毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「購入?賃貸?家とお金【前編】」です。購入?賃貸?家とお金【前編】石岡 茜(いしおか・あかね)さんことり不動産代表。女性ならではの視点と“幸せな家選び”をモットーに、物件選びをサポート。著書に『持ち家女子はじめます 人生に「いいこと」が起こるおうちの買い方』(飛鳥新社)が。貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。家を買うべきか悩み中。単身女性でも家を買うのはアリ!?未知子:そろそろ今のマンションが更新で、引っ越しを考えています。購入も検討したいので、家のお金のこと、教えてください!石岡:近頃は、単身女性でも購入を選択する方が増えています。総務省統計局「全国消費実態調査」(平成26年)によると、単身の持ち家比率は、男性より女性の方が2割ほど高いんです。家を持つと人生の選択肢が広がる面もあるので、これを機に考えてみては?未知子:私は独り身だし、家を買うと逆に身動きが取れなくなりそうな気もするんですが…。石岡:そんなことはありません!賃貸の場合は大家さんに家賃を支払いますが、購入すればローンとして返済するので、ゆくゆくは自分の資産に。パートナーができたら一緒に住むこともできますよね。未知子:なるほど!石岡:将来的に家族が増えたら賃貸にして家賃収入を得たり、売却したり…。買った家に一生住み続ける必要はないので、逆に選択肢が広がるのではと思います。未知子:たしかに。でもローンを組むなんて、不安なんですが…。石岡:現在の家賃を、家を購入したときの毎月の支払額(毎月のローンと諸経費の合計)に換算した場合、どのくらいの家なら負担なく支払いできそうか調べてみると、よい判断材料になると思います。未知子:たしかにこれまで払った家賃を考えると、買えてたかも…。家を購入するのにベストなタイミングは?未知子:最近、都市部のマンション価格が高騰しているというニュースを耳にしますが、それでも購入はアリなんでしょうか?石岡:たしかに、バブル期以来の高値と言われることも。でも購入物件の価格と賃貸の価格は比例するので、実は賃貸物件の相場も少しずつ値上がりしているんですよ。未知子:え!?じゃあ今の家賃も上がるかもしれないってこと?石岡:現在住んでいる家の家賃が急に上がることはないので大丈夫。ですが次に引っ越す際、同じ家賃や間取りで探しても従来より条件の悪い家しか借りられない…という事態は起こりつつあります。未知子:ひぇー!(怖)石岡:なので家を買う時期は、時勢よりも自分のタイミングを大事にした方がいいというのが私の考え。改めて自分が今後どんなライフプランで、どういう暮らしをしたいのかを考えてみては?未知子:たしかにこれまであまり考えずに生きてきました…。石岡:人生やお金のことに真剣に向き合ってみると、きっと住まいのことも見えてくるはずです!物件購入にまつわるギモンに答えます!Q. 結局、どちらがおトクですか?A. さまざまな観点で考えてみて。金銭面では賃貸で10年住んだ場合の支払総額と、同じ期間住宅ローンを返済した場合の支払額を比較するのが近道。視点を変え、家を持つという精神的な安心感や人生の選択肢の広がりなどの面で比較するのも。「持ち家だと人生の変化に強いのは確か。目安として、年収400万円以上の人は検討の価値があると思います」Q. 購入のメリット&デメリットは?A. 人によるのでぜひ比較を。賃貸用物件より購入用物件の方が、キッチンやバスなど設備面の充実度が高く、満足度は上がる傾向に。「ペットと暮らしたい、好みの空間にリノベーションしたいなどの目的がある人はメリットが大きいかも。一方、留学や転職などの目標があったり、ローンを組むことで毎月の出費が上がる人には、デメリットになるかもしれません」Q. 将来設計がまだなのですが…。A. 早めに考えてみるのがおすすめ。パートナーや子供の有無、仕事などのライフプランは、住まいと密接な関係が。「家の購入を考えることは、人生について考えることとほぼ同義。将来どんな暮らしをしたいか、そのためにはお金がいくら必要か…、一度真剣に考えると見えてくるものがあるはず。持ち家だと、何かあったときでも臨機応変に対応しやすい側面もあります」住まいを考えることは、自分を見つめること。一度は本気で、購入を検討してみては?家を買うことによって選択肢が増え、人生の変化に柔軟に対応できる場合も。まずは理想の暮らしや人生設計を描いてみて。次回は、2396号(5月1日発売)掲載予定です!※『anan』2024年4月24日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2024年04月20日いま知っておきたいお金の話。お金に振り回されずに生きるために身につけたい5つの力について、ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんに伺いました。お金に振り回されずに生きるために5つの力を身につけよう。お金ビギナーが家計改善のために立ち上がると、まず取り組むのが節約。「今日からコンビニは禁止!毎月2万円は貯めよう」と張りきるのはいいが、黒田さんはそれだけではお金に困らない状態を作るのは難しいという。「どんなに節約を頑張っても、〈稼ぐ力〉が弱くては十分な額を貯められません。また、〈貯める力〉を上げるのはいいのですが、預貯金だけに資産を置いていると将来損をするリスクも」自分の家計を強く豊かにしていくには、下の5つの力をバランスよく育てたい。なかでも20代、30代が強化したいのは〈貯める力〉と〈稼ぐ力〉。お金ビギナーは、まずは毎月安定して貯められる力と仕組みを作ることを目標にしよう。そして長く働ける特権を活かし、今のうちに資格を取るなど収入を上げる努力をしていけば、貯蓄や投資に回せるお金を増やせ、生涯のゆとりを大きくできる。「仕事に直接は関係ないかもしれませんが、FP資格を取るのもおすすめです。貯蓄や投資だけでなく、ライフプランや社会保険など幅広く学べ、5つの力を伸ばすための基礎が身につきます。私も自己啓発の目的から20代で資格を取りましたが、起業につながっただけでなく、ライフプランを考えるうえで、非常に役に立ちました」1、稼ぐ力節約には限界があり、貯蓄を増やすには収入を上げることが不可欠。副業やポイ活もいいが、若いうちはまず本業の収入アップに注力を。「いろいろな資格を取得したり、語学力を磨いたりしておくことは将来にプラス。自己投資は惜しまないようにしましょう」・現在の手取り額を知る・働き方を見直す・自己投資する2、貯める力多く貯めてもしょっちゅう取り崩していては意味がない。毎月、コンスタントに残高を伸ばすことを目指そう。「最も重要なのは、確実に先取り貯蓄できる環境を整えること。会社の財形や給与口座から自動的に積み立てる仕組みを、少額でよいのでスタートさせて」・毎月決まった金額を積み立てる・先取りで貯める仕組みを作る・ライフプランを設計する3、増やす力貯める力があっても、超低金利の預貯金だけでは物価上昇に追いつけず、実質的なお金の価値が下がってしまうことも。「お金を運用して増やす力はこれからの時代に必要。ただし、投資をギャンブルにしないために、最低限の知識やリスクへの理解は必要です」・金融商品の特性を知る・長期・積立・分散投資を取り入れる・インフレについて理解する4、使う力好きなように使っていては、お金はいつまでも貯まらない。必要なものを見極め、ムダを減らす努力は家計管理の基本だ。「とはいえ無理な節約は続きません。おすすめはお金を使わない日を作ること。普段、いかに安易に財布を開いているか気づけ、効果的です」・家計の収支を改善する・ムダな出費を減らす・自分に必要な生活費を知る5、守る力増加する詐欺や契約トラブル、突然の病気や事故など、人生のアクシデントから資産や生活を守る力も大切だ。「ただし、保険に入りすぎてもムダ。会社員なら公的保障が充実しているので、まずその中身の確認を。若いうちは不足分だけ保険を使えば十分です」・人生のまさかに備える・契約トラブルや詐欺に注意する・加入している社会保険について調べる部屋が片付いている人は、お金に困らない!黒田さんによると、お金が貯まらない人ほど物が多く、部屋が散らかっているのだそう。「物が多いということは、それだけお金を消費したということ。しかも物が増えると管理できず、買ったことを忘れて使わずじまいになったり、賞味期限が切れたりして余計なロスが増えるのです」下のイラストに当てはまるものがあれば要注意。節約する前に、物を減らして部屋を片付けよう。「不用品を処分することで、自分のムダが浮き彫りに。きちんと収納できる状態を維持すれば、物の適正量がわかり、自分にとって何が必要かも見えてきます。結果、服も日用品も食品もムダに買いすぎないようになり、無理しなくてもお金が貯まり始めますよ」片付ける物とお金が見える化される自分に必要な適正量がわかる本当に必要なものと好きなものがわかるムダ使いがなくなり、家計にゆとりが出るお金が貯まり始めるあなたはいくつ当てはまる?こんな人はお金が貯まらない!玄関にビニール傘が何本も!食べようとしたら賞味期限切れだった!知らないうちに同じアイテムを3着持っていた。「お得」「まとめ買い」が好き。くろだ・なおこファイナンシャルプランナー。CFP(R)認定者、1級FP技能士、城西国際大学非常勤講師。セミナーや講演、メディアなど多方面で活躍。『マンガでわかる お金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』(主婦の友社)ほか、著書多数。※『anan』2024年4月24日号より。イラスト・oyumi取材、文・大上ミカ(カクワーズ)(by anan編集部)
2024年04月18日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「金運アップのインテリア風水」です。金運アップのインテリア風水谷口 令(たにぐち・れい)さん風水心理カウンセラー。開運術に心理学を加えた独自のメソッドを構築し、迷信に振り回されない現代の環境学としての風水を提案する。近著に『あたらしい時代の開運大全』(ダイヤモンド社)が。地道奈子(じみち・なこ/28歳・派遣社員)既婚・子なしのDINKS。つみたてNISAは2年前にスタート。貯まったポイントを使った投資など、自分ができる範囲で楽しむのが得意。家の中を快適に整えてパワースポットに。奈子:春だし、暮らしも金運もアップデートしたい!そんな便利な風水術、ないですか?谷口:おすすめは、住まいを整えることです。家はとても長い時間を過ごすところですし、毎日の疲れを癒して英気を養う場所ですよね。だとしたら、そこが自分にとって快適で居心地のいいパワースポットであることが大切だと思いませんか?奈子:確かにそうですよね!じゃあ、気がいい方角への引っ越しや模様替えをするのが近道?谷口:そんな大がかりじゃなくて大丈夫!確かに古来の風水のセオリーではそうですが、何事も時代に合わせてアップデートすることが大切なんです。いま暮らす家を整えて、心地よいと感じる空間に変えることを意識するだけで、運気は上がっていきますよ。奈子:そうなんですね。てっきり方角や間取り、インテリアの色にこだわるものとばかり…。谷口:風水はバランスを整える学問です。そういった運気の上げ方も間違いではありませんが、もっと手軽で暮らしに馴染むように取り入れるのが本来の姿なんです。運気を上げる家の条件は無意識に安らげること。谷口:まずは帰宅するのが楽しみになるような空間づくりを。外での張り詰めた気持ちをほぐしてくれて、ほっと落ち着くことができる場所にすることを目指して。無意識に安らげる家がベストです。奈子:ふむふむ…。谷口:そのためにも大切なのは清潔感。ホコリや汚れがないことはもちろんですが、モノが散らかった雑然とした部屋もNGです。奈子:疲れているとつい掃除をサボっちゃうんですよね(汗)。谷口:気持ちはわかりますが、そんなときこそ整った部屋が重要!自分でやらず、家事代行などに頼っても効果は同じですよ。奈子:そうなんですね!谷口:特に運気に大きな影響を与えるのが玄関やリビング、トイレ。まずはそこを重点的に整えて。奈子:優先順位があると、がんばれる気がします!谷口:グリーンや生花などの植物を置くと、家全体にプラスの気を循環させることができます。アロマなど天然の香りや音楽を流すのもおすすめですよ。奈子:楽しみになってきました!谷口:家が整えば人が整い、結果として運気が開いていくというのが風水の考え方。自分の住まいを整えることは、開運、そして金運アップへの第一歩なんです。奈子:がんばって整えます!インテリアの風水術をチェック!【玄関】いつでもスッキリ&清潔を心がけて。新しい気の入り口であり、家中によい気を循環させる室内最大のパワースポット。「毎日ホコリを掃き出し、水拭きするのが理想的。出しておく靴や小物などは最小限にとどめて」【リビング&ダイニング】多くの時間を過ごす場所だからこそ快適に。よく座る場所から見える景色が心地よく、リラックスできることが理想。「テーブルやソファなどの家具は丸みのあるものを選ぶと、室内を陽のエネルギーで満たすことができます」【ベッドルーム】パジャマやベッドリネンは素材にこだわって。風水では、厄払いとパワーチャージにつながるといわれる睡眠時間。「直接肌に触れるパジャマやベッドリネンは麻素材がおすすめ。よく言われる枕の向きは気にしなくて大丈夫!」【バスルーム】湿気をためないよう清潔感重視で。バスタイムには陰の気を洗い流す効果が。湿気は邪気のもとだから、常に清潔を心がけたい。「浴室に置くものは最小限に。ボトル類はスッキリしたデザインで統一するのがおすすめ」【トイレ】気が流れ去る出口だからこそ清潔第一で。トイレが汚れていると家全体の気が滞る原因に。「とにかく掃除のしやすさと清潔感を重視して。季節の花や植物を置いたり、天然のアロマオイルを活用すると浄化につながります」次回は、2394号(4月17日発売)掲載予定です!※『anan』2024年4月10日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2024年04月07日皆さんは、パートナーの行動に怪しいと思ったことはありますか?今回は「夫に違和感を抱いたエピソード」と読者の感想を紹介します。イラスト:筝湖みう生活費の管理は…結婚した主人公は、生活費の管理を夫に任せています。夫はしっかりした性格だったため、主人公は夫を信頼していました。ある日、会社の食事会でお金が必要になった主人公が、夫に「通帳かカードを貸してほしい」とお願いすると…。「俺がおろしに行ってくるよ!」と返されたため、夫にお金の引き出しを任せることにします。すると、今まで通帳を見せてもらっていないことに気がついた主人公。貯金のことが気になった主人公は…。貯金ってどれぐらい貯まった?出典:愛カツ夫に「貯金って今どのくらい?150万円くらい?」と聞いたのです。ところが、挙動不審になる夫は「大丈夫だって!」と言い、慌てて何かを隠している様子。その後もしつこく「ねえ見せてよ!」とお願いする主人公ですが、夫はコンビニへと逃げてしまいます。怪しいと思った主人公は、夫が管理している通帳を確認しようと決意するのでした…。読者の感想しっかりしている夫であれば、お金の管理も任せられそうですが…。夫の言動や行動からして、お金の管理はあまりできていないだろうと思ってしまいました。(40代/女性)主人公が「通帳を見せて」と言っても、通帳を見せようとしない夫は明らかに怪しいですね。自分たちの生活に関わることなので、お金のことは普段から話し合いたいです。(50代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年02月08日皆さんは、家の中でお金をなくした経験はありますか?今回は「お金がなくなったと訴え続けた女性」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言お金がなくなる家家から頻繁にお金がなくなることに気づき、悩んでいた主人公。しかし息子に「またお金がなくなったの!」と訴えても、相手にしてもらえませんでした。実は主人公のお金を盗んでいたのは、家を訪れるホームヘルパーだったのです。そして主人公が犯人に気づかないまま、ヘルパーの訪問日がやってきて…。封筒を覗いたヘルパーは「100万円!?私にボーナスってコト!?ラッキー!」と大喜びしました。そのとき、どこからか「この泥棒!」と言う声が聞こえてきたのです。声に驚いて…出典:モナ・リザの戯言突然の声に驚き、足を滑らせてしまったヘルパー。転んで痛がっていると、後ろには同僚のヘルパーたちが待ち構えていました。ヘルパーは「お金がなくなっていたのは、あなたの訪問日」と、同僚に指摘されてしまい…。信頼していたヘルパーに裏切られていたと知った主人公は、肩を落とすのでした。読者の感想確かに家からお金がなくなっているのに、息子にも信じてもらえないなんてつらいですよね…。そのうえお金を盗んでいた犯人が信頼していたヘルパーだったとは、驚きました。(20代/女性)家からお金がなくなったら、泥棒か家にいる人間を疑ってしまうと思います。ヘルパーがそのようなことをしていたとは、驚きとショックを隠せません。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年02月04日FoRが運営する“自分をもっと好きになるコスメスキンケアプラットフォーム”「ONEcosme」は、20代〜50代の美容に興味がある人に対し「毎月の美容にかける金額」のアンケートを実施しました。今回、美容に興味がある人を対象に、「毎月のスキンケアにかけるお金」「毎月のメイクにかけるお金」「スキンケア・メイク用品をよく買う場所」のアンケートを行ったところ、20代〜50代から回答が集まりました。■20代〜60代以上の幅広い年代から回答今回のアンケートは、20代〜60代以上と幅広い年代から回答が集まり、30代がほぼ半数の44%でした。■毎月のスキンケアにかけるお金は「3,001円〜5,000円」が最多毎月のスキンケア代は、3,001円〜5,000円と回答した人が最多の38%。1,001円〜3,000円と回答した人が10%差の28%という結果となりました。■毎月のメイクにかけるお金は「1,001〜3,000円」が約4割に毎月のメイクにかける金額は、1,001〜3,000円が38%、3,001円〜5,000円が24%となり、今回の調査では、メイク用品にかける金額よりもスキンケア用品にかける金額の方が多いという結果になりました。■スキンケア・メイク用品を最もよく買う場所は「ドラッグストア」にスキンケア・メイク用品をよく購入する場所の質問では、ドラッグストアと回答した人が半数以上の66%となりました。今回の調査に協力してくれた人たちは、月単位で見たときにメイク用品よりもスキンケア用品にお金をかけることが分かりました。また、今回調査に協力してくれた人の中では、スキンケア・メイク用品をよく買う場所に「ドラッグストア」を選んだ人がいちばん多い結果となりました。■調査概要調査方法:アンケート調査調査期間:2023年11月20日〜11月21日調査対象:インターネット利用者対象者数:50名ONEcosme:(エボル)
2024年02月01日私たち夫婦は共働きで、お金の管理は妻である私がしていました。私のお給料は貯金し、生活費は夫の給料で何とかやりくりの日々。夫には、夫の給料から毎月3万円を渡していましたが、夫は不満があるようで度々お小遣いを無心してくるようになったのです……。 夫の小遣い結婚する際、お金管理についてしっかり決めごとをしていた私たち夫婦。私のお給料は貯金へ、生活費は夫のお給料からやりくりすることにして、妻である私がお金管理を行っていました。 夫のお給料からは、毎月夫へのお小遣い3万円と私のお小遣い1万5000円も捻出していました。お昼は手作りのお弁当を持たせるなど夫にお金がかからないよう工夫していますが、夫は3万円では足りないよう……。「小遣いが足りない」「生活費でこれを買ってほしい」と常に不平不満をこぼしていました。 でも、これ以上渡すと夫の給料でのやりくりは危ういのです……。とはいえ、夫の不満を無視し続けることはできないと思い、自分のお小遣いは自分の稼ぎから出すようにして、だいたいいつも5000円ぐらい余るため、そのお金を追加で夫に渡していました。 しかし、夫の物欲は止まりません。お小遣いを多く渡した数日後、「これ(夫の物)を生活費で買って」と言ってきました。そのとき、私の中で何かがブチっと切れたのですー。 怒り心頭の私は「お小遣いから買いなさい!」とまるで子どもに言うように叫んで夫に説教。今回ばかりは許せませんでした。 その後ー。 しばらく機嫌の悪かった夫ですが、仕方なく自分の小遣いから出して購入したよう。 夫ともう一度話し合いの機会を設け、夫の小遣いを3万円から4万円に、私のお小遣いは1万円に減らすことで着地しました。特に欲しいものもないので1万円でも足りるのですが、夫のお金の使い方には今でも不満を感じています。 ◇◇◇夫婦間での金銭感覚のズレは非常にネックな問題ですよね……。なんとか着地したようですが、今後も定期的に話し合いを重ね、夫婦の感覚が少しでも近づいていくといいですね。 イラスト/ふくふく 著者:小林さつき
2024年01月25日クロコスはこのほど、「自分へのご褒美」と「冬のボーナス」について女性280名にアンケートを実施しました。■自分へのご褒美、何にいくら使ってる?皆さんは自分へのご褒美していますか?自分を労わったり、モチベーションを保ったりするのに欠かせないと考える女性もいるはず。その一方で「自分へのご褒美は何をする?」「いくらぐらい使う?」と疑問に思っている女性も少なくないようです。また、「自分へご褒美する感覚がわからない」「しない」という女性もゼロではありません。そこで今回、「自分へのご褒美」と「冬のボーナス」についてアンケートを実施。その実態に迫っています。■自分へのご褒美をしたい女性は80%。ボーナスの有無との関係は?仕事や家事などさまざまなことに頑張った自分にこそ、ご褒美が必要かもしれません。12月はボーナスシーズンでもあります。貯金や生活費、教育費やローンなど、優先すべきことがたくさんある中で、自分へのご褒美とボーナスの使い道の関連はあるのでしょうか。そこでアンケートでは「今年は自分へのご褒美をしたいと思いますか?」と質問しました。もっとも多かった回答は「【ボーナスは関係なく】自分へのご褒美をしたい」54.3%でした。次に多かった回答は「【ボーナスがあるから】自分へのご褒美をしたい」25.7%。合計すると80%もの女性が、ボーナスの有無にかかわらず「自分へのご褒美をしたい」と考えていることがわかりました。これに対し「【ボーナスは関係なく】自分へのご褒美をしたくない」と答えた女性は、全体の20%でした。続いて「今年の冬のボーナスはどのような使い道を考えていますか?(複数回答可)」と尋ねたところ、もっとも多い回答は「貯金や預金」137票でした。・一部は親戚へのプレゼントを購入するのに使い、ほとんどは貯金に回す。(20代女性)・2割程度自分に使い、あとは返済と貯金。(30代女性)・子どもや親にお小遣いを渡す。(40代女性)一方で「ボーナスはない」という回答も77票ありました。・ボーナスがもらえるかどうか分からない。(30代女性)・自分自身にはボーナスといえるものはない。家族の受け取るボーナスの使い道として、大半を貯蓄へ、少しだけ外食へ、少しだけお互いにご褒美を、というのがいつもの決まった形。(40代女性)・冬のボーナスはないです。悲しいです。夏のボーナスは少ないです。ボーナスをアテには出来ません。(40代女性)必ずしも冬のボーナスに期待できるわけではありませんし、使い道は個人や家庭の事情と方針によってさまざまです。その一方で、ボーナスのある・無しにかかわらず、自分へのご褒美を重視している女性が一定数いることがわかりました。■自分にご褒美をする一番の目的は「メンタルケア」次に「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「自分へのご褒美をする一番の目的を教えてください」と尋ねました。もっとも多かった回答は「メンタルケアしたいから(ストレス解消やリフレッシュ)」35.8%でした。・気にすることなくお金をパーっと使うとストレス発散になるから。(30代女性)・日々時間に追われ忙しく仕事をしているので、温泉でゆっくりと時間を過ごすことがご褒美です。(30代女性)・日々育児と仕事関係で疲れがたまっているので、おいしいものを食べてリフレッシュしたい。(40代女性)次に多かった回答は「自分を褒めたいから(仕事で成果が出た、今年1年頑張った、など)」20.4%です。・12月に自分の誕生日があるのでそのためにご褒美を購入予定。一年間よく頑張りました!という意味で自分を労わるようなご褒美にしたいです。(20代女性)・今年は夏頃から激務だった為、冬のボーナスが出たら絶対に自分を労りたいと思っていました。(20代女性)・すごく頑張ったと思うので、ちょっぴり高い食材を買って、美味しい料理を作りたい!(40代女性)次いで多かった回答は「モチベーションを上げたいから」19.5%でした。・自分で稼いだお金を自分のために使って、今後、より稼ぐことへのモチベーションとしている。(20代女性)・年末の旅行をモチベーションとしているため、自分へのご褒美として旅は外せない。(30代女性)・いつもはネガティブな自分ですが、ちょっとしたご褒美を与えることで明日も頑張ろうというモチベーション向上につながる。(40代女性)■ご褒美をしたくない一番の理由は「節約をしたいから」「自分へのご褒美をしたくない」と答えた人へ「自分へのご褒美をしたくない一番の理由を教えてください」と質問しました。もっとも多かった回答は、「節約をしたいから」54.0%でした。・11月に生活必需品で支出が増えたため、絶対欲しいと思うものがなければ極力使わない。(20代女性)・今より情勢が良くなるのは難しい気がする。なるべく質素に生活して、いざというときに困ることがないように、貯金を怠らないようにしておきたいです。(40代女性)次に多かった回答は「(節約する・しないにかかわらず)自分へのご褒美は無駄な支出だと考えるから」27.0%でした。また「その他」9.5%を選んだ女性からは、次のような声が寄せられています。・欲しいものは必要なタイミングで買うので、特にご褒美で買うという感覚がない。(30代女性)・自分へのご褒美というのは自分大好き人間みたいで嫌。(40代女性)・必要なものは必要な時に購入する。ご褒美という理由は金銭を払う理由にはならない。(40代女性)■自分へのご褒美に選ぶジャンル1位は「外食」に自分へのご褒美をする女性は、どのようなものを選んでいるのでしょうか。そこで「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「自分へのご褒美にどのジャンルを選ぶ予定ですか?(複数選択可)」と聞きました。もっとも多かった回答は「外食」85票でした。・ちょっとお高いイタリアンレストランにいく。(30代女性)・子どもとは入れないようなお店での食事。(30代女性)・評判の良いホテルや旅館等で、おいしいものを食べて、のんびりしたい。(30代女性)次に多かった回答は「旅行や温泉」75票でした。・気分転換に一人旅にでかけます。四国側に行くつもりなので景色とおいしいうどんを食べてきます。(20代女性)・アメリカに1週間以上の旅行。(30代女性)・温泉旅館にこもり、ひたすら温泉を楽しむ。(30代女性)次いで多かった回答は「スイーツ(外食を除く)」66票でした。・ずっと買ってみたかったスィーツを購入する。(30代女性)・美味しいと評判のケーキ屋さんのちょっとお高いケーキを数種類買ってきて、おうち時間を楽しむ。(40代女性)自分へのご褒美には「衣服や靴」61票や「趣味・娯楽」55票も僅差で選ばれていました。・好きなブランドの洋服を大人買い。(20代女性)・皮手袋、ダウンジャケット、ニット。(30代女性)・オタ活。(20代女性)この他、「デパコスの化粧品をたくさん買う。(20代女性)」「ロエベ、ザ・ロウのバッグ(30代女性)」「美容皮膚科でシミ取り(30代女性)」などの声も寄せられました。■金額の目安は「1万円以上〜2万円未満」が最多自分へのご褒美にはいくらお金をかけるものなのか、気になる人もいるのではないでしょうか。そこで「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「現時点で、自分へのご褒美にいくら使おうと思いますか?」と質問したところ、下記の結果となりました。1位1万円以上〜2万円未満(60名)2位5,000円以上〜1万円未満(49名)3位1,000円以上〜5,000円未満(25名)中には「15万円以上〜20万円未満」3名、「20万円以上」2名という回答も見受けられました。■調査概要「自分へのご褒美」や「冬のボーナス」についてのアンケートアンケート対象:20〜40代の女性調査方法:インターネット調査調査期間:2023年11月29日〜12月9日調査地域:全国有効回答数:280名調査機関:Lancers(エボル)
2024年01月12日皆さんは、家庭内で金銭トラブルになったことはありますか?今回は「娘の貯金がなくなったエピソード」と読者の感想を紹介します。イラスト:denminekoお金の管理は自分で…主人公の娘が小学校高学年になったときのことです。もらったお年玉やお小遣いは娘自身で管理してもらうことになりました。通帳を渡すと、娘は「ちゃんと貯金するんだ!」と意気込んでいましたが…。それから月日が経ち、中学生になった娘が突然「お金がなくなってる…」と慌てています。「え!?」と驚いた主人公は、娘と2人で通帳記帳しに行くことに。すると3日前に5万円が引き出されていたのです。心当たりがない娘は唖然としてしまいます。その日の夜、夫に5万円の在処を確認してみると…。なんと夫は「急に現金が必要になって、後で返せば大丈夫かなって…」と白状したのです。主人公は勝手に娘のお金を引き出した夫を咎めました。ひたすら平謝り!出典:愛カツ「悪気はなかった」と夫は娘に誤りますが…。娘はお金がなくなったわけではないとわかり、安堵で泣き出してしまいます。自分の行いで娘を泣かせてしまい、平謝りするしかない夫なのでした。読者の感想急に現金が必要になったからといって、娘のお金を勝手に使わないでほしいですね。不正に引き出されたわけではなくてよかったです。(30代/女性)一生懸命貯金していた5万円が、いきなりなくなってしまうとショックですよね…。思わず泣いてしまった娘を思うと、心が痛いです。夫には二度と同じようなことをしないでほしいですね。(50代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月10日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”の3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「2023年お金のトピック5選」です。2023年お金のトピック5選貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。家を買うべきか悩み中。地道奈子(じみち・なこ/28歳・派遣社員)既婚・子なしのDINKS。つみたてNISAは2年前にスタート。貯まったポイントを使った投資など、自分ができる範囲で楽しむのが得意。散財好美(さんざい・よしみ/31歳・フリーランス)5年交際中の彼と同棲中。貯めたい意思はありつつも、推し活とちょこちょこ散財する癖が抜けず、気づくと残高減。お財布に厳しい話題が多かった一年。未知子:今年ももう終わりかー。奈子:早いよね…。今年はこれまでにないくらいお金のことを考える機会が多かったなぁ。好美:本当。お金にまつわるニュースを耳にする機会も増えたよね。未知子:とにかく値上げラッシュがやばかった!最初はニュースで騒いでいるだけかと思っていたら、何から何まで上がったよね。奈子:生活にかかるすべてのコストが一気に上がって、冗談抜きにお財布が痛いもん…。未知子:わかる!実は今までインフレの意味がいまいちよくわかってなかったんだけど、こうやって自分の生活に影響が出てようやく理解できた感じ(笑)。好美:皮肉なもんだけど、同じく。奈子:それ、私は円安がそうだわ。いつも円高とごっちゃになってたけど、もう絶対間違えない(笑)。好美:円安の進行も本当によく耳にした言葉だし、嫌というほど理解できたよね。海外旅行をしたくて調べたら驚くほど高くて!現地での滞在コストも爆上がりしてると聞いて、諦めたよ…。奈子:1ドル150円前後だもんね。確かに想像するだけでめまいが…。輸入品が値上がりしているから、より物価高を感じるよ。未知子:だよね。だからこそ、ふるさと納税にはかなり助けられたな。お米とかトイレットペーパーとか、返礼品は日用品ばかり(笑)。好美:でも、あれもルール改正が話題になっていたよね。奈子:ルールが厳しくなって返礼品の量が減ったんだっけ?未知子:そうみたい。私、それを知って慌てて申し込んだもん。奈子:私は控除上限額までまだ微妙に残っているから、年内に申し込まなきゃ!明るい兆しを感じる前向きなニュースも!未知子:なんだか世知辛い話題ばっかり出てきたけど、ポジティブなニュースもあったよね。好美:あったっけ!?(笑)奈子:来年から新NISAがスタートする話は、けっこう盛り上がったんじゃない?未知子:現行NISAが終了してより使い勝手がよくなるって話だよね。私はやってみるつもり!好美:そうなんだ!?じゃあ私も年末年始の間に勉強してみるわ。奈子:日経平均株価が3万円台を突破したニュースもあったね。未知子:なんか沸いてたよね。バブル期以来の高値更新でしょ?好美:あんまり実感ないけど、日本経済が上向きになるのかな?奈子:上向きになってほしい!未知子:こうやって振り返ってみると、お金のことだけでもいろいろあった一年だったよね。奈子:本当。でもおかげで少しだけお金に詳しくなった気もする。好美:そうね。考えるきっかけをもらったともいえるかも。奈子:この調子で、来年もお金のリテラシーを上げていこう!ファイナンシャルプランナー・西山美紀さんと一緒に注目トピックをチェック!【TOPIC1】インフレ(物価高)インフレ率が上がり、あらゆるものの物価が上昇。消費支出に占める食品の割合を示すエンゲル係数が40年ぶりに26%を超えたという総務省の発表も。「一般的には物価が上がっていくのは普通のことで、今まで逆に下がっている日本が異常でした。物価とともに賃金が上がれば経済がよくなるので、今はその過渡期。今の頑張りは今後に必ず活きますよ」【TOPIC2】円安が進行2023年1月に1ドル130円前後だったのが、10月下旬には150円台に突入。主な要因は、日米の経済政策と金利差だといわれている。「2022年1月は1ドル115円前後だったことを思うと、大きく円安に動きました。『海外旅行が高い!』と聞いたり、海外製品の値上がりを実感した一年だったのでは?一方、外貨の資産を持っている人は資産増になったはず」【TOPIC3】ふるさと納税のルール改正過度な返礼品競争に歯止めをかけるため、今年10月からルールが厳格化。改正前に駆け込みで寄付する人も。「大きな変更点は、熟成肉や精米は原材料が同一都道府県産の品物に限定されたことと、返礼品と経費の総額が寄付額の50%以下に限るルールが厳格化されたこと。結果、寄付額に対する返礼品が減ったり、同じ返礼品でも寄付額が上がりました」【TOPIC4】つみたて&一般NISA終了つみたてNISAで20年、一般NISAで5年と投資期限が設けられていた現行NISAが終了し、来年から新NISAがスタート。新制度の紹介や、使い方などの記事を目にした人は多かったのでは。「期限が無期限になり、投資可能額も増えることから、使い勝手が大幅にアップ。これまで『なんだかややこしい…』と避けていた人でも、わかりやすくなると思います」【TOPIC5】日経平均株価バブル後最高値更新日本の株式市場の代表的な株価指数を示す日経平均株価が、バブル後の最高水準に。1990年以来33年ぶりのことで、日本経済に明るい兆しが見えるニュースとなった。「アメリカ株の伸びに好影響を受けているのが理由のよう。今後も他国の動きや国内外の金利動向などさまざまな要因がからむので、上がり続けるとは限りません。動きには要注目です」にしやま・みきお金、生き方などをテーマに、日々にうるおいをもたらすお金の貯め方、使い方を発信中。All About貯蓄ガイド。次回は、2380号(2024年1月10日発売)掲載予定です!※『anan』2023年12月27日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2023年12月26日auじぶん銀行はこのほど、全国の働く女性500名を対象に「お金の意識とボーナス・投資」に関する調査を実施しました。■冬のボーナスシーズン到来!働く女性の実態は?2023年も残りわずかとなり、冬のボーナスシーズンに入りました。そこで今回、働く女性の冬のボーナス額や使いみち、年収への満足度のほか、今年の振り返り、来年の目標などと合わせて、お金に対する意識・実態を深掘りしました。また一部の結果は、昨年の同様の調査と比較し、2022年と2023年でどのような変化があったのかを探っています。※同調査における「貯蓄」「投資」は以下のように定義し調査をしています。「貯蓄」…お金を蓄えること。普通預金や定期預金など、元本保証のある預貯金のこと「投資」…現金・預金以外の元本が確保されていない資産を将来有望な投資先に長期的に投じ、資産を増やしていくこと■今年の冬のボーナス、約半数は変化なし!平均金額は37万7,192円働く女性に今年 2023年の冬のボーナスについて調査。「例年ボーナスがない」人を除き、今年の冬のボーナスが「変わらない・変わらない予定(53.4%)」と回答した人が約半数を占めました。「減った・減る予定(10.0%)」「今年はない(8.7%)」と回答した人は合わせて18.7%で、昨年の割合とほぼ同数になりました。一方、「増えた・増える予定(12.1%)」は1割以上で、昨年の7.4%を上回る結果となりました。実際にもらった(もらう予定がある)金額について聞いたところ、平均額は37万7,192円でした。■ボーナスは「貯蓄」派が約6割で昨年より減少!「消費」派・「投資」派が増加次に、ボーナスをもらった(もらう予定がある)人に、主な使いみち(最も金額をかけること)を質問したところ、「貯蓄(56.4%)」に最も多くの票が集まり、次いで「消費(25.1%)」「投資(13.9%)」という結果になりました。昨年と比較すると、貯蓄の割合が約10%減り、消費や投資に最も金額をかける人が増えたことが分かります。※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。■「消費」する際の具体的な使いみち1位「旅行」、2位「趣味」、3位「外食」また、主な使いみち(最も金額をかけること)が「消費」以外の人も含め、ボーナスを「消費」する際に、何に使うか聞いたところ、1位は「旅行(35.2%)」と3人に1人以上の人が回答。2位は「趣味(30.3%)」、3位は「外食(26.5%)」でした。昨年は1位の「旅行」に続き、2位「外食」、3位「ファッション」「美容」(同率)という結果でした。昨年6位だった「趣味」が今年2位と大きく順位を上げており、趣味の優先度が高くなっていることがうかがえます。■約7割が自身の年収に不満あり!?満足度が最も高いのは20代、低いのは40代次に、ボーナスを含む年収の満足度を調査。「とても満足(6.4%)」「やや満足(26.2)」をあわせて、満足している人は約3割で、年収に不満を感じている人が約7割いることがわかりました。年代別で比較すると、満足だと感じている人が多いのは20代が最多で40.8%。一方、不満足だと感じている人の割合は40代が72.8%と、一番多い結果になりました。■働く女性の2023年に頑張ったこと1位「仕事」、2位「貯蓄」、3位「美容」昨年、2023年に頑張りたいことについて聞いたところ、1位「貯蓄(33.0%)」に続き、「運動・トレーニング(25.6%)」「美容(25.0%)」「仕事(24.2%)」「趣味(21.2%)」「ダイエット(20.2%)」「投資(15.4%)」という回答を得られましたが、今年は達成できたのでしょうか。今年頑張ったことについて聞いたところ、1位は「仕事(37.6%)」で約4割近くの人が回答しました。2023年に頑張りたいこと1位だった「貯蓄」は19.0%で2位にランクイン。次いで、3位に「美容(18.0%)」、4位に「趣味(16.8%)」「運動・トレーニング(16.8%)」と、頑張りたいこととして挙げていたものが上位に入る結果となりました。今年やり残したことを質問してみると、ダイエットや恋愛、資格や投資の勉強、副業、旅行について後悔している意見が多く見受けられました。◇【今年やり残したこと10選】【勉強・お金】・今年目標にしていた資格取得ができなかったこと(27歳・東京都)・投資に関する知識を備えること(45歳・東京都)【副業】・副業。自分で稼ぐ力を身につけるための勉強と実践をしたかった(26歳・福岡県)【美容】・もっと美容にお金と時間をかけたかった(46歳・東京都)・目標体重に達していないので残り2ヶ月でできる限り頑張りたい(43歳・福岡県)【恋愛】・恋人を作るための努力をもう少しすべきだった(22歳・北海道)【趣味】・節約を意識しすぎて旅行に行かなかった(35歳・埼玉県)・推しのコンサートに行けなかった(35歳・東京都)【その他】・家の掃除、片付け、実家でゆっくりする(50歳・沖縄県)・家を買う(28歳・埼玉県)また、来年2024年に頑張りたいことについて調査しました。結果、1位は昨年同様「貯蓄(38.6%)」と、約4割の人が回答。「貯蓄」は前述の「今年頑張ったこと」2位にランクインしたものの、19.0%に留まる結果になりましたが、来年こそ頑張りたい人は多いようです。そのほか、「運動・トレーニング(31.0%)」や「美容(29.8%)」「趣味(29.4%)」「仕事(29.4%)」が上位に。また、約5人に1人が「投資(20.2%)」と回答しました。■8割以上が円安・物価の高騰に影響を受けていると回答!昨今の世情を踏まえると、お金について考える場面がより多くなってきていると考えられます。実際に、円安や物価の高騰に影響を受けていると感じている人は、「感じている(51.6%)」「どちらかというと感じている(33.6%)」を合わせて85.2%でした。昨年の調査で、「感じている(41.4%)」、「どちらかというと感じている(35.6%)」と回答した人を合わせた77%と比較すると、影響を受けていると感じている人が8.2%増加していることがわかります。さらに、家計に何らかの影響を感じている人に、具体的に以前よりお金がかかると感じているものについて調査。その結果、1位は8割近くの人が回答した「食品・飲料(77.0%)」で、次いで2位「日用品(50.2%)」、3位「電気・ガス・水道(49.3%)」という結果になりました。生活必需品に以前よりお金がかかると感じている人が多いことが見て取れます。■実施している対策の1位は「節約」、今後始めたいことの1位は「投資」!円安や物価の高騰で、家計に少しでも影響があると感じている人に、その対策として現在やっていることについて聞くと、「節約(60.8%)」「貯蓄(44.8%)」に多くの票が集まりました。また、4人に1人以上が「投資(26.7%)」をしていることがわかりました。昨年「投資」と回答した20.7%と比較すると、若干ではありますが増加しています。今後始めたいと思っていることについても聞いたところ、1位は「投資(20.9%)」でした。こちらも、昨年の回答した16.5%と比較すると増加しており、お金を動かす「投資」への関心の高さがうかがえる結果となりました。■実施している投資1位には「つみたてNISA」がランクイン!30代の実施率が最多次に、円安や物価高騰の対策として投資をしている人に、具体的に何をしているか質問したところ、1位「つみたてNISA(53.2%)」、2位「投資信託(44.4%)」、3位「株式(42.7%)」という結果になりました。さらに上位5位までにランクインしたものを、年代別で比較しました。全体で1位にランクインした「つみたてNISA」の実施率は、30代が61.5%と最も多く、20代、40代は半数を超える結果となりました。「投資信託」においては40代、50代での実施率が50.0%と最多で、20代では34.5%に留まる結果となりました。「株式」では、50代の実施率が最も高く62.5%という結果に。それに対し、20代は24.1%で、50代の半分以下という結果になりました。1位の「つみたてNISA」は年齢層が低めの人から、「株式」は年齢層が高めの人からの人気が高いことがうかがえます。■お金・投資について考える年末に今回の調査では、昨年に続き、来年頑張りたいことの1位に「貯蓄」、円安や物価高騰の対策としてやってみたいこと1位に「投資」がランクインする結果となり、お金への関心の高さがうかがえました。対策として実施していることの1位となった「貯蓄」、今後やってみたいことの1位の「投資」は、昨年と比較するとわずかながら増加しており、その意識の高まりが見て取れます。また、約8割の人が円安や物価高騰で家計に影響を受けていると回答していることからも、将来のお金に対して不安を感じている人は少なくないのではないでしょうか。2024年1月からはいよいよ新NISAがスタートします。これまで「投資」に一歩を踏み出せなかったという人も、この年末に自身のお金と向き合い、少しずつ学んでみてはいかがでしょうか。■調査概要・調査テーマ:(1)2023年版 働く女性のお金の意識とボーナス・投資に関する調査(2)2022年版 働く女性のお金の意識とボーナス・投資に関する調査・調査方法:ウェブアンケート調査・調査対象者:全国の20代〜50代の働く女性500名・調査実施日:(1)2023年10月30日〜10月31日(2)2022年11月9日〜11月10日・調査主体:auじぶん銀行(エボル)
2023年12月25日皆さんは、お金の管理で困ったことはありますか?今回は、お金が減っていくトラブルエピソードを紹介します。イラスト:文月チコ彼と同棲中主人公が彼と同棲していたときのことです。毎日家計簿をつけてお金を管理する主人公に対し、彼は好きなときにお金を使う人でした。ある日、家計簿をつけていた主人公は「お財布のお金が100円合わない…」と思います。また別の日も…。手持ちのお金が合わない謎出典:CoordiSnap職場での盗難を疑った主人公は、家に財布を置いて出勤することにします。仕事が終わり、帰宅した主人公が部屋に入ると…。彼が主人公の財布からお金を抜いている現場を目撃してしまったのです。慌てた彼は意味のわからない言い訳を口にするのでした…。驚愕の事実に唖然財布の中のお金が日に日に減っていった主人公。彼がお金を盗む瞬間を目撃してしまったショックなエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月21日出産して専業主婦をしていた私は、毎月欠かさず家計簿をつけて支出を管理していました。そんな私は春から仕事を始め、徐々に家計簿をつける余裕がなくなっていきます。たまっていくレシートにモヤモヤしつつも、仕事を優先して見て見ぬふり。そんな矢先、久しぶりに記帳をすると不審な数字が目に飛び込み……!?少しでも無駄を省こうと家計を見直し対策を練ってきた子どもを2人出産し専業主婦をしていた私は、マメに家計簿をつけ支出を管理していました。物価高騰の影響もあり、できるだけ無駄遣いをしないように物欲を抑え、固定費の見直しを計画。数ある固定費の中でスマホ代が削減できそうだったので夫に相談すると、「今まで通りメールと電話ができれば何でもいい」と言い、現在のスマホ会社にこだわりはないようでした。情報収集や現状との比較をしながら、夫婦ともに格安スマホに乗り換えることになったのですが、私と夫のスマホは同じ機種ではなく、夫のスマホは第一候補の一番安いスマホ会社では使用できないことが判明したのです。対応機種に変更をしようにも購入してあまり期間がたっていなかったので、夫婦で同じ通信会社に契約できませんでした。その結果、私はスマホの通信量に上限のない定額のAスマホ会社(以降A社)に契約し、夫は通信量によって支払い額が変動するBスマホ会社(以降B社)に契約となったのです。しかし、夫の職場にはWi-Fiがないため通信量がすぐ上限に達するのでは?と不安に思った私は「上限に達したら課金しないと通信速度が落ちちゃうよ?」と聞きましたが、夫は「そんなの毎月の支払額が安くなるほうが優先! 通信速度は我慢すればいいだけだから大丈夫!」と回答。課金をしない覚悟であることを確認した私は、これで家計に少し余裕が生まれると思っていました。仕事を始めて家計管理がおろそかに…春から仕事を始めることになった私は、生活リズムがガラッと変化しました。充実しているといえばそうなのですが、徐々に仕事量が増えてきて自宅でも仕事をすることもしばしば……。マメに家計簿をつけていたのに、気が付くと財布の中にレシートがたまっていき、ふとしたときにしばらく家計簿をつけていないことに気付きました。しかし、たまったレシートを整理してさかのぼって家計簿をつけるのは面倒で、そのまま2カ月も放置してしまったのです。このままではいけないと奮起し家計簿を再開しようと記帳。すると、不審な支出を見つけてしまったのです。夫はよく会社の経費を立て替え、後日家計に戻すということをしており何度かやめてほしいと指摘していましたが、「ごめん、気を付ける」と言いながらもなかなかその行為はなくなりませんでした。しかし、今回見つけたのはいつもの立替金額とは違う桁違いの支出。さすがに驚き「この金額は何?」と夫に聞くと、「あぁ、経費を立て替えたの忘れていた」と回答。私はまたか……と思いつつ、その場は気持ちを切り替えたのでした。不審な支出の本当の理由に衝撃!?会社の経費を立て替える行為がなくならないことにモヤモヤしていた私は、次の日に話し合いの場を設けることに。すると、夫から「経費を立て替えていたというのは口実で、本当はスマホの通信量を課金して増やしていた」という衝撃的な事実が明かされたのです!さらに、「課金分を自分の小遣いから家計に戻していた」とのこと。私はあきれてしまい「早く相談してほしかった」と言うと、夫は「自分の小遣いから補填(ほてん)していたから問題ないかと思っていた」と話しました。しかし、家計簿をつけていなかった期間は夫からの補填はなく、むしろ小遣いで賄える額ではなかったため家計にその金額は戻ってきていないのです。このままではマズイと思い、通信量に上限のない私と同じA社に変更しようと提案。もともと格安スマホに乗り換える際にも同じ話をしているのに、夫は「そんなプランあるの!?」と初耳のように驚きながら私の話を聞き、「絶対その会社のほうがいいじゃん!」と言うのです。いつの間にか格安スマホに変更する前よりもスマホ代が高くなっており、夫のスマホも機種変更できる期間に突入していたので、夫のスマホをA社の対応機種に変更をし、夫もB社からA社に乗換えました。まとめ家計簿がおろそかになる前から、夫のスマホ代には経費立て替えという不審な支出があったので、何度も疑問に思っていました。しかし、最終的には立替分は家計に戻ってきていたので、そこまで問題視はしてこなかった私。あのまま家計簿をつけ直そうと奮起していなければ、夫の通信量の課金に気付かなかったでしょう。もともと無駄をなくそうと見直した固定費だったのに、見直すよりも高い金額が請求されており本末転倒……。家計簿をサボったらだめだと痛感したのと同時に、最初から同じスマホ会社になるように策を立てるべきだったと反省。しかし、今回のことで家計管理について夫婦で情報共有ができたのはよかったなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きびのあやとら著者/伊藤かえで(36歳)2歳差育児をするワンオペママライター。育児と仕事の両立に奮闘するなかで体験するリアルな日常生活のお話をお届けします。
2023年12月20日皆さんは、夫の言動に困っていることはありますか?今回は、お金の管理ができない夫のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:kinakoお金の管理ができない夫仕事中に連絡がきて…[nextpage title="e⊭q!0g…"]既読無視で電話にも出ない計画性をもって行動してほしいお金の管理がまったくできず、計画性のない夫。今後のためにも、お金の使い方を学び直してほしいところ…。夫婦で協力して乗り越えられるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月17日皆さんは、パートナーからお金の管理を任された経験はありますか?今回は、お金の管理を丸投げしたモラハラ夫にまつわる物語とその感想を紹介します。夫の靴が汚れていた夫から家政婦扱いをされ、お金の管理などをすべて押し付けられていた主人公。ある日夫は靴がよれてきたから買い換えると言い出しました。しかしその革靴は1ヶ月前に買ったばかりのもの…。また革靴を買ったら、生活ができなくなると夫に忠告する主人公。しかし「お前が金のやりくりしてるんだからどうにかしろよ」と、主人公の話を聞きません。そして、主人公が怯んでいるうちに「15万円の革靴を狙ってる」と言い出した夫。お金ないよ…「せめて1万円にして…」と主人公が切実にお願いをしても、夫には響きません。そして、夫が同窓会に行った翌日、知らない女性から怪しい連絡をもらった主人公。女性から突然の夫の浮気を暴露されて、頭が追いつかない様子ですが…。出典:Lineドラマ浮気していると知ったことで夫に愛想を尽かした主人公は、今後お金の管理をしないことを決意。お金を好きに使っていいと思い夫は喜びますが…。後日、夫は大焦りしながら主人公に連絡してくるのでした。読者の感想管理もできないのに、強気な態度をとる夫に驚愕しました。お金の管理の大変さをみに染みて感じてほしいものですね…。(30代/女性)主人公にお金の管理を強要しておいて、自由に使えると思ってる夫に呆れました。浮気相手からの連絡があったことで主人公が、決意できてよかったです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月14日皆さんは、貯金がなくなっていたことはありますか?今回は「お小遣いを貯金していた娘」を紹介します!イラスト:denmineko娘にお金の管理を任せる小学校高学年になった娘に、自分でお金の管理してもらうようにした主人公。娘は「買いたいものがあるからちゃんと貯金するんだ!」と意気込んでいたのですが…。お金が引き出せない出典:愛カツ娘が中学生になったある日のこと。「ママ!お金が引き出せないの!」と娘が慌てて帰ってきました。「えっ!?」と驚く主人公。娘がお金をおろそうとすると、残高があるはずなのに『残高が足りません』と表示されたと言うのです。すぐに主人公は通帳記帳をして、確認することにしました。すると、3日前に5万円が引き出されていたのです。主人公が帰宅した夫に「5万円引き出さなかった?」と問いただすと、夫はあっさり認めました。それを聞いて泣き出してしまった娘に、ひたすら謝り続ける夫なのでした。娘の貯金を引き出した夫勝手に娘の貯金を引き出していた夫。娘に謝る夫の姿と見て、ため息がでた主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月05日皆さんは金銭関係で悩んだ経験はありますか? 今回は「遺産」にまつわる物語を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:進撃のミカ『遺産を奪われた話』両親が亡くなり、妹と2人で暮らしている高校生の主人公。両親は遺産を残してくれたのですが「管理は私たちがするわ」と叔母夫婦に財産管理の名目ですべて奪われてしまいました。そのため貧しい生活を強いられ、食事は主人公がバイト先でもらう廃棄弁当のみ。妹はまだ幼いため「弁当が冷たいよ」と不満を漏らしてしまいます。そんな妹に「我慢しなさい」と注意すると、妹は涙ぐみ…。我慢する妹出典:進撃のミカ素直に「ごめんなさい」と謝罪する妹に、主人公は「…」と申し訳ない気持ちになるのでした。そんな生活を続けながら、なんとか成人した主人公。そして叔母夫婦に「遺産を返しなさいよ!」と詰め寄ったのですが、叔母夫婦は返す気はないようで…。我慢の限界に達した主人公は、遺産を取り戻すための裁判をすることに。そして数年後、無事に遺産を取り戻すことができたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)
2023年12月02日キャリアにプライベートに忙しいアラサー世代。新卒の頃に比べてお金に余裕が出てきたものの、友人の結婚式など急な出費も多く、思うように貯金ができていないという方も多いのではないでしょうか。「マネープランなんて独り身の私には関係ない」と後回しにしていると、将来「こんなはずじゃなかった!」ということにも……。今回は、同じアラサー世代の資産状況を見ていきながら、独身こそマネープランが必要な3つの理由をお伝えしていきます。■30代独身の約3割が資産ゼロ!?気になる平均値は?金融広報中央委員会が実施した調査によれば、30代独身世帯の32.4%が「金融資産ゼロ」という結果になりました。金融資産の保有額は以下の通りです。30代単身世帯の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)平均: 494万円中央値:75万円中央値は、データを昇順に並べた際に真ん中に位置する値を指します。一部の大きな数字に影響を受ける平均よりも、中央値の方がより実態に近い数字と言えます。中央値が75万円ということは、30代の半数以上が金融資産が100万円に満たないということになります。「中央値より多い」と安心した方もいるかもしれませんが、「金融資産ゼロ」の世帯を除くとどうなるか見ていきましょう。30代単身世帯の金融資産保有額(金融資産保有世帯のみ)平均:741万円中央値:270万円「金融資産ゼロ」を除外すると、平均と中央値が急激に上昇します。中央値は75万円の4倍近い270万円に。同じ30代独身でも、将来のお金のために行動をしている人としていない人の間で大きな差が開いていることが分かりますね。これからは、あなたに必要なマネープランについて考えていきましょう。■いま、マネープランが必要な理由マネープランとは、あなたの金融状況や目標に合わせてお金の使い方を計画するプロセスです。これにより、将来の財政状況を改善し、お金の不安を減らすことができます。マネープランでは、収入、支出、貯蓄、投資、保険など、お金に関するすべての側面を総合的に考えていきます。30代でしっかりマネープランを立て、実践しておくことで、これからやってくるライフイベント、例えば住宅購入、結婚、老後資金などに備えることができます。◇マネープランが必要な理由1:支出の現状を把握して、将来にいくら回せるかイメージできるマネープラン作成の1歩目は、「現在の収支を見える化」することです。それによって、将来にいくら回せるのかイメージをすることができます。具体的なアクションを3つのSTEPに分けてお伝えします。STEP1:現在の収支を見える化してみる「毎月いくらお給料をもらっているか」という質問には簡単に答えられますが、「いくら使っているか」にはすぐに答えられないという人も多いと思います。銀行やクレジットカード、キャッシュレス決済の明細などから、自分がどのようなことに支出をしているか確認し、月の支出を確認しましょう。STEP2:家計の理想的なバランスと今の支出を比べてみる家計のバランスは手取り収入に対する予算の配分のことです。予算を以下の「50・30・20」の配分で割り振るだけのシンプルなルールです。50%必要なもの:食費・家賃(住宅ローン)・水道光熱費・通信費・日用品など30%欲しいもの:外食費・趣味・レジャー費・習い事・お小遣い・美容院代など20%貯蓄:貯蓄・投資など大幅にオーバーしている項目はありませんか?節約するだけではなく、欲しいものにもあらかじめ予算を配分しておくことで、無理なく家計の管理を続けられそうですね。STEP3:支出の見直し今、生活費が高い人は、その暮らしを続けていくと老後にかかる生活費も自然と高くなります。30代から、生活費を下げていくことで、貯金も増え、さらに老後の必要資金も減少するメリットがあります。支出の見直しで効果が大きいアプローチには、以下の「固定費の見直し」が含まれます。保険の見直し:付き合いで入ったもの、入りっぱなしで保障内容が分からない保険はありませんか?格安スマホへの切り替え:最近は大手キャリアとあまり変わらないサービスを受けられるようになりました。使っていないサブスクリプションの解約:全然行っていないジムの会員はキャンセルし、階段を使ったり、1駅歩いて通勤したりするなど日常で工夫してみてもいいかもしれません。◇マネープランが必要な理由2:将来のライフイベントに向けて、先取り貯蓄ができる将来のために先取りで貯蓄をすることは、アラサー独身OLにとって非常に重要です。マネープランを立てることで、どの時期にどれくらいのお金が必要になるか、いくらを将来のために貯蓄すべきかが明確になります。具体的な目標を設定し、毎月の予算を立てて貯蓄に充てることで、将来の不測の事態に備えることができます。【目標】65歳までに2000万円を貯める積立期間:30年間利回り:0.001%(一般的な普通預金の金利)毎月積立額:55,547円30年間にわたって月に約5.5万円を積み立てることで、将来的に2000万円の貯金を達成できることが分かりました。もし月収が手取りで約27.5万円ある方で、手取りの20%を貯金に回すことができるなら、目標を達成するのは難しくありませんね。◇マネープランが必要な理由3:目標額とのギャップを埋めるための投資プランを考えることができるから先ほど、毎月5.5万円の積み立てで老後に向けた2000万円の貯金を実現できることをお伝えしましたが、この金額を毎月積み立てることが難しいと感じる方もいるでしょう。そんな時、効率よく目標を達成する方法として、投資を活用することを検討してみましょう。投資にはさまざまな方法がありますが、初心者にも取り組みやすいのが「投資信託」です。投資信託は、株式や債券などへの分散投資が可能で、複利の効果も期待できる特長があります。ただし、預金と異なり元本保証がないことに留意が必要です。リスクを抑えるためには、長期間にわたり積み立てていくことが大切です。同じ目標を、投資信託を活用して資産を形成する場合、毎月の積み立て額をシミュレーションしてみましょう。【目標】65歳までに2000万円を貯める積立期間:30年間想定利回り:5%毎月積立額:24,031円預貯金で積み立てた場合との差額は月「31,516円」になり、年間にすると約38万円です。旅行好きな方なら、この差額で年に1回海外旅行が実現できるほどの資金が生まれてきます。■マネープランにはアクションが必要、アラサーの今こそ始めどき40代で投資を始めると65歳までの期間は20年間になり、毎月積み立てる必要がある金額は約「48,658円」です。これは30代の方に比べると、ほぼ2倍になります。50代で始めると老後までの期間はさらに10年に縮まり、毎月の必要積み立て額は「128,798円」と大幅に増えます。また、運用期間が短くなることで、リスクも高まり、老後の資産が大幅に減少する可能性も考えられます。アラサーの皆さんにとって、今が投資を始める最適なタイミングです。また、新NISAが来年から始まるので、投資を始める際には非課税のメリットを活かしながら目標に向かうことができます。今回、30代のアラサー独身の皆さんに、マネープランの必要性と具体的なプランの立て方についてお伝えしました。マネープランの立て方について迷ったら、無料のファイナンシャルアドバイスなどを利用してみるのもいいかもしれません。(文:グイン安季子、イラスト:平松昭子)
2023年11月27日大人にとっては当たり前でも、子どもは知らないこともありますよね。今回はお小遣いを自分で管理していた娘の勘違いエピソードと、感想を紹介します。イラスト:大野はな娘にお小遣い帳を渡して…お小遣い帳を渡して、小学生の頃から娘に自分のお金を管理させていた主人公。お金の引き出しも娘が行っていたのですが、あるときからお金を引き出せないというトラブルが多発して…。残高不足!?出典:愛カツお小遣い帳ではお金があることになっているのに、ATMで引き出そうとすると残高不足になってしまうというのです。詳しく話を聞くと、実は娘はたびたびコンビニのATMでお金を引き出していたことが判明。そのため、銀行ではかからないはずの手数料がかかっていたのです。実際に通帳を記帳してみると、やはり手数料を支払ったことで貯金が減っていました。娘はショックを受けながらもいい勉強になったようで、それ以来別の方法でお金をおろすことにするのでした。読者の感想コンビニのATMの手数料って、意外と高いですよね。娘にとってはショックな出来事だったかもしれませんが、その経験を活かして今では銀行で引き出すようにしているのはえらいなと思います。(30代/女性)自分でしっかり管理できていて素晴らしいですね。娘にとっていい勉強になったと思うので、自分でやらせることはとても大切だなと思いました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月23日付き合いたての頃、お金に関する話題はなかなかしづらいものです。特に同棲を始めたばかりのカップルにとって、共同の財布管理はデリケートな問題となりがち。そこで今回は、お金に関するモヤモヤをどのように解決していくか、ある女性の体験談を通して考えてみたいと思います。33歳Aさんの場合「私は同棲を始めたばかりの頃、家賃や光熱費などを管理するために彼が用意してくれた口座に毎月定額を入金していました。彼は管理は私に任せると言いながらも、キャッシュカードは渡さずに通帳と印鑑だけを預けてくれました。そのため、“任せると言われても、勝手に引き出せないように警戒されているんだな”と感じ、モヤモヤとした気持ちを抱えていました。」そしてある日……そのモヤモヤは、ある時、まとまったお金が必要になった際に爆発しました。彼にキャッシュカードがないと引き出せないことを告げると、彼は驚いていました。どうやら彼は、通帳だけで引き出しができると思い込んでいたようで、他の銀行のシステムを知らなかったためにカードを作っていなかったのです。その後、彼は慌ててキャッシュカードを作り、私に預けてくれました。Aさんが思うパートナーとお金で揉めない対策とは?不明点は早い段階で相手に問い合わせることが一番です。私の例も、彼(現夫ですが)は単なる勘違いで悪意などないにも関わらず、私が勝手に「信用されていないからキャッシュカードを持たせないんだ」と誤解していたし、そのために必要以上に細かく家計簿をつけたり節約を徹底したりなど、嫌がらせのような事もしていました。早い段階で「これどうなっている?」という話ができれば、揉めたとしても大事にはならないと思います。聞きづらいことだからこそ……お金に関する誤解や勘違いは、同棲生活において予想外の摩擦を生むことがあります。しかし、Aさんの体験から学ぶべきは、コミュニケーションの大切さです。同棲したら、2人が納得できるルールを2人で決めお互いの信頼を築くことが、お金で揉めないための最良の方法かもしれません。みなさんはAさんのエピソードを、どう感じましたか?※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年11月23日夫婦間でも争いの種になりやすい「お金」の問題。結婚前に同棲をするの選択肢が広まった現代は、「同棲中のお金の管理方法」で悩んでいる人も多いようです。そこでMOREDOORでは「同棲中にお金のことでモヤモヤしたけれど、解決した話」をご紹介します。31歳Aさんの場合いつも何日に誰が何を担当するというのをカレンダーなどやメモ帳で決めているのですが、当日になって「予定ができたからごめん!変わって」といわれた時にモヤモヤします。どうやって改善を?体調が悪かったり、事前に何日に予定出来ちゃった!と言われたなら、わかりますが「予定ができたからごめん!変わって」が原因でモヤモヤするのがいつものことです。「仕事なら当日に用件入ったりとか、体調悪くなって休むならわかるけど、そんなにほぼ毎日用事とか入ったりとか、体調悪くなりすぎることとかある?あ、わかった!俺がおるからあかんねんや!よし、別れてそれぞれ自分のルールで暮らそう!」と提案すると、いつも恋人が謝りそれで何度も解決しています。同棲カップルがお金で揉めないためには?個人的な意見ですが、決まった金額を毎月出し合うことかと思います。共同財布や共同口座を作り、お互いに毎月決まった金額を入れて生活費を管理する方法をやってます。この方法は、収入差がある場合や、お互いに自由に使えるお金を残したい場合に向いているので約束としてやってます。ただし、出し合う金額は、お互いに無理のない範囲で決めることが重要かと思うので、そこが大事かと感じました。(31歳/IT関係)無理のない範囲で出し合うこと同棲中の役割分担を当日になってドタキャンされモヤモヤしていたAさん。共同財布や共同口座をつくり、生活費を管理しているようですね。きっとこの「お互いに納得のいくお金のルールを決める」ことを通して、パートナーとして信頼できるかどうかを確認できるのではないでしょうか。皆さんだったら、パートナーとお金で揉めないために、どんな風に工夫しますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年11月22日パートナーと言えども、相手のお給料や貯金については、結婚するまでわからないという方もいるでしょう。中には、意外な管理方法に結婚を後悔する方もいるようです。今回は、「パートナーの意外な一面を知ったエピソード」をご紹介します。Kさんの場合交際中からお金に細かい人だと思っていました。食事のときは、払わないわけではないのですが「1杯多く飲んだから」「ちょっと高い料理を頼んだから」と、割り勘プラスαで請求が来てました。お金にだらしないよりはよいと思い結婚。結婚後、それぞれの支払い、貯金や保険などのすり合わせをしようと話をしたところ、すべて義母がお給料を管理していることが発覚。相手は32歳。お給料は、義母が管理し、お小遣いをもらっていました。生命保険は共済のみ、貯蓄月に1万のみ、お小遣いとして月3万円、それ以外は不明。貯金は、身内だけの結婚式と新居の準備で消えました。なんの疑問も持たずに母親にお給料を渡していたことも衝撃ですが、貯金も残っていなかったことにも驚き、結婚をはげしく後悔しました。義母が管理しているとは……衝撃でした。貯蓄がないことよりも、義母が全てを管理していることに驚きました。裏の顔発覚後は……?色々な事に無頓着なので、お金の管理はこちらでするようにしています。義母からお金の管理を移してもらうのに苦労しましたが、息子のための貯金もできていなかったことを知った義父が怒り、保険や通帳など渡してくれました。現在は、結婚20年。お金に無頓着なのが幸いして、全て任せてくれているので、今も変わらずお小遣い3万円で過ごしています。(50歳/会社員)※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。妻の裏の顔を知ってしまう夫実体験をもとに描かれた、サレ妻されみ(@saredumasaremi)さんの漫画シリーズ【清楚な妻の裏の顔】では、完璧に思えた妻がなぜか毎月30万円も引き出し何かに使っていることが判明。週に換算すると5万円も引き出していました。この後、お金の使い道を確認する順也に恵里菜は“予想外の反応”をします……。恵里菜の反応とは……?不妊治療代が高すぎることに不信感を抱いた夫。それを確認しただけなのに逆ギレした妻。この後、妻の行動を不審に思った夫は探偵を雇い、さらなる妻の裏の顔を知ってしまうのでした……。※不妊治療は一部が2022年より保険適用となり、3割負担で受けられるようになりました。すべての体外受精、顕微授精が保険適用になったわけではなく、反復不成功の方、着床不全の方、不育症の方が必要とする治療は保険適用外となりました。特に近年希望者が多い着床前診断PGT(受精卵の染色体異常を調べることが出来る検査)をするためには、治療費を全額自己負担することになります。そのため、保険適用外の治療を必要とする人からは、以前の特定不妊治療費助成制度の方が良かったという声があることも事実です。(はらメディカルクリニックHPより引用)こんな時どうする?パートナーと価値観が合わなかったとき、Kさんは、お金を自分が管理することで解決し、漫画の主人公である夫は探偵を雇いました。あなたなら、こんな時どうしますか……?※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(イラスト/@agawatamoro)(MOREDOOR編集部)
2023年11月07日皆さんは、お金の管理はどうしていますか?今回は「貯金を隠れて浪費する激ヤバ妻」を紹介します。出典:YouTubeイラスト:エトラちゃんは見た!貯金を隠れて浪費する激ヤバ妻主人公の男性は、妻と息子と共に暮らすライター。ある日、夫婦水入らずでデートに出かけるも、ずっとスマホに夢中な妻。不審に思っていると後日…突然見せられた通帳妻が「これ見てくれる?」と差し出した通帳を見てみると、貯金額はなんと倍以上に…。「どうしたんだよこのお金!?」と驚きを隠せない主人公。主人公に黙って投資を始める妻に驚きを隠せません。その後も、妻は投資を続け、金遣いも荒くなってしまいます。そんな妻に痺れを切らした主人公は別れを切り出します。その後、妻の投資は失敗に終わり、息子は主人公が引き取ることになったのでした。一瞬の儲けに目が眩んだ嫁お金も夫も息子も失ってしまった嫁。お金の大切さが改めて分かるエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2023年11月06日20代、30代は、仕事にプライベートにやりたいことがたくさんあって、毎日が急ピッチに過ぎていく年代だと思います。そんな人たちに「遺産相続について考えてみませんか?」と言っても、「はあ?」となるのがオチのような気もします。「そんなのまだまだ先」「うちは資産家じゃないから関係ない」と思っている人もいると思います。でも実は、普通のサラリーマン家庭でも、東京など大都市近郊にご実家がある方は、不動産を含むと相続税対策が必要になる可能性は高く、意外と他人事ではないのです。また、遺産相続について考えることは相続税対策だけではありません。人生100年時代、親の遺産を相続する時、自分の年齢が70歳や80歳だったら、もらった財産をあまり活用できないと思いませんか?それよりも、生きているうちに贈与の形で、人生でお金がかかる時期に受け取った方がうれしいのではないでしょうか。この場合、相続税に悩む資産家だけの話ではなくなります。「うちの親はまだまだ元気だから」という20代・30代の方にこそ、今回の遺産相続の話を聞いてほしいと思っています。■相続税と贈与税どっちが重い?いきなりですが、ここでクイズです。「相続税と贈与税どっちが重いと思いますか?」実は相続税も贈与税も、最高税率はどちらも55%と同じなんです。ただ相続税は6億円を超えた場合に55%の税率がかかるのに対し、贈与税は3,000万円や4,500万円を超えると最高税率55%が適用されるという違いがあります。出所:国税庁「No.4155 相続税の税率」「No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)」をもとに筆者作成※特例税率は、直系尊属(父母や祖父母など)から贈与により取得した財産に係る贈与税の計算に使用します。それ以外は一般税率で計算します。そのため、単純に考えると贈与税の方が重いように思われます。しかし、相続税は亡くなった後、1回きり、すべての財産にかかるため、金額が大きくなります。一方、贈与は何回でもできます。贈与した金額だけにかかるので、手渡した財産が少なければ税金も少なく済みます。このように単純に比較できないというのが答えです。ただし、相続税と贈与税の仕組みを知って上手に組み合わせると、どちらも軽くすることができます。これが遺産相続のワザです。相続税がかかりそうだったら、数回に分けて生前に贈与をして、相続財産を減らしておく。これが相続対策として有効ということはなんとなく分かると思います。しかしこれには、タイミングの問題があります。相続開始の直前(亡くなる3年以内)に財産を贈与すると、それは贈与ではなく相続税の課税対象になるのです。これを「生前贈与加算」といいます。2024年1月1日から、この生前贈与加算の3年が7年に延長されます。「親がもっと高齢になってから考えよう」では遅い理由がこれなのです。相続対策は早くから始めることでできることがたくさんあります。先述したように、贈与は何回でもできるからです。親が元気なうちに相続について考えておきましょう。
2023年11月03日皆さんは、子どものお小遣いについて考えていますか?今回は娘にお小遣いを管理させている親のエピソードと、その感想を紹介します。イラスト:大野はなお小遣いは銀行へ主人公は、娘にお小遣いを自己管理させています。娘は主人公が言った通り、しっかりとノートにお小遣いの記録をし、銀行に入金。主人公はお小遣いを自己管理する娘を見て安心していました。しかしある日、娘が「お金が引き出せない!」と言い出したのです。主人公は数字の打ち間違いだと思っていましたが…。お金が引き出せない出典:愛カツその後、また娘が主人公のもとへやってきて、お金が引き出せないと言いました。しかし、主人公が娘から事情を聞くと、普段はコンビニのATMで引き出していたことが判明したのです。娘がお金を引き出せなかったのは、手数料が引かれて貯金が減っていたことが原因で…。主人公は娘に「学べてよかったね」と話したのでした。読者の感想お金にまつわることなので、引き出せなくなって娘は焦ったことでしょう。手数料について知ることができ、娘にはまたお小遣いを自己管理する力がついたと思います。(20代/女性)まさか手数料が原因だったとは、すぐには思いつけなそうですよね…。それでも若いうちからお金の管理を学べたので、これからは安心だと思いました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月02日主婦の友社は10月19日、『マンガでわかるお金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』を発売しました。同書は、友人関係にある3人の20代女性の10年間の成長ストーリーを経て、お金との向き合い方を学べるマンガ本です。登場する主要人物は、26歳の会社員であるミサキをはじめ、26歳のフリーのウェブデザイナーであるリコ、ミサキとリコの高校時代の先輩である28歳のモエの3人。毎月カードの支払いに追われて貯金7万円しかなかったミサキが、マンションを購入するまでに成長する様子を描いた物語となっています。さらに、図解や最新データも掲載しており、なぜ今現状を見直して貯蓄や投資を始めるべきかが理解できる仕組みになっているほか、お金が貯まる体質かどうかが確認できるチェックシートも公開。「給料が上がらないからお金が貯まらない」「1人暮らしの月の貯蓄の目安は?」「年金って、もらえるの?」「老後の資金って2,000万円も必要なの?」「女性でも家を買える?」「投資ってやるべき?」など、お金ビギナーが知りたい全ての答えも分かるようになっています。■書誌概要書誌名:マンガでわかるお金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください著者:黒田尚子マンガ:月野まる定価:1,650円(フォルサ)
2023年10月27日電気代の高騰や食料品・日用品の値上げが続き、以前と比べて確実に高くなっている私たちの生活コスト。しかし、大きな余裕はなくとも生活に困らないうちはイマイチやる気が起きず、「お金について何もしていない」という一人暮らし女性は多いのではないでしょうか。そこで今回は、一人暮らしの女性に向けて「今すぐできる節約術」をお伝えしようと思います。面倒なことはしたくない、というズボラな方でも大丈夫。細かい計算や手間のかかる支出管理は極力省き、「すぐできる」をポイントに具体的な節約術をまとめました。■手間をかけない節約のカギは「固定費」にある節約しなければと思っても、支出を省くために毎日の貴重な時間が取られるのは避けたいもの。そこで、できるだけ手間をかけずに節約するため、まずは「固定費」にメスを入れてみましょう。固定費は、一度見直してムダを省けば、その節約効果がずっと続きます。変動費のように、買い物のたびにお金の使い過ぎに気を付けなくても、勝手に支出が減らせるのです。固定費にも、家賃や通信費、保険料などいろいろな支出がありますが、「すぐできる」というポイントで考えると、まずは「サブスク」と「スマホ代」を見直すのがおすすめ。また、支払い方法を年払いに変えて節約するというテクニックもあります。◇利用していないサブスクは解約する今すぐ固定費のムダを省くなら、まずは利用していないサブスク(サブスクリプション)をチェックして解約しましょう。音楽や動画の配信サービス、月額制の課金アプリなど、今は使っていないのに契約したままになっているサブスクはないでしょうか。一つひとつの料金は小さくても、それが積み重なると大きなムダになります。たとえば、利用していないサブスクに月1,000円支払っている場合、年間では1万2,000円もの出費です。それぞれのサブスクの利用状況を確認し、毎月支払い続けるのと本当に必要な時だけ支払うのと、どちらにすべきか改めて考えてみましょう。◇格安SIMや格安プランに乗り換える一度見直すだけで一気に節約できるのが、「スマホ代」です。毎月のスマホ代が1万円前後という人は、格安SIMやキャリアの格安プランに乗り換えてみましょう。月5,000円程度の節約につながるはずです。「使い心地が心配」という人もいますが、格安SIMにしても今のスマホはそのまま使えますので、使い慣れたスマホをこれまで通り使用しながらスマホ代だけを安くできます。また、大手携帯キャリアからは月額3,000円程度の格安プランが出ていますので、格安SIMに不安がある方はこちらもおすすめです。格安SIMや格安プランに乗り換える方法は、ネット上に詳しい解説がたくさんあります。少し時間を作って手続きするだけで、毎月のスマホ代を大きく減らせますので、ぜひチャレンジしてみてください。◇年払い割引を活用する月々の支払いを「年払い」にすると、割引料金になるケースは少なくありません。NHK放送受信料や国民年金保険料、また、生命保険や自動車保険など民間保険会社の保険料の中にも、年払い(前払い)で割引になるものが多くあります。そのほか、アプリの月額料金なども年払い割引を採用している場合があります。支払い方法を変えるだけで節約になりますので、「これからも確実に使う固定費」は年払いに変更しておくといいでしょう。■固定費以外の節約ポイントは固定費以外にも、手間をかけずに今すぐできる節約ポイントはたくさんあります。知っているとお得になること、習慣化すると自然と節約になることをまとめましたので、できそうなものから取り組んでみましょう。◇先取り貯金をするなかなかお金が貯まらない人には、「節約してお金を貯める」「月末にお金が余ったら貯金する」という思考がないでしょうか。しかし、確実にお金を貯めるには、生活費をやりくりする前に「先に貯金してしまう」のが正しい順番です。この「先取り貯金」は、天引きなどを利用し、生活費として使う前に給料から貯金分のお金を他の口座に取り分ける方法です。先取り貯金には、「財形貯蓄制度(勤務先に制度がある場合)」や銀行の「自動積立定期預金」などを利用するのもいいですが、NISAなど税制優遇制度を使うのもおすすめです。先取り貯金をしておけば、必然的に残りのお金で生活することになりますので、自動的に節約できますよね。今まで貯金をしてこなかった人は、少ない金額で生活することになるためはじめは少し大変ですが、徐々に慣れてくるとお金の使い方も上手になるでしょう。◇「安いから買う」をやめる最近ではたくさんのショッピングサイトがあり、頻繁に割引セールやクーポンの配布を行っているところも多くみられます。洋服などが「安くなっている!」と感じる機会が多くなった分、すごく欲しいものや必要なものではないのに、「安いから買ってしまう」ことが増えていないでしょうか。安い買い物でも月に何度か繰り返せば、トータルではそれなりの金額を使っていることもあるでしょう。しかも、後から振り返ると「別に必要なかったな」と感じる買い物も少なくないはずです。「安いから買う」が習慣化すると、本当に欲しいものや必要なものを買うお金がなくなり、クローゼットの中が適当に選んだ服でいっぱいになってしまうことも。そうならないためには、安いからという理由で買うのをやめ、欲しいもの・必要なものを一覧にまとめて計画的に購入しましょう。これなら欲しいものが確実に手に入れられ、ムダ使いがなくなります。特に、深夜は衝動買いしやすい時間帯ですので、一人で時間を持て余し何となくショッピングサイトを眺める習慣があるなら、まずはそこから断ち切りたいものです。◇食材の「ちょこちょこ買い」をやめる一人暮らしの場合、食材をまとめ買いすると結局使い切れずムダにしまうことがあるでしょう。その経験から、「食材はちょこちょこ買う」という人は多いかもしれません。しかし、買い物の回数が増えると、ついつい余計なものを買ってしまいがちに……。そこで、スーパーで買い物する回数は最小限にすると決めましょう。まとめ買いをしても食材をムダにしないコツは、日持ちする食材をメインに選ぶことです。たとえば、野菜なら2週間以上日持ちする、にんじんや玉ねぎ、じゃがいもなどの根菜類。また、卵も賞味期限が2週間ほどあり、いろいろな料理に使えて便利です。ツナ缶やサバ缶、コーン缶、トマト缶などの缶詰もまとめ買いに適しています。加えて、レトルトや冷凍食品を常備しておけば、「冷蔵庫に食材が少なくて不安」という理由でムダな買い物が増えることを防げるでしょう。◇日用品もまとめ買いする食材だけでなく、日用品もまとめ買いがおすすめです。足りないものをその都度スーパーやドラッグストアで買っていると、こちらも余計な買い物の原因になるからです。日用品はあらかじめリストアップしておき、その月になくなりそうなものをまとめて買うようにすると、必要なものだけを購入でき、買い物の回数も減らせて時間の節約にもなります。最近ではどのドラッグストアでもクーポンの配布などをよく行っていますが、割引にとらわれ過ぎず必要なものだけを買うことを心がけると、結果的にはそちらのほうが節約には効果的なケースがほとんどです。◇節約のマイルールを作る一人暮らしの節約は強制力がない分、「意志の強さ」だけで続けるのは大変なものです。そこで、節約を楽しく続けるための「マイルール」を作りましょう。たとえば、「電子マネーにチャージした分だけでやりくりする」「外食は月○回まで」など節約ルールを設け、それが守れた時の小さなご褒美も決めておきましょう。自分なりのルールが習慣化した時には、いつのまにか節約体質に生まれ変わっているはず。一人で続ける節約だからこそ、ゲームのように楽しめるルールをぜひ作ってみましょう。■頑張らなくても節約はできる!「節約は頑張ってするもの」と思いがちですが、プランや支払い方法の変更、解約だけで節約できる支出はいろいろとあります。また、我慢をせずお金の使い方を工夫するだけでも、続けていけば大きな節約につながりますよ。収入を自分のためだけに使える一人暮らしだからこそ、自分次第でお財布事情は大きく変えられます。楽しみながら節約を続けつつ、人生を豊かにしてくれるお金の使い方ができるといいですね。(文・武藤貴子、イラスト・フルカワチヒロ)
2023年10月09日皆さんは、夫のクセに困ったことはありますか?今回は、浪費癖が直らない夫のエピソードを紹介します。イラスト:Kyoko.お金にだらしがない夫私の夫はお金にだらしない人です。結婚前に債務整理をしましたが、お金の管理は全くできず貯金もほぼありませんでした。結婚前から…出典:愛カツそれを知っているので結婚してからお金のことは全て私が管理しており、給料は全て回収、お小遣い制という感じです。そんな夫は相変わらずお金に無頓着。車や家などを買う時も自分たちの収入や貯金などを考えずに高いものを欲しがり、私がそんなに高いものは買えないと断るとふてくされてしまいます。その度に私もイライラしてしまって「文句あるならもっと稼げる男になれよ!」と言ってしまいます。私の方が収入高いので、その言葉に夫は言い返すことができません。浪費グセが一日でも早くよくなることを祈るばかりです…。(31歳/女性/会社員)将来のためにも…将来のためにも、お金の管理はとても大切ですよね。浪費癖が直らない夫に、ため息が出るエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています
2023年10月07日皆さんは、家計の管理で困ったことはありますか?今回は、お金の管理ができていない夫のエピソードを紹介します。夫婦のお金は夫が管理曖昧な返事が怪しいしかし後日…妻が督促状を発見義実家に報告なんだか腑に落ちない結果に…貯金をするどころか、借金をしていた夫。夫の肩を持つ義母の言葉にも耳を疑ってしまいます…。これからは妻がお金の管理をした方がいいかもしれませんね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月02日仕事や趣味、プライベートのスケジュール管理が大変な人は必見!これ一冊ですべてが管理できてしまいます。複数の予定が管理できる手帳はこれだ!出典:Instagram仕事用とプライベート用にスケジュール帳を分けている人はいませんか?そうなると、持ち歩くのも不便で「あ!間違えてプライベートの手帳を持ってきてしまった」ということも出てきますよね。そこでオススメしたいのがダイソーのダイアリー。このスケジュール帳は、複数の予定をたった一冊で管理することができます。手帳の使い方が載っていてわかりやすい!出典:Instagram「スケジュール帳って何を書いたらいいかわからない!」という人も安心です。この手帳は、最初のページに使い方が載っています。とても詳しく書かれていて勉強になりますよ。月間ブロックには何を書く?出典:Instagramそして、使い方の隣には月間ブロックがあります。1ヶ月の目標や予定をあらかじめ書いておくと確認しやすいですよね。マンスリータイプはこんな感じ出典:Instagramマンスリー欄は方眼になっています。書き込みがしやすく、日曜始まりです。右上にToDoリストの欄もありますよ。項目別に管理ができる!出典:Instagramマンスリーの横は項目別になっています。例えば家族のスケジュールを把握したい人は、自分、パパ、子ども、家族と分けてもいいです。また、推し活をしている人は推しのスケジュール把握にも便利です。仕事やプライベートをきっちり分けてスケジュールを把握したい人にもオススメですよ。メモ欄も付いている出典:Instagramメモ欄が見開き2ページ付いています。急にメモが必要になったときにも対応できますよ。以上、ダイソーのダイアリーを紹介しました。今回紹介したのは10月始まりですが、新作がどんどん出てくるはずです。人気の商品は売り切れる可能性があるのでお早めに♡商品名:ダイアリー2024品番:4510085629516価格:110円(税込)サイズ:A5記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>100均マガジン(@100kin_mag)100均やプチプラで暮らしに役立つ情報を配信しています。Instagram
2023年09月29日