促部、北川未記さん。映画通の北川さんに心にジーンとくるオススメ邦画を教えてもらいました。■豪華キャスト!小さな嘘が大騒動を引き起こします。『エイプリルフールズ』エイプリルフールの東京を舞台に、7つの嘘が奇跡を起こす愛と感動の物語。「大人気ドラマ『リーガルハイ』の製作陣と、総勢27名のとにかく豪華&多彩なキャストが集結したことで話題になりました。嘘がテーマなんですが、最終的にみんなが幸せな気分になれちゃう!笑いあり涙ありの群像劇としてよくできている傑作です」『エイプリルフールズ Blu‐ray豪華版』¥5,800発売中発売元:フジテレビジョン販売元:東宝監督/石川淳一脚本/古沢良太出演/戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、富司純子、里見浩太朗ほか(C)2015フジテレビジョン■主演の渋谷すばるが魅せる圧巻の歌声に絶賛の嵐! 『味園ユニバース』歌以外全てを忘れた男と、その男の歌声に興味を持った女の人間ドラマ。「山下敦弘監督が、渋谷すばるさんに当て書きした作品なので、もう見事なハマり役!和田アキ子さんの『古い日記』をアカペラで披露するなど、渋谷さんの歌声に終始ゾクゾクさせられっぱなし。恋愛の要素は少ないけれど、ふたりの空気感が素敵でした」『味園ユニバース ブルーレイ通常版』¥4,700発売中発売元:ジェイ・ストーム販売元:ギャガ監督/山下敦弘出演/渋谷すばる、二階堂ふみ、鈴木紗理奈、赤犬、川原克巳、松岡依都美、宇野祥平ほか(C)2015「味園ユニバース」製作委員会■大自然の中で暮らす女の子の自給自足の生活に注目! 『リトル・フォレスト 冬・春』春夏秋冬の4部作で、昨年公開された『リトル・フォレスト 夏・秋』の続編。東北のとある村の集落で、ひとりの女性が自給自足の生活を通して、自らを見つめ直していく。「夏・秋篇は、主人公のスローな生活が淡々と描かれているんですが、冬・春篇は非常に力強い仕上がりで、パワーがもらえます。主人公が踊る伝統の舞に注目です」『リトル・フォレスト 冬・春』ブルーレイ¥4,700発売中発売・販売元:松竹監督/森淳一出演/橋本愛、三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島かれんほか『リトル・フォレスト 夏・秋』も発売中(C)「リトル・フォレスト」製作委員会◇きたがわ・みきMD・販促部 映像ユニットレンタルチーム邦画・バラエティ担当。学生時代に『かもめ食堂』を観て、邦画の素晴らしさに目覚めた。※『anan』2015 年11月11日号より。写真・石原敦志土佐麻理子取材、文・鈴木恵美
2015年11月07日野村萬斎が宮迫博之と“元・芸人コンビ”を演じる最新作『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。このほど、劇中で2人が組んでいた“伝説”といわれた芸人コンビ・マイティーズの初ビジュアルが解禁。併せて、野村さん、宮迫さんからコメントが到着した。本作の脚本を手がける古沢良太とともに、映画『探偵はBARにいる』などで名コンビを生み出してきたプロデューサー・須藤泰司のもと、『デスノート』シリーズの金子修介監督がメガホンをとる本作。初の現代劇となる野村さんが、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読むことができる元・お笑い芸人で人間嫌いの仙石和彦を熱演し、宮迫さんが口は悪いが仙石が唯一、本音でぶつかることのできる元相方の丸山竜司を演じる。これまでにないコンビが生し、様々な事件に挑んでいくなか、かつて組んでいた芸人コンビ・マイティーズの衝撃の初ビジュアルが到着。1つは、劇中にも登場するマイティーズのポスター。そこには、仙石さんの残留思念の能力を使い、日本中を湧かせていた“かつて”を彷彿とさせる派手な紫色のギラギラのスーツを着た丸山と、まるで探偵のような服装に分厚い手袋をはめている仙石の姿が。丸山を演じた宮迫さんは、ふだんの芸人のイメージと変わらぬ飄々とした表情を浮かべているが、一方の仙石を演じる野村さんは独特な髪型に違和感たっぷりの雰囲気を漂わせている。そのインパクトは強烈だが、“伝説”といわれたコンビにしては何だか頼りないような気も…。また、もう1点は、劇中の場面の一コマ。“笑撃エンタ共和国”と書かれた看板を背に、マイティーズが舞台でネタを披露しているワンシーンである。マイクを手にいきいきとした表情の丸山とは真逆に、浮かない顔をしている仙石。観客の方へ指を指す丸山と、右手の分厚い手袋を外している仙石の姿を見るに、マイティーズの十八番ネタである仙石の“能力”を披露しようとしていることがわかる。果たして、残留思念を読み取るという特殊能力を使った芸風はどのようなものなのか、そして、どのように観客の心を掴んでいたのか、気になるところ。だが、やがて仙石はその特殊能力がもたらす代償に精神をすり減らし、コンビを解散してしまうだけに、このシーンは貴重なのかも!?そんな2人の化学反応がもたらす漫才に、ますます期待が高まるところだ。■野村萬斎(仙石和彦役)宮迫さんの漫才の呼吸と僕の狂言の呼吸が同じテンポの良さを持ったり、時には間をもってひゅって投げたり、そういうキャッチボールの面白さを感じながら、息の合った漫才ができたと思っています。また、正直言って台本がないシーンも多く、基本アドリブでやってました(笑)。彼は本業ですからどんどんツッコミを入れて来て、僕がボケたりしながらやっていったのは面白かったですね。そのシーンは、エキストラの方しか観ていないのですが、その場にいた皆さんは楽しんで下さったようです。(いままでにない衣裳について)ハロウィンのようなコスプレ感を楽しみました。普段の私とのギャップをご期待ください。■宮迫博之(丸山竜司役)本当のコンビ(雨上がり決死隊)と同じ立ち位置でしたので、違和感なく役に入ることができ、初めてとは思えないほぢ、自然に演じることができました。ギラギラした派手な衣裳を着て、昭和初期の漫才師の気分になれて、新鮮な気持ちでした。もし、マイティーズのような能力を持ったコンビがいたら、日本のみならず世界をまたにかけた活躍も夢ではないと思います!『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は2016年GW、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月06日10月6日に都内で行われた3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』(10月10日公開)の先行上映会に女優の橋本マナミが登場し、セクシーな"ネズミ"コスプレで会場を魅了した。小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を映像化した本作。イベントには主役のガンバを演じた声優の梶裕貴と河村友宏監督が登壇し、橋本は劇中で大活躍するネズミたちにかけた"ネズミ"年生まれの応援ゲストとして紹介された。上映を祝う花束を持って登場した橋本は、グレーのミニワンピースにしっぽと耳を付けた姿。ひと目見て「すごい!」と驚きの声をあげた梶は、「あまりのスタイルのよさに、直視できません」とタジタジの様子だった。河村監督も「照れてしまって隣に立てないですね。梶さんが間にいてくれてよかった」とコメントするなど、橋本は会場だけではなく壇上の参加者も魅了していた。9月23日に始球式を行った東京ヤクルトスワローズが優勝し、一部で"勝利の女神"と呼ばれている橋本。「映画も大ヒットすることで、本物の"勝利の女神"と呼ばれたい」と意気込みを語った。作家・斎藤惇夫氏の『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を原作とするアニメとしては、『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶりの映像化となる本作。『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が制作を手がけ、企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッドなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。
2015年10月07日10月10日に公開される3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』が、サッカー日本代表の宇佐美貴史ら擁するJリーグのプロサッカーチーム・ガンバ大阪とコラボキャンペーンを展開することが明らかになった。今回の企画は、映画とチームが"ガンバ"という共通の名前を冠することをきっかけに実現。ガンバ大阪を代表して、日本代表経験のある遠藤保仁(背番号7)、宇佐美貴史(背番号39)、倉田秋(背番号11)の3選手がネズミに変身したコラボビジュアルが制作された。同ビジュアルでは、ネズミになった3選手とともに、ガンバと仲間たちが勢ぞろいし、ガンバ大阪のホームスタジアム・万博記念競技場のピッチでポーズを決めている。コラボポスターは、ガンバ大阪のホームゲームやホームスタジアムの周辺施設などに掲出予定。遠藤は、「(映画『GAMBA ガンバと仲間たち』とのコラボレーションということで)非常にうれしいです。コラボポスターもかわいらしいデザインになっているので、映画も非常に楽しみにしています」とコメント。ネズミになった自身のキャラクターを見た宇佐美は、「すごくかわいいキャラクターなので、とても気に入っています」と語り、「ガンバ大阪の"ガンバ"は、イタリア語で『脚』という意味ですが、『頑張る』という意味も含まれています。映画の"ガンバ"も『頑張り屋のガンバ』ということで、お互い力を合わせて頑張っていきたいです」と、今回のコラボを喜んだ。「予告を見て、CGの迫力にとても驚きました」と話す倉田は、「『仲間って、勇気。』の言葉通り、僕たちも仲間と力を合わせて優勝目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、映画のキャッチコピーに重ねて呼びかけている。本作は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、主人公・ガンバ役の梶裕貴、潮路役の神田沙也加、ノロイ役の狂言師・野村萬斎、マンプク役の高木渉、忠太役の矢島晶子、ボーボ役の高戸靖広、イカサマ役の藤原啓治、ガクシャ役の池田秀一、ヨイショ役の大塚明夫らが名を連ねている(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年09月10日野村萬斎と宮迫博之が初共演することで話題の映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。この度、「関ジャニ∞」の安田章大が若手刑事役として出演が決定した。現代劇初挑戦の野村萬斎が、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読むことができる元・お笑い芸人で人間嫌いの仙石和彦を熱演し、宮迫博之が口は悪いが仙石が唯一、本音でぶつかれる元相方の丸山竜司を演じる。これまでにないこのコンビが様々な事件に挑んで行く――。今回この2人と共に、事件解決へと躍動し、物語の重要なキーマンとなる刑事・佐々部悟役に「関ジャニ∞」の安田章大が抜擢。安田さんは、国民的グループ関ジャニ∞の一員として活動する一方で、「夜行観覧車」(TBS)『エイトレンジャー』など話題作にも出演し、その演技力は高く評価されている。そんな安田さんは今回この役を演じるにあたって「初めての刑事役でしたが、何かを参考にしたりはしませんでした。演じる佐々部は、警察官僚の息子として見られる事に葛藤があるのに、それを表向きには見せない。その一方で、ガンガン事件に突き進んでいき、真相を絶対掴むぞっという思いの強い刑事だと思ったので、とにかく、単純にこの事件を解決してやるという思いだけで演じました。皆で作り上げた作品なので是非見に来てください」と熱く語っている。また金子修介監督は安田さんについて会った瞬間「いいヤツだな。彼のために撮ってやりたいな」と思ったとコメント。「印象的だったのが初日の帰り際、(安田の乗る)バンの中でわざわざ起立してみんなに挨拶していたこと(笑)。スタッフも「いいからいいから…」って感じでしたが、それくらい腰が低く礼儀正しい。演技に関しても、すごく勘がいいし、ほんとに研究熱心で真面目ですよね。台本を読んで“こういう作品、役をやりたかったです”って言ってくれました。役としては仙石と丸山とのコンビに、なんとかくっついていこうとする若手刑事というキャラクターを楽しく演じてくれています。この映画のキャラクターとして、輝いているというか、燃焼する瞬間をしっかりとらえてると思っています。」と印象を語った。さらに川田亮プロデューサーは「今回の佐々部刑事役は正義感に溢れて事件を追っていくので一見分かり易く見えるのですが、捜査を進めていくにつれ、徐々に自分が抱えているものと対峙せざるを得なくなるという複雑な役です。その複雑な部分を真実味をもって表現できるのは彼しかいないと思い、キャスティングをさせて頂きました。感情を爆発させるシーンもあったのですが、それを演じる時の彼の集中力は凄まじく、現場でも皆が圧倒されておりました。」と絶賛している。本作は、「相棒」や「リーガル・ハイ」などで数々のヒットを生み出し続ける人気脚本家の古沢良太の渾身の書下ろし。監督には『デスノート』など常にエンターテインメントの前線で抜群の演出力を魅せる金子修介が務め、今人気の制作スタッフが大集結。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は2016年ゴールデンウィークに全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月02日主演の杏をはじめ、長谷川博己、国仲涼子、中島裕翔(Hey!Say!JUMP)らがキャラクターを好演し、秀逸なロマンチック・コメディーとして好評を博した今年1月期のフジテレビ“月9”ドラマが、「デート~恋とはどんなものかしら~2015夏 秘湯」と題し、約半年ぶりに一夜限りの復活を果たすことが分かった。本作は、『ALWAYS 三丁目の夕日』(’05)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した脚本家・古沢良太がキャリア史上初めて手掛けた本格恋愛ドラマ。“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の杏さん演じる依子と、長谷川さん演じる巧が結婚を目指すことになり、恋愛感情を持たぬまま日々つたないデートを積み重ねていく様子を、テンポのよい会話をもとに、コミカルに描写。劇中で巧が自身の職業を「高等遊民」と称したことでも話題を呼び、初回視聴率14.8%、平均視聴率12.5%を獲得した。今回の「デート~恋とはどんなものかしら~2015夏 秘湯」では、連続ドラマのその後の藪下依子(杏)と谷口巧(長谷川博己)の様子が描かれる。デートも35回目を迎え、結婚に向けた契約書も完成しつつあった頃、依子は勤務先の女性職員たちの「結婚前に半同棲をしておくべき」という話を聞き、契約書通りの生活を実際に送れるかどうかを試すために、半同棲を巧に提案、それに巧も応え、必至に契約書通りの生活をこなしていた。そんな中、依子の母・藪下小夜子(和久井映見)の墓前に結婚報告へ行った際、巧は和服の女性・橋本彦乃(芦名星)と出会う。自分の理想のタイプの女性の美しさに引かれ鼻の下を伸ばす巧を目撃した依子は、元々、恋愛不適合者な2人には契約書に「浮気」の項目は必要ないと考えていたが、依子のもとに現れる亡き母・小夜子からも指摘され、「浮気」の項目を追加することに。一方、巧は、依子との半同棲生活に限界を感じて2人は大ゲンカしてしまい…。本作初登場の“謎の和服美人女性”橋本彦乃を演じるのは、フジテレビドラマ出演は「救命病棟24時・第5シリーズ」以来約2年ぶりとなる女優・芦名星。長谷川さんとはNHK大河ドラマ「八重の桜」にて共演、杏さんとは本作が初共演となる。「連続ドラマは見させていただいていて、ちょっと変わったストーリーでしたし、印象に残っていました」と以前から本作を知っていたようで出演が決定した際は「『ええっ!?私があのドラマに!?』と(笑)」と驚いたようだ。スペシャルドラマとして復活について長谷川さんは「連続ドラマで出し切った感があったので…。正直、『そうか、またあそこに戻れるかな?』という気持ちと、どういうストーリーになるのか、すごく楽しみな気持ちがありました」と胸の内を明かす。杏さんは「今回の台本を読んでみて、本当に“お祭り”のような、“ファン感謝祭”のような感じの内容で、これでまたみんなと時間を共有できると思うと楽しみですね。そういうのが、作る側にとっても、見ている側にとっても、“遊びの部分”でもありつつ、いままでの『デート』を踏襲する部分でもあって、すごくステキなバランスのスペシャルドラマになりそうだなと思っています」と期待を込めたコメントを寄せた。連続ドラマは1月期放送ということで冬場のデートが描かれていたが、本作では夏のデートシーンも満載。“秘湯”を舞台に物語がどんな結末を迎えるのか楽しみに待ちたい。「デート~恋とはどんなものかしら~ 2015夏 秘湯」は9月28日(月)21時から23時18分まで放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日10月10日に公開される3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』の完成披露舞台あいさつが30日、都内で行われた。この日の舞台あいさつには、主人公・ガンバ役の梶裕貴、潮路役の神田沙也加、小川洋一総監督、河村友宏監督、小森啓裕監督らが登壇。梶と神田はドレスアップしての登場だったが、小川総監督、河村監督、小森監督ら3人はネズミの耳と尻尾をつけた格好に。この衣装について小川総監督は、「僕たちもガンバの仲間にちょっとだけでも近づきたいと思って、こういうコスチュームになりました」とはにかんでいた。思い入れの強いシーンについて小川総監督は「ガンバが最初にイタチと遭遇して、やっつけるシーンですね」を紹介。パイロットフィルムからずっと削られず残った重要な一場面であり、「どうやったらネズミがイタチを倒せるかということを無理なく表現したアクションを描いていて、強く印象に残っています」と作品の見どころを説明した。梶と神田の演技について小森監督は「神田さんの演じる潮路の言葉に、テストであるにも関わらず聞き入ってしまいました」と神田を絶賛。一方の梶について河村監督は「ガンバの声って少年から大人になる微妙なところの声。梶さんには、それを本当にさわやかに演じていただいて、改めてガンバ役は梶さんしかいないなと思いました」と讃えた。さらに河村監督は「ガンバが初めて海を見る大事なシーンで、我々は最初のテイクで十分だったのですが、梶さんが何度も何度も納得がいくまで演じていらっしゃったのがすごく印象的で、本当にプロだなと思いました」と話すと、梶は照れつつも「素敵なシーンだったので、納得いくまで素敵なものにできればと思い、やらせていただきました」と制作陣の熱意に演技で応えようとしていたことを明かした。最後の集合撮影では、梶がガンバの演技で「大冒険へ出発だ!」と会場に呼びかけ、映画の船出を祝った。本作は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、ノロイ役を狂言師・野村萬斎、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫らが名を連ねている。
2015年08月30日女優、声優、歌手として活躍する神田沙也加が30日、都内で行われた3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』(10月10日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。オファー時から「すごくびっくりしました。私でいいのかな……」と思っていたという神田。「以前の『ガンバ』もそうそうたる出演者の方々だったので、その中に私が入れるんだろうかという気持ちがありました」と不安もあったようで、「潮路ちゃんのキャラクタービジュアルが出来上がってきた時に、本当に出で立ちからかわいらしくって……。この子の声をやれるんだと思ったら、すごく誇りであるとともにうれしく感じました」と演じるキャラクター・潮路に励まされた模様。「すごく楽しいアフレコで、とても素敵な夏になりました」と収録を振り返った。演じる上で意識した点については「キャラクターの表情、動く時の毛のなびき方、涙などがすごくリアルなんです。だから、キャラクターの生きている姿をどう表現しようか監督と相談しながらやらせていただきました」とコメント。「潮路はメインキャラクターの中で唯一の女の子なので、芯の強さの中にも母性のようなものを持っていて、男子たちを引っ張っていくようなしっかりした面も見せたいなと思いました」とこだわりを明かしていた。キャラクターの中で好みのタイプを聞かれた神田は、「原作を読んだ時はガクシャがかっこいいなと思いました。いつも冷静沈着で、最後まであきらめない。ガンバと違うかっこよさがありますよね」としながらも、「映像を見たら、画面から飛び出してきちゃいそうな躍動感のガンバの頑張りとアクションがかっこいいなと……。なので、今はガンバでお願いします(笑)」と回答。するとガンバ役の梶裕貴が「お情けをいただけて、感謝しております(笑)」と返し、会場の笑いを誘っていた。この日はほかにも、小川洋一総監督、河村友宏監督、小森啓裕監督らが出席した。本作は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、ノロイ役を狂言師・野村萬斎、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫らが名を連ねている。
2015年08月30日声優の梶裕貴が30日、都内で行われた3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』(10月10日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。夏休み最後の日曜日ということもあり、多くの親子連れで埋め尽くされた会場で、客席後方から現れた梶たちは、ガンバが冒険を繰り広げる海をイメージした舞台に登壇。「映画はいかがでしたでしょうか?」と梶があいさつすると、客席からは大きな拍手が送られた。作家・斎藤惇夫氏の『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を原作とするアニメとしては、『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶりの映像化となる本作。梶は「『ガンバ』という作品は歴史ある、誰からも愛されている作品。そこに、ガンバ役で名前を挙げていただけたのはうれしい」とオファー時を振り返った。さらに梶によると、「後からうかがったのですが、実は7年前から僕の名前を挙げていただいていたのだそうです」と、今回のオファーがずっと温められていたというエピソードを紹介。「まだデビューして数年の新人だった僕を、そうして名前を挙げていただいていたことを知ってうれしかった」と、梶自身も作品に並々ならぬ思いを持つきっかけになったという。多くの先輩声優とともに参加した本作では、「横で芝居をしていたはずなんですけど、映像を見ると、驚くほどキャラクターに溶け込んでいて、先輩たちの力と存在感を感じた」という梶。完成した作品を見て、「改めて素敵な作品なんだなと思いましたし、それに関われたことが光栄でした」と万感の思いを込めた。この日はほかにも、潮路を演じた神田沙也加、小川洋一総監督、河村友宏監督、小森啓裕監督らが出席した。本作は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、ノロイ役を狂言師・野村萬斎、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫らが名を連ねている。
2015年08月30日日本一チケットが入手できない演劇ユニットと称される「TEAM NACS」の第15回公演「悪童」の東京公演が8月26日(水)からスタート。同日、会場となる東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIにて会見が行われ、森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真が本番直前の意気込みを語った。全国8都市での上演(全53ステージ)で、60,000枚のチケットが即日完売した約3年ぶりの本公演「悪童」。脚本・古沢良太×演出・マギーという初の“外部脚本・演出”を招き入れ、役者に専念した「TEAM NACS」の面々との化学反応に大きな注目が集まっている。初めての試みに、大泉さんは「実力ある一流の方に、演出をしてもらいたいと以前から思っていた。実際、楽しくやれちゃいました。いままで一番、本格的な舞台なんじゃないですか(笑)」とアピール。リーダーとして、脚本・演出を手がけることも多い森崎さんは「いままでになく、稽古も本番も円滑で、なおかつ評判も上々…。非常に複雑です!」と自虐的に語りつつ、「強く手応えを感じているし、自信も芽生えた」とユニットにとっての新境地だと胸を張った。ほかのメンバーも「すでに公演を行った場所でも、皆さんに喜んでいただき、感謝しています」(安田さん)、「クセになりそう。マギーさんは僕らと同じ感性をもっているし、とにかく優しい」(戸次さん)、「僕らだけだと、的確な指摘が言いにくいことも」(音尾さん)とやはり刺激を受けている様子だった。取り壊しが決まったレジャーセンターに立てこもる雄太郎(戸次さん)が、中学時代の卓球部の仲間(森崎さん、安田さん、大泉さん、音尾さん)をこの場に集めるよう要求。雄太郎の目的とは?彼ら“悪童”には、どうしてもやらなければならないことがあった――。古沢脚本による“あっと驚く”展開が繰り広げられる1時間45分のヒューマンドラマだ。現在、リーダーの森崎さんは北海道フードマスター、ごはんソムリエなどを取得し、食育の大切さや北海道の素晴らしさを伝えることをライフワークにしており、大泉さんは「TEAM NACSの公演スケジュールは、農作物の収穫次第ですから。近しいスタッフの結婚式も『ホウレンソウの収穫があるから』って欠席するんですから」と少々あきれ気味?当の森崎さんは「今回の舞台も9月6日でキッパリ終わります。これからジャガイモ、玉ねぎ、ビートが旬を迎えますから」と意に介さなかった。TEAM NACS 第15回公演「悪童」東京公演は8月26日(水)~9月6日(日)まで、EX THEATER ROPPONGIで上演。9月6日(日)14時開演の千秋楽の模様が、カーテンコールを含めて、全国67の映画館にて完全生中継(ライブビューイング)される。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日10月10日に公開される3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』から、最強最悪の敵・ノロイをフィーチャーした特別映像が公開された。本作は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。今回公開されたのは、主人公・ガンバたちの前に立ちはだかる"白い悪魔"ノロイのシーンを中心に構成されたスペシャル動画。ノロイは、過去のアニメ『ガンバの冒険』では当時の少年少女たちのトラウマになったと言われるほど強烈なキャラクターで、本作ではより原作に近い中性的な性格になりつつも、不気味さと恐怖を感じさせる圧倒的な存在感を放っている。動画の中では、おびただしい数のイタチがガンバたちを追い詰める緊迫したシーンや、本性を現したノロイが力の差を見せつけ、一行を震え上がらせる場面が捉えられている。ノロイを演じる狂言師・野村萬斎、ガンバを助けるオオミズナキドリのツブリ役・野沢雅子の好演ぶりはもちろん、戦いが繰り広げられる海の描写など、繊細なアニメーション表現にも注目が集まる。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、主人公・ガンバ役にアニメ『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役などで知られる声優の梶裕貴、ヒロイン・潮路役をディズニー映画『アナと雪の女王』(2014年)の日本語吹替版でアナを演じた神田沙也加が務めるほか、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫が担当する。(c)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年08月21日野村萬斎と宮迫博之が初共演で、物や場所に残った“残留思念”を読み取る特殊能力を持った男とその相方を演じる映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。このほど、この2人をある事件の捜査に巻き込んでいく、物語の鍵を握る”Wヒロイン”に、「石の繭」や『ピース オブ ケイク』の木村文乃と、『トイレのピエタ』『劇場版MOZU』の杉咲花という“最旬”の若手女優が決定した。人間の記憶や感情など物や場所に残った“残留思念”を読み取ることができる特殊能力を持った男・仙石和彦(野村さん)。かつて、相方のマイティ丸山(宮迫さん)とマイティーズというお笑いコンビを組み、その能力をつかって日本中を沸かせていたが、いまでは別々の人生を歩んでいた。あるとき、秋山亜美という女子高生が丸山の所属する芸能事務所・峠プロダクションを訪ねてくる。解散したマイティーズに、行方不明となったある女性・沢村雪絵を探して欲しいというのだ。ピアノ教師・沢村雪絵は、才能溢れる教え子のために、ピアノのコンクールに向け、全力でぶつかり、共に練習の日々を送っていたはずだった。だがある日、突然、その行方不明に。彼女がマイティーズのファンであったことがきっかけで、仙石は彼女の捜査を依頼されることになる。人間嫌いの仙石だったが、ひょんなことから残留思念の中で彼女に出会い、その美しさ、優しさに心動かされてしまい、元・相方の丸山と共にその行方を探すことになる――。そんな、どこか謎めいたピアノ教師・沢村雪絵を演じるのが木村さん。連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で人気を集め、その後も「マザー・ゲーム」(TBS)、「石の繭」(WOWOW)で主演を務める。また、映画でも『くちびるに歌を』『イニシエーション・ラブ』『ピース オブ ケイク』など、立て続けに人気作品に出演。本作では、残留信念の中で野村さん演じる仙石と対面するという、これまでにないシチュエーションの中での演技に挑戦し、その魅力を十分に発揮する。一方、雪絵のピアノの教え子である秋山亜美は、雪絵の好きだったマイティーズに捜査を依頼しようと、所属事務所にアポなし訪問。行動派の彼女は、丸山と共に半ば強引に仙石を捜査に引き込んだり、雪絵の思念が残りそうな場所へ次々と2人を連れ回す。さらには、警視庁に捜査依頼を出したりと、ひと癖もふた癖もある仙石&丸山のコンビを巻き込みながら、雪絵の行方を探していく。やがて、いよいよ雪絵と共に練習に励んでいたピアノのコンクールの日を迎えるのだが…。行動力にあふれた女子高生ピアニスト・秋山亜美を演じるのは、杉咲さん。宮迫さんとも共演した「夜行観覧車」などテレビドラマのほか、今年は1年間に渡るオーディションを経て『トイレのピエタ』のヒロインに抜擢。今後も『劇場版MOZU』『湯を沸かすほどの熱い愛』(’16)といった話題作の公開も控える。10代ながらもその抜群の演技力が高く評価されており、本作では、狂言師・野村萬斎、芸人・宮迫博之という現実にも話芸を極める2人との共演シーンでも、全く引けを取らない掛け合い、演技を披露する。「相棒」や「リーガル・ハイ」、『探偵はBarにいる』など数々の名バディを生み出してきた人気脚本家・古沢良太の渾身の書き下ろし作に顔をそろえた2人のヒロイン。彼女たちの“想い”は疎遠だった2人の男たちを10年ぶりに再会させ、物語の扉を開いていく。<以下、コメント>■木村文乃脚本が、サスペンスとしても人の気持ちを思う人間ドラマとしてもとても面白かったです。一緒に捜査をしているような気持ちで最後まで一気に読みました。テーマになっている人の想いとか、記憶について、普段から、あまり過去を振り返らないのですが、確実に過去の積み重ねで今の自分になっている。そのことは絶対忘れてはいけないと思っていて、今ちゃんと生きていないと1年後、3年後、5年後もしっかりはしていられないと思っています。今回、演じる雪絵は人に面と向かって言えるくらいの経験をしている人だと思っています。狼狽したりとか、女性らしさがあるというよりかは、どこか凛としていていいのかなと思って演じています。■杉咲花今回演じる亜美は一途な子です。とにかく(木村さん演じる)雪絵さんのことが大好き。ピアノは嫌いで、やりたくないと思っているんですけど、どこかで雪絵さんがやれなかった分を頑張りたいっていう思いもある。そんな亜美の雪絵さんが好きだという思いを大事にして演じています。ピアノは本当に弾いたことがなかったんですが、弾く位置がわかっていたり、弾いてる感覚がわからないと、演技が出来ないものだったので、ドレミを弾く練習から初めて、本当に弾けるようにと練習しました。萬斎さんは、優しくて素敵な方です。今回、萬斎さん演じる仙石さんがすごく面白くて。笑うの本当に我慢しています(笑)。猫背で、喋り方もすごくツボなんです(笑)。亜美はいちいち仙石にツッコみを入れたり、ちょっとあたりが強かったりもするんですけど、一緒に捜査していく中で信頼していっていると思います。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は8月末クランクアップ予定、2016年ゴールデンウィークに全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月15日狂言師の野村萬斎が、10月10日に公開される3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』で最強最悪の敵・ノロイを演じていることが明らかになった。過去に放送されたTVアニメ『ガンバの冒険』にも登場した白いイタチのノロイは、その白く美しい姿とは裏腹に、狡猾な罠を仕掛けネズミを次々と殺していく残忍かつ冷酷なサディストとして描かれ、当時の少年少女たちのトラウマになったとも言われている。また、勇気と好奇心にあふれたガンバをはじめ、心優しきボーボ、親分肌の船乗りネズミ・ヨイショ、物知りで一団の参謀役のガクシャ、口は悪いが実はいいヤツのイカサマ、怠け者だが友達思いのマンプクなど個性豊かな面々に匹敵する、敵役としての存在感を必要とされる難しい役どころでもある。2013年に公開された宮崎駿監督作品『風立ちぬ』のカプローニ役以来、2作目となるアニメ作品のアフレコに臨んだ野村は収録後、「ノロイは非常に重要な役どころで、しかも悪役。昔から悪役をやってみたかったという事もあり、本当に楽しく演じさせていただきました」と振り返っている。野村は役柄について、「ノロイは、怖さと魅惑的なところを兼ね備えた、カリスマ性のあるキャラクターで、最初に浮かんだイメージは、『ガッチャマン』と敵対するベルク・カッツェでした」と分析。演じる上では「ノロイの個性をうまく表現するために、ずっと気張っているだけでは怖くないので、少し女性的なふんわりした面を見せながら、突然スパッと切り込むような、振れ幅の大きさを表現したいと思っていました」と、ノロイの底知れない恐ろしさを演出する工夫があったという。最初こそ「自分のキャラクターを出す事に専念していました」と語る野村だが、「終わる頃にはすっかりノロイになってしまったと思います。大激闘した時には、リアクションなど、本当に格闘しているような感じで、全身を使ってアフレコさせていただきました」と役になりきったようで、「アフレコって、大変だなと思いました(笑)」と漏らすなど、その熱演ぶりをうかがわせた。『GAMBA ガンバと仲間たち』は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。本作の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには野村のほか、主人公・ガンバ役にアニメ『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役などで知られる声優の梶裕貴、ヒロイン・潮路役をディズニー映画『アナと雪の女王』(2014年)の日本語吹替版でアナを演じた神田沙也加が務めるほか、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫、ツブリ役を野沢雅子が担当する。(C)SHIROGUMI INC.,GAMBA
2015年08月14日10月10日に公開される3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』に、かつてTVアニメ『ガンバの冒険』で主人公・ガンバを演じた声優の野沢雅子が、今度はガンバを助けるオオミズナギドリのツブリ役として出演することが明らかになった。本作は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。野沢は、「今回はガンバではなくツブリ役ということだったので、最初はとても驚きました」とオファー時を振り返り「ただ、ガンバを演じていた以前からツブリは良い役だと思っていましたし、ツブリのキャラクターが大好きなのでうれしかったです」と出演を喜んでいる。役どころについては、「ツブリは最初から最後まで出ているわけではないけれども、登場する要所要所でガンバを手助けしてくれる。以前のTVアニメでは、ツブリは男性の役で、声も男性(嶋俊介)が演じていましたが、今回のツブリは女性のキャラクターに変わっています」と説明し、「女性ながらも、悟空のようにバイタリティーのある大人のキャラクターとして演じました」と、演技では長年「ドラゴンボール」シリーズで担当している孫悟空と重ねたことを明かした。1975年4月~9月のTVアニメ『ガンバの冒険』、劇場アニメ『冒険者たち ガンバと7匹のなかま』(1984年)、『ガンバとカワウソの冒険』(1991年)でガンバを演じてきた野沢。今回の出演は、長年ガンバ役を務めてきたことに敬意を表しての依頼だったという。野沢は「今まで数多くの役を演じてきましたが、ガンバとは長くお仕事をさせていただき、ずっと一緒に生きてきたので、私の中ではガンバは分身のような存在です」とガンバへの愛情を語り、キャラクターの魅力として「ガンバ自身は大きな力を持っているわけではないけれども、強敵であるノロイに立ち向かっていく。その勇気がすごいと思います。そして、皆と協力してノロイを倒そうとする仲間意識。これもガンバのすごいところです。リーダーシップもあり、仲間のためなら自分の身を投げ打ってでも行動するところ。ガンバの魅力は、彼のひとつひとつの行動に象徴されていると思います」と分析している。最後に野沢は、本作の見どころについて「皆で力を合わせるという"団結力"です。それは、最近世の中に欠けているものですよね。この映画を見て、あらためて仲間の大切さを感じてほしいです。一人より二人。二人より三人。この映画では、その団結力が、いかなる者をも倒せる強い力になり得ることを教えてくれます。団結力が、この映画の最大の魅力です」と力強く語った。本作の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、主人公・ガンバ役にアニメ『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役などで知られる声優の梶裕貴、ヒロイン・潮路役をディズニー映画『アナと雪の女王』(2014年)の日本語吹替版でアナを演じた神田沙也加が務めるほか、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫が担当する。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年08月04日狂言師の野村萬斎が、TVドラマ『相棒』や『リーガル・ハイ』などで知られる人気脚本家・古沢良太氏のオリジナル書き下ろし映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(2016年GW公開)で現代劇に初挑戦することが27日、明らかになった。野村が演じるのは、残留思念を読み取る特殊能力を持つ主人公・仙石和彦。かつてはその能力を使い、マイティーズというコンビで日本中を湧かせたものの、その能力の代償に精神をすり減らしてコンビは解散。マンションの管理人として人目を避けた生活を送る中、一人の女子高生から行方不明になったある女性を探してほしいという依頼があり、コンビ復活をもくろむ芸能事務所社長の策略で渋々協力するも、予想だにしない事件へと巻き込まれていく。映画では、仙石の相方・丸山を雨上がり決死隊の宮迫博之が演じる。今作が現代劇デビューとなる野村は、「僕は狂言師なので、どうしても腹から声を出してしまいます。今回は現代劇ですし、そんなに大きな声を出さないでと監督に言われていますので、なるべく自然にしゃべることを心がけています」とコメント。また、宮迫とコンビを組むことについては、「僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)」と楽しんでいる模様で、「狂言もセリフ術ですが、今回セリフの応酬で魅せる部分もあるこの作品の中で話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます。分かりやすく言えば楽しいキャッチボール。お互いが楽しんでいて、それを人が見て楽しい。そんなコンビネーションになっていると思います」と期待をのぞかせた。一方の宮迫は、「本来、映像のお仕事に限らず、ある程度の緊張を持って仕事に臨むんですけど、今回は芸人ということもあって今の所、ほぼフラットです(笑)」と役柄に違和感はない。野村とはこれが初共演だが、「とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と、何の違和感もなくリズムよくできたんです」と相性のよさを明かした。さらに、野村と一緒に芝居に入ってからは「発声のレベルが全然違う」ことを発見したようで、「(萬斎さんの)役柄的には(発声を)抑えないといけないので、監督さんから注意されることもあるんですが、その時の発声が全てこっちのおなかに響いてくるから、すげ~なと!(笑)。あのおなかに響く発声はどうやってるんだろう?などと思いながら、ご一緒しています」とコメントを寄せた。古沢氏は野村の役どころについて「主演の萬斎さんは普通の人っていうよりは、普通じゃない人…"変人"をある説得力を持って演じられる人であるだろうと思っています。なので何かしらの特殊な能力を持った人間でいこうと決めていました。色んなアイデアはありましたが、新しいヒーロー像がいいと思っていて、正攻法で事件を解決するプロットの中に今までに無いような主人公、探偵像を作りたいと思いました」と説明。宮迫が演じる丸山については、「お笑い芸人なので、本職の方がやってくれると説得力があります。バカなことも言うけれど、いかんせん仙石がもっと変人なので、ビシバシ、突っ込んでいかなきゃならない。その両方を器用にできる方がいいと思っていたので、宮迫さんは本当に理想的」と絶賛している。本作のメガホンをとるのは、『デスノート』(2006年)、『デスノート the Last name』(2006年)の金子修介監督。TVドラマ『相棒』Pre Season~season5など人気シリーズを手がけてきた須藤泰司氏が企画を務める。須藤氏と古沢氏がコンビを組んだ映画『探偵はBARにいる』(2011年)は、第35回日本アカデミー賞で優秀脚本賞を受賞した。本作について古沢氏は、「『相棒』→『ゴンゾウ』→『探偵はBARにいる』と事件ものの面白さを学び、面白さを知りました。それらの仕事を通じて学んだものの、自分なりの最新型がこの作品です。現時点での集大成でもあると思います」と語っている。映画は7月15日にクランクイン。クランクアップは8月末を予定している。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2015年07月29日ホームズとワトソン、明智小五郎と小林少年、ルパンと次元…いつの世も、共に謎を追い、冒険にハラハラ、事件解決にワクワク、そして時に涙もした時代を代表する名コンビたち。このほど、狂言師の野村萬斎がお笑い芸人の宮迫博之とともに、異色のバディもの『スキャナー記憶のカケラをよむ男』に出演することが決定。「リーガル・ハイ」でおなじみの古沢良太が、オリジナル脚本を書き下ろしていることが分かった。主人公は、人間の記憶や感情など物や場所に残った“残留思念”を読み取ることができる特殊能力を持った男・仙石和彦。かつて、その能力を使い、マイティーズというお笑いコンビで日本中を湧かせたこともあったが、やがて能力の代償に精神をすり減らし、コンビも解散。以来、マンションの管理人として人目を避けた生活を送るようになる。一方、相方のマイティ丸山もピン芸人になるものの、鳴かず飛ばずでクビ寸前の状態。そんなとき、秋山亜美という一人の女子高生が丸山の所属する芸能事務所・峠プロダクションを訪れる。その依頼とは、解散したマイティーズに、行方不明となったある女性を探して欲しいというもの。この仕事を機にマイティーズ復活を目論む社長の久美子は、仙石に事件の捜査を手伝わせるよう、丸山に命じるのだった…。この仙石を演じるのは、狂言師として知られながら、さまざまなフィールドで活躍する野村さん。これまでは『陰陽師』(’01)や『のぼうの城』(’12)など、大ヒット時代劇で主演を務めてきたが、本作では満を持して初めての現代劇に出演。特殊能力を持つ主人公・仙石を、唯一無二の存在感で演じる。一方、仙石の相棒であり、元相方のマイティ丸山を演じるのは、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」として数々のバラエティーに出演するかたわら、俳優としても数多くの人気ドラマ・映画に出演してきた宮迫さん。ピン芸人となるものの鳴かず飛ばず。再会した仙石を口八丁、手八丁であおり、外の世界へと引きずり出すものの、理解できない仙石の行動にはふり回されてばかり、喧嘩もしばしば。とはいえ、なんだかんだ仙石のことが気になり、結局放っておけないという存在を演じ切る。実は丸山は、野村さん演じる仙石にとっても、唯一、本音でぶつかることができる貴重な存在なのだ。そんな2人が“新たなコンビ”として、彼らにしかできない捜査で様々な事件に挑んでいく本作。脚本を書き下ろしたのは、『探偵はBARにいる』シリーズや「相棒」「リーガル・ハイ」など、ヒット作とともに、名コンビを生み出し続ける若手ナンバーワン脚本家の古沢さん。監督は、『デスノート』『デスノート the Last name』などで国内外から高い評価を受ける金子修介監督が務める。本企画の生みの親であり、『探偵はBARにいる』で古沢さんとともに第35回日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞し、『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』などを手がけた須藤泰司が、古沢さんとともにまた新たなコンビを作りあげていく。野村さんは、「今回の脚本の、物に人間の思いが宿るというのは日本的な感性で素敵」とコメント、「それが事件を解決するカギになるというのも、オリジナルの面白さだなと感心いたしました」と語る。「宮迫さんとのコンビですが、僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)。狂言もセリフ術ですが、今回セリフの応酬で魅せる部分もあるこの作品の中で、話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます」と語り、その「キャッチボール」を楽しんでいる様子だ。また、宮迫さんは、「萬斎さんとお仕事させてもらうのは初めてなんですけど、とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と、何の違和感もなくリズムよくできたんです。ただ我々も喋る仕事ですが、発声のレベルが全然違う。(萬斎さんの)役柄的には(発声を)抑えないといけないので、監督さんから注意されることもあるんですが、そのときの発声が全てこっちのお腹に響いてくるから、すげ~なと!(笑)」と感嘆する。金子監督も、早くもそのコンビには太鼓判を押しており、「まだ撮影は途中ですけど、萬斎さんと宮迫さんの2人の掛け合いは、昔からコンビをやってるんじゃないかと観ている人には思えるでしょう。萬斎さんのしっかりした芝居に宮迫さんがツッコミを入れて来るのが、実はしっかり計算されている。でも、そんな風には見えないはずで、ニヤニヤと時には吹き出してしまいますよ」と言う。さらに、本作を「現時点での集大成」と力強く語る脚本の古沢さんは、そんな萬斎さんについて、「普通の人っていうよりは、普通じゃない人…“変人”をある説得力を持って演じられる人であるだろうと思っています」とコメント。「一方、宮迫さんが演じる丸山というキャラクターはお笑い芸人。なので、本職の方がやってくれると説得力があります。バカなことも言うけけれど、いかんせん仙石がもっと変人なので、ビシバシ、突っ込んでいかなきゃならない。その両方を器用にできる方がいいと思っていたので、宮迫さんは本当に理想的だなと思っています」と語り、手応えを覗かせている。『スキャナー記憶のカケラをよむ男』は8月末クランクアップ予定、2016年ゴールデンウィークに全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月27日女優で歌手の神田沙也加が、10月10日に公開される3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』で、ヒロイン・潮路を演じることが明らかになった。ディズニー映画『アナと雪の女王』(2014年)の日本語吹替版でアナ役を担当し、「第9回声優アワード」主演女優賞(2015年)を受賞した神田は、続編『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』(2015年)以来となる、劇場アニメでの声優を担当。神田は「潮路は、すごく芯が強くて、心で皆の事を引っ張っていくヒロインでもあると思うので、かわいらしさだけでなく母性も見せていければ」と意気込みを語り、「懸命にスクリーンを駆け回る彼らを、ぜひぜひ劇場で見守ってあげてください」と伝えている。製作総指揮・島村達雄氏は神田の起用について、「神田さんは、地道に声優の訓練を積んだり、若い頃からミュージカルの舞台で歌や演技の技術を磨いたり。ホンモノ志向を感じさせるところが、強い信念のもと、希望を忘れない潮路のキャラクターにぴったりだと思いました」と、その実力を評価するとともに、「『アナと雪の女王』以降、彼女を知らない子供はいないんじゃないかという程、子供たちの知名度が群を抜いていることも合わせて判断し、オファーしました」と、『アナ雪』での好演がきっかけとなっていることも明かした。また主役のガンバは、アニメ『進撃の巨人』主人公のエレン・イェーガー役などで知られ、第7回・8回の「声優アワード」で主演男優賞を連続受賞した梶裕貴が演じる。作品について梶は、「正義感にあふれ、常に真っすぐなガンバたちの姿が、子供たちに夢を与え、大人たちには幼い頃の気持ちを思い出させてくれると信じています」とコメントを寄せている。本作の原作『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語。『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶりの映像化となる本作では、制作を『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)、『STAND BY ME ドラえもん』(2014年)などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組。エグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』(2013年)の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎え、ドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏が脚本を務める。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年07月14日大泉洋を始め、戸次重幸、安田顕、森崎博之、音尾琢真ら5人の実力派俳優からなる北海道発の演劇ユニット「TEAM NACS」。この度、既にチケットが完売している約3年ぶりの本公演「悪童」のライブビューイングが決定。舞台千秋楽公演の模様をカーテンコールを含めて完全生中継されることが分かった。2012年に行った前回公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」では、7万枚のチケットが即日完売となり、“日本一チケットが取れない演劇ユニット”として評判を集めた「TEAM NACS」。今作でも、全国8か所53ステージ、全国60,000枚のチケットが即日完売し、それぞれがドラマや映画で活躍しているその人気の高さを伺わせた。本作では、これまでメンバーの誰かが脚本・演出を担当していたのに対し、初めて外部から脚本、演出を呼びメンバーたちは役者に専念。脚本は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや、ドラマ「リーガル・ハイ」などを手掛けた古沢良太、演出は元「ジョビジョバ」のリーダーで俳優・脚本家・演出家としても活躍するマギーが務める。『駆込み女と駆出し男』の大泉さんに、『新宿スワン』、『龍三と七人の子分たち』と立て続けて話題作へ出演する安田さん、主演作『ホコリと幻想』の公開を控える戸次さん、「不便な便利屋」に出演した森崎さん、音尾さんらが、話題のクリエイターとコラボする期待の今作。チケットが取れなかった人も、「もう一度観たい」と思っている人も映画館の大スクリーンで千秋楽公演を楽しんでみて。TEAM NACS 第15回公演「悪童」 千秋楽ライブ・ビューイングは、全国各地の映画館にて9月6日(日)14時開演。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日10月に公開される3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』の特報とメインビジュアルが公開された。公開された特報動画は、主人公・ガンバがビルから綱をわたって滑り降りる迫力のシーンからスタート。シリーズの魅力である、個性的なキャラクターたちの表情はもちろん、鳥の背中に乗って空に飛び立つ開放的な場面や、騒々しいネズミたちの世界も登場。最後には航海へと向かう船が出現し、これから始まる大冒険を予感させる内容になっている。本作を制作するのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。国内だけではなく世界を見据え、エグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎え、ドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏が脚本を務めるなど、トップクリエイターたちが集結した。さらに、新たにコミュニケーション・ディレクターとして、松任谷由実、Mr.Childrenなどトップミュージシャンたちのアートワークや、NHK連続テレビ小説『てっぱん』のオープニングタイトルなどを手がけたアートディレクターの森本千絵氏の参加が決定。公開された本作のメインビジュアルも森本氏の手によるもので、原作本の表紙イラストの構図はそのままに、3DCGのキャラクターたちをコラージュした作品になっている。子供の頃、「『ガンバの冒険』を見てガンバとその仲間に勇気をもらっていた」と話す森本氏は、「忘れかけていた勇気と仲間のこと、それを今だから伝えたい。残したい。そう思って、わたしもこの作品の仲間に入れてもらいました」と制作への参加理由を語る。担当したエンディング映像では、「見終わったあと、新しい現実の世界へ誘う一歩手前の力になれたら」という思いが込められているという。『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語。1972年の刊行以降、TVアニメや劇団四季によるミュージカル公演などさまざまなメディアで展開された。作家・斎藤惇夫氏の児童小説『冒険者たち ガンバと15 ひきの仲間』を原作としたアニメとしては、『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶりの映像化となる。3DCGアニメ化にあたり、原作者の斎藤氏は、「半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今によみがえるのか、子どものように胸躍らせながら公開の日を待っています」とコメントを寄せている。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA(C)斎藤惇夫/岩波書店・TMS(C)藪内正幸
2015年06月12日『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』など数多くの大ヒット作品を世に送り出してきた映像製作会社「白組」が、企画構想から15年、製作期間10年、総製作費20億かけて贈る『GAMBA ガンバと仲間たち』。このほど、大冒険を予感させる特報映像とティーザービジュアルが公開となった。本プロジェクトの原作は、児童小説の金字塔とも称される「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著、岩波書店)。小さなネズミたちが力を合せて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語である本作は、テレビアニメや劇団四季によるミュージカル公演など様々なメディアを通して多くのひとに感動を与えてきた。原作の映像化は、1999年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来実に24年ぶり。「白組」のトップクリエイター達が3DCGアニメーションを駆使し、新たな映像化に挑む。今回解禁となった特報では、主人公ガンバとその仲間たちが猫に追いかけられるシーンや、鳥や馬車に乗るシーンなど迫力の映像が披露される。「仲間って、勇気」という印象的なキャッチフレーズが示すとおり、仲間との友情を描く感動の冒険物語に仕上がっていることが窺える映像となっている。さらに、本作には白組のほかにも世界トップクリエイターが参加。『スパイダーマン』『アイアンマン』などの製作総指揮を務めたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッドがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、本作品の編集および台詞の監修、音楽の監修とミキシングに携わる。音楽は、アカデミー賞作品賞『それでも夜は明ける』への楽曲提供などで知られるベンジャミン・ウォルフィッシュ、ドラマ「相棒」シリーズ「リーガル・ハイ」、映画『キサラギ』『探偵はBAR にいる』『寄生獣』など話題作多数を手掛け、『ALWAYS 三丁目の夕日』では第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した古沢良太が脚本を務める。同時に解禁となったティーザービジュアルは、原作の表紙を飾っている藪内正幸氏のイラストを元にしたデザインになっており、構図はそのままに今回の映画で新たにデザインされたCGのキャラクターたちがコラージュされたビジュアルになっている。こちらのティーザービジュアルのディレクションを含め、本編エンドロールの企画・演出を始め、宣伝の全体的なコンセプトや宣伝美術のディレクションを、アートディレクターの森本千絵がコミュニケーション・ディレクターとして参加している。森本さんは、「臆病な幼き頃、ガンバの冒険をみてガンバとその仲間に勇気をもらってたことを思い出す。あれから何年経ったのだろうか。いまの子どもたちにも、冒険してもらいたい。小さくたって、弱くたって問題ない。仲間がいれば誰だって前に進める。忘れかけていた勇気と仲間のこと、それを今だから伝えたい。残したい。そう思って、わたしもこの作品の仲間に入れてもらいました。見終わったあと、新しい現実の世界へ誘う一歩手前の力になれたらと。世界中の子どもたちと、元子どもたち、そして動物たちをも楽しんでくれるような作品となりますように」と、意気込みを語っている。原作者の斎藤惇夫は、「半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今に甦るのか、子どものように胸踊らせながら公開の日を待っています」とコメント。日本と世界のトップクリエイターが集結した渾身の3DCG映像を、まずはこの特報からチェックしてみて。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月12日『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』を手がけた白組が製作期間10年、総製作費20億をかけて映像化する3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』のティザービジュアルと特報映像が解禁された。『GAMBA ガンバと仲間たち』特報映像映画は、1972年に刊行された児童小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(斎藤惇夫著、岩波書店)が原作で、映像作品としては1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来、24年ぶりの新作となる。本作の製作総指揮には『スパイダーマン』のプロデューサーであるアヴィ・アラッドが就任。白組代表取締役副社長である小川洋一氏が総監督を務めるほか、白組の河村友宏と小森啓裕がメガホンを執り、人気脚本家の古沢良太が参加するビッグプロジェクト。このほど解禁された特報映像には、3DCGでデザインされたガンバと仲間たちの姿が生き生きと描かれており、“小さな勇者”たちが大都会や大自然の中で繰り広げる大冒険の様子が映し出されている。原作者の斎藤は「半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今に甦るのか、子どものように胸踊らせながら公開の日を待っています」とコメントを寄せており、原作本のイラストを基に、新たにデザインされたティザーポスターが6月13日(土)より劇場に掲出される。『GAMBA ガンバと仲間たち』10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショー
2015年06月12日2012年に行われた前回公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」で、全国70,000枚のチケットが即日完売となり、日本一チケットの取れない演劇ユニットといわれるようになった「TEAM NACS」。第15回公演となる「悪童」のチケット一般発売が9日(土)より開始となり、全国60,000枚のチケットが即日完売となった。とある場所に集まった5人の男。どこにでもいる、ごく普通の男たち。だが、彼らにはやらなければならないことがあった。それがどんなに恐ろしい事であっても――。5人は幼馴染。みな、悪童だ。森崎博之、安田顕(『龍三と七人の子分たち』『新宿スワン』)、戸次重幸、大泉洋(『駆込み女と駆出し男』)、音尾琢真からなる「TEAM NACS」。今回は、「TEAM NACS」として初の試みとなる“外部脚本・演出”。映画『ALWAYS三丁目の夕日』、『探偵はBARにいる』、ドラマ「リーガル・ハイ」、「デート~恋とはどんなものかしら~」などを手掛けた古沢良太が脚本を担当し、元ジョビジョバのリーダーで俳優・脚本家・演出家としても活躍するマギーが演出を担当する。「悪童」は「TEAM NACS」にとって、約3年ぶりの本公演。古沢良太×マギーとの化学変化で、どんな「TEAM NACS」が見られるのか?期待をせずにはいられない。(text:cinemacafe.net)
2015年05月09日『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』で知られるクリエイター集団・白組が5月7日に、東京・渋谷区の同社で会見を行い、児童文学の名作『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化する『GAMBA ガンバと仲間たち』の製作を発表した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円を投じた大型企画で、10月10日(土)に2D/3D全国超拡大ロードショーされる。『ガンバ』といえば、1975年に放送されたアニメシリーズが有名だが、本作ではキャラクターデザインを一新。企画が本格始動したのは、今から15年前の2000年だといい、原作者サイドから「3DCG映画に限定して」映画化の許諾を得た。会見に出席した島村達雄氏(株式会社白組代表取締役社長)は「当時から3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまうと感じていた」と本作の強い思いを語った。2008年のリーマンショックを機に、製作委員会の組成が中断され、白組の単独事業として製作を続行。2013年末にハリウッドの敏腕プロデューサーで、マーベル・スタジオのCEOであるアヴィ・アラッドの目に留まり、海外配給を視野にした作品のブラッシュアップも行われたという。現在は、完成に向けた大詰めの作業が進められており、声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」(関係者談)だ。企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)をはじめ、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人がメガホンをとった。ドラマ『リーガル・ハイ』、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる人気脚本家の古沢良太氏が脚本を手がけ、アニメ作品に初挑戦。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。3DCGで生まれ変わったガンバたちの、新たなる冒険と躍動に期待したい。なお『ガンバ』が映画化されるのは、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』(大賀俊二監督)以来24年ぶりとなる。『GAMBA ガンバと仲間たち』10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショー取材・文:内田 涼
2015年05月08日斎藤惇夫氏の児童小説が原作で1975年に放送されたTVアニメ『ガンバの冒険』が、3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』として復活を果たし、2015年10月10日に公開されることが明らかになった。制作は、VFXで知られる映像制作会社・白組が担当する。1972年に刊行された児童小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を原作とし、その後にTVアニメ、アニメ映画、劇団四季のミュージカルなど、さまざまなメディア展開が行われた『ガンバの冒険』は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語。今回、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』のVFX、『STAND BY ME ドラえもん』の3DCGアニメなども記憶に新しい、白組のトップクリエイターたちが3DCGアニメーション映画として、ガンバたちの縦横無尽な大冒険活劇の創造に挑む。同シリーズのアニメ映画は、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶり。構想15年、製作期間10年、総製作費20億円をかけたビッグプロジェクトになった本作だが、白組の島村達雄社長は「3DCG映画で、日本がこれ以上遅れを取ったらアメリカの背中が見えなくなる」と企画の経緯を説明。特にピクサーによる『トイ・ストーリー』シリーズでその危機感がさらに強くなり、シリーズ2作目が発表された翌年の2000年から本格的に企画がスタートしたという。脚本は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』や『寄生獣』、TVドラマ『相棒』や『リーガルハイ』などで知られる古沢良太氏がアニメ作品の脚本に初挑戦。企画・総監督に白組の副社長・小川洋一氏、監督は3DCGアニメーション『うっかりペネロペ』の河村友宏氏、PS2用ソフト『Rule of Rose』の小森啓裕氏が共同監督として起用される。小川総監督は兼ねてから「今の技術を使って『ガンバ』を3DCGにしたらすごいのでは」と感じており、ビックプロジェクトの作品に『ガンバの冒険』を選んだ理由として「3DCGアニメは製作に時間がかかるため、完全オリジナルよりもブレない軸があって面白いストーリー」「いろいろなタイプの動物キャラクターが出てくる作品」を挙げ、原作でのリアルな動物の挿絵も意識して製作したと語っている。共同監督として名を連ねる河村氏と小森氏は「原作の良さを残しつつ、当時のアニメとは違う作品としてどう作り替えていくか」という点に苦労し、ピクサー作品に対抗できるレベルを目標としつつも、同じことをするのではなく日本人なりのアニメーション表現にしたいと考えたという。具体的には「日本人に受け入れやすい人間的な感情表現と、動物的なアクションをわけてキャラクターを作った」と説明した。また、エグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』『アイアンマン』『X-MEN』のプロデューサーとして知られ、日本のアニメやマンガにも精通しているアヴィ・アラッド氏が就任し、世界展開も視野に。島村社長によれば、アヴィ氏が来日した際にたまたま本作を観せたところ「このアニメなら北米でも通じるかもしれないよ」と語ったことが発端だという。劇伴を手がけたのは、映画『それでも夜はあける』(2013年)で高い評価を得たベンジャミン・ウォルフィッシュ氏。同氏の指揮のもと、ビートルズが録音を行ったことでも有名なロンドンのアビー・ロード・スタジオにて、フルオーケストラ演奏の収録が実現している。あまりの展開に、ロンドンのスタジオへ行った小川氏や河村氏は「ドッキリじゃないか」と思ったという。このように世界的な豪華製作陣が勢ぞろいしたが、ハリウッド色になっているのではなく、あくまで白組が作り上げた作品としてブラッシュアップしたという本作。島村社長は、世界を視野に入れ、クオリティやテンポがアップしたという完成度に自信をのぞかせていた。また『ガンバの冒険』といえば、アニメで野沢雅子(ガンバ)、大塚周夫(ノロイ)、ヨイショ(内海賢二)といった大御所声優陣が務めていたが、本作のキャストは未定。TVアニメのキャストが出演するのかどうかも含め、現在キャスティングの真っ最中だという。『GAMBA ガンバと仲間たち』は、2015年10月10日全国公開。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年05月08日『永遠の0』『寄生獣』で知られるクリエイター集団「白組」が、児童文学の名作「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化することがわかった。「ガンバ」の映画化は24年ぶり。キャラデザインは一新され、海外配給も検討されている。ガンバをはじめ、ボーボやヨイショらおなじみの面々が、小さな力を合わせて巨大な敵に立ち向かう冒険活劇が、装いも新たにスクリーンに帰ってくる。タイトルは『GAMBA ガンバと仲間たち』。東映配給で、10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショーされることが決定した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円というビッグプロジェクトは、現在、完成に向けた大詰めの作業が進められている。「3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまう」。そんな決意を胸に、日本屈指のクリエイター集団である白組が「ガンバ映画化」の企画を本格始動させたのは、2000年のこと。すでに1975年から放送されたテレビシリーズが存在するため、3DCG映画に限定して、原作者から映画化の許諾を得たそうだ。ガンバたちの冒険同様、本作の製作も山あり谷ありだったと言い、2008年のリーマンショックを機に、製作に携わっていたテレビ局が撤退。リスクを冒しながら、白組の単独事業として製作を続行した裏には「必ず3DCGの時代が来る」という確信があった。さらに本企画が、マーベル・スタジオのCEOで、ハリウッドきっての敏腕プロデューサーであるアヴィ・アラッドの目に留まると、海外配給を視野に「世界に挑む」巨大プロジェクトとして、歩みを加速させていった。メガホンをとるのは企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)に加えて、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人。脚本をドラマ「リーガル・ハイ」、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる売れっ子ライターの古沢良太氏が手がけ、アニメ作品に初挑戦した。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。現時点で、上映時間は90分前後になる予定で、気になる声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」だと言う。果たして、誰もが知るガンバたちがどんな姿で生まれ変わるのか?続報を待ちたい。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月10日(土)から2D/3Dにて全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日