冷たい風を感じるようになったこの季節、喉が痛くなったり、鼻づまりになったり、そして、風邪はもっと厄介ですよね。これらを、ナチュラルな方法で予防することができ、家にいながらケアができる方法があります。この方法は子供から大人までみんなに使える優しい方法です。1.生姜レモンティーこれはとても効果がある風邪予防です。生姜レモンティーは生姜の効果で炎症を抑えながら、レモンのおかげでビタミンCを摂ることができます。ビタミンCは良く知られている通り、季節物の病気によく効きます。もちろん病気予防でなくても、美容にも効果的なので普段から飲むことができます。 「風邪をひいたかも」と思う前から日常の中で飲んでおくことができて、ビタミンCを体にたくさん取り入れることができる方法です。2.ティーツリーオイルの蒸気吸入10滴のティーツリーまたはユーカリのアロマオイルを数滴アロマポットに落とし、部屋に香りを漂わせましょう。まず呼吸がしやすくなります。吸入はナチュラル治療として古くからあり、今でも病院で吸入するほど効果のある方法です。 鍋に水を入れて蒸発をさせて、10滴のアロマオイルを加えます。やけどに気をつけて、蒸気が肺に届くように呼吸します。熱いお湯をおけに入れてタオルで頭を包み湯気を逃さないようにしながらゆっくり息をしてください。3.エキナセアティーあまり聞いたことがないお茶ですが、ヨーロッパでは昔から風邪をひいたときによく飲まれているお茶です。紫色の菊花の可愛い花で、ビタミンCにあふれる花です。ハーブティーを取り扱う専門店で見つけることができます。試してみてはいかがですか?4.ローズヒップローズヒップもビタミンCで溢れています。1番このローズヒップの栄養を取り入れることができる方法はサプリメントです。風邪予防なら、朝にサプリメントを摂るだけ。もちろんローズヒップティーも効果があります。はちみつ大さじ入れるとさらに理想的です。5.はちみつで咳、喉の痛みを防ぐ風邪はいつもいくつかの症状が同時におきます。例えば鼻づまりになったり咳が出たり、痰が出てきたり…。世界中で使われているナチュラルなケアはやっぱり「はちみつ」です。はちみつと一言で言ってもいろいろな種類があります。蜂蜜専門店に行くと、とても多い種類に驚くと思います。呼吸器をケアしたいなら「ユーカリのはちみつ」がいいです。これを先ほど紹介した「生姜レモンティー」に入れて飲むと完璧!もしくは毎日お腹が空いてる時にスプーン一杯を食べてみましょう。ハチ由来の食品 はいつもナチュラルな方法で免疫力を高める効果があるのでこの時期注目しておきたいものです。6.重曹を使って蒸気吸入重曹はとても優秀です。使いこなすとケア、美容、掃除、料理などいろいろな場面で活躍します。呼吸が苦しい時にも改善するのを助けます。鍋に水を入れて蒸発させ、大さじ1の重曹を入れます。おばあちゃんの知恵袋で古い方法ですが、改善が期待できます。7.胸元をアロママッサージ胸の上を香りの良いアロマでマッサージすることで呼吸を楽にします。ユーカリのアロマオイルが使えます。シアバターを用意してユーカリオイルを少し落とします。よく混ぜて温かい手で胸元をマッサージしてみましょう。もしくは入浴をするときにユーカリオイルを数滴入れてみてください。スッとした香りが呼吸を楽にしてくれます。
2016年12月11日日中は暖かい日もありますが、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。冬に向けて徐々に気温も下がっていきます。寒くても風邪などひかず元気に冬を過ごしたいですよね。風邪をひかないためには抵抗力を高める必要があります。日ごろの生活習慣で抵抗力を高めることができます。大切な3つのことを知っておきましょう。冬でも水分補給を欠かさない夏は熱中症予防で大人も子どもも水分補給に気を使いますが、喉が渇きにくい冬は水分補給を忘れがちです。空気が通る口や鼻が潤っていれば、ウィルスが痰と一緒に排出されたり胃に流れて死滅します。ウィルスを体に取り込まないためにも、水分補給を忘れずにおこないましょう。1日の摂取目安は約700mlです。ジュースなどの糖分のあるものは痰がきれにくくなり逆効果です。水やお茶で補給しましょう。体の中から温めて血流を良くする血流が悪くなると、ウィルスなどの異物を排出するための気道の綿毛の働きが低下してしまいます。冬は血管が縮まることで血流が悪くなりがちです。血流を良くすることは綿毛の働き低下を防ぐために重要です。血流を良くするには食べ物で体の中から温めることが大事。細胞の抵抗力を高めるビタミンAと、ウィルスの感染を防ぐ働きを強めるビタミンCを積極的に摂取しましょう。ビタミンAはニンジンやカボチャ、ビタミンCはキウイやブロッコリーに多く含まれます。他にも風邪予防にはタンパク質が効果があります。タンパク質は豆腐や魚類に多く含まれています。もちろん、1日3食を規則正しく食べるということが何より大切ですよ。着るもので体温調節する寝るときには過剰な厚着を避けましょう。厚手のスリーパーなどを着せると寝ている間に汗をかき、その汗が徐々に冷えて風邪をひきやすくなります。また、暑くて呼吸が早くなると、気道からウィルスが入ってきやすくなります。七分丈の服装はこもった暑さが手首・足首から出ていくのでおすすめです。また、普段から厚着をさせないことも大切です。「風邪をひかないように・・」と厚着をさせることが、かえって風邪をひきやすい身体をつくってしまいます。手足は出しておく方が良いのですが、昔と違いさすがに半そで短パンで普段から過ごす子どもは見かけなくなりましたね。あまり過剰に着込みすぎず、動きやすい薄手の服を着せるようにしましょう。重ね着などで着脱しやすくすると、動いて暑い時は脱ぎ冷えたら着せるということができるのでおすすめです。普段から厚着をしている子は風邪をひいて休むことが多い印象があります。息子はほとんど風邪をひきませんが、普段から厚着はさせていません。風邪だけではなく、他のウィルス系の病気にもほとんどかかったことがありません。体本来の免疫力を高めるということが、ウィルスの侵入を防ぐのかもしれません。手洗い・うがいなどの予防はもちろん大切ですが、それとプラスして子ども自身の免疫力を高めるような生活習慣を心がけ、風邪や他の感染症にもかかりにくい強い身体を作りましょう!
2016年11月24日冬は保育園で風邪などの感染症をもらいがち。ママは仕事を休むのが大変だけど、子どもの体調が悪いときは、いつも以上にサポートしてあげたいですよね。そこで今回は感染症のホームケアに関するクイズからスタート!小児科医の折津友隆先生に正しい対処法を教えてもらいました。お話を聞いたのは:折津友隆さん東京都港区にある、おりつこどもクリニック院長。診察では病状や経過、再来院の目安などを「具体的な言葉」で説明することが信条。2児のパパ。突然ですがクイズです!子どもの冬の感染症について、正しいと思うものに◯、間違っていると思うものに×をつけましょう□ Q1冬も薄着でいる方が免疫力が高まり、風邪予防になる□ Q2風邪をひいたらその都度病院に行くべきだ□ Q3冬に微熱が出たら、インフルエンザを疑ってすぐに病院に行く□ Q4熱を早く下げるには、厚着させてたくさん汗をかかせる□ Q5熱が37.5℃でも、元気ならばお風呂に入れてもよい□ Q6下痢のときはできるだけ水分を取らせないようにする□ Q7咳でつらそうなときは仰向けに寝かせる□ Q8鼻は片方ずつかまないと耳に悪影響がある□ Q9病院で出してもらった風邪薬は症状が治まったら飲ませるのをやめてよい□ Q10ノロウイルスの吐瀉(としゃ)物が付いたものはアルコールで除菌するとよいQ1.冬も薄着でいる方が免疫力が高まり、風邪予防になる×風邪予防には体質に合った保温と手洗い・うがい・水分補給昔は「子どもは風の子」と言われ、薄着を推奨する慣習がありましたし、冬でも薄着で大丈夫な子がいるのは事実です。しかし、薄着で免疫力が上がるという科学的根拠はありません。暑さ寒さに対する反応や適応力は子どもによって違うので、わが子の体質に合わせて適切に保温してください。また、風邪予防の基本は「手洗い・うがい」ですが、まだうがいができない子は、「水分補給」を習慣にしてください。風邪のウイルスは乾燥した場所が大好き。喉の粘膜に付着したウイルスをそのままにしておくと増殖して症状を引き起こします。ですが、水分を取ってウイルスを胃へ洗い流してしまえば増殖しないのです。うがいができる子でも、乾燥対策として小まめに水分を補給して、風邪のリスクを減らしましょう。Q2.風邪をひいたらその都度病院に行くべきだ×本人に強いストレスがなければホームケアでもOK風邪の症状があっても、元気に生活できていれば、自然に治ることがほとんどです。鼻水や咳は、様子を見ながら登園しましょう。微熱のときはどうしようかと迷う人もいるかもしれませんが、一日ゆっくり体を休ませた方が、長引く可能性を減らせることも。「病院に行って、薬を飲ませた方が早く治る」というイメージがあるかもしれませんが、医師の診断が風邪ならば、処方されるのは「早く治す薬」ではなく、「症状を緩和する薬」です。ただし、本人が苦しそうだったり、咳で眠れないなど、強いストレスになる症状があれば、緩和が必要ですから早めに受診するようにしましょう。普通の風邪なら、熱は2〜4日、鼻水や咳は7〜10日くらいでピークを越えるもの。それ以上長引く場合は、他の病気の可能性もあるので受診してください。Q3.冬に微熱が出たら、インフルエンザを疑ってすぐに病院に行く×発症してから12時間以内では正しい診断ができない可能性もインフルエンザは風邪と異なり、急激に熱が上がります。また、多くの場合、高熱以外に頭痛や悪寒なども伴います。微熱でぐったりした様子もなければ、インフルエンザの可能性は非常に低いので慌てないでください。インフルエンザを疑う症状であっても、発熱から12時間以内では診断の正確性が下がります。これは、多くの病院で使われているインフルエンザの迅速診断キットが体内に増殖したウイルス量で判定するものなので、ウイルスが少ないうちは陰性と出てしまうためです。しかし、タミフルなどの抗インフルエンザ薬は、発熱から48時間以内に服用を始めることが推奨されているので、遅すぎるのもよくありません。「インフルエンザを疑うときは、発熱してから12時間以上48時間以内に病院へ」と覚えておきましょう。Q4.熱を早く下げるには、厚着させてたくさん汗をかかせる×薄着+掛けもので体温調節を発熱時は普段よりも発汗が増え、失われる水分が多くなります。そこに厚着するとさらに汗をかき、脱水症状を起こすリスクも。早期回復には快適な温度を保つことが必要なので、薄着+掛けもので調節をしましょう。ちなみに、冷却シートをおでこに貼ると気持ち良いですが、熱は下がりません。太い血管が通っている部位(脇の下・脚の付け根など)を冷やすとよいでしょう。Q5.熱が37.5℃でも、元気ならばお風呂に入れてもよい○ぐったりしていなければ大丈夫多少の熱があっても、元気であればお風呂に入っても構いません。長風呂だと体力が奪われるので短めに切り上げ、湯冷めに注意してください。微熱でも元気がないときや、高熱のときは無理をさせないで。一晩お風呂に入れなくても衛生面の問題はありません。何日も入れないときは、濡れタオルで全身を拭いたり、下半身をシャワーで洗ってあげるとよいでしょう。Q6.下痢のときはできるだけ水分を取らせないようにする×脱水症状になる危険があるので小まめに少しずつ飲ませる下痢をしているときは便で水分が大量に出てしまうので、脱水症状を起こす危険があります。常温(またはぬるめ)の水や経口補水液を少量ずつ、小まめに飲ませて水分補給しましょう。ガブ飲みすると下痢しやすく、水分がうまく吸収できません。食事は消化しやすいものを選んで。おかゆや、軟らかく煮たうどんなどを少しずつ食べさせます。離乳食の場合は、一段階前に戻してください。Q7.咳でつらそうなときは仰向けに寝かせる×上半身を少し起こしている方が呼吸がラクになる仰向けに寝ると気管が少しつぶれた形になり、咳が出にくくなって余計につらくなります。上半身が少し斜めになるように、体の下にクッションなどを入れると、少しラクになるでしょう。咳が出たらマスクをさせたいですが、嫌がる子も多いでしょう。外出時に突然だと拒絶されがちなので、家でも練習してみて。キャラクター付きのものなど、いろいろ試してみてください。Q8.鼻は片方ずつかまないと耳に悪影響がある○中耳炎などの原因になるので片方ずつかませる鼻水を出すことは大切ですが、左右同時にかむ、強くかむ、鼻をすするなどは、中耳炎など他の病気の原因になることもあるので避けましょう。鼻を自分でかめるようになるのは2〜3歳頃。元気なときに、片方の鼻の穴に小さく丸めたティッシュを詰め、反対側を指で押さえて「フン」と鼻息で飛ばす練習をするとよいでしょう。遊び感覚で鼻をかむコツをつかめます。風邪をひいているときはお風呂で鼻をかませてみて。暖かく湿度が高いので、鼻水が出やすくなります。乳児の鼻水は吸引が必要。病院で吸引してもらうとスッキリしますが、頻繁に通うのはママにも負担です。鼻づまりを起こしやすい子なら家庭用の電動鼻水吸引器の購入も検討してみて。ママにも使いやすく、鼻水がしっかり取り除けます。Q9.病院で出してもらった風邪薬は症状が治まったら飲ませるのをやめてよい×基本的には最後まで飲み切る風邪薬であっても、処方された薬はすべて飲み切るのが基本。鼻水、咳、下痢などの薬で、症状がまったくなくなった場合には、医師に確認してから中止してもよいでしょう。解熱剤は「熱の高さにかかわらず、熱でつらそうなときだけ」です。体内に入った敵と戦う免疫は、通常より体温が高い環境で活発に働きます。体温が下がると免疫が戦いにくくなるので、安易に解熱剤で強制的に熱を下げるのはよい方法ではないのです。ちなみに、「風邪は抗生物質で治る」というのは誤解です。風邪の原因の80%は「ウイルス」ですが、抗生物質が効くのは「細菌」。医師から抗生物質が処方される場合は、単なる風邪でなく何かしらの細菌感染(中耳炎や気管支炎など)を起こしているのでしょう。抗生物質が出された場合は、必ず飲み切ってください。Q10.ノロウイルスの吐瀉物が付いたものはアルコールで除菌するとよい×ノロにアルコール除菌は効果なし塩素系漂白剤で消毒を冬に多い胃腸炎で、嘔吐下痢症とも呼ばれるノロとロタ。これらのウイルスは非常に感染力が強く、吐瀉(としゃ)物や便に混ざったウイルスが拡散することで、他の人にうつります。家族の誰かがかかったら、家庭内の二次感染を防ぐことが大切です。まず必要なのは、汚染されない工夫。吐いても布団に付かないようにタオルを敷き詰めたり、吐くためのバケツやビニール袋を枕元に用意しましょう。汚染された場合、惜しくないものは思い切って廃棄します。廃棄できないものは、次亜塩素酸ナトリウム液で消毒を。アルコールでは消毒できません。消毒液は、水500mlに対して塩素系漂白剤5mlの割合で混ぜて作ります。この消毒液で汚染された床を拭いたり、トイレ掃除を。衣類は消毒液で30分つけ置きした後、洗濯機で洗濯すれば大丈夫です。下痢が止まってもウイルスは排出されるので(下表参照)、消毒は続けましょう。吐瀉物や便、オムツを処理するときは、使い捨てマスクを着けて。ウイルスは乾燥すると空気中に漂うので、汚れを拭いたティッシュなどもビニール袋に密封して捨ててください。【Question】どうして年に何回も風邪をひくの?風邪症状の原因になり得るウイルスは約200種類もあり、季節ごとに流行するウイルスが異なります。基本的に、一度感染したウイルスには免疫ができて二度目はかからなくなる(かかっても軽症で済む)のですが、他にも同じような症状が出るウイルスがたくさんあるので、1年間で何種類かに感染し、何回も風邪をひくのです。折津先生から保育園ママへメッセージ今は対応に悩んでいてもママの経験が増えれば判断力や対応力がレベルアップ!今は受診のタイミングなど、見極めが難しくても、ママの経験が増えれば適切に判断できるようになります。かかりつけの小児科と協力して、わが子に合った対処法をつかんでいきましょう。保育園児は感染症にかかる機会も多い分、早くから免疫力もついていきます。看病が必要なときは、家族を頼ったり、病児病後児保育なども利用しながら、乗り切っていきましょうね。Illustration AKINO Junko
2016年11月09日季節の変わり目。急に涼しくなったり、雨が多かったりで、あれ? 風邪でもひいたかな、咳が出てなんとなく身体がだるい…。そんな方も多いかもしれません。風邪薬に頼る前に、一度試していただきたいレシピがこちら。レンコンはビタミンB群のほか、カリウムや鉄、カルシウムなどのミネラル分も豊富。昔から健康維持や風邪予防によいとされています。タンパク質分解酵素や食物繊維を多く含む梨は、クコと組み合わせることで肺の働きを助け、咳止めや体を潤す効果もあるのだそう。ほんのり甘くトロっとした口当たりは、お子さんでも飲みやすい味。薬膳の力で、身体に優しく風邪を予防しちゃいましょう。■梨とレンコンの薬膳スープ調理時間 5分レシピ制作:カクテル&ジュースコーディネーター、美容編集&ライター Kae(藤井香江)<材料 1人分> 梨 1/2個レンコン 50gハチミツ(お好みで) 大さじ1<飾り用> クコの実 2粒<下準備>・梨は皮をむき、ひとくち大に切る。・レンコンは皮をむいて薄く切り、ラップをして電子レンジで1分30秒~2分加熱する。ヒント! 電子レンジは600Wを使用しています。<作り方>1、全ての材料をミキサーに入れ、かくはんする。器に注ぎ、クコの実を飾る。とろみが強い場合は、水を加えて濃度を調整してください。お好みでヨーグルトを加えてみても。
2016年09月26日【ママからのご相談】息子の鼻水が続いており、ママ友に「アレルギー性鼻炎じゃない?」と言われました。風邪とアレルギー性鼻炎はどう違うのでしょうか?アレルギー性鼻炎の場合はどうすればいいのでしょうか?●A. 透明な鼻水が数日続く場合は耳鼻咽喉科へ相談しましょう。こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのmomoです。『アレルギー性鼻炎 』という症状を持っている子を時折見かけることがありますが、一見風邪なのかアレルギーなのか分からないですよね。今回は耳鼻咽喉科の医師に詳しいお話を聞いてきましたのでご紹介します。●アレルギー性鼻炎と風邪の見分けかたまず素人である私たちでも判断できるような見分けかたはあるのでしょうか?医師に聞いてみると、『風邪が原因の急性感染症鼻炎は黄色や緑色の鼻水 が出ます。ねばねばしているのも特徴です。一方アレルギー性鼻炎の場合は透明でさらさら の鼻水が出ます。くしゃみや鼻づまりが続くのも特徴です』とのこと。透明な鼻水が3〜4日続く場合はアレルギー性鼻炎の可能性があるので、耳鼻咽喉科で検査を受けてみるといいでしょう。検査結果によって対策が変わってきます。●アレルギー性鼻炎の対策方法もしアレルギー性鼻炎だと診断された場合はどのようにすればいいのか?医師に聞いてみました。『まずはアレルゲンが何か調べることが大切 です。それによって対策方法が変わってきます。ハウスダストやダニなどがアレルゲンの場合は掃除を強化し、徹底的に排除すること。ふとんクリーナーを使ってこまめに掃除をしたり、寝具を洗ったりすることが大切です。花粉がアレルゲンの場合は、花粉が飛び始める前に薬を飲んでおくこと。うまく薬とつきあっていくことでつらい季節を乗り越えやすくすることができます』とのこと。厳しい医師の場合などは、ぬいぐるみはすべて処分しなさい、と指示されることもあるのだとか。子どもが大好きなぬいぐるみやお人形にもアレルゲンがついていることがよくあるので、洗えるものはこまめに洗うようにしましょう。●アレルギー性鼻炎は予防できるではまだ症状が出ていない子がアレルギー性鼻炎を予防することはできるのでしょうか?医師によると、『アレルギー性鼻炎は予防することができます。アレルゲンを吸い込まないようにする ことが大切なので、子どもが小さいころから室内を清潔に保ちハウスダストやダニから守ってあげましょう。寝具も清潔を心がけ、ソファのカバーも掃除機や布団クリーナーで掃除するようにしましょう』とのこと。花粉はある一定の年齢になると発症してしまうことがありますが、ダニやハウスダストは親の掃除の仕方で予防することができるものなのです。面倒ではありますが、大事なわが子のために頑張ってきれいにしていきたいですね。----------風邪かアレルギー性鼻炎かの判断に迷ったら、とりあえず病院に行くようにしましょう。鼻炎が続く場合は耳鼻咽喉科をオススメします。鼻の粘膜などしっかり見てもらえます。症状にあった対策をとって、原因を排除していきましょう!●ライター/momo(ママライター、元モデル)
2016年08月07日日焼け止めもしっかり塗っているし、紫外線対策はバッチリ!と思っているあなた。 本当にその紫外線対策、万全ですか?実は間違っているかもしれない、日焼け止めの塗り方やUV対策のコツをお教えします!日焼け止めの正しい塗り方日焼け止めの塗り方で注意しておきたいのが、①肌にしっかり馴染ませるため、外に出る30分前には塗っておくこと②ケチらず、たっぷりの量を塗ること③化粧水や乳液で肌を整えてから塗ること の3つのポイント。意外に見落としていることが多いこの3つのポイントをおさえておけば、日焼け止めの効果はグッと上がります!日傘も必須!特に夏場の強い紫外線は、日焼け止めだけではカバーできません。外を歩く時は日傘を持っておいた方が安心。折り畳みタイプの日傘などのコンパクトなタイプのものを選ぶと良いですね。帽子の選び方に注意!麦わら帽子など、日よけのために使う帽子は、選び方に注意。・素材がUVカットであるかどうか・つばの広さは十分かという点をチェックしつつ選びましょう。メッシュ素材のものは通気性が良いので快適にかぶれますが、十分に紫外線をカバーできない場合があります。最近はオシャレで紫外線対策もばっちりできる帽子が増えているので、タグなどに書いてある説明をよく読んでおきましょう。しっかり対策して、夏に備えよう!日焼け止めをしっかり塗っていたのに、結構焼けてしまった…。ということもあるでしょう。若いうちはいいですが、30代前後になると紫外線はシミの大きな原因となり危険です。しっかり対策しておけば夏の日差しも怖くない!少しのポイントで大きく変わるので、しっかり対策して夏に備えておきましょう!
2016年07月28日質問:風邪で一日病院に行っただけですが、告知は必要ですか?告知事項の範囲に該当するのであれば、告知は必要です。風邪による一日だけの通院であっても、告知の範囲に該当するような結果であれば、その程度を問わず告知しなくてはなりません。
2016年05月26日ハロージャパン! ライターの尾崎ムギ子です。気温差の激しい日々ですが、みなさま、風邪などひいていませんか?わたしはバッチリひいております。このコラムはムギ子の「風邪報告」になりつつありますネ…。■第27回:“Too bad.”は「悪すぎ」?I’ve got a cold.(風邪をひきました)と言ったら、こう言われて戸惑ったことがあります。That’s too bad.tooはtoo muchのtooで「~すぎる」。てことは、「悪すぎ」? …え、わたしが風邪ひいたのって、そんなにダメだったかな…。いえいえ、この“That’s too bad.”は、「お気の毒に」という意味なんです。似たような意味だと、I’m sorry.(お気の毒に)こちらはいよいよ、「え…わたし謝られるようなことしたっけ…」と混乱に陥ります。この二つの表現はまるっと覚えてしましょう。ちなみに、“I’m sorry.”と謝られた場合、“Don’t be sorry.”という言い方をします。I’m sorry I’m late.(遅れてごめんなさい)Don’t be sorry.(謝らないでいいよ)言われたいセンテンスNo.1でございます。ですが、ときには、I’m sorry I’m late. I was sick, so…(遅れてゴメンなさい。体調がわるくて…)Don’t make excuses!(言い訳をするな!)ありがち…。そんなに怒らなくてもいいじゃんね。いつも怒っていると、怒っている顔になっちゃいますよ。めっ!【本日のまとめ】“That’s too bad.”と、“I’m sorry.”は「お気の毒に」。
2016年03月16日こんにちは、ママライターのみいゆです。冬になると一番の天敵は“風邪”。特に冬本番の寒さのときは、気を付けたつもりでも風邪を引いてしまうことがありますよね。まだ小さいお子さんがいる家庭では、ママが風邪でダウンしてしまうと家の中がとんでもないことになってしまうこともしばしば……。そうならないために、多くの方は薬を服用します。しかし、この薬の飲み方を誤ってしまうと全く効き目が出なかったり、早く治そうと思ったつもりが逆に長引いてしまったりすることもあるのです。今回は、いち早く風邪を治すための薬の正しい飲み方をご紹介しましょう。●薬を飲むときの水の量は約200ccが目安ですあなたは錠剤や粉薬を飲むとき、一緒にどのくらいの量の水を飲みますか?きっと多くの方は少量の水でパッと飲んでしまうのではないでしょうか。実は薬を飲むときに必要な水またはぬるま湯の量はコップ一杯分(約200cc) が正しいのです。薬を飲むだけでちょっと多いと感じるかもしれません。しかし、水の量が少ないと粉薬やカプセルが喉にひっかかってしまい、くっついてしまうことがあります。そうなると食道潰瘍を起こす場合や薬の効き目が悪くなることも。水の量は意識して飲むようにしましょう。●水以外の飲み物はNG!外出先などで水がなくて手持ちのジュースで薬を飲んでみたり、晩酌ついでにアルコールで薬を飲んでしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。基本的には緊急の場合を除いてこれらの飲料水で薬を摂取することはNGです。薬の吸収が遅れたり効き目が悪くなるはもちろんのこと、アルコールに関しては逆に必要以上に効き目が強くなってしまう ので危険です。日本調剤のホームページによると、特に良くない飲み合わせの例として次のようなものが挙げられています。・総合感冒薬とコーヒーやコーラ・睡眠薬とアルコール・抗生物質と牛乳やヨーグルト・胃薬と炭酸飲料以上は一部の例ですが、これらの組み合わせによって薬の効果が変化することがあるので、なるべく水 やぬるま湯 で服用しましょう。●処方された薬は全て飲みきりましょう風邪などで病院を受診すると薬を処方されますが、処方された期間よりも早く体調が良くなることもありますよね。良くなったらもういいかとついつい薬を残してしまいがちです。しかし、そんな自己判断で途中で薬を飲むことをやめてしまうと、良くなっていた体調がまた悪化することがあります。せっかく良くなってきたのにまた風邪が再発してしまうなんてショックですよね。こんな事態を防ぐためにも、きちんと最後の最後まで処方された薬は飲みきってしまいましょう 。もちろん、薬の影響で今までになかった症状が出てきたら、飲むのを中止して医師に相談しましょう。----------いかがでしょうか。薬の飲み方はほとんど重要視されていないので、実は間違った飲み方をしている方もいらっしゃるかもしれません。ちょっと間違えれば大きな病気につながりかねないこともありますので、薬を服用するときはしっかり説明を読むようにすると良いでしょう。【参考リンク】・正しい服用 | 日本調剤()●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年02月28日明治が運営する「明治カバくんうがいラボ」はこのほど、「うがい」がインフルエンザや風邪対策として本当に実践されているのかを調査するため、11月13日~15日の期間に20代~40代の子どもを持つ会社員の女性を対象とした、「家庭」と「ママ達が働いてる企業」でのインフルエンザに関する調査を実施し、その結果を発表した。「家庭でのインフルエンザに関する調査」では、はじめに家族が帰宅後うがいや手洗いをしているか、またはして欲しい(するべき)と思うのかを質問。その結果、風邪・インフルエンザ対策として、子どもにうがい・手洗いをしてほしいママは72.5%であるのに対して、実際に帰宅後うがい・手洗いを徹底している家庭は38.9%であった。また、自分が風邪・インフルエンザにかかったときに、家族が冷たいと感じたことがあるのかを聞いたところ、「あてはまる」と「どちらかといえばあてはまる」を合わせた32.1%が、感じたことがあると回答している。「ママ達が働いてる企業でのインフルエンザに関する調査」では、勤め先で風邪・インフルエンザ対策として「うがい・手洗い」を徹底しているのかを質問したところ、39.1%の企業がうがい・手洗いを推奨していることが分かった。さらに、従業員のインフルエンザの予防接種にかかる費用を補助する制度ががない企業は44.4%、全額補助があれば、インフルエンザの予防接種を受けたいと思っている人は91.8%であることが分かっている。この結果を受けて同社は、「従業員のインフルエンザ予防接種費用の補助制度が浸透しているともいえない状況であり、日本の文化とはいえインフルエンザ対策として『うがい』で予防する習慣をもっと多くの方がつける必要があるという結果となった」とコメントしている。同調査は、11月13日~15日の期間に、全国の20代~40代の子どもを持つ会社員の既婚女性を対象とし、インターネット調査(マクロミルモニタを利用)によって実施された。有効回答数は414人。
2015年12月24日冬が本格的になって、風邪を引いたり体調を崩したりする人が増えてきましたね。彼が風邪で寝込んだときこそ、彼女としての優しさのみせどころ。そこで今回は20代~30代の男性に「嬉しかった看病」「嬉しくなかった看病」についてアンケートしてみました。■1.バイク便で送る「仕事中の彼女から、バイク便で食料と薬と栄養ドリンクが届いたんです。冷えピタとか便利で気が利くなあ~と感激しました。」(24歳/不動産)彼が一番辛いときに駆けつけたくても、さすがに仕事を抜けていくわけにもいきません。この方の場合は、彼女が昼休みにパパッと買い物をしてバイク便にお願いしてくれたそうです。その行動力とアイデアがすごいですね。いざというときは覚えておきたい方法です。体調が悪すぎて立ち上がれないほどのときは、コンビニにすら行けないですから嬉しいはず。■2.差し入れは色々と「お見舞いに来てくれた彼女がお粥を大量に作っていってくれたんですが、お粥ばっかり食べられないし、それよりスポーツドリンクとか水が欲しかったです・・・・・・」(32歳/旅行会社)気持ちは嬉しくても、実際に困ったというケースもあります。お粥が苦手な人もいるので何パターンか食料を用意して冷蔵庫に入れておくと後で1人でも食べられるので便利ですね。ゼリー飲料など手軽に栄養補給できるものは体調が悪いときの強い味方。温めるのも大変なくらい体調が悪い場合でも、封を開けるだけで食べられるものを置いておくと彼も嬉しいはずです。■3.あえてお見舞いに行かない「彼女であってもけっこう気を遣うので、体調が悪いときは1人の方が楽です。看病しにいくという気持ちは嬉しいけど、そっとしておいて欲しいですね」(28歳/コンサル)「言葉の裏にある要望を察して欲しい」女性と違って、男性の発言は基本的にそのままの意味です。男女問わずやつれた姿を見られたくないという人はけっこう多いので、もし「お見舞いに来なくていい」と言われた場合は遠慮していないかどうかを確認し、無理には押しかけないようにしましょう。■4.長居しない「こっちは辛くて寝てるのに、彼女がお笑い番組を観てゲラゲラ笑ってて正直迷惑でした。お見舞いに来てくれるのは嬉しいけど、少しは考えて欲しかったです」〔28歳/運送関係〕せっかく家まで来たらもっと彼と一緒にいたくなってしまうかもしれませんが、それは彼の風邪が治ってからにしましょう。特に、ワンルームマンションの場合は要注意です。また、彼用と自分用のマスクは忘れずに!せっかく彼が治ったのに入れ違いで今度は自分が倒れてしまっては大変ですよ。■おわりにいかがでしたか。他には「来てくれると心強いから、いてくれるだけで嬉しい」「ナースの格好をしてお粥食べさせてくれたのが嬉しかった」「治るまで毎日寄ってくれたのがありがたかった」などの意見もありました。人によって希望は違うので、ストレートに欲しいものや必要なものを聞いてみましょう。(上岡史奈/ライター)(ハウコレ編集部)(こいずみさき/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年12月08日日に日に寒さが増し、空気もひんやり乾いてきました。この時期、手洗いやうがい、マスクで予防に気をつけていても、うっかり風邪をひいてしまうこともありますよね。鼻水や咳、のどの痛みといった、いわゆる風邪の諸症状があるだけで、パフォーマンスは下がってしまいがち。そこで、「ちょっと風邪っぽいかも…」と思ったらすぐにできる、アロマやハーブを使った風邪対策をご紹介します。■通勤中にもオイルが大活躍鼻水や鼻づまりに悩まされたときに筆者が使っているアロマオイルが、「ティートリー」と「ユーカリ・ラディアータ」です。ティートリーには抗菌や抗ウイルス作用があるとされ、ユーカリ・ラディアータは鼻やのどのトラブルを緩和するといわれています。どちらもスーッとした香りが特徴的。通勤中には、湿らせたガーゼにティートリーやユーカリ・ラディアータを数滴たらし、マスクのなかにしのばせておくといいでしょう。呼吸するたびにさわやかな香りを吸いこむことができ、鼻のとおりがよくなります。湿ったガーゼが乾燥対策にも役だちます。注意点は、オイルが肌に直接触れないようにすること。風邪はもちろん、花粉の時期にもおすすめです。オフィスでは、お湯を注いだマグカップに精油を1~2滴たらし、湯気を吸いこむようにゆっくり深呼吸。これだけで鼻のなかがすっきりし、体もほんのりあたたまります。■おうちでの風邪対策には「エルダーフラワー」がイチオシ季節を問わず、我が家に常備しているのが「エルダーフラワー」のコーディアルです。エルダーフラワーは、風邪の症状やインフルエンザなどの感染症予防、花粉症の症状をやわらげるのにもいいとされ、ヨーロッパでは古くから親しまれているハーブのひとつ。コーディアルとは、フレッシュなハーブやフルーツを原料とした飲料のことをいいます。ちょっと風邪気味かな、と思ったら、コーディアルをお湯で割って飲むようにしています。マスカットの酸味を少し強くしたような風味で飲みやすく、とくにせきがでたり、のどが痛いときに積極的に飲むといいでしょう。症状がやわらぐ実感があります。ちなみに、エルダーフラワーを毎日飲んでいた昨年は、一度も風邪をひくことなく乗りきることができました。初期症状へのアプローチだけでなく、日々の予防としてもおすすめしたいハーブです。鼻がつまって寝ぐるしい夜には、「ティートリー」や「ラベンダー」のアロマオイルを数滴たらしたコットンやティッシュを枕元におくといいでしょう。「ラベンダー」は、心地よい眠りを誘ったり、鼻づまりにもいいといわれています。数回深呼吸しているうちに鼻のとおりがよくなり、眠りやすくなりますよ。自然のめぐみがつまったアロマやハーブで体をいたわりながら風邪対策をし、忙しい年末年始を乗りきりましょう。
2015年11月24日エーザイはこのほど、「先輩受験生ママの風邪・感染症等の対策」に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月9~16日にインターネット上で行われ、2014年度に中学受験・高校受験をした子どもを持つ女性500名から回答を得た。はじめに、子どもが受験生だったとき、風邪・感染症対策にいつも以上に気をつかったかどうか尋ねると86%が「いつも以上に気をつかっていた」と回答。受験生本人の対策を本格的に開始した時期については、「2014年10月頃から」(20%)と「2014年11月頃から」(20%)が多く、同社は「寒さが本格化する同タイミングから意識し始めていたようです」と分析している。次に、受験生本人の対策として取り入れていたものを調査した。結果は「手洗い・うがいの励行」(84%)、「マスクをする」(68%)、「予防接種を受ける」(57%)が上位にランクイン。さらに89%の人が「2つ以上の対策を取り入れていた」と回答した。加えて受験生本人の対策として費用をかけたアイテムを調べたところ、「マスク」(67%)が最も多く1位となった。また、比較的高額である「加湿器」を購入した人も21%いた。アイテムの購入費用としては、受験生本人の対策費用が平均7,239円、母親については平均4,275円、父親では4,278円と受験生本人と比べて約3,000円の差があった。最後に、「子どもが受験生だったときの風邪・感染症などの対策について、不安を感じた事はありますか」と質問した結果、58%が「ある」と回答。具体的な不安や悩みとしては、69%の人が「対策をしても十分なのかどうか判断がつかない」をあげた。次いで、「どの対策が有効なのか、優先度がわからなくなる」(32%)、「情報が多すぎて正確なものが見極められない(見極めるのが難しい)」(23%)が続いた。杉並堀ノ内クリニックで小児科院長を務める粂川好男医師は、風邪・感染症対策として「『手洗い』『うがい』『マスク』の"3点セット"が一番重要です」とコメント。このうちマスクを使う際の注意点として、「マスクの内側は外気や手指などに触れる可能性が高い」と指摘した上で、「流行のシーズンはつけはずしをできるだけ少なくすることが理想的」とアドバイスしている。
2015年11月20日クラシエ製薬はこのほど、日本人の風邪のひきはじめの症状とその対策を把握することを目的として「風邪のひきはじめとその前兆」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。最初に、「あなたは、風邪のひきはじめの症状が出る前に感じる身体の変化はありますか」と質問したところ、のどの痛みや発熱などの風邪の症状が出る前に体の変化を感じる人は約6割(59.0%)存在。その実態は、1位「ぶるっとする(寒気がする)」(55.3%)、2位「疲れやすくなる」(43.1%)、3位「のどが渇く」(24.6%)となっている。次に、「ご家庭で受け継がれている風邪に対する民間療法は、具体的にどのようなものですか」と質問したところ、1位「ショウガのスープを飲む」(41.6%)、2位「たまご酒を飲む」(28.6%)、3位「くず湯を飲む」(23.6%)となった。また、風邪のひきはじめの最初の対処法をたずねた質問では、「解熱剤を飲む」と回答する人が25.7%存在し、「体を温める」民間療法と薬で「熱を下げる」対極的な対策をしている実態が分かった。「あなたは、自分の平均体温が何度まで上昇すると仕事または家事を休みますか」との質問では、「自分の平均体温+2度」と回答した人が25.6%と最も多く、「自分の体温が何度に上昇しようとも仕事(家事)は休めない(休まない)」という人が約15%も存在。役職や職業、主婦等に関わらず、総じて真面目な日本人気質が多いことがうかがえるとコメントしている。最後に、風邪のひきはじめに看病してほしい芸能人を男女別にたずねたところ、男性が選んだ女性芸能人1位は「石原さとみ」さん(20.2%)で、2位に「新垣結衣」さん(18.1%)、3位に「木村文乃」さん(12.1%)が選ばれた。女性が選んだ男性芸能人1位は「西島秀俊」さん(14.8%)、2位は「福士蒼汰」(14.0%)さん、3位は「井ノ原快彦」さんとなった。同社は「優しそうで包容力のあるイメージから、『風邪のひきはじめに看病してもらえたら、元気になれそう! 』と考える方が多いのかもしれない」と推察している。同調査は、全国の20~69歳の男女1,000名(各性年代100名ずつの均等割付)を対象として、10月23日~26日の期間にインターネット調査によって実施された。
2015年11月10日アシストは9月17日、標的型攻撃への対策を支援するために内部対策を重視した各種の施策を「標的型攻撃対策ソリューション」として体系化し、提供開始した。具体的には、マルウェアの侵入の予兆や状況の把握のため定期的なモニタリングを実施する「BlackDomainSensor」、内部対策として、特権IDを奪取されたとしてもデータを持ち出させず持ち出されても意味が無いようにするための多重対策として「マルウェア遮断ソリューション」「ダブルブラウザソリューション」「特権ID管理ソリューション」「ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューション」の全5ソリューションを展開する。このうち、「マルウェア遮断ソリューション」は2015年10月に新設予定であり、「ダブルブラウザソリューション」は同月に機能強化版を提供開始する予定だ。BlackDomainSensorはセキュリティ・ログ分析エンジンを使い、インターネットのアクセス・ログとC&Cサーバのリストを突合せた結果と、Active Directoryに特権IDを模したトラップ・アカウントを仕掛け、おとりに引っ掛かったマルウェアの認証失敗ログを抽出したレポートを出力する。マルウェアによるC&Cサーバへ通信している端末の発見や、マルウェアによる特権ID奪取の挙動の発見に有効という。マルウェア遮断ソリューションは2015年10月に新設予定であり、マルウェアが侵入している可能性のある端末をネットワークから遮断する。遮断は管理者がリモートから実施可能。該当端末のC&Cサーバへの不正な通信のブロックや、データの不正な持ち出し・侵害拡大の防止に有効としている。ダブルブラウザソリューションは、インターネット・アクセス用のブラウザを仮想環境で提供し、業務用端末から外部へのインターネット・アクセス(HTTP通信)を禁止させ、業務用端末のインターネット・アクセスを分離する。なお、2015年10月に機能強化版のリリースを予定している。同ソリューションにより、マルウェアが侵入したとしても、標的型攻撃の出口となるC&Cサーバとのインターネット・アクセスを禁止することで攻撃を無効化できるとのこと。特権IDはワークフローにて申請を行い、承認を受けた場合のみ利用できるように制御する。また、重要サーバへはワークフロー経由の自動ログインのみを許可し、自動ログイン以外のローカル・ログインなどは全て禁止する。同ソリューションにより、ワークフローを経由しない重要サーバへのログインを一切禁止することで、万が一標的型攻撃によって特権IDを奪取された場合でも、不正なアクセスを防止できるという。ファイルサーバ情報漏洩防止ソリューションは、ファイル・サーバのデータを暗号化し、Windowsのアクセス権限とは別に独自のアクセス権を設定。また、ファイル・サーバに対してアクセスできるのは、専用クライアントを導入している端末のみに限定する。同ソリューションでは、独自のアクセス権限設定により専用端末以外からのデータ持ち出しを防止すると共に、Windowsの特権IDを奪取された際もデータの持ち出しリスクを軽減できるという。また標的型攻撃によりデータが直接持ち出された際も、データは暗号化された状態を維持するとのこと。
2015年09月18日風邪の予防や対策のために、マスクをして寝るという方は少なくありません。しかし「マスクをしたまま寝るのって本当に大丈夫なのかな?」と体への負担が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。寝るときのマスクって睡眠にはOK?風邪の主な感染経路は、鼻や口を通してウイルスが体内に入リ込むことです。そのため、それらの部分をガードしてくれるマスクは、風邪予防に効果的な方法として考えられています。そして、問題の「寝るときにマスクをしていてもよいか」という点ですが、結論からいうと、就寝時は鼻やのどが乾燥しやすいので、それを防ぐうえでとても効果的だそうです。鼻やのどが乾燥してしまうと、免疫力が低下し、ウイルスの繁殖が増長されてしまうからです。ただし、息苦しさを感じるのであれば、睡眠が妨げられてしまうので、注意が必要です。もし、寝ている最中にマスクが原因で目が覚めるようでしたら、マスクのサイズを変えるか使用をやめるようにしてください。夏風邪と冬の風邪は違うので要注意!風邪の予防にマスクは効果的ですが、「夏風邪」については注意が必要です。夏風邪とは、単に夏にひく風邪ではなく、夏風邪特有のエンテロ(腸)ウイルスや、アデノ(のど)ウイルスによる感染症のことを指します。これら夏風邪の原因となるウイルスは、湿気が多く、不潔な環境を好むと言われており、就寝時のマスクがかえって逆効果になってしまうケースもあるのです。だからといってマスクをはずしなさいというわけではありません。大事なのは、定期的にマスクを交換し、きちんと清潔な状態に保つこと。ウイルスが好む環境を作らないことです。夏風邪にかかっているときは普段よりもマスクの管理をきちんと行うようにしましょう。より予防効果を上げるには?寝るときにマスクをして、保湿効果を高めることは風邪予防の第一歩です。さらに効果を高めるためにマスクと並行した風邪対策もご紹介します。風邪予防で大切なのは、乾燥をさせないこと。そのためにも加湿器の使用は有効です。もし、加湿器がない場合は水を入れたコップなどを枕元に置くだけでも違うと言われています。加湿による結露が気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は結露が起きるくらいのほうが風邪の予防には適しているのだそうです。このように、適切なマスクの使用は風邪予防に有効であり、他の対処法と組み合わせることでさらなる効果が期待できます。自身の症状に合わせた方法で取り入れてみてはいかがでしょうか。photo by pixabay
2015年06月15日くしゃみや鼻水が止まらず、さらに頭がボーッとしてくると、「風邪を引いたかな?」と思いますよね。しかし、じつは花粉症の初期にも、似たような症状が見られるのだとか。2月から3月にかけて花粉が飛散する時期にこれらの症状に見舞われたら、もしかしたら風邪ではなく花粉症かもしれません。そこで今回は、花粉症と風邪の見分け方をご紹介。さらに2015年春の花粉情報もお届けします!○熱っぽいと思ったら花粉症だった!花粉症に悩むマイナビニュースの読者300人に、花粉症と風邪、どちらか迷ったことがあるか尋ねたところ、「はい」と答えたのは15.0%とやや少なめ。もしかしたら、花粉症の初期症状が風邪と似ていることに気付いていない可能性もあるかもしれませんね。どちらか迷ったことがある人たちにその顛末を聞いてみると、「ついに自分も花粉症になってしまったかと思ったけど単なる風邪でした」(25歳女性/不動産/事務系専門職)という「風邪」派はごくわずか。ほとんどの人が「花粉症」だったことがわかりました。・「最近鼻水が止まらないと思っていていくら鼻炎カプセル飲んでも効果ないと思ったら花粉症でした」(35歳男性/機械・精密機器/技術職)・「初めて花粉症になったとき、のども痛いし熱は出るしでわからなかったから」(28歳女性/人材派遣・人材教育/事務系専門職)・「風邪で絶対花粉症じゃないと意地を張っていたけれど、アレルギー検査であっさり発覚」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「喉が痛くて鼻が出たり詰まったりするし、熱っぽい感じがしたので、風邪だと思ったが、耳鼻科に行ったら花粉症と言われ、鼻が詰まるせいで夜に口を開けて寝ることによる乾燥による喉の腫れなどで、風邪ではなかった」(26歳女性/金融・証券/専門職)まさに風邪の症状と似ていますね。「そもそも、花粉症という病名を知る前、ずっと風邪だと思っていました」(50歳以上男性/電機/技術職)という意見も見受けられました。症状から風邪だと思ってしまう人は多いようですが、中には「花粉症だと思ったら、花粉症と風邪の両方だった」(35歳男性/情報・IT/技術職)という意見もあり、ますますどちらかわからなくなってしまいそうです……。○「目」の症状もチェック!アンケートによれば、本当は花粉症だったのに、勘違いして風邪薬を飲み続けていた人がチラホラ。そこで、花粉症対策の専門家である、ベストメガネコンタクト武蔵浦和店の高木香乃(たかぎ かの)さんに見分け方を教えてもらいました。――風邪と花粉症、どちらも症状が似ていますが、見分ける方法はありますか?高木さん「くしゃみが立て続けに何度も出る場合は、花粉症の可能性大。風邪だったらそこまで連続しないものです。また、透明でさらさらの鼻水が出ることも、花粉症の特徴です」――風邪のときにも、さらさらの鼻水が出ることがありますが……。高木さん「風邪の場合は、最初はさらさらしていても、だんだん黄色っぽく粘着質な感じに変わっていきます。風邪と比べるとひどい鼻づまりに悩まされるのも特徴で、鼻の通りが一度よくなったと思っても、すぐにつまってしまいます」――鼻水の状態をチェックすることもポイントになりそうですね。ほかにも、花粉症の特徴があれば教えてください。高木さん「目のかゆみや充血、涙、異物感といった、目にも症状があらわれます」○花粉の飛散時期&量は例年以上!――今年の花粉は、いつごろから飛び始めるのでしょうか?高木さん「北日本は例年並みですが、西日本・東日本は2月下旬から。例年より早く花粉の飛散が始まると予測されています」――例年より飛散時期が早いということは、花粉の量も多くなるのでしょうか?高木さん「花粉飛散量は平年の1割増、東日本は3割増とやや多い予想です。もっとも飛散量が多いのは関東で、平年より5割と増加する見込みです」――ありがとうございました。高木さんによれば、「関東では例年より早く、例年以上の花粉が飛散する」とのこと。ある日突然、花粉症が発症することも珍しくないそうです。読者アンケートでは花粉が飛散する「2月(20.7%)」「3月(17.7%)」に花粉症対策を行う人は約4割でしたが、メガネやマスクなどを使って早めに対策することで症状をやわらげることができるといわれています。つらい目にあわないためにも、これからやってくる本格的な花粉シーズンに早めに備えたいですね。
2015年02月10日風邪の予防に効果的なことはいくつもありますよね。基本的ですが手洗いやうがい、そしてしっかりとした食事と質の良い睡眠など。しかし、それらを励行していても、「ちょっと風邪かも?」と体調を崩してしまうことはあるもの。そんな時には基本的なケアにプラスして、アロマテラピーを取り入れてみてはいかがですか?■咳や鼻水…風邪対策におすすめの精油と利用法は? 風邪対策にアロマテラピーの精油を使う時は、ユーカリラディアタ、ユーカリグロブルス、ラベンダーがおすすめです。特にユーカリは気管支によいといわれています。鼻づまりや咳が出る時にも有効です。精油はそのままでは使えませんので、キャリアオイル10mlに対して2滴(12歳未満の子どもの場合は1滴)の割合で希釈し、喉もとや胸・背中に塗るとよいでしょう。ただし、オイルだと塗りたい時にその都度作らなければなりません。それでは少々面倒ですよね。そこで、私がおすすめするのはミツロウクリーム(軟膏)です。一度作れば1ヵ月ほど持ちますので、使いたい時にすぐ使えていいですよ。■風邪対策におすすめのミツロウクリームの作り方<材料>・ミツロウ 2g・キャリアオイル(ホホバオイルなど) 20ml・精油 2~4滴・耐熱容器・竹串またはつまようじ・クリームを入れる保存用容器<作り方>1.耐熱容器にミツロウとキャリアオイルを入れ、湯せんで溶かします。2.1をクリーム容器に流し入れ、竹串で混ぜながら少し冷まします。3.全体的に白っぽくなってきたら精油を加え、よく混ぜます。4.平らなところで容器をトントンとし、空気を抜いたら出来上がり。※ 完全に冷めてからふたをしましょう※ 作成日を記入し、1ヵ月以内に使い切りましょう材料はアロマテラピーのショップで手に入ります。使い方はオイル同様、喉もとや胸や背中に塗って、大きく円を描くようにさすります。子どもに塗ってあげる場合はタッチングの心地よさも感じるはずです。また、鼻をかみすぎてカサカサする時に塗ってあげるのもよいでしょう。塗る風邪薬として同様の商品も市販されていますが、クリーム作り自体も楽しいですし、とても簡単なホームケアなので、一度試してみてはいかがでしょうか?
2015年01月25日厳しい寒さが続き、風邪やインフルエンザが流行っていますね。対策のために、何か心がけていることはありますか? 手洗いやうがい、マスクをするなどの対策以外に大切なことは、日頃から食生活に注意することです。ただ、毎日忙しいとついつい食生活は乱れがち。栄養豊富で体にいいものを積極的に摂りましょう。簡単に安価で手に入って、手軽に食べられるものなら、なおいいですね。そこでオススメなのが、バナナ。バナナには、体にとても良い成分が豊富に含まれています。例えば、肌荒れに効果的なビタミンB6、腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)の栄養源となるオリゴ糖、抗酸化作用のあるポリフェノール、ストレスを緩和するビタミンCなどです。 バナナは、「酵素の消化作用」「整腸作用」「抗酸化作用」「脂肪燃焼作用」「代謝促進作用」といった5つもの免疫力を備えていると言われています。具体的には、以下のような作用です。■酵素の消化作用バナナには、加齢と共に減っていく消化酵素「アミラーゼ」が含まれています。「アミラーゼ」は、消化吸収の効率を高める働きがあります。■整腸作用バナナは、小腸や大腸などの消化管の健康維持に大切な水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方をバランスよく含んでいます。また、バナナには、比較的消化されにくい「フラクトオリゴ糖」が含まれています。「フラクトオリゴ糖」はそのまま腸へ届くので、腸内環境を改善するのに役立ちます。■抗酸化作用バナナにはさまざまな抗酸化成分が含まれます。抗酸化成分には、体内で活性酸素が過剰につくられ、正常な細胞まで攻撃するのを抑える働きがあります。バナナは身近にある食品の中でも、特に抗酸化力が高い食品であることがわかっています。■脂肪燃焼作用バナナにはビタミンB1、B2、ナイアシン(B3)、B6、葉酸など、脂肪の燃焼を促進すると言われているビタミンB類がバランス良く含まれています。ビタミンB類は、食事で摂った糖質や脂質がエネルギーとして消費されないまま体脂肪として蓄積されるのを防ぎます。■代謝促進作用バナナには、カリウムが豊富に含まれます。カリウムは体が必要とする必須ミネラルのひとつで、高血圧の原因となるナトリウムや老廃物を尿と一緒に体外へ排出させる作用があります。そもそも免疫力とは人が生まれ持つ抵抗力のことで、体の外から侵入しようとするウイルスや細菌、また体の中で発生するガンなどを異物として識別し、無害化しようとする力のこと。これらの免疫システムをしっかり働かせるために、十分な睡眠やストレスの解消、そして栄養バランスのとれた食事など、生活習慣の改善が重要なのです。栄養豊富で、免疫力高める成分を多く備えているバナナなら、スーパーやコンビニなどで簡単に手に入ります。また、皮をむくだけで簡単に食べられるので、時間のない朝に朝食代わりに食べることもできますね。そうすることで栄養バランスのとれた食事に一役買い、免疫システムをしっかり働かせることにつながるでしょう。毎日の食生活に積極的にバナナを取り入れて、健康な毎日を過ごしませんか。今日からすぐ始めて、免疫力アップを心がけては?・日本バナナ輸入組合 公式サイト
2015年01月20日睡眠不足によって免疫力が低下し、年中風邪をひいている若者が多いようです。今回は、いまどきの風邪についてご説明します。冬は特に風邪をひきやすいので、しっかりと対策しましょう。現代人の風邪について現代人の風邪というものは、以前よりも長引き、症状が強い傾向にあるようです。それは、ライフスタイルの乱れからくるものと考えられます。特に20代に多いのが、年中風邪をひいていて、なかなか治らないというもの。それは睡眠不足などが続き、体が治る環境に置かれていないことが1つの原因だと考えられます。また病院へ行くのではなく、市販薬で済ませようとする若者が多いようです。しかし、長引く場合は、しっかりと病院へ行き、診察してもらいましょう。重病の可能性もゼロではありません。睡眠不足が続く中で麻痺する感覚睡眠不足が続くと、今自分が睡眠不足の状態であるかも麻痺していきます。通常睡眠時間が短い場合、それが自分にとっての最適な睡眠時間だと錯覚してしまうのです。しかし、そうではありません。睡眠不足が続いているから、風邪が治らないのです。頻繁に風邪をひくのは20代が多いようです。効き目の強そうな市販薬を使って、どんどん免疫力を低下させていっているため、自然治癒力が逆に低下し、風邪をひく頻度が増えていってしまっているのです。店頭でも、自己判断で薬を決めるのはなく、薬剤師さんに相談して薬を決めるようにしましょう。風邪予防のための3つの取り組み風邪をひかないために日頃から心がけていることはなんですか?風邪予防のための3つのポイントをご紹介します。(1)手洗い&うがい、そしてマスク手洗い&うがいは基本ですね。手に付いたウイルスや鼻や口から入ったウイルスを外に出してくれます。(2)睡眠睡眠不足の状態が一番ウイルスをもらいやすい状態といえます。しっかりと睡眠をとりましょう。(3)栄養補給しっかり食べること!冬は太りやすいとも言われていますが、ダイエットばかり気にかけていると、風邪をひいてしまいますよ。以上3つのポイントを頭に入れて、健康にこの冬を過ごしたいですね。Photo by Drew Herron
2015年01月16日1月9日は風邪の日だとご存じでしたか? お正月休みが終わり、仕事が始まって数日、ちょっと疲れがたまり風邪をひきやすい時期ですよね。風邪に気をつけたい女性におすすめなのが、「漢方」です。さまざまなテレビ番組で漢方特集をするなど、いま話題となっています。そこで今回は、漢方医学に詳しいお医者さんに風邪に効く漢方と、その魅力について聞いてみました。「漢方のいいところは、“体質改善”に最終的な目標があるところです」そう答えるのは、慶應義塾大学医学部漢方医学センター 医局長の堀場裕子先生。例えば、頭が痛い場合。頭痛を治す薬を処方するのではなく、頭痛の原因が“冷え”によるものだとしたら、冷え性という体質そのものを改善していくそうです。堀場先生は6年ほど前から漢方を毎日飲んでおり、「自分の体は漢方でできています」と自負するほど。「漢方を飲み始めてから、風邪をひかなくなりました。病院に勤めているけれど、インフルエンザにもかかっていません」とも。風邪予防やひき始め、ゾクっと悪寒があって、じわっと汗をかいている時は「桂枝湯(けいしとう)」、汗をかいていない時には「葛根湯(かっこんとう)」という漢方を飲むと、身体が温まり風邪が悪化しないそうです。また顆粒タイプや錠剤タイプ、丸剤タイプがあるので、お好みで選ぶことができますよ。加えて堀場先生は先月出産したばかりで、現在は授乳中。授乳中のママが漢方を飲んでもほとんど問題はないそうです。しかも赤ちゃんの夜泣きを抑えるための漢方もあるんだとか! 抑肝散というお薬で、赤ちゃんが寝てくれればママの睡眠の助けにもなりますね。その他にも「漢方には148種類(軟膏を含む)あり、『当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)』では乾燥肌や冷え性、月経痛に効果がありますよ」と堀場先生。乾燥肌が治ったり月経痛が改善したりするなんて、女性にとっては嬉しいですよね。ただ最低でも3~4ヶ月毎日飲み続けるのがポイントだそうです。「短期に結果を求めずに、気長に飲み続けることが大事ですよ。そして自分に合う漢方薬を自宅にストックして、体調に合わせながら選んで飲んでもらえるといいと思います」とコメントしました。漢方は、ドラッグストアや漢方薬局でも購入することができます。ただ市販のものを選ぶ際は、専門知識を持つ薬剤師と相談しながら決めるのが良いそうです。また時間があるときに、病院の漢方外来を受けておくといいかもしれません。今回お話を伺って、風邪をひいてからその都度、医療機関にお世話になるのではなく、「葛根湯」などの漢方を早めに飲んで予防するのがいいことがわかりました。漢方は授乳中にも飲め、美容にも効果があるなど“女性の味方”だったのですね。さらに、眠くなる成分が入っていないとも言われているため、忙しい女性でも気軽に利用できる点も嬉しいポイント。あなたもぜひ、漢方生活を始めてみてはいかがでしょうか。・クラシエ薬品 公式サイト
2015年01月09日空気が乾燥し、風邪をひきやすい季節です。みなさん、体調は崩されていませんでしょうか? では、もし彼が風邪をひいてしまったら?! 駆けつけてお粥でも作ってあげるなんてのはベタでしょうか?? いえいえ、そんなことはありません!お米をコトコトと煮込んで作る、面倒なイメージのお粥ですが、こちらは冷や飯と電子レンジがあれば作れてしまう簡単粥です。味つけは、中華だしとチューブの生姜のみなので、彼のお家に電子レンジがあれば、材料を持って行ってその場でさっと作れてしまいます。●中華粥 1人分・ご飯…半膳・水…1カップ・鶏ささみ…1/2本・中華だしの素…小さじ1・生姜(チューブ)…小さじ1/2・万能ネギ…お好みで適量下準備:鶏ささみは筋を取り除いておく。1)耐熱容器、または陶器の丼にご飯と水を入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分30秒加熱したら、そのまま15分おく。2)1に、中華だしの素、鶏ささみ、生姜を入れてさらに5分加熱する。3)鶏ささみをほぐし、お好みで小口切りにした万能ねぎをのせて出来上がり。※鶏ささみに完全に火が通っていなかったら、加熱時間を追加して下さい。※電子レンジから取り出す際、鶏ささみをほぐす際は、やけどにお気を付け下さい。※1)で加熱したご飯を、フォークなどで潰すと、よりお粥に近い仕上がりになります。中華だしがとっても優しい味わいのお粥です。生姜効果で、食べ終わる頃には体もポカポカと温まってきます。あとは安静にしていれば、明日にはきっと体調も回復にむかってくれるはず。風邪の時には、やはりお粥が胃にも心にも優しくておすすめです。風邪をひいている彼に、温かいお粥を作ってアーンとしてあげる彼女。少し古いかもしれませんが、弱っている時のやさしさほど心にしみるものはありません。アツアツのお粥に負けないぐらい、彼との関係もヒートアップしてしまうかもしれません。“壁ドン”の次は、“粥アーン”ブームの予感?!
2015年01月04日カリンで風邪予防普及会はこのほど、風邪予防の実態に関する調査結果を発表した。同調査は12月、楽天リサーチが20~60代男女500人を対象にインターネットで実施したもの。「風邪予防のために、手洗い・うがい以外で何をしているか」を聞いたところ、「マスクを着ける」が46.2%で最も多かった。次いで、「体を温める」(33.4%)「水分を多くとる」(30.6%)があがった。一方で「何もしていない」人も2割以下いることがわかった。「マスクは風邪予防に有効だと思うか」を聞いたところ、84.8%の人が有効だと思っていることがわかった。一方で「マスクを日頃よく着けるか」という質問をしたところ、58.4%の人はマスクをあまり着けないということが判明。特に男性は女性よりその比率が高く、66.4%の人が「マスクを着けない」と回答している。また、「マスクを着けたくない場面・時があるか」を聞いたところ、マスクを着ける人でも「着けたくない時がある」と答えた人は79.4%にのぼった。理由は「人と会う時」(49.1%)「おしゃれしたい時」(40.8%)が上位を占めた。「どういう症状から風邪をひいたと感じるか」を聞いたところ、「のどのイガイガ・違和感」が53.6%で最も多く、続く「悪寒」(14.4%)「発熱」(9.0%)を大きく上回った。「カリンがのどに良いといわれていることを知っているか」を聞いたところ、9割以上の人が「知っている/聞いたころはある」と回答。一方で、かりんそのものについては、「よく知らない・知らない」と答えた人は58.4%にものぼった。「カリンを実際に風邪(のど)予防に取り入れているか」という質問には、71.5%の人が「取り入れていない」と回答した。取り入れている人の利用法としては「アメ」(85.1%)が最多で、次いで「はちみつ漬け」(20.7%)「シロップ漬け」(15.7%)があがった。また、取り入れている人が43.3%と全体よりも高い数値を見せたのは60代だった。同調査について、東京薬科大学名誉教授の竹谷孝一氏は、「カリンはビタミンCやタンニン、クエン酸などの成分を豊富に含み、ポリフェノールはリンゴの25倍とダントツです。のどがイガイガ、ヒリヒリする炎症は、粘膜細胞についた菌やウイルスが酵素の働きによって細胞を壊すことで起こる症状ですが、カリンポリフェノールはこの症状に有効なのです。細胞を壊す酵素の働きを抑え菌などの繁殖を抑える抗菌作用、炎症を抑え痛みを和らげる抗炎症作用の両方があります」とコメントしている。
2014年12月24日みなさん、一度は「風邪を引いてしまったから、●●を買って帰ろう」などと口にしたことがあるのではないでしょうか。ちょっとした不注意で風邪を引いてしまったり、微熱が出てしまったり、誰でもあること。でもちょっと待った!この風邪を治すために皆さんはいくら使っているかご存じでしょうか。今回、10代~60代の男女に、風邪の出費に関するアンケート調査を実施したところ、平均約5,000円は使うという結果が出たから驚きです。なんと、中には1万円、2万円使うなんて人も……!アベノミクスなどで景気が上がってきているとはいえ、やはり無駄な出費は抑えたいもの。気が付いたら風邪引き浪費ビンボーさんだったなんて、避けたいですよね。■風邪を早く治そうとすればお金がかかる風邪を早く治すためには、薬を飲んだり、栄養がつくものを食べたり、通常の生活にプラスαをしていることが多いでしょう。それでなくても、医者に行ったら診察料と薬代でお札が飛んでいきます。ドラッグストアで症状に合った風邪薬を買っても簡単に1,000円はするでしょう。その他、うがい薬、のど飴、栄養ドリンク、マスク、etcと必要なものを買いこむと、いつの間にか大きな出費に。さらにはサプリを購入したり、「体力のつくウナギでも食べよう~」と栄養面にも気合いを入れたら、そりゃ万札だって飛んでいくかもしれません。元気の源となれば、それもまた良し、なのかもしれませんが……。■風邪に一番効くと思われているアイテムそこで、このアンケート調査では風邪に一番効く具体的なアイテムを教えてもらいました。「医者の薬、冷えピタ、ショウガ湯がマスト」「ユンケルなどの高めの栄養ドリンクが一番効く」「風邪の時はとにかく食べたいものを食べるのが一番!」「焼酎を葛根湯で割る」「加湿器を購入、喉にはこれが良かった」やはり薬にプラスして、治すための工夫が盛り込まれていますね。風邪が長引けば、その分使用する薬なども増えます。期間によっては何度も買いそろえるようになるかもしれません。当然、金額も高くつくことになります。それで、5,000円もしてしまうのは当然ですよね。病気をしている時は意外と気づかないのですが、体調のいい時はぜひ「風邪の出費はけっこう侮れない」と覚えておきましょう。「たかが風邪」などと軽く考えていると、金銭的に大損をしてしまうかも。一番は、うがい手洗いなどをしっかりとし、体調管理を怠らないこと。健康に気をつけて、お金は有意義に使いたいですね!(文/齊藤カオリ)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『mixi survey(ミクシィサーベイ)』調査期間:2014年10月30日(木)調査対象:全国10代以上の男女計100名
2014年12月11日ここ最近、体調が悪いなぁという方。もしかしたら、睡眠が短い日が続いているのではありませんか?今回は、睡眠と風邪の関係に迫りたいと思います。この2つにはどのような関係があるのでしょうか?風邪と睡眠の関係とは?いつもより睡眠時間が短いと、体調を崩したり、風邪をひいてしまったりすることってありますよね。これは体力の回復する時間だけが要因なのか、それとも睡眠時間と風邪の間には、明確な関連性というものがあるのでしょうか?アメリカで行われたある実験があります。(1)一定期間の睡眠の質を毎日チェックする、(2)風邪のウイルスを鼻に注入する。これら2つを行い、数日後に実際に風邪を引いたか検査する、というものです。結果は、風邪を引いたのは被験者の4割で、1日の睡眠が7時間を下回ると風邪を引く確率が高まるというものでした。実験が証明している同時に、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も下がると風邪を引く確率が高い、ということも判明したのだそうです。その原因として考えられるのは、睡眠の質と量が満たされないことで病原体から身体を守る力が弱まってしまうという可能性。実際に、徹夜をした後などは病原体を排除する細胞が減少するという実験結果もあるそうです。それだけでなく、体内で大変な事態が起きていることを伝える物質が増えると考えられているのだとか。本当に睡眠は健康な生活を送るうえで欠かせないものだということが、これらの実験からよくわかりますね。睡眠には回復効果がある!ちなみに、このように抗体が弱くなるというのは睡眠時間の減少だけでなく、環境の変化や体内時計の乱れでも起こると言われています。たとえば、慣れない海外旅行や昼夜のシフト勤務などがその代表的なものです。最近の研究によると、睡眠時間が短いと炎症に関する物質が増加し、長くすると減少するなど睡眠には大きな回復効果があることもわかっているそうです。やはり、疲れているときや調子の悪いときほど、睡眠時間をしっかりとることが大切なのかもしれませんね。Photo by Mislav Marohnić
2014年11月10日風邪は「ひきはじめが肝心」だと言われています。インフルエンザなどの特別なウイルス性疾患ではない、寒気からはじまる風邪をひいてしまった時に自分ですぐにできる、効果的な風邪の治し方を、薬膳師であるマダム晴子が風邪の段階別にご紹介致します。■1.寒気がしてきたら、生姜とネギのスープを飲んで寝る寒気からはじまる風邪をひくと、高熱が出る前に、背中から首筋にかけてゾクゾクと酷い寒気がしてくるものです。人によっては頭痛、透明の鼻水などが出てくるケースもあります。身体を中から温めるために、生姜と白ネギ(長ネギの白い部分)をたっぷり入れた熱々のスープをたっぷり飲み、暖かいベッドに入ってすぐ寝てしまいましょう。■2.発熱したら、黒砂糖湯を飲んで汗を出す生姜と白ネギのスープを飲んで眠っても、熱が上がってきてしまった場合、ここで市販の風邪薬や解熱剤を飲むと、一時的に熱は下がりますが風邪の原因を身体の中に閉じ込め、退治することができないまま温存することになります。発熱してしまった時は、削った黒砂糖に熱湯を注ぎ、しょうが汁を少々加え、熱いうちに飲むのが効果的です。黒砂糖が身体を中から温めて汗を出します。また、消化に良いので胃腸にも負担をかけません。■3.一眠りしたら、お粥を食べるいっぱい汗をかいて、一眠りしたら寒気や熱っぽさは大分楽になっているはずです。下着やパジャマなどを一通り着替えて、今度はお粥を食べましょう。ちょっと熱が下がって元気になってきたからといって、まだ身体は弱っています。消化の悪い、油っぽい食物や生物、食物繊維の多い根菜類などは避けましょう。食べた後に気持ち悪くなったり、戻したり下したりする原因になってしまいます。■4.喉が痛い時には、果汁100%ジュースを飲む扁桃腺が腫れてしまい、喉が痛いケースではみかん・オレンジ・グレープフルーツ・林檎などの果物の絞り汁を飲みましょう。もちろん市販の果汁100%のジュースでも構いません。風邪を治すためにはビタミンCが不可欠です。もしも食べることができる(咽が通る)ならば、イチゴなどビタミンCが豊富な果物を食べて、身体の回復を促しましょう。■5.風邪の最後に咳が残ってしまったら、杏仁豆腐を食べるあまり知られてはいませんが、杏仁豆腐は風邪の終わりに残ってしまった「から咳(鼻炎や鼻水を伴わない)」を止める薬膳デザートです。風邪の終わりにしつこく寒気や鼻水を引きずってしまうタイプの人は、最初に戻って、生姜と白ネギのスープを飲み続けて、身体を中から温めてください。■終わりにいかがでしたか?効果的な食事をとることで自分の力で免疫力を高め、風邪を撃退するもっとも原始的な方法をご紹介しました。東洋医学なので、西洋医学の薬と違って副作用がないのが嬉しい養生法です。ゾクっと来たら、ぜひ試してみてくださいね。(マダム晴子/ハウコレ)
2014年11月05日今夏もかなりの流行が見られた夏風邪「ヘルパンギーナ」。主に乳幼児が罹患(りかん)する感染症ではあるが、実は大人もかかる可能性があるのだ。どのような症状で、どう予防すれば良いのかをライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんに伺った。○ヘルパンギーナってどんな病気?ヘルパンギーナは、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスを原因とする感染症で、夏季に流行する。6月ごろから急激に感染が増え、通常は7月末から8月にピークを迎える。2010年にも大きな流行が見られた。手足口病と症状が似ているが、水疱(すいほう)が口内に出やすく、急に高熱(38度以上)となることが多い。また、喉の痛みや食欲低下も伴う。手足口病同様、乳幼児に発症例が多く、潜伏期間は3~6日間。症状は2~4日間続くとされる。○ヘルパンギーナを予防するには効果的な予防法はというと、「やはり、うがい・手洗いを徹底することが予防につながります」。ヘルパンギーナは、せきなどによる飛沫(ひまつ)感染、水筒やコップの共有による接触感染、おむつ交換などによる糞口(ふんこう)感染によって感染する。学習塾や公園での遊戯など、乳幼児は集団と接することが多いため、タオルやハンカチ、食器の共有はなるべく避けて過ごすようにしたい。また、栄養のある食事と睡眠をしっかりとることで、体力や免疫力をつけて夏バテにならないようにし、ウイルスを寄せ付けない体作りをしておくことも肝要だ。○ヘルパンギーナにかかってしまったら口内の水疱(すいほう)を刺激しないよう、おかゆやスープなど、のどを通りやすい食事で栄養を取るようにし、水分を十分摂取するようにする。「水分は一気に摂(と)ると、体の電解質が薄まりよくありません。1時間に1回を目安に、こまめに摂(と)るようにしましょう」。また、ヘルパンギーナは、免疫力が落ちていると大人でも感染することがある。大人が感染すると、発疹の症状が重くなり痛みが増すことも多い。二次感染しないように、十分に気をつけたい。「大人であれば、夏バテなどで食欲がなかったり、疲れていたりするときには栄養ドリンクなどで補助的に栄養補給することも効果的です。とにかくしっかりと体を休め、体力を回復するように心がけてください」。ヘルパンギーナも手足口病と同様、症状が治まった後も便にウイルスを含むため、乳児のおむつなどの取り扱いには注意しよう。写真と本文は関係ありません○取材協力: ライオン ヘルスケアマイスター: 山岸理恵子さんボディーソープほか、スキンケア商品の開発に長年携わった後、現在のヘルスケアマイスターとなる。商品開発の経験を生かし、主にライオン快適生活研究所にて健康で快適な暮らしのための情報発信に尽力している。
2014年08月23日真冬だけでなく、季節の変わり目に風邪をひいてしまうことはよくありますよね。大好きな彼が風邪をひいたとなれば、やっぱり心配。だからといって、やりすぎな行動はかえって裏目に出てしまうこともよくあります。でも内容によってはすごく喜ばれて一気に仲が深まり、結婚を考えるきっかけになることも。今回は、やってしまいがちなマイナス行動をちゃんと知っておきましょう。■1.話しかけすぎる・長居する付き合いたてだったり、告白一歩手前くらいなどの、まだ関係が浅い時に一番やりがちなのがこれ。看病に行く前の電話から「大丈夫なの?心配だよ~風邪薬ある?この前ちょっと咳してたし・・・」あーじゃない、こーじゃない、心配するあまり電話でまず話すぎちゃう。彼の家に着いたら着いたで、元気じゃない彼を見てまたビックリして喋りすぎちゃう。「ちゃんと寝てた?会社には連絡してあるんだよね?汗かいてるハズだけど肌着は着替えた?ちゃんとゆっくり休まないと・・・」などといっぺんに言われたら「お前がうるさくて休めないんだよ・・・お願いだから静かにしてくれよー」と彼も疲れちゃいますよ。いくら彼のことが大好きで、少しでも長く一緒にいて看病してあげたい・・・と思っても、長居は禁物。長居して自分に風邪が伝染っちゃっても、彼が罪悪感に悩まされちゃうわよ。■2.彼の部屋を掃除し始めるこの看病をきっかけに彼の家に突撃訪問!と思って来て見たものの、やっぱり男の一人暮らしだから部屋が散らかってる・・・ここは私の女子力でお部屋を綺麗に大掃除!・・・と頑張ってしまうのは大きなお世話だったりします。「ちょっと流し台の洗い物だけやっちゃうね」とか、軽くお片付けていどなら良いのですが、自分の部屋のように綺麗に掃除はちょっと待ちましょう。例えば「洗濯だけ~」と思って洗濯機をまわし、ベランダに干して帰ってもそれが渇いた頃に彼が取り込めるとは限らないでしょ?自分がその場でちゃっちゃっと済ませられる範囲でやるようにしましょうね。■3.凝った手料理を作り始めるスポーツドリンクやゼリー、バニラアイスなど、買った差し入れだけじゃなくて、弱った彼を元気付けたい!美味しい手料理で栄養をとってもらいたい!と思うのは素晴らしいのだけれど、作る料理は簡単なので良いんです。いくら栄養たっぷりだからって材料いっぱい買い込んできて本格的な参鶏湯とか作られてもビックリしてひいちゃうし、材料残ったから冷蔵庫に・・・ってのも迷惑。なので、作ってあげるにしても卵のお粥とか、簡単な鍋焼きうどんとか、ちょっと手抜きかな?と自分で思うくらいの料理で、こういう時にはベストと心得てくださいね。■4.自分の民間療法を押し付ける風邪薬だけじゃ頼りない!私がいつもやってる民間療法、試してみて!とお婆ちゃんの知恵袋のような民間療法は、嫌がられてしまうことも多いので要注意です。卵酒や、お茶でのうがい、生姜湯とかは割と普及しているのでまだ良いかもしれないけれど、アワビの殻を家の軒先に吊るして・・・とか、畳の合わせ目に寝ない・・・とか、葱を切って鼻に入れる・・・とかのユニークな民間療法はひかれること間違いなし。い何事も、押しつけは厳禁ですよ。■吉井奈々からのメッセージ私もこの記事を書いている時にちょうど風邪をひいてしまいまして。その時主人は色々買ってきてくれたりはするけれど、優しさでほっといてくれることが凄く嬉しかったですね。風邪をひいている時は本人が1番「迷惑かけてごめんね」と気持ちも滅入ってしまいがちで「看病に来てくれて嬉しいけど、伝染したくない」と気を使ってしまうもの。なので、「学校(会社)の帰り道ついでに寄ってみた」くらいでコンビニで買ってきたくらいの差し入れ程度の軽さも相手に気を使わせないポイントだったりしますよ。あと、お家へ行く時には事前に寝てないか連絡と、マスクも忘れずにね。風邪の時にサプライズで家に行くと高確率で嫌がられますので、注意ですよ。(吉井奈々/ハウコレ)
2014年04月10日男性は強がりでプライドが高い生き物です。寒い季節に風邪を引いて弱っているとなっても、なかなか素直に助けてとは言えません。つまり、気になる男性が風邪を引いた時というのは、女性にとっては恰好の攻めドキということ。一気に距離を詰めにいきましょう。今回は、風邪を引いた友達男子を確実に落とす方法をご紹介いたします。■1.とにかく心配して連絡する「風邪引いた時に、心配の連絡くれる女の子は好きになっちゃうな。弱っているときに、優しくされると簡単に恋に落ちちゃう」(27歳/銀行)一人暮らしの男性なら、風邪を引いて家で寝ていると、この世の終わりのような孤独感に襲われます。外に出る事もできないし、誰からも忘れられてしまうよう、このまま死んでしまう感覚に陥ります。そこであなたからの連絡がくれば、少なくともこの女性からは忘れられてはいないと希望の光として認識されるでしょう。ただし、頻繁に連絡してウザがられるのは避けましょう。■2.すかさず看病に行く「来てとも言ってないのに、いきなり看病に来てくれた子がいて、その子のことはそれ以来大好きだな。母性じゃないけど、そういう人間の優しさに触れた感じ。一生その体験は忘れないと思う」(25歳/放送)気になる彼が寝込んでいるなら、なんとしてでも看病に行くべきです。その行動力が大事です。彼が「悪いよ~」なんて言っても、おしかけるぐらいの気持ちでいましょう。弱っているのだから、看病されて嬉しくないわけがありません。このチャンスに大胆な行動をとれるかどうかが、運命の分かれ目です。■3.優しい味の料理をつくる「看病されたときに作ってもらったおかゆとかスープとかの味は、なにものにも変えられない。この子と付き合えたらどれだけいいだろうって考えるね」(26歳/コンサル)風邪を引いている時は、優しい味のゴハンが体に染みます。いつか来る看病のときのために、一度練習しておくのが良いかもしれません。他の料理が上手いより、弱ったときのおかゆのほうが威力があります。ただ看病に行くだけではいけません。あとあと彼が「あの子と付き合えたら・・・」とふと思い出すような、そんな爪痕を残しましょう。■4.頑張っていたことを褒める「仕事頑張ってたから神様がお休みくれたんだね、とか言われたらもう適わないね。どうしてそんなに優しいんだろうと。認めてくれるのが嬉しいかも」(29歳/メーカー)頑張っていた疲れで体が弱っていて風邪を引いた、という判断を勝手にして彼の日頃の頑張りを褒めてください。「ここ最近頑張ってたもんね」「たまには休んでね?」など、彼の活躍にリスペクトしつつ心配するのが効果的です。かっこわるいところを見せても受け入れられていると、男性も楽になります。■おわりにいかがでしたでしょうか?すべての男性はマザコンで甘えん坊ですが、プライドがじゃなしてなかなか甘えられない、という板挟みになっていることが多いのです。男性の甘えを引き出せるかどうかは、あなたにかかっています。寒い季節はとくに気持ちもふさぎ込んでしまうのでチャンスです。常に準備をしておきましょう!(白武ときお/ハウコレ)
2014年01月28日寒くなり、空気が乾燥してくると、風邪をひきやすくなりますよね。気をつけているつもりでも、いつの間にかよく熱を出している人もいれば、なぜか滅多に風邪をひかないという人もいませんか? その違いはどこにあるのでしょう? 風邪の原因を知って、しっかり予防したいものですね。そもそも風邪をひくのは、ウィルスの感染によるものが多いとのこと。つまり、免疫力が低下することから、体内に入ったウィルスや細菌などから自分の体を守ることができず、風邪などの症状が現れるのです。手洗いやうがいなどの予防策を行うのはもちろんですが、免疫力を高め、風邪をひきにくい体質にすることが何よりも大切と言えそうです。免疫力を高めるためにできることのひとつに、体温を上げることがあります。一般的に、免疫力は体温が1℃下がると30%低くなると言われ、体温を上げることで免疫力が上がると言われているのだそう。体温が上がることによって血流が高まり、体のすみずみに血液が行きわたって、栄養や酵素を届けるとともに老廃物を回収し、免疫機能を発揮する血液中の白血球がウィルスや異物を退治してくれるとか。そのために、お風呂が効果を発揮します。お風呂の効果としては、まず温熱効果があげられます。お風呂で温められた血液が全身を巡ることで体が温まり、血流が高まります。血流がアップすれば、同時に免疫力も高まることが期待できます。またお風呂に浸かると、全身に水圧がかかります。そのことで、呼吸の回数が増え、心臓が動き、心肺機能が高まって、その結果血流が促進されることが考えられるのです。さらに、お風呂に入ることは風邪をひきにくい体質をつくるのはもちろん、風邪の予感がしたときにも役立つそう。風邪のひき始めに効果的なのは、入浴で体温をしっかり上げること。そしてしっかり発汗すること。そうすることで多少の不調であれば回復させられるかも。ただし体や髪を濡れたままにしておかないように注意してください。また、既に風邪をひいて熱がある場合は、お風呂に入るのは控えたほうがよいとのこと。熱があるというのは、体そのものの力で免疫を高めて、細菌と戦っている状態なので、外からの力で体温を高めてしまうと身体の機能が乱れて、さらに悪化することも。では、風邪をひきにくい体質にするためには、どんな入浴法が効果的なのでしょうか。そのポイントは、体温を38℃以上にあげ、そのあとゆっくりと体温を下げていくことです。そのために、夏は39℃、冬で40℃の少しぬるめのお湯で20分程度ゆっくりと浸かりましょう。そのほうが、深部からしっかりとからだを温めることができるのです。炭酸ガス入りの入浴剤を利用すると、さら湯よりも早く体温を上げることができるので、使ってみるのもいいですね。忙しいとついついシャワーで済ませたりすることも多いかもしれませんが、今年の冬は風邪予防のためにもしっかりとお風呂に浸かる習慣を身につけてはいかがでしょうか。協力:バスクリン お風呂博士 石川泰弘
2013年11月02日