女優の吉岡里帆が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演。人生初となるランウェイトップバッターを飾った。吉岡は、最初の「GUESS」ステージのトップバッターで登場。サプライズ登場に大歓声が起こる中、胸元がセクシーな衣装でオーラを放ちながらランウェイを堂々と歩いた。同ステージには、滝沢カレン、藤田ニコル、古川雄輝、瑛茉ジャスミン、横田真悠、飯豊まりえ、朝比奈彩、香川沙耶、丹保ふぶき、福士リナも登場。さらに、トリで俳優の志尊淳がサプライズ登場し、豪華な幕開けとなった。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。18回目となる今回は幕張メッセにて、「Heart Warming」をテーマに人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催し、心も体も温かくなる一日を届ける。
2018年09月16日“国民的人気コメディ映画”『男はつらいよ』。この度、シリーズ50作目となる最新作の製作を行うことが9月6日の昨日、都内で行われた会見で明らかになった。『男はつらいよ』シリーズは、1969年8月に第1作が劇場公開。特別篇を含む全49作が製作され、“寅さん”こと車寅次郎は、時代も世代も超えて愛され続けている。来年、記念すべき50周年を迎える本シリーズだが、これを記念し、『男はつらいよ』50周年プロジェクトの始動が決定。本プロジェクト発表会見では、50年目にして、50作目となる22年ぶりの新作を製作することが明かされ、「10月中旬から撮影所や柴又など、寅さんゆかりの地で都内ロケ開始」「主演は渥美清さん」「倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆を始めとしたくるまやお馴染みの人物が登場」という概要も発表された。今回の新作決定に、「一体、どうやって…!?」「まさかの50作品目が来年みれるとは」「男はつらいよの新作は何にしても楽しみ」と期待する投稿が寄せられている。また、Twitterでは「#こんな寅さんの新作は嫌だ」というタグがトレンドに上がり、このタグを付け、「魔界編」「寅さん公務員になるの巻」「寅さんがセリフの中にしか登場しない」「寅さんがゾンビ化して源公を襲う」「男はつらいよ寅次郎vs桃次郎」「ずっとTwitterしてる寅さん」「エンディングでアクションのNGシーンが流れる」などと想像力豊かなツイートもされている。会見に登壇した山田洋次監督は、「フランソワ・トリュフォー監督が『大人は判ってくれない』のジャン=ピエール・レオーを20年後に起用して青春映画を作っていたが、『男はつらいよ』は毎年毎年、継続して年に2回ずつ成長の記録を追いかけてきた。一人の少年の精神世界の成長を描いて大人になってしまうまでを、なんとかして映画にして、面白く伝えられないか。何年も前から考えていたことが、50周年を機に実現できる」と新作への思いを明かし、「主演はあくまでも渥美清であることが大事。その上で、いま、僕たちは幸せかい?との問いかけが、この作品のテーマになるんじゃないかと思う。新作の中で、この映画の全ての登場人物に観客は出会えるんじゃないかと思っている」とコメントしている。一方、シリーズで諏訪さくらを演じた倍賞千恵子は、「新作のお話を聞いたときに、『えっ、お兄ちゃん(寅さん)いないのに、どうするんだろう?』と驚いた」と心境を明かしつつ、「もしお兄ちゃんがどこかで見ていたら、『おい、さくら、まだ山田監督と映画を作るんだよ』と言っているような気もするんですね」と話し、「23年ぶりに諏訪家のみんなと映画を作ることができて嬉しいです」と喜びを語った。なお、新作製作のほかにも、これまでの全49作の4Kデジタル修復やテレビ放映、展覧会、小説の出版などの数々のプロジェクトも始まるようだ。『男はつらいよ』50作目となる最新作は、2019年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年09月07日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児、越後長岡藩家老・河井継之助を描いた作品「峠」が、役所広司主演で映画化されることが決定。併せて、豪華キャストも発表となった。■ストーリー徳川慶喜による大政奉還も奏上され、260年余りに及んだ江戸時代が終焉を迎えた幕末。そんな動乱の時代に、幕府にも官軍にも属さず、小藩・越後長岡藩の中立・独立を目指した男、河井継之介。彼の壮大な信念は、混沌を迎えた日本を変えることができるのか?藩の運命を賭けて混乱期を生きた“最後のサムライ”と、彼を支え続けた妻との深い愛情。そしてリーダーとしての彼を信じ、運命を共にしようとする男たちの熱い絆。リーダー不在が謳われるこの時代にこそ、必要とされる“知られざる偉人”の全てを、圧倒的な迫力と共に描く、大型時代劇が誕生する!■司馬遼太郎の名作を初の映像化!司馬遼太郎が手掛けた「峠」は、これまでフォーカスされることがほとんどなかった越後長岡藩家老を描いた超大作。150年も前に壮大な野心を藩の運命に賭して、幕末の動乱期を生き、最後には武士として、新政府軍に対抗する道を選んだ英雄の悲劇は、1966年~68年まで「毎日新聞」にて連載され、1968年に新潮社より初版刊行。多数重版され、その累計発行部数はなんと284万部を超える大ベストセラーとなっている。彼の生涯を通して、改めて「サムライ」=日本人の生き方、リーダーとしてのあるべき姿を問う超大作を『峠 最後のサムライ』のタイトルで初の映像化。■「黒澤組」の系譜を継ぐ名匠と豪華キャストが集結!本作の監督・脚本を務めるのは、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、初監督作品『雨あがる』で第24回日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか、計8部門で最優秀賞を受賞した経歴を持つ小泉堯史。デジタル撮影が全盛の中、本作ではこれまでの小泉作品と同様、フィルムでの撮影を敢行し、黒澤組ゆかりのスタッフも集結。2018年に没後20年となる黒澤監督の系譜を継ぐ、新たな名作を送り出す。主演を務めるのは、『蜩ノ記』に続き2本目の小泉監督作品となる役所さん。『日本のいちばん長い日』『関ケ原』など、歴史映画での演技に定評があるだけに、実力ゆえに一介の武士から越後長岡藩の筆頭家老に抜擢される、“知られざる偉人”河井継之助を演じる姿に注目が集まる。そんな継之助をいかなるときも信じ、支え続けた妻おすがには、『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、『告白』『夢売るふたり』ではこれまでのイメージを覆す役にも挑んだ松たか子が演じる。継之助を最後まで想い続けた、その夫婦愛も本作の見どころのひとつ。また、継之助の父・代右衛門は『羊の木』の田中泯、母・お貞には香川京子が扮し、継之助の良き相談相手となる小山良運に『空飛ぶタイヤ』の佐々木蔵之介、良運の息子、正太郎には坂東龍汰が抜擢。従者の松蔵には『海辺の生と死』の永山絢斗、なじみの娘、むつに『累-かさね-』の芳根京子、継之助と生死を共にする川島億次郎に榎木孝明、側近の花輪求馬に渡辺大といった顔ぶれも。さらに、幕府軍松平定敬に『検察側の罪人』の矢島健一、継之助に戦争の虚しさを思い知らせる老人に山本學、月泉和尚には井川比佐志。徳川家最後の将軍となった徳川慶喜に『寝ても覚めても』の東出昌大、敵対する官軍の岩村精一郎には吉岡秀隆。そして、継之助を重用した前藩主・牧野忠恭(雪堂)には、日本映画界・演劇界における長年の功績により文化勲章など数々の賞を受賞、『雨上がる』以来の小泉組参加となる仲代達矢が演じるなど、黒澤監督作品常連の演技派俳優から、新進気鋭の若手キャストまで、錚々たるメンバーが名を連ねた。■主要キャスト&監督からのコメントも到着!役所広司/河井継之助役美しい映画を求め続ける小泉監督作品に再度参加できることはこの上ない幸運です。世界中で知られている「サムライ」という美的人間の代表でもある河井継之助を背筋を伸ばし、気持ちを引きしめて撮影に臨みたいと思います。松たか子/おすが役出演させていただけること、大変光栄に思っています。継之助さんの夢の邪魔をせぬよう、役所さんの足を引っ張らぬよう、、、先輩方から学べることに感謝しながらつとめさせていただきます。仲代達矢/牧野忠恭(雪堂)役時代劇の中ではよく信長や信玄がもてはやされますが、私はタヌキオヤジと言われながら二百五十年余の日本の平和を築いた家康の方が本来の侍の様な気がしています。今回の作品でもそうした侍の在り方が問われるでしょう。小泉堯史監督司馬遼太郎さんは「峠」のあと書きに記している。「幕末期に完成した武士という人間像は、その結晶のみごとさにおいて人間の芸術品とまでいえるように思う」私もこの映画において侍とはなにか、捉えてみたい。自然に、爽やかに、そして美しく。『峠 最後のサムライ』は2020年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年09月04日吉岡徳仁「ガラスの茶室 - 光庵」が、日本を巡回。2019年4月17日(水)から2021年5月10日(月)までは、国立新美術館 正面入口前に展示される。吉岡徳仁は、デザイン、建築、現代美術など、幅広い領域において活動するデザイナー。これまで、自然と人間の関係性に着目して光がもたらす感覚を追求し、独自の手法で作品を表現してきた。2011年にイタリア・ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展にて発表された「ガラスの茶室 – 光庵」は、2015年に京都の将軍塚青龍殿の大舞台でも披露され、大きな反響を呼んだ作品だ。2018年11月から2019年2月までの佐賀県立美術館における九州初展示を経て、4月17日(水)から「ガラスの茶室 – 光庵」が東京へ。国立新美術館では屋外に設置されるため、降り注ぐ太陽の光により水面のような輝きを生み出したり、クリスタルプリズムの彫刻から放たれる光が虹となり「光の花」が現れたり...と自然光のもとで変化する様々な表情を楽しむことができる。さらに、パリ・オルセー美術館にコレクションされているガラスのベンチ「Water Block」も併せて公開される。【詳細】国立新美術館 特別公開「吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵」会期:2019年4月17日(水)~2021年5月10日(月)会場:国立新美術館 正面入口前開館時間:美術館の開館時間に準ずる休館日:毎週火曜日(祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館)、年末年始観覧料:無料■施設情報国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル) 開館時間:10:00~18:00 ※会期中の毎週金・土曜日は20:00まで(ただし7月~9月は21:00まで)※入場は閉館の30分前まで。※展覧会によって観覧時間が異なる場合がある。【問い合わせ先】株式会社吉岡徳仁デザイン事務所TEL:03-6455-3576
2018年08月30日3人組バンド「いきものがかり」のボーカル・吉岡聖恵(34)が、10月24日に初のソロアルバム「うたいろ」を発売すると一部スポーツ紙が報じた。記事によると、同アルバムはカバーアルバム。100曲超の候補曲を実際に歌って、11曲を選曲。故・大瀧詠一さん(享年65)の「夢で逢えたら」、中島みゆき(66)の「糸」、「ゆず」の「少年」、米津玄師(27)の「アイネクライネ」などが収録されるという。いきものがかりは06年のメジャーデビュー曲「SAKURA」がヒット。10年発売の「ありがとう」はNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌に起用され、12年のおおみそかには「風が吹いている」で紅白歌合戦の紅組のトリをつとめるなど人気バンドに成長。しかし、昨年1月から「放牧」と銘打って活動を休止中。そんななか、吉岡初のソロアルバム発売となった。「16年にメンバーがそろって出演したテレビ番組で、リーダーの水野良樹さんが『プライベートでは、ぜんぜん仲よくないんです』とカミングアウト。ファンを驚愕させました。その翌年に急きょ活動休止したため、休止の原因に不仲があったともささやかれているのですが……」(レコード会社関係者)今春、吉岡は一部メディアの直撃に対し不仲説や解散を笑顔で否定。しかし、その時点でカバーアルバムの発売も否定したが実際には発売されることになった。「吉岡さんとほかのメンバーとの間で、音楽性の違いなどがあるのでしょうか。否定していたソロ活動が行われることで、ファンからは『また放牧期間が長引くのではないか』と波紋が広がっているようです」(前出・レコード会社関係者)アルバム発売はうれしいものの、ファンにとっては複雑な発表といえそうだ。
2018年08月21日阿部サダヲがロックスター、吉岡里帆がストリートミュージシャンを演じる映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』。この度、阿部さんと吉岡さんの歌声が初解禁される予告編が到着。あわせて本ビジュアルも公開された。本作は、4オクターブの音域と全ての人を虜にする声量をもつ一方、“声帯ドーピング”というオキテ破りな秘密を抱えるロックスター・シン(阿部さん)と、彼とは対照的に異様に声が小さく何事にも逃げ腰なストリートミュージシャン・ふうか(吉岡さん)が織りなす、ハイテンション・ロック・コメディ。ほかにも、千葉雄大、麻生久美子、「バイきんぐ」小峠英二、ふせえり、田中哲司、松尾スズキら個性派キャストたちが集結し、暴れまくる!今回到着した予告編では、シンが歌う「L’Arc~en~Ciel」HYDE作曲の主題歌「人類滅亡の歓び」、シンガーソングライター・あいみょん作詞・作曲による、ふうかが歌うもうひとつの主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」が明らかに!また、シンが禁断のヒミツである“声帯ドーピング”によって驚異の歌声を得る様子も確認することができる。それぞれの楽曲の作詞作曲を手掛けたアーティストたちは、「監督のイメージを具現化していったら恐ろしい曲になりました笑」(HYDEさん)、「廃退的で耽美的な歌詞。とても楽しい貴重な経験をさせて頂きました」(いしわたり淳治/「人類滅亡の歓び」作詞)。「あの日聴いた音や声、見たもの全てが今日の自分に語りかけてくるように、体の芯を燃やす感覚をいつになっても忘れたくないです。テンションを上げて行こう!」(あいみょんさん)とコメント。「人類滅亡の歓び」には、PABLO、KenKen、SATOKO(「FUZZY CONTROL」)が参加しており、テンション爆上げサウンドはロックファン必聴だ。ほかにも、マスコミに囲まれる千葉さんや、白髪に眼帯姿とインパクト大な麻生さん。そして、まさかのモヒカンパンクロッカーな小峠さんらも登場している。『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は10月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! 2018年10月12日より全国にて公開ⓒ 2018「音量を上げろタコ!」製作委員会
2018年07月24日猫界のスターと夢の共演が実現!今回は吉岡里帆さんと、写真家の井上佐由紀さんの飼い猫であり、ananほか、数々の雑誌に登場しているスター・どんこさんが登場しました!空き時間の猫チェックで癒しをもらってます(笑)。22歳で上京するまで、ずっと猫とともに暮らしてきた吉岡里帆さん。京都の実家では常に猫を飼っていて、最大15匹いたことも!「猫歴は、私が生まれる1か月前にうちに来たチンチラのメスのムーンちゃんから。母は、私が大人になるまで守ってあげてねって猫に言いきかせていたようです。実際に20歳まで長生きしてくれましたが、私は彼女を姉のように慕って育ったんですよね」現在も実家には5匹の猫がいて、うち4匹はムーンさんの子供や孫たち。残りの1匹、くり助くんは縁あって保護した猫で、4匹とはなじめずにいるのだとか。「上京する時、くり助を連れていこうか迷ったんです。でも、きっと留守番ばかりさせちゃうから諦めました…」人生初の猫のいない生活を送る吉岡さん。でも多忙な合間を縫って、猫充電をしているようで。「友人の飼い猫と遊んだり、SNSで猫の動画をチェックしたり。あと、ロケ先で出会った野良猫と仲良くなったり。猫センサーが働いてすぐに見つけちゃう(笑)」そんな吉岡さんに癒しのひとときを用意。猫界のスター、どんこさんとのご対面が実現した。「初めまして!」と猫目線での挨拶から始まり、慣れた様子で遊んだり、おやつをあげる吉岡さん。どんこさんもすぐに打ち解けて、しばしのふれあいタイムを満喫。「どんこさんの人懐こさは、飼い主さんに愛されているからこそですよね。満たされました!」よしおか・りほ女優。柏木ハルコの同名漫画が原作の連続ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(カンテレ・フジテレビ系、7月17日スタート。毎週火曜21時~)に主演。新人ケースワーカーの義経えみるを演じる。トップス¥9,505(CITY/CITY NEWoMan新宿店TEL:03・5315・4333)ボトムス¥13,824(UNITED TOKYO/ユナイテッド トウキョウ 新丸ビル店TEL:03・6273・4944)その他はスタイリスト私物どんこさん写真家の井上佐由紀さんの飼い猫であり、ananほか、数々の雑誌に登場しているスター。基本的には雑種だけど、スコティッシュフォールド感強めの10歳。吉岡さんも初対面後すぐに、「柄がかわいいなぁ」と絶賛。※『anan』2018年7月4日号より。写真・井上佐由紀スタイリスト・圓子槙生ヘア&メイク・渡邊良美取材、文・野尻和代(by anan編集部)
2018年06月30日俳優の山崎賢人(23)が7月12日スタートのフジテレビ系ドラマ「グッド・ドクター」で主演を務めると、一部スポーツ紙で報じられた。 同ドラマは、韓国で13年に放送された同名ドラマが原作。山崎が演じるのは「自閉症スペクトラム障害」を抱え、特定分野で優れた能力を発揮する「サヴァン症候群」の主人公。偏見や困難を乗り越え、小児外科医として成長する姿を描く。 山崎にとって同局系ドラマに主演するのは初めて。さらに医師役も初めてとなる。 「放送される木曜午後10時枠は吉岡秀隆さん主演の『Dr.コトー診療所』、坂口憲二さん主演の『医龍-Team Medical Dragon-』が放送された時間帯。いずれも高視聴率でシリーズ化されただけに、山崎さんには関係者から多大なる期待が寄せられています」(フジテレビ関係者) 山崎といえばこれまで高校生役を演じた映画「orange」(15年)、「四月は君の嘘」(16年)、「一週間フレンズ。」(17年)が立て続けにヒット。制服姿がすっかり板についていた。しかし昨年ヒットしたドラマ「陸王」、今年の主演ドラマ「トドメの接吻」では完全に“脱制服”路線を歩んでいる。 「公開を控えた映画『羊と鋼の森』ではピアノの調律師役を演じています。同作と『グッド・ドクター』の役が当たれば、幅広い役柄を演じられる俳優として大きくステップアップできそうです。今年はターニングポイントといえるでしょう」(芸能記者)
2018年05月28日現在“放牧中”のいきものがかり。そのボーカルを務める吉岡聖恵(34)のソロデビューが4月25日、明らかとなった。同日、吉岡個人のオフィシャルホームページも開設されている。 吉岡のソロデビュー曲は、中島みゆきの楽曲「糸」。4月29日から各配信販売サイトでダウンロード販売するという同曲は、トヨタホームのコマーシャルソングに起用されている。CM映像はYouTubeにて先行公開されており、テレビCMは4月28日から放送開始となる。 今年3月、週刊女性の取材に応じた吉岡。いきものがかりの活動復帰については「未定」と発言しつつ、「ファンクラブはやっていますので、会報の撮影をしたり、メンバーと話し合ったりはしています」と同グループの近況を報告。不仲説については「気遣っていただいてありがとうございます」と笑顔で否定していた。 また吉岡が今夏きソロでカバーアルバムを出すという噂についても「その予定はないです」と断言していた。 そんな中での、今回のニュース。いきものがかりでも度々カバー楽曲を披露し、定評のあった吉岡。Twitterでファンは驚くとともに歓喜している。 《聖恵ちゃんのソロデビュー&糸カバー全人類が待ってた》《きよえちゃんのホームページ待ってました!しかも糸をカバー!!!嬉しすぎて泣きました》《聖恵ちゃんのカバーはかなりいい!いいんだよ》 また《カバーアルバムやっぱり熱望》と吉岡のソロ活動の展開を期待する声のいっぽうで、《いきものがかりがやっぱり聴きたいんだよな》と“復活”を希望する声も上がっていた。
2018年04月27日「!!!事件が起きましたぁぁぁ」 こうコメントしたのは吉岡里帆(25)だ。吉岡は4月18日、自身のInstagramを更新。その“事件”とは、漫画「銀魂」に自身が“出演”していることだという。 16日発売の「週刊少年ジャンプ」最新号に掲載された同作のサブタイトルは「どん兵衛だけじゃない全ての食物に吉岡里帆は宿っている」というもの。作中にも「八ツ橋にくるまれた吉岡里帆」というセリフがあり、大々的に取り上げられている吉岡。自身の出演した「どん兵衛」のコマーシャルソングにかけて、歓喜の声を上げている。 「どん兵衛の狐食べてたら~空知英秋先生がぁぁぁぁぁわたくしうぉぉぉ銀魂にぃぃぃ孤独な女の幻じゃなぁぁいい~」 16年9月にも、吉岡は自身のInstagramで“銀魂愛”について語っている。当時公開が控えていた「銀魂」の実写映画について「楽しみ」とコメントし、登場キャラクター“柳生九兵衞”への愛を綴った。同キャラに“耽美さ”を見出す吉岡は作者について「耽美な世界観も作者様は愛していてギャグ漫画なんだけどああいうキャラを投入したんじゃないかとさえ思わせる」と絶賛。続けて、こう明かした。 「何が言いたいかと言うと、(映画に)出たかった。笑」 それだけに、ファンも今回の“出演”には喜びもひとしおのようだ。 《うわぁぁぁ!!ほんま事件だぁぁぁ!!》《私もこれ見た時すんごく嬉しかったあああ!!!》《最高です!!吉岡里帆×銀魂!!良い相乗効果しかない》 実写映画「銀魂」は、第2弾の制作が進められているというが――。吉岡と「銀魂」の蜜月に、これからも期待したい!
2018年04月18日日本のアイウェアブランド「アイヴァン(EYEVAN)」より、吉岡徳仁がデザインを手掛けたアイウェアが新登場。2018年8月より発売予定だ。吉岡徳仁はデザイン・アート・建築など、幅広い領域において自由な着想と実験的なテクノロジーによる作品を生み出してきたアーティスト。これまで自然と人間の関係性に着目し、 光がもたらす感覚を追求し、独自の手法で作品を表現してきた。近年では、東京ミッドタウンで展覧会「吉岡徳仁光とガラス」の開催や、コスメブランドTHREE(スリー) のパッケージを担当するなど、精力的な活動を続け多くの注目を集めている。そんな吉岡徳仁と今回タッグを組んだのは、スタイリッシュなルックスが魅力のアイヴァンの眼鏡。コラボレーションモデルは、シンプルなデザインながらも、立体感をもち"彫刻"のような独創的な造形が特徴。5年にも渡る歳月をかけて、吉岡徳仁自ら着用するために手掛けた渾身の一作だ。日本の職人によって、ひとつひとつ手作業で作られた眼鏡には、凛とした佇まいのなかにも、温もりさえ感じる。またモデルは、軽量かつ剛性の高いチタン素材と、美しい発色を叶えるアセテートを使用。耳にかけるテンプルには、コラボレートの証として、ブランドロゴと共に吉岡徳仁のネームも刻印した。細部まで意匠が凝らされた一本を是非手に取ってみて。【詳細】アイヴァン×吉岡徳仁のアイウェア販売時期:2018年8月価格:メタルフレーム 52,000円/セルフレーム 48,000円
2018年04月08日女優の吉岡里帆が7日、東京・渋谷ヒカリエホールで行われた女性ファッション誌『sweet』(宝島社)のファッションイベント「sweet collection 2018」にシークレットゲストとして出演した。吉岡はピンクのシフォンワンピースを身にまとって登場。観客と触れ合いながらランウェイを勢いよく駆け抜けた。サプライズ登場に会場から驚きと喜びの声が上がり、吉岡は「みなさんのエネルギーにすっごい元気をもらった。こんなキラキラ女子しかいない空間ない。みなさんのパワーに超元気もらいました!」とうれしそうに話した。また、衣装について「シフォンでできているので着心地がいい。切り返しが上にきていて体形カバーになって気に入ってます」と説明。ピンクのファッションは気持ちが高まると言い、「私って女の子なんだって再確認する色」と笑顔で語った。同イベントは、650組1,300人の読者を招待し、日頃の感謝を込めてファッションショーやトークショーなどを展開するファッションイベント。今回は「PINK!(ピンク)」をテーマに、ドレスコードもピンクとして、おしゃれ女子が集結した。吉岡のほか、小嶋陽菜、マギー、乃木坂46の齋藤飛鳥、石田ニコル、AKB48の加藤玲奈、野崎萌香らが出演。司会はお笑いコンビ・三四郎が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月08日女優の吉岡里帆が21日、都内で行われた腕時計ブランド「エンジェルハート」の新イメージキャラクター就任会見に出席した。腕時計ブランド「エンジェルハート」の新イメージキャラクター就任会見に出席した吉岡里帆同会見では、新イメージキャラクターに就任した吉岡が『いま、恋がはじまる』をテーマに"女の子が恋をしている幸せ感"を演じているショートムービーがお披露目され、どんな撮影だったか尋ねられると「すごく和気あいあいとしていて、テーマが恋をする女の子なので、心弾むようなキラキラしたイメージで撮影しました」と笑顔を見せた。また、普段パンツスタイルが多いという吉岡は、腕時計を選ぶポイントを聞かれると「まずはシンプルであること。ずっと着けるものだと思うので、一緒にいても違和感がないものを選びますね」といい、「あとは少しときめけるもの。視界に入ってきたときにちょっとキラッとしていたり、好きな色味だと気持ちも上がるので、ときめきを大切にしています」と声を弾ませた。さらに、腕時計にまつわるエピソードを尋ねられた吉岡は「高校受験は両親一緒に応援してくれて、とても大変だったんですけど、第一志望に受かったときは両親が時計をサプライズ的な感じでプレゼントしてくれました」と回顧し、「すごく小ぶりでレザーでした。今でもお守りみたいにして持っています」と打ち明けた。逆に腕時計をプレゼントしたことはあるか聞かれると「まだないんですよね…。でもこの時計を見ていると女の子は絶対に嬉しいと思うので、私も事務所に後輩ができまして、その子にプレゼントしたいなと思っています」と目を輝かせ、「ずっと自分が後輩だったんですけど、先輩になると(後輩が)すごく可愛くて"喜ばせたい"ってすごく思うので、その子にプレゼントしたいなと思います」とニッコリ。どんな時計をプレゼントしたいか追及されると「田中真琴ちゃんって女の子なんですけど、まこっちゃんは普段カジュアル目なので、白のレザーのパステルハートはシンプルで合わせやすそうなので、好きなんじゃないかなと思っています」と想像し頬をゆるませていた。
2018年02月21日1980年に公開された山田洋次監督作『遙かなる山の呼び声』が、38年の年月を経て、この度スーパープレミアム スペシャルドラマ「遙かなる山の呼び声」として、阿部寛主演で今秋放送されることが決定した。あらすじ2018年春の北海道・中標津。夫を亡くした風見民子は、亡夫がこだわり続けた完全放牧酪農を周囲の反対にも負けずに続けている。昨年、風見家は大幅な赤字へ転落。今年は黒字が必達の課題となっている。しかし、民子をとりまく環境は崖っぷち状態。義父は持病が悪化し、主な労働役務は民子ひとりの肩にずっしりと重くのしかかっているのが実態だ。そんな折、嵐の夜にバイクが故障して動かなくなり、風見牧場へ一晩の宿を求めに来た男が民子の前に突然現れた。ぶっきら棒に男は言った…「ここで働かせてください!」『遙かなる山の呼び声』は、『男はつらいよ』シリーズの山田監督が、監督・脚本を担当し、高倉健や倍賞千恵子をはじめ、吉岡秀隆、渥美清、武田鉄矢らが出演した日本映画の名作。夫を失いながらも酪農に夢と生涯を掛ける女性と、悲運な宿命を負った男との出会いと別れを、北海道の大自然を舞台にダイナミックかつ感動的に描く本作。脚本には、山田監督と『メアリと魔女の花』を手掛けた坂口理子を迎える。また、映画『釣りバカ日誌』や『武士の献立』の朝原雄三が演出を担当する。今回のドラマでは、原作映画では高倉さんが演じた田島耕作役を、様々な作品に出演し今後も『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』『北の桜守』『のみとり侍』と出演作の公開が続々と控える阿部寛。そして原作では倍賞さんが演じた、厳しい北海道の地で懸命に酪農を続ける風見民子役には、『だれかの木琴』「ビューティフルライフ」「眉山」の常盤貴子に決定した。なお、撮影は5月~6月、オール北海道ロケで敢行予定。名作映画のテーマを踏襲しながらも、原作には無いキャラクターの登場や要素を加え、4Kの美しい映像で収録し、大作感たっぷりのドラマを作り上げるという。スーパープレミアム スペシャルドラマ「遙かなる山の呼び声」は2018年秋、BSプレミアムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月08日女優の吉岡里帆(25)が18日、自身が主演を務める火曜ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)の公式SNSアカウントで「彼女とデートなう。に使っていいよ」の写真を公開。ファンから「可愛すぎる」と絶賛の声が寄せられている。 同ドラマの公式ツイッターには、「彼女とデートなう。に使っていいよ」と、カフェと思われる場所で吉岡がサンドウィッチを“あ~ん”してくれる写真が投稿された。さらにインスタグラムでは、吉岡がサンドウィッチを食べながら“あ~ん”をしてくれる写真や、熱そうな表情で口元にマグカップを添えるなど3枚の写真を公開。 ファンたちは「可愛すぎる!反則です!」「使わせていただきます!」「家宝にします!」「公式さんに感謝!」などの反応を見せている。
2018年01月18日THREE(スリー) から、吉岡徳仁がパッケージデザインを担当した、新作スキンケアシリーズが登場。2018年2月21日(水)より発売される。吉岡徳仁による、優しく上質な3角形のフォルム吉岡徳仁は、光、音、香りなどの非物質的な要素で、人間のあらゆる感覚を形象化し、これまで独自の表現を生み出してきた。そんな彼が、THREEのために考えた新作コスメケアのデザインは、三角形のフォルムと、自然石の表面を型どることで生み出された質感。この形は、THREEを象徴する3つの要素「Natural」「Honest」「Creative」を表現するものであり、ブランドのフィロソフィーが詰め込まれている。敢えて不揃いな模様をあしらったキャップの表面は、ほのかに自然の魅力を漂わせる。光が透き通る、柔らかな印象の本体部分が調和し、上質感溢れるパッケージとなっている。ストレスフルな現代を生きるすべての人に贈る、THREEのスキンケアTHREEのスキンケアは一貫して、「自分が今置かれている環境や生活を見極めて、自分自身を包括的にケアする」というホリスティックケアを大切にしてきた。新作では、まさにその概念を捉え、肌の防衛力にフォーカス。性別、年代、肌タイプを超えて、ストレスフルな現代を生きるすべての人に贈る新スキンケアシリーズを完成させた。成分は、2つのキー精油をベースに、アイテムごとにその特性に適した精油を数種ずつブレンド。肌の奥深くに届けると同時に、かすかに甘く、すっきりと力強く香り立つスパイシーな香りが、気持ちをリラックスさせてくれる。「THREE クレンジングオイル」「THREE クレンジングオイル」は、センシティブな肌をいたわるようにまろやかで優しいテクスチャー。一日を過ごした肌に付着する空気中の飛散物質やベースメイク、毛穴にたまった老廃物、不要な角質を浮き上がらせて落とし、肌本来のつややかさと透明感を引き出す。「THREE クリアリングフォーム」クレンジングの次は洗顔へ。「THREE クリアリングフォーム」は、敏感肌にもやさしい洗顔フォーム。ふんわりと弾力感のある、きめ細かな泡をころがすように肌の上で滑らせれば、トラブルの誘因となるさまざまな汚れを包み込んで、残さず洗い流す。ツッパリ感のないやわらかな洗いあがりで、肌のpHバランスを整えて、クリーンな状態へと導く。「THREE トリートメントローション」乾燥し荒れている肌にも穏やかになじむ「THREE トリートメントローション」。とろみのあるなめらかなテクスチャーで、ダメージを落ち着かせるように角層に浸透。柔軟と収れん、2つの働きで肌を整え、防衛のためのバリア膜を補ってくれる。「THREE トリートメントエマルジョン」化粧水で潤った肌には、みずみずしい「THREE トリートメントエマルジョン」を。やさしく肌を包み込みながら、角層のすみずみまで浸透し。水分と油分の潤い層をつくることで、「THREE トリートメントローション」によるバリア膜をしっかりサポート。トラブルのもとを遮るように、潤いをたっぷり貯えてくれる。「THREE トリートメントクリーム」仕上げに使用する「THREE トリートメントクリーム」では、肌の自己防衛力を高めることを目指した。なめらかにのび広がり、しっとりとした潤いを内部に宿らせる一方で、しなやかでベタつきのない保護膜で肌を覆い、空気中の飛散物質からしっかりガード。リッチな潤いが肌のすみずみまでめぐり、トラブル因子に立ち向かう肌本来の強さを引き出す。【詳細】THREE 新作スキンケアシリーズ発売日:2018年2月21日(水)・THREE クレンジングオイル(メイク落とし) 天然由来成分 98% 185mL 4,500円+税・THREE クリアリングフォーム(洗顔料) 天然由来成分 96% 100g 3,800円+税・THREE トリートメントローション (化粧水) 天然由来成分 97% 125mL 6,000円+税・THREE トリートメントエマルジョン (乳液) 天然由来成分 99% 90mL 6,500円+税・THREE トリートメントクリーム 天然由来成分 99% 26g 8,500円+税【問い合わせ先】THREETEL:0120-898-003(フリーダイヤル)
2017年12月17日あたたかく、見た目にもインパクトを添えるボリューミーなファーは、この冬のマストハブ。小動物のような愛らしさが魅力の吉岡里帆が、ふわふわのファーに身を包んで登場!キレイめスタイルをほどよくカジュアルダウン。エレガントな印象のシルクのトップスに、光沢感のあるテーパードパンツ。シンプルなシャツスタイルも、ファージレを合わせることで異素材の立体感が引き立つ。ロングジレ¥223,000(スプラング/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店TEL:03・5786・0555)シャツ¥21,000(カディーアンドコー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店TEL:03・5224・8677)パンツ¥39,000(ロゼ アンナ)ブーツ¥54,000(ロック)共にジャーナル スタンダード 表参道TEL:03・6418・7958イヤリング¥8,700(ドミニク デナイブ/シップス 有楽町店TEL:03・5252・7748)セットアップを邪魔しないトータルバランスが鍵。ストライプが目を引くパジャマ風のセットアップには、ファー小物でボリュームを持たせるのが好バランス。色が切り替えになったマフラーは、ドレッシーにも、ラフなスタイルにもマッチ。フェミニンなピンクのサンダルも、さし色として重宝しそう。ファーマフラー¥15,000(バンディッツロンドン/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店TEL:03・5366・5425)シャツ¥38,000パンツ¥35,000(共にバナナタイム/オー! ショールームTEL:03・5774・1408)ファーサンダル¥8,000( エミュ/ジャーナル スタンダード 表参道)ミニマルなジャケットを、ダークトーンと合わせてモードに昇華。毛脚の長いファーアウターと、繊細なチュールスカートのコントラストが印象的。ヘアはコンパクトにまとめて、ファーのボリューム感を際立たせて。ファーコート¥264,000(スプラング フレール/アメリカンラグ シー 新宿フラッグス店)ニットジャケット¥110,000(ヴェロニク ルロワ/アダム エ ロペTEL:0120・298・133)チュールスカート¥30,000(ビリティス・ディセッタン/ビリティスTEL:03・3403・0320)ラメニットブーツ¥18,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 銀座店TEL:03・3562・7798)鮮やかなターコイズブルーが文句なしにキュート!明るいカラーが溢れる今シーズンは、個性の強い色同士を合わせるのもトレンド。モンスターのようなもこもこのブルーファーバッグが、華やかな装いの切り札に。ファーバッグ¥110,000(ラドロー/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)プルオーバーパーカ¥12,000(ジャーナル スタンダード/ジャーナル スタンダード 表参道)クロップドパンツ¥43,000(アンスクリア/デミルクス ビームス 新宿TEL:03・5339・9070)よしおか・りほ1993年1月15日生まれ。京都府出身。‘18年1月スタートのドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)に主演。また、主演映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が‘18年公開予定。※『anan』2017年12月6日号より。写真・土屋文護(TRON)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・Rie(by anan編集部)
2017年11月29日吉岡里帆が連続ドラマ初主演を務める1月スタートの火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」。このたび、吉岡さんが桐谷健太と向井理の間で揺れ動く三角関係ラブストーリーをさらに複雑にしていく、バラエティー豊かなキャスト陣が明らかとなった。■物語の見どころ若い女性たちから高い支持を得ている女性向けマンガ雑誌「FEEL YOUNG」で連載中の、天堂きりんによる同名コミックをドラマ化する本作。吉岡さん演じる、自己評価が極めて低いために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、2人の対照的な魅力を持つ男性の間で揺れ動く様を描いていく。そんな2人の男の1人目は、漫画編集者・吉崎幸次郎(桐谷さん)。吉崎は誰に対しても遠慮なく厳しい言葉を投げかけるが、その裏には優しさ・誠実さが溢れる“いい男”。とんでもない言動のキョドコを突き放すことができず、持ち前の熱さでつい助けてしまう。そんな吉崎が自分を変えてくれるのではないかと、キョドコは強く惹かれていくことに。もう1人は、自信が持てないキョドコを初めて受け入れてくれた大学時代の先輩・星名漣(向井さん)。一見、爽やかなイケメンだが、自分だけを信頼し離れられなくなっていたキョドコに度を越えた冷酷な命令を下す、という裏の顔を持っている。一旦は距離を置くキョドコだったが、星名からの連絡は続き、会社で再会したことにより、彼に強く“依存”していた過去の感情が蘇ってしまう。吉崎との恋愛で前向きな自分に変わろうとするが、引き戻そうとする星名の“魔の手”に抗えないキョドコ。“ゾクッ”と“キュン”が交錯する、新たなタイプのラブストーリーとして注目を集めている。■メインとなる3人を取り巻く個性豊かなキャスト陣そんな本作では、主人公・今日子が真摯に仕事に取り組む様子も見どころの1つとなっている。ランジェリーメーカーで下着に使われる材料を調達・選別する部署で働く今日子は、普段はオドオドとしてしまうものの、生地などの素材を目の前にすると人が変わったようにきびきびと動き始めるのだ。今日子と同じ材料課に在籍し、社内での評価が今日子より高い同期社員・飯田彩香を演じるのは、今年『泥棒役者』『22年目の告白―私が殺人犯です―』など女優として躍進し、コント番組への挑戦も話題を呼んだ石橋杏奈。また、強烈な印象を残す演技で数々のドラマや映画で活躍を続けるムロツヨシは、漫画編集者である吉崎が担当する漫画家で、自身の漫画に活かすため今日子の会社に取材に訪れることもある、ユーモラスな人物・スズキ次郎役に。さらに、デザイナーとしての能力が高く、関西弁で厳しい意見を言う八木泉に、タレント・歌手として活躍する一方、今年7月には主演映画『キセキの葉書』でスペイン・マドリード国際映画祭の「最優秀外国映画主演女優賞」を受賞するなど、女優としての活躍の場を広げている鈴木紗理奈。八木の同期であり、同じデザイナーとしてライバルでもあり、今日子の能力を認めかわいがる姉後肌の先輩・堀田麻衣子を、キャリアを積んでも途切れることなく作品への出演を続ける瀬戸朝香が演じる。彼ら4人の演じるキャラクターは、仕事面で今日子に関わるだけでなく、向井さん演じる星名にアプローチをかける者もいるなど、恋愛面においても大きな役割を果たし、ただでさえ複雑な三角関係をさらにかき乱すことになるというから、期待していて。■気になる第1話のあらすじ今日子(吉岡里帆)は職場の先輩・堀田(瀬戸朝香)らに連れられ、人生初の合コンに参加していた。自己評価があまりにも低いため、すぐに挙動不審になってしまう今日子は、学生時代に“キョドコ”とあだ名を付けられていたほど。合コンでも焦って「ありのままの自分を好きになってくれるなら、誰でもいいから付き合いたい」と口走り、周りをドン引きさせてしまう。そんな今日子に、漫画編集者の吉崎(桐谷健太)は厳しい言葉を投げかける。しかし、今日子は吉崎なら自分を変えてくれるのではないかと、先に帰ろうとした吉崎に追いすがり、突如「付き合ってください」と迫るのだった。翌日、今日子は会社で堀田に昨日の態度を注意されてしまう。それでも、仕事に真摯に取り組む今日子を高く評価している堀田は、自分が立ち上げる新プロジェクトのチームに彼女を引き抜こうとしていた。その夜、道で偶然、吉崎と出会った今日子は、2人で話しているうちに前向きに変わろうという気持ちが芽生えていく。まさに、自分を変えるために動き出そうとしたその時、驚くべき人物が今日子を呼び止めた。それは、大学時代に今日子がどうしようもないほど強く惹かれ、その感情を利用して今日子をひどく傷つけた男・星名(向井理)だった。一番会いたくて、一番会いたくなかった星名との再会に、今日子の心は大きく揺れる――。火曜ドラマ「きみが心に棲ついた」は2018年1月、毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月28日女優の吉岡里帆が、今年輝いた女性を表彰する「VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017」に選出され24日、都内で行われた授賞式に出席した。吉岡は、お笑い芸人・ブルゾンちえみと共に活動する"with B"ことお笑いコンビ・ブリリアンのダイキのエスコートで登場。胸元の開いた白いロングドレスで優雅にレッドカーペットを歩き、美背中も披露した。授賞式ではまず、「喉がガラガラで本当にすいません」とお詫び。映画での歌唱シーンのために半年間、歌唱レッスンをしていたことを明かし、「歌を歌うパートが終わって緊張が解けてしまって」と説明し、「ちょっとハスキーボイスな感じ」と笑った。大きな話題を集めたTBS系ドラマ『カルテット』や、初めてヒロインを演じた同局系ドラマ『ごめん、愛してる』など、多くの作品での活躍が称えられ、受賞を果たした吉岡。「夢のようですね。ずっと一緒に頑張ってきたマネージャーと『涙が出てしまうね』と話しました。仕事を頑張っていて本当によかったと心から思います」と喜びを語った。衣装については「必ず白を着用したいと思った。2017年は新しいことに挑戦しチャンスをいただいた年だったので、真っ白なキャンパスをイメージして白を選びました」と説明。また、「ドレスアップしてもいい会場でしか着られないような裾の広がったドレスで、透け感のあるレースがポイントです」と加えた。さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせ、スタイル・生き方・美において『VOGUE JAPAN』読者をインスパイアした女性たちを選出する同アワード。今年は、吉岡のほか、ブルゾンちえみ(芸人)、コムアイ(アーティスト)、木村多江(女優)、MIKIKO(演出振付家)、恩田陸(作家)、SONOYA MIZUNO(女優)、南谷真鈴(冒険家)、YOON(AMBUSHデザイナー)が選ばれた。授賞式には、SONOYA MIZUNOと南谷は欠席した。
2017年11月24日今年輝いた女性を表彰する「VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017」の受賞者が24日に発表され、お笑い芸人のブルゾンちえみ、女優の吉岡里帆、音楽ユニット・水曜日のカンパネラのコムアイらが選出された。さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせ、スタイル・生き方・美において『VOGUE JAPAN』読者をインスパイアした女性たちを選出する同アワード。今年は、ブルゾンちえみ(芸人)、吉岡里帆(女優)、コムアイ(アーティスト)、木村多江(女優)、MIKIKO(演出振付家)、恩田陸(作家)、SONOYA MIZUNO(女優)、南谷真鈴(冒険家)、YOON(AMBUSHデザイナー)の9人が選ばれた。ブルゾンは、今年大ブレイクを遂げ、日本テレビ系『24時間テレビ』のランナーにも抜てきされ、見事完走し感動を呼んだ。吉岡は、TBS系ドラマ『カルテット』『ごめん、愛してる』などで存在感を発揮し、コムアイは、音楽活動のほかにテレビドラマ出演でも注目を集めた。また、木村は、主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ブラックリベンジ』などで活躍、MIKIKOは、TBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の"恋ダンス"の振り付けを担当し話題に。恩田は、『蜜蜂と遠雷』で2016年度下半期の直木賞を、4月には本屋大賞を受賞。SONOYA MIZUNOは、バレエ団で活躍後、女優へ転身し、大ヒット作品『ラ・ラ・ランド』にも出演する活躍を見せた。
2017年11月24日昔懐かしい昭和の日本を描いた大ヒットシリーズの3作目となり、吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希らが出演した『ALWAYS 三丁目の夕日’64』が、11月24日(金)の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でオンエアされる。本作は西岸良平によるコミック「三丁目の夕日」を実写映画化し2005年に公開され、大ヒットした『ALWAYS 三丁目の夕日』、その続編として2007年に公開された『ALWAYS 続・三丁目の夕日』に続くシリーズ第3作として2012年に公開。1作目、2作目では昭和33年(1958年)の東京の下町・夕日町三丁目を舞台に、そこに暮らす人々の姿を描き、多くの観客の郷愁を誘い、1作目は第29回日本アカデミー賞では全部門(13部門)にノミネートされ、13部門中12部門で最優秀賞を獲得するなど、日本映画史に残る作品となった。今作では舞台をタイトルにあるように6年後の1964年とし、東京オリンピックの熱気に包まれた夕日町三丁目を舞台に懸命に生きる家族たちの姿を描く。東京オリンピック開催目前の1964年。人気作家として活躍中の茶川(吉岡さん)とヒロミ(小雪さん)の元で育てられた淳之介(須賀健太)は高校生に成長。ヒロミの出産を控えて茶川の執筆活動も絶好調のはずが、新人作家の「緑沼アキラ」に人気を奪われ気味で再びスランプに。一方、則文(堤さん)が営む鈴木オートは順調に事業を拡大。六子(堀北さん)は店の近くを通る若い医師・菊池(森山未來)に一目惚れし距離を縮めていくがタバコ屋のキン(もたいまさこ)によれば菊池は新宿の歓楽街に日々出入りしているとか。一方ヒロミは茶川の父・林太郎(米倉斉加年)の危篤を知らせる電報を見つけ、ヒロミに説得されて渋々実家のある松本へ向かう茶川だったが、叔母の奈津子(高畑淳子)は歓迎してくれたものの、林太郎からはあっけなく追い返されてしまう…というストーリー。2020年の東京オリンピックに向け、また生まれ変わろうとしている東京。かつてのオリンピックの時代の景色と共に、感動の家族愛の物語を堪能して。また本シリーズを手がけた山崎貴監督らスタッフが再結集、本作の原作者でもある西岸氏の「鎌倉ものがたり」を映像化する『DESTINY 鎌倉ものがたり』も12月9日(土)より全国東宝系にて公開。同作は主演には堺雅人、ヒロインには高畑充希を迎え、2人が新婚夫婦役を演じるほか堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和ら“山崎組”も出演。安藤サクラ、中村玉緒らも加わり超豪華キャストで、新たな映像美が繰り広げられる。こちらもお見逃しなく。金曜ロードSHOW!『ALWAYS 三丁目の夕日’64』は11月24日(金)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年11月22日女優の吉岡里帆と歌手で俳優の星野源が出演する「日清のどん兵衛」の新CM「ふっくらマフラー編」が、19日より放送される。新CMは、“どん兵衛の精”どんぎつね役の吉岡と、"孤独な男"星野との不思議な二人暮らしを描く「どんぎつねシリーズ」の最新作。雪舞う寒い日に、星野がつけていたマフラーを、吉岡扮する"どんぎつね"に巻いてあげる、キュンキュンするやりとりが見られる。公開に合わせ、新CMに登場するオリジナルマフラーが抽選で5人に当たる「どん兵衛ふっくらマフラー」プレゼントキャンペーンを公式サイトにて実施。応募期間は11月19日~12月18日となっている。キャンペーンページでは、「ふっくらマフラー編」への布石となる、星野源がマフラーを編んでいるCM「編んでいる編」をみながらキャンペーンに応募することができる。
2017年11月19日上野の東京都美術館で『ゴッホ展巡りゆく日本の夢』がはじまりました。その報道内覧会に、女優の吉岡里帆さんが登場!吉岡さんのゴッホトークと展覧会の様子をレポートします!『ゴッホ展巡りゆく日本の夢』スタート!【女子的アートナビ】vol. 88この展覧会では、ファン・ゴッホの作品約40点と、彼が影響を受けた浮世絵など約50点をあわせて展示。オランダのファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクトで、日本初公開となるゴッホ作品4点も見られる充実のアート展です。オランダ出身のフィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)は27歳で画家になることを決意し、33歳でパリに移ります。当時のヨーロッパでは“ジャポニスム”と呼ばれる日本ブームが巻き起こり、日本のアートが西洋の芸術家たちに影響を与えていました。ゴッホも浮世絵を見て日本が好きになり、400枚以上の作品を収集。浮世絵を模写したり、構図や色彩などを作品に取り入れたりしました。今回のゴッホ展では、実際に彼が模写した作品と、その元になった浮世絵も一緒に見ることができます。吉岡里帆さん登場!報道内覧会では、女優の吉岡里帆さんが登壇され、フォトセッションが行われました。吉岡さんは、11月3日に放送される特集番組『ゴッホは日本の夢を見た』(NHK総合)に出演。番組取材のため、ゴッホゆかりの地であるオランダやフランスを訪れたそうで、ゴッホへの思いや展覧会について語ってくれました。――もともと美術がお好きということですが、そのなかでゴッホはどういう存在ですか?吉岡さん昔から絵は大好きなんですけど、ゴッホの絵は特別。絵の美しさや造形だけでなく、彼の人間性にも惹かれていて、人の心のあり方も教えてくれる貴重な存在です。――実際にゆかりのある土地を訪れて、ゴッホの見方に変化はありましたか?吉岡さんゴッホが実際に描いた景色を辿るだけでなく、彼がどういう思いでそこにいたのか、特に(ゴッホが入院していた)精神病院にうかがったときは彼が抱えてきたものだったり、絵に対する情熱だったり、センシティブな部分も取材させていただくことができました。――ゴッホに会えるなら会ってみたいですか?吉岡さんもちろん、会うことができるなら!彼は日本を訪れたことはなかったのですが、自分の中で日本を作り出し、その審美眼をもって絵を描きました。“信じ込む力” というのを私も仕事をするうえで信じているので、共鳴できるのではないか、と。一緒に語り合いたいなと思います。この展覧会について――今回の展覧会で印象的な作品はありましたか?吉岡さん今回の展示ですばらしいなと思ったのは《花魁》ですね。フランスやオランダでも絵を見たのですが、実際に浮世絵を模写した作品には会えていなくて。背景などに浮世絵や富士山が描かれているような作品は見たのですが、美人画の浮世絵が真ん中に描かれているものをここで見られて感動しました。でも、日本の絵なんだけれど、ゴッホの見ている日本、ゴッホが作り出している美しさがそこにはあって…すごく感動しました。上の写真は南仏アルルの風景を描いたゴッホ作品が並ぶ展示会場。日本を理想化していたゴッホにとって、美しいアルルは「フランスにおける日本」でした。そんなアルルを訪れたときの感想も吉岡さんは語ってくれました。吉岡さんこの展覧会にもアルルの景色を描いた作品がたくさん展示されていますが、自然があり、歴史も深みがある街で、その場所に行ったときにこみあげてくるものがありました。ゴッホが(アルルに来たとき)「ここは日本と思えた」と感想を述べたという話をうかがって、私もその景色に自然と涙がこぼれるような思いがあって。感じる心……美しいものを見たときなどに「なんてきれいなんだろう」と思い、それが作品に投影されていくというのは学びになり、あらためて気づかされました。――最後にメッセージをお願いします。吉岡さんゴッホは世界中で愛されている巨匠のひとりです。どの作品もすばらしいことは間違いないですし、展示の仕方もおもしろいと思います。日本の浮世絵とゴッホの作品を照らし合わせているので、自分の国のことを誇りに思えると思いますし、ゴッホが見ていた視点も違う目線で見ていただけます。美術がお好きな方もそうでない方も、存分に楽しめる展覧会になっていると思います。展覧会は二部構成で、第一部は「ファン・ゴッホのジャポニスム」、第二部は「日本人のファン・ゴッホ巡礼」となっています。特に第二部では、絵画作品だけでなく、ゴッホゆかりの地を訪れた近代日本の文化人たちの写真や手紙などの資料も展示。さらに、ゴッホから影響を受けた日本人画家たちの作品も紹介され、彼がどれほど日本で愛されてきたのかがよく分かります。ゴッホをますます好きになれる展覧会は2018年1月8日まで。お見逃しなく!Information会期:~2018年1月8日(月・祝)休室日:月曜日(ただし1月8日を除く)、12月31日、1月1日時間:9:30〜17:30(金曜日と11月1日、2日、4日は20:00まで)入室は閉室の30分前まで会場:東京都美術館料金:一般 1,600円/大学生・専門学校生1,300円/高校生 800円/65歳以上1,000円/中学生以下無料
2017年10月28日「出会う瞬間は突然。でも終わってみると必然だったんだなって毎回、思います」――。これは吉岡里帆が役柄との出会いについて語った言葉なのだが、ネコと暮らす多くの人が、「そうそう、ネコとの出会いもそういう感じ!」とうなずくのではないだろうか?以前から大のネコ好きを公言しており、いまでも実家に5匹のネコがいる、いまをときめく人気女優。これだけで彼女が映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』のナレーションを務める理由として十分過ぎるのだが、それだけじゃない。冒頭の言葉を聞いて、改めて彼女にこのお役目が舞い降りてきたのは、必然なのだと納得する。動物写真家・岩合光昭が世界中の街角で、ネコ目線で撮影したネコたちを紹介するNHKの人気ドキュメンタリー番組「世界ネコ歩き」の劇場版。特に人気の高かった青森県津軽を舞台にした「津軽の四季」篇の“主人公”コトラと家族たちのその後を追いかける。ネコ好きというだけでなく、以前から岩合さんの作品のファンで「世界ネコ歩き」も見ていたという吉岡さん。今回のナレーションのオファーについて「特にあの番組はネコ目線で撮影されていて、野性的で臨場感がすごい!そういう映像を撮っている方とお仕事させてもらえるのが嬉しかったし、ネコ好きとしてはたまらないお話でした!」と満面の笑みを浮かべる。今回の劇場版では、「津軽の四季」篇で愛らしい姿を見せていた子ネコのコトラが新米ママとして子育てに奮闘する姿を中心に、その子どもたちの成長をも追いかける。吉岡さんはナレーションを入れながらその姿に心を鷲掴みにされたよう。「ナレーションを入れながら、これまで過ごしてきた時間をふり返っていたので、コトラの血を受け継いでいるリッキーが出てくると、コトラの小さい頃を思い出して、懐かしい気持ちになるんですよね。あぁ、コトラもこんな感じだった!って感情移入し過ぎちゃって(笑)。(妹の)ハナちゃんと仲睦まじい姿を見て、グッときましたね。コトラが遊んでいた樹の後ろでリッキーたちが遊んでいる様子が、同じ構図で描かれていて…」。吉岡さん自身、幼い頃から当たり前のようにネコに囲まれて生活してきた。いまでも京都の実家には5匹のネコがいるという。「4匹は、私が生まれる前からいたコの孫なんです。1匹は、処分されそうなコを引き取りました。5匹もいると、ケンカになったらすごいことになりますよ」と笑う。ネコの生態をよくわかっているからこそ、岩合さんが撮る映像のすごさがよくわかる。「岩合さんの撮るネコたちは人間に完全に飼われている毛並みのキレイなネコじゃなく、野生の動物写真家さんが撮るネコなんですよね。それが一番の魅力だと思います。ネコ本来の本能的なしぐさだったり、自分のナワバリを子どもたちに譲ったりという、飼いネコとの生活では見られない生態系まで映し出す。それは本当にすごいことだと思います」。映画では、番組で世界中を巡ってきた岩合さんのお気に入りの6か国のネコたちの姿が再編集され、未公開映像と共に愛くるしい姿がよみがえる。あくまで個人的な感想だが、インターネットやSNSで世界中の人々と繋がることが可能になった現代だが、岩合さんと各国のネコたちの巡りあいの多くは、まさに一期一会!カメラを手に世界を回る岩合さんがうらやましくなるが、個性豊かなネコたちとの出会いと別れの繰り返しを想像すると、切なさも胸をよぎる。女優もまた、出会いと別れを繰り返す仕事である。それは共演者やスタッフだけでなく、役柄もそう。朝ドラや大河ドラマ、愛され続けるシリーズが、この映画の「津軽の四季」篇のようなものだとすると、1クールもしくは1作ずつの映画などは、世界各国のネコたちのようなものだろうか。そんな話の中で、吉岡さんの口から出てきたのが、冒頭の「出会いは突然、終わってみると必然」という印象的な言葉だった。「撮影が終わった後に感じることや自分自身の成長、学んだことを踏まえて、次の作品に入るので『あの役があったから、この役が来たんだな』とか『あの作品であの役を生きたからこそ、いま、この役の痛みがわかるんだ』とか感じて、繋がってるなと思うんです。でも、それはいつも終わってからの話で、出会う瞬間は予期しなくて『こんな役を私に任せてくれるんだ!』という驚きがありますね」。役柄に対しては、どんな性格の役であれ必ず「一番の理解者」でいることを心がける。「『ゆとりですがなにか』でご一緒させていただいた水田伸生監督から『どんな悪女でも、どんなに性格の悪い子でも、あなただけはその役のことを好きでいなさい』と言われたんです。ちょっとエキセントリックな役をすることも多いんですけど(笑)、なぜその子がそうなるのか?肯定してあげられるその理由を大事に演じています。はたから見て、変わっていたり、弱さがあったりしても、その子にはそうなるバックボーンがある。それをきちんと自分が内に持つことで、そういうおかしなセリフや行いも、自然に理由をつけて演じられるんです」。話を聞いていると、緻密にロジカルに役柄を組み立てていくタイプにも思える。天然、ゆるふわ、魔性の女…そんな“本能的”な役柄を任されることも多いが…。いわゆる役作りは?「そこは結構、難しいところで、役柄や作品によりますね。きちんと理論を組み立ててあげなきゃ成立しない子もいるし、本能的に、感情をいっぱいいっぱいに乗せないと生きてこない子もいるんですよね」。間違いなく、いま、“ブレイク”と言われる、特別な喧騒の中にいる。「ブレイクされていかがですか?」と質問されることも多い。そんな状況にも浮つくことなく、冷静に足元を見つめているように見えるが、それはもともとの性格的なものなのか?それとも意識的にそうあろうとしているのか?「それも両方ありますが、やはり意識的にそうあろうとしている部分が大きいと思います。もちろん、お仕事が以前よりも増えたのは嬉しいですが、その反面、お仕事があるってことは、責任とリスク、お客さんに喜んでもらうためにしないといけない努力が、前よりも増えたってことでもある。とにかく日々、自分を前の日よりも成長させないといけない。いまの私と10年後の私で、作品への向き合い方は絶対に成長してないといけないって思いは、使命のように持っています。もちろん束の間でも、喜びに浸りたい気持ちはありますよ。でも、その一瞬で足元がぐらついたりしてはいけないし、お客さんに対して、ゆるみや淀みがあるべきではないと思ってます。だから自分で自分を律して、次の仕事が舞い込んでくる自分であるべきだなと思ってます」。そのストイックさにただ驚かされるが、以前は彼女も「褒められたらそのまま何も考えずに喜び、けなされれば全てを受け止めて悲しんでいた」という。それは違うと気づいたのは、2年ほど前のこと。「少しずつ仕事が増えだした頃、自分のやっていることは何ひとつ変わってないのに、相手から返ってくる言葉や態度が変わっていくのを感じたんです。自分が同じでも、周りが変わっていく、そういう状況に気づいたとき、そこに影響されちゃいけないって思ったんです。良い意見も耳の痛い言葉も同じように静かに受け止める。同じことを続けて、それが評価されることもあれば、否定されることもあるし、それは時代で変わるもの。その都度、一喜一憂するのではなく自分を保ち続け『いま、私はこんな感じですけどどうですかね?』と見せていけばいいのかなって」。女優を志したきっかけは、学生たちが小劇場で上演していた、つかこうへいの作品を見たこと。「同い年の子たちが魂を削って、お金も時間も全て費やして、つかさんの昔の戯曲を『やらねば!』と思ってやってることに感動したんです。『この子たちと友達になりたい。こういうことしたいと思ってる人たちと会いたい』と思った」という。夢に熱く胸を焦がし、女優としての道を進み始めたその当時、現在のような成功を掴む自信はあった?いまに続く道は見えていた?「これも分かれるんですけど…。明日が来るのが怖くてビクビクしながら『あぁ、自分はいまから一世一代の賭けをするんだな』と思ってました。親は親で地元で就職、結婚してほしいって思ってたんです。新しく見つけた夢に走り出すのは怖かったですよ。でも『女優になりたい』と思ったときの感動が、ほかの何にも代えがたい大きな衝動だったから、この感動を忘れることはないし、執着するはずだっていう確信がどこかにあったんです。だから、どんなに心が折れてもやり続ける、『やめない』という自信はありましたね」。いま、置かれている状況に対して恐怖を感じることはないのか?と尋ねると「あります」という答えが返ってきた。「でも…」と言葉を続ける。「どういう恐怖かというと『こんな成功は一瞬のことなんじゃないか』という恐怖ではなく、自分はいったい、どこまで自分に厳しくあり続けることができるのか?という恐怖ですね。仕事がない頃は、自分を高めるための時間がいくらでもありました。でもいま、こうして多くの仕事をいただいている状況で、自分に厳しくあり続け、自分を磨いていけるのか?新しいものを生み出せなくなったらどうしよう?そんな恐怖は感じています」。精神的にも肉体的にも張りつめた、忙しい日々が続くが、そんな中で、癒しや安らぎを与えてくれるのもまた、仕事だという。「仲間ができて、信頼してる人と出会い、良いシーンが撮れたり、いい写真ができると『あぁ、この仕事やっててよかった』って癒されます」。もちろん、たまに帰る実家で変わらず迎えてくれるネコたちも癒しであることは言うまでもない。「たまに帰ったら、真っ先に駆け寄って、ギュッと抱きしめてずーっと触ってます(笑)。え?うちのコのかわいいエピソードですか?そうですね…水飲むとき、手で温度を確認して、かき回してから飲むんです。メチャメチャかわいいですよ!」。(text:Naoki Kurozu/photo:Nahoko Suzuki)
2017年10月18日展覧会「吉岡徳仁 光とガラス」が、東京ミッドタウンの21_21DESIGN SIGHT ギャラリー3にて2017年11月2日(木)から13日(月)まで開催される。吉岡徳仁はデザイン・アート・建築など、幅広い領域において自由な着想と実験的なテクノロジーによる作品を生み出してきたアーティスト。これまで自然と人間の関係性に着目し、 光がもたらす感覚を追求し、独自の手法で作品を表現してきた。本展では、光を表現する最も近い素材として「ガラス」を使用した作品に迫る。代表作であるガラスのベンチ「Water Block」をはじめ、建築プロジェクト「ガラスの茶室 – 光庵」、クリスタルプリズムで生み出された建築「虹の教会 – Rainbow Church」の映像を展示。さらに、新作として紹介されるのは、ガラスの塊から生み出されたイッセイ ミヤケ ウオッチ(ISSEY MIYAKE WATCH)の「ガラスの時計」。自然の光を受けて輝きを放つ、オブジェのようなウォッチだ。このほか、Dom Pérignon Art Projectで発表された「Prism」、虹の建築の模型などを見ることができる。「ガラス」により生み出される光の世界を堪能してみては。【詳細】吉岡徳仁 光とガラス会期:2017年11月2日(木)〜13日(月)会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂9−7−6 東京ミッドタウン・ガーデン内開館時間:無休入場料:無料
2017年10月14日女優・吉岡里帆が、「世にも奇妙な物語」に初出演&初主演を果たすことが決定。吉岡さんは、カサギヒロシによる漫画「寺島」を原作としたサイコスリラードラマに出演。共演には、連続テレビ小説「ひよっこ」で話題になっている峯田和伸も出演する。■物語あらすじ初連載が決定したものの、アシスタントがやめてしまい困っていた漫画家の山崎(峯田和伸)。そんな彼の元に担当編集者の江田(福田温子)に紹介されたと、寺島ひな(吉岡さん)と名乗るかわいらしい女性がアシスタントとして現れる。漫画原稿の下書きが思うようにいかない山崎は、アシスタント作業をする寺島の美しい横顔がふと目にとまり、寺島の顔をスケッチブックに描き始める。それに気づいた寺島は恥ずかしがるのだが、山崎はスケッチをやめない。そのうち、寺島は山崎に小学生時代の話をしだし、その頃の友だちだった小林摩子(大後寿々花)のことを語り出す…。■サイコスリラー作品「寺島」って?原作は、カサギ氏による「逃走鉄馬バイソン」の3巻に収録されている特別読み切り「寺島」。編成企画・狩野雄太(フジテレビ編成部)は、「原作はコミックスならではのラストがあるのですが、果たしてそれが映像化したときにどのようなラストが表現されるのか是非ご覧いただきたいと思います」とコメントしており、原作ファンも必見。そんな本作で主演を務めるのが、「ゆとりですがなにか」「死幣-DEATH CASH-」「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」「カルテット」と立て続けにドラマに出演し、つい先日放送終了した「ごめん、愛してる」では、純粋で一途、まっすぐな役柄を演じた吉岡さん。■吉岡里帆よりコメント到着今回「世にも奇妙な物語」に初出演&初主演となる吉岡さん。「世にも奇妙な物語」は吉岡さんにとって“特別なドラマ”だそうで、「必ず録画しておいてほしいのに録画されてなくてすごく悲しい思いを何回もしたことがありました。それくらい放送されるのを楽しみにしているドラマ」と語り、「そんな作品の一つに携われるのはすごくうれしいです」とコメント。また見どころについては、「なにげない会話とか表情、目配せなど、1シーンごとにいろいろな伏線が張ってあるので、その伏線を感じ取ってもらいたいですね。最後のラストのシーンをど真ん中で受け止めてもらうためには、始まったその瞬間から最後まで目を離さないで見てほしいんです。すべてのシーンに意味があるのでそこを楽しんで見ていただきたいです」とアピール。さらに、自身が子どもの頃に観た「世にも奇妙な物語」は、いまでも忘れず、いい意味でトラウマになっている作品があうと言う彼女は、「今回の“寺島”という作品は半年かけて1作品を作るチームが10年間あたためてきた思いのつまった作品です。どのシーンにも細心の注意を払って撮影されています。私が主演を演じた“寺島”という作品が生み出すトラウマをぜひ受け取ってください!」と力強いコメントを寄せている。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’17秋の特別編」は10月14日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月26日ドン ペリニヨンより、吉岡徳仁とコラボレーションした「ドン ペリニヨン by 吉岡徳仁 限定ギフトボックス」が登場。2017年9月下旬より全国主要百貨店にて順次発売する。吉岡徳仁の持ち味である「光」の輝きによりドン ペリニヨン ヴィンテージ 2009をデザイン。限定ギフトボックスとボトルのシールド(盾形のラベル)に表現した。それはプリズムによるマスターピース。光がボトルと透明なプリズムの表面を透過し、屈折することで無数の色のスペクトルが現れ、キラキラと輝きを放つ。また、ブランドを象徴するシールドには新たな解釈を与え、ダークな色調をセレクト。玉虫色の輝きは、立体的でホログラムのような存在感だ。単一年に収穫された葡萄のみから造られるドン ペリニヨン。代々受け継がれてきた創造の精神とは、各々のヴィンテージ クリエーション毎に自身を刷新することにある。ドン ペリニヨンでは、過去、マーク・ニューソン、カール・ラガーフェルド、デヴィッド・リンチ、ジェフ・クーンズ、イリス・ヴァン・ヘルペンなどとコラボレーションを行ってきた。■ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2009 by 吉岡徳仁 限定ギフトボックス度数:12.5 度容量:750ml希望小売価格:23,000 円+税販売:全国主要百貨店■ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2005 by 吉岡徳仁 限定ギフトボックス度数:12.5度容量:750ml希望小売価格41,000円+税販売:全国主要百貨店
2017年09月15日女優の吉岡里帆が、スマートフォン・タブレット向けニュース閲覧アプリ「SmartNews(スマートニュース)」の新TVCM「朝1分のニュースが人生を変える」シリーズに起用されることが決定した。5人のOLたちの日常を吉岡さんがそれぞれ演じていく。今回、ドラマ「カルテット」で人気急上昇し、現在放送中の「ごめん、愛してる」にも出演中の吉岡さんが出演するのは、日常のふとしたすきま時間に、たとえ1分であっても積み重ねれば人生すら変えてしまうという可能性を掲げ、「朝1分のニュースが人生を変える」というテーマで作られた新CM。新TVCMシリーズ「朝1分のニュースが人生を変える」は、「色々な新聞」篇、「バス」篇、「英語」篇、「朝1分」篇、「昼1分」篇の全5編となっており、舞台は寝起きのベッドの中、通勤中のバス車内、朝食中、朝の身支度中、昼食のカフェと、OLの日常が映し出される。それぞれのシチュエーションで、日常的でありながらも、吉岡さんらしいのほほんとした雰囲気を纏っており、見ているだけで癒されるような映像となっている。さらに、ストーリー別に服装や髪形を変えるだけではなく、ときにはベッドに寝転びながら、ときには片手にパンを持ちながらと、日常の5つのシチュエーションを演じ分ける吉岡さんの演技にも注目してほしい。SmartNews 新TV-CMシリーズ「朝1分のニュースが人生を変える」「色々な新聞」篇、「バス」篇は9月2日(土)よりTVCM開始。「英語」篇、「朝1分」篇、「昼1分」篇はYouTubeにて順次公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年09月01日2年前に彗星のごとく登場し、4期連続でドラマ出演を果たすなど、大ブレイク中の吉岡里帆さん。しかし、ヒロインの座を勝ち取るまでの道のりは、決して“チョロく”はありませんでした。「この子、めちゃくちゃいい顔してるっ!ええ~、かわいすぎる…」。インタビュー冒頭、小誌スタッフが見本に持参した「にゃんこLOVE」特集を見て思わず叫んだ、女優の吉岡里帆さん。NHKの連続テレビ小説『あさが来た』でブレイクし、『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)、『カルテット』(TBS系)など、話題のドラマに立て続けに出演。その気になる素顔は、サービス精神旺盛でチャーミング、そして時々、不安定(?)。今や注目度ナンバーワン女優として各方面で引っ張りだこな24歳の、“今”に迫ります。――覚えていないかもしれませんが、吉岡さんには前回、小誌の「ふんわり美乳」特集でインタビューをさせていただきまして、その節はありがとうございました。吉岡:覚えていますよ。こちらこそありがとうございます。髪型、変わりました?――そんなことまで覚えてくださっているんですか!驚きました。ところで、この1年は吉岡さんにとって、かなり目まぐるしいものだったと思います。最近の作品だと、『カルテット』で演じられた“小悪魔キャラ”、来杉有朱役のインパクトは相当なものでしたね。吉岡:本当にたくさんの反響をいただきました。いつも応援してくださっていた私のファンの方でさえ、SNSを通じて「嫌いになった」「イライラします!」みたいなコメントをくださって(笑)。それを見るたびに安心したというか、「ちゃんと役割を果たせてよかったな」という気持ちになりました。――最終話の「人生、チョロかった!」というセリフも名言でした。そして打って変わって、現在放送中のドラマ『ごめん、愛してる』では、他人のためには自己犠牲も厭わない、純粋で愛情深い女性、ヒロインの三田凜華を演じられています。有朱とは見事に真逆の役柄というか…。吉岡:本当にそうなんです(笑)。でも、一度ついたキャラクターのイメージをどう崩していくかが楽しい作業でもあるので、そのハードルが高いほどモチベーションは上がります。だから、「有朱の時とは全然違うアプローチをするぞ」と、今は意気揚々と撮影しています。――度胸があるんですね。吉岡:いえ、本当は常にビクビクしていますよ。ただ絶対に表には出したくないから、撮影中も「全然、平気ですけど?」みたいな顔をしておきながら、家に帰ったら「は~、やっと終わった…」って、わりと心臓をバクバクさせてます。――TBSの日曜劇場で、しかもヒロイン役という部分にも重圧を感じていますか?吉岡:それがいちばん大きいですね。特に今回はヒロインに抜擢されてから、撮影に入るまでの期間が少し空いていたので、その期間のプレッシャーが…まるで漬物石を乗せられているみたいでした。ずっと水分を出して、シワシワになるまで押しつぶされている感じ。それがようやく、みなさんにお届けできるようになったので、今はちょうど壺からゆっくりと出てきているイメージですね(笑)。――さて、京都ご出身の吉岡さんですが、女優になる前は書道家を目指されていたそうで。吉岡:目指していたというか、小さい頃からずっと書道をやってきたので、当たり前のように続けていくんだと自分では思っていました。――大学でも書道を学ばれていたんですよね。一方で、お芝居に興味を持ったきっかけというのは?吉岡:18歳の時に、友だちが「一緒に映画を作ろう」と誘ってくれて、その子の紹介で、小劇場の公演を観劇しに行ったんです。舞台を観た瞬間、「これだ!」と思って。――ビビッと、きた。吉岡:もうビビビッ!です。運命の結婚相手に巡りあったような感覚。一瞬でそう決められたので、「どうやったら自分も参加できるんだろう」と、舞台のあいだじゅう考えていました。不思議なことに、その前後にも、エキストラとして映画に参加したり、舞台のチケットをいただいたり、歌舞伎や能に触れる機会があったりと、いろんな偶然が同時に起こって。いつしか引き寄せられるように、お芝居の世界にのめり込んでいきました。――実家がある京都に住みながら、オーディションを受けるため夜行バスで東京まで通われていたそうですが、女優への道のりはそう平坦ではなかった…?吉岡:オーディションはかなり受けましたね。最終選考まで残っても、受かることはほとんどなくて。でも、自分の中では「やっぱりな」「そりゃそうだろうな」とも思っていました。悔しい半面、悔しがることすら恥ずかしいし、「なんで私、泣いてるんだろう」と、すごく冷静になったり。絶対に叶わない夢を追いかけているのかもって、しょっちゅう思っていました。――では自分に足りないものを、どうやって克服しようと?吉岡:克服するのではなく、むしろ“足りてないことを武器にしなきゃ”と思うようになりました。すでに足りている人たちがどんどん役を取っていくのなら、私は足りていないことをちゃんと役に映してあげよう。ネガティブだったり、人の目が気になったりする、自分のダメなところをちゃんと投影してあげられる役柄に出合えたらいいな、と。その運命の役というのが、『あさが来た』で演じた“のぶちゃん”だったんですけど。――一種の賭け、だったわけですよね。予感はあったのでしょうか。吉岡:うーん。“辞めなければいつか来る”くらいの長い目線で見ていました。10年後かもしれないし、いつになるかはわからない。でも、いろいろなことを経験していくうちに、自分の中でどんどん“楽しい”が増えていったので、そのことにも助けられました。絶望ばっかりじゃありません。よしおか・りほ1993年1月15日生まれ。京都府出身。連続テレビ小説『あさが来た』やドラマ『カルテット』、『ゼクシィ』のCMなどで注目を集める。J‐WAVE『UR LIFESTYLE COLLEGE』レギュラー出演中。7月クールで放送中のドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)ではTOKIOの長瀬智也さんと共演し、初のヒロイン役を務める。オフショルダーブラウス¥19,000プリーツスカート¥22,000(共にAVIE/aden sal TEL:03・3463・1011)吉岡さん出演のドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)は毎週日曜21:00~放送中。幼いころ母親に捨てられ、不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也さん)と、吉岡さん演じる三田凜華の切ないラブストーリー。原作は韓国で国民的大ヒットとなったドラマ。共演には坂口健太郎さん、大竹しのぶさんなど実力派が揃う。※『anan』2017年7月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・圓子槙生ヘア&メイク・渡邊良美インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2017年07月20日女優・吉岡里帆のファーストフォトブック(タイトル未定、東京ニュース通信社刊)が、9月15日に発売されることが決定した。今回のフォトブックは、沖縄の石垣島や竹富島で、無邪気な愛らしい姿を撮り下ろし。また、映画を愛する吉岡が、名作映画のヒロイン12人を演じわけたオマージュカットも収録している。さらに、幼少期の頃の写真とともに、生い立ちや女優としてのこれまでを語ったインタビューも掲載。9月17日には、東京・福家書店新宿サブナード店でイベントも予定している。価格は本体1,852円+税
2017年07月19日