日毎に暑さが増し、ぐったりしがちなこの季節。もう間もなくスタートする夏ドラマで、爽快に気分を上げてみるのはいかがでしょうか。今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が、注目の夏ドラマを一挙ご紹介。おすすめ情報を先取りしていきます。超豪華共演が実現!盛り上がること間違いなしの注目作「真夏のシンデレラ」まずは、日曜劇場に堺雅人さんが3年ぶりの登場。満を持して放送を迎える注目作「VIVANT」をご紹介。阿部寛さん、二階堂ふみさん、松坂桃李さん、役所広司さんら日本を代表する俳優陣が豪華共演を果たすことでも話題の本作は、「半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズなど、数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた福澤克雄監督が紡ぐ完全オリジナルのアドベンチャードラマとなっています。予告動画をはじめ、詳しい情報はまだ未解禁というのも、非常に気になるところ。敵か味方か、味方か敵か――意味深なキャッチコピーの真意をぜひ、放送で確かめてみてください。また、若手実力派勢が一同に顔を揃える月9「真夏のシンデレラ」にも期待が高まります。ダブル主演となる森七菜さん×間宮祥太朗さんを筆頭に、神尾楓珠さん、吉川愛さん、萩原利久さん、白濱亜嵐さん、仁村紗和さん、水上恒司さんら令和を代表するメンバーが展開する男女8人の恋愛群像劇は、まさにこの夏を盛り上げること間違いなしの一作と言えるでしょう。通常なら交わるはずのない、住む世界の異なる男女が真夏の海で運命的に出会い、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長していく物語。彼・彼女らの豪華共演が、一体どんな化学反応を見せてくれるのか。いまからとても楽しみですね。話題の俳優陣で人気漫画を続々実写化!今期のおすすめはこの3つ「こっち向いてよ向井くん」ねむようこさんが手掛けるあの人気コミックが、ついに実写化――赤楚衛二さんを主演に迎え、「こっち向いてよ向井くん」が水曜10時枠で放送されます。雰囲気よし、性格よし、仕事もできる“いい男”向井くん。10年前の恋以来、忘れられない元カノの残像にもがいていた彼が、ついに一念発起。しかし、なかなか思うようにいかず…。その姿が切実なのに笑えてしまう、不器用だからこそ胸を打つ、恋愛迷子たちのラブストーリーとなっています。果たして、久しぶりの恋の行方は…?「ばらかもん」加えて今期は、同・水曜10時枠対決に杉野遥亮さんが主演をつとめる「ばらかもん」が登場。ヨシノサツキさんが描く人気漫画を原作とする本作は、日本一美しい海を擁するとも言われる長崎・五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディーです。日本を元気にする感動が詰まった注目の一作をお楽しみに。さらにもう一作、原作・稲垣理一郎さん、作画・池上遼一さんの同名コミックを映像化する「トリリオンゲーム」(金曜10時枠)にも触れておきましょう。“世界一のワガママ男”のハル(目黒蓮)と、“真面目で不器用なエンジニア”のガク(佐野勇斗)という正反対の2人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル=通称・トリリオンダラーを稼いで、この世の全てを手に入れようと成り上がる姿を描いた前代未聞のノンストップ・エンターテインメント。出る杭が打たれる日本社会の中で戦う挑戦者、ふたりの背中をとくとご堪能ください。最強バディ×お仕事ドラマにも期待大!あなたはどっちの作品が気になる?「ハヤブサ消防団」豊かな自然が広がる長閑な集落を舞台に、これまでの作品とは一線を画す池井戸潤さんの新機軸ホラーミステリー「ハヤブサ消防団」が木曜9時枠に登場します。物語は、スランプ気味の作家・三馬太郎(中村倫也)が亡き父の故郷、山間の“ハヤブサ地区”に移住するところから始まり…。都会のストレスから解放され、穏やかな生活が送れるかと思いきや、地元の消防団に加入したのを機に、太郎は連続放火騒動に巻き込まれ――集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に立ち向かう羽目に。物語の鍵を握るヒロイン、映像ディレクターの立木彩役に川口春奈さんの出演が決定。一体、どんなタッグを見せてくれのか。注目が集まります。また、お仕事もののバディとしてもうひとつご紹介しておきたいのが、火曜9時枠にて放送される「シッコウ!! ~犬と私と執行官~」です。国家公務員なのに、情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする執行官の世界に飛び込んだ主人公(伊藤沙莉)が、“犬担当”の執行補助者として様々な事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生のリスタートを目撃していくポップで痛快なコメディー。織田裕二さんとまさかの凸凹バディを結成…!?さらにはセクシー封印の中島健人さんも参戦するとあって、先の見えない展開にワクワクが止まりません。以上、いかがでしたか?気になる作品は、ぜひ初回放送からチェックしてみてくださいね。(YUKI)
2023年07月01日日本テレビ系7月期水曜ドラマ「こっち向いてよ向井くん」の主題歌に、9人組ガールズグループ「NiziU」が7月19日(水)にリリースする2nd Album「COCONUT」に収録する新曲のラブソング「LOOK AT ME」が起用されることが決定。主演の赤楚衛二と「NiziU」からコメントが到着した。「こっち向いてよ向井くん」は、赤楚さんが演じる、雰囲気も、性格も悪くなく、仕事もできるのに10年間恋愛をしておらず、恋愛の仕方も見失っている“恋愛迷子”である33歳男性の向井悟が主人公。向井くんが繰り広げる男女間の“恋愛観のズレ”をリアルに表現し、その答え合わせを見せていく恋愛ドラマ。原作コミックスは「第13回ananマンガ大賞 準大賞」を受賞するなど注目を浴びている作品のドラマ化となる。また、2nd Albumに収録の新曲「LOOK AT ME」は「NiziU」初のラブソング。ドラマ主題歌への楽曲起用は「NiziU」のキャリア史上初。ドラマともリンクするような歌詞、かわいらしいダンスの振付も必見となっている。本日7月1日(土)放送の日本テレビ系列にて放送される夏の大型音楽特番「THE MUSIC DAY」に出演し、「LOOK AT ME」を初パフォーマンスする。【赤楚衛二コメント】今回僕もGP帯での主演が初めてですし、NiziUの皆さんも初のドラマ主題歌ということで、何かのご縁を感じますね。こうやって主題歌を歌っていただけるのがとても嬉しいです。一足先に主題歌「LOOK AT ME」を聴かせていただきましたが、歌詞が「向井くん」のテーマにすごくシンクロしているのでドラマと合わせて聴いていただけると、より楽しんでもらえると思います。聴いていると自然と爽やかな風が吹き込んだような気持ちになる、夏ドラマにぴったりの素敵な曲なので、僕も撮影の合間やメイクの時間に聴きながら、パワーをもらいたいと思います!【NiziUコメント】今回、私たちが「こっち向いてよ向井くん」の主題歌を担当させていただけるというお知らせを聞いた時は、とても嬉しくてメンバーとたくさん喜びました!!「LOOK AT ME」は私たちNiziUにとって初のラブソングとなっており、作品の内容とリンクする歌詞がポイントです!!また、振り付けも誰もが真似しやすい振り付けになっているので是非真似してみて下さい!ドラマのシーンと共に楽曲が流れて、たくさんの方に印象が残りやすいと思うので、作品と一緒に私たちの「LOOK AT ME」も楽しんで頂けると嬉しいです!!(NiziU・MAKO)水曜ドラマ「こっち向いてよ向井くん」は7月12日より毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。「NiziU」2nd Album「COCONUT」は7月19日(水)よりリリース。(シネマカフェ編集部)
2023年07月01日映画『ダンサー イン Paris』が、2023年9月15日(金)よりよりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開される。挫折から踏み出す第2の人生、人々や新たなダンスとの出会い描く映画『ダンサー イン Paris』は、パリ・オペラ座バレエ団でエトワールをめざすエリーズを主人公に、予期せぬ出来事による挫折を経た“第2の人生”を描く作品。未知なる人々や新たなダンスとの出会いを通して、エリーズが新たな一歩を踏み出していく様子を映し出す。パリ・オペラ座のバレエダンサー、マリオン・バルボーが主演に主人公・エリーズを演じるのは、パリ・オペラ座バレエのダンサーであるマリオン・バルボー。女性舞踊手の最高位「プルミエール・ダンスーズ」として世界最高峰のバレエ団を牽引し、クラシックとコンテンポラリーを自在に舞い演じるマリオン・バルボーが映画初出演にして主演を飾る。劇中では、一切のスタントを使わず、見事なダンスを披露している。主人公・エリーズ…マリオン・バルボー幼少期からバレエ一筋の日々を送り、パリ・オペラ座バレエ団で、エトワールをめざす。しかし、夢の実現を前に恋人の裏切りによって心乱れたことから負傷。新たな生き方を模索する中でコンテンポラリーダンスと出会う。ホフェッシュ・シェクター…ホフェッシュ・シェクター(本人役)エリーズが出会うダンスカンパニーの主宰者。コンテンポラリー界の奇才として名を馳せるホフェッシュ・シェクターが本人役で出演。劇中では、代表作「ポリティカル・マザー ザ・ コレオグラファーズ ・ カット 」の振り付け過程にカメラが密着し、ドキュメンタリータッチで映し出す。エリーズが惹かれるダンサー…メディ・バキエリーズの父親…ドゥニ・ポダリデスレジデンスのオーナー…ミュリエル・ロバンエリーズの理学療法士…フランソワ・シヴィル間抜けなところが愛らしい理学療法士。監督はセドリック・ クラピッシュ映画『ダンサー イン Paris』の監督を務めるのは、セドリック・クラピッシュ。『スパニッシュ・アパートメント』や、 『パリのどこかで、あなたと』など、なんでもない日に潜む大切な瞬間、平凡さの中に隠れた輝きを描き出すセドリック・クラピッシュが、生涯をかけて情熱を燃やし続けてきた“ダンス”への愛を題材に『ダンサー イン Paris』を作り上げた。「いつかダンスをテーマとしたフィクション映画を作る」という、20年来の構想を実現させた作品となる。映画『ダンサー イン Paris』あらすじ主人公のエリーズは、パリ・オペラ座バレエ団でエトワールになるという夢の実現を目前に、恋人の 裏切りから心を乱し、本番中に足首を負傷。医師から踊れなくなる可能性を告げられ、踊ることを半ば諦めて新しい生き方を模索する。しかし、失意の中にあったエリーズは、料理のアシスタント係の仕事で訪れたブルターニュで、今を時めく注目のダンスカンパニーと出会う。これまでとは違う、独創的なコンテンポラリーダンスが生み出される過程を目撃し、誘われるまま練習に参加したエリーズは、未知なるダンスを踊る喜びと新たな自分を発見していくのだった。【詳細】映画『ダンサー イン Paris』公開日:2023年9月15日(金)監督:セドリック・クラピッシュ振付・音楽:ホフェッシュ・シェクター出演:マリオン・バルボー、ホフェッシュ ・シェクター、ドゥニ・ポダリデス、ミュリエル・ロバン、ピオ・マルマイ、フランソワ・シヴィル、メディ・バキ、スエリア ・ヤクーブ原題:EN CORPS
2023年06月30日奈緒主演「あなたがしてくれなくても」特別編が6月29日オンエア。ゲスト出演した野間口徹に「今期のドラマ全部に出てませんかってくらい見かける」「野間口さんは5人くらいいると思っている」など、その活躍ぶりに注目が集まった模様だ。セックスレスの問題に直球で切り込んで30代~40代女性の圧倒的支持を受ける原作をドラマ化。「昼顔」制作スタッフが再タッグを組み、夫婦のタブーに切り込んだ30代の恋愛ドラマを描き出した本作。夫の陽一と2年にわたりセックスレスだった吉野みちを奈緒さんが演じ、みちとはセックスレスだったが結衣花と浮気した吉野陽一に永山瑛太。妻とセックスレスだったことからみちと“戦友”となるが、彼女を好きになっていった新名誠に岩田剛典。仕事に全力を振り向けたことで誠と距離が生まれた新名楓に田中みな実。陽一が働くカフェの前で交通整理をしていたことがきっかけでm陽一と親しくなった三島結衣花にさとうほなみ。みちの後輩で誠との不倫などについて厳しくも優しい助言をしてきた北原華に武田玲奈。陽一のカフェのオーナー・高坂仁に宇野祥平。楓の上司でファッション誌編集長だった川上圭子にMEGUMIといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。陽一と離婚し、誠にも別れを告げたみち。ある日、みちが華と待ち合わせしていると、そこに瀬田慎之介(野間口徹)がやってくる。実は華がマッチングアプリでダブルブッキングしてしまい、華は代役としてみちを呼び出し、彼女に瀬田の相手をさせようと考えたのだ。いやいや瀬田デートすることになるみちに、「自分もバツイチだ」と明かした瀬田は、自分は離婚してよかったと思ってる。無理して一緒にいても時間を無駄にするだけ、と自分の結婚観を話す。みちとの交際にノリノリで、勝手に話を進めていく瀬田の話を聞きながら、みちは陽一と過ごした5年間を思い返す…というのが特別編のストーリー。「離婚で人生設計狂ったから、今度は高望みせず行こう」と、みちの前で口にし、「無駄な時間を過ごしたくないですから」と話す瀬田に、みちは「そうは思いません」と反論。陽一との5年間は無駄な時間じゃないと名言する…という展開だった。特別編を見た視聴者からは「遂に今期ドラマで観る野間口さんは今日がラストかな」「野間口さん、今期のドラマ全部に出てませんかってくらい見かける」「野間口さんは5人くらいいると思っているくらい、ドラマ出過ぎだともはや心配している」など、瀬田役で出演した野間口さんに対するコメントが殺到。今クールでは本作に加え「合理的にあり得ない」に「それってパクリじゃないですか?」「教場0」「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」と数多くの作品に登場した野間口さんの活躍ぶりに多くの視聴者の注目が集まった模様だ。(笠緒)
2023年06月30日KDDIは、7月14日から8月24日までの6週間限定で、映画鑑賞料金が大人1,200円になる「auシネマ割 夏キャンペーン」をauスマートパスプレミアム会員に向けて実施する。「auシネマ割」は、映画鑑賞券やポップコーンが通常より安く購入できるauスマートパスプレミアム会員向けクーポン。同クーポンでは、大人は1,400円で映画鑑賞することができるが、「auシネマ割 夏キャンペーン」では1,200円で鑑賞が可能となる。対象劇場は、全国のユナイテッド・シネマ/シネプレックス、松竹マルチプレックスシアターズ、コロナシネマワールド。クーポン1枚につき、鑑賞券3枚までが割引対象となる(コロナシネマワールドは最大5枚まで割引対象)。
2023年06月30日野島伸司が5年ぶりに地上波連続ドラマに挑むオリジナル作品、飯豊まりえ主演「何曜日に生まれたの」のメインキャストが発表。飯豊さんの役ビジュアルも公開された。本作は、飯豊さんが引きこもり歴10年の主人公・黒目すいを演じる、サスペンスあり、ラブストーリーあり、予測不能の衝撃展開が連続するジェットコースタードラマ。落ち目の漫画家である父・丈治と2人暮らしの日々を送っているすい。ある日、丈治はレギュラー連載を持つ雑誌から一方的に連載打ち切りを告げられる。連載を続ける代わりとして、新たな企画を提案するのだが、それは、人気ラノベ作家と組むことと、引きこもりの娘をテーマに描く事だった。難色を示す丈治であったが、条件を受け入れ、公文と奇妙な共同作業が始まる。そんなとき、すいに高校時代の同窓会の招待状が届き、パニック状態に――。今回新たに出演が決定したのは、すいの運命を大きく動かす9人のメインキャスト。物語の鍵を握る顔出しNGの超売れっ子小説家・公文竜炎を溝端淳平、公文と奇妙な同居生活を送る編集長の来栖久美の妹・芽衣を早見あかり、公文と丈治のコラボを提案する編集長の来栖久美をシシド・カフカ、公文との奇妙な共同作業に取り組む売れない漫画家・黒目丈治を陣内孝則が演じる。溝端さんは「野島さんの作品に呼んでいただき、喜ばしい気持ちと同時に、強い覚悟が必要だと身が震える思いです」と心境を明かし、早見さんも「この作品を一から作れること、とても楽しみです」と期待。シシドさんは「思い切って走り抜けられればと思います」と意気込み、陣内さんも「野島マジック全開の作品です。頑張ります」とコメントしている。そして高校時代、サッカー部のマネージャーを務めていたすいは、大事な試合を前にしたある日、サッカー部のエースとバイク事故を起こしてしまう。しかしそれは、本当にただの事故だったのか…。同窓会の招待状をきっかけに、すいの止まっていた人生が大きく動き出していく。そんなすいの人生を大きく揺るがす高校時代の同級生役として、サッカー部のムードメーカーですいに想いを寄せる江田悠馬を、「silent」や「大奥」「unknown」といった話題作への出演が続く井上祐貴。事故を起こしてしまうサッカー部のエース・雨宮純平を、ミュージシャンとして活動し、アジア圏で圧倒的な人気を集めるYU。マネージャー仲間で高校時代は大親友だった瑞貴を、元「乃木坂46」の若月佑美。同じくマネージャー仲間で孤独を愛する謎の女・橋爪リリ子を、連続テレビ小説「ブギウギ」に出演予定の片山友希。補欠ながらもサッカー部のキャプテンで、皆から愛されている健人を、「何かおかしい」で連続ドラマ初主演を果たした濱正悟が演じる。井上さんは「高校時代のある事故をきっかけに、すいとの関係性が変わってしまった6人が、10年後に再び出会った事でどうなっていくのか、僕自身楽しみです」と語り、YUさんは「セリフも含めて、とても面白い役」と演じるキャラクターについて説明。若月さんは「最初と最後ではまるで違う感想を持ってしまうかも。皆さまには最終回まで絶対に見てもらいたいと思っています」と呼びかけ、片山さんは「現場で感じ取ったものをそのままお芝居に生かせればいいな」とコメント。濱さんは「役者冥利に尽きる念願の数々に感謝です。しっかりと演じてまいります」と気合を入れた。また、飯豊さんの役ビジュアルとともに、コメントも公開。撮影に入る前の顔合わせをふり返り、「そのあと本の読み合わせを行ったのですが、一同が座りながら台詞をなぞって読んでいるだけでも、お一人お一人の個性豊かな表現力に、思わず笑みが溢れました」と明かす。そして「お力をお借りしながら、私自身もしっかり受け止めてお返しできるよう、ご一緒できる3ヶ月間を噛み締めて、撮影に臨んでゆきたいと思います」と改めて意気込みを語った。「何曜日に生まれたの」は8月6日より毎週日曜日22時~ABCテレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月29日Amazonドラマ版「トゥームレイダー」の脚本を手掛けるフィービー・ウォーラー=ブリッジが、同作品への意気込みを「Vanity Fair」誌に語った。「ボンド(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)の脚本を書いて、インディ(『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』)に俳優として出演して。これってまさに、女性のアクションキャラクターを手掛けるために築き上げてきたものなのではないかと感じています」と、近年の携わってきた作品を生かして準備万端だと語るフィービー。「私が学んできたすべてのこと、大好きなキャラクターを取り入れて、ちょっとした90年代のバイブ(雰囲気)を思い出させるようなアクションシリーズを、もし私が先導できたら?自分が何をすべきかわかっていると思えるのは、すごく良い気持ちですね」とドラマ版「トゥームレイダー」に関する構想を明かした。10代の頃、「トゥームレイダー」のゲームにハマっていたというフィービーは、ドラマで「デンジャラスでエキサイティングなことができたら。(主人公の)ララを愛してくれている観客はすでにいるし、これからもそうであってほしいと思っているんです」と話した。ツイッターでは「期待しているよ!」「90年代の雰囲気!?」「フィービーの他にこれができる人はいない!」などの声が寄せられている。(賀来比呂美)
2023年06月28日新宿のミニシアター“新宿シネマカリテ”が今年も魅惑の作品を厳選して贈る映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション(R)2023」(略して「カリコレ(R)2023」)が7月14日(金)より4週間に渡り開催。この度、今年のシークレット作品に、フランス初のサメ映画『Year of the Shark』(英題)が選ばれた。今年はサメ映画の当たり年。現在も『ブラック・デーモン 絶体絶命』や『MEG ザ・モンスターズ2』など様々なサメ映画が押し寄せる日本に、抜群にエスプリの効いた前代未聞のサメ映画がフランスから到着。『Year of the Shark』(英題)は1975年のスティーヴン・スピルバーグ監督の名作でサメ映画の金字塔『ジョーズ』にオマージュを捧げる、鮮やかで、奇妙で、スタイリッシュ、ほかのサメ映画とは一味違うフランス“サメ映画”元年の始まりとなる記念作。7月15日(土)12時40分の回の上映後にはゲストをお招きしてのトークイベントも開催する。さらに今年のシークレット作品は当映画祭開催以来初の2作品。『Year of the Shark』(英題)に続くもう1本も近日解禁となっている。若手集結、新作映画で舞台挨拶決定「カリコレ(R)2023」が自信を持っておすすめする新作映画でも舞台挨拶が目白押し。日本映画を牽引する期待の若手が出演する作品たちが初上映。まずは、若手俳優の有力株、NHK連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」<ひなた篇>でヒロインの弟・桃太郎役を好演した青木柚が出演するプレミア上映作品の『神回』『まなみ100%』の2作品で舞台挨拶が決定。オープニング上映作品の『神回』では、7月14日(金)の本編上映前に、主演の青木さん、共演の坂ノ上茜、そして中村貴一朗監督が登壇する。また、青木さん、『アルプススタンドのはしの方』の中村守里の共演で贈る、監督自身の実話を基に愛と青春の10年間の物語を描いた『まなみ100%』でも7月22日(土)10時の回本編上映後に青木さん、中村さん、川北ゆめき監督が舞台挨拶に登壇。さらに『神回』と共に「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」第1回製作に選ばれた『17歳は止まらない』でも出演の池田朱那、片田陽依、白石優愛、大熊杏優、監督の北村美幸を招き、7月27日(木)19時50の回の本編上映前に舞台挨拶を行う。米アカデミー賞選定員や米国メディアから“とにかく次回作を!”と熱い期待を受けている津野励木監督の初の長編作『MAD CATS』でも出演のミネオショウ、絢寧、ストーン・マイケル・アーロン、愛甲ひかり、いわたまあり、志冴、辻やすこ、森累珠、MIO、YAE、そして監督の津野励木の舞台挨拶を7月29日(土)15時の回の本編上映後に行う。10月27日(金)からの全国公開に先駆けて「カリコレ(R)2023」クロージング作品として特別上映する『こいびとのみつけかた』では、主演の倉悠貴、芋生悠、監督・前田弘二と脚本・高田亮の登壇による舞台挨拶が、8月10日(木)19:20の回の本編上映後に行われる。なお、「Exne Kedy And The Poltergeists」のアルバム「Strolling Planet ’74」の楽曲とキリスト教の十戒をテーマに、同じ街で生きる1人ひとりの人間が9つの掌編で描かれるオムニバス映画『テン・ストーリーズ』でも、7月23日(日)19時50分の回などの本編上映後に監督と出演者の方々の舞台挨拶を行う。イタリアン・ホラーのトークも『ザ・ショック <2Kレストア版>』製作45周年記念として2Kレストア版で「カリコレ(R)2023」で蘇る巨匠マリオ・バーヴァ監督の遺作『ザ・ショック <2Kレストア版>』では、7月16日(日)の本編上映後にイタリアン・ホラー研究者の山崎圭司と是空プロデューサーの鈴木淳一の2人を招き、70年代に世界的なブームとなったイタリアン・ホラーの魅力、そしてイタリアン・ホラーの父とも称される本作マリオ・バーヴァ監督の功績を、深く熱くトーク。さらに、今回の上映に合わせ特別に起こした記念ビジュアルのフライヤー(3種)を『ザ・ショック <2Kレストア版>』全ての上映回入場者全員にプレゼントする。「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション(R)2023」は7月14日(金)~8月10日(木)4週間、新宿シネマカリテにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年06月28日福原遥と深田恭子が主演する新ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」の主題歌が、Adoの新曲「向日葵」に決定した。本作は、キュレーターになるという夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖(福原さん)と、アラフォーで恋を後回しにしてきたアートスペシャリスト・成瀬瞳子(深田さん)の2人の女性が、年の差を超えたシスターフッドを築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。今回決定した主題歌「向日葵」は、夏の向日葵のように真っ直ぐな“あなた”への憧れと感謝の歌。Adoさんの歌の新境地を感じさせるような、繊細かつ大胆な歌唱表現が聴きどころだ。作詞・作曲は、シンガーソングライターのみゆはん。編曲は、ボカロPの40mPが担当する。TBSドラマの主題歌を担当するのは本作が初となるAdoさんは、「ドラマと主題歌、楽しみにしていただけますと幸いです」とメッセージを寄せている。▼第1話あらすじ仲川有栖(福原遥)は、最愛の亡き母の影響で美術館の学芸員となり、いつかは海外で活躍できるキュレーターになることを夢見て大学に進学し、一人暮らしをすることが決まっていた。だが、高校卒業の日、妊娠をしていることを知り、彼氏の麻生康介(八木勇征)に告げると…。一方、成瀬瞳子(深田恭子)は現代アートを扱う会社でアートとビジネスを繋ぐ仕事をする優秀なアートスペシャリスト。母の貴美子(片平なぎさ)から来る「孫を抱きたい」「結婚はまだか」という連絡に辟易していた。親友の柴崎薫(松本若菜)が経営する柴崎レディースクリニックに向かっていた瞳子は、お腹をおさえていまにも倒れそうな有栖に出くわし、赤ちゃんがいることを知り、有栖をそのままクリニックへと連れて行く。偶然出会った2人。有栖は一人暮らしを始めた先でダンサーを目指す黒澤祐馬(鈴鹿央士)と出会い、瞳子は仕事で訪れた故郷・金沢で美術品輸送専門ドライバーの加瀬息吹(上杉柊平)と運命的な出会いを果たす――。「18/40~ふたりなら夢も恋も~」は7月11日より毎週火曜日22時~TBSにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月27日7月スタートの新ドラマ「CODE-願いの代償-」の制作発表会見が横浜のホテルにて開催。主演の坂口健太郎をはじめ、染谷将太、松下奈緒、堀田真由が登壇した。本作は、婚約者を失い絶望の淵におちた刑事・二宮(坂口さん)が、その死の真相を追い求める中で、“どんな願いも叶える”という正体不明のアプリ【CODE】を手にして展開されるノンストップ・クライム・サスペンス。会見にて意気込みを求められた坂口さんは、「挑戦的なことをやろうとしている作品。一瞬で物事が進む作品なので、ながら見ではなく、1時間をCODEのためにください」と語り、【CODE】の真相を探る記者役の染谷さんは、「台本も面白いし本当にノンストップなんです!毎回山場なので演じがいがあります!」と話した。謎の女性役の松下さんは「作品にスピード感があるので、ハラハラドキドキする中に円という女性がエッセンスとして入れられたらいいなと思って撮影しています!」とコメントし、椎名(染谷さん)と共に【CODE】にまつわる事件を追うハッカー役の堀田さんは「自分自身の中のハッカーという役の捉え方にギャップを持たせたいなと思っています!」と意気込んだ。また、スタッフから「坂口健太郎は、一度ツボに入ったら笑いが止まらなくなる」という情報が入り、三浦貴大演じる百田との緊迫した場面でも、笑いが止まらなくなってしまったエピソードが明かされる場面も。染谷さんは「僕との場面でも、坂口さんが笑い出して3~4回撮り直しがありました」と証言し、これに坂口さんは「一通り笑い終わらないと次にいけないんです…」と苦笑い。物語は重厚なサスペンスが繰り広げられる一方、現場は和気藹々とした日々の撮影のようだ。そんな会見は終始、全員が笑顔で進み、座長・坂口さんのもとでキャスト陣が結束している様子が随所に垣間見えた。「CODE-願いの代償-」は7月2日より毎週日曜日22時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月27日《text:YUKI》恋愛ものに事件もの、痛快バディからヒューマンサバイバルまで、様々なジャンルのドラマが顔を揃えた春クール。日替わりで違った気分を味わえる楽しい3か月も、もうまもなく終了の時を迎えます。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ総括「勝手にベスト3」を、ランキング形式で一緒に振り返っていきましょう。第1位:“ワケあり”コンビの掛け合いが癖になる!「合理的にあり得ない」元弁護士の肩書きを持つも、ある傷害事件をきっかけに資格をはく奪された“ワケあり”女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140でちょっぴり変わり者の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、警察には頼めない様々な依頼を大胆な方法で解決していく極上痛快エンターテインメント「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明」。つい不条理がまかり通ってしまう現代の「あり得ない」敵たちを、上水流エージェンシーならではの「あり得ない」手段で爽快に切り倒していく様が、観る者をスカッと良い気持ちにさせてくれる一作でした。中でも、天才的な頭脳を持っているにも関わらず、色恋沙汰の嗅覚がめっぽう弱い貴山に対して、涼子がここぞとばかりに「恋愛のIQはゼロなんだね」ププッと小馬鹿にしては「やかましいわ」と返す、微笑ましいやり取りが癖になりましたね。そんな涼子が逆にハニートラップを仕掛けられた際には、「僕は涼子さんが好きです」と勢い余って告白。驚く涼子に、「ツチノコとかイエティみたいな(好きの種類)」と付け加える辺りがこれまた恋愛IQの低さを忍ばせて大変面白かったです。2023年春クールを代表するバディものとして、記憶に残る作品になったのではないでしょうか。第2位:人に言えない“秘密”が切ない事件を紐解く「unknown」ワケありといえば、この作品も忘れてはなりません。「あなたは、大切な人のすべてを本当に知っていますか?」というコピーが妙に胸に残る、衝撃のラブサスペンスドラマ「unknown」です。本作は、吸血鬼の末柄だという正体を隠して働く週刊誌のエース記者・闇原こころ(高畑充希)×過去にトラウマのある交番警察官・朝田虎松(田中圭)が暮らす町で、かつて未解決だった連続殺人事件と同じ手口の殺人事件が発生。運命で結ばれた2人が抱える“秘密”が、事件を紐解く鍵となっていく切ないラブストーリー。「この役者さんが登場したら、絶対に物語の鍵を握っている」と考察されがちな配役が散りばめられていて、放送を重ねる度、「この人、めちゃくちゃ怪しい」「真犯人は誰?」とSNSを中心に予測が白熱していましたね。予想外に、真犯人候補が次々と消されていくハラハラ・ドキドキの展開は、まんまと制作者側にやられた結果に――。吸血鬼という種族に限らず、どんな人間でも、育った環境の違いなどから価値観に差は生まれるもの。立ちはだかる壁を家族、恋人、友人たちとどう手を取り合って乗り越えていくのか。大切なことを教えてくれるドラマでした。第3位:マイナスをプラスに変えてくれる“運命の出会い”に共感「わたしのお嫁くん」仕事を完璧にこなし、同僚たちからも憧れの存在として羨望の眼差しを注がれている主人公・速見穂香(波留)。そんな彼女が、実は生粋の「ズボラ女子」である秘密を、偶然知ってしまった後輩の山本知博(高杉真宙)。この彼、実は最上級の家事スキルの持ち主で…!凸凹コンビの2人がひょんなことから同棲生活をスタートするドラマ「わたしのお嫁くん」。人気漫画の実写化という点でも注目度の高かった本作――恋愛や結婚の等身大のあるあるがたくさん詰まっていて、非常に共感度の強いドラマだったのではないでしょうか。本来なら、こんなに相性の良い2人、うまくいかないはずがないのですが――今作では、2人の恋路を邪魔する個性豊かなキャラクターたちが続々登場。弟の知博を溺愛する兄たち、お節介が過ぎる穂香の両親。そんな中、取り分け話題を集めたのが、2人の会社の同僚・「春らんまんで天真らんまん。かわいいは最高の褒め言葉」というキャッチフレーズで自己紹介する花妻(前田拳太郎)と、自宅に穂香の推しクローゼットを作り崇める赤嶺(仁村紗和)です。影でネチネチ…ではなく、真っ向から「大好きなので、邪魔します!」と気持ちをストレートに表現する辺りが、まさに令和のラブコメならではの魅力だった気がしますね。とても面白かったです。以上、春ドラマの総括は、いかがでしたでしょうか。次回は、夏ドラマのおすすめ作品を先取りしてご紹介予定です。お楽しみに。(YUKI)
2023年06月24日趣里を主演に迎え、“女性の貧困問題”に迫る1億5000万PV突破の話題作を連続ドラマW-30「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」として映像化、今秋、WOWOWにて放送・配信される。雁矢摩子(趣里)は離婚を機に復職し、経済誌の契約編集者に。編集長からPVを稼ぐために“女性の貧困”がテーマの連載担当を命じられる。風俗ライターの崎田祐二を紹介されるが、彼の貧困当事者への姿勢に苛立ち、取材方針をめぐって衝突する。そんな中、国立大学医学部に通うため風俗で食いつないでいる広田優花へのインタビュー記事が炎上。一見すると矛盾をはらむ優花の記事。摩子は祐二の反対を押し切り、謝罪と記事の削除を優花に伝えるが、本人の思わぬ言葉に自身の浅はかさと偏見を痛感する。そしてライターとしての祐二の覚悟を感じた摩子は、肉親の介護、親からの性的虐待、苛烈なパワハラ・モラハラ被害、再雇用の実情、戸籍と就学の問題など、ただ生きることへの困難さを抱える様々な境遇の当事者への取材を共に重ねていく。それは同時に、不安定雇用のもと子育てに奮闘する摩子自身も、“貧困”が他人事ではないという自覚につながっていき…。原作は、東洋経済オンラインで1億5000万PV突破の人気連載を書籍化、「Yahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞」にノミネートされた「東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか」(東洋経済新報社刊)。貧困に陥った女性が持つ心の叫びを丹念に聞き続けたルポルタージュ本をドラマ化した本作は、経済誌の契約編集者である主人公・雁矢摩子(趣里)が貧困女性たちの現実を取材しながら、自らの目線や体感を通して、社会の矛盾や貧困問題の巧妙な仕組みを浮き彫りにしていく。今作の主人公、雁矢摩子を演じるのは、2018年の主演映画『生きているだけで、愛。』にて、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞し、2023年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」にてオーディションで朝ドラヒロインの座を射止めるなど、いま最も勢いのある趣里。本作が、WOWOWドラマ初出演にして初主演となる彼女が本作品を通じて実際に存在する現実と向き合い、摩子という役を通して世の中に伝えるという難しい役どころに挑戦する。監督は「アンラッキーガール!」「JOKER×FACE」の青木達也、「教場ll」プロデューサーの遠藤光貴の2名、脚本は「ここは今から倫理です。」などを手掛けた高羽彩が務める。実際に貧困問題に取り組む活動家らにも取材し、作品にも反映。新宿・歌舞伎町でも撮影を行っている。“貧困”は他人事ではない…主演:趣里、原作:中村淳彦からコメント到着雁矢摩子役・趣里「東京貧困女子。」を初めて読んだ時、「知らない」じゃ済まされず、摩子という役を通して何かをしなければ、と本能的に感じました。とても難しいテーマでしたが、素敵なキャストの皆様と、丁寧に時間を過ごせた気がしています。私自身、心に留めておかなければいけない現実と、これからも向き合っていきたいと思います。同時に、ドラマとして楽しんでいただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。原作・中村淳彦「東京貧困女子。」は高校時代から知り合いで、でも会話をしたことのない同級生の女性からの電話からはじまっています。「明日から転職するの。非正規だけどね。ねえ、貧困女性の取材をやらない?」と、知り合って30年近くが経って初めて話して連載がはじまりました。ある取材の帰り、彼女の手首に古いリストカット痕が見えた。傷跡を指して話しかけると、離婚して精神状態が穏やかでなかったこと、原因は自分だったこと、正規職に一度も就けなかったこと、ずっと未来が見えなくて不安だったことを語りだした。東京という大都市でもがく貧困女性たちに自己投影していたことを理解した。そんな彼女がモデルとなった摩子を、いまを輝く趣里さんが演じて「東京貧困女子。」がドラマ化です。生きづらい彼女たちの現実が一人でも多くに伝わることを願っています!連続ドラマW-30「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」は2023年秋、WOWOWプライムにて放送、WOWOWオンデマンドにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年06月21日二子玉川駅直結の複合商業施設「二子玉川ライズ」では、屋上庭園の開放的な空間で夏の夜の特別な映画体験が楽しめる屋外映画館「原っぱシネマ」を7月29日(土)・30日(日)の2日間開催する。今年で3回目の開催となる「原っぱシネマ」。屋上庭園「原っぱ広場」の芝生の上で、生き物の声や風の音、川のせせらぎなど、自然の音もBGMとして楽しめ、ひと夏の思い出になる一期一会の映画体験を提供する。“あたたかな拍手でおわる、映画のじかん。”をテーマに、エンドロールでは思わずみんなで拍手したくなるような一体感が生まれる。第2回「原っぱシネマ」の様子今回上映されるのは、『シング・ストリート 未来へのうた』日本語吹き替え版。本作は、『はじまりのうた』で知られるジョン・カーニー監督が、80年代のダブリンを舞台に描く半自伝的な物語。当時の迷える若者たちの救世主だった「デュラン・デュラン」「a-ha」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」といった、80年代のブリティッシュ・サウンドが、本作を彩る。本イベントは、抽選申込制となっており、7月3日(月)10時~10日(月)23時59分までの期間、オンライン申込サイト「PassMarket」で申し込み受付を行う。また、「二子玉川ライズ」内にあるホテル「二子玉川 エクセルホテル東急」では、入場券付宿泊プランの販売を今年も実施。本日より販売がスタートした。「原っぱシネマ」は7月29日(土)、30日(日)二子玉川ライズ原っぱ広場(ルーフガーデン 5F)にて19時30分上映開始(21:20上映終了予定)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月20日韓国ドラマ「イカゲーム」に主演し、テレビ界のアカデミー賞といわれるエミー賞にてアジア人の俳優として初の主演男優賞を受賞したイ・ジョンジェ。「BS10スターチャンネル」では、その出演作7作品を一挙放送する。「スター・ウォーズ」の新ドラマ「THE ACOLYTE」(原題)にも出演が決まり、世界的スターとしても注目されるイ・ジョンジェは、9月に日本公開される『ハント』では初監督に挑戦、すでに韓国でトップスターとして長年のキャリアを築いており、映画でも数々の名作の主演を務めてきた。手が付けられないほど残酷で暴れ者の殺し屋を切れ味たっぷりに演じた、日本劇場公開最新作『ただ悪より救いたまえ』と、潜入した巨大犯罪組織で頭角を現していくとともに苦悩する捜査官役を哀愁と色気を漂わせながら演じた『新しき世界』という韓国ノワール2作品は、イ・ジョンジェ×ファン・ジョンミンという韓国の名優対決が見もの。また、長年日本未上陸だった2008年の作品をスターチャンネルで初公開したイ・ジョンジェ主演の韓国ポップ時代劇『1724 妓房乱動事件』、チョン・ドヨン演じるメイドと禁断の関係に陥る資産家一家の主人を演じた『ハウスメイド』、当時20代のイ・ジョンジェが演じるソウルの青年と東京の少女のインターネットを介した運命的な出会いを描いた『純愛譜(2000)』など、ハードボイルドから恋愛ドラマまでどんな役でも観客を引き込む魅力を放つイ・ジョンジェを堪能できるだろう。「韓国トップスターイ・ジョンジェ特集」(全7作品)放送:【STAR1字幕版】7月22日(土)9時15分~一挙放送(全7作品)ほか配信:Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」■『ただ悪より救いたまえ』(7月3日より配信開始)ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェ共演の韓国ノワールアクション。『チェイサー』『哀しき獣』の脚本家ホン・ウォンチャンが監督を務め、引退を決意した暗殺者と復讐に燃える殺し屋の壮絶な死闘を、激しいバイオレンス満載で描き出す。豊原功補や白竜など、日本人俳優も重要な役で出演。『パラサイト 半地下の家族』の撮影監督、ホン・ギョンピョによる映像美も見どころ。■『新しき世界』(配信中)イ・ジョンジェ主演の韓国製ノワールドラマ。韓国最大の犯罪組織に潜入捜査中の警察官が、兄と慕う組織幹部との絆の狭間で苦悩する。巨大犯罪組織に潜入捜査中の警察官を中心に、様々な思惑が絡み合う。権力争いや警察組織と犯罪組織での葛藤の中で見え隠れする友情と絆が描かれる。韓国ノワールの特徴である緊張感が、作品全体を包み込んでいる。ファン・ジョンミン、チェ・ミンシクら共演。監督は、『悪魔を見た』や『生き残るための3つの取引』の脚本で世界に衝撃を与えたパク・フンジョン。■『1724 妓房乱動事件』(配信中)イ・ジョンジェ主演の日本初公開作。ヒロインに『悪女/AKUJO』のキム・オクビン。喧嘩師がヤクザ相手に芸妓屋で巻き起こす乱闘事件。韓国ヤクザの組織間抗争が朝鮮王朝時代にもあったら?をコメディとして描く。突然アニメ絵や吹き出しが入ってきたりアメコミ風色調に変わったりとブっ飛んだ演出で魅せる、荒唐無稽な韓国ポップ時代劇。本作を撮った監督は、伝説の親分だが主人公に秒殺され劇中ずっと寝てるだけの男、として出演も!■『ハウスメイド』(7月25日より配信開始)韓国映画史上に名高い「カルト的傑作」として名高いキム・ギヨン監督の『下女』をリメイクした官能サスペンス。新人メイドの登場で崩壊していく上流家庭の姿を、息詰まるタッチで描きつつ、韓国の階級社会を痛烈に風刺。『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したチョン・ドヨンが主演、イ・ジョンジェや『ミナリ』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたユン・ヨジョンなど、名優たちの演技合戦も見どころ。そのほかの作品は、『神と共に 第一章:罪と罰』『神と共に 第二章:因と縁』(配信中)『純愛譜(2000)』(放送のみ)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月19日多くの作品がクライマックスを迎えている春ドラマ。シネマカフェでは、読者アンケート「2023年好きな春ドラマ&キャラクターは?」を6月11日まで実施。その結果を発表する先日のドラマ編ランキングに続き、今回は“好きな春ドラマのキャラクター”をランキング形式で発表していく。1位:加賀美圭介「unknown」春ドラマ好きなキャラクター1位に輝いたのは、先日発表した“好きなドラマ編”でも1位となった「unknown」より、主人公…ではなく、恋の強力ライバル(?)加賀美圭介だ。本作は、凄惨な連続殺人事件が起こる町を舞台に、秘密を抱えた男女の愛を描く、“究極の愛”を問う本格ラブ・サスペンスドラマ。町田啓太が演じるこの加賀美は、週刊誌のカメラマンで主人公・こころ(高畑充希)の相棒で親友。基本的にぼんやりしており、少し天然。虎松(田中圭)の嫉妬心を煽り、恋の三角関係に発展していくようなキャラクターだが…。今回読者からは「ふわふわしてて掴みのないから一変、狂気炸裂の加賀美、とにかくエグいです」、「掴みどころの無い飄々とした感じだったのに、ジワジワと怖さが出てきて、目が離せなくなる」、「不思議キャラなのに物腰も柔らかく癒しだったのに8話からの加賀美が柔らかいのに冷酷で美しすぎた」など、豹変具合に多くの絶賛の声が寄せられた。【「unknown」DVD&Blu-ray】2023年10月11日(水)リリース2位:朝田虎松「unknown」続く2位も「unknown」から。主人公のひとり、田中圭が演じる“トラちゃん”朝田虎松がランクイン。交番勤務の警察官である虎松は、こころと最悪な出会いをしたものの、いつしか恋に落ちていく。また、実は誰にも言えない”重い秘密”を抱えている…という役どころだ。読者からは「心に大きな傷を負いながらもちゃんと前に進み、周りの人にも優しい虎ちゃんが大好きです」、「他人や人外であっても、自分との違いを受け入れる懐が深い愛の人。演じた俳優田中圭にも通じる愛情を感じる」、「優しさの塊であり、重く抱える過去があっても腐ること無く並々ならぬ努力で今の生活を手に入れた虎松にはどうか幸せになって欲しいと願わずにはいられないほど肩入れしています!」、「優しくて誠実でカッコよくて可愛いとらちゃん一択です。とにかくとらちゃんに幸せになって欲しいと視聴者に感情移入させる田中圭さんのお芝居は群を抜いて素晴らしいです」といった感想が届いた。3位:皆実広見「ラストマン-全盲の捜査官-」3位は、全盲のFBI捜査官と孤高の刑事が凸凹バディを組んで難事件に挑むドラマ「ラストマン」より、福山雅治が演じる主人公の皆実広見。アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI特別捜査官で、人たらしな性格、愛嬌と社交性をもち、いつも人の輪の中心にいるような人物。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。アンケートでは、「シリアスな場面だけでなく、クスっと笑えたり、皆実捜査官の一言が響いたり、アドリブやモノマネをぶっ込んできて飽きさせない」、「福山雅治の個性を活かした強めのキャラが素晴らしい!」、「全盲のFBI捜査官という難役を見事に表現している。毎回のアドリブが面白い」と読者からたくさんの感想が寄せられた。▼「ラストマン-全盲の捜査官-」第9話(6月18日21時~放送)皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、41年ぶりに心太朗の父・鎌田(津田健次郎)に会いに刑務所へ行くが、面会は叶わなかった。41年前の事件の真相を知っている鎌田が余命わずかでタイムリミットが迫る。泉(永瀬廉)と吾妻(今田美桜)も捜査の協力を申し出る。一方、弓塚(石橋蓮司)は、事件が掘り起こされることを聞き…。第4位~第10位は以下の通り。4位:小田切渉(福士蒼汰)スリリングなリーガルサスペンス「弁護士ソドム」の主人公。周りから「ソドム」と呼ばれる型破りな詐欺加害者専門弁護士。弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をし、裁判で勝たせていく。しかしそれには、ある目的が…。▽読者の声・「役柄は、悪徳弁護士ですが、本当は、正義感が強くて心があるところが気に入ってます」・「話が進むにつれて、本当は良い人だとわかってきて、時折見せる切ない表情が本当に切ない」・「福士蒼汰さん演じる渉の、悪徳弁護士としての表の非情な顔と仲間内で見せる本当の優しい笑顔のギャップが魅力的だから」5位:貴山伸彦(松下洸平)「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」より、探偵・上水流涼子の相棒である貴山伸彦。IQ140の頭脳を持ち、多くの分野に精通、一見完璧のようだが、女性が苦手という一面も。涼子と共に、理不尽な悪党たちに立ち向かう。▽読者の声・「とにかく変装して潜入先でのやり取りが絶妙に上手い。そして天海祐希さんに引けを取らない対等に渡り合える面白さ、目が離せません」・「演技や間がうまいのはもちろん、変装したりクスリと笑えるシーンもあり、夢中になってみています」・「貴山伸彦…通称のぶりん 真面目だけど…可愛らしさもあり少し謎めいてる所もあり…松下洸平さんの演技力がハンパないです」▼「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」第10話(6月19日22時15分~放送)突如、涼子(天海祐希)のスマホに送られてきた謎の動画。そこには、うつろな表情をした涼子の様子が映っていた。映像の中の言葉で、涼子の脳裏には、椎名(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえり、真実にたどり着くため、涼子はある人物の元を訪ねる。6位:新田東郷(山田涼介)メリットだけで結婚を選んだ2人の胸キュンラブコメディ「王様に捧ぐ薬指」より、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだツンデレ御曹司・新田東郷。主人公・羽田綾華(橋本環奈)が働く結婚式場「ラ・ブランシュ」のワンマン社長で、女性に困ったことはないが、本当の恋はしたことがない。周りからは、「王様」、「キング」と呼ばれている。▽読者の声・「表向きはかっこいいキングなんだけど、内面はかわいすぎる一面がたくさんあるから」・「ドS御曹司なのにピュアで大事な人を守ろうとするところが素敵だから」・「何でも出来る王様気質なのに、恋愛や友情など本気の場面では、少し不器用な面が愛くるしく面白いし」・「ツンデレ社長が綾華にしか見せない可愛い顔にやられた」▼「王様に捧ぐ薬指」最終話(6月20日22時~放送)綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)が正式に離婚し、10か月が経過。綾華が有給を取ったある日、「ラ・ブランシュ」では東郷の新たな婚約者の衣装合わせが行われていた。同僚たちは、綾華と東郷のバッティングを避けようと画策していたが、綾華は式の打ち合わせに来ていた東郷と静(松嶋菜々子)たちに会ってしまう…。7位:鼓田ミナレ(小芝風花)ラジオを舞台にしたコメディドラマ「波よ聞いてくれ」より、主人公の鼓田ミナレ。スープカレー店でアルバイトをしているが、あることがきっかけで、深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく。やけ酒を飲んでは見ず知らずの男に愚痴をこぼし、泥酔して記憶をなくすという超絶やさぐれ女で、軽快なトークや仲間たちとのやり取りが魅力。▽読者の声・「あのキャラクターを演じるのが全く違和感がないのがすごい!」・「マシンガントークが痛快」・「とにかくカッコカワイイキャラでファッションも毎回スタイリッシュな服装で素敵です。 ラジオパーソナリティするキャラなので長尺のセリフ&マシンガントークするシーンは観ててスカッとする!」【「波よ聞いてくれ」DVD】2023年9月6日(水)リリース8位:萱島直哉(山田裕貴)ある日、電車の一両が、何もかも遮断され“ペンディング”された“非日常”の世界へと放り出され、生き抜くためにサバイバル生活を送る「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」の主人公。萱島は、そんな電車に乗り合わせた乗客で、カリスマ美容師。どこか捉えどころがなく、何を考えているか分からない危険な色気を感じる一面が。そこには、これまでに経験してきた複雑な過去が関係している。▽読者の声・「山田裕貴クンの演技には毎回泣かされる。 兄役も素敵」・「本当は優しくて頼もしい人なのに、それを全面的に押し出して行動したりしない言わゆる人から好かれることを、あえて好んでないから口から出る言葉は、憎まれ口や真逆のことばかり。そんな不器用さが、直哉の魅力かもなと思う」・「優しさと真の強さがかっこいい」▼「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」最終話(6月23日22時~放送)事実ではないことがネット上で拡散され、苦境に立たされる5車の元乗客たち。原因不明の手の震えに苦しむ直哉(山田裕貴)や、あらぬ誹謗中傷で休職を余儀なくされた優斗(赤楚衛二)もまた、「こんな世界、もう終わればいい」と思うほどの絶望の淵にいた。しかしその頃、物理学教授の蓮見(間宮祥太朗)は、地球環境を激変させる小惑星の衝突について、新たな事実をつかんだようで…。そんな中、5号車のメンバーが集まる対策会議に連れてこられた直哉。そこには久々に顔を合わせる紗枝(上白石萌歌)の姿もあった。そして一同は、意を決した米澤(藤原丈一郎)の発案で一本の動画を公開することに。するとその動画をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動き出していく。9位:上水流涼子(天海祐希)「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」の主人公。明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする女探偵だ。相棒・貴山と様々な依頼を超大胆な方法で解決していく。▽読者の声・「会話のテンポが早くて面白い」・「上水流涼子、天海祐希さんがナイスキャスト」・「ストーリーは題名通りで、あり得ない展開。他の女優さんでは無理だと思うが、天海祐希が見事に楽しく成立させているから」10位:白浜優斗(赤楚衛二)「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」で未来の荒廃した世界にワープしてしまう乗客のひとり。心根が真っ直ぐな若き消防士で、極限の状況下でもリーダー格として乗客たちをまとめていく。萱島とは意見が対立してしまうこともあるが、それぞれが抱える過去や生きる理由、そして互いの本心を知ったときに関係性が変化していく。▽読者の声・「過去の過ちによる後悔がある故の正義感、リーダーシップがカッコ良い。消防士姿も惚れます!」・「どんな時も希望を捨てないし、仲間を見捨てない白浜さんが素敵だから」【シネマカフェ読者アンケート/好きな春ドラマのキャラクターTOP10】1位:加賀美圭介/町田啓太「unknown」2位:朝田虎松/田中圭「unknown」3位:皆実広見/福山雅治「ラストマン-全盲の捜査官-」4位:小田切渉/福士蒼汰「弁護士ソドム」5位:貴山伸彦/松下洸平「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」6位:新田東郷/山田涼介「王様に捧ぐ薬指」7位:鼓田ミナレ/小芝風花「波よ聞いてくれ」8位:萱島直哉/山田裕貴「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」9位:上水流涼子/天海祐希「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」10位:白浜優斗/赤楚衛二「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」※2023年4月期に放送されている“春ドラマ”が対象となります。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(シネマカフェ編集部)
2023年06月18日小野花梨と風間俊介が主演を務める新ドラマ「初恋、ざらり」に、若村麻由美、尾美としのり、熊谷真実、浜中文一、西山繭子が出演することが分かった。軽度知的障がいと自閉症を持つ上戸有紗(小野花梨)は、普通に憧れ、自己に強い劣等感を抱いている。夜はコンパニオンとして働いているが、昼は障がいを隠して運送会社で働く。必死にメモを取りつつも、言葉の意味が分からず、戸惑う有紗。そんな有紗に優しく声をかけてくれたのが、職場の岡村龍二(風間俊介)だった。常識的なことを質問しても気兼ねなく教えてくれる岡村の優しさに、有紗は恋心を抱いていく――。今回新たに発表された5名が演じるのは、有紗と岡村、2人の恋に関わっていく人々。「科捜研の女」シリーズでお馴染みの若村さんが演じるのは、有紗を女手一つで育ててきた母・冬美。「愛情を表に出すタイプではありませんが、娘に自立して生きて欲しいと願う思いに溢れています」とキャラクターについて説明し、「それぞれを応援したくなる心温まる切なく愛おしい物語になっていると思いますので、楽しみにしていただければと幸いです」と呼びかける。岡村家の面々には、厳格で厳しい父・龍彦を尾美さん、子ども思いで優しい母・靖子を熊谷さん、自由奔放でやりたいことにとにかく真っ直ぐな兄・龍之介を浜中さんが演じる。尾美さんは「このドラマは幸せな気持ちをくれるドラマだと思います」と言い、熊谷さんは「恋する気持ちを忘れた人、現在進行形の人も、是非皆様ご覧になってください」とコメント。浜中さんは「有紗と龍二の行く末が気になりすぎて、あっという間に読み終えました。どちらにも感情移入できてしまい、読み終えた時は気持ちが大変な事になっていました!」と物語の感想を述べた。また、有紗と岡村が務める運送会社の同僚で、2人の良き理解者である天野久美役には、現在公開中の映画『スパイスより愛を込めて。』に出演する西山さん。「色んな人がいて、自分の物差しでは測れないことばかりです。飛び込むことは時に勇気を必要とします。それでも、誰かを愛しいと思ったり、何かを大切にしたいと思うことってやっぱり良いな、見ている人が少しでもそんな風に感じてくれたら嬉しいです」と話している。「初恋、ざらり」は7月7日より毎週金曜深夜24時12分~テレビ東京ほかにて放送。各話放送終了後からLemino/U-NEXTにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年06月16日松岡茉優が主演する新ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の初回放送日が7月15日(土)に決定。生徒役のキャスト総勢30人もクランクインを迎えた。本作は、卒業式の日、生徒を見送った教師が突き落とされるところから始まる学園ドラマ。容疑者は、いま私の目の前にいる生徒たち――。松岡さんが教師役に挑戦するほか、芦田愛菜、加藤清史郎、當真あみ、本田仁美(AKB48)らが生徒役で出演することが決定している。今回クランクインした3年D組の生徒役のほか、同僚教師や、主人公・九条里奈(松岡さん)の旦那、物語のカギを握る重要な人物など、気になるキャスト情報のつづきは、近日発表予定だ。また、第1話のあらすじも公開。生徒が突如、容疑者に…1年後の死を避けるべく、命がけで生徒に向きあう新時代の学園ドラマは、7月15日(土)スタート。第1話あらすじ鳳来高校3年D組の担任教師・九条里奈(松岡茉優)は、涙一つ流れぬ卒業式を迎えていた。巣立つ生徒を上階の吹き抜け廊下から見つめる九条。青く澄んだ空を見つめ、心にある葛藤を吐き出すように溜息をもらし、職員室へ戻ろうとしたとき、背中に強烈な衝撃を受け、上階から落下する。慌てふためく中、その視界に入ってきたのは、自分の背中を押したであろう何者かの生徒の手であった。そして手元には、”D組 卒業おめでとう“と記された深紅のコサージュが…。正に地面に着きそうになったその瞬間、目を開けると、なぜかそこは3年D組の教壇の前であった。目の前には30人の生徒。黒板には「令和5年4月6日」という1年前の始業式の日付。自分の死の未来を変えるため、生徒との向き合い方を改めていく九条。しかし、教師の想いを生徒に届けるということがとても難しいこの世の中に、九条はある覚悟を決めることとなる。自分を殺した生徒は誰か。そしてこの1年の中で離婚をすることになっていた夫との関係、友人関係や職場の人間が織りなす空気。九条の人生の中に存在する全てと立ち向かう2度目の1年が、いま始まる――。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月15日より毎週土曜日22時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月16日シネマカフェでは先週、4月頃から放送中の“春ドラマ”に関するアンケートを実施。「2023年好きな春ドラマ&キャラクターは?」と題して行った今回アンケート結果を、ドラマ編・キャラ編と2日に分けて発表。今回は、好きなドラマ編を第1位から順番に発表する。まずは、<第1位~第3位>をご紹介。1位「unknown」4月クール放送の一番人気は、高畑充希と田中圭という初共演の2人がW主演を務めた「unknown」。先日放送終了した本作は、凄惨な連続殺人事件が起こる町を舞台に、秘密を抱えた男女の愛を描く、“究極の愛”を問う完全オリジナルの衝撃作。高畑さんが演じる、決して誰にも言えない秘密を抱える週刊誌記者・闇原こころと、田中さんが演じる交番警察官・朝田虎松が、最悪の出会いを果たしたものの、次第に引かれ合っていく。ラブストーリーに並行して、予測不能な事件が巻き起こる本格サスペンスが、本作にピリッとスパイスを効かせた。2人のほかにも町田啓太、麻生久美子、吉田鋼太郎、小手伸也、木野花、井浦新らが出演した。今回実施したアンケートでは、「コメディ、ラブ、サスペンス、謎解きと様々な要素がごった煮の様に絡まり合ってるドラマなのに成立してるのが凄い とても挑戦的な脚本とそれを違和感なく成立させてる俳優陣が素晴らしい」、「全然犯人わからなくて考察楽しい!」、「吸血鬼というファンタジーな要素なのに、きちんとミステリーになってる。面白くて謎が気になる」、「最初はラブコメ要素が強かったのに、段々とサスペンス要素が強まってきて、気がついたらどっぷり犯人考察にハマっていました」と、誰が犯人なのか…と考察を楽しむ視聴者が多数。▼「unknown」DVD&Blu-ray2023年10月11日(水)リリース2位「ラストマン-全盲の捜査官-」続く第2位は、福山雅治と大泉洋がバディを組む日曜劇場「ラストマン」。全盲の“人たらし”FBI捜査官・皆実広見(福山さん)と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗(大泉さん)が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく。大河ドラマ「龍馬伝」以来の共演となる福山さんと大泉さんのほか、吉田羊、寺尾聰、永瀬廉(King & Prince)、今田美桜と、魅力的なキャストたちが集結している。今回のアンケートでは、「福山雅治と大泉洋のバディがたまらなく面白い」、「現代社会の問題を扱いながらも重くなり過ぎず、また毎回学びも有り温かさも感じられる。1話完結でテンポも良くクスッと笑えるシーンも有り見終わった後のスッキリ感が良い。また縦軸に成っている部分もラストに向け益々気になる」、「社会問題に一石を投じる内容がいい。犯人に対する皆実さんの言葉が毎回刺さる。最強のバディの掛け合いが面白い」、「テンポが良く見やすい ユーモアとシリアスのバランスが良い」といった、良いバディ感やテンポ感に多くの感想が寄せられた。▼「ラストマン-全盲の捜査官-」第9話(6月18日21時~放送)皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、41年ぶりに心太朗の父・鎌田(津田健次郎)に会いに刑務所へ行くが、面会は叶わなかった。41年前の事件の真相を知っている鎌田が余命わずかでタイムリミットが迫る。泉(永瀬廉)と吾妻(今田美桜)も捜査の協力を申し出る。一方、弓塚(石橋蓮司)は、事件が掘り起こされることを聞き…。3位「弁護士ソドム」第3位は、福士蒼汰主演の完全オリジナルドラマ「弁護士ソドム」。本作は、周りから“ソドム”と呼ばれる型破りな詐欺加害者専門弁護士が主人公。弱者を食い物にする“詐欺加害者”の味方をし、裁判で勝たせていく。詐欺師を専門に弁護するという、人道にもとるような仕事を選ぶのには、ある目的が…。いわゆる法廷モノとはひと味違う、スリリングなリーガルサスペンスとなっている。ソドム役の福士さんのほかにも、弁護士役で玄理、天才ハッカー役で加藤清史郎、元結婚詐欺師役で山下美月らが出演している。アンケートでは、「渉のダークヒーローぶりが見ていてスカッとする。詐欺師専門弁護士である渉の過去、家族について徐々に明らかになるのも面白い」、「何より主演の福士蒼汰さんの演技が素晴らしいです!表情を見ているだけでドラマに没入してしまいます」、「単純に福士蒼汰くんのファンでみているが、山下美月さんの演技も迫力があって小芝居も可愛い。変装のクオリティが高くてすごいし、毎回展開が気になって飽きない」、「弁護士が主役のドラマで詐欺加害者側の弁護をするドラマは今までになかったので面白いと思った。真の狙いは何なのか…結果、悪が成敗されて被害者にお金が戻ってくるところもスッキリしていい」と本作の飽きさせない展開に様々な感想が届いた。第4位~第10位は以下の通り。4位「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」突如として、とある電車の一両が未来の荒廃した世界にワープ。スマートフォンが役に立たない世界に突然放り出された乗客たちは、生き抜くためのサバイバル生活を強いられることに。本作は、困難を前にどう生きるかを問う物語。カリスマ美容師役で主演する山田裕貴のほか、赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎(なにわ男子)らが乗客として出演している。▽読者の声・「SFだか心理描写がしっかりしているので、演技に引き込まれる。ストーリーも予測不能な感じで続きが気になる」・「キャラクター全員を丁寧に描いてくれているし、どうなるか分からなくて続きが気になる」・「日本のドラマにしては壮大なスケールでヒューマンドラマとしてもとても面白かったから」▼「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」第9話(6月16日~放送)過去へ戻ることに成功したものの、そこは2023年ではなく、2026年5月の東京だった。元いた世界から3年後ではあるものの、皆が思い思いに過去へ戻った実感を味わう。しかし、植村(ウエンツ瑛士)らの勝手な行動もあり、乗客たちは周囲からの好奇の目に晒され、また直哉(山田裕貴)の体には、ある重大な異変が起こる…。5位「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」柚月裕子の小説を原作とした痛快エンターテインメント。天海祐希演じる頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、松下洸平演じるIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決、あり得ない敵をあり得ない手段で葬っていく。▽読者の声・「笑いとシリアスとのバランスが絶妙。天海祐希さんと松下洸平さんの掛け合いが面白い」・「天海さんと松下洸平さんの掛け合い舞台を見ているようでとても贅沢な気分になります。他の演者さんもキャラがあってとても楽しく見ています」・「毎回の俳優さんたちの変装、解決のやり方が面白いから」▼「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」第10話(6月19日22時15分~放送)突如、涼子(天海祐希)のスマホに送られてきた謎の動画。そこには、うつろな表情をした涼子の様子が映っていた。映像の中の言葉で、涼子の脳裏には、椎名(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえり、真実にたどり着くため、涼子はある人物の元を訪ねる。6位「波よ聞いてくれ」沙村広明による同名漫画のドラマ化。小芝風花演じる超絶やさぐれ女・鼓田ミナレが、素質を見出されて深夜のラジオ番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していくコメディドラマ。▽読者の声・「深夜ラジオ番組で毎回あり得ない事件に遭遇してパーソナリティが凄く気持ち良いテンポでしゃべリ倒す」・「みなさんキャラが際立っていて面白かった。ミナレのマシンガントークに拍手」・「最高に面白かった 小芝風花と平野綾のセリフ合戦が最高 最終回は感動した」▼「波よ聞いてくれ」DVD2023年9月6日(水)リリース7位「王様に捧ぐ薬指」「王様に捧ぐ薬指」最終話(C)TBS家族を守るべく結婚を選んだド貧乏シンデレラと、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだツンデレ御曹司が繰り広げる胸キュンラブコメディ。橋本環奈と山田涼介(Hey! Say! JUMP)が、コミカルな夫婦バトルを繰り広げる。▽読者の声・「この世知辛い実生活を、すべて吹き飛ばしてくれるような美しい登場人物たちと、キュンキュンする癒しのドラマ。毎週待ち遠しいです」・「最初はツンツンしていてそっけない東郷だけど、どんどん綾華ちゃんに惹かれていく姿にキュンとしたからです」・「面白い。山田涼介さんと橋本環奈ちゃんの芝居が自然でリアルにキュンキュンしてます」▼「王様に捧ぐ薬指」最終話(6月20日22時~放送)綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)が正式に離婚し、10か月が経過。綾華が有給を取ったある日、「ラ・ブランシュ」では東郷の新たな婚約者の衣装合わせが行われていた。同僚たちは、綾華と東郷のバッティングを避けようと画策していたが、綾華は式の打ち合わせに来ていた東郷と静(松嶋菜々子)たちに会ってしまう…。8位「わたしのお嫁くん」仕事は完璧、同僚たちからも憧れられているが、ズボラな一面をもつ主人公・速見穂香(波瑠)が、家事力最強男子・山本知博(高杉真宙)と同居を始める社会派ラブコメディ。▽読者の声・「キャラが大渋滞でとにかく面白い。そして高杉真宙くんが可愛すぎる! 色んな表情をみせてくれて私の感情もコントロールされてます」・「高杉真宙さん・波瑠さんの掛け合いがとても面白く素敵で見ていて温かい気分になります」・「出てくるキャラが濃い人ばかりで面白い」▼「わたしのお嫁くん」最終話(6月21日22時~放送)速見穂香(波瑠)は、山本知博(高杉真宙)からプロポーズをされるが、「ちょっと距離を置いた方がいいかも」とマンションから出て行ってしまう。するとそこに、古賀一織(中村蒼)が尋ねてきて――。9位「あなたがしてくれなくても」セックスレスの夫婦を主軸に、「昼顔」制作スタッフが再タッグを組み、夫婦のタブーに切り込んだ30代の恋愛ドラマ。奈緒と永山瑛太、岩田剛典と田中みな実が、傍から見たら幸せそうな2組の夫婦を演じる。▽読者の声・「みちに共感してます。自分と重なるところがあり心の居場所が苦しくて焦って悲しさがいっぱいで辛いです」・「キャスティング完璧でみんな演技上手」▼「あなたがしてくれなくても」第10話(6月15日22時~放送)吉野みち(奈緒)は、新名誠(岩田剛典)が転職のために会社を去る最後の夜、2人きりでラーメンを食べる。別れ際、思いが溢れた新名は、みちの手をとり、走った。しかし2人は、「もうどこにも逃げたくない」と踏みとどまり、お互いの家へ戻ってそれぞれのパートナーと向き合う――。10位「月読くんの禁断お夜食」ストイックに完璧を求めすぎるあまり、食に興味を失ってしまったカリスマパーソナルトレーナー・御神そよぎ(トリンドル玲奈)が、料理上手な年下男子・月読悠河(萩原利久)と出会い、夜食を振る舞ってもらうことで食の楽しさを思い出し、癒されていくストーリー。▽読者の声・「グルメとラブと兄弟の確執が混ざり合いどう着地するかわからないので気になりながら毎週見ています」・「毎回ヘルシーなお料理も楽しみで、参考にさせて頂いてました!」・「ストーリーも良し!劇中の料理も良し!レシピの紹介もあり二度美味しいドラマ」▼「月読くんの禁断お夜食」最終話(6月17日23時~放送)御神そよぎ(トリンドル玲奈)へ夜食を振る舞う契約を満了した月読悠河(萩原利久)は、人知れずそよぎに別れを告げる。一方、「ACCESS PERSONAL GYM」では、そよぎが「ゴールデンジム」の引き抜き話を受けるか否かで気が気でなく…。【シネマカフェ読者アンケート/好きな春ドラマTOP10】1位:unknown2位:ラストマン-全盲の捜査官-3位:弁護士ソドム4位:ペンディングトレイン―8時23分、明日君と5位:合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~6位:波よ聞いてくれ7位:王様に捧ぐ薬指8位:わたしのお嫁くん9位:あなたがしてくれなくても10位:月読くんの禁断お夜食※2023年4月期に放送されている“春ドラマ”が対象となります。※本アンケートは、読者の皆様の「今のドラマ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日ディズニーが、実写版『リトル・マーメイド』のハリー・ベイリー演じるアリエルにインスパイアされたアニメドラマ「Disney Junior’s Ariel(原題)」を製作することが分かった。アヌシー国際アニメーション映画祭にて、ディズニー・ブランデッド・テレビジョン社長のアヨ・デイヴィスが明かした。今作は未就学児が対象で、8歳のアリエルと友人たちとの楽しい、アクション満載の冒険が描かれる。アリエルやお馴染みのトリトン王、アースラ、セバスチャン、フランダーのほか、新しいキャラクターも登場する。秘密の洞窟に宝物を集めては、海の上の世界への好奇心を満たしているアリエル。彼女が新しい発見をすると喜びでいっぱいになり、その感情によって尻尾が色を変えたり輝いたりするという。同ドラマの概要には「『ディズニー・ジュニアズ・アリエル』には魅力、大きな構想、力強い声が詰まっています。アリエルは自分を取り巻く世界を知り、感謝し、自分の声を使って人々を鼓舞することを学びながらその実力を発揮していきます」と記載されている。「Disney Junior’s Ariel」は2024年に世界配信が予定されている。(賀来比呂美)■関連作品:リトル・マーメイド(2022) 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年06月15日テレビ東京にて8月スタートの新ドラマ「ブラックポストマン」で、田中圭が主演を務めることが分かった。かつて大人に苦しめられている子どものために生まれた郵便ポストがあった。それは、投函すれば“ネバーランドの悪魔”が悪い大人を懲らしめてくれるという不思議なポスト。だが、悪魔はある事件をきっかけに突然消えてしまった。あれから10年。ホスピスで働く元郵便配達人の副島力也(田中圭)は、不思議な手紙を手にする。そこには「ネバーランドの悪魔は終わっていない」と。それを機に地元で復職することに。そんな折、“ネバーランドの悪魔”に絡む新たな展開が。河川敷で発見された扼殺体の口から、「ネバーランドの悪魔 再降臨」と書かれた紙片が見つかった――。本作は、ごく普通の人が今を生きるために、小さなアクションを起こす、ほんのちょっと勇気を出す、そこから世界が変わっていく様を、二転三転する謎、敵・味方が入れ替わる戦いをエンターテインメントに徹して描くサスペンスドラマ。田中さんが演じるのは、困っている人がいたら放っておけない、つい首を突っ込んで厄介ごとに巻き込まれてしまう、陽気で落語好きな郵便配達人・副島力也。しかし裏の顔は、警察や司法が手を出さない事件の被害者を救うため、加害者を制裁するダークヒーローだ。自らの過去と向き合い〈ごく普通の郵便配達人〉から〈ダークヒーロー〉になり、見えない敵に立ち向かっていく――。<田中圭コメント>凄く凝った作りになっているオリジナル作品で。登場人物の裏の顔みたいなものにワクワクしましたし、ミステリー、サスペンスものとして早く見てみたいなと思いました。期待すると同時に自分自身にはプレッシャーも感じました。個人的には連ドラが続いているのですが、だからこそどれも違った作品で面白いなと。皆様に楽しんでいただけるよう。モノづくり、エンタメっていいな。と思ってもらえるよう、俳優として底力を発揮できるよう頑張ります。毎週ワクワクできて、家族や友達や恋人との話の種になるような作品にします!!オリジナルならではの予想もつかない展開が待っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください!!「ブラックポストマン」は8月18日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日松岡茉優主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」と同じ舞台設定のドラマ「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」が、7月15日(土)よりお昼に放送することが決定した。鳳来高校3年C組の伴ひかりは、遺伝性の病気を患い、余命1年と宣告されている。みんなとサヨナラする前にノートにこの1年で成し遂げたいことを密かに書いて、残された時間を最高な毎日にしようと行動している。ひかりは3年D組の藤原大志に恋心を抱いており、母が使っていたビデオカメラを片手に、よく隣の教室に藤原を撮影しに行っている。放課後、木下幹太、美山志乃、二色愛未と、ひかりの伯母・宮尾むつ子がやっているダンスカフェに集まってダンスを踊っては、共同アカウント【BE:STAR】を更新。2年生のときまで、大志は同じクラスでこのグループに属していたが、志乃を巻き込んだとある事件を起こし、D組行きになり、少し疎遠になっている。そして残された時間が半年になったときに起きた事件、残された時間が半年となりひかりが本当にやりたかったことが見えてくる――。本作は、恋愛、友情、家族…一生分の体験を1年という有限の時間で生きる女子高校生の青春ストーリー。新ドラマ「最高の教師」の舞台、鳳来高校の3年D組の隣のクラス、3年C組の生徒が主人公となっている。同じ学校の2つのクラスで繰り広げられる2つのドラマ。一部の生徒たちは、ドラマの境界を越えて交わり、物語を紡ぐ。主人公の伴ひかりを演じるのは、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』でヒロインを務め、今回連続ドラマ初主演となる畑芽育。「切なく悲しいだけではなく、残りの1年間をひかりがどれだけ楽しく輝かしく毎日を生きたかということを、友情、青春、恋愛などが絡み合った、すごく素敵な作品になると思います。余命1年だからといって切なく演じるのではなく、ものすごくパワフルなキラキラした女の子を演じて行きたいと思っています」と意気込んでいる。ほかにも、山下幸輝(藤原大志役)、杢代和人(木下幹太役)、齊藤なぎさ(美山志乃役)、志田こはく(美山志乃役)、菊地姫奈(加賀凛役)、みとゆな(加賀凛役)が出演。山下さんは「悲しい描写が多いと感じている方もいると思いますが、実はそんな事なく、ひかりという人物がそんな事を忘れさせてくれますし、それにグイグイ引っ張られてキラキラした学校生活&青春模様が見られます」と本作について説明し、杢代さんも「皆さんが想像する『青春』とはまた違う、僕たちだけの強く生きた『青春』がそこにはあるので、是非放送を楽しみに待っていて頂けると嬉しいです!」と呼びかける。そして、「新しく素敵な試みに参加させていただくことができることがとても嬉しいです!」(齊藤さん)、「10代のうちに学園ドラマに出演するのが夢だったので、率直に嬉しかったですし、同世代の皆さんとお芝居できるのが楽しみでした」(志田さん)、「毎日を必死に生きる姿や自分だけの特別な世界観に羨ましくなり自分もこんな風に生きたい、頑張りたいと勇気を貰える作品だと感じました」(菊地さん)、「私が出演してよかったと思ってもらえる素敵な作品にできるよう全力で向き合おうと思っています!」(みとさん)とそれぞれ出演への思いを語っている。「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」は7月15日より毎週土曜日14時30分~日本テレビ(関東ローカル)にて放送。※一部変更の場合あり※放送と同時にTVerにて無料配信「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は7月、毎週土曜日22時~日本テレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年06月15日長期休館に入ったBunkamuraル・シネマに代わり、6月16日(金)に新たな映画館「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」が、旧渋谷 TOEI跡地にオープン。この度、施設内の設備や詳細が明らかになった。スクリーンは2つ。各階シアターは7Fが268席、9Fが187席のゆとりあるキャパシティを有し、7Fスクリーンは近年需要がますます高まる35mmフィルムでの上映、ならびに4K上映にも対応。シアター内の内装・意匠にはあえて手を加えず、レトロな魅力にあふれた非日常を味わえる空間に仕上げた。7Fスクリーンロビーの内装は、国内外で様々な建築プロジェクトを手掛けるほか、近年では「川内倫子:M/E球体の上 無限の連なり」展や「モネー光の中に」展の会場構成、岡田利規作・演出の「未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―」の舞台デザインも手掛けた建築家、中山英之氏が率いる中山英之建築設計事務所が担当。床から壁面、テーブルやランプシェードまでを覆う「影色」のカーペットが、オーディエンスを迎える。7Fロビー中山英之 コメント映画館のロビーという、これから始まる未知の経験を待つ場所。同時に、あるひとつの映画館の、四半世紀に渡る記憶を一時繋ぐ場所。その場所のために、レッドカーペットではなく“シャドウ”カーペットを用意しました。映画という光の芸術を最も際立たせる“影色”のカーペットの主役が、映画を愛し、ル・シネマを愛する全ての皆さんでありますように!「ドゥ マゴ パリ プチカフェ」が併設名物タルトタタンも提供各階ロビーには、Bunkamuraの休館に伴い一旦営業を終了したカフェ「ドゥ マゴ パリ」が、小さなスタンドカフェとしてオープン。「ドゥ マゴ パリ プチカフェ」プチサイズにリニューアルされた名物の「タルトタタン」、「ドゥ マゴ パリ」オリジナルブレンドのホットコーヒーをはじめ、特別な映画体験に寄り添うメニューを提供する。「タルトタタン」NADiffによる特別なキュレーションがなされたブックストアもロビーで目を引く「LIBRAIRIE」コーナーには、アートショップ「NADiff」による特別なキュレーションがなされたブックストアも併設。販売される書籍のラインアップは定期的に入れ替わり、「行くだけでなにかある」空間を展開する。7Fブックストアコーナーオープニングはマギー・チャンのレトロスペクティブとミュージカル映画特集Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下のこけら落としを飾るのは、“生きる伝説”マギー・チャン日本初の本格的回顧上映「マギー・チャン レトロスペクティブ」と、17年ぶりにル・シネマのスクリーンによみがえる映画版『RENT/レント』(05)の貴重な上映を含むミュージカル映画特集「ミュージカルが好きだから」。その後も『大いなる自由』、『サントメール ある被告』、『ソウルに帰る』、『エリザベート 1878』、『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』、『旅するローマ教皇』といった世界中の映画祭を賑わせた新作映画に、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選と、要注目の強力ラインアップが集結している。館名ロゴ&オープニングビジュアルはグラフィックデザイナーの畑ユリエが担当スタッフのユニフォームの胸元にもあしらわれた「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」館名ロゴと、オープニング・キービジュアルのデザインは、グラフィックデザイナーの畑ユリエ氏が担当。「映画のスクリーンから、無数の未来が広がっていくようなイメージ」のキービジュアルと、「若草が生えているような瑞々しく新鮮な雰囲気」をまとう館名ロゴが、新たな映画館のオープンを彩る。Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下は6月16日(金)よりオープン。(シネマカフェ編集部)
2023年06月14日飯豊まりえが主演するドラマ「何曜日に生まれたの」が、7月クールに放送されることが決定した。ABCテレビでは、4月に日曜よる10時の全国ネット新ドラマ枠を立ち上げ、その第1弾として「日曜の夜ぐらいは...」を放送した。第2弾となる7月クールでは、「101回目のプロポーズ」「高校教師」「ひとつ屋根の下」などを生み出してきた脚本家・野島伸司のオリジナル作品を制作。ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か。先の読めない予測不能な衝撃作が登場する。「アルジャーノンに花束を」「パパ活」以来、今回3度目の野島さんとのタッグとなる飯豊さん。本作で演じるのは、ある出来事をきっかけに、18歳から10年間引きこもり生活を送っている20代無職の黒目すい。ボサボサ髪とスウェット姿、無表情で登場するファーストシーンから、「こんな飯豊まりえは見たことない!」と視聴者を驚かせるに違いない。プライム帯連続ドラマ主演は本作が初となる飯豊さんは、「これまで通り、気負わずに、作品と大切に向き合っていきたいと思います」と話し、「野島さんのドラマは、最後まで何が起こるかわからない。今回の台本を読ませていただいても、その印象は変わりませんでした。この台詞の一言の意図は何だろう?と頭を抱えながら読み進めていくと、あの台詞の意味がここで回収されて、明かされるんだ!という発見がたくさんありました。野島さんの頭の中を覗いてみたくなります」と野島さんとのタッグを語る。また役どころについては「ある日をきっかけに引きこもりになってしまうのですが、人の言葉を受け流せない人なのかな。という印象を受けました。それは決して悪い意味ではなく、優しい人、なんだと感じています」と印象を明かした。そして野島さんは「長く閉塞感のあったコロナ禍から、ようやくマスクが取れましたね。今回はそこを踏まえてかなりトリッキーな物語ですが、鮮度の高い若いキャストで、前向きなメッセージを届けられたらと思います。個人的には普段ドラマを観ない、漫画、アニメ派の視聴者に覗いてもらえたら嬉しいです」と思いを述べている。「何曜日に生まれたの」は7月、毎週日曜日22時~ABCテレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年06月14日東京・早稲田大学で10日に行われた授業「マスターズ・オブ・シネマ」で映画『怪物』がテーマとなり、是枝裕和監督、坂元裕二、岡室美奈子教授(聞き手)が登壇した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。シングルマザー・早織(安藤サクラ)の息子・湊を演じた黒川想矢、同級生・依里を演じた柊木陽太の演技も話題となっている同作。是枝監督作品では、子役が撮影現場で口伝えでセリフを言っていく手法でも知られているが、今回は大人の役者と同じ手法を使ったという。是枝監督は「この2人は圧倒的に読んできた方が上手だったの。それも決め手の一つではありました。マンホールに耳を当てて『さけどころうえだの自販機でコーラ買ったことある?』というやりとりをやってもらって、1カ月くらい過ぎて2回目のオーディションに呼んだ時に、事前に告知せずに『前やったところをもう1回やってもらっていい?』とやってもらったんですけど、柊木くんはほぼ完璧に覚えてたんですよ」と明かす。さらに「『いつも覚えてるの?』と聞いたら、台本をもらったら頭の中で写真に撮るんですって。撮って覚えてるので、それを頭の中で引っ張り出す。『いつもこんなふうに覚えるの?』と聞いたら『すぐ忘れちゃう台本もありますね』と言って、彼の中でも坂元さんの台本は特別だったんだと思うんだけど。時々いるんですよ、ある種の特殊能力を持っている子」と感心。「耳から覚えた方が覚えやすいという子もいて、学校の授業でなかなか教科書が読めないけど、音の理解は早くて的確だったりする。通常のやり方だとそういう子の方が僕の演出に馴染むので。今回は全く違うアプローチの仕方でした」と説明した。
2023年06月12日7人組ボーイズグループ「n.SSign」のメンバーが総出演するヒーリングASMRドラマ「Sound Candy -私を満たす君の音」の第3話&第4話がABEMAにて放送。視聴者による投票結果によってドラマの結末が決まる「視聴者投票」もスタートした。本作は、それぞれが異なる事情を抱える男女が韓国・済州島にあるペンションに集まり、神秘的な“Sound Candy”によって愛と友情を取り戻していく青春ファンタジードラマ。6月3日(土)の初回放送後には、「ハンジュン万能すぎる!いろんな表情が見れて楽しかった!」「メンバーみんな演技が上手」、「これから毎週土曜日が楽しみ」といったコメントがSNS上で多く寄せられた。第3話&第4話では、神秘的な“Sound Candy”によってデビュー曲のヒントを得たアイドルグループのスンヨン(イ・ハンジュン)が「そのアメいくらで売る?」とSound Candyに執着するが、そんなスンヨンに対し、チェリン(チェ・ユジョン)は、お金の代わりにペンションでの仕事の手伝いを提案する。チェリンの言う通り、洗濯物や洗い物、掃除といった仕事をダンス練習の合間にこなしていくスンヨン。しかし、スンヨンがおばあちゃんのペンションの口コミに悪口を書いていると思い込んでいるチェリンはスンヨンに冷たい態度をとり続ける。そんなチェリンは、大ファンである歌手のヘソン(キム・ジョンヒョン)が不眠症ということを知り、運動不足を解消すべく草むしりや果物の収穫を一緒に行うことに。少しずつ距離を縮めるチェリンとヘソンに対し、チェリンの幼なじみのヒョンジュンは複雑な表情を浮かべ…。また、放送後にはドラマの結末が決まる「視聴者投票」も開始。投票の結果次第でチェリンがどのようなエンディングを迎えるかが変わることも見どころの1つとなっている。「Sound Candy -私を満たす君の音」は毎週土曜22時~ABEMA韓流・華流チャンネルにて放送中。視聴者投票は7月1日(土)23時59分まで実施中。(text:cinemacafe.net)
2023年06月12日仲間由紀恵と松村北斗(SixTONES)、異色バディが話題を読んだ本格法医学ミステリードラマ「女王の法医学~屍活師~」が、7月3日(月)に第3弾を放送することが決定した。興味がない法医学研究室に配属され、准教授・桐山ユキ(仲間由紀恵)のもとで学ぶことになった埼京医科大学4年生の犬飼一(松村北斗)。ユキに“ワンコ”と呼ばれ、こき使われながらもやりがいを感じ始めていたある日、2人は男性の遺体の検案で現場の山林へ。状況から見て他殺の可能性が高い。また解剖によって、被害者はユキが10年前に脳手術をした患者だと判明する。血中を調べると、服用中の発作を抑える薬を飲んだ形跡がなく、ユキは不審に思う。そんな中、ワンコは元バイト仲間・橘亮平の結婚式二次会に出席。同じ大学の薬学部職員だったが、今後は妻・橘結衣の父親の会社で働くことになっていた。だが式直後、ホテルで絶命している亮平が見つかる――。本作は、杜野亜希による人気漫画「屍活師 女王の法医学」のドラマ化で、これまで2021年5月、2022年3月と、2回にわたり放送してきた。原作シリーズは全18巻を数え、大学の解剖室で“女王”と呼ばれる法医学者が、医学生“ワンコ”と共に、物言えぬ死者の代わりに正しい死因と真相をつきとめていくミステリー作品だ。今回の第3弾でも同様に、原因不明の死を遂げた遺体と会話し、解剖から得た情報により死んだときの姿が見えるという天才的な能力を持ちつつ、その身勝手ぶりから女王と呼ばれている埼京医科大学医学部法医学研究室の准教授・桐山ユキを仲間さん、脳外科希望にも関わらず法医学研究室に配属された医学生の“ワンコ”こと犬飼一を松村さんが続投。徐々にやりがいを感じ始めるワンコのさらなる成長ぶりが見られるほか、これまでベールに包まれていたユキの過去も明らかとなっていく。「またユキになることができるということで、本当に楽しみに撮影に入りました」と話す仲間さんは、「今回も少し驚くようなトリックがあるので、ぜひ、ストーリーの展開も楽しみにしていただきたいです。ユキの過去もまた少し出てきます。それによってこれまでとはまた違う感じ方をしているユキ、違う顔のユキというのを見られるかと思いますので、ワンコとのコンビも合わせて、そのあたりに注目していただければなと思います」とコメント。松村さんは「だんだんワンコのしっかりした部分も出てくるし、シーンによってはキメの所があるなと思います。一番下っ端というか、一番若手ってところを一瞬超えて、中心になる瞬間など、今まで以上にグッとしまったところを見せなきゃなというふうに意識しました」と言い、「研究室や解剖室にいる人物は1・2・3あまり変わらなくて、みんな何となく定位置や型が出来てきて、どんどん色んな事がスムーズになったり、違和感が減っていくのが本当にチームになった感じがして面白いです。僕は『当たり前のようにこの人がここにいるな』って感じて、改めてキョロキョロしちゃいました」とふり返った。ほかにも、教授・丹羽嗣仁役で石坂浩二、検査技師・林田匡役で小松利昌、解剖助手・高嶺霞役で新実芹菜、県警本部警部補・村上衛役で田辺誠一、村上の部下・安村泰介役で西村元貴が引き続き出演する。なお、6月30日発売の「BE・LOVE」(2023年8月号)では、ドラマ放映を記念して、「屍活師」特別番外編読み切りをカラーイラストと記事つきで掲載。ワンコとユキが医学部に伝わる都市伝説の謎を解く、ドラマとあわせて楽しめる内容になっている。この読み切りは、電子版でも配信される。月曜プレミア8「女王の法医学~屍活師~3」は7月3日(月)20時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2023年06月12日ドキュメンタリー映画『猫と、とうさん』が、2023年7月28日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋他にて公開される。猫と暮らす9人の男たちが過ごした2020年を記録映画『猫と、とうさん』は、愛猫とともに“試練の年”となった2020年を乗り越える9人の男たちを映し出すドキュメンタリー。俳優兼インフルエンサーのネイサン、ベイエリアの技術者のジェフ、NYの路上で暮らすデヴィッド、消防士のジョーダンなど、猫たちと幸せに暮らす“キャット・ダッド”の姿が描かれる。また、個性豊かな猫たちの姿にも注目だ。SNSで絶大な人気を集めるキーズとトーラ、消防署に住み着いたフレイム、NYをさまようフラット・ブッシュの猫たち、デヴィッドの生きる希望となったラッキーなどが、スクリーンに登場。キャット・ダッドたちと猫たちの温かな絆を見てとることができる。監督はマイ・ホンドキュメンタリー映画『猫と、とうさん』の監督を務めるのは、マイ・ホン。自身の夫が猫を愛するようになり、内面に深くポジティブな変化があったと感じたというマイ・ホンが、人々が希望や救済、仲間を切実に求めていた1年の記録、そして猫を大切しながら今を生きる男性の姿を通して、前向きなメッセージを表現した。【作品詳細】映画『猫と、とうさん』公開日:2023年7月28日(金)監督:マイ・ホン出演:ネイサン・ケーン、ジェフ・ジャドキンス、デヴィッド・ジョバンニ原題:CAT DADDIES
2023年06月12日7月期のプラチナイト木曜ドラマは、横関大の小説「彼女たちの犯罪」を映像化。深川麻衣、前田敦子、石井杏奈が出演する。この街のどこかにいそうな彼女たちが、それぞれにとっての“普通の幸せ”を追い求める。しかし、その先にあったのは…“犯罪”だった――。深川さんが演じる日村繭美は、大手アパレル企業で広報を担当している32歳。大学時代にはチア部で活躍し、男性によく言い寄られていたが、現在恋人はおらず、周囲がどんどん結婚していく中、自分ならいつでも結婚できると高を括っていた。仕事における転落を機に、結婚に逃げようとするが、思っていたような結果が出ない。前田さんが演じる神野由香里は、裕福な神野家に嫁ぎ、何不自由ない暮らしを送っている34歳の専業主婦。子どもが出来ないこと、夫から家政婦扱いされること、周囲に心許せる人間がいないことから、常に孤独を抱え、普通の幸せに憧れを持っている。そして実は、思いもよらぬ過去を抱えている。石井さんが演じる熊沢理子は、最近刑事課に配置されたばかりの新人刑事。正義感が強く、やる気は人一倍の29歳。彼女もまた、人知れず苦悩を抱え、普通の幸せを切望している。そんなそれぞれに葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていた彼女たちだったが、1人の女性の失踪事件をきっかけに、彼女たちの人生は、思いもよらぬ方向に進んでいく。深川さんは「ドラマでは原作とは違う展開になっていたり、違うスパイスが加わったりしているので、原作のファンの方も新鮮な気持ちで楽しんでもらえるようなお話になっています」と見どころを明かし、前田さんと石井さんとの共演について「共演は今回が初めてなのですごく楽しみです。今から面白い作品になる予感がしているので、撮影が待ち遠しいです」とコメント。「みんなで支え合いながら繊細に演じられたらいいな」と話す前田さんは、「楽しい夏になりそうな予感がしています。すごくシリアスなシーンが多いからこそ、撮影現場ではみんなで楽しく過ごせたら。仲の良さが作品の深さになるのではないかと思うので、とても楽しみです」と期待。石井さんは、本作について「視聴者の皆さんにも、何が真実で何が嘘なのか、誰が敵で誰が味方なのかと考えながら整理しながら、一緒に物語を進めていただけるドラマになると思います」と言い、「一話から様々な展開がリズミカルに進んでいくところが見どころだと思います。人間だれしも何かを抱えて幸せを求めて生きているように、登場人物全員がそういう気持ちを抱えて生きているので、見てくださる皆さんにも共感していただける作品になっていると思います」と視聴者へメッセージを寄せている。「ルパンの娘」や「忍者に結婚は難しい」も映像化された原作者の横関さんは、「僕の作品の中でも異色作であると同時に、意欲作です」と同作について説明し、「原作者としても大変楽しみにしております」と放送への期待を語った。「彼女たちの犯罪」は7月20日より毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2023年06月12日東京・早稲田大学で10日に行われた授業「マスターズ・オブ・シネマ」で映画『怪物』がテーマとなり、是枝裕和監督、坂元裕二、岡室美奈子教授(聞き手)が登壇した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。同作で第76回 カンヌ国際映画祭 脚本賞を受賞した坂元だが、「監督が書いたセリフがところどころにあって、それがオセロをひっくり返すように素晴らしい。それがなかったら全然違う印象を受けたんじゃないかというシーンがいくつかあって、中でもジャングルジムに登りながら宇宙が破裂する話をしていて、最後の締めに『じゃあ準備をしなきゃね』というのが後から足したセリフなんですよ。あるかないかで、映画の面白さ全然かわるんですよ」と絶賛。「僕がハッとして、『あのセリフめちゃくちゃすごいですね』という話をしたんですけど、どれだけ違うのか考えてもらえると」と映画の道を志す学生にアドバイスする。さらに坂元は、是枝監督が足したセリフについて「『神崎先生はいい先生でした』というところとか、ないと学校に対する見方も変わる。監督から『足したい』と書かれていて、なんでかなと考えたんだけど、上がってみたもの見ると、『このセリフ大事だったな』とはすごく思いましたね」と感心。是枝監督は「校長室にいる先生たちの中でも濃淡があった方がいいなと思ったんですよ。セリフを足すというよりは目配せだけでお芝居をしてて、神崎先生が褒められている、それを校長先生と教頭はお前だけ褒められやがって的な目で見て、褒められてるのに逆にいたたまれない感じは、台本ではなくて。あの空間の中で台本を触らずにやる演出で、そういうのが好きです」と明かした。坂元は「監督はそんなに注文出されなくて『ここがいいよね』とお手紙をくださるんですけど、意地悪な言い方をすると、手のひらの上に乗せられているというか、『ちょっとここのボタンを押すだけでお前の書いたものは変わるんだぞ』とマジックを見せられたような気分でやっていました。『ここもここも直せ』というのって、誰でもできるじゃない。でも『ちょっとここに塩を入れればいいんだよ』『あ、うまくなってる!』みたいな、そういうのが1番すごい」としみじみ。「是枝さんを語る時に『ドキュメンタリータッチ』とか『即興』ということが言われるんですけど、僕はこんなに日本一脚本がうまい映画監督はいないと思ってて、何冊も台本を読んだことがあるんですよ。ハリウッド脚本術みたいなセットアップがきっちりとあって、教科書的なものが全て網羅されていて、こんなにしっかりとした脚本はないんですよ。現場で作られてるにしても、前もって書いてあるにしてもこんなにも脚本がいい映画はない。それを何もかも現場でアドリブで作ってるドキュメンタリータッチだというのは、ご本人がやって誘導してるのか、世間の誤解なのか僕が思ってる実態とは違うなと思ってる」と主張する。是枝監督は「ありがとうございます」と照れつつ、「たぶん、映画で見て自然だと思われることほど、裏で不自然なことをやらないと自然に感じないんですよ。子供達が自然に見えるのはしっかり演じているから。『好きにしてね』と言って自然に見えるかというと、絶対にそんなことはない」と語った。
2023年06月10日東京・早稲田大学で10日に行われた授業「マスターズ・オブ・シネマ」で映画『怪物』がテーマとなり、是枝裕和監督、坂元裕二、岡室美奈子教授(聞き手)が登壇した。【※この記事は作品の結末についての記述を含みます】同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。これまでの脚本作などについて触れながら今作について話が及ぶと、坂元は「どうすれば自分が加害者になって、お客さんに加害者の主観になって体験してもらうことができるだろうか、そんなことをずっとぼんやりと十何年考えてたんです。どのように落とし込めば、お客さんに体験してもらうことができるるだろうか。その形として、自分が加害者としての主観を持ったものを作りたかったのが、このお話の構造なんです」と明かす。「三部構成がそうなんですが、初めはシングルマザーである安藤サクラさんの早織という役が『自分の息子がいじめられてるんじゃないか』と動き出すんですけど、瑛太くん扮する保利先生からはまた違ったように見えて、それぞれに自分が見えないままで誰かを傷つけていたという物語の構造ということですね」と説明した。「横断歩道で前のトラックが動かないからクラクションを鳴らしたら、実はトラックが車椅子の歩行を待っていた」という経験談も交えながら話す坂元。今作を描くにあたって「勇気がいったのでは」という岡室教授の質問には、「加害者の話も、彼らの話も僕は自分の経験をベースに作っているので、とにかく自分の中にあるものを『この人に届けたい』という1人の人を想定してその人に向かって届ける、それがすべて。自分の中では嘘はついていないし、子供の頃に感じた感情、いくつかの出来事、友達との関係、全て思い返しながら書いたので、勇気というよりは自分のことをいつものように書いていました」と語る。また、是枝監督は「最初にプロットを渡された時に、(坂元作品の)どの系譜に連なるものだろうかとは考えました。僕の中では『わたしたちの教科書』かもしれない。『世界を変えることはできますか』という問いが重要なものとして出てくるでしょう。この映画にはそのセリフは出てこないけど、多分そういう問いかけがあの2人を通してこちら側に投げかけられているんだろうなと考えたんですよ。台本の中にセリフにすることはないけれども、ページを開いたところに『世界が生まれ変われるか』という一文を咥えさせてもらったんです。その一言を、作り手である自分に常に問いかけよう、というのがスタンスの一歩目でした」と振り返った。同作の結末について「子供2人は死んでしまったのではないか」という説があることに対しては、坂元が「これは最終意見じゃなくていちスタッフの意見だけど、全然、一択。彼らはこのまま生きているとしか僕は思えなかったですし、映画を見た時に別の世界に行ったとは受け取らなかった。フジテレビの人からメールが来て『彼らは生きてますよね?』と言われた時に、何を言ってるんだろうと思ったくらい一択でした」と感想を述べる。是枝監督も「彼らが自分たちの生を肯定して終わろうとは、台本の段階から共通認識としてもっていました。多様な読みを否定するつもりはないし、そういう悲劇を見たいという人もいるだろうし、見ようとすると光に満ちてることがやや現実から離れて見えるのはわからなくはないので、目くじら立てるつもりはないんだけど」と同意。さらに是枝監督は「最後に光につつまれるものを、もう少しおさえましょうかみたいな意見はなくなかったんですよ。現実だと思われなくなるのではないかと。でも2人の心象風景だと思ったらあそこは嵐の中で光に満ちていた方がいいだろうと僕は考えました」と演出意図を明かす。「坂本龍一さんの『Aqua』という曲を使わせていただいて、火で始まって水で終わる話だと思ってたんですよ。あの曲は映画とは関係ないかもしれないけど、何かを寿いでいる歌で、子供達がもう一度自分たちとして生き始めることを祝福して終わる話だと思った。祝福されてる子供達の世界から、僕らは置いていかれるということだと思ったんです。嵐の中に残されてるけど、子供達は光に包まれたところに走り出したというものにしようかと思ったから、2人にはちゃんと伝えました。とにかく叫んでくれて構わない、喜びで叫んでくれ。でもなかなか叫べない。恥ずかしかったりもするから、『もっとやっていい』『もっと跳ねていい』と言って、結構撮り直していました」と振り返った。一方で、最後の子供達の姿が是枝監督&坂元に重なり「2人で次のステージに行く」姿に見えたという指摘も。2人は照れつつ、坂元は「妻にも言われました」と告白する。大人にも救いがあるかという問いには、坂元が「大人の希望というか、早織という母にも、保利という先生にもどこか罪があって、その罪について気付き考えていく時間がここから生まれるわけなので、それは見た方にも伝わるといいなと思ってるんですけどね」と語った。授業では学生からの質問も飛び出し、「社会的なメッセージのある映画をプロパガンダにしないためにはどうすればいいか」という質問には、是枝監督が「どんな映画も社会的なメッセージを持っていると思う」と回答。「まず作り手が考えて、僕もこの脚本をもらって一緒に考えてみる。この2人の幸せを阻害しているのはなんかのか、作品の世界ときちんと向き合ってみないと。作品の世界と登場人物と向き合う前に、作品が孕んでいるだろう社会的なメッセージを世界に向かって投げかけても、多分届かない。よくない態度かなと思います」と語り、坂元も「まあ社会派ではないんですが、メッセージを生み出していないとも思っていない。作品はメッセージをはらんでしまうんですよ」と頷いていた。
2023年06月10日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!