円満な離婚のためにはいろいろな合意形成が必要不可欠でしょう。いつ・どのように合意形成をするかはそれぞれの事情によって変わってくると思いますが、今回は一つの参考として、離婚前に別居していた人の場合を見ていきたいと思います。法務省が全国の協議離婚(※)を経験した30代および40代の男女1,000人を対象に行った実態調査をもとにお伝えします。--------------------(※)協議離婚とは裁判所を通さず、夫婦間の話し合いによる合意で離婚条件を取り決め、離婚届の提出をもって成立する離婚です。最も一般的な方法といえます。■ 離婚前の別居にあたって話し合いをした人は6割以上離婚前に別居をしたと回答した430人を対象に、別居することを決めたときに「相手と話し合いをしたか」を尋ねた結果を見ると、「別居前に話し合いをした」と回答した人は66.3%、「別居前に話し合いをしていない」と回答した人は33.7%でした。およそ3人に2人が何かしらの話し合いをして、別居を開始したことがわかります。別居をする前に、離婚した相手と話し合いをしましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変■ 話し合いでどんな合意形成をしたか?ここからはさらに、別居前に話し合いをした285人を対象に、8つの項目における合意の有無を尋ねた結果を見ていきましょう。・別居に関すること1.別居についてまずは、「別居すること」そのものについてですが、「合意できた」と回答した人は72.6%でした。一方、「合意できなかった」は18.9%、「別居することについて話し合っていない」が8.4%となっています。ほとんどの人はお互いに合意して別居を開始したようですが、3割弱の人は合意に至らない、または、別居について話し合うことなく別居を始めたようです。別居前に、別居した相手と話し合った結果、別居することについて合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変2.子どもの同居者について今回の調査では離婚時に子どもがいた夫婦が回答者となっています。したがって、別居時にはどちらが子どもと同居するかという問題も生じます。この点を聞いた設問は、「合意できた」が68.8%、「合意できなかった」が18.2%という結果でした。夫婦の間に子どもがいた場合には、どちらが子どもと暮らしていくのかはとても重要な事柄です。それだけに合意がなかなか難しいケースもあるでしょうが、それでも合意できたほうが約3倍多いという結果でした。なお、「話し合っていない」という人も13.0%と、1割を超える数にのぼりました。別居前に、別居した相手と話し合った結果、子どもとの同居者について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変3.同居しない親との面会について子どもと同居していない親がどう面会するかについては、「合意できた」と回答した人が38.6%、「同居しない親との面会等の仕方について話し合っていない」が37.9%と、いずれも約4割。「合意できなかった」は23.5%となりました。まだ離婚に至っていない、一時的な別居の段階では、そこまで取り決めないケースも少なくないと想像されます。別居前に、別居した相手と話し合った結果、同居しない親との面会等の仕方について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変4.別居中の生活費について「別居中の生活費の支払い」については、「合意できた」と回答した人は50.5%と半数にとどまり、「合意できなかった」が24.6%、「別居中の生活費について話し合っていない」が24.9%で、ほぼ同じ割合となりました。そもそも話し合いをしていない人が意外にも多い印象です。別居を考えるような夫婦関係となっている以上、お金の話はしにくいということなのかもしれません。別居前に、別居した相手と話し合った結果、別居中の生活費の支払いについて合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変・離婚に関すること5.離婚することについて別居前の話し合いで、離婚することについて「合意できた」と答えた人は58.6%、「合意できなかった」は29.8%でした。一方が離婚を望み、一方は望まないケースもあることを考えると、別居前に話し合いで離婚の合意をした人が約6割にのぼるのは、思ったよりも多いといえるかもしれません。別居前に、別居した相手と話し合った結果、離婚することについて合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変6.離婚後の親権について離婚後の親権者については、「合意できた」が58.9%で約6割を占め、「合意できなかった」(20.0%)と比べて約3倍でした。別居にあたってどちらが子どもと同居するかという設問の回答とおおむね近い結果です。子どもがいる夫婦が離婚する場合、協議するうえで重大な論点のひとつが親権でしょう。現在、政府が離婚後の共同親権の導入を検討していますが、現行の法律ではどちらか一方の親が親権を持つことになっています。夫婦や子を交えた話し合いで親権者を決められるのが理想ですが、そうはいかないことも大いにあり得ます。別居前の話し合いですでに合意形成を行ったのが約6割というのは、少なくない数字かもしれません。別居前に、別居した相手と話し合った結果、離婚後の親権者について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変7.離婚後の養育費について子ども関連でいうと、離婚後の養育費をどうするかも大きな問題ですが、しっかり合意できた状態で別居を開始したという人は半数ほどでした。「合意できた」は51.6%、一方の「合意できなかった」は25.6%となっています。まだ離婚が確定していない段階ではやはり決めにくい向きが強まるのか、親権と比べると合意の割合は下がるようです。別居前に、別居した相手と話し合った結果、離婚後の養育費について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変8.離婚後の財産分与について最後は、離婚に伴う財産分与についての合意の有無を見てみます。「合意できた」人は39.6%、「合意できなかった」人は23.9%、「離婚に伴う財産分与について話し合っていない」人も36.5%にのぼりました。離婚成立前であり、また、ここまで話し合う余裕がなかったという人も多いのでしょう。別居前に、別居した相手と話し合った結果、離婚に伴う財産分与について合意できましたか―法務省「協議離婚に関する実態調査」より一部改変■ まとめ今回は、離婚前に別居をした人を対象にしたアンケートをもとに、別居前の話し合いの状況を見てきました。離婚は大きな負担を伴うものですが、その後のことを考えると、相手とよく話し合って双方が納得したうえで進めたいもの。離婚に向けて別居前から必要事項について合意形成をはかっている人は少なくないようです。離婚は必ずしも後ろ向きな行動ではなく、「これからまた違う一歩を踏み出すための行動」と捉え、平和に解決できるのなら、それが一番だといえるでしょう。(マイナビ子育て編集部)・調査概要■協議離婚に関する実態調査/法務省調査対象:協議離婚を経験した30代および40代の男女調査時期:2021年3月8日~10日有効回答数:1,000(男性:500、女性:500)
2024年03月09日「お母さん大好きってのが露骨」(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)おばたのお兄さんと山崎夕貴さんは2018年3月に結婚し、昨年8月に第一子となる長男が誕生。仕事と育児で多忙ながら、山崎さんのリフレッシュも兼ねて月に1度は夫婦2人きりの時間を過ごしているとのことで、あるオフの日の夫婦動画をYouTubeで公開しました。この日はおばたさんがお子さんを連れてパスポートの申請しに行っている間に山崎さんは1人でゆっくりし、夜は夫婦で焼き肉店を訪れたという穏やかな休日。なぜパスポートが必要かというと、おばたのお兄さんが出演している舞台『千と千尋の神隠し』のロンドン公演に家族も一緒に行きたいと考えているため。長男のパスポート申請というわけですが、「やっぱ朝イチで行かないと大変だよね、全部で諸々2時間40分ぐらいかかって……」と、子連れで待ち時間を過ごす大変さを痛感。ただ、自分の番号まであと何分待つのかを把握できるシステムで、待ち時間が1時間15分あったことから、近くのカフェで待機し、そのタイミングでちょうど寝てくれた長男を抱っこしながらランチを食べることに成功したそうです。そして夜は長男を一時保育に預けて夫婦で夜ごはん。おばたさんは「月に1回は2人の時間を過ごしたいよね。その時間があるからこそ、最高の愛情で子どもに接することができる」と、この貴重な時間の捻出を頑張っているようです。一方で、最近では成長からか「(長男の)お母さん大好きってのが露骨」になっており、この日も、テレビ電話でママの顔が映った瞬間にテンションが明らかに上がったことに加え、ママが帰ってくるとズリバイで玄関まで急ぐほど、明らかにママLOVE度が高かったのだそう。それを聞いた山崎さんは「かわいい♡」と、しみじみ。「私は正直、体もきついし、大変が上回ってて。(生まれた頃は)目も合わないし、笑いもしないじゃん。でも最近は……」と、最初はつらい気持ちもあったものの、今ではかわいいと思う気持ちがどんどん更新されているといいます。このときも「2人でゆっくり焼肉食べて、幸せ、おいしい、ゆっくり最高!でも(子どもに)会いたい。不思議な感情」があるのだとか。先日ひとりTikTokで「子どもが初めてパパって言った瞬間の動画」を見て、よその親子のことなのに思わず泣けてしまったというおばたさん。「今が一番かわいいかと思いきや、1歳になって、2歳になって、また更新されていく。おれの先輩は今、子どもが7歳だけど、いまだに更新してるって」と数年先の未来にも思いを馳せていました。
2024年03月09日▶蒼井優さん「出産で腰がダメになってしまって」しばらく歩けないほどのダメージ「本当に動けないとどうにもできない」「ゴリラだよ、ゴリラいたね、ゴリラおっきいね」山里亮太さんは2019年6月に蒼井優さんと結婚。2022年8月に第一子の女の子が誕生したことを発表しました。蒼井さんは妊娠・出産に伴い活動を休止していましたが、現在放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で復帰し、仕事を再開しています。山里さんは、つい最近、蒼井さんが仕事で不在の日に「せっかくなんで」と娘を連れてプライベートで上野動物園に行ったそう。「動物園に自分が、なんかね、娘と行くなんてって」感慨深い思いもありながら上野へ着くと、入り口はものすごい行列。それでも20分ぐらい並んでチケットを購入するとき、「浮かれてたのかね、年パス買っちゃったもんね」と、勢いあまって年間パスポートを買ったほどだといいますから、よほどテンションが高まっていたようです。入場するとまず人気のパンダゾーンへ行く人が多いものの、山里さんの娘はゴリラ好き。「ゴリラとクマのゾーンがあるから、俺たちは『みんなパンダゾーンに行くけど、もう全然逆のゴリラの方行くよ』っつって」と、人の流れと別方向に歩き始めたといいます。ゴリラにたどりつく前にトラゾーンがあり、人だかりをかきわけてガラス越しにウロウロ歩くトラを見つけるも、山里さんの口から出てくる言葉は「トラだよ!トラ、おっきいね!」だけ。「トラだよね、トラがいるよね、トラだよね。ってクソみたいな川柳みたいになっちゃってさ。動いたね、トラがほら動いたね、おっきいね、って」と繰り返すばかりで、自分の説明のつたなさに愕然としたのだそう。(※画像はイメージです)そして目的のゴリラゾーンに着くと、またしても「ゴリラだよ、ゴリラいたね、ゴリラおっきいね」しか言えない山里さん。左の家族のお父さんが「見てごらんほら、ゴリラっていろいろなもの食べてるから。ズッキーニ食べてるよ、あれはキュウリじゃなくてズッキーニだよ」と子どもに説明しているのを見て、「俺より若いの、お父さん。本当に恥ずかしくなって。せっかく動物園行ったのに……」と恥ずかしくなってしまったようです。以前、蒼井さんや実家の家族と一緒に千葉市動物公園へ行ったときは、蒼井さんがとても説明上手で、動物の様子を言葉にしてたくさん話しかけていたそうですが、山里さんはどうにもそれが苦手なよう。次にゾウのところに行くとゾウは寝ていましたが、「なのに俺が言ったセリフは、ゾウさんだよ、おっきいね。寝てることにも触れず」。しかも、ゾウの足の蹄を動物園のスタッフさんが豪快にハンマーのようなもので削っている激レアシーンに遭遇したにもかかわらず、それにも触れられず「おっきいね」一辺倒だったといいます。山里さんはそんな自分を「なっさけない」と落ち込み、せっかく年パスを買ったので、動物園の楽しみ方を自分に教えてほしい、と話していました。「なのに俺、ワンオペやってる気持ちに」ちなみに前週放送の同番組でも、蒼井さんのイタリア出張で初めてのワンオペ家事育児が「結構長い期間」発生していたことを振り返り、自身のできなさを「終わってんなって」痛感したと明かしていた山里さん。イタリアに子どもを同行させた方が良いのではと心配する蒼井さんに、山里さんは「俺、やるよ。大丈夫、任せてよ」と堂々宣言し、安心して仕事に行ってきてほしいと送り出しましたが、蒼井さんは留守中の食事をすべて作り置きしていたのだとか。そのうえ子どもの着る服までセットされていたそう。「紐解いてみりゃさ、いないあいだの飯、三食。全部作り置きで作ってくれていて。何日にはこれとこれを、この小袋を解凍して、このお皿にこれを盛ってっていう」「お洋服もさ、いないあいだのセット。気候とかも全部考えて。この曜日はこの服の素材とか」そこまでお膳立てしてもらったことを山里さんは「もはやクレーンゲーム」と表現しつつ、それでもスムーズにできなかったそうで「イタリアから奥さんがボタン“ピー”って。ちゃんとアームも結構キツめ設定。あと置きかたも完璧。なのに“こぼす”んだよ、俺」と、反省していました。さらに「なのに俺、ワンオペやってる気持ちになってるからね」「そんだけお膳立てされてんのに、俺なにしたと思う?両親呼んじゃった...…」と自白。来てもらった両親に「父ちゃんはこれね、母ちゃんはこれやってね」と、現場監督気取りで頼んでしまったと明かしていました。親子で動物園、実況中継で十分!動物園では初めて見る生き物や、図鑑や絵本でしか知らなかった動物がたくさんいて、子どもにとって大きな刺激になります。まだ小さいお子さんでも興味を持っているものについて、大人が話してあげることが言葉の発達を促すことにつながります。子どもが小さいうちは、一緒に動物を見ながら実況中継のように話しかけるので十分。「ゾウさんだよ、大きいね。歩いてくるね」「おサルさんだね、たくさんいるね。遊んでいるね」など、短く正確な言葉がいいでしょう。それに子どもが真剣に見ているものが飼育員さんやほかのお客さん、看板など動物でないこともあります。そんなときも寄り添って話してあげましょう。動物園に行く際は、各動物園のホームページで休園日や入園料金、駐車料金などを確認すると同時に、あらかじめマップもみておきましょう。広い園内では移動が大変になるので休憩場所やおむつ替えスペース、授乳室(使う場合はコインロッカー、ベビーカーが借りられる場所)は事前にチェックを。滞在時間も考えて、計画的にまわれるといいですね。参照:【医師監修】赤ちゃんの動物園デビューはいつから?免疫力UPは本当?
2024年03月08日<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBS================久保田智子さんが監督を務めた映画『私の家族』は、久保田さん・夫の典昭さん・特別養子縁組で迎えた娘「はなちゃん」(仮名)という三人家族の軌跡、そして久保田さんの両親との関係性を再構築する対話を捉え、家族のあり方に真摯に向き合った作品です。当事者であり、取材者であり、監督でもある久保田さんに、この作品に込めた思いを聞きました。「原爆が落ちた日」のことばかり聞いていた自分職業柄、「人の話を聞く」のは得意な方だと思っていたという久保田さん。オーラル・ヒストリーを学び、重要なことに気づいたといいますーー映画『私の家族』には、久保田さんが結婚して築いた「家族」との会話はもちろん、ご実家のご家族との会話もたくさん出てきます。久保田智子さん(以下、久保田)じつは私の実家では、家族の会話があまりにも少なかったんです。長くそれを問題とも思っていませんでした。でも振り返ると、私自身、父母や妹、そのほかの人たちの話をきちんと聞いてきたつもりでしたが、相手の気持ちをわかっていなかったなと思うこともあり、人の話を聞く難しさを感じていました。「インタビュー」は自分にとって仕事でもあったので、夫の海外赴任に伴うニューヨーク滞在時に「オーラル・ヒストリーを学んでみよう」と思ったんです。オーラル・ヒストリーというのは簡単に説明すると、様々な出来事の体験者に聞き取りし、研究する学問です。==========【オーラル・ヒストリー】文字史料では明らかになりにくい対象や領域について、当事者やその関係者にインタビュー形式などの調査を行い、既存の口述史料の分析を行うことでアプローチする研究方法。==========ーー実際に学ばれてみて、「話を聞くこと」の意識が変わりましたか?久保田話を聞くこと自体の難しさはあるとしても、それでも私は職業的に得意なほうだろうと思ってたんですね。だけど本当はそうじゃないのかも……ということに気づかされました。私は戦争体験者に戦争の記憶を聞くインタビューを長く続けてきたのですが、語り手によって見ている景色が全然違ってくることがわかったんです。たとえば広島への原爆投下について私が持っていたイメージは、教科書的な知識から得たものにすぎないのに、それでわかった気がしていました。でも、それぞれの方の生活にどんな影響を与えたのかを丁寧に聞くと、その人ごとに違うストーリーがある。もっと言うと、原爆が落ちた当日のことだけでなく、それ以降にも大変な思いがあって、それを含めて「被爆した大変さ」です。それなのに自分はどうして原爆が投下された日のことばかりを聞いていたのか。それはメディアで表現しやすく、自分にとって印象的な日だからです。私は間違っていたと思いました。ーー大切なのは、思い込みやバイアスをなくして相手の話をそのまま聞く、ということでしょうか。久保田そうだったんです。ライフストーリーアプローチというのですが、1人の人間として誕生から現在までの人生を振り返ってもらうと、その人にとって「原爆が投下された日」は一つのコマでしかない。その日以外のところに、たくさんの思いが散らばっています。人の話って、こうやってじっくり、自分の思い込みを抑えながら聞くことで、やっと理解が深まるんだということを知りました。「どうしてそう思うのか」を一緒に探っていく<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーーそのことに気づいてから、ご両親との会話は変わりましたか。久保田先にお話しした通り、私は家族と本音での会話がなかったと思っているんですが、オーラル・ヒストリーを学んで、本音の会話は対等な関係じゃないと難しいことに気づきました。上下関係があると下の人が上の人に気を遣ってしまうので、対等な会話はすごく難しいんですね。親が子どもに寄り添えば対等に話せるのですが……。ーー確かに子どもは力関係で大人に敵いません。そのままでは対等な関係になれませんよね。久保田そう、絶対になれません。だから大人がきちんと意識して、子どもが委縮せず対等に話せるようにする必要があります。そうして生まれるのが、会話……というか対話「ダイアローグ」です。そうでない会話はじつは独白「モノローグ」で、一方的なものになりかねません。世代的なものもあるかもしれません。昔は特に年功序列の社会で、学校教育でも先生が生徒に向けて一方的に話(モノローグ)を聞かせるのが普通でした。今では子どもの声に耳を傾けること、子どもの主体性を促すことが推奨されるようになってきていますが、私の親世代では一般的ではありませんでした。ーー「対話」というのは、具体的にはどのようにしたらできるのでしょうか?久保田オーラル・ヒストリーでは、「何を問いかけるか」を重視します。そして、まだ言語化されていない部分を共同作業で言葉にしていきます。具体的には「なぜそう思うんですか?」という質問を重ねます。たとえば「沖縄戦」というテーマについて、話すとしましょう。年号や結果どうなったかなど教科書的な知識で答えられる問いをするのではなく、「なぜ沖縄戦が起きたと思いますか?」と、シンプルな正解のない問いかけをします。すると、その人の答えから「どうしてそう思うのか」を一緒に探っていくことができます。そういう対話の深め方をしていくんです。これは親子関係でも同じです。子どもの動機や気持ちが知りたい場合には「どうしてそう思ったの?」と聞く。同じように、自分が子どもに何かを禁じたり、すすめたりする場合には、子どもの「なぜ」を解消するために理由をしっかり説明することが必要です。ーーなるほど。でも我が子に対して、毎回きちんと丁寧に対話できるかというと……多くの保護者が心配になるのではないでしょうか。久保田「なぜ?」に答えるのは、すごく大変だし、面倒くさいことですからね。「これはなんですか?」に「水です」と答えるのは簡単だけれど、「これをなぜ水だと思うんですか?」と問いかけられたら、面倒くさいじゃないですか(笑)。そんなやり取りをするのが面倒だから、お互いに勝手に判断することが出てくる。特に家族という親密な間柄だと、それまでの積み重ねもあって「この子はいつもこうだから」「またワガママ言ってるんだね」って済ませてしまうことがあります。こうした決めつけをしないようにすることが大切です。親子関係の悪循環をほどくかつては親子の会話が極端に少なかった、と久保田さん==========「父は子どもの頃、怖くて対話ができない人だと思っていた」「母は私にとってネガティブ思考が強い人。『そんなの無理じゃない?』とよく言われていた」という久保田さん。映画『私の家族』では、そんなご両親との“対話”も映し出しています。==========ーー久保田さんはなぜ、ご実家の家族と対話をやり直そうと思われたのでしょう?久保田うーん。いろいろあるんですけど、やっぱり私は親や家族が好きなんだと思います。そして、「わからない」と思う相手こそ、その背景に面白さがあると思うんです。予想通りのことを言う人より、思いもよらないことを言った人の背景を聞くほうが面白いんですよね。つまり、水を「これは水じゃないよ」と言う人。そこには「その人の事実」があるんです。「その事実がどうして生まれたのか」という部分に面白さがあります。私はうちの両親に対して「どうしてこんなにダメダメ、無理無理って言うんだろうな〜」と思っていて、そういう理解できない部分に好奇心が湧いたのかもしれません。ーー実際にご両親の話を聞くにあたって、どんなことを意識しましたか。久保田先ほど親子は上下関係があると言いましたが、子どもが成人して自立し親が年をとると、今度は親より子どものほうが力関係で上になることがあります。うちの場合も私が就職してから、「うちの子はテレビに出てるし偉いのかな」と親が思ったらしく、ずいぶん前から私のポジションが上になっているように感じていました。対等な会話をするためには、今度は大人になった子どもが親に寄り添う必要が出てくる。そうしないと親の本当の気持ちはわかりません。だから、こちらから寄り添うことを心がけました。ーーお母様が久保田さんに「あなたのほうがずっとしっかりしてる」とおっしゃる場面が印象的でした。このときはどう思われましたか?久保田「お母さんがしっかりしてないから、私がしっかりしなきゃって思ってたんだよ!」と思いました(笑)。実家で暮らしていた頃の私は、なんでも自分でしなきゃって気持ちが強かったんですね。進学する高校や大学を選ぶときも全く親に相談しなかったし、就職活動をしてアナウンサーになるのも内定が出るまで言いませんでした。親に頼れないことだというだけでなく、言ってもきっと応援してもらえないと思っていたからです。ーー希望を伝えても、「ダメダメ」「無理無理」と否定されるかもしれないと思われていたのでしょうか。久保田そう、それが怖かったんだと思います。頑張っている時にネガティブなことを言われたらつらいなあって。だから親に相談しないで1人で決めてきました。だけど、もしも親がきちんと話を聞いてくれて頼りになっていたら、私はこんなにしっかりしていなかったかもしれない。裏を返せば、私がなんでも自分でしっかりやろうとしてきたから、母は私と関わりづらいというか、必要とされていないと思ったのかもしれない、とも思いました。そうして親子で会話ができなくなって、すれ違いの溝が深まり、誤解されたまま関係性が崩れていく……という悪循環だったんでしょうね。初めて知った、母の本音プライベートな部分に深く踏み込んだ作品作りをするにあたって、「当事者」であり「取材者」である観点から悩んだことも……ーー映画の中でお母様は、自身が子ども時代に厳しくされてきた、褒められてこなかったから……と本音をおっしゃっていましたね。久保田それを聞いて、母から私へのネガティブな発言は、母にとっては「娘を守るための手段」だったんだと思いました。その方法を、良かったとは思いません。でも、母は別に私のことを本当にダメだと思っていたり、期待していなかったりしたわけじゃない。ここに気づけたのは大きかったです。「失敗した時につらいから、その前にやめといたほうがいい、心構えをしたほうがいい」というのは母が自分の育つ過程で得た「自分の守り方」で、同じことを私にもしていたわけです。こうして母を理解できたことで、今も似たようなことを言われますが、「ああ、なるほどね。そんなふうに思うんだ」と穏やかに受け止められるし、「でも、私はそう思わないよ」と素直に意見を言えます。ーーお父様は車の中で、そんなお母様への尊敬の気持ちも表していましたね。ご家族との関係性は大きく変わりましたか?久保田もちろん!今はすごくいい関係になりました。じゃないと、こんな映画出せません(笑)。よくOKしたなって思いましたもん、うちの親も。だけど不思議なもので、インタビューすると驚くほど話してくれるんです。昔は父も母も仕事や家事や子育てに追われていてそれどころじゃなかったけれど、今は語りたいことがあるんだなあって。もしかしたら話を聞かれてこなかった寂しさっていうのもあったのかもしれません。今、それをきちんと聞いてあげるのも、お互いにとって大切だなと思います。ーーそうした場面も含めて非常にプライベートな部分に踏み込んだ作品ですが、制作していて悩まされたところはどこでしょうか?久保田当事者でありながら取材者であるというのが、難しい部分だと思いました。当事者としては「これを出していいの?」と迷う部分も、取材者としては「あれもこれも出したい!」と思いますし、線引きが大変で……。その辺りは編集時に、信頼できるプロデューサーや手伝ってくださった方々に相談しながら、取捨選択しました。また、自分が当事者で取材者だと、なんとなく良い感じのことを言えるし、視聴者側から求められるだろう映像を撮ることも可能です。でも、そんなことをしたらノンフィクションではなくフィクションになって何も残りません。できるだけそうならないよう、映画のためでなく、普段から撮りためていたプライベートな映像を使うようにしました。ーーこのような形で映画化することに対するご家族の反応はどうだったんでしょうか?久保田夫も娘も応援してくれていて、父や母、妹の子どもである姪たちも賛成してくれました。家族の合意があったから公開することができました。ただ、娘が将来なんて言うかな?というのは、一つの懸念点です。成長に合わせて気持ちは変わりますから……。完成した映画はまだ見せていないのですが、家族みんなで一緒に見たいと思っています。ーーそれは素敵ですね。直接言ったことはないというお父様からお母様への思いも、とうとう伝わっちゃいますね。久保田映画の中で父が母への気持ちを話していることを伝えたら、うちの母は「あら、ばからし!」って言っていました(笑)。でも今、私たちの家族には、はなちゃんや姪たちもいて、みんな仲良くてとても幸せです。(取材・文=大西まお、撮影=尾藤能暢)久保田智子(くぼたともこ)1977年広島県生まれ。大学卒業後、2000年にTBSに入社。アナウンサーとして活躍後、2017年TBSを退社、夫とともにNYへ。コロンビア大学にてオーラルヒストリーを学び、修士号を取得。2019年、特別養子縁組で娘を迎える。2020年に帰国し復職後は報道局デジタル編集部に所属。監督を務めた初のドキュメンタリー映画『私の家族』が3月15日~公開。TBSドキュメンタリー映画祭20242024年3月15日(金)より東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催。第4回の開催となる映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>★東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程: 3月15日(金)~3月28日(木)★大阪=会場:シネ・リーブル梅田 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★名古屋=会場:センチュリーシネマ|日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★京都=会場:アップリンク京都 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★福岡=会場:キノシネマ天神|日程: 3月29日(金)~4月11日(木)★札幌=会場:シアターキノ |日程: 3月30日(土)〜4月11日(木)公式サイト: 公式X:@TBSDOCS_eigasai久保田智子初監督作品『私の家族』<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSSTORY2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは……。
2024年03月08日<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBS================20代のときに自身が不妊症で子どもを持つことが難しいとわかったという久保田智子さん。2019年に生後まもない女の子・はなちゃん(仮名)を特別養子縁組で迎え、家族になりました。久保田さんが監督を務めた映画『私の家族』は、久保田さん・夫の典昭さん・はなちゃんという三人家族の軌跡、そして久保田さんの両親との関係も含め、家族のあり方に真摯に向き合った作品です。当事者であり、取材者であり、監督でもある久保田さんに、この作品に込めた思いを聞きました。プロポーズされて「特別養子縁組を考えてる」と話したらドキュメンタリー番組がきっかけで、一気に「特別養子縁組」への理解が深まったという久保田さんーー久保田さんが初めて「特別養子縁組」を意識されたのはいつ頃ですか?久保田智子(以下、久保田)20代後半に、テレビで特別養子縁組のドキュメンタリーを見たことがきっかけだったように思います。もともと制度自体は知っていましたが、養子を迎えて幸せそうに暮らしているご家族の姿を見て「こういう選択肢が本当にあるんだ!」と。「制度」としてしか知らなかったものが、実際の映像を見ることによって解像度が上がって自分ごとになったんですね。ーーパートナーの「のりさん」とは結婚を決めた段階で「特別養子縁組」についても話し合っていたのですか。久保田夫にプロポーズされたとき、子どもができないことは伝えていました。同時に、私としては特別養子縁組を選択肢に入れたいと思っていることも話したんですけど、明るく「ああ、そうだね!いいと思う!一緒に考えていこう!」と(笑)。夫は何に関してもフラットで肯定的。「これもいいよね!」「あれもいいよね!」「その選択肢もありだね!」というタイプです。私は考えすぎて重苦しいタイプだから、夫婦ですごくバランスが取れていると思います(笑)。ただ、夫の仕事の都合でニューヨークへ行くことが決まっていたので、すぐなんらかのアクションを起こしたわけではありませんでした。ーーニューヨークから帰国して、すぐ行動に移されたのでしょうか。久保田はい。2018年12月に帰国し、「とりあえず話を聞きに行ってみよう」と、養親になるための説明会に夫婦2人で行きました。私は随分前から特別養子縁組制度を人生の選択肢に入れていたし、調べ物が得意なので、ある程度の知識を持っていましたが、夫はまだそこまででもなかったので、とりあえず説明を聞いたのがよかったです。ーーその時点では、久保田さんとのりさんとで知識量にかなり差があったんでしょうか?久保田そうです。私としては「ご縁があったら、すぐにでも迎えようよ!」という気持ちだったんですが、夫は「ちょっとだけ待って!きちんと調べて考えをまとめるから」と。彼は何事も軽やかに肯定的に受けとめるのですが、いざとなれば真剣に調べて考えます。今思えば、真摯な態度だったなと思います。2歳から伝えてきた「生みの母」の存在<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーーその後、ご夫婦で意見が一致して、養親の登録まで進まれたのですね。久保田はい。養親の登録をするにあたって、特別養子縁組や子育ての研修を受けたのですが、これがとても良い内容でした。実は夫婦だけで話していると、「お互いがどこまで理解できているのか」がわかりづらいんです。でも、相談員さんが私たちにいろいろな質問をしてくれることで、夫婦双方の理解度や、気持ちがよくわかりました。ーーどのような質問をされるのでしょう?久保田たとえば「どうして子どもを育てたいのですか?」だったり、子育てについても赤ちゃんの育て方だけでなく「もしも反抗期に荒れたらどうしますか?」など先まで見据えたことを聞かれたりします。そういうひとつひとつが本当にためになることばかりで充実した研修なので、特別養子縁組を希望する人だけでなく、子育てする人みんなが受けられたらいいのにって思いました(笑)。ーー単に知識が得られるだけでなく、夫婦の相互理解も深まりそうですね!久保田そうなんです。夫婦2人だと話しづらいようなことも正直に話し合えたし、研修終了後にも2人でさらに深く掘り下げることができました。特別養子縁組をしたいけれど迷っているという方には、ぜひ一度説明会などに行ってみることをおすすめしますし、そのうえで率直に話をしてみてほしいと思います。==========養親登録を経て、2019年にご夫婦で赤ちゃんを迎えました。初めて産院へ会いに行ったとき、はなちゃんは生後5日め。病院で泊り研修の後、自宅で一緒に生活を始めました。==========ーーはなちゃんが2歳になった頃から久保田さんは、「生みの母」がいることを子どもに伝える「真実告知」をされています。久保田養子縁組についていつ伝えるかは家庭によるのですが、今は「子どもが自然に受け入れられるように」という考えから、多くの養親が幼いころから真実告知をしています。私が特に気をつけているのは、その伝え方です。特別なことではなく当たり前のこととして伝えたいので、生活の中でたとえば寝る前などに自然な流れでお話しています。産んでくれた人をどう表現するかについてはよく考えました。「ママが2人いるんだよ」と言うと、娘が戸惑うかも知れないと思ったんです。私は自分自身のことを母とは呼ばないので、産んでくれた人と言う意味を込めて「生みの母」という呼び方をすることにしました。伝え方や呼び方については夫とも共有し、混乱がないように気をつけています。ーー何年にもわたって、はなちゃんをはじめご自身の家族を撮影した映画『私の家族』の企画は、いつ頃スタートされたのでしょうか?久保田昨年のTBSドキュメンタリー映画祭への出品も考えていたのですが、なかなか内容がまとまらなくて構想に一年がかかりました。ーーどのシーンでも、はなちゃんの笑顔がとても自然でかわいらしいことが印象的でした。久保田じつは、この作品の映像の多くは、映画のために撮ったものではなく、私が日々ライフワークとしてスマホなどで撮ってきたプライベートなものなんです。血のつながりはありませんが、私たち家族は日々を積み重ねて絆を積み重ねる。毎日必ず動画や写真を撮り、アーカイブしてきました。基本はホームビデオだから、全員の表情や発言が自然だし、とてもリアルなのだと思います。「自分勝手」という表現は事実と異なる特別養子縁組は「可哀想なこと」ではなく「幸せなこと」だと知ってもらいたいーー『私の家族』では、はなちゃんとは直接関係のない方ですが、特別養子縁組で子どもを託した「生みの母」の女性が出演されていますよね。久保田これは『news23』の取材で撮った映像を使わせてもらいました。彼女は私が特別養子縁組で子どもを育てていると公表した後に、メールをくださった方なんです。彼女は養親について知りたいという気持ちがあり、私も「生みの母」についてもっと知りたいと思っていたので、3〜4年間メールのやりとりを重ね、番組の企画でやっとお会いすることができました。ーー「生みの母」という立場の女性、そして「養親」という立場の久保田さん。メールのやり取りと取材での対話を通して、どのようなことを考えられましたか?久保田もっとも考えさせられたのは、「生みの母」の声が可視化されていないことでした。それぞれの「生みの母」には、病気や経済的な問題など様々な事情があるにもかかわらず、「私は子どもを特別養子縁組に出しました」ということはなかなか言えません。だから「生みの母」の思いや状況は知られていません。なぜ言えないのかというと、周囲から責められかねないからです。すると、どういうことが起こるかというと、子どもを産んだのに育てないのは「自分勝手なんだ」「甘えがある」などとさらに誤解されてしまう。「自分勝手」と表現するなら相手の男性はどうなのかと思いますし、「甘え」などではなく本当に困難な状況があるのに……。そうして、さらに声があげられなくなるという悪循環です。ーー確かに「養親」以上に「生みの母」の話を聞く機会は非常に少ないと思います。久保田本来なら特別養子縁組を選択肢に入れることができたはずの人が、制度を知らないため、また周囲から責められるなどの理由で、困難な状況下で出産・子育てし、追い詰められているケースもあるのではないか……と思います。ですから、特別養子縁組をするしないに関係なく、多くのみなさんに当事者の声を聞いてほしいのです。ーーそれは本当に大切なことですね。子どもたちを守るためにも広く知られてほしいことです。久保田さんの映画制作の動機は、そうしたところにあったのでしょうか。久保田そうですね。特別養子縁組に関わる人たちの声を知ってもらいたい、という思いがすごくあります。そして、特別養子縁組という選択肢の側面も知ってもらえたら。子どもの幸せが第一ですが、産んだ人も新たな一歩を踏み出すきっかけになり、養親も子どもとの生活へと歩き出すことができる。特別養子縁組は、この三者を前向きに支えてくれる制度です。この制度の理解が広まることで、どうにもならない状況に追いやられている人に新しい選択肢が生まれるのではないかと思います。なにより、制度へのネガティブな誤解が訂正されることで、養育を委託された子どもが「自分は望まれて生まれ、望まれて新たな家族のところに来た」と思えます。「きちんとしたママ」って、何だったのかな?<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSーー最後に、久保田さんにとって「母」とはどういうものでしょうか。映画の中で「ママごっこをしてるような虚構感」と口にする場面がありましたが、じつは出産を経験した私も、子育てが始まった当初は同じように感じていたことがあって、共感しました。新生児期からはなちゃんを育てている久保田さんを見て、「全然変わらない、同じだ」とも思います。久保田ええ!そうなんですね?そうなんだ……。当時の私は、自分がはなちゃんを産んでいないことに、劣等感があったと思うんです。妊娠期間がなかったので、急に母になった戸惑いもあったのかもしれません。「きちんとしたママにならなきゃ!」「私は本当にママなのかな?」という気負いがありました。でも、その「ママ」って、何だったのかなと、今では思います。「母乳じゃなくて育児用ミルクでいいのかな」と悩んだこともあったけれど、そんなのどっちでもよかった。やさしく穏やかな「理想のママ像」があったけれど、人は必ずしもそういうふうではいられませんし、私もイライラしたり、ついつい叱りすぎてしまうこともあります。でも、試行錯誤しながらも、日々を積み重ねていく中で徐々に、自分たちらしい関係性でいいんだ、と思えるようになりました。ママはママですから。ーー「ママはママ」、間違いなくそうですよね。久保田今、娘は夫のことを「ダダ」でも「パパ」でもなく、名前で「のり」って呼んでいるんですけど、そのうち私のことも「ママ」ではなく「智子」って呼ぶのかもしれません(笑)。それはそれで私たちの家族像ですから、いいのかもしれないなって。お互いが生きていく上で大切にしあえて、ほどよく依存しあえて、手助けし合える……そういう関係性が家族だと私は思います。あえて言えば私は「ママ」という役割なんですが、役割分担もあるようなないようなもので、私の実家でもその役割は流動的に変わってきました。そう考えると、最近は「ママ」という像からも解放されつつあるのかもしれません。(取材・文=大西まお、撮影=尾藤能暢)久保田智子(くぼたともこ)1977年広島県生まれ。大学卒業後、2000年にTBSに入社。アナウンサーとして活躍後、2017年TBSを退社、夫とともにNYへ。コロンビア大学にてオーラルヒストリーを学び、修士号を取得。2019年、特別養子縁組で娘を迎える。2020年に帰国し復職後は報道局デジタル編集部に所属。監督を務めた初のドキュメンタリー映画『私の家族』が3月15日~公開。TBSドキュメンタリー映画祭20242024年3月15日(金)より東京、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌の全国6都市で順次開催。第4回の開催となる映画祭では、人種や戦争、社会問題など現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品を選んだ「ソーシャル・セレクション」、家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品を選んだ「ライフ・セレクション」、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える作品を選んだ「カルチャー・セレクション」と、3つのテーマに沿って選出された15作品を一挙上映する。<TBSドキュメンタリー映画祭2024開催概要>★東京=会場:ヒューマントラストシネマ渋谷|日程: 3月15日(金)~3月28日(木)★大阪=会場:シネ・リーブル梅田 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★名古屋=会場:センチュリーシネマ|日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★京都=会場:アップリンク京都 |日程: 3月22日(金)~4月 04日(木)★福岡=会場:キノシネマ天神|日程: 3月29日(金)~4月11日(木)★札幌=会場:シアターキノ |日程: 3月30日(土)〜4月11日(木)公式サイト: 公式X:@TBSDOCS_eigasai久保田智子初監督作品『私の家族』<TBSドキュメンタリー映画祭2024>ライフ・セレクション上映作品『私の家族』監督・語り:久保田智子(c)TBSSTORY2019年に特別養子縁組で新生児の娘を家族に迎えた久保田は、2歳になった娘に対し、生みの母の存在や出自について伝える“真実告知”を行うことを決意する。さらに、自身の両親・家族の過去とも向き合い、さまざまな対話を重ねる中で、久保田がたどり着いた“真実”と伝え方とは……。
2024年03月07日夫の運転で7~8時間かけて京都へ板野友美さんは2021年1月に高橋奎二さんと結婚し、同年10月に第一子となる長女・ベビちんを出産。年末は高橋さんの実家のある京都に行き、高橋さんの家族や幼馴染と過ごしたようです。高橋さんの運転する車で7~8時間かけて、京都に向かったファミリー。午前10時に出発して、到着はもうほぼ夜です。道中、パーキングエリアに到着すると高橋さんはサッと長女を連れてトイレへオムツ替えに向かうなど、ナイスなパパぶりが伺えます。京都に到着すると、まずは高橋さんの幼馴染のおうちへ。生まれたばかりの赤ちゃん(なんとまだ生後10日!)がおり、ママさんたっての希望で板野さんのYouTubeに出演したいとのことで、ファミリーみんなで和気あいあいとした様子が映し出されます。夜ごはんは高橋さんの兄妹、父と焼き肉店へ。ベビちんが唇を精一杯とがらせてクリスマスケーキのロウソクをふ~っと一生懸命消そうとする可愛らしい姿に、大人たちの表情はゆるみっぱなし。義実家に立ち寄りつつ、宿泊先はホテルを選んだようです。ただ、板野さんはYouTubeの動画チェック作業など仕事があり、「YouTubeのチェックに時間がかかって、現在は4時6分。ベビちんもけけ(高橋さん)も爆睡中。やっと終わったので寝まーす」とベッドに入ったのは朝方。旅先でも多忙そうですね。2日目、朝起きるとサンタさんからベビちんへのクリスマスプレゼントが! キラキラの宝石が埋め込まれたような四角いブロックで、ベビちんは大喜びです。この日はパール付きデニムの母子お揃いコーデ、髪型も同じ高めポニーテールにしてホテルを出発。向かった先は未就学児が存分に楽しめる、こどものための博物館「キッズプラザ大阪」です。実は板野さんも小さい頃、大阪に住んでいた時期があり、よく遊びに来ていた場所なんだそう。ベビちんはおっかなびっくりアスレチックの網を渡ったり、迷路を探検したり、楽器を鳴らしたり、リアルなお店屋さんごっこをしたりと、施設をたっぷり満喫しました。板野さんと高橋さんも、代わる代わる長女の面倒を見ながら、一緒に楽しんでいました。夕食後、ホテルの部屋では高橋さんが愛娘に野球をレクチャー。「足あげて~ホイッ!」と投球フォームを伝授しながら投げ飛ばすと、ベビちんはキャッキャッと大喜びで「もう1回」が止まりません。パパならではの体を使ったダイナミックな遊びが大好きなようです。さらに自力練習を重ねると、なんだか投球フォームがサマになってきたような……!? アスレチックでもボルダリングのように岩に足をかけながら壁をよじのぼったり、階段をどんどんのぼっていたりと、とてもたくましく、ダンスの得意なママ、プロ野球選手のパパの運動スキルをしっかり受け継いでいるのかもしれませんね。
2024年03月07日■これまでのあらすじある日体調を崩し、休日の義明に助けを求めた香澄。しかし義明は「俺も体調が悪いから無理」と言い放ち、部屋から出てこない。人として最低限の思いやりも、大人としての気遣いもなにもないその行動にとうとうキレる香澄。部屋からのそのそ出てきた夫を椅子に座らせ、「あなたのなにがいけないのか」について説明する。私もいままでなかなかはっきり伝えることができませんでしたが、やっぱり我慢しすぎず、きちんと思っていることは伝えなければいけませんよね。こちらが思っている以上に相手はわかっていなかったりするし…。今回のことで、突然義明が変わるとは思っていませんが、まずは自分の言動に気づいてもらうことが第一歩です。そんな夫を見守りつつ、平和なコミュニケーションをとれるよう頑張っていきたいと思います!※この漫画は実話を元に編集しています原案:ウーマンエキサイト編集部、脚本:高尾、イラスト:黒須正志(イラスト監修: インクルーズ )■こちらもおすすめ!自分本意なサプライズ演出が本当に迷惑…!夫は、元来とてもサプライズ好き。だれかを喜ばせたいという気持ちは素敵だと思うのですが、そもそも私は目立つことが大の苦手。なのに夫のサプライズはいつも周りを巻き込んた大げさなもので、私からすれば嬉しいどころかストレスでしかないのです…。いくら言っても夫にはそれがつたわらなくて…。■「あれほど言ったのに…」ちっとも理解しない夫隣人まで巻き込んでまでサプライズを仕掛けた夫を絶対言い聞かせると挑む妻だったのですが…。 「サプライズ好きな夫が迷惑で…」1話目はこちら>>
2024年03月06日「まあ仕事ですから、2歳の……」(※画像は紺野あさ美さんオフィシャルブログより)2017年にプロ野球・北海道日本ハムファイターズ投手の杉浦稔大さんと結婚した紺野さんは、現在6歳の長女、4歳の長男、2歳の次男の三児ママ。沖縄でトレーニングに入るパパと一緒に、束の間の家族時間を楽しんだといいます。沖縄に到着した紺野さんは車をレンタルし、さっそくお気に入りのしゃぶしゃぶ店へ。次男は寝起きでしたが、100円ショップで仕入れたシール帳を渡すとご機嫌に。お店側からは、子どもたちがコップをひっくり返しても大丈夫なよう飲み物を蓋つきで出してもらえる配慮もあり、ひと安心。落ち着いて料理を味わうことができ、いつもワンオペ育児で忙しい紺野さんにとってホッとひと息つける時間となりました。ホテルの部屋は備え付けキッチンに加えて、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などの家電製品が充実。洗濯機や乾燥機、タオルやハンガー、洗剤まで完備しており、「アメニティもしっかりしてるのが嬉しい。良きです!!」と大満足です。荷物が減らせるのは子連れ旅にとって本当にありがたいですよね。翌日はアメリカの西海岸を彷彿させるリゾートタウン・アメリカンビレッジへ。フォトジェニックな写真スポットがたくさんあるのも特徴で、たくさんのポケモンたちが隠れているウォールアートを見つけるため、街中を散策します。可愛い街並みにテンション爆上がりで、壁に描かれたポケモンを見つけては子どもたちと一緒に写真を撮りまくります。ゆったりと散策しているのも束の間、突然、次男が靴を脱ぎ散らかして走りだしました。紺野さんは急いで靴を拾い上げ、猛ダッシュ!「この旅(次男の靴を拾って走るの)、何度目だろう。もう50回くらい?」と嘆きながらも、追いかけてなんとか捕まえます。この後も何度も走りだす次男に、その都度走って追いかける紺野さん夫妻。なかなかハードです。そんな次男はランチになると疲れや眠気からぐずぐずモードに。とはいえ第三子とあって、紺野さんも「まあ(イヤイヤは)仕事ですから、2歳の……」と慣れたものです。日頃ワンオペで三児を育てる時間の長い紺野さんにとっては、パパがいるだけで百人力の安心感があるようで、素敵な家族旅行になったようです。
2024年03月06日私には単身赴任中の夫がいます。たまに夫とデートするときはレストランでおいしいものを食べたり美術館や神社巡りをします。2年前のある日、レストランデートを予定していたのですが、待ち合わせをしても出会えないことがありました。結論は私の勘違いが原因だったのですが、そのときの反省点と今後の改善策について紹介します。夫と久しぶりのデートで浮かれていたけれど夫は単身赴任中。夫とはなかなか会えない生活を送っており、年に3回ほどしか会えません。そんな中でも夫婦の時間を持つようにして、食事したり美術館に出掛けたりします。ある日、久しぶりに夫と食事することになったのですが、夫とステーキ屋さんに行こうという話で盛り上がり、現地で待ち合わせすることにしたのです。何年も一緒にいるとはいっても、離れて暮らすとなれば寂しいものです。数カ月ぶりに夫と会うことに私はうれしく、何を着ていこうかと洋服選びを楽しんでいました。夫婦となってから5年たちますが、夫から見ていつまでもきれいでいたいと思う女心を持っていたいと思うのです。女性らしい服や夫の好きそうな服やアクセサリーを選んで、当日を待っていました。待ち合わせ場所の勘違いに気付かない私いよいよ、夫とのデートの日がやってきました。久しぶりに夫に会うことがうれしかった私は、少し気合を入れてお気に入りの服を着て待ち合わせ場所に出かけました。電車に乗ること2時間以上。夫のいる街に到着し、目的地のステーキハウスを目指しました。はやる気持ちを抑えて、慣れない土地でお店を必死に探しました。目的のステーキハウスに到着しましたが、夫の姿が見当たらなかったので少し店舗の外で待つことにしました。ほどなくして、夫から「お店に着いたよ」と連絡が入りました。私はお店の周りをきょろきょろして、夫の姿を探します。しかし、夫の姿はなく、夫にお店の外の階段のそばにいると伝えると、夫からは思わぬ答えが返ってきました。夫はなんとわが家の近くのステーキハウスに来ていたのです。完全な行き違いです。夫の単身赴任先での様子を電話やLINEで聞くことがあり、おいしいステーキハウスがあると話していました。「今度はそこに行ってみたいね」とやり取りをしていたので、今度のデートは赴任先のお店だと私は思っていました。以前から家族で「ステーキを食べるならこのお店」というところがあり、夫は赴任先ではなく家のほうのお店のことを話していたのです。待ち合わせしても会えないはずです。私が夫にきちんと確認せずに勝手に決めつけたことが原因でした。夫とのすれ違いが原因で喧嘩夫と電話やLINEでのやりとりでしたが、夫がとても怒っていることがわかりました。言葉が短く、きつい言い方での返事に、私は少しカッとなってしまいました。私の言い分も聞いてほしかったのですが、夫から返信が途絶えて伝えられなかったのです。夫には自宅で待機しているように伝え、急いで私は家に戻りました。その日の午後に私が家に着くと、夫はムスッとしつつも話を聞いてくれました。私の勘違いからすれ違うことが原因で、喧嘩となってしまったデート。激しい喧嘩ではなく、私に対して八つ当たりのように怒った夫は、また同じ思いをしたくないのでしょう。ステーキデート以降に2人で出かけることを嫌がることになりました。夫はとても私とのデートを楽しみにしていたので、デートできなかったことが寂しかったようです。2時間もかけて会いに来てくれたのに、待ち合わせ場所にいなかったら怒るのも当然です。なぜ私が勘違いしたのかといえば、夫の近況報告の話の途中で「そうだ! ステーキ食べよう!」と話が出てきて、確認せず、早とちりしてしまう癖でてっきり以前話していたお店を想像したためです。その後、夫と話し合ってこれからは待ち合わせするときは、しっかりと確かめ合おうということになりました。夫もお店の名前を出さなかったからと気にしてくれて、怒りも収まり仲良く話ができるようになりうれしかったです。そもそも、お互いに店名を確認しないまま、デートしようとするところに詰めの甘さを感じます。今となっては笑い話ですが、当時は会えないことの寂しさや勘違いして迷惑をかけたと思い、ひどく落ち込んだことを覚えています。まとめ私の思い込み癖が原因で夫とすれ違ってしまい、デートができずさらには喧嘩をしてしまい、夫婦共に悲しい思いをしました。そして、これを機会に私の至らない点に目を向けて改善できるように話し合いをしました。夫に具体的な待ち合わせ場所の確認をすることを忘れないようにすると伝え、夫も同意してくれました。それからというものの、夫が嫌がっていたデートは私がきちんと待ち合わせ場所や時間を確認するようにしてから、喜んで応じてくれるようになり、今は楽しい時間を一緒に過ごしています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/マメ美著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2024年03月05日■これまでのあらすじ同僚に夫が話を聞いてくれないという相談をする香澄。同僚は身近な人を例に出し、しっかり相談にのってくれる。このままでは自分だけではなく、いろんな人に迷惑がかかるかもしれない。それだけでなく夫自身、他の人から距離を置かれてしまうかもしれないという可能性に気づき、香澄は話を聞かない夫に向き合う決意をする。話をもっていくだけじゃなく、生活すべても自分中心じゃないとだめなの!?目の前でしんどそうにしている人を見て「自分もしんどい」なんて、そこまで自分の話で持って行くなんて…!ここまできたら、義明のいいところなんて全部吹っ飛んでしまいました。私の怒りの理由もわからないなんて信じられません。もう、はっきり言っちゃいます!!次回に続く(全5話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月05日人間誰しも、得意不得意があるもの。慣れないことをすると、ミスをしてしまう時もあるでしょう。妊娠中、夫に買い物を頼んだら?第2子を妊娠中の、でか(@oooaioooy)さん。ある日、夫に「温めるだけのレトルトカレーを買ってきて」と頼みました。でかさんが妊娠中であるため、夫は快諾。しかし、夫が買ってきたものを見て、でかさんは吹き出してしまったそうです。なぜならば…。いざ、カレーを食べようと思って見たら、全部カレールーだった。しかも8皿ぶん×4箱も。32皿ぶんのカレールー。※写真はイメージなんと、でかさんの夫は、間違えてカレールーを買ってしまったといいます!夫が買ってきた商品は、よくあるカレールーとはパッケージが少し違うものだったとか。そのためレトルトカレーと勘違いしてしまったようです。たくさんのカレールーを前に、「カレー専門店でも開くんか!」と盛大にツッコミを入れざるを得なかった、でかさんなのでした!夫の『天然』エピソードには、さまざまなコメントが寄せられています。・マジか、面白すぎる。今度からは商品名をいわないとだ…。・我が家も同じことがありました。うちは逆にカレールーを頼んだらレトルトカレーが来た!・笑いに変えられるところに、夫婦仲のよさを感じます!ちなみに、でかさんの夫は過去にも買い物に失敗したことがあり、人々の笑いを誘っていました。夫が買ってきた白菜にツッコミの嵐!「違う、そうじゃない」「こんなん罠だろ」人は失敗を経験して、成長するもの。次にレトルトカレーを頼んだ時にはきっと、要望通りの商品が、でかさんのもとに届くはずです![文・構成/grape編集部]
2024年03月05日体調不良を訴えると……?YouTube動画では、番組の人気企画「夫婦喧嘩クラブ」を公開。夫へのリアルな不満をぶつける妻・中村仁美さんに、夫役のチョコレートプラネット・長田庄平さんが即興で反論するというコント仕立ての企画です。即興コントは中村さんの「明日お願いしまーす」という一言からスタート。長田さんが「明日なんだっけ?」と返すと、「子どもの習い事の送迎してねって言ったよね?」「忘れてた?」と一気に火がつき、夫婦喧嘩が勃発!実際この「頼んだことをすぐ忘れる」ことが、中村さんが夫の大竹さんに感じているリアルな不満だといいます。夫役・長田さんは「『明日の送り迎えよろしくね』って最初から言ってくれればいいじゃん!」「明日のこと、膨大にあるから」と反論。しかしそれに対して中村さんが「(送り迎えの)時間大丈夫?」「何時?」と確認すると即答できず、「絶対忘れてたじゃん」「何回言えばいいの?」とツッコまれてしまいます。それでも長田さんはめげずに「明日の16時半に送り迎えよろしくね」と言ってくれれば問題ない、と断言。しかしそんな反論はお見通しの中村さん、「お願いしたときも、昨日も言ってる」「忘れてるってことだよね」「いつもテキトーなんだよ」と不満が止まりません。中村さんいわく、夫の大竹さんは本当に「いつもテキトー」で、先日子どもの漢字テストの丸つけをお願いしたところ、間違った答えなのに丸がついていました。それを中村さんが指摘すると、子どもに「俺が怒られたじゃん」と責任転嫁していたそう。さらに、「私を上回ることを言ってくる」ところにもモヤモヤしているようで、たとえば中村さんが体調不良を訴えると「俺なんてもっと体調悪い」と言ってくるという、巷でよく耳にする「あるある」なエピソードも……!しかも大竹さんは「体調不良アピール」がかなり激しく、「運動会のビデオ撮影で肩を痛めたと言ってくる」「運動会の玉入れで玉が目に当たり、即眼科を受診」「『指が冷たい』という理由で脳のMRIを撮った」などさまざまな事実が明らかに。健康に気遣うのはいいことですが、日々仕事に育児に目まぐるしく動いている中村さんからすると、「そのくらいで体調不良アピールしないで!」と思ってしまうのかもしれません。
2024年03月05日■これまでのあらすじ香澄と義明との出会いは学生時代。彼は前向きで常にパワフル。自分自分!なところはあったけれど、その感じすら頼もしく思えて結婚を決意した香澄。しかし結婚後しばらくして…子育て中の香澄にはもはや彼のいいところは見えない。夫は話もろくに聞いてくれない自己中男かもしれないと思い始めているのだった…。思えば宮澤部長も義明と同類かも…!見渡せばそんな人ってよくいるのかもしれません。しかしそれが夫となればスルーすることもできず…。話を全部持っていく「会話泥棒」にどう対応すべきかは関係性によってはなかなか難しいもの。やっぱり私が腹をくくって伝えるべきなのかも…!次回に続く(全5話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月04日■これまでのあらすじ主人公の香澄は多忙の夫に代わり、働きながらの家事育児をほぼワンオペで頑張っている主婦。夜、夫が帰ってきて、ようやく今日1日の苦労を誰かに聞いてもらえる時がきた…!かと思いきや、そうなることはなかった。なぜなら彼女の夫は『話を全部、自分のことに持っていく夫』なのだ…!今日も彼は香澄の話を遮り、自分の過去の自慢話を嬉々と始める…。あっけらかんと言う義明に私のもやもやは募るばかり。しかも彼には自分が人の話を聞いてないという自覚すらないのです。これはデリカシーのなさ?それとも自己中心的?悪気がなさすぎてどうすればいいのかわからない…。私が我慢すべきなのでしょうか?次回に続く(全5話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月03日夫婦で楽しむ行事食もよきもの「やってあげた」と思わなければ心穏やかに過ごせる!子どもの頃には親にしてもらっていて、1人暮らしをするようになってから全くやらなくなり、そして娘・ふーみんが生まれてから久しぶりにやり始めた年中行事……それはひなまつりです。ふーみんも2歳になり、年齢的にはいろんな行事食が食べられるようになりました。が、しかし、ふーみんはとっても偏食です。気分によっては普段の食事さえ食べないのに、見慣れない&食べ慣れない味の行事食はほぼ確実に食べません。ひなまつり向けの食材がたくさん並ぶスーパーの棚を見ながら、「ひなまつりを行事食でお祝いしたいけど、ふーみんが食べないとイラっとしてしまいそうだから……やるべきかやらないべきか……」と悩んでいました。一緒に買い物していた夫は、そんな私の言葉をうけて「やればいいじゃん」と一言。「やりたいのなら、自分のためにやればいいのではないか?」と言ったのです。「え?でもひなまつりは子どものための行事じゃないの?」と答えたら「でも行事をしたいのはユウなんだよね?」と。確かにそうです。ふーみんから「ひなまつりを祝ってほしい」と頼まれたわけではありません。夫は「子どもが喜ぶかどうかを主軸やゴールにしてしまうと、そうでなかったとき親子でしんどくなるから、自分を軸に楽しんではどうだろうか」とも。そう言われて、その通りだなと思いました。「あなたのため」「やってあげた」で動くと、相手が意にそぐわない反応を示した時に、イライラしたりしんどくなったりしてしまいます。折角のお祝いや楽しい行事なのに、親子で疲弊するのでは面白くないし、相手がどう思うかは自由だということに気づきました。夫は「もしも自分のためだけだとつまらないなら、僕も入れて。行事食、好きだよ」と言いました。幸い、夫はどんなご飯も喜ぶタイプ。夫婦2人で楽しんでもいいなと思いました。そしてひなまつり当日。大人が大好きな海鮮ちらし寿司を作りました(一応、ふーみん用に海鮮抜きのミニちらしも作りましたが、ついでなので負担はゼロ)。夫の好きなおかずに、ふーみんが普段よく食べているうどんも用意して、ひなまつりの食事のスタート!自分が大好きな食材ばかりの行事食にしたおかげで、とっても楽しく食べられました。案の定、ふーみんはちらし寿司を食べなかったのですが、そこをゴールにしていなかったので、心穏やかに「まぁ、そうだよね(笑)」と受け流すことが出来ました。子どもの行事だからといって、子どもが喜ぶことありきでがんばりすぎないこと。そして「行事をしたいのは誰なのか」ということをちゃんと自覚しておこう。そう思った出来事でした。投稿募集楽しいひなまつり!こんなご飯作ったよ、我が家はこんなお祝いしたよ、などというエピソードがあればぜひ教えてください。#我が家のひなまつり#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、3/10(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年03月03日とても明るくて前向きな性格に惹かれて結婚した私。頼りがいがあっておおらかないい夫だったのですが、それは「自分が主役」であればこそのものだったのです…。まったく悪気のない「会話泥棒」の夫と、私はどうすればモヤモヤせずに暮らしていけるのでしょう?次回に続く(全5話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年03月02日夫を亡くし、きょうだいを亡くしても前を向いていた母ーーおばたのお兄さんはブログでもたびたびメンタルコントロールについて書かれていますよね。長くスポーツを続けてきて、精神力が鍛えられたのでしょうか。おばたのお兄さん(以下、おばた)それもあるかもしれませんが、もともとは母親の影響かもしれません。母はすごい苦労人で、夫を亡くし、自分の弟と妹も亡くして、それでもすごく前向きでパワフルな人なんです。宮沢りえさん主演の『湯を沸かすほどの熱い愛』という映画があるじゃないですか。ーー余命宣告を受ける主人公の物語で、さまざまな映画祭でいくつもの賞を受賞した作品ですね。おばたあの作品のレビューを読むと、「実際にあんなに強い人はいない」という意見が多かったんですが、僕は「いやいや、うちの母ちゃん強いけどな」と思うくらいの母親でした。おばた中学生のときに父親が亡くなって、葬式は僕の14歳の誕生日だったんです。僕は当時から人前でモノマネとかをして笑かすタイプだったので、葬儀屋さんをめちゃめちゃイジったりして、家族を笑わせていました。ちょっとでもしんみりとした空気を吹き飛ばしたくて。僕がそういうふうになったのは、母の前向きな姿勢を肌で感じていたからだと思います。ーーそういった影響力の強いお母さんがいると、自分の妻にもそのイメージを求めたくなりませんか?おばたそれはまったく別です。べつに母ちゃんと結婚するわけじゃないし、そんなことを妻に求めないですね。むしろ母の背中から教わったことはちゃんと自分の身になっているので、妻に求める必要がないように思います。経験にないことは絶対に言わないーーお父さんが亡くなったとき、おばたのお兄さんはまだ中学生で。2人のお兄さんと妹さんもいらっしゃるんですよね。おばた当時、兄は大学生で「大学を辞めて働こうかな」と言ったら、母は「絶対に大学を卒業しろ」とつっぱねて。次男が「専門学校に行きたい」と言えば「行きなさい」と後押しして。ーー急にシングルマザーになったのに、とても気丈ですね。おばたパワフルですよね。父が死んだあと、母は父の会社を畳んで、そこで培ったコネクションを元に清掃会社を立ち上げるんです。身を粉にして働いている姿を見て、「俺は負担になっちゃいけないな」と。野球部だったんですが、泥だらけのユニフォームを手洗いしたり。洗濯機に入れる前に予洗いするだけでも、汚れ落ちが全然ちがうじゃないですか。そんなことも知って、おかげで家事スキルが身につきました。ーー10代のうちからそんなふうに家事をやっていたんですね。おばたそれまでは僕はジャイアン気質で、野球部でも「なんで今のボールが取れないんだよ!」なんて言うタイプだったんです。でも母の頑張る姿を見ていて、徐々に「ごめん、俺がちゃんと投げなきゃいけなかったんだな」という意識に変わっていきました。ーースポーツから得る精神力は変えがたいものだと思います。おばたのお兄さんは「メンタルトレーニングスペシャリスト」という資格も持っていますよね。おばたスポーツの経験は、今、育児や結婚生活を送る上でめちゃくちゃ生きていますね。そういった経験があると、いろんな子育てアドバイスを請われることもあるのですが、僕は自分が経験していないことは絶対に言わないようにしているんですよ。「5歳の子どもを育てているんですが、どうすれば」という話をいただいても、「いやいや!あなたのほうが親として絶対に先輩だから、僕は言えないです!」って思います。経験にないことを偉そうに言わない、これはポリシーとしてありますね。まだ父親1年生なので、これからも精進していきます。おばたのお兄さん/芸人・俳優1988年6月5日生まれ、新潟県出身。2017年、『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ系)で披露した小栗旬のモノマネでブレイク。日本体育大学出身で芸能界屈指の運動神経を誇り、芸人草野球チームやスキーの大会で活躍、『SASUKE』(TBS系)の常連でもある。SNSでは『もののけ姫』のアシタカなどジブリ映画の登場人物モノマネで人気を博しているが、2022年より舞台『千と千尋の神隠し』の青蛙役に抜擢。ミュージカル俳優としても頭角をあらわす。2018年に山﨑夕貴さんと結婚、2023年8月に第一子が誕生した。(撮影:松野葉子取材・文:有山千春)
2024年03月02日家族の大切な瞬間を残しておくことができる家族写真。あとで見直して、懐かしく思ったり、当時の楽しかった出来事について話したりすることもあるでしょう。そんな家族写真にまつわる1枚の写真がX(Twitter)で話題になっています。撮影が終わるまでずっとカメラ目線で…@taru0810さん夫婦は、SNSでとっておきの家族写真を公開しました。すると、投稿はまたたく間に拡散され、17万件を超える『いいね』が寄せられるほどの反響がありました!そんなにも多くの人の心をつかんだ理由は写真を見れば一目瞭然です。妻の隣に座っているのは、愛犬である、ビション・フリーゼのタルちゃん!人間と犬という違いはあれど、大切な家族の一員であることに違いはありません。投稿者さん夫婦はタルちゃんを含めた『2人と1匹』で、家族写真を撮ることにしました。タルちゃんはとてもお利口で「撮影の際は自身でポジションを決め、カメラ目線も送ってくれた」とのこと。強い家族愛が伝わってくる写真に、ネットからは「笑顔になった」「素敵すぎる!」といった声が寄せられました。家族写真とこの日の思い出は、投稿者さん夫婦にとって、一生忘れられないものとなったことでしょう!grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年03月02日2人以上で生活する場合、家事は互いに協力してこなしたいもの。時には「これを買ってきてほしい」とおつかいを頼んだり、頼まれたりすることがあるでしょう。夫が買った白菜にツッコミの嵐!ある日、でか(@oooaioooy)さんは、料理に少しだけ白菜を使いたかったため、夫に「白菜の小さいのを買ってきて」と頼みました。スーパーマーケットなどによく買い物に行く人は、小さい白菜といわれれば、4ぶんの1カットや8ぶんの1カットを思い浮かべるでしょう。あるいは、あらかじめざく切りにカットされたものを購入するという手もありますね。※写真はイメージしかし…!でかさんの夫が買ってきた白菜は、どれにも当てはまらないものでした。大勢からツッコミの声が寄せられた、白菜の写真をご覧ください!違う、そうじゃない…!でかさんの夫が買ったのは、税込み539円の『ミニ白菜』という珍しい白菜。甘みがあって生でも食べやすく、おいしいとのことですが、でかさんがこの時に求めていたものは100~200円程度で買える安価な白菜でした。確かに『小さい白菜』ではあるため間違ってはいませんが、夫による斜め上の買い物に、でかさんは衝撃を受けた模様。「人に伝えるって難しいね…てか『ミニ白菜』ってなんやねん」とツッコミを入れ、多くの人の笑いを誘いました!・爆笑した!そんな特殊な野菜、よく見つけたわ!褒めてあげてください!・ちょっと待てい!こんなん罠だろ。・『ミニ白菜』なんて初めて知った!かわいい。・これは夫が一概に悪いとはいいきれない…!間違ってはいないもの。想定外の商品を受け取ったものの、でかさんは夫に「ありがとう」をしっかり伝えたとか。『すれ違いコント』のような夫婦のエピソードは、たくさんの人を笑顔にしてくれました![文・構成/grape編集部]
2024年02月29日芸能界きっての『おしどり夫婦』として知られる、タレントの南明奈さんと、お笑いコンビ『よゐこ』の濱口優さん。2022年7月には、第1子の男児が誕生し、子育てに励んでいます。2人の並んだ笑顔が…2024年2月27日、南さんがInstagramで公開した、濱口さんとのツーショット写真が話題を集めました。写真がこちら!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 南明奈(@akinaminami)がシェアした投稿 最近『似てるね』と言われる事がさらに増えた気がするakinaminamiーより引用南さん自身も「似ている」と自覚する、2人の笑顔。目元や口角の上がり方などが、ツーショットで見比べると、確かに似ていますよね。ネット上でも「そっくり」「兄妹ぐらい似てます」「夫婦って似てくるんですね」など、南さんのコメントに、共感する声が多く上がっています。夫の濱口さんも、南さんとの写真を、同年1月17日に、Instagramで公開しました。 この投稿をInstagramで見る 濱口優(@hamaguchi_masaru)がシェアした投稿 濱口さんのコメントによると、写真は、2023年12月に宝島社から発売されたブランドブック『DOD USAGI YEAR ANNIVERSARY BOOK』の撮影中に撮ったものだそうです。リラックスした笑顔で写る2人からは、言葉にせずとも仲のよさが伝わってきます。これからも、息子さんと3人で、幸せな夫婦生活を過ごしていってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月29日男女問わず、デートでは服装に気を遣いたいものです。身だしなみが整っていないと、相手をがっかりさせてしまうこともあります。ランチの待ち合わせでお笑いトリオ『安田大サーカス』の団長安田さんの妻である、安田さちさん。ある日、団長安田さんとデートの待ち合わせをしていました。約束の場所に来た、団長安田さんの服装を見た、さちさんは、こう思ったそうです。逃げようか、どうしようか、本気で迷った。理由は、こちらの動画をご覧ください。待ち合わせ場所にこれで来たから逃げようかどうしようか本気で迷った。(この日の気温8℃) pic.twitter.com/upFHcPJVt4 — 安田さち (@mito0504) February 22, 2024 なんと団長安田さんは、半袖、短パンのランニングウェアで、ジョギングしながら現われたのです!ちなみに、この日の気温は8℃。寒さにも負けないアスリートのような魂を感じますね。さちさんは夫のラフすぎる格好が気になりましたが、そのままランチに行ったそうです…!団長安田さんの想像の斜め上を行く服装に、ツッコミなど多数のコメントが寄せられています。・バラエティ番組『逃走中』の撮影かな?・本人的には、さっそうと現れたつもりなのでしょう。・だ、団長。わんぱくすぎる。・声を出して笑った。さすが団長!夫婦仲のよさがうかがえる投稿をたびたびしている、さちさん。妻とのデートでも、気取らなすぎる団長安田さんの服装に、多くの人は笑いをこらえきれなかったでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年02月29日さがさないでください。こんな書置きを残して出かけたのは、2人の子供を育てる、ちょび子(@CHAIMOs_LIFE)さんの夫。ある日、ちょび子さんがいつもより遅めに起きると、夫は付箋にメモ書きを残して、子供と一緒にいなくなっていたようです。『さがさないでください』とメモを残していなくなるなんて、心配になりますよね。しかし、書置きのすべてを見ると、そんな心配は一瞬にして吹き飛ぶでしょう!居場所を速攻バラしてる!夫が残したメモを見ると、子供と2人で商業施設『イオン』に行ったことが分かるでしょう。夫と子供の似顔絵まで入っていて、ちょび子さんとの日頃の仲のよさが伝わってきますね!ホッと安心する書置きを見た人からは「居場所をすぐに特定できて笑った」「ユーモアも優しさもある素敵な夫ですね」といったコメントが寄せられました。夫は妻を気遣って、ちょび子さんを起こさずに出かけたのかもしれませんね。ユーモアあふれる粋な計らいに、多くの人が笑顔になったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年02月27日2024年2月24日に放送されたバラエティ番組『かまいたちの知らんけど』(MBSテレビ)に、歌手でタレントのDAIGOさんがゲスト出演。お笑いコンビ『かまいたち』とDAIGOさんがドライブをしながらトークを展開しました。DAIGOさんは、妻で俳優の北川景子さんと交際に至るまでの馴れ初めを語っています。DAIGO、北川景子と距離を縮めるまでの『3回の機会』北川さんとの最初の出会いは、特番の生放送だったと語るDAIGOさん。その際に、北川さんから「うちの母親がすごくファンなんです」と話しかけてくれたそうですが、あまり話が盛り上がらなかったといいます。2回目に会ったのはドラマの収録で、DAIGOさんが1話限りのゲストで犯人役、北川景子さんは警官役で共演をしました。しかしこの時も、DAIGOさんは緊張感のある収録現場で、プレッシャーを感じていたため、北川景子さんと話す余裕がなかったそうです。すると、収録後に控室で北川さんから、こんなひと言をいわれてしまいます。DAIGOさんってもっと面白い人かと思ってた。かまいたちの知らんけどーより引用DAIGOさんは、「(役作りに集中していて)実力を出せていない。いつもの自分じゃない」と思いながらも、言葉には出せず…またもや仲よくなる機会を逃してしまったのです。話を聞いていた、『かまいたち』の濱家隆一さんは「北川チャンスを2回逃している」といい、相方の山内健司さんも「状況最悪…」と続けました。それから3~4年後のこと。3回目に2人が顔を合わせたのは、寿司を食べるロケーション撮影(以下、ロケ)の収録現場でした。この時、DAIGOさんが食レポの際にいった、こんなひと言が北川さんとの距離を縮めるきっかけになったのです!このお寿司、SNSNですね!かまいたちの知らんけどーより引用『SNSN』の意味を聞かれ、「新鮮」と答えたDAIGOさん。『新鮮』をアルファベットにして略した表現『DAI語』で味の感想を述べたといいます。しかし、笑いを誘ったつもりが、現場のスタッフは誰一人笑っていない状況に…。そんな中、北川さんだけが手を叩いて大爆笑してくれました。この時ようやく初めて意気投合した2人。ロケが終わってからは、自然な流れで、食事に行くことができたそうです。3回目でチャンスをつかんだ、DAIGOさん。北川さんも、何度か顔を合わせるうちに、DAIGOさんをもっと知りたいと思うようになったのかもしれませんね!DAIGOさんの馴れ初めエピソードにネット上では「北川さんの恋愛の駆け引きがうま過ぎてワロタ」「DAIGOさんも北川さんに笑ってもらえて嬉しかったんだろうね」などの声が寄せられていました。まさかDAI語がきっかけで、2人の距離が縮まり、結婚することになるとは誰も予想できなかったでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年02月26日9人の子供を育てる、さぃ(9kids_sai)さんがInstagramに投稿した動画に、反響が上がっています。ある日の晩、「バニラのアイスが食べたい」とつぶやいた後、お風呂に入ったという投稿者さん。すると入浴中、投稿者さんの夫は、コンビニエンスストアまで歩いて買ってきてくれていたのだそうです。夫の行動に感動した投稿者さんですが、夫の優しさは、これだけにとどまりませんでした。その2日後、長期出張に出る直前の夫から、突然LINEでメッセージが。そこには、こう書かれていました。「行ってきます。疲れた時は冷凍庫を開けてください」何も知らない状態の投稿者さんが、冷凍庫を開けると…。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る さぃ/9人のママ/大家族のすっきりした暮らし(@9kids_sai)がシェアした投稿 入っていたのは、6個入りのバニラアイス!きっと夫は、1人で子供たちの面倒を見る投稿者さんの気が少しでも休まるよう、2日前に欲しがっていたバニラアイスを6個ぶん、冷凍庫に忍ばせておいたのでしょう。「6日間の無事を祈っています」という温かいメッセージ付きのアイスに、投稿者さんは胸を打たれ、涙が出そうになったといいます。夫婦愛が伝わってくる内容に、絶賛のコメントが寄せられました。・なんて素敵でかっこいいの!ひと言メモも、心に響く…。・メッセージはもちろん、メモ書きにも感動した!・こういう心遣いが一番嬉しいですよね。愛を感じました。パートナーとは、支え合って生きていくもの。相手を思いやる気持ちを持って接することの大切さを、投稿者さん夫婦が再確認させてくれました。[文・構成/grape編集部]
2024年02月26日婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は、身勝手な夫との離婚を考え始めた36歳主婦のお悩み。夫と別れて別の男性と結婚したい『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。お悩み:結婚して10年。今年から末っ子が入園し、ようやく自分の時間がもてるようになりました。すると、夫に対する違和感が増大してきたんです。夫は子どもが生まれてからも自分が一番で、趣味や仕事など自分のこと最優先です。もちろん家族を養うために仕事を頑張ってくれているので感謝はしていますが、この先まだ人生長いことを考えると、もっと私のことを大事に考えてくれる人と一緒になりたいと思ってしまいます。夫にも気持ちを伝えていますが理解してもらえている様子がなく、自分の気持ちをどう処理していいかわからなくなっています。(36歳・主婦)夫婦は所詮他人相談者さん、夫婦はしょせん他人なのです。分かり合えない部分があって当然だし、違和感を覚えるのがむしろデフォルトではないでしょうか。世の中の夫婦は皆、違いがあることを大前提として、歩み寄ったり許し合ったり見て見ぬ振りをしたりしながら結婚生活を続けています。確かに相談者さんの夫は身勝手なのだと思います。自分の趣味や仕事を優先し、妻子を大事にしない男――相談者さんの目にはそう映っていて、不満が溜まっているのですよね。しかし一方で、夫は家族を養うためにしっかり働いて稼いでくれています。少なくとも経済的には夫・父親の役目を果たしてくれているわけです。夫の自分勝手がどの程度のレベルなのかにもよりますが、まだ小さなお子様もいるわけですし、現時点で大きな実害がないなら片目を瞑って深く考えずにやり過ごしてはいかがでしょうか。架空の男性との結婚を夢見ても無理「もっと大事にしてくれる人と一緒になりたい」とおっしゃいますが、具体的に他の男性がいるのでしょうか…?いるとしたら不倫しているということになりますが、既婚の女性に手を出すような男性を「もっと大事にしてくれる人」と評価するのは認識が間違っていると言わざるを得ません。実在しているわけではないのなら、現時点では架空の人物であり、存在しない男性と結婚することは不可能ですよね。夫と別れた後に理想通りの男性が現れるかもしれないと希望をもたれているのかもしれませんが、もし実際にそんな人が現れたとして、その男性が10年後も変わらぬ態度で接してくれる保証はどこにもありません。考えれば考えるほど大袈裟に捉えてしまいますから、差し迫った問題が起きていないならやり過ごすのが賢明です。そうして時間が経てば、夫に対しても、また違う見方ができるようになるものです。筆者紹介安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。©OKAN/Adobe Stock文・安本由佳 イラスト・ELLEJOUR
2024年02月25日■前回のあらすじ夫婦になって数年。その間、幾度となく奈美の気持ちに寄り添わず傷つけてきた正也。その割に同僚のことは気遣っているようだ。正也に背中に湿布を貼ってほしいと頼まれた奈美は、もう夫に触りたくもないと言う気持ちをハッキリと自覚、離婚を切り出す。しかし息子から父親を取り上げることに迷いも残っていた。息子を寝かしつけ、話し合いを始めたふたり。正也は何が悪かったのか教えてほしいと言う。奈美は不妊治療の時も育児の時も介護の時も大事にされている気がしなかったことを伝える。なぜ変わってしまったのかと聞かれ正也は…? >>1話目を見る 正直、まだ夫への信頼が回復したわけではありません。夫の反省が、これからどのくらい続くのかもわかりません。もしかしたらまたすぐに元に戻ってしまうかも…。けれど、離婚を覚悟の上で話をしてみると「お互いにもう少しやれることがあるかもしれない」、そう感じたのです。夫への気持ちが冷めていく自分に気づいてからは、夫に自分の気持ちを理解してもらうことを諦めていたようにも思います。何度も何度も夫の態度にくじけてきたのに、ここで「もう一回頑張ってみよう」と思えるのは蓮の存在も大きいですが、結局は私自身も「離婚する勇気」がなかったのだと思います。また何かあったらいつでも離婚ができるような経済的・精神的余裕を持つ努力と並行して、どうしたら「夫婦」がうまくいくのか、夫と一緒に考えていきたいです。※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月25日■前回のあらすじすれ違いが続く奈美と正也。奈美は話し合いし再構築をしようとするが、正也は話し合うのも面倒くさがった。その割に職場の女性と食事に行って楽しそうに話していた。夫に湿布を貼ってほしいと頼まれた奈美は、触るのも無理だと離婚の意思を伝えた。奈美が実家に帰った後、どうしてももう一度チャンスがほしいと正也が言うので話し合いの場を設けたが、正也はバッグやアクセサリーを買って気を引こうとするばかり。「なんでわかってくれないの」と奈美に訴えるが、奈美はそれこそ自分がずっと思っていたことだと言い返した。 >>1話目を見る 一時は親権を争うことになりそうでどうなるかと思いましたが、正也にとって蓮は大事な息子で、蓮の未来を最優先に考えてくれたため丸く収まりました。夫婦として私たちの何がいけなかったのか…、もちろん私にも至らないところがあったと思います。お互いを心底嫌い合う前に再スタートが切れて、本当によかったと今は思っています。私と正也の夫婦関係は終わりましたが、正也が蓮の父親であることに変わりはありません。家族として一緒に暮らしていくことはできなくても、この先もよき父、よき母であるために、新しい関係を築いていきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています
2024年02月25日赤ちゃんだった娘を落とした時のこと相手を責めることより予防策のほうが大事前回お話ししたように、夫と2人だけの外出時に娘・ふーみんの指がエレベーターの戸袋に引き込まれ、救急車騒ぎになってしまいました。幸いケガは軽かったのですが、夫は病院に駆けつけた私が激怒し責め立てると思っていたようで、怒らず「軽症でよかった」と言ったことにビックリしていました。正直、私も不安で心がざわついたり、ケガのショックで泣き疲れて寝てしまったふーみんを前に「もっと夫が見ていてくれたら」と思ったりはしたんです。でも、誰でもうっかりすることはあるし、すでに夫はできるかぎりの対処をしていたので、私の感情をぶつけるのは違うと思いました。そして、私がこう思ったのには理由があります。ふーみんがまだ赤ちゃんだった頃。ふーみんをベッドに寝かせた私は用事を思い出し、ベビーベッドの柵を開けたまま、その場を離れようとしました。するとドサッと大きな音がし、ベビーベッドからふーみんが転がり落ちてしまったではありませんか!私は全身の血が引くほどのショックを受け、こんな時はどうしたらいいんだろうと焦りました。まずは、ふーみんの状況を観察し、痙攣や嘔吐や顔色の変化などは見受けられなかったので、お風呂に入っていた夫に状況を説明。そして、かかりつけ医のやっている時間ではなかったので、子どもの救急相談ダイヤルに電話し、指示を仰いだのです。幸いにもベッドの高さや床の素材、ふーみんの反応、医療関係者の指示、さまざまな項目を照らし合わせて、その時点で緊急を要することはなかったので自宅で見守りとなりました。ふーみんや夫になんと詫びればいいのかと青ざめて震える私に、夫は「すべきことはしたよね」と言った後、次のように話してくれたんです。「すでに起こってしまったことを責めても元には戻らない。事故が起きてしまったのであれば、今すべきことをするのが第一で、それはもうできている。次に必要なのは同じ過ちを起こさない対策で、それもユウが案をたくさん出して反省もしている。今までの育児の様子を見ていれば、その対策を守ることは明らか。であれば、僕がユウを責めてもなんの意味もないよね」私は「怒られる」ということで頭がいっぱいになっていたのですが、夫の言葉で我に返ったんです。そして自分が怒られることの心配ではなく、自分の行いを振り返って心から反省して、子どもの安全を守るためにすべきことへと目を向けることができました。それ以降、何かあった時に真っ先にすべきことは、相手を怒ったり責めたりすることではないと思うようになりました。「怒られるから・責められるから」といった理由で、ケガやヒヤリハットが共通しづらくなるほうが、子どもにとって不利益が多いとも考えるようになりました。夫は、過去の自分がそんな対応をしていたことを忘れていたようで、「え!?そうだったっけ!?」と言いつつ、大切なのは「怒る・怒られる」より、「すべきことをする・繰り返さない」であるという私の言葉に同意してくれました。その後、自分の不安解消のために相手を責めたり、自分の溜飲を下げるために怒ったりすることは出来る限りしないと明言してから、夫婦間でヒヤリハット報告がしやすくなりました。子どもの安全を守るために大切なことだと思っています。投稿募集子どもの事故防止のためにしている対策があれば教えてください。我が家はベランダにいっさい物をおかないようになりました(室外機はあるのですが、ベランダの柵に届かない場所に設置してます)。#子どもの事故防止#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、3/3(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================(編集協力:大西まお)この記事の執筆者漫画家青鹿ユウ漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。→記事一覧へ
2024年02月25日■前回のあらすじ夫婦問題に悩む奈美。正也は奈美と手をつなぐのを拒否したり、愛犬の介護を押し付けたり、同僚女性と飲みに行ったり、様々な行動で奈美を傷つける。離婚を決意した奈美だったが、突然夫が湿布を貼ってい欲しいと言いだした。しかし奈美は湿布を貼るために夫に触ることすら生理的に受け付けず、離婚の意思を伝える。その時息子の蓮が泣き出した。蓮をあやす夫を見て、息子にはよい父である正也と離婚すべきかと迷う。正也は夜時間をとって話し合いをしたいと言う。 >>1話目を見る 私がここまで至るのには、正也から受けたたくさんの「心の傷」がありました。不妊治療も、産後に義実家の犬の看取りを任されたことも、家族会議を断られたことも。これまでずっと私の気持ちに寄り添ってくれなかったことが辛かったと、夫に伝えました。夫婦って、もっとお互いに思いやれる関係だと思ってた。でもあなたにとっては違うみたい。あなたにとって「結婚」って、「夫婦」って何なの…?どうしてこんなに変わってしまったの?本人に問いただすと…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全20話)毎日更新!
2024年02月24日■前回のあらすじ正也は妻の奈美に対して人前で悪く言ったり、手をつなぐのを拒んだり、自分の犬の介護を押し付けたりなどして気持ちを無視し続けていた。奈美が話し合いたいと訴えても応えず、一方で同僚女性と飲みに行っていたことを知った奈美は離婚を決意する。しかし正也は急に腰の痛みを覚え、奈美に貼ってほしいと湿布を手渡した。正也に触るのも無理だと感じた奈美はその場で離婚を申し出る。正也は動揺し、自分なりに家族を大切にしていたと訴えるが、奈美は正也の愛し方が好きじゃないと伝え離婚の決意は揺るがない。 >>1話目を見る 実家に戻ることに不安はありましたが、正也に離婚届を突き付けたことに後悔はありませんでした。私はずっと正也から離れたかったんだな…と、妙に清々しい気持ちになりました。正也は「もう一度チャンスをください」と未練がましいことを言ってきましたが…。何かを買えば許してもらえると思っていることも的外れだし、その程度の薄っぺらな反省ならそもそもいらないです。もう手遅れなんです。なんでわかってくれないのかって?それは私がずっと思ってきたことです。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全20話)毎日更新!
2024年02月24日