こんにちは、ヨムーノ編集部です。いま新築マンションを探してる方、『購入する時の決め手』は決まっていますか?予算の問題もありますし、夫婦の理想やそれぞれの価値観もあると思います。家族全員が納得のいく新築マンションと出会うのは、なかなか難しいかもしれません。そこで今回は、実際に新築マンションを購入したママさんに『購入の決め手』になったのは何か?をお聞きしました。そして購入したあと実際に住んでみてどうだったかなど、体験談を踏まえてご紹介します。いま新築マンションを探している方は『購入の決め手』の参考にしてみてはいかがでしょうか。マンション購入の決め手となったことは?希望のエリアで手が届くマンションが出るかわからないという焦り消費税が8%に増税されるママが理想とする横長リビングだった専用庭がある(1階)駐車場が敷地内になる(抽選だったけど)高層マンションではなく低層マンションなので住宅街の中にあり静か24時間ゴミ捨てができる(生ごみやおむつ、年末年始は助かります)地震に強い?大宮台地に物件が建っている大宮台地とは⇒初めて聞いた?「ブラタモリ」で紹介された大宮台地がツイッターで話題ちなみに横長リビングで1階は1部屋しかなく抽選で落ちたら買わない意思を営業さんに伝えたら調整してくれました。逆に我慢や妥協した点は?日当たりが最悪の北側の洋室1日当たりが最悪の北側の洋室2買う前から懸念していた通り1階なので日当たりが悪い。北側はほぼ暗くて電気点灯は必須購入した当時は3人家族でしたが、4人家族になって3LDKで70平米は狭いかなぁと感じる新築マンションは青田買いが多いですが、現物とのギャップは?ほかの部屋はわかりませんが、1階だからか梁がすごい・・・ウワサでは聞いていた通り2階にお住いの方がモノを動かす音が聞こえる。また、隣の部屋との壁がコンクリートなので簡単に画びょうなどが刺さりません。ピクチャーレールがないと吊り下げられないのが不便です。しかも梁がすごいのでピクチャーレールの設置もこんな感じです。ただ、部屋を見ないで入居前からピクチャーレールの位置を指定するのも勇気が必要だったので、入居してから業者さんを自分たちで探して三か所設置しました。管理会社を通すとコストが高めでしたから。第1期とか最終期とかなにか影響ありました?住みたい街で理想の間取りと階数は世界中で1つしかないので、先約が入ると抽選になるそうです。なので、ほかの物件や階数で悩めるくらいの流動的な物件探し中であればそんなに急ぐことはないと思います。この部屋しか道はない!的なテンションであれば第1期しか道はないですね。駐車場も全戸数分もないので抽選です。駐輪場も面倒な出し入れがある2階であれば空きはたくさんありますが、平置きだと抽選は必須です。第2期以降に購入された家族は駐車場に空きはなく、雨の日など大変ですがどこか別の場所に借りているようです。入居して3年ほど経ちましたが、駐車場に空きが出れば申し込み制で抽選していました。ただ、全体的な駐車場の再抽選みたいな話は管理組合で議題にあがってこないので手放す人がいれば都度抽選のようですね。ちなみに、駐輪場は一家族で平置きばかり契約ができないように調整はしているみたいです。購入まで大変だったことは?モデルルームに何回も出向いてだんだん疲れてきました。最初は物件の仕様や設備説明で購入検討段階。それから価格が公開されて、契約の説明、住宅ローン申請、本契約などなど毎回2~3時間以上滞在していたような気がします。あとは住宅ローン審査ですね。希望額通りの融資をしてくれる銀行探しでした。ネットでのシミュレーションでは問題なかったのに、実際の審査では減額での融資だったり・・・。営業さんはいろんな銀行の申込書を用意してそれに記入・・・記入・・・記入・・・。自分たちも帰宅してからネット銀行に審査依頼したり。頭金や年収がもっと高かったらなぁと痛感しました。最終手段はフラット35という選択肢がありましたが、金利のことを考えると銀行系でローンを組みたかったので、希望額の融資をしてくれる銀行が現れてよかったです。家を買ったタイミングで調達した家具や家電は?ダイニングテーブルとソファ。リビング用にエアコン1基。いろいろ寸法測ってソファを買いましたが、置いた瞬間からリビングが狭くなった気がしました(汗)今後、リフォームなどの予定は?3部屋すべてフローリングの洋室なので、1部屋は畳を敷いた部屋にしたいなと思っていますが実現させるかどうかは予算と相談ですね。
2017年11月27日NHK紅白歌合戦の総合司会に抜擢された内村光良(53)。“芸人”が総合司会を務めるのは、タモリ(72)以来、34年ぶりのことだという。 この大抜擢について、テレビ局関係者はこう語る。 「内村の司会力にはかねてから定評があり、MCを務めるレギュラー番組は現在5本。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)は、平均視聴率が20%を超える回もあります。紅白の視聴率の底上げを狙いたいと考えたNHKが内村サイドと交渉を始めたのは、8月ごろと聞いています。最初は難色を示していたそうですが、彼が座長を務めているコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント』を今後も継続すること、来年夏ごろに内村主演のドラマを制作することなど“破格の条件”をNHKサイドが出したとも聞いています」 当初、内村が渋っていたのは、家庭の事情が大きかったという。 「内村さんは知る人ぞ知る“恐妻家”。毎年、奥さんの徳永有美さんの誕生日に花を贈っていますが、ある年、手配を忘れて帰宅間際にパニックになっていたこともありました。もともと内村一家は年末から海外旅行を計画していたそうです。奥さんに相談したところ、『あなたにとっても大事なチャンスなんだから』と言ってくれたそうです」(同) なんと司会実現の陰には、妻の『旅行より仕事にイッテQ!』指令があったのだ。
2017年11月24日みなさんは「おすし」って好きですか?今は回転ずしのお店も多いので、気軽に食べられますが、回らないおすし屋さんは、やっぱり高級店というイメージが強いですよね。だから、デートでおすし屋さんに連れて行ってもらったらうれしいし、相手のことを「ちょっとかっこいいな」なんて思ってしまうかも?■すしデートをすると距離が縮まる?京樽が実施した「すしに関する調査2017」によると、全回答者(1,000名)のうち、21.5%の人が「すしデートをすると相手をもっと好きになると思う」と回答したそうです。それだけなら、そんなにびっくりしませんが、自分のことを「すし通」だと思っている人たちは、なんと70.8%もが「すしデートをすると相手をもっと好きになると思う」と回答。すし通の人にとっては、すしデートを重ねることが、2人の距離が近づくきっかけになる、というパターンが多いようです。おすしって「彼はどんなネタが好きか」「どういう順番で注文するのか」などがわかるから、相手の人となりをチェックしやすいのかもしれません。最初からウニやイクラばかり頼む人は引かれるだろうし、反対に安いネタばかり頼む人は相手のプライドを傷つけそうな気が…。カウンター席だったら職人さんが握る様子を見られるから目も楽しませられるし、ちょっとしたエンターテインメントみたいな感じもしますよね。というわけで、お近づきになりたい人からすしデートに誘われたら、遠慮しないで行ったほうが良さそうです。回転ずしも楽しいし、1皿取って2人で分け合ったりできるから、あれはあれで仲良くなれそうだけど。■すしデートに行きたいのはどんな人?同社の「どのような人と、一緒にすしを食べに行きたいと思うか」という調査では、男性の意見として最も多かったのが「残さない」(39.0%)でした。最近、糖質をカットするために、ネタだけ食べてご飯は残す女性もいると聞きますが、すしデートではそういうことはやらないほうがいいようです。次いで多かったのは「食べ方(ネタ順や手か箸かなど)にとやかく言わない」(37.0%)、「いただきます・ごちそうさまを言う」(35.3%)、「TPOをわきまえたファッション(服装や香水)をしている」(27.9%)とのこと。「やらかしてるかも」と心当たりのある人は気をつけましょう。特に香水は、他のお客さんにも嫌がられそうなので、つけるとしても、本当にさりげなく香るようなものにしておくのが無難だと思います。■すしデートをしたい有名人は?なお、「個人経営店での大人な“すしデート”をしたいと思う有名人は?」という質問の回答は1位:福山雅治さん2位:竹野内豊さん3位:タモリさん4位:ディーン・フジオカさん5位:佐藤浩市さんなんとも、いい面子ですね。イケメンをちら見しながらのおすしって絶対においしいし、うんちくを聞きつつのタモリさんとのすしデートも楽しそう。そして佐藤浩市さんとおすしの組み合わせってステキすぎる!日本酒をちびちびやりながら、こはだとかとかいただきたくなります。■終わりにおすし屋さんでのデート、なんだかいいですよね。意中の男性に誘われたときにマナー違反な行動をしないためにも、一度や二度は行っておくといいかもしれません。ただし、あまりにも通い慣れている感じだと、それはそれで相手が気まずく感じそうですが…。でも大人の女性としては、回転ずしだけでなく、それなりのおすし屋さんにも行けるようになりたいところ。とりあえず練習ってことで、おすし屋さんのカウンターで一人でランチをするのもいいかもしれませんね。ライタープロフィールプーアルアンティーク着物、古書店、昔の映画など、全般的に古いものに魅力を感じるアラサーのフリーライター。好みの男性は『ツィゴイネルワイゼン』の中の原田芳雄さん。ノーマルだけど、かわいい女子も好き。
2017年11月06日最近、髪を洗う際にシャンプーを使わない「ノープー」や、タモリさんも実践していると噂の「体を洗わない入浴法」が話題ですよね。実は「顔を洗わない美容法」というのもあるんです。こちらは、水質が洗顔に向かないフランスなどでは一般的だそう。顔を洗わず、ふき取り用の化粧水を使ってスキンケアをする方法です。今回は、そのスキンケアを2週間試してみてのレポートをお届けします。■日本の女性は顔を洗いすぎ?まず、筆者は「普通肌」なのでそれほど乾燥しません。普段は「ノンアルコールの化粧水+各種オイル」というシンプルケアをしています。ただ、洗顔やクレンジングは超スッキリしたいため、朝は「アロマ系の洗顔せっけん」、夜は「クレンジングオイル+アロマ系せっけん」のダブル洗顔です。日本の女性は顔を洗いすぎ&さっぱり信仰が強いと言われますが、私も思いっきりそのタイプに当てはまります。■洗顔なしのスキンケアの方法顔を洗わない美容法を実践するにあたって、今回使用したのは「エビアン」「スクワランオイル」、クレンジングは「ビオデルマ」というフランスのメーカーのクレンジングウォーター。【朝のケア】「クレンジングウォーター」をコットンに含ませ、軽くふき取ってから「エビアン+オイル」【夜のケア】「クレンジングウォーター」をコットンに含ませてメイクが落ちるまで何度もふき取り。その後にエビアンでも2~3回ふき取ってオイルをつけるお風呂では、お湯で顔をさっと流す程度でクレンジングオイルや洗顔せっけんは使用しませんでした。注意したのはこすりすぎないこと。優しく丁寧にふき取ることを心がけました。■数日で違いを感じられるようにスタートして3日くらいで感じたのは、朝起きた時の肌の手触りです。もちもち感が出ました。あと、頬の毛穴が気にならなくなったかも…。これは洗顔やクレンジングでこすりすぎ&洗いすぎていたのか、と反省!洗いすぎると皮脂が多く出て、顔が脂っぽくなるケースも多いようなので、やはりさっぱり洗顔は、控えめにしたほうがよさそうです。2週間やるうちに、以前よりスキンケアやクレンジングを丁寧に行うようになりました。今回は無印良品の大判のコットンを使ったのですが、エステなどで用いるクレンジングパフのみたいなものを使うと、やりやすいかもしれません。■冬までに輝くお肌を手に入れて!思った以上に効果を感じたので、乾燥が気になる冬の間は続けてみようかと思います。また、クレンジングウォーターは想像していたよりメイクが落ちるのでオススメ。ダブル洗顔をしている人は、クレンジングウォーターだけでも使用してみると肌が変わるかもしれませんよ。恋人のためのイベント目白押しの季節まで、あと少し。ピカピカ&ツルツルの肌を手に入れて冬に備えたいですね!(※個人の感想であり、効果には個人差があります。)ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2017年10月28日「こっそりと布団のなかで聴いていた『オールナイトニッポン』には、オシャレで優しいお兄さんが、語りかけてくれるイメージがあります。音楽や世の中の流行だったり、男性の考え方だったりを、いろいろ教えてくれる。そんな安心感に癒されたくて、ラジオに耳を傾けるのでしょう」 こう語るのは、深夜ラジオをテーマにした小説『ラジオ・ガガガ』(双葉社)をつづった作家の原田ひ香さん(47)。「君が踊り、僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれる」ーーそんなフレーズで’67年10月に幕を開けた、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』。ナマ声で語りかけ続けて50年、数々の伝説を生んだ同番組は東京・有楽町のニッポン放送のスタジオから生放送されている。 記者が訪れたとき『オールナイトニッポンZERO』の月曜パーソナリティを務める漫才コンビ「ランパンプス」が熱いトークを展開中。オーディションで約700組の中から選ばれた2人だが、知名度はイマイチ。無名だったタモリや所ジョージを輩出してきた『オールナイトニッポン』への出演をどう思っているのだろうか?放送スタジオで直撃した。 「ラジオは声だけだから、顔を知らないはずなのに“聴いていますよ”と声をかけられることが多く、番組の偉大さを再確認しました」(ボケ担当の寺内ゆうき・30) 「母が学生時代にリスナー。初めて親に報告できる仕事でした」(ツッコミ担当の小林良行・27) 「そう、放送が終わったら、両親からLINEが来ます。“よかったよ”って」(寺内) 「親も聴いている“授業参観型”の番組です」(小林) 山口県のリスナーの家に宿泊したり、滑舌の悪さを直そうと話し方教室に通ったり、スタジオを飛び出したコーナーが話題となり、徐々にリスナーの心をつかんでいる。 「これからも知名度がないなりの企画をもっと考えたい。それに終電で来て始発で帰れるので、タクシー代が出ない吉本興業の芸人としては助かっています」(寺内) 「僕は初の“自転車通勤パーソナリティ”。テレビには出ていないけど、頑張っている芸人の放送を間違いでもいいから聴いてもらい、それをきっかけに聴き続けてもらえたら最高ですね」(小林)
2017年10月19日「それまでの深夜放送は、トラック運転手や水商売の人など深夜労働者に向けたものでした。しかし、受験競争が激しくなり、夜遅くに机に向かいながら、1人でラジオを聴いている若者がものすごく増えてきた。そんな孤独な若者の夜に寄り添った番組が作りたかったのです」 そう語るのは、番組創成期の人気パーソナリティだった亀渕昭信さん(75)。カラーテレビが一家に一台という時代が近づき、ラジオの存在意義が危ぶまれた’67年10月、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』はスタートした。 「最初は制作費も少なかったからパーソナリティは局アナが担当。でも、折り目正しく話すのではなく、リスナーに語りかけるようなスタイルで、個性を出し、面白いことをやろう、と。ちょうど始まった年に『帰ってきたヨッパライ』が関西で話題になっていて、番組で流したら“今の曲は何?”と問い合わせが殺到。そこで一晩に5回流したことも(笑)。テレビではできない、くだらないことをやろうと、いつもワクワクしていました」(亀渕さん・以下同) 瞬く間に若者たちの心をつかんだ『オールナイトニッポン』。その半世紀にわたる“事件史”を、亀渕さんと共に振り返ってみよう。’70年、アフリカのビアフラ(現・ナイジェリア)は内戦のため食糧危機に。そこで立ち上がったのが「オールナイトニッポン」だった。 「飢えている子どもを救おうと、リスナーたちに『ビアフラに米を送るよう外務省にハガキを出そう』と呼びかけました。すると、学生や子どもたちから2000通ものハガキが外務省に届き、その結果、政府が5000トンの食糧援助を決定したんです」 ’73年からは、歌手やタレントのトーク中心に路線を転換。あのねのね、泉谷しげる(69)らが登場し、『なごり雪』のヒットで知られるイルカ(66)が、リスナーの恋愛や学校などへの悩みに対して「バカヤロー」と絶叫する、「深夜のバカヤロー」コーナーなどが誕生した。人気コーナーを作ったパーソナリティには、ほかにも、笑福亭鶴光(69)やタモリ(72)、ビートたけし(70)がいる。ビートたけしを起用したのは亀渕さんだった。 「当時ツービートで活動していましたが、たけしさんだけに出演をオファー。村田英雄さんをネタにした『デカアタマコーナー』や『ほら吹きポール牧コーナー』、『ガッツ石松コーナー』など大御所をネタにして伝説の番組に。“ハガキ職人”と呼ばれる投稿の常連者があらわれました」 歌のイメージとは違った、突き抜けた明るさで人気だったのが中島みゆき(65)だ。 「リスナーのハガキにすべて目を通していたみゆきさんは、ラジオ愛にあふれた人。プライベートは語りませんでしたが、女性リスナーは、彼女の“素”を見いだし、聴き続けてくれました。最終回ではニッポン放送前に1000人を超すリスナーが集まり、彼女の曲を大合唱!」 現役アイドルとして初めてパーソナリティを務めた小泉今日子(51)は、放送後に集まった“追っかけ”たちと毎週のようにカーチェイスを繰り広げ、ゆずの北川悠仁(40)は、プロレスラーになりきり、5000人のリスナーを集めて“引退試合”イベントを。そんな数々の伝説に彩られた『オールナイトニッポン』ーー。 現在も’94年からパーソナリティを務めるナインティナインの岡村隆史(47)や星野源(36)が、その歴史を紡いでいる。なぜ若者たちは、『オールナイトニッポン』にひかれ続けるのだろうか? 「メールやSNSなどがある一方で、今は“心が孤独”な人が増えた気がします。『オールナイトニッポン』では番組で呼びかけるとき、“皆さん”ではなく“あなた”とか“キミ”。パーソナリティとリスナーが1対1のコミュニケーションになるように意識しています。そんな関係を、今の人たちは、無意識に求めているのかもしれません」
2017年10月19日ダウンタウンの松本人志(54)が10月8日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。爆笑問題の太田光(52)が松本を“大嫌い”と発言した騒動に言及した。 松本は、「盛り上がって話題になって、笑いが起こったのなら、全然僕はいいと思いますよ」と、太田の発言を容認。「そういう意味じゃ、なんだってありだと思うんですよ。僕はBIG3(ビートたけし、明石家さんま、タモリ)大嫌いですからね」と、悪ノリした発言で笑いを誘った。 続けて、「ずるいのは水道橋だわ。自分の手を汚さず、人をたきつけているよね」と、今回の太田の発言を引き出した浅草キッド・水道橋博士(55)に怒りの方向を転換。「あいつは悪い。水道はしっかり締めてやろうかなと。一滴も出さないようにしないと」と発言した。 司会の東野幸治(50)も「水道橋さんの仕事として、たきつけたり、もめさせたりするのが大好きなんですよ」と付け加え、「水道橋さん、聞いてますか?締めます!」と呼びかけた。 今回の騒動のきっかけは、特別番組「おはよう、たけしですみません。」(テレビ東京)の5日の放送回だ。同番組は、ビートたけし(70)が監督を務めた映画『アウトレイジ 最終章』の公開に合わせ、2日から6日の期間限定で放送されたもの。“犬猿の仲”とされる太田と水道橋博士の共演も注目を集めていた。 5日の放送回で水道橋は、「俺が抜けて、ここに松本人志をおいてください」と提案。太田とは“共演NG”で知られる松本の名が挙がり、司会のビートたけしも「松本人志、嫌いなの?」と太田に尋ねた。太田は「大嫌いですよ。だから言わすなよ!問題になるんだから!」と回答。翌日の放送では「大好きです」と訂正したことが話題となっていた。
2017年10月08日女優の中山美穂が「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」にて、突如スゴ腕ラッパーに“覚醒”するパート主婦を演じることが決定!中山さんは、1990年に連続ドラマとしてスタートした「世にも奇妙な物語」の記念すべき第1話以来、実に27年ぶりに同作に出演する。中山さんが演じる細川房子は、家庭に無関心なサラリーマンの夫(いとうせいこう)と近ごろ無愛想になった中学生の1人息子(高木星来)の3人家族で、パートタイムで働きながら家事をこなす、ごく普通の主婦。パート先のスーパーでも内気な性格が災いし、無遠慮な客に言い返すこともできず、セクハラ・パワハラおかまいなしの店長(松尾諭)にも対抗できずじまい。息子との距離は埋まるどころか、ガラの悪い連中に巻き込まれてないか心配するも、何もできずにいる毎日。そんなある日、あやしい露天商(古舘寛治)の「ストレス解消になりますよ」という口車にのり、高級リップクリームを買わされてしまう房子。いつものセクハラ・パワハラ三昧のパート先で、ふとそのリップクリームを唇に塗ると、突如、脳内にキレッキレのスクラッチ音が響き出し、プロ顔負けのラップが口から飛び出すようになり…。1990年から27年にわたり斬新で多様なラインナップをとりそろえ、ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなってきた人気シリーズ「世にも奇妙な物語」。連続ドラマ時の初回放送で記念すべき最初の主演だった中山さんが、エピソードNo.1「恐怖の手触り」以来のカムバックが実現。しかも、演じるのは、息子思いのラッパー母ちゃん!脚本家・森ハヤシ8本目の「世にも」となる渾身のオリジナル作となる。1985年にドラマ初出演および歌手デビューした中山さんは、歌手活動と女優業を両立させ、瞬く間にトップスターとして不動の地位を確立。数々のヒット曲を出し、レコード総売上げは1700万枚以上に。また、『Love Letter』をはじめ、主演を務めた映画やドラマは軒並み大ヒット、フジテレビ系ドラマでも「すてきな片想い」や「逢いたい時にあなたはいない…」「眠れる森」など話題作の主演を務めてきた。近年では、主演映画『サヨナライツカ』(2010年)で話題をさらったほか、2016年には4人芝居「魔術」で舞台に初挑戦。今年も「貴族探偵」のコミカルなメイド役が注目を集めたほか、2018年春には日韓同時公開予定の映画『蝶の眠り』で5年ぶりの映画主演も決まっている。かつて20歳で出演した「恐怖の手触り」では、サイコメトリング能力を持つOLを演じた中山さんだが、今回の「フリースタイル母ちゃん」ではラップに初挑戦!役作りにあたってフリースタイルのラップを猛特訓したという中山さんは、「音階があまりないので、ちょっとはできるかなと思ったのですが、とんでもない!本当に難しかったです」と告白。意外な役回りとなるが、脚本を読み「これはぜひやりたい」と出演を決めたという。「脚本を読んでみたら、すんなり世界に入っていけて、単純に読み物としてすごく面白かったので、これをラップ含めて真剣にやったら、かなり面白いことになるだろうと思いまして」と語り、「(ホラーだった)前回とは作品のテイストも全然違うし、完全にフレッシュな気持ちでこの作品にのぞんでいます」とコメント。注目してほしいのは「ラストシーン」だそうで、「最後の最後にギクっとなるので…。明かすことはできないのですが、最後の最後まで見てほしいです。全体的に面白いのが、内容とラップのギャップで…あ、ついつい韻を踏んでしまいますね(笑)」と中山さん。「主人公が日頃もやもやと抱えていたものをラップで解き放つ瞬間、見ている方もスカッと気分が解放されるのでは」と期待を込めている。また、今回の制作にあたり、監修を「全力!脱力タイムズ」の「美食遺産」などでも活躍するラッパーのACEが務めており、あの中山さんが最強のラッパー母ちゃんとなるだけでなく、最後には壮大な(?)ラップバトルが繰り広げられるという。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’17秋の特別編」は10月14日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月07日9月28日に放送されたフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」の30周年記念特番。そこで石橋貴明(55)扮する懐かしのキャラクター「保毛尾田保毛男」が28年ぶりに出演し、物議を醸し出している。 LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)など性的マイノリティーに対する理解が高まる中、男性の同性愛者をからかうキャラクター。同局には批判の意見が寄せられ、LGBT関連団体が謝罪を求める抗議文を提出する騒動へと発展した。 そのため宮内正喜社長(73)が同29日に行われた定例社長会見で「不快に思われる方がいるとしたらテレビ局としては大変遺憾なことで謝罪しなくてはいけない」と陳謝した。 「同局は今年5月に社屋をレインボーカラーにライトアップする企画を行うなど、LGBTへの理解を呼びかけて来ました。にもかかわらず、まさかの時代錯誤なキャラの登場で『ホモ』と連発。元アナウンス部で報道局に勤務する阿部知代さんはツイッターで、今回の騒動を報じるニュースをリツイート。阿部さんはライトアップの企画にもかかわっていたので腹に据えかねたのか、暗に自局批判に踏み切ったようです」(芸能記者) 同番組ではタモリ(72)とビートたけし(70)を起用。メモリアルイヤーを飾るはずの特番だったが、視聴率は10.0%。視聴者はあまり関心を持たなかったようだが、この数字こそフジの現状の問題点が露呈してしまった証だというのだ。 「作り手の目線がまるで視聴者に向いていません。いわゆる“身内ネタ”でいかに盛り上がるかに重点が置かれてしまっているのです。完全に“身内ファースト”の状態で数字が取れるはずがない。この体質を脱却しない限り復権はないでしょう」(テレビ局関係者) 以前から打ち切りのうわさがささやかれる同番組だが、このままだと再燃しそうだ。
2017年10月02日ビデオリサーチは25日、テレビタレントイメージ調査を発表し、女優の新垣結衣が女性部門で初のトップに立った。この調査は、7月29日から8月6日にかけて行われたもので、昨年主演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)に続き、7~9月に放送された『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ)もヒット新垣が、初の1位を獲得。『コード・ブルー』で共演した山下智久は、男性部門で前回(2月)の50位圏外から47位に急上昇し、今回の調査で、最も人気度がアップしたタレントとなった。女性部門は、以下2位に浅田真央、3位に天海祐希がランクイン。アンジャッシュ・渡部建との結婚が話題となった佐々木希は、女性からの支持がアップし、前回の87位から50位圏内に初登場した。男性部門で1位となった明石家さんまは、2011年2月調査以来となる、6年ぶりの首位返り咲き。注目は出川哲朗で、かつての"嫌いなタレント"のイメージからすっかり変ぼうし、前回の32位から17位まで上昇した。○テレビタレントイメージ2017年8月度調査ランキング●男性部門1位:明石家さんま2位:阿部寛3位:マツコ・デラックス4位:博多華丸・大吉5位:内村光良6位:イチロー6位:所ジョージ8位:サンドウィッチマン9位:阿部サダヲ10位:タモリ●女性部門1位:新垣結衣2位:浅田真央3位:天海祐希4位:綾瀬はるか5位:DREAMS COME TRUE6位:深田恭子7位:石原さとみ8位:渡辺直美9位:イモトアヤコ10位:北川景子
2017年09月25日笑福亭鶴瓶が毎年行っている「笑福亭鶴瓶落語会」。昨年、一昨年と好評を博した「山名屋浦里」。タモリ氏原案の同作は、中村勘九郎の手により歌舞伎化されるなど話題になった。さて、今年の独演会は?まずは表現者と代表作の関係について話を聞いた。【チケット情報はこちら】「少し前に松山千春が飛行機で歌って話題になったでしょ?出発が遅れてイラだつ乗客の空気を和ませたらしいですが、一番イライラしてたのは間違いなく松山千春です(笑)。本人にも電話しましたけど、さすがだなぁと。代表曲がある人でも、実際にあの行動ができる人はあまりいてないと思いますから。代表作という意味では、『山名屋浦里』が僕のそれになってくれたらうれしいし、実際に今年もあの噺をやってほしいとの声も関係者からはあったんです。でも、今年メインになるのは別のネタです。新しい挑戦をしたかったから」演目は『妾馬(めかうま)』。東京では『八五郎出世』の名で知られる人情噺。笑福亭鶴瓶は昭和の天才喜劇人・藤山寛美の大ファンなのだが、そのエッセンスを落語に盛り込めないかと試行錯誤を繰り返してきた。その挑戦は難しく成立には至らなかったが、今回、純粋におもしろそうと始めた『妾馬』を自分流にアレンジするうちに、その魅力が松竹新喜劇に通じていることに気づく。「お殿様にさえ歯に衣が着せられない、アホやけど魅力的な町人が主人公なんですけど、ある場面の八五郎がね、寛美先生なんです。自分としてはベタな笑いというものをいままで避けてきたんですけど、この噺でのその手のやりとりがラストの盛り上がりにちゃんとつながるんやなぁと気づけたのが発見でした。この間なんて、江戸時代の噺なのに小学生が笑ってくれて。『山名屋浦里』を作るまでにいろいろともがいた経験が活きている気がするし、落語には終わりがないなぁとも感じています。ただ、僕としてはそのおもしろさが松竹新喜劇の魅力に通じてると思うけど、『全然違う』とか『そもそも落語じゃない』という否定的な意見があってもうれしいです。岡本太郎さんの奥様が言うてたんですけど、賛否両論あってこその表現だと僕も思っていますから」鶴瓶流松竹新喜劇的落語の出来栄えとは?『青木先生』などの私落語、『山名屋浦里』に続く代表作がうまれるのか?ある意味で観客のハードルを上げる賛否両論OKの心意気に、落語家笑福亭鶴瓶が『山名屋浦里』でつかんだ手応えと、次のステージに向かっていることを予感せずにはいられない。笑福亭鶴瓶落語会は10月26日(木)大阪・森ノ宮ピロティホールを皮切りに全国で開催。取材・文:唐澤和也
2017年09月19日●パーソナリティの新陳代謝にこだわる深夜ラジオの金字塔『オールナイトニッポン』が、今年10月で番組開始から50周年を迎える。なぜ50年にわたって愛されてきたのか。その答えを探りながら、ラジオの将来像も見据え、現場ディレクターを長年務めたニッポン放送制作部長の三宅正希氏が、仕事術と番組の演出ノウハウを語った。○リスナーに「あなた」と呼びかけるルール三宅氏が語ったのは、都内で行われたラジオ研修会。参加するのは北海道から沖縄まで、東京・ 大阪以外の全国37社の民放AMラジオ局が加盟し、共同で番組制作に取り組む組織「火曜会(地方民間放送共同制作協議会)」の現場ディレクターたちだ。9月7日・8日に行われた第51回目の火曜会・ラジオ研修会で三宅氏は講師役となり、「オールナイトニッポンがなぜ50年もの間続くのか」その問いに答えた。三宅氏は1989年に入社後、20年以上にわたりラジオの制作現場に携わっている。これまでプロデューサー、ディレクターとして担当してきたパーソナリティはビートたけし、福山雅治、松任谷由実、くりぃむしちゅー、電気グルーヴなど、『オールナイトニッポン』を支えてきた面々が並ぶ。『オールナイトニッポン』は1967年の10⽉から始まった。各局の深夜のタイムテーブルに若者向きコ ンテンツが編成されていなかった時代に「孤独な夜を若者と共有しよう」と、深夜でも⽣放送にこだわったことはイノベーションなことだった。いわゆる受験戦争が始まった時期でもあり、深夜に勉強する受験⽣からも多くの⽀持を集めた。そんな当時から、守り続けている番組のルールがあるという。「マンツーマンシステム」の演出だ。三宅氏は「リスナーには『あなた』と呼びかけ、『みなさん』とは言わないようにしています。これは単に言葉の問題というよりも、1対1でパーソナリティとリスナーが向き合うというスタンスを示しています。1人のリスナーが自分の目の前にいるような気持ちで話してほしいと、どのパーソナリティにも説明し続けています」と語る。初代パーソナリティには糸居五郎氏や、ニッポン放送の社長も務めた亀渕昭信氏などがいる。亀渕氏は当時ディレクターだが、創世記のパーソナリティは局アナが定番だった。70年代、80年代に入ると「スターパーソナリティ時代」を迎える。中島みゆきやタモリ、ビートたけし、笑福亭鶴光、とんねるずなどが番組の全盛期を支えた。その後、福山雅治やナインティナインなど新しい顔ぶれを創出していき、現在は、菅田将暉、星野源、AKB48、オードリーなどが担当している。このパーソナリティのバリエーションこそ、50年続く理由にあるという。「変な言い方かもしれませんが、番組が続いているのは"やめなかった"から。50年間、いろいろな時代や環境の変化もありましたが、その都度対応しながら続けてきました。ラジオ番組でホームページ作ったのも『オールナイトニッポン』が最初だったと思います。ただし、パーソナリティの新陳代謝にはこだわり、その時代の若者の感性に合うパーソナリティは誰かを考えます。旬な人をパーソナリティに起用するのは、番組が常に時代と共にありたいからです」○本当のライバルは裏番組じゃない三宅氏は、歴代ディレクターが大切にしてきた番組演出の基本テクニックも明かした。それは「トークは3分が1ユニット」。「オールナイトニッポンのライバルはインターネットでもなく、裏番組でもない。リスナーが寝てしまうことです。裏番組を聴いているならいつか帰ってくるかもしれませんが、寝てしまっては帰ってこない。寝かさないために、オープニングを一番面白くすることは意識しています。そこでリスナーをつかむために、"トーク3分"のテクニックがあります。リスナーが集中して聴くのは3分が限界です。3分ごとにシーンを変えないと飽きられます。3分も持たないパーソナリティは2時間持たない。リスナーを楽しませる3分を積み重ねて、2時間番組を構成することを目標にしています」この他にも「話は7割で切る。準備したことを全て話さず、もっと聴きたいと思うところで話を切らないと、聴取分数は伸びない」「選曲は重要。今日しかできない選曲であるかどうかを考える。ディレクターやパーソナリティの思いを伝えるために、曲紹介の際に何を言うかが勝負」「何か情報を得てもらう番組ではなく、パーソナリティを好きだから聴く、が基本姿勢。パーソナリティを好きにさせる演出こそが成功への道」などと番組演出ノウハウの数々を伝えていった。また、番組なりのやり方でリスナーへの感謝の気持ちを伝えることも大事だという。「たけしさんの場合は面白い投稿には『バカヤロー、くだらねえな』。これがたけしさんなりのハガキ職人への褒め言葉となり、リスナーもこの言葉を聴きたいがために送り続けてくれていました」●ライブよりタイムフリーで聴かれる星野源○編成の"無意味化"が進む可能性話は『オールナイトニッポン』の今に移る。「星野源さんが、今年6月に『第54回ギャラクシー賞』(放送批評懇談会)で「DJパーソナリティ賞」を受賞した際のあいさつの言葉は印象的でした。『僕のリスナーがおもしろいんです。僕はただ笑っているだけ。リスナーがここに立たせてくれた』と話しているのです。星野源さんのラジオそのもの、リスナーへの愛情を物語っています。スタッフも彼の人柄にほれ込んで、成功させようという思いが大きいです」『星野源のオールナイトニッポン』(毎週火曜深夜1:00~)は、radikoでの聴取が多く、ライブが約2万人、タイムフリーが約5万人と、合わせて平均して7~8万人に聴かれている。注目すべきはタイムフリーの数字が高いこと。火曜深夜に放送された後、週末にライブとタイムフリーの聴取人数が逆転する。こうした傾向がラジオの将来像のヒントにもなるようだ。「将来的には、深夜放送の意味がなくなるかもしれませんよね。月9ドラマを月曜9時に視聴する人が少なくなっているように、編成の"無意味化"が進む可能性があります。いつでも、どこでも、誰でも番組に接触できることがこれまで以上に求められています。ライブ感も大事にしながら、タイムフリーでも聴きたい番組を並べることがポイントになると思います」聴取環境の変化や技術の進化に合わせて、例えば、話題のスマートスピーカーに対応する番組づくりも進めることも必要だ。それと同時に、他のメディアはないラジオだからできることも再認識したいところ。三宅氏いわく、それこそ「リスナーとパーソナリティのエンゲージメント」だという。「50年続けてきた強みを⽣かして、さらに活性化させていきたい。50周年イヤーに向けて、1年間で50の話題の企画を発信し ていきます」と最後にまとめた。講演後は、全国から参加した現場ディレクターから「タイムフリーで聴いてもらう仕掛けがもっと知りたい」「タイムフリーで聴かれる時間帯は深夜に限られるのか」などの質問が相次いだ。もはや伝説とも言える『オールナイトニッポン』から学べるエッセンスは多い。■長谷川朋子(はせがわ・ともこ)テレビ業界ジャーナリスト。1975年生まれ。2003年からテレビ、ラジオの放送業界誌記者として勤務し、仏カンヌのテレビ見本市・MIP現地取材歴は約10年。エンタメビジネス事情を得意分野に多数媒体で執筆中。
2017年09月19日“奥田民生になりたいボーイ”という言葉の破壊力の凄まじさよ…!どんなに世の中が「ナンバーワンよりオンリーワン」と叫ぼうが、「私以外私じゃないの」と歌おうが、男たちは奥田民生になりたくて、奥田民生のように生きたくて仕方がないのだ。じゃあ、奥田民生って何なのか――?ロールモデル?カリスマ?カルチャー・アイコン?そんな気どった言葉はどうもしっくりこない…。「奥田民生は、ただ奥田民生を生きている」――妻夫木聡が口にした、そんな言葉がざっくりと全てを表しているように思える。映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』はタイトルそのまま、奥田民生の生き方に人生の啓示を受け、奥田民生のようになろうと奮闘する男の悲喜こもごもを描く。主人公・コーロキを演じ、自身も“奥田民生になりたいボーイ”であると語る妻夫木聡、コーロキの先輩編集者・吉住を演じた新井浩文、そして大根仁監督の鼎談が実現!――まず、いったいなぜ、みんなそんなに奥田民生になりたいのか?その魅力とは何なのか?ということを伺いたいんですが…。新井:ちょっと待って! ウチは奥田民生さんの存在はもちろん知ってるけど、曲とかまでは詳しくないよ(苦笑)。妻夫木:いや、僕も全曲知っているわけじゃなく、深く語れるほどは詳しくないよ。それでも、この作品に出会う前から“奥田民生になりたいボーイ”ではあるけど(笑)。――まさに、熱烈なファンじゃないけど、その存在に憧れる…。それってどういうことなんでしょう?「奥田民生、なんかいいよね」という空気と言うか…。妻夫木:うそがないってところだと思う。自分に対しても他人に対しても。「カッコつけたい」とか「モテたい」って気持ちは民生さんにもあったろうけど、それでもテキトーな格好してTVとか雑誌とかに出ちゃうし、ギター片手にひょいと全国を回っちゃう。――映画の冒頭でも、象徴的な話として、ラーメンの汁で汚れたズボンのまま「Mステ」に登場し、タモリさんに突っ込まれても「汁こぼしちゃって」と語ったエピソードが出てきますね。妻夫木:そういうのが「らしい」ってなる。突き詰めれば“ユルさ”とかって言葉に言い換えられるのかもしれないけど…なんか、そういうのが当てはまんないで「民生らしさ」ってなって、そこに惹かれちゃう。普通の人がやったら「ただのダサいオッサンじゃん」ってことも、民生さんがやるとカッコよく見える。――もちろん、ミュージシャンとしての実力があるからこそですが、“なりたいボーイ”が惹かれるのは、その生き方ですよね。妻夫木:ユニコーンでの活動があった上で、ソロとして全然違う音楽性を打ち出して…とか背景はあるけど、その中で、偉ぶらない、カッコつけない、自分の生き方にうそをつかない。それが理想なんでしょうね。だって、腹が出てても「カッコいい」って言われちゃうんだから。普通、腹の出たオッサンとかダメでしょ?でもそれが許される。みんな、そうなりたいんですね。新井:「色あせない」ってイメージがあるよね。「今年のファッションは…」って感じの流行モノじゃなく、「奥田民生」ってものがずっとある感じ。ウチはお会いしたことないけど、ユルそうだよね(笑)?ブッキーは会ってるんでしょ?妻夫木:うん、全然、緊張させない人。ファンだったけど、初めて会ったときもこっちを緊張させない空気を出してるっていうか。それって結構、できないことだよね。“奥田民生”ってブランドを守るためじゃなく、奥田民生はただ奥田民生として生きてるんだなって。――鎧をまとわずに?妻夫木:僕も、自分では単なるひとりの人間・妻夫木聡として生きてるつもりだけど、この仕事のせいか、どこかで“俳優・妻夫木聡”というのが、僕の中にもあるんですよね。カッコつけたいって思いも捨てきれないし、相手によく思われたいって気持ちもあって、それが表面に出ちゃう。でも民生さんは、奥田民生として淡々と生きてるんだなって。新井:ウチの周りで言うと、浅野(忠信)さんとか、そういう感じかな。何を気にするでもなく、まんま生きてるっていうか。大根:わりと僕らの周りの仲良くさせてもらっている憧れの先輩って、そういう空気をまとっているなというのは感じる。リリー(・フランキー)さん然り。新井:大根さんと民生さんって同世代?大根:民生さんのほうが3歳年上。3つ違うと、世代で言うと「上の人」って意識が強いかな。この映画に入る直前、偶然、飲み屋でお会いしたんです。まあ、リリーさんも一緒だったし、偶然ってわけでもないんだけど。「(映画のこと)よろしくお願いします」って挨拶したら「何もしないけど、楽曲は好きに使ってください!」って(笑)。いい人だなって思ったし、まさにうそがない人だなって。――大根監督の奥田民生像は?大根:もういい中年になって、大人としてどう仕上げていけばいいのか?そういう意味で、周りに気を遣わせず、手は抜かないけど力は抜いて仕事に臨む――というのが俺の民生像なのかな?今回の映画で言うと、“民生愛”みたいのは、ブッキーに任せて、俺は民生的に現場にいて、どっしり構えて全体を俯瞰しようと…。新井:よう言ったな(笑)。あんだけ水原希子ちゃんの撮影に入れ込んどいて!どこが「全体を俯瞰」だよっ(笑)!大根:希子ちゃんのシーンは、音楽で言うところのギターのソロパートだね(笑)。そこは熱く!でもブッキーを撮るのは、歌唱シーンみたいなもので、そんなにエモーショナルにならず平常心なの(笑)。――妻夫木さんと新井さんは、過去に何度も共演されていますが、大根監督から見てこのお2人は…。大根:芝居の相性がいいから、安心してずっと見てられるんですよね。新井くんは、俺の映画には必ず出るという悪魔の契約をなぜか勝手に結んでて…(笑)。新井:だって、ウチが出ないとコケちゃうからさ(笑)。ウチの中では、大根さんとブッキーが一緒にやるってことにすごく惹かれたね。台本読んで、大根さんがこの話を軽~い感じで撮って、ヒロインが水原希子ちゃんで、あくまでイメージでウチは本人のこと、知らないけど、男を転がす感じが「なんなんだ!このドンピシャ感は!」って。迷わず「やります!」って。――企画として、30代半ばの男たちが女の子に入れあげて…というラブコメは最近では貴重ですね。妻夫木:面白いじゃないですか。最近、少女漫画原作の恋愛モノは多いけど、男側の勝手な意見を言わせてもらうと、恋は夢見るよりもバカでありたい(笑)。こういう映画があるからこそ、恋愛を経て、大人の男として出来上がっていくというか。最近、なかなかないどストレートなラブコメで、でもちゃんと人生が見えてくるっていいなって。新井:いまの少女漫画原作の実写化の企画は、もちろん制作側が、ある程度の数字を見込めるからこそこれだけ作られてるんだけど、逆に言うと、その数字が計算できなくなったらなくなるでしょ。でも、この映画みたいな作品は、絶対になくならないし、強いでしょ。妻夫木:意外としっかりと残る映画になってる。新井:ただ、大根さんの現場は長いから、ブッキー大丈夫かな?飽きちゃわないかなって心配だったけど(笑)。妻夫木:なんでよ(笑)。大根:というか、長い現場なんていくらでも経験してるでしょ?大河ドラマとか。照明待ちで何時間とか。妻夫木:大根さんの現場の長さって、そういうんじゃないでしょ?いや、別にイヤじゃないんですよ(笑)。新井:大根さんは、同じシーンを頭から何回もやるんですよ。妻夫木:いい言い方をすれば「こだわりがある」だけど、言い方を変えれば「しつこい」(苦笑)!大根:言い訳するなら「グルーヴが生まれるのを待っている」のかな。妻夫木:なんかカッコいい(笑)。大根:舞台なら、同じとこを何度も稽古で繰り返して、いつの間にかグルーヴが生まれるけど、映画だと事前のリハーサルさえできるような作品は少ないし、その日の現場で全部やらないといけない。もちろん、個々の役者はうまいけど、役者同士の絡み合いを含めた総合的なものだから。人と人の真ん中に“うねり”が生まれないといけないの。新井:なんか、いい監督っぽいこと言ってるな。それでいて、編集で結局、一発目の芝居使ったりするんでしょ(笑)?大根:結局、繰り返してすり減っちゃったなって(笑)。妻夫木:あぁ、やっぱりあのシーン、カットされてる!とかね(笑)。――映画の中で、コーロキはバリバリ仕事に力を傾けつつ、魔性のヒロインとの恋に引きずられていきますね。いわゆる「仕事と私、どっちが大事なの?」的な…。そういう恋愛、コーロキの姿については…。妻夫木:まあ僕も新井くんもそうだろうけど、そもそも、そんなこと聞いてくる女の子とは付き合わないでしょ(笑)。新井:「仕事があってこそ、いまの自分がある」って人と、コーロキみたいに仕事と恋が天秤に掛かっている状態の人といるけど。(後者は)やっぱり、男にとっても相手にとってもよくないよね。大根:でも30歳くらいまで、あんな感じじゃない(笑)?いまはスマホとかあるから、なおさらコンタクトが取りやすくて、ああいう状態に陥りやすいんだろうね。新井:大根さんの映画って、いつも実は「働け!」ってことがテーマだよね?大根:そうだね。結局はいつも「仕事せよ!」ってことを描いてる。――それでも、否応なく、恋愛のあれこれに引きずられてしまって…ということはないですか?妻夫木:まあ、僕はそれがあったら結婚してないし(笑)。新井:でも過去の経験ってことで言うとあるよ。タイトルは言えないけど、昔、ある作品のラストシーンの撮影を前に、電話で別れ話されて…。妻夫木:…(笑)新井:「ちょ、ちょっといま、現場だから。あとで掛けるから!」って。これからラストシーンなのに、どうしよう?ってなって、セリフを口にしつつ、言えてない(苦笑)。そりゃメンタルぶれるでしょ!大根:役者に限らずスタッフもあるよ。こないだ、ある現場で普段は全然、元気ない助監督のひとりが「(叫ぶように)本番!」とか言い出して「ど、どうした…?」って聞いたら「さっき、彼女にフラれました!」って。妻夫木:いいね。コーロキっぽいな(笑)。――先ほど、妻夫木さんからも少しお話がありましたが、“俳優”という大衆のイメージがどうしても先行しやすい仕事をしている中で、ご自身でもイメージを気にし過ぎたり、自分を作ってしまうようなことはありますか?妻夫木:20代とか、特にそうでしたね。大人になりたかったんですよね。30歳を超えてみて「あぁ、30代って意外とコドモなんだ…」ってわかって、何も考えなくなったところもあるけど。――自分を年齢や実際の姿よりも“大人”に見せようとした?妻夫木:ありがたいことに主演をやらせていただく機会も多くて、「座長としてどうあるべきか?」とか考えたり、恋愛でも「男として」とか「相手に対してどうあるべきか?」とか「大人として結婚を見据えて」とか…。なんであんなに責任を背負いたがってたのか…勝手に(苦笑)。大根:じゃあ、若い頃はもっと“座長!”って感じがあったんだ?妻夫木:座長として、気を遣ってみんなとコミュニケーションを取ろうとか。もちろん、作品のためなんだけど。でも結局、いい芝居することが一番必要なことなんですよね。気を遣うことで、よくなる部分もあるとは思いますけど。でも、大事なのは芝居だってシンプルにどこかで思えたんですよ。新井:ウチは、もともと周りのイメージとか気にしたことないな。青森の田舎にいると、誰がケンカ強いとか、カワイイとか、誰と誰が一緒になったとか、一瞬で広まるのよ。妻夫木:いやだな、それ(笑)。新井:すぐウワサが立つの。でも知らない人に何を言われてもどうでもよかったな…。結局、ウチもあれこれイメージするけど、その自分の考えを信頼してないから。会ってみないとわかんないでしょ?だから、人と会って「うわ、意外!」ってことも少ない。大根:そういう意味で、変わんないけど、仕事のスタンスは変わったよね?初めて会った頃は「縫い(※同時期に掛け持ちで複数の作品に出演すること)はしない!」ってこだわってたけど…。新井:あったね、そういうの。掛け持ちはしないって。いまは何もこだわんない。だって、そうしてても良いことなかったもん。10年やって気づいた。特にメリットないなって。大根:俺、その話、大好きなの(笑)。ただ、そのあたりから、お茶の間の人気も出始めたよね?妻夫木:ユルくなったんだね。大根:やってる役も、昔はほぼ犯罪者とかだったのに(笑)。新井:いやいや。若い頃にブッキーと共演した『さよなら、クロ』でも生徒会長とかやってるからね!バイク事故で死んじゃうけど…(笑)。要は、言いたいのはイメージはしょせん、イメージだってことね(笑)!(text:Naoki Kurozu/photo:Nahoko Suzuki)
2017年09月15日ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなってきた人気シリーズ「世にも奇妙な物語」。この度、「’17秋の特別編」の第1弾出演者が決定し「EXILE」および「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」に所属する岩田剛典が本シリーズに初出演&初主演することに!究極のラブストーリーで、運命の恋を信じきれない独身男性の不器用な心の動きを演じる。■あらすじ“運命の人、運命の恋、永遠の愛”というものを信じきれない29歳の独身男性・和泉涼平(岩田剛典)は、ある日、腕時計のような機械を拾います。音が鳴りやまないその不思議な機械。思わず装着しようと腕に当てると、ベルトが勝手に巻き付きロックされ、「運命探知機ヲ、起動シマス」と機械音が…。戸惑い、うろたえながらも“運命探知機”の指示に従う涼平。そこへ、涼平めがけてバケツで大量の水をぶっかける風変わりな女性・北澤由紀(石橋杏奈)が現れて…。最悪な出会い、奇跡的な再会、突然の恋のライバル登場…。まるで恋愛ドラマのようなシーンを重ねていくうち、涼平は自分の中に芽生えた変化に気付きます。本当に“運命の人、運命の恋、永遠の愛”があるのかもしれない、と…。■“運命の恋”がモチーフ!豪華共演陣も作品は“運命の恋”をモチーフにした「運命探知機」。イケメン俳優として、数々のロマンチックな恋愛ドラマで理想の恋人を演じてきた岩田さんが、本作ならではの究極のラブストーリーで、運命の恋を信じきれない独身男性の不器用な心の動きを演じる。また、主人公の“運命の人”となるヒロインには、正統派女優として清純なヒロイン役の数々を演じて注目を集めている石橋杏奈が決定。浅香航大、玄理、丸山智己ら個性派俳優が脇を固める。2010年、「三代目J Soul Brothers」正式メンバーとしてデビューした岩田さんは、2013年、舞台「あたっくNo.1」で俳優活動を開始。以後、映画『クローズEXPLODE』で映画デビューを果たすと、大ヒット映画『植物図鑑』で初主演を務め「第40回日本アカデミー賞」新人賞・話題賞ほか各賞を受賞。また連続ドラマ「ディア・シスター」などさまざまなドラマに出演。甘いマスクと甘いセリフで女の子の心をキュンとさせる役柄を演じる一方、男らしさあふれる役柄もこなす俳優として活躍中だ。■岩田剛典よりコメント到着!そんな岩田さんは、本シリーズへの出演を「『世にも奇妙な物語』シリーズは小さい頃から、その季節が来ると楽しみにしてきた風物詩的なシリーズでした。子ども心をとてもくすぐられた記憶があって、そういう作品に携われるチャンスをいただけたのは本当にうれしいです」と喜びをコメント。役どころについて「誰しもが自分にとってすてきな人といつの日かひょんなタイミングで出会うことを夢見るものだと思います。そんな夢見る一人の若者」と分析し、「この作品は『世にも奇妙な物語』らしい怖さとは一味違う、怖さのジャンルにはこういうものもあるんだなと、自分が思う題材だったのでより演じてみたいと思いました」と語る。また、“運命の人、運命の恋、永遠の愛”を信じられますか?という問いには「あるわけないとは思わないです。あったらいいなっていう思いはありますし、心のどこかで“運命の恋”があったらすてきだと思います。もしも“運命探知機”があったら、その指示に従って“運命の人”に出会ってみたいですね」と熱いコメントを寄せた。最後に「この作品はどこか一つのシーンが見どころというよりも、最後まで何が起こるかわからない、意外な展開が見どころです。最後まで楽しんでみていただければと思います」とアピールした。旬な2人が織りなす“運命の恋”を描く「運命探知機」は、「世にも奇妙な物語」らしいシュールな結末が待ち構えている…。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’17秋の特別編」は10月14日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月06日今より綺麗になるために、エステにコスメに食事に、女の子はお金がいくらあっても足りないですよね。でも、美容は手をかけるだけではなく、たまには引き算することで効果があることも。今回はエステ講師の筆者が、美容のためにやめるべき習慣をご紹介します。1.夜食をやめる夜になると小腹が空いて、罪悪感はあるんだけど誘惑に負けてお菓子やアイスを食べている……。こんな人はいませんか?寝る前に食べると太りそう、と心配している人もいると思いますが、実はお肌にもよくありません。未消化物があることで睡眠の質が低下して、お肌の修復が遅れたり、美肌に大切な栄養の吸収が妨げられてしまったり、美肌にとってもマイナスです。そもそも、夕飯を減らして夜小腹が空いてしまうのであれば本末転倒。きちんと三食食べた方が、ダイエットにも美容にも◎です。また、なんとなくダラダラ起きているのも小腹が空いてしまう元。早寝早起きは無駄食いも防げ、夜食防止にもなりますよ。2.冷たい飲み物をやめる女性の大敵、冷えは美容にもマイナス。体が温かいと血色が良く顔色もいいですし、全身の巡りもスムーズで、むくみにくく太りにくい体が手に入ります。外からの温めも大切ですが、冷たい飲み物をやめることも美人をつくる第一歩。朝晩の白湯が定着してきましたが、日中の飲み物も温かいものに変えましょう。暑い夏は冷たいものをゴクゴク飲みたいところですが、熱いお茶を飲むことで、かえってスッキリします。美容大国、韓国では“以熱補熱”という言葉があり、暑い時に熱いものを食べて、サッパリする習慣があるそうですよ。3.白砂糖をやめるチョコレートやスイーツ、冷たいアイス、炭酸飲料など、砂糖が大量に入っていることを知っていますか?糖は必要な栄養素ですが、米やイモ類など、自然の食品から十分とれているんです。糖の摂りすぎは肌をくすませたり、太りやすい体質を作ってしまったり、疲れやすくなる原因にもなります。白砂糖が使われている食品をやめるだけでも、お肌の調子は格段に上がります。甘いものは果物など自然な甘味から摂るようにしたり、ビタミンやミネラルが豊富なはちみつや黒砂糖に変えたりするだけでも、意識が変わりますよ。4.口呼吸をやめる仕事中やスマホを見ている時など、いつの間にか口で呼吸をしている人はいませんか?電車の中や街を歩いていても、口呼吸をしている人が多いなぁと感じています。呼吸は本来、鼻でするもの。口は食べ物の通り道だといわれています。口呼吸を続けていると、口の中が乾燥して口臭も発生しやすいですし、口がだらしなく開いていて見た目にも残念。そのうち顔全体がたるんできてしまいますよ。口はしっかり閉じて、口角をきゅっとあげてみて。口がぽかんと開いている美人なんていませんよ。5.洗い過ぎをやめる丁寧な洗顔は大切ですが、やり過ぎはかえって逆効果。お肌に必要な潤いまで洗い流してしまうと、肌がつっぱったり、乾燥を感じたりしてしまいます。肌にはバリア機能がありますが、洗い過ぎはバリアを壊してしまうことに。本来、肌には自分で水分と油分を調整する力がありますが、外的刺激や生活習慣でその力が弱まってしまいます。少し前に、タモリ式入浴法が話題になりましたが、本来毎日体を洗う必要はないとも。湯船に浸かることで皮膚が柔らかくなり、汚れはほとんど取れるといわれています。体をゴシゴシ洗わないと、汚れが落ちないように感じている人は、シャワーだけで済ませていませんか?体を温める、血行を良くする、リラックスするだけじゃなく、入浴はお肌の汚れを浮かせて取り除いてくれる効果もあるんです。清潔感は大切ですが、肌のバリアを壊さないように、洗い過ぎには気をつけましょう。いかがでしたか?新しいことを取り入れるのもいいですが、やめるべきこともあるような気がしませんか?この5つを改善するだけでも体はみるみる変わりますよ。できそうなことから是非始めてくださいね。
2017年08月30日「現在と違って、まだ福祉とかボランティアとかいう言葉になじみがない時代です。スタッフの間では『1億円集まったらすごいね』と話していました。ところがふたを開けたら、たいへんな金額が集まったんです」 こう話すのは、’78年8月の第1回『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)から第3回まで制作スタッフとして番組に関わった小俣匡彦さん。同番組は、今年の『24時間テレビ40「愛は地球を救う」』(8月26〜27日)で第40回の節目を迎える。「すべてが手探りだった」という小俣さんが、第1回の制作現場のドタバタ舞台裏を明かしてくれた。 「この年(’78年)は日本テレビ開局25周年。その記念番組企画の募集に、当時『11PM』のプロデューサーだった都築忠彦さんが、24時間生放送でチャリティーをテーマにした番組を提案し、それが採用されたのがきっかけでした」(以下・小俣さん) 第1回のメインキャスターは萩本欽一と大竹しのぶで、メイン会場は港区芝公園の東京郵便貯金ホール(現・メルパルクホール)。このころまだ麹町にあった日本テレビのスタジオには大橋巨泉、竹下景子、タモリら豪華メンバーがならんでいた。そしてスタジオ内には、視聴者からの電話をスタッフが取り次ぎ、大橋巨泉らと直接やり取りするための直通電話が引かれていた。 「数百台の電話機を用意して対応したのですが、番組スタートと同時に日本テレビ中の電話が鳴りっぱなし。スタッフだけでなく局員も全員で対応しましたが、回線がパンクして、その半数が一時通話不能になってしまいました」 番組のオープニングでは、チャリティーパーソナリティーであるピンク・レディーの歌が流れていたが、それを横目にスタッフたちは予期せぬトラブルと必死に闘っていたのだ。 「十分に用意したはずの電話がパンク……。事前の想定が甘かったといえばそれまでですが、スタッフの想像をはるかに超える反響が全国的に巻き起こったということです」 小俣さんが忘れられないのが、回線のパンクで殺気立つ現場にやってきた1人の男性。 「黒いニット帽にサングラス姿の男性がふらりとスタジオに入ってきて『僕にも電話番をやらせてほしい』と」 スタッフ全員が誰かといぶかしがるなか、率先して電話対応を始めたのが、出演依頼もしていなかった歌手の故・尾崎紀世彦さん(’71年『また逢う日まで』で日本レコード大賞)だった。 「もちろんまったくのボランティア。黙々と手伝ってくれる尾崎さんの姿を見て、この番組は大成功するかもと思いました」 番組最後のグランドフィナーレでは募金総額を発表することになっていた。そのため、お金を数える最新式の機械を銀行が持ち込んでいたのだが……。 「あまりに金額が多すぎて機械が読み取れない。その周りには大人1人では持ち上げられないほどお金が入った袋がつぎつぎと運ばれてくる。結局生放送でカウントできたのは4億円でしたが、最終的には12億円近い募金が寄せられました」 欽ちゃんや大竹しのぶ、タモリなどが先導して青山通りをパレード、代々木公園で番組はエンディングを迎えた。そのパレードの中にいたのが、当時の日本テレビの社長だった小林與三次氏。沿道の人から口々に寄せられる「(番組をやってくれて)ありがとう」の声に感激。本来は開局25周年記念で1回きりのはずだったこの番組を、代々木公園のステージで「来年もやります!」と宣言してしまった。 「スタッフは、相次ぐトラブルと、準備段階から不眠不休だったこともあり疲労困憊。その社長の言葉を聞いて思わず『えっ!』と座り込んでしまったスタッフも多かった。私もその1人でした(笑)」
2017年08月25日「元マネージャーのAさんの会社に移籍するなどと言われてきましたが、3人は9月以降、特定の事務所に所属せず、しばらくは“フリー”という形で活動していくようです」(広告代理店関係者) 6月18日、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42・※)、香取慎吾(40)とジャニーズ事務所の契約が9月8日をもって終了することが発表された。SMAPの解散発表以後、3人は新規の仕事をほとんどやってこなかった。退所後にその状況が変わるのか、ファンは大きな関心をもってきた。 「SMAP育ての親であるAさんへの3人の信頼は、いまも揺らいでいません。特定の事務所に所属しないのは、3人を『彼らを想う気持ちに変わりはありません』という異例のコメントでこころよく送り出してくれたジャニー喜多川社長にきちんと礼を尽くしたい、ということでしょう。とはいえ9月以後はAさんが“フリー”の3人を背後からプロデュースして支え、仕事の窓口もAさんが受け持つことになりそうです」(前出・広告代理店関係者) 気になる3人の今後については、草なぎがナレーターを務める『ブラタモリ』(NHK)から、退所後も草なぎの出演は継続されることが発表されている。そして、こんな話も――。 「じつは今月に入ってから、Aさんがある映画会社を1人で訪れたんです。Aさんの来訪を知って、映画会社の社内は『まさかAさんがうちに来るとは……』と、騒然としたそうです」(芸能プロ関係者) 彼女が訪れたのは、大手ではなく独立系の映画会社。 「大手映画会社には、すでにジャニーズ事務所のタレントが数多く出演していますから、遠慮したのかもしれません。Aさんは10月以後の新たな活動の場を求めて、3人の映画出演を売り込んだと聞いています。それぞれの主演映画かもしれませんが、必要なのは、何よりもインパクト。稲垣さん、草なぎさん、香取さん3人の“トリプル主演映画”となれば話題性は抜群。Aさんの狙いはそこにあるのかもしれません」(前出・芸能プロ関係者) さらに語るのは、別の広告代理店関係者。 「Aさんは、基本的に退所後の3人を“俳優”として売り込んでいますが、SMAP時代にお世話になった作詞家や作曲家とも頻繁に連絡を取り合っています。映画や広告の関係者とも――。そこでも、3人を同時に起用する企画を提案しているようですよ」 しかし退所が決まったとはいえ、3人はまだジャニーズ事務所に所属している身。動き始めている“営業活動”がよけいな軋轢をうまないか心配になるが……。日本エンターテイナーライツ協会の共同代表理事・佐藤大和弁護士がこう解説する。 「一般的には、元の所属事務所との契約で禁じられていなければ、退社後の営業活動を事前に行うことは違法にはなりません。ただ、元の所属事務所を刺激したくないという配慮から、きちんと退社してからの営業活動が慣例となっています。退社前からの営業活動は、違法ではありませんが、“マナー違反”とは言われるかもしれませんね」 Aさんの活動ぶりを耳にしたテレビ局関係者の1人もこう言う。 「思い切ったことをやっている気はしますね。業界内では明確な“マナー違反”。3人の今後の活動に影響しなければいいのですが……」 元SMAPの5人全員が輝き続けることこそがファンの切なる願いだ――。 ※弓ヘンに前の旧字の下に刀
2017年07月01日ジャニーズ事務所が18日、元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42・※)、香取慎吾(40)との専属マネジメント契約を9月8日で終了すると発表した。 この発表に先駆けて一部スポーツ紙が、香取司会のテレビ朝日系「SmaSTATION!!」の9月いっぱいでの終了内定を報道。同局は終了か存続かについて明言していないが、番組公式サイトの掲示板には存続を願う声が殺到している。 「テレ朝のみならず、3人の“独立問題”は各局にとって頭の痛い問題です。可能性はあったものの、いざ発表されると『これからクリアしなければいけない問題が山積みだ』と現場は大混乱です」(民放キー局の編成担当者) 香取は同番組のほか「おじゃMAP!」(フジテレビ系)、稲垣は「ゴロウ・デラックス」(TBS系)、草なぎは「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)と声で出演する「ブラタモリ」(NHK総合)にそれぞれレギュラー出演中。3人の退社のタイミングは10月改編前という微妙な次期だけに、さらに現場は混乱しそうだという。 「さすがに7月の改編はもうすぐで番組が固まってしまっているだけに、放送終了やリニューアルが厳しい。退社後にはさすがに番組名に『SMAP』絡みのタイトルは使えないため、放送を続けるとしてもタイトルの変更が必要。3人の退社によって、秋の改編以降に3人の起用が前提だった企画や番組は白紙になってしまいました」(前出・民放キー局の編成担当者) いずれも売れっ子だった3人だけに、退社後、それぞれのレギュラー番組は大きな動きがありそうだ。 (※)弓ヘンに前の旧字の下に刀
2017年06月19日最近オリエンタルラジオの中田敦彦さんが、松本人志さんを批判したことが話題になっていましたね。一部では「よく言った!」と賞賛の声も上がっていますが、一方では「上から目線が気に入らない」という意見も多く上がっています。中田さんはあえて“上から目線”を演じているところもあると思いますが、芸能界には他にも“上から目線”だと感じる話し方をする人がいますよね。そこで今回は、パピマミ読者100人に『上から目線が鼻につく芸能人』(調査期間:2017年6月8日〜2017年6月9日)について聞いてみました!●1位:和田アキ子『多少キャラを作っている部分もあるのかもしれませんが、個人的にはこの人の横暴で偉そうな感じが嫌です。番組での発言もほとんどトンチンカンだし、なんでテレビに出続けられているのか分からない』(35歳女性/販売)『和田アキ子の言動を見てると「何様?」って思うことがよくある。安田美沙子の結婚式を自分の都合だけで2時間に縮めた話は本当にドン引き。女性にとって結婚式は一生に一度の晴れ舞台なのに』(41歳女性/主婦)第1位は『和田アキ子』さんで29%(29人)となりました。和田アキ子さんといえば、“芸能界のドン”と呼ばれるほど芸能界に影響力のある大御所芸能人ですが、最近ではその横暴な言動からしばしば炎上することも多いですね。故・川島なお美さんが闘病中に激ヤセした姿をブログに公開した際に『普通なら(痩せてることを)隠そうとするよね?』『そういう状況でも元気ですとアピールされたのかな?』と批判に聞こえるような発言をしたり、タレントの安田美沙子さんの結婚式を自分の都合だけで早めに切り上げさせたりと、普通では考えられないようなエピソードをたくさん持っています。そうした常識はずれの言動を取るからこそ、“芸能界のドン”と呼ばれるのかもしれませんね。しかし、一方で和田さんは『他人を打つのはいいけど(自分は)打たれ弱いから 』という理由でTwitterをやめるなど、繊細な部分も持ち合わせており、そのことが「自分がやられて嫌なことはするな!」とより一層反感を買う原因になっているようです。昨年は紅白歌合戦から落選して話題になった和田アキ子さん。このままだと芸能界のドンで居続けるのは難しいかもしれませんね。●2位:坂上忍『坂上忍はたいして俳優として成功してるわけでもないのに、なにかと上から目線なのがイラつく。この人が出てたらテレビのチャンネル変えますね』(38歳女性/事務)『普段はえらそうなのに、ダウンタウンとか和田アキ子とかの大御所の前ではペコペコしてるのが嫌い』(31歳女性/編集)第2位は『坂上忍』さんで16%(16人)となりました。坂上さんといえばフジテレビ系の昼番組『バイキング』のMCとして活躍している売れっ子俳優ですが、その過激な言動に嫌悪感を抱く人が少なくないようです。たしかに坂上さんは“正論”を言うというよりは、自分の主観的な目線から意見を言う ことが多いですよね。それが坂上さんの武器でもありますが、“上から目線”と捉えられかねないような発言もしばしば耳にします。また、坂上さんは目上の人を立てる傾向にあり、先輩芸能人の前ではあまり批判的なことを言わないことも批判の要因になっているようです。とはいえ、バイキングの視聴率を1%台から平均4%まで引き上げた功績のある坂上さん。今後“いいとも”のタモリさんのように国民から愛されるようなMCになることはできるのでしょうか。●3位:くわばたりえ『いつもママ代表みたいな顔で発言してるけど、ほとんどクレーマーみたいな感じで全然共感できない』(36歳女性/販売)『ブログは嫌いじゃないけど、コメンテーターとしてのくわばたりえは嫌い。常に上から目線で自分が正義だと信じてる感じが受け付けない』(32歳女性/主婦)第3位は『くわばたりえ』さんで13%(13人)となりました。くわばたりえさんは元々お笑いコンビ『クワバタオハラ』として活動していましたが、3人の子宝に恵まれてからは“ママタレ”としての活動が増えてきました。ママ代表というポジションでコメンテーターをする ことも多く、歯に衣着せぬ物言いがたびたび賛否を呼んでいます。以前はある番組で「病院は病気を100%治せるわけではない」と言った医者に対して「それを病院が言ったらあかんちゃうの?」と食ってかかったことで炎上しました。くわばたさんのブログや書籍には多くのファンがついていますが、コメンテーターとしてはいまいち“ママ代表”になりきれていないようです。----------いかがでしたか?今回のランキングでは和田アキ子さんが1位という結果になりました。自分の言動が“上から目線”かどうかは自覚しづらいものですが、私たちも周囲からそう思われないように気をつけたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜9位)】上から目線が鼻につく芸能人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/福永桃子
2017年06月12日タレントのマツコ・デラックスが、日本アンガーマネジメント協会が調査した「怒られたい著名人」ランキングで1位に輝いた。マツコはこれで、2015年から3連覇を達成した。この調査は、6月6日の「アンガーマネジメントの日」に合わせ、全国の10~60代の男女1,000人を対象に実施したもの。マツコは、2位に2倍以上の差を付ける260票という圧倒的な得票数で、3年連続で1位に選ばれた。マツコへの投票理由は「論理的に説明してくれそう」(50代男性)、「的確な理由で叱ってくれそうだから」(20代男性)、「正論を言ってくれそうだから」(30代女性)といった意見が並んだ。2位は松岡修造、3位はタモリで、トップ3の顔ぶれは昨年から変わらず安定している。また、「理想の上司ランキング」(明治安田生命調べ)で、男女それぞれ1位となった日本テレビの水卜麻美アナウンサーが7位に、ウッチャンナンチャンの内村光良が9位にランクインし、いずれも初のトップ10入り。水卜アナには「人として完成しているから。相手の気持ちも考えられそうだから」(10代女性)、内村には「穏やかに諭してくれそう」(40代女性)といった意見が寄せられた。この傾向について、日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介代表理事は「優しく怒ってくれそうな人のランクインが目立った。現代は怒られ慣れていない人が非常に多いです。そこで、怒られるのであれば、優しく怒って欲しいという希望がよく見えた結果になったのではないか」と分析している。
2017年06月01日歌手で俳優の星野源が17日、東京・六本木の国際文化会館で行われた「第9回伊丹十三賞」の贈呈式に出席し、受賞の喜びを語った。同賞は、デザイナー、俳優、エッセイスト、映画監督など、さまざまな分野で才能を発揮した伊丹十三氏の遺業を記念して創設。星野は今回、「音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断し、どこか息の詰まる時代に、エンターテイナーとして驚くような風穴をあけてしまった星野的表現世界に」とジャンルを超えての活躍を評価されて受賞した。贈呈式で星野は、「心臓から胸の内から感動しています」と喜びを表現。20代半ばに伊丹十三氏の映画をDVD-BOXで見返して「『タンポポ』を見てなんておもしろいんだ」と感銘を受け、「伊丹さんブームが訪れた」という星野は、「てっきり監督だけだと思っていたのですが、本当にいろんな活動をされていることを知って、おもしろいなと思ったし、かっこいいなと思いました」と伊丹氏への尊敬の思いを語った。自身も俳優、歌手、文筆家として幅広く活躍している星野は、「芝居の現場に行くと『音楽の人でしょ?』と言われ、音楽の現場に行くと『芝居の人でしょ?』と言われ、どの現場に行ってもあぶれてしまう感覚。自分の居場所がないなと思っていました」とずっと抱えてきた苦悩を告白。そんなときに伊丹氏を知り、「おもしろいと思ったことは何をやってもいいんだ」と思うようになったという。そして、伊丹氏を追いかけようと思った時期もあったというが、「だんだんと伊丹さんの活動を見ていて、『君は君の場所を作れ』と言われている気がした」という星野。「とにかく好きなことをやろうという気持ちでやっていたら、こんな素敵な賞をいただくことができました。『それが君の場所だよ』と言われている気がしてすごくうれしかったです」と喜びを語った。伊丹氏に加え、植木仁氏からも影響を受けたと熱弁。「自分が受け取ったものは何らかの形でつながっていくと思っている。自分のフィルターを通した形で遺伝子をつなげていけたら」と決意を新たにし、「うれしすぎて今日はあまり眠れないと思う」と笑った。贈呈式には、伊丹氏の妻で伊丹十三記念館の館長を務める女優の宮本信子、伊丹十三賞選考委員会の周防正行、中村好文、南伸坊も出席。なお、同賞は過去に、糸井重里、タモリ、内田樹、森本千絵、池上彰、リリー・フランキー、新井敏記、是枝裕和が受賞している。
2017年04月17日若手実力派俳優・菅田将暉が、4月29日(土)放送の「世にも奇妙な物語‘17春の特別編」で、「世にも奇妙な物語」初出演&初主演を果たすことが決定。菅田さんは、オリジナル作品「カメレオン俳優」に登場しドラマ内で様々なキャラクターに変化していくという。ストーリーテラーのタモリと、豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ「世にも奇妙な物語」。今回、出演が決定したのが、「仮面ライダーW」で俳優デビュー後、『共喰い』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、連続テレビ小説「ごちそうさん」や『デスノート Light up the NEW world』『溺れるナイフ』『キセキ ーあの日のソビトー』など数々の話題作に出演する菅田さん。彼が演じるのは、初主演ドラマの撮影で散々ダメ出しを受け、プレッシャーに押しつぶされそうな若手人気俳優の工藤圭太だ。工藤は、「どんな役にも染まれるカメレオン俳優になれ」というマネージャーの鍋島(塚地武雅)の勧めで、一時的に思い通りの人間に変身できるという秘薬“カメレオーネ”の投与を始めてしまう。以来、まるでカメレオンのように次々と役に染まり、難役をこなしていくが、ドクターからカメレオーネの投与は1日1回までと制限されていたにも関わらず、カメレオン俳優ランキングで不動の1位をキープする八巻卓朗(平山浩行)との競演をひかえ…。デビューする前から本シリーズを観ていたと言う菅田さんは「素直にうれしかったです。ちょっとホラーで怖いものもあり、シリアスだったり、笑いや風刺の利いたものもあったりしますし、人間の根底にある欲望を描いている作品も多くて、個人的にはそういうのが好きです」と喜ぶ。菅田さん自身、いままで色々な役を演じてきた経験とも重なると話し、「物語の冒頭の“いまはちょっと笑うだけでキャーキャー言われるけど、これからはハートのお芝居しなきゃダメだぞ”っていう台詞が妙にツボで、“これはやりたいな”と思いました」とコメント。実際の撮影については、「めちゃくちゃ楽しいですね。ゲラゲラ笑いながらみんなで作ることができて、シーンひとつひとつに手応えがあって、ちゃんとクライマックスに向けてみんなで“良い悪ふざけ”ができているなと感じました」とふり返った。また、“カメレオン俳優”と呼ばれることも少なくない菅田さんにとって、まさにセルフパロディーとも言える今作。ドラマ内で色々なキャラクターに変化する菅田さんの演技がまさに一番の見どころとなっており、菅田さんも「ビジュアルのわかりやすい変化もあるんですけど、ところどころ自力でやっていかないといけないので、そこをぜひ見てほしいですね。物語の設定上は薬で変身していますが、実際には薬の力は無いので…(笑)ドラマを見ている人には“薬を投与しているから”という風に見てもらえればうれしいです」とアピール。そして「怪作です」と表現するのは、プロデュース・演出の後藤庸介。「驚がくのラストシーンが待っています。最強のライバルとの直接対決となるラストシーン、実はほとんどドキュメンタリー」と説明し、「台本に簡単な流れは書いてあったものの、実際にはリアルなカメレオン俳優2人のガチンコ対決となっています。何が起こるか分からない我々の前で繰り広げられた2人のお芝居は…とにかく見てください。奇跡のようなラスト5分です。僕は菅田くんのあるアドリブが衝撃的すぎて、冷や汗が止まりませんでした」と期待を煽るコメントを寄せた。さらに今回、菅田さんが主演する4月公開の映画『帝一の國』とのコラボシーンも登場。カメレオン俳優となった主人公が『帝一の國』に主演しているという設定で、撮影現場を再現している。そして菅田さんのほかにも、マネージャー・鍋島役の塚地武雅(ドランクドラゴン)をはじめ、山崎紘菜、山中崇、大和田伸也、平山浩行、峯村リエら若手からベテランまで幅広いキャストが物語を盛り上げる。いまノリに乗っている俳優・菅田将暉の熱のこもった怪演ぶりに乞うご期待。「世にも奇妙な物語‘17春の特別編」は4月29日(土)21時~フジテレビにて放送。『帝一の國』は4月29日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月30日歌手で俳優の星野源が、「第9回伊丹十三賞」を受賞したことが28日、伊丹十三記念館を運営するITM伊丹記念財団から発表された。デザイナー、イラストレーター、俳優、エッセイスト、テレビマン、雑誌編集長、映画監督など、さまざまな分野で才能を発揮し、時代を切り開く役割を果たした伊丹十三氏の遺業を記念して創設された同賞は、伊丹十三氏が「これはネ、たいしたもんだと唸りましたね」とつぶやきながら膝を叩いたであろう人と作品に贈られるもの。この受賞に星野は「本当に驚いています」とコメント。「自分にとって伊丹さんの存在は、はるか遠くに見える灯台のようでした。しかし、その灯りへはどうやっても辿り着けないようにできていて、その活動の姿勢や後ろ姿から、暗に『君は君の場所を作れ』と言われてるようにいつも感じていました」と打ち明け、「そしていま、こうして伊丹十三賞をいただけたことは、身に余る光栄であり、人生を丸ごと認めていただいたようにうれしいです。これからも手探りで活動を続けたいと思います。本当に、有り難うございます」と感激している。周防正行氏、中村好文氏、平松洋子氏、南伸坊氏からなる伊丹十三賞選考委員会は、星野源の受賞理由として「音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断し、どこか息の詰まる時代に、エンターテイナーとして驚くような風穴をあけてしまった星野的表現世界に」とコメント。贈呈式は、4月17日に行われる。星野は、自身も出演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌として注目された大ヒット曲「恋」が累計150万ダウンロードを突破、同曲が入場行進曲となっている「第89回選抜高等学校野球大会」も日々熱戦が繰り広げられている中、3月30日にはエッセイ『いのちの車窓から』が発売、4月7日には声優として出演する映画『夜は短し歩けよ乙女』が公開、さらには今夏、WOWOWで放送される『連続ドラマWプラージュ』の主演が発表されるなど、音楽家、文筆家、俳優として2017年も引き続き大きな話題が続いている。なお、同賞は過去に、糸井重里、タモリ、内田樹、森本千絵、池上彰、リリー・フランキー、新井敏記、是枝裕和が受賞した。
2017年03月28日俳優の坂上忍さん(49)が、2017年2月27日に放送された『バイキング』で、タレントの藤本美貴さんに整形疑惑を投げかけたことが話題になっています。この日の番組で、夫婦仲に関するコメントを藤本さんに求めた坂上さん。藤本さんが普通に答えると、突然坂上さんは藤本さんの顔を凝視しはじめました。そしてそれまでの話とは何の脈絡もなく、唐突に『ミキティ…、整形してない?』と言い放ったのです。いきなりの問いかけに、藤本さんは驚きを隠せないまま『急に?』とひとこと。その後、『髪の毛じゃないですか?』とヘアスタイルを変えたせいではないかと切り替えしましたが、この流れにスタジオは一時騒然となりました。●『イジリじゃなくてイジメ』『MCの才能ない』ネット上では坂上さんへ非難轟々あまりにも唐突すぎた、この坂上さんのひとこと。テレビを見ていた視聴者からは快く受け止められなかったようです。ネット上にも、『坂上って、弱くて言いやすい相手にばっかりつっかかるよね。歯に衣着せないキャラぶってるけど相手を選んでる段階でヘタレ』『そんなこと思ってても普通は黙ってる。本人に直接聞くのはオトナとしてどうなの』『同じ毒舌キャラでも有吉と比べて好感度ゼロ。なんか細かくて卑怯な感じするんだよね』『女性なんか、ヘアだのメイクだのでどれだけでも印象かわるじゃん……デリカシーなさすぎてドン引き』『面白いと思っての発言なんだとしたら、相当イタイわ』『こんなの、もしウチの会社でやらかしたらセクハラで左遷対象です。坂上さん、もうちょっと社会常識を知ったほうがいいですよ』『ただ相手の弱みをしつこく叩くだけで、面白くしようという意図がない。こうなったらもう、イジリじゃなくてイジメ。坂上の毒舌が不快なのはそのせい』『うまく雰囲気を作って盛り上げるのが、センスあるMC。タモリしかり、中居くんしかり。でもコイツにはそういうセンスがないから、こんなイヤな感じで直球投げることしかできないんでしょ。才能ないんだし、もうMC下ろせばいい』『自ら炎上ネタを投下して、ネットニュースに取り上げられたいとしか思えない。話題作りのつもりなの?』というように、坂上さんに対する非難や、MCとしての技量に疑問を持つ声などが多数見られました。ご意見番的な役割も果たすなど、お昼の顔としてすっかり定着した感のある坂上さん。ストレートに発言する毒舌キャラに、視聴者はどれだけついていけるのでしょうか……。【画像出典元リンク】・坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」 Powered by Ameba/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年02月28日芸能界の食通が集うお店です赤坂にある「韓国料理 兄夫(ヒョンブ)食堂 赤坂本店」は、テレビ局からも近く、本格的な韓国料理を楽しめるお店として多くの芸能人や業界人が訪れています。来店した方々の一覧が公式HPにもあるのですが、とにかくメンバーが凄いんです。矢沢永吉さん、葉加瀬太郎さん、小嶋陽菜さん、草彅剛さん、田中将大投手…あのマツコ・デラックスさんやタモリさんも訪れた人気店、その味が確かであることが分かりますね。また、ソン・スンホンさんやBoAさん、東方神起など、韓流スターやアイドルも多く訪れていますよ。店内にずらりと並ぶサインは圧巻です…!店内はテーブル席が並んでおり、少人数からある程度の大人数まで、幅広いニーズに対応してくれます。最大60名対応の宴会席もありますので、会社の歓送迎会等でも利用出来ますね。また、8名まで利用できる個室もありますので、ゆっくり過ごしたい方にもオススメです(宴会や個室の利用は要予約)。冷えた体を温めてくれる料理は、とにかく種類が豊富。何度でも通って色々と食べたくなる、そんな居心地の良さがあるお店です。出前サービスも実施していますので、お店の味を自宅でも味わうことが出来ますよ。駅チカなので移動もラクラク「兄夫食堂」は港区赤坂にあります。電車の場合最寄り駅は「赤坂駅」です。2番出口を出て413号線を外堀通りの方へ歩き、「赤坂CLUB・TENJIKU」のある角を曲がります。通りを直進して、「ミントミ赤坂2ビル」の1階と4階です。駅から徒歩で3分程度ですので、食事前・食事後の移動もラクラクですね。車の場合「赤坂二丁目交番前」の交差点を目指しましょう。首都高都心環状線を利用する場合は首都高飯倉で一般道に出て、そのまま麻布通りを北上します。六本木通りに合流したら二つ目の信号を左折し、麻布二丁目の交差点を目指します。なお、店舗の専用駐車場は無いので、近隣のコインパーキングなどをご利用ください。営業時間案内兄夫食堂は、24時間年中無休で営業しています。韓国料理を食べたくなった時、フラリと立ち寄ることが出来る気軽さは嬉しいですね。また、VISAやアメックスなどのクレジットカード支払いも可能ですので、多少食べすぎても大丈夫…かもしれません。迷ったら、肉を食べよう!一品料理からコース料理まで、とにかく品数が多い兄夫食堂。迷ったら人気の「ヒョンブサンパップコース」がオススメです。ヒョンブサンパップコース(3,580円・4名から注文可能)焼肉の定番であるサムギョプサルと、韓国料理12種類がついてくるのでボリュームは満点。しかも、サムギョプサルとサンチュはおかわり自由という太っ腹なコースです。追加料金でお肉の種類を変更することも可能。〆の冷麺かうどんまで、ペロリと食べてしまいますよ。牛骨付カルビ(1人前2,100円・2人前から注文可能)お店独自の自家製たれに漬け込んだ骨付きカルビは、柔らかくてジューシー。食堂自慢の味を是非食べてみてくださいね。親しい人と囲む美味しい食事に、思わず箸が進んで会話が止まらなくなってしまうかも。どんなシチュエーションでも利用出来る、使い勝手の良いお店です。スポット情報スポット名:ヒョンブ食堂住所:東京都港区赤坂2ー13ー17ミントミ赤坂2ビル1F 4F電話番号:03-5575-3883
2017年02月28日「本当にね、50過ぎて恥ずかしい本ですが(苦笑)、ねこ好きの方にめいっぱい共感していただけたらうれしいです」 こう話すのは、念願のねこ本『猫と田中』(太田出版)を出版したばかりの爆笑問題・田中裕二(52)。本のなかでは、タモリから頼まれて飼い主探しを手伝った話や、しょこたんこと中川翔子のねこに「ネギ」という名をつけ、栄養失調から救ったエピソードなど、ねこ好き芸能人の話も多く掲載されている。 そんな田中が、“芸能界ねこコミュニティ”秘話を語ってくれた。 「今はピコ太郎のプロデューサーとして有名な古坂大魔王もねこ好きで、よく僕の家に来てチーちゃん(田中の愛猫)たちと遊んでいました。古坂の愛猫・小魔王との出会いも、僕と一緒に飼い主探しをしている動物病院に行ったときのこと。その小魔王が『おかえり』と人間の言葉を話すんですよ。その動画を2人で見て盛り上がって『これにまたジャスティン・ビーバーが食いついたら、ピコ太郎以上の人気ねこになるんじゃねえの』なんて(笑)」 『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の共演から仲よくなった指原莉乃からは、相談も受けた。 「さしこから飼う前に『飼うならどんなねこがいいですか?』と、飼いたいねこの種類を大量に書いた紙を渡されたんだけど、僕の知らないものもあって。僕は日本ねこ、いわゆる雑種しか飼ったことがないから、『一般的なのは、マンチカンやスコテッシュ。人気だし、飼いやすいのかな。日本ねこもかわいいけどね』と話したくらいですが」 指原のねこは、アドバイスどおりマンチカンになったとか。 「それと、『サンデー・ジャポン』(TBS系)で共演している檀蜜にまんが『猫ピッチャー』(そにしけんじ・中央公論新社)を薦められて、読んでみたらハマっちゃって。今回、『猫漫才師』という共作まんがをそにしけんじさんに描いていただいたんです。ほかにねこトークをするのは、ハライチの岩井(勇気)、ダレノガレ(明美)、大地真央さんなど。大地さんとはそんなにお会いすることはないけど、会えば必ず『ねこちゃん元気?』ってなります。ねこ好きの共感でつながっている感じかな。距離がぐっと近くなったり、その人を信用できたりするんですよね」
2017年02月23日歌手で俳優の星野源が、20日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜25:00~27:00)で、女装を経験して「かわいいって言ってほしい」という願望が芽生えたことを明かした。かねてより親交のあるお笑い芸人のバカリズムがゲスト出演した今回。リスナーから「30歳を過ぎて"女子"という呼び方が苦手。お二人はどう思いますか?」という質問が寄せられ、抵抗があるというバカリズムに対して、星野は「20代前半のときはそう思っていたけど、今は全然いいと思う」と話した。そして星野は、「なぜかというと、女装してイベントに出る機会が多くて…どうやったら女子に見えるか家の中で練習する。カツラを手に入れて、足の毛をそったり」と語り出し、「女装して人前に出て褒められたことが何度かあった。和服を着て料亭の女将さんみたいな感じでレストランで写真を撮ったときに、従業員のおじさんに気に入られて『お酌しろ』『お前かわいいな』と言われて、めちゃくちゃうれしかったんです」と打ち明けた。だからこそ、「女子って言いたくなる気持ちがすごいわかる」と星野。「もっとかわいいって言ってってすごく思う。化粧も頑張りたいし、服も気を遣いたいし、髪の毛だってきれいにしたいし、かわいいって言ってほしいってすごい思ったんです。女装してみて(笑)」と熱く語った。さらに、「タモリさんも女装をされていると聞いたので、どうしたらいいですかって聞いたら、『今まで通りの外見でパンツだけ女子のパンツにしてみろ。そうしたら本質がわかる』と言われた」と、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)のリハーサルでのタモリとのエピソードも披露。「なんてすごい人なんだろう、自分がなんて甘いんだろうってすごい反省した」と振り返り、「それをやろうと思うんですけど、なかなか度胸が…。まだやれてないです(笑)」と話した。
2017年02月21日2月13日、東京・目黒区の碑文谷会館の葬儀会場には、悲しみに暮れるタモリ(71)の姿があった。トレードマークであるサングラスの奥に光るものをたたえながら、じっと無言で祭壇の前に立ち尽くす。その視線の先には、「タモリカップ」のロゴ入りの帽子をかぶった男性の笑顔の遺影が。金井尚史さん(享年56)。数多の人気番組に出演してきたタモリがもっとも信頼を寄せていたテレビマンが、この金井さんだった。 「タモリさんとは90年代にラジオ番組『タモリの週刊ダイナマイク』で仕事をしたのが親しくなったきっかけだったと聞いています」(芸能関係者) タモリと金井さんは、瞬く間に意気投合。2人の親密ぶりを、ニッポン放送関係者が明かす。 「金井さんは、相手の懐に入るのが早くてうまい。タモリさんと番組を始めたときもそう。タモリさんがヨットが好きだと聞くと、あっという間に1級船舶免許を取って周囲を驚かせた。以降、公私に渡って親しい付き合いを続けていました。毎年お正月はタモリさん宅で過ごしていましたし、『笑っていいとも!』が終わった直後のタモリ夫妻のヨーロッパ旅行にも、彼は同行していました」 タモリの夢の実現に一役買ったのも、金井さんだった。前出の芸能関係者は語る。 「タモリさんは昔から『ヨットレース=お金持ちのスポーツというイメージをなんとか払拭したい』と話してました。参加費を下げて、誰でも気軽に楽しめる、そんなヨットレースをやりたいというのがタモリさんの夢でした。ですが、いくら著名なタモリさんでも、ヨットレースを主催するのは難しいだろう、というのが大方の関係者の意見でした」 これまで、いくつもの難しい番組企画を成立させてきた金井さんは、その高い交渉能力、プロデューサーとしての手腕を、タモリのためにいかんなく発揮した。参加費を抑えるために、たくさんの企業に協賛を求めて回った。 「そうして09年、『日本一楽しいヨットレース』を謳い文句にスタートしたのが『タモリカップ』です。大会プロデューサーとして毎年開催を続けながら規模を拡大させて、昨年には237艇が参加する日本一のヨットレースにしたんです」(ヨット関係者) タモリカップをここまで大きく育ててきた2人。その絆はいつしか揺るぎないものとなっていた。しかしタモリにとってかけがえのない存在である金井さんに、病魔が襲い掛かる。15年5月、検診を受けた金井さんの体にがんが発見されたのだ。金井さんの友人が語る。 「肝臓がんでした。精密検査の結果から、医師は『余命3年』と告げたそうです。金井は人一倍明るい性格なので『まいったよ~』と笑顔で僕らには話してましたけど……」 医師からの余命宣告に、本人以上にショックを受けたのがタモリだった。 「彼の病状を聞いたタモリさんは、ひどく驚いていたようです。そして金井に向かって突然、『おれ、引退するから。ヨットで世界一周しよう』と言ったんです」(金井さんの友人) 複数のレギュラー番組を抱え、芸能界で不動の地位を築いたタモリ。だが、それらすべてを投げ捨ててまで、タモリは金井さんに生きるための希望を与えたかったのだ。しかし、金井さんの病状は予想以上に早く悪化していった。 1月末、家族以外面会謝絶だったがタモリだけは面会を認められた。やがて金井さんは意識を失う。ベッドサイドから見守っていたタモリはこんな提案を。タモリはジャズ好きなことで有名だが、金井さんもサックスが趣味だった。好きな音楽を聞いたらもしかして――。 「音は聞こえているかもしれない。耳元で音楽を流してあげたらいいんじゃないかな」 しかし今月9日、午前2時4分。タモリの願いもかなわず、金井さんはついに帰らぬ人となった。冒頭で紹介した葬儀会場でのこと。身じろぎもせずに金井さんの遺影を見つめ続けたタモリは、出棺直前、真っ先に棺に歩み寄った。 「タモリさんがとくに弔辞を述べることはありませんでした。でもこのとき、棺の中には2人が育てたタモリカップのパンフレットも収められていました。そのパンフレットに目を落としながら、タモリさんは故人の顔の横にそっと花を置いたんです」(前出・芸能関係者)
2017年02月21日ダヴィンチも創れなかった不思議な二重らせん構造「会津さざえ堂」白虎隊自刃の地でもある飯森山に江戸時代に建てられた木造のさざえ堂は、お堂の中を3階までらせん状に上がって下りても同じところを通りません。国指定重要文化財で、世にも不思議な二重らせん構造は世界でも珍しい設計なのだとか。スポット情報スポット名:会津さざえ堂住所:福島県会津若松市一箕町八幡弁天下1404電話番号:0242-22-3163約1ヶ月の戊辰戦争に耐えた難攻不落の名城「鶴ヶ城」会津若松の町に堂々とした姿を見せる名城「会津若松城」は、地元の人からは「鶴ヶ城」と呼ばれています。戊辰戦争で新政府軍の猛攻に籠城すること一ケ月。それでも耐えたことで有名です。幕末の赤瓦をまとった日本で唯一の天守閣が美しい城です。スポット情報スポット名:鶴ヶ城(若松城)住所:福島県会津若松市追手町1−1電話番号:0242-27-4005「大内宿(おおうちじゅく)」で江戸時代から残る町並みを散策会津の殿様が参勤交代で泊まったという本陣が今も残る藁葺き民家の宿場町。重要伝統的建造物群保存地区になっていて、そのままの姿を今に残しています。江戸時代にタイムスリップしたような気分になりそう。丸ごと一本のネギでそばを食べる「ネギそば」が名物。スポット情報スポット名:大内宿住所:福島県南会津郡下郷町大字大内字山本電話番号:0241-68-2920取材・文/小野アムスデン道子スポット情報スポット名:星野リゾート 磐梯山温泉ホテル住所:福島県耶麻郡耶麻郡磐梯町大字 更科清水平6838-68電話番号:0570-073-022(9:00〜20:00)
2017年02月17日明治安田生命が調査した「理想の上司」ランキングが6日に発表され、昨年放送されたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の出演者たちが大躍進した。今回、女性1位は日本テレビの水卜麻美アナウンサーだったが、4位に石田ゆり子が昨年の圏外からランクイン。『逃げ恥』で、"百合ちゃん"として外資系化粧品会社のキャリアウーマン役を演じていた影響からか、「知性的・スマート」「頼もしい」といったイメージから人気が上昇し、初のベスト10入りとなった。石田は、俳優・歌手部門で、天海祐希についで2位となっている。また、主題歌「恋」も担当した星野源は、男性の俳優・歌手部門で圏外から5位にランクイン。「親しみやすい」「優しい」という点で多くの支持を得た。この調査では、「理想の新入社員」のアンケートも実施。上司が選ぶ女性1位に、「親しみやすい」と支持された、『逃げ恥』主演の新垣結衣がランクインした。新垣は、新入社員が選ぶ同アンケートでも、土屋太鳳に次いで2位にランクインし、上司と同期の両方から人気を集めた。○2017年・明治安田生命「理想の上司」ランキング(総合)●男性1位:内村光良2位:タモリ3位:池上彰4位:原晋(青山学院大学駅伝監督)5位:所ジョージ6位:イチロー7位:関根勤、中居正広9位:城島茂、林修(予備校講師)●女性1位:水卜麻美2位:天海祐希3位:吉田沙保里4位:石田ゆり子5位:有働由美子6位:澤穂希7位:ローラ8位:いとうあさこ9位:真矢みき10位:大江麻理子・調査対象:今春就職を予定している新卒男女 および、会社員・公務員・会社経営者・自営業等の部下がいる社会人・調査エリア:全国・調査期間:2017年1月5日~11日・調査方法:インターネット調査・有効回答者数:学生1,109人 / 社会人735人
2017年02月06日