【持続可能な恋ですか? 第7話 感想】杏花と晴太、結婚願望のない2人が決めたルール
こんな時に寝てしまうのが不器用な晴太らしいが、そんな晴太の寝顔を杏花は更に愛おしく思うのだった。
緑に囲まれ何にも邪魔されず二人だけの時間が流れていく情景に安らかな気持ちになった。
そんな中、虹朗を預けていた安奈に「仕事が入った」と連絡が入り、急遽虹朗も交えて晴太宅でカレーを食べることになる。
一つのテーブルで、同じ料理を囲む…そして自分が誰よりも大切な人と笑い合える時間のかけがえなさを晴太も、杏花も実感していた。
「今日しかない今日のことを、全部忘れたくないなって」
今日話したこと、感じたこと、一緒に過ごした空間。
偶然でもいい、予想外でもいい、何もしなくていい、それが例え日常の繰り返しでも、それは二度来ない特別な毎日なのだ。
この二人の出会いは、偶然だった。しかしその偶然の巡り合わせから始まった時間は止まることなく、今も二人を穏やかに包んでいる。
この場面で主題歌である、幾田りらの『レンズ』が入るのも秀逸だ。
歌詞にある「一つもこぼさずに焼き付けていたいよ」と、今話のテーマが重なった瞬間だった。
第7話ラスト。
日本に帰国し、マレーシアに開業するホテルの支配人となった颯や林太郎とのお見合いを考え始めた明里、そして林太郎には結婚に感じて何か秘密を抱えた様子で…。