ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が26日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、屋比久知奈が登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本で上演を重ねるミュージカル。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。2020年公演を予定していたが新型コロナウィルスの影響を受け中止となり、2022年の上演が決定した。初演から30年エンジニアを演じている市村は「前は『市村さん、今回これを最後と宣伝してくれませんか』と東宝さんから言われて、やったあとに『やっぱりもう1回やってください』と。今回、これが最後とは言いません。足腰が立つ限りエンジニアをやっていきたいと思っています。年は年ですけど、かなりまだ元気な73歳で〜す」と意欲は十分。さらに「傾斜の舞台からフラットになったので、半永久的にやれるんじゃないかな。車椅子に乗りながら、それでもしがみついてやる。これこそがエンジニアの精神なので、どんな状態でも『この役を離すものか』と」という市村に、伊礼が「もしそうなったときに僕はその車椅子を押させていただきたいくらい」、駒田が「その前に俺が押す」と取り合いになっていた。また、昆は市村について「キムが息子のタムを呼ぶシーンで、必死に『ターム!』と呼んでいたんでたんですけど、母親として『呼び方にいろんな表現がある』とアドバイスを抱いたのを覚えている」と感謝。実際に2人の息子を持つ市村は「キムの叫びは、セリフなんだけど、その一言でテーマを背負ってるくらいの言葉。僕も2人子供がいますけど、子供は生きがいだし、この子のために『命をあげよう』って、僕もそう思ってますよ」としみじみし、「子供に対する気持ちは持ってみて初めてわかるけど、持たないでも作品の中ではイマジネーションの世界で表現として出せると思うので」と気遣う。ミュージカル『オリバー!』では長男・市村優汰との共演が話題になったが、「『ミス・サイゴン』でもいつか共演の希望は?」という質問に、市村は「(『ミス・サイゴン』の)クリスの前に、『ラカージュ』(『ラ・カージュ・オ・フォール』)のジャン・ミッシェルで共演したい」と希望する。「下の子も一生懸命歌の勉強をしてるし、そのうち親子3人でドサ回りでもやろうかなと思っています」と語った。同作は7〜8月の東京・帝国劇場公演の後、大阪、愛知、長野、北海道、富山、福岡、静岡、埼玉での公演を予定している。
2022年02月07日高畑充希が主演する「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」の4話が2月2日放送。志尊淳演じる大牙の怒りに理解の声と同時にたしなめる声も多数寄せられるなか、柚と野上の“接近”に「ここでもライバルに」「やめてあげろ!」などの反応も上がっている。出世欲ナシ彼氏ナシの30歳、“今のままでいいのか?”と思い悩む主人公が、社長の“ムチャブリ”で社長秘書から子会社の社長に就任することに…この特大のムチャブリから始まっていく物語を描く本作。社長秘書から子会社社長となる高梨雛子を高畑さんが演じるほか、無理難題ムチャブリを笑顔で指示してくる「リレーション・ゲート」社長の浅海寛人に松田翔太。雛子が社長を務める「株式会社リレーション・フーズ」へ出向、彼女の部下となったことに不満を抱いている大牙涼に志尊淳。また雛子の親友で良き理解者であり、相談相手でもある佐々川知美に夏帆。浅海とかつて交際していたフリーの経営コンサルタント・桧山凛々子に優香。雛子の後任で浅海の秘書となった水科柚に片山友希。雛子たちとライバル関係となる外食大手「野上フーズホールディングス」の御曹司・野上豪に笠松将。リレーション・フーズの総務担当・宮内剛に荒川良々。リレーション・フーズの経理担当・深山和湖に山田真歩。リレーション・フーズの営業担当・田辺和真に忍成修吾。雛子たちが展開するフレンチレストラン「プチボナール」のシェフ・古賀道夫に神保悟志といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。雛子は浅海からチェーン店5店舗を1か月後にオープンさせるよう指示される。その矢先「プチボナール」の仕入れ先が突然、ワインの取り引き停止を宣告。野上フーズと専属契約を結ぶことになったという。雛子は新たなワインの仕入れ先を探そうと、凛々子にも協力してもらいリサーチを進める。そんななか知美から山梨の個人ワイナリーが作った伝説のワインの存在を知らされ、何としても仕入れようと大牙を連れ、醸造元のワイナリーを営む春乃(南野陽子)の元を訪れるが、春乃は頑なに売ろうとしない…というのが4話の展開。その夜、旅館で大牙は“俺はこんな子会社でくすぶってる人間じゃない。本社でもっと大きなやりがいのある仕事がやりたい。なんでこんなところであなたと一緒にいなきゃいけないんですか”と雛子へ怒りをぶつける。柚との博物館デートでは会話が弾まず、同期が先に出世し焦る大牙の言葉に「周りがどんどん出世して自分が取り残されてる焦りなんだろうな」「上を目指したい大牙くんの気持ちもすごくわかる」と理解を示すコメントが投稿される一方、「このままの性格で本社にいても松田翔太は出世させないだろうな」「小さな仕事を疎かにしてたら大きな仕事はできないよ大牙くん」といった反応も。大牙が雛子に怒りをぶつけていた頃、柚は大牙とお揃いの恐竜ペンを落とす。するとそれを拾い、まるでプロポーズをするかのようなポーズで彼女に手渡す男性が…その男性とは野上。柚と野上の出会いにも「笠松、ここでもライバルになるのか!」「志尊淳の恋敵に笠松将なの???やめてあげろ!!!」「ペン拾ってからの「かわいいね」だけでこんな不穏に感じさせるから笠松将はすごい」などの反応が上がっている。(笠緒)
2022年02月03日家庭教師アニー・サリヴァンと三重苦の少女ヘレン・ケラーを題材にした舞台『奇跡の人』が2022年5月、東京芸術劇場プレイハウスで上演される。サリヴァンを演じる高畑充希は、ヘレン・ケラー役での出演を含め今回で4度目の出演。一方、ヘレン・ケラーを演じる平祐奈は、若手ながら映画やドラマ、バラエティに数多く出演しているが、舞台は今回が初出演。「見えない、聞こえない、話せない」三重苦という難役に挑む。ヴィジュアル撮影直後の高畑と平に作品の魅力を語ってもらった。またあの本に向き合うのが楽しみ(高畑)ーーおふたりはプライベートで交流があると伺いました。ヴィジュアル撮影も順調にいったのではないですか?高畑充希(以下、高畑)そうですね。順調に進みました。平祐奈(以下、平)会うのは久しぶりだったんですが、「祐奈、久しぶり!」と言ってくれて、ほっとしました。緊張して朝早く起きたぐらい、ドキドキしていたのに、すぐその緊張をほぐしてくださいました。――あらためて、出演が決まった時のお気持ちを教えてください。高畑私はサリヴァンを前回3年前に演じた時、本当に想像以上の消耗だったので、もう1回できるかなとちょっと不安だったんですけど、周りの皆さんが後押ししてくださったので、チャレンジすることにしました。平私は今回が初舞台。大学を卒業して、舞台もずっと挑戦したいという思いはあったので、すごく貴重な機会をいただきました。でも初舞台にしてすごく難役なので、不安は大きいですけど......充希さんと初共演はすごく嬉しかったですし、楽しみでもあります。ーー高畑さんの仰る「想像以上の消耗」というのは。高畑ヘレンをやっていたときは、結構自分軸というか、周りとの接触もあるといえばあるんですが、基本的に自分で完結できていたんです。でもサリヴァンは、みんなに働きかけて、みんなを動かしていかなくてはいけない役。観客として観ていたとき、ヘレンを演じていたときの想像よりも何倍も精神も体力も使うんです。ーーそれは、前回「もうちょっとこうしていたかった......」ということがあったわけではない。高畑そうですね。前回は、出来うる限りのところまで突き詰めて、公演中も試行錯誤して、千秋楽までトライしてやっていたので、あのときの最善を尽くしました。でも、また3年経つと変わってくるのかなと思っています。力が抜けてるとこもあるのか......でも抜けちゃだめな役でもあるので、未知数ですけど。また新しさを発見していけたらと思います。ーー3年間いろいろな役や作品を経験されて、それらが生かされるのでしょうか。高畑どうですかね。そうなるといいですね。『奇跡の人』はとても戯曲がいいので、読めば読むほど発見もあるでしょうし、またあの本に向き合うというのが、楽しみですね。新しい読み方が見つかるかもしれないです。役も初舞台も未知の世界。いろいろ向き合っていけたら(平)ーー平さんは『奇跡の人』をご覧になられたことはありますか?また、演じられるヘレンはどんな役どころだととらえていらっしゃいますか?平まだ観たことはないんです。ヘレンについては、やはり三重苦という点が難しいなと思います。自分は当たり前のように見えているし、聞こえているし、話ができる。朝、母がキッチンで包丁で何かを切る音や鳥の鳴き声などで目覚めるとき、これらが突然聞こえないというのは、どんな状況になるんだろうと考えます。家にいても、電気を消して、目をつぶって、何か物を触ると、やはり怖いという意識になっちゃう。なので、突然ヘレンのようになったら......生きているだけでもすごいと思います。本当に難しいし、役も初舞台も未知の世界。自分がそこにどんなふうに立ってるかも想像できないです。稽古はまだ先なんですけど、ヘレンといろいろ向き合っていけたらいいなと思います。ーー平さんは映画『10万分の1』で難病のALS患者役を演じられたことがありますが、当時はどういう風に役作りをされたのですか?平当時は、実際にALS患者さんにお話を聞きにいったり、ALSを題材にしてるドラマなどをいっぱい見たりしましたね。突然、転んだり、歩けなくなって杖をついたりすると聞いたので、どんな感じなのか、道端でわざと転んでみたり、杖をついて歩くと人からはこういう風に見られるんだと思ったり。自分で一生懸命、想像を膨らませて、役をつくっていきました。ーーヘレン・ケラーという存在については、どんな印象をお持ちですか?平小学生の頃とかに伝記や授業で触れてきました。ヘレン・ケラーと聞くと「あの三重苦の人だ」と思えるぐらい、すごい衝撃的な人物。ヘレンを自分が演じることにもびっくりですし、できるのかという不安はありますけど、でも同時に楽しみでもありますね。人生、突然何が起きるか分からないので、今自分が生きていることのありがたみを感じながら、ちゃんとヘレンと向き合っていけたらと思います。ーーヘレン役のご経験もある高畑さんから、平さんへのアドバイスはありますか?高畑私自身が初舞台を踏んだときは、いい意味で緊張感がなかったというか、楽しみしかなかった。演目をやればやるほど難しく感じたり、自信をなくす瞬間が増えてくるけど、初舞台ってちょっと無敵な気がしていて。前回ヘレンを演じていた(鈴木)梨央も初舞台でしたけど、いろんな作品の経験もあったからか、飄々とやっていました。だから祐奈も初舞台とはいえ、それがいい方向に行くんじゃないかなぁ、行ってほしいなと思います。知らないからこそ突っ込んでいけるというか。怪獣みたいな役なので、思い切りやってほしいですね。ーーそれを受けてどうですか?平プライベートの充希さんは知っているんですけど、現場では初共演。全然普段と変わらず、気さくに話してくれるんですけど、やはりカメラ前に立ったときの表情なんかは、すごく格好いい。いつも作品を楽しみにさせてもらってますし、舞台もたくさん立たれてるので、お稽古のときはどういう感じなのか、楽しみです。いろいろ教わりたいなとも思っていて。4回目の『奇跡の人』に立たれる充希さんのサリヴァン先生の姿も楽しみだし、いろいろ吸収できたらいいなと思います。『奇跡の人』がやりたくて、舞台女優を目指した(高畑)ーー高畑さんはヘレンとサリヴァンの両方から作品を捉えてこられました。やはり違いはありますか。また、両方から見てきて、改めて作品のどんなところが魅力だと思われますか?高畑そうですね、全く違います。こんな経験は多分もう後にも先にもないのではと思うくらい。やはりこの戯曲自体が素晴らしすぎるというのは、やればやるほど思いますね。一言一句見逃したくないぐらい。特にサリヴァンをやるようになってから、ヘレンの母との喧嘩の場面などでーーヘレンの時は水分補給ができると思っていたんですけど(笑)ーー言葉の面白さを感じるようになりました。それに実話というのが強いですよね。びっくりするほど、毎回、感動します。別に感情を出そうとか思っていなくても、セリフを言うだけで、奇跡が起きるだけで、泣けちゃう。演じる身としてはめちゃくちゃつらいんですけど、そういう作品に携われることはなかなかないことで。私は『奇跡の人』がやりたくて、舞台女優を目指したので。それが叶って、足かけ13年携わっているのは、深い縁を感じます。ーーヘレンがサリヴァンに出会ったように、おふたりにとって、人生のターニングポイントとなった出会いは?高畑大きな衝撃よりは、都度都度、生きている中で数年に1回、生涯の出会いや、人生の舵を切る瞬間があるかな。私は、それこそヘレン・ケラーがやりたくて、この業界に入ったので、テレビに出ることは想像していなかったんです。ミュージカルや舞台で生きていこうと思っていたので。そういう意味だと、20歳過ぎたときに、朝ドラのオーディションを受けて受かったことがターニングポイントかもしれないですね。その合格通知の電話をもらったときに、ちょうど親と焼肉を食べてたんですけど、「私、多分人生が変わると思う」と言った記憶があって。本当に変わったんですよ。そういう大きな出来事はあるもんだなあと思います。平私がこの業界に入ったのは、私が知らない間に、母が是枝(裕和)監督の『奇跡』という映画のオーディションに書類を出していたことなんです。それが一番大きなきっかけだったと思います。家族構成のところに姉(※タレントで、実姉の平愛梨)のことを「会社員」と書いていたんですよ(笑)。そこから本当にいろいろな役に出会って、毎回違う現場で、多くの人に出会って、いろいろな言葉に助けられて。この世界に入って良かったなと思うことばかり。今回の舞台でも、人生のターニングポイントとなるような奇跡が起こるといいな。ーー最後に、ファンや観客の皆様に一言お願いします!平きっとこの舞台を観てくださる方は、歴代の『奇跡の人』を観られてる方も多いと思うので、その方の目には私のヘレン・ケラーはどういうふうに映るんだろう。これから稽古で、いろいろと積み重ねていって、恥のないように、ちゃんと舞台に立ちたいと思います。自分なりのヘレン・ケラーを見つけて、充希さんにいろいろ教えてもらいつつ、ふたりで助け合っていきたいです。ナマ物なので、そこにしかない一つひとつの魅力と奇跡をお届けできたら。コロナ禍なので、不安もあると思うんですけど、この物語から素敵なメッセージや希望が見つけられると思います。たくさんの方に観ていただきたいです。高畑私は『奇跡の人』への出演は4回目になります。演じる側もかなり体力を使う演目ですけど、その分、凄まじいものが届く作品だと思います。私自身、小さい頃この作品を観て、しばらく席を立てなかった記憶があります。どんな世代の方にも刺さる作品なので、ぜひ劇場で、体感していただければ思います。私も30代になりましたが、体力を振り絞って、頑張りたいと思います。取材・文:五月女菜穂撮影:渡部 伸ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント高畑充希さん&平祐奈さんのサイン入りチェキを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!舞台『奇跡の人』■日程・会場:・東京公演2022年5月18日(水)~6月5日(日)東京芸術劇場プレイハウス・大阪公演2022年6月8日(水)~2022年6月12日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ■出演高畑充希:アニー・サリヴァン平 祐奈:ヘレン・ケラー村川絵梨:ケイト・ケラー井上祐貴:ジェイムズ・ケラー山野 海:ヴァイニー森山大輔:アナグノス / 召使い佐藤 誓:医師 / ハウ博士増子倭文江:エヴ伯母池田成志:アーサー・ケラー倉澤雅美、中野 歩、秋山みり『奇跡の人』チケット情報
2022年01月31日「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」の3話が1月26日オンエア。浅香航大演じる加賀美の“主夫”シーンにSNSが沸く一方、高畑充希演じる雛子の「恋って温泉みたい」というセリフに共感の声が殺到。ラストの松田翔太演じる浅海のセリフも話題を呼んでいる。いきなり社長を任され人生が激変する主人公が、仕事や恋を体当たりで乗り越えていく様を通じ成長していく姿を描く本作。「株式会社リレーション・フーズ」新社長に任命され、フレンチレストランを任されることになる高梨雛子を高畑さんが演じる。高畑さんのほかカリスマ社長として知られるリレーション・ゲート社長・浅海寛人に松田翔太。雛子とともにリレーション・フーズでマーケティングを担当する大牙涼に志尊淳。雛子の理解者で相談相手でもある親友の佐々川知美に夏帆。リレーション・フーズの総務担当・宮内剛に荒川良々。リレーション・フーズ経理担当の深山和湖に山田真歩。リレーション・フーズ営業担当の田辺和真に忍成修吾。浅海が買収したフレンチレストランのシェフで、雛子たちとともに奮闘する古賀道夫に神保悟志。見習いシェフの萩尾慧に松岡広大。雛子たちのライバル店をオープンさせる外食大手「野上フーズホールディングス」の御曹司・野上豪に笠松将。浅海とは旧知の仲のようなフリーの経営コンサルタント・桧山凛々子に優香といったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。レストラン「プチボナール」で開催された高校時代の同窓会で、雛子は加賀美(浅香航大)と再会。「食事に行こう」と誘われた雛子は久々の恋の始まりに浮かれ気分。そんななか雛子たちはプチボナールでしか食べられない目玉商品を作ることになる。大牙は話題作りのためにスイーツコンテストに出品してはどうかと提案、雛子はパティシエ志望の萩尾に新作スイーツの開発を託すことを決める…というのが3話のストーリー。同窓会で加賀美と再会し、恋の始まりの喜びから彼との結婚後の未来を“妄想”する雛子。豪邸で主夫となった加賀美に見送られ、リムジンで仕事に向かう…雛子の妄想シーンに登場した“主夫”加賀美に「カレー作って待ってる浅香航大……子育てしてる浅香航大うっうっ……さい、さいこ~」「加賀美パパのかわいさにヤラれた」「なにあの幸せな未来 加賀美パパ最高」などの声が続々とSNSに投稿される。結局雛子は加賀美と“破局”。大牙に「恋って温泉みたいじゃない?湧くところには湧くけど湧かないところには一生湧かない」と語る雛子に「恋は温泉って名言すぎ」「わかる…本当、湧く人が羨ましい…」「私の温泉いつ湧くの」「じゃんじゃん湧く人の源泉分けてほしいわぁ」など共感する声が続々。その後浅海との打ち合わせで、自分が“誰にも選ばれなかった”人生を歩んできたと語った雛子に、浅海は「俺が君を選んだじゃない」と返す…このセリフにも「松田さんめっちゃカッケー」「くぅー最高」「今日1のパワーワード」「毎回ドキドキさせて終わるドラマなのか!」などの反応が殺到している。(笠緒)
2022年01月27日俳優の浅香航大が高畑充希主演の水曜ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」にゲスト出演。仕事の忙しさにかまけて6年間恋愛から遠ざかっていた主人公・雛子のかつての憧れの人で、高校の同級生役を演じることになった。雛子(高畑さん)が経営を任された老舗のフレンチレストランは「プチボナール」(小さな幸せ)と店名を変え、無事にオープン。しかし開店早々、大牙(志尊淳)のミスやライバル店の攻勢でピンチに陥る。だが、雛子はナマイキ部下の大牙とはじめて協力し試練を乗り越える。一方、カリスマ社長の浅海(松田翔太)からは「ビビッと来たんだよ、君にね」と優しく言われて大混乱!さらにそんな浅海を“あなた”と呼び、大人な雰囲気を漂わせる経営コンサルタント・桧山凛々子(優香)の登場で、恋のストーリーもにわかにエンジンが掛かりはじめた第2話。第3話は、「仕事とプライベートの両立」という働く人たちにとって永遠の課題ともいえる難問に、雛子がぶち当たる。レストランでは、店のブランディングのために見習いシェフの萩尾(松岡広大)を中心に新しいスイーツを開発し、コンクールでの受賞を目指すことに。そんな中、雛子は高校時代の憧れの男性・加賀美(浅香航大)と同窓会で再会する――。雛子のかつての憧れの人で、高校時代の同級生・加賀美。雛子の恋愛スイッチを押す重要な役どころを演じるのは、社会派からコメディまで硬軟自在に演じ、存在感が光る浅香さん。浅香航大加賀美という役は「雛子に恋への関心を持たせるというか...このドラマの恋愛方面の扉を開くキャラクターです。すごく楽しませてもらえたいい役ですね(笑)」と言い、「仕事もそれなりにできてプライベートも充実させて、バランスのとれた、まっすぐ芯の通った男性です。ただそれは加賀美目線からみた話で、雛子から見てみると...男女の認識の差が出てくるという。3話はそんな”あるある”が詰まった設定で、ちょっと面白いですね」と打ち明ける。その上で、「このドラマのリアリティーの中に存在するという絶妙な塩梅、こういう男っているよねというバランス感は大事にしました」と語る。志尊さんとは「ドルメンX」(2018年日本テレビ系 深夜連続ドラマ)以来4年ぶりの共演「一緒のシーンはすごい楽しかったですね。じゅんじゅん、めちゃくちゃ大人になってた(笑)」と浅香さん。また、「高畑さんのすごくリズミカルなお芝居を見て、こういう雰囲気のドラマなんだな、と空気感を感じながら、楽しく現場で生まれた加賀美を演じさせてもらいました。高畑さんと松田(翔太)さんに挟まれてお芝居するシーンもあったんですけど、松田さんはめちゃくちゃカッコよかったです」と撮影をふり返る。そして3話の見どころについては、「僕が演じる加賀美というキャラクターは『仕事に忙殺されて、プライベート犠牲にするなんてバカみたいだよ』とか、雛子にとって響く言葉を投げたりして、恋愛面で雛子を振り回す存在」になると言い、「あっと驚く!? エンディングが待ち受けています」と期待を煽った。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年01月24日高畑充希主演の水曜ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」2話が1月19日放送。志尊淳演じる大牙の様々な表情に「かわいい」などの反応が寄せられるとともに、高畑さん演じる雛子、松田翔太演じる浅海との“三角関係”にも多くの注目が集まっている。出世欲ナシ、争いごとキライ、目立たず、仕事はほどほど…をモットーにしてきた主人公が、カリスマ上司の“ムチャブリ”で突然子会社の社長に就任。ヒロインが仕事や恋に直面する様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く本作。キャストは株式会社リレーション・ゲートで浅海社長の担当秘書として彼のムチャブリに振り回されながらも、つくり笑顔の八方美人で切り抜けてきたが、突如子会社「株式会社リレーション・フーズ」の社長に任命されてしまう高梨雛子に高畑さん。自分の企画ではなく雛子の企画が採用されリレーション・フーズが立ち上がったことに不満を抱いている、マーケティング担当の大牙涼の志尊さん。端正なルックスに素敵な笑顔で人当たりもいいが笑顔で“ムチャブリ”してくる、株式会社リレーション・ゲートの代表取締役社長・浅海寛人に松田さん。浅海と親しげなフリーの経営コンサルタント・桧山凛々子に優香。雛子の高校の同級生で親友、雛子の愚痴を聞いたりアドバイスを送るなど心を許し合う存在でもある佐々川知美に夏帆。外食大手「野上フーズホールディングス」御曹司で、企画戦略部の部長を務める野上豪に笠松将といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話はレストランのオープンに向けて決断しなければならないことが多すぎて、キャパオーバー寸前となった雛子が、大牙にオープンの準備を任せる。レストラン「プチボナール」は無事オープンするが全然客が来ず、さらに店のチラシに地図が載っていなかったことが判明して責任を感じた大牙はいつもの冷静さを失ってしまう。雛子は偶然出会った母子からヒントを得て、大牙とともに子連れ客をターゲットにした週末限定プランを企画。その狙いは見事に当たり「プチボナール」もお客さんで賑わうように…という展開。クール全開な姿だけでなく、自分のミスにショックを受けたり、雛子に誘われた飲み会で酔って本音をぶつけたりと、様々な表情をみせた大牙に「強がりだけど、自分の非は誤魔化さずしっかり受け止めれる人」「少し柔らかくなった大牙くん。笑顔にキュン」「かっこいいから可愛いまで詰まってる~」などの反応が。客でにぎわうプチボナールに浅海と凛々子が来店。凛々子を浅海の恋人だと思う古賀(神保悟志)の言葉を否定しようとムキになる雛子。帰り際、雛子の頭を“ポンポン”する浅海。それを見かけた大牙は動揺したような表情をみせる…。このラストに「大牙くんの表情 これは…あるな」「これは恋の始まりなのか?…とこの先の展開に期待!」「やっぱそうよね?三角関係になっちゃいそうよね」「これからの三角関係?が気になるー!」など、雛子と浅海、大牙の“三角関係”にも多くの注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2022年01月20日高畑充希主演「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」が1月12日放送。SNSでは志尊淳演じる大牙に「ツンツン大牙くん好き」などの声とともに今後の変化に期待する反応が集まる一方、松田翔太演じる浅海がラストでみせた“表情”も様々な憶測を呼んでいる。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長するベンチャー企業、リレーション・ゲートで社長秘書として働く高梨雛子。30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも“今のままでいいのか?”と思い悩む彼女は、直感で動くカリスマ社長から“ムチャブリ”の連続攻撃を受け、平穏とはほど遠い仕事中心の日々を送っていた。そんな雛子に突然“子会社の社長就任”という特大のムチャブリが降りかかる…という本作。雛子を高畑さんが演じるのをはじめ、飛ぶ鳥を落とす勢いのベンチャー企業「リレーション・ゲート」の社長で、マスコミからも注目を集めるカリスマ的人物だが、冷酷で無理難題ムチャブリを笑顔で指示してくる何を考えているのかわからない存在の浅海寛人に松田翔太。雛子が社長を務める「株式会社リレーション・フーズ」へ出向、彼女の部下となるが、愛想笑いばかりで社長らしい振る舞いができない彼女にいら立ちをみせる大牙涼に志尊淳。また雛子の親友で良き理解者であり、相談相手でもある佐々川知美に夏帆。リレーション・フーズで総務担当となる宮内剛に荒川良々。リレーション・フーズで経理を担当する深山和湖に山田真歩。リレーション・フーズで営業を担当するお調子者キャラの田辺和真に忍成修吾。雛子たちと対立するフレンチレストラン「セゾンヌヴェル」シェフの古賀道夫に神保悟志。外食大手「野上フーズホールディングス」の御曹司、野上豪に笠松将といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は雛子が新規事業の企画として、数年前に出した企画書の年号を平成から令和に書き換えただけで提出すると、その企画が採用され、雛子は子会社設立の会見で突然社長に任命されてしまう。さらに浅海は創業50年の老舗フレンチレストランを買取ったといい、そこを1ヵ月で本格フレンチからカジュアルフレンチにリニューアルするよう命じられる。しかし店のシェフ・古賀は「聞いてない」と猛反発し…という展開。雛子の言動に対し常にいら立ちや不満、怒りを見せる大牙…志尊さんの演技に「何笑ってんだよ」「は?」がめちゃくちゃ怖い」「笑わない役は珍しい気もするけど、中々見れない表情ばっかりでカッコ良かった」といった反応とともに「ツンツン大牙くん好きだわ~」「大牙くんと社長の関係性がどう変わっていくのか、楽しみ」「志尊淳がツンからデレに変わる瞬間を見たい」など、雛子との関係性の変化に期待するツイートも多数。一方、一度社長を辞めると言った雛子がそれを撤回、社長を続けたいと言ったあと、笑いながらその場を離れ、1人になってから苦々しいようにもみえる表情をみせた浅海。その表情には「社長の目的は何なんだ…?」「何だ…社長の、あの最後の苦々しいような何とも言えない顔は?」「浅海社長の微妙な表情は雛子を切るつもりだったのか?」などといった声も。またリレーション・フーズの社員、田辺役で出演した忍成さんには「忍成さんが明るすぎてびっくりしてる」「忍成さんの善人役のドラマは久しぶり」などの反応も。忍成さんといえば数々の作品で犯人役などを演じてきたこともあり、2児の父でお調子者キャラという役どころに新鮮さを感じる視聴者も多かった模様だ。(笠緒)
2022年01月13日「過保護のカホコ」「同期のサクラ」など水曜10時枠で、印象的な魅力溢れるキャラクターを演じてきた高畑充希が主演を務める1月期水曜ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」から、“部下”志尊淳、“上司”松田翔太との微妙な距離感に注目の2種類のメインビジュアルが公開された。高畑さんが演じるのは、出世欲ナシ、争いごとキライ、目立たず、仕事はほどほどにをモットーにしてきた高梨雛子。そんな雛子に突然、降りかかる「子会社の社長就任」という特大のムチャブリ!さらに、松田さん演じる親会社の社長“カリスマ上司”と志尊さん演じる優秀な“ナマイキ部下”との間で揺れ動く“恋の予感”も…。物語は、ヒロイン・雛子が仕事や恋に直面する様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く。「お仕事モード全開!?バージョン」そんな本作から公開されたメインビジュアルは2種類。中心で困惑の表情を浮かべる雛子(高畑さん)を、部下の大牙(志尊さん)と上司の浅海(松田さん)が左右から挟み、ムチャブリされても仕事に奮闘する様子を表現したオフィス感満載でお仕事モード全開!?バージョン。「“ナマイキ部下とカリスマ上司に板挟みムチャブリ&恋!?の予感”バージョン」カメラも3人もキュッと近寄った“ナマイキ部下とカリスマ上司に板挟みムチャブリ&恋!?の予感”バージョンでは、背中を向けつつも雛子に体を倒す大牙、優しく見守るように顔を寄せる浅海...と微妙に距離感が変化。物語の進行と共に近づいたり離れたりする、3人の恋の行方も暗示するデザインとなっている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」2022年1月12日(水)22時~日本テレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2021年12月27日高畑充希主演の新ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」の主題歌に、2021年に日本デビューを果たした韓国7人組ボーイズグループ「ENHYPEN(エンハイプン)」の新曲「Always」が決定。高畑さんと「ENHYPEN」からコメントが到着した。主演の高畑さんといえば、「過保護のカホコ」「同期のサクラ」など水曜10時枠で刺激的で魅力溢れるキャラクターを演じてきた。本作では、これまでのキャラクターとはガラリと変わって「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」等身大の主人公・高梨雛子を演じる。そんな雛子に突然、降りかかる「子会社の社長就任」という特大のムチャブリ!果たして、新米社長・雛子の運命は!?物語は、ヒロイン雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く。そして今回、主題歌となった「Always」は「ENHYPEN」にとって2曲目の日本オリジナル曲で、爽快なポップソングに仕上がっている。「ENHYPEN」は、5大SNSフォロワー数は3,000万人超え(12月19日時点/TikTok、韓国twitter(メンバー)、YouTube、Instagram、VLive)、デビュー半年で米ビルボード・ワールドアルバム1位獲得、世界的な人気も高まっている韓国7人組ボーイズグループ。彼らにとってドラマ主題歌を担当するのは初めて。ひと足先に楽曲を聴いた高畑さんは、「皆さんより少しだけ早く聴かせていただいたのですが、お家で水仕事している時とか、お散歩している時とか、なんでもない日常の一コマでついつい口ずさんでしまうような。そして自然とゴキゲンな気持ちになってしまうような、ポップで素敵な楽曲でした」とコメント、「ドラマ自体も、ポップで、観た後に1日の疲れが吹き飛ぶような作品になると良いなぁと思っているので、『ENHYPEN』さんとの合わせ技で(笑)、皆さんに元気をお届けできれば嬉しいです」と喜びを語る。「ENHYPEN」からは、「今回初めてとなる日本のドラマ主題歌のお話をいただいた時は驚きと同時に本当に嬉しかったです。あなたの背中をそっと押す応援ソング『Always』を通じて、仕事に恋にと現代(いま)を一生懸命生きるすべての皆さんに、元気を与えることができたら嬉しいです」とのコメントが到着している。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年12月21日女優の神田沙也加さんが18日に急死したことを受け、元夫で俳優の村田充が19日、自身のツイッターで追悼した。村田は「ご逝去の報に接し、共に過ごした時間に感謝し、心から哀悼の意を捧げます。彼女の歌声は、まるで天使のようでした」とつづった。神田さんと村田は2017年に結婚し、2019年12月に離婚を発表。神田さんは「結婚以来、子供のことについてずっと話し合ってまいりましたが、折り合う答えを見つけることが出来ませんでした。何度も歩み寄りを試みましたが、わたしは生きてきた環境の中で持った考えを変えられず、彼を幸せにすることが出来ないと思いました。その結果、別々の人生を歩むという結論に至りました」と理由を説明していた。神田さんは18日21時40分に急死。19日、所属事務所の公式サイトで「これまで神田沙也加を支えてくださった皆様にご報告させていただきます。2021年12月18日午後9時40分、神田沙也加(享年35歳)が急逝いたしました」と発表された。「詳しい状況は現在調査中」としている。悩んでいる方の相談窓口があります。下記の公式サイトをご覧ください。・電話:よりそいホットライン・SNS:生きづらびっと・いのちと暮らしの相談ナビ(相談窓口検索サイト)
2021年12月19日朝のヒヤリとした空気のなか、さっぱりとしたショートカットが、彼女の凜とした雰囲気をいっそう引き立たせていたーー。冬晴れの都内で、屋外撮影に挑む高畑充希(30)を本誌が目撃したのは12月上旬のことだ。「高畑さんは最近、1月クールの主演ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系)の撮影中。役作りのため、ショートボブだった髪をより短く切りました」(テレビ誌ライター)本誌が目撃したのも同作の撮影。高畑が演じるのは、突然、子会社の社長に抜擢されるOLだという。主人公の年齢はちょうど30歳で、出世欲もなく彼氏もおらず、「このままでいいのか」と思い悩んでいるという設定。演じる高畑本人も12月14日に30歳の誕生日を迎えたばかりだ。「充希ちゃん自身には“もう30代になっちゃう!”なんていう焦りはないみたいですよ」そう話すのは映像制作関係者。「むしろ30代を楽しみにしている様子です。仲よしの蒼井優さん(36)からも、『30歳からが楽しいよ』と言われているそう」今年に入ってからのインタビューでは本人がこう話している。《とってもいい時期に入りかけている気がします。30歳前後って、結婚とか出産とか、そういうことが関係している内容の作品が多くて。(中略)そういう選択が多い迷える時期の役ができるようになったんだなって思います》(「CREA」WEB版8月28日配信)女優として、今の年齢だからできる役柄に出合えることを純粋に楽しんでいる様子。そして私生活にも思い至り、こう続ける。《年齢的には自分も渦中にいるのに、ちょっと人ごとみたいになっちゃってますけど(笑)》結婚も出産も当面はないとさりげなく宣言するような口ぶりだ。「高畑さんは『とと姉ちゃん』で共演した坂口健太郎さん(30)と’16年から交際し、結婚目前と目されていました。しかし、昨秋に破局したと報じられています。新恋人については噂も聞きませんね」(スポーツ紙記者)ある舞台関係者は、「高畑さんは、いまはまだ結婚よりも恋愛がしたいとは話していますね。ただ、どちらにしろ当面は仕事が忙しくて……」来年は『ムチャブリ!』以降も、立て続けに2本の舞台が控える。1本は高畑にとってライフワークのようになっている舞台『奇跡の人』。そして、もう1本はミュージカル『ミス・サイゴン』。「『ミス・サイゴン』は’20年に上演予定でしたが、コロナ禍で中止になり、改めて上演が決まったもの。コロナ前、高畑さんはこの作品のボイストレーニングのためにロンドンまで行ったほど。気合の入った作品を控え、恋愛する暇もないのでは」(前出・舞台関係者)すっきりとした髪形が、当面、仕事モード一直線の高畑の気分を表しているように見えてくるーー。
2021年12月15日高畑充希主演、志尊淳、松田翔太が共演するドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に、夏帆が出演することが分かった。高畑さんが演じるのは、「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」、等身大のキャラクター・高梨雛子。そんな彼女に突然、子会社の社長就任というムチャブリが降りかかることから展開する、爽快お仕事エンターテインメント。新たに出演が決定した夏帆さんが演じるのは、雛子の親友・佐々川知美。雛子の愚痴をきいたり、ときには厳しいアドバイスで奮起させたり、心を許しあう存在だ。「一児の母である佐々川知美は、高畑充希さん演じる雛子とは取り巻く環境が正反対。そんなふたりの掛け合いを通して、等身大の彼女たちをワイワイ演じていけたら、きっと楽しいだろうなぁと思っています」と語った夏帆さんは、「同い年の充希ちゃん。どんな球でもスパーンと気持ちよく受け取ってくださるので、なんだか初共演な気がしません」と高畑さんの印象を明かしている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月13日高畑充希主演、胸キュンドラマで終わらない、ときにジンと胸が熱くなる等身大の成長物語として、見どころ満載の爽快お仕事エンターテインメント「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」。この度、高畑さん、志尊淳、松田翔太が演じるメインキャラクターが揃うビジュアルが公開された。先月末、都内スタジオに3人が集合し、ポスター撮影が行われた。それぞれ役衣装に身を包み、初めて3人で並んだ今回。突然、社長に任命されてしまうヒロイン・高梨雛子役の高畑さんは「志尊さんと松田さんは、キャラクターにピッタリ!台本から人物が浮かびあがったようで、本当に素敵なキャスティングだと思いました」と、これから始まるドラマ収録へ向け、期待に声を弾ませた。一方、雛子の部下・大牙涼役の志尊さんは「僕が演じさせていただく大牙は生意気で、上司にも自分の思っていることをハッキリと伝える性格。(視聴者の中にも)自分の思いを伝えたくても伝えられない、そんな方もたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。役を通して“伝えることの意味”のようなものを表現できたらと考えています。ぜひ楽しんで観てください」とメッセージ。さらに、カリスマ上司として雛子を振り回す浅海役の松田さんは「タイトルにあるムチャブリを僕がどのようにしていくのか僕自身も楽しみですし、主人公の雛子がどう成長していくのか?という部分が面白おかしく描かれているので、僕も視聴者みたいな気分になりながら見ていきたいなと思ってます」とコメントしている。なお本作にはほかにも、雛子の右腕・宮内剛役で荒川良々、御曹司・野上豪役で笠松将。山田真歩、忍成修吾、神保悟志、坪倉由幸、片山友希、坂本慶介、松岡広大らがレギュラー出演することも明らかになった。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月08日舞台『奇跡の人』が、東京芸術劇場プレイハウスで2022年5月18日(水)から6月5日(日)まで、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで6月8日(水)から12日(日)まで上演される予定だ。高畑充希が主演を務める。舞台『奇跡の人』ヘレン・ケラーを題材にした物語舞台『奇跡の人』は、「見えない、聞こえない、喋れない」三重苦を抱えた少女ヘレン・ケラーと、家庭教師アニー・サリヴァンを題材にした物語。タイトルの“奇跡の人”は、“奇跡を起こした人”であるヘレンの先生、アニー・サリヴァンを意味し、作品にはヘレン・ケラーに関する道徳的な話ではなく、アニー・サリヴァンの諦めずに戦い続ける勇ましい姿が描かれている。日本では名だたる女優たちが名演を重ね、2019年の公演ではアニー・サリヴァン役を高畑充希、ヘレン・ケラー役を鈴木梨央、演出を森新太郎が務め、人気を博した。アニー・サリヴァン役に高畑充希、ヘレン・ケラー役に平祐奈そんな『奇跡の人』が、アニー・サリヴァン役に高畑充希、演出に森新太郎を再び迎え、上演されることに。ヘレン・ケラー役は、若手ながら映画やドラマ、バラエティに数多く出演している平祐奈を起用。舞台初出演となる彼女が、三重苦を抱えた難役に挑む。さらに、池田成志、村川絵梨、井上祐貴、山野 海、森山大輔、佐藤 誓、増子倭文江など、ベテランから若手まで幅広く出演し、世界中で愛される感動の物語を届ける。<配役>高畑充希:アニー・サリヴァン平祐奈:ヘレン・ケラー村川絵梨:ケイト・ケラー井上祐貴:ジェイムズ・ケラー山野海:ヴァイニー森山大輔:アナグノス/召使い佐藤誓:医師/ハウ博士増子倭文江:エヴ伯母池田成志:アーサー・ケラー公演概要舞台『奇跡の人』作:ウィリアム・ギブソン翻訳:常田景子演出:森新太郎キャスト:高畑充希、平祐奈、村川絵梨、井上祐貴、山野海、森山大輔、佐藤誓、増子倭文江、池田成志、倉澤雅美、中野歩、秋山みり美術:二村周作照明:小笠原純、佐々木真喜子音響:藤田赤目衣裳:緒方規矩子ヘアメイク:鎌田直樹アクション:渥美博演出助手:坂本聖子舞台監督:髙橋大輔■東京公演上演期間:2022年5月18日(水)~6月5日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス住所:東京都豊島区西池袋1-8-1チケット一般発売日:2022年2月16日(水)11:00■大阪公演上演時期:2022年6月8日(水)~12日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1問い合わせ先:梅田芸術劇場TEL:06-6377-3888(10:00~18:00)■舞台『奇跡の人』あらすじアラバマのケラー家。アーサー・ケラー大尉(池田成志)とその妻ケイト(村川絵梨)がベビー・ベッドを心配そうに覗き込んでいる。1歳半の娘ヘレン・ケラー(平 祐奈)が熱を出したのだ。やっと熱が下がり安心したのも束の間、ヘレンは音にも光にも全く反応しなくなっていた……。それから5年。それ以降、ヘレンは見えない、聞こえない、しゃべれない世界を生きている。そして、それゆえ甘やかされて育てられたヘレンは、わがまま放題。まるで暴君のように振る舞うヘレンを、家族はどうすることもできない。そんな折、ボストン・パーキンス盲学校の生徒アニー・サリヴァン(高畑充希)の元に、ヘレンの家庭教師の話が舞い込んでくる。誰もがお手上げの仕事ではあったが、孤独で貧しい環境を20才まで生きてきたアニーは、自立という人生の目標を達成するため、初めて得た仕事に果敢に挑戦しようとする。はるばる汽車を乗り継いでケラー家にたどり着いたアニー。アーサー、そしてヘレンの義兄ジェイムズ(井上祐貴)は、余りにも若い家庭教師に疑念を抱くが、ケイトだけはアニーに望みを掛ける。そして、アニーとヘレンの初対面の時。ヘレンはアニーに近づき、その全身を手で探る。それはふたりの闘いのはじまりだった……
2021年12月06日高畑充希主演で、人気作家・原田マハの美術小説をWOWOWが完全映像化したアートミステリー『連続ドラマW いりびと―異邦人―』。現在、絶賛放送&配信中の本作では、華やかな美術の世界で交錯する危険な人間ドラマがスリリングに展開している。めくるめく人間模様の中心にいるのは、稀代の美術収集家の孫娘であり、東京にある美術館の副館長を務める篁(たかむら)菜穂(高畑)。生まれながらの審美眼とアートに対する絶対的情熱を持つ菜穂が、ある無名画家の作品との出会いをきっかけに、画壇で繰り広げられる激しい愛憎劇と思いがけない真実へ導かれていく。第1話では、菜穂が1枚の小さな絵“青葉”を画廊で見かけ、心を奪われる場面から物語が加速。京都画壇で大きな影響力を誇る日本画家・志村照山(松重豊)の弟子であり、彼の養女でもある白根樹(SUMIRE)が絵の作者だと知った菜穂は、樹の作品を自らの手で世に出したいと願い始める。しかし、照山の監視下にある樹は声を発することができず、自由を奪われている身。菜穂と樹の険しい今後を予感させるシーンで幕を閉じた。続く第2話では、樹の置かれた不穏な状況を察知した菜穂が、画廊経営者の美濃山(松尾貴史)や事情通の記者・木戸(マキタスポーツ)に相談。しかし、樹と照山の事情に足を踏み入れ過ぎないよう、両者からたしなめられてしまう。一方その頃、東京では一輝(風間俊介)の画廊が倒産の危機に直面。危機を脱しようとする一輝は妻である菜穂に秘密で、ある人物の助けを借りようとする。それは、ゆっくりと壊れ始めていた菜穂と一輝の夫婦の絆を、決定的に壊しかねない危険な試みでもあった……。そんな中、依然として京都に滞在中の菜穂は、亡き祖父の知り合いでもある高名な書家・鷹野せん(梶芽衣子)の家で世話になることに。菜穂の良き理解者として今後の展開にも大きく関わってくる鷹野の家は、京都らしい風情のある住まいで、菜穂と京都のつながりを深めていく場所ともなっていく。中でも魅力的なのは、夏の京都の風物詩ともいうべき大文字の送り火を窓越しに見られること。家屋を取り囲む木々の緑も美しく、菜穂の心の変化とともに京都の街の存在感が増していくのも本作ならではの味わいになっている。京都に来た当初は自らを「異邦人のよう」と言い、疎外感すら感じていた菜穂。そんな彼女の心の変化を、遠く離れた東京にいる夫・一輝はどう受け止めていくのか。雲行きの怪しい夫婦のドラマと、あらゆる人間関係をゆっくり飲み込むような京都の荘厳な空気も作品の重要なポイント。第3話以降も、ますます目が離せない。WOWOWオンデマンドでは、主演の高畑充希がナビゲートするドラマの舞台となった京都における稀少性の高いロケーションなどの魅力に迫る「京都散策」(全5回)や、メイキング映像入りキャストインタビューが配信中。また、ドラマ特設ページではドラマの世界観をより堪能できるリレーコラムや、ドラマ制作陣がこだわりと秘話を語るスペシャル動画など、ファン必見のコンテンツも公開されている。文:渡邉ひかる作品情報『連続ドラマW いりびと―異邦人―』放送:毎週日曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送中(全5話)配信:WOWOWオンデマンドにて12月5日(日)全5話一挙配信スタート高畑充希がナビゲートする「京都散策」(全5回)メイキング映像入りインタビュードラマ特設ページ
2021年12月05日松田翔太が、高畑充希、志尊淳が共演する新ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に出演することが分かった。高畑さんが演じる主人公・雛子は、いきなり社長を任され、人生が激変。そんな雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描いていく。松田さんが今回演じるのは、そんな雛子に突然の社長就任というムチャブリをする、ドラマの鍵となるカリスマ上司・浅海寛人。飛ぶ鳥を落とす勢いのベンチャー企業「リレーション・ゲート」の社長で、マスコミからも注目を集めるカリスマ的人物。仕事に対しては冷酷で無理難題を笑顔で指示してくる、何を考えているのかわからない存在だ。一体なぜ、雛子を社長に抜擢したのか、その思いが明かされたとき、物語が大きく動きだすことに。「こんな素敵なキャストとスタッフに囲まれて2022年のスタートを切ることができることを嬉しく思います」と本作への参加を喜んだ松田さんは、「2022年始めの3か月間、個性的なキャラクター達と共に笑って過ごせるドラマにしていきたいと思っています」と意気込みを語っている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年12月03日高畑充希主演『奇跡の人』が2022年5月より、東京と大阪で上演されることが決定した。本作は家庭教師アニー・サリヴァンと三重苦の少女ヘレン・ケラーを題材にした舞台。 各国で翻訳されたこの戯曲は世界中で上演され、60年経った現在も観客を感動させ続けている。『奇跡の人』の原題は『The Miracle Worker』。それはヘレン・ケラーではなく、彼女の先生であるアニー・サリヴァンを意味する。見えない、聞こえない、喋れない三重苦を抱えたヘレン・ケラーや単なる道徳的な話ではなく、アニーの諦めず戦い続ける姿を描く作品だ。ヘレンが「Water」という言葉を、知るのではなく理解する、悟るシーンは勿論、ヘレンだけでなくその家族ひとりひとりも、アニーとの関わりを通して、自分自身の価値観等と戦う様には誰もが感情移入出来るだろう。特にアニーがヘレンに食事の作法を教えるシーンは、女優達が身体全てを使った迫真の演技バトルで、時にはミュージカルの歌終わりの様な拍手が起きる。日本でも再演を重ね、名だたる女優たちが名演を重ねてきた。前回の2019年公演ではアニー・サリヴァン役を高畑充希、ヘレン・ケラー役を鈴木梨央、演出を森新太郎が務め、連日超満員の大盛況となった。今回も主演を務める高畑が『奇跡の人』に挑むのは、ヘレン・ケラー役で出演した2011年と2014年、そしてアニー・サリヴァン役で出演した2019年と続き、今回が4度目。まさに彼女のライフワークと言える。そして今回ヘレン・ケラー役として「見えない、 聞こえない、 喋れない」三重苦という難役に挑むのは、若手ながら映画やドラマ、 バラエティに数多く出演し、本作が舞台初出演となる平祐奈。他にもヘレンの父アーサー・ケラー役に池田成志、母ケイト・ケラー役に村川絵梨、 兄ジェイムズ役に井上祐貴、 さらに山野海、森山大輔、 佐藤誓、 増子倭文江等、 ベテランから若手まで幅広いキャストが集結。演出には、2014年読売演劇大賞を受賞した森新太郎が続投。 古典から現代劇、近年では『パレード』や『ピーターパン』などのミュージカルの演出を手掛けているが、同じ作品を3度演出するのは『奇跡の人』が初となる。高畑充希との3度目のタッグにより、互いの信頼感は円熟を迎え、さらなる作品の深みへの到達を期待したい。なお、チケット発売情報は12月中旬発表予定とのこと。主要キャストとキャストからのコメントは以下の通り。<演出:森新太郎>3度目の『奇跡の人』になります3度目であるにもかかわらず、あらためて戯曲を読み返してみて、やはり身震いしてしまいました。これほどまでに「人と人とが繋がること」の喜びを熱く謳いあげた作品が他にあるでしょうか。前回、 高畑充希が演じたアニー・サリヴァンは本当に素晴らしいものでした。若々しいエネルギーに満ち、そこには世界一あきらめない不屈の少女が確かに立っていました。それで私は欲深くなってしまいまして(笑)。これをさらに熟成させたら、今度は果たしてどんなアニー・サリヴァンに出会えるのだろうと。どんな人生の重み、どんな煌めきを高畑充希は新たに獲得するのだろうと。きっとまた、私の想像をはるかに超えてくることでしょう。一方の平祐奈さんには「透き通っている人」という印象があり、それがヘレン・ケラーと重なりました。 言うまでもなく難しい役です。あまりに純粋であるがゆえに、 天使のようにも悪魔のようにも見える女の子ですが、平祐奈さんでしたら真っ直ぐに彼女を演じられるはず。高畑サリヴァンとの魂のぶつかり合い、そしてその先に待つ“奇跡”の瞬間が、今から待ち遠しくてなりません。孤独が蔓延するこんな時代だからこそ、 ぜひ観ていただきたい作品です。<アニー・サリヴァン役:高畑充希>アニー・サリヴァン役:高畑充希この『奇跡の人』のヘレンを演じたいと思ったのが、役者の仕事を始める大きなきっかけでした。 ヘレンを演じた時から数えると13年間もこの作品に携わっていて、 こんなにも長く関われるとは思っていませんでした。演出の森さんとは三度目ですが、熱量が凄まじく、突き詰めて色々なパターンを試す方で、演目への愛情も深いです。前回森さんが、「もう一度アニーを演じたらまた新しい発見があるから」と仰っていて、どんだけストイックなんだ(笑)と思いましたが、新たな発見を楽しみに、森さんの叱咤激励についていきます。祐奈とは初共演ですが、プライベートで偶然知り合ってもう4年の付き合いです。親戚のような距離感でしたので、彼女の初舞台に一緒に挑戦できることは非常に嬉しいことですし、森さん演出で初舞台を踏むというのは、羨ましいくらい素晴らしいことです。舞台が好きだと思ってほしいし、力を合わせて楽しんでいけたらと思います。コロナ禍で舞台に出た時、お客様の熱量を感じ、こんなにもエンタメを心の栄養として生活しているのだと実感して、今までとは違った心持ちで舞台に立てました。『奇跡の人』は、 こんなに良い脚本は無い!と思うくらい大好きな作品です。アニーとヘレンでがむしゃらに、泥まみれになりながら最後に光を掴めるような作品で、お客様もきっと勇気を貰えると思いますし、明日からも頑張る為のガソリンになれば嬉しいです。私と祐奈は、頑張ります。<ヘレン・ケラー役:平祐奈>ヘレン・ケラー役:平祐奈諸先輩方からも、舞台は力もつくし色々変わったものが見えてくるから、一度は経験すべきと言われていたので、ついにこの時が来たか!というワクワクな気持ちもあります。が、三重苦という、こんな難役を頂いたので今から緊張していて、ヘレンの書籍なども読み漁りながら しっかりと研究していきたいと思います。森さんが演出をされた、『ジュリアス・シーザー』を拝見しましたが、演出も格好良く、作品を丁寧に描かれていて、キャストの皆さんで色んな感情をぶつけ合っていて、その熱量が客席迄伝わってきました。森さんはストイックな方なようですので、 沢山追い込まれたいと思います!充希さんも役に対してストイックですし、充希さんにしか出来ないような色にされるという印象があり、いつも私も、素晴らしい女優さんだと思っています。普段は気さくで優しいお姉さんで安心感があるし、初共演できると聞いて凄く嬉しかったです。色々と教えて頂きながら背中を見て頑張りたいです。自分がどんなヘレンに染まっていけるか、不安でいっぱいですが、緊張や不安を友達にして本番迎えられたらと思います。お客様も不安な状況であると思いますが、舞台はライブ感満載で一公演一公演でしか味わえないものが魅力だと思いますし、この作品は色んな希望も見えてくると思います。■公演情報『奇跡の人』<東京公演>2022年5月18日(水)~6月5日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス<大阪公演>2022年6月会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2021年11月30日高畑充希主演の爽快お仕事エンターテインメント「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に、志尊淳が出演することが分かった。本作は、高畑さん演じる雛子が、突然子会社の社長に就任し、仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く物語。今回新たに出演が明らかになった志尊さんが演じるのは、雛子が社長を務める「株式会社リレーション・フーズ」へ出向し部下となる、クールで無愛想、何かにつけて雛子に突っかかる大牙涼。本社では、優秀でデキる若手と評判だったが、突然の出向辞令で雛子の部下となった涼。愛想笑いばかりで社長らしい振る舞いができない彼女にイラ立つばかりだったが、諦めず前を向く姿に感化され、自身も成長していく。そして、近づいたり離れたり、2人の距離感も見どころのひとつとなっている。「昔から知っているプロデューサーさん、そして初めてお仕事させて頂くスタッフさん、共演者の方々。自分にとっても新鮮な作品・役柄で今からワクワクしています」と目を輝かせた志尊さんは、「新たな自分を大牙涼という人を通して表現できたらなと思います」と意気込む。また「色々な事がある毎日ですが、皆さんがホッとできるような時間を作れるよう、頑張ります。お楽しみに」とメッセージを寄せている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年11月26日天性の審美眼を持つ女性が心を奪われた、ある無名画家による1枚の絵。この出会いが美術界の混沌とした人間模様に火をつけ、関わる人々の人生を変えていくことに……。人気作家・原田マハのアートミステリー小説を、WOWOWが完全映像化した『連続ドラマW 異邦人-いりびと-』。稀代の美術収集家の孫娘にして、美術館の副館長を務める主人公・篁菜穂役で高畑充希がWOWOWでは初主演。1枚の絵に魅了されたことをきっかけに、京都画壇の秘められた深みにはまっていく菜穂の運命の行方は……?濃密な作品世界の中心で難役を演じきった彼女に話を聞いた。――アートミステリーという、独特のジャンルの小説が原作ですね。高畑「こんな作品です!」とひと言では説明しづらいし、よく分からない緊張感が高まっていく物語です。小説の面白さをどう形にできるか、ドキドキしながら撮影現場に入りました。撮影前は、作品の完成形を想像することが全くできませんでしたね。――菜穂という役に関しても同じことが言えますか?高畑そうですね。どんな人なのか、どんな人になっていくのか、私にも分からなくて。監督と相談しながら、ワンシーンずつ積み上げていきました。――秘めているものがあり、真意をつかませない女性でもあるように感じました。高畑周りとコミュニケーションを取れているようで取れていないし、絵のことしか考えていなかったりもして。みんながすごく反応するところで、菜穂だけは反応しないこともある。霞をつかむような気持ちで演じていました。全5話の中でどんどん変わっていく役でもありますが、撮影の順番がバラバラだったので難しかったです。――ご自身と菜穂に共通点はありますか?高畑夢中になったり、妄想したりするときは、私も外の世界と全くコンタクトを取れなくなります。だいぶマシになったけど、「何を考えているのか分からない」と言われることもあったり(笑)。仕事でもプライベートでも、自分だけで楽しんじゃってる瞬間はあった気がしますね。でも、特にお仕事の場合はいろんな人と関わるし、ちゃんと線をつないでおかなきゃという意識は年々増しています。ひとりの世界に勝手に入らず、人ときちんと話そうと(笑)。――そんな菜穂の夫であり、画廊の経営者である一輝を風間俊介さんが演じています。高畑風間さんは現場のムードメーカーでした。役柄上、重い何かを背負ってどんよりした気持ちでいることの多い私に代わり、場を盛り上げてくださいましたね。頼りっぱなしでした。ただ、実は意外と夫婦一緒のシーンって少ないんです。一輝さんは東京にいて、菜穂は京都にいる状態で話が進むので。いびつになっていく夫婦でもありますし。これまでに演じたことのない関係性だったので、すごく新鮮でした。――おっしゃるとおり、なかなかいびつな夫婦ですよね。天性の審美眼を持つ菜穂への嫉妬が一輝にはありますし、夫婦の溝を決定的にする出来事も起き……。高畑優柔不断でどうしようもない旦那さんで(笑)。悪い人ではないけど、「ノー」と言えない人。監督とも、「菜穂はどうして好きになったんだろう?」という話はしました。ただ、最初からいびつなわけではなく、京都と東京で離れて暮らすことになり、ある出来事があり、距離がババッと開く。女性って、注ぐ愛情はすごく熱いけど、冷めたら一瞬だったりもしますから。特に菜穂は、どこか冷たい部分のある人ですし。憎んだわけでも嫌いになったわけでもなく、興味がなくなったんでしょうね。シャッターがガラガラ~ッと下り、「はい、過去!さようなら!」って(笑)。役の幅が広がってきて、自分自身の新しい経験になっている――東京にいる一輝は、菜穂のいる京都の街にすら嫉妬します。高畑京都が舞台であることは、物語の欠かせない要素になっていると思います。この作品で描かれる京都には柔らかい言葉で刃物を包むようなところがあり、その洗礼を受けてヒヤッとする瞬間が菜穂にも訪れる。だけど、入口さえ突破すれば、真の温かさが待っているんですよね。怖さも良さも映っていて、グラデーションのある京都になっていました。――撮影期間中は京都に滞在なさっていたのでしょうか?高畑1カ月半ほど京都のホテルに住んでいました。地元も近いですし、もともと大好きで母とよく旅行に来ていました。そのときはどこも混んでいるイメージでしたが、コロナの影響もあって人が少なく、風景をよく見ることができたのは初めてでしたね。夏の時期だったので、緑の京都もいいなと思いました。――京都に滞在することで、菜穂の気持ちにも近づけましたか?高畑菜穂の場合は、東京の喧騒を避ける名目とはいえ馴染みのない京都へとひとりで訪れることになる。いつもと違う環境でストレスがかかるという点では、慣れないホテルでの長期滞在と少しリンクした部分はあります。ホテルの居心地はすごく良かったんですが、やはり自宅とは違うので。――望まない妊娠をする役と言えば、舞台『 ウェイトレス() 』(※2021年3月上演)のジェナもそうでしたね。高畑そこだけ見ると似ていますよね。続くなあと思ってびっくりしました。演じる役柄がここ数年で変わってきた実感もありますし。単純に、学生役はそろそろつらいのもありますけど(笑)。30歳前後って一般的にいろいろ考える時期で、そこにドラマがあるのかなとも思います。そうやって、年齢に合わせて役柄や作品が変化していくのは楽しいですね。もちろん10代と20代でも変わるし、今も変わり続けているし、この先もお母さん役がおばあさん役になったりする中、私自身の生き方や考えもどんどん変わっていきます。新たにいろいろなことを知ったり、新しいことに挑戦したり、その反面、何かを諦めたりすることもあるから。望まない妊娠をしたことはないけど、その時々のモヤモヤやグチャグチャが作品にリンクしていくと思うと、つくづく不思議な仕事だなあと。でも、楽しく受け止めています。――その楽しさも年々増していますか?高畑そうですね。苦しいときもありますけど、楽しいです。役の幅がより広がってきているので、自分自身の新しい経験にもなっている気がするから。やっぱり面白いです。取材・文:渡邉ひかる撮影:SHIN ISHIKAWA(Sketch)ヘアメイク:犬木愛(AGEE)、スタイリスト:番場直美衣装協力:トップス41,800円(ラム・シェ)、スカート64,900円(ルール ロジェット/ともにブランドニュース)、ピアス19,800円(アデル ビジュー/アトリエダブリュ)右人差し指のリング132,000円、右中指のリング19,800円、左手のリング145,200円(すべてジジ/ホワイトオフィス)『連続ドラマW 異邦人-いりびと-』11月28日(日)放送・配信スタート(全5話)放送:毎週日曜夜10時(第1話無料放送)【WOWOWプライム】配信:第1話放送終了後配信スタート(無料トライアル実施中)【WOWOWオンデマンド】※第2話放送終了後に全話一挙配信ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント!高畑充希のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=a250314b-8837-4d74-8076-69a3a631fc96&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年11月25日「過保護のカホコ」「同期のサクラ」など、日本テレビ水曜10時枠で魅力溢れるキャラクターを演じてきた高畑充希が、およそ3年振りに水曜ドラマに主演。22年1月期の「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」が放送されることになった。高畑さんが演じるのは、「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」等身大のキャラクター・高梨雛子(たかなしひなこ)。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長するベンチャー企業、リレーション・ゲートで社長秘書として働く雛子の日常は、直感で動くカリスマ社長からの“ムチャブリ”の連続で、平穏とはほど遠い仕事中心の毎日。おかげで6年間彼氏ナシ、将来のことを落ち着いて考える時間もナシ、1日の終わりに長ーーいため息をついては、ビール片手に「やりがいなんてあるわけないだろっ!」と毒づいている。そんな雛子に突然、「子会社の社長就任」という特大のムチャブリが降りかかる!さらに、カリスマ社長とナマイキ部下との間で揺れ動く“恋の予感”も...。ヒロイン・雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描いていく。高畑さんは「30歳の節目の年に、大切な思い出が沢山ある水10ドラマに参加出来ること、とても幸せに思います。今回の雛子というヒロインは、とにかく周りのムチャブリに振り回されっぱなし。現状維持大歓迎の八方美人ヒロインです」と紹介。「今まで水10ドラマの中では周りを振り回しっぱなしだったので、とても新鮮な毎日ですし、振り回されるのも、意外と好き...かも? と、思い始めています」とコメント、「週の真ん中に『残り半分も頑張ろっ!』と思える様な、笑える軽やかなドラマにしたい」と意気込みを述べている。脚本は「恋はつづくよどこまでも」「一億円のさようなら」「プリティが多すぎる」など、硬軟幅広い作品でキャラクターの心の機微を繊細に描くことで定評のある渡邉真子。演出は「家政婦のミタ」「家売るオンナ」「私たちはどうかしている」など、日テレの数々の名作を演出してきたベテラン演出家・猪股隆一が手がける。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期、水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年11月22日女優の高畑充希が出演する、ファンケル・マイルドクレンジングオイルの新CM「すっぴん変わるクレンジング」編が、18日より放送される。新CMは、新しくなった同商品に高畑が「お?」「あれ?」と驚きながらも2日3日と使い続け、最後には「いいじゃん!」とその効果を実感していく内容。自宅の風呂や洗面所、ホテル、仕事先など様々な場所でクレンジングをする高畑の1週間が描かれ、前髪を上げた姿、部屋着でくつろぐ様子やすっぴんも披露しており、オフ感あふれる仕上がりになっている。撮影では、高畑の台詞「いいじゃん」が印象的だったため、スタッフや高畑が「いいじゃん」を連発。OKカットがでるたびに、「いいじゃん」の声が上がり、当日の流行語となっていた。また、アイメイクを落とすシーンではマスカラが残ってしまい、NGかと思いきや、実は高畑のまつげが束になって、マスカラに見えただけというハプニングも。現場は高畑のまつげの長さに驚かされるとともに、和やかな空気に包まれた。■高畑充希インタビュー――CM撮影を終えた感想をお聞かせください。ノーメイクの状態での撮影が多かったので、ちょっと……裸でテレビに出るような感じがあって恥ずかしかったです(笑)。でも、その後はメイクをして、落としてっていうのを、いろんなシチュエーションで撮影できてすごく楽しかったです。――今回のCMの見どころを教えてください。いろんなシチュエーションでメイクを落とす中で、「使えば使うほど肌がどんどんキレイになるよ」っていうのがテーマの一つだと思うので、「マイクレ使って肌のケアしていこう」というふうに見ていただければうれしいです。――リニューアルしたマイクレを使った印象を教えてください。私はもともとマイクレ愛用者で、夕べもお風呂で使って(笑)。マイクレってすごくよく落ちるんです。テクスチャーがチュルチュルっとしてるので、ぜんぜん肌をこすらなくていいですし、小鼻も指でクルクルしながら洗うと毛穴に詰まっている汚れがどんどん取れて、すっきりします。水で手がぬれていても使えるところも好きです。CMを見た方や、使ったことがない方もぜひ使っていただいて、一緒に感激していただければうれしいです。――高畑さんの美肌を保つ秘訣を教えてください。私はけっこう乾燥肌なので、保湿はものすごく気を付けています。(肌にとっては)「紫外線が敵」ということをよく聞くので、日焼け止めを毎日忘れないで塗るとか、(顔を)洗う時もなでるようにするよう心掛けてます。マイクレはこすらなくてもいいところがいいですね。――女性がメイクを落とすのは「素に戻る瞬間」とも言われますが、心が開放されたり、心地よいときはありますか?私は自宅にプロジェクターを置いていて、映画やドラマを見られるようにしているんですが、夜、仕事が終わって帰って、メイク落としてお風呂も上がって、ソファーでダラダラしながら部屋を暗くしてプロジェクターで映画を見ている時に「あぁ幸せ」って思います。――「#マイクレですっぴん変えよう」のキーワードにちなんで、最近変わったこと、変えたいと思っていることを教えてください。肌のためっていうこともあるんですけど……お水をよく飲むようになりました。もともと、ほとんど水分をとらないタイプで、「とらなくてもいいや」と思ってたんですけど、健康診断で「お水飲みなさい」って言われたんです。お水を飲むようになったら、肌の乾燥がちょっと治まってきた気がしますし、(血液)巡りがよくなった気がします。今はマスクで肌が荒れがちだと思うので、お水はすごくオススメです。
2021年11月18日11月28日(日)より放送・配信(毎週日曜22:00 / 全5話※第1話無料放送)となる『連続ドラマW いりびと-異邦人-』の完成報告会見が、11月5日(金)に行われ、主演の高畑充希をはじめ、風間俊介、SUMIRE、松重豊が登壇。ドラマの魅力や撮影の裏話などを明かし、高畑とSUMIREは艶やかな着物姿も披露した。本作は大人気作家・原田マハの美術小説『異邦人(いりびと)』(PHP文芸文庫)を映像化。美術蒐集家の女性が、ある作品との出会いをきっかけに、美の住人たちの欲望が交錯する世界へと誘われてゆき、運命を変えるようなある真実に辿り着く。まずは女性陣の着物姿について、風間は「凛としていらっしゃってホントにキレイ」と笑顔でコメント。だが、その美しさが劇中での高畑の姿とも重なり「僕の背筋が凍っていく、別の意味でどきどきしている(笑)」と冗談交じりに心境を伝えた。一方、着物をまとった女性陣は「テンションが上がります」(高畑)、「気持ちが凛とする」(SUMIRE)と感想を語る。また高畑は自身が演じた、類まれな審美眼をもつ美術蒐集家で、祖父から受け継いだ私設美術館の副館長を務める篁菜穂を「不思議な人だった」と回顧。物語が進むにつれて変化をするキャラクターでもあり、演じるに当たっては「脳みそがてんやわんや(笑)」になることもあったという。そのたびに、萩原健太郎監督と話し合いながら菜穂を作り上げていったことを明かした。風間が演じた菜穂の夫で銀座にある画廊の3代目の一輝は、菜穂を愛しながらも自分にはない菜穂の審美眼に嫉妬もする人物。風間は「この人には勝てないな、という瞬間は多々ある」と自身の経験も踏まえ、一輝を「(登場人物の中で)一番共感してもらえる役なのかもと思って演じさせてもらいました」と語る。また、多くの才能が溢れる芸能界において自身は「普通力で戦ってきた(笑)」と自負。そんな経験が「一輝の中に入っていたら」と希望を伝えた。これまで何度か共演経験はあるものの、夫婦役は初という高畑と風間。しかし、仲睦まじいシーンは少なく、風間は「こんなに冷たい目を」と高畑から向けられた視線に怯えていたことを告白。高畑も「怖いって言われてました(笑)」と苦笑い。だが、撮影を離れた場面では、撮影が立て込む高畑を風間がフォローしていたとのこと。高畑は撮影地の京都にやってくる他の出演者たちを風間が「わたしの代わりにおもてなしをしてくださった」と感謝を。風間自身は「そんなつもりがなかった」と照れつつも、役柄的に孤立することも多く「すがる思いで(他の出演者たちに)お話相手になってもらっていた(笑)」と冗談めかしながらも、積極的にコミュニケーションを取っていたことを明かした。菜穂の目に留まる絵を描いた無名の天才画家・白根樹(たつる)を演じたSUMIREは、しゃべることができないという役柄のため「話すこと以外で表現をするのがぶつかった点」と振り返り、その分、目や表情、指先などで感情を表現したと話した。そんな樹を養女として囲う京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家・志村照山役を演じた松重は、SUMIREの演技に触発される場面が多々あったという。「SUMIREさんの演じ方によってこっちがすべて変わっていくところがあって、SUMIREさんにすごく助けられた」と感謝を伝えつつ、SUMIREとの芝居を「新鮮で面白かった」と語った。本作は全編を京都で撮影。高畑は印象に残る場所として「光明院」を挙げ、「お庭がとてつもなく美しくて、あの場所に行けたのは幸せ」と笑顔を見せた。またSUMIREも「石庭を見たのが初めてだった」と物語の後半に出てくるという光明院の美しさをアピール。一方、風間は1話のラストにある予告編にも登場している菜穂と樹が出会う橋のシーンを「街の景色としてもキレイだけど、自分の目の中に写っている映像がドラマチック」と紹介。SUMIREも「絵の空間の中に自分がいるかのような素敵な場所でした」とドラマへの期待も煽った。終盤には、作中で自身の信念を貫く菜穂にちなんで、それぞれのブレない信念を教えてほしい、という質問も。高畑は周囲からは信念があるように思われるが「わりと優柔不断で、(他人に何か言われると)そっちかもって思っちゃうタイプ」とのこと。しばらく悩んだ末、父親からの「一食、一食を大事にしろ」という教えから「ご飯を妥協しない」と笑顔で明かした。松重は「ブレないぞ、という信念を絶対に持たないという信念を持っています」と、役者という職業柄、柔軟でいることを信念としていると明かしつつも、高畑の食べ物トークにちなんだ話も。京都滞在中、飲食店が8時で閉店してしまうため「食事に困った」ことから、「王将のテイクアウトが非常に美味しいことに気付いた」と告白。京都が発祥の地ということで「餃子がちょっと違う」と豆知識も披露していた。最後に高畑は「説明が難しいドラマができたんじゃないかと思います」とさまざまな人たちの想いが交錯する本作について説明。監督も「わかりやすくないドラマにしたい」と話していたことも明かし「毎話、不思議な感覚を持たれるかな」と視聴者の心情を想像。「内容はどろどろしていますが(笑)、楽しくみていただけたら幸いです」とメッセージを送った。【イベント概要】WOWOW「連続ドラマW いりびと-異邦人-」完成報告会見日程:2021年11月5日(金) 14:30 イベント開始、15:10 イベント終了場所:時事通信ホール<東京都中央区銀座5-15-8(時事通信ビル2F)>登壇者:高畑充希、風間俊介、SUMIRE、松重豊MC:渋佐和佳奈(WOWOWアナウンサー)WOWOW「連続ドラマW いりびと-異邦人-」11月28日(日)より、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信(毎週日曜22:00 / 全5話※第1話無料放送)
2021年11月08日高畑充希主演、京都を舞台に美麗なる美術界の内幕とその謎を描く原田マハ原作のアートミステリー「いりびと-異邦人-」より、予告映像&新場面写真が解禁となった。主演の高畑充希が本作で演じるのは、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することになる。出演キャストには菜穂の夫で銀座の老舗たかむら画廊の3代目・篁一輝役に風間俊介、京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家で、かつてのライバルの娘を養女として囲う志村照山役に松重豊、照山に囲われ自由を奪われるも菜穂によってその才能を見出されていく無名の画家・白根樹(たつる)役にSUMIRE、生前に菜穂の祖父と縁があり、出産を控えた彼女を家に招き入れ、心の師となる書家・鷹野せん役を梶芽衣子が演じる。また、菜穂の母でありながら一輝に妖しく秋波を送る有吉克子役を森口瑤子、格式高い京都の画廊を営む店主・美濃山俊吾役に松尾貴史、新聞記者で京都画壇の情報通・木戸正文役にマキタスポーツ、せんの教え子で京都での菜穂の良き友人となる瀬島美幸役に壮一帆、大いなる美の守護者にして関西の大立者・立野政志役に木場勝己、一輝の父でたかむら画廊の社長・篁智昭役を菅原大吉が演じ、実力派キャストたちが織り成す幾重にも絡み合う濃厚な人間ドラマとなっている。そしてこの度、本作を彩る個性的なキャストの躍動と古都京都の美しさが際立つ90秒の本予告映像が解禁となった。主人公の篁菜穂(高畑さん)が、“観た者の心を狂わせる絵画”に魅せられる様子や不気味な眼差しを投げる日本画家・志村照山に扮する松重さんの怪演など、ミステリー作品らしい衝撃的な場面も垣間見え、観る者を絵画の謎へと誘う映像となっている。さらに、併せて新場面写真も公開。運命に導かれるかのように京都へと訪れた主人公の篁菜穂(高畑さん)、経営が悪化するたかむら画廊の存続に苦悩する夫の一輝(風間さん)、類まれなる才能を持つ樹(SUMIRE)を囲う照山(松重さん)などの序章シーンが明らかとなった。17年前に起こった、ある天才画家の死の真相とは?語られざる、日本画壇の闇とは何なのか?入り乱れる美の住人たちの愛と欲望の果てに何が待ち受けるのか…。知的好奇心も刺激するアートミステリーに期待が高まる。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」は11月28日(日)より、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年10月18日大人気作家・原田マハの美術小説『異邦人(いりびと)』(PHP文芸文庫)をWOWOWが完全映像化。WOWOW初主演となる高畑充希を迎え、11月28日(日)より放送・配信する。この度、本作の予告映像と新場面写真が公開された。『キネマの神様』『総理の夫』と今年立て続けに公開された原作をはじめ、WOWOWでは「CONTACT ART~原田マハと名画を訪ねて~」がシリーズ化されるなど話題の絶えない原作・原田マハだが、美術キュレーター出身の小説家として本領とも言える美術小説が映像化されるのは本邦初となる。実力派女優の高畑充希が本作で演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら・なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することに。出演キャストには菜穂の夫で銀座の老舗たかむら画廊の2代目・篁一輝役に風間俊介、京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家で、かつてのライバルの娘を養女として囲う志村照山役に松重豊、照山に囲われ自由を奪われるも菜穂によってその才能を見出されていく無名の画家・白根樹役にSUMIRE、生前に菜穂の祖父と縁があり、出産を控えた彼女を家に招き入れ、心の師となる書家・鷹野せん役を梶芽衣子が演じる。また、菜穂の母でありながら一輝に妖しく秋波を送る有吉克子役を森口瑤子、格式高い京都の画廊を営む店主・美濃山俊吾役に松尾貴史、新聞記者で京都画壇の情報通・木戸正文役にマキタスポーツ、せんの教え子で京都での菜穂の良き友人となる瀬島美幸役に壮一帆、大いなる美の守護者にして関西の大立者・立野政志役に木場勝己、一輝の父でたかむら画廊の社長・篁智昭役を菅原大吉が演じ、幾重にも折り重り、絡み合う濃厚な人間模様から目が離せない。この度、鬼気迫る長尺90秒の本予告映像を公開。先日公開された特報から一転し、本作を彩る個性的なキャストの躍動と古都京都の美しさが際立つ圧巻の映像美が披露された。その一方で狂気すらも感じさせる衝撃的な場面も垣間見え、日本画家・志村照山に扮する松重豊の怪演が光る不気味な眼差しに背筋も凍る内容となっている。物語の歯車が大きく動き出す、主人公の篁菜穂(高畑充希)が魅せられた“観た者の心を狂わせる絵画”、それはドラマを観た者もきっと謎のラビリンスへと誘うだろう。“17年前に起こった、ある天才画家の死”とは、“語られざる、日本画壇の闇”と“入り乱れる美の住人たちの愛と欲望”の果てに何が待ち受けるのか、その真実は本編を乞うご期待。さらに、新場面写真も公開。運命に導かれるかのように京都へと訪れた主人公の篁菜穂、経営が悪化するたかむら画廊の存続に苦悩する夫の一輝(風間俊介)、類まれなる才能を持つ樹(SUMIRE)を囲う照山(松重豊)などの序章シーンが明らかとなった。 時に美しく、時に狂おしく。美術の世界で交錯する人間模様や、京都の雅やかな景色を交え、主人公・菜穂と彼女が庇護する無名画家の出生の秘密、ある天才画家の死の真相などの謎を追う中で、画壇における才能を隔てた激しい愛憎が暴かれる本作。美しい京都の情景、由緒ある美術館、原作にも登場するクロード・モネ「睡蓮」など数々の名画がフィーチャーされ、目にも美しく知的好奇心をくすぐられるアートミステリードラマに期待だ。『連続ドラマW いりびと -異邦人-』予告映像(90秒)『連続ドラマW いりびと -異邦人-』11月28日(日)より放送・配信スタート(全5話)放送:毎週日曜22:00 / 第一話無料放送 WOWOWプライム配信:第1話放送終了後配信スタート / 無料トライアル実施中 WOWOWオンデマンド※第2話放送終了後に全話一挙配信
2021年10月18日原田マハの美術小説を原作に、高畑充希が透徹の審美眼を持つ美術館副館長を演じる連続ドラマW「いりびと-異邦人-」。この度、本作の特報映像とポスタービジュアルが公開された。本作は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(高畑さん)が、無名画家の描いた一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することになる、アートミステリー作品。到着した特報映像は、美術館や京都の美しい街並みが伺える中、京都画壇に渦巻く“愛憎と疑念”に謎が深まる序章となっている。菜穂、夫の一輝(風間俊介)、日本画家・志村照山(松重豊)、無名の天才画家・白根樹(SUMIRE)…。それぞれの思惑が交錯し、辿り着く結末を目撃したとき、極上のエンターテインメントを堪能することができるはず。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」特報映像またポスターでも、京都撮影作品ならではの和のテイストを感じさせる、アートなデザインが印象的。そして、ミステリーを想起させる不穏な色調の中には、“気高く心を貫く秘密”という気になるコピーも添えられている。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」は11月28日(日)よりWOWOWにて放送・配信。放送:毎週日曜22時~/配信:第1話放送終了後配信スタート、第2話放送終了後に全話一挙配信(cinemacafe.net)
2021年09月27日高畑充希主演『連続ドラマW いりびと-異邦人-』が11月28日(日)より放送・配信される(全5話・第1話無料放送)。この度、ポスタービジュアルと特報映像が解禁となった。このドラマは大人気作家・原田マハの美術小説「異邦人(いりびと)」(PHP 文芸文庫)をWOWOWが完全映像化したもの。『キネマの神様』や『総理の夫』と今年立て続けに公開される原作をはじめ、WOWOWでは「CONTACT ART~原田マハと名画を訪ねて~」がシリーズ化されるなど話題の絶えない原作の原田だが、美術キュレーター出身の小説家として本領である美術小説が映像化されるのは本邦初となる。高畑が演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた1枚の絵に魅了される。そして、それを世に出そうと企図して語られざる京都画壇の深みに踏み込み、巨魁と対峙することに。出演キャストには菜穂の夫で銀座の老舗たかむら画廊の3代目・篁一輝役に風間俊介、京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家で、かつてのライバルの娘を養女として囲う志村照山役に松重豊、照山に囲われ自由を奪われるも菜穂によってその才能を見出されていく無名の画家・白根樹役に SUMIRE、生前に菜穂の祖父と縁があり、出産を控えた彼女を家に招き入れ、心の師となる書家・鷹野せん役を梶芽衣子が演じる。また菜穂の母でありながら一輝に妖しく秋波を送る有吉克子役を森口瑤子、格式高い京都の画廊を営む店主・美濃山俊吾役に松尾貴史、新聞記者で京都画壇の情報通・木戸正文役にマキタスポーツ、せんの教え子で京都での菜穂の良き友人となる瀬島美幸役に壮一帆、大いなる美の守護者にして関西の大立者・立野政志役に木場勝己、一輝の父でたかむら画廊の社長・篁智昭役を菅原大吉。幾重にも折り重り、絡み合う濃厚な人間模様から目が離せない。解禁となったポスターは、京都撮影作品ならではの和のテイストを感じさせる背景と、物語のキーアイテムとなる睡蓮が散りばめられるなど、絵画そのもののようなアートなデザインが印象的な仕上がりとなっている。また、ミステリーを想起させる不穏な色調の中にひと際目を引くコピー、“気高く心を貫く秘密”とは一体何なのか、その驚愕の真相は本編で明かされる。特報映像では美術館や京都の美しい街並みが見てとれるなか、京都画壇に渦巻く愛憎と疑念に謎が深まる序章となっている。主人公の篁菜穂(高畑)、菜穂の夫・一輝(風間)、日本画家・志村照山(松重)、照山に囲われた無名の天才画家・白根樹(SUMIRE)ら、それぞれの思惑が交錯し、辿り着く結末を目撃した時には極上のエンタテインメントを堪能することができるだろう。引き続き続報に期待だ。『連続ドラマW いりびと-異邦人-』11月28日(日)より放送・配信(全5話・第1話無料放送)放送:毎週日曜夜10時[第1話無料放送]【WOWOWプライム】配信:第1話放送終了後スタート[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】※第2話放送終了後に全話一挙配信
2021年09月27日『百万円と苦虫女』や『ロマンスドール』など、多くの話題作を手がけるタナダユキ監督による映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。福島県・南相馬を舞台に、主人公の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師である田中茉莉子との約束を果たすべく、実在する映画館“朝日座”再建のために奮闘する姿を描いた本作で、あさひを演じる高畑充希と茉莉子先生を演じる大久保佳代子は初の共演となった。撮影から1年近く経っていたものの、取材時のふたりはあさひと茉莉子先生そのもの。押しつけがましい親しさではなく、適度な距離を保ちつつ、あたたかみを含んだ親しさが心地良い。そんなふたりに互いの印象をはじめ、映画館での思い出についてなど、たっぷりと語ってもらった。“ベストオブ大久保佳代子”が詰まった茉莉子先生というキャラクター──あさひと茉莉子先生の関係性をはじめ、あたたかい視点で人とのつながりが描かれていた本作。おふたりともタナダユキ監督とのお仕事は初めてとのことですが、現場で感じた監督の印象は?高畑俳優陣を安心させてくださる方なので、私たちもゆったりと、自由に演じることができました。私はこれまで女性の監督とのお仕事ってほとんどなかったので、「女性が監督ってこんな感じなんだ」と思いましたし……タナダさんがとても美人なので、毎日撮影現場を仕切っている姿を見るのが眼福というか(笑)。大久保(頷きながら)たしかに。高畑「可愛いな」と思いながら見ていました(笑)。一方で、監督業に関してはとてもカッコイイんですよね。「一応これも撮っておこう」っていうのが全然なくて、判断がとにかく早い。もう「先輩、ついて行きます!」って感じでした。大久保本当に決断が早かったですね。自転車に乗った茉莉子先生が振り返って笑顔を見せるシーンは何回も撮った記憶がありますが……監督が特にこだわっていたシーンだったんでしょうね。それ以外はテンポよく撮ってくださいました。「今の良かったです」って言ってもらえると「嬉しい!監督に良いと思ってもらえるように、次も頑張ろう」と自然と思えるような、モチベーションを上げてくださる監督でした。高畑充希──高畑さんが演じるあさひを、大久保さんはどのように感じましたか?大久保茉莉子先生はダメな男の面倒も見ちゃうような人なので、最初はたぶん、行き場所がなくなって自分のもとを訪ねてきた昔の教え子(=あさひ)のことを「この子、なんだか危うげで放っておけないな」と思ったんでしょうね。そうして一緒の時間を過ごすうちに、“教え子と先生”だけじゃなく、友達でもあり、一緒にいてほしい大切な存在になっていったんだなあと……演じながら思っていました。──あさひを演じる高畑さんについては、どう感じましたか?大久保初対面で最初に撮ったのが(本編映像として公開もされた)ドライブのシーンだったので、最初は「うわ、高畑充希が後部座席に座ってる!」と思いましたが……(笑)。高畑ははは!そうだったんだ(笑)。大久保何度もそのシーンを撮っているうちに、「あ、この子はあさひちゃんだ」と思えるような瞬間がありました。その後、他のシーンも一緒に撮っていく中で、充希さんの佇まいが……役者さんではなくて、心が不安定に揺れているあさひちゃんそのものだったんですよね。だからこそ、私も茉莉子先生として気持ちを自然と乗せることができた感じがします。大久保佳代子──大久保さんが演じる茉莉子先生を、高畑さんはどのように感じましたか?高畑あさひと茉莉子先生の関係性で面白いなと思うのが、居候していた茉莉子先生の家から出た後、あさひは茉莉子先生とほとんど会っていなかったと思うんです。それから何年も経って、先生の病気を知って戻ってきましたが……空白の時間があっても、その空白を感じない空気なんですよね。そういう距離感ってすごく心地良くて。私も仲の良い親友とはそんな距離感だなと思うと、最初に出会ったときは教師でしかなかった茉莉子先生が、どんどん親友みたいな距離感になっていったんだろうなと想像できました。あさひの人生において、とても大事な部分を占める人だったんだろうなと思います。──そういった茉莉子先生を演じる大久保さんについて、感じることはありましたか?高畑最初から、茉莉子先生と大久保さんの持つ魅力がとても近いところにある感じがしていて……配役を聞いたときも「ピッタリだろうな」と思っていました。大久保あ~、嬉しい。高畑普段から俳優業をたくさんされているわけではないので、俳優とは違ったベクトルで“役を演じる”ことに向き合っていらっしゃったんじゃないかなと思います。俳優はいろんな役を演じますから、“役に寄っていく・役に歩み寄る”こともあるかと思うんですが、今回は役を大久保さんにぎゅっと寄せて、茉莉子先生をより鮮やかにしていらしたような印象だったので……“ベストオブ大久保さん”だと私は思っています(笑)。大久保ふふ(笑)。大久保のベストが出たみたいです。高畑そうですね(笑)。大久保さんの可愛さが、茉莉子先生というフィルターを通して爆発していると思います。──大久保さんご自身としては、役を引き寄せたのか、役に寄っていったのか、自覚はありますか?大久保ん~……どうでしょう?セリフを覚えて、そこに感情をなんとか乗っけるだけで精一杯な日々でしたから、正直なところ、引き寄せるとか歩み寄るとかって意識する余裕はなくて。でも、充希さんがそう感じてくださったのはきっと、本当に良い役をいただいて、良い環境と、充希さんのような良い相手役がいたからなんじゃないかなと思います。でも、自分としては……いまだに自分の芝居を観て「スカしてないか?」って思っちゃうんですよね(笑)。高畑スカしてないですよ!(笑)大久保もっと分かりやすく芝居すればいいのに、なんかツンとしちゃって、「スカしてんな、コイツ」と思ったりもするんですが(笑)、とにかく「みなさんに迷惑をかけないように」といっぱいいっぱいだったので、そうやって言っていただけるのはひとえに周りのみなさんのおかげだと思います。「今作るべき映画」にこれからも出会っていきたい──あさひが高校時代に茉莉子先生と会って人生が大きく動いていったように、10代の頃に大きな影響を受けた出会いはありますか?高畑私は15歳から21歳まで、毎年ミュージカル『ピーターパン』に主演して……そのときは必死でやっていましたが、あらためて振り返ると、いろんなものを得た大きな出会いだったと思います。かなりハードな現場でしたが、学ぶことも多く、いろんな大人にも出会えて、舞台やエンタメって楽しいなとも思えました。今も自分の基盤には『ピーターパン』がずっとあって、「あの時代があったから、今があるんだな」と実感します。大久保私はやっぱり、相方の光浦(靖子)さんとの出会いかなあ。同じ地域に生まれ、小学校から高校まで同じ学校に通って、光浦さんに誘われてお笑いサークルに入り、今の事務所のオーディションを受けに行き……気づいたら私はこうなっていて、光浦さんはカナダにいるという(笑)。高畑え!?今カナダにいるんですか!?大久保うん。カナダに語学留学してるの。高畑羨ましい~!大久保羨ましいよねえ(笑)。だから、光浦さんともし同じ時期に同じ地域に生まれていなかったら、こんなことには……「こんなことには」って言っちゃうとアレですけど(笑)。高畑ははは!マイナスみたいですよね(笑)。大久保ふふ(笑)。この世界に入るときも、どちらかというと「光浦さんに誘われたから」みたいな感じだったので、やっぱり私の人生の中で一番大きな出会いだったと思います。──作中に出てくる朝日座は、今も地元の方たちに大切にされているとのこと。おふたりは、映画館の原風景として思い浮かべるものはありますか?大久保私は渥美半島(愛知県)のちっちゃい街で生まれ育っているので、近くに映画館がなかったんです。だから、映画を観るとなったら必ず親がひとりついて、友達4、5人で隣の豊橋市にある映画館まで観に行ってたんですね。映画を観た後に甘味処であんみつを食べて……私たちにとって、映画を観に行くことって本当に“一大イベント”だったんです。だから、いまだにちょっと映画館って特別な感じがするんですよね。──どんな作品を観ていたのでしょうか?大久保『生徒諸君!』や『ビー・バップ・ハイスクール』を観ていましたね。強烈に覚えているのが、伊丹十三監督の『お葬式』。これはね、とんでもない濡れ場があって(笑)。高畑気まずいですね(笑)。大久保大スクリーンであんな濡れ場を子供が見るのはダメだろうって(笑)。でも、私の中でその思い出がすごく残っていて……いい感じのエロスをいただきました(笑)。高畑私は隣町の商店街に映画館があったので、たまに行ってましたね。『名探偵コナン』とか『デスノート』を観た覚えがあります。大久保子供らしい(笑)。高畑エロスはいただかなかったですねえ、さすがに(笑)。そもそも、映画よりも舞台をよく観に行く家庭だったので、映画館って特別な存在だったような気がします。だから今、小学生のときに行っていた映画館で自分が出演している映画が上映されるようになったのは感慨深いですよね。──最近では、どんなときに「映画館で映画を観たいな」と思うことが多いですか?大久保周りが話題にしたときについていけるように、「面白い」と評判のものや、話題作はできる範囲で観ておこうと思っています。あとは、時間が空いて「やることがひとつもないな」と思ったとき。「当たりだったらいいな」ぐらいの気持ちで観に行きます。先日も午前中に仕事が終わって「このまま帰るのはちょっと寂しいな」と思って、『孤狼の血 LEVEL2』を観ました。これがまた、かなりエグい映画で(笑)。高畑観たいなあ~!(鈴木)亮平さんが怖いんですよね?大久保(大きな声で)怖い!「この人マジか!?」って感じでしたが、それはそれで刺激をいただきました(笑)。高畑私は気持ちに余裕があるときに観に行くかなあ?あと、ちょっとナルシスティックな気持ちのとき(笑)。映画はひとりで観に行くタイプなんですが、他のことを何も考えられないくらい映画の世界にどっぷり浸かって、歩いて帰るのがすごく好きなんです。「今日は自分の感性に触れることをしたな~」って。そう思いたい日に観に行きます(笑)。大久保分かる!高畑分かります?「映画を観た私って……」みたいな(笑)、ナルシストっぽい感じ。大久保文化的な価値をいただいて、自分がちょっとレベルアップしたような感じね。高畑そう!心に余裕があって、カルチャー感が芽生える日に観ます(笑)。──あらためて、本作を通して得たものとは何だったでしょうか?高畑これまでは勘というか、自分のセンサーに従って「面白そう!」と思った作品に参加することが多かったんですが……今回ももちろん「面白そう」と思いましたが、それと同時に「コロナ禍の今だからこそ、作るべき映画なんだろうな」と強く思ったんです。そういった感覚で作品に参加したことがなかったので、新しい視点を持てたような気がします。自分が「やりたい」と思うことだけじゃなく、「観てくださった方たちが、どう受け取ってくれるだろう?」という気持ちが加わって、目線が広がったような感じがしていて。今後も「今作ることに意味があるんだよね」っていう映画に参加できたらいいなと思いました。大久保今回は私史上、最も大きな比重で参加させてもらった映画でした。これまでは数シーンのみ出演することが多かったので、現場にそこまで長くいた感じではなかったんですが、今回は最初から最後までストーリーに関わる役として、かなりの時間を現場で過ごして……当たり前のことですが、監督や充希さんをはじめ、プロの方たちが一生懸命真面目に取り組んでいらっしゃるんだなと知れたのは大きかったと思います。撮るのに時間がかかって大変ですが、すごく面白いし、そうやって作られている映画をより多くの人たちに観ていただけたらいいなと思いますね。そして、これを機に年に一度くらいは、茉莉子先生みたいな良い感じの役ができたら最高だなって……企んでいます。あわよくば(笑)。高畑ははは!あわよくば(笑)。取材・文:とみたまい撮影:川野結李歌『浜の朝日の嘘つきどもと』上映中(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月15日高畑充希を主演に迎え、『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』などのタナダユキ監督がオリジナル脚本で挑んだ『浜の朝日の嘘つきどもと』。高畑さん演じる浜野あさひと、大久保佳代子演じる茉莉子先生の共演初日となる本編映像シーンが解禁された。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である“「朝日座」再建”のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する物語。今回解禁された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑さんがふり返るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは、見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっている。実は、高畑さんと大久保さん2人の共演シーンとしては、このシーンが撮影初日。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、すでに関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保さん。だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高のお天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に長年の関係を想像させる安定感抜群のシーンが完成した。そして映像は自宅のシーンに切り替わり、茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた…」とひと言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保さんが演じている。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※福島県先行公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月07日映画『浜の朝日の嘘つきどもと』より、主人公・浜野あさひを演じる高畑充希と、あさひの恩師・田中茉莉子を演じる大久保佳代子の共演初日の本編映像シーンが公開された。『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ本作。福島県・南相馬を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、高校時代の恩師・田中茉莉子との約束を果たすべく、実在する映画館「朝日座」再建のために奮闘する姿を描く。「朝日座」の支配人・森田保造役には今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎。さらに、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、竹原ピストル、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が集結した。今回公開された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…カットが切り替わり自宅のシーンになると茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた」と一言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保は演じている。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑が語るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっていた。実は、高畑と大久保の共演は、このシーンが初めて。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、既に関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高の天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に安定感抜群のシーンが完成した。映画『浜の朝日の噓つきどもと』本編映像映画『浜の朝日の噓つきどもと』9月10日(金)より公開
2021年09月07日原田マハの美術小説(PHP文芸文庫)をWOWOWが完全映像化、WOWOW初主演となる高畑充希を迎えた連続ドラマW「いりびと-異邦人-」から、高畑さんの浴衣姿の場面カットが到着した。原作の映画化『キネマの神様』『総理の夫』が今年立て続けに公開され、WOWOWでは「CONTACT ART~原田マハと名画を訪ねて~」がシリーズ化されるなど話題の絶えない原作・原田マハ。今回、美術キュレーター出身の小説家として本領ともいえる美術小説が映像化されるのは本邦初となる。高畑さんが本作で演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた1枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することになる。そんな本作で高畑さんが浴衣姿を披露するのは、日本の三大祭の一つに挙げられ、京都の夏の風物詩である祇園祭にて。祇園際は千年以上の歴史を持ち7月1日から31日まで、1か月にわたって多彩な催事が行われる八坂神社の祭礼。前祭と後祭の山鉾巡行はもちろんのこと、それぞれ宵山の時期に行われる屏風祭も見どころの一つ。屏風祭とは山鉾町にある旧家や老舗がそれぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾って披露し、通行人の目を楽しませる行事。晴れの日らしい豪華なしつらえの中に、長く受け継がれてきた文化を垣間見ることができる。本作では、京都画壇の大家・照山(松重豊)にその才能を囲われ続ける無名の画家・樹(SUMIRE)のために、主人公の菜穂(高畑さん)がこの屏風祭で、ある策に打って出るという重要なシーンとして描かれている。身重の菜穂が決意と共に浴衣を装う姿からは、たおやかにして凛とした強さが見てとれる。美術の世界で交錯する人間模様や、京都の雅やかな景色を交え、主人公・菜穂と彼女が庇護する無名画家の出生の秘密、ある天才画家の死の真相などの謎を追う中で、画壇における才能を隔てた激しい愛憎が暴かれる本作。美しい京都の情景、由緒ある美術館、原作にも登場するクロード・モネ「睡蓮」など数々の名画がフィーチャーされ、目にも美しく知的好奇心をくすぐられるアートミステリードラマに期待高まる。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」は11月、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年09月03日