先週末に、中国、韓国、ドイツ、オーストラリア、メキシコなど38か国で公開されたワーナー・ブラザース&レジェンダリー・ピクチャーズの『ゴジラvsコング』が絶好調だ。コロナ禍という不利な状況の中、「Box Office Mojo」の調べによると1億2180万ドル(約133億4000万円)の世界オープニング興収を稼ぎ出したという。そのうち、アメリカに次ぐ世界第2位の映画市場である中国での国内興収が7030万ドル(約77億円)を占めている。中国では、公開初日の興収が2090万ドル(約22億9000万円)で、同じくコロナ禍に公開されて健闘した『TENET テネット』の870万ドル(約9億5400万円)の2倍以上を売り上げた。中国といえば、先日『アバター』の再上映が開始となり、それまで世界歴代興収のトップだった『アベンジャーズ/エンドゲーム』から、首位を奪還するほどの観客を動員したことが記憶に新しい。今後、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作も再公開されることが決定しており、新たな記録が出るかに注目が集まる。『ゴジラvsコング』は、アメリカでは一部の劇場とHBO Maxで31日に公開&配信がスタートする。日本では5月14日に公開を控えている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゴジラvsコング 2021年5月14日より全国にて公開© 2021WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.
2021年03月29日「Disney+」にて配信中のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」より、第2話へ向けて特別映像が到着した。3月19日に第1話の配信がスタートした本作。配信初週末に「Disney+」史上最も視聴されたドラマシリーズとして全世界でNo.1初週視聴数を記録し、日本でも映画作品も含めた全コンテンツの中で歴代No.1の初週3日間の視聴数を記録し話題に。第1話では、冒頭から息もつかせぬファルコンの激しい空中アクションが展開された本作。『アベンジャーズ/エンドゲーム』以後、消えていた半数の人々が5年という月日を経て戻り、それぞれの空白の時間が世界の混乱を生んだ様子が描かれた。監督のカリ・スコグランドは、プロデューサーのケヴィン・ファイギから「僕たちは6時間の映画を作るんだ」と言われていたそうで、「ドラマという手法を使うことで、この2人(ファルコンとウィンター・ソルジャー)のキャラクターと彼らの世界の奥深くにまで入り込んでいけます。(2人のキャラクターにとって)これまでの映画が軽食だとしたら、この6時間におよぶシリーズはまさにメインコースです」とコメントし、「MCUにつきものの素晴らしい要素がすべて盛り込まれています…アクション、コメディ、スピーディーなストーリー展開、お馴染みの顔ぶれ、それに新しいキャラクターとね。すべてがとても共感できるものばかりですよ」と語っている。今回到着した特別映像では、大掛かりなセットを使っての撮影風景の様子とともに、ファルコンとウィンター・ソルジャー役のアンソニー・マッキーとセバスチャン・スタンの仲良しなインタビュー映像が盛り込まれている。セバスチャンが「僕らはすごくいいコンビなんだ」と言うと、アンソニーは「いや、全然」と返すといった、和気あいあいとジョークを飛ばしながらインタビューに答える様子からは、今後の2人のコンビネーションにも期待が高まる。ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は独占配信中。(cinemacafe.net)
2021年03月24日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督最新作『THE SUICIDE SQUAD』が、『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』の邦題でこの夏、日本公開されることが分かった。2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』は、公開時『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』をも上回り(comscore 調べ)、世界興行収入7億4685万ドル(約806億円)を記録。(※数字はBOX OFFICE MOJO調べ、1ドル=108円換算[公開年の年間平均レート])監督・脚本にジェームズ・ガンを迎え、完全に再構築した本作では、主人公は10人以上の"極"悪党たちとなり、関連作の予習復習などに囚われることなく、多くの人が楽しめる物語となるという。キャストには、続投となるマーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ジェイ・コートニー、ヴィオラ・デイヴィスに加え、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズに出演するイドリス・エルバも"極"悪党として参加。さらにマイケル・ルーカー、ジョン・シナ、デヴィッド・ダストマルチャン、ダニエラ・メルキオール、そして名優シルベスター・スタローンも出演している。公開された場面写真では、政府によって集められたザ・スーサイド・スクワッドのメンバーが、乗り物で一緒に移動している様子が写し出され、さらにもう1枚では、ポルカドットマン(デヴィッド・ダストマルチャン)、ピースメーカー(ジョン・シナ)、ブラッドスポート(イドリス・エルバ)、ラットキャッチャー(ダニエラ・メルキオール)が、前方を見上げて呆然と立ち尽くしている姿が切り取られている。なお、監督のTwitter上では、すでに全米ではR指定になると明かしている。『ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結』は夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結 2021年夏、全国にて公開© 2021 WBEI TM & © DC
2021年03月23日『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンから直結する物語が、いよいよ幕を開ける「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。ディズニープラス オリジナル作品で、マーベル・スタジオが贈る第2弾ドラマシリーズとなる本作では、新たなキャプテン・アメリカを巡る物語が始動する。今回はキャプテン・アメリカ、ファルコン、ウィンター・ソルジャーの3人の活躍を改めて振り返った。本作は、アベンジャーズの先頭に立ち、世界の平和を守ってきたヒーロー、キャプテン・アメリカが自身の象徴である盾(シールド)をファルコンに引き継いだ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンから直結する物語。伝説のヒーローともいえるキャプテン・アメリカがいない世界で、彼の象徴ともいえる盾を託されたファルコン。彼は、キャプテン・アメリカが担ってきたリーダーシップや平和を守るという責務が自分では背負い切れないのだと考え悩みはじめるが、やがてウィンター・ソルジャーと共に世界を揺るがす壮大な戦いに巻き込まれていく――。<平和のシンボル>キャプテン・アメリカキャプテン・アメリカという伝説のソルジャーが生まれたのは、第2次世界大戦の最中。かつて小柄で病弱な少年だったことから、アメリカ軍の入隊試験に度々落選をしていたスティーブ・ロジャースは、ある日、彼の強い正義感と自己犠牲の精神が買われ、アースキン博士によりスーパーソルジャー計画の被験者として見事に選ばれた。その時に打たれた超人血清の影響で強靭な肉体と、驚異的な耐久力などを手に入れ、希少鉱石ヴィブラニウム製の丸い盾(シールド)と共に、アメリカの正義を象徴する存在となっていった。その後、凍った海へ落ち70年近くの間仮死状態の後、現代によみがえることとなったキャプテン・アメリカは、個性的なヒーローたちが集まる“アベンジャーズ”の中心人物となり、世界の平和を守る存在となっていく。彼は、肉体的な強さだけではなく、周囲をまとめ上げ突き動かす統率力や、リーダーシップも併せ持ち、まさに平和の象徴として支持を集める存在となっていった。<人工の翼を駆使する空飛ぶ戦士>ファルコンかつてアメリカ軍のパラシュート部隊として戦地で活躍。人工の翼を駆使して空中を自在に飛び回るなど、そのアクロバティックな身のこなしで、アベンジャーズ随一の機動力と、高い戦闘スキルを誇るヒーローだ。アベンジャーズに入る前は、退役軍人のカウンセラーとして働くなど、人の痛みに寄り添う優しさも兼ね備える。キャプテン・アメリカとファルコンの間には、相棒を戦地で失っているという共通点があり、出会ってからすぐさま意気投合。サムは「キャプテン・アメリカの頼みなら」と彼と共に戦うことを決意し、ヒーローの道を歩むことになったキャラクターだ。<高性能な義手を武器に戦う超人兵士>ウィンター・ソルジャーキャプテン・アメリカの幼馴染で、スティーブのことをいつも気にかけ、軍の試験に落ちたというスティーブを気晴らしに連れ出すなど優しい一面も併せ持つ好青年。スティーブがキャプテン・アメリカになってからは同じ部隊で戦ってきたが、彼は戦闘中、列車から落ち、いのちを失ってしまう――。だが、キャプテン・アメリカが現代に蘇った後、2人はまさかの再会をすることとなる。宿敵ヒドラの手による人体実験で左手は高性能な義手となった上、洗脳を施された伝説の暗殺者ウィンター・ソルジャーだった。記憶の欠落により、スティーブのことを認識できずに殺戮マシンとなった彼は、かつて親友だったキャプテン・アメリカとの戦いの中で本来の人格を取り戻し、キャプテン・アメリカと共に戦うようになったキャラクターだ。共通の親友であり、平和のシンボルだった“キャプテン・アメリカ”がいなくなった世界で、ファルコンとウィンター・ソルジャーの2人は新たな脅威に立ち向かうことになる。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の“指パッチン”後、半数の人々が5年の時を経て急に戻ってきた一方で、多くの混乱が渦巻く世界を舞台に2人はどんな戦いを繰り広げることになるのか。そしてキャプテン・アメリカの意志と盾を受け継ぐのは一体、誰なのか?これからのファルコンとウィンター・ソルジャーから目が離せない。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は日米同時配信中。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はディズニープラスで配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年03月21日“世界で今最も人気があるドラマシリーズ”にも選ばれた「ワンダヴィジョン」、キャプテン・アメリカの盾(意志)を継ぐヒーローを巡る物語として大きな注目を集め、今日3月19日(金)に日米同時配信となる「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。それに次ぐマーベル・スタジオが贈るドラマシリーズ第3弾「ロキ」からキービジュアルが公開された。2012年『アベンジャーズ』ではアイアンマンたちの敵として登場したロキ。変幻自在に他人に化け、巧みな話術で人の心を操る、うそと悪戯を愛する宇宙一の裏切り王子は憎めない“ヴィラン”として世界中から愛されてきた。かつて何度も義兄・ソーを欺いては王座を狙い、地球征服を目論んだりしながらも、その一方で数々の失敗を繰り返したり、ときに兄弟の強い絆を思わせたりと、プライドは高いものの完璧でない天邪鬼な一面が多くのファンをも惹きつけている。演じるのは、ロキをきっかけに世界中から注目を集め、英国俳優として日本でもトップクラスの人気を誇るトム・ヒドルストン。彼の気品あふれる端正な顔立ちと、艶やかさ漂うその演技で魅せるロキがどのような運命を辿って行くのか、世界中から熱い視線が集まっている。今回解禁となったキービジュアルでは、首には「DANGER」と書かれた拘束具を着けられ、囚人服のような姿で自由を奪われた状態ながら、怪しげに余裕のほほえみを浮かべるロキの姿が。その背後には輝く時計があしらわれており、複数の時計の針が時間の乱れを表しているようにみえる。『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で、時空の瞬間移動を可能にする四次元キューブを手に消え去ったロキ。本作ではその後のロキの物語が描かれ、四次元キューブで時空を駆け巡った結果、謎の組織「TVA」に拘束されてしまい、新たな戦いに巻き込まれていくところから物語が始まる。今回のキービジュアルでは、まさにTVAに囚われたロキの姿が描かれており、ここから展開される物語に期待が高まる仕上がりに。先日解禁された予告では、様々な時空を駆け巡るロキの姿が描かれており、これまで何度も多くのファンの予想を裏切ってきた、ミステリアスなキャラクター“ロキ”が、新たな物語で世界をどのように引っ掻き回していくのか?監督は大ヒットNetflixシリーズ「セックス・エデュケーション」のケイト・ヘロン。『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険も見逃せない。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ロキ」は6月11日(金)16時より日米同時配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月19日明日3月19日(金)16時より「Disney+」にて配信が始まる「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」より、物語の鍵を握る4人のキャラクターポスタービジュアルが公開された。本作は、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンから直結する物語で、「ワンダヴィジョン」に続くディズニープラスオリジナル作品。マーベル・スタジオが贈る第2弾ドラマシリーズだ。今回到着したポスターでは、ファルコン、ウィンター・ソルジャー、シャロン・カーター、ジモの4人それぞれが、キャプテン・アメリカを思わせるモチーフの前に立つ姿が写し出されている。キャプテン・アメリカから盾(シールド)を託されたファルコンからは、その重責や葛藤が感じられ、ファルコンと共に戦い、本作でも時に衝突しながらも息の合った戦闘シーンを繰り広げるウィンター・ソルジャーもまた、ファルコンとは異なる心の傷に苦しみながらも新たな敵に立ち向かうこととなるのだが、大きな存在を失ったその瞳には何が写っているのか…。一方で身を隠すような姿のシャロン・カーターからは、新たな決意を感じさせる。そして、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズを分裂へと導いたヘルムート・ジモの存在にも注目。ヒーローを殲滅させる新たな企みと共に、再びファルコンたちの前に立ちはだかるという。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は3月19日(金)16時日米同時配信。(cinemacafe.net)
2021年03月18日今年1月、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役を卒業したクリス・エヴァンスが、再びマーベル映画でキャプテン・アメリカ役を演じる可能性があるとメディアで報じられた。クリスは“キャプテン・アメリカ”や“復帰”などの言葉は出さず、「ぼくにとっては初耳だね」というツイートと肩をすくめる絵文字で反応を見せていた。ファンはクリス復帰のわずかな可能性にかけていたが、それから2か月が経った昨日、マーベルの社長ケヴィン・ファイギによってその可能性はゼロとなった。「私は質問に『No』と答えることはめったにありません。いつだって、私を驚かせるようなことが起こるので。でも、そのうわさについては私が思うに、彼自身がすぐに打ち消していましたよね」と、クリスのツイートが「否定」を意味していたことを「Entertainment Weekly」に明らかにした。それでも、まだクリスとMCU作品の関係が終了したことを受け入れられないファンが多いもよう。「キャプテン・アメリカとしては無理でも、スティーブ・ロジャースとして出演する道はある」「信じない!」という声を上げている。一方で、「まぁ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されたときからわかっていたこと」と納得するファンも。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2021年03月18日『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、混乱を極める世界を舞台にした「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」から、初解禁となる映像満載の新予告が解禁となった。“世界で今最も人気があるドラマシリーズ”にも選ばれ、先日最終話を迎えた「ワンダヴィジョン」に続く、ディズニープラス オリジナル作品で、マーベル・スタジオが贈る第2弾ドラマシリーズとなる本作。アベンジャーズの先頭に立ち、世界の平和を守ってきたヒーロー、キャプテン・アメリカが自身の象徴である盾(シールド)をファルコン/サム・ウィルソンに引き継いだ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンから直結する物語。今回解禁された映像は、冒頭からキャプテン・アメリカから受け継いだ盾の重要性が分かるものとなっている。ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズが、「あの盾は 人々にとって心の支え」というように、盾を持つ意味や人々への影響力、さらにはこれまでキャプテン・アメリカが担ってきた人々の“平和のシンボル”としての重要性が改めて説かれているシーンだ。その重要なアイテムを正式に受け継いだものの、シールドの扱いやそれを持つことに対する重圧に苦悩するファルコンが「シンボルは人々が意味を与えてこそだ」と語る姿からは、キャプテン・アメリカという存在の大きさへの葛藤や苦しみも滲みでている。しかし、物語は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後の世界。サノスにより姿を消されていた半数の人々が5年という時間を経て、ある日突然戻ってきた世界は混乱を極め、人々は絶対的なヒーローそして“シンボル”に救いを求める状況になっていった……。そんな混沌とする状況の中、新たな敵と戦うことを与儀なくされたファルコンとウィンター・ソルジャー。予告からは2人の微妙な関係性も見てとれるが、息の合ったアクションシーンも見逃せない。さらに映像には、多くの人々の歓迎を受けて登場する“キャプテン・アメリカ”を彷彿とさせる新たなキャラクターの姿も?絶対的なヒーロー、キャプテン・アメリカを失い、混乱に陥った世界を舞台にキャプテン・アメリカの意志を継ぎ、世界の希望の星となるのは誰なのか?また本映像には、初公開となる場面も多数。ド迫力でスピード感あふれるアクションシーンが満載、目まぐるしい場面の移り変わりは瞬きが惜しく、本編でのアクションシーンのクオリティーを期待せずにはいられない映像となっている。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は3月19日(金)16時~日米同時配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月16日2019年7月、長らく世界興収歴代1位の座をキープしてきた『アバター』が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にその座を明け渡した。しかし、2021年のいま、先週末に『アバター』が中国で再公開されたことで状況は変わる。「Box Office Mojo」によると『アバター』は再公開後の中国で、週末だけで約2100万ドル(約22億9000万円)の興収を稼ぎ出し、これが世界興収にプラスされて1位に返り咲いた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2年経たずして2位に陥落したのだった。“敗れた方”のマーベル・スタジオは、ツイッターで「おめでとう!ジェームズ・キャメロン(監督)、ジョン・ランドー(プロデューサー)、それにナヴィ族のみなさん。世界興収の王座を取り戻しましたね!3000回愛しています@アバター」と称賛を贈った。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で最も印象的なセリフの1つ「3000回愛してる」を用いているところが粋だ。キャメロン監督も青いハートの絵文字で応えた。ファンは「『アベンジャーズ/エンドゲーム』も再公開したらどうなるかな?」「中国だけでなく、世界中で『アバター』を再公開してほしい。続編公開も近付いていることだし」などとコメントしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedアベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2021年03月15日「ワンダヴィジョン」に続くディズニープラスオリジナル作品「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第1話の配信に先駆け、本作の場面写真が初公開された。本作は、ファルコン(サム・ウィルソン)、ウィンター・ソルジャー(バッキー・バーンズ)を主人公に、キャプテン・アメリカが自身の象徴である盾(シールド)をファルコンに引き継いだ『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンから直結する物語が展開される。2人の戦友であり、伝説のヒーローともいえるキャプテン・アメリカが去った世界で、彼の象徴ともいえる盾を託されたファルコン。彼は、キャプテン・アメリカが担ってきたリーダーシップや平和を守るという責務が自分では背負い切れないのだと考え悩みはじめるが、やがてウィンター・ソルジャーと共に世界を揺るがす壮大な戦いに巻き込まれていく――。今回公開された場面写真は、ある部屋で盾を神妙な面持ちで見つめているファルコンが写し出され、その責任と重圧を噛みしめている様な表情を浮かべている。またもう1枚は、共に新たなスーツ姿でにらみを利かせたファルコンとウィンター・ソルジャーが登場。新たに共に戦っていく2人だが、その関係性も一筋縄ではいかないことを予感させる表情を見せている。そして、配信開始直前の3月12日(金)、現在配信中の「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」に新たに4つのエピソードが追加されることも決定。今後配信予定の作品へ向けて、伝説的なヒーローやヴィラン、彼らが活躍してきた輝かしいシーンをふり返ることができるエピソードとなっており、本作の主人公であるファルコンとウィンター・ソルジャーをはじめ、「キャプテン・アメリカ」シリーズでキャプテン・アメリカを陰ながら支えてきたキャラクター、エージェント13/シャロン・カーター、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズを崩壊に導いた頭脳派のヴィラン、ヘルムート・ジモのこれまでの活躍を、配信前におさらいをすることができる。ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は3月19日(金)16時~日米同時配信。(cinemacafe.net)
2021年03月11日3月8日は「国際女性デー」。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森前会長の女性蔑視発言もさることながら、“選択的”夫婦別姓もなかなか進まず、「世界経済フォーラム(WEF)」が発表した「ジェンダー・ギャップ指数」(2019年)では153か国中121位と前年の110位から後退している日本。そんないまだからこそ、“わきまえず”に声を上げ続けた女性たちとシスターフッド(女性の連帯)映画に注目。実際に歴史を変えてきた先人たちや、その行動で勇気を与えてくれるアメコミの女性ヒーロー、新世代の学生たちなどが主役の7作品をピックアップした。歴史を変えた女性たち『RBG 最強の85才』若者のアイコンになった最高裁判事1993年、当時のビル・クリントン大統領によって史上2人目となる女性の最高裁判事に任命され、女性やマイノリティの権利のために現役を貫き、2020年9月に87歳で他界したルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)。その人生を本人や家族、友人たちの証言や実際の裁判の音声などから辿る、女性監督コンビによるドキュメンタリー。男女差別が存在することの認識すらない法曹界や社会を相手に、1970年代から1つ1つの裁判で“性差別はすべての人の問題”であると証明していったギンズバーグ。近年は保守勢力が強まる中でも、穏やかながら力強く反対意見を述べる姿が「ノートリアス(悪名高き)RBG」として若者たちの支持を集め、アイコンとなった。映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の冒頭で、主人公の部屋に写真が飾られていたことを覚えている人もいるだろう。マグカップやTシャツにその顔が描かれ、ブラック・ウィドウやワンダーウーマンとコラージュしたインターネット・ミームが次々投稿されたりもした。そんな本作で印象的なのは、妻の知性を脅威に感じず、料理が苦手な妻の代わりにキッチンに立ち、天職である法の仕事に妻が全力を尽くせるようサポートした夫マーティンにもスポットが当てられていること。彼のジョークに頬を緩ませる素顔のRBGにも迫り、もうこの世にはいない“スーパーヒーロー”をさらに好きにならずにはいられない。Netflix・U-NEXTほかにて配信中。『ドリーム』NASAの宇宙計画を支えた黒人女性たち1960年代初頭、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争で劣勢にあったアメリカが有人宇宙飛行を成功させ、月へと向かうために、陰で“NASAの頭脳”を担った3人の黒人女性キャサリン・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォーン(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)を描く。キャサリンたちこそが宇宙を目指すために必要なコンピューター=計算手。その才能を活かし、努力を惜しまずに仕事に取り組んでいく中で、どんな人種差別と性差別に遭ってきたのか、ファレル・ウィリアムスが織りなす音楽に乗せてあえて軽妙に語られていく。また、彼女たちは仕事や夢に邁進するだけではなかった。家庭の中で愛されたり、新しい愛に出会ったり、一緒にダンスを踊ったりと人生を謳歌する姿も映し出され、意識が変わっていく男性たちの姿もとらえる。エンドロールの前に、実際の3人の女性たちに重なる“Hidden Figures”の文字には胸が熱くなること必至。原題でもあるこの言葉には、「隠された数字」のほかに「隠された人物」の意味もある。本作が作品賞にノミネートされた2017年のアカデミー賞でキャストと共に登壇したキャサリン本人は、2020年2月、101歳でこの世を去った。関心を持った方は、より克明に彼女たちの人生と活躍が記された原作ノンフィクション「ドリームNASAを支えた名もなき計算手たち」も手にとってみてほしい。Amazon Prime Video・dTVほかにてレンタル配信中。『未来を花束にして』彼女たちがいたからこそ、“いま”がある女性の参政権を求める運動が活発になっていた1912年のイギリス・ロンドン、夫と同じ洗濯工場で働く労働者階級のモードは、同僚の代わりに公聴会で証言をし、WSPU(女性社会政治同盟)を率いるエメリン・パンクハーストの演説を聞く機会を得たことで、セクハラ、パワハラが日常茶飯事の自分やほかの女性たちの置かれた状況に疑問を持ち始める。パンクハーストのような女性参政権運動の“行動派”は、当時の新聞が揶揄する意味で「参政権(Suffrage)」をもじって「サフラジェット(Suffragette)」と名づけており、原題ともなっている。これから生まれてくる、未来を担う少女たちのために行動を起こした勇気ある女性たちだ。従順ではない女性たちは、夫にとっても、雇い主にとっても、政府にとっても“面倒を起こす”反乱分子のようなもの。彼女たちがとった手段は正しくはなかったかもしれない。それでも、何度でも「諦めないで、闘い続けて」というメッセージが受け継がれてきたからこそ、いまの世がある。主人公モード役は最新作『プロミシング・ヤング・ウーマン』も絶賛されているキャリー・マリガン。カリスマ性に溢れたパンクハーストにはメリル・ストリープ。サフラジェット仲間のイーディス役を演じたヘレナ・ボナム=カーターは、1912年当時の英国首相のひ孫であることから思い入れを持って臨み、同時代が舞台のNetflix映画『エレーナ・ホームズの事件簿』においてもサフラジェットの母親役を演じている。Hulu・U-NEXTほかにて配信中。エンタメで勇気をくれる女性たち『キャプテン・マーベル』ヒーローは何度でも立ち上がる『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも登場したマーベル・スタジオ最強ヒーローの1人、キャプテン・マーベルのオリジンをブリー・ラーソン主演で描く。記憶を失い、惑星ハラで兵士となっていたヴァースは、微かな記憶の断片を頼りに地球へ。そこで若かりし頃のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と出会い、キャロル・ダンヴァースとして自分自身を取り戻し、本当の敵と対峙していく。兵士ヴァースとしてはジュード・ロウ演じる上官から、空軍パイロット時代には男性の同僚たちから、幼少期には父親から「感情をコントロールしろ」「出しゃばるな」と言われ続けてきたキャロルが、何度でも立ち上がり、思いのままにそのパワーを解放させていく姿は感動的であり、女性を抑えつけているものは何なのかをも映し出す。『ルーム』で性暴力のサバイバーである母親を演じてアカデミー賞を受賞したブリーが、“女性ヒーローなら笑顔を見せろ”という声を吹き飛ばすかのような圧倒的パワーで敵をなぎ倒していく様は実に痛快。2022年公開予定の続編には、「ワンダヴィジョン」に登場した大人になったモニカ・ランボー役テヨナ・パリスも参加する。ディズニープラスにて配信中。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』立ち上がり、解放された“鳥たち”『スーサイド・スクワッド』で世界的人気となったマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが、ジョーカーと別れ、これまで買った数多くの恨みの代償を払わされることに。そんな彼女が囚われの歌姫をはじめ、手柄を男性に奪われてしまう中年の女性刑事、家族を殺された復讐に燃える暗殺者、家に居場所がなくスリを繰り返す少女と出会い、自由を勝ち取るためチームを組む。“悪カワ”と言われた道化師がボロボロになりながらも恋愛依存に別れを告げ、少女を守るためにこの女性たちと男性社会のゴッサム・シティに強烈なドロップキックをくらわす。無秩序で、ジョークと悪ふざけもたっぷりながら、シスターフッドに支えられた終盤のアクションシーンは大きな見どころで、鳥籠から華麗に解放されたハーレイたちの姿は清々しいほど。また、ぶっ飛んだ言動ばかりしていても、ブラックマスクことローマン・シオニス(ユアン・マクレガー)を「被害妄想の自己チュー男」と分析するなど、精神科医のスキルをしばしば発動させるところにも注目。Netflixほかにて配信中。『ガール・コップス』女性刑事バディが性被害者のために立ち上がるかつて女性刑事機動隊として現場の第一線で活躍していたミヨン(ラ・ミラン)は、結婚・出産後は市民の苦情を取り扱う部署に異動に。それなりに平穏な日々を過ごしていたが、義理の妹で熱血刑事のジヘ(イ・ソンギョン)がトラブルを起こして同じ課にやってくる。そんな中、若い女性がアダルト動画サイトで自分の動画が拡散されるかもしれない、と駆け込んできた。“犬猿の仲”のミヨンとジヘは事件を解決するべく手を組むことに!クラブでドラッグを飲まされ、動画を撮影され、拡散される…というのは、実際に韓国芸能界・政財界を巻き込み、大きな社会問題となっているバーニング・サン事件を彷彿とさせるとして注目を集めた。大ヒットした『エクストリーム・ジョブ』のごとく時折笑いを盛り込みながら、アクションシーンもばっちり、女性刑事バディやその支持者たちが力を合わせてきっちり成敗する。現実の出来事をすぐさま脚本に取り入れ、『82年生まれ、キム・ジヨン』でも描かれた女性の働き方についても触れつつ、エンターテインメントに仕上げるのはさすが韓国映画。「少女時代」スヨンがハッキングが得意な同僚を演じるほか、ハ・ジョンウやソン・ドンイルといったスター俳優から「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」『シークレット・ジョブ』アン・ジェホン、「梨泰院クラス」のクリス・ライアンら、韓国ドラマ・映画でお馴染みの顔ぶれがずらり。Amazon Prime Video・U-NEXTほかにてレンタル配信中。DVD<廉価版>¥1,143(税抜)発売・販売元:ギャガ『モキシー ~私たちのムーブメント~』現代の高校生たちが立ち上がるなるべく目立たないように学校生活を過ごしていた16歳のヴィヴィアン(ハドリー・ロビンソン)。転校生ルーシー(アリシア・パスクアル・ペーニャ)が「これはおかしいんじゃない?」と訴えた声や、母親が傾倒していた90年代のパンク×フェミニズムのムーブメント“ライオット・ガール”に感化され、匿名で校内の性差別を告発するフライヤー「モキシー」を自主出版。その反響が彼女の想像を超える形で拡がっていくーー。部活やグループの垣根を越え、これまで関わりのなかった女子生徒たちが次々に賛同の声を上げて、“革命”を起こしていく。校長先生がアメフト部のエース(パトリック・シュワルツェネッガー!)を擁護し、男性教師が“女子の問題”と片付けようとするなど大人の対応も考えさせられる中、ヴィヴィアンのボーイフレンド、セス(『ブックスマート』ニコ・ヒラガ)の男子像は早くもSNS上で絶賛を浴びている。ジェニファー・マチューの小説「Moxie」(原題)をコメディ女優エイミー・ポーラーがメガホンをとって映画化し、母親役でも出演。日本でモデルとして活動し「テラスハウス アロハステート」に出演、イラストレーターとしても活躍するローレン・サイがヴィヴィアンの親友役を好演している。Netflixにて配信中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-未来を花束にして 2017年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2015. All rights reserved.ドリーム 2017年9月29日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2016Twentieth Century Foxキャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018RBG 最強の85才 2019年5月10日より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開© Cable News Network. All rights reserved.ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY 2020年3月20日より全国にて公開©2019 WBEI and c&TM DC Comics
2021年03月08日マーベル・スタジオが贈る初のオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」の先週2月26日(金)に配信された第8話から、ワンダの悲しすぎる真実をとらえた場面写真が解禁。怒涛の展開を描いてきた本作に終止符を打つ最終話が、今週金曜日に配信される。※以下、第8話の重大なネタバレを含みます。ご注意ください。「今世界で最も人気のあるドラマ」(米会社Parrot Analytics調べ)と評され、世界中がワンダとヴィジョンの物語に熱狂。魔女のアガサ・ハークネスがワンダの“敵”として立ちふさがったラストから続く、クライマックス直前の第8話では、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画では語られてこなかったワンダの幼少期から『アベンジャーズ/エンドゲーム』直後までの悲しい“過去”が明かされ、彼女の抱えるトラウマと、悲しみや苦悩を垣間見ることに。SNS上では「ワンダヴィジョンしんどい」「これまでで一番切ない回」「嗚咽を上げて泣いてしまった」「激動の展開すぎて号泣」などの声が寄せられている。第8話では、ついに正体を現したアガサが、同じ魔女として強大な魔力を持つワンダに興味を持ち、「どのようにしてこのウエストビューの世界を作り上げたのか?」と迫る。アベンジャーズの一員として世界を救うために身を捧げ、弟のピエトロ、そして愛するヴィジョンを一度は失ったものの、気づけばシットコムの世界が生まれ、夢にまでみた最愛の人との新婚生活を送ることとなったワンダ。自分でさえもどうやってこれを作り上げたのか分からなくなっていた記憶は、アガサの導きによって呼び戻される。テレビで繰り広げられるシットコムのように、幼少期からずっと憧れてきた大切な人と平穏に幸せに暮らしたいという儚い願い。そんな彼女のせつない想いが何度も裏切られ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、悲しみを抱えきれなくなったワンダは、ついに彼女の強大なパワーを暴走させた…。“夢のような街”ウエストビューの裏に隠された悲しい真実が明らかになった第8話について、本作の監督マット・シャクマンは「これは、僕たちみんなが、どのように死を乗り越えていくのか、どのように悲しみと向き合っていくのかということを描いたストーリーだと思う」と語る。明るく愉快な物語の根底に明らかになった、ワンダの悲しい過去。幼少期の家族との思い出、ヒドラの人体実験により能力を手に入れたこと、双子のピエトロを失って悲しみに暮れたときに支えてくれたヴィジョンの存在、そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での最愛の人との別れ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、世界に平和が戻っても自分の大切な人々は戻らない残酷な現実…。辛い過去を経たワンダが、なぜいまウエストビューで死んだはずのヴィジョンと幸せに暮らしているのか、その悲しい真実が全て明かされた第8話をきっかけに、「ワンダの気持ちがわかる。すごく好きになった」など、改めてワンダというキャラクターに引き付けられたファンも多い。ワンダを演じるエリザベス・オルセンは「彼女は深い感情を持つ存在だけれど、この作品では自分のそういう部分をわきへ押しやろうと努力している」と、明るいシットコムによって彼女の悲しい想いや孤独を押しやろうとしていると語り、「(本作は)ワンダがシットコムという見せかけを破り抜けて、真の自分、そしてこれまで生きてきた人生を受け入れること、それを可能にするジャーニーだと言える」と打ち明ける。まさに「ワンダヴィジョン」は、ワンダのヒーローとしての誕生と覚醒を描いた重要な物語であり、彼女が登場することが発表されている『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』(原題)に向けても、見逃せない作品となった。全てが明かされたあと、ワンダの向かう先とは…?敵対するアグネスとの戦いはさらにヒートアップし、想像を超える壮大なクライマックスが予想される。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスにて独占配信中。最終話は3月5日(金)より配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月04日「アベンジャーズ」シリーズでお馴染みの“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”と同じ世界観で描かれる海外ドラマ「マーベル エージェント・オブ・シールド」の最終章となるシーズン7が、Disney+(ディズニープラス)にて日本最速&独占配信。気になることだらけの日本版予告編が解禁された。「マーベル・コミック」を原作に、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンなど人気ヒーローを生んだMCUと同じ世界観で描かれた本シリーズ。マーベルの本格アクションに加え、ドラマだからできるサスペンス要素をミックスすることで、マーベルファンだけでなく海外ドラマファンからも熱い支持を受けている。国際平和維持組織「シールド」のエージェント、コールソンが個性豊かなメンバーを集め特命チームと共に、世界各地で起きる事件の調査を行いながら、ときに映画のキャラクターやストーリーとクロスオーバーする物語は、シーズンが進むごとにスケールアップしてきた。最終章シーズン7の舞台は、なんと1930年代。アンドロイド集団クロニコムを追って時間をさかのぼったコールソンとエージェント・オブ・シールドたちは、シールド創設以前の1931年ニューヨーク。クロニコムの狙いを探る彼らを待ち受けていたのは、未来のシールドの存続を脅かす衝撃の事実…。過去を変えて未来を救う最終ミッション遂行していく彼らの運命はどうなる?辛口評価で有名な米レビューサイト「Rotten Tomato」では最終シーズンにて最高評価を獲得したシーズン7には、後にSSRロサンゼルス支局長となるダニエル・スーザが登場し、コールソンと接触。「エージェント・カーター」とのクロスオーバーエピソードが描かれるのも見どころとなっている。配信に先駆けて解禁された日本版予告では、映画さながらのハイクオリティで再現された1930年代のニューヨークの街並みや、圧倒的なド派手なアクションが連続。ラストには、コールソンが「ヒドラを守らないと」とつぶやくシーンがあり、その真意が気になるところだ。MCUとのクロスオーバーを楽しむ特集「さらに拡大するマーベルの世界」ディズニープラスでは、これまでのシーズン1から6ほか関連作品も配信中。さらに今回、シーズン7の配信に合わせて「さらに拡大するマーベルの世界」として、コールソン捜査官が登場する『アベンジャーズ』や『アイアンマン2』などのMCU作品や、現在、話題沸騰中の「ワンダヴィジョン」ほか、さらなる広がりをみせるマーベルのドラマシリーズを特集。さらには、新たに20世紀スタジオから加わったマーベル・レガシー・ムービー『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』なども楽しめる。「エージェント・オブ・シールド」シーズン7は2月26日(金)よりディズニープラスにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年02月23日マーベル・スタジオが手がけた「Disney+ (ディズニープラス)」で配信中のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」。第5話ではマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の歴史が大きく転換し、SNS上には「MCUの根幹を揺るがす大事件が起きてる」「MCUを追ってきた全人類は観るべき!」「MCUにおける最大の衝撃」といった声が挙がるなど大反響。さらに、第7話のラストには誰もが予想しなかった”黒幕“が現れ、物語が激変した。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』で涙と感動のひと区切りを迎えたMCU。もし、『エンドゲーム』までは見守ってきたけれど「ワンダヴィジョン」はまだチェックしていないというなら実にもったいない。「『ワンダヴィジョン』はMCUの壮大な一部」とエグゼクティブ・プロデューサーを務める女性脚本家ジャック・シェイファーが断言するように、本作では『エンドゲーム』以後のワンダたちの動向が語られ、これまでのMCU作品のキャラクターも登場する。2021年、新たなフェーズ4の1番手を担う「ワンダヴィジョン」には今後のMCUを占う重要な意味が込められているのだ。以下、最終・第9話までのネタバレを含みます。ご注意ください。(1)“普通じゃない”カップルの新婚生活は、シットコム?同じマインド・ストーンから“生まれた”ヒーロー、ワンダとヴィジョンは、お互いにとって数少ない理解者の1人となり、やがて恋に落ちた。だが、ご存知の通り、ヴィジョンは『インフィニティ・ウォー』のラスト、ワンダの目の前でサノスによって命を奪われている。そんな2人が本作「ワンダヴィジョン」ではなぜか、郊外の町ウエストビューで新婚夫婦として仲睦まじく暮らしている。『エンドゲーム』直後の物語のはずなのに、ヴィジョンは生きており、しかも2人の日常はまるで“シットコム”。モノクロの第1話・サブタイトル「公開収録でお送りします」では1950年代、第2話「チャンネルはそのまま」では1960年代、1970年代の雰囲気を持つ第3話「カラー放送」では文字通り途中からカラーに変わり、1話ずつ“シットコム”を通じてTVドラマの歴史を追っているかのよう。例えば、第1話なら「アイ・ラブ・ルーシー」「ディック・ヴァン・ダイク・ショー」、第2話なら「奥さまは魔女」、第3話なら「ゆかいなブレディー家」や「パートリッジ・ファミリー」といった具合。いったい我々は何を見せられているのか?だが、2人の“シットコム”をTVで見ている人物が映し出されたり、「ワンダ、応答せよ!」と呼びかける何者かの声が聞こえたりと、単なる“シットコム”ではないことにすぐに気づくはずだ。(2)すべてが見かけ通りとは限らない…ワンダの友人ジェラルディンて誰?“シットコム”に衝撃的な出来事が起きたのは第3話のラスト。無事に双子のトミーとビリーを出産したワンダは「私も双子だった」と、出産を手伝ってくれた“近所の友人”ジェラルディン(テヨナ・パリス)に打ち明ける。ところが、「ウルトロンに殺された。そうでしょ?」と言うジェラルディン。“シットコム”に、ワンダにとってのリアルが初めて持ち込まれた場面だった。「あなたは誰なの?」とワンダが問い詰めた次の瞬間、ジェラルディンはウエストビューを包む結界のようなものから外へと弾き出されてしまう。“シットコム”は、現実世界の町ウエストビューの中で“作られた”フィクション。そしてジェラルディンの正体は、知覚兵器観察対応局、通称「S.W.O.R.D(ソード)」の職員モニカ・ランボーだった。モニカといえば、『キャプテン・マーベル』に登場したキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)の親友のパイロット、マリア・ランボー(ラシャーナ・リンチ)の娘。1995年が舞台の同作では少女だった彼女が大人に成長し、いまでは母マリアが創設した「S.W.O.R.D」のメンバーに。母たちと同じように機長として宇宙を飛んでいたらしく、ワンダに対して「キャプテン・モニカ・ランボー」と名乗っている。ちなみに、モニカは『キャプテン・マーベル』第2弾に登場することが明らかになっている。実は、“シットコム”内に不意に飛んできた色鮮やかなヘリコプターもS.W.O.R.Dのドローン、家の前の下水道から這い出してきた謎の人物もS.W.O.R.Dの調査員。そんな中、ジェラルディンと名乗り、ワンダに接近していたモニカがウルトロンの名を口にした途端、赤いエネルギー波を放たれ追い出されてしまったのだ。(3)MCUとのつながり…カギを握る3人の登場人物実は大人になったモニカはサノスの“指パッチン”によって、5年間消えていた1人。第4話「番組を中断します」では、まさしくそれまでの“シットコム”が一旦中断、現実世界でモニカが復活するところから幕を開ける(時系列では『エンドゲーム』中)。しかも消えている間に母マリアが病で他界してしまった、という事実を知ることに。悲しみを振り切るかのように「S.W.O.R.D」に復帰して早々、FBIからの要請でウエストビューにやってきたモニカ。そのFBIの担当者こそ、『アントマン&ワスプ』でスコット・ラング/アントマンのカードマジックに興味津々だったジミー・ウー捜査官(ランドール・パーク)。ウー捜査官によれば、ウエストビューの町全体が“失踪”状態にあるといい、住民の誰とも連絡がとれないという。スコット直伝(?)、スッと名刺を取り出すシーンには要注目。ところが調査を始めようとした矢先、モニカがウエストビューの内部に引き込まれてしまった!そのため「S.W.O.R.D」から大部隊が派遣され、各分野の専門家たちが招集された。そのうちの1人が、『マイティ・ソー』シリーズでジェーン・フォスター博士(ナタリー・ポートマン)の親友であり、助手としてジェーンやエリック・セルヴィグ博士(ステラン・スカルスガルド)の研究を手伝っていたダーシー・ルイス(カット・デニングス)だ。演じるデニングスによれば、“指パッチン”で消えなかったダーシーはその数年間で天文物理学の博士号をとったとか。劇中にも「ミス」と呼びかけられるが、すぐさま「ドクター(博士)」だと訂正するシーンがある。コーヒー好きなのは昔のままだが、このダーシーこそ、ウエストビューでワンダ&ヴィジョンを主役にした“シットコム”が行われていると気づいた張本人。第1話のラストでメモを取るのはダーシー、そしてワンダの身近にあるラジオを通じて「誰が君に指示を?」と呼びかけていたのはウー捜査官。放送を見守りながら、ウー捜査官がホワイトボードに書き出した「●なぜ六角形で囲まれている?●なぜシットコム?●同じ時空?●ヴィジョンは生きている?」といったウエストビューにまつわる謎の数々は視聴者目線そのもの。「この2人に赤ん坊とは…」と、しみじみするウー捜査官と同じ気持ちなったファンも多いのでは?このダーシーとウー捜査官とのコンビでスピンオフを願う声も挙がっており、特にダーシーについては本国のディズニープラスに特別映像が登場。MCUでのダーシーの名場面がまとめられている。(4)“シットコム”と実世界での謎解きが交互に描かれる第4話でついに『エンドゲーム』とストーリーが繋がると、第5話はタイトル通りの「問題エピソード」となった。子育てにアタフタするママ・ワンダと神経質気味なパパ・ヴィジョン、双子のトミーとビリーはあっという間に5歳になり(!?)、子犬を飼おうとして大騒ぎに。タイトルバックはマイケル・J・フォックス主演の「ファミリータイズ」(82~89)にそっくりながら、まるでワンダを演じるエリザベスの双子の姉、アシュレー&メアリー・ケイト・オルセンが出演していた「フルハウス」のようなドタバタ子育てコメディだ。その一方で、S.W.O.R.Dではワンダをテロリストと見なし、彼女の過去を持ち出しながら主犯格や容疑者という言い方で敵視し始める。だが、ワンダは信頼を得てアベンジャーズに加わっているとウー捜査官は反論し、モニカも計画的な侵略行為ではないと主張するが、9日前、ワンダはヴィジョンの遺体が安置されていた施設を襲い、遺体を奪って“生き返らせた”とS.W.O.R.Dのヘイワード長官は報告する。こうして第5話からは、“シットコム”と現実世界の出来事が交互に描かれていくことになった。ワンダとヴィジョンが暮らす幸せな世界は“作り出されたもの”で、ウエストビューの住人たちは“シットコム”の登場人物を演じさせられている。「1人でサノスを倒せていたかもしれない」とモニカが言うほど強大なパワーを持つワンダが、マインドコントロールをかけていた。しかも、ワンダは幻覚を見せているのではなく、“ヘックス”内の現実を“シットコム”風に置き換えているらしい。“ヘックス”とはウエストビューを取り囲む六角形(ヘキサゴン)のエネルギーシールドのことで、ダーシーがつけた呼び名。さすが、ソーのハンマー、ムジョルニアを“ムニョムニョ”と名づけた彼女らしい名づけ方だ。モニカは早くから、この非常事態<マキシモフ事変>はワンダ自身のトラウマや、深い悲しみ、喪失感に起因する、と気づいていた。モニカも大切な人を亡くしているからこそ、ワンダの胸中が痛いほどに分かる。だが、S.W.O.R.Dの長官ヘイワードの考えは違った。“指パッチン”で5年間消えていたモニカには分かるまい、とでも言いたげな彼は実はクセ者で、密かにヴィジョンを知覚兵器として蘇らせる“白目作戦”を実行しようとしていたのだ。(5)歴史的事件!「X-MEN」シリーズのクイック・シルバー登場!?やがて外部からの過干渉に、怒りを抑えきれずにヘックスから現れたワンダ。「ここは私の家」と警告し、「望みはかなえた。誰も二度と私から奪うことはできない」とヘイワード長官に言い放つ。だが、住人たちの奇妙な言動に、頭脳明晰なヴィジョンは“シットコム”の世界の出来事はワンダの強大なパワーが関与しているのではと疑い始めていた。そんな中、突然の訪問者が…。現れたのは、ワンダが亡くした双子のピエトロ…と思いきや、なんと「X-MEN」シリーズのピーターことクイック・シルバー(エヴァン・ピーターズ)!まさかの別のクイック・シルバー登場で、ますますマルチバースが現実味を帯びてきた第5話のラストは、MCUのフェーズ4がついに「始まった」と実感する瞬間でもあった。ともかく、ワンダ&ヴィジョン宅で一緒に暮らし始め、すっかりくつろいだ日々を送っているピーター=ピエトロ。第6話「ハロウィーンの不気味な夜に」では「マルコム in the Middle」(00~06)をオマージュ。ワンダ&ヴィジョンの子どもたち、双子のトミーとビリーは時折、マルコムのように第4の壁を破ってこちらに話しかけてくる。息子たちはピエトロおじさんとハロウィーンを楽しむが、別行動をとるヴィジョン。ウエストビューの町外れまで探索すると、そこには静かに涙だけ流す者や緩慢な動きをする住人がいて、やはり何かがおかしい。アグネス(キャスリーン・ハーン)に出会ったヴィジョンは「アベンジャーズ」と言われてもピンとこず、「あなたは死んだんじゃ?」と問いかけられ、さらに疑念を深める。ついに“ヘックス”の端まできたヴィジョンは、エネルギーシールドの結界を破ってS.W.O.R.Dが待ち受ける外へ。しかし、結界をくぐり抜けようとすると、バラバラになりかけるヴィジョン。そのピンチを察知したのは、“ヘックス”の中にいる息子ビリーだ!ワンダの双子の息子のうち、どうやらトミーにはピエトロと同じ超高速移動の能力があるらしく、ビリーはテレパシーが使える様子。ヴィジョンを引き戻すため、パワーを最大限に発揮して“ヘックス”の結界を広げようとするワンダ。すると、ダーシーを含め、逃げ遅れたS.W.O.R.Dの人々が次々に巻き込まれてしまい…。気づけば、S.W.O.R.Dの兵士たちはサーカス団に、ダーシーは縄抜け師に様変わり!?ヴィジョンはピエロと間違われ、“ヘックス”に取り込まれた彼らは“シットコム”の登場人物になってしまう。「ゲスト出演したかったけど、こんな形は最悪」と、それでもユーモアを忘れないのがダーシーだ。(6)双子の息子たちだけじゃない、モニカも覚醒?無残にも広がり続けるワンダの世界は、S.W.O.R.Dをはじめとする、外の現実世界への憎悪や敵対心のようにも映る。ここでカギを握るのは、ワンダを理解しようと務めてきたモニカたち。ワンダが友人としてモニカを“ヘックス”に受け入れたのは、モニカが言うように「味方だ」と心のどこかで気づいているからに違いない。第7話「第4の壁を破って」では、ハロウィーンの“家族の一件”で疲れ切った様子のワンダが、さながら人気コメディシリーズ「モダン・ファミリー」(09~20)のように観客側に向かって話しかけてくる。まるで前夜の“暴走”を言い訳するかのように。そんなワンダを救い出し、ダーシーを連れて帰るためにも、ウー捜査官や母の知人たちの力を借りて再び“ヘックス”の中へ入ろうとするモニカ。第6話でダーシーが指摘していたように、ワンダのエネルギーを浴びたモニカの細胞は書き換えられており、再突入となればどんなことが身体に起こるかわからない。それでもキャプテン・マーベルと親しく、超人的なパワーを持つ者の孤独と葛藤を理解でき、大切な人を失った経験のあるモニカは使命感を持って、再び“ヘックス”へと向かう。ワンダのエネルギーシールドを再び全身に浴びるモニカには、亡き母マリアやキャロルおばさん/キャプテン・マーベルの言葉が聞こえている。その声を糧にするように進み続けたモニカがウエストビューの内側に入ると、ついに“覚醒”。ブルーの光を帯びた、“何者か”になった。「私はあなたを恐れない」と、モニカはまさにヴィジョンと同じ言葉でワンダを説得しようとするが、「また来た」とワンダに吹っ飛ばされてしまう。それをヒーローさながらの着地で凌いでみせるモニカ。動揺を隠せないワンダを、隣人のアグネスが連れ帰っていくーー。(7)すべてアガサの仕業!ワンダの壮絶な過去も明らかに…第7話で明らかになる重要な事実が、隣人アグネスの正体だ。ときにはワンダのピンチを助け、ときにはシッターも買って出てくれたこのお節介な隣人の正体は、魔女アガサ・ハークネスだった。「この町で魔法使いは自分だけだと思ってた?」というアガサ。ワンダが作り出した“シットコム”で起きていたトラブルは(あのピエトロ=“ニセトロ”も含め)、すべてアガサの仕業だったのだ!さらに第8話「前回までは」は「MARVEL STUDIO」のロゴまで、アガサの魔力のごとく怪しげな紫色となって登場。1693年、実際に魔女裁判が行われた米マサチューセッツ州セイラム生まれのアガサは、推定年齢300歳以上ということか!?魔女アガサは、明るく愉快な“シットコム”という形で何千人もの人々を操り、複雑な筋書きに沿って互いを交流させるワンダの強大な“魔力”に執心しており、「これがどう始まったかわからない」と明かしていたワンダの“真実”に迫っていく。ワンダ自身が「戻りたくない」と語る過去の記憶だ。まずは、戦火の絶えない国・ソコヴィア。当時10歳だったワンダは、両親そして双子の兄ピエトロと4人で生活をしていた。家の外では銃声や悲鳴が鳴り響く中、父が持ち帰ったカバンには「奥さまは魔女」「アイ・ラブ・ルーシー」「アダムズのお化け一家」から「マルコム in the Middle」といったアメリカのシットコムがずらり。ところが、家族団らんの時間、ワンダが特に好きな「ディック・ヴァン・ダイク・ショー」を家族で見ていると、突如家にミサイルが命中…。辛うじて無事だったワンダとピエトロの目の前に、追い打ちをかけるように再びミサイルが着弾すると、そこには「スターク・インダストリーズ」の文字が。「ミサイルは不発だった」かつて、そう語っていたワンダだが、アガサは「確率操作の魔法ね」と当時からワンダが無自覚だが魔法を使い、爆破を防いだと分析する。その際の「ディック・ヴァン・ダイク・ショー」のワンダお気に入りのエピソードが、そのままシットコム「ワンダヴィジョン」でオマージュされているのが切なすぎる。次に2人が向かったのは、ワンダがヒドラの人体実験に参加したころの記憶。研究員の指示を受け、ワンダが室内にあったロキの杖/マインドストーンに触れようとした矢先、マインドストーンが自ら動きだし、出迎えるようにワンダの目の前までやってくる。マインドストーンから黄金の眩い光と共に魔女の様なシルエットが浮かび上がると、ワンダはすぐさま気絶。この日を境にワンダが現在の力を手に入れることになった。その模様を伺っていたアガサは、「マインドストーンに出会い パワーを増大させたわけね」と納得した様子。次はワンダがアベンジャーズの仲間入りをしたばかりのころへ。そこにはピエトロを亡くし、悲しみに打ちひしがれているワンダと、そんなワンダを気にかけ必死に寄り添おうとするヴィジョンの姿が。最愛の両親や兄弟を亡くし孤独感にさいなまれるワンダと、ずっと1人だったゆえに喪失感や孤独感さえ知らないヴィジョン。これまでのMCU作品でもあまり描かれてこなかったワンダとヴィジョンが心を通わせるきっかけともいえる場面に、アガサも涙を浮かべるそぶりを見せていた。そして、最も残酷だったのは、『エンドゲーム』から本作の“シットコム”までに起こったことだ。ヴィジョンは、S.W.O.R.Dのヘイワード長官が知覚兵器として再利用するために見る影もなくバラバラにされていた。ワンダはその悲しみや怒りを封じ込めながら、ヴィジョンが「終のすみか」と決めていた町に向かうと、その場所こそがウエストビュー。ここで一気に、ワンダのパワーが解き放たれることになる。最終話は、ほぼ『ドクター・ストレンジ2』の前日譚!?“シットコム”も夫ヴィジョンも、2人の息子トミーとビリーも、すべてはワンダのトラウマと悲しみが生みだしたフィクション…。その強力な魔法を目の当たりにしたアガサは、ワンダこそ禁断の魔術書「ダークホールド」に記されている「仲間を持たず、呪文も必要ない、世界を滅ぼすことを運命づけられた」魔女=“スカーレット・ウィッチ”になる存在と確信、その力を奪おうとする。さらに、S.W.O.R.Dが作り出したマインド・ストーンなしの“白ヴィジョン”まで参戦してきた。一方、モニカはアガサの魔術によってコントロールされていたニセのピエトロの洗脳を解いていた。その正体は…アガサに雇われた、ただの役者の青年ラルフ・ボーナー!やはり「X-MEN」の世界から来たクイックシルバーではなく、全くの別人だった。モニカがワンダのもとに駆けつけると、ワンダ一家とアガサ、白ヴィジョン、ヘイワードの兵士たちが一触即発の状態に。ワンダがセイラム裁判の場にアガサを誘えば、立場を逆転させたアガサがワンダにスカーレット・ウィッチの赤い頭飾りを被せようとする。空中を飛び回る2人の魔女の戦いは、まさしくMCUの新次元。さらに、2人の関係性にも注目だ。「ヒーローは人を苦しめない」というアガサの言葉に納得したワンダが住民の洗脳を解き、結界の外へと逃がそうとしたり、アガサが前回使っていたルーン魔術をワンダが逆に利用して、アガサの力を封じ込めたりと、奇しくもアガサは、ワンダが“スカーレット・ウィッチ”となるための師、メンターのようになっている点は見逃せない。最終的にはワンダがアガサの魔力を奪って勝利し、“詮索好きな隣人・アグネス”としてウエストビューに住まわせることに。いずれ「私が必要になる」というアガサに、「必要になったら会いに来る」とワンダは応じており、今後のMCUに再登場する可能性は大いにある。再登場といえば、モニカは『キャプテン・マーベル』第2弾への布石となるのか、ヘイワードが放った銃弾にビクともしなかった場面があった。しかもMCUのお約束、エンドクレジットの中盤には擬態が得意なスクラル人から「彼が会いたがっている」との知らせを受けている。彼とは、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で宇宙船にいたニック・フューリーかもしれない。多くのファンの予想どおり、正真正銘の“スカーレット・ウィッチ”となってしまったワンダ。また、“ヘックス”を自らの意志で閉じたことで、わずかの間ながら新婚生活を送ったヴィジョン、そして2人の子どもたちとも決別することになった。そしてエンドクレジットの最後の最後には、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」にも登場する魔術書「ダークホールド」を読み解く、アストラル体のスカーレット・ウィッチの姿も!『ドクター・ストレンジ』によれば、その書は至高の魔術師しか読み解くことができないはず。その後、トミーとビリーらしき子どもの声が聞こえるところで“番組は終了”しており、彼らはまだどこかに存在していることが匂わされている。いずれにしても、本作に続くとされる『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』(原題)、『キャプテン・マーベル2』(原題)は2022年までお預け。どのように繋がっていくのか、期待して待っていよう。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスにて独占配信中。(text:Reiko Uehara)
2021年02月15日戦国時代を舞台にした青春映画『ブレイブ ‐群青戦記‐』のヒット祈願イベントが2月11日、東京・上野東照宮で行われ、本作が初の単独主演作となる新田真剣佑、共演する山崎紘菜、鈴木伸之(劇団EXILE)、渡邊圭祐、メガホンをとった本広克行監督が出席した。笠原真樹の人気コミック『群青戦記グンジョーセンキ』を実写映画化。ある日突然、校舎まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまったスポーツ名門校の生徒たちが、“部活で培った身体能力”と“歴史を知る現代人の知識”を駆使し、戦乱を生き延びようと奮闘する。本作では三浦春馬さんが武将・松平元康(のちの徳川家康)を演じており、家康公を祀り、勝利の神様としても知られる上野東照宮がヒット祈願の会場に選ばれた。本殿での祈祷を終えた新田は「(自身が演じた高校生)蒼にとっても、僕にとっても家康はとても大きな存在なので、この場でこういうイベントができてうれしい」と感激しきり。自身を戦国武将に例えると「家康タイプ。(ホトトギスを)無理やり泣かせるのはかわいそうですし、待ちます」と分析。共演陣は「意外!織田信長に似ていると思う」(山崎)、「まっけんは確かに家康タイプ。どっしりしていて、常に落ち着いて行動している」(鈴木)と新田の印象を語った。文武問わず各分野に長けた高校生たちの戦いぶりについて、新田は「見ていて飽きない、日本版の『アベンジャーズ』。鈴木伸之さんが先頭に立つアイアンマンなんです。本当にかっこいい」。この発言に、当の鈴木は「めっちゃ、うれしい!」と大喜びし、「誰かのために行動し、決断する登場人物の姿がまぶしくて、涙がこぼれそうなシーンも多々あった。現代に生きる皆さんに共感してもらえるメッセージがある」とアピールしていた。山崎も「一生懸命に頑張る登場人物がキラキラしていてかっこいい。自信や夢をもつのが難しい状況だからこそ、明日へのパワーをもらえるはず」。渡邉は「役柄の個性が際立っている」とキャラクターの魅力を熱弁した。また、本広監督は「撮影中はこういう状況(コロナ禍)になるとは思っていなかったが、すべてがスケジュール通りで、公開も延期されることなく作品が生まれたことに、考えるところがありますね」と感慨深げ。イベントの締めくくりとして、出席者がおみくじを引くと、新田が見事“大吉”を引き当て「うれしいなあ!」と映画のヒットに期待を寄せていた。取材・文・写真:内田涼『ブレイブ -群青戦記-』3月12日(金)より公開
2021年02月11日Disney+にて独占配信中の「ワンダヴィジョン」より、マーベル新フェーズへの扉を開く驚愕の場面写真が公開された。※以下、第5話のネタバレを含む表現があります。ご注意ください。マーベル・スタジオが贈る初のオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」。第4話でついに『アベンジャーズ/エンドゲーム』とストーリーが繋がり、先週配信された第5話では、さらなる真相が明らかになり、衝撃のサプライズが飛び出した。ワンダとヴィジョンが子育てに励むところから始まった第5話。その地では住人失踪事件が多発しており、調査員のモニカ・ランボー、FBI捜査官のジミー・ウー、科学者のダーシー・ルイスらは、謎の世界の究明に乗り出すこととなるが、やがて2人が住む幸せな世界は「作り出されたもの」であること、住人たちがシットコムを演じ、ワンダとヴィジョンもその世界に囚われているということを知る。ウエストビューの異変にヴィジョンも気づき、住人らまでも不自然な行動を見せ始め、根底に潜んでいた暗い影が2人の生活を狂わせ始めることに。ワンダの強大な力に真相があるのではと疑うヴィジョンは、ワンダと衝突。そしてまさかの大事件が起こる。かつてワンダが失った双子の兄ピエトロかと思いきや、「X-MEN」シリーズのピーター(クイック・シルバー)が登場した今回。脚本家のジャック・シェイファーは「彼の登場のさせ方には無数のアイデアがあったけれど、ストーリーを着地させて、より大きな物語の展開へとつなげたかった」と明かし、「ケヴィン・ファイギも彼の登場が意味のあるもの、きちんとした理由があるものにすることにこだわっていた」とコメント。異次元のキャラクターの登場でついにマルチバースの扉が開き、真の意味でマーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ4が始まった。そんなマーベルの歴史が大きく変わった今回。SNSでは「今世紀最大にヤバい!MCUを追ってきた全人類は観るべき!」「MCUの根幹を揺るがす大事件が起きてる」「MCUにおける最大の衝撃は、インフィニティウォーラストでも、エンドゲームラストでもなく、ワンダヴィジョンの5話」などと大興奮するファンの声も多く見られた。「ワンダヴィジョン」はDisney+にて独占配信中。(cinemacafe.net)
2021年02月10日映画ファンやエンタメファンにとっても注目の的となる、アメリカンフットボール(NFL)の祭典「スーパーボウル」。全米で最も視聴されているTVイベントとなるだけに、ディズニー・アニメーションの最新作『ラーヤと龍の王国』や、「ワンダヴィジョン」に続くマーベル・スタジオのドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、公開が延期されている映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』などの最新映像が“Big Game Spot”として次々に解禁された。日本時間2月8日に行われた今年の「第55回スーパーボウル」は、ハーフタームショーにザ・ウィークエンドが大ヒットシングル「Blinding Lights」をはじめとする圧巻のパフォーマンスを行い、プレゲームショウではマイリー・サイラスが大御所のジョーン・ジェットやビリー ・アイドルと競演。ティモシー・シャラメが映画『シザーハンズ』の“息子”エドガーを演じたCMも大きな話題を呼んでいる。マーベルの新作「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「Disney+(ディズニープラス)」にて3月19日(金)より配信されるマーベルスタジオ第2弾ドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で描かれたラストシーンに直結する新たな物語が明らかに。ファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)はキャプテン・アメリカから盾を受け継いだものの、その称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める。しかし、やがてキャプテン・アメリカの旧友ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)と共に世界を揺るがす壮大な戦いに巻き込まれていく、という本作。予告映像では、「世界がひっくり返っている」というウィンター・ソルジャーの言葉通り、マスクをしたヴィランたちが暗躍し始め、各地で激しい戦いが勃発。その戦いの裏には、かつて『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズを分裂へと導いたヘルムート・ジモの存在が判明する。さらに、疾走するバスにしがみつくウィンター・ソルジャーと並走するファルコンや、見るも激しいド派手な空中戦など、ドラマのスケールを遥かに超えたダイナミックな戦闘シーンも。映像のラストにはファルコンとウィンター・ソルジャーがにらみ合い、どちらも譲らないシーンが描かれ、個性の全く違う2大ヒーローが初タッグを組んだ本作はユーモアたっぷり、2人の新たな魅力にも触れることができそう。新たなディズニーヒロイン誕生『ラーヤと龍の王国』ディズニーの新しいヒロイン、ラーヤがひとり冒険に向かう姿や、素早い身のこなしのアクションシーンに期待が高まる新映像。分断された世界を1つにする伝説の“最後の龍”シスーとのコミカルな場面も登場している。本国版ではラーヤの声は『スター・ウォーズ』シリーズのケリー・マリー・トラン、シスーの声は『フェアウェル』『オーシャンズ8』のオークワフィナが務めている。3月5日(金)より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセスにて同時公開。※プレミア アクセスは追加支払いが必要。シリーズ第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』全米公開日が5月28日(金)に予定されている『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』。ヴィン・ディーゼルらお馴染みのファミリーとハン役サン・カンの再会、ミシェル・ロドリゲスのバイクアクションやシャーリーズ・セロンの不穏なウインク、ヘレン・ミレンの高笑いなどが印象的。「ベター・コール・ソウル」のあの人がアクション!『Nobody』『Nobody』(原題)は、「ブレイキング・バッド」から人気となり、同作のスピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」の弁護士ソウル・グッドマン役や『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』などで知られるボブ・オデンカーク主演。“ジョン・ウィック”ばりのアクションを披露する。2月26日に全米公開予定。M.ナイト・シャマランの新作スリラー『Old』『シックス・センス』や『スプリット』『ミスター・ガラス』などの鬼才M.ナイト・シャマラン監督がガエル・ガルシア・ベルナル主演で贈る、恐らく“時間”をテーマにしたスリラー。『ベイビーティース』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のエリザ・スカンレン、『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジー、『ヘレディタリー/継承』『ジュマンジ』シリーズのアレックス・ウルフら共演。7月23日(金)に全米公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラーヤと龍の王国 2021年3月5日より映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開© 2020 Disney. All Rights Reserved.ワイルド・スピード/ジェットブレイク 2021年、全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2021年02月08日トム・ホランドが、3月12日にApple TV+で配信される主演作『チェリー』について、「Variety」誌のポッドキャストでインタビューを受けた。トムは『チェリー』で、イラクから帰国後PTSDを患い、ドラッグに溺れて犯罪を犯すという元衛生兵を演じている。監督は『アベンジャーズ』シリーズでトムとタッグを組んだアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。トムは、ルッソ兄弟と何度も仕事をしたことで「監督業をやってみたい」という思いがこれまで以上に強くなっていると語っている。「弟のハリーと一緒に脚本も書いています。ぼくたちが子どもの頃に大好きだった本のシリーズの映画化権をなんとか手に入れたので。いまは脚本から無駄を削っているところなんです」と、脚本の執筆と格闘中であると明かした。「いつかこの作品を監督したいですね」と監督業への挑戦を熱望しているトム。しかし、温めている作品を完ぺきなものにしたいことから、「焦っていない」とも。「うまくいけば、5年以内にハリーとぼくがディレクターズチェアに座って、『アクション!』と叫んでいる姿が見られるでしょう」と語った。この発言から、トムは単独ではなく、ハリーと一緒に監督を務めることを想定しているのが分かる。第2のルッソ兄弟、“ホランド兄弟”の監督デビューに乞うご期待!(Hiromi Kaku)
2021年02月05日マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ4の幕開けを飾るオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」。この度、『アベンジャーズ/エンドゲーム』とついに物語が繋がった第4話では、誰もが予想だにしなかった展開を迎え、少しずつ明かされていく謎の“真相”に世界中が驚愕したが、この度、“衝撃”シーン満載の最新予告が解禁された。長い恋愛の末、晴れて結婚したワンダとヴィジョンが幸せな生活を送るシットコムを描いた本作は、笑い声が飛び交う愉快な日々が続くかと思いきや、物語は“急展開”。さらなる衝撃が待ち構える第5話に大きな注目が注がれている。『キャプテン・マーベル』から大人に成長し、再登場したモニカ・ランボーが外の世界へ投げ出され、物語が急展開を迎えたシーンから始まる本映像では、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のダーシー・ルイス、『アントマン&ワスプ』のジミー・ウーが登場。モニカが突然姿を消したことをきっかけに、シットコムの世界に住むワンダとヴィジョンの謎を突き止めようとする。映像では、2人のいる世界が現実なのか、タイムトラベルなのか、全く真相を掴めない彼らが、唯一の鍵であるモニカを頼りにさらなる調査を進めていることが明らかに。シットコムの裏に蔓延っていた暗い謎が徐々に明らかになり、いよいよ物語の“真相”へ動き出した本作は、愉快で楽しいシットコムからかけ離れ、観る者を一気にMCUの世界へと引き戻す。さらに映像はワンダとヴィジョンの幸せな物語の続きが描かれたかと思いきや、突然涙を流す住人や不可解なことを言い出す隣人のアグネスなど、不気味なシーンが連続。後半には「どう始まったのか…」と混乱するワンダの声、「町の外には何が?」と異変に気づき、外の世界へ踏み出そうとするヴィジョンが映し出され、全く先が読めないシーンへと急展開をみせている。まだ観客がみている本作の衝撃は“序の口にすぎない”ことが伺え、想像を超える物語の真相へ、さらなる期待が高まる。第4話までディズニープラスで公開された本作は、すでに「マーベル史上最高傑作」と絶賛の声が飛び交い、MCUいち“異色”の作品ともいえる新しい世界が、観客を興奮の渦に巻き込んでいる。これまでも多くの作品を生み出しながら、「まだこんな手があったか」と思わせるような想像を遥かに超える展開で、喜びや興奮を届け続けるマーベル・スタジオ。彼らにしか生み出せない“衝撃”を、再び目の当たりにすることになりそうだ。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスにて独占配信中。最新話は毎週金曜日配信。(text:cinemacafe.net)
2021年02月02日ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチとヴィジョンが主人公を務めるドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」。今週金曜日配信の第4話に先駆けて、本作のメインキャストやケヴィン・ファイギが登場する特別映像が公開された。第3話が配信され、ワンダとヴィジョンの幸せな生活が続くかと思いきや、衝撃の展開へと発展した本作。続く第4話に、大きな注目が注がれている。そんな中今回到着した映像では、本作の舞台裏を覗くことができる。ワンダとヴィジョンが晴れて結婚し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に描かれる幸せな生活の撮影現場。実際にスタジオに観客を入れて撮影を行った様子が映し出され、キャストたちも観客と一体となって楽しむ、エネルギッシュな舞台が作り出された。監督のマット・シャックマンは「テレビの時代の変遷を忠実に再現している」と語っており、違う時代を駆け巡りながら物語が展開されるところも本作の見どころ。このまま楽しく暮らす生活が続くと思われたが…。そこで脚本家のジャック・シェイファーは「でもこれは結局MCU。すべてが見かけ通りとは限らない」と切り込む。単なるシットコムだけでは終わらない本作に対してケヴィンも「『ワンダヴィジョン』は刺激的で誰も観たことがないユニークな作品だ」と太鼓判を押す。映像では、ヴィジョンが元の姿に戻り、ワンダが強大なテレキネシス能力を発揮する激しい戦闘シーンなど、幸せな生活を映し出すシットコムとはかけ離れたシーンも登場し、今後の展開に期待高まる映像となっている。オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はDisney+にて独占配信中。(cinemacafe.net)
2021年01月27日まもなく始まる『マイティ・ソー』シリーズ最新作『Thor: Love and Thunder』(原題)の撮影のために、キャストがオーストラリアのシドニーに集結している。最近シドニーに降り立ち、撮影に向けて隔離生活に入ったのはカレン・ギランだ。髪を短くしたカレンは、インスタグラムのストーリーズで「ネビュラの役作りで髪を切った。坊主頭の被り物をつけるのに、髪を少なくするために。私の髪の毛の量は信じられないくらい多くて。それに太い」と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズで演じているネビュラ役を再演することを明らかにした。ツイッターでは「うれしい!ネビュラってすごく興味深いキャラクターだよね」「スクリーンでネビュラを見ると、ハグをして『大丈夫だよ』と声を掛けたくなる」とファンが喜びの声を上げている。今作には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのクリス・プラット(ピーター・クイル/スター・ロード役)やヴィン・ディーゼル(グルート役の声)が出演することも、すでに報じられている。また、前作にカメオ出演したマット・デイモンも、家族とともにシドニー入り。前作ではアスガルドで上演された舞台劇でロキ役を演じたマットが、今作ではどのように登場するのかが気になるところ。『Thor: Love and Thunder』は2022年5月6日全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー 2011年7月2日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Marvel © 2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.マイティ・ソー/ダーク・ワールド 2014年2月1日より全国にて2D/3D同時公開© 2013 MVLFFLLC. TM & © 2013 Marvel. All Rights Reserved.マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017
2021年01月22日ダニエル・ラドクリフ主演の映画『ガンズ・アキンボ』が2月26日(金)より、TOHOシネマズ日比谷他にて全国公開される。この度マイルズ(ダニエル・ラドクリフ)を追い詰める殺し屋・ニックス(サマラ・ウィーヴィング)のアクション映像が公開された。本作の主人公はゲーム会社のプログラマーであるマイルズ。ネットの掲示板やコメント欄で“荒らし”することで仕事の憂さ晴らしをしていた。ある日、彼は街を舞台に殺し合いをさせ、それを視聴する人気の闇サイト「スキズム」でいつものように攻撃的なコメントを書き込む。この目に余る荒らしに対し、サイトを管理する闇の組織のボスであるリクターが激怒し、マイルズの住所を特定して麻酔で気絶させてしまう。目を覚ますとマイルズの両手にはボルトで拳銃が固定されていた。さらにリクターはマイルズの元彼女を拉致し「スキズム」で最強の殺し屋ニックスと戦い、勝てたら解放すると条件を突きつける。ここからマイルズの無謀な戦いが始まる。監督はジェイソン・レイ・ハウデン。『アベンジャーズ』や『ホビット』シリーズの特殊効果を手掛け、『デビルズ・メタル』でメガホンを取った彼がマンガやゲームの要素を取り入れた新感覚のビジュアルエフェクトで世界を魅了する。公開された映像は、殺し合いゲームを生配信する「スキズム」のカリスマプレイヤー・ニックスが二丁マシンガンで敵陣にひとりで乗り込む場面。向かってくる屈強な男たちの攻撃をかわし、流れるように蹴散らしていく。「スキズム」最高記録の47キルを達成し余裕の勝利を収めたクレイジー&バイオレンスな彼女にマイルズは、果たして太刀打ちできるのか?ニックスを演じるサマラ・ウィーヴィングは『マトリックス』シリーズや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでおなじみの名優ヒューゴ・ウィーヴィングを叔父に持つ、ハリウッド期待の新鋭女優。『ザ・ベビーシッター』(2017年)のイケイケ女子や、『スリー・ビルボード』(2017年)の主人公の元V夫と交際する19歳の天然少女、『レディ・オア・ノット』では命がけのかくれんぼに巻き込まれる花嫁、昨年末公開となった『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え』での主人公ビルの娘役など話題作に連続出演中だ。今年は本作の他『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』の公開も控える。様々なジャンルの役を経験してきたサマラは本作について「今回は色んなジャンルをミックスすることが効果的だったと思います。バイオレンスなシーンがたっぷりあるので、コメディを混ぜて息をつかせる必要があるんですよ。ジャンルを混ぜることによって、トーンが落ち着くことがある。それに、自分の人生を見ても思うんだけど、すごく大変な状況にある時って、笑いを探すものじゃないですか?そうすることで乗り越えやすくなる。それが人間というものだと思います」とコメントを寄せている。『ガンズ・アキンボ』2月26日(金)TOHOシネマズ日比谷他にて全国公開
2021年01月21日ジェームズ・コーデンが司会を務めるトーク番組「The Late Late Show」に『アベンジャーズ』シリーズ、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサム・ウィルソン/ファルコンを演じているアンソニー・マッキーが出演。ジェームズは3月17日に配信される同ドラマについて触れ、アンソニーに「インターネットで、きみが新しいキャプテン・アメリカになるって言われているよ。ぼくもそう思う。きみなんでしょう?」と尋ねた。アンソニーは一瞬目が点になりながら、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観ている人ならそうはならないことが分かると説明。「マーベルは、複数の映画にわたって素晴らしいキャラクターを作り出すのに長けている。ファルコンが初登場した『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』からいままで、マーベルユニバースにおいて、彼のゴールというのはキャップを助け、キャップの友だちになることなんだ」と言い、ファルコンはあくまでもキャプテン・アメリカのそばで支えるキャラクターなのだと語った。ところがジェームズは「ぼくの意見は…あくまでぼくの意見で根拠はまったくないけど…」と前置きし、「ドラマの始まりは『ダメだ。ぼくには無理だ』って言っているきみが登場し、1話が終わるまでに、ほら!あの盾を持っているはず」と「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の1話でアンソニーがちゃっかりキャプテン・アメリカになっていると推測。アンソニーは大笑いした。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2021年01月21日Disney+で配信中の「ワンダヴィジョン」より、“謎多き”新章の場面写真が公開された。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ4の幕開けを飾る本作は、『アベンジャーズ』のスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフとヴィジョンの“その後”を描いたドラマ。先日、初回で1話と2話が同時配信となった本作。マーベル・スタジオがシットコムに初挑戦した今作だが、物語が進むにつれてその裏に不可解な謎が見え隠れし始め、単なるシットコムだけでは終わらない、見る者の予想を見事に裏切る内容に。物語は、ワンダとヴィジョンが長い恋愛の末、晴れて結婚し、郊外の街へ引っ越してくるところから始まる。ヴィジョン役のポール・ベタニーは「本質的に、ワンダはヴィジョンの世界全体だと思う。それは『ワンダヴィジョン』を観ても明らかだ」と言い、ワンダ役のエリザベス・オルセンは「ワンダにとってヴィジョンは、彼女の人生で唯一、家族以外で家族のように感じる繋がりを持つことが出来た人になった」と語る通り、似た境遇を持つ2人だけにしか分かり合えない部分で通じ合っており、そんな幸せな夫婦生活はずっと続く…と思っていた。しかし、2人はなぜこの街に引っ越してきたのか答えられず、結婚指輪もなく、記念日も分からない。ラジオからワンダに投げかけられた謎のメッセージや、突然庭に落ちてきたヘリコプターなど、不可解な出来事が連続して起こってしまう。マット・シャックマン監督は「2人は新しくできた友人やご近所さんに自分たちのパワーを知られないようにしようと気遣っていて、自分たちの結婚の情報についてしつこく尋ねられ、困り果てる。どうやら全ては見た目通りではなさそうだと2人が気づき始めるのはその時のことなんです」と語っており、ひとつひとつの不可解なシーンが、この先を知る重要な“鍵”となってくる。そして今週、もうすぐ配信が始まる第3話では、幸せな生活に亀裂が入りはじめた2人のその後を描く。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はDisney+にて独占配信中。(cinemacafe.net)
2021年01月20日本日1月16日は「ヒーローの日」。アニメや映画の世界における“ヒーロー”をさらに多くの人に愛してもらい、その存在を世の中に浸透させることを目的として、「1(ヒ)1(ー)6(ロー)」と読む語呂合わせで認定された記念日。“ヒーロー”といえば、世界中から愛されている<アベンジャーズ>を思い浮かべた方も多いのでは?いまでこそ、人類を守るために戦う最強ヒーローズという印象の強い彼らだが、そんな彼らもかつてはごく普通の存在であったり、葛藤を抱えていたりした過去がある。そこで本日は、日本でも絶大な人気を誇るアイアンマンやスパイダーマンなど、最強ヒーローの活躍で世界中を熱狂させてきたマーベル・スタジオが贈り出したファン待望の最新作「ワンダヴィジョン」で注目の2人のヒーローの成長ストーリーにスポットライトを当ててみた。復讐者からマーベル史上最強のヒーローに!人体実験で生み出された超能力者ワンダ・マキシモフスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、幼いころ両親を奪われた復讐を果たすため、自ら悪の組織の人体実験に志願し、パワーを得た。同じく人体実験から能力を得た双子の弟・ピエトロと共に、最初はヴィランとして登場。両親の仇をとるため“アベンジャーズ”の強敵ウルトロンの協力者だったが、次第に真の敵が誰なのかを知り、アベンジャーズと共に悪に立ち向かった。これまでの想像を絶する体験から、彼女は人を容易には信じることができない一面があった。また、マインド・ストーンから得た人並外れた強靭なパワーを持っていることを理由に、何も知らない人々には恐れられがち。しかし、同じくマインド・ストーンから能力を得たヴィジョンだけは葛藤している彼女の気持ちに共感を示し、優しい言葉で励ましてくれた。次第に、ヴィジョン以外のアベンジャーズのメンバーにも心を開くようになったワンダは、大切な仲間を守るため、強靭だったパワーをさらに増幅。復讐のために得た強大なパワーを、人々を守るために使うヒーローへと成長していく。アイアンマンを支えたAIをアップロード究極ボディの人造人間ヴィジョンヴィジョンは、人工知能を究極の人造ボディに宿した人造人間である。もとは、世界平和実現のため天才実業家トニー・スターク/アイアンマンによって生み出された人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャービス)で、身体こそ持たないが、悪の組織に立ち向かうトニーを支える存在だった。地球の侵略を目論む宇宙からの敵に対抗するため、トニーは同じく天才のバナー博士と共に人工知能による完璧な平和維持システム・ウルトロンを密かに開発していた。しかし、自我を持ったウルトロンは地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消しようと動き始める。そんなウルトロンを止めるため、ウルトロンが準備していた究極の人造ボディに強大なパワーを持つマインド・ストーンを融合させ、J.A.R.V.I.S.をアップロードしたことで生まれたのが、最強の人造人間=ヴィジョン。一瞬で情報処理や高度な計算が可能であるほか、額に埋め込まれたマインド・ストーンのパワーも相まって、超人的な腕力、スピード、持久力、俊敏性を持ち、高速で飛行できる。その優れた能力で次々と悪に対抗するヴィジョンだが、人の心の機微を理解できない一面があった。しかし、次第に惹かれ合い恋人となるワンダの葛藤を受け止め、アベンジャーズの仲間たちとの戦いを通じて生まれた絆を通じて、次第に人間性を持ち始める。ストーンから得た強力なパワーと、AIゆえの先を読む判断力に加え、人を思いやる心が生まれたことで、最強ヒーローが結集する“アベンジャーズ”を支える、仲間想いの優しいヒーローに成長したのだ。いよいよ配信スタート!マーベル・スタジオが贈る最新作「ワンダヴィジョン」でついに結ばれた2人だが…各々葛藤を抱えながらも、大切な人たちとの出会いや経験を通じて成長した2人は、互いを思いやり、次第に惹かれ合っていった。しかし、そんな2人が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)にて壮絶な別れを経験することとなる。悲しい結末を迎えたかに見えた2人だが、昨日公開を迎えたマーベル・スタジオの最新作「ワンダヴィジョン」に揃って登場。2人が夢にまで見た結婚生活が描かれているという…。ヴィジョンが命を落とした『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』よりずっと後の世界なのに、死んだはずのヴィジョンが登場?それってどういうこと?なぜ彼はここにいるのか、この後どんな展開が待ち受けているのか、謎は深まるばかり。フェーズ4の幕開けを飾る重要作として今後の映画作品との繋がりを期待するファンが続出し、世界中から熱い視線が注がれている本作。ワンダやヴィジョンをはじめとしたヒーローたちのストーリーに要注目だ。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はディズニープラスで配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年01月16日『アベンジャーズ』シリーズや『キャプテン・アメリカ』シリーズのセバスチャン・スタンが初主演する『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』が3月5日(金)より公開。この度、ウィリアム・ハート、クリストファー・プラマー、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリスらが競演がする場面写真が解禁された。セバスチャンが演じるのは、国防総省空軍省のエリート職員ハフマン。1999年のある日、ベトナム戦争で60人以上の兵士たちを救出した空軍兵ピッツェンバーガー(ジェレミー・アーヴァイン)に授与されるはずの名誉勲章の調査を命じられる。30年以上前の調査に気乗りがしないハフマンだったが、共にヘリに搭乗したタリー(ウィリアム・ハート)や退役軍人たち、両親の証言を集め始める。結婚するはずだった息子宛に届いた恋人からの手紙をいまも大切にしている父フランク・ピッツェンバーガー(クリストファー・プラマー)は、「空軍兵の息子が陸軍の戦友たちのために命を落とした」ことが信じられないという。また、歩兵師団のビリー・トコダ(サミュエル・L・ジャクソン)は語ることはないとばかりにレコーダーを投げ捨ててしまう。1996年のベトナムで初めて敵と対峙したジミー・バー(ピーター・フォンダ)は、過酷な戦場でピッツェンバーガーに命を救われたが、帰国後重度の後遺症によって昼夜が逆転した生活を送る。スクールバスのボランティアをしている退役軍人モントーヤ(エド・ハリス)は、重い口を開こうとはしない。やがて、ベトナムで暮らすキーパー(ジョン・サヴェージ)が、戦場の真相を知る人物だという情報をキャッチ、空路ハノイへと飛ぶのだが…。なぜ、アメリカ軍人にとって最高の栄誉となる「名誉勲章」は授与されなかったのか。30年の時を超えて、ハフマンは勲章授与の背後にある驚愕の陰謀に行き当たることになる。『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』は3月5日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実 2021年3月5日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2019 LFM DISTRIBUTION, LLC
2021年01月15日日本でも人気の「フルハウス」やその続編「フラーハウス」、90年代前半から約10年にわたり社会現象となった「フレンズ」などを経て、近年では長寿シリーズの仲間入りをした「モダン・ファミリー」、2019年に終幕した「グッド・プレイス」など、エミー賞やゴールデン・グローブ賞にノミネートされる傑作・力作が数多く生まれている“シットコム”。シットコムとはシチュエーションコメディの略。家庭や職場など舞台は限定的で、毎回、同じ顔ぶれのキャスト陣が巻き込まれる様々な状況を描いていくタイプのコメディドラマは、ほぼ30分未満で1話完結。前情報を多く必要としなくても楽しめる気軽さが何といっても魅力。日本では「24」や「CSI」シリーズなどのクライムドラマの人気が高く、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ウォーキング・デッド」「ブレイキング・バッド」といった壮大なスケール感や見応えあるシリアスなストーリーのドラマの影に隠れてしまいがちだったものの、こんな状況のいまだからこそ、シットコムに改めて注目。ウィットに富んだテンポのいい会話に、見れば見るほど愛着の増す登場人物たち。その中には大ブレイクを果たした人たちも!気鋭のクリエイターやキャストたちが時代を映しつつ、ときには先取りしつつ作り出してきたシットコムをピックアップした。とにかく笑って癒されたいなら「ブルックリン・ナイン-ナイン」ニューヨーク市警、架空の99分署を舞台に、愛さずにはいられない個性豊かな刑事たちが織りなす脱力系の警察コメディ。2013年にFOXにて始まり2018年5月にシーズン5で一度打ち切りが決定するも、ファンの大きな後押しにより、そのわずか31時間後にNBCが引き取ったという逸話がある愛されドラマ。アメリカでは2020年4月にシーズン7の放送を終え、シーズン8の制作も決定済み。主人公は、頭は切れるもかなり抜けているジェイク・ペラルタ。彼が大好きな『ダイ・ハード』は劇中でよくネタにされている。演じるのは、「サタデー・ナイト・ライブ」出身で最新映画『パーム・スプリングス』が春に公開予定のアンディ・サムバーグで、プロデューサーも兼任。そのほか、四半世紀前にゲイを公表している堅物署長のホルト(アンドレ・ブラウアー)やジェフォーズ巡査部長(テリー・クルーズ)といったアフリカ系キャストは存在感たっぷり、謎多くタフなローザ(ステファニー・ベアトリス)にはバイセクシャルを家族にカミングアウトするエピソードも。レギュラーは降板したものの、99分署には欠かせないジーナ役チェルシー・ペレッティは『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール監督と駆け落ち婚したことでも知られる。そんな彼らは何気に固い友情で結ばれていて、署内はアットホームで温かく、毎回事件のみならず個々が抱える悩みさえも解決してしまう。ニューヨーカーの英語のテンポも馴染めば耳心地よく、吹き替え版でもその勢いを保持している。仕事や上司のことでイライラしたら「The Office/ジ・オフィス」シットコムといえば、「フレンズ」や「フルハウス」など観客の笑い声(“ラフ・トラック”と呼ばれる)が入った作品を思い浮かべる人も多いのでは?本シリーズにはそういった演出はなく、製紙会社で働く社員たちの日常をドキュメンタリーとしてカメラに収めていく、いわゆる“モキュメンタリー”の手法がとられて人気を博した。9シーズン(2005~2013年)がNBCにて放送されたが、いま改めて注目を浴びている。BBC制作の同名ドラマのリメイクで、『怪盗グルー』シリーズや『リトル・ミス・サンシャイン』などで知られ、『フォックスキャッチャー』ではシリアスな演技でアカデミー賞にノミネートされたスティーヴ・カレルが主演。彼が演じる上司マイケル・スコットが、もはや勘違いや“KY”では片付けられないほど、ミソジニーで差別的な言動を繰り返す“アウトな上司”の典型のようなキャラクターなのだ。また、『クワイエット・プレイス』製作・監督のジョン・クラシンスキーの若き日の姿もあり、『オーシャンズ8』出演や「私の“初めて”日記」のクリエイターであるミンディ・カリングはケリー役を演じるほか脚本家としても参加。「NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち」のカッコいい上司の代表格ジャクリーン役のメロラ・ハーディンも出演している。どうしようもない孤独を感じたときには「コミ・カレ!!」舞台となるのは架空のコミュニティ・カレッジ、グリーンデール。学費が安く、誰にでも門戸が開かれたコミュニティ・カレッジには年齢も、境遇も、人種も異なる学生たちが集まっている。人気アニメ「リック・アンド・モーティ」のダン・ハーモンが自身の体験を基に手がけており、製作総指揮には『アベンジャーズ』シリーズのアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟も。2009年からNBCで放送されて人気を誇ったが、シーズン5で打ち切りの危機から米Yahoo Screenでの配信にて復活、シーズン6(2015)まで制作された。中心となるキャラクターは、“グリーンデール・セブン”を名乗る7人。学歴詐称の弁護士で、自己愛が強く裕福な白人男性のジェフ(ジョエル・マクへイル)を中心に、高校を中退した活動家のブリッタ(ジリアン・ジェイコブス)や、離婚して2人の子どもを育てるシャリー(イベット・ニコール・ブラウン)、ドラッグ依存症になったアニー(アリソン・ブリー)ら濃すぎる登場人物たちが関わってくる。とりわけ、映画やドラマにめちゃくちゃ詳しいが人間関係の構築に難を抱えているパキスタン=ポーランド系のアベッド(ダニー・プディ)と、いまだ高校アメフトのスター選手だった栄光を捨てきれないトロイの友情は大きな牽引力に。このトロイを演じたのが、ドラマ「アトランタ」や実写版『ライオン・キング』ほか、『スター・ウォーズ』の世界では若きランド・カルリジアンとして知られ、「This is America」の“チャイルディッシュ・ガンビーノ”でもあるドナルド・グローヴァー。劇中にはラップを披露するシーンも多い。当時としては画期的で、コメディの中に絶妙な形で現実社会を盛り込んできた本作だが、シーズン2にはいわゆるブラックフェイス問題でNetflixの配信から取り下げられたエピソードがある。攻めすぎてしまったゆえなのか、英語のセリフではハッキリと「それはヘイトクライム」と表現されている。ユニークでゆる~い世界に浸りたいなら「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」「ワハハ」と観客の笑い声“ラフ・トラック”が入る往年のスタイルで高視聴率を獲得し、エミー賞&ゴールデン・グローブ賞などを受賞した大人気コメディ。2019年にファイナルのシーズン12を迎えた(最終シーズンは日本未配信)。主役となるのは、カリフォルニア工科大の物理学者で2人合わせて“IQ360”のルームメイト、シェルドン(ジム・パーソンズ)とレナード(ジョニー・ガレッキ)。さらに、ゲーム仲間のハワード(サイモン・ヘルバーグ)、ラージ(クナル・ネイヤー)という4人の天才オタク=ギークたち。ここに、レナードがひと目ぼれしたペニー(ケイリー・クオコ)や、エイミー(メイム・ビアリク)、バーナデッド(メリッサ・ローチ)といったパートナーたちも加わり、それぞれのロマンスがゆるいオタクトークともに展開。シーズンを重ねるほど彼らの関係性は深まり、自分たちだけが心地よい世界で生きてきた彼らの“宇宙”はいっそう拡がって賑やかになっていく。メイム・ビアリクが実際に神経科学の博士号を持っている点もユニークだ。▼スピンオフ「ヤング・シェルドン」も登場した。彼らの会話が小難しくなっても笑っていられるのは彼らの個性の化学反応と、“ラフ・トラック”の相乗効果かも。スティーヴン・ホーキング博士や、ビル・ゲイツ、『スター・ウォーズ』のキャリー・フィッシャー、ジェームズ・アール・ジョーンズ、そしてマーク・ハミルといった豪華ゲスト出演者も見逃せない。青春のイタさを思い出したら「デリーガールズ~アイルランド青春物語~」シットコムといえばアメリカ、というイメージが強いが、北アイルランド・ロンドンデリーを舞台にした本作もぜひ推したい。北アイルランド紛争の最中、テロが激化する90年代という舞台にしながら、カトリック女学校に通う5人の高校生(1人は男子)が自分たちなりに青春を謳歌しようする姿は共感必至。女性クリエイター、リサ・マッギーの実体験が反映されているという。“あの頃”って、周囲で大事件が起きていても(通学路で爆弾が見つかったり…)、自分たちは日常の悩みごとやトラブルの対処で精いっぱい。傍目には些細なことかもしれなくても“世界の終わり”だとアタフタする。そんな微笑ましいまでの彼女たちはアメリカのティーンドラマの華やかさとはほど遠く、周囲の大人たちのイケてなさも含めて親近感を持たずにはいられず、アイルランド訛りもクセになりそう。アイルランド国籍を持つシアーシャ・ローナンがファンを公言しており、チャリティ「RTE’s Comic Relief」でメインキャスト陣と共演したことも。デリーでは彼女たちの壁画が登場するほど大人気となっており、クレア役のニコラ・コクランはNetflixで大ヒット中の「ブリジャートン家」にも抜擢されている。また、主人公エリン(シアーシャ=モニカ・ジャクソン)の部屋にはアイルランド出身のシネイド・オコナーのポスターがあり、同人気バンド「クランベリーズ」の「Dreams」が主題歌のように起用されるなど、90年代のヒットソングやカルチャーも要チェック。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ビッグバン★セオリーギークなボクらの恋愛法則 [海外TVドラマ]【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年01月15日『アベンジャーズ/エンドゲーム』でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役を卒業したクリス・エヴァンスが、再びマーベル映画で同役を演じる可能性があるという。「Deadline」が報じた。クリスはキャプテン・アメリカの単独映画に出演するというわけではないが、かつて『アイアンマン3』を終えたロバート・ダウニー・Jr.が『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『スパイダーマン:ホームカミング』に出演したように、ほかのアベンジャーズメンバーの単独映画に出演することが見込まれている。当の本人は、「ぼくにとっては初耳だね」という短文に、肩をすくめる男性の絵文字を添えてツイート。もちろん、「初耳」であることとは「キャプテン・アメリカの復帰」ととらえるべきだろう。お茶を濁すようなコメントではあるが、肯定も否定もしていないのが救いか。コメント欄には「つまりチャンスはあるっていうことだ?」「クリス、私たちをもてあそぶのは止めて」「知らないふりをしないで」とキャプテン・アメリカの復帰に期待する声から、「素晴らしいエンディングを台無しにする気?」と復帰に否定的な声まで様々な意見が寄せられている。クリスは次のツイートで「GIF画像の返信のいくつかには、お金じゃ買えないようなおもしろいものがあるね。みんな、よくやった」とファンからの返信コメントに目を通していることを匂わせた。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2021年01月15日1月3日、EXOのベクヒョンが初めてのソロコンサートをオンラインで配信した。ベクヒョンは2019年7月に韓国の1stミニアルバム『City Lights』でソロデビューを飾っている。さらに翌2020年5月にリリースした2ndミニアルバム『Delight』はミリオンセラーを記録、68か国・地域のiTunesチャート1位となるなど、ソロアーティストとしても人気、実力ともにK-POP随一。そんなベクヒョンの初ソロコンサートは、コロナ禍の影響により、オンラインで開催されることとなった。取材、文・尹秀姫ベクヒョンのソロコンサートがスタート!たくさんのビジューをあしらったジャケットを纏ったベクヒョンがステージに登場すると、コンサートは「YOUNG」からスタート。「Trouble」ではハイトーンのアドリブも効果的に歌いこなし、「Ghost」では軽やかなダンスとメロディアスな旋律を自由自在に歌い、ベクヒョンの持ち味を最大限に発揮した。イントロの合間にダンサーから赤いレザージャケットとサングラスを受けとり、気分を一新して歌う「R U Ridin’?」ではこれまでの鮮烈な印象から一転して笑顔を見せ、「UN Village」では画面越しでも客席の方向に向かってマイクを向け、世界中で見守る観客を盛り上げる。コンサートのスタートから6曲をトーク無しで一気に駆け抜け、ベクヒョンだけの世界を展開してみせた。MCでは「今日の主人公、ベクヒョンです」と、初めてのソロコンサート当日を迎えてうれしそうに挨拶。EXOのファン「EXO-L」を愛称の「エリ」と呼びながら画面の向こうにいるファンに向かって語りかけ、パフォーマンス中はステージ前に設置されているモニターに映し出されるファンのコメントを見て、みんなの反応を確認しながら歌っていました、と話す。コンサートのタイトル「Beyond LIVE – BAEKHYUN : LIGHT」はベクヒョンがEXOの中でコンセプトとして与えられている超能力、“光”から取ったものだが、「いつもみなさんのそばに存在する光のように、今日のステージも光をテーマにいろいろな僕を見せたいと思って準備してきました」と、今日の意気込みを語ってくれた。「体操競技場でコンサートをやっていたら1万5000人規模でしたが、今日は全世界に向けて生中継でパーティをしているようですね」と言っていたように、この日は世界120か国から11万人が同時にコンサートを視聴。そのため「グローバルな人ですからいろいろな言葉で挨拶します!」と、韓国語、英語、日本語、中国語、タイ語、インドネシア語で挨拶をしてくれた。MCを挟んで続いては「太陽が輝く昼よりも薄暗い時にぴったりの歌を準備しました」と語り、バラードタイムに。この時期らしいEXOの楽曲「What I Want For Christmas」と「MY ANSWER」ではグランドピアノでの弾き語りを披露し、「今はみなさん家にいるけど、一緒に遊園地にいるような気分を味わえる曲」と紹介してくれた韓国ソロ活動の最新曲「Amusement Park」で、ボーカリストとしてベクヒョンの歌声を存分に響かせた。そしてこの日の白眉は「Addicted」と「Get You Alone」の初披露。1月20日にリリースされる日本1stミニアルバム『BAEKHYUN』からの2曲で、どちらもセクシーなダンスと歌詞がベクヒョンらしい曲。この日、コンサートを観ているファンのための特別なプレゼントとして、日本のミニアルバムの曲をサプライズで先行公開してくれたのだ。「CALL ME BABY」から「Growl」、「Blooming Day」へとつながるEXO&EXO-CBXのメドレーも“エリ”たちにとってはうれしいプレゼントに。「Psycho」や「Ringa Ringa Ring」といった激しいダンス曲も、「Poppin’」や「Candy」のようなポップな曲も、どれを取ってもベクヒョンらしいと思えるのはそれだけ彼の振り幅が広い証明。歌い終えた後は「みなさん、アンコールはあるでしょうか?」と自らアンコールを希望し、BoAのカバー曲「Garden In The Air」とEXO-CBXの「Cherish」でコンサートは終了。アンコール途中、この日歌った曲を振り返りながら登場時に着ていたジャケットがすごく重かったこと、ピアノを弾きながら歌った「What I Want For Christmas」と「MY ANSWER」のために家にあるピアノを久しぶりに開けたこと、韓国では初披露となったEXO-CBXの日本1stフルアルバム収録のソロ曲「Ringa Ringa Ring」についてなど、うれしそうに語ってくれた。この日のためにたくさん準備をしてきたから終わるのが惜しいと言い、次のコンサートはいつにしよう? と問いかけて、「明日!」という返事が返ってくると、「それは欲張りすぎ」と笑ったり、ファンとのコミュニケーションもオンラインとは思えないほどの自然さ。最後はEXO-CBXの「Cherish」を歌いながら会場を移動し、車に乗り込み、音楽に乗って楽しそうに去っていくベクヒョンの様子とともに本編は終了した。実はこの後、VODには収録されないサプライズ・イベントとしてベクヒョンが再びステージに登場。ファンの質問コメントに答えるなか、「2021年の目標は?」という質問に対して「不在を感じさせないこと」と語ったベクヒョン。「すごくさびしいかもしれないけど、それでもみなさんには不在が感じられないようにいろいろ準備していますので、みなさんもずっと待っていて!」と、本人自ら“エリ”に語りかけた。コンサートの途中、「僕に光の能力が与えられたのは、みなさんのそばにずっといろということ。これからもずっとそばにいます」と語ったように、「Beyond LIVE – BAEKHYUN : LIGHT」はファンのそばに居続けようとするベクヒョンの気持ちが込められたコンサートだった。次回こそ、オフラインでもコンサートが開催されることを願う。BAEKHYUN(ベクヒョン)1992年5月6日生まれ。2012 年 韓国・中国にて、EXO のメンバーとしてデビュー。 EXO のメインボーカルであり、ステージ上で比類なき存在感を示す力強いシンガー。2015 年には EXO として日本デビュー。派生ユニット「EXO-CBX」や、SM ENTERTAINMENT のエース級メンバーが集結した アベンジャーズグループ「SuperM」のメンバーとしても活躍するマルチプレイヤー。取材、文・尹秀姫information1月20日、ベクヒョンの初の日本ミニアルバム「BAEKHYUN」が発売に!満を持して発表される完全日本オリジナルのミニアルバムは、R&Bをベースにさまざまな愛をテーマに制作したオリジナルの新曲全6曲を収録。初回生産限定盤は、それぞれ収録曲をイメージして撮り下ろしたビジュアルを使用した6形態をリリースする。JAPAN 1st MINI ALBUM「BAEKHYUN」Digest Medley1/9(土) 20時にYouTubeプレミア公開!ベクヒョン「Get You Alone」MV
2021年01月09日マーベル・スタジオ映画に登場する伝説的なキャラクターたちを紹介するドキュメンタリーシリーズ「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」が日米同時配信スタート。初回2回では、「ワンダヴィジョン」の主人公ワンダとヴィジョンの2人に迫っていく。本作は、『アイアンマン』(2008)から始まり、その後数々の作品で映画史に残る記録を打ち立ててきた世界No.1スタジオ、マーベル・スタジオの軌跡を辿るドキュメンタリー作品。いよいよフェーズ4の幕開けを直前に迎え、日々ファンからの熱い視線が注がれるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場してきた伝説的なヒーローやヴィラン、彼らが活躍してきた輝かしいシーンなど、今後「Disney+(ディズニープラス)」で公開されるマーベル最新作、さらにその後も拡大するMCUに繋がるマーベルファン興奮のひと幕を振り返る。長年世界中のファンに愛されるキャラクターや誰もが予想だにしない規格外のストーリーなど、唯一無二の作品を手掛けてきたシリーズ、MCUが歩んできた“軌跡”が明らかになるファン必見作といえる。初回1、2話の配信では、マーベル・スタジオが贈る初のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」から、ワンダとヴィジョンの2人に迫る。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)から華々しいデビューを飾ったスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、その後アベンジャーズの強力な味方となり、同作品で登場したヴィジョンと特別な関係を築くことに。「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」では、ワンダが大切な人を失う悲劇に直面した後も、壮大なパワーをコントロールしようと励む彼女のストーリーを追う。一方でヴィジョンは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でワンダと親密な関係を築く中で、彼が“人間”を理解し進化していく過程、そして、この先何が起こるか分からない未来に愛する人を残し、人類のために大きな犠牲を捧げたヴィジョンの“最期”までを辿る。そんな2人の”その後“の物語を描く最新作「ワンダヴィジョン」では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が舞台。壮大なアクションや“ヒーロー映画”の枠を超えた衝撃的なストーリーなど、多様な展開でファンを楽しませてきたマーベルが“シットコム”という新しいジャンルに挑戦。誰も見たことがない全く新しいマーベル作品を描く一方で、未だ謎のベールに包まれた不穏な雰囲気が導く、マーベルならではの衝撃的展開も待ち構える。ディズニープラス オリジナルドキュメンタリーシリーズ「マーベル・スタジオ 知られざる秘密」は日米同時配信中。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」は1月15日(金)より日米同時配信。「ワンダヴィジョン」は(text:cinemacafe.net)
2021年01月09日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
モラハラ夫図鑑