ミュージカル『GHOST』の会見が9日、都内で行われ、浦井健治、咲妃みゆ、桜井玲香、水田航生、森公美子が出席した。2018年に日本で初演されたミュージカル『GHOST』が、約2年半ぶりに蘇る。主人公サムを演じるのは、初演時にも圧倒的な演技・歌唱力で見事にその役を昇華させた浦井健治。ヒロインのモリーは、初演後も多くの大役を演じ演技力に磨きのかかった咲妃みゆ、そして、帝劇デビューも果たした桜井玲香を新たに迎え、Wキャストで務める。浦井は「コロナ禍でたくさんの思いをいろんなところでそれぞれに感じていると思いますが、人と人のつながりや、寄り添う心の素晴らしさ、人は1人じゃないんだという思いだとか、そういったメッセージがこもったミュージカル。この時期だからこそ伝えられるメッセージがあるなと感じています」と本作の魅力を語った。今回初参加となる桜井は「初演を既にされているということで、1個完成している作品ですが、稽古中も私の考えや表現を周りの皆さんがすごく尊重してくださっているので、形をとらわれず、のびのびと自分らしく演じられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。報道陣から、本番に向けてどのような話をしているのか浦井と桜井に質問が飛んだ場面で、初演に引き続き霊媒師のオダ・メイ役を演じる森が「私がすごく思っているのは…」と切り出し、「2人の濃厚なキスシーンが何度もあるはずで、それはどう処理するのかなってすごい思っているんですよ。CG加工をするのかな? と思ったりしている」とキスシーンに興味津々。浦井は「見せ方とか、マスク越しとか、今みんなで考えを出し合っています」と返した。ミュージカル『GHOST』は、3月5日~23日に東京・ 日比谷シアタークリエにて上演。
2021年02月09日数多くのバラエティ番組で活躍する丸山桂里奈さん。愛くるしいキャラクターと、ちょっととぼけた発言で、多くの人に愛される人気タレントです。丸山桂里奈がいなければW杯制覇はなかった?丸山さんは元なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のメンバー。2011年7月に開催されたFIFA女子ワールドカップ(以下、W杯)のメンバーにも選ばれ、準々決勝で決勝点を決めるなど、なでしこジャパンのW杯制覇に貢献しました。2021年2月4日、丸山さんはそんな現役時代の写真を、Instagramに投稿。驚きの声が寄せられています。夫で元サッカー日本代表の本並健治さんに「別人です。笑笑」といわれたという写真がこちら! この投稿をInstagramで見る 丸山桂里奈(@karinamaruyama)がシェアした投稿 ちなみに、こちらは当時の写真を保存していた友人が送ってくれたもの。夫が別人だといってしまう気持ちが分かる…といったら失礼かもしれませんが、あまりの変わりように、さまざまな声が寄せられています。・北川景子さんかと思いました。筋肉スゴい!・浜崎あゆみにも似てる!・やっぱアスリートの身体はかっこいいなー。引き締まった身体は、さすがアスリート。高い身体能力で世界と戦った丸山さんならではのスタイルが、多くの人に衝撃を与えたようです![文・構成/grape編集部]
2021年02月05日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈が3日、都内で行われたお菓子作り向けECサイト「cotta」新商品発表会に、女優の川栄李奈とともに出席。ハーフ顔の夫・本並健治氏について「絶対イタリア人だと思っている」と話した。昨年9月に元サッカー日本代表の本並氏と結婚した丸山。今挑戦したい手作りお菓子を聞かれると「イタリアンジェラート」と答え、「旦那さんが日本人って言われているんですけど、私は絶対イタリア人だと思っていて、イタリアンジェラートを食べたらもしかしたら幼少期のこと思い出すかなと思って。だから作りたいです」と理由を説明した。また、「私フィギュアが好きなんですけど、フィギュアをリビングに飾ると旦那さんが全部回収して倉庫に片付けちゃう。最近はフィギュアを置いたとわからないような置き方……気配を消して置いたりして、旦那さんが気づかないとか、そういうのを楽しんでいます。駆け引きしています」と本並氏との駆け引きを明かし、「旦那さんキーパーなので全部とっちゃう。とられたくないので。アスリートの感覚しかないです」と語った。会員数120万人・総商品数3万点以上のお菓子作り向けECサイト「cotta(コッタ)」を展開するcottaは、レンジでチョコを溶かすだけで本格チョコレートが作れる「チョコペリキット」「マンディアンキット」を1月8日より期間限定で販売。イベントで川栄と丸山は、2つのキットを体験。チョコレートのデザインやトッピングに挑戦し、「簡単で楽しい」とお手軽さに驚いていた。
2021年02月03日ファミリーマートは、「ケンズカフェ東京」のシェフ・氏家健治監修によるチョコレートスイーツ第2弾を、2021年1月26日(火)より全国のファミリーマートにて販売する。「ケンズカフェ東京」の氏家健治監修によるチョコレートスイーツ第2弾2020年10月に発売された第1弾に続く今回、前回と同じくサステナブルな“Bean to Bar”チョコレート「エクアドル・スペシャル」を使用し、ファミリーマートだけのオリジナルスイーツを完成させた。「ふんわり濃厚ガトーショコラ」など5種を展開する。「エクアドル・スペシャル」とは「エクアドル・スペシャル」は、高品質なカカオの産地として知られるエクアドルのカカオのみを使用したチョコレート。厳選されたカカオを“Bean to Bar”で仕上げており、芳醇でリッチな香りやコク、カカオ本来の柔らかな苦みと酸味のバランスを堪能できる。「ケンズカフェ東京」の代名詞、ガトーショコラは2種類が登場「ケンズカフェ東京」で不動の人気を博すガトーショコラ。今回は、こだわりのBean to Barチョコレート入りのチョコクリームと、生クリームを使用した「ふんわり濃厚ガトーショコラ」と、本格的かつ程よい苦みの「ガトーショコラ」を展開する。カカオの香りあふれる「ザッハトルテ」カカオの香りあふれる「ザッハトルテ」は、冬にぴったりの濃厚な味わい。ふんわり・しっとりとした食感のショコラ生地に、濃厚なチョコレートソースをたっぷりかけている。ワンハンドで楽しめる「濃厚ショコラエクレール」「濃厚ショコラエクレール」は、シュー生地の中にチョコレートクリームをたっぷり忍ばせ、カカオ感をアップさせた濃厚な味わいのチョコレートでコーティング。ワンハンドで気軽に楽しめるスイーツに仕上げた。チョコレート尽くしの「チョコがけバウムクーヘン」チョコ味のバウムクーヘンにチョコレートをかけた「チョコがけバウムクーヘン」。しっとりとした食感で、チョコレートと一緒に食べた際に生地自体の味もしっかりと感じられるように仕立てている。ケンズカフェ東京とコラボのバレンタインチョコもまた同日1月26日(火)より、ケンズカフェ東京とコラボレーションした限定バレンタインチョコレートセットを発売。シックなブラックのボックスには、サクサクのサンドクッキーやこだわりのショコラを詰め込んだ。他にもトリュフアソートやプラリネアソートなど、1,000円以下でゲットできるチョコレートセットも用意した。さらに、自宅で簡単に本格的なスイーツ作りを楽しめる、ケンズカフェ東京氏家健治シェフ監修のスイーツ作りキットも登場。濃厚ガトーショコラ、本格チョコチャンククッキー、2色のチョコポップの3種がラインナップする。【詳細】ファミリーマート 「ケンズカフェ東京」氏家健治監修スイーツ発売日:2021年1月26日(火)より順次取り扱い店舗:全国のファミリーマート※店舗・地域によって発売日は異なる。価格:ふんわり濃厚ガトーショコラ 168円(税込)ガトーショコラ198円(税込)ザッハトルテ 298円(税込)濃厚ショコラエクレール 178円(税込)チョコがけバウムクーヘン 190円(税込)■バレンタインチョコレートケンズカフェ東京 サンドクッキー&ショコラ 1,200円(税込)ケンズカフェ東京 プラリネアソート 600円(税込)ケンズカフェ東京 トリュフアソート 800円(税込)おうちで楽しむ手づくりキット 各1,200円(税込)種類:濃厚ガトーショコラ、本格チョコチャンククッキー、2色のチョコポップ
2021年01月25日株式会社ファミリーマートは、ケンズカフェ東京の氏家健治シェフ監修のサステナブルな“Bean to Bar ”チョコレート「エクアドル・スペシャル」を使用したシリーズの第2弾として、「ふんわり濃厚ガトーショコラ」156円(税込168円)など合計5種類を、2021年1月26日より全国のファミリーマート約16,700店で順次発売いたします。 ※商品によって発売日、発売地域が異なります。■こだわりの“Bean to Bar”チョコレート! 待望の第2弾が登場!ご要望にお応えし、第1弾商品も一部再発売!“Bean to Bar”チョコレートとは、カカオの選定からチョコレートに至るまでの工程を一貫して製造したチョコレートです。ファミリーマートは、ケンズカフェ東京の氏家健治シェフ監修のもと、カカオの聖地と言われるエクアドルのチョコレート工場とタッグを組んで本気のチョコレート「エクアドル・スペシャル」を作り上げました。「エクアドル・スペシャル」を使用したシリーズ第1弾の発売時(2020年10月)には、「濃厚ショコラエクレール」が、デザート週間売上ランキングで1位を獲得するとともに、大変ご好評をいただき、SNS等でも大きな話題を集めました。このたび、シリーズ第2弾の新商品として「ふんわり濃厚ガトーショコラ」と「ザッハトルテ」を発売いたします。また、お客様からのご要望にお応えし、第1弾にて発売した、デザート・焼き菓子も再登場いたします。冬にぴったりな濃厚な味わいと、あふれるカカオの香りをぜひともお楽しみください。■オリジナルチョコレート「エクアドル・スペシャル」の特長とサステナビリティ「エクアドル・スペシャル」は、カカオの有数の産地であるエクアドル産のカカオのみを使用しております。エクアドルは、カカオベルト(※)に位置し、高品質なカカオの産地です。“Bean to Bar”製法を駆使し、カカオ本来の芳醇でリッチな香りやコクを生み出しました。 確かな原材料と製造技術で、カカオ本来の柔らかな苦味と酸味のバランスがよい、ファミリーマートでしか味わうことのできない、特別なチョコレートです。また「エクアドル・スペシャル」では、美味しさはもちろん、カカオ農家の繁栄を守るため適正な価格でカカオを購入し、カカオ豆の産地エクアドルでチョコレートを製造することで、輸送を最小限にとどめるなど、環境保全に繋がるサステナブルな試みを進めております。人にも、地球環境にも優しいチョコレート「エクアドル・スペシャル」は、地球の未来を守るための第一歩と考えております。(※)カカオベルトと呼ばれる北緯20度と南緯20度の間にある国々はカカオの木の栽培に適した天候で、カカオが多く生産されております。■ケンズカフェ東京 氏家健治シェフからのコメントファミリーマートとの取り組みは今年で6年目となりますが、当初より、原料から徹底的にこだわったチョコレートを作り、チョコレートの奥深さや本来の美味しさを多くの人に知っていただきたいという想いがありました。昨今、チョコレートは、素材を活かした味や香りが楽しめるものがトレンド化しています。そういったトレンドを汲み取りながら、構想5年、プロジェクト始動から2年の時を経て、ついに「エクアドル・スペシャル」が完成いたしました。納得のいくまで試作を何度も繰り返し、原料、価格、味わい、どれをとってもコンビニエンスストアでは考えられないクオリティを実現しました。まさに「ファミリーマート チョコレート革命」と呼ぶのにふさわしい仕上がりと言えます。パッケージを開けた瞬間から"あふれるカカオの香り”をお楽しみください。【商品詳細】商品名:ふんわり濃厚ガトーショコラ価格:156円(税込168円)発売日:1月26日(火)発売地域:全国(沖縄県を除く)内容:こだわりのBean to Barチョコレート入りのチョコクリームと、生クリームを使用したガトーショコラです。濃厚なチョコレートとふんわりとした食感が特徴です。※商品中のチョコレートは「エクアドル・スペシャル」です。商品名:ザッハトルテ価格:276円(税込298円)発売日:1月26日(火)※沖縄県は2月16日(火)発売発売地域:全国内容:こだわりのBean to Barチョコレートを使用した、冬にぴったりの濃厚なザッハトルテです。蒸し焼き製法で、ふんわり・しっとりとした食感に仕上げたショコラ生地に、濃厚なチョコレートソースをたっぷりかけました。※商品中チョコレートの約50%が「エクアドル・スペシャル」です。商品名: 濃厚ショコラエクレール価格:165円(税込178円)発売日:1月26日(火)発売地域:全国内容:こだわりのBean to Barチョコレートをクリームに使用した、ワンハンドでお楽しみいただけるエクレアです。コーティングチョコのカカオ感をアップさせ、さらに濃厚な味わいに仕上げました。※クリーム中に使用しているチョコレートはすべて「エクアドル・スペシャル」です。※商品中チョコレートの約36%が、「エクアドル・スペシャル」です。商品名:ガトーショコラ価格:184円(税込198円)発売日:1月26日(火)※西日本エリアでは2月2日(火)発売発売地域:全国内容:こだわりのBean to Barチョコレートを使用した、本格的かつ程よい苦みのガトーショコラです。※商品中チョコレートの約30%が「エクアドル・スペシャル」です。商品名:チョコがけバウムクーヘン価格:176円(税込190円)発売日:1月26日(火) ※西日本エリアでは2月2日(火)発売発売地域:全国内容:チョコ味のバウムクーヘンにチョコレートをかけたチョコづくしの商品。しっとりとした食感で、チョコレートと一緒に食べた際に生地自体の味もしっかりと感じられる仕立てにしました。※商品中チョコレートの約23%が「エクアドル・スペシャル」です。※画像はイメージです。※軽減税率対象商品につき、価格は消費税8%にて表示しております。※東日本エリアは、新潟・長野・山梨・静岡(一部除く)より東側の都道県。西日本エリアは、富山・岐阜・愛知・静岡(一部除く)より西側の府県。ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指してまいります。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月24日山口祐一郎、浦井健治、保坂知寿が出演する舞台『オトコ・フタリ』が12月12日、シアタークリエで開幕した。初日に先駆け11日には最終舞台稽古が報道陣に公開されるとともに、会見も行われた。「オトコ・フタリ」公演情報はこちら山口祐一郎と、浦井健治。ミュージカル界を牽引する帝王と大スターが共演する本作は、NHK大河ドラマ『篤姫』『江~姫たちの戦国~』の脚本家である田渕久美子が書き下ろした三人芝居だ。抽象画家の大家でありながらなぜか“愛”をテーマにした作品だけは描けない禅定寺恭一郎(山口)の屋敷に、須藤冬馬(浦井)と名乗る青年が「母を出せ」と踏み込んでくる……という物語。なぜ恭一郎は“愛”が描けないのか? 冬馬の真意は? ……と、次の展開が気になる物語がテンポよく進む。一方で、飄々とした大物画家感を出しながらも冬馬をおちょくる一面やムキになる顔がチャーミングな山口、思い込んだら一直線という冬馬の熱血漢っぷりと情にほだされやすそうな素直さが可愛らしい浦井と、田渕が俳優たち自身の魅力をキャラクターに落とし込んだような脚本がなんとも愉快で、その世界の中を泳ぐ俳優たち自身も心なしかテンションが高く楽しそう。さらにここに有能家政婦・中村好子役として保坂が加わる。保坂の小気味よい芝居とコメディエンヌっぷりも存分に発揮され、クスリとした笑いから爆笑まで、さまざまなグラデーションの可笑しさが次々と押し寄せる作品に。そして2幕では少しシリアスな展開もあり、それぞれのキャラクターの人生に思いを馳せるような妙味もブレンドされ、奥行きのあるものになっていた。会見では山口が「それぞれの役者のキャラクター、チャーミングなポイントをこれほど温かく書いていただいた本はない。それを、僕たちの色々な芝居を一緒に作ってきた演出の山田和也さんが、それぞれの個性をさらに伸ばしてくださるディレクションをしてくださった。めったにない素敵な作品」とアピール。浦井は「山口さんと保坂さんはミュージカル界をずっと牽引してきたレジェンドであり憧れ。稽古場で話してくださる過去のエピソードなどもすごく勉強になる」と共演を喜び、保坂は「軽いタッチのお話なのですが、実はけっこう深い。それぞれが人生で背負ってきたものが出ないと薄くなる作品ですが、そこを山田さんも丁寧に作っておられました」と話した。なおこの会見の場で、声の出演として大塚千弘が参加することも発表に。会見に出席した大塚は「親戚の集まりかな、と思うくらい居心地の良い稽古場だった」と話し、浦井も「演出家に『3人が仲が良すぎて、それが舞台上に出ちゃうのは作品的にちょっと…』と注意された」と明かしていた。なお、このミュージカル界の大スター3人を揃えて歌はナシ!? と残念に思うファンの方はご安心を。中島みゆきの『糸』、米津玄師の『Lemon』といった歌が劇中、意味をもって登場しているのでお楽しみに。東京公演は12月30日(水)まで同劇場にて。1月上演の大阪・愛知公演のチケットも発売中。(取材・文:平野祥恵)
2020年12月14日12月12~30日に東京・シアタークリエで上演される『オトコ・フタリ』は山口祐一郎、浦井健治、保坂知寿による3人芝居。脚本は、NHK大河ドラマ『篤姫』『江~姫たちの戦国~』の脚本家としても知られる田渕久美子の書き下ろしで、3人へのあて書きとなる。抽象画家役の山口に役づくりについて聞くと、脚本との関係をこう説明する。「田渕さんの脚本にはしっかりしたルールがあるので、何度観ても面白いと思います。というのも、たとえば人気のあるスポーツはルールがしっかりできていて、毎回なにが起こるのかわからない。そこではルールに基づきながらもプレイヤーが懸命に汗を流している。もしルールが弱いと、プレイヤーは自分でルールをつくらないといけないから動きはぎこちなくなってしまいます。でも田渕さんの脚本は隙がなく、どんなに僕たちがのびのび暴れまわっても大丈夫。崩れない脚本だからこそ、僕たちは自由に羽ばたけます」。それを受け、「オトコ・フタリ」のうちもうひとりのオトコである浦井は、演出の山田和也のすさまじさに触れた。「僕たちは羽ばたいているんだけど、山田さんの手腕のなかに埋め込まれていて、鉄骨みたいに絶対に崩れないんですよ。すごい方だなぁと、山田さんのすさまじさや、微笑んでいるけれども目の奥にある深さを感じます」。その言葉にまた山口も「山田さんは僕たちの動きに合わせて、あらかじめ作ったプランを調整してくれる。スーパースターです」と頷く。また保坂は脚本について「私たちがただ棒読みしても面白いと思う」と信頼を寄せる。「自由にやらせていただくなかで、そもそも面白い脚本をもっと面白く、より鮮明に見えるように山田さんがうまく私たちを調教してくださっていると思います(笑)」。今作には、“傍目には微笑ましいほどに仲良く喧嘩する”2人のオトコとそれを見守る一人のオンナが登場する。では山口と浦井のオトコフタリの関係は?と尋ねると、浦井の「(山口について)僕の目標とする方であり、どこか兄のような感じ。父とは言わないです」という答えに、山口がすぐに「息子とは言いませんが、弟のような気持ちです」と返す。保坂は隣で「持っている空気が似ている。2人とも柔らかい。だからご兄弟のような雰囲気です」と微笑んだ。東京公演後は1月15~17日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、23・24日に愛知・刈谷市総合文化センター アイリスにて。文・河野桃子
2020年11月16日先月4日に結婚した元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈(37)と元サッカー日本代表の本並健治氏(56)が15日、都内で行われたSUBARUの新型「レヴォーグ」発表記念イベントに登場。2日前に同居をスタートさせたことを明かした。結婚翌日の5日に開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」で結婚を電撃発表し、ステージ上で公開結婚式を挙げた2人。冒頭、丸山が「サッカーボールを追い続けて十数年、丸山桂里奈です。最近、ゴールを決めちゃいました!」とあいさつすると、本並氏も「最近ゴールを決められた本並です」とあいさつ。夫婦漫才のようなやりとりで笑いを誘った。PRイベントに2人そろって出演するのは今回が初めて。丸山は「PRイベントは初めてです。本当の話です」と強調し、本並氏は「これだけ取材の方が来られているのは初めてで、すごく緊張しています。ちょっとプレッシャーがかかっている。いろいろ彼女の言葉を解読しないといけない苦労が。頑張ります」と話した。結婚時には別居していた2人だが、丸山は「2日前にようやく同居しました」と報告。「少しずつ実感は湧いています」と心境を語った。また、報道陣から「少しふっくらと。おめでたかなと……」と妊娠の可能性を聞かれると、2人は「違います」「まだです」と否定。本並氏が「僕は(1964年の)東京オリンピックの年に生まれたので。来年に延びたので……」と来年誕生を希望すると、丸山は「それってすごくないですか! そんな奇跡ある!?」と興奮気味に話した。そして、丸山は「来年いいですよね」と期待しつつ、「あとは鳥が運んでくれるから、それは人間にはわからないので」とコウノトリ次第だと言い、「結婚して夫婦になっていますから、いつでもそういうことがあっていいということですよね」と語った。イベントでは、結婚祝いとして、車のトランクに花をいっぱい敷き詰めたトランクサプライズも行われ、2人は「すごい」「うれしい」と感激していた。
2020年10月15日いまやフリーアナウンサー、タレントという肩書きに加え、女優としてもアグレッシブな活躍を見せている田中みな実。フリー転身後、ストイックに美を追求したプロフェッショナルな姿勢や、写真集『Sincerely yours...』が反響を呼び、女性の支持率が大幅アップ。彼女は今や、大きな追い風を受けている。オンライン開催となったTGCこと「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」でMCを務めた田中に、イベントの感想や今後の展望について話を聞いた。今回のTGCを振り返り、「新型コロナウイルスの影響で、前回に引き続き無観客でのオンライン開催となりました。前回と大きく違うのはステージや、せり出したランウェイがないという点。平坦なところをモデルさんがウォーキングするのはTGCでは異例。慣れない状況に戸惑われるモデルさんも少なくなかったようです」と語る田中。無観客での開催となったが、「お客さんが入られている時は、お客さんに楽しんでもらいたいという一心でMCをしています。今回は配信ですので、画面の向こうで楽しんでくださっているであろうみなさんを思い浮かべながらNON STYLEさんと一緒に進行しています」と言いながらも、「近い将来、これまでのようにお客さんに入っていただき、みなさんの歓声を浴びながら、愛情のこもった応援グッズを目にしながらモデルさんが歩く、といういつものTGCが戻ってくることを願っています」と話した。今回のTGCでは、元なでしこジャパンの丸山桂里奈と、元サッカー日本代表GKの本並健治氏の結婚式がサプライズで執り行われた。丸山は美しいウエディングドレス姿での登場となった。田中は「ふだん、桂里奈ちゃんは突き抜けた面白さで周りを明るくするバラエティの申し子みたいなイメージですが、ウエディングドレスをまとって、凛としていると、ああ、お嫁にいくんだなと思って、ちょっと感慨深かったです」と優しい目で祝福した。また、美肌の秘訣について、「疲れていても毎日、お化粧を落とすこと。毎年、秋冬にちょっと寒くなってきたなと感じたら、加湿器をつけるようにしています。寝室はしっかり60%以上の湿度を保つようにしています」と説明。美しいプロポーションについても「無理な運動はせず、週に2回、なんとなくジムには通っています」と、肩肘張らずに適度な運動を心がけていると明かした。気になるのは、今後の女優業についての展望だ。歌姫・浜崎あゆみの誕生秘話を描いた連続ドラマ『M愛すべき人がいて』では、アユへの執拗な嫌がらせをする謎めいた“眼帯美女”役が話題に。先日、事務所を移籍したことが報道されたが、今後の目標については「すべてのお仕事に対して、求められたことに忠実に応えていきたい」と、これまでどおり、オファーのあった仕事に対して、真摯に向き合っていくことを誓った。■田中みな実1986年11月23日生まれ、埼玉県出身。TBSでアナウンサーとして活躍後、2014年にフリー転身。2019年に出した写真集『Sincerely yours...』が大きな話題に。連続ドラマ『モトカレマニア』(19)や『M愛すべき人がいて』(20)などに出演し、女優としても活躍している。
2020年09月29日【宇月田麻裕コラム:宿曜占星術で読む「相性」vol.48】先日の丸山桂里奈さんの結婚報告、びっくりしましたね。ご主人の本並健治さんも元サッカー日本代表ということですが、この2人に限らず、同業者同士の夫婦は少なくありません。一般のカップルも、社内恋愛を経て結婚したり、同業他社の人と結ばれたりするケースは少なくないでしょう。そこで今回は「同業者夫婦」というテーマで、占いサイト『魔性の宿曜』を監修する宇月田麻裕先生に3組の相性を観ていただきました。■宿曜としては最高にいい相性丸山桂里奈(1983年3月26日)×本並健治(1964年6月23日)丸山桂里奈さんは張宿、本並健治さんは尾宿。2人の関係は「栄親」の中距離で、宿曜の相性としては最高にいい相性です。サッカーという同じフィールドにいたこともあって、会話も弾み、趣味趣向も合致する部分があります。出会った当初は監督と選手という立場でしたが、2020年に入って急接近。その頃、2人は運気が活発ではない時期に入っていたため、仕事もプライベートも一段落していたようです。したがって、恋愛に時間を割くことができ、結婚についても前向きに考える時間を持てました。基本的に相性は抜群。しかも栄親という相性は、障害が起こりにくく、縁談がまとまりやすいのも特徴です。さて、丸山さんの張宿は、自分をプロデュースする能力に長けています。今の活躍を見ると、そのことがよくわかりますね。本並さんは尾宿。根気があるタイプなので、丸山さんの破天荒な発言や行動も時間をかけて理解しようとするでしょう。また、関西出身の人特有のノリのよさも手伝って、それを面白がってしまうところもあります。その点が、栄親という相性をさらに向上させる材料となります。この先も、1人1人が個々に活躍すると同時に、面白夫婦として、メディアに登場する機会も増えそう。利益も生み出せる相性なので、漫才コンビのようなトークで世間を楽しませてくれるはずです。■何をするにしてもベストな相性菊田竜大(1987年6月12日)×和泉杏(1984年4月28日)菊田竜大さんは斗宿、和泉杏さんは胃宿。2人の関係は「栄親」の中距離となります。栄親は何をするにしてもベストな相性です。2人は2012年に知り合い、2018年に菊田さんがプロポーズ。菊田さんにとって2018年は「親」の運気、プロポーズに最も適した年であり、夢や結婚が成功しやすい年でもありました。さて、2人の宿の特性ですが、菊田さんは斗宿。常に戦い続けている人で、仕事だけでなくプライベートでも勝気な面が出やすいのです。和泉さんの胃宿は何事をも恐れないパワーを持っています。共に強いエネルギーのある宿。お笑い芸人同士ということで、同じ目標を持ち、そこに向かって挑んでいくには最高のパートナーと言えるでしょう。なお、100%達成という数字に甘んじることなく、120、150、200……さらに高みを目指して、結束していける関係です。好相性のカップルなので、そうなっていく可能性は高いのですが、2人は共に強い宿。裏を返せば、その強さがアダとなる場合もあります。一度、歯車が狂い始めると、自分の意志を曲げたくない2人なので、反発し合ってしまうことも。そうなったときには、お子さんが「子は鎹(かすがい)」となってくれると、いい関係に戻れるでしょう。■心地いいソーシャルディスタンス?梶裕貴(1985年9月3日)×竹達彩奈(1989年6月23日)梶裕貴さんは胃宿、竹達彩奈さんは室宿。この2人の相性は「危成」の近距離になります。相性としては微妙な距離感がある相性です。それが吉と出るか凶と出るか……。同じ声優ということで、共通の話題も多く、仕事先が一緒になることもあるでしょう。そのことが、微妙な距離感を埋めてくれるのなら距離は縮まっていきます。もしそれがなくなったら、少しずつ距離が離れていくでしょう。とはいえ、べったり夫婦という関係を好まず、ほどよい距離を望むのであれば、この状況は大変心地いいソーシャルディスタンス的な距離と言えます。そこを読み解いていくには、宿の特性に注目することが大事。梶さんは胃宿。自立心も好奇心も旺盛な宿です。一方、竹達さんの室宿は野心家の典型。2人とも、仕事に対する意欲が半端ないタイプです。仕事への意識が強い2人なので、この「危成」の相性を上手く活用していけば、梶さんがリーダー役となり、エネルギーが倍増していきます。仕事においては、共に目標を目指していくにはいい相手です。ただし、家庭となると、竹達さんが我慢を強いられる場面も多くなるでしょう。その際は、微妙な距離感をキープしていけばいいのです。そうしたら反発も最小限に抑えられるはず。■彼とあなたの相性は?元サッカー選手同士、お笑い芸人同士、声優同士の夫婦の相性を観ていただきましたが、どのカップルも、なるほど!と思えるような興味深い相性でしたね。同業者だと、パートナーであると同時にライバルにもなり得るので、一緒にいて息苦しさを感じることもあるかもしれません。でも、お互いのつらさがわかること、苦労も喜びも分かち合えることは、素晴らしいメリットと言えそうです。好きな人とあなたは、どんな相性なのでしょう。気になったら、占いサイト『魔性の宿曜』でチェックしてみてはいかがですか?監修者プロフィール:宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍、読売新聞日曜版連載、TBSテレビ「はやドキ」(ぐでたま占い)を監修中。
2020年09月28日2020年9月16日に、タレントで元女子サッカー選手の丸山桂里奈さんがInstagramを更新。夫で、元サッカー選手の本並健治さんとのツーショット写真を公開し、話題となっています。丸山桂里奈「ウエディングドレスと、タキシードをまたまた着られる幸せ」同月に結婚を公表したばかりの丸山さん夫婦。イベントを利用し、ウエディングドレスとタキシードに身を包んでの結婚報告は、多くの人に驚きと笑いを届けました。丸山桂里奈が電撃結婚!『日本代表夫婦』に「おめでとう」「幸せなニュース!」その数日後、ロケで2人は再びウエディングドレスとタキシードを着用し、一緒に撮影に挑んだことを報告。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 丸山桂里奈(@karinamaruyama)がシェアした投稿 - 2020年 9月月15日午後6時28分PDT昨日1日はこんな日今日も、朝からです。ウエディングドレスと、タキシードをまたまた着れる幸せ頑張れちゃうねぇ〜まだ、一緒に暮らしてないので別居を貫いています。お互い。karinamaruyamaーより引用丸山さんは再びウエディングドレスを着られたことを喜び、「頑張れちゃう」とつづりました。また、2人は同日現在一緒に暮らしておらず、別居中だということも明かしています。投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・幸せなオーラが伝わってきて、こちらまで幸せな気分になった!・めっちゃきれいです。素敵なカップルだなぁ…。・仲よしでいい写真!こういうニュースは気分が明るくなる。丸山さんは、投稿に『#同じ場所でお仕事』『#テンションあがるぅ』というハッシュタグもつけています。一緒に暮らしていないことから、少しでもそばにいられる時間が嬉しくて仕方ないのでしょう。喜びがこぼれんばかりの笑顔からは、お互いを想い合う様子が伝わってきますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月17日「当たりすぎる」と話題の占い師・星ひとみさん。『突然ですが占ってもいいですか』(フジテレビ系)での、ゾクゾクするほどの的中っぷりに、目が釘づけ!という人も多いのでは?星ひとみさんが監修した占いサイト『星ひとみ☆幸せの天星術』で有名人の婚期などを調べても、やはり軒並み当たるので、これは信頼できそう!と思わずにはいられません。■丸山桂里奈は2020年、結婚運ピーク例えば、先日、結婚を発表し、世間をびっくりさせた元なでしこジャパンFWの丸山桂里奈さん。『星ひとみ☆幸せの天星術』で“結婚に最適な時期”を占ったところ、2020年は「結婚運ピーク」と表示されました。【2020年:金星】結婚運ピーク「丸山桂里奈さんを想い続けてきた異性から結婚を求められるでしょう。よいところも悪いところもしっかり見てきて、そのうえで人生を共にしたい相手だと思ってもらえますよ。ありのままを受け入れてくれるので、結婚後は家庭が何よりも寛ぐ場所に。伴侶となってよかったと心から感じられるはず」ご主人は元サッカー日本代表の本並健治さん。かつては監督と選手という立場だった2人の交際がスタートしたのは、今年に入ってからとのこと。結婚自体はサプライズ感がありましたが、出会いから何年も経っているし、まさに占いの結果どおりだと思いませんか?■澤穂希は2015年、結婚運ピークそんな丸山桂里奈さんの結婚報告を喜び、お祝いを贈ったという、女子サッカー界のレジェンド・澤穂希さんが結婚したのは2015年。え!あの澤さんが?と、当時も驚きましたよね。同じように『星ひとみ☆幸せの天星術』で結婚に最適な時期を見てみたら、2015年はなんと澤穂希さんにとって【金星】=「結婚運ピーク」の年でした。澤穂希さんとご主人の辻上裕章さんは、10年来の友人だったそう。それこそ本当に「よいところも悪いところもしっかり見てきて」結婚に至ったんでしょうね。そういう関係ってなんだか素敵です。■『星ひとみ☆幸せの天星術』とは?ここまで書いてきた『星ひとみ☆幸せの天星術』とは、星ひとみさんの完全オリジナル占術「天星術」を体験できる占いサイト。「天星術」は中国に古くから伝わる東洋占星術をもとに統計学や人間科学、心理学などの要素から作り上げた占いで、出会い、交際、結婚などが驚くほど詳細にわかります。「天星術」の特徴は、主に生年月日から導き出される“天星”を用いること。【満月】【大陸】【夕焼け】といった12種類の"天星"から、出会いの時期や結婚に適した時期、恋人との相性などを占うことができるのです。監修者の星ひとみさんは、巫女の家系に生まれた注目の占い師で、芸能人・著名人を中心とした顧客は常時1000人余り。鑑定人数は2万人以上という若き実力派です。『突然ですが占ってもいいですか?』での活躍はもちろんですが、『スッキリ』(日本テレビ系)の「誕生月占い スッキリす」も「当たる!」と評判に。芸能界に数多いるファンは「ひとみさん、なんでもわかっちゃうね」「私の中が透けてるんじゃないかってくらい、とにかくすごかった」と絶賛しています。■【金星】【決星】の年は結婚に最適今回は、『星ひとみ☆幸せの天星術』で元なでしこの人気者2人の婚期をチェックしましたが、こちらのサイトで見ると、“結婚に最適な時期”にゴールインしている人は本当に多いんですよね。【金星】と同じく、“結婚に適している時期”の一つが【決星】=「決断の年」です。『突然ですが占ってもいいですか』にレギュラー出演中の水野美紀さんは2016年に結婚していますが、この年は水野さんにとって【決星】でした。また、2019年に結婚した蒼井優さんや多部未華子さんは2019年が【決星】。今年結婚を発表した生田斗真さんは2020年が【決星】だったりします。結婚にふさわしい時期を自分で予感していたのか。それとも、たまたまタイミングがピタッとハマったのか……それはわからないのですが、みんなピンポイントで結婚しているのは確か。ということは、事前に「この年は運気が巡ってくるな」と把握し、そこに照準を合わせて行動するのが一番の近道なのかもしれません。そのためにも『星ひとみ☆幸せの天星術』で“結婚に最適な時期”や“結婚に向かない時期”を予習しておくとよさそうですね。(文=ココロニプロロ編集部)監修者:星ひとみ東洋占星術・統計学・心理学・人間科学など様々な要素で創り上げたオリジナル運勢鑑定法『天星術』を基に、これまでに20,000人以上の鑑定実績。高い的中率を誇り、熱い支持を受けている。現在『スッキリ』(日テレ系)の占いコーナー「誕生月占いスッキリす」を担当、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)にも出演中。
2020年09月16日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈(37)と元サッカー日本代表の本並健治氏(56)が5日、さいたまスーパーアリーナで開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」(TGC)にサプライズ登場し、結婚を電撃発表した。ステージ上で公開結婚式を挙げた2人を直撃し、馴れ初めや結婚相手に決めた理由などを聞いた。○■丸山から好きになり告白「人間離れしていてかっこいいなと惹かれて」4日に入籍した2人は、「マイナビウエディング」のステージにウエディングドレス姿とタキシード姿で登場。牧師役を務めた元日本代表の前園真聖氏の言葉に導かれて永遠の愛を誓い、“誓いのキス”として投げキッスを交わした。スペランツァFC大阪高槻の監督と選手という関係だった2人が夫婦に。結婚式後に2人に心境を尋ねると、本並氏は「実感があまり湧かない。徐々に、なんですかね」と話し、丸山は「人妻になったという響きがかっこいい。人妻なんですよね」と“人妻”という言葉をかみしめた。丸山は、もともと本並氏のことが人として好きだったが、今年に入ってから恋愛相手として意識。「もともと知っている人で、そのときはそんなに顔の形とか見てなかったんですが、こんなにはっきりしている顔ってあるんだなと。人間離れしていてかっこいいなと惹かれていき、気持ちというより体からという感じでした」と本並氏のかっこよさを改めて感じて好きになり、本並氏に告白したという。「『好き』ということは言いました。『すごい好き』よりもすごい好きだし、『もっと好き』って言われたらもっと好きだし、ただの『好き』が0だとしたら、100とか1000とか万とか、それくらい好きというのは伝えました」と本並氏への愛の大きさを語る丸山。本並氏は回答を保留することなくOKしたそうで、「好きなんやなーって思いました」と告白されたときの心境を振り返り、「魅力的な人。人を惹きつける魅力があり、彼女のいるところは盛り上がる。人が集まってくるというのがすごく魅力だなと思いました」と話した。○■プロポーズなく、本並氏が丸山の両親に結婚話そこから2人の時間を重ね、8月に入ってから本並氏が結婚を意識。丸山へのプロポーズよりも先に、丸山の両親もいるときに結婚の意思を伝えたそうで、「8月に入ってから結婚を意識して、けじめをしっかりしないといけないなと思い、タイミングがちょうどよかったので。彼女もいて、パッと見たら泣いていました。どういう涙かわからないですけど」と説明した。「私は(結婚について)しゃべるとは思ってなかった」と突然の結婚話だったという丸山は、「なんで泣いていたかというと、自分のお父さんとお母さんの気持ちになっちゃって。たぶん親の気持ちになったらこうなのかなって」と涙の理由を告白。自身の気持ちを尋ねると、「順番というものがあるじゃないですか。先にプロポーズして、そのあとにお父さんとお母さんに言うものなのかなって、私は構えていましたから。昭和の人間なので昭和でくるかなと思ったんですけど、新しかったですよね。飛び越えて言うっていうのは新鮮でした。自分の中ではまだプロポーズされたとは思っていない」と順番が逆だと指摘しつつ、「そりゃうれしいですよ!」と喜びを語った。本並氏は「コロナでしゃべれなかったり、離れ離れというのもあって、そこで気持ちの部分は近寄っていった。結婚すればいろんなことができるだろうし、堂々と付き合えるかなと思ったので」と結婚を決意した心境を告白。交際していく中で新たに知った一面に惹かれたそうで、「親孝行な部分もありますし、すごく気を遣うんです。コロナに関してもすごくケアしているし、こう見えて神経質。ぶっ飛んだ発言をしているけど、逆にしっかりした部分も目立ってくきて。いい子だなと思いますね」と明かした。一方、丸山は結婚相手に決めたポイントについて、「顔も好きですけど、一緒に歩いていると全部太陽を吸収してくれて、私はそこまで直で日に当たらないから、そういうのはすごくいいかなと」と丸山らしい独特な点を挙げてから、「動物に優しい。優しいだけではなく動物が寄ってくる人間で、すぐ犬になめられているんです。人間だけでなく動物にも愛されている人がいいなと思って」と、優しさあふれる本並氏の人柄に惹かれたと説明した。○■楽しく、健康第一の結婚生活を! 10月から同居スタート昨年9月に丸山を取材した際、自身にとっての師匠は誰かという質問に対し、本並氏を師匠の1人として名前を挙げ、「私は怒られたことがほとんどなかったんですけど、一番サッカーの大事なときにすごい怒られた。私のために怒ってくれるというのが初めてだったので、人間として尊敬できるなと思った。私が不満を言っても、納得することが返ってくる方で、同じ人間としてすごい」と尊敬の思いを語っていた。選手時代の監督であり、師匠として尊敬していた人が夫に。丸山は「師匠が旦那様になっても、弟子にはならなくてもいいですよね? 妻で大丈夫ですよね? とすると、師匠は卒業かもしれないです」と宣言し、「でも、私は体育大卒で目上の人には従おうというのがあるので。あと、私は骨太な人についていきたいので、背中を見て歩いていきたいと思います」と加えた。2人が目指すのは、楽しく、そして健康第一の規則正しい結婚生活とのこと。丸山は「一緒にいて楽しいのがいいですが、3食ご飯を食べるというのも大事。私よりも年齢が上なので、しっかり食べてもらってちゃんとした生活を。よく寝て食べる。そうじゃないと体力がつきませんから」と、年齢差もあり健康をより意識しているそう。本並氏も「栄養をしっかりとって長生きしようということです!」と話し、また、「僕は好きなことをやってくれたらいい。人生1回しかないですし、やりたいことをやってくれたら。人に迷惑をかけなかったら何でもいいです」と語った。同居は「10月から」とのこと。丸山は「場所は言わないですよ」と言い、「都内ですよね?」と念のため確認すると、「都内です。23区。もうちょっとヒントを出すなら、20区。3区減りました!」と答え、本並氏が「減った3ってどこだ!?」とツッコミ。丸山の発言について「意味わかります?」とフォローしてくれる場面もあり、お互いのことを理解し合っている熟年夫婦のような雰囲気もあった。
2020年09月06日元女子サッカー選手であり、『なでしこジャパン』の一員として活躍し国民栄誉賞にも輝いた、丸山桂里奈さん。現役引退後はタレントとして活動し、明るい人柄で人気を博しています。元『なでしこジャパン』丸山桂里奈が結婚を発表2020年9月5日、丸山さんは埼玉県の『さいたまスーパーアリーナ』で行われたイベント『第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE』に出演。新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン配信となった今回のイベントで、丸山さんは純白のウエディングドレスをまといステージに登場しました。タキシード姿で共に現れた、元サッカー日本代表で解説者である、本並健治さんと結婚したことを発表!同じく元サッカー日本代表の前園真聖さんが神父役になり、オンラインで公開結婚式を行いました。サンケイスポーツによると、丸山さんは2人のなれそめについて、このようにコメントしたそうです。壇上でなれそめを聞かれた丸山は「きっかけは私が好きになったこと。もともと人間として大好きでしたが、今年に入ってから唇をもってかれたいなと思うようになりました」と告白。本並氏のタキシード姿を見て「顔も黒だし、黒い服ばっかりだから全然違う人に見えた」と大喜び。本並氏も「いつもジャージかユニホームしか見ていないのできれい。新鮮ですね」と笑みがはじけた。サンケイスポーツーより引用丸山さんと本並さんの公開結婚式にネットを通して多くの人が驚き、祝福しました。「丸山さんの性格なら熱い妻になりそう!」「日本代表カップル誕生!めでたい!」「いい意味でビックリ!幸せなニュースで嬉しい」といった声が上がっています。きっと、笑顔あふれる素敵な家庭になることでしょう。ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2020年09月05日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈と元サッカー日本代表の本並健治氏が結婚した。4日に入籍した2人は、翌5日にオンライン開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」(TGC)に2人そろってサプライズ出演し、ステージ上で結婚式を行った。「マイナビウエディング」のステージで、ウエディングドレス姿の丸山とタキシード姿の本並氏が登場。元日本代表の前園真聖氏が牧師役を務め、ステージで公開結婚式を挙げた。MCのNON STYLEが驚くと、丸山は「マジです」と答えた。また、丸山は「きっかけは私が好きになったこと。もともと人間として大好きで、今年に入ってから唇をもってかれたいなと思うようになりました」と告白。今年になってから交際をスタートさせ、スピード結婚となった。2011年に行われたサッカー女子ワールドカップで、日本を初制覇へと導く歴史的ゴールを決めて注目を浴びた丸山。引退後はタレントとして多くのバラエティ番組で活躍している。一方、本並氏は、ガンバ大阪やヴェルディ川崎でゴールキーパーとして活躍し、引退後はなでしこリーグ・スペランツァFC大阪高槻の監督や、サッカー解説者などとして活動。スペランツァFC大阪高槻では、丸山と選手・監督の関係だった。
2020年09月05日ミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』の公開ゲネプロが9日に東京・日生劇場で行われ、浦井健治、朝夏まなと、夢咲ねね、衛藤美彩が取材に応じた。同作は『レ・ミゼラブル』で知られるヴィクトル・ユゴーが手がけた原作をもとに2018年に世界初演を迎えたミュージカルで、今回が日本初演となる。子供の頃にさらわれ、見世物として口を裂かれ、醜悪な笑みを貼り付けられたグウィンプレン(浦井)の運命を、貴族と貧乏人の世界の対比を交え描いていく。カンパニーについて、浦井は「和気藹々としております」と仲の良さを明かし、「本当にこのカンパニーはみんなが団結していて、『笑う男』日本版のミュージカルを作ろうとしている」と自信を見せる。稽古の時は"のぶ兄"こと宮原浩暢をいじっているというが、さらに「山口祐一郎さん、石川禅さんという先輩方が『あ〜大丈夫だよ〜』『いいんだよ〜』って言ってくださって、幸せだなと思いました」と、感謝していた。また、作中では朝夏が浦井を誘惑する場面も話題に。朝夏が「2回ほど、誘惑させていただくんですけど、どうですか?」と尋ねると、浦井は「案外、ピュアなんですよ! 男役を卒業されまして、これだけの誘惑の役というのはなかなかのハードルかな? まぁちゃんのファンの方はびっくりする」とニヤリ。浦井は「たまに(『エリザベート』の)トート様に見える。誘われようかなって」と危ない願望も芽生えている様子で、朝夏は「自分はSなのかな? 新たな自分を発見しながらやってるんですけど、健ちゃんが子犬のような目で見てくださるので、余計にグイグイ。お楽しみに」と期待を煽った。さらに浦井は「従順にいきます」と意欲を見せ、夢咲も「むちゃくちゃ色っぽいです。『男役さんだったんですか?』って、何回も聞くくらいに女性の色気をそなえてらっしゃて、本当に素敵だなと思います」と称賛していた。フランク・ワイルドホーンによる楽曲についてきかれると、浦井は「めちゃめちゃ大変です。最後全部ロングトーンみたいなところあります」と苦笑しつつ、「楽曲が粒揃いなので、曲に感情を乗せれば、感情もついてきて役が作られていくみたいな感じはあると思います。デア(夢咲、衛藤)と一緒に歌っていても、互いに感情の揺れる部分はあると思うので、楽しみつつ、千秋楽まで駆け抜けたいなという気持ちでいっぱいです」と意気込みを表した。
2019年04月09日ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が、2019年8月より浦井健治の主演で上演される事が決定した。【チケット情報はこちら】『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は、愛と自由を手に入れるため性転換手術を受けたものの、手術の失敗によって股間に「アングリーインチ(怒りの1インチ)」が残ってしまった、男でもあり女でもあると同時にそのどちらでもないロックシンガー、ヘドウィグが主人公。幾多の出会いと別れを経験し、傷つき倒れそうになりながらも己の存在理由を問い続け、「愛」を叫び求める姿を描く。同作は1997年よりオフ・ブロードウェイで初上演され、ロングランを記録し、その後世界各地で上演。2001年には映画化され、サンダンス映画祭観客賞、監督賞など数々の賞を受賞した。日本語版公演では、2004年と2005年にPARCO劇場他で三上博史主演で初演を果たし、全日ソールドアウトの大盛況。2007年、2008年、2009年には山本耕史主演で全編英語詞の歌唱で話題を呼んだ。2012年は森山未來を主演に、映画監督・大根仁演出のもと、日本を舞台としたオリジナル解釈のもと新たなヘドウィグ・ワールドを誕生させた。今回、7年ぶりとなる日本語版公演では、ヘドウィグ役を浦井健治が務めるほか、ヘドウィグの恋人、イツァーク役を年齢・国籍・性別非公表の4人組バンド女王蜂のボーカル、アヴちゃんが務める。翻訳・演出は福山桜子が担当する。
2018年11月09日ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBSのスペシャルトークイベントが6日、ららぽーと豊洲で行われ、浦井健治、高杉真宙、柳下大が登場した。同作は2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んでシェイクスピア作品のアレンジに挑んだ作品。舞台を2218年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換え、ロックバンドが劇中で生演奏する。2017年3月30日に豊洲にオープンしたIHIステージアラウンド東京で、disc1は橋本さとし&濵田めぐみ、disc2は尾上松也&大原櫻子、disc3は浦井&長澤まさみのペアが、原典ではマクベス夫妻に当たるランダムスター夫妻を演じる。歌や生バンドもたっぷりの同作について、ミュージカル界のプリンスと名高い浦井は「本当にこのメンバーで歌っていけるのは、かなりキラキラしている感じがある。尊敬するdisc1のさとしさんがやり切り、今、松也がやってますから。タスキを引き継いで、3チームを完走させるのが目標です」と意気込む。さらに、MCのリクエストに答え生歌を披露……と思いきや、高杉演じるレスポールJr.の「明けない夜はSO LONG」を一節だけ歌い、会場からは「ええ〜〜!?」とブーイングが起こる。浦井は「こんだけ否定されるランダムスターある!? 右近(健一)さん! 右近さんの言うとおりやったよ!?」と苦笑。急遽もう1回イントロが流れ、浦井は実際に同曲を歌う高杉とともにもう1度一節を熱唱した。高杉が「めっちゃ緊張しました。いやでも、かっこよかった」と浦井について語ると、浦井は「膵臓、食べちゃった?」と、高杉が声優を務めたアニメ映画『君の膵臓をたべたい』にかけ、会場を笑わせていた。また、ちょうどdisc2昼公演の幕間を過ごす尾上と中継でトークも。尾上は「こんな1幕と2幕の間に中継なんて。健ちゃん! 休ませてくれ〜!!」とぼやきつつ、「柳下君お久しぶりです。ドラマでご一緒して。高杉さんは会ったことないです。初めまして」と次々と挨拶。「みんなもどんどん乗ってきてまして、熱も上がってるので、もっともっと盛り上げていきたいと思いますよ」と自身の公演についても語った。トークでは、「舞台裏自撮りPHOTO」も披露された。高杉はレスポールJr.の扮装をした自分の写真を映し出し、柳下は粟根まことから借りているというベースを持った写真を披露。柳下は、「前回グレコをやった北村(有起哉)さんが、粟根さんから借りて、10年間保存してたらしいです。10年ぶりに粟根さんに返しに来る前に、僕に来ました」と、意外な又貸し事情を明かした。浦井は、夫人役の長澤とのツーショット写真を見せる。「そんなにまだ会話してないんでね。いきなりカメラを渡されて、こんな距離感のあるツーショットない」と苦笑。初共演の長澤について「本当にすごいんですよ。お芝居もそうですし、鬼嫁っぷりもすごい。『尻に敷かれる』とはこういうことなんだな、という稽古場です。疲れて頭がぼーっとしてきた時に、クッキーをくれて、『糖分とりなさい』『いくらでも食べなさい』って」と、長澤に頼っている様子。さらに長澤と3回目の共演という高杉について、浦井は「生徒の役だったんだって」と説明し、「生徒を見守る感覚だって(長澤が)言ってました」と明かす。その他、トークでは「俺の験担ぎ方法」として、「お味噌汁」(浦井)、「生姜チップス」(高杉)、「5円玉」(柳下)と、それぞれの必須アイテムを紹介していた。ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBSは、11月9日〜12月31日まで、IHI ステージアラウンド東京にて上演される。
2018年10月06日2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の初日前会見が6日、東京・日生劇場で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。初日を控えた浦井が、W主演の城田について「ものすごい朝練、居残り練、1人でもやってましたから」と努力の様子を明かすと、城田は「僕一切朝練とかしてないですよ! タップの振付をもらって、オッケー! って本番やるタイプです」と照れ隠し。浦井から「汗ビッショビショだったよ!」、福田から「Tシャツ、ジャバジャバだったよ」と突っ込まれていたが、「苦労とかしてない。見たら分かる通りタップをするために生まれてきた」と"天才キャラ"を通していた。しかし、福田から「真ん中に城田優がいるからこそのタップシーンなんですよ。日本で城田優以外の人間がいるかといったら……」と絶賛されると、「どんどんプレッシャーが上がっていって、心拍数がばくばく」と苦笑し、「最初の8カウントの振りを覚えるのに、2時間くらいかかりましたもん」と、苦労のあとを伺わせた。また、前田は同作の見どころについて「男性のみなさんが大喜びするような、女性ダンサーのかわいいお尻が」と明かす。頭からセクシーな衣装があるという平野も「私史上、一番布が少ないと思うんです」と照れながら、「日生(劇場)史上でもあると思うんですよね。なかなかこんなに露出度の高い、セクシーな舞台は見られないんじゃないかな」と期待を煽った。最後に浦井が「お尻とかあると思うんですけど、一番推したいのは、城田優のタップ! めちゃくちゃかっこいいです」とダメ押しすると、城田は「言わんでええわ!!」とツッコミ。逆に城田が「一番の見どころは、浦井健治さんと前田美波里さんの濃厚なベロチュッチュ」と紹介すると、浦井は爆笑し、前田は「はしたない……」と照れた様子を見せていた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28日。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2018年02月06日今年は『ビッグ・フィッシュ』や『デスノート THE MUSICAL』などが好評だった俳優の浦井健治(36)。日韓文化交流企画『ペール・ギュント』の製作発表の席では、「アンニョンハセヨ!」と挨拶し、会場の緊張をほぐした。 「僕の役、ペールならこういう挨拶しそうだなって(笑)」(浦井・以下同) ノルウェーの劇作家イプセンの劇詩を原作に、韓国の演出家ヤン・ジョンウンが演出する壮大な“自分探し”の物語。自由奔放なペールが現実と精神世界で出会いを重ねながら、数奇な一生をたどる。 「ヤンさんが『浦井はペールみたい。ぜひ演じてほしい』とこの演目を選んでくれて。ところが、ペールって女たらしで逃げ腰で、とんでもなく自分勝手。えっ、これが僕!?って(笑)。でも確かにペールと僕は似ているかもしれない。普通であることに満足していなかったり、尊敬しているのに親に歯向かってしまったり。逃げ腰なところも(笑)。それに人生でいちばん大切なものが何かわかっているけれど、とりあえず旅してみたいなと思っている。きっと今の自分を認めたくないんです」 デビューから16年。次々に大舞台に立ち“ミュージカル界の王子”とも呼ばれるが。 「『順調ですね』って言われますけど、作品ごとにいったんゼロの状態になると、次に飛び込むのが怖くなる。そういうときは恐怖心を受け入れます。そしてたまに逃げる。漫画やゲーム、買い物、筋トレに励んでみたり。けれど結局、逃げ場はなく、稽古場や板の上でみんなで答えを導き出して乗り越えていく連続です」 去年の『ヘンリー四世』では限界や危機をも感じたそう。 「それは僕にとってまさに“事件”でした。思うように演じられず、プレッシャーに押しつぶされそうで。先日、劇場近くの喫茶店でマスターが、『浦井は今回のハル王子をしっかり演じきったら高評価を得るだろう』としゅうさんが話してたよ、って。共演した中嶋しゅうさんは常にアドバイスをいただくなどお世話になってきた憧れの先輩。夏に突然亡くなられてしまいましたが……。いつも陰で見守っていてくださったんですよね」 先輩の予言どおり、今年文化庁芸術選奨の演劇部門新人賞を受賞。彼もまた、人との出会いに支えられながら人生を紡いでいる。
2017年11月27日浦井健治と城田優が、来年2月から上演される『ブロードウェイと銃弾』で6年ぶりの共演を果たす。ふたりが口を揃えて「すごく楽しみ」という作品の魅力、久々の共演への喜びを語った。チケット情報はこちら作品の舞台は1920年代のNY。売れない劇作家のデビッド(浦井)が、ギャングの親玉という出資者を得てやっとの思いでこぎつけた自作のブロードウェイ上演。ギャングの子分であるチーチ(城田)の監視のもと、クセのある俳優たちに翻弄されながら作品を作っていくも、さらにチーチまでも作品に口出しをしてきて……。アカデミー賞7部門にノミネートされたウディ・アレンによる同名映画を原作にブロードウェイでミュージカル化されたコメディの、日本初上演だ。浦井は「エンタテインメントを作り上げる素晴らしさを体感し、男同士の絆が生まれていく。デビッドとチーチの友情物語でもあるので、優とだったら自然体で出来るんじゃないかな」と城田との久々の共演への期待を語る。演じるデビッドについては「完全に巻き込まれ系ですね」と話し、「突飛なキャラクターたちに、いかに僕が振り回されるか。「どうしよー!」って、オドオドしていればいいかな(笑)」。対する城田は「僕は逆に周りで遊びを入れていく側。だから健ちゃんの方が大変だよね、(観客の)共感軸だからブレずにいないといけないから。でも、健ちゃんとは前回共演した2011年の『ロミオ&ジュリエット』の時に“目で芝居が出来る”関係性が築けた。今回は浦井健治を信頼して、後ろについて行こうと思っています(笑)」と浦井への絶大なる信頼を明かしつつ、「脚本がめちゃめちゃ面白いんです。「こんなんで舞台が作れるの!?」というほどクセの強いキャラクターが揃っている。最終的にそれまでの伏線が全部繋がっていくところとかもエンタメ要素が強い」と作品の魅力を熱弁する。ブロードウェイのバックステージを描いている物語ゆえ、華やかさもみどころ。全編を彩るのは20~30年代の軽快なジャズやポップスだ。「2014年に作られた割にはオールドテイストで、日本で言う昭和の匂いがします。“旧き良き”、ですね。“ジャズミュージカル”といった雰囲気のものも、僕も健ちゃんもあまりやっていませんので、僕らの新しい一面もお見せできると思いますよ」(城田)。演出はコメディを作り上げる手腕に定評のある福田雄一が手がける。映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田は映像作品の印象が強いが、演劇からキャリアをスタートさせ、ミュージカル好きを公言していることでも有名だ。「脚本家でもあり演出家でもある福田さんは、デビッドと重なるところもある。そんな福田さんだから、舞台芸術の持つ力や、舞台作りへのオマージュも込めていかれるんじゃないかなと思います」(浦井)。共演は平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里ら。公演は2月7日(水)から28日(水)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月25日(土)に一般発売開始。その後大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座でも上演される。
2017年11月24日浦井健治と城田優がW主演するミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の製作発表会見が11月10日に行われた。ウディ・アレンによる同名映画を原作に、ウディ自身がブロードウェイでミュージカル化した作品の、日本初上演。演出は映画『銀魂』やドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られる福田雄一が手がける。ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』チケット情報映画版はアカデミー賞7部門にノミネートされた、傑作との呼び声の高い作品。1920年代のNYを舞台に、自分の作品がやっとブロードウェイで上演されることになった売れない劇作家が、出資者であるギャングの親玉や、監視役のその部下、ギャングの愛人である大根女優、クセのある俳優たちに振り回されながらも舞台を作り上げていく様を描くコメディだ。「日生劇場(という大きな劇場)でやるということで身の引き締まる思いなのですが、真ん中のふたりがふざける気満々のようで、ちゃんと言うこときいてくれるか……」という福田のボヤきから始まったこの日の会見は、終始爆笑に包まれたものとなった。劇作家のデビッド役である浦井は「僕は福田さんの作品が大好き。福田作品の、みんなで楽しみながら楽しいものを作っていく現場も大好きです。城田優とコメディを一緒に作るのも初めてなので、そこも楽しみたい」と意気込みを真面目に語るも、会見終盤には城田に煽られ、なぜか美輪明宏氏のモノマネを披露する展開に。会場の爆笑を誘っていたが、「僕、この個性豊かな面々のなかで今も右往左往していますが、それがそのままデビッドというキャラクターになっていくんじゃないかな」。城田はギャングのボスから現場に監視役として送り込まれてきた部下、チーチ役。「みなさんに笑顔や勇気や元気を届けらるような、ハッピーなものを作りたい。チーチはクールで怖い感じなのですが、芝居作りにものすごくのめり込んでいく。そのギャップが面白いです。僕も演出家に(意見を)言ったりする面倒臭いタイプなのでそのあたりはチーチと似ているかな」と、自分と役柄の接点を語った。浦井と城田は6年ぶりの共演だが「友だちでもあり親友でもあり同志でもあり戦友でもある」(浦井)とのことで、掛け合いのようなやり取りが続いたが、コメディセンスについては「優の方がある」(浦井)、「狙って笑わせるのは僕だよね。でも天然で面白いのは健ちゃん」(城田)。ふたりがどんなコンビを生み出していくのかにも注目だ。ほかに平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里といった顔ぶれが脇を固める。“キンキン声で才能がないにも関らず芝居の主演を狙う”という役柄の平野が甲高いアニメ声で挨拶をしたり、“プライドの高い主演女優”役の前田が「浦井さんとキスシーンがあります!」と高らかに宣言したりと、それぞれの個性が噴出した楽しい会見に、本番の舞台への期待度が高まった。公演は2月7日(水)から28日(水)まで、東京・日生劇場にて。チケットは11月25日(土)に一般発売開始。その後大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座でも上演される。
2017年11月14日ミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の制作発表が10日、都内で行われ、浦井健治、城田優、平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里、演出の福田雄一が登場した。同作はウディ・アレンによって1994年公開の映画を2014年にミュージカル化。劇作家のデビッド(浦井)だが、プロデューサーが見つけてきた出演者がマフィアの親玉だったためにハチャメチャな状況に。実は舞台を愛するマフィアの部下・チーチ(城田優)とともに作品を成功させるために苦労する。ジョークを飛ばすことの多いメンバーに、福田が「2人がちゃんとやってくれるかなという不安が……」と心境を明かすと、城田は「日本語ガワカリマセン……」と返し、波乱を感じさせるスタートに。それぞれが意気込みを語る中、前田が「どうも浦井さんとキス・シーンがございます! どうぞよろしくお願いします」と主張すると会場からは拍手が起こったが、前田は「言ったら赤くなっちゃった」と照れた様子を見せた。キンキン声のマフィアの愛人を演じる平野は福田から「『レディ・ベス』は大変だけどこれはそのまま出来るね」と言われたことを暴露すると、福田は「あんまりそういうこと言わないで!! ダメ!!」と大慌て。また、デビッドの恋人を演じる愛加は「前回『王家の紋章』で(浦井と)共演させて頂いた時に片思いして全く報われず、お姉さんに燃やされてしまう役で」と恋人役となったことに喜ぶと、福田が「ずっと黒焦げでしたよね!?」つっこみ、会場も笑いに包まれていた。作中のナンバーから、浦井による「I’m Sitting on Top oh the World」、城田による「Up a Lazy River」の披露も行われ、大盛況の制作発表だったが、最後に浦井が一発芸をやる流れに。『もののけ姫』に声で出演していた美輪明宏のモノマネを披露すると、共演者陣も「すごい似てるね!!」と驚いていた。製作発表終了後の取材では、互いの歌声を褒めあった浦井と城田。浦井は城田について「喉が違う。高音の最後シのフラットまで出て」と専門的に語り、城田は「安定している。健ちゃんは必ず決めてくる」と称賛した。さらにコメディセンスがある方は? と聞かれると、浦井は「優です」と即答。城田が「狙って笑わせるのは僕です。でも天然で面白いのはこっちです」と浦井を指すと、浦井は「意図的にできません」と苦笑した。しかし、先ほどのモノマネを褒められた浦井は「もう一つやります」とやる気に。『ハウルの動く城』の美輪明宏の「その呪いは解けないよ」というセリフを披露し、城田は「これは本編に入れましょう」と絶賛した。取材終わりには、城田がレポーターに「大丈夫ですか? もっとやばい質問とか。最近恋愛はどうですか? とか」と尋ね、周囲が慌てる一幕もあったが、浦井が強引に「ありがとうございました!」と頭を下げ、場を終わらせた。東京公演は日生劇場にて2018年2月7日から28にち。また、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月5日~20日、福岡公演は博多座にて3月24日~4月1日。
2017年11月10日10月24日、日韓文化交流企画の舞台『ペール・ギュント』の制作発表会が都内で開かれ、浦井健治ら日韓の俳優6名と上演台本・演出を担当するヤン ジョンウンが登壇、作品の見所などを語った。公演には日本から15名、韓国から5名の俳優が出演する。原作はイプセンによって150年前に書かれたもの。夢見がちな青年ペール・ギュント(浦井健治)は母オーセ(マルシア)の心配をよそに、ある日、「遠回りをしろ」という闇からの声に導かれるように恋人ソールヴェイ(趣里)をひとり残し旅に出る。海を渡り世界を股にかけ、謎めいた緑衣の女(ユン ダギョン)らと愛を交わし、財産を築いては無一文になるのを繰り返す。妖精の一種トロールやその王様、猿までもが飛び出す、様々な出会いと別れに彩られた破天荒で壮大な“自分探し”の物語だ。「ペール・ギュント」チケット情報平昌冬季オリンピック開・閉会式の総合演出も務める演出家ヤン ジョンウンは、言葉によるイメージと美術や照明といった目の前のビジュアルとがない交ぜになるような幻想世界を体感して欲しいと話す。「私はこのプロジェクトで人生という物語の中で生きること、そして死ぬことに対する問いかけを提示したい。観客にとって自分の人生をオーバーラップさせられる出合いの場になれば」。また、舞台上では常に演奏家による生音楽が流れるといい、祝祭感溢れるステージとなりそうだ。浦井も東京公演はクリスマス、兵庫公演は大みそかに重なることもあり、「お酒でもひっかけつつ、観に来て頂ければ」と冗談混じりに笑う。稽古は始まって1週間程度だというこの日。「1週間が一か月にも感じる」「みんな古くからの友人みたい」と語る出演者らの口ぶりから、1日8時間という稽古の充実ぶりが伝わってくる。会見でも終始笑いが絶えず、チームワークはすでに万全な様子だ。「毎日筋肉痛になるぐらい想像を超えた世界です」(マルシア)、「お客さんもこのワクワク感を共に作り上げる物語の一員になるはず」(趣里)、「稽古開始1週間にしてもう自分が客席で観たい!と思える公演はあまりない」(浅野雅博)、「先日、稽古終わりに韓国の男優たちと松屋へ行きました。心から肉を欲するほど毎日ヘトヘトです(笑)」(キム デジン)、「互いの人生を祝福し、みんなが“今のままの自分でいい”と思える公演になることを心から願っています」(ユン ダギョン)。最後に浦井が言う。「宗教、政治、国境、男女の差、あらゆるボーダーを越えて、イプセンが描いた人間とは何か、人生における一番大切なものは何かなど、様々なテーマが浮かび上がってくる作品です。観る人それぞれに違ったメッセージが届き十人十色の気持ちを持ち帰って頂ける、もしくは10年後にそういうことだったのかと思い返して頂けるような作品になると思います」東京公演は2017年12月6日(水)から24日(日)まで東京・世田谷パブリックシアター、兵庫公演は12月30日(土)・31日(日)に兵庫県立芸術文化センターにて上演。チケット発売中。取材・文:石橋法子撮影:宮川舞子
2017年10月25日ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の製作発表記者会見が1日に行われ、川平慈英、浦井健治、霧矢大夢、赤根那奈、藤井隆、鈴木福、ROLLY、演出の白井晃が登壇した。同作は、ティム・バートン監督による2003年の同名映画を2013年にミュージカル化したブロードウェイ作品。自分の体験談をありえないほど大袈裟に語る男エドワード・ブルーム(川平)のことを、息子のウィル(浦井、鈴木)が探っていく。公演は日生劇場で2017年2月7日~28日。現在と過去が交錯する構成で、川平は若い頃のエドワードと老人のエドワードを両方演じ、少年時代のウィルを鈴木、現在のウィルを浦井が演じる。浦井は、同役を演じる鈴木の印象を「とても落ち着いていらっしゃって、自分より絶対大人だろうなという感じがある」と称賛し、周囲を笑わせた。「でもニカーッと笑うと本当に子供らしい笑顔をされるので、どれくらい仲良くなれるのか楽しみです」と語った。浦井から「初舞台、どうですか?」と聞かれた鈴木は「頑張ります」と答え、浦井も「しっかりしてます」と笑顔に。ROLLYが「彼、石原裕次郎的な貫禄があるので、ボスと呼ぼうかな」と印象を述べると、鈴木は「やめてください」と困った様子を見せた。鈴木は、舞台について「やっぱりやり直しができないから、ドラマとかと違って。ちゃんと覚えて頑張らなきゃなというところは緊張してるかなあ」とコメント。「今日の服装は石原裕次郎さんを意識しているんですか?」と聞かれると、「そういうわけじゃない」と否定していた。主演を務める川平は「日生劇場というのは僕にとって聖地みたいな場所なので、毎ステージ毎ステージ、絶対に負けられない戦いがある」とサッカーにからめて発言。川平は「今なかなか寛容になれない時代なので、これを観てくださって、自分の大切な人に優しくなれるような気持ちになってくれれば嬉しい」とメッセージを送り、「ぜひ日生劇場に来ちゃって、いいんです」といつもの台詞を決めた。しかし、語尾が少し弱くなったことに対して「恥ずかしくなっちゃった、自分で」と照れてうつむいていた。
2016年11月01日8月には主演ミュージカル『王家の紋章』が大きな評判となったミュージカル界のプリンス、浦井健治。“ミュージカル界の…”と言っても、今年はドラマ『ニーチェ先生』(Hulu配信/日本テレビ系)に主演、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)に出演するなど、活躍の幅をどんどん広げている注目の俳優だ。その彼がデビュー15周年を記念したコンサートを9月29日(木)に開催する。『Wonderland』とタイトルを冠したこのコンサートへの意気込み、そして自身の15年について、話を訊いた。チケット情報はこちら2001年、『仮面ライダークウガ』(テレビ朝日系)でデビューした青年が、いまやミュージカルの殿堂・帝国劇場で主役を張る存在になった。「15年…。密度が濃く、充実していました。たくさんの人や作品や楽曲に出会うことによって、自分の人生さえも豊かに感じるようになりました。本当に15年たったんだなというのと、まだ15年しかたっていないんだという思い、両方がありますが、すべての出会いが自分に与えてくれた影響を考えずにはいられない。かけがえのない時間だったなと思います」と浦井は振り返る。そんな中でのコンサート開催である。井上芳雄、山崎育三郎とのユニット・StarSでのコンサート経験等はあるが、ソロでは初めての挑戦だ。「自分の15年をギュッと詰め、おもちゃ箱をひっくり返したように何でもアリで、とにかくお客さまに楽しんでもらえるコンサートにしたいです。でも実は今回、浦井は何を歌いたい? どんなコンサートにしたい? と訊かれた時に、まったく何も浮かばなくて。その瞬間、“あ、自分は役者なのか”と改めて気付きました。自分は芝居の中で歌うことをずっと深めてきた。今回も“役者がコンサートをやる”というところを、徹底してやりたい。それによってお客さまにも、よりミュージカルを愛する、楽しむきっかけになってくれたら嬉しいですね」。浦井は自身が目指す歌を、シンガーの歌とは異なり物語の中で歌う歌、“芝居歌”と呼んでいる。「面白いのは、ある作品の楽曲を歌うと、身体が役を覚えていて、その時の喉やエネルギーで歌ってしまうんですよ。その1曲のまわりにあった楽曲や対峙していた役、共演していたみんなの顔すら見える。その作品の3時間分の空間の認識込みで1曲を歌えるというのは、役者ならではと思います。僕自身もこのコンサートを経て、芝居の中で歌う歌により説得力が出たり、声色が豊かになったりしていけたら最高だなと思っています。僕にとっても新たな一歩になるはずです」。コンサートでは浦井が過去出演した多くの名作ミュージカルから、名曲の数々が多数披露される予定。浦井の15年の集大成にして“新たな一歩”をぜひ劇場で見届けよう。コンサートは9月29日(木)に東京国際フォーラム ホールAで開催。チケットは発売中。
2016年09月23日ミュージカル『王家の紋章』の初日特別カーテンコールが5日、東京・帝国劇場で行われ、メンフィス役の浦井健治、キャロル役の新妻聖子、イズミル役の宮野真守ら公演メンバーが登場した。同作は、1976年から現在まで連載が続き、累計発行部数4,000万部を誇る同名漫画を原作とした新作ミュージカル。『エリザベート』『モーツァルト!』などの人気作を手がけるシルヴェスター・リーヴァイが音楽を担当した。公演は東京・帝国劇場にて8月5日~27日。カーテンコールで登場した浦井が同作の再演を発表すると、会場は大きな拍手に包まれた。浦井が「2017年4月に東京・帝国劇場、5月に大阪」と、用意していたチラシを衣装から取り出して見せると、宮野が「できる子だね!」と合いの手を入れた。新妻は「王家の紋章という名作が大好きで、長らくいただいていた幸せをなんとかステージ上で返していければと思います」と原作への愛を語る。「こんなにゴージャスなコスチュームも着せていただいて、もう死んでもいいです。死なないけど、死んでもいいくらい幸せです」と深く喜びを表した。人気声優として活躍している宮野は「子役の頃からずっと活動をしていて、帝劇でミュージカルを見て目指したというのもあって、なかなかうまくいかない時もあったんですけど、今こうして、最高のメンバーで最高の作品でこの場所にいるのは、嬉しいし不思議だし、大きな一歩だと思っています」と感動。「皆さんの拍手のおかげで幸せな気持ちでいっぱいです」と客席に感謝した。また、この日は作曲のリーヴァイも登場。「すべてとっても素晴らしかった!」と日本語で称賛の言葉を贈った。浦野は「本当に暑い夏が始まります。ぜひとも応援よろしくお願いします」と客席に語りかけ、その場で見守っていた原作の細川智栄子と芙~みんの姉妹に「40年間、人生をかけた少女漫画を我々に託してくださって、ありがとうございます」と頭を下げた。
2016年08月05日神山健治監督最新作、長編アニメーション映画『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』が、2017年3月18日(土)に全国ロードショー。人はなぜ夢を見るのか。自分の中の奥深くにあるストレスや心の渇き、心に足りなくなっている何かをサプリメントのように補ってくれるのが、夢の役割なのかもしれない…そんな夢の不思議から着想を得たのが『ひるね姫』だ。物語の舞台は、2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日。「なんでこんなに1日中、眠てえんじゃろ?」岡山に父親と二人で暮らす主人公の女子高生・森川ココネは、所かまわず昼寝をしては怒られる日々の中で、いつも同じ夢を見ていることに気づく。ココネが知らない両親の秘密。その謎を解く鍵は、妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあったーー。神山健治監督はこれまで『攻殻機動隊 S.A.C.』『東のエデン』『精霊の守り人』などを手掛けてきた。緻密に練られたストーリーとリアリティ溢れる本格的SF描写を得意とする監督が、「自分の娘に観せたい映画を作りたい」という想いから完全オリジナル書き下ろしのファンタジーという新境地に挑む。『ひるね姫』の主人公ココネの声を担当するのは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務めるほか、数多くのドラマ、映画で注目を集める女優の高畑充希。自身初のアニメーション映画への参加で、劇中では岡山弁を披露する。主人公・森川lココネの父親・モモタローには、声優初挑戦となる江口洋介が参加。ココネの幼馴染み・モリオを演じるのは、アニメ「僕だけがいない街」で声優として高い評価を得た満島真之介が担当する。また、ココネを抱きかかえ、ロボットに変形するサイドカー「ハーツ」のデザイン原案を『ベイマックス』のコヤマシゲトが担当しているほか、音楽に「キングダム ハーツ」の下村陽子、キャラクター原案に『猫の恩返し』の森川聡子、作画監督に『東のエデン』の佐々木敦子と、各部門に豪華スタッフが集結している。なお、映画の主題歌は、1967年に発表されたモンキーズのオリジナルを、忌野清志郎によく似たZERRY率いるタイマーズがカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。その曲を主人公・森川ココネ(声=高畑充希)が歌う。映画のエンディングもストーリーの一部。主人公の気持ちそのものだからこそ、物語をなぞらえるように「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌うのだ。なお、『ひるね姫』は「東京アニメアワードフェスティバル2017(TAAF2017)」<開催::3月10日(金)~3月13日(月)、会場:シネ・リーブル池袋>のオープニング作品として無料上映される。上映日は初日の3月10日(金)で、神山健治監督登壇のトークショーも実施。合わせて、「神山健治特集上映」の開催も予定しているそうだ。鑑賞申込みは2月1日(水)12:00よりTAAF2017公式HPにて受付予定。◼︎『ひるね姫』ストーリー夢の中で再会した物語。 すべてを知るめに、私は眠る。岡山県倉敷市で父親と二人暮らしをしている森川ココネ。何の取り得も無い平凡な女子高生の彼女がたったひとつ得意なことは「昼寝」。そんな彼女は最近、同じ夢ばかり見るようになる。2020年、東京オリンピックの3日前。突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。父親の逮捕が信じられないココネは、父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼馴じみの大学生モリオを連れて東京に向かう決意をする。その途上、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、事態を解決する鍵があることに気づく。たったひとつの得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るココネ。それは彼女にとって思いがけず、自分を見つける旅でもあった。【作品情報】映画『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』公開日:2017年3月18日(土)監督・脚本:神山健治『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊 S.A.C.』出演:高畑充希、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介 ほか音楽:下村陽子「キングダム ハーツ」キャラクター原案:森川聡子『猫の恩返し』作画監督:佐々木敦子『東のエデン』演出:堀元宣、河野利幸、黄瀬和哉ハーツデザイン:コヤマシゲト『ベイマックス』クリーチャーデザイン:クリストフ・フェレラ色彩設計:片山由美子美術監督:鮫島潔、日野香諸里3D監督:塚本倫基撮影監督:田中宏侍音響監督:はたしょう二制作:シグナル・エムディ◼︎劇場前売り券発売日:2016年12月3日(土)料金:ムビチケ小人券 900円(税込)、ムビチケ一般券 1,400円(税込)特典:キービジュアルと、主人公・森川ココネが描かれた特製クリアファイル2種類※11月26日(土)より全国の上映予定劇場(一部を除く)にて販売開始※数に限りあり。なくなり次第終了。※1人1点選択可能。©2017 ひるね姫製作委員会
2016年07月15日『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の神山健治監督の新作映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』が来年3月に公開されることが決定し、ポスター画像が公開になった。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』/その他の画像映画は、岡山県倉敷で自動車整備工をしている父とふたりで暮らしている高校生・森川ココネが主人公。東京オリンピックを2日後に控えた日から物語が始まり、どこでも昼寝をしては怒られているココネは、いつも同じ夢を見ていることに気づき、彼女の知らなかったココネの家族の秘密が明らかになっていく。このほど公開になったのは、犬のぬいぐるみを抱いたまま眠っているココネを描いた画像で、女優の高畑充希がココネの声を演じる。本作は、下村陽子が音楽を、森川聡子がキャラクター原案を、佐々木敦子が作画監督を、堀元宣、河野利幸、黄瀬和哉が演出を、コヤマシゲトが劇中に登場するハーツのデザインを、クリストフ・フェレラがクリーチャーデザインを、片山由美子が色彩設計を、鮫島潔と日野香諸里が美術監督を、塚本倫基が3D監督を、田中宏侍が撮影監督を、はたしょう二が音響監督を務める。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』2017年3月全国ロードショー
2016年07月12日