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映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』Blu-ray豪華版が、4月2日(木)に発売される。この度、Blu-ray豪華版収録される特典映像“ドキュメンタリー映像「<解説>人間失格 蜷川実花と幾人もの作り手たち」directed by 山戸結希”の一部が公開された。突飛な言動と奔放な私生活で、文壇から煙たがられながらも、ベストセラー作品を連発した天才作家・太宰治。正妻とふたりの愛人という、3人の女性と並行して関係を持ち、自堕落な生活を送った果てに、愛人と川に身を投げてしまったスキャンダルは、当時センセーショナルな事件として世間の注目を浴びた。彼をめぐる“3人の女との恋と愛”の物語と裏に隠された“本当の人生”を、事実をもとにしたフィクションとして映画化されたのが本作『人間失格 太宰治と3人の女たち』だ。主人公・太宰治を演じるのは小栗旬。太宰の正妻・津島美知子役を宮沢りえ、太宰の愛人で弟子でもある作家・太田静子役を沢尻エリカ、太宰の愛人で最後の女・山崎富栄役を二階堂ふみが演じる。さらに、太宰と女たちを取り巻く男性陣にも、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也ら豪華キャストが集結した。また、世界で活躍する写真家であり、『さくらん』 『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』などを手がけた映画監督の蜷川実花が、構想に7年を費やし、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に描く。この度公開されたのは、『溺れるナイフ』や『ホットギミック ガールミーツボーイ』を手がけた、次世代を担う気鋭の映画監督・山戸結希がディレクションしたドキュメンタリー映像の一部。映像では、これまで数々のヒット作の看板を背負い続けてきた小栗旬が、本作を自身の新たな代表作にすべく、共演者を驚かせるぐらいの過酷な減量を課すなど、貪欲に天才作家・太宰治にアプローチをしていく過程が描かれる。また、蜷川実花監督より、クランクイン前日の小栗との秘話なども語られている。『人間失格 太宰治と3人の女たち』【商品情報】2020年4月2日(木)Blu-ray&DVD発売(同日Blu-ray&DVDレンタル開始)発売・販売元:ポニーキャニオン■Blu-ray豪華版組枚数:2枚組[本編Blu-ray+特典DVD]¥6,700+税<映像特典>●ドキュメンタリー映像「<解説>人間失格 蜷川実花と幾人もの作り手たち」directed by山戸結希●イベント映像・ジャパンプレミア[7月25日 丸の内ピカデリー(東京)]・お笑い芸人・EXIT出演 公開直前PRイベント[9月1日 スペースFS汐留(東京)]・公開記念舞台挨拶[9月14日 丸の内ピカデリー(東京)]・公開記念舞台挨拶[9月15日 大阪ステーションシティシネマ(大阪)]・公開記念舞台挨拶[9月15日 ミッドランドスクエアシネマ(名古屋)]・大ヒット記念舞台挨拶[9月23日 新宿ピカデリー(東京)]●予告編集・本予告・主題歌入り本予告・主題歌入り90秒予告・特報・メイキング入り特別映像●CM集・ストーリー編・禁断ラブ編■Blu-ray通常版組枚数:1枚組[本編Blu-ray]¥4,700+税■DVD通常版組枚数:1枚組[本編DVD]¥3,800+税※商品ジャケット写真、仕様、特典内容や名称は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
2020年03月27日「優さんはいま、第3子を妊娠中だそうです。来月にも出産予定と聞いています」(山田の知人)昨年から米国・ロサンゼルスに拠点を移した、小栗旬(37)と妻の山田優(35)。’12年に結婚した2人は、’14年に第1子、’17年に第2子を授かり、現在、その子供たちも一緒に家族4人でLA生活をしている。「小栗さんは、11月公開予定の『ゴジラVSコング(邦題未定)』のほかにもハリウッドの大作映画に出演するそうです。’22年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主人公の北条義時を演じることも発表されましたし、LAでも忙しい毎日を送っているようです」(映画関係者)そんな小栗を支えながら、米国での育児に奮闘中の山田。今春の第3子出産を控え、ここにきて、“大きな決断”を迫られることに。「優さんは日本に帰国しての出産も考えたようですが、LAでの出産を決意したようです。新型コロナウイルスの感染拡大という状況のなか、大事をとってのことだと聞いています。LAには、小栗さんの所属事務所の女性スタッフもいるので、出産のサポートをしてもらえる安心感も決断を後押ししたのでしょう」(前出・山田の知人)妊婦への新型コロナウイルスの影響に関して、産婦人科の医療関係者はこう語る。「現時点では、妊娠中に新型コロナウイルスに感染したとしても、おなかの胎児に影響はないとみられています。しかし、妊婦は異物を排除する細胞性免疫が低下する傾向があり、感染すれば重症化する可能性はあります。そのため、なるべく感染リスクの高い環境は避けたほうがよいと考えられています」臨月の身で長時間、飛行機に乗り帰国するよりも、このままLAで出産したほうが母子ともにリスクが少ないと判断したのだろう。山田は’15年にイベントに出席した際、「子供は5人欲しい」と、将来の夢を語っていた。無事に第3子が誕生したら、出産後も一家はロスで生活するのだろうか――。「小栗さんの渡米した第一の目的は、英語を勉強することでした。そのなかで、もしハリウッド作品のオファーがあれば受けるというスタンスです。そのため、ハリウッドに長期的に住むわけではありません。主役に決まった大河の準備もあるので、遅くとも来春には家族と一緒に帰国することを考えているようです」(小栗の知人)日米を行き来する小栗家の夢は、さらに広がることだろう。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月10日俳優・藤原竜也が出演する「カイドウ」シリーズ第3弾「藤原竜也の三回道」の放送が決定。この春からドラマパラビ枠にてスタート、「Paravi」では独占先行配信もする。2014年10月に初の冠番組「藤原竜也の一回道」が放送、続く2018年10月には「藤原竜也の二回道」が放送された「カイドウ」シリーズ。映画やドラマでは決して見ることのできない藤原さんの素顔に迫り、様々な企画にチャレンジする姿はバラエティーでありながら、まるで藤原さんの生き方のドキュメントドラマそのもの。「一回道」では大阪~愛媛、そしてハワイを旅し、「二回道」ではカレー作り、UFOとのコンタクトなどに挑戦したが、今回の最新作では、沖縄からスタートするという。今回の放送について藤原さんは「この番組のスタッフは“信頼”はできますが“信用”はできないので、今回は事前に何をするのか全て確認してから撮影をしました。冬の沖縄を舞台に健康的な企画をしております」とコメント。また、前作では中村勘九郎、小栗旬、吉田鋼太郎、溝端淳平ら豪華ゲストの登場も話題に。藤原さんは「ありがたいことに番組撮影の情報を聞きつけた、準レギュラーのメンバーも自ら出演希望をしてくれ、わざわざ沖縄まで足を運んでくれたことには感動しました」と出演者についても明かし、「とにかくこのシリーズは何も考えずに観てもらい、楽しんでいただければ幸いです」とメッセージを寄せている。ドラマパラビ「藤原竜也の三回道」は4月15日(水)よりテレビ東京、テレビ大阪にて放送(全6回予定)。(cinemacafe.net)
2020年03月06日グラビアアイドルの小栗まりがこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『はじめてのおぐまり』(発売中 4,180円税込 発売元:竹書房)の発売記念イベントを行った。同DVDがグラビアデビュー作となる小栗まりは、上からB85・W55・H90という抜群のプロポーションにEカップバストが魅力の現役女子大生。同DVDは、昨年9月に海外ロケとなるバリ島で撮影され、彼氏とバリを訪れるというシチュエーションもので、随所でセクシーな衣装や水着姿で披露している。小栗は、初めてのDVD撮影を「大変でしたけどいい経験でした。バリではロマンチックなホテルで撮影したんですが、こういうお家に住みたいな~と思いました(笑)」と笑顔で振り返り、「彼氏とベッドでイチャイチャしたり車の中でイチャイチャしたりしました。印象に残っているのが赤い水着を着てプールへ楽しそうに入ったシーンやメイド服が可愛かったので、是非見て欲しいです」とアピールした。セクシーなシーンにも果敢に挑戦したそうで、「エッチな下着を着たベッドのシーンは、かなり頑張ったと思います。スクール水着を着て小屋みたいな所で撮影したシーンでは、ビチョビチョな状態で下に座って動きました。その水の落ちる音がしっとりとしていて、エッチエッチな感じです」と新人グラドルらしく赤面していた。グラドルになる前はYouTuberとして活躍していたという小栗。「普段のメイクやお洋服だったり水着を着て海に行ったりハロウィンやクリスマスのコスプレを着た動画を上げました」とYouTuberの活動を紹介しつつ、今後の抱負については「頑張ります! 今回は可愛い感じでしたが、格好良いスタイリッシュ系のグラビアもやりたいですね」と次回以降のプランも。グラビア以外では「お洋服も好きなのでお洋服関係のお仕事をしたいです」と語るなど、ファッションモデルにも意欲を見せていた。
2020年02月19日世界で活躍する写真家であり映画監督の蜷川実花が、構想に7年を費やし、天才作家・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に映画化した『人間失格 太宰治と3人の女たち』。主演に小栗旬、共演に宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみらを迎えた本作のBlu-ray&DVDのリリースがこのほど決定した。小栗さんが太宰治を演じ蜷川監督と初タッグを組んだ本作。大幅な減量を敢行しながら、究極のダメ男でモテ男、才気と色気にあふれたセクシーでチャーミングな太宰像を創りあげた。また、宮沢さんが太宰の正妻・美知子役、沢尻さんが作家志望の愛人・静子役、二階堂さんが最後の女・富栄役を熱演。第43回日本アカデミー賞では、宮沢さんが優秀主演女優賞、二階堂さんが優秀助演女優賞を受賞している。ほかにも、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也と豪華メンバーが集結したことでも話題に。今回リリースされるBlu-ray豪華版の特典映像には、『溺れるナイフ』の山戸結希監督がディレクションしたドキュメンタリー映像「〈解説〉人間失格 蜷川実花と幾人もの作り手たち」を収録。主要キャストに迫る撮影の舞台裏や製作秘話のほか、山戸監督が自ら行った、蜷川監督をはじめとしたスタッフインタビューも収められており、作り手たちの作品に掛ける思いやこだわりが感じられる映像となっている。また、このドキュメンタリー映像のナレーションを、劇中で太宰に「人間失格」の執筆を依頼する若手編集者・佐倉を演じた成田さんが担当しているのもポイント。ほかにも特典映像には、ジャパンプレミアや各地で行われた舞台挨拶の模様を収めたイベント映像など盛りだくさんの内容となっている。『人間失格 太宰治と3人の女たち』Blu-ray&DVDは4月2日(木)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2020年01月24日「先日、’22年のNHK大河ドラマに主演することが発表された小栗旬ですが、実は11月公開予定の『ゴジラVSコング(邦題未定)』のほかに、もう1本、ハリウッドの大作映画に出演することが決まったそうです」そう語るのは、映画関係者。小栗旬(37)が主演する大河ドラマは『鎌倉殿の13人』。1月8日には脚本を手掛ける三谷幸喜が記者会見を行ったが、主演の小栗旬は、家族といっしょにアメリカ・ロサンゼルスに滞在していたため、出席しなかった。前出の映画関係者が続ける。「俳優として大きな仕事を控えているだけでなく、今年は彼にとって大きな飛躍の年になりそうです。所属事務所である『トライストーン・エンタテイメント』(以下・トライストーン)の社長に就任するのです」トライストーンといえば小栗以外にも、田中圭(35)、綾野剛(37)、木村文乃(32)など、人気俳優を多数抱えている大手芸能プロダクション。「小栗は若いころから映画監督やプロデュースなどにも興味を抱いており、09年には同社の取締役に名を連ねています。またプロダクションの垣根を越えて、多くの俳優たちと交流を続けている彼は、同じころから“俳優の労働組合”の必要性を訴えるようになりました」(前出・映画関係者)’10年6月、初監督映画『シュアリー・サムデイ』の完成披露イベントで、小栗は次のように語っていた。「将来、日本の俳優のユニオン(組合)を作りたい。もっと、俳優が自由に意見できて、責任を持てる環境を作りたい」だが、“自分の手で日本の芸能界を変える”という夢は、彼の人脈をもってしても一朝一夕で実現できるものではなかった。4年後の、鈴木亮平(36)との対談では、こんな弱音ももらすようになっていたのだ。《(俳優労組結成については)ここのところはちょっとね、負け始めています。組織に。やっぱり組織ってとてつもなくでかいから、「自分は誰かに殺されるかもしれない」くらいの覚悟で戦わないと、日本の芸能界を変えるのは相当難しいっすね》(『クイック・ジャパン』’14年8月号)“組織”とは、日本の芸能界そのもののことなのだろうか?この対談で小栗は言及していない。「このころから彼は、俳優の労働組合を設立することよりも、まずは会社という組織のトップに立つことから、芸能界全体を変えていこうという考えを持つようになったようです。彼のそんな思いに理解を示しているのが、トライストーンの現社長・山本又一朗氏なのだそうです。山本氏は小栗に社長を任せ、自身は会長として後見していくことを考えていると聞いています」(前出・映画関係者)そこで本誌は、山本氏に電話取材を試みた。――小栗旬さんが今年、トライストーンの社長に就任すると伺っています。「そうですね、確かにそんな構想や予定があるのは間違いありません」山本氏は、時期こそ明言しなかったが、“小栗旬・社長就任構想”については認めた。また就任時期を明かせない理由について、山本氏は次のように語った。「本人は(会社の)経営なんてやったことがないわけですからね。それなりの準備も必要ですし、(社長を)引き継ぎするためには、それこそ(私と小栗で)並走しながら、マラソンのようにいっしょに何キロも走っていかなければいけません。でも(彼を社長にという)方向としては、そう考えていますし、彼にもそう認識してもらうようにしています」――『ゴジラVSコング』以外にも、ハリウッド作品への出演が決まっていると聞きました。大河ドラマもありますし、今後の俳優活動もかなり忙しいのではないでしょうか?「おっしゃるとおり、『ゴジラ~』のほかにも(ハリウッドで)決まっている作品はあります。まだ発表できる段階ではないのですが……。ただ “ハリウッド進出”というのは、少し誤解があるかもしれません。確かにいまは家族といっしょにロスで生活していますし、ハリウッドからオファーがあればそのつど検討すると思います。しかし米国滞在の目的は英語の勉強です。週5日間は毎日3時間半ずつ、英語のレッスンに取り組んでいます」――あくまでも軸足は日本に置くということですか?「そうです。小栗にはあくまでも“日本のスター”であってほしいと思います。とにかくいまも仕事が立て続けに入りますので、(社長就任準備に関する)時間が足りないというのが実情です。経営者になるというのは責任もありますし、簡単な話ではありません。でも彼は、その方向を目指して頑張っています」前出の映画関係者によれば、小栗は忙しい合間を縫って、所属俳優たちと連絡をとり、彼らのケアにも留意しているという。10年前から抱いていた“芸能界を変える”という夢の実現のために、彼は疾走を続けているのだ。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月21日俳優の小栗旬(37)が1月8日、22年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主役・北条義時を演じると発表された。喜ばしいニュースだが、複雑な胸中のファンもいるようだ。各メディアによると同日、NHK局内で行われた会見で小栗が同作の主演を務めると明かされた。脚本を務める三谷幸喜(58)は小栗と連絡をとり、「お互いの新しい代表作にしましょうみたいな話をしました」と報告。また小栗は大河ドラマの主演を務めるにあたり、「俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事」「40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演れることに幸運と興奮と、大きな喜びを感じています」とコメントしたという。三谷が大河ドラマの脚本を手がけるのは、04年の「新選組!」と16年の「真田丸」に続いて3作目。また小栗のコメントからも強い気持ちがうかがえる。NHK広報局がTwitterで《2022年の大河ドラマが決まりました》と「鎌倉殿の13人」について報じると、1日で1.4万のリツイートと2.1万もの“いいね”を記録!さらに同作への期待の声がこう上がっている。《小栗旬はそろそろ大河ドラマの主役をやってほしいと思ってたけど、なんと北条義時!しかも三谷幸喜脚本。2022年まで生き延びて見届けなきゃいかんな》《2022年の大河は小栗旬くんか~ 納得し過ぎてぐうの音も出ない… 小栗君の主演に三谷さんの脚本… 絶対面白くなるだろうな~》《三谷幸喜×小栗旬=大河しかも鎌倉面白そう》そんななか、複雑な心境の人たちがいる。それは「銀魂」ファンだ。19年1月、映画「銀魂2」の公式Twitterアカウントがレンタルやセル部門で3週連続1位を獲得したことにより「年末年始に自宅で最も観られた邦画No.1になった」というツイートをした。すると同シリーズの監督を務める福田雄一(51)は、こう投稿した。《もう、これは、3、決まりやな 何をやろっかな、3は 吉原炎上?四天王?なんて勝手に考えてしまう》福田監督のツイートは1.7万もの“いいね”を記録し、さらに《銀魂3、お願いしますお願いします!!》《ぜひ、銀魂3お願いします!!》といった声が上がるなど大きな反響を呼んでいた。それほど制作に期待の高まる「銀魂3」だが、沖田総悟を演じる吉沢亮(25)は来年の大河ドラマ「青天を衝け」の主演に。そして再来年は主人公・坂田銀時役の小栗が「鎌倉殿の13人」の主演を務めることになっている。そう、映画「銀魂」シリーズの主要メンバーたちがこぞって大河に参加することがすでに決まっているのだ。大河ドラマは長期間の撮影が必要となる。そのため「銀魂3」の“お預け”に気を揉むこんな声が上がっている。《遂に小栗さん大河主演きましたね!ホントにホントに嬉しいニュースだけれど、銀魂3 はもうないのかな…》《来年吉沢さん大河、再来年小栗さん大河ってことは実質銀魂実写不可能すぎないか…いつ撮影できるんだ…》《なになに、大河 吉沢さんからの小栗旬だったら、どんどん銀魂3の可能性無くなっちゃうじゃん》《もう大河を銀魂メンバーでやればいいんですよね!そしてそのまま銀魂3を撮ればいいんです!》いっぽうで《銀魂から大河たくさん出てうれしい》《大河は銀魂レベル。ん?銀魂は大河レベル?どっちにしても最強やー》と「銀魂」メンバーの豪華さに改めて感嘆する声も上がっている。今月4日、Twitterで《今年は僕、映画の公開作品が3本あります!!》と明かしている福田監督。そこに「銀魂3」の名があれば、丸く収まるかもしれない。
2020年01月09日小栗旬が、2年後の2022年に放送される第61作大河ドラマで主演を務めることが決定。北条義時を描く「鎌倉殿の13人」を、大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が執筆する。もうすぐ放送スタートする長谷川博己主演「麒麟がくる」、来年の吉沢亮主演「青天を衝け」に続く第61作大河ドラマは、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き、源頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした二代執権・北条義時を描く物語。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームで、義時はどんなカードを切っていくのか。「新選組!」「真田丸」の三谷さんが、予測不能のエンターテインメントを届ける。これまでにも、「天地人」「西郷どん」など多くの大河ドラマに出演していた小栗さん。今回主演に決定し「1年半にも亘(わた)り、ひとつのテーマ、一本のドラマに出演するという大河ドラマの経験は、生涯一度は体験したい……体験しなければならない……僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事です」とその思いを明かす。その一方で「2年後40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演(や)れることに幸運と興奮と、大きな喜びを感じています」と期待を語り、「ましてや3度目の大河脚本となる三谷幸喜さんの練熟した筆先が、どんな義時像を描き出すのか……また僕自身、どうすれば皆さんの期待を裏切らない義時を演ずる事が出来るのか……など、今から想像するだけでワクワク胸躍る思いです」と現在の心境を述べた。<ストーリー>平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打に乗った。頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。幕府を開き将軍となった頼朝。だがその絶頂の時、彼は謎の死を遂げた。偉大な父を超えようともがき苦しむ二代将軍・頼家。“飾り”に徹して命をつなごうとする三代将軍・実朝。将軍の首は義時と御家人たちの間のパワーゲームの中で挿げ替えられていく。義時は、2人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵を取る。源氏の正統が途絶えたとき、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑む…。2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年1月~12月NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月08日「1日も悔いがないように楽しんでやっていきたいと思っています」『紅白歌合戦』を終え、駆けつけた東京ドームのジャニーズカウントダウンコンサートでファンにこう語りかけた嵐の松本潤(36)。いよいよ今年いっぱいで活動休止となる嵐。ラストイヤーでファンにとって気になるのは、二宮和也(36)の結婚発表で亀裂が生じたといわれる、松本と二宮との関係だ。『週刊文春』1月2・9日号では《松潤「絶交宣言」「二宮、ふざけんな」》との見出しが躍った。「記事内では“5人がそろったある現場でスタッフが松本さんに二宮さんとの2ショットを提案した際、松本さんが『ふざけんな!』とブチ切れた”と報じています。確かに二宮さんが結婚を電撃発表した直後の11月は松本さんも正直思うところはあったようです。ですが、それから2カ月たった今は“5人でラストイヤーを盛り上げていこう”と再び団結しつつあるんです」(別の音楽関係者)その象徴的な出来事が、二宮と櫻井翔(37)が登場した昨年12月16日の日本郵便の年賀状イベントだったという。「イベント終了後、二宮さんは8分間もの囲み取材に対応し、自らの結婚について『迷惑をかけてしまって大変申し訳ない』と改めてメンバーにも謝罪したんです。あの囲み取材はほかのメンバーもネットニュースで目にしたようで、二宮さんの真摯な態度に心動かされたといいます」(前出・音楽関係者)活動休止後の’21年から5人はそれぞれの道に進むが、松潤は胸に秘めていることがあるという。「松本さんは活動休止後を真剣に考えた結果、しばらくLAで生活することを決めているようです」松本の新境地についてこう話すのは、彼と親しい関係者だ。「ジャニー喜多川さんの出身地であるLAは、いわばジャニーズの原点。ジャニーさんの薫陶を受けた松本さんは、まとまった休みがとれた際、演出の勉強を兼ねてLAからも近いラスベガスのショーやライブを見ていました。また、親友の小栗旬さんも昨夏、ハリウッド本格進出を目指し、家族でLAに移住したんです。役者だけでなく、監督も手掛ける親友がハリウッドに挑む姿を目の当たりにして、松本さんもLAで長期滞在することを本格的に考えているそうなんです」松本と小栗は’05年のドラマ『花より男子』(TBS系)での共演を機に交流を重ねてきた。「小栗さんの親の誕生会にも松本さんが参加したり、逆に松本さんの親の誕生会に小栗さんが顔を出すことも。もはや家族同然の付き合いをしています。そんな大親友がLA移住を決行したことに、松本さんも大きな影響を受けたようです」(前出・親しい関係者)すでに松本は渡米への準備を着々と進めているという。「最近の松本さんはオフの日や時間が空いたときには英語の勉強をしています。先日、嵐のコンサートを観賞した山下(智久)さんのインスタグラムに松本さんが英語でコメントしたことがファンの間で話題となっています。すでに日常生活には問題ないレベルの英語力が身についていますよ」(前出・音楽関係者)テレビ局関係者も言う。「すでに松本さんはKing&Princeや美 少年などのライブ演出も手掛け、後輩たちを支援する役割を積極的にこなしています。嵐の活動休止後、自らLAでの長期的な演出修業を経験することで、後輩たちにも今後は国際的な活動を目指すよう指導していきたいようです」実は松本と同じく、二宮も米国で生活したい気持ちが強いという。「松本さんはLAですが、二宮さんはNYでしばらく暮らすことを検討しているそうです。今後、俳優として活動するうえで、本場ブロードウエーの舞台などをじかに見る機会を増やして演技の幅をさらに広げたいようです。松本さんも二宮さんも、米国での充電が“嵐5人がまた集まる際には必ずプラスに働く”と信じているんです」(前出・音楽関係者)20年に及ぶ嵐への深い愛情が、今のメンバーたちを支えている。「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月08日1年をふり返ると口コミからのロングランヒットを記録した『愛がなんだ』や、「おっさんずラブ」、「コンフィデンスマンJP」といった人気ドラマの映画化、1969年に公開されてから今も愛され続けている“国民的人気コメディ映画”『男はつらいよ』のシリーズ50作目公開、さらに動画配信サービス周りではNetflixの「全裸監督」が映像業界含め大きな話題を呼びました。そんな2019年、シネマカフェでは今年も映像に関わる方々に取材をしてきました。2019年に掲載したインタビュー記事の中から、多くの方に読まれた人気記事をランキングにして発表します!10位:安達祐実『ゾンビランド:ダブルタップ』年端もいかない子どもの頃から、演じる世界に身を置いた安達さんの言葉は、経験に裏打ちされながらも、実に軽やかだ。出演作はドラマ、映画、舞台と枚挙にいとまがないが、 その数と同じだけ、演じる責任も負ってきた。プレッシャーに押しつぶされる夜はなかったのか?「もう女優なんて嫌だ」と思うことはなかったのか?人目や作品の評価が気になって仕方がないときだってあるのでは?――次々に浮かぶ質問を一蹴するかのように、安達さんは「本当に“強い”とはよく言わるんです」と、さらりと話す。9位:小栗旬×成田凌『人間失格 太宰治と3人の女たち』道ならぬ恋のうわさが絶えず、自殺未遂を繰り返しながらも、憎めない、惹かれずにはいられない魅力あふれる太宰を小栗さんが、そして、成田さんが太宰の行動に戸惑いながらも、才能にほれ込む編集者・佐倉を担当した。関係そのままとは言わないまでも、先輩俳優である小栗さんの魅力や立ち居振る舞いに、成田さんが心を寄せていることに違いはなく、インタビューでも嬉々として語られた。そして、現在俳優としても伸び盛り、本作でも未知の顔を見せ、さらには「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍する成田さんの才能を、小栗さんも「作品への溶け込み方が優れている」という最上の表現で、さらりと語ったのだ。8位:香取慎吾×白石和彌監督『凪待ち』白石和彌監督の『凪待ち』は、ファーストショットからガツンと来る。「荒んでる」。昼日中の街を行く主人公・郁男を演じる香取慎吾を見て、まず頭に浮かんだ言葉だ。6月28日(金)より公開される『凪待ち』の中で生きる彼の淀んだ表情を目の当たりにすると、いままでずっと見ていた“慎吾ちゃん”という竜宮城が一瞬にして消え去り、ギャンブルにはまる自堕落な男のリアリティが現れる。だからといって、それが40代を迎えた香取慎吾という人の真実かといえば、目の前にいるその人は当然ながら、郁男ともまた違うのだ。7位:杉咲花『楽園』杉咲花、22歳。おいしそうに回鍋肉を食べていた姿が鮮烈だった少女は、いまや紛れもない演技派女優となった。納得の評価に関しては、2016年、『湯を沸かすほどの熱い愛』での最優秀助演女優賞ならびに新人俳優賞の受賞に代表されるだろう。当時の自身のことを「暗かったですよね(笑)。いまは明るくなったんです」とふり返る杉咲さんは、ここ1~2年で転機を迎えているという。6位:窪田正孝『東京喰種 トーキョーグール【S】』物腰や空気感はやわらかいが、自分の意思はきちんと告げる。誰もができそうでできないことを、窪田正孝はさらりとやってのける。演技にも通じるその佇まいは、主演作はもちろん、助演、脇に回ったときにも光り、心のひだに触れる存在感で魅了する。多くの作品に出演し、様々な監督から信頼を寄せられ、リクエストに応え続けている窪田さんは、インタビューにて「もっと貪欲になるべきかな、と思う」と胸中を吐露した。5位:池田エライザ『貞子』撮影期間中はお腹を壊すくらい自分を追い詰め、金縛りにもあった。泣きのシーンでは床が涙でぬれてしまうくらい涙を流したという。演技という範疇を超えた取り組みは「不器用だから。力加減の調整ができないタイプ」と謙遜するが「学生時代に、チケット代高いなぁと思いながら映画の料金を払っていた体験もあるからこそ、中途半端なものを見せてお金を取ってはいけないと思う。中途半端な気持ちでやっているとお客さんに必ずバレます。私の生活もかかっていますから、いただいた仕事にすべてをかけるのは当たり前」。4位:杉咲花×新田真剣佑×北村匠海×高杉真宙×黒島結菜×橋本環奈『十二人の死にたい子どもたち』映画『十二人の死にたい子どもたち』では、本件が最後のそろってのインタビューになるらしいと告げると、出演する杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈は、即座に名残惜しそうなムードを漂わせた。一緒にいることの心地よさと、慣れ合いではない、ほどよい緊張感が彼らを前にすると伝わってくる。それはそれは、実り多く刺激的な撮影現場だったのだろう。キャリアも性格も容姿も性別もバラバラの彼らだが、同世代ということ、こと芝居にかける熱量がほとばしっている点こそ共通項。インタビューでは、互いへの想いを解放してもらい、存分に本音を語ってもらった。3位:中村倫也×木下晴香『アラジン』実写版『アラジン』“プレミアム吹替版”で主人公アラジン&ヒロインのジャスミンを担当したのが、中村倫也と木下晴香。通常、日本語版ではあまり吹き替えられることのない楽曲についても、本作においては本人たちがしっかり歌っているのも大きなポイント。この日、アラジン、ジャスミンを連想させるエレガントな装いで登場してくれたふたりに、喜びに打ち震えたという『アラジン』日本語版声の出演への想いについて、歌唱について、語り合ってもらった。2位:星野源『引っ越し大名!』音楽家としてはもちろん、俳優、文筆業もこなす星野源。その彼の、実に6年ぶりの主演映画が『引っ越し大名!』だ。実際に江戸時代に行われていた国替え=引っ越し。その理由は様々だが、ささいな出来事をきっかけに国替えを命じられた藩のドタバタを描いた本作。“引きこもり”で“コミュ障”という時代劇としてはちょっと特殊な主人公・片桐春之介を演じている。1位:横浜流星『チア男子!!』横浜流星の存在を広く世に知らしめた、まばゆいばかりのピンクの髪色は、この日、透き通るようなアッシュカラーに変わっていた。聞けば、取材日の前日に色を変えてきたばかりだという。スッと伸びた鼻筋、引き締まった口元、物怖じしない瞳によく似合った。伝えると、横浜さんは屈託のない笑みを広げ、「うれしいです!自分でもお気に入りなんですよ!」とサラサラの髪の毛に手をやり、こう付け加えた。「髪色を変えただけでも、ガラッと雰囲気が変わると言われます。毎回“印象が違う”と言われる俳優になりたいんです」と。1位は2019年大活躍となった横浜流星。2位は『引っ越し大名!』で主演をつとめた星野源。3位は実写版『アラジン』のプレミアム吹替版で見事な歌声を披露した中村倫也&木下晴香。そのほか、若手俳優が集結した『十二人の死にたい子どもたち』キャストや『凪待ち』で主人公を好演した香取慎吾と白石監督の2ショットインタビューなどがランクインしました。来年は作り手たちのどんなエピソードが聞けるのか…乞うご期待!(text:cinemacafe.net)
2019年12月31日「週刊少年ジャンプ」の人気コミック「銀魂」、アニメ劇場版3作目となる『アニメ劇場版銀魂』が2021年に公開される。週刊少年ジャンプの人気コミック『銀魂』アニメ劇場版3作目銀魂とは?「銀魂」は、2003年より連載をスタートした、シリーズ累計発行部数5500万部を超える「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の人気コミック。己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時を主人公に、混沌としたパラレルワールドの江戸で起こる様々な事件を描いていく。連載当初は、読者アンケートで下位に低迷していたものの、みるみるうちに人気を伸ばし、2006年にはTVアニメがスタート。さらに、その間に『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』(2010年)、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(2013年)と、2度にわたる劇場版アニメ、小栗旬・菅田将暉・橋本環奈らを出演者に迎えた映画『銀魂』と映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の実写版2作を公開した。“最終回詐欺!?”その後、遂に幕を下ろした物語そして2018年、コミックスで遂に“完結”――。と思いきや、物語は終わらず、その後2度の最終回告知を繰り返したのち、公式アプリで約15年の歴史に幕を下ろした。しかし一方で、一向に進展が無いアニメ劇場版を心配するファンの声もあがっていた。現在ギャラ交渉中、まだまだ前途多難な製作現場その声に応えるべく、公開が決定した劇場版第3作目の『アニメ劇場版銀魂』。オリジナルのエピソードになるか、原作で描かれるエピソードになるのかなど、ストーリーについてはまだ発表されていない。“超ティーザービジュアル”では、お馴染みの“万事屋銀ちゃん”のセットの中、撮影入りを待っている坂田銀時、志村新八、神楽の様子が描かれている。また、「撮影快調!ギャラ交渉中!」のコピーも踊っており、まだまだ前途多難な製作現場となっているようだ。今後の続報が待たれる。「ジャンプフェスタ2020」にてアニメ劇場版公開を発表12月21日(土)に開催された、最強ジャンプの人気各誌による一大イベント「ジャンプフェスタ2020」初日の夜、ニコニコ生放送で「アニメ劇場版銀魂~俺たちのスーパーステージ~」が配信され、坂田銀時役の杉田智和、志村新八役の阪口大助、神楽役の釘宮理恵の万事屋3人自らが出演し、今回の劇場版への出演を正式発表。しかし実のところ、「銀魂」は、「ジャンプフェスタ2020」に招かれておらず、今回の発表は独自配信。2019年の劇場版映画も全世界興行収入98億円を突破した「ONE PIECE」にあやかろうと(?)、JF会場内「アミューズメン島」の「ONE PIECE」ゾーンを背に、自分たちの扱いに怒り心頭の万事屋3人は、愚痴をこぼしながらも新作への出演を報告した。なお、坂田銀時役の杉田智和、志村新八役の阪口大助、神楽役の釘宮理恵は、ファンに向けたメッセージを以下のように贈った。■杉田智和(坂田銀時役)こちらも収録を待っています。よろしくお願いします。■阪口大助(志村新八役)ホントにやるんですかぁ?もうなにも信じられない状況ですけど(笑)。これで最後なのか?また詐欺なのか?なんにせよ頑張りますよ。お楽しみに!■釘宮理恵(神楽役)「アニメ劇場版銀魂」が決定、情報も解禁!ということで、いつかはやるのかな?と思っていたものがいよいよ現実味を帯びてきました。精一杯楽しみたいですし、頑張りたいと思います!待っていてくださいね!【詳細】『アニメ劇場版銀魂』公開時期:2021年早めの公開配給:ワーナー・ブラザース映画©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
2019年12月27日『Godzilla vs. Kong』(原題)の全米公開日が2020年3月13日から2020年11月20日に延期されたことが明らかになった。「Variety」誌などが報じた。同作は2014年の『GODZILLA ゴジラ』と2015年『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に続く、レジェンダリー・ピクチャーズと日本の東宝が提携して製作する「モンスターバース」の4作目。『Death Note/デス・ノート』のアダム・ウィンガード監督がメガホンを取り、前作に出演したミリー・ボビー・ブラウン、カイル・チャンドラーにアレクサンダー・スカルスガルド、レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーが加わる。日本からは小栗旬も参加。『Godzilla vs. Kong』の新たな公開日付近でライバルとなりそうな大きな作品には、11月6日公開予定のマーベル映画『The Eternals』(原題)がある。人気絵本「おおきいあかい クリフォード」の実写版映画も11月13日と近い。『Godzilla vs. Kong』と同じ週に公開される映画はクリステン・スチュワート主演のロマコメ『Happiest Season』(原題)とシルベスター・スタローン主演のスリラー『Samaritan』(原題)など。(Hiromi Kaku)
2019年11月26日「なんか今日、優しさを感じました。別にいつも感じてないわけじゃないですよ。そうやってみんなとの楽しい思い出がひとつひとつ増えていくのはわれわれの財産で、感謝しかないなと思っています」11月14日の札幌でのコンサートで嵐の二宮和也(36)は結婚発表後初めてファンの前に立った。「曲と曲の間のトークのとき、会話が途切れないようMCの櫻井さんが矢継ぎ早にメンバーに話を振っていました。ニノに気を使っていたんでしょう」(ファンのひとり)結局、本人からの結婚の報告は最後までひと言もなかった。ほかのメンバーたちも誰ひとり二宮の結婚に触れることはなかった。コンサート中も終始クールだった二宮だったが、《結婚おめでとう》と書かれたうちわを見つけたときは手を振って反応していたという。11月12日、元フリーアナウンサーAさん(38)と5年の交際を実らせ、結婚を発表した二宮。ファンクラブ会員に向け、直筆の書面でこう報告した。《嵐の一員として、人生の半分以上を過して参りましたが、ここで一人の男としてケジメと決断をし、今日、ファンの皆様に、ご報告させて頂きました》嵐の活動休止まで残り1年あまり。嵐を全力で駆け抜けた後の二宮には大きな夢があるという。「二宮さんは評価の高い俳優業に将来的にはシフトしていく考えのようです。特に海外作品に興味を示しています」(映画関係者)二宮は’06年にハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に出演しているが、その後、ハリウッド作品へは出演していない。「二宮さんはあれだけ多忙にもかかわらず、数年前から英語のレッスンに精力的で、今も週に2回ほど、個人レッスンを受けています。本格的にハリウッド再進出を目指しているようですね。小栗旬さんのように拠点を海外に移すことも視野に入れていると聞いています」(映画関係者)11月2日に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、ゲストのウィル・スミス(51)の英語に即座に反応したり、リスニング能力はかなりのもの。「二宮さんの舞台『見知らぬ乗客』(’09年)の演出を担当したアラン・アッカーマン氏は、親しい関係者に『また二宮さんと一緒に仕事したい』と言っていたそうです。その関係者が二宮さんにその旨を伝えると『僕のこと覚えてました?』と前のめりになって目を輝かせたそうです。アッカーマン氏が手掛けるNYの舞台にも強い興味があるようです」(演劇関係者)本格的に米国進出を目指す二宮を新妻・Aさんも全面的にバックアップする意向のようだ。「二宮さんの海外志向の夢を応援したいという気持ちが強いです。日本にいるより、周囲の目を気にすることもなくなりますしね」(前出・テレビ局関係者)活動休止後に、世界に「嵐」を巻き起こす。伴侶を得た二宮が俳優として再び世界に挑戦する日はそう遠くないのかもしれない――。
2019年11月22日女優の沢尻エリカが16日、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された。出演番組で最近の恋愛事情や前向きな仕事論を語っていたこともあり、ネット上では衝撃が走っている。沢尻は、今年9月22日放送のフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演。映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』で共演した小栗旬、蜷川実花監督と様々な話題でトークを繰り広げた。その中で、蜷川監督が「かわいいんだよね。恋をしている時のエリカ」と振り返ると、小栗も「きっと最近、いいんだろうなと思う。顔を見ると」と印象の変化に言及。沢尻は、「かなり頑張ってる、いろいろ。すごくいろいろ順調で」とプライベートの充実ぶりをうかがわせた。蜷川監督から「エリカも子供、欲しいでしょ?」と話題を振られ、「欲しい!」と即答しつつ、「それで自分がどう変わっていくんだろう。変わっちゃうから、すごい不安もある。変わりたくないみたいな。でも、欲しいみたいな願望もある」と語っていた沢尻。「芝居上手い人なんてもっといるし、(自分は)ぶっちゃけ上手くない」「好きという原動力は何にも変えられないものだから、これは自分の誇れるところ。上手くないけど好き」と役者業への意欲も伝えていた。沢尻の逮捕を受け、ツイッター上では同番組視聴者からも「好感持てたのに」「この前のボクらの時代でいい事言っててまだ消さないであるのに」「恋人とか、プライベート充実してるのかなーって好印象だった」「変わったなーと思ったけど」と驚きとショックの声が広がっている。
2019年11月16日特別な力を持つ少年が人類の脅威となる『ブライトバーン/恐怖の拡散者』。本作のプロデューサーを務めるジェームズ・ガンといえば、ホラー出身からマーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に起用されたことでも知られる。そして、本作でメガホンをとったデヴィッド・ヤロヴェスキー監督もいま、大きな注目を集めているところだ。脚本家・監督・プロデューサーの顔を持つジェームズ・ガンは、『悪魔の毒々モンスター』などZ級映画で有名なトロマ・エンターテインメントにてキャリアをスタート。その後、ザック・スナイダー監督『ドーン・オブ・ザ・デッド』の脚本や自身監督の『スリザー』などのホラー作品で評価され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の大ヒットにより、世界的有名監督の仲間入りを果たした。彼のようなキャリアを描く監督は現在のハリウッドでは珍しくなく、彼の前にも後にも多くの監督がホラー/ジャンル映画をきっかけに大きなチャンスを掴んでいる。『スパイダーマン』を大ヒットさせたあの人も!スプラッターホラー『死霊のはらわた』(’81)で業界に革命を巻き起こしたのがサム・ライミ。低予算ながらカルト的人気となり、その後『スパイダーマン』シリーズを監督し大ヒットに導いた。『ソウ』シリーズや『死霊館』シリーズなどで高い支持を得たジェームズ・ワンは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』を大ヒットさせ、ジェイソン・モモア主演のDC作品『アクアマン』の監督に抜擢されると、こちらも大成功を収めた。さらに、あるようでなかった“電気を消した時だけ見える謎の影“という題材でヒットを飛ばした『ライト/オフ』(’16)のデヴィッド・F・サンドバーグも『シャザム!』の監督を任されるなど、ホラー出身の監督が大作アメコミ映画を担当し、内容、興行ともに評価されている。アメコミ映画だけじゃない、日本生まれのあの映画の監督もレジェンダリー・ピクチャーズが展開する「モンスターバース」シリーズの“ゴジラ”作品では、なんと3作全てがホラー/ジャンル映画出身監督が担当。『モンスターズ/地球外生命体』(’10)のギャレス・エドワーズは、本シリーズの1作目『GODZILLA ゴジラ』の監督に大抜擢され、後には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も手掛けた。『ブライアン・シンガーのトリック・オア・トリート』(’07)のマイケル・ドハティは、今年公開された『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を監督。日本から小栗旬らが出演する次作『Godzilla vs. Kong』(原題/’20)も『サプライズ』(’11)の完成度で高く評価されたアダム・ウィンガードが担当する。『ターミネーター』J・キャメロンや『ジョーズ』スピルバーグもさらに有名監督の中には、キャリアの初期はホラー/ジャンル映画を監督してきた人も多い。『アバター』『タイタニック』のジェームズ・キャメロンは、『ピラニア』の続編『殺人魚フライングキラー』(’81)でデビュー、その後『ターミネーター』を成功させ『エイリアン2』監督にも起用された。『E.T.』や『レディ・プレイヤー1』のスティーヴン・スピルバーグも、キャリア初期に追跡サスペンス『激突!』(’71)や海洋パニック・ホラー『ジョーズ』(’75)で高い評価を得ており、一般的にイメージはあまりないが、彼が監督する作品には目を覆いたくなるような残虐描写がしばしば見られるのも特徴だ。ジェームズ・ガンのお墨付き『ブライトバーン』監督は「抜群のセンスがある」この潮流に乗るべくして表れたのが、本作の監督を務めたデヴィッド・ヤロヴェスキーだ。ジェームズ・ガンも彼の才能を絶賛しており、「デヴィットには、ホラーやホラー的な音楽に対する抜群のセンスがあるんです。鼓動がどう作用するのか、どうやって飛び上がるほどの恐怖を設定するのか、シーンを見ている観客をどうやって怯えさせるのかを熟知しているんです」と明かす。「彼の仕事ぶりを見ているのは最高ですよ。以前から、デヴィッドのことをものすごく洞察力のある、頭のいい人だと思っていましたが、準備も怠らない。この映画を監督する前に、おそらく何千というホラー映画を観ているはずです」とコメントを残している。『ブライトバーン/恐怖の拡散者』は11月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブライトバーン/恐怖の拡散者 2019年11月15日より全国にて公開© The H Collective
2019年11月08日2020年1月から、3度目のミュージカル上演がスタートとなる『デスノート THE MUSICAL』。初演・吉田鋼太郎、再演・石井一孝(大阪公演・俵和也)という、人気と実力を兼ね備えた歴代俳優から“死神リューク”役のバトンを受けるのは、故・蜷川幸雄の薫陶を受け、今年、第26回演劇読売大賞・優秀男優賞を受賞した横田栄司。シェークスピア作品群でキャリアを積むと共に、現代劇はもちろんゲームや漫画の舞台化までこなしている百戦錬磨の彼に、物語の解釈、「人知の及ばぬはずの死を操る、人外のもの」を演じる面白さやリアリティを語ってもらった。横田栄司「リュークというのは、作品全体を俯瞰している悪魔でありながら、自分もその流れに巻き込まれていく存在。人間の業とか欲を一身に引き受け、人間の近くでそれらを味わっているイメージです。人間に大きな影響を与えるんだけど、人間からもすごく影響を受けているというのが僕の勝手な解釈で、そこら辺をうまく見せられたら、面白いと思うんですよね」人外の存在であるリュークは、冷酷さだけではなく、人間味を垣間見せるシーンが意外と多い。「リュークって、一番自由な気がします。人間たちの方が苦しそうで、リュークはそれを弄んでいるというか……でも本当はわからないんですけどね、どっちが弄んでいるかなんて。この前、『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』(作・演出/三谷幸喜)っていうお芝居をやったんだけど、僕はシャーロック・ホームズの兄で、手の内で彼を転がしているという設定が前半にあったんです。でも本当に僕が弟をコントロールしていたかというと、実は弟が兄を遊んでくれたような部分も……穿った見方をするとあって。そういう意味では、今回の『デスノート THE MUSICAL』も、『リュークは支配しているようで心を動かされているんじゃないか?』ということを、考えてみたいと思っています。ただ、まだお会いしていない出演者の方もたくさんいるので、皆さんのお顔を見て一緒に稽古をしながら、作っていくことになるとは思うんですけどね。今言ったことは、僕の勝手な妄想、イメージなので」横田栄司『DEATH NOTE』との出会いは、松山ケンイチ、藤原竜也主演の映画版。そして原作漫画を経て、初演のミュージカルを観た。「怖さが新しいというか、こんなスリリングさがまだあったのかという驚きが、作品に対する最初の印象です。名前を書いて人が死ぬっていう一番大きなルールに衝撃を受け、『これは面白いな』って思ったのを覚えています。なにせすごい発明(笑)。まあ、あるのかもしれないけどね、西洋の昔の物語とかに……。あ、あと映画版でいえば(藤原)竜也もよかったけど、松山君のエルがね。ずーっとお菓子を食べている頭のキレるヤツっていうのが、良かったなあ」『DEATH NOTE』の面白さのキモは、主人公・月の信じる正義のもとに行われる殺人が100%否定できない点にあり、読者は葛藤しながらページをめくることになるが、演じるとなると役者も常に葛藤すると言う。「これは本当に難しいんですけど、個人的にはね、デスノートがあったら名前を書いてやれって思うことはあります。でも書きますかね?実際にあったら。悲しい事件や犯人が許せないような事件はあります。もし僕が遺族だったらなんともやりきれない感情が生まれるだろうし、手許にデスノートがあったらーーこういう妄想は割とします」「東野圭吾さんの小説で、寺尾聡さんが主演で映画化された『さまよう刃』って作品をご存知ですか?レイプ殺人で凌辱された娘の敵を討つために、お父さんが猟銃を持って犯人グループをひとりずつ血祭りにあげていくというストーリーなんですが、被害者の家族の感情とはいったいどういうものなんだろうっていうのを、考えるきっかけになると思います」「デスノートみたいなものがあったらどうなるんだろう、この彼はどう使うんだろうなって、想像しました。でも使うことが正義かどうかというのはわからなくて、そこが難しいところですよね。『DEATH NOTE』のテーマも結局そこにあるワケだし。まあ、ただひとつ言いたいのは、月君はちょっと名前を簡単に書きすぎなんじゃないかって(笑)。書かないと話が進まないんだろうけど、自分を神のように思うのは危険ですよね」横田栄司また、『DEATH NOTE』は少年漫画だけに、若いキャラクターたちは、10代や20代の若い世代の思うことを、言ったり感じたり行動したりという役回りを持っている。今回、若い出演者が多いこともあり、現実の若い世代との交流で、横田さん自身が感じることを聞いてみると……。「皮肉でも何でもなく、今どきの若い人は立派だなと思います。演劇の世界でもスポーツの世界でも、若い人、優秀じゃないですか?そう思いません?昨今、平成の子がぞろぞろ共演者にいるワケですが、みんなしっかりしている。だから僕は今、共演する若い世代に必死についていこうと思っています。彼らに教えを乞うて、師と仰ぎ、特にミュージカルの世界では僕は新人なので胸を借りるつもりで、彼らからいっぱい学んで、こっちの血と肉にしてやろうと(笑)。彼らのいいところを吸収して、おじさんはもっと気持ち悪いおじさんになってやる。そして若者たちから『あの人邪魔だな、ヤダな、でもいい俳優だな』と思われたい。本当に嫌われるのは悲しいから、俳優として好かれて、人間として目の上のたんこぶ的な、そういう存在でいたいです」ミュージカルだから当たり前とはいえ、死神であるリュークが歌う違和感は、独特の方法で解消するつもりだ。「僕はきっと、歌えないんじゃないかなあ。曲に乗せてしゃべっていきます、少なくともそうなるといいなって思っています。ちょっと言葉遊びみたいだけど、歌うというより語りたいんです。でも語れるようになるには、まず歌の特訓をしなきゃいけない。どこまでいけるかわかりませんが、それを突き抜けたところでリュークとして、歌詞をセリフとして歌うよりも語る……それ以外言いようがない。そうすることによって、リュークが歌う違和感みたいなものを、軽減できればいいと思っているんですが、まあ相当な苦労をこっちがしなければならないので、本当にこれから頑張ります」横田栄司舞台で鍛えた美声の持ち主だけに、成功は約束されているようにも思うが、本人は余裕しゃくしゃくということにはならないようだ。「やめてよ、そう言って持ち上げるの!ハードル上げるのやめてよ!リューク役をやられていた吉田鋼太郎さんとは仲良しなんですけど、彼がこの『デスノート THE MUSICAL』の再々演にあたって、メッセージをくださったんです。初演の役者さんたちからいただいた、公式メッセージのひとつという形なんですが。でも鋼太郎さん、その中で相当なプレッシャーをかけてきてくださっているんですよ、僕の歌に関して。意地の悪い先輩だよね~。まあ僕はそういう先輩になりたいんだけどね、愛のあるメッセージ(笑)。因みに鋼太郎さんは僕のひと回り年上で、来年は彼と僕と、僕のひと回り年下の小栗旬君とで『ジョン王』(演出/吉田鋼太郎)っていうお芝居をやるんですよ。全員イノシシ年のイノシシ集団!何も考えないで突っ込んでいきます」最後に「死神の持つ能力を、実際に持ったとしたら?」と役柄に因んだ質問をすると、名作の引用を使って答えをくれた。「リュークの能力って、デスノートを配ったのはわかっているけど、実は死神の持つ能力としてそれ以上のことは示されていないんだよね。人の生き死にをコントロールできるということは、生きるタイミングも決められるってことだけど……それをできるようになっても、どうするかなあ。近しい人が危なくなったら、『まだ行かなくていいよ』って言いにいくのかな……でもそれもおこがましいよね」「『人の生き死にを自由に操れる死神でも、たったひとつだけたったひとつだけ、自由にできないものがある。それは俺の心意気だ』ってセリフ、知ってますか?『シラノ・ド・ベルジュラク』っていうお芝居があってね、シラノがラストシーンで死ぬ前にこう言うんです。かっこいいでしょ?それが人間だよね。『俺の心意気は自由にできないぜ!』なんて聞いたら、死神だって逃げて帰るんじゃないかな?人の心意気を殺すことはできない、命は奪えてもーーこの結論、ちょっとカッコ良すぎたかな?」ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』は2020年1月20日(月)の東京公演を皮切りに、静岡、大阪を経て、福岡で千秋楽3月8日(日)まで上演。男の艶たっぷりのリュークに、新しい魅力を感じてしまいそうだ。横田栄司撮影/奥田耕平、取材/藤坂美樹、構成/中尾巴
2019年11月07日今年最大のヒット作となった映画『天気の子』の主題歌を手掛けた「RADWIMPS」のライブや新海誠監督とのトークで贈る「『天気の子』と僕ら~RADWIMPS×新海誠~」が11月4日(月・祝)今夜、NHK総合テレビでオンエアされる。2016年に公開され日本映画史上歴代2位の記録を樹立した『君の名は。』から3年。この夏に公開されると観客動員数1000万人、興行収入137億円を突破し、今年最大のヒット映画となった『天気の子』。「あの光の中に、行ってみたかった」。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高はひとりの少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった――。2.5次元舞台で活躍してきた醍醐虎汰朗が森嶋帆高を、「3年A組」などで注目の森七菜が天野陽菜をそれぞれ演じ、小栗旬、本田翼らも共演。海外でも前作以上の規模で公開が続々と始まり、世界的にも大きな注目を集めている。本作で音楽を手掛けているのがバンド「RADWIMPS」。『君の名は。』に続いて映像と完璧にマッチする音楽を30曲以上書き下ろし、映画の壮大なる世界観と美しい映像とのリンクで多くの観客の心に鮮烈な印象を残している。今回は「RADWIMPS」が初披露する楽曲を含む映画主題歌4曲をスタジオパフォーマンス。さらに俳優の三浦透子がボーカルを務めた「グランドエスケープ」「祝祭」の2曲を映画で流れたバージョンとは異なるフルバージョンでライブ。貴重なライブ映像をお見逃しなく。さらに同作の監督である新海誠も出演。夢を追いかける学生100人を招いて「RADWIMPS」と新海監督がトーク。未公開のVコンテや監督とメンバーによるメッセージのやり取りなど、初公開となる貴重な資料を基に、本作の楽曲の制作過程の裏側を語り尽くす。また本作で声優を務めている梶裕貴がナレーターを担当。貴重なスタジオパフォーマンスと創作の裏側に迫るトークで『天気の子』の楽曲の魅力に迫っていく「『天気の子』と僕ら~RADWIMPS×新海誠~」は11月4日(月・祝)今夜23時~NHK総合テレビでオンエア。(笠緒)■関連作品:天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年11月04日毎週木曜日に放送中の「VS嵐」(フジテレビ、19時~)。2019年10月17日の放送では、対戦ゲストにバイきんぐの小峠英二さん率いるタレントチーム『小峠軍団』を、プラスワンゲストにロバートの山本博さん、吉沢亮さんを迎えました。オープニングでは、「思い出に残っているミュージックビデオ」をテーマに嵐5人がトーク。松本さんは、「言葉より大切なもの」。撮影は、主題歌として使われていた二宮さん出演のドラマ「Stand Up!!」(TBS)の撮影現場である戸越銀座で行われ、ドラマに出演していた山下智久さんや小栗旬さんも現場に居合わせたという裏エピソードを披露。さらに大野さんは、リーゼントで撮影をした「台風ジェネレーション」、二宮さんはNYで振り付けをした「PARADOX」、相葉さんは、ホテルでの撮影中に備品を壊してしまった「ハダシの未来」と、それぞれの思い出を語りました。こちらのMVは10月16日に発売されたビデオクリップ集「5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019」でチェックすることができます。また本日のプラスワンゲストには吉沢亮さんも登場し、嵐との“国宝級顔面偏差値”の共演も話題になりました。ツイッターでは、「美しすぎて画面が割れる」「美しさの過剰摂取」など、興奮を抑えられないコメントが相次ぎました。次回放送は10月24日。プラスワンゲストには杉咲花さん。対戦相手はハリセンボン近藤春奈さん率いる「春奈軍団」と発表されています。
2019年10月18日2016年から始まった天海祐希と石田ゆり子によるトークドキュメンタリー「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」の第4弾が10月16日(水)今夜オンエア。今夜は吉永小百合、大東駿介、高良健吾、山崎育三郎が“初来店”する。本番組は天海さんがママ、石田さんがチーママをつとめる架空のスナック「あけぼの橋」に、豪華なゲストが客として来店。お酒の力を借りて彼らのリアルな私生活を聞き出していこうというスナックトーク番組。第1回目には佐々木蔵之介、玉木宏、速水もこみちらが、第2回目には小栗旬、西島秀俊、鈴木浩介、滝藤賢一、田中哲司といった面々が、第3回目では福山雅治の「ウタフクヤマ」とコラボ。福山さんのほかリリー・フランキー、蒼井優、松山ケンイチといった豪華ゲストが登場した。そして待望の4回目の放送がついに実現。今回は映画『最高の人生の見つけ方』が絶賛公開中の日本が誇る大女優の吉永さん。番組MCの天海さんとは『最高の人生の見つけ方』で共演、石田さんとも『おとうと』などで共演している吉永さんだが、この3人がバラエティーで揃うのは初だという。5年ぶりのフジバラエティー出演となる吉永さんと天海さん&石田さんコンビがどんなトークを繰り広げるのか。さらに番組名物カラオケ企画では紅白出場経験もある吉永さんの美声を聴くことができるのか?こちらにも注目だ。また今回も飯尾和樹扮する巡査が“道に迷ったお客さん”をお店へ連れてくる。今回は『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の公開を控える大東さんと、ドラマ「モトカレマニア」がスタート直前の高良さん。さらに山崎さんも“来店”。番組恒例のチーママ特製手料理でおもてなしする。吉永さん主演、天海さん共演による『最高の人生の見つけ方』は大真面目な主婦と大金持ちの女社長、余命宣告を受けた2人が同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】全てを実行しようとする――という物語。大東さんがホスト役に挑む『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は、松尾スズキが監督、脚本、主演を務め、星野源が主題歌を担当。Facebookで妻の浮気を知った主人公の“前代未聞”復讐劇が展開。10月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開される。高良さん出演のドラマ「モトカレマニア」は、新木優子演じる幸せだった過去の恋の時間に浸って生きる主人公の混乱と暴走と試行錯誤の物語。高良さんは新木さん演じるユリカの元カレ・マコチ役で出演。10月17日(木)22時~フジテレビ系にて放送開始。※15分拡大山崎さんは11月3日(日)にファンクラブプレミアムイベント「YAMAZAKI IKUSABURO Premium Live 2019 ~Thanksgiving~」と「YAMAZAKI IKUSABURO Premium Dinner Show 2019 ~My favorite musical~」が開催される。「天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋」は10月16日(水)今夜22時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年10月16日俳優の小栗旬(36)が9月20日放送の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)にゲスト出演。番組内で自身のモノマネをする芸人・おばたのお兄さん(31)のモノマネを逆披露し、ネット上で大きな反響を呼んでいる。番組終盤にMCの有田哲平(48)から自身が主演する映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の告知を振られた小栗。「裏に資料を取ってきてもよろしいでしょうか?」とスタジオ裏にはけた後におばたのお兄さんが小栗を装いスタジオに登場。そのまま小栗旬として映画告知をおこなう展開に。その後、おばたのお兄さんも告知途中で資料を取りにスタジオ裏へ。すると今度は同じく小栗のモノマネをする芸人、土佐兄弟・有輝(24)が小栗旬に扮してスタジオに登場。映画告知を最後までやりきり、偽の小栗旬としてそのまま席に着席し番組が進行。有田から「好きな芸人は?」と振られた偽小栗旬が「おばたのお兄さん」と答えると、最後に本物の小栗がおばたのお兄さんに扮しスタジオに登場。おばたのお兄さんのネタ「いただきまーーーきのっ!」を全力で披露し、スタジオは爆笑に包まれた。本物の小栗旬が偽物のおばたのお兄さんのモノマネをするというありえない展開にネット上でも驚きの声が。《小栗旬の「まーきの!」wwwこれは贅沢すぎるw》《小栗旬側が寄せてきてるのおもしろい》《小栗旬のものまねをするおばたのお兄さんのものまねをする小栗旬 なんだこれ最高》また自身の偽物の芸人役を完璧に演じきりながらも、一流俳優のオーラを醸し出す小栗のカッコよさを称賛するツイートも多数上がり“小栗旬”がトレンドにランクイン。「俳優・小栗旬」を絶賛する声が多数あがっていた。《小栗旬が3人!!! やっぱ本物は背が高くてカッコいい~笑》《待って。小栗旬ほんまにかっこいい(笑)(笑)ノリもええし、おもろいし、脚長いし、イケメンって(笑)完璧かよ(笑)(笑)》《小栗旬がマーキノっ!やってんの最高やな。カッコつけてないイケメンが好き!もっとバラエティ出て欲しいわ》
2019年09月22日9月22日(日)オンエアの「ボクらの時代」に俳優の小栗旬、女優の沢尻エリカ、写真家で映画監督の蜷川実花が出演。映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の出演者と監督という間柄の3人が、映画の撮影秘話や作品への価値観などを語り合う。「花より男子」「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」などで大きな注目を集めると「東京DOGS」『宇宙兄弟』などの作品に出演。超人気コミックの実写化である『ルパン三世』や『テラフォーマーズ』『銀魂』などから、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」や『ミュージアム』のようなシリアスなテイストまで幅広い役を演じ、「髑髏城の七人」など舞台でも活躍する小栗さん。映画『パッチギ!』とその翌年放送された「1リットルの涙」で女優として高い評価を受けると、『間宮兄弟』『オトシモノ』『天使の卵』『クローズド・ノート』などで立て続けに主人公・ヒロインに抜擢。2012年公開の蜷川さん監督作『ヘルタースケルター』が再び大きな話題を呼ぶと「ようこそ、わが家へ」「大奥」などのドラマから『不能犯』『億男』といった映画まで多彩なジャンルに出演。演技力と独特の個性を放つ女優として輝きをみせる沢尻さん。木村伊兵衛写真賞を受賞し写真家として精力的な活動を続けるなかで、2007年には『さくらん』で映画監督デビュー。『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』といった映画だけでなくAKB48の「ヘビーローテーション」「さよならクロール」、三代目J Soul Brothersの「花火」、NEWSの「KAGUYA」などのMV監督も担当、独自の色彩感覚による世界観を持つ蜷川さん。今回は『人間失格 太宰治と3人の女たち』の撮影秘話はもちろん、お互いの家族ができてからの心境の変化や、作品に対するそれぞれの価値観などを語り合う。映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、太宰治の代表作「人間失格」の誕生秘話を事実を基にフィクションとして映画化するもの。小栗さんが太宰治役で主演を務め、宮沢りえが太宰の正妻・美知子を。沢尻さんが太宰の愛人・静子を演じる。また太宰“最後の女”富栄に二階堂ふみ、そのほか藤原竜也、瀬戸康史、千葉雄大、成田凌といったキャストが出演。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は現在絶賛公開中。「ボクらの時代」は9月22日(日)7時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年09月21日ファンレターやファンイベント、SNSなど、様々なファンの言葉に触れる機会が多い中、どんな言葉が嬉しいのか、俳優・タレントに聞いていく連載『心に残るファンからの言葉』。今回は、蜷川実花監督の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』で太宰治を演じた、小栗旬に話を聞いた。「作品の役名で呼ばれたりするのが、嬉しい」という小栗。ファンレターなどに書かれて嬉しいことは? と尋ねると、「ダメ出しとか書かれてても、普通に受け取ります。『ここが気に入らなかった』とか、参考にします。嬉しいですね」と笑顔を見せる。一方で、たくましさと包容力を増す姿に「最近、『ゴリラみたい』と言われることがあるので……小栗旬を好きな方からはあまり評判が良くないみたいで、気をつけようと思います」と苦笑。しかし最新主演映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』では大幅な減量を行い、退廃的な色気で観ているものを釘付けにするような姿を見せている。小栗も「今回は、そういう小栗旬を見たい方にも気に入っていただけると思います」と、太鼓判を押した。○■映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』天才作家、太宰治(小栗旬)。身重の妻・美知子(宮沢りえ)とふたりの子どもがいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返すー。その破天荒な生き方で文壇から疎まれているが、ベストセラーを連発して時のスターとなっていた。太宰は、作家志望の静子(沢尻エリカ)の文才に惚れこんで激しく愛し合い、同時に未亡人の富栄(二階堂ふみ)にも救いを求めていく。ふたりの愛人に子どもがほしいと言われるイカれた日々の中で、それでも夫の才能を信じる美知子に叱咤され、遂に自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語に取りかかるのだが……。■小栗旬1982年12月26日生まれ。東京都出身。近年の主な出演映画作品に『信長協奏曲』『ミュージアム』(16年)、『追憶』『銀魂』『君の膵臓をたべたい』(17年)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』『響-HIBIKI-』(18年)、『Dinerダイナー』『天気の子』(19年)、『罪の声』ハリウッド版『ゴジラVSコング(邦題未定、原題GODZILLA VS. KONG)』(20年日本公開)。 ヘアメイク:KIMURA CHIKA(tsujimanagement)、スタイリスト:臼井崇(THYMON Inc.)
2019年09月18日小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗旬演じる太宰治を通して描いた、蜷川実花監督の最新作『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)。太宰を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして映画化された。今回は主演の小栗と、太宰を支えた編集者・佐倉を演じた成田凌にインタビュー。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げる……という太宰と、彼を軽蔑しながらも圧倒的な才能を尊敬せずにはいられなかった佐倉を演じた2人に、作品や互いの印象について聞いた。○■「お前を犬だと思ってる」――今回、太宰治とその編集者という役で共演されて、ぜひお互いの印象について教えてください。小栗:成田くんの印象かあ。成田:小栗さんからいただいたのは、「俺はお前を犬だと思ってる。ゴールデン・レトリバー」という言葉でした。小栗:成田くん、ゴールデン・レトリバーに似てませんか? ちょっと犬っぽい顔してるでしょう? なんかそんな感じ(笑)。キャラクターも、ちょっと犬っぽいかもしれない。明るく元気な、気持ちのいい青年です。――「犬だと思ってる」と言われたとき、どういう感想を抱いたんですか?成田:腑に落ちてしまいましたね(笑)。小栗:いつもそうなんでしょ?成田:同い年の間宮祥太朗からは「人類の末っ子だな」と言われました。嬉しくもなんともないけど、そうなのかな? とは(笑)。でも、小栗さんには特に甘えてしまうかもしれないです。甘えさせる隙を見せてくれる。例えばこういうところ(腕の下の空間)に、行きたくなっちゃいます。『人間失格 太宰治と3人の女たち』でも、目を見て、顔がくっつくんじゃないかというくらいの距離でお芝居をしたんですけど、「ここに飛び込めばいいんだな」「絶対に大丈夫」という信頼と安心感がありました。――小栗さんは、役者としての成田さんにはどのような印象を持ったんですか?小栗:不安定な感じがいいんじゃないかな、と思います。他の作品も、溶け込み方が優れている。色々な顔を持ってますよね。――今回、太宰が色々な女性と接していく役ですが、成田さんもそういう役を演じられることが多いのかなと思いました。小栗:そうですよね(笑)。ダメ男みたいな役。成田:基本的に、ダメ男役なんですよね。小栗:『愛がなんだ』もすごく評判が良いよね。スタッフの女性から「『愛がなんだ』を観ました」という言葉をよく聞く。成田:『人間失格 太宰治と3人の女たち』と『愛がなんだ』は通じるところもあって、今回、二階堂ふみさん演じる富栄ちゃんが「どんな関係でもいいから近くにいたい」ということを言っていたので、どきっとしました。「もう、兄妹に生まれ変わってもいい」みたいな。愛の形にもいろいろありますもんね。――成田さんは、今回小栗さんと対峙して何か影響を受けた部分はあったんですか?成田:太宰は出てくる方に対しての接し方が全く違うので、「それでいいんだな」と思いました。今までは結構硬い頭で考えていて、1人の人間を演じるなら、周囲のどの人ともブレない感じで向き合おうと思っていたんです。でも、そうでなくてもいいんだ、と思いました。――小栗さんはまた大変な役だったと思いますが、楽しかったでしょうか? それとも辛かったでしょうか?小栗:楽しい半分しんどい半分でした。色々な人を裏切っている生活で、その罪悪感がない人ではないんです。役を通して、そういうものがどんどん彼の中に蓄積していく生活をするのは、しんどいことでもありました。○■本当にきついときに、嘘のような顔をする――印象的なセリフも多かったですが、お二人の心に残っているものはありますか?成田:佐倉から太宰への「心の底から軽蔑します」。小栗:なかなか、言うことないよね。いいセリフ。成田:本当に尊敬している人に言うんだけど、それでもまだ愛し続ける、みたいな。両極端な感情を持って接していたけど、結果、太宰の才能が全てを上回ってしまう。小栗:太宰の衝撃的なセリフで言うと、富栄への「大丈夫、君は僕が好きだよ」。あれはすごい。成田:しかも、タバコ吸いながらキスしている状況ですからね。小栗:けっこう乱暴なセリフだなと思いますけど、それが言えるのがすごいですよね。――今作の中で、妻子に他の女性との関係を見られてしまうシーンの、小栗さんの表情がすごく心に残っていて。初めて見るような、「こんな表情をするんだ」と驚くシーンだったんですが、何か意識をされてはいたんですか?小栗:これまで人生を生きてきた中で、人に見られたくないものを見られたり、他者と喧嘩したりとかする時って、滑稽な顔をしていることが多いんじゃないかと思ったので、今回はそこを考えてはいました。「本当にきつい瞬間に出る表情として、意外と、嘘のような顔をする」と考えて、太宰のキャラクターに反映させたので、そういう意味では意識していたのかもしれないです。――太宰のシリアスなシーンは、どこか滑稽な部分もあって、満員の試写室でも笑いが起こっていました。小栗:笑えますよね。みんな一生懸命だから、逆に笑えてきちゃう。太宰治という人も、自分のことを道化みたいな言い方しているけど、実際に残っている資料から、「明るくユーモアのある人だったんだろうな」と思うので、そういう人に写ったらいいなと考えていました。――成田さん演じる佐倉を見ていると、「また成田さんのちょっとバイオレンスなシーンが」という場面もありましたが、複雑なシーンだなと思いまして。佐倉の心境をどうとらえられていたんでしょうか?小栗:そんなにあるの?(笑)成田:そんなにありますか!?(笑) なかなか難しい行動で。相手を好きな気持ちと同時に「なんでわからないんだ」という苛立ちもある。言葉にするのは難しいですけど、死を散らつかせる人たちを目の前にして、あちらもこちらも守りたいという気持ちが暴走してしまったのかな。ずっと近くにいて、尊敬も軽蔑もしてる人に振り回され、でも「彼らを守る人は僕しかいないんだ」くらいの責任感もあるのかもしれない。たまりたまって、激しい行動に出てしまったんでしょうね。――今回蜷川実花さんとのタッグでしたが、蜷川幸雄さんとお仕事をされていた小栗さんにとってはどのような存在の作品になりましたか?小栗:実花さんともよく話すことですけど、蜷川(幸雄)さんに育ててもらった藤原竜也と自分が、同じ年に互いに蜷川監督作品で主演やるということには、非常に運命的なものを感じます。改めて実花さんと仕事ができるのもすごく光栄なことだなと思いました。実花さんご本人にも、すごく”イズム”は感じます。もちろん全然違うお二人ではあるんですけど、場の作り方とか似ているところがあって、物腰の柔らかい蜷川さんという感じ。――成田さんは、蜷川実花さんとご一緒されての印象は。成田:写真の現場からのご縁で、今回映像で初めてご一緒したんですけど、全然変わらなかったです。華やかで、気持ちのいい現場を作ってくださる。世間話風に話ながらも、「このシーンは~」と演出が入ってくるやり方だったりして。いろんな気持ちをわかってくださる監督なんだなと思いました。■小栗旬1982年12月26日生まれ。東京都出身。近年の主な出演映画作品に『信長協奏曲』『ミュージアム』(16年)、『追憶』『銀魂』『君の膵臓をたべたい』(17年)、『銀魂2 掟は破るためにこそある』『響-HIBIKI-』(18年)、『Dinerダイナー』『天気の子』(19年)、『罪の声』ハリウッド版『ゴジラVSコング(邦題未定、原題GODZILLA VS. KONG)』(20年日本公開)。 ヘアメイク:KIMURA CHIKA(tsujimanagement)、スタイリスト:臼井崇(THYMON Inc.)■成田凌1993年11月22日生まれ。埼玉県出身。“MEN’S NON-NO専属モデル。主な出演作に、『キセキ‐あの日のソビト‐』(17年)、『劇場版コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』『スマホを落としただけなのに』(18年)、『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』(19年)など。待機作に『カツベン!』(12月13日公開)、『窮鼠はチーズの夢を見る』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(20年公開)など。 ヘアメイク:宮本愛(yosine.)、スタイリスト:伊藤省吾(sitor)
2019年09月15日映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)の公開記念舞台挨拶が14日に都内で行われ、小栗旬、沢尻エリカ、二階堂ふみ、千葉雄大、蜷川実花監督が登場した同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。大胆に谷間を見せ、さらに美脚も際立つドレスで客席を魅了した沢尻。ラブシーンでは、沢尻の胸を触れず照れていた、という小栗に「もっと来いよ! と思ってた」と強気に振り返った。また、撮影現場ではトランプで盛り上がっていたというが、小栗が「エリカちゃんはとてつもなく負けず嫌いだからとてつもなく熱くなるんです」と紹介すると、沢尻は「ふみちゃんと2人でスピードをやったんだよね。すっごい白熱したよね」と思い出す。二階堂は「エリカさんから出てくるカードが飛んできて、『あ、やられる!』と思った瞬間が何度かありました。楽しかったです」と笑顔に。「ゲームになるとすごい負けず嫌いになるみたいで、人格が変わります」と苦笑する沢尻に、二階堂も「お姉様につられて白熱しちゃいました」と語った。
2019年09月14日映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)の公開記念舞台挨拶が14日に都内で行われ、小栗旬、沢尻エリカ、二階堂ふみ、千葉雄大、蜷川実花監督が登場した同作は、小説家・太宰治の遺作にして傑作である『人間失格』の誕生秘話を、小栗演じる太宰自身と彼を愛した3人の女たち(宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ)の目線から、事実をもとにしたフィクションとして蜷川実花監督が映画化する。天才作家でありながら、酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げるという日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”の真相を描く。太宰の愛人・静子を演じた沢尻は、「最初からキスシーンだったんですよね。小栗さん、慣れてらっしゃるのかなと思ってたら、あんまり来ないな、みたいなのがあって。どうやら聞いたらやったことないみたいで、すごい意外で」と驚く。蜷川監督も「もうちょっと胸触って!」と指示を出していたようで、沢尻は「全然こないな、もっと来いよ! と思ってたんですけど、そういうのやられたことないと聞いて。意外だな」と振り返った。小栗は「初日だけは役者失格だなと思ったんですけど、やっぱりいざ『触りなさい』と言われたら恥ずかしくて! みんなよくこんなことしてるなと思いながら……」とたじたじ。蜷川監督も「胸いって、と言ったんだけど、結局触ってないんだよね」と指摘、沢尻も「ここらへんばかり」と腰の方を指し、小栗は「反省してます」と苦笑する。しかし蜷川監督も「あそこから怒涛の余裕でしたよね。本領発揮」とフォローし、小栗も「最後の方はなんでも来いってなってました」と語った。また成田凌が二階堂ふみに襲いかかるシーンについて、蜷川監督は「成田くんがすごい緊張してうろうろしてたんですよ。人から見えないところに行って精神統一してたんだけど、気合い入れてるシルエットが全員から見えてたのがすっごいかわいらしかった」と暴露。同撮影時、成田に「男、見せないとですね」と語りかけ煽ったという二階堂は「『大丈夫?』とか言ってきて、『舐めてんのかな』みたいな気持ちになっちゃって」と肝が座っている様子。「私、一応事務所の先輩なんですよ。成田さんの方が年上だけど。肩に手を置いて自分の靴を履いたりして、イライラが積もっていた。ここで私のイライラを全部ぶつけるしかないと思って、言っちゃいました」と強気な発言で、会場を盛り上げていた。
2019年09月14日大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人の「嵐」メンバーがゲストとトークやゲームで盛り上がる「嵐にしやがれ」。9月14日(土)今夜放送回は、俳優の小栗旬、女優の橋本環奈がゲスト出演。また「嵐」の新曲「BRAVE」も披露される。「嵐」松本さんと共演した「花より男子」シリーズや、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」で人気爆発。『信長協奏曲』『テラフォーマーズ』『銀魂』シリーズなど大ヒット作を連発し、最近では劇場アニメ『天気の子』で声優を務めたほか、『ゴジラVSコング』でハリウッド進出を果たすなどさらなる飛躍をみせる小栗さん。そんな小栗さんが親友でもある松本さんの企画「MJ倶楽部」に登場。スパイス選びからこだわりぬいてカレー作りに挑戦する。小栗さん、松本さんが作り上げる極上のカレーとは!?地元福岡での活動を経て東京進出。映画『セーラー服と機関銃-卒業-』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したほか、『ハルチカ』『暗殺教室』などに出演。小栗さんとも共演した『銀魂』シリーズをはじめ「今日から俺は!!」や『十二人の死にたい子どもたち』『キングダム』など出演作をいずれもヒットに導く人気女優の橋本さん。今回橋本さんは福岡グルメデスマッチ企画に参戦。コク旨明太子つけ麺に鮮度抜群のごまサバ丼、全国からグルメが集まるメロンパン専門店のカスタードメロンパンをかけてクイズに挑戦する。橋本さんの顔芸が炸裂する激しいバトルをお楽しみに。また「若者文化に追いつけ!最先端JKクイズ」では「嵐」大野さんがバズりそうなJK用語を連発。「嵐」1年ぶりとなる新曲「BRAVE」のパフォーマンスもお見逃しなく。小栗さんが主演を務める映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は絶賛全国公開中。橋本さんがヒロインを演じる『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』も大ヒット公開中。「嵐にしやがれ」は9月14日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月14日蜷川実花が究極のダメ男でモテ男、才気と色気にあふれた最高にセクシーな太宰治を描いた映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』。主演の小栗旬さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。応募はぴあ(アプリ)にて9月20日(金)まで受付中。ぜひご応募下さい!お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=3e4b9a81-ae53-42b7-aaca-8f749998b3cd)
2019年09月13日小栗旬が、太宰治を演じる。それだけで、この映画を見逃してはいけないという気持ちにさせてくれる。9月13日(金)公開の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、日本を代表する文豪・太宰治とその妻・美知子(宮沢りえ)、そして愛人・静子(沢尻エリカ)と富栄(二階堂ふみ)による、スキャンダラスでドラマティックな恋と人生の物語だ。妻と子供がいる身でありながら、次々と外に女性をつくっては、彼女たちとの恋に溺れる太宰治は、現代の倫理観に照らし合わせれば炎上必至の問題人物。けれど、小栗旬が演じる太宰は、ダメで、ズルくて、でもそこがたまらなくいとおしくなる魅力がダダ漏れ。人も羨む才能を持ちながら、あまりに不器用な生き様につい心をとらえられてしまう。「とても自由な人ですよね。自分の本能と衝動に従って生きている。そこが人間らしいなと思いました。これで何もしていなかったらただのクズ野郎と呼ばれても仕方ないですけど(笑)、数多くの日本人が手に取った作品を生み出しているわけで。そうすると、不思議なもので彼の生き様を肯定せざるを得なくなる。今の時代、太宰みたいな人は絶対生まれない。あの時代だから太宰みたいな人間が生まれた気がします」時には家庭を壊しても恋に生き、そしてその恋が作品を生む原動力になっていた太宰。彼の頽廃的な生き方に対して、小栗は「羨ましさもある」と本音を寄せる。「本来芸術家であったり、何かを生み出す人間は品行方正である必要はまったくないと思っています。だけど、今の時代、僕たちみんな品行方正であることを求められるじゃないですか。それって芸術という面で見ると自分たちで自分たちの首を絞めているようなところがある。太宰を見ていると、ここまでいっちゃいけないという良い例でもあると思う一方で、本当にすごいものを残せるならそれはそれでいいんじゃないか、という気にもさせられました」圧巻なのは、妻・美知子と対峙するシーン。これまでずっと子供のように甘えてきた美知子から「ある言葉」を投げかけられた太宰は、一筋の涙を流す。片目からこぼれる涙の透明な美しさに、俳優・小栗旬のすごみが凝縮されていた。「あの場面はここで涙を流すべきかどうかもわからずに撮影に入って。むしろ心の中では泣いちゃいけないとも思っていたんですよ。太宰なりに覚悟もあったと思うから。でもやっぱり美知子さんからああ言われるとどうにもならないというか。自然と涙がこぼれてきたんです。どうやら資料を調べると実際の太宰本人も涙脆いところがあったみたいで。税金の通知が届いて泣いたエピソードも残っているんです。僕自身も、今回は太宰をとてつもなく女々しいところがある人としてつくらせていただいたので。だから、こう振り返ってみれば、あれで良かったのかなという気がします」美知子と静子と富栄。3人の女性に求められるがままに応え、自らも翻弄されている太宰の姿は、傍から見れば滑稽にも映る。「えらいなと思いますよ。僕からしたら、あれだけ3人の女性のために時間をさくことがすごい。面倒臭いですもんね、単純に(笑)。でもその面倒臭さを太宰はいとわなかった。それが創作意欲に関することなのかは別として、彼にとって恋は非常に大きな比重を占めるものだったと思います」恋と書くことにすべてを捧げた太宰。その生涯はわずか38歳で幕を閉じる。太宰治の人生は時に破滅的とも形容されるが、同じ表現者として、小栗旬はどんな生き方を理想としているのだろうか。「難しいですね。太宰のように生きたからといって、それで作品がすごく良くなるとも思わないので。もちろん本能に従って生きる部分は表現者として持っていたいなとは思いますけど。今はむしろちゃんと生活をすることの方に興味がありますね。生活をしていれば悩んだり苦しんだりすることはある。そこから何かを生み出していく方が面白いんじゃないかと考えるようになりました」それは少し意外な答えのように思えた。20代前半でブレイクし、今日まで俳優として第一線を駆け抜けてきた小栗旬の軌道に、どこか太宰に近いものを感じていたからだ。「昔は思っていました、太く短く生きようって。でも、今は変わりましたね。別に役者という仕事を長く続けていきたいともそんなに思ってはいないですけど。今の感覚にいちばん近いのは、“流れに身を任せる”。欲も野望もあんまりないんです。別に満ち足りているとも思っていないんですけどね」そう言ってから、少し言葉を区切って、彼は今胸に抱く危機感を告白した。「単に、仕事をしていてそんなに面白いと思うことがなくなってきたのかもしれない。そういう自分を今いちばんヤバいと思っています。だから、もっと面白いことを探したい。そのためにこれまでとは別の場所に行こうとしているところで。海外で仕事をしようと思ったのもそのひとつです」既に発表されている通り、『ゴジラVSコング』(邦題未定、原題『GODZILLA VS.KONG』)でハリウッド進出を果たす。小栗旬の軌道はここからさらにレール外へとはみ出していく、もっと面白いことを探すために。そんな小栗旬にとってこの作品はどんなものをもたらしたのか。最後にそう聞いてみた。「太宰たちの生きた時代ってすごく面白いと思うんですね。戦争が終わって、日本が一番活発だった時代。生きるだけで本当に大変だっただろうし、今の自分にその時代を生き抜く能力があるのかどうかもわからないけど、きっとあの時代の方がもっと生きているって感じたんじゃないなって。そのエネルギーに刺激をもらいましたね」映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国一斉公開。小栗旬演じる太宰治にきっと多くの女性が恋におちるだろう。撮影/高橋那月、取材・文/横川良明■公開情報『人間失格 太宰治と3人の女たち』9月13日(金)ロードショー監督:蜷川実花出演:小栗旬宮沢りえ沢尻エリカ二階堂ふみ成田 凌/千葉雄大瀬戸康史高良健吾 / 藤原竜也脚本:早船歌江子、音楽:三宅純撮影:近藤龍人主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「カナリア鳴く空feat.チバユウスケ」(cutting edge/JUSTA RECORD)配給:松竹、アスミック・エース(c)2019 『人間失格』製作委員会
2019年09月13日天才作家と言われた太宰治。その彼の半生を小栗旬が体現した『人間失格 太宰治と3人の女たち』が本日より公開される。物語の核となるのは、タイトルにあるとおり、太宰と3人の女性たちの関係だ。身重の妻とふたりの子供がいながらも、恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返す。そんな破天荒な生き方で文壇からは疎まれていたものの、ベストセラーを連発し、時代のスターとなった太宰。彼は、作家を志望する静子の文才に惚れ込んで激しく愛し合い、同時に未亡人の富栄にも救いを求めていく。本作のメガホンを取ったのは、鬼才・蜷川実花。今年彼女は、殺し屋たちの狂宴を描いた藤原竜也の主演作『Diner ダイナー』といった作品が公開され、若者を中心に話題を呼んだ。この『Diner ダイナー』にも小栗は出演しており、セリフは少ないながらもさすがの存在感を示していた。本作でかつてない太宰像を作り上げた小栗のほか、太宰の正妻・美知子役に宮沢りえ、作家志望の愛人・静子役に沢尻エリカ、最後の女・富栄役には二階堂ふみがそれぞれ扮し、艶やかな恋愛模様を映像に焼き付けている。太宰に振り回されているように見えながらも、まったくタイプの異なる彼女たち3人が、自身の強固な意志に従って逞しく生きる姿が本作の大きな見どころだ。そして、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原ら豪華な俳優陣も集結。彼らが太宰と女性たちのスキャンダラスな関係を、よりいっそう盛り上げる。そして藤原といえば、小栗とは旧知の間柄として広く知られているだろう。彼もまた、文豪のひとりである坂口安吾を演じており、盟友にして若き名優のふたりによる演技対決も、本作が放つ大きな魅力となっている。蜷川監督といえば、極彩色で創られる独特の世界観が持ち味だが、果たして本作ではどのような“蜷川ワールド”を見せてくれるのだろうか。この世界はぜひとも劇場でこそ堪能したい。『人間失格 太宰治と3人の女たち』本日より公開
2019年09月13日蜷川実花監督が太宰治と彼を愛した3人の女たちを描く映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』から、主演・小栗旬演じる太宰と、藤原竜也演じる坂口安吾の距離近めな本編映像が到着した。天才作家であるが、究極のダメ男でモテ男、才気と色気に溢れた太宰と、太宰とともに無頼派を代表する作家で、随筆「堕落論」で一躍時代の寵児となったが、酒と薬に溺れ続け、太宰に引けを取らない破天荒な生活を送る安吾。到着した映像では、安吾が酔っぱらいながら太宰に傑作を書くよう檄を飛ばす姿が映し出される。「壊れて困るもんなんて作家は持っちゃいけねーんだよ」と、じりじりと太宰に近寄り、そして安吾は勢いよく太宰に額をぶつけ、「人は堕ちる。生きてるから堕ちる。なぁ太宰、も~~~~っと堕ちろよ」と囁くが、逆に自分が椅子から落ちてしまうのだった。小説に心血を注いだ2人は、互いの実力を認め影響を与え合っていたいわば同志。そこにより深みを与えているのが、『Diner ダイナー』に続いての共演となった盟友、小栗さんと藤原さんの関係性だ。藤原さんは「実際に太宰と安吾が通っていたバー“ルパン”での撮影はまるでタイムスリップしたようにすごく素敵な空間で、大変貴重な経験をさせて頂きました」と本撮影をふり返っている。2人がどのような化学反応を見せているのか、ぜひ劇場で見届けて。『人間失格 太宰治と3人の女たち』は9月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年9月13日より全国にて公開© 2019「人間失格」製作委員会
2019年09月09日彼女たちの真実
編集部の「これ、気になる!」
ぶりっこアンリ