■前回のあらすじ夫の言葉で何かがぷつんと切れた私。言葉では私の言いたいことは伝わらない、限界に達した私はクッションに八つ当たりし、死ぬほど泣きました。泣きすぎて息が吸えない。苦しくて怖い…、不安でいっぱいになりました。そんな状況の私に、夫がかけた言葉は…次回に続きます。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年05月29日■前回のあらすじ夫の言葉が許せず、相手を傷つける言葉が止まらなくなった…。言葉では私の言いたいことは夫に伝わらないと思った私は…話せば話すほど、気持ちがすれ違う…。一番大切な人に理解されない悲しさで、涙が止まらなくなりました。次回に続きます。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年05月22日■前回のあらすじさんざん夫に赤ちゃんのいる生活に寄り添って、ゲームや外出を控えてほしいと伝えてきたのに、夫から出た一言は「搾乳機買おう」。その一言で私の中の何かか切れた音がしました。「自分が苦労しているのと同じ分だけ夫にも苦労して欲しい」というわけでありません。自分の辛いとか、悲しいとか、そういう気持ちを相手にぶつけたかった…。でもこんな伝え方は良くないです、本当に。夫は自分の感情コントロールが上手で、喧嘩しても常に穏やか。この時も態度に出していませんが少しムッとしてたらしい。(酔って帰ってきたらグチグチグチグチと過去のことまで遡って説教されたらそりゃそうか笑笑‥私も同じことされたら嫌だし)どうしたらそんな穏やかにいられるの?と聞くと…、・自分が何で怒っているのかを考える・自分のストレスを相手にぶつけない・自分の感情は自分でコントロールする・治して欲しい点だけ伝えるまとめるとこんな感じのことを気を付けているようです…。お、大人や。この話では、夫の優しさというのは伝わらないかもしれません。だけど、こういう考え方をする人を私は素敵だと思うし、付き合ってから床上げまでの生活も含めて優しいと表現しています。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年05月15日■前回のあらすじまとめて不満をぶちまけたら夫は反撃を開始。「不満はその都度言って」という夫の言い分もわかるけど、伝えるのが下手な私にとってはしんどい。すると夫が「良いこと思いついた!」とひらめいたようで…。完全な考えのすれ違い。私が育休夫に「1番モヤッとした台詞」は、あの最後のページの「搾乳機買おう」です。当時の私は母乳があまりでなかったため、そのことに対してすごく神経質になっていました。今なら受け流せる台詞だし、便利な道具があるなら試した方がいいと思ってますが、あの夫の一言は今まで相談してきた事を、無視した発言に思えてプツンと切れてしまいました。(この後も色々あって…)夫としては「授乳で悩む私が心配」だったようです。(搾乳機で解消されるならと前々から考えていたらしい)次回は5月15日(金)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年05月14日■前回のあらすじあんなに伝えているのに「何を伝えたいかわからない」「一番怒っているのは何?」という夫。一向に理解してくれない夫に「パパが聞きたくないだけじゃない…?」と伝えると…「不満は都度都度言う」「自分にとっては当たり前でも相手には違うかもしれない」とお互い思うことが、改めて大事だと思った瞬間でした。この話以降、私は前に比べたら不満を伝えられるようになったし、夫も以前よりは気遣いのできる男になりました。私がなかなか言えない性格なのは、「私の生い立ち」も関係しているのかもと思い、少し触れさせて頂きました。(私の努力が足りないっていうのもある)でも夫と出会って、今回の事があって、いろいろなことを経験したお陰でだいぶ言えるようになりました。言えなくて悩んでる方がいたら、私みたいな人もいるってことを知ってもらいたいです。次回は5月14日(木)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年05月08日■前回のあらすじ夫の夜型生活やゲーム中心の生活、赤ちゃんのお世話で大変なのに、夫に自分勝手に生活されるとしんどい。このままの状態が続くなら一緒に生活するのは厳しいと伝えたところ…夫にはあまり響いてないような…? 話が長すぎましたかね??校長先生のお話や、お母さんのお説教とか、確かに話が長すぎると「何が言いたいの?」となりがちですよね。(話をする立場としては悲しいですが…)今回の件で、自分の主張は簡潔伝えた方が上手くいくと感じました。あと喧嘩すると「それでも好きだ!」と主張してくるのですが、火に油。それなら行動で示してくれ!! と思わなくもないです。次回は5月8日(金)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年05月07日2度目の育児休業の終わりが近づいてきました(本来4月復帰予定でしたが、新型コロナの影響で延長させてもらっています)。今回は1度目の育児休業の反省を生かして、2度目の育児休業でこれはやって良かった!と思っていることをレポートします。ご近所ママ友の輪を広げる1度目の育児休業は、新卒から同じ会社で働いている私にとって、初めての長期休暇。休む前から、やりたいことがたくさんあってワクワクドキドキ!もともと、週末ではなく、火・水曜休みの仕事だったこともあり、この機会になかなか会えていない旧友に会ったり、興味のあった資格の習得をしたり。さらに子どもが生まれてからは、「今しかできないことを」と、ベビーモデルや幼児教育に力を入れ、毎日大忙しでした。保育園の送迎だけではママ友はできにくい!?そんな毎日を過ごしていたこともあり、地域のイベントへ参加することもほとんどないまま育休を終えました。そのとき、近所に同じ年齢の子どものいるママ友はゼロ。でも、子どもが保育園に入園すれば、ご近所のママ友ができるのかな〜なんて思っていました。しかし、保育園への送りを夫が担当していたこともあり、保護者に顔を合わせることがない!帰りのお迎えは、時間との勝負。あいさつは交わすものの、友達になるような会話をする時間なんてない!ここではじめて「あれ、ご近所ママ友って作れるの?」と考えるように。そんな中、2人目を妊娠。同じタイミングで、上の子が同じ園に通っていたママたちの中に、2人目を妊娠した人もちらほら。「予定日いつですか?」「もう性別わかりましたか?」なんて会話を交わすようになりました。いざ2度目の育休に入ると、上の子の送り迎えのタイミングで、毎回顔を合わせ「日中何して過ごしてます〜?」「今度近くでベビーマッサージあるけど一緒に行く?」なんておしゃべり。いつの間にか、ご近所ママ友ができていました。「ママ友」という呼び方だと、どこか軽く聞こえますが、今ではこの出会いを心からありがたく思っています。たまたまその地域で同じ世代の子どもを育てていて、年齢も職業も違うのに、友達になれたことがすごいなぁと。歩いている距離に住んでいるというのも、とても便利。「ウチに寄ってかない?」「この後ランチしない?」なんて、約束をせずに気軽に誘い合えます。お互いの家族のこともよく知っているので、近頃は子どもありきの知人を通り越して、親戚のおばちゃん同士に近い感覚です(笑)。理事会や町内会への参加1度目の育休中は賃貸に住んでいたこともあり、理事会や町内会とは無縁の生活。しかし2度目の育児休業中に、マイホームへ引っ越し。そこで、マンションの理事を引き受けたり、町内会へ積極的に参加するように。私たち世代での町内会への参加は少なく、「若いのにありがとう〜」「若者が来てくれて助かるよ」と、かわいがってもらっています。息子たちからすると、祖父母世代の方が多く、実家、義実家が遠いわが家にとっては、そんな方たちとの触れ合いはとても貴重な時間に。ご近所ということもあり、街中で会うことも多々。挨拶を交わしたり、立ち止まっておしゃべりしたり。ちょっとした買い物、お散歩がとても充実しています。さらに息子たちが、自然と元気よく挨拶ができるようになったのをとてもうれしく思います。常連さんになる!1度目の育休中は、とにかく電車へ乗ってあちこちへ出掛けていたこともあり、食材はネットスーパーやデパ地下などで一括購入。近くの商店街を歩き回ることはありませんでした。しかし2度目の育休中は、上の子の送り迎えがあるため、出発時間にも、帰ってくる時間にも制約が!遠出が難しくなり、自然と近所の商店街やデパートをブラブラすることが多くなりました。子どもを連れていると、相手も覚えてくれていることが多く、「コレ、ぼっちゃんに食べさせてね」とおまけをしてくれることも。常連さんと呼んでくれるお店も増えてきて、街を歩くのがとても楽しいです。新型コロナウイルスの感染拡大で、さまざまなものが売り切れている昨今ですが、「来ると思ってとっておいたわよ〜」とお目当てのものを取り置きしてくれていたことには感動しました。2度目の育休で、地域ネットワークを広げられたことは、これからの人生を豊かにしてくれる出会いばかりだったと感じています。<文・写真:ライターかつき>
2020年04月30日■前回のあらすじ私の鬼LINEを夫の友人に見られ、夫へのモヤモヤが加速。友人夫婦は理解をしてくれたけど、私の気持ちは収まらない。大爆発まであと少し…夫は常にテンションが高い人なので、深夜に遭遇するとビックリします。そこが良いところなんですが、こっちがモヤっとしている時にその姿を見ると更にモヤモヤが加速したり‥(笑)今回のはなしですが、今考えると私の主張は、夫が言うように「どうしたらいいの?」って言わせてしまうような内容だったとは思います。だって友人夫妻に「妻が怒っていたのは昨日の事だけじゃなくて今までの蓄積だったんだってよ!」なんて今更言えないですし…。でも少しくらい私の気持ちに寄り添ってから「どうしたらいいの?」って言ってくれても…って思ったり。逆に夫から言わすと私の話は「感情論だけで何の解決にもならない」ってモヤモヤしてんだろうなと思います。そこに関しては気をつけなければと思います!!お互い歩み寄りが大切ですね。次回は4月30日(木)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月24日■前回のあらすじ不毛なLINEのやり取りにイライラした私は嫌味たっぷりのLINEを夫に送信! しばらくやり取りが途絶え不安になったが、次にきた連絡でそのLINEを友人に見られてしまっていたことを知り…。私のLINEを「見られた」経緯については理解しましたが、だからといって、モヤっとしないかといえば違ーう。見られて困るラインを送った自分のことは、全力で棚上げです。次回は4月24日(金)更新予定! \人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月23日■前回のあらすじ友人宅へ出かけた夫から「帰ったらおかずを食べる」との連絡が。怒りを蒸し返され、イライラした私は大誤爆をしてしまうことになります。しょうもない返信内容で申し訳ないです。自業自得の極みです。こんな嫌味を送らずに素直な気持ち伝えた方が良いのは分かっています…け・れ・ど!!ついモヤモヤが限界に達してしまいました。今はもの凄く反省しているので、どうか優しい目で読んでください。次回は夫の弁明をお届けします次回は4月23日(木)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月17日■前回のあらすじ状況を見てゲームを自粛してほしいと伝えたつもりが、夫から「対等に意見を主張していこう」という回答。なんとも言えないすれ違いでモヤモヤが加速。その後夫はゲームをし、昼間で寝て、友人宅へ出かけていきました。夫との不毛な言い合いの末、私がしようもない返信をしてしまい自爆します。はっきり言って自業自得の極みですが、優しい目で続きを見て頂けると嬉しいです!!次回は4月17日(金)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月16日■前回のあらすじ友人からのゲームの誘い、相談してくれるはありがたいけど、夫自身で判断をして断ってほしいと伝えると「え?何で?」と予想外の言葉が返ってきました。夫とは食の好みも合うし、一緒に暮らしていてこんなに居心地の良い人はいないと思う一方、今回のような気持ちの擦れ違いが起きると相入れない存在なのかな…、と不安になったりもします。夫の言うことは間違っていないのですが「そういう事じゃないんだよ!!」ってモヤモヤします。というか、ゲーム三昧して散々好き勝手していた人にそんなこと言われても…ねぇ? 納得いくはずもなく…(笑)そしていっつも意地張って痛い目を見る私自身にもモヤモヤします。私よ、もう少し大人になって夫に甘えておくれ。夫のことを手のひらで転がせられる大人の女になりたいです。次回は4月16日(木)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月10日■前回のあらすじ明日丸1日いないのに「ゲームしていい?」と聞かれたので断ったところ、それを「みんなに連絡する」と言う夫。スマホを見せてもらったところ、ゲーム仲間たちに「奥さんにゲームやっていいか聞くわ」と伝えていたことが発覚!「え? 何で? 」ときょとんとした顔で夫に言われた時はすごく驚きました。こっちこそ「え? 何で?? 分かんないの?? 」って思ってしまいました。だけど自分で良いか悪いか判断するって実は難しいですよね。その時の状況によって良かったり悪かったりは変わるし、「察して」と思うのは簡単だけど実際は難しいっていうことは今なら分かります。ただ育児で余裕がない時にゲームやりたいとか言われると「何で? 分かんないの?? 」って気持ちはひょこり出てきます。次回は4月10日(金)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月09日■前回のあらすじ赤ちゃんが生まれたばかりの友人のところへ夫が子育てレクチャーをしに行く前日、「その後、別の友人と飲みに行く」という衝撃的な事実を伝えてきた夫。既に作り置きをしてしまったためかなりモヤッしたところに、今からゲームをしていいかと聞かれ…明日丸1日いないのに、今からゲームをしていいかと聞かれたのでゲームをしてもいいか、奥さんの意見を聞いてくれるなんて最高!という人もいると思いますが、私はそういうのを夫の友人たちには知られたくないタイプ。意見が分かれそうな話題ですが、私はダメなタイプなので夫にそう伝えたところ、今後はしないと約束してくれました!次回は4月9日(木)15時更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月03日■前回のあらすじ夫の育休生活にモヤモヤしていたころ、赤ちゃんが生まれたばかりの友人夫婦から夫へSOSの連絡が入ります。昼間ゲームされるよりいいとOKの約束をしたのですが、友人のお宅へ行く前後の夫の行動によって、私のモヤモヤが大爆発することになります。夫が友人宅へいく前日…夫は予定が決まっても、こちらから聞かないと「どこに行く」など詳しいことを言ってくれないことが多いです。小さい頃からお母さんにもざっくりとしか伝えてこなかったみたいで、これって男の人あるあるなんでしょうか。自分がご飯作るようになって、うちの母が「何時に帰ってくるのー?」って聞いてくる気持ちが分かるようになりました。次回は4月3日(金)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年04月02日赤ちゃんと気軽におでかけできる場所の1つである、子育て支援センター。私は育休中かなりお世話になりました。私の体験談をお伝えします。 生後1カ月、初めての子育て支援センター私が初めて子育て支援センターに行ったのは、娘が生後1カ月を過ぎたころ。家の外に出たい、でも娘はまだまだ小さいし、授乳間隔も定まらないから気軽に出かけられない……と悩んでいたときに、行ってみようと思い立ちました。 もちろんまだ娘はおもちゃで遊ぶことはできず、先生や他のママと話をして終わりました。寝ている娘を眺めるだけの時間もあったので、娘と遊べるようになるまでは、ベビーマッサージなどのイベントがあるときに行っていました。 先生に悩みを聞いてもらうことも娘が手足を動かしてメリーを触ったり、おもちゃを舐めたりするようになってからは、イベント以外の時間も行くようになりました。自分と娘のタイミングで行けるし、授乳もいつでもできると思うと気軽に行くことができました。 月齢の近い子が遊んでいる様子を見たり、そのママと話をしたりすることで、子どもによって発達の個性があっておもしろいなぁと思いました。また先生にちょっとした悩みを聞いてもらうことができ、安心することができました。 煮詰まった気持ちがラクに!娘はどんどん動けるようになると、人見知り・後追いも出てきました。支援センターに行っても娘は私から離れず、他のママや先生と目が合うと泣く……という感じでした。 それでも支援センターに行っていたのは、私の気分転換になっていたからです。家でずっと娘と向き合っていると煮詰まってしまいますが、家と同じように娘が泣いていても、他のママや先生と話しながらだと気がラクになりました。 なかには雰囲気や先生によって、合う・合わないがあると思います。私もいくつか行ってみましたが、結局通っていたのは2カ所でした。地元が離れている私にとっては、近所の情報を聞くことができたのもありがたかったです。育休の時間は限られていますが、通ってよかったなぁと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため、一部地域子育て支援拠点では利用人数や時間などの制限をしている可能性があります。ご利用の際には感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:金子ゆかこ11カ月の女の子のママ。職業は助産師。仕事も育児も必要不可欠!をモットーに、両立を目指して奮闘中。不妊治療や妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年03月31日■前回のあらすじ夫に期待をしないと決めてから、状況はどんどん悪い方向に…。夫のゲーム時間は増えていき、昼まで寝る生活は定着。モヤモヤを抱えたまま生活した結果、私は眠れなくなっていました。ある日、モヤっと生活を進展させる、ある連絡が入りました。次回ついに私のモヤモヤが大爆発します。モヤモヤしていた私に追い打ちをかけるような夫の言動が…!次回は4月2日(木)更新予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月29日■前回のあらすじついに息子誕生、夫の育休生活が始まりました。退院してからは夫は宣言通り、私の体をいたわりよく動いてくれました。しかし超がつくほどの過保護状態…、育休夫は暴走していたのです…!暴走中の育休夫、今回は夫が苦手な「料理」&「掃除」についてをご紹介します。今まで食べる専門だった夫が『かんたん!男メシ』みたいな本とか買って、私より料理上達したらどうしよう!って妄想してたけどそんなことなかったです(笑)代わりにお母さん達にヘルプの電話してくれたり、コンビニやスーパーへ走ってくれたり、理想とは違うけどがんばってくれました。退院から2週間ほどたつと、だんだん動けるようになり、そして夫の家事の粗さも見えてくるようになりました。夫は「汚い」というセンサーが人より鈍いみたいです。「床上げまではオレが掃除するよ!」って言ってくれてたのに…。仕方がないので、隠れて掃除をしていました。次回はついに床上げ。このあたりから育休夫にモヤっとし始めます…。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月20日■前回のあらすじ育児と大学院を両立すると言う夫、もともとワンオペ育児を覚悟していたから大学院があってもだいぶ助けになるのではと思い「受け入れて応援する」を選択。そしていよいよ出産後、夫の育休生活がはじまります。出産後の母体を心配していろいろと気にかけてくれるのは嬉しかったのですが、何をするにも夫に声をかけないと注意される日々は息苦しくもありました。トイレに行くと出待ちされたりとかして恥ずかしかったです…。そして、さらに…夫が【育休夫】として覚醒しました(笑)私はおっぱいの出が良くなく混合だったのでこのやり方が採用され、ミルクの時は旦那さんにお任せすれば、連続して眠ることができました。次に続きます。3月20日(金)15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月19日■前回のあらすじ夫からの育休の相談を誤魔化してしまったが、実は勇気ある決断をしてくれたのでは…と考え直す。もう一度夫と相談する機会を設けようとするが夫はすでに決意を固めていた…!最初仏かと思ったのに最後のセリフで上げてから落とされた気分でした(笑)。調べてみると育休中にスキルアップする人って結構いるようです。当時は妊娠して目の前のことしか見れていなかったけど、先を見据えた夫の決断に今は尊敬と感謝をしています。次に続きます。3月13日(金)15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月12日■前回のあらすじ料理できない、掃除しない、大雑把な夫から突然6ヶ月の育休相談。気持ちは嬉しいのだけど会社への影響とかお金とかいろいろ考え誤魔化してしまった…。どうなる夫の育休!決断力がすさまじい夫…。次回、緊急家族会議を開催、そこで衝撃の事実が発覚します…!次へ続きます。3月12日15時公開予定!\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月11日インスグラムで人気のツムママさん、第1子出産後に旦那さんが育休をとってくれたときのお話です。6ヶ月…。夫が育休をとってくれたこと、今ではとても感謝しておりますが、正直相談されたときは嬉しさより不安が大きかったです。次へ続きます。\人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月10日パパにもっと家事・育児に参加してほしい! という願うママは多いのですが、日本はいまだ男性が働いて生活費を稼ぎ、女性が家事育児をするという役割分担意識が強く働き方改革などと叫ばれてはいるものの長時間労働から抜け出せていない人たちが多いのが現状。ママからは「もう諦めた…」という声もたくさん届きます。そこで、改めて「男性が家事育児に参加する」ことは、どんなメリットがあるのか? NPO法人ファザーリング・ジャパン主催のフォーラム「パパ育休は今度こそ本当に進むのか?」の取材で考えてきました!「パパ育休は今度こそ本当に進むのか?」では、育休取得経験のある知事や議員、経営者、ジャーナリストが登壇し、男性が家事育児に参加する最初のキッカケとして男性育休の必要性のプレゼンが行われました。男性の仕事と家庭の両立には「イクボス」が必要内閣府少子化危機突破タスクフォース委員の経験があり、2015年にはイクメン オブ ザ イヤーも授賞している三重県知事・鈴木英敬さんが登場。( 「WEラブ赤ちゃん」プロジェクト へも賛同いただいてます!)三重県は、特殊出生率(前年からの伸び幅)、育児休業取得率、育児参加休暇率1位の県です。こうなれた施策の1つが「イクボス」の普及・促進。「イクボス」とは、部下の家庭と仕事の両立を応援し、成果を出しつつ自らも仕事と私生活を楽しむ上司のこと。上司が育児に協力的であることで、女性だけでなく男性の仕事と家庭の両立が進み、それは子の心の安定や生き抜く強さ、女性の社会進出へもつながる大きな変化になっていくのです。ちなみに、今では家庭を大切にしている夫で父というイメージが強い鈴木知事ですが、結婚前の通商産業省(現経済産業省)時代には、名刺に「年中無休24時間男」とキャッチコピーを入れていたとか。「人は変わります!」と本人の弁。育休を取った経営者が語る、出社がマストではない働き方3人の父でもあるサイボウズ 代表取締役社長・青野慶久さんは、第一子と第二子では2回育休を取り、第三子のときには半年の16時退社という時短勤務を実践したそうです。会社としては、「個性が違うことを前提に、100人100通りの働き方を導入しており、育休はもちろん、出社がマストではない働き方を推進することで、離職率が激減、採用も順調とのこと。「そんなことをしたら、会社の生産性が落ちるのでは? というご心配の声もありますが、売上も株価も順調に伸びてます(笑)」と経営者の視点で男性育休のメリットが語られました。男性育休は家族の幸せにつながるワーク・ライフバランス代表取締役社長・小室淑恵さんは「産後の妻の死因1位は自殺です」と衝撃的な事実を発表。産後のホルモンバランスの不安定さによって生じる産後うつ病が重症化して自殺してしまう、または子どもへの虐待につながってしまうこともあるそうです。そんなリスクを回避するためにも、男性が育児に参加すること、そしてそのきっかけとなる育児休暇の重要性を訴えました。フランスは国家戦略として「父親休暇」があるまた、少子化専門ジャーナリストの白河桃子さんは、男性が育休を取得したのに家事育児にたいして参加していない「とるだけ育休」問題について、子どもが産まれただけでは親になることができない人も多いので、レッスンが必要であることを訴え、フランスの取り組みについて紹介。1人の女性が何人の子どもを産むかというという特殊合計出生率と女性の就業率の両方が高いことでも有名なフランスでは、「父親として赤ちゃんと知り合うこと」「夫婦の転換期をどう対応していくかを考えること」を目的に、国家戦略として2002年から「父親休暇」が設けられているそうです。他にも、積極的に男性育休の取得を進めている積水ハウス、東京三菱UFJ、千葉銀行の担当者たちが口を揃えて「育休を取ることがいいことと捉えられるようになり、社内の雰囲気が良い方へ変わってきた」と話していたのが印象的でした。男性育休は会社にも社会にもメリットがある!このフォーラムを通して知ったことは、男性が家事育児に参加することで「少子化対策につながる」「児童虐待が減る」「働き方改革や女性の社会進出が進む」「会社の生産性もアップする」という、家庭にも会社にも社会にもメリットがあるということでした。「育休を取ること」って、会社や社会に迷惑をかけるのでは…と思っていた考えがひっくり返りました。男性育休は、誰でも働きやすい社会を目指すきっかけのひとつのようです。育休をとった小泉進次郎環境大臣からのメッセージ最後に、現在育児休暇中(フォーラム開催時)の小泉進次郎環境大臣から届いたメッセージが発表されましたので、一部抜粋にてご紹介します。「80%の人が育休を取りたいと思っているのに、6%の人しか取れていない」のは制度以上に空気が問題だと言いましたが、早速、野党にも男性議員の育休が波及し、自民党内のある議員からも私に育休をとる予定と伝えてくるなど、確実に空気は変わりつつあります。育児を始めてまだ間もない立場ですが、睡眠不足を育児の楽しさとかけがいのない喜びで補い、育児と仕事に励みたいと思います。そして、育児のお陰で得た気づきや学びを政策を通じ、日本の将来に活かし、一人一人の生き方、働き方に合わせた選択肢がある社会を創っていきたいと思います。」小泉大臣の育休が、より良い日本の将来につながるきっかけになりますように!
2020年02月26日私は長男、長女、次男の3人の子どもの母です。長女の育児休業中、次男を妊娠しました。次男を出産すると、職場復帰するまでに期間が空いてしまうと思い、妊娠5カ月のときに仕事に復職したときの体験談を紹介します。 育休中の妊娠育休の期間が残すところ3カ月のときに、次男の妊娠が判明しました。会社の上司と相談して育休の延長も考えましたが、仕事から離れる期間が長くなってしまうことを考慮して、一度復帰してから産休をもらうことにしました。 職場復帰した直後は体の変化がほとんどなく順調でしたが、間もなくつわりがスタート。無理のないよう、不調を感じたときは産院にも相談しながら仕事に取り組むことにしました。 妊娠中期の体調管理仕事に復帰してから1カ月ほど、つわりによる吐き気と頭痛がありました。職場の理解があったこともあり、休憩時間を設けながら仕事に取り組むことで大きく体調を崩すことはありませんでした。 日々の体調管理として、血圧と体調の変化も記録。体調不良で仕事に影響を及ぼすことがないよう、睡眠時間の確保、バランスの良い食事、適度な休息に気を付けて過ごしました。 妊娠後期の体調管理妊娠7カ月になるころにはつわりはおさまり、胎児の成長に合わせて腰痛や便秘、おなかの張りの症状が現れるようになったので、体調管理を心がけ、骨盤ベルトも着用することに。 また、職場での関係を良好に保てるよう、同僚への連絡や報告をおこなうと同時に配慮への感謝も。毎日の体調変化の記録は、体調管理や家族への配慮、仕事のバランスを保つために体調を整えたり休憩を取ったりする際にもとても役立ちました。 自ら決めた仕事復帰でしたが、つわりや体調の変化で仕事が思うようにできないことも……。自分の調子が良いときと悪いときの違いを知っておくなど、体調管理の大切さを実感した期間でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:簗田智花4歳の長男、2歳の長女、1歳の次男との育児ライフを楽しむ34歳の母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2020年02月12日私は現在、長男、長女、次男の3人の子どもたちと生活している母親です。長男の産休・育休中は余裕がなく、時間の有効活用ができませんでした。その経験を踏まえ、産休・育休で持て余している時間の活用方法を紹介したいと思います。 長女のときの産休育休の活用(1年間)長女の産前休暇は、長男が間もなく2歳になるころからスタートしました。仕事に復帰するまで約1年間で何かできないかと考え、育児の合間の持て余している時間を使って、「介護職員実務者研修」を受けました。 レポートや研修会場で8回の実務を受講し、子どもや自分の体調不良時は研修先と調整をしながら研修を進めました。資格取得を目指す場合は、余裕のある日程、日程調整の可否についての確認が必要でした。 次男のときの産休育休の活用(半年間)次男のときの産前休暇は、長女のときよりも短く約半年でした。半年という期間で取れる資格のなかでピンとくるものがなく、今回は趣味を開拓することにしました。 産休に入った当初は、妊娠中に2人の育児の合間にできることとして、動きが少なく、手軽ですぐに作業を中断できる「縫製」を選びました。また、パソコンとネット環境があればできるうえに、さらに報酬もあるということで、在宅ワークサイトに登録しました。 結果、新しい趣味や時間の使い方に出合えた!次男の産休に入ってから3カ月。現在でも、縫製と在宅ワークは余った時間を使って続けることができています。縫製は、簡単なティッシュケースや子どもたちのガーゼケットから始め、今では来年の夏に向けて子ども用の甚平やワンピースに挑戦中です。 また、在宅ワークには徐々に慣れてきたこともあり、3つの業務内容に挑戦中です。自分の趣味に費やす時間が10分でもあることで、心身ともにゆとりを持つことができています。 産休や育休という時間は、自分の体調、子どもたちとの生活、家庭のことなどが一気に変化しますが、この機会を有効に使うことで、新しい趣味や時間の使い方に出合うことができました。仕事に復帰するとさらに自由に使える時間が減少したり、時間帯の変化が見られると思いますが、出合えた趣味を続けていきたいと思っています。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:簗田智花長男、長女、次男との育児ライフを楽しむ母。現在は、仕事と家事、育児に奮闘中。ドライブ、スポーツ、スポーツ観戦が趣味のアクティブママ。
2020年01月22日令和元年8月に結婚した小泉進次郎環境大臣とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん。令和2年1月17日、お二人の間に、第一子となる男の子が生まれました。小泉環境大臣は、先日、育児休暇を取得すると表明したばかり。そこでベビーカレンダーでは、4回に渡り「男性の育休」についてシリーズでお送りしていきたいと思います。今回は、パパの育休にまつわる体験談をまとめてみました。 パパが育児休暇を取って大変だったこと1つ目は、育児休暇を取得するということに対して上司の理解がなかなか得られず、良い印象を持たれなかったことです。これまで、男性が育児休暇を申請したことがない会社だったので、上司に育児休暇を取りたい、と伝えたときは「奥さんに任せればいいよ」と言われ、なかなか理解してもらえませんでした。2つ目は、同僚の負担が増えてしまうことについて、理解が得られなかったことです。育児休暇を取ると、スタッフが1人減り、その状況の中で業務をこなしていかなければなりません。負担が増えることを望むスタッフはおらず、私の会社では理解してもらうことが難しかったです。3つ目は収入が減ってしまったことです。出費が増えるときに収入が減るのは非常に困りました。 パパが育児休暇を取ってよかったこと1つ目は、「子どもとの時間がたくさん持てた」ということです。育児休暇を取ると毎日一緒に過ごすことができるので、日々の成長を身近に感じることができました。2つ目は、「ママの負担を減らすことができた」ということです。そこで私が育児休暇を取得して家事や育児を分担したことで、ママの負担が減り、気持ちとしても余裕が出てきたようです。3つ目は、「パパとママがお互いにひとりの時間を持つことができた」ということです。 育休取得当時はダメダメだったパパだけど…私の夫は、私が妊娠する前から「絶対に育児休暇をとる!」と息巻いていました。しかし、赤ちゃんが生まれた直後、夫の知られざる本性が露わになったのです……。部屋の片づけをお願いしていたのですが、夫は何もしていませんでした。これには私も大激怒。ところが、「何をどこにどう置くのか、一つひとつ教えてくれないとわからない」と夫はブツブツ文句を言います。私が産後1カ月半で仕事に復帰するころには、夫ひとりで赤ちゃんのお世話ができるようになっていました。しかし、赤ちゃんを無理矢理、長い時間お昼寝させて惰眠を貪り、相変わらず掃除などの家事は手抜き。私が仕事から帰ってくると、赤ちゃんを押し付けてぐうたらしていました。それなのに、「育児休暇をとったイクメンパパ」と言われ、鼻高々の夫……! 「その辺の父親よりは育児もできるし、家事もしている」と言って開き直っていた夫でしたが、私が過労でうつ病になったことによって病院の先生や看護師さんの指導を受け、育児はもちろん、家事も真面目にこなしてくれるようになったのです。 育休取得はできなかったけれど…私は上の子2人が帝王切開での出産で、次の子も帝王切開が決まっていました。パパはおおよその日程がわかった時点で、会社側に「この日あたりで出産になるので、産後も含めて何日か休みたい」と伝えていたようで、そのおかげで早くから仕事の調整をしてくれました。出産日から産後10日目までは有給を取ることができましたが、その間にどうしても出社してほしいと会社から連絡が入った日がありました。上の子2人は未就園児で預け先がなく、また、私も帝王切開後2日目で動くことができなかったため、産院にも連れて来ることができませんでした。そこで、仕方なく子連れで出社をしてもらいました。パパが仕事に励んでいる間は事務員さんが子どもたちの相手をしてくださり、何とかなったそうです。 男性の育休について、4回に渡ってお送りしてきました。男性の育休取得に関して、男性本人だけでなく周りの人や企業の理解もまだまだ……というのが現状かと思います。政府は男性の育休取得をすすめるための制度改正の他、企業への働きかけとして「イクメンプロジェクト」を推進しています。ベビーカレンダーでも、男性の育休取得に関して今後もさまざまな情報を発信していけたらと思っています。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年01月20日令和元年8月に結婚した小泉進次郎環境大臣とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん。令和2年1月17日、お二人の間に、第一子となる男の子が生まれました。小泉環境大臣は、先日、育児休暇を取得すると表明したばかり。そこでベビーカレンダーでは、4回に渡り「男性の育休」についてシリーズでお送りしていきたいと思います。今回は、日本の男性が育児休暇を取得しない理由に迫ってみました。 育休取得割合は少ないけれど…「平成29年度 仕事と育児の両立に関する実態把握のための調査研究事業 報告書」によると、配偶者の出産に伴い、「育児休業を取得した」男性は8.2%、「育児休業以外のいずれかの休暇・休業を取得」した男性が 68.0%、「いずれの休暇・休業も非取得」だった男性が 23.8%となっています。 男性の育児休業の取得期間では、「8日~1カ月以内」の割合が31.5%でもっとも高く、「4日~7日以内」が25.2%、「3日以内」が23.4%、「1カ月より長い」が19.8%でした。しかし休暇・休業期間の長さ・時期に関係なく、「自分の希望通りではなかった」と回答している男性が 14~15% となっていました。 育休を取ったものの…配偶者の出産に伴い休暇・休業を取得した男性の73.9%は、休暇・休業後に職場で感じる変化は「特にない」としていますが、「帰宅時間を配慮されるようになった」が 17.3%ともっとも高く、次いで「仕事の量を配慮されるようになった」が 10.4%、「責任ある仕事をまかされにくくなった」5.3%、「周りからの評価が変わった」4.3%となっています。 また、休暇・休業に職場で感じるそれぞれの変化について不満に感じる割合をみると「責任ある仕事をまかされにくくなった」が 81.0%と最も高く、「周りからの評価が変わった」54%、「仕事の量 を配慮されるようになった」が 52.5%となっていました。 育休制度を利用しなかった理由は?育児休業制度を利用しなかった男性のうち、育児休業制度の利用希望があったにもかかわらず利用できていなかった割合は35.3%で、そのうちの20%が勤務先に育児休業制度がなかったということでした。育児休業制度を利用しなかった理由をみると、「業務が繁忙で職場の人手が不足していた」が 27.8%ともっとも高く、次いで「会社で育児休業制度が整備されていなかった」が 27.5%、「職場が育児休業を取得しづらい雰囲気だった」が 25.4%、「自分にしかできない仕事や担当している仕事があった」が19.8%となっていました。年々増加しているとはいえ、男性の育休取得率が1桁にとどまっている一方で、育休を取得したくてもできない男性が35%いるということに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか? また、育休を取得した男性も、育休期間や職場の対応に不満を感じている割合が少なくないということがわかりました。育休明けの小泉環境大臣がどのような感想を持つのか気になるところです。参考:平成29年度 仕事と育児の両立に関する実態把握のための調査研究事業 報告書 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年01月19日「イクメン」が「ユーキャン新語・流行語大賞」に選ばれたのは2010年、それから10年近くが経とうとしています。時の流れの影響もあってか、近頃「イクメン」という言葉を聞く機会が減ってきたようにも感じます。今回は、そんな「イクメン」に関するママとパパたちの声を聞いてみたいと思います。■6割近くは「『イクメン』は死語になる」と回答アンケートでは、「イクメン」が死語になると思うか聞きました。その結果、「思う」と答えた人が59.1%となり、6割近くが「イクメン」が死語になると考えていることがわかりました。Q.「イクメン」は死語になると思う?思う 59.1%思わない 33.7%その他 7.2%■なぜ男性だけ特別扱い? ママたちが抱える違和感なぜ、6割にものぼる人たちが「イクメン」という言葉が死語になると考えているのか。コメントを紐解くと、「イクメン」という言葉に対してママたちが抱える複雑な思いが浮き彫りになってきました。「今の世の中、母親だけ仕事に育児に……は無理があります! 自分の子でしょ、当たり前で育児しろ! 父親はちょっとしてればイクメン扱い。母親はちょっと手抜きすると育児放棄扱い」(愛媛県 40代女性)「夫にいつもありがとうの意味を込めて、『うちの旦那さんはイクメンだね!』って言っていたら、『やるのが当たり前なのに、そんな言葉でくくられるのはいやだな』って言われた。そりゃそうだ~!」(鳥取県 30代女性)「イクメンって言葉、大嫌い。わが子を育てるのは当たり前なのに、男だけが特別扱いされているところに腹が立つ」(福島県 40代女性)「2人の子どもなのですから、2人で協力して子育てするべき。母親が育児するのが当然で、父親の育児は称賛するものという響きの『イクメン』という言葉は、なくていいと思う」(茨城県 40代女性)「なぜ男性だけが育児をすることを称賛されるのか?」という疑問の声が多く寄せられていて、そもそも「イクメン」という言葉に嫌悪感を抱いている人もいるようです。専業主婦家庭が多かった一昔前と比べて、共働き家庭が多くなった現在では、こうした疑問の声が出ることは当然という気がします。■死語になって初めて男性の育児参加が当たり前に?さらに、「死語になる」という考えの裏側には、パパやママたちから「男性の育児参加が当たり前になること」への期待が込められているということもわかってきました。「育児をしない人がいるからイクメンが目立つ。『育児して当たり前』となれば、イクメンも目立たなくなるはず。その期待を込めて、死語になると思いたい」(東京都 40代女性)「なくならなければならない言葉だと思います。共働きが増え、育児や家事の分担が当たり前になりつつある今、イクメンという言葉があるようでは、男親は仕事だけしていればいいという文化が残っているって感じます」(千葉県 40代男性)「父親の育児が当たり前の世の中になれば死語になって当然で、その方が父親の育児が認知されたことの証明になると思う」(島根県 30代女性)たとえば、第一線で働く女性を意味する「キャリアウーマン」という言葉は、1970年代からよく使われていましたが、現在ではあまり聞かなくなりました。女性が仕事を続けてキャリアを積むことが徐々に珍しくなくなったためだと考えられます。男性においても、育児することが珍しくなくなれば、「イクメン」という言葉が死語になり、使われなくなっていくと予測できそうです。そうした未来への期待も込められた結果とも言えるかもしれません。■何はともあれ「イクメン」はありがたい!ただ一方で、「イクメン」が死語になると思わない人は全体の3割を超えていました。コメントを読んでいくと、「言葉はさておき『イクメン』は必要だ」というものが多く、肯定的に「イクメン」を受け入れ、これからも増えていってほしいという願いが込められていることがわかります。「子どもが生まれてから、夜中のミルク、おむつの交換、お風呂などすべてやりました。これからは男も育児を率先してやらないと。少子化対策は男がカギになる!」(栃木県 40代男性)「イクメン、いいんじゃないですか? お父さんも育児が当たり前っていう世の中を作ろうとしている良い言葉です」(岩手県 40代女性)「いい言葉だと思います。『良妻賢母』だって差別の言葉ではなくいい言葉ですから、いくら目くじらたてる人がいても、なくならないと思います。『誉める』ポジティブな言葉はいくらでも残ってほしい」(青森県 30代女性)男性が育児をすること、それが可能になる背景ができることは、家族にとってありがたいことに違いはないですよね。そういった前向きな意味に注目している人も、たくさんいるようです。■「イクメン」という言葉に踊らされない家庭作りパパやママのさまざまな思いが交錯する「イクメン」というキーワード。「死語になる」のか「死語にならない」のか。このことを「男性の育児」という側面から、コメントをもとに考えてみたいと思います。▼「父親への期待」その1、子育て意識の変革「子育ては、うれしいことばかりではなく、手がかかったり面倒だったり思いどおりにならないことの連続です。でも夫婦でそれを共有して乗り越えられたとき、この上ない幸せを感じます。男性にはそんな意識で子育てにかかわり、できることを少しでも協力してもらいたい。イクメンパパは子どもとの絆も結ばれていくはず」(東京都 40代女性)「『育児する男』ではなく『父親』。育児に参加ではなく、育児を共に学び、夫婦で共有していくことが当たり前な時代になってほしい」(埼玉県 30代女性)▼「父親への期待」その2、パートナーへの思いやり「私の夫は20年前から変わらず朝5時にはキッチンにたち、朝御飯の支度とお弁当作り。ごく自然のなりゆきで、当たり前に『ありがたい』行為だったから、お互いに労いの『ありがとう!』を連発して家庭を守ってきました」(北海道 40代女性)「お互い協力しあい、お互いに感謝し、育児をして自分たちの子どもを大事に育てていく、当たり前のことだと思います。時はあっという間に過ぎてしまいますが、子どもたちが側にいるのは意外に人生のうちで短い間なので、大切にしていきたい」(神奈川県 40代女性)▼「父親への期待」その3、父親としての責任「父親になるってどういうことか、よく夫婦で話し合ったり、妻の母親もしくは自分の母親から育児について話を聞いたりして、生まれてきた子どもを大切に育てることが大事だと思います」(鳥取県 40代男性)「『イクメン』とちやほやしたり、もてはやしたりせずとも、夫婦でかわいい子どもたちを育てていければいい」(大阪府 50代女性)▼「父親への期待」その4、子どもの成長に関わり続ける「イクメンって、子どもが赤ちゃんの時にもてはやされるけど、それ以降の保育園、小中学校のPTAにも参加し続けてもらいたい」(埼玉県 40代女性)「育児って子どもが独立するまで続くもの。高校受験などの精神的にも金銭的にも大変な時期も、夫の支えがとても大きい」(神奈川県 40代女性)▼「父親への期待」その5、周囲も協力してくれる環境「どんなにイクメンを推進しようとしても、『父親は仕事』の考えを持っている上司がいる会社では、イクメンになりたくても無理。また男性は仕事に対するプライドが高く、さらに家庭を第一に考える勇気がない人が多いような気がする。何らかの拘束がない限り、イクメンはいなくなってしまうと思う」(神奈川県 40代女性)ここまで、「イクメン」という言葉について考えてきました。実際にはまだワンオペ育児を行っている女性も多いでしょう。ただここ何年間かで「育児に参加するパパはカッコいい」から「家事育児を男性もするのは当たり前」といった声に変わりつつあります。実際にコメントでも「一緒に住んでいるのだから家事育児を自分がするのは当たり前」「家事や育児は大変。でもやりがいある」といったパパからのコメントもあります。もちろんパパの職場状況などによっては、難しい側面もあるかもしれません。しかし「男性が当たり前に育児する」ことは、流行によって左右されたり廃れたりしてはいけないもの。だからこそ「イクメン」というキーワードに対して、嫌悪感や違和感を覚えていても、その言葉だけに踊らされないことも大切なように思えます。自分たちはどんな家庭を育て上げたいのか、パパとママは個々で何を大切にしていきたいのか、家族のなかではどんな時間を過ごしていきたいのか。それは、きっと、それぞれの家庭で、個人で答えが違うでしょう。でも築き上げる家庭のなかで一緒に暮らす家族が協力し、支えあうことはごく自然なこと。そんなことが日々の会話の中で気持ちを伝えあっていけるといいですね。Q.「イクメン」は死語になると思う?アンケート回答数: 5051件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年01月19日令和元年8月に結婚した小泉進次郎環境大臣とフリーアナウンサーの滝川クリステルさん。令和2年1月17日、お二人の間に、第一子となる男の子が生まれました。小泉環境大臣は、先日、育児休暇を取得すると表明したばかり。そこでベビーカレンダーでは、4回に渡り「男性の育休」についてシリーズでお送りしていきたいと思います。今回は、男性の育休取得の現状です。 日本で育休を取っている男性はどのくらいいる?平成30年度雇用均等基本調査によると、平成28年10月1日~平成29年9月30日に配偶者が出産した男性のうち、調査時点(平成30年10月1日)までに育児休業を開始した人(開始の予定の申し出をしている人を含む)割合は6.16%と、前回おこなわれた平成29年度の調査(5.14%)より 1.02 ポイント上昇しています。また、同期間内において配偶者が出産した、制度の対象となる有期契約労働者の育児休業取得率は 7.54%で、こちらも前回調査(同 5.69%)より1.85 ポイント上昇しました。 男性の育児休業期間は?平成29年4月1日から平成30年3月31日までの1年間に育児休業を終了し、復職した男性の育児休業期間は、「5日未満」が 36.3%(平成27年度 56.9%)と最も高く、次いで「5日~2週間未満」が、35.1%(同 17.8%)となっており、2週間未満が7割を超える結果となっています。 諸外国の男性の育児休業の状況は?各国における男性の育児休暇取得割合を調べてみると、アメリカは13.9%、スウェーデン79.2%、フランス9.3%、ドイツでは18.5%というデータがありました。育児休業を取得している男性の割合は年々増加傾向ではありますが、諸外国と比較するとまだまだ低い状況にあるようです。政府は2020年の男性の育児休業取得率13%を目標としています。男性の育児休業取得を推進するためにも、男性が育児休業を取得しやすい職場環境のさらなる整備や国からの支援が必要と考えられます。小泉環境大臣の育休取得は、今後の男性の育休取得にどのような影響をもたらすのでしょうか。 参考:厚生労働省「平成30年度雇用均等基本調査」の結果概要男女共同参画局平成15年版男女共同参画白書新潟県ワーク・ライフ・バランス推進研究会調査報告書 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年01月18日小泉進次郎環境相が育休取得を表明したことで注目が集まっている「男性(パパ)の育休」。家事・育児といった家庭責任が女性に偏っている現状をどうにかしたい!との声は多く聞かれており、そのキッカケとしても男性育休は期待されています。そんな男性育休の実態について、ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也さんとママリ編集長の湯浅大資さんに詳しく聞いてみました!男性の育休取得率は、たったの6.16%安藤:ついに小泉進次郎さんが育休取得を表明しましたね~。湯浅:これでパパの育休取得率が上がるといいんですけれど。安藤:厚生労働省が発表した平成30年度雇用均等基本調査によると男性の育児休業の取得率はたったの6.16%だからね。湯浅:これまで僕は、妊活・妊娠・出産・育児に日々向き合う女性に向けたコンテンツ作りに取り組んできたのですけれど、その中で見えてきたのは「これ以上ママたちにがんばれなんて言えない…」という現状なんです。子どもを産み、育てるという「命を背負う」という大きな責任をママひとりが背負っている家庭があまりにも多すぎます。約4,000人のママリのユーザーを対象に行った調査では、びっくりするような結果が出ました。育休取得のパパの3人に1人は家事・育児に費やす時間が1日あたり2時間以下。約半数が1日あたり3時間以下だったんですよ!安藤:え? 育休中なのに? 育休を取得したのに?夫をあきらめるって…地獄の入り口?!湯浅:アンケート結果を読み解いていくと、さらに驚くことに、パパが育休を取らないで欲しいと思っているママが50%近くいるんです。安藤:どういうこと?湯浅:パパは「外で働く役割の人」になっているということなんじゃないかと…。安藤:パパの育児、家事参加を期待していないってことだよね? ファザーリングジャパンでは、育休を取るパパたちばかりだから、その後の家庭の様子とかもよく聞くけれど、パパが育休を取得したほうが、そのあともいろいろうまくいっている場合が多いんだけどなぁ…。パパも試行錯誤で最初からはうまくいかないけど、家庭では料理が上手くなっていったり、仕事でもマネージメントスキルが上がったり。湯浅:そうなれば、ママの負担も軽くなるし、パパも家事や育児の楽しさに気づいたりできますよね。安藤:僕からすれば「夫(パートナー)をあきらめることは地獄の入り口」ですよ。パパの家事や育児の参加をあきらめたら、その後、ずーっとママ独りでいろいろなことをこなしていかなければならなくなってしまうんだから。もちろん、今役割分担がうまくいっている夫婦に文句言うつもりはないけど。湯浅:ママリのアンケートでは、パパが育休を取得したママたちの約7割以上は満足という結果も出てるんです。安藤:夫の育休を体験していない人たちが、取らないで欲しいと思っているってことか。湯浅:育休を取ったら、家計にダメージがあるとか、どうせ家事育児もたいしてしてくれないだろうな…という予想不安ですね。ただ、その不安はわかるんです。男性が育休を1ヶ月とることが当たり前になる日も!安藤:子ども一人につき、原則1年最大2年の休業期間と、賃金の67%に相当する育児休業給付金(6カ月経過すると50%)の支給という日本の育休制度は、実は世界でもかなり手厚い良い制度だと思うんだけどね。湯浅:制度は良いんですけど、育休は基本女性が取るものとして設計されているので、現状パパの育休取得率は低いんですよね。安藤:でも、小泉進次郎環境相の育休取得宣言もあったし、国は少子化対策や世界から遅れてるジェンダーギャップ解消のため、女性活躍とセットで男性育休の推進を図ってる。だから来春から国家公務員は育休1ヶ月の義務化が始まる。民間企業にもその流れはくるはずだから、5年後ぐらいにはパパが育休を1ヶ月取って家にいることが当たり前になると思うよ。湯浅:男性が育休を取ること自体は進んでいくのが見えているからこそ、パパとママと2人で一緒に「育休を取ることについて」コミュニケーションが増えて欲しいと思っているんです。安藤:コミュニケーション取ってないから、起こる問題って多いもんね。湯浅:今回、作りたいと思っている冊子は、コミュニケーションを取るための、ツールの一つとして、すごく有用だと思っているんですよ。安藤:普段から、夫婦なんだから、話し合えばいいのに(笑)。湯浅:理想はそうなんですけれど(笑)。ママも妊娠して不安が増える中で、新たに「パパと育休についてどうするか話さないと」とママがパパを説得するような構図は、ママに負担が増えてしまう。だから、プレパパに冊子が自然と届くよう、自治体から配布したいなと思っていて。夫婦で話せば、不安は減る!安藤:人ってさ、話せば、不安は減るよね。ファザーリング・ジャパンでも、設立当初は、どうやってパパになったらいいかわからない人たちがいっぱいいたから、よくわかる。パパにとっても、対話は、不安を減らすことになる。湯浅:悲しいことに、出産、育児周りのニュースは、明るいものだけでなく、産後うつとか虐待などを耳にすることも多いじゃないですか。そばにいるパパがママを理解すること。それだけでママの心が救われることも多いと思うんですよ。安藤:育児や家事の大変さを知らないとママに対して横柄になってしまうところを、知っていればママに対して感謝が生まれるからね。湯浅:育休をきっかけに、子どもと向き合えるパパが増えればいいなと思っているんです。安藤:ファザーリング・ジャパンでもよくパパたちに伝えているんだけど、子育てって男性にとっても人生でのメリットが大きいんだよ。湯浅:働くママだと、マミートラップとかありますけど、パパにはないんですか?パパの育休は、パパにとってもメリットが大きい安藤:パパが育休を取得すると、昇進やキャリアに影響するという時代や価値観は変わってきていると思うんだけどね。もちろんまだまだだけどさ…。でも、長い目で見れば、自分の子どもやパートナーとしっかりと向き合うことで人生の充実度が変わってくるよ。ファザーリング・ジャパンのパパたちは、笑顔のパパが多いですよ。湯浅:「機嫌がいいパパがいる」ということが家族としては大事ですよね。安藤:ファザーリング・ジャパンには、育休を取得して、ママの気持ちに寄り添うパパ、笑顔のパパ、子どもと向き合うパパ。そんなパパばかりですよ。湯浅:そこにたどり着くには、まずは、育休の取得率をあげたいですよね。でも、収入が一時的に減ることでパパの育休取得をママが反対することもあるのが悩みところで。安藤:ファザーリング・ジャパンでは、そういうのを「嫁ブロック」と呼んでいます(笑)。湯浅:嫁ブロック?安藤:「育休なんて取らないでいいから稼いでこい!」ともすると、ジジババブロックとセットで構成されていることもある。昭和の旧来の家父長制の中での父親像からくる「男は外で働き、女は家を守る」という価値観をヨシとしているんですよ。湯浅:役割分担ができていて不満がないというご家庭も確かにありますよね。ママリのアンケートでもそのような声はありました。でもそれは、やはり一部でワンオペの大変さなどのママたちの悲鳴が聞こえてくることの方が多いです。今の時代にマッチした子育てを考える安藤:核家族や働くママが増えているんだから「男は育休を取らずに外で働き、女は家を守る」だけが幸せの形じゃないことがわかってきているよね。とにかく自分たちがどんな子育てをしたいのか、どう暮らしたいのかもっと話し合ったほうがいい。湯浅:今の時代にマッチした形で、苦しくない子育てをしてほしい。今回の冊子は、そのためのものです。安藤:この冊子をきっかけに、ママとパパがいっぱい話せるといいね。湯浅:今回は、育休を取ったパパのメリットなども教えていただき、ありがとうございました!ワンオペ育児をなくすために、パパ向け育休本を制作したい!今回のパパ向け育休本を制作するためのプロジェクトがクラウドファンディングにて支援金を募集中です。支援金は、冊子の制作費と印刷費の一部、リターンの原価や発送費、クラウドファンディング手数料に使われるそうです。クラウドファンディングからの制作および冊子配布のスケジュールは、下記の通りです。・2019年11月:クラウドファンディング開始・2020年01月:クラウドファンディング終了・2020年02月:本の制作開始・2020年05月:本の制作終了・2020年05月~:順次リターンの送付・2020年05月~:順次パートナー自治体にて配布開始 プロジェクト支援はこちら
2020年01月18日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です