2018年7月生まれの女の子の母、キヨさんのゆるっと笑える育児マンガ! この連載では、キヨさんの妊娠から出産までの出来事と、子育ての様子をかわいいイラストとともに紹介します♪今回は、キヨさんの妊娠期のエピソード「つわり中の食事事情」について。 こんにちは!キヨです。2018年7月生まれの女の子を育てながら、ゆるっと笑えるマンガを妊娠中・出産・育児まで追って描いていきたいと思います。私は妊娠中、“食べづわり”に苦しんでおりました。 おなかは減るし、食べればつわりは軽くなるものの、まったくごはんを受け付けられませんでした。そのため、まだ食べられるバナナを房で買い、房ごと持ち歩き……。おかげで、かばんがバナナ臭くなりました! 著者:イラストレーター キヨ2018年7月生まれの女の子の母。妊娠を機にデザイン会社を退職しフリーランスに。出産してから食べることが癒やし……。ゆるっと育児漫画、絵日記、イラストをツイッターで更新中!Twitter:@kiyomura_2525
2019年06月28日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回は、妊娠中のお口のケアに関するご相談です。 Q.歯磨きをすると出血します妊娠中です。朝と夜に歯磨きをするのですが、歯茎から出血し血だらけになってしまいます。次の仕事の休みまで時間があるためそれまで歯医者に行けません。何か対処法はありますか? 高塚あきこ助産師からの回答妊娠中は、妊娠によるホルモンの変化やつわりなどによる食生活・歯みがき等の生活習慣の変化により、歯ぐきが腫れやすくなります。そのほか、出血しやすい、口の中がネバネバする気がする、歯がしみる、食べ物がはさまりやすいなどの症状が出やすいようです。妊娠して女性ホルモンが急増すると、歯肉の炎症が起こりやすくなったり、唾液が酸性になって口の中がネバネバしやすくなります。また、つわりで食事の好みが変化したり、空腹を避けるためにお食事や間食の回数が増えたり、吐きやすいので歯みがきが十分にできなかったりすると、口の中の衛生状態も不良になります。このように、妊娠中はむし歯や歯周病になりやすく、口の中にいろいろな症状が出てくると言われています。 緊急性はないと思いますが、歯磨きをきちんとなさることと、やはり定期的に歯科医師の診察を受けられたほうが望ましいようです。行政でおこなっている妊婦歯科健診などを利用して口の中の状態をチェックしてもらったり、かかりつけの歯科に相談して、歯のクリーニングや歯石をとってもらうことなどもおすすめですよ。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください 虫歯や歯周病はそのままにしないほうがいい?妊娠中は女性ホルモンの増加に伴い、歯ぐきの出血や腫れなどの妊娠性歯肉炎が起こりやすい状態です。また、つわりなどを理由に十分な歯みがきができない状態が続き、歯と歯の隙間や歯と歯ぐきの間に食べかすやプラーク(歯垢)が残っていると、虫歯や歯周病の原因となります。 口腔内が清潔に保たれていれば、妊娠性歯肉炎は起こらず、起きても軽い症状で治まり、本格的な歯周病へ移行せずに済みます。 特に、虫歯の原因となるミュータンス菌は親から赤ちゃんへ伝播することが多いこと、歯周病は早産(妊娠22~36週)や低出生体重児(出生児体重2500g未満)の誘因となるといわれていることから、症状の有無に関わらず、妊娠中に一度は歯科受診をしたほうが良いでしょう。 歯科の受診のタイミングはいつ?妊娠前から治療や歯列矯正などで通院している場合は、かかりつけの歯科医師へ妊娠したことを伝えましょう。基本的に必要な治療や歯列矯正は継続可能ですが、妊娠週数や口腔内の状況によるため、まずは歯科医師へ相談しましょう。自己判断で通院を中断することは止めましょう。 妊娠中に新たに受診する場合は、つわりがひと段落する妊娠16週以降を目安にすると良いとされています。妊娠16週未満は、胎児の器官形成期と重なり、赤ちゃんの身体が作られる段階にあります。不要な検査や処置、薬剤の使用を避けることを理由に「妊婦歯科健康診査」の場合は、妊娠16週以降の利用を推奨する自治体や歯科医院が多いです。 また、妊娠30週以降はおなかが徐々に大きくなり、仰向けなどの同じ姿勢を維持することが難しくなります。妊娠中に体調が良いタイミングを選んで、早めに歯科健診へ行きましょう。また、歯の痛みや歯ぐきの腫れ、出血など症状のある場合は、週数関係なく躊躇しないで受診して、適切な治療を受けましょう。 ※参考:基礎知識(妊娠中)「妊娠中は歯医者に行っても大丈夫?妊婦さんの歯の治療について」【監修:助産師 REIKO】
2019年06月25日妊娠すると程度の差はあれど、ママの体だけでなく精神的なことや生活の面においてもさまざまな変化が起こります。ここでは実際にママたちが体験した妊娠初期の症状や大変だったと思ったできごとについてご紹介しながら、それぞれの体験談について助産師が解説します。 妊娠初期にはどんな症状があった?つわり妊娠がわかった4週からすぐに吐き気が始まり、食欲がなかったり、しょっぱいものが食べたくなったり、何か口にしていないと気持ち悪かったり……。吐くことはなかったので軽いほうだったのかと思いますが、毎日船酔いしているような感覚はつらかったです。妊娠12週には治まりました。またおなかの張りも妊娠4週から始まり、立ち仕事だったので長時間立っているのがつらく休ませてもらいながら仕事をしていました。妊娠・出産を経験された同僚がいたので、皆にも気をつかうように促してくれたり話を聞いてくれたりして心強かったです。すぬやんさん 【助産師コメント】妊娠の初期症状と言うと「つわり」を思い浮かべる方が多いかと思います。つわりの症状には吐き気や嘔吐、食欲不振などの消化器症状の他に頭重感(頭が重い感じ)、イライラ、眠気などの症状が出ることがあります。ほとんどの方が妊娠16週までに症状が落ち着くようですが、つわりの真っ只中にいる方は本当につらいですね。つわりの時期に食事が摂れないと、おなかの中の赤ちゃんに栄養が行かないのでは…と心配になってしまうかもしれません。しかし、この時期は心配ありません。ママが食べられるものを摂って、水分補給をこまめにするようにしましょう。 頭痛私の場合、吐き気などの普通のつわり症状とは別に頭痛に悩まされた妊娠初期でした。妊娠中はとにかく薬を飲んではいけないという固定観念があったため、ひたすら耐えるしかないと思っていたのですが、先輩ママに相談すると、産院によっては妊婦でも飲める頭痛薬を処方してもらえるとのこと。私もカロナールを処方してもらい、そのおかげで本当にだいぶ楽になることができました。吐き気を緩和する漢方なども処方してもらえるので、思いきって病院に依頼してよかったです。あおくんさん 【助産師コメント】あおくんさんのように「妊娠中は薬を飲んではいけない」と思っている妊婦さんは多いのではないでしょうか? 実際、妊娠初期はおなかの中の赤ちゃんの発育や発達、臓器に悪影響を及ぼすおそれがあるため、自己判断での内服は避けたほうが安心です。とはいえ、頭痛などの症状が続くとつらいもの。症状が続く場合は、かかりつけ医に相談しましょう。妊娠の時期によって内服できる薬を処方してくれたり、対処法を教えてくれたりしますよ。 眠気つわりが始まったあたりに一気に眠気が襲ってきて、一日中眠い日々が始まりました。初期のころは毎日どんなに寝ても寝ても寝足りず、ずっと寝込んでいたように思います。3、4時間お昼寝して、一日中家に引きこもり、ほとんど動いてないのにもかかわらず、夜にはすんなり眠れていたので、妊娠ってすごい! と思いました。トーさん 【助産師コメント】妊娠によってホルモンバランスが大きく変化しますが、プロゲステロンは妊娠初期に増加するホルモンの1つです。プロゲステロンは妊娠を維持させるのに不可欠なホルモンですが、催眠作用もあるため妊娠中に眠気を感じる妊婦さんも多いです。また、つわりの症状や体温が上昇するなど、妊娠前と体調が変化して夜眠れなくなり、日中眠くなってしまうという方もいらっしゃいます。日中、お昼寝ができるようであればお昼寝をしてもよいですね。睡眠環境を整えることも1つの方法です。 切迫流産私の妊娠と人事異動での人員減が重なってしまい、多少無理をしてでも出勤せざるを得ない日々が続きました。その無理がたたって出血。切迫流産の恐れがあるため絶対安静の診断となってしまったので、やっぱり、「休まなければいけないときには休む!」としておけばよかったなと思いました。まがまがさん 【助産師コメント】働く女性が増え、働く妊婦さんも多くなってきています。働く妊婦さんのなかには「周りに迷惑をかけたくない」という思いから、つい無理をしてしまうことも。ですがやはり無理は禁物! 妊娠12週未満の早期流産は、流産全体の80%を占めており、切迫流産の一番の治療は「安静」と言われています。症状の有無にかかわらず、働く妊婦さんが安心して、赤ちゃんを産み育てていけるようするための法律もありますので、どのようなものがあるのか、確認しておくと安心ですね。 ■参考:厚生労働省都道府県労働局「働く女性の母性健康管理のために」 乳首が黒くなる乳首が真っ黒になりました。 まだおなかも全然大きくなってないのに乳首が真っ黒になり、そして脇の横にもう1つ乳首が出てきてかなり驚きました。乳首の色は出産後元に戻り、安心しました(笑)。 もう1つの乳首も、気付いたらなくなっていました。ぴよちゃんさん 【助産師コメント】乳首が黒くなるというのも、妊娠に伴う体の変化の1つです。妊娠すると乳首や乳輪の色が濃くなり、おっぱいも大きくなってきます。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ目がよく見えていないので、この黒い乳首が目印にしておっぱいに吸い付く……とも言われています。そして、ぴよちゃんさんの脇の横に出現したもう1つの乳首は、「副乳(副乳)」といい、複数あったおっぱいの名残がホルモンの影響で大きくなったものです。産後ホルモンの影響が減るとまた消失するものなので心配いりません。 頻尿妊娠初期からお手洗いが近くなりました。職場からお手洗いまでが遠く、以前は 「ここまでやってからお手洗いに行く」と我慢することもありましたが、なるべく我慢しないようにしました。このみさん 【助産師コメント】妊娠すると生理的な変化として尿量が増えます。そして、妊娠初期には大きくなる子宮に膀胱が圧迫されるため、頻尿となる妊婦さんが多く見られます。加えて妊娠により増加するホルモンや大きくなった子宮の影響で、膀胱炎や腎盂腎炎になりやすい状態でもあります。膀胱炎や腎盂腎炎を予防するためには、排尿を我慢しないことはもちろんですが、清潔にも注意することが大切です。頻尿の他に排尿時痛や残尿感などがある場合は膀胱炎、高熱や腰・背中の痛みを伴う場合は腎盂腎炎の可能性がありますので、気になる症状がある場合は、かかりつけ医を受診しましょう。 便秘便秘症の方は、妊娠前にできれば改善しておいたほうがいいと思います。妊娠すると、なかなか「いきめない」ので、便秘がかなり悪化し、大変なことになります。加えて私は、出産後、傷の治りが悪くて化膿したので、排尿時にしみるため、地獄のような痛みが怖くて水分が摂れなくなり、尚更便秘が悪化しました。出産後、半月も排便がなく、それ以来、ずっと薬に頼らないと出なくなってしまいました。moonさん 【助産師コメント】妊娠中はホルモンや大きくなる子宮の影響で、便秘になりやすくなります。この方のようになかなかいきめずに、便秘を悪化させてしまうということも少なくありません。便秘の予防や解消のためには、毎朝十分な時間を取ってトイレに行く、食物繊維の多い食事を摂る、体調に合わせて適度な運動をするなど、生活習慣を見直すことが大切です。それでも改善しない場合は、妊娠中でも飲めるお薬を処方してもらえるので、かかりつけの産婦人科医に相談しましょう。 精神的に不安定体力的にもつらく精神的にも不安定になっていたようで、ひとりでつわりに耐えていると涙が止まらなくなる症状が出ていました。寝ているだけで家事も手につかず情けない。仕事にも行けず会社の方々に迷惑をかけてしまっている、などマイナスのことばかり考えてしまっていました。赤ちゃんのためにも安静にしていなければいけないことはわかっていたのですが、自分の気持ちをコントロールすることが大変でした。くろずさん 【助産師コメント】妊娠すると、多くの女性は新しい生命を授かってうれしいと感じることでしょう。その一方で、親になることへの戸惑いや今後の不安を感じることもあると思います。妊娠初期はホルモンバランスが変化することもあり、幸せな気分になったり、急に泣きたくなったりと気分の変化が激しくなることがあります。加えてつわりなどの症状が強く、思うように動けなかったりするとより一層気分が落ち込んでしまいます。この時期にはよくあることだと知っておくと少し気持ちが楽になるかもしれません。そして、ひとりで抱え込まないこと、無理をしないことが大切だと思います。 妊娠初期は何が大変だった?体重管理体重管理が難しい。つわりのときは何を食べても嘔吐していたので、体重は減るばかりでしたが、つわりがおさまり食べられるようになったら一気に体重が戻ってしまうので、そこからは増やさないように必死でした。食べなくちゃいけないけど、体重管理もしっかりとなると難しいです。umiさん 【助産師コメント】つわりの症状が落ち着くと、食欲が回復して一気に体重が増えてしまうという方も少なくありません。産院の体重管理が厳しく、ストレスに感じてしまう方もなかにはいらっしゃいます。妊娠すると、おなかの赤ちゃんや羊水、胎盤などの他に、ママの身体に必要な脂肪がつくため、ある程度は体重が増加します。ですが、体重が増えすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの合併症を起こすおそれがあったり、出産の際、陣痛が弱くなったりすることがあります。妊娠中の体重増加の目安は人によって異なりますが、バランスの良い食事を摂り、体調に合わせて体を動かしたりするように心がけましょう。 産院選び病院選びは大切だったと後から思いました。初診の病院で出産予定でしたが、知人のすすめで途中から病院を移りました。小さな産院ですが、助産師さんたちのケアが充実していて安心して出産に挑めました。初めての出産だったのでわからないことや不安なことだらけでした。最初に受診した病院が悪いという訳ではないですが、最初の病院は大きな産婦人科で、流れ作業的な感じがあり小さな不安を相談できる環境ではなかったように思います。病院は自分が安心できる場所をおすすめいたします。ちびのすけママさん 【助産師コメント】妊娠が判明し、どこで出産するか迷われる方もいらっしゃるでしょう。大きな病院、クリニック、助産院、あるいは自宅……と、出産できる場所はさまざまです。通院しやすい、ごはんがおいしい、きれいで清潔など、ママたちのこだわりポイントもそれぞれ。人生のイベントとも言える出産を安心して迎えられるように、何を大切にしたいかご夫婦で話し合って納得の行く産院選びができるといいですね。 夫とのコミュニケーション妊娠判明後結婚したので、入籍の準備やあいさつ回りなどでひどいストレスを感じました。夫は子どもができた実感がなく、遊びに行ったり、自由気ままに生活したりしていて、その行動や態度にもイライラ! こっちばかりつらい思い、大変な思いをして!! と不満ばかりが募りました。ですが健診に一緒に行くことにしたところ、どんどん父親の実感が湧いてきたみたい。妊娠中期になり、胎動が感じられたり、おなかが出てきたりすると、さらに実感が湧いて、わたしにもやさしく気づかってくれるようになり、喧嘩もなくなりました。マロンまま 【助産師コメント】自分のおなかの中で新しい命を育んでいる女性に比べて、早い段階で「これからパパになる!」という実感を持つ男性は少ないようです。そんなパパに対して、まろんママさんのように一緒に妊婦健診に行ったりするほか、健診結果をパパに伝えてエコー写真を見せたり、両親学級に参加するなどして、パパになる実感を少しずつ持ってもらうようにするといいかもしれませんね。そしてなにより大切なのが夫婦間のコミュニケーション。溜まりに溜まったパパへの不満がある日突然爆発! というようなことが起こらないようにお互いの思いを伝え合う時間を取れるようにできるといいですね。また妊婦さんでもできる自分なりのストレス発散方法をみつけておきましょう。 上の子のお世話上の子が小さいと、おなかに赤ちゃんがいるということは言ってもわかるものではないので、 体調が悪くて寝転がっていたりすると不意にものすごい勢いで抱きついてきていました。上の子も甘えたい時期、おなかの赤ちゃんも大切。上の子のことも考えつつの妊娠初期は大変でした。ぴーままさん 【助産師コメント】体調が優れないなかで、上のお子さんのお世話をするのは大変かと思います。そんなときに上のお子さんがなかなか言うことを聞いてくれなくてイライラ……という方も。このような状況は、ママにとっても上のお子さん、そしておなかの中の赤ちゃんにとっても好ましくありません。大変なときは周りの人の助けを借りましょう。パパやママにとって新しい家族が増えるというのは人生におけるイベントの1つと言えるかと思いますが、上のお子さんにとっても大きなできごとの1つです。赤ちゃんが生まれたら上のお子さんと2人きりの時間を取ることが難しくなるかもしれません。大変なこともたくさんあるかと思いますが、上のお子さんとの時間も有意義に過ごせるといいですね。 まとめ妊娠初期の体験談をまとめてみました。ご自身の妊娠初期のことを思い出した方もいれば、こんな症状があるなんて知らなかった! という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 妊娠・出産は病気ではないとよく言われますが、ママの体は大きく変化し、ときにはつらい思いをすることもあります。妊娠中にはこんなことが起こることがあると前もって知っておくと気持ちも少しラクになるかもしれませんし、ママを支える周りの人の理解も深まるかもしれませんね。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年06月24日子どもが親の意見に対して口答えしたり、反抗的な態度を取ったりするようになると、「もしかしたらうちの子、反抗期?」と思うパパママは多いことでしょう。今回、「子どもの反抗期」についてアンケートを取ったところ、「反抗期の時期」や「反抗期がある、ない」については、必ずしも一律ではなく、子どもによって異なってくることがわかりました。まだ子ども自身が小さくて反抗期はまだ先と思うパパママも、なんとなく気になるこの話題。すでに突入している人たちからお子さんの反抗期の態度、親が取った対応などを聞きながら、乗り越えるコツについて考えてみたいと思います。■「子どもの反抗期」7割以上があると回答アンケートでは、子どもに反抗期があったかどうか聞きました。その結果、「小学校低学年から高校生までの間に反抗期があった」と答えた人はあわせて74.4%となり、7割以上の親が子どもの反抗期を経験していることがわかりました。また、「まだ反抗期になっていない」と答えた人は23.3%で、その回答の裏には「これから反抗期を迎えるだろう」という予測も含まれていると考えられそうです。一方、「反抗期はなかった」と答えたのはわずか6.2%で、多くのパパやママたちが子どもの反抗期を経験しているか、もしくはこれから迎えるだろうと考えているといえそうです。Q.子どもに反抗期あった?小学校低学年であった 15.1%小学校高学年であった 18.4%中学生であった 20.5%高校生であった 20.4%まだ反抗期になっていない 23.3%反抗期はなかった 6.2%わからない 8.2%その他 5.1%■反抗期の特徴1、暴言、暴力「反抗期」と一口に言っても、実際に子どもとの具体的なやり取りは、家庭によって異なります。今回いただいたエピソードから多かった反抗期で起こる子どもの態度を3つにまとめました。まずは、親にとってもっとも過酷と思える暴言、暴力に関するエピソードです。「中学のとき喜怒哀楽が激しくなって、私に対していつも怒っていましたね。『お母さんにしかあたれないんやな』と理解していました」(三重県 50代女性)「高校受験前は反抗期が一番ひどかった。朝、『おはよう、今日はゆっくりだね』と言っただけで『死ね』と言われていました。最高に険悪でしたが、高校になったら落ち着きました」(東京都 40代女性)「高校生の息子とバトル。ああ言えばこう言う、みたいな言葉戦がエンドレス。口だけは達者!」(神奈川県 40代女性)「小学校5年生くらいから中学3年生までありました。一番ひどかったのは中学生のときで、『食器棚のガラスは割る』、『ドアに穴を開ける』、『壁に足跡のへこみをつける』など大変でした」(千葉県 40代女性)理由もないのに「死ね」と言われたり、家の中を壊されたりという、驚きの体験談が寄せられていました。ほかにも、「高校生になった娘とは毎日口ゲンカが絶えなかった」というコメントもあり、反抗期の子どもたちはなかなか手ごわそうです。■反抗期の特徴2、会話が成立しない暴言、暴力はなくても、話してくれない、会話にならないといった、「子どもとのコミュニケーション」がスムーズにできなくなったという声も多く寄せられました。「次男が中学3年のときに突然反抗期が始まり、いつもニコニコして明るかったのに一切しゃべらなくなり、その変貌ぶりにとても悲しい思いをしました」(大阪府 50代女性)「娘が小5から中2までひどかった。何もかもにつっかかり、文句をつけて人のせいにする、そして無視される日々。『人が真面目に話してるんだから聞けー』って叫びながら戦ったこともあります」(青森県 30代女性)「中3の反抗期は最悪。受験の大事な時期なのに、志望校を決める話し合いすらできませんでした」(千葉県 50代女性)こうした子どもの変化は、親としてもなかなか認めたくないと感じてしまうもの。また受験、進路を決める時期といった子ども自身の将来を考える上で大切なときに、話さえできなくなると、親も焦ったり、追い詰められたりと言った気持ちになるのかもしれません。■反抗期の特徴3、親の言うことを聞かない「こうしなさい、ああしなさい」など、親が子どもに対して指示したことは、かえってやりたくないというのは、子どもの反抗期の特徴的な態度と言えるかもしれません。「男の子ですが小5で反抗期に。怒られるとわかっていることをして、怒られるとふてくされる」(千葉県 30代女性)「上の子は小2ですが小1から反抗期。毎日の宿題や家庭学習、日々の最低限の片付けや生活習慣などについてケンカばかりで、情けないですが母親をやめたいと思ってしまうほどです」(北海道 40代女性)「うちの子は『うん、わかった』と返事はいいのですが、言ったことはやらず、行動は反抗的です。いろんな反抗期があるんだな~と勉強になりました」(茨城県 40代女性)自分が子どもだった頃を思い返してみれば、その気持ちも理解はできそうですが、親となってみると自分の話をまったく聞いてもらえないと、悲しく感じたり、イライラしてしまったりするものですよね。■反抗期はいつから? いつまで?また、「反抗期の時期」については、「小学生」と答えた人があわせて3割余り、「中高生」と答えた人が約4割という結果になりました。アンケートの選択肢にはありませんでしたが、期間をまたいで反抗期が長期に渡って続いたという声も多くありました。「長女は、年長で2人目ができてからずっと反抗期だった気がします。高校生になって少し落ち着いたかな」(広島県 50代女性)「小学校高学年から高校3年のいまに至るまで、ずっと反抗期が続いています。家庭に平和はいつ訪れるのでしょう…」(静岡県 50代男性)「14歳の息子、もともとあまのじゃくで言うことを聞かないし、ああ言えばこう言うので、いつが反抗期なのかわかりません」(千葉県 40代女性)そもそも、反抗期とそうではない時期というのは、子どもの性格の違いや親自身の感じ方の違いなどもあるため、明確に線引きできるものではありません。ただ、そのなかでも長期間にわたって反抗期が続いていると感じている親たちは多かれ少なかれ、「いつ終わるかわからない」というストレスを抱えていることは想像がつきます。さらに、「兄弟間でも反抗期の有無や反抗期の時期が異なっているため、回答はしぼれない」というコメントも複数ありました。子どもの反抗期を一括りにして説明することの難しさをあらためて感じるとともに、兄弟間でもまったく異なる成長をしていくのだと気づかされます。■反抗期は必要!? 「反抗期はない」も不安一方で、反抗期がないがゆえの悩みを持つ親もいるようです。「長男が高校生、次男が中学生、長女が小学生のとき、私にガンが見つかった。みんなで落ち込み、見つかった当初は私は泣いてばかり。主人は自分の仕事が一番で、手術日以外は病院に来てくれませんでした。それを見ていた子どもたちだから、もしかしたら反抗する機会がなかったんじゃないかとも思います」(神奈川県 40代女性)「4年生、2年生、年長の三兄弟がいますが、まだ反抗はなく、それどころか言い返すことさえしないので心配。私は愛情を注いでいるつもりですが、『怖いのかな』とか、仕事で帰りが遅かったりするので『甘えたいのかな』とか。逆に悩みどころです」(島根県 40代女性)「反抗期は子どもが親にきちんと気持ちをさらけ出せているということ」、「愛されていることがわかっている証拠」などと言われることもあります。こうした考えを聞いてしまうと、「反抗期がないことが心配」と、悩みを抱えてしまう場合もあるのかもしれませんね。あればあるで大変な反抗期、されどなければないで心配な反抗期、つくづく子どもの反抗期とは、親の悩みのタネだと言えそうです。■反抗期を経験した親たちから学ぶことそれでは、子どもの反抗期をどのように乗り越えればいいのか、コメントをもとに考えてみましょう。▼子どもとあえて距離をとる「何を話しても無視でしたが、中学に入ったらピタッと反抗期が終わった。反抗期の子どもにはかまわないのが1番だと思います。その方が早くその時期を抜け出せる気がしています」(新潟県 40代女性)子どもたちがコミュニケーションを拒否する場合、親は干渉せずに、あえて距離をとる。子どもが中学、高校生といった場合には、この対処を選択する人は多いかもしれませんね。子どもが自立を考えるような気もちでの反抗期の態度であれば、この対処もある一定の効果が期待できそうな気はします。ただもし、子どもが学校などで悩んでいる場合に起こっている感情の不安定さだったことを考えてしまうと、親としても決断するのは難しそう。また「子どもには子どもの人生がある」と十分わかっていても、親がはたして距離を取ってしまうことが本当にいま現在良いことなのか、悩む親が多い気がします。▼根気強く子どもと向き合う「息子がちょっとづつ反抗し始め、いつか笑って話せるようにと思いつつ、子どもの間違ったところには命懸けでぶつかり合う覚悟で向かっています」(千葉県 50代女性)「長女とは中学生のときに取っ組み合いのケンカをしました。社会人のいまはお互い1番信頼できる関係です。ストレス解消として、『家に帰ってあたれるところがある』というのはいいのではと思います。取っ組み合いでも大ゲンカしてでも子どもがそれで発散できたらいいと思います」(埼玉県 50代女性)「根気強く子どもと向き合って話し、体ごと真剣に受け止めてあげることが大切。親になるための試練でもあるので、親子としての絆を深めるためには必要な過程だと思う」(北海道 50代男性)子どもがいくら反抗的な態度だったとしても、「間違っていることは間違っている」とはっきり言葉で伝える。ときには体でぶつかって、子どもと向き合うと心がけている。という真正面から子どもと向き合う親からのコメントもありました。子どもとぶつかり合うのは、親の時間、体力、精神力が必要となってきます。場合によっては、真正面からぶつかり合うことで、お互い消耗してしまうこともあるかもしれません。それでも、「子どもとは向き合う」を重視している声が聞かれました。▼「命令」ではなく「提案」をする「『~しなさい』という指示ではなく、『~しよう』と提案するよう意識しました。提案だと、受け入れるかどうかを子どもに委ねることになり、子どもは『やるかやらないかを自分で選んだ』という気持ちを持てるし、結果の責任も自分になります。そして、うまくいかなかったときに、『だから言ったじゃない』と言わないようにしています。そうすると、子どもなりに次から気を付けるようになります」(埼玉県 30代女性)子どものためだからと、ついつい「あれしなさい、これしなさい」と、命令口調になってしまう。これは日々自覚しながらも、あらためようと思っている親も多いのではないでしょうか?自分が子どもの立場になってみると、命令ばかりされては、なかなか行動に移せないとわかります。さらに「子どものため」と言いつつ、それは「親の都合」「親の責任転嫁」だったりすることも…。コメントのように、「提案」とすることで、「決めるのは子ども」と実感させることは、とても大切なことだと思えます。ただ、どこまで任せられるのか、結局何もしなかった場合にどこまでなら「子どもの決めたこと」を通せるのか。親としての度量の深さも問われていると言えそうです。▼子どもに寄り添う「自己主張できるのはすばらしいこと。本人の言い分をまずは聞いてあげたいです」(東京都 40代女性)「まずは言い分を聞いてあげたい」、「子どもにとっていい距離を模索している」など、子どもに寄り添いたいと考えているパパやママからの声が集まりました。反抗期とは言っても、これまで親子で築いてきた時間がなくなってしまうわけではありません。たしかにその関係性が変わることもあるかもしれませんが、それも子どもの成長の証と認められると、あらたな親子関係を模索していくことができるのかもしれません。ここまで、子どもの反抗期について考えてきました。子どもによって反抗期の有無、その大小や種類は異なっていて、大変な思いを抱えているパパママがたくさんいることがわかりました。そして同じだけ、いえもっと多くの子どもが自分の感情のゆれや大人になっていく体と精神のギャップに悩んでいるのかもしれません。記事中では反抗期について種類を分類して、対処法についても考察しましたが、目の前にいる子どもにはここで挙げたような方法がうまくいかない場合も多いことでしょう。そして日々の摩擦で、悩んでいるパパやママもいるかもしれません。最後に、こちらのコメントもご紹介します。「反抗期の娘、なかなか毎日がハードです。お母さんだって人間だもの、参考書どおりの対応がいつもできるわけじゃない。その代わり自分に余裕があるときは思いきり甘やかすし全力で一緒に遊ぶ! 子どもの心の成長に寄り添えていたらいいな」(岩手県 20代女性)日々、トゲトゲした感情に触れていて、疲弊してしまっているパパママもいるでしょう。「反抗期の親のNG行動」「反抗期のやってはいけない接し方」といった情報をみながら、日々格闘している人も。そんなときには、一度パパママも子どもと真正面から向き合うことを横に置いてしまってもいいかもしれません。家のなか全体がギスギスして、金切り声だけが響いている環境というのは、やっぱり親も子も苦痛でしょう。それならまずは自分の元気を取り戻すことに注力して、日々をリセットしてみるのも悪くはないのではと思います。反抗期は、親子関係をあらためて考えなおす「試練の時」という気もします。寄せられたエピソードのなかには、「子どもが巣立つときが必ず来るから、いま一緒にいる時間を大切にしたい」といったコメントもありました。もう一度、親子関係を構築することで、子どもはより自立した大人へ、親も手を繋いで守ってきた子どもとの子離れへと進んでいかれるのかもしれませんね。Q.子どもに反抗期あった?アンケート回答数: 5324件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年06月23日断乳と卒乳。迷われる方も多いのではないでしょうか?私は、一人目を断乳、二人目が卒乳でした。どちらかがよかったと推しているのではなく、一つの体験談として読んでいただけるとうれしいです。■ワンオペのわが家にあった断乳・卒乳スタイルは?離乳食も進んできて、そろそろ気になってくるのが断乳。よく断乳はとても大変だと聞きます。そりゃ、これまで慣れ親しんだ母乳から離れるのだから、そう簡単にはいかないんだろうと思いますよね。そしてネットなどで先輩ママたちの体験談を探したら…・断乳は夫婦の一大行事。夫が連休のときに行う方がいい・ママだと母乳がもらえると思ってしまうから、断乳中の寝かしつけは夫が引き受けるべし・三日三晩泣いて泣いて…家族全員寝不足を覚悟せよこんな情報を目にしました。しかし…■満面の笑みの娘への最後の授乳は…10ヶ月は少し早いような気がする。12ヶ月だと、おめでたい1歳のお誕生日に、赤ちゃんの心のよりどころ母乳とバイバイするのもかわいそうな気が…。そこで中途半端だけれど、11ヶ月に決定。次の子を妊娠した、働きにでる、病気…といった何か断乳しなければいけない理由はなにもなかったのですが、「1歳前には断乳したほうがいいよ」という母の言葉で断乳することにしました。■授乳は母子ともに幸せな時間だった離乳が進み、日中の授乳は少なかったものの、寝かしつけは毎回授乳頼み。三日ほどは眠れないと覚悟していましたが…。一日目はしばらく泣いて、お茶を飲ませてだっこでゆらゆらしていると、いつしか娘は眠り。少し胸が張るけれど、我慢我慢と、私もそのまま寝ました。夜中も何度か起きたけれど、お茶を飲んで30分ほどゆらゆらしていると少し泣くけど寝付く娘。あれ、案外いけるかも…。お風呂では娘に胸を見せないように、ブラジャーをしたまま入り、日を追うごとに娘の母乳への執着は薄れて2ヶ月、断乳は無事に成功。これまでずっとミルクタンクの役割を担っていたおっぱいはパンパンでつらかった。結果的には、娘の断乳は思っていたほど大変ではなく、案外すんなりと終わってほっとしたやら拍子抜けやら。無事に断乳ができて良かったはずなのに、しっくりこない。胸にぽっかり穴があいたように、さびしい。娘が授乳をとおして栄養と安心を得ていたのと同じく、私も授乳をとおして、癒やしを得ていたようでした。妊娠中に仲良くなった、娘と1ヶ月違いのママ友さんが、私の断乳後も授乳を続けているのをみて、すごくすごくうらやましかったです。幸せそうな母子だけの密着時間。いいなぁ…。■卒乳断乳は「いつまで」に縛られなくていいこうして、次に子どもを授かったときには、「断乳ではなく、自然卒乳を目指そう!」と思っていました。「いつまでも乳離れできないのでは」そんな心配もありましたが、遅かれ早かれ、いずれは離れていってしまうもの。そして子どもは二人の予定のわが家では、これが最後の授乳。そして第二子である息子が自然卒乳したのは、3歳半ごろ。びっくりしますよね…(苦笑)。2歳半ごろにいったん卒乳したかにみえたのですが、何かのタイミングでちょこっと飲んでみたり。そこまで頻度は高くないものの、甘えたいときや眠いときなど、飲みたがったときに飲ませて(とはいっても、このころは飲むというより吸っていただけだと思いますが)いました。さすがに2歳くらいからは人にまだ授乳していることを言うことははばかられたので、“たまにこっそり家で”でした。授乳期間が長かったおかげで(?)甘え上手な息子になりました。断乳と卒乳。いつの時期がいいのか、どっちが正しいのか…。いろんな議論がありますが、正解なんてないと思います。親子の数だけ、やりかたがある。いろいろ考えて、答えを出せるといいですね。自分たち親子のことなのだから、まわりの意見は気にせずに…(ただ実際には、外野はいろいろ言ってきたりしますが…)。自分と子どもが納得した乳離れができますように。そして、それまでの幸せな授乳時間を大切に過ごせますように。
2019年06月14日1人目が1歳6カ月のときに、2人目を授かりました。1人目、2人目共につわりがひどかった私。妊娠初期から続く体調不良で食欲や体力が落ち、気力も失い、気持ちはどん底に……。今回は2人目妊娠中のどん底エピソードをお伝えします。 料理をすること、考えることがつらい!つわりによって、においすべてに気持ち悪さを感じ、特に食べ物のにおいが1番ダメでした。保育園にも行っていなかった娘には朝昼晩と3食作る必要があり、苦しみながら作る毎日。 鼻にティッシュを詰め、マスクをして料理をしていました。考えるのも嫌になったときには、コンビニに置いてあるパウチ惣菜を大量に購入! 主菜や副菜の種類も豊富で保存期間も長いので、とても役に立ちました。 動くのがつらい!食べることができないと動く体力もなくなり、1日中横になっていたい……。だけど2歳近くの元気な娘は家の中でも常に動き回ります。安全確保やお世話のためにどうしても動かなくてはいけないのがつらかったです。 娘が寝た後に趣味の手芸もできなくなりました。やりたいのに動けないことに生きがいをなくし「私はなんのために生きているの?」と悲しい気持ちに……。 外に出るのも苦痛でしたが、娘のために頑張って子育て支援センターや公園には行っていました。外の空気を吸ったり、先生や他のママと話しをすることは気分転換となり、暗かった気持ちも少し回復できたのはよかったです。 寝るのもつらい!娘の寝かしつけは毎日私の担当。温かいお布団でやっとゆっくり横になれる……と思っても、娘におなかを蹴られる恐怖が……。もう1つ、つらかったことが、娘の口臭でした。今まで感じなかった娘のにおいにまで過敏になり、顔を背けたいけど「ママ、こっち向いて!」と逆向きを許してくれない娘。 その後、妊娠中期に身長ほどの長い抱き枕を購入しました。おなかを守る役目と娘との距離が少しできるので、もっと早く購入していればよかったです。寝かしつけた後にもう一度起き上がる体力もなく、そのまま寝落ちする毎日。自分の自由時間はほぼ0でした。 妊娠初期はつわりがひどくてどん底な気持ちが続きましたが、妊娠中期になるとつわりも気持ちも落ち着いてきました。娘との2人の時間を大切にしようと思い、預けることに抵抗がありましたが、気持ちがどん底になる前にもっと一時保育などのサポートを使えばよかったと思いました。著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2019年06月09日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。小さな子どもの想像力にたびたび驚かされてしまうかーちゃんですが、以前、友人の子どもが5歳くらいのときに、布団の間に住んでいる妖精とよく会話をしていたなんて話を聞きました。うちの子もそんな話をするようになるのかな~と思っていたら…! モン太が4歳のころに突然、小さい妖精(?)の話をするようになりました。今回はその不思議な妖精のエピソード。■息子が教えてくれたイマジナリーフレンドの姿ある日モン太が口にした、「コージージャ」というお友達。これがうわさの小さな妖精!? かーちゃんは興味津々! さっそくモン太にコージージャについていろいろ聞いてみました。■小さな子どもにしか見えない妖精は…おじさん?どうやら、コージージャは空き家の屋根に住んでいる、かけっこが好きな50歳のこどもだそうです(笑)質問するとすぐに細かく話してくれるので、想像の世界なのか、本当に見えているのか…わからなくなるほど! その後もたびたび「コージージャと遊んだよ!」という話をしてくれ、うんうんと聞いていたかーちゃんですが…。5歳を過ぎたころからコージージャの話はパタリとしなくなりました。それとなく「最近コージージャとは遊んでないの?」と聞いてみると…■子どもの成長とともにお別れしていた…!コージージャがいた空き家は更地になっていて、引っ越してしまったんだそうな…。いつの間にか切ないお別れをしていたなんて…!そして成長するにつれ、コージージャのこともすっかり忘れてしまったモン太を見て少し寂しいかーちゃんです。小さなころにしか聞けない素直でかわいらしいお話は、記録に残して大切にしておきたいものですね!キーちゃんもそろそろ小さな妖精の話をしてくれないかな~と思ってワクワクしていますが、今のところまだ何もありません(笑)
2019年06月08日私は太り過ぎの状態で妊娠したので、「体重が増えないようにしましょうね」と医師から指導されました。そこで、安定期に入ってから妊娠9カ月まで、医師と相談しながらプールに通っていました。 妊娠したら太るものじゃないの?妊娠したら赤ちゃんも大きくなっていくわけだし、当然体重は増加するものだと思っていました。しかし私は妊娠と同時に「これ以上太らないようにしてください」と医師に言われてしまったのです。さらに、「積極的に運動してください」とも……。 まさか妊娠してすぐに「運動しなさい」と言われるとは思いもよらなかったのですが、ここは今までの生活を振り返り、できる範囲で運動して頑張るしかないと心に決めました。 妊娠中でもプールに通っていいの?おなかが張りやすかったこともあり、「プールで歩いてみたらどうかな? 身体を冷やしすぎないようにだけは気をつけてね」と医師からアドバイスを頂きました。 周りに妊娠中に水泳をしていたという友だちもおらず、最初は「えっ、いいの?」とびっくり。でも、アメリカでは妊婦さんが泳ぐこともあるという情報をインターネットで見つけて、挑戦してみることにしました。 楽しく続けられました!プールでのんびり歩いたり、手だけのクロールや平泳ぎで泳いだりしました。外でウォーキングをすると張りがちだったおなかも、スイミングだと水中で負担がかかりにくいのか、張ることもありませんでした。そのため、妊娠中に無理なく続けることができました。プールで運動できてよかったなと思っています。 妊娠中に適度に運動できたのでストレス発散にもなり、体重も増加せずにキープすることができました。また、私は妊娠中ずっとつわりがある体質だったのですが、なぜかプールにいる間はつわりの症状に苦しむこともありませんでした。プールのおかげで、とても快適な妊娠生活を送ることができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。また、プールでの転倒等の事故には十分にご注意ください。 著者:ライター 舟橋海央4歳差の男子2人の母。同じ男の子でも性格の違う2人からいろいろ学びながら子育てを満喫中。自身の子育て体験をもとに記事を執筆している。
2019年06月07日私は、生理予定日前に妊娠を自覚しました。なぜなら、いつもの生理前とは違う体調の変化が起きたからです。その後、妊娠検査薬の陽性反応を見て、それがつわりだと実感しました。私が経験した体調の変化やつわりの症状を紹介します。 生理予定日前に起きた体調の変化妊娠前の私は、生理不順とは無縁の生活を送っていました。そのため、自分の生理周期はきちんと把握していましたが、そのときの体調の変化は生理前とは違っていました。 具体的には、おりものシートなしでは過ごせないほど、おりものの量が増えたこと。また、食べ物の好き嫌いが増えたことです。もともと食べ物の好き嫌いはあまりありませんでしたが、たまねぎやにんにくなど、クセのあるものが食べられなくなったのです。ただ、このときはあまり深く考えませんでした。 それがつわりだと気付いたとき私は体の変化には気付いたものの、それが何かわからずにいました。「年齢とともに体が変化しているのかな……」と考える程度。そんなある日、下着に違和感を覚えてトイレに行くと、おりものシートではおりものをカバーできないほどの水っぽいおりものが大量に出ていたことがありました。そのとき、なぜか「妊娠」の言葉が頭に浮かんだのです。 妊娠検査薬を使って調べると、くっきりと陽性反応が出ました。すぐに産婦人科で、きちんと検査し、妊娠の診断を受けました。 つらいつわりを改善するために妊娠を自覚してからの生活は、つわりに耐えることに必死でした。妊娠初期は、上記の体の変化に加え、吐き気、気持ち悪さがメインでした。水分補給だけを忘れず、自分のペースでのんびり過ごしました。 妊娠後期のつわりは、げっぷでした。とにかく体を冷やさないように温かいたんぽぽ茶を飲み、腹巻きと靴下は必需品です。げっぷは、刺激物や炭酸など胃に刺激を与えるものを避けることで改善しました。 妊娠時の体調の変化やつわりの症状は人それぞれですが、どれも赤ちゃんがおなかにいる証です。快適なマタニティライフになるように、じょうずにつわりと付き合うためにも自分らしい改善策を探したいですね。著者:手塚みく三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月03日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の高杉絵理さんからメッセージです。 妊娠がわかったら嬉しさとともにやってくる「つわり」。つわりは妊婦さんの約半数以上が経験するといわれている妊娠初期の不快症状です。そのつらいつわりの時期を少しでもラクに過ごせる方法をお伝えします。 つわりとはつわりとは妊娠初期に現れる不快症状のことで、吐き気や嘔吐などの消化器症状や匂いに敏感になったり、嗜好や味覚が変化したり、眠気や疲れやすさが生じる、などがあります。人によって症状や程度はさまざまで、これらの症状が全てある方もいれば、消化器症状は全くなく、眠気や疲れやすさだけの方もいます。また、消化器症状も嘔吐が続く「吐きづわり」の方もいれば、空腹になると吐き気を感じる「食べづわり」の方もいます。 多くの方は妊娠5週頃より始まり、妊娠15週前後には軽快します。妊娠16週頃には胎盤が完成するのでホルモンバランスが落ち着いてくるからだと考えられていますが、つわりの原因は明らかにはなっていません。妊娠初期に分泌されるホルモンの影響ともいわれていますが、症状が現れない方もいるのでそれ以外の要因もあるのかもしれません。 食事のポイントは2つ!つわりを軽減する食事のポイントをお伝えします。 ①つらいときは無理して食べなくて大丈夫つわりのときは、「食べられるものを食べられるときに」、「飲めるものを飲めるときに」摂取できれば大丈夫です。ママとしては赤ちゃんのために栄養バランスのとれた、温かいものを食べなくてはいけないと思う気持ちは強いでしょう。しかし、この時期は今ママに備わっている栄養だけで十分に赤ちゃんは育つので、無理して食べなくても大丈夫です。つわりがおさまったら赤ちゃんのために栄養バランスのとれた食事をとりましょう。 ②つわりが軽い時間帯と、飲めるもの食べられるものを見つける1日の中でも吐き気や嘔吐がつらい時間帯や、比較的飲食しやすい時間帯があります。朝方や夕方以降はつわり症状がつらい方が多いようです。 食事に関しては、さっぱりしたものや冷たいものの方が喉ごしもよく、つわり中でも食べやすい傾向があります。たとえば、フルーツや柑橘系のジュース、ヨーグルトなどです。また、嗜好の変化から一つのものが無性に食べたくなってそればかり食べてしまうということもあると思います。そういったものは、いつでもお口にいれられるように持ち歩いておくと安心です。 この時期はママがラクに過ごせることが大切です。自分が少しでもラクに過ごせる時間を見つけて、食べてラクになるもの、飲んでラクになるものが見つかるといいですね。 ラクになる過ごし方のポイントは3つ!つわりのとき、少しでもラクに過ごしたいですよね。食事のとり方以外でラクになるためにできることがあります。 ①ゆったりした服装でつわりのときはゆったりとした服装で過ごしましょう。締めつけるような服装だと、吐き気などを助長したりすることもあります。 ②妊娠初期のうちに職場(上司など)に報告する妊娠初期に妊娠したことを周囲に伝えるのは少し気が引けるかと思います。しかし、初期のころはつわりで体調がつらかったり出血することも。上司に相談してお休みしやすい環境を整えることも一つです。 ③とにかく休む!横になる家事も妊娠前のようにはいきません。眠気があったり、疲れやすかったり、集中力が低下していたり……なので、時間を見つけては横になるようにし、家事も少しペースダウンして過ごせるといいですね。 だんだんお腹が大きくなってくると思うように動けなかったり、今までのように過ごせなかったりします。そのための練習です。赤ちゃんが「ママ、無理しないでね」って教えてくれていると思って、つらさを感じるときはすぐに横になったり休憩したりするようにしましょう。 まとめつわりの症状や程度は本当に人それぞれです。水すら摂取できない妊娠悪阻になる方もいれば不快症状が全くない方もいます。また、妊娠初期はホルモンの影響で気分も落ち込みやすく、心身ともにつらい時期です。嬉しいはずの妊娠を喜べないこともあるでしょう。でも、このつらさもいつか必ず終わります。ゴールの見えないつらい日々も、つわりが終わり、胎動を感じるようになってくると、「私のところに来てくれてありがとう」「ママを毎日幸せな気持ちにしてくれてありがとう」と思えるようになりますよ。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年05月31日私のつわりは「ひどい倦怠感と嘔吐が主に午前中、あとはひたすら眠い」というものでした。とは言っても、常にそうであるというわけではなく、夕方にひどい倦怠感にみまわれたり、吐き気で夜中にトイレへかけ込むなんてこともざら。いつ具合が悪くなるかわからず、「そのストレスでまた体調を崩しているのでは?」ともんもんとしました。■つわりの苦しさのなか、支えてくれたのは夫でした「つわりは自分で体調を整えれば、なくなるというものではない。自分ではどうしようもできないということが、つらいんだな!」と実感しました。つわりの時期もその後も、ずっとそばで一緒にがんばってくれたのは夫でした。■夫にとっての「あたり前」とは?夫としては「育児は2人でするもの、そこにつながる妊娠と出産もふたりで乗り切るもの。妊娠も出産も自分が代わりにすることはできないけれど、その分も妻を助けなきゃ!」という気持ちだったようです。それが夫にとっての「あたり前」であると…。とにもかくにも、映画のつわりシーンの「優しい手だな~」という印象を思い出すたびに、芋づる式に夫の顔が浮かび、日々の(夫に対する)ちょっとしたイラだちなんて一瞬で消し飛ぶくらい、夫に協力してもらいました。■妊娠中の夫の優しさが思わぬ形で可視化!?おなかが大きくなるにつれ吐き気や嘔吐が減り、眠い時間が増え、中期から後期はただただ眠い日々だったような気がします。そしてつわりがほとんどなくなったころから、夫の優しさは順調に私の脂肪へと変換されていくのです。思わぬ落とし穴でした。【鈴木し乃さんの妊娠出産ストーリー】● 妊娠初期、母性が芽生えず戸惑い…夫の態度が不安に拍車をかける! ● つわり中、夫の神対応がすごすぎる!その恵みが思わぬ事態を引き起こす!? ● 「本陣痛は“激しい便意”に似てる」は本当か。痛みの違いってわかるの?
2019年05月21日妊娠中は体重が増加するものですが、増え方のペースや数値は気になりますよね。妊娠初期はあまり気にしていなかったけれど、産院で細かくチェックされるうちに食事や運動に気をつけるようになったという方も多いのではないでしょうか。筆者も後者のタイプで、妊娠29週を境にぐんと体重が増え始めたことで、やっと意識して生活習慣を見直し始めました。 体重に関して無関心妊娠前の体重は平均値で、変化も激しくありませんでした。そのため体重計に乗る習慣がなく、体重はいくつかと聞かれても正確に答えられないくらい無関心。 妊娠がわかったときも、10kg増加に抑えるくらいは普通に生活をしていればできるだろう、と軽く考えていました。妊娠初期に食べづわりでよく食べたせいか、1カ月に3kg増えた時期もありましたが、つわりが収まると体重増加のペースは緩やかになりました。 妊娠後期に体重増加のペースが倍に危機感をもったのは妊娠29週に入ってから。つわりがおさまってからは2週間に300~500gくらいの増加ペースだったのが、1kgに増えていたのです。そのころはまだ仕事をしていたので、電車で通勤したり届け物をしたり、体を動かす機会がちょこちょこあったにもかかわらずの結果でした。 さらに臨月に入るとこれまでとは比べものにならないくらい体重増加のペースが速くなると聞いていたので、今の時点でこれはマズイ……と感じるようになりました。 やっぱり歩くのが手軽普段から運動をする習慣がなかったので、いざ妊娠中にもできる運動を! と思っても何も思いつきません。マタニティヨガにも興味はあったのですが、近くにいい教室がなく……。結局、1番手軽で無理のない、「歩く」という方法で運動することにしました。1日30分が目安です。 ただ近所を歩くだけだとつまらないので、「今日は書類を出したいから郵便局まで歩く」とか、「天気がいいから河川敷を1周する」とか、その日の気分で目的地を決めて、景色を変える工夫をしました。 ウォーキングの効果があったのか、妊娠35週から出産した妊娠41週までの体重増加を3kgに抑えることに成功! トータルでは10.5kgの増加でした。その年は秋晴れで小春日和の日が多く、気持ちよく歩けたのでストレス発散にもなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年05月19日妊娠して幸せの絶頂期だったときに始まった「つわり」。あまりの体調の悪さに仕事も辞め、家の中でひきこもる毎日。体重も落ちてげっそりするぺぷりさんに夫はほぼ無関心であるかのような態度を続けます「つわりで夫婦が壊れる!? 1」は、 「つわりで退職、体重激減、それなのに夫は…」 をお読みください。もともと被害妄想は激しい方ですが、つわりの苦しみと妊娠中の情緒不安定も手伝って、どんどん悲しみのスパイラルに入ってきます。■つわりの苦しさで被害妄想から抜け出せない!「2人の子をおなかに宿して、妻がこんなつらい思いをしていても、いまいち実感のない夫…!」■暗い闇の中、息が苦しい! 突然起こった「過呼吸」かー!! いま考えると、「なんて短絡的! 極端! なんで急にそうなる! 扱いにくい妻ーーーー!!」と思ってしまいます。でも、そのときはなんかもう心身ともにまいっていたからなのか、暗い暗い闇の中にいる感じで、どんどん悪い方にしか考えられなくなっていたんですね。自分で考えた(しかも、なかばねつ造に近いような)悪い言葉がぐるぐると頭の中をめぐり、目が回ってしまいそうでした。ええ、思い切り病んでました…。そしてメールを打ちながら、どんどん鼓動と呼吸が早くなり…。だんだん息苦しくなって、嗚咽しながら、たくさん息を吸いました。息が苦しい! こんなにたくさん息を吸ってるのに、苦しくて仕方がない!そして、手足の感覚がなくて、なぜか変な形で硬直して動かない!初めてのことで、これが「過呼吸」によるものだともわからず、突然の症状にパニック状態になってしました。■夫に抱きしめられながら、涙とともに気持ちを伝えたら優しく背中をさすってなだめる夫のぬくもりを感じていると、少しずつ落ち着いてきて。15分もすると、息も整い、手足の硬直もほぐれてきました。私の様子が大丈夫そうだとわかると、夫はキッチンに行ってホットミルクを持ってきました。「これ飲んで、落ち着こう。どうしたの?」ホットミルクのぬくもりに癒やされて、心も落ち着きを取り戻してきた私。これまで言えずずっと心にしまってきた、つらかったこと心細かったこと不安なことを一気に吐露しました。夫はそんな私の言葉にびっくり。「そんな風に感じていたことは全然気づかなかった。そんな風にさせてしまって悪かった」と謝ってくれました。■察してほしい妻、察することができない夫たしかに、「夫なんだから、妻の気持ちくらいわかるでしょ? それくらい察してくれるのがあたり前だよね」と、あえて口にせず、察してくれないことにイライラすることがこれまでにもたくさんありました。そうか、そもそも全然伝わっていなかったのか…。これからは、モヤモヤ思い悩む前に、まず口に出すようにしよう…!そして夫は夫で、つわりで体調が悪いときはそっとしておいてほしいと思っていたそうで、あえて放置してたらしく…。お互いに、言葉足らずでした。反省。たとえ夫婦といえど他人。思いは言葉で伝えるようにすることで、いろんなことがスムーズにいくようになったように感じます。妊娠のしょっぱなにくる苦難であるつわりは、本当に体力的にも精神的にも修羅場でした。一日中船酔いしているような状態というのは、想像していた以上に苦痛が大きく…。「つわり いつまで」は文字どおり、毎日検索していました。何度検索しても結果は変わらないのはわかっているのに、つわり明けが待ち遠しすぎて、日課のように調べずにはいられなかったです。でも、悲しいかな、何もできなくてただ横になって、たまに嘔吐して過ごす地獄の一日の長いこと長いこと。「一体いつまで続くんだーーーーー!」と何度も叫びたくなりました。つらかったです、まじで。下の子どもが4歳になったいま、赤ちゃんを見ると「赤ちゃん欲しいなぁ」と思ったりします。でも出産よりも、あの長くてつらかったつわりをもう一度すると思うと一歩が踏み出せません。しかもつわり期間ももれなく上の子たちのお世話(幼稚園の送迎や役員活動等含む)もついてくると思うと…「うん! 2人でもう大満足だな」と思ってしまうのでした…(苦笑)2人目つわり中は、実家でお世話になったり一日中家の中にこもったりしてなんとかやり過ごしましたが、小学校や幼稚園などに属するようになるとそうはいかないですもんね・・・。ちなみに、つわりで初体験してしまった「過呼吸」。これ以降も、強いストレスがかかると、たまに(2、3年に一度)ほどでるようになってしまいました。できるだけ落ち着いてゆっくり息するなど対処して、症状が収まるのを待つことができるようになりましたが、つわりのいらぬ副産物でした…トホホ。 ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年05月17日上の子が2歳のときに、私は2人目の赤ちゃんを妊娠しました。とてもうれしいできごとではありましたが、まだ幼稚園に通う年齢ではなかった娘のお世話や家事など、悩みもありました。そんな妊娠期を乗り越えた方法を紹介します。 上の子の室内遊びを工夫! 室内でも活発に楽しく2人目の妊娠が判明し、つわりの症状がピークに達したときは、体調不良であまり外出することができませんでした。そのため、2歳の娘は毎日おうちで室内遊び。それでは退屈してしまうと思い、もっと活発に室内遊びができるよう工夫することにしました。 娘はすべり台が大好きだったので、部屋の中にクッションや布団を重ねて、すべり台風のお山をつくりました。低めに作れば転ぶだけでも楽しそうで、私も横になりながら見守ることができました。娘が踊りながら歌っているときは、その様子をスマホの動画モードで撮影して見せてあげると、とてもうれしそうな様子。まるでコンサートのように楽しんでいました。 つわりでつらい食事作りは娘と一緒に乗り切る!つわりの影響で食べ物のにおいに敏感になっていた私は、食事作りも満足にできませんでした。そんなときは、冷凍食品を活用しながら、娘と一緒にサンドイッチなどをよく作っていました。ちょうどおままごとが大好きな年ごろの娘は、夢中になってお手伝いをしてくれましたよ。 私自身、普段通り食事を作れないことに落ち込んだりもしましたが、逆に娘にとっては料理や食材に興味を持ついい機会になったと思います。そんな娘の姿に私も励まされていました。【関連リンク】・妊娠初期はどんな症状があった? 大変だったことは? ママたちのリアル体験談まとめ パパや家族の協力でゆったりする時間をもらったそのほかにも、パパが休みの日には、できるだけ娘と一緒に義実家に遊びに出かけてもらい、私がゆったりと過ごす時間をつくってもらいました。まる1日ではなくても、午前中から出かけてお昼ごはんを食べて帰って来てくれる……それだけでもとても助かりました。 娘も私以外の家族と過ごす時間が増えたことで、ママにベッタリだった状態から卒業することができました。おばあちゃんたちも頼られることをうれしく思ってくれて、妊娠前より私との距離も近くなったように思います。 ママが笑っていると、子どもも笑顔になります。当たり前のことですが、つらいときは無理をしないことが一番だと再認識しました。それが心の余裕につながり、つわりでつらい時期も肩の力を抜いて、おなかの中の赤ちゃんの成長を見守ることができるようになりました。著者:あさひののか一男一女の母。出産を機に販売職を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年05月16日妊娠中でもできれば自転車に乗りたい……。こんなお悩みを抱えている妊婦さんも少なくないでしょう。妊娠中は自転車に乗ってよいものなのでしょうか?まずは妊娠と自転車の使用について、基本的な考え方をご紹介します。 妊娠中は自転車に乗ってもよい? 自転車は身近で便利な乗り物とはいえ、車両の一種でもあり、衝突や転倒のリスクもあります。妊娠中の女性の体はママだけのものではありません。どちらか選べるのであれば、自転車の利用は控えた方がよいとされています。 しかし、生活していくうえで、ありとあらゆる危険を排除することはできませんし、通勤や買い物などで自転車を使用せざるを得ない場合もあります。妊娠中の自転車の使用については、まずは主治医に相談しましょう。医師の了解が得られた場合、自分の体調と相談しながら、無理のない範囲で使用しましょう。 各妊娠期ごとのママの体の変化と自転車の利用可否妊娠中のママの体は、妊娠週数を追うごとに劇的に変化します。自転車の操作を含む日常動作をどれだけおこなえるかも、妊娠期ごとで変化します。 ●妊娠初期(妊娠1カ月~妊娠4カ月/妊娠15週まで)妊娠初期は妊娠が成立し、胎児の神経系や心臓などの主要器官が形成される大切な時期です。 ・妊娠初期のママの体調の変化妊娠初期は、妊娠の成立とともにママの体が大きく変化し始める時期です。ママの子宮内では受精卵が着床し、妊娠が成立すると、卵巣からhCGと呼ばれるホルモンが盛んに分泌されます。このhCGによって女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスも大きく変化し、つわりが起こるといわれています。 ・妊娠初期の生活妊娠初期、特に妊娠10週以前はまだ妊娠に気づいていない人も多い時期です。この時期、妊娠を知らずに自転車の操作や運動をしてしまったとしても、赤ちゃんの状態にはあまり影響しないといわれています。一方で、妊娠初期は流産しやすい時期です。流産のほとんどが胎児の染色体異常が原因といわれており、ママの行動とは無関係だとされていますが、あまり無理はしたくないもの。自転車の使用はくれぐれも安全運転で、つわりのない体調のよい日だけにしましょう。 ●妊娠中期(妊娠5カ月~7カ月/妊娠16週~27週)妊娠中期は赤ちゃんの性別が分かるようになってくる時期です。赤ちゃんの大きさは妊娠7カ月の終わりで体重がおよそ1,000gと、体つきもしっかりしてきます。 ・妊娠中期の体調の変化つわりの症状が治まってくるこの時期は、いわゆる「安定期」にあたり、過ごしやすい時期です。ママのおなかはふっくらと目立つようになってきます。大きくなった子宮に胃や肺が圧迫され、息苦しさを感じることもあるかもしれません。つわりが終わって食欲が増え、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まるのも、この頃からです。 ・妊娠中期の生活つわりのせいで動くことさえままならなかった妊娠初期とは打って変わって、妊娠中期は活動的になるママも多いようです。自転車での移動は転倒の危険がともないますが、「危ないから」と外出そのものを控えてしまうのは考えものです。妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を予防するためにも、この時期に無理をしない程度に身体を動かすことはおすすめです。 ●妊娠後期(妊娠8カ月以降/妊娠28週以降)出産を目前に控え、赤ちゃんもママの体もいよいよ準備完了。妊娠36週以降は前駆陣痛が始まる人も少なくありません。 ・妊娠後期の体調の変化心拍数も増え、少しの動作で息があがってしまうこともしばしば。貧血や軽度の出血が起こる場合もあります。さらに、出産予定日が近づくにつれ、ママのおなかは大きくなり、おなかの張りを感じる方もいるでしょう。陣痛の前触れである「前駆陣痛」が起こることもあります。 ・妊娠後期の生活妊娠中期に引き続き、活発に動けるように思いがちな時期ですが、無理をしないことが大切です。自転車の使用は体調がよい人であっても、妊娠35週、妊娠9カ月の終わりまでが限度。それ以降は突然、破水したり陣痛が始まったりする可能性が大きいため、おすすめできません。 妊娠中、自転車に乗る際の注意点妊娠中にどうしても自転車に乗る必要がある場合は、安全対策を万全にしましょう。注意点は以下のとおりです。 ・体調に少しでも不安があるときは乗らない・息苦しくなったり、気分が悪くなったりしたら、途中で休む・スマートフォン、母子手帳、財布は常に携帯する・車や人の往来が激しくない道を選ぶ・スピードの出しすぎ、片手運転は厳禁 自転車の操作は慣れているからと過信せず、安全第一で乗りましょう。特にスマートフォンを操作しながらの乗車は大変危険です。赤ちゃんのためにも、「ながら運転」は厳禁ですよ。 まとめ住まいや勤務先の立地によっては、自転車はなくてはならないものです。妊娠中の自転車の使用や、できれば避けたいところですが、移動の代替手段がない場合は体調に留意して安全運転で乗りましょう。また、最終的には医師に判断を仰ぐことをおすすめします。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年05月15日わが家には子どもが2人。上の子が娘、下の子が息子です。妊娠中はそれぞれつわりがありました。どちらも同じ吐きづわり。食べても楽にならず、ひたすら吐き気と戦う毎日…。ただそれぞれのつわりの食事事情には違いがありました!第一子妊娠時のつわりは、24時間吐き気に悩まされ、食べられるものは毎日変わりました。安静指示も出ていたので、毎日母が作ってくれたご飯のうち、食べられそうなものを何とか口にしていました。つ、つらかった…そして第二子の妊娠時は…第二子妊娠中のつわりは、ゆかりご飯と炭酸水で乗り切りました。「命のゆかり」「命の炭酸水」と呼んでいたほど。ただつわりが終わると、ゆかりご飯も炭酸水もまっっったく口にしたくなくなりました。もうつわりは終わったはずなのに吐き気を思い出してしまって…。産後、久しぶりに炭酸を飲みたくなり、つわり中に買った炭酸水(未開封)を飲んでみたら微炭酸になっていました(笑)。炭酸、早めに飲まなあかんな…。ちなみにつわり、2回経験しましたが、どっちもとってもつらかった!医学が進歩しているのにつわりの特効薬が出ていないのは何でなんでしょうか…。現在つわり中の方、本当にお疲れさまです…。がんばれというのもおかしいですが、もうつわりはただただ耐えるしかない…。終わるまでファイトです…。
2019年05月13日こんにちは。私はこいしさんと申します。現在2人の姉妹を育てる主婦です。私は2度の出産を経験しましたが、つわりの強さにはちょっと違いがありました。一番違ったのはメンタル面。今回は1度目と2度目のつわり体験を比べて、その違いについてつづりたいと思います。■上の娘を妊娠した時のつわりわたしは臨月ギリギリまで働いて上の娘を出産しました。当時、辞めることによって迷惑がかかる部署に申し訳ない気持ちが強くて、職場では常に緊張した状態だったように思います。「気持ち悪い」と思ったらトイレに駆け込み、もどしてしまうこともありましたが、その後はふつうに仕事に戻る、という毎日を送っていました。上の娘の妊娠中は日々が怒涛のように過ぎていき、気づいたら出産、という感覚だったのを覚えています。■下の娘を妊娠した時のつわり下の娘を妊娠している時も私は働いていましたが、出勤の日数を絞って働いていたため、わりとリラックスした妊娠生活を送っていました。その代わり、やたらつわりがきつい! という感覚だったのを覚えています。1度経験している分「これが長期間続くんよな…」と途方にくれたこともありました。上の子を妊娠していた時、忙しく動きまわっていたのが嘘のように、ソファーにぐったり横になって動けない日も多かったです。また、「食べづわり」がきつく、1度目の出産と比べると体重は5キロほど増えて大変した。■振り返って思うこと2度の「つわり」を振り返ってわたしが思うのは、「気持ち悪い」とか「しんどい」と言葉にできるって幸せなことなんだな、ということです。上の子を妊娠している時、私はいつも緊張していて、その気持ちがつわりのつらさを消していた気がします。だからといって妊娠期間が楽だったわけではなく、つわりのきつかった2度目の出産のほうが格段にリラックスして過ごせていたと思います。■ひとりで頑張らなくていい「産むのは私やし自分の体のことだから」と思う気持ちでいたけど、一人で頑張る必要はまったくないです。もっと夫にお願いできたことはあったと思います。責任感は大事だけどある程度でいいよ、と初めての出産を控えていた頃の私に言いたいです。(あとは当時、わりと頼りなかった夫にげんこつしたいですかね)そして何より、つわりはきついし出産は痛いけれど、小さい手で人差し指を握ってくれた時の気持ちは何にも変えがたいものです。今、妊娠真っ最中の皆さんは、頼れるものには全部頼ってしんどい時期を乗り越えてくださいね! おばさん応援しています!
2019年05月12日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。実は現在2人目の妊娠中でし…現在進行形でつわりが続いています。1人目(むすめ)の時とどう違うのか、上の子がいる状態でのつわりはどんなものか、お話させてください。つわりのピーク時期と食べれるもの、食べれないもの…について1人目(むすめ)の妊娠中、つわりに悩まされたのはせいぜい妊娠初期の1ヶ月くらいの期間でした。当時は働いていたので仕事をしながらグミを常に噛み、お昼ご飯はゼリーやサラダ巻き…小腹が空いて気分が悪くなればおせんべい、と自分の中の「いける食品」を食べ続けていればなんとか回避できるものでした。帰宅後に少し吐くことはあっても、本格的にダウン…ということはなかったように思います。そして今回はというと…つわりが早めに訪れたので前回と同じようにグミを…と思ったのですが、なんだか食べたくないのです。それどころか水やお茶も飲めなくなり、飲み物はスポーツドリンクしか受け付けなくなってしまいました。安定期に入ったころもまだまだつわりは収まらず、なぜか今度はあんなに飲んでいたスポーツドリンクが飲めなくなり、水しか飲めなくなりました。途中でいける飲み物、食べ物が変わるのが不思議です…。手探り状態で食べれるものを探しており「一度落ち着いた?」と思ったのですが、疲労がたまるとまたぶり返して突然吐いてしまったりして…早く抜けたい…と祈るばかりです。「食べたい」と「食べれる」はまた違う「食べたい」と「食べれる」はまた違うようで…元々大好きだった「トムヤムクンヌードル」の買い置きを、体調が奇跡的に落ち着いた日に「今日ならいける!!!」と自信満々に食べたその一時間後、トイレにこもることになったり…。食べてる時は美味しく感じるのですよ!…こればっかりはどうしようもないのですが、イキイキとスープまで完食した自分を呪いそうになります。1人目の育児をしながらのつわりについて今回のつわりはむすめの育児をしながらなので、具合が悪いからといってずっと寝ているわけにもいかず、それもつらいのですが…地味につらいのが、むすめの愛らしい「はんぶんこ」の連続。おかーちゃんどうぞ、とスナック菓子なんかを私に分けてくれるのです。本当に可愛いので断るのも心苦しく、食べたくもないお菓子を口にする日々…。それでもありがとうと伝えると満足げに微笑むのですから、冷や汗垂らしつつ…食べてしまいますよね。意外な良かったこと…それはそんな生活の中、ひとつだけ救いがありました。それは自分が重度の慢性鼻炎持ちだということ。嗅ごうとしないと匂いを感じない時が多いので、今苦手なコーヒーの香りや柔軟剤の香り、フローラルの香りなど、自然と嗅がずに済んでいます。(落ち着いたら耳鼻科に行きます…)なんとか、なんとかつわりを乗り越えて、無事にむすめに下の子の顔を見せてあげたいと思います!
2019年05月11日結婚して、子どもを望むようになってから、毎月妊娠しているのかドキドキするようになったぺぷりさん。妊娠検査薬の結果に一喜一憂、毎日妊娠のことで頭がいっぱいでした。妊活中の記事は、 「妊娠のフライング検査が止められない! “妊娠”で頭がいっぱいの日々」 をお読みください。妊娠がわかって、まさに幸せの絶頂…!そう思っていたのもつかの間…妊娠期一の試練、「つわり」が来ました。■「嘔吐恐怖症」の私。つわりで仕事が続けられなくなり…妊活期に検索魔だったとき、たくさん読み漁った先輩ママさんたちの「つわり」体験記に恐れをなしていた私。なぜなら、私は「嘔吐恐怖症」だったからです。もともと酔いやすい体質のわりに、嘔吐がなぜだかとても怖くて。そしてあまり嘔吐した経験がないからこそ、得体のしれない恐怖感として“昼夜問わず襲ってくるつわり”という話に恐れをなしていました。母から「つわりはほとんどなかった」と聞いて、「私も同じ体質でありますように!」と願っていました…。しかし願いもむなしく、私は「吐きつわりタイプ」でした。さいわい入院するほどではなかったものの、それでも日常生活を送るのはなかなか大変な状況に…。「つわりは病気じゃない」とはよく聞くセリフ。だけれども、むしろ「病気じゃないから余計にしんどい」と思いました。「薬や処置で治る病気だったのなら、その方がよっぽどいいんじゃないか」とすら思えてくる。その時期を何もできずに、ただがんばって乗り切るしかないというのは本当につらかったです。■育児書を読んだ夫すら「つわり」のつらさは理解できないでも、そのつらさ。実際に体験してみないとなかなか理解できないものなんですよね…身の回りにあるあらゆるにおいに敏感になっていたつわり期は、本当に生きるのがつらかったです。トイレではトイレットペーパーからほのかに香る微香(それまでにおいがあることに気づかないほどの微香)にすら嘔吐し、シャンプーやリンスの匂いに吐き気を催し動けなくなり…。つわり期間はごはん作りを免除してもらったものの、夫が買ってきたお惣菜の残り香にもうずくまり。愛用の羽毛布団が「獣臭い!」と感じて、新しい布団を買うも、その匂いが今度はなじめずに布団なしで寒々寝たり…。寝ても覚めても、すべてが、くさいーーーーー…!!!!■新婚時期でのつわり。それなのに夫はラーメン臭をまき散らす!そんなある休日のこと。私はその日も吐き気がひどく、寝室で横になり、夫はリビングでテレビを見ていました。「つわりがあるということは、赤ちゃんがおなかの中で元気に育っているということ」そんな母の言葉を何度も呪文のように頭でくりかえしながらも、「こんなつらい思いをしないと赤ちゃんが産めないなんて…もういや…」と絶望感に陥っていました。こんなとき、そばに誰かがいて、慰めてくれたら少しは気が晴れるのかもしれません。でも唯一の家族である夫は、朝起きてリビングに行ったきり、一度も戻ってきません。このころ、結婚して4ヶ月。まだ新婚と言ってもいい時期。吐きつわりのため、ほとんどごはんを食べていない私。昼になるとラーメン臭をまき散らしながら(ドアはしまっていましたが、においに敏感なこの時期だからか、ひどくにおいを感じました)一人でラーメンを食べる夫。そのにおいにイライラしつつ、一人きゅうりをかじる。このとき、妊娠前から体重が6キロ減って心身ともにやつれていきました。「妻が自分の子を妊娠してつわりで苦しんでいるのに、ずっとほったらかしってひどくない!? ちょっとくらい顔を出してくれてもいいのに…」そう思いながら吐き気と戦っていたので、ちょっとした夫の生活音に一喜一憂してしまっていました。■近くにいるのに遠い夫。夫の笑い声に不満が…近くにいるのに、ものすごく遠い…。たった一言「大丈夫?」が欲しいだけなのに。ううん、何も言わなくてもいいから、寝室に様子を見に来てくれるだけで「気にしてくれてるんだ」って思ってがんばれるのに。まったく私のことなんか考えていないかのような夫の振る舞いに、私の中の不満な気持ちが大きく膨れてきました。どんどん悲しみのスパイラルに陥るぺぷりさん。次回はとうとう「別れる」と切り出してしまいます。そしてさらに事態は悪化し…。つわりが元で夫婦の関係はどうなってしまうのか…。「つわりで夫婦が壊れる!? 2」は、5月17日(金)公開予定です! お楽しみに!!
2019年05月09日妊婦さんが気を使う事柄の1つが、体重の増加です。では妊娠中の適正な体重増加の目安は一体どのぐらいなのでしょうか。今回は妊娠中の体重増加の目安、体重増加によるトラブル、体重増加を制限する方法など体重管理について解説します。 妊婦の適正な体重増加の目安とは?妊婦さんの適正な体重増加の目安とは一体どのぐらいなのでしょうか?妊娠中の体重増加の目安は、妊娠前の体重によって異なります。 痩せ度・肥満度は、BMI(Body Mass Index:体格指数)で示され、体重と身長の関係から計算できます。計算式はBMI=体重÷(身長×身長)で算出され、以下のように分類されます。 (1)やせBMI:18.5未満(2)標準 BMI:18.5〜25.0未満(3)肥満 BMI:25.0以上 これをもとに、分娩までの推奨体重増加量の目安は、(1)の人:+9〜12kg(2)の人:+7〜12kg(3)の人:個別対応となっています。 参考:厚生労働省「妊産婦のための食生活指針」(4「妊娠期の至適体重増加チャート」について) 妊娠中の食事で気を付けること妊娠中は、お母さんに必要なエネルギーや栄養素と赤ちゃんの発育に必要な栄養素やエネルギーの両方が必要です。しかし、妊娠の時期によって、摂るべき栄養素も異なってくるため、初期・中期・末期の3つに分けてそれぞれ気をつけるべきことをお話ししていきましょう。 (1)妊娠初期:15週目までを初期と呼び、この間は赤ちゃんはあまりお母さんから栄養をもらう必要がありません。ですから、お母さんの身体に必要な栄養を摂取しましょう。つわりがひどい場合には、脱水にならないように水分だけは欠かさずにとるようにしましょう。 (2)妊娠中期:16週〜27週までは妊娠中期と言われ、赤ちゃんもどんどん育つ時期です。この時期は、胎盤ができあがるため、鉄分やビタミンなどの血液を作るための成分を含んだ食事が必要です。他にも胎児の骨格や筋肉発育のために、カルシウムやタンパク質を摂取も大切となります。この時期にはつわりもおさまってくる方も多いため、過食にならないようにカロリーの過剰にならないように気をつけましょう。 (3)妊娠末期:28週以降を妊娠末期と呼び、この時期赤ちゃんは急激に大きくなります。そのためバランスのとれた食事を心がけることが大切です。一方、お母さんは赤ちゃんが大きくなるために胃が圧迫され、一度にたくさんの食べ物を摂取しにくくなるため、少量に分けて食べる必要があります。この時期は合併症が起こりやすくなります。 過度の体重増加で起こるトラブル過度の体重増加により、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まります。 妊娠高血圧症候群になると子癇、HELLP症候群、常位胎盤早期剝離などを引き起こす要因となり、母子ともに生命の危険を伴う可能性もあります。また妊娠糖尿病により巨大児となる可能性も出てきます。そのほか、微弱陣痛になったり産道に脂肪がついて赤ちゃんがなかなか降りてこれなくなったりして胎児機能低下となり、帝王切開になることもありますし、分娩後、弛緩出血を起こす可能性もあります。 体重の減少によるトラブル体重増加とは逆に、体重減少が過度になることによってもトラブルが起きます。 妊娠前の体型が“やせ”と呼ばれるタイプの女性は、切迫早産、早産、低出生体重児を分娩しやすい傾向にあります。近年の日本の新生児の出生体重は減少傾向にある一方で、小児肥満が増えているというデータがあります。 妊娠中の体重増加を制限するためには妊娠中の体重増加量は、産院や医療機関によっては厳重であったり、太りたくないというダイエット志向のために、低下する傾向にあり体出生体重児は増加傾向にあるようです。しかし、妊娠による運動不足となり、ストレスなどのために食欲増進してしまうケースも見られます。 妊娠時期によって必要な栄養素や量は異なります。妊娠中期はつわりも収まり食欲が増す時期であったり、臨月になると赤ちゃんが出産に向けて降りてくるために胃の圧迫が緩和されて再び食欲が増すと言われています。 野菜などの低カロリーの食材をうまく利用して摂取カロリーを抑えた食事を心がけましょう。また赤ちゃんの成長のためにも、バランスのとれた栄養素の摂取を大前提として無理のない適度の運動もおこないながら体重管理を心がけましょう。 まとめ妊娠中の体重増加に関しては、妊娠前の体格が基本となります。妊娠前の肥満、また妊娠中の体重の過度の増加は、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、微弱陣痛などを母体にもたらし、胎児側には巨大児などを引き起こします。しかし逆に、過度に体重増加を制限すると低出生体重児となる可能性もあるため、ある程度の体重増加は赤ちゃんの発育のためにも必要です。妊娠前の体型に合わせて、体重増加量を適時確認しながら食事量などを調整しましょう。 監修者:看護師 フリーライター しらいし ゆみか2008年より看護師として総合病院勤務。診療科としては主に小児科、整形外科、泌尿器科を経験。その後、派遣でクリニックや健診、ツアーナース、保健室業務、保育園、看護学校臨時教員などさまざまな働き方をし、現在はフリーランス看護師として働きながら医療系ライターとしても活動中。
2019年05月05日私が次男を妊娠する数ヶ月前、先に双子の姉の第一子の妊娠が判明していました。私が長男を妊娠していたときのつわりは、お米や味噌汁やにんにくなどの匂いがだめになったり食べられなくなったり、とにかく食べ物をおいしく感じられなくなり、吐き気や胸焼けのような症状がつづく、わりと定番のつわりの症状で、安定期に入ると落ち着いていました。姉の方も初めは私とほぼ似たようなつわりに苦しめられていて、安定期に入る頃にはきっと落ち着いているはずだからがんばろう…と思い耐えていたようなのですが…。■つわり期の終盤から異変が…!安定期に入る少し前、ピーク時よりつわりが落ち着きだしたかな? と思っていたいた矢先、まさかの症状に襲われたのです。それは、よだれづわり!!やっとつわりが落ち着きだしたと思ったら今度はよだれづわり…。吐き出しても吐き出してもすぐにあふれ出てくるよだれに会話もままならないようで、仕事中もすごく大変そうでした。あまりにもよだれがひどいので、産婦人科の先生に相談してみた姉ですが、先生からこんな言葉が…。なんと、このよだれづわりは一度なってしまうと産まれるまで続く人がほとんどなんだとか…。それを聞いて絶望する姉…■姉に同情していた私。ところが…!このころ私は次男の妊娠が判明していてつわりも始まったころでしたが、今回も長男のときと似たような症状だった私は、よだれに苦しめられる姉の姿に同情していました。おなかの子の性別も姉とは違っていたので、もしかして性別の違いもあるのかなーなんて思っていました。でもつわりが始まってしばらくたつと、、だんだんと自分のよだれも気になるようになってきてしまったのです…。姉に相談すると、一度気になり出したら止まらなくなるからなるべく意識しないようにした方がいいと言われ、気のせい気のせいと言い聞かせていたのですが、日に日によだれの症状が悪化していく日々、、ピーク時には溺れるんじゃないかと思うほどよだれの量も増え、気持ち悪さも増え…私も姉と同じように吐き出さずにはいられない日々になってしまいました。いくら双子とはいえ、ここはリンクしたくなかったです(笑)幸い私の場合は安定期に入り他のつわりの症状が落ち着いてくるとよだれの量も減っていき、だんだん気にならなくなっていきましたが、姉の方は産むまでティッシュとお友達状態で本当に大変そうでした。でも産んだその日によだれは本当に止まったようです!!よだれづわり自体なる人の方が少ないようですが、この症状に臨月に入っても苦しめられている人がもしいたら、大丈夫です! 産んだらきっと治ります!笑 そしてご飯がめちゃくちゃおいしく感じられると思います!!がんばりましょう!!
2019年05月02日皆さまこんにちは、チッチママです。突然ですが、皆さまはどんなタイプのつわりでしたか?食べづわり、吐きづわり…まあどんなタイプでも辛いものは辛いですよね(苦笑)1人目妊娠中は完全な吐きづわりで、何も食べられず、水さえ受け付けなくなってしまい氷を舐めて過ごす程でした。しかし2人目妊娠中は、ピンポイントで「これが食べたい…!」というものが出てきて、それを食べれば吐き気も落ち着くというタイプのつわりでした。そして2人目妊娠中のある日の事…食べたい物は日替わり、むしろ数時間ごとに変化していくのでまとめ買いはしないほうが良いなと、冷凍庫に入っている大量のハッシュドポテトを見て思いました。
2019年05月01日以前妊娠初期症状の記事をかきましたが、その後のことです。長女を妊娠したときに、つわりで薬剤の匂いがダメになりました。また私は以前、前かがみの姿勢をしているときに流産をした経験があったことから、お風呂掃除をするのに抵抗がありました。夫をたよりたかったのですが、いつも私が家事をしていたせいか、すぐにうんとはいいませんでした。つわりのつらさは、なかなか夫には伝わりませんでした。家事をワンオペでするのが肉体的にも精神的にもつらくなり、つわりもひどかったので、しばらく実家へもどることにしました。・・・そして、実家へもどったときのことですが、私は出血してしまいました。それは生理みたいな出血でした。血に染まったトイレットペーパーを見て青ざめました。もう完全にだめだと思いましたが・・・実母につきそってもらい、病院へ行って確認すると、赤ちゃんは無事でした!けっこうな量の血が出ていたのですが、出血しても、かならずしも流産になるとはかぎらないと知りました。そのときに私は考えました。今、私が優先すべきなのは家事をきちんとすることではなくて、自分の中に生まれた命をちゃんと守りきることだと。そう思って、そのときは実家にたよることにしました。・・・そのおかげでわが家には、現在小学校3年生になった長女がいます。あのとき赤ちゃんを一番に考えて、無理をしないようにしてよかったなと思っています。※この体験記に記載された症状は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年05月01日妊娠して、2カ月〜4カ月の間、つわりに悩まされた私。つわりは赤ちゃんの「休んでサイン」だと思っていたのですがどうしても外せない仕事で無理をしてしまい……。今思い返しても大変だった話を紹介します。 つわりがつらいけど、仕事を休めない!妊娠して、2カ月〜4カ月の間、つわりに悩まされた私。朝起きると気持ちが悪い。でも仕事に行くとおさまる。職場を出ると、猛烈な吐き気に襲われる。帰り道はいつも、同僚や実家の母に電話をしながらごまかしていました。 つわりは赤ちゃんの「休んでサイン」だと思っていましたが、小学校の教師をしていて卒業生を担任していたため、どうしても外せない仕事で休むことができませんでした。毎日おなかの赤ちゃんに、「ごめんね。あと3日でお休みだよ」などと声をかけて出勤していました。 夫がノロウイルスに感染?そんなある日、夫が体調を崩しました。おそらくノロ。うつらないように気をつけながら、つわりでつらいなか看病をしました。さらに学年末、卒業式を控えて仕事が佳境に入っていたことなどが重なって無理をしたせいか、風邪をひいてしまいました。熱が39℃まで上がり、下がったかと思うとまた上がる……という状態が1週間ほど続きました。 ひとりの体じゃないんだ熱が下がらないこと、食欲もないこと、まだ、安定期でないことなど不安で不安で、赤ちゃんに、「ごめんね。頑張ろうね」と毎日話しかけ、寝ることに徹しました。 なんとか、熱が下がり、体調が戻ったときは、体重が3kg落ちてしまっていました。次の健診で赤ちゃんの心音を確認し、元気だと知らされたときは、安心して涙が出てきました。 そしてその後、無事子どもたちを卒業させることができました。 安定期に入るまで妊娠していることを職場に伝えられず、仕事をこなすことが本当に大変でした。身近な人には、早めに伝えて配慮してもらえるとラクになるので、誰にいつ伝えるかは、とても大事だと思いました。また、具合が悪いときは、勇気を出して休むこと、周りを信じることの大切さを学びました。 妊娠前は、少しくらい無理をしても大丈夫! でも、妊娠後はひとりの体じゃないということを身をもって体験しました。 著者:中村真夏3カ月の娘をもつ母。 現在は育休中で、毎日初めての育児を悩みながらも楽しんでいる。いつから仕事に戻るか迷い中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年04月29日つわりが始まったのは双子妊娠とわかってからわりとすぐのことでした。私の働いていた職場で妊娠した人は私で2人目。1人目の先輩はつわりが軽く妊娠中も普段通りで働いていました(その後、退職しましたが)。それを見ていたので私も「ほかの人に絶対、迷惑はかけられない!」と気持ち悪さを抑えながら働いていました。と、言われたものの、仕事量が減るわけじゃないので、いつも通り作業をしていたんですけど…。眠い!! とにかく眠い!眠くて仕事が全然進まない…。つわりの気持ち悪さと眠気のダブルパンチで、勤務時間の半分以上、横になる日が続きました。迷惑はかけられないと言いつつも実際どうにもならずに、結局は同僚にたくさん手伝ってもらいました。そんな私をみてある日、社長がこんなものを持ってきたんです。■つわりに耐える日々、すると社長が予想外の行動に…ある日、社長がアウトドアグッズのベンチを準備してくれたんです。いつも机に突っ伏していたから、寝られるのはありがたかった!とはいえ、寝床が快適になっただけで、つわりは日に日にきつくなってきて、せっかく出勤しても寝にきてるような状態は変わらずでした。(一番きついのはランチタイムです)それが1カ月ほど続いた頃でしょうか…。出勤してもほとんど仕事もできず「一体何しにきてるんだ?」って言われると思いました。もし、自分が逆の立場だったら、イヤミのひとつでも言ってしまうかも…と思ってましたもん。■つわりで仕事にならない…いよいよ怒られる!?たぶん、つわりは2倍ではなかったですけど、その翌日から1カ月ほど自宅で苦しみ、無事、仕事復帰しました(ちょうど閑散期だったこともあり、思ったほど迷惑にならなかったのがホッとしました)。社長はどっちかというと、仕事以外に興味のないタイプだと思っていたのですが(失礼)、このときは社長なりに私の体のことを気づかってくれてかなり見直しました(失礼2)。全然使いものにならなかった私なのに、ほかの社員のみなさんもサポートしてくれたり、感謝してもしきれないつわり期間でした。今でもたらこパスタは「特別なメニュー」です。
2019年04月29日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちは。ちょっ子です。私が息子を妊娠し、つわりを経験したのはもう8年ほど前のこと。今回は つわり体験特集 とのことで、私のつわりがどんなものだったか振り返ってみたいと思います。■つわりの時期と症状は…妊娠したことがわかる少し前からなんとなく体調が悪くなりはじめ、妊娠3~4ヶ月をピークに7ヶ月ごろまではつわりが続いていたと思います。主な症状は吐き気や眠気、だるさなど。ピーク時には食事はほとんどノドを通りませんでした。当時、「こんなことが辛くなってしまうの!?」と驚いたのは以下のようなことでした。■水のにおいがツライ台所、浴室など水気のある場所では水のにおいが気持ち悪くてたまらず、入浴しながら吐いたこともありました。 ■食材を見るのがツライ食材を見ただけで気分が悪くなってしまい、特に肉と魚のコーナーは近寄ることすらできませんでした。逃げるようにスーパーを出て、道ばたで座り込んでしまったことも…。 ■テレビ、パソコンの光がツライ画面の光の刺激を強く感じるようになりました。数分も耐えられず、しばらくテレビもネットも見られない時期がありました。 ■文字がツライ活字が並んでいるのを見ただけで吐き気に襲われるようになり大好きだった読書もできない状態になりました。 ■もはや生きてる事がツライテレビも(見れ)ねえ!本も(読め)ねえ!食べ物まったく食べれねえ!水もつれえ!もう立てねえ!天井毎日ぐーるぐる!※「おら東京さいぐだ」のメロディーでお読みください眠っている時間以外に体調のいい時はほぼなく、目が覚めるたびに、いつまで続くのか予想もつかない苦しみに絶望的な気持ちになりました。本来幸せなはずの妊娠生活の数ヶ月はまさに地獄だったと言っても過言ではありません。なかには入院するほど悪化する方もいるし、私の症状が特別にひどかったわけでもないとわかっています。それでも今、あのとき苦しみに耐え抜いた自分自身を盛大にほめてあげたいそんな気持ちです。
2019年04月28日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。今回はモン太を妊娠したときのつわりのお話をしたいと思います。つわりは本当に人それぞれで、全然平気な人もいれば入院してしまうほど大変な人も…それは妊娠してみないとわかりませんよね。私はなんとなく、「つわり軽そうだな~」と思っていたのですが実際は…■食べてないと気持ち悪い! つわりの症状とは最初は「なんか気持ち悪いな~」くらいだったつわりですが、だんだんと症状はひどくなり10週目に入るとピークに! 以前にも記事に書きましたが、かーちゃんはおなかが空くと気持ち悪くなる「食べづわり」でした。妊娠から出産までのエピソードは第41回 「逆子体操やお灸をがんばるも…。出産当日は想定外が次々襲ってくる!」 をお読みください!大体8週目~10週目がピークでその後は徐々に落ち着き、安定期に入った途端ぴたりとやみました。ただ、口の中は出産するまでずっと気持ち悪くて、何を食べてもおいしく感じず、「このままお肉とか食べれなくなったらどうしよう…!」と今思えば無駄な心配をずっとしていました(笑)■職場への妊娠報告の結果は…ちなみにこの頃は会社に勤めていて、つわりがピークの時期は会社を休みがちになり、迷惑をかけることになってしまったので上司には早い段階で報告することに。女性が多く、理解のある職場だったのでつわりの時期は無理せずに出勤することができました。■つわり終了と同時に別の問題が発生!無事につわりも終わり、「このまま出産まで穏やかに過ごせる~!」と思っていたかーちゃんでしたが、別の問題が発生! 身長が低い私はおなかの空間が狭いのか、8ヶ月頃にはもう胃が圧迫されてたくさん食べると吐いてしまうように。気をつけないと胃のムカムカもひどくなるので、生まれるまではうどんや雑炊など、とにかく消化にいいものをひたすら食べていました。つわりが終わっても、食の楽しみは産後までおあずけ…(泣)妊娠初期から後期までさまざまな症状に悩まされた1人目。これだけ大変だったし、2人目はもう少し楽になるかなぁ? と淡い期待を胸に迎えたキーちゃんの妊娠期は…モン太を上回るつわりのひどさ…! 毎日吐いて1日中二日酔いのような気持ち悪さで立っていられず「早く! 早く出てきておくれ~!!」と必死に耐え抜いたかーちゃんなのでした…。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。【にわゆりさんの妊娠出産ストーリー】● 想像と違った妊婦生活…「食べづわり」終わったら、今度は身長が問題に!? ● 逆子体操やお灸をがんばるも…。出産当日は想定外が次々襲ってくる! ● 産後に号泣…帝王切開で産後ブルー!? 赤ちゃんが抱っこできない
2019年04月27日こんにちは。5歳3歳の兄妹を育てているグラハム子です。今回はつわりの思い出を書きたいと思います。つわり、1人目のときは「ちょっと気持ち悪いなぁ」くらい。車酔いをしているような感じでした。食べ物も、食の好みに多少の変化はあったものの「この匂いがダメ!」というものはありませんでした。仕事も休まず働けていました。問題は2人目のときでした。■第一子がつわりが軽かった場合、第二子はどうなる?まさにトイレがお友だち状態でした。朝起きた瞬間からもう気持ち悪い。臭いにも敏感で、すべてのモノのニオイが普段の5倍増しくらいに感じました。マスクを二重に付けて生活する日々でした。そして思ったのは、つわりの重さや症状は、一人目と二人目ではまったく違うということ。●出産は「経産婦の方が軽い」●男の子の方がつわりが重い出産に関してこんなことを言われがちですが、出産にしても一概には言えないし、ましてやつわりもそんなことはないんじゃないかと思います。少なくとも私の場合それは当てはまりませんでした(うちは1人目男の子、2人目女の子)。本当に人それぞれなのだと思います。■赤ちゃんがいることを理解していない第一子。でも…そして、2人目以降の妊娠の場合、つわり中も上の子のお世話があるから、ものすごく大変だということ。上の子がまだ小さい場合は、親の体調不良なんておかまいなし。わが家の場合、2人目を妊娠したのは上の子が10ヶ月のときだったので、上の子自体がまだまだ赤ちゃん。母のおなかに新しい赤ちゃんがいるなど、理解できていませんでした。でも…理解できないながらも、なんとなくおなかをなでてくれることがあって、それを見るとフッ…と心が穏やかになるのでありました。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2019年04月26日■つわり中、口にものを入れられない!つわり…つらいですよね…。私も食事関係では苦しめられました。そして食事のほかにも困ったものがありました。それは…つわり中は「口の中に何かを入れる」ということをしただけで吐いてました。なので歯ブラシはつわり中、天敵のような存在でした。でも歯みがきしなきゃ、それはそれで気持ち悪い。しばらく悩む日々が続きましたが、ある日ピカッとひらめきました!■つわり中の歯磨きを克服するお助けアイテム!短い時間でも口の中に入れておけないので、とにかく一瞬でも…! という思いで何回もゆすぎまくってました。おかげで液体歯みがきの消費量、半端なかったですが…。なんとか乗り切ることができました! 歯みがきだけでなく、つわりで吐いた後のゆすぎにも使ってました。つわり中、同じような悩みを持っている方は、すごく大変ですよね。気持ちよくわかります。どうしても歯ブラシができないときは、「液体歯みがき」試してみてはいかがでしょう?※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。
2019年04月26日前回 から引き続き、妊娠初期の悪阻で辛かった事シリーズ。今回も「ニオイ」のお話です。毎日の家族の料理を作るのも辛かった時期。見かねた夫が休日にごはんを作ってくれることになりました。元々私より手際も良く料理上手な夫。ササッと作ってくれたのは、子ども達も大好きなカレーでした。子ども達も大喜び!!『美味しい~!!』と言いながら、何度もおかわりして沢山食べました。そしてその日の夜。三男を寝かしつけていたら…我が子からまさかのニンニク臭!!悪阻の時のニンニク臭はもはや凶器(笑) !!夫いわく、ほんのちょっぴりしか使わなかったそうですが…ニオイに敏感だったこともありかなりキツくて、慌ててマスクの間にタオルを挟んで、ニオイをシャットアウトして寝かしつけしたのでした(笑)
2019年04月24日PUKUTY(プクティ)只今育児奮闘中!
両手に男児
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々