この夏、家族旅行で淡路島に行ってきました。今回は、泊まったホテルで出会った従業員のお姉さんと仲良くなったお話です。子どもたちが小さかった頃は、旅行の荷物も膨大になるし、色々考慮しないといけないことも多く、近場の移動でも大仕事でしたが、7歳と4歳になった今は、子連れ旅がすごく楽になりました。自分のことは基本的には自分でできるし、何よりも食べ物も含めて「大人と同じでも大丈夫」なのはとても助かります。そんなこんなで、今は私も純粋に旅行が楽しめるようになってきました。ホテルに着き、お部屋のベッドでひとしきりトランポリン大会を楽しんだのち大広間へ夕食をとりに行くことに。夕食はバイキングをお願いしていたので、バイキング好きの子どもたちはワクワクがとまりません。バイキングでは、チョコレートファウンテンやアイスコーナー、綿菓子機など、子どもが喜ぶものが揃っていました。席に着くや否や、好きな食べ物を掻っ込むように食べると、お待ちかね、チョコレートファウンテンに一直線です。私が一緒に行こうとすると、「むすめ、ひとりでできるもん!」と、どこかできいたようなセリフをはきながら、勇み足でチョコレートファウンテンに向かいます。でも心配なので、少し離れたところから娘の様子をうかがっていると・・・お姉さんと仲良くなったようで、その後もお姉さんを目で追い、飲み物を頼むときにそのお姉さんを呼んで注文したり、食器の片づけをしているお姉さんに手を振ったり(お仕事中にすみません)・・・すっかりお気に入りの様子でした。食事が終わり、お部屋に入ってからも、「お姉さん優しかった・・・また会いたい」とつぶやく始末でした。今回の旅行で何が楽しかった?ときくと、娘も息子も声をそろえて「お姉さんと仲良くなれた事!」とのことでした。子どもが一人でチャレンジすることを認めてくれたこと、そしてさらにチャレンジの幅を広げてくれたこと、子どもたちの事を覚えていてくれてそれを表現してくれたこと・・・小さなことでも、子どもにとっては大きな意味があることなんだって、お姉さんに教わった気がします。もともとの旅行の目的とは違ったけれど、とても楽しいホテル時間を提供してくれたお姉さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
2019年09月27日北海道最大級の滞在型リゾート〔星野リゾートトマム〕から、鮭尽くしの宿泊プラン「鮭旅(しゃけたび)」が登場!お部屋からお料理、アクティビティなど「鮭旅」でしか味わえない特別なプランは必見です。2019年9月1日(日)〜10月31日(木)までの期間限定ですよ!鮭の魅力を存分に堪能できる「鮭旅」〔星野リゾートトマム〕から期間限定で登場する、宿泊プラン「鮭旅」。北海道は、国内有数の漁獲量を誇る鮭の産地。そんな北海道で、鮭の魅力を感じて欲しいという思いから実現した特別なプランです。鮭になった気分を味わえる(⁉︎)特別な体験が用意されていますよ。さっそく、「鮭旅」ならではの注目ポイントを詳しく見ていきましょう!鮭がたっぷり「鮭ルーム」宿泊するお部屋は、鮭の姿や切り身をモチーフとしたインテリアがたくさん設えられている「鮭ルーム」!ベッドルームは、さながら鮭の川流れ。ブルーのカーペットで川を泳ぐ鮭が表現されています。そして、ベッドボードには、鮭を狙うクマの姿も!鮭になった気分を味わえるこだわりがいっぱいの空間です。お部屋の中にはマグカップやバスタオルなど、かわいらしい鮭グッズがたくさん!オレンジ色のパジャマを着て、鮭になった気分でゆったり過ごせます。そしてご覧ください、このお風呂場!鮭ルームに設置されたバスルームでは、いくら丼をイメージしたお風呂を楽しめるのです。用意された入浴剤を入れると泡が立ち、ご飯のような見た目になるのだそう。プチプチのいくらを模したボールがところ狭しと浮かんでいる様子は、「鮭旅」ならでは。至る所に鮭、そして鮭。極上の「鮭体験」があなたを待っています……!ごはんもやっぱり鮭・鮭・鮭!鮭の豪華ディナーメニューメインの「鮭フィレの塩釜焼」朝食「究極の鮭茶漬け」気になるご飯もやっぱり鮭尽くし!鮭のさまざまな部位を使ったコース料理や、こだわりの食材を堪能できる朝食など、旬の鮭をたっぷり満喫できるぜいたくなお料理ばかりです。これぞ「鮭旅」!特別なアクティビティ体験も♪「鮭旅」でしか体験できないアクティビティもご紹介。リゾート内のプール「ミナミナビーチ」では、鮭がデザインされたボードで水上スポーツを楽しめます。鮭が川を遡上するような気分を味わえるかも……⁉︎また、オプションですが、鮭の燻製作りができる体験など、トマムの大自然を感じられるアクティビティも魅力的です。「鮭旅」で鮭を満喫しよう♪今回は、〔星野リゾートトマム〕の期間限定プラン「鮭旅」をご紹介しました。鮭を存分に感じ、滞在を満喫できる特別な体験は「鮭旅」ならではですね!詳細は、公式サイトをぜひチェックしてみてくださいね♪施設名:星野リゾートトマム住所:北海道勇払郡占冠村中トマム期間:2019年9月1日(日)〜10月31日(木)チェックインまで料金:1泊39,100円(税別)〜※2名1室利用時、1名あたり。夕朝食付。定員:1日1組限定(1組は2名まで)※掲載している情報は2019年8月時点のものです。〔星野リゾート トマム〕の詳細はこちらから♪
2019年09月06日こんにちは横峰沙弥香です。「旅」をテーマに連載、出不精で生きてきた自分がこんな連載を始めるなんて正直なところ驚いています。夫婦でフリーランス。なかなか大変な毎日ではありますが、時間の都合だけはつけやすいため、我が家では国内外含め年に4~5回の旅行(日帰りや弾丸旅行も含めるともっと!)を楽しんでいます。とはいえ、そんなにしょっちゅう旅行に行っていると先立つモノ的な問題も出てくるので基本的にはリーズナブルに「困った時には自分たちで解決」スタイル。これがまあ……いろいろ鍛えられるわけです。旅好きな夫のフットワークの軽さに、引きずられるようにしてあちらこちらと飛び回るうちに、子ども達もすっかり旅好きに育ち、今では長い移動や新しい環境もへっちゃら。ちょっと敷居が高いんじゃないかと思っていた子連れ旅ですが、思い切って行ってみると意外と平気なもの。ここではそんな旅のエピソードを綴っていこうと思います。第一回は、「セブ(フィリピン)」。「セブ」ってどんなトコ?娘が生まれて家族全員揃って初めてのプライベートな海外旅行。寒い時期に小さな子どもふたりをつれてストレスなく過ごすには……?を考えた末のチョイスです。・温かい・直行便がある・移動時間が比較的短い・まめ(息子 当時3才)が大好きなプールや海あそびができる・リーズナブル「子どもが楽しい」ことが大前提なので観光ではなく、ひたすら遊べるビーチリゾートがいいのではないか、という結論となり、敷地内にたくさんのラグーンがあるリゾートホテルをポチッと予約!場所はセブ国際空港からタクシーで30~40分ほどのところにあるマクタン島です。そう、この旅はホテルから一歩も出ずに過ごします。私たちも思いっきりのんびりするんだ!さてこのチョイスが吉と出るか凶と出るか次回はその準備から到着までをお届けします。(つづく)
2019年09月04日先日、義両親が会員になってるホテルに義両親、義弟夫婦、うちの家族で泊まらせていただきました。部屋に着いて中を確認すると手前にベッドが2つ、奥に和室があり布団を敷けるようになっていたので久しぶりに一人でベッドに寝られると企む私。そして、寝る時間になり大浴場に行こう…!とか子どもを寝かせた後の妄想を繰り広げていたんですがまんまと敷布団の方で子どもと寝てしまうのでした。気付いたら朝。嘘でしょ…ちなみに旦那は温泉から帰ってるなりベッドインして子どもより1時間半くらい早く眠りについていました…。
2019年08月24日今月のこありっぱー天沼 華恵天沼 華恵/会社員1986年、東京生まれ。1男1女を育てるシングルマザー。子どもたちとの飾らない日常をユーモアたっぷりに綴ったInstagramはフォロワー多数。子どもたちはキッズモデルとしても活躍中。Instagram @arrieirieirie帰郷ついでにメルボルン!子連れ旅にオーストラリアを選んだのは、ずばり家族がいるから。シドニーにはワーキングホリデーで3年半くらい住んだことがあって、前夫ともそこで出会いました。なので、シドニーには子どもたちのおばあちゃんがいるんです。でもメルボルンには行ったことがなかった。日本に帰ってきてからメルボルンの良さをあちこちから聞き、なぜあの時足を運ばなかったのか!と、ずっと悔しく思っていたんです。で、長男の小学校入学前の春休みに「今しかない」と一念発起。ちょうど離婚を決めた時期でしたが(笑)、向こうの家族はウエルカムだし、子どもたちの顔も見せたい。よし、シドニーついでにメルボルン、決まり!メンバーは私、当時6歳の長男、3歳の長女の3名。前夫は残念ながら仕事で不参加。旅程は2017年3月25日〜4月8日で、長男の卒園式後に速攻で出かけて、入学式の前日に帰ってきました。そういうハードな旅程ばかり組むからか、うちの子たちは体調を崩しがち。なるべく長く旅をさせてあげたくて、良かれと思ってやるんですけどね……(汗)。予約していたホテルに泊まれない!?先にメルボルンに3泊、残りがシドニーという計画を立てまして、メルボルンの顔とも言える「フリンダースストリート駅」に降り立った私たち。予約していたホテルに意気揚々と向かったのですが、なんと “キャッシュ(現金)が使えない” “私のカードもなぜか使えない”、つまり“このホテルには泊まれない” という事態に。いきなりこれ!? Oh no!!現金ならあるのにー!でも通用せず、そのホテルはキャンセル。たくさんの荷物とチビ2名を連れて、私は途方に暮れました。しかも子どもたちはお腹が空いたと機嫌が悪くなってくるし……。そんな私を不憫に思ったのか、ホテルマンから「荷物は預かりますよ」と優しい申し出。しかもキャンセル料も要らないと。泣ける……。まずはカフェで子どもたちのお腹を満たし、スマホで必死のホテル探し!どのホテルもWEB上での事前カード決済が当たり前なのですが、私のカードは使用不可(泣)。なので、適当なホテルを見つけたらホテルのフロントで直談判。「カードは使えないけど、(正規料金は高すぎるから)WEB料金で泊まらせてくれ!先に全額キャッシュで払うから!お願いします!」といった具合に(笑)。そして、そんな私を受け入れてくれたのが「Mantra City Central(マントラ・シティ・セントラル)」だったんです。神!それはそれは素晴らしいホテルでした♡「マントラ・シティ・セントラル」は私たちにとってパーフェクトなホテルでした。インテリアはクリーン。メルボルンのど真ん中に位置していて、買い物もしやすいし、駅も近いし、どこにでも行きやすい、至極便利。結果オーライ♡(笑)部屋のカギを開けるとまず階段になっていて、そんな冒険感が子どもたちは楽しかったみたい。荷物を持って上がるのはまあまあ大変だったけど(笑)。安心したのも束の間、長男に魔の手が……翌日の目的地はブライトンビーチ。子どもたちとも「絶対に行こうね」って話していた場所です。朝早く起きてカフェに2軒寄り、日本から持参したスケボーを持って、サングラスもかけて、イケイケだったはずの長男……の体調が、電車の中で急変!パッと見たら、もう様子がおかしい!口は不自然に開いていて、顔は土気色、体は硬直、白目。触るとびっくりするくらい熱くて、いわゆる熱性痙攣という症状でした。私は軽くパニック。慌てて彼を抱きかかえて電車を降りました。動揺する私を助けてくれたのは、たまたま近くにいた地元のおばさま。すぐに救急センターに電話してくれて、体温、脈、呼吸の状態まで的確に報告、3分後には駅のホームまで病院の担架が迎えに来てくれました。医療関係者だったのかな。ありがたすぎました……。そう、オーストラリアの人は、本当に優しい。「メルボルン ロイヤル・チルドレン・ホスピタル」へ救急車での移動中、長男の意識は少しずつはっきりし始めました。よかった……。生きた心地がしないとは、まさにこのこと。なんなんだこの旅は……とハプニング体質である自分を恨みつつ、到着したのは「The Royal Children’s Hospital(メルボルン ロイヤル・チルドレン・ホスピタル)」。最初はICUのようなところに入れられました。ここは子ども専門の大きな大きな病院で、通院&入院する子どもたちを楽しませる仕掛けだらけ。至るところに絵やオブジェが飾られ、まるでアートミュージアムといった雰囲気。売店もわくわくするほどカラフル!長男は売店で買った海苔巻きを食べられるほどに回復。そして、ホッとした私を次に襲ってきたのは医療費の心配!(怖)シドニー生まれの長男はメディケア(国民健康保険)に加入してはいるけれど、本当に使えるのか不安。救急車を呼ぶと、相当お金がかかると言われている。しかも「肺炎の恐れがあるから一泊入院させて欲しい」とドクターが。ひぇぇぇぇ……。その上、病院に妹(付き添いの大人以外の人間)が泊まることは不可。つまり、私も付き添えないということ。ものすごく心配だったけど、「一人で泊まれる」という長男を残し、22時頃ホテルに戻りました。もうぐったり。すごい一日でした。そして医療費大丈夫かよ……。長男、奇跡の超回復翌日、けろっと元気な長男。力が抜けました。そして彼のベッドの上にはマクドナルドの箱が。「一人で頑張ってエラい」と主治医の先生が買ってくれたそうなのですが、いいの?病人にマック?(笑)しかもなんと、病室のテレビでゲームができるんですよ。足をバタバタさせながらゲームに興じる長男はものすごく楽しそう。至れり尽くせりの環境にすっかりご満悦。あげく、「帰りたくない」とか言い出して、ムカッ(笑)。まあそれほどに素晴らしい病院だったってことなんです。院内にはミーアキャットもいたし、バザーも開催されていました。せっかくなのでバザーに参加。おばあちゃんが手作りしたというミドリ色のワンピースを購入しました。可愛い♡ この病院にきたことの結果を残せてよかった(笑)。夜とはいえ、ホテルで撮った “いつもの光景” は安堵しかないという感じ。医療費の件も、メディケアが無事使えて大丈夫でした。おかげさまで病院がらみの出費はゼロ! ホテルの延泊料金は、もちろんきっちり取られましたけど(笑)。やっとメルボルン観光!ホントやっとですよ、やっと……(笑)。到着4日目にして、ようやく観光スタートです。最初に向かったのはブライトンビーチ。2日前のリベンジ(笑)。この「ビーチ・ベイジング・ボックス」が見たかったんです。カラフルな小屋がビーチにずらりと100軒近くも。元々はビーチの更衣室で、今は “個人所有の小さな海の家” だそう。ちなみに電気も水道も通っていません。全長は約1km。眺めつつ、お散歩しつつ、海で遊んだりしつつ、でも周囲にはこれ以外は何もないのでサクッと街へ戻りました(笑)。メルボルンは街歩きが最高ですメルボルンといえばグラフィティアート。「フリンダースストリート駅」近辺にはストリートアートスポットが点在していて、5分もあればそのほとんどを見ることができます。大仏さまらしきアートを発見し、拝む二人。そうそう、色々見て吸収してくださいよー。実は長女は “鉄子”。トラムを見ては喜び、地下鉄の駅では、ずっと階段を降りたり登ったり(笑)。メルボルンの街歩き、子連れでもすごく楽しめます。これといったレジャーのないシティを子連れでぶらぶらすることには一抹の不安もあったのですが、カラフルな街並みに子どもたちの目はキラキラ。元々、街歩きが好きな長男は「食べ物が全然違うね」「日本には地震があるから、こんなレンガの建物は無理なんだよね」など、“気付き”をどんどん発表していました。シンプルな長女はお腹さえ満たしてあげれば大丈夫、この笑顔(笑)。足腰は強い方なので、テケテケ付いてきます。「フィッツロイ」散策もマスト事項ですよー今一番イケてる街、フィッツロイ。街全体に漂うヴィンテージ感と、アーティスティックなムードがすごく好きでした。古着屋、ギャラリーや画材屋、雰囲気のいいカフェやバーもたくさんあって、NYのブルックリンみたいなイメージ。ヴィーガンメニューや、ハニー、スーパーフードなど、体にいいシャレた食べ物(笑)も豊富。お土産に最適。行きたいと思って事前に調べておいたレコード屋も、所在地はやはりフィッツロイでした。フィッツロイ、いいです。気分があがる街。頑張ってついて来てくれた子どもたちへのご褒美はアイスクリーム。「GELATO MESSINA(ジェラート・メッシーナ)」は、素材にこだわった無添加のジェラートが食べられる専門店で、何かと安心、まさに子連れ旅のオアシス(笑)。ワンピースが大胆に汚れていますが、いいんです。グズらないでさえいてくれれば!こうやって、子どもたちにとっての “嬉しい楽しい美味しい” をちりばめていくのが、私的子連れ旅成功の極意。みんながゴキゲンな方が、旅は何倍も楽しくなるので。母の趣味 “カフェ巡り” にも付き合ってね私はカフェ巡りが大好き。カフェがその街のムードをつくっている感じがするんですよね。メルボルンはイケてるカフェが多いことでも有名で、その数はパリをも凌ぐらしい!話題のお店は片っ端からチェックです。ここは「ブラザーババブダン(BROTHER BABA BUDAN)」。ホテルから近かったこともあり、何度も足を運びました。路地裏にひっそり佇む名店「Patricia Coffee Brewers(パトリシアコーヒーブルワーズ)」。席はすべてスタンディングなので、子連れな私は今回はテイクアウトだけ。「SEVEN SEEDS(セブンシーズ)」はコーヒー豆に情熱を注ぐカフェで、店内にはロースターもありました。ちなみに子どもたちは、それぞれのカフェで “ベイビーチーノ” を楽しみます。これは、ふわふわのフォームミルクにココアパウダーやマシュマロを加えた飲み物で、なんと無料!子連れでもカフェ巡りが楽しめる理由はこれ。オーストラリアのこういうキッズフレンドリーなところ、最高です。ファーマーズマーケットは効率のいい遊び場野菜はもちろん、デリにジャム、チーズにケーキ、子供服から靴、雑貨、コスメまでなんでも売っています。建物の中に可愛い店舗がひしめくこの「South Melbourne Market(サウス・メルボルン・マーケット)」は、移動しなくてもバリエ豊かに楽しめる。子連れメルボルン旅の聖地に認定(私的に)。そして、庭で売られていたこの「ゴズリム」が最高。薄いパンで具材を挟んだトルコ料理なのですが、最終日にハマッたことを後悔するほど(笑)、好みの味。毎日食べたかった!こんな出会いも旅の醍醐味ということで。結論。3人一緒なら何があっても楽しい!家族経験値が大幅にアップしたメルボルン旅は、(なんとか)無事に幕を閉じました。特に前半はトラブルしかなかったけれど、いい旅だったと胸を張って言えます。色とりどりの街を子どもたちに見せられてよかった。いつもと違うルーティーンで過ごせて、生き生きとした姿を見られてよかった。予想だにしないトラブルをみんなで乗り越えられてよかった。ね、旅って面白いでしょ?そして私たちは、3人一緒なら何をしても楽しい。3人なら、1人に何かあっても助け合える。あの旅で実感した「私たち家族はチームなんだ」という気持ちを、今またちょっと思い出してホンワカしました(笑)。ドタバタな日常生活、手のかかる彼らにキレそうになった時は、このメルボルン旅の想い出を反芻することにします(笑)。Composition&Text:Urara Takahashi
2019年06月07日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)さらにCさんの旦那さんは海外出張が多く、Cさんたちも便乗して、子連れで海外に旅することも多いらしい。ううう、羨ましい……! 「息子との最初の旅行は、出産後5〜6か月で行ったシンガポール。飛行機代って座席を取らなければ2歳までは無料なの。ちょうど育休中だから、その時期に海外旅行する人たちって実はすごく多いんだよね。だからCAさんたちも扱いに慣れてて、すごく楽だった。航空会社でいうと日系より外資系のほうが優しい感じがするな」仕事の関係でアジア圏が多いそうだが、子連れのアジア旅行は「すっごく、おすすめ」らしい!「なんせ国内旅行よりぜんぜん気楽。どの国も子どもにすごく優しいし、お店に入る時もだめって言われたことはないし、みんなニコニコしてる。とくにシンガポールはおすすめで、中華圏の人は子どもが大好きだし、街が綺麗に整備されてて行けるところが多い。ナイトサファリとか子どもが飽きない場所も充実。都市部からリゾートに行くこともあるけど、街がコンパクトで移動も楽だし、海とホテルが近くて歩いて回れる。あとは国内旅行より、ぜんぜん安いしね(笑)」国内旅行よりも気楽なんだ! 子どもに対して優しいってのもいいなあ。子どもが 泣いたり騒いだりするのを温かい目で見守ってくれる土壌があるのかな。日本だと公共機関やお店を利用する時、母親が「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝っているのを見かけるけど、不必要に謝らなくていい空気があるなんて最高だ。うう〜ん、Cさん一家、めっちゃいい! なんといっても旦那さんの愚痴が一つも出てこない。旦那さんと仲良しのまま、ずっといることは可能なんだ!けっこう難しいことだと思っていたから、夫婦で仲良しというだけですごいことのように思える。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年06月05日皆さま、ごきげんいかがですか。男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。今回は、家族旅行での困ったエピソードです。■寝相の悪い娘を安全に寝かせるには?うちの娘は寝相が悪い。赤ちゃんなんて大体みんな悪いのかもしれないが、それでもさほど悪くない子もいるだろう。とにかくうちの子はどこまでも果てしなく転がって行くひどさなので、ベッドでは寝かせられない。家では、床に布団を敷いて寝ている。それが旅行へ行くといつものようには行かない。ホテルでどうやって寝るかが課題となる。和室で布団なら全く問題はないが、ベッドだったら、娘が落ちないように工夫しなければならない。それで生み出したのがこのフォーメーションである。大きなベッドで、妻と私がVの字になり、娘が転がり落ちるコースをふさぐ作戦である。妻もそれなりに寝相が悪い方だが、今のところこの作戦で娘の落下は防ぐことができている。それがある時。あれは、娘と初めて東南アジアへ海外旅行に出かけた時だっただろうか。■どうする? 小ぶりで壁付けできないベッドそれは、そこそこ小ぶりのベッドのツインルームであった。ベッドが動くのであればくっつけるのだが、部屋の構造上それができないタイプ。仕方がないので、狭いのは山々だが、ひとつのベッドで娘を挟んで寝るということに決めた。そして、夜。私が少し仕事のメールか何かをしているうちに、妻と娘は旅の疲れで先に寝てしまっていたのだが。二人が寝たらベッドのスペースはほとんどなくなっていた。私が寝られそうなスペース、およそ20cm幅。妻や娘と違い、私はどちらかというとじっと動かず静かに眠ることができるタイプの人間だ。それにしても20cmで朝までというのは、かなり厳しい。しかし、このままでは、そのうち寝返りをして娘は落ちてしまう…。というわけで、結局20cm幅に無理やり寝ることにした。常に体が半分飛び出しているような状態だったが、意外とこれで家族3人、普通に朝まで寝たのだった。
2019年05月29日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!最近引っ越しをしました! 狭かったマンションから、ちょっとだけ広くなったマンションへ!(笑)今回はその時の体験談を漫画にしてみました♪■引っ越し準備息子がとうとう歩くようになり、日に日に動きが活発になってきたので部屋が前より少し広く、公園が近くにたくさんある場所へ引っ越しを決めました!引っ越し先も無事決まり、そろそろ引っ越し準備を始めようと考えていた頃…まさか…旦那が利き腕骨折!!!■引っ越し当日に向けて過酷な日々が…幸いにも腕以外に異常は無かったものの、旦那が骨折した事により引っ越しの準備はほとんど私が…毎日1人で息子の面倒を見ながら家事をするだけでも大変なのに、それに加えて片付けと荷造りをする日々が約3週間続きました…なんとか全ての片付け、荷造りが終わり、引っ越し当日を迎えた頃には身も心もボロボロに…(苦笑)■引っ越しが終わったのに…そして引っ越し業者の手を借りて無事引っ越し完了!ホットしたのも束の間、待っていたのは段ボールの山でした…ありがたいことに義母さんが息子を見ていてくれたので、気合で荷解きも一日で終わりにすることができました。引っ越しがここまで過酷とは(旦那が骨折したせいもある)思いもよりませんでしたが…とにもかくにも終わって良かったです…。今回の反省点としては、引越しの3週間前になってやっと動き出したので、もっと前から断捨離と整理整頓を進めていれば良かった…と思いました。息子は新居になかなか慣れずグズグズな日が続きましたが、それも数週間後には落ち着きました。これからは思う存分快適な生活を楽しみたいとおもいます!(笑)
2019年05月19日.みなさんこんにちは、のばらです!関東から道中楽しみつつ関西までやって来た我が家。今回はいよいよフェリーに乗船! 九州まで移動します。もうホント、ホテルに一泊してるうちに目的地に着いちゃった!ってな感じです。フェリーというと「揺れは感じないの?」と気になると思いますが、私の場合、起きて動いたりしてる分にはほとんど感じません。たまに揺れて「あ、ここ船だった」と認識したり、横になったりボーっと座っていると揺れを感じるかな? という程度。でも正直これは天候によっても左右されると思いますので、乗船するタイミングによるかもです。そして帰り道でもフェリーパワーは健在! じいじやばあばとのお別れが寂しくて「まだ帰りたくない!」とグズる子どもたちに、「またフェリーにお泊まりできるよ!」と、なんとか気をそらすエサにもなります(笑)フェリーの旅は、なかなかオススメです。現場からは以上です!※露天風呂がついていないフェリーもございます。.
2019年05月17日.みなさんこんにちは、のばらです!年に1度、住んでいる関東から夫の地元である九州に帰省する我が家。移動手段はおもに車とフェリー! 今回は、関東~大阪フェリー乗り場までの、車で移動中の我が家の過ごし方をご紹介します。子ども達は案外好きに楽しんでくれています。この日のために観ないでとっておいたDVDを楽しんだり、父と母もまざってみんなでしりとりしたり、大声で歌ったり、オリジナルゲームを考えたり…!子ども達がどれだけはしゃいでも、母がどれだけ怒鳴っても(笑)、他の方のご迷惑にならないのがマイカーの魅力!途中サービスエリア(SA)を満喫したり観光名所に寄ったりするうちに、あっという間に目的地に到着してしまうのです。そして母はなぜか数キロ増えていたりするのです…(原因:ご当地グルメ)次回はいよいよフェリーに乗船。お楽しみに!.
2019年05月10日みなさんこんにちは!のばらです。GWはいかがお過ごしでしょうか!?子どもが小さいうちは旅行に行くのも一苦労ですよね…!我が家は1年に1度、九州にある夫の実家へと帰省します。最初の頃は「移動時間は少しでも短縮!子どもたちの負担を軽減しないと…!」なんて考えていたのですが、思い切って「実家までの道のりでも楽しいこと見つければ良いんじゃない?」と考えをシフトチェンジ! 今は無理なく楽しく! 九州までの道のりを満喫しております。そこで、我が家の子連れ旅行の楽しみ方を3回にわたってご紹介します!…えぇ。本音を言ってしまえば、飛行機よりも節約になるんですわ。飛行機だと到着した先で、重い荷物を持っての電車移動やレンタカーの手配など、面倒なことが増えることもあります。しかし、フェリーだとマイカーを持っていけるので、乗り慣れた車で節約にもなります。なによりハイシーズンでの一家5人の飛行機代…、なかなかの出費ですからね!それに日本の半分近くを縦断する訳ですから(そう考えるとすごい)、寄れるところには寄っておきたい!次回からは車とフェリーそれぞれの楽しみ方をご紹介します。お楽しみに!!
2019年05月03日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは! まつざきしおりです。お出かけしたくなる気持ちのいい季節がやってきましたね〜。でも、赤ちゃんと一緒の旅行って、思い通りにいかないことばかり。今回はそんな“旅行あるある”と、それに対するちょっとした準備・対策についてお話ししたいと思います。初めて娘と旅行に行ったのは、娘が生後4か月の時。友人の結婚式に出席するための旅行だったのですが、まーーーーーーーーーーーーー大変でした!!!!いや、なかなか計画通りにはいかないだろうなと覚悟していたんですが、とにかく予想外過ぎるハプニングだらけ!もう、ハップニングハップニングしていました。ハップハップですよ!(アップアップみたいに。)式場に行くまでのシャトルバスに乗る前にオムツチェックをしたのに、バス出発3分後にウンチが爆発したり。(しかもこういう時に限って、どえらいウンチ)観光地ど真ん中で、手が付けられないレベルに機嫌が悪くなったり。しかも、結婚式はというと、始まる直前に謎のギャン泣きが始まり、私と娘は控室に移動…。やっとこさ娘の機嫌がなおって参加したのは、披露宴も終わりにさしかかったころでした…。泣ける…!!!!初の旅行は、そんな失敗だらけだったわけですが、ほな、どうしたらいいねんというと…。とりあえず、旅行前に授乳できるところはある程度下調べしておくこと。時間に余裕をもって計画を立てること。(とくに移動時間は余裕に余裕をもちまくって計画を立てたほうがいいです。)あとは、事前にめっちゃ準備していても、普段うまくいってることでも、もう、本当に予定通りいかない、うまくいかないものなので。予想外のハプニングがおきても「あっちゃー。やっぱりね。なかなかうまくいかないよね☆ そうは問屋が卸さないってね☆」と思うことかなと。ええー!? どないやねん! という話ですが。計画通りいかないものだと思っておけば、実際計画通りいかなかった時、そこまで落ち込んだりイライラしないし、逆に思いの外計画通りいった時は、「やったーーーー!!!!!! 娘サンキュー! 今日という日にサンキューー!!」となるので(笑)、時間と心に余裕をもって旅行するのが一番かなと。あまり参考にならないアドバイスですが、うまくいかなかった時、ほんのり思い出していただければ幸いです。
2019年05月03日出産前は、夫が経営している整骨院で施術スタッフとして働いていた私。出産後に保育園を検討しましたが、息子がかわいすぎて離れたくない! と思ったので、子連れ出勤をしてみることにしました。実際に子連れ出勤をしてみて大変だったこと、よかったこと、同僚の反応などをお話ししたいと思います。 生後4カ月、初めて息子を連れて出勤まだ動きがスローな息子は、寝返りもせず静かに待合のベビーベッドに寝ていました。いつも人がいて、私たち両親の声も聞こえてくる整骨院は、息子にとって安心できる環境だったようです。ご機嫌に過ごして、ぐずることもほぼありませんでした。 成長するにつれ、ベッドからフロアにベビーサークルを置いたり、プレイマットを敷いたりと変えていきましたが、息子は自分の落ち着く場所を見つけて遊んでいました。息子に人見知りがなく、初めての場所にもすぐなじむのは、職場に連れて行き、常に人がいる環境に慣れていたからかなと感じています。 子連れ出勤できたのは周りの協力のおかげ子連れ出勤を始めたときに、もし息子の負担になっていると感じたら保育園通園を考えようと思っていました。赤ちゃんの生活リズムは大人とは違いますし、子連れ出勤を始めてみると、息子に合わせて仕事を中断しなければならないことも多々あります。 しかし、授乳、寝つけないとき、お母さんが恋しいときなど息子が欲求を示していたらなるべく待たせず、我慢させなくていいように対応していました。そのためには同僚やお客さんの協力が不可欠。周囲の協力と温かく見守ってもらえたことで息子は快適に過ごすことができ、何より私の助けにもなりました。 子連れ出勤は大きな家族で育てている感覚時には息子もぐずったり、遊んでほしそうなときがありますが、私もどうしても手が離せないときがあります。そういうときにはお客さんが絵本を読んでくれたり、手のあいている同僚が気分転換に外に連れ出たしてくれたりしました。迷惑じゃないかと心配したこともありましたが、息子がみんなの元気の源・癒しの存在になっていると言われてうれしく思いました。 実家に息子を預けてひとりで出勤したときに、みんなから「今日はいないの?」と、とてもがっかりされてしまうくらい、現在ではなくてはならない看板息子になっています。たくさんの人に愛され育ててもらっているおかげで、息子は心伸びやかに育ってくれています。 子連れ出勤は赤ちゃんの調子やリズムに合わせることが大変ですが、周囲の協力があればさほど困ることはありません。息子がたまに泣いたりぐずったりしても気にならないくらい、赤ちゃんが1人いるだけでその場の雰囲気がなごむようです。そばで成長を見守ることもできますし、子連れ出勤にして本当によかったと思います。そしてそれを可能にしてくれた周囲の方々に感謝しかありません。著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2019年04月28日昨夏ベビモフでは、親子で旅することで得られることやそのノウハウが詰まった「TRIP with KIDS-こありっぷ-(著・クリス-ウェブ佳子)」の発売を記念し、日本の空の旅に革命を起こした LCCのリーディングカンパニー・Peachと組んだ “こありっぷ” Instagramフォトコンテストを開催。約900にも及ぶ素敵な #こありっぷ 写真を投稿して下さった皆様、本当にありがとうございました!その中から著者のクリス-ウェブ佳子さんが選んだ大賞受賞の3名様に「Peachで行く『台北』『沖縄』『石垣島』行きの家族全員分の航空券」が贈られ、今回は『沖縄#こありっぷ』を楽しまれた「mty1010さん」ご一家から、#こありっぷレポートが届きました!大賞受賞作品はこちら!「mty1010さん」から受賞にあたって――この度は沢山のご応募の中から大賞に選んでいただき誠にありがとうございました。このような応募をしたのも初めてのことで受賞のご連絡をいただいた時は、家族全員で大喜びしました。写真のモデルは長女、写真を撮ったのは主人、受賞のご連絡をいただいたのはわたしと家族全員にいただいた思いもしない素敵なプレゼントでした。ありがとうございました。また子どもとの思い出ができ嬉しい気持ちでいっぱいです。予測不能なトラブル続きの “こありっぷ” だからこそ、忘れられない思い出に家族みんなで大喜びし楽しみにしていた沖縄旅行でしたが、素敵な旅には色々なトラブルがありました。しかしそのトラブルも全てが私たち家族にとって特別な「こありっぷ」になりました。最初のトラブルは、旅行の数日前に家族全員がインフルエンザになるという悲劇が私たち家族を襲いました。40度まで熱が上がっていた子供と涙しながらこの旅行をキャンセルせざる終えないと、キャンセルの連絡をさせていただいたのです。しかし、ピーチアビエーションさんと講談社さんのご配慮のお陰で体調がよくなったころに再度手配をしていただけるという奇跡がおこり再度取り直していただき、当初2月の旅行から3月に無事出発することができました。今まで沖縄には何度か訪れていたのですが、いつも暖かい時期での滞在の為ホテルのプールに入ったり海に出かけたりしながら過ごしていました。今回3月の沖縄ということもありプールも海もまだ早く入れないので目的をクジラを見に行くことにしました。この時期しか見れないこの時期ならではのホエールウォッチングを体験しようと決めて事前予約を済ませておいたのですが、空港に着くとすぐに見に覚えがない番号から連絡が……。電話に出ると2日目の午後から予約をしていたホエールウォッチングが波の影響で大荒れが予想されるということでキャンセルの連絡がはいり、子供たちにどんな顔をしたらいいのかと思いながらそのまま飛行機へ乗り込みました。飛行機の中でわたしの頭は真っ白。しかし、見せてあげたい一心でホテルに連絡をし探していただいたところ2日目の午前の予約を取ることができました。色々なトラブルを乗り越えたホエールウォッチングは私たちの期待以上のものでした。子供たちもわたしたちも初めて見るくじらに大興奮。広い海の上でくじらを探すのはとても難しいようで、今回は1時間半程でくじらを見つけることができましたが3時程探しても見当たらないこともあるそうです。沖縄にくじらがやってくるのはパートナーを探しにきてロシアのほうでは食事をしにくじらは出かけていくそう。年々温暖化が進み水温が上昇しているためか沖縄にくじらが滞在している時期も短くなっていて4月にはもう見れなくなると教えていただきました。12月末から3月末頃までのこの時期ならではの沖縄の観光プラン冬の沖縄、特別な経験をさせていただきました。『TRIP with KIDS -こありっぷ- 』発売中!!▼購入はこちらからTRIP with KIDS -こありっぷ- | クリス-ウェブ佳子他のこありっぷ記事を読む!ベビモフ/TRIP with KIDS こありっぷ
2019年04月26日昨夏ベビモフでは、親子で旅することで得られることやそのノウハウが詰まった「TRIP with KIDS-こありっぷ-(著・クリス-ウェブ佳子)」の発売を記念し、日本の空の旅に革命を起こした LCCのリーディングカンパニー・Peachと組んだ “こありっぷ” Instagramフォトコンテストを開催。約900にも及ぶ素敵な #こありっぷ 写真を投稿して下さった皆様、本当にありがとうございました!その中から著者のクリス-ウェブ佳子さんが選んだ大賞受賞の3名様に「Peachで行く『台北』『沖縄』『石垣島』行きの家族全員分の航空券」が贈られました。その中から今回は『石垣島#こありっぷ』を楽しまれた仲丸利津子さんご一家から、#こありっぷレポートが届きました!大賞受賞作品はこちら!「仲丸利津子さん」から受賞にあたって――この度は私の写真をこありっぷフォトコンテストの大賞に選んで頂きありがとうございました。 私たち家族は「旅する様に生活し、生活をする様に旅をする。」をモットーに毎日を過ごしています。私の写真の中の旅は決して「インスタ映え」とは言えませんが、その時の空気や生活感や雰囲気や匂いや、そういうの全部残せたらいいな。と思って撮っています。もしこの写真からこの後この暑い雑踏の中で家族で食べた1個のココナッツアイスクリームの香りが皆さんに少しでも伝われば幸せこの上ないです。アイランドホッピングも楽しめる!地球と一体化できる「石垣島」への “こありっぷ”関空から3時間で石垣空港へ。バスでそのまま離島フェリーターミナルへ向かい竹富島行きの切符を買う。フェリーまでの時間があったのでもちろん大人はオリオンビールで乾杯。何日も前から雨予報の天気を気にしていた私だったけどまんまと外れて快晴。しかもこの時期には珍しく気温も27℃くらいまで上がり、テンションが上がったちび二人は港ですでに上半身裸。暑いし、フェリーに乗ってどこか行くってだけで旅気分アップ。オフシーズンだし食べ物屋さんがあまりない竹富島。行ったそば屋さんは人気で少し待たなくてはだったけど、お外のブランコでゆーらゆら。もうすでに島時間の私たち。石垣島からフェリーで10分なので日帰りの観光客が多いらしい竹富島。いい感じの宿を見つけるも未就学児はお断りなど、竹富泊は諦めようとしていたときに見つけたブーゲンビリアでいっぱいのお宿。お食事も丁寧な感じだし、お皿もやちむんを使っていてアットホームでよかった。子連れという事で離れの一軒家を用意してくれて気も使う事なくのんびり。離れは水牛屋さんの目の前で竹富島感ぷんぷん。お食事はお宿に泊まるみんなで食べるんだけど、うちともう一組。長男の食事にはお刺身が付いていなかったんだけど、お刺身が大好きな長男。私の少し分けたけどそれじゃぁ足らず……。そんな会話を聞いていた隣のお兄さんが「よかったら手を付けていないから食べて下さい。」とお刺身をくださった。「え!?嫌いですか?」と聞くと「好きだけど食べたいって言うから……」「やったー!」と家族みんなで感謝しペロリと平らげた長男。食後は泡盛が出てきて「どうぞ飲んで下さい。お子さんいるし部屋に持っていってもいいですよ~」といってくださりお言葉に甘え部屋飲み。それでもせっかくの竹富泊、夜の島も気になりテレビを見ながらゴロゴロしている男3人衆のおけつを叩きお散歩へ。虫と動物の声しかしない静かな夜。この日はスーパームーンとやらで月明かりの中うろうろしながら見つけたお店で一杯やって。懐中電灯で天井影絵をしながら心地よい疲れのなかいつの間にかみんな夢の中……。洗濯物も生乾きだし後ろ髪引かれつつ竹富島を後に。いつも子連れ旅。荷物を広げたいし、洗濯したいし、のんびりしたいし、同じ宿に連泊するのが落ち着くんだけど、今回行きたい所がありそうもいかず。フェリーで石垣島に戻り、サーダーアンダギーをおやつに買ってそのまま西表島行きのフェリーに乗った。港でレンタカーを借り、行けるところまで行こうと北に向かって出発!そして「この砂の色!見たことないよ!」と吸い寄せられる様に下りたテラコッタ色の砂浜。だれーもいなくて「よし!脱げ~!」の合図ですっぽんぽん。二人とも地球と一体化した。こういう時、はぁ~、最高に幸せ。と感じる。ギャー!もうレンタカー返さなきゃ~!と急いで帰路へ。『TRIP with KIDS -こありっぷ- 』発売中!!▼購入はこちらからTRIP with KIDS -こありっぷ- | クリス-ウェブ佳子他のこありっぷ記事を読む!ベビモフ/TRIP with KIDS こありっぷ
2019年04月19日昨夏ベビモフでは、親子で旅することで得られることやそのノウハウが詰まった「TRIP with KIDS-こありっぷ-(著・クリス-ウェブ佳子)」の発売を記念し、日本の空の旅に革命を起こした LCCのリーディングカンパニー・Peachと組んだ “こありっぷ” Instagramフォトコンテストを開催。約900にも及ぶ素敵な #こありっぷ 写真を投稿して下さった皆様、本当にありがとうございました!その中から著者のクリス-ウェブ佳子さんが選んだ大賞受賞の3名様に「Peachで行く『台北』『沖縄』『石垣島』行きの家族全員分の航空券」が贈られました。その中から今回は『台北#こありっぷ』を楽しまれた「ねこさん」ご一家から、#こありっぷレポートが届きました!大賞受賞作品はこちら!「ねこさん」から受賞にあたって――海外旅行が大好きで、子供とまた一緒に海外旅行に行けることが嬉しいです!台湾での “こありっぷ” は、食事、言葉、フライトタイム……どこをとってもNOストレス!2回目の家族旅行は台湾に行ってきました。台湾は日本から4時間弱で着くので、子連れでも行きやすい距離で良かったです。また時差も1時間だったので疲れることなく旅をすることが出来ました。台湾の人たちも優しくお店の店員やタクシードライバーの運転手の多くの人が日本語を話せて驚きました。なので、ジェスチャーと日本語のみでも旅をしやすい国で楽しかったです。台湾には美味しい食べ物やオシャレなカフェ屋さんが多く写真映えするお店が沢山ありとても楽しい旅行になりました!多くのお店に子供用のベビーチェアや子供用食器あり、海外なのに困ることがほとんどありませんでした。我が家は海外ではその国の電車に乗ってお出かけするのが好きです。台湾の切符はメダルの様なものでびっくりしました!電車に乗れないと知れなかった事なので、いい勉強になり楽しかったです。台湾は日本人にとってとても旅行しやすく、子連れでも疲れる事なく旅ができるのでオススメです。『TRIP with KIDS -こありっぷ- 』発売中!!▼購入はこちらからTRIP with KIDS -こありっぷ- | クリス-ウェブ佳子他のこありっぷ記事を読む!ベビモフ/TRIP with KIDS こありっぷ
2019年04月12日こんにちは! 5歳、3歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。先日家族で3泊2日の沖縄旅行に行ってきました!はじめてのアクティビティやはじめての飛行機……子どもたちはたくさんの「はじめて」を経験し、またひとつ成長できた旅行となりました。今回から数パートにわたりその様子をご紹介したいと思います。今後子連れ沖縄旅行を考えている方の参考になればと思います。今回、お兄ちゃんたちは2回目の沖縄。三男のさぶちゃんは産まれてはじめての沖縄そしてさぶちゃんにとってもうひとつの初めてが……飛行機!1歳1ヶ月で初めての飛行機。わが家の最年少飛行機は次男こごろうが5ヶ月の頃、東京ディズニーランドまで行ったときのことだった。そのときは飛行機の中で大きな問題もなかったので何の心配もしていなかった。しかし今回……飛行機の中が地獄と化した絶賛動きたい期のさぶちゃん。閉塞された空間で2時間近く座りっぱなしに耐えれずギャン泣き。おもちゃやお菓子、ありとあらゆるもので気を引くがもって1分。一番興味をもってくれたのがこれだったどこかでもらったこの「吹き戻し」というおもちゃが救世主となった(10分はもった)。高度一万メートルの上空で吹き戻しを必死で吹いて、酸欠になるアラサーババアなのであった。次回、子連れ飛行機での反省点を振り返る。そして今回はLCCを利用したので、子連れでLCCを利用する際の注意点なども合わせてご紹介します。お楽しみに!
2019年04月08日春休みを利用して、タイのクラビにある「SAINAI」というリゾートホテルに家族で宿泊しました。その時の感想とビュッフェで子どもがびっくりしていた青色のハーブ「バタフライピー」についてご紹介します。■ 「SAINAI」ゆったりとくつろぎたい方にオススメのホテル!「SAINAI」は、ダイナミックな景観が広がる山沿いに静かに佇むコテージ。水辺を眺めながら頂く朝食のメニューは、新鮮な野菜中心で構成され、とてもヘルシー。ゆったりとくつろぎたい方にオススメのホテルです。ビュッフェスタイルなので、家族それぞれ好きな飲み物や食べ物をお皿に盛り付け、席に戻ると……。私のお皿を見て娘がびっくりしています。「ママ!なにその青いジュース!グリーンのパン⁉︎」青いドリンクの正体は「バタフライピー・ティー」。タイで愛飲されているハーブ・ティーです。抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富に含まれているためアンチエイジング効果が期待できると言われており、ここ数年、タイだけでなく日本でも美容に興味がある女性の間で人気のお茶です。エメラルド・グリーンのパンは、同じくバタフライピーの色素が練りこまれたもの。タイのビーチの色と同じです。これが天然色素だなんて!思わず心がときめきます。■ タイ産のハーブ「バタフライピー」で子どもが実験開始!「バタフライピー」の花は、タイが原産国のハーブです。主に熱帯気候地域で栽培されています。「バタフライピー」はタイ語で「アンチャン」、日本では「蝶豆」と呼ばれています。この花は、目が覚めるようなロイヤル・ブルーの色素を持ち、お茶やスイーツ、料理を華やかにするべく用いられます。様々な美容効果があるだけでなく、眼精疲労回復や、コレステロールを減らすといった健康効果も期待できるのだとか。見た目が美しいだけでなく、健康も増進してくれる心強いお茶なのです。kokano / PIXTA(ピクスタ)娘に「この青いお茶はね、飲むとお肌や髪がツルツルになったり、目が疲れたときにも効果があるんだって」と言うと「そうなんだ。ママはいっぱい飲んだ方がいいね」と、ナイスなコメントが……。そして、大事なことを思い出しました。このお茶は、レモンやライムを絞ると、変色するという特徴があることを。バタフライピーに含まれるアントシアニン色素が、レモンやライムに含まれるクエン酸に反応して化学反応が起き、青から紫に変色するのです。そこで、子どもにその化学反応を見せたいと思いつき、レストランの方にライムをお願いしました。「ライムを絞ってごらん。色が変わるよ!」早速試してみます。「あ!! 変わった!!」娘は大興奮です。いつか、理科の授業の時に今日のことを思い出してくれるでしょうか。実験、大成功!リゾート地で思いがけず見ることができた、小さな色彩ショーでした。今回のことをきっかけに、これからもバタフライピーは、食卓に取り入れたいなと思いました。「ねえ、青いソーダを飲んでみたい」。そう娘にせがまれるたびに「着色料は体に悪いからダメ」と、断っていたのですが、これからは青色のソーダも、紫色のソーダも作ってあげようと思います。そして内心では、「私もこのお茶で綺麗になっておこう!」とも決意しました(笑)。
2019年04月07日地震や豪雨、台風、大雪など、自然災害が多い日本。災害から子どもの命を守るためにはどうしたらよいか、不安に感じるママも多いのでは? ママ目線のリアルな防災のヒントが見つかるのが、先ごろ発売された 『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』 。1223人の被災ママパパの声をもとに作られたリアルな防災本です。防災というと、難しいとか面倒だと思いがちですが、実は考え方次第だそう。日常生活のなかで、すでにできていることも意外にあるといいます。本を手がけたNPO法人ママプラグの代表、冨川万美(とみかわまみ)さんにお話を伺いました。NPO法人ママプラグクリエイティブな視点で家族の未来を設計する事業型NPO法人。自ら考えて動く「 アクティブ防災 」を提唱し、全国で防災講座を展開するほか、女性のキャリアを豊かにする「キャリア事業」などを中心に活動。企画した書籍に『被災ママ812 人が作った子連れ防災手帖』(つながる.com)、協力した書籍に『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』(アベナオミ著)など。 twitter: @active_bousai ■そのとき、どうした? 被災ママパパのリアルすぎる声冨川さんをはじめとする現NPO法人ママプラグのメンバーは、東日本大震災のあと、どうにかして被災地の母子の力になれないかと考え、前身となる「つながる.com」というプロジェクトを始動。被災地のママや子どもを対象に帆布に色付けするワークショップを開催。それをトートバッグに仕上げて販売し、利益を支援物資に変えて配布していました。「震災から約半年後に開催した初回のワークショップで、関東にお子さんと避難していたあるお母さんが、“子どもにはずっと大丈夫だといってきたけど、本当はすごく怖かった”と、泣きながら話していたことは今も忘れられません。その後もたくさんのお母さんに話を聞きましたが、 “大丈夫” なんていう人は誰もいなくて。やっぱり、ああすればよかった、こうすればよかったという後悔の声がとても多かったんですね。それで具体的にどうすればよいかを聞くと、日頃の備えが身を助けるということを、いろいろな人が口々にいうので、ママ目線の防災を伝えていきたいと思い、本にまとめました」2012年には 『被災ママ812人が作った子連れ防災手帖』 を発売して話題に。さらに昨今の台風や大雪、土砂災害の多さに危機感を抱き、全災害に対応する 『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』 を今年3月に発売しました。本に掲載されている体験談は、どれもとてもリアルです。「家も夫の仕事もすべて失って、避難所を転々とする毎日。未来がまったく描けずにいた。とにかく苦しかった」(25歳女性・息子2歳/東日本大震災)「避難所に出向くと、物資は届いていたが、アレルギーのある子どもの食べ物はなかった」(22歳女性・娘2歳/大雪)「最初の地震がきたとき、息子は入浴中で、息子はお風呂の水を飲み大パニックに。避難するより前に、子どもを落ち着かせるのが大変だった」(38歳男性・息子8歳/熊本地震)「真夜中にベッドから振り落とされ、何が起きたかわからなかった。子どもが自分の部屋で泣き叫んでいたが、ものすごい揺れに、すぐに駆けつけることができなかった」(31歳女性・娘8歳/北海道胆振東部地震)親子の年齢が書いてあるので、自分に近い人の体験談を見ると、「自分だったら、こんなときどうするだろう?」と自分事として考えさせられます。■カンパンや缶詰だけじゃない!子どもの「好物」を非常食に取り入れよう防災というと「非常用持ち出し袋」の準備から、と思うママもいると思いますが、小さな子どもがいる家庭は、まずは自宅避難が基本だそう。「多くの災害では、電気・水道・ガスのライフラインが止まるので、どうやってなるべく苦労しなくて過ごせるかを考えるとよいと思います」備えるべきは暮らしの衣食住。なかでも食べ物は家族の健康に直結します。「非常食というと缶詰やレトルトをイメージしがちですが、実際の体験からすると3日間くらいは家にあるものを食べて過ごすことが多いので、冷蔵庫の中身が結構大切ですね。生鮮食品があれば、それは立派な非常食。野菜などは一気にカットして、カセットコンロでカレーや雑炊を作っておけば、数日はもちます。また、切り干し大根やわかめなどの乾物やジャガイモやニンジンといった根菜類など、日持ちがする食材も非常食といえますね。まずはそういうものを切らさないように心がけるだけでも大きな第一歩。防災講座でこの話をすると、すでに結構できていることがあるとわかって、肩の荷が下りたといってくださるお母さんも多いです」ママとしては子どもの好きな食べ物や苦手な食べ物を意識しておくことも大事だといいます。「ある被災ママに“うちの子、カンパン食べなかったよ”っていわれて、ハッとしたんです。そういえば、私も我が子にカンパンを味見させたことはありませんでした。その子はおじいちゃんがよく飲むゼリー飲料が好きで、家にたくさんあったのでそれが非常食がわりになったそうですが、非常食=カンパンじゃなくていいというのは、目からウロコでした。“何をそろえないといけないんだろう”じゃなくて、“何がなくならないほういいんだろう”と考えてみるとよいと思いますよ。子どもがパスタ好きなら、パスタを食べたら買い物で補充することをルーティンにするなど、無理せずできることから始めることをおすすめします」■防災バッグは「ママバッグ」「旅行バッグ」を流用そして余裕のあるときにやっておきたいのが防災バッグの準備。一から用意しようと思うと面倒ですが、赤ちゃんがいるならいつも使っている「ママバッグ」がそのまま非常用持ち出し袋として使えます。また、子連れなら「旅行バッグ」の延長で考えると案外簡単に準備できるといいます。【赤ちゃんがいる場合】まずは、ママバッグの中身をチェックし、非常に必要なアイテムを追加しましょう。▼ママバッグの中身を確認□おむつポーチ□授乳用ケープ□着替えセット□スタイ、タオル、ガーゼ□ウエットティッシュ□ビニール袋□母子手帳と健康保険証□ブランケット上記のようないつものセットに、非常用のプラスαでミルクセットを入れる場合は、清潔な状態で哺乳できるように心がけましょう。母乳・ミルク・混合、いずれの場合も、いつも通りの哺乳ができるのが一番です。清潔に哺乳できる備えをしておきましょう。また、着替えや飲み物・離乳食・おむつやウエットティッシュも多めに入れておきたいアイテムです。【小さなお子さんがいる場合】旅行バッグには以下のようなものをプラスすれば、非常用持ち出し袋になります。▼旅行バッグにプラスαするアイテム□タオル□ヘッドライト□クッキーなどの食料□スリッパ□敷マット□水□携帯用トイレ□雨具□ポリ袋□トランプやおもちゃ□小さくたためるダウンジャケット□冷却ジェル□使い捨てカイロ など用意した旅行バッグはそのまま、おでかけや旅行に使ってください。そうすれば旅行前の準備の手間が省けますし、中身を見直すいい機会にもなります。旅行やアウトドアは防災とリンクするので、なにか便利そうなものがあれば入れておいて、実際に旅行で使ってみてもいいですね。携帯トイレは渋滞時にも役立ちます。本にはこのほかにも、大勢の被災ママパパのリアルな体験談やすぐに取り入れられる防災のヒントが満載。「しなきゃいけない」という難しいことではなく、無理せずできることがほとんどなので、肩の力を抜いて気楽に読めるし、取り組めます。「防災のモチベーションを継続させるには、難しいことをしないことが大事。ちょっと高くてもテンションが上がるおいしいレトルト食品を買うとか、インテリアにもなるかわいいライトを探すとか、食べたいものやほしいものを楽しみながら備えていくとよいと思います」日常生活で無理なく習慣にできることから始めるのが、防災の第一歩。まずは今日の買い物のときに、子どもが好きな食品を買い足しておくことから始めてみてはいかがですか。 『全災害対応! 子連れ防災BOOK 1223人の被災ママパパと作りました』 NPO法人ママプラグ(祥伝社)1,300円(税別) 「子連れ」に焦点を当て、防災バッグの考え方や必要なグッズはもちろんのこと、防災に強い家族になるために必要な、家族間の連携を図るための方法や遊びながら防災力を身につける方法などを、イラストを交えて楽しく紹介。全災害に対応日本に暮らすすべての子連れ家族に役立ててもらいたい1冊。
2019年04月05日羽田から飛行機で80分のリゾート、南紀白浜。海や温泉はもちろん、昨年赤ちゃんパンダが誕生したばかりの「アドベンチャーワールド」も南紀白浜空港から車で10分圏内。さらに隣の田辺市まで足を伸ばせば、世界遺産の熊野古道も歩けます。遊びと学びの要素がたっぷり詰まった和歌山南部、南紀白浜・田辺の親子旅のおすすめスポットをご紹介します。■子どもと歩きたい世界遺産「熊野古道」和歌山に来たらぜひ親子で歩いてみたいのが「熊野古道」。2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界文化遺産にも登録されています。熊野古道とは、平安時代以降に京都をはじめ日本各地から、聖地「熊野三山」を目指した人たちが歩いた巡礼の道。熊野三山とは「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の総称です。子連れにおすすめの熊野古道・中辺路ルート。南紀白浜空港からは車で約2時間熊野古道にはいくつものルートがありますが、とくに人気なのが和歌山の田辺市から紀伊山地へ分け入る全長84kmの「中辺路(なかへち)」です。熊野古道はルートを踏破するのも醍醐味ですが、一部だけを歩くのもポピュラー。今回は子連れにもおすすめのコースである「伏拝王子」から「熊野本宮大社」までの約3.3kmを歩きました。左上/のどかな里山の風景。右上/木の根が露出した道。右下/コショウノキ。左下/今回案内してくれた語り部の小松さんどこまでも山々が連なり、石畳や美しい林の道が続く熊野古道は、かつて「紀伊国」と呼ばれていた和歌山が語源のとおり木の国だと実感できる場所でもあります。このコースは緩やかな下りが多く、距離は短いものの里山あり、石畳あり、山道あり、と変化に富んでいて楽しく子連れにもおすすめ。集落にある無人の野菜販売所や昔懐かしい家屋は子どもの目には新鮮にうつりそうですし、林を歩けば木々や草花、虫や鳥など豊かな自然に心を奪われることも多いでしょう。熊野三山のひとつ「熊野本宮大社」熊野本宮大社を目指すというゴールがあるので子どもが達成感を得やすいのもポイント。同じ道を昔の人が苦労して歩いてきたことを想像すると感慨もひとしお。古道は穏やかで神々しい空気に満ち、心が洗われるようです。今回の「伏拝王子~熊野本宮大社」は大人の足なら休憩なしで1時間強。子どもとゆっくり歩いても2~3時間前後くらい。途中にはトイレもあり、500mおきに標識もあるので迷う心配もありません。服装は山へハイキングに行くイメージで、歩きやすい靴が安全です。今回は熊野本宮語り部の会の語り部の方と歩いたのですが、歩きながら古道の歴史や古道沿いの草木などについて教えてくれるので、古道歩きの楽しさが倍増。ファミリーにもおすすめです。今回のコースの場合、25名までなら人数は関係なく謝金1万円です。■動物や自然への興味が深まる「アドベンチャーワールド」自然とのふれあいをテーマにしたテーマパーク「アドベンチャーワールド」も子連れに人気のスポット。トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス2018」において、日本のテーマパークランキングの第4位です。2頭のパンダがいる「パンダラブ」はガラスがなく、パンダとの距離が近いので、笹を食べる音やニオイも感じられるここでぜひ見たいのがジャイアントパンダ。ご存じのとおり、パンダのふるさとは中国ですが、白浜町の恵まれた自然環境やパンダの主食である竹を確保できる環境、また以前からチーターやペンギンなど希少動物の繁殖実績があったことから、同園では1994年からジャイアントパンダの繁殖研究をスタート。これまでに16頭の繁殖と育成に成功しています。2018年8月には赤ちゃんパンダ「彩浜(さいひん)」が生まれたばかりで、その愛らしい姿を一目見ようと多くの人がつめかけています。同園には現在パンダが6頭いて、天気がよければ屋外運動場で遊んでいる姿を見られることも。「来園した子どもたちがパンダをかわいいと思ったら、それをきっかけに、たとえば中国や自然保護について調べるなど、その先にあるものに興味を持ってくれたらいいなと思います」と飼育部の熊川さん。左上/この日は午前中に遊びすぎたようで午後は寝ていた「彩浜」。右上/園内にある「パン工房」の人気メニュー「パンダバーガー」(1,280円 税込 ドリンク付き)。右下/ブリーディングセンターには朝採れの「パンダのうんち」が。左下/感動のイルカのライブパフォーマンスパンダ以外には、毎日開催されるイルカのライブパフォーマンスも大人気。飼育員たちとのゆるぎない絆を感じられる圧巻のショーは感動もの。さらに放し飼いの動物を専用車で見学するサファリもあります。■みかん収穫体験にマグロ解体ショー、食の宝庫を体感和歌山は温暖な気候や起伏に富んだ土地のおかげで食の宝庫であり、さまざまな食体験も楽しめます。なかでも人気は和歌山が収穫量日本一を誇るみかん狩り。2006年まで使われていた小学校を改築したグリーンツーリズム施設「秋津野ガルテン」では、地域の農家さんと協力して、みかんや梅、野菜などの農作業体験の受付をおこなっています。この日はみかん農家の原さんの農園で“不知火”(しらぬい)を収穫。原さんは数十種の柑橘を栽培している季節によって品種はかわるものの、みかんの収穫体験はほぼ一年中楽しめるそうです。さらに秋津野ガルテンではジャムづくり体験も可能。収穫とセットの場合は自分で収穫したみかんを使ってつくることが可能。思い出に残るおみやげにもなりますね。上/宿泊滞在施設やレストランなどがある「秋津野ガルテン」。右下/スイーツとお菓子体験工房 『バレンシア畑』のオレンジパフェ。左下/子どもと一緒にジャムづくり体験もできる「とれとれ市場」のマグロの解体ショー。この日は64kgの本マグロ。およそ300人前!海の幸なら、白浜町の海鮮マーケット「とれとれ市場」のマグロの解体ショーが人気。華麗な包丁さばきには時折「おーっ!」と歓声があがります。解体しながら「頭には食べるところがたくさんあります。脳天は脂もたっぷりのっているのでネギトロ丼に…」など、部位ごとの特徴を説明してくれるので、大人も勉強になります。 上/白い砂浜が美しい「白良浜(しららはま)」。右下/ユニークな宿泊施設「パンダヴィレッジ」。左下/ボルダリングのあるオシャレホテル「ホテルシーモア」ほかにもファミリー向けスポットはいろいろ。夏はワイキキビーチと友好姉妹ビーチの「白良浜」などでの海水浴も人気。波の浸食でできた景勝地「三段壁」「千畳敷」など自然の力を実感できるスポットも。リゾート地の白浜にはホテルや旅館も多く、無料で遊べるボルダリングもあるファミリーフレンドリーなおしゃれ温泉宿「ホテルシーモア」やパンダ型のユニークなドームホテル「パンダヴィレッジ」などもあります。リフレッシュできたり、知識を吸収できたり、刺激と学びの多い白浜・田辺エリア。飛行機を降りたらすぐに遊べるので、週末の気軽なリフレッシュにもぴったり。GW・夏休みの子連れ旅行先としてもおすすめです。
2019年03月23日いま注目度を増している「旅育」とは、「旅を通じておこなう子ども教育」のことです。でも、ただ子どもと旅に出ればいいのでしょうか?旅育初心者のため、その第一人者である旅行ジャーナリスト・村田和子さんが具体的なアドバイスをしてくれました。旅育をするにあたってまず重要となるのは「子どもを子ども扱いしない」ことだそう。そして、「体感をもって学ぶ」ことの重要性に子ども自身に気づかせることだとも。構成/岩川悟(slipstream)取材・文/清家茂樹(ESS)写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)「子どもを子ども扱いしない」という姿勢旅育とは「旅を通じておこなう子ども教育」。つまり、旅によって「子どもが大人に向かって成長する」ことが目的です。であれば、まず重要となるのは「子どもを子ども扱いしない」ことではないでしょうか。大人の友人同士で旅行するというときに、行き先を告げないとか相手の希望を聞かないということはあり得ませんよね。でも、家族旅行となると、親はどうしてもそうしてしまいがちです。そこで、子どもを子ども扱いしないために、「旅の計画から子どもと一緒にする」のです。ただ、小学校に上がる前くらいの幼い子どもだと、現実的な旅行プランを出すことは難しいでしょう。それに、せっかく子どもが「あれをしたい」「これをしたい」と言ったのに、現実的に難しいからと却下してしまうと、教育という点から見れば逆効果。自己肯定力を下げることになってしまいます。そこで、夏休みに海に行くのか山に行くのかといった複数の案から選択させるのです。ただ選択するだけですが、それでも子どもにとっては自分が決めた旅になるので、旅に臨むモチベーションがまったくちがってきます。意欲的に旅に出るわけですから、旅がもたらしてくれるさまざまな効果(インタビュー第1回・第2回参照)も格段にアップするというわけです。旅の計画を立てることは頭を使うことだらけもう少し子どもが大きくなったら、計画を立てるときに家族会議をしてください。家族それぞれが行きたい場所を挙げてプレゼンをするのです。どうしてその場所に行きたいのかといった理由を各自が訴え、他の家族はそれをしっかり聞く。すると、子どもは、「パパの案もいいな」と思ったりもします。そして、自分の案とどう折り合いをつければいいのかと考えて答えを導こうとする。こうして、社会に出たときにも重要となるコミュニケーション力や他者理解の力が自然と養われるのです。小学校中学年になれば、旅の計画の一部を思い切って子どもにまかせてみてください。目的地への行き方もひとつではありません。車がいいのか、電車がいいのか、電車でも新幹線を使うほうがいいのかと考えさせてみるのです。旅の計画というのは、本当に頭を使うことが多いものです。宿はどうするのか、観光はどうするのか、さらに予算も絡んでくる。考える要素がたくさんあるうえに、正解もない。それこそ、「正解がない」といわれる時代に必要な「考える力」を育むことになるのです。これにはインターネットの普及が好影響を与えてくれています。インターネットがない時代に、時刻表とにらめっこして予定を組むのは子どもには難しかったことでしょう。しかも、目的地周辺の観光や宿の情報を得る手段も限られていました。でもいまなら検索をすれば複数の経路に宿や観光の情報がすぐに示されます。いまの時代だからこそできるようになった教育だともいえます。身をもって「百聞は一見にしかず」を知るただ、インターネットにはデメリットもある。幼いときからあたりまえのようにインターネットに触れてきたいまの若い世代は、頻繁に旅行をする人とまったくしない人というふうに二極化しています。以前ならなかなか得られなかった情報に触れたからこそ「実際に体験してみたい」と思う人と、「家にいて得られるものになぜ時間やお金をかけるのかわからない」と思う人にわかれているのです。後者には「情報=リアル」という価値観が根底にあるのだと思います。でも、実際に旅先で本物を見ると、思っていたものとちがうということはよくあることですよね。それは、「思っていたよりも良かった」でも「思っていたほど良くなかった」でもいいのです。重要なのは、「情報とリアルはちがう」と体感すること。つまり、身をもって「百聞は一見にしかず」を知ることなのです。わたしの息子が小さいときにはじめて海に行ったときのことです。息子もテレビなどを通じて海も波も知っていて、海が見えてきたときには「わー!海だ!」とはしゃいでいました。ところが、実際にビーチに立ったら、「波が怖い」と言って海に近寄ろうともしなかった。息子はまさに五感で海を体感し、息子なりに海というものを知ったわけです。幼いときから体感をもって学ぶことの大切さを知る。そういう経験があれば、どんな情報化社会になろうとも、本物の重要性を見失うことはないと思うのです。『家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK』村田和子 著/日本実業出版社(2018)■ 旅行ジャーナリスト・村田和子さん インタビュー一覧第1回:子どもの人生は“旅”で幸せになる。いまの時代こそ親子で旅に出るべき理由第2回:旅先での行動は“親子別々”に。“親の不在”が深める子どもの「自信」第3回:旅の計画には“正解がない”。子どもの「考える力」を育む旅行プランの立て方第4回:忘れてはいけない“旅の記録”。旅先での成功体験を思い出すたび「自己肯定力」が高まる(※近日公開)【プロフィール】村田和子(むらた・かずこ)1969年8月29日生まれ、神奈川県出身。旅行ジャーナリスト。2001年、生活情報サイト「All About」運営スタート時に旅行情報のガイドに就任したことを機に執筆活動を開始。モットーは「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」。現在は家族旅行を応援する旅行情報サイト「家族deたびいく」を運営しながら、消費者視点での旅の魅力や楽しみ方を年間100以上の媒体で紹介する他、旅行に関する講演、旅行サイトや宿泊施設のコンサルティングもおこなう。得意なテーマは旅育、家族旅行、ひとり旅、記念日旅行、ヘルスツーリズムなど。特に旅によって子どもの生きる力を育む旅育を村田式教育メソッドとして著書等を通じて啓蒙を進めている。一児の母。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年02月10日秋のお出掛けシーズン、真っ盛り。子連れでの日常範囲のお出掛けは、ショッピングモール、公園や子育て広場、プチ帰省などが定番ですよね。そこで、本日は、ポーチに入るインフルエンザ予防、荷物をコンパクトにする裏技グッズ、食べこぼし対策まで、子連れお出掛けの名脇役をご紹介〜。新米ママさんから先輩ママさんまで、「知らなかった!」のツボをグリグリです。<1.風邪、うつらない方法>キャラクターカートを乗り回し、キッズスペースもベタベタ触っちゃうし、トイレの後の手洗いも雑な子供たち。。。(あぁ、どうか風邪を引きませんように)と祈る母。そこで、ポーチに1本。・シュッ!とスプレー、15秒で除菌。・お食事前の手にも、テーブルにもOK。・おダサくない、スタイリッシュ容器。食のプロも採用している本格除菌剤。強力でありながら、食品成分でできているので安心安全。この1本で、これからの季節に心配な<ノロウィルス・インフルエンザ・食中毒>を、まとめて防げるんです。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ 「ジェームズマーティンフレッシュサニタイザー携帯用30ml」 <2.着替えを小さく持ち歩く方法>着替え、持って行こうかな・・・でも荷物になるし、やめようか・・・。という日に限って、公園で水ビチャーッ、砂場で暴れて、さらにお漏らし。ならば、最小限で。・押して圧縮、ギュギュッとコンパクトに。・着替え、オムツ、子供荷物ひとまとめ。・兄弟で色分けすれば、一目瞭然。普段の公園遊びにはモチロン、実家への1〜2泊帰省にも使える45cmサイズ。お出掛け前、プシューッと手軽に圧縮できます。雑貨っぽいカワイさの半面プリントも、さりげない目隠しで荷物のゴチャつきを解消。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ 「OSHITE押すだけ衣類圧縮パック <3.医療証、母子手帳お忘れなく>(母子手帳ケースって、毎日バッグに入れるには大き過ぎる。)ならば、もっと薄っぺらく携帯しよう。これぞ、究極のペタンコ!・ジップロック以上、ポーチ未満。・食品も入れられる、実用性100%。・ママ友へのプチお礼にも受けよし。医療証、保険証、診察券、お薬手帳、母子手帳(B6)などを、ジップロックより可愛く、ポーチより薄く、持ち歩けます♪20枚入りなのでボロボロになったら替えられるし、おやつ入れ、お食事スタイ&カトラリー、保湿クリームや絆創膏、お泊りの際のお薬用にと、見事な活躍っぷり。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ 「ZIPPERBAGジッパーバッグB6」 <4.手洗いタオルは、大きく薄く>子連れ外出に欠かせない物のひとつ、ハンドタオル。これも、カサばらない方法があるんですッ。泉州タオル発。・薄いのに、吸水パワフルな4重ガーゼ。・ふんわり赤ちゃんにも優しい肌触り。・ママの癒し、洗練カラー。33×33cmって、ハンドタオルとしては大きいですよね?でも、畳むと驚きの薄っぺらさ。それでいて、親子で拭いても余裕の吸水性を、タオルの名産地、大阪・泉州が実現。お昼寝枕カバー代わりにしたり、アウトドアに持って行っても乾きやすくて重宝します。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ 「かさばらない大人のハンドタオル」 <5.ミートソース、いっぱい食べて!>(今日は汚さないでよ、汚さないでよ・・・汚したー。)はい、食べこぼしはキッズのお仕事。そこで、お助け。・クリーニング専門家が、開発15年。・汁物、ソース系、チョコも落ちる。・サンプルコスメ並みの小型サイズ。キッズメニューの定番、カレー、ミートソース、おうどん。どれも大好物だけれど、ママは食べこぼしが心配〜。子供はお食事スタイをしていてセーフでも、隣にいる親の洋服が!ってコトや、勝負服でのお食事会なのにスタイを忘れてしまった・・・なんてコトも。食べこぼし、もう叱らなくてOKです。▼ご紹介したアイテムはこちら⇒ 「スポッとる 染み抜き剤」 いかがでしたか?ウィルス対策があれば、フードコートや児童館遊びも過敏にならず楽しめる。荷物がいつもよりコンパクトになれば、マザーバッグよりもひとまわり小さなバッグでお出掛けできちゃいます。子連れの外出はなにかとドキドキしがち。ママの気分を上げるグッズを取り入れて、安心して楽しんでくださいね。 ■こどもと暮らす 文・T.Kitahara作って食べて、会話が弾む。家族との大切な日常に、ほんのひと手間、幸せの仕掛けを。
2018年10月16日Airbnbで借りたコテージの寝室。こんな寝室が3つも!子どもの希望を叶える宿を探したらAirbnbにたどり着いた!家族の誕生日には、なるべく旅行に行くようにしているわが家。5歳の誕生日はどこに行きたいか子どもに聞いてみると、2階建てのコテージに泊まってみたいとの答えが。しかも、コテージに泊まり、テラスでバーベキューがしたいとのこと。好き嫌いが多い息子は、好きなものだけ食べられるバーベキューが好きなので理由は分かります。そこで、2階建てのコテージについて理由を聞いてみると、自宅がマンションなので、家の中に階段がある1軒家を体験してみたいとの答えが。確かにマンション暮らしだと1軒家を体験してみたいのかも…と、早速条件に合う宿泊先を探してみることに。しかし、コテージはあっても2階建てのものがなかなか見つからず、あってもバーベキューは不可か満室ばかり。ふと、最近話題のAirbnb(エアビーアンドビー)なら、条件に合うものがあるかもと検索してみると、たくさんのコテージが該当!前からAirbnbに興味があったので、これはチャンスと予約してみることにしました。想定外の問題発生!でもすてきなホストのおかげで…予約したのは那須の別荘地にあるコテージ。当日は車で向かったのですが、さっそく問題が発生!別荘地が巨大な上に、同じような別荘が延々と続いているので、借りた物件がどれかわからないという事態に。ホストの方が、分かりやすいように詳しい道案内をメッセージで送ってくれていたのですが見落としており、まんまと道に迷い30分ほどムダにすることに…。ホテルなら看板などもあるしカーナビの検索でヒットするので、まったく想定していないできごとでした。やっと到着すると、隣のコテージに住んでいるホストが、フレンドリーに迎えてくれました。すぐにコテージに案内してくれたのですが、きれいな別荘にビックリ。建物は、1階がリビング、キッチン、お風呂と寝室、2階には寝室が2部屋。どこでも好きなところを寝室として使ってくださいとのこと。その後、キッチンやお風呂など、コテージの使い方を説明してくれました。また、バーベキューについて先にリクエストしておいたので、すでにテラスにコンロが用意してありました。テラスでのバーベキュー。すでに準備がしてあったので食材を出すだけでスタートできました子どもは、自宅のマンションの2倍くらいある広さのコテージに大喜び。自宅では近所迷惑を考えて、ジャンプや大きい声はダメと口酸っぱく言っているので、広々としたコテージで騒げるのがとてもうれしそうでした。さらに、テラスでくつろいでいると、いきなり飛んできたクワガタを捕まえることに成功!野生のクワガタにも大はしゃぎでした。念願のバーベキューも、森のなかで虫の声を聞きながら、段々と暮れていく空を眺めつつ、自宅とは違った時間を過ごすことができました。コテージ内。薪ストーブは秋から利用できるとのことコテージで捕まえたクワガタ。自宅に持って帰って飼うことにメリットも多いけどデメリットや注意点も初めて利用したAirbnbでしたが、キッチン付きはやはり便利でした。ホストはとてもよい方で、ちょっとしたおやつを用意してくださったり、地元の人しか知らない近所のスポットなどを教えてくれたりして、旅がさらに充実したものになりました。また、今回いろいろ調べてみて、Airbnbはホテルより安く、部屋数が多い場合が多いので、ホテルの宿泊費が高い時期や場所への旅行や、大人数の旅行、長期滞在などには断然お得だと感じました。ただ、ゴミの分別やキッチンの片づけなど、ホテルにはない手間を感じたりすることも。今回は、ホストもいい方でコテージもとてもキレイだったのですが、いわゆるハズレ物件もあるそうです。Airbnbが認めた優良ホストは、「スーパーホスト」に認定されているので、検索する際に「スーパーホスト」の物件であることも加えると、失敗が少なそうですよ。旅行を思いついたら、まずはホテルとAirbnbの両方で宿泊先を探してみるのもいいかもしれませんね。<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2018年09月30日こんにちは、たねです。子連れで困る行事の一つと言えば法事ですね。今回は私が、2、3歳の頃の娘とに実際にお葬式や法事へ出席した時に 役立ったものをご紹介します。ぬりえとクレヨン100円ショップにはいろんなキャラクターのぬりえが売っています。そして画材も、色鉛筆やクレヨン、ペンなど豊富にそろっています。2歳頃になると落書きなどでも遊んでくれるので娘の場合、好きなキャラクターのぬりえでかなり間が持ちました。デメリットとしては、どうしてもテーブルなどがない場所が多かったので、クレヨンを落としたりしがちなところ。少し気を付けて見ている必要があります。シールブックこちらも100円ショップで購入。シール貼りは2、3歳の鉄板の遊び です!種類も色々とありますが、店によってはあまり置いてないこともあるので小さめのノートとシールを用意して、好きに貼らせてあげてもいいかもしれません。沢山入っていると長時間夢中で遊んでくれます。かさばらず、式典用の小さめのカバンにも入れやすいのでおススメです。おかしや軽食読経など時間がかかる場合は、ぬりえやシールも飽きてしまったりします。その場合は少し退席して、おやつをあげていました。くずが飛び散らないようボーロなどのひと口で口にいれられるものを持っていきました。ちなみに、精進落としでは娘が人見知りから全く食事に手をつけなかったことがあります。場所見知りや人見知りが心配な子は、おにぎりやパンなど食べなれたものがあると安心です。キッズスペースこれは持ち物ではないですが、式場にキッズスペースが併設されていたので利用しました。式場にもよるかとは思いますが、世の中でも色々と子どもへの気遣いが増えているな~と感じました。うちは待ち時間にだけ利用しました。子供の服装について最後に、子供の服装関係で日ごろ心がけていることを紹介します。結婚して親族が増えると、どうしても法事などの回数が増えますよね。すっかり忘れていて準備に焦ることもあるので普段から靴を買う時、一足は必ず黒っぽいものを 準備 しています。また、園児であれば制服を着せればいいですが、入園前の子は、地味目の服も1セット持っておくと何かと便利 でした。小さい子は何色を着ていてもいい、と言われてもやはり気になってしまいますので。落ち着いて故人を偲ぶのも難しい子連れでの法事ですが、参考になれば幸いです。●ライター/たね
2018年09月27日行楽の秋到来!「本当は家族で旅行をしたいけれど、子どもがまだ小さいから今年は断念…」なんて、あきらめているママもいるのでは?でも、実はコツさえつかめば、子連れでも旅を十分楽しむことができるのです。お子さんが小さい頃から国内外を旅しているモデルでコラムニストのクリス-ウェブ佳子さんに、子連れ旅の魅力とその極意をうかがってみました。お話をうかがったのは…モデル・コラムニスト クリス-ウェブ佳子(よしこ)さん1979年10月生まれ。大阪府出身。イギリス人の夫を始め、国際色豊かな交友関係を持つ。バイヤー、PR、音楽ライターなど、幅広い職業経験を経て2011年より雑誌『VERY』の専属モデルとして活動。トークショーやイベント、空間・商品プロデュースの分野でも才覚を発揮する。2017年に初のエッセイ集『考える女』発刊。2018年7月には新感覚の旅ガイド本『TRIP with KIDS-こありっぷ-』を出版。ライフワークは旅。二女の母。 ・Instagram 『TRIP with KIDS-こありっぷ-』を出版されたクリス-ウェブ佳子さん。現在、2人のお子さんはともに中学生になりましたが、小学生までは時間に余裕ができると即スーツケースに荷物をつめて、親子で海外旅行に出かけていたそうです。「旅は人生を豊かにするために必要」と考える佳子さんは、旅を通してお子さんたちと一緒になって、行く先々の歴史や遺産、文化や伝統、食や遊びを体得してきました。「訪れた国は10カ国を超え、娘たちはすっかりワールドトラベラーになりました。今年の冬も、家族そろってニューヨークで年を越す予定です。子連れ旅は子どもが小さい時だからこそできる貴重な体験。ぜひみなさんもお子さんと一緒に旅に出てワクワクを共有してください!」■0歳から海外へ「かわいい子には旅をさせろ」がわが家スタイル――お子さんと海外に行くようになったのはいつ頃からですか? なにかきっかけがあったのでしょうか?クリス-ウェブ佳子さん(以下、佳子さん):現在、娘たちは長女が中学2年生、次女が中学1年生なのですが、2人とも0歳の頃から海外に出ています。というもの、義父母が海外に住んでいるため、会いに行くときはおのずと飛行機が交通手段に。だから、娘たちにとって海外に行くのは、小さい頃から日常的なことでした。もちろん、海外デビューした当初は私も緊張しましたよ。娘が飛行機の中で泣いてしまったらどうしようって。ただ、気圧が変化するタイミングを見計らってミルクを与えると、ぐずることもなくその後はおなかいっぱいになって到着するまでスヤスヤ眠ってくれることがわかったので、長女も次女も、赤ちゃんの頃はこの方法を使っていました。3歳頃になると、さすがにこの手は使えなくなりましたが、搭乗前に空港内で思いっきり遊ばせると離陸する頃には疲れはてて自分の座席で寝てくれたので、周りに迷惑をかけることもありませんでした。この頃からCAさんとも上手にコミュニケーションが取れるようになり、2人ともすっかり旅慣れていましたね。5〜6歳になると、娘2人だけでイギリスにいる祖父母の家に泊まりに行くのが、夏の恒例行事になっていました。――さすが、グローバルなご家族ですね! おじいちゃん・おばあちゃんの住むイギリス以外に、これまで何カ国旅をされたのでしょう?佳子さん:タイのプーケットは家族みんなのお気に入りの場所で、ここには年に一度は行くようにしています。それに、フランス、ニューヨーク、カンボジア、台湾など…全部で10カ国は回っているんじゃないかしら?さすがに中学生になると高校受験に向けた進路のことがあるので、今はそう簡単に旅行にはいけませんが、小学生まではわりと自由に、行けるタイミングがあると家族で海外に行っていましたね。――ヨーロッパからアジアまで、ジャンルを問わずさまざまな国に行かれていますね。毎回、旅先はどのように決めているのですか?佳子さん:子どもがまだ幼かったこともあり、基本的には大人の行きたいところに連れて行っていました。よく雑誌の特集などで、子連れ旅におすすめの国に関する記事を目にすることがありますが、たしかにリゾート地などは子どもも思い切りはしゃぐことができますし、子連れ旅には向いているかもしれません。でも、元来子どもは遊びの天才なので、どんな場所に行っても自ら考え、遊びを発見できると思うんです。だから旅先は大人が選択し、子ども達も一緒に楽しむ。これがわが家の旅のスタイルです。ちょっとぐらい不便な環境の方が「自分たちでなんとかしよう」と頭で考え行動するようになるし、なにより普段味わえない体験ができて面白いですしね。そうそう、余談になりますが、わが家は東京観光をすることも多くて、その際は子どもの意見を優先します。「今度の週末、どこに行きたい?」と。これまでガイドブックを片手にいろいろな名所を巡りました。彼女たちのお気に入りは神楽坂。路地裏に残る情緒が刺激的だったようです。ときには立ち止まり、自分たちの住んでいる土地の魅力を再認識することも大切だと思います。■タランチュラから高級美食店まで「その国を知るには胃袋を知るべし」――子連れ旅をするようになって、お子さんたちになにか変化はありましたか?佳子さん:日本とは異なる文化、歴史、衣食住にダイレクトに触れることで、モノに対する価値観が変わった気がします。「みんな違って、みんないい」と。また旅に出る際は、行く先々の最低限の言葉を覚えてから行くのですが、片言でもいいので現地語で人とコミュニケーションをとることで、相手をリスペクトする気持ちが養われました。同年代の子と仲良くなるのも得意になり、今でもSNSで連絡し合ってるみたいですよ。――最近のお子さんは本当にすごいですね。ちなみに、旅行中は母親として、どのような態度でお子さんたちと接しますか?佳子さん:日本にいる時と変わりませんね。異国だからといって神経質になることもなく自然体でいます。私はどちらかというと無計画に歩き回り、新しい発見をするのが好きで、旅行中も地図はもたずにスマートフォンのGoogleマップだけを頼りに、その土地の空気感を楽しみます。だから失敗したり、迷うこともしばしば。しっかり者の長女は、そんな私を見てますますしっかり行動するし、面白いこと好きの次女は、私と一緒になってその場を楽しみます。主人はいつもと変わらず、動じることなく私たちの状況を見守っていてくれますが(笑)。旅に出ると、個々の性格がはっきり出て面白いですよ。唯一心がけているのは、現地の食べ物に拒まずトライしてみること。カンボジアで食べたタランチュラは、おなかの部分がカスタードの味がしました。子どもたちは「尋常じゃない!」って引いていましたが、私の旅のモットーである“その国を知るには胃袋を知るべし”は、娘たちにもちゃんと引き継がれています。美食の街・パリに行った時は、食育も兼ねてハイエンドなレストランにも挑戦。小さい頃から“本物”を経験することで、自然にセンスが身につくと思うので意識して触れさせるようにもしています。■ママの旅先ファッション「コーディネートいらずの○○がおすすめ」――初めて子連れ旅をするとしたら、どの国がおすすめですか?佳子さん:前述のとおり、「大人が行きたい場所に子どもも連れて行ってみんなで楽しむ」というスタンスのもと旅をしてきたので、皆さんにおすすめしてよいか不安ですが…(笑)。あえてすすめるならフランスですね。美しい公園が充実していますし、街を歩いているだけでも楽しいです。以前、子どもたちを連れて行った時はエッフェル塔を階段で登ったんですよ! 大人だけでは味わえない楽しみ方がフランスにはありますね。また、美食店も豊富ですし、とくにランチ時は子連れ客も大歓迎してくれますので、ぜひワンランク上のお店にトライしてみてください。――佳子さんといえば、おしゃれママの代名詞。旅先でもおしゃれに見えるファッション術を教えてください!佳子さん:私の場合、ワンピースやジャンプスーツなど、コーディネートを考えないですむアイテムを持って行きます。またシワにならない素材であることも重要。逆に、ジーンズは重たいしかさばるので持って行きません。足元は、レストランでの食事用にリゾート地でもヒール靴は欠かせませんね。ただし、持っていくアイテム数は厳選します。というのも、私は旅先で服を買うのが好きで、滞在中は地元デザイナーの洋服を着てファッションを楽しみます。シンガポールやカンボジアで調達したワンピースは蒸し暑い東京の夏にぴったりなので、帰国後も重宝。あれこれ持って行かず、1枚でさまになるアイテムが数枚あると便利ですよ。――今回出版された『TRIP with KIDS-こありっぷ-』にも数々の美しい写真が掲載されていますが、思い出に残る写真の撮り方を教えてください。佳子さん:普段、旅に出る時はミラーレスカメラを持参します。軽量で荷物にならないので子連れ旅にぴったりなんです。また子どもを撮影する時は、ポーズを決めず、話しかけながらシャッターを押すと、自然な表情を撮ることができますよ。それと被写体を斜め下から撮ると、ドラマチックに映るのでこの方法もおすすめです。――今にも子どもを連れて旅行したくなってきました! 最後に、子連れ旅の魅力とは?佳子さん:旅先でのドキドキ感・ワクワク感が倍増することでしょうか。子どもは動く天才、迷子になる天才です。子どもたちは大人が思ってもみない行動を旅先でもとるので、新たな発見の連続ですね。ぜひ家族みんなで笑って、感動して、ときには失敗して、素敵な思い出をたくさん作ってください。体得に勝る学びはありませんよ。参考図書: 『TRIP with KIDS-こありっぷ-』 (講談社)クリス-ウェブ佳子著 1,500円(税別) 子どもの頃から大胆に旅をさせることによって、国際感覚や適応能力、コミュニケーション能力や美意識など、その後豊かに育つ、土台になるはず。クリスー ウェブ佳子さんが、2人の娘さんとともに旅した11の旅を通して、「大変!」といわれる、子どもとの旅(=こありっぷ)のコツを伝えます。旅好きな親にとっても、これから旅を始める子どもにとっても、最高の旅をすることで学びを得る。これからの時代を生きる子ども達のための、新感覚の「旅育」本の誕生です。取材・文/長谷部美佐
2018年09月27日紅葉狩りや温泉など楽しいことが満載の秋の行楽シーズンですが、赤ちゃん連れのファミリーにとって悩ましいのがホテル選び。宿泊先での食事やお風呂、ホテルスタッフや宿泊客に迷惑がられるかも…と、小さい子どもがいると何かと心配ですよね。今回は赤ちゃん連れにおすすめしたいホテルチェーンを筆者の宿泊経験を交えて紹介します。温泉旅行を満喫したいなら『大江戸温泉物語』秋といえば、やっぱり温泉旅行。赤ちゃんがいると、大人をターゲットにした温泉宿や個人経営の小ぢんまりした宿には泊まりにくいものです。わが家では来日していた外国人の義母のため、日本らしい温泉があり、かつ、1歳の子どもと一緒に泊まれる宿を探していました。そこで先輩ママに相談したところ、すすめられたのが「大江戸温泉物語」でした。「大江戸温泉物語」がファミリーにとってうれしいのは、食事が基本的にバイキングであること。わが子はベビーフードを嫌がって、大人の食べ物をほしがる盛りだったので、好きなメニューを選べるバイキングは助かりました。筆者が宿泊したときには朝食でチョコレートフォンデュが出ていて、子どもたちに大人気でした。子ども向けのメニューが豊富なバイキング。和洋中の幅広い料理がそろっています「大江戸温泉物語」で、生まれて初めて大浴場に挑戦したわが子。脱衣所にはベビーベッドがあり、大浴場にはベビーチェア、ベビーソープも用意されていました。他の宿泊客がいる中、スムーズに入浴できるか心配していましたが、アメニティが充実していたおかげで問題なく乗り越えられました。オムツが取れていない赤ちゃんでも、大浴場のお風呂に浮かばせられるベビーバスが利用できるので安心です。温泉旅行の醍醐味、露天風呂も子どもと一緒に楽しめました筆者が宿泊した「大江戸温泉物語」は城崎温泉という有名な温泉街にあったので、年配の宿泊客が多かったのですが、ファミリー層にも人気のようでした。バイキング会場や大浴場でベビー用のサービスが整っていたため、赤ちゃん連れでも気兼ねなく温泉旅行を楽しめましたよ。全国の人気観光地で泊まれる『ダイワロイヤルホテル』行きたい観光地は決まっているけど、泊まるホテルで悩んでいる…そんなときには「DAIWA ROYAL HOTEL(ダイワロイヤルホテル)」がおすすめ。北海道から沖縄まで全国展開しており、人気観光地近くのホテルを見つけられるのが魅力です。筆者がダイワロイヤルホテルグループの「Hotel & Resorts 伊勢志摩」に宿泊して感じたのは、国籍問わず、老若男女問わず、宿泊客の層が幅広いこと。赤ちゃん連れのファミリーもたくさんいたので、安心して泊まりやすい雰囲気でした。朝食は基本的にバイキングですが、夕食はバイキングのほかに和食、中国料理、フレンチといったレストランを選べます。筆者が子どもを連れて和食、フレンチのレストランで食事したときは、どちらもスムーズにベビーチェアと子ども用食器を用意してくれました。夕食のバイキングではケーキやアイスクリームなどのデザートや、唐揚げやポテトといった子どもの好きなメニューを並べたコーナーもありました。フルーツもたくさんあったので、わが子はスイカやオレンジをたらふく食べられて満足だったようです。「Hotel & Resorts ISE-SHIMA」のバイキングで楽しめる伊勢うどん。うどん好きなわが子は大喜び「Hotel & Resorts 伊勢志摩」の大浴場にも、ベビーチェアやベビーソープといったベビー用品が用意されていました。さらに、クレンジングからヘアケアまで大人用のアメニティグッズも豊富だったので、持参する化粧品が少なくて済み、ささっと自分のスキンケアを終わらせて子どもの世話ができました。かわいいベビーチェア。大浴場の床は子どもが滑りやすくて危険なので、助かりました「Hotel & Resorts 伊勢志摩」では夏場、プールも利用することができます。幼児用の浅いプールもあったので、1歳のわが子も思う存分プールを楽しむことができました。足入れ付きのベビー浮き輪を持ってきていたので、深めのプールにも少し挑戦しました。ベビーのためのサービスをチェック赤ちゃん連れの場合、ファミリー歓迎とうたっている旅館やホテルであっても、ベビーのためのサービスが整っていないと宿泊で苦労するかもしれません。また、客層からファミリーが泊まりやすい雰囲気であることも重要です。ウェブサイトや旅行雑誌の情報だけでは細かい部分が分かりにくいこともあるので、気になるときはホテルに問い合わせましょう。赤ちゃんの月齢に応じて、離乳食やオムツのサービス、販売があるかなどを事前にホテルに問い合わせておくと、より荷物が少なくてすみ、安心ですね。<大江戸温泉物語グループ><DAIWA ROYAL HOTELグループ><文:フリーランス記者奥 汐紀>
2018年09月27日今月のこありっぱー佐藤リッキー佐藤リッキー/プロジェクトデザイナー合同会社「Yello」代表。ファッションからインテリアまで、そして発案から企画、演出まで、ジャンルを越えたさまざまなプロジェクトで東京をデザイン。:@rikkisatoそこは、息子と僕の興味が一致した場所僕らがオーストラリアを訪れたのは3年前、息子が4歳の時。目的地は「カバリタビーチ」。バイロンベイとゴールドコーストの間(ややバイロン寄り)に位置する、とてつもなくローカルで、とてつもなく美しいビーチです。その頃手がけていたプロジェクトの参考にしたいデザインホテルの場所が、オーストラリア。そういえば、息子が見たいと言っていたグローワーム(光る虫)が生息するのはオーストラリアだったような……と調べると、奇跡的にエリアが近い。これはきたな!と(笑)。当時のオーストラリアは、僕的にムーブメントを感じていた場所。話題の料理店もオーストラリア発のものが多かったし、大好きなレストランのシェフもオーストラリアで修業をされていたり。なにやら匂うぞ、あの大陸……と、ちょうど思っていた頃だったんですよ(笑)。だんだん牌(パイ)が集まってきて、最後に息子のグローワームでどん!と揃った感じ。まさに一石二鳥、いや三鳥?“呼ばれている”と都合よく解釈して(笑)、すぐに計画を立てました。オーストラリア、はっきり言って最高でした写真は朝のカバリタビーチ。偶然が重なり訪れたオーストラリアですが、本当に行ってよかった(物価が高い以外は……笑)。とにかくフレンドリーで、フリーダム。特に僕らが滞在したあたりは、もともとヒッピーたちが住み着いて発展したという歴史もあり、空気が極上にゆるい。現地の人たちの5人に1人は裸足でスーパーにも行っちゃってました。それが日常なんです。オーガニックが自然に根付いている感じも好きでした。生活がオーガニックと密着していて、地産地消がリアルに感じられて。ナチュラルさに嘘がなくて、すごく心地よかった。これは、バイロンベイにある「the farm」というオーガニックレストラン。横にある畑で採れた野菜を使った料理を提供してくれて、本当に美味しいお店なんですが、子連れでも全然大丈夫。むしろウェルカム。子どもだって美味しいものを食べたいだろうし、食べさせてあげたい。大人と同じクオリティのものを食する経験を、自然にできるのがオーストラリアでした。子どもに対してフレンドリーに接してくれるのは、やっぱり気持ちがいいですね。幸せになります。まずは息子の興味を満たしてから旅のタスクは最初からはあまり決めない派。現地で楽しいことをどんどん見つけちゃうので。忙しくなりすぎるのは本意じゃないし、“やりたかったことができなかった” という思いはしたくない。アンハッピーになることは全力で避けます。だから、“絶対にこなさなくてはいけないこと” は最初の方に。今回の旅でいうと息子のグローワームの鑑賞!これだけは絶対に完遂しなくてはいけないタスク(笑)。子どもがいるので、宿だけは確実に予約しておきます。最初に泊まったのが、この一棟借りのロッジ。グローワームが棲む洞窟のすぐ近くに建つロッジで、すごく雰囲気のいい宿でした。調べるのは得意なんです。ツアーで旅をしなくなってから早20年。嗅覚もかなり鍛えられました。宿もハズすことはほぼないですね(笑)。そしてこれが本題の光る虫、グローワーム。写真では伝わりにくいのですが、相当キレイでした。百科事典大好きっ子で、このグローワームが紹介されている付録のDVDは、擦り切れるほど観ている息子。実物のグローワームを目の当たりにし、相当満足した様子。親冥利につきる瞬間でしたね。子どもが喜ぶ顔っていいです、やっぱり。そして、僕の目的地はここデザインサイトで見つけて以来、目をつけていた「Halcyon House(ハルシオンハウス)」へピットイン。外観はモーテルで、内装はホテル。そのコントラストに惹かれました。高級リゾートなのに、肩肘張らない感じがすごく心地いい。リノベーションって、新しいものを建てるよりも空気感のいいものができるんだなあと再確認。ブルーを基調にしたインテリアが特徴。日本にはないパターン使いなど、参考になります。完全に、仕事目線(笑)。地元の新鮮な食材を使った朝ごはんも、本当に美味しかった。そして子連れ旅で大事なのが、プール。プールは大事です。プールさえあればなんとかなると言ってもいい(笑)。子どもにとっては、ホテルのインテリアが素敵であるか否かなんてことは実はどうでもよく、大事なのは楽しく遊べること。でも僕は別行動はしたくない。家族で一緒に動きたい。僕が一人で自由に動くことで、妻に負担をかけることになってしまうし。だから、大人の欲求と子どもの欲求が両方満たされる宿を選ぶこと、そういう旅程にすること。それは我が家の絶対ルールだったりします。みんながハッピーであることが一番。息子がいつもと変わらず過ごせるようにオーストラリアは日本と時差がほぼないので、大人も子どももラク。子連れ旅の目的地としては至適です。子どもは無理をさせると不機嫌になり、結果面倒なことが増えるので(笑)、なるべくノンストレスに。ホテルの目の前のビーチには、キレイな貝殻がたくさん。息子はずーっとそれを集めて遊んでいました。いわゆる “お宝探し”。子どもなら誰もが大好きなヤツです。ネックレスにしたり、そのいくつかは持ち帰り額装し、家に飾っています。 いい思い出です。何を持っていくかも重要で、この時はキックスケーターをチョイス。大正解でした。広くて自由なオーストラリアは、どこでも好きに乗ってOK。そんな場所は日本ではなかなかないので。遊び道具であることはもちろん、移動ツールにもなる(僕が押すんです・笑)。時間を楽しく彩ってくれるという点でも有効でした。あとは、ママさえいれば息子は全部OK(笑)。普段は本当に忙しく働く妻なので、旅の間はできるだけのんびり過ごせるように。息子との時間を持てるように。それは旅をプランニングするうえでものすごく意識します。それが家族全員のハッピーにつながることでもあるので(ひいては自分のハッピーにも)、手は抜かないですね(笑)。旅の思い出は、ムービーにオススメなのが、旅で撮った動画を一本のムービーにまとめること。旅の思い出を帰国後にもう一回追体験するのって、実は幸せな作業です。息子もたまに「どこどこへ行った時の見せてー」と言ってきます。思い出がクリアになる点でも、ムービー化はすごくいいです。僕は特に難しいアプリは使いません。iPhoneにデフォルトで入っている「iMovie」内のフォーマットを活用しています。行った先々で、30秒ぐらいずつ撮影しておけば素材になるので、それを簡単につないで1分程度の動画にするだけ。僕らは年に1〜2回は旅をするので、動画もだいぶ増えてきました。たまに見直しては「ちゃんとやってるな、家族」って1人満足しています(笑)。Composition&Text:Urara Takahashi
2018年09月26日海外旅行先としても人気の高いフィンランド。行ってみたいけれど、子連れで海外旅行は難しいと考えている人は多いのではないでしょうか? 確かにヨーロッパは物価が高いですが、その分治安も悪くなく、街の人々もやさしいので過ごしやすいのが魅力です。3歳の息子を持つ筆者が、昨年フィンランドを訪れ、あらためて「子どもと行きたい!」と思った場所、おすすめのポイントなどをご紹介します!■ヨーロッパのなかで一番近い国 「フィンランド」ヨーロッパは遠いというイメージがありますが、フィンランドは日本から直行便があり、フィンエアーを使えばヘルシンキまで9時間30分と、比較的短いフライトで行くことができる、ヨーロッパのなかで、一番日本に近い国。実はハワイよりもフライト時間が短いと思うと、ぐっと身近に感じられます。 フィンランドに行くと、バリアフリーが行き届き、スーツケースを持って移動がしやすいことに驚きます。トラムはなんと、ベビーカーに乗せた子ども連れの人は、大人も運賃が無料に。公共交通機関が子育て世代にやさしいというだけで、行きたい気持ちになります。 ヘルシンキ経由のフライトで、「ストップオーバー(途中降機)」を予約すると、最大5日間までフィンランドで過ごせるので、首都のヘルシンキを拠点に、気軽に地方に足を伸ばすのもおすすめ。そこで子連れで一番行きたいのが、昨年フィンランド第3の都市・タンペレにオープンした 「ムーミン美術館」 です。■注目スポット、世界唯一の「ムーミン美術館」30年前に誕生したムーミン谷美術館が、複合アート施設であるタンペレホールに移転するのを機にリニューアル。ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの作品を常設展示する施設として、新たに誕生したのがこのムーミン美術館です。 この美術館で展示されているのは、主に1986年にトーベ・ヤンソンがタンペレ市に寄贈し、ムーミン谷博物館で展示されてきた約2000点の原画やスケッチ。小説9作品、絵本3冊の原画を中心に構成された、常設展『それからどうなるの?』は、本をめくるように次の展開にわくわくしながら先に進むことができます。 ここでおすすめなのが、展示に合わせた音声ガイド。日本語も含む6ヶ国語(スウェーデン語はトーベ自身によるもの)あるので、まだ文字が読めない子どもも物語をじっくり楽しむことができます。説明書きにも日本語があり、物語を知っていたらさらに楽しめますが、知らなくても十分楽しむことができるのも嬉しいところ。日本人のガイドスタッフもいるので、安心です。 またプロジェクションマッピングにより、動くニョロニョロに触るとニョロニョロに雷が落ちたり、ムーミンがでんぐり返しをする映像など、最新テクノロジーによる体験を通して、ムーミンの世界観を堪能できるのは、子どももきっと大喜び!さらに、彼女のパートナーであり、グラフィックデザイナーのトゥーリッキ・ピエティラによる30点の立体模型を展示。最大の見どころは、ムーミンの家のジオラマです。トーベとトゥーリッキ、そして医学生でムーミンの本が大好きだったベンッティ・エイストラの3人が遊びながら作ったというもので、ムーミンパパの部屋は船だったり、裏にある電気室のドアにはニョロニョロが描かれていたりと、遊び心にあふれています。 また併設のカフェレストラン「TUHTO(トフト)」では、ムーミンのコース料理を堪能できます。そのほかタンペレホール内には、日本語も含む世界のムーミンの書籍を閲覧できるライブラリーや、『ムーミンパパ海へいく』の世界観をイメージしたフォトスポット、そしてミュージアムショップもあり、1日中楽しめそうです。 © Moomin Characters ™■子どもと楽しめる 「タンペレ」の街歩きタンペレは、2つの湖に挟まれた美しい街。19世紀に誕生した、『マリメッコ』と並ぶテキスタイルブランド『フィンレイソン』を中心に街が発展したところで、築100年以上の建物が多く、美しい街並みも見どころです。 『フィンレイソン』の工場内には病院や学校、通貨まであったといい、そのなかの厩舎の跡地はタッリピハ厩舎跡として、雑貨店やカフェ、チョコレートやキャンディなどのお店が入っています。かわいらしい小さな小屋が立ち並び、公園もあるので、子どもと出かけるのにぴったりです。またタンペレの街を一望できる、19世紀にオープンした展望塔ピューニッキ展望タワー。もうひとつの楽しみは、タワー1階のカフェで食べられるドーナツ(フィンランド語でムンッキ)です。フィンランド一美味しいと評判で、1日1000個売れるほどの人気。ドーナツと展望台チケットのセット(4.5ユーロ)もあり、わざわざ行く価値があります。 そのほか、9つの常設展と8つの企画展が見られる、「博物館センター・ヴァプリーッキ」では、郵便博物館やゲーム博物館もあり、半日たっぷり遊ぶことができます。 © Moomin Characters ™■ヘルシンキで「ムーミン」探し!ヘルシンキに戻り、とっておきのムーミングッズに出合える場所へ。まず向かったのは、一昨年にオープンして以来、フィンランド、スウェーデンに次々とオープンしているムーミンカフェの1号店。ムーミンの絵本やブランコの椅子もあり、子どもが喜ぶこと間違えなし! 内装は1950年代の床がそのまま使われていたり、古い家具が並んでいるので、大人もおしゃれなカフェとして使いたくなる雰囲気です。 メニューには、サンドイッチやサラダ、フィンランド定番のシナモンロールやリコリスのケーキのほか、ニョロニョロのメレンゲなど、ムーミンのキャラクターが登場。ムーミンマグに入った飲みものを飲みながら、大人もゆっくりと過ごせます。 絵本の読み聞かせや、ぬり絵などのワークショップも不定期に開催。ムーミンの世界観のなかで、子どもと楽しい時間を過ごせます。人とはちょっと違う、ムーミングッズを買うならこんなお店もおすすめ。2016年にオープンした、キャンディのお店「sweet story」は、砂糖、水、シロップだけをつかった、シンプルで素朴なキャンディ。ムーミン柄のキャンディもあり、お土産にも喜ばれそうです。 かわいいテキスタイルで、日本でも人気の高いファッションブランド「イヴァナ・ヘルシンキ」。ショップの地下一階には、ムーミンをモチーフにした服やバッグもたくさん。子ども服はもちろん、一見するとムーミンとはわからないデザインで、大人も一緒にムーミンファッションを楽しめます。 そのほか、蚤の市ではムーミンのお宝グッズ、スーパーではお菓子や日用品など、ムーミン関連の商品を手頃な価格で見つけることができます。 ヘルシンキ内には、ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンのゆかりのある場所もたくさん。トーベが子どもの頃によく遊んでいた公園や、暮らしていた家などをめぐる“トーベ・ヤンソンツアー”に参加すると、ムーミンが作られた背景をより理解できるかもしれません。 駆け足で巡る、フィンランド・ヘルシンキとタンペレ。帰国してからムーミンの絵本を楽しむと、より深く楽しめるはず。 子連れで楽しめる場所が、意外とたくさんあります。今後の旅行の候補地に入れてみてはいかがでしょうか?© Moomin Characters ™取材協力: フィンエアー Visit Finland(フィンランド政府観光局)
2018年09月24日今月のこありっぱー田中英子田中英子/セレクトショップディレクター・デザイナー大阪の人気セレクトショップ「クレオパトラ」のディレクターを務めながら、ブランド「ソロヴ」のデザインも手がける大阪一のモード番長。二男のママ。趣味はズバリ旅行で、訪れた国は約25カ国以上!Instagram:eiko_tanakaいざ、冬のヨーロッパへ!夫婦揃って旅行が趣味なので、幼い頃から色々なところに連れ回されている息子たちですが、冬のヨーロッパは初。2016年、兄が小5、弟が小2の冬休みに訪れました。最初はイタリアだけの予定だったのですが、友人から「子どもを満足させるなら、ウィーン(オーストリア)で本場のクリスマスを見せた方がいい!」と熱弁され、急遽旅程を変更。ウィーンからベネツィア、フィレンツェを列車で巡る旅に。「夜行列車なら行きたい!」と息子たち。「アルプスを列車で越えるんだよー」なんて話すと、大盛り上がり。ウィーンはオペラも見られるし、長男の好きな美術館も多いし、「いいね、いいね」と家族の意見はまとまったわけなんです。写真は、ヴェネツィアからフィレンツェへ向かう寝台列車。2段ベッドの上の段でテンションMAXな2人……。列車の旅、男子の食いつきは抜群でした(笑)。キラめくウィーンのクリスマスに感動!−15℃の極寒の中、クリスマスマーケットまでダッシュ!彼らはたきつけるとすぐに走り出します(笑)。ウィーンではこの時期、数々の広場でクリスマスマーケットが催されています。つまり、街中がクリスマス!私たちが訪れた市庁舎前広場のクリスマスマーケットは、それはそれはファンタジックな場所。電飾がキラキラと輝き、ろうそくが揺れ、幻想的。ホットワインを飲みつつ、うろうろしているだけで楽しい。ものすごーく寒いけれど(笑)。一周3000mものスケートリンクも。ここでスケートをするのも、今回の旅の目的の一つ。息子たちは延々とスケートを楽しんでいました。私は……とにかく寒かった!(笑)我が家の旅はサバイブ上等!我が家では、どこに行くかを最初に決めるのは主人。そこに家族のみんながアイディアを出し合い、旅程が決まっていきます。大抵はあれもこれもと詰め込みすぎて大変なことになるんですけど(笑)。詰め込むくせに下調べが甘く、とにかく移動の多い旅になるのが我が家(笑)。必然的にトラブルも増えてくる。お恥ずかしながら、飛行機や列車の乗り遅れ経験も数回あります。でも、そういう時こそ、家族の団結力が輝き始めるんです。なんとか乗り越えなくてはならない!という使命に家族全員が燃える。協力しながらミッションをクリアしていく。それもまた、旅の楽しみの一つだったりもします。そしてそのうちに、子どもはどんどんしっかりしてくるんですよね。長男は「乗り場は合ってる?」「次は何時の便?」なんて確認してくれるまでに成長しました(笑)。うちの男子たちのサバイブ能力、上がっていると思います。何事も前向きに解釈するのも、我が家の特徴かも(笑)。“自分のことはなんでも自分で”!旅の様子や旅程、行き先の気候や気温をメモするのが長男の定番。夏休みのたびに各国にホームステイしているせいか、気候には興味があるみたいで。でもそれも、親からすると計算どーり!(笑)我が家では、旅程や行き先の気温などを調べ、その気候に合った服を自分でパッキングするのがルールなんです。“自分の荷物は自分で”!どんな旅行でも自分でパッキングして、自分で荷物を運ぶのが我が家の決まり。忘れ物した時の悔しさも自分で消化。すべて自分で責任を取る!もちろん、パッキング前に行き先の説明はします。パソコンで天気予報サイトを見せながら、こういう気候のところに、こういう遊びをしに行くから考えて用意しなさいよと。このヨーロッパ旅行の際は、−10℃以下のところでスケートをすることを説明。レギンスを2枚重ね穿きしても寒いかもしれないと事前に伝えました。シチュエーションをイメージさせた上で、さあ君たちは何を用意するの?と。ポイントは、たとえ中身がぐちゃぐちゃでも怒らないこと。怒ると子どもたちのモチベーションは一気に下がるから、なにも言わないことが大切です。特に男子はおだてないと(笑)。彼らが幼い頃はすべて私がパッキングしていたのですが、それだけで一晩がかり。今はその負担がないだけでも、信じられないくらいラクです。私の負担が減った分、旅の内容も濃くなっている気が。一石二鳥です。最近の旅は、もっぱらAirbnb金額的にもお得だし、その土地の雰囲気がよくわかるので、宿泊には主にAirbnbを活用。食事も、スペシャルな時以外は現地の食材で自炊します。子どもたちとスーパーに行き、現地の習慣や旬の食材を発見するのはとても面白い。この時のヨーロッパ旅は、宿はすべて事前予約してありましたが(寒いので)、最初と最後の宿だけとって、あとはサバイバルしながら現地で宿を探すこともあります。子どもが大きくなってきたこともあり、ここ2年くらいは行き当たりばったりの旅が増えてきましたね。美術館&博物館巡りが大好きです♡初めての土地では、まずその国の大きい美術館や博物館に足を運びます。その国の歴史や成り立ちが何となくわかるから。ほぼ毎回、音声ガイドをレンタル。大きい都市の美術館だと、ほとんどの場合、日本語の音声ガイドも用意があるんです。社会科で勉強したことと照らし合わせつつ、母も交えてディスカッション。家族の誰より先に音声ガイドを借りに行くのが次男。メカをいじっている感覚も好きみたいです。とはいえ、半分くらいしかわかっていないとは思いますが……(笑)。読書家にして勉強家の長男は、旅を提案すると事前に色々調べて盛り上がってくれるいい相棒です。ウィーンでは「本場のオペラが見たい!」と熱望。オペラハウスの様子にも興味津々で、終始楽しんでいました。でも次男には……、オペラはまだ早かったみたい(笑)。眠い中、付き合ってくれてありがとう♡息子たち2人の希望が同時に満たされることばかりではないのも、家族旅の醍醐味。お互いのやりたいことを尊重、協調性も身につけてくれていると信じています。チップと一緒に折り鶴を♡次男は折り紙が大好き。成田空港でお土産用の折り紙をいつも欲しがります。松の柄だったり、日の丸柄だったり。日本らしさいっぱいの折り紙を旅先に持って行くんです。そして折り鶴を作り、出会った人にプレゼント。チップの隣にさりげなく置いたり……。次男の旅先での定番で、最高に可愛い一面!こういう姿を見ると、嬉しくなりますよね。旅が彼を成長させたりもしているんだろうなって。旅を通じて、“自分で生きて行く力”を身につけてね繰り返しになりますが、“自分のことは自分で” が我が家の家訓。それを徹底する場が旅なんです。行く前も、行ってからも、すべてが自己責任。自分のトラブルは自分で解決!飛行機で忘れ物をしても、自分で電話をしてなんとかする。財布を無くしても、警察に電話するのは自分の仕事。例えば日本でも、自転車を撤去されたら自分で取りに行かせます。絶対に頼らせません(笑)。そうしているうちに、「仕方ない」とか「諦める」とか、そういう感覚もわかってくる。どうしようもない出来事をどう楽しむか、とか。自分の心地いい過ごし方に気づいたりとか。自分で生きていく力を身につけて欲しい!そして1人でどこへでも行けるようになって欲しい。一刻も早く!(笑)とはいえ、しばらくは家族一緒の旅を楽しみたいと思っています。今、長男は中1。一緒に旅に出てくれるのも、きっとあと少しだから。次に狙っているのはアフリカの旅。アリゾナをキャンピングカーで回る旅もいいな。息子たちと一緒に、五大陸を制覇するのが夢なんです(笑)。Composition&Text:Urara Takahashi
2018年08月29日沖縄本島のもっと先の離島?くらいのイメージに留まっている人も少なくない石垣島。実は近年国内外からの人気がうなぎ上りで、なんと今年1月には世界的旅行サイト『トリップアドバイザー』の口コミで選ぶ「2018年 人気上昇中の観光都市ランキング」で世界一位を獲得。今や人気の旅先として急上昇中です。7月には待望のLCC直行便が東京(成田)間に就航するなど、価格的なアクセスも同様、石垣島のおすすめスポットも年々充実してきているのです。そこで今回は、石垣島に移住したママライター松浦明が厳選した「小さな子連れ旅でも安心・嬉しい!」がいっぱいつまったステイ先、スポットの幾つかをご紹介します。■ニューオープン!石垣島最大級のプールエリア「AQUA GARDEN」美しいビーチやエメラルドグリーンの海、ため息が漏れるようなサンセットなど、石垣島には未だ手つかずの大自然にリンクするものが多いのが特徴です。都心ではなかなか出会えない自然との出会いを堪能することはもちろんですが、子連れファミリーにとって「子どもと一緒に楽しい想い出づくりができること」も外せないポイント。そんな子連れファミリーにも嬉しいスポットがこの初夏、市街地から約10分ほどのロケーションにオープンしました。島有数の美しい天然ビーチ、フサキビーチを擁するリゾートホテル「Fusaki Resort Village beach&garden(フサキリゾートヴィレッジ ビーチ&ガーデン)」が2018年6月、新たにオープンしたのが、石垣島最大級を誇るプール「AQUA GARDEN(アクアガーデン)」です。さっそく訪ねてみたのが、島内でもすでに大人気のウォータースライダーを備えた「スプラッシュパーク&キッズプール」です。ぐるり360度が絵になる底浅のプールと、水深600mm、300mm、150mmからなるプールは、小さい子連れファミリーでも安心。低めのスライダーは大人の付き添いがあれば身長91cmから楽しめて、なおかつ小さなお子さんにはアームリング(腕につける浮き袋)を無料レンタルしてくれる嬉しいサービスも!一番上にある大きなバケツは約10分ごとに「バッシャーン」とひっくり返るのですが、これが大人にも子どもにも評判! 水しぶきを浴びながら親子で楽しめるウォーターアトラクションが充実していて、子連れパパママたちにも評判です。「スプラッシュパーク&キッズプール」:スライダー等遊具エリアのみ 営業時間 9:00~19:00(3月下旬~6、9、10月は18:00まで)※季節営業ビーチサイドでリゾート気分を満喫したい時には、全長54mの「ビーチサイドプール」がすぐ横に。サイドには水際でくつろげるビーチチェアや、プライベート感覚でゆったりすごせるカバナ(宿泊客であれば無料)、ソファエリアなどを設置。泳ぎ疲れたらリゾートビーチバー「THE STAR BAR」(ザ・スターバー)のドリンクを楽しんだり。ゆったりとした時間の流れが満喫できます。ビーチサイドプール:営業時間 9:00~20:00 ※季節営業「ザ・スターバー」は、プールサイドにあり、すぐ横に石垣ブルーの海や白砂ビーチを臨みます。今年6月にオープンしたばかりのこちらのバーでは、日中は旬のフルーツのジェラートやグラニータ、コールドブリューアイスコーヒーなどもラインナップ。夜はJAZZの生演奏とオリジナルカクテル。サンセットが美しい19時前後もおすすめです。「ザ・スターバー」:営業時間 10:30~23:00(22:30 LO) ※季節営業プール越しに白砂のビーチが臨めるこのエリアは、いま人気のインフィニティプールに近い感覚。とにかく目の前に広がる景色が贅沢!島内最大級のマリンアクティビティーを誇るビーチステーションでは、「フライボード」や「SUPツアー」、「クリアカヤックツアー」、白砂ビーチでの「朝ヨガ」など最新アクティビティもずらり。2歳以上のお子さんでも参加できる「シュノーケルツアー」や「マリンジェット」、年齢制限なしで利用できる「リーフシュノーケル」など、子連れファミリーでもあれこれトライできるメニューが充実しているのも嬉しいポイントです。「ビーチステーション」:夏季営業中は、監視員さんも常に巡回しているので安心! ビーチ遊泳時間 9:00~18:30 ※時期により変動 ■ママにもやさしい! 島で楽しむ「朝ヨガ」、安心の「託児施設」もママにぜひ試してほしいのが毎朝7時~8時、島で活躍するヨガインストラクターがナビゲートしてくれるビーチでの「朝ヨガ」や、日・月・木・金 10月まで開催の「SUPヨガ」。美しい海と青い空に囲まれてのヨガ体験は、一度体験するとクセになる気持ち良さです。なんといっても、至れり尽くせりだと感じるのが、プールサイドにあるベビー&キッズルーム「AYAPANI(アヤパニ)」。満6ヵ月のベビーから6歳児(未就学児)まで、30分刻みで預かりOKという有資格者常駐の託児施設です。施設内には子どもたちが目をキラキラさせる遊具や絵本がずらり(内装、遊具などの設備は、小学館集英社プロダクションンが監修!)。ライブカメラが設置されていて、スマホやタブレットからリアルタイムで子どもの様子が確認できる(!)という最新のシステムも導入されています。「アヤパニ」:営業時間 8:30~18:00 料金 30分540円(税込)水着のままでもアクセスできるプールサイドの「BEACH SHOP(ビーチショップ)」。オーストラリアの人気サーフブランド「BILLABONG(ビラボン)」を中心に、小さなキッズから大人用までのスイムウェアやビーチファッション、種類豊富なビーチサンダルなどを多彩にラインナップ。旅行前に買いそびれてしまいがちな忙しいパパママでも安心です。「ビーチショップ」:営業時間 9:00~18:00(3~5月・10月は9:00~17:00) ※季節営業その他、プールサイドには最新設備を整えたシャワールームやトイレも設置されているので、急にトイレを所望するおちびさんたちがいるファミリーでも安心! いちいち客室に戻ることなく朝からたっぷりビーチ&プールを満喫できます。そして、このダイナミックなプールエリアに隣接するのが、開放感たっぷりのオープンエアデッキでビーチの絶景と島食材を駆使したBBQが楽しめるシーサイドBBQ「夏至南風(カーチバイ)」。ランチはボリューム満点の石垣牛ハンバーガーやパニーニなどのテイクアウトOKなメニューをラインナップするほか、夜は石垣牛のBBQが満喫できるメニューが特におすすめです。「カーチバイ」: 営業時間: 18:00~21:30(21:00 LO) ※時期により変動あり■子連れファミリーにダントツ人気!ウエルカムベビー認定のスペシャルな客室子連れファミリーにダントツ人気なのが、2015年にオープンした客室棟「ガーデンテラス」。なかでも人気のトップ2が「ウエルカムベビー認定」された「ガーデンテラス ファミリールーム」と、棟最上階にある「ガーデンテラス オーシャンビュールーム」です。写真下:「ガーデンテラス ファミリールーム」小さいお子さん(0歳~2歳)連れでも安心して過ごせることをテーマにデザインされたお部屋。チェックの基準が細かい「ウエルカムベビー認定」も受けているこちらのお部屋は、ベビー連れだとなおさら嬉しいベビーベッドを部屋の奥に設置。室内は、ハイハイOKな琉球畳のコーナーのほか、家具はすべて小さいお子さんの目線にあわせて低く設置。絵本や遊具をはじめ、子ども用便座、昇降台、電子レンジ、哺乳瓶洗浄ポット、哺乳ポット、ワイヤレスチャイム、お尻拭きにいたるまでを徹底完備(ベビーカーやベビーバス、湯温計などの“赤ちゃんレンタルサービス”も予約可能)。※2部屋のみとなるため、宿泊希望の場合は早めに予約が必要写真上:「ガーデンテラス スーペリア」ガーデンテラス最上階! 窓を開けると目の前にビーチサイドプールとフサキビーチが臨めるという超絶景のお部屋。天井も高く開放感にあふれ、琉球畳のうえでくつろげるコーナーも。テラスも広いので、夜は親子で星空探索や夫婦水入らずの語らいなども楽しめる。とにかくゆったり優雅にアクティブに島時間を満喫したい! というファミリーにはこちらがおすすめ。※42㎡ / 最大6名まで宿泊可能ホテルの敷地内には石垣島随一の夕日の名所でもある「フサキエンジェルピア」も。お天気の良い日の日中は、西表島、竹富島、小浜島も見渡すこともできます。フサキリゾートヴィレッジは、2018年末にはビーチ奥に新しいロビーラウンジも誕生予定。2020年までに新たなホテル棟、インドアプール、コンセプトレストランやオールデーダイニング、屋内プールなども誕生するとのこと。今年の夏はもう無理かも? という方は、来夏のお楽しみにしてはいかがでしょう。■石垣島北部が“星空保護区”に認定!さらに星を楽しむなら「石垣島天文台」へ石垣島の気になる最新情報といえば、今春、国際ダークスカイ協会(IDA、米国アリゾナ州)が日本で初めて、石垣島北部を“星空保護区”に認定したこと。石垣島を訪れたことがある方は、その星空の美しさをすでにご存知かと思います。そこで、おすすめしたい穴場スポットが、国立天文台の研究観測施設でもある「石垣島天文台」。実際、天体の観測に使われている「むりかぶし望遠鏡」など、施設内は無料(予約不要)で見学ができます。最新3Dメガネで4D2U(4次元デジタル宇宙)が鑑賞できる「星空学びの部屋」(無料/要予約 ※3Dメガネは小学生以上~着用可)もおすすめです。夏休みの課題などを探しているお子さんにも人気の施設で、東京のダイナミックなプラネタリウムに比べるとだいぶ渋めですが、何かの発見には繋がるのでは?数年前に比べると市街地はだいぶ明るくなってきた石垣島。でも車で少し離れるだけでぐんと星空が近く感じ、晴れていれば満点の星空を楽しむこともできます。携帯アプリなどで星座表が見れる無料アプリなどもあるので、石垣島ではぜひ星空観測も楽しんでみてくださいね。【お問い合わせ】■フサキリゾートヴィレッジ ビーチ&ガーデン沖縄県石垣市新川1625 tel. 0980-88-7000 ■石垣島天文台沖縄県石垣市新川1024-1 tel. 0980-88-0013 (受付時間:10:00〜17:00 /休館日:月・火・年末年始)*「星空学びの部屋」は1日1回15:00~上映(要予約)
2018年08月22日