今年の花粉は例年の数倍で、今まで花粉症を発症していなかった人でも発症するかも知れないと言われていますが、皆様は大丈夫ですか? 花粉症特有のくしゃみや鼻水、目のかゆみが無くても、なんとなくいつもより肌がガサガサするとか、化粧のりが悪いという方はいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は花粉による肌荒れ対策についてお伝えします。■花粉の影響を受けやすい肌の特徴冬から春への季節の変わりめのこの時期は、肌もその影響を大きく受けます。今まで冷たい外気にさらされていたのに急に暖かくなったり、かと思えば夜は肌寒かったり。また紫外線や日差しも徐々に強くなり始めるのに加え、大量の花粉を毎日肌に浴び続けていると、ちゃんとケアをしておかないと肌はどんどん荒れていきます。花粉の影響を受けやすいのは、バリア機能が低下していたり、乾燥している肌の人。私たちの皮膚は、外気や紫外線などから肌を守るために角質層で覆われていますが、角質層の厚さはわずか0.02~0.03mmしかなく、とても薄い層でできています。角質層はセラミドが無いとうまく繋がりませんし、バリアとしての役割を果たすこともできません。そこで必要になってくるのが、お肌をいたわる優しい保湿ケアとセラミドを補うことです。■花粉から肌を守るスキンケア・お肌に負担をかけるオイルクレンジングやクリームクレンジングを控える。・洗顔は、ぬるめのお湯にする。・かゆみがあるときは、水で洗顔する。・化粧水はコットンを使わず手で優しくつける。(コットンでお肌の上を滑らせたり、パッティングをすると刺激になります)・乳液やクリームは両手に伸ばし、顔を手のひらで覆うようにしてつける。(化粧水同様、肌の上を滑らせると摩擦になります)■花粉から肌を守るメイク・肌荒れがひどいときは、水性ファンデーションかルースパウダーだけに。・練りチークやクリームアイシャドウなど、油分の多いものは花粉を吸着するので避ける。肌が荒れているときは、セラミド入りの化粧水、肌にかゆみがあるときは、消炎作用のある化粧水を使うといいでしょう。セラミドは「生芋こんにゃく」にたくさん含まれているので、田楽やこんにゃくステーキなどにして体の中からセラミドを取り入れるようにするのもおすすめです。その他にも、外出時にはマスクと眼鏡を着用したり、花粉が付着しにくい綿や化学繊維の洋服を着る、帰宅したらすぐにうがいと洗顔をするなどして、できるだけ肌に花粉が付着している時間を短くしましょうね。
2013年03月29日30日まで銀座本店で展開中気温も上昇し、本格的に春の気分。華やぐ雰囲気はうれしいけれど、それとともに目のかゆみや鼻水、くしゃみが……と、花粉症に悩まされている人も多いだろう。スギ花粉ばかりでなく、ヒノキ花粉もシーズンに入りつつある。こうした花粉のアレルギーは、先のようないわゆる花粉症諸症状だけでなく、肌荒れを引き起こしてしまうことも少なくない。ただでさえ敏感になりやすい春の肌だ。スキンケアには悩みも多い季節である。そうした悩みにこたえようと、東京・銀座の銀座コア2階にある「ドクターシーラボ銀座本店」が、3月30日まで「肌あれ相談窓口」を設けている。(公式サイトトップより参考画像)肌トラブル改善法やメイクアドバイスもドクターシーラボの調査では、花粉症時期に肌荒れで悩んでいる人は、約9割にものぼるのだとか。なかでも、かゆみや乾燥、粉ふき、化粧ノリの悪さなどに悩んでいる人が多いそうだ。展開中の「肌あれ相談窓口」では、来店者にマスクをプレゼントしているほか、セルフ利用のメイク直しコーナーも完備。リクエストすれば、今自分の抱えている肌トラブルの改善方法や、肌荒れ時の上手なメイク法を、プロのビューティーカウンセラーがアドバイスしてくれる。春の肌悩みを抱えている人には、ありがたいサービス。一度足を運んで相談してみては。元の記事を読む
2013年03月25日春の訪れとともに、今年も花粉症の季節がやってきた。日本気象協会によると、昨年の夏の気温が高く、日照時間が長かったなどの気象条件の影響のため、スギ及びヒノキ花粉の総飛散量は関東地方で例年のおよそ1.5倍となるらしい。既に、花粉症の症状に苦しんでいる人も多いことだろう。昨年の飛散量が少なかっただけに、いっそう症状が厳しく感じられるのではないだろうか。花粉症に苦しむ人が多いだけあって、花粉症の対策グッズも非常にたくさん販売されている。薬や目薬はもちろん、マスク、メガネなど、症状をやわらげるものや、とにかく花粉に触れないようにするものなど、多種多様だ。けれども、花粉症に苦しんでいる人にとっては、完璧な予防方法はないというのが実感かもしれない。このままあとしばらくは憂鬱な季節が続くと思うと、気が滅入ってしまう人も多いことだろう。少しでも症状をやわらげたいと思っている方に、ひとつ良い情報がある。それは、EPA(エイコサペンタエン酸)という成分が花粉症によいと考えられているということだ。EPAとは、健康を維持するために欠かすことのできない脂肪酸の一つで、イワシなどの青魚の油に多く含まれているほか、昆布やワカメなどの海産物にも含まれている。近年の研究で、EPAは花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息といったアレルギー症状の緩和に効果があると考えられるようになっている。青魚に含まれる脂質は、α-リノレン酸のEPA(イコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)という成分で、過剰にとったリノール酸系の油とのバランスを整え、免疫の働きを正常にしてアレルギー症状を抑える働きを持っているのだ。 そもそも花粉症とはアレルギーの一種で、花粉に含まれる抗原が体の中の抗体と過剰反応することで、「クシャミ」「鼻水」「涙目」などの症状が出ることを指す。過剰反応を示すことで有名なロイコトリエンは「鼻詰まり」、ヒスタミンは「クシャミ」「鼻水」を引き起こすのだ。ロイコトリエンは細胞膜の脂肪酸が変化して発生する物質で、EPAやDHAを多く摂ることで産生を抑制できることから、EPAやDHAが花粉症の症状を軽減できることが考えられる。 既に述べたように、EPAとは脂肪酸の一種であり、脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられる。高血圧や動脈硬化を招きやすいのはAA(アラキドン酸)を含む牛や豚などの肉、バターなどに多く含まれる飽和脂肪酸である。一方、n-3系不飽和脂肪酸であるEPAには中性脂肪を減少させ、動脈硬化の原因とされる悪玉コレステロールの生成を抑え、血液をサラサラにするなどの働きがある。 花粉症などのアレルギー以外にも、さまざまな効果が期待されているのだ。例えば、持久力の向上や抗炎症作用、精神安定、眼精疲労の抑制、肌の潤いなど、非常に幅広い効果が期待される、人の体にとって欠かせない大切な成分であると言えるだろう。しかし、EPAは体内でほとんど作ることができないため、食物などから意識的に摂取しなければならない。青魚などに多く含まれるが、焼く、煮るといった調理によっては油が流れ出てしまう場合もある。また、青魚や刺身が苦手な人、魚嫌いの人、食生活が不規則で魚が摂れていない人、また中性脂肪値が高い人やメタボが気になる人は、EPAを意識的に摂取することが必要だろう。魚に含まれる脂肪酸ということでは、EPAよりも、生活習慣病予防などに役立つ健康成分としてDHAを耳にしたことのある人が多いかもしれないが、実際の医療現場で注目されているのは、むしろEPAであるということは意外と知られていない。また、EPAは摂取した後に、一部体内でDHAに転換されるため、DHAの機能を兼ねているとも言える。つまり、EPAを基準に摂取すれば、EPAのみならず、DHAも摂取することができるのだ。花粉症対策はもちろん、健康維持のためにも意識的にEPAを摂取したいものだ。特に青魚が苦手な人や食生活が乱れている人は、EPAが摂取できるような食事や対策を考えてみてはどうだろうか。
2013年03月21日花粉症のシーズンが到来し、街行く人にもマスク姿が目立つようになりました。ですがその中でも約3割の人が花粉症でも乾燥予防でもない、いわゆる伊達マスクだというアンケート結果が出ています。そこで今回は、女子が伊達マスクを着ける理由をご紹介します。1.コンプレックス隠しいわゆる「マスク美人」と言われるものです。マスクで鼻から顎にかけて覆うことで、目元が強調されてデカ目効果、コンプレックスを隠す効果、見る人に正しく整った黄金比率を自然と連想させて「バランスの整った顔」と認識させる効果など、さまざまな部分が補正されます。さらにマスクの上側にワイヤーが入ったノーズフィットマスクの場合、鼻部分に角度をつけてキレイな鼻筋を演出できるなど、マスクによって隠した所をキレイにイメージ補正し、何となく美人に見せてくれるのです。2.すっぴん隠し家に帰ってメイクを落とした後や、今日は一日おうちでゆっくり、と思っていたのに、ふとコンビニに行きたくなる瞬間ってありますよね?でも、そんな一瞬のことのためにメイクするのは面倒。そんな時に便利なのがマスク。ささっと顔を隠すことができてラクチンです。そしてこれに味を占めると、すっぴんマスク姿で行動できる範囲がどんどん広がります。メイクと違ってワンステップでできるし、つけるだけだから所要時間は3秒。マスクひとつで女子特有の面倒くささから解放されるのです。3.ニヤケ隠しメールを読んでニヤニヤ。思い出し笑いでニヤニヤ。妄想してニヤニヤ。人に見られると恥ずかしいし、気持ち悪がられますよね。ですが、マスクがあれば何の問題もありません。思う存分ニヤニヤしてください。電車で好みのイケメンを見かけても、思いっきりニヤニヤしてください。大丈夫、あなたは「一人でニヤついてる変な女」ではありません。今のあなたはマスク美人なのです。4.本音隠し学校でも会社でも、誰かと対面するときに人は無意識に表情を作ります。ですが、マスクで顔を隠すことで相手に表情を読まれることがなくなり、「顔をつくる」必要がなくなります。マスクがあれば、嬉しくもないのに笑顔を張り付けることも、友達のつまらない話を聞きながら楽しそうな顔を作る必要もありません。むしろマスクの下で舌を出すことも、鼻の穴を膨らませて暇つぶしをすることだってできるのです。もっと隠したいあなたへ一般的なマスクは顔の下半分を隠すタイプですが、それぐらいでは足りない、もっと隠したいという希望を叶えてくれるのが、ガスマスクです。全面タイプのガスマスクは顔全体を覆い隠すことができるのでコンプレックスを隠すのはもちろん、ミステリアスな雰囲気を演出することもできます。また、マスクをしたまま水が飲めるようにストローをセットする装置があったりと非常に高機能のため、一度つけるとハマるでしょう。おわりにいかがでしたか?「マスクをすると何となく落ち着く」という人は多いですが、そこにはこんな理由があったのです。マスクをしていないあなたも、花粉症シーズンの今こそ伊達マスクデビューしてみてはいかがでしょうか。(吉沢みう/ハウコレ)
2013年03月14日皆さんは花粉症ですか?今年は、ここ数年でも花粉量が多いので大変ですね。今回は、花粉症を活かして可愛さを演出する方法をご紹介したいと思います。1.鼻セレブを使おう鼻セレブというウサギのパッケージのポケットティッシュがあります。わざわざポケットティッシュを買っているところも素敵だし、細部まで可愛さにこだわっている印象を与えられます。男性は、そういうところをしっかりと見ているので、抜かりなき可愛さへの追求を忘れずに。2.あっち向いててと言ってから、鼻をかもうあまり男性の前で鼻をかむことは、オススメしませんが、どうしても我慢できないときは、「恥ずかしいからあっち向いてて」「耳ふさいでね」と恥ずかしがってください。あなたのことが可愛く思えて仕方なくなるでしょう。鼻をかんだティッシュはかならず見えないところにしまってください。テーブルの上に置いておくのはいけません。3.くしゃみの練習をしておこう「今のくしゃみ?」と思うほど、可愛いくしゃみをする女性がいます。くしゃみは練習でコントロールできます。可愛いくしゃみを習得しましょう。できるだけ小さいくしゃみにするよう心がけてください。大きいくしゃみの女性には幻滅してしまいます。普段が出てしまうものなので、いつなんどきでも可愛く振る舞うように意識を切り替えましょう。4.目薬をさしてもらおう目薬をさすのが下手な女性は可愛いです。男性は空間認知能力が発達しており、女性より目薬をさすのが上手い傾向にあります。もし可能なら、男性にさしてもらいましょう。信頼関係ができていると確信できるので、お互いの距離が一気に縮まります。ただ、無理にお願いしてはいけません。5.だてメガネをかけよう花粉対策として、だてメガネをオススメします。普段とは違うあなたを見せてあげましょう。メガネは知性的な雰囲気が出るものがいいです。弱っていることも演出でき、花粉対策もできるので一石二鳥。メガネはセンスが出ますので、いつでもかけられるとっておきを一個用意しておきましょう。6.鼻声をいじってもらおう鼻声をいじってもらいましょう。いつもとは違うあなたの声が、愛嬌のあるものだと可愛げを覚えます。タレントのYOUさんのような、特徴的な喋り方を花粉期間に続けてみてください。鼻声がひとつのキャラクターのように思えて、周りを笑顔にすることでしょう。おわりにいかがでしたでしょうか?辛い花粉症ですが、利用しない手はないです。もうちょっとの辛抱ですよ!(白武ときお/ハウコレ)
2013年03月12日気温がグンと上がり、すっかり春めいてきましたが、花粉症の人にはティッシュが手放せない季節。そこで今回は、「鼻をかむ」という何気ない行動に見える性格を分析してみました。1.人前でかむ会社で、教室で、お店で、どこでも隠さずかみたかったらかむ。芯の強さすら感じるこのタイプは、欲望に忠実で、サバサバ系。誰に対しても言いたいことははっきりと言い、周りの目なんか気にしません。自由奔放で、何かと周りを驚かせることもありますが、基本的に憎めないタイプで、他人に対しても器が大きく真っ直ぐで、自然と周りに人が集まるタイプです。2.我慢する鼻がムズムズする、ぶっちゃけつらい。でも、今は我慢。このタイプは、恥ずかしがり屋で優柔不断タイプ。周りの目を必要以上に気にしてしまったり、タイミングを計っていたらつい乗り遅れてしまったりと、なかなか思った時に行動に起こすことができません。基本的に人見知りですが、仲良くなった人にはすべてを曝け出して思いっきり甘えるタイプです。3.トイレでかむ鼻に違和感を覚えたら、そっとお手洗いに立ち、個室で鼻をかみ、そのままトイレットペーパーを流す。このタイプは周りにも自分に厳しいタイプ。キレイめで上品、礼儀正しく、やることは計画的でスマート。身の回りのあらゆる物事をきっちりこなし、周りにも優しく、誰からも頼られ、あこがれの的ですが、実は心の中ではきっちりしない人にイラついていたり、過去に仕事を押し付けられたことを根に持っていたりと、陰に意外とブラックな面を隠し持っているのもこのタイプです。4.お風呂でかむ鼻をかむといえばティッシュ。そんな常識にとらわれず、お風呂で手で鼻をかむタイプ。ティッシュを使わないので肌が荒れることもなく、かんだ後にすぐに手や顔を洗えてすっきり。このタイプは流行やめまぐるしく変化する時代にとらわれず、昔からの生活の知恵を大事にする、穏やかなダサかわ系。おばあちゃんを大事にし、子供にもなつかれます。5.ティッシュのゴミをカバンにいれる鼻をかんだ後のティッシュをとりあえずカバンにしまっちゃう。デスクに置いておくのは汚いけど、カバンは自分の領域だから大丈夫!という考えをもとにした行動です。このタイプはいつもしっかりしているけど部屋が汚かったり、美人だけど意外とトークがえげつなかったりと、良くも悪くもギャップがあります。突飛な行動が多く、人を飽きさせないので、長く愛されます。6.鼻スプレーをつかう外出前にシュッ。外出先でもシュッ。寝る前にもシュッ。鼻スプレーという文明の利器に頼る、合理的なタイプ。流行に敏感で、SNSを駆使してネットワークを広げ、そこからさまざまなことにチャレンジするなど情報社会では強者。でもそんな自分に酔っている節があるのもこのタイプの特徴です。おわりにいかがでしたか?花粉症でイライラが募る時期ですが、「鼻をかむ」ということから見えてくるものがあるのです。皆さんもぜひ、当てはめてみてください。(吉沢みう/ハウコレ)
2013年03月11日なんだか不調…は花粉が原因かもこの時期になると鼻がむずむず、くしゃみが止まらないなど、いわゆる「花粉症」の症状に悩まされる人も少なくない。だが、それとともに肌の不調を感じてはいないだろうか。春は季節の変わり目として、ただでさえ肌が敏感になりがちなシーズン。そこに花粉という刺激が加わって、炎症などさまざまな肌荒れを起こすこともあるのだ。花粉症は、粘膜から侵入してくる異物である花粉を追い出すために、体内の免疫システムが過剰反応を起こしてしまうことから症状となってあらわれる。つまり免疫力がカギとなっているのだが、同じく免疫力の乱れ、ホルモンバランスの崩れから来やすいのが、敏感肌やアトピー性皮膚炎などだ。これは外的なダメージから肌を守るバリア機能の低下で起こる。花粉症とこれら肌アレルギーは紙一重でもあるといえるのだ。こうしたことから、春先に免疫力の低下で肌荒れを起こす“肌花粉症”の人も実はかなり多いといわれている。(画像はイメージ)対策をしっかりとって、体も肌もケアを!マイナビウーマンが働く女性たちを対象に「花粉から肌を守るためにしていること」を問うアンケートを行ったところ、結果は・第1位/「マスクをする」……38.5%・第2位/「しっかりスキンケアする」……19.9%・第3位/「栄養のある食事を摂る」……17.4%・第4位/「ビタミンを摂る」……16.2%・第5位/「休日はなるべくメイクをしない」……14.1%・第6位/「メイクは家に帰ったらすぐとる」……11.6%・第7位/「めがねをかける」……11.3%・第8位/「サプリメントを飲む」……11.0%・第9位/「服の花粉をなるべく除去するようにする」……10.7%・第10位/「家に空気清浄機をつける」……9.8%(11位以下は省略・複数回答式・2013年2月Webアンケート・マイナビウーマン会員22歳~34歳の働く女性を対象とし、有効回答数は327件)となったそうだ。たしかに、マスクでの対策は基本。効果の高い不織布マスクや高機能マスクなども発売されている。自分のサイズによくあった、密着度の高いものを選ぶとより効果的とされている。2位にはスキンケアがランクイン。この時期はピーリング系洗顔料は避け、肌にやさしいクリームクレンジングや水性ジェルタイプでのクレンジングがおすすめだ。肌荒れがひどい時には、できるだけメイクも避け、保湿ケアに集中したい。ルースパウダーを用いて、皮膚と外の環境の間にクッションを設けるといった対策もある。3位には栄養面がランクイン。こちらもとても重要な要素で、免疫力を向上させるヨーグルトなどを積極的に摂ってみるのもいいだろう。インスタント食品や加工食品に偏った食生活は、症状を悪化させやすいので避けよう。花粉症の人はもちろん、花粉症ではないと思っている人も、なんとなく肌の調子が悪いと感じたら、少し日々のスキンケアを見直したり、対策を試してみたりしてみると効果的かも。知識をもって、この季節を乗り切って。元の記事を読む
2013年03月05日いよいよ花粉症の本格的なシーズンが到来。環境省によると、今年は例年に比べてスギやヒノキ花粉の飛散量が2〜6倍になるなど、全国的にかなり多くなるとのこと。今まで花粉症の症状がなかった人でも、突然発症することも考えられます。また、都会の花粉には排気ガス等の大気汚染物質が付着していて、田舎の花粉に比べてアレルギー症状が10〜20倍にもなるとも言われています。PM2.5が花粉に付着して飛散することも考えると、すでに花粉症の人もそうでない人も、花粉症対策は万全にしておきたいもの。花粉症の基本的な対策方法としては、外出時にマスクをしたり花粉をカットしてくれるメガネを使用するなどがあげられます。けれど、外出時には花粉を対策できても、室内にまで入り込んだ花粉にはどう対処したら良いのでしょうか?室内の花粉対策に有効と言われる空気清浄機を販売するダイキン工業が開催する、2013年2月16日(土)から3月31日(日)までの期間中の土日に開催されている、親子向けの花粉対策の体験学習イベント『“目指せ!空気博士”体験学習イベント〜花粉の特別授業』へ行ってきました。 (イベントの詳細はこちら) 会場には白衣を着た15名ほどの子供たちと、その親御さんたちが集合。授業形式で花粉の大きさや特徴等の豆知識を学んでいきます。実際にスギやイネ、ブタクサなど色々な種類の花粉を顕微鏡で観察したり、模型で花粉の構造を理解する等、わかりやすいレクチャーで子供たちも興味津々です。■花粉症の症状を疑似体験花粉や花粉症について学んだ後は、花粉症による鼻づまりを疑似体験する実験が行われました。鼻づまりを疑似体験している状態と、通常の状態で3種類のドリンクを飲み比べて、その味の違いを確認。花粉症の子も花粉症じゃない子たちも、花粉症の症状とはどんなものかを体感できたようです。花粉症の症状を体験した後は、花粉症対策についてのレクチャーが。家に入る前は花粉をしっかりと払い落とす、手洗い・うがいや洗顔をする、床に落ちた花粉を水拭きする、家の中で飛んでいる花粉を空気清浄機で吸い込むなど、マスクやメガネ以外にもできる花粉症対策についても説明がありました。自宅ですぐに実践できる花粉対策について、子供たちはもちろん親御さんたちも真剣に聞いていました。授業終了後はワークシートに授業の感想等を記入して提出し、体験学習終了のハンコを押してもらえます。ぴちょんくんグッズなどのお土産ももらえて嬉しそうでした。お子さんと一緒に参加されていた親御さんたちにとっても、花粉症について知らなかった内容があって為になったようです。■屋内での効果的な花粉対策とは?今回のイベントを主催したダイキン工業の酒井茂孝さん(ダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」マネージャー)にお話を聞きました。———どうして今回のイベントを開催しようと思われたのでしょうか?「今までは花粉症になるのは大人だと思われていましたが、近年は子供の花粉症もかなり増えてきています。弊社では日頃から空気や熱等の理科の実験や体験ができる場を提供しておりますが、今の時期に問題となる花粉に関する特別授業を開催することで、その対策方法を知ってもらうことはもちろん、普段あまり意識することのない空気にも関心を持ってもらえる機会ができればと考えました」———屋内での花粉対策に空気清浄機が効果的とのことでしたが、ダイキン工業の販売する空気清浄機の特徴を教えて下さい。「弊社の空気清浄機には大きな2つの特徴があるのですが、まずひとつ目はダイキン独自の“ 光速ストリーマ ”です。これはわかりやすく説明すると、小さな雷のような状態を起こし、吸い込んだ花粉を芯まで分解・除去するなど、有害物質を分解する仕組みになっています。ふたつめは“ 電気集塵方式 ”です。これは吸い込んだ花粉等の物質にプラスの電気を帯びさせ、フィルターのマイナスの電気を帯びさせた部分に吸着させる方式。細かいフィルターでこすのではなく、静電気を起こさせたプラスとマイナスの網のようなものに吸着させるので、目詰まりしにくく性能が持続しやすいのが特徴です。」目には見えない花粉に悩まされるこの季節、花粉症をきちんと対策するためにも、花粉についての知識や花粉症の対策方法をしっかり学んでおくことが必須。花粉症対策としてはもちろん、家の中の空気を清潔に快適にしてくれる空気清浄機をチェックしてみてはいかがでしょう?お問い合わせ:ダイキン工業 tel.0120-88-1081(24時間365日受付) 公式サイト
2013年02月26日今年1月から大気汚染が話題になっている。よどんだ空気は視界を妨げ、交通事故まで引き起こしているから事態は深刻だ。もっと大気汚染がひどくなったらどうなるのか?花粉よりも小さい微粒子や有害物質に肺を冒され、慢性的な気管支炎やぜん息に悩まされそうだ。■消えないホコリ大気汚染の基準は有害物質と浮遊粒子状物質(SPM)、つまり地面に落ちずに空中をただよい続けるちりやホコリの量によって測られる。粒径10μm(マイクロ・メートル)未満は粗大粒子、2.5μm未満は微小粒子と呼ばれ、それぞれPM10/PM2.5と表現される。いま話題になっているPM2.5は1,000分の2.5ミリだから肉眼では見えないが、大量に集まると視界が悪くなるほど空気を濁らせる。世界保健機関(WHO)では、1立方mの空気に含まれる浮遊粒子状物質の基準量が定められ、24時間平均と年平均量(マイクロ・グラム)は以下の通りだ。・PM10…50μg/20μg・PM2.5…25μg/10μgPM10よりPM2.5が厳しく定められているのは、その小ささに起因する。一般的に自動車やエアコンのフィルタで除去できるのは3μm程度なので、PM2.5はこれを透過してしまう。薬品や水蒸気を吸い込むと呼吸器系にダメージを与えるが、軽度なら回復が見込める。だが肺に達した浮遊粒子状物質は、消えることなく未来永劫(えいごう)残り続ける。たとえ人体に影響しない物質であっても、たまれば肺の機能を低下させる。もし発がん性や放射性を伴った物質なら、たった一度吸い込んだだけでも、ダメージを与え続けることになるので危険だ。WHOの調査によると、大気汚染世界一は2011年のモンゴル。PM10の年間量が1立方メートルあたり279μg。ギネス世界記録ではアフヴァーズ(イラン)が世界一で372μg/立方mだ。どちらも基準値の10倍以上となった原因は石炭や石油で、煙に含まれる煤(すす)や微粒子がまん延しているのだ。中国の大気汚染も同様で、火力発電に使われる石炭がおもな原因と報じられている。2013年1月の北京では900μg/立方mものPM2.5が観測され、これはWHOの定める24時間平均の36倍、年平均なら90倍、日本の基準の60倍に匹敵する。およその大きさを比較すると、海岸の細かい砂が90μm、頭髪の直径は70μm、スギ花粉でも30μm程度だから、PM2.5は花粉症対策のマスクでさえ防ぐことができない。PM2.5が危険視されているのは、0.5~5μmの黄砂よりも微小なため日本に飛来すると考えられているからだ。北九州地方では、飛来した黄砂がフィルタを詰まらせ、ビルのエアコンなどに影響が出るという。3~5月の3か月間で年平均のおよそ87%の黄砂が飛来するから、間もなくピークが始まる。浮遊粒子状物質は、免疫系にも悪影響を及ぼすので、ぜん息や花粉症などのアレルギー症状を引き起こす可能性が高い。今まで免れていた人も、花粉と黄砂とPM2.5がそろう今年は花粉症デビューの年になるだろう。■自然の逆襲化学物質で警戒すべきは、大気汚染の御三家とも呼べる窒素酸化物、硫黄酸化物、光化学オキシダントだ。大気の80%近くを占める窒素は、アミノ酸や肥料など生命に欠かせない元素だが、酸素と結びつき窒素酸化物になると敵に変わる。水に溶けにくいので肺胞まで達し、のどや肺を刺激する。低濃度でも気管支炎や上気道炎、免疫機能を低下させ感染症に発展し、高濃度になると肺胞や毛細血管が壊死(えし)する。自動車の排ガスがおもな発生源だから、モータリゼーションが急速に発展した地域で見られやすい。硫黄酸化物も自動車に起因し、燃料に含まれる硫黄が主成分だ。二酸化窒素と同様にぜん息や気管支炎を引き起こす。日本ではサルファーフリーが実現され、ガソリンや軽油に含まれる硫黄は10ppm(=0.001%)まで引き下げられているので安心だが、中国では150~500ppm、最も低いものでも50ppm含まれる。10ppmまで下げるには10年ほどかかると予測されているので、なすすべがないのが現状だ。光化学オキシダントは、窒素酸化物や炭化水素系物質が紫外線を受けて発生する強力な酸化剤だ。主成分のオゾンは鼻やのどの粘膜を刺激し、目がチカチカするなどの症状から始まり、免疫機能の低下、染色体異常を起こし遺伝毒性となる可能性が高い。発生には太陽が一役買っているから、当分晴れた日は要注意だ。■まとめこの騒ぎに便乗して、空気の缶詰を販売している人が報じられていた。商魂たくましいのは良いが、事態の深刻さを考えると少々脱力感を覚える光景だ。この先の展開を考えると缶詰では小さすぎる。ドラム缶や空気ボンベ、ガスマスクを用意すべきだろう。(関口寿/ガリレオワークス)
2013年02月17日花粉症の季節到来全国100ヶ所以上のスタジオでイルチブレインヨガを展開するダンワールドジャパンでは、2月7日(木)から順次、東京・新宿のイルチブレインヨガ新宿スタジオで、花粉症対策のヨガ体験講座を行う。ヨガを行うことで、体と脳が活性化されていき、体内の「気」「血」「水」の循環を整えられるため、花粉症になりにくい体質になるという。※画像は、ダンワールドジャパンサイトより寒くて運動不足になるとアレルギー体質に花粉症にかかりやすくなる原因の一つとして、運動不足があげられる。運動不足が続くと、血行が悪くなり、内臓の機能が低下する。そのことによって栄養の吸収や老廃物を排出する代謝の機能がダウンしてしまう。身体の抵抗力も低下し、外から入っている花粉のような異物に対して、正常な対処ができなくなり、アレルギー症状を引き起こすのだ。脳科学研究と東洋医学に基づいて開発されたイルチブレインヨガは、身体をバランス良く動かすことが可能。体内の血液や気エネルギーの循環も滑らかになる。適度な運動として自律神経も整えられるおすすめの運動法だ。□■□花粉症対策ヨガ講座□■□(ニュースリリースより引用)会場 : イルチブレインヨガ新宿スタジオ(東京都 新宿区 新宿 2-8-5 東弥ビル 2F)日程 :2月7日(木) 14:30~16:302月14日(木) 14:30~16:302月17日(日) 14:30~16:302月21日(木) 14:30~16:302月28日(木) 14:30~16:30参加費 : 1000円お問合せ : 03-3358-2753オンライン予約元の記事を読む
2013年01月28日MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)は、ファッション性と実用性を兼ね備えたメンズ用スプリングコート「花粉プロテクトコート」を、2013年1月上旬より全国百貨店及び直営店を合わせた43店舗で発売を開始した。紳士服マッキントッシュ フィロソフィーは、春のトレンドカラーを取り入れた、スタイリッシュな花粉プロテクトコートを提案。同アイテムは、花粉の飛散と着用時期が重なることを考慮した、コートに求められるはっ水性などの機能に加えて、花粉などアレル物質の働きを抑制する加工を施した素材を用いている。ステンカラーコートのカラーバリエーションのデザインは、セットインスリーブですっきりとしたシルエットのステンカラーに、生地表面に付着した花粉などのアレル物質の働きを抑制する特殊加工を施したポリエステルのツイル素材で、家庭洗濯も可能である。カラー展開は、オフホワイトなどのベーシックカラーに、ミントグリーンとフューシャピンクの春のトレンドカラー2色を新たに加えている。また、素材は独特のハリ感とストレッチ性がある綾織り組織のため、春だけでなく秋雨の時期にも着用できる。ステンカラーの「花粉プロテクトコート」は昨年より発売しており、新たに鮮やかなカラーを加えることで、ファッションにこだわる男性のニーズに応えた商品となっている。【マッキントッシュ フィロソフィー「花粉プロテクトコート」】価格:39,900円(税込)サイズ:38、40、42カラー:オフホワイト、ネイビー、ミントグリーン、フューシャピンク元の記事を読む
2013年01月19日クラシエ薬品は12月6日・7日の2日間、全国の20代~60代の男女560人を対象に「漢方薬」に関する意識調査を実施した。まず「漢方薬を飲んだことはありますか?」と尋ねたところ、「飲んだことのある(毎日飲んでいる、ときどき飲む、飲んだことがある、以前は飲んでいたが今は飲んでいない、の合計)」と回答した人は、75%だった。同社が7年前に行った調査では33%という結果で、今回は服用経験者が2倍以上になっていることが分かった。次に、漢方薬を飲んだきっかけについて尋ねたところ、「医師の処方」が1位で35%。2位は「興味があって、自分で調べて」で30%だった。年代別に大きな差はなく、若年層が漢方薬に興味を持っているということが明らかとなった。漢方薬に関するイメージについて聞くと、「身体にやさしそう」(60%)、「副作用がなさそう」(52.3%)、「体質から改善できそう」(37.1%)といったプラスイメージが上位3位を占めた。一方、「長い期間、服用しなければならない」(30.4%)、「苦い、臭そう」(28.4%)というマイナスイメージは4位以下だった。漢方薬に対するイメージが以前に比べ「良くなった」と答えた方は、全体の28.4%。その理由の半数以上が、「実際に服用して」(52.8%)というものだった。漢方薬を服用した症状は、「かぜ」がトップ(42.4%)、次いで「胃痛などの胃腸関連」(26.9%)、「花粉症、アレルギー症状」(14.8%)だった。知っている漢方処方名を聞いたところ、トップは「葛根湯(かっこんとう)」で認知率は92.3%だった。知名度を大きく上げたのは、こむらがえりや筋肉のけいれんなどの症状に用いられる「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」(27.7%)で、7年前に調査より16ポイントアップした。その他の漢方薬の認知度は低く、花粉症やアレルギー性鼻炎の対処薬「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」も20.7%にとどまった。しかし、ひとつも知らないと回答した人は6.6%で、7年前の結果(14%)と比較すると、漢方薬が徐々に浸透していることがうかがえる。漢方薬に対する自由回答では、「西洋薬でカバーできないところを、漢方薬に頼るという方法で使ってみたい」、「最近は漢方薬を処方してくれる病院が多くなった」、「授乳中でも服用できるので助かる」、「以前は飲み難いものが多かったが、最近はかなり改善されていると思う」などの意見が寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日オンデーズは2013年1月11日より、花粉対策用デザインアイウェア「OWNDAYS EYE PROTECTOR(オンデーズ アイ プロテクター)」を、オンデーズオンラインショップにてWeb先行販売、1月18日より、全国のオンデーズ店舗にて発売を開始する。同商品は、「Fashionable and Protect(ファッショナブル アンド プロテクト)」をコンセプトに機能性とデザイン性を追求した花粉対策用デザインアイウェア。レンズの上下にある目の周りを覆う防塵フードを設置し、花粉カット率90%以上を可能にした。フレームにファッショナブルなデザインをプラスし、これまで実現できなかった「オシャレに眼を守る」高機能デザインアイウェアの開発に成功したという。また、フレーム素材は医療器具として定評のあるナイロン樹脂「TR-90」を採用。従来のモデルよりも軽量化し、耐久性と柔軟性が高く、掛けているストレスを感じさせない仕上がりとなっているという。花粉症対策のさまざまな需要に対応できるよう、「機能重視型」「デザイン重視型」の2パターンで展開。カラーバリエーションも4型各4色の計16パターン用意した。価格は2,980円~3,980円(フレーム代)。サングラスタイプ、メガネ度付きタイプに変更可能(カラーレンズ+3,150円/度付きレンズ+3,800円)。2013年1月11日より、オンデーズオンラインショップにてWeb先行販売。1月18日より、全国のオンデーズ店舗にて発売を開始する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日西日本や九州でセアカゴケグモによる被害が増加している。オーストラリア原産の毒グモで、体長1センチほどながら、かまれて死んだ人もいるというから恐ろしい。もしも外来生物が攻めてきたらどうなるか?在来種を根絶し、生態系を狂わせ、毒や病気をまき散らし、恐怖に満ちた生活を強いられることになるだろう。■触ると危険な食用生物外来生物とは、もともと日本に存在しない動植物を指し、わかっているだけでも2,000種を超えるといわれている。そのうち、日本の生態系、ひとの生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの(可能性を含む)を特定外来生物と呼ぶ。2004年に公布された外来生物法によって飼育や輸入が規制され、生きている状態であれば、卵、種子、器官も該当する。特殊な動植物に思えるかもしれないが、アライグマ、ハリネズミ、ウシガエル、ボタンウキクサなど聞き覚えのある名前も多い。また、被害に関する情報不足や、生態系への影響が不明確なため指定されていないが、特定外来生物の候補となっている要注意外来生物もあり、ミドリガメやフェレット、グッピーなどが名を連ねている。対して、甚大な被害や影響をおよぼす動植物は侵略的外来種と区分され、日本/世界ともにワースト100リストが存在する。日本のワーストリストにはヤギ、ドバト、ニジマス、ハルジオン、ヒメジョオンなど身近な動植物も含まれているから驚きだ。中でも強烈な生物を紹介しよう。まずはアフリカマイマイだ。東アフリカ原産で、成長すると殻の高さが20センチほどになる世界最大級のカタツムリは、落ち葉や生葉、動物の死骸(しがい)や菌類もエサにする雑食性で、農作物を手当たり次第に食べつくす。乾燥すると半年以上も仮眠で過ごすことができ、気温20℃以上なら10日周期で100~1,000個もの卵を産む。現在は輸入が禁止されているので要注意外来生物にすぎないが、餌食となった在来種は少なくない。これだけでもやっかいな害虫なのだが、広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫を媒介するから迷惑だ。感染すると幼虫が脳や脊髄(せきずい)に侵入し、好酸球性髄膜脳炎(こうさんきゅうせいずいまくのうえん)を引き起こすのだ。2週間ほどの潜伏期の後に、激しい頭痛、麻痺(まひ)、けいれん、こん睡の症状があらわれ死亡することもある。触れるだけでなく、はった跡からも感染する。アフリカマイマイがはった野菜を食べて感染することもあるので油断できない。アフリカマイマイが日本にきたのは1930年ごろで、目的はなんと食用。きちんと熱処理すれば問題なく、本場フランスでもエスカルゴの代用品として食されているのだが、この話を思い出すと食欲が失せそうだ。世間を騒がせているアカゴケグモは、α-ラトロトキシンという神経毒で運動神経系と自律神経系を侵す。咬(か)まれた直後はほとんど痛みを感じないが、1時間ほどたつとうずくような痛みが始まる。数時間後には全身に広がり、頭痛、おう吐、呼吸困難などの症状があらわれる。数日で軽減するが、ひとによっては数週間続き、進行性の筋肉まひに発展する場合もあるから楽観視できない。16歳以下の子供や持病のある高齢者には死亡例があるので、病院で血清を打ってもらうのが無難だ。■見えない攻撃日本の侵略的外来種ワースト100には27種もの植物が挙げられ、中でも極悪なのはオオブタクサだ。北アメリカ原産のオオブタクサはキク科ブタクサ属の一年草で、北海道から九州まで広く分布し高さ3mにも成長する。8~10月に花をつけ大量の花粉を産生するのだが、これが風でまき散らされブタクサ花粉症の原因となるのだ。第二次世界大戦後に、アメリカから持ち込まれた物資に付着していたのが始まりと言われ、現在はすっかりと日本に帰化したオオブタクサは、スギ、イネに次ぐ3大花粉症の原因となる。直径6mmの大きな種子が風で運ばれ、広範囲に分布し続けるから根絶は難しい。ひとの生活を脅かすオオブタクサは、植物ながらも侵略の名にふさわしい攻撃力を持っている。■まとめマングースはハブ駆除のために持ち込まれたが、役目を果たさないどころか絶滅危惧(きぐ)種のヤンバルクイナの脅威となり、いまや駆除対象となっている。長い年月をかけてその地に宿った生態系は、自然の奇跡と呼ぶべきだ。安易な操作を続ければ、やがて人間が駆除される日が来るに違いない。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年12月16日総合医療メディア企業のQLifeは7日、花粉症に伴う「目のかゆみ」に関する実態調査の結果を発表した。同調査は10月12日~29日までネット上で行われ、5,851名から回答を得た。「この3年間のうちに花粉症で悩んだ経験」について聞いたところ、全回答者の約半数にあたる2,859人が「はい」と答えた。続いて、その2,859人を対象に「花粉症でもっとも症状がつらい月」を聞いたところ、1位は「4月」の84.8%。次いで「3月」の78.0%となった。データを集計すると、平均で3.5カ月間、花粉症に悩んでいることが分かった。「花粉症でどんな症状に悩んでいるか」を聞いたところ、もっとも多かったのが「目のかゆみ」の86.7%。次いで「鼻水」(83.0%)、「くしゃみ」(68.9%)、「鼻づまり」(55.8%)などとなり、平均すると1人につき5つの症状が出ていることが分かった。また、「症状の中でもっともつらいもの」は「鼻水」(31.6%)と「目のかゆみ」(30.3%)がほぼ同数となった。「花粉症治療のために病院・クリニックを受診したか」を聞いたところ、受診した人は半数以下の42.6%に止まっていた。さらに、花粉症対策をスタートするタイミングを聞いたところ、65.4%が「症状が出た後」と回答した。「病院での治療や市販薬、マスクなど花粉症対策の満足度」について、病院に行った人と行かなかった人を比較したところ、病院で治療した人は「大変満足」「やや満足」が68.3%だったのに対し、行かなかった人は40.5%と大きな差が出た。花粉症の目のかゆみ対策として話題になっている、抗アレルギー点眼薬を使用する「初期療法」経験者では、90%以上が「非常に効果があった」「やや効果があった」と回答。「病院を受診」し、かつ「初期療法に取り組んだ」人の治療満足度が高いことが分かった。調査の詳細は「QLife」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日北海道以外の土地から北海道に移住すると、その生活文化の違いにとにかく戸惑ったり、驚いたりするそうです。今回は、転勤や引っ越しなどで北海道以外の土地から北海道に移住した人に、北海道に移住して驚いたことは何か聞いてみました。いわゆるあるあるネタのようなものでございます。あくまで、北海道に移住した人が驚いたことですので、北海道に生まれ育った方は「バカにしてる!」なんて思わず、どうか広い心で読んでいただけると幸いです(笑)。●どこのトイレにも「暖房」が設置されていて驚きました。暖房のないトイレは寒すぎてとても用を足せるレベルではないそうです。(31歳/男性/大阪から移住)本州でも冬場のトイレは行くのがイヤになるくらい寒いですからね……。北海道だと暖房は必須なのは理解できます。●どこの家も玄関は二重扉になっていて、入ると風除室という寒さ対策の部屋になっている。東京では見かけない家の仕組みだったのでびっくりした。(27歳/男性/東京から移住)寒さがあまり厳しくない地域では見かけない構造ですよね。●北海道に移住して気づいたのですが、今住んでいる地域には瓦屋根の家が見当たりません。(24歳/女性/東京から移住)瓦屋根は雪に弱いそうなので瓦屋根の住宅はあまりないとのこと。ただ、北海道でもあまり雪が降らない地域では屋根瓦の住宅があるそうですよ。●営業車で北海道中を回っていますが、しょっちゅうキツネやシカに遭遇します。くまは激レアなのでそうそう遭遇しない模様。(25歳/男性/埼玉から移住)激レアでもくまには遭遇したくありません(笑)。●オホーツク付近では流氷が接岸するだけで2℃くらい寒くなる……気がする(笑)。(25歳/男性/岡山から移住)ただでさえ冬は厳しい寒さなのにそこからさらに2℃も下がるとは……恐るべし流氷!●北海道には竹林がまったくないので京都出身の私は嫁いできてとにかく驚きました。(30歳/女性/京都から移住)調べてみたところ、竹は寒さにあまり強くないのが要因だそうです。本州では竹林はどこにでも見かけるものですから不思議に思ってしまいますね。●お赤飯には小豆ではなく甘納豆が入っていて、スーパーとかにも普通に売ってる。(28歳/男性/東京から移住)甘納豆のお赤飯は食紅で色付けしているそうですよ。●どこに行ってもセイコーマートばっかりです。どんな田舎でもセイコーマートがある……気がする。(30歳/男性/東京から移住)北海道を拠点にしているコンビニチェーンだけあってやはりそこかしらにあるようです。●杉の花粉症がなくて楽になりましたが、北海道は白樺の花粉症があるそうで……初めて聞きました。(29歳/女性/大阪から移住)ほかにティモシーやカモガヤといった、本州ではあまりない花粉症があるそうです。●北海道では買った荷物をソリに乗せて移動する光景が見られます。雪があまり降らない地域から来たので衝撃でした。(23歳/男性/高知から移住)確かに雪があまり降らない地域では見られない光景ですね(笑)。といった感じで、北海道に移住した人に聞いた『北海道に移住して驚いたこと』でした。特にあまり雪の降らない地域の人間だと、ギャップは大きいようです。ということは、北海道出身の人が別の地域に移住した場合も同じような驚きを感じる訳で……。今度はそのあたりを調査してみてもおもしろいかもしれませんね!(貫井康徳@dcp)
2012年11月29日化粧品メーカーのドクターシーラボは、20代から60代の女性284名を対象に、ブタクサやヨモギなどが原因で発症する「秋の花粉症」に関するアンケート調査を実施した。調査期間は10月2日から10月5日。「夏から秋にかけての花粉症の症状を、風邪と間違えたことがありますか?」と尋ねたところ、3人に1人が「ある」と回答。春のイメージが強い花粉症だが、熱が出ないのに鼻水が止まらなかったり、くしゃみが連続して出たときは、花粉症を疑ったほうが良いかもしれない。また、花粉症は鼻水やくしゃみだけでなく、肌にも影響を及ぼす。「花粉アレルギーにより、肌にどんな症状が現れますか?」と尋ねたところ、半数以上の方が「かゆみが出る」と回答。次いで「肌がかさつく」、「化粧のりが悪くなる」、「赤くなる」、「皮がむける」などがあげられた。さらに、この時期は花粉症だけでなく、季節の変わり目による肌ダメージも気になるところ。「季節の変わり目の現在、お肌の調子はいかがですか?」と質問したところ、「肌あれしている」と回答した人が13%、「多少肌あれしている」と回答した人が44%となり、約半数の女性が「肌あれしている」という結果になった。「花粉アレルギーにより肌が敏感になったとき、どのような方法でケアしていますか?」と質問をしたところ、1番多かった回答は「必要以上に肌に触ったりこすったりしないように気をつける(36%)」となっている。次いで「敏感肌用の化粧品を使う(26%)」、「より保湿力が高い化粧品を使う(26%)」となり、およそ4人に1人が、敏感肌用の化粧品に切り替えている結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月11日レディー・ガガが、フルヌード写真を公開し、それに続いて過食症と拒食症の過去を告白するために下着姿の写真も披露した。先日来、激太りしたと報道されているガガだが、今回まず、手にタバコを持って足を組みつつも全裸でトイレに座った姿を自身のウェブサイト「littlemonsters.com」に公開している。写真集「レディー・ガガ×テリー・リチャードソン」でタッグを組んだテリーが撮影したものだそうで、写真と共に「レディー・ガガ、無修正#2」という意味深なキャプションを載せている。最近25ポンド(約11キロ)太ったと語っているガガは、続いて同サイトに激太りへの批判に反論する形で、下着姿の写真も公開。「私は15歳のときから過食症と拒食症に同時に苦しんでいるの」と綴っている。また、フランスで同性婚が合法化される見通しとの報道を受け、自身も同性婚を支持するとガガは訴えている。「同性婚は普通にありえることだと思うの。だから認められるべきよ。なかなか平等っていうわけにはいかないけど、でも、もし私たち全員が自由に愛し合うことが可能になれば、平等が達成されると思うわ」。さらに、ローマ教皇ベネディクト16世が同性婚のことを欠陥があり社会にとって悪影響があると批判したことに対しては、クリスチャンではない視点からガガは「教皇の発言は全クリスチャンが信じていることと同じではないと思うわ。教皇本人だけの見解よ」と批判している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マチェーテ・キルズ 2014年3月1日より新宿バルト新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2012 Vrelonovama LTD
2012年09月27日映画『苦役列車』の完成報告会見が14日、都内で開催され、主演の森山未來をはじめ、高良健吾、前田敦子(AKB48)、山下敦弘監督が出席した。その他の写真作家・西村賢太の芥川賞を受賞した同名私小説を映画化した本作。三畳一間に住み、日雇い仕事で生計を立てる19歳・北町貫多のひねくれた青春を描き出す。森山は本作を「花粉症対策映画」と表現。「土に触らず、滅菌・抗菌のものにしか触らず、本当に汚いものに触れないでいる人が多いけれど、菌に触れることで免疫ができる。この映画は人間の免疫を高めるのでぜひ触れてほしい」と力説した。高良は、高校2年生の時に山下監督の短編映画『その男狂棒に突き』を観て以来のファンだったそう。「高3で初めて監督の(作品の)オーディションを受けたときは落ちたけど(笑)、今回、参加できて幸せでした。現場に行く前は緊張して、病気なんじゃないかってくらい汗が出ました」と、念願かなって山下作品へ参加できた喜びを語った。同じく前田も山下監督の大ファンだったとあって「幸せ」を連発。「よく口癖で『あぁ、幸せ』って言うんですが、撮影の6日間は毎日ずっと幸せでした」と満面の笑み。完成した映画についても「自分が出ているとか関係なく、久しぶりに『映画観てるな』という感じでうれしい感情に浸りました。“山下ワールド”ってこれだって言う感じ。スパイスがたくさん入ってます!」と熱弁をふるった。森山は役の貫多になりきるために新宿にある三畳・共同シャワーのアパートを借り、そこで生活しながら現場に通ったという。「役にかこつけて毎日ゴールデン街に行けました。毎朝、顔を(むくみで)パンパンにして現場に向かいました」と明かした。そんな森山を高良は絶賛。「3つしか違わないのに、そういう役者との出会いは初めてでした。森山さんが顔をパンパンにして遅刻してくると、みんなが『すごいぞ!』ってホメて、むくみが取れないうちに『早く撮ろう!』となるいい現場でした(笑)」と一体感のある現場をふり返った。前田は森山が表現した貫多を「映画を観るにつれ、かわいくてしょうがなくなる!」と語り、山下監督もそんな森山の役へのなりきりぶりを「撮影が終わるころには“ミニ西村賢太”になってた」と称賛をおくった。『苦役列車』7月14日(土)全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年06月14日芥川賞を受賞した西村賢太の同名小説を映画化した『苦役列車』が完成。6月14日(木)、完成披露試写会でのお披露目を前に主演の森山未來、高良健吾、前田敦子(AKB48) と山下敦弘監督が記者会見に臨んだ。19歳にしてその日暮らしの肉体労働者として三畳一間に暮らし、稼いだそばから酒と風俗に金を遣い、読書が唯一の趣味という北町貫多。現場で親しくなった同世代の正二や思いを寄せる大学生の康子らとの青春を飾り気なしに描き出す。森山さんは本作を「花粉症対策映画」というキャッチフレーズでアピール。その心はというと「抗菌、滅菌のものにしか触らずにいるから花粉症になる。本当に汚いもの、菌に触れば免疫ができます。この映画は免疫を高めてくれる映画」とのこと。「ぜひ触ってほしい」と呼びかけた。高良さんはインタビューなどで常々、一緒に仕事をしたい監督として山下監督の名を挙げていたそう。「現場では緊張して病気じゃないかってくらい汗が出ました。映画を観て『山下作品に自分がいるんだ!』と感じました」と感激を口にする。前田さんも「口癖で『ああ幸せ』とよく言うんですが、6日間の撮影で、毎日『幸せ』と言えていました。決して爽やかな映画ではないんですが、私が出ているところは『これって青春!』と言える爽やかさがあるので、ホッとしてほしいです」と自らの出演シーンの見どころを明かした。森山さんは役になりきるために実際に三畳のアパートで生活し、風呂にもろくに入らない生活を送ったそう。「三畳の閉塞感を実際に感じたかったんです。役にかこつけてゴールデン街にも行けました」とニッコリ。共演シーンの多かった高良さんは、髪の毛から日々、汚れていく森山さんの変化を感じていたとか。森山さんは飲み明かした状態で現場に来ることもあったそうだが「(むくみで)顔をパンパンにして、森山さんが遅刻してくるとみんなが『すごいぞ!』って褒めて、『早く撮ろう』となるいい現場でした(笑)」と明かした。山下監督も「『痩せてくれ』と言われてそうする役者はいるでしょうが、太るのは…。撮影が終わるころにはミニ西村賢太になってました」と絶賛していた。前田さんは、森山さん扮する貫多と高良さん演じる正二のどちらが好みかを問われると「貫多といるときの正二は完璧なキラキラ男子。貫多は最初、ひどい男だと思いましたが見るにつれてかわいくてしょうがなくなってくる。本当にかわいいです!だからどちらが気になるかと言われれば貫多」と告白。森山さんは喜びつつも「気になる部分はあっても触れたいかは別だと思いますよ」と、一筋縄ではいかない主人公を知り尽くした様子で苦笑を浮かべていた。『苦役列車』は7月14日(土)より全国にて公開。■関連作品:苦役列車 2012年7月14日より全国にて公開© 2012「苦役列車」製作委員会
2012年06月14日NPO法人日本ハウスクリーニング協会では、北里環境科学センターの協力の下、 2012年の花粉飛散シーズンに、網戸に花粉などの汚れがどの程度付着しているかを調べる「網戸残留花粉の実態調査」を実施。1月下旬、3月下旬に続き、4月上旬の網戸残留花粉量の計測結果をまとめ、発表した。4月8日に汚れを採取した3回目の調査では、3月下旬に一度本格的に掃除した首都圏の5カ所(東京都港区1件、墨田区1件、町田市1件、埼玉県川口市1件、神奈川県横浜市1件)の一般家庭の網戸を対象に、ガーゼで汚れを回収し、そこに含まれる花粉数を計測した。計測の結果、1平方メートル辺り最大約16,400個、平均約4,528個の花粉が付着しており、約2週間という短い調査期間にも関わらず、意外にも多くの花粉が残留していることが判明した。なお、2012年の網戸残留花粉量は、1月時点で1平方メートル辺り最大約3,700個、平均約744個、3月時点では、最大約42,000個、平均約8,650個となっている。春は花粉や黄砂が飛散し、網戸や窓が最も汚れる季節。今年の夏も節電意識の高まりから、エアコンの使用を極力避け、自然な風で過ごす家庭も多いと思われるが、網戸掃除は寒い年末に行い、網戸を使い始める暖かい季節には掃除をしない家庭が多いのも実情。今回の調査でも、花粉飛散シーズンには、約2週間という短期間で多くの花粉が網戸に付着する実態が明らかとなった。5月は気温も上がり、窓を開け、網戸を使い始める季節。協会では、使う前に網戸をキレイにして、快適な生活空間を作ることを呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月01日飲食店情報サイト「ぐるなび」を運営する株式会社ぐるなびは、20歳~69歳の男女を対象にお花見に関する調査を実施した。結果によると、女性の85.4%が「人混み」や「花粉」を避け、飲食店内でのお花見を支持していることがわかった。調査は、2012年3月27日から30日に、20歳~69歳の男女913人を対象にインターネットで実施。「お花見をする予定があるか」という質問に対し、「する予定がある」もしくは「多分すると思う」と回答した人は53.4%だった。「多分しないと思う」もしくは「する予定はない」と回答した人は3割近くで、その理由として、女性の1位は「人混みが苦手」、男性の1位は「特に興味がない」だった。また、花見をしないと回答していた女性の理由のひとつに「花粉症だから」というものがあることもわかった。そこで「お花見ができる飲食店を利用したいか」という質問に対し、女性は85.4%が利用したいという意向を示していることもわかった。「女性は人混みや花粉症が気になる外でのお花見には気後れするが、飲食店内でのお花見には好感を持てるのでは」と同社はみている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日伊藤園の中央研究所はこのほど、乳酸菌の1種「Enterococcus faecalis(エンテロコッカス フェカリス:以下、フェカリス菌)」を含んだ乳性飲料に、スギ花粉に対する症状緩和効果があることを確認したと発表した。詳細は、月刊誌「薬理と治療(JPT)Vol.40 no.2 2012」(ライフサイエンス出版発刊)に掲載された。同研究所は、2011年10月~12月の期間に、NPO日本健康増進支援機構の花粉曝露試験施設(和歌山・有田川町)にて試験を実施。スギ花粉症患者20名に、フェカリス菌が入った乳性飲料(1本200mlあたりフェカリス菌1,000億個含有)を、毎日1本、2カ月間飲用してもらい、飲用前・飲用後の曝露室内でのスギ花粉に対する自覚症状、および曝露試験後5日間の自覚症状について、「鼻かみ回数」「眼のかゆみ」などの項目で評価した。その結果、曝露室内で3時間経過した時点における「鼻かみ回数」の平均値は、飲用前が2.7回だったのに対し、飲用後は1.8回に減少。「眼のかゆみ」は飲用後に0.66ポイント、「鼻づまり」は飲用後に1.15ポイント低下した。さらに「流涙」についても改善する傾向が認められた。曝露試験後5日間の症状では、「日常生活の支障度」「眼のかゆみ」「流涙」「眠気」について有意な差が確認されたほか、「くしゃみ回数」「鼻づまり」の症状が改善する傾向が認められたという。同社は今回の試験結果より、フェカリス菌含有乳性飲料を継続して飲用することで、スギ花粉症の症状緩和が期待できるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月26日ウェザーニューズは21日、「第一回花粉症調査」の結果を発表した。同調査は、3月8日~13日の期間に、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」および携帯サイト「ウェザーニュース」の利用者を対象に行われ、計3万708人(男性37%、女性63%)から有効回答を得た。花粉症の症状は昨シーズンと比べてどうかと聞いたところ、「症状は重い」の12.7%、「同じくらいの症状」の39.6%を合わせると52.3%となり、花粉飛散量は昨シーズンの3割程度といわれているにもかかわらず、昨シーズンと同程度以上の症状を感じている人が半数以上いることが判明した。一方、「症状は軽い」は47.7%だった。「症状は重い」と「同じくらいの症状」の合計の割合を都道府県別にみてみると、最も多かったのは宮崎県で78.8%。以下、2位が長崎県で76.9%、3位が鹿児島県と高知県で76.6%、5位が熊本県で67.9%と続き、10位以内はすべて西日本エリアとなった。花粉症対策をいつ頃からしているかとの質問に対しては、40.8%が「対策をしていない」と回答。続いて、「3月上旬から」が17.8%、「2月下旬から」が11.1%となり、飛散が始まった時期から対策をとり始めた人が多いことが分かった。また、「対策をしていない」の結果を男女別でみると、女性の38.5%に対して男性が44.6%と、男性の半数近くが対策をしていないことが明らかになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日インターネット調査のメディアインタラクティブは、3月6日~7日の2日間に、花粉症の人300人および花粉症ではない人300人の計600人を対象に「花粉症に関する実態調査」を実施した。花粉症の症状が出る時期で、最も多かったのは「4月」(38.7%)。続いて「3月」(37.2%)、「5月」(26.0%)となった。花粉症の対策を始めるのは、「症状が出てから」が49.3%と約半数を占めている。「症状が出る1~2週間前から対策する」が21.3%、「数日前から対策する」が11.7%で、計33.0%は症状が出る前から対策をしているという結果となった。花粉症の人が一番つらいと思っていることは「鼻水・鼻づまり」(86.0%)、2番目が「目のかゆみ・涙・目やに」(83.7%)、3番目が「くしゃみ」(68.7%)という結果に。花粉症の対策で一番多かったのは「点眼薬・飲み薬・点鼻薬などの薬品を使用する」(81.1%)で、次に「マスクを着用する」(75.8%)が続く。「花粉症の症状を緩和させる注射」も3.8%が実践している。花粉症ではない人に対して、花粉症にならないためにどんな対策をしているかを尋ねたところ、大半は「対策は特にしてない」という結果に(78.7%)。「マスクを着用する」も14.3%と低く、いつ花粉症にかかるかわらないから不安とは思いつつ、花粉症にならないための対策は特にはしていない実態が明らかになった。花粉症のグッズで試したことがあるのは「花粉ブロックマスク」が41.7%で最も多いが、「ヨーグルト」が40.3%でほぼ同じポイントだった。ヨーグルトが花粉症対策に良いという情報が認知されてから、多くの人が実践しているようだ。試したグッズ別でみると、効果を感じたものは「花粉ブロックマスク」86.4%がトップに。ヨーグルトは43.0%、薬は50.6%となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日花粉症の方は対策をしたり、ケアを進めている方は多いのではないでしょうか。花粉症は、2~5月の間に発症されると言われていますね。スギやひのきなど植物の花粉が原因のアレルギー性の病気です。去年までは大丈夫だったのに、突然発症することも。鼻水や鼻づまり、くしゃみや目のかゆみ、肌荒れ、充血など体の粘膜の部分に現れるものでとってもつらいもの。マスクや眼鏡をして万全にしていてもなかなか効き目がなかったり、せっかくメイクをしてもいつの間にかカピカピな状態でメイク自体することが苦痛でもありますよね。■花粉症に効くテクニックとは?そこで花粉自体を取り込まないケアをすることももちろん大切ですが、他にも花粉症の症状を抑える方法があるのです。そこでみなさんがいつも行っている「入浴」が大切なポイントになるのです。花粉症は免疫の機能ととても大きな関わりがあって免疫が低下して、体の中に花粉という異物が入ってくると過剰な反応が起こってしまってアレルギーが発生しやすくなります。そこで免疫力を上げるポイントなのが体の体温を上げたときに生まれるタンパク質です。この特殊なタンパク質は「ヒートショックプロテイン」といわれるものなのですが、熱から体を守るため発生するといわれています。このタンパク質は体の弱っている細胞を治そうとしたり、疲れを回復させてくれる役割をもっているのです。したがって花粉と戦うためにもこのタンパク質を生み出すことがポイントなのですね。それには毎日お風呂につかり体の奥にある深部体温を38度くらいに上げ、体の芯から温めることでこのタンパク質は生み出されます。したがって毎日の入浴を楽しみながら、体の芯から温まり花粉症をしっかり撃退しましょうね!
2012年03月19日今年も花粉の季節が到来。でも、ビルしかない都会でも、花粉症になってしまうのはどうしてなのでしょう?私のクリニック目白の平田雅子院長にお聞きしました。(以下、平田雅子先生)花粉症とは、花粉によって引き起こされるアレルギー性疾患です。主な症状は「くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ」など。ひどくなると「ぜんそく・咽頭(いんとう)炎・頭痛・不眠・消化不良・食欲不振」などの症状を引き起こすこともあります。花粉症は本来、スギ・ヒノキ・ブタクサなどの花粉によるアレルギー症状。でも原因となる草木が少ない大都市に住む人の方が、花粉症になりやすい傾向があるんです。その理由を、原因別に説明します。■大気汚染花粉症が発症するメカニズムは現代の医学では解明されていません。でも、花粉症の原因に大気汚染が関与するという説があります。花粉症で症状が現れる部位は鼻、のど、目などの粘膜組織。大気汚染や乾燥した場所にいると、これらの粘膜組織が傷つき、抵抗力が低下してしまいます。抵抗力が低下した粘膜組織には、アレルギー物質が入り込みやすいため、花粉症を引き起こすのではと考えられているのです。■ヒートアイランド現象ヒートアイランド現象とは、都市中心部へ近づくほど気温が高くなる現象のこと。都市では、道路やビルなどにより地面の大部分がアスファルトやコンクリートで覆われているため、太陽の熱が蓄熱されやすくなっています。ヒートアイランド現象により温度の高くなった空気は空高く上昇。すると、上空に向かった空気を補うように、周辺地域から空気が流れ込んできます。この時、都市近郊の山林から舞い上がった花粉も一緒に、都市に入り込んでしまうのです。■コンクリートコンクリートとアスファルトばかりの都会では、花粉が土に吸収されません。すると風により何度も舞い上がる、「再飛散」が起こります。このように、都会でも花粉症の原因がさまざまあるのです。花粉症になってしまったら、最近では予防のワクチンなど治療法も色々と研究されていますので、早めに専門のクリニックを受診してくださいね。(ビューティ&ダイエット編集部)
2012年03月17日ベネッセコーポレーションが運営するBenesse教育情報サイトは15日、高校生以下の子どもを持つ保護者を対象に実施した、花粉症に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2011年11月2日に、同サイトの小学校1年生~中学校3年生の子供を持つメンバーを対象に行われ、2,632人から有効回答を得た。まず、花粉症の症状がある子供がいるかと聞いたところ、40.7%が「いる」、59.3%が「いない・疑いがある」と回答。次に、子供が花粉症で病院に行く時期を尋ねると、3月が最も多く、その割合は66.2%(「行く」44.1%、「行くこともある」22.1%)。次いで、4月が63.0%、2月が50.1%、5月が44.0%と続いた。また、9月から11月の期間も多かったが、その割合は高い時期でも3月の半分未満だった。子どもが花粉症の時期、どのような対応・配慮をしているかと質問したところ、1位「手洗い・うがい・洗顔(眼)をさせる」65.0%、2位「マスクを着用させる」64.7%、3位「掃除をこまめにする」41.4%との結果に。「その他」の回答として、「空気清浄機の使用」「薬の服用」なども寄せられたという。花粉症は子供の学習に影響はあるかと聞くと、「とてもある」8.5%と「まあある」48.2%を合わせた56.7%が「ある」と感じていることが判明。その理由として、目のかゆみや鼻づまりなどの症状が原因で、学習に集中できないと答えた保護者が多かった。また、症状を抑えるために子どもに服薬させたが、「薬を飲むと副作用で眠くなってしまうから、やはり集中できない」といった意見もみられたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日NPO法人日本ハウスクリーニング協会では、北里環境科学センターの協力の下、2012年の花粉飛散シーズンに、網戸に花粉などの汚れがどの程度付着しているかを調べる網戸残留花粉の実態調査を行い、その中間結果を発表した。今回の調査では、今年の花粉飛散シーズン直前の実態計測として、1月中旬から下旬にかけて、東京都西部、神奈川県東部の一般家庭10件の網戸汚れをガーゼで回収、汚れに含まれる花粉数を計測した。計測の結果、1月下旬から2月上旬の時点で1平方メートル辺り最大約3,700個、平均約744個の花粉が網戸に付着している可能性が明らかとなった。昨年の花粉飛散シーズンから10ヵ月以上経過した1月時点でも残留花粉が検出されたことから、花粉飛散シーズンの3月やシーズン直後の4月には、さらに多くの花粉が網戸に付着する可能性がある。春は花粉や黄砂が飛散し、網戸や窓が最も汚れる季節だが、網戸掃除は寒い年末に行い、網戸を使い始める暖かい季節には掃除をしない家庭が多いのが実情。同協会では、窓を開け網戸を使い始める季節になる前に、春の掃除で網戸をキレイにして、快適な生活空間を作ることを呼びかけている。今後、3月・4月の花粉飛散シーズン中に網戸に付着する残留花粉量も調べ、順次結果を発表していく予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月15日本格的なスギ花粉シーズンの突入に伴い、メガネスーパーは花粉対策メガネシリーズに新たに防御型「カフンメガネ」を追加。全店舗で「花粉メガネセール」が実施される。これまでにもさまざまなタイプの花粉メガネを販売してきたメガネスーパーだが、今年から新たに「防御型カフンメガネ」を追加。今まで以上に微細な花粉から目を守ることを目的としたもので、メガネの上部下部・さらにはサイドの目もとにも透明なフードを設けて顔の曲線にフィットさせた形が特徴だという。顔とメガネの間にすき間ができないようにすることで、花粉やアレルゲンとなる細かな異物を防ぐことができる。価格は度なしタイプで2,100円から(付属レンズは、UVカットレンズを使用)。度付タイプは6,300円から(フレームと度付レンズ)。また、防御型カフンメガネの販売に伴い、メガネスーパー全店舗では「全店舗・花粉メガネセール」を実施する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月13日