学資保険にはどんな特約が付けられる?ゆうちょの「はじめのかんぽ」なども解説

子どもの学資保険に加入しようと考えているが、できるかぎり充実した保険にしたいので、どのような特約があるか探しているでしょう。

また、学資保険に特約を付けた方がよいのか、つけない方がよいのかも迷いますよね。

実は、付けておきたい特約もあれば、親の保険で代用できるものもあり、ケースバイケースで慎重に考える必要があります。

そこでこの記事では
  • 学資保険に付けられる特約
  • 特約の内容とメリット・デメリット
  • 特約の注意点と必要性
  • 特約を付けた場合の保障内容と保険料
を中心に解説します。

将来のある子どものために教育資金は確実に準備しておきたいものですね

そのために、学資保険に加入することは有効な1つの方法です。

この記事を読んで必要な特約と必要でない特約を見きわめて、賢く学資保険に加入してみてはどうでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

内容をまとめると

  1. 学資保険には医療特約や払込免除特約などを付けることができる
  2. 子どもの保障が手厚くなるが、保険料が高くなったり返戻率が下がったりも
  3. 特約を付けると親の保険と重複したり、付けすぎると元本割れをすることも
  4. 子どもへの保障が必要なとき、学資保険に特約を付けるか、親の保険に子どもを入れるか、保険料や保障の総合的な検討が必要
  5. どの学資保険や特約が自分にベストか確かめるには、無料保険相談を利用するのがおすすめ
  6. 無料保険相談を利用すれば、プロと一緒に複数の保険を比較して入る保険を決められる
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医療保障なども付けられる! 学資保険保険に付けられる特約一覧


子どもが学校を卒業するまでには、教育資金が必要になること以外に、さまざまなリスクに出会う可能性があります。


最大のリスクは教育資金の不足で、そのリスク回避のために学資保険があります。


学資保険に特約を付けることで教育資金の不足以外のケガや病気などのリスクにも備えるという便利な方法もあります。


1つの保険で教育資金の準備と同時にさまざまなリスクにも対応できれば安心ですね。


具体的にどのような特約があるか挙げてみると

  • 払込免除特約
  • 育英年金特約
  • 医療保険特約
  • 障害特約
  • 災害特約
  • 保険契約者代理特約

などがあります。


それぞれの特約の内容については後ほど解説します。

学資保険保険に付けられる特約の内容とメリット・デメリット


ここでは学資保険の特約の内容メリット・デメリットを解説します。


この記事で解説するのは先に挙げた特約のなかの

  1. 払込免除特約
  2. 育英年金特約
  3. 医療保険特約
  4. 傷害特約
  5. 災害特約

です。


なかには最初から基本契約に含まれているものもあり、ある特約だけが付けられたり、特約を付けられない保険もあったりします。


学資保険を検討するときは特約を付けるか付けないか、付けるときはどのような特約を付けるかをまず考える必要があります。

①払込免除特約

まず最初の特約として、払込免除特約の概要とメリット・デメリットから見てみましょう。


概要

払込免除特約は保険料を支払っている契約者に死亡などの万が一のことがあったときには、その後の保険料の支払いが免除される特約です。


メリット

保険料が免除されても保障は当初の契約どおり支払われるので、教育資金を確実に準備することができのがメリットです。


学資保険は何があっても、たとえ不幸にも親が亡くなっても、確保しておきたいという人には、ぜひ付けておきたい特約ですね。


デメリット

払込免除特約が基本契約に入っているものもありますが、入っていない場合にこれを付けると当然ながら保険料は高くなります。


親に万が一のことがあった場合、生活をどうするかの方が進学より重大であると考える場合、払込免除特約は保険料が高くなるだけでデメリットになります。

②育英年金特約

次に、学資保険に付けられる育英年金特約を解説します。


概要

育英年金特約は保険料支払い中の親に万一のことがあったときは、毎年一定の金額が教育資金や生活費として支払われる特約です。


主契約に、払込免除の規定がなかったり、別途払込免除特約を付けていなければ、保険料は払い続ける必要があります。


メリット

親に万一のことがあった場合には、先ほど解説した保険料の払込免除特約と同じように大変心強い特約になります。

親の収入がなくなっても育英年金で学費や生活費に充てることができるので、大学進学をあきらめざるを得ない事態を避けることができるのは大きなメリットです。


デメリット

育英年金特約を付けると保険料は高くなるし、返戻率も低くなるデメリットがあります。


親の収入が期待できなくなる事態への備えならば、親の生命保険や収入保障保険などに加入しておく方がメリットがある場合もあります。

③医療保険特約

学資保険に付けられる特約として、医療保険特約を解説します。


概要

医療保険特約は子どもがケガをしたりや病気になったときに、手術費や入院費が保障される特約です。


メリット

子どもがケガや病気のときには手術費や入院費のみならず、看病のための交通費や雑費が必要になったり、親が仕事を休まなければならないこともあるでしょう。


そのようなときに保険金がもらえると、経済的不安はなくなり子どもの看病に専念できるので、親にも子にもメリットは大きいでしょう。


デメリット

各自治体には乳幼児こども医療費助成制度があり、自治体によって違いますが、15歳もしくは18歳までの医療費は全額または一部助成されます。


医療費が助成されるのに、医療保険特約にも加入するのは、保険料が高くなり家計を圧迫するデメリットになります。

④傷害特約

さらに、学資保険に付けられるものに傷害特約があります。


概要

子どもが不慮の事故または特定の感染症により死亡または所定の身体障害状態になったとき、死亡か身体障害の程度に応じた保険金が支払われる特約です。


メリット

子どもの生命保険に入っている人は多くはないでしょう。


特に、子どもが身体障害者になったときには生活上いろいろな費用が必要になり、そのときに保険金が下りるのはメリットになります。


デメリット

収入のない子どもに生命保険や傷害保険をかけることは、学資保険の保険料の上昇や返戻率の低下というデメリットになります。


なお、家族型生命保険に加入していたり、親の生命保険に家族特約が付いている場合は、学資保険に傷害特約をつけると重複します。

⑤災害特約

最後に、学資保険や生命保険に付けられる災害特約は先ほどの障害保険と同じような保障内容ですが、正確な保障内容や特約名称は保険会社によっても違いがあります。


概要

不慮の事故または特定の感染症により死亡または高度障害状態になったときに保険金が支払われる特約です。


メリット

子どもが不慮の事故で高度障害になったときには高額が費用が必要になり、医療費は乳幼児こども医療費助成制度により助成されますが、日常の経費は対象外です。


そのようなときには災害特約があれば家計の助けになります。


デメリット

確率の少ないリスクに保険をかけるのも1つの考え方ですが、保険料が高くなることと返戻率が下がるのは確実なデメリットになります。

学資保険に特約は必要? 注意点と必要性を解説! 


学資保険の特約を解説してきましたが、果たして学資保険に特約を付ける必要があるのか、疑問に思う人もいるでしょう。

そこで、学資保険の特約の注意すべきと特約が必要な場合として

  • 特約の付けすぎは元本割れする可能性あり
  • ニーズがあれば特約をつける

ということについて解説します。

【注意】特約の付けすぎは元本割れする可能性あり

学資保険は教育資金を貯めるために加入するものであるため、払った保険料よりどれだけ多くの保険金が得られるかが重要です。


一般的に学資保険のうち主契約つまり学資金の部分は積立型保険になりますが、特約の部分は掛け捨て型保険になります。


学資保険が主契約のみだと返戻率は高くなりますが、そこに特約を付ければそれだけ返戻率が下がります。


特約の数が多くなると返戻率が低下するのみならず、最悪元本割れすることにもなりかねません。


特約を付けるときには本来の目的を忘れないように、常に返戻率を気にするようにしたいものです。

医療保障や傷害保障など、ニーズによっては特約が必要な場合も

特約を付けすぎると学資保険の返戻率が低下しますが、必要であれば特約を付けておいた方がよい場合もあります。


たとえば、払込免除特約はほとんどの学資保険では主契約のなかに入っていますが、入っていない場合には付けておいた方がよいでしょう。


なぜなら、親に万一のことがあったときでも教育資金は必ず準備できるので、子どもが親の犠牲にならずに大学まで進学することができるからです。


また、乳幼児こども医療費助成制度があるので、子どもの医療費や入院費は助成されますが、必要になる費用はそれだけではありません。


交通費や日常の雑費が必要になるうえに、看護のために仕事を休んだときの収入減をどうするかというような問題もあります。


そのときに医療保障として、保険から支払われれば利用価値が大きいものがあります。

どの特約を付けるべき? おすすめ学資保険の特約をニーズ別に解説


学資保険の特約を考えるとき、
  • 1つは特約を付けるか付けないか
  • 付けるならどんな特約を付けるか
が問題となります。


この項ではこの2つの考え方について

  • 返戻率重視なら特約なしがおすすめ 
  • 医療保険をセットにしたいなら医療特約がおすすめ

ということについて解説します。

返戻率重視で、より教育資金を貯めたいなら特約なしがおすすめ

前にも少し触れましたが、学資保険の基本的な仕組みは主契約の学資の部分は積立型ですが、特約の部分は掛け捨て型です。


したがって、できる限り高い返戻率を期待したいのなら、特約を付けないのがおすすめです。


ただし、たとえば保険契約者代理特約などは付けても保険料負担がない特約が多く、一律に特約を付けないと決める必要はありません。


また、主契約に払込免除特約が付いているものもあり、それでも返戻率が高いのであれば、その保険に加入しても損はないでしょう。

学資保険と医療保険をセットにしたいなら医療特約がおすすめ

子どもに病気やケガは付きもので、他の保険にも加入していないので、医療保険とセットで加入したいという人には医療特約がおすすめです。


他の医療保険に入る方法もありますが、学資保険に医療特約を付ければ支払いを1つにでき、養育費としてまとめることで管理がしやすくなります。


また、医療特約を付ける場合には保障内容が子どもの医療にふさわしいことを確認しておくこと大事です。


なお、各自治体には乳幼児こども医療費助成制度があり、自治体や親の所得にもよりますが、中学卒業までは医療費が無料です。


したがって、医療保険に加入しなくてもよさそうですが、ケガや病気をしたときには医療費以外にもさまざまな費用がかかります。


そう考えると、医療特約に加入しておいても無駄とは言えないでしょう。

実際の学資保険でシミュレーション! 特約を付けた場合の保険料や保障内容


ここでは学資保険に医療特約を付けたときに、どのような保険内容になるかをゆうちょの「はじめのかんぽ」を例にとって見てみましょう。

「はじじめのかんぽ」に総合医療特約1をつけて
  • 保険料
  • 保障内容

を説明します。

ゆうちょの「はじめのかんぽ」に医療特約をつけた場合の保険料

ゆうちょの学資保険「はじめのかんぽ」に総合医療特約1を付けた場合の保険料を
  • 子どもの加入年齢
  • 男女別
に下の表に示します。

子どもの

加入年齢

男性女性
0歳15,690円15,660円
5歳21,210円21,120円
10歳33,990円33,900円


参考までに総合医療特約1のない主契約だけの保険料を見てみると下のとおりです。

子どもの
加入年齢
男性女性
0歳14,600円14,760円
5歳20,400円20,400円
10歳33,210円33,210円

医療特約を付けても付けなくても保険料はあまり変わらないという印象を持つ人が多いのではないでしょうか。

ゆうちょの「はじめのかんぽ」に医療特約をつけた場合の保障内容

前項の保険料のときの「はじめのかんぽ」の保障内容はどのようなものでしょうか。

はじめのかんぽ」に総合医療特約1を付けた場合の内容を下の表に示します。

項目保障内容備考
大学入学時300万円主契約
入院
日額
4,500円
初めて入院
22,500円
手術90,000円外来手術
22,500円
放射線治療45,000円


上の表は、主契約の保険金が大学入学時に支給されるものですが、他に

  • 小・中・高入学時および大学入学時に支給
  • 大学入学時および大学在学中にも支給

を選ぶこともできます。


また、入院給付は日額1,500円3,000円も選ぶことができるが、それに連動して初めて入院の給付金、手術給付金、放射線治療給付金も少なくなります。

こどもの保障を充実させたいなら親の保険の見直しがおすすめ! 

こどもの保障を充実させるためには、学資保険に特約を付けることだけではなく、親の保険に子どもを入れる方法もあります。


たとえば、親の医療保険の被保険者が親だけの場合、保険によってはそこに家族特約を付けて子どもも被保険者の1人として保障の対象にすることができます。


どちらが経済的かは保障内容や親の保険によって違いますが、両者を比較検討する価値はあります。


学資保険の特約とその代用となる親の保険の例を示します。

学資保険
の特約
親の保険
払込免生命保険
収入保障保険
育英年金生命保険
収入保障保険
医療医療保険
傷害医療保険
災害医療保険

学資保険に特約を付けたいときは、その特約の保険料親の保険に子どもを入れたときに増える保険料を比較することが大事です。


親の生命保険や医療保険は結婚したとき、子どもが生まれたときなどに見直しをします。

したがって、すでに子どもの保障も親の保険の対象になっている場合が多いのではないでしょうか。


見直しがされておらず、学資保険に特約を付けたいときは、親の保険を見なおすこともお勧めします。

まとめ:学資保険に特約が必要か、なしでいいかはニーズによって異なる

学資保険にはどんな特約が付けられるか、学資保険における特約の必要性も解説しましたが、いかがでしたか。


今回の記事のポイントは

  • 学資保険に付けられる特約には、払込免除・育英年金・医療保障などがある
  • 特約のメリットは子どもの万一の保障が得られること
  • デメリットは保険料が高くなることや返戻率が下がること
  • 特約は付けすぎると元本割れするが、ニーズがあれば付けても無駄ではない
  • 子どもの保障を充実するためには親の保険の見直しもおすすめ

でした。


学資保険に特約を付けた場合、すべての保障が18歳または22歳で終了してしまうことも注意する必要があります。


こども保険や学資保険は子ども単独で考えるのではなく、家族の一員として親の保険も合わせて総合的に考えるのが合理的ではないでしょうか。


どの保険に入ればよいか、どんな特約を付ければよいか難しいと感じたら、ベストな選択をするためにも無料保険相談を利用してみてくださいね。

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