私も夫も、お互いにSNSアカウントを持っています。夫は主にスマホゲームの情報を得るためのものらしく、私はなんとなく夫のアカウント名を知っている程度でした。特にお互いフォローはせず、さらに公には見られないように設定していたのですが、ある日、夫らしきアカウントを発見。アカウント名も夫がよく使う英単語だったので見てみると、鍵もかかっていないオープンな状態です。気になってのぞいてみると、そこには……。ゲームの画像と日付…その日は夫らしきそのアカウントには、ゲームのプレイ日記のような投稿が並んでいます。それは確かに夫が好きなスマホゲームでしたが、ゲーム画面の画像にある日付と時間が平日の午後で、夫は勤務時間のはず。さらに見てみると、残業だと言っていた日にも、ゲームを楽しんだ内容と写真が何枚も……! 夫とのメッセージのやりとりを確認すると、その日は私と子どもが体調不良で、夫に早く帰れないかと助けを求めていた日でした。それだけでなく、仕事の合間にゲームをしている投稿も複数見つけてしまいました。 その後も出てくる裏切りの写真夫は嘘をつくような人ではないので、「夫ではないはず」と信じ、投稿されている過去の写真を確認しましたが、ますます夫だと事実をつきつけられる写真が出てきます。助手席のシート、見慣れたクッションのシミは間違いなく夫の車です。 浮気をしているわけではないにしても、ずしんと心が重くなるのを感じました。このままではダメだと、夫と話すことに。 「何も知らない」と言う夫話を聞きながら夫は「どういうこと?」と、私が証拠を見せても否定するばかりです。夫は自分のスマホで、“夫自身のアカウント”を私に見せ、最近は投稿していないと言います。その言葉通りの内容が画面にありました。 そこで思い出したのは、問題の夫らしきアカウントに投稿されていた「最近スマホを変えた」という内容でした。夫のスマホはずっと変わっていません。もしかして、投稿されていた画像も悪用されたものだったのでは……? そこでやっと「なりすまし!?」と気がついたのです。 しかし夫いわく、SNS上で直接やりとりをしている人などもおらず、なりすましをするような人物にまったく心当たりはないとのこと。 その後、なりすましアカウントとSNSの運営会社に直接メールを送った結果、アカウントは5日くらいで削除されました。運営会社の対応なのか、本人がまずいと思って削除したのかはわかりません。その後、1カ月間は監視していましたが、アカウントが復活することはありませんでした。 何か被害があったわけではないにせよ、子どもの写真を投稿していなくてよかったと思いました。これからもSNSのアカウントは非公開にし、自分だと特定されるような画像を使用しないように気をつけようと思った出来事です。 イラスト/森田家著者:畑野ナツミ
2024年02月01日両親と同居するために一軒家を購入した私。しかし隣の家からは毎日のように母親の怒鳴り声が聞こえ、うんざりしていました。するとある日、その家の子がわが家を訪ねてきて……?毎日汚い言葉が聞こえてきて…結婚し子どもが生まれて2年が過ぎたころ、両親と同居するために中古の一軒家を買いました。近所にはわが子と同じ年ぐらいの歳の子どもも多く、ご近所さんとも良いお付き合いができています。しかし、隣の家だけは孤立している様子で、挨拶をしてもペコッと頭を下げてくれるだけであまり愛想が良くなく、町内清掃にも参加しません。 その家には5人の子どもがいます。子育てが大変なのは分るのですが、お母さんがいつも大声で怒鳴っていて、わが家は迷惑しているのです。冬は窓を閉めているのでギリギリ我慢できるのですが、夏は廊下や階段、トイレの窓を開けていますし、お隣も窓を全開にしているので、突然の怒鳴り声にビクッとするぐらいに良く聞こえてしまいます。 ただでさえ大声にビクビクしているのに、そのお母さんは言葉遣いも悪く、「てめぇー! ぶっ飛ばすぞ!」「○すぞ」「○ねよ」と恐ろしい言葉を使って怒鳴るので、とても落ち着かないし気分が悪いです。 やがてお隣の子どもとわが子が仲良くなり、よく遊びに来るようになったのですが、なんとその子から「うちのお母さん、うるさくてすみません」と謝罪の言葉が! 子どもが気を使って謝りに来たことにとても驚きました。そして、その子に免じて今は我慢することに。あと何年かすれば、子どもが大きくなり怒鳴ることも無くなるだろうと思っていますが、やはり子どもに聞かせたくない言葉も使っているので、夏でも窓を閉めてクーラーをつけて過ごすか……と考えています。 作画/さくら著者:堂本 晴
2024年01月31日わが子は生まれたときは平均的な体重でした。しかし、6カ月健診で医師からショックなことを言われてしまったのです……。 把握していなかった現実わが子は飲めばご機嫌になるので、泣けば母乳と育児用ミルクをあげて……を繰り返していた私。よく飲む元気な子だと安心しながら過ごしていました。そして生後6カ月健診を迎え、病院へ行くと……。 子どもの体重が成長曲線の上限を大幅に超えていたのです……!飲ませている量を聞かれて答えると、医師からはっきりとした口調で「ちょっとお母さん!飲ませすぎ! 考えないと! ミルク量は今あげている量の半分にして!」と怒られてしまいました。 良かれと思って育児用ミルクをあげていたのが、良くなかったという衝撃的な事実が判明したのです……。その帰り道は自己嫌悪に陥り、かなりショックだったことを覚えています。 その後、言われた通りに量を調整。すると成長するにつれて成長曲線内に入るように。ご機嫌だからと、育児用ミルクを与え過ぎてはいけないということを学んだ出来事でした。 初めての育児は経験から学ぶことも多く、ときには失敗もするものと思ってはいました。が、健康に関することはきちんと知識をもっておくことが大事だと今は身に染みて感じています。 ※おっぱいの場合、生まれたばかりの赤ちゃんには欲しがったらあげるのが基本ですが、育児用ミルクの場合は消化に時間がかかるため、1日8回程度が目安です。生後2カ月~3カ月ごろは6~8回程度にし、生後4カ月ごろから1日5回程度を目安にしましょう。離乳食を始める生後5~6カ月ごろになったら、食材に慣らすため、離乳食のあとに授乳をします。ただし、飲む量、食べる量には個人差があるもの。気になることや不安なことがある場合は、自治体の保健センターや小児科などで専門家に相談するようにしましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:たけだ みこ
2024年01月28日保育園に通う息子の遠足の日のこと。私は朝から遠足のお弁当を張り切って作りました。息子の好きなおかずをたくさん作って、準備はバッチリ!ワクワクドキドキしながら保育園に向かいました。しかし、まさかの展開が待ち受けていたのです―。 到着後に覚えた違和感保育園に着いて教室へ行くとなんだか違和感が……。 なぜか、私以外のお母さんやお父さんの姿はどこにも見当たらないのです。 「あれ?」と思い先生に声をかけてみると衝撃の事実が発覚! なんと「今日は親子遠足ではないですよ」とのお返事。親子遠足だと思い込んでしまって自分も準備万端で来た私は、恥ずかしさですぐにでも立ち去りたい気持ちに……。 しかも、用意したお弁当は2人分が一緒になった親子弁当。急いで自宅に戻り、息子一人分のお弁当に作り直して、現地まで届けることに。恥ずかしいだけでなく時間と体力も消耗して、こんなミスは二度としたくないと反省しました……。 お便りは読んでいたつもりですが、親子遠足だと思い込んでいた私。もっとしっかりお便りを確認して行動しようと誓った出来事でした。そして、日ごろの先生やママ友たちとコミュニケーションも大切にしようと思います。 イラスト/まげよ著者:山根 恵
2024年01月26日幼稚園に通う4歳の長女と2歳の男女の双子を育てています。ショッピングモールに行ったとき、動き回る長男が迷子にならないように夫婦で目を見張らせていました。それにも関わらず、私たちは長男を見失ってしまったのです……。 ショッピングモールでの混乱2歳になった双子は、ベビーカーには乗らずにどこへ行くにも歩きたいと言うようになりました。ある日ショッピングモールに家族で行ったとき、双子が迷子にならないよう、私と夫は双子を目で追いかけるようにしていました。 その日も、長男は自分の行きたいところに一直線。次女はイヤイヤ期真っ最中で、気に入らないことがあると道の真ん中に座り込み、靴を脱ぎ、靴を投げるという状況。長女は自分の行きたいところに行けなくて、泣いて怒り出す。もう、帰りたい気持ちで私も泣きそうでした。 長男がいない!道の真ん中にいる次女を端に避けて、怒っている長女を夫となだめ、周りの目も気になるし、自分もいっぱいいっぱいでした。そして次女の機嫌をとり、買い物を続行しようとしたときでした。 長男がいない……! 夫は怒った長女を抱っこしているし、私の前には機嫌を直して靴を履こうとしている次女しかいない。一瞬で頭が真っ白に。あわてて夫に「長男がいない!」と言うと、衝撃のひと言が……。 「ママ、長男くん抱っこしてるよ……」 びっくりしてよく見ると、私の腕には長男が。夫からはすごく笑われましたが、あの状況で長男を抱っこしていた私って偉い!と感じた出来事でした。 イヤイヤ期の次女に怒り出す長女の対応で自分にも余裕がなくなり、疲れ切った故の結末でした。全員の対応をしながら、すぐどこかへ行く長男を抱っこしておくというスーパープレイをした私ですが、さすがにこれではダメだと感じ、あれからわが家ではハーネスリュックを双子に購入。人混みの度合いや場所など、うまくハーネスリュックを使って家族でお出かけを楽しみたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま監修/助産師 松田玲子著者:やまぐち さき
2024年01月26日子どもが低学年のころ、ある友だちから「来月から毎日遊べる?」と聞かれたと言ってきました。なぜそんなことを言うのかと不思議に思っていると……。なんで私が!?数日後、いつもは来ない例のお友だちのママがわが家で遊んでいるお友だちを迎えに来ました。そして私に向かって、「来週から毎日遊びに来させてもいいかしら? 私、働きに行くの。できたら下の子も一緒に。鍵は怖くて持たせられなくて……」と言いうのです!わが子とすごく仲が良い訳でもなく、ただ預かり先として遊ばせたいのが見え見えだったので、遊ぶ約束をしていない日は預かれないとお断りしました。 その後、お友だちは時々遊びにきたりしていましたが、ほかの友だちの家を転々として過ごしていたようです。結局、学童には入れなかったようで、1年後には鍵を持たせていました。 作画/いずのすずみ著者:たけだみこ
2024年01月26日下の子どもが4歳のころ、遠方での法事に出席するため宿泊施設に泊まったときの話です。宿泊する個室はリビングと寝室が分かれた、とても広い部屋でした。到着直後から子どもたちのテンションは最高潮。はしゃぐ姿をほほえましく見ていたのですが……子どもたちを夫に任せてお風呂に入っていたときに事件が起こったのです―。 ほほえましい光景から衝撃の光景へ1日目の法事が終わり、食事後お風呂を済ませた子どもたちは、広いお部屋に大はしゃぎ。私はそんな子どもたちを夫に任せて、お風呂に入ることにしました。 そしてお湯にゆっくり浸かっていると、突然「わぁー!」という泣き声がしたのです。私は何事かと、慌ててお風呂から出てみました。すると……。 目の上から血を流して泣いている下の子と、その血をタオルで押さえている夫が……!どうやら、下の子がベッドからベッドを飛びはねて行き来していていたら、バランスを崩して床に落ちてしまったようです。落ちたときに目と眉の間を切ってしまったようで、急いで病院に連れて行きました。 幸い、目のほうは心配なく、傷口も縫わなくても大丈夫と言われたので安心したものの、目を直接傷つけていたら……と思うとゾッとしました。 傷は成長する過程で目立たなくなりましたが、そもそもベッドで飛び跳ねていたなら夫に注意して止めてほしかったですし、私が子どもをよく見ておけば……と、傷を見るたびに思い出して反省しています。夫にも危険なこと、やってはいけないことはきちんと注意してほしいとお願いしました。 イラスト/きりぷち著者:韓本どり
2024年01月25日職場で出会ったA子とは、お互いの子どもが同い年という事もありすぐに仲良くなりました。ある日、A子とランチをしていると、カフェの水を見て何やら思い出したように愚痴をこぼし始めたのですが……。ママ友の衝撃発言に困惑!A子の娘が幼稚園のとき、持参していた水筒が空になったので先生が水道でお水を足してくれたそうです。しかし、この行動に対してA子は「うちの娘に水道水を飲ませようとした! なんてひどい先生なの! 」と大激怒したというのです。 私は、熱中症にならないために先生が配慮してくれたのだと思いました。しかしA子は「水道水」を飲ませたことが気に食わないのか園に怒鳴り込みに行って謝罪させたと得意げに話すのでした。 ここまで水道水を悪として激怒する理由が私には理解ができませんでした。それから少しづつ距離を置いて今ではフェードアウトすることにしました。 A子は自分は絶対に正しいことをした! と思っているようでした。私も、知らず知らずのうちに攻撃的になってしまわないよう反面教師にして気をつけていきたいと思います。 作画/ぽよ母著者:桑野雪
2024年01月25日息子が小学5年生の頃の話です。塾の送り迎えの時に連絡が取れるようにと、息子にスマホを持たせていました。すると、とんでもないことが起こってしまったのです―。 知らぬ間に起きていたとんでもない事件…塾の送り迎え用にと息子に持たせたスマホ。 ある時、届いた請求書を見てあ然としてしまいました……。 なんとそこには、請求額として5万円との記載が!息子はスマホゲームにのめり込み、無断で課金を繰り返していたのです。その時の私は、驚きのあまり怒ることさえできませんでした。 翌日ー。 私は今回の件を息子としっかり話し合うことにしました。息子に請求額が5万円だったことを伝えると、本人はそんなに金額がいっているとは全く思っていなかったようで、かなり驚いた表情。お年玉で支払うという本人の申し出を受け、お年玉で5万円を支払ってもらいました。 5万円という大金を支払うことは息子にとって苦い経験だったようで、いい勉強になったと思います。本人もスマホの使い方をよく考えるようになり、この件以降スマホトラブルはありません。が、ほかにもさまざまなSNSトラブルを見聞きするので、今後のためにスマホの使い方について、改めて伝えたいと思います。 イラスト/きりぷち著者:aihara mio
2024年01月24日付き合っているときから「私にとって風俗は浮気と一緒」と伝えていたにもかかわらず、夫が交際中~結婚後も私に隠れて風俗を利用していたことが発覚。家事・育児が完璧で、出会って10年以上経った今でもサプライズプレゼントをしてくれるような夫が、まさか私をずっと裏切っていたなんて……。夫の過去の風俗歴が発覚ある夜、夫がスマホの画面を開いたまま寝落ちしていて、私が消してあげようと画面を見ると、なんと風俗サイト。夫を起こして問い詰めると、夫は「もう最近は行ってないけど、付き合っているときから結婚したあとも何回か風俗に行った……。本当にごめん。今、風俗サイトを見ていたのは、公開されてる風俗嬢の写真付き日記を、グラビアを見る感覚で見ていた」と。 私はショックで涙が止まらず、「今まで私が何度も『本当に今まで風俗に行ったことない?』って聞いたとき、あなたは『行ってない』って言っていたよね? 全部ウソだったの?」と、責め立てました。 リベンジ風俗を決意!私はその日から1週間、毎日泣いて過ごしました。さらに夜中に突然目が覚めたり、1週間で3kg近く体重が落ちてしまったのです。そこで私は、夫へのリベンジを決行しようと考えました。 私は夫に「私も女性用風俗に行っていいよね? 私、前から『あなたが風俗へ行ったら、私も行くよ』って言ってたもんね」と伝えると、夫は「本音を言えば、行ってほしくない。でも、俺も行っていたから、俺に止める権利はない」と答えたのです。私は、思い切って女性用風俗を予約しました。 女性用風俗、夫の反応は…?私が女性用風俗を利用した感想としては「こんなものか。やっぱり好きな人とじゃないと満たされないな」で、途中からはすごく夫に会いたくなりました。 夫に女性用風俗を利用したことを伝えると、夫は「自分のせいだから、◯◯を責めない……。でも、つらい」と声を上げて泣いていて、そんな夫の姿を見て罪悪感が募りました。 夫と2人で「今後は風俗やそれに準ずる店を利用しないこと」「性生活で不満があれば、まず話し合うこと」を約束しました。私が風俗を利用したことで夫を傷付けてしまったことは申し訳なかったですが、これで痛み分けだと思っています。 イラスト/ミロチ著者:鈴木 沙智
2024年01月23日3歳になる長女は1週間前から腹痛を訴えていましたが、熱もないので「食べ過ぎかな?」くらいの軽い気持ちで、町の診療所に診察に行きました。原因はとくにわからず、安静にしているよう言われ、そのまま帰宅しました。しかし翌朝、救急車を呼ぶ事態になったのですーー。 ただの腹痛ではなくて!?翌朝、娘は高熱を出しており、自力で起き上がることもできない状態ではありませんか……! 急いで救急車を呼ぶと、すぐに救急病院へ搬送されました。すると……。 なんと、原因は急性虫垂炎(いわゆる盲腸)と判明。そのまま緊急手術をすることになったのです……! 医師から「あと1日遅ければ、危なかった」と言われてしまいました。腹痛を訴えていたころから徐々に化膿しはじめていた虫垂を、体を温めて寝たことでより悪化させてしまったようです。虫垂炎は大人の病気と思い込んでいたため、まさかの出来事でした。 幼い年齢の子どもは自分の症状を正確に伝えられないため、緊急性の高い症状を見逃がしてしまうリスクがあるのだと実感。この出来事以降、普段と違う症状がみられたときは大きい病院へ行くようにしています。 ※「虫垂炎」は「盲腸」と呼ばれることもありますが、盲腸は病名ではなく、虫垂の根元にある大腸の一部のことを指します。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子著者:いつき
2024年01月22日長男が6歳の頃、家族4人で地元の市民プールに出かけました。着替え終わったあと、夫も私も子どもたちと手をつないでプールへ。しかし、長男が急に夫の手を振りほどいてプールへと走っていってしまったのです――。しかも、どこを見渡しても長男の姿はなくて――!? つないでいた手を振り払った長男は長男が6歳の頃、子ども2人を連れて夫と地元の市民プールに出かけました。長男は男子更衣室で夫と着替え、次男は女子更衣室で私と着替えていました。 着替え終わってプールに向かうと、すでに長男は、久しぶりのプールを心から楽しみにしていた様子で夫と手をつないで待っていました。そんな長男を見て、私は笑みがこぼれてしまいました。 すると長男は、早くプールに入りたいという気持ちが先走ったのか、つないでいた夫の手を急に振りほどいてプールへと走って行ってしまいました。 そして恐ろしいことに、次の瞬間どこを見渡しても長男の姿はなく……!私は血の気が引くのを感じました。 私は焦って長男の姿を探しましたが見つけられず……。ふとプールに目を移すと、水面から手が見えているのを発見しました。もしかしてと思った夫が飛び込んで持ち上げると、その正体は溺れかけていた長男だったのです。 私も夫も、長男が見つかり、そして無事だったことに安堵しました。そして今後プールや海などに行く時には、どんなことがあっても子どもの手を離さないと夫婦で誓いました。子どもを守るためなら「もしかしたらこうなるかもしれない」と考えすぎる方がいいのだろうと思った出来事でした。 ※プールや海や川などに子どもを連れていくときは水の事故に注意する必要があります。必ず大人が付き添い、子どもから目を離さないようにしましょう。また、公共施設内などにあるプールでは監視員などの指示に従うことが大切です。子どもは静かに溺れていくと言われています。知識を持って一刻も早く事故に気付くようにしましょう。 イラスト/海乃けだま 著者:うくレレ大好き
2024年01月22日私はたいてい寝る前にスマホを見ています。就寝時にはスマホはいつも枕元に置いているのですが、その日は朝起きたら、びっくりする事態になっていたのです……!スマホを見ながら寝落ちした結果…私は寝る前に、スマホを見ながら寝ることが多いです。妊娠前からの習慣で、寝る前のスマホをやめたいと思っていてもやめられず、ゲームをしたり、SNSやフリマアプリを閲覧したりしています。 そのまま寝落ちしてしまう日もあるのですが、ある日、朝起きたらフリマアプリで身に覚えのない商品が購入されていることに気づきました。 購入されていた商品は、結構前にお気に入り登録していたものだったのですが、操作的にも寝ながら無意識に購入したとは考えられません。 その日は私よりも娘のほうが早起きしていたので、もしかすると布団に入りながらスマホを触ったのかなと思いました。1歳になった娘はスマホの起動の方法を覚えたので、自分で画面をつけることができるのです。私がフリマアプリでお気に入り一覧を見ながら寝落ちしていたとしたら、娘が触っているうちに購入してしまっても不思議ではありません。 500円ほどの商品だったのでそのまま購入することにしたのですが、高価なものだったら出品者の方にもキャンセルという形で迷惑をかけてしまうことになるので、大事にならなくてよかったです。 今回は商品の購入でしたが、子どもがスマホに触れるようになると、悪気なく誰かに電話をかけてしまったり、大切なデータを消してしまったりすることがあるかもしれません。この一件以降、スマホにはロックをかけるようになりました。 イラスト/ミロチ著者:堀川京香
2024年01月21日ベビーカレンダーで2023年に公開した約2万本の記事の中から、多く読まれた記事を抜粋してご紹介します! 今回は、専門家部門・連載マンガ部門です。「しんどい…!」現役保育士が教える気分を害さないじょうずな対応とは? 孫がかわいくていろいろな物をプレゼントしてくれるじいじ・ばあば。ありがたいと思いつつも中には困ってしまうことも……。この記事では、保育士の中田馨さんがそんなときのじょうずな対応についてお話ししてくれています。「めちゃ腹立ててるんじゃ?」ママ友に毎日送迎させたと夫に伝えると… 通勤のため普段は駅まで自転車を使っていたあおさん。雨の日に同じマンションに住むみどりさんに声をかけられたことをきっかけに、ほぼ毎日駅まで送ってもらっていました。しかし、あおさんの傲慢な考えがトラブルに発展! ママ友トラブル体験談マンガです。 2023年にベビーカレンダーが公開した記事の中からよく読まれた記事をご紹介しました。これらの記事の他にも赤ちゃんの名付け、社会的な記事など、さまざまなジャンルの記事を公開しています。2024年もみなさんが共感できたり、ためになるような記事をどんどん公開していく予定です。どうぞお楽しみに!
2024年01月21日生後8カ月の娘を抱っこして出かけたある日の話です。その日は遅延の影響と重なり帰りの電車が大混雑。それでも乗らなければ帰れないため、どうにかこうにか乗ったのですが、娘が今にも押し潰されそうになってしまったのです!このままではヤバイ!と私は大ピンチだったのですが――!? 女性2人が…電車に乗ることはできたものの、遅延の影響で車両内はすし詰め状態!!人の多さと電車の揺れで、抱っこしていた娘が今にも押し潰されそうになっていました。 このままではさすがにヤバい!と慌てていると、私達に背を向けて立っていた女性2人が娘に気付いてくださり、「息できないと大変!もう大丈夫よ!」と、こちら側を向き、娘の周りに少し隙間を空けてくださったのです。 満員電車の子連れ乗車は正直不安で心細い状況でしたが、女性2人に娘を守ってもらった私は感謝の気持ちと申し訳なさで胸がいっぱいに。感謝の思いを伝えると、その女性も子育て経験者だそうで、私のことを気遣い、やさしい言葉で自分の経験も語ってくださいました。15分ほどのことでしたが、気遣って行動をしてくれる人に出会うことができて心が温まりました。私もいつか同じように、困っているママがいたら気付いて行動できるようになりたいなと感じた出来事でした。 イラスト/きりぷち著者:村井みぃ
2024年01月20日わが家の近くに、長男が3歳、次男が1歳のころから通っている児童館があります。広くておもちゃも充実しており、子どもたちにとってお気に入りの遊び場なのですが、私はそこでよく会うある親子が苦手でした。そのママはいつも自分の子どもを見ていないのです。ある日、そのママに話しかけられたのですが――!? モヤモヤする3人連れママの行動児童館で会う、3人の子を連れているママ。利用する時間帯がよく被るので、あいさつやちょっとした会話をする仲でした。しかしこのママは児童館に来ると、1歳になったばかりの末っ子のそばで誰かとおしゃべりしたりスマホをいじったりするだけ。 上の子たちが他の子のおもちゃを取っても誰かにボールをぶつけても、注意しないのです。うちの子もその上の子たちに、遊んでいた積み木にボールをわざとぶつけられ壊されたことがありましたが、ママはまったく見ていませんでした。 「まだ小さい末っ子から離れられないのはわかるけど、スマホばかりなのはちょっと……」と私はいつもモヤモヤを感じていました。 ついに注意されたママ。しかし…!?ある日児童館でそのママから「ちょっと聞いてよ」と話しかけられました。「この前別のママからいきなり、自分の子どもをちゃんと見ててって言われたの。こういう場所ではみんなで子どもを見るものなのにね。こっちは3人も連れてるんだから私ひとりでずっと見てられるわけないでしょ」とそのママは言うのです。 その後も、彼女は上の子たちを放置してスマホをいじっていました……。 「児童館ではみんなで子どもを見るもの」という考えは、理想的ではあると思います。しかしそれは自分も自分の子をきちんと見ていることが前提ではないかと思います。 子育ての合間にスマホで気分転換する気持ちはわからないわけではありません。しかし、注意されて逆ギレしたりするのはどうなのかなと思ってしまいました。私は彼女とは合わないと感じ、それ以降は児童館に行く時間帯をなるべくずらしています。 私も、2人の子どもたちからまったく目を離さずに見守ることはできません。しかし、他の人に迷惑をかけたり、子どもたちがけがをしたりしてしまったとき、責任を取れるのは親である私です。改めて実感し、どんな場所でも自分の子どもは自分で見るようにしようと思った出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:香川えりか
2024年01月19日私は喜怒哀楽が豊かなタイプですが、私の夫は、どちらかというと大人しいタイプです。理不尽な不動産屋さんの言動に爆発寸前の私と、冷静な夫。夫と私は何かあったときの対応もまったく違いました。ある日、一人で子どもを連れて外出したときに、駐車場で私は隣の車の男性に「ぶつけた」と言われてしまいました。私はドキドキしてややパニックになって――!? 理不尽な不動産屋新婚当時から住んでいたアパートを引っ越しするときのこと。私が電話を通じて不動産屋とやり取りをしていたのですが、入居前からあったキズに対して「証拠がない。修繕費を支払って」と理不尽なことを言われました。私は頭に来て爆発寸前! どうにもならなかったため、後日夫1人で改めて不動産屋に行くことになりました。結果、こちらの言い分が認められ、修繕費の支払いはなしに! 夫は「言いがかりをつけられないように、次からは元からあるキズは写真に残しておこう」とこのときの出来事を冷静に受け止めていました。 車のドアが隣の車にぶつかった!?役場の駐車場で1歳の娘を車から降ろしたときのことです。隣の車には、50代くらいの男性が乗っており、「今、当たりましたよね?」と私に問い詰めてきました。ドアが隣の車に当たってしまったようなのですが、娘を降ろすときに荷物を落としたことに気を取られ、気が付かなかったのです。 ドキドキしながら私が「申し訳ありません。警察を呼びましょうか?」と言うと、男性は「いや、そこまでは……」という反応。どうしていいかわからずややパニックになった私は夫に電話をしました。すぐに電話に出てくれたので、私は夫にすぐさま状況を説明。 夫は「相手の方に電話を代わって」と相手の男性ともスムーズにやり取り。わが家が個人賠償責任保険に加入していたので、それで保障されることを男性に伝え、保険会社とも連絡を取ってくれました。 このような思わぬトラブルの際、夫はとても頼りになります。私が感情的になったときや、パニックになってしまうときも、夫は至って冷静。結婚前は大人しい夫に対して「私がしっかりしなきゃ!」と思っていたのですが、とんだ勘違い! 頼りになる夫と結婚してよかったと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/きりぷち著者:都 うめこ
2024年01月19日人間なら誰しもオナラをするものですが、長男の保育園の発表会で事件は起こりました。静まり返ったホールで大きなオナラの音が聞こえたのです。そして、そのあととんでもない展開が私を待ち受けていて―!? 発表会で「ブリッ!」響き渡るオナラ音6歳の長男は、人前で発表するのが大好きなタイプ。家でも毎日張り切って歌や劇の練習をしていました。発表会は保育園にあるホールにておこなわれ、保護者は床に座って観覧します。 わが家からは、私と夫、3歳の次男が参加。目の前には、長男が仲良くしてもらっている友だち家族がおり、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんの4人が見に来ていました。 最初の劇が終わり、次の合唱が始まるまで一旦舞台の幕が降ろされました。シーンと静まり返ったホール。そのときです。 いきなり「ブリッ!」という勢いのあるオナラの音が! 次男のひと言オナラの音は、前方に座るおばあちゃんのほうから確かに聞こえました。しかし、わが家の次男が、オナラの音が聞こえるや否や「ママ、今オナラした?」と笑いながら私に聞いてきたのです。 「ちがーう! おばあちゃんだよ!」と大声で言いたい気持ちを抑えて、「ちがうよ、ママじゃないよ」と冷静に答えました。 次男はもっとオナラについて話したそうにしていましたが、なんとか夫が阻止。周りの人は私がしたと思っているだろうなと思うと、とても恥ずかしく、顔から火が出そうになりました。 オナラをしたと思われるおばあちゃんからの「失礼しました」の一言を私は期待していたのですが、さすがにあの場で発言するのは難しかったのかもしれません。でも、濡れ衣を着せられた私は、恥ずかしいやら悲しいやらで、なんとも言えない気持ちになりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/まげよ著者:鬼頭いちか
2024年01月18日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいねイラスト:エトラちゃんは見た!ワンオペ育児中に届いた1通の手紙主人公はワンオペで育児に励む1児の母です。パート勤務との両立も持ち前のガッツで乗り切っていました。何の問題もなく、明るい家庭を築いていたはずだったのですが…。1通の手紙により事態は一変します。主人公あての1通の手紙出典:エトラちゃんは見た!ある日のこと、主人公あてに1通の手紙が届きました。「私あて…?」と思い、差出人を見ますが知らない名前で…。不審に思いつつも中身を確認します。問題さあ、ここで問題です。封筒の中身は何でしょう?ヒント「ある催し」への招待状でした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「謎のお茶会への招待状」でした。招待状を見て「何よこの内容…」と不気味に感じる主人公。しかし、招待状が名指しで届いていることが気になり、招待状に記載があった電話番号へ連絡しました。電話に出たのは見知らぬ女性。そこで「3ヶ月前まで夫の浮気相手だった」と暴露されます。あまりのことに頭が追いつかない主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月18日義実家は自宅から車で1時間の場所にあります。夫と義母は何かあるとすぐにお互いに連絡を取り合うことが多く、夫は私よりも義母の意見を聞く傾向にあります。ある日、義母から週末に義実家に遊びに来るようにとお誘いの連絡がありました。しかしその日は家族3人で遊園地へ行く計画をしていました。すると夫は……。 義母からのお誘いと家族のおでかけ以前から週末は、当時3歳の娘と私たち夫婦の3人でテーマパークに行く予定を立てていました。義実家には1カ月に1度以上は訪問しており、家族のみで遊園地に行くのは久しぶりです。 3歳の娘は何週間も前から遊園地に行くことを楽しみにしていたので、私は義実家の訪問は延期にして、今回は家族で遊園地に行こうと夫に伝えたのですが……。 すると夫は大変困った顔でしばらく無言の後、「実家に行く」と発言しました。私は夫の選択に驚き「家族で遊園地に行きたい」と伝えると、夫は「遊園地はいつでも行ける。母さんが呼んでいるんだ」と言うのです。しかし、義母が呼んでいる理由は特別なことがあるわけではなく、ただ遊びにおいでと言っているだけで、この週末ではないといけないというものではありません。 「私たち家族と義実家のどちらが大切?」と聞くと…両親を大切にすること自体は良いことだと思いますが、常に義実家の意見や都合を優先されていた私は、家族の大事な計画さえも変更されてしまったことにショックを受けました。そして思わず夫に「私たち家族と義実家のどちらが大切?」と聞いてしまいました。すると夫は困惑した様子で「選べない」の一言。その言葉に私はあ然とし、「私たち家族を選んでよ!」と言いましたが、夫は再度「選べない」と言います。 結局、遊園地に行く話はなくなり、義実家に行くことに。娘もしばらく泣いており、私は夫の選択に納得がいかないもののどうすることもできませんでした。 それから3年が経ち、私はふと夫に同じ質問をしてみました。「私たち家族と義実家のどちらが大事?」と。すると夫は「俺たち家族に決まっているだろう」と言いました。以前と比べると夫なりに私たち家族を大切にしようとしてくれているのが伝わってくるので、未だに義実家を優先することはありますが、私も少しずつ受け止められるように。都度話し合いをして、家族の絆を深めていけたらいいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/まげよ著者:神崎 ハナ
2024年01月18日私は息子に関するある出来事をきっかけに、私は10年務めた会社を辞め、在宅ワークをすることにしました。新しい生活の中で、今まで見えなかったものが見えるようになったのです。子育てをしながら働くということ子どもを育てながら、長い間福祉施設で働いてきました。職場は子育てをするスタッフに比較的理解があって、休みも柔軟に対応してくれる職場です。 しかし、外で働くことで子どもとの時間に余裕がなく、慌ただしく過ぎていく毎日に私は「このままでいいのか」と思うようになっていました。 下校中にトラブルを起こす息子外的刺激に弱く、小学校に入ってからは登下校が他の子の倍以上かかる息子。朝は送ってあげられるのですが、帰りは私の仕事の関係上なかなか迎えに行けません。 他の家族の迎えも期待できない状況で、息子はひとりで帰っては行方不明になったり、友だちとトラブルを起こしたり……。息子に言って聞かせても改善する様子はなく、私は仕事をしていても息子の下校時刻になると心が落ち着かない毎日でした。 思い切って在宅ワーカーに!小学2年生になった息子は、集中して授業を受けられなくなり、周りの音に過剰反応するなど学校生活に問題が出てきました。このことをきっかけに、専門医から発達障害の診断を受けたのです。 服薬が始まることで、今まで以上に息子へのケアが大切になってくることを実感し、私は家族や職場の上司と相談を重ね、仕事を辞める決意。10年務めた会社を辞めるのは本当に勇気がいることでした。しかし、今、私がするべきは子どもたちのケアだと強く思い、短期間でしたが引継ぎをおこない退職しました。 今は在宅ワークでWebライターの仕事をしながら、朝は余裕を持って子どもたちと接し、夕方は一緒に料理をしたり宿題を見たりしてあげられるようになりました。「ママが家にいてくれてうれしい」という子どもたちの言葉を聞いて、毎日に余裕を持って暮らすことの大切さを実感しています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/ななぎ著者:夏目 柚木
2024年01月12日独身時代から音楽が大好きだった私は、外出時に欠かさずイヤホンで好きな曲を聴いていました。その習慣は出産してからも変わらず、子どもが寝ている間など、自分の時間ができるとイヤホンで音楽を楽しんでいたのですが……。片耳だけイヤホンをする訳出産してからは、自分の時間ができると、片耳だけワイヤレスイヤホンをつけるのが習慣になっています。 抱っこひもで電車に乗るときも、子どもが眠っている間だけは周囲の音や子どものわずかな物音に気が付くように配慮して、片耳だけ小さな音で音楽を聴くのが楽しみでした。 「ちょっと、それ」いつものように抱っこひもで電車に乗ろうとしたときのことです。電車を待っていると、たまたま子どもが寝てくれたので、私はいつものように片耳だけイヤホンをつけました。 そして、そのまま電車を待っていると、後ろから「ちょっと、それ」と年配の女性に声をかけられたのです。最初、女性が何を指摘しているのかわかりませんでした。 私が不思議そうにしていると、女性はさらに「子どもがいるのに、それ」と怪訝な顔で続けました。 子育て中にイヤホンは絶対NG?そこで私はやっと、イヤホンのことを指摘されていると気づいたのでした。私が呆気に取られて何も返せずにいると、女性はあきれた様子で立ち去っていきました。 本心はわかりませんがおそらく、「子どもと一緒なのにイヤホンで音楽を聴きながらホームを歩くなんて危ない」と伝えたかったのだと思います。 たしかにパッと見ただけでは片耳だけイヤホンをしているのはわかりづらく、危ないと勘違いさせてしまうのも仕方のない状況だったのかもしれません。 「子どもが寝ている間だけの楽しみなんです、ちゃんと外の音も子どもの声も聞こえているんです」。あのとき、女性にそう伝えられたらな、と今思い出してもとても悲しい気持ちがよみがえる出来事です。 イラスト/森田家著者:河原りさ
2024年01月09日主人公・みちこは、浮気夫との間にできた第二子を無事に出産。妊娠中は何かとトラブル続きだったものの、ついに夫が離婚に応じてくれることに。しかし、離婚届にサインをする当日、なぜか義母もついて来て……。主人公・みちこは、浮気夫との間にできた第二子を無事に出産。妊娠中は何かとトラブル続きだったものの、ついに夫が離婚に応じてくれることに。 数日後、弁護士立ち会いのもと離婚届にサインをするために集まったが、そこにはなぜか義母も登場。 「親権については裁判したいです!」なんと義母が口を挟みだし… 親権について戦う姿勢を見せる義母に、驚きを通り越して呆れてしまったみちこさん。義母の突然の発言に、その場にはなんとも言えない空気が流れます。 夫はそんな義母を制しますが、なんと慰謝料の折半を頼みだします。いくら会社をクビになってお金がないとはいえ、そういう話は家でやって来てほしいもの。大人としての行動をとってもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター サレ妻 みちこ
2024年01月05日どうしても買いたい物があったため、大型スーパーに出かけた私と3歳の次男。手をつないで歩いていたのですが、突然次男が手を離して走っていってしまいました。そして、とんでもない事件が起こってしまったのです……! 大型スーパーの玄関にて駐車場に着くと、傘をさしながらスーパーの玄関へ。次男とはこのとき手をつないでいましたが、傘を折りたたむために手を離した瞬間、次男が中に向かって走り出してしまったのです! 玄関付近はところどころ雨で濡れていたため、次男が滑って転んでしまわないかと焦った私は、急いで次男を追いかけました。すると……。 気持ちが焦っていたためか、次男に手が触れたと思ったと同時に、私のほうがドッスーン!と尻もちをついてズッコケてしまったのです。 何とズボンはズッコケた際に、私はおしりを強打。あまりの痛さに泣きそうになりながらも次男にけががないことを確認しました。幸い次男にけがはなく、一安心。呆然としながらも「ママ、大丈夫?」と、とても心配そうに私のほうを見る次男。 次男は私のおしりをやさしくさすってくれました。「あぶないから走らないで歩こうね」と私が言うと、「ママも走らないで歩こうね」と言われてしまいました。しかも、私は白のズボンをはいていたため、雨と泥でおしりの部分が茶色く汚れてしまい残念なことに……。 大の大人がいきなりズッコケたので、その場にいたお客さんたちもびっくりしたと思います。あの出来事以降、雨で濡れた床は特に注意しながら、ゆっくりと歩くようになりました。 イラスト/きりぷち 著者:鬼頭いちか
2023年12月26日わが家は、2歳の娘と夫の3人で暮らしています。娘が2歳になったばかりのころ、私は夫の発言にイライラする日々が続いていました。神経質な夫は、私の育児の方法に不満を持っているようでした。そんな夫に、娘のお世話を1日お願いすることに。すると、仕事から帰宅するなり私は衝撃の光景を目にすることになったのです……。 夫の発言にイライラ夫は子どもに対してとても神経質で、「子どもから1秒たりとも目を離してはいけない」という気持ちが強いようです。それに対して私はズボラな性格で、「ちょっとくらい目を離しても大丈夫」と言う気持ちで娘を見ていました。 私が顔を洗いに洗面台に行くだけでも、「子どもをちゃんと見ていないとダメじゃないか!」と夫に言われることがよくありました。「目を離している間に何かあったらどうするの?」と言われると何も言えませんし、言い返すと喧嘩になるのでスルーしていました。ですが、その発言が続くことで私のイライラは溜まっていったのです。 夫に娘をみててもらうことに夫への私のイライラが増していたとき、私の祝日出勤の日がやってきました。やむを得ず、夫に娘の育児を1日お願いすることに。もちろん、お昼は準備してありますし、育児以外のことは夫にお願いしませんでした。きっとこれなら大丈夫と思い、私は仕事へ向かいました。 帰ってくると、部屋はとんでもない状態でした。おもちゃは散らかり放題、食べ物は食べっぱなし、たくさんの開けられたお菓子の山。疲れている様子の夫は、私にこう言いました。 「娘のことをちゃんと見ていないなんて言ってごめん」。1日ひとりで娘の面倒を見て、夫は育児の大変さがわかったようです。これを機に、夫から育児に対する神経質な発言を言われることが減りました。 この経験から、実際の経験で他人の気持ちは変わるのだということを学びました。何事も経験してみないとその大変さがわからないものです。また夫の発言にイライラしたときは、私と同じ状況をどう経験させようか考えて実行してみようと思います。 ◇◇◇ 小さな子どもの身の周りには危険なものがいっぱいあるので、目を離さないことが大切です。けれども旦那さんの言う「1秒たりとも目を離さない」はちょっと現実的ではないかもしれません。そこで、目を離さないことを心がけつつ、家の中の安全対策をしっかりおこなっておくと安心ですね。事故やけがにつながる可能性がある物、触られては困る物は柵をを取りつける、高いところに置く、ボタンや硬貨・電池など口に入りやすい物を出したままにしないように注意して、子どもを危険から守りましょう。 イラスト/海乃けだま 著者:相原るか
2023年12月25日においや騒音のトラブルはよく聞きますが、私の近所でも起こりました。BBQが趣味であろう若夫婦が近くに引っ越してきてから、不穏な空気が流れるようになりました。そしてある日、若夫婦の庭で大人数のBBQが開かれたのです……。 隣家の男性わが家の隣には、60代くらいの物静かな男性が住んでいます。いつも息子たちが庭で遊んでいると、「元気でいいねぇ」と落ち着いた口調でにこやかに話しかけてくれます。男性はひとり暮らしで、庭いじりや家庭菜園が趣味だとおっしゃっていました。 わが家の2軒隣には20代前半と思われる若い夫婦が住んでいるのですが、頻繁に庭でBBQをしています。BBQをすること自体に問題はないのですが、この日は20人ほどの大人数。 お昼から始まったBBQが夜9時を過ぎても終わる気配がなく、近所中に笑い声が響き渡り、においが充満していました。早く終わらないかなぁと、私たちも思っていたところ、何やら大きな声が聞こえてきたのです……。 突然の大声いきなり「いつまでやっとるんじゃー!」という大声が聞こえたので、私たちはびっくり。気になった私と夫は、窓をちょっとだけ開けて覗いてみると、隣家の男性が若夫婦に説教の真っ最中でした。 どうやら、わが家の小さな息子たちの就寝時間を気にしてくれているよう。普段は温厚な男性があんなにも大きな声を出したのには本当に驚きでした。 意外な男性の素顔が見られて、頼りになる人が隣にいるのだとわかり心強くなりました。改めて常識のある行動を心がけようと思った出来事の一つです。 イラスト/海乃けだま 著者:鬼頭いちか
2023年12月22日先日3歳の娘が公園のすべり台で遊んでいたら、娘の前をすべっていた子どもが姿勢を崩して泣いてしまいました。その子の親が近くにいなかったので心配していたら、母親らしき人が駆け寄ってきて――!? 公園で娘とすべり台で遊んでいたら…3歳の長女と1歳になったばかりの次女と公園で遊んでいたときの話です。私は次女を抱っこして長女がすべり台で遊んでいるのを下から見ていました。そのすべり台はローラーすべり台。長さもあってスリルがあります。 長女の前に3歳くらいの男の子がすべって来たのですが、勢いが良くすべり台の上で1回転して泣いてしまいました。すべり台の終点地点に座ったままずっと泣いていたのですが、周りにはその子の親らしき姿も無く、私しか大人がいなかったので心配に……。 長女も次にすべって来たのですが、その子は終点地点でずっと泣いたまま。降りられないので長女が後に詰まってしまい、「大丈夫?」と長女が声をかけたのですが、その子はずっとその場で泣いたままでした。 遠くにいたその子の親しばらくして男の子の泣き声に気づいたらしく、母親が走ってきました。その子に「どうしたの? 後ろの子にぶつけられた?」と言ってその子を抱きかかえて行ってしまいました。 その母親が戻って行った所にはママ友のグループとその子と同じくらいの子どもが遊んでいたので、ママ友と話し込んでいて子どもがいなくなったことに気づいていなかったのでしょう。 母親が見ていなかったために後からすべってきた長女が泣かせたように思われて私はモヤっとしました。そのときに何も言わずあ然と黙ってしまった自分が悔しいです。 いつもの慣れた公園でも子どもはどんな遊びをするかわからないし、公園を抜け出して1人でどこかに行ってしまうかもしれません。まだ3歳くらいの子どもを1人で遊ばせることは危険だと思います。また1人で遊んでいる小さい子どもを見かけることがあったら、大きなトラブルになる前に親のもとに連れていこうと思います。 イラスト/まげよ 著者:堀川京香
2023年12月22日私の娘はにおいにかなり敏感です。それゆえにトラブルになることもあり……。ある日、近所のおじさんに向かって「くさい!」と言ってしまったのです。私は真っ青になりました……。 娘の敏感すぎる嗅覚娘は保育園のころからにおいにとても敏感でした。名前の書いていない落とし物も、娘がにおいを嗅げば誰のものかすぐにわかります。 少し前に廊下を通ったのが誰か、姿を見なくてもにおいでわかることもあったそうです。保育園の先生方も驚くほどでした。 そんな娘は、小さいころは何かにおいを嗅ぎつけては「くさい!」と言ってしまうことが多々ありました。誰かが食べている物だったり、すれ違う人のにおいだったり、原因はいろいろです。 娘と違ってにおいに疎い私は、何に対して言っているかわからないこともしばしば。外出時は娘が「くさい」と言うことで誰かを不快にさせないか、ひやひやしていました。 そして事件は起こったのです……。 ついに恐れていた事件が!そんな娘がある日、近所のおじさんに「くさい!」と言ってしまいました。普段からよくタバコを吸う方で、そのときは喫煙中ではなかったものの、においを感じとったのでしょう。しかも運悪く、ちょうど保育園で受動喫煙についても教育を受けたばかり。娘は「タバコは体によくないよ!」とおじさんを注意し始めました。 相手はいつもあいさつしてくださるとてもやさしい方。私は全身の血の気が引く思いでした。「すみません」と平謝りする私に、その方は「そうだね、おじさんが悪いね。教えてくれてありがとう」と言ってくださいました。やさしい方だからこそ、心苦しい……。あのときのことは今も忘れられません。 その後大きくなるにつれて娘も空気を読めるようになり、すぐに「くさい!」と口にすることはなくなりました。あのときやさしく対応してくださったおじさんには、本当に感謝しています。 イラスト/きりぷち 著者:やまね ゆき
2023年12月21日水曜日の幼稚園は早帰りの日で、子どもたちの給食はありません。降園後は決まって、数組の家族と一緒に近くのカフェでランチをしていました。そこは、キッズメニューも充実している良心的なお会計のお店で、幼稚園のママたちに人気の場所です。しかし、たびたび会計でおかしなことが起こるのです。そしてある日、私は気づいてしまいました……。 頻繁にお金が足りないのはなぜ!?そのカフェのランチタイムは混みあうこともあり、家族ごとの別会計ができず、いつもテーブルでまとめてお会計をしていました。すると数回に1度、テーブルのお会計が足りないことがあったのです。このお店は、100円単位のわかりやすい会計システムなので、間違いようがないのにもかかわらず、頻繁にそういうことがあってとても不思議でした。 計算し直すのも面倒なので、いつも誰かが多めに出していました。大した値段ではないので、さほど気に留めてはいなかったのですが、あるとき、私は気づいてしまったのです。 それは、ある1人のママ友が100円少なくお会計を払っているということ……。 そのママ友は、いつも親切でしっかりした人だったので、私の勘違いかな?たまたま間違えただけかな?と思ったのですが、また次の月にランチ代を少なく払っていることに気づきました。結局、他のママ友もそのことに気づいていたようで、1人また1人と、その人のまわりから人がいなくなりました。 たった100円で人の信用を失うなんて、本当にもったいないなあと感じた出来事でした。そのママ友が、どういうつもりでお会計をごまかしていたのかわかりませんし、聞くこともはばかられます。仲の良い友だちだったら、勇気を出して注意できるのでしょうが、関係性の薄いママ友には、なかなか本気でぶつかり合えませんでした。ただ人が離れていくのを目の当たりにして、自分も気を付けようと改めて思いました。 イラスト/ぽん子 著者:中野 迷子
2023年12月19日夫は仕事ではよく気がきいて、職場でも頼りにされている存在です。しかし家庭内のこととなると一転、「なんでこんなことに気づかないの?」と不思議に思うくらい抜けていることだらけ。さすがに夕飯の買い出しぐらいできると思ったのですが……。 帰宅が遅くなった日5歳と2歳の子どもたちと私の3人でおでかけしたときのことです。遠くまでおでかけして思い切り遊び、帰宅が遅くなりました。しかも帰り道は渋滞していることがわかり、帰宅予定時刻をかなりオーバーしそうでした。 帰ってから夕飯の準備をしようとしていた私は、家にいる夫に夕飯の準備を頼むことに。といっても夫はほとんど料理をしないので、スーパーで夕飯の買い出しを頼んだのです。 帰宅してまさかの光景にびっくりやっとの思いで家に着き、子どもたちはおなかがペコペコ。夫に「子どもたちおなかすいてるから先に食べさせちゃおう」と、買ってきた食事をテーブルに並べてもらいました。夫は食事の準備、私は片付けをして、夫に「準備できたよー」と言われて見てみると……。 そこに並んでいたのは、たこわさ、イカの塩辛、辛い麻婆豆腐、担々麺、野菜スティック、お刺身と、子どもたちの食べられない物だらけ。思わず「えっ?!」と声が出ました。「これ、子どもたちは何を食べるの?」と聞くと夫は、「えっ? あ、そうかぁ……」と腑に落ちていないような顔。そのまま何もしない夫にイラっとし、「もういいよ!」とすぐにラーメンを作って、子どもたちに出しました。 子どもたちは「おいしい」とモリモリ食べてくれましたが、夫の自分のことしか考えていない行動にため息が出ました。自分のイライラを少なくするためにも、次からは面倒でも細かく買う物の指示をしようと固く思った出来事です。 イラスト/海乃けだま 著者:山口花
2023年12月18日