3人の子供を育てている、桜口アサミ(@asami81)さんは2021年4月6日に、Twitterを更新。公開された写真に、多くの人がクスッとさせられました。小学校の始業式があった日の夜、息子さんから1枚のプリントを渡されたといいます。そこに書かれていたのは…。今日寝る前に長男から渡された pic.twitter.com/qITTHYdmff — 桜口アサミ (@asami81) April 6, 2021 『春休み健康観察カード』「出すタイミング…!」と思わずツッコミたくなる1枚。すでに春休みが終わってしまってから渡されても、お母さんは困ってしまいますね。ちなみに、息子さんは書かれている内容を読んでいなかったようで、笑顔で渡してきたとか。投稿を見た人たちからは、同様の経験談などが寄せられました。・どこの家庭も同じで、ちょっと安心。我が家も当日に出してくることが多々あります。・うちも似たようなことがあり、怒りで動悸が…。学校から帰ってきたら雷を落とします。・『子供あるある』に笑いました。時すでに遅しですね。春休み中は何事もなく元気に過ごしていたという、息子さん。プリントは忘れてしまいましたが、先生には久々に登校した息子さんが健康だと、十分伝わったでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年04月09日2021年3月26日より、文部科学省が開始した『#教師のバトン』プロジェクト。主に現役教師が、学校現場での工夫や教育活動などをハッシュタグ付きで発信し、仕事の魅力を学生や社会人の人たちに周知させ、教師不足を解消する狙いがあります。しかし、SNSのアカウントさえ持っていれば、学校長などの許諾なしで参加できるプロジェクトとあって、現役教師からは仕事に対する不満の声が相次いで投稿されているのです。実際に『#教師のバトン』で検索をすると、「プライベートや休憩の時間がうまく確保できない」「同僚が過労で倒れた」など、現役教師の悲痛な叫びが多数見受けられました。加藤浩次「本当の意見だと思う」同月30日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、文部科学省の取り組みを特集。「『#教師のバトン』を始めた結果、ネガティブな意見が可視化された」という報道に対し、MCの加藤浩次さんは次のように発言しました。僕ね、ネガティブな意見っていうと、このハッシュタグに対してネガティブなだけであって、現場の事実だと思うんですよ。現場の事実っていうのは、ネガティブな意見なんだろうか。僕はこれ、本当の意見だと思う。その本当の意見をいろいろぶつけて現場もよくして、よくなった現場に入りたい、教師になりたいっていう人が結果的に増えると思うんですけど…。スッキリーより引用現役教師からの不満はネガティブな意見ではなく、現場の事実だという、加藤さん。「意見をちゃんとぶつけて見直して、教師の現場が変わるということを見せられれば一番いいと思う」と、意見を述べました。加藤さんの発言に、ネット上から共感の意見が相次いでいます。・現状を訴えただけでネガティブ扱いはおかしいですよね。加藤さん、ありがとう。・その通り。教師は日本の未来をつくる、大切で楽しい仕事。だから環境が変わってほしい。・「現場の事実」っていいきってくれて嬉しかった。これを不満やネガティブな意見で終わらせてはいけないですよね。教師の実情が浮き彫りになった、今回の取り組み。加藤さんのいうように不平不満や炎上では終わらせず、教師が働きやすい環境を作り上げていくのが理想だといえます。[文・構成/grape編集部]
2021年03月31日子供の頃、ほぼ毎日食べていたからこそ、大人になってから無性に懐かしさにかられる学校給食。際立っておいしいメニューがあったわけではなくても、なぜか学校給食には心惹かれる魅力があります。そんな学校給食への愛を感じる、再現メニューがネット上で話題に。本物といってもいいほどの再現率で、学校給食を自宅で作ったのが、過集中(@nanachi_Uo_oU)さんの母親です。写真をTwitter上で公開したところ、あまりの再現度に驚きの声が寄せられました…!ママが家で給食作ってくれたんだけどガチすぎてすき pic.twitter.com/JXkjZmo9aK — 過集中 (@nanachi_Uo_oU) March 28, 2021 きな粉がまぶされた揚げパンにホワイトシチュー、さらにはデザート用にとっておきたくなるヨーグルトなど、懐かしの学校給食メニューが勢ぞろい!見覚えのあるアルミバットの食器セットに盛られており、細かい箇所までこだわりぬかれています。もしや、子供時代にタイムスリップしてしまったのだろうか…。一瞬、そう勘違いしてしまいそうになる、学校給食の再現に、絶賛の声が寄せられました。・スプーンまで!?穴に通されている大量のスプーンを、一人ひとりの席に配ってた…懐かしい。・ママさん最高です!揚げパンもヨーグルトも全部おいしそうだし、再現度が高い!・すごい、いいお母さんですね。作るのも楽しそうだし過去を懐かしむのもいいですね。投稿者さんの母親のこだわりがつまった学校給食の再現メニュー。1枚の写真に子供時代を思い出し、懐かしさで胸がいっぱいになった人は多いようです。[文・構成/grape編集部]
2021年03月29日神奈川県川崎市内の小学校の一部で、体操着の下に肌着を着用することを禁止する指導が行われていることが、波紋を呼んでいます。2021年3月15日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、この問題について特集。お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんのコメントが反響を呼びました。『体育で肌着着用禁止』の理由は?番組によると、同月9日、川崎市議会で山田瑛理市議が保護者から小学校での肌着着用禁止について相談を受け、教育委員会に現状を尋ねたとのこと。川崎市の担当者は質問に対し「運動後の汗によって身体を冷やさないなど児童の健康面や衛生管理面の配慮から、主に低学年の児童に対し、体操着の下に肌着を着用しないよう指導している学校が一部あると確認した」と回答したそうです。※写真はイメージこの『肌着着用禁止』のルールは、川崎市内に限らず、ほかの地域でも存在しています。番組では、肌着禁止のルールがあった学校に娘を通わせていた保護者に取材。その母親は、高学年の児童が運動会で胸が透けていたことが気になり、学校に肌着を禁止する必要性について問い合わせたところ「皮膚の鍛錬のため」と説明されたといいます。母親がこのルールについて抗議すると、担任の男性教諭が児童を個別に確認し、胸の成長を確認できた場合のみ、肌着の着用を特別に認めるということになったそうです。しかし、これでは子供の気持ちを無視しているようなもの。そこで母親は再度学校側に抗議し、ようやく肌着着用が全面的に認められるようになったと話します。また、実際に川崎市内の小学校に通う女子児童からは、「肌着が着れないので、体育の授業で胸が出ていないか、恥ずかしかった」という声が上がっていました。近藤春菜肌着禁止に「意味が分からない」小学校の高学年に差しかかると、思春期を迎える子供も多く、身体にさまざまな変化が生じる『二次性徴』があらわれます。女子は身体つきが全体的に丸みを帯び、乳房が発達するため、中にはブラジャーなどの下着が必要になってくる児童もいるでしょう。肌着を着れないと、下着が透けて嫌な気持ちになってしまうかもしれません。近藤春菜さんは、こうした学校のルールについて「意味が分からない。子供の成長はそれぞれだから、肌着を着たい着たくないは、子供が選ぶべきだ」と一刀両断。一律に禁止する対応について苦言を呈しています。成長に関しては自分が恥ずかしくなくいえる環境を大人が作ってあげることが大事だと思いますし、汗をかいて風邪を引いてしまうかもしれないからっていうのなら、取り換える分を体操着と一緒に持ってくる、それができない子は保健室で貸してあげるようなところをつくる、そういう風な子供が過ごしやすい対応をしてあげることがまず大事。いきなり「一律だめです」というのは個々を尊重していないなと思います。スッキリーより引用ネット上では、肌着禁止についての批判や春菜さんに共感する声などが相次ぎました。・春菜さんに共感。意味不明なルール。胸がこすれて逆に衛生面にもよくないのでは…。・二次性徴がある場合だけ許可とか謎。肌着を着るかどうかは、そもそも学校が関与する問題じゃない。・私が小学生の時もありました。みんなが我慢してるから我慢したけど、本当に恥ずかしかったです。・春菜さんのいう通り。子供が過ごしやすい環境を、大人が配慮して作るべきだと思う。学校のルールは本来、子供の成長をサポートするためにあるべきもの。肌着の禁止により、体育の時間が苦痛になってしまうのであれば、本末転倒でしょう。声を上げられない子供の気持ちを置いてきぼりにしないよう、現状のルールが本当に必要なものなのか議論することが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月15日アメリカ・インディアナ州の学校で起きた出来事が反響を呼んでいます。インディナポリスにある『ストーニーブルック・インターミディエート・アンド・ミドルスクール』に通うアンソニー・ムーアくんは、授業中に帽子を脱ぐようにと、先生に注意されました。しかし、彼はなぜか頑なに帽子を脱ぐことを拒否したのです。アメリカの学校では生徒が問題行動を起こした場合、校長先生が直接指導をすることがあります。困った先生はアンソニーくんを校長室に送ることにしました。校長が帽子を脱ぎたくない生徒の髪を?校長室にやってきたアンソニーくん。ジェイソン・スミス校長は、校則に従わない彼に罰を与えることができます。ところがスミス校長はアンソニーくんの親に連絡をする前に、彼になぜ帽子を脱ぎたくないのかを尋ねたのです。海外メディア『CNN』によると、アンソニーくんは最近、散髪をしてもらったのですが、新しい髪型が気に入らなかったのだそう。彼はクラスメートに自分の髪型を笑われるのではないかと心配していたのです。それを知ったスミス校長は、アンソニーくんにこういいました。私はきみくらいの年齢の時から自分で髪を切っていたんだよ。もし私が家からバリカンを持ってきて、きみの髪を整えてあげたら、帽子を脱いで授業に戻ってくれるかい?Lewis Speaks Sr.ーより引用(和訳)スミス校長が自分が散髪をした息子の写真などを見せると、アンソニーくんはためらいながらも「分かりました」と答えたのだそう。校長は早速、車を飛ばして自宅にバリカンを取りに行きました。そしてアンソニーくんの両親に電話で了承を得た上で、彼の髪を整えてあげたのです。Posted by Lewis Speaks Sr. on Thursday, February 18, 2021Posted by Lewis Speaks Sr. on Thursday, February 18, 2021気に入ったヘアスタイルにしてもらったアンソニーくんはスミス校長にお礼をいって、自分がとった態度について謝りました。それから教室に戻っていったといいます。その様子を見ていた、この学校に駐在する警察官のルイス・スピークスさんが写真をFacebookに投稿。すると5万4千件を超える『いいね』が集まり、スミス校長の対応に称賛の声が上がったのです。・あなたは素晴らしい指導者だ。この子の話を聞いてくれてありがとう。・リーダーシップと思いやりのお手本だね。・この少年はあなたのことを決して忘れないだろう。校長先生にとってはアンソニーくんの保護者を呼び出して、彼を家に帰らせるほうがよほど簡単だったはず。しかし、スミス校長は時間をかけてアンソニーくんの話をじっくりと聞き、彼が授業に戻れるように最善を尽くしました。アンソニーくんのことが気になったスミス校長はその日1日、彼の様子を見ていたのだとか。すると彼はもう帽子をかぶっていなかったそうです。反抗的な態度をとった生徒を頭ごなしに叱るのではなく、なぜそうしたのかを理解しようとしたスミス校長。きっとこの出来事は、アンソニーくんの心にずっと残ることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年03月10日海外に行くと、自分の中にはない価値観や考え方に触れることができて面白いですよね。その反面、文化が違うからこそ、「何が危険なのか」を自分の知識や経験からは判断できないこともあるため、少しでも「あやしい」と感じたら、警戒しなければなりません。念仏を唱える、あやしい車が徘徊して…?Kyo Kai(@kai_chiawei)さんがTwitterに投稿した漫画をご紹介します。台湾から日本へやってきたKyoさん。来日して1か月ほど経った頃、「念仏のような音楽を流しながら徘徊する、あやしいトラックがいる」と気が付いたそうです。ショック pic.twitter.com/qCPdFwpPjN — Kyo Kai (@kai_chiawei) February 27, 2021 あやしい音楽を流しながら、公園の横に停車するトラック…その正体は、焼き芋販売の車だったのです!「いーしやーきいもー」というメロディーは、日本に住む人にとってはなじみ深い音楽。しかし、まだ日本語を勉強中だったKyoさんたちにとっては、あやしい呪文のように聞こえていたのでした。焼き芋販売の車をずっと警戒していたKyoさんは、その1年後、正体を知ってショックを受けたといいます。読者からはさまざまな声が寄せられました。・そっか!あの曲の歌詞が聞き取れないと、怖いかもね!日本人にとっては「宗教なのでは」という発想が、逆に新鮮。文化の違いって面白いな。・そりゃあ、知らなかったらちょっと怖いよね。でも、おいしいから食べてみて!・一部の海外の人にとっては、お祈りの歌に聞こえるらしい。「焼き芋販売の歌をけいけんな気持ちで聞いていた」という話を聞いたことがあります。・最近は、焼き芋を車で販売する業者も少なくなったから、小さい子供たちも知らないかもね!文化の違いの奥深さや、面白さに、改めて気付かされますね![文・構成/grape編集部]
2021年03月02日2021年2月現在、『あだ名禁止』というルールが、全国の小学校で広がりつつあるといいます。これはいじめを防止するという観点で実施されているもので、一部の小学校では校則で禁止にされていたり、名前に『さん』付けを求められたりしているそうです。『あだ名禁止』ルールに武井壮が…?同月26日、タレントの武井壮さんがTwitterを更新。あだ名を禁止するルールについて、次のようにつづっています。あだ名禁止色んなことあって社会性を学ぶんじゃないのかなあ?オレは子供の頃から鍛えて身体強かったからあまりいじめられたり弱い立場になった事ないから嫌な気持ちの人のこと分かんないと思う『強い子は弱い子や仲間に入りにくい子を守りなさい』って全員で毎日話せたらいいと思うんだけどなあ— 武井壮 (@sosotakei) February 26, 2021 現場はそんな簡単じゃないからあだ名被害を受けてる子のために禁止するのもひとつなんだろうね教育、家庭や学校でもっと根本的に素敵な思いやりある人を育てられる形ってどんなのが理想なんだろうなあむずかしい— 武井壮 (@sosotakei) February 26, 2021 子供の頃から身体を鍛えていたこともあり、いじめられた経験がないという武井さん。「『強い子は弱い子や仲間に入りにくい子を守りなさい』と全体に伝えていけたらいいのでは」と持論を述べつつも、教育現場の大変さに理解を示していました。武井さんは、あだ名禁止のルールに疑問を抱くのと同時に、「『いじめ』という問題自体を、どのように解決するのが理想か」について頭を悩ませたようです。武井さんのツイートには、さまざまなコメントが寄せられています。・人権を侵害するようなあだ名もあるので、難しいですよね。私は学生の頃、禁止にしてくれたほうがよかったなと思います。・僕は少しいじめに遭っていましたが、不快でなければあだ名はよいものだと思う。禁止にしても、ギスギスが増える気がするなあ。・その通り。根本的な問題を解決することが大事。なくすべきは『あだ名』ではなく、『いじめ』ですよね。あだ名禁止のルールは、賛成派、反対派で意見が分かれているようです。しかし、『いじめ』という根本的な問題がなければ、このような議論が生まれなかったのも事実。そして、いじめは学校だけでなく、大人社会でも起こっています。いじめをなくすためにも、一人ひとりが他人を傷付けない言動を心がけることが大切だといえます。[文・構成/grape編集部]
2021年02月28日学校などのコミュニティでは、「あだ名禁止」にして、下の名前や上の名前に「さん」をつけて呼ぶというルールが決められているところもあるようです。パパママ世代が小さかった頃は、友だちとあだ名で呼び合うのは当たり前。そこであだ名禁止ルールについて、パパやママたちはどのように考えているのでしょうか?■半数以上が「どちらともいえない」と回答アンケートでは、あだ名禁止のルールについて、賛成か反対かを聞きました。その結果、「どちらともいえない」と答えた人が55.4%となり、半数以上が中立の意見を持っていることがわかりました。また、「反対」が23.2%、「賛成」が20.3%となり、あだ名への意見は真っ二つに分かれているようです。Q. あだ名禁止、賛成?反対?どちらともいえない 55.4%反対 23.2%賛成 20.3%■どちらともいえないアンケート結果を見ると、全体の55.4%は「どちらともいえない」と回答していて、パパやママたちがあだ名の是非について悩んでいることがうかがえます。なぜ、過半数以上の人たちは「どちらともいえない」と答えたのでしょうか。「友だちとの距離を縮めるのもあだ名だったり、また一方でいじめにつながるのもあだ名だったり、良し悪しだよなぁ」(秋田県 30代女性)「あだ名ってその人物を特定するんですよね。本人が納得したならいいが、意地悪なあだ名もあるから、どちらとも言えないです」(神奈川県 50代女性)「自分にとってイヤなあだ名かそうじゃないかで意見が分かれると思います。一度でも自分や子どもがイヤな思いをしたら、あだ名禁止に納得すると思いますが、そういう思いをしていない人にはわからないですよね」(神奈川県 40代男性)「自分自身、小学生の頃にイヤなあだ名で呼ばれた時期がありました。『やめて』と言っても、『かわいいからいいじゃん』とやめてくれない子もいました。いまだに思い出すと、苦い気持ちになります。一方で、今でも好きなあだ名で呼んでくれる仲の良い友だちは宝物です」(東京都 50代女性)自分自身の幼い頃の体験をとおして、あだ名を禁止にすべきかどうか、「どちらともいえない」と回答している人が多いようです。あだ名にいい思い出も悪い思い出もある場合には、一概に「賛成」「反対」と言いにくい事情があるのかもしれません。筆者自身も小学校中学年のときに、名字から連想したキーワードから、クラスメートに歌を作られたことがありました。その時期は、私の顔を見るたびに歌われて、本当に嫌だったことを覚えています。一方で、中学以降のあだ名は、当時「あまり好きじゃないな」と感じていたけれど、今となっては呼ばれるとその頃に戻れる特別な愛称だと感じられます。■反対!あだ名は許可するべきまた、「あだ名は禁止すべきではない」という反対派の意見は、23.2%でした。「私も嫌な呼び方をされたことがあるけど、だからと言って禁止はやりすぎな気がします。クラスで学活などで話し合うことも大事。先回りばかりでは、考える力が付かなくなりませんか?」(新潟県 40代女性)「中学、高校時代、あだ名で呼ばれることがなかった私は、大学になってあだ名をつけてもらいうれしかったのを今でも覚えています。あだ名で呼んでくれる友だちは特別な存在。だから、あだ名をなくすのは、寂しい気がします」(愛媛県 40代女性)「たしかに、呼ばれて嫌なあだ名もありますが、ほとんどは『コミュニケーションツール』のようなもの。名字や名前だけでは堅苦しく、あだ名の方が親近感があるように思えます」(神奈川県 50代女性)「その時その時の一過性のものだし、大人が過剰に反応し過ぎ。あだ名まで拘束する必要はないでしょう」(神奈川県 40代男性)反対派の人から多く寄せられたのは、「あだ名禁止はやりすぎ」という声です。子ども同士のコミュニケーションツールにもなりうるあだ名の使い方にまで、親が介入すべきではないという意見がみられました。■賛成!あだ名は禁止にするべき一方で、「あだ名禁止に賛成」という意見も、「反対」と同じくらいとなる20.3%でした。「よいあだ名ならいいですが、あだ名って面白おかしいものが多いです。それならいっそ、あだ名は禁止にしたほうがいいです。子どもは学校から逃げることはできないのだから、あだ名禁止は、とてもいい考えだと思います」(福島県 40代女性)「子ども同士で『ちょっとイヤだけど言えない…』っていうのはよくあるので、『嫌がってなければアリ』っていうのは見極めが難しいと思う」(大阪府 30代女性)「昔、あだ名でいじめられたことがあります。小学校3年生から卒業まで。体形や容姿のあだ名はイジメです。周りはからかっているくらいですが、本人は死ぬほど悩みます。あだ名は、やっぱり嫌だな」(神奈川県 40代女性)「賛成かな。嫌なあだ名をつけられた子が『イヤ』だと言える子、言える状況ばかりではないし。広まったものは誰にも収集できないので、元を断つという方法論は理にかなっていると思います」(静岡県 40代女性)「みんな平等に『〇〇さん』と呼び合うのは、他人行儀にも思えますが、相手を自分と同じ立場として、どちらが優位に立つこともなく、仲良くない子でもお互いを尊重しながら交友をするための第一歩にもなるのではないかと思います」(神奈川県 40代女性)「賛成」の意見には、自分自身が「あだ名にいい思い出がない」という理由もみられました。そして、「嫌なあだ名に『嫌だ』と言える子ばかりではない」と、子どもを守りたい気持ちを抱く人たちからの意見も寄せられていました。たしかに、嫌なあだ名で呼ばれ、拒否できなかった場合、日常生活にその呼び方は入り込んできます。そうして、その人の心に深い傷を残してしまうこともあるでしょう。そうした事態を避けるためにも、「あだ名禁止」はある程度の効果があるのではないか?とする考えにも、頷ける面があります。■あだ名問題の解決方法とは?なかなか答えが出せないあだ名禁止の是非ですが、パパママから寄せられたコメントから、解決策を探ってみたいと思います。▼あだ名禁止より大人が子どもに教えることが大切「あだ名で呼ぶことがいけないのではなく、呼び方を含めて『相手が嫌だと感じていることをする』のがいけないと教えなくてはいけないはず。人生経験の多い大人たちが、成長途中の子どもたちに、人とのコミュニケーションの取り方を生活の中で伝えていくべき」(千葉県 40代女性)「先生方が大変かもしれないけど、高学年でも道徳の時間を作ってしっかり指導すればいいんじゃないの? 禁止でもそうじゃなくても、何でそうなるのかを考える時間を作ってあげてほしい」(神奈川県 30代女性)「最初から禁止するより、言われてイヤなあだ名があればすぐに対処するべきだと思う。そのためには大人が子どもをちゃんと見ている必要がありますね」(徳島県 40代女性)「臭いものにふたをするようなことばっかりやるから、かえっておかしなことになるんじゃないかなあ。あだ名がいじめにつながるんじゃなくて、いじめにつながるようなあだ名をつけてからかう人を、ちゃんとした大人がきっちり指導するのが筋じゃないの?」(神奈川県 40代女性)あだ名を禁止にするよりも、「どうしてそれが問題なのか」「コミュニケーションで大切なこと」を子どもたちが考えることが大事といった意見が寄せられました。また、もし学校が「あだ名禁止」とした場合には、、ただ単に「あだ名はダメ」という決定した事実を守らせるのではなく、「なぜダメなのか?」を子どもたち自身に考えさせる時間を取ることが重要だという声もありました。▼子どもたちに持って欲しい力「私は顔に特徴があります。そのために、ひどいあだ名をつけられたこともあります。心では泣きましたが、笑い飛ばしてやりました。そして、自分がどうしてそうなったのか、そして、すごく嫌だということを笑い怒りをしながら、訴えました。結果、一度もいじめられたことはないです。負けない強さをもたなきゃ!」(神奈川県 50代女性)「子どもって、そこまでして守らなきゃいけないのか。ちゃんと大人になって、社会に出たときに困らないように、何でもかんでも守るのはやめようよ。私の子どもには乗り越える力がない子にはなってほしくないな」(神奈川県 30代女性)子どもたちには嫌なあだ名にも負けない強さを持ってほしいという声も見られました。嫌なあだ名を付けられたなら、「相手に訴えかける」、「自分自身が気にしないようにする」といった自力で解決することを求めているようです。▼子どもの「伸びる力」を奪っていないか?「禁止にするのではなく、自主的にこれはダメだと考えられることが大事だと思う」(広島県 40代女性)「いくつになっても同じあだ名で呼び合えるっていいものですよ。 私は、過保護で育った子どもたちが、大人になった時に問題解決能力を持たなくなる方がよっぽど怖いと思います」(福島県 50代男性)「あだ名を禁止する前に、もっと道徳力を高めて良識感を持たせてほしい」(愛知県 40代女性)「あだ名は全然いいと思います。ただ、小さい子は悪意がなく、相手が傷つく言葉を口にします。なのでわが家では、その時に『その言葉、自分が言われてうれしい? どんな気持ちになる?』って話をしています」(大阪府 30代女性)「あだ名は禁止」と決められていれば、どうやって相手のことを呼ぶか悩んだり、「どう呼べばいい?」などと相手とのやりとりをする必要もなくなっていくのかもしれません。一方で、コミュニケーション能力や、自主性、考える力や問題解決能力など、子どもたちが本来なら伸びるはずだった力を奪っているのではないかというコメントで、あだ名問題に一石を投じている人も多くいました。あだ名禁止の是非について考えてきましたが、なかなかはっきりとした答えは出そうにありません。ただ、親にできることについて、気づかせてくれるようなコメントも寄せられていました。「子どもには、『愛称とは、愛をもって呼べるものをつけてね』と、話したことがあります。相手が嫌がるものはそれには値しないと思います」(神奈川県 40代女性)「自分の子どもには、あだ名を付け合うような友だちを作ってほしいな。そして、相手の嫌がるあだ名をつけるような人間になってほしくないな」(茨城県 40代女性)あだ名を禁止にしてもしなくても、子どもたちにとって大切なことは、「相手の嫌がることはしないこと」に尽きるのではないでしょうか。たとえ、あだ名が禁止だとしても、あだ名以外のことで相手の嫌がることをしてしまう可能性もあります。またあだ名で呼び合う関係性だとしても、傷つくこともあるでしょう。ぜひ学校などでもただ一方的に禁止するのではなく、話し合いの場が設けられることを期待したいと思います。そして家庭の中でもできることは多くあるでしょう。「相手の嫌がることはしない」についても子どもの意見や親の考えなどを家庭で話し合うことで、より具体的に実践的に友だちとの付き合いについて子どもが考えられる機会が生まれると思います。またあだ名さえ禁止にすればいじめがなくなる――。これは難しいだろうと思います。だからこそもし学校であだ名が禁止になったとしても子どもの様子などには親が見守る必要があるでしょう。子どもがこれからの人生で他人との関係を築くために、たくさん考えて悩んで失敗して、そうして大きく成長していって欲しいと思います。そんな人間関係を築くうえで重要な「想像力」、つまり相手の立場に立って考えることの重要性をどう教えればいいのか。「あだ名禁止」という問題は親にも投げかけられた問いかけなのかもしれませんね。Q.あだ名禁止、賛成?反対?アンケート回答数: 3567件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2021年02月02日学校内での陰湿ないじめは、子供の心に深い傷を与えます。しかし、自分がいじめられていることを家族に知られるのが恥ずかしく、なかなか相談できない子供も多いようです。いじめが悪化することによって、場合によっては死を意識してしまうことも。いじめにあった僕が、今生きていられる理由にわかはんぞー(@niwakasennpei01)さんは、いじめを受けていた時のエピソードをTwitterへ投稿し、話題になっています。当時投稿者さんは、両親へいじめを受けていることをいえずにいました。するとある日、流血をするほどのケガを負ってしまいます。いじめによって今にも壊れそうな心。投稿者さんは、勇気を振りしぼり「学校、行きたくない…」と母親へ打ち明けました。すると、話を聞いた母親はこんなことをいったそうです。マジで!?じゃあ映画行こうや!!※写真はイメージまさかの返答に、驚く投稿者さん。母親は休む理由を聞くこともなく、映画や外食、買い物へ連れ出します。休日のような楽しい時間を過ごし、「豪遊やん!楽しいな!」と笑顔で話す母親。投稿者さんは、ほんの一瞬でも、学校でのつらい出来事を忘れることができたそうです。投稿者さんはこの出来事を振り返り、「母親の言葉があったから、今自分は生きています。本当にしんどいことからは逃げてもいい。他者を頼ってもいいんだと教えてもらった」といいます。僕がイジメで流血して帰った次の日「学校行きたくない…」って母に勇気を出して言ったら「マジで?!じゃあ映画行こうや!!」って映画行ってマック食べて沢山本とか買いものして「豪遊やん!楽しいな!」って言ってくれたから、今生きてられると思う。— にわかはんぞー @一般じじい (@niwakasennpei01) January 28, 2021 母親は、息子さんが学校へ行きたくない理由を察していたのでしょう。息子さんが学校での出来事を話したくなる時まであえて聞かず、少しでも気持ちがやわらぐように、外へ連れ出したのです。ネット上では、この投稿に対しさまざまな声が寄せられました。・なんて素敵なお母さん…!読んでいて、自分の母親と重なり心が温まりました。・「つらい時は逃げてもいい」という言葉に救われます。いじめによって精神的にまいっていましたが、無理せず頑張りたいと思います。・投稿者さんが思い切って「学校を休みたい」といったことも素晴らしい。いじめられていることって、いいづらいものですよね…。確かに、学校へ毎日行くのは大切なことかもしれません。しかし心が壊れそうな時は少し立ち止まり、学校以外のことを考える時間を持つことで、気持ちは軽くなるのではないでしょうか。投稿全文はこちら僕がイジメで流血して帰った次の日「学校行きたくない…」って母に勇気を出して言ったら「マジで?!じゃあ映画行こうや!!」って映画行ってマック食べて沢山本とか買いものして「豪遊やん!楽しいな!」って言ってくれたから、今生きてられると思う。— にわかはんぞー @一般じじい (@niwakasennpei01) January 28, 2021 そのあと真っ赤なオープンカーに乗ってサラコナーみたいな格好で学校に乗り込んでくれた事は本当やめて欲しかったけどwww pic.twitter.com/xpnpl3qwEz — にわかはんぞー @一般じじい (@niwakasennpei01) January 28, 2021 本当にしんどい事からは逃げてもいいし、他者を頼ってもいいし、どうせ頼るなら強い奴がいいし、最終的にに火力が強いものが勝つ。という人生で大事な事を学んだ。— にわかはんぞー @一般じじい (@niwakasennpei01) January 28, 2021 [文・構成/grape編集部]
2021年01月29日2021年1月7日、菅義偉首相は、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の1都3県に緊急事態宣言を再発令。2020年4月に、初めて緊急事態宣言が発令された際には多くの教育機関が休校措置を取りました。この休校措置について、西村康稔経済再生担当相は「2回目となる緊急事態宣言が発令されても、小中学校の一斉休校は必要ない」と考えを示しています。その理由としては、「小中学校がクラスター源となるリスクは低いため」だそうです。小中学校についても「これまでの知見から、そこがクラスター源となって地域全体に広がるリスクは低い。一斉休校は今の時点では考えていない」と語った。産経ニュースーより引用休校はしないけれど…学校での厳しい感染対策2021年1月7日放送の、情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)では、子供たちが学校で、徹底的な感染対策を求められていることについて特集しました。同番組によると、東京都教育委員会は都内の学校に対し、厳しい感染対策を徹底するよう要請。その内容に、教育現場からは困惑の声が上がっているといいます。合唱やリコーダー演奏、球技も中止に同番組の調べによると、部活動や合唱など飛沫感染の可能性が高い活動は中止するよう呼び掛けられているため、ディスカッションや歌唱、リコーダー演奏、調理実習、マット運動、球技、武道、理科の実験、部活動などは行えないそうです。そのため、合唱の授業では、生徒は歌わずに、先生の指揮に合わせ、足や手でリズムをとるなどの措置がとられています。また、体育の授業では試合形式は中止に。バスケットボールの授業であっても、フリースローの練習のみといった対策が行われていました。小学校での徹底した感染対策について、社会学者の古市憲寿さんは「子供たちにここまでの犠牲を強いるのはフェアじゃない」とコメントしています。そもそも、子供にとってはインフルエンザのほうが、危険性は高かったわけじゃないですか。でもその時は、別に同じようなこと(感染対策)はしてなくて。それで、今、大人や高齢者の病気であるコロナウイルスに関して、子供たちにここまで犠牲を強いるっていうことは、ちょっとフェアじゃないなと思うんですね。とくダネ!ーより引用古市さんは、「厳しい感染対策がいつまで続くか分からないのは、酷なのでは。期限をきっちりと定めてあげることが大事」とまとめました。また、コメンテーターとして出演していた、国際政治学者の三浦瑠麗さんは「二度と戻らない子供たちの時間についてもっと考えてあげるべき」と持論を展開しています。正直、部活動がダメっていってしまうと…。この子たちの二度とやってこない期間を1年にわたって奪われているっていうことを、私たち大人はもう少し考えてあげないと…。だって、1日の中で、私たち大人はそんなに制限をかけられていないじゃないですか。重症化リスクの高い人たちも含めて。なんでここまで、子供たちに実験室的な生活をさせるのかなっていうのは、親として本当に心配ですね。とくダネ!ーより引用小学校の徹底的な感染対策について、視聴者からはさまざまな声が上がっています。・三浦さんの言葉にハッとしました。確かに、私たち大人は満員電車にも乗るし、会社で会議もするし、ジムで運動もします。子供たちにとってはフェアじゃないのかも。・ただ行動を制限して機会を奪うだけじゃなく、新しい形で団結する楽しさや、大切さなどを体験させてあげたい。・子供たちの命やその家族を守るためだと思うと、現状では仕方がないことなのかなとは思います。・学校での感染対策、いきすぎているとはいわないけれど、かわいそうに思えてきます。子供にここまでさせるなら、大人ももっと気を付けるべき。2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの子供たちが二度と経験できない、貴重な機会を逃してしまいました。子供たちの大切な時間をこれ以上奪わないためにも、今一度、大人も感染対策を徹底して意識したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月07日小学校の教員をしている、サボロー(@sabollowteacher)さん。Twitterに投稿した1枚の写真が「素晴らしい」と反響を呼んでいます。ゴミを再利用した、お手製の雪だるま投稿者さんが公開したのは、学校用務員が作った『雪だるま』です。ツリーと並べられて撮影された、こちらの写真をご覧ください!用務員(校務員)さんのセンス、好きなんよな。シュレッダー袋で雪だるま。 pic.twitter.com/aUltAkqJ9H — サボロー39歳(4年目小学校講師) (@sabollowteacher) December 18, 2020 シュレッダーのゴミ袋を活用してできた、かわいらしい顔の雪だるま!投稿者さんは、写真とともに「用務員さんのセンスが好き」とつづっています。ちなみに、投稿者さんいわく、写真では雪だるまが消火栓の前にありますが、本来は別の場所に置かれているそうです。普段は校内の様子がよく見える場所に飾られているため、場所の特定につながるのを避けるべく、撮影時はあえていったん雪だるまを消火栓の前に移動させたのだとか。消防法では、「防火上必要な設備がいつでもすぐに使えるよう、維持管理につとめなくてはならない」とされていますが、今回の場合は撮影時のみの一時的な対応のため、違反にはあたりません。アイディアに対し、ネット上では「素晴らしい」「今あるものを無駄にしない感じが好き」「センスがある」といった声が上がりました。雪だるまを用意した用務員の「今あるものを活用して、誰かを喜ばせたい」という想いが伝わってきますね。お手製の雪だるまは、子供や先生を始め、学校を訪れる人たちの心を癒してくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年12月23日子育てをしていると、つい周りの子どもと自分の子どもを比べてしまい、「うちの子周りの子と違うかも?」と感じるタイミングがありませんか? そんな多様な子どもたちの「何か違う」を大切な個性として、支援する方法について知っておくと、親子ともに、軽やかに生き抜いていけるヒントになるかもしれません。書籍 『子どものよさを引き出し、個性を伸ばす「教室支援」』 には、ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)といった傾向にある多様な子どもたちの個性をのばす方法について、具体的に書かれています。書籍は学校での具体的な困りごとが4コマ漫画で紹介され、主に学校の先生の教育実践をサポートするために描かれています。しかし多様な子どもとの付き合いで悩む親御さんにも困りごとを解決する一助となります。著者で日本の特別支援教育を牽引してきた高山恵子さんをはじめとして、教師や心理士、教授や医師など、多くの専門家が、支援策を提案してくれています。今回は書籍から、多様な子どもたちの支援方法について、ご紹介したいと思います。高山恵子さんNPO法人えじそんくらぶ代表。ハーティック研究所所長。臨床心理士。薬剤師。専門はAD/HD等高機能発達障害のある人のカウンセリングと、教育を中心にストレスマネジメント講座などにも力を入れている。■やるべきことがなかなかできない子、どう声かけする?事例のうち、まずは、「やるべきことをなかなかできない子」について、見ていきたいと思います。▼注意力が足りず、他のことで頭がいっぱい?子どもに対して、「集中できていないのでは?」などと感じたことはありませんか? 授業や習い事の課題など、やるべきことがあっても、なかなか取り組むのが難しい場合もあるかもしれません。子どもたちがやるべきことに手をつけられない理由はさまざまですが、なかにはADHDの3大特性の一つである、他のことに気が散る「不注意」が原因の場合も。その場合は、「いま、もっとも注目しなければいけないものに注意する力」すなわち「選択的注意」が続かず、何かしていてもすぐに他のことに気がそれてしまっている可能性があります。だから、一見ボーッとしているように見える子も、頭の中は多動の状態になっている場合もあるのです。▼なぜ、注意できないのかを考えよう支援の方法としては、まずは子どもをよく観察するところから。「何でボーッとしているんだろう? という理由を探すところから始めましょう」(麻生先生)注意できない理由の見立てができてから、子どもへの対応を考えてみることが大切だといいます。そのとき、子どもの様子をもとに、どういった声かけができるか考えることが重要です。「集中できないのなら、小まめに声かけをする。心が別世界にいっているのなら、『3分後の図工室だよ』と見通しを伝える。状態の原因を見つけ、使える方法を選ぶという視点がもてると良いですね」(井上先生)■すぐに怒る子、怒るのには理由がある次は、何かあるとすぐに怒ってしまって、周りを怖がらせてしまう子の特性と支援策についてです。何かあるたびにすぐ怒ってしまう子どもたち。怒ってしまうのはどんな理由からなのでしょうか。▼すぐに怒るのは、独特な感覚とストレス反応のせいかもそんなに怒ることでもないのに、すぐに怒ってしまうと感じる場合には、もしかしたら「ASD(自閉スペクトラム症)」の傾向があるかもしれません。その子からすると、ちょっとぶつかっただけなのに、なんで「ぶった」と言われるのだろうと感じているかも。独特な感覚を持っているがためにそうした行動に至っているだけで、本人には悪気が全くない可能性もあります。また、一般的な感覚だと怖く感じるほどのオーバーリアクションを取ることもしばしばあります。しかし、そのリアクションの裏では、その子が強いストレス反応をしていると読み取ることもできます。「このタイプの子を理解するキーワードは、『独特な感覚』と『ストレス反応』です。音や接触など感覚過敏がひどいとストレスが多く、それだけで疲れ果ててしまっている子もいます。『ちょっと触っただけ』が引き金となって、強烈なストレス反応が出る子もいます」(井上先生)▼周りに、本人の特性を理解してもらえるように働きかけようまずは、周りの人たちに、その子にとって独自の感じ方があることをしっかりとわかってもらう必要性があるそうです。「Dくんにとっては、突然、後ろから触られるのが、強い恐怖であるという、独自の感じ方を周囲に説明する必要があります。一方で、Dくんには、『突然触られたら、自分はとても怖いと伝えればいいんだよ』と、外的な言語を教えます」(麻生先生)「『嫌なことは人によって違う』という切り口で、独特な感覚について伝えましょう」(井上先生)■自分の世界で生きている子は、集中力が抜群次に取り上げるのは、自分の世界で生きている一見マイペースなタイプの子どもたちです。いくら話しかけても全然聞いていないなという子どもたち、なぜ自分の世界に入り込んでしまうのでしょうか。▼飽きずに、同じことが続けられる特性がある自分の世界で生きるタイプの子どもたちは、とくに男の子に多いといいます。たとえば、休み時間に遊びに集中してしまい、チャイムが鳴ったことにも気づかないということも。こうしたことが続くと、「なぜ気づかないの?」「無視しているの?」と思ってしまいますよね。「よく言えば、集中力が高いのです。この手の集中力は、物事を成し遂げるのに必要です。こういう子が、未来を変えていくのではないでしょうか?」(久保田先生)▼大切なのは、気持ちの切り替え大切なのは、子どもたちに気持ちの切り替えをちゃんとさせてあげること。「この場合、切り替えができないことが問題だと思うのです。たとえば授業の前に、学級全体で背筋を伸ばして、深呼吸をしてはいかがでしょう?身体に触れながら声をかけると、『聞く耳』のスイッチに切り替わることもあります」(久保田先生)気持ちを切り替えてほしいタイミングで、体に触れながら声かけ、深呼吸やストレッチ、軽い体操などをすると効果的なのだそうです。■「ママの心が平穏なら、大体のことはなんとかなる!」本書の取材・執筆を担当された楢戸ひかるさんは、息子さんが保育園の年長時に広汎性発達障害と診断され、小学校時代に特別支援学級に通っていました。現在は高校生になった息子さんの子育てについて、楢戸さんにお話を聞きました。――子どもを「育てづらいな」と悩んだとき、まずはどうされましたか? まずは、図書館で発達障害関連の本を借りて読んでみました。10年以上前だったので、インターネットの情報が少ない時代だったことも大きいのですが、「いかに不確かな情報に振り回されないか?」どうかは、今も非常に重要だと思います。――それから、相談に行かれたのでしょうか?ある程度情報をストックをして、「心の準備」ができたら、いざ相談です。発達障害のことを最初に相談する相手は、発達障害についての知識がある人のほうがいいと思います。たとえば、ママ友に愚痴を言ってガス抜きをするのは私もよくやっていますし、とても大切なことですが、それはあくまで、「ガス抜き」でしかありません。「うちの子、発達障害かも?」と気になっているのであれば、しかるべき相談窓口に行ったほうが、回り道をすることなく適切な対応策にたどりつけるのではないかと思います。――子どもが学校に通っている時に、先生とはどうやってコミュニケーションをとっていましたか?試行錯誤の繰り返しでしたね。子どもが3人いるので、「先生にもいろいろなタイプの人がいる。教師経験の違いや発達障害についての知識や理解は人それぞれ」という現実は理解しています。だから、先生に発達障害についての知識や理解があまりない場合は、深追いはしませんでした。一方で、「この先生だったら話を聞いてもらえるかも」という場合は、なるべく学校に顔を出して、自分からコミュニケーションをとることを心がけました。「わが子が定型発達の子より手がかかる」というのは事実だと割り切り、そこを忘れずに、相談やお願い事をすることが大切だと思います。また、学校の役員なども、できる範囲でなるべくお引き受けしました。「先生と顔を会わす機会が増えた方が、いろいろと話ができるかな?」という気持ちがありましたね。――自分のお子さんが「他の子とは違うかも」と悩んでいるママに向けて、伝えたいことはありますか? 私は、「うちの子、他の子とは違うかも?」、「でも、大丈夫かもしれない」という無限のループを、頭の血管がすりきれるほど何年もグルグルと一人で考え続けていました。今思うと、一人で抱えてグルグル考え続けていた時期が最もつらかったです。だから、最初にお伝えしたいことは、「一人で抱え込んで悩まず、しかるべき機関とつながることが、発達障害の子の子育ての第一歩」ということです。 そして、とにかくママ自身がバテないこと! ママの心は子どもが育つ上での「胎盤」のようなものだと思います。「自分をケアする方法」や「助けてくれる人を探す」など、バテないための手札を増やすことを心がけてほしいと思います。メディアに登場するような「ステキなママ」でなくたって、大丈夫! ママの心が平穏なら、だいたいのことは何とかなりますよ。ここまで、子どもたちの個性を伸ばす方法について考えてきました。将来、子どもたちが自立できる力を身につけるために、今できる範囲でその子にあった支援をしていくことが重要なのでしょう。楢戸さんの言葉のように、まずはママ自身の心を平穏に、子どもたちと過ごしていけるよう、ヒントを探していきたいですね。 『子どものよさを引き出し、個性を伸ばす「教室支援」』 (小学館/1800円(税別))多様な子どもたちについて、症例別に4コマ漫画で、困り感と支援策を具体的にわかりやすく解説している。教師や教育実習生、さらには子どもの保護者まで、特別支援教育や発達障害への理解を深められる1冊。取材・執筆を担当した楢戸さんのウーマンエキサイトの連載: 「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら 【記事内でご紹介した先生】井上薫先生:心理士・特別支援教育士スーパーバイザー/東京都武蔵野市立井之頭小学校主任教諭。麻生崇子先生:東京都武蔵野市立井之頭小学校主任教諭。担任経験が豊富。久保田健夫先生:医学博士/聖徳大学大学院教職研究科/児童学部教授。 【同じテーマの連載はこちら】 大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界 この連載の全話を見る >>
2020年12月21日みなさんは、子供の頃に、転んだり擦りむいたりした時の『古傷』はありますか。皮膚が完全に完治せず痕になると、ケガをした当時の記憶をふと思い出すものでしょう。いとう(itouchan0402)さんも、子供の頃にケガをした時の傷跡がヒザに残っているそうで…。担任教師の心ないひと言に、深く傷付いた、いとうさん。「いかなる時も泣いてはいけない」「泣くと誰かの迷惑になる」と自分にルールを課してしまい、しばらく感情にフタをし続けたそうです。その後、大人になるにつれさまざまな人と接し、その考え方が改善されてきたのでしょう。「今なら傷付いた自分に『大丈夫だから泣いてもいい』といえる」と、いとうさんはいいます。いとうさんは、一連の出来事を漫画化し、Instagramに投稿。さまざまなコメントが寄せられています。・小さい頃に受けた心の傷は、大人になってもなかなか癒えませんよね。・私は子供に「泣きたい時は思う存分泣いて、笑いたい時は思う存分笑いなさい」っていい聞かせてます。・泣けた…。大人になって子供を育てる親になった今、とても考えさせられます。『言葉』は、落ち込んだ人の気持ちを救うことができる反面、心を踏みにじったり傷付けたりもできてしまうもの。特に、感情的になって発した言葉は後で弁解しても、投げた人へダイレクトに伝わるでしょう。家族や友人、恋人や同僚など、どんな人に対しても気遣いのある言葉選びをしていきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月12日アメリカの学校では毎年、全生徒と教師の顔写真と1年間の学校行事の思い出などを載せた『イヤーブック』というアルバムが作られます。2020年9月、インディアナ州に暮らすレーガンちゃんは、学校でイヤーブック用の顔写真を撮影しました。それを見た母親のサラさんが思わずFacebookに投稿したところ反響が上がり、なんと7万件近くシェアされたのです。その話題の写真がこちらです!Reagan brought home her school pictures today. Should I ground her or high-five her? #2020Posted by Sarah Hurley on Friday, September 11, 2020Reagan brought home her school pictures today. Should I ground her or high-five her? #2020Posted by Sarah Hurley on Friday, September 11, 2020今日レーガンが学校用の写真を持って帰ってきた。罰として外出禁止にするべき?それともハイタッチをするべき?Sarah Hurleyーより引用(和訳)この写真を見た人たちは大爆笑!「ハイタッチに決まってる!」「額に入れて飾るべき」「彼女のお小遣いをアップしてあげて」など、レーガンちゃんを絶賛する声が続々と寄せられました。またそれ以降、レーガンちゃんにインスパイアされて『変顔』でイヤーブック用の写真を撮る子供たちが増えたのだそう。翌月、多くの人からユニークな子供たちの顔写真が送られてきたというサラさんは「とりわけ注目に値する1人」を紹介。その写真がこちらです。写真の左下にご注目!Most of you know Reagan’s school photo went viral. It’s been shared nearly 70,000 times. If I would have known that was...Posted by Sarah Hurley on Thursday, October 22, 2020Most of you know Reagan’s school photo went viral. It’s been shared nearly 70,000 times. If I would have known that was...Posted by Sarah Hurley on Thursday, October 22, 2020子供じゃなくて先生だった!!見事な変顔で写っているのは数学担当のニコール・ハーシー先生。レーガンちゃんの写真を見たというハーシー先生は、この写真をサラさんに送り「どうぞご自由にシェアしてください」といったそうです。サラさんは「ハーシー先生、あなたは私の新しいヒーローです!」と大感激。ほかの人たちからも『最高の先生』と絶賛されています。日本の卒業アルバムと違い、アメリカのイヤーブックは学校にもよりますがプロフィール写真は割と自由なのだとか。表情だけでなくポーズをとったり、先生に至っては画像フィルターで加工した顔写真もOKな学校もあるそうです。さすが個性を大切にするアメリカですね。とはいえ、多くの子供は満面の笑顔で写っているようなので、レーガンちゃんはかなり目立つ存在だったはず。すでに強烈な個性を発揮している彼女が将来どんな女性になるのか楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月09日11月になりましたが、「まだ半袖を着る」という娘。小学生の衣替え時期は難しいですね。■暑がりだったり、寒がりだったり11月ですよ!2人とも違う季節を過ごしているの?ってくらい、服が違う(笑)。(一応こまめは、上にパーカー羽織っていくけどね)。さすがに半袖はもうしまっていいかな…と思ってたけど、まだ数枚は残しておかないといけなさそうだわ(汗)。今年もあと2ヶ月(ひえ~)よろしくお願いします!
2020年11月07日2020年11月1日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、全国の小学校で広まりつつある『あだ名禁止』について特集。同番組によると、過去に嫌なあだ名で呼ばれていたことがいじめの事例として挙げられていたため、一部の小学校ではあだ名自体を禁止にしているそうです。『あだ名禁止』に松本人志と兼近大樹が苦言同番組のMCを務めるお笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんは、学校でのあだ名禁止について持論を展開しました。これをすると余計に『裏あだ名』『地下あだ名』がね。もっと陰湿なあだ名を付けられるんじゃないだろうか。ワイドナショーーより引用松本さんは、あだ名自体を禁止にすることで、「仲間内でしか分からないあだ名を付けて、さらに悪質化してしまうのではないか」と持論を展開しました。また、「あだ名を全面禁止にするのは乱暴なやり方なのでは」ともコメントしました。先生があまりにもネガティブな、「これは悪口でしょ」っていうのを注意するなり、親がいうなりで済む話で。「全部禁止」っていうのはちょっと乱暴なのかなって思いますよね。ワイドナショーーより引用また、お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんは「学校で禁止にするなら、社会全体で禁止にするべき」とコメントしています。小学校で禁止にしているわけじゃないですか。でも、上の世代、例えば僕の世代だと、あだ名ありきできた世代なんで。多分この子たちが社会に出た時に、あだ名を付ける可能性があるじゃないですか。これって、たぶん耐性が付いてない状態で出て来るから「なんでこの人たちこんなこというんだろう」って。多分、こういうことがあるから、僕の世代とか、松本さんの世代とかで色んな差が生まれてくるんですよ。だからこれ、小学校で禁止にするというより、全面的に禁止にしてあげて、小学校でより詳しくそれを「なぜ(あだ名は禁止)なのか」とかを教えてあげないと。じゃないと、耐性が付かないからどっちにしろ、社会に出てきた時に(大人側が)変なあだ名付けちゃうかもしれないんですもん。ワイドナショーーより引用兼近さんは、『あだ名禁止』の環境で育った子供たちが大人になり社会に出た時、上の世代からあだ名を付けられ傷付く可能性を指摘。「小学校であだ名を禁止にするなら、大人たちも禁止にするべきじゃないか」と持論を展開しました。番組の視聴者からは、さまざまな声が上がっています。・あだ名があったほうが親しみを感じるよね。全部禁止にするのってちょっと変。・僕は上司に変なあだ名を付けられて嫌な気持ちをしています。あだ名を禁止にすることで、上の世代が「気を付けないと」と思う機会が生まれるなら、禁止でもいいと思う。・大人が禁止したとしても、松本さんがいうように『裏あだ名』が付けられるのは目に見えてる。いじめ防止の論点がずれている気がします。・全部禁止ではなく「こういうあだ名はだめだろうな」と相手を思いやる気持ちとか、「嫌なことは嫌といっていい」ということを教えてあげてほしい。あだ名禁止についての意見はさまざまです。しかし、一番大事なのは、誰かに対して悪意を向けてはいけないということでしょう。あだ名禁止の背景には、相手を思いやる気持ちなどがあることを忘れずにいてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月01日前回 からのあらすじ(全3回)子どもの顔に一生残り傷を負ってしまった…さらに相手の親は謝罪もなくて…息子の顔に一生残ってしまう傷というショックも冷めないうちに、その事に対して怪我させた太一くんのママがあまり重大にとらえていないことも大きな衝撃でした。夫も息子の悠真のことを心配して急ぎ帰ってきて相談したのですが…。メッセージは同じクラスで仲良くしているママさんからでした。去年、太一君と同じクラスだったそのママさんからいただいた情報では、以前から太一君の行動は保護者間でも危ないと認識されているにも関わらず、学校がその対応を何もしていなかったという驚くものでした。小澤弁護士からは、学校での怪我について損害賠償請求について次のように教えてもらいました。「子どもが学校で怪我をした場合には、怪我をした被害児本人が請求することができます。その上で、被害児の親は、被害児の法定代理人として、請求することになります。もし加害児が小学生の場合には、責任能力(自己の行為の責任を弁識するに足りる知能)は認められない場合が多いでしょう。その場合、加害児本人に請求することはできませんが、加害児の親に対しては、監督義務者として、請求をすることができます」弁護士の方によると、請求できるものは次のものが考えられるそうです。●ケガの治療費●ケガによって壊れた物の修理代●慰謝料●もし後遺障害が残った場合には後遺障害による逸失利益等私たちはこれまで学校で起こったことについて、どう関わっていいかわかりませんでした。これからは私たちの生活の中に学校という存在があって、親や地域も含めて関心をもって関わっていければと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。 離婚・男女トラブルのお悩みをオンラインで相談・解決!弁護士ドットコムの法律相談サービス 「みんなの法律相談」 原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム)脚本:ウーマンエキサイト編集部イラスト: 小夏ゆり
2020年10月24日前回 からのあらすじ(全3回)学校から息子が怪我をしたので「病院に連れていっていいか?」と連絡があり…学校からの連絡で、子どもが怪我をした病院に駆け付けました。すると、先生と息子が病院の通路で私を待っていました。息子の口元にはガーゼが貼られていて…。息子は顔を少し縫い、そこまで大きくはないけれど傷は残ってしまうと言われました。もしかしたら子どもよりも私の方がショックを受けてしまったのかもしれません。それでもあまり私が心配しすぎた顔をしないように、状況を聞いたのですが…。太一くんママは、「男の子なんだから怪我くらいする」「先生に言われたから電話をしたけど、大事にする必要ない」といった話をされ、謝罪のために連絡したとは受け取れませんでした。子どもが傷つけられても学校で起こったことは、「喧嘩両成敗」で終わってしまうの…?次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム)脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト: 小夏ゆり
2020年10月23日わが家の小1長男は、毎週末、学校から「上履き」を持ち帰ってきます。思い返してみれば、上履きを持ち帰るのは今に始まったことではなく、幼稚園に入園したときから始まりました。園庭から教室に入るタイプの幼稚園だったため、外靴から上履きに履きかえてはいるものの、上履きにはいつも土汚れがついていて、それを落とすのがなかなか大変でした。もっと大変だったのが運動会。なぜか上履きで全競技に参加するので、もはや上履きとは呼べないほどに汚れがびっしり…(ホント、このシステムどうにかしてほしい)。そんなわけで、かれこれ4年ほど上履きを洗っているのですが、雨が続き、洗っても乾きそうもないときや、今週はあまり汚れてないからいいかな?なんて、洗わずそのまま持っていくこともたまにあります(あまり大きな声では言えませんが)。はたして世のママ・パパ達はどのように上履き洗いをしているのだろう?と考えていたところ、その答えを「HugKum」で見つけました。「HugKum」とは?小学館の子育てサイト「HugKum(はぐくむ)」。小学館の幼児誌・学年誌『ベビーブック』『めばえ』『幼稚園』『小学一年生』や単行本に掲載された情報などをもとに、ママ・パパが、わが子と一緒に「やりたい」の種を見つけたり、子どもの夢を応援できるような、一歩先ゆく知育、科学、アート、スポーツ、食、エンターテインメントなどの最新情報をお届けするサイト。子育て情報満載の「HugKum」はとにかくラクに、キレイにあらいたい!ですよね!?上履きは毎日履くものなので、土や砂、ホコリ汚れだけでなく、ニオイも気になるもの。汚れやニオイの種類によって、洗い方を変えるとキレイになるとの情報が!また上手な洗い方の手順が説明されているので、この通りやればラクに上履き洗いができそう!ということで、「HugKum」のこちらの記事が非常に参考になりました。▶※「HugKum」の記事を引用して、紹介します。なぜ上履きで運動会!?と、思わず先生に何度も確認してしまった幼稚園時代上履きはどれくらいの頻度で洗うもの?今回、私がものすごく共感したのが、ママ、パパ達にしたリサーチ結果でした。冒頭に書いた通り、洗わずにそのまま持たせた経験のある私。正直、罪悪感もありましたが、私だけじゃなかったという結果が!たいていの園や学校は毎週金曜日に上履きを持ち帰ってくることから、「毎週洗う」という意見が約半数を占めるという結果に。その次に多かったのは、汚れ具合によって2~3週間に1度洗っているという意見。また、上履きの持ち帰り自体が学期ごとという学校もあり、意外にも20%近くの家庭が学期ごとにしか洗っていないよう。50%以上もの家庭が毎週洗っているわけではないということが判明しました。確かに汚れの程度によって、洗い方や頻度を変えるのは当たり前のことですよね。持って帰ってきた上履きを確認して、対応すればいいのだとちょっと心が軽くなりました!続きは「HugKum」で!「HugKum」では、上履き洗いが簡単・時短になるアイデアや、上履き洗いにおすすめの洗剤も紹介しています。効率よく、もっと上履きをキレイにしたい人は続きを読んでみてくださいね。▶そのほかにも子育て中のママ、パパにおすすめコンテンツがたくさん!下記の「HugKum」サイトからも見れますので、ぜひチェックしてみて。「HugKum」サイトは下記をクリック↓↓↓↓↓<あんふぁんWeb編集部>
2020年10月23日幼稚園時代は、毎日の送迎で先生と話したり、1日の様子が書かれた連絡帳などで、離れていても子どもの様子がうかがい知れました。しかし小学校になると一転、プリントと子どもの話、たまにある授業参観だけが様子を知ることができる最大の機会になります。子どもがトラブルを抱えたとしても、「モンスターペアレンツ」と思われてしまうのではないかと、先生にすぐに相談するハードルは正直とても高く感じています。しかし、息子が学校で怪我をしたことで、私たちも対応を考えざるをえませんでした。文房具を振り回したりするぐらいは、子どもだったらするだろうな…という思いと、それでもこれ以上怪我しないように注意してもらった方がいいのか…。と、モヤモヤしながらも、この時は学校には何も連絡せずにいました。しかし、私はこのことを後悔することになるのです。ある日、学校でもっと大きなトラブルが起こってしまったのです。息子は元気なタイプでこれまでも転んだり、すりむいたりして帰ってくることはしょっちゅうありました。学校には病院に連れていくことに承諾し、取るものもとりあえず私も駆け付けました。そこで衝撃的なことを聞かされたのです…!次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】小澤 亜季子(おざわ・あきこ)弁護士事業再生・倒産を主力業務とする法律事務所に入所。実弟の突然死や自身の出産・育児などを経て、2018年退職代行サービスを開始。労使双方の立場から、労働トラブルを取り扱っている。育休プチMBA認定ファシリテーターとして、育休取得者の支援も行う。原案: 文房具振り回す「危ないお友達」からのケガ 「謝罪じゃ気が済まない」親ができること (弁護士ドットコム)脚本:ウーマンエキサイト編集部/イラスト: 小夏ゆり
2020年10月22日2020年10月22日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、学校のデジタル化について特集。MCを務める加藤浩次さんの発言に、称賛の声が上がっています。加藤浩次「プリントだけで責任感は…」文部科学省は同月20日、学校と保護者間における連絡手段のデジタル化が順次進められるよう、教育委員会に対して通知を発出。取り組みとして、欠席・遅刻連絡を専用フォームへの記入に切り替えたり、便りなどのプリント類を学校側が保護者へメール配信したりすることを例に上げました。これにより、連絡帳や電話で出欠連絡をする手間が省けるかつ、子供がプリントを出し忘れることがなくなるため、デジタル化について好感を持つ親は多いようです。※写真はイメージしかし、中には難色を示す親も。森圭介アナウンサーが読み上げた意見によると、「学校と保護者間の連絡を子供に担わせることで責任感が生まれるので、プリントはあってもいいのではないか」とのことでした。これを聞いた加藤さんは、すぐさま次のように語りました。プリントだけでは責任感は芽生えませんよ。日々のいろんなことですよ。自分がやってること。朝ちゃんと起きるとか休日もちゃんと起きるとか、友達との約束守るとか。プリントだけなくなっても、責任感が芽生える場所はいっぱいありますよ。スッキリーより引用「朝起きるとか友達との約束を守るとかで、責任感が芽生えていく」と持論を展開した加藤さん。「プリントがなくなっても、責任感が芽生える場所はいっぱいある」といい、否定派の保護者に対して苦言を呈したのです。加藤さんの一連の発言に、視聴者からは賛同する声が上がりました。・加藤さんに完全同意!時間や約束を守ったりウソをつかなかったりすることは家庭や周りの環境で身につけることだと思う。・プリントをデジタル化するのに大賛成!内容を出先でも確認できるようわざわざメモアプリでスキャンして持ち歩いているので、最初からデータで送られてくると楽だろうなぁ。・私の子供の幼稚園では、出欠連絡や体温の報告などもすべてアプリを通してやり取りをしています。めちゃくちゃ便利で助かっているので、小学校でもそうなると嬉しいです。・親によっては思うところもあるだろうから、すべての事柄を一気にデジタル化せず、多くの人が納得できるものから順次対応してほしい。今までの方法をガラリと変えるのは、とても難しいこと。ルール変更に関わる人数が多いほどさまざまな意見が出るため、簡単には進まないでしょう。保護者の不安や起こりうる問題に対応する形で、デジタル化が進んでいくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月22日エッセイ漫画を描いている、都会(@okameid)さんは、中学生の頃、友人がいない状態のいわゆる『ぼっち』になってしまったそうです。当時『ぼっち』として経験した学校生活を漫画化し、Twitterに投稿すると、読者から「すごくリアル」「ゾッとした」という声が寄せられています。ボッチだった6か月間ささいなきっかけで友人たちから無視されるようになってしまった都会さん。直接的に言葉や暴力で加害されたわけではありませんでしたが、毎日クラス全員から無視されるのは、精神的にかなりきつかったはずです。都会さんは、昼休みに人目を避けるため図書室へ通うように。そこである小説と出会い、その影響から心のよりどころとして、たばこの空箱を持ち歩くようになりました。しかし、ある日、先生に呼び出され…。先生に呼び出され?状況はさらに悪化…たばこの空き箱を持っていたことがバレてしまった都会さん。そこで思い切ってクラスメイトたちから無視されていることを親の前で先生に打ち明けたのです。しかし、先生たちは何かしてくれるわけでもなく状況は変わらなかったといいます。そのまま時は過ぎ、都会さんはついに『ぼっち』のまま卒業式を迎えます。卒業式後…?ゾッとするラストボッチだった6ヶ月間(終)このお話で締めるのはどうなんだろう…と思ったのですが、私の中ではかなり衝撃なことだったので描かせて頂きました♀️描きながら「私の記憶も都合のいいように補正されてるのかも」と思うとゾワっとしました。真実は一体…読んで頂き、本当にありがとうございました! pic.twitter.com/p51vlbX7eD — 都会 (@okameid) September 25, 2020 都会さんが『ぼっち』となるきっかけを作った友人の1人が、卒業式に謝ろうとしました。友人の中にも、小さな罪悪感が残っていたのでしょう。しかし、「ごめんね」といわれたら「いいよ」といってしまいそうだった都会さんは、友人の言葉をさえぎってその場を離れたのでした。半年もの間、運動会や修学旅行など、本来はクラスメイトと楽しめる行事を1人きりで過ごし、つらい思いをしてきた都会さん。到底、「ごめんね」のひと言で済まされる出来事ではありません。読者からはさまざまな声が寄せられました。・私はいじめられていた相手に、卒業式に謝られました。最後の最後に「スッキリしたいから」と過去を清算しようとする人間ってずるい。・成人後、学生時代に僕のことを無視していた人たちから、Facebookの友達申請がきました。・ラスト、社会人になって再会した友人の言葉にゾッとしました。いじめた側って本当に覚えていませんよね。いじめられた側は一生忘れられないのに。投稿には「いじめの加害者側が当時のことを忘れていた」という被害者の声が多数上がりました。加害者側は被害者のつらさが分からないため、いじめていたことをすぐに忘れてしまうのかもしれません。しかし、被害を受けた人にとっては一生心に残る傷です。どうすればいじめが起きないか、また、起きてしまった場合、周囲の大人たちはどう対処すべきか考えたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日2020年5~8月にかけて、ウェブメディア『grape』では、エッセイコンテスト『grape Award 2020』を開催。『心に響く』と『心に響いた接客』という2つのテーマから作品を募集しました。『grape Award 2020』心に響くエッセイを募集!今年は2つのテーマから選べる今回は、応募作品の中から『シャボン玉、はじける』をご紹介します。学校にいけない。そのことは予想をはるかに超えて僕の上に重くのしかかった。今までは憂鬱にすら感じられた授業が恋しくてたまらなかった。僕は3月に中学校を卒業し、4月に高校へ入学した。が、思い描いていた高校生活はなかなか始まらなかった。知り合いがほとんどいない高校に進学した僕はこの期間、段々と中学校の頃の知り合いとも距離が空いていき、それでいて高校での新しい出会いもなかった。すると、今までよりも自分と会話することが多くなった。例えば、「別れが人を強くするって言うけどホントかなぁ」「どうだろ、今の僕は別れを経験したけど全然強くも前向きにも慣れてない気がする」「だよね、ってことは、別れが人を強くするんじゃなくて本当は、その先にある新しい出会いへの期待が人を強くするんじゃない」「確かに」というような具合である。今まで気づかなかったが自分との会話は、心の中に渦巻く様々な感情を整理し、すっきりとさせてくれる。おかげで僕の体にのしかかっているものが少し軽くなった(気がした)。そうこうしているうちに学校ではオンライン授業が開始された。授業では先生と生徒の顔が画面に映し出され、全員がお互いを見ることはできた。しかし、先生が一方的に話す、もしくは先生が投げかけた質問に代表の生徒1人が答えるだけであった。僕はこの状況にもどかしさを感じてならなかった。そのもどかしさはシャボン玉の中に閉じ込められたような感覚だった。互いの姿は見ることができるのに、手を伸ばせば届きそうなのに、手を取り合うことも、肉声を交わすことも叶わない。ヘッドホンから聞こえてくる一人の生徒の声からは不安の色が滲み出ていた。自宅でのオンライン授業が開始されてから約2か月、ついに登校の再開が決まった。パソコンの前に独り座り続ける毎日に限界を感じていた僕は救われたような気持ちになった。そして登校日、僕は電車に乗り学校へ向かった。そして最寄り駅に着くと電車を降り改札を出た。改札から出ると、こちらに向かって歩いてくる、見覚えはあるがイメージしていた背格好とは少し違う、自分と同じ制服を着た人が目に入った。相手もこちらに気づき、目が合った。二人の間に少しの間があった後、どちらともなく笑みがこぼれた。相手が「やっとだね」と一言、僕も「やっとだね」と一言。僕たちが学校につくまでに交わした会話らしい会話はそれだけだったが、それで十分だった。集合場所である講堂につくと一定の間隔をとって並べられた椅子に先に来た人たちが座っていた。僕も自分の番号が書かれた席に座り、しばらくして全員がそろうと担任の先生が前に出て挨拶や連絡を一通りした。そして最後に、「初めてこうして同じ場所に集まれたのに前だけを向いているのはもったいないから新しく出会った仲間たちで顔を合わせてみてください。」と言った。僕たちは横を見たり、後ろを向いたりしてお互いを見た。僕は画面の向こう側に見ていた皆が目の前にいるということに不思議な感覚を覚え、またそれと同時に嬉しさが胸の底からこみあげてきて自然と笑顔になった。周りも同じ想いだったのか皆の顔に笑顔が広がっていた。この瞬間、僕たちを隔てていたシャボン玉は笑顔とともに完全にはじけた。grape Award 2020 応募作品テーマ:『心に響くエッセイ』タイトル:『シャボン玉、はじける』作者名:正路 和也エッセイコンテスト『grape Award 2020』の審査員が決定!2017年から続く、一般公募による記事コンテスト『grape Award』。第4回目となる2020年の審査員には、grapeでも人気の漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』シリーズでおなじみの漫画家・松本ひで吉さんが決定しました。さらに『Jupiter』などの作詞を手がけた作詞家でエッセイストの吉元由美さんや、映画化もされた『スマホを落としただけなのに』などで人気を博する小説家の志駕晃さんも審査員として作品を読みます。心に響く作品として選ばれるのは、どのエピソードでしょうか。結果発表をお楽しみに!『grape Award 2020』詳細はこちら[構成/grape編集部]
2020年09月22日2020年9月16日に放送された、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)。番組内で『謎ルール』について特集し、ネットで話題となりました。『謎ルール』とは、学校や職場に存在する、『なぜ従わなければならないのかが分からず、納得しがたいルール』のこと。番組では、さまざまな『謎ルール』の例を紹介しました。・学年をまたいで会話をしてはいけない(野球部)・部活動をしている高校3年間は炭酸水禁止(吹奏楽部)・社内の飲み会では、男女交互に座ること(事務員)・始業1時間前に出勤し勉強、先輩が帰るまで帰れない(客室乗務員)スッキリーより引用視聴者からは、「吹奏楽部の、炭酸水を飲んではいけないルールは特に意味が分からない」といった声が寄せられています。加藤浩次が体験した『謎ルール』とは…?同番組の司会を務めるお笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんは、「俺、小学校の時にサッカーやっていたんだけど」と自身が体験した『謎ルール』エピソードを披露しました。俺、小中高でサッカーやってたんだけど、小学校の監督がすごいおじいちゃんでさ、「海に入ると筋肉がゆるむから、海に行っちゃだめ」っていわれたの。それで僕、一切泳げないっていうのもあるんですよ。これ、とんでもない『謎ルール』ですよ。スッキリーより引用加藤さんは小学生の頃、所属していたサッカーチームの監督にいわれた『謎ルール』を守ったために泳ぐことが苦手になったと告白。スタジオは加藤さんの泳げない理由となった『謎ルール』に驚愕していました。『謎ルール』について、コメンテーターを務める、お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春奈さんは…。みんな振り返ってみて、飲み会で(『謎ルール』について)しゃべってたら盛り上がるみたいな。「あれなんなんだったんだろうね」みたいなことはいっぱいあると思うんですけど。やっぱり、その当時に「これなんなんですか?」っていえるような環境じゃないっていうことが問題だと思います。スッキリーより引用『謎ルール』について、ネットではさまざまな声が上がっています。・本当、近藤さんのいう通りで、おかしいことを「おかしくないですか?」って声を上げさせない、威圧的な雰囲気の組織には問題があるよね。・『先輩が帰るまで帰れない』の暗黙ルール、うちの会社にもあります!仕事ができない先輩の下についてしまうと地獄。・感染症が流行する前は、接客中はマスクをするなという『謎ルール』が…。当時から不必要な『謎ルール』だと思っていたけど、今じゃ考えられない!学校や職場でみんなが守っている『謎ルール』に対し「必要じゃないのに」と思いながらもしぶしぶ従っている人が多いようです。勇気をもって「撤廃しよう」という声を上げてみたら、ほかの人たちも賛同してくれるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月16日『○○で真っ先に死ぬタイプの体育教師』シリーズを描いて人気を博している、酒井大輔(@sakai0129)さん。鈍感だったり、直情的だったり、力任せだったり…フィクションの世界では、犠牲者となる人物には定番のタイプがあります。酒井さんの作品には、真っ先に犠牲となりそうな人物像の体育教師が登場するのですが…。『学園パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師』『学園パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師』の漫画 pic.twitter.com/PDKTSX0kz8 — 酒井大輔@漫画描く人 (@sakai0129) June 28, 2020 『デスゲームもので真っ先に死ぬタイプの体育教師』おまけ pic.twitter.com/hGMY3oeQCD — 酒井大輔@漫画描く人 (@sakai0129) July 5, 2020 恐怖の始まりのように、理解を超えた存在に次々と襲われる体育教師!フィクションの『お決まり』ならすぐに命を落とすのですが、なぜかこの体育教師は死にません…。鈍感で生命力が強すぎる体育教師のとりこになった人たちからは、「こういうの好き」「生徒想いで教師の鑑」「どこからツッコミを入れたらいいんだ」などのコメントが相次いでいます。どんなストーリーの定番にも、彼なら知らず知らずのうちに打ち勝ってくれるでしょう。頼もしすぎますね![文・構成/grape編集部]
2020年08月26日高校生パティシエ日本一を決定するコンテスト『スイーツ甲子園』。同一の高等学校・専修学校高等課程などに在学している生徒3人1組のチームが参加し、お菓子作りの技術とアイディアを競い合っています。スイーツ甲子園の受難…コロナウイルスの影響で延期になったけど?2019年に開催された、第12回スイーツ甲子園のテーマは『カスタードを使ったケーキ』でした。優勝は、学校法人糸菊学園名古屋調理師専門学校のチームが作った、こちらの『不思議の国のティーパーティー』!ティーポットのバランスや、紅茶がカップに注がれる躍動感、そしてケーキ上のアリスたちのかわいらしい様子が素晴らしい作品です。作品に刺激され、第13回目となる2020年のスイーツ甲子園に参加する意欲を燃やした生徒も多いことでしょう。しかし、2020年の春から新型コロナウイルス感染症が流行したため、スイーツ甲子園は開催概要の一部見直しや日程調整が発生。「無事に開催されるの?」と不安を抱いた人もいるかと思いますが…ご安心ください!第13回スイーツ甲子園の再募集が、同年7月1日から開始しています。ついに第13回スイーツ甲子園の再募集を開始今回のテーマは『日本から世界へ -私たちのメッセージ-』。再募集の締め切りは9月1日で、書類選考を経て10月に予選大会。11月に決勝大会を実施します。各大会は会場入場者を大幅に制限するなど、感染防止を徹底して実施する予定。感染拡大の状況によっては実施概要や、決勝大会優勝賞品である研修旅行が変更になる可能性もあるため、随時ホームページやSNSを確認しましょう。また、料理好きな高校生たちの自己表現の場として、新たに『高校生スイーツレシピチャレンジ』も同時に開催します。興味のある人は、参加してみてはいかがでしょうか。・『第13回スイーツ甲子園』への参加はこちら・『高校生スイーツレシピチャレンジ』への参加はこちら[文・構成/grape編集部]
2020年08月25日こんにちは。6歳の双子と3歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。6歳の双子たちは今年の4月に新1年生になりました。4月に引っ越ししたこともあり、真新しいランドセルを背負って、小学校に行って、お友だちをたくさん作るのを楽しみにしていました。ですが入学式に一度だけ行ったきり、休校。それは5月末頃まで続きました。問題だったのは、休校中の自習時間。なにせ、今までは幼稚園に行っていた双子たち。■勉強に慣れていないから集中が続かない毎日決まった量の勉強をするという習慣ができていなかったのです。とくに最初のころは「やる」「やらない」で、子どもと親でぶつかり合い。そばにいないと、勉強に身が入らない、妹の遊びに気が散ってしまうなど…非常に簡単なたった2枚のプリントをやるのに、1時間以上かかることもありました。■学校で授業が始まると娘たちに変化がちゃんと集中してやりさえすれば、10分程度でできる内容なのに。1年生の勉強は、親が内容を理解して教えることはできますが、やる気を出させてプリントを最後までやらせることは非常に難しかったです。わが家の場合、それは教員免許を持っている夫でも、同じでした。親に対する甘えがそうさせていたのかもしれません。娘たちは比較的おとなしく、親の言うこともあまり反発せずに受け入れてくれるタイプでしたが、それでも「親が主体となって勉強させることはなんて難しいのだろう」と実感した2ヶ月でした。しかしそんな娘たちでしたが、いざ学校が始まると、毎日、自ら宿題をするようになるんです。あの忍耐続きの努力は何だったのか…?毎日「あれをやった」「これをやった」と学校から帰ってきて教えてくれる娘たちの顔はキラキラ輝いていて、学校が、勉強が楽しいということが伝わってきました。■親が言わなくても勉強するように…!最近では親が何も言わなくても宿題以外に、算数のカードで計算をしたりすることもあります。先日の個人面談でも先生は娘たちをよく評価してくださいました。「とてもがんばっています。見てください。字もとっても丁寧で。この前、みんなの前で発表して、みなさん、田仲さんの字をまねしましょうね、なんて話してたんですよ」と仰ってくれました。休校中はひらがなの練習をずっとだらだら、適当にやっていた娘がです。学校という環境は勉強を教えるだけではなく、学習に対する意欲や環境を子どもに与えてくれる場所なのだと、今回の休校で実感しました。
2020年08月17日こんにちは、エェコです。夏休み、どうですか!? 休校、休園期間を経て、やっとはじまった学校生活…と思いきや、もう夏休み!子どもにとっても保護者にとっても「早い!」と感じるかもしれませんね。今回は少し振り返って、休校があけて通常の授業に戻る前のお話をしたいと思います。■親子念願の小学校の再開でしたが?休校があけたときは、本当にうれしかったのを覚えてます。慣れない生活で、私の精神がガタガタだったのもあって「ほんの少しだけど日常が戻ってきた…!」と、よろこびました。でもすぐ通常授業ではなく、感染のリスクをなるべく避けるためと、子どもたちの慣らし保育…ではありませんが、久々の学校に慣れるために(新1年生にとっては、はじめての学校生活です)、分散登校でした。午前と午後にわかれていたのはいいんですが…■間違えて登校してくる子どもも…時間が固定ではなく、日替わり入れ替え制だったので、ちょっと混乱しました。そしてこんな子もチラホラ…。やっぱり間違えちゃうよね…!私も寸前で「今日午後じゃん!」と息子を慌ててとめた日がありました。先生もこういう間違いは予想していたようで対応してくれていたみたいです。(息子情報)ありがたいです。そしてある日、息子がこう言いだしました。■小学校の先生も慣れない日々を過ごしていたそうだよね…!別のクラスならまだしも、同じクラスで勉強の進度に差がでたら困るもんね…!伝えるときもなるべく解釈違いをおこさないように、言い方まで気をつかって…。まったく同じ授業を2回…! 先生も人間だもん、飽きるよ~!間違いに対応してくれたり、授業もいつも以上に気をつかっていただいたり、感染防止にも細心の注意を払ってもらったり…学校の先生方には本当に感謝です。おかげで息子は楽しく通ってるし、休日には「早く学校はじまんないかな~」ってぼやいてます。これからもよろしくお願いします。
2020年08月16日漫画家のさいきまこさんが描く創作漫画『言えないことをしたのは誰?』の第1話をご紹介します。物語の主人公は、中学校の養護教諭を務める莉生という女性です。ある日の仕事中に、保健室へ不審な電話がかかってきて…。『言えないことをしたのは誰?』第1話養護教諭として、必要最低限なことしか関わらせてもらえないことに違和感を抱く莉生。しかし、ほかの教員たちが怖くていい出せません。保健室に戻ると、そこにいたのは…(C)さいきまこ/講談社悩みを抱えて、殻に閉じこもっているように見えた女子生徒。何者かに命じられ、制服を脱ぎます。一方、学校にかかってきた電話に胸騒ぎを覚えた莉生は、念のため指定されたコンビニエンスストアに行ってみることにしました。不審な電話をしてきた相手の正体は…(C)さいきまこ/講談社自身の働いている学校で、得体のしれない事態が起きていることに気付く莉生。彼女は、校内で起きている事態の正体を突き止め、負の連鎖を断ち切ることができるのでしょうか…。電子書籍『言えないことをしたのは誰?』の第1・2巻が配信中本作で描かれているのは、学校で行われている、いじめや嫌がらせといった行為を指す『スクールハラスメント』。現実では、教師から教え子への行為を始め、教員同士や生徒同士といったケースもあるといいます。なかでも性被害をともなう『スクールセクハラ』は、特に加害者が教師の場合、被害が見えづらいという問題があります。1年半以上に及ぶ取材を経て、性被害により長く苦しむ被害者の姿を目の当たりにした作者のさいきまこさんが、学校を舞台にリアルな設定と描写でフィクションとして生み出したのが本作です。2020年8月12日に、電子書籍『言えないことをしたのは誰?』の第1・2巻が配信されました。学校という閉鎖された環境で、誰にも打ち明けられずに苦しんでいる人が、今もどこかで小さなSOSを発信しているかもしれません。そういった心の声を見逃さず、周囲の人がいち早く対応することの重要さに気付かされる本作。ぜひ手に取ってみてください。『マイクロコンテンツ版 言えないことをしたのは誰?』[文・構成/grape編集部](C)さいきまこ/講談社
2020年08月12日こんにちは3きょうだい母のニタヨメです!学校がやっと始まった〜! と思ったらあっという間に夏休みですね。また3食ご飯の日々が始まる…おそろしい!こんな母の愚痴は置いといて、今回は長男のお話です。最近は学校が楽しいようで、機嫌良く帰ってくることが多く安心しています。■低学年の頃は学校が嫌だと言っていた長男 と言うのも、長男が低学年のころは「学校が嫌で楽しくない」と、いつも言っていました。クラスの子に話しかけたり、遊びに誘うことも積極的にできないタイプだったし、幼稚園からの友だちがほぼいなかったこともあってなかなか仲の良い友だちもできませんでした。楽しくなさそうなので、初詣の願い事で、「長男が学校で楽しく過ごせますように」と願かけしたのを覚えています 笑そう聞くと安心すると伝えると長男からびっくりの発言が…いや、覚えてないんかーい!いまを生きる系男子の長男、過去に悩んでいた日々はすっかり忘れていました。 ■子どもはいまが一番大事心配だった毎日は一体なんやったんや。って思いましたが、子どもはいまが一番大事なので、楽しいならまぁいいか。 話も終わり、途中だった宿題のつづきを取りかかる長男。すると…バーロー…、かわいいヤツ!なんだか最後はほっこりした気持ちになりました 笑
2020年08月11日