【持続可能な恋ですか? 第10話 感想】最終話、私たちの心の中にもある『持続可能』
二人は思いを隠したまま、そして杏花が颯とマレーシアに行くと勘違いしたまま別れ、すれ違いの溝が深まっていく。
一方の颯は最愛の人の手をこんなところで簡単に手放すわけにはいかないからと、アプローチをかける。
そんな颯に応えたいと思う杏花。それでもこれで十分だと思える自分を3人はまだ掴み切れていなかった。
人間だけが言葉を持つ理由
一方の林太郎は、交際することになった明里から、杏花に挨拶をしたいからといわれて沢田家を訪れることになる。
林太郎は近頃一人暮らしのために頑張っていたが、直前になっても二人で言い争いながら掃除していた。
大人になっても仲の良い二人にほっこりするし、とりあえず見られないだろうと、ものを投げ込む二人には親近感が湧いてくる。
そして林太郎と明里の素敵な関係性を、杏花は目の当たりにしていた。
「骨にも個性があるんです」と話す明里に「私は日向さんに骨抜きです!」と、バカップルと言われんばかりの仲の良さを見せつける。
それでも杏花はそんな父の笑顔を見て満足そうに微笑む。
そして、「お父さんと、結婚させてください」と明里に言われ、驚きながらも嬉しそうな林太郎を見て、杏花は「末長くよろしくお願いします」