【持続可能な恋ですか? 第10話 感想】最終話、私たちの心の中にもある『持続可能』
家族だと思えば、血の繋がりも住む場所も関係がない。
だが、颯にとってはそれが何よりの壁だった。
それでも颯が杏花を想う気持ちは変わらない、伝わって受け止めてもらえただけで、十分だった。
そして颯は晴太に林太郎の人前式の招待状を渡すのだ。
晴太は林太郎や安奈(瀧内公美)からも背中を押され、本当の思いに気付かされる。
杏花と林太郎が34年間築き上げてきた愛情
そして林太郎と明里の人前式、最初に式場の扉を開けたのは式の主役である2人ではなく、晴太だった。
目の前の杏花への気持ちが晴太の中で溢れ出して止まらなかった。
お父さん、お母さん、どっちでもない、大切な虹朗(鈴木楽)と杏花と共に、自分達の家族のカタチを作っていきたいと思うのだ。
「今の気持ちが永遠に続くって信じてって…冷静に考えたら無茶な話で、結婚すること自体普通じゃないと思うんですよ」
上手く言えない晴太にいつものように、「ちょっと何言ってるかわからない」と笑う杏花だったが、「分からないけど、分かりたいです。誰より晴太さんのこと」と答える。
「じゃあ聞いてください。普通じゃないくらい、杏花さんが好きです。僕と結婚してください」