エンダースキーマ(Hender Scheme)から、ベジタブルタンニンレザーを使用したランドセル「japanese school bag」が発売。「japanese school bag」(all leather / natural)22万円6年間通学を共にし、経年変化をはっきりと感じることのできるランドセル。一般的なランドセルは顔料仕上げによるものだが、今回発売されるランドセルでは、革本来の風合いを活かし、染料仕上げによるベジタブルタンニン鞣しのカウレザーを採用。使い続けることで生まれる深い色合いやツヤ、柔らかさといった風合いが楽しめ、まさに過程や経過までもデザインする同ブランドならではの仕上がりとなっている。一つひとつ職人の手仕事により丁寧に製作されたランドセルは、天然皮革本来の傷や血筋といった、個体差のある表情や、ベジタブルタンニンレザーの風合いを引き出す、丁寧に磨きをかけて仕上げたカバーのコバ部分もポイント。「japanese school bag」(leather×faux leather / black)12万円また、6年間の通学に使用できるよう、ベジタブルタンニンレザーにはピット鞣しを施し耐久性をアップさせ、仕上げ工程にオイルとワックスを入れることで、水ジミを目立たなくさせるなど、用途にあわせた仕様も特徴の一つ。展開モデルは、本体部分までレザーで制作したフルレザーのタイプと、人工皮革を使用した本体に、レザーのカバーを組み合わせた2タイプを用意。カラーは両タイプともナチュラルとブラックの2種類となっている。現在受注を開始している三越伊勢丹オンラインストアを皮切りに、4月30日から7月31日まで伊勢丹新宿店にて、7月20日からエンダースキーマ直営店のスキマ2店舗(恵比寿、ECサイト)での受注会を開催。 2020年春の入学に間に合うよう、3月中旬のデリバリーを予定している。なお、各受注ともに規定数に達し次第終了を予定している。
2019年04月16日楽しかった冬休みももうすぐ終わり、子どもたちもいよいよ登校の準備です!教科書がずっしり詰まったランドセルを改めて手に取ると、「子どもに背負わせて大丈夫?」と心配になるほど重く感じます。この「ランドセル重すぎ問題」については昨年ニュースなどでも多く取り上げられましたが、お子さんの健康のためにも早急な対策が必要です。少しでもランドセルを軽くするにはどうすればいいのでしょうか?「ランドセル重すぎ問題」に関するお役立ち記事を、3本まとめてご紹介します!■ 1.中学生で8キロ、小学生で4キロ!負担をどう減らす?マハロ / PIXTA(ピクスタ)子どものランドセルを手に持ってみると、驚くほどずっしり重いことに気づきます。実際に重さをはかってみると、中学生で8キロ、小学生で4キロもあったのだとか。通学は基本的に徒歩。自宅から学校まで遠い子の場合、40~50分も歩いて通うこともあります。そんな長い時間、重いランドセルを背負って歩くと、体への負担が気になりますよね。「ランドセル重すぎ問題」については、成長期の子どもに影響がないか心配する親の声も上がっていて、社会的な問題として注目されています。子どもへの負担を減らすために、今すぐ家庭でできる対策とは?こちらの記事では4つの方法を提案しています。新学期に備えてぜひ今のうちから準備しておきましょう。詳しくは記事をチェック!重すぎるランドセル問題が即解決!負担を軽減できるコツ4つ■ 2.「親子でカバンの中身を確認」で2.2キロ削減!ランドセルが重すぎて、子どもが肩こりや腰痛を訴え、整骨院に通っているケースもあるそうです。子どもはランドセルを背負って学校へ行くもの、と当たり前のように考えていましたが、そこに体に支障をきたす危険が潜んでいるなんて、本当に驚きです。中学1年生の子どもの通学カバンは、なんと10キロオーバーの11.2キロ!!中身を取り出してひとつひとつ重さをはかり、荷物全体に占める割合も徹底的に算出しました。一番重くて割合を占めていたのは、やはり教科書・ノート類でした。その重さは8.6キロで、全体の約77%という結果に。学年が上がると学習する科目が増え、資料集やワークなどの副教材も増えます。子どものカバンの中身を親子で一緒に確認していくと、持って行かなくてもいいものをいくつか発見することができました。トータル2.2キロを削減でき、カバンを軽くすることに成功!ときどき親子で一緒に、カバンの中身を再確認する時間をとるといいかもしれません。詳しくは記事をチェック!10キロ超え!「小中学生のカバンが重すぎる問題」我が家の分析と対策■ 3.置き勉に7割以上が賛成するも、許可する学校や地域に差EKAKI / PIXTA(ピクスタ)「ランドセル重すぎ問題」は、小学校だけでなく、中高生もその荷物の重さに悩まされています。重すぎる一番の原因は、教科書類です。辞書や資料集、参考教材などの副教材や、家に持ち帰ってもその日使わない教科書などを学校に置いて帰ることができたら、ずいぶん楽になるはずです。sasaki106 / PIXTA(ピクスタ)教科書を学校に置いて帰る、いわゆる“置き勉”について、リームエリア株式会社が実施したアンケート調査では、71.2%の親が「置き勉に賛成」という結果が出ました。重すぎる荷物を持って毎日登下校するのは、体に大きな負担がかかりますし、精神的にもツラいはず。しかし、実際のところ、置き勉が可能かどうかは、学校や地域によってさまざまです。置き勉のメリットについて、家庭や学校で話し合う機会をつくり、子どものために前向きに検討していきたいものですね。詳しくは記事をチェック!「置き勉」に7割以上の親が賛成?重すぎるランドセルのデメリットとは
2019年01月06日記念すべき小学校入学。せっかくなら、デザインも性能も気に入ったランドセルを選びたいですよね。そんなときに選ばれているのが、ランドセルの人気ブランド〔土屋鞄製造所〕。6年間安心して使える丈夫さや、大人でも心躍るかわいらしい色合いを備えたランドセルがそろっていますよ!そんなこだわりのランドセルを作っている〔土屋鞄製造所〕に、ランドセルの選び方とトレンドについて教えてもらいました。ランドセル工房を見学できる〔土屋鞄製造所西新井本店〕上質な革鞄などにファンが多い〔土屋鞄製造所〕。実は1965年の創業から53年にわたってランドセルを作り続けているという歴史があるんです。今回は、実際にランドセル工房を見学できる〔土屋鞄製造所西新井本店〕にお邪魔して、ランドセルの選び方についてお話を伺いました。〔土屋鞄〕のランドセル選びは、素材とカラーがポイント〔株式会社 土屋鞄製造所〕の三角さん近年さまざまなデザインや性能のランドセルが登場し、選択肢がどんどん増えてきていますよね。そんな中でランドセルを選ぶときには、どこに注目すれば良いのでしょうか?〔株式会社土屋鞄製造所〕の三角さんに伺います。「ランドセルを選ぶときには、実際に店頭で背負ってみることをおすすめしています。店頭では教科書の重さを体験することもできるので、『重く感じないか』『体格に合っているか』などの相性を見ることも大切です」(三角さん)店内のキッズスペースにはランドセルの革を使ったかわいいマグネットが。毎日背負って通うランドセルだからこそ、その子自身との相性が大切なのですね。では、ランドセルによって形や重さに違いはあるのでしょうか?「弊社のモデルは、基本的に共通のつくりをしています。なので丈夫さやサイズは一緒です。近年はA4フラットファイルが入ることを重視される方も多く、〔土屋鞄〕のランドセルもA4フラットファイルが入る設計になっています。ただ、使っている革素材によって重さや特徴が少し異なってくるので、実際に試していただくことをおすすめしています」(三角)なるほど、違いは使われている革素材にあるのですね。2018年秋の取材時点で2019年の新入学生用のランドセルは完売。〔土屋鞄製造所〕をうかがい知ることができます。「たとえば、こちらにはベーシックな黒と赤が並んでいますが、どれも革が違うので、雰囲気も違って見えると思います。素材には《牛革》《コードバン(馬革)》《ヌメ革》《クラリーノ®・エフ(人工皮革》の4種類があり、ヌメ革以外は防水になっています。それぞれを実際に背負ってみると、色のお好みや、背負い心地を確かめられるかと思います」(三角さん)たしかに、同じ色でも素材で印象が異なりますね。革の種類からこだわって決めるのも特別感があってすてきです!工房をちょっと拝見。ランドセルが手作りされていましたお店から直に工房を見学できるようになっているんですね!ちょっと覗いてみていいですか?「もちろんです!どうぞこちらへ」(三角さん)こんなにたくさんのスタッフの方が手作業で作っていらっしゃるなんて、なんだか感動してしまいます。「実際に作られている様子をご家族で見ていただきたいという思いから、こうして工房の一部を公開しています。おじいちゃんとおばあちゃんもご一緒に、三世代でいらっしゃるケースも多いんですよ」(三角さん)側面はイチョウの形をした芯材が入っていて、潰れないようになっています。丈夫さを支える部分のひとつ。今日はピンクのランドセルを作っていらっしゃるんですね。やはり人気はスタンダードな色ですか?素材についてはどうでしょう。「選び方はお好みですが、『外でよく遊ぶので傷が目立ちにくい牛革』『お手入れを覚えて革を育てていきたいからヌメ革』など、ご家庭によってのご希望はさまざまです。革にはそれぞれ、光沢や軽さ、上質さの風合いなど、種類によってさまざまな特徴があるので、お好みの質感を探してみてください。また、もっとも色のバリエーションが多いのは牛革で、自然の色からイメージを膨らませた鮮やかなカラーも豊富ですよ」(三角さん)たしかに、少し昔では考えられないくらいきれいな色がいくつもあるんですね。今はどのカラーが人気なのでしょうか?「最近はあまり男女の違いもなくなってきましたが、男の子は黒やディープブルーが人気ですね。女の子の場合は、赤やパープル、キャメルなどで、キャメルは洋服と合わせやすいので人気なようです」(三角さん)背面のUの字クッションには、固いものと柔らかいもの2種類のスポンジが使われており、丈夫さと背負い心地の両立を実現。またソフト牛革を使っているので、革が呼吸してくれるため通気性も良いそうです。バリエーションがあると、うれしい反面ますます迷ってしまいそうです。実際にランドセルを見に来たお客さんは、どのように選んでいるのでしょうか?「色や見た目のデザインについては、みなさんよく悩まれています。まずはお子さま御本人の希望をきくのは大事ですが、『いまだけでなく、6年間好きでいられるものを選ばせたい』と考える親御さんも多くいらっしゃいますし、『先のことは分からないからいま好きなものを選ばせて、高学年になって好みが変わったとしても、それも勉強』という方もいらっしゃいます。また、陽の光で見ると色の印象も変わって見えたりするので、陽の光の当たる場所でランドセルを背負った姿の写真を撮っておかれる方も多いですよ」(三角さん)長く使うものだからこそ、迷ってしまうのも当然です。ランドセル選びの時間が、大切な思い出に工房にはベテランさんも若い職人さんもいました。ランドセル作りに情熱をもった職人さんが集まっているのも、〔土屋鞄製造所〕の上質な製品づくりの秘訣。「ランドセルは、昔から『入学祝いの贈り物』という側面がありましたが、それに加えて近年は『家族みんなで選ぶ』ことを楽しむご家庭が増えているのではないでしょうか。じっくりと、好みのランドセルに出会うまでいろいろと見てもらえればと思います」(三角さん)家族でランドセルを選ぶこと自体が、お祝いと思い出づくりになっているのですね。では、時期としてはいつ頃からチェックしはじめれば良いのでしょうか?昨今は「ラン活」とも言われるようになりましたよね。「“ラン活”という言葉の広まりと共に、購入時期も早まってきています。これまで7月頃や8月のお盆休みに購入される傾向でしたが、最近は5月頃に前倒しになってきています。なので販売開始の前にWEBサイトやカタログ(※)などを見て、好きなデザインや色についてご家庭で話をされておくとスムーズかもしれません。2018年11月現在、〔土屋鞄〕では2020年用のカタログの受付を開始したので、ぜひチェックしてみてください」(三角さん)気になっていたデザインが売り切れてしまったということがないように、早めに準備できれば安心ですね!※カタログは現在制作中のため、でき次第のお届け(2018年11月時点)手作りで行われるランドセル。150以上のパーツを使い、300以上もの工程があるそうです。ひとつひとつに〔土屋鞄製造所〕のマークが印されていきます。「〔土屋鞄製造所〕では、通年でベーシックな種類のランドセルを店頭で見られるようにしています。また、ものづくりを近くで感じていただきたいので、工房は基本的に土日以外はいつでも見学が可能です。作っているところを実際に見て、ランドセルを選ぶお子さんの気持ちも変わったという声もよくいただきます。ご家族の数だけ、ランドセル選びのエピソードがありますが、それも思い出になればうれしいです。ランドセル専門店〔童具店〕では、革小物を作るワークショップも開催しているので、ぜひお気軽に遊びに来てくださいね」(三角さん)店頭には大人のために作られたアイテムもたくさん揃っているので、訪れたお父さんやお母さんも楽しくお買い物できそう。ランドセル工房が見られるのは〔西新井本店〕と〔軽井澤工房店〕の2店舗。いま話題の“大人ランドセル”もあるので、親子おそろいで買われる方もいるのだそう。ぜひ、ご家族一緒に〔土屋鞄製造所〕へ、ランドセル選びにお出かけしてみてはいかがでしょうか?土屋鞄製造所 店舗概要【土屋鞄製造所西新井本店】●住所東京都足立区西新井7-15-5●営業10:00~18:00●定休日火曜日(祝日の場合は水曜休)※臨時休業、年末年始休み有り●電話03-5647-5124●アクセス日暮里・舎人ライナー「西新井大師西」駅より徒歩約4分〔土屋鞄〕のランドセル●カメラ中村香奈子●ライターキリガヤアスミ▽あわせて読みたい▽6年間キレイに使うには?土屋鞄製造所に聞く、ランドセルのお手入れ方法
2018年11月24日1年生で入学したころは、誰もがピカピカのランドセル。でも、学年が上がるごとに、あれ?くたびれているランドセルとピカピカのランドセルの差が少しずつはっきり……。せっかく6年間使うランドセルだからこそ、折に触れて手入れをし、大切に使えたら素敵ですよね。では、長くキレイに使うために、知っておきたいお手入れ方法とはなんでしょうか。ランドセルで人気の〔土屋鞄製造所〕さんにお話を聞いてみました。職人さんが丁寧につくる〔土屋鞄製造所〕のランドセル「職人さんがひとつひとつ丁寧につくるランドセル」として知られる、〔土屋鞄製造所〕のランドセル。飽きのこないシンプルなデザインに自然界をモチーフにしたナチュラルで深みのあるカラーは、長く使えるランドセルとして高い人気を誇ります。今回は、そんな〔土屋鞄製造所〕の伊藤さんに「ランドセルのお手入れ」についてお話を伺いました。お話を聞いたのは中目黒店にて。優しい笑顔が印象的な伊藤店長ですランドセルの置き場は?日常的なお手入れは?普段から知っておきたいことまずお聞きしたのは、普段から心がけておきたい、きれいに使うためのコツ。ランドセルの置き場所、普段のお手入れ方法、クリームなどは塗ったほうがいいのか……気になることがいっぱいですが、意外にもほとんどのランドセルには「特別なお手入れは必要ない」のだそう。「保管は特別な場所を用意する必要はなく『湿気がありすぎない場所』くらいの感覚で考えてもらうと良いかと思います。お子さんのお部屋や棚の上などでしょうか。フックなどに掛けていただくか、背に当たる部分を下にして、置いて収納するのでもいいです。また、ランドセルは基本的に防水加工もされていますので、特別にお手入れをしてもらう必要はないんですよ」(伊藤さん)〔土屋鞄製造所〕に限らず、多くのランドセルはしっかりと防水加工されていて、ランドセルの一般的な素材である人工皮革では、クリームを塗るなどの特別なお手入れは必要ないのだそうです。むしろ、防水加工のためクリームをはじくのだとか。ちょっとした汚れも、軽く水拭きをしたり乾いた布でから拭きをするだけで取れることが多いそう。たとえば、ヌメ革ランドセルは別途お手入れが必要。でも、牛革、クラリーノ®・エフの場合は特にお手入れは必要なし!ただ、ヌメ革ランドセルなど特別な素材のランドセルは特別なお手入れが必要となるので、販売店で詳細を確認してみてくださいね。気になる!ランドセルカバーは必要なの?そしてもうひとつの気になるところ「ランドセルカバーはかけるべきなのか?」についてもお聞きしてみました。「カバーをかけておくと汚れが防げたり、角が擦れるのを防げたりというメリットはありますが、ずっとかけっぱなしというのも、実は湿気がこもってしまって革にとってはよくないんですよ。汚れが気になる場合『普段はカバーをかけておいて長期休みのときだけは外す』など時々お休みさせてあげるといいと思います。また、防水加工されていますが、強い雨の日はカバーをかけて使うことをおすすめします」(伊藤さん)傷や汚れがつくことを避けてずっとカバーをつけっぱなし……というご家庭も実は多いのでは?ちなみに、雨の日カバーについては「水が吹き込んで教科書が濡れることがあるので、使ったほうがいい」とのこと。そして、濡れてしまったときはそのままにせず、早めに水分を拭き取ってあげるといいそうですよ。汚れてしまったとき、壊れてしまったときはどうすればいいの?さて、ここまでで日常のお手入れはほとんど必要ない……ということが分かりましたが、では、大きな傷や汚れがついてしまったときや、故障してしまったときはどうしたらいいのでしょうか?まず、ついたばかりの汚れなら、水拭き→から拭きという順番でお手入れするだけで取れることが多いそう(これも防水加工のたまものだそうです)。そして、油性ペンや絵の具など落ちにくい汚れがついてしまったときには、こんな革用のクリーナーを使うと落ちやすいとのこと。こちらが土屋鞄製造所の革用クリーナーです使い方は、まずはやわらかい乾いた布で表面を拭き、その後、クリーナーを布にとって、優しく拭くだけ。クリーナーが自宅に一本あると汚れてしまっても安心なので、ランドセルと一緒に買っておいてもいいですね。優しく円を描くように。ときにはトントンと叩きながら「もし、なかなか落ちなさそうな汚れがついてしまったら、店舗に持ち込んでいただくことをおすすめします。無理に落とそうとして広がってしまうこともあります。また、金具が歪んだり手縫いの箇所がほつれてきたり……という理由で修理に出される方もいますので、もし何かあれば気軽にお問い合わせください。修理中には別のランドセルも貸出可能です」(伊藤さん)まとめとして――「大切に使う心」を育もう以上、ランドセルをきれいに使う方法についてご紹介しました。結論としては、特別なお手入れをするというよりは普段から大事に扱う、やんちゃな子はランドセルカバーを使ってキズ予防する、大きなキズや汚れがついてしまったら早めに対処する……といった付き合い方をするのが、きれいに使うためには良さそうです。また、普段のお手入れと同時に、子供に「ものを大切に使う」習慣を教えることも大切。遊ぶ前にはきちんとランドセルを置く、濡れたら拭く、丁寧に扱う。普段からそんな習慣が身につくよう、声かけしたいですね。●写真、文下川尚子
2018年10月09日ランドセル問題については、多くの親たちが声をあげたおかげで、社会が動きを見せています。ランドセルに詰まっているたくさんの教科書や体操着などの重さで、体に負担がかかっている子がいるため、対策を講じなくてはならないという動きになっているようです。子どもたちのために、今すぐにできることがあります。それは、体と心へのフォローです。■ 我が家の中学生は8キロ、小学生は4キロもの荷物を背負っていた!筆者宅には、小学生と中学生の子どもがいますので、毎日、どの位の重さのものを背負っているのか調べてみました。こちらは小学5年生の娘のランドセルの中身です。ご覧のようにびっちり入っています。重さを量ってみたら、4キロありました。本人に「重たくないの?」と聞いたところ、「もう慣れた」とのこと。試しに娘のランドセルを背負ってみましたが、肩にずっしりときて驚きました。そこへ中学2年生の息子が帰宅したので、スクールザックを見せてもらいました。カバンの中は、当日の学習道具しか入っていない状態だというのですが、かなりの量です。重さを量ってみたところ、なんと8キロです!中学生になると、小学生の倍の荷物を持って登校しているのかと本当に驚きました。■ 負担を少しでも軽くするためにできる4つのことランドセルと学習道具の重さを少しでも軽くすると体が楽になりますね。そのためにできることを4つ紹介します。1. 肩パッドや肩ストラップをつける現在、体に痛みが出てしまっている場合は、肩パッドや肩ストラップをつけることで、くい込んでしまうことを防ぐことができます。これらの品は、ランドセル売り場やネットショップなどで取り扱っています。痛みを訴えている子には痛みの軽減に一役買ってくれるはずです。2. ランドセルを体にフィットさせるランドセルと背中の間にすき間ができてしまうと、後ろに引っ張られ、重心がズレてしまうことがあります。また、重いために反ってしまうこともあるでしょう。余計なところに力がかからないようにしてあげるために、背中にすき間がないか、横から見てあげてこまめに調節してあげることが必要です。3. 筆箱などは軽い物にする教科書や資料集が重いのは、今はどうすることもできません。しかし、それ以外は軽い物に変えることが可能なはずです。kuro3 / PIXTA(ピクスタ)娘の友達は、筆箱を2つ持っていく子や、筆箱自体が重い子もいました。少しでも軽くするために持ち物の見直しをすることも必要ではないでしょうか。4. ランドセル自体を軽めの物にするsasaki106 / PIXTA(ピクスタ)入学前に購入するランドセルは、極力軽くてしっかりしているものを選ぶようにしましょう。肩ひも部分が可動式になっている物も成長によって肩ひもが背負いやすいように動くので子どもには楽に感じるようです。■ 「褒める」「励ます」ことで、やる気を出させるチャンスに!?メンタルケア心理士からすれば、この事案は子どもを褒める絶好のチャンスになると考えています。「ランドセルを背負って登下校することは当たり前」と思っている子どもたちだからこそ、ここは自覚していない部分です。そこをあえて褒めることで、子どもたちは喜びますし、認められたと感じて、さらにやる気が出てきます。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)ここでのポイントは、親に認められたことが心のフォローになるということです。例えば、以下のような言葉をかけてあげると、子どもは親が自分のことをちゃんと見てくれていると認識できます。「重いのをがんばって背負っているから、体力や筋力がついてきたのかな。すごいね」「毎日がんばってすごいね。でも、肩が痛くなったら言ってね。調節してあげるから」「重くてもへっちゃらなの!お母さんにはできないわ。○○くん(ちゃん)は力があるね」これが安心に繋がり、頑張れるようになるのです。子どものがんばりに寄り添って、大切に思っている事を伝えていきましょう。マハロ / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか。社会が動き出していますが、今は各家庭でできることを対処するしかありません。「重いからかわいそう」や「これでは体を壊す」という怒りを感じることが多いでしょう。しかし、見方を変えてみることも大切です。子どもに必要な体と心のフォローが、今は大切な部分となるはずです。
2018年10月09日子どもの登下校時の荷物。例えば、小学生であればランドセルの中に教科書やノート、さらにランドセルに体育服や上靴が入った袋をぶら下げたり……。学期末になれば、ランドセルに留まらず学校で栽培した植物などを両手に抱え下校する姿を見ると、懐かしくなる反面、とにかく”重そう”な印象を受けます。さらに傘をさす雨の日には、その心配は倍増してしまいます。つい先日、文部科学省が”置き勉”(学校に教材を置くこと)を認める方針を固めることが話題となりましたが、保護者の皆さんはこれについてどう考えているのでしょうか?今回は、子どもの「置き勉」についてのお話です。■ 7割以上の親が「置き勉」に賛成!ドリームエリア株式会社が実施した、学校に教材を置いておく「置き勉」に関するアンケート調査によると、子どものいる親36,941名のうち実に74%が、学校へ持っていく荷物を負担と捉えていることが判明しました。回答者の中には、”万が一自然災害が起こった際に身軽に行動できるようにして欲しい”ですとか、”ランドセルの他に両手が塞がるようなものを持ち帰るのは心配”などの声が挙がっています。ハル / PIXTA(ピクスタ)確かに両手が塞がっている状態では小学生みんながランドセルにぶら下げている”防犯ブザー”をもしもの時に活用することは難しそうです。このように子どもの身体への負担、緊急時への不安などから、「置き勉に賛成か?」の質問では、7割の親が「宿題や予習に必要な教材のみを持ち帰れば良い」などの意見で賛成と回答しています。sasaki106 / PIXTA(ピクスタ)筆者が小学校高学年の頃は、国語辞典まで持ち帰りしなければならず、ランドセルに入らない教材類はサブバックで対応していました。今考えると、辞書なんて自宅にあるもので代用できたはずなのですが、当時は荷物が重すぎると感じながらも、教材を持ち帰ることにあまり疑問を抱いていなかったように思います。EKAKI / PIXTA(ピクスタ)中学・高校になるとさすがに”置き勉”をしなければ、登下校できないレベルになっていましたので、学校側がある程度容認してくれていました。このあたりは、地域や学校によっても差がありそうですね。一方で置き勉に反対した親の意見には、「置き勉をすることで盗難やいじめ、いたずらにつながるのではないか」といった不安を感じる声も挙がり、その対策として、鍵付きロッカーの設置などが挙がっています。■ 「置き勉」のメリットとは?7割の親が賛成する”置き勉”。「置き勉のメリットは何か?」という質問の約9割が”身体的負担の軽減”と回答しています。ランドセルの重さは約900g~1500g。特に小学一年生は、ランドセルが空っぽの状態でも”重い”と感じるのに、これに荷物を詰め込むとなると身体への負担は確かに心配になります。かえる / PIXTA(ピクスタ)身体への負担だけでなく、重すぎる荷物によって「学校へ行きたくない」とか、学校嫌いになるケースも。最近は、通学路の不審者情報も多いため、”身軽”である方が、子どもは安全と親たちは考えています。■ 「置き勉」による家庭学習への不安とは?置き勉が定着するとすれば、それによる弊害はあるのでしょうか?半数以上が学習不安を感じないとしながらも、「置き勉をすることで家庭学習へ不安を感じる」と回答した人は22%にのぼります。確かに、”これは置いていく、これは持って帰る”と置き勉を子ども自身の判断にゆだねるとなると、子どもが必要な教材を持ち帰るのを忘れてしまい、宿題がおろそかになってしまうかもしれません。文科省が置き勉を認める方針を固めていくのであれば、今後、置き勉について、”学校”と”家庭(親)”の連携も更に密なものにならなければ、家庭学習や学力に差が出てくることも懸念されるのではないでしょうか。いかがでしたか。重すぎるものを日常的に運ぶことは、身長に影響すると言われておりますし、荷物のせいで、肩や腰を痛めて子どもの活動に支障が出てしまうことは、本末転倒な気がします。”置き勉”容認について、早急に検討してほしいと感じます。【参考】※ドリームエリア、子どもの「置き勉」に関するアンケート調査結果公開。「置き勉に賛成」の保護者が71%※子どものためのランドセル選びガイド※重たい物を運んでいると-整形外科 病気のQ&A | 竜操整形外科
2018年10月04日少しでも荷物を減らしたい私と違い、子どものランドセルはいつもパンパン。何が入っているのか聞いてみたら…。なんでも入っている、こまめのランドセル今日は4コマです。学校で「ハンカチとティッシュをちゃんと持ってきたか。」という検査が行われているらしい。で、うっかり忘れてきちゃったお友達のために余分に準備していくんだと。あと給食をこぼしちゃったときに拭いてあげたりもするからティッシュは多い方がいいみたい。ほかにもこまめのランドセルにはいろいろなものが入っているので、ドラえもん的存在なんじゃないかと思ってる(笑)私なんて少しでも荷物減らしたくて仕方ないのになぁ~
2018年09月01日最近ニュースで見かける「小中学校のカバンやランドセルが重すぎる問題」。量ってみたところ、我が子のカバンの重さは10キロオーバーでした!なんでそんなに重いのか?母が、中1息子のカバンを「大解剖」してみました。きっとみなさんも、帰ってきたお子さんのカバンを覗きたくなっちゃいますよ。■ 往復4キロを歩く息子の体は大丈夫なの?息子は毎日学校から帰ってくると「だぁぁ~!」っと大きく息を吐いて、カバンごと後ろ向きにソファ倒れ込みます。「カバンが重い」「学校までの距離が長すぎる」と毎日文句を連発。学校までの距離が長いのは諦めるとして、なんでそんなにカバンが重いのか?少し前に、夕方のニュースで「小中学生のカバンが重すぎる問題」が取り上げられているのを見ました。子どもが肩こりや腰痛を訴えるので、整骨院に通っている小学生もいるとか。とはいえ、「重いのはしょうがないんでしょ?」と、母は軽く受け流していたのです。■ 10キロオーバーのカバンの中には何が入ってるの?「だぁぁ~!」いつものようにソファになだれ込む息子のカバンを、さっそく拝借。体重計にのせてみました。カバン自体がかなりの大きさ。大人の胴体と同じくらいの大きさです。10キロオーバーの「11.2キロ!!」驚く母に「いつもはもっと重いんだよ!」と、自分の苦労をアピールする息子。どんなアイテムが入っているのか、さっそく中身をチェックしてみました。教科書や部活道具など。一見、何の問題もなさそうに見えますが、ひとつずつ、チェックを入れてみます!ジャージと運動靴総重量:1.6キロ。全体の14%。息子の学校は基本、制服登校なので部活で着るジャージを毎日持参します。サッカーをしているので、スパイクは必須。これらのアイテムは特に問題なさそうです。筆箱・本・リコーダー・折り畳み傘総重量:1キロ。全体の約9%折り畳み傘は、急な雨用に入れっぱなしのアイテムですが、絶対雨が降らないような晴天の日も入れたまま。備えるに越したことはないですが、ただでさえ重いので、常に持ち歩くリスクの方が高い気がします。実際に雨が降った日は、別の傘を差して折り畳み傘をカバンに入れたままという、無意味さが不憫でなりません。朝読書用の本は2冊ありました。なぜ2冊必要なのでしょうか?息子「前に読み終わったの、そのまま入れてた~」だそうです。リコーダーも必要ないのに入れっぱなし……。無駄がいくつも見つかりました。はち切れそうな筆箱をチェック。中には黒ボールペンが4本も入っていました。教科書・ノート・資料ほか総重量:8.6キロ。全体の約77%積み上げた高さが20センチに届きそうな教科書類が「重すぎるカバン問題」の一番の原因です。教科書がデカい!自分が小学生低学年だった頃のサイズと同じです。そして全ページがカラー刷り!イラストが多く図解が多い!ページ数が増えてしまうのもわかります。教科書の厚みは平均1センチ。紙質もしっかりしているので、重いのも当然です。特に社会は副教材が多く、地図帳やワークなど教科書以外に持参するものが多く、カバンが重くなってしまう教科です。この日のカバンには「歴史」と「地理」の両方が入っていました。これは両方持っていかなければならないのでしょうか?息子「いや、間違えたら嫌だから一応入れておいてるー」ですって……。毎日、ちゃんと時間割を確認しましょうね。他にもプリント類や、ちょっとした参考教材のような冊子類。入れっぱなしの物を、複数発見しました。下の写真は、その日には必要ないはずだった教科書類です。このほかリコーダーや折りたたみ傘など、削減できたトータル重量は2.2キロ!約20%を削減できました!とはいえ残り9キロです。それでもまだ十分に重いですよね。■ ダイソーの「カバン用ショルダーパッド」が使える!肩紐が細く薄いカバンだと、ヒモが肩に食い込んでしまい、痛みや重みを感じます。100均ダイソーで、すぐに問題を軽減してくれそうな、いい商品を見つけました。「かばん用リバーシブルパッド(滑り止め付き)」です。カバンの肩紐にくるりと巻いて、ボタンを2か所留めるだけ。これで肩への負担が軽減されて、ベルトのズレ落ちを防ぐという商品です。息子に感想を聞いてみたところ、ベルトにクッションが付いているので食い込みが和らいで、肩があまり痛くないそうですよ。いかがでしたか?学校で使うもののせいで、お子さんが腰痛や肩こりになってしまっては大変です。「重いカバンを背負う子どもが不憫だわ……」と思っているお母さん!ぜひ一度、お子さんのカバンをじっくりチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか。
2018年08月27日体に対して随分大きなランドセルに黄色い帽子の新1年生の姿を見かけますが、世の中は、すでに来春の入学準備に入っています。というのも、来年度入学用のランドセルを手に入れるための“ラン活”がすでに過熱しています。お気に入りがある場合は、早く予約しなければ購入できない可能性もありますが、ちょっと違う角度からランドセルを見て、選んでみるのもいいかもしれませんよ。キュートなデザインにMade in Japanの安心高級ランドセルや工房系のランドセルは、手作りのものが多いため人気が集中すると供給が追いつきません。そのため、どうしても欲しいランドセルがある場合、早くからチェックしたほうが安心ですが、ランドセルが手に入らなくなるわけではないので、それほど焦る必要はありません。6年間使うものだし、しっかり選びたいなら、ちょっと視点を変えて、わが子のランドセルを選ぶことで、発展途上国の子ども達もハッピーになれるランドセルを選ぶというのもステキかも。スイーツのアクセサリーなどで大人気の〔Q-pot.〕から、今年もランドセルが登場しました。「楽しい気持ちや笑顔の連鎖を世界中に拡げたい」という想いからさまざまなドネーション企画『とろ~りリボン・プロジェクト』を行っている〔Q-pot.〕のランドセルは、スイーツで人気のアクセサリーそのままのイメージです。かわいさと機能性抜群で、6年間安心して使えるように認定証もついてきます。MadeinJapanにこだわり、職人さんがひとつひとつ手作りで仕上げているからこその佇まいです。大人も欲しくなるキュートな附属品ランドセル本体がキュートでステキなのですが、充実の付属品は、ママも使いたいという声もあるそうです。ランドセルの背の部分につけられるリボンやメルトプレート、ランドセルのカラーに合わせたネームホルダー、雨カバーや連絡袋、中にはママが実際に使う場合もあるという一般販売されているデザインと異なる特別機能のICカードケースなど、単体でも魅力的なアイテムが附属品としてつけられています。〔Q-pot.〕ファンにはたまらないランドセルです。その中に、ちょっと他のランドセルとは違う附属品があるのが、国連WFP資料です。『学校給食プログラム』の内容が書かれているので、新入学のお子さまとぜひ一緒に読んでいただきたいです。『とろ~りリボン・プロジェクト』とは?このプロジェクトは、ランドセルの売り上げの一部が、レッドカップキャンペーンを通じて、国連WFPが途上国で展開している『学校給食プログラム』に役立てられるというものです。ランドセルを買うことで、子どもたちに給食を届けることができます。日本では、当たり前のように学校に通い、給食が食べられますが、世界には、教育を受けられず、ご飯もきちんと食べられない国の子どもたちもいます。自分と同じ歳の子どもがそのような環境にいることを、ランドセルと一緒に入ってくる資料を親子で読みながら、広い世界のことを考える機会になるのも、小学生になる子どもたちのいい経験になりそうです。ブランドがスタートするときに、デザイナーのワカマツタダアキさんが考えていた目標が「世界に笑顔の連鎖を」。社会貢献できなければブランドの意味がないとおっしゃっていましたが、いつも人を笑顔にするアクセサリーを生み出し、ドネーション活動を行っているワカマツさんの想いが、大人だけでなくランドセルを背負う子どもたちにも伝わる機会になればいいなと思いました。Q-pot.ランドセル●ライター林ゆり
2018年05月28日1年生を終えたぐっちぃ家のこまめちゃんとのまめちゃん。1年間使ったランドセルカバーを見てびっくり!2年生になると、黄色いランドセルカバーともおさらばなのです。実は昨年からちょいちょいかわいいカバーを探していたんですけど、結局「まだ早いかな」って先延ばしにしてたらギリギリになってしまったという…。吟味してる背後でくまさんが「それって必要なの?」って言い出してきましてね。見ろ!これを!あってよかったランドセルカバー。双子たち曰く、学校や学童でふざけてた子たちに書かれた。って言うんですけどね。たぶん、自分たちもランドセルを机にしてお絵かきでもしてたんじゃないかな…(詳細は不明)とにかく、これをみる限り新しいカバーは絶対必須!
2018年03月31日小学生の必須アイテムといえば“ランドセル”!リーズナブルなものから本革の高級なものまで、種類や色もさまざまです。皆さんは使い終わったランドセル、どうしていますか?意外と大きいランドセルは、収納場所にも悩んでしまいます。「思い出がたくさん詰まっているから、捨てるのは……」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、思い出がいつもそばにあるようなランドセルのリメイク方法をご紹介したいと思います。ランドセルをアレンジして使う方法mayuさん(@maaa.sep)がシェアした投稿 - 9月 16, 2017 at 11:40午後 PDTこのような「ランドセルポスト」に。アクリル絵の具を使えば、好きな絵を描くことができます。レトロな感じでかわいいですよね!ランドセルを卒業する頃に始まる思春期……。お子さんとの交換日記や連絡事項などを入れる、ポストにしてみてはいかがですか?思い切ってほかのものへリメイク!ランドセルに「セカンドライフ」をランドセルは6年間使うものなので、とても丈夫に作られています。その性能を活かして、思い切って解体し、いろいろなものにリメイクしてみましょう。手芸店や東急ハンズなどでも手に入る、革専用工作キットを使って好きなものを作ってみては?でも、「革細工を作る!」と聞くと、何だか大がかりな気がしますよね。最近は「レザークラフトスターターキット」という、手軽に楽しむことのできるものも販売されています。ランドセルにはたくさんの革が使われているので、小さいものから大きなものまで、いろいろなクラフトを楽しむことができそうです。Kumiko.Yさん(@iamkumikoy)がシェアした投稿 - 11月 18, 2016 at 7:37午後 PST「自分ではちょっと大変そう……」という方は、リメイク専門のお店にお願いしてみましょう。こちらは、ランドセルをお財布と小銭入れにリメイクしたものです。見覚えのある傷や汚れた部分をあえて使うことで、思い出がアクセントとなり、素敵なリメイク作品になります。お財布は、生活するうえで必要不可欠。思い出の詰まったランドセルだとなると、さらに大事にできそうですね。ランドセルのリメイクで、記念日にお子さんへサプライズ理央さん(@rrrrrxvx7)がシェアした投稿 - 10月 8, 2016 at 7:03午前 PDTこちらは、20歳の記念に母から娘へ贈られたランドセルのリメイク作品です。小さい頃に使っていたものが、こんなに素敵な形で手元にかえって来るというサプライズ、感慨深くとても嬉しいですよね。ランドセルを使ったリメイク作品は、成人や就職、結婚など、何かの節目に贈るサプライズにもぴったりです。ランドセルが愛猫のお気に入りの場所に?!RikaMayumiさん(@rikamayumi)がシェアした投稿 - 7月 5, 2017 at 12:21午前 PDT猫を飼っている方は、愛猫ちゃんに受け渡してみてはいかがでしょうか?猫は狭いところが大好き!それに、ランドセルは丈夫なので、噛んだり引っ掻いたりしてもそう簡単には壊れません。きっと喜んでくれるはずです。まとめランドセルにはいろいろなリメイク方法があります。もうすぐランドセルとお別れが控えているお子さんがいる方は、ぜひお子さんとランドセルのセカンドライフについて語り合ってみてください。また、「うちのランドセル、タンスの肥やしになってるわ」という方は、これを機に、思い切ってリメイクしてみてはいかがでしょうか?
2018年03月19日帝国ホテル 東京のホテルショップから、卒業&入学祝いシーズンにおすすめのスイーツが続々と登場。2018年3月1日(木)より順次期間限定で発売される。ランドセル型ケーキ毎年好評のランドセル型ケーキは、入学祝いにぴったりの春限定ケーキ。「赤」はいちごのコンポートと練乳ムースの2層をいちごムースで包み込み、「黒」はカラメル風味のバナナのコンポートとアーモンド風味のムースをミルクチョコレートのムースで包み込んでいる。ケーキの内部を2層にすることで、より深い味わいに仕上げた。イチゴたっぷり、仏発の“魚型パイ”「ポワソンダブリル」は、フランスのエイプリルフールの習慣にちなんだ魚型のパイ。フランスでは4月1日を「ポワソンダブリル=4月の魚」と呼び、この時期は街中に魚型お菓子やケーキが並ぶ。帝国ホテル 東京では、カスタード クリームと苺をたっぷりとのせ、チョコレートの目をあしらった愛嬌のある一品に仕上げた。苺&桜スイーツも旬の苺や、春を感じる桜を使ったスイーツも。「苺のミルクロール」は、甘酸っぱい苺のピューレをしみ込ませたスポンジ生地で、濃厚なクリームと苺をまるごと包み込んだ。9個入りの「マカロン」は、桜やストロベリー、抹茶などの春をイメージしたフレーバーが楽しめる。「桜のタルト」は、桜の花びらと葉の塩漬けを加えて焼き上げたタルトに、桜色のシュトロイゼルと桜をトッピングした春らしい桜づくしの一品だ。【詳細】ガルガンチュワの春暦■ランドセル 各864円販売期間:2018年3月17日(土)〜4月8日(日)■ポワソンダブリル 3,240円(4〜5名用) ※数量限定販売期間:3月24日(土)〜4月1日(日)■マカロン 2,700円(9個入り)販売期間:〜5月31日(木)まで■苺のミルクロール 2,430円販売期間:〜4月19日(木)まで■桜のタルト 4,320円販売期間:3月1日(木)〜4月22日(日)※価格はいずれも税込【取り扱い】ホテルショップ「ガルガンチュワ」場所:帝国ホテル 東京 本館 1F住所:東京都千代田区内幸町1-1-1TEL:03-3539-8086(直通)営業時間:8:00〜20:00
2018年02月25日そろそろ子どもの入学の準備を・・・という方も多くなる季節。ランドセルは購入したものの、それをしまうことまで想像されている方は少ないのでは?大きくかさ張るランドセルは、収納という意味ではお悩みの種になりがちなアイテム。でもこんなアイテムがあれば、インテリアの邪魔をすることなくスッキリと収納ができますよ。■省スペースが叶う!優秀ランドセルハンガー 「smartランドセルハンガー」 は、リビングや玄関にすっきりと置けるようなスリムな佇まい。シンプルなデザインで、インテリアの邪魔もしないランドセルハンガーです。T字部分にサッとランドセルと掛けることができ、その下には5つのフックがあるので登校に必要な学用品をまとめて掛けておくことができますよ。必要なものの住所作りができるから、子どもたちの片付け上手の近道にもなりそう。<リビングにランドセル置き場を>親の目が届くリビング学習は子どもの学習習慣のためにもまず身につけさせたいもの。その習慣をつけるためにも、リビングにランドセル置き場を作ることは大切です。リビングに置いておけば、宿題をするときもわざわざ子供部屋に勉強道具を取りに行かなくても大丈夫。勉強のハードルを低くすることができる秘訣です。パパやママも気軽に勉強のお手伝いが出来ますよ。T字は向い合せでランドセルがかけられるので、兄弟・姉妹で一緒に使えます。<ごちゃごちゃ物を置きたくない玄関に>お客さまの目に触れることも多い玄関はいつだってすっきりしておきたいもの。でもそんな玄関ほど、コートやマフラー、子どもたちのバッグなどを置いておきたいものですよね。「smartランドセルハンガー」はランドセル以外の色々なものも引っ掛けられるので、保育園などの制服やバックの収納にも役立ちます。パパのジャケットだってシワにならずに吊るすことができますよ。家族のお悩みがすっきり解決する、 「smartランドセルハンガー」 。ぜひこんなアイテムで春の入園・入学準備を万端にしてみませんか?【ご紹介したアイテム】 ⇒ smartランドセルハンガー/スマート 5,940円(税込) 暮らしのはなし こどもと暮らす お片付け
2018年02月15日ランドセルや大人用革製品が人気の〔土屋鞄〕。現在、職人の手仕事を体感できる子ども向けのプログラム「まいにちWORKSHOP」を開催中なんです。3歳くらいの小さな子から小学生までのお子さんなら誰でも参加でき、親子で一緒に革小物をつくりながら「ものづくりの心」をはぐくむことができるイベントです。そんな気になる〔土屋鞄〕のワークショップに、子どもと一緒に参加してきました。「ものづくりってどんなことをするの?」「何ができるの?」、そんな疑問にお答えできるよう、実体験をもとにレポートします!ランドセル〔土屋鞄〕の「まいにちワークショップ」って?「職人さんがひとつひとつ丁寧につくるランドセル」で人気の〔土屋鞄〕。シンプルで上品なデザインと長く使える頑丈さを備えた、年代を問わず愛される製品を生み出しています。「まいにちWORKSHOP」は、〔土屋鞄〕の全国10の童具店にて行われる、ものづくりワークショップ。職人さながらの手仕事を経験することで、ものづくりの楽しさを体感し、家族の思い出づくりにもなるイベントなんです。今回うかがったのは〔土屋鞄製造所童具店・横浜〕。お店に到着すると迎えてくれたのは、店長の伊藤さんです。ワークショップは伊藤さんをはじめとして、スタッフのみなさん持ち回りで担当されているのだそう。切ったり、貼ったり、トンカチで叩いたりあっという間の45分体験したのは、11月のワークショップ「革のにがおえキーホルダーをつくろう!」。店内にあるスペースにて行われるワークショップです。お店に着いたら、まずはエプロンをつけて準備をしましょう。「このエプロンも、職人が実際に使っているエプロンと同じものなんですよ」と伊藤さん。デニム地のしっかりした生地は、職人気分を盛り上げてくれます!ワークショップの内容は月ごとに変わりますが、革のにがおえキーホルダーは工程が多く、作りごたえのある人気のプログラムなのだそう。使用する革は、ランドセルに使われている革と同じもの。髪の形や目の位置を決めて、切ったり、貼ったり、トンカチで叩いたり……。ワークショップの時間は約45分。子どもだけでは難しい作業は、手伝ってもらいながらじっくりと行います。珍しい道具を興味津々の様子で見つめる姿や、集中して作業する姿……。親としても、子どもの新たな一面を見られると嬉しいですよね。自分だけの革小物のできあがりに思わずニッコリさて、コツコツと作業を進めたら、自分だけのにがおえキーホルダーが完成!同じ材料を使っても、そのできあがりは子どもの個性によって違うもの。子ども同士で見せ合いっこをしながら、見比べる姿はとても微笑ましいものです。「つくった感想は?」と子ども自身に聞いてみると、「トントン叩くのが楽しかった」「またやりたい!」「次はピンクの革を使いたい!」といった感想が次々に出てきました。パンチを使って革に穴をあける作業やトンカチで叩く作業は、自宅ではなかなか経験できないこと。初めて見る珍しい道具も多く、貴重な「ものづくりの体験」になったようです。12月のワークショップは「革のくつしたオーナメントをつくろう」12月のワークショップは、この時期ならではのクリスマスらしさが感じられる「革のくつしたオーナメントをつくろう」です。画像提供:土屋鞄製造所ワークショップの参加者は、ランドセルの下見も兼ねて訪れる年中さんや、ランドセルを購入したばかりの年長さんくらいの子が一番多いのだそう。もちろん小学生も参加OK。未就園児から参加は可能ですので、兄弟で参加してもいいですね。「プログラムが変わるとまた来てくださるお客様もいます。来月もぜひ来てくださいね!」と笑顔で見送られ、次のワークショップにも参加したくなった様子の子どもたちでした!家族の思い出づくりプロジェクト~「あつまれ!ちびっこ職人」土屋鞄では「家族の思い出づくりプロジェクト」として、ワークショップ以外にも「ランドセルフォトコンテスト」や「ちびっこデザイナー募集」など、さまざまな企画が行われます。ワークショップに参加されたご家族にオススメなのは、「#ちびっこ職人部Instagramキャンペーン」。参加後に「#ちびっこ職人部」のハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿すると、ちびっこ職人部の仲間入り。抽選で土屋鞄オリジナルグッズのプレゼントが当たりますので、ぜひチャレンジしてみてください。さあ、あつまれ、ちびっこ職人!【土屋鞄まいにちWORKSHOP】●開催期間:2017年10月~2018年4月●開催会場:全国10の土屋鞄童具店●参加費:無料●参加方法:開催店舗へ電話にて予約※詳しくは公式ホームページでご確認ください。イベント詳細はこちら土屋鞄公式HPはこちら●ライター下川尚子
2017年12月18日子どもの小学校への入学準備に欠かせないのが“ランドセル”ですよね。最近では『ラン活』(=ランドセル活動)という言葉が登場しているように、ランドセルの購入時期は年々早まっており、この時期がピークなんだとか。そこで、今年のランドセルのトレンドをチェックすべく、LIMIA編集部で、イオンの〔新1年生ランドセル試着会〕に行ってきました!イオン〔新1年生ランドセル試着会〕でトレンドをチェック!最近では、ランドセルはお盆の時期に購入するのがメジャーになってきているそうです。ラン活がピークを迎えている今、実際にイオン〔新1年生ランドセル試着会〕に行って、ランドセルのトレンドを調査してみました♪「軽くて持ちやすい」と幼稚園児に大人気の《トップバリュかるすぽランドセル》。今年は、新作を加えトップバリュ、メーカーのランドセルを合わせて最大約250種類ものランドセルが発売されています。今年のトレンドカラーを聞いてみました♪女の子はピンクやパープルのかわいい色とブラウンやキャメルの大人っぽい落ち着いたカラーが人気!男の子はブラックはもちろんのこと、ブルーやグリーンを手に取る子が多いそうです。特に、フェミニンさの中にもエレガントで上品な感じがあるパープルは、昨年より人気上昇中だそうですよ♪花柄の刺繍や、ハート型の金具がかわいいですよね!おしゃれが大好きな女の子にはぴったりです。子どもの通学や放課後の過ごし方などのライフスタイルにあわせて、もっとランドセルが使いやすいものとなるように、機能性に優れた新しい《トップバリュかるすぽランドセル》が仲間入りしました。詳しくご紹介していきます♪《トップバリュ かるすぽランドセル》とはイオンは、2001年にランドセル業界初となる24色のカラー展開がある《イオンの24色ランドセル》を発売して以来、流行や子どもの好みに合わせたランドセル選びを提案しています。2010年からは、A4クリアファイル(現在はA4フラットファイル)が入るランドセル《トップバリュかるすぽランドセル》でデザイン性だけでなく機能性も兼ね備えられたランドセルが開発されています。今では、300万人を超える子どもがイオンのランドセルを使っているんです!新しいランドセルは子どもの“快適さ”が大切にされています素材と縫製にこだわってつくられたトップバリュのランドセル。今年の新作2点は、より子どもの“快適さ”が大切にされるような、新たなスタイルを提案している商品です。・《トップバリュセレクトかるすぽみらいポケットフラットキューブ》《トップバリュセレクトかるすぽみらいポケットフラットキューブ》の小マチは3cmから8cmまで拡張し、大マチは12.5cmあります。大マチと小マチあわせて最大20,5cmになるので、教科書やノートなどの勉強道具のほかに水筒や体操着、給食着、上履きなどの学校生活に必要な荷物が全て入れることが可能です。余計な手提げバッグを持つ必要がないので、両手が空いた状態になります。子どもの安全で快適な通学につながりますよね!・《トップバリュ3STYLEランドセル》従来の「背負う」のほかに「掛ける」「持つ」の3スタイルで使用できるランドセルです。従来のランドセルの肩ベルトの他に、ショルダーバッグになるようにショルダーストラップがついています。手提げかばんのように「持つ」スタイルや、ショルダーバッグのように「掛ける」スタイルは、満員の電車やバスで通学する子どもにとって便利ですよね。手提げかばんのように「持つ」スタイルや、ショルダーバッグのように「掛ける」スタイルにすると、子どもからランドセルを預かったときに、大人も持ちやすくなります。子どもたちの満面の笑みがあふれる試着会でした!試着会では、子どもたちが思い思いにランドセルを手に取り、ランドセルを試着していました。子どもたちに人気のカラーは、トレンドカラーといわれているシンプルで落ち着いた色味でした。特に、キャメルやパープルのランドセルを手に取っている子どもたちが多くいたように感じられます。自分にぴったりなランドセルを見つけようと、真剣な表情でランドセルを手に取っている子どももいました。子どもの好みや個性はそれぞれ。ランドセルを選ぶときは、家族だけで決めてしまうのではなく、子どもとよく話し合ってから決めたてあげたいですよね。家族で子どものランドセルを選んでみませんか?今、2018年モデルトップバリュセレクトランドセルを購入すると、個人賠償責任保証最高1億円の「プレゼント保険(個人賠償責任危険補償特約付き傷害総合保険)」が特典で付いてくるので、お得ですよ。ランドセルは6年間使い続けるものだからこそ、子どもだけでなく家族にとっても後悔しないものを選びたいですよね。家族がそろって買い物に行きやすいこの時期に、ランドセルを選んでみてはいかがでしょうか!イオンのランドセルを見てみる!
2017年09月15日「ランドセル買う?買わない?」ってどういう意味?小学校に入学する時にほとんどの子がランドセルを買ってもらうと思います。私も長男が生まれた時、この先待っている楽しみな行事の一つにランドセルの購入がありました。ランドセルの購入は小学生になるまで無事成長してくれたお祝いの意味もあると思います。ランドセルを背負った姿を見るのを楽しみにしている家族も多いのではないでしょうか?『光とともに…』(戸部けいこ/著)の中に、何度かランドセルを買うか買わないか、という話題が出てきます。特に印象的なのは、就学を前にするママの「うちはもうランドセル買ったよ」という言葉。Upload By モンズースーUpload By モンズースーこれを読んだとき「ランドセル?皆買うんじゃないの?」と少し不思議でした。Upload By モンズースーランドセルを買うかは「特別支援学校へ進むかどうか…」Upload By モンズースーUpload By モンズースー支援を受ける子のママ達と話す中で、特別支援学校ではランドセルを使わないと知り納得しました。ランドセルを買うかどうかは「特別支援学校へ進むかどうか…」という意味だったのです。ランドセルを買ってあげたい親心。でも障害児の進学先はなかなか決まらないこともUpload By モンズースー最近では6月ごろから新作が販売されるランドセル。周囲がランドセルの購入の話をしていますが、まだその時期には発達の遅れのある子たちは就学先が決まっていません。光くんのように、3学期になっても特別支援学校か地域の小学校か進路が決まらず、ランドセルが買えなかったという子の話も以前聞きました。来年1年生になる長男。どうなるランドセル問題Upload By モンズースー来年就学を迎える長男。「進路が決まる前に買っていいのかな?」「地域の小学校に入学できると考えて大丈夫なのかな?」と我が家でも複雑な気持ちです。そんな中、同じような境遇のママが「特別支援学校に決まったら好きなカバンが選べるから楽しみ」と話してくれました。周囲と形は違うかもしれないけど、それぞれ成長を祝う環境があるのだと気づかされました。※このコラムは『光とともに・・・~自閉症児を抱えて~』の場面の中から発達障害の事例を取り上げてご紹介しています。秋田書店『フォアミセス』誌でも掲載しています。よかったらお手にとってご覧くださいね!フォアミセス|秋田書店
2017年09月02日我が家も「ラン活」開始!でも少し不安なことも…出典 : 「毎年前倒しになっている」と噂のランドセル商戦。気に入ったデザインのものは早めにゲットしなければあっという間に売り切れてしまうのだそうです。昨年の夏には我が家も例に漏れず、子供のランドセルを選んで購入する、通称「ラン活」をスタート!実はこれでも遅いそうなのです。正直私の中では「行く学校がまだ決まってないのに、ランドセルを買ってしまっていいのだろうか…?」となかなか踏み出せずにいたのでした。当時、自閉症スペクトラム・ADHD・知的障害のある長男の、就学相談真っ只中。私の壮大な「ブレ」によって希望進路を「支援級」→「通常級」→「やっぱり支援級」とウロウロしていた頃でもありました。特別支援支援学級の中にはランドセル必須でない学級もあるようでしたし、もし特別支援学校に進学する場合、長男の学区ではランドセルではなくリュックになります。張り切ってランドセルを買っても無駄になるのでは…そんなことを思いながらも、「小学1年生の象徴」とも言えるピカピカのランドセルを背負う姿を見たい気持ちで、心をゆさぶられていました。まんざらでもない表情で試着する長男。そんな顔を見せられたら…!!出典 : ある日、義母と一緒に大型スーパーのランドセル売り場へ行くことになりました。スーパーに着くと、長男、主人、義母の3人からなるランドセル試着チームが結成されます。私はというと、試着を待っていられない次男と一緒にスーパー内をウロウロ。そんな折に試着チームからは、長男がランドセルを背負う姿の写真が送られてきます。絶対に背負うのを嫌がると思ったのに、まんざらでもない表情の長男。後から聞いた話では、長男の好きな「黄色」のデザインが入ったランドセルだけ気に入り、唯一それだけ試着したそうです。「このランドセルなら背負うから買ってあげようか」「でも、もしかしたらランドセルの要らない学校に行くかもしれないし…」「支援学校だとランドセル必要ないけど、支援学校には入学しないでしょ。支援級か普通級ならランドセルでいいんだよね。」そんな家族会議を経て、最終的にそのランドセルを買ってもらうことになりました。そして入学!ランドセルの行方は・・・出典 : そして、結論から申し上げますとそのランドセルは入学式の写真撮影時、たった1回しか使っておりません長男は当時のおおかたの予想を覆し、ランドセルを使う「通常学級」でも「特別支援学級」でもなく、リュックで登校する「特別支援学校」に入学したのです。長男の通う特別支援学校では、扱いやすく、すべての荷物が中に入る、45L程度の登山用リュックを購入することになっています。45Lって…背負えるのかしら?と不安になりましたが、体の小さい1年生たちも一生懸命自分で背負って登校しているようです。教科書やノートではなく着替えや給食セットが主な荷物ですので、リュック登校はランドセルよりずっと理にかなっているわけです。が、しかし、我が家の片隅でまあまあな存在感を放つランドセル…。買って頂いたものでもあるし、それなりに愛着も湧いてしまったので誰かにお譲りする気持ちにもなれず…。次男の入学式で使うまでは箱に入れたままになりそうです。入学準備はどうぞ急がず焦らず確実に…。出典 : というわけで、我が家のラン活はちょっと残念な結末を迎えてしましました。とはいえ我が家の場合、支援学校への進学が決まったのが新学期ギリギリだったので仕方ないかな、と思っています。今小学校の進路に迷われている方はどうぞ我が家と同じルートを辿られませんように、ランドセルに限らず、進学の可能性がある学校指定の持ち物は早めにチェックされることをおすすめします。そして、購入はできるだけ「進学先が決まってから」にされると安心ですよ!と、身を呈してお伝えしたいと思います(笑)
2017年06月26日「息子のランドセルはなんだか自分が昔に背負っていたものと比べて大きくなっているみたいで、4月に小学校に入学したばかりの息子が背負うと、大きさと重みで歩くのもツラそうで……」 「3年生になって理科などの科目が増えて、ランドセルの中身がグッと重くなったようです。帰ってくると、長女は『あ〜腰が痛い。お母さん、シップ貼って!』なんて言うんですよ……」 これは、小学校低学年から中学年までの子どもを持つ母たちの声だ。小学生の“象徴”ともいえるランドセル。6年間、子どもたちが何度も何度も背負い込むランドセルが、近年、大きくなっているという。 「学校の教科書やプリントのサイズが変更になり、そのサイズへの対応が必要となってから、当社では縦3センチ、横2センチ大きくなりました」 そう語るのはランドセル「ふわりぃ」が人気の、ランドセルメーカー「協和」の広報担当者。色やデザインのバリエーションも増えて格段にオシャレになったが、規格そのものも変化しているようだ。 愛知県の小中学生対象の学習塾「未来義塾」塾長の守田智司さんは、ランドセルが大きくなった背景について次のように話す。 「インターネットで調べものをする機会が増え、資料を従来のB4、B5ではなくA4でプリントアウトすることが多くなったことが挙げられると思います。しかし最大の理由は、文部科学省が告示する学習指導要領の改定で、’11年度より教科書が厚く、大型化したことです。上下巻だったものが合本になって分厚くなるなど、昔に比べて2倍近くの重さで登下校しなければいけなくなりました」 教科書出版「学校図書」の担当者に、現在の教科書の“重量化”について聞いてみた。 「学習指導要領の大幅改定で、’02年に小中学校の学習内容が3割削減されました。この時期が『ゆとり教育』でページ数が少ないピークでした。その後、当社ではたとえば『小学校理科6年』の教科書が’02年には上下巻合計で100ページ、B5サイズだったのが’05年には合本。さらに’11年の“脱ゆとり”で182ページに増え、サイズもAB判に。そして最新版は、217ページです」 そのほか、各社の教科書も“脱ゆとり”の波を受け、軒並み増ページしているという。“重すぎるランドセル”は子どもの発育や健康に、問題はないのだろうか……。米国ハーバード大学元研究員でボストン在住の内科医・大西睦子さんは、次のように解説する。 「’10年のカリフォルニア大学の研究者らによる調査では、バックパック(日本のランドセルに該当)の負荷は、子どもの背中痛の原因となり、腰椎椎間板の変形などに影響する可能性が指摘されています。また、’12年のスペインの研究者らの報告では、調査対象のうちの60%以上が体重の10%を超えるバックパックを背負っている現状が明らかに。そして調査対象の約25%の子が年に15日以上の腰痛を経験していました」 日本の子どもたちと同様の悲鳴を前に、荷物の重量を法で制限する地域もある。 「’14年にカリフォルニア州では、小学生向けのバックパックの重量を制限する法案を可決しました。そのガイドラインでは、『子どもに体重の10%以上の重さのバックパックを持たせないようにする』とあります」(大西さん) そこで、本誌記者たちが、わが子の教科書入りのランドセルを重量計にのせてみると……。なんと、記者の子どもたちはそろって体重の10%を超えるランドセルを背負っていた! 東京都・渋谷区の「Dr.KAKUKOスポーツクリニック」院長の中村格子さんは、近年子どもたちの腰痛や骨折が増えている、と語る。 「子どもたちの日ごろの姿勢の悪さや、運動不足も影響していると思います。ランドセルが重くなりそうだったら、ランドセルに手提げをプラスして、左右の手に荷物を分けたりしたほうがいいですね。一点に負荷が重くかからないようにすることが大事です」 そして、ランドセルの背負い方を「保護者がキチンとみてあげるべき」と続ける。 「ファッションでストラップを長くしたりして、体にランドセルが密着していない子が多い。すると首や腰の骨に悪影響が出ます。小学校6年間で身長は30センチ近く伸びますから、成長とともに、ストラップの長さが合っているかどうか、保護者がチェックしてほしいと思います」(中村さん) 大型化、重量化する教科書に対し、ランドセルメーカーも技術革新を迫られている。 「6年間使うランドセルですので、耐久性を保ちながら軽量化する工夫を重ねてきました。縫製の技術を大幅に進歩させて、サイズが大きくなっても重量はキープか、より軽いものを製品化しました」(前出・「協和」広報担当者) しかしいくらランドセル自体が軽くなっても、教科書が重ければ、子どもたちは「腰が痛い!」と小学生とは思えないような悩みを持つハメに。“脱ゆとり”で勉強に励むのはもちろん大切。でも、子どもたちの体には“ゆとり”ある教科書でもいいのかも。
2017年06月19日来年はいよいよ1年生。年長のお子さまがいらっしゃるご家庭は、そろそろ「ランドセル」の購入について考えているのではないでしょうか。子どもにとっても、親にとっても一生に一度のランドセル。既製品から選ぶのもいいけれど、お子さまの好みやママ・パパの想いを織り込みながら、親子一緒に考えられるオーダーメイドサービスも気になるところ。そこで編集部では、ランドセルのオーダーメイドサービスについて調査。どんなランドセルができあがるのか、実際に体験してもらいました!さっそくイージーオーダーランドセルを作ってみよう!今回、世界にひとつだけのランドセルづくりに取り組んでくれたのは、井ノ上さん親子。井ノ上さんは九州出身、現在は横浜暮らしの3人家族。娘さん(5歳)は、今年になってサッカーを始めたとか! そんな、元気いっぱいの娘さんのために、愛情いっぱいのオリジナルランドセルが作れる「ふわりぃイージーオーダーランドセル」に挑戦です。まずは親子一緒に、ご自宅のパソコンで 「ふわりぃイージーオーダーランドセル」サイト にアクセス。イージーオーダーには、7つの項目が用意されています。最初に、「エンブレムモチーフ」か「ハートモチーフ」の選択。ハートデザインが大好きな娘さんは、「ハートの模様はあればあるほどうれしい!」と、迷わず「ハートモチーフ」をチョイス! 次は最も印象を決める「本体カラー」と「へりカラー」選び。井ノ上さんは大人っぽさもある「キャメル」を勧めますが、娘さんは「スミレ色」と「パステルピンク」の組み合わせを断固希望。「子どもが好きなものを買ってあげたほうが、大切に使ってくれるだろうから(笑)」とママが折れて、娘さんの希望色に決定します。「ステッチカラー」は、パステルカラーの統一感を出すために「ピンク」。「背中カラー」の部分は爽やかにフィットする「イエロー」を。次は、ランドセルの内装デザイン。6種類の選択肢があり、迷う二人。最終的には可愛さ重視で、ピンク色の「リボン」をチョイスしました!続いては、ランドセルの一番目立つ部分で光る“鋲”のデザインです。「他のハート部分を引き立てるためにも、ここはシンプルでいいんじゃない?」など、旦那さんからの意見も盛り込みながら、安全に配慮したライト反射機能もある「丸反射鋲」を選びました。最後に「メタルプレート」の名前表記を決め、全7過程が終了! シュミレーションしながら、家族みんなの意見を反映させて、トータル20分ほどで終了しました。ここからママ・パパが登場!! 注文したランドセルをママ・パパが作れる、手作りイベントに参加!通常注文では、オーダーしたあと商品が届くのを待つのみですが、今回は「ふわりぃランドセルの限定企画「手作りイベント」 →詳細はこちら 」で、注文したランドセルを実際に工場で両親が作れるキャンペーンを体験させてもらいました!お邪魔したのは、ランドセルでは歴史のある株式会社協和の千葉工場。日本に数台しかない最新鋭の機械を備え、総勢130人の職人さんが年間20万個、約100種類ものランドセル作りに取り組んでいるという、歴史ある工場です。どんな工程を担当できるのか、ワクワクしていた井ノ上さん。最初はランドセルのカバー部分の時間割などを入れるメッシュ地の「ネット」を取り付ける工程からスタートしました。丁寧に伸ばしながら、パーツを貼っていきます。続いては、肩ひも(バンド)作り。根元の部分に、カシメと呼ばれる専用の鋲を打ち込みます。付着したのりなどを丁寧に拭き取り、ビニールカバーを付けたら肩ひも部分の完成!その間に職人さんが「反射材」を縫い付けておいてくれたカバー部分を、井ノ上さんの手で大きなミシンにセット。専用のミシンが鮮やかな波模様を縫い上げていく様に、一同「おお!すごい!」と感嘆の声。それから熟練の職人さんの手で、ふち縫いも施されます。カバー部分が仕上がったら、次はマグネット錠が付いている先端部分を取り付けていきます。取っ手部分を穴に差し込み、鋲を打ってしっかり固定。「ふわりぃランドセル」のタグやカバンの内面となる生地部分も、井ノ上さん自身の手によって丁寧に貼り付けていきます。続いては、ランドセルの背中部分。肩ひもの付け根にある「背カン」という部分を作っていきます。井ノ上さんは「鋲を打つ」「ウレタンシールを貼る」といった作業を担当。鋲打ちは毎回、一発勝負。「緊張します!」と笑いながらも、眼差しは真剣です。「背裏を返す」「本体と背中を縫い合わせる」といった難しい工程は職人さんにお任せ。「ランドセルの形がどんどん出来上がっていくのを見ていると、本当に貴重な体験をしているんだなあと実感しますね!」と興味深く工程を見つめる井ノ上さん。最終仕上げ段階へ。「ランドセルについた、のりや細かな汚れを拭き取る」という作業を行います。職人さんの丁寧な指導を受けながら、専用のクリーナーを使い、15分近くかけて丁寧に磨き上げていきます。肩ひも部分を、専用器の機具を使ってランドセル本体にセット。カバーに時間割を入れ、ネームプレートを取り付け、ベテランの職人さんの厳しい目で検査を行います。最後は井ノ上さんの手でビニールや帯をつけて梱包し、ついに完成です!!思っていた以上に手作り感があり、ママも感動ひとしお!仮止めや鋲打ちなども自ら行い、ランドセルを磨き上げる工程なども体験できたことで、「思っていた以上に“ママが作った感”満載ですね」と感動ひとしおの井ノ上さん。「ランドセルに対して、自分がこんなに愛着が湧くとは思いませんでした(笑)」。完成したランドセルをそのまま持って帰れるのも、今回のキャンペーンの嬉しい点のひとつです。ランドセル作りを体験したママやパパの興奮をそのまま、お子さんに伝えることができそうですね。井ノ上さん曰く、最初に工場に入ってランドセルの材料を見た瞬間は、「こんなバラバラのところから完成させられるの…?」と内心、半信半疑だったとか。しかし実際に組み上げられていく工程を見るうちに、「こんなにもたくさんの人の手と工程を経て完成するんだな…」と、感動すら覚えたそうです。ついに手渡しの瞬間! お子様は大喜び、ママ・パパは大感動! オンラインでオーダーを終えた後、2日に一度は「ねえ、ランドセル来ないの?」と尋ねてくるほど、到着を心待ちにしていたという娘さん。井ノ上さんは「今の時期に渡してしまったら、保育園にまで背負っていきそうで怖いです(笑)」と心配しつつも、工場で作ってそのまま持ち帰ったランドセルを、その夜、サプライズで贈ったそうです。娘さんは、「嬉しい!可愛い!」と大興奮。「お母さんが作ってくれたの!? 大事に使う!」と小学生になる喜びを噛み締めていたそうです。井ノ上さん自身も「娘の喜ぶ顔を見ていたら、感動して涙が出てしまった」とのこと。「親子の思いが詰まった大切なランドセルになりました。娘にとって、自分でオーダーしたものを楽しみに待つという体験も良かったです。これから6年間ランドセルを使う中で、“自分が選んで、ママが作ってくれた”と思い返してくれる瞬間が来ることを楽しみにしています」と、感慨深げな様子でした。“世界にひとつだけのランドセル”で、かけがえのない思い出づくりを!「ふわりぃランドセル」は、60年の長い歴史を持つ協和ランドセルのなかでも、肩ひもの柔らかくふんわりとしたフィット感にこだわり抜き、軽さと可愛らしさで大人気のブランド。デザインはもちろん、お子様の「安心・安全・快適」にこだわり、細部まで様々なアイデアと工夫が凝らされています。幅広い価格帯のランドセルが登場している昨今ですが、協和は「6万円以上のものは作らない」という信念を貫き、多くの子どもたちに届けられるランドセル作りに真摯に取り組んでいる会社です。「物を大切に使って欲しい」という企業メッセージを伝えるため、6年間使い続けられるデザインと耐久性にもこだわっています。「ランドセル」は、オランダのリュック「ランセル」を由来としながらも、日本の小学生にしかない唯一無二の教育文化として、世界からも注目されています。小学校入学は、大きな節目を迎え、生まれてからのお子さんの成長を噛みしめる瞬間でもありますよね。皆さんもランドセルのオーダーメイド製作を通じて、親子の心に残る、楽しく有意義な思い出作りをしてみてはいかがでしょうか。特別企画:愛情いっぱい、手づくりランドセルランドセルメーカー協和が始める、イージーオーダーランドセルをご注文いただいたお客様限定の特別企画。世界で本当に一つだけの、思いがいっぱい詰まった「手づくりランドセル」を職人と一緒に作ってみませんか。 ふわりいイージーオーダーランドセル¥51,840(税込価格) ◆詳細はこちら>> PR:株式会社 協和
2017年06月16日子どもが来年から小学校に入学! となると、真っ先に準備すべきものといえば「ランドセル」。6年間使う大切な鞄だからこそ、失敗のないように選びたいものです。最近では人気のランドセルの争奪戦を「ラン活」と呼ばれたりもしています。そこで今回は、ランドセルを選ぶときに注目したいポイントをまとめてみました。我が子の門出を応援するプレゼントとして、ベストなランドセルを見つけましょう。 最適なランドセルを見つける! ラン活前の4つのチェックポイント(1)素材ランドセルに使用される素材は主に「人工皮革」「牛革」「コードバン」の3つです。 ・人工皮革1kg前後と軽量で雨や汚れに強く、お手入れが簡単。リーズナブルでデザインが豊富な点も魅力。ただし、経年劣化には最も弱いタイプです。 ・牛革1.3kg前後とずっしり感があり、丈夫で衝撃に強い素材。使うたびに風合いが出て馴染んできます。耐水性に弱いため、雨に注意が必要です。 ・コードバン(馬のお尻の革)牛革と同じ1.3kg前後。艶があり、高級感はダントツ。耐久性は抜群ですが、値段が高く手を出しにくいタイプ。雨に弱く傷が目立ちやすいため、定期的なお手入れが必要です。 (2)値段1万円台~10万円超のものまでピンキリですが、3~5万円の価格帯が全体の売り上げの7割以上。一番人気の4万円台は種類が多く、カラーやデザインのバリエーションも豊富です。 なかには1~2万円台の安価なものもありますが、あまりに安いと6年間もたない可能性も。逆に「高ければ高いほどイイ」ということもなく、単にブランドの付加価値が加わっているだけというケースもあります。価格はあくまでも「予算の目安」として捉えましょう。(3)フィット感つい重量に気をとられてしまいがちですが、実はフィット感によって体への負担が大きく変わります。注目すべきは「肩ベルトの調節機能」と「クッション性」。この2つが備わっていると、数値的には重いランドセルでも軽く感じます。 (4)トレンド男の子は黒などのダークカラー×メタリックのコンビカラーが人気。紋章入りや近未来デザインが流行っています。女の子は赤に近いピンクが一番人気で、次に続くのがパステル系のパープル。花やプリンセスモチーフなど可憐なデザインが流行中です。 以上4つのポイントをチェックしながら選びますが、男の子と女の子で「より重視すべきポイント」は異なります。男の子は「素材」と「縫製」を重視 男の子は物の扱いが荒いですよね。帰宅してすぐにポイッとランドセルを放り投げる光景は、どこの家でも同じ。きっと外ではもっとヒドイ扱いをしているはずです。 そんな男の子へは、丈夫さ重視で選びましょう。素材はもちろん、縫製にも注目。ミシンで大量生産されている量販店のランドセルより、職人が手縫いで仕上げた専門鞄店のランドセルの方がほつれにくく、長持ちします。女の子は「色」と「デザイン」を重視 女の子は色やデザインで選ぶのがベスト。着る服は必ず自分で選ぶ! などこだわりが強い女の子には、特に見た目重視で選びましょう。 大切なのは、6年間飽きずに使えるかどうか。派手な色や個性的なデザインのものは飽きる可能性があるため、ある程度シンプルなものがいいでしょう。 刺繍入りランドセルも人気ですが、刺繍は革の強度や防水性を落としてしまうため要注意。ワンポイント程度のものにとどめておきましょう。 なかには好みの色やデザインを選べる「オーダーメイドランドセル」も。生産数の制限や期間限定のものが多いため、早めの注文をオススメします。保証内容は細かくチェックするのが吉 ランドセルで「6年保証」はスタンダード。でもその内容はさまざまです。壊れたときにどこまで修理してもらえるのか、長期の修理になったときに代わりのランドセルを貸し出してくれるサービスはあるかなど、細かくチェックしておきましょう。 最終的に大切なのは「使う本人の希望」 6年間ほぼ毎日使うからこそ、いろいろな意味で迷ってしまうランドセル選び。親子で意見が合わずになかなか決まらないというケースも多いようです。 我が家の場合は、まずはカタログをたくさん取り寄せて、親だけである程度厳選。そして3つほどに絞り込んだうえで子どもと一緒に実物を見に行き、試着をさせて、最終的には子ども自身に選ばせました。 愛着が湧いて大切に使ってもらえるかな…という期待はもちろん、「自分で選んだものは最後まで責任を持って使う」ことを、ランドセル選びを通じて教えることができたら…という願いも込めて。 ランドセル選びは、子どもにも親にも貴重な経験。しっかりポイントを押さえつつ、楽しんで選びましょう。
2017年06月16日色とりどりのバリエーション、刺しゅうやラインストーン、革の種類…。進化し続ける今どきのランドセルは、もはや選択肢が無限大!そんな中から「うちの子にピッタリの1点」を決めるのはなかなか大変。私がふたりの子どものランドセル選びをした時の反省点、成功だった点をまとめてみました。展示会場やお店についたらやること!展示会場やお店についたら、まずは“見るだけ”でぐるっと一周。その後に気になったモデルだけを背負わせれば、子どもも疲れません。手当たり次第に背負わせてどんどん写真を撮って行くと、後日写真を見直した時に「これ、すごくいいと思うけど、どのモデルだったっけ?」と分からなくなってしまうことも…。私は画像一覧のしおり代わりに、まずメーカー・品番・モデル・色などが書かれたプレートを撮影し、その次に子どもが背負った写真、そのランドセルの細部(サイドや後ろの刺しゅう、内装、内ポケットのかたちなど)を撮影するよう心がけました。子どもと意見が分かれたときは?娘(現在小3)は「手触りが気持ちよくてピカピカだから」という理由でコードバンを希望。しかし私は通学時間の長さと娘の体格を考えて少しでも軽いクラリーノを希望。娘が使うものなので好きなものを選ばせてあげたいけれど、まだ年長さんの子どもにいろいろな条件や、6年後までを見据えて選ぶというのはムリだろうし…。悩んだ末、お店の人に「(こういう条件なのですが)自分のお子さんが同じ状況だったらどれを選びますか?」と質問しました。そこは本革がウリの工房系ランドセルメーカーでしたが、「父親としてはクラリーノです」と意見をもらったのが決定打に。また、娘はカラフルな音譜やハートの刺しゅう入りを希望しましたが、私は高学年になると子どもっぽいのでは、と思いました。そこで「入園前、あなたはサブバッグやお弁当箱をアンパンマンで揃えたいって言ってたよね?でも今は、アンパンマンなんて赤ちゃんぽいと思うんでしょう?それと同じで、今ステキと思うものが6年生になってもステキと思うかどうかは分からないよ?」と話し、登下校する小学生たち、特に高学年のお姉さんたちの服装や持っているものを一緒に見学してみました。「6年間使えるものを選びなさい」という抽象的な言い方では分からないことも、入園前と今では自分の好みが変わっていること、高学年のお姉さんの姿を見たことで納得できたようです。候補を絞ってから本格的な見学スタートクラリーノの種類が豊富なメーカー、本革をウリにしているメーカーがあるため、最初にクラリーノか本革かを決めるだけでもお店を絞り込めます。メーカーによっては革見本を作っていて、先着順で郵送してくれるところもあります。カタログを見て気になるランドセルがピックアップできたら、お店で実際にランドセルを手にしながら使いやすさをチェック!現在の娘のランドセルを見ていて、オススメしたいと感じる3大ポイントは「荷物を下げるナスカンが両側についていること」「内ポケットにパスケースを取り付けるリールがあること」「上部にハンドルと呼ばれる持ち手があること」。読者ママはこうした! ランドセル購入データ「園児とママのデータvol.14」(2016年12月)より6年間大切に使える親子ともどもお気に入りの運命のランドセルに出合えますように。<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年05月13日「東京ディズニーリゾート®オリジナルランドセル」の受注がいよいよスタート!今年は、「プレミアムプラス」として、女の子に人気のアリエルを刺繍でデザインした豪華なランドセルが新登場しています。その他、華やかにディズニープリンセスをデザインした「プレミアムライン」やシンプルでキュートなデザインの「スタンダードライン」と合わせて、全8色が展開されています。気になる全カラーのデザインをご紹介!●プレミアムプラス ¥80,000 (税込・送料込)●プレミアムライン 各¥75,000 (税込・送料込)●スタンダードライン ¥58,000 (税込・送料込)すべてのラインは、A4フラットファイルが入るサイズで、内側のポケットはどこからでも開けることができるダブルファスナーを採用。教材や小物をたっぷり収納できるよう、機能性も重視しています。そして、「プレミアムプラス」の反射びょうはヒトデ、その他のラインはハートやミッキーマウスの形になっており、安全面を考慮しながらも、遊び心のある作りになっています。ディズニーキャラが施されたランドセルで、ハッピーな小学校生活を送れそうですね!■商品概要受注期間:2017年4月28日(金)〜10月1日(日)まで※状況に応じて受注締切を早める可能性がありますお届け時期:2018年2月下旬配送お届けエリア:日本全国 配送形態:本体+化粧箱+外箱(段ボール)の形態で配送いたします価格:プレミアムプラス/80,000 円(送料・税込)プレミアムライン/75,000 円(送料・税込)スタンダードライン/58,000 円(送料・税込)サイズ:外寸/横約 260mm×高さ約 345mm×奥行き約 215mm、内寸/横約 233mm×高さ約 310mm×奥行き約 110mm重量:プレミアムプラス/約 1.170g、プレミアムライン/約 1,170g、スタンダードライン/約 1,150gカラー展開:プレミアムプラス/パールブラウンプレミアムライン/パールピンク、パールサックス、パールラベンダー(3 色)スタンダードライン/ピンク、ラベンダー(新色)、ブラウン、ブラック(4 色)素材:人工皮革製機能(全型共通):A4 フラットファイル収納サイズ、機能的な背カン、ワンタッチオートロック錠前、通気性に優れた背あて、Dカン付き前ポケット付属品(全型共通):時間割表4枚、ネームカード4枚、オリジナルレインカバー(女の子用:ピンク、男の子用:ネイビー)受付店舗:東京ディズニーランド® 「ハウス・オブ・グリーティング」、東京ディズニーシー® 「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」商品情報HP:©Disney
2017年05月05日東京ディズニーリゾートでは来春小学校の入学を迎えるキッズ向けに、オリジナルデザインのランドセルの受注販売の受付を4月28日(金)に開始する。プレミアムからスタンダードまで、デザインや値段が異なる全8色を用意。多様なニーズに応えたラインナップだ。今年は「プレミアムプラス」として、女の子に人気のアリエルを刺繍でデザインした豪華なランドセルが新登場する。そのほか華やかにディズニープリンセスをデザインした「プレミアムライン」やシンプルでキュートなデザインの「スタンダードライン」と合わせて全8色を用意。それぞれ「プレミアムプラス」が80,000円(送料・税込)、「プレミアムライン」が75,000円(送料・税込)。「スタンダードライン」が58,000円(送料・税込)だ。すべてのラインはA4フラットファイルが入るサイズで、内側のポケットはどこからでも自由に開けることができるダブルファスナーを採用。教材や小物をたっぷり収納できる、機能性も重視して製造している。そして「プレミアムプラス」の反射びょうはヒトデ、そのほかのラインはハートやミッキーマウスの形に。安全面と遊び心を考慮した作りになっている。オリジナルランドセルの受付店舗は、東京ディズニーランドでは、「ハウス・オブ・グリーティング」、東京ディズニーシーでは、「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2017年05月02日最近は「ラン活(=ランドセル活動)」という言葉があるほど、ママたちの関心が高くなっているランドセル。まだ4月ですが、来年小学校に入学するご家庭はさまざまな情報を集めている時期ではないでしょうか?その中でも人気が高い「オーダーメイドランドセル」。こだわりがたっぷりつまったランドセルで1年生の新学期をスタートできるのは、嬉しいですよね。今回はそんな「オーダーメイドランドセル」を、パパママが作ることができる、特別なイベントをご紹介します。世界にひとつだけ! 「手作りランドセル」が作れるふわりぃランドセルで有名な株式会社協和が、世界にひとつだけの「手作りランドセル」が作れるイベントを開催します。このイベントは、2018年ご入学用にイージーオーダーランドセルをご注文された方への特別企画として、両親が子どものために注文したランドセルを、職人と一緒にランドセルを自分で作ることができる、まさに世界にひとつだけの「手作りランドセル」を作れる貴重なチャンスです。※手作り部分は一部の工程です。小学生にはなくてはならない大事なランドセルを自分の手でつくるランドセルは、大正天皇が学習院初等科にご入学の際、総理大臣伊藤博文公が初めてランドセルを贈ったとされる頃から、現在にいたるまで、大切な学習文化として長い歴史を持つ鞄です。日本では、どこからでも一目で小学生と認識できるなどといった良さもあり、機能性も高く、成長著しい6年間の骨格形成に安心と、この様な鞄は海外に例がないそうです。また、ランドセルは単なる鞄としてだけではなく、パパママがお子さんに「楽しい学校生活」を願う思いが込められています。わが子にどんなランドセルが良いかを親子で話し合い、話を交わす時間には多くの絆が生まれます。そんなランドセルを、パパママが手作りしてお子さんへプレゼントできる試みは、世界初! 世界で本当にひとつだけの「手作りランドセル」を作るイベントに参加してみませんか?<イベント概要>対象者:ふわりぃイージーオーダーランドセルをご注文くださったお客様限定実施内容:事前にWEBからサイトからご注文いただいた際にお申込み。かぶせ(ランドセルのふた)、背中、肩ひも、仕上げ、以上の4工程を職人と一緒に作り上げます。最後に、お名前と制作者、そして制作日を刻印した特注ネームプレートを取り付けて完成!ランドセルは完成後、当日お持ち帰りいただくことができます。制作時間:約3時間(集合時間13:00)参加費: 無料持ち物: 事前にご用意、当日ご持参いただく物はありません。場所: 株式会社協和 千葉工場 〒270-0213 千葉県野田市桐ケ作512 04-7196-1811\オーダー受付はコチラ/ PR:株式会社協和
2017年04月28日土屋鞄製造所(TSUCHIYA KABAN)が展開する、大人のための仕事鞄「大人ランドセル(OTONA RANDSEL)」に新型が登場。2016年10月29日(土)から予約受付を開始する。「大人ランドセル」は、土屋鞄がこれまで培ってきたランドセルづくりの技術を活かし、創業50年の節目に生まれたもの。2015年11月の発売当日には数時間で完売。その後、2016年1月、3月、6月、8月と再販売をしたが、いずれも即日完売が続いた人気アイテムだ。新型はワイドモデル。マチ幅は1cm広がり、収納力がひと回りアップし、外ポケットは長財布も入る大きさにサイズアップして、より機能性を向上させた。素材はハリのあるヌメ革と、しなやかなイタリア革の2素材を用意。それぞれブラウン・ブラックの2色展開で、2サイズずつ揃い、計8種のモデルがラインナップする。【アイテム詳細】土屋鞄製造所「大人ランドセル」全8種 各100,000円(税込)予約開始日:2016年10月29日(土) ※予約販売、後日配送。■ヌメ革・OTONA RANDSEL 001・OTONA RANDSEL 001wide■イタリア革・OTONA RANDSEL 002・OTONA RANDSEL 002wideカラー:ブラウン / ブラック取り扱い店舗:土屋鞄製造所 西新井本店、軽井澤工房店、白金店、丸の内店、自由が丘店、鎌倉店、横浜店、名古屋店、京都店、神戸店、福岡店、オンラインショップ※ランドセル専門店での取扱い無し。【問い合わせ先】TEL:03-5647-5123
2016年10月17日ビューティフルピープル(beautiful people)が10月8日、ブランドの新定番となるランドセルバッグの新作を発売する。今回発売されるのは、老舗ランドセルメーカーの協力のもと、ひとつひとつ丁寧な手仕事で作られた“大人のためのランドセルバッグ”の新色と新型。底まで一枚続きのかぶせやなめらかな曲線、背面のぷっくりとしたクッションなどのランドセルのディテールを取り入れながらも、エレガントでスタイリッシュなデザインに仕上げられた。ランドセルバッグ(12万5,000円)の新色の他、ランドセル型をコンパクトにしたようなデザインのショルダーバッグ(9万5,000円)、取り外し式のショルダーベルト付きで斜め掛けも可能なハンドバッグ(8万5,000円)、バッグと同じ牛革を使用した長財布(3万3,000円)とキーケース(1万8,000円)が販売される。
2016年09月21日ビューティフルピープル(beautiful people)の「ランドセルバッグ」に新色と新型が登場。2016年10月8日(土)より、ビューティフルピープル全店にて販売する。「ランドセルバッグ」は、老舗ランドセルメーカーの協力のもと、ひとつひとつ丁寧な手仕事で作られる“大人のためのランドセル”。底まで1枚続きのかぶせや、なめらかな曲線、背面のぷっくりとしたクッションなど、ランドセルのディテールを取り入れつつエレガントなデザインに仕上げている。新登場するのは、ショルダータイプとリトルトート、長財布、キーケースの4型。ショルダータイプは通常のランドセル型をコンパクトにしたデザインで、よりデイリーに使いやすい形に。ハンドバッグは、前面と背面にクッションのディテールを採用したふっくらとしたフォルム。取り外し式のショルダーベルトが付属し、斜め掛けもできるのが嬉しい。また、同じ牛革を使用した長財布とキーケースもラインナップ。ランドセルバッグの要素を濃縮した、クッション性のあるソフトなタッチ、愛らしい丸いフォルムが魅力だ。そのほか、「ランドセルバッグ」の新色も登場するので、合わせてチェックしてほしい。【概要】ビューティフルピープル「ランドセルバッグ」シリーズ発売日:2016年10月8日(土)取り扱い店舗:ビューティフルピープル 青山店、伊勢丹新宿店、イセタン クローゼット ルクア イーレ、阪急うめだ店、公式オンラインショップ価格:・ショルダーバッグ 95,000円+税カラー:グレージュ、ブラック、テラローザ×グレージュ、ネイビー×テラローザサイズ:H16cm×W25cm×D8cm ・ランドセルリトルトート 85,000円+税カラー:ブラック、テラローザ×グレージュ、ネイビー×テラローザサイズ:H19cm×W21cm×D5.5cm・ランドセルパース 33,000円+税カラー:グレージュ・ブラック、テラローザ・ネイビーサイズ:H11cm×W19cm×D3cm ・ランドセルキーケース 18,000円+税カラー:グレージュ、ブラック、テラローザ・ネイビーサイズ:H7cm×W10.5cm ・ランドセルバッグ(新色追加) 125,000円+税カラー:グレージュ、ブラック、テラローザ×グレージュ、ネイビー×テラローザサイズ:H28cm×W25cm×D9cm
2016年09月16日聞くところによると、最近のランドセル予約のピークは夏頃なんだそうですね。早い段階で完売予約受付終了となるブランドもあるのだとか。のんびり秋の終わり頃に選んでいた数年前とは何が違ってきているの? と驚いている時点で、すでにひと昔前感が否めない我が家のランドセル話になりますが、なにかしらのご参考になればと思い、お伝えします。入学式の帰り道。初めてのランドセルが嬉しくて、はしゃぐ長男。■子どもの好きな色のランドセルに初めてランドセルを選んだのは8年ほど前の秋。長女の小学校入学を前に「そろそろ机とランドセルを買わないとね」と、たまたま家に届いていた『ベネッセ』のカタログを主人と見ながら相談。長女:一年生のとき。 お気に入りのライトブラウンのランドセルで登校。当時はブランド情報がまだそれほど流れていなかったことや、夫婦とも「軽くて丈夫なランドセルがいい」程度しかこだわりもなかったことから、あっさり長女にカタログから好きな色を選んでもらい注文しました。価格は5~6万円くらいだったと記憶しています。そして、2度目のランドセル選びは4年後、約4年前の秋でした。相変わらずこだわりはないものの、なんとなく『土屋鞄』のカタログを取り寄せ、いちばんベーシックなタイプから本人の希望で色は黒に。こちらも価格は6万円くらいだったと思います。長男:1年生のとき。 「本当にいいの?」と何度も念押しして選んだ、定番の黒のランドセルを背負って。長女の時も長男の時も、いざランドセルを背負って学校に通い始めると、新生活に慣れることに親も子も必死で、ランドセルの使いやすさなどを気にかける余裕はなかったように思います。そして学年が上がるにつれ、ランドセルのことはほとんど意識外に……。それでも長女のランドセルの色は少し珍しかったので、下校時に姿を見つけやすくて便利だなぁと思ったことはありました(その程度でした)。 ■子どもたちにきいた「ランドセルの感想」は?現在、中学2年生の長女にランドセルの感想を聞いてみたところ、小学1、2年のころの記憶にランドセルのことはあまり残っていないことから、「おそらく満足していたはず」とのこと。3、4年になると好みが変わってきたため、「どうしてこの色を選んだんだろう?」と何度も思い、他のお友だちのランドセルの色を羨ましく感じたこともあったとか。5、6年になるとその気分も収まり、諦めも加わり、「ま、あと数年だし。愛着もあるし」と落ち着いた、ということでした。これまでランドセルについて話したこともなかったので、今ごろになって思っていたことを初めて知りました(汗)。右 長女:3年生のとき。「自分のランドセルの色が嫌だった」という。仲良しのお友だちも同じようなことを言っていたそうなので、おおむね女子はこのような変遷を辿るのかもしれませんね。それに女子は選べる色のバリエーションが豊富なため、あれこれ思うことも多くなるような気もします。ちなみに現在小学4年生の長男は、とくになんとも思っていない様子。ランドセルの色にこだわったところでと思っているのか、黒は多数派だしと思っているのか、女子とは意識が違うように感じます。重さについては、長女も長男も「比べたこともないし、何も感じたことはない」と言っています。ま、当然のような気も。ただ、勉強道具をギッシリ入れたランドセルを持ってみて、「こんなに重いのか!」と私が驚いたことは何度もあります。右 長男:3年生のとき。 男子は色の種類が少ないこともあってか、なにも気にしていないような……。ランドセルについて、子どもから不満を言われたことは一度もありません。お恥ずかしながら長女においては、気づくともう小学生時代が終わっていたー!! というのが正直な感想です。6年間は長いようで、振り返るとやはりアッという間でした。今でも長女と同じ色のランドセルを背負った小学生の姿を見ると、当時を思い出して懐かしく、ほんわかした気分になります。そういう意味でもランドセルは、やはり親にとっても特別なアイテムなんだと感じます。 ■セカンドストーリーは、アフガニスタンで卒業後、ランドセルをどうしようかと長女に相談したところ、予想通り「残しておいて!」との返事が。ただ、狭い我が家でランドセルを保存しておくのは厳しいものがあり、また、思い出の品をなんでもとっておくことが私は好きではないため、どうしようか思い悩んでネットで検索。そこで目に留まったのが、国際協力NGO「ジョイセフ」の『想い出のランドセルギフト』というプロジェクトでした。これはアフガニスタンの子どもたち、とくに女の子の就学に役立てるために、役割を終えたランドセルを寄贈するというもの。HPにはアフガニスタンの貧困の現状とともに、ランドセルを受け取った女の子たちが嬉しそうに勉強をしている写真などがアップされており、深く心を動かされました。同じくらいの歳の子をもつ母親として、少しでも現地のお友だちが学校に通えるようになればいいなと思い、すぐに長女に相談。HPを一緒に見ながら説明したところ、自分のランドセルがどう役に立つのかが理解できたようで、「送ってあげる!」ということになりました。未使用のノートや鉛筆、消しゴムなどの文房具をランドセルに詰めて寄贈。6年間使ってきたランドセルと「さよなら」するときは、小学時代の長女とお別れするようで寂しく切なくなりましたが、このランドセルを背負ったお友だちが楽しく学校に通う姿を想像すると、しんみりした気分は一気に晴れました。もちろん長男のランドセルも、同じようにアフガニスタンに送る予定です。だから長男には「大切に使ってね」と伝えています。長女4年生、長男1年生のとき。 ランドセルがすっかり馴染んだ長女と、まだまだ重そうに見える長男。今でもときどき、長女のランドセルはどんな子が使っているのかな? と考えることがあります。もう手元になく、思い出となったランドセルですが、遠い国で新たなランドセルストーリーが生まれているのかと思うと、ちょっとワクワクします。これからランドセルが届くみなさんには、どんなストーリーが待っているのでしょう。6~12歳という、素直で可愛い時期をともに過ごすランドセル。楽しいことがいっぱいありますように! と願いを込めて、子どもに贈りたいですね。 ジョイセフ>>
2016年09月13日三越伊勢丹のランドセルの販売が前年比140%ベースの売上で好調に推移している。今年、同社では昨年より約2週間早い6月15日からランドセルの販売を開始した。今年の最新ランドセル動向について、三越伊勢丹の担当バイヤーに話を聞いた。同バイヤーによれば、今年の売上のピークは3回あり、1回目はランドセルの販売をスタートした6月中旬、2回目は展開規模を拡大した7月上旬から、3回目はお盆の8月中旬で、それぞれ売れ筋にも特徴があるという。1回目のピークとなった6月中旬からの売れ筋は、子供服ブランドコキチカ(cokitica)と昭和10年創業の老舗ランドセル&鞄メーカー大峽製鞄(おおばせいほう)がコラボレーションした三越伊勢丹オリジナル「ニュースタンダードランドセル」(7万円)。カラーは全7色で展開していたが全て完売している。2回目のピークとなった7月上旬からの売れ筋は、ベーシックなデザインの「クラリーノキューブランドセル」(5万円)。人気の理由は、カラーバリエーションの豊富さや、ワンタッチロックと肩ひもを固定する部分をスライドし、成長に合わせたサイズ調整ができる“ミラくるっロック”など充実した機能面が挙げられるという。そして3回目のピークはお盆期間。お子さまが夏休みに入ったタイミングで下見をし、お盆期間中は親子3世代が揃って買い物をするお客様が多いためだ。お盆を前に、同社限定のランドセルを新たに投入。8月3日からは女の子向けの「内藤ルネ」のランドセル(6万9,000円)が2型販売された。ベーシック型のデザインには猫とフラワーをモチーフに。半かぶせ型に黒を配した落ち着いたバランスのカラリーングでサイドにあしらわれたルネガールのシルエットが大人っぽさを演出している。男の子向けランドセルでは、「ソフトカーボンランドセル」(12万円)が同日より発売された。軽さと高強度を兼ね備えた新素材カーボンが使用されたこのランドセルは、重さ約1,150gと軽量なのも魅力の一つ。取り外し可能なペンケースとポーチが付属されており、教科書とかさばることなく持ち運ぶことができる。なお、バイヤーによれば現状全店で一番人気の商品は、三越伊勢丹オリジナルの「パターンメイドランドセル(PATTERN MADE RANDOSERU)」(5万9,000円から)だという。型や素材、内装デザインなどを自分でカスタマイズでき、型はベーシック型とキューブ型から、素材はクラリーノ(人工皮革)、牛革(天然皮革)から選択できる。また、今年からかぶせ鋲とジップの引き手が選べるようになり、ネームプレートにお子様の名前を刻印できるオプションも加わり(別料金)、さらに豊富な組み合わせが選択できるようになった。自分だけのランドセルを作ることで個性を表現でき、愛着を持って使い続けられるように変化している。同バイヤーは「今年は例年に見られるように、ご家族の方が一方的にお決めになりお子さまに“納得させる”のではなく、お子様自身で“カスタマイズ”し、好みを反映させたデザイン性を重視した“オンリーワンのランドセル”が根強い人気だ」と話している。
2016年08月27日夏が近づいてくると少しずつ、テレビや店舗などでランドセルの広告を見かけるようになりますね。小学校入学を控えているお子さんにとって、ランドセルの購入はとても大事なイベントのひとつ。ひと昔前と異なり、今のランドセルは色やデザインのバリエーションが大幅に増えています。選びがいがある反面、いったいどれを買えばいいのか途方に暮れてしまいますよね。時には親子で意見が合わなかったりして、大げんかになってしまうこともあるようです。今回はそんな悩める新1年生のママさんたちに、ランドセル選びのポイントを徹底解説していきます。どうぞ参考にしてくださいね。●『大手メーカー系』『工房系』『カジュアル系』がランドセルの3大潮流現在流通しているランドセルは、およそ次の3つに分類されます。●大手メーカー系ランドセルテレビCMなどでおなじみのメーカーから出されているもの。百貨店や量販店で購入できます。価格は3万円〜10万円台で、5〜7万円程度のものが多い 。●工房系ランドセル革工房などが手作りで生産しているもの。シンプルであたたかみのあるデザイン、こだわりの素材などで主に親から支持されています 。大手メーカー系ランドセルよりも流通量が圧倒的に少ないため、人気店では販売と同時に売り切れることも。価格は高めで、中には数十万円もする高級ランドセルもあります。●カジュアル系ランドセル横長のデザインやナイロン素材など、従来のランドセルの常識にとらわれないもの。価格もさまざまで、安いものは1万円程度から購入することができます 。----------それぞれにメリット・デメリットがありますので、実際に見ることができるなら種類を越えてできるだけ多くのものに触れておくといいでしょう。●多くの家庭で子ども自身が最終決定をしているでは、皆さんいったいどのように選び、いくらで購入しているのでしょうか。ここでデータを見てみましょう。2016年、インテリア小売業大手の『ニトリ』がランドセル購入に関する調査を行いました。それによると、「ランドセルは子ども自身が選んだ」という家庭が最も多く、実に全体の74%も占めている ことが分かりました。また、実際の購入価格は“5万円〜6万円”が最多の30% 、ついで“3万円台”が24%、“4万円台”が20%となっています。決して安くない買い物ですが、最後の判断は使う本人に委ねる。そんな家庭像が浮き彫りになりますね。●トレンドカラーは茶色や紫! 差し色使いも注目ポイント女の子にとっては何よりも気になるのが色やデザインですね。店舗の販売員さんに、最近のトレンドについてたずねてみました。『定番カラー以外のランドセルは子どもたちから人気ですね。中でもここ数年で売上が急増しているのが、チョコ系やラベンダー系のもの 。今シーズンは特に、飾り部分に差し色を入れているコンビカラーのランドセルに注目が集まっています』(東京都の量販店/ランドセル売り場店員)ひと昔前と異なり、ランドセルのデザインやカラーは大幅に増えました。中には「これはちょっと……」というようなものもあるようですが、ある売り場主任からはこんな話が聞かれました。『代金を払うのはほとんどがおじいちゃん・おばあちゃんです。売り場でお子さんと親御さんの好みが分かれた場合、スポンサーであるおじいちゃん・おばあちゃんの多くはお子さんの好みのものを選びます。もしもお子さんが奇抜すぎるデザインのものを欲しがっていて困っているなら、売り場に来る前におじいちゃん・おばあちゃんと親御さんの間で口裏を合わせておいたほうが絶対にいい でしょうね(笑)』(東京都の百貨店ランドセル売り場主任)これは知っておいて損はない情報かもしれませんね。●後悔ポイントは“サイズ”や“色”……失敗した先輩ママの声すでに購入し、失敗だったと感じているママたちにもインタビューしてみました。どのような点をもっとチェックしておくべきだったと感じているのでしょうか。●(1)サイズ『A4ファイルが入ること。これは必須です。うちの子は小柄なので、ランドセルも少し小さめを購入してしまって失敗しました 。ファイルがすっぽり入らないので、手提げに入れて持っていくしかありません。通学途中かなりジャマになっているようです。あと、その手提げをしょっちゅう忘れてきます』(30代女性/4年生のママ)●(2)色『ラベンダーや水色はかわいいけれど汚れがとても目立つ 。中学年になった段階で黒ずんでしまっていてかわいそう。汚いと言われ、本人もイヤがっている』(40代女性/3年生のママ)●(3)見えないところの素材『見えない部分も要チェックです。値段の安さにつられて買ったものは、カブセの裏側などがペラペラの紙でできていました 。男の子のものなので耐久性にかけるのは非常に不安です』(30代女性/1年生のママ)という意見が多くあげられていました。----------いかがでしたか?ランドセルは6年間ものあいだ毎日使い、何度も開け閉めするものです。事前にしっかりチェックして、後悔のない選択をしたいものですね!●文/パピマミ編集部
2016年08月01日