「小学生」について知りたいことや今話題の「小学生」についての記事をチェック! (15/16)
こんにちは!ぴよととなつきです。幼稚園に通う長男(5歳)と次男(3歳)の育児日記をInstagramに投稿しています。先日、夫が休みの日に家族4人で近所の公園に出かけました。息子たちと和やかにサッカーボールの蹴り合いをしていたのですが、そのすぐそばで小学生の男の子5人が同じようにサッカーをしていました。そのうち成り行きで一緒にサッカーをすることになり、【小学生】vs【ピヨトト家】のゲームが始まったのですが……結果は、大人2人でかかってもコテンパンにやられました…子どもたちが幼稚園児の今はまだスポーツでイニシアチブを取れていますが、小学生になったらついていける自信がない…!!!このままでは母の威厳が保てない…!!!小学生男子に一目置かれる存在となるためには体力で勝とうと思ってはいけないことを早々に悟り、方向転換を決めました。子どもたちが小学校に上がる頃に向けて、私の目指す母親像はこちら。子どもが小学校に行っている間にゲームをやりこんでレベル上げに専念し、体力では勝てない子どもたちに「お母さんには敵わない」ということを示していきたいと思います(笑)●ライター/ぴよととなつき
2018年11月20日モータースポーツ大好きな息子。楽しみにしてたバイク教室の日に発熱…!Upload By かなしろにゃんこ。息子は車や電車などモーターとタイヤがある乗り物が大好きです。小学校2年生の冬、大手バイクメーカーが小学生向けにバイク教室を開催しているのを知り、参加することにしました。しかし!当日になって熱を出してしまった息子。「楽しみにしていたのに残念だけどキャンセルしよう」と言ってみたものの、「ヤダ!絶対に行く!」と言って耳を貸さず、着替えだしました。学校に行く準備はウダウダとして着替えないのに、このときは飛び起きてサッサと仕度するじゃありませんか。一度言い出したら聞かない頑固な息子です。その熱意に負けて「ヤリタイようにやらせてみるか」と、親も息子に任せることにしました。集中してマジメに参加する姿に、母びっくりUpload By かなしろにゃんこ。バイク教室は、小学校1年生から6年生くらいまでの男の子や女の子と保護者が一緒に決められたコースをバイクで走るというプログラムです。小学生でも乗れる小さいバイクと肩や肘膝のプロテクターやヘルメットまで貸し出ししてくれて、小学生でも安全に講習を受けることができます。子どもたちだけで乗り方や注意事項の説明を受けてから練習していきます。意外だったのは、普段学校では先生の説明などろくに聞かない息子がマナーよく説明に耳を傾けていたことです!「なにー!?アイツが大人しく話を聞くなんて……」お母さん驚いちゃいましたヨ!さっきまで熱でフラフラしていたのにやればできるじゃない。バイクをブイブイと爽快に走らせて、勝手な行動も一切なく集中して参加しています。私の子じゃないみたいにカッコいい(笑)バイク教室は、夢のような体験に。いつの間にか熱も下がっていた!Upload By かなしろにゃんこ。途中でダウンするかしら?と心配していましたが、休憩中に体調を確認すると、どうやら楽しくて楽しくて脳から良いホルモンでも分泌されまくったんでしょうか?熱もすっかり下がり「スゴイ楽しいー」を連発。充実して、元気な様子です。キラキラした笑顔に「あら、いい顔するじゃない」と一安心。人間本当に楽しいことをすると熱も吹っ飛ぶんでしょうかね?それとも、バイク教室が楽しみだったから、興奮のあまり熱まで出しちゃったのかも!?将来の夢にもつながった?帰り道はルンルンUpload By かなしろにゃんこ。2時間のお教室はあっという間に終わり、フラフラだった足取りもしっかりしてスキップするほど回復しました。「ボク大きくなったら絶対にバイクとか車に乗るんだ!」とルンルン♪してモータースポーツの空気にどっぷりハマったようでした。小さいころから何でも体験させたくてローラーリュージュをやってみたりヘリコプターに乗ってみたりと、ワクワクすることに挑戦してきたわが家。中でも、小学生時代のバイク体験は、特別いい思い出になったようでした。ADHDがあっても、好きなことを学ぶときは、マナーもばっちりで参加できることにも気づけました!興味のあるものには全身全霊で集中できるんですね~♡嬉しい発見でした♡息子と一緒に乗ったバイク、いいところ見せようと思ったけれど…Upload By かなしろにゃんこ。参加したのは親子教室なので、一緒に参加した私もバイクに乗ったのですが…運転するのは15年ぶり。「ははは、若いときに乗っていたから運転はお手の物だよ」と自信たっぷりだったのに、いざ乗るとなると…「アレ?このエンジンかからない!なんでだろう?」と慌ててしまいました。ブレーキをかけていないとエンジンがかからないのが基本なのに、スッカリ忘れていて慌てまくる母(笑)息子はそんな母のテンパった姿を見ていたかはわかりませんが「まぁ~お母さんの運転なかなか上手だったよ」と上からのご意見いただきました。「あざーす!」ワクワクはやる気の原動力!整備士の夢に向かってUpload By かなしろにゃんこ。ところで、息子はこのときの体験が原動力になってなのか!?車の整備士の学校に進むことに。高校生になるころには、壊れたバイクをもらってきて庭で汚れながら修理したり古い車をいじったりして楽しむ姿も。成長しても好きなことへの情熱は変わりなく続いています。興味があること・大好きなことへ触れる機会を、親が少しだけ手助けをしてつくり、「やりたい」気持ちをかなえてあげることが、子どもの力になるんじゃないかな。20歳となり、整備士を目指す息子の姿を見ていて、そんな風に感じている今日このごろです。参考:YAMAHA親子バイク教室
2018年11月12日こんな丁寧な育児なんてできない!専門書を読んではブルっていた、息子の小学生時代Upload By かなしろにゃんこ。息子リュウ太が発達障害の診断を受けたのは小学校4年生のときでした。その頃の私は、発達障害とはなんなのか?どうやって向き合っていいのか?知識不足もあり、息子への接し方が分からず苦しかったのでした。ADHDの特性はなんとなくわかったものの、広汎性発達障害(息子の場合、自閉症スペクトラムの特性)がイマイチ謎で。独特の自分ルールや、え?そんな風にとらえちゃう?という変わった解釈をする傾向にあるところなど、理解できないことばかり(泣)専門書を読んでは不安になるばかりの毎日。本に書いてある「困り感がある子にはこうしてあげましょう」の言葉に、「こんな丁寧な育児ができるかな?」「すごい手がかかるんだ大変そう」とブルってしまい怖気ずくばかりでした。「授業中は廊下で寝ながら過ごしている」担任の言葉に気分はズドーンUpload By かなしろにゃんこ。発達障害がある子を育てるときって…■障害理解しなくちゃいけない■怒りすぎず、のびのび育てなくちゃいけない■周りの人の目に脅えなきゃいけないと、心をすり減らす毎日なのです。なかでも私が困っていたのが、「息子が授業中に廊下で寝そべる」ことでした。理解したいけどできない、のびのびホメる育児をしたいのに怒りたくなる、周りの目が気になるの三重苦です。先生から、「教室にいたくない時は廊下で寝ながら過ごしてますよ。廊下から黒板を眺めることもありますよ」と聞かされる度に、気分はズドーン。恥ずかしいし、いたたまれなくなって、「そんなことをしたら周りから変な目で見られるよ!」「廊下で寝るのはやめて!」と息子にお願いしても、「廊下の床が好きなんだよね、周りのことは気にしない」と言うばかり…。世間のルールを基準に考えてたら、スレ違うばかりUpload By かなしろにゃんこ。とにかく息子は、集団生活のルールから外れたことに注意を受けても「僕の行動があなたの人生を大きく変えるほどの何か悪いことをしましたか?」的な受け答えをして反省もしません。息子に言わせれば「やりたいことをやりたいときにやりたいし、やりたくないことをさせられると気分が落ち込む」んだそうです。先人が勝手に考えたルールなんかクソくらえな自由な子です。恥ずかしいとか、空気を読むとかは息子の辞書にはありません。世間のルールや常識を知っていて当然だと思っているから、話のすれ違いが起こったり、息子が逆ギレしてしまったりする。どれもこれも、息子が世間のルールの意味や必要性を分かっていなかったことで発生するのだとようやく気づきました。たくさん迷ったり考えたりした中で行きついた答えは、「この子は不思議な子、自由な星から来た宇宙人」だと思っておこう、ということでした。世間のルールも何も知らない自由星人なんだから私も丁寧に教える必要があるんだということ。診断を受けてしばらくたち、私も肝が据わってきました。できること・できないことの凸凹が大きすぎるUpload By かなしろにゃんこ。そこで、学校で問題が起こっても怒りを抑えて仏の心で接するように心がけてみたりもしました。「みんなは授業中に先生の指示でこうしているよ」とか「こんな受け答えをすると嫌がられるよ」とか集団生活の中で必要なノウハウを一つひとつ丁寧に伝えます。他人に興味がない子ですから、他の子がどう過ごして、どううまく立ち回っているのか気がつくことはありません。他人をお手本にして見て自然とその行動を取り入れるというパターンがないので、集団生活を少しでもうまく生きられる方法は、一つひとつ手取り足取り教えなければいけません。また、着替えや歯磨きなどルーティンなことはきちんとできるのに、毎日持ち物が変わる時間割や宿題などは全くできません。できることもある分、全くできない苦手なことだって「本当はやれるんじゃないかな?」「今度こそやれるんじゃないかな」と期待してしまうこともありました。最初から「全くできないだろう」と思えることなら仏の心で接することができるのに、がんばればできそうなんじゃないかと思えることだと、「なんでこんなこともできないの?」とアホみたいに責めてしまい、さらに「怒っちゃダメじゃない」と自分も責めはじめ、もうグチャグチャ(涙)…。頑張ってはいたものの、本当の意味で息子の困難さを理解することは、できていませんでした。廊下がお友だち状態、数年後、その真相が分かったところで、床が友達だった小学生時代の真相を、数年後に知ることになります。教室にいると様々な音が耳に響いてきて情報処理しきれなくなって疲れてしまう。疲れてくると視界が真っ白になってしまう。だから息子は少しでも楽になれる廊下に逃げていたというのです。そうです、「聴覚過敏」が原因だったのです!体がこうなってツラかったと教えてくれたのは、高校生になってからのこと…。廊下の床がお友だち状態だった小学生時代、私は、息子が授業を受けたくなくて怠惰な行動をとっていると思いこんでいて、適切な対処法をとってやれなかったと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。イイ意味で「期待しない」と、うまくいくUpload By かなしろにゃんこ。発達障害のある子を育てる親の心構えは、すぐには育ちません。「きちんとやれる!」と期待して、やっぱりダメだった、荒れた、パニクったをくり返す。「あぁそうだった、この子はコレができないんだった!」と、息子が20歳になった今も、日々自分に刷り込んでいる最中です。できないことに子ども自身も困っているし、なんでできないのかもよく分からず混乱しているかもしれない。だから、今も息子に対して心がけていることは次の二つ。■できないことはお手本を何度も見せて覚えさせる。ある程度手助けが必要■どうしたらできるようになるか子どもと一緒に考えたり、お互いにイライラしないで生活できる方法を話し合うちなみに、20歳になった息子、現在は自由星人から地球の日本人になろうと頑張っています。お互いの意見を尊重したり話し合いができるところまで成長したのです!和を尊ぶことを知る、それだけでも万々歳です。自由星人だけあって、クリエイティブなすばらしい面もあるし、できないことが全部できるようにならなくたっていいかも。イイ意味で「期待しない」のです。できないことを認め、必要な手助けはなにかを探る方が、仲良く暮らせるな~♥なんて感じる今日この頃です。
2018年10月05日将来の夢ランキング上位にユーチューバー!小学生の将来の夢ランキング上位に「ユーチューバー」がランクインするようになって久しい今日この頃。念のためどういった”職業”なのかを簡単に説明しましょう。「YouTube(ユーチューブ)」という動画サイトでは個人でも自由にアップロードできるプラットフォームがあり、ブログのように好きな動画を投稿、公開することができます。内容は法や公序良俗に反しないものであればなんでもよく、おもしろければ世界中から数万、数千万という閲覧者を集めることも可能。動画には広告バナーをはりつけることができ、閲覧者数や視聴時間数に応じて広告収入を得ることもできるのです。もちろん、数万という閲覧者数を稼がなくては生活できるほどの収入にはなりませんが、継続的におもしろい動画を投稿する人気のユーチューバーの中にはこの動画投稿だけで年に数億も稼ぐ人もいて、子どもたちから見れば“おもしろいことをして大金が稼げる仕事”に見えるのが、人気の理由かもしれません。さて、動機はどうあれ、ユーチューバーとして自分のチャンネルを持ち、動画を制作・配信するのはけっこうおもしろそうです。実際にユーチューバーデビューしたばかりのマレーシア在住のレオくんと、制作を手伝うお母さんのAYAさんにお話を聞きました。今年の5月にユーチューバーデビューしたばかりのレオくんとお母さんのAYAさん。マレーシアでの生活の様子をほのぼの配信中(写真:AYAさん提供)ゲームに没頭する息子を憂い、番組づくりを提案実はユーチューブ用の動画制作をレオくんにすすめたのはAYAさん。11歳のレオ君はマインクラフト(マイクラ)などのゲームにハマるお年頃。ゲームやネットに没頭することが多く、あまりほかのことに興味を示さなくなったことを憂えてのことでした。レオくんが日本の人気ユーチューバー・ヒカキンさんに憧れていたため、「ユーチューブ番組を作ってみようか?」と提案したのです。それまで本も読まず、ひたすらネットにかじりついていた息子が、きらきらと目を輝かせ、「やってみたい!」と飛びついたことは言うまでもありません。まずは2人でどんな番組を作るかを相談しました。ありきたりなマイクラ中継や工作といったものはやめて、マレーシアに住んでいるレオくんらしいものはなにかをじっくり話し合い、レオくんの希望を最優先に、無理のない範囲で続けられる、マレーシア生活の様子を紹介するほのぼの番組に決定。タイトルの『ごくもじゃTV』は、家で買っているプードルの毛が「すごくもじゃもじゃ」、つまり“極もじゃ”だからだそうです。ウケ狙いではない、ホンモノのほのぼの動画さて、初めての投稿は「ニトロパフを食べてみる!」に決定。パリパリの小さなケーキのようなパフに液体窒素(のようなもの)がしみこませてあって、食べるともくもくと煙が…という、日本では見かけたことのないお菓子「ニトロパフ」。どうやらこちらはロサンゼルスの人気店の看板メニューのようですが、なぜかマレーシアでは屋台で気軽に食べられます。レオくんがそのおもしろお菓子にトライした体験記でした。インターナショナルスクールに通うレオくんゆえ、おしゃべりは主に英語で、AYAさんが日本語の字幕をつけています。たとえばフルーツの王様といわれるドリアンを食べる動画では、ドリアンの味や食感について、地元のフルーツ屋さんで食べながら紹介。ドリアン動画というと大げさに「うわぁ~っくさい!!」というリアクションのものがほとんどですが、レオくんは食べ方の注意や「匂いは最初びっくりするかもしれないけど、おいしいからぜひ食べてみて」という内容で、淡々としています。オーバーリアクションでウケを狙う番組が多い中、実にほのぼの。ふつうにパクパク食べている様子から「ちょっと食べてみようかな…」という気持ちにもなりそうです。1本の長さは4~5分程度と短くまとめますが、見た目ほど簡単ではなく、せりふを考え、音楽を決め、と1か月に1~2本作れればいいほう。著作権にもきっちり配慮し、音楽やアニメーション、動画なども有料アプリからダウンロードできる著作権フリーのものを使用しています。撮影はAYAさんが担当しますが、“ネタ”を仕込んでいるわけではないのでハプニングなどを撮りそこなうこともしばしば。なかなかうまくいかないことも多いのだといいます。『ニトロパフを食べてみる!』からの一コマ。屋台で気軽に買えるお菓子、あやしげなニトロパフの作り方も撮影。なにこれ気になる!おお、これおいしいのね?ぐっ、とイイネな表情、が、次の瞬間…一転、「ぶわっあちちちち!」子どもらしい表情豊かなところもかわいらしい!仕込み一切なし!の自然な表情だからいい(上記3枚ともに『ごくもじゃTV』のスクリーンショット)しばらくすると息子に劇的な変化が…ユーチューブ番組作りを始めてから、レオくんは生活を惰性で過ごすことがなくなり、一瞬、一瞬に気を配るようになったそう。ネタ探しのため、積極的にいろいろな人の話を聞くようになり、楽しいことはなにか、やりたいものはなにか、自分の気持ちを“共同制作者”であるAYAさんによく話してくれるようにもなりました。以前と比べコミュニケーションがぐんと増え、互いに向き合えるように。いつもなにげなくしていることも、番組制作を通して見てみるととても新鮮に感じることもあると言い、生活が楽しくなった、とAYAさんも話します。ユーチューブは主に学校の友だちなどが閲覧してくれていて、話題になるのも楽しい様子。「アナリティクス(分析)」を見ると、どの国から閲覧されたかがわかりますが、マレーシアや日本だけでなく、インドやアメリカなど世界中からその動画を見にきてくれていることがわかり、それもうれしいことのひとつ。反面、「Dislike(“いいね”の反対)」がついたときはちょっと落ち込んでしまったそうですが、これも「すべての人に好かれるということは世の中ではありえない、いろいろな反応があるものだ」ということをレオくんが身をもって知るいい機会になっているとAYAさんは考えています。「親子の思い出として、いつかレオが大人になった時に2人で懐かしく、笑いながら観られたらすてきだろうな。こんなコトやったね!と達成感を感じられたらいいなと思っています」というAYAさん。確かに、高学年になり、反抗期を迎え、中学生になると部活などで忙しくなり一緒に時を過ごすことが少なくなってくる子どもたち。親が教えるのではなく、子どもの自主性に任せながらもここまでじっくりとお互い向き合って一緒に作業をするということは貴重な時間に違いありません。人気ユーチューバーの番組内容はとかく奇をてらったものが多く、実はあまりいい印象がなかった筆者。しかしこんな効果があるのなら、子どもにもおすすめかもしれない、と思ったのでした。もともと楽しく明るい性格のレオくん。小学生男子の使う生の英語が聞けるのも楽しみどころのひとつ(写真:AYAさん提供)<文・写真(特記以外):フリーランス記者岩佐 史絵>
2018年10月01日子どもが小さいうちは当たり前のように行っていた絵本の読み聞かせも、小学生になり自分で本を読めるようになった頃から行わなくなるというご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、小学生以降も継続的に読み聞かせを行っておくことが、将来の子どものためになるのだそう。今回は、長年にわたり“子ども”と“本”に関わってこられた海沼栄造先生に、読み聞かせの大切さを教えていただきました。読み聞かせは、親の愛情を感じる大切な時間――絵本の読み聞かせについて伺います。読み聞かせは子どもが何才ぐらいまで続けるといいのでしょうか?「読み聞かせは、子ども自身が『もういいよ』と拒否するまで、できるだけ長く続ける方がいいと思います。字が読めるようになって、自分で本を読みたいという子どももいるでしょう。もちろん、それはそれで読ませてあげましょう。でも、“子どもが自分で読むと言い始めたからお母さんはもうやらなくていいわ”と思うのではなく、どこかの時間で、『じゃあ、今度はお母さんが読もうか』と声をかけて、膝の上に抱っこしながら読んであげてください。お母さんに抱かれて読み聞かせてもらうのは、子どもがお母さんの愛情を体全体で感じられる時間です。自分で本を読むのは自立につながること、読み聞かせは親の愛情を感じること、その両方が子どもにとって必要なことなのです」――長く読み聞かせを行っていた子とそうでない子では、なにか違いはでてきますか?「私の塾に通ってきている中学生の中に、小学校4年生ぐらいまでお母さんに本を読んでもらっていた子がいます。『大草原の小さな家』などの長いシリーズものを、じっくりお母さんに読んでもらっていました。その後、自分だけで本を読むようになってからも、読書を愉しみながら、じっくりと考え、他者の意見にも熱心に耳を傾ける子に育っています。これはあくまでも私の経験上ですが、本が好きで、たくさん本を読んでいる子は、結果として成績も優秀な子が多いと思います。たぶん、数学以外の科目は、ほとんど心配ないでしょうね。数学的ものの考え方は国語力だけではどうにもならないものがあるのですが、それ以外の科目は基本的に大丈夫です。また、本をずっと読んできた子と、本を読んできていない子では、考える力と書く文章に差がでます。本を読むと、想像力が膨らみ語彙が勝手にたまるので、物語を作ったり批評文を書いたりするときの言葉の使い方が上手になるのです」読み聞かせの継続が、本好きな子を育てる――最近では本離れも進んでいますが、子どもを本好きにさせるにはどうすればいいと思いますか?「今の時代、テレビやゲームなど、本がなくても楽しいと思えるものが山ほどありますが、そこはやはり、親がひと踏ん張りしないといけないところだと思います。子育てにおいて、子どものあるがままにさせるだけが良いとは限らないのです。子どもを本好きにするには、読み聞かせを続けるのが一番良い対策です。小さい頃から読み聞かせが続いている子であれば、本の面白さ、お母さんと本を読む喜びを知っているので、たとえ他のものに夢中なときがあっても、絶対に本に戻ってくると思います。また、お母さんたち親も、少しでいいから自分の好きな本を読む時間を取りましょう。今のお母さんたちもネットの世界で生きているし、忙しくてなかなか時間がとれないかもしれませんが、親が本を読む姿を見せることも大切なのです」――なるほど、親の背中を見せなければいけないのですね。では最後に、おすすめの絵本などがあれば教えてください。「小学校低学年のうちは、絵本をできるだけたくさん読んであげてください。絵本の中の美しい絵を見て楽しむ感覚は、想像力を育むのにとても大事なことです。そういう点では、吉田遠志という絵本作家の『アフリカの動物絵本シリーズ』や、バーバラ・クーニーの『にぐるまひいて』『オーパルひとりぼっち』、ユリー・シュルヴィッツの『よあけ』などは、子どもの美的感性を磨き、心の部屋を膨らませる最高の贈り物だと思います。小学校に入ったからと言って、文字だけの本へ移行しなくてはと急ぐ必要はまったくありません。山ほど絵本を読んで、同時進行で、『くまの子ウーフ』や『エルマーのぼうけん』といった児童書も混ぜていけばいいのです」――大変勉強になりました。引き続き、読み聞かせを行っていこうと思います。この度はありがとうございました。(※ご紹介いただいた絵本の中には絶版になっているものもございます。図書館などで所蔵している可能性もありますので、探してみてください)お話を伺ったのは…海沼 栄造(かいぬまえいぞう)先生【プロフィール】1967年に東京学芸大学入学。1989年~1999年の間、経堂で子どもの本屋「もみの木」を営業。1995年に学習塾「悠愉学舎」を開き、現在に至る。遊びを取り入れながら学ぶことによって五感を通じた学ぶ面白さや、自然・社会の中に潜むたくさんの不思議さに気づいてもらい、自分で考えて判断し行動する人間に育ってほしいという想いで子ども達と一緒に学んでいる。子どもの本(現在は大人の本も)を読む「エヴァの会」を約20年、子どもの教育などの本を読む「樹の会」を約10年、塾の現役・OBのお母さん達、地域の方々と一緒に続けている。【参考】悠愉学舎PHOTO/Fotolia
2018年09月25日■息子の勇姿を撮影するつもりが…!?幼稚園は少人数制だったので同じ格好をしててもわかったわが子。しかし小学生になって人数も50人から10倍に増え、校庭も広くなり団体競技になったら、もはや判別不能状態…! そして去年ついにやらかした「よその子を我が子と勘違いして撮る」という事件…!せっかく息子が頑張ってくれてたのに…とショックでした( ノД`) ■二度と同じ失敗はくり返さない!そこで、今年は目立つようにと、ど派手な色の靴下を履いていってもらいました。(ちょうどサッカーを習っていたのでいい色のものがあった)そしたらどれだけ遠くにいようが団体競技になろうがひと目でわかりました! おかげでシャッターチャンスを逃すことなく撮れました! 今年のミッションは大成功でした(^▽^)/服や帽子は指定のものなのでどうしても変更できませんが、靴下や靴を派手な色にするとひとめでわかりますよ!秋の運動会や来年の運動会にオススメです!
2018年09月07日まもなく9月、小学生ママたちにとっては長い夏休みが終わりますが、一方で子どもたちは、楽しかった毎日が終わってしまうと嘆いている子もいるかもしれません。そしてなかには、夏休み明けの学校生活に対して憂鬱(ゆううつ)な気持ちを抱えている子もいるのではないでしょうか。夏休み明けは、子どもたちが学校に行くハードルが上がり、不登校になりやすい時期だと言えます。今回は、小学生の不登校の実情について不登校新聞の石井志昂(いしい しこう)編集長に話を聞きました。不登校新聞とは1998年に創刊された不登校に関する専門誌。当事者の視点を大切に、不登校についての情報を発信し続けている。不登校とは文部科学省は、「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくてもできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による事案を除いたもの」と定義している。■小学生での不登校になる、不登校の実情とは――小学生で不登校となる子はどれくらいいるのですか。2017年に文部科学省が発表した調査結果によると、小学生の不登校者は31,151人いて、割合としては0.4%、208人に1人だということがわかっています。学校に1ケタという数字で、けっして多いとは言えません。ですが、これまで20年ほど取材を続けてきて感じるのは、小学生の不登校というのは人数が少ないからこそ、親が孤立しやすく、なかなか対策が講じられないという問題があると感じています。――不登校の小学生数は、年々どのように変化しているのでしょうか。しばらく0.3%台を維持してきたのですが、この数年で0.4%台に増えてきています。20年前は0.24%だったことから比べると、かなり増えてきている印象ですね。■小学生が不登校になる原因――なぜ、小学生で不登校になってしまうのでしょうか。私は、その主な原因には5つあると考えています。それは、「いじめ」、「発達障害」「集団生活が合わない」、「人一倍敏感な気質」、「学校の管理の厳しさ」です。▼いじめ――小学校でのいじめとは、どういった内容なのでしょうか。驚かれるかもしれませんが、小学校1年生でもいじめは起こります。小学校低学年でも、腕力が支配しているような旧時代のいじめは起きていて、子どもたちの見た目から想像するような平和な世界ではないのです。ただ、子どもに「いじめを受けたか」と聞くと、クラスの半分くらいが受けたと言ったという話もあって、まだ意地悪といじめの区別はついていないように思います。――学年によって、いじめの質も変わるのですか。そうですね、小学校3~4年生くらいからは、現代的ないじめに切り替わってきます。クラスカーストがあって、女の子を中心にコミュニケーション操作が行われ、特定の子が孤立させられていくようないじめです。大人からはけっして見えない高度ないじめが行われている場合もあり、いじめられた子どもにとってはつらい経験になります。そうして、小学校から学校に行けなくなった、行かなくなったという話はよく耳にします。▼発達障害――発達障害があると、支援学級などでケアがあるのではないでしょうか。たとえば、発達障害があってもグレーゾーンと言われる状態で、支援学級に行くほどではない子も多くいます。その場合、ケアは十分に受けられるとはいえず、集団生活になじめないということがあるのです。――たとえばどのようなことが起きてしまうのでしょうか。私が聞いた事例では、ある発達障害のグレーゾーンだった子が、消しゴムの使い方がわからなかったんですね。その子は空気を読んで周りの子の使い方をまねすることが苦手でした。書いたところを消せないので、二重線で消していたら、先生に怒られてしまった。しかし、消しゴムの使い方はわからないままなので、何度も繰り返して…。先生の怒りがどんどん膨らんでしまったのです。そしてパニックを起こしてしまい、学校に行けなくなってしまった。こうした事例もよく見られます。学校がそうした子への関わり方を工夫できたらいいのですが、その受け皿ができていないのです。▼集団生活が合わない――集団生活が合わないとは、発達障害などの「合わせらない」こととは違うのですか。小学生でも大人びている子がいて、その中でも集団生活がばからしく感じてしまうという子がいます。お遊戯をさせられたりするのが屈辱でたまらないと感じ、学校から離れて行ってしまうことがあります。▼人一倍敏感な気質――敏感な気質で学校に行けないということもあるのですね。人一倍敏感な気質の子どもを、「ハイリー・センシティブ・チャイルド」という言葉で表します。略して「HSC」と言われることもあるのですが、ここ近年、こうした子どもたちの存在がわかってきて、私たちも何度か取材して記事にしてきました。すると、「やっと言葉にしてくれた。自分はHSCだったんだ」という反響があったのです。――「HSC」とは、たとえばどのようなことに敏感になるのでしょうか。典型的によく見られるのは、音に敏感になる子です。先生がだれかに大きな声で怒っていると、まるで自分が怒られているような感覚になって体が動かなくなってしまう、教室のザワザワした音が苦痛に感じるといいます。研究者の中では、5人に1人がこうした気質を持っているとされていて、病気や障害ではないのですが、本人たちにとってはかなり大きなダメージを受けると聞いています。そのほかにも臭いや気圧など、それぞれに敏感になる対象が違い、それが原因で学校生活が送れないという子がいるのです。そういう子は、虚弱体質だとか、臆病だとか言われがちなのですが、そうではなくて、変えることのできない気質なのだと、ぜひ周りが理解してあげたいところですね。▼学校の管理の厳しさ――学校の管理というのは、校則や決まりといったことでしょうか。取材を通じて、小学生に守らせる決まり、日々の細かい指導が近頃どんどん厳しくなっているんではないかと思っています。子どもたちの管理体制が厳しくなっているように感じ、それに対して子どもたちは合わせることが難しく、双方の亀裂が大きくなっているように思います。学校側が子どもたち1人ひとりに合わせて指導する余裕がなくなっていて、ある種の慢性的なパニック状態になっていると言えるかもしれません。 ■夏休み明けは一番注意が必要!――1年をとおして、不登校になりやすい時期というのはありますか。厚生労働省が発表している「自殺対策白書」によると、9月1日に18歳以下の日別自殺者数は突出して高くなっています。「自殺」というと大げさだと感じるかもしれませんが、これまで数多くの不登校の人たちと出会ってきて、この時期というのは不登校が始まる時期に限りなくイコールだと思っています。――この統計では、夏休みやゴールデンウィーク、冬休みなどが明ける時期に、自殺者が多くなっていますよね。不登校が始まるのも、休み明けの時期が多いということですか。そうですね、とくに夏休み明けは注意してあげてもらいたいです。■不登校になる理由はひとつじゃない――なぜ子どもたちは「学校に行きたくない」というのか、その理由は特定できるものなのでしょうか。それは難しいと思います。なぜなら、子どもたちが不登校になる理由はひとつだけではなく、3つくらいの理由が重なり合っているからです。子どもたち自身が、学校に行きたくない理由を説明するのが難しいと同時に、いじめられている場合は親に言いたくないと感じるものです。ですから、子どもの不登校の理由を見つけるのはなかなか容易なことではありません。――子ども自身も理由がわからないということがあるのですね。私が取材したなかで、小学生から不登校だった子がいるのですが、その人は話を聞くたびに不登校だった理由が変わったんです。約5年おきに取材をしていたのですが、初めは「雷が怖かったから」、次は「いじめられていたから」と話していて、いじめられていたと言いにくかったのだなと思っていました。しかし、その後「やっぱり雷が怖かった」と言っていて、よく話を聞くと彼はいわゆる「HSC」で、雷の音に敏感に反応していてパニックを起こし、それが理由でいじめにも遭っていたことがわかったのです。このように、子どもたちが学校に行けない理由は複数ある可能性があります。まずはそのことを知ってあげることが大切ですね。次回は、子どもの不登校に対して親ができることについて、引き続き石井編集長にお話をお伺いします。具体的な子どもとの向き合い方についても、ご紹介します。■石井志昂(いしい・しこう)さんプロフィール1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からは創刊号から関わってきた『不登校新聞』のスタッフ。2006年から『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など300名以上に取材を行ってきた。【参考サイト】・文部科学省: 平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」 ・厚生労働省: 平成26年度自殺対策白書 [PDF:234KB] 【同じテーマの連載はこちら】 樹木希林からの命のバトン この連載の全話を見る >>
2018年08月26日提供:Panasonic夏休みが始まったときは「1ヶ月以上もある」と思っていたのに、あっという間に8月も半ば。そう、夏休みは短いのです! この時期、とくに小学校に通う子どもがいるママにとって自由研究の存在が気にかかってくる頃ではないでしょうか?ある調査によると、自由研究に負担に感じている親は7割もいるのだそう! そこで今回は、「まだ何をするかも決まっていない!」とお困りのご家庭におすすめの自由研究「てづくりどうぶつ自由研究 ペーパープラネット」をご紹介します。 ■無料でダウンロード! 絶滅危惧種について学べる自由研究「てづくりどうぶつ自由研究 ペーパープラネット」は、子どもの自由研究を負担に感じている家庭向けにパナソニックが提供している、手軽で楽しい自由研究コンテンツです。 子どもが絶滅危惧種動物について学びながら、ウェブサイトからダウンロードできる専用のペーパークラフトと折り紙で、動物が暮らす自然世界を再現できるスグレモノ。監修は環境保全団体のWWFジャパンが担当しています。今回は、4人目のお子さんを出産したばかりのママリーダーズのasacoさんと小学校3年生の理財くんに体験してもらいました!asacoさん息子さん:理財(りざい)くん(9歳)モデルとして、雑誌や書籍、CMなどで活躍。2013年からはオリジナルテキスタイルを用いたキッズブランド「kitutuki」をスタート。また2015年からはフードユニット「マフィオ」も始動し、ケータリングやフードスタイリングも手がける。理財くんは、相撲とプロ野球(広島カープファン!)が大好きな小学3年生。HP: FOLIO MANAGEMENT 、 kitutuki 、 マフィオ Blog: kitutuki Instagram: @hiratoko_asaco Facebook: kitutuki 、 マフィオ Twitter: @asaco asacoさんによれば、0歳の末っ子もいることから、普段なかなか理財くんの夏休みの宿題を見てあげることができないとのこと。今日は親子で楽しみながら、自由研究を完成させましょう!■1. サイトで絶滅危惧種について学ぼう!さっそく 「てづくりどうぶつ自由研究 ペーパープラネット」 のサイトを見てみましょう。「熱帯林」「サバンナ」「つめたい海」の3つのエリアから好きなものを1つ選びます。理財くんは「つめたい海」に決定。 ミナミイワトビペンギンやキタオットセイの写真を見ながら、動物たちがどんなところで暮らしているのか、どんなことに困っているのかを学んでいきます。理財くん:こんなペンギン見たことないな~! 顔がかっこいいね。初めて見る動物の姿に、理財くんは興味しんしん! 親子の会話もはずみます。asacoさん:絶滅危惧種ってわかる? ミナミイワトビペンギンたちはえさがなくて困っているんだって。なにができるかな?理財くん:ペンギンがいなくなったらいやだなあ。うーん…えさを持っていってあげる!asacoさん:ほかには? キタオットセイは人間に毛をとられちゃうんだって。理財くん:キタオットセイの毛はとらないようにする!理財くんはじっくり考えながら、サイトからダウンロードしたレポート台紙に、絶滅危惧種にしてあげられることを書き込みます。レポート台紙には、動物たちの特徴や困っていることを記入する欄があり、埋めていくと地球環境や動物保護のための知識が身についていきます。■2. 動物の折り紙を折ってみよう!動物について学んだら、貼り付け用台紙に貼るための動物を折り紙で作ります。兄妹で、よく折り紙をして遊ぶという理財くん。得意なのは、紙飛行機だそう。イワトビペンギンやオットセイも上手に折れるでしょうか?理財くん:いままで折った折り紙のなかで一番難しい!そう言いながらも一生懸命、細かい折り目を作っていきます。サイトでは動画で折り方を説明していますが、難易度の高い動物もあるので、お子さんが困っていたら助けてあげましょう。理財くん:できた~! ペンギンの折り紙は妹がすきそうだから、見せてあげたいな。ミナミイワトビペンギンやキタオットセイの折り紙が完成です! 細かいところまで再現されていて、子どもが折り紙を完成させれば達成感もひとしお。親子でコミュケーションを取りながら挑戦してみてもいいかもしれません。■3. 台紙に貼る動物の折り紙が完成したら、貼り付け用台紙に貼付けましょう。波や氷の形に折り紙を切って貼れば、動物たちが暮らしている環境を再現した台紙が完成します。理財くん、のりやテープを使って、器用に折り紙で作った動物を貼っていきます。■4. 完成!ついに 「てづくりどうぶつ自由研究 ペーパープラネット」 の出来上がり! 最後にレポート台紙を貼り付けて、完成した作品をさっそくasacoさんに見てもらいます。理財くん:できたよ〜!asacoさん:すごいね! 自由研究できたね〜!自由研究を終えた理財くんとasacoさんに感想を聞いてみました。理財くん:最初は大変で難しそうだと思ったけど、やってみたら楽しくなった!asacoさん:自由研究と言うと、まずお膳立てをする親が大変そうなイメージですが、こちらはサイトを見ながら進めていけるので、親は子どもの隣でにこやかに見守っているだけでOKというのがサイコーでした。絶滅危惧種と言葉で聞くと難しく感じるのが、実際手を動かして工作をすることで、息子にはより身近な問題に感じられたようです。asacoさんは、普段から界面活性剤の入っていない洗剤を使ったり、買い物のときにはエコバッグを持参したりするなど、環境に気を使っているそう。理財くんも普段からそんな両親の様子を見ているから、今日学んだことをきっかけに、自然環境や動物について、もっと興味がでてくるかもしれませんね。■「てづくりどうぶつ自由研究 ペーパープラネット」の入手方法この自由研究コンテンツは、パナソニックのコミュニティサイト 「CLUB Panasonic」 に会員登録をして、パナソニック商品の 「愛用者登録」 を行えばだれでも無料で楽しめます。登録方法はかんたんです!パナソニックの商品についているQRコードを読み取るか、製造番号を入力すると登録画面に進みます。今回は、asacoさんが最近購入されたという音波振動歯ブラシ「ポケット ドルツ」で愛用者登録をしてもらいました。ご愛用者登録をすると、自由研究コンテンツをはじめ、賞品やイベント招待の抽選応募などに使えるポイントがたまったり、パナソニックをより身近に感じられるさまざまなサービスが受けられます。また、親子で絶滅危惧種をモチーフにしたキャラクターを集めて楽しめるゲーム 「パミーゴパーク」 も公開中。ここではよりカジュアルで絶滅危惧種の動物について知ることができます。「楽しい!」とasacoさんと理財くんも盛り上がっていました。動物や環境のことを知るきっかけ作りに遊んでみては?テーマを決めるのが難しい自由研究。今年は、絶滅危惧種や地球環境について楽しく学びながら宿題を完成させることができそうですね。もちろん、折り紙アート単体として楽しむのも◎。ぜひ親子で挑戦してみてくださいね。 「てづくりどうぶつ自由研究 ペーパープラネット」の詳細はコチラ ※2018年9月2日まで公開 エキサイト株式会社 会社概要 取材/文:いずみかな 撮影:タドコロミズホ
2018年08月15日長男は現在小学4年生。今年の2月から大手の進学塾に通い始めました。何故2月からなのかというと、中学受験を目指すなら3年生の2月からスタートするのが一般的な流れになっていると聞いたからです。■塾に通うのを嫌がる長男塾に行くことを決めたのは親です。本人はものすごく嫌がっていました。嫌がる本人を指し置いて塾に入れたものですから、最初はそれはもうめちゃくちゃモメました。塾に行きたくない理由としては、「授業が速い」「緊張する」「難しい」「勉強時間が増える」「くつろぐ時間が減る」この5つ。家でゴロゴロしながらテレビを見たり、本を読むことが何より好きな長男。それがいきなり休日まで塾になってしまったのですから嫌がるのも無理はありません。長男も泣いて嫌がり、その様子に私も悩み果たしてこれでよかったのだろうかと揺らぎましたが、まだ始めたばかりなので、もう少し、せめて1年は様子を見ようと一度決めたことは曲げないことに決めました。そのかわり、長男が新しい生活に慣れるまではできるだけサポートしようと、私もつきっきりで一緒に宿題を解くことにしました。■徐々に変化が見られるように長男は1人で取り組むよりも誰かと一緒に取り組むほうが効率が上がるタイプなので、この方法が最善だと思ったのですが、こうなると難しいのが他の兄弟2人の面倒を見てあげられなくなること。長男の宿題にかかりっきりになってしまうので、他の2人への関わりが手薄になってしまうことが心苦しかったです。最初の4か月ほどはみっちり横について一緒に宿題をしなくちゃいけない時期が続きましたが、徐々に1人で取り組むようになってきました。1人で宿題をして、答え合わせをして見直しをする。この流れが定着してきたようです。そしてまた、塾での授業の流れやテストの仕組みなどについても慣れてきたようで、最近ではテストの結果を楽しむ様子さえ見られるようになりました。学校の授業とは全然違うスピード感や、先生の巧みな話術、いろんな学校から来ているお友達との交流なども楽しめるようになってきて、塾終わりには「今日は社会が面白かった!」とか「今日は算数が面白かった」とか授業を楽しむようにもなりました。とにかく楽しんで通ってくれるようになってくれてよかった…とうれしく思うと同時に、今度はまた違った発見をするようになってきました。■勉強させられるのは「かわいそう」?我が家の住む地域では中学受験はメジャーではありません。ほとんどの子が地元の公立中学校に進むのが「普通」の地域です。なので、小学校4年生から大手の進学塾に通っている子はごく少数派です。実は長男は塾以外に公文にも通ってるんです。詳しく説明すると、小1から公文に通い始めて4年生になった時点で「辞めてもいいよ」と伝えたのですが、本人が「公文は辞めたくない」というので、塾と公文を併用しているんです。ただでさえ進学塾に通う子が少ない中で、塾と公文にダブルで通っているとなると、周囲の反応で複雑な気持ちになることが時々あります。これは同じ境遇になった方なら分かるんじゃないかな~? という、口ではうまく説明できない何とも言えない気持ちなのですが、要するに「そんなに勉強させられてかわいそうな子」と見られてしまいがちなことです。「そんなに勉強ばっかして…すごいねー」「勉強ばっかしていないで運動したほうがいいぞ」「子どものうちに遊ばないでいつ遊ぶの」相手は良かれと思って声をかけてくれるんでしょうけれども、こちらとしては何とも言えない微妙な気持ちになります。中学受験をする方も今や全然珍しくない地域もあると思いますが、中学受験という選択肢自体がそもそも少ない地域もあります。我が家の場合は後者です。周りに中学受験を目指す家庭がゼロな中で、いわゆる「教育ママ家庭」であることの孤独感は正直感じます。何事も経験してみないと分からないことってありますね。教育ママって、実はものすごく強い心と我が道を行ける精神がなければなれないんだなと思い知りました。周りの視線や哀れみや好奇心に負けない心が必要なんだなと。■教育ママの精神力よくメディアなどで見る「息子を東大に合格させた母」とか「子どもを全員医学部に合格させた母」といったお母さんが出てきますよね。実はあのお母さんたちの何がすごいかっていったら、周囲の色んな視線に負けずに、「うちはうち」と貫き通した精神力なんじゃないかなと思います。ましてや昔はもっと中学受験や小学校受験に対しての市民権が少なかったと思いますし、今以上に「あそこの家は教育ママだ」と言われたことと思います。その中でチャレンジしてきた先人はすごいなと思います。我が家の長男も、大人と習い事の話をすることがあります。たとえば、お医者さんだったり、看護師さんだったり、美容師さんだったり。正直言って、「なにか習い事をしているの?」と聞かれた時に、「サッカー」だったり「野球!」だったり運動系の習い事だったらすんなり会話が進むはずなんですよねぇ~。「何か習い事をしてるの?」と聞かれて、「塾と公文」って答えるんですから、そりゃ相手の大人も「え! 塾と公文!? 勉強ばっかり!」ってなるわけですよ。■子どもは勉強よりも遊ばなきゃだめ?そしてそこからの、「運動したほうがいいよ!」になるわけです。そうなんですよ。そりゃ運動だってしたほうがいいとは思うんですけど、子どもがみんな運動が好きなわけではないんです。運動が嫌い、苦手な子どもも当然いるんです。長男は、運動系の習い事も嫌がったし…(参考: 第29話「習い事を嫌がる子ども、無理にやらせるべき?」 )例えば毎週末野球の練習に明け暮れていると聞くと、「健全な子」という印象を誰もが抱きますが、毎週末進学塾で勉強していると聞くと、とたんに違った印象になってしまうのはどうしてでしょう。個人的には、勉強をがんばっていても、運動をがんばっていてもいいのでは? と思います。野球でより打てるように練習することと、テストでより高い点数が取れるように勉強すること、分野は違いますが打ち込んでることが大事だと思うのですが…。周囲に中学受験文化がないと、小学生が進学塾に通うことがかわいそう…と思われがちな中での難しさ。今それを実感しています。【お知らせ】第76話 「読み聞かせのお悩み8つを解決! ママも絵本を楽しむコツは?」 の記事下アンケート「Q. 読み聞かせについてお悩みがあれば教えてください」のアンケート結果はこちら↓≫ 「読み聞かせ、ママのお悩み一挙公開!気楽に続けるコツは?」
2018年07月12日来たる2020年、いよいよ東京でオリンピックが開催。子どもたちには、今のうちから世界に興味をもち、視野を広げていってほしいと願うママも多いのでは。そんな方たちにおすすめなのが、“地球儀”。子どもが小学生になるタイミングで購入を検討する方も多いと思います。インテリアコーディネーター資格をもち、小学生の母でもある筆者としては、幼児期から家族が集うリビングに自然に溶け込むように、地球儀が置かれている環境がベストだと感じています。大切なのは、楽しく自然に学ぶきっかけ作り。その活用方法を紹介します。リビングでの親子の会話に“地球儀”を交えてリビングに地球儀があると、「〇〇ちゃんが夏休みに沖縄に行くんだって」と聞けば「沖縄ってどこかな?地球儀で探してみよう!」と。テレビのニュースで「テニスの大会がフランスであって…、アメリカの〇〇選手が…」と聞けば「フランスってどこ?アメリカの選手がフランスで試合するんだね、飛行機でどのくらいかな?」なんて話も。また、雄大な自然の映像を見たときには、「こんなすてきな場所、どこにあるんだろう?大きくなったら行ってみたいね~」と、地球儀を交えて語り合うことができるのです。まさに、地球儀は「夢」のあるインテリア。それが普段から手の届くところに何げなく置いてある、そんな環境だからこそ、楽しく活用できるのです。距離を感覚としてつかむ~毛糸やリボンが大活躍~たとえば、「東京からハワイまでどのくらいの距離がある?」と言っても、幼い子どもたちにはイメージがしにくいもの。そこで、地球儀に毛糸やリボンをあててみて、その長さをはかりとります。「〇〇ちゃんのおうちがある東京から、おじいちゃんのおうちがある島根まではこのくらいの長さ。でもね、ハワイまではこんなに長くなるんだよ。」「え~!そんなに遠いの!?」と。実体験で知っている距離感との比較をすれば、子どもは自然に距離の感覚をつかめます。リビングにはどんな地球儀を選べばいい?リビングに置く地球儀は、ずばり、「おうちのリビングに合う」、「家族が気に入ったもの」でよいのです(ただし、表記は見やすいものを)。「子どもの知育のために良いから!」と無理に力を入れて、リビングには不似合いなデザインのものや、多機能にこだわったものを置く必要はありません。家族が心地よく過ごしながら、お気に入りの地球儀で会話も弾む。そんな光景を想像しながら選んだものが、一番良いと思います。テクニックとしては、球体・台座・支柱、全体の印象を通して、色味やテイストがリビングのインテリアに合っているもの。ナチュラルなリビングなら自然なカラーの球体に木製の支柱、クラシカルなリビングならセピアカラーの球体にレトロ調の金属台座、という具合に。もちろん、学習用に研究された多機能な地球儀もすばらしく、知識を深めるには良いでしょう。幼児期にリビングで興味のきっかけを作っておくと、次のステップとして子供部屋や学習机の上で活躍すると思います。リプルーグル社の「シーフェアラー」シンプル・ナチュラルなお部屋によくなじみます地球儀を交えて、パパやママと語りあった楽しい思い出が、自然に子どもの世界観を広げるきっかけになれば、何より嬉しいですね。<参考:リプルーグル地球儀 ><文・写真:フリーランス記者石川友美>
2018年06月24日男の子をもつママの多くが、「男の子って本当に乗り物が好きなのね」と感じたことがあるのではないでしょうか。我が息子も小さい頃から乗り物が大好きで、小学生になってもその熱が冷めることがありません。今や子どもの鉄ちゃん、いわゆる“子鉄”です。どうせなら別のものに熱中してくれないかな…と感じたこともあったのですが、小学校に上がった今、その鉄道好きが意外な効果をもたらしています。子鉄ママである筆者が、その効果についてお伝えします。鉄道好きは「漢字に強い!」息子は電車を見ることも乗ることも大好き。3歳ごろから自分が乗る電車はもちろん、目に入る電車の先頭車両を指さしては「あれは何行きって書いてあるの?」と聞くので、その都度教えていました。「路線図はいいおもちゃになるかもしれない(自分が楽できるかも…!)」と思って路線図を渡したところ、最初は楽しそうに見ていたのですが、路線図は当然すべて漢字。「これってなんて書いてあるの?」と言われ、結局付き合わされることになり、母の思惑は外れてちょっとがっかり。しかし気付けば、この「なんて書いてあるの?」が漢字を覚えるきっかけとなっていました。息子は“書く”ということに興味を示さない子だったので、漢字はもちろん、ひらがなも教えてこなかったのですが、年長のころにはいろいろな漢字を読めるようになっていました。それに驚いたのはほかでもない、親である私たちです。「どこで覚えたの?」と聞くと「“中野”の“中(なか)”」「“青砥”の“青(あお)”」など、出てくるのは駅名ばかり。感心している親を見てうれしかったのか、いつしか駅名以外でも「これはなんて読むの?」と漢字自体に興味を示すようになりました。まだ小学校で漢字を習ってはいませんが、知っている漢字は相当数です。また、1つの漢字で複数の読み方を知っているため、新しい熟語を見ても難なく読めるようになってきました。自然と漢字を“予習”している息子。今後国語の役に立ってくれそうな予感です!鉄道好きは「地図に強い!」息子と路線図を眺めているときに、駅を確認しながら「ここからが千葉だよ」「この駅からは埼玉県だね」などと会話をしています。そうしているうちに、関東エリアの位置関係はすぐに覚えてしまいました。また、ときには新幹線の路線を見ることもあります。新幹線となると、電車の路線といった一部エリアではなく、取り出すのは“日本地図“。九州新幹線が何駅を通り、どこの県をまたいでいるのか、東海道新幹線がどのルートを辿っているのかなど、自然と地図が頭に入っていきます。新幹線が走っている都道府県のみではありますが、だいたいの場所を把握しているようです。まだ日本の一部しか知らない息子ですが、地理に弱い筆者からすると十分なくらいよく知っています。鉄道好きが加速すれば、さらに知識を深めてくれることでしょう。一時期は鉄道オタクになる不安すら感じていたのですが(笑)、今はその恩恵に驚くばかり。また個人的には、ここまで熱中できるものがあるということにうらやましいとさえ感じます。子鉄ママは子どものその熱を奪わないように、鉄道を一緒に楽しみたいですね!<文・写真:フリーランス記者沖田かへ>
2018年06月16日いよいよ年長ママのランドセル選び「ラン活」が本格化する時期。色も機能もさまざで迷ってしまいますね。そこで頼りになるのは、やっぱり現役小学生ママの声。実際に使ってみたからこそ分かった、選ぶポイントを紹介します。買ってよかった!成功例エピソード■色は通う小学校の傾向をリサーチ小学生の登下校の様子を見に行ったところ、シックな色合いのランドセルを背負っている子が多かったので、茶色を選びました。娘も「友達と色が一緒でうれしい」と感じているようです。(大阪府・YS)■使い勝手のよさにこだわるべし!小1のお姉ちゃんに「荷物を留めるナスカンは利き手側にあった方がいい」「鍵を入れるチャック付きのポケットがあると便利」など教えてもらいました。使い勝手を考え、細部にこだわって良かったです。(神奈川県・MT)■手ぶらで通える大容量で通学楽ちんA4サイズよりも幅広の教材が配布されると聞いていたので、A4フラットファイル対応のものを購入しました。教材が楽に入るだけでなく、体育着や道具箱なども詰め込めるので、両手が塞がらずに済んでいます。(千葉県・KN)■背当てのフィット感を重視して疲れ知らず!お店の人から「背当てが体型に合っていないとベルトがずり落ちてしまう」と聞き、とにかくフィット感を重視しました。おかげで片道20分以上の距離も「疲れた」「重い」と言わずに通えています。(柏市・YI)こうすればよかった…失敗例エピソード■気付かなかった男子の目の付け所購入時は「何でもいい」と言っていた息子。こだわりがないと思いきや、入学後、友達のランドセルの自動ロック機能を見て「あれがよかった~」と言っています。男子は色より機能にこだわるみたいです。(東京都・TM)■ママがこだわった本革が裏目に…丈夫さを重視して本革にしたのですが、小柄なわが子は毎日「肩が痛い~。重い~」と言っています。教科書を入れると大人でも重いと感じるし、本革の中でも比較的軽いものを選べばよかった。(愛知県・SK)■じぃじ・ばぁばの説得に失敗…出資者のじぃじ・ばぁばの意見を取り入れて赤いランドセルに。しかし、クラスの女子の大半はラベンダー・ピンク・水色などで、娘はいまだに不満げ…。今どきのランドセル事情をちゃんと伝えればよかったです。(北海道・AK)■箱型の筆箱が場所を取ってしまう…教科書の上に筆箱を乗せられるタイプにすればよかったとちょっと後悔。筆箱を入れると体育着や給食袋が入らず、無理やり詰め込むと、せっかくアイロンを当てた白衣などがシワシワになってしまいます。(千葉県・MS)(illustrationTAKANA Kana)
2018年06月06日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。小学生になったモン太は、最近ますます自分の意思がしっかりしてきて、かーちゃんとぶつかることもしばしば。かーちゃんもついつい熱くなってしまい、大人気なく言い合いになることも。きっとこの先こんなことが増えるんだろうな~と、赤ちゃんのころとは違った子育ての大変さに頭を悩ませている今日この頃…。叱ったあとはぐったり…。ちゃんとわが子に響いているのかもわからずモヤモヤだけが残る~!そんな悩めるかーちゃんにぴったりのアプリがリリースされたですって!?なになに? 子どもとの相性を診断し、子どものやる気を引き出す方法やその子に合った叱り方、褒め方を教えてくれる…。その名も「おやこ診断」( iOS / Android )むむむ、これは気になる~!! 早速やってみよう!登録はカンタン! 家族の生年月日を入力するだけ。まずはかーちゃんの基本の性格や行動パターンが細かく表示されました。久しぶりに自分を分析されてニヤニヤしながら画面を見つめるかーちゃん。もうこれだけで楽しい(笑)。家族それぞれの性格、行動パターンなども細かく分析されていて「うんうん」とうなずけるものばかり。とーちゃんとは最高の組み合わせですって! こんなこともわかってしまうのね(照)。ちなみにモン太の診断結果は、「自分がやりたいことを一瞬で決めて行動に移したいタイプ、あまりべたべたとかまわれるのは嫌なので、本人の好きにさせましょう」※一部抜粋なるほど~!! かーちゃんはいつも、なんでもかんでも聞きすぎてしまうので、ある程度距離を置いて見守ることも大事ですね。子どもたちの性格や相性からどう接したらいいかのアドバイス、とても参考になる~!とーちゃんと子どもたちの相性もわかるので、夫婦で共有してそれぞれの役割を考えてみるのもいいですね。最後にわが家のファミリー診断結果は…「切れ者ママのミステリアスファミリー」みんな、ミステリアスなかーちゃん!? についてきてね!このほかにも、今日の運勢や家族との関係性など、いい1日を過ごすためのちょっとしたアドバイスがあったりと、家族みんなで楽しめる内容が盛りだくさん!育児の合間の息抜きに、みなさんもぜひやってみてくださいね!※ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料キャンペーンは2018年6月27日(水)をもって終了いたしました。無料でも有料でも楽しめる!ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料でダウンロードできるウーマンエキサイトのアプリ内診断サービス。家族の生年月日と性別を登録すると、以下の診断を無料(一部有料)で楽しめます。<無料>■あなた(パートナー)の本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人■子どもの本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人<有料>■あなた(パートナー)の本質診断・あなたから見たパートナーの関係性・母親としての傾向・子どもから見たイメージ■子どもの本質診断・やる気にさせる方法・思春期の行動と対処法・叱り方、褒め方・得意分野・才能・能力適正<有料コンテンツ料金>・大人: iOS/Android 600円・子ども: iOS 1,080円/Android 1,000円 ※アプリ内で一度ご購入いただいた診断結果はいつまでも閲覧できます。※診断結果は買い切りとなり、月額料金は発生しません。>>iOSアプリのダウンロードはこちら iOS ウーマンエキサイトアプリ >>Androidアプリのダウンロードはこちら Android ウーマンエキサイトアプリ
2018年06月05日小学生チーム、長男&長女の朝の風景。小3男子・長男。朝食~着替えまではとにかく早い!登校までの数10分、弟と野球をするために速攻で食べて着替え、ぎりぎりまで野球をし(しかも室内)。そして登校直前になって「あれがナイ!! これがナイ!!」とバタバタします。一方、小1女子・長女はというと…兄とは全く正反対。優雅に朝食を食べ、パジャマをキレイに畳み、前日の晩にきちんと用意をすませておいたランドセルを出発5分前に背負って、準備完璧!!帰宅風景の時もそうでしたが、本当、どちらが年上なのか分からなくなります(笑)
2018年05月23日4月23日は「子ども読書の日」だということを知っていますか?子どもの読書活動への理解と関心を深め、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めることを目的に制定された「子ども読書の日」。シェイクスピアとセルバンテスの命日であり、ユネスコが「世界・本と著作権の日」と宣言していることにちなんで、この日になったそう。そこで今回は、とあるアンケート調査を参考に、「子どもと読書」について調べてみました。平日は短い時間で!とある調査というのは、文部科学省が昨年7月に発表した「子供の読書活動の推進等に関する調査研究」というもの。同調査を見ると、小学生・中学生・高校生それぞれがどの程度読書をしているのかがわかります。今回は、対象を「小学生(4、5年生)」だけに絞り、読書の傾向を見ていきましょう。まずは、子どもが読書にあてる時間から。Q.1日にどのくらい本を読みますか?(平日)【小学4年生】・まったくしない…13.8%・15分より少ない…29.3%・15~29分…32.9%・30~59分…15.8%・1時間以上…8.2%【小学5年生】・まったくしない…15.3%・15分より少ない…30.9%・15~29分…30.4%・30~59分…15.8%・1時間以上…7.6%4年生も5年生も、各項目ともそこまで大きな差は見られず、「まったくしない」と回答したのはわずか15%前後。「1時間以上」など、まとまった時間を読書に費やす子どもはどちらも10%以下と決して多くありませんが、8割以上の子どもは、学校がある平日でも読書が習慣になっているようです。休日は読書の時間が長い!?では、休日はどうでしょうか?Q.1日にどのくらい本を読みますか?(休日)【小学4年生】・まったくしない…24.6%・15分より少ない…20.3%・15~29分…19.4%・30~59分…18.5%・1時間以上…17.2%【小学5年生】・まったくしない…24.6%・15分より少ない…21.5%・15~29分…20.0%・30~59分…17.2%・1時間以上…16.6%どちらも、平日に比べ「まったくしない」との回答が10ポイントほどアップしていますが、その一方で「30~59分」「1時間以上」読書するという子どもの割合は増えています。休日は学校がない分、自分の時間を自由に使うことができ、まとまった時間を取りやすいということかもしれませんね。ちなみに、同調査では「1カ月間で何冊の本を読むか」についても結果が出ていて、その平均値は4年生が8.78冊、5年生が7.77冊。単純に1カ月を4週間とすると、「週に2冊くらいは本を読んでいる」ということになります。もちろん、どの本を読むかによってもペースは変わりますが、それにしても結構なハイペースですよね。語彙力や文章構成力、想像力などが身につくことが期待される読書。なかには、教育の一環として取り入れているママもいるのではないでしょうか。繰り返しになりますが、4月23日は「子ども読書の日」。子どもと一緒に図書館や本屋さんに行ってみるのも、よさそうです。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月23日幼稚園や保育園とはまた違った小学校での生活。6年間のうちにいろいろな経験をし、成長していくものですが、学級崩壊や先生や友だちとの関係、そもそもどの小学校に入学するかなど、問題はたくさんあります。今回は、小学生の子供を育てるママ必見の記事を集めました。その1●深刻化する“学級崩壊”…その背景には何が?連日、“いじめ”や“暴力”など、学校問題のニュースがあとをたちません。そんななかで、“小学校の学級崩壊”が深刻化し、現場では悲鳴が上がっているそうです。深刻化する“学級崩壊”の現場では、何が起こっているのか…。どの学校でも起こり得ることだからこそ、知識を深めましょう。その2●学級崩壊の中心は意外にも優等生!?全国の小学校で問題となっている“学級崩壊”。授業中に寝ている、マンガを読んでいる、ヘッドフォンで音楽を聴いている…こんな光景が現実に起こっているというから驚きです。しかも、中心になってクラスを荒らしている子たちは、意外にも塾でも成績優秀であるような“勉強ができる子たち”であるケースが多いそう。その理由とは?その3●子どもの担任との接し方タイプ別の傾向と対策大事なわが子が保育園、幼稚園、小学校でお世話になる担任の先生。子どもにとって多大な影響を与える大事な存在でありながら、こちらで選ぶことはできないのが現実です。どんな担任の先生であっても、うまく付き合っていけるかどうかは、こちらの捉え方と対応次第。そのコツとは?その4●先生に好かれるために必要な5つの“親力”とはその4●先生に好かれるために必要な5つの“親力”とは愛する子どもたちの成長のためにも、本来、親と教師は常に協力体制でありたいもの。先生に好かれる親の特徴は5つあるそうです。先生とのコミュニケーションで悩んでいるなら、まずは覗いてみてください!その5●「公立小学校」にも学力の差はあるのか?公立ならば、エリアにかかわらず一律の規定で教育が進められているはずですが、はたして公立小学校の学習レベルにエリア差はあるものでしょうか?「内容」に差はなくとも「習得」に差が出ることがあるそうですが、どうして?公立小学校に通っている、今後通う予定だというご家庭必見です!その6●友だちと登校するメリットは?近所の友だちと一緒に登校することができる公立小学校。そのメリットとして、(1)「登下校を一緒にできる友だちがいること」、(2)「放課後に遊べること」、(3)「親同士が顔見知りになりやすく、つながりをつくりやすいこと」ということが挙げられるといいます。詳しく知りたい方は、下記よりどうぞ!
2018年04月14日わが家の次男ももうすぐ1年生。いよいよ入学が迫ってきました(ドキドキ)! 何人目でも小学校入学はよろこばしくもあり、緊張するものですね。思えば3年前の今頃、長男の小学校入学を控えて準備にいそしんでいました。今は通学グッズもたくさん出ているので迷いますよねぇ。どれもあったほうが便利なように思えますし、かといって無いなら無いでやっていけそうな気もします。ランドセルひとつとっても、本当にたくさんの種類があります。A4ファイル対応のものもあれば、軽さ重視のものもあります。皮肉なもので、選択肢が多いほど逆に何を選んでいいのかわからなくなっていました。※ちなみにわが家の場合はA4規格ではないランドセルなのですが、A4書類がそもそも1学期で1回ぐらいしか手渡されないので特に困っていません。ランドセルを購入する前にお近くの先輩ママや学校に確認されたほうがいいかと思います(なかには毎日の持ち物がすでにA4規格という学校もあるようです)。そんな長男も来春4年生。小学校を半分折り返したことになります。今回は、3年経った今私が思う「あの時買わなくてもよかったもの・買ってよかったもの」について書きたいと思います。さて、私の「買ったけど全然使わなかった学用品」はぶっちぎりでこれです。■買わなくてよかったもの学習机!!これはもう育児グッズで言うところのベビーベットのようなもので。使う人は使うけど、使わない人がほとんどなのではないでしょうか。あえて今主流のリビング学習に仕向けたわけではないのに、子どもにとってはリビングで宿題をするほうがどこか自然なのでしょうね。わが家も毎日ダイニングテーブルで宿題をやるようになり、今ではもうこの習慣が染みついてしまいました。今、学習机は全くの物置と化していて、むしろ邪魔。あぁもったいない。次男入学にあたってはもう学習机を購入せずに、ランドセルや教科書を置くラックだけ購入しようと思っています(この机を欲しいと言えば次男に譲るつもりです)。あと、これも全然使いませんでした。レインコート。1年生のうちは傘だけじゃ歩きにく、濡れてしまうだろうと思ってランドセルごと覆えるレインコートを買ってもらいましたが、1回か2回使っただけでお蔵入り(もったいない)。買ってくれたばあば、ごめんなさい。レインコートを着ていくのはいいのですが、1年生の息子にとって雨に濡れたレインコートを脱いで畳んで収納してっていう作業が手間だったようで、次回から「傘だけでいい」と言うようになりました。周りを見渡しても、着ている子は少なかったように思います。逆に買ってよかったものダントツ1位はこれ。■買ってよかったものお名前シール! なんか当たり前ですみません!!いや、でもでも、お母さんのなかにはこのお名前シールなしで頑張ろうとしている方もいらっしゃるようなので、そのような方にはぜひ熱くおすすめしたいです。むしろこのお名前シールなしで算数セットに名前を書くなんて膨大な時間の無駄!! ほっっっそい棒1本1本に名前を書くなんて「なんの修行だよこれ」って感じです。私の子どものころは母親がひとつひとつ手書きで書いてくれました。そういう面では同じ母親という立場になった今、心底「昔のお母さん、すごい」と尊敬します。これは算数セットにかかわらず3年生になった今でも鉛筆に貼ったり消しゴムに貼ったりと大活躍しています。絶対おすすめ!また、「必要だけれど、お金をかけなくてもよかったもの」もあります。■お金をかけなくてもいいもの子どもって、びっくりするぐらい自分の持ち物をなくしたり壊したりして帰ってきませんか? わが子は「この子はまき散らしながら歩いてんのか」って思うぐらい、物を落として帰ってきます(え? そんなことないですか?)。そんな日々を過ごすうちに、「お金をかけるもの、かけないもの」がわかるようになりました。この3年間で紛失・破壊させた品物の数々。長靴は2足ダメにしました。傘は3本折って、2本無くしました(どんだけー!)。しかもそのうち1本は、買ったばかりのものを持っていった瞬間に、どこかで無くして帰ってきました(おい!)。鉛筆、赤鉛筆、消しゴム等はもはや無数に失踪。暑い時期には帽子をかぶって登校するのですが、この帽子を失くしました。筆箱は表面のビニールが毎日毎日ちょっとずつほじくられ続けて、ズタボロになったため4年生になるのをきっかけに買い替えました。お子さんの性格や性別にもよるので一概には言えないのですが、それでもやっぱり低学年のうちは「壊れる」「忘れる」「失くす」の3点セットの覚悟は必要かもしれません。ちなみにわが家では、傘は本当によく失くすので安いものを買い替えるシステムにしました。長靴については安いものを買ったのですが、やっぱりすぐ底が剥がれてきてしまうので、次男の時にはいいものを買おうと思っています。最後に「予想外に必要だったもの」について。■意外に必要だったもの結構学校や地域によってルールがそれぞれなのでしょうが、2つの小学校へ通わせる中で(長男が2年生のときに転校しました)意外に共通していたのは、ランドセルのフックに手提げや体操服などを引っかけちゃダメっていうルール。私の子ども時代などはフックに体操服や給食着をひっかけて、できるだけ手に持つものを減らそうとしていましたが、今は逆にランドセルに引っかけちゃダメらしいです(安全面で)。ですので、せめて片方の手は空くようにと軽くて薄くてマチが広いバッグを持たせています。以上、私の「買わなくてもよかったもの・買ってよかったもの」でした。あくまで私個人の見解ですし、学校によっても基準がさまざまだと思いますので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
2018年03月22日子どもがまだ小さい間は、おもちゃや場所の取り合いをしてしまったとき、保護者が仲介に入って間を取り持ってあげたりしますよね。幼稚園が終わった後や休日に、子どもが「○○ちゃんと遊びたい!」なんて言う日も、勝手に1人で遊びには行かせられないので、相手のお母さんに連絡を取ってお伺いを立てたりします。しかし、子どもが小学校に入ると徐々に母親が顔を出すことはなくなってきます。わが子は現在小学3年生。1年生の時には放課後の公園に一緒に付いて行く事もありましたが、今はもうありません。子どもたち同士で遊ぶ約束をして、近くの公園で勝手に集合して遊んで時間になったら帰ってきます。そんな姿を見ていると、ときどきお友だちとの関係で悩んだりする事が出てきます。そんな時、どこまで親が介入していってもいいのか、その見極めが毎度難しく悩むところです。小学生になると、子どものお友だちがどんな子かを親が知らないことも多々あり、何なら顔すら知らないっていうことがどんどん増えてきます。わが家の場合、夫の仕事の関係で転校しているので尚更です。■小3の長男が抱えたお友だちの悩みそんなある日、長男が言ってきたんです。長男:「ねぇ、一緒に遊びたくないのに一緒に遊ぼうって言われて困るんだけど」(ほほーー。とりあえずもうちょっと話を聞いてみよう)私:「どうして一緒に遊びたくないの?」長男:「一緒に遊ばないと殴るって言われるから」(お……おおぅ。そそ、そんなにまで…)私:「じゃぁ正直に『そういうこと言う人とは遊びたくない』って言ってみたら?」長男:「言ってるよ! 今日は遊びたくないって言った!」私:「そしたらなんて?」長男:「今日学校から帰って、公園で一緒に遊んでくれなかったら明日殴るって」(おお……)長男:「ねぇ~、お母さんなんとかしてよ~!!」と、ここで私に泣きついてくるわけです。長男:「なんとかしてよ~! 遊びたくないって言っても聞いてくれないし、遊びにいかないと殴られちゃうよ~~」ゆっさゆっさと私の腕をつかみながら嘆きます。これらのやり取りは学校での出来事。とはいえ放課後(学校外)の約束。もちろんおうちの連絡先も知りません。うーーーん。困った…!実は私、この手の対処がすごく苦手なんです。■子どもの悩みの解決の仕方がわからないなぜかというと、私自身が友だちと大きな喧嘩をした経験があまりなく、どう折り合いをつけたらいいのか自分自身よく分からないのです。いじめをしたこともなければいじめに合ったこともない、平和に育ってきたタイプです。そりゃ学校生活の中で「嫌だなぁ……」「あの子ちょっと苦手だなぁ」と思う事もありましたけど、それを母親に相談して「なんとかしてくれ」って思ったことはありません。だから、こういう時、子どもがどういう風に親に動いてほしいのか、どういう風に声をかけてあげれば子どもの気が楽になるのかがわかりません。おまけに、子どもが全員男の子ということもあり、強くたくましく生きていってほしいという願いもあるので、つい「自分の力で乗り越えろ」精神を持ち出してしまいがちです。学校でのお友だちの関係での悩みに母親の私がどういった言葉をかけてあげればいいのか……。いつも悩みます。そんな私の思いとは裏腹に、私:「学校の先生には相談した?」長男:「したけど。僕はお母さんになんとかしてほしいの!!」と言い切る長男。えええええ~~~~~汗。困った…。長男:「ねぇ、どうしたらいい? お母さんから何とか言ってよ。A君に!」私:「そんなこと言われても………」ごにょごにょごにょ。(自分に火の粉がかからないようにする私)私:「よし! じゃぁわかった! 明日学校に行って、一度真剣にA君に話してみたら? 一緒に遊ばないと殴るとか言うのはやめてほしいって。きちんと言えばわかってくれるんじゃないかな?」と、提案したのですが、長男の答えは、「どうせ言ったって聞いてくれないもん」のひと言。出ました。「どうせ…」です。私:「なんでよ! そんなの分かんないじゃない。きちんと伝えればわかってくれると思うよ?」長男:「そんなことない。絶対わかってくれない」(そ……そんな。その思い込みの激しさ誰に似たのか。あ、私か)仮に私が長男の立場だったら、さっさとその場しのぎで公園に遊びに行きます(笑)。「一緒に遊びたくない」って面とむかってなんて言えないタイプだったので、きっとがまんして、しばらく遊んだら帰ってきます。そういう子どもでした。だから、逆に「遊びたくない」って言える長男のメンタルすごいなと思うのですが、A君からしたら悲しいでしょう。私:「きっとA君、長男とものすごく一緒に遊びたいって思ってるけど、その表現がちょっと空回りしちゃってるだけかもしれないでしょ?」長男:「そんなことない。嫌なものは嫌だ」(まぁそうか)私:「でも本当に殴ってくるかどうかなんて分かんないじゃん。そうやって強めに言ってるだけかもよ?」長男:「そんなことない」私:「どうしてそんなことがわかるのよ」長男:「きっとそうだもん!」はぁ~。どうしたらいいのでしょう。放課後のことだから学校の先生に相談するのも気が引けるし、ずっと悩んでる様子だったら相談しますけど今日1日だけのこと。私自身、これぐらい自分でなんとかせい! という感覚が強いんです。そうなると、今度はこう言ってきます。長男:「お母さんはどうせ自分でなんとかしろって言うんでしょ! 僕のことなんかどうせもいいんだ」…いや、そうじゃない。そうじゃないのよ。僕のことがどうでもよくないからこそ、自分で乗り越えてほしいって思うんだけど……。結局この後どうなったのかというと、A君とたまたま道で会った時に、A君と私とで直接お話ししてみました。A君も理解してくれて、問題は解決したように私としては感じています。日々やってくる、この手の問題にどこまで介入していけばいいのかなと悩んでいたところ、気づいたことがありました。それは、私が子どもの悩みを聞いた時、大前提に頭に置いておくべきことは、子どもの世界は、大人が思うよりもずっと小さい世界だということ。■子どもの悩みと、大人の悩みの違い学校・クラス・家庭・習い事。活動してる場所はさまざまありますが、大人が思っている以上に子どもの世界は小さくて狭いんですよね。その小さくて狭い世界の中での悩みは、大人から見れば小さなものでも、子どもからすれば大きな悩みであることを忘れちゃいけないなと思うのです。お友だちと喧嘩したり、ぶつかり合うことは決してマイナスなことではありません。自分とは違う価値観の人がいることを知るきっかけにもなりますし、こうした経験はいつかきっと、大人に成長していく上での糧となり、生きる力のひとつになると思います。だからと言って「いつかきっと為になるから自分でなんとか乗り越えて!」と放任しておくのがいいかというと、決してそうではありません。まだ未熟な彼らにとって、小さな世界のなかでどう乗り越えていったらいいのか、その方法を1から自分で見いだせといわれてもその方法が分からないと思うのです。だからこそ「こうしたら?」「ああしたら?」と提案してみたのですが、長男からしたら欲しい答えはそれじゃないんですよね。将来のためになるって言われたって、今悩んでるんだからそれをなんとかしてほしい。ごもっともです……。どう声かけをしてあげれば前向きな気持ちになってくれるのか。難しいですね。私がそんなことを考えていたある日、こんな光景を見かけました。■悩んでいる子どもが、大人に求めていること学校の門の近くで女の子がしくしくと泣いていて、朝の挨拶で立っていた先生が声をかけていらっしゃいました。聞くところによると、どうやら登校中にお友だちが自分のことを抜かして、早く歩いて行っちゃったとかなんとか。大人からしたら「そ……そんなことで泣いちゃう!?」と思うわけですが(笑)、小学生の女の子からしたら、学校に行く気が失せちゃうほど嫌な出来事だったわけです。しかし、しばらく先生が「そうだったの」と話を聞いてやると、涙を拭いて学校に入っていきました。きっとこれなんですよね。私がこの女の子だったとしたら「あなたも負けずに早く歩いたらよかったんじゃない?」とか「そんな小さなこと気にしてたら、これからの人生やっていけないわよ」とかそんな言葉全然ほしくないんです(笑)ただ話を聞いて、「そうか…それは嫌だったね」と自分の気持ちを認めてくれたら、よし気持ち切り替えて頑張ろうってなれると思うんです。だから私が長男にしてあげるべきだったのは、解決の方法や言葉ではなくて、聞いてあげる姿勢だったんだな、とこの女の子をきっかけに考え直すことができました。提案ではなく、話を聞いて、長男の気持ちを汲んで一緒に「それは嫌だったねぇ、わかる、わかるよ!!」と精一杯同意してあげたら、長男の気持ちも晴れて、お母さんは分かってくれたって、少しは思ったんじゃないかなと思います。話を聞く力、私もまだまだ反省しっぱなしです。【お知らせ】前回の 「『名前のない家事』からの解放! 夫も子どもも気軽にできる片付け術」 の記事下アンケート「Q. 家事を家族で上手に分担できていますか?」のアンケート結果はこちら↓
2018年03月01日小学校入学した広汎性発達障害の娘。勉強についていける?広汎性発達障害の娘は、小学1年生。小学生になる前に、親として、色々心配がありましたが、その中の一つが学校の「授業」。先生がクラスの子どもを一気に教える授業。娘が理解できるか…集中して受けられるのか…ついて行けるか…不安が募ります。Upload By SAKURAうまくいっていたのもつかの間!?担任の先生に告げられた娘の様子入学当初は、ひらがな五十音だったり…数字だったり…授業も宿題も簡単なものだけだったので、ついていけているようでした。Upload By SAKURAしかし、少しずつ内容が濃くなり…入学して2ヶ月ほど経った時、担任の先生から「授業についていけていない」という話をされました。娘は、先生が全体にする指示を聞き取れず、周りの子から大幅に遅れているとのことでした。また、授業中にマイワールドに入ることが多く、授業も聞いていないようでした。ちょっとだけ「小学生になったら、意外と何とかなるんじゃないかな」と思っていた私。自分の甘さを反省しつつ、新たにできた課題に挑むことにしました。発達外来の先生に相談したら…意外にも娘に必要だったのは今まで自宅での生活面や、コミュニケーションについては、いろいろ試してきましたが、小学生の勉強、授業の問題となると、ノープラン!!そこで私は、いつも的確なアドバイスをくれる、娘の主治医である、発達外来の先生に相談することにしました。私の話を聞き終わった後、先生は「宿題ってどんなものが出てる?」と聞いていきました。Upload By SAKURA先生は「おそらく宿題は、学校でやったことを確認するような復習の内容だと思う。発達障害のある子どもの多くは、復習と言うのはあんまり必要じゃないんですよ。娘さんのような子たちは、見通しのつかないことが苦手。初めて聞くことには、興味を惹かれないんです。こういう子にとっては、授業で聞くことは、二回目であったほうがいいんです。『あ、聞いたことある!』というのが、授業を聞こう!って興味になるんです。」とアドバイスをくれました。「だから、復習よりも予習が大事なんです。一度やってることは、自信にも繋がりますよ。」またまた私は、目からうろこ!何度この先生からのアドバイスに、うろこを落とした事か(笑)みんなと違う宿題をやってみる?それから先生はこんなことを言いました。「学校の先生にお願いして、みんなと違う宿題をだしてもらったらどうですか?例えば、来週出す予定の宿題を、先にもらうとか。」しかし…宿題を一人だけ別に…なんて…担任の先生の手を、これ以上煩わせるわけにはいかない。Upload By SAKURA学校で来週やる範囲をお家で予習!そこで私は、学校の先生に事情を説明し、毎週、来週やる授業の予定範囲を聞くことにしました。そして、娘が帰宅後、みんなと同じ宿題を終わらせた後、授業で使う教科書と、ワークブックをコピーして、来週予定のものを、先にやることにしました。ここでポイントなのは、教科書を書き写したりしてやるのではなく、同じ教科書やワークの、実際にやるものをコピーして使うこと!娘は視覚優先という特性があり、問題を書き写しても、それは同じものではありません。授業の時に娘が、「見たことある!」と思うよう、コピーを使うのです。娘は、この予習を毎日頑張ってくれました。Upload By SAKURA「やったことある」が授業中の娘をサポート!予習を始めて、1ヶ月ほど経った時、授業中の娘に変化がありました。学校の先生に聞いたところ、指示をしなければ書けなかったところが、 スッと書けているとのことでした。予習として事前にやっているためでしょう。もちろん、同じものをやっているので、当たり前と言えば、当たり前。しかし、娘にとっては「授業がわかるという自信」につながっているようでした。娘の口から、自信満々な授業の話を聞くと、私も嬉しくなり、予習の大切さを改めて感じました。Upload By SAKURA授業中はサポートできないけれど、家でできることは親子でやってみる娘は、みんなと同じ勉強方法・勉強量では、ついていけません。小学校に通っているからと言って、 学校にすべてを任せるのではなく、 娘がみんなと同じようにやれるように…家でも、努力でカバーできることは、 とにかくやってみる!! そういう気持ちをもって、取り組んできました。そうするうちに、授業を少しずつ聞けるようになってきたようで、予習をすることも少しずつ減ってきました。算数に関しては、ほとんど必要ないほどに。言語が苦手な娘は、国語が苦手。文章を読み取って問題に答える、文章問題や、文章を自分で構成しなければならない、感想文や作文は、まだまだです。ですが、徐々に、授業でやったプリントを、先生の指示を聞きながら、自分で丸付けできるようにもなりました。1年生も、残り僅か。4月には、娘も2年生になります。2年生になれば、勉強もより難しくなります。宿題やテストの結果などから、娘の学習状況を確認しつつ、担任の先生に授業の様子を細かく聞きながら、予習を調整していきたいと思っています。Upload By SAKURA
2018年01月24日いよいよ我が家のおっとり長男も春から小学生です。同じく新1年生のお母さんたち、入学準備は着々と進んでいますか?我が家では年内に届いたランドセルに腕を通した長男の案外しっかりした背中に、ついこの間まであんなにぷくぷくで、ハイハイしていたあの子が…と早くも目頭が熱くなっちゃいました。小学校ではどんな生活が待っているのか、親子で期待に胸を膨らませつつ、でも最近ある情報を小耳に挟んでからちょっと不安なことがあります。それは、「2020年から、大規模の教育改革」があるということ。学校教育や大学入試も変わるとのことで、小学校でも英語が教科になるそうです。 英語の教育改革では、現在5・6年生で行われている「外国語活動」が3・4年生で実施され、5・6年生では、英語が教科となって成績がつくようになるとのこと。(一部の学校では、2018年度から先行実施される学校もあるそうです)英語が苦手すぎて、必修外国語に英語が無いという理由で進学先を日本史学科に選んだほどのコンプレックスがあるワタシ(恥)…。今でも外国の方を前にすると、急に寡黙な微笑みの精と化します。夫は反対に英語が得意な人ですが、本人いわく相当な努力の賜物だそうなので、小学校からの英語教育に子どもがちゃんとついていけるのか…今から心配になってしまいます。そんな中タイミングよく! ウーマンエキサイトさんからのお声がけで、教育のプロにお話を伺う機会をもらいました。英語教育について、気になっていたギモンをいろいろぶつけてみました!!小5から英語に「成績がつく」とは?tomekko:英語が教科になるってどういうことですか? これまでと何が違うのでしょうか。加藤さん:英語に慣れることから英語力の基礎を身につけることに目標がレベルアップし、身についたかどうかのテストがあるということです。実はすでに2011年度から、5・6年生に対しては「外国語活動」という教科ではないかたちで、週1回英語教育は行われています。教科書がなく、「英語に慣れ親しむ」という目的で、ゲーム・あいさつなどを行う簡単なもので、調査結果では、そのレベルに満足していない保護者も少なからずいらっしゃるようです。また、評価は評定(数値などの段階であらわされるもの)がつかない形で行われており、「積極的であったかどうか」などの意欲や態度を中心に記述される形で行われています。しかし2020年度からは、現在行われている「外国語活動」は3・4年生で実施となり、5・6年生は「教科」で週2程度行われ、「評定がつく」ようになります。どんな内容の授業を受けるの?tomekko:では5・6年生の授業はどのような内容になるのでしょうか?加藤さん:まずは「聞く・話す」が中心なことは変わりませんが「相手に通じるか」という点が重要となります。これまでは歌などでリピートするだけでよかった英語を、質問されたらその意味を理解して(聞く)、ちゃんとこたえることができる(話す)ようになるための授業です。しかし、突然できるようにはならないので、よく使いそうな状況と登場人物などを設定し、ロールプレイングする中で会話を聞いて真似をします。そして、日本語を学んだのと同じように、まずは耳から入ってきた言葉の意味を理解することからはじまります。例えば「ワッチュワネーム(what's your name)?」という音が、名前を聞いているということを理解して、自分でも使ってみます。そして、読んだり書いたりするときに初めて「ワッチュワネーム(what's your name)?」が3つの単語でできていて、単語の間にスペースを開けて書くことに気づく、という順番です。「読む・書く」のスキルについては、例文を声に出して読んだり、英語をみてそのまま書き写したりする程度。あくまでも読み書きは英語の文字に慣れ親しむことを大切にします。また、「聞く・話す」スキルは、ペーパーテストではわからないので面接形式や、外国人講師とのやりとりをみて、評定をつけるようになります。小学生では、「読む・書く」スキルよりも、まずは「聞く・話す」ことを重視して評価します。tomekko:文法は中学校で習うのでしょうか? 自分は文法が苦手で英語が嫌いになりかけたので…心配です。加藤さん:はい。文法理解などを始めるのは中学生からです。今までは中学生からいきなり「聞く・読む・話す・書く」の4技能をやっていますが、実はこれはかなり難しいことなんです。つまずく人が多いのは、これが原因です。たとえば、日本語を習得するときは、「聞く・話す」は6歳ぐらいまでゆっくりと身につけますよね。個人差はありますが、2歳までは特に「聞く」のみ。2歳ごろからやっとおしゃべりを始めて、「読む・書く」を習うのは小学1年生からですよね。英語は、中1から突然4技能をやり始めるからつまずく人が多かったんです。これは良くないと、現行の指導要領では、まずは小学生のうちに「聞く・話す」、次に「読む・書く」もはじめておく、など段階をつけることになりました。実は英語が母国語ではないアジアの国では、ほとんどの国が小3からやっていて、やはり、「聞く・話す」→「読む・書く」の段階的な英語学習を行っています。tomekko:え…そうなんですか! それなら小学校の早い段階で始めなくて良いのでしょうか?加藤さん:これは私の考えですが、まず、学校教育の最初の段階で日本語(母語)を学ぶ、思考能力などの基本的な部分をまず母語でしっかりさせることのほうが優先です。母語の基礎をしっかりすることが、他教科や外国語を学ぶ上でも必須だからです。ただし全く英語をやらない方がいいということではありませんよ! 年齢が若いというのは、言語学習が成功しやすいとも言われています。家庭で、親が子どもにできることって?tomekko:そうなんですね…! では具体的に、親が子どもにしてあげられることはありますか?加藤さん:一番大事なことは、英語を使いたい! というコミュニケーションへの意欲を高めることです。それは、義務感で「やりなさい」といっても全然ダメです。親も興味を持って、一緒に楽しむ気持ちでやりましょう。声がけも「ママも苦手だったからやらないと困るわよ」ではなく「お母さんも一緒にやってみようかな~♪」というのが大切です。乳児や幼児は、親が好きなものは興味を持つんです。例えば、外国の文化に興味を持って欲しければ、テレビで流れてきたニュースをママやパパが話題にすることなどは子どもにとてもいい影響です。と言っても難しいニュースについて話す必要はなく「○○で大きなサッカー大会があるよ。どこにあるのかな?」「日本語とは違う言葉を話しているね」などでもいいと思います。DVDなど、子どもが興味を持ったアニメなどを英語音声にしてみるのもいいですね。【1】日本語音声で見て【2】英語音声に変えて字幕で見る。意味がわかっていて英語が聞こえてくるから、学習効果も高くなります。tomekko:「聞く・読む・話す・書く」どれを先に取り組むのがいいんでしょうか?加藤さん:順番としては、まず聞く機会を増やすことです。わからなくても、なんとなく聞き続けるという能力は子どものほうが高いんです。その次に「話す」になるのですが、話す相手に興味を持って質問してみようという気持ちも必要になります。日本人に多いのは、質問されたら応えられるけれど質問ができない人です。これは、パーティで初対面の人とスモールトークが苦手な人が多いというのにもつながっていそうです。これからは、多様な人と関わっていく力、オープンな心も必須になってくると思います。また、小5・6以降になると「わからないことは恥ずかしい・失敗は嫌」という思いがどんどん高まっていきます。小さい頃から、間違えてもいいから英語を話すという体験をさせてあげるといいと思います。こういったことも、年齢が若い方が学習しやすいという理由です。tomekko:なるほど! やっぱり「聞く」「話す」が大事なんですね。英語の教材やスクールを選ぶときに大切なことはありますか?加藤さん:英語を使いたいという意欲を育てることを前提に、効果的な学習方法を選ぶというのが大切です。何が効果的なのかは、お子さまの性格にもよるのですが、タイミングと学習環境、そして先生(指導者)選びが大事です。例えば、シャイなお子さまは最初は子どもが大勢いる英語教室よりも安心できる家庭での学習教材がいいかもしれません。ただ、「シャイだから連れて行かない」など親が子どものポテンシャルを閉じる必要はありません。初めてでも意外とやれることもあるものです。特に幼児は体調や機嫌で変わってくることもありますので。長い目でみてあげましょうね。自宅で楽しく「使える英語」を学ぶには?おっとりした長男には、家庭学習が合ってるかもしれない…。自宅で学べて、しかも先生と話す機会もある教材なんてあるの…? と思ったら、それがかなうのがベネッセさんの「進研ゼミ 小学講座」とのこと。 気になったことを責任者の豊泉さんに聞いてみました!tomekko:どんなレッスン内容なのでしょうか?豊泉さん:「進研ゼミ 小学講座」は、小学生での学びでとても大切な「自分で考えられる力」を身につけられるよう、お子さまが夢中で考え抜く楽しさやわかるおもしろさを体験・実感できる家庭学習教材です。2018年度4月号からの英語学習は、英語4技能を身につけられる内容にパワーアップします!バランスよく4技能に取り組める毎月のレッスンに加え、4技能が本当に身についているか診断できるアセスメントが受けられるようになるんです。技能別の力を細かく診断し、個別アドバイスをお届けするので、お子さまの力にあわせて英語力をしっかり身につけていくことができます。もちろん、お子さまが楽しく学べる工夫をしており、ゲーム形式や物語形式でネイティブスピーカーの音声で短いフレーズに何度も触れられたり、外国人とやりとりをする擬似体験などもできるようになっています。もっと英語に触れたい、英語力を伸ばしたい方には、有料オプションの「Challenge English」もおすすめしています。パソコンやオリジナルタブレットで4技能を学ぶデジタルレッスンと、月1回外国人講師との「オンライン会話レッスン」もできる講座なんですよ。tomekko:小学生が学ぶことを重視した教材、というのがいいですね!豊泉さん:ゲーム感覚のロールプレイや、クイズ形式など、英語力を確認できる仕組みを取り入れ、お子さま自らがやりたくなるような仕掛けをたくさん作ってあります。そして、周りを気にせず、間違いを恐れず、どんどん英語を使ってもらうためには、リラックスできるご自宅で、毎日英語に楽しく触れられれることもポイントだと考えています。「英語が楽しくなった」「自信がついた」といううれしいお声をたくさんいただいています!tomekko:それは、良さそうです!! 自宅学習だと送り迎えもいらないし、何よりおっとり長男が無理なく続けられそうなのが魅力的です。今までと違い、英語力もより大事になってくる今の子どもたち。母もいろいろ情報を仕入れて、子どもにあった学習法を見つけてサポートしていきたいと思います! 自宅で外国人講師との会話レッスンを受けられる!「Challenge English」をWEBで体験してみよう 「進研ゼミ 小学講座」も追加料金なしで英語学習ができるように!>> PR:株式会社ベネッセコーポレーション
2018年01月18日こんにちは。臨床心理士の今井千鶴子です。12月となり、来春小学校へ入学するお子さんがいるママにとっては、小学生の生活がそろそろ気になる時期ではないでしょうか。そこで今回は、さまざまな調査結果をもとに、小学生の1日の過ごし方についてご紹介します。●起床から登校・下校までの様子(1)起床時間村田(2014)によると、小学生全体の平均起床時間は6時34分とのことです。ちなみに、カゴメ(2016)の調査では、保護者が子どもの健康状態について最も気になるのは「朝すっきり起きられない(25.4%)」であることがわかっています。この結果をふまえると、「登校時間に間に合うように何とか起きている」お子さんが多いことがうかがえます。入学後に今よりも早く起きる必要があるお子さんは、新生活に向けて今から早起きの習慣を身につけておきたい ですね。(2)登校時間学校によって異なりますが、8時前後に登校している子が多いようです。また、学校までの距離によって違いはありますが、7時半から8時までには自宅を出る お子さんが多いようです。(3)下校時間学校や学年によって下校時間はさまざまですが、一般的には小学校1年生だと15時頃、その他の学年でも16時頃に帰宅する ことが多いようです。また、下校後に児童クラブ等で過ごすお子さんもいます。●起床帰宅後の子どもの様子最近の小学生は忙しいといわれます。例えば、16時帰宅で21時就寝の場合、5時間の間に、勉強(宿題)、夕食、入浴、習い事などさまざまな活動を行っています。博報堂こそだて家族研究所(2016)の調査でも、小学生の81%が何らかの習い事をしている ことがわかっています。最近は「疲れた」が口癖のお子さんも目立ちますので、お子さんにとって無理のないスケジュールになるよう配慮していきたいですね。(1)夕食時刻夕食の時間は、小学校2年生では18時頃、5年生では19時頃が最も多いのですが、20時頃に食べている子も10%前後いる ことがわかりました(久世,2010)。(2)勉強(宿題)小学2年生では30分〜1時間ほど、5年生では1時間〜1時間半ほど勉強している 子が多いようです(久世,2010)。これまでの研究から、睡眠には記憶を定着させる働きもあるといわれています。ですから、特に暗記が求められる問題は(睡眠時間を減らさない範囲で)就寝前にやるのもよいかもしれません。(3)お風呂浴室に滞在する時間は25分前後 だといわれています(東京ガス都市生活研究所,2010)。また、夕食前に入浴する家庭、夕食後に入浴する家庭がそれぞれあるようです。(4)就寝時間小学生全体の平均就寝時間は、21時30分とのことでした(村田,2014)。就寝時間に関しては、小学1年生が21時06分であるのに対し、小学校6年生は21時55分など、学年が上がるごとに遅くなる傾向があるようです。多くの研究で子どもの夜ふかしのデメリットが指摘されていますので、気をつけていけたらいいですね。----------いかがでしたか?今回は小学生の1日の過ごし方についてお伝えしました。お子さんが楽しい学校生活をおくれますように!文献村田他(2014)日本の小学生の睡眠習慣と睡眠に影響を及ぼすライフスタイルについての大規模調査小児保健研究,73,798-810東京ガス都市生活研究所(2010)親子入浴に関する実態調査カゴメ(2016)小学生のお通じに関する調査博報堂こそだて家族研究所(2016)小学生ママの「子どもの習い事・身につけさせたいスキル」レポート久世他(2010)子どもの生活習慣づくりに関する調査概要岐阜女子大学紀要,39,27-33●ライター/今井千鶴子
2017年12月21日自分が好きな遊びじゃなきゃイヤ!友達に合わせるなんて苦痛すぎた小学生時代Upload By かなしろにゃんこ。息子リュウ太は小学生のころ、友達に合わせて遊ぶことなど苦痛すぎてできませんでした。「ワクワクしないことには付き合いたくない!」、”自分が”楽しいことにだけ全エネルギーを使いたいコテコテのADHDです。ウソでも人の趣味に共感するなんてことはできません。私はそんなリュウ太に、「みんなに合わせられるような柔軟な心を持ってほしいな…」なんて思っていたものです。でも、人に合わせるなんて、ADHDの小学生にとってはまだまだ難しいこと。ところが!中学生になると徐々に、友達オススメのゲームもするようになりました。やっと友達の趣味に合わせることができるようになってきたのです。男子4人、ミッション成功に向けて協力し合う!?コミュニケーション力が自然にUPUpload By かなしろにゃんこ。放課後、ウチに4人くらいの同級生が集まり、友達のソフトでゲームをすることが増えてきました。どうも、海外のギャングゲームをやっていたようで、「アレじゃねー?」「コレだろ!」と協力し合ったり、ときには転がって大笑いしたりワイワイと楽しそうです。海外版のゲームなので、英語力がまだイマイチな中学生には分からないことも多く、みんなで協力して試行錯誤しながらプレイしている様子。私はすぐそばの部屋で仕事をしていたのですが、おかげで全く集中できませんでした…。そのうえ、ハイテンションで遊ぶ男子4人が集う部屋からは、汗臭やら靴下臭やらいろいろなニオイまで漂ってくる~ (笑)でも、息子が友達と楽しめている!と思うと、仕事に集中できなくても、部屋が多少臭くなっても我慢できました。友達の意見を受け入れたり、自分の意見を提案したり、小学生のころには見られなかった”仲間意識”が生まれている感じ。ゲームをしながらコミュニケーション力まで磨かれている!と感じられました。それに、友達と遊んだ日は、疲れて早く寝てくれるのも母として高ポイントでした(笑)ゲーム三昧の「クリスマスお泊り会」を計画!息子がホスト役にUpload By かなしろにゃんこ。クリスマス間近のある日、夫が「家族で楽しもう!」といろいろなスポーツ対戦ができるゲームソフトを買ってきました。ところが息子は、家族でやる前に友達と楽しむんだと「お泊り会」を計画!というか勝手に決めてきたのでした。息子の計画は、ゲーム三昧の「クリスマスお泊り会!」。友達4人でわが家でお泊りして、自分たちでカレーライスをつくり、夜通しゲームをするというもの。夫がいると遠慮して楽しみづらいということで、夫には会社に泊まってもらい(クリスマスなのに!)、気兼ねなく遊べるように準備しました。パーティー当日は、子どもたちだけでカレーを鍋いっぱいにつくって、4人でたいらげてからっぽに。私の分をとっておいてくれるという気の回し方はできなかったようで(笑)そして、家族で楽しむ予定だったスポーツゲームで、中学生らしく健全に汗を流してハッスルハッスル☆ドタンバタン!遠慮なく暴れる男子たち。「息子はホスト役らしく、みんながくつろげるように細かい気遣いをしていました」…といいたいところですが、気遣いなんて全くできてなくて、友達のほうが細かいお手伝いをせっせとしてくれました。そんな空気読まないところが、さすがADHD息子。誰も期待していません(笑)ダサいことがカッコイイ!?”ヘタレでダサい”自分を笑いに変えられるように!Upload By かなしろにゃんこ。その夜の息子たちを見ていて思ったことは、ゲーム中にダサい失敗をして友達にツッコまれることが「オイシイ!」らしく?お互いツッコミ合っては、大笑いしているのです。小学生時代の息子だったら、ツッコまれたら怒り出したり、被害者意識強めでしょげていたはず。でも、ヘタレでダサい自分を笑いに変えられるようになっていたんです。息子が殻を破れた、新しい息子の姿を見ることができた瞬間でした。リーダーの子がまず最初に”ダサいことをやらかすのがオモシロイ!”という雰囲気づくりをしてくれ、他の子がかわるがわる失敗したり、ダサいことをする。そして皆でツッコミ合っては、ゲラゲラ大笑い。これが中学生らしいコミュニケーションなのかな?、ダメなところも見せられると仲間意識が強まるのかも?、カッコよく勝つだけがオモシロイわけじゃないという、新たな価値観を友達から学べてるのかもしれないと思いました。「こんな日があってもいいよね!」息子の成長を感じた夜Upload By かなしろにゃんこ。はしゃぎすぎて、夜中は大人しくボードゲームに流れていった男子たち…ホスト役のはずの息子は、なんと真っ先に寝てしまいました。オイオイ、夜通し遊ぶんじゃなかったの?企画したのはお前だろ!と、ツッコミたくなりました。その日は私まで徹夜することになりましたが、友達と一緒にワイワイ楽しむ息子の姿を見ることができたし、「こんな日があってもいいよね!」と気楽に考えられるようになりました。小学生のころ、あんなに気をもんだ友達付き合いなのに…。はからずも、息子のコミュニケーション力をUPさせられるゲームを買い、クリスマスなのに会社にお泊りしてくれた夫にも、大感謝した夜なのでした。
2017年12月13日こんにちは、ライターのNANARUKAです。お子さんが小学校に入学すると増える心配事のひとつとして、子どものお留守番をどうするかということがあります。積極的に子どもを一人きりにしようと思わずとも、学校内活動や習い事など、子どもが一人で行動する時間が増えれば、 仕事やきょうだいの送り迎え、日々の用事など、多かれ少なかれ子どもを一人で置いておかなければならない場面に遭遇することもしばしばです。ネットやTVなどで、さまざまな事件や防犯の知識は耳にするものの、住んでいる地域や環境によっても対策は異なり、実際には全く違った問題点が見えてくることも多いのではないでしょうか。そこで今回は、小学生以上のお子さんをお持ちのママさん方に、「子どもに初めてお留守番させたとき」「子どものお留守番中に困ったこと」「子どもが不安を感じないための工夫」などをインタビューしました。何がきっかけで、どんな問題があったのか……などの体験談を知ることで、予測や解決策などを考えるきっかけにしてみてください。●子どものお留守番デビューは小学生。「徐々に慣らすべき」との声多数!『1年生から学童クラブに入っていましたが、学年が上がると習い事の日数が増え、私の仕事復帰もあったため、3年生で学童クラブを辞めてお留守番生活に。お互いの安心のために子ども用の携帯電話を持たせましたが、不安なことがあると何十回でも電話をかけてくる ので仕事中のこちらも困るし、出てもらえないと娘はさらに不安を募らせ、私が帰宅すると泣いている日もしばしば……。いくら携帯を持っていても最初から一人きりで長時間は無理だと考え直し、可能な範囲でおじいちゃんやおばあちゃんに家に来てもらうことにしました。そのうち自分から「もうひとりでも大丈夫」と言ってきたので、こちらも安心して留守番を任せられるようになりました。その後も定期的に防犯対策を話し合い、意見交換をするなどして、娘の不安はつねに取り除く ようにしています』(39歳/3年生女の子のママ)『私が近くのコンビニに買い物に行く間の、数分間程度の留守番は幼稚園のころから何度かさせたことがありましたが、臆病な娘は短時間でも一人きりになることをいつも嫌がっていたので、小学校入学後も、私は娘の下校までには必ず家に戻るようにしていました。しかし、娘が3年生になった際に私がパートに出ることになり、シフトによっては私の帰宅が娘より遅くなることも。そこで娘とよく話し合い、緊急時の対処や来客時の約束などを決め、最初は週に1、2回、30分程度のお留守番から始めました 。固定電話の扱いも教え、時間を決めて電話をかけ合うなどしながら少しずつ慣らし、4年生になった今では週4日は5時まで働けるようになりました』(40歳/小学4年生女の子のママ)『最初は嫌がっていたものの、2か月も経つと、お友達の家や公園にどんどん出かけてしまうようになり、薄暗くなってから私が帰宅しても家の中は空。どこで何をしているのか、何時に帰ってくるのかもわからない日が増えました。気ままに遊び、帰宅後は宿題もしないでテレビの前でゴロゴロ。これではダメだと思い、夫婦で話し合い、お友達の意見も参考にするなどして本人とも時間をかけて話をし、約束事を決めて 軌道修正しました。小学生なんてまだまだ親が管理しなければいけない時期。周りの意見をよく聞いてみて、放っておきすぎたと反省しました』(42歳/5年生男の子のママ)これらの体験談から“お留守番”とは、いつかは経験することではあるかもしれません。けれど、大人の都合で何の前置きもなく、ある日突然に一人きりにさせる、ということは避けるべきでしょう。それまで何の予備知識や経験のない子にとって、「○時まで待っててね!」「インターホンが鳴っても知らんぷりしておいて」「電話が鳴っても出なくていいからね」「地震が来たらテーブルの下に隠れるのよ」などと一気に言われても、すんなり頭に入るわけがありません。かえって不安や恐怖の気持ちが増大し、非常に大きなストレス となって心に残ってしまうかもしれません。「もう○歳なんだから一人で留守番できるでしょ?」「お友達もみんなお留守番してるんだから」……というのは理由になりません。その子なりの成長や経験を見極め、不安を取り除くことから始めましょう。最近では“子どもの防犯”をテーマにした教育番組もあるので、子どもと一緒に見て参考にしたり、意見交換したりするのもよいですね。●声を大にしては言えないけれど……。早いデビューの声も続々『上の子が幼稚園に通っていたときのお迎えは毎日2時半でした。その時間、午前中に公園遊びや児童館で遊び疲れた下の子はお昼寝の真っ最中。入園したばかりのころは毎日起こしてお迎えに連れて行っていましたが、当然機嫌が悪くてグズりっぱなし。暑い日や寒い日、雨降りの日にもよく泣きわめかれ、相手をするのも大変だったので、その後ちょくちょく、下の子がお昼寝しているときは家に残して出る ようになりました。玄関までの廊下に出られないようにリビングに柵を設置し、危険なスイッチ類に届かない工夫をするなど安全対策は十分なつもりでも、家に戻るまでは気が気ではありませんでした。そのうち、成長とともにお迎えへも連れて行けるようになったので、一時的なものでした』(35歳/1歳男の子、5歳男の子のママ)『3番目の末っ子は現在4歳ですが、今季夏休みの間、上の子2人の習い事の送り迎えが多いときには1日に何度もあったので、家に一人で待っていてもらうことが多かったです。とはいえ、留守中に災害が起きたり思わぬ事故が起きたりすることを考えると、できれば一人にはしたくありません。そのため、お昼寝後におやつとトイレを済ませ、お気に入りのテレビをつけたのち、30分間を限度 に用事を済ませたら大急ぎで戻っていました』(40歳/11歳女の子、7歳女の子、4歳男の子のママ)最悪の事態を想定しつつ、罪悪感を抱きながら少しの時間に限ってお子さんを家に置いているというママさんも多いようですが、どんなに注意を払って予測していても、時に子どもの成長は思いがけない行動を引き起こす、ということも決して忘れてはいけませんよね。“踏み台を使って高い場所にある物に手を伸ばすようになった”、“押す、引く、だけでなく、回すこともできるようになった”……。そんな、本来喜ばしい子どもの成長が悲しい事故を引き起こす ことになってしまわないように、せめて小学生になるくらいまでは、どんなに大変でも一緒に行動した方がいいのかもしれません。●お留守番の子どもには“書き留める”が一番。賑やかな演出で不安も払拭!最後は、子どものお留守番を安全に、円滑に進めるためのアイデアを伺いました。それぞれの家庭で、その子に合ったさまざまな工夫をしているようです。『言い聞かせても忘れ、ささいなことで不安になるのが子どもだと割り切って、チャイムや電話が鳴った場合、地震が起きた場合など、さまざまなシチュエーションを想定して対処を箇条書き にして子どもの目線の高さに貼っておきます。その内容を元に「さらにこんなときはどうする?」「こうなった場合はこうしてね」と会話をし、複数の連絡先も記しておけば、いざというときに子どもも慌てたり困ったりしなくて済みます』(44歳/5年生男の子、2年生女の子のママ)『子どもにお留守番させる日は、いつも寝室に置いてあるぬいぐるみたちを黙ってリビングに置いておき、おやつも多めに。お気に入りのDVDやゲームも自由に使えるようにテーブルに並べておきます 。以前「ぬいぐるみさんたちも一緒なら寂しくないでしょ?」と聞いたとき、「そんなのいらない。一人で大丈夫だもん!」と強がっていて逆に心配になったので、不安になったら何も言わずに置いておくようにしました』(33歳/2年生女の子のママ)『事前に約束事を決め、その約束どおりできるだけ自分で考えて行動するように言いますが、もしものときのために、両親、おばあちゃん、学校、近所のお友だちの電話番号を一覧にして貼っています。一人きりではないという安心感 につながっているようです』(38歳/4年生女の子のママ)わが子の安全を確保することは親にとって当然ですが、特にお仕事をお持ちのママさん方にとっては子どもの時間に合わせてばかりもいられず、悩ましい問題ですよね。私たち親世代が子どもだったころと比べると、環境や社会情勢も大きく変わっています。過去の常識にとらわれず、現在の事例や傾向をよく理解したうえで、冷静に柔軟に対策を考えたいものですね。次第に日が短くなっていくこれからの季節、改めて家族みなさんで話し合ってみてはいかがでしょうか。●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年09月27日子どもが小さいときは『いないいないばあっ!』や『えいごであそぼ』などでお世話になっていたNHK Eテレ。子どもの成長にともなって視聴の機会も減るかと思いきや、実は子どもが小学生になった今でも、楽しみに見ている番組がいくつかあります。独創的でユーモアがあって、つい目が離せなくなる。今回はそんな遊び心あふれる番組を3つご紹介しましょう。親子で楽しめるものばかりなので、おすすめです!CGは使いません! やってみることに価値がある『大科学実験』科学の楽しさと奥深さを届けるために、けたはずれの実験検証をする『大科学実験』。この番組の特徴は、実験映像にコンピューターグラフィックスを一切使わないところです。あくまでも「実際にやってみる」ことにこだわりをもち「え、そこまでやる…?」とこちらが戸惑うほどの大がかりな実験を目にすることができます。「一体、最後はどうなるの?」「もう科学とかどうでもいいから、とりあえず成功しますように…」とハラハラしたり、息をのんだりして見守らざるをえない、そんな番組です。「自分が見たいがために子どもを誘っている」なんていうパパさんもいるよう。実験監修をしているガリレオ工房は、過去に福山雅治さん主演で放送された超常現象解決ドラマ『ガリレオ』や、映画『容疑者Xの献身』などの実験監修も行ったNPO法人。わかりやすくエンターテイメント性の高い実験が得意なガリレオ工房あっての『大科学実験』なのかもしれません。アンティークな世界観がツボな『ムジカ・ピッコリーノ』子ども向け音楽エデュテイメント番組『ムジカ・ピッコリーノ』の魅力は、なんといってもアンティークっぽい映像と音楽がおりなす世界観です。人々から忘れられてしまった「ムジカ」という音楽や楽器が怪獣「モンストロ」となってさまよう…という説明文だけではまったく想像のつかないストーリーですが、キャストが着ているクラシックでレトロ感あふれる衣装や、クオリティの高いライブシーンなど見どころが多い番組です。その独特な世界は、小さなお子さんでは好き嫌いがわかれるところですが、音楽への興味を探る意味でも親子で見てほしい番組です。登場人物の一人、高い歌唱力とギター演奏をみせるヒロイン役の斎藤アリーナちゃんは、連続テレビ小説『あまちゃん』でベロニカとしても出演。シーズン3、4ではメトロン号の乗組員ゴンドリーとしても出演していたゴンドウトモヒコさんが、音楽制作を担当。コンピューターと管楽器による独特なスタイルで、Yellow Magic Orchastraをはじめ、Love Psychedelico、The Beatniksなど多くのミュージシャンの音楽活動に参加している異色の経歴の持ち主です。 耳から離れないメロディと奥深い歌詞に注目『びじゅチューン!』「モナ・リザ」や「ヴィーナスの誕生」、「サグラダ・ファミリア」など世界中の美術作品や建造物をオリジナルソングとアニメにのせてお届けするのが美術エンターテイメント番組『びじゅチューン!』です。作詞・作曲・アニメ・歌すべてを手がけるのは、映像作家の井上涼さん。彼の“目のつけどころ”に子どもも大人も心をわしづかみにされ、テーマとなった作品を「見てみたい!」と思わせる力はすごいの一言。目に入ったその瞬間から「なに、これ」と釘づけになる脱力系ゆるっとアニメと、耳から離れない歌の中毒性はかなり高め。「子どもがどハマりして、いつのまにかわたしも家事の最中に口ずさんでいる」というママもおり、親子そろって虜になる人が続出しているようです。わたしのおすすめは、パーティードレスを美しく着こなすためにトレーニングにはげむ「鳥獣戯画ジム」という作品。何回見てもにやけてしまうし、ノリノリに歌えて楽しいです。ほかにも「見返りすぎてほぼドリル」「プロポーズはラスコーの洞窟で」など、ストーリー性を感じる歌のタイトルから、すでに心ひかれてしまう作品が満載です。教育番組でありつつ、挑戦的なバラエティ要素も感じるEテレの番組ラインアップ。これからも期待が高まります。ぜひ皆さんのお気に入りをみつけてくださいね。<参考>・ 『大科学実験』 ・ 『ムジカ・ピッコリーノ』 ・ 『びじゅチューン!』 ・ ゴンドウトモヒコ『愚音堂』 ・ 『井上涼オフィシャルサイト』
2017年09月05日子どもたちは夏休み真っ只中!楽しい半面、悩ましいのが宿題ですよね。特にこの時期の小学生ママたちは、自由研究や自由工作のネタ探しに困っていませんか?今回は、夏にピッタリの制作「折り染め 」を紹介します。この折り染め、鮮やかな色でどこか涼しげ、見ているだけでもキレイ。出来上がった作品はいろいろな工作の材料としても使うことができるため、自由研究にも使えちゃう。まさに、夏のお楽しみにはもってこいなんです。身近な材料だけで簡単にできちゃうのも嬉しいところ。悩めるママたち、どうぞ参考にしてくださいね!●用意するもの・和紙(障子紙や半紙)・絵の具(水彩絵の具、ポスターカラー)・紙皿または紙コップ作るときに使うのは、たったこれだけ。もしも周りを汚したくないなら、新聞紙を用意して作業スペースに敷き詰めるといいでしょう。また、染めたあとの和紙は洗濯物干しハンガーに吊るす とサッと乾いて便利です。●染め紙の手順とうまく作るコツ(1)紙コップに水を入れ、絵の具を溶かす。(2)半紙を小さく折りたたむ。小さな子どもが行うなら、くしゃくしゃと丸めるだけでもOK(3)折りたたんだ半紙の角を絵の具に浸し、染めていく。(4)全ての角に色を付けたら、半紙をそっと広げる。(5)風通しの良い場所に置き、完全に乾くまで待てば完成♪和紙を広げ、そこに思わぬ模様ができているのを見た瞬間の子どもたちの表情は、喜びと驚きでいっぱい!ママがサポートすれば、2〜3歳の小さな子でも楽しむことができる簡単な制作ですが、うまく作るにはちょっとしたコツがあるようです。『色数は少ないほうが、シンプルできれいに作れます。いつも私たちが制作で行うときは、赤・青・黄の3色 くらいしか用意しません。たったそれだけでも、みんな違うパターンの作品ができますよ』(30代女性/保育士)確かに、子どもは準備の段階から楽しくなってしまい、あれこれたくさんの色の水をこしらえてしまいそうですよね。色数はあくまで少なめに。そのかわり、紙の折り方や色水の濃度を変えていくことで、さまざまな表情の作品を作ることができるそうです。『和紙は、障子紙 があればベストです。水に強く、濡れても破れにくいので失敗を防げますよ。しっかりした厚みもあるので、染めた後に切ったり貼ったりするのも断然ラクですね』(40代女性/幼児教室講師)色水に浸けたあと、いざ紙を開こうとしてビリッといってしまうこともよくあるんですよね。強度のある障子紙を使えば、そんな失敗も防げます。最近では100円ショップでも売っているので、材料探しのときにはチェックしてみてください。もちろん、障子紙がないときは習字用半紙でOKです。半紙は障子紙よりもヨレやすいので、ピンとよく伸ばしてから干すといいでしょう。『本格的な染め紙では、専用の染め粉を使います。でも、家庭で行うときは普通の水彩絵の具やポスターカラーで大丈夫。画材による差はあまりないので、手近にあるものを使ってしまいましょう(笑)』(30代男性/幼児教室講師)大型の画材店に行くと、染め紙用の染め粉セットを売っていることもあります。ただ、お値段はちょっぴり高めなんですよね。さらに、染め粉で作った色水は服につくと落ちないため子どもと楽しむには厄介なシロモノ。普通の絵の具でいいなら、気軽にチャレンジできますね。お子さんが学校で使っている絵の具セットをちょっぴり拝借してもいいかもしれません。●できた染め紙でこんなものが作れる!美しく染まった紙、見ているだけはもったいない!一手間加えると、立派な作品に変身するんですよ。例えば、レースペーパーのように飾り切りをし、黒い紙に貼り付けると……夜空に浮かぶ花火のできあがり。アサガオやアジサイの形に切って、ペーパークラフトを作ってもいいでしょう。鮮やかな色を活かすためには、背景をシンプルにまとめるのがコツですよ。また、手作りうちわの材料 にしても素敵。うちわの骨組みは、家電量販店のプリンター用品コーナーや100円ショップで手に入れることができます。アイディアしだいで無限に楽しめるのが、折り染めの魅力なんですね。----------小さなお子さんから小学生まで、幅広く楽しめる折り染め。ぜひたくさん作って、お気に入りの1枚を残してくださいね!●文/パピマミ編集部●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年08月14日今思えば、子どもの頃から自分のことが大好きだった。自分だけが大好き過ぎたので、周りは全然見えていなかった。子どもなら大抵そんなものだろうと言う人もいるかもしれないけど、案外そうでもない。あの子は今誰と仲良しだとか、あの子は誰と喧嘩しているらしいとか、そういうクラスの人間関係を正確に観察している子どもも中にはいるのだ。さらに、その上で戦略的に立ち振る舞える子どももいる。そもそも目的意識が違ったのだろう。子どもの頃の私は一貫して、自分がこうなりたい、こうしたいという願いを実現することしか考えていなかったけれど、一方で、今しかない学校生活を楽しみたい、という目的の子もいて、そういう子は、自我を最優先させないやり方を知っている。どちらも間違ってはいないのだろうけど、自分のことを振り返ると、もうちょっと器用なやり方もあったな、とは思う。何せ今も昔も、私のような者はどうしても独立系になりがちで、気楽さもある反面、いざというときにやっぱり数の原理で負ける。どう考えても非効率なことや不条理なことを、自分の発言力の弱さで飲まざるを得なかったりする。「えー!みんななんでそれがいいと思うの?」と衝撃とともに受けたダメージは後々長く尾を引いて、家に帰っても悶々と思い悩んだりする。そういう心理的負担は馬鹿にならないし、そもそも人間は人間の中で生きていかなきゃならないものだってことに早く気付いて、人の輪の中でうまくやっていくスキルを身につけようとしたって良かったなと思う。学校って本当に特殊な環境だ。クラス全員が同じ年齢、横並びの関係。そこで、ストレスなくパワーバランスの均衡を保ちながら毎日顔を合わせてやっていくって、さまざまな人間関係の中でもかなり高度な技術が必要だ。年齢や経験値の明確な差がないからモヤモヤとした嫉妬が生まれやすいし、個性を発揮しなければ自分が埋もれてしまう。でも、逆に個性が強すぎても疎まれる。社会って本当はもっと多様性がある。会社には同僚だけでなく、先輩や後輩がいる。特に私が今身を置く環境では、個性の強い人が、比較的個性の強いままで生きていくことができる。大人になると、子どもの頃より自由になれる。だから今、娘がたまに吐露する学校生活の愚痴には、そのいたるところにかなりの既視感があって、気の毒に思うと同時に、古傷をえぐられるような痛みが走る。そうだよね、君も親に似て生粋の文化系で、しかも私以上にオタク気質、そして早くもBLに開眼している。憎きスクールカースト。少なくとも、もう数年間の辛抱だ。でも、辛抱を課すだけではかつての私と同じであって、おそらく同じ時期の私よりももっと賢く、もっと精神的に大人な君なら、知恵を使って、望ましくない状況を好転させることができるよ。そんな風に、娘に話した。だからって、何もみんなと仲良くしたり、好かれようとしなくていい。本当は興味のない話しに延々と興味のある振りをしなくても良い。ただ、相手への敬意を保ちながら、自分の独立した世界と、自分の尊厳とを侵害されないようにしよう。大事なのは、舐められないことだ。発破をかけるだけではだめなので、私たちは売られた喧嘩を正しくおさめる練習に取り組んだ。ケース1。「夢見ちゃんってさ、KYだよね?」と言われたらどう応えるか。娘の答えはこうだ。「KYKYって正しく意味を理解してる? ボキャブラリーが貧困なんじゃないの?」大人が面と向かってこれを言われると傷つくが、子どもの喧嘩でこれは残念ながらパンチがない。小学生から反射的に向けられた容赦ない言葉に、意味のある言葉で打ち勝とうとしてもダメなのだ。相手に伝わる言語で返す、これがコミュニケーションの基本のき。汚い日本語を使うことは不本意だろうが、何もずっと続けなくていい。舐められなくなるまで、この子には何を言ってもいいんだと思われなくなるまででいいから、こう言い返しなさい。じっと相手の目を見て、絶対にそらさないで、できれば徐々に顔を相手に近づけながら、ゆっくりと「うざい」。リピート・アフター・ミー……した瞬間にゲラゲラと吹き出す夢見。道のりは長い。イラスト:片岡泉
2017年08月08日こんにちは。ママライターのあしださきです。幼稚園や小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭では、もうすぐ長い夏休みに突入しますね。2017年の夏はどのような計画を立てていらっしゃるでしょうか。2013年7月30日から8月2日の4日間、 『ソニー生命株式会社』が行った「子どもの将来と教育費に関する調査」において、このような結果が出ています。小中学生の親である回答者1,000人に対し、子どもの夏休みの過ごし方に関する意識について聞きました。「子どもの夏休みの過ごし方は子どもの将来に影響を及ぼすと思う」という質問に「そう思う」と答えた割合は72.2%でした。このように、夏休みの過ごし方に関して多くの親が関心を持っており、子どもの将来のことを視野に入れた過ごし方をしたいとお考えのかたが非常に多いということの裏付けにもなるのではないかと思います。●新しい、田舎暮らし体験という選択肢昔から夏休みといえば“田舎に帰省”という方も多いと思いますが、パパもママも都市部に実家があり、いわゆる田舎というものがないご家庭もありますよね。“夏休みに子どもと田舎暮らし体験”という過ごし方が今静かなブームを迎えていることはすでにご存じかもしれませんね。田舎のない子どもは、夏休みに自然いっぱいの田舎で昆虫を捕まえたり、川で泳いだり魚を釣ったり、おばあちゃんの畑の野菜を収穫したりする体験はできないのです。そこで、日本全国さまざまな地方で“田舎暮らし体験”をウリにした旅行プラン がたくさん登場し始めたのです。そこで今回は、実際に行ったことのあるご家庭の体験談を3つご紹介したいと思います。●(1)都会では味わえない採れたて野菜に感動『子どもが夏休みに自然と触れ合える場所に行きたいと思っていました。ただ旅館やホテルに滞在してレジャー施設でお金を使うような遊び方に疑問を感じていたところ、“田舎暮らし体験”ができるという旅行プランがあるということを知りました。小学生の2人の息子たちは、川で魚を捕まえて塩焼きにして食べ、畑になっているトマトやキュウリ、ナス、土の中のじゃがいもを掘る体験にとても興奮していましたね。特に野菜はどのようにしてできているのか、今まで見てきたスーパーに並んでいる袋に入った野菜が畑ではこんなに生命力にあふれた姿でキラキラと輝いているんだと知ったことがとてもいい経験になったようです。苦手と言って食べなかった野菜も、「自分で収穫したものは味が違う」とすっかり苦手を克服できました』(小2と小5の兄弟の母)小学5年生のわが家の長女は、この6月に学校の自然教室に参加してきました。2泊3日、山登りやイワナさばきをして自然に親しむという体験ができたようです。その中で一番心に残ったのが、生きているイワナを自分の手でさばいて串刺しにし、炭火で焼いていただいた体験だったそう。“命をいただく”という経験で、これまで以上に食に対して感謝の心を持つことができた と言っていました。当たり前に食べていたものにも命があり、育てている人の苦労も知ることができたそう。こうした食に対する教育が自然とできることが、“田舎暮らし体験”にはたくさん組み込まれているということで、大変素晴らしいと思います。●(2)子どもの性格によって楽しめるかどうかが分かれます『わが家の夏休みの計画を立てる際、小3の長男の「自分でカブトムシを捕まえたい」という強い希望が優先され、“田舎暮らし体験”をしに行くことになりました。実際にさまざまな自然体験をすることができて、概ね満足できたのですが、相手は“自然”。急な天候の変化で川遊びは中止になり、カブトムシもメスしか捕まえることができませんでした。長男はそのことが非常にショックで落ち込みモード。いっぽう楽天的な性格の娘はそんな急な変更もお構いなしに楽しんでいる様子。これは子どもの性格的なものですが、楽しめるかどうかはその子次第ということもありますからご注意を!』(小3男の子と年長女の子の母)確かにお子さんの性格をよく知る親でもこうした予想外の展開には戸惑うものですね。お子さんによっては、この自然相手であるがゆえの、計画どおりにいかないもどかしさにイライラしてしまうこともある ようですが、これも2回3回と回を重ねていくうちに「こういうもの」と慣れていくということもありますから、ぜひ長い目で見ていくことが必要かと思います。●(3)満点の星空を見て“天体への関心”が高まって、進路につながった『都会育ちで自然の中で過ごしていなかったわが子の小学校最後の夏休みに“田舎暮らし体験”をしに行くことにしました。特に何かを期待していたわけではありませんでした。家族でいい思い出ができたら、という軽い気持ちで参加しました。その中で、娘が非常に感動したのは“夜空の星”だったようです。「今までにこんなに多くの星を見たことがなかった」「星座の形がこんなによく見えるなんて」と感動しきりの様子で、この旅行から帰ると「もっと天体について勉強したくなった。だから将来はそういう研究をしたい」と言い出しました。中学に進んだ娘は天体や宇宙開発の仕事に興味を持ち、将来はそういう職業につけるように今も勉強を頑張っています』(中2の女の子の母)このような自然体験を通して、もともとお子さんの中にあった興味関心のベクトルが定まり、将来の道しるべになった ということですね。これも大変素晴らしいことではないでしょうか。----------いかがでしたか?このコラムをお読みになって、ぜひこの夏“田舎暮らし体験”をしてみたいと思いましたらまだ間に合います!一味違った夏休み、過ごしてみませんか?【参考リンク】・子どもの将来と教育費に関する調査 | ソニー生命保険()●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年07月24日こんにちは。ママライターのあしださきです。7月に入り、小学生のお子さんをお持ちのパパ・ママたちにとっては子どもたちの長い長い夏休みが始まる実感がそろそろ湧いてくるころでしょうか?「今年の自由研究、どうする?」なんて会話がママたちのあいだではよく交わされていて、低学年のうちは特にこのテーマ決めを親がアドバイスしていく必要があるため、こうした情報収集は欠かせません。それというのも、実際に夏休みが始まる前に大体の目星をつけておく必要があるからです。「わが子がどんなことに興味があるのか」ということは、日々のお子さんとの関わりの中で十分ママたちはご承知のはずですが、いざ宿題として自由研究にまとめるとなると、「できること」または反対に「難しいこと」がいくつもあります。まだ低学年のうちは、親側からいくつかの選択肢を与えてあげて、その中からお子さんに選んでもらう という方法が良いのではないかと、経験上思っています。2015年に自然科学観察研究所が全国の小学生の母親600人を対象に「夏休みの自由研究」に関するアンケート調査を行いました。その結果、2015年夏休みに小学生が取り組む予定の自由研究は、・1位「植物観察」11.89%・2位「昆虫観察」6.56%・3位「天体観察」と「生物観察(昆虫以外)」ともに4.92%となっていました。1位の植物の観察は、小学校低学年のうちは「生活科」という単元でアサガオを種から育てて観察したり、野菜の苗を植えて実を収穫して食べたりと、夏休みより以前から観察してきていることが多いのではないでしょうか?私の2年生の息子の学校でも、生活科の授業の一環でオクラを育てており、夏休みの宿題にオクラの観察日記2枚がすでに宿題として出されていました。それを考えると、やはり「植物観察」はテーマがかぶってしまうので避けたいと思っています。そこで今回は、“昆虫博士”だった弟の影響で今も昆虫が大好きである筆者が、自由研究のテーマにピッタリな身近な昆虫、「セミ」を楽しく観察できるコツ を2つご紹介したいと思います。●セミの羽化を観察しようどんなに自然が少なくありつつあると言われるような都会でも、夏になれば必ず「セミ」の声が聞こえてきますよね。土の地面があり、周囲に木があるような公園では、7月初め~中旬ごろから夜な夜なセミたちの「羽化」が行われています。「羽化」の現場を探すなら、昼間よく鳴き声が聞こえるような場所がいいと思います。いくつか候補を見つけておいてください。周囲が暗くなる、夜の7時半から8時くらいになると「羽化」の光景がよく見られる ようです。幼虫が地面の穴から出てくる様子をまず観察してみましょう。写真に撮っておくとあとでまとめるときに役に立ちます。●おすすめは家のカーテンにとまらせて観察セミの幼虫が地面から出てきたところを発見したら、そっと捕まえて家に連れて帰りましょう。網戸やカーテン など、幼虫が爪でしっかりとまれる場所にとまらせて観察していきます。●よくある失敗幼虫をプラスチックの虫かごで持ち帰り、その中で羽化を観察しようとすることは避けたほうが良さそうです。なぜなら幼虫がしっかり体を支えられる場所がないので(虫かごはツルツルしているから)せっかく羽化を始めても途中で下に落ちてしまい羽がキレイに伸びないまま不完全な状態になってしまう からです。こうなると助けたくてもどうすることもできず、悲しい結果になってしまいますので注意が必要です。●夜遅い時間は親が写真で記録夜、羽化を始めたら、大体朝には飛び立てる状態になります。ゆっくり変化していきますので、その様子をお子さんと一緒に観察してみましょう。夜遅い時間はママやパパが写真で記録していきます。この観察から分かったこと、思ったことをお子さんにインタビュー して書きおこしてあげると、そのあと本人もまとめやすくなると思います。これは大変興味深い自由研究になるのではないでしょうか。また、持ち帰った幼虫が一体なんのセミの種類になったかを予想し合ってみるというのもおもしろいのではないでしょうか。●成虫になったら空へ放す無事に成虫になったら、空へ放してあげてくださいね。セミは木に産み付けられた卵からかえって地面に落ちると、そのまま幼虫の状態で7年も地中で過ごします。やっと地上に出てきたら、約2週間で命が尽きてしまう生き物です。そのこともこれをきっかけに学ぶことができると大変良いと思いますよ。●セミの抜け殻から種類を判別できる都会で見られるセミは『アブラゼミ』や『ミンミンゼミ』が多いですね。実はこの2種類のセミの抜け殻、とてもよく似ているのです。どちらも抜け殻は茶色くて、姿かたちがそっくりです。分かりやすく説明してある『こどもの国』のサイトを引用して違いをご説明します。見分けるポイントは、抜け殻の「触覚」。**********(1)触角の節(ふし)の長さ・アブラゼミ:触覚の節(ふし)……根元から3番目の節が2番目の節の1.5倍くらいの長さ・ミンミンゼミ:触覚の節(ふし)……根元から3番目の節と2番目の節の長さがだいたい同じ(2)触角の太さ・アブラゼミ:太い・ミンミンゼミ:細い(3)触角の毛・アブラゼミ:毛が多い・ミンミンゼミ:毛が少ない**********このような特徴を持つことを知ったら、いろいろな場所で“抜け殻探し”をしてその特徴がどうであるかを調べてみましょう。観察対象としてもセミの抜け殻はとても興味深いものです。夏休みに自然の多い場所へお出かけの機会がありましたら、ぜひ現地でも“抜け殻探し”をしてみてください。地域によって住んでいるセミの種類にも違いがある という研究ができます。しかも種類は都会よりもかなり多く、珍しい姿の抜け殻に出会うことも期待できますよ。----------いかがでしたか?このコラムをヒントに、今年の自由研究は親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。とても身近な昆虫であるセミですが、研究してみると新しい発見がたくさんありそうです。【参考リンク】・【2015年・夏休み】2人に1人が昆虫に触れない!今どきの小学生と自由研究について | 自然科学観察研究会()・あそびのレシピ | こどもの国()●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年07月17日もうすぐ子どもにとっては待ちに待った夏休み。でもこの時期、小学生以上の子どもを持つ働いているお母さんが頭を悩ますのは、子どものお昼ごはんですね。学童保育中のお弁当作りも大変だけど、卒所して学童に行かなくなってからの子どものお昼ごはん(筆者の住む東京都世田谷区では学童保育は小学校3年生まで)もワーママにとっては頭を悩ますところです。一人ぼっちの「ぼっちランチ」を避けるいい作戦はないのか、周囲のママたちにヒアリングしたり、今までいろいろ試したりした作戦をご紹介します。■みんなは一体どうしてる? 夏休みの「ぼっちランチ」対策小学3年生までは毎日学童でお弁当を食べていたのに、4年生になったらすっかり子どもの学童仲間から音沙汰がなくなりました。一体みんなお昼ごはんはどうしているのだろうと周囲のママたちに聞いてみたところ、「お弁当を作って家に置いておく」という答えが多くありました。きょうだいのいる家は問題がなさそうですが、一人でお留守番の場合も「テレビを見ながらのびのび食べているから、自由にさせている」というような意見でした。確かに、親があれこれ言わない家は子どもにとって天国の一面もあるかもしれません。でも毎日となると、うちの子はなんだかまだ慣れなさそうだなあと感じ、作戦を考えてみました。■作戦1:友達の家でお弁当を食べさせてもらう友達の家でお昼ごはんをごちそうになるのは、相手の家に気をつかいそうですが、お母さんが日中在宅しているお家に「お弁当を持って行かせて、そこで食べさせてもらう」のであれば、先方の負担も減り、気軽に頼めそうです。例えば、筆者の子どもの場合、午前中にある学校のプール指導で一緒になるお友達のおうちへ、弁当持参でお邪魔することもありました。逆に、自分が在宅の日には、子どもの友達にお昼を食べる場所として自宅を開放し、気軽に子どもたちが家を行き来して、一緒にお昼ごはんが食べられるようにしました。■作戦2:公共の場所で友達と食べてもらうそうは言っても、誰かのおうちに毎回お邪魔させてもらうわけにもいかないし、「友達のおうち作戦」はどうしても日中、大人が在宅している家に負担をかけてしまいます。そんな時はあらかじめ、「飲食をしてもいい公共の場所」を調べておけば、子ども同士でお弁当を持ちあって楽しく食べることができます。筆者の住む世田谷区では時間帯にもよりますが、公園、児童館、区の施設のロビーなど、子どもだけでも飲食可能な場所があるので、安心して友達と一緒にお弁当を食べることができます。ある程度大きくなると、親同士連絡を取り合わなくても、子どもたちで話をつけてくるようになるので、親はお弁当を作り、誰とどこで食べるかだけを把握しておけばいいようになります。制限のある学童保育のお弁当と違って、公共の場所で食べる場合はおやつなども持たせると、ちょっとイベント感が出て子どもも楽しく食べられます。■作戦3:イベント風にアレンジしてみるお弁当を作るのを負担に感じた時は、子どもに「明日の昼はそうめんパーティーにするから、参加できそうなお友だちに声をかけて」と提案することもありました。単に公園などの公共の場で友達とそうめんを食べるだけですが、「そうめんパーティー」とパーティーとつけるところがミソ。それだけでなんだか楽しそうな雰囲気になります。参加メンバーの親たちには、そうめんと麺つゆはわが家で持たせることを伝え、簡単な具だけお願いしました。具だったら、のりやミニトマトなどあるものを持たせればいいので、どの家庭も負担が少なく、わが家もそうめんをゆでればいいだけです。ただし、食中毒対策とゴミ対策(場所によってはつゆや生ゴミが捨てられないので、つゆを少な目にさせたり、ゴミを持ち帰るようにさせたり)が必要です。子どもたちも楽しめたようですが、この形で「サンドイッチパーティー」(各自でパンと具を用意してその場ではさんで食べる)など応用もききそうです。■作戦4:お昼を食べるイベントを探してみる夏休みは行政や民間で子ども向けにさまざまなイベントやワークショップが企画されています。その中で、お昼ごはんを食べるイベントに申し込めば、その日の「ぼっちランチ」は避けられます。筆者の子どもも簡単なお昼ごはんを自分たちで作る食育のイベントに参加しましたが、誰かと楽しくお昼ごはんを食べられるだけでなく、料理にも興味を持つことができ、親も子どもも大満足です。個人の料理研究家さんが、夏休み期間に子ども向けの料理教室を開いていたりすることもあるので、そのような教室に子どもだけで参加してみるのもいいかもしれません。毎日子どもの「ぼっちランチ」を避けるのは難しいかもしれないけれど、情報を集めたり、ちょっとした発想の工夫で楽しいランチに変えられる可能性がある、子どもの夏休み中のお昼ごはん。今年もアイディアを絞ってみたいな、と思っています。
2017年07月13日先日、ツイッターで素敵なハッシュタグを見つけました。その名も、「#アホ小学生男子予備軍母の皆さんにアドバイス」なんともセンセーショナルなタグ!!検索すると見事に笑えてタメになる話ばかりでした(笑)そんな私も、アホ(で可愛い)小学生男子母歴1年。もし誰かの参考になれば、と書かせていただきます。Upload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナUpload By ラム*カナ僭越ながら、私からのアドバイス…ランドセルは毎日チェックしましょう。しかもこのニラ、どうやら2~3日ランドセルで熟成されていたようで、ヘタしたら液体化されるやもしれない危険案件でした。ちなみにニラを入れた当の本人は、Upload By ラム*カナこんなんでした。もしかしたら、庭に生えていたニラを「お味噌汁にでも入れてね」という気持ちで、摘んでくれていたのかもしれません…!優しい…! #アホ小学生男子予備軍母の皆さんにアドバイス
2017年06月03日私の愛すべき家族
育児に遅れと混乱が生じてる !!
こどもと見つけた小さな発見日誌