生理中でも彼氏とのデートは楽しく過ごしたいもの。しかし、予定外の生理や生理痛でつらい思いをすることも……。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。初めてのお泊まりデートで彼と付き合って初めてのお泊まりデート。ホテルに泊まり、翌朝起きたらシーツが血だらけに……。生理が予定日より早く来てしまったため慌てました。ショーツも汚れていたので、前日履いていたもので代用し、念のために持ち歩いていたナプキンでなんとか凌ぎました。彼と少し気まずい空気が流れました。(34歳/パート主婦)薬を飲むのを忘れて……私は普段から生理痛がひどくて、薬を飲まないと立っていられないくらいの痛みがあります。彼氏とデートの約束をしていたその日は、生理中だったのですが、薬を飲み忘れ、待ち合わせ場所に向かっている途中で思い出しました。しかし、なんとなく「今日は痛くならないはず」と謎の思い込みがあり、薬を飲みませんでした。案の定、彼氏と合流した後、徐々に生理痛がひどくなっていき、立っていられなくなり……。私は彼氏に生理中で、薬を飲んでいないことを伝えました。すぐに座って休ませてくれましたが、生理痛はどんどんひどくなっていき座っているのもつらく、彼氏に薬を買ってきてもらうことに。すでに動けなくなっていたので、結局、薬を飲んで彼氏の膝で何時間も休んでいました。せっかくのデートが台無しになってしまい、彼氏に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。(30歳/会社員)トラブルに備えて……彼氏とのデートと生理が重なり、つらい思いをしたというエピソード。このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切ですね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月29日忙しいと自分の体の不調も後回しになってしまうこともありますよね。ストレスが原因と思っていた不調から病気が見つかることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……私の場合は、過多月経(経血の多くなる病気)でした。パートを二つ掛け持ちしていた頃、自覚はありませんでしたがストレスを貯めていたようです。生理が来たり来なかったりと不順になりました。まあ忙しいから仕方ないと思っていたのですが、今度は生理が止まらなくなりました。いつか止まるだろうと思っているうちにどんどん経血が増え、大きなナプキンでももれるほどに。血の塊もたくさん出ていましたが、それは以前からあったため、そんな状況でもまだ大丈夫だと思っていました。ところがある日、勤務先から自転車で帰宅する際、最後の坂が上れなくなりました。酸素がたりないような感じです。目もチカチカして立っていられず、とりあえず自転車を止めてその場にうずくまっていました。家もあと少しだったので這うように帰りました。その後すぐ産婦人科にかかりましたが、重度の貧血になっていて、「これでよく生活できてたね」と言われる始末。よく考えると、足の跡が戻りにくかったり、爪が白い気がしたり……。もっと不調には敏感でいないといけないと思います。どんな治療を受けましたか?子宮筋腫でもないとのことで、とりあえず治療薬の服用によるホルモン療法を続けています。排卵を抑制するため生理が止まりますが、私の場合はときどき不正出血があります。もし同じ症状がある人は、すぐに婦人科へ行ってください。楽になります。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理不順や出血が多いのは、月経過多が原因だったというKさん。Kさんは内服薬によるホルモン療法を続けているようです。皆さんも、いつもの生理に違和感を覚えたときは、早めに婦人科で医師に相談してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月29日生理痛や生理不順などで悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?実際に病院で検査をしてみると、婦人科系疾患が原因だった……なんてことも。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……私の場合は、子宮筋腫でした。いつも周期が安定していた生理が、なかなか来ない月があり、妊娠しているのではないかと思い婦人科へ。検査の結果、妊娠ではなく子宮筋腫の可能性が高いと診断されました。どんな検査を受けましたか?クリニックでエコー検査を受けました。その後、クリニックから「念のために、検査センターでMRI検査を受けるように」と言われ検査した結果、子宮筋腫と診断されました。子宮筋腫は生理のときに経血がドロドロとした感じになり、貧血になりやすいです。早めに婦人科で検査をしてもらってください。読者からの感想は『ちょっとした違和感で病院にかかることの大切さを改めて実感した記事でした。』『生理の状態に関心を向けることは自分の体を大切にする頃にも繋がると考えを改めることもできました。』『自己判断は危険だと思いました。』『婦人科の診察はかなり抵抗感がありますが、何かあってからでは遅いと思うので頑張って診てもらってこようと思います。』など、さまざまなコメントが読者から寄せられました。いつもと違うと感じたら……Aさんの生理がなかなか来ないのは、子宮筋腫が原因だったそうです。みなさんも、体に変化や違和感があったら早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月28日夏祭りや花火大会を恋人と楽しむ方も多いでしょう。デートの最中に急に生理になってしまったら、皆さんはどうしますか?そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。花火大会の最中に……私は毎月10日頃に生理が来るのですが、その月は生理が来ないまま20日の夏祭りを迎えました。普段から生理期間がずれることはありますが、イベントのタイミングで重なる経験がなかったので、気にしておらず、生理用品を持ち歩いていませんでした。ところが夏祭り当日に急に生理が来てしまいました。しかも、花火大会の最中に生理が来ました。トイレは遠いし、生理用品もないし、彼氏と一緒だったので最悪でした。レジャーシートは真っ赤になり、私の浴衣も真っ赤になっていました。彼氏に気づかれたくなくて、花火が終わり急いでお手洗いに行ったところ、親切な女性がナプキンをくれました。(30歳/会社員)夏祭りデートで……遠距離恋愛の彼氏と、久しぶりのデートで夏祭りへ。その日は、周期的にはまだ生理が来る予定ではなかったのですが、露店で買い食いをしているときに出血してきたような感覚に……。ナプキンを持ち歩いておらず、近くに薬局もありませんでした。とりあえず、トイレでトイレットペーパーを何重にも重ねて当てて対処。しかし、漏れないか気が気じゃなく、夏祭りを楽しめませんでした。それからは基礎体温をはかるようになり、ちょっと周期より早めに来ても大丈夫なように、常にナプキンを持ち歩くようになりました。(39歳/専業主婦)トラブルに備えて……花火大会や夏祭りで、生理が始まってしまいつらい思いをしたというエピソード。このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切ですね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月27日生理は女性にとって長く付き合っていかなければならないものです。そのため、生理痛などの辛い症状を経験したことがある方も、きっと多いのではないでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Tさんの場合……私の場合は、子宮内膜症と子宮腺筋症でした。高校生の頃から、鎮痛剤を飲まないと日常生活に支障が出るほどの生理痛がありました。経血量は多くなかったのですが、痛みがひどく生理2日前から生理4日目くらいまでつらい思いをしてました。社会人になり、婦人科で受診すると「病気じゃなくても生理痛が重い人もいます。ピルで対応しましょう」と言われ、ピルを飲むことに。その後、引越しを機に転院したところ、内診で痛いところがあり、子宮内膜症と子宮腺筋症を患っていることがわかりました。どんな治療を受けましたか?超低用量ピルでの治療を開始しました。気になる症状がある人は、婦人科で検査をしてから適切なピルを処方してもらうとよいと思います。生理痛はピルを飲めばよくなることもあります。一度婦人科に行って相談してみてください。読者からの感想は『生理痛は私もひどいので、この体験談は他人事でないと思ったものです。毎回鎮痛剤を頼っていますが、もしかしたら病気のサインかもしれないと不安になったので受診を考えました。』『ピルの大切さと保険が適用されることをもっと社会的に認知させる事が大切だと思いました。』『私自身も鎮痛剤を飲まないと生理痛がきつく、病院に行ったら子宮内膜症と診断されたので、生理痛が重い時はすぐに婦人科に受診すべきだと思いました。』など、病院へ受診することが大切だというコメントが多く寄せられました。生理痛がひどいときは婦人科へTさんの鎮痛剤を飲まないと生活に支障が出るほどの生理痛は、子宮内膜症と子宮腺筋症が原因だったようです。皆さんも、生理痛がひどいときは、後回しにせず早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をお届けしました。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月26日イベントや旅行がある日に限って生理がきてしまうことってありますよね。皆さんは用事と生理が被ってしまったときにどう対処しますか?そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「最悪のタイミングで生理がきたことある?」をご紹介します。運転中なのに……この漫画に読者は……『生理はコントロールできないものなので、パートナーの理解があるとありがたいと感じました。』『さりげない気遣いがうれしいと思いました。ぬいぐるみというところも癒されます。』『なんですかこの優しい彼氏!』『旅行中の生理は、本当に気分が落ち込みますよね。優しい彼氏がいてくれてよかったなと思いました』『理解のある彼氏。そんな彼なら何でも相談が出来そうです。』など、パートナーの対応に称賛の声がよせられました。我慢せずに……本作では、旅行途中で生理がくるもパートナーの優しさに助けられたお話。生理がつらい時は我慢せず、周りを頼ってくださいね。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※実体験を漫画化したものです※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。■作画:なぁ(MOREDOOR編集部)
2023年08月25日女性にとって毎月の付き合いとなる生理。順調に来ていればいいのですが、不安定だと心配になりますよね。生理不順には婦人科疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Mさんの場合……生理が始まった頃からずっと生理不順で、毎月来ることはなかったのですが、むしろラッキーだと思っていました。ただいつ来るか分からないし、出血量もまちまち、生理痛もそのときどきで違い、なにかと翻弄されていました。1人目出産後、2人目がなかなか授からず、周囲が次々授かる姿を見て落ち込む日々が続き、基礎体温を3ヶ月ほど記録して婦人科で受診しました。卵巣の片方がほとんど機能しておらず、無排卵月経の月があることが判明。定期的に生理が来ないことを放置せずに、受診しておけば、妊活でこんなに落ち込まなかったのにと後悔しました。どんな治療を受けましたか?私の場合はクロミッドという薬を処方されました。月経5日目から1日1錠5日間で始め、効果がなければ服薬を増やしていきました。他にもエコーをしたり、糖尿病の検査など、さまざまなリスクや可能性を元に検査を受けました。大事なのは「諦めないこと」です。検査は面倒でいい気分のものではありませんが、自分の体を正常値にするには必要なことです。世の女性陣へ伝えたいことは?もし、生理不順の方がいたら、面倒でも婦人科を受診してみてください。妊活は金銭的・精神的な負担が大きく、やはり自然妊娠できることほど喜ばしいことはありません。妊活する予定がないにしても不順であることは少なからず自分の体に良からぬ影響を与えています。自分で詰める芽は早めに摘んでおいて、健やかな体を維持しておいた方がいいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは婦人科へ生理不順は、無排卵月経の月があることが原因だったというMさん。Mさんは内服薬での治療を行なったようですね。皆さんも、生理がいつもと違うと感じたときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月25日皆さんは”生理の貧困”をご存知でしょうか?実は金銭的な余裕がないことから、生理用品の出費に苦しむ人もいるようで……。そこで今回は、実話をもとにしたMOREDOORのオリジナル創作漫画「生理の貧困って知ってる?」をご紹介します。余裕がなくて……この漫画に読者からは……『経済的に苦しいため生理用品沢山使えないし、予備もそんな持ってけないから、高校でトイレの個室にナプキンが入った紙袋がかけてあったのは感謝しかなかった。』『多くの人にとって生きている以上避けられないことだから、なんとか負担を軽くしてほしいよね……。』『薬も安く買えたらありがたいな……激痛じゃなければ勿体無くて飲むの我慢しちゃう。』『月経カップおすすめです!1個買えば繰り返し使えるし何回も交換しなくていい。』など、さまざまな声が寄せられました。実はみんな悩んでいるのかも……読者のコメントにもあるように、生理用品について「負担を軽くして欲しい」と思う人は少なくないはず。経済的に生理用品を負担するのが難しい方は、自治体や役所を頼ってみるのもよいかもしれません。みなさんは、この漫画を見てどう思いましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この漫画はフィクションです。■作画:ぱらこ(MOREDOOR編集部)
2023年08月23日女性にとって悩みの種になることが多い“生理”の問題。いつも定期的にくるわけではなく、数日のズレから数ヶ月ズレがある人まで、さまざまですよね。そこで今回は、「生理不順によって大変な思いをしたエピソード」を、クイズ形式でお届けします。Aさんは、旅行の時に限って……いつも生理不順で、2ヶ月に一回程度しか来ないのに、旅行の時に限って生理が来てしまいました。しかも、生理になってしまったのはアメリカへ向かう飛行機の中!生理用品の準備もなくて非常に困ってしまいました……。ここでクイズです!飛行機の中で突然生理になってしまったAさん。この後Aさんは一体どう対処したでしょうか?ヒントは、ここは“飛行機の中”です!正解は……「CAさんに事情を話して、生理用品をもらった」です。その当時のことをAさんはこう振り返ります。英語で……CAさんに事情を話して、生理用品をいただくことができましたが、着陸して生理用品を買うまでの間、漏れていないか凄く心配で、腰も痛くて結構大変でした。前もって分かっていれば時期をずらすなどいろいろ方法もあったはずなのに……。生理用品を準備してこなかったことに対して、すごく後悔しました。外資系の航空会社だったので、英語でのコミュニケーションに関しても、自信がなくすごく不安になりました。(41歳/フリーランス)ちなみに英語でナプキンは何ていうの?飛行機の中で大変な思いをしたAさん。ちなみに、英語で生理用ナプキンのことは「Sanitary_pad」と言います。(※空白を「_」で表現しています。)他には「Maxi_pad」でもよいですし、タンポンは「Tampon」です。いざという時のために、ぜひ覚えておきたい英単語ですね。皆さんも、「生理不順によって大変な思いをしたこと」はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、慢性的に生理がある場合や、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月22日毎月の生理痛や生理不順に悩まされる方も少なくはないでしょう。生理が予測できなかったり、痛みが強かったりすると私生活に影響が出て困りますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……子どもの頃から生理痛が酷く、生理不順もありました。30歳のときから生理以外でも下腹部が痛むようになり、めまいで立っていられず、内臓を直接叩かれているような痛みで嘔吐するようになり内科で受診。超音波検査とMRI検査をしたところ子宮筋腫と卵巣嚢腫と卵管炎が見つかりました。手術をするほどではないと言われ、治療するお薬を処方されました。排卵を抑えて月経を止める薬なので、子宮の活動が抑えられたことにより痛みもなくなりました。治療法としては服薬治療が多いようですが、デリケートな病気なので少しでもリラックスできる雰囲気の病院や先生を見つけるのが大事だと思います。周囲の方に打ち明けましたか?職場には、症状と服薬していることを話し、調子が悪いときは休ませていただきたいと伝えました。上司は男性ですが、理解してもらっています。生理痛があるときは、早めに婦人科で受診してください。読者の感想は『生理痛がどのような痛みの違いか分かりにくい部分もあるので、定期検診が大事だと感じました。』『他人事ではないような気持ちになります。私も生理痛が酷い方で1日目は立ってられないほど酷いときもありますが、面倒で病院に行っていないので一度行ってみたほうがいいと心から思いました。』『違和感を覚えたときに診察を受けて正解だったと思います。もし遅れてたら手術も必要だったかもしれませんし、病院へ行くのは大事なことだなって感じました。』『重い生理痛であっても、当たり前のこととして病院へ行くまで考えが至らない人は多いと思います。私も受診して初めて子宮筋腫が見つかり、きっかけがなければ受診しなかったことを強く後悔しました。』など、病院に行くことの大切さに気づいたというコメントが多く寄せられました。違和感を覚えたときは早めに婦人科へひどい生理痛による嘔吐と生理不順は、卵巣嚢腫と卵管炎が原因だったというEさん。Eさんは排卵を抑える薬で子宮の活動を抑えて、治療したようですね。みなさんも、生理痛や生理不順など違和感を感じたら早めに医師に相談してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月22日40代になって生理周期が乱れたり、量が増えたりするようになった私。周期の乱れは比較的対応しやすかったのですが、問題は量が増えたこと。特に仕事で長時間集中するときや夜などに、ナプキン交換が間に合わず漏れてしまうことが増えました。そんな中、月経カップを使ってみたらとても快適に。月経カップを使ってみた体験談を紹介します。★関連記事:月経カップって何? 海外ではメジャーな第三の生理用品を試した結果は…。思わぬメリットも!【体験談】40代に入ってから生理が不安定に30代までは生理周期も量も安定しており、生理について特に悩むこともなかった私。それが40代に入って、まず生理周期が不安定に。周期が短めになり、3週間ほどで次の生理が来ることも。調べてみると、更年期前の症状としてよくあることだそうです。納得はしたものの、次は生理の経血の量が多めになりました。特に1~2日目の量がぐっと増えたのです。これには仕事で長時間座っているときや、週末の夜など長めに寝たいときなどに困りました。ナプキンをこまめに交換したり、大きめサイズを使ったりするものの、量が多いと肌も刺激を受けやすく、ストレスも増加。それでも、生理は自分でコントロールできるものでもないと諦めていました。そんなとき、月経カップのプレゼント企画に出合いました。月経カップは体内に挿入して経血を受け止める生理用品と知り、興味を持って応募したところ当選。運良く月経カップを入手したものの、いざとなると尻込みしてなかなか使えず、最初の2カ月ほどは月経カップを横目にいつもの紙ナプキンを使う……という生理期間を過ごしていました。思い切って月経カップを使ってみたらところが生理2日目のある週末、「やっぱり週末の夜はゆっくり寝たい!」という欲求が湧き上がり、思い切って月経カップを使ってみることに。週末で時間にも心にも余裕があったので、まずは月経カップについてのネット記事を大量にチェック。使用された方の体験談などをしっかり頭にインプットして、40代にして初の月経カップ使用に臨みました。まずは説明書にある通りに月経カップを電子レンジで煮沸消毒。これが面倒だと思っていたのですが、やってみると意外と簡単でした。そして、いざ月経カップを体内に挿入。多くの体験談で目にしていたように、私も最初はなかなかうまくできませんでしたが、「リラックスして思い切って挿入したほうがうまくいく」との記事を思い出し、力を抜いてグッと深めに入れてみると成功! やはり何ごとも思い切りが大事だと実感しました。その後は、足の間に何かが挟まっているような軽い違和感はあるものの、痛みなどはまったく感じず、夜もぐっすり眠ることができました。私の月経カップは「最大12時間装着可能」と明記されているものなので、朝まで漏れを気にせず眠れて快適でした。受け身でなく生理に向き合えるようにそして、迎えた翌月の生理。今度は、思い切って出社時に使ってみようと思いました。職場で度々トイレに立つのも、漏れを気にしながら仕事をするのも嫌でしたが、月経カップならその2大不快を解決してくれると気付いたからです。早速、生理2日目に試してみました。経血が体外に出ないので、仕事中、姿勢を変えるごとにドキッとしなくて良いのは本当に快適! 多少の違和感はありますが、それでもトイレに立つタイミングなどを気にせず仕事に集中できるのは本当にラクでした。帰宅後に外そうとしたところ、さすがにカップがいっぱいですぐに外れず、少し焦りました。やはり2日目はもっとこまめに外すのが良さそう。外したら水洗いだけで再装着できるとはいえ、私は外出先で月経カップを扱えるほどには慣れていないので、当面は付け外しは自宅ですることになりそうです。ちなみに、煮沸消毒は毎月の使い始めだけで良いのでラクです。月経カップのもう一つのメリットは、経血が肌に触れず肌ストレスがないことです。人にもよると思いますが、私は特に経血の多い1〜2日目は月経カップ、それ以外は通常のナプキンというサイクルで使うのが合っていると感じています。まとめこのように、自分の生理の特徴やライフスタイルに合わせて生理用品を使い分けるようになってから、生理に対して受け身でなくなったことは、私のメンタル面にも大きなメリットでした。生理がただ憂うつなものではなく、今回はどのように対処しようかなと能動的に考えることができる。このメンタルの変化は、月経カップ使用による思わぬ副産物だと感じています。今の私には、月経カップと紙ナプキンの使い分けが合っているようですが、最近は生理用品の選択肢も増えています。更年期に近づく中で、さらに合うアイテムとの出合いがあるかもしれません。変化する生理に振り回されるだけなく、能動的に更年期に向き合えたらと、改めて思っています。※過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/まっちゃ (45歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2023年08月22日生理の症状が重い場合、パートナーにも理解していただけたら嬉しいですよね。しかし、生理のことを打ち明けると偏見の目で見られることもあるようです……。そこで今回は、MOREDOORの大人気SNSより、オリジナル漫画「あなたなら何と伝えますか?」をご紹介します。重い生理……この漫画に読者からは……『経験したことがないので仕方ないのかもしれませんが、生理のつらさを理解してほしいです』『私は生理が軽い方ですが、重い人を甘えだとは思わないし、しんどい思いをしていると思います。』『男性に生理のつらさを理解してもらうのは難しいのかもしれませんが、彼女が苦しんでいるから思いやりを持って接して欲しいですね。』『あまりに悲しい反応。こんな言い方をされるのはつらいですよね。』など、主人公に同情する声や異性間での理解は難しいという意見がありました。本作では、主人公が恋人に生理の悩みを共有した際に、傷つく言葉で返されてしまいました。周りに悩みを打ち明けられたときは、理解を示すことが重要かもしれませんね。皆さんは、この漫画を読んでどう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※こちらの記事・漫画は、あくまで一例として、それについて考えるきっかけ作りになればと思います。※実体験をもとにした漫画です■作画:たぬ川にくQ(MOREDOOR編集部)
2023年08月21日40代に入ってから、若いころのような規則的な生理が来ることがなくなってしまいました。周期も変わったのか、決まったように生理が来ることがありません。少量の出血で終わることもあれば、大量の出血量が続くことも。40代だから更年期障害の一つなのかもしれない、そう思っていても不安に。40代の生理と体調の変化についての体験談を紹介します。★関連記事:若かりしころとは明らかに違う!40代から変化した私の生理事情生理が変化し、体調不良にも悩まされ…経血量が多く、昼に夜用ナプキンを使用!これまで生理の量で悩んだことは特になく、毎月の生理も順調でした。生理前の不調といえば腹痛と軟便、ナプキンかぶれを起こしやすいというもので、痛み止めやタンポンを使用することで解決できたため、今まで生理で悩むことはありませんでした。しかし、40代に差し掛かると今までの生理に変化が。生理不順で2カ月生理が来なかったかと思うと、2週間くらいダラダラと出血が続き、いつ終わったかわからないうちにまた生理が来るということもありました。経血量が多く、昼用ナプキンでは1時間ももたないくらいだったので、ナプキンは夜用ナプキンを昼用に使っていました。経血の出る瞬間に一気に大量に出血するような感じです。常にナプキンを用意するようになり、「生理かな?」と思っても、まだ生理ではない、生理のような出血であってもそのときだけでその後出血らしいものがないということが何回かあり、生理がストレスとなっていました。すぐに病院に行けば良いのでしょうが、病院に行くタイミングがわからず、実際に病院に行こうかと思ったときには順調なときもあり、長い間受診していませんでした。生理のつらさと体調不良が重なり…出血量が多い過多月経の症状が数カ月続いていたころ、膀胱炎を再発したり、咽頭炎になったり、偶然にも他の体調不調と重なっていました。病院では因果関係は認められませんでしたが、生理と膀胱炎、トイレのことばかりが気がかりでした。生理中は毎回の出血量が多いと、行動範囲も狭まってしまいます。外出するだけでも大変で、外出先ではトイレを探してばかりいるようになりました。ちょっと歩いただけで出血するので、動きたくない、でも動かないといけないと気分がめいってしまいます。あまりにも生理がつらいので、体調を崩しているときに生理についても相談したほうが良いのかもしれないと思い、最初は膀胱炎を診てもらっていた医師に相談をしました。専門外なので因果関係も詳しくはわからず、明確な答えや治療はないとのことでしたが、「長く続くのであれば一度婦人科で診てもらったほうが良いと思うよ。なんでもなくても安心はできる」と言ってもらい、その言葉にあと押しされ、婦人科を受診することにしました。病院で相談、安心とともに量も落ち着く覚悟をして婦人科で生理のことを相談をすると、検査をするほどではないということ。これまでの過多月経と感じていたときよりも経血量が減っていた時期ということもありましたが、様子を見て、大量出血が続くようであればすぐ受診するように言われました。更年期の症状なのか? という疑問に対しては明確な回答はなく、年齢的にも更年期かもしれないし、他の病気などで体調を崩しているのでそのせいで過多月経になっていることもあるとのことでした。薬などを処方されるかと思いましたが、貧血の症状もないので、話を聞いてもらいそのまま帰宅。病気ではないというのはうれしいことですが、何も処方されず、手ぶらで帰ってくるのもちょっと不安にも感じました。でも、心配するほどではないという医師の言葉を信じることに。その後半年が経過していますが、生理が始まって最初の1~2日ほど「ちょっと量が多いな」と感じても、生理期間中すべての出血量が多いということはなくなりました。これも生理なのか? という少ない量のときもあります。まとめ生理不順は更年期の可能性もありますが、自分自身が不調を感じることがないので、このまま様子を見ていこうと思います。今回の過多月経は、婦人科に相談して安心したことで落ち着いたのだと私は思っています。過多月経は生理だけではなく、膀胱炎などの病気によって不安を感じたりストレスを感じることでも変化をするデリケートなものだなと感じています。出産を経験して40代に入り、家庭と仕事、自分のこと、家族のこと、子どもの成長に伴う悩み、今までと異なることが増えてきました。心と体の充実があっての40代だと私は思っているので、規則正しい生活と、ストレスをため込まないように軽い運動などをするようになり、心なしか生理もラクになっています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。マンガ/しおみなおこ著者/サトミオリ(45歳)小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。
2023年08月19日生理痛や月経不順は女性によくみられる症状の一つですよね。中には、辛い症状も「よくあること」と思い放置してしまっている方もいるのではないでしょうか。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。Sさんの場合……私の場合は、多嚢胞性卵巣でした。初潮を迎えた頃からひどい生理痛があり、おりもののような少量の経血が2ヶ月ほど続いたり、3~4ヶ月ない期間もあったりと月経不順の症状がありました。高校生のときに婦人科で受診しましたが、「まだ成長期だから、これから大人になっていけば自然に治る」と言われました。社会人になり、顎から首の辺りにたくさんの吹き出物ができ、その辺りにできるのはホルモンバランスの乱れが原因と言われて病院で受診し多嚢胞性卵巣と診断されました。ピルを服用し月経周期のリズムを整えたり、ホルモン剤を服用したりしています。顎周りにたくさんの吹き出物ができたときはホルモンバランスの乱れなので、皮膚科ではなく婦人科へ行ってみてください。読者の感想は『若いから大丈夫といった考えを持たず、いつもと違うなと思ったら迷わず病院で詳しい検査をしてもらうのが1番だと思いました。』『顎周りの吹き出物なども気づくきっかけになると思いました。しっかりと他の場所も見たいと思いました。』『ホルモンバランスの乱れだとは知りませんでした。』『普通だったら皮膚病かって自己判断してしまいそうですし。よく病気をみつけてくれたものだと感じました。』『若いから大丈夫といった考えを持たず、いつもと違うな、生理がこないなと思ったら迷わず病院で詳しい検査をしてもらうのが1番だと思いました。』など、意外な疾患の症状にコメントが寄せられました。違和感を覚えたときは早めに病院へひどい生理痛や月経不順は月経不順は、多嚢胞性卵巣が原因だったというSさん。Sさんはピルやホルモン剤の服用して治療を続けているようです。皆さんも、生理痛や月経不順に違和感があるときは、早めに病院で受診してみてくださいね。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修医:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年08月15日生理のときも趣味や旅行を心から楽しみたいもの。しかし、予期せぬトラブルに見舞われる方もいるようで……。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」を2つご紹介します。揺れる船の上で……私と主人の共通の趣味は釣りです。季節のことを気にせず、時間があるとよく船釣りをします。船にはトイレはあるのですが、よく揺れる海上のためトイレに行くことはもちろん、ナプキンを替えることは容易ではありません。なので、スポーツ用のパンツ型の生理用品をいつも使っています。しかし、夏になると汗をいっぱいかくため、デリケートゾーン、お尻、お腹の蒸し暑さはすごくつらかったです。(31歳/会社員)予定外の生理に……20代の頃、友達と旅行したときのことです。8月に広島に行き、予定外の生理になってしまいました。今では、生理は定期的に来るので目安がつきますが、当時の私はかなり生理不順で環境が変わると予定が立たず、その日は何も生理用品を持ち合わせていませんでした。友達に「生理用品を持っていない?」と聞くと「終わったばかりで持ち合わせていない」と言われてしまいました。街から外れた場所にいたこともあり、仕方なくトイレットペーパーをぐるぐる巻きにして仮ナプキンを作成。歩くとズレやすいので不自然な動きになりながら、頭痛と腹痛に耐え、歩き回りコンビニに駆け込んだ記憶があります。下着が汚れただけで、着ていたワンピースまでは汚れなかったことが救いでした。女性は予定がなくても旅先に吸水パンツぐらいは持って行くといいでしょう。(44歳/専業主婦)トラブルに備えて……船の上や旅先での生理、避けるのは難しいもの。このようなトラブルが起きても対処できるように、事前に準備をしておくことが大切ですね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月15日日々の生活に追われていると、生理の遅れがあっても、ついつい後まわしにして放置してしまうこともありますよね。しかし、生理不順には疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Cさんの場合……20代後半の独身の頃、奨学金返済のため、昼も夜も働いてお酒を飲んでばかりの生活をしていました。そのこともあってか、生理不順でした。しかし、私は生理が来なくてもラッキーとしか思わず、体の異常を見て見ぬ振り。あるとき、久しぶりに生理がきたときに血の塊が出たため、病院で受診すると子宮内膜症と診断されました。子宮筋腫もいくつかあり、放っておけば妊娠しづらくなると言われました。どんな治療を受けましたか?朝起きてすぐに体温を測ってピルを飲み、グラフに記録するという治療をしました。ピルを一定期間飲み続けて、定期的に休むというものです。生理サイクルを人工的に作るという治療でした。私の通っている病院の先生はすごく親身になって診てくださいました。周囲の方に打ち明けましたか?実家の母に、電話で連絡しました。同じ女性なので、子宮内膜症のことは理解してくれましたが、食生活や日頃の行いについては、もう少し見直すべきだと指摘されました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科へ行くのは、内診も含め億劫になりますが、異変に気づいたら早めに受診した方がいいと思います。妊娠に関わりますし、ホルモンバランスの関係で、いらつきやめまいなど更年期にも影響が出るからです。数分の内診を我慢し、処方された薬をちゃんと飲めば、正常に生理が来るようになります。その後、子どもに恵まれました。一人で悩む前に、まず婦人科へ行き、医師に相談された方がいいと思います。読者の感想は『生理不順なんてよくあることだと軽く考えがちだったので、早めに検査をすることが大事なんだなと学びました。』『塊が出る時は危ないと感じるべきだと思いました。』『生理不順も女性の場合は痛みがなくてラッキーと思いがちですが、大きな病気が潜んでいる可能性もあり、早めの受診が必要なんだと思いました。』『忙しい日々での見てみぬふりはキケン。自分のためにも動くことが大事ですね。』など、さまざまなコメントが寄せられました。体に不調を感じたら早めな婦人科へ生理不順や血の塊の原因は、子宮内膜症と子宮筋腫だったというCさん。皆さんも、体に変化を感じたときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月12日生理は毎月きちんと来る方もいれば、生理不順でバラバラな方もいます。婦人科を受診するにも不安で悩んでしまいますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……元々、生理不順だったので、あまり深く考えていなかったのですが、20代後半の頃に出血がダラダラと1ケ月以上続いていました。仕事が忙しかったこともあり、ずっと放置していたのですが、妊活のため婦人科で受診した際に、医師から「子宮内膜ポリープが見つかった」と衝撃のひと言を言われました。どんな治療を受けましたか?最初の産婦人科では薬で出血を止めて、排卵誘発剤で排卵させる妊活だったのですが、上手くいかなかったので妊活に力を入れている婦人科に転院しました。そこで、ポリープが見つかり子宮内膜ポリープ摘出手術を行いました。出血の原因を探してくださらなかったら、ポリープは見つからなかったかもしれないし、このポリープが不妊の原因の1つであったこともわからなかったかもしれません。世の女性陣へ伝えたいことは?学生の頃は婦人科に行くことが恥ずかしかったり、仕事を始めたら忙しくて後まわしにしてしまったりすることもありますが、少しでもおかしいと思ったら受診してください!そして合わないなと感じたら転院も考えてみてください。読者からの感想は『受診することも大切だけど、同時に周囲が相談しやすい環境にしていくことも大事だと思いました。』『社会人になると仕事で忙しいですし、せっかくの休みに病院に行けば長く待つこともありハードルの高さを感じますよね。』『忙しいと自分のことを後回しになりがちですが、1か月も出血が続くというのは少し怖いですね……。』『出血がとまらないなどの症状は、身体からのSOSだと思うので受診することが大切ですね。』『いざ妊活の段階になり治療が必要となると焦りますよね。でも、無事に治療できてよかったです。』など、さまざまなコメントが寄せられました。「いつもと違う」と思ったら早めに婦人科へ1ヶ月ダラダラと続いた出血は、子宮内ポリープが原因だったというDさん。Dさんは妊活をきっかけに婦人科で受診して疾患が見つかりましたが、忙しい日々の中でも定期検診などで自分の体と向き合う時間を作れるといいですね。違和感や変化を感じたときは、無理をせずに早めに婦人科で受診をしてみましょう。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月10日約1カ月に1回、女性を悩ませる「生理」。かなりひどい痛みとともに「辛い生理痛がある」という人もいるのでは? 毎月痛みと戦っていると我慢することが当たり前になり、病院のイキドキってわからなくなっちゃいますよね。8月某日、富士製薬工業が運営する女性のための健康支援アプリ「LiLuLa」内でユーザー向けに女性特有の健康問題に関するオンラインセミナー「第2回Happy Life Seminar」が開催。「後悔しない! 産婦人科のイキドキ」をテーマに、神谷町WGレディースクリニック 院長の尾西芳子先生が生理痛など女性特有の悩みに答えてくれました。■痛み止めを飲むタイミングは「痛くなりはじめ」! 生理痛のお悩み相談「Happy Life Seminar」は女性医療領域のスペシャリティファーマである富士製薬工業が、「すべての女性が自分らしいハッピーライフを送って欲しい」という想いのもと開催しているセミナー。女性のための健康支援アプリ「LiLuLa」ユーザーに向けたものですが、「LiLuLa」は完全無料アプリで、誰でも登録することができます。セミナー講師は「もっと早く病院に行ってみれば……」と後悔する患者さんにたくさん出会い、日々産婦人科の敷居を下げるべく活動している尾西先生。今回は患者さんとやりとりする様子とともに、産婦人科では実際にどのような診察を受けるのか伝えてくれました。最初の相談者は生理痛に悩む、17歳の女性。「生理痛に波があり、数時間で治るものの痛い時はものすごく痛い。部活や学業に専念するために痛みを和らげたい」という理由で母親と一緒に来院しました。生理痛で悩んでいる人が産婦人科へ行くタイミングは「生理痛がだんだんひどくなってきた」「生理時に仕事ができないような痛みがある」「生理の時以外にも腹痛や下腹部痛がある」「市販の鎮痛剤では効果がない」と感じた時が、尾西先生のおすすめです。尾西先生は「かなり痛みは強いですか?」「痛み止めは飲んでいますか?」など詳しく話を聞き、2つの可能性を提示。一つは10代の場合は生理が始まってから長い期間が経っていないため、子宮の入り口が狭く血液が通る時に子宮が収縮し、痛みが強くなってしまっているということ。そしてもう一つが将来「子宮内膜症」のリスクを持っている人たちが若い頃から痛みが出ているということです。判断には子宮等の診察が必要となりますが、相談者は性交渉未経験ということもあり、「はじめての産婦人科では緊張されていると思いますし、無理しなくて良いですよ」と尾西先生は患者の意思を尊重。この日は子宮等の診察はしないことになりました。患者に寄り添い、その人に合う提案をしてくれます。「ただ、痛みを取る必要はあり、万が一子宮内膜症の可能性が潜んでいたとしても若いうちから治療していれば不妊にならずに済むこともあります。それを踏まえ、治療方法を考えていきましょう」と、尾西先生。まず、「痛み止め」は痛みの物質ができるのを止めてくれるものなので、痛みの物質が多くできた後に飲むと、効きにくくなってしまうそう! そのため、「痛いかな」と思った初期段階で飲むのが大切と、教えてくれました。痛み止めだけでは治らない場合は、生理の量を少なくしたり生理の回数を減らしたりできる「ピル」や、即効性があり痛み止めと併用できる「漢方薬」などで治療。母親から「ピルは副作用があると聞いたことがあるのですが……」と質問されると、尾西先生は「ピルを飲むと、血が固まりやすくなる血栓症のリスクが何も飲まない人よりも少し上がります。ただ、女性は妊娠や出産をすると血栓症のリスクが大きく上がります。それに比べると、ピルを飲んで血栓症になるリスクは1/6と言われているので、ものすごい低い確率ではあります。また、子宮内膜症のリスクを下げるというのもピルのメリットです」と、きちんと副作用やメリットを説明し、それを踏まえた上でピルを飲む価値があるか、相談者に伝えました。■閉経する50歳の前後5年が更年期。更年期障害のお悩み相談次の相談者はそれまで生理が安定していたのに乱れ、更年期障害が気になっているという48歳の女性。「周期が乱れ4カ月ぶりに来たと思ったらごく少量かつ5日で終わり、落ち込みや鬱々もあり、更年期に入った特徴なのかどうか知りたい」というのが、受診の理由です。尾西先生は「急に汗がでることはありますか?」など詳しく話を聞き、「日本人の閉経は平均50歳で、その前後5年が更年期と言われています。徐々に生理が乱れたり、ホットフラッシュになったりさまざまな症状が起きてきます。それに当てはまる年齢でもあるのですが、甲状腺ホルモンという別の場所が乱れている場合でも似たような症状が起きることもあるので、一度採血をしてみましょう」と提案。採血後、この方の場合は甲状腺ホルモンも更年期障害の特徴である女性ホルモンの乱れも無かったものの、症状を改善するために漢方薬での治療をはじめました。10代、20代、30代、40代……とそれぞれの女性の悩みに寄り添ってくれる産婦人科。今はインターネットで幅広く情報が集められますが、産婦人科では「自分の場合はどうなのか」をきちんと判断してくれます。健康支援アプリ「LiLuLa」の「教えてDr.」では生理痛、避妊、妊娠、性感染症、おりもの、子宮内膜症などあらゆる悩みのQ&A集が見られるほか、質問も可能です。アプリを活用し、産婦人科に相談するきっかけの一つとするのもおすすめですよ。・富士製薬工業株式会社 健康支援アプリ「LiLuLa」HP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2023年08月08日シアンの運営するキラクル編集部は、低用量ピルを服用したことのある女性を対象に実施した「低用量ピルによる生活の変化と満足度」に関する調査結果を発表しました。低用量ピルについて、値段に見合った満足度は得られているか尋ねたところ、74%が「満足している」「少し満足している」と答えました。その理由としては、「毎月悩まされていたひどい生理痛が軽くなったから」「生理の日程をずらすことができるので、旅行とかを避けることができた」「副作用もなく、継続できているから」といったコメントが寄せられています。低用量ピルをどこで処方してもらっているか聞くと、73%が「産婦人科などの病院」と回答。実際に病院へ出向いて処方してもらっている人が多いことがわかりました。低用量ピルの服用を始めるきっかけについて尋ねると「普段の仕事、家事などにおいての不調を避けて性生活を良好にするため低用量ピルの服用を開始しました」「妊活の準備として、生理周期を整えるために服用を開始しました」「生理痛がひどく、緩和させるために服用しています」などの声が集まりました。次に、低用量ピルの値段は高いと感じるか、安いと感じるか尋ねたところ、19%が「高い」、46%が「少し高いと感じる」と回答。「海外ではピルは無料で支給されるのに対し、日本はお金がかかる上に値段も高いのでかなり遅れていると感じます」「生理は毎月あるものなので、長く使用するとなると結構な金額になってしまう」といった声も挙がっています。毎月低用量ピルを手に入れるためにいくらお金を使っているか尋ねると、「2,000円~3,000円」が最も多い回答となりました。毎月の低用量ピルに関する出費は、いくらまでなら許容範囲であるか聞くと、最も多い回答は「1,000円~2,000円」でした。実際に支払っている金額よりも1,000円近く低い値段という結果になっています。使っている人の約7割が高いと思いながらも、メリットが大きいので使っていることが分かりました。低用量ピルの効果に対する満足度は高いので、より安価に1,000円〜2,000円で手に入れられるようになれば、日本でも低用量ピルの普及が広まるのではないでしょうか。■調査概要調査方法:インターネットアンケート調査対象:低用量ピル利用者100名実施:2023年5月調査実施主体:キラクル編集部調査会社:シアン(フォルサ)
2023年08月07日生理中、生理痛に悩まされる方も多いのでは?なかには、お出かけ中に生理痛がひどくなった方もいるようで……。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。渋滞の中、腹痛が!夏の渋滞中、運転していたら腹部に激痛が走りました。友人とのドライブ中に生理だと気づいたものの、せっかくの休みだからと車を走らせていました。ドライブの目的は友人が食べたがっているプリンのお店に行くこと。実は私は生理中に乳製品など、甘いものを食べると生理痛がひどくなるタイプで、生理とお出かけの日が被ってしまったのです。プリンを食べ終え「大丈夫そう」と思うもしばらくすると、襲うのは激痛。しかも、山道、一本道、加えて渋滞。お腹は痛くなるし、睡魔は襲うし、隣で友人はグーグー寝ています。冷房をかけている車内で冷や汗たらりです。カバンの中に薬が入っていなかったのも迂闊だったと思います。(匿名)この経験から生理痛に効く薬はどんなときでも常備すること。とはいえ、薬を飲むと睡魔が襲う場合が多いので、生理期間を含めて前後は予定を入れないことにしました。相手に気を遣ってしまって、自分を後回しにしてしまうからです。他にもこんなお話が……中には、「生理痛がつらい」とデート中にがんばって彼に打ち明けるも、予想外の返答をされた人も……。生理は痛みだけでなく、こうした「なかなか理解してもらえないこと」もつらいですよね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年08月04日夏に生理でつらい思いをした経験はありますか?外出する日と生理がかぶり、予想外なハプニングが起こった方もいるようで……。そこで今回は、「生理でつらい思いをしたエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。ナプキンが濡れた!?20代の頃、生理が始まって2日目の量が多い日に、彼氏と地元の花火大会へ。しかし、途中から土砂降りの雨にあってずぶ濡れ状態になり、持っていたバッグも濡れてしまいました。公衆トイレに行ってナプキンを交換しようとしたら、バッグに入れていたナプキンも濡れていて……。仕方なく濡れたナプキンを使用しましたが、気持ち悪くてその日だけは一刻も早く帰りたかったです。(44歳/パート主婦)解決方法とは長時間の外出や遠出の際は、ナプキンをビニール製の入れ物に入れておいた方が安心です。ナプキンを持ち歩くのが嫌な場合は、タンポンを使用して出かけるのがおすすめ。夏はお祭りや花火大会、海水浴など楽しいイベントがたくさんありますが、天候が変わりやすい時期でもあります。そのため、生理がかぶってしまったときは持って行く荷物にも注意が必要です。トラブルに備えて……花火大会の日に、予想外の雨でバッグに入っていたナプキンまで濡れてしまったという体験談。投稿者さんからの解決方法を参考に、事前対策をしておくとお出かけ当日は安心かもしれませんね。今回は「生理でつらい思いをしたエピソード」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。(MOREDOOR編集部)
2023年07月22日生理時につらい症状があっても、「生理痛だから仕方ない」と終わらせていませんか?なかには、「生理」が原因だと片づけていたものの、新たに疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……20代からのずっと生理痛に悩まされていたEさん。1度は鎮痛剤で乗り切ってきましたが、30代後半になって痛みがさらに激しくなりました。ベッドから立ち上がることもままならず、夫の助けを借りて病院へ。診察の結果、体にはチョコレート嚢胞や子宮筋腫が存在していることが判明しました。どんな治療を受けましたか?定期的に病院に通い、血液検査や超音波検査を受けることに。医師からは生理痛を和らげるために「ディナゲスト」という薬を処方されました。この薬は卵巣の働きを抑えて排卵を止め、生理を止める効果があります。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が辛くても、一時的に鎮痛剤でしのぐことに慣れてしまっている方へ。痛みに我慢することなく、早めに婦人科で診てもらうことが大切です。自分の体を大切にするためにも、専門医のアドバイスを受けることをおすすめします。違和感があるときは早めに婦人科へベッドから立ち上がれないほどのつらい生理痛で病院を受診したところ、チョコレート嚢胞や子宮筋腫があることが判明したEさん。「生理痛が年々ひどくなっている」「経血の量が多い」など体の違和感は、婦人科を受診することで原因や適切な治療法がわかるかもしれません。皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月17日私の生理は28日周期。1週間ほどで終わります。今まで大幅に早まったり遅れたりしたことはありませんでした。そんな私に43歳のある日、「生理が2週間以上続いて終わらない」という大事件が! いつもは5日目ごろから出血量が減ってくるのに、そのときは1週間たっても出血が減る気配はなし。「さすがに2週間たてば終わるよね?」とひやひやしていましたが、出血は止まりませんでした。婦人科を受診してわかったことは……。★関連記事:若かりしころとは明らかに違う!40代から変化した私の生理事情生理が終わらない…初めての経験に恐怖2週間を過ぎても2日目のような量の鮮血が出続けました。たまに子宮がちくっとするくらいで激痛があるわけでもなく、ただただ血が出続けているだけです。次第にトイレで確認するのが苦痛になってきました。若いころは「生理が来なかったらどうしよう」と心配していたのに、まさか「生理が終わらなかったらどうしよう」なんて悩む日が来るとは夢にも思いませんでした。40代にして起こった初めての経験に恐怖を覚え、原因をネットで調べてみることに。「生理_終わらない」で検索すると「子宮筋腫、子宮内膜症、子宮体がん」などのワードが並び、背筋が寒くなりました。「もしがんだったら……子どもや仕事はどうなるの?」という不安に襲われました。本当に病気なら早期発見・早期治療したほうが良いだろうと思い、生理開始から3週間になる手前で婦人科を受診しました。内診の結果、子宮と卵巣には異常なし。子宮筋腫と子宮内膜症の疑いは消えました。念のため子宮体がんの検査もしてもらいましたが検査結果がわかるのは2週間後となりました。その間に出血を止めましょうとと、医師から2種類のホルモンの薬を処方されました。ホルモンの薬を服用した結果婦人科で処方されたのは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの薬でした。1日2回、7日間連続で内服します。2種類の薬を同時に飲むことで子宮内膜からの出血をいったん止めて、薬をやめることにより子宮から出血を起こします。その後、子宮の内膜を剥がして止血するという方法です。簡単に言うと人工的に生理をリセットする感じのようです。医師によると服用中に出血がいったん治まり、7日間内服後生理が始まり3~10日で出血が終了。その後いつも通りの周期で生理が来れば問題なしとのことでした。もしそれでも出血が止まらない場合は、別の治療になるそうです。私の場合は、内服2回で出血が止まりました。そのときの開放感といったら!「やっと止まった~!」と涙が出そうになりました。出血が止まらないことが精神的に重荷になっていたのを実感しました。ホルモン剤は気持ち悪くなったり、体調が悪いとさらに悪化したりする場合もあると医師から言われたので不安でしたが、7日間無事に飲み切ることができました。3日後に再び生理が始まり、また出血が止まらなかったらどうしようとドキドキしましたが、1週間で終わったのでホッとしました。あとは子宮体がんの結果です。病気じゃなかった!生理が終わらない原因は2週間後、子宮体がんの検査結果を聞きに再び受診。結果は陰性でした。がんじゃなかった!と心の底から安堵しました。筋腫でも内膜症でもがんでもないとすると、出血の原因は一体何だったのでしょうか?結果を見た医師から「最近、精神的につらかったできごとはありましたか?」という質問をされてハッとしました。生理が始まるころにちょうど父のがんが判明したのです。今まで大きな病気をしなかった父ががんになったことは、私にとってかなりの衝撃でした。うちはがん家系ではなかったので、まさか父ががんになるとは予想もしていなかったのです。すぐに入院、手術。無事に手術が成功するか、心配でたまりませんでした。先生にそのことを話すと「原因はそれかもしれないですね」とのこと。過度なストレスで生理が終わらなくなることはよくあるそうです。生理が止まるとはよく聞くけれど、止まらない場合もあるとは初耳でした。あまり気にしないように努力しているつもりでも、体はとても正直で、精神的にストレスを感じるとダイレクトに影響を受けるのだと身をもって実感しました。その後の生理は周期が正常に戻り、特に問題はありません。まとめ生理が2週間以上止まらず「大きな病気かもしれない」と疑ったとき、死を身近に感じました。ちょうど父のがんが判明したことも重なり、自分の人生について見直す良いきっかけとなりました。もしこのまま死んでも人生に悔いはないか?と自問自答したら、私にはやり残したことがたくさんあることに気付きました。いつまでも健康でいる努力はもちろん大切ですが、いつ人生が終わっても後悔しないような生き方をしようと改めて決意しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/サトウユカ著者/シタマチママ(43歳)3人の子ども(小学生&中学生)のママ。最近更年期症状に悩み、いろいろリサーチ中。モニター、美容、オーガニックに興味あり。K-POPガールズグループにはまっている。
2023年07月10日経済的な理由で生理用品が購入できない生理の貧困「国が率先して全自治体で無償化を実現するべき」が52.3%。軽減税率を適用が30.8%。回答者の8割以上が生理の貧困に何らかの政策で対応することに積極的。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は、イシュー(課題)「【生理の貧困】生理用品を無償化するべきか?」の投票結果をお知らせします。 投票詳細イシュー:【生理の貧困】生理用品を無償化するべきか?調査主体:社会課題に参加できるSNS Surfvote 調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー投票期間:2023年4月5日〜2023年6月30日有効票数:65票選択肢:国が率先して全自治体で無償化を実現するべきせめて生理用品に軽減税率8%を適用するべき無償化や減税を行う必要はないその他わからない投票結果・コメントの紹介国が率先して全自治体で無償化を実現するべき 52.3%生理現象は自分でコントロールできない。 例えば「排泄」という生理現象の対処に必要なトイレットペーパーは、自宅で用いる場合を除いて、ほとんどが無料で提供されている。 女性の生理も自分でコントロールできない生理現象。(賛同数50)せめて生理用品に軽減税率8%を適用するべき 30.8%それぞれに使用したい物が違うと思うので、現物支給は使われないものが増えてよくないと思います。 どのように無償化するのか、良い案が思い浮かばないので、こちらを選びました。(賛同数28)無償化や減税を行う必要はない 12.3%女性のみ優遇するような補助をすべきではない。住民税等で広く軽減すべき。(賛同数1)その他 1.5%国や自治体は民間のトイレに生理用品を置くのを強く推奨(新税設けて置かなきゃ課税、置いたら免税で民間に対して動機づけをする。) 公共トイレは…設置必須で原資は税金ですかね。可能なら優良企業にネーミングライツや広告と引き換えにコストを受けもってもらえないですかね。(女性の為に手を差し伸べる企業というイメージは高く売れる気がします)(賛同数27)わからない 3.1%コメントはありませんでした。Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月06日皆さんは、生理痛で倒れてしまった経験はありますか?急にくる生理に焦ってしまう人もいるようです。そこで今回MOREDOOR編集部では、そんな生理のつらい問題を描いたオリジナル創作漫画『生理重子の日常』を漫画形式でご紹介します!漫画のあらすじ生理痛が重い中学2年生の主人公『生理重子(せいりおもこ)』。体育教師は生理に理解がなく、体に負担の大きい持久走に参加すると重子は倒れてしまいます。そして、重子に心ない一言を言ってしまった同級生の軽井が保健室にいる重子を尋ねると……。読者からのコメントは……生理であることを周囲に伝えずらいと思う人は少なくないはずです。この漫画が、先行配信されたTikTokからは、『3ヶ月来なかったことある。生理不順だったんだな』『4日間で生理終わるけど、量がえげつない』『周期不安定すぎる』自身の体験を踏まえて、実に様々な意見を寄せていただきました。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。※この物語は実話を元にしたフィクションです。(MOREDOOR編集部)
2023年07月04日40代になってから、「生理が今までと違う」と感じたことはありませんか? 更年期症状や閉経のことが気になる年代が抱えやすい生理の悩みについて、産婦人科医・漢方内科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。★関連記事:トイレが真っ赤っか! 突然の大量出血、予測不能な生理周期…閉経前に起きた生理トラブルのリアル閉経が近づくと生理はどう変わる?周期が乱れやすくなり回数が減ってきます40代になると卵巣機能が低下し、ホルモンバランスが崩れ、生理周期は乱れやすくなります。閉経が近づくと、生理の回数も1カ月おき、2カ月おき……と少しずつ減っていくことが多くなります。その後、1年間継続して生理が来なければ閉経となります。経血の量は変わる?多かったり少なかったり、人それぞれ回数は減っていきますが、量については個人差があります。閉経が近づくと量が減っていくと思っている人も多いようですが、必ずしもそんなことはありません。卵巣機能が低下してホルモンバランスが崩れることで、急に多くなったり少なくなったりと、経血の量は乱れやすくなります。生理が今までと変わってきたらどうする?生理不順=更年期とは限らず、定期的な検診で自己管理をこのカードは本物ではありません更年期になると生理が乱れやすいのは事実ですが、だからといって生理不順のすべてが更年期症状であり、閉経のサインというわけではありません。閉経の前後5年間、合計10年間を更年期と呼びますが、閉経前の生理不順が更年期によるものだったとわかるのは閉経になってから。生理不順の原因には、さまざまな病気が隠れていることもあります。生理が今までと違うからといって慌てる必要はありませんが、年1回の健康診断は必ず受けてセルフチェックしておきましょう。そのとき、婦人科のがん検診とエコー診断を受けるとさらに安心です。まとめいかがでしたか? 閉経が近づくと、生理の回数や量がそれまでとは違ってくるということがわかりました。ただ、閉経とは関係ないケースもあるということも忘れずに。定期的に健康診断を受けて、セルフチェックすることが大切です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年07月04日重い生理痛や、生理不順は辛いですよね。生理痛や生理不順には、婦人科疾患が原因となっているケースもあるようです。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……私の場合は、子宮筋腫、卵巣嚢腫でした。若い頃から生理不順があり、生理も重かったので婦人科で受診したものの、異常は見つかりませんでした。あるとき、旅行の車移動で渋滞に巻き込まれ、何時間もお腹が窮屈な姿勢でいました。旅行から帰った次の日、仕事中にお腹の激痛で救急搬送され、CTやMRIなどで詳しく検査をすることに。その結果、卵巣から血が漏れだしてお腹の中に溜まっているとのこと。それをきっかけに、病気が発覚しました。どんな治療を受けましたか?卵巣から血が漏れだしたことに対しては、入院し安静の5日間を過ごし、血が体の中に吸収されるのを待ちました。このときわかった子宮筋腫と卵巣嚢腫に対しては投薬治療で、生理を止める薬を飲み子宮内膜が厚くならないようにしています。周囲の方に打ち明けましたか?夫は一緒に検査結果を聞いてくれたので、知っています。夫自身は静かに結果を受け入れて、体を気遣ってくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理がおかしいのは異常なことです。自分では日常化してしまい気づかないこともありますが、どんな病気でも進行していけば体は辛いです。我慢せずに、検査の設備が整った病院で見てもらい、早く治療につなげて欲しいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたときは早めに婦人科へ旅行の後のお腹の激痛は、子宮筋腫、卵巣嚢腫が原因だったというDさん。Dさんは入院し安静に過ごした後、投薬で治療したようですね。皆さんも違和感を覚えたときは、早めに病院で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月02日毎月の生理は順調に問題なく来ていますか?中には辛い生理の症状に悩む方もいるでしょう。生理不順や生理痛の原因には婦人科疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Aさんの場合……私の場合は、多嚢胞性卵巣症候群と月経困難症です。20歳のときに病名が判明しました。生理が1週間ごとに来るようになり、そのうち1ヶ月ほぼ毎日出血があるようになり、婦人科で受診し疾患とわかりました。月経困難症があるので生理痛やPMSは重い方でしたが、とくに対策は取っていませんでした。どんな治療を受けましたか?母が通っていた産婦人科の病院が、規模も大きく、よさそうな病院だったので行きました。内診の結果、多嚢胞性卵巣症候群が見つかり、排卵をまったくしていないことが判明。治療は、まだ妊娠の予定もなかったので、ピルを処方していただきました。子宮内膜症の可能性も高かったので、3ヶ月に一度の内診と、半年に一度の採血を続けています。世の女性陣へ伝えたいことは?自分の体の変化は、自分にしかわかりません。自分の人生は、自分にしか守れません。些細なことでも病院へ行ってみてください。私のように不妊と診断された方は、一緒に頑張りましょう。20歳の頃に診断を受けてから、赤ちゃんや妊婦さんを見るのも嫌になりました。私が永遠に手に入らない幸せを見るのは辛いです。けれど、子どもを産まないときっぱり決めたことで、今後の貯蓄額や将来設計を考えられるようになりました。お金は子どものためではなく、働いた分全部自分のために使えます。社会のために何ができるだろうと毎日わくわくしながら過ごしています。嫌なことも沢山ありますが、頑張ります。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。違和感を覚えたら早めに婦人科へ1ヶ月ほぼ毎日続いた出血は、多嚢胞性卵巣症候群と月経困難症が原因だったというAさん。Aさんはピルの服用と定期的な通院を続けているようですね。皆さんも、毎月の生理に違和感を覚えたら早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年07月01日日々の生活に追われていると、生理の遅れがあっても、ついつい後まわしになってしまうこともありますよね。しかし、生理不順には意外な疾患が隠れていることもあります。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Cさんの場合……20代後半の独身の頃、奨学金返済のため、昼も夜も働いてお酒を飲んでばかりの生活をしていました。そのこともあってか、生理不順でした。しかし、私は生理が来なくてもラッキーとしか思わず、体の異常を見て見ぬ振り。あるとき、久しぶりに生理が来たときに血の塊が出たため、病院で受診すると子宮内膜症と診断されました。子宮筋腫もいくつかあり、放っておけば妊娠しづらくなると言われました。どんな治療を受けましたか?朝起きてすぐに体温を測ってピルを飲み、グラフに記録するという治療をしました。ピルを一定期間飲み続けて、定期的に休むというものです。生理サイクルを人工的に作るという治療でした。私の通っている病院の先生はすごく親身になって診てくださいました。周囲の方に打ち明けましたか?実家の母に、電話で連絡しました。同じ女性なので、子宮内膜症のことは理解してくれましたが、食生活や日頃の行いについては、もう少し見直すべきだと指摘されました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科へ行くのは、内診も含め億劫になりますが、異変に気づいたら早めに受診した方がいいと思います。妊娠に関わりますし、ホルモンバランスの関係で、いらつきやめまいなど更年期にも影響が出るからです。数分の内診を我慢し、処方された薬をちゃんと飲めば、正常に生理が来るようになります。その後、子どもに恵まれました。一人で悩む前に、まず婦人科へ行き、医師に相談された方がいいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。体に不調を感じたら早めな婦人科へ生理不順や血の塊の原因は、子宮内膜症と子宮筋腫だったというCさん。Cさんはピルを飲み、基礎体温を測り無事に妊娠できたようですね。皆さんも、体に不調を感じたときは、早めに婦人科で受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月30日生理がきたばかりだった中学生のときの私は、生理について疑問点はあっても、今ほどインターネットで簡単に情報収集もできず、母親や友人に質問することもありませんでした。そのため、生理については知識不足のままで……。そんな知識不足が招いた生理の失敗体験をお話しします。 初めて経験する漏れにあたふた中学生だった私は生理に対する知識があまりなく、生理周期を把握していなければ、生理中にこまめにナプキンを替える意識もありませんでした。また、学校だと「ナプキンを入れたポーチをトイレに持っていく」ことが少し恥ずかしいという思いもありました。 その日、私は前日に生理がきていたため、ナプキンを着けてはいましたが替えを持っていない状態で登校し授業を受けていました。 授業中、普段より経血が出る感覚はあったものの、そこまで不安に思っておらず……。しかし、2時間目の休み時間にトイレに行ったところ下着を見てびっくり。 「え、ナプキンから血が漏れて下着にも付いている……!?」と。 椅子に経血が…周りにバレたらどうしよう?漏れを把握したものの、ナプキンの替えは持っていません。友人や先生に頼るにしても、「ナプキン持ってる?」とは少し聞きづらい。焦った私でしたが、とりあえず授業に遅刻しないようにと、トイレットペーパーで応急処置をしてから教室に戻り、次の休み時間に対応しようと思っていました。 ただ、授業が始まるとさらに経血が出る感覚が。不安になり、周囲にバレないようそっとおしりの下に手を差し込み椅子を触ると、手のひらに少し経血が付きました。スカートに染みて、椅子に付いてしまっていたのです。 その授業はまったく集中できず、ただただ混乱してしまいました。共学だったため、男子に経血を見られることも怖かった記憶があります。 なんとか乗り切ったものの、大反省休み時間になり、椅子を確認すると幸いにも見た目ではあまりわからず、スカートも紺色だったため周囲に漏れたことがバレることはなさそうだとひと安心。そして勇気を出して友人に事情を話したところ、ナプキンを1枚もらえることができました。椅子は放課後、クラスメイトが下校したのを確認して、濡れたハンカチで拭いてきれいにしました。 このときは偶然にも誰にも気付かれずに済みましたが、「ナプキンをこまめに替える必要があること」を知らなかったことを反省した私。また、このことをきっかけに経血量に応じてナプキンの種類があることも知ることとなったのです。 自分の生理についての知識不足を反省し、生理の日はもちろん、それ以外の日もナプキンを多めに持ち歩くようになりました。また、生理の日は生理用ショーツをはき、不安な日は昼でも夜用ナプキンを着けることで漏れないよう最大限注意をしています。 経験したことで反省できましたが、自ら知識を付けることができていれば、あのような思いはせずに済んだと感じています。生理に備えることの重要性を実感した体験でした。 著者/中野エマ作画/ののぱ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
2023年06月28日