その言葉…可愛すぎ!「あーさんのマイワールド」にママはメロメロ広汎性発達障害の娘は、小学2年生。言葉が出るようになってきた幼稚園のころから、「そう受け取ったの!?」「そんな考え方!?」というような、娘ならではの発言が炸裂していました。私たち家族は、その世界を『あーさんのマイワールド』と呼んでいます。Upload By SAKURA私たちは娘の、ユーモアと愛がいっぱいな世界が大好きです。例えば、雨上がり…Upload By SAKURA特に虹を見て言う言葉は、私たち家族の中では、幼稚園のころからおなじみの発言でした。小学生になった娘、「虹ってなんで出るんだろう」…?親子二人で買い物へ出かけたある日のことです。虹を見つけた娘。おっ、例の名言、出るかな出るかな?Upload By SAKURA嬉しいような、寂しいような…ちょっとショックな親心Upload By SAKURA内心、いつものお決まりの言葉を期待していた私。予想もしていなかった娘の言葉に、驚きました。と、同時に、「もう2年生だもんね。たくさんの経験から、また変わった見方ができるようになったんだ…」ちょっぴり大人になった、娘を感じました。ところが、私が感傷に浸っていると…しばらく考えた娘…やっぱり出ました「あーさん語録」!Upload By SAKURAが…結局、「あーさんのマイワールド」は健在でした(笑)揺れる親心。変化を喜びつつ、今の娘の姿もしっかり残しておこう♡長く娘ならではの発言と世界観につかっていた私たちは、オリジナルな表現方法を、個性として受け止められるようになりました。その一方で、娘がだんだん一般的な考え方や言葉遣いをするようになってきて、物足りないと感じるようになってしまったのかもしれません。独特の目線で物を見て、周りが想像していなかったようなみずみずしい表現は、大きくなるにつれて、きっと落ち着いていってしまうのかな…。普段、娘の言葉の発達を促すため、発育を追いつかせるため、あーでもないこーでもないと療育している私ですが、「成長が嬉しい!」と感じる反面、親としては「寂しい!」と思ってしまいます。きっと、娘はこれからどんどん成長し、変わっていくでしょう。この時期の表現を、今のうちに思う存分楽しんでおこうと思いました。Upload By SAKURA
2018年07月18日エッ!こんなものまで!? ペットの抜け毛、水晶の原石…お義母さまがためこんだ謎のコレクションエピソード!物を大事にするのは良いことだけど、やりすぎ・いきすぎはNG!? 夫の実家に行ったときなど、これって本当に必要?なんで捨てないの?と思ったモノはありませんか。変色した紙袋の山、ホコリをかぶった人形たち、押し入れに詰まれたボロボロの洋服などなど、これって捨てられないだけ?それともコレクション?と戸惑った経験もあるのでは。そこで今回は、みなさんから寄せられた「お義母さまがためこんだ謎のコレクションエピソード」を紹介します。2018年5月9日~6月22日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数:108件イラスト:春吉86%うわ〜!なドン引きコレクション初孫(私からみて甥っ子)の鼻くそ。箱に集めていて、ちょっと引いた。義姉も集めていたことを知らなかったようで、発覚したときはかなり怒っていた。ちなみにうちの子のは集めておらず、セーフ!(そうママ)ペットの抜け毛でクッションを作るといって、猫の抜けた毛を集めている。アレルギーの元になりそうで、出来上がらないことを祈っている(広島)愛着があって捨てられない!でも他人にはガラクタな趣味関連グッズ手芸用品、独身の頃からためこんだ茶色に変色した本、生地、毛糸、刺繍糸など押し入れに山ほどあり、必要なものをしまえなくなっている。捨てられないのは分かっているから、手芸用品→子どもの工作にもらえますか? 本→幼稚園の古本回収が毎週あって出せるのがなくて困っているのでください。とかなりの量を引き取り廃棄。少しずつ減らさないと足元が歩けなくなるほどになっていて危ない。孫をだしに話をもっていくとすんなり協力してくれる(名無し)大量のボタンと布切れに驚いた。昔はそれで小物などを作っていたようだが、今は作ってないので捨てたらと思う(ありちん)踊りを習っていた義母は、タンスに収まり切れないほどの着物を持っていて、ときどき得意気に見せてくれる。あんなにたくさんどうするの?(レイチェル)いつか役に立つ!? いや、立ちません! 不要な洋服たちボロボロの義父のシャツや下着など、「近くのリサイクル屋にもっていくと海外の貧しい国に送ってもらえるの」といってゴミ袋にため込んでいるけど、海外の人だってそんなの要らないと思うから捨てたほうがいいと思っている(みさ)ただでさえ物が多いのに、フリマに行くのが趣味の義母はお得だったといって毎月洋服を増やしてくる。娘にも買ってきてくれるけど、ワンサイズもツーサイズも大きいことがしばしば。もうすでに服は十分あるのでやめて!(リンリン)昔(10キロ近く痩せてた頃)、義父に買ってもらったカシミアの真っ赤なセーターをずっと大事にとっている義母。今や間違いなく着れないと自覚があるのに、さらに太り続けている…。こうなってくるといつ捨てるのかが楽しみ♪(ひでちゃん)金銀財宝ザックザク!?真珠などの宝飾品が大好きな義母。普段は節約家であり無駄遣いなどはしないのに、銀行にそれ用の貸金庫を持っている! 「いつかはあげるからね〜」と言うので「貸金庫代は払えないので中身だけでお願いいたします!」と答えたが、どんだけあるの?どれくらいの金額のものが?など聞けないぶん興味津々!(PC)世界を旅して集めてきた水晶の原石などのコレクションがあり、「これを売るとマンションが買える!」といつも自慢されていた。しかし、義母が亡くなり鑑定に出してみると、そんな価値はなかった…(水晶)取っておいてどうするの? 賞味期限切れはNG冷蔵庫の奥から化石のような食材や調味料がわんさか。刺身を食べているときに醤油の期限が数年前に切れているのに気付いたときは、静かに箸を置いた…。それ依頼、遊びに行くときは絶対食べたいもの、飲みたいものは極力持っていくことにしている(マヨネーズ)義母はいろいろなダイエット食品を買うものの続かないようで、家にはたくさんのダイエット食品やサプリをしまう専用のタンスがある。私が「最近お腹まわりが気になって〜」なんてひとこと言おうものならば、「こんな商品あるわよ!」とサプリなどを出してくるが、大体賞味期限が切れている(たまごやき)世界各地のカップラーメンを収集しているけど、賞味期限も切れているしキッチンを占領して困る(のん)タダほど怖いモノはない!?化粧品のサンプルだらけの鏡台に驚いた。やたらとサンプルプレゼントの応募をしまくっているようで、もはやコレクションとしか言えない。そして、使わないで飾ってある…(かりん)一生かかっても使い切れないほどのポケットティッシュがある! もうもらわないでほしい(おふじ)どれもこれも宝物! 子どもの思い出の品々とっくに成人した子どもたちの裁縫道具や絵の具、習字セット、図工の作品、手紙など、ありとあらゆるものがとってある。夫は「いらない、捨ててよ」と言うが、捨てられないよう(すけのすけ)大切に保管されていた夫の幼稚園の制服をもらった。他にも小さい頃に着せていた服をたくさんくれたので、ありがたく受け取っておいた。ただ、うちの子は保育園なので幼稚園の服を着せたら単なるコスプレになるけれど…(こみち)夫が小さいときからの落書きや工作などをすべて残している。いつか義母が亡くなったときにどう処分していいのかわからないので困る(ノゾチャマ)夫の子どもの頃のおもちゃが大事にとってあり、それを孫にくれる。某有名ドールハウス&人形も義妹のをもらった。家や家具付きのフルセットで!(みーちゃん)
2018年07月18日もうすぐ夏休みですね。当たり前ですが、ずっと子どもが家にいます……。何にもやることがないと親も子もイライラしてくるので、我が家では去年から夏休みの計画をしっかり立てることにしています。1日1イベントを目標に、カレンダーを埋めていきます。イベントといっても、大きいものから小さいものまでいろいろです。日常のちょっとしたことも、イベント化すると有意義な時間になるから不思議です。■ 1. まずは大きなイベントを決めるまずは大きなイベントの予定を立ててしまいます。今年の我が家の大きな夏のイベントはこの3つです。デイキャンプ家族旅行帰省7月下旬・8月初旬・8月下旬と前期・中期・後期に大イベントを振り分けると、長い休みもモチベーションが保てますよ。ヨシヒロ / PIXTA(ピクスタ)子どもが年中さんになった今年からやっと参加できるようになったデイキャンプ。キャンプは「地頭を良くする」「コミュニケーション能力が高まる」「生き抜く力がつく」など子どもの成長に良い影響を与えるということはよく知られています。さっそく、幼稚園でもらってきたYMCAのデイキャンプ 4日間に申し込みました。1泊2日の旅行の予約は6月の前半など早めに済ませて、早割を利用します。マハロ / PIXTA(ピクスタ)まだ子どもが小さいので、小回りの利く車で行ける範囲に設定し、体力的、経済的な負担も考えて自宅から2時間~3時間くらいの海水浴ができる場所を探すようにしています。私の実家の九州への帰省は毎年、母と子だけはお盆シーズンを避けて帰省するようにしています。仕事の関係上、パパだけシーズン真っ只中に新幹線で帰ることになりますが、乗車率200%の新幹線に親子3人で乗ってどっと疲れるよりもいいかな、と思います。■ 2. 習い事の「体験」を上手に利用しようFast&Slow / PIXTA(ピクスタ)夏休みは、新しい習い事を見つける絶好の機会です。週に1回程度、予定に入れたいところです。英会話や音楽教室、幼児教室の体験コースは無料もしくは低価格で参加できることが多いです。我が家も、数カ所のピアノ教室と造形教室の体験に申し込む予定です。学習系だと、ドリルなども家での暇つぶしになります。勉強というよりは、ゲーム感覚で楽しんでいます。我が家は、ネット上で無料配布されているプリントドリルを活用しています。■ 3. お財布に優しいお出かけスポットをチェック工場見学動物園図書館のお話の会アートイベント、音楽イベント幼稚園のプール開放といった、なるべくお金をかけずに出かけられるスポットへのお出かけも、週1回くらい予定に入れています。関西で人気の工場見学といえば大阪府池田市にある「カップヌードルミュージアム」。入場は無料で、インスタントラーメンの歴史を学べます。また世界でひとつだけのカップヌードルを作れるファクトリーもあります(1食300円)。Mumemories / PIXTA(ピクスタ)同じ池田市にある「五月山動物園」も入場料無料です。小さな園だしアルパカやひつじなどのえさやりもできて(えさ代は有料)、幼稚園児にはぴったりなんです。お弁当も持参すると、交通費だけで済みます。日本一高いビル、あべのハルカスにある「子ども美術館スカイミュージアム」でもアート系のサマーアクティビティを無料で体験できます。週替わりで興味深いアートワークを体験できますから、小学生の自由研究・工作対策もバッチリです。他にも図書館のお話の会、公立幼稚園のプール解放などにも積極的に参加する予定です。これらの情報はタウン誌や市報などに掲載されていますので、チェックしてみてください。■ 4. 日常をイベント化して楽しもう!流しそうめん家庭菜園スイーツ作りお皿の絵付け工作など家の中でできることでも、工夫次第で子どもにとっては楽しいイベントにります。昨夏から我が家で取り入れて良かったのが「流しそうめん」。ホームセンターでプラスティックの雨どいを買ってきて、それにそうめんを流します。ただこれだけのことなのに、子どもに大ウケでした。「今日のお昼は流しそうめんにしよう!」というだけで、一大イベントになります。片付けも子どもと一緒にします。雨どいをお風呂で洗うのですが、長いので簡単ではありません。もはや水遊びと化しますが、ちゃんときれいに洗わせます。AK / PIXTA(ピクスタ)他にオススメなのが、家庭菜園。ベランダの花壇にプチトマトを植えたので、毎日観察して熟したら収穫し、最後はピザのトッピングにして食べよう!と今から張り切っています。無印良品で見つけた「おえかきペン・陶磁器用」でおやつ用のお皿の絵付けをしたり、遠方に住むおじいちゃんおばあちゃんに「おりがみ手紙」を送ったり、簡単なスイーツやパンを作ったりするのも1日1イベントとしてカウントして行くと、だいたい毎日の予定が埋まっていきます。■ 5. 克服すべき目標を掲げようTATSU / PIXTA(ピクスタ)最後に考えたのが、夏休みの間に何かを克服しよう!という目標。今年の誕生日に、子どもに自転車をプレゼントしました。もちろん補助輪付きなのですが、夏休みのうちに補助輪を外して乗れるようにしよう!という目標を子どもと立てました。暑い中、親も付き添って頑張らないといけないのでなかなかハードルが高いですが、子どもの体力づくりにもなるし、やり遂げることで大きな自信につながるのではないか、と期待しています。ラジオ体操に毎日通う、逆上がりができるようになる、玄関を毎日掃除する、などでも十分ですよね。いかがでしたか?夏は子どもがどんどん成長する時期でもあります。楽しみながら有意義な夏休みにしましょう!
2018年07月18日珍しい遊具がなくても工夫次第で子どもたちが笑顔に我が家は、お休みの日はもちろん、幼稚園帰りなどにそのまま公園遊びに行くことも多いです。でも、いろいろな公園がある地域なら良いですが、日常生活の中ではどうしても訪れる公園が偏ってしまうもの。今回は子どもと公園遊び歴10年の筆者が考えた、いつもの公園遊びをもっと楽しくする工夫を紹介します。ブランコは「大人が前に立つだけ」で面白さが倍増公園に行くと、大人気なのがブランコ。一緒に行くと、「ママ、押して―!」という声がよく聞こえます。普通は子どもの背中を押してブランコを揺らしてあげることが多いですよね。でも、子どもがしっかりブランコのチェーンを握れるようになったのを確認したら、子どもの正面からひざの下や台座を押してあげると、スリリングさが増すようで、子どもはとても喜びます!親も子どもの喜ぶ顔を間近でしっかり見られるんですよ。顔が近づく時に「ばぁ~!」と言ってあげるだけで、「キャッキャ」と声を出して喜ぶため、背中を押すよりしっかり遊んだ感のある時間になっていることも。ブランコは、前に行くときには足を伸ばして、後ろに行くときには足を曲げることでうまく漕げるようになるのですが、蹴られそうで蹴られない場所にいるだけで、足を伸ばすようになって、結果的に早くブランコが漕げるようになったこともありました。小学生くらいになっても、この「ブランコの前から参加」は、子どもが喜びます。大人は、子どもの足に蹴られないようには十分ご注意くださいね!それから子どもは前に立たないように一言添えるのをお忘れなく。「すべり台でクイズ」は幼児に大人気公園の定番遊具と言えばすべり台。普通のストレートすべり台だけでなく、波打つような幼児用すべり台や渦状のすべり台、ローラー滑り台のある公園も多くなりました。でも、我が家の近くにある公園にあるのは普通のストレートすべり台。普通にすべるだけでも確かに喜びますが、すべり台の途中に腕でトンネルをしてあげると大喜び。身体を寝かせないと通れないトンネルにするとより喜びました。踏切のように、腕をかざして、子どもが通る直前で上げてあげるだけでも十分楽しんでくれますが、腕で軽く「とおせんぼ」したら、そこでクイズを出して、答えたら通過できるゲームには子どもがはまりました。クイズはごく簡単で、「おやつはケーキとアイスどっちが好き?」「好きな色は何色?」「好きな果物は何?」「りんごとバナナどっちが好き?」「コロッケとハンバーグどっちが好き?」「桜とタンポポどっちが好き?」など2択、もしくは簡単に即答できる質問を用意しておきます。この「クイズで通過ゲーム」は、幼稚園児くらいに大人気で、我が子はもちろんお友達が長蛇の列になるほど。この遊び方は、子ども同士でもやるようになり、子どもの遊びの幅が広がると同時に、子ども同士で遊ぶいいきっかけとなったようです。鉄棒を利用しての「大縄跳び」公園にある定番遊具の中でも、鉄棒は一人で遊ぶ道具となりがちですが、子ども同士で一緒に遊べる工夫もできます。本来の用途とはちょっと違うのですが、鉄棒に縄跳びのひもをくくり付けることで、一緒に大繩遊びができます。下の方の柱に結んで揺らして、「にょろにょろへび」を飛び越えたり、上の方の鉄棒に結んで、リンボーダンスさながらに「縄くぐり」、そして回してあげることで少ない人数で「大縄跳び」ができます。縄が短い時には2つ合わせて結んで大きくするのがおすすめです。縄跳びのひもは100均でも売っているので、1つか2つあると、電車ごっこなどにも使えて、遊びがってのよいアイテムです。幼児くらいまでは、子どもだけで遊びの幅を広げるのはなかなか難しいもの。親のかかわり方の少しの工夫で、いつもの公園でも、子どもたちがより楽しむことができます。そして、その遊びの工夫は子ども同士での遊びにつながっていくこともありますよ。子どもと公園で遊ぶというのも、基本的には小さいうちだけ。一緒に遊べる時間を親も楽しめるといいですね!<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年07月16日こんにちは。ママライターのamuです。ドキドキの入園式から初通園。慣れないことが多く、緊張の連続だった記憶がある最初の一か月。ママたちはどんな気持ちで過ごしているのでしょうか?年少ママに聞いてみることにしました。子どもが毎日泣いて辛い「私と離れるのが不安みたいで、なかなか起きない、毎日泣く。吐くほど泣いたこともあるし、おねしょをしたことも」(30代、男の子のママ)あまりに泣くときは、しばらく教室にいさせてもらったり、園の外から見学をしたそうです。 それでも、ゴールデンウィーク明けくらいからは徐々に落ち着きはじめ、今はちゃんと行くようになったとのことでした。待ってあげることも大切で、また、子どもは必ず日々成長していくんだなと感じました。あっけなく親離れしていった「モジモジしていたのは初日だけで、次の日からは早く起きて制服に着替えていた。肩透かしをくらった感じ」(30代、女の子のママ)こういう声も多かったです。もっとぐずると思ったのに、行ってみたらすぐに馴染んでお友達を作っていた とのことでした。自分の時間が欲しいと思っていたのに見送ったあと、誰もいない部屋に帰ると寂しくて涙ぐんでしまったというママも。ママのほうが馴染めず心が折れる「はじめのうちは挨拶をしたり、話しかけたり頑張っていたけど、すでにグループが出来上がっていて、一か月で心が折れた」(30代、女の子のママ)SNSも普及し、出会いの場も多い ので、入園したらまわりはグループだらけだったという話はよく聞きます。ママの年齢層も幅広く、そこでの壁もあるそう。やたら病気になる「風邪、胃腸炎などいろいろかかった」(30代、男の子のママ)体力も気力も酷使しているし、小さな子たちの距離感は近いし、仕方ないのかもしれませんが、本当によく風邪をひいた記憶があります。家で覚えたことを披露してくれる「歌ったり踊ったり、いただきますを身振り手振りしてくれたり、急に芸達者になる。でも幼稚園で見ると口パクか小さな声」(30代、女の子のママ)習ったことを教えてくれる瞬間って、幸せですよね。幼稚園だとまだまだ消極的なところが微笑ましいですね。友達とケンカしたという連絡が来る「園でお友達と取っ組み合いの喧嘩をしたと連絡が入った。相手のお母さんはお互い様だからと言ってくれてよかったけど焦った」(30代、男の子のママ)ヤンチャな男の子のママは、最初の頃よくこの入電にヒヤッ としたそうです。子どもたちも慣れない環境のなか、ストレスが溜まっている時期なのかもしれません。朝から化粧するのが面倒になる頃「はじめは化粧にも服にも気を使っていたけど、だんだんどうでもよくなる頃。花粉にかこつけて、すっぴんマスクで送り迎えしていた」(30代、男の子のママ)これはたしかにありますよね。年少ママと年長ママでも見た目の気合の入り方が違ったり 。だんだん手抜きになっていき、いつでも綺麗にしているママが逆に目立ってくることも。同性の友達がいないようで悩む「女の子なのに男の子とばかり遊んでいると先生から聞いて、ちょっとだけ不安になった。幼稚園に行けば女の子のお友達が自然とできると思っていたのに」(30代、女の子のママ)これは、意外と多い声でしたが、心配ない と思います。娘も、女子の友達ができなくて一人遊びをしたり男の子と遊んでいましたが、今は女子と毎日遊んでいます。小4くらいになると男子と女子がお互い意識して区別し出すので、一緒に遊べる貴重な時期と思った方がいいと思います。はじめての役員にてんてこ舞い「こんなに幼稚園に行くの? というくらい集まりがある。頻繁に園に行くから我が子の様子が見れるし、子どもたちからも覚えてもらえていいこともあるけど、とにかく大変」(20代、女の子のママ)兼業主婦のママでも仕事もしばらく休んでいる期間、急に忙しくなるので焦るそうです。でも年長の役員が一番大変なので、やる気があるなら年少でとの声もありました。----------以上、いかがでしたでしょうか?今までの生活とはガラリと変わる幼稚園入園。私も振り返るとよく毎日送迎していたな、ランチや保護者会、園の後の公園遊びと忙しかったなと思い出しますが、子どもにしっかり関われる大切な期間なので、楽しんでほしいなと思います。●ライター/amu(ママライター)●モデル/REIKO
2018年07月09日夏といえばプール! プールになると、水をかいして他人との接触が多くなるので、皮膚トラブルも気になります。保育園や幼稚園に通っているとなおさらです。今回と次回は、夏に気になる感染症「水いぼ」と「とびひ」のお話です。娘の腕に小さないぼを見つけたのは2年ほど前の春のことでした。はじめは数も少なく、かゆがったりもしていなかったので放置していました。ですが、知らず知らずのうちにかいていたのか、気がついたときには腕を中心に左半身全体に30個ほどできていて、がく然としました。そこで皮膚科で見てもらうと「水いぼでしょう」とのことでした。先生によると“水いぼは、お肌にプツプツできる肌色のいぼ”のこと。この“いぼ”の中にはウイルスが入っているらしく、かくことでつぶれ、そのウイルスが皮膚の他の部位につくとそこに新たな水いぼができるそうです。そのままでも数ヶ月や数年で完治することも多いそうですが、「タオルの共有や肌の接触でうつる」とのことで、その皮膚科ではピンセット除去を勧められました。ただ、そのままでの除去は痛みがともなうとのことで(そりゃそーだ! 想像だけで痛い…)、除去は次回にすることにして、その日は麻酔テープを処方されました。これを次回、通院の1時間前に水いぼ部分すべてに貼っておくと、皮膚麻酔ができて痛みなしで除去できるとのことでした。「こんな薄いテープで、本当に痛くないの?」と半信半疑ながら、テープを貼ってドキドキしながら迎えた水いぼ除去処理…。これまで聞いたことがないような悲痛な声を上げて泣いていた娘。そんな娘を、看護師さんとともに押さえることと、言葉で励ますことしかできないのが本当に心が苦しかった。あまりの大声に、待合室で待っている方々もびっくりしたことでしょう。そうこうしているうちに、そのころには40個ほどに増えていた水いぼがすべて除去されたようでした。除去によってところどころ出血をしている娘の肌を見て、またまた思わず涙が出てきました。患部に塗り薬を塗ってもらい、軟こうを処方してもらいその日の診察は終わりました。そんな願いもむなしく、お姉さんの言葉どおりその後も3度ほど水いぼが再発し、除去をすることになるのですが、2回目からは慣れてきたのか、娘は泣くことなく涼しい顔で処置されていました。どんなかんじなのか聞くと「1回目はとがったやつ(ピンセット)でとるってきいて痛い気がしてたけど、2回目からはあんまり痛くなかった」とのことでした。きっと麻酔はちゃんと効いていたけれど、処置の怖さの想像(「針を刺す」と思うとすごく痛く感じる注射と一緒かな)と、皮膚がひっぱられる違和感と、患部の出血をみてパニックになっていたのでしょう。そう聞いて気持ちが軽くなりました。それまでは、「必要な処置だから」と思いながらも泣いている子どもを抑えつけることに強い抵抗を感じていたから。じつはそんなに痛くなくてよかった。本当によかった。そして、もしかしたら母である私が怖がったり、泣いたりしてしまったことが、よけい子どもをおびえさせてしまったのかなと反省しました。当時はまだ入園前だったのですが、市民プールに行きたいがために頑張った水いぼ治療。幼稚園に入園してから、念のため水いぼがある場合、園のプールに入れるか否かを聞いてみると、うちの園の場合はOKとのことでした。基準は園によって違うようなので、気になる場合はご確認なさってくださいね。次回はプールNGと言われた「とびひ」のお話です。※私が娘の水いぼを治療したのは、2016年8月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。※プールの許可についても各園によって方針が異なりますので、必要な場合にはお子様が通われている園にご確認いただけますようお願いいたします。
2018年07月06日筆者の子どもが通う園にはテレビが置いてあり子ども達に見せているそうです。テレビがダメ、と思っているわけではもちろんないのですが、せっかく御月謝を払って園に行かせているのに、結局園でもテレビ!?と思ったのが本音です。とても意外なことだったので、園でテレビを見せている目的や、その背景について園に問い合わせをしてみると、いち保護者として考えさせられる返答がかえってきました。幼稚園でテレビを見ていることは普通?筆者は、乳幼児のスマホ、テレビ、DVDの依存性が怖いな、と感じていたので、子供にはなるべくそれらのメディアよりも絵本や音楽を積極的に触れさせ、外に連れ出したり工作をしたりする時間を作るようにしていました。全く見せないというわけではなく、時間を決めるか、なるべく見る時間は少なくする 方向の生活をさせていました。2歳差の姉妹をワンオペで育てていたので、メディアに頼りたくなる場面も幾度となくありましたが、長女が幼稚園に行くまでの辛抱だと思い、何とかやり過ごしてきました。しかし、長女が入園し、幼稚園の様子のことを聞くと、「アンパンマンのテレビが見れるから楽しいよ」と言うので、ちょっとビックリして園のママ友に聞くと、朝と帰りのバスの待ち時間にテレビを観させているようだ、とのこと。そのママもお子さんにアンパンマンとかはみせていない…と言うので、ちょっと気になるよねーという話題になりました。筆者の子供の通う幼稚園はマンモス園なので、仕方がない面もあるのかなーと思いつつも、幼稚園からテレビについての説明など何もなくやはり不安になったので、思い切って園にメールで保育中のテレビ視聴について問い合わせ てみました。●園からの回答園からは、翌々日に返事が届きました。まず、思わぬ園でのテレビ視聴に落胆させてしまい申し訳ないという謝罪をいただきました。そして、筆者の問い合わせに対して以下の回答が届きました 。①目的様々な状況の子供達を落ち着かせ、担任が一人ひとりを観察できる環境を作るため。②時間・朝30分程度、帰り45分程度・雨の日の帰り(外遊びができない為、怪我防止として)・年少身体測定等、担任が目を離さざるを得ない場合③内容アンパンマン、ドラえもん、きかんしゃトーマス、ディズニーアニメ④絵本や歌、紙芝居やブロック遊びなどさせるのでは間が持たないのか?以前はテレビ使用はしていなかったが、近年、集団生活に全く慣れていない子、おむつが入園時点で外れていない子など年少の様子が変わっていて、ピアノや絵本で興味を引くことができなくなっている。しかし落ち着きだす5月ごろからはテレビ視聴をやめている、とのことでした。筆者はこのメールを読んで、テレビの使用が5月までの限定であることに安心したと同時に、確かに年度初めの懇談会で、たくさんのお母さんが「今まで集団生活を経験したことがないので不安です」と言っていたことや、周りの多くの未就園児のお友達がYoutubeやDVDに依存的になる「メディア漬け」 状態になってしまっていたことを思い出しました。解決策●家庭でできる、メディア漬け対策もちろん園側にも、保育者としてなるべくテレビに頼らず保育をしてもらう要求もすべきです。しかしまずは、保護者の側も、自宅で子供を育てている段階で園での生活に対応できるようにしてあげること を意識することも必要です。①家庭でまず絵本を読む習慣を家事、育児、仕事が忙しい中でたとえ1冊でも読むのが大変なこともありますよね。ですが、未就園児の頃は寝る前に必ず1冊絵本を読むようにしたり、余裕のある時間帯や土日に絵本を読んだり、実家にいるときになるべく絵本を読んだりするようにしています。また、おおきな絵本棚を設置して、ほかのおもちゃより目立つ場所に設置し、表紙が見えるように置いて、子供自身が絵本に興味を持ち絵本でよく遊ぶようなレイアウトにしています。②メディアと子供のふれあい方は少し慎重にワンオペ育児が増え、メディアも発展する中、ムリヤリメディアすべてを禁止をするよりも、時間を決めてうまく付き合えるようにメリハリをつけさせることが大切です。テレビ、Youtubeは時間をきちんと決めて親が管理をする、テレビのリモコンやDVDは親がきちんと管理をして、子供主体で視聴させるのではなく親が権限を持って視聴させる、など。子供は2,3歳にもなればYoutubeのアプリのアイコンを覚えて、自分で動画を視聴するようになるので、スマホはロックしておくことが無難です。③なるべく外に連れ出しましょう自宅保育は毎日のことなので、間が持たなくて、テレビに頼っちゃうーというママも多くいます。もちろんメディアが悪、というわけではないのですが、なるべく公園や児童館、地域の子育て支援の催しなどに積極的に参加して、同じくらいの子供や集団生活に少しでも触れさせる機会をつくってあげるようにしましょう。たくさん外に連れ出して色々な人にふれあい、体力を作り、心も体も免疫をつくることで、園に入っても病気になりにくく、毎日元気に通えるいい循環がうまれてきます。外に出かけることで自然とテレビやスマホをじーっと見る時間も減ります。----------以上、いかがでしたか?家庭で子供をメディア漬けにし、外にあまり連れ出さないでいると、いざ幼稚園に入れたときになかなか園になじめず、子供、ママ両方が苦労することとなってしまいます。親子ともども楽しく園に通えるように、なるべく園での生活に近いリズムを家庭でもつけさせてあげる ようにしてみてくださいね。●ライター/ましゅまま●モデル/いちご姫
2018年07月04日我が子も来年は小学1年生。この時期、子どもや親の興味はどうしても「ランドセル」に向きがちですが、忘れてはならないのが、就学予定の小学校で、入学前にあるいくつかの行事です。入学までの1年の流れ入学までの1年、小学校に出向いて行う手続きは主に2回です。1つめは、秋ごろに行われる「就学時健康診断」。健康診断とともに知的発達の検査なども行われます。2つめは、学校説明会。1月には入学する予定の小学校から入学通知書が届き、同時に学校説明会の案内が届くことが多いでしょう。学校説明会は就学時検診と同時に行う場合や1日体験入学とともに実施している小学校もあります。筆者の住む北海道では、上記2点以外に4月初めの平日に入学手続きがあります。これは一番重要な正規の手続きで、これをもって晴れて入学となります。たいていの場合はここでお道具などの必要なものの購入や引き落とし口座の手続きなどが行われます。就学時健康診断では身体と知的発達を検査「就学時健康診断」では、視力検査、聴力検査、耳鼻咽頭の検査、歯科検査などとともに、知的検査と言語検査などの知的発達の検査が行われます。親として気になるのは知的発達の検査内容ですが、まず簡単な自己紹介や、通っている幼稚園、保育園などを聞かれることが多いようです。続いて、簡単な図形を書いたり、答えたり、先生の言った言葉を復唱したりするなどして発音の検査をする流れが多いよう。詳しい内容は地域や学校、またはその年によって異なります。今までの乳幼児健診と違うところは、親と離れて子どもと先生のみで行われるところです。まったくの別室で行う場合もありますが、我が子の小学校の場合、1つの検査が1つの教室となっておりそれを親子で回る形でした。内科検診では、服を脱ぐスペースまでは親子ともに行き、子どもたちは服を脱いだ後だけ一人で列に並ぶというような感じで行われ、眼科などの検診の際も教室の端で親が見守ることができました。また、知的検査や面談も、我が子の小学校の場合は、同じ空間ながら会話が聞こえないくらいに親と距離を離した机で行われ、その間、親は別の先生とアレルギーの有無や通学路の話がメインの面談を行いました。面談も、地域によっては行われない場合があります。親の手を借りずに健診を受けなければならないのはどの小学校でも同じようですが、それぞれの学校のやり方があり、まったくの別室になる場合と、親と一緒に健診を回る場合があるようです。就学時健康診断を通して得られた子どもの様子や知的検査の結果は、通常学級、通級、特別支援学級、特別支援学校という就学先を決める際の判断材料になります。就学時健康診断までにしておきたいこと1、就学時健康診断では、子どもが一人で健診を受けることが一般的です。服の脱ぎ着はもちろん、脱いだ服をきれいにしておくことができるとなお良いでしょう。2、知的検査ですが、拍子抜けするくらい難しいことは聞かれませんので構える必要はありません。確認するとしたら、基本の色や形(赤、黄色、青、緑や○△□)が正確かを事前に一度確認するくらいでしょうか。ただし、自分の名前だけは読み書きできるとよいです。また、言語検査では、発音の確認があります。3、耳や鼻や目の必要な治療を受けておきましょう。書類にも治療中の旨を書く欄がありますが、時間のある就学前の時期に早めに治療を受けておく方がベターです。4、アレルギーのある場合は、アレルギーの状態が説明できるようにし、その対応を確認しておきます。発作時の対応、薬の使用なども健診前に主治医と相談、確認しておくと話がスムーズです。ただし、給食のアレルギーの対応に関しては、健診後に診断書を求められる場合があるので、学校から指定された様式をもらってから診断書を書いてもらう方がよいです。5、発達や就学に不安のある場合は、事前に就学相談も受けることができます。就学相談は自治体が行っており、一般的に事前の予約が必要です。場合によっては、事前に小学校などでも相談や見学を受け付けてもらえることもあります。事前に相談をしていることで、当日に面談などを配慮してもらえたりする場合もあります。就学時健康診断直前に確認したいこと1、急に就学時検診に行けなくなったとき年度当初には、年間予定表が作成されるので、校区の小学校で就学時健康診断がいつ行われるを知りたければ、早めに問い合わせればわかります。市町村のホームページ等でも早めに公開される場合も多いです。早めにきちんと日程を確認して、しっかり予定を空けておきたいものです。しかし、どうしても予定が合わない場合や急な体調不良、予定が入ってしまった場合などは、別日に行われる別の学区の健診を受けることもできます。行けないことがわかった時点で自治体の教育委員会などに連絡し、当日欠席の場合は、受診会場の小学校に必ず連絡しましょう。2、転勤や引っ越し、私学への進学などの可能性があるとき学区を越境する場合や引っ越し、私学などに通う場合などは、わかった時点で手続きが必要です。就学時健康診断があるときに住んでいる小学校区で受けて置くのが一般的ですが、その前に決まっている場合は就学先で受けるなどができます。3、当日の服装や持ち物一般的に、保護者と子どもの上履き、送られてきた健康調査票、その他必要な書類、就学通知書(必要な場合)、母子手帳、筆記用具などを持参します。子どもの服装は、自分で脱ぎ着しやすく、内科健診もあるので、ワンピースなどは避け、上半身だけ脱げる服装がよいでしょう。また、身長測定にも配慮し、髪の毛は頭の下で結ぶとよいです。午後からの就学時健康診断の場合は、午前中幼稚園や保育園に行ってから、就学時健康診断に向かう場合もあると思いますので、前日から確認しておくとよいですね。前日は、しっかりお風呂に入り、早めに休むことはもちろん、耳掃除や爪切りもしておくと安心です。「就学時健康診断」は、小学校関連の初めてのイベントでもあります。親子ともにしっかり準備できると安心ですね。<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年06月26日幼稚園で送り迎えをしていると、会話が弾んでとても仲の良さそうな園ママたちの姿がよく見受けられます。ちょっと聞こえてくる会話内容は、一緒に買い物に行ったり、お出かけしたりととても親しそう。でもママのなかには、「自分はそんなお誘いを受けるようなママ友はいないのに、どうして仲良くなれるの?」と疑問に思うこともあるはず。そこで、園ママたちのつながりの理由や会話内容について調べました。入園前から関係構築は始まっている?幼稚園の入園時、すべての人たちが初顔合わせで関係構築を始めているわけではありません。幼稚園によってはプレ保育があって、2歳児から受け入れをしていたりするので、その時点で既に顔見知りの人たちもいるようです。プレ保育がないところでも、子どもを遊ばせる公園が同じことからママ友になった人たちは、「幼稚園をどこにするか」、「入園手続きはどうしたらいいか」などの情報共有をしたいために、自然とよく会話をする間柄になっていることも多いんだとか。他にも小児科が一緒で顔見知りだったりすると、小児科の長い待ち時間の間に会話をしていたり、最近では幼稚園に入る前から習い事をさせている家庭も多いので、共通の習い事で入園前から仲良くなっているというケースもあるようです。意外と人間関係は希薄な場合も多い一見仲良くグループになり談笑しているママたちも、実際に話している内容は当たり障りのないもので、あいさつの延長というだけという人も多いといいます。親しい関係になりプライベートで家に招待しあったり、お出かけしたりしている人はほんの一部で、本当はあいさつついでの立ち話をしているだけなのに、外から見ると仲が良さそうに見えているというケースもたたあるようです。育児のための情報交換を積極的にしているママもいるようですが、子どもの育ち方は千差万別のため、参考程度の意見しか聞けなかったり、参考にすらならないと思っていたりと、結局はあまり意味のない立ち話をしているだけと、吐露するママの声もありました。たまたま気が合ったり、ひとりで行動するのが苦手という人同士は早くから仲良しグループを作って行動しているようですが、そうでない人はある程度距離感を持っている人も多いようです。周囲の園ママたちがとても仲良さそうに見えても、実際に仲のいいのはほんの一握りと考え、自分がその中に入っていなくても、あまり気にする必要はないかもしれません。(文・姉崎マリオ)
2018年06月19日こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。新生活にもそろそろ慣れた頃。わが家の娘も幼稚園のプレ保育(2歳児保育)に4月から通っており、やっと最近慣れてきました。私の娘は、赤ちゃんの頃から最強に人見知りがひどく祖父母に預けるのも一苦労でした。そこで今回は、わが家の人見知り王である娘の経験をもとに、あれこれ試した「人見知り対策」をご紹介します。人に会う機会を増やす私の第一子である息子は、人見知りをしませんでした。その理由として挙げられるのが、「赤ちゃんの頃から色々な人に会っていた 」ということです。手のかからない子だったのでよく遊びに出かけており、私の友人たちと会う機会が多かった。しかし一方で娘は、家族以外との交流があまりなかった。だから人見知りなのかな? と私は考えました。息子の幼稚園の用事で忙しかったり、日常生活でいつもバタバタしていたり。息子のときと比べて、児童館へ行ったり友人たちと遊んだりする時間があまりなかったのです。そこで、家族以外の人と積極的に会う機会 を増やしてみました。私の友人に遊びにきてもらったり、児童館へ行って子ども同士の交流も増やしたり、積極的に色々な子と会わせるようにしました。最初の頃はグズグズしていた娘ですが、連日色々な人に会っていたら免疫がついてきたのか人見知りが落ち着きました! 「この人は怖くないよ」ということを態度で示すママの不安やイラ立ちは、赤ちゃんにうつります。同じように、ママが楽しんでいると赤ちゃんも楽しくなってきます。赤ちゃんの気持ちはママと繋がっている ということ。人見知りをしそうだな、と思ったら「この人は怖くないよ」ということを赤ちゃんに知らせるためにも、ママが楽しそうにしていることが大切。ママがよく笑って楽しそうにしていれば、赤ちゃんもひどい人見知りは起こさないはずです。実際「人見知りしたら嫌だな」というとき、私ははじめのほうは大げさなくらいよく笑っていました。そしてその笑顔をそのまま娘にも向ける!最初は戸惑っていた娘ですが、だんだん緊張がほぐれて笑うようになりました。注意するのは距離感 。いきなり抱っこしたりすると泣いてしまうかもしれないので、距離は少しずつ縮めるようにしましょう。 言葉がわかるようになったら事前に伝えてイメトレだんだん言葉が分かるようになったら、事前に予定を伝えてみましょう。「今日は○○ちゃんと会うよ 」と事前に伝えることで子どもも心の準備ができます。突然誰かに会うよりも、人見知りを防げますよね。わが家の娘も「今日は○○ちゃんと会うよ。楽しみだね」と言うと、人見知り度合いが低くなります。ポイントは「楽しみ」 ということを入れること。「人と会うのは楽しいことなんだ」「何か楽しいことがあるんだ」という思いを想像することで、人見知りを防ぐことに繋がります。約束の前に楽しいことを親子でイメトレしておくと、笑顔で会うことができるかもしれません。「人見知りしたらどうしよう」とママが思うのではなく、「今日はどんな楽しいことが待っているかな」と親子で考えかたを切り替えていけるといいですね。●ライター/横山かおり●モデル/赤松侑里
2018年06月14日子どもの大好きなプール。もうすぐ、保育園や幼稚園、小学校でもプール開きになり、目一杯水と触れ合って帰ってくるようになります。プールでたくさん遊んだり、水泳の授業を受けたりするためには、しっかりとした子どもの体調管理がカギとなります。水に触れ合う機会が増えてくるこの時期、気をつけておきたい体調管理ポイントをまとめました。■プール開きの体調管理その1:睡眠はしっかりとって体力回復プールに入ると大人でもグッタリ疲れますよね。それは子どもも同じです。暑くなった日にはプールに飛び込みたくなりますが、水を浴びてスッキリすると同時に体はとても疲れてしまいます。「最近、帰ってくると眠そうにしている」「夕飯を食べる前に寝てしまった」…。この時期、子どもがそうなってしまうのは、プール遊びがあることも理由のひとつ。できれば、小学生でも30分ほどお昼寝の時間を取ってあげると、スッキリ目覚めて宿題に向かえるようになります。ここで寝すぎてしまうと夜寝られなくなり、寝不足のまま園や学校へ行き、またプールに入って…となると、睡眠が不規則になってしまい、疲れはたまる一方に。すると、体力が落ちてカゼをひいてしまう…という悪循環に陥ってしまうので、お昼寝は短い時間にとどめましょう。保育園ではお昼寝の時間があらかじめ設けられていますが、それでも、いつもよりは疲れているでしょう。いつもより15分でも早めに寝かせられるように、夕食やお風呂のタイムスケジュールを組んであげると、体調を崩す心配がなくなりますね。 ■プール開きの体調管理その2:「あれ?」と感じたら見学に子どもの様子を見ていて「ちょっと元気がないかな?」「あまり食欲がないのかな…」など、いつもとは違うように感じたら、思い切ってプールは見学にしておくのも一手です。それは、少し体力が落ちていて、まだ熱は出ていないが体調を崩すかものサインかもしれません。プールは子どもの体力を奪うので、そのサインが出ている時に入ると、体調悪化につながるかもしれないからです。「せきをしはじめた」「熱はまだないけどだるそう」…そんな時には、ためらわずに1回プールを見学させて様子を見るのもいいでしょう。■プール開きの体調管理その3:アタマジラミに水イボ…感染症には気をつけてプールのシーズンになると出てくるアタマジラミの話。頭同士がくっついたり、頭をふいたタオルや脱衣カゴを共有することなどで人から人へ感染するそうです。子どもが1人感染すると、家族みんながアタマジラミに悩まされてしまうことも。子どもには、ほかの子のタオルは使わないよう言い聞かせるのはもちろん、家族内でもなるべくタオルは別のものを使いましょう。アタマジラミに感染すると、フケのような白いものが髪の毛の間に見えるようになります。それは、しっかりと髪の毛に生みつけられたアタマジラミの卵なので、フケとは違い、ちょっと触っただけでは取れません。専用のシャンプーを使えば1週間ほどで駆除できるといわれているので、きちんとケアをしましょう。また、プールの時期に注目される感染症として、水いぼ(伝染性軟属腫)があげられます。これも、患部のウイルスが直接ふれることでうつるため、プールサイドや脱衣所で肌が直接当たったり、ビート板や浮き輪などの共有などで感染する可能性があります。園や学校によっては、水いぼが完治するまでプールには入れないので注意しましょう。プールが始まると、普段よりも体調管理に気をつけなければならなくなります。でも、ここで少しだけ用心することで、「熱発で呼び出し!」「子どもがカゼを引いて予定が狂った」という状況になることも防げます。プールの季節は、いつもより休息を大切にし、夏を乗り切りましょう!
2018年06月14日こんにちは。Kzkです!弟を抱えるお兄ちゃんによくあるエピソードをご紹介します。我が家で、弟の補助に回らざるを得ないお兄ちゃんの話。長男が幼稚園にいっている間は、次男は家でひとり遊んでいます。そして大量に散乱したオモチャを片付けられないまま長男のお迎えの時間に。帰宅した長男の目に飛び込んできたのは散らかった部屋。長男の口から思わず漏れる『これ、全部はるちゃんが出したの…?』片付けようと思った矢先、おやつの時間になり、『ふたりでお部屋片付けてね~!』と私が子供たちに声を掛けると長男からこんな言葉が返ってきました。『これは僕が出したんじゃないよー!!』『でもキレイに片付けないとおやつ出せないよ』ととぼけてみたものの…長男に『僕は幼稚園にいたんだからオモチャ出せないでしよ!出した人が片付けてぇ!!!!』と真っ当な意見を言われ何も言えない私。でもどうしても弟の補助に回ることになるお兄ちゃん。お兄ちゃんあるあるですね次男もきちんとひとりでお片付けできるように教育していきまーす!!!●ライター/Kzk
2018年06月14日こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。来年入園予定の方は、行きたい幼稚園は決まっていますか?今回は、願書提出前に最終確認 しておきたい幼稚園選びのポイントをご紹介します。幼稚園選びの大きなポイント保育の方針幼稚園選びでもっとも重要だといっても過言ではないのが「保育の方針」。小学校受験に向けた幼稚園やのびのび育てる遊び重視の幼稚園など、家庭の教育方針とも大きく関わります。園のホームページを見たりパンフレットをもらって、必ず調べておきましょう。宗教の有無区立の幼稚園に宗教はありませんが、私立の幼稚園にはキリスト教や仏教があります。仏教の幼稚園は、自分の数珠を持ち毎朝手を合わせておまいりします。キリスト教の幼稚園も日曜朝の礼拝があるので、事前にチェックしておきましょう。延長保育の有無下の子の用事で早くお迎えに行けないときは延長保育へ。子どもも楽しんで夕方まで過ごすことができます。延長保育があるとママも仕事をしやすくなりますし、かなりスケジュールに融通がききますよ。園バスの有無園バスの有無も大きなポイント。バスがあると離れた幼稚園にも雨の日でも楽々通えます。近所に園バスが来る幼稚園をピックアップして調べてみるのもオススメです。意外と見落としがちなポイントホームページやパンフレットでは分かりにくいポイントをご紹介します。ママ参加イベントや役員の多さ園によって、ママ参加型の幼稚園と先生任せの幼稚園があります。「子どもとじっくり園に関わりたい!」という人は参加型の園、「働いているし幼稚園にはあまり参加できない」という人は役員やイベントが少ない園をオススメします。実際に通っているママに話を聞くか、児童館に行って幼稚園の情報を仕入れてみましょう。バザーの有無幼稚園の大きなイベントに、バザーがあります。幼稚園主導ではなく、父兄主導の園が多いと思います。共働きの夫婦だと、バザーの有無は考えなくてはいけません。実際にバザーがある園の場合、足を運んでみましょう。どれくらいの規模なのかや、ママの働きぶりなども見てみるとイメージしやすいです。保育料以外にかかるお金説明会で配られる書類やパンフレットは、保育料の金額しか記載していないケースがあります。しかし実際に幼稚園に通わせるとなると、給食費(給食がある園のみ)、制服代、教材費、写真代、バス代など、別途での出費も多いんです。夫婦で相談しながら、予算を決めてくださいね。行ってみないと分からない重要なポイント先生の雰囲気やママたちの雰囲気は、園を決める上で大切な要因です。私の肌感覚ですが、幼稚園選びは同じ価値観を持ったママが集まりやすいです。教育方針や幼稚園に対する考えかたも似ています。「なんかママたちがピリピリしていて嫌だな」「ジーパンで送り迎えできなさそうだな…」「先生が笑顔じゃなくて心配だな」など間近で感じる機会を見つけて、ぜひ足を運んでみてください。親子で楽しい時間になるように、秋の願書提出までじっくりゆっくりよく考えて、幼稚園を選んでみてくださいね!●ライター/横山かおり
2018年06月12日当然のことながら日本とは事情がまったく違うフランス。そもそも”ママ友”の概念すらなかった!?みなさんには“ママ友”がいますか?実は筆者は“ママ友”が苦手。もちろん、とても気の合う仲良しもいるのですが、以前、保育園の行事と出張が重なってしまい、どうしても手伝うことができなかったことで“ママ友”グループから、母子ともに仲間はずれにされるという事件があり、“ママ友”と聞くとどうしても構えてしまうのです。思えば、赤ちゃんだった娘を初めて公園に連れていく“公園デビュー”のときもちょっと構えてしまった筆者。もともと人付き合いが苦手なのかもしれません。そんな話を、20年来の友人マリーと話していたときのこと。マリーはフランス人で、パリ郊外で4人の子どもを育てるベテランママです。しかしいまいち話が通じない。というのも、彼女には“ママ友”という概念がさっぱり理解できないようなのです。「子ども同士が友だちだからって、親同士が友だちじゃなくてもいいんじゃない?」“ママ友”とは、というところから話を始めて、その概念を「保育園や幼稚園、公園など子どもの通う施設を介して知り合う保護者、主にママさんのことで、友人のように親しく付き合うが、子どもの卒業などと同時に疎遠になっていくこともある人間関係」と説明しました。しかし彼女から見ると「それは“友人”とはちがうの?」とか、「気兼ねするなら会わなければいいのに?」などの疑問があるようで、「それはね…」とさらなる説明が必要に。なぜ日本人が“ママ友”と仲良くするかというと、子育て中は情報交換や相互協力が必要な場面にたびたび直面するからで、そうしたときにスムーズにコトを運ぶために人間関係を損ねたくないという事情があります。マリーによれば、フランスでも小学校や幼稚園の送り迎えでほかのママさん(ときにはパパということも)と顔を合わせることがあるそうですが、「あいさつはするけど、それ以上の話は特にしない」とのこと。互いに礼儀正しくはしており、話をする必要があればするとのこと。ときには感じの悪い人もいるそうですが、そういう人としいて付き合う必要はないと言います。「子どもは子ども。大人の人間関係を持ち込むことはない」でもママ友って、子ども同士が仲良しだったりすることからも発生します。つまり、たいして気が合わなくても子どもが遊びたがるからなんとなくいつも一緒にいる、といったケースもあります。その場合、親同士の人間関係が子どもにも影響するのを恐れてママ友とも友好的な関係を築きたいわけで…。すると、「それはそれ。大人の人間関係に、子どもはoff-limits(立ち入り禁止)。それと同じで、子どもの人間関係にも大人が手を出すことはできないもの」との回答。だから、もし子どもの友だちの親と気が合わないな、と感じたら深く付き合うことはないし、たとえいさかいがあったとしても親の感情で子どもたちが遊ぶことを制限するということはないそうです。誕生日パーティーなど、お友だちを招くことがあっても、子どもだけを預かるので親が顔を合わせるのはわずかの時間。「そこではお互いに礼儀正しく接するだけ。子どもの前で仲が悪いそぶりを見せるなんてもってのほか」なのだそう。親の人間関係で知り合う子どもは子どもにとって単純に”友だち”。純粋に仲良くなって楽しく遊べるのがちょっとうらやましい「相談相手は家族、友人に。情報交換はメールだけでいいんじゃない?」では、学校などに関する悩みがあるときはどうするのでしょう。そういった話をしたいときは、自分の友人や夫と話すのが一般的なのだそう。もともと自分の友人なのでなんの気兼ねもいらないし、もしその友人に同年代の子どもがいれば、一緒に遊ぶこともできるので家族ぐるみの付き合いになることが多いとか。子どもに関する悩みなどは家族やとても親しい人とシェアするものであって、子どもの送迎やイベントごとで顔を合わせる程度の知り合いにはむしろ話さないと言います。「PTAの人々には、私たちはとても感謝しているの」ただ、日本ではPTAなどでどうしても一緒に働かなくてはならない場面に遭遇します。フランスではこんなときはどうするのでしょう。聞いてみると、フランスではPTA(彼女の子どもたちが通う学校では「PTA」という言い方はしないそうですが)はあくまでも任意であって、立候補して活動に参加するシステムなのだそう。役員さんたちは政治家のように、仕事や家庭の事情から参加できない人々から信任を受けてPTA活動をするのだそうです。また、活動は平日でも夕方以降に行われるため、働いている人にも配慮があるといいます。なるほど、そもそも押し付け合いや義務感といったものが生じないシステム(注:日本でもPTAは任意参加です)であるため、参加しない人への不満というものもないのですね。学校によっては組織自体がないところもあるそうです。「ただ、やってくれている人には私たちはとても感謝しているの。顔を合わせれば丁寧にお礼を言ったりして立ち話をすることもある」とのこと。しかしそれはあくまでも社交の域を出ないようです。フランス流でいこうどうやら“ママ友”のような関係を築かなくても問題なさそうな環境のフランス。また、個人主義で多様性の国・フランスと、全体主義で均質性が重要視される日本では、いくら丁寧でもあいさつ程度の関係で終わらせようとすると、相手の感じ方にかなり違いがありそうです。とはいえ、子どもと大人の付き合いを分けて考えることや、独身時代からの友人とも家族を交えた付き合いを続けることなどは、ストレス軽減に役立ちそう。ちょっと真似てみたいところではないでしょうか。もし“ママ友”との付き合いに疑問や疲労感があるのなら、“フランス流”にいくのもいいかもしれません。<文・写真:フリーランス記者岩佐 史絵>
2018年06月11日お子さんのプール開きはいつですか? 小学校・幼稚園・保育園と、それぞれプール開きの時期は違うようですが、子どもは楽しみにしていますよね。しかし、親にとっては、その日までにプール用品を用意しておかなければならないため、事前準備にやや緊張感が走りますよね。わが家の息子3人は、小学校・幼稚園・保育園とそれぞれのプール開きがバラバラにやってくるため、“いつまでに”“誰の”“どんな”グッズをそろえておかなければならないのか、把握するだけでも必死です。今回は、プール開き前日やその朝にあわてないためにも、前もっておさえておきたい事前準備についてまとめました!■プール開き当日にあせらない準備その1:まずは“指定水着”かどうか確認学校や幼稚園、保育園によっては、ある程度、水着の規定を設けている場合があります。たいていの場合、子どもの体に合ったサイズの黒か紺、こんなデザインで…という指定のみで、あとはどこで購入してもいいというパターンがほとんどです。ただし、園や学校によっては指定水着が決まっていて、事前に、購入場所・購入日まで決まっているケースも。指定されたような水着がなかなか見つからない可能性もふまえて、できるだけ早めに用意をしておきたいものです。水着は、早めの購入がカギとはなりますが、直前であせってネットショップなどで買う場合には「到着日」を確認しましょう。「すぐに届くと思っていたら、1週間後の発送だった!」というミスは、私もよくやります。プール開きの日はカレンダーなどで管理し、1日でも早く水着はゲットしておきましょう。■プール開き当日にあせらない準備その2:たかがタオル、されどタオル…水泳帽は配布されることも多いのですが、タオルは特に指定がない場合がほとんど。そのため、タオルは家にあるものを持たせればいいかなと油断しがちなアイテムです。でも、プールの水には塩素が含まれるため、タオルの布地も早く傷んでしまいます。できればプール専用の丈夫なタオルを用意しておきたいところでしょう。指定がないぶん、気に入るデザインを選び、子どもそれぞれに用意して…となると、意外と水着よりタオルのほうが準備に手間取ります。あらかじめ、子どもと一緒に買いに行き、「これ」と決めたものを買っておきましょう。そうすれば、プール開き当日の朝に「これじゃイヤだ!」と子どもがダダをこねて大騒ぎ…という失敗は避けられますね。 ■プール開き当日にあせらない準備その3:見落としがちな“ゴーグルのサイズ”ゴーグルは、頭の大きさはもちろん、両目の間隔によってもサイズが変わってきます。「幼児サイズが合いそう」「大人用のほうがいいみたい」と、子どもの頭の大きさや顔立ち、成長スピードによって、購入すべきものが変わってきます。ゴーグルがブカブカだったり、逆にきつすぎて痛かったり…というので、プール自体が嫌いになってしまう子どもも。できるだけ、試せるサンプルが置いてあるお店に子どもと出向き、どのタイプを購入したらいいのか把握しておくと安心です。ちなみに、わが家の長男は頭のハチが大きく、幼稚園児の頃から幼児サイズは入らないタイプでした。サンプルで試せたから事前にわかりましたが、「うちの子、頭大きいかも/小さいかも」と思い当たる節のある場合は、ぜひ試着をおすすめします。■プール開き当日にあせらない準備その4:水着のゼッケンはひと手間かけて小学校では、スクール水着に学年・組・名前を記入したゼッケンを付けるところが多いでしょう。便利なのが、アイロンで簡単に接着できるシールゼッケン。これを使う場合、できれば四隅を糸で縫い付けておいたほうが、あとあと手間が少なくすみます。というのも、水着は伸縮性が高いうえ、ずっと水の中につかって激しい運動をするため、どうしてもシールゼッケンだけでははがれてきてしまいます。そのたびにアイロンで接着し直すのも面倒ですし、水着素材は熱に弱いので布地を傷めてしまうことも。少々面倒ですが、最初からシールゼッケンの四隅を縫い付けておけば、プールのたびにベロ~ンとはがれる心配がなくなります。プールバッグに水着にタオル、ゴーグルと意外と用意するものの多いプール。子どもが自分のものだとわかるように大きめに名前を書くのはもちろん、気に入って使ってくれるものを選んでおくのもポイントです。プール開き当日にあわてることのないよう、早めの準備を心がけましょう!
2018年06月09日我が子も来年には幼稚園。そろそろ幼稚園を決めたいなぁと思っている方も多いでしょう。もうすでに、プレ幼稚園と呼ばれる2歳向けの幼稚園のプログラムに参加されている方や、満3歳児入園を検討している方もいるかもしれません。今回は一般的に3年保育(もしくは2年保育)で、幼稚園の入園を考えている方向けに入園までのおおまかな1年の流れと、体験会についてご案内します。幼稚園に入園までの1年間の流れ幼稚園の入園を考えたら、まずはホームページなどで情報を集めたうえで、行きたい幼稚園に「見学」に行きます。いつでも自由に見学できるという幼稚園もありますが、多くの幼稚園では未就学園児向けの体験会を開いていますので、まずはそこを足掛かりに幼稚園に足を運びます。いくつかの幼稚園を見学し、気に入った幼稚園が見つかれば、9月ごろの入園説明会に参加します。入園説明会に来た人で、入園を確約する人にのみ願書を渡すという幼稚園もあるので、実際は9月ごろまでに幼稚園選びをしないといけない場合もあります。その後、10月中頃に願書配布、11月初めには入園申し込みという流れになっており、その後、幼稚園によっては面談があり、正式に入園許可となります。入園が決まれば、1、2月に体験入園があり、そこで制服などの購入などが行われ、4月に入園となります。転勤などで、ギリギリに入園を決める場合もありますが、それは定員に空きがある場合。人気の幼稚園は、これからの体験会や入園説明会から、入園準備がスタートしているのです。体験会では何をするの?はじめての幼稚園選び、そうでなくとも、幼稚園が豊富にある地域では、我が子にあった幼稚園はどこだろうかと悩む場合もあります。体験会には大きく分けて2種類あり、未就園児のみを集めて、プレスクールのように朝の挨拶やお歌、遊びや絵本の読み聞かせ、帰りの会などの幼稚園のプログラムを行う場合と、在園児とともに、日常の幼稚園の一コマを体験する場合があります。どちらもシールを貼ったり、歌を歌ったり、園の遊具で遊んだり、子どもたちが楽しめる工夫がたくさんです。体験会で確認したいことまず大切なのは、幼稚園自体のプログラムや雰囲気を子どもが気に入るかどうか。そのうえで先生方の雰囲気や幼稚園自体の様子、細かいところでは、展示物などもチェックしたいものです。手作りの展示物の有無や、教室の様子、先生の声かけの仕方でも、どのように子どもたちに手をかけているかという園の様子がわかるものです。また、毎日過ごす園庭や園舎、バスルートや給食の対応、制服やお誕生会などのイベントもわかる範囲でチェックするとよいでしょう。いくら幼稚園のプログラムがよくても、毎日の通園や食事、そして過ごす空間のことは後から響いてきます。在園児とともに過ごせるようであれば、子どもたちの様子も要チェックです。すでに通っているママたちと話す機会があれば保護者会や、園での生活の様子を聞くのはとってもおすすめです!体験会はいろいろな幼稚園を知るチャンス!まずは、行ってみないことには、幼稚園の様子や雰囲気はわかりません!子育て支援として、いろいろな幼稚園が未就学児のクラスを開いています。一度入園してしまえば、他の幼稚園を知る機会は少ないもの。このチャンスに存分にいろいろな幼稚園を見学してみるとよいでしょう。幼稚園を決めるのは秋になる前までなので、時間や都合が許せば、いくつかの幼稚園に足を運んでみてくださいね!<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年06月05日子どもたちに人気の習い事のひとつ「バレエ」。でも、必ず耳にするのが「バレエはお金がかかる」という言葉…一体どれくらいかかるもの?子どもから大人まで、長くバレエを指導しているクラシック・バレエ講師の四家恵先生に、金額の相場について聞きました!子どものバレエの「月謝」と「入会金」の相場は?子どもの習い事について親同士が話すときに、よく耳にする「バレエってお金がかかるから…」の言葉。豪華な舞台や衣装のためか、ほかの習い事に比べて、なんだかお金がかかりそうなイメージがありますが、本当にお金がかかるのでしょうか?「いくらぐらいを『高い』と取るかは、各ご家庭で異なると思いますが、ピアノや絵画、水泳、柔道、書道など、さまざまな習い事と比べて、桁外れに高いということはないと思います。普段のレッスンで必要なのは、お教室に払う月謝と、ウェアやシューズなどの消耗品。ただし、発表会に出演する場合は、その価格や頻度もお教室によって異なるので、イレギュラーな費用がかかってきます」(四家先生、以下同)まず、子どものクラスの月謝とは、いくらぐらいなのでしょうか?「幼稚園児の場合は大抵、週1回レッスンで、月謝(月4回)は7000~8000円程度。安いところでは5000円、高いところでは1万円のところもあります。年齢が上がるにつれて、週のレッスン回数が増えていき小学校低学年~中学年で週2回レッスンとなり、月謝は1万~1万2000円程度。小学校高学年になると、子どものレベルや本気度によって、レッスン回数が変わるので、月謝もそれに合わせて上がっていきます。ただし、この『相場』も先生や地域によって変動があります」なお、たまに「月謝をチケット制と勘違いしてしまう親御さんがいる」そうです。「月謝とは、毎月決まった固定額を納める制度なので、たとえ子どもが月3回しか受講できなかったとしても、月4回分の金額を納めていただくことになります。子どものクラスは、大人のクラスと異なり、チケット制を導入しているお教室は少ないので、基本的には『毎月、決まった額を払う』心づもりが必要です。ただ、子どもが長期的に休まないといけないなど、やむを得ない事情がある場合は先生に相談してみてください」最初は入会金がかかるのでしょうか?「ほとんどのお教室に入会金があり、5000~1万円程度のことが多いです。ただ時々、キャンペーン期間などで、半額または無料になることも。また、私の教室もそうなのですが、最初の1カ月は『お試し期間』として入会金はなしで月謝のみいただいて、2カ月目に月謝と合わせて入会金をいただくことも。最初の1カ月をかけて、そのお教室に合うかどうかを吟味できるので、このシステムを取っているところを選ぶと安心かと思います」消耗品のレッスンウェアやシューズはいくらくらいかかる?次に、普段のレッスンで必要になる消耗品について教えてください!「レッスンの際に必要なウェアは、女の子の場合はレオタードとピンクタイツ、男の子の場合はタンクトップやTシャツにタイツやスパッツが多いです。メーカーによって値段は変わりますが、幼稚園児から小学校低学年用の女の子用レオタードで、4000~8000円程度。高いものでは1万円を超えるものもあります。タイツは1足あたり2000円程度、ソックスは1000円程度です。男の子用のトップスは4000~6000円程度で、タイツやスパッツは3000~5000円程度が多いでしょう」幼いころは週1~2回のレッスンなので、何枚も購入する必要はないそう。育ちざかりなので、数年置きに買い替えは必要ですが、バレエのウェアは丈夫にできていることが多く、また伸縮性にも優れているので、意外に長持ちするそうです。「さらに、バレエを踊る際には、バレエ・シューズが必要です。シューズは男女とも、1足あたり2000~3000円程度。シューズは足にピッタリと合うものを履かないと、踊りにくいうえ、怪我につながることもあるので、足の成長に伴ってこまめな買い替えが必要になります。また、幼稚園児のときはシューズではなく、ソックスを指定するお教室もあります」ちなみに、バレエと言えば女性ダンサーが履くトウ・シューズ!「トウ・シューズは骨が成長し、履くための筋力を得た11~12歳ごろから、先生に許可をいただいてから履き始めます。メーカーによって金額に差があり、1足あたり5000~1万円程度です」なお、上記以外の消耗品としては、女の子が髪をシニヨン(お団子)にまとめるためのゴムやネット、ピン、スプレーなどがあります。気になる「発表会」の費用はおいくらが相場?「バレエにお金がかかる」と言われる理由は、おそらく発表会でしょう。発表会に出演するには、大体いくらかかるのでしょうか?「ひと口に発表会と言っても、その規模や頻度、出演する演目数、パートナーの有無によってもかなり変わります。一般的な発表会で、グループで踊る演目に2つほど出演する場合は、1回の発表会につき10万円程度が多いです。このなかには、普段のレッスンとは別に講師が指導するリハーサル代や衣装代が含まれています。なかには、20万円かかるお教室もありますが、一方で『おさらい会』のようにスタジオで行う小規模なパフォーマンスの場合は5万程度で済むこともあります」発表会は「生徒は必ず出なければいけない」というところもあれば、「希望者のみの自由参加」のところも、また発表会を開催しないお教室もあるそう。さらに、価格は安くても、頻度が高い場合も…。お金が気になる場合は、入会前に発表会の有無や金額をリサーチしておいたほうが安心でしょう。(取材・文:富永明子)
2018年06月04日子どもたちに人気の習い事のひとつ「バレエ」。いざお教室を選んで通わせようと思っても、何も準備がないと、親も子どもも心配になってしまうもの。子どもから大人まで、長くバレエを指導しているクラシック・バレエ講師の四家恵先生に、習い始める前の準備について聞きました!そもそも、子どもがバレエを習うメリットとは?バレエのレッスンは、厳しくてハードな印象があり、子どもがついていけるのか…と心配になるママパパも多いもの。子どものころにバレエを習うと、どんなメリットがあるのでしょうか?「バレエは美しい音楽に合わせて踊る芸術です。子どものころからレッスンを積み重ね、長い時間をかけてバレエを踊るために必要な筋肉をつけていきます。バレエは体の中心軸を引き上げて踊るので、正しくレッスンをすれば体幹が強くなって、まっすぐで美しい姿勢を身につけることができます。近ごろは、お子さんの姿勢が悪いとお悩みの親御さんが多いので、正しい姿勢に整えやすいのは大きなメリットです。また、筋肉をよく伸ばして踊るので、柔軟性を高め、怪我をしにくい体を作ることもできます」(四家先生、以下同)また「バレエを習っている子はお行儀がいい」と言われることも多いほど、礼儀作法をしっかりと教えてもらえるのも嬉しいところ。「ご挨拶から言葉遣い、立ち居振る舞いまで、普段のレッスンから礼儀作法を教えていきます。同じクラスにいる生徒たちとの協調性はもちろん、一緒に踊るためのコミュニケーション力を鍛えられることも。また、発表会になると年上の生徒たちとの交流もあり、さまざまな年代の人と触れ合うなかで身につくマナーも多いでしょう」さらに、美しい音楽を聴いて踊ることで音楽性やリズム感も鍛えられるそうです。お教室に通うとき、どんなものを準備すればいいの?では、子どもがお教室に通うときには、どんなものを準備すればよいのでしょうか?バレエショップに足を運ぶと、かわいいレオタードがたくさんあって目移りしそうですが…。「レッスンの際に必要なウェアは、女の子の場合はレオタードとピンクタイツ、男の子の場合はタンクトップやTシャツにタイツやスパッツのことが多いです。ただし、通い始める前に買ってしまわないこと!というのも、お教室ごとにウェアにルールを設けていることが多く、せっかく買っても無駄になる場合があるからです。子どものウェアはユニフォームのようなもの。先生が、生徒の体の使い方を見極めるため、あえておそろいで、体のラインがしっかり見えるウェアを指定することがあります。また、タイツも微妙に色合いが異なるものがあるので『ピンクであればよいだろう』と買うと、NGが出てしまうことも。幼稚園児はタイツではなく、ソックスを履かせるお教室もあります。購入前に、通うお教室の先生に必ず確認しましょう」また、シューズ選びも慎重におこないたいところ!「『子どもはすぐに成長するから』と、つい大きめのシューズを選ぶ親御さんは多いのですが、バレエを正しく踊るためには足裏を鍛え、床をしっかりとつかむ必要があります。そのため、大きすぎたり小さすぎたりすると、適切に鍛えることができないうえ、怪我につながることも。シューズはとても大切なので、先生に選んでいただくか、またはバレエショップのシューフィッターさんに選んでいただくなど、プロに任せたほうがよいでしょう」ちなみに、バレエと言えば思い浮かべる人の多いトウ・シューズですが、11~12歳ごろから履き始めるのがほとんど。骨が成長し、踊るために必要な筋肉を身につけてから、先生から許可をいただいて履くものです。子どもが憧れるあまり、先生の許可なく買ってしまう親もいるそうですが、怪我につながるので絶対にやめましょう。子どものバレエ・クラスでは、どんなレッスンを学ぶの?初めてクラスに参加するときは、緊張するもの。いったい、どんな内容のレッスンをおこなっているのでしょうか?「幼稚園児のクラスでは、ほとんどバレエらしい動きはありません。でも、その積み重ねが、ゆくゆくバレエを踊るための姿勢を身につけ、正しいポジションでさまざまなステップをこなすためには必要なのです。私のクラスでは、まずさまざまなストレッチやエクササイズをおこないます。たとえば、お尻歩きをすることで体幹を鍛えたり、足指じゃんけんをすることで足裏を鍛えたりします。また、ケンケンパーをしたり、スキップをしたり、背伸びしたりして脚力を鍛えていきます」通常、バレエのレッスンはまず、バーと呼ばれる棒につかまって「バー・レッスン」をおこない、その後、スタジオの中央で両手を離して踊る「センター・レッスン」へと進みます。しかし、体ができあがっていないうちは、まずバーを通して体の軸を整えていくそうです。「小学校低学年のうちは、両手でバーにつかまって、簡単な動きをおこないます。それに慣れてきたら、小学校中学年ごろから、片手でバーにつかまって踊るようになります。片手になると、片足で体を支える動きも増えてくるので、そこでブレずに踊るためには、まず両手バーできちんと姿勢や筋肉を身につけておくことが必要です。バレエの舞台は華やかですが、レッスンは決して派手なものではありません。幼いころから、小さな動きをコツコツ積み重ねることで、両手を離して舞台で踊れる体を養っていくのです」初めてバレエを習うお子さん向けの解説書もたくさんあり、さらにDVDやインターネットの動画でも、バレエ用語やレッスン内容を解説したものは多いです。レッスンに参加する前に観ておくと、子どもも安心して初レッスンに臨めるはず!適した教材がわからないときは、お教室の先生に尋ねてみてくださいね。(取材・文:富永明子)
2018年06月01日こんにちは!kzkです!今回は、幼稚園で行く、始めての春の親子遠足の持ち物 のお話です。先日、長男の親子遠足があったのですが、、次男の預け先が見つからず、下の子も一緒に親子遠足に参加することになりたした…。本当は身軽で行きたい親子遠足!オムツの外れてない2歳児を連れていくのだから、荷物も増えるわけです…。次男参加の為、増えた荷物がこちら。・ベビーカー次男は2歳。もう抱っこ紐には収まらない!ってことで、本来遠足には必要ないはずのベビーカー必須!超コンパクトベビーカー で幼稚園バスでも場所とらない!とはいってもベビーカー。大きい荷物です…。・オムツとおしりふきオムツセットって意外とかさ張るし場所とります。あとは…メインの大きいバッグに必要な物や、お弁当を詰めて、ミニショルダーに貴重品やお金を入れて常に持ち歩くことを意識しました。そして、少しでも荷物をスッキリさせるために使用したものは、こちらです。・使い捨てのお弁当箱食べたあと小さく畳めてかさ張らないですし、 ゴミ箱があれば捨てて帰ることもできます。フォークやお箸も使い捨てのものを持っていきました。このおかげで午後はだいぶ身軽になりました。・次男のオムツはテープタイプ2歳の子供だと大体みんなパンツタイプのオムツだと思うんだけど、パンツタイプはかさ張るし、オムツ替えの時にズボンや、靴を脱がさないと変えられないのです…!すなわち、オムツ交換台がないと難しいのです。そんなときは、テープタイプ! ペッタンコに畳まれているのでパンツタイプよりコンパクト!そして、オムツを替えるときはズボンを膝までおろして、立ったまま交換 です!そうすることで、ちょっと、汚ないトイレや、オムツ交換台のないトイレでも隅っこでサッと、立ったまま交換できます。レジャー用にテープタイプ持っておくと便利です(^.^)下の子も連れての親子遠足。いかに荷物をコンパクトにさせて、なおかつ下の子に時間をかけず遠足を楽しめるかを考えました!あと…私がこれは失敗だった!と感じた のは…お弁当をコンパクトにしようと、ひとつの箱に子供たち二人分のおかずを詰めたのだが、長男が次男の分のお気に入りおかずを食べてしまったこと!やはり、子供それぞれにお弁当箱を用意した方がよかったな!(笑)そんな感じで、長男も初めての遠足を楽しんでくれたようなので私も一安心です(^o^)●ライター/kzk
2018年05月25日4月に入園したお子様をお持ちのママさんたち。いかがですか? お子様たち、楽しんで登園してくれていますか?!中には初日からスタスタと登園する子もいますが、ママと離れたくなくて泣いちゃう子がほとんどなのではないでしょうか。入園してからしばらくは毎朝、響き渡る泣き声がこの時期の風物詩のようなもので、「教室に誘い込む先生」、「必死に説得するお母さん」、そして「泣きわめく子ども」という3点セットがあちこちで出来上がっております。あぁ…お母さんたちからしたら大変だろうなぁと思いつつも、それを卒業した身としてはどこか懐かしく、微笑ましく見ています。私も思い出します。今日は泣かずに登園できるだろうか、どうやればすんなりと登園してくれるようになるだろうかと、ビクビクしながら朝を迎えていたことを。だいたい入園して少しは慣れてきたかなという頃にゴールデンウィークがあるから余計ややこしいんですよね。せっかく慣れてきつつあったのに、ゴールデンウィークでおうちの人と過ごす時間が多くなり、休み明けに振り出しに戻って、また1からスタートするっていう。オォ…(泣)■泣く子に悩むママたち、心配ご無用です!スムーズに登園している子を横目で見ながら、わが子には「行きたくない!!」なんて泣かれたらママとしては辛いですよね。特に保育園とは違って幼稚園となると、どうしても預けなければならない理由があるようでなかったりするので、「こんなに泣くんならあと1年幼稚園に行かせなくてもよかったんじゃないか…」と悩むこともあると思います。でも!!! これまでに3人、幼稚園に通わせている私から少しだけアドバイスをさせていただくと…大丈夫です!!わが子の経験上、そして先生のお話から言いますと、泣いてるのって、それ、朝のほんのひとコマだけみたいです。別れ際には泣いちゃっても、いざ教室に入ってしばらくすればたいていの子は泣き止んで遊んでいたりします。中にはお母さんのお迎えまでひたすら泣き続けたという強者もいるでしょうが、きっと1年通してずっと登園から降園まで泣き続けた子はいないと思います。そして、朝いつまで泣き続けるのかもその子それぞれです。最初の3日で泣き止んだ子もいれば、1学期が終わるまで泣き続けた子、中には最初に1年間毎朝泣き続けた子もいると思います。人それぞれなので誰かと比べて落ち込んだり、責めたりしなくて大丈夫だと思います。もちろん、入園から2か月が経とうとしている5月末の現在でも、毎朝全力で泣いている子はたくさんいます。先日も見かけました。お父さんが見送りに来ていたのですが、お父さんに向かって「おうちに帰る~~!!」と大号泣で訴えながら、先生に捕獲されている男の子を(笑)おぉ~~がんばってるな~~~とついかわいくて見ちゃいました。きっと、普段はお母さんが見送りをしてるんでしょう。お父さん、わが子のあまりの泣きっぷりに困惑し、苦笑いしながら立ち尽くしていました(笑)男の子は泣いて泣いて、なかなか教室に入ろうとせず逃げ出そうとするので先生は必死に抱っこをしているのですが、お父さん…あの…もし、私からひと言助言させていただけるとすると、立ち尽くしているのなら、さっさと姿を消されたほうがよいかと思います!! ドロン!!■子どもが泣いても「帰る」に尽きる教室の前まで来たら、あとはもう泣こうがわめこうが、先生に「よろしくお願いします!」とお任せしてサッと帰る。これに尽きると思います。これはお父さんに限らず、お母さんも一緒で、泣いてるわが子をひっぺがして立ち去るのは心の痛むでしょうが、教室の前で一生懸命説得して、言葉をかけて、なんとか納得して教室に入ってもらおうと思っても、目の前にお母さんがいる限り、やっぱりお母さんが恋しくなっちゃって、どんなに説得してもいざ離れる時には涙が出ちゃうもの。お母さんの姿が見えなくなって、教室に入ると子どももそのうち気分を切り替えて遊び始めるので、泣かれるわが子をふりほどくのは辛いでしょうが、帰ってきた時に思いっきり抱きしめてあげることにして、姿を消してみてください。また、つい先日、こんな光景を見かけました。私は三男と遅めに登園した日がありました。正門はもう閉まっていて、周りにももう見送りの親子は誰もいない状態でした。教室の中では園児たちがおのおの自由に遊んでいるのですが、教室のドアの前で男の子が1人、泣いていました。あたりにはもうお母さんもいないし、先生も教室の中に入ってしまっていますが、本人はまだ頑張るつもりらしく、「おうちにかえる~~」と言って泣いています。と、そこへ、なんと…同じクラスの女の子たち(みんな3歳児です)が3人出てきて、男の子をぐるりと囲み始めたのです。そして、口々に、男の子を励ましはじめたのです!!女の子A:「お母さんがいなくてかなしいの?」女の子B:「大丈夫だよ。お母さん、おうちにいるから」女の子C:「あとで会えるからね」も~~~、私、思わず感動しました! 女の子しっかりしてる~~~!!!!あ、じゃなかった。3歳でも子どもたち同士で励まし合ったりするんですね。しかも、みんなでお母さんがいない悲しさを分かち合っている(笑)男の子は女3人衆に話しかけられたことにより泣き止みました。だがしかし、動こうとはしません。床に座ったままです。そこで、先生が教室から出てきて、「たろうくん(仮名)、お部屋に入ろうか~?」と声をかけました。きっと先生もたろうくんの気持ちが切り替わる瞬間を教室の中から見計らっていたんだと思います。がしかーーし、たろうくん!先生の声を聞いた瞬間、さっきまで泣き止んでたのに「ハ! しまった!」みたいな感じでもう1回泣き始めました!!(笑)私が見ていたのはここまでなので、その後たろうくんがどうやって教室に入っていったのかまでは見届けられませんでしたが、子どもって結構賢いし、意外とたくましいなと思いましたよね。親も先生も見ていないところで子ども4人で励まし合っていたり、先生の顔見た瞬間、「あ、しまった! もっかい泣いとこ」みたいな感じでもう1回泣いてみたり、あの手この手でこの不本意な状況をなんとかしようと3歳児なりに知恵しぼって頑張ってるんです。幼稚園・保育園に行きたくない子どもと、行かせたい親。どちらが勝つか負けるかの知恵くらべみたいなもので、毎日子どもも戦っています。幼稚園に行きたくないと泣いてしまうわが子に後ろ髪を引かれる気持ちは私もよくわかりますが、園の前まで来たらあとはもう先生にお任せして、笑顔でバイバイしてサッと帰るのが結局子どもの気持ちが切り替わる近道だと私は思います。幼稚園から帰ってきたら思いっきり抱きしめて、お話を聞いてあげたらそれでよし。その都度先生とママと協力して乗り切っていきましょう。
2018年05月24日筆者は2年前、ひらがなや算数なら小さいうちは家で教えることはできても、英語は最初からネイティブに習う方がいいのでは…と考えました。そこで、2歳から英語教育を始めたところ、あれよあれよと言う間にママの私より英語が上手になった4歳の息子。周囲から、「一体どんな勉強をさせているの?」とよく聞かれるように。今回は、息子の英語学習法を紹介します。アニメや動画鑑賞は基本英語で1歳の時から「きかんしゃトーマス」が好きな息子。最初から英語で見せていたおかげで、アニメは英語で見るものだと勝手に思い込んだようです。電車やバスを見るたびに「Watch out!(気をつけて!)」と叫ぶのを見て、教えなくても簡単な英語は勝手に意味を理解しているのに気づき、これがきっかけで英語を学ばせることに。その後は、イギリスのアニメ「Peppa Pig(ペッパピッグ)」、「Sarah & Duck(サラとダックン)」、「The Octonauts(すすめ!オクトノーツ)」や、アメリカのアニメ「The Magic School Bus(マジック・スクール・バス)」、「Curious George(おさるのジョージ)」などがお気に入りに。さらにYouTubeにもハマり、建設現場で働くクルマのミニカーを使いさまざまな場所で遊ぶ「The Axel Show」や、トーマスなどの列車を使って遊ぶ「Izzy’s Toy Time」、いろいろなおもちゃの遊び方を紹介してくれる「Ryan Toys Review」などお気に入りの英語圏のYouTuberができ、英語教室では学ぶことはない英語力が向上したのを実感しました。週1回2時間の英語教室でアウトプット2歳から幼稚園に入るまでは、週に1回4時間、保育園代わりに英語スクールへ行っていた息子。家族以外の大人と初めて過ごす時間がすべて英語ということもあり、あっという間に先生と英語で話すように。「It’s stuck!(動かないよ!)」や「Stop teasing!(からかわないで!)」など、とっさの時に英語が出たり、英語の歌を自作して歌ったりすることも。その後、幼稚園入園のタイミングで週1回2時間のクラスへ。4時間クラスの時と比べ、英語力の向上はやや劣るものの、英語のアウトプットの場として大きな役割を果たしているようです。英語スクールのサイエンスの時間に作ってきた作品親としても勉強!家や旅先でも英語を話す機会を持つように英語が得意な夫とは違い、英語が苦手な私。でも、子どもの教育のためにはなんとか頑張りたいと、普段の会話で使用するフレーズが載っている英会話の本を購入し、積極的に子どもに英語で話しかけるように心がけました。「Roll up your sleeves.(袖をめくって)」や「Finish your plate.(早く食べて)」など、よく使うフレーズは付箋に記入して壁に貼っておくように。夫には、私にはできない子どもの英語の間違いを直してもらうようにしています。ママ用テキスト。目の届くところに並べていつでも取り出せるようにまた、最近はインターナショナルスクールのシーズンプログラムやキッザニアの英語イベント「Let’s talk in English!!」に参加したり、英語圏へ旅行したりして、子供がなるべく英語を話す機会が持てるように心がけています。シンガポール動物園にて。ぞうの餌やりプログラムにひとりで参加し飼育員さんに質問英語に興味を持ってくれたけれど、今後の課題もこんな具合に、特別な勉強をさせたわけでもないのに子どもが英語をある程度習得したのは、本人が「英語が分かればいろいろなことが分かる」ことを早めに理解したのが大きかったようです。インターナショナルスクールに通っている子どもに比べると英語力は落ちますが、自分の知っている英語を最大限に使ってコミュニケーションを取ろうとする姿勢は常に持っていて、旅先やインターナショナルスクールでも物怖じすることなく英語を話しています。ハワイのスムージーショップにて。スムージーの種類とサイズを指定して自ら注文しかし、ママの私より英語力がついた息子。「これ、英語でなんて言うの?」と聞かれて分からなかったり、子どもの英語が聞き取れなかったりして、私が困ることもだんだんと増えてきました。また、帰国子女のママや帰国子女の子を持つママ、インターナショナル幼稚園から公立の小学校に進学した子を持つママなどに話を聞くと、小さい時にどれだけ英語が上手でも、英語を使う頻度が減った途端に英語力が落ちたというのは共通した意見のようです。勉強全般に同じことが言えるかもしれませんが、子どもが学ぶことへの好奇心が持続できるように、親がサポートしていけるかが今後の課題かもしれません。<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2018年05月23日子どもがいると何かと物入り。これから子どもが大きくなり、学費や塾といった習い事でますますお金がかかるようになってきます。毎月の収支を見ていると「こんな家計で将来大丈夫?」「年間いくら貯金すればいいのかしら?」と不安なることも。お金のことはお金のプロに聞くのが一番! そこで、子育てサークルへ出張講座に来ていたファイナンシャルプランナー荒井要雄さんにお話しを聞きました。「家計を見直すタイミングは今すぐ! お金を貯めるなら子どもが小さいうちに計画すると楽になりますよ」子どもが幼稚園や保育園に通っている今こそチャンス! 家計を見直すポイントを教えてもらいました。家計を見直す4つのポイント(1)通信費・食費・お小遣いなどの生活費を見直す一番手軽に見直せるのが生活費。中でも見直しやすいのが通信費です。固定電話は必要なかったら解約する、格安携帯に乗り換えるなど、夫婦で料金プランを一度見直してみるのもいいかもしれません。通信費以外の生活費はなかなか下げるのは難しいかもしれませんが、食費やお小遣いは見直す余地は十分にあります。「お小遣いを削りたくない!」という人も、将来の家計のことを考えると下げざるを得ませんよね。例えば生活費を月1万5千円ダウンさせることができれば、年間では18万円。15年間で考えると270万円にもなるので頑張りたいところです。(2)余ったら貯金はNG! 先取り貯金で手堅く貯蓄する「収入から月々の支出を引いた額=貯金できるお金」ではありません。生活をしていると冠婚葬祭のような急な出費や、家電の買い替えといった予定外の出費、用途不明金が必ず出てきます。ざっくりした生活をしていると、年度収支額の約50%はなくなると考えましょう。貯蓄額を増やすには、残ったら貯金ではなく先取りして貯める。しっかり貯めたいなら、収入から支出を引いた残りの70%は貯金できるように頑張りましょう。「貯金が苦手で・・・」という人は、貯蓄型の保険に入るのもひとつの手。余ったら貯金しようという考えでは、なかなか貯蓄できません。先取りして強制的に貯蓄できる仕組みを作ってしまうといいですよ。(3)大きな買い物のタイミング、金額を考える車や旅行などの大型の出費は、家計の見直す大きなポイントになります。車の購入金額を変えずに、購入時期を先伸ばしするだけでも効果的です。自分の家族の大きな買い物の必要性や購入時期などについて、今の収支で叶えられるか、叶えるにはどうしたらいいか、この機会にじっくり話し合ってみましょう。(4)保険を見直す保険には10年毎に更新していく「定期型」と、30年といった期間を決めて長期の契約をする「定期型」、保障が一生続く「終身型」があります。更新するタイプは、若いときは保険料が安いのですが、更新の度に保険料が上がります。それに比べ保障期間の長い定期型や終身型は保険料が変わりません。長い期間保険料を払い続けると、保険料の累計は更新するタイプの方が高くなる場合があります。どちらがいいか見直してみましょう。また、生命保険の掛け金をいくらに設定すればいいか迷う人もいるかもしれません。そんなときは、保険者の収入が0になったと考えて、残された家族は月々の収入がいくらあれば生活していけるかと考えましょう。生命保険にはさまざまなタイプの保険があります。受け取り方は、一括なのか月々に分けて受け取るのか。保障期間は、一生涯なのか、子どもが大学を卒業するまでなのか。例えば、子どもが大学を卒業するまでと期間を決めて、月20万円受け取られる「収入保障保険」に入る。家族に残す分として200万円が受け取られ、一生保障が続く「終身保険」に入る。老後に月10万円受け取られるように「低解約返金型」の保険に入るなど、用途に合わせた保険を上手に組み合わせる加入する必要があります。全ての保険を自分で調べて把握するのは難しいので、ここはプロに頼ることをおすすめします。家計見直しに役立つキャッシュフロー家計を見直す前にやっておくべきことはあるのでしょうか。「家計を見直すときは1年2年先を見るのではなく、老後までのお金の流れをしっかり把握することが必要です。お金の流れを把握するには、キャッシュフローを作っておくといいでしょう」キャッシュフローとは、これから起こるライフイベント、それらにかかる費用を想定してお金の流れを把握できる表のこと。老後までのお金の流れを把握することで「いつ、どのくらいお金が必要になるか」を知ることができ、資金計画や家計の見直しがしやすくなります。我が家で活用しているサイトでは、家計の見直しに便利なツールがダウンロードできます。「家計の収支確認表」や自分で作れる「キャッシュフロー」もダウンロードできるので、家計を見直したいと思っている人はぜひ活用してみてくださいね。日本FP協会のサイト「家族構成や、ライフイベントは変わるものなので、一度家計を見直したからといって安心してしまわないこと」と、最後にアドバイスをもらいました。自分たち理想の生活を叶えるためにも、定期的に家計を見直すことが大切ですね。<文:フリーランス記者三浦麻耶/取材協力:TSプラザマネジメント株式会社代表取締役社長荒井要雄>
2018年05月18日子どもがある程度自分の意思を持つようになってくると、親を困らせるのが好き嫌いや言うことを聞かなくなるということ。なにを言っても「いや」と逆らったり、優しく説明しても注意してもうまく誘導することができず、親のストレスもたまっていく一方…。でも、子どもへの伝え方の表現を少し変えるだけで、子どももすんなり言うことを聞いてくれることもあります。そんな子どもの気持ちを切り替えてくれる魔法の言葉、先輩ママたちはどんな言葉を使っているのかまとめました。否定語ではなく、具体的な言葉で子どもがいたずらや危険なことをしそうになったとき、思わず出てしまう「ダメ!」という言葉。しかし、まだ言葉に含まれる意図をくみ取ることができない子どもにとって、「走っちゃダメ」「騒いじゃダメ!」と言われても、じゃあどうしたらよいのか?となってしまい、結局元通りに…。そうならないように、否定する言葉は極力具体的に、お願いする形で伝えるのがよさそう。「走っちゃダメ」ではなく、「滑りやすくて人が多いから、転んだりぶつかったりしないようにゆっくり歩いてね」と、走ってはいけない理由と、どうしたらよいのかを具体的に示してあげれば、ただ否定をするよりも効果は格段にアップするようです。ぬいぐるみやキャラクターの言葉でママの言葉は子どもにとって聞き慣れすぎているため、ちょっとした指示でも嫌がられてしまうことも。そこで、ぬいぐるみを使って「ご飯をお箸で挟めるかな?」「おしっこできたかちょっと見せてくれるかな?」と、子どもの好きなぬいぐるみや人形などになりきり、お願いする形で話しかけるようにすると、これまで嫌がっていたことも、すんなり聞き入れてくれることが多いのだとか。いつもと違った特別感、丁寧語・インタビュー言うことを聞かないときには、「お片付けできないのはどうしてですか?おもちゃを箱に戻してください」と、ちょっとだけかしこまって指示を出すのも効果的なんだそうです。丁寧語にすると、学校や幼稚園の先生に言われたように感じるらしく、特に幼稚園などに通うようになってからのほうが効果的だといいます。また、インタビュー形式で「野菜食べられる人!ではお名前をどうぞ、それでは頑張ってください!」と、テレビ番組でなにかの選手がインタビューをされるようにすると、苦手なことでも積極的にチャレンジしてくれるという意見も。子育てで子どもが言うことを聞いてくれないときに、叱ってばかりだと叱る効果が薄くなるだけでなく、叱った内容に対してもっと逆らうようになってしまうこともありますよね。言い方や表現を変えることで、自主的に苦手なことができるよう誘導するテクニックを使って、ストレスなく子育てを楽しみましょう。(文・姉崎マリオ)
2018年05月14日4月は、入園・入学・進級といった新生活でバタバタとあわただしく過ぎていき、ホッと一息つけるのがGW。子どもと一緒にゆっくり過ごし、「さあ、“日常”の再開だ!」と気合いを入れた時に大きな壁として立ちはだかるのが、GW明けの登園しぶりです…。「やっと泣かずに通えるようになったと思ったのに、また振り出し?!」とがっくりきてしまうママパパも多いでしょう。この時期の登園しぶりの乗り越え方をご紹介します。■GW明けの登園しぶり、その原因は?GW明けは登園しぶりが起こりやすい時期です。その原因は、せっかく新しい環境に慣れてきたところに、また長いお休みが入り、子どもの気持ちがリセットされてしまうから。特に、4月入園のお子さんはまだ園生活が1カ月足らずなので、リセットされやすいといえるでしょう。4月から毎日通って、なんとなく「幼稚園保育園って楽しいかも?」「ママパパは必ずお迎えにきてくれるから大丈夫かも」と、子どもが半信半疑ながらも思い始めてきたところで訪れるGW。この長期休暇で、「やっぱりママパパと一緒が1番!」と、子どもは入園前の気持ちに戻ってしまい、「園で頑張ろう」と思っていたやる気がなくなってしまうのです。ママやパパからすれば、「泣かずに通えるようになっていたのにどうして?」と困惑してしまうところですよね。でも、子どもはGWがどういったものなのかわかりませんから、「またママパパとずっと一緒にいられると思ったのに、やっぱり園に行かないといけないの?」と、生活の変化についていけず悲しい気持ちになるのでしょう。そのため、4月当初よりも大きな声で泣くようになったり、以前は大丈夫だったのにGW明けから突然泣くようになったりと、登園しぶりがひどくなる場合もあるようです。送り出す身もつらい登園しぶり。でも、ご安心ください。GW明けの登園しぶりは、入園時よりも短い期間で終わるケースが多いようです。「ママやパパと一緒にいたい!」と泣いても、実はもう、子ども自身は幼稚園や保育園が楽しいところだとわかっているからです。数日〜1週間程度で落ち着くことが多いので、寄り添いながら見守ってあげましょう。 ■おうちでできる「登園しぶり予防」のコツおうちでできることは、4月当初の登園しぶりの時と同様に「ママやパパは必ずお迎えに行くから、園で楽しく遊んできてね」と伝えることです。GW明けには、「これまでも毎日ちゃんとお迎えに行ったでしょ?」と4月のことを思い出させてあげるのもいいでしょう。園での楽しかった出来事を思い出しながら一緒に話すのも効果がありますよ。また、これからの園行事などを「楽しみだね」と話すのもおすすめ。ママパパが「また泣かない? 大丈夫?」と心配そうな顔で話すと子どもも不安になってしまいます。いつもニコニコしながら、ママパパ自身も園が始まることを楽しみにしている様子を見せながら、おうちで過ごすように心がけてくださいね。■泣こうがわめこうが、なるべく早く立ち去る!幼稚園や保育園まで行ってからできる対処法はひとつ。先生を信じて預け、とにかく早く立ち去ることです。ついついわが子が泣いていると、後ろ髪をひかれ泣きやまそうとしてしまいますよね。その場で抱っこしたりあやしたりしたくなりますが、それはNG。ママがやさしくかまってあげればあげるほど、子どもは離れたくなくて、さらに大きな声で泣いてしまいます。ギャン泣きしてしまう子ほど、先生にサッと預けてパパッと立ち去るほうが、子どもも気持ちを早く切り替えられるのでおすすめです。先生たちはプロです。GW明けの登園しぶりのこともよーく知っています。子どもにどう接したら気がまぎれていくのか、園生活を楽しめるようになるのか、先生たちはわかっているので、全面的にお任せしてしまいましょう。せっかく慣れてきたと思って安心していたところで起こるGW明けの登園しぶり。GW前は泣かなくなっていたのなら、今回の登園しぶりもすぐに終わりを迎えるはずです。「離れるのを嫌がって泣いてくれるのも今だけ」「大きくなったら一緒にいてくれなくなるんだし…」と自分を奮い立たせながら、GW明けの登園しぶり、乗り越えていきましょう!
2018年05月05日外遊びが気持ちいい季節!公園で泥遊びをしたり、幼稚園や保育園での運動会の練習などで野外活動が増えるこの時期になると大変なのが、子どもの衣類や靴に付いた泥汚れのお洗濯。そこでおすすめしたい、ママお助けアイテムが「防水スプレー」。雨の日に使うイメージがあるかと思いますが、晴れた日にも大活躍してくれるんです。今回は、スコッチガードTMブランドの防水スプレーアイテムを多く取り揃えているスリーエムジャパンに賢い活用法を教えてもらいました。防水スプレーとは?防水スプレーは、主成分の違いにより、フッ素系樹脂タイプとシリコーン樹脂タイプの2種類に分かれます。主成分のフッ素系樹脂やシリコーン樹脂が、糸の一本一本にくっついて繊維の上にキレイに並び、水をはじきます。樹脂は糸より小さい成分なので、通気性が悪くなることもありません。シリコーン樹脂は水をはじき、フッ素系樹脂は水と油をはじくため、食べこぼし汚れなどの防汚効果もありますよ。ママにおすすめ!防水スプレーで洗濯も簡単つまり、汚れが付きやすい子どもの持ち物に、事前に防水スプレーしておけば、汚れがつきにくくなるので、洗濯がグッと楽になります。家事の負担が軽減することで、「また汚して!」とつい子どもを叱ってしまったりすることも、少なくなるかもしれませんね。防水スプレーを日常的に賢く使ってママのイライラも解消しちゃいましょう。では、具体的にどのような物や場所に使うのがおすすめなのか、その活用法を紹介します。幼稚園の制服や運動着。上履き制服や運動着、上履きは毎日持ち帰るものではないので、汚れも定着してしまいがちです。そこで洗濯後、きれいになった制服・運動着・上履き(※油性マジックにスプレーするとにじむので、名前部分などは避けてスプレーするようにしてください)に防水スプレーを。これでグッと汚れがつきにくくなりますよ。バッグ類毎日使う、幼稚園バッグなどのリュックサックや手提げは、持ち手の部分や底面が汚れやすいですよね。そこで使用する前に防水スプレー。これだけで、きれいな状態が長く保てます。クッションやソファーのカバー食べこぼしなどで汚れやすい、クッションやソファのカバーにもスプレーをしておけば安心。ママの洋服子どもがいろいろな物を触ったり、食べたりした後、汚れた手で洋服を触られて汚れてしまうなんてことは、よくあること。そんなときのために事前にママの服にスプレーしておけば、汚れがつきにくくなります。ベビーカーやチャイルドシート日常的に使用頻度が高いけれど、なかなか掃除する機会が少ないベビーカーやチャイルドシート。防水スプレーで汚れと水分から守りましょう。アウトドア用のチェア・テント・レインウェアアウトドアをする際にも防水スプレーが大活躍。アウトドア用のチェア・テント・レインウェアなど、レジャーにでかける前に、スプレーしておけば準備万端です!使い方の注意点防水スプレーを使用する際は、以下のことに注意を。正しく使ってしっかり効果を発揮させましょう。・洗濯したあとや買ったばかりの服など、キレイな状態でスプレーしましょう・目立たない場所で色落ちやシミにならないか、白化のないことなどを確認。スプレーするときは風通しのよい屋外で使用してください・15cm以上離してから、全体にまんべんなくしっとり湿らせる程度(洗濯物の脱水時のイメージ)スプレーします・防水スプレーが定着するまでしっかり乾燥させましょう。約20分が目安(製品によって異なります)・出かける直前に急いでかけるのではなく、前日にスプレーするのがオススメです。防水スプレーは摩擦に弱いため、何日間もつとは一概に言えません。衣類は洗濯のたびに、靴ならお手入れをするときにかけ直すのがオススメです・皮革・毛皮・ビニールやポリウレタンで加工されたものや白いバッグ、靴には使用できませんいかがでしたか。使い方次第で防水スプレーは、ママの強い味方になってくれます!筆者は、公園遊びに行くときの自分のスニーカーや自転車のチャイルドシート、雨除けカバーにスプレーをして活用しています。ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。取材協力:スコッチガードTM<文:フリーランスライターやまさきけいこ>
2018年04月29日子どもが幼稚園に行くようになると、園によって春や秋に訪れるイベントが「親子遠足」。特に入園した年の春に親子遠足があると、入って1カ月程度なのでまだ相談できるママ友もいなくて、「どう準備したらよいのかわからない」という声も多いようです。そこで、どんな服装をしてどんな物を持っていけばよいのか、親子遠足の準備についてまとめます。親子遠足は結構歩く?服装は動きやすさ重視で幼稚園の遠足と侮ることなかれ。ネット上で調べてみると、多くの親子遠足参加者からは、「思った以上に歩いた」という声が見かけられました。あまり大きくない公園などが会場でも、レクリエーションなどで子どもと一緒に歩き回って遊ぶ必要があるため、服装は動きやすさが重要!靴はもちろんスニーカーで、ボトムはパンツスタイル、上は動き回って暑くなっても大丈夫なように、ストールやカーディガンなど羽織る物を用意して、温度調節しやすいようにするのがオススメ。現地は屋外であることが多いので、日差しよけの帽子や日焼け対策も必須!子どもと手を繋いで歩き回ることも多いので、両手はふさがらないようにリュックや斜めがけのできるバッグ、ウエストポーチなどを準備しておくと、あらゆることに対応できるので安心です。持ち物は、外で遊ぶことを前提に遠足の前には持ち物リストの書かれたしおりが配られたりもしますが、実際に現地についてリスト以外の物も持ってくればよかったと後悔する人も多いのだとか。大抵はこんなに外で遊ぶなら必要だったという物で、例えば「大きめの水筒に、飲み物はたっぷり持ってくればよかった」なんて意見は多く見られます。屋外なので虫よけは必須ですし、春秋でも天気のよい日はかなり気温も上がるため、扇子などの涼しくできるアイテムは持っていきたいところ。そして外で遊ぶなら避けられない、子どものけがに対応できるよう、絆創膏や消毒液も忘れずにカバンに入れておきたいですね。ほかに必要な物として、おしぼり、お弁当、おやつ、レジャーシート、着替え一式、雨具、ハンカチ、ティッシュといったものが必ず必要になるので、バッグはかなり大きめの物にしておいた方が安心です。親子遠足は多くの場合、子どもと一緒に動き回って楽しむイベントになっています。そのため、服装も持ち物も、たくさん動き回ることを前提に用意するのが後悔しないためのポイント。せっかくの行事なのだから、しっかり準備をして親子とも楽しかった思い出にしたいですね。(文・姉崎マリオ)
2018年04月22日入園などをきっかけに同じ年齢の子どもと触れ合う機会が多くなると、親としてはどうしても自分の子と他の子を比べてしまいがちに。正直、気になってしまいますよね。でも、成長もできることも得意なことも、子どもそれぞれ! どうして他の子はできるのに、うちの子は…4月から保育園や運動クラブに通うようになり、他の子と同じことをするという機会が増えるにつれ「親の理想を押し付けるのはよくない」とか「他の子と比べるのはよくない」という考えはずっと頭の中にはあって、「自分はそれらを絶対にやらないぞ」と決めていたはずなのに「あれ…どうして他の子はできるのに、うちの子はできないんだろう」そんなことを考えてるようになってしまいました。できないことばかりに目がいくようになり、つい息子に厳しく「他の子もできるんだから」と本人がしたくもないことを押し付けるようになっている自分に気づき長男が、「何か造ることが得意なこと」「映画を最後まで観て感想だって言えること」「弟を笑わせようと頑張れること」そういう「できることだってある」ということを忘れてしまっていました。みんなと同じことができるのもすばらしいけどみんなと違ったって大丈夫って息子に言ってあげられる親にならねば、と思いました。
2018年04月22日幼稚園や保育園とはまた違った小学校での生活。6年間のうちにいろいろな経験をし、成長していくものですが、学級崩壊や先生や友だちとの関係、そもそもどの小学校に入学するかなど、問題はたくさんあります。今回は、小学生の子供を育てるママ必見の記事を集めました。その1●深刻化する“学級崩壊”…その背景には何が?連日、“いじめ”や“暴力”など、学校問題のニュースがあとをたちません。そんななかで、“小学校の学級崩壊”が深刻化し、現場では悲鳴が上がっているそうです。深刻化する“学級崩壊”の現場では、何が起こっているのか…。どの学校でも起こり得ることだからこそ、知識を深めましょう。その2●学級崩壊の中心は意外にも優等生!?全国の小学校で問題となっている“学級崩壊”。授業中に寝ている、マンガを読んでいる、ヘッドフォンで音楽を聴いている…こんな光景が現実に起こっているというから驚きです。しかも、中心になってクラスを荒らしている子たちは、意外にも塾でも成績優秀であるような“勉強ができる子たち”であるケースが多いそう。その理由とは?その3●子どもの担任との接し方タイプ別の傾向と対策大事なわが子が保育園、幼稚園、小学校でお世話になる担任の先生。子どもにとって多大な影響を与える大事な存在でありながら、こちらで選ぶことはできないのが現実です。どんな担任の先生であっても、うまく付き合っていけるかどうかは、こちらの捉え方と対応次第。そのコツとは?その4●先生に好かれるために必要な5つの“親力”とはその4●先生に好かれるために必要な5つの“親力”とは愛する子どもたちの成長のためにも、本来、親と教師は常に協力体制でありたいもの。先生に好かれる親の特徴は5つあるそうです。先生とのコミュニケーションで悩んでいるなら、まずは覗いてみてください!その5●「公立小学校」にも学力の差はあるのか?公立ならば、エリアにかかわらず一律の規定で教育が進められているはずですが、はたして公立小学校の学習レベルにエリア差はあるものでしょうか?「内容」に差はなくとも「習得」に差が出ることがあるそうですが、どうして?公立小学校に通っている、今後通う予定だというご家庭必見です!その6●友だちと登校するメリットは?近所の友だちと一緒に登校することができる公立小学校。そのメリットとして、(1)「登下校を一緒にできる友だちがいること」、(2)「放課後に遊べること」、(3)「親同士が顔見知りになりやすく、つながりをつくりやすいこと」ということが挙げられるといいます。詳しく知りたい方は、下記よりどうぞ!
2018年04月14日こんにちは。山本みつ湖です。春ですね! ご入園、ご入学、ご進級おめでとうございます! 我が家の子どもたちも皆それぞれ進級の春を迎えました。長女は、幼稚園最後の1年。というわけで、今回は、長女の入園式の思い出を描きたいと思います。制服を買った直後は、大喜びで着ていた長女。なんの心配もしていなかったのに、入園式当日まさかの着用拒否!「ほら、このスカート、花子さんと一緒よ、可愛いよ」と長女お気に入りのキャラ「トイレの花子さん」の名前を持ち出しなんとか着せることに成功したものの、制服の上着だけはどうしても着てくれず…。やむを得ず、上着は私が手に持って出かけました。「上着を着たがらない子は他にもいるだろう」くらいの軽い気持ちでいたのですが、幼稚園に着くと、なんとみんなちゃんと制服の上着を着ているではありませんか! すっかり慌ててしまい、わたしは長女になんとか上着を着るようしつこく言ってしまいました。そんなわたしに、幼稚園の先生がそっと近づき、「そのままで大丈夫ですよ」と優しく声をかけてくださったのです。まわりの保護者の方々も温かく見守ってくださり本当にありがたかった。「みんな着ているのだし着せなければ」と慌てていた私の気持ちも、周囲の皆さんの温かいまなざしのおかげですっと落ち着き、長女も笑顔で入園式を終えることができました。そんな入園式からまる2年。この春年長になる長女は、もう上着を嫌がることもありません。何か苦手なことがあればそれを説明できるし、まわりと「ではどうしたらいいか」を話し合うこともできる。こんなふうに成長できたのも、長い時間を過ごす幼稚園で、先生方をはじめいろいろな方が根気よく温かく見守っていてくださったからだと思います。長女は「年長さんになったら年少さんに優しくしてあげるんだ」と張り切っています。今まで自分がしてもらったことを、これから小さい人たちに返していけることが嬉しくてたまらないようです。あと1年の幼稚園生活、親子で楽しんで過ごしたいです。
2018年04月01日お子さんが、もうすぐ幼稚園入園を迎えるご家族のみなさん、おめでとうございます。“入園”という一区切りを迎える前は緊張と楽しみとが入り混じったワクワクドキドキでいっぱいのことと思います。「入園までに、これはできるようになっていてほしい」と園からお願いされることもありますが、特に何も言われていない場合、「どんな準備をしておけばいいのか」と心配になりますよね。そんな時は、これからご紹介する「入園前にできるようになっておくと安心! 子どもにマスターさせたい3つのこと」をおさえておきましょう!■入園前にマスターさせたい1:自分の名前をフルネームで覚える幼稚園の入園式では、フルネームで名前を呼ばれて「はい!」とお返事する場面があります。でも、幼稚園入園まで、保育園や一時保育などを利用したことがない子どもの場合、名字の概念がないケースも見られます。園によっては、名前ではなく名字で子どもを呼ぶところもありますし、初の社会生活を始めるにあたって、“名字で呼ばれること”に慣れておくのは悪いことではありません。自分で名前を言う時に「◯◯△△です」と氏名を言えるようになっていればバッチリです! フルネームで呼ばれた時に大きく「はい!」とお返事できるよう「◯◯△△さん/くん」と呼んでお返事する練習をしてみましょう。■入園前にマスターさせたい2:自分の気持ちを声に出して伝える「◯◯をして遊びたい」「トイレに行きたい」など、自分の気持ちを声に出して伝えることはとても重要です。子どもにとって、自分中心に過ごせたこれまでとは異なり、幼稚園にはほかにもたくさんの子どもがいるためです。一人ひとりに寄り添った生活を園でも心がけてくれているはずですが、子どもが思いを発信できないと、先生も気持ちをすべてくんであげるのは難しくなってしまいます。まずは、「トイレに行きたい」「のどが乾いた」「転んで痛い」など、体に関わることを伝えられるように家でも練習してみましょう。何かしたいような素振りを見せたら、お母さんは先回りせず、「自分でお話してごらん」と促すようにしましょう。例えば、遊びながらモジモジしていてトイレに行きたそうな素振りが見られたら「トイレ行きたいんでしょ、行ってらっしゃい」と言うのではなく「どうしたの?」と声をかけて子どもから「トイレ!」という言葉を引き出しましょう。遊ぶ時にも「ブロックで遊ぶ?」「滑り台する?」ではなく「何して遊びたい?」と自分で考えて気持ちが伝えられるように声かけを工夫してみるのがコツです。 ■入園前にマスターさせたい3:靴と靴下は自分で脱ぎ履きできる練習を入園前に、洋服すべてを自分で着られるようになっておくのは難しいかもしれませんが、靴と靴下だけは自分で脱ぎ履きできるようになっておくと安心です。幼稚園では、教室に入る時・園庭に出る時・お帰りの時など、何回も靴を脱ぎ履きする場面があります。また、靴下は汚れたり濡れたりしやすいため、お着替えの頻度が高いアイテムです。毎回、先生に手伝ってもらえればいいのですが、全員の靴や靴下の脱ぎ履きを先生が一手に引き受けるのは大変です。また、初めのうちは手伝ってもらえても、徐々に自分で履けるように「やってごらん」と先生から促されるようになります。パッと自分で履いて園庭に出られる、トイレで屋内に戻りたい時にサッと自分で脱げる、ができれば、楽しい時間が増えたり、失敗せずにトイレに行くことができたりといいことがたくさんあります。初めのうちは時間がかかるので、ついつい手伝ってあげたくなる気持ちもわかりますが、「急がば回れ」を心で唱えて、できるまで見守ってあげましょう。わが家の幼稚園デビューは、長男が年少さんの春。その時にはすでに次男がいたので長男はそれなりに自分であれこれできるようにはなっていました。また教えたわけではないのですがフルネームもきちんと覚えていて、入園式では「はい!」と声のボリュームは小さめながらもお返事できてホッとしたのを覚えています。ただ、靴はパパの真似をして靴べらを使って履いていたので、園でも初めは靴べらを探していました…。「靴べらを使う姿が面白いと思って放っておいたけど、失敗だったかな」と思ったこともありましたが、今ではすっかりパッと履いて飛び出していく子どもに成長しています。「入園前にこれはできていないといけない!」と根を詰めて練習させる必要はありませんが、「できればマスターしておきたいな」くらいの軽い気持ちで、普段の生活のなかで取り入れてみてください。少し気持ちに余裕ができて、笑顔で入園の日を迎えられるでしょう。
2018年03月31日ヲタママだっていーじゃない!
4人の子ども育ててます
子育て楽じゃありません