秋スイーツはおいしいものばかり。毎日誘惑と戦っています。■多数決とってみました結局決められない秋スイーツどれもおいしいもんね、決められないよね(汗)。今日も買い物でスイートポテトの誘惑に負けたわたしです。
2023年09月23日最近の加工食品のパッケージの裏面を見てみてください。原材料名や栄養成分について、今までと書き方が変わってきていることに気づくと思います。2015年に食品表示法が策定され、今年3月までは新しい表示への切り替え期間となっていました。今回は管理栄養士として仕事をし、食品表示診断士の資格を有する私が、今年の4月から完全移行する食品表示の大きな変更点についてご紹介します。正しく食品表示を読み解き、食生活に役立てましょう!今までの食品表示は、項目ごとに法律や所轄の省庁が異なり、わかりづらいことが課題でした。以前はアレルゲン表示についても省略が可能な食品などもあったため、食物アレルギーをもつ子どものママやパパは買い物のときから心配があったと思います。また、食品添加物についても、食品に続いて羅列してあったことから「どこまでが食品で、どこからが食品添加物なのかな?」と悩まれた経験がある人もいるのではないでしょうか。たとえば「デンプン」は食品ですが、「加工デンプン」は食品添加物なのです。とてもわかりづらいですよね。これらの課題を解決するために新設されたのが、消費者庁の管轄である「食品表示法」です。それでは、今回の大きな変更点を解説しましょう。変更点1「アレルゲン表示が変わる」アレルゲンの表示は基本個別表記となり、わかりやすくなりました。例えば「マヨネーズ」を思い浮かべてください。今までは多くの人が「マヨネーズといえば卵が入っているよね」と想像ができると考えられていたことから、今まではマヨネーズの卵は表示が義務ではありませんでした。しかし新しいルールでは、誰もが確実にアレルゲンをチェックできるように「マヨネーズ(卵を含む)」のように個別に表記することが原則となりました。変更点2「食品と添加物が明確に分かれる」原材料名について、食品原材料を多い順に書いた後、さらに食品添加物を多い順に記載することに変わりはありません。しかし新ルールでは、食品原材料と食品添加物の間にスラッシュを入れるか、改行するなどして、明確に区切ることになりました。これにより食品選択の際に「どこからが食品添加物なのかな?」と迷う必要がなくなりました。子ども向けのせんべいの表示を例に取って見てみましょう。・【スラッシュの場合】原材料名:うるち米(国産)、植物油脂、でん粉、…デキストリン/パプリカ色素・【改行の場合】原材料名:うるち米(国産)、植物油脂、でん粉、…デキストリン添加物:パプリカ色素変更点3「栄養表示が義務化」実は、今までは加工食品における栄養表示は、任意となっていました。しかし新ルールにおいては、基本的に義務となりました。また、塩分を気にしてチェックしていてもわかりにくかった「ナトリウム」は、「食塩相当量(g)」表記が変わりました。上記3つ以外にも変更点はあります上記のほか、食品表示法において「製造者・製造所をわかりやすく示す」「原材料の一番多い材料について原産地を表示」することなど、事業者に求められたルールは多岐に渡っています。もっと、詳しく知りたい方は消費者庁のホームページをチェックしてみてくださいね。今回の食品表示法によって書き方が変わった「原材料名、アレルゲン、食品添加物、製造所」にチェックを入れました。※アレルゲンについては、「発酵調味料(小麦を含む)」の1か所のみに入れています「機能性表示食品」についてもう1点、子育て中のママやパパがよく目にすると思われる食品表示について説明します。食品表示法の中で新設され、既に販売が始まっている制度「機能性表示食品」です。機能性食品とは「おなかの調子を整えます」「脂肪の吸収をおだやかにします」など、特定の保健の目的が期待できる(健康の維持及び増進に役立つ)という食品の機能性を表示することができる食品です。今まで機能性を表示することができる食品は、これまで国が個別に許可した「特定保健用食品 (トクホ)」と国の規格基準に適合した「栄養機能食品」に限られていました。機能性表示食品は国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができます。今まで、「トクホ」はペットボトルのお茶や乳酸菌飲料など、加工食品のイメージが強かったですね。しかし、機能性表示食品は生鮮食品を含め、すべての食品が対象となります。生鮮食品の機能性食品は果物や野菜、鶏卵などが既に販売されています。健康志向の現代、こういった商品はますます増えてくることでしょう。ぜひ食品表示の読み解き方を覚え、今日のお買い物から商品の裏面のチェックに役立ててみてくださいね。■参考資料<文・写真:ライターくりきともこ>
2020年03月03日日本全国の“食”を楽しむイベント「ふるさとの食 にっぽんの食」全国フェスティバルが2019年3月9日(土)・10日(日)に、代々木公園およびNHKホール前広場、NHKみんなの広場ふれあいホールにて開催される。第17回目の開催となる今回は、各地の農水産物や食材について学びつつ、日本各地のふるさとの食を思う存分味わえるブースを展開。北海道から九州まで全国のグルメが代々木公園に集結する。会場の「ほかほかフードコート」では、産地直送の新鮮な素材を使った郷土料理や名物料理を堪能することが可能。名古屋の「味噌煮込みうどん」をはじめ、茨城の「あんこう鍋」、熊本の「からし蓮根」などが登場する。また、2018年に発生した大阪北部や北海道の地震、西日本豪雨の被災地を支援するチャリティープログラムとして「復興応援ゾーン」を設置。現地の食材を使用し、料理研究家の土井善晴ときじまりゅうたが特別メニューを提供する。【詳細】「ふるさとの食 にっぽんの食」全国フェスティバル開催期間:2019年3月9日(土)・10日(日)開催時間:10:00~16:00会場:代々木公園およびNHKホール前広場、NHKみんなの広場ふれあいホール入場料:無料【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年03月03日掃除や洗濯、ご飯の支度など、ママは365日家族のために頑張っています。掃除や洗濯は、たまに休むことはできても、ご飯の支度はそうはいきません。待ったなしで朝昼夜のご飯作りがやってきます。とはいえ、疲れて何も作る気がしない、献立のレパートリーが尽きて毎日考えるのもしんどい…なんてこともありますよね。毎日のことだからこそ、少しでも楽しくご飯作りができたらいいですよね。そこで今回は、料理のモチベーションを上げてくれるエッセイを紹介します。少しでもラクにおいしく作る知恵や料理をする意欲を湧き立たせてくれるものなど、さまざまなシーンに合った4冊をピックアップ。優しさやパワーに満ちた言葉に触れることで、いつもとは違った気持ちで食事作りができるかもしれませんよ。子どもや自身の悩みを抱えているママに「佐藤初女さんの心をかける子育て」佐藤初女小学館[概要]心に苦しみを抱えている人を迎えて、話を聞きながら一緒に食事をするという活動を行ってきた佐藤初女さん(94歳)。“食”で子どもも大人も変わることをさまざまな体験を通して語ったエッセイです。[おすすめポイント]不登校やいじめ、ママのイライラなど、さまざまな悩みを抱えた人が、一緒に食事をしたり料理をすることで変わっていく…そんな経験から得た初女さんの育児論がつづられています。人が生きる基本である「食べる」ということは何よりも大切で、おざなりにしてはいけないということが、読むほどにストンと心に入ってきます。食材を物ではなく命と捉え、その命を生かすように心をかけて調理することや、親子で料理をする意義など、具体的な例を挙げながら、母のように優しく語りかけてくれます。素直にありのままに、初女さんの言うことも自分のことも受け止められる…そんなエッセイだからこそ、食に向き合う気持ちが穏やかに、そして確実に変わっていきます。頑張りすぎて疲れ気味なときに「小林カツ代の日常茶飯食の思想」小林カツ代河出書房新社[概要]NHKの料理番組などで活躍した料理研究家の小林カツ代さん。仕事と家庭の両立に奮闘した経験を活かし、より早くおいしく作ることや無駄なものを削ぎ落とすことなど、料理の固定概念を覆した斬新かつユニークな発想が満載のエッセイ。[おすすめポイント]料理本にはたいてい「フライパンをよく熱してから食材を入れる」「根のものは水から、葉ものは湯から茹でる」と書いてありますが、小林さんは違います。絶対にこうじゃなくちゃいけないなんてことは少ない、便利で無駄が少なく味のいい方法を選べばいいと言います。栄養やカロリーにこだわることよりおいしく食べること、手をかけるのではなく気をかけることなど、読めば読むほど、どんどん心が軽くなっていくのは私だけではないはず。中でもおもしろいのが、無駄を削ぎ落としたい人におすすめの料理法「ひと皿盛り」。お子さまランチのように、ひと皿に彩り良く盛り付けることで、見た目がおいしそうなうえに自然と栄養バランスが取れて、盛り付けの勉強にもなる。洗い物が少ないのでエコだし、時間短縮にもなる。1人遅く帰ってきた人にもお年寄りにも、おもてなしにもぴったりの料理法なのだとか。年子と格闘しながら生まれた料理や、仕事と育児の奮闘ぶりを小気味よく語った講演トークも掲載。笑って学べて元気にもなる一石三鳥のエッセイです。もっとパワーがほしい!カツを入れたいと思うときに「食といのち」辰巳芳子文春文庫[概要]半年先まで予約でいっぱいの「スープの会」主催者であり、現役料理研究家・随筆家の辰巳芳子さん(93歳)。看護師や小児科医など、各界の第一人者と「食といのち」をテーマに語った対談集。[おすすめポイント]料理するのが面倒だなぁ、やる気が出ないなぁ…なんてときに、襟を正してくれるのが「食といのち」です。私は自分にカツを入れたいときに手に取るのですが、見事に気合いが入ります。この本は、震災後の日本で何を根幹に命を養うべきかについて、看護師や小児科医などの各界の第一人者との対談をまとめたもの。育児のほかに介護や病人食、日本の食文化、辰巳さん発案の料理法「展開法」についてなど、食にまつわる哲学や知恵、学ぶべきことがふんだんに書かれています。当たり前だけど当たり前のように365日食事の支度をするには、克己心が求められる…と語る辰巳さん。その言葉は、私の日々の食事作りを支え続けています。台所仕事を讃え、価値を見いだす哲学は辰巳さんならでは。読めば誰もが気づきと学びを得られる1冊です。とにかく忙しい!知恵がほしいママに「元気がでるふだんのごはん」山本ふみこ講談社文庫[概要]疲れたときも落ち込んだときも、活力の源であるご飯をおいしく食べたい。著者自身が経験した母子家庭ならではのやりくりや知恵が詰まった1冊。イラスト付きの簡単レシピも。[おすすめポイント]忙しくてバタバタの毎日。少しでも簡単でおいしく家計にも優しい料理の知恵がほしい…そんなときには、この本がおすすめです。著者自身が2人の娘を抱えて離婚した経験から得た、生活に役立つ知恵がぎっしり詰まった1冊です。1日1人600円の食費でやり繰りした家計簿を公開したり、何の支度もしていないときに使える「フルコース作戦」、手薄な料理をカバーするために考えた「お膳立て」、栄養バランスを1日ではなくを1週間単位で振り返るなど、誰もが手軽に実践できるアイデアが満載。また、作っておくと便利なドレッシングやソース類、スープ、おもてなしサラダなど、イラスト付きの簡単レシピも掲載されています。著者がバタバタ奮闘しながら仕事家事育児をする姿も、子育て真っ最中の人にとって励みになる1冊です。今の自分にぴったりな1冊を読むことで、キッチンに立つときの気持ちが少しでも楽しくなるといいですね。(文:フリーランス記者岩本亜実)
2018年04月21日「子どもにはバランスの良い食生活を送ってもらいたい」親なら誰しもがそう思うものですよね。「食育」も、普段から目にする言葉になりました。しかしいざ「食育をやろう」と考えても、何から始めたらいいのかわからないかたが多いのはないでしょうか。我が家でできる「食育」について考えてみましょう。 1. 「食育」とはすっかりなじみのある言葉になった「食育」。耳にする機会は増えたものの、実際にどういうことを指すのかはご存知ですか?農林水産省では、食育を以下のように定義しています。生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること(農林水産Webサイトより引用)食育は、単純に子どもが親から出された栄養バランスの整った食事を摂るということではありません。子ども自身が食に関する知識を身につけることも食育のひとつなんです。食育が指導されるようになったのは、子どもたちが摂取する栄養に偏りが見られがちになったこと、朝食を抜く子どもが増えたこと、痩せすぎや肥満といったものが問題視されるようになったため。こうした状況に加え、失われていく地域の食文化を伝えていくためにも、「食」に関する取り組みをする指針が定められたんです。 2. 食育に関するママの悩み2016年、ビースタイルグループ・ネオベジ株式会社では、子育て中のママたちに対して食に関するアンケート調査を行いました。「食育を意識していますか?」という質問には、「熱心に考える」が20%、「考える」が49%と約7割のママが食育について考えているという結果に。日々の食事を担うことの多いママたちにとって、食育は大きな関心事のようです。一方で、意識と知識のギャップも浮き彫りになりました。「何を食べさせればいいのかわからない」と答えたママは、「強く思う」「思う」を足すと半数以上の63%にのぼります。同アンケート調査に寄せられた悩みの声をいくつか見てみましょう。健康的な食事に対する知識がないので、世の中の情報に振り回されやすい限られた短い時間の中で栄養バランスと子どもの好き嫌いまで考慮して料理をするのは至難の業レシピを参考に作るが、食材を買い揃える時間も、毎回食材を買い揃える金銭的な面でも現実的ではない共働きの夫婦では、どうしても毎日似通ったメニューになってしまいがち。また、親自身が栄養に対する知識を持っていないことも多いようです。なんとなく「肉と魚のバランス」「野菜をたくさん食べさせたい」といった考えで献立を考えているため、「これでいいのか不安」になることもあるのではないでしょうか。 3. 食育の始めかた「日本型食生活」を意識したバランスの良い食事「主食」「主菜」「副菜」。見聞きしたことがあるのではないでしょうか。これらが揃うように意識をすれば、バランスの良い食事に近づくといわれています。主食:ごはん、パン、麺類など主菜:魚や肉、卵、大豆製品など副菜:野菜、きのこ、海藻、いもなど和洋食ともに、この3つを意識してみましょう。主菜と副菜を意識するだけでも、栄養バランスはぐっと整いますよ。もともと日本人が食べてきた和食は、ごはん・汁物・焼き魚など、栄養バランスが取りやすい献立が特徴。そのため、農林水産省などではこうした食生活を「日本型食生活」と称し、推進しているんです。和食は一汁一菜でも大丈夫「手間がかかる」といったイメージや、子どもが好きなメニューが影響して、食べる機会が少なくなっている和食。「一汁三菜」という言葉も、用意が面倒くさいという印象につながっているかもしれません。しかし2017年、「一汁一菜でよいという提案(土井善晴)」という本が話題になりました。一汁一菜とは、ごはん・汁物(味噌汁)・漬物。これだけでも心身の健康には十分だという意見です。残り野菜や豆腐、卵など、なんでも入れた具沢山の味噌汁やスープは、それだけでも立派なおかずになります。忙しい子育て期間中でも、これなら続けられるのではないでしょうか。「孤食」にさせない仕事などで忙しいと、つい食事の時間もせわしないものになってしまいがちです。子どもだけで食事をとる「孤食」が続いてしまってはいませんか?なかなか、毎日家族そろって食事をするのは難しいかもしれません。しかし、休日は家族で食べる、平日も親が食事中の子どもと会話を楽しむなど、「食事の時間が楽しいもの」だという経験を積ませてあげたいものですね。収穫体験や家庭菜園で食材から触れる「野菜嫌いの子が、自分で育てた野菜なら食べられた」「スーパーの野菜売り場で苦手な野菜を買うとき、子どもに選ばせてみたらがんばって食べてくれた」など、食材から関わることで子どもが食べられるようになることもあります。収穫体験や家庭菜園で、料理になる前の食材に触れることも大切な「食育」のひとつ。家族のレジャーに収穫体験を入れてみるのもおすすめですよ。親子で一緒に農林水産省のWebサイトでは、子どものためのページが用意されています。クイズやゲーム、調べもののページなど小学生頃から楽しめるメニューがあるんです。親子で一緒に見られる情報も記載されているので、ぜひご覧になってみてください。> こどもページ:農林水産省 食育というと、つい「きちんとしなくては」と力が入ってしまい、かえってストレスになってしまいがち。ですが、大切なのは「食べることは楽しい」と子どもに思ってもらえる機会を作ることと、主食・おかずをバランスよく食べること。忙しければ総菜に頼っても良いでしょう。「ごはんと味噌汁は作って、主菜は買おう」など、親側の意識も「食事は負担だらけで楽しくない」とならないようにしたいもですね。また、子どもの成長に伴って「野菜を洗ってもらう」「切ってもらう」「焼いてもらう」といった調理への参加も、立派な「食育」のひとつではないでしょうか。堅苦しく考えすぎず、食事を楽しいものにしていきたいですね。 参考:子育てママの98%が「食育気にしている」~栄養の摂り方『よくわからない』63%~農林水産省「食育の推進」農林水産省資料「日本型食生活のススメ」農林水産省「こどもページ」日経ウーマンオンライン「人生が変わる、体が喜ぶ「一汁一菜」土井善晴さん」
2018年03月27日皆さんこんにちは、ママライターのあしださきです。「食育」という言葉が一般に浸透する少し前、2002年頃に「産地偽装」事件など「食の安全」を根底から揺るがす出来事がこの日本で多発したということを覚えていらっしゃる方は少なくないかもしれませんね。そもそも「食育」という言葉は、石塚左玄が1896年と1898年の著作の中で「体育智育才育は即ち食育なり」と自ら造語し用いられたのが最初だったと言われています。その後1903年に当時の報知新聞編集長であった村井弦斎が連載小説「食道楽」の中で、「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも食育がさき。体育、徳育の根元も食育にある」と書いていることも後に知られるところとなりました。そんな中産地偽装事件の後「食育基本法」が2005年6月に成立。この法律の成立で、これからの日本では食育によって国民が生涯にわたって健全な心身を培い豊かな人間性を育むことを目指すということが国民のひとりひとりに向かって宣言されたと言えるのだと思います。このあたりからでしょうか?子育てをしているママたちの間でも「食育」への関心が急激に高まっていった のは。子どもの口に入るものは今の健康だけでなく将来の病気や寿命にも関わる大切なもの。それを一番に考え、食事のみならず「お菓子」には人一倍気を使うママがいるという話をよく耳にするようになりました。実際わたしもママになって、たくさんの家庭の子育てを垣間見るチャンスがありました。すると、時々独創的方針で「食育」するママに出会ってしまいます。そこで今回は、私が出会った「お菓子」に関する取り組みが独創的な例を2つご紹介したいと思います。●①おやつは甘煮にした「豆」長女が幼稚園に入園する前、体操教室に通わせていました。そこでできたお友達に誘われて大きな子育てサークルの遠足に体験で参加させてもらった時のこと。公園でレジャーシートを敷いてみんなでお昼を食べ、食後に子どもたちがおやつを交換し始めたところ、「ごめんなさいね。うちの子どもにはくださらなくて大丈夫よ。」というママさん。見るとそのお子さんはタッパーに入った甘露煮のお豆を食べていました。「うちではおやつはさつまいもか、こういう豆しか与えていないんです。」私は初めての子育てでしたから、市販のラムネやキャンディーを食べさせている自分が恥ずかしいと思って、ちょっと落ち込んでしまいました。10年近く経った今は、「よそはよそ、方針は人それぞれでいい」と割り切れましたが。●②添加物チェックと情報共有2番目の子どもが幼稚園のころクラスが一緒だったお子さんのママに、食の知識が非常に豊富な方がいました。よく私が知らないような専門的な話をしてくれて、「勉強していて凄いな、偉いな」と感心していたのですが。幼稚園でクリスマス会があって、そこでミルクティーとおやつが出されるのですが、そのおやつの添加物を徹底的にチェックしていたのには驚きました。それをなんとリストにまとめてプリントアウトして配布、ママ同士のランチで講義のようにお話されていたんです。この添加物はこういう理由で体に良くないからできるだけ子どもに摂取させないほうがいいということや、市販の食材(ごく一般的でお弁当のおかずによく使うようなもの)にもこんなに悪いものが入っているということも説明してくれました。その場は呆気にとられて何も考えられなかったのですが、言われたこと全てを実践することは簡単ではなく、自分としてもどうすべきかわからなくなりました。----------根底にある、「子どもの健康や将来を思う気持ち」に非常に感銘を受けてしまいますが、だからといって全てを自分の子育てに取り入れることは難しい ことだと思います。独創的なママにとってはご自身の食育が、誰かのためにもなるという親切な気持ちからくるアドバイスなのかもしれません。そんな時は真摯に受け止めて、自分の中で試せるかもしれないという範囲で実践しても良いかもしれません。しかし過度に押し付けられてしまうことがないように、上手に距離をとってお付き合いする という努力はママにとって必須のスキルだと言わざるを得ません。出典/石塚左玄・著「科学的食養長寿論」(1896年)「通俗食物養生法」(1898年)村井弦斎・著「食道楽」(1903年)●ライター/あしださき●モデル/藤本順子
2017年10月30日本との出合いは一生の宝物。小学生になると読める本の種類や数が増えてきて、たくさんの本の中からどの本を選べばいいか迷ってしまう人も多いと思います。そこで千代田区・神保町にある子どもの本の専門店「ブックハウスカフェ」の店長、茅野由紀さんに小学校低学年~中学年の子どもにおすすめの絵本を、「食の世界を広げる」というテーマで紹介してもらいました。茅野由紀さん2月に閉店した「ブックハウス神保町」のオープン時(2005年)からのスタッフで、絵本、児童書をこよなく愛している。本のリクエストやご相談は随時受付中。6歳の女の子と4歳の男の子のママ。■人気の本だけでなく、「ここだけで出合える一冊」も大切にはじめにお伝えしておきます。「ブックハウスカフェ」は、本好きのおとなもワクワクできる、子どもの本の専門店です。店内にバーカウンターがあり、生ビールやワインなどお酒も楽しめます。書棚を見れば、人気の絵や昔から読みつがれてきたロングセラーだけでなく、生き方や哲学、戦争と平和、障がい者やLGBTなど、マイノリティを題材にした幅広いジャンルの本がさりげなく並んでいることに気がつくと思います。「今人気の本、とくに子どもたちの反応が早いものはおすすめしやすく、手に取られやすいのですが、それと同じように、じっくりと味わう「するめ」のようなタイプの絵本や、読後、時間が経ってからじわじわ感じるタイプの本も大切に棚に置いています。他で探して見つからなかった本が当店で見つかったとお客様から言われることが喜びです(笑)」(茅野さん)私は初めて「ブックハウスカフェ」に行ったとき、『あまんきみこ童話集』(ハルキ出版)と『ちょっと不思議な絵本の時間 おとなが読みあい語りあう』NPO法人Re〜らぶ編(かもがわ出版)を買いました。障がい者支援をテーマにした小さな出版社の書籍は、なかなか一般の書店では出合えません。■多様な文化に触れ、食の世界を広げてくれる本5冊子どものときから本の世界に浸っていたという茅野さん。「やはり絵本は読んで楽しいのが一番です。食育が本を読む目的ではなく、面白い本を夢中で読んでいたら、気がつくと何か学びにつながっていた、というものであってほしいと願っています」と言います。子どもとの会話が弾み、食卓がにぎやかになりそうな絵本5冊をじっくり選んでくれました。▼自由研究の題材にも!『干したから…』写真と文/森枝卓士(フレーベル館)1,400円+税「ノンフィクション作家の梯久美子さんが、日本経済新聞のコラムで、干し野菜で作った味噌汁がおいしいと書き、この本のことも紹介していました。「干す」という切り口が面白い! どのように干すか? 干すとどうなるのか? 食卓の中にある不思議を美しい写真で伝えています。第22回日本絵本賞受賞。干し野菜の作り方も写真付きで解説があるので、夏休みの自由研究の題材にしても面白いと思います」(茅野さん)。▼おいしそうなおにぎりが47種類!『にっぽんのおにぎり』著/白央篤司(理論社)1,400円+税「書店員の間で「ブラボー!!」と話題になっている本です。ありそうでなかった日本のソウルフード、おにぎりの写真絵本。47都道府県で愛されているおにぎり、郷土の食材を使ったおにぎりが紹介されています。写真の撮り方がきれいで見ているだけでお腹がすきます。おにぎりといっても、具の組み合わせもさまざま。いろんなおにぎりがあっていんだと発想を広げていくことができるはず。おにぎり作りのヒントにもなります」(茅野さん)。▼親子で世界を旅するように『世界のともだち』シリーズ(偕成社)1,800円+税「私はいろいろな国で生活し、アフリカも好きで何度も旅行で訪れました。世界の食生活を知ると、日本の食卓がどんなものかを客観的に見ることができるので、そういったことを知るにはこんな絵本もおすすめです。いろいろな国の食生活に触れることができる偕成社『世界のともだち』シリーズ(全36巻)。36か国の子どもたちの暮らしを紹介する写真絵本で、日本のカメラマンがその国の子どもと友達になり、学校生活、遊び、買い物、食事風景などに密着します。子どもたちの表情もイキイキしていて、ものすごくいい本です。旅行気分でご家族で一緒に読んでみてください」(茅野さん)。▼楽しみながらテーブルマナーが学べる『およばれのテーブルマナー』絵と文/フィリップ・デュマ 訳/久保木泰夫(西村書店) 1,300円+税「副題に「エルメス家の食卓からすべての食いしん坊に捧ぐ」とあるように、エルメスの4代目社長の息子である作者が、自分の子どもたちにテーブルマナーを教えるためにかいた絵本です。ナイフやフォークの持ち方、美しい食べ方、悪いマナーがイラストで説明されています。白人だけでなく肌や髪の色がさまざまで、多国籍の人種の子どもたちが描かれているのもいいところ。海外絵本ならではのちょっとした皮肉も知的です。読みきかせをしながら親子で、本格的なテーブルマナーが学べます」(茅野さん)。▼いろいろなことが想像できる 『あひる』作/石川えりこ(くもん出版)1,500円+税「作者の石川えりこさんの子ども時代の体験が絵本に。ある日、庭の鶏小屋にあひるが届けられ、「わたし」と弟は面倒をみることに夢中になります。ところが翌日あひるはいません。その日の夕食に出た鶏肉の煮物はいつもと違う食感でした…。単純に「いい話」で完結しない、甘酸っぱい読後感。この本を読んで子どもたちはどんなことを考えるでしょうか? 読み手にゆだねられているところが、素敵だと思います。色数の少ない控えめな絵も奥深い味わいです(茅野さん)」。■ママに嬉しい、カフェとキッズスペースも併設「ブックハウスカフェ」は、コーヒーやジュース、サンドイッチなど軽食がいただけるカフェも併設されています。お店の再出発にあたり、書店の奥には子どもがゴロゴロしながら絵本が読め、おもちゃで遊べるキッズスペースを作りました。すぐ近くでママはお茶を飲んだり、気兼ねなく授乳できるスペースもあります。小さな子どもを連れてほっとしたいときに訪ねられるスポットです。読みきかせなどイベントも多数企画されているので、ホームページで詳細を確認してみてください。夏休みの自由研究のテーマに悩んでいたら、ぜひ親子で訪れてみませんか。子どもの本専門店&カフェ ブックハウスカフェ東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1階(地下鉄神保町駅A1出口徒歩1分)03-6261-617711:00〜23:00(土・日曜、祝日は19:00まで)
2017年08月15日ママにとって何よりもうれしいのが子どもがおいしくごはんを食べてくれること。でも、栄養が足りているのか、偏った食事になってないか…など、気になりますよね。そこで、成長期の子どものために、どのような栄養素によって体がつくられているのか、また、それぞれの栄養素が多く含まれる主な食材を管理栄養士さんに聞いてみました。管理栄養士 長有里子(おさ・ゆりこ)管理栄養士。食生活で妊娠しやすいカラダをつくる「授かるごはん」講座主宰。ダイエットレシピ本、雑誌やサイトの栄養監修などを手掛ける。39歳で体外受精を経験、40歳で第1子を出産した経験を活かし、現在は妊活専門の栄養士として多方面で活動中。子どもにはたんぱく質がたくさん必要って本当?「身体の大部分はたんぱく質からできている」といってもいいほど。食べ物からとったたんぱく質は、アミノ酸に分解されたあと、身体の各部分に適したたんぱく質に作り変えられ、臓器や筋肉、血液、肌、骨、髪、ホルモン、免疫にかかわる物質、神経の情報伝達を担う物質などになります。さらにたんぱく質は、毎日つくられ、壊され、またつくられというサイクルを繰り返しているため、骨の場合、約7~8ヶ月でその半分が入れ替わります。そのため、たんぱく質は毎日補給する必要があるのです。<たんぱく質の推奨量>小学生6-7歳…男子35g、女子30g8-9歳…男子女子ともに40g10-11歳…男子女子ともに50g中学生男子60g、女子55g(12-14歳)高校生男子65g、女子55g(15-17歳)(日本人の食事摂取基準2015より)特に成長期の子どもは成人に比べ、体重1kgあたりに必要とされるたんぱく質の量が多くなります。肉や魚、卵や大豆製品、乳製品などにもたんぱく質は多く含まれていますが、肉に代表される動物性たんぱく質は、植物性たんぱく質よりも身体に必要な必須アミノ酸を多く含んでいます。たんぱく質を取るためにおススメの食材は?たんぱく質をとるために、オススメなのはアメリカン・ビーフ。理由としては、まず牛肉には栄養価の高いたんぱく質が含まれているからです。体のたんぱく質は約20種類のアミノ酸を組み合わせることによってつくられていますが、このうち、体内で合成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸といい、食物として摂取しなければいけません。アメリカン・ビーフにはこの必須アミノ酸がバランスよく含まれているため、栄養価の高いたんぱく質が摂取できます。次に鉄が豊富であること。体内でエネルギーを産み出すには、ほとんどの場合酸素が必要です。この酸素を体のすみずみまで運ぶのが鉄です。鉄が不足すると貧血になり、体内に十分な酸素を送れなくなるためエネルギーが低下し、集中力低下や頭痛、めまい、倦怠感といった症状が表れます。さらにアメリカン・ビーフの特長として、亜鉛が豊富ということも挙げられます。亜鉛は新陳代謝を活発にする働きがあります。亜鉛不足になると細胞分裂が正常に行われなくなるので、成長期では発育不良が引き起こされます。また亜鉛の欠乏症の中でも有名なのが、味覚異常です。スポーツをする子どもにもアメリカン・ビーフはいい?スタミナを高めるには炭水化物が必要ですが、運動中の筋肉のエネルギー源や筋肉の合成促進には、必須アミノ酸のBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)が効率のよいものになります。アメリカン・ビーフにはこのBCAAが豊富に含まれるため、スポーツをする子どもにもおすすめです。また、運動によって破壊された筋肉を修復するためにもBCAAが役立ちます。食べるタイミングとしては、運動前後どちらともおすすめです。親子で楽しめるアメリカン・ビーフレシピ子どもに食べてほしい牛肉を、美味しく栄養バランスよく取れるアメリカン・ビーフレシピをご紹介します。例えば、アメリカン・ビーフのかたまりを買ってきて、切り分けて使えば、親子で楽しめるビーフ料理が手軽に作れます。最近は、大人だけでなく、疲れやすく感じる子が多いと言われています。それはバランスの良い食事を心掛けることで十分改善することが可能です。管理栄養士の長さんのポイントも参考に、ぜひ試してみてくださいね!<お母さん、お父さん向けレシピ>アメリカン・ビーフのサーロインステーキ ・ポイントお肉の味をストレートに味わうのに最適。女性に多い貧血の予防では、鉄分以外にも大切な栄養素があります。それがビタミンB12と葉酸。アメリカン・ビーフには鉄分とビタミンB12が、トッピングのにんにくには葉酸が豊富です。このメニューはお母さんの貧血予防にぴったりといえます。<子ども向けレシピ>アメリカン・ビーフ 子ども用焼肉プレート ・ポイントグリルで焼くことで余分な脂肪が落ち、ヘルシーに。子どもが好きな焼肉味で食がすすみ、成長期に必要不可欠な鉄や亜鉛などが効率よくとれます。焼肉メニューは野菜不足になりがちですが、このプレートは野菜もフルーツもついており、栄養バランスも〇。凝った付け合わせができなくても、彩りがきれいな野菜やフルーツを付け合わせてあげれば、バランスがととのいます。アメリカン・ビーフの生産者への直接インタビュー栄養だけでなく子どもに食べさせる食材の安全や生産地も気になるところ。今回はそんなママのためにウーマンエキサイトがアメリカン・ビーフの生産者でもあり、5人の子どもの母親でもあるダイアンさんに直接インタビューしてきました。・牛を安全に育てるためにやっていることを教えてくださいダイアン:私たちは、安全に育てるために牛にストレスをかけていないか、安全に輸送できているか、最高の環境を与えられているかを、どこにおいても同じようにモニタリングできるようにしています。また、スタッフのスキルアップ支援を行うだけでなく、獣医による牛の病気予防や1頭ずつのケアをしっかりと行っています。牛が餌として食べている穀物は、環境にもやさしく栄養豊富なものを与えています。・仕事と子育ての両立で苦労したこと、または子育てで嬉しかったことを教えてください。ダイアン:私は農場での子育てが気に入っています。もちろん、5人の子育てと農場の仕事の両立は大変なときもあります。双子が生まれたとき、夫のマイケルは昼も夜も大忙しだったので、私は睡眠時間を削って、双子の新生児の世話をしながら3人の小さい子供の面倒をみていました。農場で働くと同時に、ひっきりなしに洗濯、食事の準備、掃除などの家事をしているので1日があっという間ですが、私は家族みんなで家事をするのが好きです。子どもたちも学校のないときには農場の仕事を手伝ってくれます。手伝いを通じて、子どもたちは農場を続ける意味と価値を経験しています。農場で育つ子どもたちは、世界のために食べものを供給する意義と大切さを学んでいるのだと思います。・お子さんとの生活で成長したと感じるところを教えてください。ダイアン:私の子どもたちは小さなときから農場の手伝いをしているので、牛や動物たちの世話を通じて命を扱う責任、問題があったときにどう解決するかを自分で考えることが身につきました。おじいちゃんやお父さんの家族がそうであったように、子どもたちも農場の生活を気に入っています。・自分のお子さんに育てた牛肉を食べさせていますか?また、どのぐらいの頻度で食べさせていますか?ダイアン:もちろん大切に育てた牛肉を家族みんなで楽しんでいます。1日に2食、時には3食とも牛肉を食べることもあります。特別な日のメニューはプライムリブです。牛肉以外にも豆や麦など農場で育てたものを使います。自分たちで育てたものを家族みんなで食べられるのはとても素敵でしょ!・日本の消費者へメッセージをくださいダイアン:日本の消費者のみなさん! 私たちの牛肉、家族、そして農場に興味をもってくれてありがとう。これからも、みなさんの期待と信頼にこたえられるよう高品質でおいしいアメリカン・ビーフを提供できるように努力しますね。<ダイアンさん直伝 特別な日の「プライムリブ」>【材料】・アメリカン・ビーフ、リブロース(かたまり)・・・約4.8kg・ステーキシーズニング、ウスターソース、サラダ油・・・各適量【作り方】1 オーブンを190℃に予熱しておく。2(できれば厚めの)オーブントレイにサラダ油を塗る。表面を焼いた肉をトレイにのせ、 ウスターソースをまんべんなくお肉にぬり、そのうえからステーキシーズニングをかける。3 オーブンへ2を入れて30分加熱する。 ※加熱が終わってもオーブンを開けないこと!4 食べる45分前に再びオーブンを190℃に加熱する。食べる10分前にオーブンは消し、5分前には肉を出して休める。5 薄くスライスして召し上がれ。ミディアムレアで食べるのがおすすめ。スーパーやお肉屋さんで買っているアメリカン・ビーフが、どんな風に生産されているのかを知るのも大事なことですね。子どもの成長に欠かせない栄養素がたっぷり入っているアメリカン・ビーフ。ぜひおすすめレシピを試してみてくださいね!PR:米国食肉輸出連合会
2017年03月28日従来商品もリニューアル2017年3月13日、大塚食品株式会社は「しぜん食感CHiA 抹茶」を発売した。同社はこれまで「しぜん食感CHiA」シリーズから「しぜん食感CHiA キャラメルアーモンド」「しぜん食感CHiA ココナッツ」「しぜん食感CHiA カカオ」を発売していたのだが、「しぜん食感CHiA 抹茶」の発売に伴い同日からこれらの商品もリニューアル。このリニューアルでは1袋内のビスケットを増量し、価格を値下げする。また、パッケージのデザインも変わるため、これまで愛用していた人は注意が必要だ。ヘルシースナッキングにぴったりここ最近、「ヘルシースナッキング」に注目が集まっている。このヘルシースナッキングとは食事の合間に適度な間食をプラスすることで過度な空腹感を抑えるという考え方だ。この方法は3度の食事で不足している栄養を補給するのにも最適。このしぜん食感CHiAシリーズにはオメガ3が含まれており、食物繊維もたっぷり配合されている。食物繊維は水分を吸収して膨らむため、小腹が空いた時にぴったりのおやつになる。また、スーパーフードとして知られているシアシードが配合されているため、チアシードの栄養も取り入れることが可能に。今回、新フレーバーが登場したことにより選択の幅が広がったため、飽きることなくヘルシースナッキングを続けることができるだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】※大塚食品株式会社プレスリリース
2017年03月13日育児や仕事に忙しいママにとって一番の悩みはごはん作り。「ごはんを作る時間を短縮したい」「子どもには野菜をたっぷりとってほしい」「料理のバリエーションを増やしたい」などママの悩みは尽きません。そんな中でも頭を悩ますのが「子どもからのリクエスト」。「この前食べた中華料理が食べたい!」と言われて「無理だな」と思ったことはないでしょうか。そこで、今回は、食材を一つ加えるだけで簡単に家庭で本格中華料理が作れる“ワンクック”商品の中でも、リピート率が9割を超える日本ハム「中華名菜」の開発チームに、ママの悩みをぶつけてみました。※日本ハムはがきアンケート(2014年2月実施)より 調査人数117人答えてくれたのは、プロの料理人の経験もある細井義之さん。実は「中華名菜」は有名レストランなどで修業したシェフが社員(=プロシェフ)※2となり、商品開発をしているのだそうです。忙しく働くママ代表で質問をしてくれるのは、ライター業のかたわら、2人の子育てをしている仁田さんです。★ママを助ける中華名菜のお役立ちポイント★・超簡単!たった9分※1で一品完成・プロシェフ社員の技法を再現した下ごしらえ済みの具とソース入り。・肉と野菜とソースのバランスも良く、子供も野菜をパクパク食べられる。・野菜ひとつで作れるから困った時の1品に!・実はアレンジメニューも多彩!子どもが喜ぶ! 美味しい中華を作るコツ仁田:5才と2才の男の子ふたりとも中華料理の味は大好きなんですが、お家で作ると難易度が高いというイメージがあって、「中華がいい!」というリクエストがあると、外食をしていました…。細井:美味しい中華調理を食べたいと思ったら、やはりプロのいるレストランに行こうと思うのは当然ですよね。だからこそ「中華名菜」は商品開発をする中で、極力レストランでプロがやっているモノ&コトを再現する技術にこだわっているんです。仁田:中華料理って、強い火力とか中華鍋とか、それ専用の調理器具がないとできないイメージがあって、それも自宅で中華を敬遠する理由の1つになっていたんです。細井:「中華名菜」は、ご家庭にある普通の調理器具でもプロの味をできるかぎり再現できるようにしてあります。今日は、作り方だけでなく、ちょっとした工夫で見た目も味もワンランクアップするコツもお教えしますね。仁田:ありがとうございます! よろしくお願いいたします。細井:まずは、玉ねぎがあればすぐにできる「酢豚」を作ってみましょう。「中華名菜」の「酢豚」には、豚から揚げ、にんじん、たけのこがすでに下処理して入っていますので、用意していただくのは、玉ねぎ1個だけです。(今回は追加でピーマンも加えます。)【基本の作り方 たったこれだけで本格酢豚】1.玉ねぎは3~4cmの乱切りにします。お好みでピーマンを加える場合も3~4cmの乱切りにします。2.フライパンに大さじ1杯の油を入れ、本品の【具】と玉ねぎを強火で3~4分炒めてください。お好みでピーマンを加える場合は同時に炒めます。3.火が通ったら、本品の【ソース】を入れて強火で約1分炒めて皿に盛りつけます。\こんなに簡単!/★まずは基本の作り方を動画でご紹介!中華名菜「酢豚」開発秘話細井:「中華名菜」の「酢豚」には、豚から揚げが入っていますが、これは「シャンジャン」という下ごしらえがきちんとしてあります。「シャンジャン」とは、調味液で下味をつけ、全体にまぶすように卵を絡めたら片栗粉を少し加え、少し休ませたら油通しをして軽く火を通しておきます。表面に薄い衣がついた状態となるので、中の水分やうまみが逃げないでやわらかく仕上がります。肉の旨みが逃げていないのです。仁田:下ごしらえをきちんとしてあるから美味しいんですね! 旨味を逃がさないワケはよくわかったけれど、実際に「シャンジャン」を家でやるのはちょっと無理かも(苦笑)。細井:中華料理では、仕上げの調理法として「ゴウチェン」と呼ばれるとろみがけをします。「ゴウチェン」は中華の中でも特徴的な手法で、料理の光沢と味の絡みつきをよくします。よく本格的な中華レストランで酢豚をオーダーすると皿のふちの方に透明な油がすっと流れ出ていますが、これは料理に絡まっているソースがちょうどいい証拠。仕上げにソースをジャストなかたさにするために油で調整するのですが、余分な油が料理の中に止まっていないということ。「中華名菜」の「酢豚」は、このジャストなソースのかたさになっています。仁田:家で中華のとろみのあるソースにしようと思うと、べたっとかたくなりすぎたり、ゆるくて味がまとまらなかったりしますが、プロのシェフは「ゴウチェン」をしているのですね。揚げた肉のカリッとさと、シャキッとした野菜の全体に均一に美味しいソースが絡まるのは、こんな秘訣があったんですね。更に一手間加えたプロの技をご紹介細井:玉ねぎは3~4cmの乱切りにします。乱切りをするときも一工夫。玉ねぎを解体してバラしてから乱切りにします。こうすることによって乱切りでも大きさがそろい、見た目がキレイなだけでなく火の通りが均一になります。仁田:いつも玉ねぎを半分にカットしたらそのままザクザク包丁を入れていましたが、こうやって開いてからカットすると確かに外側と内側の大きさがそろえやすいですね!細井:お好みでピーマンを加える場合も3~4cmの乱切りに。ピーマンは頭とお尻の部分をカットしてから内側の白い部分をできるだけ取り除き、一枚の長方形状にしてから乱切りにしてください。こうすることでピーマンも見た目がキレイな乱切りになります。仁田:お尻の部分もカットすることで平らになるし、タネも取り除きやすくなるんですね!細井:フライパンを熱して大さじ1杯の油を入れたら、まず本品の肉だけを先に投入。フライパンの外側に肉を全体に広げて均一に加熱します。肉の外側がカリッとしてきたら、残りの具を投入し、強火にしてから玉ねぎを入れてください。全体を回すように炒め、玉ねぎが透き通ってきたらピーマンをフライパンに入れ、一混ぜしたら、ソースを入れて強火で約1分炒めて仕上げます。マニュアル通りの作り方ではないですが、このひと手間でさらに美味しくなります!面倒なときは具と野菜を一気に炒めてもOKですよ。ーなんとココまで9分※1で!驚きの速さで「酢豚」が完成しました!仁田:お肉がジューシーで衣も絶妙! 油っぽくないし、ふんわりしているのにカリッとしていて、これは子どもも喜びそうです!細井:いかがでしたか?仁田:「酢豚」の美味しさのヒミツがわかりました! ですが、プロのワザ「シャンジャン」とか「ゴウチェン」とかを家でやるのは無理かなと(苦笑)。その点「中華名菜」なら、下ごしらえが済んでいるし、調理中に子どもに呼ばれてちょっと手を離してしまっても、調味ソースが完成されているから安心ですね。細井:「中華名菜」は仕上がりが2〜3名分のボリュームですが量はどうですか?仁田:このボリュームなら食卓のメイン料理として華やかですね。我が家の子どもは2人ともたくさん食べるのでこの量ならば、ペロリです! でも肉だけでなく、もっと野菜を食べてほしいといつも思うのですが…。細井:小さなお子さんのために、ご家庭の味に合わせて野菜を多く入れていただいても大丈夫ですよ。 最後のページ でアレンジレシピもご紹介します!※1準備(野菜を切る)4分、フライパン調理5分※2日本ハムでは、レストラン等で経験を積んだシェフが社員(=プロシェフ)となり、商品開発を手掛けています。さっそくお家で「中華名菜」を作ってみました!仁田:5才の息子は今料理にハマっているので、パッケージを見た途端、案の定「自分が作りたい!」と言ってきました。そこで、玉ねぎ・ピーマンを切るところから具材を炒める全ての工程を任せたのですが、5才の子どもでも簡単に出来ました。※私は横についてました先生に教えていただいたように「肉を先に焼く」ことも忘れずに取り入れたおかげで、お肉はかりっとジューシーで、とても美味しく仕上がりました!子どもたちは白米の上にのせて「酢豚丼」を勝手に作っていましたが甘めのあんと白米がマッチして、美味しかったそうです。実際に食べてみるまでは、正直なところチルド惣菜の味に期待していなかったのですが、「中華名菜」はお世辞抜きで美味しかったです! それにベースが整っているから、アレンジも簡単で、ちょっとしたアイデア次第で「中華名菜」を使ったレパートリーが増やせそうです。 ★中華名菜公式サイトはこちら>>>> お得なキャンペーン実施中!商品をお店で買って感想を投稿すると現金やお得なサービスに交換できるサイト『テンタメ』で「中華名菜」が掲載中です!▼テンタメ利用の流れ▼1.対象商品を近くのお店で買う2.レシートを投稿し、アンケートに答える3.購入代金の最大100%のポイントがバックされる※先着での応募になりますのでお早めに! 詳細はこちら>>>> ※1準備(野菜を切る)4分、フライパン調理5分※2日本ハムでは、レストラン等で経験を積んだシェフが社員(=プロシェフ)となり、商品開発を手掛けています。2品もできて、手作り感もアップ! 家族も大満足のアレンジレシピ細井:まずは「中華名菜」の「酢豚」の具材の中の肉だけを使って、「酢豚」をより女性やお子さん好みにアレンジする「フルーツ酢豚」を紹介します。サツマイモと卵とフルーツを用意してください。フルーツはカットされた盛り合わせなども最近、売られていますがそのようなものでも十分です。フルーツ酢豚の作り方1.サツマイモは皮をむき、3~4cmの角切りにし、レンジで加熱をして竹串がすっと通るぐらいまで火を通します。フルーツは一口大にカットします。2.フライパンを熱したら、大さじ1杯の油を入れ、まず本品の肉だけを投入します。基本の「中華名菜」の「酢豚」の作り方と同じく、肉だけを香ばしく焼きます。にんじん、たけのこは、別のアレンジで使うのでここでは使いません。3.肉が香ばしくなったら、イチゴ以外のフルーツをフライパンに入れ、ソースの半量を入れて炒めます。全体にソースが絡まったら、イチゴを入れて一混ぜしたら完成です。イチゴは加熱すると色が抜けやすいので最後に加えます。仁田:このフルーツ酢豚はおしゃれで美味しい! 子どもが小さいと家でホームパーティなどをやるときにも、これはみんなに喜ばれていいかも。それに子どもが園に通っていると「芋掘り遠足」があるから、頑張って掘って持ち帰ってきたサツマイモの消費にもいいですね。細井:次は「中華名菜」の「酢豚」の具材の野菜を使って、見た目もガラリと変わる「炒卵」を作ってみましょう。仁田:卵は冷蔵庫の常備品。「中華名菜」さえ買い置きしておけば、すぐにアレンジで一品できるのはうれしいですね。炒卵の作り方1.「中華名菜」の「酢豚」の具材の野菜、にんじん、たけのこを1cmほどの角切りに小さくカットします。2.全卵を2つボールに溶きほぐし、塩少々とマヨネーズを小さじ1加えたら、1をボールに入れて全体をよく混ぜます。3.フライパンを熱したら、大さじ1杯の油を入れ、2を流し込み、木べらでふわっとかき混ぜながら火を通します。9割り方火が通ったら、お皿に盛りつけます。4.卵を炒めたフライパンに「中華名菜」の「酢豚」のソースの残りの半量を入れ、大さじ2の水を入れて加熱し、あたたまったら、3の卵の上にかけて完成です。仁田:野菜を入れた卵焼きは子どもも食べやすいので定番ですが、「中華名菜」の「酢豚」を使うと、にんじんもたけのこも、すでに火が通っているので時短でできますね。それに先ほどの「フルーツ酢豚」とはもともと同じモノから作られたとは思えないほど、別の料理になっているから、手抜きもバレないかも(笑)。酢豚のソースがまろやかでふんわりとした卵と合間って美味しいです!※1準備(野菜を切る)4分、フライパン調理5分※2日本ハムでは、レストラン等で経験を積んだシェフが社員(=プロシェフ)となり、商品開発を手掛けています。[PR]日本ハム
2017年02月01日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が21日、自身のブログを更新。病院食を完食して褒められたことを報告し、「こんなにうれしいなんて!」と喜んだ。「懐かしのひじきごはん」というタイトルで更新した麻央は、「昨夜の病食が、ひじきごはんでした」と料理の写真をアップ。「9月の手術後、2日ぶりに食べられた病食が、このひじきごはんだったのです!」と明かし、「頂いたとき、大丈夫!回復できる!という気持ちがわいたことを思い出しました」と振り返った。そして、「そんな記憶に励まされて、完食!!先生方に褒められました」と麻央。「ごはんをしっかり食べただけで、褒められるなんて!しかも、こんなにうれしいなんて!」と喜び、「子供の気持ちが、よくわかります。これは、お母さんに褒められたらうれしいですね!!」とつづった。麻央は、20日のブログで、体力回復に向けて入院していることを明かし、「本当は自宅にいたかったので、気力で復活させようとしてきたのですが、『今は、がんばる時ではないよ。医療の力を借りて、回復させよう。』と主治医の先生に言われ、ここ最近の踏ん張りを一度、休止することにしました」と説明していた。
2016年12月21日食事は人が生きていく上で必ず必要なことです。毎日いただくからこそ、食事で運気をアップできたらラッキーですね。ミラクル食風水では、様々な角度から、食風水を通して開運していく方法をお伝えしていきます。なりたい自分をかなえていきましょう。■食風水とはすべての物にはエネルギーがあり、五行で分類することができます。五行とは、「木」「火」「土」「金」「水」。分類方法としては、味覚、色、形でみていきます。必ずしもひとつの食材にひとつのエネルギーと決まったわけではなく、「木」と「土」のエネルギーが混在する場合もあります。さらには、九星で分類をすることも可能なため、自分の生年月日から九星を割り出し、自分の星の持つエネルギーと相性の良いものや、必要なパワーを持つ食材を選ぶことにより、開運していくことが可能なのです。■食風水をする上で大切なことどんなエネルギーがあるかをしっかり意識することが大切です。ただ食べているだけでは、せっかくのエネルギーも半減してしまいます。テレビを見ながらや、新聞を読みながらなどの「ながら食事」にも注意しましょう。いただく前には、手を合わせて「いただきます」と言いましょう。食事はあなたの身となりパワーとなるものですが、食材の命をいただいているのです。感謝の気持ちを込めることにより、食材のパワーも高まります。旬の食材は特にエネルギーが高くなります。日本の四季を感じながら旬のパワーをいただきましょう。■食風水九星分類今回は、カンタンにあなたが食べると開運する具体的な食材を、「普段から積極的に食べておくと良い食材」と、「ここぞという時(受験やプレゼン前、告白前など)食べてから挑むと良い食材」に分けてご紹介します。■あなたの九星は?<ご自身が何年生まれかによって、九星を割り出して下さい>一白水星:昭和29年38年47年56年/平成2年11年20年生まれ二黒土星:昭和28年37年46年55年/平成元年10年19年生まれ三碧木星:昭和27年36年45年54年63年/平成9年18年生まれ四緑木星:昭和26年35年44年53年62年/平成8年17年26年生まれ五黄土星:昭和25年34年43年52年61年/平成7年16年25年生まれ六白金星:昭和24年33年42年51年60年/平成6年15年24年生まれ七赤金星:昭和23年32年41年50年59年/平成5年14年23年生まれ八白土星:昭和22年31年40年49年58年/平成4年13年22年生まれ九紫火星:昭和21年30年39年48年57年/平成3年12年21年生まれその年の節分以前の生まれの方は、前の年生まれとして見て下さい。(例:平成2年1月15日生まれの方の星は「二黒土星」です。)(他の星と重複する場合があります)<一白水星>普段から食べていると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物ここぞという時に食べると良いもの:酢の物、しょうが、にんにく、長ネギ、胡椒、タマネギ<二黒土星>普段から食べていると良いもの:お米、パン、お好み焼き、ごま、小豆、大豆ここぞという時に食べると良いもの:コーヒー、紅茶、緑茶<三碧木星>普段から食べていると良いもの:酢の物、りんご、いちごここぞという時に食べると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物<四緑木星>普段から食べていると良いもの:レモン、オレンジ、みかん、グレープフルーツ、ゆずここぞという時に食べると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物<五黄土星>普段から食べていると良いもの:パパイヤ、マンゴー、バナナ(よく熟した物)、熟成肉ここぞという時に食べると良いもの:ゴーヤ、春菊、ごぼう<六白金星>普段から食べていると良いもの:ねぎ、里芋、ずいきここぞという時に食べると良いもの:パパイヤ、マンゴー、バナナ(よく熟した物)<七赤金星>普段から食べていると良いもの:しょうが、にんにく、長ネギ、胡椒、タマネギここぞという時に食べると良いもの:お米、パン、お好み焼き、ごま、小豆、大豆<八白土星>普段から食べていると良いもの:鶏肉、たまご、魚卵、マグロの赤身、甘エビここぞという時に食べると良いもの:ブラックチョコレート、コーヒー、紅茶<九紫火星>普段から食べていると良いもの:ゴーヤ、ブラックチョコレート、ココア、コーヒー、紅茶、春菊ここぞという時に食べると良いもの:酢の物、みかん、レモン、グレープフルーツ■おわりにいかがでしょうか。食風水は色々な運気をアップする方法がありますが、今回は九星別に具体的なラッキーフードをあげてみました。「これを食べたからラッキー!」と意識して召し上がってみて下さいね。(生田目浩美。/ライター)
2016年02月11日食べることはお好きですか? 美味しいものを食べると幸せな気分になりますよね。どんなにいたたまれない悲しみや、とげとげしい苦しさで打ちひしがれていたとしても “美味しいもの” を口に運んでいるうちに、少しづつ気持ちがほぐれていく。そんな心持ちは誰しも味わった体験があるでしょう。とくに人の手がかかった料理を賞味することは、人生を愉しむことと似ていると思います。食べる人を喜ばせたいという料理人の気持ちが、魂レベルで舌を通して全身に伝わってくる。理屈抜きで幸せを感じるひとときです。味わい深いそんな思いを共有できる映画を、3本ご紹介しましょう。空腹時に観てお腹が鳴っても責任は持ちませんよ(笑)。 「マダム・マロリーと魔法のスパイス」の異文化交流は星三つインドでレストランを経営する家に生まれたハッサン(マニッシュ・ダヤル)は、料理の師匠である母に「食材にはすべて魂がある。料理は魂の味よ」と基本から叩き込まれます。政変で店を焼かれ、母を失った一家はヨーロッパへ。父の運転する車がたまたま故障した南フランスで、インド料理店を開くことになりますが、向いがマダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が経営するミシュラン一つ星・名門フレンチレストランだったから、さあ大変!インド音楽が騒音だと苦情を言われたり、互いに食材を買い占めたり、壁に人種差別的な落書きをされたり…。そんな中、フレンチレストランのスー(副)シェフを務めるマルグリット(シャルロット・ルボン)は、料理人として努力し続ける彼に好意を持ち、協力的に。「マダム・マロリーは、シェフ採用試験では本人に会うことすらしないの。オムレツを一口、食べるだけ…」と、マダムの厳しい舌の話題も提供します。いつか、自分の作ったオムレツをマダムに食べてほしいと願うハッサン。その夢は意外に早く実現しますが…。いつもハッサンを助けてくれるのは、ママが遺した数々のスパイス。魔法のスパイス仕込みの調理法が、彼を凄腕料理人へと導きます。ハッサンとマルグリットの恋物語も含め、“美味しい奇跡”が次々と起こるハートウォーミング・ストーリー。余談ですが、マダムのスーツ、マルグリットのワンピース姿がとても魅力的で、そちらも必見です。「宮廷料理人ヴァテール」で絢爛豪華なフランス料理の源流を知る「ブリア・サヴァラン」や「エスコフィエ」の名前は知っていても、「ヴァテール」をご存じの方は少ないのでは?16世紀、フランスの宮廷料理として発展したフランス料理ですが、17世紀、ルイ14世の時代、ソムリエの原形を生み、クレームシャンティイ(ホイップクリーム)の創作など、現在に続く偉業を成したのが、フランソワ・ヴァテール。これは、コンデ公爵の元で料理長を務める彼が、ルイ14世と一族を招いた大饗宴を仕切った3日間を描いた映画です。歴史に残る豪華な饗宴で、山海の食材が国中から集められ、噴水、花火、氷の彫刻、宙づりのゴンドラで歌姫が歌うなど、壮大なスペクタルが展開されます。創造力溢れるヴァテール(ジェラール・ドパルデュー)に好意的な女官アンヌ・ド・モントージエ(ユマ・サーマン)は、彼女に横恋慕するローザン侯爵(ティム・ロス)を通じて、国王から「あなたとショコラを飲みたい」と誘われます。それは、一夜をともにする合言葉でした。コンデ公の痛風治療に小鳥の心臓が必要なため、アンヌのカナリアが没収されそうになったのを、自分の愛鳥と引き換えに助けるヴァテール。厨房を訪れ、彼に「なぜ助けてくれたの? 」と迫るユマ・サーマンの眼技が麗しい。禁断の一夜を過ごす二人。運悪く国王に呼ばれアンヌが駆けつけると、陛下はおらず、ローザン侯爵が「どこにいたか知ってるけど黙っててあげたよ。陛下に知れたらヴァテールは破滅。僕、あなたとショコラを飲みたいな」と。意外な結末を迎えますが、料理人の命がけの真摯さに心を打たれるでしょう。「バベットの晩餐会」に “おもてなし” の神髄を見た!舞台はデンマークにある海辺の小さな村、コトランド。牧師と美しい二人の娘、マチーネとフィリッパが暮らしていました。若い頃は、姉のマチーネに将校ローレンスが思いを寄せたり、パリからヴァカンスで訪れたオペラ歌手パパンが、妹フィリッパに恋焦がれたりしたものの、父の死後も、姉妹二人の清貧な暮らしを続けて35年後の1871年。パパンの紹介で、パリの革命を逃れたバベット(ステファーヌ・オードラン)が、家政婦として置いてほしいと訪ねてきたところから物語は展開します。雇う余裕がないと断る姉妹に「お金はいりません。置いていただけなければ、後は死ぬだけです」というバベットが同居して14年。フランスとのつながりは、友人が買ってくれる宝くじだけだったバベットに、1万フランの宝くじが当たります。彼女は姉妹の今は亡き父親の誕生日に、費用は自分持ちで晩餐会をさせてほしいと願い出ます。「だめよ。費用はこちらで…」といっていた姉妹も彼女の情熱に負け、バベットは準備に奔走。迎えた当日、村人たちに加えて将軍となったローレンスと彼の叔母も参加した晩餐会。キャビアの載ったオードヴル「ブリニのデミドフ風」、海ガメのスープ、ウズラのバイ詰め石棺風、ヴーヴ・クリコのシャンパン、銘醸ワインに驚き、感激するのはパリを知っているローレンス。そこで、バベットの素性が明かされていくのですが、彼女は12人分のディナーに1万フラン使い切ります。それは、彼女の姉妹への心からの贈り物だったのでしょう。最高の “おもてなし” に感涙をもよおす傑作。映像の美しさも見逃せません。3本に共通するのは、食する人たちが笑顔になること。不安におののいたり、いがみあったりしていても、だんだん表情が和らぎ、黙りこくっていたのが饒舌になっていきます。食べるものが人間を作るわけですが、愛情という精神的な部分もなんと大きいのだろう、と思わずにはいられません。美味映画の醍醐味を、どうぞ思う存分味わってください。
2016年01月16日皆さんは “食べる” ことはお好きですか? そして毎日当たり前のように “口にしているもの” をどのように考えていますか? アラフォーならば知的に「食」を愉しみ、美と健康につなげていただきたいもの。今回は心と体にも大きな影響を与える「食」についてお話しいたしましょう。“心の安定や豊かさ” の第一歩は、「食」にあり私は子どもの頃から“食べる”ことが大好きで1年間365日、毎日違う食事を作った経験もあります。今となっては懐かしい思い出であり、考えられない行動でもありますが、それだけ私たち人間の体を作り上げている“食”に対しての意識が高かったのだと思います。人間の欲求段階で “食欲” は生理的欲求として、一番最初に満たされるべき欲求です。(1)生理的欲求(2)安全欲求(3)愛情と所属の欲求(4)社会的承認欲求(5)自己実現の欲求※マズローの自己実現理論(欲求階層説)そのため、心の安定や豊かさの第一歩に“食”は大きく関係し、“食”の楽しみ方によって満たされ度合いも変わってくるものだと感じています。外食時の「店選び」で、人間的魅力を上げるステキなインテリアに囲まれたお店や、有名店に足を運ぶこと。女性は皆、そういう環境に身を置くことに高揚感を覚えるものでしょう。私もそのお店のイメージにあった洋服を選んだり、オシャレをして出掛けることは大好きです。取引先との会食や友人との食事会、パートナーとの記念日など。ラグジュアリーな空間で過ごす時間は特別な気分に満たされ、士気が高まるとともに心に潤いをもたらします。女性性も刺激されて立ち居振る舞いを意識したり、価値観や考え方をふとみつめたり。自分自身を振り返るきっかけになるものです。ただし、毎日そういうステキ感溢れる「非日常的な環境」ばかりにいるわけにはいきません。私たち人間は、後光効果でつい有名店ばかりに心を奪われてしまいがちですが、様々なジャンル、そしてカジュアルなお店にも身を投じ、視野を広く持って楽しめることで人間的魅力が増していきます。素材のひとつひとつを楽しみ、そのお料理にあったお酒を嗜む。お酒が飲めなくてもそのお店の雰囲気に酔いしれる。きっと新しい発見から話題も豊富になり、粋で格好イイ大人の女性に、気がついたら変化していたなんてことがあるかもしれませんね。「このお店が好き!」は勿論OKです。しかし、凛とした自分を演出できるラグジュアリーなお店と、カジュアルにリラックスして素の自分を出せるお店。両方の良さを知った上で楽しめる女性は、人としても女性としても別格だと感じるのです。「幸せスパイラル」を巻き起こす “食べ方” を知ろう自分の心と体が喜ぶ “食” を知っていますか? 心から「美味しい」と感じることができるひとつのきっかけとして、自分の心と体が喜ぶ食材や調理法などを知っておくことは、とても大切です。「わー美味しい!」と心から笑顔でいる女性を見ると、共感する気持ちが芽生え、自然と笑みがこぼれるもの。見ている周囲の私たちも「美味しい」という幸せな気持ちをおすそ分けしていただいたような感覚になります。そういう、周囲を気にしない自分だけの“食べる幸せ”。そのホッとしている内面からの表情は周囲に伝わり、周りも幸せを感じるいいスパイラルが巻き起こるのです。私は肉・魚・野菜… なんでも好きです。ただ、種類によって調理法の好みもあり、食材の良さをいかしながら「幸せ」を感じる食べ方を考えます。私は体が冷えると “心にも栄養が行き届かなくなる” 傾向があるため “冷え対策” をテーマに「汁物」のレパートリーを考えることを楽しみ、“食べる前” からワクワク度を無意識に高める癖があります。例えば、こんなふうな愉しみ方でもよいのです。皆さんが、心から美味しいと感じる食べ方を探してみてください。また、誰と食べるかも重要なポイントです。どんなに高級食材をいただいていても緊張や不安感が心の中を駆け巡っていると、味を感じません。そんな経験はありませんか? “食”を通して大切な人との時間を共有する。心と体が喜ぶ “食” には誰と一緒に“食”の時間を過ごすかも重要な要素となります。自分だけの “秘密基地” を持つ大切さ臨床、コンサルティング、講演会、テレビ収録、取材など私は様々な場面で “心理” のお仕事に携わっていますが、それぞれの仕事終了後、ケースバイケースで私は「食べたい!」と思うものが異なります。「帰りも遅いし準備をする時間が無い!」と少し焦り気味な時に思い浮かぶ食べもの。1人でひっそりと反省会のために訪れる料理が美味しいバー。「仲間と今夜は語りたい!」そんな時に訪れる友人のお店。とにかく足をのばしてリラックスしてゆっくりしたい…、そんなときは自宅であり合わせのもので。どこも、私にとっては “秘密基地” なのです。素の私を受け止めてもらい、私がただの人になれる環境。ビジネスにおける “心理カウンセラー、メンタルトレーナー小高千枝” を演じなくてもいい環境が、私には必要です。こんなふうに食事の環境を変えることで、ON、OFFを使い分け、毎日のモチベーションをしています。“食” にまつわる環境はとにかく大事。自宅で食事をする時も、テーブルコーディネートを考えたり、照明を少しおとしたり。そういった環境を整えることも “食” を愉しむひとつのきっかけとなるはずです。職場での自分、妻として母としての自分。そして、ご近所付き合い… さまざまな顔をもって日々フル稼働をしているアラフォー女性のみなさんも、ぜひ “秘密基地” の考え方を取り入れて心からリラックスした “食” を愉しんでみてください。「食べる」という無防備さが、心身をリラックスさせる私たちは食べ物を食べるときに消化器系をフル稼働させます。その消化器系を動かすために副交感神経が働きます。この副交感神経は心の安定やリラックスを導き出す神経です。そして、食べるときに口を開くことは非常に無防備な状態を表現していること。私たちは忙しない日常の中、限られた時間や空間で無防備な自分をさらけ出しているのです。それは自己承認のひとつとしても捉えられます。そういう自分を表現できることって幸せなことですよね。また、美味しいモノを食べることでの快体験は素直さや大らかさを生み出し、相手を受容する柔らかい気持ちも強くなります。“食”を通じた心の通ったコミュニケーションを皆さんも楽しんでみてくださいね。
2015年11月16日私たちが毎日食べる、おいしい野菜、肉。どんな人たちが作っているのか知っていますか? 先日、銀座でキックオフイベントが開かれた「農家のファミリービジネス研究会」には、次世代を継ぐ若い農業者たちが参加。これから、農業をどうやって継ぎ、盛り上げていけばいいのか、熱い議論が交わされました。農家というファミリービジネス、その価値とは?日本の農業は平均年齢66歳と高齢化が進み、重労働と収益のアンバランスさから、農地を手放す人も増えています。このままだと、国産農作物がどんどん減ってしまうかも? 消費者の私たちは、安心しておいしい野菜、肉が食べられるように、日本の農業に頑張って欲しい! と願うばかりですが、そんな中「一次産業を、カッコよくて、感動があって、稼げる3K産業に」との想いで、宮治勇輔さんが立ち上げたのがNPO法人農家のこせがれネットワーク。ヒルズマルシェや、食と農でつながる交流会など、さまざまな企画で農を盛り上げてきましたが、今回、同NPOが生産者の経営を後押しする形で作られたのが、この「農家のファミリービジネス研究会」です。銀座ファーマーズラボで開催されたキックオフイベントには、若い生産者を中心に約80名が集い、交流を深めました。セミナーでは宮治勇輔さんのお話のほか、『星野佳路と考えるファミリービジネスマネジメント』著者の中沢康彦さんも登壇し、ディスカッションも行われました。「日本の農業はいま、高齢化、世代交代の時期を迎えています。でも実際に農家を家業として継ぐ意思のある人は、2014年に実施した同団体の調査によると、わずか2.7%に過ぎません。私も家を継ぐ前は大手企業のサラリーマンをしていましたが、一般的に民間企業のほうが農家よりも給料はいいし、福利厚生も充実していますよね。でも、農家を継いでよかったと思えるのは、そこに家族経営、ファミリービジネスならではの価値観があるからです。いまやっている仕事は、圧倒的に楽しいし、日々生きていると実感できるやりがいがあります」と宮治さん。 家族だからこそのつながりが、ビジネスチャンスを生む宮治さんの手がける“みやじ豚”は、今ではブランド化し知名度を上げています。そこにいたるまでには、サラリーマン時代に築いたビジネスセンスが役立ちました。家族とコミュニケーションをとりながら、ファミリービジネスとして事業を開拓してきたそう。「ファミリービジネスの強みは、苦しくても、何が何でも成功に導くという家族全員のコミットメントがあることです。今も先代が残した農家が続いているとしたら、そこには売れる理由があります。何を残し、何を変えるか? そこをしっかり把握すれば、ビジネスチャンスが見えてくるはず。なかでも女性の役割はとても大事です。企業では女性経営者も増えていますが、農家でも、女性の活躍は広がっています。女性ならではの経済感覚が役立つのです」とはゲストトークを行った中沢康彦さん。若い生産者たちの新たなチャレンジ食への関心が高まるなか、私たちの食を支える若い生産者たちの新たなチャレンジが始まっています。消費者である私たちは、そうした彼らの農作物を買い支えることで、次世代の生産者を応援したいものです。とくに今後はTPPによって、海外からの安い輸入食品もどんどん増えることが予想されますが、そんな時、本当に安心して食べられるものはどれか? 考えてみてはどうでしょう。日本の農家のこれからにつながる、おいしい食習慣、作る人たちのことを考えてはじめましょう。取材協力:NPO法人農家のこせがれネットワーク
2015年10月08日100年後の私たちの食べものって、どうなっているの? 大林千茱萸(おおばやし・ちぐみ)監督の映画『100年ごはん』は、そんな不安や疑問に、ある答えを提示してくれます。先日、銀座で行われたホールフード協会主催(タカコナカムラさん主宰)の映画上映会では、 “奇跡のリンゴ” で知られる農業家の木村秋則さんも駆けつけ、未来の食について熱く語ってくださいました。木村さんが伝えようとしていること、映画『100年ごはん』のこと、大林監督とタカコナカムラさんのトークショーなど、イベントの内容とともにご紹介します。木村秋則さんが語る「土と、愛情が育むほんものの食」「すべての農作物は、太陽、水、土、そして愛情が必要なんです。愛情は見えないかもしれない、でもこれが一番大事なんです」何度も挫折を繰り返しながら、自然栽培によるリンゴを生み出した木村秋則さんの言葉には、ズシリと響く重みがありました。農薬や除草剤、化学肥料を使わない果樹の生産は不可能と言われながらも、さまざまな困難を乗り越え成し遂げた木村さん。その夢の実現の秘密は、土にありました。「雑草があるから、土ができているんだ。それに気づくのに6年かかりました」雑草によって土は夏の間も適温を保ち、冬は腐葉土となってフカフカになる。大豆を一緒に植えることで土中の微生物が育つ、そんな自然のままの土のサイクルが、りんごを育ててきたといいます。また木村さんが昔ながらの農法にこだわるのには、理由がありました。「農薬や化学肥料に頼って作る現代の作物は、栄養価も下がっているのです。科学技術庁の『日本食品標準成分表』でもそれは明らかです。たとえば1951年と2000年で比較すると、ほうれん草のビタミンAは8,000IUだったのが、約50年後には700IU、1/10以下に。ミカンのビタミンCは、2,000IUから33IUに。私たちは昔のように食物から栄養を摂ることが難しくなっているんですね。これは大変なことです」今、私たちがやるべきは「次世代に伝える畑を作ること」だと木村さん。大分県臼杵市の、土からはじまる畑づくり木村さんの奇跡が、少しずつ全国に拡がりをみせているなか、大分県の臼杵(うすき)市では、次世代の畑のための土づくりが行われています。無化学合成農薬・無化学肥料の野菜作りを推進するため、2010年から元気な土づくりを始めたのです。映画『100年ごはん』は、その過程を描いたドキュメンタリー映画です。「健康な土で育った “ほんまもん農作物” を、未来の子供たちのために作っていきたい」という市をあげての情熱が、さまざまな人たちを動かしていきます。※「ほんまもん農作物」=臼杵市で認定している農産物の認定制度上映方法が実にオリジナルで、【映画を観て + 共に食事をし + 語り合い + 土に触る】という、五感で体験する上映会を、全国100カ所近くで行っています。100年後の未来も、おいしいごはんが食べられるのかな?あの大林宣彦監督の長女で、料理家でもある大林千茱萸(おおばやしちぐみ)監督が、映画撮影を開始したのは2009年。自ら汗を流してほんものの野菜作りに奔走する前市長からのラブコールに応え、監督することを決めたそう。映画は4年がかりで、120時間の撮影を経て完成されました。映画では、臼杵市役所、市民、教育委員会、給食センター、農協、有機JAS認定機関、加工業者、飲食業者、実際に土を耕す生産者、野菜を買う消費者、そして野菜を食べる子供たち…取り組みの経過とともに、それぞれの日常で少しずつ変化していく人たちが登場します。そしてリアルなドキュメンタリーと同時平行で、現在の「ワタシ」と、100年後の未来の「アナタ」がファンタジーのように言葉を交わし、私たちにいくつもの疑問を投げかけます。はたして100年後の未来も、おいしいごはんが食べられるのかな? と。農薬のこと、気候変動、農家の担い手減少と食料自給率の問題など、いま、私たちの食にまつわる不安はいろいろ。だからこそ、100年後の未来のために、いまからできることを始めなくては。そんなことを考えてしまいます。「映画にさまざまな立場の人が登場するのは、ご覧になった皆さんの立場に寄り添い、他人事ではなく、“自分事”として捉えてもらえたら…という想いから。これから私たちは未来ために何をどう選択していけばいいのか? 臼杵市の例を描いていますが、各地でこうした力強い動きが始まっていることを知って欲しいのです。『はじめの1歩は100歩分!』がこの映画のキーワードなのですが、まずは “知ること” が “はじめの1歩” 。そして映像の行間にある “何か” を感じて、皆さんが暮らしを考えるきっかけとしていただけたら嬉しいです」(大林千茱萸監督)「食だけでなく、食と暮らし、環境まで広い視野で考えて欲しいとの気持ちから活動を続ける私たち。この映画には、まさに同じテーマが描かれていると共感しました。ぜひこの機会に、これからの食のあり方について関心を持っていただけたら」(ホールフード協会 タカコナカムラさん)映画鑑賞のあとは、ホールフード協会 タカコナカムラさんによるオーガニックフードをつまみながら、参加者みんなで意見交換しながら交流も。五感で楽しみ、感じるイベントとなりました。映画『100年ごはん』の予告編はこちら。全国各地で、自主上映会が開催されています。開催情報および予告編はHPにて。 映画『100年ごはん』【プロフィール】木村秋則(きむらあきのり)1949年、青森県中津軽郡岩木町生まれ。木村興農社社長。弘前実業高校卒。川崎市のメーカーに集団就職するが、「農業を手伝ってほしい」という父の説得により、1年半で退職する。1971年から家業のリンゴ栽培を中心に農業に従事。農薬で家族が健康を害したことをきっかけに無農薬・無肥料栽培を模索する。10年近く無収穫、無収入になるなど苦難の道を歩みながら、ついに無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功し「奇跡のリンゴ」と呼ばれている。現在はリンゴ栽培のかたわら、全国、海外で農業指導を続けている。 大林千茱萸(おおばやしちぐみ)東京都生まれ。「天皇の料理番」元宮内庁東宮御所大膳課主厨・渡辺誠氏に師事し、料理家としても活躍。西洋食作法講師・ホットサンド倶楽部主催と様々な肩書きを持つ。11歳で『ハウス/HOUSE』(1977)原案。14歳より映画感想家として、文筆業開始。大林宣彦監督作品では、メイキングや音楽コーディネートなどを担当。AKB48の「So long!」(2013) MVでは数エピソードの脚本・演出を行う。うえだ城下町映画祭自主制作映画コンテストでは審査員を務める。本作が単独監督初デビュー作品となる。著者に「ホットサンドレシピ100」(シンコーミュージック刊)、責任編集本には「リュック・ベッソン」(キネマ旬報社刊)など。 大林千茱萸 Facebookページ タカコナカムラ日本CI協会リマ・クッキングで桜沢里真にマクロビオティック料理を師事。渡米。全米を遊学後、Whole Foodの概念に出会う。2003年東京・表参道にて「Brown Rice Café」のメニュープロデュース。2006年7月独立後、食と暮らしと環境をまるごと学ぶ、「タカコ・ナカムラWhole Foodスクール」を開校。「塩麹」「50℃洗い」のブームの火付け役としてテレビ雑誌で活躍。2013年「ベジブロスをはじめよう」(角川マガジンズ)をきっかけに、「ベジブロス」ブームを起こしている。食と暮らしと環境を次の世代へバトンを渡す活動として、2008年5月「ホールフード協会」も設立。一般社団法人ホールフード協会代表理事。近著は『AGEためないレシピ』(パンローリング)など話題の著書多数。
2015年09月11日朝なかなか起きられない、疲れやすい、風邪をひきやすいなど、ちょっとした不調を感じている。生活を変えていないのに年々、体重が増え続けている…。アラフォー女子ならば、これらに身に覚えがある方も多いのでは?!今回は、そんな不調に悩まされている方におすすめのメソッド、「食コンディショニング」についてご紹介します。無理なく痩せてキレイになる?!「食コンディショニング」とは「食コンディショニング」とは、管理栄養士、健康運動指導士として活躍する小島美和子(おしまみわこ)先生が作りあげたメソッド。「現在の自分の『からだ』を軸に、食生活をコントロールし、ベストコンディションを目指す」というもの。私たちひとりひとりが本来持っている力を最大限に発揮できる状態にする、ということだそう。いまの生活に気軽に取り入れられる幾つかのことを実践するだけで、食コンディショニングのレベルが上がり、体調も改善、脂肪がどんどん燃えるからだになって疲れにくいからだになるといいます。さらに、お肌が潤うなど、以下のような嬉しい変化もあらわれてくるとか。「食コンディショニング」で起こるうれしい変化1)お腹まわりがすっきりする2)太りにくいからだに3)からだが引き締まる4)肌つや、化粧ののりがよくなる5)顔まわりがスッキリ、シャープになる6)便秘が解消される7)朝イチから頭が冴え、午後も集中力が途切れない8)疲れにくくなる、肩こりなどの不調が解消される9)からだが軽い、からだを動かしたくなる10)夜はぐっすり眠れて、目覚めがよくなる11)休日も朝から活動的に過ごせる激しい運動や制限の厳しいダイエットをする前に、まずは「食コンディショニング」の知識を得て、実践してみましょう。先日行われた小島先生の「食コンディショニング講座」に参加してうかがった、おもなポイントをご紹介します。「健康」と「ベストコンディション」はまったく別もの講座の冒頭、小島先生から、「今の自分は健康かどうか」との問いかけが。すると多くの参加者が「健康」と回答しました。それに対し、「自分を健康だと思っている人のほとんどが、実際は “健康上の問題がない” というだけで、そこから、さらによいコンディション=ベストコンディションにすることができるんです」と、小島先生。そして、以下のようなコンディションチェックを行ないました。みなさんは、どれくらいチェックできましたか? チェックが多かった人はベストコンディションに近く、少ない人は、そこからもっと良いコンディションにできる、ということだそうです。ちなみに私がチェックできたのは、9つのうち、4つでした。たしかに健康上は問題ないとはいえ、朝すっきりしなかったり、寝つきがよくなかったり、とてもベストコンディションとはいえません。では、どうすれば解決できるのか、先生に伺ったおさえるべきポイントをご紹介します。STEP-1 “栄養” について知る何を食べるかは、 “自分の” からだ次第良いコンディションを保つためには、栄養素の多い食材を積極的にとりたい、という女性は多いことでしょう。でも実は “栄養” にはこんな事実が…。「ほうれん草など、一般的に栄養素が多いといわれる食べ物を食べても、その栄養素がからだの中で有効利用されなければ、栄養にはなりません。消化、吸収、代謝という過程には個人差もありますし、栄養素が多い食べものを食べたとしても、栄養になるかどうかは、自分のからだ次第というわけです」(小島先生)「からだにいい」といわれる食べものも同様で、食べる前に、その食べものが有効活用される “からだ” かどうかを知ることが先決。「体調がいまひとつだとしたら、今の食事はベストではない可能性が高いので、修正する必要がある」と先生はいいます。STEP-2 食事を “修正” する何をどれだけの前に、“いつ、どのよう” に食べるか「食事に修正すべき点があるとわかったら、次は何から取り組むかの優先順位が重要になります。何をどれだけの前に、いつ、どう食べるかがポイントです」(小島先生)(1)食べ方:食べる時間、3食の配分を変える(2)食べ物:何を食べるかを選ぶ(3)栄養素:ピンポイントで補給する上記の図でいう、“土台”から見ていくことが最も重要とのこと。その理由は、土台にある、食事リズム(時間・配分・速度)が整っていないと、からだの代謝が悪くなり、同じ食事をとってもエネルギー消費がされにくく、脂肪として蓄積されるからだそうです。そして、ベストコンディションにするために、いつ、どのように食べるのが効果的なのか。次のように話してくれました。STEP-3 “朝” が重要!「からだのスイッチ」の入れ方「食事リズムにおいて、最も重要となるのが朝食です。理由は、朝は体内のリズム時計をリセットする働きがあり、朝食を抜いてしまうとリズムを乱すことになるから。朝食をとらないと筋肉も削ることなり、結果、代謝も減っていく一方です」(小島先生)なんと「朝食抜きは5倍太る」というデータも実際にあるとか!「ベストコンディションを保つには、体温をあげ、代謝のよい状態をつくること。朝、からだのスイッチを入れ、朝食をきちんととり、食事リズムを整えることから始めます。それから改めて食べる内容を整えていきましょう」(小島先生)朝食に何を食べるかによっても、一日の消費エネルギーは変化します。朝、からだが必要としているのは主に糖質とたんぱく質で、体温があがる理想的な朝食は、穀類 + 肉、魚、卵、大豆といったたんぱく質食品をとることだとか。ちなみに、パンよりごはんの方が糖質をしっかりとれるので、ごはんと、たんぱく質を含む納豆の組み合わせは理想的だそうです。さらに、一番いいのは、今の自分のからだに合う食事をとること。「自分自身がベストコンディションだと感じられるとき、そのときとっている食事は自分に合っているということです。常に、自分のからだに敏感になることが大事ですね」(小島先生)7日間のプログラムでベストコンディションを叶える!ベストコンディションになるということは、不調が解決するだけでなく、おのずと体型もベストな状態に変わります。講座には、「食コンディショニング」を体験したというFM-FUJIパーソナリティーの浅利そのみさんと、キャリアカウンセラーの井手奈津子さんが登壇し、小島先生と3人でのトークセッションを開催。「食コンディショニング」をスタートするのに相応しい、7日間のプログラムを実践したというおふたりは、からだが引き締まるなどの変化を実感したそうです。7日間プログラムの一部をご紹介すると、以下のような誰もがすぐにトライできる簡単なことばかり。これを少しずつ取り入れて生活を変えていくことで、「食コンディショニング」は整っていくのだそう。【1日め】早寝早起きで代謝をアップ□ いつもより20分早く起きる□ 起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びる□ 大きく肩回しを前後10回ずつ□ 起床後一時間以内に朝食を食べる□ 起床の16時間後から寝る準備をする→目覚めが変わる むくみ解消へ【2日め】朝食に「米 + たんぱく質」を□ 朝食に白いごはんを一膳しっかり食べる。 ごはんがあまり食べられないときはバナナなどの果物をプラス□ 低脂肪のたんぱく質食品(納豆、豆腐、卵、魚のいずれか)を添える→体ぽかぽか 腹持ちアップ!へ“食でからだは変わる”。そんな小島先生の言葉にとても説得力を感じた「食コンディショニング」講座。さらに詳しく知りたい方は、7日間プログラムの詳細のほか、思わず「なんと、そうだったのね!」とうなずいてしまう正しい食事のとり方、お腹から痩せるコツなどが紹介されている、小島先生の著書『1週間でお腹からスッキリやせる食べ方』を是非、参考にしてみてくださいね。小島(おしま)美和子(管理栄養士・健康運動指導士)(有)クオリティライフサービス代表取締役。女子栄養大学卒業。管理栄養士、産業栄養指導者、食コンディショニングプロデューサー、健康運動指導士、ヘルスケアトレーナー。健康保険組合・企業人事部・自治体での保健指導、健康づくり企画の立案。保健指導専門職向け教育企画、食教育ツール企画、栄養指導メソッドの提供を行い、厚労省特定保健指導の実践的指導実施者育成プログラム開発ワーキングメンバー 、中央労働災害防止協会等での指導者講習会講師及びテキスト執筆などにも携わる。24時間TVマラソン企画でのタレントへのダイエット指導や、フィットネスクラブの食行動プログラムの開発、食品企業へのコンサルティング、健康サービス事業者でのヘルスケア・コンテンツの企画開発、ヘルシーメニューの開発などに取り組み、各種執筆活動、テレビ、ラジオなどでも活動中。「指導者は実践者に!健康の表現者をめざす!」との思いから、その表現方法のひとつとして現在、マスターズ陸上100mに挑戦中。走る人の食生活をデザインする「RUN!×食NET.(ランショクネット)」も主宰し、マラソンや駅伝大会も楽しんでいる。・走る管理栄養士 小島美和子 ブログ ・ 「1週間でお腹からスッキリやせる食べ方」 ¥637(税込) 小島美和子 著/三笠書房*食コンディショニング® は有限会社クオリティライフサービスの登録商標です
2015年06月26日今年度、市制施行10周年を迎える静岡県袋井市において、地域の特産品であるメロンの振興を目的に、全国主要メロン産地と提携して、メロン業界初となる「全国メロンサミットinふくろい」を6月の27、28日に行うことが決定。それに先駆け、開催記者発表が行われ、メロン大使として任命された俳優の西村雅彦さんやくまモンをはじめとする人気のゆるキャラたちが大集合した。メロンの素晴らしさを改めて広める会に全国的に、生産農家の高齢化やメロンの贈答品としての取り扱いの減少などによって生産規模が年々減少しているというメロン。全国メロンサミットではこれら全国の生産者や流通業者をはじめ、一般のお客さんにもメロンの素晴らしさを改めて知ってもらうために様々なイベントを開催。メロンやその加工品の試食や食べ比べ、またメロン通として俳優の西村雅彦さん、モデルのマギーさんのトークショーも行われ盛大にメロン業界を盛り上げる会となりそうだ。メロン大使に俳優の西村雅彦さんが選ばれる東日本大震災で被災地の宮城県岩沼市のメロン復興への尽力をはじめ、昨年11月に開催された静岡県温室農協クラウンメロン品評会の審査員を務めるなどメロンの普及活動に参加されてきた俳優の西村雅彦さんが「全国メロンサミットinふくろい」メロン大使に任命された。記者発表では全国のメロンの試食も行われ、「メロンによって味が全く違う。それぞれの良さをぜひ味わって欲しい」と西村さん。実際に試食させてもらったが、糖度、味の濃さなどそれぞれが全く異なる。サミットでも試食が行われるようなのでこれは是非とも参加したい。大人気のゆるキャラたちに癒される熱心なファンもいるという巷で大人気のゆるキャラ。それぞれの地域のメロンを持って登場するというサプライズもあった。北海道夕張市の非公認ゆるキャラであるメロン熊は、登場するや否や西村さんの頭に食いつき、会場の笑いを誘うという一場面も。今回このメロンサミットにもくまモンをはじめとする各地域のゆるキャラが登場するようなので是非癒されに行ってみてはいかがだろうか。※全国メロンサミットinふくろいは6月27日関係者向けに袋井市メロープラザ、28日一般参加者向けに静岡県小笠山総合運動公園エコパアリーナで開催。
2015年05月15日今、食の安心・安全にとても関心が高まっている。小さな子どもがいる家庭なら、なおのこと。そもそも米や野菜、肉や魚、卵がどのように生産されているのか、私たちは知らないことが多い。本当に安全な食べものとは? 本当に美味しい食べものとは? それらのヒントを教えてくれる本「未来の食卓を変える7人」が発売された。「未来の食卓を変える7人」は、安全で美味しい農産物づくりに挑戦し続ける農家7人を取り上げたルポルタージュだ。無農薬・無化学肥料の有機農業、無農薬・無肥料の自然栽培など、いずれも慣行農業とは一線を画し、独自の農業や流通、商品開発、レストラン経営などに真摯に取り組む農家の姿を追っている。例えば奈良県で伝統野菜の復活に取り組み、それを地域コミュニティーの核とした若夫婦農家。農業の根幹となる種の問題、伝統野菜の魅力とそれが消滅していった原因、レストランオープンの話などが書かれている。「清澄の里 粟」(奈良県奈良市高桶町)三浦雅之さん、陽子さんまた酪農も取り上げている。登場するのは、牛乳ではなく「生乳」を日本で唯一出荷する牧場だ。生乳とはつまり殺菌処理をいっさい行わずに出荷できる商品のこと。牛へのストレスはできるだけ少なく、牛の幸せを何より優先する飼育方法について触れている。「想いやりファーム」(北海道川西郡中札内村)長谷川竹彦さんただスーパーマーケットで食品を買うだけでは、私たちは農業の現実を知ることができない。農薬や化学肥料がどれだけ撒かれ、どんな過酷な状況で家畜が飼われているのか、その現実を知ると、途端に恐ろしくなるかもしれない。これら当たり前に行われてきたことに疑問を抱き、新しいスタイルや価値観の下で農業を行う人が今、徐々にではあるけれど増えている。本書に登場する7人は、まさにその最先端を行く人たちだ。巻末にはインターネット宅配やレストランなどのお取り寄せ情報も収録。気になった農家の米や野菜を実際に食べることができる。本当に安全で美味しい食べものは、何より自分の舌で確かめるべし。 「未来の食卓を変える7人」 著者:桜鱒太郎発行:書肆侃侃房価格:1500円+税取材/杉江あこ
2012年05月09日かんぽ生命保険は26日、「健康づくり」取組みの一環として、「健康」と「運動」「コミュニケーション」「食」の関係についての調査をし、この結果を公表した。調査は、昨年の12月3日~6日の間、全国の20代~60代の男女5,640人を対象に行ったもの。毎日の運動や友人との会話をする人ほど、より健康と!「運動」と「健康」の関係について調査の結果、「体調が良い」と答えたのは、毎日の運動を「する」(56.9%)人が、「しない」(40.7%)人に比べ、16.2ポイントも高いことがわかった。そして、日ごろから健康意識・行動に気を付けている人ほど、運動するのが「楽しい」と答えている。同様に「コミュニケーション」と「健康」に関し、現在は健康とする人は、日常的な話ができる知人・友人が「11人以上いる」人で53.5%、「全くいない」人で36.5%と、17ポイントもの開きがあった。こうしてみると、「運動と健康」および「コミュニケーションと健康」には、明らかな対応関係が見られるという。また、「精神的な癒しやリラックスする時間を持つようにしている」と答えた人の割合も、知人・友人が多い人の方が高く、心の健康への意識も高い結果となっていたとのこと。沖縄県が総合ランキング1位。兵庫、静岡も上位にさらに、各分野の質問への回答結果から、都道府県ランキングをまとめており、「休養は十分に取れている」や「成人病や長期的な疾患予防に注意している」など、特に健康部門で高ポイントだった沖縄県が総合1位を獲得している。また、2位には兵庫県、3位には静岡県と、各部門でバランスよくポイントを獲得した県が上位に入った(下記)。<部門別ランキング>順位総合 健康 運動 コミュニケーション食1位沖縄県沖縄県 大分県京都府兵庫県2位兵庫県兵庫県 沖縄県兵庫県静岡県3位静岡県 鹿児島県 静岡県広島県徳島県
2011年01月31日