「里親」について知りたいことや今話題の「里親」についての記事をチェック! (3/6)
わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。2歳まで過ごした乳児院を出るとき、先生から「みかんちゃんなら人一倍幸せになることができるから。負けないでね」と言われたことが忘れられなくて…。自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ2歳半で乳児院を出ることになったみかんは、お別れのときに先生が掛けてくれた言葉を今でも覚えている。人より何倍、何十倍もつらいことがあるかもしれないけど、必ず人一倍幸せになることができる、と…。■おめでとうと伝えたい■養護施設に着いて…産まれてきたすべての赤ちゃんが祝福されてほしい。すべての赤ちゃんに「産まれてきてくれてありがとう」と伝えたい…。だからこそ、みかんさんは自身の体験を伝え続けています。乳児院から向かったのは、養護施設でした。先生と会って安心したみかんさんは大号泣するのですが…!?次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月09日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。名前がなかった彼女は、当時の熊本市長によってステキな名前を付けてもらう。2歳になるまで乳児院で暮らし、好奇心旺盛な女の子に育つが…。自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ名前がなかったみかんは、当時の熊本市長によってステキな名前を付けてもらう。2歳半まで過ごした乳児院の記憶はほとんどないが、先生によると食いしん坊で虫や植物が好きな好奇心旺盛な子だったらしい。■乳児院を去る日■先生の言葉が忘れられない乳児院でのことは、ほとんど記憶がないみかんさん。しかし、ひとつだけ猛烈に覚えているのが、乳児院を出て行く日、先生から掛けてもらった言葉だった。「人の何倍、何十倍もつらいことがあるかもしれない…。けれどみかんちゃんなら必ず人一倍幸せになることができるから。負けないでね」2歳半でも、先生が心から自分のことを考えて掛けてくれた言葉だと、理解したのではないでしょうか…。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月08日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。ポストの外で泣いていた母親に看護師が声を掛けると、「娘をお願いします!」と去って行ってしまう。赤ちゃんの傍らには手紙があったが、名前がわかるものはなくて…。自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ母親と思われる人物によって、ポストに届けられたみかん。ポストの外でうずくまっていたその人物は看護師に「娘をお願いします」と言って、泣きながら去って行くのだった。そしてみかんの人生が動き出し…。■自分の名前が…■乳児院の記憶はないけれど…当時の熊本市長に名前をつけてもらった、みかんさん。2歳半まで乳児院で過ごし、食いしん坊で、虫や植物が大好きな好奇心旺盛な子に育ったそうです。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月07日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。すぐに看護師が駆け付けると、赤ちゃんはご機嫌そうに笑っていた。しかし、ポストの外では、母親と思われる人物がうずくまって泣いていて…!?自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ赤ちゃんポストに入れられたときのこと。すぐに医療従事者に連絡が行き、看護師がニコニコしている赤ちゃんを発見したそう。そしてポストの外に出てみると、母親と思われる人物が震えていて…。■去って行った母■赤ちゃんポストとは…熊本県の病院にある「こうのとりのゆりかご」に預けられたみかんさん。母親と思われる人物は泣きながら、「娘をお願いします」と言って去って行ったそうです。母の行動で動き出したみかんさんの人生。しかし、この時名前はなかったそうで…。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月06日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函されたみかんさん。幼い頃はずっと自分を「いらない子」だと思っていたが、今はやさしい里親に引き取られ幸せに暮らしている。だからこそ、母親に感謝を伝えたくて…。自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじ乳児院、養護施設を経て、里子に出されるも虐待を受け再び施設へ。自分はいらない子なんだと思ってきたが、やさしい里親と出会い、今は幸せな生活を送っている。だからこそ今は産んでくれた母親に感謝を伝えたくて…。■ポストに入れられたとき…■母は泣いていた…!?赤ちゃんポストに赤ちゃんを託したお母さんはすぐ立ち去るイメージがあるもしれませんが、実際はその場でうずくまり泣いている方が多いそうです。「ここに我が子を託さなければいけない理由がそれぞれにあって、この理由に寄り添ってあげることが今の日本の課題なのかもしれない」とみかんさんは言います。赤ちゃんポストを前に、泣き崩れていたみかんさんのお母さん。何を語るのでしょうか…。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月05日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。ある日突然乳児院から養護施設へ移らされ困惑したり、養護施設ではさまざまな境遇の子どもと出会い、怖い先生から嫌がらせを受けることも…。自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています■前回のあらすじみかんは現在、高校生。産まれてまもなく、母親の手によって赤ちゃんポストに届けられました。「赤ちゃんへ」という手紙と一緒に。母にどんな事情があったのか。そして彼女はどのように育っていくのでしょうか。■私はいらない子■あの人に届けたい…棄児として乳児院で育てられ、幼児期は養護施設へ。小学生になり里親に迎えられるも虐待を受け、また施設に戻ることに。しかし今は…。やさしい里親に出会い、幸せに生きているというみかんさん。「私を産んでくれてありがとう」いつか、産んでくれた母親に感謝の気持ちを届けたいそうです。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月04日アメリカのノースカロライナ州にある動物保護施設『アシスティング・ザ・ホーク郡・アニマルシェルター・イン・レイフォード,NC』。この施設では、ホーク郡動物管理局に預けられた保護動物に新たな家族を見つける手助けをしています。飼い主に捨てられた犬が見つかった場所は…残暑が厳しい2023年9月、ホーク郡の動物管理局に「犬が捨てられている」という連絡がありました。路上などに犬がいた場合、その犬が野良犬なのか迷い犬なのかはすぐには分からないことがあります。しかし、この犬の場合は見つかった状況から捨て犬だということは明らかでした。なぜなら…犬は文字通り、ゴミ捨て場にいたからです。犬はキャリーケースに入った状態で、ほかのゴミと一緒に置かれていました。ゴミの回収にきた作業員たちが犬を見つけて驚き、通報してきたといいます。心優しい作業員たちは動物管理局の職員が来るまでの間、犬に冷たい水を与えていたそうです。『アシスティング・ザ・ホーク郡・アニマルシェルター・イン・レイフォード,NC』によると、モーモーくんというその犬は、飼い主が何度か変わっていたことが分かりました。以前は3匹の犬と暮らしていたことがあり、捨てられる前の最後の家では、飼い主の子供たちと仲よくしていたそうです。施設のFacebookにモーモーくんのことが投稿されると、捨てた飼い主への批判の声が殺到しました。・なぜこんな残酷なことができるのか。犬はゴミじゃない。彼らは人間と同じように感情をもっているんだ。・こんなにかわいらしい犬を捨てるなんて信じられない!胸が張り裂けそう。・この犬の気持ちを思うと怒りと悲しみで泣いてしまった。・元の飼い主は訴えられるべき。そして二度と動物を飼えないようにしてほしい。施設ではモーモーくんが保護されてから数日後に里親の募集を開始。するとその日のうちに新しい家族が決まりました!現在、モーモーくんは新しい家の広い庭を楽しんだり、家族とくつろいだりして過ごしているといいます。施設によると、モーモーくんを捨てた飼い主は特定されているということ。ただ、捨てた理由は明らかにされていません。前の飼い主いわく、モーモーくんはとても穏やかな性格で、問題行動などはなかったそうです。家族としてかわいがってきた犬をゴミ捨て場に捨てるなんて、理解に苦しみます。これからはモーモーくんが新しい家族とずっと一緒に幸せに暮らしていけることを願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2023年10月03日わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。ある日突然乳児院から養護施設へ移らされ困惑したり、養護施設ではさまざまな境遇の子どもと出会い、怖い先生から嫌がらせを受けることも…。自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載していますこんにちは、みかんです。告白します。わたしは赤ちゃんポストで産まれました。今は高校生です。私の実体験を通して、少しでも出産するお母さんや赤ちゃんに対して、もっと優しい世界になればと思いマンガを描き始めました。良ければお付き合いください。■妊娠が発覚して…■赤ちゃんポストへ…母の手によって、赤ちゃんポストに投函(とうかん)されたみかんさん。さて、どんな人生を歩んでいくのでしょうか。次回に続く「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」(全37話)は12時更新!
2023年10月03日人の言葉を話さない動物は、感情を態度で表します。私たちはそんな動物の感情を正しく理解し、共感できているでしょうか。我が子を失い、攻撃的になった母猫アメリカのウィスコンシン州で7匹の保護猫と暮らすジュリア・スタラー(rescuecatmittens)さん。ジュリアさんは猫たちの日常をTikTokで紹介していて、ある動画に大きな反響が上がりました。それは元野良猫だった、キャリーちゃんという猫についての動画です。キャリーちゃんは保護される前か後に出産しましたが、キャリーちゃん自身の健康状態が悪く、子猫たちの世話ができなかったのだそう。そして子猫は全員、亡くなってしまったのです。我が子を失ったキャリーちゃんはひどく攻撃的になり、それが原因で安楽死させられそうになりました。猫が大好きなジュリアさんと夫は、そんなキャリーちゃんを見殺しにできず、里親になったのです。しかし、キャリーちゃんの攻撃性はジュリアさんの家族になってからもすぐには収まりませんでした。その後、モカちゃんという子猫を迎えたおかげで、キャリーちゃんは少しずつ心を開き始めたそうです。そんなキャリーちゃんの心に大きな変化が訪れたきっかけは、ジュリアさんの出産でした。生まれた娘さんに対して、キャリーちゃんはまるで我が子のように接するようになったのです。@rescuecatmittens Our sweet mama kitty #cats #catsoftiktok #kittensoftiktok #adoptdontshop #emotional #heartwarming #storytime #update #feralkittenrescue #straycat #sad #mittenstherescuekitty #fyp ♬ the winner takes it all - november ultraベビーカメラに映っているのは、仲よく寄り添う娘さんとキャリーちゃん。キャリーちゃんは娘さんに、何度も愛おしそうに体をすり寄せています。娘さんが泣いていると、キャリーちゃんはすぐに駆けつけて、あやしてくれるのだそうです。ジュリアさんは「キャリーが攻撃的だったのは悲しみに暮れていたから。彼女は母親になりたかっただけなのです」とつづり、動画を投稿。キャリーちゃんの悲しみに共感して、涙する人が続出したようです。・かわいそうに。子猫を失ったこの猫がどれほど悲しかったことか。・いろいろな感情が込み上げて、声をあげて泣いてしまった。・多くの人が動物の気持ちを軽視して、すぐに「攻撃的」と誤解しているんじゃないかな。@rescuecatmittens Sometimes, animals just need a little bit of love #mittenstherescuekitty #mittensandboots #feralcatrescue #sickcat #catlover #inspiration #funnyvideos #emotional #happy ♬ the winner takes it all - november ultraジュリアさんの娘さんにとって、キャリーちゃんは「もっとも優しくて、辛抱強く、思いやりがある猫」なのだとか。また、娘さんの誕生後、キャリーちゃんが攻撃的になることはなくなったそうです。動物が攻撃的な行動をとるのは、なんらかの理由があるはずです。その理由を知ろうともせず、「攻撃的だから」というだけで彼らが生きるチャンスを奪ってしまうのは、あまりにも残酷なのではないでしょうか。娘さんを我が子のようにかわいがっている姿が、きっと本来のキャリーちゃんなのでしょう。母性本能にあふれたキャリーちゃんが、再び『母親』になれてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月19日2023年5月、アメリカのミズーリ州に住む男性が仕事に行くためにバスに乗ろうとしていた時のことです。彼はバス停に1匹の犬がつながれているのを発見します。犬は骨と皮だけのようにガリガリに痩せていて、今にも命の炎が消えそうな状態だったそう。男性は仕事に遅れそうでしたが、その犬を放っておくことができず、犬を抱きかかえて自宅に連れて帰りました。どうしたらいいのか分からない彼は、動物保護団体『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』に助けを求めることにします。連絡を受けた『ストレイ・レスキュー・オブ・セントルイス』のドンナさんが男性の家に駆け付けると、排泄物にまみれて衰弱したメス犬がいたのです。 この投稿をInstagramで見る Stray Rescue of St. Louis(@strayrescuestl)がシェアした投稿 シエラと名付けられた犬は、筋肉がなくなって立ち上がることもできなかったといいます。それでもシエラちゃんは、ドンナさんが近付くと、残っている力を振り絞るようにしっぽを振ったのです。彼女が自分を救ってくれようとしているのが分かったのでしょう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Stray Rescue of St. Louis(@strayrescuestl)がシェアした投稿 シエラちゃんは病気はしておらず、ただ栄養不足で体力を失っていただけでした。ここまで瘦せ細るまでには、かなりの期間何も食べていなかったと思われます。空っぽだった体に急に食べ物が入ると危険なため、スタッフはごく少量の食べ物を1日に何度も与えることにしました。こうすることで、安全にゆっくりと体重を増やしていくことができるのだそう。そして保護されてから4日後には、シエラちゃんは歩けるまでに回復したのです! この投稿をInstagramで見る Stray Rescue of St. Louis(@strayrescuestl)がシェアした投稿 しかし、シエラちゃんが完全に健康な体を取り戻すまでには時間がかかりました。歩けるようになってからは仮里親の家で過ごし、保護された時には約9㎏しかなかった体重は1か月で約16kgまで増量。そして同年7月、ついにシエラちゃんに正式な家族ができたのです!迎えた家族によると、シエラちゃんは子犬のように元気いっぱいで、先住犬ともすっかり仲よしなのだそう。おもちゃで遊んだり、ドライブに行ったりして、毎日を楽しんでいるといいます。 この投稿をInstagramで見る Stray Rescue of St. Louis(@strayrescuestl)がシェアした投稿 シエラちゃんに関する一連の投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・保護された時の姿がかわいそうで泣いてしまった。なぜ人はこんなに残酷なことができるのか理解できない。・仕事に遅刻しても、この犬を助けてくれた男性に感謝したい!・すごい回復だ!保護された時と同じ犬と思えないよ。・最高の結末だね。幸せに生きるんだよ。保護された時のシエラちゃんは文字通り、瀕死の状態だったといいます。それでも回復できたのは適切な世話と優しい人たちの愛情に加えて、シエラちゃんが生きることを諦めなかったからなのでしょう。辛い経験を乗り越えたシエラちゃんが、これからは家族の愛情に包まれて過ごせるように願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2023年09月12日2023年4月、アメリカのニュージャージー州にある猫の保護団体『コミュニティ・キャット・クラブ』に「子猫を連れた母猫を保護してほしい」という依頼がありました。連絡をしてきたのは、とあるビルの管理人で、猫たちをビルの中で発見したとのこと。『コミュニティ・キャット・クラブ』のスタッフは現場に向かい、猫の親子を施設へ連れて帰りました。それからすぐにスタッフは、あることに気が付きます。子猫たちの母猫だと思われていたのは…実は去勢されていないオス猫だったのです!ビルの管理人が、たまたま子猫たちの近くにいたオス猫を母猫だと勘違いして、一緒に保護したといいます。『コミュニティ・キャット・クラブ』はオス猫を『ミスター・ママ』と呼んで、「彼は明らかにこの小さな子たちの子守りに同意していなかったようですが、寄り添ってくる子猫たちの面倒を見ていました」とInstagramで紹介。不本意ながらも猫たちの『母親役』にされてしまったミスター・ママに、笑いと称賛の声が上がりました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Community Cat Club(@communitycatclub)がシェアした投稿 ミスター・ママはまるで「なんで俺が子守りをしなくちゃならないんだ…」というような、納得いかない表情をしていますね!保護されてからすぐに子猫たちは全員、仮里親に預けられました。するとミスター・ママはやっと子守りから解放されて、リラックスしていたそうです。施設ではミスター・ママに去勢手術など必要な医療ケアをした後、里親の募集を始めました。 この投稿をInstagramで見る Community Cat Club(@communitycatclub)がシェアした投稿 見知らぬ子猫たちを拒絶せず受け入れていたのですから、ミスター・ママが愛情深い猫だということは証明済み。投稿には「『ミスター・ママ』って最高!笑ってしまった!」「すでにこの猫が大好きになったよ」など、好意的なコメントがたくさん寄せられていました。ところがなぜか、ミスター・ママの里親がなかなか決まらなかったのだとか。しかし、保護されてから約3か月後、ついにミスター・ママに家族ができたのです! この投稿をInstagramで見る Community Cat Club(@communitycatclub)がシェアした投稿 飼い主さんのベッドの上で気持ちよさそうに眠るミスター・ママの写真には、祝福の声が相次ぎました。猫たちを保護した時、施設のスタッフは母猫を探しましたが見つからなかったといいます。ほんの短い間でも、子猫たちの母親代わりを立派に務めたミスター・ママ。これからは自分自身が飼い主さんに好きなだけ甘えられますね![文・構成/grape編集部]
2023年09月04日動物保護施設に預けられる動物の中には、さまざまな事情ですぐには里親の募集ができない動物がいます。アメリカのテネシー州にある『マッケイミー・アニマルセンター』にいる、猫のフロウちゃんもそんな動物の1匹。フロウちゃんは保護された時、顔に大けがをしていて、特に両目とアゴに重傷を負っていたそうです。その結果、フロウちゃんは両目を失い、アゴは大きな手術が必要になりました。そんなひどいケガを負いながらも、フロウちゃんは常に人懐っこくて社交的だったといいます。両目を失った猫のかわいさにメロメロフロウちゃんが保護されてから約1か月半が経った頃、『マッケイミー・アニマルセンター』はSNSでフロウちゃんを紹介しました。ケガから完全に回復したフロウちゃんが、ついに里親を募集することになったのです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る McKamey Animal Center(@mckameycenter)がシェアした投稿 まるでお姫様のドレスのような、華やかなピンクの服を着たフロウちゃん。フロウちゃんの穏やかな表情からは、今にも甘えた声ですり寄ってきてくれそうな感じが伝わります。目が見えない生活に徐々に慣れている最中というフロウちゃんは、時折、壁や物にぶつかることもあるのだとか。「彼女はとても自信に満ちた1歳の女の子で、最高に美しい猫のプリンセスです!」とつづられた投稿には、フロウちゃんの愛らしさにメロメロになる人が続出しました。・この猫は本当にゴージャス!なんてかわいいんだろう。・フロウちゃんに恋をしてしまった。・美しい天使のようなこの猫には最高の家族がふさわしい!そして、これらの投稿からまもなく、フロウちゃんに家族ができたということです!フロウちゃんが何より好きなのは、おやつでも昼寝でもなく、ブラッシングされることなのだそう。まさに『プリンセス』と呼ばれるのにふさわしいですね。今頃はきっと新しい家族から思う存分ブラッシングをしてもらって、美しさに磨きをかけていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年08月28日旅先での見知らぬ人との交流はいい思い出になりますよね。その縁が旅行後も続いていくこともあるでしょう。アメリカのフロリダ州に住むザハイディ(unforgettablemind)さんとパコさん夫妻は、旅行でプエルトリコを訪れました。2人は、夫婦水入らずでのんびりとリラックスした時間を過ごせるのを楽しみにしていたのだそう。ところが夫婦の旅は、あるハプニングによって予想外の展開になったのです。目の前で車にはねられた子犬滞在中、ザハイディさんたちが車で移動をしていた時のことです。彼女たちは目の前で1匹の子犬が車にはねられるのを目撃。はねた車はそのまま走り去ったといいます。2人はためらうことなく、車を降りてはねられた子犬を保護し、動物病院へ連れて行きました。幸い子犬は骨折はしていませんでしたが、ケガをしていて、治るまでには6週間ほどかかるとのこと。オスの子犬はガボくんと名付けられ、入院してワクチン接種や去勢手術も行いました。ザハイディさんたちは地元の動物保護施設でガボくんを預かってもらおうとしますが、どこも満員で受け入れてくれません。そうしているうちに、彼女たちの旅の終わりが迫ってきます。2人の頭には、ケガをしたガボくんをまた路上に放すという考えはありませんでした。彼女たちはガボくんをアメリカに連れて帰り、家族として迎えることにしたのです。@unforgettablemind How did we go from a relaxing vacation in #puertorico to rescuing AND flying back home with a new dog #dogsoftiktok #dogsoftiktok #fy #fyp #fypシ #puppytiktok #puppydog #puppiesoftiktok #viral #adoptdontshop #adopt #shelterdog #shelter #follow #viraltiktok #straydog #stray #veterinarian #vet #rescuedog #rescue #rescueanimals #sato #saveasato #boricua ♬ Jackass - TV Theme Playersこの動画には、ザハイディさんたちの優しさと行動力に称賛の声が上がっています。・なんて素晴らしい人たちだ!この世界はまだまだ捨てたものじゃないんだな。・あなたたちがその時、その場所にいたのは運命だと思う。・とってもかわいい犬!貝殻よりもずっといいお土産だね。ザハイディさんたちは犬が大好きで、自宅では4匹の保護犬と暮らしているのだとか。5匹目の愛犬となったガボくんは先住犬たちとも仲よくなり、庭を走り回って遊んでいるそうです。いろいろな偶然が重なり、ザハイディさんたちの家族の一員となったガボくん。旅先で夫妻がガボくんに出会ったのは、運命だったのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月21日アメリカには各州に動物保護施設があり、多くの保護動物たちが里親との出会いを求めています。ところが、ルイジアナ州にある『ルイジアナSPCA』のTikTokに投稿された、ある保護犬の動画にはこう書かれていたのです。ソックスには新しい家は必要なかった。2023年7月、『ルイジアナSPCA』に1匹のオス犬が預けられました。施設ではその犬をルイヴィトンくんと名付けて、いい家族と出会えることを願い、里親の募集を始めます。するとまもなく、「その犬は我が家の愛犬です」いう女性が連絡をしてきたのです。女性によると、犬の名前はソックスくんといい、数週間前に行方不明になってしまったのだそう。ソックスくんがいなくなって以来、家族は混乱し、もう1匹の愛犬はあまりごはんを食べなくなったといいます。『ルイジアナSPCA』が投稿したソックスくんの動画を見た人が、地域の交流サイトを通じて女性の夫に知らせてくれたとのこと。動画に映っているのがソックスくんだと確信した家族は、「どうしたら彼を家に連れて帰れるか教えてほしい」とすぐに連絡をしたのです。こうしてソックスくんは、約1か月ぶりに家族と再会することができました!@laspca Socks didn’t need a NEW home. He needed HIS home. #reunion #rescuedog #shelterdog #tiliseeyouagain #shelterlife #share #nextdoorapp #nextdoor ♬ See You Again (Piano Arrangement) - Alexandre Pachabezianやっと家族に会えた喜びを全身で爆発させるソックスくん。家族にとっても、その喜びは同じでしょう。『ルイジアナSPCA』は「ソックスには『新しい』家は必要なかった。彼は『彼の』家が必要だったのです」とつづり、動画を投稿。祝福と感動のコメントが寄せられています。・ソックスくんが「ほら、いったでしょ!僕には家族がいるっていったじゃないか!」って叫んでいるのが分かる。・ソックスくんは間違いなく、家族に愛されているっていえるよ!・嬉しくて涙が出た。多くの迷い犬は家に帰れないけれど、この犬は帰れたんだね。『ルイジアナSPCA』は、「単なる『シェア』がどんな影響を与えるか、あなたは知らないでしょう。このような素晴らしい再会が実現するかもしれないのです」と動画をシェアしてくれた人たちへの感謝をつづっています。里親を求める保護動物の中には、ソックスくんのように家族と離ればなれになった動物もきっといるはずです。その中には家族との再会を果たせないまま、新しい里親の元に引き取られる動物もいると思われます。保護動物を引き取ることはできなくても、投稿をシェアすることは難しくないでしょう。ソックスくんのような幸せな動物が1匹でも増えるように、それぞれができる方法で協力していきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月07日アメリカのテキサス州にある動物保護施設『ダラス・アニマル・サービス』。この施設でボランティアをしている女性(dallasadoptsdogs)は、保護犬たちに家族ができることを願い、Instagramで里親募集中の犬たちを紹介しています。女性がいつものように、犬たちと過ごすために施設を訪れたある日のこと。彼女は1匹のオス犬に目を留めました。犬の名前はエージェントくんといい、彼女は「この子の犬生の始まりはつらいものだったのだろう」と感じたといいます。彼女がエージェントくんの部屋に入ると、とても人懐っこい彼が大喜びで歓迎してくれました。彼女はすぐに、エージェントくんが床に散らばったおやつにはあまり興味がなく、それよりもお腹をなでられるのが大好きだということを知ったそう。こうして彼女はエージェントくんのお腹をなでながら、楽しい時間を過ごしていました。するとまさにその時、エージェントくんの運命を変える出来事が起きたのです。 この投稿をInstagramで見る DALLAS SHELTER VOLUNTEER(@dallasadoptsdogs)がシェアした投稿 ちょうどその時、施設を訪れていた家族が、楽しそうに遊ぶ女性とエージェントくんを見て足を止めたのだとか。そしてエージェントくんのことを気に入った家族は彼を庭に連れ出して、そのまま里親になったのです!女性は「今日、とんでもないことが起こりました」と感極まって動画を投稿。エージェントくんへの祝福のコメントがあふれています。・おめでとう、エージェントくん!素晴らしい話で泣きそうになったよ。・彼はお腹をあなたに委ねた結果、多くの人のハートを勝ち取ったね!・あなたがこの犬を救ったんだよ。ありがとう。女性はこれまでにたくさんの保護犬たちと関わってきましたが、このように里親が決まった犬は初めてだそうです。家族が通りかかった時、もし彼女がエージェントくんと遊んでいなかったら、彼の人懐っこさや、かわいらしさは気付いてもらえなかったかもしれません。これからエージェントくんは、新しい家族にいつでもお腹を好きなだけなでてもらえることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年07月31日アメリカのワシントン州にある動物保護施設『タコマ・ヒューメイン』。2023年7月、たくさんの保護動物が収容されているこの施設に、長い行列ができました。施設に入るために建物の外に並んでいる人たちは、年齢も性別もさまざま。しかし、彼らの目的は同じでした。なぜこんなにも多くの人たちが並んでいたのでしょうか。実際の様子がこちらです。@tacomahumane 287 pets in new, loving homes!! Thank you to our community for all the ways they've supported us during this emergency call-out #ShelterPets #WA #Tacoma #TacomaWA #AnimalShelter ♬ Don't Let Me Go - Lane 8 & Arctic Lakeこの日、長い列を作っていた人たちは全員、『タコマ・ヒューメイン』にいる保護動物たちの里親になるためにやってきたのです。実は、数日前に『タコマ・ヒューメイン』はソーシャルメディアで緊急のメッセージを発信していました。施設で保護している動物が増えすぎてしまい、収容するスペースがなくなってしまったのです。7月18日の時点で、『タコマ・ヒューメイン』では同月だけで460匹の動物を引き取ったのだそう。1匹用の部屋に2~3匹の犬を入れたり、動物をキャリーボックスの中に入れたまま、床に並べざるを得ない状況になったりしたのだとか。この非常事態に、『タコマ・ヒューメイン』は1週間の特別譲渡イベントを開催。養子縁組にかかる手数料を無料にして、「予約なしでいつでも施設に来てください!」と呼びかけたのです。するとその投稿が拡散され、動物たちを引き取るために地域の人たちが施設に続々とやってきたのでした。その結果、譲渡イベント期間中になんと287匹の動物たちに新しい家族が決定!これは『タコマ・ヒューメイン』の135年の歴史の中で、1週間で里親が決まった動物の最高数だということです。 この投稿をInstagramで見る Tacoma Humane(@tacomahumane)がシェアした投稿 動画には「素晴らしいコミュニティだ!」「私も動物保護活動をしているけれど、こんなのは見たことがない」「感動して泣いてしまった」などの声が上がっています。『タコマ・ヒューメイン』のスタッフたちは譲渡イベントの初日から、涙をこらえるのに必死だったそう。「素晴らしい反応を見せてくれた地域のみなさんに、言葉でいい尽くせないほど感謝しています」とつづっています。また、この期間中、たくさんの動物に里親ができただけでなく、寄付金やボランティアの申し込み、一時的な仮里親の申し出なども寄せられたのこと。多くの人が、「動物たちのためにできることをしたい」という気持ちを行動に移したのですね。このイベントによって、『タコマ・ヒューメイン』の非常事態は一時的に解決しましたが、施設には毎日、何匹もの捨てられた犬や猫が到着するといいます。いつの日か、施設で収容される動物がゼロになる日がやってくるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月31日犬は人の言葉を話しませんが、感情を表情で伝えてくれる気がしますよね。嬉しい時、悲しい時、機嫌が悪い時など、犬たちはさまざまな表情を見せてくれるでしょう。2023年の初夏、アメリカのノースカロライナ州に住むリンジー(hangingwith_henry)さんは、1匹のメス犬を家族に迎えます。キットちゃんという犬はトルコの路上で暮らしていたところを保護されました。ガリガリに痩せていて、ひどい皮膚病を患っていたといいます。また前歯がすり減っていて、すべて抜歯する必要がありました。そんなキットちゃんのことを知ったリンジーさんは里親になることを決意。キットちゃんはトルコの動物保護施設からはるばるアメリカへとやってきました。140万件を超える『いいね』が集まった、リンジーさんの家族となったキットちゃんの姿がこちらです!※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る Henry + Kit(@hangingwith_henry)がシェアした投稿 まるでニッコリとほほ笑んでいるような表情を見せるキットちゃん。口元が笑っているように見えるのは前歯がないからでもありますが、リンジーさんを見つめる目はとても幸せそうです。キットちゃんは同年6月現在も、慢性の感染症のため多くの毛が抜けているのだとか。それでも症状は薬による治療と1日おきの入浴によって回復してきているといいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Henry + Kit(@hangingwith_henry)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Henry + Kit(@hangingwith_henry)がシェアした投稿 キットちゃんの外見は子犬のように見えますが、推定年齢は10歳前後とのこと。保護される前の生い立ちは知る由もありませんが、おそらく繁殖に使われた後、役目を終えて捨てられたのではないかと思われるそうです。リンジーさんは「そんな過去があったにもかかわらず、キットは絶対的な天使です」とつづっています。キットちゃんは先住犬たちともすっかり仲よくなり、毎日を満喫しているそう。今が幸せなのは、表情を見れば一目りょう然ですね。飢えや孤独と闘い、前歯を失い、いくつもの病気に耐えたキットちゃん。これからは新しい家族との暮らしで、この笑顔を絶やすことはないでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年07月18日猫が好きな人ならきっと、自分が飼っている猫以外も愛らしいと感じるのではないでしょうか。例えば近所で見かける猫を、我が子のようにかわいがっているという人も珍しくないでしょう。野良猫にごはんをあげたら…?アメリカのフロリダ州に住むカール・マークさんも、そんな猫好きな1人です。カールさんはある日、自宅にやってきた黒い野良猫を見つけました。猫と暮らしているカールさんは、その野良猫にキャットフードをあげたそう。彼がその猫にごはんをあげたのは一度きりですが…その優しさが招いた結果がこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。I gave the stray cat wet food once…by u/fisherman363 in cats窓の外から何かいいたげな表情で、室内のカールさんをガン見している野良猫。2枚目の写真は「お腹空いた!中に入れてよ!」とでも訴えているような迫力です!カールさんは海外の掲示板『Reddit』に「この野良猫にキャットフードを一度あげたことがある…」という説明付きで写真を投稿。すると、多くの人たちから同情と祝福の声が上がりました。・野良猫?野良猫には見えないなぁ。その子は今や、きみの猫だよ。・おめでとう!あなたはその猫に選ばれた。さあ、もっとごはんをあげて。・これが猫流通システムだ。我が家の4匹の猫も同じ方法でやってきた。幸運を祈る。そしてこの投稿の後すぐに、カールさんはこの猫の里親になることに決めました!彼はこのオス猫をミッドナイトと命名。ミッドナイトは先住猫ともすでに仲よくしているということです。「あとは彼が家の中に入って来るために、ノミ取りの治療費を貯めます」とつづったところ、数人から寄付金が寄せられました。たった一度、ごはんをあげたことにより、野良猫に『飼い主認定』されてしまったカールさん。「猫は自ら飼い主を選ぶ」といわれますが、まさにミッドナイトくんの狙いどおりになったようですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月29日2023年1月、アメリカのニューヨークに住む家族が1週間ほど旅行に行くため、愛犬のモカちゃんの世話を友人に頼むことにしました。そして、旅行から戻った家族はモカちゃんが行方不明になったことを知らされたのです。家族は悲しみに打ちひしがれましたが、モカちゃんが戻って来ることはありませんでした。新しい犬を迎えようとした家族が出会ったのは…!モカちゃんがいなくなってから約半年が経過した同年6月、家族はそろそろ新しい犬を迎えようと決めます。そして、地元の動物保護施設が主催する保護犬の譲渡イベントに家族全員で出かけました。するとイベント会場で、母親が1匹の保護犬に目を留めます。「この犬はモカにそっくりだわ!」里親を募集中のサンディという名前のメス犬が、モカちゃんにうり二つだったのです。犬に近付いた家族は、その犬がモカちゃんだということを確信します。犬も家族を見るや否や、しっぽを振って抱きついたのです。それは、半年近くも離ればなれだった家族とモカちゃんがついに再会した瞬間でした。 この投稿をInstagramで見る Animal Care Centers of NYC(@nycacc)がシェアした投稿 イベントを主催していた『アニマル・ケア・センター・オブ・NYC』は、家族が持っていた写真によって、サンディが間違いなくモカちゃんであることを確認。何よりも、家族を見た時のモカちゃんの喜びぶりが、彼らの愛犬であることの証明になったといいます。モカちゃんは約1か月前に、動物保護施設の近くの柱につながれているところを発見されたそうです。投稿には「信じられない!」「モカちゃんが嬉しそう」「奇跡が起きたね」など祝福の声が上がっています。この日、この場所に、家族が出向いていなかったら、モカちゃんにはほかの里親が決まっていたかもしれません。これはまさしく、お互いを愛するモカちゃんと飼い主さん家族が起こした「奇跡」といえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月21日アメリカに住む女性が見知らぬ人からもらった『あるもの』に反響が上がっています。デーイアネイラ・アレクシスさんが日課のウォーキングをしていた時のことです。1匹の子犬を連れた見知らぬカップルが彼女に近付いて来て、声をかけてきたといいます。話を聞くと、カップルは子犬の仮里親で、その日に正式な里親に子犬を引き渡すことになっていたそう。ところがその里親が待ち合わせ場所に現れなかったというのです。「子犬を再び保護施設に返したくない」というカップルは、出会ったばかりのデーイアネイラさんに「この子犬をもらってくれませんか?」と尋ねました。そこで彼女はためらうことなく「いいですよ」と答えて、子犬を引き取ったのです!@ourdaybydaeSomeone gave me a puppy today! what would you do? Also tell me all there is to know about puppies! The couple said he’s a pitbull but we will for sure find out after we take him to the vet.♬ original sound - Deianera Alexis | lifestyle動画の中で彼女は、「子犬を動物病院へ連れて行き、迷子や盗まれた犬ではないことを確認します」と語っています。後日更新された動画で、子犬はルカくんと名付けられて、デーイアネイラさんの家族の一員になったことを報告。娘さんたちはルカくんのことが大好きで、家族の生活はより楽しくなったそうです。動画には「うらやましい!」「新しい家族ができておめでとう!」「あなたはこの子犬に選ばれた」などの声が上がりました。デーイアネイラさんは「私たちはこの子を迎えられて幸運でした。ルカは娘たちにもとても優しくて、運命的なものを感じます」とつづっています。「散歩に出かけたら、見知らぬ人から子犬をもらった」なんて、なかなか起こる出来事ではないでしょう。デーイアネイラさんがルカくんと出会ったのは、本当に運命だったのかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年06月19日ペットと暮らす喜びを知っている人は、2匹以上の動物を家族に迎えることは珍しくありません。その場合、先住のペットと新しく迎えたペットが仲よくなれるかどうかが大事でしょう。子猫を受け入れられなかった高齢猫が…アメリカのフロリダ州にある動物保護施設『ヒューメインソサエティ・オブ・ブロワード・カウンティ』にナラちゃんという猫が引き取られました。かわいくて愛情深く、人になでてもらうのが大好きなナラちゃんは、8年間飼い主さんにかわいがられて、同居の犬とも仲よく暮らしていました。ところが、飼い主さんが新たに子猫を迎えることになり、ナラちゃんはその子猫を受け入れられなかったのだそう。その結果、飼い主さんは子猫をとり、ナラちゃんを手放したのです。施設のナラちゃんのケージに貼られたポスターには、ナラちゃんから子猫へのメッセージがつづられています。私があなたに優しくなかったならごめんね。あなたは新入りで、私を苛立たせた。私はただ、あなたが来る前にあった愛情と穏やかな時間が欲しかっただけなの。でも彼らは、8年間も忠実な友達だった私より、あなたを選んだ。私の心は傷付いています。あなたのせいじゃないよ。私の残りの猫生のために、ほかの家族が私を選んでくれたらいいな。前の家族はそうしてくれなかったから…。@humanebroward Replaced by the new kitten 8-year-old Nala is a cuddly and affectionate female cat that is vocal for food and loves getting treats. Sadly, she did not adjust well to a new kitten that was added to her home, so her family decided to give HER away She is super friendly with people and likes laps and being pet. She will need a patient adopter, preferably with no other cats #sadcat #cat #catsoftiktok #catvideo #adoptme #adopt #adoptacat #tigercat #fyp #foryou #foryoupage #florida #rescue ♬ original sound - Humane Society Broward County『ヒューメインソサエティ・オブ・ブロワード・カウンティ』は、「この子には辛抱強く、できればほかの猫がいない里親が必要です」と動画を投稿。この悲痛な動画は拡散され、ナラちゃんに同情する声が相次ぎました。・悲しくて泣いています。我が家の最年長の猫は14歳で、私はその子を一生愛し続けます。・8年も一緒にいて、なぜそんなことができるの?私の猫は11歳で、この子がいない人生なんて考えられない!・子猫はすぐに大きくなる。その子猫もいつか、新しい子猫と交換されるだろうね。8年も一緒に暮らした家族に捨てられたナラちゃんがどれほど傷付いたかを想像すると、心が痛みますね。コメント欄には、ナラちゃんに新しい家族ができることを願う声がたくさん寄せられました。その願いが届き、動画の投稿から約1週間後、ナラちゃんに里親が決まったのです!里親になった人は、遠く離れたテキサス州から飛行機でナラちゃんに会いに来たのだそう。そこまでする人なら、きっとナラちゃんを全力で愛してくれるでしょう。ナラちゃんがこれからずっと、新しい家族と穏やかな生活が送れるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月29日やむを得ない事情で飼っているペットを手放さなければならないことは起こり得ます。しかし、ペットは、なぜ飼い主が自分を捨てたのかを理解するのは難しいでしょう。新しい家から逃げ出した犬2023年4月1日、イギリスの北アイルランドで、ラブラドールレトリバーのクーパーくんが行方不明になりました。クーパーくんは元の飼い主が手放した犬で、この日保護施設から新しい里親のナイジェルさんに引き取られたばかりでした。新しい環境では非常に憶病になるというクーパーくんは、ナイジェルさんの家に着いたとたん、どこかへ走って行ってしまったのです。ナイジェルさんは迷子のペットを探す団体『ロストポウズ・北アイルランド』に助けを求め、大がかりな捜索が始まりました。まず近隣の地域にいくつもの給餌ステーションを設置。SNSで情報提供を募り、ポスターやチラシを作り、周辺の家を1軒ずつ訪ねてまわりました。すると数軒の農家からクーパーくんの目撃情報がありましたが、居場所を特定するまでには至らず。その後、別の地域でクーパーくんに関する情報が寄せられたものの、見つけることができないまま、数週間が経過しました。しかし同月27日、ついに事態が動きます。ポスターを見たという人から『ロストポウズ・北アイルランド』に「クーパーくんを見かけた」という電話がかかってきたのです。その日のうちに、クーパーくんは無事に保護されました!見つかったのは、クーパーくんの元飼い主が住む地域の近くだったそうです。ナイジェルさんの家から元飼い主の家までは直線距離で、約40㎞も離れているのだとか。クーパーくんは27日間にわたって、幹線道路や森、野原や田舎道を横断し、まったく知らない地域から前の飼い主のところへ帰ろうとしたと思われます。『ロストポウズ・北アイルランド』のFacebookの投稿には、クーパーくんが見つかったことを喜ぶ声とともに、「『家』に帰ろうとしたなんて悲しいね」「新しい里親さんと幸せになってほしい」という声が上がっています。元の飼い主がなぜクーパーくんを手放したのかは分かりません。ただ、クーパーくんが命がけで前に住んでいた家に帰ろうとしたと思うと、胸が張り裂けそうになりますね。忠誠心の強い犬は、一緒に暮らした飼い主への愛情を決して忘れることはないのでしょう。ナイジェルさんはクーパーくんが無事に見つかったことを喜び、その後も大切に世話をしているそうです。傷付いたクーパーくんの心が、ナイジェルさんの愛情によって癒されていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月29日アメリカに住むカテラさんは、愛犬のマーフィーちゃんが彼女のヒザの上でくつろぐ様子を撮影し、TikTokに投稿しました。犬を飼っている人なら、これはよくある日常のシーンでしょう。しかし、カテラさんにとっては忘れられない瞬間だったのです。この直前、マーフィーちゃんはカテラさんのベッドの上で眠っていたのだそう。彼女がその横で仕事をしていたところ、目を覚ましたマーフィーちゃんがヒザの上に乗ってきたといいます。実はマーフィーちゃんがカテラさんのヒザの上に乗ってきたのは、これが初めてでした。ゴールデンドゥードルのマーフィーちゃんはこの動画の撮影日の2週間ほど前に、パピーミルという、いわゆる『子犬工場』から救出された犬なのです。アイオワ州で劣悪な環境で多数の犬を飼育していた悪質なブリーダーが摘発され、80匹近くの犬が助け出されました。マーフィーちゃんはそのうちの1匹で、カテラさんが仮里親として世話をすることになったのです。生まれてからずっとパピーミルで過ごしてきたマーフィーちゃんは、飼い主に愛されたことがありません。そのためカテラさんの家に来てからも、自分の殻に閉じこもり、彼女から距離をとっていたのだそう。そんなマーフィーちゃんが、初めて自分からカテラさんのヒザの上に乗ってきた瞬間がこちらです。@kateraxo she’s still asleep in my lap btw #murphysjourney #fosterdog #adoptdontshop #savethemall #stoppuppymills #goldendoodle ♬ slow piano music(1297827) - syummacha動画の撮影後、マーフィーちゃんはそのままカテラさんのヒザの上で眠ってしまったそう。それほど彼女のことを信頼し、安心していたのでしょう。この動画には「感動して泣いた」「大きな進歩」「あなたの愛情が通じたんだね」などのコメントが寄せられています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る KATERA(@kateraxo)がシェアした投稿 マーフィーちゃんの閉ざされていた心は、カテラさんからの愛情によって、日に日に開いてきているそうです。ついに愛される喜びを知ったマーフィーちゃんが、これからは幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月26日猫がごはんを欲しがる時は、鳴いてみたり、飼い主の足元をうろうろしたりと、おねだりの仕方はさまざまですね。愛猫の「お腹空いたアピール」をかわいいなと感じている飼い主さんは多いことでしょう。「いつものやつをもらおうか」野良猫が注文しにくる?アメリカのジョージア州に住むエル・ラナ・ジャーヴィスさんは猫を飼っています。そんなエルさんの家に、ある日から野良猫がやってくるようになりました。その猫は毎日、彼女の家に現れてごはんを催促するのですが、その『おねだり方法』が独特なのだそう。エルさんが、実際の様子を撮影してTikTokで紹介したところ、反響が上がりました。@ellanajarvis #cat #armscrossed #butwhy #catsoftiktok ♬ original sound - El Lana Jarvisエルさんが『スマッキー・J』と名付けた猫は、ドアのガラス窓の枠に前脚を乗せて、腕組みをしているようなポーズをとっています。まるでバーカウンターで「さて、いつものやつをもらおうか」とかっこよく注文するイケメンのようです!なお、スマッキーくんには2匹の兄弟がいるらしく、3匹ともエルさんの家にごはんをもらいにくるのだとか。さらには彼らの母猫や、別の猫もやってくることがあるそうです。ただ、ドアのガラス越しに腕組みをするのはスマッキーくんだけだそう。エルさんは、スマッキーくんがいつものようにドア越しにごはんを『注文』する様子を、別のアングルからも撮影してみたようです。@ellanajarvis #armcrossed #sideview #tuxedocat #smackiej #catsoftiktok #orderingadrink ♬ original sound - El Lana Jarvisまるで人間のようなスマッキーくんの『注文ポーズ』が、動画を見た人たちの間で大ウケ!動画は拡散されて、彼は一躍人気者になりました。・ははは!このポーズがかわいすぎる!・仕事帰りに、いつものバーに1杯飲みに来た紳士のようだね。・さすがタキシード猫だ。タキシードがよく似合っている。エルさんはスマッキーくんと仲間の野良猫たちに、朝昼晩の3食を与えていたそうです。猫たちも彼女に懐いていましたが、別れは突然訪れます。エルさんが引っ越すことになったのです。そこで、スマッキーくんたちを連れていくことはできない彼女は、猫たちに里親を探してあげることに決めます。庭にワナを仕掛けて、スマッキーくんと兄弟であるカッパーくんと、母猫を捕まえることに成功。兄弟は去勢手術を済ませた後、一緒に里親に引き取られました!スマッキーくんはレノンくん、カッパーくんはハリソンくんという新しい名前をもらい、幸せに過ごしているということです。エルさんは猫たちと会えなくなったさびしさを感じながらも、彼らに家族ができたことを喜んでいます。独特のイケメン風『ごはんちょうだいポーズ』で多くのファンを魅了したスマッキーくん。新しい家族との暮らしでも、食事の前に同じポーズをとっているかもしれませんね…![文・構成/grape編集部]
2023年05月22日ペットの代表格である猫を迎え入れる方法は、ペットショップや里親などさまざま。筆者は里親募集を介して猫を譲渡してもらい、今も家族として一緒に暮らしています。これまでに3匹の猫をお迎えしており、譲渡してもらったメスの雪ちゃんは4匹目の猫。下の写真が雪ちゃんです。1~3匹目はペットショップでの購入や近所の人から譲ってもらったという経緯だったので、それほど難しい点はなく飼うことができました。しかし、里親の譲渡会の場合はさまざまな条件があり、飼育するまでハードルが高かった印象です。そこで本記事では、里親募集を通じて猫を飼うまでのエピソードを紹介します。ちなみに、譲渡会とは動物保護団体などが里親探しのために開催しており、会場では保護猫や保護犬と実際に触れ合うことができるというイベントです。先住猫が他界したことで里親を検討雪ちゃんを迎え入れたきっかけは先住猫である、くるりくんの他界。もう1匹のトムくんという猫だけが残されて、さびしそうにしていたので、里親として新たに1匹迎え入れることにしました。下の写真は手前がくるりくんで、奥がトムくんです。新たに飼う猫を探すため、里親募集の情報を投稿しているウェブサイトを活用。最近では、里親になるふりをして実際には虐待などを目的とする『里親詐欺』といった悪質な手口も横行しているようなので、筆者はあえて条件を厳しく設けているウェブサイトを吟味しました。投稿されている猫の写真を眺めていると、くるりくんにそっくりな1匹のメス猫を発見し、運命を感じてすぐに申し込みをしました。里親になるためには厳しい条件をクリアすること里親募集のページには年齢やワクチンの接種状況、去勢手術が済んでいるかなどの情報が掲載されています。対象ではない人の条件もあり、雪ちゃんの場合は単身者と高齢者は非対象でした。やはり責任を持って最後まで飼える人を探しているため、厳しい条件になっているのでしょう。ほかのウェブサイトでは『先住猫がいる場合はNG』という条件もありました。募集する団体やシェルターによって細かい条件が違うので、里親募集で猫を飼いたい時は自分と合った条件の子を探してみてくださいね。ほかには部屋の間取りも大切なポイントで、『脱走しにくい状況か』『猫が窮屈にならないような環境か』なども審査項目に。猫は高い場所から上り下りすることが運動の代わりになるため、自由に動き回れる状況でなければストレスになる可能性があります。キャットタワーを置くなど、あらかじめ準備しておくといいでしょう。※写真はイメージ里親の申込書に書く内容は?申込時に『飼いたい理由』を記入するのですが、正直に『亡くなった、くるりくんという猫にそっくりで、さびしがっているトムくんという猫のためにも迎え入れたい』と申告。その後はメールでのやり取りになり、担当者は筆者の気持ちをとてもよく汲んでくれて、譲渡会を介さずに直接雪ちゃんに会わせてもらいました。雪ちゃんを譲渡会に出せなかったもう1つの理由として、野良猫の頃、なかなか捕獲できなかったなど、クセが強い部分が多く見られたからとのこと。猫を飼ったことがない人には向かないと判断されたため、雪ちゃんは特例として希望者のみ対面させるという方針をとっていたようです。対面する際は里親譲渡会のスタッフと話し、そこで人柄などをチェックされます。とはいっても先住猫のことや最初に猫を飼った経緯、家の環境などを世間話のような雰囲気で気軽におしゃべりする時間という印象。初めて雪ちゃんを実際に見た時は「亡くなった、くるりくんにそっくり」という印象で、思わず涙が出てしまいました。スタッフも猫好きな人ばかりだったので、気持ちを分かってくれたのが嬉しかったですね。面会した後はトライアル期間に突入面会の後は1週間のトライアル期間に入ります。担当者の人たちが車で自宅まで雪ちゃんを連れてきてくれました。団体によっては2週間だったり、そもそもトライアル期間がなかったりする場合もあるようです。筆者の家にやってきたばかりの頃の雪ちゃん費用に関してはトライアル期間に入るタイミングで発生。ワクチン接種やノミとり、検査代などを合わせて約2万円ほどかかりました。この金額も団体によって差はありますが、ほかの里親募集のウェブサイトも見たところ、およそ2~6万円くらいが費用としてかかる平均額のようです。トライアル期間中は毎日欠かさず報告トライアル期間中は先住猫との状況、生活に馴染めているのかなどを担当者に写真とともに毎日報告することが必須。最初のうちは先住猫のトムくんが威嚇(いかく)してばかりでしたが、トムくんや雪ちゃんの両方に大きなストレスがかかっている様子はなかったので、許容範囲とのことでした。無事にトライアル期間をクリアして、正式に雪ちゃんとの生活がスタート。トムくんとの関係も日に日によくなっていき、今では元野良猫とは思えないほどの立派な家猫に。雪ちゃんからは毎日癒しを与えてもらっています。迎え入れるまでのハードルが高い印象の里親募集を通じての譲渡。しかし覚悟と責任があれば決して乗り越えられないハードルではないと思うので、「最後までしっかり世話をする」という強い意志がある人は検討してみてはいかがでしょうか。すでに高齢だったトムくんが17歳で他界してしまった後の、雪ちゃんのエピソードも公開しています。気になる人は読んでみてくださいね。仲よしの先輩猫が他界その後、残された1匹がとり始めた『行動』に、飼い主「切ない」[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年05月17日愛くるしい様子を眺めているだけでも心が癒される猫。筆者は4匹目の家猫として迎えた、雪ちゃんというメスの猫と一緒に暮らしています。もともとは野良猫だった雪ちゃんの年齢は、2023年現在6歳。家に迎え入れた時はすでに1歳でした。約5年の間は先住猫とのトラブルなど、さまざまな出来事を経験しながらも、雪ちゃんにはたくさんの癒しを与えてもらっています。本記事では、野良猫から家猫になった雪ちゃんのちょっとした物語を紹介します。そもそも野良猫だった雪ちゃんは、里親募集をきっかけに筆者が引き取ったという経緯があります。野良猫から家猫になるにはさまざまなハードルがある中で、もっとも苦戦したのは先住猫である、オスのトムくんと共存してもらうことでした。トムくんは長らく住んできたテリトリーに知らない猫がやってきたことで警戒し、雪ちゃんとすれ違うたびに威嚇(いかく)。「どうにか仲よくなってもらえないものか…」と少しずつ2匹の距離を徐々に縮めていき、雪ちゃんが家にきて3か月ほど経った頃には、2匹ともに体を寄せ合うような関係になりました!すでにトムくんは15歳と高齢でしたが、元気よく2匹で遊んでいる姿は今でも忘れられません。しかし2年ほど経った頃、トムくんが17歳で他界。トムくんの他界以降、どことなく雪ちゃんはさみしそうな印象でした。トムくんがよくいた棚の上で寝ている姿を見た時は、思わず涙腺が緩んでしまいました。仲よくなった先住猫が他界すると…それからの雪ちゃんは棚の上から窓の外を頻繁に眺めるようになります。窓を開けて網戸の状態にすると、身を乗り出して外を凝視。もともと野良猫だったこともあって血が騒いだのか、「外に出たいのかな?」と感じるようになりました。しかし外は危険が多いので、出してあげたい気持ちをグッと我慢しています。ある時、たまたま窓の近くに野良猫が出現した時、雪ちゃんは聞いたことがないうなり声をあげて激しく威嚇。迫力があって、初めて元野良猫という雰囲気を醸し出していました。雪ちゃんの凄みに圧倒されたのか、それから野良猫は一度もやってきていません。その一件があってから雪ちゃんが外を眺めるのは「パトロールをしているのかな?」とも思うように。自分のテリトリーに誰かが入ってこないかを見張っているのかもしれません。パトロール以外に考えられる『もう1つの理由』番犬ならぬ番猫の役割を果たしてくれているのかなと思いつつ、筆者としてはもう1つ思い当たる理由があります。それは「先住猫のトムくんを探しているのでは?」という推測です。トムくんが他界してから棚の上に行くようになり、何かを探すように外を眺める雪ちゃん。もちろん、雪ちゃんは言葉を喋れないですし、筆者は専門家ではないので、あくまで飼い主としての憶測にすぎません。しかし、一緒に暮らす中で未だにさみしさがあるかもしれないとも感じており、筆者としては新たにもう1匹を迎え入れようかと慎重に検討中です。仲よくなった後のトムくんと雪ちゃん大変なことも多く、いつかくる別れの瞬間はつらいものですが、それ以上にたくさんの癒しと幸せを与えてくれる猫。これからも雪ちゃんとの楽しい日々を、大切に過ごしていきたいものです。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年05月16日動物保護施設には、飼い主が手放したペットが引き取られることがあります。やむを得ない事情で飼えなくなった場合もあれば、「なぜそんなことで?」という理由もあるようです。猫が家を追い出された理由は…アメリカのフロリダ州にある動物保護施設『ヒューメインソサエティ・ブロワードカウンティ』が、ある保護猫の動画をTikTokに投稿しました。1歳半の三毛猫のシャネルちゃんは、優しい飼い主の女性にかわいがられ、一緒のベッドで眠っていました。しかし、その家に住む男性が服にシャネルちゃんの毛がつくのを嫌がり、シャネルちゃんを家の外に放り出したのです。それ以来、シャネルちゃんは家の中に入れてもらえず、屋外で怯えながら過ごしていました。それを見た飼い主の女性は、シャネルちゃんに新しい家族を見つけることが最善だと思い、シェルターに預けることにしたのです。@humanebroward Kicked out of the house This sweet girl was left outside to fend for herself just because one of her former owners didn’t like having cat hair on his clothes! When the other owner saw what was happening, they decided it was best for this beautiful kitty to find a new family Her name is Chanel and she is a sweet, but shy 1.5 year old Calico cat. Please come give her the home she deserves! ❤️ #foryou #fyp #cat #catrescue #adoptme #catsoftiktok #catvideo #sadcat #foryoupage #florida #cats ♬ original sound - Humane Society Broward County『ヒューメインソサエティ・ブロワードカウンティ』がシャネルちゃんの動画を公開すると、元飼い主の男性への非難と、シャネルちゃんへの同情の声が殺到しました。・信じられない!私だったら猫じゃなく、その男性を追い出すと思う。・かわいそうに。この子にはもっといい家がふさわしい。・私は猫の毛が服に付いていると、愛する猫の一部を身につけているようで嬉しいわ。「どうかこの子にふさわしい家を与えてあげて!」とつづられたこの動画は、たちまち拡散されました。この悲痛な動画を見た女性が心を痛め、女性の夫が翌朝一番にシェルターへ駆けつけて、シャネルちゃんの里親になったのです!@humanebroward Chanel was adopted! ❤️ Our darling kitty Chanel has found a loving forever home where she will never be put outside again! Chanel’s new mom saw the heartbreaking video we posted online and sent her husband to the shelter first thing this morning to adopt her! ❤️ Thank you all for sharing Chanel’s post and helping her get seen and adopted! Happy Friday! #happyfriday #cat #adopted #catrescue #catsoftiktok #goinghome #catlover #fallinlove #thankyou #purr #purrfect #catvideo #friday #friyay ♬ original sound - Humane Society Broward County猫の毛が抜け落ちるのは自然なことで、シャネルちゃんは何も悪くありません。服に毛が付いたら粘着ローラーなどで取り除けばいいわけで、ペットの飼い主の多くはそのように対処しているのではないでしょうか。家から追い出されたシャネルちゃんは、なぜ自分がこんな目に遭うのかが分からず、混乱したかもしれません。新しい飼い主さんの愛情によって、シャネルちゃんの傷付いた心が癒されるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月11日人間と同じように動物にも健康的な体重の目安があります。猫の適正体重は品種にもよりますが、一般的に成猫で3~5kgといわれています。巨体の保護猫にびっくり!アメリカのヴァージニア州にある動物保護施設『リッチモンド・アニマルケア・アンド・コントロール』に、1匹の猫が引き取られました。パッチくんという6歳のオス猫は元の飼い主が手放して、施設に預けられたといいます。『リッチモンド・アニマルケア・アンド・コントロール』がパッチくんの里親を募集するため、Facebookに写真を投稿すると、たちまち反響が上がりました。なぜなら…パッチくんは体重が約18kgもあるから!女性にしっかりと抱えられたパッチくんは体がコロンと丸く、お腹がぽっこり出ているのが分かります。この投稿には「お腹をなでたい!」「こんなに大きな猫を初めて見た」など驚きの声が上がりました。施設は「パッチくんを健康的な体重にするために取り組むと約束すること」を条件に、里親を募ります。すると、インパクト抜群のパッチくんの写真はたちまち拡散され、まもなく里親が決定したのです!新しい飼い主さんは早速、パッチくんの減量成功への道のりを紹介するためにFacebookアカウントを作成。すでに2万人以上がフォローしています。2023年4月現在、パッチくんは獣医師の指導の下で立てた減量計画を実行中。関節に負担がかからないように無理に歩かせず、まずは1回に10分間、最低でも1日4回程度、遊ばせるようにしているそうです。また、先住の猫や犬と遊ぶことも、よい運動になっているといいます。飼い主さんはパッチくんにストレスを与えないようにしながら、ゆっくり確実に減量の手助けをしているのです。パッチくんがなぜここまで太ってしまったのかは分からないそうです。ペットがかわいいあまり、ついついおやつなどをあげたくなることは、飼い主さんなら誰でも経験があるでしょう。しかし、大切なペットが健康で長生きできるように管理するのは飼い主の役目です。新しい飼い主さんのもとでパッチくんが減量に成功し、元気に走り回れるようになるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月02日アメリカのミシガン州に住むローラ・チャップマンさんが、家族と一緒に車でテキサス州に向かっていた時のことです。ハイウェイをドライブしていた彼女たちは、道路脇の草むらから犬が顔を出しているのに気が付きます。そこは付近に住宅も何もない場所で、犬がいるのは明らかに不自然でした。ローラさんたちは引き返し、彼女の姉妹であるカーラさんが車を降りて犬に近付きます。犬はひどく汚れていて、足を引きずっており、自力で立てない状態だったそう。彼女たちは犬を放っておけず、車に乗せて、目的地へ向かうことにしました。@pomsandapoodleWill post part two follow up after his vet visit!! Still looking for name suggestions and his breed!!!♬ Lift Me Up - From Black Panther: Wakanda Forever - Music From and Inspired By - Rihanna犬が見つかった場所は…テキサス州に到着後、ローラさんは犬をマーフィーと名付けます。マーフィーくんはグルーミングサロンで汚れて固まった毛を剃ってもらい、動物病院で診察を受けました。獣医によるとマーフィーくんは3歳くらいと見られますが、マイクロチップを装着していなかったため、ローラさんは地元の人たちに飼い主を知らないか聞いてまわりました。そこで彼女は、ショッキングな事実を知ります。マーフィーくんが見つかったのは、地元ではよく知られた『犬が捨てられる場所』だったのです。それから1週間ほど、ローラさんは迷い犬の情報サイトなどでマーフィーくんの飼い主を探し続けましたが、結局見つかりませんでした。しかし、彼女たちはマーフィーくんを手放すつもりはなく、カーラさんが里親になったのです!実はカーラさんは、愛犬のサニーちゃんを3か月前になくしたばかりでした。サニーちゃんは、カーラさんがロードトリップ中に見つけた犬で、マーフィーくんが見つかった状況とそっくりだったのです。ローラさんは動画の中で「私たちは、サニーがマーフィーを贈ってくれたことを知っています」と語っています。@pomsandapoodle Part 3!!!! Will post more updates once we have unpacked and settled in!!! #texas #michigan #roadtrip #founddog ♬ original sound - Laura Chapman現在、マーフィーくんは歩けるようになり、カーラさんの先住犬たちとも仲よく暮らしているとのこと。この映画のようなストーリーには「感動して泣いた」「カーラさんとマーフィーが出会ったのは運命だと思う」などの声が寄せられています。マーフィーくんが見つかった場所は、カーラさんたち以外もたくさんの車が通りすぎていたはずです。そんな中で、彼女たちが立ち止まったのは偶然かもしれません。もしも、天国のサニーちゃんがカーラさんにマーフィーくんを届けたのだとしたら…素敵な話ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月27日