AKB48兼NGT48の柏木由紀が、21日に放送されたラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ/毎週月曜~木曜22:00~23:30)で、テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』における立ち回りの難しさについて語った。「出演できて一番うれしかった番組」というトークテーマになった際、柏木は「『ミュージックステーション』に出れたのはうれしかったです」と告白。そこから、司会者のタモリが急に「キンキとかどうなの?」といったように、アドリブで出演ミュージシャンに話を振ってくることがあるという話題で盛り上がった。その流れで共演者のお笑い芸人・ケンドーコバヤシから「タモリさんから急に話を振られたことはある?」と問われた柏木は「AKB内で私は話す予定なかったのに、振られた時はありましたね」と言い、「めっちゃビックリする…なんかMステで面白いことって言えないですよね」と続けた。「バラエティだと誰かがしゃべってるとめっちゃ笑うじゃないですか。でも、Mステに出演しているのはアーティストだから『へ~…』みたいな反応」と、バラエティ番組との違いを指摘した柏木。「だから、事前のアンケートに面白いっぽい話とか書かないようにしています」と、リスク回避をしていることを明かし、コバヤシからは「チャレンジしろよそれは!(笑)」と突っ込まれていた。
2018年11月26日アイドル離れした抜群のトーク力で人気を集める関ジャニ∞の村上信五(36)。その能力が“ある議論”を呼んでいるという。舞台となったのは11月9日放送の『ミュージックステーション(以下Mステ)』(テレビ朝日系)。乃木坂46や桐谷健太(38)といった豪華メンバーが顔を揃えるなか、この日の目玉は椎名林檎(39)とエレファントカシマシ・宮本浩次(52)による“夢の共演”だった。『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のエンディングテーマとしてもおなじみのコラボ楽曲「獣ゆく細道」をテレビ初披露ということもあって、放送前から大きな注目を集めていた。そんななか、出番前のトークコーナーで事件は起きた。司会のタモリ(73)が「どこでそういう話になったの?」とコラボの経緯を尋ねると、少ししどろもどろになる宮本。すると、宮本の真後ろに座っていた村上がすかさず「宮本さん!どこでかを言ってください!」と勢いよくツッコんだのだ。さらに、椎名からのオファーが17年の紅白歌合戦出演時にあったことを明かし「『来年宮本さんどうされてますの?』と林檎さんから聞かれたんです。あ、来年って要するに18年のことなんですけど」と天然トークが炸裂。それに対し「みんなわかってますって!」と村上がまたもやツッコみ、スタジオが笑いで包まれる一幕も。村上が見せた名ツッコミを、関ジャニとエレカシ両ファンも《場を盛り上げようとした村上くんさすがのMCスキル!》《宮本さんのことフォローしてくれてありがとう!》と高く評価していた。しかし、そんな村上に一部エレカシファンが激怒。《MCうまいのはわかるけど、宮本が喋ってる時にしゃしゃりでないでほしい》《村上くんさすがにちょっとうるさい!》と村上が宮本の会話を遮ったと捉えたファンも少なからず登場。ネット上で議論になっていたのだ。「たしかに宮本さんが村上さんに『ちょっとあんた黙んなさい』と言った瞬間は、私も『大丈夫かな?』と思いました。エレカシファンからすると村上さんがしゃしゃり出たように見えるのも仕方ありません。ですが、宮本さんのトークはかなり独特でコントロールするのが難しいのも事実。放送ではタモリさんも少し困っているように見えました。そこで別の音楽番組で共演経験もある村上さんが助け舟を出したのだと思います。実際、去り際に宮本さんが村上さんに向かって『ありがとう』と声をかけていましたが、フォローを感謝してのことなのでしょう」(レコード会社関係者)
2018年11月13日生活習慣改善サロン「Flura」の小林麻利子氏の新刊10月17日、入浴法を変えて睡眠を改善し、健康効果や美肌効果を得ようという新刊『ぐっすり眠れる、美人になれる! 読む お風呂の魔法』が発売された。A5変判で160ページ、1,300円(税別)の価格で主婦の友社から刊行されている。著者はナイトケアアドバイザーでパーソナルボディトレーナー、メンタル心理カウンセラー、東京・六本木の生活習慣改善サロン「Flura(フルーラ)」代表の小林麻利子氏である。9割の人の入浴法は間違い!?同志社大学を卒業した小林麻利子氏は自律神経失調症に悩み、克服した経験から「Flura」を立ち上げ、データや研究に基づき女性の自律神経の改善を行っている。小林氏はこれまで著書『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』『美人をつくる熟睡スイッチ』を発表している。また、テレビ番組『初耳学』や『タモリ倶楽部』、雑誌『美人百花』『anan』『BAILA』など、多数のメディアにも採り上げられ、講演活動も行っている。発売された新刊によれば、9割の人の入浴法は間違っているとしており、特別な運動もせずに8kgもやせることができたという著者が入浴法のコツを紹介している。この入浴法により、睡眠改善、美肌効果、冷え性、むくみ、肩こり、腰痛の改善、風邪予防などの効果が得られるとしている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ぐっすり眠れる、美人になれる! 読む お風呂の魔法
2018年10月25日美味しいものを知っている芸能人。そんなグルメな芸能人がお忍びで通う東京都の代官山・恵比寿・中目黒・赤坂エリアの和食や洋食・西洋料理などの名店を大特集。お店の雰囲気やおすすめの絶品メニューをチェックし、芸能人を虜にする名店へでかけましょう。大人な空間で堪能できる絶品和食「まろまろ庵 羽重」おしゃれな隠れ家風居酒屋で堪能できる絶品和食代官山にある、おでんの新しい可能性を追い求めてできた「だし」が自慢の「まろまろ庵 羽重」。他では味わえない一風変わったおでんが人気のお店です。大人な時間を演出する、重厚感のある洗練されたインテリアの店内で、美味しいお酒と一緒に自慢のだしを使った料理をじっくり味わいましょう。「金のおでん」でおでんのおいしさを再発見これまでのおでんの常識をくつがえすような、おしゃれな見た目と味が自慢の「金のおでん」。特に、不動の人気を誇る「まるごと完熟トマトとモッツァレラ」。みずみずしいトマトの甘さとだしの旨みが口いっぱいに広がる、メディアでも話題のトマトのおでんは外せない逸品です。食通もうなる「焼肉レストラン喜福世(キッポヨ)」あれもこれも食べたくなるメニューが豊富東京・恵比寿の「焼肉レストラン喜福世(キッポヨ)」。舌の肥えた食通も足を運ぶ名店で、絶品お肉を使ったオリジナルメニューや個性豊かなサイドメニューが豊富です。韓国の宮廷を思わせる、アンティークオブジェが並ぶ店内で本格的な韓国風焼肉を楽しみましょう。行くなら食べたいインスタ映え必至な肉塊人気を博するお店の名物「王道ハラミ一本焼き」。胡椒・ごま・スパイスをまとった肉塊は、おいしさも見た目のインパクトもバツグンです。焼きあがったハラミをはさみでカットする、本場韓国スタイルで楽しんでくださいね。遊び心満載「MARTE(イタリアンバル・マルテ)」好奇心をかきたてる空間で堪能したい絶品イタリアン東京・中目黒にある、火星がコンセプトのイタリアンバル「MARTE(イタリアンバル・マルテ)」。第一線で活躍する著名人がプロデュースしたお店です。「スパゲッティ辛ボナーラ(1,500円)」といったユニークなネーミングのメニューや火星人のオブジェなど遊び心満載。おしゃれな未来空間で絶品イタリアンを楽しんでくださいね。一口食べれば濃厚なソースの虜女性に人気の「うにのグチュグチュスパゲッティ(2,200円)」。新鮮なうにを絶妙な火加減で仕上げた逸品です。濃厚なソースが絡まったパスタを一口食べれば、口いっぱいに広がったうにの旨みと風味に酔いしれることができますよ。食通芸能人のたまり場「兄夫(ヒョンブ)食堂」業界人に愛されている証は圧巻赤坂の「兄夫(ヒョンブ)食堂」は、カムジャタンや牛骨付カルビなど魅力的な韓国料理がそろうお店です。業界人がこぞって通う名店として有名で、その証拠にお店の壁面にはタモリさんをはじめとする日本と韓国の有名人のサインが所狭しと飾られていますよ。大衆感漂う店内で、著名人に愛される絶品韓国料理のおいしさに溺れてくださいね。あれもこれも食べたいならコースメニュー好きな一品を選んでいただくのも楽しいですが、メニュー選びに困ってしまうという方は、兄夫食堂自慢の精鋭メニューが楽しめるコースがおすすめです。コースメニューは、全部で5種類。飲み放題付コースもあるので、宴会利用にも最適ですよ。気軽に日本料理を楽しめる雰囲気の「かのふ」敷居を気にせず楽しめる日本料理店日本料理は敷居の高さを感じてしまいがちですが、東京・恵比寿の「かのふ」では気軽に美味しい日本料理を楽しんでほしいという思いから、店内はコンクリート打ちっぱなしでカジュアル感をプラス。モダンな空間で、自由な発想から誕生したこだわりの割烹料理を気軽に楽しむことができるお店です。極上のお寿司から始まるコースを堪能1品ずつ丁寧に盛り付けられた「かのふ」のコース料理は、少しずつたくさん楽しみたいという女性にぴったり。店主が産地まで足を運んで選んだ厳選素材を使用したお寿司は、見た目にもこだわっており、目でも楽しむことができますよ。入荷6か月待ちのアイスクリームも必見魚料理のほかにも注目すべき逸品があります。それが、入荷が6ケ月待ちになることもあるオリジナルアイスクリームの「かのふ和いす」です。店主の独自の発想で生まれた「かのふ」の代名詞とも言える一品で、芸能人がメディアですすめるほど。お取り寄せが可能なので、気になる方は要チェックですよ。「すみやき料理 はやし」「すみやき料理 はやし」は創業50年以上の老舗赤坂エリアのビルの中にある、囲炉裏料理がウリの「すみやき料理 はやし」。飛騨高山の古民家の調度品などを移築した店内で、田舎のような心地よさを味わうことができます。創業から50年以上続くお店の自慢のメニューは、席の前にある囲炉裏の網でお店厳選食材を炙りながらいただく炭火焼き料理や、日本一を謳うランチ限定の親子丼。日本の風景が広がる店内で、囲炉裏を囲みながら美味しい料理と会話を楽しみましょう。日本一と謳う名物「親子丼」「すみやき料理 はやし」の親子丼は、ランチ限定メニューです。絶妙にマッチするふわふわの卵と鶏もも肉の上には、食欲を増進させてくれる太陽のようなオレンジ色の卵黄がのっています。親子丼に付いている鶏スープはおかわり自由。粋なお店で、日本一と謳う名物の絶品親子丼を堪能してくださいね。
2018年10月24日筆者はNHKの『ブラタモリ』が好きでよく見ています。先日の放送では「湘南」が取り上げられていました。マンション会社に勤務していた時代に藤沢と茅ケ崎には何度も行っており、筆者にとって庭同然の場所です。時間がゆっくりと流れる何とも不思議な魅力がある地域ですが、海に近いというのはメリットであると同時にデメリットでもあります。今回は、海に近いエリアの物件についてのお話です。■ 「駅〇分」より「海〇分」の方が大切な不思議なエリア「湘南」がどこからどこまでを指すのかということについては諸説ありますが、不動産業界において「湘南」を積極的にアピールしているのは藤沢と茅ケ崎であるように思います。この辺りでは東海道線と海岸の間に2kmくらいの距離があり、当然ながら海に近づけばその分だけ駅から遠くなって生活は不便になります。それにもかかわらず海に近い場所に住むことは一種のステータスとなっており、「駅〇分」よりも「海〇分」が重視される何とも不思議なエリアでした。■ 海に近い場所に住むメリット駅から遠くなるにもかかわらず海の近くに住もうとするのはそれなりの理由があるからです。綺麗な「オーシャンビュー」が見れるまちゃー / PIXTA(ピクスタ)富士山や東京タワーといった「〇〇ビュー」というものは数多くありますが、その中でも「オーシャンビュー」は最強です。室内から海が見えるというのはお金には換算できない価値があるようで、こういった場所では海がよく見えるようバルコニーを囲うボードも透明にするといった工夫がなされます。「波乗り三昧」の生活が送れる湘南エリアはサーフボードを抱えた人がウェットスーツを着たままで普通に街を歩いているような地域で、波乗りをしてから仕事に向かうというような人も決して珍しくはありません。暑がりで夏が大嫌いな筆者には到底理解できませんが、このような人たちにとっては海に近いことだけが不動産の価値になります。そのためこのような海に近い地域で物件を探す場合、「サーフボード置き場」や砂を洗い流すための「外シャワー」の有無が設備面で重要になります。「箱根駅伝」で盛り上がれるしのん玄武 / PIXTA(ピクスタ)正月の恒例行事である「箱根駅伝」では3区と8区で海岸沿いの国道134号線を通過するため、近隣の人は沿道で観戦することができます。テレビ中継では辻堂付近のカメラから撮影した国道越しの富士山の映像が必ず流れますが、駅伝を愛する地域の人々にとってはこのシーンは誇りとなっています。地元の人々の駅伝愛は筆者の想像を超えていました。■ 海の近くに住むデメリット海の近くに住むのは確かにロマンティックではありますが、それだけでは済まない問題もあります。海からの「風」が強いbarman / PIXTA(ピクスタ)海岸付近は周囲に遮蔽物がまったくないため、当然のことながら風は強くなります。海岸沿いのマンションに住む人から話を聞いたことがありますが、台風の時は特に物凄いことになるそうです。砂が飛んでくるRyuji / PIXTA(ピクスタ)サザンオールスターズの『勝手にシンドバット』には「砂まじりの茅ケ崎」という歌詞がありますが、前述の『ブラタモリ』によれば、かつてこの地域では家の中にまで砂が侵入してくるのが普通だったそうです。気密性が高いマンションでは窓を閉めていればこのような心配はありませんが、風通しを楽しみたい方にとっては苦痛かもしれません。最も重大なデメリットは「塩害」TTwings / PIXTA(ピクスタ)海に近い物件の最大の弱点が「塩害」です。塩分を含んだ空気にさらされているため設備が錆やすく、メンテナンスの頻度が増すため設備の維持管理に通常以上の費用が発生します。これも地域住民から聞いた話ですが、洗濯物がパリッと乾かないという意外なデメリットもあるようです。決して忘れてはいけない「津波」Road17 / PIXTA(ピクスタ)筆者は鎌倉が好きでよく行きますが、街のいたるところに「ここは海抜〇m」という表示があって津波に対する警戒を呼び掛けています。鉄筋コンクリート造の建物は津波に対しても強いことは東日本大震災でも実証されていますが、津波の高さによっては水没してしまうフロアがあることを覚悟しておかなければなりません。やたがらす / PIXTA(ピクスタ)海沿いの物件が持つメリットとデメリットをまとめてみました。海好きの方にとっては百も承知のことばかりではないかと思いますが、設備のメンテナンスが通常より大変ということだけは知っておいてください。
2018年10月21日●環太平洋探しても、阿部サダヲ以外いない俳優の阿部サダヲが主演を務める映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が、12日より公開された。「声帯ドーピング」というタブーな方法で驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部)が、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)に出会う。さらに喉の秘密がマスコミにばれ、謎の組織に追われることに……。どんどん変わっていく展開に、濃いキャラクター、そしてHYDE、いしわたり淳治、あいみょんなど、豪華ミュージシャンが手がけた主題歌・挿入歌が目白押し。この予想もつかないハイテンション・ロック・コメディの脚本・監督を務めた三木聡監督は、一体何を考えていたのか。作品の展開や、音楽、そして監督として思うところなど、インタビューした。○ミュージシャンの読解力はすごい――作品を拝見しましたが、勝手に「芸能界のサクセスストーリーになるのかな?」などと予想していたのとは全然違って、展開が二転三転して驚きました。最初から構想にあったのですか?大きなストーリーラインはありましたが、実は今以上に複雑な展開でした。プロデューサーから「いい加減にしてください」と注意されて(笑)。ただ、この尺でどれくらいのスピード感で走っていけるか、ということはテーマとしてありました。――画面の感じも、日本の映画じゃない、ハリウッド映画のような雰囲気もあって。正直に言うと、少し目指したところもありました。カメラマンの相馬さんとも「三木聡がハリウッド映画を撮ったらどうなるのか」という話をしましたし、音楽も結果的にそうなった、というところはあります。劇伴の上野耕路さんは、ハンス・ジマーとも仕事していた人で、大学で映画音楽の講義もされてるので、すごく綿密に作ってくださった。映像と劇伴にそういうニュアンスを感じていただいたとしたら、嬉しい限りです。――音楽も、パンクから入っていきつつ、だんだん壮大に広がっていく印象がありました。1回編集が上がって音楽を作っていく上で、「クラシックのニュアンスが欲しい」とお願いしました。詳しくは知らないけど、ハリウッド映画の劇伴もおそらくバレエ音楽などが、基本になってると思うんです。『ハリー・ポッター』の音楽も多分、『くるみ割り人形』のオマージュだったりするわけじゃないですか。HYDEさんやあいみょんさん、錚々たるロックフェス並みの方に参加してもらっている中で、間をつないでいく劇伴をどう構築しようかということには、2カ月くらいかけました。ミュージシャンの方たちの読解力には、ずいぶん助けられましたよ。情感やパッションが大事なのかな、と思っていたのですが、芝居に対する面白い読解力を持っていてくれて、フルに発揮した音楽を提供いただいたと思います。○グループ魂とは違うものに――阿部さんと吉岡さんのヴォーカルもすごく生きていましたよね。吉岡さんも忙しいんだけど、ボイストレーニングからギターの練習まで、すごく頑張ってくださった。阿部さんは元々ミュージシャンとして立っているのもあるんだけど、”グループ魂感”は出さずにいきたいとは言っていました。同じことになっちゃうと、意味がないから。――カリスマスター役ですもんね。そうそう、カリスマスターだし、スリッパとか使えないし(笑)。実は最初のライブのシーンは最終日に撮影したんですが、そこで阿部さんのパフォーマンス、そしてKenKenさん、PABLOさん、SATOKOさんの演奏を見て、「あ、これがピースだ!」と、はまった感覚がありました。その日は撮休だった吉岡さんも観に来て、「阿部さん、すごい」と言っていました。だから、お客さんにもこの映画を体験してもらえたら嬉しいです。――大河ドラマの主役も決まっている阿部さんが振り切っている感じ、印象はいかがでしたか?元々、こっちじゃないですか(笑)。プロデューサーに脚本を見せて「主役、誰ですかね?」という話になったら、7秒後に「阿部サダヲ以外ない」という結論に達しました。そこは最初から最後まで、一切動きませんでしたね。「日本どころじゃない、環太平洋を探しても阿部サダヲしかいないでしょ」って。全方位的に芝居しなきゃいけないし、ミュージシャンとしても立たなきゃいけない。狂気の部分もなきゃいけないし、ドラマの部分も背負わなきゃいけないし、松尾スズキさんや田中哲司さんという様々なキャラとも対峙して、しまいにはあまり内容を理解していない小峠さんとも対峙する(笑)。これが出来る人って、あんまりいないですよね。●千葉雄大じゃなかったら、やばかった○映画監督はおすすめの仕事?――そんな阿部さんへ食らいついていく、吉岡さんと千葉さんはいかがでしたか?吉岡さんは、全体が作り出すアクションに対して、無防備な状態で立たなきゃいけないから、役者としては一番つらいチャンネルを使わなきゃいけないわけです。そこを物怖じせずに挑んでくれました。最初から水浴びさせられて、大変なことになってましたけど(笑)。千葉君は、プロデューサーとも話している中で「色んな事をやってくれそうだな」という印象があってお願いしました。千葉雄大の演じる坂口という役の変化は、物語の一つのバックボーンになってくわけじゃないですか。もしこれが千葉雄大じゃなかったら、やばかった! 成立してなかったかもしれないですね。また、千葉君の創意工夫が面白いんですよ。「さっきこうしたけど、これはどうですか?」「こっちの方がいいですか?」と、いろいろなアプローチをしてくれるんです。普通はひとつOKが出たらそこに留まっちゃうけど、貪欲に色々試してくるんですよね。――見た目がかわいらしい千葉さんですが、演技に貪欲なんですね。昭和の映画には、結構見た目はかわいいけど内面にダークな部分が……という役が結構あったんだけど、そういう悪役をやってほしいです。今回初めて会ったんですけど、日本映画の演技の幅の選択肢が広がると思うくらい、彼のポテンシャルの高さには、ビックリしました。――これだけ芸達者な方々が揃っているのはすごいですよね。現場で役者が持っている想像力の戦いが見れる映画監督は、なんて贅沢な仕事なんだろう、と思いますよね。映画監督は、おすすめの仕事です(笑)。○解放される世界の方がいいんじゃないか――今回、作中で表される「声の小ささ」は、物理的なことだけじゃなくて、「自分の気持ちを外に出せ」というメッセージも感じました。僕自身がネット世代じゃないということもあるんだけど、「つぶやいてるばかりじゃなくて、でかい声で言ったら?」という気持ちはあります。みんな「周囲がどう思うか」気にしすぎるんじゃないのかな? 人がどう思うかという事を、気にしない時間があってもいいんじゃないかな、って。――「炎上したくない」という気持ちが……。炎上上等、くらいで行って欲しい(笑)、ロックなんか不道徳だし、元々はそうだったわけですよね。でも、まがまがしさが縮小していくよりは、広がってそれぞれが自由に解放されていく世界の方が良いと考えていたんじゃないかと、作品を撮ってみて、思いました。――撮ってみて、ご自身の気持ちに気づかれたということですか?そうです。意識的な領域は狭くて、結局は無意識の領域の方が広いわけじゃないですか。映画や脚本に無意識の部分が現れていることに気づくと、「あ、ここか」と自分でもびっくりできるし、面白さの一つですよね。撮影は主観的にやってるけど、客観的に評価する時間に、無意識に気づくのかもしれません。主観的な時間と、主観的にやったことを客観的に評価する時間が必要なのかな。両方の時間を順番にとっていくと、成長するんじゃないかなと思います。何の仕事でも、きっとそうです。宮崎駿さんは「寝るのが1番」と言ってたけど(笑)。人間は、寝てる間に、情報を整理しているらしいですよ。取材のときも、色々聞かれるから、客観的になれるという点はありますね。聞かれたことに答えてるうちに、キーワードが見つかったり。だから映画のテーマが最初からあるわけじゃなくて、取材が終わった後に見つかることもあるのかもしれないですね。――テーマを決めて作るのではなく、「これを作りたい」という衝動が先にあり、実は芯が隠れている……というようなことでしょうか?僕も大学の講義を年に1回やっているんですが、「自分の興味のあったことを、とにかくメモに取ってみなさい」と言うんです。恋愛のことでも、趣味のことでも、なんでもいいから1日1個メモして、365個溜まったものを見ると、「こういう事に興味があるんだな」という線が見えるはずだから。僕自身もそうでしたが、意外と、自分が何に興味があるかは分からないんですよね。映画でも同じようなことがあって、だーっと主観的に自分の好きな事とかやりたい事とか詰め込んでいって、最後に客観的に探してみると、自分の興味の核が出てくるのだと思います。今回の脚本でも「声が小さい男と、声が小さい女の子が出会って、何が起こるのか?」というところに、思いついた要素をどんどん入れていくんですよ。すると、それが並んだ時に、1本の線みたいなものが見えてきて、芯になりました。自分の興味が表れて、恥ずかしいところもあるけど、かっこ悪いのも含めて、晒して対峙していかなきゃいけない。自分の頭の中を覗かれていくことで、それを映画という形にしていくのだと思います。■三木聡1961年、横浜市出身。 大学在学中から放送作家として活動し、『タモリ倶楽部』『トリビアの泉』など、人々の記憶に残る錚々たるTVバラエティ番組を数々手掛け、放送作家として確固たる地位を築く。00年までシティーボーイズのライブの作・演出を担当するなど、幅広いジャンルで活躍。 長編映画監督デビューは2005年の『イン・ザ・プ-ル』。以降、『亀は意外と速く泳ぐ』(05)、『ダメジン』(06)、『転々』(07)、『図鑑に載ってない虫』(07)、『インスタント沼』(09)、『俺俺』(13)などを監督。 またテレビドラマでも、『時効警察』シリーズ(06・07)、『熱海の捜査官』(10)など、オリジナリティ溢れる作品を作り出し、熱狂的なファンを生み出す。
2018年10月12日落語家・笑福亭鶴瓶の古典落語愛がとまらない。正確に記すと、2年前&3年前の『山名屋浦里』は江戸時代を舞台にしているとはいえタモリ氏原案の新作落語(創作落語)だったし、『青木先生』など、自身の経験を落語化した噺も得意な人ではある。けれど、昨年の『妾馬(めかうま)』に続き、『徂徠豆腐(そらいどうふ)』という古典を今回の落語会のメインに据える笑福亭鶴瓶に、その魅力から話を聞いた。【チケット情報はこちら】「僕が好きだなぁと思う古典落語は、やっぱり情のある噺なんです。『徂徠豆腐』で言えば“ごはんを食べられないよりも辛いのは、自分が心に決めたことを成せずに死んでいくこと”というテーマに情を込められたらなぁと。しかも、説教くさくならずにね。その点で心強いのが大阪弁です。大阪弁って、目線が低いというか、説教くさくなりようがないでしょ。『ほら、あの、それであれやな』みたいなね(笑)。なにを言うてるかわからへんけど、だからこその情も出ると思うんです」稽古でこだわるのは、「観客の頭の中で映像化される落語になっているか否か」。最近では、大河ドラマ『西郷どん』の岩倉具視役が話題となるなど、当代きっての個性派俳優でもあるのだから、そのこだわりにも説得力がある。「大河という縄跳びの輪っかに入れるかどうかというのは、すっごく心配でした。最初の頃は鈴木亮平にもボロっかす言われてましたけど、まぁ、なんとか輪っかには入れてもらえて。仲がよかったり、お世話になってる人から役者の仕事の声をかけられると“やりたい!”って思ってしまうんです。でも、レギュラーの仕事もあって『家族に乾杯』なんて月に2、3回は地方に旅行に出かけるわけで。正直に言うと“さすがに時間ないなぁ”と思う時があることはあるんです。でも、なにかひとつでも中途半端になるのって悔しいでしょ?だから、ある人からは“実は鶴瓶さんって2、3人いるんじゃないかと思っていました”なんてことを真顔で言われながらも、この状況を楽しんどこうと思っています。あ、でもいちおう言うとくと笑福亭鶴瓶はひとりしかいません。未来の人やないんやから、時空は越えられません(笑)」2018年は、師匠(六代目笑福亭松鶴)の生誕100年というメモリアルイヤーでもある。全国各地をまわる今回の落語会では、『徂徠豆腐』をメインに据えつつ、久しぶりの噺も演目に加えられる予定。師匠の十八番である『らくだ』も堪能できるかもしれない。笑福亭鶴瓶落語会は10月25日(木)、大阪・森ノ宮ピロティホールより全国を巡演。取材・文:唐澤和也
2018年09月21日8月20日の深夜0時を過ぎたころ、都内にあるダイニングバーに1台の車が停まる。降りてきたのは星野源(37)だ。この日は昨年放送され話題を呼んだ音楽トークバラエティ番組『おげんさんといっしょ』(NHK総合)の第2弾放送日。Twitterでトレンド世界1位を記録するなど、今回も大きな話題を呼んだ。その立役者である星野は満場の拍手に迎えられながら打ち上げ会場に入っていく。「お酒がほとんど飲めない星野さんはソフトドリンクを飲みながら盛り上げていました。スタッフひとりひとりと握手しながら感謝を伝えていましたが、いっぽうで番組が終わった解放感からか『しばらくぼーっとしたい!』とも語っていました」(NHK関係者)高畑充希(26)、三浦大知(31)ら今回共演した“おげんさんファミリー”も負けじと大盛り上がり。「生ダンスを披露した三浦さんに感動した宮野真守さん(35)が公開プロポーズ!大いに会場を沸かせていました。また仕事で前回の打ち上げに参加できなかった高畑さんも今回は最後まで残って、大好きなミュージカルの話などで盛り上がっていました」(前出・NHK関係者)番組同様ゆるい雰囲気で進んでいく打ち上げだが、その裏で星野はなみなみならぬ闘志を燃やしていたという。「星野さん初の冠番組ということで愛着が強く、企画会議から参加してスタッフと二人三脚で作り上げてきました。また放送当日は『半分、青い』の主題歌『アイデア』の発売日でもありました。そのプロモーションも兼ねていたので、いつも以上に気合が入っていたようです」(前出・NHK関係者)奮闘の甲斐もあって、新曲は配信曲のデイリーランキングでダウンロード数歴代一位を獲得する快挙を達成。絶好調の星野だが、次なる目標があるようだ。「星野さんは親しい関係者に『いつか音楽番組のMCをやりたい』と話しており、おげんさんのように様々なアーティストとコラボする番組を作りたいそうです。これまでも彼はミュージックステーションで共演したタモリさん(73)への憧れを口にしていましたからね。実力・人気ともに申し分ないですし、タモリさんのような名司会者になるのも夢じゃないと思います」(レコード会社関係者)午前3時前、打ち上げが終わり店から出てくると、スタッフに「また一緒に仕事しようね!」と再会を誓い会場をあとにした星野。日本を代表するMCになる日もすぐそこ!?
2018年08月29日優しくされて、その気になって「告白したら」ハイ残念!脈ナシでした〜なんて悲しい経験したことありませんか?基本的に、男性は好きな女性にしか優しくしない傾向があるのですが、中にはみんなに優しい人もいて、その見分けが難しい時がありますよね。いいなと思っている彼から優しくされると、「もしかして脈ありなのかな」と思ってしまいそうになりますが、もしかすると優しくしてくれているだけで、別に好きなわけじゃないかもしれません。今回は、優しいだけで脈なしの男性を見抜くコツについてお届けします。優しいだけで脈なしだった!そんな事例が増えている30代で同世代の男性は、学生の頃よりも女性と接する機会が増えているため、女性の扱いに慣れていることも多いです。ですから、どうしたら女性が喜ぶか、どう行動すれば嫌われず円滑にコミュニケーションができるかなどを自分なりに研究して行動している人もいます。しかも、最近は昔ながらの「ザ・男」という男らしい男性が減り、女性っぽい性質を持っている男性も増えてきました。男性は好きな女性にしか優しくしない、そんな常識が変わってきてるんですよね。「誰にでも分け隔てなく優しくする」という男性も最近では沢山いて、それが悲しい勘違いを生み出してしまうのです。優しい男性でも好きな女性とそれ以外の女性を区別している優しい男性が増えた今日、男性からの好意を勘違いしてしまう失敗も多いですが、誰にでも優しい男性でも、好きな女性とそうでない女性との差ははっきりつけています。意中の彼の行動をしっかりと見ていけば、必ず彼の本心が見えてきます。まずここでは、男性が好きな女性にしか見せない行動の例をあげていきます。1. LINEをまめに返信する2. 積極的に飲みなどに誘う3. 二人きりになりたがる4. 付き合って欲しいなどの言葉を言う5. 目をじっと見つめてくるこのような行動が見えたら、かなりの確率で脈ありです。でも、男性が取る行動ってこんなわかりやすいものばかりじゃありませんよね。中には、曖昧で「どっちにとったら良いんだろう」と悩む例もいくつかあります。次の章では、好きという気持から取る脈あり行動なのか、それともただの優しさなのかわからず、勘違いしやすい例を具体的に挙げていきます。本当は脈がない!勘違いしやすい男性の行動(1) 服装やメイク、外見を褒める「今日オシャレだね」とか「いつもキレイにメイクしているよね」なんて嬉しい言葉をかけてくれる男性もいますが、このような言葉は、相手とコミュニケーションを取るきっかけに使う人も多いんです。タモリさんじゃないですが、「髪切った?」なんて髪の毛の変化に敏感だったりすると「私の事よく見ているな・・・もしかして好きなのかな?」と勘違いしてしまう事もありますが、何の気なしに言っている事もあるので、外見を褒められただけじゃその気になるのはまだ早いです。外見だけじゃなく、二人きりの時に内面を褒められたりする事があるのであれば、脈ありに近づいているかも。(2) LINEに返信が来る男性は基本的にマメじゃない人が多いので、好きな人以外の連絡は後回しなんて事もよくあります。でも、男性の中にも性格上マメな人もいて、LINEがくればその場で返すという人もいます。また、遊び人で女性を何人もキープするような男性は、マメに連絡を取る事で女性が喜ぶ事を知っているのでそのような行動を取ることもあるようです。知らない間にキープ女にされている可能性もあるので、彼の本質をしっかり見抜いていきましょう。(3) たくさん話し掛けてくれるたくさん話し掛けてくれると、「私に気があるのかな?」「脈ありかな」と思ってしまいますが、これだけでは脈あり確定とは言い切れません。脈があるのか、無いのかを判断する材料は、彼が個人的な話を女性にしてくれるかどうかでです。脈がある場合は、過去の恋愛の話や、自分の悩みなどを積極的に話してくれますが、脈が無い場合は沢山話し掛けてくれても、その内容はペラペラ。友達の噂話など、当たり障りの無い内容しか話してくれません。(4) 遊びに誘ってくる彼から「今度飲みに行こうよ」なんて誘われると、「これはデートのお誘いだ!絶対に脈あり」と勘違いしてしまいそうになりますよね。でも、いざ蓋を開けたら会社の同僚がいて大勢の飲み会でガッカリなんて事も。遊びに誘ってもらえても、それが大勢なのか、二人きりなのかで脈ありの確率は違ってきます。本当は二人きりで遊びたいけど勇気がなくて他の人を呼んでいる可能性もあるので、彼が遊びに行こうよと言って来たら、少し勇気を出して「それってみんなとですか?それとも二人きりですか?」と聞いてみましょう。彼があなたを好きなら、そこで「二人きりで」と申し出てくれるはず。優しい彼の行動を勝手に勘違いして、「私のことが好きなんだ」と舞い上がり、後で脈なしだっと知った時のあの悲しい気持ちったらないですよね・・・。恥ずかしい思いをしたり、傷ついたりするのは30代女性にとってかなりのダメージになります。脈あり脈なしがわかりづらい男性も多いので、勘違いしやすい項目だけは忘れずにチェックして、悲しい勘違いをへらしていきましょう。written by 亀ぱんだ
2018年08月20日8月3日、「MUSIC STATION 2時間SP」(テレビ朝日系)に音楽ユニット「スキマスイッチ」が出演。連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)の主題歌「Revival」を、ドラマの特別編集映像を背景に披露した。今回、ドラマ主演の田中圭(34)は応援ゲストとして登場。タモリ(72)に「Mステ出演は初めて?」と聞かれ、「もちろん初めてでございます。すごく緊張しているんですけど……まさか出演する機会があると思わないじゃないですか」とぎこちなく返答。「でもスキマさんがいるので心強いです」と13年前にスキマスイッチのMVに出演し、連絡先を交換していたことを明かした。その後忙しくなり交流は途絶えていたが、今回のドラマで再会し交流も再開したという。特別映像はヒロイン役の吉田鋼太郎(59)とライバル役の林遣都(27)が田中を取り合う“キャットファイト”など、名シーンの連続。しんみりとした表情で曲と映像を堪能した田中は「Revivalを聞いていたら、撮影当時を思い出してみんなに会いたくなりました」とコメントした。これに対し、番組を見ていたファンから「会いたいと思っていたのは、私たちだけではなかったんだね」「思い出して号泣してしまった」「ダメだ、泣ける」との声が続出。映像についても、「歌詞との一致がすごい」と、丁寧な編集を喜ぶ声が。他局での特集では田中と吉田がメインで林が紹介されないこともあったが、今回の映像には林のシーンが多かったことで「さすが本家!!」「ありがとうテレ朝さん!これが見たかった」と称賛する声も上がった。放送終了から2か月経っても、いまだ冷めやらない「おっさんずラブ」旋風。田中やファンの願いどおり、また「みんなに会える」日を楽しみに待ちたい。
2018年08月04日エッセイストのしまおまほさんが、今を生きるバラエティに富んだ子どもたちに出会い、話を聞き、限られた時間で彼らの本音を引っ張り出す。コドモ連載の第15回。今回は特別編として大阪でのイベントの様子をお届けします!第15回そらくん (9歳)ほまれちゃん (9歳)大阪を拠点とするローカル・カルチャー・マガジン「IN/SECTS」。彼らが半年に1度行なう「KITAKAGAYA FLEA」というイベントがあります。造船所の跡地の4階建ての空きビルを会場にカレーやフォー、かき氷などの屋台から古着、雑貨、占い、似顔絵、そして日本各地をはじめ台湾、韓国などアジア諸国の本屋さんが集う見本市、さらには料理教室からトークショー、ライブまで。2日間にわたる大規模なブック&マーケットイベントです。今回の「こどもナウ!」は特別編。この「KITAKAGAYA FLEA」で大阪の小学生2人に公開インタビューをしました。屋台の匂いが漂う会場の一角で30人ほどのお客さんを前に、初めての公開イベント、スタートです。まほ:では、はじめにお名前お聞きしましょうか。そちらの男の子から。そら:そら。まほ:何歳?そら:9歳。まほ:小3かな?あれ?小2?そら:4。まほ:あー、9歳は小4か。失礼しました。次は隣の女の子。お願いします。ほまれ:ほまれ、9歳です。小4です。まほ:同い年だね。ほまれ:(うなずく)まほ:そらくんはどこに住んでいるの?そら:八尾市。まほ:ほまれちゃんは?ほまれ:中央区。アシンメトリーな髪型に、メガネをかけたイマドキな雰囲気のそらくん。お父さん、お母さんに2人の妹、じいじ、ばあばが応援団のように観客席の一番前に座っています。麦わら帽子、ボーダーのTシャツにロングスカートのおしゃれなほまれちゃん。実は、彼女は急遽来られなくなった子どもゲストの代役。マーケットにアパレル店を出店しているお母さんの手伝いで来ていたところをスタッフにスカウトされての出演です。ステージ近くでお店を出しているお母さん、接客をしながら我が子の様子を見守ります。小学4年生の頭の中を探る!まほ:ほまれちゃん、好きなものは?ほまれ:TWICE。まほ:おお!知ってるよ。トゥワイス。この連載で初めて知ったんだけど。たしか……韓国と、台湾と、日本の子がいるんだよね。ほまれ:うん(嬉しそう)。まほ:たしか、一番人気あるのが……。ほまれ:モモ!まほ:そうそう。そらくん、TWICE知ってる?そら:(首を横に振る)観客:(笑)まほ:じゃあ、そらくんが夢中になってることってある?そら:うーん……。観客席のお父さん:あるやろ!あれ!あれ!まほ:例えば、学校で流行ってることとか……これが好きだなーってこととか……。そら:うーん、いっぱい……。まほ:いっぱいあるの?例えば?テレビとか?そら:うーん……。テレビは、見ない……。観客席のじいじ:(ソワソワソワ……)まほ:見ない?じゃあ、あれだ。You……。そら:ゆーちゅーぶ。まほ:やっぱり!わたしが知ってるのは、ヒカキン、はじめしゃちょー……。この連載で知った、カンアキチャンネル、コロコロチャンネルのカーくん!この中に好きな人いる?そら:…………(黙る)。まほ:あれ、固まっちゃった。YouTube、好きなんでしょ?そら:(しばらく考えて)……ポッキー。まほ:え?ぽ?そら:ポッキー。まほ:ぽっ…きー…って人が……いるの?そら:うん。まほ:……いるんだあ……。インタビューをしていて、YouTubeのことはよく聞くのですが、その都度出てくるユーチューバーの名前が違うのが驚きです。ちなみに「ぽっきー」とは、ゲームの実況で有名な男性だ、そうです。まほ:ほまれちゃんは、YouTube好き?ほまれ:うーん、あんまり見ない。まほ:でも、TWICE見たりするんじゃないの?ほまれ:TWICEは、Mステで見てる。まほ:Mステって、タモリの?ほまれ:そう。まほ:今はテレビ見てる子のほうが、珍しく感じるようになったなあ。ほまれ:弟もテレビ見てる。それを一緒に見たりする。まほ:弟は何が好きなの?ほまれ:ポケモン。まほ:そらくんは毎週見てるテレビ番組ある?そら:……毎週は、見ない。まほ:好きな芸人はいたりする?そら:……おらん。まほ:……そらくんは、何を聞いたらテンション上がるんだろう?観客席のお父さん:最近『北斗の拳』見てるやん。vまほ:『北斗の拳』!?読んでるの?そら:…………。まほ:お父さん!テンション上がらなかったですよ~!そらくんは、ずっと緊張気味です。好きな食べ物、今欲しいものって?まほ:ふたりは給食のメニューで何が好きなのかな?ほまれ:マグロのオーロラ煮。まほ:マグロの……オーロラ?オーロラソースなら知ってるけど。ケチャップとマヨネーズ混ぜてる……。ほまれ:それじゃないと思う。まほ:そらくんは、給食何が好きですか?そら:……カレー!まほ:王道!じゃあ、カレーの具でテンション上がるのは?そら:肉。まほ:ま、そりゃそうか。じゃあ、嫌いな食べ物はある?そら:ケーキ(即答)。まほ:えー!そうなの?甘いの苦手なの?そら:いや……。まほ:生クリームが嫌とか?そら:生地が、おいしくない。まほ:それって……誕生日はどうするの?そら:もらうけど、食べない。妹にあげる。まほ:え~、そらくんの妹になると得だなあ。ちなみに、誕生日に欲しいものあるの?そら:うーんと、ギターが欲しい。まほ:かっこいいねえ。音楽やってるんだ!観客席の妹:やってないで!まほ:えっ。やってないけど、欲しいんだ。そら:うん。まほ:ほまれちゃんは誕生日プレゼント、何が欲しいの?ほまれ:バッグ。まほ:どんな?ほまれ:透明の、クリアバッグ。まほ:やっぱりオシャレにこだわりがありそうだねえ。着る服は、どんな風に決めて%%るの?ほまれ:うん。ママのオシャレが好きだから、それを参考にしてる。まほ:そらくんは、着る服はどうやって選ぶ?そら:動きやすそうな服を、えらぶ。まほ:(笑)。そらくんの答えに、思わず笑ってしまったわたしでしたが、後日友人の娘にショートパンツをプレゼントした時に「可愛いし、動きやすそうで嬉しい!」と喜ばれました。その時そらくんの言ったことを思い出して、子どもにとって ”動きやすい” って大事なポイントなんだなあ、と納得したのでした。まほ:お休みの日には何してる?ほまれ:友だちと絵描いたり、お菓子食べながら遊んだり……。まほ:お菓子って、何が好きなの?ほまれ:チョコレート。まほ:そらくんは?好きなお菓子。そら:あんま食べへん。まほ:あ、そうなの?観客席のお父さん:何言うてんの!めっちゃ食べてるやん!!観客:(爆笑)まほ:じゃあさ、一日中、お菓子でもなんでも好きなもの食べていいよ!ってなったら何食べたい?そら:パンと……卵焼き。まほ:普通~(笑)。これが何かわかるかな?クイズ!ここで、少し趣向を変えてクイズタイム。プロジェクターに映したものが何か、2人に当ててもらおうというものです。まほ:これから見るものが、何に使うものか当ててね。まずは、これ。実際は写真画像を見てもらいました。ほまれ:…………?まほ:ほまれちゃん、わかんない?ほまれ:(首を振る)まほ:そらくん、わかる?そら:ファミコン。まほ:何で知ってるの?そら:テレビで見たことある。まほ:なるほど。じゃあ、次。そら:…………?ほまれ:…………?まほ:どうやって使うでしょうか?ほまれ:わかんない。まほ:「テレホンカード」というものです。そら:…………?まほ:これはね、公衆電話に挿したら電話できるカードだよ。ほまれ&そら:ふーん……。まほ:じゃあ、今度はある有名人の若い頃。これは誰でしょーか?ほまれ&そら:…………?まほ:相葉ちゃんと一緒に動物のテレビ出てます。ほまれ&そら:…………?まほ:結構じいじだよ。ほまれ:あ、しむら……けん?まほ:正解でーす!そらくん、知らなかった?そら:うん。まほ:志村けん自体、知らない?そら:知らん。まほ:そっか……加藤茶は?ほまれ&そら:知らない。まほ:シブがき隊知ってる?ほまれ&そら:知らない。まほ:光GENJIは?ほまれ&そら:知らない。まほ:知らないか。SMAPは?ほまれ&そら:知ってる。まほ:SMAPはおじさん?お兄さん?ほまれ&そら:お兄さん。まほ:あ、それちょっと意外。2人が知ってる、一番年上の有名人って誰なんだろ~。志村けんはそらくんが知らなかったし……。津川雅彦?ほまれ&そら:知らない。まほ:森繁は……。ほまれ&そら:知らない。まほ:よねえ。さっき、Mステって言ってたからタモリは2人ともわかるか!ほまれ&そら:知ってる。まほ:いいともは?笑っていいとも!ほまれ&そら:知らない。まほ:……あ!徹子!黒柳徹子は?ほまれ&そら:知ってる。まほ:おー!と、いうことで小学4年生2人が知ってる一番高齢の有名人は男性・タモリ、女性・黒柳徹子となりました。認知度においてもタモリと黒柳徹子は最強なんですね。恐れいりました。観客を目の前に、いつもと違うインタビューでわたしも少し緊張しましたが、笑いあり家族からの応援ありで楽しいイベントとなりました。また機会があったら、どこかでやってみたいと思います。そらくん、ほまれちゃん、出演を許可してくださったご家族の皆さん、ありがとうございました!つづくPROFILE1978 年生まれ。エッセイスト、イラストレーター。主な著書に『ガールフレンド』『マイ・リトル・世田谷』(共にスペースシャワーブックス)などがある。Text・Illustration:Maho ShimaoMovie:Atsumi Arai(AVII IMAGE WORKS)Composition:Tomoko OgawaDesign:Shinji Nemoto
2018年07月28日テレビ朝日系「ミュージックステーション」2時間スペシャルが7月6日(金)今夜オンエア。グループ脱退を表明している渋谷すばるを含めた7人体制としては最後の「Mステ」出演となる「関ジャニ∞」のほか、「EXILE」が再始動後初TV出演するなど今回も豪華アーティストが登場する。今年12月31日をもって「関ジャニ∞」からの脱退、ジャニーズ事務所の退所が発表された渋谷さん。今夜が渋谷さんにとって、また7人の「関ジャニ∞」として最後の「Mステ」出演となり「がむしゃら行進曲」「NOROSHI」の2曲を熱唱するほか、トークでは渋谷さんをはじめメンバーにいまの心境やこれまでの思い出などを直撃。またジャニーズJr.時代の渋谷さんの貴重な映像なども紹介される予定。そして、今年元旦に再始動を宣言、その後2月から6か月連続での新曲配信を開始、今月25日には約3年ぶりのアルバムリリースと同作に連動したドームツアーも控える「EXILE」が「Mステ」で再始動後初のテレビ出演。最新アルバムよりCM曲としても話題の「Heads or Tails」を披露する。久々の「Mステ」出演にボーカルのATSUSHIからは「緊張もありますが、あのスタジオに戻れる喜びを噛みしめながら精一杯パフォーマンスします!」とのコメントも。「全員の責任感、使命感が増して、全員で引っ張るNEW EXILEが誕生した」とAKIRAが語る“新生EXILE”が今夜その魅力を爆発させる。さらに興行収入80億を記録した『名探偵コナン ゼロの執行人』で主題歌を担当した福山雅治は、同作の人気キャラ「安室透」の声優・古谷徹による楽曲紹介のナレーションによるスペシャル演出で主題歌「零 -ZERO-」を歌い上げる。また結成20周年イヤーを迎えた「モーニング娘。’18」は、彼女たちの大ファンでもあり出演した映画『万引き家族』がカンヌ国際映画祭で最高賞を獲得した女優・松岡茉優とコラボ。松岡さんは番組MCのタモリと「モーニング娘。’18」を前に、フリップでいまの彼女たちの魅力を力説。ライブ中もお客さんとともに応援してくれる。松岡さんの応援を受けて歌う最新シングル「Are you Happy?」に注目。そのほかにも、VTR企画では「平成最後の夏うたスペシャル」と題し、平成最後の夏となったいま、平成最初の年“平成元年”の「夏うたランキング30(CD売り上げ枚数)」を紹介。スタジオでは出演アーティストたちがそれぞれの「好きな夏うた」やその歌にまつわるエピソードを告白するほか「平成元年に何をしていたか?」という懐かしトークでも盛り上がるという。今夜は上記のほか岸谷香、DEAN FUJIOKAも出演。「ミュージックステーション 2時間SP」は7月6日(金)今夜20時~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)■関連作品:名探偵コナン ゼロの執行人 2018年4月13日より全国東宝系にて公開© 2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2018年07月06日6月15日(金)今夜放送される「ミュージックステーション」に映画『羊と鋼の森』のエンディングテーマ「The Dream of the Lambs」を演奏したピアニスト・辻井伸行が初出演。同作で主演を務めた俳優の山崎賢人もスタジオに駆けつける。■辻井さん「まさか『Mステ』に出演するとは」今回「Mステ」初出演となる辻井さんは「普段クラシックのピアニストとして活動していますので、まさか『Mステ』に出演するとは思ってもいませんでした」といい「タモリさんにお会いできて光栄です。貴重な機会をいただきましたので、番組をご覧の皆様に少しでもピアノに興味を持って頂けたら嬉しいなと思っています」と出演の喜びについてコメント。山崎さん主演の映画『羊と鋼の森』のエンディングテーマとして世界的音楽家・久石譲とタッグを組んだことでも大きな話題を呼んだ「The Dream of the Lambs」については「久石さんに楽譜をいただいた時に、どのような気持ちで作曲されたのかを想像し、また映画のイメージを自分の中で膨らませてレコーディングに挑みました。この曲は感動的で、美しく、弾いていて本当に楽しいです」とレコーディング秘話を明かしてくれた。■山崎さん「緊張の種類が違います」また『羊と鋼の森』で主演を務める山崎さんも本番組初出演となり「昔から見ていましたし、生放送ですし、しかもタモリさんですし。緊張の種類が全然違います。でも、この曲の感動を視聴者の方々とも共有できるのがうれしいです」と出演することについて語る。「『The Dream of the Lambs』を初めて聴いた時は、主人公のこれからの背中も押してくれるような、この先も深い森が続いていくような気がしました。映画の完成披露舞台挨拶で初めて間近で聴かせていただいた際は、なんて贅沢な瞬間なんだと思ったのを覚えています」という山崎さん。辻井さんは「優しくてとても落ち着いていらっしゃる印象」だったという山崎さん。「ロイヤル試写会で両陛下にお会いする前、監督をはじめとしたみんなで『どうしたらいいんだろう…』と緊張していたなか、辻井さんだけ『普通にしていればいいんですよ』とリラックスされた感じでおっしゃっていました」と辻井さんの“器の大きさ”について話すと、辻井さんも山崎さんを「すごく自然体で優しい雰囲気があって、とても素敵な方」と絶賛。「『Mステ』で一緒に共演できて光栄です。映画の世界観を表現できるよう頑張ります」と番組での生演奏に意気込み十分の様子だった。■ジェジュンらも登場!また今夜はジェジュンが約8年半ぶり、ソロとしては初めて登場するほか、「THE ORAL CIGARETTES」、「CHEMISTRY」、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」、「Sexy Zone」も魅力的なパフォーマンスを見せてくれる。「ミュージックステーション」は6月15日(金)今夜20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:羊と鋼の森 2018年6月8日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「羊と鋼の森」製作委員会
2018年06月15日●子供に囲まれて「早く結婚したい」『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)の“うたのおにいさん”を昨年3月に卒業した横山だいすけ。その4カ月後にスタートさせたミュージカルが『だいすけお兄さんの世界迷作劇場』だ。「世界の名作を、ちょっと不思議なミュージカル・コンサート仕立てで」というコンセプトで、全国で10万人を超える動員を記録し、7月21日から第2弾のツアーがスタートする。うたのおにいさんを卒業して、「あらためて子供と触れ合うのが自分の生きがいなんだな」と実感したという横山。「バージョンアップします」という『世界迷作劇場』にかける意気込みに加え、卒業後の新たな挑戦などについて、話を聞いた――。○生の音楽をもっと届けたい――『だいすけお兄さんの世界迷作劇場』が、2017~18年シーズンに続いて第2弾となりますが、このミュージカルはどのような経緯で始まったのですか?『おかあさんといっしょ』(NHK Eテレ)でうたのおにいさんをやっていたときにも、子供たちと一緒に歌ったり踊ったりするコンサートをやっていたんですけど、番組をやりながらだとどうしても「全国イベント」と言いながら年に11カ所くらいしか回れなかったんですよ。それで、「なかなかチケットが当たらない」という声も聞いてたんですね。だから、生の音楽を歌って届ける場所がもっとあればいいなと常に思っていたんです。それで、ミュージカルだったら、小さい子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、いろんな世代の人が楽しめるんじゃないかと考えました。でも、いきなりミュージカルと言うと敷居が高くなってしまうので、音楽を知らない人でも楽しめる題材を考えて、「世界名作劇場」だったら入りやすいんじゃないかなと。みんなが知ってる世界の名作に、「こんな話があっても面白かもね」「裏側ではこういうことがあるかもしれないよね」という要素を加えて、『迷作劇場』としたんです。――よくタモリさんが「ミュージカルは苦手」と公言されていますが、大人にとっても敷居が高いですもんね。実際にやってみて、手応えはいかがでしたか?僕らには後ろ盾みたいなものも特にないですし、1つ1つの本番が勝負という姿勢だったんですけど、みんなが一緒に笑い合える空間をお客さんにも育ててもらったなという感じでやってきました。そうやって1年近くやってきて、最終公演の1つ前の公演で入場者数10万人を突破して、本当にたくさんの方に来ていただけたらっていう感謝しかなかったですね。――お客さんの反響も大きかったのではないでしょうか。本当に皆さん喜んでくださって、一緒に笑ってくれる方や、歌の中で涙される方もいました。いろんな人世代の人たちにそれぞれの音楽で寄り添えたらいいなと思っていたところで、最初のうちはうまくいかないこともたくさんあったんですけど、だんだん頭の中に思い描いていたものが形となって、ここにあるんだ!と実感できたときは感動しましたね。○赤ちゃんが泣いても「演出の1つ」――会場の雰囲気は、お客さんも一緒に歌に参加するような感じなんですよね。そうですそうです。みんなで一緒に手拍子をしたり、声を出してもらったりするんです。それと、やっぱり小さいお子さんがいらっしゃるので、例えば赤ちゃんが泣いちゃったとしても、その泣き声も『迷作劇場』の演出の1つになっています。親御さんからすると、「子供が小さいからミュージカルなんて行けないわ」っていう方もいらっしゃると思いますが、たとえ泣いちゃったとしても、周りの人たちもみんな理解してくれる人たちですし、とにかくみんなが一緒に笑って声を出して、ありのままの気持ちを大切にして一緒の時間を過ごせたらいいなっていう思いでやっています。だから、僕がしゃべってるときに「ギャー!ギャー!」って叫び声が聞こえるときもありますし、「だいすけお兄さーん!」って声が飛んでくることも(笑)。でも、真剣なシーンでは子供たち固唾を飲んで見守ってくれたり、真面目なシーンで「だいすけお兄さん頑張れー!」って応援してくれたり、そういうことが自然発生で起こるんですよ。――横山さんの原点は劇団四季でのミュージカルだと思うのですが、お話を聞いていると、また新しいジャンルの舞台という感じです。そうですね。でも、ミュージカルの名作はたくさんあるので、いつか大きくなったときにそういうものに興味を持ってもらえたらうれしいですし、僕らのやってる『迷作劇場』というのは、その第一歩になってくれたらと思うんです。歌が好きになってくれる子もいれば踊りを好きになってくれる子もいるだろうし、演技することも好きになってくれる子もいるでしょうし、見てくれる皆さんが自由に感じてもらって、ミュージカルにはそんな素敵な要素がいっぱいあるんだと思ってくれたらいいですね。子供にとっては心の豊かさにつながっていくと思いますし、親御さんにとっても1つの息抜きになると思うんです。○いつかはドリフみたいなものに――『おかあさんといっしょ』を卒業されて、仕事で歌う機会も減ったのではないかと思うのですが、そういう意味でこの『世界迷作劇場』は、ご自身にとっても貴重なお仕事なんじゃないですか?そうなんです。これをやっていることっていうのは僕にとってすごく大きなことで、卒業してからいろんな挑戦をさせてもらう中で、子供と一緒に歌う、子供と一緒にいる空間もそこまで多くないので、『おかあさんといっしょ』から離れて、あらためて子供とふれあうのが自分の生きがいなんだなって感じますね。――ライフワークになりつつある感じですか?まさにその通りですね! だからこそ、今回パート2もやらせていただけるというのはうれしいです。『おかあさんといっしょ』の頃は、当たり前のようにCDを出して、ミュージカルができていましたが、今はそれを次の年もできる保証はないですから、1つ1つの現場を大切に、1回でも多く1人でも多くの人たちに届けていきたいなって思いますね。――それにしても、そうやってたくさんの子供たちに囲まれていると、ご自身もお子さんが欲しくなるんじゃないですか?思います!思います! 常に思いますね。いやぁ本当に早く結婚したいなって思います(笑)。でも、それは僕だけじゃなくて、スタッフの皆さんも来てくれるお客さんを見て、「やっぱり子供っていいですね」ってよく言ってるんですよ。関係者にとっても、そうやって家族の温かさに触れるのは、いいことだなと思いますね。――今回の見どころを教えてください。パート1で、ワクワクやドキドキ、面白さをふんだんに取り込んだものに挑戦して、いろんな場所に行っていろんな人たちと共有することができたと思っているんですが、そこからパート2はかなりバージョンアップします。笑いの要素も2倍にして、みんながよく知っている話を「えっ、こんな風にしちゃうの!?」っていう意外性で突いていきたいと思います。――さらに、パート3、4と続くようになれば。いつかはドリフみたいなものになっていたらいいなと思ってるんです。ドリフも子供から大人まで楽しめるじゃないですか。――ドリフの『8時だョ!全員集合』は、毎週全国のホールを回って生放送していましたからね。笑いがあって、なおかつ歌や踊りがあって。「子供がメインだから私はちょっと…」って思われる大人もいると思うんですけど、実際に来てもらえると「楽しかったよ」っていう声がすごく多いので、大人の方だけでも、学生の方だって来ていただくだってもちろん構わないです。そこにいるみんなが笑顔になれるものにしていきたいですね。●「だいすけロス」と言われて…○渡部篤郎との共演「本当に素敵な時間」――あらためまして、うたのおにいさんを卒業されて1年がたちましたが、振り返っていかがですか?この1年は「何でも挑戦する」という感じでした。行くところ行くところ全てで新しい出会いがあったり、楽しいこともあればうまくいかなかったこともたくさんありますが、その中でいろんな人に支えてもらったなという思いがありますね。例えば、テレビの現場に行くと、スタッフさんと「はじめまして」とあいさつした後に、「子供と一緒にずっと見てました。ありがとうございます」って言ってくれるんです。この「ありがとうございます」から始まるというのが、僕にとってはすごくうれしくて、自分が今までやってきたことが本当にいろんな人にちゃんと届いていたんだなっていうのを実感しましたね。――ドラマやバラエティなど、いろんなお仕事をされていましたが、特に印象に残っている方はいますか?『警視庁いきもの係』で初めてのドラマに挑戦したとき、渡部篤郎さんにすごくお世話になりました。すごく不安だった中で、渡部さんとは役柄としていつも一緒にいる関係だったので緊張すると思ってたんですけど、初めてお会いしたときから気さくに話しかけてくれたんです。演技や体の抜き方に加え、「このアドリブ一緒にやってみない?」とか、そういうことをカメラの回らないところでいろいろ話してくださって。すごく幸せでしたし、本当に素敵な時間を過ごさせてもらいました。――渡部さんは、細かい指導はせずに「俺の背中を見ろ」的なイメージがありますが、いろいろ教えてくれたんですね。「気楽にやってたら全然いいからねー」って言って、本番が始まった瞬間に「カメラがこっちから撮るときは、こういう風に見たらいいよ。そのほうが顔がしっかり映るからね」とか、いろいろ教えてくれました。たぶん、僕がよっぽど分かってなかったんでしょうね(笑)○これからも“笑顔のお届け屋さん”として――うたのおにいさんを卒業したときは「だいすけロス」と言われていましたよね。ご本人としては、どんな心境でしたか?ビックリしましたね。僕としてはうたのおにいさんの現役中、以前よりたくさんお手紙をもらったとか、特別人気があったという実感がなかったんですよ。でも、辞めるとなったときにたくさんの皆さんが「ロス」とおっしゃってくれて、9年間ずっとやってきた「いろんな人たちに自分たちが歌や楽しさや元気を届けたい」という気持ちが、ちゃんと伝わってたんだと分かって、うれしかったです。一方で、「ロス」になってくれた人たちが、また次の『おかあさんといっしょ』を愛してくれて、次のみんなを応援してもらいたいというのもありましたね。――ドラマや今回のミュージカルと、いろんな挑戦をすることによって、「ロス」を解消することもできますよね。そうですね。自分も新しいことをやっていく中で、例えば「今までミュージカルなんて見たことなかったけど、横山だいすけが出るならちょっと見てみようかな」ってなって、またそれが他の人につながったらうれしいので、みんなに楽しんでもらえるようなものに、どんどん挑戦していきたいなと思いますね。――『おかあさんといっしょ』を見ていた子供たちが成長するのとともに、横山さんの新たな顔を見せられるといいですよね。このタイミングで出す新しいシングルCD「笑顔をあつめて」は、今までと全然違う挑戦をさせてもらいましたし、歌手・横山だいすけとして1つでも2つでも成長していき、それによって『迷作劇場』にも新しい音楽を入れていくことで、自分のやってる活動が、どんどん大きくなっていったらいいなと思います。――いろいろお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。最後に、今後の活動への意気込みをお願いします。これからも見てくれる人、応援してくれる人にとって元気や楽しさを届ける“笑顔のお届け屋さん”として、ミッキーマウスみたいな夢と希望にあふれているキャラクターのような存在になりたいと思っています。そういう人間が、今の時代の中に1人くらいいてもいいと思うんですよね。今年は歌手活動をやりつつ、『世界迷作劇場2018-19』で、1人でも多くのお客さんに笑顔になってもらえる活動というものを、人生かけて頑張ってきたいと思います。楽しみにしていてください!
2018年06月15日ハイサワー美尻グッズは、どうしてこんなに気になるのか。丸くて健康的なお尻に目を奪われるのは、老舗飲料メーカー博水社が販売する「ハイサワー」のグッズ。累計5万5000部を超えるカレンダーをはじめとするアイテムを手がけるのは、社内の“美尻グッズ部”のみなさん。「『タモリ倶楽部』で取り上げていただいた記念に、番組の象徴であるお尻をテーマにしたポスターを作成したことがきっかけでした。部員は全員が女性。使用する写真は毎年10か月かけ、20万~30万枚から選びます。選考基準は“強炭酸ハイサワーのようにパッとはじけるお尻”。ヘルシーなお尻は見ていると元気になれるし、お尻がきれいな人は、くびれや太ももなどのパーツ全体が美しいと思うんです」(広報・原口彩也香さん)コレクターも多く完売アイテム続出。気になる人は即チェックを。25万点以上から選ばれた美尻を採用!年ごとにテーマが変わるカレンダー。’18年度版で9作目を迎えるカレンダー。“はじけるお尻”という基本コンセプトに加え、毎年テーマを決めている。たとえば2010年は“ボリューミーなお尻”なのに対し、2012年は“小悪魔?ツンデレ?”というテーマの引き締まったお尻。今年は創業90年ということで“キュッ(9)と引き締まった丸(0)い美尻”だそう。※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・田尻陽子(Topic 05)イラスト・藤田 翔取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月28日●"最大の問題"を解決したかった2月23日に著書『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)を発売したニッポン放送の吉田尚記アナウンサー。吉田アナは現在、同局で『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~24:53)のパーソナリティも務めている。その吉田に新著のテーマである"没頭"についての話題はもちろん、ラジオパーソナリティに必要となるスキルやラジオの今後などについても聞いた。○大学4年生のときに起きた「事件」吉田尚記(よしだ・ひさのり)1975年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ニッポン放送アナウンサー。『ミュ~コミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~24:53)のパーソナリティとして「第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」を受賞。「マンガ大賞」発起人および選考委員。著書『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)が累計13万部(電子書籍を含む)を超えるベストセラーに。近著に『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)がある。マンガ、アニメ、アイドル、落語、デジタルガジェットなど、多彩なジャンルに精通しており、年間100本におよぶアニメやアイドルのイベントの司会を担当している。Twitterアカウント @yoshidahisanori――個人的に吉田さんが『オードリーのオールナイトニッポン』で弄られているのが好きです(笑)。3月31日放送回でも「ニッポン放送に"よっひ"のセグウェイが置いてあって、局内をセグウェイで移動してる」と若林正恭さんに弄られました。乗ってないわ(笑)。今回も厳重に抗議をしとかないといけないですね。――ただ、その後に若林さんは「嘘ってちゃんと言わないと、後々Twitterで怒られるかもしれないから」とも言ってました(笑)。そんな吉田さんは今回、著書『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』を発売されたわけですが、このテーマにしたきっかけをお聞かせください。いきなりですね(笑)! 出発点には、「俺、苦労してないな」というコンプレックスがあったんですよ。でも現在、いろいろ経てそういった不安が解消され、「あれはなんだったんだろうな」という。この本の中でも書いたんですけど、大学4年のときに激鬱だったんですよ。――TSUTAYAへためになる映画を探しに行った結果、6時間立ち尽くしたという「事件」ですね。そうです、そうです。大げさにいうとこれは、正しく生きるためにはTSUTAYAで何を借りるべきか、本当に一番正しく生きるにはどうしたらいいかってことなんですよ。少しでも面白い人にならなきゃという。でもそういうことじゃなかったぞ、というのが後に分かったです。○「苦労してない人が不安になる」という大問題――なぜそういうことではないと分かったのですか?ニッポン放送に入社後、仕事行くのが嫌で仕方なかったわけですよ。放送に出るなんてすごいプレッシャーで、人前で喋るの絶対嫌だと。でも問答無用でやるしかなく、必死でした。その時は不安が原動力なんですけど、開き直っているので、他のことをなにも考えてないで一生懸命に没頭してたんですよ。そういったことを何百回と繰り返しているうちに、不安なことがそれほど気にならなくなっていました。大学のときに鬱々として過ごしていたのが、本当に無駄だったなと(笑)。――確かに暇なときほど不安になりますよね。本当にそう。「小人閑居して不善をなす」という言葉がありますけど、マジでたいしたことない人間に暇与えてもろくなことないですよ。そう自分でも思います(笑)。でも、大昔の人たちはきっと、今みたいな世の中を作りたかったんだと思うんですよ。――それはどういう意味でしょうか?原始的な生活から始まって、命の危険がすぐそばにあったり、単に生きていくのが大変な社会を、人類は経験してきたんだと思うんですね。野生動物に襲われて死ぬと嫌なので、文明で都市を作って、危ない人が現れたらそれを防ぐ社会制度をつくってと、やっとできたのが今の余裕ある生活なんだと思うんです。でも、せっかくたどり着いた余裕ある生活には、「苦労してない人が不安になる」という大問題があった。そのやんわりした絶望が最大の問題だと考え、これを精神論ではないアプローチで解決することをやりたかったんですよ。『没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術』(太田出版)人生におけるラスボス「なんとなくつまらない」や「うっすらとした不安」に立ち向かう方法。その答えは没頭力。「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」=「人生を上機嫌で過ごす」ための没頭する技術を、倉本美津留さん(放送作家)、斎藤環さん(精神科医)、原井宏明さん(精神科医)、桜井政博さん(ゲームクリエーター)、石川善樹さん(予防医学者)ら没頭の達人たちととことん突き詰めた1冊。――本著ではそのやんわりした絶望からの解決策こそが「没頭」だとしてます。どうもこれは「一生懸命やってるか、やってないか」の1点が大切なんだろうなとは思っていて、最終的に没頭していればいいと気づかせてくれたのが、この本の中に出てくるマーティン・セリグマンの「ポジティブ心理学」です。人間の幸福は3種類(快楽、意味、没頭)だと言ってたのが衝撃的でした。――先ほど「精神論ではないアプローチで」とお話しされた通り、『没頭力』では精神科医や予防医学者の方などにも取材することで、「没頭」する方法を示してますね。いろんな先生にお話を聞いたら、没頭は不安から始まるということが分かりました。「不安→開き直り(作業的アプローチ)→没頭」でしか訪れない、すごく簡単なことであると。人生は結局、全部それじゃんと気づきました。●芸能人のカリスマ性はラジオで決まる?○「人から影響受けるのを1mmも恥ずかしいと思わない」――「没頭」といえば、吉田さんはアニメ、ガジェット、自転車、アメフトなど、多趣味であることでも知られています。吉田さんがそういったものにハマるきっかけはなんですか?人から魅力を説明されると面白くてたまらなくなるんですよ。例えばアメフトにしても、ルールを説明してもらって中継を見たりすると、あまりにも観客が熱狂してるので、「これは面白くないわけがない」と思ったんです。そうするとどこが面白いんだろうと自然に探すんですよ。で、一度好きになったものは、もうずっと好きなままですよね。最近知り合った方がアメフトにすごく詳しいのもあって、最近アメフト熱が盛り上がってます。今年は東京ドームに「ライスボウル」を見にも行きました。――同じくアメフト好きな若林さんとは行かれたりしないんですか?まったくないです! まったくプライベートの交流ないですから! マジで電話を勝手にかけてくるだけですから。(※『オードリーのオールナイトニッポン』では、若林が吉田に電話を突然かける場面が見られる)。――そうなんですね! 話は戻りますが、趣味にハマるきっかけとして、人からの影響が大きいんですね。人から影響受けるのを1mmも恥ずかしいと思わないです。人から影響を受けたら得じゃないですか。好きなものが増えた方が得だと思ってるんですよ。アイドルの世界には"DD"(だれでも大好き)という言葉があり、若干否定的なニュアンスで使われるんですが、論理的に考えたら"DD"の方が人生楽しいよなと思うんですね。僕はほぼすべてのことに関して"DD"的な考えですね。○ラジオパーソナリティが一番やってはいけないこと――ラジオのことについてもお聞きしたいと思います。ラジオパーソナリティにとって必要なことはなんだと思いますか?ラジオパーソナリティが一番ダメなのは、美味しくないものに対して美味しいと言うとか、嘘をつくことな気がしますね。秘密はいいけど、嘘はダメと思ってるんです。だからまずいものを食べたときに、美味しいと言ったら嘘だけど、黙ってるのはいいと思うんですよ。それこそ、若林さんはうまいというか、まんまそういう人ですよね。嘘はついてないでしょうけど、本当のことは言ってないなとみんな思ってますよね(笑)。――ラジオパーソナリティを長年務める伊集院(光)さんも、美味しくないものに対して美味しいとは言わない主義ですよね。ラジオで嘘は聞きたくないですよね。だからといってテレビでもあまりよろしくないと思いますが(笑)。テレビとラジオとでいうと、「芸人さんのある種のカリスマ性を決めるのはラジオ」と、あるラジオディレクターの方がおっしゃていました。ラジオで天下をとってもなんも起きないメディアなんですけど、ラジオで天下をとらないと芸能界のトップオブトップにいけないんですよ。たけしさん、タモリさん、明石家さんまさん、爆笑問題、ナインティナインなど、皆さんラジオやられてますよね。――確かにそうですね。芸人さんじゃなくても、同世代の他のイケメン俳優さんたちと比べて、福山雅治さんが格上な感じするのも、ラジオをやっていたからだと思うんです。――それでは次に、IT分野にもお詳しい吉田さんは、ラジオの今後についてどう考えているのかについてもお聞かせください。AIでテレビタレントはもしかしたら作れる感じはしますが、ラジオタレントはたぶん無理なんですよ。IT批評家の尾原(和啓)さんによると、「AIでは知的仕事の効率化を目指すものはほぼ代用できるはず。では最後に残るのはなにかというと、『偏愛』である」と。――ラジオパーソナリティは「偏愛の塊」だということですね。確かに『オールナイトニッポン』をやっている岡村(隆史)さんもよく風俗の話をしてますね(笑)。そう思うんですよ。ラジオパーソナリティは偏愛を貫き通した人なんですよ。これからのAIの時代になぜラジオパーソナリティが必要かというと、AIは効率化はしてくれるけど、偏愛はしてくれない。その一方で、僕らラジオパーソナリティは偏愛ばかりを供給してるからということですね。
2018年04月18日「僕も『「ぷっ」すま』が終わったら、もう地上波(のテレビ番組)は『ブラタモリ』のナレーションだけになっちゃいますね」 そんな“自虐”スピーチで挨拶したのは、草なぎ剛(43)。19年半続いた『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)の打ち上げが、最終回の収録が終わったスタジオをそのまま会場にして3月20日に行われた。 「番組によく出ていた江頭2:50も来ていましたが、ケータリングで飲みものや食べものが並んだだけの質素な打ち上げでした。小1時間、挨拶と写真撮影だけ。番組同様、ゆるーく終わった感じでした」(番組スタッフ) 質素な会場で自虐スピーチと聞くと心配になるがーー。ユースケ・サンタマリア(47)と挨拶に立った草なぎは、番組そのままの絶妙な掛け合いをコンビで披露した。 ユースケ「剛はもう“帰りたい”って言ってるんですよ。今日の番組企画で連れてきた(愛犬の)くるみが疲れちゃってるからって」 草なぎ「いやいや、久しぶりのスタッフもいっぱい来てくれて、本当に幸せです」 ユースケ「子供を連れてきたスタッフとか、番組当初から2回も結婚しましたっていうスタッフもいますからね」 そして草なぎの“自虐スピーチ”が出たときも、参加者は和やかに笑うだけだったそう。草なぎ本人もユースケに「でも、映画や舞台にネット番組、YouTubeとかいろいろあるじゃない」とツッこまれると、「そのとおり!」と言わんばかりの自信ありげな笑みを見せていたという。 「それは、ユースケさんのツッコミのとおり、仕事が順調だからでしょう。地上波にこだわる必要がないんです。そして、打ち上げが質素だったのも理由があります。打ち上げから約1週間後の4月1日に、ネットのAbemaTVで新番組『新しい別の窓』が放送されました。じつはこの番組は『「ぷっ」すま』と同じ制作会社が担当しているんです。そして、ユースケさんも江頭さんも、そのままAbemaの番組にもゲストで出てきました。みんなまたすぐに会えるとわかっていたから、軽めの打ち上げだったんですよ」 いよいよ映画もスタート。“自虐スピーチ”も余裕の表れだったようだ。
2018年04月13日俳優・三浦春馬が、5月12日(土)放送の「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」に出演することが決定。あわせて、この特別編の放送に先立ち、5月5日(土)から過去の人気作品を放送する「世にも奇妙な物語 傑作選ウイーク」も開催されることが分かった。ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ「世にも奇妙な物語」。今回三浦さんが主演するのは、ヒューマンSF作品「明日へのワープ」。「モーニング」(講談社)で連載された小出もと貴による「アイリウム」を原作にした本作は、服用した途端24時間分の記憶が完全に無くなり、まるで24時間後の未来にワープしたかのような感覚になれる“アイリウム”という謎の薬の奇跡に人生をかけた、一人の青年の“タイムワープ的体験”を描いた作品。アイリウムを処方される映画監督志望の青年・小林峰雄役を、『アイネクライネナハトムジーク』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』への出演が決定し、また主演ミュージカル「キンキーブーツ」の再演が発表され話題となった三浦春馬が。そして、同棲中の恋人・須藤由紀役には、連続テレビ小説「ひよっこ」で注目を集め、7月放送のドラマ「チア☆ダン」や、来年公開予定の『あの日のオルガン』にも出演が決定している新進気鋭の女優・佐久間由衣が抜擢された。本シリーズへの主演は、「世にも奇妙な物語2011年秋の特別編」のエピソード「JANKEN」以来7年ぶり、2回目となる三浦さん。「自分と向き合うとき、(現実から)逃げてしまうような弱さって誰もが持ち合わせていると思うのですが、そんなところに僕も共感しました」と本作について語り、実際にこのような薬があったら…という問いかけには、「たとえば満員電車でつらいときとか、めちゃくちゃお腹が痛いときは飲んでしまうと思います(笑)」とコメント。また視聴者へ「この作品が“明日の自分から逃げない、もしくは活力をもって挑む”ための源に少しでもなれれば良いなと思うので、ご自身と重ね合わせて見ていたければ、うれしいです。ぜひ楽しみにしていただければと思います」とメッセージを寄せている。一方、本シリーズ初出演となる佐久間さんは、「小さい頃から『世にも奇妙な物語』を見ていたので、お話をいただいたときには、本当にうれしくて、“私が出ていいのかな”ってびっくりしました」と心境を明かす。また初共演となる三浦さんについては、「優しくて面白い方だったので、現場の雰囲気も和やかで、お芝居のやりやすい環境を作っていただきました」と印象を語り、「目の前に立たれている三浦さんのたたずまいにすごく助けられて、役に入ることができました。連続ドラマとは違った短編ならでは難しさと楽しさを経験できました」と感想を述べている。「明日へのワープ」あらすじ映画監督を夢見る青年・小林峰雄(三浦さん)は、アルバイトをしながら自主制作映画を作り続けて早10年、全く芽が出ないまま。同級生たちが皆まともな職に就き、家族を作り、大人になっていく中、惨めな思いをすること必至の友人の結婚式に招待されてしまう。かつて一緒に夢見ていた女優志望の恋人・須藤由紀(佐久間さん)からも愛想を尽かされそうな状況で、焦燥が憔悴となり、追い込まれていく峰雄。眠れぬ日々が続くある日、心療内科で精神科医・宇堂公康(相島一之)から謎の薬“アイリウム”を処方される。“アイリウム”とは、1錠服用した途端24時間分の記憶が完全に無くなり、まるで24時間後の未来にワープしたかのような感覚になれる薬。つまり嫌な思いをする出来事の前に飲んでおけば、そのことを体験しなかったかのように記憶から消し去ることができてしまうのだ。記憶を薬でコントロールできるようになったとき、果たしてその人生は思い通りになっていくのか。謎の薬“アイリウム”にわずかな希望を託す峰雄だが…。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’18春の特別編」は5月12日(土)21時~フジテレビにて放送。「世にも奇妙な物語 傑作選ウイーク」は5月5日(土)16時~、7日(月)~11日(金)15時50分~フジテレビにて放送(※関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2018年04月13日「過去に“美輪明宏さん(82)の写真を待ち受けにすると金運があがる”という迷信が流行りましたが、いま芸能界でいちばんキテいるのは、タモリさん。タモリさんの写真を携帯の待ち受けにすると“出世運”や“仕事運”がアップするそうです」(テレビ局関係者) 近年、“女子アナ育成力がすごい”と話題になっている、タレントのタモリ(72)。冠番組の『ブラタモリ』(NHK総合)では、初代アシスタントの久保田祐佳アナ(35)や3代目の桑子真帆アナ(30)などが続々とブレークしている。 「3月に同番組を卒業したばかりの4代目アシスタント・近江友里恵アナ(29)は、NHKを退社した有働由美子アナ(49)の後を継いで名物番組『あさイチ』の司会に大抜擢されました。タモリさんと仕事をしたアナウンサーはほぼ100%、みんな出世してるんです。いまや『ブラタモリ』は“看板アナになるための登竜門”のような番組になっています」(NHK関係者) それゆえ、タモリとの共演は女子アナたちの憧れの的。前述した“タモさん待ち受け”も、女子アナの間で大流行しているという。 「ただ、どの画像でもいいというわけではなく特定ものでなくてはならないのです。有名なのは、薄いサングラスをかけている画像。少し瞳が見えているものだそうです。さらにレアなのが、『おそ松くん』バージョン。タモさんが、登場人物であるイヤミの“シェー”ポーズをとっているものがあると聞きました。どちらもなかなか手に入るものではありません。“ブラタモリ枠”を狙う女子アナの間では、“タモさん画像”をめぐって争奪戦状態だといいます(笑)」(前出・テレビ局関係者) まるでタモリが出演する『世にも奇妙な物語』みたいな不思議な話!?
2018年04月11日「何となく集め始めて〇十年」「出会いにビビッときて収集家に」と、コレクターになるきっかけは人それぞれ。大好きなものに囲まれた暮らしって、これ以上にない幸せなのではないでしょうか。ネットやテレビ番組などでも話題になった、愛に満ちたコレクターさんをご紹介します!■ キティちゃんコレクターの家・その1【あの人のおうち訪問】マツコも仰天!? 1万体の「キティ」が憩うギネス認定コレクターの家【前編】部屋のいたるところに「ハローキティ」がずらり。キティちゃんを愛情いっぱいの表情で見つめるのは、コレクターの郡司政男さん。なんと、「最大のハローキティコレクション(Largest collection of Hello Kitty memorabilia)」で、ギネスワールドレコーズも取得したそうです!テレビ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)にも出演し、ハローキティ愛好家の間では知る人ぞ知る有名人。元警察官という経歴にも驚かされてしまいます。そんな郡司さんのご自宅の一角には、キティちゃんのコレクションを展示・収納するピンクの「キティハウス」があるのです。■ キティちゃんコレクターの家・その2【あの人のおうち訪問】マツコも仰天!? 1万体の「キティ」が憩うギネス認定コレクターの家【後編】郡司さんが集めたキティちゃんコレクションは、1万点以上。定年後は“爆買い”状態だそうで、まだまだコレクションは増えていきそうです。数あるキティちゃんコレクションの中でも、郡司さんのお気に入りアイテムとは?思い入れいっぱいの5つをご紹介していただきましたよ!郡司さんのご自宅の一角にある「キティハウス」は訪問も可能です。記事では、事前予約先の電話番号も記載していますので、ぜひチェックしてみてください!■ ガラスびんコレクターの家・その1【あの人のおうち訪問】『タモリ倶楽部』などで大注目! ガラスびんのために建てた家【前編】お次は、テレビ番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)『探検バクモン』(NHK)などにも登場したガラスびんコレクター、びん博士(庄司太一さん)のお家です。ミュージシャンとしても活動し、CD『ボトル・フラグメント』などをリリースしています。専門書『びんだま飛ばそ』『平成ボトルブルース』(現在絶版)など、びんに関する書籍も執筆するびん博士。「収集したガラス瓶のための家を作りたい」との思いから、「ボトルシアター」を建てたといいます。使われなくなったガラスびんだからこそ持つ輝き。光と陰でさまざまな表情を楽しませてくれるガラスびんの魅力について、びん博士が思いを込めて語ります。■ ガラスびんコレクターの家・その2【あの人のおうち訪問】『タモリ倶楽部』などで大注目! ガラスびんのために建てた家【後編】廃村からガラスびんを発掘して収集することもあるという、びん博士。40年以上も前から集めたガラスびんを保管する「ボトルシアター」には、骨董品やお宝級のガラスびんもたくさんあります。そこでびん博士に、数あるコレクションの中から、イチオシのガラスびんを教えてもらいました!歴史を感じるガラスびんや、レトロかわいいガラスびんなど、希少な品をランキング形式でご紹介。びん博士の語り口から、吸い込まれるような美しさを持つガラスびんの魅力が、しみじみ伝わってきます。
2018年04月01日「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)が、3月22日の放送をもって最終回を迎えた。前身番組から含めると、30年以上にわたって放送されてきたこととなる。 同番組の最後は、とんねるずの2人が91年に発売された自身の楽曲「情けねえ」を熱唱。「この国を 滅ぼすなよ」という歌詞を「バラエティを滅ぼすなよ」に、さらに「この国を おちょくるなよ」を「フジテレビをおちょくるなよ」に替えて歌った。 2人は最後に、“お決まり”の別れの言葉をかけた。 「今日でこれまで。バーイ、センキュー!」 Twitterでは2人がいつもの言葉で番組を結んだことに感銘を受けたファンが「#バーイセンキュー」とハッシュタグを作るほどの事態に。そのタグを掲げ、ファンは同番組と、そして何より主役の“2人”への惜別の思いを綴っている。 《ラストがかっこよすぎて尚更終わるのが寂しい》《とんねるずは僕の永遠のバラエティです》《面白くて、歌えて、カッコよくて、とんねるずはスーパースターなのだ》 また2人が慕うタモリ(72)の「笑っていいとも」の最終回も“お決まり”の「明日見てくれるかな?」で閉じたこともあり、《(2人はタモリを)心底リスペクトしてるんだな……》といった声も。 偉大なバラエティ番組が続々と終了していくことで《平成ってほんと終わるんだな》と実感する人もいるようだが――。これから、どんなテレビ番組が笑わせてくれるだろう?
2018年03月23日日本の地ビール(クラフトビール)の聖地1985年、洋風居酒屋としてスタートした「麦酒倶楽部ポパイ」。日本の地ビールの発展と共に提供する種類を増やし、今ではタップ数が100本になりました。世界中から選りすぐられた70種類以上のビールを、樽生で楽しむことが出来ます。そのこだわりと品揃えは「タモリ倶楽部」などのテレビ番組や雑誌など多くのメディアで取り上げられ、イギリスのビール評論家も「偉大なる日本のビアパブ」として英国紙に紹介するほど。日本を代表するビアパブの1つです。店内にある全ての樽生をプロが厳しく管理しており、熟練のセラーマンが製法の異なるビールの個性を細かく把握しています。魅力を最大限に引き立てるために設備を個別に調節、それらの環境を維持することで、最も美味しい状態を保っているのです。「ビールは生き物」と語るオーナーのこだわりを感じますね。開店するとすぐに多くの人々で賑わう「麦酒倶楽部ポパイ」、常連のお客さんが多いので、最初は予約をしておくと安心です。ビールの新しい魅力を知って、常連客に仲間入り出来るかもしれません。JR総武線両国駅から歩いて2分「麦酒倶楽部ポパイ」は、墨田区両国にあります。電車の場合最寄り駅はJR総武線の「両国駅」です。都営地下鉄大江戸線の両国駅からも徒歩圏内です。駅を出て京葉道路の方へ歩き「両国ビューホテル」の路地を入ると見つかります。車の場合JR総武線の「両国駅」を目指して下さい。京葉道路の「両国2丁目」の信号から駅方面へ曲がり、「両国ビューホテル」を右折するとすぐにあります。駐車場は無いので、近隣のコインパーキングをご利用ください。営業時間案内「麦酒倶楽部 ポパイ」の営業時間は、下記の通りです。定休日は日曜日ですが、祭日と祝日に営業してくれるのは嬉しいですね。夜も遅くまで営業しているので、仕事帰りに自分を労ってあげましょう。“17:00~23:30(ラストオーダー23:00)祭日、祝日は15:00~営業定休日:日曜日祭日、祝日は平常営業致しております。”出典:本格的な料理はビールとの相性もバッチリ「麦酒倶楽部 ポパイ」では、ビールとの相性抜群のフードメニューも見逃せません。ホテルでコックを務めていたオーナーが腕を振るうのは、手作りが主体の「ビール屋さんのこだわり料理」。本格的な味を楽しむことができます。ノルウェーサーモンのエール漬け(930円)サーモンをエール漬けにした定番の人気メニューです。ビールも料理も知り尽くしたオーナーがどんな味に仕上げたのか、ぜひお気に入りのビールを片手にお試しください。オーサマセット平日の17~20時、土曜の15~20時は、指定の飲み物を注文すると、ハーフサイズのお料理が一品ついてくるというタイムサービスが実施されています。要するに、飲み物代だけで飲み物と食事を楽しむことが出来るのです!指定される飲み物は日替わりとなっていますので、毎日通っても楽しめますね。対象にはソフトドリンクも含まれているので、お酒を飲まない人と一緒に行けるのも嬉しいサービスです。2015年には酵母免許を取得し、現在はビールづくりにも力を入れているそうです。完成したオリジナルビールは、もちろんお店で飲むことが出来ますよ。ビールと真摯に向き合い、その変遷を見つめてきた「麦酒倶楽部ポパイ」。老舗だからこそ実現したこだわりの味を実際に楽しんでみてくださいね。スポット情報スポット名:麦酒倶楽部ポパイ住所:東京都墨田区両国2-18-7電話番号:03-3633-2120
2018年03月19日土屋アンナ(33)が、3月7日放送のトークバラエティー番組「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に出演。過去に一部で報じられた2人のモデルとの確執について語った。 MCをつとめたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(42)はまず、「モデルのKさんと殴り合いになった」という記事の事実関係を確認。すると土屋は「すごい出るんですよ、私。殴っていない。口論にはなった。殴ったことはない」と答えた。 続いて「モデルのJと殴り合いになった」という記事については「殴ってないの。ジェシカでしょう」と、相手が道端ジェシカ(33)だったことを自ら暴露。その時の状況を「(ジェシカが)英語でちょっと言ったりというのを聞いちゃって、『おい!』って言った」と振り返ったが、「すごい距離があったので殴ってないのに殴ったって書かれた」と説明した。 「Kは加賀美セイラさん。加賀美さんが以前、暴露していました。豪快なキャラでおなじみの土屋さんですが、曲がったことが大嫌い。自分の“正義”に反することは黙ってられないようで、“爆発”してしまったようです」(ファッション業界関係者) 以前「笑っていいとも!」にゲスト出演した際は、毎日子連れで居酒屋に行っていたことを告白。意気投合した客と気軽にメール交換することを明かし、タモリ(72)を驚かせた。 「別の番組では夫から、子どもの学校だよりや役所の書類もすぐゴミ箱へ捨てることを暴露されました。それでも土屋さんは『読んでもわからない』と開き直っていました。エピソードがありすぎて、掘り下げれば1冊の本になるぐらいの“豪快伝説”が出てきそうです」(前出・ファッション関係者)
2018年03月08日「あさイチ」(NHK総合)で司会を務める井ノ原快彦(41)と有働由美子アナウンサー(48)が3月いっぱいで降板すると、2月6日に同局が正式発表した。 それを受け7日の番組内で、井ノ原と有働が改めて卒業を発表。同じく卒業する柳澤秀夫(64)解説委員と並び有働は「3月いっぱいで、3人でお伝えするあさイチは終わりです」と報告。井ノ原は「誰か1人がやめるんだったら、みんなで辞めた方がいいとずっと思っていた」と説明した。 「あさイチ」の冒頭では、「朝ドラ受け」が恒例だ。これは直前まで放送されている朝の連続テレビ小説の感想を、井ノ原と有働が語り合うというもの。今回の卒業発表でも、「朝ドラ受け」を惜しむ声がTwitterでは上がっていた。 《有働さんとイノッチの掛け合い、朝ドラ受け好きだった……。寂しくなるな……》《今のあさイチメンツの朝ドラ受けがもう見られないのは、ほんと残念》《なにが寂しいって朝ドラ受けのあさイチの有働アナとイノッチのコメントが見れ無くなること》 今でこそ「当たり前」の光景だが、井ノ原の挑戦がそこにはあったようだ。 「井ノ原さん自身もテレビで語っていましたが、そもそもは独り住まいの祖母が『朝ドラを見ても感想を誰にも言えない』とこぼしたことがきっかけだったそうです。『それなら感想を共有しよう』と井ノ原さんが自主的に始めたのですが、最初は上層部から禁止されていました。しかし井ノ原さんは、おばあちゃんのために続けた。それが徐々に浸透し、名物コーナーになったのです」(芸能関係者) 有働アナの後任は、「ブラタモリ」にも出演中の近江友里恵アナ(29)に決まった。パートナーは決まっていないが――。また新しい挑戦を見せてくれるだろうか?
2018年02月08日歌手・五木ひろし(69)がMCをつとめるNHKの音楽バラエティー「歌う!SHOW学校」について、3月末に終了する方向で調整中であることを一部スポーツ紙が報じた。 15年から放送されていた単発番組「五木先生の歌う!SHOW学校」が前身で、2016年からレギュラー化。歌謡曲しか歌えないという設定の学校を舞台に、五木扮する“熱血先生”が番組を進行。生徒(歌手やお笑いタレント)に懐かしい歌謡曲から最新の音楽まで歌いながら、楽しく授業をしていくというものだ。 「超大物の五木ですが、画期的な企画にノリノリでMCを引き受けることになりました。ただお笑いタレントはオリエンタルラジオ、ニッチェ、サンシャイン池崎らをブッキングできているものの、歌手陣がどうしても演歌歌手ばかりになってしまいます。そのため若者の視聴者をひきつけられず、終了の話が出てしまったようです」(NHK関係者) かつて音楽番組といえば、「ザ・ベストテン」(TBS系)や「ザ・トップテン」(日本テレビ系)などランキング番組が隆盛を誇っていた。 その後、タモリ(72)を司会に据えた「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)がスタート。そして、ダウンタウンがMCをつとめる「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」(フジテレビ系)などの音楽トーク番組が中心になっていった。 だが現在、各音楽番組ともに“同じ課題”を抱え続けているというのだ。 「昔は、音楽番組に出ればレコードやCDの売り上げが飛躍的にアップしていました。ところが、今はなかなかそうもいきません。そのためアーティストがあまり音楽番組の出演に力を入れなくなってきたのです。そうなると、ブッキングをするのにも早い時期から押さえる必要が出てきます。たまにいきなりブレークする歌手がいますが、そういう歌手を押さえることも難しくなってきています」(レコード会社関係者) 音楽番組全体が苦境を迎えているようだ。
2018年02月07日これから首都圏でマンションや戸建ての購入を検討されている家族にお届けする「埼玉の住みやすい街」レポート。もともと埼玉県に土地勘のある方はだいたいどの街や駅が住みやすいか、治安がいいかなどはわかると思います。しかし、埼玉県に土地勘がないファミリーだと利便性や治安、周辺環境に自治体の子育て支援事情が気になりますよね。ここでは、埼玉県内にある各駅を中心に日々の生活で必要なスーパーでの買い物や日用品が買えるお店。そして子どもたちが通うことになる学校。いざという時に知っておくと安心の病院などの情報をまとめてみました。都心の不動産価格が高騰している中で、注目が集まってる城北と埼玉エリア。“ダ埼玉”なんてもう遠い昔の話、住みたい街が見つかったら次は周辺に何があるのかここでチェックしてみましょう。埼玉県は広い!東京に近い街から不動産価格が高騰中埼玉県の県庁所在地はさいたま市浦和区(最寄り駅:浦和)です。埼玉県内の政令指定都市はさいたま市のみですが、法定人口20万人以上の中核市は川越市、越谷市、川口市(平成30年4月に中核市へ移行)の3市です。政令指定都市:政令で指定する人口50万以上の市のこと。日本の都市制度の一つで、大都市に該当する交通の利便性から、東京から近いJR京浜東北線沿線の川口市はマンション供給も増え人口も増えていることから平成30年4月に中核市へ移行することが決定しています。都心の新築マンションは手が出せなくても今なら埼玉県ということで都心と比べればまだまだ購入できる範囲のようです。とくに通勤にも有利な東京よりの埼玉県南部(さいたま市・蕨市・戸田市・川口市・和光市)はじわじわと不動産価格は上がっているようです。一方で、大宮より北にあたる上尾市や熊谷市方面は利便性からみるとやや不利ですが、不動産価格や広さや戸建てにこだわるのであれば狙い目のエリアでもあります。かなり余談ですが、さいたま市の正式なひらがなの「さ」は2画目と3画目が繋がっている2画が正式です。また、NHKブラタモリでも触れられた大宮台地は地震にも強いというウワサもあり、マンション販売のセールストークになっているところもあるようです。▲埼玉県庁(さいたま市浦和区)平成の大合併でモメたらしい埼玉県庁のさいたま新都心(さいたま市中央区)への移転話など含め、大宮と浦和は仲が悪いという話もありましたが、今ではプロサッカーJリーグ(浦和レッズと大宮アルディージャ)含め耳にすることはなくなりました。鉄道マニアも埼玉県民も大好きな京浜東北線!▲さいたま新都心駅(さいたま市中央区)埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅から神奈川県横浜市の横浜駅とその先の根岸線までを走る京浜東北線。平日や土日祝日は快速電車となり都内の一部駅は通過します。昔は神田駅も通過していたのですが、いつの間には快速が停車するようになっていました。京浜東北線沿線の魅力はやはり人気の街を経由するという点です。埼玉県内では大宮・浦和・川口、都内では上野、秋葉原、東京、神奈川県内は川崎、横浜、桜木町とお出掛けにも通勤にも便利です。⇒「大宮」⇒「さいたま新都心」⇒「与野」⇒「北浦和」⇒「浦和」⇒「南浦和」⇒「蕨」⇒「西川口」⇒「川口」埼玉と千葉の友好の架け橋?意外と便利なJR武蔵野線南北に横断する電車がJR京浜東北線なら東西に横断するのがJR武蔵野線です。千葉県の船橋方面と東京都の府中本町を結んでいます。本数は少ないですが八王子駅・新習志野駅と大宮駅を乗り換えなしで運行もしています。埼玉県内の朝の時間帯は、乗り換えができる南浦和駅(JR京浜東北線)と武蔵浦和駅(JR埼京線)は非常に混雑しています。⇒「南越谷(新越谷)」⇒「越谷レイクタウン」⇒「新三郷」近未来的な都市開発が進むつくばエクスプレス東京・秋葉原と茨城県つくばを結ぶつくばエクスプレス(略称:TX)。開業当時から運賃が高い!というウワサだけ知っている人や、まだ乗車した事がない!という人も多いみたいです。都心の不動産価格が高騰しているので、つくばエクスプレス各駅周辺の再開発は急ピッチで進められています。住みやすさや子育て環境が整うと秋葉原・浅草・北千住・つくばという駅を結んでいるので注目度はもっとあがりそうです。⇒「八潮」⇒「三郷中央」合わせて読みたい埼玉県周辺の住みたい街⇒川崎・横浜に住みたい!神奈川で探す子育て環境も教育も充実した街まとめ⇒住みたい街東京!家族で探す子育て環境が充実した街まとめ
2018年01月24日『DRESS』1月特集は「新世界を嗜む」。ここで定義する新世界とは、未体験の趣味の世界。思いっきり笑った、感動して泣いた、目標を達成して感動した、のめり込みすぎて時間を忘れていたetc.。趣味を通じて得るさまざまな感情や経験は、私たちの人生をカラフルにしてくれるもの。「自分の人生にこれがないとつまらない」「これがあるおかげで日々が楽しい」。そんな風に思える趣味はありますか?ある人はもちろん、ない人も、2018年は新世界に足を踏み入れて、新しい趣味と出会ってみませんか。趣味が自分の生きる世界を広げてくれて、日々を今よりもっと素敵なものにしてくれるはずです。スポーツ(観戦含む)系、文化系に分けて、趣味に熱中している人たちが、魅力や楽しみ方を愛のある文章で語り尽くします。ここでは、「観劇」という新世界へ飛び込んで楽しむ会社員、ハルカさんの例を見てみましょう。■観劇という非日常への旅立ち舞台空間は、観客席一体となって味わう夢の世界多かれ少なかれ、誰にでも「現実とは異なる世界に浸りたい」と思うことがあるのではないだろうか。そんなときは、旅に出たりして自分の身を普段の世界から物理的に離すこともできるが、実は私たちの日常のすぐ近くにも非日常は存在する。そのなかでも、わたしが特に愛してやまないのが「舞台」という世界。物語世界へ旅立つ方法は数多あれども、舞台はその非日常性を最も身体中で感じ取ることのできる空間だと思う。必要なものは、チケットと自分の身ひとつ。劇場の入り口をくぐれば、あとは空間に身と心を委ねて、どんな世界にも飛び立つことができる。そう、観劇は鑑賞というよりも「体験」なのだ。もし「一度舞台に行ってみようかな」と思う人がいたら、ぜひためらわずに劇場へ行ってみてほしい。最初の一歩を踏み出しさえすれば、あなたの心と身体は勝手に動き出すに違いない。■初めての観劇に、ミュージカルのすすめもし、舞台を観るのが初めてで、何を観ていいのかわからないという人がいたら、まずはミュージカルから入ってみるのはいかがだろうか。芝居に加え、劇中で歌い踊るということは、あらゆるエンターテイメント性を兼ね備えているだけでなく、より非日常的な世界に浸れるに違いないからだ。突然歌いだす?だから楽しい「ミュージカルって突然歌いだすの、意味わからなくない?」――ミュージカルが好きだ、と言うと、5人にひとりくらいの割合でそう言われる(いつだかタモリさんもTVでそう言っていた)確かに街中で突然歌いだされたり踊りだされたりした日には、このご時世だ。取り急ぎ距離を置かせていただくかもしれない。けれど、思い出してほしい。舞台芸術が発展する以前から、人々は歌い踊ることで、祈りや感謝、喜びを表現してきた。自分の想いを身体や声に乗せて表現することは、本来は当然のことではないのだろうか。私には、嬉しければ全身で喜びを歌い、悲しみや慟哭すらも歌に乗せて表現するミュージカルの登場人物たちがたまらなく愛おしい。舞台の上では常識なんていらない。ぜひ登場人物に感情移入して、物語を素直な心で楽しんでもらいたい。ミュージカルソングは聴いて楽しい、歌ってもっと楽しい有名なミュージカルソングだとCMなどで採用されていることも多く、舞台で聴く曲が、いつかどこかで聞いた旋律……ということもあったりするものだ。それらはときに、歌詞をのせずにメロディだけであったり、多少アレンジされたりして、お茶の間に届けられる。どこかで聞いた曲を、今度は原曲(その逆も然り)で味わい、生の舞台で役者が歌うという形で聴くのには、また新しい発見や喜びがある。そして、ミュージカルを見ると、曲がしばらく頭から離れなくなり、果てはなんとなく歌えるようになってしまう、ということが多々起こる。昨年話題になった映画『ラ・ラ・ランド』などのミュージカル映画を見て、そんな経験をしたことがある人もいるのでないだろうか。ミュージカルソングは聴くのも楽しいけれど、自分で歌えると、そのときの記憶が呼び覚まされて、日常に戻った後でも、再び非日常の世界へ旅立つことができる。まずは自分の興味のあるテーマから一口にミュージカルと言っても、喜劇も悲劇もあり、もっと言えば劇団や興行団体によって趣がまったく異なる。初めて観るということであれば、ぜひミュージカル作品の醍醐味、とびっきりハッピーな物語がおすすめだ。また、最初は自分の興味や関心につながるものから探してみるといいかもしれない。題材となっている時代や国、人物、もし好きな役者がすでにいるのであれば、そこから辿ってみるのもいいだろう。主催団体や劇場のHPでは、半年先くらいの公演予定は発表されているので、チェックしながら実際に行動を起こしたくなる作品ができるまで、楽しみを寝かせるのもよいかもしれない。逆に、HPに掲載されているチラシの印象で直感的に決めて、思い切って一度行ってみるのもアリだ。最近では公演公式HPでプロモーション動画も掲載されているから、一度見て雰囲気をつかんでみてはいかがだろうか。■日本の大劇場ミュージカルとおすすめ公演東宝製作作品映画製作で著名な企業だが、演劇の企画製作・興行にも長い歴史を持つ。東京・日比谷にある直営劇場では、ほぼ年間を通して、1〜2カ月に1作品のサイクルでさまざまな作品が上演されている。ブロードウェイ作品など海外の著名な作品から、日本の劇作家の最新作まで取り扱う。2018年3月の上演作品をふたつ紹介しよう。『ラ・カージュ・オ・フォール』1作目は『ラ・カージュ・オ・フォール』。元はフランスの演劇からミュージカル化したものということもあって、タイトルが少し覚えにくいかもしれないが、内容は夫婦愛や家族の絆をコメディのエッセンスで彩った、楽しくハートフルな作品だ。日本のミュージカルシーンを牽引してきた鹿賀丈史さん・市村正親さん両名が、ゲイクラブオーナーとその看板スターという事実婚状態のカップルを演じる。2008年からこのコンビで上演を始め、ゴールデンコンビと絶賛されてきた。2018年3月の東京日比谷・日生劇場を皮切りに、4月からは福岡・静岡・大阪でのツアー公演が行われる。日本が代表するミュージカルスターのコンビネーションを堪能してほしい。『メリー・ポピンズ』そして、3月25日より、東京渋谷・東急シアターオーブで上演される『メリー・ポピンズ』は、ジュリー・アンドリュース主演の名作映画を、日本人キャストで舞台化。濱田めぐみさん・平原綾香さんのWキャストで上演する。まわりを固める名だたる役者たちに並んで、パパイヤ鈴木さんやもう中学生さんなど、TVでおなじみの名前があるのも見逃せない。絶対にどこかで聞いたことのある「♪スパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」や「♪チム・チム・チェリー」をはじめとする名曲と、大勢のアンサンブルによるダンスが盛りだくさんの見どころ満載の作品に違いない。5月には大阪・梅田芸術劇場でも上演される予定だ。宝塚歌劇団その概要は言わずもがなであろう、宝塚歌劇団とは女性だけで構成される劇団だ。タカラヅカといえば、極彩色の羽を背負ったスターが大階段を下りてくる……そうイメージをする人も多いのではないだろうか。そのイメージは無論間違いではないが、実はそれはショー作品によるもので、宝塚歌劇団はミュージカル作品も手がけている。専任の劇作家によるオリジナル作品を上演することもあれば、海外発の話題作を上演することもあり、オーストリア皇后を題材とした『エリザベート』や、ロンドンの下町を舞台としたハッピーミュージカルの王道『ミー・アンド・マイガール』など、長年日本で愛されているミュージカル作品の中には、宝塚が初演だという例もあるほどだ。そんな宝塚からは、少女漫画が原作となる新作2作品を紹介する。『ポーの一族』年1月現在公演中の花組公演『ポーの一族』は、1970年代から長年にわたって愛され続けてきた萩尾望都さんの同名漫画が原作だ。制作発表会で見せた、主人公のエドガー・ポーツネルに扮した明日海りおさんは、漫画から飛び出してきたかのような美しさで、原作者の萩尾さんも絶賛するほど。宝塚が得意とする耽美な世界観とマッチする作品になっていることだろう。兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で2月5日まで、東京日比谷の宝塚大劇場では2月16日~3月25日まで。『天(そら)は赤い河のほとり』もう一作品は、1995年から2002年まで連載され、絶大な人気を誇る篠原千絵さん原作の『天は赤い河のほとり』のミュージカル化作品。古代オリエントを舞台に、現代日本からタイムスリップした娘ユーリと皇子カイルの愛を描く。2017年11月にトップ男役に就任した真風涼帆さんがカイル役に挑む。兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で3月16日から4月23日まで、東京日比谷の宝塚大劇場では5月11日~6月17日まで。劇団四季CMでもおなじみの『ライオンキング』をはじめとするロングラン公演で有名な劇団四季は、研究所でメソッドを学んだ専属の役者を中心に、全国各地の専用劇場で日々上演されている。ひとつの作品を長く上演するロングラン公演となる場合が多く、贔屓のキャストを観るために、何度でも足しげく通う熱烈なファン層が存在するほど、その人気は折り紙付き。『ライオンキング』『リトルマーメイド』『アラジン』など、ディズニー作品や海外の人気作品も多数上演されているので、ミュージカル初心者にもおすすめだ。そんな劇団四季からは下記の2作品を紹介する。『アラジン』アラジンと魔法のランプといえば、誰しもがそのストーリーをなんとなく想起することができるだろう。アラジンと王女ジャスミンの恋物語に、ジーニーが魔法と笑いを添えて描き出す名作ミュージカル。ディズニーのアニメーション映画でもおなじみの「♪ホール・ニュー・ワールド」をはじめとする魅力な楽曲が揃う。東京汐留、電通四季劇場[海]にて、2018年12月末までのチケットを販売中(2018年1月現在)。『キャッツ』特殊メイクのような個性的な扮装をテレビCMや広告で見た人も多いのでは。『キャッツ』は、タイトルの通り、ジェリクルキャッツという個性豊かな猫たちが登場する作品。キャッツたちのアクロバティックなダンスはさながらショーのような要素もあり、ダンスが好きな人に特におすすめしたい。また名曲「♪メモリー」は誰でも一度は聴いたことのある美しく懐かしい旋律。昨年夏に大阪四季劇場に上陸し、千秋楽の2018年5月6日分までチケットを発売中。■観劇と当日のあれこれひとりで行っても大丈夫?ブロードウェイの来日公演など少し価格帯の高いものだと、連れ合って来ている人も多い印象はあるが、舞台はひとりでいっても十分楽しめる。逆に、没頭しやすいタイプはひとりで行く方がおすすめだ。とはいえ、ときには友達や恋人と一緒に観劇して、感想を語り合うひとときも楽しいもの。不安であれば最初は友人を誘って、慣れてきたら作品やそのときの気分で使い分けてみてはどうだろうか。チケットの購入と座席の選び方チケットの購入方法は、その団体のページ上で受け付けているものもあれば、チケットぴあ、カンフェティ等、チケット販売サイトでも販売しているものもある。詳細は、各公演サイトでチェックしよう。また、最近はチケット購入時に座席を選択できることも多いので、劇場HPの座席表を見ながら選ぶことをおすすめする。値段は張るが舞台から近く正面寄りの良席、舞台から遠いけれど一番安い席は、どちらも売り切れやすいので注意が必要。予算にもよるが、舞台により近い方がライブ感を味わえることは一言添えておきたい。感動したときは躊躇わず拍手を送ろうカーテンコールではスタンディングオベーションが起こることも役者の登場時や一曲歌い終えた時に拍手が起こることがある。何も感じなかったら特に迎合する必要もないが、感動したときは、ぜひその感動を舞台の役者へ拍手という形で届けてほしい。またノリの良い曲のときは手拍子が起こることもあるが、ぜひ恥ずかしがらずにのってみてほしい。舞台は舞台上だけで完結するのではなく、舞台上と観客席との間にもコミュニケーションが存在する。よい舞台に観客がのれば、舞台上はもっとノリに乗ったパフォーマンスを観客席へ届けてくれるというプラスの循環が生じることもある。そういった化学反応も生の舞台の醍醐味のひとつ、ぜひ楽しんでみては。これだけは覚えておきたい観劇マナーマナーは誰もが気持ちよく観劇するための心配り舞台に集中するには周りの環境も大事だ。舞台に集中して思う存分堪能することは、役者やスタッフ陣への最大の敬意の表し方であると思うし、マナーを守ること、ちょっとした気遣いをすることで、周りの人々の集中力を妨げるようなトラブルもなくなる。特に集中力をそぎやすい、視覚・聴覚・臭覚の3つの感覚に気をつけてほしい。「視覚」でいえば、・背中は座席に付けたままにする (前のめりになると後ろの席の人の視界が狭くなる)・帽子をかぶったままの観劇、上の方でつくるお団子頭で来場するのはNG。後ろの人の視界の障害にならないようにする・上演中に光の出るものを操作しない「聴覚」でいえば・上演中は話さない・上演中にビニール袋をガサガサしたり、パンフレットを音を立ててめくったりしない・携帯電話の電源は切っておく「臭覚」でいえば・香水の香りがきつすぎないか・臭いの出る食べ物等を持ち込んでいないかなどである。どれも小さなことばかりとはいえ、ちょっとしたことで周りの集中を途切れさせてしまうことがあるので気をつけたい。また、これは観劇に慣れている人に言いたいことであるが、もしマナーを守れていない人がいたとしても、知らないだけ・気づいていないだけ、という場合は多い。相手は初めての観劇体験かもしれない。どうか観劇がイヤな思い出に終わらないよう、伝え方には十分気をつけてほしいと願う。同じ日・同じ公演に同席した人は、ひとときを共にする、いわば同志である。「お互いさま」の気持ちはなるべく忘れたくないものだ。役者を知ると、もっと楽しい!「とてもいい舞台だった」「あの役者さんがとても良かった!」――そう思ったら、劇場内の売店でパンフレットを購入し、出演者や演出家、スタッフ陣をチェックしてみよう。大体1000~2000円ほどで入手できる。また、舞台に行けば必ずと言っていいほど、役者の次回出演作のチラシが配布される。開演前の時間や終演後にそれをじっくり眺めて、次の舞台を決めるのもきっと楽しい時間になる。気に入った役者さんが同じ役を演じるのを追い続けるのも楽しいが、異なる作品で、また違う一面を見せてくれるのも魅力だ。ライブ上演の観劇はギャップの宝庫。私が見てきた一例をあげると、とうにミュージカル界で地位を築き上げ、重厚な役を演じることが多かった大御所俳優さんが見せた、あるコメディミュージカルでの笑い上戸な一面(共演者のアドリブがすっかりツボに入ってしまい、震えて動けなくなってしまったのだ……!)。また、年齢相応の役が増えていたベテラン女優さんが、初演時のリバイバルで、とある娘役を演じたときのみずみずしい輝きには、なぜだかわからないが涙が出たものだ。役者さんの意外な一面を見れば、あなたはもっと舞台の世界にのめりこんでいくことだろう。■最後に素晴らしい舞台に出会ったその体験が、また劇場へと足を運ばせる正直に申し上げて、毎回必ず素晴らしい舞台に出会えるとは限らない。ストーリーや役者、演出との相性もあるし、ときにはまわりの環境が恵まれなかったということもあるかもしれない。それでも、また劇場に足を運んでしまうのは、いつかの、あの舞台で出会った感動を忘れられないから。願わくばもう一度、あのような舞台に出会いたい、と思わずにいられないのだ。ひとつ印象的な舞台に出会ってしまったら、きっとあなたも、あの体験をもう一度……と夢見ることをやめられなくなることだろう。今回は、大劇場でのミュージカル作品を中心にご紹介したが、舞台芸術は、劇場の大きさによってもまた違う体験を提供してくれるし、ジャンルもストレートプレイ、音楽劇、ダンス公演に朗読劇、そして歌舞伎・文楽・能楽などの古典芸能まで、広く深い世界を内包している。自分の好きなものを見つけて、とことん好きを極めていただきたい。ご紹介したように、最近はマンガとのコラボレーションなど、舞台作品もその枠をどんどん広げている。観劇を敷居が高いと感じる人は、まず、自分と地続きの世界から入ってみてはいかがだろうか。
2018年01月11日CM出演料の高さこそが芸能人の“格”。しかし、高すぎればオファーは減り、“格安”芸能人にCMが集中することも--。 「伊勢谷友介(41)や浅野忠信(44)、役所広司(61)など、映画俳優がここにきて次々とテレビドラマに主演している背景には、映画ではなくテレビに出て好感度を上げることがCM出演のオファーを得る“近道”だという、昨今の“CM出演事情”があるんですよ。CMの仕事はギャラがよく、ひと昔前は高倉健さんのように、気に入った映画だけ出て、あとはCMで稼ぐというやり方が通用しました。でも、いまは大物映画俳優でも、CMに出るためにはテレビに出て好感度を上げることが必須。彼らにとっても、CM出演料はそれだけ芸能生活の“生命線”になっているんです」(広告代理店関係者) ’17年のCM起用社数ランキングが12月6日にニホンモニターから発表された。それによると、’17年の男性部門1位は遠藤憲一(56)の12社。2位が相葉雅紀(35)と錦織圭(27)の11社、3位が二宮和也(34)と松本潤(34)の10社と続く。 「1位が遠藤憲一と聞いて意外と思われる人もいるでしょうが、これは知名度の割にCM出演料が安いため」(前出・広告代理店関係者) その「安い」という額は実際いくらなのか。今回、本誌では広告業界関係者の協力を得て、人気男性タレントたちの“CM出演料”を徹底調査した。その結果をまとめたのが、次の一覧表だ。 【明石家さんま】年間契約:1億8,000円/1クール:1億円【タモリ】年間契約:1億8,000円/1クール:1億円【イチロー】年間契約:1億8,000円/1クール:8,000万円【浜田雅功か松本人志】年間契約:1億5,000円/1クール:8,000万円【中居正広】年間契約:1億2,000円/1クール:7,000万円【錦織圭】年間契約:1億2,000円/1クール:6,000万円【羽生結弦】年間契約:1億円/1クール:6,500万円【内村光良】年間契約:9,000万円/1クール:4,000万円【櫻井翔】年間契約:9,000万円/1クール:3,500万円【菅田将暉】年間契約:9,000万円/1クール:3,000万円【阿部寛】年間契約:8,000万円/1クール:3,500万円【松田翔太】年間契約:5,000万円/1クール:2,500万円【西島秀俊】年間契約:5,000万円/1クール:2,500万円【遠藤憲一】年間契約:4,500万円/1クール:1,500万円【DAIGO】年間契約:4,000万円/1クール:1,800万円【竹内涼真】年間契約:4,000万円/1クール:1,500万円【山崎賢人】年間契約:4,000万円/1クール:1,200万円【斎藤工】年間契約:3,500万円/1クール:1,200万円【マツコ・デラックス】年間契約:3,500万円/1クール:1,500万円【松坂桃李】年間契約:3,000万円/1クール:1,000万円 年間契約の場合、遠藤が4,500万円で上位陣と比べるとたしかに“リーズナブル”なお値段。出演オファーが殺到するのもうなずける。では、いよいよ’18年も目前となってきたが、来年、CM出演で躍進が期待される有名人は誰なのか?前出の広告代理店関係者に聞いた。 「いまをときめく高橋一生さん(37)は、’16年は1社だけでしたが、’17年は7社のCMに出演しました。’18年、さらに伸ばしてくるでしょう。当然、出演料もうなぎ上りだと思いますが、あまり高額になるとオファーが減るので、悩ましいところかもしれません(笑)。’17年、もっともブレークした竹内涼真さん(24)も、’17年すでに4社のCMに出ていますが、出演料はすでに年間契約で4,000万円となかなかのレベル。それでも、ドラマ『陸王』(TBS系)もヒットしましたし、’18年も勢いは衰えそうにないですね」 CM業界関係者が口をそろえて「’18年は注目」というのが、芸人の「ANZEN漫才」みやぞん(32)だ。 「ぶっ飛んだ発言にやさしい人柄で、愛されキャラクターとして好感度が高いですね。とんねるずの石橋貴明さんに引き上げてもらってから、みやぞんさんを中心とした企画が多くなったことでブレーク。’17年、一気に5社のCMに出演しましたが、まだ年間契約で1,000万円台とかなりお得です。現在はピンでのCM出演は控えているようですが、’18年は“ピンCM”も解禁になるかもしれません。そうなれば話題になることは確実です」
2017年12月29日「伊勢谷友介(41)や浅野忠信(44)、役所広司(61)など、映画俳優がここにきて次々とテレビドラマに主演している背景には、映画ではなくテレビに出て好感度を上げることがCM出演のオファーを得る“近道”だという、昨今の“CM出演事情”があるんですよ。CMの仕事はギャラがよく、ひと昔前は高倉健さんのように、気に入った映画だけ出て、あとはCMで稼ぐというやり方が通用しました。でも、いまは大物映画俳優でも、CMに出るためにはテレビに出て好感度を上げることが必須。彼らにとっても、CM出演料はそれだけ芸能生活の“生命線”になっているんです」(広告代理店関係者) ’17年のCM起用社数ランキングが12月6日にニホンモニターから発表された。それによると、’17年の男性部門1位は遠藤憲一(56)の12社。2位が相葉雅紀(35)と錦織圭(27)の11社、3位が二宮和也(34)と松本潤(34)の10社と続く。 「1位が遠藤憲一と聞いて意外と思われる人もいるでしょうが、これは知名度の割にCM出演料が安いため」(前出・広告代理店関係者) ではその「安い」という額は実際いくらなのか。今回、本誌では広告業界関係者の協力を得て、人気男性タレントたちの“CM出演料”を徹底調査した。その結果をまとめたのが、次の一覧表だ。 【明石家さんま】年間契約:1億8,000円/1クール:1億円【タモリ】年間契約:1億8,000円/1クール:1億円【イチロー】年間契約:1億8,000円/1クール:8,000万円【浜田雅功か松本人志】年間契約:1億5,000円/1クール:8,000万円【中居正広】年間契約:1億2,000円/1クール:7,000万円【錦織圭】年間契約:1億2,000円/1クール:6,000万円【羽生結弦】年間契約:1億円/1クール:6,500万円【内村光良】年間契約:9,000万円/1クール:4,000万円【櫻井翔】年間契約:9,000万円/1クール:3,500万円【菅田将暉】年間契約:9,000万円/1クール:3,000万円【阿部寛】年間契約:8,000万円/1クール:3,500万円【松田翔太】年間契約:5,000万円/1クール:2,500万円【西島秀俊】年間契約:5,000万円/1クール:2,500万円【遠藤憲一】年間契約:4,500万円/1クール:1,500万円【DAIGO】年間契約:4,000万円/1クール:1,800万円【竹内涼真】年間契約:4,000万円/1クール:1,500万円【山﨑賢人】年間契約:4,000万円/1クール:1,200万円【斎藤工】年間契約:3,500万円/1クール:1,200万円【マツコ・デラックス】年間契約:3,500万円/1クール:1,500万円【松坂桃李】年間契約:3,000万円/1クール:1,000万円 年間契約の場合、遠藤が4,500万円で上位陣と比べるとたしかに“リーズナブル”なお値段。出演オファーが殺到するのもうなずける。CM出演料トップはタモリ(72)と明石家さんま(62)が総合1位、続いてイチロー(44)だ。 「タモリさんは、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が終了して露出度が減り“タモリロス”が叫ばれて以来、プレミア感が増しています。高年齢のためスキャンダルでのCM降板の恐れが少ないのも魅力ですよね」(別の広告代理店関係者・以下同) 男性5位の中居正広(45)は、年間契約で1億2,000万円。 「MCを務めるレギュラー番組も多く、お茶の間の知名度は群を抜いています。SMAPは解散しましたが、中居さんのタレントとしての価値はまったく下がっていません」 2月に平昌五輪を控える羽生結弦(23)は、年間契約1億円。 「男性フィギュアスケート界で現在、知名度ナンバーワン。はやりの塩顔系男子として、とくに20~50代女性からの好感度は抜群です」 映画にドラマに引っ張りだこの菅田将暉(24)は、年間契約9,000万円。 「バラエティ番組に出演しても話が面白いと評判です。’18年は、さらにCMオファーが増えると見ています」 3年前、ドラマ『昼顔』(フジテレビ系)でブレークした斎藤工(36)は、’17年、7社のCMに出演。年間契約で3,500万円と割安な出演料なことが好感されているようだ。 「二枚目なのにお笑い企画もOKな部分が好感度につながっていますね。だから、もしスキャンダルがあってもダメージが少ないタイプです。そうすると企業側も安心感があるので、ますますオファーを出しやすくなりますね」
2017年12月29日12月1日(金)放送の「ミュージックステーション」は、黒柳徹子の半生を描いた帯ドラマ劇場「トットちゃん!」の主題歌を担当する福山雅治が、本ドラマの主題歌「トモエ学園」をテレビ初披露。それに合わせて、黒柳さん本人がスペシャルゲストとしてスタジオに駆けつけることが急遽決定した。今週の放送は、福山さんのほか「[Alexandros]」がCMソング「明日、また」を披露。さらに、「Kis-My-Ft2」、椎名林檎、「back number」、「BiSH」が登場予定。そしてオリジナルランキングは“今年の一曲”を発表する。豪華アーティストたちが登場する中、黒柳さんがゲストで登場。黒柳さんが「ミュージックステーション」に出演するのは、2015年に初開催された大型特別番組「MUSIC STATION ウルトラFES」に、オープニング・アクトを務めた近藤真彦の応援ゲストとして登場して以来。しかし、そのときは特設会場からの放送だったため、「ミュージックステーション」のスタジオに登場するのは今回が初となる。そして、福山さんがテレビ初披露する「トモエ学園」は、黒柳さんから福山さんへの直々のリクエストで生まれた1曲。本番のトークでは、福山さんが曲の着想をどのように得たのかなど、制作秘話なども語られる予定だ。黒柳さんとMCのタモリは、「徹子の部屋」に、1978年から2013年まで年末最後のゲストとしてタモリさんが連続出演するなど親交が深い2人。黒柳さんは「スタジオへ行くのワクワクしています。お友だちのタモリさんに会えるのも楽しみです」と出演を楽しみにしているとコメントしている。果たしてどんなトークが繰り広げられるのか?楽曲披露と共にこちらも注目だ。常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳さんと、その家族の激動の昭和史を描く物語「トットちゃん!」は、黒柳さんが生まれる4年前、母・朝と父・守綱が運命的な出会いを果たすところからスタート。戦後最大のベストセラーでありこれまで映像化されていなかった「窓ぎわのトットちゃん」の時代からもエピソードを抜粋、テレビ女優・一期生として活躍したNHK時代や、これまで一切語られることがなく、このドラマではじめて明かされる“国境を越えた恋”まで、黒柳さんの怒涛の半生を描いていく。ヒロイン・黒柳徹子役を清野菜名が務めるほか、松下奈緒、山本耕史、城田優ら豪華俳優陣が出演する「トットちゃん!」は、毎週月~金曜日12時30分~テレビ朝日にて放送(再放送は毎週月~金曜日7時40分~BS朝日にて放送)。福山雅治ら出演の「ミュージックステーション」は12月1日(金)20時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月30日