スーパーに行くと、5歳の娘は必ず手に取る物を裏返して 「カタカナある?」 と合言葉のように聞いてきます。そして、娘の3時のおやつは、もっぱらきゅうりのぬか漬けをがぶっと少しかじること。このような娘の習慣が定着したのは、義母の呪文の影響です。私も昔から健康には気を付けていましたがそれを上回る強者が現れるとは……。 義母の仕草が娘に与えた影響義実家に遊びに行ったときに、スーパーに一緒に行きました。娘が3歳のころだったので一目散にお菓子売り場に走り出しました。 義母娘が手に取ったお菓子の裏を見て、 「原材料にカタカナがあるでしょう。何が入っているかわからない物はだめなの」 とお菓子を取り上げ、少しでもカタカナが入ってないお菓子を探した結果、干し芋に。 また、義実家には、ぬか床があります。遊びに行くとおやつにはきゅうりのぬか漬けがひと切れ必ず添えられていました。はじめは食べなかった娘ですが今では喜んで食べます。ここで終わればありがたいのひと言なのですが、義母はぬかをおすそ分けしてくれて、娘がぬか漬けを食べている写真送ってねと強い圧をかけてきたのです。そのあとも写真を送らずにいるとメールで催促までしてきました。 娘と麹作り義母は、調味料も手作り。義実家に行くと必ず麹作りをします。娘は、トマトや玉ねぎをミキサーにかけることなどが楽しかった様子。義母は、私の家にミキサーがないことを知ると「すぐに買いなさい」と言い、また写真を送ってねと催促がありました。 義母には常に監視されているような感じがしました。しかし、メールの最後に必ず「あなたたちの健康が一番」という文章が添えられていたので、本当に私たちのことを想うおせっかいなのかなと義母のことが少しかわいくみえてきました。 義母は健康に良いことは、共有というより強要してくるため、唖然としてしまうこともあります。ただ義母の行動を受け身ではなく、ポジティブに捉え、自分が主体的に楽しんで取り組んでみたら義母の言葉も捨てたもんじゃないかと考え方が変化してきました。今では、娘は麹作りやぬか漬けのお手伝いをしてくれるので食育の観点からはとても良い影響かなと捉えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:伊東理恵子4歳の娘と夫との3人暮らし。育休や仕事復帰を経て、10年以上、商社の営業事務に従事。子育てジャンルの記事をはじめ、美容にも関心が高く、美容記事も執筆中。
2023年03月07日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。ある日、「私のせいで、弱い子どもに産んでしまった、ごめん」と、謝ってきた母。幼いころ体が弱ったぷみらさんを心配していました。そして、「そんなこと気にしなくていいのに」と感じていたぷみらさんに、漢方や鍼灸を勧めます。しかし、以前からそのような治療が苦手なぷみらさんは、母の勧めを断ることに……。母の勧めを断ったぷみらさんに、「アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」と、嗚咽しながら号泣する母。「こんなに泣かれたら、断れない」と渋々、母の勧める治療を受けることを伝えると、母は自身の幼少期のトラウマについて話しだしました。 幼いころ体が弱かったものの、そのことを祖母に理解してもらえず苦しい思いをしていた母。「おばあちゃんはパワフルな人間だから、私の気持ちはわからない」と、祖母への複雑な感情を語り……。 母の苦しみを理解しようとする娘は… 「おばあちゃんに否定ばかりされてきた。家で唯一明るかったおじいちゃんは、若くして急死してしまったし……」 自身のつらかった幼少期を振り返る母。 「出来の悪い私を自分の思い通りにしたかったんだと思う……」「私はそれが嫌だった!!」 母は語気を強め、ぷみらさんに訴えます。 「とにかくアンタには私みたいなつらい思いはさせたくないのよ」とぷみらさんに、涙ながらに治療を勧めた理由を話す母。 「そっか……。お母さんはずっと否定されて、おばあちゃんの理想を押し付けられていたのか……」 ぷみらさんは、母の言葉にさまざまなことを納得するような気持ちで、話を聞きます。 「だから鍼灸と漢方……頑張ろう!!」 「そうくるかぁぁぁ」 祖母の場合は、ただ自分の価値観を押し付けていただけ。しかし、母の場合は悪意はなく、ぷみらさんを思う善意でした。 「わかったよ……」 「私が我慢すればいいか」と、ぷみらさんは母の話を受け入れるのでした。 「アンタはどんくさいね。こんなこともできないの?」そんな言葉をかけられて育ったぷみらさんの母。親に否定されるようなことばかり言われるのは、本当につらいことですよね。母はそのことが心に引っかかり、「私みたいな思いをさせたくない」と、ぷみらさんの気持ちを置き去りにしてまでも、過剰に心配しているように思います。 子どもに対する接し方は、家庭でさまざま。“褒めて伸ばす”、”厳しく言い聞かせる”など、いろいろな考え方があるかと思います。皆さんは子どもと接するとき、どのようなことを心がけていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月06日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。中学生になり、いわゆる“反抗期”を迎えていたぷみらさんは、母の愚痴聞きがおっくうになり、「後にして」と拒否することも。その反面、家事などをしてくれる母に感謝の気持ちもあり、愚痴聞きを拒否するたびに、罪悪感を覚え、苦しさを感じていました。そんなある日、事件が起きます。いつものように母と祖母がケンカする声が聞こえ、ぷみらさんが駆けつけると、調理器具を凶器のように構え、罵り合っている2人が……。 「もう○んでやる!」と興奮する母に対し、煽るように怒鳴りつける祖母。ぷみらさんは、一触即発の状況に焦りながらも、「ここは慎重に」と仲裁に入ろうとしますが……。 興奮状態の母と祖母をなだめようと… 「まずは包丁を元の位置に戻そう?」 「お母さん今興奮してるから、いったん部屋に戻ってもらっていい?」 興奮状態の母と祖母をなんとかなだめようとする、ぷみらさん。祖母を部屋に戻し、母の話を延々と聞いていると、母は少しずつ落ち着きを取り戻しました。 「アンタがいるから、私は○ぬのを我慢してる……」「子どものために、この家を出るのも、我慢してるのよ。お父さんだって助けてくれない……。本当は離婚したいけど、我慢してるの」 母の涙ながらの言葉に、ぷみらさんも本心が溢れ出ます。 「お母さん……。我慢しなくていいよ。この家を出ても、お父さんと離婚してもいいよ。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」 ぷみらさんは母を想い、自分の気持ちを伝えるのでした。 「アンタのために我慢している」そんな母の言葉に、「お母さんには笑顔で、自分の望むように生きてほしい」と伝えたぷみらさん。親にとって子どもは何よりも大切な存在です。それゆえ、つい“子どものため”と、自分を追い込んでしまうことがあるのかもしれません。しかし、ぷみらさんの言葉のように、子どもにとって重要なことは、“親が笑顔でいること”なんですね。子どものためにも、親自身が自分を大切に、笑顔でいられるような考え方ができるといいのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月01日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんは、「アンタのために頑張っている」という母の言葉に応え、愚痴を聞くことを使命のように感じていました。ぷみらさんが中学生になっても家庭の状況は変わらず、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。しかし、いわゆる“反抗期”のぷみらさんは、母の愚痴聞きを拒否することが増え、母に対しイラ立ちを覚えていました。それと同時に、家事などをしてくれる母に、感謝の気持ちもあるぷみらさんは、愚痴聞きを拒否するたびに、罪悪感を覚え、苦しさを感じていました。 そんなある日、事件が起きます。 怒鳴り声の先に、まさかの…!? ある日、家でいつものように怒鳴り声が聞こえ、駆けつけたぷみらさん。 「今度は何でまたケンカしてるの?」 声をかけると、衝撃の光景が目に飛び込みます。 母と祖母が調理器具を相手に向かって、凶器のような持ち方で構えていたのです。 「ちょっと……。落ち着こうか、2人とも……」 一触即発の状況に、焦りながらも冷静に対応するぷみらさん。 「もう○んでやる!」 「勝手に○んどけ! せいせいするわ!」 いつにも増してヒートアップする2人に、「慎重にいかないと……」と、ぷみらさんは頭を抱えるのでした。 家族間のケンカの仲裁をしようとしたぷみらさん。ケンカがヒートアップしてしまったようですが、包丁を構えている母の姿を見るのは、衝撃的ですよね。ひとつ屋根の下、生活を共にする家族。程度の差こそあれケンカが起こってしまうのは、しょうがないことではないでしょうか。皆さんは家族とケンカをしていまい、思いかけずヒートアップしてしまったことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月27日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんは、「アンタのために頑張っている」という母の言葉に応え、愚痴を聞くことが使命のように感じていました。小学6年生のとき、「マンガ家なんか」と母に自分の夢を否定されたぷみらさん。友だちの家に遊びに行った際、笑顔で子どもの夢を応援する仲のいい家族の様子を目の当たりにし、羨ましく思うことも……。 ぷみらさんが中学生になっても家庭の状況は変わらず、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。しかしぷみらさんは、以前のように母の望むようなかたちで、愚痴を聞くことはありませんでした。 中学生になり、反抗期到来…!? 愚痴を言いに来る母に、「部活や塾で疲れてるから、愚痴は後にしてくれる?」と、母に伝えたぷみらさん。 すると母は、「話くらい聞いてくれたっていいじゃない!」とぷみらさんに怒りをぶつけます。 「毎日聞いてるよ!たまには休ませてよ!」 ぷみらさんが言い返すと、「私はアンタら子どものために、この家で我慢してるのに!」と、母はヒートアップ。 以前のぷみらさんなら、母の愚痴に耳を傾けていたかもしれません。しかし、中学生になり、反抗期が到来。 「うっせーーーー!」 ぷみらさんは、母の愚痴聞きを拒否することが増えました。 「愚痴を聞かされるこっちの気持ちは、いつも無視。家事をしてくれることに、感謝はしてるけどさ……。ヤダヤダ! 気持ちがぐちゃぐちゃ!」 母に対しイラ立つ気持ちはあるものの、同時に罪悪感を抱いてしまい、ぷみらさんは苦しさを感じるのでした。 中学生になり、「今は愚痴を聞けない」と母にはっきり伝えるようになったぷみらさん。母に感謝している部分もあり、罪悪感を覚えてしまいます。ぷみらさんは“反抗期”と表現していますが、自分の気持ちを無視され、毎日愚痴を聞かされる状況に、拒否反応が出るのは当たり前のように思います。 わが子の反抗期、「できればこないで!」なんて思ってしまいますが、皆さんはいかがですか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月26日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。それに応えるように、ぷみらさんは母の愚痴聞きをしていました。そして、「お母さんにもっと笑ってほしい」と考えたぷみらさんは、学校であったおもしろい話をしたり、プレゼントをしたりと、母を喜ばそうと試行錯誤します。家族の中でも、完璧主義の祖母に目の敵にされていた母。祖母とケンカし、悲しでいた姿を目の当たりにしていたぷみらさんは、母と祖母の仲を取り持つため、「私が祖母と仲良くなれば、母との関係もよくなるかも!」と考えます。 外でいい顔をしていた祖母は、地域の人からの評判はよかったものの、家では地域の人たちを見下していました。そんな姿を見ていたため、祖母に懐くことはなかったぷみらさんですが、「母のため」と行動することに。誕生日が近い祖母にプレゼントを渡すため、何が欲しいか聞いてみると……。 「喜んでもらえた!」と安堵するも… 「ダイヤのネックレスが欲しいかな!」 笑顔で答える祖母に、「それは無理……!」と心の中でつっこむぷみらさん。 「もっと安いもので何かないかな……?」と尋ねると、祖母は「強いて言うなら、ボールペンかな?」と答えます。 お小遣いで買える範囲のリクエストに、張り切るぷみらさん。さまざまな文具店で、使いやすそうなボールペンを探し、祖母の誕生日を迎えました。 「おばあちゃん、誕生日おめでとう!」 プレゼントを渡すと、「ボールペン! わざわざ買ってくれたの? ありがとう」と笑顔を見せる祖母。 「よかった……! 喜んでもらえた……!」 祖母に自分のプレゼントを喜んでもらえたことで、母と祖母の仲が少しは改善されるかもしれないと、期待していたぷみらさん。しかし、その程度で2人の関係が変わるこはありませんでした。 そして、プレゼントしたボールペンはほとんど使われないまま、机の下に落ちていたのです。その後も、ぷみらさんは祖母に何度かプレゼントをしますが、使ってくれることはほとんどなく、そのうちプレゼントをしなくなるのでした。 祖母に「何か欲しいものはある?」と、誕生日プレゼントの希望を聞いたぷみらさん。たくさんあるボールペンの中から、使いやすそうなものを一生懸命、選びました。大切な家族に渡すプレゼントは、考える時間も楽しいですよね。皆さんは、家族にプレゼントをするとき、相手に「何が欲しい?」と希望を聞きますか? それとも、サプライズしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月22日付き合ってしばらくすると意識するのは結婚。しかし、彼のお母さんと合わないと感じている場合、二の足を踏んでいる方もいるのではないかと思います。そこで今回は、星座別に「姑との相性が良い星座ランキング」というテーマでお送りします!■第6位:うお座とにかく優しいうお座の方。姑にもその優しさや愛らしさから可愛がられるでしょう。しかし、少し頼りなく見られてしまい過干渉と呼べるような事をされる事をされてしまうかもしれません。しっかりした一面も見せる事が大切です。■第5位は:おうし座金銭管理をするのが得意で料理も得意なのがおうし座の方。しっかり物の貴女に姑も安心するでしょう。料理については姑も嫉妬してしまうような出来栄えの物を作れるかもしれませんね。■第4位は・・・第4位はふたご座。コミュニケーションを取ることが好きなふたご座の方、姑とも仲良くなれる可能性の高い星座の方です。話し好きな姑と相性が良いでしょう。(銀鏡/占い師)(ハウコレ編集部)
2023年02月22日オーストラリア人の夫・マイケルと結婚し、オーストラリアに移住したサマ子さん。出産前は義両親との距離感もほどよく取れており、良好な関係を築けていましたが、出産後状況が一変! 次第にサマ子さんは身も心も追い込まれてしまうことに……。義両親からの過度な干渉にストレスを感じていたサマ子さん。そんな日々のなか、どうにか無事に第一子を出産することができました。息子を出産し、家に帰ってきたサマ子さんでしたが、義両親が毎日のように居座ることでどんどんストレスが溜まっていく一方。そんなとき、産後の家庭訪問に来ていた助産師に診療カウンセリングを勧められます。「この子は私の娘よ!」とカウンセリング室についてきた義母に…病院に同伴しただけでは済まず、カウンセリング室にまで入ろうとする義母。せっかくのカウンセリングなのに私はさらにストレスが溜まるばかり。しかし、暴走する義母に対してカウンセラーも一枚上手のようで……? カウンセラーが義母に外へ出るよう促しますが、義母は「この子は私の娘だから大丈夫!」といってカウンセリング室から出ていきません……。 この状況ですべてを察したカウンセラーは、義母にきっぱりと外で待ってもらうように言ってくれました。 そして、カウンセラーにしっかり話を聞いてもらい、スッキリしたサマ子さん。問題が解決したわけではありませんが、話を聞いてもらい、今後どうしていくかの選択肢が明確になりました。 しかしカウンセリング後、サマ子さんの帰りを待ちわびていた義母からの質問ラッシュ。せっかく話を聞いてもらってスッキリしたばかりなのに、ストレスの元凶となる義母の干渉は相変わらずのままでした……。 産後は心も体も疲れているので、しっかりケアしたいところ。家族などの身近な人に相談して解決していく方法をとるだけでなく、サマ子さんのように、その道のプロに頼ることで解決の糸口が見つかることもあるようです。 自分たちの力で解決できない問題には、専門家に相談してみるという選択肢もあると考えると、心も少しラクになりますよね。著者:マンガ家・イラストレーター サマ子オーストラリアのシドニーで、イタリア系オーストラリア人の夫と息子(2019年生まれ)、娘(2023年生まれ)とうさぎと暮らす万年ホームシックママ。義両親とのいざこざや子育て、周囲で起こったトンデモ話などのマンガを描いています。
2023年02月21日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ケンカをすると、「もういやあああ!」と泣き叫ぶことが多かった母。ぷみらさんは、その声が聞こえるたびに、母の愚痴を聞きに行くことが日課になっていました。「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。それに応えるように、ぷみらさんは母の話し相手になっていました。 家族の中でも、完璧主義の祖母に目の敵にされていた母。祖母とケンカして悲しむ母の姿を目の当たりにしていたぷみらさんは……。 母と祖母の仲を取り持とうと… 「どうすれば祖母と母が仲良くなるか……」 10歳のぷみらさんは、母を想い、毎日のように続く祖母とのケンカを解決する糸口を、探そうとしていました。 「おばあちゃんと仲良くなろう大作戦!」 自分が祖母と仲良くなれば、母との関係もよくなるかもしれないと、考えたぷみらさん。しかし、祖母は仕事や地域の社会貢献に力を入れていて、あまり家におらず、ぷみらさんが遊んでもらうこともありませんでした。 外でいい顔をしていた祖母は、地域の人からの評判はいいものばかり。しかし、「地域の人、本当にどんくさいの。私がいなきゃ何もできない人たちだわぁ」と、家では他人を見下す発言をしていた祖母。 祖母を反面教師として、懐くこともなかったぷみらさんですが、「私が母と祖母の間に入れば、何か変わるかも」と行動することに。 誕生日が近い祖母にプレゼントをするため、何が欲しいか聞いてみると……。 「ダイヤのネックレスが欲しいかな!」 笑顔で答える祖母に、ぷみらさんは開いた口が塞がらないのでした。 幼いながらに祖母に対し、「あんな大人にならないようにしよう」と思っていたぷみらさん。皆さんは、“子どもは思っている以上に、周りの大人のことをよく見ている”と感じることはありませんか? ぷみらさんが祖母に対して抱いた感情のように、子どもにとって反面教師にはならないよう、気をつけたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月21日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、いつも怒っているか泣いているかのどちらか。そんな母の愚痴を聞くことを使命のように感じていたぷみらさんですが、毎日のように続く愚痴に「しんどい」と感じるように。ある日、いつものように愚痴を話しにきた母に、「今はちょっと……」と言葉を濁してしまいます。すると母は、「アンタのために頑張ってるのに、愚痴も聞いてくれないんだ」と涙を流しました。焦って母に駆け寄り、謝るぷみらさん。「お母さんを悲しませてしまった。お母さんに笑ってほしい。私には何ができる?」と自分を責め、頭を悩ませます。 母に笑ってもらいたい一心で、学校であったおもしろい話をすると、母は笑顔でその話を聞いてくれました。「もっと笑ってほしい!」と考えたぷみらさんは、以前、母に絵を褒められたことを思い出し、母の日に似顔絵をプレゼントしますが……。 間違えた…?似顔絵のプレゼントに母は… 母に似顔絵を渡したぷみらさん。 「絵か……。絵なんかもらっても、ねぇ……。もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」 ぷみらさんは、似顔絵なら母に喜んでもらえると信じていました。しかし結果は、期待していた反応とは真逆のもの。 「あぁ……私、間違えた」 「お母さんを喜ばせられなかった」と、ぷみらさんは肩を落とします。 それ以降、母の望むものを間違えないよう、母の日には希望を聞くようになりました。そして、このころから相手の“正解”を探す癖がついたぷみらさん。 「相手の正解なんて、相手の気分で変わるのに。その正解に辿り着くのに、必死だった」 ぷみらさんは気づかぬうちに、“自分の気持ちを置いてけぼりにする”ことが普通になってしまうのでした。 ぷみらさんは、幼少期に体験した母の日の出来事をきっかけに、相手に合わせ、自分の気持ちをおざなりにするようになってしまいました。子どもにとって親のリアクションは、強く印象に残るものだということに気づかされるエピソードではないでしょうか。子どもが起こすアクションに対して、毎回全力で答えることは難しいですよね。しかし、少なくとも子どもの心が傷つかないよう、否定的な言葉で返すことは避けたほうがいいのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月20日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。特に完璧主義の祖母に、目の敵にされていた母。「掃除も満足にできないの?」と嫌みを言われ……。指で机をなぞりホコリを確かめ、嫌みを言う祖母に、「育児と家事で大変なの」と言い返す母。すると祖母は、「居候の分際でえらそうに! 土下座して謝れ!」と怒鳴りました。その言葉に激怒した母は、ぷみらさんの「行かないで!」という言葉を無視して、家を出てしまいました。 急な出来事に困惑するぷみらさんが、父に助けを求めると……。 家に居場所がないと感じる母は… 「まぁそのうち帰ってくるだろ。あいつは本当にめんどくさいな……」 「お母さんが家出した! どうしよう!」と部屋に駆け込んできた娘を、軽い言葉であしらう父。そして、「心配だったら電話したら?」と、母に電話をかけるよう勧めます。 「え、お父さんは電話しないの?」 「お父さんが電話するより、ぷみらがするほうがいいから」 そう言いながら、ほほ笑む父。理由がわからないながらも、ぷみらさんは携帯電話を手に取ります。 「はい」 母が電話に出て安堵するぷみらさん。 「お母さん、大丈夫?」 「家にいたら、おばあちゃんも、お父さんも責めてくる……」 涙声の母をなぐさめつつ、母が帰ってくるのか気が気ではないぷみらさんは、「お母さん、帰ってくる?」と尋ねます。 「……帰るよ」「子どもがいるから。アンタらのために私は生きてるから……」 家で居場所がないと感じる母は、ぷみらさんや妹が生きる理由になっていたのです。 家族とケンカが絶えず、苦しさを感じていたぷみらさんの母。家を飛び出すも、「子どものために、帰る」という信念があったようです。何かつらいことがあったときに、“子どものためなら頑張れる”と乗り越えられた経験がある方も多いのではないでしょうか。子どもが成長していく過程で、大変なことを乗り越えながら、親自身も成長していくのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月15日日常生活を送るなかで、さまざまな方との出会いもあるもの。しかしなかには、対応に困るような方もいるようで……。そこで今回は、実際にあった“迷惑な人に遭遇したエピソード”をご紹介します!先輩の男性に……ハンバーガー屋さんで働き始めたころのこと。仕事内容を教えてくれる男性がいたのです。その男性は、丁寧にわかりやすく教えてくれました。しかし「俺のやり方のほうがいい」と、押し付けてきます……。慣れてきたころも仕事のやり方ひとつひとつに指摘されて、本当に迷惑でした。(27歳/主婦)押し付けられて……職場の先輩に仕事のやり方を押し付けられ、仕事をするたびに注意された体験談……。皆さんなら自分のやり方を押し付けてくる人がいたら、どう対応しますか?※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月27日占いにハマりすぎて、息子夫婦の子作りも勝手に占い師に相談して口出しをしてくる義母に頭を抱えていた綾さん(仮名)。夫に相談してもらちが明かず、綾さんはついに我慢の限界を迎え、精神的に不安定な状態になってしまいました。限界まで追い詰められた綾さんは、ある行動に出ることに…。義母の過干渉に悩まされた30代妻の衝撃的な体験を、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。離婚覚悟で「引っ越しか離婚」を夫に迫った妻「何度夫にお願いしても義母と私の間には入ってくれなかったことで、私のメンタルはどんどん追い詰められてしまって…。思い切って親友に相談をしたら『ぶっちゃけ離婚してもいいんじゃない?』って言われたことをきっかけに、私も覚悟を決めて環境を変えなくちゃダメだと気づいたんです。それで、夫には『ここを引っ越して義実家と物理的に距離を置くか、それができないなら離婚して』と話をしました。勢いで話したのではなく、もしも離婚ってことになったら子どもと私が路頭に迷わないよう、きちんと貯金や収入も計算した上で、覚悟の提案でした」まさか「離婚」という言葉が妻から飛び出すとは思っていなかったのか、この日を境に夫も「ことの重大さ」に気づいたかのような雰囲気になったと話す綾さん。しかし、引っ越すと言っても既にローンを組んでマンションを買ってしまっていた綾さん夫婦にとって簡単なことではなく、夫婦の話し合いは難航したそうです。「夫は最初のうちは『母親が過干渉なのは理解した。でも、結婚したんだから義実家にある程度、合わせるのは仕方のないこと。もう少しテキトーでいいからおふくろと話を合わせてくれよ』などと言っていましたが、私は既に覚悟が決まっていたので『それならば離婚だね』と言うしかありませんでした。私の覚悟が本気だというのを夫にわからせるためにも、ゆるくではありましたが私と子どもが出ていく準備も始めて、いよいよ離婚するしかないかな…と諦めかけたときに、夫が『この家を売って引っ越そう』と言ってくれて状況が変わったんです」マンションを売却し義実家と距離を置けることに「マンションはすぐに売れず、最終的には希望価格よりも結構な値下げをしないと売れなかったので、購入価格よりも売却価格が低くなりました。今は賃貸暮らしをしていて以前よりも家は狭くなりましたが、義母と物理的に距離をとれたことでストレスが消えたので、私としてはハッピーな方向に転じたと思っています。それ以来、義母は物理的に距離が離れたことで関心が薄れたのか、そのうち子作りに意見をしてくることはなくなりました。今はコロナ禍ということもあって、義実家にも顔を出していません。夫は家が狭くなったことや、せっかく買ったマイホームを手放したことに不満を抱えているようですが、私はまた少し経ったら家を買えばいいと思っているし、あのとき思い切って夫に二択で決断を迫ってよかったと思っています。義母と距離を置けないままだったら、間違いなくあのとき離婚をしていたはず。渋々だったとはいえ、夫が家族と引っ越す方を選んでくれたことに感謝をしています」問題を解決するときに、全てが思い通りに進むことはまれでしょう。綾さんの場合は経済的な損失はあったものの、一番の問題だった“義母との距離”を解決できたことで、ストレスを解消できたそうです。義実家問題は夫との温度差が生じやすいだけに「どこまで本気で悩んでいるのか」を夫にきちんと伝えることも、問題解決の糸口になるかもしれません。©SetsukoN/gettyimages©kazuma seki/gettyimages文・並木まき
2022年12月31日親切心からくる行動がときには人を傷つけてしまうこともあるのです…。今回はそんな“お節介が過ぎた人”をテーマにした漫画「義母のせいで結婚式を中止にした話」を紹介します!『義母のせいで結婚式を中止にした話』いとこ・ヒイラギの結婚式に参列した主人公のユリ。しかし新婦のアカネが「ヒイラギのサプライズ」に激怒したことで式は中断…。実はその裏には義母・アザミの「いき過ぎたお節介」に理由があったのです。ユリは叔母であるアザミの異常性に気づいていたため、いろいろアドバイスをしたのですが…?暴走する義母その後アカネはヒイラギと離婚することに…。「2人の離婚してしまったのは私のせい!」とアザミはアカネに謝罪するため暴走してしまうのです…!警察のお世話にもなり、周囲の人間に迷惑をかけまくるアザミに親族もドン引き…。そんな母親を止めきれないヒイラギとともにアザミは寂しい終わりを迎えるのです…。一方アザミから逃げ切ったアカネは新たな幸せをつかみ取り、一連の騒動は幕を閉じるのでした。過干渉すぎる振る舞いに唖然…本人が親切のつもりでやっていることでも、相手がしっかり納得できていない行動は迷惑になってしまいます。相手の気持ちを汲み取った上で行動できるように心がけたいものですね!(lamile編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月23日赤ちゃんが生まれて義母とギクシャクした関係になってしまいましたが、振り返ってみると、一番助けてくれたのは義母だと気付いたママ。義母の還暦祝いの場を借りて謝罪と感謝の気持ちを伝えたそうです。子どもを産んでから約2年間。子育てに口を出してくる義母が嫌でたまりませんでした。あれから6年。今では冷たく接したことを後悔しています。謝りたい、感謝したい。そんな機会がやってきたのが、「義母の還暦祝い」でした。子育てに干渉されることがストレスになり、日に日に義母に対しての接し方が冷たくなる私。このままではいけないとわかっていても、当時は自分の気持ちを抑えることができませんでした。そんな私の態度を義母は恐れ、必要以上に干渉してこなくなりました。 義母が子育てに干渉してこない代わりに、いざ助けを得たいときにお願いしづらくなりました。当然、冷たい態度を取った自分が悪いのですが、産後特有の気持ちも理解してもらいたかった……。 あれから6年、私は当時のことを謝れないままでいました。そこで義母の還暦祝いに気持ちを伝えようと決心! お店を予約し、家族全員で食事をしました。義母は終始にこやかでした。 ドキドキしながら「謝りたいことがあるんです」と切り出し、当時冷たい態度を取ったことを謝りました。そして言葉に表せないくらい感謝の気持ちでいっぱいだということも。義母を見ると涙が頬を伝っていました。 義母は「こちらこそ干渉し過ぎて悪かった」と言ってくれました。今まで胸につかえていた気持ちが軽くなった気がしました。食事の最後に撮った家族写真には、泣いて目を腫らした義母と私が。これもいい記念になったのかなと思っています。 原案/田中由惟作画/やましたともこ
2022年11月21日職場の人間関係が悪化することで、会社に行きたくなくなることもありますよね。過干渉な女性上司の存在に苦しみ、出社をするのが困難になってしまったという30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。異動で配属になった女性上司の性格に問題が…「入社して8年目のときに、異動で私の上司になった女性が本当にひどい性格の人でした。いわゆる“お局”的な存在で、後輩女性からはかなり嫌われていたようですが、仕事はデキるのでやたら出世は早かったです。私はもともと人間関係の構築には自信があったので、どんな人が私の上司になっても『うまく付き合えるだろうし、まぁ大丈夫かな』と思っていたんです。ところが、上司からの過干渉は、私の想像をはるかに超えるものでした…」こう話すのは、30代の佳織さん(仮名)。この上司の行動は、最初のうちは「どんな家に住んでいるの?」「ご両親はどんな人?」といった程度の干渉だったものの、だんだんと佳織さんの私生活に対して踏み込んだ質問をしてくるようになったのだそうです。部長を誘惑するような指示を出され…「女上司は『付き合っている彼はいるのか』、『彼とはどんなデートをしているのか』などとプライベートのことも聞いてくるようになりました。さらに、社内の人間関係にも口出しをしてきて、『さんは性格が悪いから口をきかないほうがいい。これは上司としての命令です』とか『部長は若い女性と不倫をしたがっているらしい。不倫まではしなくていいけど、あなたが色気を出せばうちの部署にいいことがあるかもしれないから、そうして』などと、メチャクチャな要求までしてくるようになったのです」突然、体が動かなくなり…パワハラと捉えられるような発言をされても女上司といい関係をキープすることが、仕事にもいい影響を与えると考えていた佳織さんは、上司からのメチャクチャな要求に応えたり、上手く受け流すようにしていたとのこと。プライベートな質問にも笑顔で接し、上司との関係を壊さないように気をつけていたと話します。「しかし、そんな日々が続く中で、表面的には平然と振る舞っていた私も、心ではけっこう無理をしていたみたいで…。ある日いきなり『もう、会社に行きたくない!』となってしまい、体が動かなくなってしまったんです」自分でも気づかないうちに、かなりの無理をしてしまっていた佳織さんは、その日を境に体調を壊し、会社を休みがちになってしまったそう。それでも無理をして会社に行き、上司との関係にも気を遣って自分を騙しながらも生活を続けていたそうですが、だんだんと深刻な事態に陥りました。「会社に行きたくないと思ってから、完全に行けなくなるまで1か月もかかりませんでした。だんだんと体の調子が悪くなって、そのうちに“めまい”で起き上がれなくなったり、会社に行こうと思うと体が重く感じてお腹が痛くなったりもしました。無理をして会社に行けていた日もありましたが、だんだんと無理もきかなくなり、会社を休む日が増えていきました」そして気づけば、1週間のうちに1日も会社に行けない日が続いてしまった佳織さん。「このままでは、仕事を失ってしまうかもしれない」という恐怖を抱えながらも、上司の顔が頭に浮かぶと強烈な体調不良に見舞われるという日々を送っていたそうです。どんなに仕事が好きでも、職場の人間関係が原因で予期しないトラブルに見舞われることもあるでしょう。佳織さんのように直属の上司に問題があると、自分だけではどうしようもできない悩みに直面することだってあります。早めに身近な人に相談し、第三者も交えて対処できればベストですが、職場の雰囲気や上司との関係性によっては難しいこともあるのが現実ではないでしょうか。©fizkes/courtneyk/gettyimages文・並木まき
2022年10月22日「『舞いあがれ!』で、母親役を務める永作さんの演技が、『わが子のことを思い、つい過干渉になってしまう母親そのものに見える』と話題に。また『52歳とは思えない』とその美貌にも注目が集まっています」(スポーツ紙記者)NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で主人公の母親を好演している永作博美(52)。初めての朝ドラ出演にもかかわらず、現場では後輩たちをサポートしていると、NHK関係者は明かす。「永作さんは主演で意気込む福原遥さん(24)を、的確にフォローしているそうです。大阪で行われている朝ドラの収録のため、主要キャストは長期間“単身赴任”しています。永作さんは、福原さんに健康維持のための自炊を勧めたり、演技について相談相手になったりしていると聞いています」撮影現場で福原の“母”を全力で演じている永作。実生活では’09年に映像作家の内藤まろ氏(52)と結婚し、12歳の長男と9歳の長女を持つ母親だ。’15年には、目標としたいママ・憧れにしたいママが選ばれる「ベストマザー賞」も受賞している。公私ともに絶好調の永作。しかし、ある悩みがーー。夫である内藤氏は、’22年9月13日に更新した自身のブログ「ヨダか管理人・内藤まろのブログ」で、こう告発している。《永作博美の国籍デマ、しつこい。永作博美と韓国(ときに中国)と結びつけようとする、奇妙な運動、あの手この手で10年近い》10年もの間、第三者によって、国籍についての虚偽情報がインターネット上に掲載され続けているというのだ。憤りを隠さない内藤氏のブログによれば、’13年には発信者を特定するために情報開示請求も行ったという。悪意のある偽情報がインターネット上で拡散することは社会問題にもなっている。総務省の委託事業である「違法・有害情報相談センター」が受け付けた誹謗中傷などの相談件数は、’21年度には約6千300件にのぼり、この10年間で4倍に増加。レイ法律事務所の河西邦剛弁護士が、ウェブ上での虚偽情報流布問題の実状について説明する。「ネット上に掲載される虚偽情報は、SNSユーザーの増加に比例して増えていますね。当事務所への相談件数も4~5年前と比べて、4~5倍に増えています」さらに河西弁護士は「一般人と違って芸能人の偽情報は広まりやすい特徴があります」と続け、こう説明する。「芸能人のニュースがメディアで報じられると、ツイッターや5ちゃんねるで、さらに広がっていきます。その過程で噂レベルだった投稿もなし崩しに拡散され、それを信じてしまう人も出てくるというのが非常に多いケースですね」ドラマでは強い母性を見せ続けている永作。デマに負けず視聴者に感動を与え続けてほしい。
2022年10月19日第二子に向けて妊活をするものの、なかなか授かることができなかった麻里香さん(仮名)。頻繁に妊活の様子を尋ねてきた義母は、毎日のように麻里香さんにプレッシャーをかけ、過剰な干渉をしてくるように。さらには、子作りのために「ラブホテルに行ってこい」とまで指図され、麻里香さんのストレスは頂点に達します。妊活に過干渉する義母とどのような決着を迎えたのか、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。義母の実態を知った夫が大激怒!「それまで夫は義母のことにずっと無関心で、私が義母に関する文句や愚痴を言っても『まぁ仕方ないよね』と、愚痴は聞いてくれるけど行動には移してくれないタイプでした。だけど、妊活のことで私がストレスの限界を迎え、夫との子作りにも嫌悪感が湧いてしまっていることを伝えたら、夫の態度が急変したんです。夫も2人目の子どもを早く欲しがっていたので、私が義母からされている干渉の数々を伝えたら『俺の知らないところで、そんなにひどいことまで言われていたのか…』と絶句してしまって。そして、その日のうちに夫が義母に対して電話をして、私の目の前で大激怒してくれたんです」普段はおとなしい息子から怒鳴り散らされた義母は、よほど驚いたのか、その日を境に麻里香さんに妊活に関する干渉をしてくることはなくなったそう。麻里香さんは再び平穏な日々を取り戻したとのことでした。まずは心の健康を優先「義母からの干渉が止まっても、子作りへの嫌悪感みたいなものは消えなくて。妊活のことを考えるだけで、当時の嫌がらせが蘇ってきちゃうんです。それで、夫ともしっかり話し合って、いったんは妊活をストップすることに決めました。無理をしてもいいことはないだろうし、かえって私のストレスが増えても良くないよねってことになったんです。今はもう、2人目の妊活をしようとは思っていません。もちろん自然に授かればそれがベストだけれど、私たち夫婦が妊活として子作りに取り組むことはもうないと思います。義実家とは夫が激怒した日以来、関係も疎遠になりました。おそらくもう私と義母との関係が良くなることはないと思いますが、あのとき夫が全面的に私の味方をしてくれたことが自信にもなりました。この人となら一生を添い遂げていけるなって思えたので、夫婦の絆は強くなったように思います」妊活をめぐって義実家との関係が悪くなるケースもあるでしょう。話し合いでは改善できないレベルまで問題が深刻化してしまったとき、麻里香さんのケースのように、夫が間に入って妻を守ってくれると心強いですね。©Cultura RM Exclusive/Twinpix/Westend61/gettyimages文・並木まき
2022年10月15日妊活に口出しをする義母がいて、大きなストレスを抱えている人もいるのではないでしょうか。妊活中に義母の過干渉に悩まされたという麻里香さん(仮名)もその一人。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、麻里香さんの体験談をご紹介します。2歳差で2人目妊活に励むも恵まれず麻里香さんは結婚1年目に第1子を妊娠。子どもが2歳になったときに「そろそろ2人目を…」と夫婦で妊活に励むも、なかなか恵まれないことに悩んでいたそうです。日頃から義母にも妊活について話をしていたとのことで、授からない期間が長くなるにつれて義母が夫婦のことに口出しをしてくるようになったのだとか。「義母も最初のうちはそこまでうるさくなかったのですが、妊活をスタートさせて3か月が過ぎたくらいから『まだできないの?』『子どもは多いほうがいいのに、何をモタモタしているの?』と、私への批判的な発言が増えました。こっちだって授かりたくて努力をしているのに、だんだんとプレッシャーをかけてくる頻度も増えて、その発言の内容もデリカシーに欠けるエグめの発言が増えてきたんです」義母は、わざわざ麻里香さんに電話をしてきて妊活の様子を尋ねてくるなど、ただでさえ負担を感じていた麻里香さんをさらに追い込むような態度を続けます。ついに麻里香さんは義母からの電話に出たくないと思うまでに。しかし電話を無視すると『なぜ電話に出ないの?』としつこくLINEをしてきて、義母のしつこいプレッシャー行動は毎日のように続いたそうです。「ラブホテルに行ってこい」と指示する義母「妊活を始めて半年が過ぎても授からなかった私たちに、義母はしびれを切らしたようで『子どもを預かっていてあげるから、ラブホテルに行ってきなさい』とまで言うようになりました。そんなことまで踏み込んでくる義母の発言には、かなりの嫌悪感がありました。でも言い返すとさらに面倒なことを言ってくるので、私は黙って我慢するのみでしたね」そんな我慢を続けていたある日、麻里香さんのストレスは限界に達します。夫と妊活をしようとするたびに義母の顔や声が頭に浮かぶようになり、夫と体を重ねることも困難になってしまったのです。「このままでは妊活ができないどころか、私がおかしくなってしまう」と感じた麻里香さんは、夫に直訴をすることに。そして、この直訴をきっかけに麻里香さんの周囲は大きく動き出すことになりました。孫の顔が見たい、後継が欲しいといった理由から、息子夫婦の妊活に過剰な口出しをする義母もいるようです。放っておくとエスカレートしやすいことも。早い段階で夫に事情を理解してもらい、義母との間に入ってもらうことが改善への糸口かもしれません。©laflor/fizkes/gettyimages文・並木まき
2022年10月15日大切なわが子が幸せになるように、楽しく過ごせるように、傷ついたり悲しんだりしないように、親はいつでも心配してしまうものです。しかし、必要以上にかいがいしく世話を焼いたり、親の意見を押しつけたりするようなら、「過干渉」だと言わざるを得ないでしょう。今回は、子どもの将来にも影響を及ぼす「親の過干渉」の危険性について解説します。「私って過干渉?」と不安な方は、最後の「過干渉チェックリスト」をぜひ参考にしてみてくださいね。「過干渉」と「過保護」の違いは?よく混同されがちな「過干渉」と「過保護」ですが、調べてみると大きな違いがあるようです。公認心理師としてメディアなどで活躍する佐藤めぐみ氏の見解をもとに説明します。過干渉:親の理想や期待を子どもに押しつけること親の願望を子どもに押しつけたり、子どもの人生をコントロールしたりするのが「過干渉」です。佐藤氏によると、子ども自身が望んでいないことについて、過干渉な親は自分の価値観を基準にして「やってあげなければ」と思い込んでしまう特徴があるそう。そのため、親は自分が過干渉なことに気づきにくいとのこと。また、「子どもの失態や過ちが自らの評価に影響する」という不安を抱いている親も多く、子どものためではなく自分のためという思いも潜んでいるそうです。過保護:親が子どもを過剰に保護すること一方で「過保護」とは、親が子どもを過剰に保護することを指すと、佐藤氏は言います。まわりからは「子どもを甘やかしてる」と指摘されることもあるかもしれません。ですが、「過保護は自立の芽を育て、過干渉は自立の芽を摘む」と精神科医の故・佐々木正美氏が断言しているように、過保護は決して悪いことではありません。むしろ、親が欲求に応えてあげることで、子どもは「自分の願いを叶えてくれた」と満足し、自然と自立への道を進んでいくのです。過干渉も過保護も、どちらも「子どもに何かをしてあげる」という点では同じです。しかし佐藤氏は、過干渉な親の心の奥には、「自分が思い描く理想の子どもに育てたい」というコントロール願望が潜んでいると述べます。これこそがまさに、過干渉がもたらす危険性の根源となっているのです。過干渉な親に育てられた子どもの特徴5つ佐藤氏は、「干渉しすぎる親のもとで育った子は、のちのち社会に出てからもさまざまな問題を抱える傾向がある」と述べています。親の過干渉は、子どもの将来にどのような影響を与えるのでしょうか。ここでは、過干渉な親に育てられた子どもの特徴を5つご紹介します。特徴1:「いい子症候群」から「アダルトチルドレン」になる「過干渉気味に育てられた子どもは、他人の顔色ばかりうかがって自分が何をしたいかわからない『いい子症候群』になる」と指摘するのは、明治大学文学部教授の諸富祥彦氏です。さらに、いい子症候群の子どもは、大人になったときに「アダルトチルドレン」と呼ばれるようになるのだそう。子ども時代に自分らしくさせてもらえない体験を重ねることで、生きづらさを抱えた大人(=アダルトチルドレン)になってしまうのです。特徴2:アイデンティティが確立できず無力感におそわれる米国のセラピストであるスーザン・フォワード氏は、著書『毒になる親』(毎日新聞社)で、「コントロールしたがる親に育てられた子は、成人後も自分が何者であるのかというアイデンティティがぼやけたままはっきりしない。それは、自分と親は独立した異なる人間であることを実感しにくいからである」と説いています。そのため、自分が望んでいると思っていることが本当に自分の望むことなのか、それとも親が望むことなのかよくわからない――。このような無力感におそわれてしまうのです。特徴3:打たれ弱く失敗を恐れるようになる過干渉な親に育てられた子の特徴として、佐藤氏は「失敗に対する耐性が弱く、一度の失敗で心に大きな傷を負ってしまう」ことを挙げています。佐々木氏も同様に、「親に干渉されすぎると他者からの評価に過敏になり、ほめられることばかりして叱られるようなことをしない子になる」と指摘しています。「どうしたらほめられるか」ばかりを優先すると、何かに挑戦して失敗することを極端に避けるようになるのです。特徴4:親に対して激しく反抗するようになるずっと自分を支配してきた親に対して、「悲しませることで復讐する」という複雑で根が深い問題に発展することも。前出の諸富氏によると、「親に対してものすごく反発して非行に走るようなケースもある」のだそう。自分が何をどうしたいのかということがわからないため、「私はこうしたい」という交渉ができずに、怒りや悲しみの感情が親への激しい反抗に直結してしまうのです。特徴5:ほかの人間をコントロールしたがるようになるさらに前出のフォワード氏は、「コントロールしたがる親に育てられた子どもは、小さなときから押さえつけられてきたフラストレーションと怒りが心の奥にたまっている。そのためほかの人間をコントロールしたがるようになる」とも述べています。また、友だちや周囲の人間との距離感をうまくつかむことができず、人間関係でのトラブルを起こしがちに。親の過干渉な言動は、子どもに「親は自分を信頼していない」と感じさせます。その結果、子ども自身も他者を信頼できなくなってしまうのです。いくつ当てはまる?【過干渉チェックリスト10】「もしかしたら私も過干渉かもしれない……」と不安を感じられた親御さんもいるかもしれません。普段の言動や子どもへの接し方は習慣化しているため、自分では当たり前になっていて気づかないことも。以下のチェックリストを参考にして振り返ってみましょう。すぐに実践できる対処法も提案しているので、ぜひ参考にしてくださいね。【過干渉チェックリスト10】子どもの時間割を毎日確認、率先して準備をする子どもが着る服や持ち物を勝手に選ぶ子どもが嫌がる習い事を無理に続けさせている子どもの宿題に口を出しすぎてしまう子どもの進路を勝手に決める子どもの交友関係が気になって口を出す子どもの行動を逐一チェックする子どもの机の引き出しをこっそり開けてしまう子どものメールを盗み見してしまう子どもをほめるよりも叱ることのほうが多い1. 子どもの時間割を毎日確認し、率先して準備をする入学したての子どもであれば仕方ありませんが、中学年や高学年になっても「明日の時間割は?」「持ち物は?」と確認しなければ気がすまないのは過干渉です。幼児教育の専門家である立石美津子氏が言うように、いつまでもその調子でいると、子どもは自分で身のまわりのことを準備したり整えたりする習慣を身につけられません。学校に必要なものは子ども自身が管理できるように、部屋の収納を見直すなど工夫してみましょう。2. 子どもが着る服や持ち物を勝手に選ぶ「そのシャツとズボンを合わせるのは変だよ」「今日はこの靴をはいていきなさい」と、子どもの服装を毎朝選んでいませんか?大人から見たらおかしい組み合わせかもしれませんが、有無を言わさず親の意見に従わせるのは過干渉だと言えます。一般社団法人日本キッズコーチング協会理事長の竹内エリカ氏によると、「夕方から寒くなるみたいだよ」「大きめのリュックだったら荷物が全部入るかもね」など、親は軽くアドバイスするくらいで、選んで決めるのは子ども自身に任せるといいそうです。3. 子どもが嫌がる習い事を無理に続けさせている親の「やらせたい!」という強い願望だけで続けさせている習い事は、いずれ子ども自身の負担になります。親自身は、この習い事を続けて上達することは「わが子のため」だと思い込んでいるかもしれませんが、子どもの気持ちや意思を無視して続けさせることは明らかに過干渉です。「お子さんの個性と能力、そしてどのくらい本気で嫌がっているのかを見極めて」と佐々木氏がアドバイスするように、習い事に行くことが子どものストレスになっているようなら、しばらくお休みするという選択肢もありですよ。4. 子どもの宿題に口を出しすぎてしまう「宿題終わったの?」という声かけだけでは収まらずに、宿題の中身を細かくチェックしたり間違っている箇所を訂正したりするのは過干渉であると、元新聞記者で臨床心理士の西脇喜恵子氏は指摘します。「お母さんがやることを指示してくれる」「最終的にはお父さんが手伝ってくれる」という甘えが根づいてしまうと子どもの自主性が育たないのだそう。「最初に一回だけ声かけをして、そのあとはいっさい口出ししない」などと決めて、子どもの宿題に口を出しすぎないようにしましょう。5. 子どもの進路を勝手に決める自分の人生なのに、進むべき道を自分で決められないでいると、失敗したりつまずいたりしたときに「誰かのせい」にして責任から逃れるようになってしまうと、諸富氏は言います。子どもに幸せな人生を歩んでほしいという一心で、進学先や就職先に口出ししてしまうのかもしれません。しかし諸富氏が言うように、これこそが子どもの自立を阻む行為であることを忘れずに。子ども自身が決めたことなら信じて応援する、迷ったり悩んだりしているようなら相談に乗る、アドバイスはするけど押しつけない、ということを心がけましょう。6. 子どもの交友関係が気になって口を出すわが子の交友関係に無関心でいられる親はいないでしょう。ただし、いくら心配でも、自我が芽生え始めた子どもに対して「○○くんとはあまり付き合わないで」「△△ちゃんみたいな子と仲良くしてほしいな」などと言ってしまうのは過干渉だと諸富氏は苦言を呈しています。心配しなくても、子どもはいずれ自分に合う子を見つけ、自然と仲良くなります。その過程において、さまざまなタイプの子と接するのも勉強だと思って、黙って見守ってあげましょう。7. 子どもの行動を逐一チェックするお友だちどうしで出かけているのに、頻繁に電話やメールで行動を確認するようなら過干渉かもしれません。親の目が届かないところでわが子が何をしているのか、気になる気持ちもわかりますが、子どもは子どもなりに自立に向けて一歩ずつ進んでいるのです。「あまり心配しすぎずに、子どもの主体性を尊重して見守ってあげて」と元東京都養護教諭研究会会長の宍戸洲美氏が言うように、家を出る前に「車には気をつけてね」「楽しんできてね」と声かけするだけで、子どもは「お母さんは自分を信じてくれている」と実感できるもの。帰宅後に子どものほうから「こんなことがあったんだよ」と話してくれるように、話しやすい雰囲気をつくってあげることも大切です。8. 子どもの机の引き出しをこっそり開けてしまういくら親子でも、最低限のプライバシーは守りましょう。特に、子どもの机の引き出しのなかをチェックするようなことは、親子間の信頼を著しく損なうので要注意です。立石氏は、「子どもだって親に秘密にしておきたいことはたくさんある。見たくなったら子どもの気持ちになって、一呼吸置いて」とアドバイス。隠し事はないか、悪いことはしていないか、と相手を疑う気持ちがあるのなら、その原因を探るほうが大事。子どもの様子がおかしいと感じたら、「悩んでることがあるなら言ってね」「最近気になっていることはある?」など、日常会話としての声かけをするといいでしょう。9. 子どものメールを盗み見してしまうスマートフォンやSNSの普及により、閉じられた世界で他人とやりとりすることが可能になりました。そのため、わが子がいじめや犯罪に巻き込まれないか、心配でたまらない親御さんも多いのではないでしょうか。だからといって、子どものプライバシーを盗み見することは許されません。ITジャーナリストの高橋暁子氏いわく、「子どものITリテラシーを高めるためにも、スマートフォンの使用ルール、家族間でのルール、そしてインターネットの危険性についてもしっかりと親子で話し合う必要がある」とのこと。そのうえで、「ルール内なら自由にしてもいい」と子どもの自主性に任せることが大事です。10. 子どもをほめるよりも叱ることのほうが多い子どもの短所ばかりに目が向いてしまうのは、ありのままのわが子を受け入れられないから。立石氏が言うように、自分の理想の子ども像に近づけたい=子どもの人格や人生をコントロールしたい、という考えは危険です。欠点のように見えるところは、視点を変えれば長所になります。「落ち着きがなくて騒がしい」は「好奇心旺盛で行動力がある」、「動作が遅い」は「丁寧で慎重に行動している」など、お子さんの短所を強みに変えてみましょう。***佐々木氏は著書のなかで、「問題なのは怠惰な放任か過干渉で、過保護なことではありません」と述べています。過保護と聞くと悪いイメージをもつ人も多いですが、普段から親にたくさん受け入れられている子は、親やまわりの人たちの言うことも受け入れるようになるのだそう。一番大事にすべきは「子どもの気持ち」であり、親の理想を押しつけることは親の自己満足にすぎません。お子さんの自立の芽を育てるためにも、干渉はほどほどにしたいですね。(参考)オトナンサー|「過保護」と「過干渉」はどう違う?親子関係のパターンで知る両者の特徴と脱却方法STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「過干渉、ヘリコプターペアレント予備軍」親の意外な特徴。もしかしてあなたも?日本家政学会誌 Vol 48 No 9 823~828(1997)|アダルト・チルドレンー私の物語をつくり直すーSTUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|“手がかからない子”ほど要注意!「いい子症候群」が怖い理由とその防止法STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「過干渉」育児が招く悲しい結果。“見守るだけでは物足りない”親が危険なワケスーザン・フォワード(1999),『毒になる親』, 毎日新聞社.Mind 子どもの心を育てるために|過保護と過干渉佐々木正美(2019),『子育てのきほん』, ポプラ社.佐々木正美(2021),『子どもが喜ぶことだけすればいい』, ポプラ社.PHPのびのび子育て 2020年10月号, PHP研究所.PHPのびのび子育て 2020年10月特別増刊号, PHP研究所.現代ビジネス|「夏休みの宿題を全部やってあげる親」が子どもの思考を止めていたPHPファミリー|わが子を「自分で決められない大人」にしないためにSTUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|気になる我が子の「友だち」問題。親は介入してもいい?嘘つきな友だちへの対処法は?AERA with Kids 特別編集,『自己肯定感を高める本』, 朝日新聞出版.
2022年08月08日旦那さんの仕事やわが子の習い事にも、よく意見してくる過干渉な義父の存在に悩んでいたママ。ついに限界がきたママは、ある日思い切って、自分の思っていることを伝えることに。すると、事態が好転することになったという体験談です。 訪問がいつも急!週末の予定は1カ月ほど前に聞かれます。1カ月先の予定なんて決まっていないことが多いほか、子どもが小さいと急に予定が決まることもあります。それでも「予定がまだ決まっていない」と答えると、すごい勢いでうちの週末の予定を勝手に決めてきます。 また、帰る予定がない週末や平日の夕方でも、わが家に遊びにくると決めたら、絶対にやってきます。「今から30分後に行きます」といきなり連絡がくるので、こちらが「用事で出ています」と言うと、居場所を聞いて私たちの出先までやってくることもあるほどです。 夫の仕事や子どもの教育にも口出しをする義父は娘の習い事や、夫の仕事のことにも口出しをしてきます。娘をベビースイミングに習わせたときは「義実家の近くのスイミングスクールにしたほうがいい」とだいぶおすすめされました。最近では、2人目問題にもズカズカと口を出してきます。私は2人目不妊で不妊治療をしています。それでも「今はコロナ禍で出生率が低いので受験の倍率が低いから、早くつくったほうがいい」と会うたびに言われて、こちらもげんなりしています。 はっきり言うことで過干渉を緩和娘が1歳くらいのころに、こちらの都合を無視しての過干渉に嫌気がさし、夫に相談して本人に言うことにしました。話し合いのときは緊張しましたが、義父もこちらの話を真剣に聞いてくれて、理解してくれました。 話し合いをしてからも、過干渉が直っていない部分もありますが、今では「またお義父さん、干渉癖が出ているよ」と笑いながらつっこめるような仲になっているので、正直に話してよかったなと思っています。 たしかに過干渉で面倒なことも多いのですが、過干渉とは言い方を替えれば「夫や孫が心配」ということだと、最近では割り切って考えるようにしています。干渉されて嫌な気分になることもありますが、こちらが育児で大変なときには肉体的にも金銭的にも援助をしてもらっているので、こちらも感謝の気持ちを持って接するように心掛けています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:河井あやの1児の母。営業職をしていたが出産を機に離職。現在は家事・育児の合間に英語教室を開催。自身の体験をもとに、主に家事、育児、教育に関する記事を執筆している。
2022年07月10日義父母と同居して約10年が経ちます。正直同居がいいと思ったことは一度もありませんが、あまり干渉しないタイプの義父母なので、自由にさせてもらってありがたいなとも思っていましたし、慣れもあり同居が不快とそこまで感じてはいませんでした。家のリフォームの予定がありますが、完全に分けていいものかと迷うくらい、私自身義父母に心を開きかけてはいたのです。ある時期までは……。 義母が定年退職して状況が変化夫が単身赴任になっても、時には助けてくれる義父母への感謝とともに、夫がいなくてもできると自分に自信もついてきたころのことでした。4人きょうだいの育児を経験している義母が、フルタイムで働いていた職を定年退職して家にいるようになったのです。 義母は今までしてこなかった家の掃除や片付けをし始めました。家がきれいになるのはよかったのですが、だんだんと私や子どもたちが散らかすのも気になるようになったのか、今まで指摘されなかったことまで義母はあれこれ干渉してくるようになりました。 子どものしつけにまで干渉してくるように父親不在なので、父親代わりになるべきだと勝手に思ったらしい義父が、子どもに説教することは以前から気になることではありましたが、今度は義母までもが参戦してきたのです。 義母は子どもに説教をし、そして私にも「育て方が甘い」など、事あるごとに「昔のお父さんはもっと厳しかった」などと言うように。反論できない私は黙りこむしかありませんでした。 子どもへの影響と自信喪失もちろん、義父母がいることでいろいろな価値観が学べていいとは思います。しかしながら今の義父母を見ていると、上からの押しつけにすぎない気がします。私はもっとのびのびと安心して子どもに育ってほしいのに、私が義父母の顔色をうかがっているせいか長男も少しビクビクしていることがあり、少し心配になります。 私は思うように育児ができず、やっぱりここは自分の家ではないと思う気持ちが強くなったり、そんなことを考えてしまう自分に嫌悪感を抱いたりしてしまいました。 義父母とは適度な距離感が大切だと改めて感じた体験でした。だからといって今すぐ別に住むこともできません。甘えすぎないように気をつけながら、なるべく家の中でも距離を保つ工夫をしていきたいと思います。また、子どもにとっては大事な祖父母だということは忘れないようにしなければと、自分に言い聞かせています。 作画/はたこ著者:岡本花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年06月27日過干渉な義父母によって夫婦の時間がなかなかとれないとなると、結婚生活は悩ましいものにもなりやすいのかもしれません。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんなお節介な義父母に悩まされた女性のエピソードをご紹介します。過干渉な義父母に新婚生活を邪魔されて…20代後半の朱莉さん(仮名)は、同年代の夫と1年間の交際を経てゴールイン。夫婦仲は順調だったものの、新婚1年目から義父母の過干渉に悩まされていたと言います。「専業主婦の私は基本的に家で過ごすことが多かったのですが、歩いて20分の距離に暮らす義父母がアポなしで最低でも週1で家に来るので、その対応をしなくてはならず…。それが結婚当初から大きなストレスとなっていました。義父母は何か私に用事があるわけではなく、ただ顔を出してはお茶をしていくだけ。もともと義母も義父も思ったことをすぐに口にする性格で、言いたいことを言わないと気がすまないらしく、お茶を飲みながらする話も誰かの悪口だったり社会への愚痴だったりと、聞いていてあまり楽しいものではなかったんです。ただ、たまに手土産を持ってきてくれたり、買い物に一緒に出かけようと誘ってくれるなど、色々と私のことを気にかけてくれることもあったんですが、月に何度もアポなしで訪問されているうちに、だんだんと私が疲れてしまって…。いつの間にか、日々の生活に苛立つようになっていきました」夫婦の時間よりも義父母との時間が長くなり…義父母が自分を可愛がってくれていることに感謝をしつつも、時間が経つにつれて義父母からの過干渉の度合いが深まることに疑問を感じ始めたという朱莉さん。その結果、義父母が近くにいるというだけで憂鬱な気分になり、朝起きるたびに「今日も義父母が来るんだろうか…」と、不安や苛立ちを感じるようになってしまったとのことでした。「私が結婚したのは夫で、義父母ではないのですが、夫は仕事で家にいない時間も長いため、日によっては義父母と一緒に過ごす時間のほうが多かったんですよね。そのうちに、そんな過干渉な義父母のせいで夫との生活も楽しめなくなり、私は夫にも冷たい態度で接するようになってしまったんです。その頃は、もう『結婚しなきゃよかった』という気持ちと、『離婚をして自由な時間を取り戻したい』っていう気持ちが強かったですね」「夫は悪くない」とわかりつつも「この人といる限り、義父母ともずっと一緒に生活することになる」と思うと、夫に対する気持ちも冷めてしまったと朱莉さんは語ります。朱莉さんのように過干渉な義父母の存在に苦労している妻は、少なくないのかもしれません。身内の問題なだけに、周囲に相談をしてもなかなか解決しにくく深刻に捉えてもらいにくい側面もあることから、一人で悩みを抱えて苦しんでしまう人もいるでしょう。しかし、こういった話は我慢をし続けても改善が見込めないケースも多いため、早めに夫に相談するなどして義父母との距離や関係性を改善できるといいのかもしれません。©a-clip/RunPhoto/gettyimages文・並木まき
2022年05月31日結婚すると夫との関係だけでなく義父母との関係も大切になりますよね。朱莉さん(仮名・20代後半)は結婚後にアポなしで最低でも週に1回は自宅にやってくる過干渉な義父母に悩まされていたそう。そんな義父母に不安や苛立ちを感じているうちに、次第に夫との時間よりも義父母と過ごす時間が多くなり、ついには「夫と結婚しなければよかった」とまで考えるようになってしまったと言います。今回は、そんな体験をした女性のその後の結婚生活を、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。夫との関係は良好。しかし義父母の存在がストレスに…過干渉な義父母の頻繁なアポなし訪問や、誰かの悪口や愚痴ばかり聞かされる関係性に疲れてきたという朱莉さん。ただ幸いなことに、朱莉さんと夫との関係は良好で、義父母のことを除けば幸せな生活を送っていたそうです。しかし、義父母に関しての悩みが大きくなるにつれて、「この人といる限り、義父母ともずっと一緒に生活することになる」と思うようになり、次第に夫への気持ちも冷めてしまったと言います。「義父母はとにかく強引で、こちらが『用事があるから』って訪問やお出かけの誘いを断っても、『終わるまで待っているわ』と言ってくるんです。そんな義父母に嫌気がさした私は、夫に『今日もお義母さんたち、アポなしで来たんだよね』って言ったこともありました。しかし、夫はそれに対して何の対処もしてくれず…。その結果、私の中でどんどんイライラが募っていきました」朱莉さんはそんな義父母から解放されたいがために、ついには夫との離婚まで考えるようになったそう。しかし「夫との関係が悪いわけでもないのに、義父母を原因に離婚するのは悔しい」と考えを改め、夫に事情を素直に伝えようと決めたとのことでした。夫に「義父母がストレスだ」とはっきり伝えたら、事態が一変!「それまで夫には、『義父母が来たよ』って嫌そうに伝えていただけだったので、それだと私が嫌だと思っていることが伝わらないのかもしれないと考え、はっきりと『義父母の訪問に迷惑している』『義父母とは距離を置きたい』『義父母が関わってくることが私にとって大きなストレスだ』と伝えました。義父母は夫の実親ですから反論されるかもという不安もありましたし、夫が理解してくれるかもわからないまま話してしまったのですが、結果としてはこれがよかったみたいで、夫からは『そこまで不愉快に感じていただなんて気づかなかった』と言ってもらえたんです」この日をきっかけに、朱莉さんが義父母を疎ましく感じていることが夫に伝わり、夫は朱莉さんに転居を提案。それまでは義実家から徒歩20分の距離に住んでいましたが、電車で1時間以上かかる場所に引っ越すことで、義父母と物理的に距離を置くことができ、その後、義父母の訪問に悩むこともなくなったそうです。「よく家に来ていたときは義父母からの電話も多くて、それもストレスだったんですけど、物理的に距離を置いてからはだんだんと電話もかからなくなってきて静かになりました。今では年に数回しか義父母と顔を合わせないのでかなり楽です。あのとき、勇気を出して夫に『義父母と距離を置きたい』とはっきり伝えて、本当によかったと思っています。我慢していたら、今でも義父母の過干渉に苦しんでいたか、もしくは義父母が嫌すぎて夫とは離婚していたかもしれません」相手の親のことはなかなか言いにくいですし、夫の性格によっては怒られるんじゃないかと不安になることもありますよね。それだけに、義父母との問題は妻が一人で抱えてしまう事例も多いのですが、朱莉さんのように思い切って本当の気持ちを夫に伝えることで、改善が見込める場合もあるようです。結婚すると当人同士だけでは解決できない問題を抱えることもありますが、まずは夫婦が幸せに暮らすことが一番。どうしても折り合いが悪い義父母に関しては、夫に理解を求める勇気が、義父母との関係改善につながるのかもしれません。©PonyWang/takasuu/gettyimages文・並木まき
2022年05月30日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!過干渉な義母私達夫婦に異常なくらい干渉してくる義母。目を離したスキに私の通帳を見たりします。義母は私が来たらサッと通帳を閉じて何もなかったフリをするんですが…バレバレ。私達が外出中にも引き出しの中を漁った形跡があったり、私の物を勝手に捨てたり…。ずっと我慢していたのですがもう耐えられなくなってしまい、離婚することとなりました。義母の余計な干渉により夫婦の仲が切り裂かれてしまい、とても残念な結果になってしまい悔しいです。(女性/主婦)義両親との同居義両親と完全同居しています。2人はやることがなくいつも暇なので、孫を見ていたい様子。私は子どもが3歳になるまでは外に働きに行くのを禁じられているので、いつも義両親と子どもと過ごすしかない毎日を送っています。さすがにストレスがたまり、ある日大爆発してしまった私。「もう離れたい!あなた方とは距離を取りたい!」と言うも、「家族なのに距離を取るとかいう意味がわからないわ!」と言われ、しまいには病気扱いまで…。彼らのことは宇宙人と思うしかありません。(女性/主婦)いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月19日大人気サレ妻シリーズ、今回はサレ妻まゆ(@sarezuma_mayuuuu)さんの投稿をご紹介!「夫が妊娠させた相手は部下でした」第21話です。夫の数々の最低な言動に不信感を抱いていたまゆさん。そしてまゆさんを苦しめていたもう一つの問題があった…!結婚してから出典:instagram一番悩んだのが…出典:instagram義母と夫の祖母は過干渉出典:instagramあるところに電話をかけた出典:instagram義母と夫の祖母はまゆさんを監視、そして過干渉でした。夫に逆ギレされ、我慢しないことを決め、弁護士事務所に電話をかけた…!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sarezuma_mayuuuu)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年04月17日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「過干渉な義母の暴挙」を漫画にしてご紹介します!「過干渉な義母の暴挙」出典:lamire義母が干渉してきて…出典:lamire到底許すことはできない…!
2022年04月02日一人っ子の夫の両親となし崩し的に同居することになった投稿者の舞美さん。義母は育児や家事など、何につけても口を出してくる過干渉ぶりで、舞美は追い詰められていきます。日に日にエスカレートする義母の過干渉ぶりに、ついに何もかもいやになった舞美は…。「義両親との同居」についてどう思うか、読者の意見も併せてご紹介します。■突然、義両親と同居することに…私は舞美(27)。結婚して2年目になる専業主婦で、夫の大輔(34)、娘の愛理と3人家族のはずだったのですが…夫は一人っ子なので、いずれは義両親と同居という話はあったものの、結婚後はしばらく夫婦で暮らすと話していたので安心していました。しかし雲行きが怪しくなってきたのは、結婚後、私の妊娠がわかって間もない頃のことでした。義父母が自分たちの家のリフォームを夫と相談していたときのことです。なんと、リフォームする義実家に私たちの部屋が用意されていることが発覚! 気が付いたときには義父母と同居する流れに…。私は戸惑いましたが、夫の「初めての育児だとなにかと助けてもらえていいのではないか」という言葉にそれも一理あるなと思い直し、少し同居が早まっただけだとつい自分を納得させてしまいました。義母は私たちに相談もせず、勝手に内祝いの品を贈っていたのです! しかも支払いは私たちなんて…。事態はさらにヒートアップしていき…。■義母の身勝手な振る舞いがエスカレートけっきょく、家族用とは別に、義母の知人用の写真も額装付きで発注することになり、合計6万円近くも私たちが払うことになってしまったのです。私はお義母さんから奪うように娘を取り返すと、自分の部屋に逃げ込んだのでした。そして義母の行動はさらにエスカレート!愛理が食べられないものを与えてしまったりするので、義母の行動が気になって心配事が絶えず、疲弊する毎日。逃げ場がない日常に疲れ果ててしまい、児童館で同世代のママさんたちと悩みを共有したかったのですが…ワンオペ育児の話を聞くと、自分は恵まれた環境にいるのだと思いもするのですが、私の心のモヤモヤが消え去ることはありませんでした。その日の夜、帰宅した夫にそれとなく、義母に対する悩みを打ち明けてみたのですが…。事なかれ主義の夫は私の話を真剣には聞いてくれず、不満は解消されないどころか募っていくばかりでした。義母の身勝手な振る舞いに振り回され、追い詰められていく舞美。しかも、義母の過干渉は日に日にひどくなり、さらには金銭面でも舞美たちに負担を押し付けてくるようになっていくのでした…。こちらは投稿されたエピソードを元に3月1日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■嫁姑問題を抱えた家庭にはダメ夫の存在あり!?昔ほどではないと言え、一人っ子も増えている今、義父母と同居することになるご夫婦もいます。まずはそんな妻たちからの「同居はやめたほうがいい」という意見を経験談も交えてご紹介します。・同居前の旦那の対応の時点で同居はなし。「勝手に決まってて」「いずれ」…ふざけるな。嫁に一言もなく同居と新居の話を進めている義両親も問題あり。今後、助けてもらえるどころか、こういう義両親は自分達の考えで勝手に決めていくタイプ。それに相談者さんが我慢してやっていく覚悟があるならいいけど、良いとこ取りだけじゃ同居、特に共同なんてやってけません。私もそれで失敗した人間です。それに、義両親がそんな勝手人間なのであれば、旦那が何とかしなければならないはずなのに、義両親の犬じゃないですか? 同居して相談者さんに何かあって訴えても、味方にもならなければ、全く役に立ちません。・わたしの義母と同じだとマンガを読んで思いました。家庭内にしか趣味や関心がない義父母との同居は、はっきり言ってしない方がいいです。家庭の外に趣味や仕事があれば嫁や孫に執着しないと思います。子育てを助けてもらえるかもしれませんが、それは子育てに口出しされるのはほぼ間違いありません。助けてもらえるからとか、気を遣わなくていいとか旦那さんに言われても、安易に同居を決めない方がいいです。・同居なんか絶対するべきじゃないし、相談もしない義父母となんかさらに一緒に住むもんじゃない。赤の他人だぞ。義母の気持ちを慮って、はっきり「NO」を言えないでいる舞美に対しての意見も寄せられました。・自分の意見をきちんと言う努力をしないと、旦那も義母も改善はしない。今よりさらに自分の思う生活と育児はできない。覚悟を決めて話し合うか出ていくか。・こういう義母って説明してもムダだと思う。できれば同居は解消したほうがいい。できないなら「やめてください」ってはっきり言うしかない。・いつまでも義母の言いなりではなく、もっと自分の考えを強く持つべき。見ていて、イラっとしてしまいました。義母の古い子育ての知識に、娘を心配する意見もありました。この先、同居が解消できないのなら、遠慮せず怒りをぶちまけるべきです。令和の時代に昭和のカビの生えた知識は古いです。子どもに悪影響があったら責任取ってもらいますよと宣言すればいいじゃないですか。子育てを義母に手伝ってもらわなくても、夫を使えばいいのです。様々なサービスも調べて、なるべく義母と引き離したほうがいいと思います。・うわぁ。パウダーは毛穴が詰まるから使わないのに。育児情報アップデートしてほしい。児童館で出会ったママたちに言われた、同居義母の存在はありがたいという言葉に対して疑問を感じた読者も。・めっちゃわかります! 私も旦那の実家で同居で、いろいろ勝手にされていました。周りからは「ありがたいと思わないと」と言われますが、やっぱり自分なりに育児を楽しみたいものです…。・同居あるあるですよね…。子育てに協力してもらえるのはいいじゃん、と言われますが、いろいろ言われて余計なことをされるくらいなら、自分一人でやった方がいい、と思ってしまいます。・受け手が不要だと感じることは「手伝い」とは言いません。育児は時代とともに常識が変化するので、今の育児でお手伝いをしなくては意味がありません。そして、舞美の訴えを真剣に取り合わない夫の大輔に対して、痛烈な意見も集まりました。大輔、しっかりして〜!・頼りない旦那だなぁーと。義母が勝手にお宮参りの段取りをしたりと、我が家でも同じようなことがあり、思い出してイラッとしてしまいました(笑)。我が家の場合、お金の支援があったのでまだマシですね…。・愛理ちゃん、小麦アレルギーなんですね。古い知識を押し付ける義母には、愛理ちゃんを見てもらうことは避けたいですよね。周りのママ友さんが、見てくれている人がいるだけでも羨ましいと思うのもわかります。なれてない育児に、てんてこ舞いで大変でしょうからね。その中でも、旦那さんが奥さんの言葉をきちんと聞いてくれないことに憤りを感じます。いくら自分の親とは言っても、自分の子どもが下手をすれば大変なことになるかも知れないのに、「手伝ってもらえるだけでもラッキーだと思ったらいいじゃん!」って、軽い気持ちでいるのも今のうちだと思います。愛理ちゃんが、義母によって大事になってからでは遅いのですよ。奥さんは早めの対処をするよう、自分の実家とかに相談した方がいいと思います。・いつも思うけど、嫁姑問題を抱えている家庭は必ずと言っていいほど旦那に問題があるよね。自分の家庭を持ったのに、母親の言いなりだったり母親の肩を持ったりして、家族であるはずの大切な伴侶を蔑ろにしている。逆に上手く仲をとり持てる旦那さんの家は多少の不満こそあれ、大きな問題にはなっていない気がする。大切な自分の母親とお嫁さんのことなんだから、旦那が何とかしろよとつくづく思う。▼漫画「過干渉義母に追い詰められる」
2022年03月30日株式会社テレホンリース(本社:愛知県名古屋市中区)が通販サイト「ラスタバナナダイレクト」にて、どんなケースにも干渉しないガラスフィルムの販売を開始しました。ケースをつけたら「ガラスフィルムが浮いた!」なんて経験ありませんか?本製品は従来のガラスフィルムより一まわり小さく設計しているため、端末をフチまで保護するタイプのケースと組み合わせても浮いてしまう心配がありません。万が一、ガラスフィルムが「ケースと干渉して浮いた」場合は購入から365日以内に1度だけ交換ができるので安心してご利用いただけます。そして今回は薄さ0.2mmの極薄ガラスもラインナップしました!製品概要参考価格:1,680円〜(税込)フレームカラー:ブラック / ホワイトガラスタイプ:高透明 / ブルーライトカット高透明厚さ:0.33mm / 0.2mm対応機種:iPhone SE(第3世代)/ iPhone SE(第2世代)/ iPhone8 / iPhone7 / iPhone6s / iPhone6商品ページはこちら : 製品特徴・チリやホコリを寄せ付けない帯電防止加工・装着して置くだけかんたん貼り付けキット付き・絶妙にサイズダウンしたカップリング設計・ハイブリッドケースとの相性も抜群・指紋がつきにくい防汚コート・365日交換保証対象(ケース干渉)365日保証「帯電防止加工」「かんたん貼り付けキット」とは・・・ガラスフィルム貼り付け時に発生する静電気を抑える加工を接着面に施してあります!また、貼り付け時に位置がずれない貼り付けキットが付属しています!分かりやすい動画をご用意しておりますのでぜひご覧ください!◆販売チャネル全国家電量販店、スーパーマーケット、携帯電話ショップ、雑貨専門店、インターネットショッピングモール、自社インターネットショップ◆ネットショップ販売ページ「ラスタバナナダイレクト」ネット直販 「ラスタバナナ」Amazon.co.jp 「ラスタバナナの飾り屋」楽天市場店 「ラスタバナナの飾り屋」Yahoo!ショッピング店 「ラスタバナナの飾り屋」au Payマーケット店 公式アプリリリースしました!会員登録すると10%OFFで購入できる「ラスタバナナダイレクト」公式アプリをリリースしました。アプリではお使いのスマホを登録すると対応アクセサリーを1タップで表示やアプリ専用クーポンを定期的に配信しております!アプリのダウンロードはこちら フォローして最新情報をチェック【ラスタバナナ公式Instagram】 【ラスタバナナ公式Twitter】 【飾りニャ ラスタバナナYoutubeチャンネル】 ※記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。◇商品に関して〒460-0001 名古屋市中区三の丸1-13-1株式会社テレホンリース info2@rastabanana.com ◇リリースに関して〒113-0033 文京区本郷3-12-9株式会社テレホンリース 東京営業本部 y.iida@rastabanana.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月25日結婚7年目までは、幸せな結婚生活を謳歌していた32歳の真奈実さん(仮名)。しかし、子作りに過剰に干渉してくる義母の存在によって、幸せだった結婚生活が一気に苦悩に満ちたものに様変わり。そんな生活が続いたことで、ついに真奈実さんのストレスは最高潮に達したそう。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、真奈実さん夫婦が迎えた結末について話を聞きました。「産婦人科の予約を取ってあげた」と言ってきた義母真奈実さん夫婦は20代半ばに結婚。お互いに仕事が忙しかったことや、夫婦ともに海外旅行が好きだったこともあり、あえて子どもはつくらなかったそう。それぞれの趣味と夫婦での海外旅行を楽しみながら、お互いに幸せな日々を過ごしていました。しかし、真奈実さんが30歳を過ぎた頃から義母が夫婦関係に干渉してくるように。最初は会うたびに「子どもはいつ?」という話をされる程度だったそうですが、結婚7年目に入った頃から義母は「子どもを作らないなら離婚してほしい」とまで言ってくるように。さらには、電話でも子作りについて話してくるようになったため、真奈実さんはいつしか義母からの電話には出なくなったそう。すると、義母は子作りへの干渉をやめるどころかエスカレート。ついには、アポなしで家に押しかけてきたうえで、子作りの話を真奈実さんにこんこんとするようになりました。「あるとき、いつものようにアポなしで家に押しかけてきた義母が『あんたたちに任せておいたら、いつまでも孫の顔が見られないから、私が産婦人科を予約してあげたわよ。診察費は自分たちで出しなさいね』と言ってきました。それまでは義母の過干渉な発言もなるべく聞き流すように努めていた私も、これにはさすがに怒りを抑えられず…。その場ではなんとか平静を装いましたが、義母が帰ったあともイライラが止まりませんでしたね」帰宅した夫に義母に言われたことを伝えると、夫も一緒になって怒ってくれたそう。そして夫は「母さんの発言はやり過ぎだと思っていたけれど、真奈実ちゃんがうまく流してくれるから任せちゃってた。ごめん」と真奈実さんに謝ってきたとのこと。そして夫は、真奈実さんに「今回の母さんの発言はさすがにヒドイから、僕がなんとかするよ」と約束しました。夫が義母にビシッと言った衝撃のひと言とは後日、夫は真奈実さんを連れて義母の家を訪ね、真奈実さんとの約束通り、義母に対して発言を詫びるよう伝えてくれました。しかし義母は、もともと気が強いこともあり「悪気はない」「孫をつくらないあなたたちが悪い」と言って、夫にも真奈実さんにも謝らなかったのだとか…。「すると、夫も怒りが限界を迎えたようで、急に顔色が変わり、私が聞いたこともないような低い声で『母さんがその態度を変えないなら、こちらもそれなりの対応をさせてもらう。産婦人科にも行かないし、今後、孫ができても母さんには会わせない』と言い切ってくれたんです…」すると、義母も息子にそこまで言われるとは思っていなかったのか、態度を急変させ、いきなり息子に対して泣きながら謝り始めたとのこと。さらには、その翌日に真奈実さんの自宅に来て、菓子折りを渡しながら「今までヒドイことを言い続けてごめんなさい」と謝罪をしてきたそうです。「これには正直、驚きました。けど、夫があのとき強く言ってくれなければ、義母からの過干渉はずっと続いていたと思います。あの日を境に、義母が私たちに対し子作りに関する発言をすることは一切なくなりましたし、電話をして嫌味も言ってこなければ自宅にアポなしで押しかけてくることもなくなりました」今では再び夫婦で過ごす、平穏で幸せな毎日を取り戻した真奈実さん。義母からの過干渉を止めてくれた夫にも、心から感謝をしているとのことでした。義母からの嫌がらせや過干渉を止めるには、息子である夫の対応が重要となることも。今回のように妻の立場を理解し、母親に対しても毅然とした態度でNOを言える人が夫であれば、義母問題は比較的改善しやすいのかもしれません。©Panupong Piewkleng/gettyimages©yamasan/gettyimages文・並木まき
2022年03月19日