『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』といった唯一無二のコメディ映画を輩出してきた矢口史靖監督が贈る最新作『ダンスウィズミー』から、探偵役を演じるムロツヨシの劇中写真がシネマカフェに到着した。今回到着した劇中写真に映し出されているのは、“興信所のこズルい探偵”渡辺義雄役のムロツヨシ。いままで彼が演じることの多かった明るいキャラクターとは違い、本作では淡々と仕事をこなす少し冷たいキャラクターを演じる。音楽が聞こえるとミュージカルスターのように歌い踊り出すカラダになってしまった主人公・静香(三吉彩花)が、その原因を探るために依頼するのが興信所の渡辺。必死でお願いする静香に対し話半分で電卓をたたき、依頼料を突き付けるシーンでは、そのドライすぎる対応に静香が可哀想に見えてくるほど。さらには、お金を儲けるために強い者に従ったり、他人を出し抜いたりと色々策を練るが、ただその行動のどれもが非常に人間味に溢れており、ムロさんの絶妙な演技によってさらに魅力いっぱいなキャラクターになっている。ムロさんといえば、出演作に「今日から俺は!!」や『50回目のファーストキス』などがあり、2019年も7月5日より上演の舞台「恋のヴェネチア狂騒曲」や、7月よりテレビ東京系にて放送される古田新太とW主演のテレビドラマ「Iターン」など、話題作に出演し続ける大人気俳優。絶妙な間合いで笑いをとる役どころを目にする機会が多い彼だが、戸田恵梨香と恋人役で共演し、若年性アルツハイマー病と闘う彼女を支える元小説家という役どころを演じた「大恋愛~僕を忘れる君と」では、視聴者の涙を誘うなど演技力も折り紙付き。そんなムロさんの印象について、本作の監督を務める矢口史靖監督は、「日用品のテレビコマーシャルに夫役として出演されていたムロさんを見かけたときに、とても自然な演技もできる方なのだなと思いました」と語り、幅広い演技への期待感があったことを明かしている。その期待通り、渡辺のキャラクターはいい意味でどんどん崩壊していく。冷たい性格かと思いきや、静香のピンチに登場したり、探偵らしくゴミ箱を漁ったり、尾行をしたりと大忙し。しまいには、ミュージカルシーンでノリノリダンスや、まさかの美声まで披露する。これまでも多くの俳優や女優から新たな魅力を見出してきた矢口監督が引き出した、ムロさんの新たな一面を発見できる本作。その姿は是非スクリーンで確かめてみて。『ダンスウィズミー』は8月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンスウィズミー 2019年8月16日より全国にて公開Ⓒ2019映画「ダンスウィズミー」製作委員会
2019年05月27日グラビアアイドルの外崎梨香がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『RT』(ともに発売中 4,104円税込 発売元:エスデジタル)の発売記念イベントを行った。2017年1月に解散したアイドルグループ・Doll☆Elementsの元メンバーで、現在はグラビアアイドルとして活躍している外崎梨香。昨年9月にリリースした待望の1stDVD『Dolly Girl』で上からB84・W56・H83というスレンダーボディーにEカップバストを水着姿で披露してグラドルファンを沸かせた。そんな彼女の通算3枚目となる同DVDは、今年1月に沖縄・宮古島で撮影。女子高生に扮した外崎が彼氏とイチャイチャするというストーリーが進んでいく中、制服姿からセクシーな水着姿などバラエティーに富んだシーンが収録されている。この日のために服を新調したという外崎は「白いリボンとパールで上品感が出ていてお気に入りです」とファッション解説しながら、最新作について「今回は制服やチアリーディングの格好をして高校生になった気分で撮影ができました。私が通っていた高校ではセーラー服だったので、初めてのブレザーで新鮮だったのが印象的でしたよ」と紹介。ブレザーを着用したシーンは高校生らしい爽やかなシーンだが、朝の寝起きのシーンでは「ニットの下はノーブラです(笑)。普段もつけていないんです。アップすれば見えるか見えないドキドキ感があると思いますね」と話した。さらに「青の下着を着たシーンは、今まで見たことがない私が映っていると思います。クールな顔立ちでクールな下着を付けているので、大人っぽさが全開ですね!」とセクシーさもアピールした。昨年9月にリリースした1stDVD『Dolly Girl』でグラビアデビューを飾ってから、順調にDVDを発売している外崎。「半年で3本もリリースできたし前日は写真集も出すことができて本当にうれしいです」と笑顔を見せ、「DVDも3本目だと自然体の感じで動けたと思います」とグラビアの撮影にも慣れてきたという。今後の目標については「この前雑誌にグラビアが掲載されて周りからの反響が大きかったです。新しいフォロワーさんも増えたので、これからどんどん週刊誌に出たり色んな作品を出してたくさんの方に知ってもらえるように頑張っていきたいと思います」とさらなる活躍に意欲を見せていた。
2019年05月23日4月15日(月)深夜の「映画天国」では東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、松坂桃李ら豪華キャストが共演した『デスノート Light up the NEW world』の特別版をオンエア。お馴染み「さらば青春の光」のコントは『キングダム』をテーマに披露される。2003年から連載され2006年には日本のメディア芸術100選マンガ部門に選ばれた大人気コミックを原作に、2006年に藤原竜也、松山ケンイチらの共演で実写映画化された『デスノート』。その後スピンオフなども作られ、世界で根強い人気を保ってきた本シリーズが復活。前作から10年後を舞台に完全オリジナルストーリーが展開する本作。今回は劇場公開時の本編を再編集した特別版をオンエア。「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ」という死神のノート“デスノート”が人間界に再び現れ、謎の心臓麻痺で犯罪者たちが次々と死ぬ10年前の“キラ事件”と同様の事態が勃発する。警視庁デスノート対策本部の特別捜査官・三島創(東出さん)、「L」の後継者・竜崎(池松さん)が捜査に乗り出し、ある事件で1冊のデスノートを手に入れる。そのノートの持ち主・死神ベポ(声:松坂桃李)が口にしたのは「人間界に6冊のノートが存在する」という驚愕の事実だった――。昨年は『寝ても覚めても』『ビブリア古書堂の事件手帖』などに出演、月9ドラマの映画版となる『コンフィデンスマンJP』の公開も控える東出さん。昨年はカンヌ国際映画祭最高賞受賞作の『万引き家族』に出演、今年も『町田くんの世界』や『宮本から君へ』などの公開が控える池松さん。先日まで放送されていた「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も話題沸騰、この夏には『アルキメデスの大戦』の公開が控える菅田さん。この3人を主軸に、死神ベポの声に春ドラマ「パーフェクトワールド」で主演を務める松坂さん、大河ドラマ「いだてん」など各所に引っ張りだこの川栄李奈、さらに藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、中村獅童らが前作から続投する。映画天国『デスノート Light up the NEW world 特別版』は4月15日(月)深夜25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)
2019年04月15日「以前から、矢口さんはきちんと結婚式をあげたがっていたんです。彼とは本当にいろいろとありましたから、矢口さんなりにきちんと“けじめ”をつけたいみたいです。年内には沖縄で挙式する予定だと聞いています」(矢口の知人)昨年3月、不倫スキャンダルを経て元モデルの梅田賢三(31)と再婚した矢口真里(36)。昨夏、矢口はバラエティ番組で、初婚時のウェディングドレスは「めっちゃこだわりすぎて」3着作り、「何百万もかかっちゃった」と告白していた。「その際、2度目のウェディングドレスについては『今回は何でもいいかなと思って。レンタルでも』と打ち明けていました。実際に作った3着は実家に保管しており、周囲には『良かったら誰か着ません?』と話しているそうです」(テレビ局関係者)そんな矢口は今年に入って、都内の有名ウェディングサロンを訪れたという。「昨秋、戸田恵梨香さんとムロツヨシさんが共演したドラマ『大恋愛』に影響されたようで、ドラマで話題になった都内のウェディングサロンに足を運んだそうです。沖縄らしい琉球衣装に加え、戸田さんが着たような華麗なドレスを実際に何着か試したそうです」(前出の知人)なぜ沖縄なのか――。「昨年10月に、夫妻で沖縄旅行に行って以来、魅せられたそうです。もともとはハワイで挙式することを考えていたのですが、ハワイだと友人や仕事仲間はなかなか呼べなくなってしまいますからね。そのため『だったら沖縄で!』と決まったそうです」(前出の知人)矢口の再婚後、後藤真希(33)、吉澤ひとみ(33)などモーニング娘。時代の仲間たちがなにかと世間を賑わせている。それだけに、今回の矢口の挙式で“逆風”がピタリと止むことを願いたい。
2019年03月29日7月放送のテレビ東京系ドラマ24では、ムロツヨシ主演「Iターン」を放送することが決定。『下衆の愛』の内田英治監督が全話の脚本と監督を担い、日本で最も不幸なサラリーマンの物語を描く。ストーリー中堅広告代理店・宣告社に勤める狛江光雄は、45歳にして左遷同然の人事で本社から地方の支社へ。妻と娘を東京に残し、ヤクザが牛耳る“修羅の街”へ単身赴任することに。社員2名の貧弱支店の支店長になった狛江は、「業績アップしなければ即閉鎖・即解雇!」と無理難題を押し付けられる。そんな中、新規でチラシの制作を請け負った会社から突然、電話が。これが悪夢の始まりだった…。怒り心頭の社長・竜崎が手にするのは狛江が担当したチラシ。そこにはとんでもないミスが。しかも、その会社は「竜崎組」というヤクザの会社だということが発覚。狛江は絶体絶命のピンチに陥る。さらに、追い打ちをかけるように「岩切組」の親分・岩切も怒鳴り込んでくる。突然2人の組長に挟まれ危機的状況の狛江。さらに、岩切は無理やり狛江を舎弟として岩切組の一員に!?広告マンとヤクザ、危険な二重生活がスタートする――。続刊も発売予定! 福澤徹三の小説をドラマ化「侠飯」「東京難民」などが映像化されている人気小説家・福澤徹三の同名小説が原作。第3回エキナカ書店大賞受賞作品で、6月には続刊「Iターン2」が発売予定となっている。ムロツヨシ、普通のサラリーマンだったのに…主演を務めるのは、ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」で戸田恵梨香と大恋愛を繰り広げ、大反響を呼んだことが記憶に新しいムロさん。テレビ東京ドラマ初主演となる今作では、不幸の無限ループに陥る冴えない中年サラリーマン・狛江光雄を演じる。個性の強い2人の組長の間で、毎話究極の選択を迫られる姿に注目だ。先に原作を読み、そして脚本を読んだというムロさんは「映像で説明しづらいところも内田監督らしい演出になっていて、おもしろいなと思いました。ドラマでは、岩切と竜崎というタイプの違うヤクザのバチバチ感や、僕が演じる狛江と岩切と竜崎の妙な三角関係がより濃くなっているなと。僕はこの2人にやられ放題なんですけど、『やられてみようかな』とすんなりと思いこめる脚本だったなと思います」と印象を語っている。また今回演じる狛江役については「30代前半の頃は“やられる”役が多かったですが、最近は“やられる”よりも、コメディで人に笑ってもらえる役が多かったので、自分の中に潜んでいるMの心が久々に出てきました。僕自身、SとM両方持っていると思うのですが、今回はMを全面にだしたほうがいいなと思って演じています」とコメント。さらに「僕が憧れていた俳優さん、嫉妬するくらい、いいお芝居をするなぁと思っていた俳優さんたちと、なかなかこういう関係性と役で『会話』ができることはないので、その『会話』を楽しみにしていただきたいです。また、これからどんどんドラマや映画で見ていくであろう俳優さんたちも多く出ていますので、是非そこは注目してほしいと思います」とまだ発表されていないキャストについて明かしている。内田英治監督コメントえ、いいの?本作のお話をいただいたときの感想である。普段は単館系映画界隈で細々と映画を撮っている私に、ドラマの話である。しかも12話全話の監督脚本をやらせていただけるという。さすがドラマ24。自分で言うのもなんだが、マニアックである。題材はサラリーマンとヤクザの相棒モノ。さすがテレ東、一ミリも時代と融合していないぞ。こんなムチャな企画に勇敢に挑戦するのはムロツヨシさん。撮影をご一緒した今だから言うが、すごく人格者だ。演技も繊細だ。多くの裏方と同じように、瞬時に大好きになってしまった。本作には私からムロさんへの愛情が溢れているはず。作品の雰囲気としては往年の角川映画のような作品を目指しました。映画とテレビの融合する場、ドラマ24だからこそ出来たドラマ、「Iターン」は間違いなく面白くなっております。ほかにも素晴らしい出演者が集まってくれました。どうぞお楽しみに。ドラマ24「Iターン」は7月、毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年03月29日主演に新人を起用し、岩田剛典、高畑充希、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市ら超豪華キャストが集結した映画『町田くんの世界』。この度、本作の主題歌が平井堅の書き下ろし楽曲に決定し、併せて本予告&本ポスタービジュアルも到着した。地味で、メガネで、運動も勉強も出来ない、とにかく取り得がないが、全人類が自分と家族と思えるほど“人を愛する才能”だけ突出しているという、これまでのどんな主人公とも異なる“町田くん”(細田佳央太)。到着した映像では、前田敦子演じる栄りらに「人が好き?」と問うも、冷たくあしらわれたり、岩田剛典演じる氷室雄になぜか胸倉をつかまれたり…豪華キャストたちも登場。しかし、“人が大好きな”町田くんだが、“人が大嫌いな”クラスメイトの猪原さん(関水渚)に出会い、生まれて初めての<わからない感情>と向き合うことに。ジャーナリスト吉高(池松壮亮)に「好きな人って何ですか!?」とぶつけ、まわりの全ての人を巻き込んでいく様子も映し出されている。さらに、なぜか風船で急上昇するカットも盛り込まれている。また映像では、今回発表された本作の主題歌である平井堅完全書き下ろし楽曲「いてもたっても」も初披露。脚本の段階からその素晴らしさにオファーを快諾、本作の世界観にあわせて楽曲を制作したそうで、平井さんは「人はなぜ恋をするのか?太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて!」と作品を絶賛し、「町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き」とコメントを寄せている。さらに、今回「この世界は悪意に満ちている。でも――町田くんがいる。」というキャッチコピーが書かれ、町田くんと猪原さんの姿を特殊な構図で捉えた本ポスタービジュアルも到着した。『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年03月21日映画『町田くんの世界』が2019年6月7日(金)より全国ロードショー。安藤ゆきの人気漫画実写映画化主人公は、運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くん。全く取り柄が無いと思いきや、実は町田くんにはズバ抜けた「人を愛する才能」を持っていた。町田くんの愛に触れると誰もが心を癒される。しかし、そんな町田くんの前に突然現れた女の子・猪原さんは、これまでの人々とは異なっていた…。町田くんの中に初めて芽生える“わからない感情”。「わからないことがあるから、世界は素晴らしい。わからないことから目を背けちゃダメだ」お父さんに教わったその言葉通り“わからない”の答えを求めて、町田くんの新しい物語が始まる。石井裕也監督初の漫画原作メガホンを取るのは、日本アカデミー賞受賞監督・石井裕也。映画『川の底からこんにちは』で商業作品デビュー後、『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』と話題作を手掛けてきた人物だ。今回は自身初となる漫画原作。しかも少女漫画原作の映画化という、石井裕也も“例外的”と語るほど、これまでの監督のイメージとは一線を画するジャンルへのチャレンジとなる。演技経験ほぼ0の超新人が主演また、キャスティングも新しいアプローチで展開。1000人超えのオーディションから、演技経験ほぼゼロの超新人を起用。細田佳央太と関水渚とともに、新しい日本映画の扉を開く。また、主演の細田佳央太と関水渚を囲むのは、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子といった豪華俳優陣。石井裕也監督の手によって、どんなストーリーが描かれるのか期待が高まる。メインキャラクター町田くんの後輩・高嶋さくら(高畑充希)…町田くんの前ではぶりっ子全開な一方で、 女子の前では毒舌を披露するあざといキャラクター。町田くん の同級生・栄りら(前田敦子)…予測不能な町田くんと、振り回される猪原を見守る。週刊誌記者の吉高洋平(池松壮亮)…町田くんに出会うことで、 自身の考え方が大きく揺らぎ始める週刊誌記者。主題歌は平井堅の描き下ろし主題歌は、平井堅による描き下ろし「いてもたっても」。『世界の中心で愛を叫ぶ』『映画ドラえもん のび太と南極カチコチ大冒険』など数々の主題歌を手掛けた平井堅の優しい歌声が、映画に彩りを添える。平井堅は楽曲の提供にあたり「人はなぜ恋をするのか?太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて!町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き。」とコメントしている。MVでは“魔法使い”の姿に!新曲『いてもたっても』のMVでは、“いてもたっても”いられない、恋する気持ちを表現するため、なんと魔法使いに変身した平井堅。約5時間をかけて完成というその姿は、一度みたら忘れられないインパクト溢れる仕上がりだ。ちょっぴり毒っ気のある、カラフルな世界観のMVも是非あわせてチェックしてみて。あらすじ運動も勉強も苦手で、見た目も地味な町田くん。でも人を愛する才能がズバ抜けていた!そんな彼が初めて“わからない感情”を知った時、周りのすべての人を巻き込んで、驚天動地のドラマが動き出す!みんなどうする?どうなる?【作品情報】映画『町田くんの世界』公開日:2019年6月7日(金)全国ロードショー出演:細田佳央太、関水渚、岩田剛典、高畑充希 / 前田敦子、太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市、北村有起哉、松嶋菜々子監督:石井裕也脚本:片岡翔、石井裕也音楽:河野丈洋原作:安藤ゆき「町田くんの世界」(集英社マーガレットコミックス刊)
2019年03月15日女優の戸田恵梨香と俳優の竹内涼真が7日、都内で行われた大樹生命の新CM発表会に出席。竹内は、昨年放送された戸田主演ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS)を見て「ボロボロ泣いていた」と本人に伝えた。三井生命保険は、4月1日より、社名を「大樹生命保険」に変更する。それに伴い、戸田と竹内を起用した新CMを3月8日より全国で放送する。戸田と竹内は、スタジオですれ違うことはあったもののしっかり対面したのはこの日が初めて。お互いの印象を聞かれると、戸田は「すらっとしていて、お顔が小さくて、スマートですね」と言い、竹内から「大樹っぽいということですか?」と聞かれると、「大樹っぽいですね」と笑顔で返した。竹内は、戸田について「テレビで見る時間が長い。年末までやられていたドラマ『大恋愛』が好きすぎて、本当に毎週録画を見てボロボロ泣いていたので、今日会ったときに少しうるっと。本当に家族と一緒に見ていたので」と熱弁。司会者から「ファンということですか?」と聞かれると、「ファンだし、『大恋愛』のファンです」と笑い、戸田は「うれしいです。同業者の方から面白かったって言われるのはありがたいですね」と喜んだ。また、戸田が「4月からドラマの撮影が始まる」と話すと、竹内は「楽しみです」と期待。「新しいドラマが始まると全部見て、今回どれを見ようかなと…」とドラマの初回はすべてチェックするというドラマ好きな一面を見せた。
2019年03月07日女優の戸田恵梨香が6日、東京・六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペースで行われた期間限定イベント「ランコム ハピネス サロン」発表会に出席した。フランスのコスメティックブランド「LANCOME(ランコム)」は3月7日~10日、同カフェ/スペースにて期間限定イベント「ランコム ハピネス サロン」を開催。オープンを記念して、日本のランコム ミューズ2年目の就任が決定した戸田が登場した。フェミニンなピンクのノースリーブドレスで登場した戸田は「胸元のカッティングが気に入っています」とにっこり。ランコム ミューズ2年目就任について「本当にうれしく思っています。就任してから意識や考え方が深くなり、人として女性としての喜びや幸せをより深く感じながら、さらに自分自身も豊かになってきた気がします」と語った。ブランドコンセプトの「ハピネス」になぞらえ、幸せを感じる瞬間を聞かれると、「家にいてテラスに出てゆっくりコーヒーとかを飲んでいる時間がすごい好きです。夜に星を眺めながらお茶をしていると、すごい心が落ち着くというか、リラックスできるんです」と答えた。昨年8月に30歳を迎えた戸田。30年間で一番幸せを感じた瞬間を聞かれると「平成とともに30年間生きてきました。たくさん幸せな瞬間や喜びの瞬間があり一番を選ぶのは難しい」とした上で、「初めて映画に出演し、エンドロールで自分の名前がスクリーンに出てきたときは、私も仲間の1人になれたんだなという実感が沸いた瞬間で、役者としての気持ちを固めるのと同時に、高まる瞬間でした」とピックアップ。「あのときの気持ちは、感動でしたし、持ち続けないといけないことだなと思います」としみじみと語った。戸田が幸せのために意識していることは「笑うこと」。「共演者のみなさんやスタッフのみなさんとケラケラ笑い合えるような会話をすること、コミュニケーションとることが自分自身の幸せスマイルにつながっていると思います」と語り、今後の抱負として「考えることがより深くなってきて、もっともっと人が豊かになれるものってなんだろうと思うし、私は作品を通してでしかみなさんに伝えることはできませんけど、かかわる作品を通して、みなさんに笑顔や愛情を届けられたらと思います」と誓った。同イベントの会場は、パリの街をイメージし、ハピネスの象徴であるバラの花びらが舞う空間に。そして、ランコムNo.1美容液「ジェニフィック アドバンスト」を使った「輝き肌体験が受けられるほか、同美容液が1年分当たるゲームや、バラに囲まれたロマンティックなフォトスポットなどのコンテンツや特典が楽しめる。
2019年03月06日阿川佐和子がMCを担当する土曜朝のトーク番組「サワコの朝」。その3月2日(土)放送回はゲストに女優の戸田恵梨香を迎え、昨秋に放送され大好評だった「大恋愛」の撮影秘話から公開中の『あの日のオルガン』の話題まで戸田さんの魅力をたっぷりとお届けする。「野ブタ。をプロデュース」や2006年公開の『デスノート』の弥海砂役で大ブレイク。前後篇にスピンオフと展開した『デスノート』は2016年に新作『デスノート Light up the NEW world』が公開されたほか、その後出演した「LIAR GAME」や「SPEC」もドラマから映画へと展開。また2008年に第1シーズンが放送された「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」はその後2017年までに3シーズンの連ドラとSPドラマに、昨年公開された劇場版も記録的大ヒットと、シリーズ作品に何かと縁のある戸田さん。そのほかにも「SUMMER NUDE」に『予告犯』『無限の住人』、昨年は「崖っぷちホテル!」に「大恋愛~僕を忘れる君と」と様々な作品で話題を振りまいている。その「大恋愛」では若年性認知症に陥る女医という役柄演じ大きな感動を巻き起こしたのも記憶に新しいが、この難役を演じるにあたり「演じることの責任と不安を感じながら、監督たちと丁寧に話し合いながら作っていった」と語る戸田さんが、今回作品への想いと脚本を手掛けた大石静との秘話や、感激したというある出来事を明かしてくれる。また「記憶の中で今もきらめく1曲」に「19」の「以心伝心」を選んだ戸田さん。この曲は16歳で上京した戸田さんが3人の親友に捧げた曲だといい、女優の道へ進むべく旅立った当時の心境をふり返る。そんな戸田さんが出演している映画『あの日のオルガン』が新宿ピカデリーほか全国にて公開中。太平洋戦争末期、子どもたちのために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた作品で、戸田さんと大原櫻子がW主演。第二次世界大戦末期、空襲が続くなか東京品川の戸越保育所で保母たちが保育所の疎開を模索。意見の分かれる親たちを保母たちが必死に説得するなか埼玉に受け入れ先の寺がみつかり、荒れ寺での疎開生活がスタートするが、毎日わき出てくる問題のなか、子どもたちと向き合い毎日ひたむきに励ましあいながら奮闘する若き保母たち。そして彼女たちにも空襲の影がせまる――という物語。戸田さんは責任感の強い保母たちのリーダー・板倉楓を演じる。「サワコの朝」は3月2日(土)午前7時半~MBS/TBS系で放送。(笠緒)
2019年03月01日岩田剛典、高畑充希、池松壮亮、戸田恵梨香ら主役級の俳優たちが出演する映画『町田くんの世界』。この度、本作で主演とヒロインに大抜擢された“演技経験ゼロ”の新人2人のオーディション映像が到着した。『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞 最優秀作品賞を含む計6部門を受賞し、“史上最年少”での最優秀監督賞受賞となった石井裕也監督が、前代未聞の豪華キャスト×現役高校生の超新人を主演に迎えた本作は、第20回手塚治虫文化賞 新生賞受賞作家の同名漫画の実写化作品。本作では、演技経験ほぼゼロの超新人を主演に起用しており、今回そんな1000人超えのオーディションから大抜擢された町田一役・細田佳央太と猪原奈々役・関水渚が自己紹介する場面、合格後に石井監督と北島直明プロデューサーから共演者を告げられるシーンが収められている。本作に登場する豪華キャストたちの名前が役名と共に発表されると、驚きを隠せず思わず素のリアクションが出る細田さん。一方、関水さんは硬直状態からあまりのプレッシャーで泣きだしてしまう様子がとらえられている。「異彩を放っていて、この人と組めば間違いないと思わせられた」と監督を言わしめた細田さんは、「噛み付いていくしかないぐらいの勢いでやろうと思います」と意気込み。最後には、本編一部が初公開され、2人が演技するシーンを見ることができる。『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年03月01日俳優の窪田正孝が、2020年度前期NHK連続テレビ小説で主演を務めることが決定した。28日、東京・渋谷の同局で制作発表会見が行われ、窪田と制作統括の土屋勝裕氏が出席した。現在放送中の安藤サクラ主演『まんぷく』、100作目となる広瀬すず主演『なつぞら』に、101作目となる戸田恵梨香主演『スカーレット』に続いて、102作目となる朝ドラのタイトルは『エール』。応援するという意味での“エール”をタイトルにした。同作は、全国高等学校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」や阪神タイガースの歌「六甲おろし」など、スポーツシーンを彩る応援歌の数々を手掛けた福島県出身の作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽とともに生きた夫婦を描く。窪田は、古関氏をモデルにした主人公・古山裕一を演じる。
2019年02月28日●『カノ嘘』を観て「うわー……」大原櫻子の取材に備えて、今さらながらデビュー作を観た。2013年に公開された『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、主演を佐藤健が務め、その相手役となるヒロインをオーディションで選ぶという意欲作だった。大原は5,000人の中からその才能を見出されてスクリーンデビュー。瑞々しい演技の中で際立つ美声に、鳥肌が立った方も多いのではないか。戸田恵梨香とダブル主演を務める映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)は、彼女の真骨頂である「歌」が鍵となる作品だ。戦時下の日本を舞台に、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話が描かれ、保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役を戸田が、天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役を大原が演じている。『カノ嘘』から約5年。“映画の歌声”は、どのような進化を遂げているのか。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第7回。「歌も芝居」と語る大原櫻子の根底には、「ゴールを作らない」生き方と職業観があった。○■ピアノは弾けてもオルガンは「格闘」――映画化決定のニュースで、「楽しんで演じられると思います」というコメントを出されていましたね。戦時中ですが、子どもたちの笑顔も多い作品なので、変に重くなりすぎないように。光枝の天真爛漫さが周囲を明るくする場面もあるので、楽しい撮影になると感じていました。それから直感で、光枝の役柄がすごく自分に合っているんじゃないかなと。この腕白さとか、楓さんに怒られている感じとか、自分にもあったような気がします。結構、人に迷惑をかけて「ごめんなさい!」と謝ることもありましたので、似ているところが比較的多いかなと(笑)。――「自分に近いような遠い役」ということも書かれていましたね。光枝は、何事もピュアに感情が出るタイプ。その喜怒哀楽の激しさは、自分にはありません。撮影期間中は、つらいときもありました。というのも、オルガンを弾かなければいけなくて。この映画は撮り終わって音を乗せたりするようなことは、一切ないんですよ。生音で撮影することが前提だったので、そのオルガンの難しさと格闘しました。ピアノは弾けるんですけど、オルガンは足を常にパタパタさせて空気を入れないと音が鳴らなくなっちゃうんですよ。ピアノとは全く別の楽器に触れている感覚でした。休憩時間があったらスタッフルームに行って、練習していました。――そういえば、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』をご自身でご覧になった時、「こんな演技してたっけ」と後悔も感じたそうですね。その後に出演した作品で変わっていくものですか。感想は変わらないです。いつも、「うわー……」って思ってます。『カノ嘘』に関しては「うおー……」です。これ、文字で伝わりませんよね(笑)。『カノ嘘』の時は、何にも知らない状態ですから。マイクの付け方すら分からず、演技って何? みたいな感じだったので。●「あんた、人生で傷ついたことないでしょ!」で傷心――でも、共通する部分もありますよね? 大原さんが歌うと、演技とはまた違う引き込む力があるというか。演じるのと、演じながら歌うのに違いはありますか?自分の歌で、演じていない時はありません。私はシンガーソングライターではないので、脚本をいただいて歌っている感覚です。映画では、光枝が歌っている感覚なので歌いやすかったです。撮影では、歌にあまり焦点を当てていませんでした。歌も芝居なので。監督からは「間違えても使うから」と言われていたんですよ。間違える覚悟で歌ったら、一発でOKでした(笑)。――スタッフには、山田組でお馴染みの方が揃っていたそうですね。撮影部の近森眞史さん、実は大学の先生なんですよ(笑)。卒業制作の審査員だったんです。こうしてご一緒するのは、今回が初めてでした。録音部にも日芸出身の方がいらっしゃいます。ちなみに、撮影中に卒業を迎えました。出席したかったけど、仕方がないですね(笑)。――戸田恵梨香さん演じる楓は、管理職的な立場から、光枝やほかの先生を厳しく束ねる役目でした。どのような方でしたか?初対面で「戸田さんでよかった!」と思いましたし、すごく単純な話、気が合うと思いました。光枝と楓は真逆だけど、子どもを愛する心はふたりの共通点です。心が通じていく中では気が合わなかったらつらいものがあると思うんですけど、とってもすばらしい先輩でした。――インスタには監督と3人で会食した時の写真がアップされていましたね。監督の頭をかじって、とても楽しそうでした(笑)。映画の話もたくさんしました(笑)。やっぱりこの映画は、ただの娯楽として観てほしい作品ではなくて。今の時代と重なるというか、時代は違いますが、どこかリンクしているところがあって、今だからこそ伝えたいメッセージも含まれています。○■「悔しかったし、ムカついたし、悲しかった」――楓は、戦時下でも「文化的生活」を維持することを目指します。この「文化的生活」について、どのような印象を抱いていますか?光枝を表していると思います。今の大人が忘れがちなこと、というか。この時代の女性たちの生き方が強く、大人に見えるのは、「文化的生活」をとても大切にしているからではないかと思います。でも、光枝自身はそういう言葉をあまり深く考えてないので、演じる上でも意識しないようにしていました。――今回、大原さんのターニングポイントをうかがいたいのですが、『Quick Japan』(2017年8月発売号)には、決定的に変わった瞬間は「まだない」と書かれていました。あえて挙げるとするのであれば、「ソロデビュー」と『水球ヤンキース』(14・フジ系)だと。そこから変わってます。1年前に小川絵梨子さん演出の『ファン・ホーム』という舞台に出させていただきました。これは、大きな転機になりましたね。小川さんから、稽古中に同じシーンも何回もやらされて、「なんで私のシーンばかり」と思っていたら、「あんた、人生で傷ついたことないでしょ!」と言われたんです。正直、あの時は「は?何も知らないくせに」と(笑)。でも、すごく見抜く方で、本当にその通りだったんですよね。私は本当に恵まれているので……。ある意味、そこですっごく傷つきました。悔しかったし、ムカついたし、悲しかった。でも、そこでガラッと芝居が変わって、私の中の壁を壊していただいた言葉でした。●父の金言「明日歌えるだけで、幸せと思いなさい」――そこまで踏み込まれたことはなかったんですか?そんなになかったと思います。あったとしても……小川絵梨子さんほどの言葉は投げかけられなかった。だって、芝居を見て、私の人生のことを言うんですよ?家族を傷つけられた気持ちになって、 「何を知ってんだ!」と腹が立って。でも、愛情があるからこそ、そこまで言ってくれたんですよね。――言われてすぐに思い直せたんですか。実は、稽古中にインフルエンザにかかりまして、お休みをいただいたんです。休んだらすっごく元気になって、めちゃくちゃ芝居が良くなったんです。そこですごく褒められて、私も一皮むけた気がして。ひょっとして、ただ疲れていただけなのかなとか言ってたんですけど(笑)、言われて1~2週間後ぐらいには小川さんの言葉を思い出しました。――大原さんが感謝していること、小川さんには伝わってますかね。たぶん、ネットもあまり見ない方なので……でもいいんです。私が大好きなので(笑)。会うといつもハグからはじまるんです。○■「悲しいとか悔しいとかでは、あまり泣かない」――それから、『Quick Japan』のインタビューでは、大原家には「どんな出来事があっても大きなものとして捉えない」「ゴールを作らない」という考え方があると。『カノ嘘』の出演が決まった時、とびきりうれしかったと同時に、別にそれがゴールじゃないから、「やったー!」という感じではないんですよ。私の中では「勝ち」「負け」で終わるものではないし、「正解」か「不正解」かなんてやってみないと分からない。『カノ嘘』にお客さんが全然入らないとか、撮影中に大怪我してしまうとか、いろいろなことが起こる可能性がある。だから、「ゴールを作らない」と常に考えています。――今も変わらないんですか?変わりません。だから、光枝ほど感情がそこまで表に出ないんだと思います。泣かないですもん。感動して泣くことはあっても、悲しいとか、悔しいとかでは、あまり泣かないですね。――ゴールをあえて作らない中で、大原さんは何のために働いてますか? 職業観は人それぞれ違うと思いますけど。それこそ重たい話になるかもしれないですが……『カノ嘘』のオーディションが目前に迫っている時、父に「緊張する」と弱音を吐いていたんです。すると、父が「地球のどこかでは戦争をしている国もあるんだよ。明日歌えるだけで、幸せと思いなさい。緊張している場合じゃない」と。そう言われてから、生きているだけで幸せなんだ、甘えちゃいけないんだと思うようになりました。それがずっと残っているので、いつも「がんばろう!」じゃなくて、「感謝しなくちゃいけない!」という思いになるんです。1つ1つの仕事に、感謝しなければいけない。きれいごとに聞こえるかもしれませんけど、実際にそう思っています。――ミュージカル『アニー』を見て、この業界を目指したそうですね。憧れを抱いたあの日から芽生えた、「歌う幸せ」や「演じる幸せ」さえあれば続けられると。そうですね。私がライブ大好きなのは、お客さんの笑顔を生で見れるから。あの笑顔は、普通じゃ見れないですよ。なんでそんな笑顔を私に向けてくれるの! というぐらい、キラキラしてるんですよ。すごく幸せなことです。――『あの日のオルガン』は、運命的な作品ですね。だからこそ、台本を読んだ瞬間に「絶対にやりたい」と思いました。どなたが出演するかも何も知らされていなかったんですが、迷いはありませんでした。■プロフィール大原櫻子1996年1月10日生まれ。東京都出身。A型。2013年、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインオーディションで5,000人の中から選ばれ、スクリーンデビュー。演技は未経験ながら、日本映画批評家大賞新人賞を受賞した。また、2014年11月には、歌手としてシングル「サンキュー」でソロデビューを果たし、翌年には第66回NHK紅白歌合戦に初めて出場。そのほか、『水球ヤンキース』(14・フジ系)、『恋仲』(15・フジ系)、『好きな人がいること』(16・フジ系)などのドラマ、『舞妓はレディ』(14)、『チア☆ダン』(17)などの映画に出演。数々の舞台にも挑み、2018年には『新感線☆RS「メタルマクベス」disc2』でマクベス夫人を好演した。(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会
2019年02月22日戸田恵梨香、大原櫻子W主演の話題作『あの日のオルガン』が、2月22日(金)に公開されます。時は太平洋戦争末期。迫り来る空襲から逃れるべく、日本初の「保育園児の集団疎開」に挑んだ保母たちの実話を描いた物語です。多くの困難に立ち向かう彼女たちのたったひとつの願いは“子どもの命を守ること”。そこには、現代を生きる私たちが知るべき真実や思い、葛藤が詰まっていました。■“子どもの命を守る”強い意志が生んだ疎開保育園1944年。東京・品川では、空襲警報が響けば防空壕(ぼうくうごう)に避難する生活が続いていました。政府は、子どもたちを「学童疎開」として地方へ集団疎開する措置をとりましたが、そこには保育園に通う幼児たちは含まれていませんでした。そこで立ち上がったのが、戸越保育所の主任・板倉楓(戸田)ら若き保母たち。子どもの命と、文化的な生活を守るため、日本初の「疎開保育園」を決意するのです。そうはいっても、当然、一筋縄ではいきません。「幼い子どもたちを手放したくない」という親と「子どもの命だけでも助けたい」という親の意見は真っ二つ。大切な命だからこその思いが交錯するなか、「子どもたちを守りたい」一心で、楓ら保母が、53人の幼児を連れた「保育所疎開」を実現させるところから物語は始まります。■子育てにおいて、立場の違う大人が必要となるワケ疎開先は、埼玉にある荒れ(ボロ?)寺。ふだんでも大変な子ども相手の保育。親元から離れた疎開先で暮らす、つまりは24時間休む間もなく保育するのだから、なおさらです。おねしょにトイレ、食事にお風呂と、次から次へと現実的な試練が降りかかります。それらの困難をき然とした態度で乗り越えようとリードするのが、戸田恵梨香演じる板倉楓。「怒りの乙女」と称される、後輩保母からの信頼も厚いしっかり者です。かたや大原櫻子演じる野々宮光枝は、子どもたちととにかく楽しく笑って過ごす天真爛漫(てんしんらんまん)な新人保母。物語では、2人の対比がとにかく鮮やかに描かれています。大黒柱として子どもたちを守ることに必死な楓と、オルガンを弾きながら音楽を楽しみ、子どもと同じ目線で遊ぶ光枝。同じ保母という立場でありながら、その役割は大きく違っているのです。そして、そのどちらも子どもたちにとっては欠かせない存在。楓と光枝のかみ合わないやりとりを見ていると、クスッと笑わせられると同時に、人の生き方に正解はないこと、また人はひとりでは生きられないこと、だからこそ支え合いが必要なこと…ついつい忘れてしまうたくさんの“大切なこと”を思い出させてくれます。立場が異なったとしても「子どもを守り成長させたい」と考える大人が複数存在することが子どもにとっていかに大切なことなのか、過酷な時代背景のなかに、現代にも通じる問題が提議されています。戦時中の日常を自然体で魅せる2人の表現力には驚くばかりですが、ほかの保母たちを演じるのも、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子ら、1000人を超えるオーディションで選ばれた話題性、実力ともに十分な若手女優陣。困難な時代を生きる女性たちの熱い思い、そんな彼女たちが子どもたちを見つめる柔らかなまなざしに、だれもが引き込まれることでしょう。■“心の戦い”を描くことで浮かぶ、目に見えない残酷さ本作は戦争を題材にした映画ではあるものの、いわゆる“戦闘”を描いた作品ではありません。ですが、その一方で“心の戦い”ともいえる葛藤が多く描かれています。死と隣り合わせの極限の状態で迫られる“決断”の数々。子どもの命はもちろん、その家族からの期待という重圧、さらには自身の友情、愛情など、さまざまな思いを胸に、人生の選択を下し続けた女性たちの強さが胸に刺さります。また親として考えてしまうのは、やはり子どもを疎開させるか否か。想像するだけで胸が苦しくなるテーマですが、たった75年前には、これが現実として突き付けられていたのです。戦争には人の命を奪う残酷さがある。けれども厳しい争いの裏で、目には見えない残酷さにもあふれていたことを思い知らされます。残虐な場面を描かずして、戦争の悲惨さをも伝える本作。「戦争は恐ろしいものだ」というシンプルな感情をもたらすだけでなく、今一度立ち止まり、子どもや家族との向き合い方、さらには“生きること”について、あらためて見つめ直すきっかけとなるのではないでしょうか。■戦争の実態と保母たちの思い、子どもの目にはどう映る?涙をこらえきれないつらい場面もありますが、子どもたちの純真無垢な姿に癒やされ、また光枝を中心としたコミカルな演出によって、重いストーリーの中にも軽やかさがある『あの日のオルガン』。ただただ子どもたちを守るために強く生きた保母たちの姿は、ワンオペ育児や保育所不足など、さまざまな子育て問題が蔓延る今を生きる私たちの心を大きく揺さぶります。そして、戦争のリアルを描きつつ、素晴らしい役者、スタッフが紡いだ美しく、温かい真実の物語は、ぜひとも親子で観たい作品のひとつ。今も昔も変わらない“宝”である“子ども”の心にも、きっと響くものがあるはずです。映画『あの日のオルガン』太平洋戦争末期、迫りくる空襲から防空壕に避難する生活が続く1944年。東京・品川区の戸越保育所の主任保母・板倉楓(戸田恵梨香)は園児たちの疎開を模索していた。一方、親たちは子どもを手放すことに反発。別の保育所・愛育隣保館の主任保母(夏川結衣)の助けもありなんとか親たちを説得するが、戸越保育所の所長(田中直樹)がようやく見つけてきた疎開先は埼玉の荒れ寺。そして、親から離れた幼い子どもたちとの生活は問題が山積みだった。それでも保母たちや疎開先の世話役(橋爪功)は子どもたちと向き合い、みっちゃん先生(大原櫻子)はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。しかし、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。原作:久保つぎこ『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(朝日新聞出版)監督・脚本:平松恵美子出演:戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功公開日:2月22日(金)新宿ピカデリーほか、全国ロードショー公式サイト:
2019年02月22日戸田恵梨香がヒロインを務める連続テレビ小説101作目「スカーレット」に出演するキャストが決定。北村一輝、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、佐藤隆太、大島優子、林遣都、財前直見、水野美紀、溝端淳平の10名が、本日行われた記者会見にて発表された。「光とともに…~自閉症児を抱えて~」「ホタルノヒカリ」「母になる」などを手掛ける水橋文美江が脚本を担当する今作は、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語を描いていく。今回発表されたのは、戸田さん演じる強くて明るくてお人よし、そして働き者のヒロイン喜美子をとりまく家族や友人、個性豊かな人たち。喜美子の家族、両親の常治とマツ役には、北村一輝と富田靖子。大河ドラマには出演していたものの、朝ドラは今回が初出演となる北村さんは「10年ほど前に、大河ドラマ『天地人』に出させていただいたとき『スタジオパークからこんにちは』に出演して、次の目標は“朝ドラ”に出演することだと言いました」と念願叶ったと言い、富田さんは「優しく見守って、みんなを輝かせるような、そんな存在のお母さんになれたら」と意気込んでいる。また喜美子の妹で川原家の次女・直子と三女・百合子役には、こちらも朝ドラ初挑戦となる桜庭ななみと福田麻由子。そして、常治がふとしたことから信楽に連れてきて、川原家に居候していた謎の旅人・草間宗一郎役に佐藤隆太が決定。桜庭さんは「朝ドラを見て元気をもらって、1日をはじめる人が多いと思っているのですが、私もその1人なので、今回こういう機会をいただけてすごくうれしいです」、福田さんは「台本を読んでいるだけでも幸せな気持ちになる作品で、とてもうれしくて、わくわくしております」とそれぞれ現在の心境を明かし、佐藤さんは「役者としては非常にわくわくする役を演じさせていただくので、みなさんと楽しく頑張りたいなと思っています」とコメントした。また、信楽の人々として、喜美子の同級生で信楽で一番大きな窯元「丸熊陶業」のお嬢様・熊谷照子役を、「あさが来た」では平塚明役も話題となった大島優子。喜美子の幼なじみ・大野信作役を「おっさんずラブ」で大きな注目を集めた林遣都。信作の母・陽子役には財前直見。さらに、喜美子が大阪で出会う人々として、喜美子が働くことになる大阪の下宿屋で知り合った女性新聞記者・庵堂ちや子役に水野美紀。下宿屋に住む医学生・酒田圭介役に溝端淳平と、2人も本作で朝ドラ初出演を果たす。「べっぴんさん」で朝ドラの撮影現場を体感した林さんは、当時をふり返り、「ほかにはない現場の空気感、雰囲気が大好きだったので、またこうした形で参加できてとてもうれしく思っています」と今作への参加を喜んでいる。また、戸田さんと同い年の大島さんは「恵梨香を支え盛り上げるということに努めていきたいと思います」と言い、「名前も読んで字のごとく太陽の『陽』。出演者の中でもそうだし、見ている方にとっても、出てくるとほっとするね、というような存在でいたいなと思っています」(財前さん)、「力添えができるよう、しっかり努めていきたいと思います」(水野さん)とそれぞれ本作への意気込みを語った。そして、今回発表されたキャスト陣と一緒に会見に参加したヒロイン役の戸田さんは「みなさんと(会場の)裏で楽しくおしゃべりをしていて、『スカーレット』が持っているパワーがますます強くなって、みなさんに元気と力を与えられる作品になるだろうなという確信が持てました。みなさんと一緒にがんばっていきますので、これからよろしくお願いいたします」とコメントしていた。2019年度後期 連続テレビ小説「スカーレット」は9月30日(月)よりNHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年02月21日太平洋戦争末期の日本で、幼い園児たちを集団疎開させ、東京大空襲を逃れたという実話を基に作られた映画『あの日のオルガン』。本作で、子供たちを懸命に守ろうとした保母を演じたのが、戸田恵梨香と大原櫻子だ。戸田は保母のリーダー、大原は子供たちに寄り添う天真爛漫な保母という、正反対の役柄で共演したが、女優として対峙して互いにどんな印象を持ったのだろうか? 撮影を振り返ってもらった。激しい戦火のなか、命をかけて子供たちを守るという役柄。若い戸田や大原にとって、舞台となる戦中は未知の世界であり、想像力が必要となる。戸田は「私は『二十四の瞳』など、あの時代の作品をたくさん観て、役者さんのお芝居で取り入れられるものを意識しつつ、現代に生きる私たちだからこそ伝えられるものはなんだろうということを考えて臨みました。私は阪神・淡路大震災を経験していたので、被災者として見た赤い空や、子供たちが泣き叫ぶ姿など、そこで感じたことも役柄に投影しようと思っていました」と語る。大原は「私が演じた光枝は、保母さんのなかでも異色というか、能天気なところもあったので、変に歴史的なことを知り過ぎるよりは、いかに子供たちの目線に立てるかを重視しました。(戸田が演じた)楓先生とは真逆のキャラクターだったので、そのコントラストも重要かなと思っていました」と戸田との関係性に注力を注いだという。戦時中を描いた作品を数多く観てから臨んだという戸田。普段は、感情を優先した芝居を心がけているというが、本作は時代背景や実話を基にしたストーリーということで「かなり頭で考えて理屈から入っていきました」とアプローチ方法を述べる。そんななか、大原と対峙すると「サクちゃんは、とにかく感受性が豊かな人なので、向き合っているとハッとさせられることが多かった。すぐにお芝居をしている感覚がなくなりました」と述懐する。一方の大原も戸田との対峙では驚かされることが多かったという。「光枝は、とても天真爛漫でおっちょこちょいな部分のある女の子だったので、しっかり者の楓先生とのシーンでは、ほとんど怒られているんですよね。そのぶんこちらもすごくエネルギーを使ってぶつかっていくのですが、戸田さんはどんなお芝居でも、優しく受け止めてくれて、しっかり返してくれるんです。キャッチボールのキャッチがとても温かい方だなと」。互いの芝居に影響を受けながら進んでいった撮影。しかしメガホンをとった平松恵美子監督の演出には驚くことも多かったという。平松監督と言えば、巨匠・山田洋次監督作品で、脚本や助監督を長年務めてきたベテランだが、戸田はあるシーンで「歌舞伎みたいにやって」と言われたそうだ。「私自身、歌舞伎に馴染みがなく『どういう意味なんだろう』と思いつつも、つい『わかりました』と返事をしてしまったんです。その夜、ホテルに戻って歌舞伎の動画などを見たのですが、いまひとつ真意がつかめず……。『違和感が欲しい』とも言われていたので、台本の句読点を少しずらしたりして撮影に臨んだんです」。戸田の芝居に対して、平松監督は特にNGを出さなかったため「これでいいんだ」と思ったという。「すごく抽象的なことをポンと渡されました。役者にすごく課題を与える方なんだと思う一方、ある意味ですごく燃えました」と撮影を振り返っていた。大原も「リハーサルで100パーセントを出さないと本番にいけないという感覚があった」と平松演出の特徴をあげる。完全にテストの段階までに芝居を作り上げてから本番に向かうため、まるで舞台のような感覚だという。大原は、こうした感想をスタッフに投げかけると「山田組がそうなんですよ」という回答が返ってきたそうだ。「準備が大切。子役でも徹底的に追い込むんです。カメラが回るまでに役者の気持ちを極限まで持っていく方法はすごかったです」。戸田や大原が演じた女性たちの“子供たちの命を守る”という思いが、平松演出のもと高い純度で伝わってくる。だからこそ非常にシビアなテーマを扱いつつも、観賞後感はとても前向きな気持ちになれるのだろう。『あの日のオルガン』2月22日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・撮影:磯部正和
2019年02月21日山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介らドラマ版からのお馴染みメンバーが再集結した『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』のBlu-ray&DVDが3月20日(水)リリース。この度、本作の豪華版に収録される特典映像の全容が明らかになった。「コード・ブルー」シリーズ10年の集大成、シリーズ最大の感動で贈る本作は、成田空港と東京湾・海ほたるを舞台にした、未曽有の連続大事故が発生、過去作を上回る大事故を描写。また、主演の山下さんが演じる藍沢耕作をはじめとするシリーズお馴染みメンバーが続投したほか、椎名桔平、有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみか、安藤政信も登場した。今回のリリースでは豪華版と通常版があり、豪華版にはファン必見の映像をたっぷり収録。クランクインからクランクアップを追った、1時間半を超える「メイキングドキュメンタリー」をはじめ、「VFX メイキング」や「イベント映像集」。さらに、劇中で流れる藤川と冴島の結婚式用メッセージのロングバージョン、全8名分のメッセージが収録されている「ビデオメッセージ ロングバージョン」。そして山下さん、新垣さん、戸田さん、比嘉さん、浅利さんのメインキャスト5名が再集結した「ビジュアルコメンタリー」も収録。映画本編をフルで観ながらふり返り、キャスト陣の作品愛を感じる内容となっている。なお、リリースを記念して2月20日(水)より山下さん、新垣さん、戸田さん、比嘉さん、浅利さん、有岡さん、成田さん、新木さん、馬場さんの着用衣裳の展示が、タワーレコードやHMVなど全国22店舗で順次開催されることも決定した。『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』Blu-ray&DVDは3月20日(水)リリース(同時レンタル開始)。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2018年7月27日より全国東宝系にて公開© 2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会
2019年02月20日女優の戸田恵梨香と大原櫻子、平松恵美子監督が19日、東京・練馬の日本大学芸術学部江古田校舎で行われた映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)試写会イベントに出席。その中で、戸田が阪神淡路大震災で被災した当時を振り返る場面があった。本作は、戦時下の日本を舞台に、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描く。保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役を戸田が、天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役を大原が演じ、山田洋次監督のもとで助監督・脚本を務めながら2012年公開の『ひまわりと子犬の7日間』で監督デビューを果たした平松恵美子氏がメガホンを握る。保育士を目指す学生らを招いたこの日のイベント。実際に保育所を訪れて子どもたちと接する中でも、戸田は「とにかく体力のいる仕事」であると肌で感じ、命を預かる仕事としても責任と共に体力的、精神的な負担の大きさを想像したという。「保育士さんが不足していて、なかなか難しい現実があるというのを何度か耳にしたことがあったので、一人でも多くの保育士さんが増えるのを祈っていますし、楽しみながら自分の生きがいを見つけて励んでいってほしいなと思います」と学生たちにエールを送った。戦争に対する怒りや苦しみがあふれ出るシーンでは、戸田の演技を見ていた子どもが別の出演者に「なんで戦争なんかやるの?」と素朴な疑問を投げかけていたこともあった。そのことを思い出し、「すごく純粋な心で、純粋な目で聞いていたので、それにハッとさせられるというか」とその印象に触れ、「この子たちの未来を私たちがつないでいかなければならないという責任があると実感させられました」と胸の内を明かす。ある学生からの「この作品を通して命の重さ、大切さについてどのように思いましたか」という質問には、「この作品をやるにあたってずっと思い返していたこと」と前置きし、「兵庫県出身なんですけど、当時6歳の時に阪神淡路大震災を経験しました」と返答。「近所のおじちゃんやおばちゃんが亡くなりましたし、街が突然無くなってしまって」とつらい記憶をたどり、被災したことによって「今の日常は当たり前じゃない」と痛感したという。また、「死を初めて目の当たりにしましたが、その恐怖がいまいち分からなかった。けど、少しずつ自分がいろんなものを理解していく中で、『なんで! なんで!』という気持ちが生まれました」と自身の成長による変化に触れ、「その当時の気持ちや大人になったからこそ考えること」を胸に今回の撮影に挑んだという。イベントの最後にマイクを託されると、「映画やドラマは感動を与えるだけではなくて、こうやって一緒にみんなが同じ空間で観て、語り合うのが映画やドラマの良さだと思います」とした上で、「これから制作する人、お芝居をはじめる人、たくさんいると思うんですけど、やる意義はすごく大きいですし、『感動を与える』『感動をもらう』のがすべてじゃないと思います」と一役者としての熱い思いを伝えた戸田。「震災の話をしましたけど、重い話ではなくて。しんどい話でもなくて、同情してほしいとかそういうことではなくて、ただ事実を知ってほしいという思いで伝えました」と丁寧に意図を明かし、「これがどういうふうに皆さんにとってもらえるか分かりませんが、ここで見たこと感じたことがこの先ずっと残ってくれたらいいなと思います」と締めくくっていた。
2019年02月19日「嵐」大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人がゲストとトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の2月16日(土)今夜放送回に女優・戸田恵梨香がゲスト出演。番組初登場となる戸田さんは「丼グルメデスマッチ」で嵐と対決する。「LIAR GAME」や「SPEC」『デスノート』シリーズなどに出演。ドラマから映画へと展開したり長期にわたりシリーズ化される作品に出演することが多い戸田さん。特に「コード・ブルー」は2008年のドラマ第1期から2018年に劇場版まで10年におよび展開、劇場版は邦画実写としては久々の大ヒットを記録したほか、昨秋放送の「大恋愛~僕を忘れる君と」では若年性認知症に陥る女医という難役を演じ大きな感動を巻き起こしたのも記憶に新しい。そんな戸田さんが今回挑む「デスマッチ企画」は「丼グルメ」。貴重な“かみこみ豚”を使った豚丼や塩ベースあんかけの中華丼、天然穴子を使った穴子丼など絶品丼料理が続々登場。見ているこちらの食欲もそそる「デスマッチ」企画に挑む戸田さんに注目。また「記念館企画」では大久保佳代子、いとうあさこが登場、2人の“悲しき歴史”の数々が紹介されていく。元カレたちとの仰天エピソードやいとうさんが大久保さんを激ギレさせた事件など爆笑エピソードをお楽しみに。二宮さんと松本さんの成人式の思い出も必見だ。今夜のゲスト、戸田さんの2019年第1弾作品となる映画『あの日のオルガン』が2月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。同作は太平洋戦争末期、子どもたちのために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた作品で、戸田さんは責任感の強い保母たちのリーダー・板倉楓を演じ、天真爛漫で音楽好きな保母・野々宮光枝を演じる大原櫻子とともにW主演。2人のほか佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸ら若手女優陣と、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功ら重量感ある演技派が脇をかためる。「嵐にしやがれ」は2月16日(土)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月16日太平洋戦争末期、子どもたちのために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた『あの日のオルガン』。この度、本作でW主演を務めた戸田恵梨香と大原櫻子の場面写真がシネマカフェに到着した。今作で初共演となった主演の戸田さんと大原さん。東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を描く本作で戸田さんが演じるのは、責任感の強い保母たちのリーダー・板倉楓役。一方、大原さんは天真爛漫で音楽好きな保母・野々宮光枝役で出演している。空襲から逃れるため、そして豊かな感性が伸び盛りの子どもたちにはなんとか普通の日常生活を営んでほしい、という強い願いで立ち上げた疎開保育園では、戦争の陰が近づきつつも、オルガンを弾き、歌を歌い、山を駆け回り、沢山の笑顔で溢れかえっており、今回到着した場面写真でもその溢れる笑顔が覗ける。悪戦苦闘する疎開生活だが、若い保母たちの懸命な努力と明るく前向きな笑顔が、子どもたちを勇気づけているのだ。撮影では、保母役のキャストたちが子どもたちのお世話をしていたそうで、戸田さんは「振り回されることもあるけれどとにかく可愛くて、子どもたちと過ごすことで一瞬でも何も考えなくていい時間が生まれたり、笑顔に癒されながら、頑張っていました」とふり返り、大原さんも「ずっと子どもたちと関わっていると、保母という意識とお芝居に繋がりますし、自然と子どもたちを守りたくなる環境にいられました。子どもたちの笑顔を見ると、大変なことも全部吹き飛びます!」と、子どもたちに救われていた様子。また戸田さんは「保母さんたちが諦めそうになっているシーンを撮影しているとき、ひとりの男の子が『なんで戦争やってるの?アメリカから逃げたらいい!』って言っていて…。胸がギューっと締め付けられて、子どもってすごく強い存在なんだなあ、と思い知らされました」と心を揺さぶられたエピソードも告白した。撮影を通して、子どもたちと濃密な時間を過ごした保母演じるキャストたち。その子どもたちとの深い関わり合いで生まれた芝居を超えた関係性と表情は、本作の大きな魅力の一つとなるに違いない。『あの日のオルガン』は2月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:あの日のオルガン 2019年2月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2018「あの日のオルガン」製作委員会
2019年02月05日2月22日公開の映画『あの日のオルガン』のプレミア上映会イベントが4日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、ダブル主演の戸田恵梨香と大原櫻子をはじめ、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、平松恵美子監督が出席した。太平洋戦争末期を舞台にした本作は、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた物語。主役の保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役には戸田恵梨香、もう一人の主役である天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役には大原櫻子が熱演しており、ダブル主演の2人は本作で初共演を果たした。戸田が劇中で演じた板倉楓は、"怒りの乙女"とも呼ばれるなど保育園のリーダー的存在。「"怒りの乙女"と言われてますが、普段の自分は心の中で沸々と思って何かと戦って挑むことがないので、実際にお芝居する時は怒りを表現することは非常に難しい作業でしたね」と感想を。もうひとりの主人公である野々宮光枝を演じた大原は「私は童顔って言われるので、保母さんなんて大丈夫かなと思いましたが、光枝は子どもたちと同じ目線だったので撮影中もカメラが回っていない時も常に子どもたちと遊んでいました。大変なこともありましたが、とても楽しく演じられました」と振り返った。壇上に上がった女優陣は、劇中で保母を演じており、撮影前には実際に保育園で1日実習体験をして撮影に臨んだという。戸田は「とにかく体力がいりますよ。ひたすら鬼ごっこをしてましたが、公園まで走ってたどり着き、走って鬼ごっこをし、終わってから走って保育園に戻るという(笑)。私は子供に見つからないように隠れてました(笑)。(保母さんは)こんなにも体力がいるんだということを学びましたね」と保母さんの大変さを実感した様子だった。イベントの最後には、劇中で保育園児を演じた子役たちも登壇。やっちゃん(大久保靖子)役の中島琴音ちゃんに対して戸田は「大女優になりたいです。どうしたら大女優になれますか? と聞かれたんですけど、私は大女優じゃないから分からないと答えました。どんな女優さんになりたいの? と聞いたら、戸田恵梨香さんと大原櫻子さんだと。すごく気を遣ってくれているなと(笑)。子供ってすごいと思ったのが印象に残っていますね」と撮影エピソードを。そんな子どもたちを戸田が撮影中に叱ったと暴露した大原は「怒った姿を現場で見たことがなかったので、一瞬止まってその時に楓さんだと思いましたね。でも格好良かったです!」と戸田を称賛していた。映画『あの日のオルガン』は、2月22日より全国公開。
2019年02月05日戸田恵梨香と大原櫻子がダブル主演を務める映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)。脇を固めるキャストには、才能あふれる若手女優が多数出演している。同作は、戦時下の日本を舞台に、子どもたちを守るために保育園の疎開に挑んだ保母たちの真実の物語。疎開保育園で奮闘する保母役は、1,000人を超えるオーディションによって選出された。大原が演じる野々宮光枝(みっちゃん先生)の親友であり、お姉さん的存在の神田好子(よっちゃん先生)を演じるのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や結婚情報誌『ゼクシィ』10代目CMガールなどで注目を集める佐久間由衣。「映画でこんなにしっかりと関わらせていただくのは初めてで、分からないことばかりでしたが、監督をはじめ皆さんに支えられて勉強になりました」と振り返り、「1カ月間、本当にあっという間で、とにかく子どもに助けられた日々でしたが、本当に楽しかったです」と笑顔を見せる。「毎日とても大変でしたが、すごく気持ちの良い疲れ方でした。キャストもスタッフも一丸となってみんなで作っているという感覚がすごく味わえる素敵な現場でした。本当に楽しかったです」と語るのは、明るく元気いっぱいで諦めない心を持つ山岡正子(まさこ先生)役の三浦透子。近年では、映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)などに出演したほか、CDデビューを果たしたことでも話題に。山戸結希監督の企画・プロデュースによるオムニバス映画『21世紀の女の子』(2月8日公開)では主演に起用された。みっちゃん先生の背中を後押しするしっかり者の堀之内初江(はっちゃん先生)役には、NHK連続テレビ小説『わろてんか』でヒロインの妹役を演じたことでも注目を集める堀田真由。『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系 毎週日曜22:30~)では、水泳部のキャプテン・熊沢花恋役に抜てきされ、第3話での熱演ぶりがネット上でも話題になったばかり。「クランクインしてからもずっと悩んでいたのですが、途中で自然体のままが一番はっちゃんらしいと気づき、最後はとても良いシーンになったと思います。本当に子供たちの笑顔にパワーをもらいました」と共演した子役への感謝の心も忘れない。初々しくも純粋でまっすぐな森静子(しずちゃん先生)役には、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(4月スタート)やスクリーンデビュー作となる主演映画『あまのがわ』(2月9日公開)など、今年注目作への出演を控える福地桃子。「戦時中、20 歳そこらの若い女性が力を合わせて、死ぬ気で生きるってこういうことなんだというのを肌で体感しました。自分にとってなかなかできない、良い経験をさせていただきましたし、すごく幸せな時間だったなと思います」と役者としての喜びを噛み締めている。
2019年01月27日石井裕也監督の最新映画『町田くんの世界』(6月7日公開)の出演者が22日、明らかになった。同作は、『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞した石井裕也監督の最新作で、安藤ゆきによる同名コミックを実写化。運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くんだが、困った人の事は絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力があった。そんな町田くんに訪れた突然の出来事により、優しさに溢れていた“町田くんの世界”がひっくり返る。主役の"町田くん"こと町田一役には、1,000人を越えるオーディションから演技経験ほぼゼロの新人、細田佳央太が抜擢された。さらに、ヒロインの猪原奈々に、こちらも新人の関水渚が決定。細田が町田一役を、関水が猪原奈々役を演じます。新人抜擢には「思いもよらない間やリズム、反応といった偶発的な面白さがある」と語る石井監督は、細田について「一人だけ異彩を放っていて、理屈でも経験でもない、作品に人生を捧げられる人だと感じました。この人と組めば間違いないと16歳に思わせられました」とコメント。一方、関水については、北島直明プロデューサーが「演技経験もテクニックも何もないはずなのに、不思議な魅力というか華やかさというか、とてつもない伸びしろを感じ、彼女に賭けてみようと思いました」と選考理由を明かした。さらに、新人の2人を囲むキャスト陣には豪華俳優が集結。町田くんの同級生として、岩田剛典(氷室雄役)、高畑充希(高嶋さくら役)、前田敦子(栄りら役)、太賀(西野亮太役)と意外なメンバーが揃った。さらに町田くんの世界に関わるキャラクターとして池松壮亮(吉高洋平役)、戸田恵梨香(吉高葵役)、佐藤浩市(日野役)、町田くんの両親として北村有起哉(町田あゆた)、松嶋菜々子(町田百香役)ら、若手からベテランまでの全員主役級の実力派超豪華キャストとなった。石井監督は今回のキャスティングに関して「新人2人がどうすれば輝きを放つこが出来るのか考えた結果、実力派俳優陣を起用することでした」と意図を明かす。2018年7月1日にクランクインし、約1カ月半に渡って行われた撮影についても「最高のキャストたちそれぞれの相乗効果で、その熱が撮影現場にもどんどん伝わっていく様子を感じました。他の現場ではなかなか見られないくらいの面白さがありました」と振り返った。○細田佳央太 コメント(出演が決まったときは)一番最初に嬉しいっていう気持ちがあって、でもその中でもすぐ、やっていけるのかなっていう心配や不安だったり、緊張もありました。ほんといろんな感情が混ざった状態で、でもその中でもやっぱり嬉しさとか、撮影これから楽しみだなっていうのが自分の中で強かったです。ほんとにあっという間の1か月間でしたけど、自分の中で楽しいことの連続で、体力的にきつくても、芝居が楽しいっていう気持ちがあったので、ほんとにこの映画に出演できて、この作品のチームの一員になれてすごい幸せだなと思いました。○関水渚 コメント出演が決まった実感が湧かなかったんですけど、その後からだんだんこんなに自分が大きい役をやらせて頂くんだって考えると、もうずっと緊張していて。もちろんすごく嬉しかったんですけど、同じくらい大丈夫かなっていう不安がすごく大きかったですね。この役をやらせて頂けたことに本当に感謝しています。今まで生きてきた中で一番悩み、一番苦しみました。でもそういうことがあったからこそ今までで一番充実していて楽しく幸せでした。○岩田剛典 コメント前回、短編映画『ファンキー』でご一緒させて頂いてまして、次はがっつり長編でやろうっていう風にお話をしてくださっていたので、監督から直接のオファーでしたのですごく嬉しい気持ちでしたね。まあでも作品のプロットを読ませて頂いた時に、え、石井さんが少女漫画原作やるの> みたいな驚きが一番最初に来て、いやどうなるんだろうというか、石井さんテイストのその作風っていうものがあんまりこう漫画の世界感とマッチする印象がなかったので、第一印象、どうなるんだろうっていうところで衣装合わせとか撮影に入っていきました。現場に入っても、今、こうして現場が終わっても、どういう仕上がりになるのかさっぱり想像がつかないので、初号が楽しみです。○石井裕也監督 コメント人を好きになる気持ち、愛とかそういうものは、普通であれば恥ずかしくて口に出すのもはばかられますが、やはりどう考えても人間にとって必要なこと。それが今、本当にやるべき題材だと感じ、それをまったくてらいもなく、恥ずかしげもなくやってる“少女漫画原作の力”に僕も乗っかりたいと思いました。この作品では、本当に例外的なことをやりまくっています。まさか自分が少女漫画原作をやるとは思っていなかったので、逆に振り切れたというか、冒険的になれたし、映画的な自由を得られたんだと思います。
2019年01月22日安藤ゆきの第20回手塚治虫文化賞新生賞を映画化する『町田くんの世界』(石井裕也監督)。この度、本作に出演する主役級の超豪華俳優陣が発表された。■まさに奇跡的なキャスティング! 岩田&高畑らは高校生に“町田くん”の同級生を演じるのは、「EXILE/三代目 J Soul Brothers」の活動だけでなく、「崖っぷちホテル!」『去年の冬、きみと別れ』など俳優としても大活躍の岩田剛典(氷室雄役)、「おげんさんといっしょ」で“お父さん役”も話題となった高畑充希(高嶋さくら役)、『食べる女』への出演が注目を集めた前田敦子(栄りら役)、そして若い世代に圧倒的人気となった「今日から俺は!!」に出演した太賀(西野亮太役)。また“町田くんの世界”に関わるキャラクターとして、吉高洋平役に先日、主演ドラマ「宮本から君へ」が映画化決定した池松壮亮、吉高葵役に「大恋愛~僕を忘れる君と」で多くの視聴者の涙を誘い、下半期朝ドラ「スカーレット」では主演に決定した戸田恵梨香、日野役には数々の重厚な作品に出演する名優・佐藤浩市が演じる。ほかにも、町田くんの両親役には、北村有起哉と松嶋菜々子に決定。いずれもTVドラマや映画で主役を務めることも多い実力派が揃った。■「なんだこの面白い脚本は!」「忘れられない夏に」思い思いにふり返るキャストコメント到着岩田剛典前回、短編映画「ファンキー」でご一緒させて頂きまして、次はがっつり長編でやろうっていう風にお話をしてくださっていたので、監督から直接のオファーでしたのですごく嬉しい気持ちでした。まあでも作品のプロットを読ませて頂いた時に、え、石井さんが少女漫画原作やるの?みたいな驚きが一番最初に来て、いやどうなるんだろうというか、石井さんテイストのその作風っていうものがあんまりこう漫画の世界感とマッチする印象がなかったので、第一印象、どうなるんだろうっていうところで衣装合わせとか撮影に入っていきました。現場に入っても、現場が終わっても、どういう仕上がりになるのかさっぱり想像がつかなかったです。高畑充希脚本を頂いて読んで、なんだこの面白い脚本は!と思い、何回も読みました。久々に石井組に参加できてすごく楽しかったです。26歳にもなって(※撮影当時)、制服を着て高校生活ができたのも嬉しかったし、主演の2人といろんな話をしながら、彼らのピュアな美しさを近くでずっと見てられることにとてもドキドキしました。前田敦子石井監督の演出はおもしろかったですし、楽しかった。なんか、いきなり土足で入ってきてくれる感がみんな多分クセになるんだろうなって思いますね。すごく普通の青春なんですけど、でも今ってすぐにくっついちゃったりとかするじゃないですか。それがなかなかくっつかない、それが普通でかわいいなって思いました。太賀映画での石井組の参加は念願でした。これまでもご縁はありましたが、ようやく映画に出れるんだっていう事がすごく嬉しかったです。脚本はあまりにもおもしろくて、読み終えたら興奮して熱くなっていました。現場での監督の演出も痺れる事の連続でした。改めて「青春」を体現すること、それは痛いし辛いし全然甘くない。でも監督を信じて、とにかく食らいついていく気持ちで臨みました。ほんの数日間の撮影でしたが、終わってみたら忘れられない夏になっていました。この作品の純真さは、必ず見る人の胸を打つと思います。池松壮亮(脚本を読んで)とにかく素晴らしかったです。今まで石井さんは何本も映画を作られてきましたけども、色々なテーマがありつつ、更に研ぎ澄まされたものを感じました。戸田恵梨香(撮影を終えて)とにかく石井さんが楽しそうだったので、凄く嬉しかったですし、石井さんの柔らかさが現場の空気になっていて、とても居心地が良かったです。佐藤浩市石井監督の作品は久しぶりでしたが、楽しく、久々にフィルムで撮っている感じが嬉しかった。演じている側にはそんなに関係無い事かもしれないけども、我々は昔から体感してきたので、やっぱりフィルムがまわっているのは嬉しかったですね。北村有起哉(脚本を読んで)先ず面白かったですね。読んだことの無い世界観で、それを石井監督がメガホンを取る、何より主役の2人が新人で、オーディションで選ばれたということで、相当フレッシュで凄いまっすぐなエネルギーな映画になるだろうなと思いましたし、普通に僕も観てみたい映画になりました。松嶋菜々子初めて脚本を読んだ時、それぞれに愛がありました。ちょっとひねくれていそうだけれど、根底に持っている愛、優しさ、素直さ、そういうものが最後みんなに感じ取れる優しくふわぁっとした作品なので、石井監督の世界観の期待に応えられるよう向き合いました。■演技経験ほぼゼロ! 超新人を主演に大抜擢これまで、実力のある様々な俳優たちと組んできた石井裕也監督だが、今回新たな試みとして1000人を超えるオーディションを実施、すべてのオーディションに立会い、監督自らが主演を選考。今回その中から、演技経験ほぼゼロの超新人、細田佳央太と関水渚の2人が選ばれた。町田一役を務める細田さんは、喜びと不安、緊張など決定時は様々な感情が入り混じっていたそうだが、撮影してみて「本当にあっという間の1か月間でしたけど、自分の中で楽しいことの連続で、体力的にきつくても、お芝居がこんなにも楽しいなんて、という気持ちでした」とコメント。猪原奈々役の関水さんも「この役をやらせて頂けたことに本当に感謝しています。今まで生きてきた中で一番悩み、一番苦しみました。でもそういうことがあったからこそ今までで一番充実していて楽しくて幸せでした」と撮影をふり返っている。『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年01月22日戸田恵梨香と大原櫻子のW主演映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)で、俳優・萩原利久の登場シーンを捉えた場面写真が20日、公開された。同作は、戦時下の日本を舞台に、子どもたちを守るために保育園の疎開に挑んだ保母たちの真実の物語。疎開保育園で奮闘する女性たちが中心となる中、唯一若き男子として彼女たちを支えるのが、地元の青年・信次を演じた萩原利久だ。同作の舞台である埼玉県出身で2月28日で二十歳を迎える萩原は、2008年に芸能界デビューし、近年では『ちはやふる 上の句/下の句』(16)、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『あゝ、荒野』(17)などの話題作に数多く出演。堤幸彦監督が未来に期待するキャストを集結させた『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)、現在放送中の日本テレビ系『3年A組 ー今から皆さんは、人質です-』(毎週日曜22:30~)に起用されるなど、業界内の注目度も高い。ドラマ解説者・木村隆志氏によるマイナビニュース年始恒例企画「今年注目の若手俳優」にも選ばれた萩原。『あの日のオルガン』で演じた信次は、口数が少なく不器用ながらも、力仕事をこなして保母たちを支える、村一番の頼れる男。戦争で目を負傷したことから黒い眼帯を付け、陰のある雰囲気も漂う。今回公開された場面写真もその魅力を伝え、佐久間由衣演じるよっちゃん先生とのピュアな恋を予感させるシーンも捉えている。萩原は「撮影現場では、女性の方が多くコミュニケーションを取れるか不安でしたが、皆さん気さくで楽しかったですし、子どもたちの無邪気で元気な姿が癒しであり、エネルギーでもありました。保母さんと子どもたちの関係を傍らからみていると、現場に入るたびに距離感が近くなっていくのをすごく感じました」と撮影を振り返り、「スクリーンを通して皆さんにも見ていただけるのではないかと思います」と呼びかけている。(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会
2019年01月20日神崎恵 × Flora Notis JILL STUART2019年1月26日(土)、「渋谷ヒカリエ8階 ヒカリエ8/01COURT」において、『神崎恵 × Flora Notis JILL STUART スペシャルトークイベント』が開催される。美容家の神崎恵が、心惹かれるような香りの組み立て方や、触れ心地の良い肌の作り方、リップケアの方法などを明かす。同イベントは、1日2回開催で、1回目の開催時間は14:00から15:30まで。2回目の開催時間は17:00から18:30まで。各回の募集人数は100名。応募者多数の場合は抽選となる。Flora Notis JILL STUARTの公式ホームページにて、2018年12月26日(水)9:59まで、応募を受け付けている。神崎恵のInstagramには、フォロワーから「フローラノーティスの香りと神崎恵さんの香りのお話がどう融合するのかとても楽しみです」、「申し込みましたボディケアはあまりしていないので色々伺いたいです」などのコメントが寄せられている。神崎恵のプロフィール神崎恵は1975年生まれ。神奈川県出身。株式会社パールダッシュに所属し、美容家として活躍。『大人のための美容本 10年後も自分の顔を好きでいるために』、『わたしを幸せにする41のルール』など著書多数。累計発行部数は120万部を超えている。Instagramのフォロワー数は23万人以上。18歳、14歳、3歳の男の子の母でもある。(画像はFlora Notis JILLSTUARTより)【参考】※Flora Notis JILLSTUART※神崎恵 Instagram※株式会社パールダッシュ
2018年12月23日警察や法廷を舞台に、スカッと爽快な事件解決ドラマが台頭する中――今クールひと際SNSを賑わせたのが、実力派脚本家勢が紡ぐラブストーリーの数々。鼻の奥がツンと痛くなるようなリアルな恋愛を描いた作品が、世の女性たちのハートを射止めました。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」を発表。ランキング形式でご紹介していきますよ~。第1位:リアルな“もどかしさ”が癖になる「獣になれない私たち」理性が邪魔をして本能の赴くままに行動できない=獣になれないという、誰しも一度は思い描いたことのある“もどかしさ”を描いた本作。登場人物に感情移入して思わず前のめりになってしまう、非常に中毒性の高いドラマでしたね。超理性人間の主人公・深海晶(新垣結衣)は、周りの期待に応えようと常に全力投球。その甲斐虚しく、要求のハードルはどんどん上がっていき――自らが積み重ねた重圧に苦しむ羽目になってしまいます。彼女が直面するエピソードのひとつひとつがあまりにリアルで、「胸が痛い」「居たたまれない」という声が殺到。脚本家・野木亜紀子さんの紡ぐ繊細な物語が、多くの人々の心を動かしたことがわかります。また、恋に落ちるのは一目惚れのような「一瞬」ばかりではなく、むしろ大抵の場合が「時間をかけて」――多くの時を共有するうちに惹かれ合い、すれ違いや葛藤を経て結ばれるのだというリアルも描いてくれました。晶と恒星(松田龍平)の付かず離れず絶妙な関係が、新しい恋愛ドラマの形を魅せてくれた気がします。今後の野木作品に、より一層の期待が高まっていると言えるでしょう。第2位:“力強く”生き抜く、2人の愛の軌跡「大恋愛~僕を忘れる君と」若年性アルツハイマーに冒された女性医師・尚(戸田恵梨香)と、彼女を明るくけなげに支える小説家・真司(ムロツヨシ)の10年にわたる愛の軌跡。ラブストーリーの名手・大石静さんの完全オリジナル作品とあって、笑いあり涙あり…見る度、あらゆる感情が引き起こされる物語になっていましたね。運命の出会いが、突然の病により引き裂かれる切なさ――しかしながら、どんな時も日常の些細な喜びをしっかりと噛みしめていく2人の“力強い”背中にパワーをもらえる上質な一作。恋人同士の自然なやり取り、その絶妙な距離感に「アドリブ!?」「演技に見えない」と話題沸騰でした。さらに本作では、若年性アルツハイマーという病の進行・検査の過程が事細かに描かれており、深く考えさせられる場面も。誰が悪いわけでもない、どこへもぶつけようのない焦り。時間が刻一刻と過ぎていく中、失われていくものを数えるのではなく、その状況下で生まれた新しい幸せに目を向けることの大切さを教わりました。同病気を扱う映画、ドラマは数多くありますが、一線を画すものが出来上がった――そう記しても過言ではありません。第3位:眩しいだけじゃない!“純愛”に潜む危険な罠「中学聖日記」そして最後がこちら、有村架純さん演じる新米教師と男子中学生(岡田健史)の禁断の恋を描いたヒューマンラブストーリー。人気コミックを原作に、“純愛”に定評のある金子ありささんが脚本を手掛けています。正直なところ、最初「相手は中学生でしょう。さすがに年の差が…」と、やや目を細めて視聴していたのですが、回を追う度、不器用ながら全力でぶつかってくるピュアな姿勢の中学生・黒岩の熱意に見事やられてしまいました(笑)。「こんな純粋な瞳で見つめられたら敵わない」と悶絶した方、実は結構多いのでは?SNS上では毎週、黄色い悲鳴が飛び交っていましたよ~。加えて本作には、そんな胸キュン要素だけでなく、リアルな恋愛の本質が散りばめられているのも魅力。出会いと別れ――男女の無情な駆け引きが丁寧に描かれています。中でも物語の随所で、胸に響く様々な格言を残しているのが、吉田羊さん演じるキャリアウーマン・原口律。誰にも流されない確固たる独自の人生論と価値観で、「好きと幸せは両立しない」「格好つけてると、何かが少しずつズレていくよ」など、世の女性たちのハートを射抜く言葉を残しています。是非一度ご賞味あれ。以上、秋クール「勝手にベスト3」でした。年明けに始まる冬クールもお楽しみに。(text:Yuki Watanabe)
2018年12月20日モテる人ほど結婚できないなんてよく聞きますよね。確かに、魅力的な男性の周りにはいつも女性がいるので、「今すぐ結婚しなきゃ」って気持ちがあまり湧いてこないのかもしれません。塩顔男子で人気の加瀬亮さんも、そんなモテ男のひとりではないでしょうか。今回は、加瀬亮さんのホロスコープを分析!その恋愛・結婚観や占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に解説していただきました。■実はモテる?塩顔男子◎加瀬亮さん1974年11月9日生まれ今年になって個人事務所を設立した俳優・加瀬亮さん。そのホロスコープの特徴は、何よりも太陽に金星が0度で一体化していることです。男性でも女性でも、太陽と金星とが0度で一体化している人には“優しい性格”の人が多く、外見的にも美男・美女が多いものです。また男性の場合、結婚によって社会的な名誉や地位を得るなどしがちです。彼の場合、この太陽と金星に対して、土星が120度でアスペクトしています。120度なので「結婚」へのハードルは0度・90度・180度などに比べて低いのですが、それでも多少はその影響を受けます。太陽と土星の120度は“まじめで堅実な性質”を与え、男女を問わず、交際面であまり器用なタイプではありません。◎神経質でこだわりが強い男は結婚が遠のく?もう一つ特徴的なのは、彼の水星が天王星と0度で一体化していることです。このアスペクトも、こと結婚に対してプラスに働くとは言えず、神経過敏で生活全般へのこだわりが強い生まれです。ただ仕事上では、大変に研究心が強く、何らかの発見や発明、或いは斬新な企画や工夫で周りから注目を浴びます。お芝居には舞台から入った方ですが、TVやネットなどを通じて人気が出るタイプで、もし舞台だけを続けていたなら、今日のような人気役者にはなれなかったでしょう。ただ個人事務所を設立したことで、今後は潜在的に備えている発明・発見の能力や、ユニークな発想・企画力を駆使する番組の出演などが増えていくことでしょう。◎火星から見る “肉食っぷり”もう一つ興味深いのは、彼の火星が多数の惑星とアスペクトしていることです。両サイドを海王星と冥王星、それぞれ30度ずつで挟まれ、木星とは120度、月とは60度です。火星は行動力とともに“性的エネルギー”を表すもので、本能的に“性的欲求”が強く、種々の欲求 に応じてくれる相手とでなければ長続きしない可能性を感じさせます。噂によると、女優・市川実日子さんとは何年も同棲していたそうですが、その間にも別な女性との浮気をメディアにキャッチされています。結局、しばらくして共演の女優・戸田恵梨香さんとの交際報道が出ました。ところが、これも「価値観の相違」で既に破局したと伝えられます。最初にも述べましたように、太陽と金星との0度アスペクトは、それを持つ人に“優しい性格”を与え、女性との出逢いを多くもたらします。ただし、その反面“浮気っぽい要素”や“性欲を抑制しがたい趣向”を助けてしまう場合もあるようです。◎結婚して奥様一筋に変わるチャンス!?実は、この冬、彼の出生時の太陽&金星にトランジットの海王星が120度でアスペクトし「結婚」をするのにふさわしい惑星配置となります。トランジットの土星も出生時の太陽&金星に60度で後押しをします。時期的には2019年2月半ば~2月末にかけてです。その他、トランジット・天王星が出生時・天王星に180度、同じく土星が土星に180度、同じく火星が火星に180度、いずれも生活が“180度の転換”を暗示しているので、結婚して奥様一筋に変わるチャンスなのです。~古今東西のあらゆる占いに精通し、確かな実績と実力を持つ本格占い師~波木星龍(なみきせいりゅう)公式サイト:鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。『占星学秘密教本』(魔女の家BOOKS)、『江戸JAPAN極秘手相術』、『神占開運暦』、『この占いがすごい!―神聖開運占術大全〈2017年版〉』(八幡書店)など著書・監修書籍も多数。★鑑定所「波木星龍」波木星龍による本格鑑定を受けられる鑑定所です。あなたの悩める「人生&運命」と真摯に向き合い、各種の占術を通じ“最良の選択肢"をアドバイスいたします。住所:札幌市中央区南1条東7丁目2-2 ラピスアクアシティー大通1205※札幌地下鉄東西線「バスセンター前」駅10番出口から徒歩3分。▼鑑定のご予約はこちら電話:011-231-3344メール:namiki.s@jcom.home.ne.jp
2018年12月19日戸田恵梨香演じる若年性アルツハイマーに侵されるヒロイン・北澤尚を、ムロツヨシが彼女を明るくけなげに支え続ける小説家の間宮真司を演じた感動のラブストーリー「大恋愛~僕を忘れる君と」の最終回が12月14日に放送された。放送後も視聴者から号泣の声がネットに溢れ続けている。戸田さん、ムロさんのほか、尚の元婚約者で尚の病気発覚後は主治医として支える井原侑市に「TOKIO」松岡昌宏。侑市と恋に落ちることになる尚の母・薫に草刈民代、真司の担当編集者として真司と尚、その息子の世話までこなす水野明美に木南晴夏、同じアルツハイマー患者として尚に近づき真司との関係を壊そうとした松尾公平に小池徹平、その他「サンドウィッチマン」富澤たけし、黒川智花、夏樹陽子、杉野遥亮らが出演した本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。衰える自らの姿を真司や息子に見せたくないと考えた尚は、スマホと書き置きを残し姿を消す。警察も動かず病院などにも保護されていなかったため消息がつかめないまま8か月が経過。薫が行方不明者捜索番組に出演、情報提供を呼び掛けるとある海辺の病院から連絡が。再会した尚は真司のことが分からなくなっていた。病院の医師から渡されたカバンにはビデオカメラが入っており、そこには少しづつ衰えながらも真司を想い続けた尚の様子が記録されていた。記憶を失った尚に「はじめまして」と挨拶、真司は自分の小説を朗読する。息子や薫らと会わせても記憶は蘇らない。だがある日、砂浜でまた朗読していると尚の記憶が蘇り、2人は“再会”を喜び合う。それから尚の記憶が蘇ることはなく肺炎で尚はこの世を去り、数年後、真司は2人の思い出を書いた新刊「大恋愛」を尚の遺影に供え、新たな道を歩み出す決意をする…というラストだった。放送が終わるとSNSは「ラスト30分、泣いた泣いた」「号泣しすぎて頭痛い」など“泣いた”の言葉で溢れかえった。記憶を失い衰えていく尚を演じた戸田さんには「最後のシーンは目だけで、尚が戻ったことがわかった」「戸田恵梨香の演技力が爆発してる」「演技が自然過ぎて涙が止まらない」「すごい女優さんだと改めて思った」、ムロさんにも「ムロツヨシさんよ。私は見事に落ちました」「ムロさん最高でした」「ムロツヨシと暮らしてぇ」など、2人を讃える声が続々寄せられているほか、「ラストシーン、OPと同じ服なんや」「OPと繋がった」などオープニング映像がラストシーンだったことが分かった視聴者からの感動の声も多数。「尚ちゃんが戸田恵梨香さんで真司がムロさんで本当に良かった」「ムロさんも恵梨香ちゃんも大好きだった真司と尚ちゃんも大好きだった」と戸田さん、ムロさんの名演を讃えるツイートは深夜になってもその勢いを止めることなくタイムラインに流れ続けている。(笠緒)
2018年12月15日若年性アルツハイマーにおかされる女医と、彼女を明るくけなげに支え続ける小説家の10年にわたる愛の奇跡を描く金曜ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」。先日、約3か月半に及ぶ撮影がオールアップ!“大恋愛”を繰り広げる戸田恵梨香とムロツヨシが心境を明かした。「『大恋愛』というタイトルを最初に聞いたとき、『え~~!』と思いましたし(笑)、恥ずかしいなと思いました」と撮影前をふり返ったのは、34歳にして若年性アルツハイマー病に侵されながらも、本気で一人の男に恋をする女医・北澤尚役の戸田さん。しかし、今回クランクアップを迎え、「本当に“大恋愛”だったなって」としみじみ。また「『大恋愛』を私の代表作のひとつにしたいなと今思っています」と言い、「疑似恋愛ですけど、ここまで大きな恋愛を経験してしまって。芝居でも、物語を作るということのひとつの究極を知ってしまったんじゃないかと思うので、これからこれを超える作品に出会えるのかすごく心配です」とコメント。「もし万が一私が役者を引退することがあれば、『大恋愛』を超えることがなかったということで、皆さんのせいだと思ってください(笑)」とも語った。一方、尚を明るくけなげに支え続ける間宮真司役のムロさんは、「実は正直不安でした。恋愛ドラマなんてムロツヨシができるわけないと思ってました」と告白。「恵梨香ちゃんはじめスタッフのみなさんに助けていただきました。本当に、本当に、自分の代表作のひとつとさせてください。本当にやりがいのある3か月半でした。これからもどうぞよろしくお願いいたします。みなさんありがとうございました」と挨拶した。初回の無料見逃し配信の再生回数は167万回、TBSドラマで歴代1位を記録(※TBS FREE、GYAO、TVerでの合計値)し、放送毎にネット上で大きな話題となった本作もついに今夜、最終回!家族に何も告げず、手紙と携帯電話を残し突然いなくなってしまった尚。それから8か月が過ぎ…。尚と真司の“10年間の愛の物語”、どうか最後まで見守っていて。金曜ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」最終回は12月14日(金)22時~TBSにて15分拡大放送。(cinemacafe.net)
2018年12月14日