できて嫌なもの、肌トラブルの代表ニキビ!ニキビができる原因はさまざまありますが、その一つに生活習慣の乱れがあります。ニキビができにくい生活習慣を知って、自分の生活習慣を見直していきましょう。ニキビがなければ、それだけでも肌は綺麗に見えてきます。逆にニキビがあると、そこばかり注目されてしまうこともあり、とっても損!!そんなニキビはさっさと治して、できにくい暮らしを心がけましょう。ニキビの大敵“ストレス”を遠ざけるまずはニキビのというよりも、美容全般の敵であるストレスを遠ざけることから考えましょう。他の部分をいくら努力しても、常にイライラしていては、どうしたって肌には悪影響です。ストレスをためるなと言ってもなかなか難しいかもしれませんが、自分なりに気持ちを切り替えて、ストレスから遠ざかる方法を考えましょう。ストレスとうまく付き合っていくのは美容だけでなく、健康にとっても非常に重要なことですので、ニキビ対策をする際は、常にストレス対策も同時に行っていきましょう。ストレスを遠ざける整った生活ストレスを遠ざけるには、まずは整った生活からです。ある程度生活にリズムを作り、無理をしすぎない。きちんと息を抜ける時間を作りましょう。息つく暇もない位時間に追い立てられていると、どうしてもストレスを感じやすくなり、体も壊しやすくなります。何より忙しすぎることで、自分の体の不調に気づく余裕すらなく、ニキビが出来ていることすら気づかない、またはニキビがあるのが当たり前になってしまうことがあるでしょう。ニキビは、体の不調のサインのひとつです。ニキビが出来ているということは、多くの場合、どこか調子を崩しているということなのです。それにきちんと気づけるように、少し余裕のある生活を心がけましょう。便秘にならないように軽い運動を便秘などで腸の動きが鈍ると、ニキビはできやすくなります。便秘にならないように、軽い運動をするように心がけましょう。運動をすることで内臓にも刺激が与えられ、便秘の解消にも効果的です。できれば軽く汗をかくようなジョギングのような運動が、全身の血行もよくなるためおすすめです。血行が良くなることで、顔の血流も改善し、ニキビ予防や肌つやのアップにつながります。できれば週に数回、軽く汗をかくような運動を続けましょう。健康維持にも効果的でおすすめです。もちろん室内でストレッチやヨガを行っても十分効果はあります。自分が続けやすいものでよいので、ライフスタイルに合わせて何か運動をするようにしましょう。食生活では老廃物の排出を意識食生活においては、老廃物の排出を意識して食事をとるようにしましょう。基本的には野菜多めの食事をこころがけ、添加物を減らすように工夫しましょう。添加物の多い食事はそれだけで刺激が強く、ニキビの原因になりやすいです。ファーストフード系はほどほどに楽しむようにしておくとよいでしょう。食事には、老廃物の排出をうながす食物繊維が多いものを選びましょう。食物繊維は便秘の解消にも役立ちますし、ローカロリーでダイエット時にも強い味方です。基本的には野菜や果物に多く含まれていますので、意識して摂るようにしましょう。野菜や果物には、食物繊維以外にも体に良い栄養やミネラルが豊富に含まれています。美容のためにもたっぷりと摂るようにしましょう。スキンケアは保湿を十分に、油分も足すニキビ予防のためには、まずは保湿が必要です。乾燥することで皮膚は余分に皮脂を出し、毛穴が詰まりやすくなります。詰まった毛穴の中で、ニキビの原因菌が繁殖すると、炎症を起こしニキビになりますので、これを起こさないためには、まずは化粧水などで保湿をしっかりと行うことです。そして、意外に感じるかもしれませんが、ニキビ予防には油分の補充も重要です。油分が不足すると、皮膚は油分を補充するため皮脂を出す傾向にあるため、油分が不足しがちな肌の方は、先に油分を足しておくと、ニキビができにくくなるのです。足すオイルは、植物性の質の良い美容オイルを使用するとよいでしょう。肌に刺激を与えることなく、すんなりと浸透してくれます。バランスの良い生活でニキビを遠ざけようバランスの良い生活をして、ニキビを遠ざけましょう。運動・食事・スキンケア、偏らずにどれもほどよく行い、健康的な肌をキープするのです。
2018年03月22日もうすぐ花粉が飛び交う季節。こんな時期には肌荒れに悩まされている女性も多いのでは?どうして花粉によって肌荒れが起こってしまうのでしょうか?またその解消法は?今回は、花粉による肌荒れの改善方法とおすすめアイテムをご紹介します!花粉肌荒れ女子、急増中!?PR TIMES花粉によって起こる悩みで1番多いのは、鼻水や目のかゆみ。それに続いて、肌荒れが3位にランクインしています。しかし、花粉による異常を感じても特別なスキンケアを行っているのは全体の30%。半数以上の方が、肌に違和感を感じながらもケアをしていないんですね。そのまま肌荒れを放っておいては、さらに状態を悪化させてしまうかもしれません。花粉による肌荒れの症状は?花粉が飛び始める時期になると、普段使っている化粧水やクリームがヒリヒリするように感じてしまう人もいるのではないでしょうか。それはもしかしたら花粉が原因かもしれません。花粉による肌荒れの症状に関しては、次のようなものが考えられます。・ヒリヒリ・かぶれる・かゆみ・皮がむける・目の周りや口の周りが炎症を起こす・湿疹がでる・化粧ノリが普段より悪くなる上のような肌の異常が、毎年決まって春や秋にでてきたりする場合、その原因は花粉である可能性が高いでしょう。花粉の時期に肌が荒れるワケところで、どうして花粉が飛ぶ時期になると肌荒れを起こしてしまう女性が多いのでしょう?花粉症は花粉が体内に入ることによりヒスタミンという炎症を起こす成分が作り出され、鼻腔の炎症が起こったり、鼻水がでてきたりします。しかし、体内に入った花粉が肌荒れを起こすことはほとんどないそう。花粉による肌荒れの多くは、肌についた花粉が原因。肌のバリア機能が高ければ花粉が肌に付着しても、大きな肌荒れにはならなりません。乾燥などで肌のバリア機能が低下することによって、肌荒れの元になるアレルゲン=花粉が侵入しやすくなり、肌荒れの原因になるのです。花粉による肌荒れを「花粉皮膚炎」と言い、この花粉皮膚炎は花粉症でない人でも発症することがあります。花粉による肌荒れを抑える方法花粉による肌荒れを抑えるには、・メガネやマスクなどで肌をガードする・帰宅後すぐに、シャワーや洗顔などで肌についた花粉を落とす・髪についた花粉が顔につかないように、帽子をかぶったり、髪の長い女性は髪をまとめる・顔に触れるタオルなどの洗濯物は外に干さない・花粉を落としやすいツルツルの服を着用する・花粉がつきやすいウールの服には、静電気防止スプレーをかけて花粉がつかないようにするなど、肌に花粉がつかないようにする方法が効果的と言えます。そのほかにも、肌のバリア機能を高めることで、花粉による肌荒れを抑えられるでしょう。また、バリア機能を低下させないよう、クレンジングの際に肌を強くこすらないなど刺激を与えないことも大切です。おすすめアイテム2つそこでお肌のバリア機能を高めるための、おすすめアイテムを2つご紹介します♪雑誌のコスメ大賞を受賞したり、美容家さんも絶賛しているというウワサのアイテムです。優秀アイテムの力を借りて、ヒリヒリやかゆみから解放された春を過ごしませんか?アヤナスポーラ・オルビスグループの敏感肌ブランド、ディセンシアから発売されているエイジングケアシリーズの「アヤナス」。アヤナスシリーズは、化粧水・美容液・アイクリーム・クリームの4つで展開されています。その中でも花粉による肌荒れにおすすめしたいのはクリーム。特許を取得!「ヴァイタサイクルヴェール®」技術採用アヤナスシリーズのクリームには、「ヴァイタサイクルヴェール®」という特許を取得した技術を採用。この技術は、・花粉をブロックする膜を作る・肌の内部を徹底保湿するという特許技術。それではヴァイタサイクルベール®に含まれている、働きの違う2種類の成分について詳しくみてみましょう!ホコリや花粉をブロックする膜を作る「ベントナイト」「ベントナイト」は板状の粉体で、肌表面を覆うバリア膜を形成します。その膜がホコリや花粉などの外部刺激から、肌を守ってくれます。高い保湿力の「ヒト型セラミド」保湿成分を包んだ、人の体と全く同じ構造を持つヒト型セラミドを配合。ナノ単位まで小さくし、肌の奥深くまで浸透できるように。さらにポーラ研究所オリジナル成分「CVアルギネート」がコラーゲンの産生を通常の170%促進。これらの効果から、アヤナスはエイジングケアも同時にできるスグレものとして高い人気を得ているんだとか。内側から花粉にゆらがない肌に肌温度が下がると、肌のバリア機能が下がることがわかっています。なんとストレスでも肌温度は下がってしまうとか。そこで注目したいのはディセンシアオリジナルの成分「ストレスバリアコンプレックス®」。この成分は、・血行をよくするジンセンX・きめ細かい肌の生成を期待できるビルベリー葉エキス・美肌を司るタイトジャンクションを活性化させるパルマリンを複合したディセンシア独自の成分です。タイトジャンクションとは肌の角層の下にある、細胞と細胞をつなぎ美しい肌を作る鍵を握っている部分。タイトジャンクションが壊れると、お肌の水分や、良質な角層を作るカルシウムイオンが肌の外に放出されてしまいます。そうすると肌のバリア機能が低下してしまうんです。そこで「ストレスバリアコンプレックス®」で肌のバリア機能を保ちましょう!使い心地は?実際に使ってみましたが、夜つけると朝までお肌がしっとり♡ホルモンバランスによって肌荒れを繰り返していたわたしですが、ホルモン分泌の変わり目でもお肌が荒れませんでした!もちろん全くヒリヒリもしませんでしたよ。天然植物エキスのいい香りも◎。天然の香料を使用しているそうです。合成香料が使用されていないところもポイントが高いですね。値段【通常価格】5,940円初回限定価格1,480円、送料無料でお試し可能です!トライアルセットにはこのクリームと化粧水・美容液が10日分とアイクリーム(1回分)が入っています。アヤナスの体験レポートはこちら!【体験レポ】驚きの保湿力!乾燥知らずのモチ肌になれるアヤナスって?花粉をブロック!超優秀クリームアヤナス試してみる?つつむこちらもディセンシアから発売されているスキンケアシリーズ。天然由来成分で肌が荒れる人も使える!「つつむ」は、植物由来の成分でさえ反応してしまう過度の敏感肌さんでも使えるシリーズ。天然由来の成分だとしても、肌の刺激になるものはほとんど入っていないという徹底ぶり。また、防腐剤なども研究に研究を重ねた低刺激なものが少量配合されているだけ。この「つつむ」のクリームにも「ヴァイタサイクルヴェール®」を採用し、肌にバリア膜を作ってくれる成分「ベントナイト」や、保湿成分を包んだヒト型セラミドを配合。花粉を徹底ブロックしながら、肌のバリア機能を高めてくれるでしょう。選べる3種類の付け心地花粉の季節は何を使っても肌が荒れてしまう!という方におすすめのアイテムです。「つつむ」シリーズのクリームは付け心地の違う2種類で展開。・つつむフェイスクリーム…しっとりとした付け心地・つつむフェイスクリームR1…濃厚な付け心地超濃厚なクリームのR1は、保湿力が抜群。つつむフェイスクリームは、R1よりも付け心地は軽めですが、十分な保湿力です◎値段【通常価格】2,916円トライアルセットはクリームだけではなく、化粧水や洗顔なども入って1,470円というリーズナブルさ!低刺激!敏感肌でも安心◎花粉ブロッククリーム【つつむ】花粉による肌荒れに負けない!花粉による肌荒れはヒリヒリしたり、かゆくなったり辛いものですよね。今回ご紹介したアイテムで、少しでもみなさんが花粉に悩まされずに過ごせますように♪《参考文献》用賀アレルギークリニック、シロノクリニック、おしげ皮膚科クリニック、新宿クリニック、みずたに皮膚科、千壷堂薬局
2018年03月12日肌が荒れてしまうと、メイクノリが悪くなったり、気分が落ち込んだりと最悪…。何とかリカバリーしようとあれもこれもケアしていませんか?しかし、肌荒れ時にはいつもと同じスキンケアをしていると余計に悪化してしまいます。肌荒れ時のおすすめスキンケアのキーワードは「シンプル」!そんな肌荒れ時のスキンケア方法を紹介します!肌荒れ時の肌ってどんな状態?肌荒れと一口に言っても色々な状態があります。ニキビやごわつき、乾燥による皮向けやひりつきなどなど。症状は色々ですがこれら全てに共通しているのが、「バリア機能が低下し、水分と油分のバランスが乱れた状態」なのです。そのため、肌荒れ時のスキンケアでは、バリア機能を回復させて、水分と油分のバランスを整えることが最重要課題になります。それでは、肌荒れ時のスキンケアを一つ一つステップごとに見直しましょう!クレンジング・洗顔|脱脂力の低いものですすぎにも注意!クレンジングと洗顔の役割は、メイクや空気中の汚れ、皮脂や汗を落とすことにありますが、肌の潤いやバリア機能を守るのに欠かせない皮脂やNMF(天然保湿因子)も落としてしまうのです。そのため、クレンジングと洗顔は脱脂力が低いものを選びましょう。具体的にはクレンジング:ミルククレンジング or クリームクレンジング洗顔:シンプルな固形石鹸がおすすめです。また、すすぎの温度にも注意が必要です。なぜなら、熱すぎるお湯も皮脂やNMF(天然保湿因子)を洗い流してしまう要因の一つだからです。クレンジング・洗顔を肌にのせている時間は1分以内、人肌よりも低い32〜34℃のお湯で素早くすすぐようにしましょう。化粧水|優しく包み込むように化粧水は水分を補給して角質層をしなやかにする役割があります。肌荒れ時には刺激になりやすいエタノールなどの成分は避けるようにしましょう。付ける際には、手のひらに出して温めてから優しく包み込むようにしてつけます。こうすることで、手のひらの体温を使ってより浸透させることができます。また、手のひらを使うことで肌への刺激を最小限に抑えることができますよ。付ける目安は、肌がモチっと手のひらに吸い付くまで。何回とは決めずに、少しずつ丁寧に肌になじませて手のひらに吸い付くまで繰り返しましょう。美容液|肌荒れ時にはお休みを!肌の栄養剤として美容液を普段のスキンケアに使っている方も多いかと思いますが、エイジングケアをはじめとする高栄養な成分がたっぷり入った美容液は、肌荒れ時には刺激になってしまうかもしれません。胃腸が疲れている時に景気づけとして焼肉を食べるのと同じこと。肌荒れは、肌が疲れているSOSサイン。たっぷり栄養を与えてしまっては逆に負担になってしまいます。そのため、肌が荒れているときは美容液をお休みして保湿ケアを徹底しましょう!乳液・クリーム|油分も必要!乳液やクリームには、肌内部に浸透させた水分や保湿成分の蒸発を防ぐ役割があります。油分が不足してしまうと、肌が「油分が足りない!皮脂を分泌しないと!」と勘違いして過剰な皮脂分泌に繋がってしまいます。そのため、乳液やクリームで油分はしっかりと与えてあげましょう。また、乳液やクリームにはセラミドが配合されているものが断然おすすめです。セラミドは保湿成分の中でも抜群の水分保持力を持ち、湿度が0%になってもその働きは衰えません。また、バリア機能の大部分をセラミドが担っているので、肌荒れ時には絶対に肌に与えたい成分なのです。セラミドはもともと肌に持っている成分なので刺激になることもないので、肌荒れ時でも安心して使うことができます。肌荒れ時には絶対NGなこと肌荒れ時に見直すべきスキンケアを紹介しましたが、反対に肌荒れ時に絶対やってはいけないことも紹介します!ピーリング・拭き取り化粧水ピーリング・拭き取り化粧水は、余分な角質を取って肌のごわつきを取り除いてくれるのですが、肌荒れ時には厳禁!なぜなら、バリア機能が弱っている時に大切な角質層を取り除いてしまうとさらに悪化してしまうからです。肌荒れ時には絶対にやめましょう。こするなどの刺激ただでさえ弱っている肌にこするなどの刺激を与えることも厳禁。弱っているバリア機能をさらに低下させてしまうからです。普段はコットンを使ってケアしている方も、肌荒れ時ばかりはコットンでのケアをお休みして、手で優しく包み込むようなスキンケアを心がけましょう。 強すぎる成分のものは選ばないエタノール、美白有効成分、一部の防腐剤など肌に刺激になってしまう可能性のある成分は肌荒れ時には避けるのが無難です。バリア機能を整えてくれる「セラミド・アミノ酸」を配合したスキンケアコスメを選びましょう。肌荒れ時こそシンブルケアを今回紹介したスキンケア方法は、正直とってもシンプルケアすぎて心配になってしまう方もいるでしょう。しかし、肌荒れに一発逆転のケアはありません。シンプルケアで地道にコツコツ肌の力を高めることが大切です。肌荒れ時こそ自分のケアを見直してみませんか?
2018年03月11日顔にぽつんとできたり、ひどくなるとファンデーションでは隠せないほど目立つニキビや吹き出物。できやすいと感じている人は、もしかしたら見直した方がいいことがあるのかも。肌荒れ知らずになるために、見直したいことをご紹介します。1.メイク道具が汚い思春期にできるニキビと違い、大人ニキビの原因はさまざま。10代の頃は、過剰な皮脂分泌が原因となる事が多く、Tゾーンにできやすいですが、大人ニキビはフェイスラインにできやすいといわれています。ニキビは“毛穴が詰まって中が炎症を起こしている状態”。大人になって、毎日メイクをするようになってから、時々肌荒れするという人もいるかもしれません。毛穴に詰まったメイクは、毎日きちんと丁寧に落とすようにし、洗い残ししやすい髪の生え際もしっかりオフしましょう。また、肌に直接触れるメイク道具も清潔に保つことが大切です。こまめにメイク直しをする人ほど、スポンジやパフ、ブラシに皮脂がついている可能性が。汚れた道具を使っていては、メイクも綺麗に仕上がらないし、肌荒れ防止のためにも習慣にしましょう。2.髪の毛で隠すと治りが悪い大人ニキビを隠すために、髪型でカバーしている人はいませんか?炎症しているニキビは、とても敏感になっています。髪の先端が刺激になったり、整髪剤がついた髪の毛が触れると、治りが更に悪くなったりしてしまいます。可能なら、メイクもなるべく避けたいところ。ニキビはひどくなると、治っても色素沈着したり、痛みがある赤ニキビに進行したりしてしまうことも。早く治すためにも、ニキビができてしまったら、なるべく触らないように、髪型にも気をつけましょう。3.東洋医学ではニキビは内臓の不調東洋医学では、肌の調子は内臓の鏡と考えられています。ニキビや吹き出物は、過剰な熱と毒素が関係していると考えられていて、顔のどの部分にできるかによって、内臓の不調が表れると考えられています。●おでこ、口の周り・・・消化器系の不調。暴飲暴食やお菓子の食べ過ぎ、糖質、脂質の摂り過ぎ●目の周り・・・ストレス、過労、寝不足などで肝が血液を浄化できず、老廃物がたまりやすくなっている●鼻、頬・・・便秘など、腸の機能が低下しているニキビができてしまったら、できてしまった場所と比べてみて、生活習慣を見直してみてくださいね。4.脂質の摂り過ぎ皮脂の分泌が活発になる食生活も、ニキビができやすい状態を作ってしまいます。動物性脂肪やお砂糖の摂り過ぎは、皮脂の分泌を活発にしてしまうほか、お酒の飲み過ぎは、アルコールを分解する際にビタミンやミネラルが使われてしまい、肌に必要なビタミンが届かなくなってしまうことに。暴飲暴食のほか、偏った食生活、早食い、無理なダイエットなど、食生活はニキビに大きく作用します。食べ物は、肌や身体をつくる元。インナービューティーには何が必要なのか、食べ物も考えて取り入れていきましょう。5.保湿が油分に片寄っている冬は特に、乾燥するので保湿をしっかりしている人が多いと思いますが、油分ばかり肌に与えていませんか?古い角質や過剰な皮脂がニキビの原因を作ってしまいますが、こっくりしたクリームやスキンケアの重ねづけなど、水分が足りていないと油分が過剰になってしまいます。化粧水を重ねづけしたら、油分は蓋のつもりで使いましょう。クリームを何重にも重ねづけしても、あまり効果的とはいえないです。反対に、皮脂分泌が気になって化粧水だけのスキンケアも逆効果。油分が足りないと、肌は皮脂を分泌するようになっていて、過剰な分泌をしてしまいます。スキンケアは肌の調子とよく観察して、必要なものを見極めて行いましょう。大人ニキビは繰り返したり、治りが悪かったり、ちょっと厄介ですよね。痕を残さないためにも、早めに直したいところです。ニキビをつくらせない生活を送れるように、参考にしてくださいね。
2018年02月03日鏡を見ると、ポツンと赤いできもの。急いでアレコレ対策してもなかなか治らず憂鬱な日々。いくつになってもニキビに悩まされている方は多いのではないでしょうか?ニキビは、ある日突然できてしまう印象がありますが、もちろんそんなことはありません。表面に出てくる前から肌の内部では炎症が起きているんです。それなら、ニキビを発生させない一番の鍵は日頃のケア。今回はANGIE世代のニキビ対策に迫ります!「大人ニキビ」の原因とは?まず、「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の違いについて。10代のニキビとANGIE世代のニキビが違うという話はよく聞きますが、具体的にはどう違うのでしょうか?その違いは、ニキビができる原因。「思春期ニキビ」は、皮脂の過剰分泌が原因で毛穴が詰まり、アクネ菌が過剰に繁殖してできますが、反対に「大人ニキビ」はターンオーバーの乱れにより古い角質が毛穴をふさいでしまうことで発生します。思春期ニキビ皮脂の過剰分泌が原因で、顔全体にできるのが特徴。特に皮脂の分泌が過剰な鼻や額などTゾーンにできやすい。大人ニキビターンオーバーが乱れ、古くなった角質が蓄積し、毛穴をふさいでしまうことで発生。原因はストレスや睡眠不足、生理や体調の乱れなどが複雑にからみあっているため特定しにくい。乾燥肌でもできるのが大きな特徴で、特に頬や口周りなどUゾーンに繰り返しできることが多い。ニキビができるプロセスとは?次に、理解しておきたいのが、ニキビができる過程。突然現れるように見えるニキビも、実は段階を踏んでいます。ニキビのできる様子は噴火に似ていて、まず肌内部で炎症が起こり、その後肌表面に現れてくるのです。肌上に出るのは最終段階だとすると、肌内部ではある程度の時間潜伏していると考えられます。段階1ニキビのでき始め古くなった角質が蓄積し、毛穴の出口が狭くなる。段階2白ニキビ毛穴の出口が狭くなると、皮脂が毛穴の中にたまり、それをエサにアクネ菌が繁殖して、毛穴内で炎症が起きる。段階3赤ニキビ(肌表面で炎症が起こる)炎症が起きると、毛穴の中や周りに白血球が集まりアクネ菌を攻撃し始め、毛穴の周りが赤く腫れ上がる。段階4ニキビ跡炎症が進むと、毛穴の壁が壊れてヘコみ跡が残ることも。傷ついた皮膚を修復しようと細胞が活発になることに伴って、色素細胞も活性化するため、ニキビ部分に色素が沈着する。段階を追って見てみると、ニキビが肌表面に見えていない時期から「毛穴を塞がないようにするケア」がとても重要だということがわかりますね!「保湿しない」はNG。最も重要なのが保湿です!では、ニキビを悪化させないために、スキンケアの面からはどんなアプローチをすればいいかというと、それは、肌に潤いを与える保湿ケアです!先ほど「毛穴を塞がないようにするケア」と書きましたが、角質層が厚くなり毛穴を塞いでしまうことを避けるため、保湿して肌を柔らかく保つ必要があるんです。ニキビができやすいと感じている人は、スキンケアではベタつきを避け、油分をカットしようとする人が多いと思います。確かに「思春期ニキビ」の場合、不要な皮脂を取り除くことも重要ですが、大人の女性が保湿を怠ると乾燥により肌のバリア機能が弱まり、ニキビへと悪化してしまう可能性があります。化粧水をつけた後、しっとりするのは一時的なもの。化粧水だけでスキンケアを完結させるのは絶対にNGです。保湿成分の入った美容液でしっかりと保湿をしましょう。ニキビ肌におすすめな 化粧水、美容液化粧水はビタミンC誘導体入りのものが◎。ビタミンCには若干ですが皮脂をおさえる効果があり、ニキビ跡の赤みを薄くする作用も期待できるからです。肌への浸透力を高めた誘導体型のものを選ぶのもポイント。また、化粧水だけでは保湿できないので必ず保湿美容液を重ねるようにしましょう。保湿美容液は油分の少ないサラッとしたものを選びましょう!ここでは、手に取りやすいプチプラ商品からオススメのものをご紹介します♪ちふれ 美白化粧水 VCamazonニキビ肌の人にも「さっぱりしていてベタつかない!」とファンの多い化粧水。ビタミンC誘導体配合。レシピスト 濃い美容液amazon2017年11月にデビューしたばかりの資生堂のプチプラスキンケア&ボディケアブランドRECIPIST。こちらのジェル状美容液は、アクネ菌の栄養になりにくい油分だけで作られた「ノンコメドジェニック」処方。生理前のピーリングでできるニキビ対策ニキビが一番できやすい時期は生理前。生理前は、ホルモンバランスの変化によってニキビができやすく、悪化しやすい時期なのです。そこで、この時期はスペシャルケアとしてピーリングを取り入れるのがオススメ。ピーリングは余分な角質を剥がす作用があるので、毛穴を塞がりにくくすることができるのです。ピーリングコスメには色々なタイプがありますが、肌に優しいのはミルクかジェルタイプ。週に1〜2回行うことでニキビの予防に繋がります。カラダの中から予防しよう!ニキビを断つにはスキンケアだけで完璧とは言えません。食生活にも気を使い、カラダの中からケアすることも必要です。下記に気をつけて過ごしてみて下さいね♪・意識して「食物繊維、ビタミンB1、B2、ビタミンE」を摂る・生理前は脂肪分の少ないメニューを選び、糖分、塩分を控える・飲み物は、冷たいものやコーヒーや紅茶などのカラダを冷やすものを極力控える・スパイスや香辛料など刺激の強い食べ物を控える。もちろん、完璧な生活を求めすぎてストレスがたまってしまっては元も子もありません。少し意識しておくだけでもOKです!!多くの人が抱えるお肌のお悩み、ニキビ。上手にケアしてイキイキとした美肌を作っていきましょうね♪参考:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』高橋書店/吉木 伸子
2018年01月28日資生堂のスキンケアブランド「d プログラム」はこのほど、「働く女性の花粉による肌荒れとスキンケア方法」の意識調査の結果を明らかにした。同調査は2017年12月7日~8日、20~30代の働く女性5,000名を対象にインターネットで実施したもの。春先(2月~4月)に、肌荒れなどの肌質の変化を経験したことがあるか尋ねたところ、64.3%が「経験したことがある」と回答した。肌質の変化を経験したことがあると回答した人に、肌荒れの主な原因を聞くと、最も多い回答は「乾燥」(80.6%)だった。次いで「花粉などの微粒子」(51.9%)、「寒暖差」(47.6%)となった。「環境変化や人間関係によるストレス」(45.6%)など、ストレスを挙げる人も多かった。春先の肌荒れは花粉が主な原因の一つであるが、その肌荒れに対し、普段とは違う特別な対策を行っているか尋ねたところ、67.5%が「行っていない」と答えた。また、19.9%は「普段とは違う特別な対策をしているが、効果は出ていない」と回答している。「普段とは違う特別な対策をしている」と回答した人に具体的な対策を聞くと、74.6%が「しっかり保湿する」、59.7%が「マスクやメガネを使って花粉を避ける」と回答した。「花粉を肌にふれさせない対策用品・メイクアップ用品を使う」は16.4%で、肌全体に花粉がふれないよう対策している人は2割に満たないことがわかった。「特別な対策はしていない」と回答した人にその理由を尋ねると、「花粉による肌荒れの対策方法がわからないから」(46.8%)が最も多かった。「花粉で肌荒れすることをそもそも知らなかったから」(34.5%)、「花粉症でなければ、花粉で肌荒れすることはないと思っていたから」(25.9%)という回答も見られた。春先に肌荒れしていないときの気分を100%とすると、春先に肌荒れしたとき、どれくらい気分が落ち込むか尋ねたところ、84.4%が「50%以上」落ち込むと回答した。「100%」気分が落ち込むと回答した人も20.4%おり、肌荒れは女性の気分にも大きな影響を与えることがわかった。銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子医師によると、花粉による肌荒れの原因としては、肌のバリア機能の低下が挙げられるという。十分な保湿ケアでバリア機能をしっかり整えるほか、バリア機能のある化粧品などで肌を守れば、花粉などが接触することで起きる肌荒れを防ぐことができるとのこと。慶田医師は、対策を行うタイミングについて「花粉が少しでも飛び始める1月上旬から花粉対策をすることが大切」と話す。皮膚炎を起こしてしまうと、バリア機能はさらに低下し悪循環となるため、先手を打ち、花粉を肌にふれさせないようにすることが重要であるという。
2018年01月12日大人ニキビは思春期ニキビと違って不定期でできてしかもしつこいですよね。ここでは、大人ニキビができてしまった時にすることを4つご紹介いたします!思春期ニキビと大人ニキビの違いは?大人ニキビはある日突然できて、なかなか無くなりにくいですよね。全てのニキビの原因は過剰皮脂によって起こります。しかし、思春期ニキビと大人ニキビには異なる特徴があります。思春期には、成長ホルモンや男性ホルモンの関係で皮脂分泌が活発になり思春期ニキビができます。皮脂が毛穴に詰まってアクネ菌が発生し、赤く炎症してニキビになります。特に、皮脂分泌の多いTゾーンやこめかみのあたりにできるのが特徴です。大人ニキビは、ターンオーバーの乱れや乾燥、ホルモンバランスの影響や生活習慣の乱れなどが原因で過剰皮脂になりニキビになります。思春期ニキビは成長ホルモンの分泌がおさまると自然に治っていきます。しかし大人ニキビは日々のストレスや生活習慣が深く関係しているため、不定期にできて、治るまでに時間がかかります。顎や口周りなどのUゾーンにできやすいのが特徴です。ここでは厄介な大人ニキビができてしまった時にまずやることを4つご紹介いたします!1.ターンオーバーを促進するターンオーバーは年齢+28日!?ターンオーバー=新陳代謝です。表皮は28日間をかけて、上に押し上げられて垢となって剥がれ落ちます。お肌の生まれ変わりをすることで、お肌の健康を守ります。ターンオーバーは通常28日間ですが、年齢とともに遅れていきます。年齢+28日かかると言われています。ターンオーバーが正常化されればあらゆる肌トラブルが改善されます。ターンオーバーを促進する方法は?化粧品でターンオーバーを促進する方法があります。エイジングケアラインの美容液はターンオーバーを促進させる効果が期待できます。また、適度な運動をすることで代謝が上がり、ターンオーバーの正常化が期待できます。また、ビタミンCをお肌の内部まで届けるビタミンC誘導体が入った化粧品を活用してもいいでしょう。ピリつきやすいのでお肌の様子を見ながら使用しましょう。ターンオーバーを正常化するには、睡眠も大切です。お肌の美容成分は夜眠っている間に作られています。睡眠不足になるとターンオーバーが乱れてニキビの原因になります。2.ストレスを発散するホルモンバランスを整えよう!ストレスを感じることでホルモンバランスが乱れるとニキビができやすくなります。ホルモンバランスが乱れると、黄体ホルモンの関係で皮脂をたくさん分泌してしまいニキビの原因になります。また、ストレスを感じることで男性ホルモンが分泌されることでもニキビができやすくなります。ホルモンバランスを整えるためには、適度な運動やストレッチをしたり、アロマを焚いたり、好きなことをしてストレスを発散することが効果的です。ホルモンバランスが整うことで、つい弱気になってしまいそうな時でも前向きな気持ちになります。マスクがお肌のストレスに・・・冬に欠かせないマスクですが、お肌にとってはストレスになっています。マスクをしなくなってからニキビが改善されることもあるのでお試ししてみてください。3.食生活を見直す甘いもの・油っぽいものを摂りすぎると、ニキビができやすくなります。甘いもの・油っぽいもののせいで体内の油の量が多くなります。それが体外に出ようとして皮脂分泌が活発になり、ニキビとして出てしまう場合があります。油っぽい食事をする時は野菜を一緒にとるようにするなど心がけるだけで大人ニキビが改善される場合があります。ニキビ改善にオススメの食材は、ビタミンBを多く含む大豆や豚肉やキノコ。ビタミンCを多く含むレモンやピーマンやジャガイモ。乳酸菌を含むヨーグルト。ニキビができてしまってから一週間程度は食材に気をつけてみてください。4.便秘を解消する便秘が続くことでニキビができやすくなります。便秘によって食べたものが何日も腸のなかにあるとやがて腐敗していきます。時間がたつと油は酸化して皮脂腺から出て行こうとします。ニキビを起こすアクネ菌は、酸化した皮脂が大好物です。アクネ菌の繁殖によりニキビが増えてしまいます。もし便秘がちでニキビができやすい場合は、食生活の中で食物繊維を多く含むインゲン豆、オカラ、ごぼう、ひじきなどを積極的に摂りましょう。また、水分をたくさん摂るように心がけましょう。便秘の解消のマッサージや、ツボ押しなどを試してみてもいいでしょう。できるだけ薬に頼らず、毎日の食生活で心がけて改善できることが理想です。「大人ニキビ」と”さよなら”しましょう!ここまで、大人ニキビができてしまった時にすることを4つご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?大人ニキビは出来たらなかなか治りにくく厄介ですが、毎日の心がけで改善できるのが特徴です。ニキビができてしまったら、まずはここ最近の食生活や生活習慣を見直してみましょう。ニキビができそうなことで心当たりがあったら、ここでご紹介したことを早速お試ししてみてください!
2017年12月07日夏は、肌を露出する服を良く着るため、無意識にボディケアに力を入れるもの。だけど、実は露出をしていない冬のほうが、肌荒れしやすいので、ケアをきちんとすべきなんです。冬の“2大肌トラブル”要因その1.乾燥外気が乾燥する冬は、髪や顔と同じくボディも乾燥します。乾燥は、ニキビなどの肌荒れ・痒み・炎症の原因に。特に、ニキビは油分が原因を思ってしまいがち。だけど、本当は油分不足かも?!自分では乾燥していないつもりでも、肌の奥はカラカラかもしれません。「乾燥」は、さまざまな肌トラブルに悩ませれてしまう可能性を秘めています。その2.防寒対策による“蒸れ”「ヒートテック」のような発熱構造により暖かさを保つインナーや、タイツ・スパッツなど、身体に密着し、体感温度を高めてくれる肌着は寒い季節の必需品。だけど、これらを着ることによる“蒸れ”も、肌トラブルを起こします。着用する場合は、少し使用方法に注意をしてみて。そうすることで、多少、肌荒れを防ぐことができます。肌荒れを防止するために気をつけること①とにかく良く”保湿”する冬の肌トラブルを回避する基本は、兎にも角にも「保湿」です。朝晩必ず全身にボディクリームを塗るようにして、しっかりと保湿をしましょう。ローションやオイルを塗るのでもOK!!間違っても“お風呂から出たらそのまま放置”なんていうのはだめですよ。顔と同じく、入浴後10分以内に保湿を行なってくださいね。保湿を欠かさず行なうようにすると、トラブルが減るのみでなく、なんだか肌が喜んでいるような気がしてくるはずです。②”通気性の良い”ファッションをする背中や腕、胸の辺りが肌荒れしている人は、「ヒートテック」などの発熱系インナーのせいで、そして、お尻の辺りが荒れてしまっている人は、タイツのせいで蒸れているのかもしれません。寒いため、防寒対策で、肌をしっかり覆いたくなるのも、なるべく寒さを感じさせにくくしてくれるインナーを着たくなるのもわかるけれども、肌荒れ防止のためには、通気性が大切です。スキニーデニムも、同じく通気性の面ではおすすめできません。なるべく肌に密着しないファッションを選ぶようにすることで、風通しを良くしましょう。③肌に触れるものは”天然素材”がおすすめ家にいるときも、寝るときも、外出するときも・・・下着や肌着など、直接肌に触れるものは、天然素材がおすすめです。シルクやコットンなど、肌に優しい素材のものを積極的に選んでください。洋服を着る前に、天然素材のキャミソールを必ず着るようにすると、上半身の荒れ防止に!下半身も、下着を天然素材にするのはもちろんのこと、ペチコートなそのインナーにもそれらの素材を選びましょう。やむをえずタイツなどを履く際も、ショーツだけは天然素材を選ぶと、多少荒れを防ぐことができます。④防寒系インナーを”毎日着ない”寒さが厳しくなるこれからの季節。「発熱する長袖インナーとタイツがないと始まらない」、「12月~2月は毎日服の下に防寒対策ばっちりのインナーを着込んでいる」なんていう方もいるかもしれません。だけど、毎日肌に密着しするようなインナーを着ているのも、その素材が化学繊維なのも、どちらも肌のことを考えるとおすすめできません。これらのインナーに頼る日は、・長時間野外に滞在する日・「今年一番の寒さ」などと発表された日程度にとどめ、普段は「上に重ねる服」で暖を取るようにするのが良いでしょう。⑤お風呂にきちんと”浸かる”湯船にきちんと浸かるだけでも、古くなった角質や毛穴の汚れ、皮脂などが取れます。なので、お風呂にしっかり入るだけでも、不要な汚れによる肌荒れの予防に繋がるのです。逆に、ごしごし洗ったり、角質をスクラブなどで頻繁にオフしてしまったりするのは、肌にとってマイナスになることもあるため、適度を心がけましょう。入浴時に、毛穴の汚れを取ってくれる効果や、肌荒れの改善の期待ができる効果を謳った入浴剤を入れるのもおすすめです。バスタイムに、疲れと一緒に肌荒れの原因を取り除くのが、賢い女の時間の使い方と言えるでしょう。肌見せしない季節こそ、肌ケアを!春になって急に始めても手遅れです!!ちょっとくらい肌荒れをしてしまっていても、「どうせ見えないからいいだろう」と放置していてはいけません。油断するといつの間にやら春が訪れ、「肌見せ」シーズンがやってきます。そこで慌ててケアを開始してももう遅い。だって、肌の改善には、ターンオーバー周期(約28日)が最低でもかかるのですもの!美肌・美ボディのために大切なのは、・予防をして肌荒れさせないこと・もし荒れてしまっても今からケアして春には治すことの2つです。これらを意識し、通年きれいな肌を目指しませんか?
2017年12月06日睡眠不足や栄養の偏りやストレスなどでできる大人ニキビ。肌の調子がゆらぎやすい季節には、顔はTゾーンはオイリーでありながら頬が乾燥する部分乾燥肌にもなりやすいものです。そんな肌におすすめのメイク落としクレンジングを美容家の宮地祥子さんがご紹介してくれます。他にもクレンジングの目的やニキビの原因をもう一度ここで確認しながら、ご自身の肌に合ったクレンジングを見つけてみまましょう[ 目次 ]クレンジングの目的 (#indexList0)ニキビができる原因 (#indexList1)ニキビ肌のクレンジングの選び方 (#indexList2)ニキビ肌におすすめのクレンジング (#indexList3)クレンジングとスキンケアの方法 (#indexList4)まとめ (#indexList5)クレンジングの目的まず、クレンジングの目的は、メイク汚れとともに、余分な皮脂が空気中のほこりなどと一緒になって肌表面を覆う脂汚れを落とすことです。これを怠ると毛穴に汚れが残り、毛穴が開いたり、ニキビの原因にもなってしまいます。クレンジングには、メイク汚れや皮脂などが水に混ざり合って洗い流しやすくされるために、界面活性剤が含まれています。界面活性剤というと、肌に悪いイメージがあるかと思いますが、メイクをしっかりと落とすために必要なために配合されているものです。クレンジングをメイクとなじませて汚れが浮き上がったら、素早くぬるま湯で洗い流しましょう。ただし、マッサージなどを行って洗い流すと、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥を招くことにもなりかねません。メイクは、しっかりと素早く落としましょう。ニキビができる原因顔にニキビができるのは、毛穴の中に皮脂がたまり、角栓によってふさがれてしまうからです。そのため、肌が乾燥していたり、肌荒れしていても日々のクレンジングを怠るととニキビができてしまう結果に。毛穴の中に皮脂がたまる原因には、大きく分けて2つあります。1.皮脂の分泌過剰思春期に皮脂分泌が活発になるために起こることは、誰でも経験があるかもしれません。大人では、ストレスや睡眠不足、女性ホルモンのバランスの乱れ、偏った食事などが原因で皮脂の過剰分泌が起こります。2.角質が厚くなる過角化エイジングにより肌のターンオーバーが遅くなってきたり、肌のバリア機能が低下することにより角質層が厚くなる、「過角化」により毛穴に皮脂がたまりやすくなります。日焼けや偏った食事などでターンオーバーが促進されないことが要因ですが、もうひとつ間違ったスキンケアで過角化を招くことがあることがあります。クレンジングや洗顔で肌の皮脂を洗い流しすぎてしまうと、肌のバリア機能が低下し、肌は外部刺激から守るために角質を厚くするのです。また、肌が乾燥して保湿が不十分の場合、古い角質が剥がれ落ちずに硬くなってくすみの原因にもなります。ニキビ肌のクレンジングの選び方ニキビ肌の人がクレンジングを選ぶポイントをご紹介します。クレンジングは大きく分けて下記の4つがあり、洗浄力は右に行くほど強くなります。また、界面活性剤の量も多くなりますが、しっかりとメイクや汚れを落とすことができます。乳液タイプ < クリームタイプ < ジェルタイプ < オイルタイプナチュラルメイク・すっぴんのとき石鹸で落とせる日焼け止めのみ塗っている日やすっぴんのときは、乳液タイプやクリームタイプで肌を刺激しないように優しく皮脂汚れを落としましょう。しっかりメイクのときファンデーションや口紅、マスカラなどしっかりとメイクをしているときは、ジェルタイプやオイルタイプでメイク汚れを浮き上がらせるとともに、皮脂汚れも優しく洗い流しましょう。ニキビ肌の人は特に刺激を避けたいので、汚れを浮き上がらせたら素早くぬるま湯で洗い流すことが大切です。ニキビ肌におすすめのクレンジングお店に行くと数多くの種類があるクレンジング商品。どれが自分に合っているか、どれが信頼できるアイテムなのか、悩んでしまう方も多いと思います。そこで、美容家の宮地祥子さんにオススメのクレンジングをご紹介してもらいました。フェイシャルサヴォンAL(CODINA(コディナ))おすすめの理由肌のターンオーバーをサポートするイモーテルウォーターをベースに、アルガンオイルを配合したクレンジング兼洗顔料です。レモングラスの爽やかな香りで、汚れや角質を落としながらも潤いを保ちながらしっとりと洗い上げます。使ってみた感想レモングラスの香りを感じながら、ナチュラルメイク、古い角質や毛穴汚れを落としてくれます。くすみが取れて透明感のある洗い上がりで、肌はしっとりもっちりと滑らかです。ダブル洗顔不要なので、フェイシャルスキンケアに時間のないときには必須です。販売価格(編集部調べ):3,500円(税込)内容量:150mLスキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ(アテニア)おすすめの理由ロックローズオイル配合で、くすみの原因となる肌ステインを除去、メイクを落としながら優しく洗い上げる柔らかく滑らかなオイルクレンジングです。無香料タイプと、アロマが香る2種類のタイプがあり、詰め替え用のエコパックも購入できます。使ってみた感想使いやすい価格でありながら、しっかりと汚れを落とし、洗い上がりは肌に透明感が出て滑らかです。エクステOK、濡れた手もOKなのが嬉しいですね。レモングラス、ベルガモット、オレンジ、ラベンダーのブレンドアロマが心地よく香るアロマタイプがお気に入りです。販売価格(編集部調べ):1,836円(税込)内容量:175mLスキンアップ リキッドクレンズ(DECENCIA(ディセンシア))おすすめの理由アレルギーテスト済みの敏感肌用リキッドクレンジングで、水のように肌になじみながらメイクを優しく落とします。洗い上がりはつるっと滑らかで、保湿、透明感アップ、エイジングケアを意識した40代からの女性にオススメのクレンジングです。使ってみた感想肌が疲れているときや調子が悪いときに使用しますが、刺激を感じません。水のように肌になじみながら素早くメイクを落とすことができます。濡れた手でも簡単に使えて、まつエクOKなのも嬉しいポイントです。しっかりとメイクや皮脂汚れを落としながらも、つるっと滑らかな肌に洗いあがります。販売価格(編集部調べ):2,430円(税込)内容量:120mLアレルギーテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません) マイルドクレンジングオイル(ファンケル)おすすめの理由お手頃価格でありながら、しっかりメイクも素早く落としてくれる軽い水のようなオイルクレンジングです。肌の上を滑るようにスルスル伸びて、角栓や黒ずみも除去して滑らかな肌にしながら、潤いをしっかり残して洗い上げてくれます。使ってみた感想お手頃価格でたっぷり使えます。しっかりアイメイクも擦らずになでるようにするだけで落とせるので、ウォータープルーフマスカラをしているときは使用します。エクステOKなのも嬉しいポイントです。洗い上がりはツッパリ感なくしっとりです。販売価格(編集部調べ):1,058円(税込)内容量:60mLSPF31 PA++ゼロタイムクレンジング(LAUDi)おすすめの理由酸化に効果のあるオレイン酸を高含有した3つのオイル、ハイブリッドベニバナ、ピクアル種オリーブ、加水分解コメヌカを配合。酸化により鮮度がなくなりがちなオイルクレンジングですが、使用時に鮮度が高い状態でクレンジングができます。使ってみた感想とろみのあるオイルクレンジングで伸びが良く、メイクや皮脂汚れを素早く落としてくれます。肌につっぱり感はなく、洗い上がりはしっとりしながらもべたつきません。アイメイクやエクステにも使えます。販売価格(編集部調べ):4,212円(税込)内容量:180mLクレンジングバーム ハニー×オレンジ(ビュール)おすすめの理由固形のバームを肌に乗せると液状オイルに変化し、摩擦を防ぎながらメイク汚れを落とします。医師も認めるエイジングケア成分を贅沢に配合して、パッチテストも行っているクレンジングです。しっかりと素早く落とす力と肌への優しさを兼ね備えています。使ってみた感想手の平に乗せるだけで溶け始めます。メイクになじませるようにするすると滑らせるだけで素早く汚れを落としながら、オレンジとハニーが香り、しっとりさっぱりと洗い上げます。黄ばみが薄くなり、肌に透明感が出ます。販売価格(編集部調べ):3,456円(税込)内容量:90gディープクレンジングオイル(d プログラム)おすすめの理由敏感肌でのパッチテスト済みで、低刺激設計でありながらもしっかりアイメイクや毛穴の汚れもオイルが肌になじんですぐに浮き上がらせてしっかり落とせます。洗い上がりはすっきりのオイルクレンジングです。エクステOKなのも、嬉しいポイントです。使ってみた感想肌に乗せたとき、ラベンダーの香りがほのかに香りながら、メイク汚れをするすると浮き上がらせてくれます。洗い上がりは、べとつかず突っ張らずにさっぱりです。しっかりアイメイクをしているとき、パーティーメイクでファンデーションも濃いめに塗っているとき、肌に負担をかけずにするするとメイクを落とせるので重宝しています。販売価格(編集部調べ):2,700円(税込)内容量: 120mL詳しくはこちら (アレルギーテスト済み(すべての人にアレルギーが起きないというわけではありません)。ニキビのもとになりにくい処方(すべての方にニキビができないというわけではありません)クレンジングとスキンケアの方法ニキビ肌は、ごしごしと擦って刺激を与えることが肌への負担となるので厳禁です。メイク汚れや、余分な皮脂が酸化して固まった黒ずみなどをクレンジングで優しく洗い流しましょう。化粧水で潤いを与えて肌を引き締めた後は、しっかりと美容液をなじませて保湿することで肌は正常なターンオーバーを取り戻そうとします。拭き取りタイプのクレンジングや化粧水は、刺激が強いためにニキビのある間は控えましょう。クレンジングの手順適量のクレンジングを手に取って、肌になじませてメイク汚れや皮脂汚れを浮き上がらせます。メイク汚れが残りやすい唇や目元は丁寧に。目元は綿棒を使って目の際に残りがちなメイクもしっかりと浮き上がらせましょう。ぬるま湯でしっかりと洗い流します。まとめいかがでしたか。ニキビ肌でも、毎日メイクして外出したいですよね。そんなときは、クレンジング選びやスキンケア方法に少しだけ気遣うと肌への負担が少なくなります。 毎日のメイクに合わせて、ご自身の肌のコンディションに合ったクレンジングを見つけてくださいね。監修:宮地祥子
2017年11月29日生理前になると「ニキビができる」「ベタつくのにカサつく」…。このような肌トラブルに悩まされる人は多いのではないでしょうか。いつものスキンケアをしているのに肌荒れが起こる理由は、女性ホルモンのバランスの乱れ。この記事では、女性ホルモンのはたらきや肌荒れ対策について解説します。美容家の小川里奈さんがおすすめする、肌荒れにいい化粧水もご紹介!生理前に肌荒れがひどくなる原因生理は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という、2つのホルモンがはたらくことによって起こります。周期的にホルモンの分泌量が増えたり減ったりすることで、生理をくり返しているのです。女性ホルモンは、生理周期だけでなく、肌のうるおいや皮脂の分泌もコントロール。そのため、生理中・生理後・生理前によって肌の調子が変化します。黄体ホルモンの分泌量が増える黄体ホルモンは、生理が始まる約2週間前から増加するホルモン。皮脂の分泌を増やすため、ニキビや吹き出物ができやすくなります。体に水分をためこむはたらきもあるため、むくみを招くこともあります。一方の卵胞ホルモンは、肌をみずみずしくうるおしたり、コラーゲンの生成を促したりする美肌モルモン。生理前になると分泌量が急激に減少します。このため生理前は、べたつきとかさつきが混在するアンバランスな肌になり、ちょっとした刺激にも敏感に。赤みやかゆみ、カサカサ、きめの乱れなどの肌荒れが起きやすくなります。自律神経の乱れ女性ホルモンの分泌を支配しているのは、脳の視床下部。視床下部は、自律神経のはたらきもコントロールしています。自律神経には、活動時に活発になる交感神経と、休息時に活発になる副交感神経があります。ストレスを受けたり疲労がたまったりすると、交感神経が優位になり続ける状態に。感情や体調に影響を及ぼしたり、不眠を招いたりします。このようなときは、女性ホルモンのバランスも乱れやすくなるため、肌荒れを起こすことがあります。ひどい肌荒れの改善方法生理前に肌荒れしているときは、スキンケアや食事を見直して、肌のうるおいバランスを整えていきましょう。栄養バランスのとれた食事をとる皮脂の分泌を抑える働きがある、ビタミンB1、ビタミンB2を含む食品を積極的にとりましょう。ビタミンB1を多く含む食品豚肉、うなぎ、たらこ、ピーナッツ、玄米などビタミンB2を多く含む食品卵、乳製品、鶏レバー、うなぎ、海藻類、納豆など。また、乾燥を防ぐためには、コラーゲンの生成をサポートするビタミンCの摂取も効果的ですビタミンCを多く含む食品柿、いちご、キウイ、カリフラワー、じゃがいも、赤パプリカなどそのほか、保湿を助けるヒアルロン酸を含む動物の軟骨やフカヒレ、新陳代謝を助ける亜鉛を含むほたてや牡蠣、納豆などもおすすめです。紫外線をブロックする黄体ホルモンの分泌量が増えると、メラニンを生成するメラノサイトが刺激されます。そんな肌状態に紫外線が降り注ぐと、メラニンが過剰に生成され、シミができやすくなります。紫外線対策は1年中必要ですが、生理前はとくに気をつけて、しっかり紫外線をブロックしましょう。肌荒れしているときの日焼け止めは、肌の負担になりにくい低刺激なものを。紫外線吸収剤を含まない、ノンケミカルタイプがおすすめです。質の高い睡眠をとる睡眠不足は、肌荒れに大きく影響します。それは、日中に受けた肌ダメージの修復が夜に行われるため。起きて活動している間は、脳に血液が集中し、肌に酸素や栄養が行き届きません。また、細胞分裂を促す成長ホルモンは、睡眠直後の約3時間にもっとも多く分泌されます。まずは、6時間の睡眠時間を確保することを心がけて。睡眠時間が確保できないときは、短くても睡眠の質を上げることを意識しましょう。寝る直前までスマホなどを見たり、明るい部屋ですごしたりしていると、寝つきが悪くなり眠りが浅くなります。就寝前はスマホの使用を避けて、部屋の明かりを少し暗くし、ゆったりと過ごしましょう。スキンケアでしっかり保湿する肌が乾燥して角質層の水分が減少すると、バリア機能が低下します。摩擦刺激やちり・ほこり、紫外線などの外部刺激をうけやすくなるため、肌荒れを起こしやすくなります。また、乾燥を補おうとして皮脂が過剰に分泌されたり、角質層が厚くなったりすることも。スキンケアでうるおいを肌にしっかり閉じ込めて、肌本来のバリア機能をキープしてあげることが大切です。保湿成分にはさまざまな種類がありますが、代表的なのがセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリンなどです。洗顔保湿成分が角質層に行き渡るように、まずは肌を清潔にすることが大切です。とはいえ、こするように洗ったり、時間をかけすぎたりするのはNG。肌のバリア機能がさらに低下してしまいます。洗顔料に少しずつ水を含ませながらよく泡立て、やさしくなでるように洗います。化粧水洗顔・入浴後は水分量がどんどん減っていいきます。化粧水ですばやく水分を補いましょう。肌荒れしているときは、化粧水がしみることがあるため、低刺激のものがおすすめです。化粧水の後は、保湿成分と適度な油分を含む美容液や乳液を必ず使用します。化粧水で与えた水分をしっかり閉じ込めましょう。肌荒れにおすすめの化粧水ここからは、美容家の小川里奈さんが、肌荒れ対策におすすめの化粧水をご紹介します。刺激になりにくいだけでなく、しっかりうるおいを与えられるものばかり。ぜひ、化粧水選びの参考にしてくださいね。マナラ ディープナノローションII(マナラ)おすすめの理由独自の浸透力にこだわった化粧水。6種類のコラーゲン、レスベラトロール、アルジルリン、プロテオグリカンという4大美容成分をスーパーナノカプセル技術で角質層に届け、しっかりとしたハリと潤いを与えてくれます。着色料、合成香料、鉱物油、石油系界面活性剤、エタノール、パラベン、紫外線吸収剤の7つの無添加にもこだわっている点も魅力ですね。使ってみた感想濃厚でコクのあるトロッとしたテクスチャー。肌の表面に潤いがとどまってくれているしっとり感。長時間の乾燥にも負けなさそうです。ポンプ式で1回の使用量も調整しやすいです。化粧水パックをしたらどんな大人の乾燥肌でも1度で解消してくれそう。大人の乾燥肌に頼もしい化粧水です。販売価格(編集部調べ):4,860円(税込)内容量:100mLしっとりタイプ/とてもしっとりタイプスキンコンディショナー(ハトムギ化粧水)(ナチュリエ)おすすめの理由天然のハトムギエキス(保湿成分)を配合したさっぱりとした化粧水。毎日たっぷりと使えるように、大きめサイズの500ml仕様。心地良く効果的なスキンケアで肌にみずみずしい潤いを与えてくれます。保湿に不要な成分は極力使わず、低刺激性で肌にやさしいのがうれしいですね。無香料、無着色、低刺激性、オイルフリー、界面活性剤フリーです。使ってみた感想とにかく大容量でコスパが良いです。惜しみなくパシャパシャ使えます。スプレー式の容器に入れて、日中もメイクの上からシュッシュすれば、メイク直しの前にも使えてオススメですよ。手軽にハトムギのパワーを取り入れられます。販売価格(編集部調べ):702円(税込)内容量:500mLモイストケアローション W(d プログラム)おすすめの理由乾燥・肌荒れしやすい大人の敏感肌のバリア機能を整えて、美肌へ導いてくれる化粧水。敏感肌の研究40年の安心ブランド。デリケートな肌を考えた低刺激性で健やかな肌へ育ててくれます。肌荒れを予防するという考え方で無理なくしっかり潤います。使ってみた感想サラッとしたテクスチャー。無香料で刺激も無いのでつけ心地が良いです。抜群の保湿力に驚きました。手で触ると吸いつくようなもっちり感。ハリも潤いもしっかり感じることができます。敏感肌に傾く時期救世主、お守りにしたい化粧水です。販売価格(編集部調べ):3,780円(税込)内容量:125mL医薬部外品詳しくはこちら (アレルギーテスト済み(すべての人にアレルギーが起きないというわけではありません)。ニキビのもとになりにくい処方(すべての方にニキビができないというわけではありません) ナチュラルセラミドローション(北海道純馬油本舗)おすすめの理由素肌にしっとりと馴染む、馬セラミドをたっぷりと配合した、贅沢な化粧水です。さらに、ヒアルロン酸やコラーゲンも配合し、保湿効果を高めることで、もっちりとした弾力と潤いのある肌へと導きます。無香料のスプレータイプ化粧水なので使いやすいです。馬セラミドが肌の潤いを逃さずキープしてくれますよ。使ってみた感想馬セラミドがこんなにも保湿力があるなんて感動です。サラッとした軽いテクスチャーですが、肌になじませるとしっかり保湿してくれます。肌奥までしっかりと浸透している感じがします。匂いが気になるかと思いましたが、無香料なところも良かったです。スプレータイプなので、重ね付けも簡単で乾燥が気になったらサッと使えるのも気に入っています。販売価格(編集部調べ):3,780円(税込)内容量:150mLまとめ生理前の肌荒れは、生理周期と女性ホルモンの関係を覚えて、うまく付き合っていきましょう。保湿スキンケアをしっかり行うことを基本に、食事や睡眠なども見直すことが大切です。生理前も明るくほがらかにすごせるように、すこやかな美肌を目指しましょう。監修:小川里奈
2017年11月28日乾燥しがちな季節に入り、肌のケアはより一層気を使いますよね。なんとかして保湿をしようとあの手この手を試していると思います。しかし、同時に乾燥肌にできるニキビにも気をつけなければなりません。冬はニキビができないというのは大きな間違い。実は治りにくい厄介な「大人ニキビ」ができやすい季節なんです。さて、この難しい時期をどう乗り切るか……。今回は大人ニキビとその対策について説明していきます!冬こそニキビができやすかった!冬なのにニキビ?と不思議に思う人も多いと思いますが、実は冬こそニキビができやすい肌になっているんですよ!そもそも、ニキビができるのは、肌のバリア機能が弱まって皮脂が毛穴に溜ってしまうからです。皮脂がニキビの原因と思っている人も多いと思いますが、皮脂自体はニキビの原因にはなりません。皮脂が溜って毛穴に詰まることが、ニキビができる主な原因です。皮脂が溜るのは、オイリー肌の人もドライ肌の人もなりえること。特に乾燥しやすい冬場ほどバリア機能が失われるので、それを守ろうと肌に多くの油分が分泌されます。それが適切な量なら問題ないのですが、多くの場合、過剰に分泌されてしまうので、肌が受け止めきれなくなり、毛穴が詰まりやすくなってしまいます。=(イコール)ニキビができるということですね。こうしてできたニキビは青春時代のニキビと違って、「大人ニキビ」と言われています。大人ニキビは普段はニキビができない人もなりやすいので、気をつけたいところです。乾燥肌の人の99%が「大人ニキビ」ができやすい肌肌が乾燥しやすい冬場ほどニキビができやすいということからも分かるように、乾燥肌の人ほど大人ニキビはできやすいと言えます。肌の水分がカラカラの状態だと、水分の蒸発を防ごうと、角質が厚くなって肌の柔軟性が低下します。すると、体はなんとか肌をやわらかくしようと皮脂を分泌し、さらに乾燥から肌を守ろうとプラスで皮脂を分泌していくんです。結果的に皮脂過剰の状態になっていきます。となれば、もちろん毛穴に皮脂が詰まりやすく、ニキビがどんどん増えていきます。乾燥肌なのになぜ?と、ストレスに思うかもしれませんが、それは決して珍しいことではないんです。実は乾燥肌の人の99%が皮脂が過剰分泌状態にあると言っても過言ではないそうです。今は大丈夫な人でも、肌環境的には、いつ大人ニキビが出現するか分かりません。早めの対策こそが、キレイな肌を保つポイントです。「ニキビができたから保湿をしない」は、大きな間違いそれではそんな厄介な大人ニキビを出現させないために、できる対策はあるのでしょうか?その答えは「YES」!もちろん身近にできることが、たくさんありますよ。まず一番気をつけたいことは、保湿を怠らないことです。ニキビ=油分と思い込んでいる人が多いので、ニキビができたらその部分だけ保湿ケアを避けがちですが、それは大きな間違いです。肌は水分と皮脂のバランスによって成り立っているので、乾燥すると肌が皮脂が足らないと思ってより脂を分泌させてしまうという結果を招きます。まさに逆効果ですね。ニキビができてしまったら、とにかく保湿をしっかりとして、乾燥させないことが大切です。これまでさっぱりめの保湿クリームを使っていた人は、保湿力の高いものに変えてみるのも良いかもしれません。また、ニキビができたことでニキビ専用の洗顔料にチェンジする人もいるかもしれませんが、冬はより乾燥を引き起こしてニキビが治りにくくなる可能性も。しっとりめ~普通のものを使い、乾燥しにくい肌環境を整えることをおすすめします。気温の寒暖差は、ニキビ肌を誘発する原因に急激な寒暖差も皮脂の過剰分泌に繋がります。冬は外は寒いのに、室内は暖房によって暖かいという状況が多いですよね。こんな環境も大人ニキビにはマイナスです。温度差によって肌が刺激され、皮脂を分泌して肌を守ろうとしてしまいます。なかなか寒いと難しいですが、できるだけ家では暖房器具をひかえるように努力しましょう。自分の部屋は暖かくても、キッチンやリビングが冷えていると、それだけでも温度差によって肌を刺激することになります。電気毛布や電気カーペットを手放せない人も多いと思いますが、そこから出た時に肌に冷たい空気が一気にあたるので、あまりおすすめはできません。できるだけ電化製品に頼らず、インナーを強化するなどして、対応するように心がけましょう。家ではもこもこの靴下を履くだけでも違いますよ。また、インナーはシルク地のものにすると、保温効果がさらに見込めます。もし会社などで、どうしても暖房にあたらなければならないのなら、卓上加湿器を常備し、寒暖差があっても乾燥しないように配慮してくださいね!女性ホルモンをアップさせ、男性ホルモンの優勢を防ぐニキビができやすい原因の中には、女性ホルモンが弱まることも挙げられます。女性ホルモンより男性ホルモンが優勢になると、皮脂が詰まってニキビができやすくなってしまうんです。となると、女性ホルモンを正常に保つことが大切になってきますが、それは生理周期も整えることにも繋がります。積極的に実践したいですね。まず、女性ホルモンを減らさないためにできることは、なんと言っても体を冷やさないことです。サラダを温野菜にしたりお風呂に浸かる習慣をつけ、冷え対策に励みましょう。食事に気をつけることで冷えを改善させるなら、色や形で冷えに効く食材かどうか判断できます。オレンジや黄色の野菜や果物は体を温め、さらに小さいもの、丸いものも体を冷やしません。みかんや人参などはそれに当てはまりますね。逆に体を冷やす野菜は白や緑色の寒色系で、形は大きくて長いものです。大根やきゅうりはまさにそれに当てはまります。覚えやすいので外食の時も意識して体を温めるものを食べるようにしましょう。また、睡眠の質を高めることも重要です。寝る前は読書をしたり睡眠にいいヨガをして、心をリラックスさせてください。これらを行うと副交感神経が優位となり、睡眠に入りやすくなります。食事後すぐに寝ないことも重要ですね。寝る前の飲食は体の消化機能を無理やり働かせるので、体だけではなく、なかなか脳が休まりません。それに、女性ホルモンに直接働きかける食材もあるんです。女性ホルモンを生成するのは大豆製品や魚類などです。納豆や豆乳は女性ホルモンの分泌に欠かせません。ニキビに効くサプリは?外部刺激に影響を受けやすい冬の肌は、内側から変えていくことが一番確実で、効果的です。上記に挙げた食材を食べるのもいいですが、難しければサプリに頼るのも一つの手ですよ。おすすめは、かぼちゃやナッツ類に含まれる「ビタミンE」のサプリです。これは“若返りのビタミン”とも言われ、カサつく肌にうるおいを与えていきます。冷えにも効果があるので、冬にこそ摂りたいサプリですね。ダイエット中の緑黄色野菜が不足がちな人にも強い味方となってくれます。フランス海岸松という松の樹皮から抽出された「ピクノジェノール」は、女性ホルモンを増やすフラボノイドが豊富なサプリです。生理痛などの女性の体の不調にも良いとされています。そしてエイジングケアでおなじみの「プラセンタ」もおすすめです。プラセンタは赤ちゃんを守り、育てる胎盤のことで、エイジングケアに効果があると言われています。美容液に多く使われていますが、サプリとして飲むことでも内側から肌に若々しさを与えていきますよ。ホルモンバランスを整える効果も期待できます。 「自分は乾燥肌だから大丈夫!」だなんて安心している人ほど、要注意です。乾燥肌であろうとなかろうと、ニキビができるのはみんな一緒なんですね。しかも冬なのにニキビがあると、より肌質が悪い印象を受けてしまいます。油断は大敵です。防ぐことはもちろんですが、冬の大人ニキビができても正しいケアをして、確実に治していきましょう!参考:相澤皮フ科クリニック、proactiv、スカルプDボーテ、DHC
2017年11月08日治りにくい大人ニキビや肌荒れ、赤みが残ったニキビ跡などを早期に改善するためには、身体の内側からケアしてあげることも大切です。なかでも肌の健康維持に欠かせないビタミンは、食事やサプリメント、ビタミン剤などでしっかり補給したいもの。ここでは、皮膚科でニキビを治す際に処方されるビタミン剤の効果や種類、服用方法などをドクター監修のもと解説していきます。ビタミン不足が原因でできるニキビ20歳を過ぎてからできる大人ニキビは、思春期のニキビとは異なり、生理前に悪化する、顎(あご)や口の周り、背中にだけできる、などの特徴があります。原因もさまざまで、ホルモンバランスの乱れをはじめ、身体の内側から影響しているケースも多いものです。忙しくて栄養バランスのとれた食事を取る時間がない、ストレスを解消するため、つい好きなものばかりを食べてしまう、ダイエットや食事制限をしている…などの場合、ビタミン不足を招き、ニキビができやすい状況に陥っているのかもしれません。ビタミンと肌との関係身体や肌に必要な栄養素のなかでも、ビタミンは肌や粘膜を作る働きを助けたり、皮脂の分泌を抑えたり、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促すなど、さまざまな役割を担っています。そもそも、ビタミンとは?ビタミンは、三大栄養素と呼ばれる脂質、糖質、タンパク質からエネルギーをつくり出す働きを助け、身体の調子を整える役割を担っています。微量ですが身体をスムーズに機能させるために欠かせないため、ミネラルと並んで「微量栄養素」とも呼ばれています。ビタミンは発見された順にA、B、C…とアルファベット順に名前が付けられ、その後ビタミンB群のように、さらに細かく分類されるようになったものもあります。全部で13種類ありますが、ほとんどのビタミンは体内では作り出すことができません。そのため、食べ物やビタミン剤から摂取することが大切です。ビタミンの肌への効果健康な体を維持するために欠かせないビタミンですが、不足すると肌や身体にさまざまな不調があらわれます。肌への影響力が大きいものをいくつかご紹介します。ビタミンAの欠乏皮膚や爪、粘膜が乾燥して、傷つきやすくなったり、細菌などへの抵抗力が弱まりますビタミンB2の欠乏脂質の代謝が鈍り、肌荒れや口内炎が起きやすくなります。また、脂性肌になり、小鼻の横にニキビができやすくなりますビタミンB6の欠乏同じく代謝異常により、皮膚や粘膜にトラブルが起きます。また、ホルモンバランスの乱れから月経前症候群(PMS)がひどくなったり、ニキビが悪化しますナイアシン(ビタミンB群の一種)の欠乏肌がカサカサになるなどの炎症を起こすことがありますビタミンCの欠乏コラーゲンの産生ができなくなり、肌のハリが失われますビタミンEの欠乏活性酸素の害を受けやすくなり、シミやそばかすができやすくなりますビタミンは水溶性と脂溶性の2種類ひとくちにビタミンと言っても、水溶性(水に溶ける性質のもの)と脂溶性(油に溶けるもの)の2種類があります。水溶性のビタミンは摂取しても尿などから排出されるので、1日3回の食事やビタミン剤で規則正しくとり入れる必要があります。一方、脂溶性のビタミンは身体に蓄積されるので、食事以外にビタミン剤やサプリメントで補うときは過剰摂取に気をつけることも大切です。水溶性と脂溶性の違いをしっかり覚えて、ビタミン剤を上手に活用しましょう。ビタミンのニキビ治療効果ビタミンの不足が、ニキビの直接原因になることはありません。ですが、ビタミンは先に見てきたとおり、肌を健やかな状態に保つために欠かせない栄養素です。ビタミンが足りないことで皮脂の分泌が増えたり、肌が乾燥したり、ターンオーバーが進まなくなる…などの要因が複雑に絡み合い、ニキビの発生につながることがあります。皮膚科では、ニキビの治療にビタミン剤が処方されることがあります。これは、塗り薬やピーリングなど、外側からのニキビ治療に加えて、患者の生活習慣のなかで不足しがちな栄養素を補うことで、身体の内側から治療の効果を高めるためのものです。ニキビに対して即効性はありませんが、副作用の心配も少なく、身体や肌がすこやかになろうとする力を助けます。なお、皮膚科でのニキビ治療には、ビタミン剤をホームケア用に処方するほかにも、点滴でビタミンを注入する方法もあります。こちらについては、『皮膚科で行う点滴を使ったニキビ治療の種類と美容効果』 (をご覧ください。ビタミン剤は保険適応?ニキビは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚病です。ビタミン剤は治療の一環として、皮脂の分泌量を抑えたり、皮膚や粘膜を健全に保つために処方されているため、従来は保険の適用範囲でした。近年は厚生労働省の方針により、経口摂取ができる人(口から食事をとれる人)への保険処方が難しくなっており、原則として適用外になります。しかし、医療機関によっては保険が適応されるケースもあるため、詳しくは各皮膚科に相談するようにしてください。皮膚科で処方されるビタミン剤の種類皮膚科では、ニキビやニキビ跡、肌荒れや肝斑(かんぱん)・シミなど、幅広い肌の症状に対して、ビタミン剤が処方されています。ニキビやニキビ跡の治療に処方されるのは、以下のビタミンです。ビタミンB群(B2、B6)ビタミンCビタミンE一つひとつの効果や性質を、詳しく見ていきましょう。ビタミンB群のビタミン剤とその効果ビタミンB群は水溶性のビタミンで、B群とはビタミンB1やB2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12、ビオチン、葉酸などの総称です。B群は互い助け合って機能し、エネルギーを作り出す代謝の機能を助け、老廃物の排出を促す作用があります。皮膚科で処方されるビタミンB群のビタミン剤には以下のようなものがあります。<ビタミンB群配合の主なビタミン剤>ビタノイリンビタミンB2・B6・B12を配合ビフロキシンビタミンB2・B6を配合ノイロビタンビタミンB1・B2・B6・B12を配合なかでも、ニキビやニキビ跡の治療に役立つのは、ビタミンB2とB6です。ビタミンB2の効果ビタミンB2はリボフラビンとも呼ばれる栄養素で、脂肪や糖質を燃焼させてエネルギーに変えるとともに、細胞の新陳代謝を促す働きがあります。皮脂の分泌を調整するため、過剰な皮脂分泌が原因で起こっている脂性肌を整える作用があります。また、皮膚や粘膜の機能を維持し、成長や再生を助けます。ビタミンB2の摂取量の目安は?厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの推奨量は以下のとおりです。18〜29歳男性推奨1.6mg30〜49歳男性推奨1.6mg50〜69歳男性推奨1.5mg70歳以上男性推奨1.3mg18〜29歳女性推奨1.2mg30〜49歳女性推奨1.2mg50〜69歳女性推奨1.1mg70歳以上女性推奨1.1mg※妊婦は上記推奨量に加えて0.3mgを、授乳婦は0.6mgを付加それに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」でのビタミンB2摂取状況は、一日あたりの平均で男性が1.20mg、女性が1.07mgとなっています。<ビタミンB2が不足するのはどんな時?>ビタミンB2はレバーや卵、納豆などの大豆製品、乳製品、モロヘイヤなどの野菜などに含まれています。水溶性なので毎日きちんと摂る必要があるほか、以下のようなときに不足します。食事から十分に摂取できないとき、下痢のとき代謝異常があるとき肝臓や下垂体の病気や糖尿病を患っているとき薬物による影響(抗生物質や精神安定剤、経口避妊薬を連用したときなど)<ビタミンB2が不足するとどうなる?>ビタミンB2は成長促進や、肌や粘膜の保護などを担っている栄養素なので、不足すると以下のような症状を引き起こすことがあります。成長障害口角炎や口内炎、舌炎咽喉炎脂漏性皮膚炎 などビタミンB6の効果ビタミンBは別名をピリドキシンといい、タンパク質の分解・合成を助けて、肌や粘膜の健康維持に役立つ栄養素です。アレルギー症状を抑えて免疫機能を維持したり、ホルモンバランスを整えたりする働きもあり、女性には欠かせないビタミンです。ビタミンB6の摂取量の目安は?厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの推奨量と耐容上限量は以下のとおりです。18〜29歳男性推奨1.4mg/上限量55mg30〜49歳男性推奨1.4mg/上限量60mg50〜69歳男性推奨1.4mg/上限量55mg70歳以上男性推奨1.4mg/上限量50mg18〜29歳女性推奨1.2mg/上限量45mg30〜49歳女性推奨1.2mg/上限量45mg50〜69歳女性推奨1.2mg/上限量45mg70歳以上女性推奨1.2mg/上限量40mg※妊婦は上記推奨量に加えて0.2mgを、授乳婦は0.3mgを付加それに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」でのビタミンB6摂取状況は、一日あたりの平均で男性が1.20mg、女性が1.02mgとなっています。ビタミンB6が不足するのはどんな時?ビタミンB6はかつおやまぐろなどの魚類、レバーや鶏肉、にんにくやピスタチオ、ひまわりの種などに多く含まれています。また、腸内細菌によっても微量につくられています。水溶性なので毎日きちんと摂る必要があるほか、以下のようなときに不足します。食事から十分に摂取できないとき、下痢のときビタミンB6を阻害する薬剤を摂取したとき(デオキシピリドキシン、ヒドララジン、ペニシラミンなど)ビタミンB6が不足するとどうなる?ビタミンB6は肌のターンオーバーを促し、肌や粘膜を健康に保つ働きがあり、不足すると以下のような症状につながることがあります。湿疹や脂漏性皮膚炎口角炎や舌炎貧血聴覚過敏免疫力低下 などビタミンCのビタミン剤とその効果ビタミンCはメラニンの生成を抑えることでシミやそばかす、色素沈着を防ぎます。また、コラーゲンの合成に係わり、肌にハリや弾力をもたらします。水溶性であり、美肌のために積極的に摂りたいビタミンCですが、皮膚科で処方されるビタミン剤としては以下のようなものがあります。<ビタミンC配合の主なビタミン剤>ビタシミンビスコリンシナールデラキシー などビタミンCの肌への効果ビタミンCといえば、さまざまな美容効果が期待できる栄養素ですが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。シミ・そばかすの改善メラニン色素の生成を抑え、日焼け後の炎症やシミ・そばかすを抑えますシワの改善コラーゲンの合成を増やすことで肌にハリや弾力を生み出します紫外線対策日焼け後の炎症とともに生じる活性酸素を分解し、肌へのダメージを少なくしますニキビの改善皮脂の過剰分泌をふせいでニキビを予防し、活性酸素を分解することでニキビの炎症を抑えますニキビ跡の改善ニキビがおさまった後にできるニキビ跡の色素沈着を防ぎます肌のキメを整えるコラーゲンの合成を助けて肌のターンオーバーを整えたり、毛穴を引き締めますビタミンCの肌への効果について詳しくは、『正しく知るべき!ビタミンCの美肌効果と正しい摂取方法』 (をご覧ください。また、化粧品に使われるビタミンCについては、『ニキビケアの化粧品成分「ビタミンC誘導体」の効果』 (もあわせてご覧ください。ビタミンCの健康効果ビタミンCには美容のほかにも、以下のような健康効果があります。免疫力を高める病原菌を攻撃する白血球の働きを高め、抗ウイルス作用を持つ物質の生成を促しますストレスを緩和するドーパミンやアドレナリン、抗ストレスホルモンの合成を助けます白内障の予防や改善高い抗酸化作用によって、活性酸素が原因の白内障を予防・改善します貧血の予防鉄分を吸収しやすい形に変えることで、鉄不足を解消しますビタミンCの摂取量の目安は?厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの推奨量は以下のとおりです。18〜29歳男性推奨100mg30〜49歳男性推奨100mg50〜69歳男性推奨100mg70歳以上男性推奨100mg18〜29歳女性推奨100mg30〜49歳女性推奨100mg50〜69歳女性推奨100mg70歳以上女性推奨100mg※妊婦は上記推奨量に加えて10mgを、授乳婦は45mgを付加それに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」でのビタミンC摂取状況(食品からのみ)は、一日あたりの平均で男性が92mg、女性が96mgとなっています。ビタミンCが不足するのはどんな時?ビタミンCはレモンや赤ピーマン、芽キャベツやブロッコリー、緑茶などに多く含まれています。体内では合成できず、かつ水溶性なので、毎日きちんと摂る必要があります。ビタミンCの不足は、以下のような状況において顕著になります。野菜やフルーツを日常的に摂取していないときアルコールや薬物の中毒下にあるときヘビースモーカー一人暮らしの人や男性、高齢者などで野菜や果物を積極的に食べていない人は、ビタミンCの摂取が不足しがちになるので気をつけましょう。またタバコを吸う人は吸わない人に比べてビタミンCの代謝量が1日当たり35mgも多くなることがわかっています。このため、ヘビースモーカーはタバコを吸わない人の約2倍のビタミンCを摂る必要があります。ビタミンCが不足するとどうなる?ビタミンCが不足すると体内のコラーゲン生成が十分に行われなくなり、毛細血管からの出血を招き、壊血病を引き起こします。他にも以下のような症状が起こりやすくなります。歯肉炎(壊血病の初期症状)貧血全身の倦怠感や食欲不振肌のハリがなくなる免疫力が低下し、風邪や感染病にかかりやすくなるビタミンEのビタミン剤とその効果ビタミンEは他のビタミンと比べてもっとも高い抗酸化作用を持っており、老化の原因と考えられている活性酸素から身体や肌を守る働きがあります。血管や細胞などの老化を防ぎ、血行を促進して生活習慣病の予防や改善にも役立つことから「若返りのビタミン」とも呼ばれています。<ビタミンE配合の主なビタミン剤>バナールベクタンユベラ などビタミンEの肌への効果ビタミンEには、血管の収縮を促す神経伝達物質の生成を抑え、毛細血管を広げる働きがあります。これにより全身に血流が供給され、肌のターンオーバーが促されます。さらにビタミンEには紫外線によるダメージから肌を守る働きもあり、シミやそばかすを防ぐほか、ニキビの炎症を抑えてニキビ跡の赤みを防ぐ効果もあります。ビタミンEは化粧品にも配合され、ニキビの予防や炎症改善への効果が期待されています。詳しくは、『ニキビの予防・炎症を抑えるビタミンE誘導体の効果』 (をご覧ください。ビタミンEの健康効果強力な抗酸化作用を持つビタミンEは、細胞の酸化を防いで老化を遅らせる効果が期待されています。そのほかにも、以下のような効果があるとされています。生活習慣病予防抗酸化作用によりコレステロールや脂肪の酸化を防ぎ、血管のしなやかさを保ちます肩こりや腰痛、冷え性の軽減血液をサラサラにし、毛細血管を広げることで末梢血管の血行障害を改善しますホルモンバランスを整える性ホルモンの分泌を調整し、生理痛や月経前のイライラを解消したり、更年期障害を軽減しますビタミンEの摂取量の目安は?厚生省から発表されている「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代ごとの一日あたりの目安量(栄養状態を維持するために十分な量)と耐容上限量は以下のとおりです。18〜29歳男性目安6.5mg/上限量800mg30〜49歳男性目安6.5mg/上限量900mg50〜69歳男性目安6.5mg/上限量850mg70歳以上男性目安6.5mg/上限量750mg18〜29歳女性目安6.0mg/上限量650mg30〜49歳女性目安6.0mg/上限量700mg50〜69歳女性目安6.0mg/上限量700mg70歳以上女性目安6.0mg/上限量650mg※妊婦の目安は6.5mg、授乳婦は7.0mgそれに対し、「国民健康・栄養調査(2013年)」でのビタミンE摂取状況は、一日あたりの平均で男性が6.7mg、女性が6.1mgとなっています(※α-トコフェロールについて算定)。ビタミンEが不足するのはどんな時?ビタミンEは脂溶性ビタミンであり、アーモンドや落花生、ヘーゼルナッツなどのナッツ類、サフラワー油やコーン油などの植物油、うなぎやたらこなど魚介類を中心に、普段の食事から十分に摂取でき、不足することはほとんどありません。しかし、ビタミンEが不足すると活性酸素の害を受けやすくなり、シミが増えたり皮膚の抵抗力が弱まることがあります。また、女性の場合は不妊や流産のリスクが高まることがあります。さらに、肝臓病や無β-リボタンパク血症という病気にかかっていたり、長期に渡って脂質吸収に障害があるなどの場合、ビタミンEが不足して神経や筋肉に障害が起きることがあります。ビタミンEを効果的に摂取するには?ビタミンEには、他の抗酸化物質と相互に作用を高めあう効果があります。そのため同じく抗酸化作用のあるビタミンCや、抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンAと一緒に摂るのもおすすめです。ビタミン剤の飲み方や注意点ビタミン剤は医薬品ですので、処方時に指示された用法・用量を守って服用するようにしましょう。効果に関しては個人差もあり、服用後すぐに効果が出るものではありませんが、継続して摂取することが大切です。また、以下のような点にも気をつけましょう。服用時は水と一緒に飲む飲み忘れた場合、次の機会に2回分をまとめて飲むようなことはしない処方されたビタミン剤は、2年以内に飲み切るお茶やジュース、牛乳やアルコールなどはビタミン剤の吸収や作用に影響を与えることがあります。必ず水で飲むようにしましょう。ビタミン剤とサプリメントの違いビタミンを食事以外で摂る場合、サプリメントで摂るという方法もあります。サプリメントはスーパーやドラッグストアなどでも気軽に購入できますが、医師が処方するビタミン剤とは何が違うのでしょうか。ビタミン剤は「医薬品」ビタミン剤にはさまざまな種類がありますが、これらはすべて「薬事法」に基づいて厚生労働省の検査を受け、合格した「医薬品」です。そのため、ビタミン剤は医師や薬剤師の管理下で処方され、必ず成分の含有量や1回分の分量などが表示されています。サプリメントは健康を補助する「食品」一方、サプリメントは栄養補助食品や健康補助食品などと表示されており、あくまでも「食品」という扱いです。成分は食品から抽出した天然のものもあれば、化学的に合成されたものもあります。また、含まれる栄養素の数により、「単一型」「複合型」「総合型」などに分類されます。サプリメントのなかには日本健康・栄養食品協会などの業界団体による製品規格や表示広告基準をクリアした製品もあります。サプリメントや健康食品には法令上の明確な定義がなく、有効成分がどのくらい配合されているか、純度はどの程度か、徹底した管理下で製造された商品か…などがはっきりしていないという問題点も指摘されています。そのため、ビタミン剤が病気や症状の改善のために使われるのに対して、サプリメントは「健康な人が、自己の判断において摂取するもの」と区別して理解することが大切です。ビタミン剤もサプリメントも、決められた用法や用量を守って利用することが大切です。また、ビタミン剤やサプリメントに頼りすぎるのではなく、栄養バランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠などを心がけたうえで活用するようにしましょう。まとめ皮膚科でのニキビ治療に活用されるビタミン剤の効果と種類を中心に見てきました。ニキビの治療にはさまざまな方法がありますが、ビタミン剤を活用することで身体や肌をすこやかに保ち、早期改善を図るのもよいでしょう。決められた量を1日に1度飲むだけの手軽さに加えて副作用も少ないため、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。監修:楠山法子
2017年10月31日2015年4月に、厚生労働省によって保険適用と承認された過酸化ベンゾイル製剤を用いた外用薬。「ニキビの特効薬」ともいわれる、その治療効果とは。また、どのようなニキビに適しているのでしょうか。副作用や個人輸入の有無についても解説します。新薬・過酸化ベンゾイルの特徴皮膚科で処方されるニキビ治療薬にはいくつかの種類がありますが、現状、過酸化ベンゾイルが配合された外用薬は「ベピオ」「デュアック」の2種類です。殺菌作用と角質を剥離させる作用によって、ニキビ(尋常性瘡:じんじょうせいざそう)治療に効果があるとされます。過酸化ベンゾイル配合薬が保険適用の薬として厚生労働省に認可されたのは、2015年4月と比較的最近のことです。しかし、アメリカなどの海外では50年以上前からニキビの治療薬として使用されており、現在では80以上の国で過酸化ベンゾイル製剤が承認されています。過酸化ベンゾイルのニキビ治療効果過酸化ベンゾイルを使った治療は、ニキビ治療の中でも効果を得られることが多い方法といわれています。過酸化ベンゾイルの作用によって期待できる治療効果について、詳しく見てみましょう。殺菌作用過酸化ベンゾイルには強い酸化作用があります。この作用により、ニキビの主な原因となるアクネ菌や、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌の細胞膜を酸化させ、殺菌します。これによりニキビの炎症を鎮め、腫れを鎮静化させる効果が期待できます。従来のニキビ治療では、殺菌のために抗生物質を主成分とした薬が使われていました。しかし、抗生物質には、長く使用し続けると、その抗生物質に耐性を持つ「耐性菌」(抗生物質が効かない菌)が生まれることがあるといデメリットがあります。過酸化ベンゾイルは、その作用機序から、長く使っても耐性菌が生まれないようできています。このため、抗生物質より長期的に、また、くりかえし使用することができるというメリットがあるのです。角質剥離作用過酸化ベンゾイルは、肌の一番表面にある角質をはがれやすくする作用があります。ニキビは、毛穴の周囲にある角質が厚くなり、それが毛穴をふさいでつまることで起こります。過酸化ベンゾイルの働きで厚くなった角質が取り除かれると、毛穴がつまりにくくなり、中にたまった菌や皮脂などが外に排出されやすくなります。また、古い角質が取り除かれることで過酸化ベンゾイルが毛穴の奥まで入り込みやすくなるため、殺菌作用がより効果的に働くともいわれています。治療できるニキビの種類ニキビは、炎症の有無などで主に4種類に分けられます。そのうち、過酸化ベンゾイルが効果的といわれるのは以下のニキビです。赤ニキビ黒ニキビ白ニキビ赤ニキビとは、炎症を起こして赤く腫れたニキビのことです。皮脂のつまった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、ニキビが悪化して炎症を起こすのです。この炎症が毛穴の中にとどまらず、周囲の組織に広がるとニキビ跡が残ってしまうため、早めに治療することが大切です。赤ニキビの炎症がさらにひどくなり、周りの組織まで広がって膿がたまると黄ニキビと呼ばれる状態になりますが、この黄ニキビには過酸化ベンゾイルは適さないとされています。黒ニキビと白ニキビは、赤ニキビになる前の段階です。黒ニキビを開放面皰(めんぽう)、白ニキビを閉鎖面皰とも言います。毛穴に角質がつまって皮脂がたまり始めている初期段階のニキビを白ニキビ、毛穴に皮脂がたまって角栓(皮脂と古い角質が混ざった状態)となったものが表皮から顔を出し、酸化して黒くなったものを黒ニキビと言います。過酸化ベンゾイルの使い方過酸化ベンゾイルは、寝る前に1日1回、顔を洗った後の清潔な状態で適量を患部に塗ります。赤ニキビの場合は炎症が広がらないよう、ニキビにつけた後にニキビの周囲にも広めに塗り広げるのが一般的です。薬が作用するまでの期間や治療にかかる期間は一概に述べられませんが、基本的に12週間以内には効果が認められるとされます。なお、塗り方や塗る量はその人の症状などによって異なるため、必ず医師に確認し、指示に従いましょう。薬の保管方法過酸化ベンゾイルを含む薬は、25℃以下の涼しい場所で保管します。薬によっては、冷蔵庫で保管することが推奨されるものもあります。ただし、凍らせてはいけないため、冷凍庫では保管しないようにしましょう。使用中の注意事項過酸化ベンゾイルを使用するときは、以下の点に注意しましょう。紫外線を長く浴びないこと服や髪の毛に付着しないよう注意すること目や口のまわりに使用しないこと過酸化ベンゾイルを使用している間は紫外線を避けたほうがよいといわれています。外出するときには帽子や日傘を使用するなど、患部を紫外線から守るようにしましょう。日焼けランプなども紫外線に当たることになるため、行わないようにしてください。また、過酸化ベンゾイルには強い漂白作用もあるため、服や髪の毛に付着しないよう注意しましょう。目や口といった粘膜のまわりにつけると、炎症を起こす場合もあります。このような部位についてしまったときは、すぐに水で洗い流してください。妊娠中・授乳中の使用妊娠中・授乳中の使用に関しては、安全性がまだはっきりしていません。そのため、授乳中に過酸化ベンゾイルの外用薬を使う場合は、授乳を避けたほうがよいとされています。ただ、米国皮膚科学会などでは、妊婦のニキビ治療には過酸化ベンゾイルが適していると発表しています。いずれにせよ、安全性が不確かであることに変わりはないので、妊娠中や授乳中の使用は避けるのが無難でしょう。過酸化ベンゾイルの副作用過酸化ベンゾイルは、以下のような副作用が報告されています。表皮が薄く剥がれる粉をふくヒリヒリ感かゆみ赤み皮膚の乾燥灼熱感このような副作用は、特に塗りはじめに多いとされています。また、他の塗り薬と一緒に使うことで皮膚の症状が悪化する場合もあるとされます。このような症状が見られたときは、すぐに医師に相談しましょう。アレルギー反応に注意過酸化ベンゾイルは、体質によってはアレルギー反応を起こす可能性もあります。顔や目のまわり、薬を塗った部分の強い腫れのほか、発疹、発熱などが現れた場合は、すぐに使用をやめて医師に相談してください。また、耐性菌が発生しないことから長く使える薬ではありますが、長期間の使用でアレルギーによる接触性皮膚炎を起こす可能性があるとの報告があります。自己判断で使用を中止するのはよくありませんが、ニキビが治ってからは使用を控えることをおすすめします。ニキビ治療に使われる過酸化ベンゾイル配合薬現在、皮膚科で処方される過酸化ベンゾイルを配合したニキビ治療薬には、以下の2種類があります。ベピオデュアックエピデュオそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。ベピオゲル過酸化ベンゾイルを2.5%の濃度で配合している、白いゲル状の塗り薬です。デュアック配合ゲル過酸化ベンゾイルを3.0%の濃度で配合している、白から淡い黄色のゲル状の塗り薬です。過酸化ベンゾイルのほかに、クリンダマイシンという抗生物質も配合されています。エピデュオアダパレンを0.1%、過酸化ベンゾイルを2.5%で配合。白色から微黄色の不透明なゲル剤のニキビ治療薬。過酸化ベンゾイル製剤の通販はNG過酸化ベンゾイルが配合された薬は、通販などで個人輸入もできます。しかし、過酸化ベンゾイルは効果が強い一方で副作用もある薬です。また、海外の過酸化ベンゾイル製剤の中には、濃度が高く刺激が強いものもあるといわれています。以前は日本では承認されていなかったため、海外から輸入するなどの方法しかありませんでしたが、今は保険適用で処方してもらうことができる薬です。トラブルを避けるためにも、皮膚科を受診して処方してもらうようにしましょう。まとめ過酸化ベンゾイルは、世界的には1960年頃から使われているポピュラーな薬ですが、皮膚の刺激感やかゆみ、赤みといった副作用もあるため、日本では近年まで承認されていませんでした。2015年には日本国内でも承認され、現在は医療機関でも処方できる薬となっています。過酸化ベンゾイル製剤はニキビ治療への高い効果が期待できる薬ですが、刺激症状を生じる可能性のある薬剤です。初めて使用する方も、これまで通販などに頼っていた方も、安全に使用するためにも、医師の指導のもと正しく使用することが重要である。ニキビは、治療が早ければ早いほど完治までの期間が短く、また、跡が残る可能性も低くすることができます。生理現象だからと放置せず、できれば早めに皮膚科に相談しましょう。監修:楠山法子
2017年10月31日治りにくい大人ニキビや月経前に悪化するニキビの治療には、低用量ピルが処方されることがあります。女性ホルモンを主成分とするピルには、男性ホルモンの働きを抑制することでニキビの発生を根本から改善する効果が期待できます。ニキビ治療に用いられるピルの種類と効果、注意点について解説します。ホルモンバランスの乱れはニキビの原因思春期ニキビの多くは皮脂の過剰分泌によって引き起こされますが、大人ニキビのほとんどは、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが優位になることで引き起こされるといわれます。ホルモンバランスは不規則な生活やストレスによって崩れやすく、また、生理周期によっても変動します。10代の頃にできる思春期ニキビは、第二成長期の終わりとともに自然となくなっていきますが、大人ニキビはホルモンバランスを整えることで根本原因を改善することが、治すうえで大切なポイントとなります。それでは、ホルモンバランスとニキビの関係について、詳しく見ていきましょう。ストレスによる男性ホルモンの増加大人ニキビの8〜9割は、ストレスからくる男性ホルモンの過剰分泌によるものだと考えられています。社会人としての重圧や人間関係の悩み、多忙で不規則な生活などが重なると、身体はストレスに対抗しようと副腎皮質からコルチゾールという抗ストレスホルモンを分泌します。コルチゾールには、ストレスに対抗する作用とともに男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌を増やす作用もあります。男性ホルモンには皮脂を分泌する作用があるため、これが増えると角質が厚くなったり余分な皮脂が毛穴につまりやすくなり、ニキビができやすくなってしまうのです。特に、顎(あご)やフェイスラインは男性ホルモンの影響を受けやすく、ニキビがでやすい部位といわれています。男性ホルモンは副腎皮質からだけでなく、男性の精巣や女性の卵巣からも分泌されています。女性の卵巣で作られる男性ホルモンは、テストステロンというものです。生成される量は男性の10分の1程度ですが、男性と同じく皮脂分泌を増加させ、角質を厚くする作用があります。生理前に悪化するニキビも、ホルモンが原因女性は、生理前になるとニキビができたり、肌荒れすることがあります。これには、黄体ホルモン(プロゲステロン)が関係しています。黄体ホルモンには、肌を乾燥させたり、皮脂の分泌を増やす作用があります。生理の約2週間前になると、黄体ホルモンの影響で肌の水分量が低下し、乾燥が進みます。乾燥した肌は角質が厚くなり、黄体ホルモンによって分泌量が増えた皮脂が毛穴につまりやすくなります。この状態は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が増える時期(生理が始まってからおよそ2週間後)が来ると自然に収まります。卵胞ホルモンには皮脂の分泌を抑え、きめ細かい肌を保つ働きがあります。このように、男性ホルモンや黄体ホルモン優位の状態で引き起こされるニキビは、ホルモン治療で根本から改善していく必要があります。ピルの種類と効果ホルモン治療の代表的なものに、低用量ピルの服用があります。ピルといえば一般的には経口避妊薬として知られていますが、女性のさまざまな症状や疾患にも効果があります。ピルの原理と種類ピルとは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンをさまざまな割合で含んだ薬剤です。服用することで卵巣からの排卵を抑制し、避妊効果を得ることができます。含まれている卵胞ホルモンの量によって、低用量ピル、中用量ピル、大用量ピルに分けられますが、現在は副作用がより少ない低用量ピルが主流となっています。中用量ピルや大用量ピルは、主に女性ホルモンが関わる諸症状(無月経や更年期障害など)の改善や、月経周期の変更に使用されています。低用量ピルのメリット1960年にアメリカで初めて認可された頃のピルは、胃腸障害や静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)などの副作用があるとして問題視されていました。それらのリスクを改善するようホルモンの量を抑えて開発されたのが、低用量ピルです。日本においては1999年に認可されました。低用量ピルは市販されておらず、購入の際は医師の処方せんが必要となります。低用量ピルは、避妊以外にも以下のような目的で使用できるメリットがあります。月経痛や月経過多、月経前症候群(PMS)の軽減月経不順の改善プレ更年期に見られる症状(自律神経失調症など)の軽減子宮内膜症のリスク低下子宮体がん、卵巣がんの予防ニキビの改善 など低用量ピルの成分や種類ピルに含まれる成分のうち、卵胞ホルモンはいずれも「エチニルエストラジオール」ですが、黄体ホルモンには化学構造の異なる複数の成分があります。また、含まれている黄体ホルモンの種類によって「第1世代」から「第3世代」までに分類されています。<黄体ホルモンの世代と成分名>第1世代(1960年代に登場)の黄体ホルモン成分…ノルエチステロン第2世代(1960年代後半に登場)の黄体ホルモン成分…レボノルゲストレル第3世代(1980年代に登場)の黄体ホルモン成分…デソゲストレル世代とは別に、ホルモンの配合量によって「1相性」から「3相性」までの分類もあります。処方されたピルの1錠1錠すべてが同じ成分なのが「1相性」、本来のホルモンバランスにより近くなるよう、ホルモン成分が3段階に変化するのが「3相性」です。現在、低用量ピルはさまざまなメーカーから発売されています。体質によって相性や飲み合わせがあるため、医師と相談して自分に合った低用量ピルを選ぶことが大切です。低用量ピルのニキビへの治療効果女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を少量ずつ含んでいるピルには、ニキビの原因となる黄体ホルモンや、副腎皮質および卵巣由来の男性ホルモンを抑える働きがあります。これにより、体内のホルモンバランスを整え、ニキビができにくい状態へと導きます。特に、卵胞ホルモンは皮脂の分泌を抑えるほか、肌の弾力やハリのもととなるコラーゲンを生成する働きも担っており、別名「美肌ホルモン」とも呼ばれています。ただし、卵胞ホルモンが過剰になりすぎると乳がんや子宮体がんのリスクが高まるため、バランスが大切です。皮膚科でのニキビ治療実際、皮膚科でのニキビ治療には、抗生物質やディフェリンゲルとともに低用量ピルの処方が導入されています。ニキビ治療に用いられる低用量ピルには、以下のようなものがあります。マーベロン(第3世代1相性)男性ホルモン(アンドロゲン)の作用が少ないため、ニキビの一時的な悪化も起こりづらいです。ファボワール(第3世代1相性)マーベロンのジェネリック医薬品として、同じ作用が期待できるものです。アンジュ(第2世代3相性)ホルモン量が少なく、3相性なので自然のホルモンサイクルに近い働きをします。皮膚科では、生活背景やニキビの発症因子を十分考慮したうえで、一人ひとりの体質に合わせたニキビ治療を行います。まずは低用量ピルを処方してホルモンバランスを整え、ニキビのできにくい体質づくりをしたうえで、炎症の鎮静やニキビ跡の改善など、必要に応じた治療を施すことが多いです。ピルによるニキビ治療はこんなニキビに有効低用量ピルなどのホルモン治療は、以下のようなニキビや体質に効果が高いとされます。<ホルモン治療が効果的なニキビの症状>フェイスラインや顎(あご)周辺に集中した赤ニキビ。胸や背中など、広範囲にわたるニキビ。<ホルモン治療が効果的な体質>慢性的な大人ニキビに悩んでいる。大人ニキビが悪化し、他の治療法では効果がない。ニキビとともに、顔の皮脂の多さや多毛が気になる。ニキビのほか、月経不順などで悩んでいる。ピルが服用できない人もいる低用量ピルは、生理が始まった思春期頃から使うことができ、健康で喫煙習慣のない人では40代まで飲むことができます。しかし、以下の項目に該当する人は服用することができません。また、服用前に医師の判断を仰ぐべき人もいるので、注意しましょう。<ピルを服用できない人>乳がんや子宮頸がん、子宮体がんの人35歳以上で、かつ1日15本以上タバコを吸う人血栓症になったことがある人高血圧の人重篤な肝障害や肝腫瘍がある人妊娠中、または授乳中の人片頭痛がある、血液が固まりやすいなどの症状がある人出産直後、手術直後や手術を控えている人<医師に相談し、慎重に服用すべき人>40歳以上の人タバコを吸う人肥満の人血縁者に血栓症になった人がいる人血縁者に乳がんになった人がいる人子宮筋腫など、婦人科系の疾患がある人てんかん症状のある人ピルの飲み方低用量ピルは1サイクル(4週間)が1シートになっており、1シート21錠入りと28錠入りのものがあります。28錠タイプは最後の7錠が偽薬(プラセボ)で、薬を休んでいる週も続けて飲むことで飲み忘れが起こらないようにするためのものです。偽薬はしょ糖(ショ糖)やブドウ糖など、飲んでも身体にほとんど影響のない成分です。基本の飲み方生理の初日から毎日1錠ずつ、できるだけ同じ時間帯に服用し、それを3週間続けて次の1週間は薬を休みます。基本的に朝・昼・晩いつ飲んでも構いませんが、同じ時間帯に飲めるよう、自分の生活パターンに適した時間帯を選ぶようにしましょう。海外に出かけるときは、日本時間で同じ時間帯に服用できるようにしてください。水かぬるま湯で飲むのが基本ですが、お茶やジュースでも構いません。ただし、ピルの効果を高める作用のあるグレープフルーツジュースは避けましょう。避妊目的も兼ねている場合もし飲み忘れたときは、気づいた時点でなるべく早く飲むようにしましょう。飲み忘れて48時間以上が経過した場合は、その月の服用は中止し、翌月の生理から新しいシート(1か月分)を飲み始めてください。避妊目的を兼ねていない場合は、飲み忘れた錠剤はそのままシートに残し、次の錠剤から通常通り服用します。通常分を飲み終えたら、残ったものは後で服用せず、新しいシートに移るようにしましょう。ニキビ治療の効果が現れるまでの期間低用量ピルは体内のホルモンバランスを変えることでニキビができにくい体質に改善していくため、効果が出始めるまでには数か月かかると考えておくとよいでしょう。症状が軽度であれば1か月程度、重度のニキビや慢性的なニキビには3か月程度を目安としてください。また、ピルに含まれるホルモン量が体質に合わない場合は、ニキビが悪化する可能性があることも覚えておきましょう。ピルの副作用ピルの効果や副作用については、体質やピルの成分との相性によってかなり個人差が出ます。低用量ピルは大・中用量ピルよりもホルモン量を低く抑えているため、副作用もかなり軽減されていますが、飲み始めのころは以下のような副作用を感じることがあります。これらの症状は、飲み続けるうちに早くて数日、長くても1か月程度でおさまるとされます。一般的な副作用軽い吐き気倦怠感頭痛乳房のはり軽度の不正出血まれにですが、以下のような重篤な副作用が現れることもあります。このような症状が見られた場合は、ただちに服用を中止してください。重篤な副作用血栓症(ふくらはぎの痛み、手足のしびれ、息切れ、鋭い胸痛・頭痛、目のかすみなどをともなう)心筋梗塞肝機能障害乳がんや子宮頸がんふくらはぎの痛みやむくみ、しびれ、突然の息切れ、激しい胸痛や頭痛、目のかすみや血圧上昇などの症状が現れたときは低用量ピルの使用を中止し、すみやかに医療機関を受診しましょう。ピルの値段ピルは医師の処方に基づいて服用する医薬品ですが、ニキビ治療における低用量ピルの処方は保険が適用されません。初診料(または再診料)、検査料、ピルの処方料などが5,000〜1万円程度、ピル自体の費用は1か月分1シート(28錠)あたり3,000円前後と考えておきましょう。※金額はあくまで目安です。ピルは必ず皮膚科で処方してもらいましょう低用量ピルは皮膚科や産婦人科などの医療機関で処方されます。個人輸入や海外通販などで入手する方法もありますが、偽物の薬をつかまされるなど健康被害に会う危険性が高いです。また、自己診断でピルを服用するのは大変危険です。くれぐれも医師の診察を受けたうえで、用法や用量を守って服用しましょう。ピルの服用をやめるとニキビは再発する?ピルの服用を中断するとホルモンバランスが元に戻ってしまい、ニキビが再発してしまうこともあります。医師と相談のうえ、用法や用量をきちんと守って服用するとともに、生活習慣の改善によってホルモンバランスの改善に努めることも大切です。ホルモンバランスを整える生活習慣慢性的なニキビや悪化するニキビの原因には、ストレスやタバコ、紫外線、間違ったスキンケアなどがあります。以下のような点に注意して、大人ニキビができにくい肌づくりをサポートしましょう。ストレスを上手に解消する日頃からストレスにうまく対処する方法を見つけることが大切です。適度な運動やストレッチなどでリフレッシュする、ストレスを忘れて夢中になれる趣味を楽しむ、自然に向き合う、気持ちを吐き出せる友人と交流するなど、自分流の解消法やリラックス方法、気持ちの切り替え方を見つけましょう。質の高い睡眠を得る睡眠不足は身体に大きなストレスを与えるだけでなく、睡眠中の成長ホルモンの分泌を阻害することで肌が新しく生まれ変わるしくみ(ターンオーバー)を著しく損ない、ニキビを長引かせる原因となります。睡眠には、脳が活動していて眠りの浅い「レム睡眠」」と、脳が熟睡している「ノンレム睡眠」の2種類があります。成長ホルモンが活発に分泌されるのは、「就寝後最初のノンレム睡眠90分と、レム睡眠90分の計180分間」とされています。眠りについてから最初の3時間は深くぐっすり眠れるよう、生活リズムや就寝環境を整えましょう。ニキビの改善によい食べ物を意識的に摂る栄養バランスのとれた食事を心がけることも大切です。肌の健康維持に欠かせないビタミンAやB2・B6、C、E、肌のターンオーバーをうながす亜鉛やカルシウム、鉄分などのミネラル、肌のハリを保つコラーゲン、便秘を防いで老廃物を体外に排出する食物繊維などを、毎日の食事やサプリメントで積極的に取りましょう。油分や糖分の摂り過ぎは大人ニキビを増やす元となるので、できるだけ避けましょう。アルコールやタバコを控えるアルコールには糖分が多く含まれているため、飲酒によって皮脂腺が刺激されることがあります。また、タバコはニコチンによって体内のビタミンCを破壊したり、肌のターンオーバーを低下させます。これらはなるべく控えるようにしましょう。正しいスキンケアを行い、清潔な環境を整えるニキビ予防には毎日のスキンケアも重要です。毎日やさしく洗顔し、化粧水や美容液、乳液などによる保湿もきちんと行いましょう。紫外線は肌の角質を厚くさせ、毛穴づまりの原因になるので、UV化粧品によるケアも忘れないようにしてください。また、ニキビを気にするあまり頻繁に触ると、雑菌などが付着してニキビを悪化させてしまうことがあります。髪の毛や手指でニキビを刺激しないよう気をつけるとともに、タオルや枕などは常に清潔なものを使用するよう心がけましょう。まとめホルモンバランスの乱れによるニキビ発生のメカニズムと、ニキビ治療で用いられることがある低用量ピルについて見てきました。何度もくり返すニキビや、生理のたびに悪化するニキビに用いられることもある低用量ピルは、必ず医師の診察を受けたうえで使用しましょう。使用上の注意点や副作用のリスクなどをきちんと把握し、正しく服用することが大切です。監修:楠山法子
2017年10月31日胸ニキビとは、鎖骨(さこつ)から胸にできるニキビのことです。胸の皮膚は薄く、色素沈着しやすいため、治療が遅れるとニキビ跡が残ってしまう可能性があります。また、ブラジャーの関係で、バストの周りにもニキビが発生します。意外と身近な胸ニキビについて、原因、治し方、対処法について見てみましょう。胸ニキビの原因胸ニキビはなぜできるのでしょうか。ここでは、胸ニキビの原因を解説します。皮脂や角栓の毛穴づまり乾燥による皮脂の過剰分泌や、新陳代謝の低下による古い角栓の残留によって、毛穴はつまってしまいます。毛穴につまった皮脂や角栓をエサにして繁殖するのがアクネ菌で、ニキビの原因菌であるとされています。また、マラセチア菌といったカビの一種もニキビの原因菌です。このメカニズムで発生するニキビは、胸ニキビに限らず顔や首なども同様です。不潔な衣服や下着何日も同じブラジャーや洋服を着用すると、胸に雑菌が繁殖しやすくなります。特に、ブラジャーは、胸元を締めつけるため構造上の問題から、ムレやすいという難点があり、ニキビができやすい環境下であるといえるでしょう。衣服の摩擦化学繊維を使った衣服が肌にこすれると、その摩擦でダメージが生じることがあります。傷ついた肌に雑菌が繁殖して、胸ニキビになってしまいます。熱いお湯熱いシャワーを浴びると皮脂を取り除いてしまうだけでなく、ダメージを与えてしまいます。蒸れブラジャーを長時間つけていると、ブラジャーと肌の間が蒸れてしまいます。毎日洗っていても、胸の谷間に汗をかきやすい人は胸ニキビになってしまうおそれがあります。胸ニキビの治し方胸ニキビの治し方や、普段から気を配りたいことを見ていきましょう。新陳代謝を促進する不要な角質を残さないため、新陳代謝を促進する必要があります。最近、新陳代謝を促進する薬が処方できるようになりました。膿んだり、炎症をおこしたりしてひどくなる前に処方してもらいましょう。十分な水分を与え、新陳代謝を促すことが大切です。化粧水をつけるニキビ用の化粧水は、市販でも処方でも存在します。殺菌作用のあるものから、保湿成分が多く含まれているものまでさまざまなラインナップがあります。自分の肌や症状にあった化粧水をつけましょう。肌にやさしい素材の服を着るコットンやシルクなど、肌ざわりがいい素材の服を選べば、肌に不要な摩擦を与える心配がありません。化学繊維の服を着る際は、肌にやさしい素材の下着を身につけると、直接肌に触れにくくなるためおすすめです。服を清潔にするブラジャーや衣服は、雑菌の温床になってしまうため毎日替えましょう。また、汗をかきやすい季節は、こまめに汗を拭きとったり着替えたりして、常に肌を清潔に保つように心がけましょう。悪化した胸ニキビの対処法悪化した胸ニキビにはどのような対処が必要なのでしょうか。悪化した胸ニキビの治療方法や処法を解説します。セルフケアで改善できないニキビニキビには、主に4段階あり、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビの順に進行していきます。セルフケアで症状が改善されるのは白ニキビと黒ニキビまでです。それ以上進行したニキビ、つまり悪化した胸ニキビは、セルフケアでは対処できないため、皮膚科での治療になります。対症療法悪化した胸ニキビの治療は対症療法となり、発生している症状を緩和させることが目的となります。炎症や膿みはおさまりますが、根本的な改善には至りません。主に、皮膚科を受診すると対応してもらえます。処方される薬には、原因菌を殺す「抗真菌薬」、炎症を鎮める「ステロイド剤」があります。他にも保湿剤などが処方されることがあります。ホルモン治療なんらかの原因でホルモンバランスが崩れ、皮脂の過剰分泌を引き起こしている人がいます。このような人は対症療法で一時的に症状がおさまっても、再発する可能性が高いです。ニキビ外来などニキビ専門の診療科を受診し、胸ニキビの治療にあたることをおすすめします。治療法は個人差があるのではっきりとはいえませんが、ホルモンバランスを整える治療が主となります。生活習慣を見直す食生活の偏り、睡眠不足、肌にあわない化粧品など、胸ニキビの原因は多岐にわたります。自分の生活習慣が胸ニキビの原因になっていないかどうか、一度見直すことをおすすめします。自分でわからない場合は、医師に相談しましょう。まとめこれまで、胸ニキビの原因や治し方、悪化したときの対処法についてご紹介してきました。胸ニキビは赤ニキビや黄ニキビなど悪化してしまうと跡が残りやすいです。早期の治療と対処を心がけ、きれいな肌を手に入れましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月27日胸ニキビができると、自信をもって水着やデコルテの開いた洋服を着ることができなくなってしまいます。しかし、胸ニキビは早期の治療できれいに治すことができます。ここでは、胸ニキビの原因や治し方について見てみましょう。胸ニキビとは胸ニキビとは、鎖骨(さこつ)から胸の谷間に発生するニキビのことを指します。胸の皮膚は色素沈着しやすいという特徴があるため、放っておくとニキビ跡が残ってしまうこともあります。また、胸の周りにもニキビができることがあります。胸ニキビの原因胸ニキビの原因には、以下のものが考えられます。紫外線鎖骨のあたりは、服によっては露出する部位です。紫外線の強い時期に日焼け止めを塗り忘れたりすると、強いダメージを受けてしまいます。また、白やオフホワイトなど薄い色の服を着ていると、紫外線が服を通して胸元の肌まで到達しているおそれがあります。整髪料やシャンプーシャワーやお風呂ですすいだシャンプーなどが、胸についたままになってしまうことがあります。すすぎ残しは、鎖骨・胸・首などによく見られます。ニキビの原因菌であるアクネ菌の温床になってしまうため、症状が悪化しやすいです。熱いお湯熱いお湯やシャワーを使って入浴すると、必要な皮脂が取り去られ乾燥してしまいます。肌は乾燥から身を守ろうと皮脂を過剰に分泌するため、胸ニキビの原因になります。髪の毛女性に多いですが、髪の毛の先端が鎖骨などにあたると刺激になってしまいます。髪の毛に整髪料を使っていると、よりダメージを受けやすくなります。ブラジャーブラジャーは、胸元を締めつけ、長時間つけると蒸れて肌にとってよくない環境を生み出します。胸のニキビの大半はブラジャーのせいではないかとされています。胸ニキビの治し方胸ニキビの治し方について見てみましょう。ニキビ用の化粧水をつける胸ニキビの原因のひとつが乾燥です。普段、顔には化粧水をつけても、デコルテや胸まではつけないという方が多いかと思います。ニキビができたら、市販のものでもいいので、ニキビ用の化粧水をたっぷりつけましょう。ただし、ニキビにより肌がしみたり、ニキビがつぶれたりしているようなら、皮膚科を受診しましょう。自分に合った下着をつけるブラジャーのサイズが合っていなかったり、蒸れやすい素材だったりすると胸ニキビの原因になってしまいます。胸のサイズを測ってもらったことがない人は、きとんと測定してもらい、自分に合ったサイズのものを選ぶとよいでしょう。紫外線を浴びない紫外線を当てない努力が大切です。日差しの強いときは日傘をする、ストールをするといった日焼け対策をすると効果が期待できます。また、紫外線を浴びたなと感じたら化粧水や乳液などで保湿してあげましょう。こうすることで、胸ニキビの悪化を防ぐことができます。新陳代謝を促す薬も近年、肌のターンオーバーを促進する薬が胸ニキビに処方できるようになりました。跡を残さず治せる可能性があるため、ひどくなって悩む前に診察を受けるといいでしょう。胸ニキビの対処法胸ニキビを作らないための対処法を、以下にご紹介します。清潔な下着をつける汗や皮脂がついた下着を長時間つけていると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖しやすくなります。ブラジャーはなるべく毎日とりかえるようにしましょう。髪の毛を結ぶ髪の毛が長い人は後ろで結んでしまうとデコルテなどに接触しません。特に整髪料を使った際は、肌に直接髪の毛が触れないように気をつけましょう。よくすすぐシャンプーや整髪料が胸や鎖骨に残るのを防ぐために、よくすすいでください。目で見える範囲ではきれいになっていても、まだ肌に残っていることがあります。普段より長めにすすいでみてください。保湿する日焼けをしたり、入浴したりした後は、顔のケアと同様に保湿してあげてください。胸ニキビができないだけでなく、美しいデコルテを手に入れる近道になります。むだ毛の手入れは慎重に行うバストトップの周りなど毛が生えていることが気になって抜いてしまう方がいるかもしれません。無理に処理してしまうと、傷口から胸ニキビになってしまうことがあります。肌にやさしい方法でお手入れするようにしてください。また、頻繁に毛の処理をするのはやめましょう。まとめこれまで、胸ニキビの原因や治し方についてご紹介してきました。胸ニキビは早期に治療すれば跡が残らず治ります。つぶすのは絶対やめてください。どの対処法が適切かわからない場合は、医師の診断を受けましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月27日首ニキビができると、ネックレスがひっかかったり、服を着るときに痛かったりなど、日常生活に支障をきたします。きれいな首を保つためには、首ニキビをできないようにする、できたらすぐに治療することが大切です。ここでは、首ニキビの原因や治し方、ケア方法について見てみましょう。首ニキビの原因首ニキビができる原因は主に二つあり、皮脂の過剰分泌と新陳代謝の低下です。皮脂は必要な分まで除去されると、過剰に分泌されてしまいます。その結果、毛穴に皮脂がつまってしまいます。また、新陳代謝が低下すると、古くなった角質が溜まってしまいます。毛根に皮脂や角質がつまることで、原因菌であるアクネ菌が繁殖し、ニキビを悪化させてしまうのです。洗い残し洗顔料やシャンプー、コンディショナーなど、首は洗い残しが多い部位です。これらを肌に残したままにしておくと、アクネ菌の温床になってしまい、首ニキビにつながります。ストレスストレスが強いと、免疫機能が低下したり、ホルモンバランスが乱れたりします。その結果、新陳代謝が低下し、不要な角質が肌に溜まります。角質が毛穴につまると首ニキビが発生しやすくなります。乾燥熱いお湯を使うと、必要な皮脂が肌から取り去られ乾燥してしまいます。また、ドライヤーの熱風を浴びても乾燥します。乾燥すると、皮脂の過剰分泌を促してしまうため、首ニキビの原因になります。お風呂や洗顔のあとなにも塗らずにそのままにしておいても乾燥するため注意が必要です。紫外線紫外線を浴びると、首ニキビだけでなく、シミやシワなど多くの肌トラブルを引き起こします。また、皮膚がんなどの重篤な病気の原因にもなります。首ニキビの治し方首ニキビの原因について紹介しました。首ニキビを治す方法とはどのようなものなのでしょうか。薬や心がけることなど見ていきましょう。抗生物質首ニキビの原因はアクネ菌です。アクネ菌を殺すために抗生物質が処方されることがあります。保湿剤乾燥による皮脂の過剰分泌、もとい首ニキビの悪化を防ぐため、保湿剤が処方されることがあります。レーザー治療首ニキビが跡になってしまったら、レーザー治療で治すことができます。美容皮膚科の管轄になるため、皮膚科と美容皮膚科が併設してある病院や、レーザー専門の医師に相談しましょう。さわらない首ニキビができると気になってさわってしまう人もいます。ニキビは触ると雑菌が入って症状が悪化するおそれがあります。服や髪が触れやすいところにできた場合は、保護剤で守ることもあります。首ニキビのケア方法ここまで、首ニキビの原因や治し方についてお伝えしましたが、どのようにすれば首ニキビの発生を予防できるのでしょうか。最後に、首ニキビのケア方法について解説します入浴を見直す石けんやボディソープをよく泡立てずに使っている人がいます。直接、石けんを肌に当てると刺激が強すぎることがあるため、よく泡立てて洗いましょう。また、洗い終わったあとは、しっかりすすいで洗い残しがないようにしましょう。リラックスするアロマオイルを使う、目を閉じて横になるなど、ゆったりとリラックスする時間をとると、ストレスを解消することができます。ストレスは、首ニキビだけでなく万病の元となるため、溜め込まないようにすべきです。何か悩みをかかえている場合は、身近な人に相談するだけで気が楽になることもあります。乾燥を防ぐシャワーやお風呂では、ぬるめのお湯を使うと皮脂を過剰に除去してしまう心配がありません。また、入浴後は、化粧水や乳液を使って保湿するようにつとめると効果が期待できます。顔の保湿は注目されることが多いですが、首の保湿はおざなりになりがちです。普段から首まで保湿する意識を持ちましょう。紫外線を浴びない紫外線を浴びると首ニキビの原因になります。首にも日焼け止めを塗り、汗をかいたらこまめに塗り直しましょう。また、ストールを巻くなど直接肌に紫外線が当たらないように心がけることも大切です。夏場など紫外線が強い時期は、昼間の外出を避けるようにすると、さらに効果が期待できます。家の中にも紫外線は入ってきますので、遮光カーテンなどで対処するようにしましょう。まとめこれまで、首ニキビの原因や治し方、ケア方法についてご紹介してきました。首ニキビは適切な治療を受ければ治る症状です。勝手につぶしたりせず、ここで紹介した方法などで根気づよく治してください。また、普段から首ニキビができないように気をつけましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月27日首ニキビは、発症しても気づかないことも多いですが、放っておくとつぶしてしまったり大きくなったりして跡が残ってしまうこともあります。ここでは、首ニキビができる原因について見てみましょう。首ニキビができるメカニズム首ニキビが発生するメカニズムについて解説します。皮脂がつまる皮脂が多いと毛穴がつまってしまいます。つまってしまった毛穴は皮脂でいっぱいなため、ニキビの原因菌であるアクネ菌の温床になります。アクネ菌が増殖することで、赤っぽいニキビになってしまいます。皮脂の過剰分泌なぜ皮脂がつまってしまうかというと、ひとつは皮脂の過剰分泌にあります。その要因はストレスホルモンバランスの乱れなど、さまざまあり、皮脂は必要以上に分泌されてしまいます。その結果、毛穴に皮脂がつまってしまうのです。新陳代謝の低下皮脂づまりのメカニズムとしてもうひとつあげられるのが、新陳代謝の低下です。新陳代謝とは、肌のターンオーバーのことを指します。新陳代謝が正常に働いていれば古くなった角質や皮脂が細胞からはがれてなくなります。しかし、新陳代謝が乱れると、不要な皮脂や角質が毛根に留まるようになり、ニキビになってしまいます。首ニキビの原因次に、首ニキビができてしまう原因を解説します。洗い残し首の後ろは、シャンプーやトリートメント、石けんなどの洗い残しが付着していても見えづらく、肌に残ったままになってしまいます。また、あごの下などは洗顔料が残ってしまいがちです。ドライヤードライヤーの熱風を肌に当て続けていると、肌が乾燥し、肌のバリア機能が衰えてしまいます。紫外線紫外線は、皮膚にダメージを与え、シミやシワなど、さまざまなトラブルを引き起こします。首は日焼け止めを塗り忘れやすいため、直接紫外線に当たると、ニキビの原因になります。ストレス人はストレスを感じると、免疫力が弱まったり、新陳代謝が低下したりします。その結果、肌のターンオーバーが乱れ、首ニキビができてしまうおそれがあります。栄養不足新陳代謝を促進するうえで必要な栄養素が足りていないと、毛穴の皮脂がつまり、首ニキビにつながります。しこりのある首ニキビの対処法首ニキビはしこりをともなうこともあります。症状がかなり進行したニキビである可能性があるため、つぶして自分で治そうとせず、皮膚科など専門機関を受診するようにしてください。首ニキビの予防法首ニキビは、一度できてしまったら触れずに置いておくのが一番です。そのため、日ごろから予防に努め、首ニキビができないように気をつけましょう。ここでは、首ニキビの予防法について解説します。しっかりとすすぐ先ほどお伝えしたとおり、首は洗顔料やシャンプーなど洗い残しが多いです。そのため、洗い終わったらお湯でしっかりとすすぐようにしましょう。普段から首ニキビができやすい人は、すすぎが足りていない可能性があるため長めにすすいできれいに洗い流しましょう。ぬるめのお湯を使う熱いお風呂やシャワーを使うと、必要な皮脂まで取り除いてしまいます。肌にやさしいぬるめのお湯を使うのがおすすめです。よく泡立てて洗う余分な皮脂を落とすため、石けんは十分に泡立てて使用する必要があります。よく泡立てた石けんは、やさしく皮脂や角質を取り除いてくれます。泡立てネットなど便利なものも販売されていますので、試してみるのも手です。紫外線対策をする首に紫外線を当てないようにすると、首ニキビを予防できます。日焼け止めを首にも忘れずに塗ってください。また、日差しの強いときは、タオルを巻いたり、首まであるはおりものを着用すると効果が期待できます。規則正しい生活を送る食生活が乱れると肌の乱れにつながります。栄養バランスのよい食事を心がけましょう。また、睡眠不足は新陳代謝を低下させる原因になります。十分に睡眠時間を取りましょう。ストレスを発散するストレスを溜め込むと首ニキビの原因になります。リラックスできることや運動などで気分をリフレッシュして、ストレスを発散しましょう。まとめこれまで、首ニキビの症状や原因、予防法についてご紹介してきました。首ニキビとひとことでいっても種類や症状がさまざまですので、それぞれに見合った対処が大切です。首ニキビができるメカニズムや原因を把握し、日ごろから予防につとめましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月26日マイクロニードルでケアする新商品ジーダブリュー株式会社と株式会社ラパスジャパンは、アクネ・ニキビの解消に役立つ「アクロパスエイシーケア」を2017年10月から販売開始した。「アクロパスエイシーケア」は、10代だけで無く30代以降の世代も悩むニキビに、独自開発の“マイクロニードル”で内側と外側から同時にケアする新しい貼るタイプのニキビケア商品だ。「アクロパスエイシーケア」「アクロパスエイシーケア」は、エイシーケアの配合成分を固めた髪の毛の3分の1のマイクロニードルで、肌の外側と内側のケアを同時に行う事が出来る。乾燥が原因の大人のニキビケアには、アクネ菌を殺菌しつつ潤いを与える事が重要だ。マイクロニードルは、肌を刺激しながら美容成分「ヒアルロン酸」や「ナイアシンアミド」などを肌の奥まで浸透させ、更に肌の水分によって角質層が潤い、内側からハリのある肌に導いてくれる。有効成分として、アクネ菌を抑える「ナイアシンアミド」やニキビケアに重要な水分を補う「ヒアルロン酸」などを配合し、肌本来の健やかさを取り戻す。また、保存剤や化学添加物不使用で安心して使用できる商品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ジーダブリュー株式会社公式サイト※ジーダブリュー株式会社プレスリリース(@Press)
2017年10月25日首ニキビは、皮脂の過剰分泌や乾燥、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因が絡み合って発生する「大人ニキビ」のひとつです。首ニキビの原因や対処法などについて見てみましょう。首ニキビとは首ニキビとは、首にできるニキビのことをいいます。首にできるニキビは、あごやフェイスラインなどのUゾーンと呼ばれる部位にできやすい「大人ニキビ」の一種とされる場合がほとんどです。大人ニキビは、20代後半以降にできやすいニキビで、さまざまな原因が絡み合って発生するため、皮脂の分泌過多が原因となる「思春期ニキビ」と比較すると、治りにくく何度も同じ箇所にくりかえして再発しやすいといわれています。首ニキビの原因ニキビの原因は、つまった毛穴の内部でアクネ菌が増殖し、炎症を引き起こすことです。首ニキビの原因は、皮脂の分泌量の増加のほか、ホルモンバランスの乱れや乾燥など、さまざまな要素が考えられます。皮脂の分泌過多皮脂の分泌量が増加しすぎると毛穴からの排出が追いつかなくなり、毛穴がつまってしまう原因になってしまう場合があります。ストレスや睡眠不足は、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こし、皮脂の分泌過多の原因となります。また、脂っこいものや甘いものを食べすぎると皮脂の分泌量の増加を引き起こします。肌の新陳代謝の低下肌の新陳代謝が低下すると肌のターンオーバーが滞り、本来なら排出されるべき古い角質が肌の表面にたまります。古い角質がたまって角質層が厚くなると毛穴がふさがってしまい、ニキビの原因となる場合があります。睡眠不足の状態になると成長ホルモンの分泌量が不足し、肌のターンオーバーが滞ります。また、野菜不足の状態が続くと肌のターンオーバーを促進するビタミンが不足し、角質を厚くする場合があります。乾燥肌が乾燥すると肌がもともと持っているバリア機能が低下します。肌のバリア機能の低下が起こるとかえって皮脂の分泌量が増加してしまう場合があります。また、肌のバリア機能の低下が角化異常を引き起こすケースもあります。シャンプーなどの洗い残しきちんと洗い流しているつもりでも、シャンプーやボディソープなどの石けん類をすすぎ残してしまっている方は意外と多いものです。洗い残した汚れやすすぎ残した石けんは、皮脂と混ざって毛穴にたまるとニキビの原因になります。首ニキビの治し方首ニキビができてしまった場合の治し方について解説します。皮膚科を受診する首ニキビが赤く腫れあがり、炎症を起こして痛みやかゆみを引き起こしてしまっている場合は、皮膚科などの医療機関を受診しましょう。炎症を起こしたニキビが悪化すると、増殖したアクネ菌が毛穴の中で「リパーゼ」という酵素を生成し、皮膚組織を破壊し始めてしまうことがあります。皮膚組織が破壊されると肌に凹凸ができ、ニキビ跡となってしまう場合があります。できるだけ早めに医師に相談し、適切な治療を受けましょう。生活習慣の改善前述の通り、生活習慣の乱れはニキビの悪化に直結します。生活習慣を改善し、ニキビを悪化させない環境を整えましょう。食生活の改善前述の通り、脂質のとりすぎやビタミン・ミネラル、タンパク質の不足は皮脂の増加や肌の新陳代謝が低下する原因となり、ニキビの悪化を招きます。肉・魚・野菜などをバランスよくとるようにしましょう。また、ニキビができているときは脂っこいものや甘いものは控えた方がよいでしょう。睡眠不足の改善睡眠不足が続くと心身が緊張状態に陥り、自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れにつながります。睡眠時間を十分に確保し、心身を休めるようにしましょう。ストレスをためない心身へのストレスはホルモンバランスの乱れの原因となります。休息をしっかりととり、自分の好きなことをするなどして適宜ストレスを解消するようにしましょう。首ニキビのケア方法炎症を起こしていないニキビのセルフケア方法について解説します。むやみに触らないニキビが気になるからといって頻繁に触っていると、手指についている雑菌が患部に付着して炎症を引き起こしてしまう場合があります。ニキビができたら、むやみに触らないことが大切です。また、ニキビを自分で潰す際、失敗すると表皮や毛穴が傷ついてニキビ跡となってしまう可能性が高まります。自分で潰したりせず、どうしてもニキビを早く治したい場合は、皮膚科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。保湿乾燥は、ニキビの原因となる場合があります。保湿は念入りに行いましょう。ニキビが気になるときは、肌がベタつかないよう保湿力の低いさっぱりタイプのスキンケア用品を選ぶ方も多いですが、ニキビをケアしたいときこそ、保湿力の高い化粧水やクリームなどを使い、しっかりと保湿を行いましょう。監修:伊藤まゆ
2017年10月25日だんだんと寒くなってくるこの季節。肌荒れも一年で一番気になってきますよね!?今日は、これからの季節に気が抜けない『冷え』とお肌の関係を紹介していきましょう。その肌荒れ、どこから!?秋もあっという間に終わってしまい、早くも冬が来たと感じることが増えてくる時期。一年で一番気になる『お肌の乾燥』の季節がやって来ますね。夏の強い紫外線が終わったと思ったらあっという間に乾燥の季節です。一年通してスキンケアは怠れないですね。ところで、皆さんはお肌の乾燥や肌荒れの原因ってなんだと思いますか!?もちろん、紫外線や乾燥、さらには乱れた食生活や睡眠不足など様々な原因がありますが、これからの季節は『体の冷え』も一つの原因にあります。今日は、体の冷えと肌荒れの関係をわかりやすく説明して、綺麗なお肌を保てるように大切なことをお伝えします。「冷え」が「肌荒れ」と関係している原因冷え性で困る女性の人は多いと思います。もちろん、男性でも冷え性で困っている人もいます。冷え性とは、体が寒いと感じないのに手足などが冷たく冷えてしまう症状です。この冷え性は自律神経の働きで、体の中心に血液を集め、手足の末端の血管に血液がいかない事でおきます。そして、血液には栄養と酸素を運ぶ役割があるので、冷え性は体の中心に血液があつまる為に血液が十分に手足に届きません。このような状態だと、 十分な栄養や酸素が届かず、その部分の細胞の働きが弱くなってしまいます。さらに、血液がしっかり届かないことにより、お肌のターンオーバーにも影響があるんです。結果として、肌荒れやくすみができてしまうこともあります。わかりやすいですが、気をつけないといけませんね。こうやって改善しよう!では、冷え性がお肌によくない影響があるのはわかりましたが、冷えを改善しないといけないですよね!!簡単な冷えの改善方法を紹介していきましょう。実は、冷えには様々タイプやな原因があります。タイプとしては下半身だけ冷えてしまったり、手足だけ冷えてしまったり。原因としては、運動不足、ストレス、自律神経の乱れ、食生活の乱れ、クーラーなど様々です。このように症状や原因が様々ですが、とりあえずこれをすると効果が大きいものをあげていきましょう。運動学生の頃は運動していても、社会人になると全く運動をしなくなってしまう人も多いと思います。運動の習慣化は社会人になってからも身につけておきたいことです。運動は一日30分以上、週に2、3回をするように心がけましょう。なかなか時間が取れない場合は休みの日のみでも大丈夫です。簡単に始められるジョギングや、ジムに通ったり、30分のウォーキングやストレッチをするだけでも効果的です。さらにそれに加え、スクワットをすれば、太ももの大きな筋肉を鍛えることで体温上昇と血行UPが期待できます。入浴一番簡単で重要かもしれないのが入浴です。お風呂にお湯を溜めるのが面倒でシャワーだけに人もいるかもしれませんが、ぜひ毎日浴槽につかりましょう。効果的な入浴方法は、ぬるめのお湯(37~40度)で15分以上じっくり浸かるとよいです。普段湯船に浸からない人や長湯が苦手な人は、半身浴や足湯がオススメです。半身浴や足湯は気軽に始められるのがいいところです。お風呂に入るだけで美と健康をケアできるので、誰でも簡単に始められ、さらに効果が高いので入浴はおすすめです。さらに、湯船にゆったり浸かることで睡眠の質を高めることが期待できます。もちろん入りすぎはNGです。ストレス発散ストレスは体に悪いと言われていますが、もちろん冷えにも影響してきます。されに、ストレスは血管を収縮させます。なので、できるだけストレスを減らしてリラックスするように心がけましょう。ストレス緩和にGABAが含まれている玄米やトマトを食べるのもいいですね!食事食事はお肌に大きな影響があります。バランスよく食べるだけでなく、身体を温める食事を心がけましょう。身体を温める食材ショウガ、魚介類、肉類などです。体を冷やす食材はあまり取りすぎないようにしましょう。食事はゆっくりと噛んで食べ、腹八分目にとどめることがとても大切です。ショウガは体を温めることで有名ですが、なかなか食べにくい。そんな風に思う人も多いもしれません。オススメの摂取方法は、ショウガ茶です。生姜を細かく砕いて粉末状にしたもので、コーヒーや紅茶に混ぜるだけで摂取できます。そのまま食べるよりクセがなく、飲み物に混ぜるだけなので簡単に毎日摂取することができます。禁煙タバコの害は気管支のみでなく、血管を収縮させたり詰まらせたり、さまざまな病気の原因になります。結果として冷えにも関係してきます。しかし、なかなかやめれないのがタバコです。喫煙中の方は、節煙だけでもいいので、できるだけ控えるようにしましょう。冷えは様々な原因がありますが、簡単に始められることをしっかりとしていくことで改善されたりすることもあります。これからの季節はだんだんと寒くなってきますが、寒くても綺麗なお肌をキープできるように毎日少しずつお手入れをしていきましょう!
2017年10月22日肌荒れがひどくてひどくてなぜかよくならない。年中顔にブツブツがあって、皮膚科に行っても治らない。それ、実はお部屋に問題があるのではないですか?”肌荒れ”の原因は、実は「お部屋」に?!肌荒れがひどくてひどくてなぜかよくならない。年中顔にブツブツがあって、皮膚科に行っても治らない。それ、実はお部屋に問題があるのではないですか?肌に薬をつけて一時的に炎症やニキビを治しても、どんなに高価なスキンケアアイテムを使用しても、ごみ箱をひっくり返したような部屋に住んでいたら、お肌が荒れるのは当然!!です!!でもでも、忙しいとどうしても部屋は荒れがち。雑誌に出てくるような、いつでも人を呼べる素敵な家なんて、そうそうつくれるものではありません。だから、ほこりやカビを大量発生させない程度に、ツボを押さえて、コツをつかんで、綺麗をキープしましょう。部屋を荒らして、肌も荒らさないように、忙しくても綺麗な部屋をキープです!おうちの綺麗をキープして、美肌もキープ!肌が荒れる原因のひとつは雑菌のせいです。雑菌が繁殖すると、皮膚に炎症を起こし、ニキビなどの肌荒れを起こしてしまいます。カビも同様に、肌に良い影響を与えることはありません。雑菌もカビも自然に存在しているものですので、完全に殲滅することはできませんが、少しでも減らして、肌への影響をなくしていきたいですね。忙しくても、少しでも工夫して、おうちの綺麗をキープして、美肌もキープしていきましょう。雑菌の温床「ほこり」と「カビ」をなんとかしたい!雑菌の温床になりがちなほこりとカビを何とかして、肌荒れの原因を解消したい!!でも、忙しくて毎日おうちをピカピカに磨き上げることは無理!!それでも、少しでもおうちを綺麗にするために、ちょっとの工夫をしてみましょう。ほこり編雑菌の温床となりやすいのがほこり。ほこりは衣服の繊維や紙の一部、いろんなものの細かな要素が集まってできています。いつの間にか増えていて、積もり積もっている、なんだか不思議な存在です。ほこりは毎日掃除しない限り、どんどんと溜まっていきますので、完全になくすのは相当根気がいります。不可能と感じることもしばしば!!そんなほこりは、毎日ささっと『コロコロ』をかけるか、ほこりが積もりやすい部分を定期的にふき取るようにして、減らしていきましょう。『コロコロ』は思いたったときにさっと使えるように各部屋に常備しておきましょう。また、ストッキングやタイツが破れて使えなくなったときは、すかさずほこりとりに利用しましょう。姿見の上の部分や、ランプシェードの上など、普段見過ごしがちな部分をここぞ!!とばかりにふき取りましょう。カビ編カビが生えやすい場所と言えばお風呂場です。お風呂場にカビが生えていると、無意識のうちに胞子を吸い込んでしまっていたり、肌にカビをつけてしまっていたりと、いいことがないです。お風呂場のカビを退治するには、カビ取りグッズを駆使して掃除する方法も手ですが、そもそもはえにくくしてあげることも大切です。カビは、湿度と温度が高い方が生えやすくなりますので、お風呂を出るときには、お風呂場の温度を下げてあげるとよいでしょう。冷水をシャワーでざっと風呂場内にかけまわすだけで、かなり温度を下げることができます。さらに換気をしっかりとするようにすれば、カビは格段に生えにくくなるでしょう。ほんの少しの工夫で、カビの無いふろ場をキープできるのです。お風呂上がりの習慣に、お風呂を冷水でしめる!!今日から実践してみましょう。カビにはこれ!!という優秀アイテムルック おふろの防カビくん煙剤 フローラルの香り 5gカビによく効くアイテムとして人気なのは、やっぱり「カビキラー」のような塩素系の協力な商品です。ですが、塩素系の商品は、子供がいる家では、使用をためらうこともあるはずです。とくに赤ちゃんがいる場合は、なかなかお風呂場で塩素系の掃除グッズは使えないもの・・・。そんな時におすすめなのが、銀の力でカビを予防する、燻煙アイテムです。「ルック おふろの防カビくん煙剤」は、お風呂場に置いて、煙を炊くだけで、銀イオンの力がカビを生えにくくしてくれます。生えているカビを完全に除去する力はありませんが、お掃除の回数を減らせる、優秀なアイテムです。また、生えてしまったカビは、メラミンスポンジなどでこすり取るようにするとよいでしょう。ほかにも、重曹やクエン酸など、体への影響が少ない、自然な掃除用品を使用して、体に優しいお掃除を実践してみるのもよいでしょう。こまめに片して綺麗をキープ!!ものが多いとどうしてもほこりが増え、掃除もしにくくなります。定期的に無駄なものを捨て、こまめに片して綺麗をキープしましょう。肌がきれいな人はおうちの中も綺麗!!を目指して、毎日地道な努力を積み重ねましょう。美肌も美部屋も一日にしてならず、毎日の地道な努力が結果を出していくのです。※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
2017年10月14日「ニキビや肌荒れがひどい」、「肌が乾燥してガサガサ」、「毛穴が目立つのが気になる」など、肌に何らかの悩みがあるという女性は多いと思います。調子がいいと思っていたら、急にできものができたりすることも。肌に合わない化粧品や睡眠不足、食事、ストレスなど、肌のトラブルにはいろいろな原因が考えられるでしょう。腸の状態も肌に大きな影響を与えます。そこで、今回は腸環境を整えることで美肌へと導く「プチ断食」をご紹介します。美肌に必要なのは腸環境を整えること美しい肌をつくるには、腸環境を整えることが重要です。腸に悪玉菌が増えると代謝が悪くなり、肌にも悪影響が。腸の環境を整えるには、悪玉菌を増やす原因になるお肉や砂糖などを減らす、プチ断食が有効なんです。プチ断食が美肌に効果的なもう1つの理由が酵素です。酵素は食事をすることで消費されますが、プチ断食中は食事量が減ることで酵素があまる状態に。肌の代謝にいつもより多くの酵素が使われるため、美肌へと近づくことができるのです。プチ断食のやり方美肌のためのプチ断食のやり方はとても簡単です。3日間食事を生野菜と果物にするというもの。味付けも添加物がたっぷりと入ったドレッシングやタレは使わず、塩や醤油などを使うようにしましょう。野菜以外でも、善玉菌を増やしてくれる納豆を食べるのはOKです。水分をたっぷりととるのは肌にとってもいいことですが、砂糖や添加物の入った清涼飲料水はNGです。お水やお茶を飲むのがいいでしょう。野菜ジュースも、市販のものは加熱などの加工がされているのであまりよくありません。野菜や果物を絞って、自家製ジュースをつくりましょう。3日間続ける自信がない方は、1日だけでもいいので試してみるのもいいですよ。プラスしたい美肌のための習慣適度な運動運動をすると成長ホルモンが分泌されるため、コラーゲンの生成を促し、肌を美しく導いてくれます。とくに有酸素運動は血行がよくなり新陳代謝も活発になるので美肌にも効果的ですが、やりすぎは禁物です。激しすぎる運動は活性酸素の増加を招き、老化の原因となる場合も。美肌には逆効果とも言えますので、軽いウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で続けらることにしましょう。質のいい睡眠をたっぷりとる美肌になるには、良質な睡眠をしっかりとることも大切です。睡眠中に分泌される成長ホルモンが、ダメージを受けた肌の修復を促してくれるからです。就寝の3時間前からは固形物を食べないようにして、質のいい睡眠をとれるようにしましょう。ストレスをためないストレスは美肌の大敵。ストレスを感じると体内に活性酸素が発生して、肌の老化に影響します。好きなことをしたり、リラックスできる時間を意識的につくるようにして、ストレスをためこまない生活を心がけましょう。美肌を目指すなら、普段から食事に生野菜と果物をとり入れることを意識してみてください。逆にお酒や砂糖、添加物は美肌の大敵なので、とりすぎないように注意が必要です。肌だけでなく、体のためにも、ヘルシーで健康的な食事を心がけるようにしましょう。参考:『肌のきれいな人がやっていること、いないこと』菅原由香子著/あさ出版、『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』宇津木龍一著/青春出版社
2017年09月17日肌荒れの原因は、体質や生活習慣など様々あります。特に、季節の変わり目は肌が荒れやすくなるものですが、秋の肌荒れには要注意です。なぜなら、秋に肌荒れを起こしやすい原因があるからです。秋になってから、なぜか「赤くなる」「かゆくなる」「カサカサする」といった症状が強く出るということはありませんか?これらの肌荒れ症状を改善するためにも、どんな原因があるのかを把握しておきましょう。そこで、秋の肌荒れの原因についてお伝えします。秋に肌荒れが起きる原因はこの3つ!それは、夏に浴びた紫外線乾燥花粉症による肌への影響です。ひとつの原因のみならず、複数の原因が重なることもあります。そうなると、より肌荒れの症状がひどくなってしまいます。まずはあなたが、どの原因に当てはまるかを知っておくことが大切です。原因1:夏に浴びた紫外線による影響秋の肌荒れの原因のひとつは、夏に浴びた紫外線ダメージが表面化することによって起こっています。季節は変わっても、肌が夏の紫外線ダメージを引きずることがあるのです。日焼けした肌は“やけど”とも言える状態です。そのため、紫外線をたくさん浴びた肌は、バリア機能が壊れて肌荒れの原因となってしまいます。夏に紫外線対策や肌のケアが不足していた場合には、秋にも影響を引きずることになります。また、紫外線によって肌の真皮層にあるコラーゲンも損傷してしまうため、シワやたるみなどの老化現象を促進させてしまう原因にもなります。対処法肌がピリピリするという場合は、紫外線による影響かもしれません。日差しの強い夏にはたくさんの紫外線を浴びてしまいます。秋になってから、夏に蓄積された紫外線のダメージが肌荒れとして現れることがあります。紫外線からくる肌荒れをリセットするのには次の方法が効果的です。血行を良くするためには、体を温めることが大切です。身体を内側から温めるように、飲み物は白湯や温かいお茶などを飲むようにしましょう。また、毎日の入浴はシャワーで済ましてしまわず、38~40度の湯船に15~20分程度ゆっくりと浸かるように心がけましょう。原因2:乾燥による影響2つ目の原因は肌の大敵である乾燥です。気温や湿度が高い夏に比べ、秋は皮脂と汗の量が減少します。皮脂と汗の量が減ると乾燥しやすくなるため、外的な刺激に対して敏感な状態になってしまいます。また、肌の表面にある角質層は、異物侵入を防ぐバリア機能や保水機能がありますが、この角質層が乾燥すると、それらの働きが失われて、かゆみが起こりやすくなります。かゆみを感じる神経は角質層の奥にある真皮層にありますが、角質層がダメージを受けていると、かゆみを感じさせる神経線維が角質層まで登ってきてしまうことにより、かゆみが出るというメカニズムです。ちょっとした刺激でもかゆみが出るようになると、我慢できず掻いてしまうかもしれませんが、そうすると、余計に肌が荒れて状態が悪化するという悪循環となってしまいます。角質層を乾燥させずに正常に働くようにケアするのが、秋の肌荒れ対策の鍵といえるのです。対処法乾燥しやすい季節は、肌荒れも多くなります。肌が乾燥すると保湿機能やバリア機能が低下しますので、肌荒れを起こしやすくなります。そのため、秋のスキンケアはとっても大事です。そこで、注目すべきなのがセラミドという成分です。セラミドは、潤いを閉じ込め、外部からの刺激をバリアする働きをしています。肌荒れしやすい状態は、肌のセラミドが減少していることに原因があります。そこでセラミドを補給して、バリア機能を回復させることで、肌荒れの解消に役立つのです。セラミドは保湿力が非常に高いという特徴の他に、肌にも優しい吸収されやすいとメリットが多い注目の成分です。乾燥によって肌荒れが起きている際には、是非セラミドを配合している化粧品を使用していきましょう。原因3:花粉症による影響秋は春についで花粉症に悩まされる方が多い季節ですが、花粉症も肌荒れの原因となり得ます。花粉症というと目や鼻の症状を思い浮かべますが、実は肌の症状も出ることがあるのです。花粉症の反応が出やすいのは、花粉が付着した部分や、多く侵入した部分です。花粉が原因の肌荒れの場合には、露出している顔や首元に肌荒れが起こりやすいのが特徴です。秋になってバリア機能が低下した肌に、花粉の刺激が加わると、更に肌荒れを引き起こしやすくなってしまうのです。そのため、秋は花粉が多く飛んでいる季節というだけでなく、肌のコンディションにとっても、影響を受けやすい季節といえるのです。まだ日中暑いことも多い秋には、露出した服を着ることも多いので、知らずに花粉に触れている可能性があるので注意が必要です。対処法①:入念な保湿秋の肌荒れが花粉症によるアレルギー反応から来ている場合には、花粉症に対する対策が必要です。眼鏡やマスクなどで対処している方も多いと思いますが、肌荒れが気になる場合には、肌に特化した対策が特に有効です。肌の乾燥によって、肌は刺激を感じやすくなります。そうなると、肌が花粉に対して過敏に反応してしまいます。そこで、花粉対策にとっても保湿がとにかく大切です。保湿によって肌のバリア機能を保持することができます。洗顔で花粉をしっかり落とした後には、入念に保湿をするようにしましょう。ここでも、先ほどご紹介をしたセラミドが有効です。対処法②:ワセリンの使用ワセリンは皮膚科でも使用されています。赤ちゃんの肌の保湿にも使われているほどなので、敏感肌の方でも安心してご使用できます。ワセリンを使うことで、花粉が直接肌に触れるのを防ぐことができる効果があります。おススメは、純度が高い「白色ワセリン」です。春の花粉症で肌荒れが起こる場合にも有効なので、試してみてはいかがでしょうか?いかがでしたか?秋は肌トラブルが多く、悩みが出やすい季節です。それを改善するためには、スキンケアが非常に大切です。ちょっとしたことの積み重ねで、肌の状態は大きく変わってくるものです。だから、何もせずに放置しておくのは、もったいないと思いませんか?どれも自宅で実践できるものをまとめました。秋になって肌荒れに悩んでいる方は、せひ実践してみてください!※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
2017年09月10日汗や日焼け止めの残りが気になる夏は、肌荒れやニキビなどの肌トラブルに気を付けたい季節。特にむき出しになったデコルテに出来るニキビは意外と目立ってしまうし、跡が残りやすいので要注意!そこで今回は、デコルテ周りのニキビ対策を徹底的にご紹介します。運動後や会社からの帰宅後はシャワーに直行NYCにある Goldenberg Dermatology(ゴールデンバーグ・皮膚科クリニック)のKristina Goldenberg(クリスティーナ・ゴールドバーグ)先生によると、夏は汗をかいた後いかに早くシャワーで洗い流せるかどうかが、ニキビを予防するカギとなるのだそう。汗が長い間皮膚に残ったままだと、毛穴がふさがれて肌の代謝が乱れ、これがニキビ悪化の原因に。運動の後はゆっくり部屋でくつろぎたくなるけれど、先にシャワーを済ませるのが必須ですね。ホルモンバランスを崩しやすい血糖値を上げる食品を控えるニキビの原因でもある、ホルモンバランスの乱れ。Kristina先生は、血糖値を上げる食べ物を控えることを推奨しています。一般的に、Glycemic Index(グリセミックインデックス=炭水化物を含む食品を食べた後に引き起こされる血糖値の上昇指数)が高いとされる米、小麦、砂糖、朝食用のシリアル、バナナ、スイカなどは控えるのが◎だそう。夏の代名詞であるスイカも、ホルモンバランスを崩しやすい食べ物に入っているのにはちょっぴりショックですが、ここは食べる量をコントロールしたいところ。抗菌作用があって、刺激の弱い石鹸を使用するデコルテはとっても繊細な部分。Kristina先生曰く、「普段使いには、殺菌作用があって刺激の少ないボディーソープが最適」なのだとか。たっぷり泡立てて優しく洗うのがポイントです。その後、オイルフリーのモイスチャーライザーを薄くつければOK!紫外線が気になって、ついつい美白コスメを大量に塗ってしまいがちなデコルテですが、過剰なケアは逆にニキビを悪化させてしまうんですね。潰したりかきむしるのはNG!早期ケアが大切皮膚の弱いデコルテは、ニキビの跡や色素沈着が残りやすい部分でもあります。潰したりかきむしったりは絶対NG!早期ケアが大切なので、早めに皮膚科の先生に相談したり、ニキビ用の薬を塗って対策をとりましょう。髪の毛や服などがデコルテ部分にあたらないように工夫するのも良さそうですね。デコルテが汚いと、どんなにメイクやファッションに気合いを入れてもなんだか魅力が半減してしまいます……。今年の夏はフェイスケアと合わせて、デコルテのケアも忘れずに取り入れたいですね。【参考文献】低GI教室、BYRDIE
2017年08月14日水着や背中の開いた服、背中のニキビが気になっている人はいませんか?顔のケアは行き届いていても、脱いだら背中はブツブツだらけではちょっと残念ですよね。他人の視線を集める背中に自信が持てるように、背中ニキビをつくらない習慣を身に着けてみてはいかがでしょう。背中ニキビをつくってしまう原因は?汗をかいて放置している私たちの皮膚には常駐菌が住んでいるのですが、その中のひとつ、マラセチア菌が繁殖することで背中にニキビができてしまいます。皮脂や湿気を好むため、通気性が悪い服や汗をかいてそのまま放置することで菌が繁殖してしまいます。肌が乾燥している皮脂分泌が活発になり、角栓が毛穴をふさぐことで背中ニキビができてしまいます。皮脂量が増えてしまう食事をしているほか、肌が乾燥するとバリア機能が働いて、皮脂分泌が活発になってしまいます。不規則な生活睡眠不足、アンバランスな食事、ストレスなどで新陳代謝が低下すると、肌の常在菌のバランスが崩れ、背中ニキビをつくってしまう菌が増えてしまうことが。気をつけていてもできやすい人は、不規則な生活が背中ニキビをつくりやすい状態にしてしまっているのかも。つるつる背中をつくる習慣日中は汗拭きシートで背中も拭くちょっと屋外に出るだけでも汗をかく季節。かいた汗はそのままにせず、こまめに汗拭きシートで拭き取りましょう。通気性が悪く、汗を吸わない素材の服を着る時は、吸湿性のあるインナーを1枚着るだけでも背中を濡れたままにしなくて済み、背中ニキビはできにくくなります。体を洗う順番シャンプーを先にし、体を後に洗うことで、背中にシャンプーやコンディショナーのすすぎ残しがつくことを防げます。また、湯船に浸かって毛穴を開かせることで角栓が柔らかくなるため、毛穴詰まりがしにくくなります。入浴後、背中の水滴をしっかり拭き取ってパジャマに着替えましょう。汗がひかない時は、タオルローブなどを着て落ち着いてから着替えるのがおススメです。寝具を清潔にする寝ている間も汗をかき、パジャマや寝具が吸い取っています。毎日同じパジャマを着て寝ていると、パジャマに汗や皮脂がつき、清潔に洗った背中にまたついてしまうことに。肌が触れる寝具は清潔に保つように心掛けましょう。背中も保湿する背中ニキビ専用のアイテムもあります。殺菌・保湿効果があり、すでにできてしまっているニキビはもちろん、予防としても使えます。また、顔用の化粧水をコットンに含ませて優しくケアしたり、100均のスプレーボトルに移し替えたりするのもお手入れしやすくておススメです。毛穴詰まりが気になる人は、週に1~2回、角質を柔らかくするために拭き取り化粧水を使うのも◎ですよ。刺激を与えない背中ニキビがすでに出来ている人は、髪の先端が背中ニキビを刺激しないように、アップスタイルにするのがおススメです。ちょっとした刺激で炎症がひどくなったり、髪につけた整髪剤が悪化させたりしてしまうことも。なるべく刺激を与えないように、ロングヘアの人は気をつけて。自分よりも他人に見られる機会が多い背中。背中ニキビができにくい習慣を身につけて、つるつる背中を手に入れましょう。
2017年07月18日ある程度の年齢になると、「ニキビができそうな気がする」そんな予兆をなんとなく察することができるようになるもの。「できそう」と思ったときの対処を間違えなければ、悪化する前に収束させることも可能です。※あくまで美容目線での対処法ですので、正しい処置は専門医の意見を参考にしてください。ニキビは早期発見・対応した方が良いことだらけニキビは、昨日の今日で急に巨大で真っ赤なデキモノが現れるのではなく、そこまでたどりつく前に、なんらかの予兆があるはずです。赤く腫れた大きなニキビになってしまうと、とにかく痛いし目立つ。しかもメイクで隠すのも大変だし、なかなか治らないし、ニキビ自体が治ってもシミのような跡になってしまうことも・・・。巨大な赤いふくらみや白い芯を早く消したい一心で焦ってつぶせば、それこそクレーター状の跡に。こんな不快感を長引かせないためには、ニキビができないことがもちろん一番良いけれど、その次に、できてしまったら悪化する前に沈静させるのがベストです。そのためには、早期発見のヒントとニキビを落ち着かせるために対応を知っておくと便利です。「ニキビができそう…」な時の感覚「ニキビができる気がする。」そんな感覚をいつの間にやら自然と習得している人もいれば、そうでもない人もいますよね。そこでまずは、ニキビができるかもしれない予兆の代表例を教えます。それは①ちょっと皮膚が盛り上がっている。②見た目には変化がないが痛みがある。③毛穴が盛り上がり気味・一箇所だけやたら黒くなっている④ニキビくらいのサイズで皮膚がカタイところがある。などです。「大人のニキビはストレスでできる」とも良く言いますが、それはメンタルにおける原因。肌の上で起きている現象としては、乾燥によるターンオーバーの乱れで起こる毛穴のつまりが原因であることが多いとされています。ですから、これを意識した上で、早目に対処をすれば、悪化を防ぐことができます。「ニキビができそう」と感じたら気をつける・やること①洗顔は、”しすぎず”適度でOK「ニキビの原因は皮脂だから、しっかり洗顔して脂を除去しないと!!」と思って朝晩丁寧に時間をかけて、洗顔フォームを用いての洗顔をしてしまうかもしれませんが、皮脂分泌が原因でニキビができるのは思春期の若者の話です。乾燥が原因の大人たちには洗いすぎは逆効果。適度にメイクや汚れを落としてあげる程度でかまいません。しっかり石鹸を泡立てて、優しく洗顔を行ってください。肌のコンディションによっては、朝の洗顔は洗顔料を使用せず、ぬるま湯のみでも良いくらいです。②乾かすのではなく”保湿”!!フェイスオイルもおすすめニキビができると、つい乾かしたくなるのも若いときのくせが抜けていない証です。洗顔後は、しっかりと保湿をしてあげるのが、初期段階でニキビを沈静させる近道です。お風呂上がり、通常のスキンケアにプラスして、ニキビができそうと感じる場所に、フェイスオイルをピンポイントで塗布してあげるのもおすすめです。すると翌朝、なんとなく肌の調子が落ち着いている場合もあります。③寝るときは”仰向け”で。寝具に触れさせない肌の調子を悪化させないためには、睡眠時間の過ごし方もとても大切です。1日の約3分の1程を費やしている睡眠中ですもの。いくら起きているときに試行錯誤したところで、この時間を無駄にしていては意味がないのは想像がつきますよね?寝るときは、なるべく仰向けを意識し、枕やシーツ・かけ布団などがニキビに触れないよう心がけましょう。敏感になっているところに刺激を与えると、事態を悪化させてしまう可能性があります。ちなみに、肌が荒れているときに限らず仰向けで眠る方が、顔のシワや歪みを考えると良いです。肌に触れることを考えると寝具はコットンやシルクなど、天然素材を選ぶのも自分のためになりますよ。 「一生ニキビと無縁」は、難しい!!だからこそ対応を知っておこう!ニキビが全くできないお肌になれたらそれが一番良いけれど、残念ながらそれは難しいですよね。頻度は個人差があるものの、誰にでも起こるのが肌トラブルですもの。ですから、できてしまったあとの対応を知っておくことがなによりも大切です。ニキビは、初期にケアすればそれだけ短時間で治る確率が上がるし、跡になってしまう心配も減ります。一方、悪化してからのケアでは、目立つ状態が長引き、痛みが出たり、さらに跡になってしまったりする危険もあります。なるべくニキビができにくいような健康的で規則正しい生活を心がけ、それでも「ん?これはニキビができそうだな。」と感じたならば、適切な対処を行って、悪化する前に治す努力をしましょう。そして、赤く膨れるほどになるまでもしも気が付かなかった場合は、一般皮膚科を受診するという選択肢も頭に入れてくださいね。
2017年06月30日大人のニキビは、思春期にできるものとは全くの別物。放っておいても、思春期向けの薬を塗っても治りません。しかも、若いときのようにメイクをやめで刺激を減らすこともできないし・・・。全然治らないしむしろ悪化?!そんなときの応急処置の方法は?!大人に「ニキビ」ができるときの特徴大人ニキビって、思春期のニキビみたいに小さなニキビがたくさんできるのではなく、頬や鼻・顎などに1個、2個などと少量ではあるものの巨大なサイズのものがどーんと目立つようにできてしまうもの。格好悪いし、はずかしいしで気分も下がって最悪ですよね。早く治すためにもなるべくメイクはしたくないけれど、大人はすっぴんで仕事に行くわけにはいきませんし、大事なデートやお友達とのお出かけではコンシーラーなどで隠したい。となると、ただでさえ代謝が落ちているから昔よりスムーズに治るわけでもないので、どんどん悪化をしていく一方。さらに、昔の要領で潰してしまうとシミのような跡になってしまうことも・・・。大人ニキビの主な原因は乾燥と言われています。乾燥により肌のターンオーバーがうまくできず、毛穴を角質がふさいでしまうことでできる場合が多いのだとか。また、ストレスや生活リズムの乱れ、生理周期などによるホルモンバランスの変化も原因と考えられています。大人ニキビの応急処置方法とにかく「保湿」をするニキビができると、「皮脂だ」と思って乾かしたい気持ちになりますが、それは思春期の皮脂分泌が過剰だったころの話です。今、皮脂がたとえたくさんでているとしても、原因はおそらくインナードライでしょう。また「角質のつまりが原因か!!」とピーリングをしたくなってしまうかもしれませんが、それはニキビができにくくなるように予防する対策であり、できてしまったニキビには刺激すぎることも。大人のニキビは何度もしつこく洗顔をしたり、角質をオフしたりするよりも、とにかく保湿をしてあげることが大切です。日中の刺激や乾燥から守るなら”ニキビパッチ”が便利トニーモリー トニーラボ AC コントロ―ル スポットパッチ (5枚) 海外直送品並行輸入品乾燥しがちな気候ながらも美肌の女性が多いことで知られる韓国では、コンビニエンスストアで売られているほどメジャーなのが”ニキビパッチ”。ニキビができてしまった上から貼る、半透明のシールです。商品により、ニキビを改善する成分が含まれているものといないものがあるなど効能は違いますが、いずれにせよ、ニキビの部分を保湿することができ、しかも誤って手や髪で触れてしまうなどの刺激から守ることの可能です。肌に馴染む色ですが、貼っていることを知られたくない場合はマスクなどで隠せばナチュラルです。大人ニキビに向けた薬を選ぶ【第2類医薬品】ペアアクネクリームW 24g ※セルフメディケーション税制対象商品市販で売られているニキビ薬には、思春期ニキビではなく大人ニキビに向けて作られたものも多く存在しています。大人の肌に向けてつくられているため、思春期ニキビに向けた治療薬よりは効果が期待できるでしょう。とは言え、ケガが治りにくくなったのと同じようにニキビもそんなに簡単は治らないのは大人です。根気強く、肌を清潔に保つ・規則正しい生活や食事を心がける等に気を配りながら、薬を塗ってあげる必要があります。一般皮膚科で「飲み薬」を処方してもらうのも手「ニキビくらいで病院に行くのは…」と軽く考えていると、ニキビの赤みが引くのに1ヶ月、そしてシミのような跡が消えるのに3ヶ月~半年以上かかってしまうことがあります。場合によっては消えないシミになってしまうかも?!炎症のある巨大なニキビができた際には、一般皮膚科にで診療をしてもらうのも一つです。皮膚科で飲み薬を処方してもらってきちんと定められた回数飲むと、治りが早くなります。なお、小さなニキビは軽くできるくらいで飲んでいるといざ巨大なニキビができたときの効き目が下がってしまうこともあるため、あくまで緊急時用ととらえてください。カバーする際は”肌に優しい”コンシーラーでナチュラグラッセ コンシーラー キャラメル 01本来、ニキビはできてしまった場合はなるべくその部分だけはメイクをしないでもらうたいところですが、どうしても隠したい日は誰にでもあります。デートや結婚式などのお呼ばれ、女子会など、ニキビが目立っている状態では参加したくない用事もありますよね?!そんなときは、なるべく肌に優しい成分のコンシーラーを使用するようにしましょう。赤みが目立つ場合にはグリーン、茶色くシミっぽくなっている場合にはイエローを使うとカバーしやすくなります。25歳以上の「大人ニキビ」は慌てず騒がず応急処置ニキビができてしまう回数は大人になるにつれて減るけれど、できるときはどどん!!とハイダメージに巨大なものができてしまうのが嫌なところ。できてしまう前に予防ができたら良いけれど、そういうわけにいかないときもたくさんありますよね。そんなときは、慌てて触り悪化をさせてしまわないようにし、落ち着いてこれらの処置をしてみてください。初期段階であれば、しっかり保湿をしてあげることで悪化前に沈静させることも可能です。
2017年06月17日ニキビなしのツルツルお肌で、この時期を乗り切る!初夏はさわやかなイメージがあり、とても過ごしやすい時期ですが、同時に季節の変わり目でもあり、気温の変化が大きい時期でもあります。特に近頃は、夏日になったりと、着る物の調整も難しいですよね。お肌への影響としては、汗や皮脂のバランスが悪くなり、ニキビができやすいということ。予防法や注意点を把握してクリアし、すっきり吹き出物のないツルツルお肌で夏を乗り切りましょう。【ニキビのタイプと原因】●思春期ニキビ10代の思春期は、成長期において男性ホルモンの分泌が一時的に増えることで、皮脂が過剰に分泌されます。この時に皮脂で毛穴を詰まらせると、皮脂を栄養にするアクネ菌が大量に繁殖し、ニキビの原因となってしまいます。●大人ニキビ思春期を過ぎて大人になってからできるニキビです。不規則な食生活や睡眠不足、ストレスなどが原因で皮脂の量が増え、毛穴を詰まらせることによってできます。原因が一つに絞れないのが特徴です。女性の場合は、生理前のホルモンの変化によりニキビができやすくなることもあります。ニキビができないように。予防する方法3つニキビを予防するためには、以下の3点に注意することが大切です。【ニキビの予防法】●余分な皮脂は洗い流すこと。でも洗いすぎはダメ!特に春から夏に以降していくこの時期は、気温がどんどん上がり、それに伴って皮脂や汗の量も増えます。べたつき感があり、皮脂や汗が多いと思われるときは放っておかず、洗顔を忘れないことが大切。ただし皮脂や汗には保湿や殺菌、保護の役目もあるので、洗いすぎてしまわないよう、洗顔は多くても1日2回までに。●ターンオーバーのサイクルを正常に!ニキビ予防には、毛穴に角栓や皮脂を詰まらせないということが一番のポイント。角栓は毛穴の中に残った古い角質と皮脂が混ざり合って半固形状に固まったものですが、お肌のターンオーバーが正常であれば、角栓は自然と取れてなくなるものです。●しっかり睡眠を取る!“しっかり睡眠を取ることは美肌につながる”ことは、もう常識です。充分な睡眠時間を確保することで、ターンオーバーの正常化にもつながります。ニキビができてしまった。そんなときの注意点どんなに予防してても、気付いたらできてしまっていることも……。それ以上、悪化させないために気を付けるべきポイントはこちらです。【ニキビが出来てしまったときの注意点】●できてしまったニキビはつぶさない、触らない炎症を起こしたニキビをつぶすと雑菌が入り、化膿する可能性があります。つぶさないことはもちろんですが、極力触らないようにしましょう。●ニキビのできたところに髪が触らないようにする髪がニキビに当たると刺激になり、悪化する原因になります。~My検証結果・必須ワザ~【お肌には生き方・意識の在り方が出る】といっても過言ではありません。知識を智恵として生かしているか、日々を丁寧に積み重ねているか。丁寧に積み重ねていこうという意識があると、自然と良い生活習慣を取り入れます。全てがお肌の下にある土台に影響し、土台の質がお肌に現れる、そのように感じています。エステティシャン/榎原 由子(MoreRavi~モアラヴィ~)
2017年05月23日頭皮は、皮脂の分泌が多く、ニキビができやすい場所でもあります。頭皮ニキビの原因や予防法などについて見てみましょう。頭皮ニキビとは頭皮ニキビとは、頭皮にできるニキビのことです。頭皮ニキビは、顔や体にできるニキビと違って、普段は髪で隠れているので目立ちにくいため、気づかないうちに悪化させてしまいやすいという特徴もあります。シャンプーをするときに、頭皮にかゆみや痛みなど違和感があると思ったらニキビが炎症を起こしていたというケースも珍しくありません。頭皮ニキビの原因頭皮ニキビの原因にはさまざまなものがあります。シャンプーなどのすすぎ残し洗髪時、シャンプーやコンディショナーなどをきれいに洗い流せず、すすぎ残している方が多いといわれています。しっかり洗い流したつもりでも、耳の後ろ髪の生え際後頭部などの洗いにくい部分をきちんと洗えていない場合があります。シャンプーやコンディショナー、整髪料などには界面活性剤や油分が多く含まれており、これらが頭皮に残ってしまうと毛穴がつまってニキビの原因になってしまう場合があります。また、シャンプーやコンディショナーなどの成分が、頭皮のかぶれなどを引き起こし、ニキビのような発疹ができてしまうケースもあります。洗浄成分が肌に合わない場合もあるので注意が必要です。寝具の衛生状態シーツや枕カバーを長期間洗っていないと、肌から分泌された皮脂汚れが付着して雑菌が繁殖してしまうことがあります。せっかく頭皮をきちんと洗うことができても、寝具から皮脂汚れや雑菌が付着し、頭皮ニキビの原因となってしまう可能性が考えられます。脂漏性湿疹ニキビに見えていた吹き出物が、実は別の皮膚疾患による発疹である場合があるといわれています。ニキビによく似た湿疹ができる皮膚疾患に脂漏性湿疹があります。脂漏性湿疹でできる湿疹はニキビとそっくりですが、ニキビの原因菌はアクネ菌であるのに対し、脂漏性湿疹はマラセチア菌というカビの一種によって発生します。そのため、脂漏性湿疹の治療を行う場合は、ニキビ治療とはまったく別の薬を使う必要があります。頭皮ニキビと顔ニキビの違い頭皮ニキビと顔ニキビは根本的には同じものです。どちらも毛穴がなんらかの原因でつまり、毛穴の中でアクネ菌が増殖して炎症が起こることによって起こります。頭皮と顔の皮脂を比較すると、頭皮のほうが多くなりやすいといわれており、頭皮はニキビができやすい部位であるとも考えられています。頭皮ニキビの対処法頭皮にできたニキビへの対処法について解説します。皮膚科で治療を受ける頭皮ニキビが炎症を起こしてしまい、痛みが生じてしまっている場合は皮膚科などの医療機関で治療を受けるのもひとつの方法です。頭皮ニキビの治療では、外用薬や内用薬での治療で炎症を抑え、症状の改善を目指します。刺激を与えない頭皮ニキビができると気になってしまい、つい触ったり潰したりしてしまいたくなりますが、手で触ったり潰したりすると手の雑菌が頭皮ニキビに付着することで炎症がひどくなってしまう場合もあります。むやみに触らないようにしましょう。頭皮ニキビの予防頭皮ニキビは、生活習慣などを改善することで、ある程度防ぐことが可能です。頭皮ニキビの予防法について解説します。生活習慣の改善生活習慣は、頭皮を含む肌の健康に大きな影響を及ぼします。食生活食生活の乱れは、ニキビの原因となるとされています。脂っこい物ばかり食べていると皮脂の分泌量が増加し、ベタつきや毛穴のつまりの原因になります。頭皮ニキビが気になるときは、揚げ物などの脂っこいものは控えるようにしましょう。 また、野菜不足が続くと肌の健康を維持するために必要なビタミンやミネラルが不足し、ニキビや乾燥の原因になる場合もあります。緑黄色野菜などを中心に、海藻などもバランスよく食べるようにしましょう。 肉や魚、卵に含まれるタンパク質は肌や髪の材料になる栄養素です。タンパク質が不足すると新しい皮膚が生成できず、肌のターンオーバーのサイクルが乱れてしまうおそれがあります。ターンオーバーが滞ると古い角質が肌に残りやすくなるため、毛穴のつまりを引き起こしてニキビの原因となるといわれています。睡眠睡眠不足は、男性ホルモンの分泌を促進させます。男性ホルモンの分泌量が増えると皮脂の分泌量が増え、毛穴がつまりやすくなってニキビができる原因となるとされています。睡眠時間をしっかりと確保し、ホルモンバランスの乱れを防ぎましょう。頭皮を清潔に保つシャンプーやコンディショナーなどを使ったら、しっかりと洗い流してすすぎ残しがないようにしましょう。また、頭皮に触れる枕カバーやシーツ類はこまめに洗い、雑菌が繁殖しないように気をつけることも大切です。紫外線対策をする紫外線による刺激がニキビの原因となるケースもあります。帽子などで頭皮を直射日光にさらさないようにするなど、紫外線対策を行いましょう。監修:スキンケア大学参画ドクター
2017年05月05日