「博多華丸・大吉」とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を担当するNHKの朝の情報番組「あさイチ」。その9月6日放送回に、写真家で映画監督の蜷川実花がゲスト出演。羽生結弦を撮影した際の話題に多くの視聴者が反応している。20代で木村伊兵衛写真賞を受賞、写真家として注目されると、その後仕事の幅を広げ2007年『さくらん』で映画監督デビュー、『ヘルタースケルター』を経てこの夏には『Diner ダイナー』も大ヒットした蜷川さん。今回は監督最新作の『人間失格 太宰治と3人の女たち』の映像も流され、同作で主演を務めた小栗旬からは「柔らかい人柄だが、でもとてつもなくとがっている部分もあって、自分が信じている部分を貫く覚悟がある。女性監督だからこそ女性陣がいくつか大胆になれたんだと思います」とコメントが寄せられた。小栗さんは同作への出演にあたり16kg程体重を落として役に臨んだといい、蜷川さんも「鬼気迫る演技、それぐらい魂を込めてやってくれた」と小栗さんに感謝の言葉を送る。また成田凌もVTR出演。蜷川さんは「いろんな人の気持ちがわかる人、男の気持ちも手に取るようにわかられてしまう。強い女性でした」とその“人間力”を絶賛。大事なシーンでは「自分を奮い立たせるために」ドレスを着て撮影に臨んでいたことなど、同作の撮影現場でのエピソードも語られていた。また3年程前から雑誌「AERA」の表紙を担当している蜷川さん。同誌の表紙を飾ったフィギュアスケートの羽生結弦選手の写真がパネルで紹介されると、「演技しているときの色っぽくてかっこいい姿を焼き付けたいと考えてセットを作って撮った。演技をしているときの感じで撮りたいと伝えたら、パッと表情が変わった。鳥肌が立つぐらいかっこよかった」と当時をふり返った。これには視聴者からは「蜷川実花の写真見てやっぱわかってるなって」「全てが凄いゆづ君を認めてくれて、感謝です」「褒めててくれてて嬉しい蜷川さんも好きになっちゃう」などの反応が。また「蜷川実花さんってシャープなイメージ勝手に持ってたけど、ご本人は意外にふんわりした性格」「ナチュラルなのはお父さんに似てる」など素顔の蜷川さんに触れた視聴者から様々なコメントが寄せられている。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(笠緒)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年09月06日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する「しゃべくり007」の9月2日(月)放送回に、俳優の小栗旬がゲスト出演。また次週で最終話を迎える「あなたの番です-反撃編-」から西野七瀬、奈緒、金澤美穂の3人も登場する。大ヒットシリーズとなった『銀魂』シリーズや『響-HIBIKI-』に大河ドラマ「西郷どん」、声優を務めた劇場アニメ『天気の子』に舞台「髑髏城の七人」など様々な作品に出演。『ゴジラVSコング』でのハリウッド進出も話題の小栗さん。今回は小栗さんが“言いたい事を全部ぶっちゃけに”スタジオにやってくる。「霜降り明星」粗品は本当に「スプーンに映った小栗旬」なのかを検証するほか、小栗さんに謝りたい人たちも集合、小栗さんを囲んで様々なトークが展開する。そして2クールにわたり放送されてきた「あなたの番です-反撃編-」からは元「乃木坂46」で映画『あさひなぐ』や「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」などに出演してきた西野さん、「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」や「サバイバル・ウェディング」の奈緒さん、『心が叫びたがってるんだ。』「スーパーサラリーマン左江内氏」などの金澤さんの3人をゲストに迎え、美人女優軍団の変わったプライベートを紹介していく。小栗さんの主演最新作となる映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、太宰治の代表作「人間失格」の誕生秘話を太宰自身と彼を愛した女たちの目線から事実を基にフィクションとして映画化する作品。蜷川実花監督がメガホンを取り、小栗さんが太宰治役で主演。宮沢りえが太宰の正妻・美知子を、沢尻エリカが愛人・静子を、二階堂ふみが太宰“最後の女”富栄をそれぞれ演じるほか、太宰を取り巻く文豪や編集者たちとして藤原竜也が坂口安吾に、瀬戸康史が太宰の親友で作家の伊馬春部に、高良健吾が三島由紀夫にそれぞれ扮し、静子の弟・薫役で千葉雄大、若手編集者の佐倉潤一役で成田凌も出演する。西野さん、奈緒さん、金澤さんが出演している「あなたの番です-反撃編-」は、とあるマンションを舞台に繰り広げられる“交換殺人ゲーム”を描くサスペンス。田中圭が“交換殺人ゲーム”に妻を殺された復讐に燃える主人公を演じ、原田知世、横浜流星らも出演。“黒幕”と視聴者の間で話題騒然の黒島沙和を西野さんが演じ、謎の行動を見せる尾野役で奈緒さんが、中国人の女性・シンイー役で金澤さんがそれぞれ出演している。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。「あなたの番です-反撃編-」最終話は9月8日(日)22時30分~日本テレビ系で放送。「しゃべくり007」は9月2日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月02日9月13日公開の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』のトークショー付き試写会イベントが9月1日、都内で行われ、お笑いコンビ・EXITのりんたろうと兼近が出席した。小説よりもドラマティックだった太宰治の物語を、太宰と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実を基にしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化した本作。主人公の太宰治を演じたのが小栗旬で、究極のダメ男でモテ男、才気と色気にあふれたセクシーでチャーミングなかつてない太宰像を創りあげた。太宰の正妻・美知子に宮沢りえ、作家志望の愛人・静子に沢尻エリカ、最後の女・富栄に二階堂ふみが扮し、一見太宰に振り回されているように見えて実は自分の意志で力強く生きている女性たちを圧巻の演技力で魅せている。そんな本作の試写会前に、大ブレイク中のお笑いコンビ・EXITの2人が登場してトークショーが行われた。りんたろうは「太宰が突き抜けすぎていましたね。それを全員が良しとしている。私は人間らしく生きる、という突き通す姿勢は今のご時世、難しいとは思いますが、それが素晴らしいなと思いましたね」と映画の感想を。兼近は「どっちかって言うと、この映画は太宰を肯定しています。太宰を好きになれる映画だなと思いました。3人の絡みを悪く見せていますが、色んな苦悩があって肯定しています」とチャラ男らしくない感想で観客を驚かせるも、最後は「あんまり言うと太宰のこと知っていると思われるのも怖いですけどね」と話して笑いを誘った。時代は違えど、複数の女性と恋愛する太宰は、今で言えば"チャラ男"。それについてりんたろうは「その瞬間その瞬間は目の前の女性を愛しています。それは当人同士が良ければOKじゃね? と思いますけどね」と肯定的だったが、兼近は「個人個人で盛り上がっているのはいいんですけど、色んな人を巻き込むのはチャラ男として失格!」と否定した。続けて「太宰は才能に酔っているだけですから! 勘違いするな! 映画が全てではないぞ! すみません。熱くなっちゃって(笑)」と苦笑いで、「逆に古いなと。今のチャラ男は1人をめっちゃ愛すみたいな。世のチャラ男は一通り経験し、だるいから1人でいい。それぐらいが本物のチャラ男ですよ」と真面目なところをアピール。そんな兼近にりんたろうは「それチャラ男じゃなくて兼近さん。チャラ男失格(笑)」と指摘して観客を笑わせていた。映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、9月13日より全国公開。
2019年09月01日今年10月に放送開始50周年を迎える国民的アニメ「サザエさん」。その20年後を描いた実写版スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」が11月24日に放送されると、各メディアが報じた。記事によると44歳のサザエさんを演じるのは天海祐希(52)。48歳のマスオ役を西島秀俊(48)、31歳のカツオ役を濱田岳(31)、29歳のワカメ役を女優の松岡茉優(24)、23歳のタラオ役を成田凌(25)、70代のフネ役を市毛良枝(68)、74歳の波平役を伊武雅刀(70)が演じるという。「これまで実写ドラマ版では、浅野温子さん(58)や観月ありささん(42)ら5人の女優がサザエさんを演じてきました。今回の天海さんはアニメ原作ドラマ初出演ですが、『緊急取調室』シリーズもヒットさせた視聴率女優です。新境地を開拓してくれるはずと期待されています」(テレビ局関係者)また20年後の磯野家という設定も、これまでとは大きく違っている点。だがネット上でも《期待値高め》《絶対見る》《タラちゃんイケメンすぎ》など、評判は上々のようだ。「こうしたアニメの未来を実写化するのは、CMなどでも使われる手法。キャスティングに意外性を持たせることで、バズりやすいのです。08年には江崎グリコが”25年後の磯野家”を放送。小栗旬さんや宮沢りえさん、浅野忠信さんや瑛太さんなどを起用して話題となっていました。ストーリーが原作に縛られないというメリットもあるため、ドラマでの展開も向いています。高視聴率が期待できるのではないでしょうか」(広告代理店関係者)実力派俳優に拡散しやすいストーリー設定。令和の実写版「サザエさん」は、一味違った展開を見せてくれそうだ。
2019年08月31日俳優の小栗旬が主演を務める映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)の特別イラストが30日、公開された。同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。こんかい公開されたのは、月刊ヤングエースで連載中の漫画『文豪ストレイドッグス』より、同作を鑑賞した朝霧カフカ(シナリオライター/『文豪ストレイドッグス』原作担当)のコメントと、春河35(漫画家/『文豪ストレイドッグス』作画担当)の太宰の描き下ろしイラスト。シリーズ累計750万部を突破した『文豪ストレイドッグス』は、中島敦や芥川龍之介など有名な文豪がキャラクター化され、異能力を使って戦うアクション漫画で、太宰治も特に人気のキャラクターとなっている。死に場所を求める自殺愛好家で、美女を手当たり次第に口説いて心中に誘うなど、映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の太宰治と通ずる部分も。朝霧は、本作の太宰について「すごい。ただすごい。本当に太宰がいる。」と絶賛。続けて「(銀座・)ルパンで太宰が座っていて、グラスを片手に語っている。目にみえる太宰の表情、目にみえない太宰の精神。すべてがここにある。これが太宰だ。永遠に目が離せない。」とコメントを寄せた。また春河35の描き下ろしイラストは映画をイメージして描かれ、バーのカウンターで1人煙草をふかす太宰の姿が。演じた小栗同様、イラストの太宰も左手に煙草を持っており、細かいところまで表現された。
2019年08月30日8月19日夕方、関西テレビでかつて反町隆史(45)が主演したドラマ『GTO』(1998年制作)の再放送がスタート。関西地区限定での再放送にもかかわらず、放送直後からネット上で“グレート”な反響を呼んだ。漫画家・藤沢とおる氏の作品が原作で、1998年7月~9月に放送された同ドラマ。当時主人公である鬼塚英吉と同い年の25歳だった反町隆史が主演をつとめ、全12話の平均視聴率28.5%・最終回の視聴率は35.7%を記録。その後はスペシャルドラマや映画版も放映。2012年と2014年にはEXILEのメンバー・AKIRA(37)が主演したリメイク版も放送されている。関西ローカルではあるものの、人気学園ドラマの再放送にネット上では放送直後から多くの反響が。《GTO始まったー!反町隆史バージョン!めっちゃ好き》《関西でGTO再放送やってんのか!姉が嬉しそうにLINEで連絡よこした》《関東でも反町隆史のGTO再放送してくれーーー!!!!》など関西地区以外からも放送を懇願するツイートが殺到。“反町隆史”がトレンドにランクインした。またネット上ではここから「反町GTO」座談会に発展。このドラマでの共演がきっかけで交際をスタートさせ、後に反町と結婚する妻の松嶋菜々子(45)や、生徒役だった窪塚洋介(40)や小栗旬(36)の当時の様子を懐かしむ話題に。《反町隆史と松嶋菜々子、ほんと美男美女だなぁ》《GTOの再放送やってるw 窪塚が美し過ぎてポイズン》《GTOやってるー!小栗旬若すぎ》このようなやり取りが続き、気づけば“反町隆史”がトレンド1位に急上昇。今年の7月から主演ドラマ『リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~』(テレビ東京系)がはじまり、主役の弁護士を演じている反町。これからも反町の“グレート”な活躍に注目が集まりそうだ。
2019年08月20日映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)に出演する、千葉雄大の場面写真が10日に公開された。同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗旬演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。千葉が演じるのは、太宰の愛人で弟子でもあり、小説『斜陽』のモデルとされる太田静子(沢尻)の弟、太田薫。太宰の子どもを身ごもった姉・静子に対して、世間体を気にして苦言を呈するも、音信不通となった太宰に本気で怒りをぶつける、姉想いの弟役を強気に演じている。千葉は自身の役どころについて「薫はある意味堅物だと思いますが、常に姉の事を思っている。それを根底に演じました。もっと、この世界観に浸っていたかった」と述べ、姉・静子役の沢尻は薫について「可愛いんだけれど、芯があっていいなぁと思う。そういう人好きです。登場人物の中で唯一ちゃんとしている」と、小栗旬、成田凌、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也といった豪華な男性キャストがひしめく中でべた褒め。姉の為にまっすぐに突き進む千葉の弟っぷりを蜷川監督が捉えた、新たな色気が注目となっている。
2019年08月10日小栗旬主演映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』から、本編映像が追加された「東京スカパラダイスオーケストラ」の主題歌入り予告編が到着。正妻 vs 愛人の修羅場と小説家としての修羅場、W修羅場シーンが収められている。今回到着したのは、本作の主題歌「東京スカパラダイスオーケストラ」の「カナリヤ鳴く空feat.チバユウスケ」が挿入され、楽曲と相まって太宰治と3人の女たちの“スキャンダラスな恋”がさらに加速していく予告編。小説「斜陽」誕生の瞬間が映し出される本映像では、弟子であり愛人の静子(沢尻エリカ)の家で彼女の日記を読んだ太宰が、「これで書ける」と静かに興奮する姿や、もうひとりの愛人・富栄(二階堂ふみ)との密会を、妻・美知子(宮沢りえ)と子どもたちに目撃される衝撃的なシーンが新たに公開。普通なら背筋の凍るような修羅場だが…。さらにそれだけでなく、太宰の“小説家”としての修羅場も。後に日本を代表する作家となる三島由紀夫(高良健吾)だが、無名時代にスター作家の太宰と直接対面し「僕は太宰さんの文学が嫌いです」と真っ向から批判。そして太宰が彼の首を絞めながら、「あんた、俺のことが好きなんだよ」と急接近する、緊張感漂うシーンも収められている。果たして、太宰はこれらの修羅場をどう乗り切るのか。この続きはぜひ劇場で見届けて。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年08月09日前作『君の名は。』から3年ぶりとなる、大ヒット公開中の新海誠監督最新作『天気の子』。この度、大ヒットを記念し、RADWIMPSの主題歌のひとつ『大丈夫(Movie edit)』を使用した特別映像が新たに公開された。本作は、7月19日に全国359館448スクリーンで公開されるやいなや、運命に立ち向かう少年少女の姿、新海監督が世界へ投げかけたセンセーショナルなメッセージ、そして圧倒的な映像美と心震わせる音楽が紡ぎ出す“新海ワールド”が話題となり、幅広い世代が劇場に殺到。初日からわずか3日間で興行収入16.4億を突破し、『君の名は。』対比128.6パーセントを記録するなど、またしても新たな金字塔を打ち立てることが期待できる大ヒットスタートをきった。連日さまざまなメディアで取り上げられ、『君の名は。』と同様に2回、3回と劇場に詰めかけるリピーターが続出し、年齢、性別を問わず、真夏の日本列島を席巻する『天気の子』。公開から3週経ってもその勢いは衰えず、週末映画ランキングでV3を達成し(※8月5日現在/興行通信社調べ)、驚異的なスピードで動員を伸ばしているのだ。そして、ついに公開から本日8月5日までの18日間で、観客動員440万人、興行収入60億円を突破する見込みとなっている。まさしく今夏No.1、そしてアニメーション史に刻まれる1本となった。公開された特別映像は先に述べたように、RADWIMPSの主題歌のひとつ『大丈夫(Movie edit)』を使用したもの。公開後初出しとなる、8月9日(金)から新たに全国の劇場で流れる後報だ。これまで、全5曲の主題歌のうち『愛にできることはまだあるかい』『グランドエスケープ(Movie edit)feat.三浦透子』が使用されてきたが、この度初めて、ファンの間では神曲と名高い『大丈夫(Movie edit)』が本編映像とともに登場。野田洋次郎が最初に脚本を読んだ段階で「愛にできることはまだあるかい」と一緒に書き上げた楽曲で、劇中でも重要な場面で流れる。この映像は、帆高(醍醐虎汰朗)、陽菜(森七菜)、須賀(小栗旬)たちの熱い叫びが、『大丈夫(Movie edit)』の音楽・歌詞とシンクロして心を打つ、夏らしい疾走感溢れるものに仕上がっており、既に映画を鑑賞した方が見ても感動がよみがえる。何度でもまた観たくなる『天気の子』の世界と描かれるメッセージ。この夏、新海監督が世界へ贈る最高のエンタテインメントを、劇場で目に焼き付けて欲しい。『天気の子』全国公開中
2019年08月05日映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)のジャパンプレミアが25日に都内で行われ、小栗旬、沢尻エリカ、二階堂ふみ、成田凌、蜷川実花監督が登場した。同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。太宰の愛人・太田静子を演じた沢尻は「本当に自分の感情、欲望に貪欲な女性を演じた。楽しかったですね。それしかなかったです」と撮影を振り返る。「恋をしてハッピーでるんるん、みたいな。辛いというより、恋しているということが優っていたので、楽しかったです」と語った。一方、太宰の最後の女・山崎富栄を演じた二階堂は「じめじめしていたかなとは思いますけど、小栗さん演じる修治さんが圧倒的で、現場に現れただけで空気が変わるような存在感でした。そこに身を委ねながら」と演じた際の心境を明かした。キャラクターの中で誰と恋をしたいか、という質問に、沢尻は「難しいんですけど、千葉くんが演じた(静子の)弟役の薫。一見すごくかわいいんだけどとっても芯がある子で、いいなと思います。そういう人が好きです」と名を挙げる。小栗が「あの人、しっかりしてるもんね。唯一しっかりしてる」、蜷川が「よく見つけたね。エリカ、意外とそういうところ見つけるよね」と感心すると、沢尻は「あのね、ちゃんとしてる。意外と」と笑顔を見せた。また、二階堂「私は、静子さんが」と回答すると、沢尻は「あらうれしい」と喜ぶ。二階堂が「創作意欲をかきたてられるというのは、なかなか魅力的なんじゃないかなと思いまして」と理由を語ると、沢尻は「いつでもどうぞ」と乗り気だった。
2019年07月25日小栗旬が太宰治を演じる映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』ジャパンプレミアが7月25日(木)、丸の内ピカデリーにて行われ、小栗さん、共演する沢尻エリカ、二階堂ふみ、成田凌、蜷川実花監督が登壇した。小栗さんの発言を受け、沢尻さんがネタバレ…!?作中、禁断の恋を繰り広げる太宰だが、「死ぬほどの恋をするならどのキャラクターとしてみたい?」と聞かれた登壇陣。小栗さんは悩みながら、「今回のキャラクターたちだと難しいんですけど。そうだな……申し訳ないけど富栄さんはちょっときついかな」と二階堂さんが演じた役柄を挙げると、うなずきながら沢尻さんが、ネタバレ要素の高い、ある一言をポツリとコメント。発言後「やばい」とばかりに口を覆い、まずかったのではないかと成田さんらとも顔を見合わせた沢尻さん。慌てふためくチャーミングな沢尻さんに、小栗さんは「でもネタバレとかではないんじゃないかな…」と優しくフォローしていた。さらに、同じ質問をされた沢尻さんは,「すっごい難しいんですけど…千葉(雄大)くんが演じた弟役が、すごく一見かわいいけど芯がある子で、いいなと思います。そういう人、好きです」と誠実なキャラクターを挙げる。蜷川監督が「唯一しっかりしてる。エリカ、意外と見つけるよね」と鋭く突っ込めば、沢尻さんも「うん、意外とちゃんとしてる(笑)」と茶目っけたっぷりに返していた。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、作家・太宰の実話を基にしたオリジナル映画。妊娠中の妻・美知子(宮沢りえ)とふたりの子どもがいながら、作家志望の静子(沢尻さん)や未亡人の富栄(二階堂さん)との不倫を続ける太宰。それでも、不貞な夫の才能を信じる美知子に叱咤され、自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語に取りかかる。太宰を演じた小栗さん「嫌いにならないでください」太宰ができるのは小栗さんしかいないと、蜷川監督からのオファーを受けた小栗さん。「うれしかったです。…脚本、大変そうだなと思ったけど、やらなかったら役者としてどうだろうと思うくらい素晴らしい作品だったので、参加できてよかったです」とふり返る。これまでのイメージにないほど、セクシーでチャーミングな太宰を演じた小栗さんだが、「楽しかったです。楽しい半分しんどい半分でしたけど、素敵な楽しい時間を過ごせました」と言った。しかし、太宰の好色ぶりを案じてか、最後に一言「嫌いにならないでください(笑)」と言い残し、キラースマイルをのぞかせていた。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年07月25日映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)のジャパンプレミアが25日に都内で行われ、小栗旬、沢尻エリカ、二階堂ふみ、成田凌、蜷川実花監督が登場した。同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。太宰役に「小栗くんしか思い浮かばなかった」と明かした蜷川監督に、小栗は「嬉しかったです、でいいのかな」と苦笑。「大変そうだなあとは思ったんですけど、これをやらなかったら役者としてどうなんだろうというくらい素晴らしい脚本だったので、参加できてよかったです」と心境を明かす。「沢尻さんとはとてもすてきなラブストーリー、ふみちゃんとはちょっといろいろドロドロ、佐倉くん(成田)にはだいたい文句を言っているという状況で、それぞれのみんなと素敵な楽しい時間を過ごせた」と撮影を振り返った。様々なキャラクターが登場するが、「誰と恋に落ちたいか」という質問に、小栗は「難しいけど、そうだなあ。本当に申し訳ないけど、美知子さんですかねえ、僕は」と、宮沢演じる正妻の津島美知子を挙げる。成田も「帰る場所があるというのがいいと思いますよ」と同意した。蜷川監督は「ダメな男の方が好きなので、キングオブダメな太宰さん。これ以上ダメな色っぽい男は作れないというところまで頑張ろうと思って作ったので。相当色っぽくて、ダメだけど説得力がある男になったと思います」と小栗の太宰に自信を見せる。小栗は「実花さんは太宰好きですよねえ」としみじみしていた。またこの日は、同作のヴェネチア国際映画祭の公式イベント・ジャパンフォーカスでの上映決定が明らかに。小栗は「嬉しいです。すごく日本を感じられる作品になってます。京都で撮った昔の三鷹の街並みも改めて見るとすごく良い絵で。日本の文化じゃないと生まれなかった作家だと思う」と喜んでいた。
2019年07月25日世界から最も注目を集めるアニメーション監督・新海誠の最新作『天気の子』が、7月19日(金)よりついに公開。初日3日間で『君の名は。』対比128.6%となる16億円超えの興行成績を記録したことが分かった。興収250.3億円を記録した前作『君の名は。』から3年ぶりの最新作となる本作。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語が描かれる。約2,000人が参加したオーディションから選ばれた主人公・帆高役の醍醐虎汰朗とヒロイン・陽菜役の森七菜のフレッシュなコンビ、さらに小栗旬、本田翼、吉柳咲良、倍賞千恵子、平泉成、梶裕貴などの豪華キャスト陣が集結。音楽は、『君の名は。』で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞し、今回再タッグが実現した「RADWIMPS」。今作では新進気鋭の女性ボーカリスト・三浦透子も参加し、「愛にできることはまだあるかい」など5曲の主題歌と26曲の劇伴が作品を彩る。全国448スクリーンにて公開され、7月19日(金)~21(日)までの初日3日間で115万9020人を動員、16億4380万9400円の興収を記録。『君の名は。』対比128.6%となる興収成績となっている。東宝が行ったパソコンと携帯を使ったweb初日アンケート結果によると、年齢別客層は20代が33.7%、ティーンが25.5%、30代が13.1%、40代が12.2%となり、若い世代が圧倒的多数(ティーン52.4%、20代35.3%)だった『君の名は。』に比べ、年齢層が広がっていることが伺える。鑑賞動機(複数回答可)としては「新海誠監督作品だから」が49.4%、「『君の名は。』が好きだから」が37.2%、「映像の美しさに期待して」30.1%、「ストーリーが面白そうだったから」29.5%、「RADWIMPSが音楽を担当しているから」13.8%と続く。「映画館やDVD等で『君の名は。』を観ましたか」には95.4%が「観た」と回答しており、前作の記録的大ヒットから、新海監督の新作に期待した観客が映画館に駆けつけているようだ。また、映画レビューサイト「coco」にはすでに鑑賞した方からの声が続々と寄せられており、生活に身近な天気や“100%の晴れ女”を描いた本作のテーマに「ちょうど梅雨が長引く今年の天気にぴったりというミラクル」「今年の天候が完全に映画に味方してた」とのコメントが。「どの画も美しく、音楽との絶妙な世界観に感嘆」「相変わらず映像が美しく、音楽がよくて素晴らしい。よく知っている場所の風景が多かったのもうれしい」「生命感を吹き込んだかのような水滴の表現、スケール感や立体感も存分に感じられる映像世界が素晴らしい」「IMAXの上映に耐えられる映像も相変わらずスゴいんですが、この天候も描写するのか!という驚きも」「映像表現の到達点」など、雨や雲などの天候を繊細に表現する圧倒的な映像と「RADWIMPS」による音楽について触れる声が相次いでいる。さらに、「これは賛否が分かれると監督が言っていたのも納得!」との指摘も。「新海節フルパワー」「尋常じゃない作家性の洪水」「新海誠監督が世に送り出した究極のセカイ系映画!」「セカイ系の到達点と言っても良いのでは」「世界の内側に守りたいセカイがあった。青春映画としての正統さよ」と、壮大なスケールの風景描写の中で繰り広げられるボーイミーツガールと彼らの葛藤の描写に定評のある“新海ワールド”が大全開となっているようだ。『天気の子』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年07月22日7月5日の都内の某高級住宅街。サングラスにスポーティーなスパッツ姿で歩いていたのは、山田優(35)とその実母だ。手にはトレーニング用のシューズを持ち、母と会話する表情はリラックスした様子。この日、幼い二人の子供の姿はなく夫・小栗旬(36)も姿を現さなかった。実は7月5日は、山田の35歳の誕生日だった。そんな日に、“育パパ”小栗旬は久しぶりのオフを使って、仕事に育児に大忙しの山田に“1日ママ休業”をプレゼントしたという。「小栗さんといえば、去年から年明けにかけてハリウッド映画出演に向け大忙しでした。アメリカでの撮影だけでなく、現地との交渉や語学学習のためにも何度も渡米されているんです。その間、お子さんは日本にいる山田優さんとそのお母さんに任せきりなってしまってました。だからこそ、ちょうど仕事がひと段落した今回の奥さんのお誕生日には、自宅で一日中子供の世話を引き受けたようです」(芸能関係者)山田は母と自宅近くの一軒家に入っていった。数年前に小栗が建てた仕事用の別宅で、山田の自分磨きにも使われている。このあとSNSには《誕生日記念トレーニング。今日もいい汗かいた~35歳、良いスタート切れました》と投稿。仕事も育児も手を抜かない小栗に支えられ、充実の誕生日を過ごしたようだ。さらに小栗はこの日以外にも、自宅近くの公園で完璧な家族サービスぶりが話題になっているという。「いつも行く公園で、子ども2人と遊んでいるお父さんがいたんです。スタイルが良くてマスク姿だから目立っていたんですが、よくよく見てみると、小栗旬さんだとわかってびっくりしました。遊具がいっぱいある公園を選んで、お子さんを喜ばせようとしたんでしょう。本当に普通の、やさしいお父さんでしたよ」(公園に居合わせた人)小栗の粋な計らいにより、自由な誕生日を満喫した山田。お互い大忙しの夫婦は、今後も支えあっていくことだろう。
2019年07月12日テレビ朝日では新海誠監督最新作『天気の子』の劇場公開を記念して、7月11日(木)深夜に新海監督の『言の葉の庭』をオンエアする。2002年、監督・脚本・演出・作画・美術・編集などを自身で手掛けた『ほしのこえ』が第6回文化庁メディア芸術祭特別賞をはじめ様々な賞を受賞した新海監督が、映画『雲のむこう、約束の場所』や連作となる『秒速5センチメートル』、『星を追う子ども』を経て2013年に送り出すと、ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭「長編アニメーション部門グランプリ」を受賞した本作。靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた――。『君の名は。』や『天気の子』でも見る者の心を打つ美しすぎる場景描写に改めて圧倒される映像はもちろん、『千と千尋の神隠し』や「おそ松さん」などの入野自由と「はたらく細胞」や「ゲームシェイカーズ」などの花澤香菜による声の演技にも注目。そして日本映画史上歴代2位となる大記録を打ち立てた『君の名は。』から3年、待望の新海監督最新作『天気の子』が7月19日(金)より全国東宝系にて公開される。「あの光の中に、行ってみたかった」。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高はひとりの少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった――。森嶋帆高役には2.5次元舞台などで活躍してきた醍醐虎汰朗、天野陽菜役には「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も記憶に新しい森七菜を迎えるほか、小栗旬、本田翼、吉柳咲良、梶裕貴、平泉成、倍賞千恵子ら超豪華な声優陣も見どころ。また今回も『君の名は。』に続き「RADWIMPS」が書き下ろした主題歌5曲、劇中音楽が使用される。『天気の子』公開記念『言の葉の庭』は7月11日(木)深夜26時44分~テレビ朝日でオンエア。(笠緒)■関連作品:言の葉の庭 2013年5月31日より全国にて公開© Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
2019年07月11日俳優の山田孝之(35)が7月10日、インスタグラムを更新。ロックバンド・RADWIMPSのメンバーと肩を組んだ仲睦まじい写真を公開し、ファンは「眼福!」など歓喜の声を上げている。投稿された写真で山田はボーカルの野田洋次郎(34)らバンドメンバーに囲まれて笑顔でピース。「桑と俺の類友感」と言葉を添えてギターの桑原彰(34)と似ていることを綴った。これにファンからは「やっぱり似てるんですね」「たしかに類友w」などの声が上がるとともに「最高の組み合わせ」「好きなひと×好きなひと=happy!」と豪華なショットに歓喜の声も集まった。山田はこれまでにも俳優の小栗旬(36)や林遣都(28)らとのオフショットや同じく俳優の綾野剛(37)らとの誕生日会ショットなど様々な著名人との写真をインスタグラムに投稿。交友関係が広いことが知られている。さらに山田は一般人ともよく飲み屋で仲良くなることをテレビで告白している。2018年5月23日放送の『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)ではスナックで知り合ったおじさんとラーメンを食べにいった話を披露。一般人であっても分け隔てなく「この人面白そうだなって思ったら飲むんですよ、一緒に」と語ったという。山田は次に誰との写真を公開するのか、注目必至だ。
2019年07月11日昨年、”松坂桃李×R18指定映画”として話題となり、劇場に多くの女性客が詰めかけた『娼年』。この夏も、エロティックな香りが漂う文学を基にしたR指定の映画作品が相次いで公開される。『火口のふたり』の柄本佑は、新鋭・瀧内公美と一糸まとわぬ姿でどうしても離れられない男女を愛を体現し、『アンダー・ユア・ベッド』では高良健吾が愛する女のベッドの下で彼女を監視する男を、『人間失格太宰治と3人の女たち』では、小栗旬が太宰治に扮し、美しい3人の女性との濃密な絡みで魅せる。日本映画を牽引する30代の実力派俳優たちが大人の色気を漂わせ、大胆なテーマにも果敢に挑む。『火口のふたり』<R-18>身体の言い分に身を委ね、肌を重ね続ける男と女8月23日公開原作は直木賞作家・白石一文氏による「火口のふたり」。柄本さんと瀧内さんがW主演を務め、出演者はこの2人のみ。数々の作品で男と女のエロティシズムを表現してきた脚本家・荒井晴彦が監督を務める。結婚を10日後に控えた直子は、帰省した昔の恋人・賢治との再会をきっかけに、結婚式直前の5日間だけと誓い再び関係を持ち、抑えきれない衝動の深みにはまっていく。食べること、寝ることと同列に、“セックスをする”ことを、人間の日々の営みとしてシンプルに描き、身体の言い分に身を委ね、どうしても離れられない男と女を映し出した<R-18>衝撃作。『アンダー・ユア・ベッド』<R-18>ベッドの下で愛する女を監視し続ける…7月19日公開「殺人鬼を飼う女」「甘い鞭」など数々の話題作を世に送り出した大石圭が、孤独な人生を送る男のほんの微かな甘い記憶に執着する歪んだ愛を描いた異色の恋愛小説を映画化。ベッドの下で愛する女を監視する、異常で変質的で狂った繊細な主人公を高良さんが演じ、主人公が大学時代から11年間一途に想い続けるヒロインを、西川可奈子が体当たりで演じる。監督・脚本は、黒沢清監督、塩田明彦監督の助監督を経て監督デビューを果たし、各方面から称賛を集める安里麻里。過去の特別な想いをもう一度叶えるために、最愛の女性を追い始めた主人公だったが、目の前に現れた彼女は彼が知っている頃と別人のように変わっていた。彼女に一体何が起こっているのかを知るために、彼は愛する彼女のベッドの下で、彼女を監視する“異常な生活”を始める。暴力とエロスが入り混じるハイテンション<R-18>過激作。『人間失格 太宰治と3人の女たち』<R-15>太宰を愛する妻と2人の愛人たちの絡み合い9月13日公開太宰治の世界的なベストセラー小説「人間失格」の誕生秘話と、そのスキャンダラスな生きざまを、彼を取り巻く3人の女性たちの視点から描いた作品。『Diner ダイナー』の蜷川実花が監督を務める。小栗さんが文豪・太宰治を演じ、太宰の正妻・美知子を宮沢りえ、愛人であり弟子でもある作家志望の静子を沢尻エリカ、未亡人で太宰の最後の女性といわれる富栄を二階堂ふみが演じる。2人の子どもがいながら、正妻以外の2人の女性と淫らな愛人関係をを続ける作家・太宰治が、自殺未遂を繰り返しながらも、懸命に彼を支え続ける妻の叱咤激励を受け、小説「人間失格」の執筆へと駆り立てられていく。美しい3人の女性との濃密な絡みが垣間見え、エロスの香りが匂いたつ、実話を元に描いた<R-15>文学作。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会アンダー・ユア・ベッド 2019年7月19日より、テアトル新宿ほか全国にて公開予定Ⓒ2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会
2019年07月07日藤原竜也主演×蜷川実花監督の初タッグで贈る『Diner ダイナー』。ヒロインに玉城ティナを迎え、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二らが全員“殺し屋”役として集結する本作から、窪田さん演じるスキンが、自身の好物である“スフレ”を恍惚とした表情で食すシーンが解禁となった。スキンは腕は超一流だが、心根は優しい殺し屋。全身傷だらけの容姿と裏腹に端正な顔立ちの男。ひと足早く本編を観た観客からは「窪田正孝が、最高にエロくて犯罪レベル!」「心臓停止レベル。私が危惧するのは、窪田正孝にハマりすぎて、日常生活に支障を来たすという生活の安全保障問題」「窪田くんがかっこよくて可愛いくて優しくて狂気的で美しい映画だった」と、窪田さん演じるスキンの色気溢れる殺し屋ぶりにはまる人が続出中。今回解禁となった映像では、スキンにとって殺された母親の思い出の味であり、それを食べることが彼の唯一の生き甲斐となっているスフレが登場。ボンベロ(藤原さん)は、そんなスキンのために母親の味を完璧に再現したスフレを毎回与えていた。ある1点を除いて…。その日も新しくウェイトレスとして働くことになったカナコ(玉城さん)に「絶対に間違えるな。これは“スキンのスフレ”だ」と念押ししてスキンのもとへと運ばせるボンベロ。そのスフレを口にしたスキンは、「あいつは本当に天才だよ、昔母さんの作ってくれたスフレの話をしたら、母さんとまったく同じ味のスフレを作り上げた。そんなマネができる奴は世界中どこを探してもいない」「俺はこのスフレを味わうためだけに生きてるんだ」と恍惚とした表情で饒舌にその味を語る。しかし、スフレの中に入っていた異物に気づいた途端に落ち着きを取り戻し…。スフレの味を完璧にまで再現できる超一流の腕を持つボンベロは、なぜスフレに異物を仕込んだのか?この数日後、カナコの“過ち”によって本当に完璧に再現されてしまったスフレを口にしたスキンは常軌を逸した行動をとり…。劇場では、溢れ出るスキンの色香を体感しつつ、彼の抱える秘密にも注目してみてほしい。『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Diner ダイナー 2019年7月5日より全国にて公開©2019 「Dinerダイナー」製作委員会
2019年07月03日蜷川実花監督と小栗旬がタッグを組み、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に描く『人間失格 太宰治と3人の女たち』。この度、太宰治のポーズを再現した蜷川監督撮り下ろしビジュアルが到着した。天才作家・太宰治が死の直前に完成させた「人間失格」は歴代ベストセラーのトップを争う、“世界で最も売れている日本の小説”。その小説よりも遥かにドラマチックだった誕生秘話を、太宰と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実を基にしたフィクションとして初めて映画化。今回、太宰に扮する小栗さんは、大幅な減量を敢行しながら、究極のダメ男でモテ男、才気と色気に溢れたかつてない太宰像を創りあげた。予告編を見た人から「小栗さんめちゃめちゃエロくて朝からうひゃーってなった」「色気がありすぎて惚れちゃうだろ」「にやにやが止まらない」などと早くも話題となっている小栗旬版太宰だが、今回新たに太宰治の写真として残る有名な一枚を再現した写真が公開!太宰本人が写る写真は、1946年に銀座にある太宰の憩いの場、BAR「ルパン」で撮影。坂口安吾のほか数々の文豪や写真家なども常連だったという。そして、小栗さん扮するこの太宰写真は、蜷川監督が撮影。本作の撮影にあたり「最高の孤独とはいったいどこに存在しているのか、手に入るものなのか。そんなことを日々感じながら、一歩一歩、太宰に寄り添いながら過ごした」という小栗さん。実際にBAR「ルパン」の太宰が座っていた席と同じ場所で撮影され、指先からつま先まで、完璧に再現されたこだわりの一枚となっている。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年07月01日新海誠監督の日本映画史に残る超大ヒット作『君の名は。』が6月30日(日)今夜テレビ朝日系でオンエア。番組内では新海監督最新作『天気の子』の冒頭シーンも公開されるほか、Twitter、AbemaTVでは実況特番企画も実施される。ゲーム会社でムービー制作などを手掛けながらデジタルアニメーションを制作、ほとんどの工程を個人でこなした『ほしのこえ』が高い評価を受け、新世代のアニメクリエイターとして注目された新海監督。2016年8月に公開された本作は国内興行収入250億円を突破し、2016年の興行収入1位、さらに日本映画史上歴代2位という大記録を打ち立て、日本のみならず、台湾、香港、タイ、中国、韓国などアジア圏でも公開され、ハリウッドでは実写映画化も決定するなど歴史的作品となった。田舎暮らしの女子高校生・三葉(上白石萌音)と東京に住む男子高校生・瀧(神木隆之介)の心が時空を超えて入れ替わる。夢だと思っていた田舎と都会での暮らしが現実の出来事だと知り、最初は拒絶していた2人だがいつしかお互いの存在を意識し始める。だが2人の入れ替わりにはある秘密があった。三葉と瀧は出会うことができるのか…という物語。『ちはやふる』『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』などの上白石萌音と、俳優だけでなく『千と千尋の神隠し』など数々の人気作で声優としても活躍する神木隆之介がW主演。「RADWIMPS」の主題歌「前前前世」も感動を盛り上げてくれる。今回のオンエアでは新海監督の3年ぶりとなる最新作『天気の子』の冒頭シーンも公開。同作は離島から家出し東京にやってきた森嶋帆高が、怪しげなオカルト雑誌のライターとして働くなかで、都会の片隅で弟とふたり、明るくたくましく暮らす少女・天野陽菜と出会う。彼女には祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力があった――という物語。舞台「弱虫ペダル」で注目された期待の新星・醍醐虎汰朗が帆高を、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などの森七菜が陽菜を演じるほか、小栗旬、本田翼、梶裕貴、倍賞千恵子、平泉成らが声優として出演する。『天気の子』は7月19日(金)より全国東宝系にて公開。『君の名は。』は6月30日(日)21時~テレビ朝日系でオンエア。Twitter、AbemaTVでは特別番組「君の名は。ノチ天気の子実況特番」を実施。こちらは20時45分~Twitter&AbemaTV(天気の子チャンネル)にて配信。(笠緒)■関連作品:君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年06月30日全員殺し屋のダイナー<食堂>を舞台に繰り広げられる蜷川実花監督のノンストップ・エンターテインメント映画『Diner ダイナー』。この度、主演の藤原竜也が、シンプルだがとても印象的な「俺はここの王だ!」とセリフを言う場面の裏側を収めたメイキング映像が公開された。強烈な美術セットの中で、藤原さんをはじめ、窪田正孝、本郷奏多、斎藤工、小栗旬ら演じる癖の強すぎる個性抜群のキャラクターがひしめき合う本作。だが、中でも本作の予告編を観た人に強く印象を与えたのは、藤原さん扮する主人公・ボンベロの「俺はここの王だ!」というインパクト絶大なセリフだろう。Twitterでは「これだよ、我々が待っていた藤原竜也だよ」「これだけで映画を見たくなるわwww」「好きすぎる」「最高最高最高すぎて何度観ても飽きないし、もう今もすぐにでも観たい状態だし、観たすぎてこのセリフ自分でぶつぶつ呟いてしまう」「セリフが頭から離れない」「鳥肌立つ」と予告編でのこのセリフに対する反応が続々。今回蜷川監督は、そんな名台詞の複数のパターンを撮影しており、到着した映像には、何度も同じセリフを繰り返す藤原さんの姿がとらえられている。藤原さんは「撮った芝居をOK、もしくはキープしてもう一つ、もう1カット、異なる感情のものを撮る、というのが多かったです。実際にどのカットをチョイスするかは監督が繋げてみてジャッジするのですが、僕としては新鮮で楽しく、何度も違うアプローチでチャレンジさせてもらいました」とその撮影方法を明かす。蜷川監督も「“俺はここの王だ!”という台詞は、作品の方向性を決める大事なセリフ」と言い、「もっと変わったパターンをやってみようかとか、あと一つなにか足すとどうなるんだろうと欲張りながら撮影をしているうちに、あんなすごいのが出てきて。結果、一番振り切れてるものを使ってるんですけれど」と名台詞誕生の裏側を語っている。『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Diner ダイナー 2019年7月5日より全国にて公開©2019 「Dinerダイナー」製作委員会
2019年06月28日映画『コンフィデンスマンJP』(公開中)の生副音声付上映イベントが27日に都内で行われ、小手伸也、田中亮監督が登場した同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。田中監督は「長澤まさみです」、小手は「小栗旬です」と自己紹介し、観客を笑わせる。「五十嵐のスウィートルーム みんなで"いたのか五十嵐"編」と題されたイベントで、客席やMCの生田竜聖アナウンサーも「五十嵐コスプレ」をするなどホーム感たっぷり。観客動員200万人突破、興行収入27億円を達成したことが告げられると、小手は「正直にびっくりしてます! 結構褒められる数字ですよね」と驚き、田中監督は「褒めていただいております。でも私サラリーマンなんので、(収入には)全く関係ありません」と苦笑していた。番宣でのテレビ出演時には、長澤から「距離感が近い」といじられ、炎上しそうになったようで、小手は「ちょっとした火種になって困りました。そこを飲み込んでこそのエンターテイナーじゃないですか。言おうか言うまいかって逡巡があったんですけど、今、言っちゃいました」と苦笑。「僕、そんな距離感近くないですよ。キャラクターですよ!」と訴えた。フォトセッション時には、”五十嵐お面”を被った客席に「怖すぎる! 『マルコヴィッチの穴』みたい」とおびえつつ、最後には「全国の五十嵐性の方に、多大なるご迷惑をおかけしてますけども、名誉五十嵐として」と胸を張った小手。「皆様の応援が第2弾に対する私たちの力になります」と真摯に語る。最後に「以上、五十嵐でした」と言うと観客から歓声が上がり、手を挙げて応えていた。
2019年06月27日“世界で最も売れている日本の小説”「人間失格」の誕生秘話を、太宰治自身と彼を愛した3人の女たちの目線から初めて映画化する『人間失格 太宰治と3人の女たち』。この度、蜷川実花監督の撮りおろしによる、小栗旬演じる太宰と彼を愛した3人の女たちの美しすぎる場面写真3点が解禁となった。世界でもトップクラスの写真家である蜷川監督が自ら撮影した今回の写真は、小栗さん演じる太宰と、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ演じる3人の女たちのそれぞれの関係性を見事に映し出したもの。太宰治×正妻・美知子(宮沢りえ) 「あなたは、もっと凄いものが書ける」献身的な妻であり母であるだけでなく、夫の才能を誰より理解し叱咤する、別格の存在が美知子。太宰が自分をさらけ出し、子どものように甘えられる唯一の存在。彼女が見せる、夫に対する様々な感情を飲み込んだ複雑な表情と繊細なまなざしは、日本を代表する女優・宮沢さんならではのもの。太宰治×愛人・静子(沢尻エリカ) 「愛されない妻より、ずっと恋される愛人でいたい」戦後の混乱の中、上流階級の娘にもかかわらず世間体を気にせず、ただ恋に堕ちていきたいと望む静子。その可憐な美しさと無邪気でまっすぐな好意で太宰の心を強く動かす彼女の天真爛漫な少女性を、沢尻さんが華やぐ雰囲気で演じている。太宰治×最後の女・富栄(二階堂ふみ) 「死にたいんです、一緒に」未亡人でありながら、太宰と出会って瞬く間にその魅力に溺れていく太宰の“最後の女”・富栄は、まるで病に蝕まれる太宰の体を独占するかのように盲目的に太宰との情事に耽っていく。結核で急激に弱っていく太宰の晩年期の変化を最も間近に、つぶさに観察した女性であり、若手随一の演技派・二階堂さんが静子の軽妙さとは対照的に、湿気のある吸引力で緻密に作り上げた。それぞれの女性と映る、小栗さん演じる太宰の表情もまた、関係性によって全く異なるのも印象的。本編でも、これらの写真同様、3人の女性たちの感情が寄り集まって、太宰の全体像が露わになっていく。一見、太宰に振り回されているように見えて実は自分の意志で力強く生きている女性たちを、“世代別王者”と呼ぶにふさわしい日本を代表する三女優がどう魅せてくれるのかに期待が高まる。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年06月27日俳優の小栗旬が主演を務める、蜷川実花監督最新映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)の場面写真が27日、公開された。同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。同作の監督であり、世界でもトップクラスの写真家でもある蜷川実花が自ら撮影した今回の写真は、小栗旬演じる太宰と、宮沢・沢尻・二階堂演じる3人の女たちのそれぞれの関係性を映し出した。宮澤演じる正妻・美知子は、夫に対し様々な感情を飲み込み押さえた表情を見せ、の沢尻演じる愛人・静子は可憐な美しさと天真爛漫な少女性、二階堂演じる富栄は盲目的に太宰との情事に耽り最後の女となったの湿気のある吸引力をそれぞれ表す。さらに小栗の演じた太宰の表情も、相手によって変化する場面写真となった。
2019年06月27日第71回カンヌ国際映画祭最高賞(パルムドール)を受賞し、第42回日本アカデミー賞最優秀賞最多8部門受賞、第91回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされるなど、世界中で大絶賛の嵐を巻き起こした是枝裕和監督の『万引き家族』が、フジテレビ土曜プレミアムにて本編ノーカットで地上波初放送。そのほか、この夏には話題作が続々と地上波放送されることになった。『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』『三度目の殺人』など、“家族”をテーマにして多くの作品を描いてきた是枝監督が“家族を越えた絆”を描いた本作は7月20日(土)放送。息子に教えられることといえば万引きくらいしかないという、甲斐性なしの父・治に是枝作品常連のリリー・フランキー。家族が転がり込んだ平屋の家主である祖母を、是枝作品には欠かせない故・樹木希林が演じ、唯一無二の存在感をみせる。さらに母・信代役を安藤サクラ、信代の妹・亜紀役を松岡茉優が演じて是枝組初参加。また、オーディションで選出された子役の城桧吏と佐々木みゆも存在感を放つ。特に安藤さんの迫真の演技には、カンヌ審査員長のケイト・ブランシェットが大絶賛を贈ったことも話題となった。この個性的なキャストが織り成す衝撃のヒューマンストーリーを本編ノーカットで放送。さらに、是枝監督の最新作で今秋公開予定の『ラ・ヴェリテ』(仮)の紹介と監督コメントも併せて放送する。ほかにもこの夏は話題映画が続々地上波に!7月6日(土)には『ワイルド・スピードMEGA MAX』を放送。シリーズ全作の主要キャラが大集結し、史上最速のドリーム・チームを結成したアクションの常識を覆す最強のエンターテインメント。ホブス役のドウェイン・ジョンソンが初登場。今夏公開するシリーズ最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の前にぜひチェックしてほしい。7月19日(金)にはディズニー不朽の名作アニメーション『ライオン・キング』を放送。アカデミー賞オリジナル作曲賞、主題歌賞に輝き、いまもなお心に響き続ける素晴らしい音楽と、“家族”そして“生命”への限りない愛を描いた、世代を超えて語り継がれる感動のストーリー。8月に公開される“超実写版”が話題のいまこそ、オリジナルアニメでライオンの子どもシンバが、イボイノシシのプンバァ、その親友のミーアキャットのティモンなど愉快な仲間たちに励まされながら成長する姿に注目。翌週7月26日(金)に登場するのは『ペット』。『ミニオンズ』の生みの親、イルミネーションが手掛けた大ヒット作を地上波初・本編ノーカットで放送する。飼い主がいない間、愛するペットたちは何をしているのだろう…? という視点で繰り広げられる、おかしくも愛おしい、ペットたちの知られざる世界が明らかに!最新作『ペット2』は同日、全国にて公開。さらに8月10日(土)には『ONE PIECE FILM GOLD』を放送。満島ひかり、濱田岳、菜々緒、小栗旬など超豪華ゲスト声優陣を迎え、強烈なキャラクターたちが続々登場する。巨大カジノ船を舞台に“黄金帝”テゾーロが仕掛けた華やかなゲーム。史上最強のトラップがルフィたち麦わらの一味に襲い掛かる!今年はアニメ放送20周年にあたり、劇場版最新作『ONE PIECE STAMPEDE』がその前日8月9日(金)より全国公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード MEGA MAX 2011年10月1日より全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.ペット 2016年8月11日より全国にて公開© Universal Studios.万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2019年06月24日6月19日は故・太宰治(享年38)の誕生日であり、彼を偲ぶ「桜桃忌」。そんななか、9月13日に公開される映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」の予告動画が公開された。主演の太宰治役に小栗旬(36)が抜擢され、監督は蜷川実花氏(46)が務める。ファンの間では《桜桃忌に予告するのに何ともなく愛を感じた》《小栗旬さんが太宰治を演じる映画の発表があったのこれに合わせたのかな?》《太宰治の誕生日に予告編出すの最高にエモい》と話題にあがっている。ストーリーは3人の女性をめぐる恋模様を通じて、太宰の人生が描かれる。太宰の正妻役に宮沢りえ(46)で愛人役に沢尻エリカ(33)、そして若き未亡人役に二階堂ふみ(24)が選ばれた。小栗といえば、2018年にも映画「響-HIBIKI-」に出演。芥川賞受賞候補に選ばれるも受賞を逃し、自殺に追い込まれた青年役を演じた。また小栗演じる太宰自身も芥川賞候補に選ばれたものの、落選したエピソードがある。そして様々な女性と恋愛をし、自殺未遂を繰り返した小説家でもあった。公式サイトの出演者コメントによると、蜷川氏は「この役を出来るのは絶対に小栗旬しかいない」と小栗の出演を熱望していたという。これに対して小栗は役を演じられるかどうか悩んだというが、蜷川監督から「僕でなければ、というお言葉を頂き、脚本に魅了され、決断いたしました」とコメントしている。そんな小栗に《小栗旬が太宰治は完璧すぎん?》《太宰治が小栗旬とかまじで好き》《久しぶりに楽しみすぎる映画》《これは観たい》と期待の声があがっている。
2019年06月20日●岡田が漫画原作実写化に挑む単行本累計部数400万部突破、2017年度講談社漫画賞の一般部門賞を受賞した、南勝久による人気漫画『ザ・ファブル』が、岡田准一主演で映画化され、6月21日より公開される。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなるが、事件に巻き込まれ……という物語だ。今回は、ファブル/佐藤アキラを演じる主演の岡田准一、ファブルの相棒で世間的には妹として一緒に身を潜めるヨウコ役の木村文乃、ファブルが佐藤としてバイトするデザイン会社に勤めるミサキ役の山本美月にインタビュー。互いの印象や、「漫画原作を実写化すること」に対する役者としての思いを聞いた。○■ナッツのかけらが口についている岡田――今回の撮影で、他の方について「今までのイメージと違った一面」などを発見することはありましたか?木村:岡田さんは以前『追憶』で共演したときも今回も、割と寡黙なイメージでした。でも前回よりもがっつりご一緒して、よく「おなかすいた」と言っている姿が印象的でした。ふっとどこかに行って戻ってきたと思ったら、ナッツのかけらが口についてる(笑)。「ナッツ食べてきたんだ」と一発でわかる感じがかわいらしくて、面白かったです。あと、普通の話は淡々としてるのに、健康の話になるとびっくりするぐらいの情報量があって、勉強になります。師匠です。岡田:洪水のように(笑)。木村:山本さんは初共演でしたが、すごくおおらかで明るい方でした。私は根暗な方なので、演じたキャラが逆なんじゃないか、と思うくらい。Instagramを拝見したら、自分で絵を書かれるんですよね?山本:……見てくださったんですね!木村:そういう一面があるんだ、というギャップがあって、めちゃくちゃ好きになっちゃいました。告白しちゃった(笑)。山本:恥ずかしいです(笑)。私は、岡田さんを小さい頃からテレビに出てる方として見ていましたし、母がすごく好きで、岡田さんの切り抜きを集めていたのを覚えています。岡田:へえ~!山本:なので、共演できるとなったときは、母に報告しました(笑)。たまに撮影の間に相談することがあると、真剣にお話してくださって、お兄さんのようでした。木村さんのインスタは、おいしそうなご飯がたくさん載ってるので、私もこっそり拝見していました。木村:ありがとうございます! 裏で繋がってる感じですね(笑)。山本:お二人とも大先輩なんでどきどきしてたんですけど、優しくしてくださって、現場の居心地も良かったです。――岡田さんは、漫画原作の映画に出られることが珍しいと思いますが、これまでとは別の役作りが必要だったりはしたんですか?岡田:『ザ・ファブル』はもともと好きな漫画だったので、「ちゃんと面白いものにしなきゃいけない」という思いが強かったです。アクションに向けては筋トレも増やし、格闘技のプロがやるメニューを習いに行きましたが、ハードでしたね。――漫画原作にはどのようなイメージがあったのですか?岡田:漫画は、作品としてのビジュアルが決まっているし、自分も原作を好きだと、余計に見た目のバランスを取るのが難しいなと感じでいました。――『ザ・ファブル』では、どうして漫画の実写化に挑戦されたんですか?岡田: もともと原作を読んでいて、自分としても好きな漫画でした。コミカルな面とシビアな面の描き方のバランスがすごく面白い漫画だなという印象を持っていて、原作ファンの方にも納得していただけるような作品を目指し、今回はチャレンジしてみようと思いました――木村さん、山本さんは、漫画の実写化についてはどう取り組まれるんですか?木村:私は日頃漫画をたくさん読むからこそ、実写化するときにビジュアルが離れちゃうと、その時点で「あ~あ」と思っていまうんです。だから、お話をいただいたときもいかにビジュアルを寄せられるかが重要だと思いましたし、今回もまず「セクシーじゃないけど、いいですか?」と聞きました(笑)。でも逆に、ビジュアルと、原作ファンならではの「ここを入れて欲しい」という部分以外はあまり考えないかもしれないですね。最終的には、いただいた台本をどれだけ表現できるかが大事なんだと思います。山本:私も普段漫画やアニメを多く見ているのでなんとも言えないんですが……。岡田・木村:(笑)山本:もちろん、お話をいただければ全力でやらせていただきますが、ファンの立場では、どうしてもビジュアルは寄せて欲しいと思ってしまいます。今回、私にセクシーさが皆無なので、申し訳ないなというところがありました。でも努力する余地がある設定なので、なるべく原作に寄せられたら、と思いました。『ザ・ファブル』はフォントにも個性が出ているし、とにかく観てくださる方に満足いただけるように、という気持ちです。岡田:ハードルは、高いですよね。原作ファンの方にも「あれはよかったよね」といっていただけるものになってればいいなとは願っていますし、そうなるように進めていました。●「裸族」設定に、現場が盛り上がる――原作に忠実に、というところで、岡田さんは「家では全裸」という設定を実写化されてましたよね。岡田:そこは原作通り、裸族じゃなかったらダメだと思うので。大変なんですよ! 「この位置だったら隠れる」とか、「そこで隠してください!」とか、ちょっと体が右に行くと「出ま~す!」とか(笑)。でも現場は盛り上がって、みんな楽しそうに撮ってくれました(笑)。――岡田さんご自身は、ファブルと似てる、通じるというところはあるんですか?岡田:どうなのかな? 似てるのかな? 割と顔が濃い方なので、パッと相手を見ると意思が強く出ちゃうから、普段はできるだけほわ~んとしているようにしてます。木村・山本:(爆笑)岡田:ほわ〜んとするのは、演じる上でも意識してたかもしれないですね。――他の2人から見て、岡田さんとファブルに通じるところはありますか?木村:まず、殺し屋にはならないと思います(笑)。山本:でも、真面目なところは似てる感じがします。――逆に、岡田さんから見てのお二人は。岡田:演じたキャラとは、まったく違うと思います。木村さんは料理を作ったりするイメージが強いので、飲み屋で男性と勝負したりはしないと思います(笑)。木村:そうですね(笑)岡田:前回ご一緒したときに初めてご飯を食べに行って、すごく真面目な方なんだなと思いました。地方ロケで、小栗旬くんが一緒だったんですが、木村さんは小栗くんに噛みついてたんですよ(笑)。木村:小栗さんには、いつも噛みついちゃう(笑)。岡田:真面目で、素敵な方だなと思いました。山本:そこ、今度詳しく聞きたいです(笑)。岡田:山本さんは、最近表にも出されてると思うんですけど、ちょっとおたくなんですよね。山本:ちょっとだけ……。岡田:ちょっとだけ(笑)。だから、役柄とも少し違ったかもしれないです。ミサキのようにスポーティなイメージもないし、ゆっくりしゃべる方で。今日も妖精みたいだもんね。山本:それは、衣装ですね(笑)。――岡田さんは、福士蒼汰さんにアクションをつけ、撮影中熱い話をした、と伺ったんですが、どんな話だったんですか?岡田:僕が!? (笑)。福士くんには、お兄ちゃんのような存在になってしまうので。アクションも、福士くんをもっと立たせた方がいいという感じで(笑)。それは、僕の福士くんに対する愛情ですね。「大丈夫、できるでしょ」と。――お二人から見ると、岡田さんのアクションはどういう印象だったんですか?木村:なんとも、言いようがないですよね。木村・山本:すごすぎて。山本:しかも真夏で暑かったのに、覆面をかぶっていて、「死ぬんじゃないのかな」って。岡田:大変だったよ(笑)。暑かった、本当に。木村:アクションでの福士さんの動きは独特だなと思っていたので、それが岡田さんの指示と聞いたら、すごく面白いと思いました。守る、攻めるだけじゃなくて、ユニークな動きもつけられるんだと思うと、師範と呼ばれる所以がとってもよくわかります。――アクション、殺し屋、というところで男性に向けた映画なのかなと思われそうですが、映画になってますますいろんな方が楽しめる作品になっているのかなと思いました。女性陣から見てのポイントをぜひ教えてください。山本:メンズ向けに見えがちだと思うんですけど、私としては、演じたミサキという存在が物語全体を柔らかくしていたらいいなと思います。佐藤くんに「イラストを描いてみて」と言い出してしまう思いつきだったり、佐藤くんの生い立ちを聞いて涙しちゃうミサキの、優しさが故の天然がすごくいいと思います。木村:登場人物がみんな仁義に対してまっすぐなんですよね。やり方が男っぽいだけで、愛すべきキャラクターがたくさんいて、見ていると愛おしいとすら思える。江口カン監督のシャイで優しいところが出てるので、かわいいと思ってもらえる部分がたくさんある映画だと思います。■岡田准一1980年11月18日生まれ、大阪府出身。1995年にV6としてCDデビュー。02年に放送されたドラマ『木更津キャッツアイ』にて主演を務めた。そのほか主な主演作にドラマ『タイガー&ドラゴン』(05)、『SP』(07、08)、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(15)、『白い巨塔』(19)、『永遠の0』(13)、『図書館戦争』シリーズ(13、15)、『蜩ノ記』(14)、『エヴェレスト 神々の山嶺』『海賊とよばれた男』(16)、『追憶』『関ヶ原』(17)、『散り椿』『来る』(18)など。20年には主演作『燃えよ剣』が公開予定。V6としてダブルAサイドシングル「ある日願いが叶ったんだ/All For You」が発売中。■木村文乃1987年10月19日生まれ、東京都出身。映画『アダン』(06)オーディションでヒロインデビューし、同年の『風のダドゥ』では主役を務める。主な出演作に、ドラマ『精霊の守り人』(16)、『ボク、運命の人です。』(17)、『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(18)、映画『ポテチ』(12)、『ニシノユキヒコの恋と冒険』『くちびるに歌を』(14)、『イニシエーション・ラブ』『ピース オブ ケイク』(15)、『RANMARU 神の舌を持つ男』(16)、『追憶』『火花』(17)、『伊藤くんAtoE』『羊の木』『体操しようよ』(18)がある。現在『居眠り磐音』が公開中。■山本美月1991年7月18日生まれ、福岡県出身。2009年、雑誌『CanCam』専属モデルとしてデビュー。11年にドラマ『幸せになろうよ』で女優活動を開始。翌年『桐島、部活やめるってよ』(12)でスクリーンデビュー。その後、映画『東京PRウーマン』(15)、『貞子VS伽倻子』『少女』(16)、『ピーチガール』(17)、Amazonオリジナル『東京アリス』(17)、ドラマ『真夜中のスーパーカー』(18)等で主演を務める。そのほか主な出演作にドラマ『嘘の戦争』(17)、『刑事ゆがみ』(17)、『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(18)、『孤高のメス』(19)、映画『去年の冬、きみと別れ』『友罪』(18)がある。現在、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、ドラマ『パーフェクトワールド』が放送中。
2019年06月20日作家・太宰治の日本文学史上最大のベストセラー「人間失格」の誕生秘話を描く『人間失格 太宰治と3人の女たち』から、ビジュアルと予告編が解禁。さらに主題歌が「東京スカパラダイスオーケストラ」に決定した。今回解禁された予告編では、冒頭から小栗旬さん演じる太宰が二階堂ふみさん演じる愛人の富栄に愛をささやくなど、太宰の危うい色男ぶりが炸裂している。「お父さんは天才」と子どもたちに語りかける宮沢りえさん演じる妻の美知子、「愛されない妻より、ずっと恋される愛人でいたい」と太宰に抱かれる沢尻エリカさん演じる静子、「死にたいんです、一緒に」と刹那的な笑顔で太宰に迫る富栄が次々と登場し、3人の女たちと太宰のスキャンダラスな関係性が垣間見える。先日解禁となった成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也ら豪華男性キャスト陣も今回の映像で初披露。「書くためならなんでもやる」と陰口を叩かれ不倫を続ける太宰に詰め寄る成田さん演じる編集者・佐倉や、「地獄に堕ちて書いてるか?」と悪魔のように太宰を挑発する藤原さん演じる同志の作家・坂口安吾の姿も気迫に満ちている。女たちとの濃密な逢瀬の間で、次第に狂気を帯びながら苦悩し、執筆と格闘するスター作家・太宰を演じる小栗さんの、いまだかつて見たことのない様々な表情に心奪われる予告編となっている。予告編と同時に解禁となったビジュアルには、アップで映し出された小栗さんの姿が。唇に付いた血を拭う色っぽさ漂う姿と、「死ぬほどの恋。ヤバすぎる実話。」のキャッチコピーが彼が巻き起こす波乱万丈なストーリーを期待させるビジュアルとなっている。さらに今回、2001年にリリースされた「東京スカパラダイスオーケストラ」の名曲、「カナリヤ鳴く空 feat.チバユウスケ」が主題歌に決定。構想初期からこの曲をイメージしていたという蜷川監督の熱烈オファーに応え、主題歌決定の運びとなった。太宰が“全部ぶっ壊して書く”「人間失格」とは。そして、スキャンダラスな恋の向こう側で、太宰が本当に求めていたものとは…。超豪華キャストが競演する鮮やかな世界から目が離せない。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年06月19日7月10日にアルバム「LOVE」を発売する菅田将暉(26)。その収録曲「クローバー」のミュージックビデオ(MV)で監督デビューすることを、各スポーツ紙が報じている。同曲は、親交の深いシンガー・ソングライターの石崎ひゅーい(35)が菅田のために作詞・作曲を担当。菅田が構想から約半年、オリジナルストーリーを推敲。撮影は4月に行われたという。主演をつとめたのは12年放送のドラマでの共演以来、公私にわたり親交がある俳優の太賀(26)。菅田自身や石崎も出演しているという。主人公のサラリーマン(太賀)が上司や友人にもらったブーツをきっかけに、身の回りのものの大切さを知るという心温まるストーリー。47分にわたるMVで、菅田は企画・プロデュース・監督・出演の1人4役をこなしたというのだ。「当初は5分のつもりが、菅田さんがこだわったことでショートフィルムのような作品になってしまったそうです。気心の知れている太賀さんだからこそストレートに自分の気持ちを伝え、満足の行く作品ができたようです」(音楽関係者)記念すべき菅田の初監督作品は、新アルバムのDVD付き初回限定盤に収録。そんななか期待されるのは、映画監督デビューだ。「小栗旬さん(36)は自身の主演映画『クローズZEROII』の劇場マナーCMを手掛け、その後に『シュアリー・サムデイ』(10年)で映画監督デビューを果たしました。斎藤工さん(37)も昨年公開の『blank13』など、これまで何本も長編・短編の監督作品を発表しています。最近では俳優業と監督業を両立させる人も出ているだけに、菅田さんもこの流れに乗りそうです」(映画業界関係者)実現すれば、大いに話題となりそうだ。
2019年06月13日日本の実力派俳優にして、ハリウッドスターでもある俳優・渡辺謙に単独インタビュー。5月31日に封切られた『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』や、GWに公開された『名探偵ピカチュウ』など、日本の人気コンテンツをハリウッドが映画化した2作に出演しているが、両方ともメガヒット中だ。思えば彼は、鮮烈なハリウッドデビューを遂げた『ラスト サムライ』(03)で第76回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされて以来、『バットマン ビギンズ』(05)や『SAYURI』(05)、『硫黄島からの手紙』(06)など、立て続けに話題作に出演し、稀有な存在感を発揮してきた。以降の活躍ぶりも枚挙にいとまがないが、いわば真田広之と並び、世界への道を切り開いた開拓者だ。5年前に公開された『GODZILLA ゴジラ』(14)は、日本のゴジラファンからもお墨付きだったが、新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』も、ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラがスクリーンに降臨し、ド迫力のバトルを繰り広げるという、血湧き肉躍る大興奮の快作だ。しかも、科学者たちを前面に押し出したチームの連携プレイや、家族の葛藤など、人間ドラマの骨子がしっかりとしている点も激賞されている。2020年公開予定の続編『GODZILLA VS. KONG(原題)』には、小栗旬が出演することが発表され、すでに撮影も終了しているようだ。渡辺は、ハリウッドデビューを果たした小栗と会ったそうだが、2人はどんな言葉を交わしたのか?率直に感想を聞いてみた。○■ハリウッド版『ゴジラ』で“世界のゴジラ”に――『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は前作に続いて、日本でも高い評価を得ています。やはり前作の成功も大きかったと思いますが、遥かにその期待値を超えてきました。『GODZILLA ゴジラ』が公開された時、最初は「ハリウッドが撮る『ゴジラ』ってどうなのよ!?」といぶかっていた日本のファンが多かったと思うけど、蓋を開けてみたらクオリティーはきちんと高かった。そして今や、日本ではなく世界のゴジラになったんだと思います。おそらくピカチュウもそうで、「え? 実写映画でやるの?」と、斜に構えて見ていたファンも多かったのではないかと。本作ももし、2作目、3作目と積み重ねていくとしたら、もはや日本のものではなく、世界のピカチュウ、ポケモンになっていくんでしょうね。――前作も『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』も、日本のゴジラへのリスペクトを感じました。そうですね。オリジナル版にリスペクトもあるし、それに近いストーリーテリングになっているかと。ちゃんと原点回帰みたいなことも考えてくれていて、ありがたいなと思いますがそれだけではダメで。やっぱり映画自体が面白くなかったら意味がないですし、そこはちゃんと押さえています。――いずれにしても、謙さんが日本代表的な感じで参加されると聞くと、日本のファンも安心感を覚えます。でも、僕は別に日本代表の選手権を勝ち抜いていったわけではないので(苦笑)。もちろん日本人として、ゴジラもポケモンも大事なコンテンツだということは感じていますが、基本はキャストの一員として、映画を良くするために、いかに尽力できるかということだけです。――たとえばクリント・イーストウッド監督からオファーされた『硫黄島からの手紙』のように、最初から謙さんのキャスティングありきのプロジェクトも多い気がします。いやいや、そんなことはないです。そう思っていただけるのはありがたいのですが、基本は日本から参加した1人の俳優としてのポジションに過ぎません。ただ、どちらからもありがたがられるというか、日本からすれば「ハリウッド映画だけど、あいつがいればなんとかなるだろう」と、アメリカのゴジラファンからも「あいつが出ていれば、そんなに間違ったものにはならないだろう」と思われているところはあるのかもしれない。でも、僕自身はそこまで大きな力を発揮しているわけではないし、元々脚本を読んだり、監督と話をして「これならいけるだろう」という確信した上で参加しているだけです。正直、その時点でダメだと思ったら僕は出ません。ゴジラ映画についても「これはちゃんとしたオリジナルに近い形の、非常にゴジラらしい映画として成立するだろう」というイメージが持てたから参加しただけです。○■小栗旬の「ゴジラ」続編出演「つながったな」――続く『GODZILLA VS. KONG(原題)』に小栗旬さんが出演されます。渡辺さんが切り開いたハリウッドへの道を進んでいく若手俳優の方々も今後増えていくと思いますが、小栗さんに、なにか託したい思いはありますか?僕は「よし、つながったな」という気がしています。ストーリーについてどうこう言える状態じゃないのですが、そこはすでに感じました。――小栗さんとは、何か「ゴジラ」の現場について話をされたのですか?小栗が向こうで撮影をしている時、僕に連絡をくれたんです。「どう? 大丈夫?」と聞いたら「めっちゃ楽しいです」と言っていたので「ああ、良かった」と思いました。それで日本に戻ったら、1回飯でも食おうかという話になったので会いました。そこで「どうだった?」「これからどうするの?」と聞きました。ゴジラのような日本のコンテンツが世界のコンテンツになった時、そこに日本の俳優がきちんとその映画に出演し、役として成立していること自体が僕はうれしくて。そういう意味で「つながったな」という気がしたんです。――撮影中、謙さんから小栗さんに何かアドバイスはされたのですか?役もシチュエーションも違うから「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」とかは、一切言えないです。それに、僕はハリウッドで13年くらいやっているので、知っているプロデューサーやスタッフがいるけど、小栗は今回1から始めていくわけだから。それがキャリアというもので、彼自身が経験値を積み上げていかなきゃいけないことだと思います。とはいえ、そのあとのことに関しては「こういうやり方があるよ」というアドバイスはできました。たとえば「プロモーションの時はちゃんとやったほうがいいよ」といったことですが、撮影時に僕が口を出せることはそんなにないですから。○■ハリウッドを目指す若手俳優たちへメッセージ――ハリウッドへの道を開拓した謙さんから、小栗さんのようにハリウッドを目指す若手俳優陣へ、何かアドバイスはありますか?僕は、とりあえずやればいいと思っています。野球選手と同じで、あとは個々で対戦していくしかないかなと。僕はそういうふうに開拓者だと言われることもありますが、自分自身、そういう意識は全くなかったです。また、わけがわからなかったから、がむしゃらにできたのかもしれないし。ブロードウェイに行った時も、まさにそうでした。――謙さんのチャレンジ精神には常に感心させられます。実際に『王様と私』では第69回トニー賞リバイバル作品賞を受賞されましたし、結果も出されています。ブロードウェイについては、あんな世界をもともと詳しく知っていたら「ちょっと待てよ」と二の足を踏んだかもしれない(苦笑)。本当に自分も少し向こう見ずで「え!?そうだったの?」と思うことばかりでしたが、だからこそやれたのかもしれない。なので、やはり個々がトライして、乗り越えるかはじかれるか、というのを経験するしかない。得るもの、得られないものはきっとあると思うけど、それは頑張ってつかみとっていってほしいです。■プロフィール渡辺謙(わたなべ・けん)1959年10月21日年生まれ、新潟県出身。主なドラマ出演作は、TBS『砂の器』、NHK連続テレビ小説『はね駒』(86)、フジテレビ「御家人斬九郎」シリーズ、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(87)など。映画は『ラストサムライ』(03)、『硫黄島からの手紙」(06) 、『明日の記憶』(06)、2011年『インセプション』(11)、『GODZILLA ゴジラ』(14)などに出演。ドラマや映画以外にも、舞台、CMでも活躍。2015年『王様と私』で第69回トニー賞リバイバル作品賞を受賞。
2019年06月09日兄の連れてきた婚約者は…
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