女優オリヴィア・ワイルドの監督デビュー作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』。本作でゴールデン・グローブ賞主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門)にノミネートされた『レディ・バード』のビーニー・フェルドスタイン、そして、Netflix「アンビリーバブルたった一つの真実」でビーニーと同じくゴールデン・グローブ賞にノミネートされたケイトリン・デヴァーは、一躍ブレイクを果たした。本作が初お披露目され、話題沸騰となったのは2019年のSXSW。本映画祭は米国テキサス州オースティンで3月に開催される音楽・映画・テックの祭典で、毎年40万人が参加する大規模イベントとして知られる(今年は新型コロナウイルスの影響で中止)。解禁された映像では、華やかなレッドカーペットはもちろん、映画のキャラクターがそのまま飛び出してきたような青春真っ只中のキャストたちが、テキサス州ならではのバーベキューを楽しんだり、ショッピングに繰り出してウェスタンブーツやハットを試着したりオフショットが。しかも、ナイトクラブでのダンスパーティーでは、キャストに混じり赤いパンツでノリノリで踊るオリヴィア監督の姿も!監督は「私たちの友情を祝いましょう。忘れないわ、この気持ちも、素晴らしい作品を皆で作り上げたことも」と熱いスピーチ。続くインタビューでは、主人公役のケイトリン・デヴァーとビーニー・フェルドスタインがプレミアの興奮を語り、うれしさ全開。ほかにも、俳優キューバ・グッディング・ジュニアの息子でニック役のメイソン・グッディング、スケーターとしても活躍するタナー役のニコ・ヒラガ、ネクストブレイクが期待される注目女優ホープ役のダイアナ・シルヴァーズなど、個性あふれるキャストたちが思いを語り、作品のテンションそのままにチーム「ブックスマート 」の魅力が詰まった映像となっている。また、解禁された日本版30秒予告は、成績優秀な優等生モリー(ビーニー・フェルドスタイン)の「今夜パーティーに行くよ」という爆弾発言から始まる。有名大学に入りパリピたちを見下すはずが、卒業前日に知ったまさかの事態…。同級生たちが楽しく過ごした青春を一晩で済まそうと躍起になり、呼ばれてもいない卒業パーティーへと繰り出すふたり。パリピ感満載なナイトプールへのダイブから、アカデミックドレスでドリフト走行!しまいには爆笑必至の姿でカージャックまで!?最高にぶっ飛んだ女子高生バディのパーティーデビューの行方が気になる終始テンションマックスの予告映像となっている。『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー 2020年8月21日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
2020年06月20日「Disney+」にて配信中の「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」より、主要キャスト4人のインタビュー映像が到着。第1話と第2話の場面写真も到着した。本作は、2006年にディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーとして放送され、日本でも一大ムーブメントを巻き起こし、シリーズ計3作品が制作された「ハイスクール・ミュージカル」の最新ドラマシリーズ。オリジナル作品と同じイースト高校で、お馴染みのカフェテリアや講堂を舞台に、演劇部のメンバーが「ハイスクール・ミュージカル」を新作ミュージカルとして企画していくドラマが描かれる。そんな本作に出演するジョシュア・バセット(リッキー役)&オリヴィア・ロドリゴ(ニニ役)、マット・コーネット(EJ役)&ソフィア・ワイリー(ジーナ役)のインタビュー映像が到着。これまでの作品との違いについて「キャラクターも物語も音楽も何もかもが新しくなっている」(オリヴィア・ロドリゴ)と語ったり、見どころについて「新シリーズの曲は全部に魅力や特別な要素があって、人々に長く愛される曲になると思う」(ジョシュア・バセット)と楽曲に自信をみせたり。また、演じたジーナについてソフィアが「野心的で意見を曲げない。欲しいものは必ず手に入れるシャーペイみたいなキャラ。でも回を追うごとに別の顔が明かされていく」と先が気になるコメントを残す。そしてマットは「これまでの作品に敬意を払いつつ、オリジナリティーがある。それに共感できるキャラクターが必ず見つかる。自分を代弁してくれる誰かがいる」と明かしている。ジョシュア・バセット&オリヴィア・ロドリゴマット・コーネット&ソフィア・ワイリーそして6月19日(金)には第2話が配信スタート。オーディションで決定した新たなハイスクール・ミュージカルのメンバーでの舞台練習がいよいよ始まる第2話。ニニとリッキーの関係や、トロイ役を奪われて怒りを露にするEJなど、人間関係も徐々に変化。また、オリジナル版のオーディションステージでトロイとガブリエラが歌った「自由をつかめ」もカバーする。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」はDisney+にて配信中。(cinemacafe.net)
2020年06月18日女優オリヴィア・ワイルドが最強のハイスクール・バディを描き、観客を虜にした監督デビュー作『BOOKSMART』が、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』として8月21日(金)より公開決定、字幕付き海外版予告と場面写真が一挙解禁された。高校卒業を控えた親友同士のヒロイン、エイミーとモリーをとびきりチャーミングに演じたのは、俳優ジョナ・ヒルの妹で、『レディ・バード』ではシアーシャ・ローナンの親友役を演じ、本作でゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディ部門主演女優賞にノミネートされたビーニー・フェルドスタインと、『ショート・ターム』『デトロイト』で確かな演技力を披露し、Netflix「アンビリーバブル たった1つの真実」でゴールデン・グローブ賞にノミネートされた若き実力派ケイトリン・デヴァー。監督のオリヴィアも、本作が評価され、次回作にメジャースタジオ配給で、アトランタ五輪女子体操選手の実話の映画化を控えるなど、新進女性監督の筆頭に躍り出た。この度解禁となった、日本語字幕付き海外版予告には、成績優秀な優等生であることを誇っていた親友同士のエイミー(ケイトリン・デヴァー)とモリー(ビーニー・フェルドスタイン)の姿が。しかし卒業前夜、遊んでばかりいたはずの同級生もハイレベルな進路を歩むことを知り、自信喪失。2人は失った時間を取り戻すべく卒業パーティーに乗り込むことを決意する。果たして、2人を待ち受ける怒涛の一夜の冒険とは?そして、無事に卒業式を迎えることはできるのだろうか!?その完成度と革命的な作風で観客を虜にしたオリヴィア監督が、「『ビバリーヒルズ・コップ』や『リーサル・ウェポン』などを参考に、性格の異なる2人が、命がけの状況でお互いを補い合う姿を描きたかった。“ガールズ映画を作ろう”という考えはなかった」と語る通り、爆笑あり、アクションあり、そして涙ありの革命的ハイスクール・バディコメディの傑作がついに上陸する。プレミア上映された昨年のSXSW映画祭では、これまでになく大胆でパワフルな物語に話題沸騰。「スマートで、アバンギャルドな、コメディ革命!」(THE WRAP)、「史上最高のハイスクール映画の一つ」(TRIBUNE NEWS SERVICE)、「コメディー版『テルマ&ルイーズ』だ」( THE CURVY FILM CRITIC)など大絶賛。その後も数々の映画賞を席巻し、全米公開時には映画批評サイト「RottenTomatoes」で100%のフレッシュを記録(6月8日時点97%)。製作総指揮は、『俺たち』シリーズや『バイス』のウィル・フェレルとアダム・マッケイが務めている。『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月10日『T‐34 レジェンド・オブ・ウォー』『バーフバリ』『魔界探偵ゴーゴリ』の最高峰クリエーターが集結したロシア発のゴシック・サスペンス&アクション『THE NINTH』が、邦題『殺人狂騒曲 第9の生贄』として公開することが決定した。日本で大ヒットし、ロングラン上映された『T‐34 レジェンド・オブ・ ウォー』や、インド映画『バーフバリ』シリーズのVFXを手掛けたFilm Direction FX社がVFXを担当した注目作。19世紀末、ロシア・サンクトペテルブルクで起きた連続猟奇殺人の捜査に、2人の男性刑事と、凄腕の女霊媒師が挑む。9人目の犠牲者の魂が、死の国の扉を開く――。監督は、『アイスブレイカー 超巨大氷山崩落』でロシアのアカデミー賞「ゴールデン・イーグル賞」4部門(作品賞・視覚効果賞・編集賞・音楽賞)にノミネートされた気鋭のフィルムメーカー、ニコライ・ホメリキ。脚本家とアクションチームには、ロシアの傑作ミステリー『魔界探偵ゴーゴリ』シリーズのスタッフが集結。事件の謎を追う2人の刑事には、『ラフマニノフ ある愛の調べ』に主演した実力派俳優エフゲニー・ツィガノフと、『スターリングラード 史上最大の市街戦』のドミトリー・リセンコフ。ヒロインの霊媒師オリヴィアには、『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』で処刑人アレクシアを演じた英国女優デイジー・ヘッド。ほか、TVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 第四章」に登場したユーリ・コロコルニコフが脇を固める。今回、公開決定に併せて日本版ポスターも解禁。中央に圧倒的な存在感でこちらを睨む霊媒師、その後ろには漆黒の闇の中で不気味に燃え盛る魔術の印<ペンタグラム>が配され、映画のミステリアスな世界観が伝わるビジュアルとなっている。『殺人狂騒曲 第9の生贄』は7月31日(金)よりシネマカリテにて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月28日《text:SYO》毎回、オススメの配信作品をご紹介する本企画、今回は「どんなときでも、素敵な気分になれる」万能薬的なドラマ「モダン・ラブ」について書かせていただきます。本作はAmazonスタジオが制作したAmazon Prime Video独占配信作品で、『はじまりのうた』(’13)や『シング・ストリート 未来へのうた』(’16)のジョン・カーニー監督が各話の監督・脚本・プロデュースを務めています。出演者は、アン・ハサウェイや『キングスマン』(’14)のソフィア・ブテラ、『LION ライオン 25年目のただいま』(’16)のデブ・パテル、『レディ・プレイヤー1』(’18)のオリヴィア・クックなど豪華な面々がズラリ。「モダン・ラブ」のタイトル通り、ニューヨーク・タイムズの恋愛コラムを基にしたオムニバスになっており、1話約30分(1話完結)で、ある秘密を抱えた女性や恋愛マッチングアプリの開発者、ゲイのカップルなど様々な登場人物の身に起こった「恋愛」にまつわるエピソードが展開します。このドラマ、一言で言うと「感情の揺さぶり」と「構成力」が半端じゃない。まず、ほぼ全話で泣きます。喜び、切なさ、温かさ――。多種多様な「泣かせ」のテクニックが詰まっていて、毎度観終わるととてもスッキリできて、「よく30分にまとめたな」と驚かされます。人が人を好きになって、うまくいったりいかなかったり…ただそれだけなのに、こんなにも感動させられてしまう。つまり、抜群に「エモい」ドラマなのです。しかも見やすい。ニューヨークのお洒落な街並みや、スッと耳に入ってくる音楽もハイセンス。画面全体が、ウキウキさせられる要素に満ちています。ちなみに、全話オススメなのですが、個人的な推しエピソードを1つに絞るなら…アン・ハサウェイが主演した第3話を。ミュージカル仕立てになっていますが、そこにはある仕掛けがあって――。オスカー女優の真骨頂を存分に感じられる名演に、バスタオルが必要なほど泣けるストーリー。素晴らしいクオリティです。何を観ようか迷ったときに、自信を持ってオススメできる“外さない”ドラマ、それが「モダン・ラブ」です。ぜひ、試してみてくださいね。それではまた、次回をお楽しみに!(text:SYO)
2020年05月08日パリを舞台に、オシャレな街並みやファッションを楽しみつつ、笑いあり、そして感動ありで大人のラブストーリーを描く『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』。「ラブセカ」の愛称がじわじわと浸透し始めた本作の魅力に迫った。監督やキャストも大のラブコメ映画好き!本作は、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」による2010年代のラブコメ映画ランキングでは、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など数々の名作を押さえ、見事1位となった注目作。描かれるのは、ひと目惚れから結婚した、ベストセラー作家のラファエルとピアニストを目指すオリヴィアを巡る物語。2人が大喧嘩をした翌朝、ラファエルはオリヴィアがピアニストとして成功し、彼女と立場が逆転した“もう一つの世界”で目覚める。その上、2人の出会いはなかったことになっていて…というストーリー。そんな本作のユーゴ・ジェラン監督はもちろん、キャストたちも大のラブコメ映画好きだという。ジェラン監督は製作のきっかけについて、『アバウト・タイム』をはじめとするリチャード・カーティス作品や、『恋はデジャ・ブ』『エターナル・サンシャイン』『her/世界でひとつの彼女』などの名作を次々に挙げ、「ハリウッド映画の名作ラブコメのような作品を作りたかったんだ。フランス風のテイストでね」と語っている。『恋はデジャ・ブ』のハロルド・ライミス監督にちなんで名付けられたという、主人公ラファエル・ラミシー役のフランソワ・シビルは、「僕もラブコメ映画にはかなりこだわりがあってね(笑)。でもユーゴの脚本は、そんな僕にぴったりだと思ったんだ!」と、ラブコメ映画ファンとしても魅力的な企画だったと語っている。準備段階からラブストーリー全開!?そんな本作は、撮影前最後の準備として、ジェラン監督自らがラブストーリーのはじまりを予感させていた(!?)フランソワとジョセフィーヌを連れて3人でのプラハへの小旅行を企画。フランソワは、「いざ撮影という段階になったときには、僕らは音合わせもバッチリのオーケストラみたいだった。ちょっとユーゴのほうを見ただけで、彼がどういうふうにして欲しいか分かるくらいだったよ」と、ふり返っており、旅行は大正解だったようだ。また、以前日本で行われた試写会では、驚異の女性満足度96%を記録。オリヴィアを思いやることができなかったラファエルが、ラストで“愛”を知り、運命の決断を下すシーンにも感動の声が寄せられている。プライベートでも交際に発展した主演2人!パリのオシャレなファッションに、コメディもたっぷり楽しめる主人公ラファエル役のフランソワは、第72回カンヌ国際映画祭で今後の活躍が期待される新人に贈られる「ショパール・トロフィー」を獲得した注目の俳優。また、オリヴィア役のジョセフィーヌは、その弾ける笑顔でフランスを夢中にした才色兼備の女優という美男美女カップル。この2人は、本作での初共演をきっかけになんとプライベートでも交際に発展しており、まさに息ぴったりの掛け合いやラブラブなシーンには注目。また、ファッションに笑いにと、楽しめる要素はたっぷり!舞台であるパリのオシャレな街並みはもちろん、メガネ姿やアップのヘアスタイル、コートの着こなし、ピアニストとしての舞台でのドレス、オフのざっくりとしたニット姿など、オリヴィアがパリジェンヌの着こなしも披露。さらに、ラファエルの親友・フェリックスにも注目。フランス版ビル・マーレイともいえるような、クスッと笑えるバンジャマン・ラベルネの演技も要チェック!『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2020年04月07日アップリンクが運営するオンラインの映画館「アップリンク・クラウド」にて、配給作品60本を、2,980円で楽しむことができる「アップリンク・クラウド配信キャンペーン」を実施中。本キャンペーンは、2,980円で、購入日から3ヶ月の間、60本の配給作品を楽しむことができる映画のサブスクリプション。シネマやレンタルショップへ外出せずとも、映画鑑賞ができる試みだ。主な配信作品は、『アカルイミライ』監督:黒沢清、 『わたしはロランス』 監督:グザヴィエ・ドラン、『ホドロフスキーのDUNE 』 監督:フランク・パヴィッチ、『氷上の王、ジョン・カリー』 監督:ジェイムス・エルスキン、『顔たち、ところどころ』 監督:アニエス・ヴァルダ、JR、『サーミの血』 監督:アマンダ・シェーネル、『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』 監督:スティーヴン・カンター、『エヴォリューション』 監督:ルシール・アザリロヴィック、『ラッキー』 監督:ジョン・キャロル・リンチ、『デヴィッド・リンチ:アートライフ』 監督:ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリヴィア・ネールガード=ホルムなど。また、アップリンク・オンライン・マーケット()では、寄付込みの見放題プランもスタート。現在は、5,000円コース、10,000円コースの2つの寄付込みのプランがあり、どちらのコースにも3ヶ月見放題クーポンが2つ発行される。この他にも、映画ファン必見のオリジナルグッズや、安心して映画館へ足を運び映画を観ることができるようになった時に使える「ドリンクサービス付き回数券」「トートバック付き回数券」などの販売を企画中。不要不急の場合を除き、外出自粛が望まれる今は、おうちで映画タイムを楽しもう。《アップリンク・クラウド配信キャンペーンの詳細、申し込みは下記のリンクよりチェック! 》 URL:
2020年04月06日フランス映画といえば、ひとクセあるユーモアや会話劇など、ハリウッド映画とはまた違った魅力があるもの。2010年代以降では『最強のふたり』や『アデル、ブルーは熱い色』や、アニメーションの『ディリリとパリの時間旅行』『失くした体』など、映画ファンの中で大きな話題になる作品もしばしば。そんなフランス映画の中でも、2020年に特に注目すべき意欲作4本をピックアップした。アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート!ミュージカルじゃない『レ・ミゼラブル』名匠スパイク・リーをはじめ各界著名人がこぞって絶賛し、第72回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞、第92回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートなど、世界中で高い評価を受ける『レ・ミゼラブル』(公開中)。長編映画初監督のフランス映画界の新鋭ラジ・リの才能に、世界が熱狂している。フランスでは『アナと雪の女王2』に続く大ヒットスタートを記録し、大きな波紋を呼んだ。舞台となるのは、ヴィクトル・ユゴーの同名小説の舞台として知られ、日本人の思い描くフランスのイメージとはまるでかけ離れた、危険地帯と化したパリ郊外の街・モンフェルメイユ。警察の犯罪防止班に加わったステファンが、些細な事件をきっかけに、取り返しのつかない大きな渦へと巻き込まれていく様を、まさに“ミゼラブル“(=悲惨)でリアルな差別や抑圧の問題として、緊張感あふれる描写で克明に描き出した。グリム童話の名作をモチーフに過激リメイク!?『白雪姫~あなたが知らないグリム童話~』グリム童話の名作として知られ、ディズニー・アニメーションやハリウッド映画など、様々なアプローチで映画化されてきた「白雪姫」。その名作をモチーフとしつつ、エロティックスリラーとして過激に映画化した『白雪姫~あなたが知らないグリム童話~』(4月24日公開)が物議を醸している。主演を務めるのは、『夜明けの祈り』に主演したフランス映画界の新たなミューズ、ルー・ドゥ・ラージュ。その透明感と妖しさの入り混じった不思議な魅力で、隠れながら生活しつつも次々に男を翻弄していく娘・クレアを演じる。義理の娘であるクレアに恋人を奪われ、嫉妬に狂う義母・モードを演じるのは、フランス映画界の至宝イザベル・ユペール。モードはクレアに復讐を誓う一方、クレアは周りの男たちとの奇妙な共同生活をするうち、自身の中にもある感情が芽生えていくことに気づく…。果たして、名作をどのように新解釈するのか、注目が集まる。撮りためたホームビデオをふり返る斬新アイディアが話題『PLAY 25年分のラストシーン』1993年のパリから始まり、25年にわたって撮りためたホームビデオを繋ぐという、斬新な手法で話題の『PLAY 25年分のラストシーン』(6月5日公開)。リチャード・リンクレイターがメガホンを取り、世界中で高い評価を受けた『6才のボクが、大人になるまで。』を彷彿とさせながらも、同作の倍以上となる年数の経過を表現し、10代・20代・30代をそれぞれ演じるキャストを分けながら当時を再現するなど、新たな表現のアイディアに称賛と注目の声が集まっている。1990年代当時の出来事や、時代の移り変わりを知る世代、同年代にとっては共感を抱かせ、それぞれの過去に想いを馳せてしまうこと間違いなし!主人公たちの成長から、自分を改めて見つめ直してみては?仏ラブコメ映画ランキングで『アバウト・タイム』越えのNo.1!『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』フランスで大ヒットした『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督と、『エール!』の製作陣が再タッグを組んだ最新作。海外では昨年公開された本作は大ヒットを記録し、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」での2010年代のラブコメ映画ランキングで『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』や『シング・ストリート 未来へのうた』といった名作を押さえ、堂々の1位を獲得した。主演は、第72回カンヌ国際映画祭で前途有望な若手俳優に贈られる「ショパール・トロフィー」を受賞したフランソワ・シビル。今年1月には、大女優ジュリエット・ビノシュとの共演作『私の知らないわたしの素顔』も公開された、いま大注目のイケメン実力派俳優だ。ヒロインのオリヴィア役は、キュートなルックスと名門大学を卒業した経歴を持つ才女ジョセフィーヌ・ジャピ。フランス中を魅了したその屈託のない弾ける笑顔は、日本でも注目を集めそう。本作で描かれるのは、恋しか知らなかった主人公ラファエルが、ひと目惚れから結婚した妻・オリヴィアと大喧嘩した翌朝、彼女と立場が逆転してしまった“もう一つの世界”で目覚めるというストーリー。オリヴィアとの運命的な出会いも全てなかったことになっている世界で、ラファエルは彼女の大切さに気づき、自分の行いをふり返る。ラファエルが最後に下す、人生最大の決断とは…?世知辛いご時世だからこそ沁みる、“愛“を知りたい全ての人に贈る今年一番のファンタジック・ラブストーリーだ。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル(2020) 2020年2月28日より新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© SRAB FILMS LYLY FILMS RECTANGLE PRODUCTIONSラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS白雪姫~あなたが知らないグリム童話 2020年4⽉24⽇よりヒューマントラストシネマ渋⾕にて公開© 2019 Mandarin Production – Gaumont
2020年03月29日日々暖かさが増すこの時期。新年度を迎えるにあたり、新しい出会いや、大切な人とのデートの機会も増えるかもしれない。今回は、そんな“愛”がはじまる季節であるこれからにぴったり、運命を変えるような一生に一度のラブストーリーを描いた映画5作品をピックアップ!ファンタジックな『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』をはじめ、日本映画、アニメーションと様々なジャンルから、大切な人と観るのにぴったりの1作を選んでみては?自分のことばかり考えていた主人公が、<もう一つの世界>で“愛”を知るフランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」による2010年代のラブコメ映画ランキングで、名作『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』や『シング・ストリート 未来へのうた』を押さえ、見事1位を獲得した話題作。高校時代でのひと目惚れから結婚した、ラファエルとオリヴィアの物語が描かれる。仕事で成功して時間が経つにつれ、いつも側で支えてくれたオリヴィアを思いやることができなくなっていたラファエル。大喧嘩をした翌朝、彼女との<運命の出会い>がなかったことになってしまった、<もう一つの世界>で目を覚ます。その世界で、手の届かない有名ピアニストとして活躍するオリヴィアをもう一度振り向かせるために奮闘するラファエルは、それまでの自分を見つめ直し、“恋”しか知らなかった彼が、“愛”を知る。いつもそばに居てくれる大切な人と、思いを分かち合いながら見てほしい1作。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。『ムーンライト』『ミッドサマー』で話題!気鋭スタジオ・A24の青春映画話題沸騰中の『ミッドサマー』ほか、アカデミー賞作品賞を受賞した『ムーンライト』や、グレタ・ガーウィグ監督・脚本の『レディ・バード』など、ハイクオリティな作品を連発するスタジオ・A24の新作。ストーリーは、部活も勉強も恋も順風満帆のタイラーが肩を負傷したことをきっかけに、運命が狂い始めるところから始まる。誰しもが経験する挫折、親との確執、恋人との別れ、そして新たな出会いを、息を呑む映像美と極上の音楽で切なく描き出す――。『パラサイト 半地下の家族』『ジョジョ・ラビット』などアカデミー賞でも注目を集めた作品も多く上映された昨年のトロント映画祭で、同映画祭史上最長のスタンディングオベーションで支えられた傑作は必見。『WAVES/ウェイブス』は4月10日(金)より公開。菅田将暉&小松菜奈、中島みゆきの名曲をラブストーリーとして映画化中島みゆきによる珠玉の名曲「糸」を、菅田将暉と小松菜奈のW主演で映画化。13歳の時に初恋に落ちた漣と葵は、養父の虐待から逃れるため、駆け落ちを誓い合う。しかしあえなく失敗し、離れ離れに。それから8年の月日が経ち、地元のチーズ工場で働く漣は、葵を想い続けていた。青年の純粋な心が彼女と運命の糸を繋ぎ、漣と葵は再びめぐり会う―。ともに演技派若手俳優として、高い評価を受けてきた『溺れるナイフ』の名コンビが再タッグを組むことでも話題の珠玉のラブストーリーを、劇場で堪能してほしい。『糸』は4月24日(金)より公開。戦場しか知らずに育った少女が“愛してる”の意味を知る珠玉のアニメーション本作は、2018年に放送されるやいなや、緻密に描かれた映像美や、毎話号泣必至の物語、繊細な心理描写など、アニメーション技術の粋を結集した作品として注目を集めたTVアニメ版の劇場版。本作では、物心ついたころから少女兵として育ったヴァイオレット・エヴァーガーデン(CV:石川由依)の人生が描かれる。ヴァイオレットは上官のギルベルト(CV:浪川大輔)の最期に「愛してる」と告げられるも、戦場しか知らない彼女は、その意味を理解できなかった。ヴァイオレットはギルベルトの気持ちを知るため、手紙の代筆業を始める。TVシリーズでは彼女がその意味を知るまでが情緒豊かに描かれたが、本作ではその後の物語が描かれる。日本屈指のスタジオ・京都アニメーションが悲劇を乗り越え贈る、ちょっと切なく心温まる物語を劇場の大画面で。『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は4月24日(金)より公開。ラブストーリーの名手・行定勲監督×大倉忠義×成田凌水城せとなのコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」を、『ナラタージュ』『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られるラブストーリーの名手・行定勲監督が映画化。主人公・大伴恭一を大倉さんが、不倫を繰り返す大伴の元に浮気調査員として派遣された大学の後輩・今ヶ瀬渉を成田さんが演じる。渉から学生時代からの想いを告げられ、当初は拒絶する恭一だったが、彼の純粋な想いに触れ、次第に心が揺れ動いていく――。恭一と渉の感情の機微を繊細に描いた映像が早くも話題の本作。恋が始まる瞬間や、胸にそっとしまっておきたくなる言葉、複雑に絡みあう感情、それらのひとつひとつが、痛いほどリアルに描かれる本作は、ぜひ大切な人と劇場で。『窮鼠はチーズの夢を見る』は6月5日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年6月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 2020年4月24日より全国にて公開©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会糸 2020年4月24日より全国東宝系にて公開©2020映画『糸』製作委員会ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMSWAVES/ウェイブス 2020年4月10日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
2020年03月14日俳優のトム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンが新型コロナウイルスに感染したという。現在オーストラリアを訪れているトムとリタは、身体の痛みや悪寒、微熱があったことから検査を受けたところ陽性と発覚、現在隔離環境にいるという。トムは、インスタグラムで「リタと僕はオーストラリアにいる。僕たちは風邪にかかったようなだるさや身体の痛みを感じたんだ。リタは悪寒も感じていた。微熱もあったよ。きちんとしようとコロナウイルスの検査を受けたんだ。陽性だったよ」と自身の感染を公表。今後は医師の指示に従うとして、「僕たちは今後検査を受け、観察下に置かれ、人々の健康と安全のため必要なだけ自主隔離を続けていくよ。とりあえず必要なことを一日一日していくだけさ。経過は追って伝えるから。身体に気を付けて」と続けている。同夫妻は、バズ・ラーマン監督によるエルヴィス・プレスリーの伝記映画の製作へ向けてオーストリアを訪れていた。主演のオースティン・バトラーほか、マギー・ギレンホール、ルーファス・シーウェル、オリヴィア・デヨングらが出演する同新作は、トムの感染を受けて現在製作準備を一時停止しており、製作側のワーナー・ブラザースは「現在オーストラリアのゴールドコーストで製作準備中のエルヴィスの映画のメンバーがCOVID-19の検査で陽性となったと聞いています」と声明を出している。同映画関係者の中でほかにも感染者が出ているかどうかは明らかにされていないが、ゴールドコースト・ブレティン紙によると、ラーマン監督は撮影セットを訪れないようにとつづった手紙を関係者に送ったそうだ。(C)BANG Media International
2020年03月13日フランスで大ヒットした『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督と、『エール!』製作陣が再タッグを組んだ最新作『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』から、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁された予告編は、フランソワ・シビル演じるラファエルとジョセフィーヌ・ジャピ演じるオリヴィアの初々しい高校生時代から始まる。結婚10年目を迎えたある日、目覚めたラファエルは“もう一つの世界”に迷い込んでしまう。元の世界では人気SF作家として活躍していたはずのラファエルは冴えない中学教師になる一方、小さなピアノ教室を開いていたはずのオリヴィアは人気のピアニストとして成功している、立場が逆転したものだった。さらに、驚くべきことに彼女は彼のことを知らず、互いに一目惚れをした“運命の出会い”すらなかったことに。「あなたと結婚していたら、きっと幸せになれたわね」と笑顔で話すオリヴィアの言葉で、「僕は彼女を傷つけてばかりだった」とラファエルは過去の自分をふり返るが、自分の過ちを認め、彼女の存在の大切さに気づいたときには、彼女のそばには婚約者がいたのだった。目に涙を浮かべこれまでの行動を悔やむラファエル。そして彼の記憶の中に確かに存在する彼女のはじける笑顔や2人で祝った誕生日、そして互いを愛しく想いながら抱きしめあった瞬間など、幸せだった日々が次々に駆け巡り、胸を締め付ける展開となっている。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルには、「“愛”を知ること。それは、“愛”すること。」というコピーとともに、美しいパリを背景に笑顔で見つめ合うラファエルとオリヴィアの姿が。2人は“もう一つの世界”でも結ばれるのか、そしてラファエルは“元の世界”に戻ることができるのか、想像を掻き立てられる1枚に仕上がっている。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから 2020年5月1日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開© 2018 / ZAZI FILMS – MARS CINEMA – MARS FILMS – CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA – C8 FILMS
2020年02月14日マギー・ギレンホールの監督デビュー作『The Lost Daughter』(原題)に、豪華キャストが集結。『女王陛下のお気に入り』でオスカーを獲得したオリヴィア・コールマン、ダコタ・ジョンソン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)、ジェシー・バックリー(「FARGO/ファーゴ」、『ドクター・ドリトル』)そしてマギーの夫のピーター・サースガード(『マグニフィセント・セブン』)らが出演するという。「Variety」誌などが報じた。この映画はベストセラー作家エレナ・フェッランテの「La figlia oscura」(英題:The Lost Daughter)をベースとした物語だといい、マギーが初めてメガホンを取り、脚本、プロデュースも手掛けている。ストーリーの内容は、精神的なトラウマを抱えている大学教授(オリヴィア)が、夏の休暇中にある女性(ダコタ)と彼女の小さな娘に出会ったことで再びトラウマが蘇ってきて…というもの。マギーは原作を読み終わったときに、「なにかの秘密に関する真実を声に大きく出して言われたような感覚を覚え、心がかき乱された一方で心地よさもあった」と同作への印象を明かしている。映画化すればさらに強烈な体験ができそうだと思い、自ら動き出したマギー。脚本をいろんな人に読んでもらったところ、大きな手ごたえを感じたという。「勇敢で刺激的な俳優たちやフィルムメーカーたちとコラボレーションできるのが、楽しみで仕方ない」と語った。(Hiromi Kaku)
2020年02月13日映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』が2021年5月7日(金)に公開。『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督と、『エール!』の製作陣によるラブストーリーだ。“愛“を知りたいすべての人に贈る映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は、「一番大切な人に出会わなかったら、人生はどうなっていたのだろう?」という、ユーゴ・ジェラン監督のふとした発想から生まれたラブストーリー。自分自身の結婚生活を何度も見つめ直しながら、恋に憧れるだけでなく、大人も初恋を思い返せるようなストレートな恋愛作品を構想した。物語の主人公となるのは、高校時代に一目ぼれをして結婚したラファエルとオリヴィア。結婚10年目を迎えた2人は、ひょんなことから“別の世界”へと迷い込んでしまうことから、物語は始まるー。ラファエル(フランソワ・シビル)人気SF作家として多忙な日々を送る。妻オリヴィアと喧嘩した次の朝起きると、そこはさえない部屋。もう1つの世界に来てしまい、ラファエルはしがない中学教師になっていた。その世界では、最愛のオリヴィアはラファエルのことを知らなかった…。演じるフランソワ・シビルはスランスの期待の若手俳優で、カンヌ国際映画祭で今後の活躍が期待される新人に送られるショパール・トロフィーを受賞。オリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)小さなピアノ教室を開いたばかり。もう1つの世界では人気ピアニストとして活躍中。ラファエルのことを知らず、訪ねてきても「お名前は?」と返す。演じるジョセフィーヌ・ジャピはキュートなルックスに加え、フランスの名門グランゼコールのパリ政治学院を卒業している超エリート。もう一つの世界で、“愛”を知る立場が逆転した別の世界にきて初めて知る、一緒にいることが当たり前だと思っていたこと。彼女の大切さ。当たり前に見ていたはじけるようなオリヴィアの笑顔。二人の間にあった幸せな日々。失って知る切なさ。世界に迷い込んだことをきっかけに自分を見つめなおしていく。“恋”しか知らなかったラファエルが“愛する”ことを知った瞬間、人生最大の決断をする。なお、夫婦を演じたフランソワ・シビルとジョセフィーヌ・ジャピは、『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』の出演がきっかけとなり交際に発展。二人の本物?の演技にも注目だ。作品詳細映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』公開日:2021年5月7日(金)※当初2020年5月1日(金)予定だったが延期となった。監督:ユーゴ・ジェラン出演:フランソワ・シビル、ジョセフィーヌ・ジャピ、バンジャマン・ラベルネ配給:シンカ提供:シンカ、フラッグ、ハピネット
2020年01月20日フランスで大ヒットしたオマール・シー主演『あしたは最高のはじまり』の監督と『エール!』製作陣が再タッグを組んだ最新作が、『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』として2020年5月1日(金)に全国公開決定。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を彷彿とさせるファンタジックなラブストーリーから、特報映像が解禁された。本作は、若くして結婚したユーゴ・ジェラン監督が、自身の結婚生活を見直すことで生まれたオリジナルのラブストーリー。高校時代、ひと目惚れから結婚した主人公のラファエルとオリヴィア夫妻。だが、人気SF作家として多忙な日々を送るラファエルと、小さなピアノ教室を開くオリヴィアの夫婦生活はすれ違いが続いていた。2人が大喧嘩をした翌朝、見覚えのない部屋で目覚めたラファエル。実はそこは、自分はしがない中学教師で、オリヴィアは人気ピアニストとして活躍する、立場が逆転した“もう一つの世界”だ!そして、その世界のオリヴィアはラファエルのことを知らなかった…。主人公・ラファエル役を演じるのは、第72回カンヌ国際映画祭で今後の活躍が期待される前途有望な若手俳優に贈られる「ショパール・トロフィー」を受賞したフランソワ・シビル。大女優ジュリエット・ビノシュとの共演作『私の知らないわたしの素顔』の公開も1月に待機する、フランスでいま最も注目される俳優のひとりだ。また、ヒロインのオリヴィア役は、フランスの名門校を卒業した経歴も持つ才色兼備の注目女優ジョセフィーヌ・ジャピ。その天真爛漫な笑顔に誰もが夢中になること間違いなし。本作をきっかけに実生活でも交際に発展した、2人の息の合った演技は必見となっている。解禁となった映像では、“もう一つの世界”に迷い込んだラファエルが状況を飲み込めず、ショックを受ける姿が。その世界ではオリヴィアが人気ピアニストに。さらに、ラファエルが彼女に会いに行くと「お名前は?」と聞かれ、自分を知らない“もう一つの世界”にいる現実を目の当たりにし茫然!ひと目惚れから結婚して10年。オリヴィアの「もっと早く出逢っていたら…」という言葉に、一緒にいることが当たり前だと思っていた彼女の大切さにようやく気づくラファエル。はじけるようなオリヴィアの笑顔、輝くような2人の幸せな日々。走馬灯のようによぎる思い出とは対照的なラファエルの悲しげな表情が、切ないラブストーリーを予感させている。また、「もう一つの世界で、“愛”を知る―」というキャッチコピーと、見つめ合う2人がキュートなティザービジュアルも同時解禁。自分本位な行動ばかりとるラファエルは、オリヴィアと立場が逆転した世界に迷い込んだことをきっかけに自分を見つめなおしていくが…。愛することを知った彼が下す最後の決断に、注目だ。『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』は2020年5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月19日12月13日(金)、東京国際フォーラム・ホールCにてミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』の日本公演が遂に開幕!直前に行われたゲネプロのカーテンコールには、公式サポーターのDJ KOOとアン ミカも登場。主演のリチャード・ウィンザー、ヒロインのオリヴィア・ファインズらに混ざって、観劇の興奮を熱いダンスで爆発させた。ミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」 のチケット情報公演後の記者会見に現れたDJ KOOは「いや~、もう踊っちゃったよ」と照れくさそうにポロリ。アン ミカも「あぁ~、すごい経験させていただいた~」とため息交じりで心境を語った。さて、改めてミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』とは、70年代にディスコブームを巻き起こした同名映画のミュージカル版。今回上演されるのは、2018年に開幕した英国ツアーからの流れで初上陸した最新版だ。主演のトニー・マネロ役にはマシュー・ボーン版『白鳥の湖』で主演を果たしたリチャード・ウィンザー。ヒロインのステファニー役には、舞台『雨に唄えば』で注目のオリヴィア・ファインズが務める。熱気あふれるダンスシーンをふんだんに盛り込んだ第一幕。ドラマティックな展開にホロリと胸がうずく第2幕。どちらも映画の名シーンを忠実に再現してあり、サポーターの両名も感動と興奮をあらわに。カーテンコールでは観客も一緒にディスコダンスを踊れるというイキな計らいに乗っかって、ふたりも熱いダンスを披露したというわけだ。「もうね、興奮がそのままカーテンコールで出ちゃったよ。見てて踊りたくなるし、自然に体が動いちゃうもん」(DJ KOO)「手をグルグル回したりだとかお子さんもできる踊りなので、みんなで踊って欲しいですね!」(アン ミカ)内容に関しても絶賛が止まらない。「映画をリアルタイムで観た世代にとっては忠実さに感動。シリアスな場面、身近な生活の場面、非日常的なことも含めて、生で観られたのが嬉しい!」(DJ KOO)「贅沢ですよね~! 目の前で観たことで、日本でもアメリカでも悩んでいることは同じなんだと実感しました。職場の問題、地域格差、青年の葛藤とか。その中にディスコという存在があって、自分の居場所があるという話は時代を超えて共感できます!」(アン ミカ)最後にふたりは、家族とのプライベート観劇の予定があることも打ち明けた。公演は12月29日(日)まで。チケットは発売中。取材・文:浅水 美保
2019年12月16日1978年に公開された『グリース』でダニーを演じたジョン・トラボルタと、サンディを演じたオリヴィア・ニュートン=ジョンが、約40年ぶりにダニー&サンディの姿でイベントに出席した。2人が出席したのはフロリダ州で13日~15日まで3日間行われた「Meet’n’Greece」で、『グリース』の映画を観ながらみんなで歌を歌ったり、ジョン&オリヴィアに質問することができるという『グリース』ファンにはたまらないイベント。10月にジョンがインスタグラムでファンに参加を呼び掛けていた。オリヴィアはサンディに扮した自分とダニーに扮したジョンと手をつなぎ、イベントに参加する前に撮影した写真をインスタグラムで公開。「この衣装を着るのは映画を製作してから初めて。すごい楽しみ」とつづった。写真に写っているオリヴィアは、劇中でサンディが清純だったころに着ていた黄色のカーディガン&スカート、白のブラウスを着用。映画と同じように、イベントの途中で黒のライダースジャケット&レギンスに着替えてワイルドなサンディの姿も披露したという。2人は観客と「愛すれど悲し」、「いとしのサンディ」、「グリースト・ライトニン」を歌い、イベントは大いに盛り上がったようだ。(Hiromi Kaku)
2019年12月16日ロリ・ロックリンの娘のオリヴィア・ジェイドが、約8か月ぶりにYouTubeに動画を投稿した。母ロリと父モッシモ・ジャヌリが、オリヴィアを南カリフォルニア大学に裏口入学させて起訴された件はまだ決着がついていないが、200万人近い登録者に近況を語った。オリヴィアによると、両親の裏口入学事件については法的に一切話すことができないという。「なにも話せないのに、YouTubeに戻る意味があるのかと7、8か月悩んだ」とのことだが、「言いたいのに言えないことに対してカメラの前で10分も話すことは無意味だから、この件に関してはもう触れない」と宣言した。ユーチューバーとして戻ってきた理由は「純粋に撮影が好きだから」とし、ファンに「待っていてくれてありがとう」と感謝を伝えた。「これが私にとってできるベストなことだし、前進していきたい」と前向きに語り、「観てくれてありがとう。また、すぐにね!」とユーチューバーとして活動し続ける意向を示した。ロリとモッシモは、オリヴィアともう一人の娘イザベラを南カリフォルニア大学に不正入学させたとして起訴されており、一貫して無実を主張してきた。裁判で有罪になれば数十年の懲役刑が科される可能性があるという。(Hiromi Kaku)
2019年12月02日是枝裕和監督との対談も話題となったケン・ローチ監督の最新作『家族を想うとき』をはじめ、これから公開される、夫婦や家族の様々な形と絆を描いた3作品をピックアップ。夫婦やカップルで一緒に映画館で鑑賞したら、感想をじっくりと語り合いたくなる珠玉作ばかりとなっている。時代に翻弄される英国の家族を描く『家族を想うとき』2016年カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝き、日本でも大ヒットを記録した『わたしは、ダニエル・ブレイク』。この傑作を最後に、一度は表舞台から降りたケン・ローチ監督だが、同作のリサーチ中に社会の底辺で目の当たりにした“現実”が彼の心の中に生き続け、いつしか“別のテーマ”として立ち上がり、どうしても撮らなければならないという使命へと駆り立てた。労働者階級に寄り添ってきた名匠が引退表明を撤回して最新作で描いたのは、グローバル経済が加速しているいま、世界のあちこちで起きている働き方問題と、急激な時代の変化に翻弄される現代家族の姿。個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムによる過酷な労働条件に振り回されながら、家族のために働き続ける父。そんな父を少しでも支えようと互いを思いやり、懸命に生き抜く母と子どもたち。日本でも日々取り上げられている労働問題や家族の姿とも重なり、観る者はこの家族の美しくも力強い絆に、激しく胸を揺さぶられるだろう。ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか12月13日(金)より全国にて順次公開。時と国を超えた壮大な家族の物語『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』ゴールデン・グローブ賞を含む38の賞を受賞した大ヒットドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」。その企画・脚本・製作総指揮を手掛けるダン・フォーゲルマンが、何十年もの歳月、2つの大陸、2つの言語にまたがる壮大な家族の物語を書き上げ、自らメガホンを取り映画化した『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』。キャストは、オスカー・アイザック、オリヴィア・ワイルド、オリヴィア・クック、アネット・ベニング、アントニオ・バンデラスと実力派俳優が総出演。愛ゆえの葛藤、家族との別れ、一瞬のあやまち、運命のいたずら――。誰もが人生の旅路で出会う悲しみを真正面から描き、その悲劇に押しつぶされそうになっても、必ず喜びの瞬間を見つけることができると伝えてくれる感動のストーリーを紡ぎ出す。11月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。2組の夫婦関係の“新たな意義”『冬時間のパリ』『夏時間の庭』『アクトレス 女たちの舞台』などで知られるフランスの名匠オリヴィエ・アサイヤスの最新作『冬時間のパリ』。紙からデジタルへ、テクノロジーの進化と共に変化を迫られるパリの出版業界を舞台に、編集者と女優、作家と政治家秘書という、2組の夫婦の愛の行方を軽妙なタッチで描き出す。出演は、是枝裕和監督『真実』も話題の大女優ジュリエット・ビノシュや、監督としても活躍する『セザンヌと過ごした時間』のギヨーム・カネ、ポスト・ジェラール・ドパルデューと称される『女っ気なし』『セラヴィ!』のヴァンサン・マケーニュ、人気コメディエンヌのノラ・ハムザウィ、そして『木と市長と文化会館』で主演を務めたパスカル・グレゴリーが思わずニヤリとさせられる役どころで出演。「互いの関係に新たな意義を見出し、受け入れ合う夫婦を語りたいと思った」と語るアサイヤス監督の脚本は、洗練された会話とユーモアに満ちており、迷える男女の愛のドラマとパリの出版業界を共鳴させながらも、“パリのいま”を鮮やかに活写する。まるでウディ・アレン作品を思わせるような、“フランス的、人生の愉しみ方”がたっぷりと詰まった、小粋で洒脱な大人のラブストーリー。12月20日(金)よりBukamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家族を想うとき 2019年12月13日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©Joss Barratt, Sixteen Films 2019冬時間のパリ 2019年12月20日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開©CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIMEライフ・イットセルフ未来に続く物語 2019年11月22日TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2018 FULL CIRCLE PRODUCTIONS, LLC, NOSTROMO PICTURES, S.L. and LIFE ITSELF AIE. ALL RIGHTS RESERVED
2019年11月22日クリント・イーストウッド監督40本目となる監督最新作『リチャード・ジュエル』(原題:RICHARD JEWELL)が、2020年1月17日(金)より日本公開決定。日本版予告編とメイキング写真も併せて到着した。『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』『15時17分、パリ行き』『運び屋』など、“実話”を基に衝撃の真実を描いてきたイーストウッド監督。そんな監督の最新作となる本作は、1996年のアトランタで起こった爆破テロ事件の真実を描く衝撃の問題作。爆破テロ事件が勃発し、不審なバッグを発見した警備員のリチャード・ジュエルの迅速な通報によって数多くの人命が救われた。だが、爆弾の第一発見者であることから、第一容疑者として逮捕されてしまう。ジュエルの窮地に立ち上がった弁護士のワトソン・ブライアントはこの捜査に異を唱えるのだが…というストーリー。出演には、警備員のリチャード・ジュエル役で、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『ブラック・クランズマン』のポール・ウォルター・ハウザー。弁護士のワトソン・ブライアント役で『グリーンマイル』『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェル。ジュエルの母ボビー役は『ミザリー』『タイタニック』のキャシー・ベイツが務めたほか、オリヴィア・ワイルド、ジョン・ハムも出演している。今回到着した予告編では、パニックに陥った会場の公園で「爆弾だ!早く逃げろ!」と人々を避難させるジュエルの姿や、警察による爆破物の検証シーンからスタート。そしてヒーローのはずのジュエルが、容疑者にされてしまう…。そんな中、彼の無実を信じるたった一人の弁護士ワトソンは黙秘をアドバイスし、息子を愛する母ボビーは息子への報道を見つめる。さらに、声紋判定のためにボイスサンプルが欲しいFBIは「公園に爆弾がある、爆発まで30分」と言えと強要。また一方で「事件を起こす動機は、ヒーロー願望と警察への憧れ」だとする女性記者キャシー・スクラッグス(オリヴィア・ワイルド)によって“悪人か聖人か”という記事がスクープされ、容疑者報道は次第にエスカレート。緊張感溢れる映像となっている。併せて到着したメイキング写真には、撮影現場でのひとコマが。イーストウッド監督が話しかけ、スーツで正装したポールとサムが耳を傾けている。『リチャード・ジュエル』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月07日ゴールデン・グローブ賞、エミー賞常連の大ヒットTVドラマシリーズ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」の製作総指揮ダン・フォーゲルマンが贈るヒューマンドラマ『ライフ・イットセルフ未来に続く物語』が、11月22日(金)より日本公開。この度、大恋愛の末に結ばれるも数奇な運命に翻弄されていくカップルを演じたオスカー・アイザックとオリヴィア・ワイルドのインタビューやメイキングシーンの特別映像がシネマカフェに到着した。本作は、ある事故をきっかけに次々と訪れる過酷な試練に翻弄され、乗り越えようとする“2つの家族”が何十年もの歳月をかけて思わぬ奇跡で繋がっていく様を、アメリカとスペイン、2つの言語にまたがって壮大に描き出すヒューマンドラマ。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』などの超大作や『永遠の門 ゴッホの見た未来』など話題作の公開が次々に控えるオスカー・アイザックが、愛する女性に最上級の愛の言葉を送り続ける男・ウィルを、そんなウィルの愛情を一身に受ける、聡明でボブ・ディランをこよなく愛する女性アビーを、『her/世界でひとつの彼女』をはじめ、傑作の呼び声高い初監督作『Booksmart』や新作心理スリラー『Don’t Worry,Darling』(ともに原題)など監督としても注目されるオリヴィア・ワイルドが演じている。インタビュー映像には、「僕らは本物の夫婦になったように感じていた」と撮影時の雰囲気について語るオスカーや「アビーにとっては、愛と人生を語る物語なの」と語るオリヴィアの姿が収められている。苦難に見舞われた人生だったが、やっとウィルとの愛を見つけ、幸せを感じているアビーの心情を彼女なりに読み解いていた様子だ。そのほか、第1子を迎える準備をしながらN.Y.の街を幸せいっぱいに歩く2人のシーンを捉えた貴重なメイキング映像も。「THIS IS US/ディス・イズ・アス」のような深い感動を与える大人気ドラマシリーズから、『ラブ・アゲイン』のような生真面目な中年男のほろにがいラブコメディに至るまで、様々な作品に携わってきたダン・フォーゲルマン監督が「ぜひオスカーを主役にしたかった。彼ほど魅力的でユーモアのある俳優はいない」「もちろん、オリヴィアも魅力的だ。彼女も驚くほど多才で人を笑わせるのが得意だ」と絶賛する2人。息の合った撮影シーンを垣間見ることのできる映像は必見だ。『ライフ・イットセルフ未来に続く物語』は11月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月30日バズ・ラーマン監督がメガホンを取るエルヴィス・プレスリーの伝記映画で、エルヴィスの妻プリシラを演じる女優がオリヴィア・デヨングに決定したという。「Deadline」などが報じた。オリヴィアは、オーストラリア出身で現在21歳。M・ナイト・シャマラン監督の『ヴィジット』(2015)では若くして主役を務め、サターン若手俳優賞にノミネートされたことがある。オリヴィアが今作で演じることになるのは、オースティン・バトラー演じるエルヴィス・プレスリーと1967年から1973年まで婚姻関係にあったプリシラ・プレスリー。1959年、兵役中だったエルヴィスは、プリシラに出会い夢中になった。当時エルヴィスは24歳、プリシラはなんと14歳。プリシラの両親に「プリシラと結婚する」と約束をし、1963年から同棲をスタート。同棲を含めて計7年半ほど交際し、1967年に結婚した。1968年にはリサ・マリー・プレスリーが誕生。ラーマン監督はオリヴィアの起用について、「オリヴィアは、プリシラが自分の力で“アイコン”になった複雑さや存在感を表現できる。非常に才能豊かな若手女優で、オースティン演じるプレスリーと互いに調和を見せるだろう」と語っている。タイトル未定のこの作品には、トム・ハンクスがエルヴィスのマネージャーのトム・パーカーを演じることも決まっている。(Hiromi Kaku)
2019年10月28日12月13日(金)から29日(日)まで、東京・国際フォーラム・ホールCにて上演される新演出版ミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」(イギリスプロダクション)来日公演。同公演のヒロイン・ステファニー役が決定した。【チケット情報はこちら】ステファニー役を務めるのは、2017年に東急シアターオーブで上演された『雨に歌えば』リナ役の熱演で好評を博したオリヴィア・ファインズ。そのほか、ダンスフロアの上方で歌う、ビー・ジーズのギブ三兄弟役を含め、全23名のキャストが決定している。トニー役を演じるリチャード・ウィンザーは、マシュー・ボーンの「白鳥の湖」をはじめ「シザー・ハンズ」「ドリアン・グレイ」「くるみ割り人形」など来日は6回を数え、日本でもファンが多い。リチャードは、今回のミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」のプロモーションで11月上旬に来日を予定している。映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の公開40周年を記念して2018年にイギリスで立ち上がったミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」。同公演は演出家のビル・ケンライトがリチャード・ウィンザーありきでスタートしたプロジェクト。新演出の初期段階からリチャード本人もプロジェクトに関わり、トニーの苦悩を描いた後半のソロ・ダンスでは、振付のビル・ディーマーいわくリチャードのアイディアが多く取り入れられている。チケットは発売中。
2019年10月18日1978年にジョン・トラボルタとオリヴィア・ニュートン=ジョンが主演した『グリース』が、テレビドラマ化されることになった。「Grease: Rydell High」(原題)のタイトルで、ワーナーメディアのストリーミングサービス「HBO Max」で配信されるという。舞台は映画と同じくライデル高校。時代設定も1950年代のままで、その時代のミュージカル曲とともに新しい曲も取り入れて描かれるとのこと。登場人物についてはプレスリリースに、「すでにみなさんがご存知のキャラクターにも、より多くのキャラにも、すぐに会えます」と記されている。ワーナーメディアのロバート・グリーンブラット会長は、「あのミュージカル・スタイルで、みなさんが気に入ってくれる世界を作り上げます。『ハイスクール・ミュージカル』のような体験ができる、楽しいロックンロール・ミュージカルになるでしょう」と自信を語った。製作はパラマウント・テレビジョン、ピクチャースタート、テンプルヒルが行い、後方2社は現在『グリース』の前日譚映画『Summer Lovin』(原題)も手掛けている。2020年春に開始予定の「HBO Max」では、『グリース』のテレビドラマのほか、リブート版「ゴシップガール」、ドラマ版「プラクティカル・マジック」、アニメドラマ版「グレムリン」などが配信されることが決定している。(Hiromi Kaku)
2019年10月16日9月23日から10月1日まで開催された2020年春夏パリ・ファッションウィーク。連日降り注ぐ秋雨なんてどこ吹く風、オフランウェイでは今季も業界人の熱いおしゃれバトルが吹き荒れた。数シーズン続いたストリートスタイルのトレンドは、クラシックをモダンにアップデートさせた“ニュークラシック”へと完全移行した模様。業界人のクローゼットは刷新され、定番物や懐かしのアイテムを使って全く新しいスタイルが披露された。9日間のパリコレ・オフランウェイで見た、最旬スタイルをご紹介!フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が「セリーヌ(CELINE)」を去ってから一年、“ポスト・セリーヌ”の席を完全に勝ち取ったのは「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETEA)」。パリだけでなく、ミラノやロンドンでもバッグの所持率は1、2位を争った! そんな「ボッテガ・ヴェネタ」のバッグの人気は「ザ・ポーチ」と「パデッド・カセット」に二分する結果に。今季の最旬“it”バッグを手に入れるなら、あなたはどっち?1.クセニア・アドンツ(ファッションブロガー)ドイツ出身パリ在住のファッションブロガー、クセニア・アドンツ(Xenia Adonts)は鮮やかなグリーンの「ザ・ポーチ」をチョイス。淡いラベンダーカラーの上下に、グレーのジャケットとパンツで柔らかいカラートーン。ストリートスタイルのトレンドで大活躍したオーバーサイズのジャケットが見事に最旬スタイルにアップデートされている!2.アンナ・デッロ・ルッソストリートスナップのアイコン的存在であるアンナ・デッロ・ルッソ(Anna Dello Russo)は、全身ブラックのモードなスタイルにパデッド カセットを合わせた。ミリタリー調のイヴニングドレスには「プラダ(PRADA)」のコンバットブーツで、トレンドセッターの風格漂うキャッチーな足もとに。3.オリヴィア・シンガー(エディター)イギリス版『VOGUE』のエディター、オリヴィア・シンガー(Olivia Singer)は働く女性のお手本のようなスタイル! 新生「セリーヌ」のミドル丈スカートは普通に着るとクラシック過ぎるけれど、オーバーサイズジャケットと胸元の開いたトップスで、平凡スタイルから脱却。そこに「ザ・ポーチ」を合わせるだけで一気に今季らしいスタイリングに昇華されている!4. イリーナ・リノヴィッチ(プロデューサー)働く女性のお手本となるのは、ウクライナ版『VOGUE』のプロデューサー、イリーナ・リノヴィッチ(Irina Linovich)も同じく。夜に会食やビジネスパーティーを控えている日には、彼女のような明るい印象を与える淡いブルーのドレスに、フォーマルなジャストサイズのジャケットが◎ パデッド・カセットに、足元も「ボッテガ・ヴェネタ」のブーツ。5. ティファニー・スー(バイイングディレクター)大手ECサイト「マイテレサ(My Theresa)」のバイイングディレクターのティファニー・スー(Tiffany Hsu)も、イリーナと同じ「ボッテガ・ヴェネタ」のパデッド・カセットとブーツを選んだ。「セリーヌ」でフィービーの下でデザイナーとして経験を積み、2018年LVMHプライズ フォー ヤング ファッション デザイナーズで特別賞を受賞した「ロック(ROKH)」のセットアップで、女性らしくもどこかロックテイストな印象。6. エリカ・ボルドリン(ファッションブロガー)ファッションブロガーのエリカ・ボルドリン(Erika Boldrin)はミニサイズのザ・ポーチがお気に入りのよう。ミュールは「ボッテガ・ヴェネタ」、洋服はすべて新ディレクターを迎えて若々しくなった「ランバン(LANVIN)」。イメージを一新したブランドを臆することなく着用するのは、さすがインフルエンサー!【プロフィール】 ELIE INOUEパリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける。主な寄稿媒体はFASHION HEADLINE、WWD Japan、ELLE Japan等。
2019年10月09日『レディ・プレイヤー1』でヒロインに抜擢されたオリヴィア・クックに『スプリット』のアニャ・テイラー=ジョイというハリウッド次世代女優、さらに早世した演技派アントン・イェルチンの共演で話題を呼ぶ映画『サラブレッド』。9月27日(金)、井口奈己監督と荻上直子監督という日本を代表する2人の女性監督が作り手の視点から作品の魅力を探るトークショーが行われた。今回『サラブレット』公開記念トークイベントに登場したのは、『人のセックスを笑うな』『犬猫』などで知られる井口奈己監督と、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』などの荻上直子監督。井口監督は、本作がデビュー作となるコリー・フィンリー監督の演出について「もっといろんな要素を詰め込んでくるかと思ったが、全然そんなことなくて、すごくシンプル」と分析、「最近の映画学校を出ている若い監督じゃないのかなと。いわゆるシネフィルとは違うタイプ」と演劇界出身である俊英について鋭く指摘。「映画って何を撮るかよりも、何を省略するかが大切。そんなことを考えながら見ました」とあえて情報を抑え、観客の想像力を刺激する手法について語ると、荻上監督も「ある終盤のシーンでも、『あっ、やってるやってる』と匂わせる手法で、それは面白いですよね」と賛同した。また、次世代スターとして注目を浴びる2人の女優(オリヴィア・クック&アニャ・テイラー=ジョイ)については「アメリカの役者さんは、やっぱりうまいですね」(井口監督)、「美人じゃない感じがいい。好感持てるし、お芝居で出ている」(荻上監督)と絶賛。さらに、本作撮影後の2016年6月に事故死したアントン・イェルチン(享年27歳)について、井口監督は「実は『ポルト』という映画で、人生に悩む青年を演じていて。不慮の事故だと聞いて驚いた」とふり返る。荻上監督も「彼は目を引きますよね。そういえば、『ドアーズ』の人(ジム・モリソン)も27歳で亡くなっていますよね」と話し、多くの大物が同じ年齢で亡くなっている事実に関心を寄せていた。そして、物語の舞台となるリリーの豪邸に話題が及ぶと、井口監督は「アメリカのお金持ちって、いろいろ大変そう」と同情し、荻上監督は「わたしたちは、こういう豪邸では撮らせてもらえない」と恨み節も!?ここで話は脱線し、『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督がNetflixと約10億円、5年契約を結んだというニュースに、荻上監督は「(自分だったら)どうします?」と想像を膨らませていた。『サラブレット』はシネクイント、シネマカリテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2019年09月30日■メルヴィータ フラワーブーケ ローズ EXトナーうるおいだけじゃない、ハリ・引き締めまで オーガニックローズの恵みとパワー「活力・ローズ化粧水」オーガニックダマスクローズのフラワーウォーターを贅沢に使用し、オーガニックカニナローズ、植物由来の低分子ヒアルロン酸を配合。うるおいだけでなく、ハリ、引き締め感を与え、バリア機能を高める独自の「ローズ・アクティベート・システム」を開発しました。うるおいが肌のすみずみまでいきわたり、ベタつきにくく後肌がすべらかでピンとしたハリ感をもたらします。効果と使い心地、オーガニックの安心感のすべてを実現した化粧水です。メルヴィータ フラワーブーケ ローズ EXトナー 100mL ¥2600※10月1日発売。お問い合わせ先/メルヴィータジャポン カスタマーサービス03-5210-5723■アユーラ リズムコンセントレートウォーターストレスで発生する慢性的な乾燥肌に 今も未来もうるおう高浸透の超保湿化粧水不規則な生活や、紫外線・乾燥などの過酷な環境下で過ごしていると、全身にうるおいや栄養が行きわたりづらくなります。そのため、肌が慢性的な乾燥状態「S T型※乾燥肌」に陥ってしまいます。多くの現代人が悩む慢性的な水不足状態「S T型※乾燥肌」を解消するために、今すぐうるおう高浸透力、未来もずっとうるおうキープ力、そしてリズムコンセントレート共通成分「コウヤマキエキス」によるストレスと戦う機能により、肌本来の保湿機能を再生させる化粧水を開発しました。ダメージで乾いた肌にぐんぐん浸透。今すぐうるおい、未来もうるおう肌に整え、触れるたび、みずみずしくなめらかで、やわらかな肌へ導きます。※ stacked damage:積み重なったダメージにより角層のすみずみまでうるおいが届かない状態アユーラ リズムコンセントレートウォーター 300mL ¥4000※10月1日発売。お問い合わせ先/アユーラフリーダイヤル 0120-090-030■カネボウ リンクル リフト セラム「シワ」に挑む。気になるところに深く効く。 KANEBO最新シワ改善美容液が美しさを張り上げる有効成分ナイアシンアミドが表皮と真皮に働きかけ、深く効くシワ改善美容液。すでにできてしまった気になるシワを改善し、角層深くまでうるおいで満たし、しなやかなハリを与えます。水分をたっぷり抱え込んだ弾力性のあるヴェールを形成し、つけた瞬間から肌にピンとしたハリ感が!みずみずしく可憐な茶花の香りであるティートピアを基調としながら、花々と熟した果実が溶け合うグラマラスフローラルの香り。シワ改善美容液「リンクル リフト セラム」が、新たな美しさの領域を切り開く。カネボウ リンクル リフト セラム(医薬部外品)全1種 20mL ¥1万3500※10月11日発売。お問い合わせ先/カネボウインターナショナルDiv. フリーダイヤル 0120-518-520■NARS オーデイシャスフレグランス オードパルファム『François Nars(フランソワ・ナーズ)』初のシグネチャーフレグランスが登場!NARSから、François Nars(フランソワ・ナーズ)初のシグネチャーフレグランス「オーデイシャスフレグランスオードパルファム」が誕生!著名な調香師Olivia Giacobetti(オリヴィア・ジャコベッティ)とパートナーシップを組み設計した香りは、光と闇、センシャリティと個性といった抽象的なコントラストを表現。トップノートは誘いかけるようなプルメリア、スモーキーなインセンス、ミドルノートは官能的なティアレ、イランイラン、サンダルウッド、ベースノートはほのかに香るホワイトシダー、ホワイトムスク。ミニマルでモダン、奇抜で個性的な雰囲気を醸し出し、“オーデイシャス=大胆”を体現する香りです。香りで表現して、挑発的に呼び起こして。NARS オーデイシャスフレグランス オードパルファム 全1種 50mL ¥1万9000※10月23日より、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、NARS Cosmetics オフィシャルサイト限定発売。お問い合わせ先/NARS JAPANフリーダイヤル 0120-356-686■クリニーク ファンデーション ホリデイ セット「2019 クリニークホリデイコレクション」第1弾 自分のご褒美に、そして大切な方へのプレゼントにお好きなファンデーションの現品価格で、ギフトサイズのスキンケア3品と秋冬にぴったりなカラーのリップがセットに。なかなか冒険できないベースメークですが、ホリデイコフレならいろいろセットになっているから新しいものにトライするチャンス!1年を頑張った自分へのご褒美に。スキンケア発想の「イーブン ベター リフレッシュ メークアップ」など、全13種類のファンデーションからなりたい理想の肌を叶えるファンデを選べます。自信の肌でホリデイシーズンを迎えてください。クリニーク ファンデーション ホリデイ セット1種 各¥4300~¥5300※10月23日限定発売。<セット内容>全12種類のファンデーションいずれか1品とギフトサイズのスキンケア・リップの限定セット・テイク ザ デイ オフ クレンジング バーム 13g・フォーミング フェーシャル ソープ 30g・モイスチャー サージ 72 ハイドレーター 14g・クリニーク ポップ (#14 プラム ポップ) ギフトサイズ・ポーチお問い合わせ先/クリニーク お客様相談室TEL:0570-003-770
2019年09月29日オリヴィア・クック、アニャ・テイラー=ジョイという注目若手女優と、本作が遺作の1つとなったアントン・イェルチンの共演で贈る『サラブレッド』。この度、約5分に及ぶ本作の冒頭映像が解禁となった。まずは暗闇の中、アマンダ(オリヴィア・クック)のシーンから始まる本映像。自分の馬をじっと見つめ、バッグからナイフを取り出す姿が…。このことをきっかけに、アマンダは社会からのけ者にされることになる。そして場面は一転、アマンダがリリー(アニャ・テイラー=ジョイ)が暮らす豪邸を訪れる。幼なじみの2人は長年疎遠だったが、また会うようになっていく。その後に続くのは、アマンダとリリーの会話劇だ。本作がデビュー作となる新人監督コリー・フィンリーはニューヨークで演出家・劇作家として活躍しており、元々は舞台用に執筆していた自身の脚本をベースにしていることから、監督が得意とする演劇的な掛け合いには引き込まれていくこと間違いなし。『サラブレッド』は9月27日(金)よりシネクイント、シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月27日『レディ・プレイヤー1』のオリヴィア・クック、『スプリット』のアニャ・テイラー=ジョイの共演で話題を呼ぶ『サラブレッド』が9月27日(金)より公開。本作で映画デビューを飾り、新人監督の登竜門ともいえるサンダンス映画祭観客賞をはじめ、ゴッサム賞脚本賞やインディペンデント・スピリット賞新人脚本賞などに多数ノミネートされたコリー・フィンリーのインタビューがシネマカフェに到着した。ニューヨークで演出家・劇作家として活躍し、本作を脚本から手掛けて映画デビューしたコリー・フィンリー監督。「脚本を書き進めている間、これは舞台劇ではなく映画にするべきだという考えが常に浮かんでいました」と言う。セリフ、表情、何気ない廊下のショットにさえ「心理状態が映し出される作品にしたかった」「空想や雰囲気を描き出すのは映画の領分であり、映画は脳の灰白質に直接イメージを焼き付けるメディアです。その焼き付いたイメージのお陰で、(子ども時代)リビングから寝室までの三十歩の距離でさえ怖くて一人で歩けなくなった事もありました」と語り、「サイコ・スリラーを目指していたので、主人公二人のセリフの中だけではなく、彼女達の表情豊かな顔、あるいは何を考えているのか分からない顔のクローズアップや、彼女達の周りにぼんやりと現われる屋敷内の影や廊下のショットにも心理状態が映し出される作品にしたかったのです」と打ち明ける。撮影監督に、学校を舞台にしたゾンビコメディ『ゾンビスクール!』や女性監督アナ・リリー・アミールポアーの『ザ・ヴァンパイア残酷な牙を持つ少女』『マッドタウン』などを手掛けたライル・ヴィンセントを迎えたことも「幸運でした」とふり返る。「彼の想像力と優れた技術のお陰で、登場人物達の心理状態と同じぐらい堅苦しく歪んだ視覚世界を生み出す事が出来ました」。「複雑で力強い形で表現してくれた」俳優陣を絶賛また、「アマンダとリリーに大きな恐怖を感じつつ、同時に深い愛情も感じているんです」と監督。二人の少女たちは、「私が自分自身に抱いている疑念という最も暗い感情を体現したキャラクター」なのだという。「本作は倫理観に関する哲学的な会話劇になりました。そして、“もしも感情の配線がねじれていたとしたら、私は悪い人間という事になるのか?” “善悪の判断に感情的な直観は必要なのか?” “客観的な視点は倫理的な決断を下す際に本当に役立つのか?”といった、考えると夜も眠れなくなるような疑問に関わる会話劇でもあります」。さらに労働者階級のドラッグの売人ティムとの対比に象徴されるように、「私の抱く恐れには常に富と特権が大きく関わっています。だから、主人公の二人は誰にも共感されないような環境に置かれていて、自分の価値判断のシステムを構築し始めたばかりの若者であるという設定にしたのです」と明かす。「本作は娯楽作品であると同時にいつまでも脳にこびり付いて離れないような作品に出来たのではないかと思います」と自信を覗かせる監督。オリヴィア・クック、アニャ・テイラー=ジョイ、そして遺作の1つとなったアントン・イェルチンら作品の中に生きた俳優陣についても、「彼らは私の頭の中にある言葉を取り出して、驚く程に複雑で力強い形でそれを表現してくれました」と惜しみない賛辞を贈っている。『サラブレッド』は9月27日(金)よりシネクイント、シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月26日『レディ・プレイヤー1』のオリヴィア・クックと『スプリット』『ウィッチ』のアニャ・テイラー=ジョイの共演で贈る映画『サラブレッド』。この度、本作の主な舞台となる、アニャ演じる“お嬢様”リリーが住む広大な屋敷が映し出される本編映像がシネマカフェに到着した。コリー・フィンリー監督「この物語に欠かせないのが舞台となった屋敷だ」中核を担う屋敷を探すのは、製作チームにとって一番の難題だった。フィンリー監督と美術担当のジェレミー・ウッドワードは、不安になるほど広大で、悪いことが起こりそうな不吉な予感を漂わせる曲がりくねった廊下があり、そこでカメラを滑らかに移動させながら撮影ができる完璧な物件を探したという。「物語に動きをつけることは非常に重要だったので、ドラマチックな廊下のある屋敷が必要でした」とフィンリー監督は言う。「ほぼ一つの場面で物語が展開する映画ですが、舞台劇と同じようにはしたくなかったんです」。スタンリー・キューブリックの『シャイニング』で使われたようなステディカムによる手ブレのない映像を想定していたものの、滑らかで浮遊感のあるカメラワークを実現できるだけのスペースのある物件が見つからず、撮影が始まるほんの数週間前まで映画の中心となるロケ地が決まらないままだったそう。土壇場になって、フィンリー監督とウッドワードはボストンから南に1時間の距離にあるマサチューセッツ州コハセットで1軒の屋敷を見つけた。広大で、豪華だが仰々しすぎることはなく、距離も幅も十分な廊下や別館がそこら中に広がる屋敷だった。撮影スタッフは可能な限り多く屋敷のショットを撮ろうとしたが、最終的に映画で使われたのは物件の3分の1の範囲内に過ぎなかった。「皆この屋敷が気に入ったのですが、ある意味では恐ろしく感じていました。現実離れした場所でしたから」とフィンリー監督は言う。不吉な予感を漂わせ曲がりくねった廊下をひたすら歩くリリーの姿…本作でリリーの幼なじみアマンダを演じたオリヴィアは、「ものすごく広くて、ホコリだらけで何もない空間が広がっていて…あの屋敷にいると、不安を感じるわ」と打ち明ける。「広大な空間に囲まれるから、屋敷の中は空っぽだと感じるようになるの。あの屋敷そのものがキャラクターだったと言えるわ」。また、リリーを演じたアニャは、「皆それぞれ自分の部屋が割り当てられたの。オリヴィアは小さな男の子の部屋で、私はウサギだらけのピンクの部屋だったわ。毎朝衣装に着替える上の階の部屋は、人形や子供の思い出の品々でいっぱいだった。子供たちはずっと前にここを出て大人しか住んでないはずの屋敷だったから、ちぐはぐで気味が悪く感じたわ」と、この屋敷の印象を語っている。『サラブレッド』は9月27日(金)よりシネクイント、シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月18日NARS(ナーズ)初のフレグランス「NARS オーデイシャスフレグランス オードパルファム」が、2019年10月23日(水)伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、公式オンラインサイトで限定発売となる。NARS初のアイコンフレグランス「NARS オーデイシャスフレグランス オードパルファム」は、フランソワ・ナーズのシグネチャーフレグランスとして誕生。世界的に著名な調香師オリヴィア・ジャコベッティとタッグを組み“コントラストを効かせた”個性的な香りを作り出した。光と闇、センシャリティと個性…そういった対照的な要素を香りで表現するかのように、フローラルノートに深みのあるサンダルウッド、ほのかに纏わせたホワイトシダ―などをコンビネーションさせている。コントラストを効かせたフラワーノートトップノートは、魅惑的なプルメリアとスモーキーなインテンスから。ふわりと香りたつトップノートには、ティアレ、イランイラン、サンダルウッドを重ねた官能的なミドルノートが続いていく。ラストは、ホワイトシダ―とホワイトムスクのほのかな香りでフィニッシュ。華やかなフラワー、スモーキーなインセンス、温かなウッドが重なりあった香りは、暗い靄に覆われている花のイメージを投影したものだ。モダンなブラックボトルパッケージは、黒を基調としたモダンなデザイン。クリアなボトルに印象的にブラックのキャップをあしらって、芸術作品のようなアーティスティックなビジュアルに仕上げている。【詳細】「NARS オーデイシャスフレグランス オードパルファム」19,000円+税発売日:2019年10月23日(水)取扱店舗:伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、公式オンラインサイト【問い合わせ先】NARS JAPANTEL:0120-356-686
2019年09月13日