冬休みに入った途端、立て続けに風邪を引いてしまった娘さんたち。予定が狂って焦っていたぐっちぃさんですが…。■冬休みの予定が大混乱!クリスマスあたりから続いている娘たちの風邪…。まだまだしつこく居座っています…(ゲッソリ)■だけど子どもたちは能天気で…(ごめん、「地獄」っていう字が間違ってた)のまめは熱は下がったけど、お腹が痛いのが治らなくて、ちょっと食べるとすぐトイレに駆け込む感じです。常温の飲み物かあたたかいスープなどをちょこちょこ飲んでる。2人とも一気に痩せて、母としてはうらやましい心配をしているところです。冬休みの課題、遊んで間に合わないとかじゃなく、こういう状況だから習字のコンクール提出や締め切りがあるものを優先して、他のものは学校が始まってからでもいいんじゃないかなと思ってるところです(間に合えば一番いいけどね!)。せっかくの冬休み、風邪をひいて寝込んだ思い出と、慌てて課題をした思い出だけじゃなんだかなぁって思うもん(汗)。あと、治りきってないのにあれこれやらせるのもね。ほんの昨日くらいまであらゆることが心配で心配でたまらなかったんだけど、「心配」の優先順位を決めたらちょっと楽になりました。とにかく2人とも元気に回復してくれれば!
2019年12月28日就学時健診もおわり、いよいよ入学準備も本格化している頃ではないでしょうか。わが子が小学生になり、入学後半年ほどしてから実感した、事前に準備が必要だと思ったアイテムを紹介します。入学祝いのプレゼントとしてもおすすめです。「小銭入れ&パスケース」小学生になると公共運賃がかかる!小学生になると4月からは公共運賃がかかるようになります。私学や遠方の通学で公共交通機関を使うお子さんの家庭では当然意識すると思いますが、地元の公立小学校に徒歩で通う場合、忘れがちではないでしょうか。お出かけや習い事で、バスや電車を使う場合、子ども料金を支払うために小銭やICカードが必要になります。そこで、用意しておきたいのが「小銭入れ&パスケース」です。小銭入れは、公共交通機関の支払い以外でも、先々使うようになります。徐々にお友達同士で遊びはじめる頃になると、おやつやジュース代として小銭を持たせることも出てくるからです。パスケースは、児童館や図書館などのカード入れとしても使えるので、身に着けられるものを持っておくと便利です。人気のキャラクターや、キッズブランドのもの、小銭入れとパスケースの一体型などもあり、選ぶのも楽しいですよ。「えんぴつ削り」毎日使うから使いやすいものを小学生になると、毎日使うものの代表とも言える、えんぴつ。でも、ちょっと後まわしになりがちなのが「えんぴつ削り」ではないでしょうか。“学校の持ちもの”には含まれないため、あまり気に留められないかもしれませんが、実は重要です。娘は入学して3週間ほどは、以前から持っていたコンパクトな携帯タイプを使っていました。でも、時間もかかるし、なかなかキレイに削れません。1日の授業がおわると、4~5本のえんぴつはあっというまに先が丸くなります。毎日使うことになる「えんぴつ削り」は、使い勝手の良いものを事前にきちんと用意してあげるべきだったと反省しました。わが家では、シンプルで飽きがこないデザインで、価格も手頃な手動式のものを購入しました。削る感触が手に伝わり、自分の加減で削ることができるのも良いように感じました。電動式は早くキレイに削れるので魅力的でしたが、コード付きは置き場所を選んだり、子どもが自動で削れるのを面白がって必要以上にどんどん削ってしまいそうな気もしたので(笑)、手動式を選びました。電動式でも、削りすぎ防止や、オーバーヒート防止、中で折れた芯の自動除去など、かなり多機能のものもあるようです。お子さんに合ったものを選んであげるとよいですね。「スタンプセット」毎日の宿題チェックの必需品小学生になると、音読をはじめとした宿題が毎日出るようになり、親のチェックが必要になります。また、娘の小学校では、生活指導の一環として翌日の時間割や持ちもの・宿題を記入するプリントが配布され、子ども自身が記入したものを親が確認しなくてはならないことも。学校や担任の先生の方針によって違いはあると思いますが、親のチェック欄があり確認印を押す機会が出てくると思います。そんな時、私を含めた多くの保護者が印鑑やサインの代わりに「スタンプ」を利用しています。わが家では、プレゼントとしてもらったスタンプセットが大活躍!毎日使っています。わが家がもらったのは、サイズや絵柄が豊富なセット、日付用のスタンプも入っていて重宝しています。ほかには、幼稚園の卒園記念で贈られた「折りたたみ傘」も重宝しています。ランドセルに入るコンパクトなものがおすすめですよ。いずれも“学校で使うもの“ではないので、入学案内などにかかれていないことが多いというのが盲点。でも、実際は入学後すぐに使うことが多く、事前に用意しておくとよいアイテムです。参考にしてくださいね。<文・写真:ライター石川友美>
2019年11月30日【最新動画5選】友達・学校の先生…学校生活のお悩みをピックアップユーザーの皆さまから寄せられた「学校生活」に関するお悩みについて、編集部が鳥取大学大学院教授 井上雅彦先生にインタビューした動画。新しいコンテンツをYouTubeにて続々公開中です。「行事が苦手だけれど、参加させたほうがいい?」「宿題に取り組むペースがつかめないみたい」などのお悩みについて、井上先生にお話しいただいています。「『友達関係を築くのが面倒だ』と言ってクラスメイトとも必要なこと以外話さず、友達をつくろうとしません。このままで良いのでしょうか?」友達と必要最低限しか交流しない、小学校高学年のお子さん。仲のよい友達がいたほうがよいのではないかと心配になりますよね。こういう場合、保護者はどのように考えたらよいのか、井上先生にお話しいただきました。「子どもが行事への参加を嫌がります。本人が嫌がっている場合やスキルに合わない内容でも、参加させたほうがよいでしょうか」普段と違う活動内容やスケジュールに対応する必要があり、苦手に感じるお子さんも多い学校行事。本人が嫌がっている場合はどうしたらよいでしょうか。アドバイスをいただきました。「宿題や家庭学習をすごい勢いで進めたり、全くやらなくなったりの繰り返しで、ちょうどよいペースで取り組むことができないようです。どうサポートしたらよいでしょうか」宿題や家での学習は、一定のペースで計画的に取り組むのがなかなか難しいというお子さんも多くいらっしゃいます。中学生からは定期テストなどもあって計画的に勉強してほしいと思いますよね。家庭学習のペースのつくり方について、井上先生にお話を伺いました。今後も、【LITALICO発達ナビ YouTubeチャンネル】では発達障害のあるお子さんの子育てで悩んだとき、考え方のヒントになるような動画を配信していきます。サイトとあわせてチェックしてみてくださいね。チャンネル登録もよろしくお願いします!
2019年11月25日月曜日から金曜日まで、平日は毎日学童へ通っている3人。学校の宿題、プリント類やノートへの書き写しなどは学童の学習時間に終わらせてきます。(音読は保護者サインがいるため、帰宅後に家で終わらせます)学校の宿題以外で大変なのが塾の宿題。塾の宿題も毎日決められた量があるのですが、学童は学習時間以外にも色々やることがあるので、決められた時間内に学校の宿題も塾の宿題も両方やるのはなかなか大変。それでも、この生活に慣れてきた長男・長女は決められた時間内に集中して終わらせることが出来るようになってきて、基本的には両方学童で終わらせてきます。しかし、やはり週に何度かは残ってしまうのですが、残った分は帰宅後に即ランドセルから取り出して、お風呂、夕食の前に終わらせています。お風呂と夕食後、就寝までの『自由時間』。この時間を確実に確保すべく、帰宅後は促さなくても自分から即残った分を終わらせるようになりました。もうこれは『毎日の積み重ね』で、宿題が残った場合どうなるかということを何度も体験し身をもって知っているので完全に《習慣》とやれるのだと思います。ただ、まだ一年生の次男はなかなか難しくて…今までは『朝学習派』だった次男。小学校へ入り、長男・長女と同じルーティーンになったのですが、やはり、まだ決められた時間内に終わらせるというのが難しく、(学校の宿題は終わるのですが塾の宿題が残る)また、どうしても遊びを優先してしまうので最初の頃はどうしても残ってしまいがちでした。(むしろ、一枚も終わらせず帰宅することが頻繁にありました 笑)残った分を帰宅後にさせるのがなかなか大変で、やはり本人も疲れているのでなかなか進みません。それでもどうにかこうにか頑張って終わらせるのですが、やはりまだ負担が大きいようなので慣れるまでは《休日の朝》を有効に使うことにしました。宿題の枚数を少し減らしてもらったり、休日にあらかじめ多めに終わらせたり、色々工夫もしました。やはり、次男には《朝学習》の方が向いているようで、休日、お友達と遊ぶ約束をしている時などは特に自分から率先してササッと終わらせるようになりました。毎日の宿題を《習慣化》させる事は、慣れるまで親も子も大変ですが、3人は本当によく頑張ってると思います。学年が上がると量が増えたり難易度も上がってくると思いますが、その都度サポートしていきたいと思います。
2019年11月20日宿題(プリントなど)、家庭学習(内容自由…自由とは?)、計算練習、音読、ストレッチ…。すべて親の採点と内容のチェックと捺印必須!入学前はあまり深く考えていませんでしたが、小学生の息子の「持ち帰ってくる課題の多さ」よ…。以前から気まぐれに「テスト屋さん(塾?)ごっこ」などと言って自ら机に向かうことはありましたが、習慣とはならず、どうやって集中力を持続させたらいいものか悩む日々です。(テスト屋さんごっこは入学前にブームが去ってしまった)それまでは毎日「楽しく過ごす」ことだけを追い求めていた息子に、急に「さぁ1年生! 切り替えて勉強、勉強!」と言ってもうまくいくはずもなく。私が口うるさくまくし立てて「勉強」に対して、「やらされてる」「怒られる」「面倒くさい」というネガティブなイメージを持たせるのだけは何としても避けたい…。そんな悩ましい日々を送る中、ほぼ毎回(いずれか)出される息子からの要求はだいたい以下の4つ。私の対処方とともにご紹介。■宿題やりたくない? 子どもの要求▼遊びたい…「下校の勢いのまま外に飛び出したい」「ゲームがしたい」遊ぶのはおおいに結構だが、放っておくといつまでも遊び続けるので腕時計を持たせます。▼眠い…ダラダラ・イライラの原因はだいたいこれ。▼なんか食べたい…帰宅してすぐに小腹を満たしても宿題を始めた途端にまた言う。口寂しいのか、なんなのか…?■家庭学習をやる気になる「雰囲気作り」▼つまんない、飽きた…それを言っちゃあ、おしまいよ。まとめて「ゴチャゴチャ言ってないでさっさと(宿題)やりなさい!」と言いたいころですが、それで状況が悪化するのは目に見えているのでグッと言葉を飲み込みます。上記の要求に対して「ダメ」とは言いません。すべて、ちょっとずつ受け入れて、休み休みしながらだいたい30分~1時間(昼寝含む)くらいかけて終わればいいなぁという感じです。(集中力は据え置き…)もうひとつ、子どもの家庭学習に関して、私が気をつけていることに「勉強しなさいを言わない」というのがあります。「勉強の楽しさ」だとか「誰のために必要なのか」というのを、いくら子どもに言葉で説いても右耳から左耳なので、私が家でしてやれることは「自分のペースで楽しく学ぶ雰囲気作り」くらいかなと思っています。夕方の慌ただしい時間帯で、ついついイライラしがちですが、とにかくそこは必死で抑えて、抑えて…日々、自分との戦いです。<おまけ>息子の反応を見る限り、今のところ私の「雰囲気作り」は、おおむね成功しているのかな? と思っています。
2019年11月19日どこまで手を出してもいいの?Upload By 丸山さとこ何かと見落としが多く、見通しを立てることも苦手な子どものコウです。そんな彼には家庭でのサポートが必要ですが、「宿題の範囲間違えていない?」などの確認をはじめ、気持ちを立て直したりパニックを避けたりと親が一日中関わっている状態になりやすく、「今の私ってヘリコプターペアレントなのでは・・・?」と思うことがあります。Upload By 丸山さとこ私があれこれと手を出すことで成長を妨げている部分はないだろうか?という心配から「どこまで手伝っていいの?」「手を出し過ぎてはいないかな」と考えた結果、「 コウが中心になるようなサポートを意識するのはどうだろう?」と思うようになりました。Upload By 丸山さとこチェックをするのは親。チェックを頼むのは…?Upload By 丸山さとこそうなると、同じことをするのであっても関わり方が変わってきました。以前はコウが宿題を終えると、私が「見せてね」と確認していました。今は、「できたよ!チェックしてー。」とコウが私に渡します。私や夫に再チェックを頼むことで、彼は安全に“確認をする練習”ができます。Upload By 丸山さとこ苦手なことを助けてもらうために「手伝ってほしい」と誰かに頼むことは、今後家庭外でも彼を助けるスキルになるのではないかなと思います。コウは、人からサポートを受けた時に“助けてもらったこと”を自覚しにくい子どもです。サポートを受けた事実には気付いていても、「相手がしたくてやったことだ」と感じることから“お礼を言う必要”に気付かなかったりします。そんな彼ですが、自分から助けを求める時は“助けてもらったこと”を意識しやすく、自然と「ありがとう」の言葉が出てきたりします。Upload By 丸山さとこUpload By 丸山さとこ何を手伝って欲しいのか、自分は今サポートが必要な状態なのか、コウ自身も自分では分からないことがあります。私の目から見て「困っているのかな?」と思えば声をかけて、手伝えることがあるか息子と一緒に考えるようにしています。お母さんも手助けされたい!Upload By 丸山さとこ私からサポートをすることが多いコウとの関係ですが、彼は私をサポートしてくれる存在でもあります。彼がタオルを畳んだりお風呂を洗ったりしてくれることで、時間や労力だけでなく気持ちの負担も軽くなるのを感じています。助けを求めたり求められたりすることで“助けられた体験”や“助けた体験”を積み重ねて、家庭外でのサポートへの繋がり方も身につけられたらいいな…と思いつつ、今日も頼ったり頼られたりして暮らしています。
2019年11月19日『映画ドラえもん』シリーズ40作目『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が2020年3月6日(金)に公開される。この度、本作の主題歌が、Mr.Childrenが本作のために書き下ろした『Birthday』に決定。あわせてMr.Childrenの桜井和寿より、コメントが寄せられた。本作は、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会って始まる物語で、伝説の映画1作目『映画ドラえもん のび太の恐竜』とは異なる、全く新しいオリジナルストーリー。キューとミューの仲間の恐竜たちを探して、6600万年前の白亜紀を舞台にのび太たちが大冒険を繰り広げる。『のび太の宝島』でシリーズ史上最高興行収入53.7億という大ヒットを打ち立てたコンビの監督・今井一暁と脚本・川村元気が本作を手がける。ドラえもん×Mr.Childrenのタッグは、50周年&映画40作目となるメモリアルな年に、制作陣がかねてより念願であったMr.Childrenへ熱烈なアプローチをしたことがきっかけ。40作目の映画ドラえもんが掲げたテーマは、さらなる未来へ向けた「進化」。その想いが合致したMr.Children側が快諾したことにより、今回のタッグが実現し、ともに1970年生まれで同い年のドラえもんと桜井和寿が運命の再会を果たした。主題歌『Birthday』は、出会いと冒険を描く物語に寄り添うような明るく壮大なメロディーで、のび太たちを勇気づけ応援するような楽曲に仕上がっている。また、タイトル『Birthday』は、誕生から50年の節目を迎える『ドラえもん』の歴史、そしてさらに続く未来、そして「進化」を感じさせる。また、11月23日(土)の『ドラえもん』レギュラー放送では、90秒の予告映像が初公開される。今回の発表に際して、桜井から寄せられたコメントは下記の通り。●桜井和寿(Mr.Children)コメントハッキリと覚えている。小学4年生の時、両親が僕にドラえもんを買ってきてくれた。家に帰り、自分の部屋のベットに寝転ぶと、頭上にある小さな棚に1巻から5巻がきれいに並んで置かれていた。そしてそれを僕は複雑な思いで受け取った。なぜなら、当時僕は勉強を全くしない子供だった。宿題なんかした事がない。漢字も書けなければ、読書もした事がなかった。当然、通知表に刻まれる数字は体育以外は1と2で埋まった。それを見兼ねた両親はきっと「しっかり勉強しなさい」そう言いたかっただろう。でも、そう言ったところで、素直に勉強するはずがない事をわかっていて、「宿題しなさい」でも、「読書しなさい」でもなく、「まずはここから始めましょうね。はい、ドラえもん」そんな気持ちで買ってきたのだろう。そして、その複雑な親の心情を子供ながらにキャッチした僕は、逃げ場をなくした気持ちになって、しばらく読みも開きもせず、並んだ背表紙の1から5の数字を眺めていた。警戒心の強い猫にオモチャを与えた時のそれのように、僕は3日後くらいにドラえもんを恐る恐る開き、その後、我を忘れ夢中で読みふけった。僕にとってはじめての読書。はじめて好きになった本。はじめて感動で泣いた本。それ以来、背表紙の数字は増えていき、棚に入りきらないくらいのドラえもんが並んだ。中2の夏に音楽と出会うまで。本当はその後も、僕の人格形成に関わるドラえもんとのエピソードがあるのですが、長くなるのでこの辺でやめておきます。ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です。のび太にとってのドラえもんのように、「ドラえもんという存在が、ストーリーが、プロジェクトそのもの」が、弱く情けない自分に寄り添ってくれているのだと、改めて噛み締めながら、音楽でドラえもんに携わらせてもらいました。絶対観てくださいね。聴いてくださいね。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』2020年3月6日(金)全国公開
2019年11月19日学校から出される宿題や家庭学習。「なかなかやる気が出ない」「勉強してくれない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。口うるさく言わなくても、自主的にやってほしい! というのが親心。わが家でも、テレビやゲームに夢中で、宿題がおろそかになっていた時期がありました。小学1年生の息子が進んで勉強するようになった理由とは?きっかけはメディア利用のルールを考えたこと学校で、家庭の生活リズムを整える週間があり、テレビやゲームの時間を家庭内で決めることになっていました。これまでわが家には「テレビやゲームは1日○時間まで」などきっちりしたルールがなかったので、どのようにしようか悩んでいました。ちょうどそのとき読んでいた本に、乙武洋匡さんの子どもの頃の学習エピソードが紹介されていました。乙武さんのお父さんが決めた学習ルールは、「勉強した時間分ゲームをしていい」というもの。ゲームが大好きだった乙武さんは、その分勉強を頑張ったそうです。「なるほど! これなら息子にもあいそう」と思い、メディアルールについて息子に提案しました。時間にするとわざとゆっくり勉強しそうだったので、「プリント1ページにつき、テレビかゲーム10分」と、子どもと話し合ってルールを決めました。好きなことのためなら勉強も頑張れる早速「1ページにつき10分」の学習ルールを取り入れたところ、息子にぴったりハマったようで、宿題では足りず、通信教育の教材を利用して自主学習もするようになりました。休日の朝も「今日はこの番組とこの番組が見たいから、何ページやる」と、テレビを見たい時間から逆算して勉強量を決めるなど、計画性も生まれました。ルールがあるおかげで「お母さんに言われたから勉強している」と、ネガティブな感覚ではなく、たとえテレビのためだとしても「好きなことのために勉強するんだ」と自分の意思で勉強に取り組めているのは良かったです。続けるために大切なことは?自主的に勉強するようになったとはいえ、気が抜けると勉強せずにテレビやゲームをしていることも。そんな時は、「あれ? もう宿題終わったんだ?」「テレビを見るには何をしないといけないの?」と、あくまで自分から勉強に向かうように声がけしています。学習ルールを決めるポイントは、子どもと一緒に決めること。一方的に決めて押し付けてしまうと、子どもは納得できず、ルールを守る気持ちが薄れてしまいます。この機会に、親子で学習ルールについて話し合ってみてはいかがでしょう。<文・写真:ライター三浦麻耶>
2019年11月11日小2のちい、毎日音読の宿題が出ています。国語で今習ってるところを読むことが多い。もちろん、土日や祝日も1日1回読まないといけないのですが…週末は親子ともども、忘れがちです。同じ話を3回読むのは飽きるので、いろんな話を読むことに~。すると…なにやらお兄ちゃんが近づいていて…いつも読んでいる話じゃなかったので続きが気になったようで、妹の横に座って聞いてました。まるで妹がお兄ちゃんに読み聞かせしてるみたいでかわいかったです。
2019年11月02日さて我が家のルールは遊びに行く前に「宿題をすませておくこと」です。なぜなら…!?こうなるからです。特に小学2年生の次女は、宿題を後回しにすると大体大変なことになります…。(小5の次男はそうでもないのですが)とにかく宿題が先!!を徹底してたのですが…次女の帰りが遅い日が続いて…。本人いわく「居残りをやっている」そうです。宿題を持っていくのを忘れてたから~とか、授業中プリントが終わらなかったから~とか。実際次男も同じような理由で何度か居残りになったことがあったのであまり気にとめてなかったのですが、学校内で次女の担任の先生に会った次男が聞いてみたところ…なんと!居残りはウソだったのです!!!どうも一回家に帰ると宿題をしてからじゃないと遊べないので学校で遊んでから帰ってたらしい!!計画的犯行すぎる…。そんなに遊びたいなら、宿題をさっさとすませばいいのに…。こんな風に言ってた時期もあったのになあ。 自分から宿題するコツをついに発見?! 宿題を嫌がる小1娘のその後… このときの次女は輝いていたよ!またこの輝きを取り戻しておくれ!と切に思う母なのでした…。
2019年10月26日宿題で情緒不安定になっていった娘...前回、宿題が負担になっていった娘の様子をお話ししました。小学1年生からなんとか頑張ってきた宿題でしたが、小学校3年生になり、量も増えていきました。6時間目まで授業がある日は、宿題に時間をとられて放課後等デイサービスで遊ぶことができなくなり、娘は情緒不安定になりました。変えるべきは、量ではなく、やり方。6時間目まである日は、放課後等デイサービスで必ずパニックになる娘。私は、娘の様子を見ながら、あることが頭に浮かんでいました。それは『宿題を減らしてもらう』ということでした。しかし親としては、それは最終手段にしたいと考えていた私たち。Upload By SAKURA今が最終手段を使う時?それとも、もっと他に方法が...?悩み悩んでいる時、ひとつの方法を思いつきました。思いついたら、即行動!私は早速、特別支援学級の先生と、通常学級の先生と話し合うことにしました。Upload By SAKURA「娘にとって、放課後等デイサービスで遊ぶ時間は、心の安定にとても重要です。娘の精神面のために、週に二日の宿題を調整させて欲しいです。残った宿題は、週末にやり、週明けに提出します。」とお願いすると、先生たちは快く承諾してくれました。こんな提案、『甘やかし』と捉えられるのではないか…そう心配していましたが、特別支援学級の先生と通常学級の先生は、「娘さんは、これまで真面目に宿題をしてきました。だから、大丈夫ですよ。量はお母さんが調整してあげてください。娘さんが、楽しく学校に来られるようにしてあげてください。」と言ってくださいました。あーさんの特性を理解し、尊重してくれる先生たち。その環境がとてもありがたく、嬉しく感じました。娘が不安にならないよう説明。先生たちとの話し合い後、早速、娘に話すことにしました。Upload By SAKURA宿題をやらないわけじゃなく、「後日、提出する」。これが娘のこだわり上良かったようで、すんなり受け入れてくれました。苦手な漢字練習も、時間が足りない時は半ページにし、残ってしまった分は週末にするようにしました。放課後等デイサービスにも説明。それから、放課後等デイサービスにも事情を話しました。放課後等デイサービスの先生はそれを聞いて、こんな風にしてくれました。Upload By SAKURA『帰る時には、娘が楽しい時間を過ごせていること』を心がけてくれました。この方法を取るようになって、娘は少しずつ心の安定を取り戻していきました。Upload By SAKURAその笑顔を見ると、「宿題のことを、学校にお願いしてよかった」と思いました。小学校入学当初、私たち夫婦は『娘が、みんなと同じ宿題を同じ量・同じペースでこなすこと』を意識してきましたが、娘にとってそれは限界になっていました。私たち夫婦がこだわっていた『宿題のやり方』も、臨機応変に変えていけばいい…ずっとこのままじゃない!娘が楽しく過ごすのが一番だと思いました。娘にも変化が!それからしばらくすると、娘は残った宿題を週末に回すのではなく、自宅に帰ってからするようになりました。Upload By SAKURA短い期間で娘は、変化しました。やはり…ずっとこのままではない!このままじゃまずいと親が感じた時に、その時の子どもに最適な対処をすれば、子どもも段々と変化していく。それを改めて感じました。
2019年10月16日小学1年生、最初は順調。小学校に入学してから、毎日出るようになった宿題。小学1年生時は、通常学級に在籍していた娘。この頃は内容も簡単で量も少なく、帰宅後に宿題の時間を取り、横について見るというやり方で何とかなっていました。Upload By SAKURA簡単に解けるというのもあって娘も達成感があり、自分からすすんで宿題に取り組み、楽しそうにしていました。入学前は宿題のことが心配でしたが、出だしは順調。1年生も後半になると、少しずつ内容も難しくなり、量も多くなっていきましたが、それでも娘は頑張ってみんなと同じ量の宿題を全部終わらせ、忘れずに提出していました。小学2年生、やる気ダウン…イライラアップ。小学2年生になり、娘は特別支援学級の在籍になりました。宿題はこれまで通り、通常学級のみんなと同じ内容で同じ量をやっていました。ところが、だんだんと今までのように短時間で終わらなくなり、娘の宿題に対するやる気も少しずつ減っていきました。Upload By SAKURA答えの間違いを指摘されると、イライラして、わざと汚い字を書いたり…。娘の自我の成長も重なってか、間違ったのを私のせいにしたり、解けないことで癇癪を起こしたりするようになりました。母子の関係が悪くなり、悩み始めたこの頃、娘は放課後等デイサービスに通所しはじめました。小学3年生、みんなと差が開き始めた。放課後等デイサービスに通い始めてからは、娘は宿題のほとんどを施設で終わらせてくるようになりました。私は穏やかに家で過ごす娘を見て、安心していました。しかし、小学3年生になってしばらくした頃から宿題の量はさらに増え、かかる時間もどんどん増えていき...Upload By SAKURAあまりの多さに宿題の量に疑問を抱いたことも多々ありましたが、周りに確認してみても、みんなきちんとこなしてきているよう…私が「遊ばせてあげたい」と思うことは、間違っているのだろうか。「もっと娘にも頑張らせなければいけないのか…?」と、不本意な焦りを感じました。しかし、私が焦っても娘は変わりません。娘の宿題に取り組む姿勢は、どんどん悪化していきました。Upload By SAKURA放課後等デイサービスでの過ごし方が変わった。さらに週に2回、6時間目まで授業が入るようになったことで、6時間目がある日は放課後等デイサービスで1時間半しか過ごすことができなくなりました。そして、滞在時間のほとんどを宿題をして過ごさなければならなくなり、遊べる時間が取れないことがさらなるストレスに...Upload By SAKURA何とかしてあげたいと思い、お迎えの時間をずらしましたが、上手くはいきませんでした。お迎え時、不機嫌な娘をなだめながら車に乗せる…ということが続いていました。「宿題」が不安の種に。その頃から、娘は毎朝学校へ行く前に、その日の宿題を気にかけるようになりました。Upload By SAKURA頑張っても宿題が終わらない、放課後等デイサービスでの時間も楽しく過ごせない...娘はストレスから不安定になり、日常のちょっとしたことでも泣き出すようになりました。Upload By SAKURAこのままではいけない!しかし、どうするべきか...私は決められず悩んでいました。次回に続く...
2019年10月09日次女の宿題事情の続編です。以前の記事はこちら 「小学1年生に毎日、宿題をさせるのは大変なんです!」(第33話) 「自分から宿題するコツをついに発見?! 宿題を嫌がる小1娘のその後…」(第35話) 円満解決したと思ってたのに、ま~た宿題したくないマンに変身した次女。ものすご~く困っています。とにかく宿題を後回しにしようとするのですが、それを許してしまうと…こうなるよね~。嫌なことを後回しにするんじゃなく、先に終わらせると、あとは自由時間で遊べる!という考えをしてほしい。ということで…私と次女のバトルが始まったのです! 先に宿題を!とは言うものの、おなかが減っていては集中できないので、おやつはOKをしていますが、同時にテレビ(録画してたアニメ番組や、動画配信)を見ようとする次女。一度OKをしたところ、だらだらと見続けて…宿題を嫌がったのでこれはダメ~。「友達と児童館で宿題してくる!」と言って出かけたときは結局をな~んにもしてこず、その日は夜遅くまで宿題をすることになったのでダメ~。「宿題さえ終わったら好きなことしていいよ!」と何度も伝えているのですがそれがなかなか難しいらしく…こっそり漫画を読んでは怒られています。夏休み開けてからずっとこんな感じで…。正直私もお疲れモードですが、ここで負けたら次女に怠け癖がついてしまう。今日も次女の「宿題したくない!」と戦う日になりそうです…。どうなることやら。
2019年09月21日WEBや女性誌で人気上昇中の占い師・真木あかりさんによる、連載コラム「真木あかりの惑星カレンダー」では、 惑星の動きを占星学的に読み解きます。今回は、9月18日に逆行が終了し順行に転じる土星についてお届けします。■9月18日、土星が順行に戻ります土星逆行(2019/4/30~2019/9/18)2019年9月18日17:48土星が順行に転じます。土星は4月30日からやぎ座で逆行を開始していました。土星は「制限の星」「試練の星」などと呼ばれ、ときに先生のようだと言わたりする星。あえて厳しい体験をもって成長を促すことがよくあります。天王星がショッキングな体験を通して私たちに自己改革を促すのと比較すると、土星は日々の生活のなかでコツコツと、時間をかけて努力していくことを求めるのです。相当ドMな人でもなければ楽しいとは感じられない場合が多いし、自分の頑固さや怠惰さと向き合うことにもなりますので、なかなかしんどいのですよね。それでも、地道に努力すればした分だけ必ず成長もできます。おとなの宿題のようなもの、と言えるかもしれません。◎土星逆行が与える影響とは…土星逆行期は、そうした「制限」「試練」がふっと緩みます。一方、これまで真面目にコツコツやってきたことに対してやる気が起こりにくくなったり、頑張るだけではうまくいかないという気づきを得たりもするでしょう。この期間は、肩の力が抜けますし、やり方を変えてみたり思いつきに従ってみたりすることもプラスに働きます。特に仕事において、そうした動きをなさった人は多いのではないでしょうか。■「試練」と再び向き合う…土星順行の意味土星が順行に戻ると、「シャキッと気合を入れ直す」ような出来事に直面する人は多いでしょう。怖がらせるつもりはまったくないのですが、ここしばらくお休み状態になっていた「試練」「制限」といったものと、再び向き合うことになるのかもしれません。ただ、4月から9月にかけて得た試行錯誤や考え方の変化に伴って、以前よりもずっと楽に、向き合いやすくなっているはず。決して、ただの「しんどいこと」ではありません、前向きにやっていけると自分をしっかりアップデートできるはずです。一筋縄ではいかないことが起きたときほど、どこに意味を見出しどう対峙していくかが、日々、どんな気分で過ごせるかにも関わってくると思います。◎遠回りのようで、前進している…私は土星が順行に戻るとき、いつも楽器の練習を思い出します。バイオリンを習っていたのですが、レッスンのたびに練習しているのに思うように弾けず、やればやるほど自分の音に嫌気がさして、もう楽器なんてやめてしまいたいと何度も思ったものです。ただ、しばらく楽器から離れて別のことをして、「まあでもそろそろやるか」と練習を再開してみると、悪戦苦闘していたのが嘘のようにスラスラと弾けるようになっていたということが何度もあったのですね。「自分なんて」と自信を失う時期や、停滞感を覚えながら離れる時期もあったりして、まったく前には進んでいないような気分でいたのに、実際はいつの間にか成長していた、という不思議なことが人生にはときどき起こります。シナプスは生きている限り、常に間断なく繋がり続け、私たちを不可能から可能へと導いてくれているのでしょう。そのあたりが、順行に戻る土星を活用していくヒントとなるのではなかろうかと思います。おとなの宿題、頑張ってまいりましょうね。■惑星逆行とは?星占いでは10個の星がそれぞれどの場所にいるかを見て運命を読み解いていきますが、月と太陽以外の惑星は時折、これまでと逆の軌道を描いて進んでいるように見えることがあります。この現象を「逆行」と呼びます。逆行の間、その惑星が意味するテーマは“いつも通り”ではなくなります。ストップしたり、戻ったり、一旦立ち止まって考えたり、などといった事象で実感できることが多いでしょう。「怖い」「悪いことが起きる」と不安になる方も多いのですが、ずっとネガティブな状態だったことがぽこんと元に戻る、ということだってあります。忘れ物を取りに引き返す、復習するといったイメージも浮かびます。どちらも大切なこと、ですよね。ケヴィン・バーク(※)は、順行の惑星は成長のレベルにおいて作用し、逆行の惑星は真価のレベルにおいて作用すると述べてもいます。この「逆行カレンダー」では、ただ惑星逆行を恐れるのみならず、自分が進化するために活かしていけるよう、さまざまな逆行の様子をお伝えしていきます。※ケヴィン・バーク:『占星術完全ガイド ――古典的技法から現代的解釈まで』の著者>>次回もお楽しみに10月前半のボイドタイムカレンダー(9月30日更新)プロフィール真木あかり占い師。大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道へ。四柱推命を中心に、占星術や九星気学、タロットカードなどを用いて鑑定・執筆を行う。『悪魔の誕生日事典』(宝島社)をはじめ著書、連載多数。
2019年09月18日やるべきことや持ち物を忘れてしまうのは、頭に浮かんだ映像が原因だった!?Upload By かなしろにゃんこ。ADHDと軽い自閉スペクトラム症がある息子・リュウ太には、脳内に映し出されている映像のほうが今目の前で起きているできごとよりも優位になってしまい、やらなきゃいけないことができなくなるという特性があります。この特性は「指示をナゼ忘れてしまうの?」「なんですぐにとりかかれないの?」ということを、18歳になった息子と話したときに明らかになりました。母から「宿題をやろうね」と何度か言われて渋々取り掛かるけれど、宿題を目の前にしてもなかなかできない。宿題嫌いな息子は母に促されても気持ちが向かず、「宿題をやらないとな~」と考えている間に頭の中で想像した楽しいことの映像が目の前に浮かんできて、その映像をぼーっとずっと見てしまう。Upload By かなしろにゃんこ。ここまでは誰にでもあることかもしれませんが、息子の場合はこの映像がどんどん濃く、ハッキリしたものとなり、浮かんできた映像の世界に浸ってしまうようです。宿題をやらなきゃいけないと思っていても、気持ちが向かないでいる間に脳内に楽しい映像が浮かび、その映像をたっぷり楽しんだ後でないと、やるべきことへ気持ちが向かない。 切り替えがうまくできないんだと言います。目の前に見えているはずのものの上に、頭に浮かんできた映像が重なって見え、さらにだんだんと脳で見る映像のほうが優位になってしまうので、目の前のノートや鉛筆、机といった勉強道具はいつの間にかかすんでいってしまう...ということなんだそうです。Upload By かなしろにゃんこ。また、宿題以外にも、息子が苦手な持ち物の管理でも同じ現象が起こることがあるとのこと。例えば、学校に持っていく習字道具を目の前で見ながら「今日はコレを持って行くんだ!」と思っているときに、母から「学校から帰ったらショッピングモールにお買い物に行くから、早く帰ってきてね」と話しかけられると、ショッピングモールの中のオモチャ屋やそこで売っているオモチャの映像が浮かぶ。その映像で頭の中があっという間に占められ、目の前にある習字道具は見えなくなり、そのまま持っていくのを忘れてしまうのです。林間学校や修学旅行でも必ず持ち物を忘れるので話を聞いてみたら、「カバンに忘れずに洗面用具をしまわなきゃいけないと思っていたところに、横から先生に話しかけられて、その瞬間に洗面用具が見えなくなってしまって結局忘れたんだ」と言っていたこともありました。また忘れたの?と思いつつも、本人の話をよく聞いてみたことで、忘れてしまう理由があったのだと分かりました。目の前のことに集中するために、映像を断ち切る方法を実践Upload By かなしろにゃんこ。リアルと頭に浮かんだ映像の両方が重なって見えているから、忘れ物を気を付けようと思っていても、ふとしたことで気が逸れて結局忘れてしまうんですね。特性ですから仕方がないのですが…とはいえ、何とか回避する方法がないか調べてみました。そこで思い当たったのが、フラッシュバックの回避方法。「これと同じように、頭の中に浮かんでくる映像をなんとか消すことはできないかな?」と思い、試してみることにしました。「自分の頭の中に浮かんだ映像が優位になってぼーっとしているな~」と思ったら、首や目を動かしてシャットアウトして映像を切るという方法です。フラッシュバックが起こるときには、過去に体験したことを昨日のことのようにリアルに思い出すといいますが、息子も同じようで、普段頭の中に浮かんだ映像の方に注意が向いていく以外に、イヤなことを思い出した際にも、その映像に意識が集中してしまうと言います。そのためイヤな記憶が甦ったときは体を動かして映像をシャットアウトした後に、気晴らしに楽しい動画を観てイヤなことを忘れることにしていると言います。Upload By かなしろにゃんこ。特性によって困ることもあるけれど...クリエイティブな活動にはプラスに働く!頭の中に浮かんだ映像が優位になりそうなときやイヤな思い出を思い出したとき、首や目を動かすことで、目の前のやらなきゃいけないことのほうに意識を向けられるようになってきた息子。ですがもちろん、100%うまくいくわけではありません。それでも成長するにつれて、朝の仕度の最中や仕事中はリアルな目の前の事柄に集中!とコントロールすることができるようになってきたようです。そしてこの特性は、困ったことばかり引き起こす訳ではないようで、本人は「でも、クリエイティブな活動ではこの特性はとてもいいんだよね!」と言います。息子は私と同じく絵やデザインを描くのが趣味で、どんな作品を描こうかな~と考えると脳の映像がいろいろ浮かんできて創作しやすいのだそう。また車を修理することも趣味なのですが、修理する段取りも( ゚ ρ ゚ )ボーッとしながら映像が浮かんできてシミュレーションしてワクワクしてヒラメキがあるとも言います。確かに私もボーッとして心地がイイときにいろいろひらめくから息子が言っていることはなんとな~く理解ができます。物忘れややることを先送りにしてしまうことは少し困ることもありますが、イマジネーションで自分の道を開拓していけるのなら、いい特性なんだろうな~と思うのでした。
2019年09月09日宿題・明日の準備までおわったら、ゲームOKが我が家のルールです。しかし楽しい時間はあっという間…。私もゲームするのでわかるのですが、30分は厳しいですよね~。せめて1時間は遊びたい!そんな気持ちはわかるのですが、約束の30分を過ぎても、だらだらとゲームを続ける次男に喝!フラグ!?よく映画にあるシーン「この戦いが終わったら…俺、結婚するんだ…」みたいな!?思わず笑っちゃいました~~。とは言えルールは守って欲しいところ。戦いの途中とか、セーブポイントじゃないからと言って、そのまま続けてることが多いですもんね~。セーブすることも考えて遊んでほしいもんです!
2019年09月07日新学期がスタートすると、「また毎日宿題の心配をしなければいけないな…」と少し気の重い人もいるのではないでしょうか。私の息子は現在小学2年生。1年生の1学期は毎日宿題について頭を抱えていましたが、2学期に入り、自ら宿題に取り組むようになりました。悩んでいた日々と、声をかけなくても宿題をするようになった経緯をお伝えします。宿題に口出しをしていた日々入学した当初は、「宿題はやったの?」「夜になると疲れちゃうから、今のうちに宿題終わらせようよ」と、私が宿題に取り組むように促していました。素直に宿題に向かうこともあれば、「うーん、あとで」と動く様子がなく、いつやるのかとイライラすることもありました。子どもには自ら宿題に取り組んでほしいと思っていたので、口出しはしたくなかったのですが、親としてはついつい口をはさみたくなります。個人面談の際に、どうしたら自主的に宿題に取り組むか、担任の先生にも相談してみました。そこでわかったことは、・小学校低学年のうちは、時間の感覚があまりないので、時間管理を自分でするのは難しいこと・学校から帰ってすぐに宿題に取り組ませている家庭が多いことということでした。そこでひとまず、まわりの家庭を見習い、わが家でも「帰宅後遊びに行く前に宿題をする」というルールを息子と一緒に決めました。しかし、このルールは早々に撤廃。学校で帰宅時間が決められていることにより、先に宿題をすると、外遊びの時間が短くなってしまうことに、私が抵抗感を覚えたからです。わが家では「子どもには、勉強よりも遊びを優先させること」を重要視しています。遊びのなかで何かに夢中になったり、自分で想像したり、友達と関わったり、そういったことが生きる力になると考えているからです。そこに立ち返ると、私たち夫婦にとって、子どもの宿題は二の次であることを改めて感じました。また、宿題をしなくて困るのは子ども本人ですから、その状況をどうするか、どう考えるかもまた、子どもが考えて学べばいいと思ったのです。宿題をするための環境を整えることに自分自身の考えが整理できたことで、少し気持ちがラクになりました。とはいえ、宿題をすることに越したことはなく、しないことで授業についていけなくなり、勉強が面白いと思えなくなるのは望ましくありません。そこで、息子自身が宿題があることを忘れないようにするための環境作りをすることにしました。1:声かけの方法を変えた前述したような「宿題はやったの?」という声かけは、「宿題をまたやってないでしょ!」という気持ちが含まれていて、子どもを信頼していないように感じます。そこで、「今日は音読と何だっけ?」「ダイニングテーブル片づけたから、ここで宿題やってもいいよ」と、宿題をやる意思があることはわかっているという、親から子どもへの信頼のメッセージを含んだ声かけにしました。信頼しているのなら声かけは不要なのでは?と思われるかもしれませんが、遊びに夢中で本当に宿題のことを忘れていることがあるので、その確認の意味の声かけです。2:声をかけるタイミングを変えた遊びに夢中になっていたり、何かを作っている最中など、何かに集中しているときに、宿題についての声かけすることをやめました。何かに没頭しているときは声をかけたところでムダですし、集中力を削ぐことにもなってしまいます。子どもの様子を観察し、キリのいいところや、子どもが少し集中力を切らしたタイミングなど、隙間を狙って声をかけるようにしました。3:宿題置き場を作った宿題の存在自体を「忘れてた!」ということがしばしばあったので、忘れないように常に目につく場所に、宿題置き場を作ることにしました。わが家の場合は、「ダイニングテーブルの上に100均のトレイを置く」というシンプルなもの。学校から帰ってきたら、そこに宿題を置くという流れは自然とできあがりました。なお、1、2の“声かけ”についてですが、声をかけたタイミングで宿題をしなくても何も言わないようにしました。親が何か言ったところで、やる気のないときにはしませんし、やるタイミングは本人に任せました。わずか1週間!自分で決めた時間に宿題をするように環境を整えてから、子どもが自分で宿題に取り組むようになるまでに、1週間もかかりませんでした。わが家は平日パパの帰りが遅いので、夕食を済ませた後は私と子ども3人でお風呂に入ります。私と1歳児がお風呂に入り、体を洗い終わったら小学生の息子と当時4歳の娘の2人を呼び出す、という流れです。いつものように上の子2人を呼んだら、娘ひとりしか入ってこなかったので「おにいちゃんは?」と娘に尋ねたところ、「今宿題やってるから、もうすぐ来るよ」と答えが返ってきました。私と1歳の息子が入ってから呼び出すまでの時間は、およそ20分。この時間を生かして、小学生の息子はお風呂に入る前に宿題をやる、というリズムを自分で作りだしたようです。もともと宿題をするのがイヤだったわけではなく、遊びに夢中になって宿題を先送りしているだけだったため、宿題に気づくタイミングと取り組めるタイミングが合えば、すんなりと宿題に向かうことができるのだと、初めて気がつきました。日によっては違うときに取り組んでいますし、金曜日に出た宿題はその日のうちにやらないことも多いです。しかし、どこかで宿題に取り組む時間を自分で作っています。宿題をやったかどうか不透明な日については、「宿題は終わってるんだよね?」とやはり信頼を込めた言葉で確認を行うようにしています。今回の宿題の件でわかったのは、子どもを変えようとするより、子どもの環境や親の意識を変えるのが大切だということ。また子どもは自分の時間の流れやタイミングがうまく合えば、自ら動き出すということです。これからの成長過程でもそれを忘れずに見守っていきたいと思います。<文・写真:ライター沖田かへ>
2019年08月30日やらなくても理解できているうちは、勉強など二の次でいい――そう思っていると、あっという間に学習内容が難しくなり、スピードもアップして「何を勉強していいかわからない」「勉強するのが嫌だ」ということになりかねません。子どもが自ら勉強するようになるには、低学年あるいは入学前からの学習習慣がカギになります。「勉強は毎日するもの」と早い段階で脳に刷り込まれている子は、高学年になってもきちんと習慣として身についているので、自主的に勉強を続けることができるのです。今回は、高学年になってから慌てないために、「学習習慣を身につけるコツ」について紹介します。気づいたらついていけなくなっていた……なんてことも小学校低学年で習う内容はまだまだ簡単で、取りたてて復習に力を入れずとも理解できてしまうものも多いでしょう。そのため、家で勉強しなくても学習内容は身についているし、「高学年になって必要に迫られたら、自分で勉強するだろう」と楽観的に考えている親御さんも多いかもしれません。ところが、中学年の頃から抽象的な内容の学習が増え、突然勉強が難しく感じられるようになっていきます。たとえば、算数でいえば、これまで「リンゴが5個あり、2個食べました」のように日常生活に当てはめて具体的にイメージできる問題が主だったものが、突然「がい数」や「角度」といったイメージしづらい問題が増えるのがこの時期。そして高学年になると、理解できていない部分を家庭学習で補うことが苦痛になり、学習習慣が身についていない子は、勉強から遠ざかってしまうのです。また、ベネッセ教育総合研究所が全国の小学校4年生から中学校2年生までの子どもと保護者を対象に行なった実態調査から、学習習慣に対する親子の認識の差が明らかになっています。「小中学生の学びに関する実態調査速報版 2014」によると、小学生の約6割は、「親に言われなくてもコツコツ勉強できている」と感じているよう。一方で、小学生の保護者の46.7%が「子どもの学習に関する悩みや気がかり」に「学習習慣」を挙げています。「子どもは充分に学習していると感じていても、親の目から見ると不十分」というケースが多いようです。放っておくだけでは子どもの学習習慣はなかなか身につかないといえそうですね。早いうちから「勉強は毎日するもの」という意識づけをすることが、学習習慣を身につけるうえで大切なのです。学習習慣を身につけるコツ1:学習時間は短めに教育者の陰山英男先生は、幼いうちの家庭学習は短期集中型をすすめています。陰山先生いわく、小学校低学年までは、学習時間が長いほど成績が下がる傾向にあるのだそう。「週に一度、長くても30~40分、時間が取れない場合には10~15分でも十分です。それに加えて、1日に5分ずつくらい親と子どもで集中して何かをやる癖をつける。読書、音読、宿題をより丁寧にやるのでも良いので、集中力が高まったものを下げないうちに、迅速にやる。すると時間は短くても、子どもの能力は上がります」(引用元:マナビコ|【陰山英男先生に聞く】子どもを勉強嫌いにさせてしまう親の特徴とは?)また、勉強するタイミングも習慣化することが大切です。「学校から帰ったらまず宿題。それから遊ぶ」といった時間固定タイプでもいいですし、「家に帰ってきたら、18時の夕飯までに30分勉強する」といった所要時間確保タイプでもいいでしょう。夕飯の後は大人もくつろぎたい時間ですから、なるべく親子でゆったり過ごせるように、夕飯の前に学習を済ませておけるとお互いのストレスになりません。もしくは、早寝早起きを実践して、朝学習で勉強するのもおすすめです。学習習慣を身につけるコツ2:子どもに合った勉強場所をチョイス「リビングで勉強をすると学力が上がる」「東大生の多くがリビングで勉強していた」という話を聞いたことがある方は多いことでしょう。もちろん、リビングで勉強するだけで賢くなるわけではありませんが、リビングで勉強することにはいろいろなメリットがあります。小学校入学前から低学年のうちは、自分の部屋でひとりになることを怖がる子も多いもの。風で窓がガタガタ鳴ったり、物音がしたりするだけで、「おばけかな」「誰かいるんじゃないか」と不安になってしまう子もたくさんいます。しかし、リビングで学習すれば、一緒にいる家族の気配に安心できますし、物音で不安になって集中力が削がれることもありません。加えて、リビングという空間自体、人間が集中しやすい場所でもあります。ウェブサイト「中学受験情報局『かしこい塾の使い方』」主任相談員の小川大介さんは、次のように述べています。なぜなら、どういうときに人間が集中しやすいかというと、「リラックスできる空間にいて、かつ適度な緊張感と安心感がある」ときだからです。それは、まさにリビングです。一方、自分ひとりの空間である勉強部屋は、あくまでも自分だけの世界ですから緊張感はなく、集中力も下がりやすい場所だと考えることができる。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|“リビング学習でかしこくなる” は勘違い。東大生がリビングで勉強する本当の理由)このように、リビングは勉強にぴったりの場所なのです。もちろん、兄弟が多い家庭はリビングだと騒がしすぎる場合もありますし、人によって勉強のスイッチが入りやすい場所はそれぞれですから、一概には言えません。「絶対にリビング」とこだわる必要はなく、子どもにとってベストな環境を選ばせてあげることが大切ですね。学習習慣を身につけるコツ3:声かけのサポート学校から帰ってきてのんびりくつろいでいる子どもに、「勉強はいったいいつするの?」「早くやりなさい」という声かけは逆効果です。私たち大人が子どもの頃を思い出してもおわかりの通り、できていないことを責められるような声のかけ方では、やる気は起きにくいもの。まずは子どもに共感してあげましょう。子どもが「今日は暑くてやる気が出ないなあ」「今日は体育で疲れたから勉強したくないなあ」などと言ったときには、「こんな暑い日に勉強なんてしたくないよね」「疲れてるときに勉強なんて大変だよね」と共感してあげるのです。教育評論家の親野智可等氏いわく、子どもはそれだけで「わかってくれた」と安心するそう。一度は共感してあげてから、頃合いを見計らって「そうは言っても勉強しないとね。半分だけでもやってみたら?」と優しく声をかけることで、素直に勉強を始めやすくなるのだとか。子どもにとって勉強が苦にならないようにするためには、ガミガミ言うのではなく、子どもの立場に立ってサポートすることが大切ですね。***小学校低学年までに、勉強が習慣化していると、高学年あるいは中学生になってからコツコツ学習することが苦になりません。習慣化に大切なのは「楽しく、少しずつ」です。大人が先へ先へと急き立てるのではなく、子どもがペースをつかむまでは焦らず見守ることも大切です。(参考)PRESIDENT ONLINE|自ら机に向かう子の親が欠かさない習慣SHINGA FARM|学習習慣の基礎は幼児期からの“TO DOリスト”にあり!ベネッセ教育総合研究所|小中学生の学びに関する実態調査速報版 [2014] 2 学習態度・学習習慣ベネッセ教育情報サイト|伸び続けていくための学習習慣とは?マナビコ|【陰山英男先生に聞く】子どもを勉強嫌いにさせてしまう親の特徴とは?日経DUAL|親野智可等やっぱり子どもは褒めるに限るこどもまなびラボ|“リビング学習でかしこくなる” は勘違い。東大生がリビングで勉強する本当の理由東洋経済|大流行「リビング学習」は”諸刃の剣”であるこどもまなびラボ|「10歳の壁」ではなくて「10歳の飛躍」!親が我が子の10歳をもっと面白がるべき理由ベネッセ教育情報サイト|小学生の宿題、親の関わり方【前編】子どもの意欲を引き出す言葉と方法
2019年08月29日「○○しなさい!」返事はするのにできない息子。自分でできるようにするため、特性を活かすことに!Upload By かなしろにゃんこ。親の指示を素直に実行できる子がうらやましいといつも思っていました。息子・リュウ太が私の言うことをすんなり聞くことは、まずなかったからです。ADHDと広汎性発達障害がある息子。外出先から家に帰ると「うがいしなさい!」や「手を洗いなさい!」と伝えるものの、息子は常に後回し。「時間割そろえて明日の用意をしなさい」などの親の声に対しては、”ながら返事”で無意識に返事をしていて、本人は返事をしたことすら忘れていることがあります。ADHDの特性からか、ワクワクすることや今まさに注目していることにしか関心がありませんから、小学校2年生頃まではうまく指示に従えませんでした。でも高学年になると、ADHDではなく、広汎性発達障害の特性が活きてくるようになりました。その特性とは「ルーティンで行動する」ということ。特性に気づいてからは、やってほしいことが息子にとってのルーティンになるよう、指示を忘れているときや意識が向かわずうまく従えないときも必ず声をかけて365日過ごすことにしました。Upload By かなしろにゃんこ。やることリストを書いて貼っておくなど、伝わりやすい方法は子どもによっても違うと思いますが、息子の場合は忘れているかもと思ったタイミングで声をかけてあげることが効果的でした。例えば帰宅後の手洗いうがいだったら、忘れているかな?と思ったらすぐに「手洗いとうがい忘れてるよ、家に入ったら最初に洗面台に行くようにしてね」と伝えます。最初は「ボクの行動にいちいち注意するウザいお母さん」と思っていたそうです。それは今もかな。笑しかし毎日毎日続けていくことで、学校から帰ったら手を洗わないと気持ちが悪いと思うようになっていったと息子は言います。Upload By かなしろにゃんこ。中学生では自主的に「家に帰ったら足を洗う」こともルーティンに加え、毎日やっていました。一度ルーティンでできるようになると指示を出さなくてもいいので、親も子も楽。毎日面倒だけど声かけしていけばできるようになる!と実感して、それからは諦めずに1000回は声かけをしよう!という意識になってきました。何か考え事をしていても無意識に体が行動して済ませてくれるまで♡声かけをするときは怒らないように、普通に話しかける感じで伝えます。毎日毎日怒られる...と思ってしまうと子どもも嫌な気持ちになりますもんね。Upload By かなしろにゃんこ。ただ、明日の準備と宿題だけはいくら声をかけてもダメでした。翌日の持ち物は毎日用意するものに変化があるのでルーティンではできなかったようです。また時間割の準備や宿題に取り掛かろうとすると、教科のことを考えて好き嫌いセンサーが反応してしまい、無意識で体が動くようにはなってくれないのだそう。そういう理由なので、このあたりはその都度私が一緒にみてあげながら、ときには忘れ物をしながら小学生の日々を過ごしました。ランドセルの上に帽子を乗せてまとめておくことだけは無意識でできていたので、ヨシ!としていました。Upload By かなしろにゃんこ。成長してきた息子、家事のお手伝いもルーティンでできるように!わが家では、家族の一員として家の家事を何かしら担ってもらうようにしています。そこで、息子がルーティンなことであればほぼ忘れず出来るようになった中学生のときに、取り組んでほしい家事を教えることにしました。まずはゴミ捨てです。”朝玄関の前にゴミが置いてあったらゴミを収集所に持っていく”ことを何度か教えたら、やれるようになりました。そしてお風呂使用後の片付け。お風呂に入った後に鏡の水滴を拭いて窓を開け、バスマットを洗面所に干すということを2年ほど伝え続けたら、これもできるようになりました。お風呂に入ってゴシゴシ体を洗ったら周囲の片づけもセットでやる!というように覚えてくれたようです。いくつかの行動をルーティン化させていくうえでわかったのは、覚えてくれたら指示を変えないことが大事なんだということです。Upload By かなしろにゃんこ。毎日こうしてああしてと親の都合でやり方や時間帯をコロコロ変えると、子どもも混乱してできなくなります。やってほしいことのルールを変更したときは、また振り出しに戻って丁寧に何度も繰り返し伝えることにしています。毎日の行動はできないわけじゃなくて、覚えてルーティン化するまでに時間がかかるだけ。何度も伝えなきゃいけないのは本当に大変ですが、それは私のルーティンとして決めてしまえばいいんだって思いました。そう考えることで、毎日伝えることに対してのストレスも少し軽減された気がします。本人の意思でやりたくないことや、一人でやるのが難しいことはもちろんありますが、手洗いうがいのように毎日やったほうが良いことや、家族の一員としてできる簡単なお手伝いは、少しずつでも自分からできるようになってくれてよかったなと思います。現在は、就職した息子が帰宅後にお弁当箱をなかなか洗わないことに声かけをしています。まだまだ母の戦いは続きそうです。笑
2019年08月28日夏休み終盤になると、始まるのが…!?宿題の丸つけです!夏休み前の個人面談で「宿題は丸つけまでお願いします」と答えをもらっているんですよねえ…。やり直しをするってことは…丸付けもやり直しです!やり忘れた箇所、間違っていた箇所を何度も何度も…全問正解するまでやり直し~~!小学生の次男次女の2人分…。お父さんも家にいるときは、時々丸つけはしてくれますが、ほとんどは私の役目になっております。丸つけしつつ、わからない箇所を教える…。しかもなぜか仕事中に限って「丸つけ~!」とやってくるのです…。この丸つけ地獄、早く終わらせたいです!
2019年08月24日夏休みも後半。そろそろ手をつけようと思った宿題の書類をなくしてしまった! と焦った娘が考えた対策とは…!?■夏休みの宿題を丸ごと紛失!夏休みももう少しで終わりますね! ■先生に聞く! と決めたは良いけれど2枚もハガキが届いた先生の気持ちはいかがなものだっただろう(笑)夏休みの紙類、あちこち出しっぱなしにしちゃうから、よく紛失しては、予想外の場所から発見されることが多いです(汗)
2019年08月24日日本の夏休みといえば、プール、海水浴、家族旅行、そして宿題!1ヶ月あまりの夏休み期間中、「宿題は計画的に!」といわれるものの、「お盆を過ぎた頃に焦り始め、ギリギリに慌ててやる」という経験に身に覚えがある方も多いのでは。塾の夏期講習などに通うお子さんも少なくないことでしょう。夏休みまでも忙しい日本の子どもたち。そのことに疑問を持ったことはありませんか?世界の子どもたちはどうしているのでしょうね。今回は、“夏休みの理想的な過ごし方”について、視野を広げて考えてみましょう。約100年前から変わっていない「夏休みの宿題」文部科学省によると、夏休みは学校教育法で定められた「夏期休業」で、期間は各自治体の教育委員会に委ねられています。始まりは明治14年。目的は定かではないそうです。昭和初期の「ナツヤスミノトモ」という、福島県教育委員会が編纂した夏休み学習帳を見ると、内容は、「毎日1ページずつ勉強しなさい」「毎朝やりなさい」「早寝早起きしなさい」「お手伝いしなさい」などの心得と、算数や漢字の書き取り、絵日記などの宿題が並んでいます。驚くほど今とあまり変わりませんね。つまり、「約100年前から日本の夏休みはほとんど変わっていない!」ということ。時代はこんなにも変わったのに、です。では、ほかの国はどうなのでしょうか?世界の夏休み――宿題がない国ばかり!アジア以外の国では、新学期が始まる前までの約2ヶ月(6~8月)という長い期間が夏休みであることが多いようです。それだけ長い時間をどう過ごすのか興味が湧きますよね。そこで各国の状況を調べてみました。【アメリカ】アメリカの夏休みは6月~8月までの約3ヶ月間、宿題はありません。その大きな理由は、6月で学年が終了し9月から新学期だから。過ごし方の定番はサマーキャンプです。サマーキャンプといっても、勉強に特化したものから遊びやスポーツをメインにしたもの、ボーイ・ガールスカウトのようなものまでさまざま。お休みが長いだけに、デイキャンプ(日帰り)を含めた複数のキャンプに参加する子どもがほとんどです。そこでいろいろな経験をし、ひと回り成長して新学期に臨むのですね。【ニュージーランド】季節が逆のニュージーランドでは、夏休みは12月中旬~1月までの約1ヶ月半。こちらも宿題はないそうです。いろいろな団体がホリデープログラムを用意していて、それらに参加する子どもが多いようです。スポーツや料理、動物園では飼育員のお仕事体験など、子どもの興味に合わせてさまざまなものがあります。学校の勉強とは違い、好きなことをやってみて、その体験からの「学び」を大切にするのが、ニュージーランドの夏休みの過ごし方の主流のよう。「リーディングプログラム」という、地域の図書館が実施している夏休みを通して読書を促す企画も人気です。週に一度、読んだ本の報告をしてスタンプを集め、休みの最後には打ち上げパーティーもあるなど、楽しんで読書を習慣にできる趣向が凝らされているのがいいですね。【スウェーデン】スウェーデンは秋と春の2学期制で、その間の6月中旬~8月中旬までの約2ヶ月間が夏休みとなります。宿題はありません。もともとスウェーデンでも “詰め込み式” 教育が行われていたそうですが、1970年代に「それではいけない」と議論が始まり、1994年の学校教育大改革により、現在は子どもの自主性を重視するプログラムに変わったそうです。基本的な考え方は「学校の外では思いっきり遊ぼう!」。スウェーデンには、「フィーカ」という伝統的なコーヒーブレイクタイムがあり、その時間がとても大切にされています。これは、「人の脳は休むことで、より働くようになる」と考えられているから。そのため、夏休みにも学習メインの宿題はないのです。その代わり、次のような、強制ではないオススメとしての宿題はあるようです。■小学校2年生への宿題例■「2冊以上の本を読むか聞く」「遠くに住んでいる人にお手紙か絵を送る」「森をさまよう」「やったことがないことをやってみる」「新しいお友だちと遊ぶ」「道端のお花でブーケを作って誰かにあげる」 なんて素敵な宿題なのでしょう!ここから読み取れることは、「新しいことにチャレンジして、新しい発見をしましょう」「人といい交流をしましょう」という優しいメッセージ。宿題の項目がビンゴ式にマス目の表に書き込まれていて、達成したマス目を消していき、「ビンゴが完成したらポイントゲット!」という楽しい工夫をする学校も。宿題というよりはゲームですね。そしてスウェーデンでは、大人も4週間以上の長い休みをとるのが普通なので、家族一緒に郊外の別荘などで過ごすことが多いそうです。冬が長い北欧の国だからこそ、陽が贅沢に降り注ぐ夏は、大人にとっても子どもにとっても特別な季節なのです。【シンガポール】シンガポールの小学校は2期制([Semester1]1~5月末と[Semester2]6月末~1中旬)で、夏休みは6月の約1ヶ月間となります。アジアの多くの国が教育熱心であるのと同様、シンガポールでも親の子供への教育熱は、日本以上のものがあるようです。夏休み期間中も勉強させるために、塾のような課外学習をさせることが多く、あえて一学年の上の難しいクラスに入れて学習を先取りする人も少なくないとのこと。そんな、休みも勉強漬けの現状に危機感を覚えたのが、国です。「子ども時代には、勉強以外にもっと運動したり遊んだりしよう」と国を挙げて方針転換し、小学校低学年での学期末テストの廃止や、夏休みの宿題をなくすなどの対策を取り始めました。シンガポールにもサマーキャンプなどがあり、スポーツ系のものが人気のようですが、これからシンガポールの夏休みの過ごし方は変わっていくかもしれませんね。茂木先生が提案する「理想の夏休み」とは!?では、“理想の夏休み” ってどんなものなのでしょうか。脳科学者である茂木健一郎先生は次のように述べています。子どもの脳は、好奇心にあふれている。新しいものが提示された時、子どもたちは好奇心に目を輝かせる。そして、手を伸ばし、遊び、熱中の時間を過ごす。何が子どもに合っているのかを知るには、さまざまなことにチャレンジさせるのが良い。大人が手助けし、選択肢を示して助ける。世界には、こんなにたくさんの面白いことがあるのだよと教えてあげる。そのようなサポートが大切なのである。その際、何を選ぶかは子どもに任せる。決して押し付けず、子どもが何に興味を持つかをじっと見守る。そして、もし熱中することがあったら応援してあげる。これが、一番の子育てであると私は考えている。長い人生、何が起こるかわからない。個性は「積み重ね」でもある。どの時点でも、将来何をしたいかは「仮説」に過ぎない。夢は決まったものではなく、柔軟に変化するものである。この夏休みにお子さんが出会うものが、長く続く個性の成長の出発点になるかもしれない。そう考えたら、夏を迎えるのがわくわく楽しみになってくる。大人も一緒になって、子どもの個性の「種」を探すのが良いのである。(引用元:讀賣新聞|夏休み、子どもは何に手を伸ばす?)脳科学の観点からの考察、すばらしいですね。子どもたちの “個性の種” を見つけて、育むために、夏休みという絶好の機会を生かさないのはもったいない!できるだけたくさんの体験をさせてあげることが理想的ですね。各国の状況や見識者の考えなどから導き出した、この夏休みに家庭でも実践できることを2つご提案します。読書夏休みの宿題がない欧米諸国でも推奨されるのが読書。学校の課題図書とは違い、好きな本を選ぶことがポイントです。おもしろかった点、印象に残った箇所、その本から派生した話など、思ったことや感じたことをシェアして伝えてみましょう。本から得られる学びの広がりは、ゆとりある夏休みだからこそ得られるものに違いありません。 新しいことにチャレンジする夏休みに “初体験” を!「やってみたかったスポーツに挑戦する」「ケーキを作る」「自力で日帰り旅」など、なんでもいいのです。欧米ではよく活用されている “宿題ビンゴ” を取り入れて楽しむのもいいかもしれません。一番大切なのは “自分で選ぶこと”。新しいものに出会い、そこに湧き上がる感情や共感、達成感が必ず小さな個性の積み重ねになるはずです。***茂木先生はこうも言っています。夏休みの本質は、ぼんやりすること、ほうけることだと思う。ふだんとは違うことをやって、ぼーっとする。そのことが夏休みの価値であって、学期と同じようなことをやるのは、夏休みの趣旨に反している。夏の間は、みーんみーん、ジリジリとぼんやりしていて、新学期とともに「はっ」とするのが良い。(引用元:Twitter|茂木健一郎)同じように、海外の親たちは「普段はできないことをたくさんやって充電し、生活を楽しんでほしい」と願うのが主流のよう。夏休みは “好き” を見つける絶好のチャンス!興味の対象は毎年変わってもいいのです。新しい体験で心身ともにリフレッシュできれば、新学期がより充実したものになりそうですね。(参考)学研出版サイト|第10回 アメリカの夏休みの過ごし方留学123 国際交流支援 K international|NZでの夏休みの過ごし方NIKKEI STYLE|北欧の学校、夏休みに宿題なし スウェーデンから見る日本 高見幸子讀賣新聞オンライン|夏休み、子どもは何に手を伸ばす?東京都公文書館|80年前の夏休みの宿題帳sopiva|幸せな暮らしスウェーデン。あこがれの長期夏休みの裏に隠された真実とは・・・Ministry of Education SINGAPORE| Press Release|September 28, 2018 ‘Learn For Life’ – Preparing Our Students to Excel Beyond Exam ResultsTwitter|茂木健一郎
2019年08月15日夏休みの宿題...自由提出のものは断固としてやらなかった息子Upload By かなしろにゃんこ。夏休みの宿題をやろうやろうと思いながら時間は流れ…8月後半、夏休み終了間近にいやいや腰を上げる子どもの姿は夏の風物詩(笑)。うちの息子もその一人。ん?というか…ヤツの場合は最初からヤル気がなかったんだった。結局半分も宿題をやらずに2学期に突入です。シクシク…怠け癖こじらせています(涙)特に「コレは絶対にやらない!」と息子が言うのが、「できたらやりましょう」とか「時間があったらやりましょう」という自由提出で曖昧な提出物。「やってもやらなくても、どっちでもいいんだよ!だからやらない!」と断固として拒否してきます。息子が通っていた小学校では、読書感想文や絵日記、自由研究、コンクールに出展するポスターなどが自由提出の宿題となっていました。親としては「先生がそう言うのは児童に自主的に取り組める力をつけさせるためだから、ここは自由提出っていったって全部やらなきゃいかんでしょ!」と思ってしまい、毎年ヤレヤレとお尻と叩いてきました。「自由研究一緒にやろう」と誘ったり、「絵日記のかき方教えてあげるから」と促したりしましたが、岩のように固い信念があるのでしょうか…息子は拒み続けます。宿題の出し方を曖昧にしないで全部必須!としてほしいな~そのほうがまだ本人もヤル気になりやすいし親も促しやすいのに…なんて思っていました。ところが!ある年に急にヤル気スイッチが入ったのでした。夏休みのお出かけが、息子の大好きな空の乗り物の体験ツアーに決定!Upload By かなしろにゃんこ。それは息子が小5の夏休み前のこと。旅行パンフレットをたくさん集めて、夏のレジャーはどこにしようか決めていたとき、観光バスで行く『夏休み、親子で楽しむ飛行機工場見学とヘリコプター東京湾遊覧ツアー』というのにしよう!と夫が決めてしまいました。私は高くて速い乗り物が苦手なので「え~やだ~」と反対しましたが、夫と息子は電車や車、それに飛行機といった乗り物が大スキなので「絶対それがイイ!」と多数決で決まってしまいました。そして夏休みになり、いざツアーへ!小学生の親子がたくさん集まり観光バスへと乗り込みレッツゴー!Upload By かなしろにゃんこ。飛行機工場の見学ツアーでは、飛行機に関わるお仕事の展示や操縦室の展示、客席の展示など触りながら学べるものがいっぱいありました。子どものサイズに合わせたパイロットや客室乗務員、整備スタッフの制服がいくつも置いてあり、着替えて記念撮影ができるサービスもありました。「パイロットの制服着てみない?」と誘っても息子はそれよりも早くドックに行きたい!とワクワク、ソワソワ。ドックで大きなジャンボジェットを見上げると「わ~!」と感動していました。乗り物大好きな息子、実際の飛行機を間近で見ることができ、こんなに大きいんだ!と楽しそうにしています。通常飛行機に乗る際にはタラップを利用するので、飛行機のお腹や貨物のトビラ側を見ることってあまりありませんから、その実物を見て「おおー!」と感動。滑走路もドックのトビラから見せてもらえました。一面に大きな空が広がり、着陸する飛行機などを目の前で見られるので迫力があります。「飛行機工場楽しかったね~!」と息子は満足そうでした。そして親子で楽しむツアーはいよいよ東京湾ヘリコプタークルージングへと進みます。ガクブル…(汗)Upload By かなしろにゃんこ。ヘリコプターの飛行場へ移動してチェックイン。ヘリコプターに乗りこむときは大きなプロペラが体に当たるんじゃないかと思うような迫力があります。ブルっている私とは対照的に、夫も息子もワクワクが止まらない!といった感じでウキウキしてやがります(汗)そしていざ、東京湾にテイクオフ!夕焼けから夜へと変わっていく空と東京のビル群を眺めて「美しい…」よりも「今日は私の命日になるのか…」と考えてばかりいました。ツアーのアクティビティなので5分間の短いクルージングでしたが、息子にとってはとても楽しかったようで…その数日後!「かきたいものが浮かんだから」自ら絵日記に取り組めたUpload By かなしろにゃんこ。なんと息子は絵日記にこのツアーのことをかきはじめました。自由提出の宿題は断固としてやろうとしなかった息子が自分から絵日記をかくなんて驚きでした。もともと作文や日記が苦手な子ですが自分なりの表現でいつ誰と誰がどこで何をして、自分はその体験でどう感じたのかといった5W1Hを入れた文章、それに飛行機やヘリコプターの絵もカラーペンでかかれていました。母の手伝いなしで、ひとりで絵日記を完成させた息子。「リュウ太スゴーイ上手~!!」と久々に息子を褒めたのでありました。旅行といえばそれまでは親のエゴで行きたい場所を決めていました。もしかしたら、本人の行きたい場所に連れて行ったり、スゴイ記憶に残る体験をさせたりすれば、絵日記って毎年かけたのかな…?と思って息子に真意を聞いてみると……!?Upload By かなしろにゃんこ。「かきたい絵が浮かんだからかいただけ、海に行ったからって魚の絵はかけないから。かきたいものじゃないとかかない」というのでした。もともと乗り物が大好きな息子にとって、飛行機やヘリコプターをイラストにすることは、宿題の中だとしても好きなこととして取り組めたのでしょうし、大興奮の体験だったので文章にもしやすかったのでしょうね。それまでも絵日記のかき方がわからなかった訳ではなく、かきたい気持ちが湧かなかっただけだったのかもしれません。宿題に対して自分から進んでやりたいという気持ちを持たせるのはなかなか難しいですが…夏休みの宿題は、普段の宿題と違って自分の興味のある題材で取り組めるものもあるところが、うちの息子のように興味のあるもの以外見向きもしないタイプに実は合っていたのかも?なんて思いました。大きな機体を整備する整備士さんが頼もしく見えたのか?この見学があったからか?空港を舞台にした映画「ハッピーフライト」が今でも好きなんだそうです。空の乗り物を守る方々の仕事を少し勉強できたことと、今回は奇跡的にかきたいものに出会えて絵日記をかき上げることができたのですから、夏休みの親子ツアーは大成功でした。
2019年08月12日個別面談で知らされた事実Upload By アマミモヨリ小学校の個別面談で、宿題について先生から聞かれました。Upload By アマミモヨリうちでは宿題が終わったら、ゲームをしても良いことになっています。なので早く遊びたいヒルマは、学校から帰るとすぐ宿題にとりかかるのです。毎日、積極的に取り組んでいることを先生に伝えると、Upload By アマミモヨリ提出していない宿題が山ほどあって驚きました。でもね、わたしは主張したい。連絡帳に書いてある宿題は、わたしがチェックしているので、見落としはないはず!と。それなのに未提出リストには、わたしの知らない課題がいくつも載っていたのです。息子が連絡帳を書かない理由Upload By アマミモヨリじつはヒルマ、5年生になってから、連絡帳に記入してくるのが週2~3回になっていました。高学年になると連絡事項が少ないのかと思っていたら、全然ちがいました。4年生までは連絡帳を書く時間があったけれど、今は各自で時間を見つけて書くのだそうです。それはもう絶望的にヒルマが苦手とする分野です。「時間のある時にあげてください」と先生から言われた植物の水やりは、時間のある時がいつか分からず、3年間鉢植えの土を枯らしてきました。今後は先生が声をかけてくれることになったので、とりあえずひと安心です。夏休みまであと4日さて、たまった宿題の提出期限まであとわずか。計画を立ててクリアしていけば、何とか間に合いそうです。Upload By アマミモヨリ帰宅後、すぐに連絡帳を確認しました。今日はちゃんと書いてある!とホッとしたのも束の間、Upload By アマミモヨリ宿題を学校に忘れてくるという痛恨のミス。さすが「自称忘れ物のプロ」であるわたしの子です。こうして宿題がたまっていくのですね。Upload By アマミモヨリその後の数日を息子の宿題(当日の宿題もあるので大量)に費やして、Upload By アマミモヨリギリギリで提出期限に間に合いました!わたしたち、がんばりました!なのにその余韻もさめないうちに、Upload By アマミモヨリ夏休みの宿題をどっさり持ち帰りました。もう、イヤだよぉ…。子どもの宿題なのに子どもの宿題に、なぜ親のわたしがこんなにプレッシャーを感じるのでしょう。のん気に出かけて行くヒルマの背中を見送りながら、小学生の頃毎日のように平気で忘れ物をし続けたわたしのようだと思いました。Upload By アマミモヨリあの頃よく叱責されたものだけど、母もこんな気持ちだったのでしょう。親がいくら怒っても子どもは簡単には変わらないってこと、身をもって気づけたのだから、わたしの忘れ物癖もムダではなかったと思うのです。
2019年08月06日小学生の夏休みの宿題のなかで特に悩ましい、読書感想文。毎年夏休みが来るたび、どうすればいいか困ってしまう親子は多いはず。この記事では、夏休みの宿題の大定番・読書感想文の書き方(小学生版)を徹底解説します。本の選び方から原稿用紙への書き方、推敲の仕方、親のかかわり方、声かけの例まで、これを読めば読書感想文のお悩みは全部解決!読書感想文を初めて書く1年生や2年生はもちろん、もっと上手に書けるようになりたい3年生以上の小学生を持つ親御さんも、ぜひお読みください。読書感想文(小学生)の書き方:本選びから完成までの全体像ここからは、こどもまなび☆ラボの人気連載、文章力養成コーチ松嶋有香先生による「親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン」の内容をベースに、小学生の読書感想文の書き方を編集部がまとめて紹介します。■ 読書感想文が完成するまでの手順一覧まずは、読書感想文を完成させるまでの手順を確認しておきましょう。本を選ぶ本を読みながら付箋を貼る親子で対話して、子どもから感想を引き出す文を作る原稿用紙に下書きする見直して清書する → 完成!これが全ステップです。見通しをもって取り組んでくださいね。小学生の読書感想文は、「親子で」取り組むことをおすすめします。じつは、1年生から4年生までの小学生は、読書感想文の書き方をまだ学校では習っていません。学習指導要項では、5年生、6年生の国語で学習することになっているのだそう。読書感想文を初めて書く子どもや、読書感想文にまだ慣れていない子どもに、「さぁ好きな本を選んで書きなさい」と言ったところで、うまくいくわけがありません。親御さんの的確なサポートは不可欠なのです。■ 小学生が読書感想文を書くとき、親が必ず意識すべきこと子どもの読書感想文をサポートするにあたり、親が強く意識すべきことがあると松嶋先生は言います。それは次のこと。親ができることは、たった1つ。「子どものすることを否定しないこと」(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第1回:夏休みのラスボス、読書感想文※下線と色による強調は引用にあたり施した)「その本で読書感想文書くの?こっちの本にしなさいよ」「そんな感想じゃおかしいじゃないの」などと、子どもが選んだ本や言った感想にケチをつけてはいけません。やる気を削いでしまいますので、よく注意してくださいね。★詳しい解説はこちら【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第1回:夏休みのラスボス、読書感想文■ 読書感想文に取り組む期間本選びから読書感想文の完成までに費やす期間の理想は、「1日1~2時間ぐらいずつ取り組んで、全体で約2週間」というのが松嶋先生の見解です。次の言葉にあるように、読書感想文は子どもが大きく成長するチャンス。短い期間で楽に片付けようと思わないで、親子で焦らずじっくり読書感想文に取り組むといいですね。読書感想文は、本をきっかけに自分と向き合う経験です。まずは、このことをしっかり受け止めてください。自分と向き合った気持ちを言葉に直すことが楽になると、嫌なことを嫌と言える子になります。本当の気持ちを説明できる子になります。(引用元:同上)読書感想文(小学生)の書き方:手順1. 本を選ぶさてここからは、読書感想文のノウハウを具体的に紹介していきます。まずは、本選び。松嶋先生いわく、読書感想文の本を選ぶときの鉄則は次の3つです。親子で「リアルの本屋」に行く子どもに「好きな本」を選ばせる子どもが選んだ本を、親は「否定しない」1. 親子で「リアルの本屋」に行くインターネットで本を買う大人は多いと思いますが、小学生の読書感想文の本は、必ずリアルの本屋に出向いて選んでください。子どもが実際に手に取りながら、お気に入りの1冊を見つけることが大事です。なるべく大きな書店に行くと選択肢が広がるので、なお良いといえます。2. 子どもに「好きな本」を選ばせる子どもには「好きな本を選んでいいよ」といってあげましょう。大人はつい「この本は感想文を書きやすいかどうか」を気にしてしまいますが、「子どもが興味を持っているかどうか」「子どもがその本を好きかどうか」のほうがずっと大事なのです。また、読書感想文の本といえば物語をイメージしがちですが、自然科学の本や写真集でもOK。実際、虫の写真集を読んで読書感想文を書いた小1の子が賞をとった例もあるそうですよ。『青少年読書感想文全国コンクール』の課題図書から選ぶべきなのかどうかも気になるところ。これについて松嶋先生は「お子さんが好きな本が、たまたま課題図書で選ばれた本なら、その本で良い」(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第2回:そうだ、本屋へ行こう!)とアドバイスしています。基本的には自由図書でいいようです。3. 子どもが選んだ本を、親は「否定しない」こうして子どもが選んだお気に入りの1冊を、親は絶対に否定してはいけません。子どもの選択が親の想定外だったり、「この本で大丈夫かな?」と心配になるような本だったりしても、「おもしろそうな本だね!」「楽しみだね!」と前向きに受け止めてあげましょう。子どものやる気がグンと上がります。★詳しい解説はこちら【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第2回:そうだ、本屋へ行こう!読書感想文(小学生)の書き方:手順2. 本を読みながら付箋を貼る読書感想文を書く本を手に入れたら、次は本を読みます。ポイントは、本を読みながら付箋を貼ること。読んで「心が動いたページ」に、付箋を貼ってください。■ 付箋を貼る場所の例付箋を貼るべきページは、例えば次のような箇所です。お子さんに教えてあげると分かりやすいでしょう。「ああ、分かる」「へーそうなんだ」「わ、びっくりした」「最高!」など心が動いたところに、付箋紙を貼っていきます。また「なんで?なんでそうなるの?」「信じられない」「無茶だ」「ひどい!」そういうマイナスイメージでも構いません。(中略)「こんな気持ち、最低だ。言葉にしたくない……」そんな重症な場合も貼っておきましょう。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第3回:読書感想文を前提にした本の読み進め方※太字は引用にあたり施した)付箋を貼るときは、心の動きを表す言葉を付箋に書き込んでおいてください。また、付箋はあとで剥がしますので、ページ数を書くことも忘れないように。そして、一通り本を読み終えたら、付箋が貼ってあるページをもう一度読み直し、さらなる気付きがあれば付箋に書き加えてください。貼った付箋の数が多くなりすぎた場合や、似たようなところに付箋を貼った場合などの対処法などは、下記の記事で解説されています。★詳しい解説はこちら【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第3回:読書感想文を前提にした本の読み進め方読書感想文(小学生)の書き方:手順3. 親子で対話して、子どもから感想を引き出す次は、子どもから感想をさらに引き出すプロセスに入ります。先ほど、子どもの心が動いた箇所に付箋を貼りましたね。その付箋にページ数が書いてあることを確認し、剥がしてコピー用紙などの白い紙に貼りましょう。そうしたら次は、子どもの心がなぜその箇所で動いたのか、親子で対話をしながら子どもの考えを深堀していきます。■ 子どもの感想を深堀する問いかけの例子どもから感想をさらに引き出すために、親は子どもに次のようなことを質問してみましょう。「なぜ、ここで感動したのか」「どうして、そこが気になるのか」「もし自分だったらどうするのか」「もし、魔法でストーリーを変えられるとしたら、どうしたいか」「どうして付箋に○○と書いてあるのか」(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第4回:自分と向き合う時間にこそ読書の意味がある※太字は引用にあたり施した)■ 子どもから感想を引き出す際の注意点この過程で子どもから出てくる言葉を、親は否定することなく素直に聞き入れましょう。そして、子どもが発した言葉をすべて、親が先ほどの白い紙にメモしていきます。そうすると、付箋「どうして心が動いたのか?」という質問子どもが話した答えがセットになった紙が何枚もできあがるはずです。まだ文になっていないメモ書きの状態で、子どもの感想の言葉がたくさん引き出されましたね。この紙のことを、以後「質問シート」と呼びます。なお、この対話のなかでもしも子どもからなかなか言葉が出てこなくても、きつく質問したり焦らせたりしないようにしましょう。またこの作業は、特に低学年の場合は、親子で対話をしながら行ないます。高学年の子で自問自答ができそうな場合は、子ども自身にさせてみても良いそうですよ。★詳しい解説はこちら【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第4回:自分と向き合う時間にこそ読書の意味がある読書感想文(小学生)の書き方:手順4. 文を作る先ほどできあがった質問シートにある、「『どうして心が動いたのか?』という質問」と「子どもが話した答え」の2つをセットにして、文を作っていきます。文を作りながら、適宜言葉を足していきましょう。この段階ではまだ原稿用紙は使いません。引き続きコピー用紙などの自由に書ける紙を使います。■ 質問シートをもとにした感想文の作り方・例文の作り方について、松嶋先生が分かりやすい例を紹介しています。これは、『桃太郎』を読んだ子が「キジのことが心配だ」という感想を言っていた場合の例です。【質問シートに書かれた内容】質問「どうしてキジが心配だったの?」答え「ずっと役に立たないからいらいらした」【文の作り方】質問と答えをセットにする「ぼくは、キジが心配だった。ずっと役に立たないので、いらいらした。」言葉を足す「ぼくは、キジがずっと心配だった。ちっともみんなの役に立てないので、ちょっといらいらして見てた。」メモに残された言葉から、文章を肉付けする「犬は強いでしょ?猿は頭が良いでしょ?でもキジは何もできなかった」という会話をしていたなら、次のような文になる:「犬は、大きな声でワンワン吠えて、鬼をやっつけると思ったし、猿は頭が良くて手先が器用だから、すごく活躍すると思った。でも、キジは何もできないと思った。ぼくは、桃太郎がなぜキジをお供に選んだのか、ちょっと分からなかったくらいだ。」(「【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第5回:質問と答えをセットにしてみよう」より抜粋)■ 文章の肉付けのコツ上記のようにして文章を肉付けするときのコツのひとつに、オノマトペを活用するという方法があります。オノマトペとは、「ワンワン」「ドンドン」などの擬音語、「ひやひや」「ゆったり」などの擬態語のことです。また、つい使ってしまいがちな「うれしかった」「悲しかった」などの単純な言葉は、ぜひ別の言い方で表現してみましょう。そのためには親が問いかけを工夫してあげると、より具体的な感想文になりますよ。「例えば何の時みたいにうれしかったのか」「どんなふうに体が変化したの?」といった質問をして、言葉を増やしていきます。質問をすれば答えが出ますよね。その答えを書けば良いのです。「うれしくて涙が出た」「鳥肌が立つくらいうれしかった」など、自分の体の変化を書くといいでしょう。(引用元:同上※太字は引用にあたり施した)★詳しい解説はこちら【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第5回:質問と答えをセットにしてみよう★表現力アップのコツは、文章術のプロ・山口拓朗さんによる連載「作文力の伸ばし方講座」でも解説されています。合わせてお読みください。オノマトペで作文の表現力を伸ばす――「富士山が“ジョジョッ”とあらわれた」でも間違いではない!?オリジナルの比喩で、表現力のある作文に激変――“それ” は “ほかの何” に見えるのか?読書感想文(小学生)の書き方:手順5. 原稿用紙に下書きする手順4で作った文を原稿用紙に書いていきましょう。でもまだ、この段階では下書きですよ。■ 読書感想文の書き出しのポイントまず気になるのは「書き出し」ですね。松嶋先生いわく、読書感想文の書き始め方のコツは次のとおり。読書感想文も(ブログと)同じで、採点者から見ると、結論が先に書いてあった方が食いつきやすいのです。(中略)なので、結論はもったいぶらずに、先に書いてしまうのがいいと感じます。また、結論を先に書く方法だと、あとに熱量が続きやすくなります。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第6回:やっと国語教師の出番です※カッコ内は引用にあたり補った)ここまででいくつか文章が出来上がっていますよね。それらのうち、子どもが特に強く抱いた感想を結論として、出だしに持ってくるようにします。親子の対話の過程で子どもから何度も発せられた言葉は何だったか、と考えるとわかりやすいでしょう。■ 結論を膨らませる結論から書き始めたら、適宜段落を変えつつ、結論に関係のあるエピソードや具体例を盛り込んでいきます。ここまでの過程で話題の違う文章がいくつかできているかもしれませんが、読書感想文に盛り込む文章は結論に関係のある文章だけです。結論と関係ない文を削ったことで文字数が少なくなったなら、残った文章にあるエピソードや自分の気持ちをより詳しく書いて、文章を肉付けしていきましょう。なお、いまは下書きですので、文と文がつながっていない「箇条書き」のようなスタイルでも大丈夫です。★詳しい解説はこちら【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第6回:やっと国語教師の出番です★書き出しの工夫のコツ、ユニークな書き始めの例については、「作文力の伸ばし方講座」の記事も合わせてお読みください。「書き出し上手」は「作文上手」!作文を魅力的にする“書き出しのパターン”12選読書感想文(小学生)の書き方:手順6. 見直して清書する→完成!これで、読書感想文の下書きが一通り書けたら、次は推敲をします。一晩時間を置いてから、親子で一緒に文章を見直しましょう。■ 読書感想文の推敲のコツ推敲のコツは、音読をすること。松嶋先生は次のようにアドバイスしています。昨日書いた作文を読んでみます。声に出して読んでみましょう。声に出して読んでみて、気づくことがあれば、赤ペンで書いていきます。・こっちの文が先に来た方がいい、・この文はもう少し強調しよう、・この文はやっぱりいらない、そういう気づきはどんどん書き込みます。音読すると、不思議と、書き入れたい言葉や、書き直したい言葉が出てきます。また、ここまでの段階では文が箇条書きになっているのですが、文と文のあいだに入れたい言葉も自然に出てくるはずです。(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第7回:推敲の仕方)細かな表現の修正に加えて、構成そのものを変えたくなることもあるでしょう。その際は、文単独ではなく段落ごと移動させてください。そうしないとバランスが崩れてしまうそうですよ。これは低学年のお子さんには難しいので、親御さんのアドバイスが不可欠ですね。こうして下書きの原稿用紙に赤字を入れ終わったら、最後に新しい原稿用紙を用意して、清書をしてください。■ 読書感想文のタイトルのつけ方読書感想文の題名のつけ方も気になるところ。よくあるのは「○○○○を読んで」というタイトルですが、これではありきたりすぎます。松嶋先生によれば、8割の子がこの題名で読書感想文を書いてくるのだそう。子どもが自分の心と一生懸命向き合ってできた、その子にしか書けない読書感想文です。ここまでで使用した付箋のメモからキーワードを拾ってみるなどして、我が子らしいタイトルを一緒に考えてあげましょう。タイトルをつけ終わったら、これで読書感想文は完成です!★詳しい解説はこちら【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第7回:推敲の仕方【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第8回:ようこそ内省の世界へ★締め方の工夫のコツ、印象的な終わり方の例については、「作文力の伸ばし方講座」の記事も合わせてお読みください。作文の印象は “最後の一文” で決まる!――個性的な余韻を残す「締めくくり」のワザ読書感想文(小学生)の書き方:原稿用紙の使い方読書感想文の書き方を一通り解説しましたが、読書感想文の初心者や、作文そのものにまだあまり慣れていない小1・小2・小3・小4の子をもつ親御さんにとっては、原稿用紙の使い方も不安ですよね。原稿用紙で作文を書いたのは十数年前、という親御さんも多いはずですから、小学生の子どもに教える前にぜひ原稿用紙の使い方をおさらいしておきましょう。きちんとした体裁で書かれた原稿用紙は、読み手に良い印象を与えますよ。【1】題名読書感想文のタイトルは、1行目の上から2~3マスを空けて書きます。【2】氏名題名の次の行に、一番下の1マスを空けて書きます。姓と名の間は1マス空けます。学校名、学年を書く場合は、氏名の上にそれぞれ1マス空けて書きます。(学校やコンクールの要項に従ってください)【3】本文本文の書き始めや、段落が変わるときは、一番上を1マス空けます。【4】読点(、)・句点(。)テン(、)やマル(。)は、1マス使って書きます。句読点が行の一番上のマスに来てしまうときは、前の行の一番下のマスに、文字と一緒に書きます。【5】かぎかっこかぎかっこ(「」)は、1マス使って書きます。心の中で思ったことや強調したいことを書くときには改行せず、話したことを書くときには改行します。会話文を書く際は、一番上のマスに始まりのかぎかっこを書き、会話文の最後に終わりのかぎかっこを書きます。終わりのかぎかっこと句点は同じ1マスに書きます。話した内容が2行以上にわたるとき、2行目以降の一番上の1マスは空けても空けなくてもかまいません。【6】二重かぎかっこかぎかっこの中でさらにかぎかっこを使う場合は二重かぎかっこ(『』)を使います。書籍の名前を書く場合も二重かぎかっこを使います。原稿用紙の使い方(例)(画像は編集部にて作成)なお、学校名や学年などの記載法ほか書き方の形式については、通う小学校や応募するコンクールの決まりがある場合もありますので、必ずその指定を確認するようにしましょう。『青少年読書感想文全国コンクール』の応募要項はこちらから確認できます。***夏休みの読書感想文の宿題に真剣に取り組めば、子どもはたくさんの文章を書ける喜びや、一生懸命取り組み作品を完成させることの達成感を味わえます。何より、自分の心と徹底的に向き合うという、得がたい経験ができるはず。親御さんも、子どもの内面を知ったり成長を感じたりできることは間違いありません。ぜひ親子で一緒に読書感想文を書き上げましょう。(参考)StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第1回:夏休みのラスボス、読書感想文StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第2回:そうだ、本屋へ行こう!StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第3回:読書感想文を前提にした本の読み進め方StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第4回:自分と向き合う時間にこそ読書の意味があるStudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第5回:質問と答えをセットにしてみようStudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第6回:やっと国語教師の出番ですStudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第7回:推敲の仕方StudyHackerこどもまなび☆ラボ|【親子でとりくむ読書感想文 書き方レッスン】第8回:ようこそ内省の世界へStudyHackerこどもまなび☆ラボ|オノマトペで作文の表現力を伸ばす――「富士山が“ジョジョッ”とあらわれた」でも間違いではない!?StudyHackerこどもまなび☆ラボ|オリジナルの比喩で、表現力のある作文に激変――“それ” は “ほかの何” に見えるのか?StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「書き出し上手」は「作文上手」!作文を魅力的にする“書き出しのパターン”12選StudyHackerこどもまなび☆ラボ|作文の印象は “最後の一文” で決まる!――個性的な余韻を残す「締めくくり」のワザNHK|NHK高校講座ベーシック国語第21回「原稿用紙の使い方」ベネッセ教育情報サイト|原稿用紙に書く
2019年07月30日子供たちが楽しみにしていた夏休みがスタート。「宿題は早いとこ終わらせて、普段はできないことをやらせてやりたい!」と思うのが親心。予定を立てて、計画通りに進むよう掻き立てて…「子供の宿題は親の宿題?」毎年そんなふうに億劫に感じていましたが、「今年は子供たちに自分で管理できるようになってほしい。」という思いから、今年の夏休みは子供たちの学習コーナーに、こんなアイテムを取り入れてみました。スウェーデン生まれの文房具、Esselte<エセルテ>。5段のA4ファイルが連なった、色付きのステーショナリーアイテムです。夏休みは子供の“自分でできる”を増やすチャンス!きちんと自分の宿題を自分で把握し、自分で管理できるようになれば、この先の大きな力になるはず。わが家の子供たちと夏休みの宿題管理に挑戦!宿題を壁面収納で分かりやすくEsselteは壁に引っ掛けて収納するステーショナリー用品。壁面にプリントを収納することによって、やるべきことと、その全体量を一面で把握できるメリットがあります。まるで、ホワイトボードに付箋で“やることリスト“を貼り付けていくような感覚。宿題をランドセルやファイルに入れると、どうしても埋もれて忘れてしまいがちなプリント類を、壁一面を使って一目で把握できる収納すれば、子供も自分のやるべき課題の量を、把握しやすくなるのでは?そんなふうに考えました。“できる人”のオフィスのように。わが家はEsselte<エセルテ>を学習デスクの目の前に設置。ルール01.学習スペースの近くであることルール02.子供の目に付きやすい場所ルール03.子供の手が届く場所取り付け方は簡単です。画鋲タイプのフックを壁に差し、そこにEsselte<エセルテ>のフックで引っ掛けます。長さ調節用に小さな金具も付いているので、場所に合わせて長さを調節可能。子供の身長に合わせて使い分けてください。色で「やらなきゃ」を設定目を付けたのは、Esselte<エセルテ>のカラーグラデーションである点。色で分かりやすくカテゴリーを分類し、子供にも分かりやすく目に入ってきます。自分に近い方から順に、使用頻度の高い順から配置していきます。例えば、毎日必ずやらなければいけない予定表やチェック表、ラジオ体操カードなどは、手に取りやすい下の段に収納するといったように、子供と一緒に考えながら、取り出しやすさに配慮した収納をつくっていきます。読書感想文や絵日記など、夏休み中に時間をかけてゆっくりする宿題に関しては、一番上の段に収納。自分にはこれだけの宿題が残っている、というのを把握しやすいように収めることが重要です。付属のラベルに子供自身がカテゴリーを記入していきます。この手書きの作業が子供にとってワクワクするようで。収納においても、ラベリングは必須。宿題をファイルに入れたけど、ファイルの中に何が入っているのかわからず、一つ一つ確認してから出す…なんてことにならないように、ラベリングはとても重要な作業です。Esselte<エセルテ>のポケットファイルは一つ一つ持ち運ぶことも可能。グラデーションカラーになっているので、重要度を区別して使うことも◎また、そのまままとめてコンパクトに畳むこともできるので、帰省先での宿題もおまかせ。あれもこれも、とバッグに詰めて持ち運ぶ必要なく、Esselte<エセルテ>を畳んで持ち運べばOK。これはうれしい!エセルテは1つのファイルポケットにプリント100枚分が収納可能。漢字・計算ドリルとノートを入れてもいいですね。長期休みの度に、Esselte<エセルテ>をここに設置するのが習慣になりそうです。夏休み中、机の上にはファイルスタンドを一緒に設置しています。ここには、済ませた宿題をIN。Esselte<エセルテ>宿題を管理し、済ませたものからここに収めていきます。これが宿題完成予想図!勉強机は子供のワークスペース。宿題計画を“見える化”して、提出忘れを防ぐだけではなく、自分の目標とそこにたどり着くまでの全体量も把握できるようになれば、その力はこれから先もずっと役に立つはず。効率的に仕事を進めるというのは、どんな仕事においてもとても重要なこと。小学校生活から自然と身についていけばいいなぁ、と思っています。夏休みの間はいろいろ目について、子供に口うるさく言ってしまいがち。つい手を貸してしまいたくなりますが、自主的に自分の身の回りのことを考えることができるように、サポートする形で寄り添うことができたら。それはきっと働いているママも、家で子供たちと過ごすママも、同じ気持ちですよね。【ご紹介したアイテム】 スウェーデン生まれの文房具Esselte<エセルテ>。オフィス用品を暮らしに上手に取り入れて、子供の宿題を「見える化」。⇒ エセルテソーテッドA46段ファイル/Esselte ■こどもと暮らす ■暮らしのはなし お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2019年07月30日梅雨明けとともにやってくる夏休み。ワクワクする子どもたちとは裏腹に「きてしまったか…」と、戦々恐々としているママは多いことでしょう。子どもが毎日家にいると、どうしてもイライラしてしまう…。誰しも悩みどころです。そこで今回は夏休みにイライラしないための対策について紹介していこうと思います。 ■夏休みになると奪われる、ママの「1人時間」子どもが夏休みにはいると、さっそく生活リズムが狂い始めます。「この時間までに起きなければ間に合わない」という縛りがなくなるので、つい遅くまで起きていたり、起きるのが遅くなったり…。幼稚園や保育園に通う小さなお子さんを持つ場合は「聞いて聞いて!」「見て見て!」などの「かまって攻撃」により、これまでのように家事ができなくなりますし「お外で遊びたい!」といわれ、外遊びに付き合って出かけなければならなくなるでしょう。「早く起きなさい」「早く寝なさい」が休み中の常套文句になり(小学生のお子さんがいる場合は「宿題しなさい」もプラスされる)、3食きっちり食事を用意しているのに「また、これ~?」とブーイングをあびる…。これじゃあ、イライラしないほうがおかしいですよね。すべてにおいていえるのは「1人時間が劇的に少なくなり、リラックスできない」ということです。■「ルーティンが壊されていく」と感じる心理状態専業主婦もフルタイムで働く人も、1日の流れは自分なりに確立していますよね。子どもが園や学校にいったあとに朝食の片づけ、洗濯機を回しながら掃除機がけ。買い物にいって、合間にホッとひと息… といった普段のルーティンも、夏休みによる影響でいつも通りとはいかなくなります。でも体に染み込んだこの流れを崩したくない。だから自分のルーティンに子どもを合わせようとする。だけど、上手くいかない…。こなせるはずのことがこなせず、いつものペースが乱される。イライラの原因は「いつものルーティンが壊されてしまうから」ということができるでしょう。 ■夏休み中のイライラ、使える対処法は?自分のペースを極力乱されず、イライラせずに過ごすためにできることはあるのでしょうか? ここからは私がおすすめする方法をご紹介していきますね。・未就学児におすすめの方法年少~年長さんのお子さんの場合は、「かまって!」の相手をしなければいけない時間が増えます。そこで、かまって攻撃をかわすために「おしごとの時間」を設定してみましょう。「ママはこれから、おうちのお仕事をします。だから〇〇(子ども)も、おうちのお仕事を決めましょう」と誘い、子どもだけで取り組めて、しかも集中できることに取り組ませます。お絵かきやぬりえ、切り貼り、折り紙、粘土、ドリルなどは手を動かすもので集中しやすいのでおすすめです。あるいは洗濯物をパパ、ママ、自分のものに分けて洋服ダンスの前に置いてもらう。トマトのへたをとってもらい、レタスを小さくちぎってもらう、などのお手伝いをしてもらうのもいいですね。コツは決めた時間を守って習慣にしてしまうことと、ゲーム性を持たせることです。例えば洗濯ものを選り分けてもらうなら、洗濯もので一度山をつくり、広げて海のようにします。そのうえで泳ぐマネをするなど、たくさん遊ばせて、そのあとでお手伝いに入ってもらいます。遊びの要素を持たせることで「明日もお手伝いする!」と本人のやる気を引き出し、継続性を持たせることができると思います。また外遊びは午前中の涼しい時間に早めに出かける人も多いですが、子どもによっては夕方のほうが眠くなりやすい場合もあります。日差しが強いなら屋内施設を利用して適度に身体を動かしたり、図書館などを利用するなどして「午後遊び」するのもいいでしょう。・小学生におすすめの方法小学生になると「〇〇してほしい」といった要望が親の側に多くなってきますよね。けれど、まずは自分の気持ちをいったん脇に置き「子ども自身はどう過ごすのが心地よいのか」を話して合ってみることをおすすめします。というのは午前中に勉強、午後に遊びにいくといった流れが一般化していますが、子どもによっては午前中より夜のほうが勉強がはかどる場合もあります。朝はとにかくボーッとしているのが心地よいという子もいるので、1日の過ごし方を世間一般の常識と照らし合わせず、その子自身がどう過ごしたいのか、をベースに考えてみましょう。また「今日は〇〇家で遊ぶ」など、ママ友同士で順番に預け合いをするのもひとつの手です。子どもは多ければ多いほど、子ども同士で遊んでくれます。家の中での遊びに飽きたら、外に連れ出し「〇時に一度戻ってくる」「〇〇から先にはいかない」などのルールを設け、ママは待機場所で待っている… という遊ばせ方もあります。こうしたイライラを抱えるのは少なくとも年中~小学校3年生くらいまでの4~5年間の間だけです。年中さんの夏休みは実家にお泊りする日数を増やす、年長さんの年は近所のお母さんと相談して各家庭持ち回りでのお預かり制を導入してみる。小学1年生の年は、民間スクールや自治体のキャンプにいかせるなど、アクティブに活動させてみる。小学2年生の年には学校のお預かり制度も頻繁に利用し、子ども同士で遊ばせる機会を多くする… などなど。数年間は実験のようなつもりで、親も楽しみながら過ごしてみるのもいいのではないでしょうか。学校とは違う体験ができる夏休み。「ならでは」の思い出は、親がいなくてもつくれます。上手く計画して、たくさん楽しい思い出をつくってあげたいですね!
2019年07月29日いざ宿泊学習へ。「明日はお泊まりだよ」の言葉に、不安そうな長男...宿泊学習の何日か前に学校から届いたお便りには、「できるだけ大きなバッグにしてください」との指示が書かれていました。事前準備は親が手伝うので予備の下着やタオル、替えの服などをきれいに畳んで詰めることができますが、帰りは子どもが一人でバッグに荷物を詰めます。汚れた下着を自分でビニール袋に入れ、それをバッグに入れて持ち帰ることが身辺自立の課題の1つとなっていました。一つひとつ綺麗に畳んで入れることが難しいので、少しでもバッグにゆとりがあった方がいいそうです。前日、私は長男と一緒に持ち物表を確認しながら、大きなボストンバッグに荷物を入れていきました。準備をしながら「明日はお泊まりだよ。お友達や先生と一緒にお泊まりするんだよ」と長男に予定を伝えました。昨年は宿泊の予定を伝えられてもポカンとしていた長男ですが、今年は私の言葉が理解できたのでしょう。ちょっぴり不安そうな顔をしていました。Upload By シュウママ私も、体の小さな長男がこんな大きなバッグを持って歩けるだろうか、泣かずにお泊まりできるだろうか…と少し心配になりました。――迎えた宿泊学習当日の朝。長男と私は通学バスの停留所まで歩いていきました。長男は小さなリュックを背負い、私は大きなボストンバッグを提げて。私の持つバッグを見ながら、長男は「がっこう、ない」とぽつりとつぶやきました。私は「お泊まり、楽しいよ」と言ったのですが長男は再び「がっこう、ない」とつぶやき固い表情を崩すことはありませんでした。Upload By シュウママやってきたバスに長男はすんなりと乗ったのですが、それでもバスの窓から見える顔に笑みはありません。今日は家には帰れないんだ...そのことを長男はちゃんとわかっているようでした。この時私は、とにかく宿泊学習楽しく過ごしてくれますように...それだけを祈っていました。宿泊学習を終えて。さて、帰って来た長男の様子は...次の日。宿泊学習を終えた長男をバス停まで迎えに行きました。長男はにこにこと笑顔でバスから降りてきました。元気そうな様子に、私もほっとしました。Upload By シュウママ自分で宿泊学習がどうだったか話すことはできませんが、持ち帰った連絡帳には先生からのコメントがたくさん書かれていました。「去年は夜中にママ、ママ~と泣いてあまり寝なかったですが、今回は何度かママと言っただけで途中で泣いても仕方ないと納得した様子で、みんなと一緒に眠りました。小さな体で大きなボストンバッグを一生懸命運びました。ご飯もたくさん食べて笑顔もいっぱい見られました。大きな成長だったと思います。お家でもたくさん褒めてあげてください」そして先生からの言葉以外にも成長の見られた点はありました。去年はきちんと畳んでビニール袋に詰めてあった下着類が、今年は乱雑にビニール袋に入れてありました。去年は明らかに先生が畳んでくださった感じでしたが、今年は自分でがんばったんだな...それを見ると、袋の口もしばらないでぐちゃぐちゃにつめられた衣類がなんだかほほえましく思えました。一方我が家では...いつもと違う家の中でちなみに、たった1泊の行事でしたが家族にも影響が。宿泊学習で長男のいない家の中はとても静かでした。日頃、長男は自分の好きなテレビ番組を見て「○○~!!」と叫んだり、バタバタと2階に駆け上がったりとまあ、騒がしいです。しーんとした家の中はすっかり火が消えたようで、正直ほっと落ち着く面もあったのですが、静けさが少し不気味にも感じられました。そんな雰囲気の中、宿題をやっていた次男が心底さびしそうに言ったのです。Upload By シュウママシュウがいないとテレビも自分が好きなものを見られるし、宿題もはかどるだろうに...やはり兄弟ですね。次男はそんな状態だったので、長男が宿泊学習を終えて帰ってきた時には、とても嬉しそうに「シュウ、おかえり~!」と迎えていました。いつもと違う状況で、改めて気づけることがたくさんあった日々子どもと接していても、その成長にはなかなか気づくことができません。けれど、状況を理解して自分の感情に折り合いをつける、他の子にあわせて行動する、指示を聞いて身支度をする...そういった面で昨年と比べても成長が見られるところがたくさんあり、長男は長男のスピードで伸びているのだなと感じることができました。Upload By シュウママ行事はいつもと違うことの連続ですから、子どもにとっては不安がいっぱい、親にとっても心配ごとが多いです。でも、いつもと違う環境だからこそ気づける成長もあるということを改めて知ることができましたし、笑顔で帰って来られた本人にとってもきっと自信に繋がる1泊だったのではないかと思います。そして思いがけず兄弟の絆を感じることができたのも親としてとても嬉しく...参加した長男にとっても、そして家族にとってもとても貴重な機会となった宿泊学習でした。
2019年07月26日夏休みの宿題、最大の難関!?夏休みの宿題の中で「読書感想文」は、親にとっても一番の難関とも感じられる宿題のひとつなのではないでしょうか。特に小学1年生にとっては初めての経験。これは、親が「やりなさい」と言っても、なかなかひとりでは難しい宿題ですよね。今回は、これまで3人の子どもたちの読書感想文の宿題につきあってきた私の経験から見つけた、「文章を書くのが苦手な小学1年生でも書ける」という方法をお伝えします。指定図書なし、時数制限なしという設定の場合で考えます。ステップ1:本選びは、お気に入りを確認しなおすまずは何を読めばいいのか。全国学校図書館協議会の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書部門に応募するつもりではなく、この本の感想文を書きなさいという指定がない場合は、何を読んでもいいわけです。実は、それがまた難しいですね。簡単に言うと、子どもが読みたいと思う本を選びましょう。子どもは、図書館や本屋さんに行って、漠然と「どれがいい?」と聞いても、なかなか答えられるものではありません。そんな時は、例えば、昆虫が好きな子なら虫が出てくるおはなしや科学絵本、ピアノを習っている子ならピアノが出てくるおはなし、といったように、興味がありそうな分野の本をあらかじめいくつかチョイスしたうえで、「こんなのどう?」と、ある程度の選択肢の中から選ばせましょう。また、新しい本を読んでほしいという親心はありますが、私のおすすめは、今まで読んだおはなしの中から、子どもの好きなものを選ぶことです。読んだことのあるものだと、ストーリーがわかっているので、確認のために再読するだけで、感想文そのものに時間をかけることができるからです。ステップ2:一度「読み聞かせ」でストーリーを頭に入れる次は当然ながら、「読む」のですが、やっとひらがなが読める・書けるようになったばかりという子もいます。「読みなさい」と言えば、読めないことはない、でも自分で読みながら、文章を理解して、ストーリーに気持ちをもっていくところまでできる子はなかなか少ないように思います。自分で読んで理解するのは難しいかな、と思った場合は、一度「読み聞かせ」するのもひとつの手です。文字を追うのがやっと、という子には、読み聞かせる方が内容がすんなり頭に入ってきます。一度読んであげると、ページをめくって振り返りながら、自分の頭の中でイメージを作っていくことができます。子ども自身が読む場合でも、一度親が目を通しておくと、このあとのステップが進めやすいので、親もぜひ読んでみましょう。ステップ3:質問してメモをする読み終えたら文章化していくのですが、いきなり原稿用紙に向かって書くことは難しいです。「思ったことを書けばいいよ」と言っても、それもなかなかできません。そこで、書くべきことを質問しましょう。質問しながら、答えを紙に書いて並べていきます。書くべきことは、この3点。1.選んだ理由2.本の概要3.感想この3点の答えを導き出すような質問をします。「どうしてこの本にしたの?」→「好きだから」「前はいつ読んだの?」→「保育園の時」「保育園の時から好きだった?」→「うん」「どんなおはなし?」→「一寸法師がおにをやっつけた」「一寸法師ってだれ?」→「小さい男の子」答えからさらに質問を重ねていって、それぞれの答えをメモします。[caption id="attachment_721185" align="aligncenter" ]長女の時はこの段階を自分でメモを書かせてみましたが、なかなか進まず…、長男の時は親がやることにしました[/caption]ステップ4:メモを並べて口頭で確認しながら文章にひととおり答えが出てきたら、メモを並べなおしながら、口頭で「〇〇がこの本をえらんだのは、保育園の時から好きだったからなのね」「このお話は、一寸法師っていう小さい男の子が鬼と戦って……」と確認しながら、文章化していきます。ステップ5:並べたメモをもとに原稿用紙へ書く最後まで確認ができたら、「じゃあ、書いてみようか」と、横にメモをおいて原稿用紙に向かわせます。この方法で、当時小学校1年生の長男に書かせてみたら、下のような原稿用紙1枚がちょうど埋まりました。原稿用紙2枚と指定されていたら、これにさらに質問を加えていきましょう。「鬼は何人いた?」「お姫様は一寸法師のことどう思ってた?」「〇〇ならこういう時どうするかな?」「うちでのこづちがあったら何につかいたい?」…。息子は、一寸が3cmだと知り、アリと一寸法師が並んだ絵を見て、「3cmのアリ、おっきい!」ということに気づいたところで目がキラキラ!大人からしたら、本文とは関係ないような気もしますが、それが本当に子どもがこの本を読んで感じたことなので、そこはしっかり残しました。「うまい文章」「いい感想文」を書かせようとしすぎると、子どもの素直な感想が出てこなくなってしまいがちなので、子どもが口走ったものを親の意見を入れずにそのままメモに残してあげると、子どもらしい瑞々しい感想文ができあがります。問いかけても、「わからない」「忘れた」などという答えが返ってきたりすることもあるので、親にとっては根気のいる作業です。実際やってみると、とても大変ですが、最初から最後まで横についてあげるのが一番の近道だと思います。この時は、朝から始めてお昼をはさんで夕方近くまで、途中おやつタイムなどを入れながらほぼ丸1日がかりでした。親にとってもなかなか重労働ですが、1つのおはなしを共有して話をする時間は、親子のコミュニケーションを深める絶好のチャンスでもあります。がんばって、早めに取りかかりましょう。<文・写真:ライター鳥山由紀>
2019年07月21日学校や園から帰ってきた子どもがリビングで寝そべっていたり、ゲームに夢中になっていたりする姿を見て、「宿題やったの!?」「いつまで遊んでいるの!」と怒ってしまうことはありませんか?子どもにも一息入れて疲れをとる時間が必要だとはわかっていても、つい「余計な一言」を言って急かしてしまう人も多いことでしょう。毎日のように口酸っぱく言い続けても、肝心の子どものやる気が起こらなければ、「余計な一言」は効果がないどころか、親子の信頼関係に影響を及ぼすことも……。何も言わなくても子どもが自らすすんで取り組み、親子ともに心穏やかに過ごせるようになるには、子どもの「やる気スイッチ」を上手に押すことが必要です。小言では子どもの「やる気スイッチ」は押せない子どもに「〇〇やったの?」と言ってしまうとき、私たちは「やっていない」ことを知っているか、薄々わかったうえで聞いていることがあります。教育評論家の親野智可等さんはこのように述べています。日頃から子どもに罠をかけてわざわざ嘘をつかせるような意地悪な質問をしていると、子どもは親に対する信頼感が持てなくなり素直な気持ちもなくなります。そして、親の攻撃から自分を守るために、たくみな嘘をつくようにもなります。(引用元:学研キッズネットkidsnet for Parents|「片づけしたの?」「宿題やったの?」「明日の仕度したの?」など。「質問形」の裏に隠れているもの)子どもの口から正直に言わせようと誘導する親の一言は、子どもにとっては攻撃に感じられるもの。親子の信頼関係にとって好ましくないようです。あなたは、お子さんに対してこのような小言を言っていませんか?「いつまで寝ているつもり?」「宿題はちゃんとやったの?」「遊んだおもちゃは、片付けたんでしょうね!」「食べ終わった食器は、どうするんだった?」そんなとき、「今やろうと思っていたのに!」と怒るお子さんは多いことでしょう。その胸の内は、パパやママの小言にガッカリして、素直に向き合いたくない状態にあるのかもしれませんね。「やる気スイッチ」を押された子どもの特徴一方、「○○やったの?」と聞かなくても、こうしたことを自分からすすんでやれる子もいます。・朝は決まった時間にひとりで起きる・学校から帰ってきたらまず宿題に取りかかる・おもちゃで遊んだあとは元通りに片付ける・食事が済んだら食器を下げる彼らは、何事にも前向きで、失敗してもくじけず目標に向かって頑張れる「やる気スイッチ」が入った状態にあります。「やる気スイッチ」を自分で入れることができる子どももいますが、初めの頃は親御さんが絶妙のタイミングで押してあげているケースが少なくありません。「やる気」が習慣化してくるにつれ、子どもたちは自らスイッチを入れられるようになっていきます。「やる気」は、もって生まれた性格ではなく、親御さんが上手に引き出して身につけることのできるスキルと言ってもいいでしょう。「やる気スイッチ」が入った子は、この先どうなる?ベネッセ教育総合研究所の「小中学生の学びに関する調査報告書(2015)『研究レポート2自律的な理由で勉強することが適応的である』」によると、「内発的動機づけ」が高い子どもは学校での成績が良いという研究結果が出ています。「内発的動機づけ」とは、自分自身でやる気を引き出して、物事に取り組めるということ。すなわち、「やる気スイッチを自分で入れられる子」のことですね。やる気スイッチを自分で入れられるようになると、勉強や習い事、家でのお手伝いなどに対して、主体的に目標を見出して楽しんでこなせるようになっていきます。これは、お子さんがこれから成長していくプロセスにおいて「不本意でもやらなければならないこと」に直面したときに克服する力になるものです。中高生であれば定期テストや受験に向けての勉強、大学生ならば単位取得のために必要な課題や試験勉強など、「やりたくないなぁ」と思いながらもやらなければならないことは、たくさんあります。社会人になってからも、仕事のプレッシャーや毎日の通勤、会社での人間関係など、いつも楽しくおもしろいことばかりとは限りませんよね。これらの克服すべき壁に対し、子どものうちに「やる気スイッチ」が押せるようになっていると、これまでも上手に乗り越えてきた経験が自信となり、自ら意味を見出して意欲的に取り組むことができるのです。子どもの「やる気スイッチ」を上手に押す方法子どもの「やる気スイッチ」の上手な押し方には、次のような方法があります。【学習面】◆なかなか勉強を始められないときOK「宿題、何時からやろうか?」「今日の宿題は何をやるの?」NG「まだやってないの?」「早くやりなさい!」はっぱをかけたり急かしたりしても、子どもにはわかりにくく、かえって逆効果です。「何をやるのか」「どんなタイミングで始めるのか」を聞いて、子ども自身が考えるきっかけを与え、自分で決めた経験を重ねられるように声かけをしましょう。◆机には向かっているものの、集中できていないときOK「まずは3問やってみよう」「もうここまで進んだの?」「ひとりで頑張っているね、手伝えることがあったら言ってね」NG「ダラダラしないの!」「さっさと終わらせなさい!」まずは、どうして集中できないのか原因を探ってみます。問題の量が多いようであれば、短く区切って集中を促し、難しそうな問題や苦手な分野であれば、ここまでやってきた頑張りを認める声かけをしてあげましょう。また、ひとりで黙々と続けることが得意ではない子なら、大人の存在が近くに感じられて頑張れるようにリビング学習をすすめるなど、環境づくりを提案してもいいかもしれません。【生活面】◆身のまわりのことができていないときOK「靴がそろっていると玄関がスッキリするね」NG「ほら!また脱ぎっぱなし」「自分でやりなさい!」たとえば、子どもが靴を脱ぎっぱなしにしているときには、「脱ぎっぱなしはダメじゃない!」と叱るのではなく、「そろえてくれると玄関がスッキリする」に置き換えることが大切です。具体的で前向きなフィードバックは、ほめ言葉に匹敵し、やる気を引き出すことが研究でわかっています。◆決まった家の手伝いをやらないときOK「今日は一緒にお皿洗いしようか?」「あなたのお風呂掃除は丁寧だから、ピカピカになってうれしいよ」NG「決めたこともできないの?」「それくらいはやりなさい!」家の手伝いを何か決めて任せている家庭も多いと思いますが、一度決めたからといって必ずしもその人がやり遂げなければならないわけではありません。やる気がなさそうだなと感じる日は、「一緒にやろう」と声をかけると、案外すんなり動けるお子さんも。また、手伝ったことで人の役に立っているということを伝えるのも効果的です。どのような場面でも、「何がどこまで自分はできているか」がわかり、「何をいつ取り組むのか」を自分で決めるように促すと、「やる気スイッチ」は入りやすくなります。***大人と同様に、やる気スイッチは、すぐに押せる子もいれば時間がかかる子もいます。また、新学期や学校行事など慣れないことが続いていると、心身が疲れていることも。ときには「1回休み」を取り入れるのも「やる気スイッチ」を上手に押すコツですよ。(参考)学研キッズネットkidsnet for Parents|「片づけしたの?」「宿題やったの?」「明日の仕度したの?」など。「質問形」の裏に隠れているものschola|生活の節目を活用すれば、子どものやる気を高めることができる進研ゼミ保護者通信|やる気アップの声かけバージョンアップさぽナビ(Z会)|子どものやる気を引き出すコツ(1)こどもまなび☆ラボ|子どもが「本当に褒めてほしいこと」。やる気スイッチをONにする言葉とはドロシー=ノー=ノルト・レイチャル=ハリス著、石井千春訳(2003),『子どもが育つ魔法の言葉』,PHP文庫ベネッセ教育総合研究所|研究レポート2自律的な理由で勉強することが適応的である
2019年07月02日