突然ですが、みなさんはご自身の収入に満足していますか?年齢とともに収入も増えていくのが理想ではあるけれど、なかなかそうもいかないのが現実です。「ミレニアル世代」のマネー事情から、お金に対する考え方や稼ぎ方を振り返ってみることにしましょう。なぜ今、ミレニアル世代が注目されているの?ここ最近よく耳にする「ミレニアル世代」というキーワード。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、おさらいをしておきましょう。ミレニアル世代とは、2000年以降に成人・あるいは社会人になる世代のこと。1980〜2000年までの間に生まれた、私たちを含む後輩世代のことを指します。なぜ注目されているのかといえば、デジタルネイティブならではの経験や考え方など、親たちの世代とは大きく異なる特徴をもっているからです。このため、アメリカではミレニアル世代が社会や消費のあり方に大きな影響を与える世代として注目されているんです。ちなみに日本国内でミレニアル世代というと、現在の高校生・大学生・新社会人など、18~25歳の若年層をさすことが多いようです。その日本の「ミレニアル世代」は、どのような特性を持っているのか?そんな疑問を解決すべく、ジャパンネット銀行が日本国内の18~25歳の男女を対象に、ズバリ「お金」をテーマにしたアンケートを実施しました。みんなも使ってる?電子決済サービスアンケートの結果によれば、買い物の際に現金だけでなく、電子決済サービスを使っている人が多いことがわかりました。中でも「クレジットカード」および「電子マネー」の使用率は、実に77%という高い割合に。電子マネーでは「nanaco」や「WAON」などの「流通系電子マネー」(47%)のほか、「Suica」や「PASMO」などの「交通系電子マネー」を買い物でも活用している人が、全体の65%を占めました。また「スマホ決済サービス」の利用者も5人に1人(21%)という割合で、デジタルな時代に生まれ育った、ミレニアル世代らしい結果となっています。さらに対象者に「あなたは10年後、どれくらいの額の年収を稼いでいると思いますか?」という質問を行ったところ、その平均額は430万円となりました。その中にはこんな声も。「250万円/業界の水準をみるとこれぐらいかなと思う」(24歳・女性)「300万円/頑張りしだいで、平均的な年収くらいは稼げると思うから」(21歳・男性)「500万円/就きたい職業の平均年収が500万円くらいだから」(20歳・女性)430万円という平均年収、みなさんはどう思いますか?ちなみに「700万円以上」と回答した人は、全体の15%だったそうですよ。ミレニアル世代のお金に対する考え方とは?彼らのお金に対する考え方については、約7割の人が「お金を貯めるのは喜びだ(74%)」、「買い物が大好きだ(75%)」、「たくさんお金を使うのが怖い(68%)」と回答していることから、稼いだお金を買い物でバンバン使うのではなく、しっかり貯めつつも消費するという、堅実タイプが多い傾向にあることがわかりました。また、7割の人が「バリバリ稼ぎたい(70%)」と答えていることから、将来の予測に対しては現実的な姿勢を見せつつも、本当はもっと稼ぎたいという、隠れた野心を持ち合わせているミレニアル世代の実態がうかがえます。日本のミレニアル世代のように堅実な姿勢でのぞむとすれば、現金払いが多い人はクレジットカードや電子マネーを、積極的に利用してみるのはいかがでしょうか。マイレージやポイントを貯めることで食事やホテルの宿泊、飛行機の搭乗などが無料で楽しめるのは、なかなか悪くないメリットのようにも思えます。ミレニアル世代にならってお金の使い方を見直してみることで、収入は増えずとも、支出を減らすことはできるかも知れませんね。
2017年06月22日電気は当たり前のように使っていますが、電気料金の支払いとなるとあまり他人事ではいられません。無駄遣いはしないように心がけていても、いざ支払う時にならないとあまり実感がわきません。クレジットカードの引き落としの際に、なんだか高いなぁ……と思って明細を見ると電気代がかさんでいることに気付くことも。自分に合った支払い方法は、いったいどれ?電気料金の支払いは面倒と思いながらコンビニでやっている、という方もいるのでないでしょうか。支払い方法を口座振替やクレジット払いに変更することで、お得かつ楽に支払いを済ませることができます。電気代削減の一環として支払い方法についても検討したくても、実際どの方法が自分に適しているのか、意外にわからないもの。それぞれの支払い方法には良い面もあれば、気をつけるべきポイントがあります。20~50代の女性の方々が利用している支払い方法や意見を参考に、どんな支払い方法が自分にぴったりか考えてみましょう。■目次1.毎月の支出だからこそ、電気料金は意識的に支払いを2.電気料金はクレジット払いが主流。自分に適した支払い方法とは?3.クレジットカードを有効活用!公共料金で還元ポイントをゲット!4.電気料金の支払いはココが悩みどころ…5.最適な支払い方法・電気の契約でお得な生活まとめ1. 毎月の支出だからこそ、電気料金は意識的に支払いを電気代の削減をするには、無駄遣いをしないのはもちろんのこと、上手な契約や支払い方法を選択する必要があります。まずは、20~50代の女性の方々がどのような意識のもとで電気料金を支払っているのかアンケートで調査しました。アンケートの結果、割引や節約を意識しながら電気料金の支払いをしている人は、全体の7割ほどに上りました。電気の使用を減らす努力はもとより、それ以外のことも気にしながら毎月の請求をチェックしている人は多いのです。■「我が家は電気料金が一番高いので、出来るだけポイント制度を使ったり、大物家電は利用を控えるなどして工夫している」(20代・パート)■「日頃から節約しているので、支払い方法で少しでも割引になるよう意識しています」(30代・主婦)■「コンビニで払っているので、割引対象にはなりませんが、見ることで節約を意識しています」(30代・正社員)前提として、節約しようという意識や日々の小さな努力の積み重ねがなければ電気料金の削減は困難ですが、支払い方に関しても、小さな違いが12ヶ月分となれば差が生まれてきます。一度見直して変更してしまえば、その後の努力なく節約できるのです。■「カード払いで、ポイントの還元率が高いカードでポイントを貯めようとしています」(30代・主婦)■「口座振替にすると割引があるので、それを意識して、その方法にしています」(50代・主婦)具体的にはこのように「口座振替」による割引、「クレジットカード」払いでのポイント還元などが一般的です。その他、電力会社によってお得なプランやキャンペーンを提供している場合があるので、しっかり理解して選べばお得に電気料金を支払えます。しかし残りの3割の人のうち、電気料金の支払い方法による割引などがあることを知らないという人も数名。このような意見がありました。■「電気代の支払いで節約や割引が出来ることを知らないため。どのような方法があるか知りたい」(30代・主婦)現代の生活には電気は必須であり、電気料金は毎月支払う公共料金のひとつ。請求が来たら仕方ない気持ちで支払うのではなく、自分の生活に合った支払い方法を選ぶことが重要なのです。もっと楽に、場合によってはお得になるかもしれません。2. 電気料金はクレジット払いが主流。自分に適した支払い方法とは?それでは、電気代金がお得になるカギである支払い方法についてですが、現在どんな方法を選択している人が多いのか調べました。■「クレジットカード」払いでポイントゲット!電気料金はクレジットカードによって支払いを済ませている人が最も多いことがわかりました。50人のうち約半数となる24名がこの方法を選択しています。■「マイルを貯めているので、電気とかの公共料金全てをカード払いにしている」(30代・パート)■「今までは口座振替にしていたが、クレジットカードの方がポイントがついてお得なのでカード払いにしている」(40代・主婦)現代ではほとんどの人がクレジットカードを所有しており、使うほどポイントが貯まっていくので、普段のお買い物なども積極的にカードを使用している人も少なくありません。■「もともとは口座振替だったが、クレジットカードのキャンペーンで、電気料金の支払い方法に指定すれば何千円かのポイントが還元され、その後もポイントになるから」(40代・主婦)カード会社によってはこのように、カード契約後、公共料金の支払い用として設定・使用することで特典のポイントがもらえるというキャンペーンを実施してる場合があります。もし新たなカードを作ろうと考えているなら、こういったキャンペーンも要チェック。■「口座振替」でしっかり。割引もあり口座振替で電気料金を支払っているのは、50人のうち18名。この支払い方法に安心感を得ている人も多くいました。■「最初から口座振替でずっと変わっていない。とくにこれで不満を感じていない」(50代・主婦)■「自動引き落としの方が楽ですし、振込間違いの心配がないので選択しました」(30代・主婦)引っ越しなどの際、電気の契約と同時に銀行振替の申し込みをする場合があります。自動で引き落としをしてくれるので特に不便なくそのまま使っているという声が多く見られました。■「夫の口座からの振替をしています。口座振替だと数十円安くなってるのが嬉しい」(30代・主婦)■「口座振替にすると割引になるので、申し込みの時に口座振替にしました」(30代・主婦)■「毎回自分で支払うのは面倒なので口座振替にしています。月の金額平均を出しています」(40代・主婦)電力会社にもよりますが、口座振替は割引制度があるのがメリットです。クレジットカードのポイントとどちらがお得かというのは、カードの還元率や電気の使用量によっても異なるので、気になる方は計算してみるのもアリです。また口座振替なら通帳にしっかり「電気料金」として記帳されることになります。クレジットでは明細を確認しなければいけませんが、家計用の口座などがあれば、記帳するだけでも公共料金の把握がしやすくなるのです。それぞれ利点があり、どちらが適しているかは家庭次第といえます。「コンビニ振込」などは少数派となり、やはり面倒であるため、クレジット払いに変更したいという人もいました。また銀行振替を利用中という人のなかでも、ポイントを求めてカードで払いたいという声も。やはり、電気料金の支払いはクレジットカードが主流となっているようです。3. クレジットカードを有効活用!公共料金で還元ポイントゲット!銀行振替よりもクレジットカードで電気代を支払っている人が多いことが明らかとなりましたが、その理由はやはりポイントにあるのか、本音を聞いてみました。アンケートの結果、8割以上もの人たちがクレジットカードによる電気料金の支払いにおいて、ポイントの還元を期待していることがわかりました。それだけポイントがカード払いをするメリットとして意識されているということです。■「毎月ある一定の金額になるので、ポイントが確実に貯まるので意識しています」(50代・主婦)■「同じお金を払うなら、カードで払って少しでもポイントにしたいです」(30代・個人事業主)■「ポイントを少しでも活用したいから。長期間、定期的に貯められるので、重要である」(40代・個人事業主)毎月支払わなければならない公共料金だからこそ、還元率の高いカードなどを有効活用して効率的にポイントをゲットしている人がたくさんいるのです。年会費無料のカードを使用して、必ず発生する支出をしっかりポイントにするという意見もありました。■「カードで買い物をすることは少ないですが、電気をはじめ公共料金の支払いをカードですることで自然にポイントがたまるので楽ですし、ポイントの溜まるのも早いと感じます」(50代・主婦)■「もちろんです。ほとんどポイント目当てで電気料金をカード払いにしています」(40代・パート)人によってはこのように、普段の買い物などではカードを使用していなくても、電気代によるポイントを逃さないように注意しているほど。しかし一方で、電気料金削減の一環としてポイント還元をあてにしている人もいるのが事実。■「我慢する節約は辛いが、ポイント還元は努力しなくてもお得なので良いと思う」(20代・正社員)ポイントがもらえるのは嬉しいことですが、だからといって節約に対する意識が薄れてしまっては、結果的に支出が増えている可能性もあります。またクレジットカードを使用する上で気をつけるべきこととして、お金を使っているという感覚を忘れがち、ということが一般的にも言われます。当たり前に使っている電気の料金をクレジット払いにすることで、自分の家庭でどれくらいの電気を使っているかの把握がよりしづらくなる恐れもあります。前項のアンケートで少数派となった「コンビニ振込」をしている人の意見として、このようなものがありました。■「毎回、コンビニで支払いをすることで、料金や明細書を確認するようにしています」(30代・正社員)コンビニ振込では口座振替よりさらに、電気料金を“支払っている”と実感をせざるをえません。割引・ポイントも魅力的ですが、そもそも電気の使用量を抑えるという意識を高める上では、コンビニで「お金」を支払うことも時として効果的と言えます。とはいえ、クレジットカードによる支払いはやはり便利でお得。電気料金の支払い方法を検討する際は、どれがお得であるかだけでなく、それぞれの利点や自分の生活スタイル・お金に対する意識まで考えることが重要となります。4. 電気料金の支払いはココが悩みどころ…何気なく払いがちな電気料金。電気料金の支払いに関する悩みを聞いてみたところ、コンビニ振込などの方法で支払いをしている場合は、何かと面倒なこともあるようでした。■「コンビニ払いにしているのではがきが届くのですが、うっかり期日を忘れ過ぎてしまう事が多々あります」(30代・主婦)■「以前はコンビニに支払いにいっていたが、支払期限日忘れていて過ぎてしまうことがあったので口座振替にした。口座振替にしたら、それまでコンビニに行っていたのはすごい面倒だったなと感じた」(20代・パート)払い込み用紙を持ってコンビニに行くわけですが、コンビニは普段ちょっとした気持ちで寄ったり、外出先での用事で利用したりします。しっかり支払っている実感があるのは良いものの、用紙がなければ支払えませんので、場合によっては不便となってしまいます。またうっかり払い忘れることもあります。銀行口座の残高不足やカードが利用不可になっているような場合でも起こりえますが、督促状が来ていて慌てて支払ったという経験があるという人もいるかもしれません。そういう場合は、延滞金の発生や電気が止まるというのことないようにしっかり対応する必要があります。■「今は口座振替だが、クレジットにしようと思っているけど、手続きが面倒でそのままにしている」(40代・パート)■「クレジットカード払いに変更するときに、書類を作成するのが面倒でした。一度してしまうとそれっきりですが」(30代・個人事業主)電気料金に限ったことではありませんが、公共料金などの支払い方法を変更するのは意外に面倒。これが面倒で支払い方法を変更していないという人もいるほどです。自分に適した方法に変更しなければメリットもありませんので、最後までしっかり手続きしたいものです。■「クレジットでの引き落としにしているのですが、締め日によっては一度に2回分の引き落としがされている場合があり、家計簿がつけにくい上、一気に出費となるためです」(30代・主婦)■「クレジットカード払いにしているので、忘れた頃に支払いになるのが精神的に困る」(30代・主婦)こちらは、便利なはずのクレジット払いならではの悩み。支払い方法を変更した際も2ヶ月分の請求がまとまってしまう可能性もあります。また、夏や冬の高くなりがちな電気代が時間差で請求されて後からショックを受けたという人もおり、ポイント狙いでクレジット払いを選択する場合は、こういった点にも注意が必要です。5. 最適な支払い方法・電気の契約でお得な生活それぞれの支払い方法には良い点も気をつけるべき点もありましたが、最後に、電気料金の支払い全般について検討することで得られた成功談や注目すべきポイントについてまとめました。■クレジットカード払いへの変更■「口座振替からクレジット支払いにし、月100円分ポイントが付くようになりました」(30代・主婦)■「カード払いにしたらポイントがついたので、年間で1500円くらいの割安になりました」(40代・主婦)こちらはクレジットカード払いの導入による効果です。月に1万円の電気代を支払っている場合、1%の還元があるカードで支払いをすれば、単純計算で月に100円分のポイントが付きます。電気の無駄遣いはなくすべきですが、必ず支払わなければならないなら、これを逃す手はありません。■口座振替は月に50円割引■「口座振替割引を利用しているので毎月50円ほど安くなっています」(30代・主婦)多くの電力会社では、口座振替を利用することで月に税込み54円の割引となることがほとんど。(2017年4月現在)今まで特に気にしていなかった方は、この機会にチェックしてみることをオススメします。支払いが少ないのは良いことですが、実はお得になっているかもしれません。■契約の見直し■「アンペア数などいろいろ検討してみて、年間では恐らく2000円以上は減っていると思います」(50代・主婦)■「シュミレーションでは2万ほど安くなるということで、通常の電力供給社から新規参入している電力会社へ契約を変更しました」(40代・個人事業主)■「お得なセットサービスに変えたら年間約1000円弱安くなった」(40代・派遣社員)こちらは支払い方法に関してではありませんが、アンペア制の料金システムである電力会社であれば、アンペア数を変更することで電気代の基本料金から安くできる可能性があります。また近年の電力自由化により、他の料金とセットにすることによる割引や、お得なプランを提供している会社への変更が有効となることもあります。まとめ毎月支払わなければならない公共料金のひとつ、電気料金。クレジットカードによるポイント還元や口座振替による割引など、一度の支払いにおける得は小さなものです。しかしながら、毎月なくすことのできない支出であり、塵も積もれば山となるように、将来的には差が広がっていきます。電気代の削減には無駄遣いをなくすことがまずは不可欠ですが、それ以外で月々の負担を減らせる部分を見逃すのももったいないものです。それぞれの支払い方法についてしっかり理解した上で、場合によっては面倒くさがらずに変更すれば、電気料金の支払いが楽でお得になるかもしれません。アンケート期間:2017年3月24日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、経営者、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年04月28日他人名義のクレジットカード情報を用いて高級ホテルの宿泊代や海外への航空券代を不正に決済していたとして、自称プロゴルファーの男性を含む3人が、電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたという報道があったようです。他人のクレジットカードで決済し、宿泊代金などを免れることは直感的に犯罪だと思うでしょうが、今回は、この行為がなぜ電子計算機使用詐欺となるのかについて簡単に解説したいと思います。*画像はイメージです:■会員名義を偽ったという点が詐欺となる電子計算機使用詐欺罪が成立するには、「虚偽の情報」を入力する必要があります。もっとも、他人のクレジットカードをweb決済の方法で不正利用する場合、入力された会員番号や名義人の情報自体は正確ですので、そのことのみを捉えると「虚偽の情報」に当たらないことになってしまいます。この点については、「虚偽の情報」とは、当該システムにおいて予定されている事務処理の目的に照らし、その内容が真実に反することと解釈されています。今回の場合は、カード記載の名義人(A)が申し込んだのではないにもかかわらず、名義人以外の者(B)が名義人を偽って、名義人が申し込んで購入したという真実に反する情報を入力したことをもって、「虚偽の情報」を入力したという構成になります。 冒頭で述べたケースは、報道によると被害金額が4,000万円程度に上りますので、3人が起訴された場合、ほぼ確実に実刑となるでしょう。なお、他人名義のクレジットカード使用につき、判例は、名義人の使用許諾の有無にかかわらず、名義の偽り自体を詐欺としていますので、名義人の家族や親せきであっても、カード名義人に成りすまして従業員にカードを呈示してホテルに宿泊すると、詐欺罪が成立することになってしまいます。この結論に対しては、学説は概ね批判的です。 ■宿泊時に偽名を使ったらどうなるか関連して、クレジットカードの不正使用ではなく、宿泊時に偽名を使ったり、うその住所を記載したりしたときはどうなるのか疑問に思う方もいるかもしれません。これについては、偽名や虚偽の住所を用いて宿泊しただけでは詐欺罪の要件を欠きます(反社条項違反等の場合を除く)ので、詐欺罪は成立しません。しかし、旅館業法上、宿泊者は氏名、住所、職業その他の事項を記載しなければならないとされておりますので、偽名やうその住所を記載したときは、拘留または科料の制裁を受ける可能性があります(旅館業法6条)。 他人のクレジットカードを不正利用するのは論外ですが、偽名の宿泊だけでも処罰対象となり得ます。実際には旅館業法違反によって処罰される可能性は低いといえますが、違法ですので、偽名での宿泊は行わないようにしてくださいね。 *著者:弁護士 木川雅博 (星野法律事務所。通信会社法務・安全衛生部門勤務を経て、星野法律事務所に所属。破産・再生・債務整理を得意とする。趣味は料理、ランニング)【画像】イメージです*kou / PIXTA(ピクスタ)
2017年03月13日毎月の電気料金の支払い方法はいくつかありますが、なんとなく選んでいる人も多いのではないでしょうか。実は電気料金の支払いは、方法を選ぶことで今よりも安く抑えられる可能性があります。そこで今回は、どういう場合にどのような支払い方法がお得なのかについて詳しくご紹介していきましょう。■電気料金の支払い方法を見直すメリット電気料金などの公共料金の支払いは毎月あるため、月々の支払い額がたった10円違うだけでも、その状態が1年間続くと120円の差になります。何年も払い続けることを考えれば、「塵も積もれば山となる」の言葉通りそれなりの額を節約できることになるのです。公共料金の中でも電気料金は支払い額が大きくなりがちですから、できる限り安くなる方法を選びたいものです。また、電気料金には支払い期日が定められていて、遅れるとペナルティが課せられるため、より確実に期限内に支払うことができる支払い方法を選ぶのが得策と言えます。電力自由化の前から存在する大手電力会社10社を例として説明すると、支払い期限は検針日の翌日から30日目となっており、支払い期限を過ぎると年利10%の延滞利息が請求されてしまいます。これは1日あたりに直すと約0.03%にあたる数字です。電力会社によっては期限から10日間に限り延滞利息を猶予してくれるところもありますが、いずれにしても毎月欠かさず期日までに支払うというのが節約するための鉄則と言えるでしょう。ちなみに大手10社のうち、例外として中国電力は現在早遅収料金制度となっていますが、平成29年4月から他の電力会社と同様の延滞利息制度に移行する予定とされています。早遅収料金制度では、検針日の翌日から20日間を早収期間としてその期間の支払いには早収料金が適用され、その後の支払いには早収料金に3%を加えた額が適用されます。このようにうっかり支払い期限を過ぎてしまうと、お金を余分に支払わなければなりません。確実に支払うためにも、支払いの手間が少ない方法を選ぶとよいでしょう。支払い方法の変更は少し時間がかかる場合もありますが、一般的には簡単な手続きだけでできます。詳しくは後半にご紹介します。■電気料金の支払い方法は3つ大手電力会社10社の電気料金の支払い方法は、振込用紙による支払い、口座振替、クレジットカードの3種類に分けられます。【振込用紙による支払い】毎月所定の振込用紙が送られてくるので、それを使って銀行やコンビニなどで支払います。支払いができるコンビニは振込用紙の裏面に記載されています。バーコード付きの振込用紙であれば郵便局でも支払いが可能であり、コンビニの場合は土日祝日も含めていつでも支払うことができます。なお、手数料は無料です。ただし、振込用紙による支払いの場合は支払い期日までに支払いに行かなければならず、万が一遅れると振込用紙が使えなくなってしまう場合がある他、延滞利息が加算されたり、送電が止められてしまったりするので注意が必要です。【口座振替】あらかじめ指定した預金口座から、電気料金が毎月自動的に引き落とされます。口座の残金に注意していれば、支払いをうっかり忘れてしまう恐れがなく安心です。また、電力会社によっては口座振替割引サービスがあるため節約になります。【クレジットカード】クレジットカード会社が電気料金を立て替えて支払い、その分がカード利用代金として後から請求されます。こちらも口座振替と同様に、うっかり支払いを忘れる心配がないという利点があります。また、クレジットカードによっては利用金額に応じてポイントが貯まり、そのポイントをギフト券や各種景品の他、マイルや電子マネーなどに交換できる場合もありとてもお得です。大手電力会社10社で電気料金の支払いに使えるカードは、三井住友VISAカード、JCBカード、DCカード、セゾンカードなどをはじめ、各社十数種類から二十数種類あるため、多くの選択肢の中から自分に合ったカードを選ぶことができます。クレジットカードをこれから作る場合や、クレジットカードを複数持っている場合には、還元率の高いものやポイントが貯まりやすいものを選ぶとよいでしょう。また、電気料金に直接関わる特典がなくても、「普段行くスーパーの割引券がもらえる」「よく使うインターネットショッピングサイトでポイントがよく貯まる」など、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶというのもひとつの賢い方法と言えます。以上3つの支払い方法のほかに、一時的なクレジットカード決済が可能な電力会社もあります。例えば関西電力では、振込用紙を失くしたり、振込用紙の支払い期限が過ぎてしまっていたりする場合に、一時的にクレジットカードで支払うことができる「ワンショットクレジットカード決済」というサービスが用意されています。これは、関西電力のウェブサイトにある「ワンショットクレジットカード決済専用フォーム」から支払うものであり、振込用紙に記載されている11桁と4桁の数字が必要になります。振込用紙を失くしてしまって数字がわからない場合には、関西電力に電話で問い合わせると発行してくれます。この手続きをする際に、クレジットカードによる支払いへの変更手続きも同時に行うことができます。東京電力でも、「クレジットカード一時払い」というサービスを提供しています。このサービスは、カスタマーセンターに電話をして手続きを行います。クレジットカード情報の登録は、携帯電話のSMS(ショートメールサービス)に送られてくる受付画面のURLにアクセスして入力する方法と、電話の自動音声ガイダンスに従って入力する方法があります。このサービスを利用すると、次回以降も登録したクレジットカードから支払うことになります。なお、電力自由化後の新規電気事業者の場合は、クレジットカード払い一択のところが多くなっています。■自分にとって一番お得な支払い方法の選び方では、どの支払い方法が一番お得なのでしょうか。まず押さえておきたいのが、振込用紙による支払いには、特に大きなメリットがないというポイントです。それどころか、先述のように支払いをうっかり忘れてしまうと電気料金に延滞利息が加算されてしまうというリスクがあります。もともとの支払い額が大きい場合には、延滞利息による額も大きくなってしまうため特に注意が必要です。つまり、お得な支払い方法は口座振替かクレジットカード決済のどちらかということになります。次に、口座振替とクレジットカード決済についてそれぞれ見てみましょう。口座振替のメリットとしてチェックしておきたいのは口座振替割引です。大手電力会社10社の中では、北海道電力、東北電力、沖縄電力を除く7社で提供されているサービスであり、口座振替による支払いを選択すると毎月54円の口座振替割引が適用されます。指定口座にお金が入っておらず引き落とせなかった場合には適用されないため、残高には注意しておく必要がありますが、支払いを忘れる心配が少ないばかりでなく、1年で合計648円も安くなるというのは、節約の面でも良い方法だと言えるでしょう。一方クレジットカードには、利用額に応じてポイントが貯まるものが多くあります。ポイントの貯まりやすさはカードによってさまざまであり、100円につき1ポイントが加算されるものを還元率1%と表現しますが、還元率は大体0.5%~1.5%が一般的です。ポイント5倍キャンペーンがあったり、公共料金の支払い手続きをすると年会費が無料になったりといろいろな特典が付いているものも多いので、カードの選び方も節約に大きく関わってくると言えます。以上の情報から考えると、口座振替割引がない電力会社の場合はクレジットカード支払いが良いでしょう。口座振替割引がある場合は口座振替を選ぶと割引額54円分安くなり、クレジットカード支払いでは電気料金額にカードの還元率をかけた分がポイントとして返ってくるということになります。つまり、口座振替とクレジットカードのどちらがお得かは、月々の電気料金額とカードの還元率によって異なるというわけです。以下で詳しく見てみましょう。【クレジットカードの還元率が0.5%の場合】例えば電気料金が10,000円だとするとポイントは10,000×0.005=50ポイントとなり、口座振替割引の方がお得です。電気料金が10,800円以上であれば54ポイント以上貯まることになるので、クレジットカード支払いを選んだほうが節約できるということになります。【クレジットカードの還元率が1%の場合】54ポイント以上貯まるのは、電気料金が5,400円以上のときです。単身世帯の場合や、少人数世帯であまり電気を使わない場合などはこれを下回る場合もあるかもしれません。ただし、電気料金は季節によって大きく変動します。ひと月の平均だけを見て決めるのではなく、年単位で電気料金を把握し、クレジットカードの還元率と照らし合わせて考えるとより確実にお得な支払い方法を選ぶことができるでしょう。■支払い方法の変更手続きをするには【東京電力の場合】口座振替への変更は、銀行、郵便局、東京電力の事業所にある窓口で受け付けています。手続きに必要なものは、お客さま番号、銀行や郵便局への届け印、預貯金通帳です。お客さま番号は「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」または「電気料金領収証」に記載されています。クレジットカード支払いへの変更は、インターネット申し込み、申込用紙の郵送、事業所の窓口での手続きの3つの方法があります。インターネット申し込みが最も簡単で、電気の契約情報とクレジットカード情報を登録すれば大抵の場合翌月の支払いから切り替えが可能です。郵送の場合は、申込用紙をホームページから取り寄せ、記入、捺印して、返送します。また、事業所の窓口に直接出向いて手続きする方法もあります。【関西電力の場合】口座振替への変更は、インターネット上での手続きが早くて簡単です。用意するのはお客さま番号、キャッシュカードの暗証番号、預貯金通帳などで、数分で完了します。申込用紙をダウンロードしたり取り寄せたりして郵送する方法もありますが、申し込み完了まで1~2か月かかります。インターネットバンキングを契約している場合はインターネットバンキングのページから直接金融機関に申し込むこともできます。クレジットカード支払いへの変更も、お客さま番号と利用可能なクレジットカードを用意して、インターネット上で手続きするのが最も簡単です。口座振替の申し込みと同様に郵送での手続きもできますが、1~2週間かかってしまいます。■支払い期限を過ぎてしまったときの対処法万が一、電気料金の支払い期限を過ぎてしまうとどうなるのでしょうか。東京電力をはじめとした大手電力会社の多くは、支払い期限は検針日の翌日から30日後に設定されており、支払い期限の10日後までは延滞利息がつかないことは既に紹介しました。それを過ぎると年率10%の延滞利息が加算され、20日後(検針日の翌日から50日後)までに支払わない場合は、事前に通知があった上で送電が止められてしまいます。払い忘れに気づいたら、とにかくできるだけ早く支払うのが得策です。期限が切れてすぐの場合には、コンビニなどで振込用紙がそのまま使える可能性もあるため、支払いを忘れていたことに気づいたらまずはできるだけ早く振り込みに行ってみることをおすすめします。また、振込用紙が使えない場合や失くしてしてしまって手元にない場合などは、電力会社に連絡して振込用紙を再発行してもらうこともできます。支払い期限後10日以内に支払いが完了すれば、特に何の問題もなくそれまで通りに電気が使用できます。支払い期限後10日以降になってしまった場合には、延滞利息を支払う必要性が生じます。延滞利息分は通常、次回の請求時に加算されることになっています。電話での問い合わせや督促状などで電力会社から指示があった場合などを除き、検針時の請求額をそのまま支払います。また、東京電力の場合は最寄りの事業所の窓口で料金を支払うこともできます。ついでに支払い方法変更手続きもできるため、振込用紙による支払いをしている場合には、払い忘れを繰り返さないためにもこの機会に支払い方法を変更してしまうのも良いでしょう。電力自由化後に誕生した新規の電気事業者と契約している場合は、先にも述べたように支払い方法はクレジットカード決済のみの場合が多いため延滞の心配は少ないでしょう。しかし、大手電力会社には最終保障供給の義務があるので延滞しても解約されてしまう恐れはありませんが、新規事業者の場合は電気が一時的にストップするだけでなく、解約となってしまう場合もあります。■まとめ電気料金の支払いは毎月のことなので、ほんの少しの節約でも何年か後には大きな差となります。支払い方法の検討や変更手続きはどうしても行う必要があることではないため、ついつい後回しにしてしまいがちです。しかし、一度手続きをするだけでその後ずっと節約できる上、手続きをするのが早ければ早いほどお得です。ぜひ一度、電気料金の支払い方法を見直してみてください。
2017年03月01日「クレジットカード、たくさんありすぎてどれを作っていいかわからない!」という女性は多いのではないでしょうか。保険や税金と同じくらいとても身近な存在なのに、各カードの中身を詳しく理解している人はごくわずかです。そのため、いざ新しく作ろうと思っても、どれが良いのかわかりにくいですよね。実は好みやライフスタイルによって「合う・合わない」があるので、なんとなく作るのはもったいないこと!そこで今回、クレジットカードマニアな女性たちにおすすめを聞いてみました。その結果、3枚の最強カードがあることが明らかに!しっかり見分けて持つことで、生活がランクアップするかも?■ファッション好き!飲み会好き!なら「エポスカード」マルイデパート系のクレジットカードであるエポスカード。還元率も悪くなく、貯まったポイントはマルイで服や靴・メイク用品を買うのに使えます。また、スターバックスカードに交換・チャージできたり、モンテローザ系列の居酒屋でも使えます。「いつ行くんだよ……」という店ではなく、使える店ばかりと提携しているのが嬉しいところ。なので、マルイが近くにないという方にも自信を持っておすすめ出来る1枚です。また、持っているだけで使える割引制度もあります。たとえばカラオケのビッグエコーやSHIDAXでは、このクレジットカードを提示すると30%オフ!ファミレスのロイヤルホストでは食事代が10%オフになるなど、嬉しい優待割引があるのです。■毎日の生活にメリットだらけ!「楽天カード」「楽天ブランドのクレジットカードなんて、審査もゆるいみたいだし大丈夫なの?」と心配する方もいるかもしれませんね。しかし、このカードは顧客満足度調査で、イオンカードや三井住友VISAカードといった他の有名クレジットカードを抑えて7年連続1位をとっているのです。海外旅行傷害保険付帯や、優れた不正利用対策など、たくさんのメリットがその理由。さらに注目すべきは、入会時に大量の楽天ポイントがもらえるという点。年会費・作成費無料のカードなのに、こんなにもらってよいのか逆に心配になってしまうほど、サービス旺盛です。もちろんポイントの使い勝手がよいので、初めての1枚にも適しています。■旅行好きなら絶対持つべき!「ANAアメックスゴールドカード」旅行好きな女性に強くおすすめしたいクレジットカードが、アメリカン・エキスプレスのANAゴールドカード。このカードは、マイルが爆速で貯まるので、旅行好きな人にとても人気があります。買い物では100円で1マイル。ANAが入っているスターアライアンスグループの航空券を購入するときは、100円で2マイルたまるのです。入会特典・キャンペーン・紹介などで約4万マイル(キャンペーンによって異なります)貯まるので、入会するだけでハワイ往復分のマイルをゲットできることも。年会費は30,000円ほどしますが、入会するだけでもたくさんのマイルがもらえるので、入る価値はおおいにあると言えるでしょう。さらに、旅行に関するサービスも充実。空港専用ラウンジが使えるのはもちろん、空港から家までスーツケースを無料で運んでもらえたりするのです。バブル時には、「このクレジットカードを持っている人=超お金持ち」というイメージがあったそうですが、今では入手はまったくといっていいほど難しくはありません。ちょっとクレジットカードに興味が湧いてきませんか?今からクレジットカードを賢く使うことが、ワンランク上の毎日への近道となりますよ。
2016年07月21日質問:保険料をクレジットカードで支払うことは可能ですか?保険会社や商品によっては可能です。保険会社や商品によっては、保険料をクレジットカードで支払うことが可能です。ただし、保険料の支払い方法は保険会社ごとに異なるため、クレジットカードでの支払いができない保険会社、商品もあります。
2016年05月26日三井住友カードは6日、サイゲームスが運営するスマートフォン向けゲームアプリ「グランブルーファンタジー」とコラボレーションしたクレジットカード「グランブルーファンタジー VISAカード」の申し込み受付を開始した。ゲーム内で使用できるキャラクターなどが入会特典として用意されている。同クレジットカードの入会特典として、「グランブルーファンタジー」内で使用できるSSレアキャラ「ゾーイ」が付与される。クレジットカード送付時に同封されるシリアルコードを入力することで入手できる。また、カードを利用することで貯まるポイント「ワールドプレゼント」の交換景品として「グランブルーファンタジー」のアイテムと交換できる汎用ポイント「グラブルVpt」が用意されている。そのほか、3カ月以内(入会月を含む)に税込み4万円以上買い物利用すると、抽選で10名にオリジナルクッションが当たるリリースキャンペーンも実施する。「グランブルーファンタジー VISAカード」の申し込みは専用サイトより受け付けている。
2016年04月06日今回は私事で恐縮だが、毎年制作しているクレジットカード本の最新版『最強クレジットカードガイド2016』(角川SSCムック)が3月7日に発売されたので、その見どころと裏話について書かせていただこうと思う。○ここ1年で勢力図が激変この1年はクレジットカード&ポイント業界において、大きな変化が相次いだ。高還元と呼ばれていたカードでポイント制度の改悪が立て続けにあり、その一方で「P-one Wiz」や「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」(ともに第17回の記事参照)など、新たに名乗りを挙げるカードが登場。また、昨年12月にNTTドコモが新たな共通ポイント「dポイント」をスタートさせ、今年2月にはJR東日本でもグループ共通のポイント「JRE POINT」が誕生。同じく2月には、遅れていたPontaとリクルートポイントの統合も完了し、ポイントを取り巻く状況は激変したと言っても過言ではない。そうしたことも踏まえ、今回は巻頭特集で「新メインカード候補大紹介!!」と題して、最新の高還元カード20枚を解説。ポイントの使い道や電子マネーとの相性、付帯サービスの充実度などの要素も含めて紹介した。第2特集では「知らなきゃ損するポイント講座」と題して、Tポイント、Ponta、楽天スーパーポイント、dポイントの基本を解説。それぞれ効率よくポイントを貯める方法や、相性のいいクレジットカードを紹介した。このほかにも航空マイルの特集では、ANA、JALの各マイルを貯めやすいカードや、実は国内航空券へのマイル交換がおトクな外資系航空会社のカードを紹介。ネットショッピングの特集では、Amazon.co.jp、楽天市場、Yahoo! ショッピングの3大サイトの攻略法を中心に解説した。また、ライフスタイル別のカード紹介では、家電量販店、スーパーマーケット、百貨店&ショッピングセンター、旅行、カーライフの各ジャンルでおトクなカードをピックアップ。コスパに優れたゴールドカードの特集や、ここ1~2年で続々と新種が増えている電子マネーについても改めて説明した。今回も200枚以上のカードを紹介しているが、このシリーズでは、できるだけ多くの選択肢を提供することをテーマとしている。なぜなら最強のカードとは使う人、使う場所次第で変わるからだ。ネット通販をたくさんする人と、百貨店をよく利用する人では、当然最適なカードは違ってくる。複数のカードを持ち、その場面場面で最も還元率の高いカードで支払うことが理想だが、そこには年会費、年間利用額、ポイントの使い道など、様々な要因も絡んでくるため、持つべきカードの組み合わせは人の数だけ正解があるのだ。それにポイント還元だけが正解というわけでもない。本の中では空港ラウンジが使えるゴールドカード、コンシェルジュデスクが使えるプラチナカード、アニメやタレントとコラボしたカード、野球・サッカー・ゴルフと関連したカードなども紹介している。個人的にはデザインが好きという理由だけでカードを選んでも何ら問題はないと思う。○本には書けない編集裏話それと、本を読むうえで気をつけてほしい点が2つほどある。ひとつはポイントカードとクレジットカードの違いを理解すること。例えば、ポイントカードにクレジット機能がついたカードでは、ポイントカードを「提示」することで得られるポイントと、クレジット機能で「支払い」をすることで得られるポイントは、分けて考える必要がある。提示で100円につき1ポイント(還元率1%)、支払いで100円につき1ポイント(同1%)が貯まるカードでは、これを「ポイント2倍」と表現することもあるが、提示で得られるポイントが他のクレジットカードで払った場合でも変わらないのであれば、還元率1%以上のクレジットカードで支払ったほうがトクである。本の中では「提示によるポイント」や「クレジット払いに対するポイント」といった表現を多用しているが、それは見せかけの「ポイント2倍」に騙されないようにするため。これはネットショッピングでも同様で、この場合は「提示」という言葉の代わりに、「ショップ利用に対するポイント」などといった表現を使っている。もうひとつは、「○できる」や「△△すれば○できる」という表現は、「○しかできない」や「△△しなければ○できない」という意味でもあること。当たり障りのない例を出すと、年会費の説明で「年間10万円利用すると次年度無料」と書いている場合は、年間10万円利用しなければ次年度は年会費が必要ということでもある。これは読者に不便をかけて非常に申し訳ないのだが、基本的に誌面でのカード紹介は、券面画像を提供してもらう代わりに、カード会社からの原稿チェックを受け入れている(事実誤認を防止するためでもあるが)。そこで「○できない」と直接的に表現してしまうと、カード会社から掲載拒否され、券面画像が借りられなくなってしまうのだ。本の中では使い方次第でオススメしたいカードしか紹介していないので、そこまでネガティブな面に言及することはないが、カード会社から丸々原稿を差し替えてくれという要望が来ることも少なくない(特に今回多かったのが、いつ変更するかわからないので、具体的な数字を出さないでほしいという要望)。しかし、そこでカード会社の言いなりになっては、読者の利益が守れなくなってしまうため、うまくお互いの妥協点を見つけることに毎回苦心している。また、比較的ネガティブな面に触れても許容してくれるカード会社もあるので、いかに不平等にならずに作り上げるかも毎回の課題である。このような事情から、読み手にもある程度のスキルを求めざるをえない部分はあるものの、基本的には初心者でもわかるように意識して作っているので、あまり身構えずに読んでいただければ幸いである。ほかにも裏話は山のようにあるが、だいぶ長文になってしまったので、またの機会にさせていただこう。最後は編集後記のようになってしまったが、冒頭で触れたように、ここ1年でカード&ポイントの勢力図は激変し、いまはそれが一段落した状態。手持ちのカードを見直すには絶好のタイミングだ。年度末や年度始めは入会キャンペーンも多い時期なので、この機会に自分だけの最強カードを見つけてほしい。公式サイトは以下の通り。最強クレジットカードガイド2016(※クレジットカードの用語などは以下を参照)『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。<著者プロフィール>タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。3月7日発売の『最強クレジットカードガイド2016 本当にトクするカードの選び方・使い方=写真=』(角川マガジンズ)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。※写真は本文と関係ありません
2016年03月10日社会人になると多くの人が手にするのが、クレジットカード。手持ちのお金がなくても買い物ができる、いわば大人のための“魔法のカード”です。株式会社ジェーシービーが毎年行っている調査によると、クレジットカードの保有率は2011年以降少しずつ低下傾向にあるものの、2015年時点でも84%。大多数が持っているといえます。予期せぬ出費に手持ちの現金が足りず、「カードがあって助かった!」という経験をしたことがある人も多いのでは?これだけ一般的に利用されているクレジットカードですが、使い方を間違えるとお金が逃げていく原因にもなります。そこで、「こんな使い方はお金を逃がす」というクレジットカードのNG習慣を7つ挙げてみました。便利なアイテムだからこそ、賢くメリットの多い使い方を意識したいものです。■1:年会費・ポイント特典を把握していないポイントやマイルはカード使用の大きな魅力ですが、使わないでいると期限切れでなくなってしまうものがほとんど。把握していないと、気づかないうちに消えてしまいます。また、初年度は年会費無料でも、2年目からは2,000円程度の年会費が発生するカードも。よく利用するカードならいいのですが、使っていないカードの年会費を支払うのは明らかなムダ。把握できる枚数にとどめ、メリットを感じないカードは解約してしまいましょう。■2:各カードの使用目的(ルール)を決めていない使用目的を決めていないと「お金がないからとりあえずカードで払っておこう」という気持ちになってしまいがち。現金のやりとりがなく“使い過ぎ”の意識を持ちにくいカード決済では、これが浪費の大きな原因になります。カードごとに、「ポイントやマイルがつく店でしか使わない」「このカードは外食費用」などのルールをあらかじめ決めることで、不必要なカード使用を減らすことができます。■3:各カードの予算を決めていない目的と併せて決めておきたいのがカードごとの予算。カードは現金に比べて“支払った”実感が薄いので、予算を決めないと額が膨らみがちに。まず使ってしまってから引き落としのために残高をやりくりしていると、翌月のカード使用前提の家計になり、使用額もアップしていくことになります。その結果、ボーナスで帳尻を合わせるサイクルができ上がってしまうと、医療費など突発的な支出に対応できなかったり、貯金もしにくくなったりします。■4:給与振込口座を引き落とし口座に設定しているカードでどれだけ使ったかをいちばん実感できるのは、毎月の引き落とし日。カード使用の大前提は、使用額をきちんと把握できていること。引き落とし口座を給与振込口座など残高の大きな口座に設定していると、どれだけ使ったかが見えにくく、場合によっては明細に目を通さず終わってしまうことにも。支出額にブレーキをかける大きなチャンスを失います。■5:分割払いよりもリボ払いが便利だと思っている毎月の支出を一定に保てるリボ払いは便利と考えがちです。しかしリボ払いには、高い金利がつくことを忘れてはいけません。回数を指定する分割払いにくらべ、支払いが済むまでの期間も見えにくくなります。利息が発生するキャッシングもなるべく利用しない方が安心。カードの場合でも、なるべく毎月の予算内で収まる支出に抑えること、大きな出費はきちんと支払いのメドを立て、できる限り貯金からの支出を基本とすることが大原則です。■6:ポイントのために必要以上の買い物をしているポイントやマイルを貯めるためにあえてクレジット払いにすることも、賢い大人ならではのカード利用テク。ですが、ポイントのメリットを冷静に受け止めることも時には必要です。1%のポイントなら、1万円の買い物で100円。そのメリットを受けるために、割高な店で買い物をしたり不必要なものまで買ったりしていては、お得とはいえません。引き落としまでのブランクがある分、カードの利用は慎重になってちょうどいいくらいなのです。■7:家計簿には引き落とされたら記入している家計簿管理でも厄介なのがクレジットカード支出をどうするか。使った日と実際の引き落とし日に1~2か月の間があるため、引き落とされた日の支出にしたくなります。しかし家計簿の目的は、支出の内訳を「見える化」して無駄な支出を防ぐこと。引き落としはすでに使った結果の確認にすぎず、次回以降の見なおしにつながりにくくなります。現金と同じように使った当日に家計簿に書き込み、翌月以降の見なおしに役立てましょう。*初めて自分名義のクレジットカードを持ったときは、誰もが「大人になった」という実感を持つもの。「credit」の本来の意味は「信頼・信用」です。信頼のあかしとしてメリットを受けられることを理解して、お金を逃がさないクレジットカードライフを送りましょう。(文/よりみちこ) 【参考】※「クレジットカードに関する総合調査」2015年度調査結果―株式会社ジェーシービー
2016年03月06日NECは3月4日、グローバルな決済手段である磁気ストライプ・接触IC・非接触ICの各種クレジットカード・デビットカードなどに対応した自動販売機向け決済ソリューションを製品化して、3月4日から販売開始すると発表した。このソリューションは、自動販売機に取り付ける決済端末や、複数の決済サービス事業者との中継・連携を一括して行うマルチサービスゲートウェイなどから構成される。決済端末1台でFeliCaを採用した国内の各種電子マネー(iD、交通系IC、nanaco、QUICPay、楽天Edy、WAONなど)のほか、グローバルな決済手段である磁気ストライプ・接触IC・非接触ICの各種クレジットカード・デビットカード(VISA、MasterCardなど)や、プリペイドカード(au WALLETなど)に順次対応予定。また、支付宝(アリペイ)をはじめとするQRコードを利用したオンライン決済にも対応予定。これにより、訪日外国人旅行者の利便性向上や需要取り込みを実現。供開始時期は2016年9月の予定で(開発中、各種決済手段には順次対応予定)で、2019年までに自動販売機10万台への導入えを目指している。
2016年03月04日ジェーシービー(JCB)は2月22日、2015年版「クレジットカードに関する総合調査」の結果を発表した。調査期間は2015年11月、有効回答は20~60代の個人3,500人。○ポイントやマイルをしっかり貯める傾向にクレジットカード保有者1人当たりの平均保有枚数は3.2枚、平均携帯枚数は2.0枚と、ともに前年度比0.1ポイント減少。保有枚数の割合をみると、前年度2位だった「2枚」が23.7%と最も多く、次いで「1枚」(前年度1位)が23.4%、「3枚」(同3位)が20.8%と続いた。1番目、2番目に多く使うクレジットカードの理由の上位2項目は、いずれも「入会金・年会費が他社と比較して安い」「ポイントやマイルが貯めやすいから」となった。同社は「ポイント面などを気にされて、必要なものだけ持つという形に変わってきているようだ」と話している。世帯当たりの月平均生活費は同1万円減の17.7万円。月平均クレジットカード利用額は同6,000円減の5.3万円、生活費に占めるクレジットカードの利用割合は同1.1ポイント減の29.6%となった。同社は「景気の後退による不安感から消費が伸び悩んでいる状況があるのでは」と推測している。クレジットカードを利用する業種を聞くと、「オンラインショッピング(インターネット通販)」が35.8% 、「携帯電話料金」が28.9%、「スーパーマーケット」が24.5%などが例年に続いて上位となった一方、「コンビニエンスストア」も同1.3ポイント増え11.9%となった。
2016年02月22日ソフトバンク・ペイメント・サービス(以下「SBPS」)は、実店舗や訪問販売などで利用できる対面取引でのクレジットカード決済「端末決済サービス」の提供を、2016年1月19日から開始すると発表した。対象は法人・個人事業主。利用には、通信機能を備えたスマートフォンやタブレットが必要で、これらとクレジットカードリーダー兼PINパッド(年21,000円(税別)でレンタル)や、レシートプリンタ(買取で22,200円~(税別))が必要になる。対応カードは、Visa、MasterCard、UnionPay(銀聯)、JCB、American Express、DinersClub INTERNATIONAL、DISCOVER。利用料金は初期費用や月額利用料は無料だが、決済ごとに決済手数料が必要(料金は要問合せ)。同社では、近年のクレジットカードとポイントサービスなどの連携による対面取引でのクレジットカード決済のニーズの高まりや、訪日観光客を中心にクレジットカード決済の需要が伸びることを見据え、このサービスの提供を開始したという。
2016年01月19日日本クレジットカード協会は14日、「浅草・仲見世商店街におけるクレジットカード利用動向調査」の結果を発表した。調査期間は2015年10月、対象は浅草・仲見世商店街でクレジットカードが利用できる店舗。○外国人観光客「積極的に受け入れたい」7割「今後の外国人観光客の受入意向」を聞いたところ、「積極的に受け入れたい」(72%)、「どちらかと言えば受け入れたい」(20%)となった。「クレジットカード利用について、アクセプタンスマーク(店頭などで見られる国際ブランドロゴシール)を表示しているか」という問いについては、8割が「している」、2割が「していない」と回答した。「クレジットカードを導入した理由」を尋ねたところ、「決済手段として必要と考えるため」が50%で最多。次いで「クレジットカードが利用できないことによる売り損じがあったため」(30%)、「他店もクレジットカード決済を導入しているため」(15%)、「現金よりも管理の手間が省けるため」(3%)となった。「クレジットカード支払による購入金額」は平均4,557円。「現金払い」(平均2,825円)の1.6倍となった。現金払いとの購入金額の差が大きかったのは「食べ物」(現金の3.3倍)、「和装小物・用品」(2.1倍)、「伝統工芸品」(2.0倍)、「おみやげ」(1.9倍)だった。
2016年01月16日スリーエフは13日、トヨタファイナンスおよびジェーシービー(以下、JCB)と提携し、2016年4月1日よりスリーエフ全店でクレジットカード決済の取り扱いを開始すると発表した。○交通系電子マネーのチャージも可能にスリーエフは、2015年11月よりクレジットカード決済の取り扱いを順次開始している。今回、2016年4月よりスリーエフ全店(560店舗:2015年12月末現在)でのサービス開始が決定。これにより、現在の主要電子マネーに加えて、「VISA」、「Master Card」、「JCB」、「アメリカン・エキスプレス」、「ダイナースクラブ」、「ディスカバー」の主要6ブランドおよびトヨタファイナンス発行の「TS CUBIC CARD」のクレジットカード決済サービスが利用できるようになる。また、Suicaなど交通系電子マネーのチャージについても利用可能となる。スリーエフは「ほとんどのコンビニではクレジットカード決済が導入されていることから、今のコンビニで必要なサービスと考え、お客様により便利な形でご利用いただくために、今回の導入を決定した」と話している。
2016年01月13日2014年度のクレジットカード・ショッピング市場規模(クレジットカード・ショッピング取扱高ベース)は前年度比9.6%増の約46兆円であり、2020年度には約75兆円へと拡大する見込みだ。矢野経済研究所が11月11日に発表した「クレジットカードショッピング市場に関する調査結果2015」による。2014年の市場規模がプラス成長となった背景には、カード会社各社によるクレジットカードの稼働率向上への取組みに加え、EC市場の拡大によるクレジットカードの利用領域拡大や、公共料金分野及び学費や家賃の支払、冠婚葬祭などの生活関連分野での利用機会の拡がりがあったという。2013年以降、スマートデバイスを決済端末として活用する決済ソリューションが普及拡大しており、従来はクレジットカード決済サービスを導入できなかった小規模事業者に加え、飲食店チェーンやレストランでのテーブル決済を含め、個人事業主や個人でも導入が増えているとのこと。また、決済ソリューション提供事業者は2014年以降、相次いでIC化に対応した決済端末の提供を開始しており、加盟店も安価で簡単にIC化対応を進めていくことが可能になるため、IC化推進の機運が高まると同社は見ている。今後の市場規模推移については、2020年の東京オリンピック開催に向けて訪日外国人観光客への利便性向上のためにキャッシュレス化推進の機運が高まることや、FinTech(フィンテック)関連のスタートアップ企業による新しい決済ソリューションの提供により、クレジットカード・ショッピング取扱高は拡大基調を維持していくという。加えて、生活関連分野におけるクレジットカード決済の導入が引き続き拡大すると同社は予測する。
2015年11月12日預金をするのはメガバンクか? 信用金庫か? の続きです。前回に引き続き、元・銀行支店長で、今は6棟のアパート+カフェのオーナーである菅井敏之さんに話を伺った。菅井さんいわく、「お金を増やした成功者たちは、常に『お金が増えるのはどちらか?』を考えて決めているのです。決して『なんとなく』ではありません。」つまり、お金を貯めるには、生活のさまざまなシーンで、「お金が増える選択」と「将来、銀行からお金を借りやすくする選択」をしていくことが不可欠だ。クレジットカードの枚数は2枚? 4枚?というわけで、お金が増える、もしくはお金を借りやすくする選択をするための練習をしていこう。最初の質問は、前回記事の最後で紹介したこちらの問いだ。【問】クレジットカードを持つなら、2枚か4枚。さて、どっち?【答え】クレジットカードは2枚にする。将来、銀行からお金を借りる時のために、信用を失わないよう注意して! 「自分の信用度」という視点クレジットカードには「キャッシング枠」がある。要は、無担保でお金を借りられる限度額のことだ。このキャッシング枠は、あなたに対する信用なので、何枚クレジットカードを持っていたとしても金額は変わらない。たとえば、あなたのキャッシング枠が100万円なら、カードが2枚でも、4枚でも、100万円の枠は同じ。キャッシング限度額100万円のカードを4枚持ったからと言って、「400万円分使える」わけではないのだ(編集部注:ショッピング枠に関しては、上記に当てはまらず、カード毎に限度額が設定されている場合もあります。詳しくはカード会社にご確認ください。)つまり、カードの枚数が多ければ多いほど、1枚あたりのキャッシング限度額は少なくなる=カード会社から見た信用度が低くなる、ということになる。これだけ見ても、クレジットカードは、4枚より2枚のほうがいいとわかる。1枚は持ち歩き、1枚は予備では、いっそのこと「1枚にしたほうがいいのでは?」と思うかもしれない。2枚にする理由は、なくしてしまったときの保険だ。財布をなくしてしまったら、一時的に現金もキャッシュカードもない状態になってしまう。それでは困るので、クレジットカードカードは2枚にして、1枚は持ち歩き、もう1枚は予備として家に置いておくのが理想だ。カードを持ちすぎると家が買えなくなる!?実は、クレジットカードの話で、深刻な問題になるのが、家を買う時。銀行が住宅ローンを融資する時の基本スタンスは、返済利率を収入の35%に抑えること。たとえば、毎月の手取り給料が30万円の人なら、月々の返済額が10万5,000円を超えないようにする。ただし、ここで、ひとつ注意が必要だ。それはほかの借入と合わせたトータルが35%ということ。ほかに借入がなければ35%まるまる借りられるが、仮にクレジットカードでリボ払い、分割払いなどで月々3万円の返済をしていると、先の例の10万5,000円から3万円が差し引かれて、7万5,000円までしか貸してもらえない。つまりは、住宅ローンで借りられる額が少なくなってしまう。こうして、収入的には十分返済可能な金額なのに、住宅ローンの審査で落とされる結果となってしまうのだ。自分の信用情報を調べる銀行がもっとも嫌うことは、貸したお金が返ってこないこと。そのために、「あなたの信用」については念入りに審査する。菅井さんに、自分の信用状態を調べる方法があるということを教えてもらった。「信用情報センター」で検索すると、以下の3つがヒットする。・ 全国銀行個人信用情報センター ・ 株式会社シー・アイ・シー ・ 日本信用情報機構 「これら3つの信用情報期間は、情報の一部を共有していますので、どれかひとつの信用情報を得れば、だいたいのことはわかります。住宅ローンを借りる前には、自分の信用が毀損されていないか把握しておいてください。」(菅井さん)カードの延滞を「引き落とし口座にお金をいれておくの、忘れちゃった。私、よくやっちゃうの!」程度に気軽に考えていると、思わぬところで信用を失っているかもしれない。「クレジットカードは2枚にしぼり、決済口座はともに給与振込の口座にしておくと安心です」と菅井さん。住宅ローンと向き合う時期に慌てないよう、準備はしておきたい。次回の質問は、持家購入適齢期のエキサイトママ世代の関心事、「持ち家派、賃貸派、お金持ちになるのはどっち?」です。40万部突破のベストセラー◇ お金が貯まるのは、どっち!? (著者:菅井敏之/アスコム) 定価:本体1300円(税別)
2015年09月11日利用金額に応じてポイントが貯まることは、クレジットカードの大きな魅力だが、ポイント交換の手続きが面倒と感じている人も多いだろう。今回はそんな人にピッタリな、自動でキャッシュバックを受けられるカードを紹介する。○「P-oneカード」自動キャッシュバックの代表格として長年人気を誇るカードが、年会費無料の「P-oneカード<Standard>」。毎月の請求時に、利用代金から1%が自動で割引される仕組み(1会計ごとの計算)となっている。「P-oneモール」を経由してのインターネットショッピングや各種キャンペーンでは別途「ポケット・ポイント」が貯まり、交換手続きは必要となるが、楽天銀行、ジャパンネット銀行、カード代金引き落とし口座のいずれかにキャッシュバックすることもできる。また、Tポイントやドコモポイント、JALマイル、ファミリーマートお買い物券などに交換することも可能だ。このほかにも1%オフのカードとして、年会費3240円の「P-oneカード<G>」、年会費1万800円の「P-oneカード<Premium Gold>」、リボ払い向けで年会費無料の「P-one Wiz」が発行されており、カードによっては旅行傷害保険、ショッピング保険、空港ラウンジなどのサービスを付帯。また、この3枚はいずれも1%オフとは別に、1000円利用ごとに1ポイント(=3~5円相当)も貯まり、「P-oneカード<Premium Gold>」は年間50万円利用時に1000ポイント、「P-one Wiz」は入会から6カ月間はポイント3倍の特典もある。なお、「P-oneカード」は4種類いずれも、電子マネーのチャージ、金券類の購入、各種保険料(国民健康保険は除く)、ETCカードの利用分など、一部の支払いは1%オフの対象外。これらの支払いで少しでも還元を得たいなら、別のカードと併用するといいだろう。○「VIASOカード」年に1回、自動でキャッシュバックされる方式となっているのは「VIASOカード」(年会費無料)。1決済100円につき0.5ポイントが貯まり、1ポイント=1円としてカード代金引き落とし口座に振り込まれる。獲得ポイントが年間1000ポイント未満の場合は、キャッシュバックされずに失効となるが、単純計算で年間20万円(毎月1万7000円弱)利用すればクリアできる金額なので、日常的に使っていれば特に心配はいらないだろう。還元率に関しても通常時は0.5%と一般的だが、指定の携帯電話およびプロバイダの利用代金、ETCカード(発行手数料1080円)の利用代金はポイント2倍。また、同カード専用のポイントモール「VIASO eショップ」を経由してインターネットショッピングをすると、ショップごとに設定された倍率でボーナスポイントが貯まるが、他のポイントモールと比べて全体的に高い倍率が設定されていることも大きな特徴となっている。インターネットで買物をする機会が多い人には、特にオススメしたい1枚だ。そして、デザインのラインナップが豊富な点も魅力のひとつ。現在までに、浦和レッズ、くまもん、ふなっしーなどのコラボカードが発行されている。○「SURUGA Visaクレジットカード」スルガ銀行が発行する「SURUGA Visaクレジットカード」も、年に1回自動でキャッシュバックされる方式。申し込みにはスルガ銀行の普通預金口座が必要で、年会費1080円の一般カードなら年間利用金額の0.7%、年会費5400円のゴールドカードなら年間利用額の1.2%が同口座に振り込まれる。特にキャッシュバック対象外となる支払い項目もなく、非常にシンプルな仕組みで使いやすいカードと言えるだろう。一般カードは最高3000万円補償の国内旅行傷害保険(事前に旅行代金のカード決済が必要)、年間30万円までの買物保険を付帯しているが、ゴールドカードは海外最高5000万円、国内最高3000万円の旅行傷害保険を自動付帯し、買物保険も年間500万円まで補償。年間約87万円利用すれば、年会費を差し引いてもゴールドカードのほうが還元額が高くなるので、こうした点も考慮してカード選びをするといい。ついついポイント交換の手続きを忘れて有効期限が切れてしまったり、ポイントの使い道がなくムダな物を買ったりするなら、どんなに還元率の高いカードでも意味がない。また、自動キャッシュバックならポイントのことを考えなくて済むため、時間の節約にもなる。ここで紹介した3枚以外にも、対象の通信料金に対して自動キャッシュバックする「NTTグループカード」、ガソリンスタンドと高速道路の利用料金に対して自動キャッシュバックする「JCBドライバーズプラスカード」など、特定のケースで力を発揮するカードもある。自分のスタイルに合った1枚を選んで、快適なカードライフを送ろう。公式サイトは以下の通り。P-oneカード<Standard>VIASOカードSURUGA Visaクレジットカード(※クレジットカードの用語などは以下を参照)『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。<著者プロフィール>タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。2015年3月発売の『最強クレジットカードガイド2015~本当にトクするカードの選び方・使い方~=写真=』(角川マガジンズ)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。
2015年09月10日「ストリートファイター」「モンスターハンター」「戦国BASARA」など、カプコンの人気タイトルがクレジットカードに! 「カプコン エポスカード」として、2015年9月17日より申込み受付がスタートする。「カプコン エポスカード」第一弾として6種類のデザインが登場。年会費は永年無料で、Visaがついているので世界中のVisa加盟店で利用できる。さらに、新規入会特典として、オリジナルグッズのプレゼントも行われる。◎入会特典(1)選んだカードデザインにあわせたグッズをプレゼント・(1)(2)ストリートファイター …… マフラータオル・(3)(4)モンスターハンター …… オリジナルグラス・(5)(6)戦国BASARA …… オリジナルクラッチバッグ◎入会特典(2)選んだカードと同じデザインのコレクションカードなお、「カプコン エポスカード」は、2015年9月17日~20日の期間、幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2015」の会場でも入会受付が行われる。こちらは会場限定特典として「オリジナルトートバッグ」がプレゼントされる。そのほか、『「カプコン エポスカード」スタート記念 キャラクターグッズフェア』の開催も予定。「カプコン エポスカード」の詳細については公式サイトなどをチェックしてみよう。(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年09月09日多くの映画館で、毎月1日に1100円をはじめ、さまざまな割引サービスが行なわれているが、クレジットカードでも映画料金の割引を受けられる場合があることはご存知だろうか?○TOHOシネマズで優待が受けられる「シネマイレージカードセゾン」まずはTOHOシネマズで優待が受けられる「シネマイレージカードセゾン」。映画を有料で観るたびに鑑賞ポイントが貯まり、6ポイント貯まると1本無料で鑑賞できるサービスがある。さらに、毎週火曜の「シネマイレージデイ」は、1400円の会員価格でチケットが購入可能(会員本人のみ)。また、本編上映時間1分につき1マイルも貯まり、1000マイルでポップコーンSサイズまたはドリンクSサイズ、6000マイルで好きな劇場の1カ月フリーパスポート(六本木ヒルズは9000マイル)などに交換できる。「シネマイレージカードセゾン」にはMasterCardとアメリカン・エキスプレスの2種類があり、前者は年会費が初年度無料、2年目以降も前年に1回でもショッピングまたはキャッシングの利用があれば無料。アメリカン・エキスプレスの場合は年会費3240円となる。また、クレジット機能なしの「シネマイレージカード」もあり、こちらは初年度年会費500円、2年目以降は更新時に300円。なお、TOHOシネマズでは、毎月14日の「TOHOシネマズデイ」は1100円、毎週水曜の「レディースデイ」は女性1100円となるサービスも実施されており、こちらはカード会員以外も利用できる。○イオンマークのついたクレジットカードは、イオンシネマで優待「イオンカードセレクト」をはじめとするイオンマークのついたクレジットカード(すべて年会費無料)は、イオンシネマで優待を受けられる。一般通常料金のチケットは、同伴者1名まで300円引き(イオンシネマ弘前は200円引き)。毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は、会員本人に限り1100円。劇場窓口および券売機、オンライン予約システム(e席リザーブ)のいずれで購入しても割引対象となる。このほかにもイオンシネマでは、毎週月曜の「ハッピーマンデー」は1100円、55歳以上は「ハッピー55(G.G)」として毎日1100円、平日朝1回目に上映される作品は「ハッピーモーニング」として1300円、毎日20時以降に上映される作品は「ハッピーナイト」として1300円といった割引サービスも実施。これらはカード会員以外にも適用される。○複数の映画館をまたいで優待を受けられる「エポスカード」複数の映画館をまたいで優待を受けられるのは「エポスカード」(年会費無料)。ユナイテッド・シネマ、シネプレックス、イオンシネマは、優待サイト「エポトクプラザ」からのチケット購入で1300円(枚数制限なし)。15年9月末日までは、キネマ旬報シアター(同伴者1名まで)、チネチッタ(会員本人のみ)は、当日窓口でのカード提示で300円引き、ヒューマントラストシネマ有楽町は3日前から窓口で購入するチケットが1400円(会員本人のみ)となる。○「クラブオフ」のサービスが利用できるカード京王グループ系列の「京王パスポートVISAカード」や、ガソリンスタンドのエッソ・モービル・ゼネラルと提携した「シナジーカード」、TSUTAYAが発行する「Tカード プラス」など、「クラブオフ」のサービスが利用できるカードなら、MOVIXおよび松竹系映画館、イオンシネマ、109シネマズ&ムービル、T・ジョイがそれぞれ1300円。MOVIXおよび松竹系映画館は1回の申し込みにつき6枚まで、その他は枚数制限なしで利用可能。新作映画の前売券も優待価格で購入でき、いずれも事前の申し込み、発券が必要。また、月額540円のVIP会員になれば、一部映画の前売券の割引率もアップする。○セゾンカードおよびUCカードセゾンカードおよびUCカードの会員は、月324円(初月無料)の有料サービス「トク買」に加入すると、TOHOシネマズは1500円、イオンシネマ、ユナイテッド・シネマ、シネプレックス、109シネマズ&ムービル、ヒューマックスシネマはそれぞれ1300円になる。いずれも枚数制限はないが、事前に申し込み、発券が必要。また、前売り券が優待価格で購入できる映画もある。しかも8月末日までは映画半額キャンペーン中で、イオンシネマ、MOVIXおよび松竹系映画館、ユナイテッド・シネマ、シネプレックス、109シネマズ&ムービル、T・ジョイがそれぞれ900円。TOHOシネマズも1100円だ。○楽天の女性向けカードである「楽天PINKカード」楽天の女性向けカードである「楽天PINKカード」(年会費無料)も、月324円の有料サービス「ライフスタイル応援サービス」に登録すると、「トク買」とほぼ同様の優待を受けることが可能。初回申し込み時は最大2カ月無料となっている。○ジャックスが発行する一部のカードジャックスが発行する一部のカードは、「J’sコンシェル」というサービスが利用でき、こちらも「トク買」とほぼ同様の優待を受けられる。対象となるカードは、「横浜インビテーションカード」、「美otopeカード(ビオトープカード)」、「ジャックスカードゴールド」など、年会費無料のものからゴールドカードまで様々だ。○「エムアイカード」「ハマエコカード」このほかにも三越伊勢丹系の「エムアイカード」なら角川シネマ新宿、シネマート新宿、テアトル新宿、新宿武蔵野館、K’sシネマ、立川シネマシティなどで、横浜市営交通の「ハマエコカード」ならブリリアショートショートシアター、イオンシネマ港北ニュータウン、横浜にぎわい座、横浜ブルク13で割引を受けられるなど、特定地域や系列の映画館で優待が受けられるクレジットカードもある。普段利用する映画館があるなら、こうしたクレジットカードを探してみるといいだろう。なお、各優待とも一部の劇場や作品では、対象外や追加料金が必要になる場合もある。公式サイトなどで詳しい条件を確認してから利用しよう。公式サイトは以下の通り。シネマイレージカードセゾンイオンカードセレクトエポスカードJ’sコンシェルトク買楽天PINKカード(※クレジットカードの用語などは以下を参照)『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。<著者プロフィール>タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。2015年3月発売の『最強クレジットカードガイド2015~本当にトクするカードの選び方・使い方~=写真=』(角川マガジンズ)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。
2015年07月30日会計・経理アウトソースサービス「メリービズ」を提供するメリービズは5月28日、新バージョン「Suffolk(サフォーク)」の提供を開始し、クレジットカード決済を含めた新機能を追加した。「Suffolk」の提供により、「メリービズ」サービスを利用しているユーザーは、支払いの際に振込に加え、クレジットカードでの決済が可能となる。今回の対応ではウェブペイが提供する、クレジットカード決済サービス「WebPay」を導入しており、対応クレジットカードは主要5大国際クレジットカードブランド(Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Diners)。さらに、先日のアカウンティング・サース・ジャパンとの業務提携に伴い、提供する税理士向けクラウド会計・給与・税務システム「A-SaaS(エーサース)」を利用中のユーザーは、「メリービズ」でデータ化した経理書類を「A-SaaS(エーサース)」に取り込むことができる。
2015年05月29日楽天カードは19日、同社で初めて女性向けのクレジットカード「楽天PINKカード(ラクテンピンクカード)」の申し込み・発行を開始した。「楽天PINKカード」は、ライフスタイルが変わっても長く利用できるクレジットカードを目指したという、女性向けのカード。2005年から発行している「楽天カード」の年会費無料およびポイント高還元率(決済金額の1%の楽天スーパーポイントが付与。楽天市場など楽天グループの各種サービスで利用すると、ポイントが2倍貯まる)のサービス内容を受け継ぎ、さらに月額利用料を支払うことで女性のライフスタイルに合わせて自由にサービスをカスタマイズできる機能を保有しているという。○「楽天PINKカード(ラクテンピンクカード)」の概要申込・発行日:5月19日(火)年会費:永年無料ブランド:MasterCard、JCB、Visa特徴:女性向けのクレジットカード。年会費無料および楽天スーパーポイントの高還元率に加えて、月額利用料を支払うと、楽天グループの優待サービスやライフスタイルに合わせたサービス、女性のための保険の3つのサービスから複数選択可能カスタマイズサービス1.楽天グループ優待サービス(月額300円/税別):楽天グループの対象サービスから楽天PINKカード限定の優待特典を提供。楽天24、楽天トラベルの割引クーポンや楽天ビューティ利用による楽天スーパーポイントのプレゼントなど提供。対象サービス、楽天24、楽天トラベル、楽天ビューティ、楽天ショウタイム、楽天ブックス、楽天kobo、楽天チケット、楽天GORA、楽天O-net。対象サービスは順次拡充予定2.ライフスタイル応援サービス(月額300円/税別):飲食店や映画チケット、習い事や介護・育児サービスなど、楽天グループとは異なる110,000以上の多彩なジャンルの割引・優待特典を提供3.女性のための保険(月額30円~/19歳女性女性特定疾病補償プランの場合):楽天PINKカード会員限定の女性におすすめの保険。女性特定疾病補償プランが月額保険料30円(19歳女性の場合)から加入できるほか、結婚・出産等のライフスタイルの変化に合わせて選択できるよう、個人賠償責任事故補償プラン等、合計4つの補償プランを提供なお、「楽天PINKカード」の発行を記念し、「期間限定!楽天PINKカード登場記念キャンペーン」を開始した。同キャンペーンは、期間中に申し込むと「楽天グループ優待サービス」と「ライフスタイル応援サービス」の月額料金が無料になるキャンペーンだという。○キャンペーンの概要申込み対象期間:5月19日(火)-6月30日(火)サービス利用無料対象期間:5月19日(火)-9月30日(水)キャンペーン内容:申込み期間中に、楽天PINKカードカスタマイズサービスの「楽天グループ優待サービス」「ライフスタイル応援サービス」を申し込むと、9月30日まで月額料金が無料。「女性のための保険」は対象外楽天カードは、女性のライフスタイルに合わせたカスタマイズサービスを提供することで、さらなる顧客満足度向上を目指していくとしている。
2015年05月20日○Amazon.co.jpはクレジットカードとポイントモールをセットで利用することが大切Amazon.co.jp(以下、アマゾン)では、クレジットカードとポイントモールをセットで利用することが大切だ。ポイントモールとは、ネットショッピングの際に「経由」すると、利用金額に応じたポイントが貯まるサイトのこと。使い方は簡単で、ログインした状態でサイト内に掲載されたショップの広告をクリックし、あとは普通に買物するだけでいい。ポイントモールにはカード会社が運営するものと、そうでないものがあり、前者は指定されたカードを使っての買物でしかポイントを貯めることができない。後者は決済方法は問われないため、どのカードを使ってもポイントを貯められるが、ここで重要となってくるのが、アマゾンに対応したポイントモールは数少ないということ。大手カード会社運営のモールであれば、たいていはアマゾンで利用金額の0.5%程度のポイントを貯められるが、非カード会社系の場合は現在のところ「ハピタス」と「JMBモール」の2つのみ。しかもハピタスは期間限定対応となっている(終了時期未定)。ハピタスを経由してアマゾンで買物をすると、利用金額の1%のポイントが貯まる。JMBモールの場合は、0.5%のJALマイルが貯まる。数字だけ見ればハピタスのほうが高いが、貯めたポイント/マイルの使い道や価値は異なるので、自分の使いやすいほうを選んで利用しよう。また、カード会社運営モールを利用した場合は、原則としてクレジットカードを利用した際と同じ種類のポイントが貯まるため、ポイントを管理しやすいメリットがある。○アマゾン最強カードの呼び声も高い「Reader’s Card」ポイントモールの説明が長くなってしまったが、ここからはクレジットカードとの組み合わせを考えよう。まずはアマゾン最強カードの呼び声も高い「Reader’s Card」。同カードは月の合計利用額に対して1000円につき15ポイントが貯まり、ポイントを「Amazon限定デポジット」に交換すると、3500ポイント=4000円相当(還元率1.71%)、5000ポイント=6000円相当(同1.8%)となる。「Amazon限定デポジット」とは、アマゾンでの買物を同カードで支払った際、請求時に代金が値引きされる制度のこと。有効期限は申し込み受付から3ヶ月となっている。そしてアマゾンで買物をする前は、カード会社が運営する「JACCSモール」を経由すると、0.5%相当の「Jデポ」が貯まる。「Jデポ」も「Amazon限定デポジット」と同じような仕組みだが、こちらはアマゾン以外での買物に対しても値引きが適用される。つまり、「Reader’s Card」を使ってアマゾンで買物をする場合は、最大でカード利用分1.8%+モール経由分0.5%=2.3%還元となる。なお、「Reader’s Card」は年会費2700円だが、初年度は無料。また、年間50万円以上利用すると、次年度年会費も無料になる。○年間50万円も使わないという人には、「Orico Card THE POINT」がオススメ年間50万円も使わないという人には、「Orico Card THE POINT」をオススメしたい。同カードは年会費無料で、1決済の利用額に対して100円につき1オリコポイント。また、入会から6カ月はポイントが2倍にアップ。貯まったポイントは1ポイント=1円相当で、500ポイントから利用でき、「Amazonギフト券」をはじめ、提携する各種ポイントなどに交換できる。アマゾン利用の際は、カード会社が運営する「オリコモール」を経由すると、1%のポイント(他のカードの場合は0.5%)が貯まるため、通常で2%還元、入会から6カ月間は3%還元だ。○Amazon.co.jpの公式カード「Amazon MasterCard」そして最後に知っておきたいのが、Amazon.co.jpの公式カードである「Amazon MasterCard」。初年度年会費無料(年1回以上のカード利用で次年度も無料)の「クラシック」と、年会費1万800円の「ゴールド」があり、注目したいのは後者のほう。通常の買物時は月の合計利用額に対して100円につき10ポイントだが、アマゾンで買物した際は100円につき20ポイント(クラシックの場合は15ポイント)。1000ポイント貯まると100円分の「Amazonギフト券」に自動で交換される。つまり、還元率は2%で、ポイント交換を忘れる心配もない。カード会社運営のポイントモールは利用できないが、例えばハピタスを経由すれば1%還元をプラスでき、合計3%還元となる。また、「Amazon MasterCardゴールド」には、もうひとつ特筆すべき点がある。それは通常年会費3900円の「Amazonプライム」が無料になること。そしてカード自体の年会費が、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録+年1回のカードショッピングで初年度から5400円引き、WEB明細に登録すれば次年度はさらに1080円引きになること。割引が両方とも適用されれば年会費は4320円。「Amazonプライム」の年会費を考慮すれば、実質420円になる。それでいてゴールドカードの特典として、国内28空港のラウンジが無料で利用でき、最高5000万円補償の旅行傷害保険もついてくる。こうした点にメリットを感じるのであれば、圧倒的にコストパフォーマンスの高い1枚だ。この他にも、年会費2160円の「リクルートカードプラス」と「ハピタス」の組み合わせは2%+1%=3%還元、年会費1620円の「漢方スタイルクラブカード」と「JACCSモール」は最大2%+0.5%=2.5%還元、年会費無料で30歳未満限定の「JCB CARD EXTAGE」と「Oki Dokiランド」の組み合わせは最大1.75%+1%=2.25%還元などがある。アマゾン以外での利用や年間利用額も考慮して、自分に合ったカードを選ぼう。カード公式サイトは以下の通り。Reader’s CardOrico Card THE POINTAmazon MasterCard(※クレジットカードの用語などは以下を参照)『シーンで選ぶクレジットカード活用術 (1) 最低限知っておいてほしい基礎知識』※本記事で紹介したサービス内容は、消費税率8%を前提とした更新日時点の情報です。また、各サービスには一部対象外となるケースがあります。ご利用の際は公式サイトなどで最新の情報をご確認ください。<著者プロフィール>タナカヒロシ(ライター・編集者)普段は音楽やエンタメ関係の仕事が多いが、過去に勤めていた会社の都合でクレジットカード本を作ったことをきっかけに、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどに詳しくなる。以降、定期的にクレジットカードのムック本を編集・執筆。2015年3月発売の『最強クレジットカードガイド2015~本当にトクするカードの選び方・使い方~=写真=』(角川マガジンズ)では、編集統括および記事の大部分を執筆している。
2015年05月07日消費税増税や社会保険料引き上げなどの影響で、自由に使えるお金がじわじわと減っている今、少しでも豊かな生活を送るためには、私たち自身が使えるお金を増やす工夫をすることが欠かせません。ちょっとの工夫でお金と同じように使える「ポイント」を増やすことができる強い味方「クレジットカード」、「電子マネー」、「ポイントカード」を活用する方法をお話しします。昨今、多くの方が複数のクレジットカードや電子マネーなどの決済手段を持つようになっています。国内のクレジットカードの発行枚数は2013年3月末現在で約2億6千万枚と、単純に計算すると大人1人あたり約2.5枚所有していることになり、また、電子マネーも、国内の主要な電子マネーの2013年の決済総額は3兆円を超え、大幅に利用が広がっています。提示するだけでポイントが貯められるポイントカードも、一つのポイントをさまざまな企業で使用できる「共通ポイント」の普及が後押しとなり、どなたの財布にも1枚は入っているのではないでしょうか。こうしたカードの普及の理由の一つは、利用した金額に応じて還元されるポイント制度の存在です。一体どのように活用すれば、効率よく貯め、節約につなげることができるのでしょうか。貯まったポイントを「使える」カードを選ぼうまず、ポイントを活用するためにはカード選びが重要です。カードを使用することで貯まるポイントについて、次の3点を確認し、自分が生活する上で使い勝手が良いカードを選びましょう。よく行く店で使えるかどうか少ない単位でも使えるかどうか有効期限は短くないかポイントを貯めるために、還元率が高いカードを選んでしまいそうになりますが、貯まったポイントを使えなければ結局意味がありません。貯まったあとのゴールまで見据えて、カード選びをしたいものです。効率的にポイントを貯めるテクニック1.生命保険料や通信費・税金などをクレジットカードで支払う近頃では、日常生活のほとんどの支払いをクレジットカード払いにすることが可能になりました。店舗での買い物だけでなく、水道光熱費や生命保険料、また国民年金保険料や自動車税などの税金まで、クレジットカード払いに対応している自治体が増えています。こうした支払いを、クレジットカードで行うと、どのような節約効果があるのでしょうか。【クレジットカード払いによる節約効果】表1資料:執筆者作成日常の生活費や生命保険料などで毎月10万円をカードで支払うとすると、一般的な1%還元のカードの場合、1カ月で1,000ポイント、1年間で12,000ポイント貯まります。1ポイント1円で換金できるカードを選べば、年間で12,000円もの節約になる可能性がありますね!もちろん、還元率がもっと高いカードを選べば、その分節約効果もアップします。また、水道光熱費(※1)や通信費、生命保険料(※2)、国民年金保険料などは、一度手続きをすれば自動的にクレジットカード払いされるため、手間をかけずにポイントを貯められ節約効果を持続させられます。(※1)自治体によってはクレジットカード払いが不可の場合もあります。(※2)保険会社、商品、契約保険料によってはクレジットカード払いが不可の場合もあります。2.電子マネーのチャージをクレジットカードでする次にオススメする方法は、電子マネーのチャージをクレジットカードですることです。チャージする時にクレジットカードのポイントが貯まるので、現金でチャージするより節約ができます。どの電子マネーも、クレジットカードを使ってチャージできますが、なかでも便利なのは、オートチャージを申し込める交通機関系電子マネーを使う方法です。カードに入っている電子マネーの金額が一定金額を下回った状態で改札を通ると、自動的にクレジットカード決済によるチャージが行われるため、知らぬ間にポイントもどんどん貯まります。さらには、図1のようにチャージした電子マネーを使って買い物をして、電子マネーのポイントも貯めるテクニックもあります。【電子マネーのチャージでポイントを貯める例】図1資料:執筆者作成まず1%の還元率のクレジットカードを使って電子マネーに10,000円チャージした際、クレジットカードに100円分のポイントが付与されます。そしてチャージした10,000円を全て使うと50円分のポイントが付与されます(電子マネーの還元率が0.5%の場合)。単純に10,000円の買い物をするよりも、150円分もオトクに買い物ができるのです(1ポイント=1円の場合)。さらに、買い物時に提示できる別のポイントカードがあれば、なんとポイントを三重に獲得することもできます(図2)。図2資料:執筆者作成3.ポイントがアップするモールを経由してネットショッピングをするネットショッピングをする際、カード会社が運営するサイト(モール)を経由するひと手間をプラスするだけで、ポイントが数倍付与されるなど、通常よりも多くのポイントを取得することができます。各モールでは、通常はポイント付与率3倍になるところが10倍になるなどのキャンペーンも開催されており、購入予定のものが対象店舗にあれば、かなりオトクにネットショッピングができるといえるでしょう。モールは、さまざまなクレジットカード会社が運営しており、モールによって獲得できるポイント付与率が異なることもあり、どのモールに行けばよいか迷いますが、まずは、決済する予定のクレジットカード会社のモールを経由してから商品を購入すると良いかと思います。このように、使い方を少しだけ工夫することで節約につなげることができるクレジットカード、電子マネー、そしてポイントカード。少しでも家計を守るためにも、ご家族の皆さまで活用方法を見直してみてはいかがでしょうか。コラム執筆者プロフィール 鈴木 さや子(すずき さやこ)(株)ライフヴェーラ 代表取締役/mamaTanoマネーサロン 代表/CFP(R)/1級FP技能士/住宅ローンアドバイザー/キャリアコンサルタント(CDA)家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けに、セミナーやコラム記事などを通じて情報発信。保険などの商品を一切販売しないファイナンシャルプランナーとして活躍中。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。女性の心に寄り添う個人相談にも定評がある。企業講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年04月28日ビザ・ワールドワイド(以下Visa)は13日、「カードのセキュリティに関する調査」の結果を発表した。それによると、今後新たにクレジットカード、デビットカードを作る際にICチップ付きカードとICチップなしカードのどちらを使いたいかを聞いたところ、「ICチップ付きの方が安心で良い」という回答が実に8割以上にのぼったことがわかった。同調査は、1月28日~29日にVisaの委託を受けマクロミルが実施した調査でインターネットで行われ、全国20代~50代の男女512人から有効回答を得た。「カードの不正利用(カード番号盗み取り、本人なりすましなど)が心配だ」という質問に対して、9割強が「そう思う」と回答しており、特に20代女性では96.9%と非常に多くの利用者が自身のカードが不正利用されてしまう可能性を心配しているという。その一方で、カードの不正利用にあった場合の対処法を把握しているか聞いてみると、「とてもそう思う」の回答はわずか7.8%となり、不正利用を気にしながらも対処方法を認識していないというギャップが見られる。実際「まあそう思う」の回答を足しても47.6%と半数にも満たず、カード利用者の多くが対策についての理解を持っていない現状が浮き彫りとなった。今後新たにクレジットカード、デビットカードを作る際にICチップ付きカードとICチップなしカードのどちらを使いたいかを聞いたところ、「ICチップ付きの方が安心で良い」という回答が実に8割以上にのぼり、本人確認の方法としても「PIN」と「サイン」ではおよそ2:1でよりセキュアだと感じられる「PIN」を望む声が多い傾向となった。同様にネット通販時の意識について調査したところ、インターネット上での支払いの際のセキュリティとなる「3-Dセキュア」または「セキュリティコード」による本人確認を受けた利用者は、総じて店舗に対して好感を持つ傾向にあり、特に「セキュリティに気を遣っているサイトだと感じた」という回答が約半数にのぼるなど、店頭・ネット通販問わずにセキュリティ対策を施している店舗は利用者からの信頼を得ていることが分かった。3-Dセキュアとは、ネット加盟店でのカード決済時に、クレジットカード、デビットカード番号に加え、あらかじめカード発行会社に登録したパスワードを使用して、カード会員とカード発行会社間で「本人認証」を行う仕組み。3-Dセキュアでのパスワード認証は、加盟店を一切経由することなく、カード会員とカード発行会社の2者間のみで行われる。また、カード会員しか知らないパスワードを使用することで、第三者による「なりすまし」を防止することが可能となり、ネット上でより安全なカード決済環境を提供する仕組みとなっている。
2015年04月15日オプト・ジャパンは13日、早稲田大学の留学生を対象とした「大学授業料のクレジットカード決済サービス」について、2015年度より本格稼働を開始したと発表した。同大学は、グローバル人材の育成、留学生の受け入れに力を入れており、留学生数は国内トップクラスの4,985人(2014年11月現在)に上る。従来、留学生が入学時納付金を海外送金する場合は、手続きが必要な上、複数の金融機関を中継することでその度に手数料がかかり、正確な金額が振り込まれないケースも多く、過不足金を調整する手間が発生していたという。そこで、2014年秋より海外から入学手続きをする合格者において、入学納付金のクレジットカード決済「E-支払サービス」を導入。さらに今回、在学中の留学生を対象とした授業料のクレジットカード決済サービスを開始。同大学向けに独自システムを開発し、学費を海外から支払う留学生は専用サイトを利用して手続きが行えるようになった。これにより、留学生は正確な金額を簡単に支払えるようになったとともに、大学にとっても、過不足なく入金してもらえるだけでなく、データの管理がしやすくなったとしている。在学中の留学生は1年生後期以降の授業料を海外から支払う場合、新入学の留学生は入学時納付金(入学金+1年生前期の授業料)を海外から支払う場合が対象。使用可能なカードはVisa、Masterの2種類。
2015年04月14日兵庫県・姫路市は4月13日、インターネット経由でのクレジットカード納税を5月1日より開始すると発表した。カードはVisa、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Dinersに対応する。支払い可能な税金は、市民税・県民税(普通徴収分)および固定資産税・都市計画税(平成27年度第1期分~)。姫路市では、これまで納税方法が金融機関などでの窓口納付もしくは口座振替納付に限られていた。支払いシステムにには、SaaS型公金収納サービス「F-REGI 公金支払い」を採用した。このサービスは、全国の地方自治体、行政機関の税金・水道料金などの各種料金、ふるさと納税をオンライン決済に対応し、現在国内75以上の地方自治体で採用された実績を持つ。利用者は、時間や場所を選ばず納付できるほか、クレジットカード会社が提供するポイントも原則付与される。利用するには、パソコンやスマートフォンなどで、姫路市のWebサイトからクレジットカード決済専用画面ににアクセスし、納付書を確認しながら必要事項を入力することで、納付手続きが完了する。クレジットカード利用には納税額に合わせた決済手数料が必要となる。すべて税込みで、1万円以下が108円、1万1円~2万円が216円、2万1円~3万円が324円、3万1円~4万円が432円、以降1万円増すごとに108円ずつ追加する。
2015年04月13日ネオマーケティングは17日、20歳以上の女性を対象に実施した「クレジットカードに関する調査」の結果を発表した。それによると、ポイント機能付きクレジットカードのうち、最も所有者が多かったジャンルは「インターネット通販系」となった。同調査は、2015年2月27日~3月2日にインターネット上で行われ、関東(1都6県)・関西(2府4県)に居住するアイリサーチ登録モニターの女性500人から有効回答を得た。ポイント機能付きクレジットカードを持っている人に、そのジャンルを聞くと、「インターネット通販系(楽天カード等)」が49.6%で最多。次いで、「商業施設系(イオンカード等)」が47.4%、「百貨店・デパート系(高島屋カード等)」が25.8%となった。年代別に見ると、40代は「商業施設系」、それ以外の世代では「インターネット通販系」が最も多かった。入会のきっかけは、「ポイントをあつめるため」が最も多く51.6%。地域別では、関東は「ポイントをあつめるため」、関西は「クレジットカードとして利用するため」が、それぞれ1位となった。ポイント機能付きクレジットカードを選ぶ時に重視することは、「年会費・入会費が無料もしくは安い」が76.4%でトップ。以下、「ポイント還元率」が56.2%、「つかえる対象施設や店舗の多さ」が43.0%と続いた。お得に買い物をする秘訣は、「クレジットカードでポイントを貯める」が72.2%、「ネット・通販で買い物をする」が64.4%となった。
2015年03月17日経済産業省は11日、2015年1月の特定サービス産業動態統計調査(速報)の結果を発表した。それによると、クレジットカード業の取扱高は前年同月比6.2%増となり、38カ月連続で増加した。2015年1月分より調査票の改正に伴い、従来の29業種のうち「出版業」「映画館」など10業種の調査を終了し、19業種に縮小した。対事業所サービス業の売上高等を前年同月比で見ると、全10業種が増加。主なものでは、エンジニアリング業の受注高が44.8%増と6カ月ぶりに増加したほか、インターネット付随サービス業の売上高が18.5%増、機械設計業の売上高が8.2%増などとなった。対個人サービス業の売上高(前年同月比)は、全9業種中、4業種が増加、5業種が減少。このうち趣味・娯楽関連業種では、全5業種中、1業種が増加、4業種が減少した。増加したのは、遊園地・テーマパークが9.4%増。減少したのは、ボウリング場が14.6%減、ゴルフ場が10.7%減、パチンコホールが9.1%減、ゴルフ練習場が1.5%減となった。教養・生活関連業種では、全4業種中、3業種が増加、1業種が減少。増加したのは、葬儀業が7.6%増、外国語会話教室が4.9%増、フィットネスクラブが4.4%増。減少したのは、学習塾が1.0%減となった。
2015年03月12日ジェーシービー(以下JCB)は20日、全国の一般消費者を対象に、クレジットカードの保有および利用の実態について調査した「クレジットカードに関する総合調査」の2014年度の結果を発表した。それによると、世帯当たりの月平均クレジットカード利用額は昨年比4000円増の5.9万円となったことがわかった。同調査は、2014年9月にインターネット上で行われ、全国の20代から60代の男女(学生を含む)3500人から有効回答を得た。クレジットカード保有者1人あたりの保有枚数は、3枚が23.1%、2枚が22.0%、1枚が21.1%で、「3枚持ち」が最も多い結果となった。1番多く使うクレジットカードの利用理由は「ポイントやマイルが貯めやすいから(53.9%)」が1位、2番目に多く使うカードでも同理由が33.3%と2位を占めていることから、ポイントが貯めやすいカードを複数枚所持し、決済シーンごとに使い分けていると言える。世帯当たりの月平均クレジットカード利用額は昨年比4000円増の5.9万円。未婚世帯は4万円未満と低かった。地域別では、中国・四国、九州圏が4.6万円で最も低く、首都圏が7.2万円で最も高い結果となった。2014年度の世帯あたりの月平均生活費は18.7万円で、2013年度と比較して1000円減少した一方で、月平均クレジットカード利用額が増加したため、生活費に占めるクレジットの利用割合は、2014年度は30.7%と3割を超え、2011年から上昇している結果となった。クレジットカード利用額は2012年より微増傾向。電子マネーの保有率は79.3%となり、2011年度の66.7%、2012年度の70.4%、2013年度の72.3%から順調に拡大している。なかでも首都圏においては、保有率が88.7%と9割近くが電子マネーを保有している結果となった。利用業種は、「鉄道・地下鉄・バス」が最多(46.3%)で、次に「コンビニエンスストア」(42.1%)、3位が「スーパーマーケット」(28.3%)となり、電子マネーはとくにスムーズな決済が求められるシーンで浸透してきていることがうかがえる。
2015年02月23日南海電気鉄道(以下南海)はこのたび、三井住友カード、ジェーシービー、アプラスおよびセディナと提携し、国内外の顧客の満足度向上を図るため、クレジットカードで決済(購入)できる乗車券類の種類を3月28日から拡大すると発表した。また、「銀聯カード」による乗車券類の決済サービスを導入し、今後も増加が見込まれる中国人旅行客などの利便性向上を図るとしている。○クレジットカード決済サービスの拡大についてサービス取扱駅南海本線:難波(難波駅サービスセンター・3F特急券発売所)、新今宮、天下茶屋、住吉大社、堺、羽衣、泉大津、岸和田、貝塚、泉佐野、尾崎、みさき公園、和歌山大学前、和歌山市、りんくうタウン、関西空港高野線:住吉東、堺東、三国ヶ丘、中百舌鳥、初芝、北野田、金剛、河内長野、林間田園都市、橋本、高野山上記の駅の係員窓口で対応する(難波駅2階南改札口を除く)。なお、取扱駅については現行どおり。対象乗車券上記対象駅の係員窓口で発売している乗車券類(通学用割引回数乗車券など一部を除く)取り扱うクレジットカードの種類南海電鉄が発行するminapitaカードJCB・Visa・MasterCardブランドのクレジットカードアプラスカードセディナカードクレジットカードの種類については現行どおり。○銀聯カード決済サービスの導入についてサービス取扱駅難波(難波駅サービスセンター・3F特急券発売所)、新今宮、天下茶屋、りんくうタウン、関西空港、高野山の駅の係員窓口で対応する(難波駅2階南改札口を除く)対象乗車券サービス取扱駅窓口で発売している乗車券類(普通乗車券、特急券、座席指定券、企画乗車券)。定期乗車券、通学用割引回数乗車券など一部を除く取り扱うカードの種類銀聯カード(デビットカードおよびクレジットカード)。なお、銀聯カードの取り扱いは三井住友カードとの提携によって開始
2015年02月17日兄の連れてきた婚約者は…
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