2014年7月期に放送され、社会現象となった連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」が、禁断の映画化決定。上戸彩、斎藤工が続投し、ドラマ版の結末から3年後、数奇な運命のもと再び出会ってしまった2人の物語を描き出す。平凡な主婦だった笹本紗和は、担任教師の北野裕一郎と出会い不倫関係に陥り、いつしか2人の関係は本気の恋愛に発展。しかし、紗和の存在は北野の妻の知るところとなった。弁護士も交えた話し合いの結果、別れざるを得なくなる紗和と北野。北野は勤務先の高校を退職し、離婚しない意志の妻と遠く離れた場所へ引っ越した。しかし紗和は結局、夫と離婚してひとりになった。紗和と北野に残ったのは、忘れがたい愛の記憶だけだった…。あれから3年、紗和は海辺の町で慎ましくひとりで暮らしていた。その町に偶然講演のため訪れた北野。それを知った紗和は想いを抑える事が出来ず、秘かに会場に向かうのだった…。運命のいたずらにより再会してしまった、会ってはいけない2人。3年前に交わした愛が忘れられず2人は逢瀬を重ねていくのだが…。平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦を「昼顔妻」と称し、道ならぬ恋に人生を狂わせてしまった女性を描いたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。平均視聴率は13.9%、最高視聴率は16.7%を記録し、2014年流行語大賞にもノミネートされるなど、大きな話題を呼び社会現象となった。大きな話題を呼んだ本作の演出を手掛け、映画監督としても『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』ほかヒット作を手がけた西谷弘監督が、本作でメガホンを取る。脚本には、こちらも本ドラマから続投で井上由美子が務める。主役の紗和を演じるのはもちろんドラマ版から引き続き上戸さん。彼女にとっての代表作とも言える本作の映画化にあたり、「ドラマの頃は多くの方々が観てくださって反響が大きくて、それとともにとてもやりがいを感じていました。こうして2年経って、改めて映画化することが本当にありがたいと思っています」と喜びを語る。また、出産を経て本作が本格的な女優復帰作となるが「『昼顔』は私の中でも新境地を開けた作品だと思いますし、映画『昼顔』ではもうひと踏ん張りして、皆さんにもう一歩新しい『上戸彩』を見ていただけるように、そしてまわりの方々に代表作として認めていただけるように頑張っていきたい」と、気持ちも新たに意気込みを寄せた。相手役である北野を演じるのは、本作での演技が話題となり、その後も続々と話題作に出演する斎藤さん。本作を「ターニングポイントになった大事な作品」だと話し、「『昼顔』で北野先生という1つのカラーをいただき、気付くと自分の中で基準の1つになっていて、そこからほかの表現を模索していることがあります」と明かした。映画化については「2年前のドラマからこの期間を空けるという意味が、きちんと台本に落とし込まれていたのが素晴らしいと思いました」「ドラマを観ていない方でも楽しめる内容になっているというのがこの映画の強さ」と述べ、「体の芯に響くような作品なので、これを是非劇場で受け止めていただきたいなと。まだ公開は先ですが、我々日々魂を込めます」と意気込みを語った。さらに、「映画祭などで出会った海外の方からもいまだに『昼顔』のことを言われたりするんです。なのでこの『昼顔』が映画としてまた海を渡ってほしい」と、大きな展開にも思いを馳せた。映画『昼顔』は、2017年初夏、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月28日笑顔のかわいい愛らしい美少年のイメージだった濱田龍臣さんもなんと16歳、現在高校1年生。今回、映画『ハイヒール革命!』で、性同一性障害で性転換した女性という難役に挑戦している。この数年の間に2度の大事な出合いを経験し、いままさに子役から大人の俳優への転換期を迎えている濱田さんにお会いしてきました。――今回の映画では、性同一性障害の役を演じていますが、戸惑いはなかったですか?濱田:はっきり言って、俳優というお仕事をさせてもらうなかで、長い間やっていても演じられるかどうかわからない貴重な機会だと思うんです。そういう役に選んでいただいたことが嬉しかったです。――役を演じる上で、これまでとの違いはありましたか?濱田:違いはそんなになかったです。撮影の時に台本を読み込んで、自分だったらと考えて、その感情で動くようにしてみたら、そんなに難しくはなかったですね。――仕草ひとつひとつが本当に女の子みたいでかわいかったです。濱田:僕が演じた真境名(まじきな)ナツキさんとは、撮影に入る前にお会いしました。髪をかき上げる仕草ひとつとっても自然で、歩き方も普通の女性より女性らしいんで、そこは意識しました。ただ、自分でお化粧するシーンは難しかったですね。メイクさんにビューラーの持ち方から教わったりして。女子ってこんなこと毎日してるんだって思うと…すごいですよね。尊敬します。――LGBTの問題に役として向き合ってみて、いかがでした?濱田:最初は、どこか暗いイメージを持っていたんですけれど、お会いした真境名さんがとても明るくてびっくりしました。たぶん周り…とくにお母さんに支えられているからなんでしょうね。その心の余裕が、あの明るさに繋がっているのかなと思いました。――そもそも、このお仕事を始めたきっかけは?濱田:祖母がエキストラの事務所に入っていて、2歳の頃にその事務所に僕を入れたのがきっかけです。――じゃあ、物心つかないうちから芸能界にいたわけですね。濱田:そうですね。いつの間にかこの世界にいて…。――覚えている一番古い記憶っていうと、どんなお仕事ですか?濱田:幼稚園の頃に、オロナミンCのCMに出させていただいたことです。当時、ウルトラマンが好きで、そのソフビ人形を持って現場に行っていたんですけれど、共演の上戸彩さんに「ウルトラマンが好きなんだねー」って頭を撫でてもらったことを覚えています。――注目度がぐっと上がったのは『龍馬伝』だったと思うのですが、当時、10歳の濱田さんには、どう見えていました?濱田:決まりました、って連絡をもらった時はパニックですよ。家族でテンションが上がって、その日はお寿司を食べに行ったのを覚えています。やっている間も、あの大河ドラマに出て、しかも福山さんの幼少期を自分がやっているのが不思議でした。ただ、撮影の記憶はあんまりないんです。とにかくセリフを言うのと、言われた通りに動くので精一杯で。――出演作を見て、家族から何か言われることはありますか?濱田:ちょっと前まではありましたけど、それも中学校の頃までで、最近はなくなりました。目の前で見られるのも恥ずかしいので、いまはいい距離感…かな(笑)。――友達に言われるのはどう?濱田:意外にうれしいです。ありがとう、っていう気持ちかな。最近は、いついつ出るから見てね、って言ったりします。――学校ではどんな生徒?濱田:そこそこうるさくて、休み時間にテンションが高い生徒ですね。――好きな教科はありますか?濱田:歴史が好きなので…。――そういえば、『三国志』が好きだとプロフィールにありました。濱田:父親が持っていた北方謙三さんの『三国志』を読んで興味が出て、中学の頃に図書室にある別の『三国志』も読んで比べたりもして…。――好きな武将は誰?濱田:無難ですけれど趙雲(戦に長けた武将として知られ、男らしく義理に厚い)です。劉備の息子の劉禅を体を張って守るんですけれど、そこがカッコよくて惚れました。――日本史には興味はないの?濱田:嫌いじゃないですが、いま興味があるのは神話です。きっかけは、ゲームなんですけど。いろんな神様が出てくるゲームがあって、名前を調べてくうちに、面白いなって思うようになって。――ゲームがお好きなんですね。濱田:大好きです。1日に3時間くらいやっちゃいます。休みの日とか、ごはんを食べる時間以外、ずっとやってる日もあるくらい。親はもう言っても無駄だと呆れてます。――ところで、モテますよね。濱田:いやいやいやいや…(ずっと手で否定し続ける)。普段はメガネで、髪の毛とかも全然いじらないので…というか、いじれないんです。お洒落とかに疎くて。――でも、学校に濱田龍臣がいる、ってなったら、教室まで見に来る女の子たちも多いのでは?濱田:それも入学して1~2日くらいです。一回見たら十分みたいで。――お洒落には興味はないの?濱田:(頭をひねって)うーん…どうすればいいのかわからないんですよ。お仕事でいい感じにしていただくんで、普段はまあいいかってなっちゃいます(笑)。もう、引きこもりみたいな風貌ですよ。――とはいえ、年齢的にもかっこいいって言われると、うれしい年頃ですよね?濱田:正直言うと、「かわいい」より「かっこいい」の方がうれしいですが、どういう形であれ、関心を持っていただいてるのはありがたいです。――ただ、注目されると、それはそれで普段大変だったり、面倒なこともありますよね。濱田:たまに家族でショッピングモールに行くんですけれど、気付かれて「あれ、濱田龍臣じゃない?」ってなることがあるんです。でも、「そんなはずないよ。こんなところにいるはずないよ」って言われたりして…。じゃあどこにいればいいんだ、って(笑)。◇はまだ・たつおみ2000年8月27日生まれ、千葉県出身。NHK大河ドラマ『龍馬伝』で注目を浴びる。おもな出演作品にドラマ・映画『怪物くん』、映画『HOME 愛しの座敷わらし』『きいろいゾウ』などがある。11月26日には出演映画『疾風ロンド』の公開も控えている。ブルゾン¥16,800Tシャツ¥5,500パンツ¥11,000(以上スーパーサンクス/バンプロTEL:03・6455・4131)リング¥10,000ブレスレット(4本セット)¥12,000(共にアティース/チャコールグリーン トーキョーTEL:03・5410・8186)シューズはスタイリスト私物◇濱田さんが出演する映画『ハイヒール革命!』は、9月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほかにて順次全国公開。現在、タレントとして活躍する真境名ナツキさんが、自身の性への違和感をいかに乗り越え、自分らしい生き方を手に入れたかを、本人や周囲へのインタビューと再現ドラマによって描き出す。※『anan』2016年9月14日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・赤間 幸ヘア&メイク・山本美紀インタビュー、文・望月リサ
2016年09月07日女優の上戸彩が3日、東京・有明の東京ビックサイトで行われた「第4回ウーマンオブザイヤー授賞式」に出席した。国際メディア企業UBMと一般社団法人日本ジュエリー協会が主催している同アワードは、ジュエリーのように輝く著名人を表彰するというもの。過去には米倉涼子、永作博美、石原さとみが受賞しており、4回目をとなる今年は上戸彩が選出された。その授賞式に、ネックスやブレスレット、ピアスなど総額3億円のアクセサリーを身に付けて登場した上戸。「いや~ビックリですね。私がこんなに素晴らしいアクセサリーを身に付けていいのかと…」と困惑するも、「もう今日だけ調子に乗りたいと思います。今日だけ調子に乗らせて下さい(笑)」とニンマリ。改めて身に付けたアクセサリーに「世界に一つだけしかない貴重なジュエリーなので、本当に有り難いと思っています」と感謝しながら「私にとってジュエリーはお守り的な感覚。10代の頃から指輪やピアスなどからパワーをもらっていました。今日は久々に立たせてもらっていますが、ジュエリーから自信をもらっています。"私よりもジュエリーを見て!"という感じですね」と受賞を喜んだ。その上戸は現在、女優は休業中。これまでの女優業を振り返って「節目節目で思い出のある作品があります。『金八先生』から『あずみ』、"スポ根"ドラマなど、なんでこんなに時間がない中で特訓が必要なのかと思いました」と当時の心境を明かしつつ「でも今はそれが糧になっています。あの時代があったから今があると自信を持っています」と感慨深げ。続けて「今後は今までにない役柄を演らせて欲しいですね。後戻りはしたくないので、新しい自分を見つけたいと思います。あとは映画がやりたいですね!」と復帰に意欲を見せていた。
2016年09月03日2014年に公開され大ヒットを記録したアンジェリーナ・ジョリー主演作『マレフィセント』が、7月8日(金)今夜放送の「金曜ロードSHOW!」に登場。今回が地上波初放送となる。本作はディズニー・クラシック・アニメーションの金字塔として世界中で愛され続けてきた「眠れる森の美女」を、ヒロイン・オーロラ姫ではなく彼女に“永遠の眠り”の呪いをかけた邪悪な妖精・マレフィセントの視点から描いた作品。『トゥームレイダー』や『ウォンテッド』、『チェンジリング』『ツーリスト』など数多くのヒット作を持つアンジェリーナが演じるマレフィセントの完成度の高さは公開当時評判を呼び、彼女の新たな代表作のひとつになった。またブラッド・ピットの間に生まれた愛娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットが幼少期のオーロラ姫役で出演、その“親子共演”にも注目が集まった。妖精の国・ムーアで育った可憐な妖精・マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)は、敵対している人間の国の青年・ステファン(シャールト・コプリー)と恋に落ちるが、野心にあふれたステファンの心はいつしかマレフィセントから離れていく。その後人間と妖精の戦いが再燃、人間の国の王は「マレフィセントを殺した者を娘と結婚させる」というおふれをだす。それを知ったステファンは久しぶりにマレフィセントのもとを訪ね、彼女を騙しトレードマークである大きな翼を奪い去る。ステファンは「マレフィセントを殺した証拠」として王に翼を渡し計画通り王座を手に入れる。ステファンの裏切りを知ったマレフィセントは絶望し、悲しみと憎しみから豹変。そしてステファンと王妃の間に美しい姫・オーロラが誕生すると、復讐に駆られたマレフィセントはオーロラに「16歳の誕生日に糸車の針で指を刺して永遠の眠りにつき、真実の愛のキスだけがその眠りを覚ますことができる」という“呪い”をかける。呪いを恐れた王の命により、オーロラ姫は妖精たちの手により森の奥でひそかに育てられるが…というストーリー。日本語版ではオーロラ姫の少女時代を演じるエル・ファニングの吹き替えを上戸彩が担当しているほか、福田彩乃がノットグラス、フィリットル、シスルウィットという3人の妖精役をひとりで演じ分けたことも話題となった。金曜ロードSHOW!『マレフィセント』は7月8日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月08日女優の松岡茉優が4日、都内で行われた2016年度「納豆クイーン」表彰式に出席した。2002年より行われている全国納豆協同組合連合会主催の同イベントは、毎年7月10日の"納豆の日"をPRすることを目的に、健康的で納豆好きな著名人を「納豆クイーン」として選出。歴代クイーンには初代の菊川怜をはじめ、和田アキ子や上戸彩、吉田羊などが選ばれている。今年の納豆クイーンには、女優の松岡茉優を選出。撮影現場にもパックの納豆を持参するほど納豆好きだという松岡は「"クイーン"という響きは女の子みんなが憧れるし、それも納豆のクイーンで本当にうれしいです。これから1年間広めていきたいです」と満足げで、「幼稚園の頃に祖母が作ってくれた揚げ納豆を食べてから納豆が好きになりました。餃子の皮に納豆を包んで揚げるだけなんですが、パリっとした食感と納豆がとても合うんです」と納豆エピソードも明かした。その松岡は、現在放送しているNHK総合のドラマ『水族館ガール』で主人公を務めているほか、大河ドラマ『真田丸』にも出演するなど、多忙を極めているが、「今年の上半期はあっという間でしたね。今年は特にそう思いました。『水族館ガール』で主演を初めてやらせてもらい、1時間ドラマの真ん中にいることは本当に光栄で責任感もあるし、駆け抜けた半年でした」と振り返り、「やっと今までやってきたことが血肉になってきました。これからも地に足をつけて毎日の仕事を大事にしていきたいです。納豆のように芸能界を粘り強く生き抜きたいですね」とや意欲を見せていた。
2016年07月04日二階堂ふみとのW主演作『ふきげんな過去』の公開を控える小泉今日子をはじめ、“月9”ドラマで山崎賢人ら最旬イケメンと四角関係を繰り広げる桐谷美玲、主演ドラマ「家売るオンナ」がスタートする北川景子、さらに新垣結衣、上戸彩、すみれ、藤井夏恋&萩花姉妹(E-girls)、森高千里、ローラと、10人もの日本を代表する女優&アーティストたちが出演して話題を呼んだコーセーの70周年記念CM「Tokyo Seven Days」。演出を務めたのは、『青いパパイヤの香り』でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)などを受賞した、『夏至』『ノルウェイの森』などで知られるベトナム出身、パリ育ちのトラン・アン・ユン監督。気鋭監督の手により、まさに“美の競演”にふさわしい華々しいCMとなったが、いま、それぞれに個性を放つ日本の有名映画監督も最旬俳優たちとタッグを組んでいる。まずは、今年『ヒーローマニア-生活-』『デスノート Light up the NEW world』に主演、『クリーピー 偽りの隣人』にも出演する東出昌大。先日、プライベートでも妻で女優の杏が双子の女児を出産、パパになったばかりの東出さんは、丸美屋「麻婆豆腐の素」のCMで父親役を演じている。タッグを組むのは、生田斗真がトランスジェンダーの女性、桐谷健太がその恋人を演じる最新作『彼らが本気で編むときは、』が控える荻上直子監督だ。『かもめ食堂』をはじめ、独特の世界観で女性層を中心に支持を集める荻上監督。南カリフォルニア大学大学院で映画製作を学び、デビュー作『バーバー吉野』はベルリン国際映画祭児童映画部門で特別賞を受賞。『めがね』は同映画祭パノラマ部門ザルツゲーバー賞を受賞し、『レンタネコ』も同じくパノラマ部門に正式出品された。『かもめ食堂』はフィンランドが舞台となり、『トイレット』は全編英語のカナダロケで、主演のもたいまさこ以外はカナダ人キャストで撮影を行ったという国際派。東出さんが3歳と5歳の女の子のパパ役に扮するCM「父親になったボク」篇では、自転車で保育園に向かうシーンやスーパーで買い物をするシーン、エプロン姿で調理をするシーンなどが登場。東出さん自ら、豆腐に包丁を入れるカットもこなしている。荻上監督の映画といえば、調理のシーンや料理はもちろん、食卓を囲む人々を印象的に映し出してきただけに、本CMでも家族の団らんから東出さんの自然体の魅力を引き出している。また、東出さんと『デスノート』で共演するほか、『二重生活』『セトウツミ』など話題作が続く、au「三太郎」シリーズの“鬼ちゃん”でもお馴染みの菅田将暉は、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」のピエール瀧と「吉野家」のWEB限定CMに登場している。2人が演じるのは、昭和34年に築地で創業した吉野家一号店を切り盛りする店員と店主。タッグを組むのは、本CMの舞台さながらの『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや、大ヒット作『永遠の0』『STAND BY ME ドラえもん』などを手がけてきた日本アカデミー賞受賞の山崎貴監督だ。しかも、脚本は「勇者ヨシヒコ」シリーズ、『HK/変態仮面』シリーズの福田雄一であることを、菅田さん自らTwitterで告白。菅田さんとは映画『明烏 あけがらす』や「情熱大陸」に続き、9月からはAmazonプライム・ビデオで配信されるドラマ「宇宙の仕事」でも組むとあって、息もぴったり(?)といったところ。WEB限定ではあるもの、当時の築地市場の一角を再現したセット、美術、衣装、メイクなど、細部までかなりこだわり抜かれており、菅田さんは自らを「おいら」と呼び、威勢もいいが調子もいい店員・しゅうじを熱演。店主・松田栄吉役のピエールさんから、毎回お約束のようなツッコミが入りつつも、昭和のギャグ「どうもすいません」で返していく。実は“隠れ昭和フェイス”(!)という菅田さんや、朝ドラの“森田屋ロス”の人にはうれしい“大将”のようなピエールさん、“マドンナ” の石橋杏奈、常連客の中村倫也まで、山崎監督は「昭和顔」キャストをそろえたそうで、牛丼とともに「昭和」がかおるCMシリーズとなっている。さらに、NHK大河ドラマ「真田丸」で、堺雅人演じる主人公・真田信繁の幼なじみにして生涯寄り添うパートナー、きり役が話題となっている長澤まさみと、同じく信繁の母役の高畑淳子は、キンチョー「虫コナーズ」のCMに出演中。タッグを組むのは、長澤さんも助演女優賞を獲得した『海街diary』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞、続く『海よりもまだ深く』が本年度カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された是枝裕和監督だ。しかも、撮影には瀧本幹也、照明には藤井稔恭といった日本アカデミー賞各部門を制覇した『海街』の強力メンバーがスタッフとして再結集する。まさに『海街』を彷彿とさせる夏の縁側を舞台に、長澤さんと高畑さんの息の合ったコミカルな掛け合いが笑いを誘うこのCM。2人ともなぜか関西弁なのも新鮮で、「だださがり」を説明する際、高畑さんの息子らしき人物が帰宅すると、ちょっと気になるそぶりを見せる長澤さんなどもキュート。まるで映画の一コマのようでありながら、日常のドラマを短い時間の中に凝縮した有名監督が手がけるCMの数々。その一端を覗いてみては?(text:cinemacafe.net)
2016年06月26日9月より放送されるドラマ10「運命に、似た恋」(NHK)の制作が本日発表され、北川悦吏子が初めてNHKにおいて脚本を執筆し、斎藤工と原田知世による“大人の純愛物語”を描く。原田さん演じるカスミは離婚歴ある高校生の息子のシングルマザー。富裕層むけの配達クリーニング店で懸命に働き、なんとか生計を立てている。ある日、配達先で斎藤さん演じるデザイナーのユーリと出会う。小物から家具、カフェの内装に至るまで、あらゆるもののデザインを手がけ、その世界では若手No.1と目される存在だ。彼はなぜかカスミに馴れ馴れしくちょっかいを出してくる。カスミは当初は警戒していたものの、やがて彼の純粋さに惹かれていくのだった。しかしユーリには謎めいた部分が多かった。彼はすでにマホ(小西真奈美)という女性と関係をもっており、師匠である得快適デザイナー・深見(奥田瑛二)に対してはなぜか絶対服従だった。ある日カスミは、ユーリが自分にとっての“運命の人”だったと気づく。それは、カスミがいまも心のよりどころにしている、大切な記憶に関わることだった…。本作のキャスト陣には、原田さん、斎藤さんを始め、小西真奈美、奥田瑛二、大後寿々花、小市慢太郎らが脇を固めている。2014年に放送され社会現象にもなったドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」でも、上戸彩演じる人妻との不倫に走る高校教師を演じてブレイクした斎藤さん。今回は、シングルマザーを虜にする男を演じることとなったが、斎藤さんの持つセクシーさとミステリアスな魅力をもって、原田さんとどのように絡んでいくのか楽しみなところ。脚本は、90年代から「あすなろ白書」「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」、2000年以降も「ビューティフルライフ」「空から降る一億の星」「オレンジデイズ」など、数々の恋愛ドラマにおいて大ヒット作を手がけてきた北川氏。今作で初めてNHKで放送の作品を執筆することとなった。「『運命に、似た恋』第6回を書いているいま現在、お風呂から上がったところで涙が溢れた。バラバラと。ドラマの登場人物たち。みな、いたいけ、か、痛いか、どっちかだ。あからさまに、幸せな人は、ひとりもいない。そんな彼、彼女らの苦しみや悲しみに、心を持ってかれたか、お風呂上りに、涙が。久しぶりの長いドラマです。そして、初NHKです。NHK!視聴者のみなさま!よろしくお願いします」と意気込みを語っている。ドラマ10「運命に、似た恋」は、9月23日(金)より毎週金曜日22時~NHK総合にて放送(全8回)。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日●虫関連の仕事はノーギャラも覚悟カブトムシゆかり(27)の過去を知り、胸が締めつけられる思いだった。不動産会社に勤務する傍ら、"カブトムシゆかり"のハンドルネームでブログ「虫とYシャツと私」を更新。その内容が業界関係者の目にとまり、フリーの活動を経て2012年、上戸彩、武井咲ら人気女優を多数かかえるオスカープロモーションに所属した。現在は、タレント活動のほか、虫の魅力を伝えるために子ども向けの「昆虫教室」なども開いている。昆虫を愛する父と園芸が趣味の母。自宅の庭に集まる虫たちと触れ合う中、虫への興味は愛情へと変わり、同時に命の尊さも知る。3歳のころ、父に連れて行ってもらった那須高原で何事にも動じないカブトムシに一目惚れ。19歳の時、メールアドレスに"kabutomushi"と入っていたことに気づいた友人から48匹ものカブトムシを譲り受け、本格的に飼育方法を研究しはじめた。これまで数百匹を羽化させてきたという。5月16日に発売された初の著書『カブトムシゆかりの虫活! -虫と私の◯◯な生活-』(文一総合出版)には、飼育方法の解説、ランキング形式での虫紹介、散歩日記など"虫愛"がほとばしっている。しかし、128ページのうち約60ページにわたってつづられているのが「自己紹介」だった。芸能界では「本当に虫好きなの?」「ビジネス?」のように辛辣な言葉を浴び、飼っていた虫を番組収録でぞんざいに扱われて死んでしまったこともあったらしい。個性的な"キャラクター"が華々しくデビューを飾っては、ひっそりと消えていく芸能界。この業界に多少なりとも関わる仕事に就くと、夢と現実のシビアなサイクルを知りつつ、エンターテイメントの渦の中で知らず知らずのうちに麻痺してしまっている自分にふと気づく。無類の虫好きを公言するカブトムシゆかりをテレビ番組で見た時、「また変わった人が出てきた」「こういう路線で売っていくのか」というのが正直な印象だった。本人のことを知ろうとしないままの思い込み。恥ずかしい限りである。謝罪の思いがあることを伝え、今回のインタビューはスタートした。○大人になると虫が苦手になる原因とは?―――はじめまして。興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。本のお話を頂いたのは2年前。私の中では勝負の時期というか、虫だけではなくて野球中継レポーターをやったり、いろいろな活動をしながら「スタートダッシュ」していた頃でした。この世界に入ったのは2012年。その前からやっていたブログのハンドルネームが「カブトムシゆかり」だったので、私にとって「芸名」という感覚はないんです。ブログのハンドルネームを「カブトムシゆかり」としたのは2011年ごろ、それまでは本名でやっていました。―――「カブトムシと結婚する」という思いが込められたお名前だと聞いています。ブログをさかのぼって拝見したところ、2011年ごろにはすでに今の衣装が完成していて驚きました。これはハロウィーン用のコスプレ衣装(笑)。海外の通販で買っています。2011年だと、OLをやっていた頃ですね。この衣装で今の事務所のオーディションを受けて、スタッフさんにきょとんとされました(笑)。モデル部門に行ったら「いらない」と言われて、女優部門に行っても「いらない」。バラエティ部門で受け入れてくれたんですが、「いるだけだよ」と言われたのを覚えています(笑)。――ブログをきっかけに声が掛かったんですよね?最初に声をかけていただいたのは女性イベンターの方で、「虫のお姉さん」としての出演オファーでした。それ以来、土日に開催されているイベントのみですが、「カブトムシゆかり」としての活動がはじまって、ブログ読者の方も増えていきます。オスカープロモーションにたどりつくまでには、そんな経緯がありました。――本を読んでまず思ったのが、家庭環境がすばらしいなと。ご自宅のお庭にはたくさんの植物と虫。そして何よりも、ご家族も生き物を愛していらっしゃる。実家住まいだからこそできたことがたくさんあります。お母さんは生き物好きで、お父さんは虫好き。それでもリビングで放し飼いをすることは反対されましたが(笑)。幼い頃、よくセミとかを捕ってきてくれました。東京生まれ東京育ちですが、いつも近くに虫がいるような家庭でした。――そういった環境があったからこそ、虫への愛に目覚めたわけですね。お姉さんもいらっしゃいましたよね。お姉ちゃんは虫がすごく嫌いだったんですけど、今飼っている海外のカブトムシは唯一「かわいい」と言ってくれています(笑)。ほかの虫は全くダメなんですが、私が地方の仕事で東京を離れる時は、カブトムシのお世話をお願いしています。お小遣いというか、ペットホテルのような感じでお金を渡して(笑)。――同じ環境で育ったのに好みは真逆。不思議ですよね。お姉ちゃんは小さい頃は大丈夫だったんですけど、大人になってダメに。そういう方、多いですよね。――まさに私です……。なぜ変わってしまうんですかね。子どもたちと昆虫採集をしている時に感じたんですが、子どもは虫に対して「これだけの力を入れると死んでしまう」という恐れがないんです。「殺してしまう」という限度が分からない。大人はその「怖さ」を知っています。そういう命の尊さを知っているから触れることも徐々に減って……。そもそも「6本足が苦手」みたいにビジュアル面で悪い印象を抱いている人もいますよね(笑)。カブトムシが服にしがみついたとき、大人は「足が取れるかも」と気をつけますが、子どもは勢いよく引っ張っちゃう。成長していく上で、たぶん最初に軽はずみに扱う命が「虫」だと思います。逆にそこを経験していないまま大人になると、残酷な事件とかにつながってしまうのかなとか……。ゲームにはゲームの魅力や長所がありますけど、外に出て自然と触れ合うことも大切だと思います。――「カブトムシ教室」などで子どもと接しているからこその正直な意見ですね。地方の子は虫の知識にも詳しい印象です。蝉の鳴き声もミンミンゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ、それぞれ違いを分かっている子が多い。でも、都会に住んでいるとそこまで敏感になれませんよね。日常に自然があるような環境だと、蝉の鳴き声も「BGM」になるんじゃないかと思います。――カブトムシゆかりさんは、そのような「地方と都会の差」を埋めるような存在なのでは?そうなりたいと思って活動しています(笑)。都内でも昆虫採集ツアーをやったりしているんですけど、『ムシキング』が流行っていた頃は、ライト層の子がたくさん来てくれていました。でも、今来てくれるのはガッツリ虫にハマっている子。私なんかより種類を知っている子もいます。ライト層を取り込むためには、『ムシキング』のような存在も必要なんだと思います。フリーの時代は、この格好のままで現地解散になることもあって、イベント会場に着替える場所がない時はトイレで着替えたこともありました。おかげさまで最近は虫関連のお仕事をいただくようになったんですが、夏場に集中し、冬場は少なくなります。そんな時、8割はギャンブルのお仕事(笑)。パチンコ、パチスロの番組を4~5本やらせていただいています。――だから第2検索ワードで「パチンコ」と出るわけですね(笑)。はい(笑)。「虫とパチンコの二毛作」と開き直っています。「タレントとしてどうなりたいか」ではなくて、夏の「虫」に向けて、パチンコ番組を一生懸命やるスタイル。虫業界は本当に儲からないんです。「夏は稼ぎ時」と受け取る方もいるんですが、夏こそ大赤字。業界自体に予算が少なく、中にはノーギャラで参加させていただいているお仕事もあります。ギャラが少なくても虫のお仕事だったら行く。そう心に決めているんです。昆虫教室の時は虫のフィギュアを配ることもありますし、衣装も含めて自腹でやっています。お金が目的じゃないのに、忙しくしていると「たくさん稼いでいる」と思われてしまうのでちょっと複雑です。だからこそ、私の中では大切な「二毛作」(笑)。――すべては虫のために。はい。虫市場の底上げにつながればいいなと思って、日々活動しています。昆虫に興味を持つ人が増えれば、虫カゴなどの道具が売れて、養殖場も潤う。さらに人気が高まって、高額で入手困難な海外の虫も流通がさかんになればいいな……と。そこが盛り上がると私自身も楽しいので頑張っているんですけど、私一人だと力不足で……結果的にヌルヌル活動になってしまった4年間だったと思います。でも、ライバルがいないという強みはあります(笑)。●「虫好きもキャラでしょ」と突っ込ませる演出――虫は「男の子」のイメージが強いので、女の子向けに虫カゴなどのプロデュースもしたいそうですね。虫カゴのプロデュースはお話もいただくんですが、ピンクのような女の子向けのカラーリングは、需要が多い緑よりもお金が掛かってしまいます。しかも作ったとしてもどれだけ売れるかの予測がまだできない。「虫活女子」みたいな盛り上がりがあればいいんですけどね。――すでにプロデュースもしている哀川翔さんはやはり別格ですか(笑)。人としてのブランド力も重要ですよね(笑)。カブトムシといえば、哀川翔さん。芸能界に入る前、翔さんが海外にカブトムシを捕りに行っている番組があって、それが本当に本当に大好きで。芸能界入りには迷いがあったんですけど、その番組のようなことができるかもしれないということを周囲の人から言われて、決心がつきました。――2014年8月に放送されたNHK『ダーウィンが来た! ~生きもの新伝説~』ではコスタリカに。念願が叶いましたね。本の中でも、写真付きでロケ時のエピソードなどが書かれていました。そうなんです!――しかし、大きな問題が。飛行機が大の苦手らしいですね。私と同じです(笑)。本当にダメなんです。初めての海外がコスタリカってすごいですよね(笑)。23時間乗ってトイレで吐き続け、到着した朝の6時からそのままロケスタート(笑)。4泊分の撮影だったんですが、初日だけ顔色が違うので映像のつながりが変なんです(笑)。「虫好きならボリビアとかニューギニアとか行かないと」と言われるんですけど飛行機が苦手なので……。だいぶ平気にはなりましたが、極力陸路で! 北海道新幹線も開通しました(笑)。他の国にも行ってみたいですけど、日本も虫の宝庫なんですよ! 北から南まで縦長の国なので、気温差があるからさまざまな種類の虫が生息しやすい。日本で新種を発見したいと思っていたんですけど、やっぱりかわいそうで標本はできなくて……。虫の足を広げてお腹にピンを刺す「展足(てんそく)」をしないと、虫の体の微妙な違いに気づかない。そもそも私みたいな人が新種を発見するのは、すごく難しいんです。チョウチョは羽ばたかせれば羽ばたかせるほど、鱗粉(りんぷん)が落ちてしまう。本当にきれいな標本を作りたいのなら、蛹(さなぎ)から出たところを使わないといけない。それはちょっと私にはできません。コスタリカですごくかわいい羽虫の新種を発見したんですけど、申請するとその後はノータッチ。私は自然の中での元気な姿しか見ていません。申請すると標本になるので……私に見つからなければ幸せに暮らしていたんじゃないかと思うと、踏み込めなくなってしまいます。○"虫好き女子"に対する周囲の反応――本の前半部分で書かれていた「虫か女子か」がすごくリアルでした。虫への愛情はあるものの、周囲には理解されないため異性に距離をとられてしまう。その揺れ動く乙女心がすごく伝わりました。今でも悩んでいます(笑)。――そういう葛藤が原因で中学時代は「ギャル」の道に。その当時、虫好きのご両親はどのような反応だったんですか?家では変わらず、虫と触れ合って楽しんでいました。ただ、プライベートと分けていて、なかなか理解されないので、友達の前では出さないようにしていました。小学校の頃に好きな男の子にダンゴムシをプレゼントしたら、「いじめ」として受け取られて先生から怒られたこともありました。――そういう過去もあって、虫を好きになる人を一人でも増やしていきたいわけですね。虫を好きになることによって、男の人に嫌われるかもしれないという不安は常にあります。今もこうして背中に羽生えていますから(笑)、大丈夫かなって。23歳でデビューして2年ぐらいでこのスタイルをやめようと思っていたんですが、気づけば27歳。昆虫教室とかをやると私と同い年のお母さんもいらっしゃるので……なんというか……変な感じというか。そういう変なモードになってしまう時があります(笑)。――一度は一般企業に入って、その後、芸能界入り。周囲の反応は?親には「芸能関係のマネジメント」としか伝えていなかったので、テレビで私を見た時は引いてました(笑)。お父さんは反対していましたし、OLの友だちは23歳で芸能界入りすることを心配してくれました。――お父さんに理解されるようになったのは、いつごろから?どうなんでしょうか。あまり、理解されていないように思います。やっぱり、テレビでネタにされる私を見るのが嫌みたいで(笑)。――芸能界デビュー時は、どうしても外見上のことや、売り方などの戦略性に目がいきがち。最近は虫好きが「キャラ」ではないことがようやく浸透してきたのでは?そうですね、最近は本当にやりたいことしかやってないのでありがたいです。2014年はテレビには出られていましたが、女優やMCのレッスンもあって、私のやりたいこととずれていました。野球のお仕事は好きだったんですけど……そこまで虫への愛情がないのに「虫好きのふり」をされるのが嫌なのと同じなように、野球好きの方からそう思われているんじゃないのかなとか、そういうプレッシャーみたいなものは常にありました。好きなことだけをやりたいという思いはありましたが、事務所に所属させてもらう以上、しょうがないことなんだと言い聞かせていました。テレビ番組に出演させていただく時にもおバカキャラを求められることが多かったので頑張ってはみるんですけど、それは周囲から「虫好きもキャラでしょ」と突っ込ませるための計算された展開だったり……。とても悩んだ時期もありましたけど、今はもう、一周まわったような気がします(笑)。私のように"色物"とされる方々と番組でご一緒させていただく機会も増えるんですが、時が経つにつれて一人また一人といなくなっていくのも現実でした。本当に好きだという情熱みたいなものがないかぎり生き残れないし、必要とされなくなる世界なんだなと思います。――厳しい世界でここまでたどりつけたのは忍耐力?どうなんでしょう。やりたくないことを断りすぎて、マネージャーに「せっかく取ってきた仕事をやりたくないの?」と怒られたことも(笑)。「タレントとして売れたい」という願望がないままこの世界に入ったので、会社もどう扱っていいのか分からなかったと思います。みんなが喜ぶ仕事を取ってきても私は喜ばない(笑)。――やりたくないことをやったことで、今まで以上に虫への愛情に気づくことができたとは言えませんか?そうですね。やってよかったと思います。私が好きなことは、いろいろなことをやればやるほどブレてしまう。仕事の幅を広げて頑張って、「虫」に戻ってきたときに「迷走している」と思われそうで。だから、私は「虫」と「パチンコ」をひたすら頑張っています。――二毛作ですね(笑)。何かをステップにして、目指すべき方向を歩んでいる芸能人もいる中、すでに名前が「カブトムシゆかり」ですからね。背負っているものが違う(笑)。そうですね(笑)。名前を変えるつもりはありません。時々、この衣装をやめようかなと思うこともありますが、イベントで羽が生えていないと気合が入らない(笑)。このスタイルは私にとっての正装なんですが、パチンコ番組では絶対に羽を生やさないという変なプライドがあります(笑)。子どもの前でも使う衣装だから、大人の娯楽の場では控えようと思って。お店によっては「なんで羽生えてないの?」「何しに来たの?」と言われることもあります。――そんな二毛作が実り、憧れの哀川翔さんとも番組共演が実現しましたね(2015年BSフジ『哀川翔のオトナ倶楽部』)。テレビで見ていた憧れの方と一緒にお仕事ができるのは本当に幸せなことだなと思いました。お会いすると、ひたすら虫の話。養殖場の方が解説してくださるところを、哀川さんがかぶせて全部言っちゃうとか(笑)。●ジュニアアイドル時代のトラウマ――さすが哀川さんですね(笑)。根気強く続けてきたことが、こうして人とのつながりにも生きてくるんですね。そうですね。『情熱大陸』に出るような先生方とか、『ファーブル昆虫記』の翻訳をされている先生とかも仲良くさせていただいています。一緒に虫を捕りに行ったり、お酒を飲みに連れて行ってくださったり。「この虫がなぜこの形なのか分かる?」みたいに哲学的なことについてマンツーマンでご指導いただくこともあって、とても幸せな時間を過ごさせていただいています。最近すごく思うのは、夢が叶いすぎちゃって……。――哀川さんに会い、そして本も発売(笑)。そうなんですよ(笑)! ここまで叶ってしまったらこの先何をしたら良いのか分からなくて。だから、パチンコ打ちながら「これからどうしようかな……」みたいなことをいつも考えています(笑)。ライバルがいなくて寂しいですし、競う相手もいなければ。羽が生えてる私が結婚できるのかなとか。そういう不安はあります(笑)。○「虫のお姉さん」のこれから――本が出るまで2年かかりましたが、一番何に時間をかけたんですか。写真です。あとは本に書いた虫の生態が本当に合っているのかを先生に確かめに行ったり。でも、編集の方が「時間がかかってもいいので、良い物を作りましょう」と言ってくださって。当時、3社ほどお話をいただいていたのですが、1社はブログ本として「早く出しましょう」と。もう1社は「どんなものを作りたいですか?」という丸投げな感じ。お話していると「虫、ダメなんですよね」と言う方もいました(笑)。今回出していただいた文一総合出版さんは、虫関連の本をたくさん買わせていただいた出版社さんでもあったので。――「虫のアイドル」から「虫のお姉さん」へ。そして、本の中では「ハンミョウの成虫」が将来の夢と書いてありました。進化の過程ともとれますね。もはやカブトムシじゃない(笑)。最初、"虫ドル"のように「アイドル」と呼ばれることには、劣等感というか、申し訳ない気持ちがあって。「アイドル」と呼ばれるからには、歌で人を喜ばせたり、ファン対応をしっかりしたりした上で呼ばれる資格があると思います。――でも、ジュニアアイドルを経験していたんですよね?小6から中1くらいまで、虫捕りに夢中であまり学校に行ってない時期がありました。お母さんはそのことを知らなくて、私が学校に行くふりをして行かないから悩んだ末、自己啓発を目的に私を児童劇団に入れました。ジュニアアイドルとしてテレビ出演が決まったりしましたが、私はどうしてもスクール水着が着たくなくて中1の時に現場に行かなかったことがありました。――それがギャル時代につながる?ギャル時代はそういうことよりも、人間関係の問題だったというか。――ギャル時代を経て気づいた「虫によって人間が形成されていた」。説得力がある文章でした。そうですね。だから、中学の自分は優しくなかったんだと思います。――いまは虫のお姉さん。夢が達成されたとおっしゃっていましたけど、さてこれからはどうしましょう。『ガルパン』みたいに、虫アニメのブームがくればいいな! 「美少女×虫」のアニメ。これは呼びかけ続けています! あとは「CR虫物語」。――可能性が広がり続ける二毛作(笑)。はい(笑)。カブトムシの背中がパカっと開いてパールフラッシュ! みたいな(笑)。あとは魚群ならぬ虫群演出も! 7図柄はヘラクレスです。そういう妄想はしてるんですけど、なかなか(笑)。パチンコ台はホールに出るまでに2年くらいかかるそうですし……。――なんというか、こうしてお話をしていると何とかなるような気がします。よかったです(笑)。――さて、愛情たっぷりの本に仕上がりました。最後の1つだけ。「はじめに」と「おわりに」にお姉さんのイラストが挿絵として使われています。ここにはどういう思いが?小さい頃から一緒に虫を捕っていました。私の一番の理解者ですし、虫の世話もしてもらっているので。それから、本にはお母さんお手製の"虫"バースデーケーキを載せているので、お姉ちゃんも入れたかったんです。一家の思い出として(笑)。――あれ? お父さんは……?あっ(笑)!■プロフィールカブトムシゆかり1989年1月26日生まれ。東京都出身。不動産会社に勤務後、フリーのタレント活動を経て2011年に芸能界入り。フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』にレギュラー出演中。「虫のお姉さん」として子供向けの虫教室などを開き、精力的に虫の普及活動を行っている。
2016年06月10日公開中の映画『ズートピア』の大ヒット御礼舞台あいさつが10日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語版声優を務めた上戸彩、森川智之が出席した。ディズニーの最新作となる本作は、動物たちが人間のように暮らす楽園"ズートピア"を舞台にした物語。全米では3月4日に公開され、ディズニー・アニメーション史上ナンバー1のオープニング興収を記録するなど、『ズートピア』旋風が巻き起こっている。日本でも4月23日から全国公開。初日から3週間で興行収入30億円、観客動員数250万人突破するなど大ヒットを記録している。上戸は「最初このお話をいただいた時は、可愛らしいウサギちゃんだ~という思いで受けたんですが、作品自体は本当に内容が濃くて、いろんなことを教わりました。皆さんの心にも届いたらと思っています」とあいさつ。周囲の反応としては「4DX(体感型映画上映システム)がめちゃくちゃ面白いらしいですよ! 風が来たり椅子が動いたりして、スピード感も楽しめるみたいです」とアピールした。人気声優の森川が担当したアカギツネのニックがSNSなどで人気を呼んでいるが、ニックについて上戸は「詐欺師で、私というかジュディに捕まえられるんですけど、本当はジュディが転がさなければいけないのに、いつの間にか私が転がされているみたいで心を奪われている感じですね」と演じたジュディの心を代弁。また、アフレコの時は会わなかったという森川を「SNSで"上戸彩"と調べると"森川Love"ってあるんです。森川さんってどんな人なのかと思って画像検索やウィキペディア、アメブロで調べちゃいました。今日も朝から画像検索です(笑)」と明かすと、当の森川から「会わなきゃ良かったって思っていません?」と返されるも「全然思わないですよ~!」と返して森川を喜ばせていた。
2016年05月10日ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア』の大ヒット御礼舞台あいさつが5月10日に、都内で行われ、日本語版キャストとして主人公・ジュディ役を務める女優の上戸彩、その相棒で詐欺師のキツネ・ニックを演じる声優の森川智之が登壇した。その他の写真ハイテク文明の粋を集めた動物たちの“理想の楽園”ズートピアを舞台に、夢を信じる新米ウサギ警官のジュディが、夢を忘れたキツネの詐欺師と協力し合い、動物誘拐事件を捜査する冒険ファンタジー。先日発表された全国映画動員ランキングでは、『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』を抜いて公開3週目で初めて首位に。すでに興収は30億円を突破しており、上戸は「鳥肌ですね」とヒットに喜びを示していた。ヒットの原動力となっているSNSには、女性を中心に“ニック人気”が高まっており、森川は「そうですか、旋風巻き起こしましたかっ!」と誇らしげ。女性の支持には「逆に(理由を)聞きたいです。だって詐欺師だよ?」と半信半疑の様子だったが、上戸から「キュンキュンしまくりですよ。いつの間にか心奪われてしまう」と絶賛されると、「ディズニー作品にしては、結構大人っぽいキャラクターなので、ご覧になる方と距離が出ちゃうかなと不安だった」と安堵の表情を浮かべた。そんな森川は封切り後、劇場に足を運んだといい「見終わったお客様が、ニックのグッズを買ってくれるかなと観察していた」とニックに強い思い入れ。上戸は「今日、森川さんにお会いできるということで、ブログを見たり、画像検索したり、結構調べちゃいました」と人気声優の森川に興味津々だった。『ズートピア』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年05月10日公開3週目にして週末興行ランキングで1位を獲得したディズニー最新作『ズートピア』のヒット御礼舞台挨拶が5月10日(火)、都内で行われ、日本語吹き替えキャストの上戸彩(ジュディ役)、声優の森川智之(ニック役)が登壇した。動物たちが人間のように暮らすハイテク都市「ズートピア」を舞台に、ウサギの新米刑事・ジュディと、キツネの詐欺師・ニックがタッグを組んで、続発する動物失踪事件の謎を追いかける。ウォルト・ディズニー・ジャパンによると、昨日5月9日時点で興収約30億円を突破しており、大型連休後のさらなるヒットに期待がかかっている。現在、SNSを中心に絶賛コメントが絶えない本作。特に森川さん演じるニックに対し、女性ファンから「イケメン!」「かっこいい」の声が集まっているといい、当の森川さんは「逆に(理由を)聞きたい」と驚きの表情。一方、上戸さんは「キュンキュンしまくりですよ。すっかり心を奪われている」と女子目線で瞳キラキラ。さらに「今日お会いできるということで、どんな方なんだろうとブログを見たり、画像検索したり、結構調べちゃいました」とすっかり興味津々だった。これには森川さんも「旋風、巻き起こしましたかっ!」とご満悦で、「実は最初は、ディズニー作品にしては結構大人っぽいキャラクターなので、お客様と距離ができちゃうかなと不安もあった」と本音も。上映中の映画館にも足を運んだといい、「見終わったお客さんが、ニックのグッズを買ってくれるかなと観察していた」とキャラクターへの深い思い入れを示していた。『ズートピア』は全国公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日全国公開中のディズニー最新作『ズートピア』で主人公・ジュディの声を担当している上戸彩が、27日(水)今夜放送の「TOKIOカケル」にゲスト出演する。「TOKIOカケル」はTOKIOメンバーの5人が、毎回ゲストを迎えてさまざまなゲームやトークを展開するバラエティー。ゲストとTOKIOの5人による大人の駆け引きを使った“心理戦”も見どころだ。今回上戸さんは番組の名物企画ともいえる“生まれて初めて聞かれました”に挑戦することに。上戸さんが今まで聞かれたことがないであろう質問をTOKIOメンバーが考案。それを記入したカードを上戸さんに引いてもらい、その質問に答えてもらうというもので、これまでも挑戦したゲストの意外な素顔が引き出されてきた。今回も上戸さんのどんな一面が垣間見られることになるのか。その結果は放送をお楽しみに。上戸さんが声優を務めた映画『ズートピア』は、動物たちが人間のように暮らすハイテク都市・ズートピアを舞台に、上戸さん演じるウサギの新米刑事・ジュディとキツネの詐欺師・ニックがタッグを組んで、続発する動物失踪事件の謎を追いかける…というストーリーが展開。上戸さんのほか高橋茂雄(サバンナ)が声優として参加。さらに全世界で5種類存在するご当地キャラクター・タヌキのマイケル・狸山役を芋洗坂係長が担当。主題歌「トライ・エヴリシング」をDream Amiが歌うこともあり公開前から大きな話題を呼んでいた。先行して公開された全米ではディズニー・アニメーション史上No.1となるオープニング興収を記録、さらに異例の3週連続首位を獲得する人気となり、国内でも全国465スクリーンで公開され、23日の公開後2日間の興行収入が4億4580万4,900円、動員数は32万9,513人を記録して大ヒットスタートとなっている。「TOKIOカケル」は27日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年04月27日ディズニーが贈る、最高にユニークな動物たちの“楽園”を舞台にした感動のファンタジー・アドベンチャー『ズートピア』。世界で賞賛の声が相次ぐ中、ついに日本でも4月23日より全国465スクリーンで公開。2日間の興行収入が445,804,900円、動員数は329,513人を記録し、快調な大ヒットスタートとなった。動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るもふもふボディのウサギのジュディ。しかし動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている世界。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか――。日本語版吹き替え声優には上戸彩や高橋茂雄(サバンナ)が参加。さらに全世界で5種類存在するご当地キャラクター・タヌキのマイケル・狸山役を芋洗坂係長が担当するなど注目を集める本作。すでに公開された全米では、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング興収を記録し、異例の3週連続首位を獲得。成績のみならず作品の評価も高く、いまもなお世界各国で絶賛の声があとを絶たず、その嵐は早くも日本にも起きはじめている。本作が公開されるや否や、SNSでは「大傑作!」「最高!」と絶賛の声があがり、「ジュディが同僚に似ている!」「ジュディみたいな女性よくいるよね」「ニックみたいな彼氏が欲しい!」などキャラクターに関してのコメントも多く、人間世界のような設定を身近に感じている様子。また、「Dream」Amiが歌う本作の主題歌「トライ・エヴリシング」も観客を虜にしているようで、劇場出た後に口ずさむ人や「曲が頭から離れない!」という声も相次ぎ、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」に続く楽曲としてさらなる話題を集めている。さらに、公開初日から「吹き替えも観たから、字幕も観よう」「何回もみたい!」など早くもリピート宣言する人や、「興味がなかったが、観たくなった」という人も見られ、これからのGW本番、そして今後息の長い興行に期待がかかる。『ズートピア』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年04月25日全米で『アナと雪の女王』『ベイマックス』を超えるオープニング興収を記録し、一大旋風を巻き起こした『ズートピア』がいよいよ日本に上陸!日本語版キャストとして主人公・ジュディ役を務める女優の上戸彩、ジュディの食いしん坊な同僚クロウハウザーを演じるサバンナの高橋茂雄が取材に応じ、「夢を信じる力を感じる作品。きっと誰もが背中を押されるはず」(上戸)、「あまりに面白くて度胆を抜かれた。誰もが共感できるポイントがある」(高橋)と日本公開に、胸を踊らせた。その他のニュース&画像ハイテク文明の粋を集めた動物たちの“理想の楽園”ズートピアを舞台に、夢を信じる新米ウサギ警官のジュディが、夢を忘れたキツネの詐欺師と協力し合い、動物誘拐事件を捜査する冒険ファンタジー。『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーア、『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードが共同監督を務めている。アフレコを振り返り、「苦労の連続だった」と口を揃える二人。上戸は「自信があるシーンほど、先に進まないもので、夢に燃えながら思い通りにいかないジュディの気持ちに、自然と感情移入していました。本当に声優は難しいです。その分、OKが出たテイクを自分で聞いてみると、今まで気づかなかった表現の幅があって、うれしい驚きでした」と声優の奥深さを再確認したという。一方、高橋も「首からドーナツを見つけるシーンなんて、たった2行のセリフなのに、3~4時間かかりましたよ。そもそも40年間、高橋茂雄として生きてきたので、ベンジャミン・クロウハウザーと名乗るだけでも一苦労(笑)」とこちらも悪戦苦闘。「太ったキャラクターならではの難しさもあった」と振り返った。“夢の実現”がテーマになった本作にちなみ、「夢を叶えるために、必要なことは?」と質問すると、こんな答えが返ってきた。「家族や友だちといった周りの環境を大切にすることですね。苦しいとき、大切な存在を思い出せば、壁を乗り越えることができますから」(上戸)、「柔軟な考え方じゃないですか?たとえ現実が当初の目標と違ったとしても、そこから新しい価値を見つけられれば、それは素敵なことだと思います」(高橋)。世代を超えて楽しめる本作だが、この春、新生活を始める人には特におすすめな作品といえそうだ。『ズートピア』公開中取材・文・写真:内田涼
2016年04月23日動物が人間のように暮らす最高にユニークな“楽園”が舞台の『ズートピア』は、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング興収を記録、世界各国で絶賛の声が後を絶たないファンタジー・アドベンチャーだ。主人公・ウサギのジュディはズートピアで幼い頃から夢見ていた立派な警察官になるため奮闘するが、その日本版声優を女優の上戸彩が務める。「『ズートピア』は、宝物のような作品。子どもに自慢できる作品に出会えました」と言う彼女に、作品やボイスアクトの感想、本作が問いかけるテーマなどについて聞いた。本作は動物が人間のように暮らす超ハイテク文明社会“ズートピア”を舞台に、夢見る新米警官・ウサギのジュディと、夢を忘れ“キツネとして”生きるサギ師・ニックが、ズートピア史上最大の危機を回避するために奔走するストーリー。早くも“アカデミー賞確実!”という絶賛評も続々と飛び出ていて、上戸さん自身も「動物の大きい小さい関係なく、皆がひとつの世界で仲良くやっていこうっていう、大枠のテーマがまず素敵ですよね。そのことを日本でも、小さい子どもたちに感じ取ってほしいです。家族愛のテーマは共感してくださる人が多いでしょうし、ジュディとニックの関係も感動的ですよね」と絶賛を贈る。ジュディは警察官になるという夢をあきらめない強い信念を持っているウサギで、その新しいことにチャレンジする勇気がストーリーの大きな魅力にもなっている本作。上戸さんは、「わたしも曲がったことが大嫌いなので、筋が通っているジュディに共感します」と想いを明かす。「ジュディの奮闘を観ていて、応援したいって思いにもなりました。でも、表情が豊かだったことと、かわいい楽しいだけでなく、小さいウサギが警察官を目指す真の強さ、犯人を捕まえるたくましさが声に表れていないといけないので、声の出し方は模索しましたね」とボイスアクトの苦労も吐露。「大変でした。甘く考えていましたね(笑)」。また、日本での公開が4月23日(土)ということで、ジュディのように新天地で新しいチャレンジを始める人たちの共感も集めそうだ。上戸さん自身も女優の仕事を始めたころを思い出して、ジュディと自分自身を比べてしまったとか。「私はもともと東京育ちですが、中学生の頃は、海外での撮影などで親元を離れ、ご飯も食べられないほど辛くなった夜もありました。そういった自分自身との戦いは、多少経験していたので、だからジュディの気持ちがよく分かるんです。ただ、ジュディのほうが親離れしているので、彼女のほうが強いですけど(笑)」。ちなみにディズニー映画の中でのいままでのナンバーワン作品は『ベイマックス』だったが、「『ズートピア』が宝物になりますよね(笑)」と自身のランキングに変更も!?「自分の中では、すごく大事な作品になりました。ジュディを演じることになったときは、子どもに自慢できる作品に出会えて本当にうれしかったです。光栄に思っています」。性別、年齢、学歴、見た目など、さまざまな偏見が見え隠れする、まさしく人間社会の縮図のような世界=ズートピアで繰り広げられる感動ストーリー。上戸さんは、「絶対に大丈夫と自信を持って観てくださいと言えるような作品になったと思います」と太鼓判を押す。「日本版の声優も含めて、ここまでこだわることって普通はないので、ディズニーってすごいって改めて思いました。今、いろいろなことが起こる時代ですが、偏見を持たないで生きる素晴らしさやあきらめないで挑戦することの尊さが伝わるといいなと思います」。(text/photo:Takashi Tokita)
2016年04月22日女優の吉本実憂、小芝風花、高橋ひかるが16日、東京・神保町の書泉グランデで写真集『オスカープロモーション×スピリッツ35周年メモリアルムック』(発売中 1,200円税抜き 小学館刊)の発売記念イベントを行った。同写真集は、オスカープロモーションに所属する女優やモデルが、2002年からスピリッツに登場したグラビアを1冊にまとめたもの。この日登場した吉本らはもちろん、米倉涼子や菊川怜、上戸彩や武井咲など総勢10人のグラビアが掲載されている。吉本は「国民的美少女でグランプリをもらってから2カ月後に沖縄で撮影したんですけど、右も左も分からないままの写真なので、心は頑張っているけど表情はついてっていないあどけない笑顔が写っています。今の自分では出せない初めての頃の写真で、相当緊張してました(笑)」と振り返り、小芝は「私は『魔女の宅急便』の公開前の写真なので、髪の毛も短かったんですけど、撮影した場所がとても好きだったので、撮影はめちゃくちゃ楽しかったです!」と笑顔。高橋も「今年の2月に初めて行った沖縄で撮影しました。市場や海などで初めて尽くしではありましたが、楽しい作品になりました。緊張というよりも楽しさが勝ってましたね」と緊張しっぱなしの吉本とは対照的だった。イベント開催日の前々日に起きた平成28年熊本地震の影響で、イベントの開催も危ぶまれたが、なんとかイベントは開催。福岡出身の吉本は「私の知り合いは大丈夫なんですけど、友だちは気をつけて欲しいです。被災した方々には本当にお見舞い申し上げたいです。一刻も早い復旧を願っています」と心配顔。「すごく揺れたりすると聞いていますし、ニュースをコマメに見たりしています。本当に心配で、一刻も早い復旧を祈るばかりですが、私に何ができるのかしっかり考えていきたいです」と話していた。
2016年04月16日刺激的な表紙が特徴的なanan。数えきれないほどたくさんの男たちを追いかけてきたananが、今回スペシャルインタビューをおこなったのは斎藤工さんです。これまでの撮影について語っていただきました。***――2月の「エロティックでいこう!!」特集ではありがとうございました。反響はいかがでしたか。斎藤:周りの反響は大きかったですね。写真のテーマが“ホテルで密会”だったのもあって、知り合いの何人かは本気で勘違いをして、「あの写真、本当なの?」と聞かれたこともありましたし(笑)。――それは、編集部的には狙い通りのリアクションです(笑)。ところで、はじめてananの表紙を飾ったときのことは覚えていますか?2012年の「男のホンネ」特集で、セクシーな裸体を披露していただいたのですが…。斎藤:覚えています。撮影前夜に、城田優くんと上戸彩さんと韓国料理を食べに行っていたんです。その席で、優が以前ananで同じような企画の撮影をしていたので話を聞いたら、「工くん、パフェ食べてる場合じゃないよ」って。「俺はちゃんと撮影前にトレーナーをつけてパンプアップした」って言うんです。とりあえずパフェ食べるのをやめて先に帰って、地道に筋トレしました。――斎藤さんには毎回、何かとハードルの高い企画をお願いしている気がします。斎藤:僕も誌面に参加する限りは、何か特別なものを持ちこめるようにしたいと常日頃から思っています。それが結果的に世間の方や、監督やプロデューサーに認知されるきっかけになることも多くて。――そうなんですか?斎藤:ドラマ『昼顔』の出演が決まったとき、監督の西谷さんが資料として僕が過去に出演したananを一式持ってきてくださったんです。誌面の中の自分を一つの基準に、北野裕一郎という役のイメージを徐々に作り上げていく作業が印象的でした。――そして作品での斎藤さんのイメージをananが受け取って、また新しい企画が生まれたり。斎藤:流れが出来あがっている感じはありますね。だから、僕としてはただならぬ関係性だと勝手に思っています。どんなとんでもない企画でも(笑)、女性が「いま見たい」と思う好奇心に乗っかってこれからも参加していけたら嬉しいですね。◇さいとう・たくみ俳優。1981年8月22日生まれ。A型。直木賞作家・小池真理子氏の半自叙伝的小説を映画化した『無伴奏』が公開中。人気漫画を実写化した映画『高台家の人々』と『団地』は共に6月4日に公開を控えている。◇ジャケット¥40,000(RIVORA/STUDIO FABWORK TEL03・6438・9575)Tシャツ¥12,500(Bernabeu/STUDIO FABWORK)◇一糸まとわぬ姿で挑んだ、女性モデルとの濃厚な絡みが話題に。「見た目があまり変わらない。むしろ、この頃のほうが大人に見える」と斎藤さんはいたって冷静。No.1833(2012年11月28日号)◇AKB48小嶋陽菜さんとの“スクープ”で話題独占!「事前に打ち合わせをするでもなく、まるでドキュメンタリーを撮っているような気分でした」と斎藤さん。あまりにもリアルな写真に騙される人続出!?No.1990(2016年2月10日号)※『anan』2016年4月20日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・井元文子(クリエイティブ・ギルド)ヘア&メイク・KAZUOMI(メーキャップルーム)文・瀬尾麻美
2016年04月16日4月23日公開の映画『ズートピア』のジャパンプレミアイベントが14日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで行われ、日本語版声優を務めた上戸彩、サバンナの高橋茂雄、主題歌を担当したDream Amiが出席した。ディズニーの最新作となる本作は、動物たちが人間のように暮らす楽園"ズートピア"を舞台にした物語。全米では3月4日に公開され、ディズニー・アニメーション史上ナンバー1のオープニング興収を記録するなど、『ズートピア』旋風が巻き起こっている。日本での公開を間近に控えたこの日は、観客を招いてのプレミアイベントを開催。主人公、ウサギのジュディ役を担当した上戸は「たくさんの方に見ていただくのは今日が初めてなので、『ズートピア』が一人歩きすると思うと嬉しいです」と笑顔を見せながら「大変なシーンはすべてでした。毎日が大変で……。アフレコのお仕事は何回かしてますが、スケジュールを10日も抑えられて3日で終わらせてやると思って臨んだら、現場でコテンパンにヤラれました(笑)。1日6ページしか進まない日もあって公開できないかと思いましたよ」と今回のアフレコは苦戦した様子だったが、「後半になってだんだん波にのっていけました」とニッコリ。本作については「夢を信じる力をもらいました。最近の子たちは夢に対して目標を持っていなかったりするイメージがありますが、この映画を見れば夢を見つけないと思うし、夢を持っている人は背中を押してくれると思います。そんな明るい気持ちになってくれたらいいですね」とアピールしていた。途中からは舞台あいさつ前に主題歌『トライ・エブリシング』を熱唱したDream Amiも登壇。同曲に込めた思いとして「ジュディの背中を押すとともに、この映画を見てくださった皆さんの心の中に響いて、背中を押せるきっかけになればと思いながら歌いました。私自身も上手く行かなかったり夢を諦めようと思った時期もありましたが、そういう方たちにそっと寄り添えるように歌わせてもらいました」と熱く語っていた。映画『ズートピア』は、4月23日より全国公開。
2016年04月15日ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア』のジャパンプレミアが4月14日に、都内で行われ、日本語吹き替え版で出演する上戸彩、高橋茂雄(サバンナ)、主題歌『トライ・エヴリシング』の日本語バージョンを歌うDream Amiが駆けつけた。その他の画像ハイテク文明の粋を集めた動物たちの“理想の楽園”ズートピアを舞台に、夢を信じる新米ウサギ警官のジュディが、夢を忘れたキツネの詐欺師と協力し合い、動物誘拐事件を捜査する冒険ファンタジー。全米では『アナと雪の女王』『ベイマックス』のオープニング記録を更新した。主人公・ジュディの声を担当した上戸は、「一見、お子様向けに思えるかもしれませんが、メッセージ性が強く、胸に刺さる作品。夢を信じる力をもらえる」とアピール。アフレコは「3日間くらいで終わると思ったら、8日間もかかった」といい、「現場ではコテンパンにされて(笑)、まったく収録が進まず『これは公開できないぞ』と心配になった」と悪戦苦闘を明かした。高橋はジュディの同僚で、食いしん坊なチーターのベンジャミン・クロウハウザーを演じ、「まず、名乗るだけでも大変だった」とこちらも苦戦した様子。「どんな世代、境遇の人にも共感できる部分がある。いろんな“初めて”を思い出させてくれる」と作品の魅力を語った。本編上映後に、ライブを披露したDream Amiは「めちゃくちゃ緊張しました」。主題歌『トライ・エヴリシング』は、「聞けば励まされる楽曲。夢を追いかける皆さんにそっと寄り添い、背中を押せれば」と話した。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月14日女優・上戸彩と雨上がり決死隊、カンニング竹山らお笑い芸人たちのプライベートな旅に密着するフジテレビ系特番『旅人は10人の人気者 はじめてのお泊り旅 in 南房総』が、23日(21:00~23:10)に放送される。この番組は、上戸と雨上がり、竹山に加え、スピードワゴン・小沢一敬、ニッチェ・近藤くみこ、出川哲朗、博多華丸、ビビる大木、そして柔道家の篠原信一が出演。10人の芸能人たちが、春の千葉・南房総で自由気ままな旅を繰り広げる。旅は、宮迫博之の大遅刻からスタート。出川が好意で準備したサプライズ誕生日会、宮迫と大木が仕掛けた露天風呂でのいたずら、迷子メンバーの続出など、気心のしれた仲間同士ならではの、肩の力が抜けた旅の模様が放送される。また、普段から現場でよく顔を合わせるという10人が、自由な旅の中で見せる素顔も見どころの一つ。上戸の意外な交友関係やカンニング竹山との共演シーン、宮迫が考える芸人の引退時期などの話題で盛り上がりながら、鋸山の山道や、イチゴとキノコ狩りが楽しめるりっちゃん農園などに向かっていく。
2016年04月14日女優の上戸彩が5日、都内で行われた「ムンディファーマ イソジン新CM発表会」に出席した。製薬会社のムンディファーマは、イメージキャラクターに上戸彩を起用した新CM「やっぱりイソジン」編を4月11日から全国で放映。イソジンが導入された55年前の1961年にタイムスリップし、現在に至るまでの様々な時代の家庭で使用されたイソジンに納得しながら、「やっぱりイソジン!」と宣言する内容となっている。春らしいノースリーブのワンピース姿で登場した上戸は「清潔感第一ということで(笑)」と茶目っ気たっぷりでファッション解説。昔から世話になっているというスタッフと撮影したCM撮影について「リラックスして楽しく撮影することができました。CMでは色んな時代が出てくるんですけど、最初の昭和初期では坊主頭の男の子が京都から来てくれました。可愛らしくてお話もしてくれたのでいいスタートになりましたね。私の生まれた1985年のセットもあり、ブレイカーが丸見えだったりこんな洗濯機だったな~と思い出しながら楽しみました」と振り返った。また、自身の体調管理については「やっぱり大切にしていることは、食事でちゃんといいものを食べること。それに私は大きな扁桃腺持ちなので、具合が悪いと思ったら昔からイソジンを使っています。こういうところで言うとわざとらしくて嫌なんですけど、うがい薬はイソジンしか知らなくてずっとお世話になっていますよ。(イメージキャラクターに選ばれて)本当にご縁がありました」と話していた。
2016年04月05日お笑い芸人の芋洗坂係長が、ディズニー最新作『ズートピア』(4月23日公開)で、姿もそっくりなニュースキャスターのタヌキ、マイケル・狸山(たぬやま)役として声優に初挑戦したことが4日、わかった。3月4日に公開された全米で異例の3週連続首位を獲得した本作。すでに日本版声優として、主人公のウサギ・ジュディ役に上戸彩、チーター・クロウハウザー役にサバンナの高橋茂雄が発表されたが、このたび芋洗坂係長の参加が明らかになった。芋洗坂係長が演じるマイケル・狸山は、全世界で5種類存在するご当地キャラの一人で、日本版でしか見ることができない存在。日本の典型的なサラリーマンをイメージしたニュースキャスターで、ルックスが芋洗坂係長にそっくりだったことからディズ二ーが熱烈なオファーをし、今回の起用が決定した。芋洗坂係長は「だから私のところに(オファーが)来たんだなと思いましたよ。自分がモデルになったんじゃないかと思うくらい似ていましたから」と酷似していることに驚くと同時に、「逆に"これはすぐにできるだろう"と思ったんですけれども、そうは問屋が卸しませんでしたけれどね。キャラクターの空気感に声を合わせなきゃいけないというのがすごく難しいところでした」と初挑戦したアフレコの苦労を明かした。マイケル・狸山のキャラクターについて、先日来日したバイロン・ハワード監督とリッチ・ムーア監督は「日本特有のキャラクターを探しているときに、ちょっといたずら好きでずる賢く、それでいてちゃめっ気があり頭の良い不思議な雰囲気を持つ動物を見つけ、それがタヌキでした。今回は、そのタヌキに素晴らしい方が声をあててくれました」とコメント。また、ご当地キャラを設定した理由について「より映画を身近に感じてもらいたいという思いから」と説明し、「さまざまな種類の動物たちが大都会で共存している世界を描いているので、国際色豊かな壮大な世界に仕上げたいと思いました」と語った。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年04月05日先月より全米公開され、3週連続で首位を獲得したディズニー・アニメーション最新作<a href="">『ズートピア』</a>。先日、本作の日本語版声優に上戸彩と「サバンナ」高橋茂雄の配役決定が報じられた本作だが、今回新たに芋洗坂係長がタヌキ役で声優初挑戦することが明らかとなった。動物が人間のように暮らす大都会“ズートピア”。誰もが夢を叶えられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るウサギのジュディ。しかし、動物にはそれぞれ決められた役割があり、小さくて可愛いウサギは農場で人参作りに従事するのが“ウサギの人生”とされている。夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか――。「エンタの神様」や「爆笑レッドカーペット」などに出演し、“踊るメタボリーマン”などのキャッチフレーズで親しまれてきた芋洗坂さん。近年では、「オーシャンズ11」「三銃士」などの舞台への出演など活動の幅を広げているが、今回声優初挑戦の芋洗坂さんが担当するのは、ニュースキャスターのタヌキ、マイケル・狸山(たぬやま)役。このマイケル・狸山は、全世界で5種類存在するご当地キャラクターで、日本版でしか観ることができない貴重な存在。日本の典型的なサラリーマンをイメージしたキャラクターのルックスが、驚くほど芋洗坂さんにそっくりだったことから、ディズニーが熱烈なオファーをしたことで今回の起用が実現したという。今回の決定について芋洗坂さんは「だから私のところに(オファーが)来たんだなと思いましたよ。これは自分がモデルになったんじゃないかと思うくらい、似ていましたから」と自身もそっくりだと驚いた様子。また「逆に“これはすぐにできるだろう”と思ったんですけれども、そうは問屋が卸しませんでしたけれどね。 キャラクターの空気感に声を合わせなきゃいけないというのがすごく難しいところでした」と、初挑戦したアフレコの苦労も語っている。先日来日したバイロン・ハワード監督とリッチ・ムーア監督は「日本特有のキャラクターを探しているときに、ちょっといたずら好きでずる賢く、それでいて茶目っけがあり頭の良い不思議な雰囲気を持つ動物を見つけ、それがタヌキでした。今回は、そのタヌキに素晴らしい方が声をあててくれました」と、芋洗坂さんへの絶賛を寄せている。また、今回登場するマイケル・狸山のほかにも、アメリカやカナダほかで登場するオリジナルの「ムース」をはじめ、オーストラリアの「コアラ」、中国の「パンダ」、ブラジルの「ジャガー」と、各国に馴染み深い動物たちが登場する本作。監督は「世界各国でその土地独自のキャラクターを設定したのは、より映画を身近に感じてもらいたいという思いからです。様々な種類の動物たちが大都会で共存している世界を描いているので、国際色豊かな壮大な世界に仕上げたいと思いました」と、ご当地キャラクターの制作秘話も明かしていた。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて2D/3D公開。(cinemacafe.net)
2016年04月05日今年3月2日に創業70周年を迎えたコーセーから、同社展開ブランドのイメージキャラクターを務める女優&アーティストを起用した、豪華すぎる新TV-CM「Tokyo Seven Days」篇が新登場。新垣結衣、上戸彩、北川景子、桐谷美玲、小泉今日子、すみれ、藤井夏恋&萩花姉妹(E-girls)、森高千里、ローラの総勢10名が美の競演を果たしていることで注目を集めている。CMでは、“東京の今”を舞台に、それぞれの個性を生かした演技を通じて、自分らしく輝いて生きる女性たちを応援するストーリー。くつろいで過ごす土曜日の夜から始まり、次の土曜日の午後まで、東京の7日間の9つのシーンに10人のキャストが次々と登場する。演出を務めたのは、長編デビュー作『青いパパイヤの香り』でカンヌ国際映画祭「新人賞」とセザール賞「初監督作品賞」を受賞、続く『シクロ』でヴェネチア国際映画祭「金獅子賞」を受賞したトラン・アン・ユン監督。近年では村上春樹の同名小説の映画化<a href="">『ノルウェイの森』</a>でもメガホンをとり、その撮影では日本に滞在し、日本の文化にも触れていた。美しい映像表現で知られるトラン監督は今回、日本を代表する女優・アーティストが一堂に会し、1人ひとりの美を表現する今回の企画に賛同、本CMを手がけることになった。監督はそれぞれの美しく装う姿だけでなく、内面の美しさまで引き出そうと試み、ストーリーや設定などのプラン作りから参加。その作業は、出演者1人1人がいま、人生のどんな時期にあり、どのような思いで日々を生きているか、イメージを膨らませるところからスタート。これまでの経歴や仕事に取り組む姿勢、趣味などプロフィールを調べ、そこから映画を作るように丁寧に、心の内と日常の姿を掘り下げ、ストーリーや人物設定、演出プランを練っていったとか。そして、でき上がったまさに映画のような本CMは、最旬女性たちの「東京の今を感じる舞台」。週末の夜、部屋でくつろぐ姿の新垣さん、日曜の昼、もの思いにふける上戸さん、日曜の夜、夜景の見えるバスルームに佇むローラさん、月曜の朝、恋する瞳で視線を投げかける桐谷さん、火曜の午後、外出前の身支度をする小泉さん。水曜日の午後、凛とした姿勢で歩くすみれさん、木曜日の午前、コンサートのアイデアを考える森高さん、金曜日の夜、ダンスレッスンの後、仲よく一緒に帰る萩花さんと夏恋さん、土曜の午後、エレガントな服装で外出をする北川さんと、10人の女性の東京の7日間を描き出している。2月下旬に行われた撮影は、9シーンのうち8シーンを、連続3日間で一気に撮影をするという過密なスケジュール。にもかかわらず、出演者たちはみな監督の指示のもと、和やかな雰囲気の中でそれぞれの個性が光る演技を披露していたという。コーセー70周年記念「Tokyo Seven Days」篇は全国にてオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月03日4月27日に発売する、声優・内田彩の2ndライブを収録したBlu-ray『内田彩 2nd LIVE Blooming! ~咲き誇れみんな~』の映像を、ニコ生特番で先行公開することが決定した。放送日は4月6日20時から。同ライブは、2015年12月に有明コロシアムで開催され約7,000人を動員。そのライブ映像を収録したBlu-ray『内田彩 2nd LIVE Blooming! ~咲き誇れみんな~』の発売に先駆けて、4月6日20時よりニコ生特番で一部映像が先行公開される。特番は、内田彩自身が映像を見ながらライブを振り返る内容となっている。また、花の衣装に身を包む内田のジャケット写真も公開された。そして、ライブBlu-ray発売を記念して、購入者を対象としたイベントを東京と大阪にて開催することも決定。さらに、予約者限定の超先行上映イベントも都内で開催されるとのこと。イベントの詳細は公式サイトにて。○『内田彩 2nd LIVE Blooming! ~咲き誇れみんな~』リリース記念イベント開催日時:5月22日、13:00~ サイエンスホール5月22日、16:00~ サイエンスホール6月18日、16:00~ アニメイト大阪日本橋参加方法:対象店舗でBlu-rayを予約・購入時に先着でイベント参加券を配布参加券配布期間:4月2日(なくなり次第終了)参加券配布店舗:5月22日、13:00~ サイエンスホール:アニメイト池袋本店、アニメイト町田店、アニメイト渋谷店、アニメイト秋葉原店、アニメイト新宿店、アニメイト横浜店5月22日、16:00~ サイエンスホール:とらのあな秋葉原店B、とらのあな新宿店A、とらのあな池袋店A、AKIHABARAゲーマーズ本店、ゲーマーズ新宿店、ゲーマーズ池袋店6月18日、16:00~ アニメイト大阪日本橋、アニメイト大阪日本橋、アニメイト天王寺、アニメイト梅田、ゲーマーズなんば○『内田彩 2nd LIVE Blooming! ~咲き誇れみんな~』予約者先着 超先行チアリング上映会開催日時:4月15日、18:00開場 超超先行上映会4月20日、18:00開場 超先行上映会内容:超先行チアリング上映会(ペンライト使用可)参加方法:対象店舗でライブBlu-rayを購入後、先着で参加券配布(なくなり次第終了)参加券配布期間:2016年4月2日対象店舗:アニメイト池袋本店、アニメイト町田店、アニメイト渋谷店、アニメイト秋葉原店、アニメイト新宿店、アニメイト横浜店
2016年03月30日ディズニー最新作『ズートピア』(4月23日公開)のバイロン・ハワード監督、リッチ・ムーア監督、クラーク・スペンサープロデューサーが24日、都内で行われた来日記者会見に登壇した。本作は、動物たちが人間のように暮らす楽園"ズートピア"を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー。日本公開に先駆け3月4日に全米で公開され、『アナと雪の女王』『ベイマックス』を超えて、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング記録を達成した。その勢いはとどまらず、3週連続で首位を獲得し、3月20日時点で2億92万ドル(約231億円)を記録。全世界で6億円(約690億円)を早くも突破した。会見で大ヒットの要因を聞かれたクラーク・スペンサープロデューサーはまず、「われわれ3人は、(本作に関わった)700人のアーティストたちの代表として来日している。できるだけ多くの方に見てもらいたいという思いで、われわれの情熱、魂、すべてを詰め込んで作りました」と制作に関わったすべてのアーティストを代表して説明。その上で、「まさかここまでたくさんの方に響くとは夢にも思っていませんでした」と驚きを示した。そして、大ヒットには「3つの大きな要因がある」と分析し、「1つ目は、世界観が複雑でディテールに富んだものになっていること。ディズニーアニメーションの中で一番大きなスケールではないか」と説明。「2つ目は、見ていてとにかく楽しい。それだけでなく、コメディ要素と感動的な要素の両方がある。さらに多層構造になっていて、ミステリーもある」と続け、「3つ目は、自分に何ができるのか、自分がだれになれるのかというのは、押し付けられるものではなく自分で手にするものだというメッセージが響いているのでは」と語った。また、バイロン・ハワード監督は「1年半かけて動物たちを研究して、素晴らしい作品ができあがった」と手ごたえ。リッチ・ムーア監督も「まるで人間のような感情を持った動物たちのキャラクターであると同時に、自然界のありのままの動物の姿をリアルに描いている。その2つの融合という点でも、とてもユニークな映画になっている」と魅力を伝えた。会見には、日本語吹き替え版で主人公・ジュディの声優を務めた上戸彩、チーターのクロウハウザー役のサバンナ・高橋茂雄も出席した。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年03月24日女優の上戸彩が24日、都内で行われたディズニー最新作『ズートピア』(4月23日公開)の来日記者会見に登壇した。昨年8月に夫でEXILE・HIROとの第1子となる女児を出産した上戸は、本作の日本語吹き替え版でヒロイン・ウサギのジュディの声を担当。「お話をいただいたのが昨年の夏ごろ。ちょうど私に新しい家族が増えた時だったので、『家族に自慢できる!』と思ってすごくありがたい気持ちと共に受けさせていただきました」と喜びを語った。本作は、動物たちが人間のように暮らす楽園"ズートピア"を舞台とする物語。会見には、来日したバイロン・ハワード監督、リッチ・ムーア監督、クラーク・スペンサープロデューサー、そして、日本語吹き替え版でチーターのクロウハウザー役を演じたサバンナ・高橋茂雄も出席し、さらに、動物に扮して演奏を繰り広げるズーラシアンブラスが主題歌「トライ・エヴリシング」を披露した。愉快な指揮者オカピに誘われるように、監督も上戸らもズーラシアンブラスの演奏にノリノリ。本作と同じようにスローな動きのナマケモノも登場し、全員爆笑していた。上戸は、この楽曲について「夢に向かって一歩踏み出そうとしている時に背中を押してくれる、何度聞いてもハッピーになれる曲」と語った。(C)2016 Disney. All Rights Reserved.
2016年03月24日ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア』の来日記者会見が3月24日に、都内で行われ、共同監督を務めるバイロン・ハワード(『塔の上のラプンツェル』)とリッチ・ムーア(『シュガー・ラッシュ』)、プロデューサーのクラーク・スペンサーが出席した。その他の画像ハイテク文明の粋を集めた動物たちの“理想の楽園”ズートピアを舞台に、夢を信じる新米ウサギ警官のジュディが、夢を忘れたキツネの詐欺師と協力し合い、動物誘拐事件を捜査する冒険ファンタジー。全米では『アナと雪の女王』『ベイマックス』のオープニング記録を更新し、公開3週間で早くも興収1億ドルを突破している。製作にあたり、動物たちの生態を徹底的にリサーチしたといい、ハワード監督は「アフリカの草原で、肉食のライオンと草食のガゼルが、隣り合わせで水を飲んでいたんだよ。食べる、食べられるの関係にある彼らが一緒にいるなんてね。ズートピアの世界観に大きなインスピレーションを与えてくれた」と明かした。一方、ムーア監督は「こだわったのは、動物たちの“人間”味。そこに本来の野性味を融合させた点がユニークなところだと思う。動物のコスチュームを着た人間、というような描写は避けたかったからね」とキャラクターづくりの秘話を披露。「主人公のジュディは、事件の真相を知る過程で、自分自身の可能性を発見するんだ」と話していた。スペンサー氏も大いにうなずき、「自分がどうあるべきか?それは他人が決めるのではなく、自分でつかみ取るべきなんだ。そんなテーマが、世界中で受け入れられたんじゃないかな」と大ヒットの理由を分析。「ディズニーアニメ史上、最高に多重的で壮大な世界観。コメディや人間ドラマ、ミステリーの要素も魅力だと思う」と胸を張った。会見には日本語吹き替え版で主人公・ジュディの声を担当する上戸彩、ジュディの同僚で、食いしん坊なチーターのクロウハウザーを演じる高橋茂雄(サバンナ)が駆けつけた。『ズートピア』4月23日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年03月24日全米で大ヒットを記録しているディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア』の来日記者会見が3月24日(木)、都内で行われ、共同監督を務めるバイロン・ハワードとリッチ・ムーア、プロデューサーのクラーク・スペンサーが出席した。動物たちが人間のように暮らすハイテク都市「ズートピア」を舞台に、ウサギの新米刑事・ジュディと、キツネの詐欺師・ニックがタッグを組んで、続発する動物失踪事件の謎を追いかける。全米では『アナと雪の女王』『ベイマックス』のオープニング記録を軽々と塗り替え、公開3週間で早くも興収1億ドルを突破している。夢の実現を描いた本作を完成させるため、現場では約700人の有能なスタッフが大活躍!ムーア監督によると、多くの日本人も参加しているそうで、「宮崎県出身の女性スタッフは、小さい頃からずっとディズニーで働くことを夢見ていたんだ。でも周囲からは『そんなの無理』と言われていた。まるでジュディのようにね。そんな彼女が、単身アメリカに渡り、ジュディと同じように夢を実現させたんだ。すばらしいことだよ」と秘話を語っていた。個性豊かな動物たちのキャラクターづくりについては、「まるで人間のような感情表現をすると同時に、動物特有の“野生”を融合させた点がユニークなんだ。もちろん、動物の外見や仕草は徹底的に研究したよ」(ムーア監督)。ハワード監督は「アフリカで取材旅行をしたとき、ライオンとガゼルが並んで水を飲んでいる光景を目にしたんだ。食べる、食べられるという関係なのにね(笑)。ズートピアを発想する原点だよ」と明かしていた。また、プロデューサーのスペンサー氏は「まさか、ここまで支持されるとは!」と全米をはじめ、世界中での大ヒットに驚き&喜びのコメント。「きっとディズニーアニメ史上最高に、複雑かつ壮大な世界観だろうね。コミカルな描写に加えて、感情を盛り上げるミステリー要素もある。何より、『自分は何ができる?』『自分は何になれる?』という答えは、自分自身で手に入れるべき。そんな人生のテーマが響いたんだと思う」とヒットの理由を分析していた。会見には日本語吹き替え版で主人公・ジュディの声を担当する上戸彩、ジュディの同僚で、食いしん坊なチーターのクロウハウザーを演じる「サバンナ」の高橋茂雄が出席し、「(声優の)お話をいただいたのが昨年の夏ごろ。ちょうど新しい家族が増えたばかりで、これは自慢できるって思った」(上戸さん)、「芸人なので、正直最初はドッキリだと思った」(高橋さん)と話していた。『ズートピア』は4月23日(土)より全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日オスカーグループ10年ぶりの女優デビュー会見「オスカープロモーション2016女優宣言」が23日(水)都内で行われ、女優デビューする松尾幸実、田中道子、和田安佳莉、中川知香のほか、スペシャルゲストとして米倉涼子が登場。米倉さんは2000年に行われた自身の女優デビュー会見をふり返り「私のときは集まってくれる方が少なかった」と意外なスタートラインを明かした。これまで米倉さんのほか、菊川怜、上戸彩、田丸麻紀、リン・チーリン、笛木優子らを輩出してきたお披露目会見が10年ぶりに復活。2013ミスユニバース日本代表の松尾さん、ミス・ワールド2013日本代表の田中さん、ミスアジアファッションモデル2015受賞の和田さん、ミス・ワールド2015日本代表の中川さんの計4名が女優デビューする。米倉さんは「新しい人生の始まり。楽しい事が待っていると思うので頑張って」と4人に声をかけつつ「うー、なんか緊張する!」と場の雰囲気に苦笑い。自身の女優デビュー会見に触れて「この場に来てあの頃の思い出がフツフツと沸き上がった。私のときは集まってくれる方が少なかった」と取材する報道陣が少なかった事を明かすも「気持ちは前向きだったので、頑張るぞ!という気持ちしかなかった。それまでは(モデルとして)ハッピーな自分を出していたので、そうではない役が来たらどうなるだろうか?と楽しみだった。来るもの拒まず、という気持ち」と懐かしそうに当時の心境をふり返った。田中さんから、撮影現場での心構えを求められると「自分をしっかり持つこと。恥ずかしがらずに、分からない事は何でも聞くことはいまでもしている。そうすれば皆さんも気さくに教えてくれる」とアドバイスし「すべてを受け止める感じで頑張って」と背中を押した。松尾さんが「ここまでの大役を任されるとは思わず、心臓が止まるくらい驚いた」と言えば、田中さんも「華やかな女優としてのスタートを切らせてもらった。その期待に早く応えたい」と笑顔。和田さんは「遠足の前日のように昨日はワクワクで眠ることができなかった」とはにかみ、中川さんは「女優になりたかったので、心待ちにしていました」と今日を迎えた喜びを報告した。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!