「失敗から学ぶ」について知りたいことや今話題の「失敗から学ぶ」についての記事をチェック! (1/2)
人は、失敗を重ねることで成長を続ける生き物です。失敗をしても、くじけないことが大切。すぐに反省をすることで、次なるステップに進むことができます。反省をするのは、人間だけでなく犬も同じなのかもしれません。反省中のシベリアンハスキーが土下座?シベリアンハスキーのさくらちゃんと暮らしている、飼い主(@Livewithhusky)さんがXに公開した1枚の写真が話題となっています。ある日、さくらちゃんは自宅である失敗をしてしまいました。その失敗とは、自宅の壁に大きな穴を開けてしまったこと。恐らく、飼い主さんは修繕費用を負担することになるでしょう。当時のさくらちゃんは、自らの行いに対し、しっかりと反省をしていたようで…。縮こまっていました!両耳をペタンと垂らし、頭を低くしながら、床に張り付くような姿勢をとっています。飼い主さんは、そんなさくらちゃんのポーズを見て「土下座をするハスキー犬」と表現していました。猛省しているようなさくらちゃんには、さまざまなコメントが寄せられています。・「ごめんだワン…」といっていそう。・どこのお家も『あるある』なんですね…。・『破壊職人』のお仕事。つい本能が出てしまったのですね。・「ちょっとやらかした」っていう自覚があるお顔。なお、飼い主さんは「こらー」と呆れながらも、「さびしかったね、ごめんね」と頭をなでてあげたそうです。ひどく怒られるどころか、飼い主さんの優しさを受けたさくらちゃん。きっと「もう二度とやらないワン」と、心に誓ったことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年10月06日何度も失敗するのは怖いもの。でも、その失敗をポジティブに受け止められるようになったら……。今回は、MOREDOOR読者が体験した話をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるきっかけになれば幸いです。嫌になっていたけど……投稿者さんは最近知り合った方から言われ、気に入っている言葉があるようで……。 失敗も糧になる失敗しても大丈夫だと気付き、新しいことに積極的に挑戦できるようになった投稿者さん。あなたの身近な人がもし、失敗を恐れてネガティブな気持ちになっていたら、どんな言葉をかけますか?イラスト:なぁ様※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年08月25日夏休みに、子育てにまつわる失敗はつきものなのかもしれません。母親たちが「今でも忘れられない」と口にする夏休みの大失敗エピソードについて、メンタル心理カウンセラーの並木まきが3つピックアップしました。1:子どもの自由研究で張り切りすぎて「まだ子どもが小学生だったときの話です。本人がどうしても難しいというので、自由研究を手伝って、樹木に関する研究を私が提案し、一緒に取り組んで学校に提出しました。私はやり始めると、何事ものめり込んでしまうタイプ。始めたら面白くなってしまって、中途半端なものを出したくなかったので、結構本気で張り切っちゃったんですよね…。すると先生から大絶賛をされてしまい、県の大会に提出することに…。私がメインで手伝ったとは思っていなくて、子どもが自力でやり遂げた研究だと思ったようです。さすがに知らん顔をして県の大会に出すのは気が引けたので、事情を説明し辞退をしましたが、子どもの手伝いなのに張り切りすぎた結果、予想外に大変なことが起きてしまい、反省しました」(40歳女性/金融)大人が本気で取り組んだ自由研究となれば、その出来はある程度のクオリティになりますよね。あくまでも“手伝い”のつもりだったのに、熱が入りすぎてしまうと、失敗のもとにもなりかねないようです。2:おやつを出していたら溜まり場に「子どもの友だちが我が家に遊びに来たときには、必ずおやつを出してあげるようにしていました。ですが、それに味を占めてしまったのか、夏休みのあいだ中ずっと我が家が溜まり場になってしまいました。最近ではおやつを出さない家も少なくないですし、そもそも家に遊びに来てはダメというルールにしているご家庭もあるので、おやつが毎回出ていつでも遊びに来られる我が家は、息子や娘の友人たちにとっては居心地のいい場所だったみたいです。遊びに来てくれるのは嬉しくても、午前中から夕方までずっと誰かが家に来ているような状態だったので、これはかなり困りました。あまり大盤振る舞いすると溜まり場になると学び、翌年からは“家に誰かを呼ぶのは週に1回だけ”と息子と娘にルールを設けました。それでも週に2回は来ていたので、大変だったんですけどね(笑)」(39歳女性/パート)子どもの友だちが遊びに来ると、おもてなしだけでなく、何かあってはいけないと神経も使いますよね。夏休みの期間中ずっと溜まり場になってしまえば、親の気苦労や負担は計り知れません。3:義実家との関係のせいで子どもに迷惑をかけた「うちは義実家との折り合いがそこまで良くないので、いつも帰省のときには私の実家には長めに、義実家には短めにしていました。けれど、そんな私のことを義実家はずっとよく思っていなかったようで。ある年に義母から“今年も自分の実家だけに長く滞在するつもりなら、うちには来なくていい”と言われてしまったんです。内心ではホッとしたのですが、息子たちは義実家に遊びに行くのを楽しみにしていたので、私のせいで行けなくなったのが申し訳なかったですね。と言うのも、義実家の縁側からは花火が見えるので、毎年息子たちは絵日記の宿題にその様子を描いていましたから…。仕方がないので、その年は別の花火大会に連れて行きましたが、あからさまに実家と義実家を区別するとトラブルになるのだなと反省しました」(38歳女性/不動産)義実家よりも妻の実家のほうが優遇されているように感じると、ヘソを曲げてしまう義父母もいるのでしょう。自分のせいで子どもが楽しみにしていた毎年恒例の予定が飛んでしまう事態になれば、親としては落ち込みますよね。夏休みには、想像もしなかったトラブルやアクシデントに見舞われる場合もあるものです。子どもにとっては苦い思い出にならないよう、そして親としては失敗や後悔を招かないよう、万全の体制で楽しい夏休みを過ごしたいですね。©buritora/Adobe Stock ©maroke/Adobe Stock文・並木まき
2024年07月26日恋愛の世界にはさまざまな試練と失敗が伴います。その失敗体験は後に大切な教訓となり得ますね。そんな失敗談を通して、充実した恋愛を目指す方法を見てみましょう。結局、性格の不一致でした「合コンで出会った医者に一目惚れし、関係を築き上げましたが、性格の不一致で結局は長続きしませんでした。お金持ちを求める前に、相手との深い繋がりを重視した方がよかったです」(29歳女性/看護師)恋愛で大切なのは、相手との性格の相性です。外見や経済状況ではなく、お互いを理解し合えるかが重要だと感じるかもしれません。タイミングが早すぎて「彼の誕生日に気合いを入れたプレゼントをしたけれど、反応はいまひとつでした。もっと関係が深まってからでなければ、特別なプレゼントも重荷になることを学びました」(28歳女性/ネイリスト)相手への思いやりが過剰になることで、かえって距離感を損ねてしまうこともあるようです。恋愛においてタイミングもまた重要な要素かもしれません。結婚への焦りは禁物「結婚を意識し過ぎて彼を遠ざけてしまう経験をしました。焦る気持ちはわかりますが、相手にプレッシャーを与えず、ゆっくりと進めるのが鍵のようです」(30歳女性/歯科衛生士)結婚を急ぎすぎるあまり、恋愛を破綻させてしまうケースがあるよう。相手が受け入れられるペースで関係を深めていくことが大切みたいです。失敗から学ぶ、恋の成長恋愛における失敗を恐れず、それを次への1歩に変えることができれば、より理想の関係に近づくことができるでしょう。つまずいたとしても、成長するチャンスとして捉え、恋の道を諦めずに前進し続けることが重要かもしれません。これらの失敗談は、恋愛において何を大切にするべきかを再認識させてくれる貴重な教訓となるでしょう。(CoordiSnap編集部)
2024年04月26日猫はとてもきれい好きな動物。人間が風呂に入るように、体を舐めて毛づくろいを行い、清潔さを保ちます。またグルーミングには、気持ちを落ち着かせる効果も。ほかの猫に行うグルーミングは、優しさと親愛の表われといってもいいかもしれません。自宅で開催された、猫の『グルーミング被害者の会』5匹の愛猫と暮らしている飼い主(@potechi_nikki)さんは、X(Twitter)に2枚の写真を投稿。なんと、飼い主さんの自宅では、グルーミングによる被害報告が上がっているのだとか。前述したように、猫同士のグルーミングは優しさによる行為でもあります。しかし、時には気持ちがうまく伝わらなかったのか、失敗してしまうこともあるようです。公開された、2匹の『被害者』をご覧ください!「私たち、この結果に不服です…」つい熱中してしまったのか、シンプルに技術不足だったのか…。『被害者』たちの頭部はボサボサになっているではありませんか!その姿は、まるで美容院で施術に失敗された時のよう。2匹の表情からも、いかにこの結果に満足していないかが伝わってきます。ちょっぴり恨みがましい表情を見て、グルーミングをした猫は、静かにその場を立ち去ったのかもしれませんね…。かわいそうであると同時に、じわじわと笑いを誘う猫たちの姿は、またたく間に拡散されました!・1匹はしょんぼりとしていて、もう1匹は激怒している…。・これは吹く。ボサボサでも変わらずかわいいよ!・顔、顔ー!明らかに納得できていないのが分かる。なお飼い主さんは、自身のYouTubeチャンネルでも5匹の猫たちとの日常を投稿しています。気になった人はチェックしてみてくださいね。ぽてこゆこめ / もふちゃんねる。[文・構成/grape編集部]
2024年03月09日「衝動買いした服が全然似合っていなかった」「気合を入れすぎて浮いてしまった」など、ファッションに関する失敗を経験してきた方は多いはず。そこで今回は、anan Beauty+ clubに所属する女性たちに「ファッションの失敗談」についてアンケートを実施してみました!ファッションに失敗はつきもの!?流行に敏感なanan Beauty+ clubのメンバーですが、これまでさまざまなファッションの失敗を経験してきたよう。アンケートで集まった失敗談について、ジャンル別にご紹介していきます!※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。オフィス・ビジネス編まずはビジネスシーンでの服装について。とくに多かったのは、入社してすぐの失敗談でした。「入社1年目、定例会議にはきれいめなスタイルでの参加が暗黙の了解だったけれど、“きれいめ”のさじ加減が分からず随分カジュアルな格好で行ってしまっていた」(44歳・主婦)「新卒で入った職場は制服だったので、大学生の頃と変わらないようなファッションで通勤していた。注意されたことはなかったけれど、ショーパンやオフショルなど、振り返ってみるとだいぶイタい通勤服だったかも」(39歳・契約社員)“オフィスカジュアル”や“きれいめ”という基準に慣れておらず、失敗してしまったというコメントが多く見られました。筆者も会社員時代に真っピンクのスカートを履いて、白い目で見られたことがあります…。「色が明るいグレーのスーツを選んだら、周りは黒ばかりでめちゃくちゃ浮いた」(40歳・専門職)真っ黒なスーツの集団の中にいると、ちょっと色が明るいだけでも目立ってしまいますよね。とはいえルールを守った上であれば、堂々としていていいはず!「ジャケットを脱がないと思ってノースリーブのカットソーを中に着ていたら、突然脱がなくてはならない場面が来て上司に見られるのが恥ずかしかった」(30歳・主婦)スーツやオフィスカジュアルに合わせるインナーは気を抜きがち。とくに暑い日はインナーだけでも涼しくしたくなりますよね…。「1番痩せていた時にスーツを買ってしまったこと。前にも後にもそんな細さになったことがないのに、なんで1番体重が減ったタイミングでいいスーツを買ってしまったのか…」(39歳・主婦)ダイエットに成功したときは服を買うのが楽しくなるのですが、その後痛い目を見ることも。筆者の経験上、スーツはちょっとゆるめのアジャスター付きが最強です!デート編続いてはデートでの失敗について。可愛らしいコメントがたくさん集まっていました!「デートっぽく可愛らしいファッションで行ったら、甘めの服装は好きじゃないと言われてしまいました…」(31歳・会社員)「その当時ハマっていたギャル系のファッションで行ったら彼に露出しすぎだと怒られました」(37歳・専門職)パートナーの好みに合わない服装でデートに行ってしまったとのこと。付き合う前や付き合いたてなど、まだ相手とのバランスがわからない時って難しいですよね。「当時流行っていた網タイツを履いて待ち合わせ場所に行ったら、当時の彼氏から『網タイツ好きじゃないから着替えに帰って』と言われました。私はそのまま帰宅して、2度とデートには戻りませんでした」(44歳・主婦)なんと好みじゃないからと家に帰された経験があるのだとか。ケンカのその後も気になります…。「映画を見て街ブラするくらいのデートだからとヒールを履いたものの、結局は結構歩くハメになって足が棒」(39歳・主婦)「外反母趾のせいでヒールで足が痛くなりやすいのに、スタイルを良く見せたいがために張り切ってしまって案の定しんどくなってしまった」(30歳・主婦)デートにヒールを履いて失敗したことがある方、多いのではないでしょうか。今となれば、歩くかもしれないとわかっているのにヒールを履いて頑張っている自分が可愛く思えそう!「迷彩パンツで行ったら彼氏も迷彩パンツでお揃いみたいになってしまった」(37歳・会社員)服装がかぶるなんて、とっても趣味が合う2人だったのかも。付き合っていると趣味が似てくる人もいるため、付き合いの長さが出ることもありそうですね。冠婚葬祭編TPOが問われる冠婚葬祭。服装のチョイスに苦戦してきた方が多いようです。「結婚式にレース系ロングワンピースで行ったら周りもみんな同じような系統だった。個性がなかった」(37歳・会社員)「20代前半、結婚式のお呼ばれで黒いワンピースしか思い浮かばず着て行ったら、同じテーブルの同級生全員が黒いワンピースだった」(44歳・主婦)結婚式のドレス、かぶりがちですよね。筆者は以前、同じテーブルにまったく同じドレスの人が2人いるという気まずい経験をしたことがあります…。「最近は結婚式でもカジュアルなワンピースで参列する人が増えた印象。そのせいで、光沢のあるドレスで参列したら逆に浮いてしまったのは悲しかった」(30歳・主婦)一方で、最近はドレスが多様化しているとの意見も。たしかにここ数年で参加した結婚式では、ドレスというよりワンピーススタイルの人が多いように感じました。これまたどれだけカジュアルダウンしていいのか、悩むところでもありますね。「お葬式で礼服を着なければとばかり考えていたら、数珠を忘れて恥ずかしかった」(40歳・専門職)お葬式に数珠を忘れるというピンチを経験したとのこと。コンビニに売っていることもあるので、いざというときはぜひチェックを!友人との集まり編気軽に思える友人との集まりですが、案外気を使うことも。「ブルベ冬で骨格ストレートかつ顔タイプがソフトエレガントなので、ハリ感のある生地やパキッとした色が似合う一方、カジュアルダウンがとても苦手。たびたび仲間内で浮く」(30歳・主婦)似合うものがわかっていればいるほど、そうでない服装に手が出せなくなるよう。とはいえ自分らしい服装なのであれば、周りに合わせず突き進んじゃいましょう!「服装の好みが似ている友人と服装がかぶりがち。そういう友人と会うときは、なるべくかぶらないように意識してコーデを組んでいる」(44歳・主婦)類は友を呼ぶという言葉があるとおり、友人とは服装の好みが似ていることも多いですよね。いっそのこと、テーマを決めて服装を合わせるのも楽しそうです!「短いスカートを履き過ぎて、友人宅が椅子と机じゃなくて地べただったので、めちゃくちゃ大変だった」(40歳・専門職)ミニスカート自体は可愛いのですが、床に座るとなると苦労するかも。家に訪問する際は、いざというときのための羽織ものが1枚あると助かります!トレンド編最後に、時代や流行に関する失敗談をピックアップしてみました。「アムラー時代、15cmヒールの厚底ブーツでよく足をくじいていた」(44歳・主婦)15cmはすごい!最近はスニーカーやローヒールしか履いていないので、15cmと聞いただけでつま先が痛くなります…。「パーソナルカラーを知らなかったので振袖が自分のパーソナルカラーにとってベストじゃなかったのが心残り」(30歳・主婦)パーソナルカラーという概念が広がったのはここ数年。昔の服装を見ると、まったく似合わないカラーを着ていることもありますよね。とはいえ当時のお気に入りカラーだったはず!似合う色と好きな色をうまく組み合わせていくと、ファッションがより楽しくなりそうです。「流行っていたベビーピンクのスカートを買って履いていたけれど、今思えばまったく似合っていなかった。無理して可愛く着飾っている感じがあった」(31歳・会社員)トレンドのカラーがすべて自分に似合うとは限らないもの。当時は満足していても、写真で見返すと恥ずかしくなることがよくあります。「可愛いなと思って購入したものだったが、実際旅行先で着たらサイズが合っていなかった。ネットショッピングは難しい」(37歳・専門職)ネットショッピングは試着ができないため、サイズの失敗リスクが大きいですよね。筆者も考えたくないほどたくさん失敗してきていますが、おかげで似合うサイズがなんとなく把握できるようになってきました!失敗があるからこそ、今の自分がある!女性たちのファッションに関する失敗談をご紹介しました。さまざまな失敗を経験してきたからこそ、自分に似合う系統や、TPOに合った服装を選べるようになっているはず。これまでの失敗は笑い話に変えて、今の自分を楽しく着飾っていきましょう!筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。(C)nicoletaionescu/Adobe Stock文・比嘉桃子
2024年02月11日■前回のあらすじ元から強い人間だと思っていた田端が、たくさん悩んで考えていることがわかって安心したと話す志乃。人の顔色ばかり気にしていた自分は騙されて当然だと話す彼女に田端は、「おめでとう」の失敗なのかもと声をかけるのでした。母親の優しさが息苦しい—。心配性で過干渉な母親に支配される子ども時代を過ごしてきた主人公・志乃。社会人になり、母親から逃れるため、一人暮らしを始めることに、しかし…。人生初の彼氏に夢中になる志乃と娘の恋を阻止する母親。対立する親子関係を通して描かれるのは、女性の「自立」と「恋愛」、そして「自分らしい生き方」について。パートナーと上手くいかない話をしただけなのに、志乃から「なんだか嬉しい」と笑顔で言われ、戸惑う田端。志乃の真意とは?■田端の言う「おめでとう」の失敗とは? ■自分のダメに気づいたら…!困った表情でうつむく志乃。彼女が考えていたこととは…!?次回に続く「やさしさに溺れる」(全86話)は21時更新!
2023年12月30日買い物には失敗がつきもの。「これはムダな買い物だったな…」と感じたことがある女性は多いのではないでしょうか。実際にanan Beauty+ clubのメンバーにアンケートをとったところ、ムダ買いはとても多くの女性が経験しているよう。そこで、食品に関してムダ買いだと感じたものや、ムダ買いしないためのコツについて聞いてみました。女性たちの食べものムダ買いエピソードとは※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。anan Beauty+ clubに所属する女性たちに「ムダ買い」に関するアンケートを実施。まずはみなさんがどのようなものをムダ買いしてしまうのか、リアルなエピソードと共にご紹介します。「3個でいくらとかのまとめ買い。結局まとめ買いしても食べきれず人にあげてしまう」(36歳・専門職)1個でいいのに、複数買いが安いと言われてしまうとつい買ってしまいますよね…。食品系は期限があるため、買い過ぎには特に要注意です!「子ども用に買った大容量のプロテイン。味が好みじゃなかったので大量に余ってしまった。少量で味を試してから買えばよかった。大容量のほうが割安なのでつい買ってしまうが、結局ロスするので高くついている」(40歳・主婦)いきなり大容量を買って後悔したというコメントがいくつか見られました。たしかに大容量の方がお得なのですが、初めて買うものだと少量パックから試した方が結果的にお得なこともありそうですね。「スーパーのスイーツ。安く売っているし、食後のスイーツを食べたくて買うけど、結局身体に良くないなと後悔する」(35歳・会社員)甘いものは別腹…とついつい手に取ってしまうスイーツ。スーパーでもかなりクオリティの高いスイーツが売られているため、誘惑が尽きません。「バナナ。料理がめんどくさい朝に食べる用に買うが、結局腐りかけて急いで食べることが多い」(26歳・会社員)筆者も一人暮らしの時、何度バナナに追われたことか…。手軽なのでとりあえずで買ってしまうのですが、意外と食べる機会がなくて焦ることが多々ありました。「安いジュース。自販機で買うと200円近くするジュースがスーパーだと100円以下で売っているのでつい買ってしまう。糖質たっぷりでダイエットの敵だから飲みたくないのに、つい買ってしまって冷蔵庫に溜まる。邪魔だし悔しい!」(30歳・主婦)スーパーに行くと、コンビニや自販機よりも安く売られているものが多いですよね。あまりの安さについ手を出してしまいがちですが、本当にいるものなのかは再考が必要です…。「値引きされたお惣菜。自分で作ればいいのに、時短ですぐ食べられるしと思ってつい買ってしまいます」(36歳・自営業)夕方以降のスーパーは誘惑だらけ。値引シールを貼っているお姉さんの手元を目で追ってしまうことも…。とはいえお惣菜を買った方が安く済む場合もあるため、料理をお休みする日があってもいいのかも?「お菓子やアイス。仕事終わりにスーパーに寄ると、空腹なのでお菓子(期間限定に弱い)やアイスを買ってストックが増えていく」(39歳・専門職)疲れている時や空腹時に買い物に行くと、お菓子やアイスなどを欲望のままに買いがち。特に期間限定のものは、今買っておかなきゃという使命感に駆られることもありますよね。「レトルトパックみたいなオートミール用のリゾットスープ。いつか使うと思って買ったけど、結局使わない。味が美味しくないというか、加工品独特のネバつきがしたので結局食べきれませんでした。消費期限が長いと油断するし、味も美味しくないものは本当に美味しくないので、そういったレトルトパックはなるべく買わないようにしています」(36歳・自営業)レトルトのものは、いつか食べればいいやと思いストックしすぎてしまうことも。いつかって、意外と来ないものなんですよね…。あまりレトルトを食べる習慣がないのであれば、ストックは必要最低限に!「コストコで買ったベーグルやヨーグルト。友人の家で食べたら美味しくて感動したが、いざ買うと割とすぐ飽きてしまった。あまり日持ちするものでもなく、残念ながら廃棄することに…」(30歳・自営業)コストコのアイテムはかなりボリューミー。冷凍できるものならいいのですが、そうでないとなると消費するのが大変に。実家や近所にお裾分けするなどして廃棄を防ぎましょう!「レジ袋のムダ買い。買い物を予定していなかったからエコバッグを持たずに出かけたのに、そういう時に限って駅前のスーパーや八百屋で野菜が安いんです。で、レジ袋を買って、そのレジ袋も大量に家にストックされててムダっていうループ繰り返しています」(36歳・自営業)筆者もエコバッグをなるべく持ち歩くようにしているのですが、ミニバッグだけで出かけたい日などは持ち歩かないことも。そういう日に限って買い物の予定が入り、必要になるんですよね…。「大きい箱入りのヨーグルト。小さいヨーグルトを買うよりコスパがいいからとついつい買ってしまうが、なかなか食べきれない。そんな時に、甘酒や米粉を使ったチーズケーキを麹マイスターのお友達に教えてもらって作ったら、とっても美味しく簡単にできあがったのでおすすめ!」(36歳・会社員)買いすぎたものは、スイーツ作りなどで消費すればムダ買いにならずにすみそう。家にあるムダ買いしてしまったアイテムも、何かにアレンジできないか考えてみてはいかがでしょうか?ムダ買いを減らすコツは?みなさんさまざまなものをムダ買いしてしまっているよう。とはいえ、ムダ買いから学んだこともたくさんあるはず。そこで、ムダ買いが減ったエピソードについても聞いてみました。「1週間の大枠の献立を考えておくと、ロスが減る気がする」(26歳・会社員)「適当に食材を買うのをやめて、数日分献立を決めてから買い物に行くようにしたらムダ買いが減った。献立を考えるのは面倒だけど、この方が効率がいい気がする」(31歳・自営業)買うものを予め決めておけば、ムダ買いが減るというコメントが多数見られました。必要なものをすべてメモしておけば、他に目移りしにくそうですね。「これ必要になるかも、というものは買わないで、今必要なものだけ買うようにした。また、これは私がキレイになるために必要なものか?と考えて買うようになったらムダ遣いが減った」(36歳・専門職)すごく素敵な考え方!キレイになるために必要なものだけ買うようにすると、お菓子やアイスなどのムダ買いが一気に減りそうですね。「ダイエットを始めて、体重が落ち始めてからは、リバウンドが嫌でお菓子や間食をほぼ買わなくなった。とても大きな成長!」(30歳・主婦)ダイエットは、成功するとだんだん楽しくなることが多いもの。体重が減るまでの最初の期間をなんとか踏ん張れれば、体重もムダ買いも減って一石二鳥です!「現金派なので、お財布の中身を少なくする」(39歳・専門職)手持ちがたくさんあると、ついたくさん買ってしまうことも。手持ちがなければそもそもムダ買いをすることもできなくなるので、現金派の人はぜひ真似してみて!本当に必要なものを、必要な時に女性たちのムダ買いエピソードをご紹介しました。買い物でたくさん失敗してきたからこそ、ムダ買いしないコツを学んできているよう。ぜひ女性たちの経験談を参考に、ムダも後悔もない買い物を目指しましょう!筆者情報比嘉桃子1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。(C)Ameashi/AdobeStock文・比嘉桃子
2023年11月09日みなさんは、普段ネットで買い物をすることはありますか? いまや、ネットで買えないものを探すほうが大変なほど、ネットでのショッピングは一般的になりました。ただ、失敗を経験したという人も多いはず。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、ネット購入の失敗談についてリサーチしました!※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。大量の飲み物が部屋を圧迫まずは、食べ物と飲み物に関する失敗談を聞いてみました。「1ケース買って多すぎた」(35歳・会社員)「パートナーがマンゴージュースが好きで、ネットでまとめ買いした。しまったら忘れてしまいそうだなと思い、しばらくリビングに置かれることに。部屋が狭くなるし、これならスーパーで1本ずつ買ったほうがよかったと後悔」(31歳・専門職)「定期便で買うと安いので、24本入りの炭酸水を買っていたが、解約するのを忘れて届き続けた結果、夏を過ぎても、飲みきれない炭酸水がキッチンを圧迫している」(39歳・専門職)ネットでのまとめ買いはお得なので、必要以上の量だとわかっていても、つい買ってしまいますよね。特に、買いすぎた飲み物の置き場に困っているという声が目立ちました。私は、以前、トマトジュースが美肌にいいと聞いて、1ケース購入したのですが、なかなか飲みきられませんでした。また、飲み物は重さもあるので、段ボールに入っている状態だと、その上にほかのものを積み上げて、ますます消費スピードが落ちていくという悪循環です。ほかには、こんな失敗エピソードも。「白ワインを注文したつもりが、間違ってスパークリングを注文していた」(39歳・主婦)「高級アイスを美味しそうで買ったけど、美味しくなくて、家族で誰も食べず、捨てるにも捨てられないでいる」(38歳・主婦)味見ができないので、実際に食べてみたらイマイチだったということもありますよね。私は、外出自粛期間中には、全国のお取り寄せグルメをいろいろ試しました。初めて食べるご当地食品を取り寄せた時は、想像していた味と全然違うと思ったことが何度もありました。モデルの服と全然違う!最近は、ネットショップ限定のファッションブランドもありますよね。続いて、ファッションに関するネットショッピングの落とし穴を教えてもらいました。「安くて購入したワンピースはペラペラでとても着られるようなものじゃなかった」(28歳・会社員)「インスタグラムで見てかわいいと思っても、一度洗ったらダメになってしまったり、サイズ感が合わなくて着れなかったり」(38歳・主婦)ネット通販のファッションアイテムは、びっくりするほど安い商品もありますよね。お得と思って買ってみたら、生地が薄かったり、安っぽかったりすることも。安いのには、やはり理由があるということでしょうか。私も、ネットで安いジャケットを買ったのですが、秋冬用のものとは思えないくらい、薄い生地のものが届いたことがあります。「ベージュのケーブルニットを写真で見てかわいくて購入。写真はかわいかったのだけれど、自分が着てみたらただのおばさん服になり、一度もそでを通さずに手放しました」(35歳・会社員)「モデルさんが着ているのをみてかわいくて買ったが、届いたら全く似合わず。派手すぎてどこにも着ていけないので、ずっとクローゼットで眠っている」(31歳・会社員)試着ができず、モデルさんの写真でしか判断できないので、自分が着てみたらイメージが違ったという経験がある人、多いのではないでしょうか。モデルさんの着こなしと全然違うと、ちょっとショックを感じることもありますよね。また、色が思っていたものと少し違ったり、サイズが合わなかったり、ネットの画像だけで、すてきな服を見極めるのって結構難しいです。汚れが落ちると書いてあったのに…洗剤もまとめ買いがお得だったり、最近はユニークなお手入れグッズが売っていたりするので、掃除にまつわるものをネットで購入するという人もいるのではないでしょうか。掃除に関する失敗エピソードも見てみましょう。「汚れが確実に取れると口コミを見て購入したものの、使っても全然落ちなかった」(37歳・専門職)「よくネットで見るカビ取りのジェルを買ってみたが、効果がなかった」(36歳・会社員)ネットでの買い物では、口コミチェックは欠かせませんよね。ただ、しっかり口コミをチェックしていても、家の汚れの程度は人それぞれなので、なかなか口コミ通りに汚れが落ちなかったという人も多いようです。掃除グッズなどの消耗品は、開封して一度使ってみないと良し悪しが判断しづらく、返品のハードルも高いのが悩ましいです。また、こんなコメントも。「広告を見て購入したけど、買って満足して開けていない」(42歳・会社員)買い物をするつもりがなくても、ネットの広告はいろいろなところで目にする機会がありますよね。特に、掃除グッズは消耗品ですし、価格も安いものが多いので、広告を見てそのままポチっと購入してしまうことも多そうです。また、買って満足してしまい、あまり使わないというのは、ネットショッピングに限らず、買い物のあるあるエピソードではないでしょうか。お店で買えばよかったものネットでしか買えないものもあれば、店頭でもネットでも、どちらでも買える商品もありますよね。ネットで買わなければよかったというエピソードも集まりました。「クーポン消費のためにネットで購入したけれど、比べて見ると、他の手段で買ったほうが安かったということがある」(35歳・会社)「ペットシーツはドラッグストアで買うと、重いし面倒なので、ネットで買うようにした。でも、今度はダンボールの処理が面倒だし場所を取るしで、ネットだから絶対便利とは限らないなと思った」(39歳・主婦)なんとなく、店頭で買うよりもネットで買ったほうがお得というイメージが強いですよね。でも、実は店頭のほうが、キャンペーンやセールをやっていて安かったというケースもあるようです。また、ネットで購入すると、梱包資材など処分が大変ですよね。私の住んでいる地域は、段ボールの回収頻度は多くないので、玄関に段ボールがたまっていくのですが、それも邪魔だなと感じます。確かに、ネットショッピングが絶対便利とは言い切れないかもしれません。購入ボタンを押す前にもう一度ネット購入の失敗談リサーチ、いかがでしたか? あるあると、思わず頷いてしまうエピソードも多かったのではないでしょうか。ネットでの買い物を失敗しないためにも、購入ボタンを押す前に、本当に必要なものか、買って後悔しないか、一度立ち止まって見るのもいいかもしれませんね。みなさんのエピソードを参考に、ネットショッピングを楽しんでください!(C)Mymemo/AdobeStock文・高橋あやか
2023年10月31日農林水産省は、登山マナーとアフリカ豚熱(ASF)について学べるイベント『自然のなかで学ぼう 登山マナー ~アフリカ豚熱について学ぼう~』を、東京・高尾山麓で2023年10月15日(日)に開催します。会期当日はアルピニスト 野口 健氏によるトークショーと、子ども・親子向けクイズイベントの2つのプログラムを実施します。イベント『自然のなかで学ぼう 登山マナー ~アフリカ豚熱について学ぼう~』開催■アフリカ豚熱(ASF)とはアフリカ豚熱は、ウイルスがいのししや豚に感染すると発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病です。日本では発生がなく、人に感染することはありませんが、いのししと豚との接触を避けることで発生の予防につながります。アフリカ豚熱(ASF)について:農林水産省(maff.go.jp) ■イベント概要イベント名:自然のなかで学ぼう 登山マナー ~アフリカ豚熱について学ぼう~日程 :2023年10月15日(日)内容 :アフリカ豚熱を学べるトークショー&子ども・親子向けクイズイベント主催 :農林水産省お問合せ先:自然のなかで学ぼう 登山マナー事務局( info@ASF_takao2023.com )<トークショー(参加費無料)>ゲスト : アルピニスト 野口 健 氏開催時間 : (1)10:00~10:30 (2)13:00~13:30 ※開場は開始時刻15分前会場 : タカオネ所在地 : 東京都八王子市高尾町2264URL : アクセス : 京王高尾線 高尾山口駅から徒歩1分/JR中央線 高尾駅から京王高尾線乗り換え、高尾山口駅 下車参加方法 : 申込フォームより事前予約制(先着)申込先 : アルピニスト 野口 健 氏<クイズイベント(参加費無料)>参加特典:全問回答でオリジナルノベルティ(トレッキングシューズブラシ)プレゼント実施時間:10:00~16:00参加方法:予約不要会場 :高尾登山電鉄 清滝駅前 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月27日接客業の業務内容は、接客だけではありません。職場や立場によって異なるものの、品出しや在庫管理といった、客とのコミュニケーション以外の作業もこなす必要があるのです。プレゼント用のラッピングサービスも、店員が行っていることがほとんど。接客の合間に、包装紙や袋を使って品物を美しく包みます。ラッピングをするということは、大切な人への贈り物として手渡されるはず。素敵な思い出になるよう、店員は頑張ってラッピングをしているのです。一升瓶のプレゼント用ラッピングを頼まれた店員スーパーマーケット(以下、スーパー)で働いている、あとみ(yumekomanga)さん。ある日、まだラッピング作業に不慣れなアルバイトの頼みで、一升瓶を包装することになったといいます。現在のスーパーだけでなく、ほかの職場でもラッピング作業を経験してきた、あとみさん。「ここは『ベテラン』の腕の見せどころ…!」と思い、気合を入れて難易度の高いラッピングに挑みました。しかし、『ベテラン』レベルでも、一升瓶を包装紙でラッピングするのは困難な模様。アルバイトの前でやり直しになり、その上、待っている客にも正直に伝えられてしまったのでした…!店員側の努力と苦労が伝わってくる、あとみさんのエピソード。漫画を読んだ接客業経験者からは、共感の声が続々と上がりました。・正直すぎるアルバイトちゃんに吹いた。・以前、スイカを包んでほしいといわれてビックリしたなあ。・接客業経験者だからめっちゃ分かる!自分も何度も失敗しました…。特殊な形状をした、一升瓶。包装紙を使ったラッピングがどれだけ難しいかは、きっと誰もが想像できるはず。包装紙でラッピングされた一升瓶を受け取って、依頼をした客は『プロの技』に見惚れたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年08月20日恋愛において、「これは失敗だったな」と後悔する経験は誰でも起こりますよね。人間関係は全て正解があるわけではないため、失敗の可能性を完全にゼロにすることは難しいものです。しかし、他人が経験した失敗談を参考にすることで、自身で同じ失敗を繰り返すことを防ぐことができます。そのため、今回は具体的な「恋愛での失敗体験」について寄せられたエピソードを紹介します!一目惚れからの道のり…「私はお金持ちの男性とお付き合いしたくて、合コンで出会った医者にアタックしました。結果として彼と交際することはできましたが、性格が全く合わずにすぐに別れてしまいました。結局はもっと深く考えてから恋愛するべきだったなと反省しました」(29歳女性/看護師)恋愛のパートナー選びにおいて、明確な条件を重視する女性も多いです。ときにはその条件が、収入や身長、学歴や社会的地位、恋愛経験の有無や年齢など、広範囲に及ぶことも。ただし、過度に条件にこだわりすぎると、互いの関係性が上手く築けず、恋愛が終わってしまう可能性もあります。温度差が…「私たちが交際を始めてからまだ2週間しか経っていなかったとき、彼の誕生日に私が手作りしたアルバムをプレゼントしました。しかし、その時点で2人で撮った写真はそんなになかったため、アルバムの中にはほとんど私の写真ばかり……。今思い返すととても恥ずかしい行為でした」(28歳女性/ネイリスト)付き合ったばかりの頃は、大抵の人は恋愛におけるエネルギーに満ち溢れています。とはいえ、男性からは熱意の差が感じられてしまい、距離を置かれるかもしれません。その情熱は、より特別な日にとっておいた方が効果的でしょう。焦りからきた失敗…「結婚に強く意識しており、初めて彼が私の家に来た際に、わざと結婚に関する雑誌を目立つところに置いておきました。そして、彼から1週間後「プレッシャーに耐えられない」とフラれた経験があります…」(30歳女性/歯科衛生士)結婚を急ぐあまり、失敗してしまうケースもあります。特に男性は、「結婚」という言葉を直截に伝えられると、プレッシャーを感じることが多いみたいです。お互いの意識が共感できるまでは、結婚に関する話題は少しだけ控えめにする方が良いでしょう。失敗を糧に前へ進む!もし何か失敗してしまっても、躓いてしまったからと言って恋愛を諦める必要はありません。その失敗を過去の経験として受け入れ、改善のための糧とすることで、結果的には成功に近づくはずです。もしうまくいかない状況が発生しても、焦らずに落ち着いて、また失敗を恐れずに、どんどん挑戦し続けていきましょう。
2023年07月29日恋愛で「あー、失敗したな」と思ったことはありますか?人間関係には正解がない以上、失敗をゼロにするというのはほぼ不可能です。しかし、ほかの人の失敗談を聞いておけば、未然に防ぐことができるかもしれません。そこで今回は、女性に「恋愛で失敗したエピソード」を聞いてきました。条件だけで相手を選んで…「私はお金持ちの人と付き合いたくて、合コンにいた開業医に猛アピールしました。結果、付き合うことはできたのですが、性格が合わずすぐに破局。もっと考えて付き合うべきでしたね」(29歳女性/看護師)パートナーを選ぶときに、客観的に分かる条件を優先する女性も多いですよね。収入や身長、学歴に社会的地位、恋愛経験の有無から年齢まで、さまざまな条件が考えられます。しかし、あまりにも条件にこだわりすぎてしまうと、うまく人間関係が築けないまま終わってしまうかもしれません。張り切りすぎて…「付き合ってまだ2週間しか経っていないのに、彼の誕生日に手作りのアルバムを渡したことがあります。まだ2人で撮った写真が少ないので、アルバムには私の写真がたくさん……。思い返すと恥ずかしくなりますね」(28歳女性/ネイリスト)付き合ったばかりのころは、なにかと張り切ってしまう人もいると思います。頑張る女性は素敵ですが、熱量の差から彼に距離を置かれる可能性も。その努力は、もっと大切な日にとっておいた方がいいかもしれませんね。焦りすぎて…「結婚願望が強かったので、付き合って初のお家デートの際に、結婚情報誌を見えるように置いておきました。それから1週間後『プレッシャーに耐えきれない』とフラれてしまいました……」(30歳女性/歯科衛生士)結婚を焦りすぎて失敗するのもよくあるパターンです。男性は「結婚」という言葉を目の当たりにすると、プレッシャーを抱いてしまう場合が多いんだとか。お互いの意識を共有できるまでは、結婚の話題を控えめにするのがおすすめです。失敗を恐れないで!もし失敗してしまったなと思っても、そこで恋愛を諦めるのはもったいないです。失敗を糧にして改善していけば、きっといつかはうまくいきます。思うようにいかなくても焦らず、また失敗を恐れず、どんどん前に進んでいきましょう。(愛カツ編集部)
2023年03月10日あなたはファッションにまつわる失敗をしたことはありませんか? 「場違いなファッションをしてしまった!」「ファッションのせいで目立ってしまった…!」など恥ずかしい思いをしたことがある方は少なくないのでは? 今回は、実際にあった体験エピソードをご紹介します!入社式で失敗し…入社式の時のことです。当日の服装について、私はどんな感じがいいのか分からず、白の上下というラフな格好に。いざ入社式に向かうと、全員リクルートスーツを着ていました。完全に場違いだ…と思った私は入社式が終わってすぐ、スーツを買いに。次の日、会社にスーツを着ていくと、社員はみんなジーパンなどの私服姿でした。完全にずれてしまい、とても気まずい思いをしたので、それからは事前に確認するようにしています。(パート)オリエンテーションだからと…私が教育学部の技術科を専攻していた時のことです。木材加工実習の初回の授業の日、オリエンテーションのみで終わるだろうと思った私は、スカートをはいて授業に出席しました。すると、担当の先生が私の方を見て、「今日は実習をするけど、大丈夫?」と一言。私だけ実習に不向きな格好でいたため、みんなに注目され恥ずかしさでいっぱいに。それからは、「初回はオリエンテーション」と自己判断せず、場に応じた服装をするように心がけるようになりました。(女性/会社員)TPOに合わせた服装に迷ってしまう方は少なくないでしょう。失敗しない服選びを心掛けたいですね。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。"
2022年10月03日過去の恋愛から学べることは多くあるでしょう。 今回は、過去の恋愛を乗り越え、学んだことや気づいたことについてエピソードを募集しました。 もしかしたら、今、恋愛で悩んでいる方の心が軽くなるようなエピソードもあるかもしれません。うまくいく秘訣は…様々な恋愛をしてきて学んだことは、言葉で伝えることの重要性です。これまでの経験から、ちょっとしたことでも言葉にして伝えることは片思いのとき、つきあい始め、付き合いが長いなんて関係なく大切なことだと思いました。言わなくても分かってくれるだろうというのはただの傲慢です。「言わなくてもわかる」という考えを捨て、「伝わらないのが当たり前」という考え方を持つようにしています。感情はいくら心に秘めていても、それだけでは誰にも伝わらないです。大切なのは、「こう思っているよ」と自分の口で伝えることです。「ありがとう」と言わなければ、いくら感謝していても心の中が見えない他人からすれば思っていないものとほぼ一緒だと考えています。(男性/大学生)一番楽しい時間は…興味から好意へ。好意から恋愛、駆け引き、求愛、家族愛と数あるうち、「相手をまだよく知らない間」が一番楽しい時間なのではないかと思います。勇気を出してデートに誘ってみたり、プレゼントを考えたり。性的な相性も大事ですが、頭で相手のことを考えている間の方が自分は好きです。きっと年老いてからも出来ることですから。結婚をゴールにせずゆっくり時間をかけて相手を知っていき、育む恋愛も楽しいのではないかと思います。(男性/会社員)出典:lamireこれまで恋愛で悩んだ経験があるからこそ、大事なことに気づけたのかもしれませんね。過去の恋愛から学んだことを活かして、素敵な恋愛をしていきたいですね。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています"
2022年09月26日あなたはファッションにまつわる失敗をしたことはありませんか? 「場違いなファッションをしてしまった!」「ファッションのせいで目立ってしまった…!」など恥ずかしい思いをしたことがある方は少なくないのでは? 今回は、実際にあった体験エピソードをご紹介します!弟の結婚式で…実の弟の結婚式での失敗。当時、20代後半だった私は黒いドレスにアクセサリーで着飾って参加しました。失敗だと思ったのはドレスのスカートの丈です。超ミニではなかったのですが、短いことを結婚式の当日に弟からダメ出しを食らってしまいました。そのことを指摘したのは弟だけでしたが、式最中もそのことが気になってしまい、どうにかスカートの丈が短く見えないように…!と、どうしようもないのですが気になって仕方ありませんでした(笑)(女性/無職)新しいドレスを買ったのに…義弟の結婚式に出席する際、ドレス選びに失敗してしまいました。私たち夫婦も新婚で彼の親族に初めて会う場だったので、結婚式に着る衣装は入念に店員さんと話し合いながら決めたつもりでしたが…。式当日に、購入したドレスに大胆なスリットが入っていることに気が付いたのです。試着の時は、鏡の前でそれほど動かなかったので全く気付かず、当日外を歩いてようやく分かりました。スリット以外は地味なデザインで控えめな見た目にしたのに、大胆なスリットで恥ずかしいし申し訳ない気持ちになりました。(女性/専業主婦)TPOに合わせた服装に迷ってしまう方は少なくないでしょう。失敗しない服選びを心掛けたいですね。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。"
2022年09月26日「『私、失敗しないので』というのはドラマの世界の話。人間は誰しも失敗します。私は認知症の母の介護でいくつも失敗をしました。母には心の底から謝罪したい」そう語るのは、医師の森田豊先生。森田先生は、人気ドラマ『Doctor-X~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の医療監修を担当。米倉涼子演じる主人公の決めゼリフ「私、失敗しないので」には、命に関わる現場では失敗は許されない、という思いが込められている。しかし、現実は違った。森田先生は、現在介護施設で過ごす母(94)の認知症のシグナルに気づいていたのに、手を打つのが遅れてしまったのだという。その後悔や反省を新著『医者の僕が認知症の母と過ごす23年間のこと』(自由国民社)にしたためた。知的でおしゃれが大好きな母の異変に気づいたのは、アメリカに留学していた森田先生が妻子を伴い帰国した後。再び二世帯同居を始めた90年代後半のことだった。「帰国してしばらくすると、母は体の不調を訴えてきました。最初は『口が痛い』『胸がざわざわする』などで、その都度病院にかかりましたが、異常はなし。おしゃれに無頓着になり、外食にも行きたくないと言うので、うつ病を疑い心療内科の受診を勧めましたが、原因は特定されませんでした」(森田先生・以下同)森田先生が渡米していた当時、父は仕事のため不在がちで、母は一人で過ごす時間が増えていた。そのことが原因でうつ病を招いてしまったのではないかと考えたのだ。いま振り返れば、母を一人にさせてしまったことも、失敗の一つだったという。やがて物忘れの症状も出始めた。’06年11月には「振り込め詐欺」の被害に遭い、200万円を振り込んでしまった。「そのころからトラブルが急に増えていきました。外出先から一人で帰れなくなったり、食事を済ませたのに『まだ食べていない』と言い出したり。大量にバナナを買ってきて冷蔵庫に入れるなど、認知症かもしれないという行動もあったのですが、母が認知症の検査を嫌がっていたこともあり、強くは勧められなかったのです……」受診を先延ばしにしているうち、少しずつ認知症は進行していた。カレーを温めようと鍋を火にかけたのを忘れてボヤ騒ぎを起こしたときに、「このままでは周囲の人を巻き込んでしまうかもしれない」と危機感を抱いた森田先生は、ついに母の説得を試みる。「『僕のために検査を受けてほしい』と必死に頼み込みました。ようやく母が納得し、2度目のMRIの検査を受けたところ、海馬の萎縮が認められ、アルツハイマー型認知症の診断が出ました」治療を開始したときには、最初の異変に気がついてから7年が経っていた。「もしあのときに強く治療を勧めていたら……」と、いまでも思うことがあるという。次に待ち受けていた関門は「介護サービスを受ける」こと。デイサービスに送り出す際、何度も「そんなところに行きたくない」と拒まれたが「お母さんの健康を維持するため」とまたも頼み込んだ。「施設ではスタッフさんたちがレクリエーションをやるよう上手に気持ちを向かせてくれたので、やがてデイサービス通いも嫌がらなくなりました。その後、腎盂腎炎を起こして入院したのをきっかけに、介護施設に入ってもらいました。最初は『帰りたい』と言っていましたが、段々と生活が落ち着いてくると、体調もよくなり、性格も穏やかになってきて、昔の母が戻ってきたのです。おしゃれにも気を使い、みんなの輪の中心にいて楽しそうに笑っている母の姿を見ていると、もっと早く治療を始めていれば、より質の高い生活ができていたのでは、と反省しました」森田先生は自身の経験にもとづき、次のように語る。「もう一つの後悔は、母が身の回りの世話を私や妻が行うのを拒んでいたのを理由にして、姉に頼りすぎてしまったこと。姉が涙を流すほどつらい思いをしていたことを長い間知らなかったのです。介護のキーパーソン一人に責任を背負わせないで、負担やつらさを分担することがとても大切です。一人で介護をされている方も、つらいと思ったら介護スタッフや自治体の相談窓口を活用してほしい。何かを判断するときも、一人で判断せず、何人かで共有して結論を出すと、失敗や後悔を防ぐことにつながると思います」誰もがいつ直面してもおかしくない認知症という病いは、大切な人が発するシグナルを身近な人がいかに見落とさないかが肝要となるーー。
2022年08月18日あなたのお子さまは、失敗を怖がっていませんか?「幼少期に “失敗力” をつけるべき」と話すのは、著書に『成功したいなら「失敗力」を育てなさい』がある、教育ジャーナリスト・中曽根陽子氏です。中曽根氏によると、失敗力とは「失敗を恐れず挑戦する力」「失敗にくじけない力」のこと。今回は、この「失敗力」について考えていきます。失敗を過度に恐れる若者が増えている失敗を過度に恐れるあまり「マニュアル依存」や「指示待ち傾向」が強まっていると、日本の若者たちに危機感を抱いているのは、『伸びる子どもは○○がすごい』著者で心理学者の榎本博明氏です。榎本氏が調査したところによると、若者が失敗を恐れる理由は以下のようなものでした。先生の指示に従って動けば間違いないし、勝手に動いて叱られるのは嫌なので、自分たちは失敗しないように先生のサポートに頼るようになったのではないか。言われた通りにやっていればうまくいくのなら、あえて自分からチャレンジする必要もないし。(引用元:榎本博明(2019),『伸びる子どもは○○がすごい』, 日本経済新聞出版.)では、いつから若者は失敗を恐れるようになってしまったのでしょう。どうやら、その原因は彼らの幼少期にあるようです。榎本氏は著書のなかで、その主な原因をふたつ挙げています。【原因1】親の過剰なサポートが子どもから失敗経験を奪っている思考錯誤する時間を与えず、親が先回りして指示やアドバイスをしてしまうため、子どもは失敗経験を積むことができない。【原因2】「失敗による挫折感を与えない教育法」が推奨されている子どもたちが失敗して傷つくことを防ぐために、学校や塾では懇切丁寧な指導が行なわれている。また、子どもがポジティブな気分になるような言葉がけが多い。つまり、親だけでなく学校や塾の先生までもが、子どもが失敗しないようにと “過保護な環境” をつくり出しているというのです。その結果、「失敗経験が乏しく、失敗に対する免疫がないため、いざ失敗すると立ち直れないほどの痛手を負う若者」が増えてしまったとのこと。現代は先の読めない時代です。榎本氏は、そんな予測不可能な時代において、「失敗を恐れていたら前に進むことができない」と断言しています。そこで次項からは、子どもの “失敗力” を育てる方法をご紹介しましょう。「失敗力」を育てる方法&「失敗体験」が必要な理由失敗力はどう育てればいいのか?子どもの頃の失敗体験はなぜ必要なのか?教育の専門家、5人の意見を見てみましょう!■「悪い先回り」ではなく「いい先回り」を!(岩立京子氏)幼児教育・保育の専門家で東京家政大学子ども学部教授の岩立京子氏は、親の「悪い先回り」が子どもから失敗経験を奪っていると言います。「悪い先回り」とは、親があからさまに手出し口出しをすること。親がなんでもかんでも手伝ってしまうと、子どもから「失敗経験」や「学びのチャンス」を奪ってしまうことにーー。また、子どもには子どもなりのプライドがあるのです。そのプライドによって、子どもは親に反発し、やろうとしていたことを途中で投げ出してしまうかもしれません。岩立氏は、親は「いい先回り」をすべきだとしています。「いい先回り」とは、「成功率を上げるお膳立て」のこと。たとえば、料理をお皿に盛りつける手伝いの場合、使いづらい長い菜箸ではなく、子どもでも扱いやすいトングを用意するといったことです。ほかにも、子どもが洗い物をするときは、割れにくいプラスチックの食器を用意したり、床が濡れてもいいようにビニールシートを敷いたりなども、「いい先回り」なのだそう。少し面倒に感じるかもしれませんが、子どもの成長のために「いい先回り」をしたいものですね。「いい先回り」について、もっと詳しく!↓↓↓『子どもの失敗の機会を奪う「悪い先回り」を今すぐやめて、「いい先回り」をするための工夫とは?』■子どもに失敗をさせまいとするのは、親が安心したいだけ(中曽根陽子氏)「子どもに失敗させまいとするのは、親が “安心したい” だけ」ーーそう言いきるのは、前出の中曽根氏。変化が著しい時代社会では、「学歴をつけておけばいい」「〇〇をやらせておけばいい」といった安全策が見つからないため、親自身が不安で仕方がないのだと中曽根氏は言います。しかし、わが子が “失敗さえしなければ” 、「私の子育てや家庭教育はうまくいっている!」と、親は安心することができるのです。けれど、まったく失敗を経験しないまま大人になってしまった人間は、ちょっとした困難にぶつかっただけでも挫折してしまいます。困難にぶつかって一度は落ち込んだとしても、そこから学び、再びその困難に立ち向かうようなたくましさは、失敗を乗り越える経験からしか学ぶことができません。中曽根氏は、「親元にいるときの子どもの失敗なんて、大人から見ればたいしたことではない」と言っています。ですから、子どもにはどんどん失敗をさせて、失敗を乗り越える経験を積ませてあげてください。「失敗を乗り越える経験」について、もっと詳しく!↓↓↓『任せて、失敗させて、考えさせる。「困難を乗り越える力」を伸ばすには、放っておくのが◎』■親が見ているところで、子どもに “失敗させてあげて” (田中博史氏)失敗を恐れないチャレンジ精神旺盛な子どもに育てるために、親が知っておくことは「子どもとの適切な距離感」だと話すのは、元筑波大学附属小学校副校長の田中博史氏。田中氏によると、「いまの親と子どもとの距離はとにかく近すぎる」のだそう。親がすぐに「転ばぬ先の杖」を差し出してしまうので、子どもが自分で考えたり失敗したりする機会は減っているとのこと。にもかかわらず、子どもは、親から「最初から成功しなければならない」と強いられています。これでは、失敗が怖くて挑戦なんてできません。そこで田中氏は、「親が見ているところで子どもに “失敗させてあげて” 」とアドバイスをしています。子どもが中学生や高校生になってしまったら、きっと「失敗」に立ち会う機会は激減するはず。でも幼少期なら、まだ親の目が届きます。ですから、親が手を差し伸べられる時期に、「失敗して、立ち上がる経験をさせる」のです。もし子どもが勇気を出してなにかに挑戦しようとしているならば、「うちの子は成功するかな?失敗をするならどんな失敗をするかな?」とニコニコとしてただ見ていてあげればOK。公園などで遊ぶときは、自分の子どもがまわりの子どものなかでどのように関係性を築いていくのかを観察してみましょう。「子どもとの適切な距離感」について、もっと詳しく!↓↓↓『子どもを大きく成長させる、人間関係における失敗。親が知るべき「子どもとの距離感」』■子どもに「親の失敗体験」を話してあげましょう(井戸ゆかり氏)発達臨床心理学・保育学・児童学が専門で東京都市大学人間科学部教授の井戸ゆかり氏は、親と子が強い信頼関係で結ばれていて、「親が子どもの安全基地」になっていれば、子どもは「失敗してもいいのだ」と考えることができると述べています。もしなにか問題が起きても「お父さんとお母さんのところにいけば大丈夫」という安心感が、子どもの挑戦意欲を高めるのです。また、「失敗してもいいんだよ」と、親が子どもに教えることも大切です。たとえば、子どもがお皿を割ってしまったとき、「お父さん(お母さん)も小さい頃にお皿を割ったことがあるよ」と自身の失敗談を話してあげましょう。すると子どもは、「たとえ失敗しても挑戦を続けることで、いつかお父さんやお母さんのような人間になれる」と、失敗を恐れないようになります。当たり前ですが、「失敗した経験」がない子どもは、「失敗を乗り越える経験」もすることができません。井戸氏は、そのような子は失敗経験のある子に比べて、弱い人間に育ってしまうと危惧しています。「子どもが失敗したときはチャンス!」と考えられるようにしたいものですね。「失敗を恐れない力の育て方」について、もっと詳しく!↓↓↓『「失敗を恐れない力」の育て方。子どもに「挑戦したい!」と思わせる、効果抜群な言葉かけ』■子どもの「やり抜く力」を育むなら “格好悪い親” であれ!(ボーク重子氏)子どもの「やり抜く力」を育むなら “格好悪い親” であれ!そう言うのは、ライフコーチのボーク重子氏です。ボーク氏の娘であるスカイさんは、全米の女子高生が知性や才能、リーダーシップを競う「全米最優秀女子高生コンクール」で見事優勝しています。スカイさんの幼少期、ボーク氏が意識していたのは「親の失敗をシェアする」ということ。ボーク氏が成功より失敗をスカイさんに見せてきた理由は、「失敗は通過点」「失敗してもやり直しができる」「ひとつの方法がダメなら、ほかの選択肢や可能性を試せばいい」ということを伝えたかったから。失敗経験のある子どもは、「やり抜く力」や「回復力」が育ちます。一方、失敗経験のない子どもは、「やり抜く力」も「回復力」ももっていないので、たったひとつのテストの結果でポキッと心が折れてしまうこともあるのです。子どもには、どんどん親の失敗を見せましょう!ロールモデルである親が失敗を見せることで、子どもは「失敗は悪いことではない」と学ぶのですから。「やり抜く力の育て方」について、もっと詳しく!↓↓↓『子どもが親の失敗から学ぶもの。「やり抜く力」を育むなら“格好悪い親”であれ』大学入学はゴールではない!人生は大学に入ったあとも続くどの専門家も、子どもの成長に失敗体験は必要だと言っていますね。「奇跡の公立小学校」と呼ばれる大空小学校初代校長の木村泰子氏も、子どもの頃の失敗体験が社会に出てから役に立つとしています。社会に出ていろいろなことにぶつかったとしても、それまでに「失敗したらやり直せばいい」「ピンチはチャンス」「失敗は宝物だよね」という経験が体中に染み込んでいたら、心が折れることもないはずです。失敗が挫折につながったり、二度と立ち直れなくなってしまうことではなく、失敗したら「どうやり直そうかな」「やり直せばいいだけだよね」と思えるように。この経験を、この力を子どものうちに存分につけたいですね。(引用元:木村泰子(2020),『10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方』, 青春出版社.)そして木村氏は、自身の経験から、「大人だって失敗してもいい」と強調しています。大人が失敗してやり直す姿を子どもに見せてあげればいいのです。子どもは親の鏡。子どもに一番影響力のある親が「失敗を隠さずに暴露」することで、子どもは挫折に強くなるそうですよ。また、「人生は大学に入ったあとも続く」と、大学入学をゴールとする子育てに警鐘を鳴らすのは、前出の中曽根氏。そして、その中曽根氏との対談で、「潰れない程度の失敗を数多くして、できれば社会人になる前にいろいろミスをしておくことが大事」と話していたのは、対談当時に開成中学・高校校長を務めていた柳沢幸雄氏です。もしなにか子どもが失敗したとしても、「この小さな失敗が成長につながる。次のチャレンジにつながる」と考えましょう。柳沢氏は、親が「小さな失敗に収まってよかった」と考えられることが大切だとアドバイスしていますよ。***このコラムを執筆中、子どもに「水曜日の練習着は水色じゃなくて黒だよ!お母さん、間違えないでよ」と言われてハッとしました。学校から帰宅してすぐに習い事に行くため、タオルや水筒、練習着などは、家で待つ筆者が用意することが多かったのです。これはまさに、田中氏の言う「親と子どもの距離が近すぎる状態」ではないか……。そこで翌日からは練習着だけでなく、水筒もタオルも用意することをやめました。すると、文句を言いながらも自分で準備をするようになったのです。タオルを忘れる日もありますが、忘れた翌日は入念に持ち物チェックをしています。「子どもの失敗体験は成長につながる」を体感した出来事でした。こう書き出してみると、自分自身が「過保護な親」だと気づかされますね。これからは、「悪い先回り」ではなく「いい先回り」ができるようにしていきたいものです。(参考)榎本博明(2019),『伸びる子どもは○○がすごい』, 日本経済新聞出版.中曽根陽子(2016),『成功したいなら「失敗力」を育てなさい』, 晶文社.木村泰子(2020),『10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方』, 青春出版社.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもの失敗の機会を奪う「悪い先回り」を今すぐやめて、「いい先回り」をするための工夫とは?STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|任せて、失敗させて、考えさせる。「困難を乗り越える力」を伸ばすには、放っておくのが◎STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもを大きく成長させる、人間関係における失敗。親が知るべき「子どもとの距離感」STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「失敗を恐れない力」の育て方。子どもに「挑戦したい!」と思わせる、効果抜群な言葉かけSTUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもが親の失敗から学ぶもの。「やり抜く力」を育むなら“格好悪い親”であれ
2022年07月15日「わが子には失敗してほしくない」「できれば失敗せずに成功してもらいたい」――そう願う親は少なくないのではないでしょうか。しかし、失敗体験でしか得られないものもたくさんあるようです。今回は、「失敗体験の重要性」「子どもが失敗したときの親の心得」について、とことん考えていきましょう。“カーリングペアレント” が奪う「わが子の失敗体験」みなさんは、過去に大失敗をした経験はありますか?これまでの人生を振り返って、すべてのことが希望通りスムーズに進んだという人はいないはず。むしろ、「いまになって考えると、あの頃の失敗がその後の人生に役立っている」「失敗した当時は、この世の終わりとばかりに絶望したけど、あの経験があったからこそ飛躍できた」と実感している方が多いかと思います。では、「わが子の失敗」についてはどうですか?いつでも親がそばにいて、手を差し伸べてあげられる幼少期なら、子どもの失敗にすぐに対処することができるかもしれません。しかし、幼稚園、小学校、中学校に通うようになるにつれ、子どもは親と離れて過ごす時間が増えていきます。すると、常に子どもに手を差し伸べることは難しくなるでしょう。それでもなお、親が子どもの失敗を未然に防ぎ続けた場合、子どもの成長過程においてさまざまな問題が表面化してしまうようです。その弊害について、精神科医・片田珠美氏は著書『一億総ガキ社会 「成熟拒否」という病』のなかで「カーリングペアレント」を例に挙げて解説しています。カーリングとは、氷上のストーンが進む道をブラシでゴシゴシとならし、スムーズにストーンをすべらせて得点を競う競技。同じように、子どもの進む道からあらゆる障害を取り除き、 “困難や危険も人生の一部である” という重要なことを身につける機会を奪う「カーリングペアレント」がいま、世界各国で問題視されているとのこと。「子どもが転んだりけがをしたりしないことが最優先課題になっている過保護・過干渉の教育が、打たれ弱い子どもや若者を数多く生み出していることは明らか」と片田氏が指摘するように、失敗体験を避けながら育った子は、失敗して傷つくことを過度に恐れて、挑戦する前から諦めるようになってしまうのです。さらに、「挑戦しない」→「失敗経験がない」→「根拠のない万能感が育つ」となるため、少しでも自分の思い通りにいかないストレスにさらされると、対処ができなくなってしまう子も出てくるのだそう。そしてその際によく見られるのが、「衝動コントロールができなくなってキレる」「弱い者いじめをして欲求不満を発散する」「不登校やひきこもりの形で安全地帯に避難する」の3つの行動。失敗体験がないまま成長すると、子ども本人が生きづらさを抱えていくことになってしまいます。失敗を通して学ぶ「やり抜く力」と「決断力」次は「失敗を通して学ぶこと」について、詳しく解説していきます。失敗体験を重ねることで身につく力はたくさんありますが、そのなかでも「やり抜く力(GRIT)」と「決断力」はとても重要です。失敗によって身につく力1:やり抜く力(GRIT)ペンシルバニア大学心理学教授のアンジェラ・ダックワース氏の研究によると、「やり抜く力」は生まれもった才能ではなく、失敗を恐れずに挑戦し続けることで後天的に身につけられるのだそう。何度も失敗を繰り返すことで、「今度こそ!」と成功を目指してやり抜こうとする意識が芽生えるのです。どんなに優れた才能や恵まれた資質が備わっていても、何事も途中で投げ出してしまうようでは成功をつかむのは難しいでしょう。逆に、才能や資質に恵まれていなかったとしても、粘り強く取り組む姿勢と努力し続ける強い意志が備わっていれば、成果をあげることができるはず。親は、子どもに失敗させないように先回りして手を出すよりも、たとえ失敗しても自分の力で立ち上がれるようにサポートすることが大事です。子どもが、何度でも挑戦しようと思えるような接し方や声かけを意識しましょう。失敗によって身につく力2:決断力失敗によって培われる、もうひとつの力は「決断力」。オーストラリアエディスコーワン大学教育学部講師のマンディー・シェイン氏は、「失敗がもたらす最大の利点は、自分の決断に対する当然の結果を学べること」と断言しています。たとえば、「宿題をしなければ怒られる」「練習をしなければレギュラーになれない」という “結果を経験させること” が大切なのです。「Aをしたら、Bが起こる」というシンプルな概念も、失敗を経験してこそ理解できるとシェイン氏は言います。「決断」には責任がともないます。自分の決断によって不利益が生じたり、傷ついたり後悔したりすることを恐れていては、いつまでたっても決断力は身につきません。わが子には、失敗をたくさん経験して決断力を高めてもらいたいものです。子どもが「安心して失敗できる」ために親がやるべきことどんなに失敗体験が大事だとわかっていても、子どもが明らかに失敗しそうなとき、口や手を出さずにいるのは難しいものです。そこで、「この経験がわが子を成長させる!」と信じて見守ってあげられるように、また子ども自身が「安心して失敗できる」ように、親としての3つの心構えを提案します。■ネガティブなリアクションをやめる花まる学習会代表の高濱正伸氏によると、物事を始めるときに「できない」「やりたくない」と否定形から入る子どもは、親のリアクションの影響から失敗を恐れているのだそう。たとえば、子どもが新しいことに挑戦しようとしたとき、「本当にできるの?」「難しいから無理だと思うよ」と言っていませんか?テストやスポーツでミスをした子どもに対して、「あ〜あ」「もう、本当にダメね」などと失望の言葉をぶつけていませんか?「『最初から成功しなければならない』と強いられた子どもが、失敗を恐れて挑戦することを敬遠するようになるのは当たり前」と指摘するのは元筑波大学附属小学校副校長の田中博史氏です。失敗した結果に対して、「叱る」「がっかりした態度を見せる」「プレッシャーを与える」といった対応をしていると、子どもは「失敗してしまった!」と必要以上に恐怖を感じることに。まずは落ち込んでいる子どもの気持ちに共感し、「話してくれてありがとう」「頑張る姿が見られて嬉しいよ」と前向きな声かけをしてあげましょう。そして、「子どもが勇気を出してなにかに挑戦しようとしたとき、『うちの子は成功するかな?失敗をするならどんな失敗をするかな?』とニコニコしてただ見ていてあげればよい」という田中氏の言葉を思い出して、大らかな気持ちで見守ってあげてください。■「結果」より「努力」をほめるアドラー心理学のメソッドを取り入れた「松井美香ピアノ教室」代表の松井美香氏は、「子どもに失敗をさせないようにすることではなく、失敗を恐れない、強く前向きな心を育てることが大切」と述べています。アドラー流子育てでは、結果よりも経過を重視し、失敗したら何度でもやり直せるということを教えるのだそう。親として気をつけるのは、結果だけに注目しないこと。目を向けるべきは、それまでの努力です。テストの結果がよくなかったとき、「なんでこんな点数なの!?」「こんな点数だなんて恥ずかしい!」「もう二度とこんな点数とらないで!」と、結果だけを見て責め立てるのはもちろんNG。努力したけど結果に結びつかなかったのなら、「頑張って解いたけど難しかったんだね」「一生懸命勉強していたよね。頑張る姿が嬉しかったよ」と、親が努力した過程を認めることで、子どもは前向きに失敗を受け止められるようになります。また、その先の段階として、子どもに「次はどうしたらいいと思う?」とたずねたり、一緒に考えたりすることも大切です。アドラー心理学者でカウンセラーの本郷博央氏は、「失敗は誰にでもあることなので仕方がない。むしろ喜んで受け入れるべきという前提のもと、『じゃあ次に同じことをしないためにはどうしたらいいか?』と考えることが、子どもの成長や自信につながる」と述べています。■親自身が「失敗を失敗と考えない」教育ジャーナリストの中曽根陽子氏は、「子どもに失敗させまいとするのは、『自分の子育てや家庭教育はうまくいっている』と親が安心したいだけ」と苦言を呈しています。前出の片田氏もまた、「たいていの親は子どもに『あなたのためを思って』と言うが、じつは『子どもが失敗すると自分も不安になるので、その不安を回避するため』という場合が少なくない」と厳しく指摘しています。だからこそ、親自身が失敗に対する認識を改める必要があるようです。「失敗する大人の前だと、子どもも気軽に失敗できる」と前出の田中氏が述べるように、子どもに自分の弱点をさらけ出したり、失敗談を話したりしてみましょう。そうすると、「私がこんなことを言っても、このお父さんなら味方になってくれる」「お母さんだって苦手なことがあるのだから、僕も苦手なことを言ってみよう」と、子どもは苦手なことを素直に表現できるようになります。東京都市大学教授の井戸ゆかり氏も同様に、「『失敗してもいい』という気持ちの裏には、なにか問題が起きても『お父さんとお母さんのところにいけば大丈夫』という思いがある」と述べ、子どもが親を「安全基地」だと感じられるような、親子の信頼関係の重要性を説いています。そのためにも、日頃からどんな小さなことでも話し合えるような関係性を築いておきたいですね。***子どもが失敗を恐れるようになるのは、親の態度や言葉かけが大きく影響しています。まずは親御さん自身が、失敗に対するネガティブなイメージを捨てて、「わが子が成長するチャンス!」と前向きにとらえることから始めてみましょう。(参考)片田珠美(2010),『一億総ガキ社会 「成熟拒否」という病』, 光文社新書.All About|「カーリングペアレント」とはどんな親?アンジェラ・ダックワース(2016),『やり抜く力GRIT(グリット)ー人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』, ダイヤモンド社.ニューズウィーク日本版|立ち直る力を持つ「強い子供」に育てる、正しい失敗のさせ方とは高濱正伸(2012),『伸び続ける子が育つ お母さんの習慣』,青春出版社.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|子どもを大きく成長させる、人間関係における失敗。親が知るべき「子どもとの距離感」Gakken キッズネット|失敗を恐れずチャレンジする心を大切に/くやまない、悩まない、自分を責めないーー心がラクになるアドラー流子育て【第14回】いこーよ|失敗も怖くない!子どもの自信をアップさせる子育て法STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|任せて、失敗させて、考えさせる。「困難を乗り越える力」を伸ばすには、放っておくのが◎田中博史(2018),『子どもと接するときにほんとうに大切なこと』, キノブックス.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「失敗を恐れない力」の育て方。子どもに「挑戦したい!」と思わせる、効果抜群な言葉かけソクラテスのたまご|カーリングペアレントとは?特徴と事例、予防策を解説
2022年03月04日生きていれば、失敗の1つや2つぐらい、あって当たり前。失敗せずに生きてきた人は、ほぼいないでしょう。しかし、失敗した時に多少なりとも落ち込んでしまうのも、当然のこと。それが仕事など、自分の失敗でほかの人にまで影響を与えてしまう状況では、より一層気分が沈んでしまいます。上司の『ひと言』に救われた心仕事でミスをしてしまい、落ち込んでいた1人の女性。上司から「なぜ仕事で失敗してしまうのか」と問われた女性は、自分の能力の至らなさをあげ、再び落ち込んでしまいます。【漫画】上司に「なんで仕事で失敗するかわかってる?」と聞かれて答えたら、意外な展開に…(2/2) #勤労感謝の日 pic.twitter.com/tOm94qMiQ7 — もず✒︎週末漫画家 (@mo_x_2) November 23, 2021 『そもそも仕事をしていなければ、失敗することもない』という上司の極論に、女性は戸惑いを隠せません。しかし、上司はこうも続けます。失敗上等。仕事をしている証拠。あなたは、よく仕事をしている。どんなに頑張っても、思うような成果につなげられず、時には空回って失敗してしまうこともあるでしょう。しかし、ちゃんとその努力を見てくれている人がいます。上司の『ひと言』を嬉しく感じた女性は、きっとまた失敗を恐れず再び努力していけるはず。もず(@mo_x_2)さんが描いた漫画は反響を呼び、「今の自分の心にしみる言葉…」とコメントが寄せられるなど、多くの人に勇気を与えたようです。もちろん、同じ失敗を繰り返さないための対策は必要でしょう。しかし、それはそれとして、ちゃんと目標に向かって歩んでいる自分自身を認めてあげたいですね。成功に失敗はつきものなのですから。[文・構成/grape編集部]
2021年11月25日こんにちは、エェコです。お子さんが何かを失敗して泣いちゃうことってありませんか?ウチの娘も泣いてしまうのですが…今回は「失敗しても泣かなくていいんだよ」と娘にお話しした出来事です。■失敗すると泣いてしまう娘、失敗が悔しい?どうやら私の考えていた理由とは違うような気がする…。そこで本人に聞いてみました。なんと! 失敗=怒られると思っていた娘。そういえば「失敗して泣く」のは家のお手伝いをしてくれている時がほとんどだった気がする。私を助けたかったのに失敗によって私の仕事を増やしてしまい、怒られると思ったのかな?なんて思いやりのある娘なんだ…!■失敗は、成功するための勉強!私は即、否定しました。「ママだってよく失敗してるでしょ?」って言ったら「うん」と即答されました(笑)よく「失敗は成功の母」ってよく言いますが、まさにその通りだと思います。失敗から学べばいいんです。誰だって失敗はする! 反省は大事だけど泣かなくていい!…ということを娘に言ったらわかってくれたようで失敗しても「ごめんなさい」と反省するだけで泣かなくなりました。怒られると思うと恐怖が生まれます。そしてその恐怖からできないことにチャレンジしなくなる子になってしまうのが怖いです。この先、失敗して怒る人が必ずいると思うのですが…私の言葉を思い出してなんでも再チャレンジするような子に育ってほしいな~と思う母なのでした。
2021年08月15日私は2回経血漏れで失敗があります。 それは24歳のときと26歳のとき。その時々で経血量が多いときもあれば少ないときもある私は、油断しているときに失敗が起こっていたように思います。それ以降、経血量が多い日はタンポンとナプキンのダブル使いをしていたため、失敗することはなかったのですが、 26歳のとき、友人と旅行へ行っていたときに、2回目の失敗が起こりました。その後は、生理中はこまめタンポンとナプキンを替えること、黒いスカートをはくこと、多い日は日中も夜用ナプキンをつけることを心がけるようにしています。 今まで私は、タンポンとナプキンどちらもつけているから大丈夫だろうと過信していたところがありましたが、2回目の経血漏れをしてしまってからは、経血量が多い日には本当にこまめにトイレに行くようになりました。また生理のときは、個人的に裏地のある黒いスカートが経血漏れ対策には一番良いと思い、選んではいています。 監修:助産師/REIKO---------------原案/木村桃香さん作画/まっふ
2020年11月26日まだ中学生で、生理周期も定まっていなかったころ、友だちの家で突然生理になってしまいました。当時はとにかく恥ずかしい気持ちでしたが、今となっては、後悔もしている出来事です。 次の生理がいつなのか、まだわからない中学2年生くらいのときのことです。まだ、生理周期が定まっておらず、生理不順のような状態だった私は、次の生理がいつくるか、なかなかわかりませんでした。 しかし、ある日、よりによって、友だちの家に遊びに行っていたときに、生理になっていることに気づいたのです。 とりあえずの応急処置で使ったのは…生理になったことに気づいた私は、トイレで大慌て。でも、「来たばっかりの生理なら、そんなに量は多くないだろう」と思い、私はとりあえずの応急処置として、トイレットペーパーをたくさんショーツの上に敷いておくことに。 そして、トイレを出て、何事もなかったように、友人と一緒に、部屋でずっと漫画を読んで過ごしました。 「どうしよう…」動揺した私がとった行動は…しばらくして、帰る時間になりました。立ち上がり、ふと自分が座っていた所を見ると、フローリングに血が…! 先に部屋を出ていた友人は気づかなかったようで、玄関から「お母さが迎えに来てくれるよ~」と呼んでいました。 私は、恥ずかしい気持ちと、汚れてしまってどうしよう…という気持ちとで動揺しました。そして結局、フローリングが経血で汚れてしまったことを、友人に言い出せないまま、友人の家を後にしてしまいました。 自宅に帰ってからも、私は気になって気になって……。結局、帰ってから生理に気づいたことにして、翌日、友人に必死で謝りました。 このエピソードは今でも生理がくるとときどき思い出す出来事です。そして、「あのとき、その場で誤ればよかった」と、今で後悔しています。ただ、その友人は、私の結婚式にも来てくれ、今でも仲良くしてもらっている友人です。 監修/助産師REIKO-----文/ちょこさん
2020年09月12日誰だって愛される恋愛をしたいもの。でも、必ずしもうまくいくとは限りませんし、失敗してしまうこともあります。大切なのは、失敗の原因を見つめ直し、次に活かすことです!そこで今回は、彼にフラれてしまった理由を調査。その理由から愛され女子になる秘訣を考えていきたいと思います。■ 理想の付き合い方を押しつけた「まわりに自慢できるようなデートや記念日など、いろいろと理想を押しつけてしまった結果、『疲れてしまった』とフラれてしまいました」(22歳・大学生)恋人ができたら“やりたいこと”や、“叶えたいこと”などは、誰だって少なからずあるものです。でも、その理想ばかり追い求めてしまうと“愛情を深める”ことよりも“自分の理想を叶える”ための恋愛となるため、相手は疲れてしまいます。理想を叶えることは悪いことではありませんが、せっかくなら2人とも満足な関係を目指したいところですよね。日頃から、彼の意見や気持ちに寄りそうように意識するのも大切です。■ 信頼&安心させる努力を怠った「『浮気じゃないから』と言い逃れしては、彼氏ができてからも飲み会に行ったり男友だちと遊んだりしていた結果、彼から「信用できない」と別れを告げられました」(26歳・アパレル販売)彼氏がいるからほかの男性と関わってはいけないというわけではありません。でも、交際相手の異性関係はどうしても気になってしまうものです。それに、ほかの男性に対して彼氏が嫉妬するのは、あなたを大切に思っている証拠でもあります。自分の行動によって相手の気持ちを乱さないかどうか、一度立ち止まって考えることも大切。とくに異性関係は、恋人との信頼関係を大きく左右させます。お互いの恋愛観や価値観を理解し歩み寄ることで、別れの原因を1つ解消できるはずです。■ 仕事に夢中で放置してしまった「仕事が忙しく、ずっと彼氏をほったらかし……。だいぶ経って彼の寂しさに気づいたときには、彼は心変わりしていました」(27歳・ウェディングプランナー)仕事を頑張るのはとても素敵なこと。でも、連絡すらなおざりにしてしまっては男性も寂しさを感じますし、相手にされていないと思うと心変わりしやすいようです。残業や出張などで直接会って話すのが難しいときは、LINEの通話やメッセージで気持ちを伝えて。会えなくても気持ちがつながっていると感じられれば、不思議と待っていられるものです。仕事が忙しいときこそ、コミュニケーションや思いやりを忘れないでいたいですね。■ 甘えてワガママを言いすぎた「リッチな彼に甘えて、あれこれおねだり。優しい彼に調子に乗ってワガママばかり言っていた結果、『お金がかかりすぎて将来を考えられない』とフラれてしまいました」(24歳・受付)甘えることは悪いことではありませんが、遠慮や謙虚さを忘れてしまうと、“お金目当て” “ワガママ”と思われやすくなります。優しい彼氏だとつい甘えたくなるのは自然ですし、甘やかすのが好きな男性も多いですが、バランスを考えてふるまうのが賢明です。たまにはしっかりした大人な一面を見せることで、かえって一目置かれるようになることも。男性は結婚を考えられる相手かどうかをいろいろな場面で見ているもの。安心して家庭を築けるような堅実さをアピールすることも大切ですね。■ おわりにどの失敗も1回の過ちで別れにつながるというわけではありませんし、早めに気付いて改善していくことで別れの回避につながります。どれも小さなことの積み重ねですから、負の連鎖を断ち切って良い循環に変えられるよう意識してみて。ついやってしまいがちな失敗を忘れずに、愛され続ける恋愛をつかんでくださいね!(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年08月13日なにかに失敗して、落ち込んでいる子どもの姿を見るのはつらいものです。「こんな思いをさせるくらいなら、失敗しないように導いてあげなければ」と考える親御さんの気持ちもよくわかります。一方で、「これからの人生において、つらいことや苦しいことはたくさんある。いまのうちに失敗を経験させるべき?」と悩むこともあるでしょう。今回は、「失敗したことがない子」にはどのような将来が待っているのか、また失敗することの大切さについて解説していきます。子どもは「失敗する機会」を奪われている!?現代では、「ちょっと壁にぶつかるとすぐに諦める」「打たれ弱い」「失敗を恐れて新しいことに挑戦しない」若者が多い傾向が見られるといいます。その原因として最も大きいのは「幼い頃からの環境」であり、日本の学校特有の教育方針にも問題があるようです。「日本の教育は、子どもたちから失敗の機会を奪っている」と指摘するのは、花まる学習会グループ「西郡学習道場」代表の西郡文啓先生。日本の教育では、失敗を避けて効率的に生きることを子どもたちに教える傾向が強く、社会に出てからもそれを求められるため、子どもたちは自然と「失敗したらいけないんだ」と思い込んでしまうのです。西郡先生は「日本の教育は、自分のやり方ではなく『正しいとされている』やり方を教えられる」と言い、「学校では、成功の方法は教えてもらえるが、失敗したあとの方法は教えてもらえない」と苦言を呈しています。そして、「失敗を奪っているのは教育現場だけではなく、親も知らず知らずのうちに子どもを失敗から遠ざけようとしている」とも話します。子どもから「失敗する機会」を奪い、それが正しいと信じているのが、「ヘリコプターペアレント」と呼ばれる親たちです。ヘリコプターペアレント過保護かつ過干渉な親の総称。わが子が失敗しないように見張り続け、困難に遭遇しようものならすぐさま飛んでいって助ける親を指す。すべての失敗や困難から子どもを遠ざけて、傷つかないように守るヘリコプターペアレント。その過剰な愛情は、子どもの内面的な成長や将来の成功の機会を奪います。「子どものために」失敗から遠ざけた結果、子ども自身の自立を阻んでしまっているのです。失敗しなかった子は「他人の判断に依存する」失敗を避け続けて成長した先に、いったい何が待ち受けているのでしょうか。『メンタルが強い子どもに育てる13の習慣』(講談社+α新書)の著者で、サイコセラピストのエイミー・モーリン氏は、「些細なことまですべて親が決めてしまう “ヘリコプターペアレント” に育てられた子どもは、基本的な意思決定能力すら備わらずに大人になってしまう」と述べています。ヘリコプターペアレントの子どもは、ほかの子どもたちに比べて圧倒的に「決断する機会」が減ります。そのため、ちょっとしたことでも自分では決められず、「ママ、どうしたらいい?」「パパはどう思う?」と、親や他人の判断に強く依存するようになるのです。また、幼少期に失敗を重ねなかったことから、「完璧な自分」しか認められない、自分を好きになれないなどのネガティブな価値観形成が見られるケースも多いそう。実際に、親がヘリコプターペアレントである人はうつ病になりやすく、人生への満足度も低い傾向が見られます。子育ち研究家の長岡真意子さんは、「失敗を恐れる完璧主義の人は、周囲に対しても完璧さを求める傾向が強くなり、相手に対して否定的・批判的になってしまう」と述べています。ゆえに人間関係がうまく築けずに、孤立してしまうのです。さらには、失敗したくないがために挑戦することを避け、自分が確実にできることにしか手を出さなくなることも。これではせっかく成長の機会が訪れても無駄になってしまいます。失敗をしたことがない子や失敗を恐れる子は、一見「おとなしい優等生」のように見えますが、自らの成長の機会を避け続けているため、どんどん周囲との差が開いてしまうのです。失敗は脳にとって最高のエクササイズ!前出の西郡先生は、「これからの時代を生き抜くための力を育てるには、『失敗』が不可欠」と断言しています。そして、「失敗をしたうえでの成功体験をもっている子どもは、わからないことそのものを楽しく感じる。その差が、将来の学力の差になる」とも述べています。できなかったことができたとき、前に失敗したことを克服できたとき、子どもは大きな快感を味わいます。その快感が、学習意欲や、もっと学びたいという向上心にもつながっていくのです。「失敗は脳にとって最高のエクササイズ」と話すのは、性別や年齢別の脳の違いを分析し、独自のマーケティング論を展開している(株)感性リサーチ代表取締役の黒川伊保子さん。黒川さんによると、失敗は脳の “直感力” を高めるそうです。「勘が働き、パッとひらめく脳」は、失敗がつくるものと言っても過言ではありません。また、『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』(文響社)の著者で、進学塾VAMOSの代表である富永雄輔先生は、「親はつい成功体験を重視しがちだが、成功体験と同様に失敗体験も子どもの挑戦力を育てるためには欠かせない」と述べています。富永先生いわく「理想は、成功が51・失敗が49」。49の失敗体験があってこそ、51の成功がより生きるのだと考えましょう。私たち親は、つい「失敗しないように手助けしなきゃ」と考えてしまいますが、「その失敗が子どもの挑戦力につながる」と意識を変えなければならないのかもしれませんね。「あなたなら失敗しても大丈夫!」と励ましてわざと子どもが失敗するように仕向ける親はいませんが、「失敗しそうだな」と察知して事前に止めることを我慢するだけで、子どもにとっては成長のチャンスになることも。前出のエイミー・モーリン氏は、「手を出すことをやめ、『あなたなら失敗に耐えられる』と子どもを励ますことに心を注ぎましょう」とアドバイスしています。大事なのは、子ども自身が「自分で決められる」「失敗しても立ち直れる」という自信を身につけることです。自分で麦茶を入れようとしてこぼしてしまった、ふざけて走っていたら転んでしまった……。そんな子どもの様子を目にすると、とっさに「なにやってるの!」「まったくもう!」「危ないって言ったでしょ!」と強い言葉が出てきがちです。しかし、このような場合に必要以上に叱ってしまうと、子どもは「失敗は恥」だと感じてしまいます。子どもが失敗を恐れなくなるためにも、「次はどうしたらいいかな?」「今度はうまくいくように自分で考えてごらん」と、次のチャレンジにつなげられるような声かけを心がけましょう。また、失敗して落ち込んでいるようなら、親御さん自身の失敗談を話してあげるのも効果的です。失敗からどう立ち直ったのか、失敗しても結果的にはいい方向に物事が進んだ、など子どもの気持ちが前向きになるエピソードを話してあげるといいでしょう。大事なのは成功したかどうかではありません。一生懸命取り組むことや、楽しみながらやり遂げることのすばらしさを、自分の体験を通して学ぶことが、子どもの自信につながるのです。***親御さん自身も、「あのときの失敗があったからこそ、結果的に成功することができた」といった経験はありませんか?失敗を恐れずに、積極的にチャレンジする力を育むことは、お子さんの将来に必ずプラスになるでしょう。(参考)ウーマンエキサイト|なぜ親は子どもが失敗することを恐れるのか?【「ちゃんと失敗する子」の育て方 Vol.2】STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|過保護に育った子どもの恐ろしい将来。我が子の成長を奪う「ヘリコプターペアレント」現代ビジネス|メンタルが強い子の親が、子育て中絶対に「しないこと」があった!STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|失敗を恐れる「完璧主義」の子ども、なぜそうなった?4つの予防・改善方法All About|完璧主義の子供は成長に悪影響を及ぼす?子育てでの対処法PHPのびのび子育て 2020年8月特別増刊号, PHP研究所.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|“49”の失敗体験が子どもの挑戦力につながる!過干渉にならない会話のコツ『これからの未来を生き抜くできる子の育て方』(2018年), 洋泉社MOOK.
2020年08月11日前回 からのあらすじある日インスタグラムを見ていると、私だけが参加していないママ会の写真を発見してしまい…めぐちゃんママから思いを打ち明けられてからさらに2か月が経ち、私は引っ越しも済んで平和な毎日を送っていました。もう、ママ友とのLINEやインスタグラムもそこまで気にならなくなりました。最初にママ友の良さを語っていた高校時代からの友達の話を聞きながら、やはり昔からの友達とは違いママ友というのは適度な距離感が必要なのだなと痛感しました。今回、私は、ママ友グループから無視をされるなどで嫌な思いをしました。しかし、きっかけを作ったのは私自身がママ友に対して自分の気持ちをすべて打ち明けて良い存在と思い込み、最初から信用しすぎて付き合う距離感を間違えたところにあると反省もしました。自分自身のことや、家庭の事情などをどこまで伝えるかなどは、ママ友との関係性でとても大切なことなのだと学んだ事件でした。(もちろん、子どもを通して付き合いがはじまったママ友でも、本音を話し合える友達になる人も出てくる可能性はあると思います)※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。※3月6日 イラストの位置を修正いたしました。 【私のママ友付き合い事情】 連載 「Vol.1」から読む ≫ 前回「Vol.2」のお話 ≫ 前回「Vol.3」のお話 ≫ 前回「Vol.4」のお話 ≫ 前回「Vol.5」のお話 ≫ 前回「Vol.6」のお話 ≫▼「義父母がシンドイんです!」過去連載記事えっ…困る! 義母からのいらないプレゼント【前編】【義父母がシンドイんです! Vol.1】無神経な義母に限界突破、「アレルギーなんてわがままでしょ…」【前編】\おすすめ動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト: 上野 りゅうじん
2020年03月05日前回 からのあらすじついにママ友グループに所属した私、しかし、また、モヤモヤすることが起こり・・・私のモヤモヤは解消されないままでしたが、ある日ことみちゃんのお家でママ友と集まることになりました。みんなで喋っていると、ゆう君ママが3年以上も先である学童についてしゃべりはじめました…「しばらくしたら戸建に引っ越す」という言葉に対して、その時は「リアクションが薄いな」ぐらいにしか思っていませんでした。しかし、その日を境に今まで仲良くしていたママ友たちの態度が急変することになったのです。変化に気づいたきっかけは、LINEグループのやりとりでした。既読スルーされるようになってから間もなく、誰からも返信がなくなってしまったのです。\次回は3月4日(水)15時更新予定!/※この漫画はウーマンエキサイト読者の方からお寄せていただいたコメントを元に作成しています。 【私のママ友付き合い事情】 連載 「Vol.1」から読む ≫ 前回「Vol.2」のお話 ≫ 前回「Vol.3」のお話 ≫ 前回「Vol.4」のお話 ≫▼「義父母がシンドイんです!」過去連載記事えっ…困る! 義母からのいらないプレゼント【前編】【義父母がシンドイんです! Vol.1】無神経な義母に限界突破、「アレルギーなんてわがままでしょ…」【前編】\おすすめ動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト: 上野 りゅうじん
2020年03月03日「これからの時代を生き抜くための力を育てるには、『失敗』が不可欠なんです」と言うのは、花まるグループ「西郡学習道場」代表の西郡文啓(にしごおり ふみひろ)さん。そう言われても、そもそも論として、「失敗が怖い」筆者は、わが子に失敗をさせてあげる胆力(心の余裕)がありません。どうしたら良いのでしょうか? 「Vol.1 “良い大学”では生き抜けない時代。子育ての新しい道筋は?」 の続きです。「いまの学校教育が育てているのは、“受験に合格する力”です」と語る「花まる学習会」グループの西郡さん。AIが進化して答えのない時代に、いま、子どもに、本当に必要な力を、どう育てていけば良いのでしょうか?■“成長”の前には、必ず失敗や困難がある「みなさんも、自分の人生を振り返ってみれば、『自分が成長したな』『壁を乗り越えたな』と感じたときには、その前に必ず失敗があったのではないでしょうか?」と西郡さんは言います。たとえば、部活動で試合に負けて、その悔しさをバネに練習をがんばったとき、大人になってからは、お客様に叱られる、大きなミスをする。そうしたことを乗り越えて、何かを成し遂げたとき。「そんなとき、自分の成長を感じた方も多いのではないでしょうか?」(西郡さん) 成長は、失敗や困難の先にある。失敗ではなく、その先にある成長の方に意識を向けられるようになってくると、いま、目の前にある「失敗」は、成長のためのジャンプ台に見えてくるのかもしれませんね。…と、そんなことを書いてみてはいる筆者ですが、じつは最近、仕事で大失敗をして、ただいま激しく落ち込んでいます。そんななか、「失敗は、ジャンプ台」なんていう気分には、じつは、まったくなれません(涙)。■「失敗」を避ける日本の教育失敗恐怖症ともいえる筆者。「なぜ、自分はこれほどまでに失敗が怖いのか?」ということを理論的に知ることも、失敗恐怖症を和らげるのに役立つかもしれません。従来の日本の教育では、なるべく「失敗」を避けて効率的に生きることが良しとされています。良い大学に入れるように、テストで良い点を取るための勉強をする。「成功の方法は教えてもらえますが、失敗したあとの方法は教えてもらえないのです」(西郡さん)そこには、「失敗」をして遠回りする時間の余裕がないという、致し方ない側面もあります。試験で点数を取るためには、知識を効率よく詰め込む必要があります。「そのため、自分のやり方ではなく、『正しいとされている』やり方を教えられるのが日本の教育なのです」(西郡さん)現在の教育のあり方そのものが、「失敗」を排除する方向にいきがちである。そういった認識を持っておくことが、子どもの失敗を許容できる母への第一歩なのかもしれませんね。■なぜ、うちの子は「失敗」を嫌がるのか?しかし、西郡さんは「『失敗』を奪っているのは教育現場だけではありません。親も、知らず知らずのうちに、子どもを失敗から遠ざけようとしています」とも、言います「親の接し方で、子どもは違ってきます。たとえば、子どもに対して『これはこうでしょ!』と上から目線で伝えるのではなく、『もっとよく見て、これはどうなると思う?』と、示唆的に考えさせるような会話をすることが大切です」(西郡さん)問題を解けなければ、叱る。正解すれば、褒めるという教え方では、子どもはできないことに焦りや不安を感じてしまいます。「失敗をした上での成功体験を持っている子どもは、わからないことそのものを楽しく感じます。その差が、将来の学力の差になるのだと思います。『わからないからおもしろいんだよ』と、繰り返し伝えてあげてください」(西郡さん)。■「できちゃった」が「またやりたい」を生む西郡さんがおっしゃる、「わからないからおもしろいんだよ」と子どもに言える母である、という境地。母であるなら、ぜひとも辿り着いてみたいものです。けれども、現在の筆者は辿り着けていません(涙)。どうしたら良いのでしょうか? 「そもそも、学習とは、ひと言で表せば、『できなかったことをできるようにすること』なんです。『できなかったこと』が、『できちゃった』とき、子どもは大きな快感を味わいます。そして、より勉強をおもしろいと感じるようになり、明日もやりたいという『学習意欲』が生まれます」(西郡さん)やはり、その根底には、『失敗』があります。たとえば、問題が解けなかった。その後、どうすれば解けるようになるか考えて試行錯誤し、最終的に正解を導き出すことで、「やった!」「解けた!」という大きな達成感が生まれるのですから。「その感覚が楽しいから、また勉強をがんばります。そして、もっともっと学びたい、いろいろなことを知りたいという『向上心』が生まれるのです」(西郡さん)■子どもが「明日またがんばろう」と思えるためには「『学習意欲』と『向上心』。この2つを得ることができれば、どんな子も伸びていきます」(西郡さん)。「学習意欲」と「向上心」と書くと難しく感じるかもしれませんが、要するに「明日またやろう」「より良くしよう」という気にさせることだそうです。そのために大切なことは、大人が「できなかったことができるようになっているか」という部分に着目してあげること。「つまり、他人ではなく、以前のその子自身と比べて伸びているかどうかが重要なのです」(西郡さん)昨日の自分にはできなかったことができちゃった。それが楽しいから明日もまたやりたい。「この連鎖が、何よりも子どもを成長させていくのです」(西郡さん)<「失敗する子」の育て方>1)これからの時代を生き抜く子を育てるためには、「失敗」が不可欠2)「できちゃった」が「またやりたい」を生む3)その子自身の成長に注目してあげると、学習意欲と向上心が育つ■花まる学習会/西郡学習道場代表 西郡文啓さんの新著 『ちゃんと失敗する子の育て方』 高濱 正伸、西郡 文啓 (著)/総合法令出版 1,300円(税抜き)●高濱 正伸さん花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長・算数オリンピック委員会理事。1959年熊本県生まれ。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺー』など、著書多数。花まる学習会公式サイト: ●西郡文啓(にしごおり ふみひろ)さん1958年生まれ。熊本大学教育学部卒業。花まるグループ内に「子ども自身が自分の学習に正面から向き合う場」として「西郡学習道場」を設立。現在「官民一体型学校」として指定を受けた小学校「武雄花まる学園」にて、学校の先生とともに、小学校の中で花まるメソッドを浸透させていくことに尽力中。高濱さん曰く、「私が経営者という立場で運営部分に頭を働かせているときも、彼はただただ、子どものことだけを考えてきた人間です。頭のてっぺんから足のつま先まで、根っからの教育者で、どんな子でも一度も見放したことはありません」。
2019年08月19日編集部:学研キッズネット編集部学研キッズネットfor Parentsの記事からわかった、すくすく伸びる子どもたちのために本当に大切なことをふり返る特集第3回のテーマは「学び」です。毎日の学校生活で、子どもたちはさまざまなことを学んできます。「学ぶことは楽しいよ!」自信をもってそう伝えられれば良いのですが、実際の生活では宿題をやらない子どもにヤキモキ、なかなか「やる気」を出さない態度にモヤモヤ、この子の興味はどこにあるの?なんて思うこともしばしば。子どものやる気スイッチを押すのは何なのでしょうか。そもそも「学ぶ」って何なのでしょう。毎日の学習の中に少しでもワクワクした要素が加わるのなら、子どもだってきっと日々が前向きなものになるはず。そのためにわたしたちには何ができるのでしょうか。このページの目次「学び」とは、なんだ?失敗なくして成長せず。失敗は学びの醍醐味「体験」と「待ちの姿勢」で子どものやる気スイッチを探そう親も好きな世界に没頭しよう!1.「学び」とは、なんだ?ひと口で「学び」と言っても、その形や解釈はざまざま。でも、授業で先生の話を聞いてノートをとる、知識をためていくような学びとは違ってきているようです。「遊びのなかでも何かに気づいて、結果として何かを学び身につけてほしい」。東京都港区にある学童保育「クランテテ三田」の校長を務める温井伸明さんは「学び」とは〈「遊び」×「気づき」〉だと考えます。「気づきを得るには、たくさんの失敗と成功が欠かせません。失敗することを嫌がって成功できそうなことしかしないのはもったいない。子どもたちが挑戦したくなるような工夫を遊びのなかに紛れ込ませて『たくさん失敗したけど面白かった』と言わせたい」■遊びの中に気づきを!子どもたちの頭を刺激するサイコロゲーム「子どもがやる気になる学童教室メソッド」(温井伸明さん)次は「探究学舎」の塾長宝槻泰伸さんの言葉。「驚きと感動は子どもだけではなく、大人も、もっと言うと人類の心に火をつけると思っています。人類は驚きと感動にうえているんです(笑)。でも、驚きと感動だけだとエンターテインメントになってしまいますから、教育として間違いないという、共感とか確信が必要です」。こうして授業で心を動かされた子どもは、家に帰ったあとも自分で学んだことを自分なりに追及していくようになると言います。■驚きと感動の種をまき、子どもの知的好奇心に火をつける 探究学舎第2回探究学舎塾長・宝槻泰伸さんインタビューより「相互に影響を受けて仲間とディスカッションすることによって、自分の殻を破ることができ、良い学びを得る」ことができると言うのは株式会社ドコモgacco代表取締役社長 伊能美和子さん。■「オープンなオンライン教育で新しい学びを創造する」株式会社ドコモgacco代表取締役社長 伊能美和子氏インタビュー第3回学びが遊びの発展形ともいえること、学びには人を夢中にさせる何かがあるということはよくわかりました。それでも日々の学習のすべてにドキドキわくわくするのは難しい。いやいや勉強する(あるいはしない)子どもに保護者はどう接したらよいのだろうと考えるとき、松井美香先生のこの見方は、1つのヒントになるのではないでしょうか。「アドラー流で考えるのであれば、『勉強は本人の課題であって、親の課題ではない』のです。親が肩代わりするものではないと考えます。勉強するかしないかを最終的に決めるのは、あくまでも子ども本人。そしてその結果の責任を負うのも本人。勉強しないで将来困るのは本人であって、保護者ではありません。」■自ら勉強する子になってほしいのなら・・・前編■自ら勉強する子になってほしいのなら・・・後編「くやまない、悩まない、自分を責めない――心がラクになるアドラー流子育て」(松井美香先生)2.失敗なくして成長せず。失敗は学びの醍醐味先ほど登場した温井伸明さんが「失敗することを嫌がって成功できそうなことしかしないのはもったいない」と言うのはなぜでしょうか。それは、「成功」だけでは「気づき」に結び付きにくいからといえます。「気づき」に結び付かなければ、「成長」もしません。大事なのは「成功」ではなく「成長」。成長し続ければそのうち成功します。だから「失敗を悪いもの、嫌なものと思わないで下さい」と宮本哲也先生は言います。■挑戦するということ「賢い子どもの育て方」(宮本哲也先生)そもそも「失敗」か「成功」かにこだわるのは、結果に注目しているから。挑戦したからこそ失敗したのだと考えれば、子どもの「失敗」に対する見方も変わるはず。「挑戦した、そのこと自体に価値があるのです」と語るのは松井美香先生です。■失敗を恐れずチャレンジする心を大切「くやまない、悩まない、自分を責めない――心がラクになるアドラー流子育て」(松井美香先生)失敗を恐れずチャレンジする力を『失敗力』と定義するのが中曽根陽子さん。将来のAI時代を生き抜くためには絶対に必要な力だと言います。■失敗できない人は、成功できません「AI時代を生き抜くために 『失敗力』を育てる6つの栄養素」(中曽根陽子さん)3.「体験」と「待ちの姿勢」で子どものやる気スイッチを探そう「うちの子はなんにも興味を持たない」「いつになったらやる気になるの?」そんな悩みをもつ保護者も多いことと思います。子どもの「好き」がわからない、そんなとき保護者ができることの1つは体験させること。もう1つは待ちの姿勢に徹すること。まずは「本物の体験」の大切さを説く言葉から紹介します。写真提供:国立天文台2016年撮影「子どもにとって『興味のある・なし』というのは、『知っているか・いないか』とほぼ同じ意味なので、まずは実際に自分で体験して知ることが、興味をもつことへの第1歩になります。」「子どものころになにを経験するかというのはとても大事だと思います。できる限り本物や、自然現象に接する機会をつくり、どれだけ子どもの興味や可能性を引き出せるかが、保護者や大人たちの務めだと思います。」と語るのは国立天文台の縣秀彦准教授。■星空は科学への入り口国立天文台が伝える星の魅力第3回国立天文台縣秀彦准教授インタビューより「お子さんを連れてきたときに、保護者の方もいっしょに体験してほしいと思います。子どもだけに『やってごらん』とやらせるのではなく、保護者もいっしょにやってみる。そのときに「おもしろいね」と声をかけるだけでなく『なんでだろう』と子どもに伝えてほしいと思います。」■体験が科学する心をはぐくむ板橋区立教育科学館にきく科学館の楽しみかた第4回板橋区立教育科学館持永雅之館長インタビューより「グリコードに夢中になっている姿を目の当たりにして思ったんです。好きなことをやっているときの子どもって、本当に夢中にやるんだなって。そういう瞬間が、もしかすると学びにつながるのではないかと思います。……『ご飯だよー』と言っても無視してなにかやっているようなときがヒントになるんじゃないでしょうか。」■お菓子でプログラミング!?次世代の遊びで子どもたちの想像力をはぐくむ――玉井博久さんインタビュー第4回江崎グリコ株式会社・玉井博久さんインタビューより「子どもを信じて待つことが大事」というのは探究学舎の塾長、宝槻泰伸さん。「子どもの成長には個人差があるので、待つということがとても大切なんです。なにか投げかけたけれど全然反応がなくても、すぐにダメなのかなと思わずに、いつかは絶対に子どもの心に火がつくと信じて待つことが大事だとわたしは思います。」■驚きと感動の種をまき、子どもの知的好奇心に火をつける 探究学舎第3回探究学舎代表取締役社長・宝槻泰伸さんインタビューより人はいつか必ずやる気スイッチを押すときが来るから、それまで自己肯定感を育てながら待つように説くのは親野智可等先生です。「待てる親であってください。待てない親は子どもができないことに目を瞑ることができずに、毎日ガミガミ叱り続けます。それによって、子どもは自己肯定感が持てなくなり「ぼくはダメな子だ」と思い込むようになります。すると、やる気スイッチが入りそうなときにも、「これをがんばってみたい。でも、どうせぼくはダメだろうな」となって、今ひとつスイッチが入らないままになってしまいます。」■やりたいことが見つかってスイッチが入ると人は変わる「子どもが伸びる親力」(親野智可等先生)4.親も好きな世界に没頭しよう!子どもに夢中になれる世界を持ってほしいと強く願っておぜん立てしても、わたしたちが遠巻きに見ていたら、子どもはその冷めた気持ちを感じ取ってしまいます。結局は、親の背を見て子は育つということで、親が楽しく夢中になって学んでいれば、子どももなんだかわくわくして引きこまれてしまうようです。「わたしが最近気になっているのは、自分が試さないで子どもにだけやらせる保護者が増えていることです。(家庭でできる最良の方法は)子どもが『なんで?』と聞いてきたら、保護者の方が『なんでだろうね』と答えてあげること。『そうだね』『どうしてだろうね』『じゃあ、ちょっといっしょに考えようか』という会話があるかどうかが大切です。可能であれば親子で発見や知識を共有する時間をつくってあげて欲しいですね。」■科学教育で子どもの創造性と社会性をはぐくむ サイエンス倶楽部第4回株式会社サイエンス倶楽部専務取締役・広永雅史さんインタビューより「ぼくたちは経験上、保護者が前のめりに学んでいるほうが、子どもは学びに積極的になると感じています。大人が『えっ、なにこれ!?』と夢中になっていて、保護者の背中から子どもがのぞきこんでいるくらいのほうが、子どもはぐっと興味を持つんです。どんな体験でもいいところはたくさんあると思うので、そのいいところを保護者が積極的に見つけていくと、子どもも、『ああ、そんな面白いこともあるんだ』と自分で考えて、気づいてくれるのではないかと思います。」■ワクワクの学び体験が子どもの未来を変える。 Gifte!がプロデュースする本物体験とは第2回Gifte!菅野高広校長インタビューより「いっしょにやることも大事です。保護者の方がおもしろいと思っていることを、子どもがおもしろいと思えばいっしょにやればいいと思います。もし子どもが興味をもたなくとも次から次へと出していけば、どこかで食いついてくることがあるでしょうし。■驚きと感動の種をまき、子どもの知的好奇心に火をつける 探究学舎第3回探究学舎代表取締役社長・宝槻泰伸さんインタビューより自身の経験から保護者が楽しむことをすすめるのは、ねんど造形作家でありエデュテインメントアーティストの岡田ひとみさん。「わたしが物づくりに興味を持ったきっかけは母の影響が強いと思います。母は洋裁が得意で、わたしとおそろいの服をわたしのお人形用にも作ってくれるような人でした。母が楽しそうに作っている姿をそばで見ていて、自然とわたしもやってみたいなと思うようになったのです。子どもって大人が何か楽しそうにやっていると、とても興味を示します。ですから『今年の自由研究は何にしようか』というとき、親もいっしょに楽しめるものを探すといいのではないでしょうか。たとえば親が昆虫好きなら、いっしょに森へ昆虫採集に行ってみるとか。親が目をキラキラさせて昆虫を追いかけている姿を見たら、子どものほうもきっとワクワクしてくると思います。」■親もいっしょに、子どもと自由研究を楽しんで!岡田ひとみさん(ねんど造形作家/エデュテインメントアーティスト)「まずは親自身がいろいろな世界をひらいて、そこに子どもを連れて行くことだと思います。自分の趣味でもいいですし、なんでもいいと思います。大切なのは、親自身が自分の世界を持つことです。」■つながり依存研究の第一人者にきく、子どもとSNSのリアルな関係 筑波大学土井隆義教授インタビュー第4回子どもの成長に必要な親の姿勢は、外界に対する好奇心に満ちた幼少時こそ思う存分遊ばせ、それなりに成長して身近な外界に好奇心の対象がなくなってくる頃にこそ、大人もいっしょになって子どもと遊びや学びの世界を広げ、体験するというものであるように思います。さて、次回は「子どもとICTのふさわしいつきあい方」に焦点をあてていきます。次のページスマホやデジタル。依存を防ぎうまく付き合うにも「自己肯定感」と「親子の会話」がカギ学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2018年12月21日2020年から小学校で必修化される、プログラミング教育。我が家でも夫婦ともに「息子にプログラミングを学ばせたい」という考え。だけど「プログラミングを学ぶメリットはなんだろう」という疑問が浮かんできました。そこで、子ども向けプログラミング教室「富士通オープンカレッジ F@IT Kids Club(ファイトキッズクラブ)山形校」を運営する高梨晃一さんに、プログラミングとはどんなものなのか、話を聞いてきました。ファイトキッズクラブは全国で40校以上あり、初めてプログラミングに触れる子どもたちにも、楽しみながら学べるプログラムが用意されています。コンピューターに命令を出して命令通りに動かす=プログラミング「簡単なプログラミングの経験を積み重ねていくことで、徐々にできることを増やしていきます。成功体験を積み重ねていくと自信にも繋がります」と高梨さん。プログラミングを学ぶ=プログラミング言語を学ぶと思われがちですが、子どもの場合、プログラミング言語は学ばないそう。プログラミング言語の代わりになるブロックをパズルのように組み合わせてコンピューターに命令を出します。プログラミングの簡単な原理を教えてもらいました。1)コンピューターにどのようなことをさせたいかを考える2)そのためにはどんな順番でどんな命令を出せばいいか考える3)考えた手順でやってみる4)思い通りに動かない5)問題を分析、新しいやり方を試してみる6)⑷と⑸を繰り返す7)完成8)さらに良くするために分析プログラミングから学べる、人生に必要な3つのこと高梨さんのお話しを聞きプログラミングを学ぶことで身に付く力は、主に3つあると思いました。1、論理的思考力(客観的に物事に道筋を立てて考える力。わかりやすく説明する力)プログラミングでは道筋を立てることが必須。そして、コンピューターでも理解できるようにわかりやすく順を追って命令するスキルが求められます。プログラミングを行うときは論理的思考になるので、自然と論理的思考力が身に付いていきます。道筋を立てると言えば、うちでは子どもにやるべきことに番号を付けさせてリスト化させています。例えば、お風呂に入っているときに「寝るまでにすることは?」と聞くと、「1、お風呂を上がる。2、体を拭く。3、パジャマに着替える。4、歯を磨く。5、トイレへ行く。6、お布団で絵本を読む」といった感じで、やることリストを自分で考えてくれます。小さい頃から物事の道筋を立てる練習が、後々プラグラミングを学ぶときに役立ってくれたら嬉しいです。2、問題解決力(問題を発見し明確化。分析して解決策を立案する力)プログラミングにはバグが付きもの。思った通りに動かない原因を分析して、新たな方法でトライすることの繰り返しです。何度も失敗して、検証していくうちに問題を解決する力が養われます。問題解決能力は、生きていく上で重要な能力。人生で壁にぶつかったとき、客観的に問題に向き合い解決しようとする力は、折れない心レジリエンスを育てることにも繋がりそうです。3、創造力(新しいものを創り出す能力)プログラミングは新しいものを一から作り上げる作業です。「今は何でもある時代。プログラミングに触れることで"なかったら作ってみよう!"と発想してほしい。子どもたちにもの作りの大切さを伝えたい」と、高梨さんは話してくれました。「新しくこんなものを作りたい!」と思ったとき、プログラミングで養った問題解決力があれば自発的に調べて知識を身に付けることもできるはず。社会で生きていくために必要なスキルを少しずつ積み重ねていけるプログラミングを、「子どもの頃から学ばせたい!」と改めて思いました。自宅でプログラミングに挑戦できるアプリ自宅で楽しめる方法も。5歳〜7歳向けに開発された「スクラッチJr」というタブレット専用アプリは、タッチパネルで操作できるので、キーボードやマウスが使えなくても大丈夫。使い方次第ではアニメーションや簡単なゲームも作れるので、5歳から小学生まで楽しめる内容になっています。早速インストールして使ってみました。内容はシンプルですが、プログラミングの基礎が詰まっていると感じました。命令はジグソーパズルのような形になっていて、組み合わせるとその通りにキャラクターが動きます。最初は、塗り絵やお絵描き感覚で遊ぶかもしれませんが、操作に慣れてきたら、自分が動かしたいように命令する練習をしてみました。完成図をイメージして、それを実現するには「どのような手順を踏めばいいか」「失敗したらどうすればいいか」を親子で一緒に考えながら作品を作ると、より楽しく遊べますよ。<文:フリーランス記者三浦麻耶/取材協力:富士通オープンカレッジ ファイトキッズクラブ山形校/富士通オープンカレッジファイトキッズクラブ>
2018年03月31日