イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、夫が晩ごはんを食べないときの食事の楽しみ方についてお届けします。以前は大盛りのカップ焼きそばで平日の夜はごはんを作るようにしているフカザワさん。たまに夫が、飲み会などで夕食をいらないときがあると……。基本、平日の夜はごはんを作るのですが、たまに夫が飲み会とかでごはんがいらないときもあって。そういうときはなんかもう自由! って感じがして、栄養とか無視して食べたいものを食べちゃいますね。そのときによって自分の中での食べたいもののブームもあって、以前だったら大好きな大盛りのカップ焼きそばを食べたりしていたのですが、最近さすがに胃がもたれてきて回数が減ってきて。カップ焼きそば以外では、お米祭りを開催することが多いです。ご飯を炊いて、1杯目は卵かけご飯で食べて、2杯目はマヨネーズと醤油で食べて。で、終了です。本当は3杯目も食べたいのですが(納豆とか良いかも……)、アラフィフの私の胃袋ではご飯は2杯が限界で……。それ以上食べると、胃もたれがすごくてしんどいのでこらえています。あとは晩酌に移行するので、野菜も肉も魚も何もない晩ごはんになってしまうけど、たまには良いかな〜って。バランスとか無視して、こういう本能のままのごはんを食べていると、無性に「私、生きてる!」って思うのはなんでなんだろう。野性味あふれる行動が、生を感じさせるのかな?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年11月02日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は、最近ハマっているジグソーパズルについてお届けします。こんな気分転換方法があったなんて!仕事先の人から「ジグソーパズルをやっていると雑念をシャットダウンできてすごく良い」と聞いたフカザワさん。早速ジグソーパズルにトライしてみたところ……。久々にジグソーパズルをやったのですが、なかなかおもしろいしハマりますね!仕事先の方が、仕事やプライベートでヘトヘトだったときに、気分転換のつもりで1000ピースのジグソーパズルを買い、休日にやってみたらしくて。映画を見たり本を読んでいても、仕事やプライベートでの気になることがどうしても浮かんできちゃうそうなのだけど、ジグソーパズルをやっているときは、目の前のピースをどうはめていくかしか考えられなくて、雑念をシャットダウンできてすごくよかったそうなのです。へー! そんな気分転換方法があったなんて、知らなかった!脳みその良いデトックスにそれを聞いて、私もジグソーパズルをやってみることにしたのですが、手軽に始めたかったので、タブレットにジグソーパズルの無料アプリを入れまして。今ってアプリでパパッと始められて、ほんと便利ですよね。あーでもないこーでもないと、たくさんあるピースをタブレット上で指先で動かしていると、雑念がす~っといつの間にか消えていって……。風景とか食べ物の写真がジグソーパズルになっているんですけど、元の写真を頼りになんとなくの場所を予測しながら、ピースをどこにはめるか考えていると、本当に目の前のジグソーパズルのことしか考えなくなるので、脳みその良いデトックスになるんです。ただし、アラフィフの目にはちょっと…私は200ピースぐらいのジグソーパズルをアプリでやっていて、200って聞くと簡単そうだけど、これがなかなか難しい!雑念も消えるし、めちゃめちゃ集中して完成したときの達成感もあるし、ちょっと瞑想に近いものがあってこれは良いなぁと。ただ1つ問題があって、いかんせんアラフィフの目にはジグソーパズルみたいな細かい作業は限界がありまして……。疲れ目もすごいし、ドライアイも進行しちゃうし、目が限界過ぎて長時間集中することができない!目さえなんともなければ、気持ちとしてはもっとやりたいので「20代、いや30代のときだったらもっとガンガンできるんだろうなぁ……」と、ちょっとだけ寂しい気持ちになってしまいます。残念だけど1日15分とか時間を決めて、目をいたわりつつジグソーパズルを楽しみたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年11月01日45歳を過ぎて、美白やシミ・ソバカス対策・アンチエイジングをうたったスキンケアアイテムが気になるようになり、さまざまなコスメの情報収集に駆けまわっている毎日。ふと入った韓国コスメ店で店員さんにつかまったことから、とんでもない体験をしてしまったのです。今回は、韓国コスメ店で高額商品を押し売りされかけた体験談を紹介します。安価なアイテムを使って店内へ誘導韓国コスメ店に足を踏み入れたきっかけは、店頭にあったお手ごろプライスのワゴン販売品。100円ちょっとのネイルや今話題のフェイスマスクがリーズナブルな価格で並んでおり、それらを手に取ったことがきっかけでした。30代中ごろくらいの韓国人女性店員さんに「よかったらどうぞ~」とカゴを渡され、ネイルやフェイスマスクを手に取りました。その後、店内にもお手ごろなものがあると案内を受け中へ。今話題の韓国コスメブランドが、たしかに他店よりもお手ごろな価格で並んでいたので、クッションファンデやスキンケアアイテムなど気になる商品をチェックしました。やはり気になるのは、シミ対策やアンチエイジング系のスキンケア。40歳を迎えて、以前より肌の衰えをぐっと感じるようになり、“シミ対策” “アンチエイジング”というワードにはつい目が行ってしまいます。私があまりに食い入るようにスキンケアアイテムを見ていたせいか、店頭で話しかけてきた店員さんが「私のおすすめアイテム、見てもらえますか?」と声をかけてきました。予想以上の高額コスメに驚がく店員さんがまずおすすめしてきたのは、保湿を主としたスキンケアアイテム。何事にもまずは保湿が大切! ということで、化粧水、乳液、美容クリームという流れでシリーズ使いをすることを勧めてきました。このスキンケアコスメは、日本でも人気の韓国ブランドのもので価格もお手ごろ。しかし、乾燥には特に悩んでいないため、ふんふんと相づちを打ちながら、あまり興味がないことを話しました。すると「私、すっごくおすすめしたいのがあるんです」と言いつつ、棚からゴールドの縦長パッケージのコスメを取り出してきました。パッケージから出てきたのは、ゴールドの注射器のような容器に入った美容クリーム。「このクリーム、純金が入ってるんです。化粧水の後に、シミ・ソバカスやシワが気になる部分に毎日塗るだけで、他の美容クリームよりも断然効果が違うんです!」。そう力説してきた店員さんは、テスターを私の手の甲に塗り、「ほら、ちょっと塗り込んだだけで、しっとりさが違うでしょ!?」とたたみかけてきます。うんうん、たしかにさっきのコスメよりは浸透が早くてしっとりするような気はするが……。ただし、値段の表示がないので店員さんに金額を確認。すると「これ1本で5,400円なの。1本で1週間使えるから、1カ月分だと5本あればいけるよ! 私は2カ月使うのがおすすめだから、10本で54,000円だけど1割引きするし、同じラインの化粧水もつけちゃうよ!」と、なんと50,000円超えの金額を言ってきたのです。5,400円でも即決するには厳しい金額だけど……と悩んでいるところへ、「1本だと効果はあまり期待できないから、せめて3本以上で試してみるべき!」と複数購入を勧めてきました。店員とは思えないディスりにあぜんどうしてもコスメを売りつけたい店員さんの押しに若干引きつつも、やはり即決はできないので「他にもいろいろ見てみたい」と伝えると、店員さんの話術はさらにパワーアップ。私の目元を指さしながら「オネーサンはシミが結構目立ってますね、特に右側の目元はシミが多いし、目尻のシワもちょっと目立つ。オネーサンいくつなの? まだ30代なら間に合う! 40代だったら1カ月は使わないと無理!」と、突然私の顔面をディスり始めてきたのです。特に目尻のシワに関しては、自分ではさほど気にしていなかったのに、「乾燥したらさらにシワが目立ちます!」と脅すように言ってきます。「ちょっと失礼じゃない!?」と内心はフツフツしつつも、冷静に「お金ないし無理です。5万円あったらシミ取りするし!」ときっぱりと断りました。まとめ今回勧められたスキンケアアイテムは、品質的にはとてもいいものでしたが、金額は高いし、自分の気になるところを挙げられて、そんなこと言われて買うものなの? と疑問にも思い、購入を断念しました。もっと誠意のある対応だと購入してしまったかもしれないけど……。しかし、せっかくなので店員さんに指摘された部分を自分でしっかりと受け止め、よりスキンケアに力を入れていきたいと心に決めました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年10月21日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、健康診断に備えてお酒を控えていたときに感じたことについてお届けします。だんだん気持ちがふわふわ近々、健康診断に行く予定のフカザワさん。お酒は控え、ノンアルコールのビールテイスト飲料を飲んでいたら……。そんなしょっちゅうノンアルコールビールを飲まないので、たまに飲むと「おいしい! これビールじゃん!」ってびっくりしてしまいます。真のビール好きな人にとっては「全然違うよ!」って感じかもしれないけど、健康診断を近日中に控えていて、検査結果が少しでも良くなるようにお酒を我慢していてっていう状況だったら、普通においしくビールっぽいものが飲めてありがたいなぁと。炭酸もグッと強めなので、ぐいぐい飲んでいると過去にビールを飲んだ記憶もよみがえってきて、だんだん気持ちがふわふわしてくるんですよね。擬似体験で酔ってくるというか。これは私が単純で思い込みが強い性分だからだとは思うのですが、その性分を利用してでも、健康診断までの味気ない夕飯を楽しく過ごせるならそれでいいわ。とりあえず今週はノンアルで気分的に酔うぞ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年10月19日更年期に入る前は、冷房が苦手でアイスさえ食べきれないほど冷え症だった私。それが40代後半に入り、暑くて眠れない、冷房温度を下げる毎日が来るなんて……。更年期に入り、体に起こった変化について紹介いたします。40歳過ぎまでは冷房が苦手な冷え症の私私は冷え性がひどく、クーラーの効いたあるオフィスではひざ掛けに毛布を使ってぐるぐる巻きにし、足にはレッグウォーマー、上半身は厚手のカーディガンを着ていました。さらに、夏に職場で上司がアイスを買ってきてくれることになった際は、「アイスは食べきれません……」と断り、プリンを買ってきてもらうほど寒いのが苦手でした。夏場は寝ているときも、冷房は30度設定にして、しかも寝室に冷房を入れると寒くて、居間だけ入れていました。パジャマも半ズボンなどはもってのほか、常に長いズボンをはいて過ごしていました。それでも足がつってしまったり、胃腸が冷えてしまうなどもあり、冬場はなんと室内で私だけ分厚い靴下を履いていても足がしもやけになるほど寒がりだったのです。46歳になると感じた変化あんなに冷え症で、レッグウォーマーだけで何組持っているんだとツッコミを入れられるほど寒がりだった私が、45歳を越え、2人目の妊活に取り組むうちに自分の体の変化に気付いてきました。まず寝るときに暑いのです。夏は長ズボンがはけなくなりました。下手すると夏でも冬用のルームウエアをはいていたのにすごい変化です。さらに室温が28度だと、暑くて眠れない。ベッドから降りて床に寝るくらい、冷たいところを探して眠る猫みたいな状態です。そこで気付いたんです。これが更年期のほてりじゃないかと。ベッドの配置を変えて、子どもや夫に冷房の直風が当たらないようにしつつ、自分に当たるようにするとある程度眠れるようになりました。その他のほてりに関することでは、汗が止まらない、暑がりになるなどの症状も出始めました。PMSにも変化が更年期に入る前までは、PMSでずっと苦労していました。生理1週間前から食欲は増して、徐々にイライラが増し、生理数日前になると人が変わったと言われるほど怒りっぽくなったのです。さらに便意もひどかったのですが、腹痛もあり、生理が来ると急におなかが緩く下痢になる繰り返しでした。そんな私でしたが、更年期の現在はイライラはするものの、更年期に入る前のイライラをレベル10とすると、今はレベル2~5くらいになった感じで、期間が3日から1週間以上に伸びている印象。食欲増進はなくなり、腹痛もひどい便秘も下痢もあまり感じなくなりました。更年期のイライラについては漢方薬がよく効くといわれており、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)という漢方薬を飲み始めたら、うそのようにイライラがなくなってきました。まとめ私は薬剤師なので、ほてりなどに効果があるような漢方薬も知ってはいるのですが、暑がりな子どもたちもいることから、まあいいかと今のところは飲まないで暮らしています。あんなに寒がりで冷え症の自分がこんなに暑がりになる日が来るなんて、これが更年期の症状の1つなんだなと日々実感する毎日です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/ナココ(48歳)40代で2児を超高齢出産した未就学児2人のママ。フリーランスの薬剤師で、漢方が大好き。もともとPMSに悩んでいたが、更年期に入りさらなる症状に四苦八苦中。寝ても寝たりないほど体力の低下も実感中。現在は保育園で流行する感染症にずっと翻弄されながら、ライターとして活動中。
2023年10月18日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、最近よくある「熱っぽい」と感じるときのことについてお届けします。50手前ぐらいからよくあるようにフカザワさんは最近、体が熱っぽく感じることがよくあるそうです。「風邪をひいたかな?」と思っていると……。まぁ風邪じゃなくてよかったっていう思いもあるのですが、でも紛らわしいなぁと。人によっては更年期による症状で、のぼせやほてりと共に少し熱が出る場合もあるそうなのですが、私は体温を計るタイミングがズレているのか、だいたい平熱。なんか熱いなぁって思ったのは一体何だったの? って感じだわ。前はのぼせとか少なかったけど、50手前ぐらいからちょこちょこ感じるようになってきました。更年期の症状も、年齢とともに変化していくんだなぁ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年10月17日私は20代後半まで「足がつる」という経験をしたことがありませんでした。マンガなどで見る“足がつって走れない” “足がつって溺れそうになる”といったシーンが理解できなかったのですが、初めて足がつったときに、あまりの痛さにそれらを一瞬にして理解することができました。週に何度も足がつる現象が1カ月続く初めて足がつったのは20代後半です。飲み会からの帰宅後、ベッドの中で目が覚めるほどの足への違和感があり、この違和感は何だ? と思っている間に痛みが走って、一瞬で激痛に変わりました。後で周りの人に聞いて、あれが足がつるということだと知ったのです。年齢が上がるにつれて足がつる回数が増えていきましたが、他の人もこんなもんだろうと放っておいたら40代後半になって、急にその頻度が上がり週に何度も足がつるようになったのです。それまでは、お酒を飲んだ日や寝ているときに急に襲われることが多かったのですが、お酒を飲んでいない日でも、起きていてリラックスしてテレビを見ているときでも襲ってくるように……。ちょっと姿勢を変えただけのとき、洗いものをしているときなど、日常のあらゆるところで襲ってくる日々が週に何回もあり、気が休まりません。おかしいなと思いつつも「いつか治るだろう」と放置していたのですが、1カ月たっても治まる気配がないのです。1日2Lの水を多く飲むよう心がけるまず足がつる原因は何? と思ったのでネットで調べると、筋肉の衰えや疲労、水分不足などがあって、一概にこれとは言えないことがわかりました。まずはできることからと思って、水分を多くとることを決意。このときに気付いたのですが、当時の私は1日に500ml程度しか水分を摂取していない日がありました。それは毎日ではありませんが、これでは少ないだろうと思い、調べてみると40代後半の私が1日に必要な水分量は2L強だとわかりました。このうち1L程度は食事から摂取できるようですが、私は塩分が気になるので味噌汁やスープなどの汁物は3回の食事のうち1回のみにしています。また、ダイエットのために夕食は白ご飯をとらないようにしているので、平均よりも低い可能性があります。そこで、推奨されている量よりも多めですが、1日2Lの水分を食事以外から取ることを目標にしました。毎日使っているマグカップ1杯分の量を調べたところ200mlだったので、マグカップが空になるたびに「正」の字をメモして、食事ごとに1杯以上、午前中に1杯~2杯、午後は3~4杯と、飲む量が偏らないようにしました。今もそうですが、そのメモを家で仕事をしているデスクの真ん前に貼り付けたり、マグカップが目に入ったら口をつけるようにしたりと、飲み忘れないように工夫をしています。わずか2週間で解消毎日、水を2L飲むように心がけてから2週間ほどたったころ「あれ、そういえば最近足がつらなくなってきたな」と気付きました。あんなに苦しんでいたのに。私の場合、意識して水を多く飲んだだけで解消されたので、原因は水分不足だったようです。もし、それでも良くならなければ、カルシウムやマグネシウムのサプリメントを飲もうかと思っていたのですが、水だけで解消されてよかったです。あれ以来、毎日2Lの水を飲むことをずっと続けていて、足がつることはなくなりました。なお、足がつる原因の1つにアルコールの利尿作用で水分不足になりやすいことがあるそうです。最近私はお気に入りのお店が閉店したこともあり、お酒を飲む量がグッと減ったのですが、代わりに別のお店に行こうとか家で飲もうとか思わないのは、普段とる水分が増えたからかもしれません。そして今ではどんな姿勢になることも不安を感じません。体の半分は水分でできているということは知っていましたが、水分不足の影響を改めて実感した出来事でした。1日に500mlも飲まない日があったので、これでは水分不足に陥っても仕方ないなと反省しました。まとめ頻繁に足がつっていたのが、水を多めにとることで解消されてよかったのですが、調べてみて栄養素が足りないことが原因になること、食事バランスが崩れている可能性があることなど、さまざまな原因があることがわかりました。今回は、たまたま水を多くとることで解消されましたが、今後のために食事バランスを見直すきっかけになってよかったです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/おんたま著者/西野りこ(47歳)独身。15年務めた会社を契約満了で切られ専業ライターに。35歳のときに10年間の結婚生活に終止符を打つ。以降、おひとりさま生活を満喫して、好きなものを食べ好きなお酒をガブガブ飲んでいたら体重が取り返しのつかないことに。一念発起でダイエット検定1級を取得しマイナス6kgのダイエットに成功。しかし、まだ標準体重オーバー。日々、心と身体の健康を取り戻すべく日々奮闘中である。
2023年10月17日53歳で田舎に移住してから車での移動が増えたため、体重が6カ月で7kg増。急激に太ったのが原因か、歩くたびに膝の痛みを感じるようになりました。最初はただの関節痛だと思い、湿布を貼る程度の応急処置をしていましたが、歩けば歩くほど膝の痛みが強くなるばかり。尋常ではないと感じ整形外科を受診したところ、思わぬ診断を受けました。私が受けた診断と膝のケアについて紹介します。私を襲った膝の痛みの原因は2021年のコロナ禍に田舎へライフシフトしたことにより、電車通勤などのストレスから解放された半面、歩く機会が激減し運動不足に。都会では、最寄り駅までの徒歩、駅の階段の上り下りなど、軽い運動する機会があったため、それなりに体形を維持していましたが、田舎へライフシフトして6カ月で体重7kg増の激太り。当然、激太りした体重を支える足の筋肉も衰え、歩くたびに膝に痛みを覚えるようになりました。初めは大したことではないと軽く考え、市販の湿布などで応急処置。その後、歩くにつれ膝の痛みがどんどん増すばかりだったため、近所の小さな整形外科にかかりました。膝が痛くなった経緯や体重が急激に増えたことなどを話したら、膝に体重の負荷がかかったために生じた関節痛ではないかと言われました。なるべく運動をしないようにとアドバイスされ、湿布と痛み止めをもらいました。とりあえず、医者に言われたとおり、歩くことを控えて湿布を貼っていたら、膝の痛みが徐々に改善されたためそのまま放置していました。整形外科で股関節の被りが浅いと診断その後、膝の痛みが再発してしまいました。再発のきっかけは、友人に誘われて中山道の宿場町を歩いて巡る3泊4日のツアーに参加したことでした。歴史的な建物に気を取られて、山道を歩いて巡ることを深く考えずに参加したせいで、現地に到着して歩き始めてから大後悔。中山道のアップダウンがある道のりを毎日歩き続けたせいで、膝だけでなく股関節の痛みがピークに。舗装された道路でも歩くときは、常に山登りのストックが手放せなくなり、後半は足を引きずりながら何とか完歩。 その後は、床座(ゆかざ:床に座ること)で右膝を曲げて座ることができなくなり、右足は常に伸ばして座る状態に。さらに、膝がジンジン痛くて眠れなくなることも。足を引きずって歩くことが多くなり、同僚にすすめられた地域で評判の整形外科を受診しました。 問診のほかにエックス線検査を受けた診断は、生まれつき股関節の被りが浅いため、骨盤が体重を関節の適切な部位で十分に支えきれなく、歩行バランスが崩れて膝に負担がかかるということでした。また、そのことにより股関節軟骨の一部への負荷が強くなり、さらに体重の負担が積み重なって、軟骨が擦り減り痛みが生じているとの見解も。 それって高齢女性に多い変形性股関節症? 私まだ54歳なのに、とショックを受けました。腸腰筋を鍛えて膝の痛みを改善私が診断された股関節の被りの浅さには、特にこれといった治療がないらしく、「えっ、一生この関節痛と向き合わなくてはならないの?」とかなりのショックを受けました。年齢による筋肉の衰えも原因の1つだと言われ、医者に対症療法ですすめられたことが、腸腰筋を鍛えることでした。腸腰筋は、上半身と下半身をつないでおり、足を持ち上げる、体を曲げるなどの動作に関わる重要なインナーマッスルです。私の場合、体重の増加と運動不足や、無理な姿勢の在宅パソコン作業が原因で、腸腰筋が凝り固まって腰、股関節、膝に負担がかかっていたようです。 腸腰筋を鍛えるために、筋トレ嫌いの私でも簡単に取り組めて継続できるセルフケアを、自分でYouTubeで検索。床にごろんと寝っ転がり、膝を曲げたり脚を太ももから上げ下げしたり、太ももの前側、後ろ側、内側の筋肉を鍛える自己流ストレッチを実践しました。例えば、寝ながらできる膝の可動域を拡げるストレッチや、座りながらできる膝のお皿周りのストレッチや、横になりながら大腿四頭筋を鍛えるストレッチなど。 お風呂上がりのリラックスタイムに、YouTubeを見ながら3分から5分程度の超簡単なストレッチを実践しています。まとめ50歳を過ぎて見た目だけの老化だけでなく、関節やインナーマッスルまで衰えを実感したことで、改めて54歳という年齢との向き合い方を考える必要があると痛感しました。 若いころは50代の体力の限界を想像することができなかったように、今後の60代、70代の自分がどう健康でいられるか、とても不安であり未知な部分です。健康でなければ人生は楽しめないことが自論のため、まだまだ大丈夫だと過信せずに、将来に備えて継続可能な簡単セルフケアを続けていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき世界一かんたんな健康法』(アスコム)。著者/いずみ(54歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年10月13日40歳を過ぎたころ、1カ月以上にわたってせきが止まらなくなったことがありました。コホコホという小さなせきではなく、周りに不安を与えるような大きなせきです。さらに、一度出始めたらなかなか止まらないので、会社では毎回席を立って治まるまで廊下やお手洗いで過ごさなければいけませんでした。風邪によるせきが止まらない…私は風邪をひいても熱が出ることはあまりありません。喉の調子が悪い、鼻水が止まらない、せきが治まらない……。こんな症状が延々と続きます。熱が出ないので病院へ行かずに、市販の風邪薬を飲んで治るのを待つことが多かったのですが、40代を過ぎたころ、風邪薬を飲んでもまったく効果がなくて1カ月以上もせきが止まらないということがありました。一度出始めたらなかなか止まらないし、たんが絡んだ大きなせき。マスクはしていましたが、会社ではきっと周りの同僚に不安と不快感を与えていたことと思います。せきが出始めたら席を立って落ち着くのを待つのですが、意外とその途中でせきが止まったりするのです。でも、また席に座るとせきが出始める。オフィスには大きな空気清浄機、デスクには加湿器を置いているにもかかわらず、席に戻るとゴホゴホし始めて日々行ったり来たりで、仕事も集中できない。そんな日々が1カ月続きました。病院で原因を知り驚がく購入した風邪薬をひと箱飲み終わるころ、自力で治すのは無理だなと思ってやっと近所にある内科へ行くことにしました。熱も出ていないのに、なぜこんなにも長くせきが止まらないのか? と聞いてみると、逆に熱が出ていないから長引いているとの回答に驚きました。先生いわく、熱が出ることによって菌を退治できるとのこと。私の場合は、熱が出ていないから退治できなくて、いつまでも体内に風邪の菌が残っている、熱を出すほどの体力がない、加齢による免疫力低下で菌を退治できない。不快には感じませんでしたが、散々な言われようです……。若いころから風邪をひいてもあまり熱は出なかったですが、それでも10~20代のころは3年に1回ぐらいの頻度で約40℃の熱が出ていました。しかし30代に入ってからパッタリと熱が出なくなりました。あの熱はたまった菌や老廃物を出してくれていたのでしょうか。結局、病院では少ない免疫力で風邪の菌と闘うしか方法はないと言われ、抗生物質を処方してもらって帰宅しました。3週間を経てやっと治まる内科の先生に、とにかく加湿をするようにと言われたので、もともと使用していた加湿器にプラスして100円ショップで購入した加湿器、さらにグラスに水を入れたものを置いて(効果があったかはわかりませんが……)とにかく部屋を潤しました。もちろん、処方された抗生物質もきっちり飲みました。それでも、やっと落ち着いてきたなと感じたのが2週間後。完全に止まったのは3週間もたってからでした。周りにも「やっと止まったね」と言われるぐらい、治まるまでにかなりの時間を要したせき。自分の免疫力の低さに、つくづくあきれました。先生に言われた「風邪を治すには熱が出たほうが早い」「熱を出すにも体力が必要」ということを知ってから、なんとか免疫力を上げたいと思って、今まで通勤は自転車だったところを徒歩にする、エレベーターから階段に変える、食事や飲み物にしょうがを加えるなどを実行しています。やっていることがささやか過ぎるのか、私の免疫力が低過ぎるのか、残念ながら相変わらず熱は出ませんが、今では風邪をひくこともほとんどないので少しは効果が出ているのでしょう。まとめこの経験をするまで、熱が出ないことは良いことだと思っていました。そして、熱が出ないから私は免疫力が高いとさえ思っていました。実はまったく逆だったとは、恥ずかし過ぎる……。もし、また風邪をひいてせきが出たとして、今度はすぐに風邪菌をやっつけられるように、体力と免疫力のアップを目指して地道に歩んでいきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/マメ美著者/西野りこ(47歳)独身。15年務めた会社を契約満了で切られ専業ライターに。35歳のときに10年間の結婚生活に終止符を打つ。以降、おひとりさま生活を満喫して、好きなものを食べ好きなお酒をガブガブ飲んでいたら体重が取り返しのつかないことに。一念発起でダイエット検定1級を取得しマイナス6kgのダイエットに成功。しかし、まだ標準体重オーバー。日々、心と身体の健康を取り戻すべく日々奮闘中である。
2023年10月11日45歳のときに子宮筋腫で子宮と卵巣を全摘出した私。このことにより、生理がなくなったことへの喜びも一転、その後に待ち受けていたのは過酷な更年期症状でした。更年期症状について周りから理解してもらえず苦しむこともありました。子宮と卵巣を全摘出してから始まった、私の更年期症状体験記を紹介します。40歳過ぎから出血と生理痛に悩まされる私は40歳を過ぎたころから、生理のたびに出血量が徐々に増えていくようになりました。大きなナプキンを使用しても漏れ出るほどの量だったのです。そのうちめまいがひどくなり、病院に行って診察を受けると、最高血圧が80mmHg、最低血圧が40mmHgで重度の貧血だと診断されてしまいました。増血剤を処方してもらい、しばらくそれで対処しながら生活していました。 それから3年ほどが経過して生理痛もひどくなってきたので、病院に行って診てもらうことに。内診をしてもらうと小さな筋腫があると言われました。しかし、年齢から考えると筋腫が大きくなる可能性は低いと言われ、そのまま様子を見ることにしました。その間にも生理でもないのに下腹部が痛くなったり、めまいの頻度も多くなったりと、立っていられないほどのだるさを感じるようになりました。その症状は、普通に生活できないほどのレベルでした。 大学病院で子宮と卵巣を全摘出思い切ってかかりつけではない、産婦人科クリニックに行って診察をしてもらうことに。私が住んでいる地域では評判の良いクリニックだったので、何か手立てを考えてくれると期待していきました。内診をしてすぐに子宮摘出をしたほうが良いと診断されました。筋腫はすでにリンゴ大くらいに大きくなっていて、筋腫が変性している可能性があるとのことでした。急いで対処しなければならない状態だそうで、近くの大学病院を紹介されて診察を受けました。幸いにも子宮肉腫(しきゅうにくしゅ:子宮の筋肉や間質などの組織から発生する悪性腫瘍)にはなっていませんでした。ですが、空き状況を見てなるべく早く子宮と卵巣の全摘をしなければならないと言われ、それから2週間後に入院。次の日に開腹手術がおこなわれました。主治医からは、卵巣を摘出すると女性ホルモンが生成されなくなり、更年期症状が出るかもしれないが、もし残しても卵巣がんなどを発症する可能性もあります、と言われ思い切って摘出することに同意。更年期症状よりも卵巣がんのほうが心配で摘出したのですが、事態はそううまくいきませんでした。以前主治医からも「更年期症状を甘く見ないでくださいね」と言われていましたが、私は「ただホットフラッシュで暑くなるだけでしょ」と高をくくっていたのです。更年期の症状は悪化していく一方最初は生理から解放されたことがうれしかったように思い出されます。手術後しばらくは、ホルモン剤を処方されて飲んでいたため、目立つ症状も表れませんでした。しかし、ホルモン剤を飲まなくなってしばらくしてから、徐々にホットフラッシュが始まり、イライラも始まってきたのです。ホットフラッシュはそれまで1日に数回程度だったのが、1時間に1回になり、さらに症状が表れる前兆として動悸が激しくなり、気持ちが悪くなって過呼吸に似たような気の遠くなる感じがありました。最悪の状態では動けなくなってしまい、1日中寝ているといった日が続くようになってしまいます。家事もろくにできなくなり、罪悪感が増し、症状はひどくなって行く一方。友人が心配して、心療内科への受診を勧めるほどでした。自助グループへの参加が回復につながった抵抗はありましたが、しかたなく友人に紹介してもらった心療内科に通い、抗うつ薬を処方されて、ある程度症状が改善したので、3年ほど続けた薬をやめました。それでもまだ精神的につらい日々が続いていたのです。そんな中、何よりも改善につながったと思ったのは、同じような悩みを持つ人たちの通う自助グループへの参加です。「自分だけではない」と実感し、気持ちがラクになったことが何よりの薬だったようです。家族に訴えても、中々わかってもらえなかったストレスも積み重なっていたようです。自助グループで悩みを打ち明けることを繰り返していくうちに、症状が徐々に軽くなっていきました。完全に回復したわけではないのですが、生活に支障を来たさない程度にまで回復したことはたしかです。まとめ卵巣を摘出したことで起こったひどいホットフラッシュやだるさなどが、抗うつ薬で改善されましたが、それでも精神的に落ち込みました。その後、自助グループに参加して話をしたことで、精神的な落ち込みも回復し、普通の生活に戻れたと思います。これからもこのような症状は続くかもしれませんが、気持ちに張りを持って1日1日を気分良く過ごせるように、自助グループへの参加は続けていきたいです。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/Mrsjunko(55歳)結婚した当初から建築関係の会社を営み、2人の男の子と1人の女の子を授かる。45歳で子宮筋腫から子宮と卵巣を全摘、その後更年期が始まることに。体調の変化に四苦八苦しながらも、夫との2人暮らしを満喫している。趣味はおいしいものを食べて海外ドラマを見ること。
2023年10月11日最近話題になっている”食い尽くし系夫”。夫もその要素があり、ネットなどで関連記事を読んでいると、まるで夫のことを書いてあるような記事だったので食い入るように読んでしまいました。今回は、わが家の食い尽くし系夫の実態について紹介したいと思います。冷蔵庫の食材の賞味期限をチェック!夫は、自他ともに認める几帳面タイプ。結婚前はさほど目立ちませんでしたが、結婚して一緒に生活をするようになると、その几帳面さが生活に支障を来すほどに! 冷蔵庫の食材の賞味期限に関して口出しをするようになり「この卵、あと〇日で食べないといけない!」「この納豆、賞味期限2日過ぎてるけどやばくない?!」などと、細かく注意してくるようになりました。普段料理をしない夫にあーだこーだ言われるのに耐えられなくなり、「冷蔵庫を仕切るのは私! あなたは口出ししないで! 少々過ぎていても使えるから! 気になるなら賞味期限内に使いこなせるように毎日の献立考えて!」とキレてしまいました。さすがにこのときを境に、賞味期限チェックはしなくなりましたが、まさかの方向に夫がシフトチェンジしてしまったのです。作り置きを知らぬ間に食べていた!以前から大皿に料理を盛ると、ほとんど食べ尽くしてしまったり、「ひと口ちょうだい」の量がひと口どころではなかった夫。夜中に尋常じゃない本数のアイスクリームを食べたり、買い置きしていたお菓子を食べ尽くしてしまったり、少し神経を疑うようなこともあり、「健康のために量をわきまえて」とさりげなく注意もしていました。仕事をしていた私は、毎日の料理の負担を減らすために、数日ごとに作り置きのおかずを数品作っていました。ある休日、私は友人とランチの約束をしていたため、夫用に昼食を用意して外出することに。しかし、友人に渡すために戸棚に置いていたお菓子がありません。嫌な予感がして夫に「お菓子知らない?」と聞いたところ、「置いてあったから食べた」と。「置いてあった? 紙袋に入れてたじゃん!」と私がキレると、「誰かにもらったのをそのまま置いてたと思った。行くときにどこかで買っていけば?」と言いだしたのです。外出の時間が迫り、これ以上は時間の無駄だと思い、とりあえずそのときは家を出て、手土産を購入して友人と合流しましたが、帰宅してからも驚がくの事実が発覚!キッチンのシンクに、作り置き用のタッパーが空になって置いてあったのです。昼食用に夫にはお皿におかずを取り分けて用意していましたが、またまた嫌な予感がして夫に確認したところ、なんと作り置きのおかずも食べ尽くしていたのです……。本人いわく「ずっと置いてあったら、傷んではもったいないと思った」とのことでしたが、せっかくなので、作り置きの大切さやどうして作り置きをするかということを夫に説明しました。また、わが家が大皿に料理を盛るのではなく1人ずつに盛るのは、あなたが私のことを考えずに1人占めするかのように食べるからだと理由も説明すると、少し反省したようでした。子どもの離乳食やお菓子にも手を出す夫“作り置き食い尽くし事件”を機に、少しは反省した様子を見せた夫。買い置きしたお菓子などを一気に食べてしまうことはありましたが、以前よりは食い尽くしが減り、少し安心していました。その後子どもが生まれ、離乳食がスタートしたので、ベビー用のヨーグルトを冷蔵庫にいくつか買って置いていました。あるとき、子どもにおやつをと思って冷蔵庫を見ると、ヨーグルトがありません。もしや……とゴミ箱を見ると、案の定ベビー用ヨーグルトの空容器が2つほど捨てられているではありませんか! まさか子どものものにまで手を出すとは……と怒りがふつふつと湧き上がりました。さらには、子どものために置いていたボーロや赤ちゃん用せんべいも食べてしまい、さすがに私の怒りはMAX!!「子どもの食べ物にまで手を出すのはさすがに異常!」とキレ倒してしまいました。このように家にあるものを見境なく食い尽くしていた夫ですが、あることを境にこの食い尽くしが改善されます。あまりの食欲に、なんと結婚当時より夫の体重が15kgも増加していたのです! 「どうしてこんなに体重が増えたんだろう」と悩む姿に、「食べ過ぎでしょ」と冷たく言い放つと、夫はダイエットを決意! そしてこのダイエットをきっかけに、夫の食い尽くしがストップしたのです。まとめダイエットにより、食べ尽くしがストップしたわが家の夫。また、食べ尽くし系夫のネット記事を夫にも読ませると、思い当たるフシがあり過ぎたそうで、これまでのことをかなり反省したようです。今では、料理をひとりで食べ尽くすこともなく、なんとか解決したわが家の食べ尽くし系夫の実態でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年10月07日出産後、専業主婦をしていましたが、子育てが少し落ち着いたため、派遣社員として仕事に復帰することになりました。希望条件にぴったりの派遣先で、仕事を教えてくれた先輩はとてもやさしく、仕事と家事に多忙ながらも充実した毎日でした。しかし、頼れる先輩の本性が徐々に露呈されていき……。今回はそんな面倒な先輩に関する体験談を紹介します。条件ぴったりの職場へ派遣社員として就業39歳で出産し、産後の体調が思わしくなかったこともあり、産前まで勤めていた会社を退職して専業主婦をしていました。子どもが幼稚園に入園すると、自分の時間が取れるようになったことや、何かと入り用が増えたこともあり、派遣社員として仕事復帰を決意!そして自分の条件に合った派遣先を紹介され、就業が決定しました。派遣先は某企業の新しい部署の営業サポートです。部署が統合され、新部署として稼働することになっていましたが、前部署の業務を把握しているスタッフは2人だけで、それ以外は部署の立ち上げのために異動となったスタッフで、業務の理解度は私と同じくほぼ新人並みでした。新部署の稼働のために、業務を知る2人が主導して全員に仕事を教えるといった状況。幸い前職で経験のある内容だったため、さほど手間取ることもなく、無事に仕事を進めることができました。やさしい先輩が業務を教えてくれることに私のOJT担当になったのは、5歳年上の先輩派遣社員の女性Aさん。統合前の前部署で、新部署でも担当する業務を3年ほど担当していたため、とても頼もしい存在でした。また、同じ派遣会社から派遣されていたということで、ロッカーや食堂の使い方、手荷物の管理についてなど、会社の基本的なことや細かいことに関しても教えてくれました。しかし、1つ気になることがありました。トイレや昼休憩など、常にAさんが一緒についてくるのです。最初は、慣れない私のためについてきてくれているのかしら、と思っていたのですが、業務の関係で昼休憩を先に取ろうとしたとき、「私も一緒に行くからちょっと待ってて!」と言われ、なぜかAさんを待つことに。その後も、帰りの駅までの道、ついには朝の通勤の時間まで合わせられてしまったのです。そして、行動を共にするにつれて「あの社員さん、実は〇〇だからあまり話さないほうがいいよ」「あの社員さんは忙しそうにしてるけど全然仕事してないの」と同じ部署の社員さんの悪口を言い始めたのです。挙句の果てには「関わるの面倒だから、仕事上は返事だけしといて、世間話も入らないほうがいいし、まして飲み会とかに誘われても行かないほうがいいよ!」と部署内の人間関係に口出しするようになってきました。私が、部署の社員の方と和気あいあいとしていると、後からこそっと「何話してたの? あまり関わらないほうがいいよ!」と謎の忠告をしてくる始末。だんだんAさんの粘着体質にストレスを感じるようになり、派遣会社を通じて上司に相談することにしました。Aさんと別業務になったものの…派遣会社に、Aさんについて相談し、派遣会社の担当が部署の上司にそのことを報告。すると、なんと前部署でもAさんの粘着体質はひどかったそうで、特に正社員に対するコンプレックスからか、派遣社員は正社員と無駄に関わる必要はない! という感じらしく、そうしたAさんの考えに疲れて、数人の派遣社員が退社したことが発覚したのです。上司は、私の就業状況に対しては評価をしてくれており、結局Aさんとは同じフロアですが、まったく関わりのない別業務に異動となりました。トイレや昼休憩などのタイミングも変わり、通勤時間の電車なども少しずらしたため、Aさんとは社内で顔を合わす程度に。Aさんからはちょくちょくメールが来ていましたが、それもそっけなく返事をしたり、適当にかわしつつ勤務をし、子どもが小学校に上がるタイミングで、その派遣先とは契約を終了しました。そしてそれと同時にAさんのメールもブロック。新しい就業先が決まり、勤務をスタートしたあるとき、送信者不明のメッセージがスマホに届きました。それは携帯電話番号を変えて、SMSでショートメッセージを送ってきたAさんだったのです。私が退社後に、何度か連絡をしたが返事がなかった、部署が変わったのは私の指導が良くなかったからなのかずっと気になっていた、今は別の職場だけどまたランチとか買い物とか行きたい……。そういった文章がつづられています。私は、心の中で「いいかげんにせい!!」とツッコミを入れつつ、Aさんの新しい携帯番号をブロック。メッセージも即座に削除したのです。まとめ派遣会社の担当スタッフいわく、私はAさんにとってなんでも言いやすい、お気に入りの存在だったのではないか、とのことでした。しかし、いい大人がすべてのタイミングで一緒に行動するような振る舞いは、若干気持ち悪いと感じてしまいました。職場では適度な距離感を持って、ストレスなしに勤務ができればいい、そう思った体験でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年10月06日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、毎年受けている子宮頸がん検診で大慌てしてしまったことについてお届けします。なんだかんだで10年ぐらい毎年、自治体がおこなっている子宮頸がん検診を受けているフカザワさん。いつも検診を受けに行っていた婦人科が今年はまかさの展開に……。今年も健康診断の時期がやってきました。私は、自治体がおこなっている、安く受けられる健康診断を利用しているのだけど、毎年子宮頸がんの検診もありまして。子宮頸がんの検診は、いつも行く婦人科でなんだかんだで10年ぐらいずっと診てもらっていて、今年ももちろんそのつもりだったのですが……。検診を受けられる対象の病院のリストに、なぜか今年はその婦人科が含まれておらず!今までそんなことなかったので、本当にショックだわー。そこは女性の先生がやられているクリニックで、めちゃくちゃフレンドリーって感じの先生ではないのですが、程良い距離感で診てもらえるのが心地よく、それに女性の先生なので、あの椅子の上で足を広げてっていう診察も受けやすいんですよね。考えれば考えるほどナーバスに…なので、今年もそのつもりで「いつ行こうかなー!」ぐらいに思っていたのに、まさか病院選びからやらなきゃいけないなんて……。いくつか対象の病院はあるけど、行ったことがないところばかりだから先生が男性か女性かもわからなくて、そこから調べないといけないし!それに、ネットで口コミとかも一応見ておかないと心配……。別にそこがかかりつけ医になるわけじゃないし、検診で1回行くだけなんだけど、それで病気がわかることもあるからなぁ。考えれば考えるほどどこでもいいとは思えなくて、ついついナーバスになってしまいますね。とりあえず対象の病院のホームページとか見まくって、近日中には病院を決めたいなって感じです。そして早く検診を受けて、身も心もスッキリしたいです〜。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年10月04日子どもたちも少しずつ巣立ち、これからは自分の時間が増えることから「これからは自分のために働けるね」と周りから言われてきました。しかし、実際に子どもが巣立って1人暮らしとなりましたが、思い描いていた生活とは違いました。そこで理想と現実の違いについて考え対応した方法を紹介します。気持ちはまだ30代のまま毎年、年を重ねているにもかかわらず、自分ではあまり年齢をただの数字にしか捉えていませんでした。なぜなら、年齢は46歳なのに気持ちはまだ若いと考えていたからです。そのため、自分が30代のころにしていた仕事量や仕事内容はずっと変わらず続けていました。 しかし、44歳のときに体調を崩してから仕事をこなすスピードや体への負担が大きいと感じ、ぐったりとしてしまう日も出てきたのです。次第に仕事にもプライベートにも影響が出てくるようになってしまったのです。クライアントさんや会社から仕事のスピードが遅いと言われ、ひどいときには納期に間に合わないこともありました。プライベートでは家事がおろそかになり、掃除をさぼったり乾いた洗濯物をたたまなかったりしたこともありました。それでも、少し最近忙しかったから……と仕事の量も内容も変えずにいました。 おそらく、自分はまだ「体力が落ちていて以前のような仕事量をこなせない」という実感がなかったのだと思います。あまり仕事量はこなせないことに気付く子どもたちが巣立ってから、私の時間はたしかに増えました。洗濯物や掃除も随分とラクになり、周りから言われていた「1人はラクだよ」という言葉の通りだと思ったものです。ただ、子どもたちが巣立ったとはいえども、大学の教育費はまだかかりますし、子どもたちが体調を崩せば駆けつけます。欲しいものがあれば用意し、足りないものがあれば探します。また、離れてはいるものの1人暮らしをしている学生に、食品や日用品などを仕送りしているのであまり1人暮らしをしている実感はありません。そうはいっても、1人暮らしの生活は少し家事面でラクにはなったものの、依然として仕事に追われる生活には変わりありませんでした。そして、仕事でミスが続き会社の上司に怒られてしまいました。いくつも副業を抱え自分では緊張感を持って取り組んでも、ポロポロとミスが頻繁に出てくるようになったのです。さすがに、これ以上は迷惑をかけられないと、何が悪かったのかを自省し始めました。自分と向き合い仕事や生活を見直すことに30代のころのように多くの仕事をスピード感を持ってこなすことや、長時間の労働、肉体労働が体に負担となることがわかりました。しかし、生活するにはある程度の収入が必要です。そのため今後の生活スタイルを変えていくことが必要だと考えたのです。生活を見直すためには、1回リセットをする必要があると思い、会社勤務である本業をまずはしっかりと立て直し、それから副業であるライティングを無理のない範囲でしていこうと考えました。一度リセットして、会社の上司とも以前のように仕事ができるようになり、精神的にも落ち着き、やる気も出てきました。さらには、副業は1日でこなせる量を減らし、今は収入よりも確実にこなせることを目的に仕事を選んでいます。まだ子どもが学校を卒業するまでに年数はありますが、まずは自分ひとりで抱え込むことを手放しました。少し疎遠となっていた親兄弟や周りの人に相談して、悩みを聞いてもらったり、解決方法を教えてもらったりできました。私がひとりで仕事をしてお金を稼げば、生活費も教育費も何とかなると思っていたことは少し間違っていたように思い始めたのです。自分で何とかすればという考えのせいで、キャパオーバーともなり、結果として洗濯物を片付けなかったり掃除もおろそかになったりと家事が中途半端になりました。さらに、大学の授業料といったまとまった金額となる教育費を納期までに支払えるのかといった心配をかけてしまいました。今思えば家族に対してもあまりいいやり方となりませんでした。まとめ子どもが巣立ってから仕事に専念できると意気込んでいたのですが、年齢を重ねて長時間労働や仕事のスピード感ができなくなり、会社の上司から叱られるようになりました。自分はまだまだ30代のころのように働けると自信過剰になっていたことに気付いたのです。 私の責任だから何とかしないといけないという考えで空回りするところがあり、ひとりで抱え込むことをやめました。これからは、困ったときは助け船を出してくれる人がいたら、相談してみることも解決方法の一つとしていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/Y.N.(44歳)大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。
2023年10月03日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、インプラント治療をした夫が再び歯医者に通うことになった出来事についてお届けします。大きく口を開けて笑える喜び去年、歯科インプラント治療をしたフカザワさんの夫。「歯抜けから卒業できてよかった」と思っていたのですが……。去年、夫が歯科インプラント治療をしました。ちなみに歯科インプラントとは、顎の骨に人工の歯根を埋め込むもので、丈夫だし、適切にお手入れをすれば長持ちして、もちろん見た目も良くて。本物の歯にしか見えません!ただ、保険適用外の治療になるので、夫は下の歯の抜けているところに1本入れたのだけど、35万円かかっていました。すごー!!!35万円もかかっただけあって、今までならちょっと大きく口を開けると歯が抜けているのがわかったのですが、それがわからなくなって!見た目的にもずいぶん印象が良くなったなぁと、私も見ていて思います。歯が入って磨きにくくなった!?で、実際にインプラントの調子も良い感じらしいのですが、その後におこなった歯の定期検診で、インプラントにした歯の隣(奥のほう)の歯が虫歯になりかけていると先生に言われたそうで……。本人はまったく自覚がなかったそうなのですが、インプラント前は歯が抜けていたために磨きやすかったところが、歯が入って磨きにくくなってしまったっていうのもあるんですかね?もともと夫は歯があんまり丈夫じゃないほうらしいので、虫歯になりやすいのかなぁ。インプラントの治療が終わったと思いきや、再び治療がスタートするっていうことで、本人もめちゃくちゃショックを受けていました。まぁたしかに良かれと思ってやったのに、それが虫歯の原因かもしれないって切ないわ。インプラントは入れたら終わり! じゃなくて、その後の歯磨きにも気をつかったりしないといけないんだなぁ。とはいえ、早めに虫歯が見つかったのは不幸中の幸いだし、治していくしかないですよね。夫の歯のあれこれを見ていると、自分も歯の健康にますます気を付けていかなくちゃなぁと思ってしまいます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年10月01日昔から他人から道を聞かれたり、声を掛けられたり、用事を頼まれたりすることが多く、”いい人そうに見える”が悩みの種でもあった自分。子どもが生まれ、”いい人顔”に悩まされることになったのが、あることに挑戦しただけで悩みが解決されたのです。今回は、その悩みを解決できた思わぬ方法の体験談をご紹介します。いい人そう!が招く他人は想像できぬ悩み他人から「〇〇さんはいい人そうに見えるね」と言われることがよくあり、道を聞かれる、電車で隣に座ったおばさんに世間話を聞かされるといったことが頻繁にありました。第一印象が怪しくない、怖くないと思われがちで、それが長所でもあったのですが、実はこれが逆に悩みにもなっていました。例えば、急いでいるときに「××に行きたいんだけど、どうやって行ったらいいですか?」と聞かれても、こちらは急いでいるし……場所は知ってるけど道がとてもややこしいから説明するには時間がかかるし……という葛藤がありつつ、結局教えざるを得ない状況になってしまい、仕方なしに道を説明する、ということも多々ありました。さらに、駅の改札で駅員さんがいる目の前で「××に行くには何番出口ですか?」と聞かれたり、なぜ私!?とびっくりするようなことがあったり。また、たまたま駅のベンチで隣に座ったおじいちゃんの話を延々と聞かされたり、普段ほぼ乗らないタクシーの運転手さんに「最近の若い人は……」と自宅の最寄に着くまで持論を展開されるなど、なぜか厄介な人に捕まってしまうこともよくありました。友人には「なんかそういう話を聞いてくれそうな感じなんじゃない?」と笑われましたが、こういうことがしばしばあると、さすがに面倒くさいな……と思ってしまいます。また、仕事で無理なお願いをされたり、お願いを断ると「〇〇さんなら聞いてくれると思った」と言われることもあり、何の根拠でそう思うの? と逆に言い返したくなることもありました。赤子連れの自分に話しかける人が増加!他人から安易に声を掛けられやすい悩みも、他人から取れば大した悩みではないかもしれません。しかし、出産し乳児連れで出かけることが増えると、この悩みがさらに深刻なものになったのです。以前のように、道を聞かれたり世間話を聞かされるのはもちろん「赤ちゃんかわいいわね~」と寄ってきて、勝手に子どもの手を触ったり、顔をツンツンしてくるといったタイプの人にも絡まれるように!さらに、子どもと公園に行ったときに、子どもの持っているおもちゃを知らない子どもが勝手に取ったので返してもらおうとしたところ「貸してもらったの~、よかったね~」と相手の子どものおばあちゃんらしき人に言われてしまうことも。このままでは私、完全になめられてしまう……なんとかせねば……と真剣に考えるようになったのです。いい人顔の悩みがあることで解決!いい人に見られるあまり、何をしても怒られない、断られないというイメージを持たれるようになった自分。ある日、美容院へ行き、担当の美容師さんにこんなことがあって……と話をしていたところ、美容師さんからこんな提案を受けたのです。「今お仕事されてないなら、思い切って金髪にしてみたらどうですか?」え! 金髪!? と若干戸惑いつつも、少し考えることに。ある日突然妻が金髪にして家に帰ってきたら夫は何と思うだろう……髪が伸びてプリンになったらリタッチとか行かなきゃいけないしケアも大変だよな……。そんなことを思いながらも悩んでいると「全頭ブリーチにしなくても、顔周りにインナーカラーを入れるだけでも印象変わりますよ!」とアドバイスされ、もみあげの周辺をブリーチするイヤリングカラーと、前髪にインナーカラーを入れるバングカラーというものに挑戦してみました。 夫からは「突然グレたのかと思った」と言われつつも評判良く、友人からも評判がよかった新しいヘアスタイルですが、なんと、この日を境に「うそでしょ!?」と思うくらい、子連れでもまったく声を掛けられなくなったのです! 金髪にするだけで、インナーカラー入れるだけでこんなに反応変わる!? と自分でも驚くほど、特に年配の方から声を掛けられることが皆無になりました。まとめインナーカラーを入れることがまさかの効果を発揮した、いい人に見られるというお悩みの解決。結局そのヘアスタイルを1年ほどした後、復職をしたため、その後は黒髪に戻しましたが、声をまったく掛けられなくなってからなるべく速足で歩くなど、声を掛けられないためのさまざまな対策も生み出し、以前よりはマシになったかなといった感じです。いい人に見られるのは光栄なことですが、見られ過ぎるあまりに生まれる弊害に悩まされた私のお悩みでした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年09月29日年齢とともに避けては通れないのが「老化」。50代に突入してから、フェイスラインのたるみ、ボディラインのぶよつき、体力の低下、記憶力の低下など、数え上げたらきりがない「老化」が顕著に現れてきました。年齢にはどうやってもあらがえないため、この先もずっとエイジングと向き合っていくためには、無理をしないことが大切だと思っています。楽しくエイジングと向き合うために、私が実践している超簡単な3つの方法を紹介します。表情筋を鍛えてシワ・たるみを改善肌のシミ、皮膚のたるみやくっきりとした顔のシワは、年々深刻な悩みに。買い物途中のふとしたときにガラスに映った自分の顔や、無意識のときに撮影された写真を見て「えっ、これって私なの?」とがく然とすることが多々あります。試しに、エイジング用の化粧品や美容グッズを使ってみても、多少の効果は期待できてもしょせんは年齢には勝てないのが現実。そこで実践したのが、顔のたるみ対策のために表情筋を鍛えること。元手ゼロ円で試せるので、YouTubeを利用して見よう見まねで始めてみました。目元のたるみ、フェイスライン、口元のたるみを解消するために、鏡の前で口を大きく開けたりすぼめたり、人には見せられない顔で実践中。自己満足かもしれませんが、即効効果が感じられるエクササイズもあり、意外と楽しくやっています。 筋トレは日々の積み重ねが大切なため、3カ月後のキレイを目指して三日坊主にならないように、隙間時間やバスタイムを利用して表情筋トレーニングを実践しています。老後のために過去の栄光にしがみつかない50歳を過ぎて人生の歩みが長い分、成功も失敗も多く経験してきました。その中で、心の中を大きく占めているのは、過去の成功。過去の積み重ねてきた栄光は、自分を認めてくれる証であり自信や勇気をくれるもの。そのため、どうしても過去の考えに固執してしまい、できない現状と比較しがちでした。 同年代の友人とも、「あのころはよかったよね」と戻れない過去にしがみついたり、仕事が思うように進まないときは、「どうして今の若者は……」と勝手に昔の自分と比べたり。うまくいかないことを周囲や時代のせいにしながら、どんどん時代遅れの嫌なおばさんになり下がっていた私。顔の表情も、眉間にシワが寄ったきつい感じになっていました。 そんなときに、「未来の延長線上に過去の栄光はないため、どんなにしがみついても無駄」と、親友に言われたひと言ではっとしました。これからのエイジング人生と向き合っていくためには、過去の栄光ではなくて未来の自分像のほうが大切だということ。そう考えることで、ガタっと崩れたのが「自分のこうあるべき」という思い込み。過去の栄光を引きずらない自由な視点を持てるようになり、周囲への見方もやさしくなれた気がしています。お笑い番組を見てポジティブ脳に楽しくエイジングと向き合うために実践していることは、お笑い番組を見て脳をポジティブにすること。笑いは健康に良いと言われるように、免疫力を上げてくれるためエイジングケアにも効果があるらしいです。実際に、若く見える周囲の人に共通して言えることは、よく笑うこと。 もともとテレビは見ない生活でしたが、コロナ禍で外出自粛でもんもんとしていたときに、元気になれると友人に勧められ「お笑い番組」を見始めました。疲れたときや、落ち込んだときに何も考えずにお笑い番組を見て思いっきり笑うことで、脳がすーっとリラックスできるので、ストレス解消にも一石二鳥。今は、1日の疲れをお笑い番組でストレス解消することが、週2~3回のルーティンワーク。笑うことで口角も上がり、表情筋も鍛えられるため、ストレスを明日へ持ち越さない秘策として続けています。まとめエイジングは、決して避けては通れないものであり、私にとっては直近の課題。これからの老後を豊かに過ごすためには、エイジングとの向き合い方が重要なポイントだと思っています。お金をかけなくても、簡単なセルフケアや考え方の切り替え、生活の工夫次第で、いかようにもエイジングケアができると実感中。老後の自分の顔に責任が持てるように、エイジングと楽しく向き合うことを実践していきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/いずみ(54歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年09月27日先日、約20年ぶりに舌の裏側に強烈な口内炎ができました。若いころなら何もしなくても2~3日あればずいぶん症状が軽くなっていましたが、アラフィフになった今、ビタミン剤を飲んでも口内炎用の市販薬を塗っても何をしても治らない。 歯茎や頬の裏側ではなく舌にできたので、どうしても食事のときに患部を刺激してしまい、そのせいか、日がたっても良くなるどころか悪化して痛みも強くなっていきました……。20年ぶりにできた口内炎20年ぶりにできた口内炎は、治るまでにこれまでで一番時間がかかりました。約1カ月です。最初は、時間がたったら治るだろうと我慢していたのですが、3日たっても治らず1週間たつころには治るどころか痛みがひどくなっていて、他のことをしていても頭の中は口内炎のことでいっぱい。 ネットで口内炎について調べてみると、加齢やドライマウスによる唾液の減少 偏った食事 ストレスや生活リズムの乱れによる免疫力の低下 などが原因とのこと。どれも思い当たるので驚きよりも「やっぱりな……」と感じました。加齢は言わずもがな、ドライマウスは言われてみたらという感じで、このころは気温の変化に体がついていかず、バテていて毎日同じような食事ばかりしていましたから、免疫力が低いのは自覚がありました。市販の塗り薬が効かない…自然治癒力は期待できないと思い、まずはドラッグストアで口内炎用の軟膏を購入しました。毎日塗り続けて1週間。しかし一向に良くなりません。今回初めて気付いたのですが、私には無意識に歯を食いしばる癖があり、そのときに舌をほんの少しかんでしまっていました。さらに、口内炎が気になってつい舌を動かしてしまいます。それもあってか、日に日に悪化していきました。 たかが口内炎、されど口内炎。体のどこかに痛みを感じていると気分が沈んでしまいます。そこで、病院へ行くことを決意。口内炎の治療は歯医者・内科・耳鼻咽喉科などがいいようで、迷った結果、行きつけの歯医者へ行くことにしました。 病院で診てもらったら3日分の抗生物質と塗り薬を処方してもらうことに。抗生物質は毎食後に飲み、塗り薬は1日に何度も塗りました。ドラッグストアで買った塗り薬は水分が多くだらだらと流れてしまい、正直「塗っている意味ある?」と疑問を感じるほどでしたが、病院でもらった塗り薬はねっとりとしていてピッタリと患部へ密着してくれました。1カ月かかってようやく完治 毎食後に抗生物質を飲み、せっせと塗り薬を塗って3日間。痛みは、だいぶ良くなったものの、まだ完治とまではいきません。歯医者の先生が想定したよりも長くかかっていることに、自分の免疫力の低さを改めて実感して少しがっくりきました。 再度、病院へ行き今度は多めに1週間分の抗生物質を処方してもらうことに。それがなくなるころにようやく口内炎も消えて痛みも違和感もなくなりました。トータルすると約1カ月も口内炎で苦しんでいました。 まさか、口内炎でここまで長く苦しむことになろうとは。また、口内炎で病院へ行くことになるなんて、これまでの人生で初めて。20代・30代のころには思いもしなかったことです。改めて、免疫力の低下や加齢を実感しました。まとめ日ごろから免疫力の低さは実感していたものの、腰が重くて特に対策をしていませんでした。口内炎でさえ治るのに1カ月もかかってしまって、これで万が一風邪でもひいたらどれだけ長引くのだろうと考えると、「何とかしなければ!」と思ったのです。 免疫力をアップするためにできることはいろいろありますが、決まった時刻に起きてのバランスの良い食事・適度な運動が効果的なようなので、できることからコツコツとやっていかなければと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。著者/西野りこ(47歳)独身。15年務めた会社を契約満了で切られ専業ライターに。35歳のときに10年間の結婚生活に終止符を打つ。以降、おひとりさま生活を満喫して、好きなものを食べ好きなお酒をガブガブ飲んでいたら体重が取り返しのつかないことに。一念発起でダイエット検定1級を取得しマイナス6kgのダイエットに成功。しかし、まだ標準体重オーバー。日々、心と身体の健康を取り戻すべく日々奮闘中である。
2023年09月21日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、夫が熱心にやっていたマッサージが驚きの結果になったことについてお届けします。熱心なあまりぐりぐりし過ぎて…フカザワさんの夫が、ほうれい線をなくす顔のマッサージを熱心にやっていたときのこと。ふと夫の顔を見ると……。やけに熱心にマッサージしているなぁとは思ったのですが、まさか夫がほうれい線を気にしてたなんて意外でした。YouTubeで見つけたおすすめマッサージを熱心にやるあまり、ほっぺたをぐりぐりし過ぎてて、ちょっと内出血みたいになってしまっていて……。ほうれい線をなくしたい気持ちは私も痛いほど共感するけど、何でもやり過ぎは良くないわ〜!結局、数日間赤くなったまんまで、余計にほうれい線も目立つし、散々な夫なのでした。はたから見ていても切なかったな!※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年09月18日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、長く使い続けているスマートフォンに容量不足のお知らせが出るようになって感じたことをお届けします。最終的に一番怖いのは…ずっと使っているスマートフォンの容量が足りなくなってきて、容量不足のお知らせが頻繁に出るように。フカザワさんはそのたびに……。新しいスマホにしたほうが容量を気にせずに済み、入れたいアプリも入れられて、ストレスがなくなるのに!どうしても手続きとか、お店に行くこととか(自分でやるというのは私には無理だと思う)、新しいスマホの最初の使いづらさとか、慣れるまでのイライラとか、あれこれ考えると「面倒くさー!!!」となってしまいます。で、結局ちまちまと写真を整理したりアプリを消したりして、だましだまし使い続けちゃっているんですよね。とはいえ一番怖いのは、不具合でうんともすんとも動かなくなったときのこと。まだ動いてるうちに新しいスマホにしちゃったほうが、結局は一番面倒くさくないんだろうなぁ。ちょっとまだ仕事がバタバタしてるのですぐには動けないけど、年内には新しくできたらいいな。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年09月17日「実家の物が多い問題」に直面しています。親がもう使わない物や着ない服を捨てようと片付けに取り組んだところ、実母からの「これはまだ使える」攻撃に、片付けがなかなか進まない! 思わぬ関門に悩んだ体験談を紹介します。父の死去で家の中のものを整理することに掃除好きで整理整頓が得意だった父が亡くなり、父の遺品を整理するついでに、家の中の不要なものも一緒に整理しようと思い立ち、母にその旨を相談しました。母は、こういうときだからせっかくだし、不要なものを捨てて、これからひとりで暮らす家の中をすっきりさせたい、と私の申し出を快諾してくれました。しかし、いざ父の遺品を整理しようとしたところ、こうなることを予測していたのか、なんと父の遺品はカラーボックス1つにまとめられ、押し入れに入れられていたのです。洋服やバッグ、靴などは状態がきれいなものは、兄弟や甥、父方の親戚が欲しいと言うものがあり、使ってもらえるものは喜んで譲りました。というわけで、あっけなく終わってしまった父の遺品整理。物の管理に関しては徹底している人なんだなあと、つくづく父のきっちりした性格に驚かされました。父の遺品整理が終了し、次に取り掛かるのは、実家にたっぷりある大量のモノ! モノ! モノ! 父も整理しきれなかったものを整理しようと、母と押し入れやたんす、棚から物を取り出しましたが、出てくる出てくるあらゆるものが……! さて、捨てるか~とゴミ袋を手にどんどん不要な物を捨てていこうとしたところ「これ使うかも……」「これは捨てないで!」と横から私の手を阻む声が・・・そう、母が物を捨てることを惜しみだしたのです。母が物を捨てることを反対!計画が頓挫母が捨てようとしたものを捨ててほしくないと言いだし、サクサク進む予定だった整理整頓計画の雲行きが徐々に怪しくなってきました。特に母が捨てたくないとかたくなに処分を拒んだのが、大量の洋服や靴です。 母は昔から洋服を買うのが大好きだったこともあり、たんすやクローゼットの中はほぼ母の服で埋め尽くされています。伸びたり着古している洋服や、体形に合わないサイズアウトしたもの、今後絶対着ないであろうデザインのものなどは、本人に納得させて処分。靴もヒールがあるものやサイズが合わないものなどは処分することに。そして、なぜかわが実家は壁にいろいろと飾りがちだったため、壁に飾っているけれどそれいる? となる古い絵画や木彫りのパネルなどはすべて取り去りました。しかし、やはりそれでもまだまだ捨てるのを拒むものが大量にあり、これ以上無理に捨てると喧嘩になってしまうため、一旦、整理整頓計画は中断となりました。産後の里帰りで実家の思わぬ悩みが浮上実家の整理整頓計画が頓挫し、数年たったあるころ、私は出産の里帰りで実家に滞在することになりました。子どものちょっとした表情をスマホで撮影しようとしたときのこと。ふと家の中にあるものが映り込むのです。それは家の中どこでも。ソファに座れば、ソファの横に置いてあるカラーボックスの物が映り込み、リビングでは、積み重なっている本や新聞、テーブルの上にもこまごまと物が置かれています。そう、家の中で子どもの写真を撮ると、必ず何か映り込み、映える写真が撮影できないのです……。子どもの赤ちゃんのころの写真がこれでは、人にも見せられない……。日中は母は仕事で不在だったため、私は母に内緒で明らかに使っていない物をポイポイ捨てることにしました。また、古びたカラーボックスや統一感のない100均のカゴなども勝手に買い替えるなどし、整理整頓を強行しました。まとめ実家の整理整頓に関しては、今のところまだ完全にはうまくいっていませんが、私の強行により、だいぶ物が減りました。また、母にもわずかながら「物を減らさなければいけない」という気持ちが生まれたのか、少しずつ不要な物を捨てていっているようです。 実家の物が多い問題は、多くの家庭が抱えているようですが、わが家も少しずつ歩み寄ることで、解決できればいいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年09月17日幼稚園の入園説明会は、わが子を任せる幼稚園選びにとても重要なもの。今回は、実際に参加したある幼稚園のとんでもない入園説明会の経験談をご紹介します。気になる幼稚園の入園説明会に参加子どもの幼稚園選びの参考に、さまざまな幼稚園の園庭開放に参加していました。各園によって園庭開放の内容も違い、ただ園庭で親子で遊ぶだけのところもあれば、先生が子どもと一緒に遊んでくれたり、園で実際に取り入れられている英語を使ったお遊戯を体験できたりします。 わが家から自転車で15分ほどの距離にあるA幼稚園は、バス通園を取り入れていたり、鼓笛隊に力を入れていると、地元でも評判の園。園庭開放に参加すると、帰りに先生たちの手作りのお面や折り紙の人形などを毎回子どもたちにプレゼントしてくれる、細やかな心づかいが魅力でした。そしてA幼稚園が入園説明会をすると情報をゲットし、ママ友と共に説明会の予約を入れました。説明会の予約は先着順で、予約開始日当日にはすでに予約が埋まってしまったそうです。説明会は1時間から1時間半ほどで終了、子連れOK、説明会会場では飲食禁止のため、子どもがお茶などを飲みたい場合は会場の外で、と事前説明を受けました。自慢する園長と真横で地蔵状態の理事長入園説明会当日になり、わが家も子連れで説明会に参加をしました。説明会会場は幼稚園のお遊戯室を使用し、保護者と子どもが並んで座れるよう、ざっと100席ほどの椅子が用意されていました。お遊戯室の前には、幼稚園自慢の鼓笛隊の楽器が並べられています。楽器を見て若干嫌な予感がしましたが、予想通りこの後、恐怖のトラブルが巻き起こります。説明会は定時通りにスタート。70代ほどの若干派手目の女性の園長と、恰幅(かっぷく)の良い男性の理事長の2名が登場。まずは園長と理事長の自己紹介からスタートしますが、実はこの二人は親子であることが判明しました。そして、幼稚園のこれまでの歴史や園長がおこなってきたという保育にまつわるあれこれを園長が話し始めました。どうやら園長は、数年前に一新した幼稚園の設備について大変自慢だったらしく、特に新しくなった給食室と幼稚園のセキュリティに関してはかなり詳しく説明をされていました 。しかし、あまりに自慢だったのか、防犯カメラの詳細な位置や防犯センサーの場所などをペラペラと話してしまい、理事長に止められる一幕も……。ここでなんと1時間ほど経過しています。そして肝心の教育方針や、園の行事などに関してはまだ一切説明されていません……。説明会はほとんどが園長の独壇場となっており、理事長は時々暴走する園長を止める以外には言葉を発さず、ほぼ地蔵状態……。私は若干の違和感を覚えました。長期戦で親もグッタリ説明会が1時間ほど経過し、ようやく幼稚園の生活について、園長が説明を始めました。しかしここでも、これまで幼稚園にいた困った保護者についての愚痴などを話し始め、また理事長に止められることに。説明会に参加している子どもたちもいいかげん飽きてきて、グズりだす子どもも。そして私の悪い予感が的中……幼稚園自慢の楽器に数人の子どもが近づき、太鼓をドンドン!とたたき出したのです。保護者が子どもたちを止めようとしたそのとき「触るなって言ってるだろ! 」と園長が鬼の剣幕で子どもに怒鳴ったのです。子どもたちはその声に驚き、火が付いたように号泣。お遊戯室の中では飽きた子どもたちにお菓子や飲み物をあげることもできず、飲み物をあげるためにお遊戯室を行ったり来たりする親子も増え、落ち着きのない説明会に。ようやく終わりが見えたころにはなんと2時間半もの時間が経過していました。そしてなんと、肝心の教育方針や保育に関する知りたかった内容はまったく話してくれず、ひたすら園長の自分の考え方や設備の話で終わってしまったのです……。まとめ入園説明会の予想外の内容に、この幼稚園はわが家はご縁がないかも……と不安を感じてしまいました。結局、他の幼稚園にご縁があり、A幼稚園には入園しませんでした。園庭開放ではとても感じが良く、すてきな幼稚園でしたが、幼稚園を知るにはやはり入園説明会というものはとても重要だと感じました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/きびのあやとら著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年09月15日帯状疱疹(たいじょうほうしん)は皇后雅子さまが40歳直前に発症された病気であり、コロナ禍の生活様式の変化により、発症する人が増えているそうです。どの年齢でも起こりますが50代以降に多く、治療が遅れると完治に時間がかかり、顔面まひや帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)などの後遺症をもたらしやすくなる、実はかなり怖い病気とのこと。今回は私の帯状疱疹の体験を紹介します。出張中に突然左下半身にビリッと激痛が!海外生活も20年を過ぎた47歳のとき、管理職として毎日非常にストレスの多い日々を過ごしていたある日のこと。出張先で会議中に突然、左大腿部の内側にビリッとした激痛を感じました。その夜は痛みが腰まで広がり、激痛と皮膚の腫れのため、ほとんど眠れませんでした。以前、地方への出張時に虫に刺されて足が腫れたことがあったので、今回も「虫に刺されたのかな」と思いましたが、応急処置として市販の痛み止めを飲み、なんとか翌日の仕事をこなし夜遅くに出張から帰宅しました。仕事を終えてようやく病院に行ったのは翌日の夕方、痛みが出現してから3日目でした。信頼できる医療機関の数が限られていて、仕事場からも自宅からも病院が遠いため、受診するのが遅れました。自分で症状をネット検索したときには、腰痛や神経痛の可能性が高いと思い、まあ急ぎではないだろうと自己判断し、病院に行くのが遅くなってしまったのです。 診療に来るのが遅いと医師に叱られた理由病院で診察を受けると、ほぼ即決で帯状疱疹ですと医師に診断されました。「帯状疱疹は症状が出たら早期に治療してウイルスの増殖や痛みを抑えることが大切な病気です。症状が出てからすぐに病院に来ていれば、抗ウイルス薬で治療ができたのだけれど、痛みを感じてからもう3日目だから抗ウイルス薬の効果は低くなってしまいます。後日、帯状疱疹後神経痛になる可能性が高いですよ。なぜ早く来なかったのですか?」と医師に叱られてしまいました。医師によると、私のように夜も眠れないほど強い痛みがあったり、皮膚症状が重症な人は、神経痛が残る可能性が高いため、とにかく早く帯状疱疹を発見・治療する必要があるそうです。発症する部位で多いのは胸から背中にかけての上半身ですが、顔面、特に目の周辺に発症すると、角膜炎や難聴、まれに髄膜炎などの重篤な合併症になることもあり、耳の周辺の場合は顔面神経がまひする場合もあるそうです。痛みの箇所によって、腰痛、五十肩、歯痛などと勘違いして受診される方がいるそうですが、私の場合は大腿部内側から腰の痛みでした。腰痛や大腿部の痛みはこれまでに経験したことのある痛みであったため、間違えた自己判断による受診の遅れにつながりました。帯状疱疹ウイルスにはストレスが大敵!水疱瘡(みずぼうそう)にかかると、その後もウイルスが体内に潜伏し、疲れやストレスなどによって免疫力が落ちることにより、帯状疱疹を発症するそうです。私が水疱瘡にかかったのは2歳前だったので、実に45年間もウイルスが体内に潜んでいたことになります。帯状疱疹を発症した当時は、夫の単身赴任が始まり、職場での人員削減のため部下のリストラ、部下の汚職が発覚しその対応に追われるなど、ストレスがピークの状態のまま、睡眠時間はいつも5時間以内という生活でした。帯状疱疹後神経痛が原因と思われる痛みがその後、年に1回程度、帯状疱疹後神経痛が原因と考えられる首、肩や腰の痛みがあり通院していますが、別件で休職してからは睡眠時間も増え格段に免疫力が回復しました。私の場合、帯状疱疹という病気に関する知識がなかったため、免疫力が低下している自覚はあったものの、ストレスの多い生活が続き事前に予防することができませんでした。まとめ体の痛みは片側のみで、かつ発疹もあるという、帯状疱疹の典型的な特徴を知っていれば、すぐに病院で治療を受けていたと思います。この体験により、体が伝えている病気のサインを見逃さず、免疫力を高める生活を心掛け、自己判断せずに早めに診察を受けるようにしていくということを痛みを持って学びました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/サトウユカ著者/kurisato(49歳)中学生と小学生の2児の母。これまで20年以上海外で仕事をしてきたが、数年前より自分の体と向き合いながらストレスの少ない働き方や生き方を模索する毎日。
2023年09月11日コロナ禍でマスク生活を続けるうちに、もともとずぼらな性格の私はすっかりメイクをなまける癖がついてしまいました。現在はマスク着用が任意になりましたが、相変わらずマスク生活を続けています。 ところが先日、数年ぶりに会う友人と食事に出かけた際、そんな生活を猛省する感情が沸き起こりました。それは「恥ずかしくて目を合わせられない」というものでした。★関連記事:同じ年でも「ほうれい線が目立つ人」と「目立たない人」の違いって? 薄くするには?【美容専門医監修】マスクを外すのが恥ずかしい!コロナ禍の間、すっぴんを見せられるほどの近しい友人としか会っていなかったので、数年ぶりに食事会で会った友人の前でマスクを取ることにものすごく抵抗がありました。特に何かを言われたわけでもないし、嫌な態度を取られたわけでもないのに、急にほうれい線大丈夫かな? 頬はかさかさしていないのかな? と気になり始めたのです。 おそらく「男性からの目線よりも女性からの目線のほうが気になる」が発動したのだと思います。アラフィフともなると、若々しさをキープしている人、老け込んでしまった人と差が出るからか、相手の目線がどこにあるのかを敏感に察知してしまいます。 ずぼらな性格から、気にはなるけれど行動に移さなかった美容問題。この食事会をきっかけに「このままではいけない」を痛感しました。数年ぶりに美顔器を使ってみた食事会からの帰宅後、私は数年前に購入した美顔器を出しました。購入当初は毎日朝晩と使っていて、その効果も実感していたはずなのに、いつの間にか使わなくなっていた美顔器です。化粧品は使い続けてこそ効果があると思っているのですが、高価な化粧品を使い続ける財力がないので、その代わりに美顔器を買おうと決心して買ったものです。 情けない話ですが、若いころと現在の財政状況はあまり変わらずです。しかも、アンチエイジング効果のある化粧品は少し割高なので、一度にシリーズすべての商品をそろえるのも難しい……。とりあえず今すぐできる対策を、と考えたときに「あの美顔器まだ使えるかな?」と思い出したのでした。引っ越しのときに片づけたままだったのをガサガサ探し出して使ってみました。肌がやわらかくなってくすみが取れた!この美顔器は化粧水に含まれる保湿成分の浸透をサポートしてくれるものなのですが、久しぶりに試してみたところ、1週間たったころには肌がやわらかくなっていることを実感しました。顔を洗っているとき、タオルで水分を抑えるときに触れる肌が明らかに違います。肌がやわらかくなっていることに気付いたというより、今まで“肌が硬かったことに気付いた”のほうが正解かもしれません。10日たったころには友人に「色が白くなった」と言われて、内心飛び上がるほど喜びました。おそらく、長年たまっていたくすみが取れたのだと思います。「ああそうだ、この効果を実感していたのだった」と以前使っていたころのことを思い出しました。良いと思う商品に出合っても続かない……。若いころはそれでも何とかなってきたけれど、今はそれではいけないのだと強く思いました。 まとめアラフィフになり、とにかく動けない、いつも調子が悪いなど、これまでの自堕落な生活のツケが回ってきているように感じます。それは、体だけでなく肌にも影響しています。 20代のころに「今頑張っているお手入れは10年後に結果が出る」と言われたことがありました。そのときはあまりピンと来ていませんでしたが、アラフィフになった今はとても実感しています。数年後に迎える50歳を年齢相応に迎えることができるようにしたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/マメ美著者/西野りこ(47歳)独身。15年務めた会社を契約満了で切られ専業ライターに。35歳のときに10年間の結婚生活に終止符を打つ。以降、おひとりさま生活を満喫して、好きなものを食べ好きなお酒をガブガブ飲んでいたら体重が取り返しのつかないことに。一念発起でダイエット検定1級を取得しマイナス6kgのダイエットに成功。しかし、まだ標準体重オーバー。日々、心と身体の健康を取り戻すべく日々奮闘中である。
2023年09月09日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、7カ月ぶりに行ったヘッドスパの感想と、それによる体の変化についてお届けします。★前の話心身ともにほぐされたい気分7カ月前に行ったヘッドスパがとてもよかったので、再び行ってきたフカザワさん。今回も体のある部分の大きさに変化が……。以前ヘッドスパに行ってとてもよかったので、先日再び行ってきました!ヘッドスパの代金の支払いにも使える約1500円分のポイントが使用期限終了間近だったので、これはもう久々に行くしかないなと。今年に入ってからずっとバタバタしていて心も体もガチガチだったので、そろそろ心身ともにほぐされたい気分でもあったんですよね。約7カ月ぶりのヘッドスパは、もう天国かっていうぐらい気持ちよかったです!!!1時間コースなのに体感は20分!?私が選んだコースは頭からデコルテのマッサージはもちろん、膝下から足先までの簡単なマッサージも込みなので、全身の巡りが良くなる気がするんですよね。1時間のコースだったんですが、あまりの気持ち良さに体感20分ぐらいに思えたのがすごい!前回もそうだった気がするけど、「え? もう終わり!?」ってなってしまいました。マッサージ効果か、日ごろのむくみとか疲れや凝りが取れ、頭のてっぺんから爪先までめちゃくちゃスッキリしまして。私にはちょっとぜいたくだけど、やっぱりヘッドスパいいなぁと思った次第なのでした。昔の顔の自分に会える感じそうそう、むくみが取れたからか施術後は顔もスッキリして、目が1.5倍ぐらいぱっちりするんですよね。(あくまでも私個人の感想です〜!)目って加齢もあるし年々小さくなってきちゃうんだけど、マッサージ後だけはむくみも解消されて一時的に5歳ぐらい若返るというか。もちろんマッサージによる一時的な効果なので、その晩いつも通りお酒飲んで寝たら、翌日には元通りの目の大きさに戻っているんですけど。それでもやっぱり昔の顔の自分に久々に会える感じがして、なんか気分が上がる〜!本当は定期的に通ったほうが良いんだろうけど、でも私の美容予算では無理なので、またポイントが貯まるなど何かしらのタイミングでヘッドスパに行けたらいいなぁ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年09月03日バリバリに働いていた40代は、自分を大きく見せようと虚勢を張っていた私。仕事でスキルを培い、多くの交友関係を築くことができた半面、疲労がピークに達するまで働き続けて残ったのは、結核で体を壊した大きな代償。人生健康でなければ何もできない! と思い知らされました。肩肘張ってバリバリ働くより大切なことがあると気付き、人生をもっとシンプルに生きるために、実践したことを紹介します。★関連記事:育児に仕事、それに介護まで…思うように働けなくなった私を襲った仕事復帰の難しさ結核になり人生を一掃気持ちが前向きになる捨てる生活仕事のストレスからか、気に入った物があれば深く考えずに購入していた40代。特に3000円以下のプチプラの洋服、小物、化粧品などは即買いしていました。当然、品物は増えるばかりで、時には未使用でそのまま放置。そのうち、必要のない物が家中にあふれた生活になっていました。物が多い生活は脳が常に刺激されるらしく、家の中が物であふれることでだんだん窮屈感を感じるようになりました。そんなとき激務がたたり結核を発症。思い切って生活を変えるために、テレビやネットでよく目にしていた「不要品を捨てる」ことを実行しました。生活用品を取捨分別することで、家が片付くだけでなく運気アップも狙いました。実際、物を捨てるとなると結構勇気がいるため、マイルールを設けることに。洋服、雑貨、古い手紙、食器など、①捨てる、②友人・知人にあげる、③取っておく、の3つに大まかに分け、すぱっと分けられない物には1週間の期限をつけた迷い箱を設置。1年間未使用の物はこの先も使用しないと決めて、迷いながらもガンガン分けていきました。捨てるときは「今までありがとう」のひと言を添えて。結果、6袋分の大きなゴミが出て家がすっきりしたことで、気持ちがどんどん前向きになっていきました。本当に好きな物に囲まれて暮らす不要な物を捨てたおかげで身の回りに残ったのは、自分の好きな物や実用的な物ばかり。家の中がすっきりと片付いたことで、家で過ごす時間が充実していきました。特によかった点は、精神的にもすっきりし、生活習慣にいくつかの良い変化が生まれたことです。 例えば、すっきり片付いたことで整理整頓が習慣化されたこと、掃除が好きになったこと、物をむやみに買わなくなったことなど。物があふれていたときは、部屋にいても落ち着かなく、探し物をするときや掃除するときに余計な時間がかかりストレスになっていました。今はすっきりと片付いた部屋になったおかげで、掃除や探し物のストレスから解放され、イライラすることも減った気がします。 好きな物に囲まれて丁寧に生活するようになったおかげで、自己肯定感が上がったことも大きな変化です。気持ちが前向きになるので、「もっとできないか」と定期的に生活の取捨分別を実践しています。交友関係についても見直し生活を整理整頓してスペースに余白ができたことで、余裕も生まれました。すっきりとした部屋で過ごす時間は、いつも時間に追われて焦っていた自分を見つめ直す良い機会となり、何が自分にとって大切か改めて考えるようになりました。その中で、改めて見直したのが交友関係。仕事でキャリアアップを目指していたときは、より多く人とつながることが仕事に直結することもあり、知り合いの多さが自分のステータスと勘違いしていました。大して仲良くもない人たちとの食事会や飲み会、休日返上のゴルフの接待など、今考えるとかなり無理をしていた時期だった気がします。仕事を変え生活を一掃した機会に、思い切って表面上の付き合いの交友関係も一掃しました。不安もありましたが、思いの外精神的にラクに。今は本当につながっていたい人たちと、何でも本音で言い合える付き合いを大切にしています。まとめ人生は選択の連続と言われているように、年齢が上がるほど自分の経験値から無難な選択をしがちになり、もしものために予備の物までそろえておく癖がついていました。50歳を過ぎて気付いたときには、不要な物が身の回りにあふれ、それが原因でストレスになっていました。 いろいろな面で取捨選択をして生活だけでなく心の大掃除ができたことにより、自己肯定感が高まったことが大きな気付きです。この意気込みをいつまでも続けられるよう、物を増やさない生活を実践していきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年09月02日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、新たに発見した夫のある癖についてお届けします。★前の話なぜか「俺もだよ!」と…フカザワさんの夫には、ある癖があるのだそう。ある日、フカザワさんが「なんか頭が痛くて……」と夫に言うと……。夫は、妻の私が言うのもなんだけど、家事だってめちゃくちゃするし精神的にもすごく自立している人間なんですが、私が「なんか今日、頭が痛くて~」みたいなことを言うと、「俺もだよ! 風邪ひいたのかな?」みたいな感じで私の不調に乗っかる癖がありまして。最初に不調を表明した側からすると、「第一声は〝大丈夫?〟だろ!」とも思うのですが、でも夫の「え! 偶然! 俺も頭痛いんだけど!」っていう素直な気持ちから発せられる言葉も、間違いではないんだろうなぁと。心配するより共感する結婚して8年ぐらいたって、こういうことが何回もあって、最近ようやくわかってきたのですが、夫は多分共感しつつ寄り添いたいタイプなのかなって。「大丈夫? 大丈夫?」ってやみくもに心配するよりも、「そうだね、不調ってしんどいよね。」って自分もしんどいことで相手のしんどさに共感するというか。別に看病とか嫌がるわけじゃないし、私が調子悪いときは買い物や家事も一手に引き受けてくれるので、乗っかりタイプでも別にいいんですが。こういうのって結婚して1~2年じゃわからなかったことかもなー!もう夫のことだいたいわかっている気がしていたけど、まだまだ「え! こういうとこあるんだ!?」って気が付くことありそうだわ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年09月01日2人目を出産してからの10年間、生理痛はあったものの育児と仕事で忙しかったこともあり、産婦人科にかかることはありませんでした。41歳のとき、突然起こった激しい痛みにより、婦人科受診をし、ある病気が判明しました。それから手術に至るまで、術後から現在までの経過についての体験談を紹介します。★関連記事:「事故で出血したらすぐ死ぬくらい悪い」経血量の多さを医師に相談したら #子宮筋腫で開腹手術 1突然起こった激痛ある日の朝、いつも通り仕事に行く準備をして、自宅の2階のベランダで洗濯物を干していたときのことです。突然、下腹部に差し込むような、何かで殴られたような、何とも言えない激痛に襲われました。ただ事ではないであろう痛みに戸惑いながら、携帯電話が1階にあるため必死で階段を降りました。その後、冷や汗と吐き気にも襲われました。ですが、職場を移動して1カ月しかたっておらず、早々に欠勤することをすぐには言えず……。30分ぐらいひとりでもだえ続けたのを覚えています。ですが、一向に治まる気配がなかったので、職場に「起き上がれないくらいおなかが痛いから休ませてほしい」と連絡を入れ、再び横になっていました。そのまま数時間経過して何とか立ち上がり、昼ごろになって病院を予約。夕方、夫に付き添われて婦人科受診することに。子宮内膜症、両卵巣にチョコレート嚢腫の診断10年ぶりに婦人科でエコーをすると、「両方の卵巣が腫れており、子宮内膜症の疑いがある。生理痛も激しいでしょう?」と医師に言われました。生理1〜2日目の痛みは誰でもこの程度だと思っていたし、痛み自体を人と比べることもできず、また痛み止めで何とか治ってきたので気にしていませんでした。この日の検査では、確定はできないが、今日の痛みはおそらく卵巣嚢腫(のうしゅ)の一部が破れた痛みではないかとのことでした。もっと大きく破れていたら、意識障害を起こすほどの痛みになっていたと言われ、やっと事の重大さに気付いたのです。そして詳しい検査をするようにと、大きな病院の紹介状をもらい後日受診しました。紹介された市民病院の産婦人科では、МRIを撮り、そこで子宮内膜症、両側のチョコレート嚢腫の診断を受けました。その後、生理のたびに起こる痛みと発熱市民病院では、「5cm以上に腫れた卵巣は、捻転の危険性がある。次に破裂したら緊急オペになるので、そうなる前に手術でチョコレート嚢腫を摘出したほうが良い」と説明を受けました。チョコレート嚢腫は早期にホルモン剤治療などを始めれば、進行を抑えることができるそうです。私は気付いたのが遅く、手術で摘出せざるを得なくなりました。しかし、すぐに手術をする決断には至りませんでした。移動して間もない職場では長期の休み希望を切り出しにくいこともありましたが、何より手術が怖かったのです。しかし、その後の生理では今までよりも強い痛みと、発熱までするようになりました。またその次の生理のときは40度の高熱が下がらずに入院。本当につらい思いをして、やっと手術に踏み切ることができました。手術後から現在まで私の卵巣は左は約3cm、右は約8cmまで腫れていました。両方切除することで女性ホルモンが分泌されずに更年期の症状が出てくるので、右は卵巣ごと切除し左は嚢腫のみを切除し、卵巣は温存しました。温存するということは再発のリスクがあるので、生理が来ないようにするためのホルモン剤を術後から飲み続けています。手術はやはり痛みも不安も伴いましたが、卵巣を切除し、薬のおかげで生理もストップし、生理痛に苦しむことも、そして何よりいつ卵巣が破裂するのか……という恐怖からは解放されています。まとめ私は婦人科に行く面倒くささと日々の忙しさにかまけて、受診や検診を避けてきました。しかし、あの日起こった激痛のSOSのおかげできちんと調べることができました。あのとき、いきなり卵巣破裂していたら……と思うと今でも怖いです。自分の健康は自分で守るもの。体の異変に気付いたら早めに受診しておくことの大切さを身にもって知りました。今は半年に一度婦人科を受診し、温存した左の卵巣が大きくなっていないかチェックしています。痛みなどはなく落ち着いていますが、ホルモン剤の副作用なのか、時々ホットフラッシュのような症状はあります。40代半ばも過ぎ、健康でいられるために自分の体と向き合っていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/エェコ著者/れもん堂(46歳)高校3年生の息子と高校1年生の娘の母。どんどん離れていく子どもたちからなかなか子離れできずにいる。体の老いも感じてきたので、ヨガやエステにも通ってアンチエイジングに励む毎日。
2023年08月29日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。今回は、仕事のときにフカザワさんが思い出すようにしているある人の言葉についてお届けします。★前の話締め切りがなかったら一生修正しているかも…マンガを描いていて最後の見直しをしていると、細かいところが気になってしまうフカザワさん。だんだん修正の負のループにハマってしまい……。修正していると、本当にめちゃくちゃ細かいところまで気になってしまって……。セリフ1つ取っても「私が」のほうが良いのか、それとも「私は」のほうが良いかなとか、そういう感じになってしまうんです。今ちょうど本の校正作業をしているので、まさにこういう状態で、締め切りがあるからまだ区切れるけど、期限がなかったら一生修正していられるなと。修正の負のループにハマることもあるので、そういうときはFacebook創業者・マーク・ザッカーバーグさんの有名な言葉を思い出すようにしています。1回で完璧にやろうとするとハードルが高くなる「完璧を目指すよりまず終わらせろ」っていう言葉なんだけど、なかなか刺さるものがあるなあと。決して手を抜けということではなくて、1回で完璧にやろうとするとハードルが高くなってしまって、結局できなかったり諦めたりしてしまうので、まずできることからやっていって、少しずつ良いものにしていこうという意味なのだそうです。小さな成果をコツコツ積み重ねるってことなんですかね。ついつい完璧なものを作ろうって気負っちゃうけど、まず完璧って何?という話だものね。なので、一つひとつ終わらせていくことを意識しながら作業していかなきゃ。そんなこんなで、今やっている修正作業もあと少し。「完璧を目指すよりまず終わらせろ」を胸にやっていきます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/フカザワ ナオコ(50歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2023年08月25日結婚して初めての母の日のこと。私が2人になった母親にカーネーションの鉢植えを贈ると、すぐに義母から電話がかかってきました。お礼の電話かと思ったら、文句の電話だったのです。結婚前に義父母から「家族になるのだから、何でも言い合える仲になりましょう」と言われたのはたしかですが、まさかプレゼントにケチをつけられるとは……。しかも、その年だけではなく、文句の電話は3年続いたのでした。★関連記事:「家事してって意味?」「造花は飾れない」義母に否定され続けたプレゼント。ストレスで眠れないように義母からの文句の電話が3年続き…鉢植えの花が枯れていた?結婚して3カ月目、初めての母の日を迎えようとしていました。実は結婚前は、実母にも母の日のプレゼントを贈ったことがなく、何をプレゼントすべきか迷いに迷っていたのです。最初だし、母の日といえばカーネーションだろうと思い、オンラインで鉢植えを発注し、それぞれ遠方に住む両家の母たちに送る手配をしました。 すると届いてすぐに、義母から電話がかかってきたのです。お礼の電話かと喜んで出てみたところ、前置きなく、「届いた鉢植えの花が枯れていたから、取り換えるように電話して!」という文句だったのです。慌てて、発注元に電話して事情を話し、取り換えてもらったのですが、「もうお花はいいわ。今回みたいなこともあるし、お手入れも面倒だから、これからお花はやめてね」と。 がっかりして、実母に電話してみると、やはり枯れていたと言うのです。ただ、せっかく娘がくれたものだから、自分で電話して取り換えてもらったわと。来年こそは、失敗しないぞ! と誓ったのでした。フレーバーティーは好みではない?2年目の母の日が近づいてきました。今度こそ、義母を喜ばせたいと思い、事前に夫に確認してみたところ、甘いものが好きだとわかったのです。スイーツとなると、好みが分かれるだろうから、お茶が良いだろうと考え、私がお気に入りのフレーバーティーの詰め合わせを贈ることにしました。気に入ってもらえるはずと踏んでいたのですが、これまた撃沈だったのです。 届いてすぐにきた義母の電話では、「変に香りや味のついたお茶は苦手だから、もう送ってこないで」。ガーンと頭をたたかれたような感覚でした。自分にとっておいしいと思ったものでも、相手がおいしいと感じるとは限らないと学んだ瞬間でした。 またまた実母に連絡してみると、新しい味がいろいろ知れて楽しかったわ、とのこと。2年連続で義母にケチをつけられると、さすがにイライラする気持ちと、いや絶対来年こそは、「すてきなプレゼントをありがとう」と言わせたいという思いの両方がめきめきと湧き上がってきたのでした。緑茶は好みがある?いよいよ3年目の母の日です。今度こそは失敗しないぞと思い、夫に再リサーチをしたところ、義母は何より緑茶が好きだとわかりました。私だけで選ぶのは心配だったので、夫と一緒に見定めることにしたのです。 デパートに足を運び、緑茶専門コーナーに行き、店員さんに話を聞いて、そのとき一番おいしいと思われる産地の緑茶を選び、送る手配をしました。 ところが、義母からかかってきた電話は、「緑茶は自分の味や香りといった好みがあるから、もう送ってこないで」でした。その言葉を聞いた瞬間、足元から崩れ落ちそうでした。もう二度と義母に贈り物なんてしないと怒りで頭がいっぱいだったのですが、実母に電話してみると、「緑茶って難しいわよね。人それぞれ好みがあるし、同じ産地でも年によって出来不出来があるからね」。その言葉を聞いて、冷静さを取り戻したのでした。 ところが翌年、長野に旅行した際に、偶然見つけた栗の和菓子を贈ったところ、義母に大ヒットしたのです! それから14年間、そのお菓子が母の日のプレゼントの定番になっています。 まとめ私の中で、誰かにプレゼントしてもらったものに対して、当人に文句を言ったり、ケチをつけたりしてはいけないものだと思っていました。今でもその思いに変わりはありません。義母に対しても他人様からいただいたものに面と向かってケチをつけることはないとも思っています。ただ、40代も後半になった今、冷静になって考え直せば、義母は私を義理の娘として長く付き合いが続く人だと認めたからこそ、いらないものはいらないと最初に言ってくれたのだと思うにいたったのです。どうでも良い関係の相手なら、何も言わず流してしまうほうがラクでしょうから。私としては、新しいものを贈ってみたいという冒険心はありますが、そっと胸にしまっておくことにします。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/竹みか(46歳)小4男子と高1女子の母。食べるのも作るのも大好きぽっちゃりオバチャンでしたが、半年前に一念発起。ダイエットに目覚め、体重15kg、体脂肪率7%落とすのに成功。今も絶賛継続中!
2023年08月25日